ばったすいみんぐすくーる

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『SP』EpisodeⅣ-3レビュー 【ドラマ】

舞台上で麻田総理と井上に銃を向けながら喋り続ける山西を映すカメラワークにはなかなか見応えがあった。
喋り続ける山西の正面のカットから、山西を中心にしてぐるっと一周するように撮っている。
カメラマンの動きを考えながら見ると、あのシーンは結構面白い。

また、演出だけではなく、ストーリー的にもラストの予想外の展開にはさすがに驚かされた。

ただ、全般的にやはり物足りないというのが正直な感想だ。
11話も使っておきながら、結果的には何も描けていない。
真相はスペシャル版までお待ち下さいというのは、あまり好ましい手法ではない。そのスペシャル版が来週放送されるのならば問題ないが、4月ではやや鮮度が落ちてしまうのではないかと危惧される。

個人的にあまり好きになれなかったのは以下のような点だろうか。

①「井上の父母殺害事件の真相」
それほど驚くべき裏はなかった。
人気取りのために麻田サイドが仕組んだようだが、あれでどうやって人気が出るのだろうか。
山西にも驚くべき裏はない。
誤って井上の両親を殺してしまったようだが、あのことで麻田総理を恨むのは、逆恨み以外の何物でもないだろう。
「誰かを殺せ」と命じられたわけでもなさそうであり、まさに自己責任のレベルだ。仕事を自分でミスっておきながら、発注者を恨むようなものだ。

同様なことが井上にも言える。
あの程度で麻田総理を恨むのは、逆恨みレベルだ。
恨むのならば、山西を恨むべきだろう。
したがって、「これが俺の仕事だ」と麻田総理に覆いかぶさる井上にはあまり深い感情を揺さぶられない。
やはり、両親の死の直接の責任が麻田総理に大いにあり、守るべきかどうかを井上が悩むような葛藤があってもよかったかもしれない。
「SP」の仕事の意義を視聴者に問えていない気がする。

②「西島理事監の目的」
「いったい何がしたかったんですかねえ?」「考えるの面倒クセエ!」というやり取りは、個人的には意外と好きだ。
共感できようもない、くだらない私怨などで理由付けして、逃げるくらいならば、この位の思い切りのよい潔さがあってもいい。
あまりの斬新さにドギモも抜かれた。
理由が明らかにされなかったので、視聴者に考えさせるきっかけにもなるだろう。
西島の茶番に付き合うスナイパーの動機が不明だったが、最後には一応オチも用意されていたので問題ないだろう。
理由付けや動機を放棄するという潔さには感心するものの、これが適切だったかどうかは意見が分かれるところだ。

③「尾形の存在」
井上を助ける存在でもなければ、井上の暴走を止める存在でもない。
二人の関係性には盛り上がりが欠けた。
二人の絆もepisode0で少々描かれているにすぎない。
上司としてもイマイチ、中間管理職の苦悩としてもイマイチ、SPの環境を憂慮する者(書類を上司に提出したぐらいでは…)としてもイマイチだ。
彼の裏の顔がラストで明らかにはなったが、11話の中でそのようなそぶりはあっただろうか。
もし、当初からそういうつもりでいたならば、もっと謎や陰謀めいたことを随所に散りばめるなどの工夫が必要だったのではないか。
「パズルのピース」が最後にようやく嵌まったという感がしない。
最後に裏切るのならば、井上との深い関係性を描いた方がよりよい。
尊敬する者に裏切られる展開ならば、大いにドラマとして盛り上がるはずだった。

④「同僚SPの役割」
七三分けの山本(お笑い担当)、舌打ちの笹本(男臭さ解消担当)、先輩SPの石田(真面目担当)という三人いたが、はっきりいってどの人物も効果的な機能を果たしていない。
彼らが活躍するわけでもなければ、仲間の絆の強さが描かれるわけでもない。
もちろん友情も愛情も存在しない。
個性的のようには見えるが、あまり個性や存在価値を付加できなかったような気がする。
普通のドラマならば、それぞれにスポットライトが当たる回があってもいいのではないか。
自分が脚本家ならば、石田さんには最終回間際に死んでもらうような見せ場をきちんと用意するだろう。

⑤「井上のスペシャル能力の取扱い」
面倒くさいようなところは、基本的にはなんでも“勘”で解決されてしまった。
理詰めで事件を解決するような知的な構成にはなっていない。
瞬間記憶で車に仕掛けられた爆弾を発見したり、足跡から軍人の存在を発見していたが、スペシャル能力があまりスペシャルではなかったと思う。
せっかくの設定なのだから、もうちょっと工夫や見せ場が必要ではなかったか。
はっきりいって頭痛を引き起こすだけの役に立たない能力でしかない。

⑥「マルタイとの関係」
信頼を築くことが大切といっている割には、都知事、元総理、大橋、麻田総理とどのマルタイとも信頼関係は皆無である。
本来ならば、SPとマルタイとの関係にはいくつものドラマが生まれるはずである。
手術中の元総理はやむを得ないとしても、あまりにもSPとマルタイとの関係が希薄であったのが、ドラマとしての質を低めている。

⑦「井上の妄想の多さ」
都知事が屋上から撃たれたり、シャワー室で大橋が毒物を飲まされたり、果てには自身が総理を撃ち殺すという「妄想」を毎度毎度繰り広げていた。
そんなに妄想が好きならば、父親と母親が殺されたのも全部妄想で、全部子どもの妄想だったことにすればいいじゃないのか。
予告編で視聴者に期待感を持たせるだけの効果しかもたず、結果的には視聴者に混乱を招き、時間を稼ぐだけの悪しき手法だ。

⑧「アクションシーンの減少」
岡田のアクションはなかなか見応えがあり、楽しみにしていた。
初回のハゲとの決闘、病院内でテロリストを次から次へと撃退していく様子、エレベーター内での「2vs2」など、日本でも本格的なアクションができることを証明してくれるのではないかという期待をした。
しかし、終盤へと向かうごとに、アクションシーンが減少していったのが残念だ。最終章ではハゲと一瞬交戦し、膝を蹴り折ったくらいではないか。
終盤に差し掛かって、撮影が押して、アクションシーンを撮るだけの時間を確保できなかったのだろうか。かなりの訓練と綿密な打ち合わせが必要なアクションは想像以上に手間が掛かるものだ。
そのため、アクションシーンを描けない理由として、ハゲのナイフで傷を負ったという設定にしたのかもしれない。
レベルの高いものを要求するならば、ある程度の時間は必要だ。
4月スペシャル版までの3ヶ月はそのための猶予だと思いたいものだ。


【総合評価】 4.0点(10点満点中)
演出やアクションなどは、比較的健闘したかもしれないが、天才・金城という割には、脚本にヒネリや工夫がなく、見応えや見所が少なかったような気がする。
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テーマ:SP - ジャンル:テレビ・ラジオ

2008年1月クールドラマ視聴率結果(火曜日第四話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」 22.4%  18.4%(▽0.6%) 19.9%(17.0%)
2位「斉藤さん」     15.3%  15.5%(▽1.9%) 16.1%(10.0%)
3位「SP(エスピー)」  14.5%  18.9%(▲2.3%) 15.4%(13.0%)<終>
4位「交渉人」      16.7%  14.1%(▲0.3%) 14.9%( 9.5%)
5位「佐々木夫妻」    17.3%  11.7%(▽5.6%) 14.5%(13.0%)
6位「貧乏男子」     16.5%  12.5%(▽0.7%) 14.1%(13.5%)
7位「鹿男あをによし」  13.0%  11.4%(▽1.6%) 12.2%(14.0%)
8位「1ポンドの福音」  13.0%  11.1%(▽0.3%) 11.8%(11.0%)
9位「エジソンの母」   11.0%  12.1%(▲1.0%) 11.4%( 8.5%)
10位「だいすき!!」     10.9%  11.5%(▲0.6%) 11.2%(11.0%)
11位「ハチクロ」      12.9%   9.5%(▽0.3%) 10.6%(14.5%)
12位「未来講師めぐる」  9.0%   8.2%(▽2.4%) 9.3%(10.5%)
13位「あしたの喜多善男」12.7%   8.2%(▲0.9%) 9.1%(11.5%)
14位「4姉妹探偵団」    9.2%   6.4%(▽2.8%) 7.8%(11.0%)


6位「貧乏男子 ボンビーメン」 平均14.07%(放送前予想平均13.5%)
初回16.5→13.2→12.5%
【3話目を踏まえた平均視聴率予想】 12.5%~13.5%(±0.0%~▽1.0%)
評判が悪いようであり、徐々に視聴者が離れていっている。
離れた分は、「あしたの、喜多善男」へと移りつつあるか。

<同時間帯の視聴率>
NHKの先週の特需を「貧乏男子 ボンビーメン」以外の各社が分け合ったようだ。
7.1%  NHK プロフェッショナル・仕事の流儀(先週比-4.1%)※先週は確かイチロー
12.5% NTV 貧乏男子 ボンビーメン(先週比-0.7%)
12.7% TBS リンカーン(先週比+1.5%)
8.2%  CX  あしたの、喜多善男(先週比+0.9%)
15.8% EX  報道ステーション(先週比+0.7%)
8.2%  TX  ガイアの夜明け(先週比+0.5%)

火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「有閑倶楽部」15.9→13.7→12.8%(平均12.6%)<下落率19.5%>
07年7月クール「探偵学園Q」12.4→10.9→12.1%(平均11.1%)<下落率2.4%>
07年4月クール「セクロボ」12.5→8.7→6.9%(平均7.6%)<下落率44.8%>

「貧乏男子 ボンビーメン」の下落率は24.2%となっている。
「有閑倶楽部」を上回る下落率であり、支持率の低さが窺われる。
初回を見た約4人に1人が鑑賞をストップしたという計算になる。

「有閑倶楽部」から平均視聴率を割り出すと、12.1%~13.1%となる。
「有閑倶楽部」同様に、「貧乏男子 ボンビーメン」の平均視聴率は12%台となるだろうか。

小栗旬出演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
07年7月クール「花ざかりの君たちへ」15.9→16.8→16.5%(平均17.0%)
07年1月クール「花より男子2」19.4→20.1→19.2%(平均21.7%)
これらのように初回視聴率から大きな下落がなく、逆に上がるドラマは話題ドラマとなる。「貧乏男子 ボンビーメン」はどうやらかなりの期待ハズレのようだ。

以下のような作品もあまり参考にならなくなってきた。
07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)
17.4→15.9→16.5%<下落率5.2%>
07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4%<下落率30.6%>
07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7%<下落率17.5%>
「プロポーズ大作戦」の大幅下落はゴールデンウィーク時のものであり、参考外。
まだ「バンビ~ノ!」の方が参考になるだろう。
「バンビ~ノ!」から平均視聴率を割り出すと、12.5%~14.1%となる。
「貧乏男子 ボンビーメン」の平均視聴率14%台は、もはや期待できそうもない。
「バンビ~ノ!」(平均14.2%)をライバルだと考えていたが、ハードルを下げざるを得ない。
同じ日テレ系の「ホタルノヒカリ」平均13.6%、「喰いタン2」平均13.7%が当面のライバルとなりそうだ。

<参考>
07年4月クール 松本潤主演「バンビ~ノ!」平均14.2%
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→13.8→14.4%

07年7月クール 二宮和也主演「山田太郎ものがたり」平均15.2%
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9%

07年4月クール「プロポーズ大作戦」平均17.3%
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9%


11位「ハチミツとクローバー」 平均10.55%(放送前予想平均14.5%)
初回12.9→10.0→9.8→9.5%
【4話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.5%~10.5%(▽0.5%~▽0.5%)
下げ止まりならず、ストレート下落は続く。
冷静に考えれば、子ども同士の片想いドラマなんて、あまり多くの人が見る類のものではないかもしれない。

<同時間帯の視聴率>
なかなか強豪揃いの枠であり、簡単に見放されるはずだ。
同時間帯においてぶっちぎりの最下位を走っている。
11.4% NHK ニュースウオッチ9(先週比+2.0%)
12.5% NTV 週刊オリラジ経済白書(先週比+1.4%)
13.2% TBS ズバリ言うわよ!(先週比-2.7%)
9.5%  CX  ハチミツとクローバー(先週比-0.3%)
13.0% EX  ロンドンハーツ(先週比-0.4%)
15.4% TX  開運!なんでも鑑定団(先週比+2.5%)

火曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「暴れん坊ママ」15.3→14.2→11.8→11.6%(平均12.4%)
07年7月クール「花ざかりの君たちへ」15.9→16.8→16.5→16.6%(平均17.0%)
07年4月クール「花嫁とパパ」14.9→11.3→10.3→12.5%(平均11.8%)
07年1月クール「今週、妻が浮気します」12.5→10.8→9.1→11.3%(平均10.2%)
06年10月クール「役者魂!」11.4→8.4→11.8→9.2%(平均9.6%)
06年7月クール「ダンドリ。」11.0→9.5→9.5→8.0%(平均9.0%)
06年4月クール「アテンションプリーズ」17.7→14.9→16.8→16.0%(平均16.4%)
06年1月クール「Ns'あおい」16.4→13.8→14.0→15.5%(平均14.2%)
4話目視聴率9.5%は、9ドラマ中7位という結果となっている。
もはや相手は「今週、妻が浮気します」「役者魂!」「ダンドリ。」の三本に絞られたようだ。

視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より4話目が増加      「花ざかりの君たちへ」
初回から4話目の下落率10%未満 「今週、妻が」「アテンション」「Ns'あおい」
初回から4話目の下落率15%未満  なし
初回から4話目の下落率20%未満 「花嫁とパパ」「役者魂!」
初回から4話目の下落率30%未満 「暴れん坊ママ」
初回から4話目の下落率30%以上 「ハチクロ」「ダンドリ。」

「ハチミツとクローバー」の下落率は26.4%であり、「ダンドリ。」の下落率27.3%に比べればマシというレベルだ。
「ダンドリ。」から平均視聴率を割り出すと、9.3%~10.7%となる。
二桁超えるか超えないかという点が見所となりそうだ。
明らかに失敗ドラマではあるが、ここまで低迷してしまえば二桁をキープできれば、もうそれでよいだろう。

<参考>
07年7月クール 生田主演「花ざかりの君たちへ」平均17.0%<同枠>
15.9→16.8→16.5→16.6→15.3→14.7→14.7→17.5→18.2→17.8→19.5→21.0%

07年7月クール 成海主演「受験の神様」平均9.5%
14.7→9.3→7.1→7.8→6.2→8.3→7.6→11.5→11.7→10.3%

07年1月クール ユースケ主演「今週、妻が浮気します」平均10.2%
12.5→10.8→9.1→11.3→8.1→9.6→9.3→9.8→9.4→10.4→11.4%

06年7月クール 榮倉奈々主演「ダンドリ。~Dance☆Drill~」平均9.0%
11.0→9.5→9.5→8.0→8.9→6.4→7.3→9.3→8.6→9.8→10.2%


13位「あしたの、喜多善男」 平均9.05%(放送前予想平均11.5%)
初回12.7→8.0→7.3→8.2%
【4話目を踏まえた平均視聴率予想】 7.0%~8.5%(±0.0%~▽0.5%)
かなりの低レベルではあるが、自身2番目に高い視聴率を獲得した。
裏ドラマの「貧乏男子 ボンビーメン」が自滅気味であり、このまま徐々に視聴率を回復させて欲しいものだ。

<同時間帯の視聴率>
ようやく「ガイアの夜明け」に追いついた。
7.1%  NHK プロフェッショナル・仕事の流儀(先週比-4.1%)※先週は確かイチロー
12.5% NTV 貧乏男子 ボンビーメン(先週比-0.7%)
12.7% TBS リンカーン(先週比+1.5%)
8.2%  CX  あしたの、喜多善男(先週比+0.9%)
15.8% EX  報道ステーション(先週比+0.7%)
8.2%  TX  ガイアの夜明け(先週比+0.5%)

火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「スワンの馬鹿!」10.5→9.0→10.5→7.9%(平均8.3%)
07年7月クール「牛に願いを」10.2→10.4→9.6→9.1%(平均8.7%)
07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」14.6→14.0→12.5→12.8%(平均12.0%)
07年1月クール「ヒミツの花園」14.7→13.1→12.4→12.1%(平均12.4%)
06年10月クール「僕の歩く道」19.3→16.4→17.7→18.2%(平均18.2%)
06年7月クール「結婚できない男」20.2→14.4→15.9→16.5%(平均16.9%)
06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」19.9→17.4→16.3→16.7%(平均15.9%)
06年1月クール「アンフェア」15.7→14.7→15.1→16.0%(平均15.4%)
4話目の視聴率8.2%は、9ドラマ中8位という結果になっている。
「スワンの馬鹿!」がライバルとみて、問題ないだろう。

視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より4話目が増加      「アンフェア」
初回から4話目の下落率10%未満 「僕の歩く道」
初回から4話目の下落率15%未満 「牛に願いを」「鬼嫁日記いい湯だな」
初回から4話目の下落率20%未満 「ブスの瞳」「ヒミツ」「結婚できない男」
初回から4話目の下落率30%未満 「スワンの馬鹿!」
初回から4話目の下落率30%以上 「喜多善男」
「あしたの、喜多善男」の下落率は最低の35.4%となっている。
「貧乏男子 ボンビーメン」が放映されていない日が初回だっため、初回が異常に高いのが原因だろう。

「あしたの、喜多善男」の4話目までのポイント数は36.2ポイント。
「牛に願いを」(平均8.7%)の4話目までのポイント数は39.3ポイント。
「スワンの馬鹿!」(平均8.3%)の4話目までのポイント数は37.8ポイント。
「歌姫」(平均7.9%)の4話目までのポイント数は33.6ポイント。
「ハタチの恋人」(平均8.2%)の4話目までのポイント数は40.0ポイント。
「歌姫」(平均7.9%)にはなんとか勝っているが、「スワンの馬鹿!」(平均8.3%)には1.2ポイント差がついている。
「あしたの、喜多善男」には初回の貯金があったはずだが、もう使い果たしてしまったようだ。
この調子でいくと、「あしたの、喜多善男」平均視聴率は8%前半となるだろうか。

<参考>
07年10月の前クール「スワンの馬鹿!」平均8.3%
10.5→9.0→10.4→7.9→7.7→7.3→7.9→6.8→7.9→7.4%

07年7月の前々クール「牛に願いを」平均8.7%
10.2→10.4→9.6→9.1→8.6→6.5→6.7→8.2→8.6→7.1→10.4%

07年10月クール「歌姫」平均7.9%
9.4→7.5→9.8→6.9→8.4→9.2→6.7→7.1→7.7→8.4→6.0%

07年10月クール「ハタチの恋人」平均8.2%
13.0→10.4→9.2→7.4→7.3→6.6→6.4→6.6→6.4→8.2%

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(金曜日~月曜日第三話)その2

順位  タイトル      初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  18.4%(▽0.6%) 19.9%(17.0%)
2位「斉藤さん」       15.3%  15.5%(▽1.9%) 16.1%(10.0%)
3位「SP(エスピー)」    14.5%  18.9%(▲2.3%) 15.4%(13.0%)<終>
4位「交渉人」        16.7%  14.1%(▲0.3%) 14.9%( 9.5%)
5位「貧乏男子」      16.5%  13.2%(▽3.3%) 14.9%(13.5%)
6位「佐々木夫妻」     17.3%  11.7%(▽5.6%) 14.5%(13.0%)
7位「鹿男あをによし」   13.0%  11.4%(▽1.6%) 12.2%(14.0%)
8位「1ポンドの福音」   13.0%  11.1%(▽0.3%) 11.8%(11.0%)
9位「エジソンの母」    11.0%  12.1%(▲1.0%) 11.4%( 8.5%)
10位「だいすき!!」     10.9%  11.5%(▲0.6%) 11.2%(11.0%)
11位「ハチクロ」      12.9%   9.8%(▽0.2%) 10.9%(14.5%)
12位「あしたの喜多善男」12.7%   7.3%(▽0.7%) 9.3%(11.5%)
13位「未来講師めぐる」  9.0%    8.2%(▽2.4%) 9.3%(10.5%)
14位「4姉妹探偵団」   9.2%   6.4%(▽2.8%) 7.8%(11.0%)


1位「薔薇のない花屋」 平均19.93%(放送前予想平均17.0%)
初回22.4→19.0→18.4%
【3話目を踏まえた平均視聴率予想】 17.5~18.0%(±0.0%)
予測通り順調に下落中。どこで歯止めが掛かるかが注目だ。
ストーリーが激しく転がるのか、中途半端に動きなく流れるかどうかが鍵になりそうだ。

<同時間帯の視聴率>
相変わらずほぼ無風状態の枠。若者はドラマ以外に選択肢がない。
10.6% NHK ニュースウオッチ9
6.6%  NTV 今夜はシャンパリーノ
12.7% TBS 月曜ゴールデン「追跡~失踪人捜査官・石森新次郎」
18.4% CX  薔薇のない花屋
14.8% EX  ビートたけしのTVタックル
8.2%  TX  お茶の間の真実 もしかして私だけ!?

月曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「ガリレオ」24.7→22.1→21.3%(平均21.9%)
07年7月クール「ファースト・キス」19.7→13.2→15.2%(平均14.1%)
07年4月クール「プロポーズ大作戦」19.3→17.1→13.4%(平均17.3%)
07年1月クール「東京タワー」14.2→15.6→14.9%(平均14.9%)
06年10月クール「のだめカンタービレ」18.2→16.1→18.4%(平均18.8%)
06年7月クール「サプリ」17.9→13.0→14.4%(平均14.2%)
06年4月クール「トップキャスター」23.1→19.6→18.7%(平均18.3%)
06年1月クール「西遊記」29.2→24.8→23.8%(平均22.8%)

3話目の視聴率は、9ドラマ中、4位タイの結果となっている。
「のだめカンタービレ」に並ばれてしまった。
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より3話目が増加      「東京タワー」「のだめ」
初回から3話目の下落率10%未満  なし
初回から3話目の下落率15%未満 「ガリレオ」
初回から3話目の下落率20%未満 「薔薇」「キャスター」「サプリ」「西遊記」
初回から3話目の下落率30%未満 「ファーストキス」
初回から3話目の下落率30%以上 「プロポーズ」
「薔薇のない花屋」の下落率は17.9%となっている。
「サプリ」の下落率19.6%、「トップキャスター」の下落率19.0%、「西遊記」の下落率18.5%よりは酷くない下落率だ。

先週同様に、「トップキャスター」「西遊記」の視聴率の動きが参考になるだろう。
これらから「薔薇のない花屋」の平均視聴率を割り出すと、17.5%~18.0%となる。
先週の予想に引き続き、平均視聴率予想17.5~18.0%でよいだろう。
極端に盛り上がるか、盛り下がらなければ、これに近い数値に落ち着くだろう。

野島伸司脚本ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
05年4月クール「あいくるしい」17.3→11.9→11.7%(平均11.6%)
04年1月クール「プライド」28.0→25.1→24.6%(平均24.9%)<竹内主演>
03年1月クール「高校教師」14.9→12.2→6.4%(平均10.8%)
02年4月クール「ゴールデンボウル」14.3→11.5→13.8%(平均12.5%)
01年1月クール「S・O・S」17.8→18.4→17.1%(平均17.3%)
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より3話目が増加       なし
初回から3話目の下落率10%未満 「ゴールデンボウル」「S・O・S」
初回から3話目の下落率15%未満 「プライド」
初回から3話目の下落率20%未満 「薔薇」
初回から3話目の下落率30%未満  なし
初回から3話目の下落率30%以上 「あいくるしい」「高校教師」
「あいくるしい」「高校教師」のような大コケにはまだなっていない。
香取が出演していることが下落しない要因だろう。
頑張れば、木村が出演していた「プライド」と同じ道を辿ることもできそうだ。
「プライド」から「薔薇のない花屋」の平均視聴率を割り出すと、18.6%~19.9%となる。話題となれば、平均19%台をまだまだ狙えるようだ。

香取慎吾主演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
06年1月クール「西遊記」29.2→24.8→23.8%(平均22.8%)
02年1月クール「人にやさしく」23.6→22.6→20.5%(平均21.4%)
「人にやさしく」の下落率は13.1%である。
「人にやさしく」から「薔薇のない花屋」の平均視聴率を割り出すと、18.0%~20.3%となる。
やはり、頑張れば平均19%台を狙えなくはないが、野島のつまらさそうなドラマでは厳しいだろう。

その他の関連視聴率は以下の通り。
02年7月クール「ランチの女王」21.9→18.5→19.7%(平均18.9%)<竹内主演>
05年1月クール「不機嫌なジーン」18.2→15.7→13.5%(平均14.2%)<竹内主演>
05年7月クール「スローダンス」22.5→17.4→15.8%(平均16.9%)
「スローダンス」「不機嫌なジーン」から「薔薇のない花屋」の平均視聴率を割り出すと、16.8%~19.6%となる。
低迷したとしても、平均17%が最低ラインというところか。

月9ドラマ間では以下のような作品がライバルとなる。
06年10月クール「のだめカンタービレ」平均18.8%
05年10月クール「危険なアネキ」平均18.8%
06年4月クール「トップキャスター」平均18.3%
07年4月クール「プロポーズ大作戦」平均17.3%
05年7月クール「スローダンス」16.9%
先週に引き続き、今のところは、「トップキャスター」以下、「プロポーズ大作戦」以上と予想しておく。


8位「1ポンドの福音」 平均11.83%(放送前予想平均11.0%)
初回13.0→11.4→11.1%
【3話目を踏まえた平均視聴率予想】 11.0%(±0.0%)
このまま低めで安定するだろうか。放送前予想平均は大きくは外れなさそうだ。

<同時間帯の視聴率>
30分重なったサッカーもそれほど爆発力はなかったようだ。
9.0%  NHK 土曜ドラマ・フルスイング
11.1% NTV 1ポンドの福音
12.6% TBS 世界・ふしぎ発見!
15.6% CX  サッカー・キリンチャレンジカップ2008「日本×チリ」
11.9% CX  土曜プレミアム「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」
16.2% EX  土曜ワイド劇場「火災調査官・紅蓮次郎」
11.9% TX  出没!アド街ック天国

土曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「ドリーム☆アゲイン」12.9→10.0→9.5%(平均10.3%)
07年7月クール「受験の神様」14.7→9.3→7.1%(平均9.5%)
07年4月クール「喰いタン2」16.2→13.3→14.9%(平均13.7%)
07年1月クール「演歌の女王」10.9→9.5→8.5%(平均9.1%)
06年10月クール「たったひとつの恋」12.8→10.4→12.2%(平均11.6%)<亀梨主演>
06年7月クール「マイ★ボス マイ★ヒーロー」19.0→16.7→18.1%(平均18.9%)
06年4月クール「ギャルサー」15.4→13.5→16.0%(平均12.9%)
06年1月クール「喰いタン」17.4→19.0→18.0%(平均17.4%)
3話目の視聴率は、9ドラマ中、6位の結果となっている。
一桁割れが3本あり、最低というわけではないが、評価できるものでもない。
自身主演作の「たったひとつの恋」に負けているのが痛い。

視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より3話目が増加      「ギャルサー」「喰いタン」
初回から3話目の下落率10%未満 「喰いタン2」「たったひとつ」「マイ★ボス」
初回から3話目の下落率15%未満 「1ポンドの福音」
初回から3話目の下落率20%未満  なし
初回から3話目の下落率30%未満 「演歌の女王」「ドリーム☆アゲイン」
初回から3話目の下落率30%以上 「受験の神様」
「1ポンドの福音」の下落率は14.6%であり、自身主演作の「たったひとつの恋」の下落率4.7%と比べると、だいぶ悪い。
当面のライバルはもちろん「たったひとつの恋」となるが、勝つのはちょっと微妙になってきた。
「たったひとつの恋」「喰いタン2」から、「1ポンドの福音」の平均視聴率を割り出すと、10.5%~12.4%となるが、平均12%台は絶望的だろう。
やはり平均11%前後が着地点となりそうだ。
同じ視聴率の動きをしている「鹿男あをによし」と「たったひとつの恋」平均11.6%が当面のライバルとなる。これらとの勝負に注目したい。

亀梨主演作は以下の通り。
06年10月クール「たったひとつの恋」12.8→10.4→12.2%(平均11.6%)
06年7月クール「サプリ」17.9→13.0→14.4%(平均14.2%)
05年10月クール「野ブタ。をプロデュース」16.1→14.9→17.0%(平均16.9%)
「野ブタ。をプロデュース」を無視して、平均視聴率を割り出すと、10.3%~12.4%となる。やはり11%台が落ち着きどころだろう。
<参考>
06年10月クール 同枠・同主演「たったひとつの恋」11.6%
12.8→10.4→12.2→13.6→10.5→10.3→10.6→10.1→13.0→12.6%


9位「エジソンの母」 平均11.40%(放送前予想平均8.5%)
初回11.0→11.1→12.1%
【3話目を踏まえた平均視聴率予想】 10.0%~11.5%(▲0.5%~▲1.0%)
初回比1割増を達成。これはひょっとして本物か。
このような視聴率の動きはかなり珍しい。大バケがあるだろうか。

<同時間帯の視聴率>
映画や2時間ドラマなどを相手によく頑張っている。
6.3%  NHK プレミアム10「コブクロスペシャル」
12.5% NTV 金曜ロードショー「X-MEN2」
12.1% TBS エジソンの母
13.8% CX  金曜プレステージ浅見伝説三部作第三弾「天河伝説殺人事件」
11.5% EX  報道ステーション
9.9%  TX  たけしの誰でもピカソ

金曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「歌姫」9.4→7.5→9.8%(平均7.9%)
07年7月クール「山田太郎ものがたり」17.4→15.9→16.5%(平均15.2%)
07年4月クール「特急田中3号」11.5→8.7→7.6%(平均8.8%)
07年1月クール「花より男子2」19.4→20.1→19.2%(平均21.7%)
06年10月クール「セーラー服と機関銃」17.3→14.2→9.6%(平均13.3%)
06年7月クール「タイヨウのうた」13.8→6.9→8.4%(平均10.3%)
06年4月クール「クロサギ」18.8→16.9→16.0%(平均15.7%)
06年1月クール「夜王~YAOH~」17.0→15.1→17.7%(平均15.5%)
3話目の視聴率は、9ドラマ中、5位の結果となっている。
一桁割れが4本ある中では、なかなか優秀だ。

視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より3話目が増加      「歌姫」「夜王」
初回から3話目の下落率10%未満 「花より男子2」「山田太郎ものがたり」
初回から3話目の下落率15%未満 「クロサギ」
初回から3話目の下落率20%未満  なし
初回から3話目の下落率30%未満  なし
初回から3話目の下落率30%以上 「特急田中」「セーラー服」「タイヨウ」
「エジソンの母」の上昇率は10.0%という高いものとなっている。
「歌姫」「夜王」という微妙な作品もそうなのだが、3話目視聴率が初回を上回っているのは評価できる。
「歌姫」「夜王」とは異なり、連続増加であることもさらに評価できる。
思い切って、「花より男子2」を参考にしたい。
「花より男子2」から平均視聴率を割り出すと、12.4%~13.1%となる。
この時点では、さすがにそこまでの盛り上がりを期待できないので、「夜王」も参考にしたい。実は最終回19.2%も獲得している良ドラマのようだ。
「夜王」から平均視聴率を割り出すと、10.1%~11.3%という答えがでてくる。
こちらの方が妥当なラインだろう。
「エジソンの母」の平均視聴率予想は10.0%~11.5%というように上方修正したい。

伊東美咲主演作の視聴率の動きは以下の通り。
07年7月クール「山おんな壁おんな」14.1→13.5→12.1%(平均12.1%)
06年7月クール「サプリ」17.9→13.0→14.4%(平均14.2%)
05年10月クール「危険なアネキ」21.1→21.1→18.3%(平均18.8%)
05年7月クール「電車男」18.3→21.3→20.0%(平均21.0%)<二番手>
04年10月クール「HOTMAN2」12.2→13.2→10.2%(平均10.4%)<二番手>
「エジソンの母」の上昇率は、「電車男」に匹敵するものだ。
「エジソンの母」の数字自体は低いが、動きは近いものとなる可能性はある。
「電車男」から平均視聴率を割り出すと、11.7%~12.7%となる。
爆発すれば、平均12%台も狙えることとなる。
「HOTMAN2」を超える可能性は高く、ひょっとしたら「山おんな壁おんな」も視野に入る可能性はありそうだ。
<参考>
04年10月クール 反町主演・伊東助演「HOTMAN2」
12.2→13.2→10.2→10.6→12.1→13.5→8.4→9.8→9.3→9.2→8.2→7.8%


14位「未来講師めぐる」 平均9.27%(放送前予想平均10.5%)
初回9.0→10.6→8.2%
【3話目を踏まえた平均視聴率予想】 8.5%~9.5%(▽0.5%~▽0.5%)
先週せっかく二桁に乗せたのに、再び一桁に逆戻り、最低視聴率を更新してしまった。
やはり、あまり期待できないのかもしれない。

金曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「モップガール」10.2→10.7→11.8%(平均10.2%)
07年7月クール「スシ王子!」8.8→7.3→6.9%(平均7.5%)
07年4月クール「帰ってきた時効警察」12.8→11.9→10.9%(平均12.0%)
07年1月クール「特命係長・只野仁」13.4→15.5→14.4%(平均14.3%)
06年10月クール「アンナさんのおまめ」8.1→7.1→7.3%(平均7.2%)
06年7月クール「黒い太陽」11.8→11.0→12.1%(平均11.2%)
06年4月クール「てるてるあした」9.5→10.9→11.2%(平均8.9%)
06年1月クール「時効警察」9.7→12.1→8.3%(平均10.1%)
3話目の視聴率は、9ドラマ中、7位の結果となっている。
「スシ王子!」「アンナさんのおまめ」を上回っているが、はっきり言って厳しいと言わざるを得ない。
ただ、「時効警察」と視聴率の動きが似ているのだけが、唯一の希望か。

視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より3話目が増加      「只野仁」「黒い太陽」「モップ」「てるてる」
初回から3話目の下落率10%未満 「未来講師めぐる」「アンナさん」
初回から3話目の下落率15%未満 「帰ってきた時効警察」「時効警察」
初回から3話目の下落率20%未満  なし
初回から3話目の下落率30%未満 「スシ王子!」
初回から3話目の下落率30%以上  なし
「スシ王子!」以外、あまり下落がない優秀な枠だ。

「未来講師めぐる」の下落率は8.9%となっている。
「アンナさんのおまめ」の下落率が9.9%となっているので、やむを得ず、これを参考としたい。
「アンナさんのおまめ」から「未来講師めぐる」の平均視聴率を割り出すと、8.3%~9.4%となる。
最新視聴率8.2%という数字を見る限りでは、妥当なラインだろう。
平均視聴率予想は8.5%~9.5%と下方修正する。

映画はヒットするが、ドラマはイマイチなクドカンドラマの視聴率は以下の通り。
05年4月クール「タイガー&ドラゴン」16.2→14.1→13.2%(平均12.8%)
03年10月クール「マンハッタンラブストーリー」10.0→8.3→7.9%(平均7.2%)
03年4月クール「ぼくの魔法使い」12.0→10.8→10.3%(平均9.4%)
「未来講師めぐる」は「ぼくの魔法使い」を超えるのが最大の目標となりそうだ。

深田恭子主演作品の視聴率の動きは以下の通り。
07年7月クール「山おんな壁おんな」14.1→13.5→12.1%(平均12.1%)
06年4月クール「富豪刑事デラックス」15.3→11.4→12.8%(平均12.0%)
05年7月クール「幸せになりたい!」13.0→11.8→12.0%(平均11.8%)
05年1月クール「富豪刑事」16.2→11.1→12.6%(平均12.4%)
3話目の視聴率が全て12%台となっているのが、深田ドラマの特徴か。
これらを参考に、「未来講師めぐる」の平均視聴率を割り出すと、8.1%~9.6%となる。
先ほど述べた平均視聴率予想は8.5%~9.5%は現時点では妥当なラインだと分かる。
同枠としては、「てるてるあした」の平均8.9%がライバルとなりそうだ。
クドカン・深田にとっては厳しい結果になりそうだ。


15位「4姉妹探偵団」 平均7.80%(放送前予想平均11.0%)
初回9.2→6.4%
【2話目を踏まえた平均視聴率予想】 5.5%~7.0%(▽2.0%~▽1.5%)
初回がよほど酷かったのだろうか。恐ろしく低い数値となってしまった。
「レガッタ」より少々マシというレベルだ。
それにしても「レガッタ」の凄まじさが思い知らされる(参考参照)。

<同時間帯の視聴率>
同時間帯ダントツ最下位。「エジソン」と条件はほぼ同じはずだが、中居に完全に数字を取られているのか。
10.9% NHK ニュースウオッチ9
12.5% NTV 金曜ロードショー「X-MEN2」
17.0% TBS 中居正広の金曜日のスマたちへ
13.8% CX  金曜プレステージ 浅見伝説三部作第三弾「天河伝説殺人事件」
6.4%  EX  赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団
10.2% TX  所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!

金曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「オトコの子育て」11.8→8.8%(平均8.6%)
07年7月クール「女帝」12.4→11.9%(平均11.6%)
07年4月クール「生徒諸君!」9.4→7.7%(平均7.6%)
07年1月クール「わるいやつら」13.6→10.1%(平均9.4%)
06年10月クール「家族」13.0→11.4%(平均11.9%)
06年7月クール「レガッタ」9.5→5.2%(平均5.5%)
06年4月クール「富豪刑事デラックス」15.3→11.4%(平均12.0%)
2話目の視聴率は、「レガッタ」に次ぐ悪いものとなっている。
「生徒諸君!」「オトコの子育て」も近い数値にはなっているので、仕方がないのかもしれない。平均視聴率二桁を超えたのが「富豪刑事デラックス」「家族」「女帝」の三本のみという過酷な枠だ。

視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より2話目が増加       なし
初回から2話目の下落率10%未満 「女帝」
初回から2話目の下落率15%未満 「家族」
初回から2話目の下落率20%未満 「生徒諸君!」
初回から2話目の下落率30%未満 「オトコの子育て」「わるいやつら」「富豪刑事」
初回から2話目の下落率30%以上 「4姉妹探偵団」「レガッタ」

「レガッタ」から平均視聴率を割り出すと、「4姉妹探偵団」は5.3%~6.8%となる。
このレベルまでは覚悟しなければいけないのかもしれない。
平均視聴率予想としては、5.5%~7.0%と下方修正したい。

赤川次郎のドラマ化作品は以下の通り。
98年1月クール「三姉妹探偵団」18.4→13.8%(平均13.6%)
04年4月クール「霊感バスガイド事件簿」9.5→9.2%(平均9.2%)
06年10月クール「セーラー服と機関銃」17.3→14.2%(平均13.3%)
これらとはもはや比べ物にはならない。
下落率が著しい「三姉妹探偵団」から平均視聴率を割り出すと、「4姉妹探偵団」は6.3%~6.8%となる。やはり、久々の6%台は覚悟する必要があろう。
大コケドラマ「孤独の賭け」ですら、平均7.0%だった。

<参考>
06年7月クール 同枠「レガッタ」平均5.5%
9.5→5.2→5.7→4.5→4.5→4.3→5.6→4.3→4.8→5.3%

98年1月クール「三姉妹探偵団」鈴木蘭々、吉川ひなの、野村祐香主演
18.4→13.8→14.4→14.1→12.6→14.7→12.1→12.1→11.4→12.7%

04年4月クール「霊感バスガイド事件簿」
9.5→9.2→8.1→8.7→8.3→8.4→9.8→9.4→10.3→10.2%

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

国内映画興行収入ランキング(1月4週目) 【映画】

(注意)興行収入の数値は暫定のものです。ご了承ください。
なお、本ランキングは興行収入ベースのものですので、動員ベースの巷のランキングとは一部異なる場合があります。

3本の新作がランクインしたため、5週目で「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」、2週目で「シルク」及び「28週後…」が圏外へ消えた。
なお、「テレビシアにかける橋」は3.7千万円程度のオープニング(「28週後…」と同程度のもの)を飾ったが、圏外スタートとなっている。

「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」の現在の興行収入は、10.5億円となっている。
フィニッシュラインは、11億円程度だろうか。
前作の16.8億円に比べれば、大きく下回っているが、前作が稼ぎすぎだ。
評判が非常に悪く、作品の質などを踏まえれば、十分健闘した方だろう。
アメリカでは一瞬のうちに姿を消している。
公開前個人予想は12億円であり、大きくは外していない。
「バイオ・ハザードⅢ」「アイ・アム・レジェンド」「28週後…」もヒットしており、日本人は怖い映画を比較的好むようだ。
ジェットコースターを楽しむようなものだろうか。
映画に刺激を求めているのかもしれない。

「シルク」の現在の興行収入は、1.7億円程度となっている。
「エディット・ピアフ」と今のところは同程度となっている。
4億円前後がフィニッシュラインだろうか。
公開前個人予想の6億円を大きく下回った。
キーラ・ナイトレイが出演しているものの、作品の地味さがネックだったか。
キャスティングもかなり地味であり、地味さに拍車が掛かったようだ。

「28週後…」の現在の興行収入は、8.6千万円程度となっている。
フィニッシュラインは3億円程度だろうか。
公開前個人予想は3~4億円であり、だいたい予想通りとなった。
前述の通り、ゾンビ系映画は日本では比較的当たりやすいようだ。


1位:「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」(2週目)<予想順位1位>
【公開前個人予想】 30億円
【公開規模】 400スクリーン
2.5億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは9.6億円を突破している。
1週間の伸びは5.6億円程度だろうか。

2週目終了時点では「earth」の9.8億円を下回っている。
「チャーリーとチョコレート工場」の2週目終了時点の興行収入が15.4億円なので、勢いはあまりないようだ。
2週連続1位といっても、爆発的なヒットではないといえる。

他の洋画作品の2週目終了時点の成績は以下の通り。
「オーシャンズ13」17.6億円(トータル32億円)
「バイオハザードⅢ」14.5億円(トータル28億円程度)
「幸せのちから」10.6億円(トータル27億円)
「バベル」10.4億円(トータル25億円)
「300<スリーハンドレッド>」8.8億円(トータル16億円)
「マリー・アントワネット」8.3億円(トータル21億円)
「ボーン・アルティメイタム」7.9億円(トータル16~17億円程度)
「ドリーム・ガールズ」6.5億円(トータル19.5億円)
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」は10億円すら突破しておらず、トータル30億円を突破するのはもはや不可能か。
このままでは20億円半ばが着地点のようだ。
まさか「バイオハザードⅢ」に敗れようとは…。

ティム・バートン監督の興行収入は以下の通り。
05年公開 「チャーリーとチョコレート工場」 53.5億円
05年公開 「コープス・ブライド」 10.0億円
04年公開 「ビッグフィッシュ」 8億円程度か
01年公開 「プラネット・オブ・ジ・エイプス」 45.0億円
「チャーリーとチョコレート工場」の半分程度になりそうだ。
子どもの鑑賞は期待できないので4割減は覚悟したが、5割減は少々物足りないのではないか。
ジョニー・デップ&ティム・バートンというゴールデンコンビならば、必ず日本ではヒットするはずという公式通りにいかないところが、興行収入の難しさだ。
やはり、血生臭さが相当敬遠されたのだろうか。

2位:「陰日向に咲く」(東宝)(1週目)<予想順位2位>
【公開前個人予想】 17億円
【公開規模】 312スクリーン
2.4億円程度のオープニングを飾った。
先週オープニングは2億円程度と書いたが、大きく外れるものではなく、想定内のオープニングとなっている。

去年の東宝作品の主なオープニングは以下の通り。
「恋空」4.8億円(トータル38億円程度)
「マリと子犬の物語」2.8億円(トータル30億円超見込み)
「舞妓Haaaan!!!!!」2.3億円(トータル20.8億円)
「銀色のシーズン」2.0億円(祝日込み2.8億円)
「Life 天国で君に逢えたら」1.9億円(トータル17.0億円)
「バッテリー」オープニング1.9億円(トータル15.3億円)
「クローズドノート」オープニング1.7億円(トータル10億円程度か)
「そのときは彼によろしく」(同監督)オープニング8.9千万円(トータル5億円程度か)
20億円超を期待できるオープニングを飾ったが、予想した通り「恋空」のような爆発力はなかった。
当面は「舞妓Haaaan!!!!!」が最大のライバルとなるか。
20億円突破できるかが注目となりそうだ。

<参考>
芸人関係 07年「大日本人」(松竹)12.0億円
岡田主演 06年「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」(アスミック)18.0億円
岡田主演 06年「花よりもなほ」(松竹)4~5億円程度か
岡田主演 05年「フライ,ダディ,フライ」(東映)5~6億円程度か
岡田主演 05年「TOKYO TOWER」(東宝)16.3億円
岡田主演 03年「木更津キャッツアイ/日本シリーズ」(アスミック)15.0億円
平川監督 07年「そのときは彼によろしく」5億円程度か
「TOKYO TOWER」のオープニング1.8億円(トータル16.3億円)
「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」のオープニング3.0億円(トータル18.0億円)となっている。
この2本を超えることができるかが当面の注目となりそうだ。

3位:「earth」(3週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 11~12億円
【公開規模】 275スクリーン
2.0億円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは13.6億円突破を目前としている。
1週間の伸びは3.7億円程度だろうか。

去年の洋画作品の3週目終了時点の興行収入は以下の通り。
「バイオハザードⅢ」19.4億円(トータル28億円程度)
「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」18.0億円
「幸せのちから」15.9億円(トータル21億円程度)
「バベル」13.2億円(トータル25.0億円)
「マリー・アントワネット」12.6億円(トータル21億円程度)
「300<スリーハンドレッド>」11.6億円(トータル16.0億円)
「ボーン・アルティメイタム」11.4億円(トータル16~17億円程度か)
これらを踏まえると、20億円程度は狙えるということになる。
「バベル」「マリー・アントワネット」といった非エンターテイメント作品との争いになるようだ。

近年のドキュメンタリー作品のナンバーワンはほぼ確実か。
06年「皇帝ペンギン」トータル10.0億円
04年「華氏911」トータル17.4億円
2週後には「華氏911」を抜き去っているだろう。

4位:「母べえ」(松竹)(1週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 11~12億円 【配給会社期待値】 30億円
【公開規模】 326スクリーン
1.6億円程度のオープニングを飾った。
先週オープニングは1.2億円程度という予想をしたが、予想よりも少々超えてきた。

去年の松竹作品の主なオープニングは以下の通り。
「ゲゲゲの鬼太郎」3.2億円(トータル23.5億円)
「大日本人」2.3億円(トータル12億円)
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」2.0億円(トータル13億円)
「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」1.9億円(トータル19億円)
「ミッドナイト・イーグル」1.2億円(祝日込み1.9億円)(トータル8億円程度か)
05年の吉永小百合主演「北の零年」(東宝)のオープニングが2.5億円(トータル27.0億円)となっており、「北の零年」を超えるのは無理だろう。
「北の零年」の比率で計算すると、「母べえ」の興行収入は17億円程度だろうか。

東宝作品「眉山/びざん」を予想の根拠にしたので、これとも比較したい。
オープニング1.3億円、トータル12.1億円となっている。
比率で計算すると「母べえ」の興行収入は15億円程度となりそうだ。

松竹が何を根拠に30億円といっているのかは分からないが、20億円突破も厳しく、当面は15億円程度が目標となるか。
「大日本人」「蒼き狼 地果て海尽きるまで」がまずは倒すべきライバルだろう。

吉永小百合主演の映画は以下の通り。
05年「北の零年」(東宝) トータル27.0億円
01年「千年の恋 ひかる源氏物語」(東映) トータル20.8億円
00年「長崎ぶらぶら節」(東映) トータル11.6億円

山田洋次監督作品の興行収入は以下の通り。
06年「武士の一分」(松竹) トータル40.3億円
04年「隠し剣 鬼の爪」(松竹) トータル9億円程度か
02年「たそがれ清兵衛」(松竹) トータル12億円(02年分)
00年「十五才 学校Ⅳ」(松竹) トータル10.5億円
06年「武士の一分」を無視すれば、10億円程度をコンスタントに稼いでいる。
「武士の一分」は論外なので、「たそがれ清兵衛」は確実に狙いたいところだ。

5位:「銀色のシーズン」(3週目)<予想順位6位>
【公開前個人予想】 9~10億円
【参考】羽住英一郎監督作品 06年「LIMIT OF LOVE 海猿」71.0億円、04年「海猿」17.4億円
【公開規模】 266スクリーン
9.2千万円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは7.1億円を突破している。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。

去年の邦画作品の3週目終了時点の興行収入は以下の通り。
「舞妓Haaaan!!!!!」11.5億円(トータル20.8億円)
「Life 天国で君に逢えたら」9.9億円(トータル17.0億円)
「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」9.4億円(トータル19.0億円)
「愛の流刑地」8.3億円(トータル13.9億円)
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」8.2億円(トータル13.0億円)
「バッテリー」7.4億円(トータル15.3億円)
「俺は、君のためにこそ死ににいく」6.8億円(トータル10億円程度か)
「クローズドノート」6.7億円(トータル10億円程度か)

オープニング1.9億円と比較的高かった(15億円~17億円程度狙えるもの)が、伸びがかなり悪い。当面は10億円突破が目標となるか。
悪くても「クローズドノート」は超えたいところだ。

6位:「ビー・ムービー」(1週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 5~6億円
【公開規模】 240スクリーン
8.0千万程度のオープニングを飾った。
先週オープニングは1億円を少々超える程度かと書いたが、大きく下回っている。
予想を下回るコケとなりそうだ。
あまり話題にならなかった去年の「モンスター・ハウス」のオープニング1.4億円なので、酷さが分かるだろう。
大きくコケている「サーフズ・アップ」のオープニングが7.5千万円(トータル3.2億円)なので、「ビー・ムービー」はトータル4億円程度が落ち着きどころか。
アメリカではヒットしたハリウッドCGアニメが最近日本でコケるようになってきている。
日本人にもアピールできるような素材やキャスティングが必要のようだ。

ドリームワークス系アニメ作品の興行収入は以下の通り。
07年「シュレック3」 15~16億円程度か(オープニング3.6億円)
06年「森のリトルギャング」 11.0億円(オープニング1.1億円)
05年「マダガスカル」 22.5億円(オープニング3.0億円)
05年「シャーク・テイル」 18.8億円(オープニング2.2億円)
04年「シュレック2」 25.0億円
01年「シュレック」 22.7億円
今までは比較的成績が良かったが、今回は10億円を下回るのは確実だ。
「森のリトルギャング」の比率で計算すれば、8億円程度狙えることになるが、それは難しいだろう。
「サーフズ・アップ」トータル3.2億円がライバルとなり、「モンスター・ハウス」「オープン・シーズン」の5億円程度が視野に入るかどうかというところだろう。

7位:「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」(2週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 3~4億円
【参考】98年前作「ビーン」配給収入11.5億円(興行収入は倍程度)
【公開規模】 137スクリーン
7.2千万円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは2.4億円突破を目前としている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。

2週目終了時点の洋画作品の興行収入は以下の通り。
「シルク」1.7億円

「プレステージ」2.8億円(250館程度)
「グッドシェパード」2.7億円(290館程度)
「ザ・シューター/極大射程」2.4億円(210館程度)
「SAW Ⅳ」2.4億円(113館程度)
「ラッキーナンバー7」2.4億円(150館程度)
「ブレイブワン」2.4億円(290館程度)
これらの大作と肩を並べているのが凄い。
最終的には5億円前後狙えるだろうか。
数字自体は低いが、規模を考えればヒットといえる。
根強い人気が窺われるものとなっている。

8位:「アイ・アム・レジェンド」(7週目)<予想順位9位>
【公開前個人予想】 30億円
【公開規模】 314スクリーン(オープニング422スクリーン)
6.1千万円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは42.0億円突破を目前としている。
1週間の伸びは1.4億円弱程度だろうか。
40億円を突破し、「トランスフォーマー」を抜き去った。
去年公開された洋画の中では、「パイレーツ」「ハリポタ」「スパイダーマン」に次ぐ興行収入となる。
しかし、05年「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円、06年「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円を抜くことは難しそうだ。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
07年 「幸せのちから」 27.0億円程度か
05年 「最後の恋のはじめ方」  10億円未満
04年 「アイ,ロボット」 37.5億円
03年 「バッド・ボーイズ2バッド」 20.0億円
02年 「メン・イン・ブラック2」 40.0億円
97年 「インディペンデンス・デイ」 配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
「メン・イン・ブラック2」も超えたので、「インディペンデンス・デイ」に次ぐヒットとなった。

9位:「マリと子犬の物語」(8週目)<予想順位10位>
【公開前個人予想】 23億円
【公開規模】 297スクリーン(オープニング333スクリーン)
5.3千万円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは29.5億円突破を目前としている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
06年「子ぎづねヘレン(松竹)」トータル17.8億円、04年「クイール(松竹)」トータル22.2億円も抜き去り、動物モノ部門では近年トップの成績となっている。
30億円突破を目前としており、あれほど話題となった「クローズZERO」25.0億円、「アンフェア the movie」27.2億円を難なく抜き去っている。
さすがに「どろろ」のトータル34.5億円には届かないとは思うが、これほど地味にヒットした作品というのも珍しい。
去年の実写邦画部門では「HERO」「Always」「西遊記」「恋空」「どろろ」に次ぐヒットとなっている。
05年の「北の零年」27.0億円、06年の「デスノート 前編」28.5億円も抜いている。
06年「涙そうそう」トータル31.0億円、05年「Always三丁目の夕日」トータル32.3億円に近い成績を収めそうだ。

10位:「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」(6週目)<予想順位圏外>
【公開前個人予想】 27億円  【参考】 05年前作20.6億円
【公開規模】 338スクリーン(オープニング461スクリーン)
4.9千万円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは24.8億円を突破した。
1週間の伸びは、1.2億円弱程度だろうか。
今のところ、前作の2割増となっている。
25億円突破は確実となっており、去年公開作品では「幸せのちから」27億円程度(未確認)、「バベル」25億円程度と肩を並べている。
一昨年の作品だと「ワールド・トレード・センター」24.0億円を抜き去った。
2年前の作品だと「四月の雪」27.5億円、「コンスタンティン」27.2億円を下回り、「Shall We Dance<シャル・ウィ・ダンス?>」25.0億円、「キング・コング」23.5億円を上回るものとなっている。

2月1日に「アメリカン・ギャングスター」が公開されるため、勝負になるのはちょっととなろうか。
ムーブオーバー分を加えても、26億円程度がフィニッシュラインか。


次週のランキングには、以下のような作品が登場予定となっている。
リドリー・スコット監督作品「アメリカン・ギャングスター」
感動ファンタジー作品「ウォーター・ホース」
小池徹平主演「KIDS」

その他にはアン・リー監督の「ラスト、コーション」、ベストセラー小説の映画化「リアル鬼ごっご」などの動向も注目される。

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(金曜日~日曜日第三話)その1

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」   22.4%  19.0%(▽3.4%) 20.7%(17.0%)
2位「斉藤さん」       15.3%  15.5%(▽1.9%) 16.1%(10.0%)
3位「SP(エスピー)」    14.5%  18.9%(▲2.3%) 15.4%(13.0%)<終>
4位「交渉人」        16.7%  14.1%(▲0.3%) 14.9%( 9.5%)
5位「貧乏男子」       16.5%  13.2%(▽3.3%) 14.9%(13.5%)
6位「佐々木夫妻」      17.3%  11.7%(▽5.6%) 14.5%(13.0%)
7位「鹿男あをによし」    13.0%  11.4%(▽1.6%) 12.2%(14.0%)
8位「1ポンドの福音」    13.0%  11.1%(▽0.3%) 11.8%(11.0%)
9位「エジソンの母」     11.0%  12.1%(▲1.0%) 11.4%( 8.5%)
10位「だいすき!!」       10.9%  11.5%(▲0.6%) 11.2%(11.0%)
11位「ハチクロ」        12.9%   9.8%(▽0.2%) 10.9%(14.5%)
12位「あしたの喜多善男」  12.7%   7.3%(▽0.7%) 9.3%(11.5%)
13位「未来講師めぐる」    9.0%    8.2%(▽2.4%) 9.3%(10.5%)
14位「4姉妹探偵団」     9.2%    6.4%(▽2.8%) 7.8%(11.0%)


3位「SP(エスピー)」  平均15.4%(放送前予想平均13.0%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9%<終>
自身最高視聴率で幕を閉じた。
深夜帯ドラマとしては、過去最高と報じられている。
個人的には高い評価はしていないが、この視聴率の高さは話題作の証だろう。
「ライフ」の最終回17.4%、「特命係長・只野仁3」の最終回17.0%という強力なライバルをものともせず、平均視聴率も目標の15%を余裕でクリアし、15.37%にも達した。
最終回18.9%は、先クールの「ガリレオ」最終回19.6%と遜色はなく、「医龍2」最終回17.7%を破るものとなっている。
「SP」の平均15.37%も「医龍2」の平均16.65%とそれほど大きな差とはなっていない。
「山田太郎ものがたり」の平均15.24%も抜き去った。
後輩に対して威厳を保つことができた。
岡田准一にとっては、最高の結果となったことだろう。
スペシャル版を経て、映画化という話も出てくるのではないかと思われる結果となった。
初回から最終回までの上昇率は、30.3%という高いものとなっている。
「ライフ」の上昇率58.2%には叶わないが、初回に比べて視聴者が3割も増えているというのは、視聴者が「良作」だと評価したということなのだろうか。
最終回はまだ見ていないが、きちんとジャッジしたい。

<参考1>
岡田准一出演ドラマは以下の通り。
05年4月クール「タイガー&ドラゴン」(平均12.8%)<二番手>
03年10月クール「末っ子長男姉三人」(平均14.4%)<二番手>
02年7月クール「恋愛偏差値」(平均12.0%)<リレー形式>
02年1月クール「木更津キャッツアイ」(平均10.1%)<主演>
00年10月クール「オヤジぃ。」(平均24.2%)<三から五番手>
00年1月クール「モナリザの微笑」(平均11.1%)<三から五番手>
99年7月クール「新・俺たちの旅」(平均9.7%)<三番手>
98年10月クール「PU-PU-PU-」(平均不明だが、12%程度)<三番手>
97年7月クール「D×D」(平均不明だが、12%程度)<二番手>

<参考2>
☆「ライフ」(平均12.2%)《最終回までの上昇率58.2%》
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→9.4→12.4→14.2→14.2→17.4%
☆「ライアーゲーム」(平均11.4%)《最終回までの上昇率10.6%》
12.3→12.8→8.7→9.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6%
☆「特命係長・只野仁3」(平均14.3%)《最終回までの上昇率26.9%》
13.4→15.5→14.4→12.7→13.9→14.0→13.7→14.0→14.2→17.0%
☆同演出家「踊る大捜査線」(平均18.0%)《最終回までの上昇率23.5%》
18.7→16.4→16.5→15.7→18.1→18.7→18.2→17.3→16.3→19.0→23.1%
☆岡田主演「タイガー&ドラゴン」(平均12.8%)<最終回までの下落率28.4%>
16.2→14.1→13.2→12.8→12.4→12.5→11.9→11.3→12.6→12.0→11.6%


6位「佐々木夫妻の仁義なき戦い」 平均14.5%(放送前予想平均13.0%)
初回17.3→11.7%
【2話目を踏まえた平均視聴率予想】 13.0%~14.5%(▽0.5%~▽0.5%)
それほど評判が悪いとは思えず、特殊要因による大幅減少だろうか。
次週以降の数字に注目。悪くても13~14%には戻して欲しいものだ。

<同時間帯の視聴率>
「行列」にかなり持っていかれたが、先週に比べ3.9%分消えている。
8.9%  NHK NHKスペシャル(先週比-1.9%)
20.5% NTV 行列のできる法律相談所(先週比+4.2%)
11.7% TBS 佐々木夫妻の仁義なき戦い(先週比-5.6%)
9.3%  CX  メントレG(先週比+0.1%)
10.6% EX  日曜洋画劇場「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」(先週比-4.9%)
11.1% TX  日曜ビッグバラエティ(先週比+4.2%)

日曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「ハタチの恋人」13.0→10.4%(平均8.2%)
07年7月クール「パパとムスメの7日間」14.0→12.8%(平均13.9%)
07年4月クール「冗談じゃない!」19.4→14.7%(平均13.4%)
07年1月クール「華麗なる一族」27.7→21.8%(平均23.9%)
06年10月クール「鉄板少女アカネ!!」11.0→7.3%(平均8.7%)
06年7月クール「誰よりもママを愛す」13.4→10.9%(平均10.4%)
06年4月クール「おいしいプロポーズ」14.1→12.6%(平均12.0%)
06年1月クール「輪舞曲-RONDO-」20.0→15.2%(平均15.5%)
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より2話目が増加       なし
初回から2話目の下落率10%未満 「7日間」
初回から2話目の下落率15%未満  なし
初回から2話目の下落率20%未満 「誰よりも」「プロポーズ」
初回から2話目の下落率30%未満 「ハタチ」「冗談」「華麗」「輪舞曲」
初回から2話目の下落率30%以上 「佐々木夫妻」「アカネ」
「鉄板少女アカネ!!」の下落率は33.6%であり、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」の下落率は32.4%となっており、かろうじて最低ではないようだ。
「鉄板少女アカネ!!」から平均視聴率を割り出すと、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」は13.7%~13.9%となる。頑張っても平均14%台前後が着地点だろうか。
「鉄板少女アカネ!!」は低い数字で安定していたので、ストレート下落していた「ハタチの恋人」から平均視聴率を割り出すと、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」は9.2%~10.9%となる。
さすがにストレート下落するとは思えないので、これは参考外だ。

稲垣吾郎主演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
<同枠>
05年1月クール「Mの悲劇」14.0→11.1%(平均12.6%)
02年4月クール「ヨイショの男」14.4→12.4%(平均10.0%)
00年7月クール「催眠」16.7→10.3%(平均10.4%)
<非同枠>
06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」19.9→17.4%(平均15.9%)
これらから平均視聴率を割り出すと、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」は9.4%~15.6%となる。
さすがにまだ大きく低迷するとは思えず、下限は13%台というところではないか。
「Mの悲劇」平均12.6%はさすがに超えてくるだろう。

「パパとムスメの7日間」平均13.9%、「冗談じゃない!」平均13.4%が当面のライバルとなりそうだ。

<参考>
07年7月クール同枠「パパとムスメの7日間」平均13.9%
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5%

07年4月クール同枠「冗談じゃない!」
19.4→14.7→13.2→14.4→14.2→11.7→10.7→11.3→12.8→12.0→12.7%

05年1月クール 稲垣主演「Mの悲劇」<同枠>
14.0→11.1→13.0→11.9→11.4→12.0→11.5→14.0→13.8→12.8%

02年4月クール 稲垣主演「ヨイショの男」<同枠>
14.4→12.4→10.6→11.4→10.8→10.5→13.4→4.2→7.6→9.3→5.7%
※ワールドカップ開催のため、後半は悲惨なことになった。

00年7月クール 稲垣主演「催眠」<同枠>
16.7→10.3→9.4→10.9→7.5→7.4→10.7→9.4→9.9→10.2→11.9%


※ 残りの分は火曜日に更新予定(時間があれば・・・)。

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(木曜日第三話)

順位  タイトル      初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」   22.4%  19.0%(▽3.4%) 20.7%(17.0%)
2位「佐々木夫妻」     17.3%  17.3%(-%)  17.3%(13.0%)
3位「斉藤さん」       15.3%  15.5%(▽1.9%) 16.1%(10.0%)
4位「SP(エスピー)」    14.5%  16.6%(▲2.8%) 15.0%(13.0%)
5位「交渉人」        16.7%  14.1%(▲0.3%) 14.9%( 9.5%)
6位「貧乏男子」       16.5%  13.2%(▽3.3%) 14.9%(13.5%)
7位「鹿男あをによし」    13.0%  11.4%(▽1.6%) 12.2%(14.0%)
7位「1ポンドの福音」    13.0%  11.4%(▽1.6%) 12.2%(11.0%)
9位「だいすき!!」       10.9%  11.5%(▲0.6%) 11.2%(11.0%)
10位「エジソンの母」    11.0%  11.1%(▲0.1%) 11.1%( 8.5%)
11位「ハチクロ」       12.9%   9.8%(▽0.2%) 10.9%(14.5%)
12位「未来講師めぐる」    9.0%  10.6%(▲1.6%) 9.8%(10.5%)
13位「あしたの喜多善男」 12.7%   7.3%(▽0.7%) 9.3%(11.5%)
14位「4姉妹探偵団」     9.2%   9.2%(-%)   9.2%(11.0%)

5位「交渉人~THE NEGOTIATOR~」 平均14.87%(放送前予想平均9.5%)
初回16.7→13.8→14.1%
【3話目を踏まえた平均視聴率予想】 13.0%~15.0%(▲0.5%~▲0.5%)
あまり評価は高くないようだが、軌道には乗ったようだ。今後も大きくは下げないのではないか。
「相棒」「アンフェア」「SP」など刑事系ドラマは想像以上に当たりやすいようだ(除く「ジョシデカ!」)。
「ガリレオ」の人気もこの辺りにあったのかもしれない。
老若男女が楽しめる、一話完結系、気軽に見られるというメリットが刑事モノにあるのだろう。

<同時間帯の視聴率>
「とんねるず」などの強敵相手に健闘。金八が終わっているのが助かっている。
12.3% NHK ニュースウオッチ9
13.1% NTV カミングアウトバラエティ・秘密のケンミンSHOW
8.9%  TBS 3年B組金八先生
14.3% CX  とんねるずのみなさんのおかげでした
14.1% EX  交渉人~THE NEGOTIATOR~
6.8%  TX  木曜洋画劇場「アンダーワールド」

木曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール 「おいしいごはん」13.0→11.7→9.3%(平均9.0%)
07年7月クール 「菊次郎とさき」10.9→8.4→9.5%(平均9.3%)
07年4月クール 「ホテリアー」11.1→8.0→8.6%(平均8.6%)
07年1月クール 「エラいところに嫁いで」16.1→14.8→12.7%(平均12.7%)
06年10月クール 「だめんず・うぉ~か~」10.3→8.0→7.2%(平均8.1%)
06年7月クール 「下北サンデーズ」11.4→8.1→6.3%(平均7.3%)
06年4月クール 「7人の女弁護士」14.6→12.7→10.4%(平均12.1%)
06年1月クール 「けものみち」16.4→16.2→16.1%(平均14.7%)<米倉主演作>
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回から3話目の下落率10%未満 「けものみち」
初回から3話目の下落率15%未満 「菊次郎」
初回から3話目の下落率20%未満 「交渉人」
初回から3話目の下落率20%以上 「7人」「下北」「だめんず」「エラ」「ホテリア」「ごはん」
「交渉人~THE NEGOTIATOR~」の下落率は、15.6%となっている。
ほとんどのドラマの下落率が20%以上を超えている中では優秀といえる。
参考になるのは、「けものみち」「菊次郎とさき」となりそうだ。
この二本から、「交渉人~THE NEGOTIATOR~」の平均視聴率を割り出すと、12.9%~15.3%となる。

米倉主演作の視聴率は以下の通り。
07年7月クール 「肩ごしの恋人」10.2→8.8→7.5%(平均7.4%)
07年1月クール 「わるいやつら」13.6→10.1→9.1%(平均9.4%)
06年7月クール 「不信のとき」14.0→13.5→12.5%(平均12.9%)
06年1月クール 「けものみち」16.4→16.2→16.1%(平均14.7%)(一昨年同枠)
05年7月クール 「女系家族」18.1→15.4→12.0%(平均13.8%)
04年10月クール 「黒革の手帖」17.4→14.9→13.6%(平均15.4%)
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回から3話目の下落率10%未満 「けものみち」
初回から3話目の下落率15%未満  なし
初回から3話目の下落率20%未満 「交渉人」「不信のとき」
初回から3話目の下落率20%以上 「黒革の手帖」「女系家族」「わるいやつら」「肩ごしの恋人」
下落率20%を超えていない「交渉人~THE NEGOTIATOR~」はこの中では優秀な方だ。
参考になるのは、「不信のとき」か。
「不信のとき」から「交渉人~THE NEGOTIATOR~」の平均視聴率を割り出すと、13.2%~15.4%となる。
現時点では、平均視聴率予想は13.0%~15.0%が妥当なラインだろう。
恐らく14%台に落ち着くと思われる。
「不信のとき」平均12.9%はもはやノルマではなく、「女系家族」平均13.8%を超えるのがノルマだ。

<参考>
07年10月クール 「SP」現在の平均15.0%
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6%

