ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(「ロス:タイム:ライフ」)

「ロス:タイム:ライフ」 平均10.26%(放送前予想平均11.0%)
初回11.4→8.7→12.3→10.7→10.5→8.5→10.2→9.8%
【8話目を踏まえた平均視聴率予想】 10.0%~10.5%(±0.0%~▽0.5%)
瑛太11.4%、小山慶一郎8.7%、友近12.3%、上野樹里10.7%、伊藤淳史10.5%、田中直樹8.5%、常盤貴子10.2%、真木よう子9.8%という結果になっている。

真木よう子さんには期待したが、改編期のバタバタに巻き込まれた感があり、思うように視聴率を伸ばせなかった。
再度の二桁割れだが、大きく下げなかった点は、評価できそうだ。
来週は「SP」の総集編も予定されている。
総集編後のドラマはキツイだろうか、それとも流れでそのまま視聴者が増えるだろうか。

大泉洋で最終回と思っていたが、栗山千明、岸本加世子による特別編が予定されているようだ。
予想としては、大泉洋は10.5%程度、特別編ということもあり栗山千明11.0%、岸本加世子11.0%程度だろうか。
この通りになると、平均10.4%程度が落ち着きどころとなる。

土曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9%
☆07年10月クール「ライフ」(平均12.2%)
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→ 9.4→12.4→14.2→14.2→17.4%
☆07年10月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→ 8.7→ 9.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6%
「ロス:タイム:ライフ」の8話目視聴率9.8%は、4ドラマ中4位という結果になっている。
時期的に、この結果は仕方ない。

テレビ朝日の23時ドラマの「特命係長・只野仁3」平均14.3%、「帰ってきた時効警察」平均12.0%にも勝てないはない。
しかし、「モップガール」平均10.2%はライバルとなりそうだ。
その他には「ドリーム☆アゲイン」平均10.3%がライバルになるだろか。

「モップガール」の8話目までのポイント数は、83.0ポイント。
「ドリーム☆アゲイン」の8話目までのポイント数は、80.9ポイント。
「ロス:タイム:ライフ」の8話目までのポイント数は、82.1ポイント。
特段、盛り上がりも盛り下がりもなければ、これらと僅差となるだろう。
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テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

全米映画興行収入ランキング(3月第5週目) 【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(-)1週目「ラスベガスをぶっつぶせ」(2648館)$23,700,000 ($23,700,000)
2(1)1週目「ホートン」        (3826館)$17,425,000 ($117,274,148)
3(-)1週目「Superhero Movie」(2960館)$9,510,000 ($9,510,000)
4(2)2週目「Meet the Browns」(2016館)$7,760,000 ($32,830,000)
5(4)2週目「Drillbit Taylor」   (3061館)$5,800,000 ($20,574,000)
6(3)2週目「Shutter」       (2756館)$5,325,000 ($19,102,588)
7(5)4週目「紀元前1万年」    (3055館)$4,880,000 ($84,925,000)
8(-)1週目「Stop-Loss」    (1291館)$4,525,000 ($4,525,000)
9(7)4週目「College Road Trip」(2270館)$3,505,000 ($38,370,000)
10(8)4週目「The Bank Job」  (1605館)$2,800,000 ($24,100,000)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

3本の新作がランクインしたため、6週目で「バンテージ・ポイント」、3週目で「Never Back Down」、2週目で「Under the Same Moon」が圏外へ消えた。

「バンテージ・ポイント」の現在の興行収入は、69百万ドルとなっている。
最終的には7千万ドル半ばでフィニッシュしそうだ。
公開前興行収入予想は5千万ドルであり、予想外に稼いだという印象だ。
制作費が4千万ドルとなっており、楽に制作費を回収している。
旬のスターは不在だったので、アイディアの面白さがウケた結果だろう。
飽和状態のテロリスト映画の中でのヒットだっただけに、こういった変化球モノの企画も今後は増えてきそうだ。
今年公開された映画は「クローバーフィールド」トータル80百万ドル、「ジャンパー」トータル78百万ドル、「幸せになるための27のドレス」トータル76百万ドルとなっている。
これらにどこまで近づけるだろうか。

「Never Back Down」の現在の興行収入は、21百万ドルとなっている。
公開前興行収入予想は2千万ドルであり、悪くない予想となった。
格闘技を題材にした青春ドラマは珍しかったが、それほど大きなヒットにはならなかった。
予想の参考にした「ローグアサシン」のトータル22百万ドルは超えそうだ。
なお、制作費は2千万ドルとなっている。
ギリギリ制作費を回収するようでは、あまり割りのいいビジネスではなかったようだ。

「Under the Same Moon」の現在の興行収入は、7百万ドルとなっている。
アメリカへの不法入国を題材にしたメキシコ映画がランクインしただけでも、価値はあった。


新作は以下のとおり。
1位:「ラスベガスをぶっつぶせ」<ヒューマンドラマ>
【現在の興行収入】 24百万ドル
【監督】ロバート・ルケティック(「キューティー・ブロンド」「ウエディング宣言」)
【主演】ケイト・ボスワース、ローレンス・フィッシュバーン、ケヴィン・スペイシー
【内容】実話に基づくもの。6人のMITの学生は、教授によって訓練されて、ラスヴェガスのカジノに挑戦する。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】4千万ドル

ロバート・ルケティック監督作品の興行収入は以下のとおり。
01年「キューティー・ブロンド」トータル97百万ドル(オープニング20百万ドル)
04年「アイドルとデートする方法」トータル17百万ドル(オープニング7百万ドル)
05年「ウエディング宣言」トータル83百万ドル(オープニング23百万ドル)
「キューティー・ブロンド」「ウエディング宣言」と同程度のオープニングであり、上手くいけば、8千万ドル程度は狙えそうだ。

「ディスタービア」がトータル80百万ドル稼いでいる。
「ディスタービア」の週毎の動きは以下のとおり。
22→40→52→60→66→71→74→77百万ドル
今後は、これを参考にしていきたい。
この手の真面目なギャンブルドラマはそれほど稼げなさそうなイメージを受けたが、時期的にライバルが不在だったのが良かったのだろうか。
ケイト・ボスワース、ケヴィン・スペイシーにとっては「スーパーマン・リターンズ」(トータル200百万ドル)を抜かせば、久々のヒットとなりそうだ。
制作費35百万ドルであり、これはあっさりと回収しそうだ。

3位:「Superhero Movie」<コメディ>
【現在の興行収入】 10百万ドル
【監督】Craig Mazin(主な代表作なし)
【主演】Drake Bell、レスリー・ニールセン(「裸の銃を持つ男」)、Sara Paxton
【内容】異常な事故によって、不器用な若者はDragonfly(トンボ)という不器用なスーパーヒーローになる。バットマン、スパイダーマン、ファンタスティックフォーといったヒーローモノのパロディ作品。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 6千万ドル

20世紀フォックスの近年のパロディ作品は以下のとおり。
06年「Date Movie」トータル49百万ドル(オープニング19百万ドル)
07年「Epic Movie」トータル40百万ドル(オープニング18百万ドル)
08年「Meet the Spartans」トータル38百万ドル(オープニング19百万ドル)
まさか、これらを大きく下回るオープニングになるとは思わなかった。

かつての「絶叫計画」シリーズは、以下のとおり。
00年「1」トータル157百万ドル(オープニング42百万ドル)※ミラマックス
01年「2」トータル71百万ドル(オープニング21百万ドル)※ミラマックス
03年「3」トータル110百万ドル(オープニング48百万ドル)※Dimension Films
06年「4」トータル91百万ドル(オープニング40百万ドル)※Dimension Films+Weinstein
恐ろしく稼ぐドル箱シリーズだった。
「Superhero Movie」は、MGM(Weinstein)とDimension Filmsによるものだ。

このままでいくと2千万ドル台でフィニッシュとなろうか。
馴染みのあるヒーローモノに目をつけた辺りは悪くないと思ったのだが…。
「Meet the Spartans」との公開時期も近く、もう「絶叫計画」シリーズも時代遅れとなったのかもしれない。

8位:「Stop Loss」<戦争ドラマ>
【現在の興行収入】 5百万ドル
【監督】キンバリー・ピアース(「ボーイズ・ドント・クライ」)
【主演】ライアン・フィリップ、Abbie Cornish、ジョセフ・ゴードン=レヴィット
【内容】イラクで戦い、戻ってきた兵士は、政府が要求しているにも関わらず、戦争に復帰することを拒否する。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】1千万ドル

ヒラリー・スワンクにオスカーをもたらしたキンバリー・ピアース監督作品「ボーイズ・ドント・クライ」の興行収入は12百万ドルとなっている。

ライアン・フィリップが主演し、クリント・イーストウッドが監督した06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル(オープニング10百万ドル)。
トム・クルーズが主演し、ロバート・レッド・フォードが監督した07年「大いなる陰謀」トータル15百万ドル(オープニング7百万ドル)。
これらを踏まえれば、1千万ドルをちょっと超える程度が落ち着きどころか。
戦争ドラマは大切だが、多くの観客を集めるのはやはり困難だ。
あまりにも重過ぎる現実に対して、金を払ってまで直視したい人間はそう多くないだろう。
トム・ハンクスの「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル67百万ドル(オープニング10百万ドル)稼いでいるが、こちらにはライト感があった。


旧作は以下のとおりとなっている。
2位:「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」<CGアニメ>
【現在の興行収入】 117百万ドル(先週比+31百万ドル)
【監督】Jimmy Hayward(初監督作品)、Steve Martino(実績なし)
【声優】ジム・キャリー、スティーヴ・カレル(「リトル・ミス・サンシャイン」)
【内容】ほこりのような小さな欠片に住む人々を「どんなに小さくても、人は人」と思って、優しい象は助けようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 1億5~6千万ドル
制作費85百万ドルだったが、制作費を2週間で回収している。
多少のリスクは掛かるが、ファンタジー映画や、CGアクション映画に比べると、CGアニメのリスクは少ない。

20世紀フォックスのアニメ作品の週毎の成績は以下のとおりとなっている。
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
46→ 87→117→141→152→160→166→171百万ドル
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
36→ 66→ 87→104→111→116→120→123百万ドル
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
68→116→147→168→178→183→188→189百万ドル
☆07年「ザ・シンプソンズ MOVIE」トータル183百万ドル
74→128→152→165→173→178→180→181百万ドル
☆07年(実写とCGの融合作品)「Alvin and the Chipmunks」トータル215百万ドル
44→ 84→141→176→188→196→204→208百万ドル
☆「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」
45→ 86→117百万ドル
先週に引き続き「ロボッツ」以上、「アイス・エイジ」並となっている。
予想通り1億5~6千万ドルがフィニッシュラインだろうか。
上手くいけば、「アイス・エイジ」の1億7千万ドルも視野に入ってきそうだ。

