ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 全米映画興行収入などの映画情報も紹介。

全米映画興行収入ランキング(10月第1週目新作予想) 【映画】

来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の作品。

×「Beverly Hills Chihuahua」(ファミリーコメディ)<3215館程度>
【監督】ラジャ・ゴスネル
【声優】ドリュー・バリモア、George Lopez
【内容】メキシコで休暇を過ごしていた甘やかされたチワワは道に迷って家に帰れなくなり、オスの友人チワワはそのチワワを救おうとする。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 7千万ドル
専門家の事前予想では、22.3〜27.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
予想通り2千万ドル台のオープニングを飾るだろう。
“犬”を題材にしたディズニーのファミリーコメディ。

ラジャ・ゴスネル監督作品は以下の通り。
☆97年「ホーム・アローン3」トータル31百万ドル
OP05→009→016→024→026
☆99年「25年目のキス」トータル55百万ドル
OP12→023→031→037→041
☆00年「ビッグ・ママス・ハウス」トータル118百万ドル
OP26→052→071→085→095
☆02年「スクービー・ドゥー」トータル153百万ドル
OP54→100→124→138→145
☆04年「スクービー・ドゥー2」トータル84百万ドル
OP29→050→063→072→077
☆05年「YOURS, MINE AND OURS」トータル53百万ドル(オープニング17百万ドル)
先24→034→041→045→048
1億ドル突破作品が2本ある優秀な監督。
今回は1億ドルには届かないまでも、「YOURS, MINE AND OURS」「25年目のキス」辺りは楽に超えそうだ。

“犬”を題材にした近年の映画は以下の通り。
☆06年「南極物語」トータル82百万ドル
OP20→45→59→67→73
☆06年「The Shaggy Dog」トータル61百万ドル
OP16→36→48→54→56
☆07年「Underdog」トータル44百万ドル
OP12→25→32→37→39
「南極物語」トータル82百万ドル以下、「The Shaggy Dog」トータル61百万ドル以上の7千万ドル程度が「Beverly Hills Chihuahua」の落ち着きどころか。
やや初動タイプと思われるので、粘りはないものと考えたい。


×「Nick and Norah's Infinite Playlist」(ヒューマンドラマ)<2421館程度>
【監督】Peter Sollett(主な代表作なし)
【主演】マイケル・セラ(「Juno」)、Kat Dennings(「The House Bunny」)
【内容】昔の彼女の前で、5分間自分の彼女のフリをしてもらうように頼む。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
専門家の事前予想では、14.0〜14.1百万ドルのオープニングを飾るとされている。
よくは分からないが、あまり魅力を感じないので、もうちょっと低いオープニングとなるのではないか。

マイケル・セラの試金石の一作となる。
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
2本の1億ドル突破作品に出演しているが、さすがにここまでのヒットは望みようがない。
4千万ドル程度稼ぐことができれば、若手俳優としては合格といえるのではないか。

内容が不明だが、比較になりそうなラブストーリーやラブコメディは以下の通り。
☆07年「噂のアゲメンに恋をした!」トータル35百万ドル
OP14→24→29→33→34
☆07年「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル
OP14→26→32→35→36
☆07年「恋とスフレと娘とわたし」トータル43百万ドル
OP13→26→33→38→40
☆07年「幸せのレシピ」トータル43百万ドル
OP12→24→32→37→39
☆07年「ライセンス・トゥ・ウェディング」トータル44百万ドル(オープニング10百万ドル)
先18→30→38→42→43
☆08年「近距離恋愛」トータル46百万ドル
OP18→27→34→39→43→45
☆07年「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル(オープニング14百万ドル)
先19→32→39→44→47
☆07年「P.S.アイラヴユー」トータル54百万ドル
OP06→24→39→47→50→52
☆08年「Forgetting Sarah Marshall」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→69→73
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
これらからもボーダーは4千万ドル程度と考えられる。
「噂のアゲメンに恋をした!」「The Heartbreak Kid」辺りを超えたいところだ。


○「ブラインドネス」(サスペンスドラマ)<1690館程度>
【監督】フェルナンド・メイレレス(「シティ・オブ・ゴッド」)
【主演】ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、ガエル・ガルシア・ベルナル、木村佳乃、伊勢谷友介
【内容】突然失明するという病気が流行する中で、1人の女性だけが失明せずに見ることができるままとなる。
【アメリカ内の評価】 高い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
専門家の事前予想では、6.0〜7.2百万ドルのオープニングを飾るとされている。
もうちょっと高いオープニングを飾って欲しい。

フェルナンド・メイレレス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「シティ・オブ・ゴッド」トータル8百万ドル
☆05年「ナイロビの蜂」トータル34百万ドル(オープング9百万ドル)
先10→19→24→28→30
「ナイロビの蜂」には及ばないものの、同程度は稼ぎそうだ。

ジュリアン・ムーアの主演作品は以下の通り。
☆04年「フォーガットン」トータル67百万ドル
OP21→38→49→57→62
☆06年「フリーダムランド」トータル13百万ドル
OP06→11→12→13
☆06年「トゥモロー・ワールド」トータル36百万ドル(1週目は小規模)
先12→21→27→31→33
☆07年「NEXT」トータル18百万ドル
OP07→12→15→17→17
「フリーダムランド」「NEXT」は余裕で超えるはずだ。
「トゥモロー・ワールド」には及ばないまでも、ロングセールスを期待して「ブラインドネス」の興行収入を3千万ドル程度と予想したい。


△「How to Lose Friends & Alienate People」(コメディ)<1750館程度>
【監督】Robert B. Weide(主な代表作なし)
【主演】サイモン・ペッグ(「ホット・ファズ」)、キルスティン・ダンスト、ミーガン・フォックス
【内容】イギリス人のジャーナリストはアメリカで新しい仕事を得ようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 2千万ドル
専門家の事前予想では、5.0〜6.2百万ドルのオープニングを飾るとされている。
イギリスでは有名な話を題材にしているらしい。
アメリカ向きではないと思われるので、予想通り低めのオープニングになるだろう。

サイモン・ペッグ主演作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ショーン・オブ・ザ・デッド」トータル14百万ドル
OP03→07→09→11→12
☆07年「ホット・ファズ」トータル24百万ドル
OP06→13→16→19→21
☆08年「RUN FAT BOY RUN」トータル6百万ドル
OP02→04→05→06→06
評価が高い作品には出演しているものの、イギリス人俳優であり、アメリカではまだ知名度が高くないようだ。
「RUN FAT BOY RUN」のような悲惨な結果にはならないまでも、高い興行収入は期待できそうもない。
「ホット・ファズ」を下回り、「ショーン・オブ・ザ・デッド」を上回る程度の2千万ドルが「How to Lose Friends & Alienate People」の落ち着きどころか。
評価の高さと共演陣の豪華さを加味して、少々は稼げると考えたい。

キルスティン・ダンストが出演しているものの、「スパイダーマン」シリーズ以外は以下の通りの興行収入となっている。
☆04年「ウィンブルドン」トータル17百万ドル
OP07→12→15→16→17
☆05年「エリザベスタウン」トータル27百万ドル
OP11→19→23→25→26
☆06年「マリー・アントワネット」トータル16百万ドル
OP05→10→13→15→16
2千万ドル程度は妥当なところ。
ひょっとすると高すぎるのかもしれない。


△「Appaloosa」(西部劇)<1045館程度>
【監督】エド・ハリス
【主演】エド・ハリス、ヴィゴ・モーテンセン、レニー・ゼルウィガー
【内容】牧場主の支配と戦おうとする警官との争い。
【アメリカ内の評価】 高い
【公開前興行収入予想】 1.5千万ドル
9月17日から既に公開されており、0.5百万ドルを稼いでいる。
専門家の事前予想では、3.5〜4.9百万ドルを週末に稼ぐとされている。
恐らく予想通りの低水準の結果になるだろうが、もうちょっと高いかもしれない。

エド・ハリス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「ポロック」トータル0.9百万ドル
さすがにこれは超えたい。

最近の西部劇の興行収入は以下の通り。
☆07年「ジェシー・ジェームズの暗殺」トータル4百万ドル(オープニング小規模)
☆04年「アラモ」トータル22百万ドル(オープニング9百万ドル)
☆03年「ミッシング」トータル27百万ドル(オープニング11百万ドル)
☆07年「3:10 to Yuma」トータル54百万ドル(オープニング14百万ドル)
☆03年「ワイルド・レンジ」トータル58百万ドル(オープニング14百万ドル)
「アラモ」辺りを超えない程度が落ち着きどころか。
2千万ドルは超えないという予想にしたい。

×「An American Carol」(コメディ)<1639館程度>
【監督】デヴィッド・ザッカー(「裸の銃を持つ男」「絶叫計画」シリーズ)
【主演】Kevin P. Farley、ケルシー・グラマー、レスリー・ニールセン
【内容】7月4日の休日を廃止しようとする反米の映画製作者のもとに3人の幽霊が訪れる。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 1千万ドル
専門家の事前予想では、4.0〜4.2百万ドルのオープニングを飾るとされている。
まだほとんど映画製作を行っていないVivendi Entertainmentというスタジオの作品。
デヴィッド・ザッカーは有名作品も監督しているが、コケた作品もある。
☆98年「ベースケット・ボール」トータル7百万ドル
OP03→06 ※公開規模1905館。
☆03年「My Boss's Daughter」トータル16百万ドル
OP05→11→14→15→15
※アシュトン・カッチャー主演作。公開規模2201館。
これらを踏まえると、1千万ドル程度が妥当。


×「Flash of Genius」(ヒューマンドラマ)<1098館程度>
【監督】マーク・エイブラハム(初監督だがプロデューサーとして著名)
【主演】グレッグ・キニア(「リトル・ミス・サンシャイン」)、ローレン・グレアム、アラン・アルダ
【内容】自分が開発した器具を使った新車に関して訴訟を起こす。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 1千万ドル
専門家の事前予想では、3.0〜4.2百万ドルのオープニングを飾るとされている。
ランキング入りできない可能性も高い。

つい最近「Ghost Town」が公開されたばかりのグレッグ・キニア主演作品。
主演男優としては心もとなく、1千万ドル前後が落ち着きどころだろう。
作品も地味すぎる。