05年7月クール 米倉主演「女系家族」平均13.8%
18.1→15.4→12.0→12.1→11.3→12.2→13.2→12.7→12.4→16.4→16.5%

07年1月クール 米倉主演「わるいやつら」平均9.4%(同枠ではない)
13.6→10.1→9.1→7.2→6.2→8.7→9.8→10.1%

06年1月クール 米倉主演「けものみち」平均14.7%(同枠)
16.4→16.2→16.1→15.5→13.3→12.9→13.4→13.6→14.5%

05年10月クール 米倉主演「黒革の手帖」平均15.4%(同枠)
17.4→14.9→13.6→15.6→15.7→13.2→17.7%


7位「鹿男あをによし」 平均12.20%(放送前予想平均14.0%)
初回13.0→11.4%
【2話目を踏まえた平均視聴率予想】 10.5%~11.5%(0.0%~▽2.0%)
まだ鑑賞していないが、ストーリーが見えてこないというドラマらしい。
単純なドラマが基本的には好まれる傾向があるから、その点が敬遠されてしまったか。
好きな人は非常に好きなドラマになる可能性はありそうだ。
しかし、2話目で早くも裏の「だいすき!!」に逆転されてしまった。
視聴者がこちらを見限って、あちらに流れたか。

「1ポンドの福音」と視聴率の動き(初回13.0→11.4%)がまったく同じである。
この争いの行方はやや興味深いところだ。
「鹿男あをによし」に勝って欲しいが、どうなるだろうか。

<同時間帯の視聴率>
ダウンタウンは「DX」も「リンカーン」も裏は2本のドラマが放映されている。
火曜日と木曜日は、お笑いとドラマ好きには厳しい曜日のようだ。
6.9%  NHK きよしとこの夜
14.7% NTV ダウンタウンDX
11.5% TBS だいすき!!
11.4% CX  鹿男あをによし
15.4% EX  報道ステーション
6.8%  TX  木曜洋画劇場「アンダーワールド」

木曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「医龍2」21.0→16.8%(平均16.7%)
07年7月クール「山おんな壁おんな」14.1→13.5%(平均12.1%)
07年4月クール「わたしたちの教科書」14.2→11.3%(平均11.2%)
07年1月クール「拝啓、父上様」12.9→14.1%(平均13.2%)
06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」23.2→21.5%(平均22.1%)
06年7月クール「不信のとき」14.0→13.5%(平均12.9%)
06年4月クール「医龍」14.1→14.1%(平均14.8%)
06年1月クール「小早川伸木の恋」13.9→11.8%(平均11.5%)
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より2話目が増加・増減なし 「医龍」「拝啓、父上様」
初回から2話目の下落率10%未満 「Dr.コトー診療所2006」「山おんな壁おんな」
初回から2話目の下落率15%未満 「鹿男あをによし」
初回から2話目の下落率20%未満 「小早川伸木の恋」
初回から2話目の下落率20%以上 「わたしたちの教科書」「医龍2」

「鹿男あをによし」の下落率は12.3%であり、それほど悪くはない。
参考になるのは、「山おんな壁おんな」「小早川伸木の恋」となるか。
この二本から「鹿男あをによし」の平均視聴率を割り出すと、10.2%~11.2%となる。
2話目で11%台のドラマは「わたしたちの教科書」「小早川伸木の恋」のみであり、どちらも平均11%台に終わっている。
よほど話題にならなければ、これらと同様の結果となるだろう。
今のところ、これらがライバルとなりそうだ。
「山おんな壁おんな」平均12.1%がライバルになるかと思ったが、ハードルが下がり、「わたしたちの教科書」平均11.2%が当面のライバルとなるだろう。

参考ドラマは以下の通り。
06年10月クール 玉木主演「のだめカンタービレ」18.2→16.1%(平均18.8%)
07年7月クール  綾瀬主演「ホタルノヒカリ」17.3→15.2%(平均13.6%)
07年7月クール  多部主演「山田太郎ものがたり」17.4→15.9%(平均15.2%)
05年4月クール  鈴木演出「恋におちたら」15.8→17.4%(平均16.3%)
01年1月クール  鈴木演出「HERO」33.4→32.7%(平均34.2%)
どの参考ドラマよりもやはり酷い。もはや参考にはなるまい。
“鹿”が指令するというストーリーは、やはり一般的には受け入れがたかったようである。玉木も主演男優としては、まだまだキャリア不足か。

<参考>
07年4月クール 同枠「わたしたちの教科書」平均11.2%
14.2→11.3→10.7→10.4→9.0→10.1→10.2→11.0→11.9→12.1→10.7→12.4%

06年1月クール 同枠「小早川伸木の恋」平均11.5%
13.9→11.8→10.2→9.4→9.9→11.4→13.0→10.7→11.0→12.9→11.8%

07年7月クール 同枠「山おんな壁おんな」平均12.1%
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→13.0→11.1%


10位「だいすき!!」 平均11.20%(放送前予想平均11.0%)
初回10.9→11.5%
【2話目を踏まえた平均視聴率】 9.5%~10.5%(0.0%~▲0.5%)
この手の感動子育てモノはやはり視聴率を安定して取れるようだ。
TBSドラマは「エジソンの母」とともに、2話目視聴率が初回視聴率を上回った。
「佐々木夫妻」の初回視聴率も高いものとなっている。
「エジソンの母」「だいすき!!」の数字自体は低いが、TBSドラマは先クールの悪夢の再現はないようだ。

<同時間帯の視聴率>
ダウンタウンや裏ドラマといった強敵がいる枠だ。
やはり、「斉藤さん」は相手が楽だ。
6.9%  NHK きよしとこの夜
14.7% NTV ダウンタウンDX
11.5% TBS だいすき!!
11.4% CX  鹿男あをによし
15.4% EX  報道ステーション
6.8%  TX  木曜洋画劇場「アンダーワールド」

木曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「ジョシデカ」13.4→10.3%(平均9.1%)
07年7月クール「肩ごしの恋人」10.2→8.8%(平均7.5%)
07年4月クール「孤独の賭け」11.2→9.4%(平均7.0%)
07年1月クール「きらきら研修医」10.4→10.6%(平均9.3%)
06年10月クール「嫌われ松子の一生」8.8→10.1%(平均8.2%)
06年7月クール「花嫁は厄年ッ!」13.2→12.8%(平均12.0%)
06年4月クール「弁護士のくず」14.1→11.9%(平均12.7%)
06年1月クール「ガチバカ!」9.8→7.6%(平均7.8%)
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より2話目が増加    「だいすき」「きらきら研修医」「嫌われ松子の一生」
初回から2話目の下落率10%未満 「花嫁は厄年ッ!」
初回から2話目の下落率15%未満 「肩ごしの恋人」
初回から2話目の下落率20%未満 「弁護士のくず」「孤独の賭け」
初回から2話目の下落率20%以上 「ガチバカ!」「ジョシデカ」
思っていた以上に、それほど酷い下落をしているドラマが少ない枠である。
本作を含め、「きらきら研修医」「嫌われ松子の一生」の2話目視聴率が初回視聴率を上回っている。「嫌われ松子の一生」は大コケドラマとしか思っていなかった。
「花嫁は厄年ッ!」を含めた三本が参考となるか。
三本から、「だいすき!!」の平均視聴率を割り出すと、9.3%~10.5%となる。
いまのとこと、平均視聴率予想は、9.5%~10.5%が妥当なラインだろう。

去年初主演を飾った女優のドラマの視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「モップガール」(北川景子)10.2→10.7%(平均10.2%)
07年7月クール「女帝」(加藤ローサ)12.4→11.9%(平均11.6%)
07年7月クール「パパとムスメの7日間」(新垣結衣)14.0→12.8%(平均13.9%)
07年7月クール「ライフ」(北乃きい)11.0→11.7%(平均12.2%)
07年4月クール「ライアーゲーム」(戸田恵梨香)12.3→12.8%(平均11.4%)
07年1月クール「きらきら研修医」(小西真奈美)10.4→10.6%(平均9.3%)
「だいすき!!」を含めて、7本中5本のドラマの2話目視聴率が初回視聴率を上回っている。新鮮ということもあってか、初主演ドラマはなかなか優秀だ。
平均視聴率も初回視聴率を上回っているケースも目立つ。
「だいすき!!」の初回視聴率10.9%であり、平均11%台突入は難しいとしても、平均10%台半ば辺りでフィニッシュして欲しいものだ。
当面のライバルは、「きらきら研修医」平均9.3%というよりも、「モップガール」(北川景子)の平均10.2%となりそうだ。

<参考>
07年1月クール 同枠「きらきら研修医」平均9.3%
10.4→10.6→11.0→11.0→8.4→9.0→8.7→8.4→8.1→8.2→8.8%

07年10月クール 「モップガール」平均10.2%
10.2→10.7→11.8→9.7→9.8→10.6→9.8→10.4→9.2→9.4%

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

2008年1月クールドラマ視聴率結果(水曜日第三話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」   22.4%  19.0%(▽3.4%) 20.7%(17.0%)
2位「佐々木夫妻」      17.3%  17.3%(-%)  17.3%(13.0%)
3位「斉藤さん」        15.3%  15.5%(▽1.9%) 16.1%(10.0%)
4位「交渉人」         16.7%  13.8%(▽2.9%) 15.3%( 9.5%)
5位「SP(エスピー)」     14.5%  16.6%(▲2.8%) 15.0%(13.0%)
6位「貧乏男子」       16.5%  13.2%(▽3.3%) 14.9%(13.5%)
7位「鹿男あをによし」    13.0%  13.0%(-%)  13.0%(14.0%)
8位「1ポンドの福音」    13.0%  11.4%(▽1.6%) 12.2%(11.0%)
9位「エジソンの母」     11.0%  11.1%(▲0.1%) 11.1%( 8.5%)
10位「ハチクロ」       12.9%   9.8%(▽0.2%) 10.9%(14.5%)
11位「だいすき!!」      10.9%  10.9%(-%)  10.9%(11.0%)
12位「未来講師めぐる」    9.0%  10.6%(▲1.6%) 9.8%(10.5%)
13位「あしたの喜多善男」 12.7%   7.3%(▽0.7%) 9.3%(11.5%)
14位「4姉妹探偵団」     9.2%   9.2%(-%)   9.2%(11.0%)

3位「斉藤さん」 平均16.07%(放送前予想平均10.0%)
初回15.3→17.4→15.5%
【3話目を踏まえた平均視聴率予想】 14.0%~16.5%(▲0.5~▲0.5%)
大幅下落をしたものの、まだまだ初回視聴率を上回っており、優秀だ。
「ハチクロ」の低迷もサプライズだが、「斉藤さん」のヒットも大きなサプライズ。

<同時間帯の視聴率>
TBSとフジは報道ステーションにも負けている。
映画の放映もなくドラマにとっては安泰の曜日だ。
8.5%  NHK その時歴史が動いた
15.5% NTV 斉藤さん
7.7%  TBS 世界バリバリ☆バリュー
10.3% CX  ジャンプ!○○中
14.5% EX  報道ステーション
9.7%  TX  水曜ミステリー9「芸者小春姐さん奮闘記5」

水曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「働きマン」15.7→12.3→13.0%(平均12.0%)
07年7月クール「ホタルノヒカリ」17.3→15.2→10.6%(平均13.6%)
07年4月クール「バンビ~ノ!」16.6→15.0→13.7%(平均14.2%)
07年1月クール「ハケンの品格」18.2→18.6→18.8%(平均20.1%)
06年10月クール「14才の母」19.7→16.8→18.3%(平均18.6%)
06年7月クール「CAとお呼びっ!」13.0→10.6→9.1%(平均9.5%)<観月主演>
06年4月クール「プリマダム」12.7→13.4→12.5%(平均11.2%)
06年1月クール「神はサイコロを振らない」14.1→10.6→9.5%(平均9.6%)
2年間の同枠において、三話目の視聴率が初回視聴率を上回ったケースとしては、「ハケンの品格」と「斉藤さん」のみとなる。

「斉藤さん」の参考になるのは、「ハケンの品格」「14才の母」「プリマダム」となるだろう。
「ハケンの品格」を参考に「斉藤さん」の平均視聴率を割り出すと16.9~18.6%程度となる。
「14才の母」を参考に「斉藤さん」の平均視聴率を割り出すと16.4~16.9%程度となる。
「プリマダム」を参考に「斉藤さん」の平均視聴率を割り出すと13.7~14.5%程度となる。
「ハケンの品格」のような爆発性はさすがにないと思われるので、平均17%以上にはならないだろう。
そうなると、下限は平均14%で、上限は16.5%辺りとなろうか。

観月主演作の視聴率の動きは以下の通り。
07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」14.6→14.0→12.5%(平均12.0%)
06年7月クール「CAとお呼びっ!」13.0→10.6→9.1%(平均9.5%)
05年10月クール「鬼嫁日記」16.7→16.6→15.6%(平均15.4%)
04年4月クール「君が想い出になる前に」14.0→13.7→12.2%(平均11.8%)

05年10月クール「鬼嫁日記」以外はもはや参考になるまい。
2年ぶりに観月が再ブレイクするなど、誰が予想できるだろうか。
「鬼嫁日記」を参考に、「斉藤さん」の平均視聴率を割り出すと15.1%~16.0%程度となる。

当面は同枠ドラマの「バンビ~ノ!」の平均14.2%超えが課題となる。
クリア後は、観月主演の「鬼嫁日記」の平均15.4%を上回ることが目標となりそうだ。

<参考>
98年7月クール 観月主演の月9の低視聴率ドラマ「ボーイハント」平均14.2%

「ナースのお仕事」
96年7月クール 「1」平均17.2%
16.8→16.6→14.9→14.9→16.3→18.4→14.4→17.4→16.6
→19.8→18.5→16.9→22.1%

97年10月クール 「2」平均19.0%
20.7→20.5→17.8→20.1→18.1→17.1→18.3→17.5→18.2
→19.6→21.1%

00年4月クール 「3」平均19.2%<2クール連続で放映して最低視聴率16.2%>
22.7→19.7→21.2→19.7→18.8→16.5→18.2→18.0→18.4
→19.4→18.1→18.9→18.9→17.5→20.7→21.5→19.9→17.2
→16.2→19.2→18.8→20.5→19.5→21.2%

02年7月クール 「4」平均17.0%<最終回は野球の延長で11時30分より開始>
19.5→18.6→17.4→15.6→15.6→17.3→16.1→18.1→16.2
→17.0→17.0→17.6→14.9%

07年4月クール観月主演「鬼嫁日記いい湯だな」平均12.0%
14.6→14.0→12.5→12.8→12.2→12.1→9.5→11.6→11.9→10.2→10.5%

06年7月クール 観月主演「CAとお呼びっ!」平均9.5%<同枠>
13.0→10.6→9.1→9.3→7.9→9.3→9.1→9.2→8.7→9.2→9.2%

05年10月クール観月主演「鬼嫁日記」平均15.4%
16.7→16.6→15.6→12.9→16.8→15.2→14.8→14.0→15.5→14.6→16.2%

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

国内映画興行収入ランキング(1月4週目新作予想)【映画】

吉永小百合主演の「母べえ」と岡田准一主演の「陰日向に咲く」が今週末に公開される。
実はこの2人、3年前の05年1月にも「北の零年」「TOKYO TOWER」が同時公開され、対決しているという因縁がある。
3年前は「北の零年」が「TOKYO TOWER」を破っている(1位は「ハウルの動く城」)。
今回の対決の行方はどうなるだろうか。


○「母べえ」(松竹)<320館程度にて順次公開予定(※公式ホームページより)>

去年松竹が配給した「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」「ゲゲゲの鬼太郎」「ミッドナイト・イーグル」と同程度の規模で公開されるようだ。
松竹の勝負気配が感じられる。

吉永小百合主演の映画は以下の通り。
05年「北の零年」(東宝) トータル27.0億円
01年「千年の恋 ひかる源氏物語」(東映) トータル20.8億円
00年「長崎ぶらぶら節」(東映) トータル11.6億円
さすがは大女優だけあり、しっかりと実績を残している。
最低でも10億円は堅いか。
松竹が本気になるだけのことはある。

山田洋次監督作品の興行収入は以下の通り。
06年「武士の一分」(松竹) トータル40.3億円
04年「隠し剣 鬼の爪」(松竹) トータル9億円程度か
02年「たそがれ清兵衛」(松竹) トータル12億円(02年分)
00年「十五才 学校Ⅳ」(松竹) トータル10.5億円
06年「武士の一分」を無視すれば、10億円程度をコンスタントに稼いでいる。

これらを踏まえると、10億円~12億円程度が落ち着きどころとなるか。
作品的に派手さがないので、「北の零年」のような爆発的なヒットとはなるまい。
去年の「眉山/びざん」(東宝)トータル12.1億円程度といい勝負になるのではないか。
トータル興行収入予想は11億円~12億円、年配層がターゲットなので、オープニングは低めの1.2億円程度と予想したい。


○「陰日向に咲く」(東宝)<310館程度にて順次公開予定(※公式ホームページより)>
劇団ひとりの小説を映画化。
こういった話題作はそれなりにヒットするものだ。「恋空」で痛感させられた。

参考になりそうなのは以下の作品か。
芸人関係 07年「大日本人」(松竹)12.0億円
岡田主演 06年「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」(アスミック)18.0億円
岡田主演 06年「花よりもなほ」(松竹)4~5億円程度か(推測)
岡田主演 05年「フライ,ダディ,フライ」(東映)5~6億円程度か(推測)
岡田主演 05年「TOKYO TOWER」(東宝)16.3億円
岡田主演 03年「木更津キャッツアイ/日本シリーズ」(アスミック)15.0億円
平川監督 07年「そのときは彼によろしく」5億円程度か(推測)

群像ヒューマンドラマであり、爆発的なヒットは期待できないそうもない。
また、評価面においてあまり芳しくないようだ。
当初は20億円超を期待できると思ったが、ここにきて個人的にややトーンダウンしている。
「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」18億円を下回り、「TOKYO TOWER」(東宝)16.3億円を上回る程度の17億円が落ち着きどころか。
「Life 天国で君に逢えたら」も興行収入17億円であり、同じ程度と予想したい。
オープニングは2億円程度だろうか。


○「テラビシアにかける橋」<180館程度にて順次公開予定(※公式ホームページより)>
公開規模も大きくなく、あまり勝負気配が感じられない。
大ヒットは期待できないだろう。
参考になるのはファンタジー作品「スターダスト」(トータル3億円程度)か。
子どもが楽しめそうな作品であり、少々上乗せして3~4億円程度が落ち着きどころではないか。
オープニングは5~6千万円程度だろう。


○「ビー・ムービー」
ドリームワークス系アニメ作品の興行収入は以下の通り。
07年「シュレック3」 15~16億円程度か(推測)
06年「森のリトルギャング」 11.0億円
05年「マダガスカル」 22.5億円
05年「シャーク・テイル」 18.8億円
04年「シュレック2」 25.0億円
01年「シュレック」 22.7億円
シュレックはあまり参考にならず、参考になるのは「森のリトルギャング」「マダガスカル」「シャーク・テイル」となる。
予告編、画像、キャラクター、ストーリーからあまり面白みが感じられず、「森のリトルギャング」以下となるだろう。

去年の年末公開のアメリカCGアニメはやや不調であり、「ルイスと未来泥棒」が10億円程度見込み、「サーフズ・アップ」が3億円程度となっている。
その他にも「モンスター・ハウス」「オープン・シーズン」が5億円程度、「ライアンを探せ!」が8.5億円程度なっている。
これらを踏まえて、やや低めの5~6億円と予想としたい。
オープニングは1億円を少々超える程度か。


予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場)
1(1) 済「スウィーニー・トッド」(丸の内ピカデリー1)3.0
2(-) ▲「陰日向に咲く」(有楽座)2.0
3(2) 済「earth」(日比谷スカラ座)1.5
4(-) ×「母べえ」(丸の内ピカデリー2)1.2
5(-) △「ビー・ムービー」(丸の内プラゼール)1.1
6(3) ×「銀色のシーズン」(日劇PLEX2)0.7
7(4) ×「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」(みゆき座)0.6
8(-) △「テラビシアにかける橋」(渋谷東急)0.55
9(5) 済「アイ・アム・レジェンド」(ルーブル丸の内)0.5
10(6) ×「マリと子犬の物語」0.45

[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

2008年1月クールドラマ視聴率結果(火曜日第三話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」 22.4%  19.0%(▽3.4%) 20.7%(17.0%)
2位「佐々木夫妻」    17.3%  17.3%(-%)  17.3%(13.0%)
3位「斉藤さん」      15.3%  17.4%(▲2.1%) 16.4%(10.0%)
4位「交渉人」       16.7%  13.8%(▽2.9%) 15.3%( 9.5%)
5位「SP(エスピー)」   14.5%  16.6%(▲2.8%) 15.0%(13.0%)
6位「貧乏男子」      16.5%  13.2%(▽3.3%) 14.9%(13.5%)
7位「鹿男あをによし」   13.0%  13.0%(-%)  13.0%(14.0%)
8位「1ポンドの福音」   13.0%  11.4%(▽1.6%) 12.2%(11.0%)
9位「エジソンの母」    11.0%  11.1%(▲0.1%) 11.1%( 8.5%)
10位「ハチクロ」      12.9%   9.8%(▽0.2%) 10.9%(14.5%)
11位「だいすき!!」     10.9%  10.9%(-%)  10.9%(11.0%)
12位「未来講師めぐる」   9.0%  10.6%(▲1.6%) 9.8%(10.5%)
13位「あしたの喜多善男」12.7%   7.3%(▽0.7%) 9.3%(11.5%)
14位「4姉妹探偵団」    9.2%   9.2%(-%)   9.2%(11.0%)

6位「貧乏男子 ボンビーメン」 平均14.85%(放送前予想平均13.5%)
初回16.5→13.2%
【2話目を踏まえた平均視聴率】 12.5%~14.5%(▽1.5%~▽0.5%)
初回が意外と評判が悪かったようであり、視聴率が急落している。
二話目も良くないようであり、来週以降の下落を阻止することはできるのだろうか。
それにしても、視聴率が急上昇した「斉藤さん」って、そんなに面白いのか。

<同時間帯の視聴率>
報道ステーションに完敗。
11.2% NHK プロフェッショナル・仕事の流儀
13.2% NTV 貧乏男子 ボンビーメン
11.2% TBS リンカーン
7.3%  CX  あしたの、喜多善男
15.1% EX  報道ステーション
7.7%  TX  ガイアの夜明け

火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール 「有閑倶楽部」15.9→13.7%(平均12.6%)<下落率13.8%>
07年7月クール 「探偵学園Q」12.4→10.9%(平均11.1%)<下落率12.1%>
07年4月クール 「セクロボ」12.5→8.7%(平均7.6%)<下落率30.4%>

「貧乏男子 ボンビーメン」の下落率は20%となっている。
「有閑倶楽部」「探偵学園Q」を上回る下落率であり、評価の悪さが窺われる。

「有閑倶楽部」から平均視聴率を割り出すと、12.1%~13.1%となる。
「探偵学園Q」から平均視聴率を割り出すと、13.4%~14.8%となる。
この二つを踏まえると、12.5%~14.5%が「貧乏男子 ボンビーメン」の当面の平均視聴率予想となるだろうか。

小栗旬出演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
07年7月クール「花ざかりの君たちへ」15.9→16.8%(平均17.0%)
07年1月クール「花より男子2」19.4→20.1%(平均21.7%)
当然のことながら、これらのように2話目の視聴率が初回視聴率を上回るということはなかった。「貧乏王子 ボンビーメン」は評判型話題ドラマというよりも、初動型ドラマだった。

参考になるのは、以下のような作品か。
07年7月クール「山田太郎ものがたり」17.4→15.9%(平均15.2%)<下落率8.6%>
07年4月クール「プロポーズ大作戦」19.3→17.1%(平均17.3%)<下落率11.4%>
07年4月クール「バンビ~ノ!」16.6→15.0%(平均14.2%)<下落率9.6%>
やはり、「貧乏男子 ボンビーメン」の下落率20%は相当高いと分かる。
当面は「花より男子2」での盟友松本潤の「バンビ~ノ!」(平均14.2%)を超えたいところだが、少々厳しそうだ。

<参考>
07年4月クール 松本潤主演「バンビ~ノ!」平均14.2%
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→13.8→14.4%

07年7月クール 二宮和也主演「山田太郎ものがたり」平均15.2%
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9%

07年4月クール「プロポーズ大作戦」平均17.3%
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9%


10位「ハチミツとクローバー」 平均10.9%(放送前予想平均14.5%)
初回12.9→10.0→9.8%
【3話目を踏まえた平均視聴率】 10.0~11.0%(▽0.5%)
ついに二桁割れとなってしまった。話題ドラマがまさかここまで急激に低迷するとは思わなかった。

実は、個人的に注目しているのは、成宮寛貴だ。
彼の出演作品は以下の通り。
「ハチクロ」←「スワンの馬鹿!」(平均8.3%)←「スシ王子!」(平均7.5%)※ラスボス←「華麗なる一族」(平均23.9%)←「あいのうた」(平均9.8%)←「いま、会いにいきます」(平均11.0%)
「華麗なる一族」(平均23.9%)を無視すれば、ドラマの選択が凄すぎる。
軒並み二桁割れしているのが分かる。
いったい、どういう基準でドラマに出演しているのだろうか。
映画も実はかなり酷い。
伝説の大コケ映画「アキハバラ@DEEP」、崩壊している続編「NANA2」、感動モノなのに全く稼げなかった「椿山課長の七日間」に出演している。
もちろん「NANA」「アンフェア the movie」といった人気作にも出演しているが、外れが多すぎないか。
彼の存在も「ハチクロ」の低迷理由の一因なのだろうか。

<同時間帯の視聴率>
テレビ東京も含め、各局なかなか手強いが、オリラジにも負けるのはいかがなものか。。
9.4%  NHK ニュースウオッチ9
11.2% NTV 週刊オリラジ経済白書
15.9% TBS ズバリ言うわよ!
9.8%  CX  ハチミツとクローバー
13.4% EX  ロンドンハーツ
12.9% TX  開運!なんでも鑑定団

火曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「暴れん坊ママ」15.3→14.2→11.8%(平均12.4%)
07年7月クール「花ざかりの君たちへ」15.9→16.8→16.5%(平均17.0%)
07年4月クール「花嫁とパパ」14.9→11.3→10.3%(平均11.8%)
07年1月クール「今週、妻が浮気します」12.5→10.8→9.1%(平均10.2%)
06年10月クール「役者魂!」11.4→8.4→11.8%(平均9.6%)
06年7月クール「ダンドリ。」11.0→9.5→9.5%(平均9.0%)
06年4月クール「アテンションプリーズ」17.7→14.9→16.8%(平均16.4%)
06年1月クール「Ns'あおい」16.4→13.8→14.0%(平均14.2%)

同枠ドラマで二桁割れした回があるのは、「ダンドリ。」「役者魂!」「今週、妻が浮気します」の三本のみ。
当面は、平均二桁キープをして、「今週、妻が浮気します」の平均10.2%を上回ることが課題となりそうだ。
また、成海主演「受験の神様」平均9.5%もライバルとなるだろう。
上昇する要素が見当たらず、今の視聴者を繋ぎとめることが精一杯となりそうだ。

<参考>
07年7月クール 生田主演「花ざかりの君たちへ」平均17.0%<同枠>
15.9→16.8→16.5→16.6→15.3→14.7→14.7→17.5→18.2→17.8→19.5→21.0%

07年7月クール 成海主演「受験の神様」平均9.5%
14.7→9.3→7.1→7.8→6.2→8.3→7.6→11.5→11.7→10.3%

07年1月クール ユースケ主演「今週、妻が浮気します」平均10.2%
12.5→10.8→9.1→11.3→8.1→9.6→9.3→9.8→9.4→10.4→11.4%

06年7月クール 榮倉奈々主演「ダンドリ。~Dance☆Drill~」平均9.0%
11.0→9.5→9.5→8.0→8.9→6.4→7.3→9.3→8.6→9.8→10.2%


13位「あしたの、喜多善男」 平均9.33%(放送前予想平均11.5%)
初回12.7→8.0→7.3%
【3話目を踏まえた平均視聴率】 7.0%~9.0%(▽2.5%~▽1.5%)
それほど評判が悪いようには思えなかったが、気付けば「スワンの馬鹿!」「牛に願いを」の影が見えるほど酷い結果になってしまった。

<同時間帯の視聴率>
ガイアの夜明けに負け、同時間帯の最低視聴率を獲得。
11.2% NHK プロフェッショナル・仕事の流儀
13.2% NTV 貧乏男子 ボンビーメン
11.2% TBS リンカーン
7.3%  CX  あしたの、喜多善男
15.1% EX  報道ステーション
7.7%  TX  ガイアの夜明け

火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「スワンの馬鹿!」10.5→9.0→10.5%(平均8.3%)
07年7月クール「牛に願いを」10.2→10.4→9.6%(平均8.7%)
07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」14.6→14.0→12.5%(平均12.0%)
07年1月クール「ヒミツの花園」14.7→13.1→12.4%(平均12.4%)
06年10月クール「僕の歩く道」19.3→16.4→17.7%(平均18.2%)
06年7月クール「結婚できない男」20.2→14.4→15.9%(平均16.9%)
06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」19.9→17.4→16.3%(平均15.9%)
06年1月クール「アンフェア」15.7→14.7→15.1%(平均15.4%)

07年4月に日本テレビが22時ドラマ枠を設置して以来、フジテレビ22時枠が冴えない枠となってしまった。
主演男優を冒険的に起用しているのも問題だが、やはり裏ドラマの存在が大きい。

「あしたの、喜多善男」は2回連続の二桁割れとなってしまっている。
同枠ドラマで、3話目で一桁に突入しているドラマが「牛に願いを」のみ(「スワンの馬鹿!」は2話目一桁だが、3話目には二桁に復帰)であり、「あしたの、喜多善男」の3話目7.3%という数値は異常だ。

「牛に願いを」(平均8.7%)は6話目で6.5%という数値となっている。
「スワンの馬鹿!」(平均8.3%)は、4話目で7.9%という数値となっている。
先クールでは「歌姫」(平均7.9%)が2話目で7.5%という数値となっている。
「ハタチの恋人」(平均8.2%)は4話目で7.4%という数値となっている。

今後は、この4つのドラマをライバルとして比較していきたい。
平均8%台は避けられそうもない状況となってきた。

<参考>
07年10月の前クール「スワンの馬鹿!」平均8.3%
10.5→9.0→10.4→7.9→7.7→7.3→7.9→6.8→7.9→7.4%

07年7月の前々クール「牛に願いを」平均8.7%
10.2→10.4→9.6→9.1→8.6→6.5→6.7→8.2→8.6→7.1→10.4%

07年10月クール「歌姫」平均7.9%
9.4→7.5→9.8→6.9→8.4→9.2→6.7→7.1→7.7→8.4→6.0%

07年10月クール「ハタチの恋人」平均8.2%
13.0→10.4→9.2→7.4→7.3→6.6→6.4→6.6→6.4→8.2%

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

国内映画興行収入ランキング(1月3週目) 【映画】

(注意)興行収入の数値は暫定のものです。ご了承ください。
なお、本ランキングは興行収入ベースのものですので、動員ベースの巷のランキングとは一部異なる場合があります。

4本の新作がランクインしたため、12週目で「ALWAYS 続・三丁目の夕日」、6週目で「たまごっち」、5週目で「ルイスと未来泥棒」及び「BLEACH」が圏外へ消えた。

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の現在の興行収入は、44.6億円を突破している。
配給会社期待の1000万人動員(100億円以上)は夢のまた夢だが、前作32.3億円を10億円以上も上回っている大ヒットとなった。
「西遊記」の興行収入45億円もなんとか抜けるだろう。
去年公開された邦画実写作品では「HERO」に次ぐものとなっている。
同時期に公開された「恋空」や「バイオハザードⅢ」に何度も邪魔をされて、ランキング1位はあまり取れなかったが、地力がやはり違う。
公開前個人予想は、「交渉人真下正義」(トータル42.0億円)と同程度の42億円であり、大きくは外さなかった。
しかし、調べてみると06年の邦画はかなり優秀であり、本作を上回るのが「海猿」71.0億円、「有頂天ホテル」60.8億円、「日本沈没」53.4億円、「デスノート後編」52.0億円と4本もある。07年の邦画は06年に比べるとヒット作には恵まれなかった。

「ルイスと未来泥棒」の現在の興行収入は、8.8億円を突破している。
10億円突破はギリギリ苦しいか。
去年公開された洋画アニメ作品は、「レミーのおいしいレストラン」が39億円程度と大ヒットしたものの、「シュレック3」「ハッピーフィート」が15億円を超えない程度になり、「モンスターハウス」「アーサーとミニモイの不思議な国」「サーフズ・アップ」がやや低迷した。
「ルイスと未来泥棒」は10億円程度なので、コケてはいないが、ヒットとも言いがたいものとなっている。
まもなく公開となる「ビー・ムービー」はどうなるだろうか。

「えいがでとーじょー!たまごっち ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?」の現在の興行収入は、7.6億円となっている。
公開規模280館以上と強気に公開した割には、パッとしない成績に終わりそうだ。
去年同規模で公開された「どうぶつの森」は17.0億円であり、ちょうど半分程度となる。

「劇場版 BLEACH ブリーチ The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸」の興行収入は、7.6億円となっている。
前作1弾が6.6億円なので、第2弾としては十分合格といえる結果だ。
前作が公開され、どんどんと知名度を増しているからだろうか。
公開前個人予想は7億円であり、無難な予想通りの結果となった。


1位:「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」(1週目)<予想順位1位>
【公開前個人予想】 30億円
4.0億円弱程度のオープニングを飾った。
先週オープニング5億円を狙いたいと書いたが、予想を下回る成績であり、爆発的なヒットというわけではなさそうだ。
とはいっても、「チャーリーとチョコレート工場」のオープニングが4.7億円なので、優秀といえば優秀な成績となるが。
「チャーリーとチョコレート工場」(トータル53.5億円)のようにロングヒットは期待できず、初動タイプだと思うので、最終的には30億円突破は少々厳しいような気がする。当面は20億円突破が目標だろう。

他の作品との比較は以下の通り。
「earth」の二日間のオープニング3.6億円は上回っているが、「アイ・アム・レジェンド」の二日間のオープニング5.8億円、「バイオハザードⅢ」のオープニング6.0億(トータル28億円程度)円はかなり下回っている。

