ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(1月4週目その3)

1位:「アバター」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 60.0億円
【現時点での興行収入予想】 100.0億円
【公開規模】 761スクリーン
トータルでは70.0億円(7,002,972,230円)となっている。
1週間の伸びは10.7億円弱だろうか。
まさかここまで話題になるとは思わなかった。

ジェームズ・キャメロン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆86年公開「エイリアン2」配給収入12億円
☆91年公開「ターミネーター2」配給収入57.5億円
☆94年公開「トゥルーライズ」配給収入35億円
☆97年公開「タイタニック」トータル262億円
配給収入は興行収入の半分程度となる。
公開前には『恐らく「タイタニック」「ターミネーター2」ほどのムーブメントは起きないだろう』と予想したが、キャメロンをなめすぎていたようだ。

興行収入100億円前後の作品は以下のとおり。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆06年「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆05年「スター・ウォーズEPⅢ」トータル91.7億円
先21.2→40.7→49.8→58.7→65.8→73.3→80.5
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
OP12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7
☆09年「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6
☆09年「アバター」
不明→月35.0→祝49.9→59.3→70.0
本作は正月映画ではあるが、他の映画も正月や先行分があるので、そのまま対比してみたい。
これらとの対比で考えると、「アバター」の興行収入は83.1~110.8億円となる。
1週間の伸びが10億円という現状を踏まえると、減少率が3割程度と考えても、少なくとも20億円以上の上乗せは可能だろう。
当面は100億円突破が目標となりそうだ。
ロング公開をして、なんとか乗せるところがフィニッシュラインだろうか。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円がライバルとなりそうだ。


5位:「サヨナライツカ」(アスミック)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円前後
【配給会社期待値】 10億円を視野
【現時点での興行収入予想】 7.0億円
【公開規模】 180スクリーン
1.3億円(132,115,000円)のオープニングを飾った。
先週『イメージ的にはトータル3億円前後、オープニング5千万円というところか』と書いたが、大きくズレた。
高いオープニングは中山美穂と中島美嘉による大量の番宣効果だろうか。
「中山美穂ファン以外の誰が見るんだ」と思ったが、女性客から支持が高くなるということをすっかり忘れていた。
初日はほぼ満席状態だったという情報もあるが、ロングセールスタイプではなくて、初動タイプとなるのではないか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「感染列島」トータル19億円見込み(オープニング3.0億円)
☆「誰も守ってくれない」トータル6億円見込み(オープニング1.1億円)
<2008>
☆「銀色のシーズン」トータル10.4億円(オープニング3日2.8億円)
☆「陰日向に咲く」トータル19.5億円(オープニング2.4億円)
☆「母べえ」トータル21.2億円(オープニング1.6億円)
「陰日向に咲く」「母べえ」以外との対比で考えると、「サヨナライツカ」の興行収入は6.8~8.2億円となる。
当面は7億円程度が落ち着きどころか。

「サヨナライツカ」1.3億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ジェネラル・ルージュの凱旋」1.5億円(トータル9.0億円)
☆「相棒シリーズ鑑識・米沢守の事件簿」1.4億円(トータル7.0億円)
☆「火天の城」1.3億円(トータル8億円見込み)
<2008>
☆「ハンサム★スーツ」1.5億円(トータル8.6億円)
☆「イキガミ」1.3億円(トータル8.0億円)
これらとの対比で考えると、「サヨナライツカ」の興行収入は6.5~8.0億円となる。
やはり、「サヨナライツカ」の興行収入は当面は7億円程度が落ち着きどころと考えたい。
同性に支えられる女優や女性の支持が高そうな作品をもっと見極めたいところ。