[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品

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全米映画興行収入ランキング(9月第5週目)【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(−)1週目「イーグル・アイ」    (3510館) $29,200,000 ($29,200,000)
2(−)1週目「最後の初恋」      (2704館) $13,570,000 ($13,570,000)
3(1)2週目「Lakeview Terrace」 (2467館) $7,000,000 ($25,700,000)
4(−)1週目「Fireproof」        (839館) $6,513,996 ($6,513,996)
5(2)3週目「Burn After Reading」(2649館) $6,108,669 ($45,539,791)
6(4)2週目「Igor」           (2341館) $5,500,000 ($14,338,789)
7(3)3週目「Righteous Kill」    (3011館) $3,803,000 ($34,804,847)
8(5)2週目「MyBestFriend'sGirl」 (2636館) $3,800,000 ($14,530,000)
9(−)1週目「Miracle at St.Anna」(1185館) $3,501,000 ($3,501,000)
10(6)3週目「The Family〜」    (1604館) $3,160,000 ($32,800,000)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

4本の新作がランクインしたため、11週目で「ダークナイト」、6週目で「The House Bunny」、3週目で「The Women」、2週目で「Ghost Town」が圏外へ消えた。

「ダークナイト」の現在の興行収入は、524百万ドルとなっている。
5億3千万ドル台がフィニッシュラインだろうか。
制作費は「インディ・ジョーンズ」と並ぶ185百万ドルであったが、約3倍もの高い興行収入をあげた。
公開前興行収入予想は3億ドルだったが、完全に外した。
これを予想しろという方が無理な話だ。

「シュレック2」トータル441百万ドル、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル、「スパイダーマン」トータル403百万ドル、「スター・ウォーズ」トータル461百万ドルを抜き、全米映画史上第二位の興行収入作品となっている。
さすがに、「タイタニック」トータル601百万ドルには敵わなかった。

興行収入だけではなく、評価も恐ろしく高い。
現時点では、「ショーシャンクの空に」「ゴッドファーザー」と並び、IMDbサイトにおいて映画史上最高の評価を争っている。

過去のバットマンシリーズは以下の通り。
☆89年「バットマン」トータル251百万ドル
☆92年「バットマンリターンズ」トータル163百万ドル
☆95年「バットマンフォーエヴァー」トータル184百万ドル
☆97年「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」トータル107百万ドル
☆05年「バットマンビギンズ」トータル205百万ドル
「バットマン」トータル251百万ドルを余裕で超えて、その倍以上を稼ぐなどと誰が予想できただろうか。

アメコミの映画化は以下の通り。
02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
89年「バットマン」トータル251百万ドル
97年「メン・イン・ブラック」トータル251百万ドル
06年「X−MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
03年「X−MEN2」トータル215百万ドル
07年「300」トータル211百万ドル
05年「バットマン・ビギンズ」トータル205百万ドル
06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル
「スパイダーマン」トータル404百万ドルを抜き、歴代アメコミ映画史上第一位の興行収入作品になった。
トップの「スパイダーマン」にさらに1億ドル以上を上乗せするというのは凄すぎる。
果たして、「ダークナイト」を超えるアメコミ作品は登場するのか。
超えられるとすれば、やはり「バットマン」シリーズということになりそうだ。

「The House Bunny」の現在の興行収入は、47百万ドルとなっている。
なんとか5千万ドルを超えたいところ。
製作費25百万ドルとなっており、制作費の2倍程度の大ヒットとなった。

公開前興行収入予想は3.5千万ドルだったので、大きくは外していないが、当たったとはいえない結果となった。
製作費や主演を考えれば、ここまでヒットするのはやや意外だった。

「絶叫計画」シリーズでお馴染みのアンナ・ファリス出演作品(主演ではない作品も含む)の興行収入は以下の通り。
☆06年「Gガール破壊的な彼女」トータル23百万ドル
☆06年「最終絶叫計画4」トータル91百万ドル
☆05年「Just Friends」トータル33百万ドル
☆03年「最狂絶叫計画」トータル110百万ドル
☆03年「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドル
☆02年「ホット・チック」トータル35百万ドル
☆01年「最新絶叫計画」トータル71百万ドル
☆00年「最終絶叫計画」トータル157百万ドル
「Just Friends」「ホット・チック」は楽に超えており、アンナ・ファリスの評価は本作によって高まったことだろう。
コメディ主演女優として重宝されるかもしれない。

今年公開された以下のようなコメディ作品を超えることが目標となるが、余裕で超えた。
☆「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」トータル38百万ドル
☆「First Sunday」トータル38百万ドル(主演:アイス・キューブ)
☆「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
☆「The Love Guru」トータル32百万ドル
コメディ作品「Baby Mama」トータル60百万ドルには届かなかったが、「幸せの1ページ」トータル48百万ドル、「近距離恋愛」トータル48百万ドルも破りそうだ。

「The Women」の現在の興行収入は、24百万ドルとなっている。
3千万ドルには届かない程度が落ち着きどころか。
豪華スターが出演しているが、製作費は16百万ドルという低予算映画であり、制作費は余裕で回収できた。
公開前興行収入予想は3千万ドルだったので、この予想は当たった。
メグ・ライアン主演作であり、大きくヒットはしないものの、大きくコケることもないという予想は当たった。

1939年のジョージ・キューカー監督作品をリメイクしたもの。
豪華女優陣の共演作となると、以下のような作品が参考だった。
☆02年「めぐりあう時間たち」トータル42百万ドル(オープニング小規模)
(主演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ)
☆02年「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」トータル70百万ドル(オープニング16百万ドル)
(主演:サンドラ・ブロック、エレン・バースティンなど)
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル(オープニング10百万ドル)
(主演:キャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーン)
☆07年「いつか眠りにつく前に」トータル12百万ドル
(主演:クレア・デインズ、トニ・コレット、メリル・ストリープ、グレン・クローズ)
「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」が例外であり、この手の作品は意外と稼ぐことができないようだ。

メグ・ライアン主演作品は以下の通り。
☆00年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドル
☆01年「ニューヨークの恋人」トータル47百万ドル
☆03年「イン・ザ・カット」トータル5百万ドル
☆04年「ファイティング×ガール」トータル6百万ドル
☆07年「In the Land of Women」トータル11百万ドル
「イン・ザ・カット」が大コケしてから精彩を欠いているが、3千万ドル近く稼げば、一応復活をアピールできそうだ。

本作を手掛けたのはこちらも「PICTUREHOUSE」という中小スタジオだった。
最高興行収入作品が06年「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドル、次がロバート・アルトマン監督の「今宵、フィッツジェラルド劇場で」トータル20百万ドルとなっている。

「Ghost Town」の現在の興行収入は、9百万ドルとなっている。
1千万ドル半ばがフィニッシュラインだろうか。
評価が低くないが、伸びが全くない。
やはり、地味なキャスティングが響いたか。
製作費20百万ドルを回収するのは、ギリギリ難しいようだ。
公開前興行収入予想は3千万ドルだったので、大きく外した。
事前の評価の高さとデヴィッド・コープの知名度の高さを評価したが、それだけでは映画をヒットさせることができないようだ。

「スパイダーマン」「インディ・ジョーンズ」の脚本家として有名のデヴィッド・コープの監督としての実績は以下の通り。
☆99年「エコーズ」トータル21百万ドル
☆04年「シークレット・ウインドウ」トータル48百万ドル
監督として実績を深めることに対して、役に立ったのか微妙な結果となった。
監督としてはそれほどオファーがないのだろうか。


新作は以下のとおりとなっている。
1位:「イーグル・アイ」(サスペンス)
【現在の興行収入】 29百万ドル
【監督】D.J.カルーソ
【主演】シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソン(「シン・シティ」)、ビリー・ボブ・ソーントン
【内容】見知らぬ女性に暗殺事件の駒になるように強要される。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 9千万ドル
専門家の事前予想では、33.0〜35.6百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、実際には予想をやや下回る29.2百万ドルのオープニングとなっている。
低くはないが、勢いはそれほど高くなかった。
製作費80百万ドルとなっており、当面はこれをクリアするのが目標となりそうだ。

D.J.カルーソ監督の興行収入は以下の通り。
☆04年「テイキング・ライブス」トータル33百万ドル
OP11→22→27→30→32→32→32→32
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23→23
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
OP22→40→52→60→66→71→74→77
☆08年「イーグル・アイ」
OP29百万ドル
どの作品の評価も高くはないが、サスペンス作品を得意としている。
これらとの対比で考えると、「イーグル・アイ」の興行収入は74〜105百万ドルとなる。
現時点の落ち着きどころは、8千万ドル程度ではないか。
当面の目標は「ディスタービア」(トータル80百万ドル)を超えることとなる。

スピルバーグの秘蔵っ子のシャイア・ラブーフ主演作。
今回は「トランスフォーマー」「インディ・ジョーンズ」といった誰が出演しても稼げる作品ではない作品のため、試金石の作品となる。

シャイア・ラブーフ出演の主な作品は以下の通り。
☆05年「コンスタンティン」トータル76百万ドル
OP030→051→061→067→070→073→074→074
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
OP022→040→052→060→066→071→074→077
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル(オープニング71百万ドル)
先155→224→263→285→296→303→306→309
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル317百万ドル(オープニング100百万ドル)
先125→216→253→277→291→300→307→310
「コンスタンティン」との対比で考えると、「イーグル・アイ」の興行収入は73百万ドルとなる。
やはり、現時点の落ち着きどころは8千万ドル程度ではないか。

コメディ作品などを除いた1億ドル前後の参考になりそう作品は以下の通り。
☆08年「紀元前1万年」トータル95百万ドル
OP36→62→76→85→89→92→93→93
☆08年「ハムナプトラ3」トータル102百万ドル
OP40→71→86→94→98→101→102→102
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→91→102→109→113→115→116
これらとの対比で考えると、「イーグル・アイ」の興行収入は74〜94百万ドルとなる。
この手のサスペンスはそれほど稼げるジャンルではなく、本作にはそれほど伸びがないはず。
1億ドル突破はほぼ不可能だろう。
8千万ドルというラインもそれほど楽な道のりではない。

2位:「最後の初恋」(ラブストーリー)
【現在の興行収入】 13百万ドル
【監督】ジョージ C.ウルフ(主な代表作なし)
【主演】ダイアン・レイン、リチャード・ギア、Christopher Meloni(「Harold&Kumar」シリーズ)
【内容】別居中の息子に会うために旅行している医者は、ノースカロライナの宿で不幸に結婚した女性と出会う。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 5.5千万ドル
専門家の事前予想では、13.8〜16.0百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、やや予想を下回る13.4百万ドルのオープニングとなっている。
ひょっとすると意外と高いオープニングを飾るかもしれないが、あまり高いオープニングではなかった。