「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」が金曜日から休日の月曜日を含む4日間までで5.7億円のオープニング
「オーシャンズ13」が先行プラス3連休で6.0億円のオープニング(トータル32億円)
「ナイト・ミュージアム」が先行込みで6.0億円のオープニング(トータル36億円)
を飾っている。

ティム・バートン監督の興行収入は以下の通り。
05年公開 「チャーリーとチョコレート工場」 53.5億円
05年公開 「コープス・ブライド」 10.0億円(オープニング1.8億円)
04年公開 「ビッグフィッシュ」 8億円程度か
01年公開 「プラネット・オブ・ジ・エイプス」 45.0億円
ゴールデン・グローブ賞(コメディ・ミュージカル部門)の作品賞・主演男優賞を獲得したが、アカデミー賞では、主演男優賞のみのノミネートとなっている。
主演男優賞のみのノミネートではあまりプラスにはなるまい。

2位:「earth」(2週目)<予想順位2位>
【公開前個人予想】 11~12億円
2.5億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは9.8億円を突破している。
1週間の伸びは6.3億円弱程度だろうか。

2週目終了時点の興行収入は以下の通り。
「アイ・アム・レジェンド」16.4億円(トータル40億円超)
「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」不明
「バイオハザードⅢ」14.5億円(トータル28億円程度)
「バベル」10.4億円(トータル25.0億円)
「300<スリーハンドレッド>」8.8億円(トータル16.0億円)
「幸せのちから」8.3億円(トータル21億円程度)
「マリー・アントワネット」8.3億円(トータル21億円程度)
「ボーン・アルティメイタム」7.9億円(トータル17億円前後か)
これらを踏まえると、20億円程度は余裕で狙えるということになるか。
ドキュメンタリー作品のナンバーワンを目指してもらいたい。
06年「皇帝ペンギン」トータル10.0億円
04年「華氏911」トータル17.4億円が当面のライバルとなる。

3位:「銀色のシーズン」(2週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 9~10億円
【参考】羽住英一郎監督作品 06年「LIMIT OF LOVE 海猿」71.0億円、04年「海猿」17.4億円
1.3億円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは5.2億円突破を目前としている。
1週間の伸びは3.2億円程度だろうか。

2週目終了時点の興行収入は以下の通り。
「舞妓Haaaan!!!!!」7.4億円(トータル20.8億円)
「Life 天国で君に逢えたら」6.7億円(トータル17.0億円)
「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」6.2億円(トータル19.0億円)
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」5.8億円(トータル13.0億円)
「愛の流刑地」5.5億円(トータル13.9億円)
「俺は、君のためにこそ死ににいく」4.7億円(トータル10億円程度か)
「バッテリー」4.5億円(トータル15.3億円)
「クローズドノート」4.5億円(祝日を含めると5.2億円)
オープニングは比較的高かったが、伸びがあまりなかったようだ。
頑張っても、トータル12~13億円が落ち着きどころか。
とりあえず、10億円突破が当面の目標となる。

4位:「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」(1週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 3~4億円
【参考】98年前作「ビーン」配給収入11.5億円(興行収入は倍程度)
1.1億円弱程度のオープニングを飾った。
先週オープニングは5千万円程度と書いたが、見事予想の2倍程度を稼いでいる。
公開館数が137館程度という小規模のものであり、正直言って信じられない。
高い興行収入を予想しようとしたが、あまりにも小規模公開のため低めにしてしまったのが悔やまれる。
やはり、「Mr.ビーン」の知名度の高さは恐ろしい。
懐かしさや馬鹿馬鹿しさを期待して見に行く人も多くいたのだろう。

オープニング1億円前後の洋画作品は以下のような成績となっている。
「プレステージ」1.1億円(250館程度)
「ザ・シューター/極大射程」1.1億円(210館程度)
「パフューム/ある人殺しの物語」1.1億円(260館程度)
「グッドシェパード」9.9千万円(290館程度)
「SAW Ⅳ」9.6千万円(113館程度)
「ラッキーナンバー7」9.6千万円(150館程度)
「キングダム」8.8千万円(216館程度)
「ブレイブワン」8.5千万程度(290館程度)
「ミスポター」8.5千万円(290館程度)
10億円突破は厳しいとは思うが、一桁後半に落ち着きそうだ。

5位:「アイ・アム・レジェンド」(6週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 30億円
9.3千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは40.6億円突破を目前としている。
1週間の伸びは2.9億円程度だろうか。
40億円を突破し、「トランスフォーマー」を抜き去った。
去年公開された洋画の中では、「パイレーツ」「ハリポタ」「スパイダーマン」に次ぐ興行収入となる。
しかし、05年「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円、06年「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円を抜くことは難しそうだ。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
07年 「幸せのちから」 27.0億円程度か
05年 「最後の恋のはじめ方」  10億円未満
04年 「アイ,ロボット」 37.5億円
03年 「バッド・ボーイズ2バッド」 20.0億円
02年 「メン・イン・ブラック2」 40.0億円
97年 「インディペンデンス・デイ」 配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
「メン・イン・ブラック2」も超えたので、「インディペンデンス・デイ」に次ぐヒットとなった。
評価が特別高いわけでもなく、娯楽系アクション映画でもない。
なぜ本作がこれほど高いヒットになったかが、イマイチ分からない。
やはり、ウィル・スミスの現在の人気がずば抜けて高いのだろう。

6位:「マリと子犬の物語」(7週目)<予想順位6位>
【公開前個人予想】 23億円
8.4千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは28.5億円突破を目前としている。
1週間の伸びは2.3億円弱程度だろうか。
06年「子ぎづねヘレン(松竹)」トータル17.8億円、04年「クイール(松竹)」トータル22.2億円も抜き去り、動物モノ部門では近年トップの成績。
あれほど話題となった「クローズZERO」25.0億円、「アンフェア the movie」27.2億円を抜き去っている。
ヒットは間違いないとは思ったが、上述の話題作を難なく抜き去るほどのヒットになるとは思わなかった。
それほど話題となっているわけでもなく、ネットのレビューが多いわけでもない。
去年の実写邦画部門では「HERO」「Always」「西遊記」「恋空」「どろろ」に次ぐヒットとなりそうだ。
果たして30億円突破はあるのだろうか。
近年の作品間においては、05年の「北の零年」27.0億円、06年の「デスノート 前編」28.5億円を抜いている。

7位:「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」(5週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 27億円  【参考】 05年前作20.6億円
7.5千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは23.7億円突破を目前としている。
1週間の伸びは、2.5億円弱程度だろうか。
前作を抜き去っており、20億円をクリアした。
2月1日に「アメリカン・ギャングスター」が公開されるため、勝負になるのはあと1週間ちょっととなろうか。
今週1.5億円+ムーブオーバー1.0億円と考えると、26億円程度がフィニッシュラインか。
「幸せのちから」27億円程度(未確認)、「バベル」25億円程度(未確認)との勝負になりそうだ。
一昨年の作品だと「ワールド・トレード・センター」24.0億円、
2年前の作品だと「四月の雪」27.5億円、「コンスタンティン」27.2億円、「Shall We Dance<シャル・ウィ・ダンス?>」25.0億円、「キング・コング」23.5億円となっている。

8位:「シルク」(1週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 6億円
【参考】 05年公開「SAYURI」15.5億円
5.9千万円程度のオープニングを飾った。
先週オープニングは1億円を超えない程度と書いたが、予想の6割程度となってしまった。
公開館数は273館であり、「Mr.ビーン」の2倍以上の規模で公開されている。
しかし、興行収入は「Mr.ビーン」の半分程度となっている。
本作が想像以上にコケているのが分かるだろう。

200館以上で公開された洋画の同程度の成績の作品は以下の通り。
「スターダスト」7.5千万円
「ラブソングができるまで」7.2千万円
「ローグアサシン」6.6千万円
「インベージョン」5.7千万円
「GOAL!2」4.9千万円
日本人キャストが多数出演しているのだから、日本で稼げないでどの国で稼ぐというのか。このままでは3億円程度が落ち着きどころとなるか。

ストーリーがやや堅苦しいのが最大の問題だと思うが、マイケル・ピット、芦名星といった知名度の低いキャスティングも原因か。

9位:「28週後…」(1週目)<予想順位9位>
【公開前個人予想】 3~4億円
3.7千万円弱程度のオープニングを飾った。
公開規模が86館程度であり、この成績は十分だろう。

100館程度の公開館数の洋画作品のオープニング成績は以下の通り。
「夏物語」3.7千万円(100館程度)
「不都合な真実」2.8千万円(20館程度)
「シッコ」2.6千万円(70館程度)
「プロジェクトBB」2.6千万円(60館程度)
「ジェシー・ジェームズの暗殺」2.4千万円(70館程度)
「傷だらけの男たち」2.4千万円(80館程度)
「世界最速のインディアン」2.4千万円(100館程度)
これらと比較しても相当優秀ともいえる。
「バイオハザードⅢ」や「アイ・アム・レジェンド」が大ヒットしており、ゾンビ映画はヒットしやすいのか。
「28日後…」の続編となり、ある程度の知名度の高さもあったようだ。
監督は努めていないが、ダニー・ボイルが製作総指揮を務め、日本でも馴染みのあるロバート・カーライルが主演を努めているのも大きい。
予想通り、3~4億円はクリアしてもらいたいものだ。

10位:「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」(4週目)<予想順位10位>
【公開前個人予想】 12億円  【参考】 前作16.8億円
3.0千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは10.0億円突破を目前としている。
1週間の伸びは、1.1億円程度だろうか。
「300<スリー・ハンドレッド>」並に稼いだ前作がやや高すぎる。
ヴァイオレンス作品は、「Vフォー・ヴェンデッタ」が10億円程度、「シン・シティ」が10億円程度となっており、10億円程度がひとつの山だろう。
なんとか10億円を超えそうであり、一応のノルマは達成か。


次週のランキングには以下のような作品が登場予定となっている。
ハチを主人公としたCGアニメ「ビー・ムービー」
児童文学を映画化したファンタジー作品「テレビシアにかける橋」
吉永小百合主演・山田洋次監督作品「母べえ」
劇団ひとりの小説を映画化した「陰日向に咲く」
興行収入予想は今週中にまとめたい。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

アカデミー賞ノミネート発表 【映画】

大きなサプライズはなく、だいたいは予想通りとなっている。
意外だったのが、「フィクサー」が「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」の主要5部門においてノミネートされ、逆に評価の高かった「つぐない」が「作品賞」「助演女優賞」の主要2部門にしかノミネートされていないことだ。
「つぐない」は、「脚色賞」「撮影賞」「美術賞」「衣装デザイン賞」「作曲賞」といった主要以外の賞にはきちんとノミネートされているが、「監督賞」、「主演女優賞」(キーラ・ナイトレイ)、「主演男優賞」(ジェームズ・マカボイ)においてノミネートされていないのが驚きだ。
12月末の予想した結果の当たり外れを中心に紹介したい。

【作品賞】
◎「ノーカントリー」(コーエン兄弟監督)
○「There Will Be Blood」(ポール・トーマス・アンダーソン監督)
「Juno」(ジェイソン・ライトマン監督)
「フィクサー」(トニー・ギルロイ監督)
「つぐない」(ジョー・ライト監督)

[予想の結果]5本中4本的中
「潜水服は蝶の夢を見る」(ジュリアン・シュナーベル監督)がノミネートされるかと予想したが、代わりに「フィクサー」(トニー・ギルロイ監督)がノミネートされた。
なお、「潜水服は蝶の夢を見る」は監督賞のみのノミネートとなっている。
次点と考えた「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」(ティム・バートン監督)はノミネートがなかった。

[短評]
本命は「ノーカントリー」。
これはさすがに鉄板ではないか。他の賞レースで他の作品を圧倒している。
興行面においても5千万ドル近く稼いでおり、5本の中では「Juno」に次ぐ興行収入となっている。
コーエン兄弟は、96年の「ファーゴ」での実績も買われると思われる。
今度こそ念願の受賞となりそうだ。

対抗は、ポール・トーマス・アンダーソン監督の「There Will Be Blood」。
ポール・トーマス・アンダーソン監督は「マグノリア」「ブキーナイツ」「パンチドランク・ラブ」といった実績もあるが、いまだ小規模公開なのが気になるところだ。
主演のダニエル・デイ=ルイスも高い評価を受けているので、「ノーカントリー」のライバルとなるのは間違いないと思われのだが。

最大の大穴は「Juno」。
監督賞でもきちんとノミネートされており、ひょっとするかもしれない。
受賞すれば、ビッグサプライズとなるだろう。

「フィクサー」は評価が高いが、サスペンス系の作品のため分が悪い。
興行収入でも低迷しているのが、悪いイメージとなるのではないか。

監督賞でノミネートされていない「つぐない」の作品賞受賞はないと思われる。


【監督賞】
◎コーエン兄弟(「ノーカントリー」)
○ポール・トーマス・アンダーソン(「There Will Be Blood」)
ジェイソン・ライトマン(「Juno」)
トニー・ギルロイ(「フィクサー」)
ジュリアン・シュナーベル(「潜水服は蝶の夢を見る」)

[予想の結果]5本中3本的中
ティム・バートン(「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」)、ジョー・ライト(「つぐない」)がノミネートされるかと予想したが、代わりにトニー・ギルロイ(「フィクサー」)と次点に考えていたジェイソン・ライトマン(「Juno」)がノミネートされた。
初監督となるトニー・ギルロイと、二作目となるジェイソン・ライトマンといったキャリアの浅い監督がノミネートされたのが少々意外だった。
俳優出身の初監督が受賞することはたまにある。
「クラッシュ」のポール・ハギスのような例もあり、脚本家として名が知られているトニー・ギルロイも同じパターンとなるか。

[短評]
このメンバーならば、コーエン兄弟があっさりと受賞しそうだ。
万が一、作品賞で取れなくても、監督賞では受賞するだろう。

ポール・トーマス・アンダーソンは「マグノリア」「ブキーナイツ」「パンチドランク・ラブ」といった実績があるが、「There Will Be Blood」は公開規模が小規模であり、ワンパンチ足りない。

監督作品が「サンキュー、スモーキング」のみと実績を欠くジェイソン・ライトマンと初監督だったトニー・ギルロイの受賞もないだろう。

作品賞でのノミネートがないジュリアン・シュナーベルの受賞の望みは薄い。


【主演男優賞】
◎ダニエル・デイ=ルイス(「There Will Be Blood」)
○ジョニー・デップ(「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」)
ジョージ・クルーニー(「フィクサー」)
トミー・リー・ジョーンズ(「告発のとき」)
ヴィゴ・モーテンセン(「Eastern Promises」)

[予想の結果]5人中4人的中
ジェームズ・マカボイ(「つぐない」)がノミネートされるかと予想したが、代わりにトミー・リー・ジョーンズ(「告発のとき」)がノミネートされた。
トミー・リー・ジョーンズは「ノーカントリー」でも主演しており、合わせ技的なノミネートか。
「告発のとき」は「クラッシュ」のポール・ハギス監督作品。シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドンといったアカデミー賞女優も出演している。

[短評]
本命はダニエル・デイ=ルイス(「There Will Be Blood」)。
強敵が見当たらず、89年「マイ・レフトフット」以来、二度目の受賞となるのではないか。

二度目の受賞が嫌がれるとなると、ジョニー・デップが念願の受賞するということもありそうだ。
しかし、役柄的に厳しいところもあるか。デンゼル・ワシントンの悪役(「トレーニング・デイ」)とはちょっと違う気がする。

ジョージ・クルーニーは05年に「シリアナ」で助演男優賞を受賞している。
主演男優賞を受賞するとしても、数年後になるだろう。

トミー・リー・ジョーンズは93年に「逃亡者」で助演男優賞を受賞している。
その後ノミネートがなく、久々のノミネートとなる。
「告発のとき」が他の部門にノミネートされていないので、今回はノミネートどまりだろう。
去年の「ラストキング・オブ・スコットランド」のフォレスト・ウィテカーも主要部門のノミネートは主演男優賞のみだったが、臨戦過程が異なる。
フォレスト・ウィテカーはほとんどの賞レースで独走していた。

デヴィッド・クローネンバーグ監督に敬意を表してヴィゴ・モーテンセンがノミネートされたが、さすがに受賞はないだろう。


【主演女優賞】
◎ジュリー・クリスティ(「Away From Her」)
○エレン・ペイジ(「Juno」)
マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ/愛の讃歌」)
ローラ・リニー(「The Savages」)
ケイト・ブランシェット(「エリザベス/ゴールデン・エイジ」)

[予想の結果]5人中3人的中
キーラ・ナイトレイ(「つぐない」)、アンジェリーナ・ジョリー(「マイティ・ハート/愛と絆」)がノミネートされるかと予想したが、代わりに次点にしていたケイト・ブランシェット(「エリザベス/ゴールデン・エイジ」)、ローラ・リニー(「The Savages」)がノミネートされた。
「The Savages」はフィリップ・シーモア・ホフマンも出演しているコメディタッチの兄弟モノ感動映画。

[短評]
六十歳を超えるジュリー・クリスティと二十歳のエレン・ペイジの一騎打ちムード。
エレン・ペイジは「ハードキャンディー」「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」に出演しているが、まだまだキャリアが浅く、いきなりの受賞はハードルが高そうだ。

経験豊富のジュリー・クリスティが65年「ダーリング」以来、二度目の受賞となるのではないか。
71年「ギャンブラー」、97年「アフターグロウ」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた実績がある。
近年は「あなたになら言える秘密のこと」「トロイ」「ネバーランド」といった作品に出演している。
アカデミー賞の他の部門にノミネートされていないが、他の主要の賞レースで圧倒している。

マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ/愛の讃歌」)とローラ・リニー(「The Savages」)は作品的に厳しいか。

ケイト・ブランシェットは「アイム・ノット・ゼア」で助演女優賞にノミネートされると思っていたので、「エリザベス/ゴールデン・エイジ」ではノミネートされないと考えたが、まさかのダブルノミネートとなっている。
去年も「あるスキャンダルの覚え書き 」で助演女優賞にノミネートされており、今回で主演・助演のノミネートで5度目のノミネートとなる(「アビエイター」で受賞済み)。メリル・ストリープ並にノミネートされている女優だ。


【助演男優賞】
◎ハビエル・バルデム(「ノーカントリー」)
○ケイシー・アフレック(「ジェシー・ジェームズの暗殺」)
フィリップ・シーモア・ホフマン(「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」)
トム・ウィルキンソン(「フィクサー」)
ハル・ホルブルック(「INTO THE WILD」)

[予想の結果]5人中5人的中

[短評]
ハビエル・バルデムとケイシー・アフレックの一騎打ちムードだが、ハビエル・バルデムが断然有利だろう。
「ノーカントリー」の評価は、ハビエル・バルデムの怪演があってのものと聞いている。
00年「夜になるまえに」でアカデミー主演男優賞にノミネート経験があり、04年「海を飛ぶ夢」でもノミネートはされなかったが絶賛された。
受賞されるだけの実績を積んでいる。

一方、ベン・アフレックの弟ケイシー・アフレックは「Gone Baby Gone」での高評価もあるが、実績はまだまだ足りないという印象を持たれるだろう。

フィリップ・シーモア・ホフマンは05年「カポーティ」で主演男優賞にノミネートされたばかりであり、そうそう受賞はない。

トム・ウィルキンソンは01年「イン・ザ・ベッドルーム」で主演男優賞ノミネート経験があるが、今回はさすがに相手が悪かった。いつかは受賞してもらいたいものだが。

ショーン・ペン監督作品「INTO THE WILD」もかなり評価が高い作品。
作品賞・監督賞でのノミネートまでには至らないものの、助演男優でノミネートさせて、「INTO THE WILD」を間接的に評価している。
ハル・ホルブルックのそのものの受賞はないだろう。


【助演女優賞】
◎エイミー・ライアン(「Gone Baby Gone」)
○ケイト・ブランシェット(「アイム・ノット・ゼア」)
ティルダ・スウィントン(「Michael Clayton<フィクサー>」)
セルシャ・ローナン(「つぐない」)
ルビー・ディー(「アメリカン・ギャングスター」)

[予想の結果]5人中4人的中
キャサリン・キーナー(「INTO THE WILD」)がノミネートされるかと予想したが、代わりにルビー・ディー(「アメリカン・ギャングスター」)がノミネートされた。
「INTO THE WILD」は助演男優賞のみのノミネートに留め、まったくノミネートされていない「アメリカン・ギャングスター」に少々ハナをもたせたか。

[短評]
エイミー・ライアンがリードを保っている。
彼女は「カポーティ」程度しか実績がないが、助演女優賞はキャリアが少なくても受賞できる賞だ。
去年も演技実績に欠けるジェニファー・ハドソン(「ドリーム・ガールズ」)が受賞した。ノミネートされた者も実績に欠ける菊地凛子アビゲイル・ブレスリンアドリアナ・バラーザといったメンバーだった。

ケイト・ブランシェットが出演する「アイム・ノット・ゼア」は「エデンより彼方に」「ベルベット・ゴールドマイン」のトッド・ヘインズ監督作品。
ボブ・ディランを何人かの役者が演じている。
男性のボブ・ディランを女性のケイト・ブランシェットが演じているのが評価の理由だろう。

「つぐない」は主要部門では作品賞と助演女優賞だけのノミネートとなっている。子役の受賞は結構多い部門ではあるが、セルシャ・ローナンは14歳位の子役であり、主役級でない限り、受賞は難しいのではないか。

ルビー・ディー(「アメリカン・ギャングスター」)は全くのノーマークだった。八十歳を超えるベテラン女優。ノミネートすることのみをもって、評価をしている。受賞はないだろう。


【長編アニメーション映画賞】
◎「ペルセポリス」
○「レミーのおいしいレストラン」
「サーフズ・アップ」

[予想の結果]3本中2本的中
「ベオウルフ 呪われし勇者」がノミネートされるかと予想したが、代わりに「サーフズ・アップ」がノミネートされた。意外と「サーフズ・アップ」は評価が高い。

[短評]
「レミーのおいしいレストラン」が圧倒的にリードしているが、ピクサー作品は「Mr.インクレディブル」「ファインディング・ニモ」で受賞経験がある。
そこでサプライズ的に、イラン出身でフランス在住のマルジャン・サトラピ監督作品の「ペルセポリス」が受賞しそうだ。

「サーフズ・アップ」は二強ムードの中では、さすがに勝負にならないだろう。
去年「ハッピー・フィート」が受賞しており、二年連続ペンギン映画が受賞することもあるまい。

テーマ:第80回アカデミー賞 - ジャンル:映画

全米映画興行収入ランキング(1月第4週目新作予想) 【映画】

来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の4本。

「ランボー最後の戦場」<アクション>(2800館程度)
【監督】シルヴェスター・スタローン
【主演】シルヴェスター・スタローン、Julie Benz
【内容】援助要員が行方不明になったため、ジョン・ランボーはタイで傭兵を集めて、サルウィン川付近のビルマの村に向かう。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 3~4千万ドル
ランボーシリーズの興行収入は以下の通り。
88年「ランボー怒りのアフガン」トータル54百万ドル(オープニング13百万ドル)
85年「ランボー怒りの脱出」トータル150百万ドル(オープニング20百万ドル)
82年「ランボー」トータル47百万ドル(オープニング7百万ドル)
オープニングは10~15百万ドル程度が期待できそうだ。
この程度のオープニングならば、トータル的には3~4千万ドルが落ち着きどころか。

日本では去年公開されたロッキーシリーズは以下の通り。
06年「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル70百万ドル(オープニング12百万ドル)
90年「ロッキーⅤ」トータル41百万ドル(オープニング14百万ドル)
85年「ロッキーⅣ」トータル128百万ドル(オープニング20百万ドル)
82年「ロッキーⅢ」トータル125百万ドル(オープンニング12百万ドル)
79年「ロッキーⅡ」トータル85百万ドル(オープニング6百万ドル)
76年「ロッキー」トータル117百万ドル
ロッキーの最高興行収入はⅣの128百万ドルであり、最新作は70百万ドル。
最高興行収入の55%が最新作の成績となっている。

「ランボー」の三作の平均が84百万ドルとなっており、その55%となると46百万ドルとなるか。
「ロッキー」のような爽やかなスポ根とは異なり、作風的には苦戦することが予想される。
4千万ドル程度がマックスのような気がする。
ジョシュ・ハートネット主演のヴァンパイア映画「30 Days of Night」でさえ、40百万ドルとなっている。


「Meet the Spartans」<コメディ>(2600館程度)
【監督】Jason Friedberg・Aaron Seltzer(ともに「Epic Movie」「Date Movie」)
【主演】Sean Maguire、Kevin Sorbo
【内容】「300<スリー・ハンドレッド>」をパロディ化したスパルタを舞台にした映画。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 5千万ドル
06年「Date Movie」トータル49百万ドル(オープング19百万ドル)
07年「Epic Movie」トータル40百万ドル(オープニング19百万ドル)
07年「300<スリー・ハンドレッド>」トータル211百万ドル(オープニング71百万ドル)
「300<スリー・ハンドレッド>」をパロディ化。
スパルタ魂で、無理難題なことをやりそうなので、なかなか面白い映画になりそうだ。
「Epic Movie」「Date Movie」を超えることを期待したい。


「Untraceable」<サスペンス>(2300館程度)
【監督】グレゴリー・ホブリット(「オーロラの彼方へ」「真実の行方」)
【主演】ダイアン・レイン、コリン・ハンクス、Joseph Cross(「父親たちの星条旗」)
【内容】FBI捜査官(ダイアン・レイン)は、インターネットで犯罪を公開している殺人者を捕まえようとする。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 2千万~2千5百万ドル
グレゴリー・ホブリット監督作品は以下の通り。
07年「Fracture」トータル39百万ドル(オープニング11百万ドル)※アンソニー・ホプキンス主演
02年「ジャスティス」トータル19百万ドル(オープニング8百万ドル)※ブルース・ウィリス主演
00年「オーロラの彼方へ」トータル45百万ドル(オープニング9百万ドル)
98年「悪魔を憐れむ歌」トータル25百万ドル(オープニング10百万ドル)
96年「真実の行方」トータル56百万ドル(オープニング10百万ドル)
オープニング8~11百万ドルで、評価によって伸ばしていくタイプのようだ。
サスペンスは稼げにくく、イメージ的には「Fracture」を超えることはないだろう。
3千万ドル以下となるのではないか。

ダイアン・レインの出演作は以下の通り。
06年「ハリウッド・ランド」トータル14百万ドル(オープニング6百万ドル)
05年「理想の恋人.com」トータル44百万ドル(オープニング13百万ドル)
03年「トスカーナの休日」トータル44百万ドル(オープニング10百万ドル)
02年「運命の女」トータル53百万ドル(オープニング14百万ドル)
01年「グラスハウス」トータル18百万ドル(オープニング6百万ドル)
4千万ドル台が標準のようだが、今回は稼げないサスペンス作品ゆえに、苦戦するだろう。やはり、3千万ドル以下になりそうだ。

この手のサスペンス作品は稼げないのが相場だ。
サンドラ・ブロック主演「Premonition」トータル48百万ドル(オープニング18百万ドル)
ジョージ・クルーニー主演「フィクサー」トータル39百万ドル(拡大オープニング10百万ドル)
モーガン・フリーマン主演「GONE BABY GONE」トータル20百万ドル(オープニング6百万ドル)
あれほど評判の高い「フィクサー」がまだ4千万ドルしか稼げないのならば、3千万ドル突破はやはり厳しいと考えたい。
「フィクサー」はアカデミー賞ノミネートを受けて、再拡大公開を図る予定だが、再ランキングはあるのだろうか。


「How She Move」<音楽ドラマ>(1500館程度)
【監督】Ian Iqbal Rashid(「Touch of Pink」(04))
【主演】Rutina Wesley、Tre Armstrong(「Shall We Dance?」(04))、Brennan Gademans
【内容】家族の不幸によって、私立学校を中退して、実家に戻ってきた女性がステップダンスを通して再生していく。
【アメリカ内の評価】 めちゃくちゃ悪い
【公開前興行収入予想】 1千万ドル
去年「Stomp the Yard」が大ヒットしており、ダンスムービーは侮れないところはあるが、本作は恐ろしく評価が低いようであり、ヒットは期待できない。
アカデミー賞ノミネート組が復活しそうなので、ランキング外になるおそれもありそうだ。
1500館という公開規模も小さく、監督も主演も実績がないのも苦しい。

「Stomp the Yard」はトータル61百万ドル(オープニング22百万ドル)を稼いでいる。
フレディ・ハイモア主演の「AUGUST RUSH」もある意味同種の映画になろうか。
「AUGUST RUSH」はトータル31百万ドル(オープニング9百万ドル)を稼いでいる。
質が高ければ、音楽ドラマはそれなりに稼げたとは思うが、低評価では無理だろう。
1千万ドルを超えるか、超えないかという結果になるのではないか。

去年公開されたジェニファー・ロペス主演の音楽ドラマ「EL CANTANTE」もトータル8百万ドル(オープニング3百万ドル)と低迷している。
こちらは公開規模500館程度であり、低くてもやむを得ないところはあるが。

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(月曜日第二話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  19.0%(▽3.4%) 20.7%(17.0%)
2位「佐々木夫妻」     17.3%  17.3%(-%)  17.3%(13.0%)
3位「貧乏男子」      16.5%  16.5%(-%)  16.5%(13.5%)
4位「斉藤さん」      15.3%  17.4%(▲2.1%) 16.4%(10.0%)
5位「交渉人」       16.7%  13.8%(▽2.9%) 15.3%( 9.5%)
6位「SP(エスピー)」   14.5%  16.6%(▲2.8%) 15.0%(13.0%)
7位「鹿男あをによし」   13.0%  13.0%(-%)  13.0%(14.0%)
8位「1ポンドの福音」   13.0%  11.4%(▽1.6%) 12.2%(11.0%)
9位「ハチクロ」       12.9%  10.0%(▽2.9%) 11.5%(14.5%)
10位「エジソンの母」   11.0%  11.1%(▲0.1%) 11.1%( 8.5%)
12位「だいすき!!」     10.9%  10.9%(-%)  10.9%(11.0%)
13位「あしたの喜多善男」12.7%   8.0%(▽4.7%) 10.4%(11.5%)
14位「未来講師めぐる」   9.0%  10.6%(▲1.6%) 9.8%(10.5%)
15位「4姉妹探偵団」    9.2%   9.2%(-%)   9.2%(11.0%)

1位「薔薇のない花屋」 平均20.7%(放送前予想平均17.0%)
初回22.4→19.0%
【2話目を踏まえた平均視聴率予想】 17.5~18.0%(±0.0%)
初回が休日だったこともあり、やむを得ない下落か。
まだまだ高い視聴率を維持しており、次回以降が注目だ。

<同時間帯の視聴率>
ライバル不在の枠。若者はドラマ以外に見るものがない。
10.6% NHK ニュースウオッチ9
6.2%  NTV 今夜はシャンパリーノ
14.2% TBS 警視庁三係・吉敷竹史の殺人捜査シリーズ(3)
19.0% CX  薔薇のない花屋
16.1% EX  ビートたけしのTVタックル
7.1%  TX  お茶の間の真実 もしかして私だけ!?「幸せ呼ぶ開運SP」

月曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「ガリレオ」24.7→22.1%(平均21.9%)
07年7月クール「ファースト・キス」19.7→13.2%(平均14.1%)
07年4月クール「プロポーズ大作戦」19.3→17.1%(平均17.3%)
07年1月クール「東京タワー」14.2→15.6%(平均14.9%)
06年10月クール「のだめカンタービレ」18.2→16.1%(平均18.8%)
06年7月クール「サプリ」17.9→13.0%(平均14.2%)
06年4月クール「トップキャスター」23.1→19.6%(平均18.3%)
06年1月クール「西遊記」29.2→24.8%(平均22.8%)

2話目の視聴率は、「薔薇のない花屋」を含めた9ドラマ中、4位という結果になっている。まだまだ高い視聴率をキープしているのが分かる。
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より2話目が増加      「東京タワー」
初回から2話目の下落率10%未満  なし
初回から2話目の下落率15%未満 「ガリレオ」「プロポーズ」「のだめ」
初回から2話目の下落率20%未満 「トップキャスター」「西遊記」
初回から2話目の下落率20%以上 「サプリ」「ファースト・キス」
注目度が高いため初回視聴率がどうしても高くなってしまうのが、この枠の特徴だ。
「東京タワー」を除いた全てが初回から二話目の下落率が10%を超えている。
「薔薇のない花屋」の下落率は15.2%となっている。
したがって、「トップキャスター」「西遊記」の視聴率の動きが参考になるだろう。
これらから「薔薇のない花屋」の平均視聴率を割り出すと、17.5%~17.7%となる。
先週の予想に引き続き、平均視聴率予想は17.5~18.0%のままでよいだろう。

野島伸司脚本ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
05年4月クール「あいくるしい」17.3→11.9%(平均11.6%)
04年1月クール「プライド」28.0→25.1%(平均24.9%)<竹内主演>
03年1月クール「高校教師」14.9→12.2%(平均10.8%)
02年4月クール「ゴールデンボウル」14.3→11.5%(平均12.5%)
01年1月クール「S・O・S」17.8→18.4%(平均17.3%)
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より2話目が増加      「S・O・S」
初回から2話目の下落率10%未満  なし
初回から2話目の下落率15%未満 「プライド」
初回から2話目の下落率20%未満 「高校教師」「ゴールデンボウル」
初回から2話目の下落率20%以上 「あいくるしい」
「薔薇のない花屋」の下落率は「高校教師」「ゴールデンボウル」よりマシなものとなっている。
「プライド」から「薔薇のない花屋」の平均視聴率を割り出すと、18.8%~19.9%と高いものとなる。
「薔薇のない花屋」がいい意味で話題となれば、平均19%台を狙えるということか。
野島の脚本の良し悪しに関わってきそうだ。

香取慎吾主演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
06年1月クール「西遊記」29.2→24.8%(平均22.8%)
02年1月クール「人にやさしく」23.6→22.6%(平均21.4%)
「人にやさしく」の下落率は、4.2%という優秀のものであり、比較にはなるまい。

その他の関連視聴率は以下の通り。
02年7月クール「ランチの女王」21.9→18.5%(平均18.9%)<竹内主演>
05年1月クール「不機嫌なジーン」18.2→15.7%(平均14.2%)<竹内主演>
05年7月クール「スローダンス」22.5→17.4%(平均16.9%)
「スローダンス」の下落率は高すぎるが、「ランチの女王」「不機嫌なジーン」の下落率は、「薔薇のない花屋」に近いものがある。
この二本から「薔薇のない花屋」の平均視聴率を割り出すと、17.2%~19.4%となる。
やはり、平均18%台が落ち着きどころだろうか。