20世紀フォックスではないが、同じような成績に落ち着きそうな他のアニメ作品は以下のとおりとなっている。
☆ドリームワークス「シャークテイル」トータル161百万ドル
47→87→119→137→147→154→158→158百万ドル
☆ドリームワークス「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
38→76→112→130→139→145→148→150百万ドル
やはり、これらと近いところに落ち着きそうだ。

4位:「Tyler Perry's Meet the Browns」<コメディー>
【現在の興行収入】 33百万ドル(先週比+13百万ドル)
【監督】タイラー・ペリー
【主演】Tamela J. Mann、アンジェラ・バセット(「スコア」)、タイラー・ペリー
【内容】会ったこともない自分の父親の葬式のために、久々に自分の家族と共に里帰りした女性は、自分の親類に会う。
【アメリカ内の評価】 悪い
【公開前興行収入予想】4千万ドル
タイラー・ペリーシリーズは以下のとおり。
脚本・主演「Diary of a Mad Black Woman(05)」トータル51百万ドル
22→37→44→48→50百万ドル
監督・脚本・主演「Madea's Family Reunion(06)」トータル63百万ドル
30→48→56→60→62百万ドル
監督・脚本「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル
11→25→28→30→31百万ドル
監督・脚本・主演「WHY DID I GET MARRIED(07)」トータル55百万ドル
21→39→47→51→53百万ドル
監督・脚本・主演「Tyler Perry's Meet the Browns」
20→33百万ドル
「Diary of a Mad Black Woman」「WHY DID I GET MARRIED」と同程度のオープニングだったが、やはり伸びはない。
5千万ドル突破は少々微妙なところか。
相変わらず評判が悪く、4千万ドル後半辺りが落ち着きどころではないか。
大コケというわけではないが、そろそろ評価の高い作品を制作しないと観客からそっぽを向かれそうだ。
安定した黒人の支持層があるといっても、そろそろタイラー・ペリーも飽きられてくる頃か。

5位:「DRILLBIT TAYLOR」<コメディー>
【現在の興行収入】 21百万ドル(先週比+11百万ドル)
【監督】スティーヴン・ブリル(「Mr.ディーズ」)
【主演】オーウェン・ウィルソン、Josh Peck(「アイスエイジ」)、Alex Frost(「エレファント」)
【内容】いじめられて苦しんでいる高校生たちは、ボディーガードとしてsolider-of-fortune(ウィルソン)のサービスに助けを求める。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
3千万ドル前後のコメディ作品は以下のとおり。
ウィル・フェレル主演「Semi-Pro」トータル33百万ドル
15→25→30→32百万ドル
「燃えよピンポン」トータル33百万ドル
14→24→29→31→32百万ドル
ビリー・ボブ・ソーントン主演「MR. WOODCOCK」トータル26百万ドル
9→16→20→23→24百万ドル
オーウェン・ウィルソン主演「DRILLBIT TAYLOR」
10→21百万ドル
これらを踏まえると、3千万ドル前後が落ち着きどころか。

スティーヴン・ブリルは監督としてキャリアは浅いが、意外と実績はある。
00年「リトル★ニッキー」トータル39百万ドル(オープニング16百万ドル)
02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル(オープニング37百万ドル)
04年「トレジャー・ハンターズ」58百万ドル(オープニング14百万ドル)

本作はプロデューサージャド・アパトー、脚本セス・ローガンであり、「Superbad」トータル121百万ドル(オープニング33百万ドル)を送り出したゴールデンコンビでもあったがコケてしまった。
監督・脚本ジャド・アパトー、主演セス・ローガンの「Knocked Up」トータル149百万ドルを稼いだ、このコンビも少々飽きられつつあるのだろうか。
ジャド・アパトーがプロデュースした「Walk Hard: The Dewey Cox Story」もトータル18百万ドルと大コケしたばかりなので、この二連敗は痛い。

6位:「SHUTTER」<ホラー>
【現在の興行収入】 19百万ドル(先週比+9百万ドル)
【監督】落合正幸(「感染」「パラサイト・イヴ」)
【主演】ジョシュア・ジャクソン(「ボビー」)、Rachael Taylor(「トランスフォーマー」)、James Kyson Lee
【内容】東京に新婚旅行に行った若いアメリカ人カップルは、悲劇的な事故を目撃する。そのうち撮っている写真の中に気味の悪いものを発見する。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 2.5千万ドル
タイ映画「心霊写真」を日本の落合正幸がリメイク。
「リング」や「呪怨」の成功によって、数々のアジアホラーがリメイクされているようになっている。
今年に入っても、以下のような作品がリリースされた。
「着信アリ」のリメイク「One Missed Call」トータル27百万ドル
13→20→24→26百万ドル
「the EYE【アイ】」のリメイク「THE EYE」トータル31百万ドル
12→21→26→29百万ドル
「心霊写真」のリメイク「SHUTTER」
10→19百万ドル
予想されたよりも、それほど悪くはない興行収入だ。
前述の二本に比べて、大きく劣っているわけではない。
2千万ドルの半ば辺りがフィニッシュラインだろうか。
なんとか通常のアジアリメイクホラー作品の基準程度は稼げそうだ。
合格点とはいえないが、落合正幸監督は一安心というところか。

7位:「紀元前1万年」<歴史・冒険モノ>
【現在の興行収入】 85百万ドル(先週比+9百万ドル)
【監督】ローランド・エメリッヒ
【主演】カミーラ・ベル(「ロスト・ワールド」)、Steven Strait(「The Covenant」)、Marco Khan(「パイレーツ・オブ・カリビアン」)
【内容】若い大きなハンターは、自分の種族の将来のために、未知の世界を旅する。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 1億3~4千万ドル
制作費105百万ドルの大作映画。
国内だけで、少なくとも1億ドル稼がないと割に合わないが、伸びがまったくない。
1億ドル突破はギリギリとなってきた。

ローランド・エメリッヒ監督作品の成績は以下のとおり。
☆04年「デイ・アフター・トゥモロー」トータル187百万ドル
☆00年「パトリオット」トータル113百万ドル
☆98年「Godzilla/ゴジラ」トータル136百万ドル
☆96年「インディペンデンス・デイ」トータル306百万ドル
☆94年「スターゲイト」トータル72百万ドル
☆92年「ユニバーサル・ソルジャー」トータル36百万ドル
「パトリオット」の4週目興行収入が93百万ドルとなっており、比率で計算すると、「紀元前1万年」の興行収入は103百万ドルとなる。
「デイ・アフター・トゥモロー」の4週目興行収入が167百万ドルとなっており、比率で計算すると、「紀元前1万年」の興行収入は95百万ドルとなる。

エディー・マーフィー主演の「マッド・ファット・ワイフ」(トータル96百万ドル)が34→59→74→83→88→92と動いているので、これも参考になりそうだ。
「紀元前1万年」は36→62→76→85百万ドルと推移している。
まだ1億ドルのラインは残っているが、現時点では9千万ドル後半が落ち着きどころか。
<参考>
06年「アポカリプト」51百万ドル(オープニング15百万ドル)
93年「ジュラシック・パーク」357百万ドル(オープニング50百万ドル)
97年「ロスト・ワールド」229百万ドル(オープニング75百万ドル)
01年「ジュラシック・パークⅢ」181百万ドル(オープニング51百万ドル)

9位:「College Road Trip」<コメディ>
【現在の興行収入】 38百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】ロジャー・カンブル(「クルーエル・インテンションズ」)
【主演】レイヴン・シモーネ(「Dr.ドリトル」「プリティ・プリンセス2」)、マーティン・ローレンス
【内容】女子高校生(レイヴン)が大学を選ぶために国中を旅行することを決めると、過保護な警官の父(ローレンス)も彼女に同行することを決める。
【アメリカ内の評価】 かなり悪い
【公開前興行収入予想】 6千万ドル
ここまで評価が低いとさすがに厳しいが、予想外には粘っている。
3千万ドル後半が落ち着きどころかと思ったが、4千万ドルには届きそうだ。
4千万ドル半ばが落ち着きどころか。
さすがはディズニー系映画だ。
ディズニー系ビエナ・ブスタの親子映画は以下のとおりであり、ここまで低迷するとは思わなかったが、マーティン・ローレンス主演では仕方なかったのかもしれない。
07年「THE GAME PLAN」トータル91百万ドル
05年「キャプテン・ウルフ」トータル113百万ドル

マーティン・ローレンス主演作は以下のとおり。
今年公開されたマーティン・ローレンス主演作「Welcome Home Roscoe Jenkins」の4週目興行収入39百万ドル(トータル42百万ドル)なので、これには勝てそうだ。
08年「Welcome Home Roscoe Jenkins」トータル42百万ドル
07年「団塊ボーイズ」トータル168百万ドル
06年「ビッグ・ママス・ハウス2」トータル70百万ドル
05年「Rebound」トータル17百万ドル
03年「バッドボーイズ2バッド」トータル139百万ドル
03年「ナショナル・セキュリティ」トータル36百万ドル
01年「ブラック・ナイト」トータル33百万ドル
01年「ビッグ・マネー」トータル32百万ドル
00年「ビッグ・ママス・ハウス」トータル118百万ドル
「ビッグ・ママス・ハウス」シリーズを除外すれば、単独主演作の成績はあまりいいわけではないので、妥当な落ち着きどころかもしれない。
ディズニー系という看板に少々惑わされてしまったか。
また、ブラックムービーは最近好調であり、去年公開された「Tyler Perry's Why Did I Get Married」トータル55百万ドル、「This Christmas」49百万ドルとなっているのも、参考にしすぎたようだ。

10位:「The Bank Job」<クライム・サスペンス>
【現在の興行収入】 24百万ドル(先週比+5百万ドル)
【監督】ロジャー・ドナルドソン(「13デイズ」「世界最速のインディアン」)
【主演】ジェイソン・ステイサム、サフロン・バローズ(「トロイ」)
【内容】英国の歴史で最も大きい犯罪に基づいている。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
評価が高いため、先週からの落ち込みが少なく、今後も粘りそうだ。
3千万ドルに到達するかが注目だ。
参考にした「28週後…」の4週目興行収入は27百万ドル(トータル29百万ドル)となっている。
勢いは失っていないので、頑張れば、3千万ドル台にも乗る可能性もありそうだ。

ジェイソン・ステイサムの主演作の興行収入は以下のとおり。
08年「In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale」トータル5百万ドル
07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
「トランスポーター」は間違いなく超える。「アドレナリン」超えが目標か。

ロジャー・ドナルドソン監督の興行収入は以下のとおり。
05年「世界最速のインディアン」トータル5百万ドル
03年「リクルート」トータル53百万ドル
00年「13デイズ」トータル35百万ドル
87年「追いつめられて」トータル36百万ドル
悪くないサスペンス作品を監督している。
彼の実績からは3千万ドルに達してもおかしくはない。