「きみに読む物語」がスマッシュヒットしたニコラス・スパークス原作。
この手の切ないラブストーリーは、アメリカでも日本でもそれなりに稼ぐのではないか。
ニコラス・スパークス原作作品のは以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」
OP13百万ドル
「きみに読む物語」以外との対比で考えると、「最後の初恋」の興行収入は41〜44百万ドルとなる。
「きみに読む物語」との対比で考えると、「最後の初恋」の興行収入は81百万ドルとなる。
オープニングはどの作品もほぼ同じであり、現時点ではそれほど悲観することもないか。
ただ、評価が高くないようなので、現時点では4千万ドル台が落ち着きどころか。
「ウォーク・トゥ・リメンバー」は超えそうだが、「メッセージ・イン・ア・ボトル」を超えられるかは微妙。

エイドリアン・ライン監督作品「運命の女」でも共演しているダイアン・レイン、リチャード・ギアであり、大ヒットは望めないとしても手堅く稼げると思われる。

ダイアン・レイン主演の主な作品は以下の通り。
☆02年「運命の女」トータル53百万ドル
OP14→30→40→46→49→51
☆03年「トスカーナの休日」トータル44百万ドル
OP10→21→28→34→37→40
☆05年「理想の恋人.COM」トータル44百万ドル
OP13→26→35→39→41→42
☆08年「ブラックサイト」トータル29百万ドル
OP11→19→24→27→28→29
☆08年「最後の初恋」
OP13百万ドル
4〜5千万ドルは堅い女優。
これらとの対比で考えると、「最後の初恋」の興行収入は34〜57百万ドルとなる。
オープニングは「運命の女」「理想の恋人.COM」などの作品とほぼ同じだ。

リチャード・ギア主演の主な作品は以下の通り。
☆02年「運命の女」トータル53百万ドル
OP14→30→40→46→49→51
☆04年「Shall we Dance?」トータル58百万ドル
OP12→24→34→42→49→52
これらとの対比で考えると、「最後の初恋」の興行収入は49〜63百万ドルとなる。
あまり高い伸びは期待できそうもないので、現時点ではやはり4千万ドル台が落ち着きどころだろう。

トータル5千万ドル前後のラブストーリーは以下の通り。
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39
☆06年「イルマーレ」トータル52百万ドル
OP14→30→39→46→49→51
☆07年「P.S.アイラヴユー」トータル54百万ドル
OP06→24→39→47→50→52
この辺りとはいい勝負をしたいところだ。

4位:「Fireproof」(ヒューマンドラマ)
【現在の興行収入】 7百万ドル
【監督】Alex Kendrick(「Facing the Giants」)
【主演】Kirk Cameron(TVで活躍)、Erin Bethea(「Facing the Giants」)
【内容】結婚を危機のために、消防士と彼の妻は「Love Dare」として知られている40日の実験をする。
【アメリカ内の評価】 普通
ランキングする可能性があるとは思っていたが、製作費0.5百万ドルの超低予算映画がまさかの上位登場をした。
「SAMUEL GOLDWYN」といいう中小のスタジオが手掛けた作品であり、規模も839館と小さく、主演の知名度も低そうであり、評価も高くない。
いったいどこに魅力があったのかが分からない。
他に魅力的な作品がなかったということだろうか。
ただ、稼いだとしても2千万ドル程度が限度だろう。

9位:「Miracle at St. Anna」(戦争ドラマ)
【現在の興行収入】 3百万ドル
【監督】スパイク・リー
【主演】デレク・ルーク(「大いなる陰謀」)、マイケル・イーリー(「ワイルド・スピードX2」)、Laz Alonso(「Stomp the Yard」
【内容】1984年に郵便局の労働者によって犯される殺人は、第二次世界大戦のトスカナの村で黒人アメリカ兵士が窮地に陥った経験の調査に繋がる。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 2千万ドル
専門家の事前予想では、7.0〜8.1百万ドルのオープニングを飾るとされているが、予想を大きく下回る3.5百万ドルのオープニングとなってしまった。
戦争ドラマはやはり稼ぐことが出来ないようだ。
また、公開規模も小さく、評価も高くなく、ましてやスパイク・リー監督作品がヒットするとは思えず、仕方のない大コケか。
製作費45百万ドルの中規模映画となっており、かなりの赤字を産みそうだ。

スパイク・リー監督作品の主な興行収入は以下の通り。
☆89年「ドゥ・ザ・ライト・シング」トータル28百万ドル
☆91年「ジャングル・フィーバー」トータル32百万ドル
☆92年「マルコムX」トータル48百万ドル
☆98年「ラストゲーム」トータル22百万ドル
OP08→13→17→19
☆99年「サマー・オブ・サム」トータル19百万ドル
OP06→14→17→18
☆00年「キング・オブ・コメディ」トータル38百万ドル
OP12→21→28→32
☆06年「インサイド・マン」トータル89百万ドル
OP29→53→66→75
☆08年「Miracle at St. Anna」
OP03百万ドル
2〜3千万ドルが基準の監督。
これらとの対比で考えると、「Miracle at St. Anna」の興行収入は8〜10百万ドルとなる。
1千万ドルを超える程度が落ち着きどころだろう。
コケるとは思ったが、まさかここまで酷いとは思わなかった。

戦争ドラマは稼げないのが昨今の流れとなっている。
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
OP10→20→27→31→33
☆07年「大いなる陰謀」トータル15百万ドル
OP07→12→14→15→15
☆08年「Stop-Loss」トータル11百万ドル
OP05→08→10→11→11
これらとの対比で考えると、「Miracle at St. Anna」の興行収入は6〜10百万ドルとなる。
さすがに1千万ドルは超えたいところだ。
スパイク・リー監督は「インサイド・マン」の続編でも製作して、再び資金稼ぎを強いられそうだ。


旧作は以下のとおりとなっている。
3位:「LAKEVIEW TERRACE」(サスペンスドラマ)
【現在の興行収入】 26百万ドル(先週比+11百万ドル)
【監督】ニール・ラビュート
【主演】サミュエル・L・ジャクソン、パトリック・ウィルソン、ケリー・ワシントン(「ファンタスティック・フォー」)
【内容】LAPD警官(ジャクソン)は、ちょうど隣に引っ越してきたカップル(ワシントンとウィルソン)を退去させるように何でもする。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
製作費20百万ドルという低予算であり、楽に制作費を回収した。
サミュエル・L・ジャクソンは人気があるのかないのかよく分からないが、一応主演男優としてそこそこ稼げるようだ。

サミュエル・L・ジャクソンの主演作の主な興行収入は以下の通り。
☆00年「シャフト」トータル70百万ドル
OP22→42→53→62→66
☆02年「チェンジング・レーン」トータル67百万ドル
OP17→33→45→52→57
☆04年「ツイステッド」トータル25百万ドル
OP09→16→21→24→25
☆05年「コーチ・カーター」トータル67百万ドル
OP24→43→54→59→63
☆05年「トリプルX ネクスト・レベル」トータル27百万ドル
OP13→21→24→26→26
☆06年「フリーダムランド」トータル13百万ドル
OP06→11→12→13
☆06年「スネーク・フライト」トータル34百万ドル(オープニング14百万ドル)
先15→26→31→33→33
☆07年「1408」トータル72百万ドル
OP21→40→53→62→67
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル(オープニング27百万ドル)
先34→56→67→72→76
☆08年「LAKEVIEW TERRACE」
OP15→26百万ドル
コケた作品も多いが、共演者によっては6〜7千万ドルを稼げる俳優。
これらとの対比で考えると、「LAKEVIEW TERRACE」の興行収入は31〜53百万ドルとなる。
雰囲気的には、「チェンジング・レーン」に似ているので、ロングヒットとなる可能性もあるが、共演者が甘いので、「スネーク・フライト」を少々上回る4千万ドル程度が落ち着きどころか。
動き的には、「スネーク・フライト」と現時点はほぼ同じ動きとなっている。

ニール・ラビュート監督の興行収入は以下の通り。
☆00年「ベティ・サイズモア」トータル25百万ドル
OP07→14→18→21→23
☆02年「抱擁」トータル10百万ドル
OP02→03→06→08→09
☆06年「ウィッカーマン」トータル24百万ドル(製作費4千万ドル)
OP10→17→21→23→23
これらは少なくとも超えそうだ。
「抱擁」以外との対比で考えると、「LAKEVIEW TERRACE」の興行収入は37〜46百万ドルとなる。
やはり、4千万ドル程度が落ち着きどころか。

5位:「BURN AFTER READING」(コメディ)
【現在の興行収入】 46百万ドル(先週比+10百万ドル)
【監督】コーエン兄弟
【主演】ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、ジョージ・クルーニー
【内容】CIA職員の回顧録を含んでいるディスクを発見した2人のジムの従業員はこれで儲けようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
製作費37百万ドルという低予算映画であり、余裕で制作費を回収した。
「ノーカントリー」のアカデミー賞効果が思ったよりも高く、キャスティングにも当然集客力があった。

過去のコーエン兄弟作品は以下の通り。
☆96年「ファーゴ」トータル26百万ドル(オープニング小規模)
☆98年「ビッグ・リボウスキ」トータル17百万ドル
OP06→11→14→15
☆00年「オー・ブラザー!」トータル46百万ドル(オープニング小規模)
☆01年「バーバー」トータル8百万ドル
☆03年「ディボース・ショウ」トータル35百万ドル
OP13→23→28→32→34→34
☆04年「レディーキラーズ」トータル40百万ドル
OP13→23→30→34→37→38
☆07年「ノーカントリー」トータル74百万ドル(オープニング小規模)
☆08年「BURN AFTER READING」
OP19→36→46百万ドル
これらとの対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は56〜61百万ドルとなる。
現時点では、6千万ドル前後が落ち着きどころか。
近年では、「ノーカントリー」に次ぐ、興行収入となりそうだ。
さすがに1億ドルを超えるような作品を生み出さないものの、安定してきている。
そろそろ大作を手掛けて欲しいものだ。

近年のブラッド・ピット主演作は以下の通り。
☆06年「バベル」トータル34百万ドル(オープニングは小規模)
☆07年「ジェシー・ジェームズの暗殺」トータル4百万ドル(オープニングは小規模)
「バベル」は楽に超えた。

近年のジョージ・クルーニー主演作は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル(オープニングは小規模)
☆08年「Leatherheads」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
「Leatherheads」対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は52百万ドルとなり、この辺りがミニマムラインだろう。
「フィクサー」トータル49百万ドル辺りは楽に超えそうだ。