月9ドラマ間では以下のような作品がライバルとなるだろうか。
06年10月クール「のだめカンタービレ」平均18.8%
05年10月クール「危険なアネキ」平均18.8%
06年4月クール「トップキャスター」平均18.3%
07年4月クール「プロポーズ大作戦」平均17.3%
05年7月クール「スローダンス」16.9%
今のところは、「トップキャスター」以下、「プロポーズ大作戦」以上と予想しておきたい。

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『SP』EpisodeⅣ-1・2レビュー 【ドラマ】

※Ⅳ-2の冒頭10分間は見逃しました。

Ⅳ-1では動きらしい動きはほとんどなし。
山西が出所したこと以外、どうでもいいシーンで間をもたせていたように思われる。
この回を“1話”として放映することの意味がよく分からない。


Ⅳ-2は最終回前なので、動きはあったが、また“妄想”という逃げで時間を稼いでいる。
“妄想”自体は逃げでしかないと思うが、実は意味がある“妄想”になるかもしれないとは感じられる。
殺したいほど麻田総理を憎んでいる井上(岡田)が、私怨を捨てて、プロのSPとして自分の身を張って麻田総理を守れるのかをラストで問うものだと思われる。
したがって、“妄想”という手段自体は適切なものではないが、「麻田総理を心底憎んでいる」ということを視聴者に伝える効果として、あの“妄想”は機能するのではないか。

三方向同時テロというアイディアはなかなか緊迫感のあるものであり、それなりには楽しめた。
今回の事件の顛末は、Episode0で予想した麻田総理による自作自演というわけではなさそうだ。
恐らく西島理事監が単独で画策したものだろう。
ライフル犯も西島理事監が手配したものと思われる。
「手ごわいSPがいる」と危惧したライフル犯のために、ハゲを使って、井上(岡田)の気を逸らしている。
山西に関しては、西島理事監とは無関係に動いているものと思われる。

西島理事監の目的としては、「現状の警護は不完全だらけであり、日本でテロを起こそうとすれば簡単にできる」ということをアピールしたかったのではないか。
ペイント弾を使っており、麻田総理を殺す気はないようだが、そんな茶番に付き合うライフル犯の目的がイマイチ分からない。

群衆がパニックを起こしたことが要因かもしれないが、銃を持った素人のおっさんに5人ほどのSPがあっという間に倒されるというのが情けなさ過ぎる。

「七三分け」だけ、直接山西に向かっていったが、「全員同時にもっと機敏に動け」と言いたくなってくる。
「突発的な事象が起きた際、現状のSPでは守りきれない」という西島理事監の危惧通りなのかもしれないが・・・。
防弾チョッキを着ているので、全員無事ですというオチだとは思う。

アクションも初回に比べれば、見所が薄いものとなっている。
井上のスペシャル能力も全体を通してほとんど役に立っていない気がする。
最終回まで来てしまったが、やはりドラマの質が高いとは思えない。

最終回では、とりあえず以下のことだけはきちんと描いてもらいたいものだ。
①今回の事件の顛末
②西島理事監の目的
③井上の父母殺害事件の真相


以下は、ちょっとマニアックな話をしたいと思う。
本来は書くべき内容ではない、どうでもいい話なので、基本的には読み飛ばしてもらいたい。
専門家ではないので、詳細なことはよく分からないが、ちょっと疑問に思うようなことがいくつかみられた。

①現職の内閣総理大臣の寄付行為
自分の選挙区でなければ問題ないのかもしれないが、国会議員は公職選挙法によって寄付は違反している気がする。
国会議員ですら寄付が制限されているのに、行政(文部科学省を含む)の長でもある内閣総理大臣の寄付はさらに難しいのではないか。
最近、横峯議員が寄付に関して発言して、少々問題になったと記憶しているが、この点はどうなのだろうか。

もし、永正大学が国立大学ならばアウトだと思う。
私立大学だとしても、講堂に現職の内閣総理大臣の名前を付けるということは、100%あり得ない話だろう。
寄付とか、名前をつけるとか、そんなつまらない設定を付加する必要はなく、単に記念式典に出席するという設定でよかったのではないか。
ドラマ内の設定なので目くじらを立てるものではないと分かっているが、ちょっと常識的ではなさ過ぎる。

②警視庁(けいしちょう)と財務省の関係
警察庁(けいさつちょう)は、国家公安委員会の管轄になるので、財務省によって予算が査定されることになる。
しかし、井上が勤める警視庁は東京都の組織であるので、東京都の予算に関係するものではないのか。

国の組織の再編成や定員には財務省が関わることがあるらしいが、東京都の組織まで財務省が関わるとは聞いたことはない。
しかも、テロに関して機敏になっている昨今、一番予算が付きやすい分野がテロ対策費だと思う。
「踊る大捜査線」のように、現場とキャリアの垣根を無くせ、一般の刑事の待遇を改善しろというレベルの話ではない。

公安部のヤツが工場に潜入して働くという設定に関しては、微笑ましいギャグとして処理できるが、上述についてきちんと関係者はリサーチしているのかは気になるところだ。
ドラマの細かい設定に目くじらを立てる必要はないと思う人もいるだろうが、プロの脚本家ならば、細部まで気を配って欲しい。

また、SPが現場中心とはいえ、職場があまりにも小ぎれいすぎる(「踊る大捜査線」と比べてほしい)のも、気になるところだ。
書類もなければ、パソコン(以前の回で引き出しにしまってあったような気がうするが)もないという職場は存在しない。
技術のスタッフが手を抜いているのか、それとも何かしらの意図があるのだろうか。

テーマ:SP - ジャンル:テレビ・ラジオ

2008年1月クールドラマ視聴率結果(金~日曜日第二話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」 22.4%  22.4%(-%)  22.4%(17.0%)
2位「佐々木夫妻」    17.3%  17.3%(-%)  17.3%(13.0%)
3位「貧乏男子」     16.5%  16.5%(-%)  16.5%(13.5%)
4位「斉藤さん」      15.3%  17.4%(▲2.1%) 16.4%(10.0%)
5位「交渉人」       16.7%  13.8%(▽2.9%) 15.3%( 9.5%)
6位「SP(エスピー)」   14.5%  16.6%(▲2.8%) 15.0%(13.0%)
7位「鹿男あをによし」  13.0%  13.0%(-%)  13.0%(14.0%)
8位「1ポンドの福音」  13.0%  11.4%(▽1.6%) 12.2%(11.0%)
9位「ハチクロ」      12.9%  10.0%(▽2.9%) 11.5%(14.5%)
10位「エジソンの母」   11.0%  11.1%(▲0.1%) 11.1%( 8.5%)
11位「だいすき!!」     10.9%  10.9%(-%)  10.9%(11.0%)
12位「あしたの喜多善男」12.7%  8.0%(▽4.7%) 10.4%(11.5%)
13位「未来講師めぐる」   9.0%  10.6%(▲1.6%) 9.8%(10.5%)
14位「4姉妹探偵団」    9.2%   9.2%(-%)   9.2%(11.0%)

2位「佐々木夫妻の仁義なき戦い」 17.3%(放送前予想平均13.0%)
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 13.5%~15.0%
やはり、この手の賑やかなドラマは視聴者に受け入られやすい。
SMAPの中では実績が不足していた稲垣吾郎にとっては好調の滑り出しとなった。

<同時間帯の視聴率>
最大のライバル「行列のできる法律相談所」を上回ったのは評価できる。
ところで、「メントレG」って、TOKIOの番組だと思うが、ジャニーズタレントが同時間帯に被ることはほとんどないと聞いていたが、どうなってるのか。
10.8% NHK NHKスペシャル「見過ごされる認知症・医療は何ができるのか」
16.3% NTV 行列のできる法律相談所
17.3% TBS 日曜劇場・佐々木夫妻の仁義なき戦い
9.2%  CX  メントレG
15.5% EX  日曜洋画劇場「エイリアンvsプレデター(完全版)」
6.9%  TX  日曜ビッグバラエティ「捨てられないものを完全リメーク」

初回視聴率17.3%は、今クールの中では「薔薇のない花屋」に次ぐものとなっている。
とはいっても、「斉藤さん」の二話目視聴率に0.1%負けている。

先クールの中では「ガリレオ」24.7%、「医龍2」21.0%に次ぐ、3位の成績となる。
先々クールでは、「ファースト・キス」19.7%、「山田太郎ものがたり」17.4%を下回り、「ホタルノヒカリ」と全く同じとなっている。
高い初回視聴率ではあるものの、それほど驚くべきものではない。
最終的には、「山田太郎ものがたり」の平均15.2%に近いものになると思われる。

日曜日21時枠の初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール「ハタチの恋人」初回13.0%(平均8.2%)
07年7月クール「パパとムスメの7日間」初回14.0%(平均13.9%)
07年4月クール「冗談じゃない!」初回19.4%(平均13.4%)
07年1月クール「華麗なる一族」初回27.7%(平均23.9%)
06年10月クール「鉄板少女アカネ!!」初回11.0%(平均8.7%)
06年7月クール「誰よりもママを愛す」初回13.4%(平均10.4%)
06年4月クール「おいしいプロポーズ」初回14.1%(平均12.0%)
06年1月クール「輪舞曲-RONDO-」初回20.0%(平均15.5%)
「佐々木夫妻の仁義なき戦い」を含めた9ドラマ中、4位の成績となっている。
しかし、「輪舞曲」「冗談じゃない!」など、初回視聴率がいくら高くても、平均視聴率が低迷するのがこの枠の特徴でもある。
これらから平均視聴率を割り出すと、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」は10.9%~17.2%となる。
大きくはコケず、大きくは稼げないと予測すると、初回を踏まえた平均視聴率は13.5%~15.0%となろうか。

稲垣吾郎はこの枠の常連である。
05年1月クール「Mの悲劇」初回14.0%(平均12.6%)
02年4月クール「ヨイショの男」初回14.4%(平均10.0%)
00年7月クール「催眠」初回16.7%(平均10.4%)
以前よりも高い初回視聴率となっている。

同枠ではないが、参考になろのが「ブスの瞳に恋してる」だ。
06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」初回19.9%(平均15.9%)
これらから平均視聴率を割り出すと、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」は10.8%~15.6%となる。やはり上限は15%台となろうか。
「山田太郎ものがたり」の平均15.2%を目標にしてもらいたい。

<参考>
07年7月クール「山田太郎ものがたり」
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9%

05年1月クール 稲垣主演「Mの悲劇」<同枠>
14.0→11.1→13.0→11.9→11.4→12.0→11.5→14.0→13.8→12.8%

02年4月クール 稲垣主演「ヨイショの男」<同枠>
14.4→12.4→10.6→11.4→10.8→10.5→13.4→4.2→7.6→9.3→5.7%
※ワールドカップ開催のため、後半は悲惨なことになった。

00年7月クール 稲垣主演「催眠」<同枠>
16.7→10.3→9.4→10.9→7.5→7.4→10.7→9.4→9.9→10.2→11.9%


6位「SP(エスピー)」  平均15.0%(放送前予想平均13.0%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6%
【10話目を踏まえた平均視聴率予想】 15.2%
最終回直前のためか、急上昇した。自身2番目に高い視聴率を獲得している。
初回から第10話までの上昇率は、14.5%と高いものとなっている。

中途半端な時期のため、苦戦するかと思ったが、まだまだ注目度は高そうだ。
この時間帯にしては異例の平均15%超えを達成することになるだろう。
詳しく調べていないが、過去の最高平均視聴率は「特命係長・只野仁3」平均14.3%だと思う。
「ライアーゲーム」(平均11.4%)、「ライフ」(平均12.2%)があれほど話題となり、この程度の視聴率である。「SP」の規格外の視聴率の高さが見て取れる。

岡田准一としても最高のキャリアとなったのではないか。
05年4月クール「タイガー&ドラゴン」(平均12.8%)<二番手>
03年10月クール「末っ子長男姉三人」(平均14.4%)<二番手>
02年7月クール「恋愛偏差値」(平均12.0%)<リレー形式>
02年1月クール「木更津キャッツアイ」(平均10.1%)<主演>
00年10月クール「オヤジぃ。」(平均24.2%)<三から五番手>
00年1月クール「モナリザの微笑」(平均11.1%)<三から五番手>
99年7月クール「新・俺たちの旅」(平均9.7%)<三番手>
98年10月クール「PU-PU-PU-」(平均不明だが、12%程度)<三番手>
97年7月クール「D×D」(平均不明だが、12%程度)<二番手>
早いうちから長瀬や他のメンバーとともにドラマに出ていたが、メンバーの中で主演として成長したのは岡田だけといっても過言ではあるまい。
「モナリザの微笑」、高視聴率ドラマ「オヤジぃ。」で脇役として経験を積み、運命の「木更津キャッツアイ」を迎えている。
視聴率こそ伸びなかったが、彼の今があるのは、このドラマのおかげだろう。
クドカンばかりではなく、映画「フライ,ダディ,フライ」で組んだ堤真一、金城一紀(原作・脚本)との出会いが「SP」にそのまま活かされている。
1月19日公開の主演映画「陰日向に咲く」も大ヒット間違いなしであり、今まさにノリにノッテいる俳優に成長した。

<参考>
☆「ライフ」(平均12.2%)《10話までの上昇率29.1%》
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→9.4→12.4→14.2→14.2→17.4%
☆「ライアーゲーム」(平均11.4%)<10話までの下落率 7.3%>
12.3→12.8→8.7→9.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6%
☆「特命係長・只野仁3」(平均14.3%)《10話までの上昇率26.9%》
13.4→15.5→14.4→12.7→13.9→14.0→13.7→14.0→14.2→17.0%
☆同演出家「踊る大捜査線」(平均18.0%)《10話までの下落率 1.6%》
18.7→16.4→16.5→15.7→18.1→18.7→18.2→17.3→16.3→19.0→23.1%
☆岡田主演「タイガー&ドラゴン」(平均12.8%)<10話までの下落率25.9%>
16.2→14.1→13.2→12.8→12.4→12.5→11.9→11.3→12.6→12.0→11.6%


8位「1ポンドの福音」 平均12.2%(放送前予想平均11.0%)
初回13.0→11.4%
【2話目を踏まえた平均視聴率予想】 11.0%(▽0.5%)
予想通りの下落となり、先行きが暗い。
ドラマに魅力がないので仕方ないか。

<同時間帯の視聴率>
「電車男」は大したことはなかった。
初回だったとはいえNHKのドラマに余裕で負けている。
12.8% NHK 土曜ドラマ・フルスイング
11.4% NTV 1ポンドの福音
13.5% TBS 世界・ふしぎ発見!
11.8% CX  土曜プレミアム「電車男」
15.5% EX  土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(5)」
10.2% TX  出没!アド街ック天国

土曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「ドリーム☆アゲイン」12.9→10.0%(平均10.3%)
07年7月クール「受験の神様」14.7→9.3%(平均9.5%)
07年4月クール「喰いタン2」16.2→13.3%(平均13.7%)
07年1月クール「演歌の女王」10.9→9.5%(平均9.1%)
06年10月クール「たったひとつの恋」12.8→10.4%(平均11.6%)<亀梨主演>
06年7月クール「マイ★ボス マイ★ヒーロー」19.0→16.7%(平均18.9%)
06年4月クール「ギャルサー」15.4→13.5%(平均12.9%)
06年1月クール「喰いタン」17.4→19.0%(平均17.4%)
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より2話目が増加      「喰いタン」
初回から2話目の下落率10%未満  なし
初回から2話目の下落率15%未満 「ギャルサー」「マイ★ボス」「演歌の女王」
初回から2話目の下落率20%未満 「たったひとつの恋」「喰いタン2」
初回から2話目の下落率20%以上 「ドリーム☆アゲイン」「受験の神様」
かなり下落率が目立つ枠だ。
「1ポンドの福音」の下落率は12.3%であり、「ギャルサー」「マイ★ボス」「演歌の女王」の視聴率の動きが参考になりそうだ。
「ギャルサー」「演歌の女王」から平均視聴率を割り出すと、10.9%という答えがでてくる。
「マイ★ボス」から平均視聴率を割り出すと、12.9%という答えがでてくる。
さすがに「マイ★ボス マイ★ヒーロー」のような盛り上がりはないだろう。
「1ポンドの福音」は予想通り平均11.0%前後に落ち着きそうだ。
「たったひとつの恋」の平均11.6%は上回りたかったところだが、どうなるだろうか。

亀梨主演作は以下の通り。
06年10月クール「たったひとつの恋」12.8→10.4%(平均11.6%)
06年7月クール「サプリ」17.9→13.0%(平均14.2%)
05年10月クール「野ブタ。をプロデュース」16.1→14.9%(平均16.9%)
「野ブタ。をプロデュース」を無視して、平均視聴率を割り出すと、10.3%~12.7%となる。やはり11%台が落ち着きどころだろう。

最後にメンバーの視聴率に触れておく。
<赤西>
07年10月クール「有閑倶楽部」15.9→13.7%(平均12.6%)※田口共演
<田口>
07年4月クール「花嫁とパパ」14.9→11.3%(平均11.8%)※三番手
<田中>
07年1月クール「特急田中3号」11.5→8.7%(平均8.8%)
<上田> なし
<中丸>
07年7月クール「スシ王子!」8.8→7.3%(平均7.5%)※二番手だが出番薄い

どのドラマも軒並み下落しているのが特徴か。
キャリアが浅いとはいえ、メンバー全員いまいちパッとしない。
岡田准一のように、主演男優として一本立ちできる人材はこの中にいるのだろうか。


10位「エジソンの母」 平均11.05%(放送前予想平均8.5%)
初回11.0→11.1%
【2話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.5%~10.5%(▲0.5%~▲1.0%)
初回が意外とよかったとコメントを頂いているように、高評価に後押しされて上昇してきたか。

<同時間帯の視聴率> 
先週は「チャーリーとチョコレート工場」18.4%だったからなぁ。
4.3%  NHK プレミアム10「絆・被災地に生まれた"こころの歌"」
14.5% NTV 金曜ロードショー「ファンタスティック・フォー」
11.1% TBS エジソンの母
12.6% CX  金曜プレステージ特別企画・浅見伝説三部作第二弾「熊野古道殺人事件」
11.9% EX  報道ステーション
7.0%  TX  たけしの誰でもピカソ

金曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「歌姫」9.4→7.5%(平均7.9%)
07年7月クール「山田太郎ものがたり」17.4→15.9%(平均15.2%)
07年4月クール「特急田中3号」11.5→8.7%(平均8.8%)
07年1月クール「花より男子2」19.4→20.1%(平均21.7%)
06年10月クール「セーラー服と機関銃」17.3→14.2%(平均13.3%)
06年7月クール「タイヨウのうた」13.8→6.9%(平均10.3%)
06年4月クール「クロサギ」18.8→16.9%(平均15.7%)
06年1月クール「夜王~YAOH~」17.0→15.1%(平均15.5%)
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より2話目が増加      「花より男子2」
初回から2話目の下落率10%未満 「山田太郎ものがたり」
初回から2話目の下落率15%未満 「クロサギ」「夜王」
初回から2話目の下落率20%未満 「セーラー服と機関銃」
初回から2話目の下落率20%以上 「歌姫」「特急田中3号」「タイヨウのうた」
かなり下落率が目立つ枠にしては、微増ながらも「エジソンの母」の上昇は評価できる。
下落できるほど初回視聴率を稼いでいないが、初回が低かった「歌姫」「特急田中3号」のような下落がなかった。

「花より男子2」から平均視聴率を割り出すと、12.0%~12.3%という答えがでてくる。
「山田太郎ものがたり」から平均視聴率を割り出すと、9.6%~10.6%という答えがでてくる。
さすがに「花より男子2」のような盛り上がりは期待できないので、「山田太郎ものがたり」の視聴率の動きが参考になるだろう。

伊東美咲主演作の視聴率の動きは以下の通り。
07年7月クール「山おんな壁おんな」14.1→13.5%(平均12.1%)
06年7月クール「サプリ」17.9→13.0%(平均14.2%)
05年10月クール「危険なアネキ」21.1→21.1%(平均18.8%)
05年7月クール「電車男」18.3→21.3%(平均21.0%)<二番手>
04年10月クール「HOTMAN2」12.2→13.2%(平均10.4%)<二番手>
「HOTMAN2」「電車男」が2話目の視聴率が初回視聴率を上回っており、「危険なアネキ」が現状維持となっている。
意外と下落がないのが、伊東ドラマの特長だったようだ。

「電車男」は話題ドラマなので、参考外として、「危険なアネキ」「HOTMAN2」から平均視聴率を割り出すと、8.7%~9.9%となる。
ちょっと高めに予想すると、平均10.0%前後が落ち着きどころとなるか。
高視聴率は期待できないが、安定した視聴率を期待したい。
ライバルとしては「HOTMAN2」辺りを超えたいところだ。
<参考>
04年10月クール 反町主演・伊東助演「HOTMAN2」
12.2→13.2→10.2→10.6→12.1→13.5→8.4→9.8→9.3→9.2→8.2→7.8%


13位「未来講師めぐる」 平均9.8%(放送前予想平均10.5%)
初回9.0→10.6%
【2話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.0%~10.0%(▲0.5%)
初回は何かの間違いだったようだ。口コミで高評価が伝わったのだろうか。
まだ安心はできないが、このままの状態をキープしてもらいたい。

金曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「モップガール」10.2→10.7%(平均10.2%)
07年7月クール「スシ王子!」8.8→7.3%(平均7.5%)
07年4月クール「帰ってきた時効警察」12.8→11.9%(平均12.0%)
07年1月クール「特命係長・只野仁」13.4→15.5%(平均14.3%)
06年10月クール「アンナさんのおまめ」8.1→7.1%(平均7.2%)
06年7月クール「黒い太陽」11.8→11.0%(平均11.2%)
06年4月クール「てるてるあした」9.5→10.9%(平均8.9%)
06年1月クール「時効警察」9.7→12.1%(平均10.1%)
視聴率の動きを分類すると、以下の通りとなる。
初回より2話目が増加      「モップ」「只野仁」「てるてる」「時効」
初回から2話目の下落率10%未満 「帰ってきた時効警察」「黒い太陽」
初回から2話目の下落率15%未満 「アンナさんのおまめ」
初回から2話目の下落率20%未満 「スシ王子!」
初回から2話目の下落率20%以上  なし
2話目の視聴率が初回視聴率を上回るのが、この枠の特徴のようだ。
時間帯が時間帯のために、特番の影響や評価を待って鑑賞を開始することもあるのだろうか。

「未来講師めぐる」の上昇率は17.8%となっている。
「時効警察」の上昇率24.7%に次ぐものだ。
「特命係長・只野仁」の上昇率15.7%を上回っている。
「時効警察」から「未来講師めぐる」の平均視聴率を割り出すと、8.8%~9.4%という答えがでてくる。
「モップガール」から「未来講師めぐる」の平均視聴率を割り出すと、9.0%~10.1%という答えがでてくる。
急上昇したといっても、10%を超えるか超えないかが落ち着きどころとなりそうだ。
平均視聴率予想は9.0%~10.0%というところだろう。

映画はヒットするが、ドラマはイマイチなクドカンドラマの視聴率は以下の通り。
05年4月クール「タイガー&ドラゴン」16.2→14.1%(平均12.8%)
03年10月クール「マンハッタンラブストーリー」10.0→8.3%(平均7.2%)
03年4月クール「ぼくの魔法使い」12.0→10.8%(平均9.4%)
「未来講師めぐる」は「ぼくの魔法使い」を超えるのが当面の目標となりそうだ。

深田恭子主演作品の視聴率の動きは以下の通り。
07年7月クール「山おんな壁おんな」14.1→13.5%(平均12.1%)
06年4月クール「富豪刑事デラックス」15.3→11.4%(平均12.0%)
05年7月クール「幸せになりたい!」13.0→11.8%(平均11.8%)
05年1月クール「富豪刑事」16.2→11.1%(平均12.4%)
コンスタントに平均12%を稼いでいる割には、2話目の視聴率が11%台までいったん下落するのが特徴となっている。
異常に低かったと考えて初回が無視すれば、2話目10.6%を取っている「未来講師めぐる」はそれほど絶望的ではないのかもしれない。


14位「4姉妹探偵団」 9.2%(放送前予想平均11.0%)
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 7.5~8.5%
見事にコケた。「レガッタ」の悲劇の再現となるか。
狙いとしては悪くないとは思うが、夏帆の知名度を考えれば、仕方がないかも。
今回はいい経験を積んで、将来の糧にしてもらいたいものだ。

<同時間帯の視聴率> 
同時間帯の最低視聴率を獲得。ニュースやテレビ東京に負けるとは・・・。
9.6%  NHK ニュースウオッチ9
14.5% NTV 金曜ロードショー「ファンタスティック・フォー」
14.9% TBS 中居正広の金曜日のスマたちへ
12.6% CX  金曜プレステージ特別企画・浅見伝説三部作第二弾「熊野古道殺人事件」
9.2%  EX  4姉妹探偵団
11.6% TX  幻十郎必殺剣「2時間初回スペシャル」

初回視聴率9.2%は、今クールの中では「未来講師めぐる」に次ぐワースト2位。
先クールの中では「歌姫」9.4%を下回り、最下位となる。
先々クールでは、「肩ごしの恋人」10.2%、「牛に願いを」10.2%を下回り、「スシ王子!」8.8%を上回るものとなっている。

金曜日21時枠の初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール「オトコの子育て」初回11.8%(平均8.6%)
07年7月クール「女帝」初回12.4%(平均11.6%)
07年4月クール「生徒諸君!」初回9.4%(平均7.6%)
07年1月クール「わるいやつら」初回13.6%(平均9.4%)
06年10月クール「家族」初回13.0%(平均11.9%)
06年7月クール「レガッタ」初回9.5%(平均5.5%)
06年4月クール「富豪刑事デラックス」初回15.3%(平均12.0%)
06年4月に枠を新設して以来、最低の初回視聴率となった。
「レガッタ」「生徒諸君!」以下というのは、かなりキツイ。
これらから平均視聴率を割り出すと、「4姉妹探偵団」は5.3%~8.6%となる。
さすがにそこまで酷いことにはならないと信じて、平均視聴率を予想すると、7.5%~8.5%辺りになるのではないかと思われる。

赤川次郎のドラマ化作品は以下の通り。
98年1月クール「三姉妹探偵団」初回18.4%(平均13.6%)
04年4月クール「霊感バスガイド事件簿」初回9.5%(平均9.2%)
06年10月クール「セーラー服と機関銃」初回17.3%(平均13.3%)
「霊感バスガイド事件簿」以下となってしまった。
これらから平均視聴率を割り出すと、「4姉妹探偵団」は6.8%~8.9%となる。
やはり、7.5%~8.5%辺りが落ち着きどころか。

最後に予想の根拠にした「探偵学園Q」をみてみよう。
「探偵学園Q」の初回視聴率12.4%・平均視聴率11.1%となっている。
ここから「4姉妹探偵団」の平均視聴率を割り出すと、8.2%となる。
当然のことながら、低い数値しか出てこない。
「スワンの馬鹿!」平均8.3%、「ハタチの恋人」平均8.2%、「歌姫」平均8.2%がライバルとなりそうだ。

<参考>
98年1月クール「三姉妹探偵団」鈴木蘭々、吉川ひなの、野村祐香主演
18.4→13.8→14.4→14.1→12.6→14.7→12.1→12.1→11.4→12.7%

04年4月クール「霊感バスガイド事件簿」
9.5→9.2→8.1→8.7→8.3→8.4→9.8→9.4→10.3→10.2%

07年7月クール「探偵学園Q」
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→9.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7%

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

全米映画興行収入ランキング(1月第3週目) 【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(-)1週目「クローバーフィールド」(3411館)$41,000,000 ($41,000,000)
2(-)1週目「27 Dresses」     (3057館)$22,427,000 ($22,427,000)
3(1)4週目「The Bucket List」  (2915館)$15,150,000 ($42,709,000)
4(3)7週目「Juno」          (2534館)$10,250,000 ($85,376,533)
5(4)5週目「ナショナル・トレジャー」(2963館)$8,148,000 ($198,030,000)
6(2)2週目「First Sunday」    (2213館)$7,800,000 ($28,466,000)
7(-)1週目「Mad Money」     (2470館)$7,700,000 ($7,700,000)
8(5)6週目「AlvinandtheChipmunks」 (2962館)$7,000,000 ($196,380,181)
9(6)6週目「アイ・アム・レジェンド」(2525館)$5,105,000 ($247,682,000)
10(10)7週目「つぐない」      (1291館)$4,759,407 ($31,884,214)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

3作の新作がランクインしたため、5週目で「P.S. I Love You」、3週目で「One Missed Call」、2週目で「A VeggieTales Movie」が圏外へ消えた。

「P.S. I Love You」の現在の興行収入は、50百万ドルとなっている。
公開前興行収入予想は3千万ドルだったが、大きく超えてきた。
予告編を見る限りでは、なかなか良さそうな雰囲気をもっているのが観客に好まれた理由だろう。ずば抜けて評価が高いわけではないが、この手の雰囲気は日本でも好まれるかもしれない。日本でも意外とヒットしそうだ。

同じ組み合わせのヒラリー・スワンク主演、リチャード・ラグラヴェネーズ監督作「フリーダム・ライターズ」の興行収入37百万ドルを大きく上回っており、大成功となっている。
女性スターの中では、比較的安定している女優だ。
さすがにアカデミー賞主演女優賞を2度受賞しているだけのことはある。

「One Missed Call」の現在の興行収入は、24百万ドルとなっている。
「着信アリ」のリメイク作品だが、微妙な結果となった。
評判が悪い割には、それなりには稼いだのではないか。
02年「ザ・リング」(トータル129百万ドル)、05年「ザ・リング2」(トータル76百万ドル)、04年「THE・JUON」(トータル110百万ドル)、06年「THE・JUON2」(トータル39百万ドル)と、ジャパニーズ・ホラーのリメイク作品がどんどんと成績が落ち込んでいる。
最終的には3千万ドル前後に落ち着きそうだ。

「The Pirates Who Don't Do Anything: A VeggieTales Movie」の現在の興行収入は、8百万ドルとなっている。
前作のトータル26百万ドルを超えそうもなく、半分程度で終わってしまうかもしれない。
公開規模も大きくなく、立ち居地がよく分からないアニメ作品だ。
公開前の予想も3千万ドルであり、さすがに大きく外してしまった。


1位:「クローバーフィールド」<アクション・ホラー>
【監督】マット・リーヴス(TVでの実績高い。「裏切り者」「暴走特急」の脚本も手掛ける)
【主演】マイク・ヴォゲル(「ポセイドン」)、Jessica Lucas(「She's the Man」)、Lizzy Caplan(「ミーン・ガールズ」)
【内容】怪物の攻撃がニューヨークに遭い、若者たちは生き残りのために必死となる。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 1億~1億1千万ドル
J・Jエイブラムス製作のアクションホラー。
製作費25百万ドルと低予算作品だったが、41百万ドルというかなり高いオープニングを飾った。
特殊な予告編によって、かなり注目度が高かったのが功を奏したのだろう。
1月公開作品としては、歴代1位のオープニングとなっている。

参考になりそうな作品のオープニングは以下の通り。
05年「シン・シティ」オープニング29百万ドル(トータル74百万ドル)
06年「Vフォー・ヴェンデッタ」オープニング26百万ドル(トータル71百万ドル)
06年「スネーク・フライト」オープニング14百万ドル(トータル34百万ドル)
07年「300<スリー・ハンドレッド>」オープニング71百万ドル(トータル211百万ドル)
さすがに「300<スリー・ハンドレッド>」には敵わないので、2億ドル突破は無理だ。
しかし、1億ドルは恐らく狙えるだろう。
当面は、以下のような作品がライバルとなるか。
「アメリカン・ギャングスター」オープニング44百万ドル(トータル130百万ドル)
「ダイハード4.0」オープニング33百万ドル(トータル135百万ドル)
「ラッシュアワー3」オープニング49百万ドル(トータル140百万ドル)
この辺りが視野に入れば、当然J・Jエイブラムスが監督を務めた「MI:Ⅲ」のトータル134百万ドルを抜くことも可能だ。
製作費25百万ドルで「MI:Ⅲ」を抜けば、快挙だろう。
なお、日本公開は4月5日となっている。

2位:「27 Dresses」<ロマンティック・コメディー>
【監督】アン・フレッチャー(「ステップ・アップ(06)」)
【主演】キャサリン・ヘイグル(「Knocked Up」)、ジェームズ・マースデン(「X-MEN」のサイクロップス)、Malin Akerman
【内容】27回花嫁の付添い人を努めた女性のラブストーリー。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4~5千万ドル
「Knocked Up」でブレイクしたキャサリン・ヘイグル、「魔法にかけられて」「ヘアスプレー」で存在感を発揮したジェームズ・マースデンのラブコメ。
22百万ドルという高いオープニングとなった。
キャサリン・ヘイグルの人気がアメリカでは相当高いのだろうか。

去年のラブコメ作品は以下の通り。
「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル(オープニング14百万ドル)
「ライセンス・トゥ・ウェディング」トータル44百万ドル(オープニング10百万ドル)
「幸せのレシピ」トータル43百万ドル(トータル12百万ドル)
「恋とスフレと娘とわたし」トータル43百万ドル(オープニング13百万ドル)
「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル(オープニング14百万ドル)
「Good Luck Chuck」トータル35百万ドル(オープニング14百万ドル)
これらとは段違い高いオープニングだ。

ラブコメではなく、コメディに分類されると思うが、「Knocked Up」のオープニングは31百万ドル(トータル149百万ドル)となっている。
したがって、頑張り次第では1億ドル突破も不可能ではないようだ。
しかし、現実的には7~8千万ドルというところが落ち着きどころとなるのではないか。
06年のキャメロン・ディアス、ジュード・ロウ主演の「ホリデイ」が63百万ドルなので、それでもレベルの高さが窺われる。
01年の「ブリジット・ジョーンズの日記」の72百万ドル辺りが当面の目標か。