8位:「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」(東宝・フジテレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 80.0億円
【配給会社期待値】 40.0億円
【現時点での興行収入予想】 オープニング時の予想37~38億円
【公開規模】 409スクリーン
トータルでは、35.0億円半ば(3,505,938,500円)となっている。
1週間の伸びは2.4億円弱だろうか。
40億円突破は厳しそうであり、オープニング時の予想37~38億円が落ち着きどころとなりそうだ。
40億円近く稼いでコケたというのは可哀相だが、「ROOKIES-卒業-」「花より男子F」といった作品と同様のものを期待していたので失望感は生じてしまう。
ドラマから約3年の時を経ており、タイミングが遅かったのだろうか。
逆に飢餓感や期待感が熟成されるということもあると思っていたのだが。
このままでは4月に公開される“後編”に対しても影響が出そうだ。

近年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル84.2億円(視聴率14.8%)
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円(視聴率05年19.7%、07年21.7%)
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円(視聴率13.1%)
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円(視聴率22.8%)
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円(視聴率22.6%)
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1億円→
「ごくせん THE MOVIE」はなんとか超えた。
正月があったので、これらの7週目との対比で考えると、「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」の興行収入は37.7~42.1億円となる。
もはや勢いは感じられないので、やはり37~38億円が落ち着きどころか。

「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」35.1億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(正月映画のため1週上乗せ)。
<2009>
☆「アマルフィ 女神の報酬」33.0億円(トータル36.4億円)
☆「ごくせん THE MOVIE」32.4億円(トータル34.8億円)
<2008>
☆「20世紀少年」祝込36.6億円(トータル39.5億円)
☆「ザ・マジックアワー」祝込35.5億円(トータル39.2億円)
これらとの対比で考えると、「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」の興行収入は37.7~38.8億円となる。
オープニングに予想したとおり、「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」の興行収入は37~38億円という予想にしたい。
80億円程度の大爆発を起こすという公開前の予想は大きくズレたが、オープニング時のヨミが当たったことでなんとか挽回したか。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(1月4週目その2)

3位:「サロゲート」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 7.0億円
【公開規模】 319スクリーン
金曜日からの3日間で1.7億円(174,361,080円)のオープニングを飾った。
先週『金曜日からのオープニング3日間は2.2~2.3億円、土日は1.8億円だろうか』と書いたので、予想よりも低かった。
ブルース・ウィリスの現在の人気は思ったよりも低いということか。
土日2日の数字は不明なので、とりあえず1.4億円程度と考えて検討したい。

ブルース・ウィリス出演作の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ホステージ」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.6→
☆07年公開「16ブロック」不明(3億円程度か)
OP0.7→1.9→
☆07年公開「ラッキーナンバー7」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.4→3.1
☆07年公開「ダイ・ハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4
☆09年公開「サロゲート」
金3日1.7億円→
「ダイ・ハード4.0」以外の作品の興行収入を上回りそうだ。
「ホステージ」「ラッキーナンバー7」が5億円程度と想定し、これらとの対比で考えると、「サロゲート」の興行収入は7億円程度となる。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆04年公開「アイ,ロボット」トータル37.5億円
☆05年公開「アイランド」トータル13.6億円
OP2.0→5.6→8.2→10.5→12.6
☆06年公開「トゥモロー・ワールド」トータル10.0億円
OP1.6→3.0→4.1
☆08年「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→06.4→10.0→11.6
☆09年「ターミネーター4」トータル33.1億円
先10.2(OP5.9)→18.9→24.0→27.8→30.1
☆09年公開「サロゲート」
金3日1.7億円→
これらとの対比で考えると、「サロゲート」の興行収入は6.8~9.5億円程度となる。
やはり、稼げても7億円程度だろうか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「チェ/28歳の革命」トータル8億円見込み(オープニング1.4億円)
☆「007/慰めの報酬」トータル20億円見込み(オープニング先行除く3.1億円)
☆「レボリューショナリー・ロード」トータル3億円後半見込み(オープニング0.8億円)
<2008>
☆「EARTH」トータル24.0億円(オープニング3日5.5億円)
☆「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円(オープニング4.0億円)
☆「Mr.ビーン」トータル4.5億円(オープニング1.1億円)
これらとの対比で考えると、「サロゲート」の興行収入は5.7~10.0億円程度となる。
ロングセールスにもならず、極端な初動タイプでもないだろう。