次週のランキングには、以下のような作品が登場予定。
ジョージ・クルーニー(監督兼)、レネー・ゼルウィガー主演のスポーツ・コメディ「Leatherheads」
ジョディ・フォスター、ジェラルド・バトラー、アビゲイル・ブレスリン主演のファミリー・アドベンチャー「Nim's Island」
ホラー・サスペンス作品「The Ruins」
どれもボチボチ稼ぎそうだが、爆発力はそれほどなさそうだ。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

『アメリカを売った男』レビュー 【映画】

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(悪くはないが、面白みもない作品。少々もったいない出来。)

実話ベースということもあり、駆け引きがふんだんに盛り込まれた心理戦濃厚のスパイモノとしてみると物足りないものとなっている。
本作はサスペンスに比重を置かれた作品ではなく、ヒューマンドラマに重きをおかれている作品だ。
「アメリカを売った男」を“極悪人”というスタンスで一方的に切り付けるのではなく、珍しく犯人側の内面にスポットを当てているのが特徴だ。
本作でも語られていたように明確な動機などが語られないのも、逆に好印象となっている。
人間の内面はそれほど単純なものではなく、簡単に割り切れるものではない。
一方では金銭や恨み(出世コースに乗れない)のため、他方では愛国心ゆえに“組織を試す”という目的や、彼自身が何事でも“試してみたい”という性格もあったのだろう。
そういう人間の二面性について、本作ではきちんと描きこまれている。
一方では家族や孫を愛し、愛される理想的な父親であり、宗教を崇拝する敬虔の念が深い人間として描かれており、他方では家族、国を裏切る人間として描かれている。
また、一方ではパンツスーツの美しい女性に眼を奪われる同僚を諌めておきながら、他方ではキャサリン・ゼタ=ジョーンズのDVDを愛好し、ストリップを好み、妻との関係もビデオに撮るような男というのも面白い具体例でもあった。
彼には、人間の“闇”のようなものが垣間見られる。
ライアン・フィリップ演じる若き捜査官もそういう人間の“闇”を覗き込むことで、“闇”に飲み込まれそうになったのではないか。
妻を愛しておきながら、妻を裏切るような行為をせざるを得なくなる。
様々な面で宗教や母を利用して、仲間であるはずの上司を監視せざるを得なくなる。
この行為は、宗教や家族を裏切るような行為だ。
そして、監視している自分までも含めて、裏で監視されていることを知る。
FBIという職場にいる限りは、本当の自分ではなくて、偽りの自分を演じざるを得なくなると彼は気づいたように思われる。
自分も“闇”に落ちて、クリス・クーパー演じる男のように二面性をもつ男になってしまうのではないかと気づいたのではないか。
クリス・クーパー演じる男を反面教師として、FBIを退職するのも納得がいった。
クリス・クーパー演じる男は最後に「Pray for me」と呟いたが、彼は自ら落ちていったのではなくて、落ちざるを得なかったのかもしれないというラストで締めくくっている。
ある意味で、彼は真面目すぎたのかもしれない。
最後のセリフは、国を売った男の叫びではなく、敬虔で真面目な男の悲痛な叫びとしか聴こえない。

描きたいものは描かれており、内容もしっかりしていると思うが、どこか中途半端な印象も受ける。
面白い面にスポットを当てており、これが完璧に描かれていれば、最高の傑作となったのだが、深く掘り下げるわけではなく、残念ながら浅い部分を掘ったところで満足してしまったように思われる。

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

「怒りの葡萄」DVDレビュー 【映画】

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(西部劇とは全く異なる映画。歴史を知るためにも見るべき作品)

ジョン・フォード作品はほとんど観ていないが、彼が只者ではないことは本作を見れば分かる。
ドキュメンタリーといってもいいほどのリアリティを帯びており、大恐慌時代のアメリカの混乱した状況が窺われる。
こういう辛い時代を経て、今のアメリカは成り立っていることを知ることができるのも非常に勉強になる。

特別なイベントがなくても、じいさんとばあさんが死んでしまう展開には驚かされた。
それだけ、このアメリカ横断の旅が過酷を極めたということが分かる仕組みとなっている。
大きなドラマは描かれおらず、各キャラクターの内面をクローズアップしているわけでもないが、様々な感情が伝わってくる良作だ。
いつぶっ壊れて止まるか分からないトラックを走らせるだけでも、絶望的な悲鳴、救いを求めるような叫びが聞こえてくる。
あのトラックが非常にいい味を発揮している。
壊れかけのトラック自体、民衆や家族を言い表しているのかもしれないと感じられた。
壊れそうで壊れないトラックは、倒れそうで倒れない民衆、バラバラになりそうでならない家族の絆そのものかもしれない。

10点を付けたいところだが、本作の良さを完全に理解するには、自分の経験や知識がまだ浅いのかもしれない。
また、個人的に少々気になったのは、ラスト付近の描き方だ。
母とジョードの関係を通して家族の絆を描き、母親・女性の強さを強調するラストシーンには文句をつけようもないが、終盤はやや忙しすぎたり、ジョードの変化などは唐突なイメージも感じた。
ドラマはきちんと盛り込まれているが、どこか中途半端な部分もあるのではないか。
きちんと描きこむか、ほとんど描かないかのどちらかになると思うが、ドキュメンタリータッチであることを踏まえると、難しい判断だが、本作よりもむしろ描かないという方向性ても言いたいことはちゃんと伝わったのかなとも思われる。

勉強をしていないので、あまり難しいことは分からないが、本作は資本主義を否定し、社会主義的な思想が強いのも特徴だろうか。
赤狩りが本格化するのは1950年前後であり、1940年においてはアメリカにおいても社会主義を肯定するような意見があったのかもしれないと窺われる。
そういう時代背景を想像できるというのも面白い。

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国内映画興行収入ランキング(「Sweet Rain 死神の精度」分)【映画】

(注意)興行収入の数値は暫定のものです。ご了承ください。
なお、本ランキングは興行収入ベースのものですので、動員ベースの巷のランキングとは一部異なる場合があります。

火曜日時点では不明だった「Sweet Rain 死神の精度」の興行収入は以下の通り。

7位:「Sweet Rain 死神の精度」(ワーナー・日本テレビ)(1週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 8~9億円
【公開規模】 266スクリーン
8.1千万円程度のオープニングを飾った。
先週「オープニングは1.2億円程度」と予想したが、予想よりも大きく下回った。
「DEATH NOTE」を手掛けたワーナーの“死神”モノであり、小西真奈美が歌を歌うなどの話題があったが、あまり観客の興味を引かなかったようである。

今年公開された「明日への遺言」のオープニングが7.8千万円となっている。
去年公開された作品では以下のようなものが参考になりそうだ。
「象の背中」オープニング9.4千万円(トータル5.7億円)
「蟲師」オープニング9.5千万円(トータル5.5億円)
「未来予想図/ア・イ・シ・テ・ルのサイン」オープニング8.4千万円(※祝日含まず)(トータル5.3億円)
「そのときは彼によろしく」オープニング8.9千万円(トータル4.6億円)
これらを踏まえると、現時点では4~5億円程度が落ち着きどころか。
オダギリジョーの「蟲師」でさえ5.5億円なのだから、金城と小西というコンビを考えると、この程度でもやむを得まいか。

「DEATH NOTE」のような知名度はなく、全体的に地味な仕上がりとなったのが原因だろうか。
金城はともかく、小西の役柄をもっと華のある女優にしたかったところだ。
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」のノラ・ジョーンズではないが、本職のシンガーを起用すれば面白かったかもしれない。
「タイヨウのうた」のYUIのような斬新なキャスティングができればよかった。

金城に関しては、「傷だらけの男たち」は1.5億円と振るわなかったが、過去には「リターナー」トータル12.9億円、「LOVERS」トータル22.5億円稼いでおり、大作「赤壁~RED CLIFF~」が控えている。
旬のスターとはいえないが、ジャニーズ系の俳優以外ではまともな方だろう。
「陽気なギャングが地球を回す」「アヒルと鴨のコインロッカー」の伊坂幸太郎原作であり、監督は「ロス:タイム:ライフ」の筧昌也だったが、どちらもやや知名度に欠けている点もあっただろうか。
金城が続編云々といっているが、この成績ではちょっと厳しそうだ。


来週ランキングできそうな新作の公開はない。
「カンフーくん」はさすがに無理だろう。
春休みに入ったようなので、「ドラ」や「ワンピース」を評価した。
4位~8位までは混戦となりそうだ。
また、週末だけではなく、週中の成績にも注目したい。

予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場)
1(1) ×「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」(日劇PLEX2)1.5
2(2) △「魔法にかけられて」(日劇PLEX3)1.5
3(3) 済「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(丸の内ピカデリー1)1.2
4(4) ×「犬と私の10の約束」(丸の内ピカデリー2)0.7
5(5) ×「映画 クロサギ」(有楽座)0.65
7(6) 済「ジャンパー」(日劇PLEX1)0.6
6(7) ▲「Sweet Rain 死神の精度」(丸の内プラゼール)0.6
8(8) △「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(日比谷スカラ座)0.6
9(10) ×「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE」(丸の内TOEI 1)0.4
10(9) 済「バンテージ・ポイント」(丸の内ルーブル)0.3

[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品

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全米映画興行収入ランキング(3月第5週目新作予想) 【映画】

来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の4本となる。

○「ラスベガスをぶっつぶせ」<ヒューマンドラマ>(2500館程度)
【監督】ロバート・ルケティック(「キューティー・ブロンド」「ウエディング宣言」)
【主演】ケイト・ボスワース、ローレンス・フィッシュバーン、ケヴィン・スペイシー
【内容】実話に基づくもの。6人のMITの学生は、ある教授によって訓練されて、ラスヴェガスのカジノに挑戦する。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】4千万ドル

ロバート・ルケティック監督作品の興行収入は以下のとおり。
01年「キューティー・ブロンド」トータル97百万ドル(オープニング20百万ドル)
04年「アイドルとデートする方法」トータル17百万ドル(オープニング7百万ドル)
05年「ウエディング宣言」トータル83百万ドル(オープニング23百万ドル)
上手くいけば、かなり稼げる監督のようだ。

しかし、この手の真面目なギャンブルドラマはそれほど稼げなさそうなイメージを受ける。
ジャンルは少々異なるが、「フィクサー」の興行収入が49百万ドルなので、この辺りが上限だろうか。
アンソニー・ホプキンス主演の法廷サスペンス「Fracture」の興行収入39百万ドルと同程度になるのではないか。
出演者が少々豪華であり、大きくコケたりはしないだろう。
エリック・バナ、ドリュー・バリモア主演の大コケしたギャンブラー映画「ラッキー・ユー」の興行収入6百万ドルのようなことはないと思われる。