3位:「THE BUCKET LIST」<ヒューマンドラマ・コメディー>
【監督】ロブ・ライナー(「迷い婚」「あなたにも書ける恋愛小説」「スタンド・バイ・ミー」)
【主演】ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン
【内容】末期ガンを患う二人の男性は病院から逃げ出し、最後にすべきことをするために旅に出る。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 5~6千万ドル
製作費45百万ドルとなっている。
現在43百万ドルなので、製作費は回収した。
ジャック・ニコルソン主演の02年のヒューマンドラマ・コメディー「アバウト・シュミット」(トータル65百万ドル)は楽に抜き去りそうだ。
1億ドル突破は厳しいが、最終的には7~8千万ドルは稼ぎそうだ。
「スタンド・バイ・ミー」の監督であり、大人版の「スタンド・バイ・ミー」といった作品かもしれない。
おととしの「ディパーテッド」132百万ドルだけでなく、03年のヒューマンドラマ・ラブストーリー「恋愛適齢期」125百万ドル、03年のコメディ「NY式ハッピーセラピー」136百万ドル、97年のヒューマンドラマ・ラブストーリー「恋愛小説家」148百万ドルとなっており、ジャック・ニコルソンは衰え知らずの俳優である。

4位:「Juno」<ヒューマンドラマ・コメディ>
【監督】ジェイソン・ライトマン(「サンキュー・スモーキング(05)」)
【主演】エレン・ペイジ、マイケル・セラ(「Superbad」)、ジェニファー・ガーナー
【内容】計画しない妊娠に直面して、風変わりな少女は子供に関して変わったことを決める。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
「ハードキャンディー」「X-MEN」に出演していたエレン・ペイジ主演作。
ゴールデン・グローブ賞にて、作品賞(コメディ部門)、主演女優賞、脚本賞でノミネートされたが、惜しくも受賞はならなかったものの、引き続き、高評価・高興行収入を保っている。
ジェイソン・ライトマン監督作品「サンキュー・スモーキング」のトータル25百万ドルの3.4倍の85百万ドルを稼いでいる。
1億ドル突破も現実的なものとなってきた。
ジャンルはかなり異なるが、「Knocked Up」149百万ドル、「Superbad」121百万ドルといった低予算作品にどこまで近づくことができるだろうか。
20世紀フォックスの小規模作品を扱うフォックス・サーチライト社としても、本作が04年の「サイドウェイ」72百万ドルを抜き、自社としての最高興行収入作品となった。
わずか7館のみからスタートした作品がここまでヒットするのは、嬉しいものだ。

5位:「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」<冒険モノ>
【監督】ジョン・タートルトーブ(「ナショナル・トレジャー」(04)、「キッド」(00))
【主演】ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ(前作に引き続き)
【内容】J・W・ブースの日記に隠された暗号を解読し、宝探しへと旅立つ。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 1億6千万ドル
前作のトータル173百万ドルを楽々抜き去っており、ニコラス・ケイジにとって最高のキャリアとなっている。
現在の興行収入は198百万ドルであり、2億ドル突破も確実となった。
「3」の製作へのゴーサインが出そうだ。
今後は、「300<スリー・ハンドレッド>」211百万ドル、「ボーン・アルティメイタム」227百万ドルが相手となる。
「ボーン・アルティメイタム」を倒すのは、ちょっと苦しそうだが。

6位:「First Sunday」<クライムコメディー>
【監督】David E. Talbert(目立った実績なし)
【主演】アイス・キューブ、Katt Williams(「Norbit」「The Perfect Holiday」)、Tracy Morgan(「Little Man」)
【内容】2人のドジな犯人は、犯罪の計画をやり損ねる。
【アメリカ内の評価】 かなり悪い
【公開前興行収入予想】 5~6千万ドル
IMDbの評価は2.8ポイント。
恐ろしく評価の低い作品となっている。
評価がいくら悪くても、興行収入が結構高いのが、ブラックムービーの特徴だが、ここまで低いとちょっと苦しいか。

アイス・キューブ主演作は以下のとおり。
07年「Are We Done Yet?」トータル50千万ドル
05年「トリプルXネクスト・レベル」トータル27百万ドル
05年「ボクらのママに近づくな!」トータル83百万ドル
04年「バーバー・ショップ2」トータル65百万ドル
02年「バーバー・ショップ」トータル76百万ドル
「First Sunday」の興行収入は現在28百万ドルとなっている。
「トリプルXネクスト・レベル」は抜いたが、他の作品を抜くことは厳しそうだ。
最終的には、4千万ドル前後となるだろうか。

7位:「Mad Money」<クライムコメディー>
【監督】カーリー・クーリー(「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」監督。「テルマ&ルイーズ」脚本)
【主演】ダイアン・キートン、クイーン・ラティファ、ケイティ・ホームズ
【内容】連邦準備制度理事会の3人の女性管理人は、打ち捨てられそうとされているお金を盗もうと企てる。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 5~6千万ドル
実績のない製作会社だったので、その点を心配したが、その心配が現実となった。
8百万ドルというパットしないオープニングとなってしまった。
カーリー・クーリー監督、ダイアン・キートン、クイーン・ラティファのどの標準値よりも劣るオープニングだ。
ひょっとして、原因はケイティ・ホームズか。

監督作品の02年「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」のオープニングは16百万ドル(トータル70百万ドル)となっている。
ダイアン・キートン主演作品は以下の通りとなっている。
07年「恋とスフレと娘とわたし」トータル43百万ドル(オープニング13百万ドル)
05年「幸せのポートレート」トータル60百万ドル(オープニング13百万ドル)
03年「恋愛適齢期」トータル125百万ドル(オープニング16百万ドル)
01年「フォルテ」トータル7百万ドル(オープニング3百万ドル)
00年「電話で抱きしめて」トータル36百万ドル(オープニング16百万ドル)<監督兼>
クイーン・ラティファ主演作品は以下の通りとなっている。
06年「Last Holiday」トータル38百万ドル(オープニング13百万ドル)
05年「Beauty Shop」トータル36百万ドル(オープニング13百万ドル)
04年「TAXY NY」トータル37百万ドル(オープニング12百万ドル)
これらの三人の成績を踏まえると、13百万ドルのオープニングは欲しかったところだ。
最終的には2千万ドル前後ということになろうか。

8位:「Alvin and the Chipmunks」<ファミリー向け>
【監督】ティム・ヒル(「ガーフィールド(06)」)
【主演】ジェイソン・リー、Ross Bagdasarian Jr、Janice Karman
【内容】アニメのスピンオフ作品。音楽好きのシマリス兄弟を描く。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 7~8千万ドル
予告編を見ても全く面白そうにみえない作品。
コメディー作品はアメリカだけで爆発するケースはあるが、それに近いものか。
「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」の興行収入とほぼ近い196百万ドルを稼いでいる。
まさかの2億ドル突破目前となっている。
主人公がCGで描かれた実写作品としては、「スクービー・ドゥー」のトータル153百万ドルを抜き、「キングコング」のトータル218百万ドルに次ぐものとなっている。
英語を話す動物モノとしても、「スチュアート・リトル」のトータル140百万ドルを抜いている。
「レミーのおいしいレストラン」のトータル206百万ドルを抜くのも時間の問題か。
「ザ・シンプソンズMOVIE」で183百万ドル稼いだ20世紀フォックスに再びヒット作が生まれている。
「27 Dresses」も20世紀フォックスであり、「Juno」はフォックス・サーチライトである。去年は若干不調であったが、最近好調である。

9位:「アイ・アム・レジェンド」<SFホラー>
【監督】フランシス・ローレンス(「コンスタンティン(05)」)
【主演】ウィル・スミス、アリス・ブラガ(「シティ・オブ・ゴッド(02)」)
【内容】昼は生き残りを探し、夜はゾンビと戦う地球最後の男を描く。
【アメリカ内の評価】 高い
【公開前興行収入予想】 1億3~4千万ドル
フランシス・ローレンス監督のキアヌ・リーヴス主演作「コンスタンティン」の興行収入76百万ドルを3日で抜き去っており、現在248百万ドルの興行収入となっている。
ウィル・スミス主演作品の興行収入は以下の通り。
06年「幸せのちから」トータル164百万ドル
05年「最後の恋のはじめ方」トータル179百万ドル
04年「アイ,ロボット」トータル145百万ドル
03年「バッドボーイズⅡ」トータル139百万ドル
02年「メン・イン・ブラックⅡ」トータル190百万ドル
近年のウィル・スミス主演作品では最高の興行収入となっている。

97年の「メン・イン・ブラック」のトータル251百万ドルを抜くのも時間の問題だ。
さすがに96年の「インディペンデンス・デイ」のトータル306百万ドルを抜くのは難しいが、ウィル・スミス主演作品として2番目の作品になるのは間違いないと思われる。
SFホラー作品「宇宙戦争」のトータル234百万ドルを抜き、このジャンルでは最高興行収入作品となっている。
また、本作は全米興行収入史上45位の作品にもなっている。
「ナイト・ミュージアム」「バットマン」251百万ドルは抜けると思うので、「モンスターズ・インク」256百万ドル、「ジョーズ」260百万ドル辺りが目標となりそうだ。

10位:「つぐない」<ヒューマンドラマ>
【監督】ジョー・ライト(「プライドと偏見」)
【主演】キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ(「ラストキングダムオブスコットランド」)、ブレンダ・ブレシン(「秘密と嘘」「リトルヴォイス」でアカデミー賞ノミネート経験あり)
【内容】無実のはずの姉の恋人を訴えてしまったことで、取り返しのつかない事態に陥っていき、それぞれの運命がおかしな方向へと動いていく。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
ゴールデン・グローブ賞作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、音楽賞でノミネートされ、作品賞、音楽賞を受賞した。
そのためか、勢いが衰えることなく、先週に続き10位に粘っている。
現在32百万ドルとなっており、同監督作品「プライドと偏見」の38百万ドルを超えてきそうだ。
ちなみに、現在日本で公開中のキーラ・ナイトレイ主演の「シルク」は1百万ドルという低い興行収入となっている。


次週のランキングには、以下のような作品が登場予定となっている。
シルヴェスター・スタローン主演のアクション「ランボー最後の戦場」
ダイアン・レイン主演のサスペンス「Untraceable」
コメディ作品「Meet the Spartans」
音楽ドラマ「How She Move」
次週の興行収入予想は、水曜日頃に行いたい。

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「ティム・バートンのコープスブライド」DVDレビュー 【映画】

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(ティム・バートンの趣味が色濃く出ている作品)

ティム・バートン監督の映画を評するには、月並みの表現であるが、本作の独特の世界観は素晴らしすぎると言わざるを得ない。
どの映画も素晴らしいが、本作が一番ティム・バートンの好みが色濃く出たような気がする。
「ひ弱な男」「横暴な男」「女性」「死体」「目が飛び出る」、ティム・バートン作品に欠かせないキーワードだ。
彼の頭の中で作られた世界を実写で描くのは相当難しく、本作のようなアニメだからこそ可能な世界が繰り広げられている。

また、死んだように暗く、陰湿な「生者の世界」(雨も効果的)と、明るく活気に溢れて賑やかな「死者の世界」の対比が実に見事だ。
ひどいセキをしていたメイヒューが死んでしまったとたん、若干性格が明るくなっているのが面白い。
この二つの「生者の世界」と「死者の世界」が融合して、最後には「生者の世界」にも活気が戻るという構図になっている。

短い上映時間ながらも、「ラブストーリー」「4角関係」「男の決意・成長」「男を巡るヒロインたちのやり取り」「花嫁を巡る感動」「美しいエンディング」と様々な要素が描き込まれている良作だ。
金銭目当ての男の描き方には、ラストだけではなく途中にも強引な展開があるが、目をつぶれる範囲だろう。

それにしても、ティム・バートン監督は骸骨のイヌが実に上手く表現できている。
「フランケンウィニー」でも描かれていたが、ティム・バートン監督は相当のイヌ好きではないか。

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「28日後・・・」DVDレビュー 【映画】

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B(ただのゾンビ映画ではない)

「28週後・・・」公開されたため、予習を兼ねて「28日後・・・」を見返してみた。

普通の「ゾンビ映画」とは一線を画する映画だ。
銃をぶっ放し、ゾンビからの襲撃から生き残って、危機的な状況から脱することをメインに描くのではなく、危機的な状況下における人と人との繋がりをテーマにしているように感じた。

「希望」がないと諦めたり、自暴自棄になるの簡単なことではあるが、主人公とヒロインの関係性が深まることにより、何かしらの「希望」が生まれることを描いているように感じられた。人と人との繋がりには、「絶望」ではなく「希望」が生まれるといいたいではないか。

また、「殺し合うこと」が人間の本能だとしても、危機的な状況下だからこそ、その本能を捨て去ることが大事なのではないか。
自暴自棄になって短絡的な本能に従うよりも、どんなに危機的な状況でも「希望」を捨てないことを訴えている。
現実の社会では、ゾンビに遭遇することなどないが、災害等いつ危機的な状況になるかは分からないものだ。

さらに、旅の道中で、主人公が意味もなくチーズバーガー屋に入り、ゾンビ化した少年を殴り殺すというシークエンスが実は結構重要なのではないかという気がした。
主人公は、ちょっと暇だったから、ゾンビでも殺そうかと思い、チーズバーガー屋に入ったのではないか。この行動は、遊び半分で楽しみながら銃を乱射する軍のソルジャーとさほど変わらない行為だ。
「殺し合うこと」の本能に従った行為であり、ソルジャー達と何も変わらないことを知り、主人公の中で何かが変わるきっかけとなっている。

「HELLO」で始まり、「HELLO」で終わるという構成も見事だ。
確かに、挨拶こそ、人と人との繋がりの一歩なのかもしれない。
「HELLO」と返してくれる人のいる喜びも感じられる。
DVDでは、「劇場公開版」として「もう一つのエンディング」が収められている。
「もう一つのエンディング」は、銃弾を浴びた主人公がヒロイン達の手当の甲斐なく、あっさりと死ぬものであり、まったく意味のなさないエンディングだ。
幸いにも、日本の初版の劇場公開版は、「DVD版」がエンディングだったと記憶している(「もう一つのエンディング版」も後発で劇場公開されたかもしれない)。

主人公が死ぬという絶望的なものを描くことは、本作のテーマとはそぐわないだろう。
危機的な状況でも「希望」を捨てないことがテーマであるから、「HELLO」で終わる、最後に「希望」をもたらすエンディングこそ、適切なエンディングだったのではないか。

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『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』レビュー【映画】

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  B+(あまり期待せず、バートンの世界観・ジョニー・デップの歌声を楽しもう)

面白いとは思うが、傑作というほどのものではないと思う。
期待感があまりにも高すぎたためか、やや不満なところもあった。
強引なストーリー展開はミュージカルなので許されるが、それでもストーリーの膨らみがやや物足りず、さらに感情面に訴えてくる点がかなり少ないような気がした。

この理由としては、バートン監督が意識したのは、ストーリー展開ではなく、ミュージカルそのものだったからだろう。
ストーリーを楽しむというよりも、ミュージカルとして、視覚的・聴覚的に楽しませることを念頭において製作したものと思われる。

それにしても、ティム・バートンの世界観はさすがだ。
どっぷりと彼の世界観に浸ることができた。
陰湿極まりないが、どこかユーモアがある見事な世界だ。
確かに、グロいけれども、これは品のあるグロさだ。グロさを極めたものだけが、到達できるグロさだろう。

デュエット構成のミュージカルは見応え・聞き応え十分だ。
想像よりも、ジョニー・デップ、ヘレナ=ボナム・カーターの歌声はよかった。
メチャクチャ上手いというわけではないが、編集の上手さで盛り上がりのあるデュエットを堪能することができるのは、映画ならではのものか。

ストーリーとして面白いのは、トッドが妻の顔も娘の顔も分からなかったことだろう。
15年間の牢獄の中で、記憶から消えつつあったのは妻や娘の顔であり、克明に記憶に刻まれたのは、判事の顔や役人の顔だったのではないか。
彼は“復讐”に溺れていただけということがよく分かる。
「恋に恋する」という状況があるが、あれに近いものがあったのではないか。
なんのために復讐するのかが、トッドには分からなくなっていたのかもしれない。
復讐することでしか、自分自身をサルベージ(救う)できなかったようだ。
ラベットが「顔を覚えているのか?」と聞いたときに、トッドがつまりながら「髪は黄金色で・・・」と答えていたのが印象的だ。

欲を言えば、もっとトッドの悲哀を感じさせて欲しかったところだ。
“復讐”いう名の魔物に取り憑かれた男の哀しさを十二分には感じることはできなかった。
そういった感情をミュージカルで表現せざるを得ないため、通常の映画のようには上手くはいかなかったのかもしれない。
ラストのクダリも少々物足りないのではないか。観客には妻の正体が分かっているために “復讐”に囚われた男の末路の悲劇に深みや衝撃があまりない。
ラストのオチはあれでやむを得ないだろう。
贖罪を求めて、自分の死を受け入れるかのように自分の首を少々上げるトッドの姿には、さすがに悲哀は感じられるものとなっている。

テーマ:スウィーニー・トッド - ジャンル:映画

2008年1月クールドラマ視聴率結果(木曜日第二話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」 22.4%  22.4%(-%)  22.4%(17.0%)
2位「貧乏男子」     16.5%  16.5%(-%)  16.5%(13.5%)
3位「斉藤さん」      15.3%  17.4%(▲2.1%) 16.4%(10.0%)
4位「交渉人」       16.7%  13.8%(▽2.9%) 15.3%( 9.5%)
5位「SP(エスピー)」  14.5%  13.8%(▲1.2%) 14.8%(13.0%)
6位「1ポンドの福音」  13.0%  13.0%(-%)  13.0%(11.0%)
6位「鹿男あをによし」  13.0%  13.0%(-%)  13.0%(14.0%)
8位「ハチクロ」      12.9%  10.0%(▽2.9%) 11.5%(14.5%)
9位「だいすき!!」     10.9%  10.9%(-%)  10.9%(11.0%)
10位「あしたの喜多善男」12.7%   8.0%(▽4.7%) 10.4%(11.5%)
11位「エジソンの母」   11.0%  11.0%(-%)  11.0%( 8.5%)
12位「未来講師めぐる」   9.0%   9.0%(-%)   9.0%(10.5%)

1位「交渉人~THE NEGOTIATOR~」 平均15.25%(放送前予想平均9.5%)
初回16.7→13.8%
【2話目を踏まえた平均視聴率予想】 12.5%~14.5%の間で、13.0%程度か。
<同時間帯の視聴率> とんねるずが強いのは周知だが、意外とケンミンSHOWも強い
9.1%  NHK ニュースウオッチ9
15.8% NTV カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW
7.8%  TBS 3年B組金八先生
16.1% CX  とんねるずのみなさんのおかげでした
13.8% EX  交渉人~THE NEGOTIATOR~
7.3%  TX  木曜洋画劇場「ブラック・ダイヤモンド」

先週の高視聴率の最大の要因は、時間帯は違うものの「鹿男あをによし」「だいすき!!」といったドラマが放送される前の特需だったかもしれない。
見ていないが、「脱ぐ脱ぐ」効果はあまりなかったようだ。
どうせなら、「脱ぐ脱ぐ詐欺」で最終回まで引っ張ればよかったのではないか。

木曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール 「おいしいごはん」13.0→11.7%(平均9.0%)
07年7月クール 「菊次郎とさき」10.9→8.4%(平均9.3%)
07年4月クール 「ホテリアー」11.1→8.0%(平均8.6%)
07年1月クール 「エラいところに嫁いでしまった!」16.1→14.8%(平均12.7%)
06年10月クール 「だめんず・うぉ~か~」10.3→8.0%(平均8.1%)
06年7月クール 「下北サンデーズ」11.4→8.1%(平均7.3%)
06年4月クール 「7人の女弁護士」14.6→12.7%(平均12.1%)
06年1月クール 「けものみち」16.4→16.2%(平均14.7%)<米倉主演作>
「交渉人~THE NEGOTIATOR~」を含めた9ドラマ中、4本が2話目8%台へと突入してしまうこの枠としては、健闘しているのではないか。
2話目13.8%を上回っているのは、「けものみち」「エラいところに嫁いでしまった!」しかない。

初回から二話目までの下落率17.4%はかなり高いが、「菊次郎とさき」「ホテリアー」「だめんず・うぉ~か~」「下北サンデーズ」の4本は20%以上の下落率となっている。初回がやや高すぎただけであり、今回の下落はそれほど悲観的なものではないと思う。
「エラいところに嫁いでしまった!」「7人の女弁護士」あたりから、「交渉人~THE NEGOTIATOR~」の平均視聴率を割り出すと、13.1%~13.8%となる(11%台と低い数値になるものは無視)。

米倉主演作の視聴率は以下の通り。
07年7月クール 「肩ごしの恋人」10.2→8.8%(平均7.4%)
07年1月クール 「わるいやつら」13.6→10.1%(平均9.4%)
06年7月クール 「不信のとき」14.0→13.5%(平均12.9%)
06年1月クール 「けものみち」16.4→16.2%(平均14.7%)(一昨年同枠)
05年7月クール 「女系家族」18.1→15.4%(平均13.8%)
04年10月クール 「黒革の手帖」17.4→14.9%(平均15.4%)
二話目の13.8%という数字自体は、「不信のとき」に近いものとなっている。
下落率17.4%は、「肩ごしの恋人」(下落率13.8%)、「黒革の手帖」(下落率14.4%)に近いものとなっている。
「黒革の手帖」から平均視聴率を割り出すと、「交渉人~THE NEGOTIATOR~」は14.3%~14.8%となる。まだ平均14%台の目も捨てられないか。
当面は、「不信のとき」の平均12.9%を超えるのが目標か。
「女系家族」の平均13.8%を超えられば、米倉涼子にとっては大成功だろう。
「脱ぐ脱ぐ詐欺」でも「ロンドンブーツ淳」でも何でもいいので、話題を作って、がむしゃらに視聴率を取りにいって欲しい。

<参考>
07年10月クール 「SP」現在の平均15.0%
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6%

07年1月クール 米倉主演「わるいやつら」平均9.4%(同枠ではない)
13.6→10.1→9.1→7.2→6.2→8.7→9.8→10.1%

06年1月クール 米倉主演「けものみち」平均14.7%(同枠)
16.4→16.2→16.1→15.5→13.3→12.9→13.4→13.6→14.5%

05年10月クール 米倉主演「黒革の手帖」平均15.4%(同枠)
17.4→14.9→13.6→15.6→15.7→13.2→17.7%


6位「鹿男あをによし」 13.0%(放送前予想平均14.0%)
【初回を踏まえた平均視聴率】 10.5%~13.5%の間で、12.5%程度か。
<同時間帯の視聴率> 裏もそれほど大したことなく、やはり実力不足か。
4.8%  NHK NHKスペシャル
14.9% NTV ダウンタウンDX
10.9% TBS だいすき!!
13.0% CX  鹿男あをによし
13.8% EX  報道ステーション
7.3%  TX  木曜洋画劇場「ブラック・ダイヤモンド」

期待された爆発性はなし。期待が高かったせいか、やや肩透かしを食った初回視聴率。
「のだめカンタービレ」でブレイクしたかのようにみえた、玉木宏のブレイクは当分なしか。

初回視聴率13.0%は、「1ポンドの福音」と全く同じであり、今クールのライバルとなるか。
初回視聴率13.0%は、先クールの中では「ハタチの恋人」「おいしいごはん」とまったく同じとなっている。
「ジョシデカ!」13.4%を下回るものの、「ドリーム☆アゲイン」12.9%を上回っている。
先々クールの中では、「山おんな壁おんな」14.1%、「パパとムスメの7日間」14.0%を下回り、「女帝」12.4%、「探偵学園Q」12.4%を上回るものとなっている。

木曜日22時枠の初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール「医龍2」初回21.0%(平均16.7%)
07年7月クール「山おんな壁おんな」初回14.1%(平均12.1%)
07年4月クール「わたしたちの教科書」初回14.2%(平均11.2%)
07年1月クール「拝啓、父上様」初回12.9%(平均13.2%)
06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」初回23.2%(平均22.1%)
06年7月クール「不信のとき」初回14.0%(平均12.9%)
06年4月クール「医龍」初回14.1%(平均14.8%)
06年1月クール「小早川伸木の恋」初回13.9%(平均11.5%)
「鹿男あをによし」を含めた9ドラマ中、8位という低い数字となっている。
最下位の「拝啓、父上様」と0.1ポイント差となっており、最下位といってもいい。
この枠が意外と優秀なのだが、物足りないオープニングというのがわかる。
「山おんな壁おんな」程度に負けているようでは、先行きが暗い。
これらから、平均視聴率を割り出すと、10.3%~13.6%となるだろうか。
平均視聴率が初回視聴率を上回って欲しいがさすがに苦しいだろう。

参考ドラマは以下の通り。
06年10月クール 玉木主演「のだめカンタービレ」初回18.2%(平均18.8%)
07年7月クール  綾瀬主演「ホタルノヒカリ」初回17.3%(平均13.6%)
07年7月クール  多部主演「山田太郎ものがたり」初回17.4%(平均15.2%)
05年4月クール  鈴木演出「恋におちたら」初回15.8%(平均16.3%)
01年1月クール  鈴木演出「HERO」初回33.4%(平均34.2%)
これらから、平均視聴率を割り出すと、10.2%~13.4%となるだろうか。
平均視聴率が初回視聴率を上回っているものが散見されるのがやや救いか。

初回視聴率を見る限りでは、「鹿男あをによし」の平均視聴率は初回視聴率をやや下回る12.5%という期待を込めたい。
当面のライバルは「山おんな壁おんな」の平均12.1%となるか。
ストーリーがやや突飛過ぎてしまい、視聴者が付いてこなかったか。

<参考>
07年7月クール 同枠「山おんな壁おんな」平均12.1%
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→13.0→11.1%


9位「だいすき!!」 10.9%(放送前予想平均11.0%)
【初回を踏まえた平均視聴率】 9.5%~10.0%
<同時間帯の視聴率> 「鹿男あをによし」の爆発力がないので、これが実力か。
4.8%  NHK NHKスペシャル
14.9% NTV ダウンタウンDX
10.9% TBS だいすき!!
13.0% CX  鹿男あをによし
13.8% EX  報道ステーション
7.3%  TX  木曜洋画劇場「ブラック・ダイヤモンド」

期待よりも低かったが、妥当なところか。

初回視聴率10.9%は、「エジソンの母」と0.1ポイント差であり、今クールのライバルとなるか。
初回視聴率10.9%は、先クールの中では「オトコの子育て」11.8%を下回るものの、「スワンの馬鹿!」10.5%、「モップガール」10.2%を上回っている。
時間帯のハンデはあるが、「モップガール」を上回ったのは評価できる。
先々クールの中では、「菊次郎とさき」と同じ数字となっている。
「ライフ」11.0%に0.1ポイント下回るものの、「牛に願いを」10.2%、「肩ごしの恋人」10.2%を上回るものとなっている。
時間帯のハンデはあるが、「ライフ」と近い数字となったのは評価できる。

木曜日22時枠の初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール「ジョシデカ」初回13.4%(平均9.1%)
07年7月クール「肩ごしの恋人」初回10.2%(平均7.5%)
07年4月クール「孤独の賭け」初回11.2%(平均7.0%)
07年1月クール「きらきら研修医」初回10.4%(平均9.3%)
06年10月クール「嫌われ松子の一生」初回8.8%(平均8.2%)
06年7月クール「花嫁は厄年ッ!」初回13.2%(平均12.0%)
06年4月クール「弁護士のくず」初回14.1%(平均12.7%)
06年1月クール「ガチバカ!」初回9.8%(平均7.8%)
「だいすき!!」を含めた9ドラマ中、5位という記録になっている。
高くもないが、それほど低くもない。
小西真奈美が初主演だった「きらきら研修医」よりも上回ったのは、評価できそうだ。
これらから、平均視聴率を割り出すと、6.8%~10.2%となるだろうか。
大きくコケることはなく、9.5%~10.0%に落ち着くのではないか。

去年初主演を飾った女優のドラマの初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール「モップガール」(北川景子)初回10.2%(平均10.2%)
07年7月クール「女帝」(加藤ローサ)初回12.4%(平均11.6%)
07年7月クール「パパとムスメの7日間」(新垣結衣)初回14.0%(平均13.9%)
07年7月クール「ライフ」(北乃きい)初回11.0%(平均12.2%)
07年4月クール「ライアーゲーム」(戸田恵梨香)初回12.3%(平均11.4%)
07年1月クール「きらきら研修医」(小西真奈美)初回10.4%(平均9.3%)
7ドラマ中、5位という成績となっている。
同枠ということもあり、当面は「きらきら研修医」の平均9.3%がライバルとなるだろう。「きらきら研修医」を倒せるようならば、「モップガール」へとハードルを上げたい。

障害者の子育てということで、感動を呼びそうなので、もう少し稼げると踏んだのだが・・・。大きく視聴率を下げないことを祈ろう。

<参考>
07年1月クール 同枠「きらきら研修医」平均9.3%
10.4→10.6→11.0→11.0→8.4→9.0→8.7→8.4→8.1→8.2→8.8%

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国内映画興行収入ランキング(1月3週目新作予想)【映画】

次週ランキング入りが予想される映画は以下の通り。

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
アメリカではそれほどヒットしなかったが、日本人はティム・バートン大好き、ジョニー・デップが死ぬほど好きであり、大ヒット確実だろう。
ティム・バートン監督の興行収入は以下の通り。
05年公開 「チャーリーとチョコレート工場」 53.5億円
05年公開 「コープス・ブライド」 10.0億円
04年公開 「ビッグフィッシュ」 8億円程度か
01年公開 「プラネット・オブ・ジ・エイプス」 45.0億円

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のミニマムは「コープス・ブライド」の10.0億円、マックスは「チャーリーとチョコレート工場」の6割程度の30億円程度ではないか。
予想としては思い切ってマックスの30億円を狙いたいところだ。
本作にはグロさがあるかもしれないが、「バイオ・ハザードⅢ」が28億円程度、「300<スリー・ハンドレッド>」が16億円程度稼いでおり、これらとグロさはヒケを取るまい。
ミュージカルとしては、「ドリーム・ガールズ」が19.5億円稼いでおり、これを上回ることは不可能ではないはずだ。
ユーモラスな部分もあるので、「ナイト・ミュージアム」(トータル36.0億円)といい勝負になるとも考えられる。
オープニング5億、トータル30億円と思い切って予想してみたい。
ゴールデン・グローブ賞(コメディ・ミュージカル部門)の作品賞・主演男優賞を獲得しているので、作品の質も高そうであることも踏まえておきたい。
問題は、R-15というところか。

「シルク」
05年公開「SAYURI」が15.5億円の興行収入となっている。
しかし、「シルク」はハリウッド映画でもなく、監督が知名度のあるアカデミー賞監督賞受賞者でもないので、「SAYURI」の4割程度になるのではないか。
トータル6億円程度だろうか。
キーラ・ナイトレイには知名度があるが、マイケル・ピットには知名度がない。
役所広司には知名度があるが、芦名星(ドラマ「スワンの馬鹿!」に出演)には知名度が足りないといった欠点もある。
それほど稼げる題材ではないので、もっと低い可能性もあるが、珍しい合作映画ということで多少の集客を期待したいところだ。
地味な作品という危惧はあるが、「ミス・ポター」辺りもこの程度は稼いでいるので、6億円程度というラインはなんとかクリアできるのではないか。
オープニングは1億円を超えない程度ではないか。

「28週後…」
「28日後…」の続編となる。ゾンビ系映画には、「バイオハザードⅢ」や「アイ・アム・レジェンド」といった大ヒット作品が登場しているが、これらに続くことは出来るだろうか。しかし、公開規模がかなり小さそうだ。
10億円超のヒットを期待するような映画ではないようだ。
作品の知名度、キャスティングを踏まえても、ヒットは期待できない。
しかし、続編ということもあり大コケということもないのではないか。
3~4億円程度は期待したいところだ。
オープニングは5千万円程度だろうか。

「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」
98年に公開された前作「ビーン」は配給収入が11.5億円となっている。
興行収入はその倍程度と考えていい。
今回の続編の予想は難しいが、さすがに前作のような大ヒットは期待できまい。
知名度が高いので、大きくはコケないだろうと思うが、公開規模がかなり小さいようだ。
懐かしさや馬鹿馬鹿しさを期待して見に行く人も多少いると思い、トータル3~4億円程度と予想しておきたい。オープニングは5千万円程度だろうか。
こういったコメディ作品の予想は難しいが、おととしの作品の「ナチョリブレ」2億円程度、「ピンクパンサー」2億円未満が参考になりそうだ。


予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場) 予測値
1(-) ◎「スウィーニー・トッド」(丸の内ピカデリー1)5.0
2(1) 済「earth」(日比谷スカラ座)2.5
3(3) ×「銀色のシーズン」(日劇PLEX2)1.4
4(-) ▲「シルク」(日劇PLEX3)1.0
5(2) 済「アイ・アム・レジェンド」(ルーブル丸の内)1.0
6(4) ×「マリと子犬の物語」1.0
7(5) 済「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」(日劇PLEX1)0.8
8(-) ×「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」(みゆき座)0.5
9(-) ○「28週後…」(有楽町スバル座)0.5
10(6) 済「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」(有楽座)0.3

[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ DVDか映画サービスデイだったら観たい作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(水曜日第二話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  22.4%(-%)  22.4%(17.0%)
2位「交渉人」         16.7%  16.7%(-%)  16.7%( 9.5%)
3位「貧乏男子」      16.5%  16.5%(-%)  16.5%(13.5%)
4位「斉藤さん」       15.3%  17.4%(▲2.1%) 16.4%(10.0%)
5位「SP(エスピー)」    14.5%  13.8%(▲1.2%) 14.8%(13.0%)
6位「1ポンドの福音」   13.0%  13.0%(-%)  13.0%(11.0%)
7位「ハチクロ」       12.9%  10.0%(▽2.9%) 11.5%(14.5%)
8位「あしたの喜多善男」 12.7%   8.0%(▽4.7%) 10.4%(11.5%)
9位「エジソンの母」    11.0%  11.0%(-%)  11.0%( 8.5%)
10位「未来講師めぐる」   9.0%   9.0%(-%)   9.0%(10.5%)

4位「斉藤さん」 平均16.35%(放送前予想平均10.0%)
初回15.3→17.4%
【2話目を踏まえた平均視聴率予想】 13.5~16.0%の間、14.5%程度か。
<同時間帯の視聴率> 
なぜ他局は水曜日にドラマを放映しないのか?
10.1% NHK その時歴史が動いた
17.4% NTV 斉藤さん
8.4%  TBS 世界バリバリ☆バリュー
9.7%  CX  ジャンプ!○○中
12.9% EX  報道ステーション
5.9%  TX  経済エンターテインメント ヘルメスの悪戯