本作を手掛けたのは「FOCUS FEATURES」という中小のスタジオ。
「FOCUS FEATURES」の最高興行収入が05年の「ブロークバック・マウンテン」トータル83百万ドル、次が07年の「つぐない」トータル51百万ドル、その次が「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドルとなっている。
「つぐない」トータル51百万ドルは超えたいところだ。

6位:「Igor」(アニメ)
【現在の興行収入】 14百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】Anthony Leondis(「リロ&スティッチ」のテレビ版を手掛ける)
【声優】ジョン・キューザック、モリー・シャノン、スティーヴ・ブシュミ
【内容】マッドサイエンティストになりたいと願う実験助手のストーリー。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
製作費30百万ドルであり、制作費を回収するのは少々厳しいようだ。

参考になりそうなのは、興行収入5千万ドル以下のアニメ作品だろうか。
☆06年「ライアンを探せ!」トータル37百万ドル
OP10→22→29→32→34
☆08年「SW クローン・ウォーズ」トータル34百万ドル
OP15→25→30→33→34
☆08年「Space Chimps」トータル29百万ドル
OP07→16→22→26→28
☆06年「アントブリー」トータル28百万ドル
OP08→18→22→25→26
☆08年「Igor」
OP08→14百万ドル
これらとの対比で考えると、「Igor」の興行収入は19〜25百万ドルとなる。
「Space Chimps」トータル29百万ドル辺りを超えるのは難しいか。
これをやや下回る2千万ドル前半程度が落ち着きどころか。
いくらアニメ作品が稼げるといっても、中規模のアニメ作品は苦戦する傾向があるようだ。

7位:「MY BEST FRIEND'S GIRL」(ラブコメディ)
【現在の興行収入】 15百万ドル(先週比+7百万ドル)
【監督】ハワード・ドゥイッチ(「隣のヒットマン全弾発射」「リプレイスメント」)
【主演】ケイト・ハドソン、デイン・クック(「Mr.ブルックス」)、ジェイソン・ビッグス(「南極物語」)
【内容】別れようとしているオトコがいかに素晴らしいかを女性に語ることを生業としている主人公が親友のガールフレンドの説得に向かう。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 5千万ドル
製作費20百万ドルとなっており、制作費はなんとか回収できそうだ。
ケイト・ハドソンの実績を考えると、もうちょっと稼ぐのではないかと思ったが、共演の二人の実績が甘すぎたか。
また、ケイト・ハドソンの完全な主演というわけでもなさそうなので、その点がマイナス面だったのではないか。

ケイト・ハドソンの主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆03年「ル・ディヴォース」トータル9百万ドル(小規模公開)
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」
OP08→15百万ドル
「10日間で男を上手にフル方法」で1億ドル突破を達成し、「トラブル・マリッジ」「フールズ・ゴールド」も高い興行収入を上げており、ラブコメディには定評があった。
「10日間で男を上手にフル方法」以外との対比で考えると、「MY BEST FRIEND'S GIRL」の興行収入は18〜25百万ドルとなる。
現時点では2千万ドルをなんとか突破できるところが落ち着きどころとなりそうだ。
さすがに「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドルは超えそうだが、「プリティ・へレン」トータル37百万ドルを超えるのは厳しそうだ。

ラブコメディは手堅く稼げるというイメージもあったが、そう簡単ではないのか。
今年公開されたラブコメ作品の比較は以下の通り。
☆「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
☆「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→69→73
☆「Forgetting Sarah Marshall」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆「近距離恋愛」トータル46百万ドル
OP18→27→34→39→43→45
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」
OP08→15百万ドル
これらとの対比で考えると、「MY BEST FRIEND'S GIRL」の興行収入は26〜30百万ドルとなる。
現時点ではやはり2千万ドル突破は可能なラインというところか。

去年のラブコメ作品は以下の通り。
「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル(オープニング14百万ドル)
「ライセンス・トゥ・ウェディング」トータル44百万ドル(オープニング10百万ドル)
「幸せのレシピ」トータル43百万ドル(トータル12百万ドル)
「恋とスフレと娘とわたし」トータル43百万ドル(オープニング13百万ドル)
「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル(オープニング14百万ドル)
「Good Luck Chuck」トータル35百万ドル(オープニング14百万ドル)
これらに比べて、かなり悪い興行収入になるとは思わなかった。

8位:「Righteous Kill」(クライムサスペンス)
【現在の興行収入】 35百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】ジョン・アヴネット
【主演】ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、カーラ・グギノ(「アメリカン・ギャングスター」)
【内容】2人のベテランのニューヨーク市刑事は、彼らが数年前解決したと思っているケースと最近の殺人のケースが酷似していることを知る。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
なんだかんだいってもスター共演であり、注目度は高かったようだが、製作費6千万ドルを回収できる見込みはない。
制作費の半分以上は、二人のギャラだろうか。

監督ジョン・アヴネットは、アル・パチーノ主演作「88ミニッツ」「アンカーウーマン」「フライング・グリーン・トマト」を監督しているベテラン。
基本的にはプロデューサーとして活躍している。

アル・パチーノ主演作は以下の通り。
☆95年「ヒート」トータル67百万ドル
OP08→20→36→45→53
☆97年「フェイク」トータル42百万ドル
OP12→23→31→36→39
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
OP21→42→52→58→62
☆03年「リクルート」トータル53百万ドル
OP16→30→39→44→48
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23
☆07年「88ミニッツ」トータル17百万ドル
OP07→13→15→16→17
☆08年「Righteous Kill」
OP16→29→35百万ドル
「ヒート」以外との対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は38〜48百万ドルとなる。
ロバート・デ・ニーロとの共演作「ヒート」トータル67百万ドルが目標だったが、現時点では4千万ドル半ば程度が落ち着きどころか。
「リクルート」トータル53百万ドル超えを目指したいところだが、「フェイク」トータル42百万ドルを超えるのが精一杯のところか。

ロバート・デ・ニーロ主演作は以下の通り。
☆01年「15ミニッツ」トータル24百万ドル
OP11→18→22→24→24
☆01年「スコア」トータル71百万ドル
OP19→37→49→57→62
☆02年「ショウタイム」トータル38百万ドル
OP15→27→33→36→37
☆02年「容疑者」トータル22百万ドル
OP09→17→20→22→22
☆05年「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル
OP22→36→43→48→50
☆06年「グッド・シェパード」トータル60百万ドル(監督・出演)
OP10→35→48→54→58
☆07年「スターダスト」トータル39百万ドル
OP09→19→26→31→35
☆08年「Righteous Kill」
OP16→29→35百万ドル
「ミート・ザ・ペアレンツ」などのコメディ作品はヒットするが、その他では近年あまりヒットには恵まれていない。
主要作品との対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は38〜53百万ドルとなる。
やはり、現時点では4千万ドル半ばが落ち着きどころのようだ。
「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル超えを目指したいところだが、「スターダスト」トータル39百万ドルを超えるのが精一杯か。

この手の刑事モノはありふれており、大ヒットは期待できない。
また、本作を手掛けたのは実績のない中小スタジオ「OVERTURE FILMS」であり、そういう面も影響したのではないか(OVERTURE FILMSの最高興行収入作品は本作を除けば、現在公開中の「Traitor」の23百万ドルだった)。

10位:「The Family That Preys」(コメディ)
【現在の興行収入】 33百万ドル(先週比+5百万ドル)
【監督】タイラー・ペリー
【主演】キャシー・ベイツ、アルフレ・ウッダード(「フォーガットン」)、サナ・レイサン(「エイリアンVS.プレデター」)
【内容】二人の友人はそれぞれの家族がバラバラになる秘密とスキャンダルに直面して、彼らの家族の結び直す方法を見つけるために、アメリカ横断旅行に向かう。
【アメリカ内の評価】 かなり悪い
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
評価が予想以上に悪く、伸びを欠いているようだ。

黒人から支持が高いタイラー・ペリー。
今回も、監督・脚本・出演を努める。
層を広げるため、本作に白人のキャシー・ベイツを主演に迎えることで、興行収入にどのように影響するだろうかが注目だったが、あまり大きな影響はなかったか。

タイラー・ペリーシリーズは以下のとおり。
☆脚本・出演「Diary of a Mad Black Woman(05)」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50
☆監督・脚本・出演「Madea's Family Reunion(06)」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆監督・脚本「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆監督・脚本・出演「WHY DID I GET MARRIED(07)」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆監督・脚本・出演「Meet the Browns(08)」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆監督・脚本・出演「The Family That Preys(08)」
OP17→28→33百万ドル
これらとの対比で考えると、「The Family That Preys」の興行収入は36〜39百万ドルとなる。
4千万ドルには届かず、現時点では3千万ドル半ば程度が落ち着きどころか。
「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル以来の低い水準に落ち着きそうだ。
毎回毎回、作品の評価が高くなく、そろそろ飽きられてきているようだ。
作品が乱発されているが、将来性はなさそうなので、稼げるうちに稼ごうという作戦だろうか。


次週のランキングには、
ドリュー・バリモアが声優(犬の役)を務めたディズニーのファミリーコメディ「Beverly Hills Chihuahua」
「Juno」のマイケル・セラ主演のヒューマンドラマ「Nick and Norah's Infinite Playlist」
「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督の「ブラインドネス」(木村佳乃、伊勢谷友介出演)
「ホット・ファズ」のサイモン・ペッグ、キルスティン・ダンストの主演のコメディ「How to Lose Friends & Alienate People」
コメディ作品「An American Carol」、ヒューマンドラマ「Flash of Genius」
が公開され、
また、既に公開中のエド・ハリス監督・主演の西部劇「Appaloosa」が拡大公開される。
次週のランキングは新作だらけとなりそうだ。

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全米映画興行収入ランキング(9月第5週目新作予想) 【映画】

来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の3本。

◎「イーグル・アイ」(サスペンス)<3300館規模>
【監督】D.J.カルーソ
【主演】シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソン(「シン・シティ」)、ビリー・ボブ・ソーントン
【内容】見知らぬ女性に暗殺事件の駒になるように強要される。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 9千万ドル
専門家の事前予想では、33.0〜35.6百万ドルのオープニングを飾るとされている。
3千万ドル台のオープニングにはなりそうだが、それほど高いものにはならないのではないか。

スピルバーグの秘蔵っ子のシャイア・ラブーフの試金石の作品。
今回は「トランスフォーマー」「インディ・ジョーンズ」といった誰が出演しても稼げる作品ではない作品のため、コケることもあり得る。