○「Run Fat Boy Run」<コメディ>(1050館程度)
【監督】David Schwimmer(テレビ界にて活躍)
【主演】サイモン・ペッグ、タンディ・ニュートン、ハンク・アザリア(「ドッジボール」)
【内容】太った男が恋のために、マラソンに挑戦する。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】1千5百万ドル

この公開規模では、大ヒットはさすがに望めない。
サイモン・ペッグ主演作は以下のとおり。
04年「ショーン・オブ・ザ・デッド」トータル14百万ドル(オープニング3百万ドル)
07年「Hot Fuzz」トータル24百万ドル(オープニング6百万ドル)
どちらも非常に評価の高いコメディ作品だが、それほど大きくは稼げていない。
本作も同様に大きくは稼げず、「ショーン・オブ・ザ・デッド」と同程度になるのではないか。
テーマもありがちであり、それほど魅力を感じないので、「Hot Fuzz」は超えないだろう。
彼の知名度も多少あがっていると思うので、大きくコケないと思う。


○「Stop Loss」<戦争ドラマ>(1200館程度)
【監督】キンバリー・ピアース(「ボーイズ・ドント・クライ」)
【主演】ライアン・フィリップ、Abbie Cornish、ジョセフ・ゴードン=レヴィット
【内容】イラクで戦い、戻ってきた兵士は、政府が要求しているにも関わらず、戦争に復帰することを拒否する。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】1千万ドル
ヒラリー・スワンクにオスカーをもたらしたキンバリー・ピアース監督作品「ボーイズ・ドント・クライ」の興行収入は12百万ドルとなっている。

ライアン・フィリップが主演し、クリント・イーストウッドが監督した06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル(オープニング10百万ドル)。
トム・クルーズが主演し、ロバート・レッドフォードが監督した07年「大いなる陰謀」トータル15百万ドル(オープニング7百万ドル)。

戦争ドラマは大切だが、多くの観客を集めるのは困難だと思われる。
あまりにも重過ぎる現実に対して、金を払ってまで直視したい人間はそう多くないだろう。
「大いなる陰謀」のコケた理由としては、トム・クルーズが嫌われたということももちろんあると思うが、やはりテーマが重過ぎる。
トム・クルーズがダメなのだから、ライアン・フィリップでもダメだろう。
絶賛されているのならば、望みはあったが、それほど高い評価を受けているわけでもない。
トム・ハンクスの戦争ドラマ「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル67百万ドル(オープニング10百万ドル)稼いでいるが、こちらにはライト感があった。


○「Superhero Movie」<コメディ>(2700館程度)
【監督】Craig Mazin(主な代表作なし)
【主演】Drake Bell、レスリー・ニールセン(「裸の銃を持つ男」)、Sara Paxton
【内容】異常な事故によって、不器用な若者はDragonfly(トンボ)という不器用なスーパーヒーローになる。バットマン、スパイダーマン、ファンタスティック・フォーといったヒーローモノのパロディ作品。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 6千万ドル

こういったパロディ作品は20世紀フォックスが十八番のはずだったが、今回はMGMやDimension Filmsが手掛けているのが特徴だ。
今年公開された、「300/スリーハンドレッド」のパロディ作品「Meet the Spartans」(フォックス)の興行収入は38百万ドル(オープニング19百万ドル)となっている。
最近のフォックス製パロディ作品は4~5千万ドルが落ち着きどころとなっている。

しかし、かつての「絶叫計画」シリーズは、157百万ドル、71百万ドル、110百万ドル、91百万ドル稼ぐほどのドル箱シリーズだった。
本作が爆発する可能性は少々ありそうだ。

馴染みのあるヒーローモノに目をつけた辺りは悪くなく、最近のフォックス製パロディ作品を超える、6千万ドル程度と予想したい。
3千館を超える規模の公開ではないので、1億ドルを超える爆発性はないと考えたい。

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「素晴らしき哉、人生!」DVDレビュー 【映画】

◆評  価   9.0点
◆おススメ度  S(一度は見るべき古典、テーマは古臭くない)

「友人や困っている人を助けましょう」「自分の命を大切にしましょう」とかなり道徳的すぎるところもあるが、さすがに映画史に残る素晴らしい傑作といえる作品だ。
最近の映画のように、あえて難解にしてこねくり回すよりも、ストレートにメッセージを伝えており、非常に分かりやすい。
分かりやすい単純なハッピーエンドだからこそ、多くの人の共感を得られやすいのではないか。
現代の映画にはない“良さ”を感じられる作品だ。
また、ジョージがそれほど完全な善人というわけでもないのも気に入った。
彼には、自分の夢はあるが、夢が叶わない苛立ちやフラストレーションを常に抱えているのがよく分かる。
困難にぶち当たったときには、子どもや子どもの先生に八つ当たりしたり、物に自分の苛立ちをぶつけたりもする。
ときには、金儲けの誘惑にも負けそうにもなる。
聖人君子のような、現実にはいないだろうという完全なキャラクターではなく、欠点を抱えた、より現実的なキャラクターとしてジョージは存在している。
ジョージは架空の存在というよりも、自分自身の分身のように感じられるので、より共感を覚えやすくなっているのではないか。
そして、天使の存在も意外といい効果を発揮していると思う。
たいていの人間ならば、「人生は過酷なものだ」と分かっているはずだ。
「人生に奇跡など起きる訳がない」とも知っている。
しかし、天使が登場することによって、本作にファンタジックさの色合いが濃くなる。厳しい現実世界ともやや異なる世界であるとイメージ付けることによって、奇跡が起きても、すんなりと受け入れることができるようになっているのではないか。
そして、ファンタジックな世界ではあるものの、相反する現実的な色合いもまた濃いので、身近にも感じることができる。
虚構と現実のバランスが上手く取れた作品である。
現実世界を序盤に描き込み、天使の登場が終盤までズレこんだのも、功を奏している。
天使も全く天使らしくないのも素晴らしいアイディアだ。
全て計算で演出しているのならば、フランク・キャプラは天才といえるだろう。
悪役のポッターに関しても、完全な悪意をもって、ジョージを陥れていないのがポイントだ。
ジョージは、突発的なトラブルによって、人生が暗闇になっている。
この点に関しても、より身近に感じられるアイディアだ。
自分の人生を陥れようとする者は普通ならば存在しないが、何らかのトラブルに巻き込まれることはあるだろう。
観る人によっては、甘すぎ、ご都合主義的だと感じるかもしれないが、たとえ夢が叶わなくても、たとえ自分の人生が思い描いたものでなくても、たとえ平凡な人生でも、「自分の人生もそれほど悪くはないのかな」という錯覚に陥らせてくれるパワーのある映画と感じさせる。

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国内映画興行収入ランキング(3月4週目) 【映画】

(注意)興行収入の数値は暫定のものです。ご了承ください。
なお、本ランキングは興行収入ベースのものですので、動員ベースの巷のランキングとは一部異なる場合があります。

2本の新作がランクインしたため、7週目で「L change the WorLd」、4週目で「超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!」が圏外へ消えた。

「L change the WorLd」の現在の興行収入は、29.7億円となっている。
30億円突破は余裕だろう。
前編28.5億円、後編52.0億円となっており、本体の前編を超えた。
本体を超えるはずがないという予想はしたが、大きな間違いだったようだ。
「DEATH NOTE」の前編公開時は有名な漫画作品が映画化された程度しかの認識しかなく、必ずしも一般的ではなかった気がする。
しかし、前編のテレビ公開を早めて、知名度を一気に高めることにより、後編に繋ぐという戦略が功を奏した。
これにより、「DEATH NOTE」が一般国民にまで広く浸透することとなった。
今回のスピンオフに対しても、前・後編を2週に亘り、連続でテレビ放映し、さらに視聴者の関心を一気に引き付けるという戦略が成功したといえる。
内容云々よりも、ワーナー・日本テレビの戦略は侮れない。
後編が「DEATH NOTE」の真の姿と考えれば、本体の6割程度がスピンオフの落ち着きどころとなる。
このデータを今後の参考にしたいものだ。
さすがに「どろろ」トータル34.5億円を抜くのは無理だろう。
「マリと子犬の物語」トータル31億円程度、「涙そうそう」トータル31.0億円のラインは超えられるだろうかが注目だ。

「超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!」の現在の興行収入は、3.4億円となっている。
シリーズの興行収入は以下のとおり。
06年の第一作「超劇場版 ケロロ軍曹」トータル6億円程度
07年の第二作「超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!」トータル4.8億円
06年の興行収入の週毎の動きは、1.0→1.9→3.1→4.6(トータル6億円程度か)となっている(07年は不明)。
4週目で3.4億円の本作は、第一作とはだいぶ引き離された。
6億円突破の芽はなさそうだ。
第二作を超えるか、超えない程度が落ち着きどころか。
公開前個人予想は5億円だったが、ちょっと足りないところに落ち着きそうだ。


1位:「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」(東宝・テレビ朝日)(3週目)<予想順位1位>
【公開前個人予想】 33億円  【配給会社期待値】 40億円
【公開規模】 344スクリーン
2.3億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは15.3億円突破を目前としている。
1週間の伸びは5.8億円弱程度だろうか。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
05年 なし
04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
00年「のび太の太陽王伝説」トータル30.5億円

06年と07年の週毎の動きは以下のとおり。
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→ 9.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5億円
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8億円
☆08年「のび太と緑の巨人伝」
5.2→ 9.5→15.3億円
☆(参考)07年「コナン」トータル25.3億円
4.5→ 9.5→20.1→21.9→23.2→24.0→24.5億円(3週目の増加はGW)
06年と07年の比率で計算すると、31.3億円~39.5億円となる。
比率では高い数字は出ているが、この伸びではさすがに07年の35.4億円は超えないだろう。
06年の32.8億円を超えるか、超えない程度がフィニッシュラインではないか。
しかし、さすがに安定している。
アニメでは「ジブリ」「ポケモン」の次に高い興行収入を期待できる素材だ。

2位:「魔法にかけられて」(ディズニー)(2週目)<予想順位2位>
【公開前個人予想】 9億円~10億円
【公開規模】 533スクリーン
2.3億円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは12.2億円を突破した。
1週間の伸びは6.8億円程度だろうか。
2週目であっさりと10億円を突破した。
こちらも、さすがといえる「ディズニー」ブランドだ。
当面は20億円突破が目標になりそうだ。

今年公開された洋画の2週目興行収入は以下のとおり。
「ジャンパー」10.0億円
「earth」9.8億円
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」9.6億円
「earth」、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」の興行収入は20億円を超えているので、本作も当然20億円を狙える。
初動タイプの映画というわけでもあるまい。