「サロゲート」金1.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「スター・トレック」金1.9億円(トータル6億円見込み)
☆「オーストラリア」1.4億円(トータル6億円見込み)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」1.5億円(トータル8.5億円)
☆「ドラゴン・キングダム」1.5億円(トータル7.1億円)
☆「大いなる陰謀」金1.5億円(トータル6.2億円)
これらとの対比で考えると、「サロゲート」の興行収入は5.4~7.9億円程度となる。
7億円突破は若干厳しいラインかもしれない。
ただ、上映時間の短い映画であり、回転率もよく、アクション・サスペンス系作品であり、気楽に見られるという強みを考慮して、「サロゲート」の興行収入は7億円と予想したい。


4位:「Dr.パルナサスの鏡」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 10.0億円
【現時点での興行収入予想】 6.0億円
【公開規模】 233スクリーン
1.5億円程度のオープニングを飾ったようだ(29日追記:実際には1.3億円程度とのこと)。
先週『オープニングは2.4億円程度だろうか。やや初動タイプになると思われる』と書いたが、大きくズレた。
テリー・ギリアム作品なので一般向けとは思えない作品なのは分かるが、話題性やジョニー・デップの人気を踏まえると、もっと稼いでも不思議ではないと思うが。

参考になりそうな作品が見当たらない。
とりあえず出演者・監督の作品やティム・バートン監督作品が参考になるだろうか。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆05年公開「コープス・ブライド」トータル10.0億円
OP1.8→4.5
☆07年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→9.6→14.0→16.6→18.4→19.4
☆08年公開「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆09年公開「Dr.パルナサスの鏡」
OP1.5億円→
主要作品との対比で考えると、「Dr.パルナサスの鏡」の興行収入は5.2~8.3億円となる。
『話題性もあり、豪華俳優陣という効果もあり、10億円に近いラインまで乗るのではないか』と予想したが、ムリのようだ。
6億円程度が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「チェ/28歳の革命」トータル8億円見込み(オープニング1.4億円)
☆「007/慰めの報酬」トータル20億円見込み(オープニング先行除く3.1億円)
☆「レボリューショナリー・ロード」トータル3億円後半見込み(オープニング0.8億円)
<2008>
☆「EARTH」トータル24.0億円(オープニング3日5.5億円)
☆「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円(オープニング4.0億円)
☆「Mr.ビーン」トータル4.5億円(オープニング1.1億円)
これらとの対比で考えると、「Dr.パルナサスの鏡」の興行収入は6.1~9.7億円となる。
比較的初動タイプと思われるので、6億円程度となるだろうか。

「Dr.パルナサスの鏡」1.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「スター・トレック」金1.9億円(トータル6億円見込み)
☆「オーストラリア」1.4億円(トータル6億円見込み)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」1.5億円(トータル8.5億円)
☆「ドラゴン・キングダム」1.5億円(トータル7.1億円)
☆「大いなる陰謀」金1.5億円(トータル6.2億円)
これらとの対比で考えると、「Dr.パルナサスの鏡」の興行収入は6.0~8.5億円となる。
やはり、「Dr.パルナサスの鏡」の興行収入は6億円と予想したい。
話題性や主演男優の豪華さだけでは、観客は集まらないようだ。
ただ、テリー・ギリアム作品にはクセがあり一般受けしにくいのは分かるが、この程度とは思わなかった。


9位:「BANDAGE バンデイジ」(東宝・日本テレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 4.5億円
【現時点での興行収入予想】 5.0億円
【公開規模】 214スクリーン
トータルでは2.9億円半ば(295,930,600円)となっている。
コケるのは分かりきっていることである。
致死レベルのコケになるのではないかという危惧があったので、意外と頑張っているなという印象。