D.J.カルーソ監督の興行収入は以下の通り。
☆04年「テイキング・ライブス」トータル33百万ドル
OP11→22→27→30→32→32→32→32
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23→23
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
OP22→40→52→60→66→71→74→77
どの作品の評価も高くはないが、サスペンス作品を得意としている。
「ディスタービア」(トータル80百万ドル)が当然目標となる。

シャイア・ラブーフ出演の主な作品は以下の通り。
☆05年「コンスタンティン」トータル76百万ドル
OP030→051→061→067→070→073→074→074
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
OP022→040→052→060→066→071→074→077
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル(オープニング71百万ドル)
先155→224→263→285→296→303→306→309
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル317百万ドル(オープニング100百万ドル)
先125→216→253→277→291→300→307→310
さすがに「コンスタンティン」「ディスタービア」辺りがライバルになるだろう。
1億ドル突破できれば、文句なしの合格点ではないか。

コメディ作品などを除いた1億ドル前後の参考になりそう作品は以下の通り。
☆08年「紀元前1万年」トータル95百万ドル
OP36→62→76→85→89→92→93→93
☆08年「ハムナプトラ3」トータル102百万ドル
OP40→71→86→94→98→101→102→102
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→91→102→109→113→115→116
オープニング3千万ドル半ばだと1億ドルは狙える。
ただ、評判も高くなく、シャイア・ラブーフは交通事故などの問題を起こしており、その辺りが嫌われそうだ。
初動は高くても、伸びがないパターンに陥るのではないか。
「イーグル・アイ」の興行収入はトータル9千万ドル程度と予想したい。
この手のサスペンスもそれほど稼げるジャンルではないはず。


△「最後の初恋」(ラブストーリー)<2500館規模>
【監督】ジョージ C.ウルフ(主な代表作なし)
【主演】ダイアン・レイン、リチャード・ギア、Christopher Meloni(「Harold&Kumar」シリーズ)
【内容】別居中の息子に会うために旅行している医者は、ノースカロライナの宿で不幸に結婚した女性と出会う。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 5.5千万ドル
専門家の事前予想では、13.8〜16.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
恐らく予想通りの結果になるだろう。
ひょっとすると意外と高いオープニングを飾るかもしれない。

「きみに読む物語」がスマッシュヒットしたニコラス・スパークス原作。
この手の切ないラブストーリーは、アメリカでも日本でもそれなりに稼ぐのではないか。
エイドリアン・ライン監督作品「運命の女」でも共演しているダイアン・レイン、リチャード・ギアであり、大ヒットは望めないとしても手堅く稼げると思われる。

ニコラス・スパークス原作作品のは以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
「きみに読む物語」がマックスラインであり、「メッセージ・イン・ア・ボトル」程度は稼ぎたい。

ダイアン・レイン主演の主な作品は以下の通り。
☆02年「運命の女」トータル53百万ドル
OP14→30→40→46→49→51
☆03年「トスカーナの休日」トータル44百万ドル
OP10→21→28→34→37→40
☆05年「理想の恋人.COM」トータル44百万ドル
OP13→26→35→39→41→42
☆08年「ブラックサイト」トータル29百万ドル
OP11→19→24→27→28→29
4〜5千万ドルは堅い女優。
大ヒットは望めなくても、コケることはなく、標準以上は稼げるはず。
今回は5千万ドルオーバーを狙える。

リチャード・ギア主演の主な作品は以下の通り。
☆02年「運命の女」トータル53百万ドル
OP14→30→40→46→49→51
☆04年「Shall we Dance?」トータル58百万ドル
OP12→24→34→42→49→52
マックスは「Shall we Dance?」トータル58百万ドル辺りだろうか。
「最後の初恋」の興行収入は、「Shall we Dance?」をやや下回るトータル5.5千万ドル程度と予想したい。

トータル5千万ドル前後のラブストーリーは以下の通り。
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39
☆06年「イルマーレ」トータル52百万ドル
OP14→30→39→46→49→51
☆07年「P.S.アイラヴユー」トータル54百万ドル
OP06→24→39→47→50→52
この辺りとはいい勝負をするはずだ。


△「Miracle at St. Anna」(戦争ドラマ)<1100館規模>
【監督】スパイク・リー
【主演】デレク・ルーク(「大いなる陰謀」)、マイケル・イーリー(「ワイルド・スピードX2」)、Laz Alonso(「Stomp the Yard」
【内容】1984年に郵便局の労働者によって犯される殺人は、第二次世界大戦のトスカナの村で黒人アメリカ兵士が窮地に陥った経験の調査に繋がる。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 2千万ドル
専門家の事前予想では、7.0〜8.1百万ドルのオープニングを飾るとされている。
予想よりも高くなることはないだろう。
公開規模も小さく、評価も高くない。ましてや、スパイク・リー監督作品がヒットするとは思えず、いつも通りの低い水準に終わるだろう。

スパイク・リー監督作品の主な興行収入は以下の通り。
☆89年「ドゥ・ザ・ライト・シング」トータル28百万ドル
☆91年「ジャングル・フィーバー」トータル32百万ドル
☆92年「マルコムX」トータル48百万ドル
☆98年「ラストゲーム」トータル22百万ドル
OP08→13→17→19
☆99年「サマー・オブ・サム」トータル19百万ドル
OP06→14→17→18
☆00年「キング・オブ・コメディ」トータル38百万ドル
OP12→21→28→32
☆06年「インサイド・マン」トータル89百万ドル
OP29→53→66→75
2〜3千万ドルが基準の監督。
今回も頑張っても2千万ドル程度が限界ではないか。

戦争ドラマは稼げないのがだいたいの流れ。
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
OP10→20→27→31→33
さすがにここまで稼げないと考えれば、やはり2千万ドル程度が妥当だろう。


[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

全米映画興行収入ランキング(9月第4週目)【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(−)1週目「Lakeview Terrace」(2464館) $15,004,672 ($15,004,672)
2(1)2週目「Burn After Reading」(2657館) $11,028,257 ($36,135,221)
3(−)1週目「MyBestFriend'sGirl」(2604館) $8,265,357 ($8,265,357)
4(−)1週目「Igor」          (2339館) $7,803,347 ($7,803,347)
5(3)2週目「Righteous Kill」    (3152館) $7,424,479 ($28,534,233)
6(2)2週目「The Family〜」    (2070館) $7,271,899 ($28,128,159)
7(4)2週目「The Women」     (2995館) $5,417,779 ($19,321,011)
8(−)1週目「Ghost Town」     (1505館) $5,012,315 ($5,012,315)
9(7)10週目「ダークナイト」      (1905館) $2,915,174 ($521,890,027)
10(6)5週目「TheHouseBunny」 (2675館) $2,662,650 ($45,587,131)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

4本の新作がランクインしたため、6週目で「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」、5週目で「デス・レース」、4週目で「Traitor」、3週目で「Bangkok Dangerous」が圏外へ消えた。

「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」の現在の興行収入は107百万ドルとなっている。
1億1千万ドル前半辺りがフィニッシュラインだろうか。
製作費92百万ドルという本物の戦争映画並の高額製作費となっているが、なんとか制作費を回収し、1億ドルを突破したので、最低限のノルマは達成したといえそうだ。
公開前興行収入予想は9千万ドルだったので、予想よりも稼いでいる。
公開前には、明らかにはなっていなかったマシュー・マコノヒーやトム・クルーズもカメオ出演している点も集客に一役買ったようだ。

俳優であるベン・スティラーは過去に数本の映画の監督を手掛けている。
☆01年「ズーランダー」トータル45百万ドル
☆96年「ケーブル・ガイ」トータル60百万ドル
☆94年「リアリティ・バイツ」トータル21百万ドル
再び監督をできるチャンスは回ってきそうだ。

ベン・スティラー主演作は以下の通り。
☆07年「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
☆04年「ミート・ザ・ペアレンツ2」トータル279百万ドル
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
☆04年「隣のリッチマン」トータル14百万ドル
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
「ドッジボール」(トータル114百万ドル)に近い興行収入となる。
コメディ俳優としては、今後もまだまだ稼げそうだ。

ジャック・ブラックの主な主演コメディ作は以下の通り。
☆06年「ナチョ・リブレ」トータル80百万ドル
☆04年「隣のリッチマン」トータル14百万ドル
☆03年「スクール・オブ・ロック」トータル81百万ドル
こちらも、コメディ俳優としては、今後もまだまだ稼げそうだ。

今年公開されたコメディ作品の争いは熾烈となりそうだ。
☆「ゲットスマート」トータル129百万ドル
☆「Step Brothers」(現時点で100百万ドル)
☆「You Don't Mess with the Zohan」(トータル100百万ドル)
☆「PINEAPPLE EXPRESS」(現時点で87百万ドル)
スティーヴ・カレル主演の「ゲットスマート」トータル129百万ドルには届かないものの、他の作品には勝った。

「デス・レース」の現在の興行収入は、35百万ドルとなっている。
4千万ドル前後がフィニッシュラインだろうか。
製作費45百万ドルとそれほど高額ではないが、制作費を回収するのは困難な状況だ。

ポール・W・S・アンダーソン監督の主な作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「エイリアンVS.プレデター」トータル80百万ドル(制作費6千万ドル)
☆02年「バイオハザード」トータル40百万ドル(制作費3.3千万ドル)
☆98年「ソルジャー」トータル15百万ドル(制作費6千万ドル)
☆97年「イベント・ホライゾン」トータル27百万ドル
☆95年「モータル・コンバット」トータル70百万ドル
知名度が高い作品を監督している割には、パッとしない興行収入となっている。
本作の失敗により、今後大作が回ってこなくなるのではないか。

ジェイソン・ステイサムの主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「The Bank Job」トータル30百万ドル
☆08年「A Dungeon Siege Tale」トータル5百万ドル
☆07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
☆06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
☆04年「セルラー」トータル32百万ドル
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
3千万ドル前後が基準の俳優であり、この程度でも仕方がないところだろう。
彼なりには健闘したのかもしれない。

あまり稼げないジェイソン・ステイサム主演であり、ハードなバイオレンス・カーアクションでもあり、一般受けはしないという危惧があったので、この結果も仕方がないのかもしれない。