去年公開された以下のような洋画がライバルとなりそうだ。
☆「オーシャンズ13」トータル32.0億円
6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→29.6億円
☆「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円(未確定)
6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2億円
☆「幸せのちから」トータル27.1億円
3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1億円
☆「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」トータル26億円程度か
5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8億円
☆「マリー・アントワネット」トータル21.0億円
2.8→8.3→12.6→15.6→17.8→19.1億円
☆「バベル」トータル20.0億円
2.7→10.4(GW)→13.2→15.2→16.4→17.2億円
☆「ドリームガールズ」トータル19.2億円
2.0→6.5→11.0→14.1→16.3億円
現時点では20億円の後半を狙えるものとなっているが、先行+金曜日公開+木曜日の祝日と特殊要因が多すぎるので、まだ何ともいえないところがある。
しかし、正直言って本作が日本でこれほどヒットするとは思わなかった。

3位:「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(GAGA・松竹)(4週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 40億円
【公開規模】 617スクリーン(-6スクリーン)
1.7億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは24.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.5億円程度だろうか。

高額興行収入の洋画作品の4週目終了時の興行収入は以下のとおりとなる。
「アイ・アム・レジェンド」33.8億円(トータル43億円程度か)
「トランスフォーマー」32.1億円(トータル40.1億円)
「ダイハード4.0」30.0億円(トータル39.1億円)
「ナイトミュージアム」29.6億円(トータル35.7億円)
「オーシャンズ13」26.0億円(トータル32.0億円)
06年「ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女」43.9億円(トータル68.6億円)
「ナルニア」以外の作品との比率で計算すると、「ライラの冒険 黄金の羅針盤」は29.7億円~32.1億円となる。
予想の40億円突破は厳しく、30億円前後が落ち着きどころとなりそうだ。
「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円(※公表数字だがちょっと怪しい)、「幸せのちから」トータル27.1億円といった作品はさすがに超えたい。
06年の「フライトプラン」トータル31.2億円(4週目終了時点24.8億円)がライバルとなるだろう。
アメリカほどの大コケではなかったが、日本でも必ずしも高い興行収入とはいえない。
続編のゴーサインは当面保留か。
ゴーサインが出たとしても、メンバーは大幅交代を迫られるだろう。

4位:「犬と私の10の約束」(松竹・テレビ東京)(2週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 16~17億円
【公開規模】 294スクリーン(+3スクリーン)
1.1億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは5.2億円を突破した。
1週間の伸びは3.4億円程度だろうか。

“動物”モノの興行収入の動きは以下のとおり。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
2.4→6.8→10.9→15.6→17.9→19.6億円
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
1.7→5.6→10.5→13.9→15.4億円
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31億円程度か
2.8→7.4→12.0(※祝込)→不明→23.1→26.1→28.5→29.5億円
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)
1.8→5.2億円
やはり「クイール」の20億円ラインではなく、「子ぎづねヘレン」ラインのようだ。
先週祝日があった割には、伸びがイマイチか。
“動物”モノは安定しているが、「子ぎづねヘレン」を下回りそうだ。

「Life 天国で君に逢えたら」の2週目興行収入は6.7億円(トータル17.0億円)。
「バッテリー」の2週目興行収入は4.5億円(トータル15.3億円)。
「愛の流刑地」の2週目興行収入は5.5億円(トータル13.9億円)。
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」の2週目興行収入は5.8億円(トータル13.9億円)。
これらを踏まえると、15億円程度が現時点の落ち着きどころか。
「バッテリー」超えが当面の目標となる。
「マリと子犬の物語」が公開されたばかりであり、ネタとしてはそろそろ飽きられつつあるか。
本作などの成功により、今後“動物”モノが増えてきそうだ。
しかし、“動物”モノが確実に稼げるネタかといえば、そうではなく、松山ケンイチ主演の「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙〈そら〉へ」はやや小規模公開であったが、1億円程度に低迷している。

5位:「映画 クロサギ」(東宝・TBS)(3週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 25.5億円  【配給会社期待値】 40億円
【公開規模】 315スクリーン
1.1億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは10.7億円突破を目前としている。
1週間の伸びは3.4億円程度だろうか。

去年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
「西遊記」トータル43.7億円(視聴率22.8%)
「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
「クロサギ」の視聴率は15.7%となっている。
「アンフェア the movie」3週目終了時の成績17.3億円との比率で計算すると、「映画 クロサギ」の興行収入は16.8億円となる。
20億円突破はかなり厳しそうだ。
「映画 クロサギ」は内容にも問題がありそうだが、山下智久に頼りすぎた感もある。
テレビでは気楽に見られたかもしれないが、この映画化では男性客は見にいかないだろう。
映画館に足を運ぶのはコアな山下ファンだけになったのではないか。
逆に、山下智久オンリーだけで、これだけ稼げれば凄いとも考えられる。

東宝作品の3週目興行収入は以下のとおり。
「アンフェア the movie」17.3億円(トータル27.2億円)
「クローズZERO」15.1億円(トータル25.0億円)
「舞妓Haaaan!!!!!」11.5億円(トータル20.8億円)
「Life 天国で君に逢えたら」9.9億円(トータル17.0億円)
「陰日向に咲く」10.9億円(現在トータル19億円程度)
「チーム・バチスタの栄光」10.4億円(現在トータル15億円程度)
「舞妓Haaaan!!!!!」突破は無理であり、「Life 天国で君に逢えたら」「チーム・バチスタの栄光」レベルになりそうだ。
「クローズZERO」との対比で考えると、17.7億円となる。
「アンフェア the movie」との比率でも約17億円だったので、これが落ち着きどころだろう。
「Life 天国で君に逢えたら」を超えることが目標となりそうだ。

6位:「ジャンパー」(20世紀フォックス)(3週目)<予想順位6位>
【公開前個人予想】 17億円
【公開規模】 434スクリーン(-120スクリーン)
1.0億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは13.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.2億円程度だろうか。

同程度と予想される洋画の3週目終了時の興行収入は以下のとおり。
06年「ワールド・トレード・センター」15.0億円(トータル24.0億円)
05年「ナショナル・トレジャー」13.9億円(トータル20.6億円)
06年「エラゴン/遺志を継ぐ者」9.7億円(トータル18.7億円)
06年「父親たちの星条旗」8.3億円(トータル17.0億円)
06年「プラダを着た悪魔」9.6億円(トータル17.0億円)
07年「ボーン・アルティメイタム」11.4億円(トータル16.5億円)
05年「SAYURI」8.1億円(トータル15.5億円)
07年「300/スリーハンドレッド」11.6億円(トータル15.6億円)
07年「ディパーティド」9.9億円(トータル15.6億円)
06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」11.5億円(トータル15.3億円)
06年「スーパーマン・リターンズ」10.9億円(トータル15.0億円)
同じく先行があった「300/スリーハンドレッド」対比で考えると、17.8億円程度が落ち着きどころか。
06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」対比でも17億円台となる。
05年「ナショナル・トレジャー」、07年「ボーン・アルティメイタム」対比では19億円なので、現時点では18億円程度が落ち着きどころか。

7位:「Sweet Rain 死神の精度」(ワーナー・日本テレビ)(1週目)<予想順位5位>
数字は不明。
分かり次第更新予定。

8位:「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(アスミック)(1週目)<予想順位8位>
【公開前個人予想】 5億円
【公開規模】 245スクリーン
8.2千万円程度のオープニングを飾った。
先週「オープニングは7千万程度か」と書いたが、予想以上には稼いだ。

オープニング8千万円程度の作品は以下のようなものがある。
「ミス・ポター」8.5千万円(トータル6.2億円)
「ゾディアック」8.1千万円(トータル4.1億円)
「ブレイブワン」8.5千万円(トータル4.0億円)
「キングダム見えざる敵」8.8千万円(不明だが3億円台程度か)
あまり稼げないと4億円程度になりそうなラインだが、少々稼げれば6億円も狙えるオープニング。
水曜日のレディースデイに稼ぐ映画と思われるので、だいたい予想に近い5億円程度に落ち着くのではないか。
主演はシンガーのノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウといった豪華キャスティングだが、ウォン・カーウァイらしく微妙な結果になりそうだ。

9位:「バンテージ・ポイント」(ソニー)(3週目)<予想順位9位>
【公開前個人予想】 4億円
【公開規模】 276スクリーン
5.7千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは5.8億円を突破している。
1週間の伸びは1.8億円弱程度だろうか。

3週目興行収入6億円前後の洋画作品は以下のとおり。
「ブラッド・ダイヤモンド」6.2億円(トータル9.9億円)
「デジャヴ」6.5億円(トータル8.9億円)
「守護神」6.6億円(トータル8.7億円)
「ハンニバル・ライジング」6.1億円(トータル8.0億円)
「パーフェクト・ストレンジャー」6.3億円(トータル7.9億円)
「ロッキー・ザ・ファイナル」6.4億円(トータル7.9億円)
「幸せのレシピ」5.3億円(トータル7.0億円)
これらを踏まえると、7億円後半程度が落ち着きどころだろうか。
大ヒットというわけではないが、ハリウッド中堅作品として頑張っている。
特別なスターが不在であり、スタイルの斬新さだけがヒットの理由だろう。

10位:「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜」(東映・フジテレビ)(4週目)<予想順位10位>
【公開前個人予想】 9億円~10億円
【公開規模】 293スクリーン(-1スクリーン)
5.5千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは6.1億円を突破した。
1週間の伸びは1.4億円弱程度だろうか。

シリーズの興行収入は以下のとおりとなっている。
07年「エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」トータル9.0億円
06年「カラクリ城のメカ巨兵」トータル9億円程度か
05年「オマツリ男爵と秘密の島」トータル12.0億円
04年「呪われた聖剣」トータル18.0億円
03年「デッドエンドの冒険」トータル20.0億円
02年「珍獣島のチョッパー王国」トータル20.0億円
01年「ねじまき島の冒険」トータル30.0億円
00年「ONE PIECE」 トータル21.6億円
00年~02年までは「東映アニメフェア」の一部として公開。
03年からは単独公開されている。

06年と07年の週毎の動きは以下のとおり。
☆06年 1.3→2.8→3.8→5.3→7.4→8.2(トータル9億円程度か)
☆07年 1.6→3.5→4.7→不明→7.5(トータル9.0億円)
☆08年 1.6→3.4→4.7→6.1
1週間の伸びが、1.6→1.8→1.3→1.4億円と大きく落ちていないのが特徴。
先週は祝日があったので、先週よりも伸びがいい。
06年、07年と大きく変わっていないので、引き続き9億円程度が落ち着きどころだろう。
シリーズモノは大きな落ち込みがなければ、良いのではないか。

ちなみに、去年のアニメ映画の4週目終了時点の興行収入は以下のとおりとなっている。
「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝」10.5億円(トータル12.1億円)
「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」6.5億円(トータル8.0億円)
「劇場版 BLEACH ブリーチ The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸」7.1億円(トータル8億円程度)
これらを踏まえると、8億円程度が落ち着きどころだ。
春休みでの伸びに期待したい。