以下のようなジャニーズの先輩がいるので、落ち込む必要はない。
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
OP0.8→1.7→2.6→3.2→3.4
☆09年「ヘブンズ・ドア」(※長瀬主演)トータル不明
OP0.4→
☆09年「アイ・カム・ウィズ・レイン」トータル3億円台見込み
OP0.6→1.9→2.6→3.0
☆10年「BANDAGE バンデイジ」
OP1.3→3.0億円→
これらと比較すれば優秀だ。
「銀幕版 スシ王子!」との対比で考えると、「BANDAGE バンデイジ」の興行収入は6.5億円となる。
当面は5億円に乗せることが目標となりそうだ。

また、以下のような作品と比較してもまだ分がある。
☆09年「TAJOMARU」
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆09年「おっぱいバレー」トータル5億円見込み
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆09年「しんぼる」
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆09年「真夏のオリオン」
OP1.1→3.0→4.1→4.9
☆10年「BANDAGE バンデイジ」
OP1.3→3.0億円→
冒頭の「意外と頑張っている発言」の意味が分かると思う。
小栗旬の「TAJOMARU」、玉木宏の「真夏のオリオン」と同程度ならば、赤西仁だけを特別に責められないだろう。
これらを踏まえてみても、当面はやはり5億円が目標となりそうだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(1月5週目新作予想その2)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

○:「ラブリーボーン」(パラマウント)
<308館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【監督】 ピーター・ジャクソン
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「キング・コング」(トータル23.5億円)を手掛けている。
ジャンルが全く異なるので、これらのようなヒットにはならず、「キング・コング」はもちろん下回るだろう。
ただ、このビッグネームにどれだけの人が引き付けられるかが読めない要素。

【キャスティング】 シアーシャ・ローナン、マーク・ウォルバーグ、レイチェル・ワイズ
シアーシャ・ローナンは「つぐない」(トータル1.3億円程度)でオスカーノミネート経験があるが、日本では無名の存在。
マーク・ウォルバーグは「ディパーテッド」(トータル15.6億円)、「ハプニング」(トータル12.3億円)といった実績があるが、日本での人気は高くはなさそうだ。
レイチェル・ワイズは「ハムナプトラ」シリーズ、「ナイロビの蜂」(トータル6億円くらいか)、「コンスタンティン」(トータル27.2億円)といった実績があるが、こちらも名前だけで日本の観客を集められるほどではない。
稼ぐことができても、「ハプニング」(トータル12.3億円)程度というところか。

【題材】 「サスペンス」「ファンタジー」「小説の映画化」
ベストセラー小説の映画化というが、原作の知名度が高いとは思えず、大きな影響はないのではないか。

参考になりそうな作品は見当たらないが、強いていえば以下のような作品か。
ジャンルは無視して、不可思議なストーリーや新味のある題材を主にピックアップしてみた。
☆08年「ハプニング」トータル12.3億円
金3日2.8→7.0→9.4→11.4→12.1
☆08年「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→06.4→10.0→11.6
☆09年「ノウイング」トータル10億円見込み
金3日2.9→6.1→8.2→9.3
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル8.5億円
OP1.5→4.1→5.8→6.9→7.6
☆09年「7つの贈り物」トータル8億円見込み
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7
コケることがなければ、マックス12億円、ミニマム8億円というところか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
題材的に仕方がないとはいえ、美輪明宏で押すのもいかがなものか。
内容的にも分かるようで分からない仕上り。
自分が見たヴァージョンは“ピーター・ジャクソン”の名前が一度も呼ばれないものもあった。
「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンという名前による宣伝効果は高いと思うのだが。