見た瞬間、思わず「マジかよ」と呟いた想定外の初回視聴率だったが、二話目の視聴率を見たときは唖然として、思わず笑ってしまった。

先クールでは、実績をもっていた仲間由紀恵や、キャリア豊富の菅野美穂が苦戦していたが、今クールではその状況が一変し、米倉涼子、観月ありさが見事に復活しているのが特徴となっている。人々の嗜好というものは分からないものだ。

比較的高かった初回視聴率をさらに大きく伸ばすということは、初回がよほど高評価されたのではないか。
予想は外れたが、「ナースのお仕事」を凌ぐほどに大きくバケてもらいたいものだ。

水曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「働きマン」15.7→12.3%(平均12.0%)
07年7月クール「ホタルノヒカリ」17.3→15.2%(平均13.6%)
07年4月クール「バンビ~ノ!」16.6→15.0%(平均14.2%)
07年1月クール「ハケンの品格」18.2→18.6%(平均20.1%)
06年10月クール「14才の母」19.7→16.8%(平均18.6%)
06年7月クール「CAとお呼びっ!」13.0→10.6%(平均9.5%)<観月主演>
06年4月クール「プリマダム」12.7→13.4%(平均11.2%)
06年1月クール「神はサイコロを振らない」14.1→10.6%(平均9.6%)
二話目の視聴率17.4%は、9ドラマ中2位となっている。
話題となった「14才の母」よりも高い。
この枠において、二話目の視聴率が初回視聴率を上回ったケースとしては、「プリマダム」「ハケンの品格」以来となる。
「ハケンの品格」を参考に、「斉藤さん」の平均視聴率を割り出すと16.9~18.8%程度となろうか。
「プリマダム」を参考に、「斉藤さん」の平均視聴率を割り出すと13.5~14.5%程度となろうか。
「ハケンの品格」のような爆発性をもっているかは、さすがにもう三話目の視聴率をみたいところだ。いまのところ、「斉藤さん」の平均視聴率13.5~14.5%と読みたい。
「バンビ~ノ!」の平均14.2%超えが当面の課題ではないか。

観月主演作の初回視聴率は以下の通り。
07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」14.6→14.0%(平均12.0%)
06年7月クール「CAとお呼びっ!」13.0→10.6%(平均9.5%)
05年10月クール「鬼嫁日記」16.7→16.6%(平均15.4%)
04年4月クール「君が想い出になる前に」14.0→13.7%(平均11.8%)
意外と初回から二話目の下落が低いのが、観月ドラマの特徴か。
二話目の視聴率を比較すると、「斉藤さん」が近年の最高の視聴率だ。
「鬼嫁日記」を参考に、「斉藤さん」の平均視聴率を割り出すと14.1%~16.1%程度となろうか。
観月としては、「鬼嫁日記」の平均15.4%を上回り、ピークが過ぎていないことをアピールしたいところだろう。

観月といえば、やはり「ナースのお仕事」が最高のキャリアだろう。
ちょっと振り返ってみる。

96年7月クール 「1」平均17.2%
16.8→16.6→14.9→14.9→16.3→18.4→14.4→17.4→16.6
→19.8→18.5→16.9→22.1%

97年10月クール 「2」平均19.0%
20.7→20.5→17.8→20.1→18.1→17.1→18.3→17.5→18.2
→19.6→21.1%

00年4月クール 「3」平均19.2%<2クール連続で放映して最低視聴率16.2%>
22.7→19.7→21.2→19.7→18.8→16.5→18.2→18.0→18.4
→19.4→18.1→18.9→18.9→17.5→20.7→21.5→19.9→17.2
→16.2→19.2→18.8→20.5→19.5→21.2%

02年7月クール 「4」平均17.0%<最終回は野球の延長で11時30分より開始>
19.5→18.6→17.4→15.6→15.6→17.3→16.1→18.1→16.2
→17.0→17.0→17.6→14.9%
改めて振り返ると、恐ろしいほど人気の高かったドラマだと分かる。
特に、「3」は圧巻だ。
2クール連続でここまで高視聴率を取れるドラマというのは少ないだろう。

<参考>
98年7月クール 観月主演の月9の低視聴率ドラマ「ボーイハント」平均14.2%

07年10月クール「暴れん坊ママ」平均12.4%
15.3→14.2→11.8→11.6→11.7→11.1→11.9→11.0→10.9→14.2%

07年10月クール「働きマン」12.0%
15.7→12.3→13.0→11.1→12.6→10.1→12.7→13.2→7.9→12.3→11.5%

07年4月クール観月主演「鬼嫁日記いい湯だな」平均12.0%
14.6→14.0→12.5→12.8→12.2→12.1→9.5→11.6→11.9→10.2→10.5%

06年7月クール 観月主演「CAとお呼びっ!」平均9.5%<同枠>
13.0→10.6→9.1→9.3→7.9→9.3→9.1→9.2→8.7→9.2→9.2%

05年10月クール観月主演「鬼嫁日記」平均15.4%
16.7→16.6→15.6→12.9→16.8→15.2→14.8→14.0→15.5→14.6→16.2%

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『earth』レビュー【映画】

◆評  価   3.5点
◆おススメ度  C(家で「ディープ・ブルー」を観た方がマシ)

渡辺謙版のナレーションを聞きたかったのだが、時間の都合上やむを得ず、パトリック・スチュアート版の字幕を鑑賞することにした。
彼のナレーションの意味自体はさすがに分からないが、落ち着いた語りに多少の抑揚をつけており、全体のイメージに即した好感触のナレーションであった。

しかし、内容的には満足のいくものではなかった。
仕事帰りの鑑賞で、体調がややBADだったこともあるが、まさか睡魔と闘うことになるとは思わなかった(一瞬も寝ることはなかったが)。
圧倒される映像や、驚かされる映像も期待よりも少ないと感じた。
「ディープ・ブルー」の方がまだ数倍は驚かされたという印象がある。
予告編で醸し出していた衝撃的な映像や、46億年の歳月を刻み込んだ“地球”の美しい造形などはほんの少ししかなかったのではないか。
可愛らしい動物の姿を追うのが、まさか「地球」というテーマを描いた映画ではあるまい。
ユーモラスな動きで観客の笑いを誘うのも大事なことだが、「地球」というテーマの本質部分とややズレているのではないかと感じた。「ホッキョクグマのナヌーとゆかいな仲間たち」という映画ならば別によいが。

「オオカミVSトナカイ」「ライオンVSゾウ」「ホッキョクグマVSセイウチ」「サメVSアザラシ」といった衝撃的な映像も確かに見られるが、もうちょっと残酷的なところまで映してもよかったのではないか。そうしないと“自然の過酷さ”“何億年と繰り返されている自然の摂理”といった本質的なものが伝わらない。子どもも鑑賞する映画なので、多少配慮したのかもしれないが、自然はそれほどヌルいものではないと子どもも気付くきっかけとなるはずだ。
直接的に残酷なシーンは描けないにしろ、死んだ動物の残骸程度は描いて、間接的に自然の残酷さを醸し出してもよかった。

「ディープ・ブルー」でも同様の手法を取っていたが、ラストでとって付けたようなナレーションは止めていただきたいものだ。
内容が伴っていればよいが、あのナレーションを聞いても「地球のことをもっと考えよう」「地球の温暖化を止めよう」とは思えない。
絶滅寸前のホッキョクグマを人間に見立てたところまではよかったが、地球の危機的な状況や、地球の悲鳴が聞こえるような映像を付け加えて欲しかったところだ。
「誰もが魅了される美しい地球」をきちんと描いた後に、「美しい自然が汚されて、自然が失われていく地球」を描けば、いい対比となり、いいメッセージとなったのではないか。「ディープ・ブルー」でも述べたが、根気よく映像を撮り続ける職人ではあるが、クリエイターというわけではないようだ。
悪く言えば、北極から南極へ南下しながら、映像を単に切り張っただけともいえる。
しかも、あまり意味のない映像が切り張られているところがあるのが残念だ。

美しい圧倒的な映像で観客を魅了できれば、それだけでも十分メッセージになったはずだが、そこまでのレベルではないと思う。

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

全米映画興行収入ランキング(1月第3週目新作予想) 【映画】

来週ランキングが期待できそうなのは、以下の3本。

「Cloverfield」<アクションホラー>(3100館程度)
【監督】マット・リーヴス(TVでの実績高い。「裏切り者」「暴走特急」の脚本も手掛ける)
【主演】マイク・ヴォゲル(「ポセイドン」)、Jessica Lucas(「She's the Man」)、Lizzy Caplan(「ミーン・ガールズ」)
【内容】怪物の攻撃がニューヨークに遭い、若者たちは生き残りのために必死に逃げまどう。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 1億~1億1千万ドル
J・Jエイブラムス製作のアクションホラー。
注目度も高く、間違いなく大きく稼げるのではないか。
しかし、1月公開作品はそれほどヒット作がなく、1億ドル突破が限度だろうか。
キャスティング的にも、ジャンル的にも一般的というわけでもなさそうである。
センセーショナルな作品ならば、ジャンルは異なるが「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル71百万ドル、「シン・シティ」トータル74百万ドルが参考となろうか。
「300<スリー・ハンドレッド>」211百万ドルのような例外ともいえる作品もあるが、果たしてどうなるか。
1億ドルは突破できるが、それ以上は苦しいと予想したい。

「Mad Money」<クライムコメディー>(2200館程度)
【監督】カーリー・クーリー(「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」監督。「テルマ&ルイーズ」脚本)
【主演】ダイアン・キートン、クイーン・ラティファ、ケイティ・ホームズ
【内容】連邦準備制度理事会の3人の女性管理人は、打ち捨てられそうとされているお金を盗もうと企てる。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 4~5千万ドル
監督作品の02年「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」は70百万ドルも稼いでいる。
リドリー・スコットが監督を手掛けた91年の脚本作品「テルマ&ルイーズ」は45百万ドルとなっている。

ダイアン・キートン主演作品は以下の通りとなっている。
07年「恋とスフレと娘とわたし」トータル43百万ドル(オープニング13百万ドル)
05年「幸せのポートレート」トータル60百万ドル(オープニング13百万ドル)
03年「恋愛適齢期」トータル125百万ドル(オープニング16百万ドル)
01年「フォルテ」トータル7百万ドル(オープニング3百万ドル)
00年「電話で抱きしめて」トータル36百万ドル(オープニング16百万ドル)<監督兼>
だいたい13~16百万ドルのオープニングで、作品の評価によって爆発したり中規模に終わったりするようだ。

クイーン・ラティファ主演作品は以下の通りとなっている。
06年「Last Holiday」トータル38百万ドル(オープニング13百万ドル)
05年「Beauty Shop」トータル36百万ドル(オープニング13百万ドル)
04年「TAXY NY」トータル37百万ドル(オープニング12百万ドル)
はっきりと3~4千万ドルが限度だと分かる女優だ。

カーリー・クーリー、ダイアン・キートン、クイーン・ラティファが相乗的な効果を発すれば、相当稼ぐと思われるが、軽めのクライムコメディーならば、ダイアン・キートン主演の標準の4~5千万ドルというところが落ち着きどころか。

「27 Dresses」<ロマンティック・コメディー>(3000館程度)
【監督】アン・フレッチャー(「ステップ・アップ(06)」)
【主演】キャサリン・ヘイグル(「Knocked Up」)、ジェームズ・マースデン(「X-MEN」のサイクロップス)、Malin Akerman
【内容】27回花嫁の付添い人を努めた女性のラブストーリー。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4~5千万ドル
「Knocked Up」でブレイクしたキャサリン・ヘイグル、「魔法にかけられて」「ヘアスプレー」で存在感を発揮したジェームズ・マースデンのラブコメ。
悪くないフレッシュのコンビのようだ。
だが、どちらもまだそれほど稼げるほどのスターとは言いがたいところはある。
去年のラブコメ作品は以下の通り。
「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル(オープニング14百万ドル)
「ライセンス・トゥ・ウェディング」トータル44百万ドル(オープニング10百万ドル)
「幸せのレシピ」トータル43百万ドル(トータル12百万ドル)
「恋とスフレと娘とわたし」トータル43百万ドル(オープニング13百万ドル)
「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル(オープニング14百万ドル)
「Good Luck Chuck」トータル35百万ドル(オープニング14百万ドル)
このキャスティングでは「Good Luck Chuck」を超える程度になるのではないか。
コケると思っていたら、某所ではかなり高い興行収入になると予想されているようだ。
3千館程度の強気の拡大公開されており、下手すると1億ドル突破するかもしれない。
自分の直感を信じて、低めの予想とするが、専門家の予想通りかなり高いオープニングを飾るだろう。

※木曜日になると、アメリカのサイトに週末の興行収入の予測がアップされるので、なるべく水曜日までに本ブログに個人予想を乗せるようにしたい。

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(火曜日第二話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  22.4%(-%)  22.4%(17.0%)
2位「交渉人」       16.7%  16.7%(-%)  16.7%( 9.5%)
3位「貧乏男子」      16.5%  16.5%(-%)  16.5%(13.5%)
4位「斉藤さん」      15.3%  15.3%(-%)  15.3%(10.0%)
5位「SP(エスピー)」  14.5%  13.8%(▲1.2%) 14.8%(13.0%)
6位「1ポンドの福音」  13.0%  13.0%(-%)  13.0%(11.0%)
7位「ハチクロ」      12.9%  10.0%(▽2.9%) 11.5%(14.5%)
8位「あしたの喜多善男」12.7%   8.0%(▽4.7%) 10.4%(11.5%)
9位「エジソンの母」   11.0%  11.0%(-%)  11.0%( 8.5%)
10位「未来講師めぐる」   9.0%   9.0%(-%)   9.0%(10.5%)

3位「貧乏男子 ボンビーメン」 16.5%(放送前予想平均13.5%)
【初回を踏まえた平均視聴率】 14.0%~15.0%の間で、14.5%程度か。
<同時間帯の視聴率> 
「あしたの、喜多善男」を完全に葬った。
8.6%  NHK プロフェッショナル・仕事の流儀
16.5% NTV 貧乏男子 ボンビーメン
12.4% TBS リンカーン
8.0%  CX  あしたの、喜多善男
13.4% EX  報道ステーション
8.4%  TX  ガイアの夜明け

なかなかの高スタートを切ったようだ。
本ドラマを比較すると「交渉人」の視聴率はかなり高いのではないか。

初回視聴率16.5%は、先クールの中では3位となっている。
「ガリレオ」24.7%、「医龍2」21.0%の次に高いものであり、「有閑倶楽部」15.9%、「SP」14.5%を上回っている。
先々クールの中では4位となっている。
「ファースト・キス」19.7%、「山田太郎ものがたり」17.4%、「ホタルノヒカリ」17.3%の次に高いものであり、「花ざかりの君たちへ」15.9%、「受験の神様」14.7%を上回っている。

火曜日22時枠の初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール 「有閑倶楽部」初回15.9%(平均12.6%)
07年7月クール 「探偵学園Q」初回12.4%(平均11.1%)
07年4月クール 「セクシーボイスアンドロボ」初回12.5%(平均7.6%)
「貧乏男子 ボンビーメン」の初回視聴率は16.5%であり、過去最高をマークした。
これらから平均視聴率を割り出すと、「貧乏男子 ボンビーメン」は13.1~14.8%と計算できる。
さすがに「セクシーボイスアンドロボ」のような急降下はあり得ないだろう。

小栗旬出演ドラマの初回視聴率は以下の通り。
07年7月クール「花ざかりの君たちへ」初回15.9%(平均17.0%)
07年1月クール「花より男子2」初回19.4%(平均21.7%)
どちらも平均視聴率が初回視聴率を上回るという評判型話題ドラマとなっている。
「貧乏男子 ボンビーメン」は評判型話題ドラマというよりも、初動型ドラマと思われるので、平均視聴率が初回視聴率を上回ることはないだろう。

参考になるのは、以下のような作品か。
07年7月クール「山田太郎ものがたり」初回17.4%(平均15.2%)
07年4月クール「プロポーズ大作戦」初回19.3%(平均17.3%)
07年4月クール「バンビ~ノ!」初回16.6%(平均14.2%)
これらから平均視聴率を割り出すと、「貧乏男子 ボンビーメン」は14.1~14.8%と計算できる。平均視聴率は14%台に落ち着くのではないか。
「花より男子2」での盟友松本潤の「バンビ~ノ!」を超えたいところだ。

<参考>
07年4月クール 松本潤主演「バンビ~ノ!」平均14.2%
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→13.8→14.4%

07年7月クール 二宮和也主演「山田太郎ものがたり」平均15.2%
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9%

07年4月クール「プロポーズ大作戦」平均17.3%
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9%


7位「ハチミツとクローバー」 平均11.45%(放送前予想平均14.5%)
初回12.9→10.0%
【2話目を踏まえた平均視聴率】 10.5~11.5%
<同時間帯の視聴率>
裏の細木もそれほど爆発はしていないのになぜ低い。気が付けば、同時間帯の最下位争いを演じている。
10.3% NHK ニュースウオッチ9
8.4%  NTV 週刊オリラジ経済白書
17.0% TBS ズバリ言うわよ!
10.0% CX  ハチミツとクローバー
11.4% EX  ロンドンハーツ'08新春芸人20人が選ぶ!!No.1女性タレントは誰SP
13.6% TX  開運!なんでも鑑定団

早くも二桁割れ間近となってしまっている。
視聴率の低迷だけが話題となっている悲惨なドラマ。
観たことないが映画版の興行収入もそれほど高くなく、素材的にはそれほど稼げないドラマだったのではないか。
本ドラマを楽しめる層はかなり限られてくる。
また、個人的には最大の低迷理由はミラバケッソこと成海璃子ではないかと思っている。
もし、新垣結衣がはぐみを演じれば、このような視聴率にならなかったはずだ。
原作改悪という問題もあるが、やはり肝心なのはキャスティングだろう。
成海璃子起用というフジテレビの博打は凶と出たのではないか。

火曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「暴れん坊ママ」15.3→14.2%(平均12.4%)
07年7月クール「花ざかりの君たちへ」15.9→16.8%(平均17.0%)
07年4月クール「花嫁とパパ」14.9→11.3%(平均11.8%)
07年1月クール「今週、妻が浮気します」12.5→10.8%(平均10.2%)
06年10月クール「役者魂!」11.4→8.4%(平均9.6%)
06年7月クール「ダンドリ。」11.0→9.5%(平均9.0%)
06年4月クール「アテンションプリーズ」17.7→14.9%(平均16.4%)
06年1月クール「Ns'あおい」16.4→13.8%(平均14.2%)
2話目で二桁割れしているのは「役者魂!」「ダンドリ。」のみだ。
この二本は平均視聴率も二桁割れしているので、「ハチミツとクローバー」も平均二桁割れする可能性がある。

「ハチミツとクローバー」の初回から二話目の下落率は22.5%となっている。
「花嫁とパパ」の下落率24.2%、「役者魂!」の下落率26.3%に近いものとなっているので、この二つのドラマから、「ハチミツとクローバー」平均視聴率を割り出すと、10.2%~11.4%となるだろうか。

キャスティングを踏まえると、榮倉奈々主演「ダンドリ。」(平均9.0%)や05年7月クールの錦戸・鈴木杏「がんばっていきまっしょい」(平均12.4%)さほど変わりがないのかもしれない。
生田への期待も高すぎたようだ。
「がんばっていきまっしょい」の1割減(11.2%)が落ち着きどころか。

また、成海主演「受験の神様」も初回14.7→9.3%(平均9.5%)から急落しているのも面白いデータだ。下落率は36.7%という高さとなっている。
ここから巻き返すのか、さらに下落させるのか、今後の動向に注目したい。

<参考>
07年7月クール 生田主演「花ざかりの君たちへ」平均17.0%<同枠>
15.9→16.8→16.5→16.6→15.3→14.7→14.7→17.5→18.2→17.8→19.5→21.0%

07年7月クール 成海主演「受験の神様」平均9.5%
14.7→9.3→7.1→7.8→6.2→8.3→7.6→11.5→11.7→10.3%

05年7月クール 錦戸・鈴木杏主演「がんばっていきまっしょい」平均12.4%
12.6→12.1→12.1→12.7→12.1→13.9→12.7→11.6→11.3→13.0%

06年7月クール 榮倉奈々主演「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(平均9.0%)
11.0→9.5→9.5→8.0→8.9→6.4→7.3→9.3→8.6→9.8→10.2%


8位「あしたの、喜多善男」 平均10.35%(放送前予想平均11.5%)
初回12.7→8.0%
【2話目を踏まえた平均視聴率】 9.5%~10.5%
<同時間帯の視聴率>
「ガイアの夜明け」以下っていったいどうなってんの・・・。
8.6%  NHK プロフェッショナル・仕事の流儀
16.5% NTV 貧乏男子 ボンビーメン
12.4% TBS リンカーン
8.0%  CX  あしたの、喜多善男
13.4% EX  報道ステーション
8.4%  TX  ガイアの夜明け

完全に「貧乏男子 ボンビーメン」に視聴率を奪われたものと思われる。
評判は聞かないが、ここまで急落するとなると内容的にそれほど良いものではなかったのではないか。

火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「スワンの馬鹿!」10.5→9.0%(平均8.3%)
07年7月クール「牛に願いを」10.2→10.4%(平均8.7%)
07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」14.6→14.0%(平均12.0%)
07年1月クール「ヒミツの花園」14.7→13.1%(平均12.4%)
06年10月クール「僕の歩く道」19.3→16.4%(平均18.2%)
06年7月クール「結婚できない男」20.2→14.4%(平均16.9%)
06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」19.9→17.4%(平均15.9%)
06年1月クール「アンフェア」15.7→14.7%(平均15.4%)
2話目の視聴率はここ2年で最悪の数字を記録した。
ひょっとして、平均視聴率二桁乗せるのはほぼ絶望的なのか?

「あしたの、喜多善男」の下落率は37.0%と高いものとなっている。
20.2→14.4%に急落した「結婚できない男」でさえ28.7%という下落率だ。
「結婚できない男」から平均視聴率を割り出すと、9.4%~10.6%となるだろうか。
次週以降「貧乏男子 ボンビーメン」に奪われた視聴率をどこまで回復できるかが鍵となりそうだ。
3クール連続の二桁割れのピンチがはやくも訪れようとは思いもしなかった。

<参考>
97年4月クール 同脚本「ギフト」平均17.9%(木村拓哉主演)
23.0→18.7→15.5→17.8→16.6→15.9→15.6→16.9→19.0→16.5→20.9%

95年7月クール 同脚本「沙粧妙子」平均15.0%
17.8→16.3→16.3→15.2→13.8→13.9→13.2→12.9→15.0→14.5→16.2%

07年10月の前クール「スワンの馬鹿!」平均8.3%
10.5→9.0→10.4→7.9→7.7→7.3→7.9→6.8→7.9→7.4%

07年7月の前々クール「牛に願いを」平均8.7%
10.2→10.4→9.6→9.1→8.6→6.5→6.7→8.2→8.6→7.1→10.4%

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国内映画興行収入ランキング(1月2週目) 【映画】

(注意)興行収入の数値は暫定のものです。ご了承ください。
なお、本ランキングは興行収入ベースのものですので、動員ベースの巷のランキングとは一部異なる場合があります。
※今週は3連休でしたが、データは基本的に土日分までの興行収入となっています。

2本の新作がランクインしたため、7週目で「椿三十郎」、4週目で「魍魎の匣」が圏外へ消えた。

「椿三十郎」の現在の興行収入は、10.5億円となっている。
ようやく10億円を超えた。
最終的には12億円に届かないところでフィニッシュしそうだ。
公開前の個人予想は22億円だったので、半分程度になってしまった。
ドラマも歌も不調であり、織田裕二もやや人気に陰りがみえているのではないか。
また、時代劇というジャンル及び黒澤作品のリメイクという点がどうやら敬遠されたようだ。
果たして「隠し砦の三悪人」のリメイクはどうなるだろうか。
案外、松本潤、長澤まさみという思い切ったキャスティングが吉と出るかもしれない。

「魍魎の匣」の現在の興行収入は、3.7億円弱となっている。
関連作品の「姑獲鳥の夏」トータル5.5億円には届きそうもない。
前作を超えるのは厳しいにせよ、もうちょっと前作並に稼ぎたかったところだ。
しかし、ヒットはしていないが、公開規模が小規模であり、メチャクチャ悪いというわけでもなさそうだ。
タチが悪いのは、拡大公開して稼げない作品ではないか。
本作よりも、悲惨な邦画はゴロゴロしている


1位:「earth」(1週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 11~12億円
土日で3.6億円、月曜日を含めれば5.5億円というオープニングを飾った。
先週オープニング3日間で2億円、トータル11~12億円と予想したが、予想の2.5倍以上という信じられないオープニングとなっている。

「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」が金曜日から休日の月曜日を含む4日間で5.7億円のオープニング
「オーシャンズ13」が先行プラス3連休で6.0億円のオープニング(トータル32億円)
「ナイト・ミュージアム」が先行込みで6.0億円のオープニング(トータル36億円)
を飾っている。
これらのハリウッド大作とヒケを取らないオープニングを飾るなどと、誰が予想できようか。

20億円以上は堅く、30億円も狙えるというオープニングとなっている。
ドキュメント映画が1位となり、ここまで稼いだ例はあっただろうか。
06年「皇帝ペンギン」の興行収入10.0億円
04年「華氏911」の興行収入17.4億円を抜くのは確実だ。

素晴らしい映像美による集客もあっただろうが、ライバル不在の週の公開、渡辺謙の起用、強気の拡大公開、近年の環境問題や温暖化問題などが功を奏したと考えられる。

2位:「アイ・アム・レジェンド」(5週目)<予想順位1位>
【公開前個人予想】 30億円
2.0億円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは37.7億円突破を目前としている。
1週間の伸びは3.9億円程度だろうか。
40億円以上は確実であり、「トランスフォーマー」を抜きそうだ。
去年公開された洋画の中では、「パイレーツ」「ハリポタ」「スパイダーマン」に次ぐ興行収入となる。
05年「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円、06年「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円を抜くことは果たしてできるだろうか。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
07年 「幸せのちから」 27.0億円程度か
05年 「最後の恋のはじめ方」  10億円未満
04年 「アイ,ロボット」 37.5億円
03年 「バッド・ボーイズ2バッド」 20.0億円
02年 「メン・イン・ブラック2」 40.0億円
97年 「インディペンデンス・デイ」 配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
「アイ,ロボット」も「メン・イン・ブラック2」も超えるので、ウィル・スミス主演作にとっては「インディペンデンス・デイ」に次ぐヒットとなりそうだ。
アメリカだけではなく、日本でも大ヒットに導くウィル・スミスは凄い。
ゾンビ系映画だけに少々苦戦するかと思ったのだが、まったくの杞憂に終わった。

3位:「銀色のシーズン」(1週目)<予想順位2位>
【公開前個人予想】 9~10億円
【参考】羽住英一郎監督作品 06年「LIMIT OF LOVE 海猿」71.0億円、04年「海猿」17.4億円
3連休で2.8億円というオープニングを飾っている。
先週オープニング3日間で2億円程度、トータル9~10億円と予想したが、予想よりも上回った。
3日間で2.8億円(14日はTOHOシネマズデイでもある)ということは、土日だと2億円となるだろうか。
2億前後のオープニングを飾った作品は以下の通り。
「舞妓Haaaan!!!!!」オープニング2.3億円(トータル20.8億円)
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」オープニング2.0億円(トータル13.0億円)
「Life 天国で君に逢えたら」オープニング1.9億円(トータル17.0億円)
「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」オープニング1.9億円(トータル19.0億円)
「バッテリー」オープニング1.9億円(トータル15.3億円)
「クローズドノート」オープニング1.7億円
これらを参考にすると、「銀色のシーズン」は15億円~17億円程度狙えるかもしれない。
さすがは東宝作品なかなかコケなく、滑らないようだ。

4位:「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」(4週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 27億円  【参考】 05年前作20.6億円
1.6億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは21.2億円を突破した。
1週間の伸びは、3.3億円弱程度だろうか。
前作も既に抜き去った。
2月1日に「アメリカン・ギャングスター」が公開されるため、勝負になるのはあと2週間ちょっととなろうか。
今週2億円+来週1億円+再来週及びムーブオーバー1.5億円と考えると、26億円程度がフィニッシュラインか。
「幸せのちから」27億円程度(未確認)、「バベル」25億円程度(未確認)との勝負になりそうだ。
一昨年の作品だと「ワールド・トレード・センター」24.0億円、
2年前の作品だと「四月の雪」27.5億円、「コンスタンティン」27.2億円、「Shall We Dance<シャル・ウィ・ダンス?>」25.0億円、「キング・コング」23.5億円といった作品がライバルとなる。

5位:「マリと子犬の物語」(6週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 23億円
1.5億円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは26.1億円を突破した。
1週間の伸びは3.1億円弱程度だろうか。
月曜日を含めると、27.0億円突破を目前としている。
06年「子ぎづねヘレン(松竹)」トータル17.8億円、04年「クイール(松竹)」トータル22.2億円も抜き去り、動物モノ部門では近年トップの成績。
また、「舞妓Haaaan!!!!!」トータル20.8億円、「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.5億円、「クローズZERO」トータル25.0億円を抜き去った。
「アンフェア the movie」の27.2億円も抜いたといっていいだろう。
去年の実写邦画部門では「HERO」「西遊記」「ALWAYS」「恋空」「どろろ」に次ぐヒットとなる。
「実話」+「犬」+「子ども」+「感動」=「大ヒット」という公式に従えば、さすがにコケるはずはない。

6位:「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」(3週目)<予想順位8位>
【公開前個人予想】 12億円  【参考】 前作16.8億円
7.0千万円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは8.9億円を突破した。
1週間の伸びは、1.6億円程度だろうか。
「300<スリー・ハンドレッド>」並に稼いだ前作がやや高すぎた。
ヴァイオレンス作品は、「Vフォー・ヴェンデッタ」が10億円程度、「シン・シティ」が10億円程度となっており、10億円程度がひとつの山だろう。
なんとか10億円を超えそうであり、悪いなりには健闘している。

7位:「ルイスと未来泥棒」(4週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 13億円
5.7千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは8.0億円を突破した。
1週間の伸びは、1.1億円程度だろうか。
「モンスター・ハウス」「アーサーとミニモイの不思議な国」辺りには楽勝しているが、「ハッピーフィート」「シュレック3」辺りには勝てそうもない。
一昨年の「森のリトルギャング」「アイス・エイジ2」と似たようなレベルとなっている。
当面は10億円突破を目指したいところだ。

8位:「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(11週目)<予想順位10位>
【公開前個人予想】 42億円 【配給会社期待値】 100億円以上(1000万人動員予定)
【参考】 05年前作32.3億円(※もうちょっと稼いでいるかも)
4.5千万円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは44.0億円突破を目前としている。
1週間の伸びは、9.1千万円程度だろうか。
月曜日を含めると、44.2億円突破を目前としている。
気が付けば、11週連続ランキング入りしている。
11週連続ランキングという記録は「パイレーツオブカリビアン」に並んだ。
「HERO」でさえ、10週連続ランキングが精一杯だった。

前作を抜き去り、一昨年の「交渉人 真下正義」(トータル42.0億円)も抜き去った。最大の目標は「西遊記」(トータル45億円)となりそうだ。
その差1億円を切っておりギリギリで抜きそうだ。
日本アカデミー賞作品賞を受賞すれば、さらに弾みがつきそうだ。

9位:「えいがでとーじょー!たまごっち ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?」(5週目)<予想順位9位>
【公開前個人予想】 6億円
3.9千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは7.2億円を突破した。
1週間の伸びは、7.4千万円程度だろうか。
月曜日を含めると、7.4億円を突破している。
「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」の5週目終了時の興行収入7.1億円を抜き去った。
ライバルは「ワンピース エピソード オブアラバスタ」辺りとなろうか。

去年の邦画アニメ作品の中では、9位程度の成績になりそうだ。
「ポケモン」「ドラえもん」「コナン」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」「クレヨン」「NARUTO」の6本が10億円オーバーとなっている。
「BLEACH」「ワンピース」「プリキュア」「たまごっち」が10億円未満一桁後半のグループになっている。
その次は、「ムシキング」「ケロロ」が一桁半ばのグループとなっている。
一桁前半グループが「アンパンマン」「北斗の拳」「河童クゥ」「ピアノの森」「シナモン」「ベクシル」「ストレンヂア」だろうか。

10位:「劇場版 BLEACH ブリーチ The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸」(4週目)<予想順位圏外>
【公開前個人予想】 7億円  【参考】 06年前作6.6億円
3.7千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは7.1億円突破を目前としている。
1週間の伸びは、7.3千万円弱程度だろうか。
月曜日を含めると、7.3億円突破を目前としている。
前作はなんとか超えた。
他作品との比較では、「ワンピース エピソード オブアラバスタ」よりは優秀かもしれないが、「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝」(12.1億円)には到底敵わないだろう。

次週のランキングには、
ティム・バートン監督・ジョニー・デップ主演のミュージカル「スウィーニー・トッド」
キーラ・ナイトレイが出演している日本・カナダ・イタリア合作映画「シルク」
「Mr.ビーン」の続編「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!Myムービーを作ろう!」
「28日後」の続編「28週後」
が登場しそうだ。

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(金曜日~月曜日第一話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」 22.4%  22.4%(-%)  22.4%(17.0%)
2位「交渉人」      16.7%  16.7%(-%)  16.7%( 9.5%)
3位「斉藤さん」     15.3%  15.3%(-%)  15.3%(10.0%)
4位「SP(エスピー)」  14.5%  13.8%(▲1.2%) 14.8%(13.0%)
5位「1ポンドの福音」  13.0%  13.0%(-%)  13.0%(11.0%)
6位「ハチクロ」      12.9%  12.9%(-%)  12.9%(14.5%)
7位「あしたの喜多善男」12.7%  12.7%(-%)  12.7%(11.5%)
8位「エジソンの母」   11.0%  11.0%(-%)  11.0%( 8.5%)
9位「未来講師めぐる」   9.0%   9.0%(-%)   9.0%(10.5%)