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(月曜日第十一話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  22.1%(▲2.7%) 18.6%(17.0%)<終>
2位「斉藤さん」      15.3%  19.6%(▲4.6%) 15.5%(10.0%)<終>
3位「交渉人」       16.7%  13.2%(▲3.6%) 13.4%( 9.5%)<終>
4位「貧乏男子」      16.5%  11.4%(▲0.2%) 11.6%(13.5%)<終>
5位「だいすき!!」      10.9%  13.3%(▲1.4%) 11.5%(11.0%)<終>
6位「佐々木夫妻」     17.3%  11.1%(▲0.1%) 10.9%(13.0%)<終>
7位「1ポンドの福音」   13.0%  11.3%(▲2.5%) 10.6%(11.0%)<終>
8位「ロスタイムライフ」  11.4%  10.2%(▲1.7%) 10.3%(11.0%)
9位「鹿男あをによし」   13.0%  11.2%(▲2.0%) 9.9%(14.0%)<終>
10位「エジソンの母」    11.0%   9.9%(▲0.2%) 9.5%( 8.5%)<終>
11位「未来講師めぐる」   9.0%   8.1%(▽2.2%) 9.1%(10.5%)<終>
12位「ハチクロ」       12.9%   7.1%(▲0.1%) 8.9%(14.5%)<終>
13位「あしたの喜多善男」 12.7%   6.8%(▲1.2%) 7.1%(11.5%)<終>
14位「4姉妹探偵団」    9.2%   8.0%(▲1.0%) 7.0%(11.0%)<終>

1位「薔薇のない花屋」 平均18.58%(放送前予想平均17.0%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1%<終>
【10話目を踏まえた平均視聴率予想】 18.0%~18.5%
最終回視聴率は、初回視聴率に極めて近い数字であり、数字自体20%を超えているのだから、いい形で幕を閉じれたといえる。
平均18.5%を超えており、大成功ドラマというジャッジをして問題なさそうだ。
野島ドラマということで、終盤訳の分からないドラマになるのではないかという懸念があったが、案外マトモなドラマに落ち着いたようである。
さすがに2年近く充電していたことはあったようだ。
当初は見ようと思っていたが、時間の関係上断念したのだが悔やまれる結果となった。

<同時間帯の視聴率>
他局特番をものともしない圧勝劇を演じた。
07.5% NHK ニュースウオッチ9(先週比-1.8%)
13.7% NTV みのもんたの全国警察犯罪捜査網(先週比-0.7%)
10.9% TBS 釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった(先週比+1.2%)
22.1% C X 薔薇のない花屋(終)(先週比+2.7%)
13.8% E X Qさま!!漢検みんなで受けちゃうぞ!(先週比-1.9%)
09.3% T X 名曲ベストヒット歌謡~1970年代スペシャル~(先週比+2.0%)
全体先週比 +1.5%(全体77.3%)

月曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年1月クール「東京タワー」(平均14.9%)
14.2→15.6→14.9→16.0→13.9→12.9→14.8→14.4→15.4→14.2→18.1
☆06年10月クール「のだめカンタービレ」(平均18.8%)
18.2→16.1→18.4→18.3→19.9→17.5→19.4→19.2→19.3→18.7→21.7
☆06年7月クール「サプリ」(平均14.2%)
17.9→13.0→14.4→12.2→13.9→12.7→14.4→16.3→13.8→12.7→15.3
☆06年4月クール「トップキャスター」(平均18.3%)
23.1→19.6→18.7→15.6→18.5→16.8→17.3→17.5→17.1→18.1→18.5
☆06年1月クール「西遊記」(平均22.8%)
29.2→24.8→23.8→22.5→22.1→20.6→21.2→20.9→20.7→20.5→24.7
「薔薇のない花屋」の最終回視聴率22.1%は、9ドラマ中3位という結果になっている。
最終回20%を超えなかった「ガリレオ」だけではなく、盛り上がりをみせた「プロポ」を抜いているのは、評価できる。
平均視聴率は、9ドラマ中4位という結果になった。
終盤の急上昇により、ライバルの「トップキャスター」(平均18.3%)を置き去りにしているので、内容的にも盛り上がりを感じられるものとなっている。
香取主演としては物足りないかもしれないが、暗めのヒューマンドラマということを考慮すれば、かなり高い数字だ。
香取と野島の両名は実績どおりの結果を残したといえる。

野島伸司脚本ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
☆05年4月クール「あいくるしい」(平均11.6%)
17.3→11.9→11.7→12.6→11.1→12.2→10.7→10.4→10.6→10.5→ 8.8
☆04年1月クール「プライド」(平均24.9%)<竹内主演>
28.0→25.1→24.6→23.6→23.4→22.8→22.6→26.0→24.1→24.9→28.8
☆03年1月クール「高校教師」(平均10.8%)
14.9→12.2→ 6.4→10.7→10.6→ 8.8→10.2→13.5→11.2→ 8.8→11.0
☆02年4月クール「ゴールデンボウル」(平均12.5%)
14.3→11.5→13.8→12.9→13.5→13.9→ 9.8→10.8→11.8→ 9.6→15.5
☆01年1月クール「S・O・S」(平均17.3%)
17.8→18.4→17.1→17.2→15.7→17.8→17.0→17.2→16.8→17.8
「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」を抜いた。
視聴率が取れる香取主演ということを踏まえても、十分合格点といえる成績。
近年では自身2番目に高い視聴率を残すことができた。
これで野島も復活と見ていいだろう。
次回はきちんと見てみようかと思わせる高視聴率だった。

香取慎吾主演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
☆06年1月クール「西遊記」(平均22.8%)
29.2→24.8→23.8→22.5→22.1→20.6→21.2→20.9→20.7→20.5→24.7
☆02年1月クール「人にやさしく」(平均21.4%)
23.6→22.6→20.5→20.9→20.5→20.6→21.4→21.4→21.3→19.8→22.5
どちらもほとんどの回が20%を超えており、非常に優秀だ。
これらには及ばないが、平均18%を超えていれば、まったく問題ない。
主演男優としては、木村拓哉に続き、数字を持っている役者だ。

竹内主演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
02年7月クール「ランチの女王」(平均18.9%)<竹内主演>
21.9→18.5→19.7→18.8→18.5→17.0→17.0→19.1→17.7→20.0→
→17.5→21.2
05年1月クール「不機嫌なジーン」(平均14.2%)<竹内主演>
18.2→15.7→13.5→13.7→14.2→14.4→12.7→15.6→12.0→12.8→13.3
「ランチの女王」はかなり優秀であり、これとは勝負にならなかった。
竹内も離婚の影響もなく、女優として今後の活躍に繋がりそうだ。
数字自体を持っているという印象はないが、数字を下げる要因にはならないことを証明した。

月9ドラマ間では以下のような作品と肩を並べた。
06年10月クール「のだめカンタービレ」平均18.8%
05年10月クール「危険なアネキ」平均18.8%
06年4月クール「トップキャスター」平均18.3%
07年4月クール「プロポーズ大作戦」平均17.3%
「のだめ」「アネキ」には敗れてしまったが、内容の明るさ、暗さを考えれば、全く問題のないものである。
月9ドラマではないが、内容を踏まえると、草なぎの「僕の歩く道」平均18.2%に勝ったことの方が評価できる。
また、「14才の母」平均18.55%をも0.3ポイント上回り、これも破ることができた。
去年のドラマで「薔薇のない花屋」を超えたのは、「華麗なる一族」平均23.9%、「ガリレオ」平均21.9%、「花より男子2」平均21.7%、「ハケンの品格」平均20.1%の4本のみとなる。
内容の重さを踏まえれば、比べられるのは「華麗なる一族」だろう。
フルキャストの「華麗なる一族」に比べれば、それほど差があるとは思えない。
<参考>
06年10月クール「僕の歩く道」平均18.2%
19.3→16.4→17.7→18.2→17.9→16.0→15.9→19.1→19.6→20.1→20.5

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

2008年1月クールドラマ視聴率結果(水曜日第十一話~日曜日第十話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  19.4%(▲1.7%) 18.2%(17.0%)
2位「斉藤さん」      15.3%  19.6%(▲4.6%) 15.5%(10.0%)<終>
3位「交渉人」       16.7%  13.2%(▲3.6%) 13.4%( 9.5%)<終>
4位「貧乏男子」      16.5%  11.4%(▲0.2%) 11.6%(13.5%)<終>
5位「だいすき!!」      10.9%  13.3%(▲1.4%) 11.5%(11.0%)<終>
6位「佐々木夫妻」     17.3%  11.1%(▲0.1%) 10.9%(13.0%)<終>
7位「1ポンドの福音」    13.0%  11.3%(▲2.5%) 10.6%(11.0%)<終>
8位「ロスタイムライフ」  11.4%  10.2%(▲1.7%) 10.3%(11.0%)
9位「鹿男あをによし」    13.0%  11.2%(▲2.0%) 9.9%(14.0%)<終>
10位「エジソンの母」    11.0%   9.9%(▲0.2%) 9.5%( 8.5%)<終>
11位「未来講師めぐる」    9.0%   8.1%(▽2.2%) 9.1%(10.5%)<終>
12位「ハチクロ」       12.9%   7.1%(▲0.1%) 8.9%(14.5%)<終>
13位「あしたの喜多善男」 12.7%   6.8%(▲1.2%) 7.1%(11.5%)<終>
14位「4姉妹探偵団」     9.2%   8.0%(▲1.0%) 7.0%(11.0%)<終>

2位「斉藤さん」 平均15.52%(放送前予想平均10.0%)
15.3→17.4→15.5→15.4→15.8→13.0→14.0→12.5→17.2→15.0→19.6%<終>
【10話目を踏まえた平均視聴率予想】 15.0%~15.5%
祝日の前日ということもあってか、急上昇した。
もちろん話題作ということもあったのだろう。
自身最高視聴率の20%に近い数字で幕を閉じたのは、クールを代表するドラマの証だ。
欲を言えば、ラスト前10話でも17%後半から18%台の数字を取って欲しかった。
中盤の6話目から8話目に掛けて伸び悩んだところは、多少の物足りなさは覚える。
しかし、ここ2年振るわなかった観月主演作ということを考えると、十分すぎるほどの高い視聴率を獲得した。

放送前視聴率予想は大きく外れた。
“強い女性”を時代が求めているのは篠原涼子から分かっていたことだ。
しかし、“働く女性”を演じた菅野美穂が案外だったため、観月ありさがそれを代替できるとは予想外だった。
また、「CAとお呼びっ!」が大きくコケており、ここまで活躍できるとは計算外だった。
菅野とは異なり、ドラマのターゲットの主婦層に上手くハマったのかもしれない。
本作を見たことは一度もなかったが、ミムラなどが効果的に機能して、内容も面白かったのだろうと予想される。