【支持基盤・ターゲット】 「全般」「PJファン」
美輪明宏効果があれば、年配層も動員できるが、それほどの効果はないだろう。
家族連れで見るような作品でもなさそうだ。
主要な客層は20~30歳代のカップルということになろうか。
あとは、ピーター・ジャクソンというビッグネームにどれだけ人が集まるかというところか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「チェ/28歳の革命」トータル8億円見込み(オープニング1.4億円)
☆「007/慰めの報酬」トータル20億円見込み(オープニング先行除く3.1億円)
☆「レボリューショナリー・ロード」トータル3億円後半見込み(オープニング0.8億円)
<2008>
☆「EARTH」トータル24.0億円(オープニング3日5.5億円)
☆「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円(オープニング4.0億円)
☆「Mr.ビーン」トータル4.5億円(オープニング1.1億円)
「レボリューショナリー・ロード」のようなことにはならないと思うが。

【評価・予想】 9.5億円(オープニング3日2.3億円)
アメリカではそれほどヒットしない。
製作費65百万ドルに対して、現時点では31百万ドルしか稼げていない。
4千万ドル台でフィニッシュしそうであり、制作費を回収することはできないだろう。
ピーター・ジャクソンというビッグネームは評価しつつも、日本でも恐らく大ヒットはしないのではないか。
二桁は超えることができない程度の9.5億円程度という予想にしたい。
金曜日からのオープニング3日間は2.3億円程度か。


○:「ゴールデンスランバー」(東宝)
<307館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【監督】 中村義洋
「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」を手掛けており、伊坂作品には最適な人物。
以下のような作品も手掛けており、サスペンス作品は得意か。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝込3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9億円見込み
OP2日1.5→4.3→06.3→07.4→08.1→08.5
悪くて「ジェネラル・ルージュの凱旋」、良ければ「チーム・バチスタの栄光」程度稼げるだろう。

【キャスティング】 堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆
堺雅人は伊坂作品の「ラッシュライフ」に出演している。
堺雅人、竹内結子は「ジェネラル・ルージュの凱旋」でも共演しており、中村監督とも相性は悪くないのだろう。
ただ、堺雅人は「南極料理人」「クヒオ大佐」で主演をしているものの、大規模公開作品の主演としては初めてとなるのだろうか。
しかし、主演としての実績はなくても、これまでの実績・キャリアは十分であり、また作品自体の面白さに惹かれると思うので特に心配は要らないだろう。

【題材】 「小説の映画化」「サスペンス」
売れっ子小説家の伊坂幸太郎作品は多く映画化されているが、ヒット作には恵まれていない。
☆06年「陽気なギャングが地球を回す」データなし
OP0.4→1.0
☆07年「アヒルと鴨のコインロッカー」データなし
☆08年「Sweet Rain 死神の精度」トータル5.0億円(公開時規模266館)
OP0.8→2.5→3.7→4.4
☆08年「フィッシュストーリー」データなし
☆09年「重力ピエロ」
先1.0→2.1→2.9→3.4
「Sweet Rain 死神の精度」が最高の興行収入なのだろうか。
今回はこれを抜くのは確実といえる。
「重力ピエロ」の予想のときから言っているが、そろそろ伊坂幸太郎作品はヒットするだろう。
最低でも二桁を超えたいところ。

事件モノ・サスペンス系の興行収入は以下のとおり。
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
03.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7→不明→26.3→26.5
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7→42.2
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝込3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.4億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.2
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9億円見込み
OP2日1.5→4.3→06.3→07.4→08.1→08.5
ドラマの映画化ではないので、大爆発はしないだろう。
主演の堺については一定の評価はできるが、爆発するほどの期待は掛けられない。
「チーム・バチスタの栄光」を超える程度か。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・良
冤罪事件による逃亡の先に何があるのかは気になる仕上りとなっている。
斉藤和義の音楽も合っている。