1位「薔薇のない花屋」 22.4%(放送前予想平均17.0%)
【初回を踏まえた平均視聴率】 17.5~18.0%
休日だった月曜日ということもあり、この程度の視聴率は取って当たり前だ。
そうはいっても、20%を超えており、香取慎吾・野島伸司のブランドの高さが窺われる。
現状維持できるのか、下落するのか、急降下するのか、今後の動向に注目だ。
<同時間帯の視聴率> ライバル不在が明らかな組み合わせだ。
10.1% NHK ニュースウオッチ9
13.5% NTV あらすじで楽しむ世界名作劇場
10.6% TBS 月曜ゴールデン新春ドラマ「女子刑務所東三号棟(7)」
22.4% CX  薔薇のない花屋
11.4% EX  ビートたけしのTVタックル
9.5%  TX  "スリラーin横濱"WBA世界S.フライ級タイトルマッチ

初回視聴率22.4%は、先クールの中では「ガリレオ」24.7%を下回り、「医龍2」21.0%を上回る高いものとなっている。
先々クールの中では、「ファースト・キス」19.7%、「山田太郎ものがたり」17.4%を圧倒的に引き離すものとなっている。

月曜日21時枠の初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール「ガリレオ」初回24.7%(平均21.9%)
07年7月クール「ファースト・キス」初回19.7%(平均14.1%)
07年4月クール「プロポーズ大作戦」初回19.3%(平均17.3%)
07年1月クール「東京タワー」初回14.2%(平均14.9%)
06年10月クール「のだめカンタービレ」初回18.2%(平均18.8%)
06年7月クール「サプリ」初回17.9%(平均14.2%)
06年4月クール「トップキャスター」初回23.1%(平均18.3%)
06年1月クール「西遊記」初回29.2%(平均22.8%)
9ドラマ中、4位の結果となった。初回においては合格点といえるだろう。
代表的なものから平均視聴率を割り出すと、「薔薇のない花屋」は17.5~18.0%と計算できる。
いわゆる初動型タイプのドラマだと思われるため、「のだめカンタービレ」のように平均が初回を上回ることや、「ガリレオ」のようにコンスタントに視聴率を稼ぐとは考えにくいため、除外している。

野島伸司脚本ドラマの初回視聴率は以下の通り。
05年4月クール「あいくるしい」初回17.3%(平均11.6%)
04年1月クール「プライド」初回28.0%(平均24.9%)<木村拓哉・竹内主演>
03年1月クール「高校教師」初回14.9%(平均10.8%)
02年4月クール「ゴールデンボウル」初回14.3%(平均12.5%)
01年1月クール「ストロベリーオンザショートケーキ」初回17.8%(平均17.3%)
近年では「プライド」の次に高い初回視聴率を飾っている。
香取主演・月9ということもあるのだろう。
これらから平均視聴率を割り出すと、「薔薇のない花屋」は15.0~20.0%となろうか。
初回と平均が近い「ストロベリーオンザショートケーキ」は除外している。
大きくコケれば、平均15%ということもあり得るというデータとなっている。

香取慎吾主演ドラマの初回視聴率は以下の通り。
06年1月クール「西遊記」初回29.2%(平均22.8%)
02年1月クール「人にやさしく」初回23.6%(平均21.4%)
大きく劣ってはいないが、「薔薇のない花屋」はこれらの参考ドラマよりも下回る初回視聴率となっている。
やはり、エンターテイメント不足だろう。
これらから平均視聴率を割り出すと、「薔薇のない花屋」は17.5%・20.3%となろうか。
野島伸司ということを踏まえれば、大きくは稼げまい。
平均視聴率の下限は17.5%というところではないか。

その他の関連視聴率は以下の通り。
02年7月クール「ランチの女王」初回21.9%(平均18.9%)<竹内主演>
05年1月クール「不機嫌なジーン」初回18.2%(平均14.2%)<竹内主演>
05年7月クール「スローダンス」初回22.5%(平均16.9%)
さすがに竹内の単独主演作に比べれば、高い初回視聴率となっている。
放送前個人予想の決定の一番の参考にした「スローダンス」とほぼ同じ初回視聴率となっている。
個人的には、「薔薇のない花屋」は予想の想定内のスタートだ。


4位「SP(エスピー)」  平均14.8%(放送前予想平均13.0%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8%
【9話目を踏まえた平均視聴率予想】 14.8~15.0%
新作ドラマが続々とリリースされている中では、少々分が悪い戦いとなっている。
関連作品の視聴率の動きは以下の通り。
☆「ライフ」(平均12.2%)《初回から9話までの上昇率29.1%》
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→9.4→12.4→14.2→14.2→17.4%<終>
☆「ライアーゲーム」(平均11.4%)<初回から9話までの下落率 0.0%>
12.3→12.8→8.7→9.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6%<終>
☆「特命係長・只野仁3」(平均14.3%)《初回から9話までの上昇率 6.0%》
13.4→15.5→14.4→12.7→13.9→14.0→13.7→14.0→14.2→17.0%<終>
☆同演出家「踊る大捜査線」(平均18.0%)<初回から9話までの下落率12.8%>
18.7→16.4→16.5→15.7→18.1→18.7→18.2→17.3→16.3→19.0→23.1%<終>
☆岡田主演「タイガー&ドラゴン」(平均12.8%)<初回から9話までの下落率25.9%>
16.2→14.1→13.2→12.8→12.4→12.5→11.9→11.3→12.6→12.0→11.6%<終>
「SP(エスピー)」の初回からの下落率は4.8%となっている。
「ライフ」「特命係長・只野仁3」のような盛り上がりは欠けているが、それほど大きくは落ち込んでおらず、引き続き優秀な視聴率を保っている。
残り2話をどのような視聴率で幕を閉じるだろうか。
大きくは盛り上がらないが、現状維持程度でフィニッシュするのではないか。
目標と思われる平均15%を上回るのか、割ってしまうのかが注目となりそうだ。


5位「1ポンドの福音」 13.0%(放送前予想平均11.0%)
【初回を踏まえた平均視聴率】 10.5%~12.0%の間、11.5%前後だろうか。
予想通りの中途半端な視聴率でスタート。
やはり、このグループのメンバーそれほど人気ないのではないか。
<同時間帯の視聴率> 裏の映画がイマイチにも関わらず、低迷している。
9.9%  NHK NHKスペシャル・シリーズ最強ウィルス第1夜
13.0% NTV 1ポンドの福音
12.6% TBS 世界・ふしぎ発見!
15.3% CX  土曜プレミアム「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」
16.5% EX  土曜ワイド劇場「検事・朝日奈耀子(6)」
9.5%  TX  出没!アド街ック天国

初回視聴率13.0%は、先クールの中では「ハタチの恋人」「おいしいごはん」とまったく同じ数値となっている。「ジョシデカ!」13.4%を下回るものの、「ドリーム☆アゲイン」12.9%を上回っている。
先々クールの中では、「山おんな壁おんな」14.1%、「パパとムスメの7日間」14.0%を下回り、「女帝」12.4%、「探偵学園Q」12.4%を上回るものとなっている。

土曜日21時枠の初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール「ドリーム☆アゲイン」初回12.9%(平均10.3%)
07年7月クール「受験の神様」初回14.7%(平均9.5%)
07年4月クール「喰いタン2」初回16.2%(平均13.7%)
07年1月クール「演歌の女王」初回10.9%(平均9.1%)
06年10月クール「たったひとつの恋」初回12.8%(平均11.6%)<亀梨主演>
06年7月クール「マイ★ボス マイ★ヒーロー」初回19.0%(平均18.9%)
06年4月クール「ギャルサー」初回15.4%(平均12.9%)
06年1月クール「喰いタン」初回17.4%(平均17.4%)
9ドラマ中、6位という結果。
亀梨主演の「たったひとつの恋」とほとんど変わりがないので、彼のポテンシャル通りの結果といえるかもしれない。
ピークを完全に過ぎた反町とほぼ同じ初回視聴率であり、山口達也に敗れているのが、情けない。
代表的なものから平均視聴率を割り出すと、「1ポンドの福音」は10.4%~11.8%となろうか。
さすがに「マイ★ボス マイ★ヒーロー」のような盛り上がりもなければ、「受験の神様」のような大下落もないだろう。

亀梨主演作は以下の通り。
06年10月クール「たったひとつの恋」初回12.8%(平均11.6%)
06年7月クール「サプリ」初回17.9%(平均14.2%)
05年10月クール「野ブタ。をプロデュース」初回16.1%(平均16.9%)
これらから平均視聴率を割り出すと、「1ポンドの福音」は11.8%・10.3%・13.6%のいずれかとなる。
「野ブタ。をプロデュース」は山下人気への依存が大きいので、やはり10.3%~11.8%というところが落ち着きどころだろう。

最後にメンバーの初回視聴率に触れておく。
赤西 07年10月クール「有閑倶楽部」初回15.9%(平均12.6%)
田口 07年4月クール「花嫁とパパ」初回14.9%(平均11.8%)<助演>
田中 07年1月クール「特急田中3号」初回11.5%(平均8.8%)
上田 なし
中丸 07年7月クール「スシ王子!」初回8.8%(平均7.5%)<助演扱いだが端役>
ジャンルや共演者が違うが、赤西や田口の方が初回視聴率は高い。
これらから平均視聴率を割り出すと、「1ポンドの福音」は9.9%~11.1%と低迷することとなる。
土曜日には特殊要因も入り込み易いので、低迷する可能性はありそうだ。


8位「エジソンの母」 11.0%(放送前予想平均8.5%)
【初回を踏まえた平均視聴率】 8.5~10.0%の間で、9%程度だろうか。
さすがに低迷するのは仕方ないところ。内容で勝負するしかないか…。
<同時間帯の視聴率> 裏の映画や2時間ドラマはなかなかの強敵だった。
18.4% NTV 金曜ロードショー「チャーリーとチョコレート工場」
16.1% CX  金曜プレステージ特別企画・浅見伝説三部作第1弾

初回視聴率11.0%は、先クールの中では「オトコの子育て」11.8%を下回り、「スワンの馬鹿!」10.5%、「モップガール」10.2%、「歌姫」9.4%を上回るものとなっている。
先々クールでは、「ライフ」とまったく同じものであり、「菊次郎とさき」10.9%、「肩ごしの恋人」10.2%、「牛に願いを」10.2%を上回っている。
合格点とは言い難いが、最悪というわけでもなさそうだ。

金曜日22時枠の初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール「歌姫」初回9.4%(平均7.9%)
07年7月クール「山田太郎ものがたり」初回17.4%(平均15.2%)
07年4月クール「特急田中3号」初回11.5%(平均8.8%)
07年1月クール「花より男子2」初回19.4%(平均21.7%)
06年10月クール「セーラー服と機関銃」初回17.3%(平均13.3%)
06年7月クール「タイヨウのうた」初回13.8%(平均10.3%)
06年4月クール「クロサギ」初回18.8%(平均15.7%)
06年1月クール「夜王~YAOH~」初回17.0%(平均15.5%)
9ドラマ中、8位という結果になっている。
最悪ではないが、最低に近いものとなっている。
以前は高視聴率を取れる枠だったが、いつのまにかお荷物の枠になりつつある。
「花より男子2」が最後の輝きだったようだ。
代表的なものから、平均視聴率を割り出すと、「エジソンの母」は8.2~10.0%となろうか。

伊東美咲主演作の初回視聴率は以下の通り。
07年7月クール「山おんな壁おんな」初回14.1%(平均12.1%)
06年7月クール「サプリ」初回17.9%(平均14.2%)
05年10月クール「危険なアネキ」初回21.1%(平均18.8%)
05年7月クール「電車男」初回18.3%(平均21.0%)
04年10月クール「HOTMAN2」初回12.2%(平均10.4%)
「電車男」でピークを迎えて、現在下落の一途を辿っている。
参考ドラマよりも低い視聴率を獲得してしまった。
代表的なものから、平均視聴率を割り出すと、「エジソンの母」は8.7%~9.8%となる。
この数字は妥当なところだろう。


9位「未来講師めぐる」 9.0%(放送前予想平均10.5%)
【初回を踏まえた平均視聴率】 8.5~9.5%の間で、8.5%程度だろうか。
クドカンドラマがなぜ視聴率を稼げないのかがさっぱり分からない。

初回視聴率9.0%は、先クールの中では「歌姫」9.4%を下回り、最下位となる。
先々クールでは、「肩ごしの恋人」10.2%、「牛に願いを」10.2%を下回り、「スシ王子!」8.8%を上回るものとなっている。
視聴率が取れない時代の中でも、だんとつに視聴率が取れないドラマの仲間入りだ。

金曜日23時枠の初回視聴率は以下の通り。
07年10月クール「モップガール」初回10.2%(平均10.2%)
07年7月クール「スシ王子!」初回8.8%(平均7.5%)
07年4月クール「帰ってきた時効警察」初回12.8%(平均12.0%)
07年1月クール「特命係長・只野仁」初回13.4%(平均14.3%)
06年10月クール「アンナさんのおまめ」初回8.1%(平均7.2%)
06年7月クール「黒い太陽」初回11.8%(平均11.2%)
06年4月クール「てるてるあした」初回9.5%(平均8.9%)
06年1月クール「時効警察」初回9.7%(平均10.1%)
9ドラマ中、7位という結果になっている。
最悪ではないが、悪いと断言していいだろう。
代表的なものから、平均視聴率を割り出すと、「未来講師めぐる」は7.7%~9.6%となる。
平均視聴率が初回視聴率を上回っているケースもあるので、そこに賭けたいところだ。

映画はヒットするが、ドラマはイマイチなクドカンドラマの視聴率は以下の通り。
07年10月「ガンジス河でバタフライ」前編7.6%、後編6.2%
05年4月クール「タイガー&ドラゴン」初回16.2%(平均12.8%)
03年10月クール「マンハッタンラブストーリー」初回10.0%(平均7.2%)
03年4月クール「ぼくの魔法使い」初回12.0%(平均9.4%)
これらよりも悪い初回視聴率となっている。
これらから平均視聴率を割り出すと、6.5%~7.1%という悲惨な数字がでてくる。
さすがにここまでは低迷しないだろう。

深田恭子主演作品の初回視聴率は以下の通り。
07年7月クール「山おんな壁おんな」初回14.1%(平均12.1%)
06年4月クール「富豪刑事デラックス」初回15.3%(平均12.0%)
05年7月クール「幸せになりたい!」初回13.0%(平均11.8%)
05年1月クール「富豪刑事」初回16.2%(平均12.4%)
ここまでコンスタントに稼いでいるのに、なぜ深夜帯に移っただけで、初回9.0%になってしまうのかが分からない。
これらから平均視聴率を割り出すと、6.9%~8.2%となる。

初回の視聴率を忘れて、二話目以降の動きに注目だ。
いくら評価がよくても、クドカン作品はなぜか視聴率が伸びない。

テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ

全米映画興行収入ランキング(1月第2週目) 【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(23)3週目「The Bucket List」  (2895館) $19,392,416 ($20,816,129)
2(-)1週目「First Sunday」     (2213館) $17,714,821 ($17,714,821)
3(2)6週目「Juno」           (2448館) $13,612,682 ($70,862,478)
4(1)4週目「ナショナル・トレジャー」 (3377館) $11,302,002 ($187,114,947)
5(4)5週目「AlvinandtheChipmunks」(3384館) $9,302,895 ($187,943,374)
6(3)5週目「アイ・アム・レジェンド」  (3353館) $8,179,610 ($240,283,451)
7(5)2週目「One Missed Call」    (2240館) $5,981,373 ($20,493,337)
8(7)4週目「P.S. I Love You」    (2323館) $4,827,212 ($46,830,324)
9(-)1週目「A VeggieTales Movie」 (1337館) $4,251,320 ($4,251,320)
10(10)6週目「つぐない」          (950館) $4,221,866 ($25,130,656)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

2作の新作及び圏外から1作がランクインしたため、4週目で「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー」及び「スウィーニー・トッド」、3週目で「ウォーター・ホース」が圏外へ消えた。

「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー」の現在の興行収入は、59百万ドルとなっている。
公開前の興行収入予想は4~5千万ドルだったので、予想を超えてきた。
最終的には、7千万ドル弱まで稼ぐのではないか。
いくら稼げない戦争ドラマとはいえ、トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマンではそこまで酷く低迷はしなかったようである。
トム・クルーズの「大いなる陰謀」(トータル15百万ドル)の大コケに目を奪われすぎたようだ。
年末という公開時期も幸いしたようだ。
マイク・ニコルズ監督としては十分の興行収入となったが、トム・ハンクスにとっては低い興行収入となっている。
しかし、06年の「ダ・ヴィンチ・コード」を抜かせば、04年の「ターミナル」78百万ドル、同年「レディ・キラーズ」40百万ドルとなっており、一時期の勢いは完全に失っているのが分かる。

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」の現在の興行収入は、44百万ドルとなっている。
ゴールデン・グローブ賞(コメディ部門)作品賞、主演男優賞を受賞し、評価は高いが、興行収入には結びついていないようである。
今後の伸びはあるのか、このまま沈没してしまうのか、注目したい。
公開前の興行収入予想は、1億3千万ドルだった。
最終的には6千万ドル程度だろうか。どうやら期待が高すぎたようだ。
「コープスブライド」53百万ドル、「ビッグフィッシュ」67百万ドル、「マーズアタック」38百万ドルとなっており、妥当なラインといえば、そうなのだが…。

「ウォーター・ホース」の現在の興行収入は、35百万ドルとなっている。
公開前の興行収入予想は4千万ドルだったので、近いところに落ち着きそうだ。
稼げないファンタジー作品にしては、それなりに順当に稼いだのではないか。
この手の中規模ファンタジーは、もはやビジネスとしては厳しいと思われる。
中規模だけではなく、大規模映画「ライラの冒険」ですら、厳しい結果に終わっている。

「ウォーター・ホース」はマシな方だ。
悲惨なのは、今週ランキング予定だった「In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale」。
2500館で公開予定だったものの、急遽1632館程度までに公開館を減らされてしまい、オープニング3.0百万ドルという結果に終わっている。
「光の六つのしるし」のオープニング3.7百万ドルにすら届かないという悲惨なものだ。
ジェイソン・ステイサム、ロン・パールマン、レイ・リオッタというキャスティングでありながら、1千万ドルに届かないという結果にもなりかねない。
ファンタジー作品だが、ゲームの映画化という点で多少なんとかなるかとも思ったのだが、やはりウーヴェ・ボル監督の技量もあり、相当厳しいことになった。


1位:「THE BUCKET LIST」<ヒューマンドラマ・コメディー>
【監督】ロブ・ライナー(「迷い婚」「あなたにも書ける恋愛小説」「スタンド・バイ・ミー」)
【主演】ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン
【内容】末期ガンを患う二人の男性は病院から逃げ出し、最後にすべきことをするために旅に出る。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 5~6千万ドル
16館から2900館程度へ拡大公開されて急浮上した。
製作費45百万ドルとなっている。
オープニング19百万ドルということは、最終的には8千万ドル前後は期待できそうだ。
ジャック・ニコルソン主演の02年のヒューマンドラマ・コメディー「アバウト・シュミット」(トータル65百万ドル)は楽に抜き去りそうだ。
おととしの「ディパーテッド」132百万ドルだけでなく、03年のヒューマンドラマ・ラブストーリー「恋愛適齢期」125百万ドル、03年のコメディ「NY式ハッピーセラピー」136百万ドル、97年のヒューマンドラマ・ラブストーリー「恋愛小説家」148百万ドルという実績をもっており、ジャック・ニコルソンは衰え知らずの俳優だ。

2位:「First Sunday」<クライムコメディー>
【監督】David E. Talbert(目立った実績なし)
【主演】アイス・キューブ、Katt Williams(「Norbit」「The Perfect Holiday」)、Tracy Morgan(「Little Man」)
【内容】2人のドジな犯人は、犯罪の計画をやり損ねる。
【アメリカ内の評価】 悪い
【公開前興行収入予想】 5~6千万ドル
評価がいくら悪くても、興行収入が結構高いのが、ブラックムービーの特徴だ。
アイス・キューブも過去の実績が高いだけのことはある。
07年「Are We Done Yet?」オープニング14百万ドル(トータル50千万ドル)
05年「トリプルXネクスト・レベル」オープニング13百万ドル(トータル27百万ドル)
05年「ボクらのママに近づくな!」オープニング19百万ドル(トータル83百万ドル)
04年「バーバー・ショップ2」オープニング24百万ドル(トータル65百万ドル)
02年「バーバー・ショップ」オープニング21百万ドル(トータル76百万ドル)
「First Sunday」のオープニングは18百万ドルとなっており、彼のポテンシャル通りの結果を残したのではないか。
最終的には、予想通りの5~6千万ドルとなりそうだ。

3位:「Juno」<ヒューマンドラマ・コメディ>
【監督】ジェイソン・ライトマン(「サンキュー・スモーキング(05)」)
【主演】エレン・ペイジ、マイケル・セラ(「Superbad」)、ジェニファー・ガーナー
【内容】計画しない妊娠に直面して、風変わりな少女は生まれていない子供に関して変わった決定をする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
「ハードキャンディー」「X-MEN」に出演していたエレン・ペイジ主演作。
ゴールデン・グローブ賞にて、作品賞(コメディ部門)、主演女優賞、脚本賞でノミネートされたが、惜しくも受賞はならなかったものの、引き続き、高評価・高興行収入を保っている。
ジェイソン・ライトマン監督作品「サンキュー・スモーキング」のトータル25百万ドルの3倍近い71百万ドルを稼いでいる。
1億ドル突破も現実的なものとなってきた。
「Knocked Up」149百万ドル、「Superbad」121百万ドルにどこまで近づくことができるだろうか。
20世紀フォックスの小規模作品を扱うフォックス・サーチライト社としても、本作が04年「サイドウェイ」72百万ドルを抜き、自社としての最高興行収入作品となりそうだ。

4位:「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」<冒険モノ>
【監督】ジョン・タートルトーブ(「ナショナル・トレジャー」(04)、「キッド」(00))
【主演】ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ(前作に引き続き)
【内容】J・W・ブースの日記に隠された暗号を解読し、宝探しへと旅立つ。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 1億6千万ドル
現在の興行収入は187百万ドルとなっている。
既に前作のトータル173百万ドルを抜き去っており、当面は2億ドル突破を見守りたい。
その後は、「300<スリー・ハンドレッド>」211百万ドル、「ボーン・アルティメイタム」227百万ドルと強敵が待ち構えている。

5位:「Alvin and the Chipmunks」<ファミリー向け>
【監督】ティム・ヒル(「ガーフィールド(06)」)
【主演】ジェイソン・リー、Ross Bagdasarian Jr、Janice Karman
【内容】アニメのスピンオフ作品。音楽好きのシマリス兄弟を描く。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 7~8千万ドル
予告編を見ても全く面白そうにみえない作品。
コメディー作品はアメリカ国内だけで爆発するケースはあるが、それに近いものだろうか。
恐ろしいことに「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」の興行収入を抜き、既に188百万ドルを稼いでいる。
主人公がCGで描かれた実写作品としては、「スクービー・ドゥー」のトータル153百万ドルを抜き、「キングコング」のトータル218百万ドルに次ぐものとなっている。
英語を話す動物モノとしても、「スチュアート・リトル」のトータル140百万ドルを抜いている。
「レミーのおいしいレストラン」のトータル206百万ドルを抜くのも時間の問題か。
「ザ・シンプソンズMOVIE」で183百万ドル稼いだ20世紀フォックスに再びヒット作が生まれた。
「ダイ・ハード」135百万ドル、「ファンタスティック・フォー」132百万ドル、「エイリアンVS.プレデター」40百万ドルとヒットはしているものの爆発力はなかった20世紀フォックスのドル箱シリーズよりも稼いでしまうというのは、いかがなものなのだろうか。

6位:「アイ・アム・レジェンド」<SFホラー>
【監督】フランシス・ローレンス(「コンスタンティン(05)」)
【主演】ウィル・スミス、アリス・ブラガ(「シティ・オブ・ゴッド(02)」)
【内容】昼は生き残りを探し、夜はダークシーカーと戦う地球最後の男を描く。
【アメリカ内の評価】 高い
【公開前興行収入予想】 1億3~4千万ドル
フランシス・ローレンス監督のキアヌ・リーヴス主演作「コンスタンティン」の興行収入76百万ドルを3日で抜き去っており、現在240百万ドルの興行収入となっている。
ウィル・スミス主演作品の興行収入は以下の通り。
06年「幸せのちから」トータル164百万ドル
05年「最後の恋のはじめ方」トータル179百万ドル
04年「アイ,ロボット」トータル145百万ドル
03年「バッドボーイズⅡ」トータル139百万ドル
02年「メン・イン・ブラックⅡ」トータル190百万ドル
近年のウィル・スミス主演作品では最高の興行収入となっている。

97年の「メン・イン・ブラック」のトータル251百万ドルを抜くのも時間の問題だ。
さすがに96年の「インディペンデンス・デイ」のトータル306百万ドルを抜くのは難しいが、ウィル・スミス主演作品として2番目の作品になるのは間違いないと思われる。
SFホラー作品「宇宙戦争」のトータル234百万ドルを抜き、このジャンルでは最高興行収入作品となってしまった。
現時点においては、ウィル・スミスよりも稼げるアクターはいないといっていいだろう。

7位:「One Missed Call」<ホラー>
【監督】エリック・ヴァレット(「マレフィク呪われた監獄」)
【主演】エドワード・バーンズ、シャニン・ソサモン(「ホリデイ」)
【内容】「着信アリ」のリメイク作品。
【アメリカ内の評価】 悪い
評価はかなり悪い作品。日本のオリジナルも見たことないが、リメイクするのならば、もう少し上手く調理してもらいたいものだ。
02年「ザ・リング」(トータル129百万ドル)、05年「ザ・リング2」(トータル76百万ドル)、04年「THE・JUON」(トータル110百万ドル)、06年「THE・JUON2」(トータル39百万ドル)と、どんどんと成績が落ち込んでいるジャパニーズ・ホラーのリメイク。そろそろ大きいのが欲しいところだ。
最終的には3千万ドル前後が落ち着きどころか。

8位:「P.S. I Love You」<ラブストーリー>
【監督】リチャード・ラグラヴェネーズ(「フリーダム・ライターズ」)
【主演】ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、ハリー・コーニックJR.
【内容】最近亡くなった夫のラブレターを発見した未亡人を描く。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
既に47百万ドルを稼いでおり、ヒラリー・スワンク主演作としては「リーピング」の25百万ドルを抜き、「フリーダム・ライターズ」の37百万ドルも抜き去った。
「フリーダム・ライターズ」は本作の監督リチャード・ラグラヴェネーズが手掛けており、これを1千万ドル上回ったということはかなりのヒットといえるのではないか。
ラブストーリーでもある程度稼ぐことができたことは、ヒラリー・スワンクにとって貴重なキャリアとなったと思われる。
しかし、リチャード・ラグラヴェネーズ監督が脚本を手掛けた「マディソン郡の橋」のトータル72百万ドルを抜くのは、さすがに厳しいだろう。
去年のサンドラ・ブロック主演作品「Premonition」(トータル48百万ドル)を抜いたことで、一応女性スターのトップを維持しているともいえる。
女王リース・ウィザースプーンの「Rendition」10百万ドルと派手にコケてくれたのが助かった。
しかし、若手のエレン・ペイジ「Juno」、エイミー・アダムス「魔法にかけられて」(トータル122百万ドル)が台頭してきており、安心はまったくできない。

9位:「The Pirates Who Don't Do Anything: A VeggieTales Movie」<アニメ>
【監督】Mike Nawrocki(目立った実績なし)
【主演】Tim Hodge、Mike Nawrocki、Phil Vischer
【内容】野菜が海賊として活躍するアニメ。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
ハロウィーン辺りで変装する子どもが多いような気がするアニメシリーズ。
公開館数が小規模だったことから、期待はできなかったが、やはり爆発力はまったくなかった。
前作のオープニング6百万ドル(トータル26百万ドル)となっており、前作を超えるのも厳しそうなオープニング4百万ドルとなってしまった。
最終的には2千万ドルを超えることはなさそうだ。
「ザ・シンプソンズMOVIE」「Alvin and the Chipmunks」「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」(トータル85百万ドル)といった作品の人気がさすがに日本人の自分には判別できない。

10位:「つぐない」<ヒューマンドラマ>
【監督】ジョー・ライト(「プライドと偏見」)
【主演】キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ(「ラストキングダムオブスコットランド」)、ブレンダ・ブレシン(「秘密と嘘」「リトルヴォイス」でアカデミー賞ノミネート経験あり)
【内容】無実のはずの姉の恋人を訴えてしまったことで、取り返しのつかない事態に陥っていき、それぞれの運命がおかしな方向へと動いていく。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
ゴールデン・グローブ賞作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、音楽賞でノミネートされ、作品賞、音楽賞を受賞した。
これでさらに勢いがつくのではないか。
現在25百万ドルとなっており、同監督作品「プライドと偏見」の38百万ドルを超えるのが当面の目標となる。

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『ジェシー・ジェームズの暗殺』 レビュー【映画】

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  B+(長尺に加えてストーリーに動きがないため、心情面を探れないと楽しめない。また心臓が弱い人には向かない)

凄まじいまでの緊張感が保たれている。誰かがいつ撃たれてもおかしくない、そんな状況が160分間も延々と続くので、精神的に疲れる映画だ。
しかし、心地よい疲れでもある。決して飽きることはない満足感が得られる疲れだ。
この緊張感を保ち続けた監督の技量には感服する。
また、視覚的な構図など、非常にセンスを感じさせるので、そういった視点からも相当楽しめた。工夫されて撮影されており、撮影者はただものではない。
撮影者が素晴らしいのか、監督が素晴らしいのかはっきりとは分からないが、キャリアは少ないが、今後楽しみな監督だと感じられた。

本作に描かれているジェシー・ジェームズ自体は意外と大した男ではないのかもしれない。
常に疑心暗鬼に襲われ、仲間を疑い、仲間を背後から撃ち殺す。
子どもをぶん殴って、後悔にさいなまれ泣き出してしまう始末だ。
寝ているときも、起きているときも手もとから銃を放さすことができない。
だからなのか、顔色が悪く、目の下にクマを作って、終始イライラしている。
そんなどうしようもない男だ。決して「伝説」になるような立派な男ではない。
しかし、「現実」とは異なり、「伝説」は一人歩きして大きく膨らんでいくものだ。
ラスト間際に歌われていたように、「現実」と「伝説」はイコールではない。

ボブ(ケイシー・アフレック)は、その「伝説」に魅了されていた一人の男だ。
しかし、アイドルはしょせん偶像である。
憧れていた男が実は全然大したことがないと分かったら、どうするだろうかという点が劇的ではないが、きちんと描かれていたと思う。
そのきっかけ自体は大きなドラマチックなものではなかったのかもしれないが、ボブは食卓を囲んだときにジェシーの人間としての器の小ささに気付いたのではないか。
だからこそ、彼を売ったのだろう。尊敬していた者が尊敬に値しなければ、失望感は大きく、憎悪は増すばかりだ。(水を飲んだり、枕の匂いを嗅いだりと)愛情が深ければ深いほど、憎しみも深まる。

尊敬に値しなければ、自らがその「伝説」に終止符を打ち、自らが「伝説」を継承しようと考えたのではないか。または、愛情が深い余りに、「伝説」が虚構だとバレる前に「伝説」のままで幕を閉じさせたかったのかもしれない。
複雑な感情が彼の中に渦巻いていたが、最終的には極悪非道な凶悪犯を仕留めた男として「伝説」の“英雄”になる替わるつもりだったようだ。
影が光を憧れるという構図としては、少々「リプリー」にも通じるところがある。
そういった複雑な感情を、ケイシー・アフレックが見事に演じきったので、彼に対する賞賛が高いのではないか。

しかし、「現実」というものは冷たいものだ。
自らもその虚構の「伝説」に憧れたように、人々もその「伝説」に憧れている。
ボブは賞賛されるべき立派な“英雄”ではなく、「伝説の英雄」を殺した“裏切り者”“卑怯者”扱いされるのが、実にアイロニカルで面白いと感じさせた。
ジェシー・ジェームズも仲間を背後から撃ち殺していたが、彼は英雄であり、同じようなことをしたボブは裏切り者と蔑まされるのである。
彼を賞賛してくれるのは、実際の被害に遭った遺族くらいだろう。

面白いと感じたのは、ジェシー・ジェームズの最後の行動だ。
疑心暗鬼の塊だった彼が最後にソファーに銃を置いたのは、最後に仲間を信じてみたくなったからではないか。
裏切られると思う自分の心が嫌になり、仲間を信じる気持ちに賭けてみたくなったように感じられた。
ジェシー・ジェームズがこのように「裏切り」に絶えず怯えていたとするのならば、ボブもまた「裏切り者」というレッテルを貼られるのを恐れていたのではないか。
だからこそ、観客のヤジに過敏に反応したのだろう。

「伝説」と「現実」、「理想」と「現実」、このギャップの溝にジェシー・ジェームズもボブも嵌まりこんだような気がする。

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『レンブラントの夜警』レビュー 【映画】

◆評  価   2.0点
◆おススメ度  ×(監督ファン以外ならば、飯でも食ってた方がマシのレベル。ピーター・グリーナウェイ監督を知らず、レンブラントのファンだからという理由で観るべき映画ではない)

レンブラントの「夜警」は、実は夜ではなく昼を舞台にした絵画である。
これは豆知識なので覚えておこう。

そんな豆知識も本作では披露されることはなく、「夜警に秘められたレンブラントによる市警団に対する告発」「レンブラントの没落」「レンブラントに関わった女性」などが描かれている。

言いたいことは分かる、描かれていることも何となく分かる。
しかし、どれもこれも胸に響かない。
何かを語っている、何かを訴えているが、何も伝わってこない。
「夜警」に描かれている市警団を告発したいのか、それともレンブラントを告発したいのか、どういった想いを込めて製作したのかが感じ取れなかった。

「コックと泥棒、その妻と愛人」を最近観て、ピーター・グリーナウェイ監督とは相性が悪そうだと思っていたが、まだ「コックと泥棒、その妻と愛人」は一般向けと思われる作品だった。
よほどピーター・グリーナウェイ監督の作品が好きでないと本作の鑑賞は厳しいことになるだろう。

本作を楽しむ唯一の方法は、セリフなどを全部捨てて、構図や色彩のみに着目して鑑賞することだろうか。
構図的には、レンブラントだけではなく、フェルメール、ダ・ヴィンチなどにも似たものがみられた。
ストーリーをあえて追わず、視覚面のみで楽しめば、それなりの時間を過ごせるかもしれない。
映画を観るというよりも、絵画を観るように鑑賞するのが正しいやり方だったようだ。

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