<同時間帯の視聴率>
他局も最終回にも関わらず、視聴率を吸収したのは評価できる。
07.7% NHK その時歴史が動いた(先週比-1.3%)
19.6% NTV 斉藤さん(終)(先週比+4.6%)
07.9% TBS 世界バリバリ☆バリュー(終)(先週比+0.9%)
11.7% C X ジャンプ!○○中(終)(先週比-1.2%)
11.4% E X 報道ステーション(先週比-1.3%)
08.6% T X 山村美紗サスペンス 不倫調査員・片山由美(先週比+0.2%)
全体先週比 +1.9%(全体66.9%)

水曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「働きマン」(平均12.0%)
15.7→12.3→13.0→11.1→12.6→10.1→12.7→13.2→ 7.9→12.3→11.5
☆07年7月クール「ホタルノヒカリ」(平均13.6%)
17.3→15.2→10.6→13.4→12.5→11.3→13.5→12.1→14.7→15.3
☆07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→14.4
☆07年1月クール「ハケンの品格」(平均20.1%)
18.2→18.6→18.8→20.1→18.6→20.7→20.2→19.9→19.9→26.0
☆06年10月クール「14才の母」(平均18.6%)
19.7→16.8→18.3→19.4→17.3→16.7→18.4→17.3→16.7→21.1→22.4
☆06年7月クール「CAとお呼びっ!」(平均9.5%)<観月主演>
13.0→10.6→ 9.1→ 9.3→ 7.9→ 9.3→ 9.1→ 9.2→ 8.7→ 9.2→ 9.2
☆06年4月クール「プリマダム」(平均11.2%)
12.7→13.4→12.5→10.7→11.1→10.8→ 8.8→10.7→10.1→ 9.3→12.9
☆06年1月クール「神はサイコロを振らない」(平均9.6%)
14.1→10.6→ 9.5→ 8.9→ 9.6→ 9.7→ 7.2→ 8.1→ 9.1
「斉藤さん」の最終回視聴率19.6%は、9ドラマ中3位という結果になっている。
強力な裏番組が不在のため、視聴率が上がりやすい枠だ。
「ハケンの品格」「14才の母」に引き続き、高視聴率ドラマを生んだことになる。
日本テレビ火曜日22時枠は振るわないが、水曜日22時枠は枠として優秀さを感じる。
このご時勢においては、平均15%を超えれば、大成功といえるだろう。
今クールは他があまりにも不甲斐なかっただけに敢闘賞ものの健闘をみせた。

「東京タワー」(平均14.9%)、「医龍1」(平均14.8%)は楽に超えた。
ライバルだった「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)にも完勝し、「SP」(平均15.4%)も超えてしまった。
去年のドラマで「斉藤さん」を超えたのは、「華麗なる一族」平均23.9%、「ガリレオ」平均21.9%、「花より男子2」平均21.7%、「ハケンの品格」平均20.1%、「プロポーズ大作戦」平均17.3%、「花ざかりの君たちへ」平均17.0%、「医龍2」平均16.6%の7本のみとなる。

観月主演作の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」(平均12.0%)
14.6→14.0→12.5→12.8→12.2→12.1→ 9.5→11.6→11.9→10.2→10.5
☆06年7月クール「CAとお呼びっ!」(平均9.5%)
13.0→10.6→ 9.1→ 9.3→ 7.9→ 9.3→ 9.1→ 9.2→ 8.7→ 9.2→ 9.2
☆05年10月クール「鬼嫁日記」(平均15.4%)
16.7→16.6→15.6→12.9→16.8→15.2→14.8→14.0→15.5→14.6→16.2
☆04年4月クール「君が想い出になる前に」(平均11.8%)
14.0→13.7→12.2→12.4→ 9.4→11.7→10.3→10.1→11.9→11.7→12.1
05年10月クール「鬼嫁日記」(平均15.4%)を超えて、近年の自身最高視聴率作品となった。
本作の成功によって、主演女優として3年程度は観月の寿命が延びたのではないか。
新境地を開拓したことで、今後どのような数字を取るのかも楽しみになってきた。
<参考>
98年7月クール 観月主演の月9の低視聴率ドラマ「ボーイハント」平均14.2%

「ナースのお仕事」
96年7月クール 「1」平均17.2%
16.8→16.6→14.9→14.9→16.3→18.4→14.4→17.4→16.6
→19.8→18.5→16.9→22.1%

97年10月クール 「2」平均19.0%
20.7→20.5→17.8→20.1→18.1→17.1→18.3→17.5→18.2
→19.6→21.1%

00年4月クール 「3」平均19.2%<2クール連続で放映して最低視聴率16.2%>
22.7→19.7→21.2→19.7→18.8→16.5→18.2→18.0→18.4
→19.4→18.1→18.9→18.9→17.5→20.7→21.5→19.9→17.2
→16.2→19.2→18.8→20.5→19.5→21.2%

02年7月クール 「4」平均17.0%<最終回は野球の延長で11時30分より開始>
19.5→18.6→17.4→15.6→15.6→17.3→16.1→18.1→16.2
→17.0→17.0→17.6→14.9%

5位「だいすき!!」 平均11.45%(放送前予想平均11.0%)
初回10.9→11.5→9.1→10.8→11.7→11.1→12.8→11.4→11.9→13.3%<終>
【9話目を踏まえた平均視聴率】 11.0%~11.5%
祝日ということもあったが、自身最高視聴率で幕を閉じたのは、高く評価できる。
初回視聴率を下回ったのが、たった一回だけという非常に優秀なドラマだ。
数字自体は、格別に高いものではないが、動き自体は最高と言っていいものとなっている。
視聴者にとっても満足できるものだったのではないか。
TBS木曜日22時枠のラストドラマをいい形で終わらすことができた。

放送前の視聴率予想は11.0%だったので、予想は当たった。
障害者の育児モノドラマは、大きくは稼げないが、視聴者の共感を得やすいという読み通りとなった。
予想以上の盛り上がりを感じられたのが、驚きといえば驚きだ。

<同時間帯の視聴率>
祝日ということもあり、各局上昇しているのが特徴だ。
04.4% NHK 森山家の大パニック!(先週比-1.5%)
15.0% NTV ダウンタウンDX90分スペシャル(先週比+2.4%)
13.3% TBS だいすき!!(終)(先週比+1.4%)
11.2% C X 鹿男あをによし(終)(先週比+2.0%)
15.1% E X 報道ステーション(先週比+1.0%)
07.1% T X 爆問ビジネス研究所(先週比-1.6%)
全体先週比 +3.7%(全体66.1%)

木曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「ジョシデカ」(平均9.1%)
13.4→10.3→ 8.4→ 9.4→ 8.3→ 7.8→ 9.3→ 7.1→ 8.4→ 8.8
07年7月クール「肩ごしの恋人」(平均7.5%)
10.2→ 8.8→ 7.5→ 6.8→ 6.3→ 7.3→ 6.3→ 6.5→ 7.2
07年4月クール「孤独の賭け」(平均7.0%)
11.2→ 9.4→ 7.4→ 7.3→ 7.6→ 6.0→ 6.9→ 6.2→ 5.6→ 5.1→ 4.5
07年1月クール「きらきら研修医」(平均9.3%)
10.4→10.6→11.0→11.0→ 8.4→ 9.0→ 8.7→ 8.4→ 8.1→ 8.2→ 8.8
06年10月クール「嫌われ松子の一生」(平均8.2%)
8.8→10.1→ 8.5→ 8.5→ 8.4→ 8.3→ 8.4→ 7.8→ 7.2→ 5.9→ 8.2
06年7月クール「花嫁は厄年ッ!」(平均12.0%)
13.2→12.8→12.3→11.3→12.1→10.4→10.7→12.5→13.1→11.6→
→11.2→13.1
06年4月クール「弁護士のくず」(平均12.7%)
14.1→11.9→11.2→10.5→13.1→14.3→12.6→14.2→11.4→12.2→
→16.1→11.3
06年1月クール「ガチバカ!」(平均7.8%)
9.8→ 7.6→ 9.1→ 7.4→ 6.6→ 7.8→ 7.1→ 8.3→ 7.4→ 6.7
「だいすき!!」の最終回視聴率13.3%は、9ドラマ中1位という結果になっている。
この数字だけをみても、「だいすき!!」の健闘ぶりが分かる。
平均視聴率も9ドラマ中3位という結果になった。
「だいすき!!」は良質ドラマだが、視聴者層がやや限られているためだろうか。
「花嫁は厄年ッ!」「弁護士のくず」のような一般的というわけではなかった。
しかし、香里奈の単独初主演ということを踏まえれば、十分すぎるほどの合格点だろう。

去年初主演を飾った女優のドラマの視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「モップガール」(平均10.2%)<北川景子>
10.2→10.7→11.8→ 9.7→ 9.8→10.6→ 9.8→10.4→ 9.2→ 9.4
07年7月クール「女帝」(平均11.6%)<加藤ローサ>
12.4→11.9→10.9→10.7→ 8.9→ 9.4→11.5→10.5→14.0→15.5
07年7月クール「パパとムスメの7日間」(平均13.9%)<新垣結衣>
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5
07年7月クール「ライフ」(平均12.2%)<北乃きい>
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→ 9.4→12.4→14.2→14.2→17.4
07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)<戸田恵梨香>
12.3→12.8→ 8.7→ 9.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
07年1月クール「きらきら研修医」(平均9.3%)<小西真奈美>
10.4→10.6→11.0→11.0→ 8.4→ 9.0→ 8.7→ 8.4→ 8.1→ 8.2→ 8.8
「きらきら研修医」(平均9.3%)、「モップガール」(平均10.2%)には圧勝し、「ライアーゲーム」(平均11.4%)も抜き去った。
「女帝」(平均11.6%)には1.2ポイント及ばなかったが、非常に高い数字といえる。
香里奈の次回作も少々期待ができそうだ。


6位「佐々木夫妻の仁義なき戦い」 平均10.90%(放送前予想平均13.0%)
初回17.3→11.7→11.6→9.2→8.9→9.9→9.2→9.1→11.0→11.1%<終>
【9話目を踏まえた平均視聴率予想】 11.0%~11.0%
自身4番目に高い視聴率で幕を閉じた。
今クールの大失敗ドラマという烙印を押そうと思ったが、初回を無視すれば、それほど悪い視聴率の動きでもなかったのかもしれない。
数字は低く、盛り上がりも欠いたことは否めないが、11%台でスタートして、11%台でフィニッシュしたと考えることもできる。
稲垣主演という話題性、TBSによる過剰なプッシュ、高視聴率でスタートしたことにより、大きな期待をしてしまったが、稲垣の同枠実績、近年の同枠の低迷を考えれば、ギリギリ崖っぷちレベルだが許容できる数字だろうか。
織田裕二の「冗談じゃない!」でさえ平均13.4%なのだから、稲垣ではこのようなものだろう。
この枠は、裏番組が強力すぎるところもある。
先クールの「ハタチの恋人」に比べれば、致死レベルの視聴率でもないだろう。
放送前視聴率予想は「Mの悲劇」(平均12.6%)以上には稼ぐと思ったため、外すこととなった。
当時とは、状況がやや異なるのかもしれない。