【支持基盤・ターゲット】 10代半ば~40代前半の男又は女・カップル
子どもやお年寄りは見ないとは思うが、比較的ターゲットは広いと思われる。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「感染列島」トータル19億円見込み(オープニング3.0億円)
☆「誰も守ってくれない」トータル6億円見込み(オープニング1.1億円)
<2008>
☆「銀色のシーズン」トータル10.4億円(オープニング3日2.8億円)
☆「陰日向に咲く」トータル19.5億円(オープニング2.4億円)
☆「母べえ」トータル21.2億円(オープニング1.6億円)
ハマれば、「感染列島」「陰日向に咲く」程度が期待できそうだ。

【評価・予想】 17.0億円(オープニング2.7億円)
題材的に面白みを感じられるので、そこそこヒットするという予想にしたい。
「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円が基準となり、「感染列島」「陰日向に咲く」の19億円ラインがマックスラインか。
15億円以上、19億円以下というところが狙い目か。
ちょうど間をとって17億円という予想にしたい。
「チーム・バチスタの栄光」の2日間のオープニングが2.6億円、「感染列島」のオープニング3.0億円ということを踏まえると、オープニングは2.7億円というところか。


「スーパー戦隊祭 侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!」もランクインするだろうか。
去年のこの時期に公開された「劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」がトータル3億円、オープニング8.6千万円なので、本作も3億円台、オープニングは8千万円前後か。

「パラノーマル・アクティビティ」はアメリカでは話題になったが、日本ではビッグヒットにはならないだろう。
ビッグヒットにはならないとは思うが、新味のホラーはそれなりには受けるはず。
こちらもトータル3億円台、オープニングは4~5千万円程度か。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(1月5週目新作予想その1)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

×:「おとうと」(松竹・テレビ朝日)
<302館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【監督】 山田洋次
山田洋次監督作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「十五才 学校Ⅳ」トータル10.5億円
☆02年「たそがれ清兵衛」トータル12億円(※02年分)
☆04年「隠し剣 鬼の爪」トータル9億円程度か
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝込10.9→13.4→15.7→17.3→18.2
同じく吉永小百合主演の「母べえ」が参考になるだろう。
ただ、本作は現代劇なので、これを超えるのではないか。

【キャスティング】 吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮
吉永小百合主演の映画は以下の通り。
☆00年「長崎ぶらぶら節」トータル11.6億円
☆01年「千年の恋 ひかる源氏物語」トータル20.8億円
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3→22.2
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝込10.9→13.4→15.7→17.3→18.2
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→04.8→05.8→不明→07.2→07.7→
「まぼろしの邪馬台国」はやや低い結果に終わったが、20億円は堅そうだ。
「北の零年」以下、「母べえ」以上というところか。
ちょうど間の24~25億円辺りだろうか。

【題材】 「家族」
同じくヒューマンドラマ系の「おくりびと」のような大爆発することはないだろう。
なぜならば、本作は若い層が観ないからだ。
テーマは異なるが、以下のような作品がライバルとなるのではないか。
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→9.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1(2日2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「沈まぬ太陽」トータル26~27億円程度か
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝21.4→22.9→24.3→
やはり、24~25億円程度が狙い目だろうか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・良
「山田洋次」「吉永小百合」「家族」という3つのキーワードだけでシンプルに構成している。
ターゲット層を踏まえると、ごちゃごちゃとストーリーを説明するのではなくて、シンプルに構成した方が受けるだろう。
よく分かっている作りだ。

【支持基盤・ターゲット】 「年配層」
ターゲットがしっかりとしており、きっちりと支えてくれるだろう。
20億円前後からブレることは考えにくい。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「感染列島」トータル19億円見込み(オープニング3.0億円)
☆「誰も守ってくれない」トータル6億円見込み(オープニング1.1億円)
<2008>
☆「銀色のシーズン」トータル10.4億円(オープニング3日2.8億円)
☆「陰日向に咲く」トータル19.5億円(オープニング2.4億円)
☆「母べえ」トータル21.2億円(オープニング1.6億円)
寒い時期に年配層が動くかという不安はあったが、「母べえ」と時期も同じであるので、不安は要らない。