「Traitor」の現在の興行収入は22百万ドルとなっている。
2千万ドル後半程度がフィニッシュラインだろうか。
制作費22百万ドルとなっており、制作費はなんとか回収できそうだ。
公開規模があまり大きくなく、スタジオも「OVERTURE FILMS」という中小スタジオである割には、思ったよりも高い制作費(低予算ではあるのは間違いないが)と思っていたが、予告編を見る限りではよくこの程度まで抑えたというのが感想。
製作費が結構掛かっていそうな本格的な骨太映画に仕上がっている。

ドン・チードル主演の主な作品は以下の通り。
☆07年「再開の街で」トータル20百万ドル
☆04年「ホテル・ルワンダ」トータル24百万ドル
「ホテル・ルワンダ」トータル24百万ドルを超えることにより、「オーシャンズ」シリーズ以外でも稼げる役者であることをアピールしたいところだ。
着実に実績を積むことが必要であり、2千万ドル程度でも悪くはないと思う。

「Bangkok Dangerous」の現在の興行収入は、15百万ドルとなっている。
2千万ドルには届かない程度がフィニッシュラインだろうか。
1位を獲得した作品が2千万ドルに届かないというのは酷い。
製作費45百万ドルであり、制作費の半分を回収するのも困難な状況だ。

ニコラス・ケイジ主演作は以下の通り。
☆07年「ナショナル・トレジャー」トータル220百万ドル
☆07年「NEXT」トータル18百万ドル
☆07年「ゴーストライダー」トータル116百万ドル
☆06年「ウィッカーマン」トータル23百万ドル(製作費40百万ドル)
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
☆05年「ウェザーマン」トータル12百万ドル(製作費22百万ドル)
☆05年「ロード・オブ・ウォー」トータル24百万ドル(製作費50百万ドル)
これらを踏まえると、納得の結果。
1億ドル突破作品もあるが、ニコラス・ケイジは基本的には2千万ドル前後の興行収入の俳優かもしれない。

オリジナルを手掛けたパン兄弟がそのままリメイクも手掛けており、悪くないものに仕上がっているのではないかと思ったのだが…。
彼らのアメリカ進出作「ゴースト・ハウス」のトータル35百万ドル稼いでおり、アメリカでも実績をつくっていたが、ここまで低迷するとは思わなかった。
乱発されるアジアリメイク作品という点も敬遠された一因かもしれない。


新作は以下のとおりとなっている。
1位:「LAKEVIEW TERRACE」(サスペンスドラマ)
【現在の興行収入】 15百万ドル
【監督】ニール・ラビュート
【主演】サミュエル・L・ジャクソン、パトリック・ウィルソン、ケリー・ワシントン(「ファンタスティック・フォー」)
【内容】LAPD警官(ジャクソン)は、ちょうど隣に引っ越してきたカップル(ワシントンとウィルソン)を退去させるように何でもする。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
専門家の事前予想では、14.9〜15.0百万ドルのオープニングを飾るとされており、予想通り15.0百万ドルのオープニングを飾っている。
製作費20百万ドルという低予算であり、楽に制作費を回収できそうだ。
サミュエル・L・ジャクソンは人気があるのかないのかよく分からないが、一応主演男優としてそこそこ稼げるようだ。

サミュエル・L・ジャクソンの主演作の主な興行収入は以下の通り。
☆00年「シャフト」トータル70百万ドル
OP22→42→53→62→66
☆02年「チェンジング・レーン」トータル67百万ドル
OP17→33→45→52→57
☆04年「ツイステッド」トータル25百万ドル
OP09→16→21→24→25
☆05年「コーチ・カーター」トータル67百万ドル
OP24→43→54→59→63
☆05年「トリプルX ネクスト・レベル」トータル27百万ドル
OP13→21→24→26→26
☆06年「フリーダムランド」トータル13百万ドル
OP06→11→12→13
☆06年「スネーク・フライト」トータル34百万ドル(オープニング14百万ドル)
先15→26→31→33→33
☆07年「1408」トータル72百万ドル
OP21→40→53→62→67
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル(オープニング27百万ドル)
先34→56→67→72→76
☆08年「LAKEVIEW TERRACE」
OP15百万ドル
コケた作品も多いが、共演者によっては6〜7千万ドルを稼げる俳優。
これらとの対比で考えると、「LAKEVIEW TERRACE」の興行収入は31〜59百万ドルとなる。
雰囲気的には、「チェンジング・レーン」に似ているので、ロングヒットとなる可能性もあるが、共演者が甘いので、「スネーク・フライト」を少々上回る4千万ドル程度が落ち着きどころか。

ニール・ラビュート監督の興行収入は以下の通り。
☆00年「ベティ・サイズモア」トータル25百万ドル
OP07→14→18→21→23
☆02年「抱擁」トータル10百万ドル
OP02→03→06→08→09
☆06年「ウィッカーマン」トータル24百万ドル(製作費4千万ドル)
OP10→17→21→23→23
これらは少なくとも超えそうだ。
「抱擁」以外との対比で考えると、「LAKEVIEW TERRACE」の興行収入は36〜54百万ドルとなる。
やはり、4千万ドル程度が落ち着きどころか。

3位:「MY BEST FRIEND'S GIRL」(ラブコメディ)
【現在の興行収入】 8百万ドル
【監督】ハワード・ドゥイッチ(「隣のヒットマン全弾発射」「リプレイスメント」)
【主演】ケイト・ハドソン、デイン・クック(「Mr.ブルックス」)、ジェイソン・ビッグス(「南極物語」)
【内容】別れようとしているオトコがいかに素晴らしいかを女性に語ることを生業としている主人公が親友のガールフレンドの説得に向かう。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 5千万ドル
専門家の事前予想では、13.5〜14.0百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想をはるかに下回る8.3百万ドルのオープニングとなった。
ケイト・ハドソンの実績を考えると、もうちょっと稼ぐのではないかと思ったが、共演の二人の実績が甘すぎたか。
また、ケイト・ハドソンの完全な主演というわけでもなさそうなので、その点がマイナス面だったのではないか。
ただ、製作費20百万ドルとなっており、制作費はなんとか回収できそうだ。

ケイト・ハドソンの主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆03年「ル・ディヴォース」トータル9百万ドル(小規模公開)
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」
OP08百万ドル
「10日間で男を上手にフル方法」で1億ドル突破を達成し、「トラブル・マリッジ」「フールズ・ゴールド」も高い興行収入を上げており、ラブコメディには定評があった。
これらとの対比で考えると、「MY BEST FRIEND'S GIRL」の興行収入は19〜35百万ドルとなる。
現時点では2千万ドルは突破できそうだ。
さすがに「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドルは超えそうだが、「プリティ・へレン」トータル37百万ドルを超えるのは厳しそうだ。

ラブコメディは手堅く稼げるというイメージもあったが、そう簡単ではないのか。
今年公開されたラブコメ作品の比較は以下の通り。
☆「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
☆「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→69→73
☆「Forgetting Sarah Marshall」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆「近距離恋愛」トータル46百万ドル
OP18→27→34→39→43→45
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」
OP08百万ドル
これらとの対比で考えると、「MY BEST FRIEND'S GIRL」の興行収入は20〜32百万ドルとなる。
現時点ではやはり2千万ドル突破ラインというところか。

去年のラブコメ作品は以下の通り。
「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル(オープニング14百万ドル)
「ライセンス・トゥ・ウェディング」トータル44百万ドル(オープニング10百万ドル)
「幸せのレシピ」トータル43百万ドル(トータル12百万ドル)
「恋とスフレと娘とわたし」トータル43百万ドル(オープニング13百万ドル)
「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル(オープニング14百万ドル)
「Good Luck Chuck」トータル35百万ドル(オープニング14百万ドル)
これらに比べても、やはり悪いオープニングを飾っている。

4位:「Igor」(アニメ)
【現在の興行収入】 8百万ドル
【監督】Anthony Leondis(「リロ&スティッチ」のテレビ版を手掛ける)
【声優】ジョン・キューザック、モリー・シャノン、スティーヴ・ブシュミ
【内容】マッドサイエンティストになりたいと願う実験助手のストーリー。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
専門家の事前予想では、9.5〜10.1百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想を下回る7.8百万ドルのオープニングを飾っている。
製作費30百万ドルであり、制作費を回収するのは少々厳しいようだ。

参考になりそうなのは、興行収入5千万ドル以下のアニメ作品だろうか。
☆06年「ライアンを探せ!」トータル37百万ドル
OP10→22→29→32→34
☆08年「SW クローン・ウォーズ」トータル34百万ドル
OP15→25→30→33→34
☆08年「Space Chimps」トータル29百万ドル
OP07→16→22→26→28
☆06年「アントブリー」トータル28百万ドル
OP08→18→22→25→26
☆08年「Igor」
OP08百万ドル
これらとの対比で考えると、「Igor」の興行収入は18〜33百万ドルとなる。
「Space Chimps」トータル29百万ドル辺りは超えたいところだが、これをやや下回る程度が落ち着きどころか。

8位:「Ghost Town」(ファミリーコメディ)
【現在の興行収入】 5百万ドル
【監督】デヴィッド・コープ
【主演】Ricky Gervais(「ナイトミュージアム」)、グレッグ・ギニア(「リトル・ミス・サンシャイン」)、ティア・レオーニ(「ディック&ジェーン」)
【内容】結腸鏡検査の間、7分の間死んでしまい、幽霊と通信する能力がつく。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
専門家の事前予想では、6.0〜8.3百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想を下回る5.0百万ドルのオープニングとなっている。
評価は高かったが、やはり地味なキャスティングが響いたか。

脚本家として有名のデヴィッド・コープの監督としての実績は以下の通り。
☆99年「エコーズ」トータル21百万ドル
OP06→12→16→18→19
☆04年「シークレット・ウインドウ」トータル48百万ドル
OP18→33→41→44→46
☆08年「Ghost Town」
OP05百万ドル
これらとの対比で考えると、「Ghost Town」の興行収入は13〜18百万ドルとなる。
評価が高いので、粘っても2千万ドル突破できるかどうかというところか。
「スパイダーマン」「インディ・ジョーンズ」の脚本家として知名度は高いが、監督・デヴィッド・コープはあまり評価されていないのだろうか。


旧作は以下のとおりとなっている。
2位:「BURN AFTER READING」(コメディ)
【現在の興行収入】 36百万ドル(先週比+17百万ドル)
【監督】コーエン兄弟
【主演】ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、ジョージ・クルーニー
【内容】CIA職員の回顧録を含んでいるディスクを発見した2人のジムの従業員はこれで儲けようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
製作費37百万ドルという低予算映画であり、余裕で制作費を回収できそうだ。
アカデミー賞効果が思ったよりも高く、キャスティングにも当然集客力があった。