【評価・予想】 24~25億円(オープニング2.4億円)
「母べえ」トータル21.2億円が参考になるのは間違いないだろう。
馴染みやすい現代劇ということを考えると、これを超えてきそうだ。
ただ、大爆発するまでには至らないと思うので、上述の分析どおり24~25億円という予想にしたい。
「母べえ」のオープニングは低かったが、本作はやや高めと考えて、2.4億円程度ではないだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(1月4週目その1)

2位:「オーシャンズ」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 19~20億円
【配給会社期待値】 「EARTH」トータル24.0億円超え
土日で3.4億円弱(338,413,400円)のオープニングを飾った。
金曜日を含めると3億9200万円となる。
先週『金曜日からのオープニング3日間は2.5億円、土日は2.0億円だろうか』と書いたので、予想以上に爆発している。
自分も観ているので、こんなことを言うのは変だが、ただのドキュメンタリーがこれほどの人気が出るのが分からない。
ECOブームや温暖化対策ということもあるので、そういう趣旨からも注目されているのだろうか。

自然・生物・宇宙を扱ったドキュメンタリー作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「ディープ・ブルー」トータル11.0億円
☆06年公開「皇帝ペンギン」トータル10.0億円
☆08年公開「EARTH」トータル24.0億円
祝込3日5.5(2日3.6)→祝10.2→13.6→16.5→祝19.6→21.0
☆09年公開「宇宙(そら)へ。」トータル1億円程度か
☆10年公開「オーシャンズ」
OP2日3.4億円→
「EARTH」の土日比で98%と報じられているので、上述の2日3.6億円という数字はやや高いかもしれない。
この数字では「EARTH」対比94%になる。
「EARTH」のオープニングは祝日込みの数字しか発表されず、土日2日だけの正確な数字は分からないこともあった。
海外のサイトの数字も利用しているため、こういうズレはよくあるケース。
ネットで拾える情報には限界があり、細かいズレは気にしても仕方がない。
「EARTH」対比では「オーシャンズ」の興行収入は22.7億円となる。
当面は20億円超えが目標となるが、「EARTH」とは異なり、やや初動タイプの疑いが強い。
ドキュメンタリー作品には老若男女、カップル、家族連れを問わないという強みはあるので、極端なものではないだろうが。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「チェ/28歳の革命」トータル8億円見込み(オープニング1.4億円)
☆「007/慰めの報酬」トータル20億円見込み(オープニング先行除く3.1億円)
☆「レボリューショナリー・ロード」トータル3億円後半見込み(オープニング0.8億円)
<2008>
☆「EARTH」トータル24.0億円(オープニング3日5.5億円)
☆「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円(オープニング4.0億円)
☆「Mr.ビーン」トータル4.5億円(オープニング1.1億円)
これらとの対比では「オーシャンズ」の興行収入は13.9~22.7億円となる。
20億円突破は安泰とはいえず、現時点では10億円台の後半というところではないか。

「オーシャンズ」3.4億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「マンマ・ミーア!」土日のみで3.5億円(トータル26.8億円)
☆「ベンジャミン・バトン」3.2億円(トータル24.0億円)
☆「カイジ人生逆転ゲーム」土日のみで3.6億円(トータル20億円超)
☆「感染列島」3.0億円(トータル19.0億円)
<2008>
☆「EARTH」土日のみ3.6億円(トータル24.0億円)
☆「スウィーニー・トッド」4.0億円(トータル20.5億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」3.5億円(トータル23.4億円)
これらとの対比では「オーシャンズ」の興行収入は17.4~26.0億円となる。
「オーシャンズ」のオープニングは20億円突破が余裕で可能なラインだが、やや初動タイプと踏んで、「オーシャンズ」の興行収入は19~20億円という予想にしたい。
ドキュメンタリーは本来ロングセールス系になると思われるが、本作は例外ではないか。

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