過去のコーエン兄弟作品は以下の通り。
☆96年「ファーゴ」トータル26百万ドル(オープニング小規模)
☆98年「ビッグ・リボウスキ」トータル17百万ドル
OP06→11→14→15
☆00年「オー・ブラザー!」トータル46百万ドル(オープニング小規模)
☆01年「バーバー」トータル8百万ドル
☆03年「ディボース・ショウ」トータル35百万ドル
OP13→23→28→32→34→34
☆04年「レディーキラーズ」トータル40百万ドル
OP13→23→30→34→37→38
☆07年「ノーカントリー」トータル74百万ドル(オープニング小規模)
☆08年「BURN AFTER READING」
OP19→36百万ドル
これらとの対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は55〜63百万ドルとなる。
現時点では、6千万ドル前後が落ち着きどころか。
近年では、「ノーカントリー」に次ぐ、興行収入となりそうだ。
さすがに1億ドルを超えるような作品を生み出さないものの、安定してきている。
そろそろ大作を手掛けて欲しいものだ。

近年のブラッド・ピット主演作は以下の通り。
☆06年「バベル」トータル34百万ドル(オープニングは小規模)
☆07年「ジェシー・ジェームズの暗殺」トータル4百万ドル(オープニングは小規模)
「バベル」は楽に超えた。

近年のジョージ・クルーニー主演作は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル(オープニングは小規模)
☆08年「Leatherheads」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
「Leatherheads」対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は51百万ドルとなり、この辺りがミニマムラインだろう。
「フィクサー」トータル49百万ドル辺りは超えそうだ。

本作を手掛けたのは「FOCUS FEATURES」という中小のスタジオ。
最高興行収入が05年の「ブロークバック・マウンテン」トータル83百万ドル、次が07年の「つぐない」トータル51百万ドル、その次が「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドルとなっている。
「つぐない」トータル51百万ドルは超えたいところだ。

5位:「Righteous Kill」(クライムサスペンス)
【現在の興行収入】 29百万ドル(先週比+13百万ドル)
【監督】ジョン・アヴネット
【主演】ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、カーラ・グギノ(「アメリカン・ギャングスター」)
【内容】2人のベテランのニューヨーク市刑事は、彼らが数年前解決したと思っているケースと最近の殺人のケースが酷似していることを知る。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
なんだかんだいってもスター共演であり、注目度は高かったようだが、製作費6千万ドルを回収できる見込みはない。
制作費の半分以上は、二人のギャラだろうか。

監督ジョン・アヴネットは、アル・パチーノ主演作「88ミニッツ」「アンカーウーマン」「フライング・グリーン・トマト」を監督しているベテラン。
基本的にはプロデューサーとして活躍している。

アル・パチーノ主演作は以下の通り。
☆95年「ヒート」トータル67百万ドル
OP08→20→36→45→53
☆97年「フェイク」トータル42百万ドル
OP12→23→31→36→39
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
OP21→42→52→58→62
☆03年「リクルート」トータル53百万ドル
OP16→30→39→44→48
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23
☆07年「88ミニッツ」トータル17百万ドル
OP07→13→15→16→17
☆08年「Righteous Kill」
OP16→29百万ドル
これらとの対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は38〜53百万ドルとなる。
ロバート・デ・ニーロとの共演作「ヒート」トータル67百万ドルが目標となりそうだが、現時点では5千万ドル前後がマックスラインだろう。
「リクルート」トータル53百万ドル超えを目指したいところだが、「フェイク」トータル42百万ドルを超えるのが精一杯のところか。

ロバート・デ・ニーロ主演作は以下の通り。
☆01年「15ミニッツ」トータル24百万ドル
OP11→18→22→24→24
☆01年「スコア」トータル71百万ドル
OP19→37→49→57→62
☆02年「ショウタイム」トータル38百万ドル
OP15→27→33→36→37
☆02年「容疑者」トータル22百万ドル
OP09→17→20→22→22
☆05年「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル
OP22→36→43→48→50
☆06年「グッド・シェパード」トータル60百万ドル(監督・出演)
OP10→35→48→54→58
☆07年「スターダスト」トータル39百万ドル
OP09→19→26→31→35
☆08年「Righteous Kill」
OP16→29百万ドル
「ミート・ザ・ペアレンツ」などのコメディ作品はヒットするが、その他では近年あまりヒットには恵まれていない。
主要作品との対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は38〜60百万ドルとなる。
やはり、現時点では5千万ドル前後がマックスラインとなりそうだ。
「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル超えを目指したいところだが、「スターダスト」トータル39百万ドルを超えるのが精一杯か。

この手の刑事モノはありふれており、大ヒットは期待できない。
また、本作を手掛けたのは実績のない中小スタジオ「OVERTURE FILMS」であり、そういう面も影響したのではないか(OVERTURE FILMSの最高興行収入作品は本作を除けば、現在公開中の「Traitor」の22百万ドルだった)。

6位:「The Family That Preys」(コメディ)
【現在の興行収入】 28百万ドル(先週比+11百万ドル)
【監督】タイラー・ペリー
【主演】キャシー・ベイツ、アルフレ・ウッダード(「フォーガットン」)、サナ・レイサン(「エイリアンVS.プレデター」)
【内容】二人の友人はそれぞれの家族がバラバラになる秘密とスキャンダルに直面して、彼らの家族の結び直す方法を見つけるために、アメリカ横断旅行に向かう。
【アメリカ内の評価】 悪い
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
評価が予想以上に悪く、伸びを欠いているようだ。

黒人から支持が高いタイラー・ペリー。
今回も、監督・脚本・出演を努める。
本作にキャシー・ベイツを主演に迎えることで、興行収入にどのように影響するだろうかが注目だったが、あまり大きな影響はなかったか。

タイラー・ペリーシリーズは以下のとおり。
☆脚本・出演「Diary of a Mad Black Woman(05)」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50
☆監督・脚本・出演「Madea's Family Reunion(06)」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆監督・脚本「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆監督・脚本・出演「WHY DID I GET MARRIED(07)」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆監督・脚本・出演「Meet the Browns(08)」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆監督・脚本・出演「The Family That Preys(08)」
OP17→28百万ドル
これらとの対比で考えると、「The Family That Preys」の興行収入は35〜39百万ドルとなる。
現時点では、3千万ドル半ば程度が落ち着きどころか。
「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル以来の低い水準に落ち着きそうだ。
毎回毎回、作品の評価が高くなく、そろそろ飽きられてきているようだ。
作品が乱発されているが、将来性はなさそうなので、稼げるうちに稼ごうという作戦だろうか。

7位:「The Women」(コメディ)
【現在の興行収入】 19百万ドル(先週比+9百万ドル)
【監督】Diane English(初監督作品)
【主演】メグ・ライアン、エヴァ・メンデス、アネット・ベニング
【内容】夫が女性店員と不倫し、自分を裏切っていることに気づいた女性の人生が揺らぐ。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
豪華スターが出演しているが、製作費は16百万ドルという低予算映画であり、制作費は余裕で回収できた。

1939年のジョージ・キューカー監督作品をリメイクしたもの。
豪華女優陣の共演作となると、以下のような作品が参考になるか。
☆02年「めぐりあう時間たち」トータル42百万ドル(オープニング小規模)
(主演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ)
☆02年「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」トータル70百万ドル(オープニング16百万ドル)
(主演:サンドラ・ブロック、エレン・バースティンなど)
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル(オープニング10百万ドル)
(主演:キャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーン)
☆07年「いつか眠りにつく前に」トータル12百万ドル
(主演:クレア・デインズ、トニ・コレット、メリル・ストリープ、グレン・クローズ)
「イン・ハー・シューズ」との対比で考えると、「The Women」の興行収入は31百万ドルとなる。
「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドルを超えることが目標となりそうだが、さすがに厳しく、2千万ドル後半が落ち着きどころか。
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル
OP10→20→26→29→31→32

メグ・ライアン主演作品は以下の通り。
☆00年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドル
OP10→19→24→28→31
☆01年「ニューヨークの恋人」トータル47百万ドル
先17→31→37→42→45
☆03年「イン・ザ・カット」トータル5百万ドル(オープニングは小規模)
☆04年「ファイティング×ガール」トータル6百万ドル
OP03→05→06→06→06
☆07年「In the Land of Women」トータル11百万ドル
OP05→09→10→11→11
☆08年「The Women」
OP10→19百万ドル
これらとの対比で考えると、「The Women」の興行収入は23〜33百万ドルとなる。
「プルーフ・オブ・ライフ」(トータル33百万ドル)と同じような動きをしているが、さすがにこれを超えるのは厳しそうだ。
ただ、「イン・ザ・カット」が大コケしてから精彩を欠いているが、3千万ドル近く稼げば、一応復活をアピールできそうだ。

本作を手掛けたのはこちらも「PICTUREHOUSE」という中小スタジオ。
最高興行収入作品が06年「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドル、次がロバート・アルトマン監督の「今宵、フィッツジェラルド劇場で」トータル20百万ドルとなっている。
さすがに「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドルを超えるのは厳しい。

9位:「ダークナイト」(アクション)
【現在の興行収入】 522百万ドル(先週比+4百万ドル)
【監督】クリストファー・ノーラン
【主演】クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート
【内容】ジョーカー登場
【アメリカ内の評価】 メチャクチャ高い
【公開前興行収入予想】 3億ドル
制作費は「インディ・ジョーンズ」と並ぶ185百万ドルであったが、あっさりと回収し、ついに5億ドルを突破している。
「インディ・ジョーンズ」(現時点で316.7百万ドル)、「アイアンマン」(現時点で318.2百万ドル)を超えて、今年公開作品の興行収入第一位となっている。
なお、「インディ」は「アイアンマン」を抜けない可能性が高まった。

焦点は、「シュレック2」トータル441百万ドル、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル、「スパイダーマン」トータル403百万ドルをいつ抜けるかだったが、4週目でこれらを抜いた。
そして、5週目でついに「スター・ウォーズ」トータル461百万ドルを抜き、全米映画史上第二位の興行収入作品となっている。
今後は「タイタニック」トータル601百万ドルにどこまで迫れるかということになる。

☆「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→314→353→379→397→408→419→425→429
☆「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル
OP136→258→322→358→380→392→401→408→413→417
☆「スパイダーマン」トータル403百万ドル
OP115→223→286→326→354→370→383→390→396→400
☆「タイタニック」トータル601百万ドル
OP029→088→157→198→237→275→308→337→372→403→
→427→449→471→495→515→530→543→554→561→566
※15週連続でウィークエンドランキングトップ死守。
☆「ダークナイト」
OP158→314→394→442→471→489→502→512→518→522
「タイタニック」以外との対比で考えると、「ダークナイト」の興行収入は526〜537百万ドルとなる。
さすがに「タイタニック」トータル601百万ドルを抜くのは難しそうだ。
5億3千万ドル辺りがフィニッシュラインだろうか。

興行収入だけではなく、評価も恐ろしく高い。
現時点では、「ショーシャンクの空に」「ゴッドファーザー」と並び、IMDbサイトにおいて映画史上最高の評価を争っている。

過去のバットマンシリーズは以下の通り。
☆89年「バットマン」トータル251百万ドル
☆92年「バットマンリターンズ」トータル163百万ドル
☆95年「バットマンフォーエヴァー」トータル184百万ドル
☆97年「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」トータル107百万ドル
☆05年「バットマンビギンズ」トータル205百万ドル
「バットマン」トータル251百万ドルを余裕で超えて、その倍以上を稼ぐなどと誰が予想できただろうか。

アメコミの映画化は以下の通り。
02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
89年「バットマン」トータル251百万ドル
97年「メン・イン・ブラック」トータル251百万ドル
06年「X−MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
03年「X−MEN2」トータル215百万ドル
07年「300」トータル211百万ドル
05年「バットマン・ビギンズ」トータル205百万ドル
06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル
「スパイダーマン」トータル404百万ドルを抜き、歴代アメコミ映画史上第一位の興行収入作品になった。
トップの「スパイダーマン」にさらに1億ドルを上乗せするというのは凄すぎる。
果たして、「ダークナイト」を超えるアメコミ作品は登場するのか。
超えられるとすれば、やはり「バットマン」シリーズということになりそうだ。

10位:「The House Bunny」(コメディ)
【現在の興行収入】 46百万ドル(先週比+4百万ドル)
【監督】Fred Wolf(「Strange Wilderness」)
【主演】アンナ・ファリス
【内容】マンションから追い出されたバニーガールは行き場を失い、大学の寮母となる。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
製作費25百万ドルとなっており、制作費を2週目で回収し、倍程度を稼ぐ見通しとなった。
製作費や主演を考えれば、大ヒットといえるだろう。
やはり、コメディはローリスクだ。

「絶叫計画」シリーズでお馴染みのアンナ・ファリス出演作品(主演ではない作品も含む)の興行収入は以下の通り。
☆06年「Gガール破壊的な彼女」トータル23百万ドル
OP09→17→020→021→022→022
☆06年「最終絶叫計画4」トータル91百万ドル
OP40→67→078→084→086→088
☆05年「Just Friends」トータル33百万ドル
OP13→21→026→030→031→031
☆03年「最狂絶叫計画」トータル110百万ドル
OP48→78→093→102→106→108
☆03年「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドル
OP01→04→009→014→018→021
☆02年「ホット・チック」トータル35百万ドル
OP07→14→022→030→033→033
☆01年「最新絶叫計画」トータル71百万ドル
先34→53→062→067→070→071
☆00年「最終絶叫計画」トータル157百万ドル
OP42→89→116→132→140→145
☆「The House Bunny」
OP15→28→037→042→046百万ドル
主要作品との対比では、「The House Bunny」の興行収入は47〜52百万ドルとなる。
なかなか粘っており、「The House Bunny」は5千万ドル突破が最大の目標となりそうだ。
「Just Friends」「ホット・チック」は楽に超えており、アンナ・ファリスの評価は本作によって高まったことだろう。
コメディ主演女優として重宝されるかもしれない。

今年公開された以下のようなコメディ作品を超えることが目標となる。
☆「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」トータル38百万ドル
OP15→25→31→34→36→37
☆「First Sunday」トータル38百万ドル(主演:アイス・キューブ)
OP18→28→34→37→38→38
☆「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
OP15→25→30→32→33→33
☆「The Love Guru」トータル32百万ドル
OP14→25→29→31→32→32
☆「The House Bunny」
OP15→28→37→42→46百万ドル
これらとの対比では、「The House Bunny」の興行収入は46〜49百万ドルとなる。
やはり、5千万ドルギリギリ突破が現時点の落ち着きどころか。
コメディ作品「Baby Mama」トータル60百万ドルには届かなかったが、「幸せの1ページ」トータル48百万ドル、「近距離恋愛」トータル48百万ドルを破りそうだ。


次週のランキングには、
シャイア・ラブーフ主演のサスペンス「イーグル・アイ」
ダイアン・レイン、リチャード・ギア主演の大人のラブストーリー「最後の初恋」
スパイク・リー監督の戦争ドラマ「MIRACLE AT ST. ANNA」
が登場予定。
「イーグル・アイ」は同監督のラブーフ主演作「ディスタービア」(トータル80百万ドル)を超えることが最低限のノルマとなりそうだ。

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全米映画興行収入ランキング(9月第4週目新作予想) 【映画】

来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の4本。

△「LAKEVIEW TERRACE」(サスペンスドラマ)<2400館規模>
【監督】ニール・ラビュート
【主演】サミュエル・L・ジャクソン、パトリック・ウィルソン、ケリー・ワシントン(「ファンタスティック・フォー」)
【内容】LAPD警官(ジャクソン)は、ちょうど隣に引っ越してきたカップル(ワシントンとウィルソン)を退去させるように何でもする。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
専門家の事前予想では、14.9〜15.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
これよりも少々低い程度のオープニングを飾るだろうか。

サミュエル・L・ジャクソンの主演作の主な興行収入は以下の通り。
☆00年「シャフト」トータル70百万ドル
OP22→42→53→62→66
☆02年「チェンジング・レーン」トータル67百万ドル
OP17→33→45→52→57
☆04年「ツイステッド」トータル25百万ドル
OP09→16→21→24→25
☆05年「コーチ・カーター」トータル67百万ドル
OP24→43→54→59→63
☆05年「トリプルX ネクスト・レベル」トータル27百万ドル
OP13→21→24→26→26
☆06年「フリーダムランド」トータル13百万ドル
OP06→11→12→13
☆06年「スネーク・フライト」トータル34百万ドル(オープニング14百万ドル)
先15→26→31→33→33
☆07年「1408」トータル72百万ドル
OP21→40→53→62→67
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル(オープニング27百万ドル)
先34→56→67→72→76
コケた作品も多いが、共演者によっては6〜7千万ドルを稼げる俳優。
今回は共演者が甘いので、「スネーク・フライト」を少々上回る4千万ドル程度が落ち着きどころか。

ニール・ラビュート監督の興行収入は以下の通り。
☆00年「ベティ・サイズモア」トータル25百万ドル(オープニング7百万ドル)
☆02年「抱擁」トータル10百万ドル(オープニング2百万ドル)
☆06年「ウィッカーマン」トータル24百万ドル(オープニング10百万ドル)
これらは少なくとも超えたいところだ。
やはり、悪くとも3千万ドル後半程度は稼げそうだ。


×「MY BEST FRIEND'S GIRL」(ラブコメディ)<2500館規模>
【監督】ハワード・ドゥイッチ(「隣のヒットマン全弾発射」「リプレイスメント」)
【主演】ケイト・ハドソン、デイン・クック(「Mr.ブルックス」)、ジェイソン・ビッグス(「南極物語」)
【内容】別れようとしているオトコがいかに素晴らしいかを女性に語ることを生業としている主人公が親友のガールフレンドの説得に向かう。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 5千万ドル
専門家の事前予想では、13.5〜14.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
ケイト・ハドソンの実績を考えると、もうちょっと稼ぐのではないか。

ケイト・ハドソンの主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆03年「ル・ディヴォース」トータル9百万ドル(小規模公開)
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
「10日間で男を上手にフル方法」で1億ドル突破を達成し、「トラブル・マリッジ」「フールズ・ゴールド」も高い興行収入を上げており、ラブコメディには定評がある。
さすがに「トラブル・マリッジ」までは稼げないとしても、「プリティ・へレン」トータル37百万ドルを超えてきそうだ。

ラブコメディは手堅く稼げるというイメージもあり、5千万ドル程度が落ち着きどころか。
今年公開されたラブコメ作品の比較は以下の通り。
☆「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
☆「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→69→73
☆「Forgetting Sarah Marshall」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆「近距離恋愛」トータル46百万ドル
OP18→27→34→39→43→45
「近距離恋愛」がライバルになりそうだ。


×「Igor」(アニメ)<2300館規模>
【監督】Anthony Leondis(「リロ&スティッチ」のテレビ版を手掛ける)
【声優】ジョン・キューザック、モリー・シャノン、スティーヴ・ブシュミ
【内容】科学者になりたいと願う実験助手のストーリー。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
専門家の事前予想では、9.5〜10.1百万ドルのオープニングを飾るとされている。
予想よりも低い可能性もありそうだ。

参考になりそうなのは、5千万ドル以下のアニメ作品だろうか。
☆06年「ライアンを探せ!」トータル37百万ドル
OP10→22→29→32→34
☆08年「SW クローン・ウォーズ」トータル34百万ドル
OP15→25→30→33→34
☆08年「Space Chimps」トータル29百万ドル
OP07→16→22→26→28
☆06年「アントブリー」トータル28百万ドル
OP08→18→22→25→26
「Space Chimps」トータル29百万ドル辺りは超えたいところ。
「ライアンを探せ!」トータル37百万ドルと同程度に落ち着くのではないか。


×「Ghost Town」(ファミリーコメディ)<1400館規模>
【監督】デヴィッド・コープ
【主演】Ricky Gervais(「ナイトミュージアム」)、グレッグ・ギニア(「リトル・ミス・サンシャイン」)、ティア・レオーニ(「ディック&ジェーン」)
【内容】結腸鏡検査の間、7分の間死んでしまい、幽霊と通信する能力がつく。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
専門家の事前予想では、6.0〜8.3百万ドルのオープニングを飾るとされている。
恐らく予想通りの結果になるだろう。

脚本家として有名のデヴィッド・コープの監督としての実績は以下の通り。
☆99年「エコーズ」トータル21百万ドル
OP06→12→16→18→19
☆04年「シークレット・ウインドウ」トータル48百万ドル
OP18→33→41→44→46
これらの間の3千万ドル程度が落ち着きどころか。
評価が高いので、粘るかもしれない。
ただ、地味さは拭えず、大きく爆発はしないと思われる。


[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品

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