<同時間帯の視聴率>
映画以外はそれほど大きな変動は無かった。
09.2% NHK 新シルクロード 激動の大地をゆく(先週比+0.5%)
19.8% NTV 行列のできる法律相談所(先週比+0.2%)
11.1% TBS 佐々木夫妻の仁義なき戦い(終)(先週比+0.1%)
11.4% C X メントレG(先週比-0.3%)
14.4% E X 日曜洋画劇場「イレイザー」(先週比+1.6%)
10.5% T X 面白い夫婦のいる田舎へ!3時間SP(先週比+0.2%)
全体先週比 +2.3%(全体76.4%)

日曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「ハタチの恋人」(平均8.2%)
13.0→10.4→ 9.2→ 7.4→ 7.3→ 6.6→ 6.4→ 6.6→ 6.4→ 8.2%
☆07年7月クール「パパとムスメの7日間」(平均13.9%)
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5%
☆07年4月クール「冗談じゃない!」(平均13.4%)
19.4→14.7→13.2→14.4→14.2→11.7→10.7→11.3→12.8→12.0→12.7%
☆07年1月クール「華麗なる一族」(平均23.9%)
27.7→21.8→23.5→23.0→21.2→23.5→21.1→21.6→24.9→30.4%
☆06年10月クール「鉄板少女アカネ!!」(平均8.7%)
11.0→ 7.3→ 8.7→10.3→ 8.7→ 6.5→ 8.4→ 8.1→ 9.5%
☆06年7月クール「誰よりもママを愛す」(平均10.4%)
13.4→10.9→10.2→12.8→11.3→10.4→ 8.0→ 9.2→ 9.0→ 8.5→10.7%
☆06年4月クール「おいしいプロポーズ」(平均12.0%)
14.1→12.6→12.4→11.4→11.2→13.5→10.9→11.0→12.9→10.2%
☆06年1月クール「輪舞曲-RONDO-」(平均15.5%)
20.0→15.2→15.1→15.8→14.8→14.6→15.5→13.2→14.1→14.6→17.7%
「佐々木夫妻の仁義なき戦い」の最終回視聴率11.1%は、9ドラマ中5位という結果になっている。
「ハタチの恋人」「鉄板少女アカネ!!」「おいしいプロポーズ」「誰よりもママを愛す」といった作品よりは盛り上がりがあったようだ。
平均視聴率に関しては、9ドラマ中6位という結果になった。
「誰よりもママを愛す」(平均10.4%)を大きく抜き去ったが、「おいしいプロポーズ」(平均12.0%)には敗れた。
欲を言えば、平均11%台に乗せて、「おいしいプロポーズ」(平均12.0%)にも近づきたかったところだ。

稲垣吾郎主演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
☆05年1月クール「Mの悲劇」(平均12.6%)<同枠>
14.0→11.1→13.0→11.9→11.4→12.0→11.5→14.0→13.8→12.8
☆02年4月クール「ヨイショの男」(平均10.0%)<同枠>
14.4→12.4→10.6→11.4→10.8→10.5→13.4→ 4.2→ 7.6→ 9.3→ 5.7
※ワールドカップ開催のため、後半は悲惨なことになった。
☆00年7月クール「催眠」(平均10.4%)<同枠>
16.7→10.3→ 9.4→10.9→ 7.5→ 7.4→10.7→ 9.4→ 9.9→10.2→11.9
06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」(平均15.9%)<非同枠>
19.9→17.4→16.3→16.7→16.4→16.0→15.2→14.3→14.8→12.6→
→15.5→15.7
裏番組のライバルが強いとはいえ、「Mの悲劇」の平均12.6%程度は最低限でも稼ぎたかったところだが、「ヨイショの男」「催眠」を超えているのでメチャクチャ悪いわけでもない。
とはいえ、稲垣吾郎の次回作はちょっと期待しにくいこととなった。

平均10%後半に落ち着いた最近のドラマは、05年7月クール「いま、会いにゆきます」平均10.97%程度しかない。
同枠でもあり、これには勝っておきたかったところだが、0.7ポイント及ばなかった。
他のドラマとの比較では、「モップガール」平均10.2%、「ドリーム☆アゲイン」平均10.3%以上で、「探偵学園Q」平均11.1%、「わたしたちの教科書」平均11.2%以下ということになる。

9位「鹿男あをによし」 平均9.93%(放送前予想平均14.0%)
初回13.0→11.4→9.7→8.0→9.0→8.9→8.8→10.1→9.2→11.2%<終>
【9話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.5%~10.0%
祝日ということもあって、自身3番目に高い視聴率で幕を閉じることができたのは、一応評価できる。
しかし、やはり二桁視聴率には乗らなかったのは残念だ。
ラスト前でもう少し視聴率を上げることができれば良かったのだが…。

<同時間帯の視聴率>
祝日ということもあり、各局上昇しているのが特徴だ。
04.4% NHK 森山家の大パニック!(先週比-1.5%)
15.0% NTV ダウンタウンDX90分スペシャル(先週比+2.4%)
13.3% TBS だいすき!!(終)(先週比+1.4%)
11.2% C X 鹿男あをによし(終)(先週比+2.0%)
15.1% E X 報道ステーション(先週比+1.0%)
07.1% T X 爆問ビジネス研究所(先週比-1.6%)
全体先週比 +3.7%(全体66.1%)

木曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「医龍2」(平均16.7%)
21.0→16.8→15.5→15.8→15.0→17.6→14.1→16.6→17.6→15.4→17.7
☆07年7月クール「山おんな壁おんな」(平均12.1%)
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→
→13.0→11.1
☆07年4月クール「わたしたちの教科書」(平均11.2%)
14.2→11.3→10.7→10.4→ 9.0→10.1→10.2→11.0→11.9→12.1→
→10.7→12.4
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」(平均22.1%)
23.2→21.5→21.6→22.3→21.9→19.1→21.1→21.8→22.0→23.0→25.9
☆06年7月クール「不信のとき」(平均12.9%)
14.0→13.5→12.5→12.5→11.5→10.3→11.5→12.9→12.2→15.5→
→13.7→14.8
☆06年4月クール「医龍」(平均14.8%)
14.1→14.1→14.1→14.7→14.8→15.1→12.7→16.6→13.8→15.1→17.2
☆06年1月クール「小早川伸木の恋」(平均11.5%)
13.9→11.8→10.2→ 9.4→ 9.9→11.4→13.0→10.7→11.0→12.9→11.8
「鹿男あをによし」の最終回視聴率11.2%は、9ドラマ中8位となっている。
「鹿男あをによし」自身の中では高い視聴率でも、同枠レベルではやはり低いものとなっている。
平均視聴率も9ドラマ中9位となった。
平均10%台もない枠なのに、10%を割ってしまっては大失敗と言わざるを得ない。

同枠の実績、鹿とともに日本を救うという奇想天外なテーマ、「のだめ」の玉木、「ホタルノヒカリ」の綾瀬が共演ということを踏まえて、高い視聴率を期待したが、期待通りの視聴率を獲得できなかった。
まず、主演の二人がそれほど視聴率を持っていなかったことが大きな原因だろうか。
初回視聴率を見る限りでは、当初から期待されていなかったことが分かる。
そして、ストーリーの転がし方に失敗したのが大きい。
どんどんと視聴率が削られたように、中身に面白みがなかった点が低迷した理由だろう。
また、裏の「だいすき!!」が期待以上に視聴率を獲得したのも少々影響しただろうか。
玉木は「のだめ」以外では、主演男優としてはヤヤ弱いのかもしれない。
小池徹平と共演した「KID」もコケてしまっている。
次回の主演作が正念場となりそうだ。

近年のドラマ間においては「モップガール」(平均10.2%)、「今週、妻が浮気します」(平均10.2%)には及ばず、「受験の神様」(平均9.5%)、「役者魂!」(平均9.6%)を抜く程度となってしまった。
少々古いドラマだと、06年1月クール「神はサイコロを振らない」平均9.6%、05年10月クール「あいのうた」平均9.8%、05年4月クール「雨と夢のあとに」(黒川智花主演のテレ朝深夜ドラマ)平均9.8%、04年10月クール「ナースマンがゆく」平均9.7%、04年1月クール「スカイハイ2」平均9.9%辺りは抜くことができた。
<参考>
02年10月クール同枠ドラマの最低ライン
「薔薇の十字架」平均8.6%(主演:三上、天海)
9.7→7.4→8.4→8.9→7.6→9.3→8.2→8.8→9.9

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

全米映画興行収入ランキング(3月第4週目) 【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(1)2週目「ホートン」         (3961館)$25,100,000 ($86,468,088)
2(-)1週目「Meet the Browns」 (2006館)$20,010,000 ($20,010,000)
3(-)1週目「Shutter」        (2753館)$10,700,000 ($10,700,000)
4(-)1週目「Drillbit Taylor」   (3056館)$10,200,000 ($10,200,000)
5(2)3週目「紀元前1万年」     (3454館)$8,660,000 ($76,124,000)
6(3)2週目「Never Back Down」 (2729館)$4,861,000 ($16,824,111)
7(4)3週目「College Road Trip」 (2575館)$4,630,000 ($32,005,000)
8(6)3週目「The Bank Job」    (1613館)$4,100,000 ($19,430,000)
9(5)5週目「バンテージ・ポイント」 (2124館)$3,800,000 ($65,297,000)
10(-)1週目「Under the Same Moon」(266館)$2,602,000 ($3,329,000)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

4本の新作がランクインしたため、6週目で「スパイダーウィックの謎」、4週目で「Semi-Pro」及び「The Other Boleyn Girl」、2週目で「Doomsday」が圏外へ消えた。

「スパイダーウィックの謎」の現在の興行収入は、67百万ドルとなっている。
制作費90百万ドルの大作映画だったが、7千万ドル前半程度しか稼げなかった。
近年のファンタジー作品は以下のとおり。
「シャーロットのおくりもの」トータル83百万ドル
「テラビシアにかける橋」トータル82百万ドル
「ライラの冒険」トータル70百万ドル
「ライラの冒険」と同程度に落ち着くこととなった。
最近のファンタジー作品の凋落は目に余るものとなっている。
悪くとも8千万ドル程度は稼ぎたかったところだ。
数年後には、ファンタジー作品は知名度の高いものでない限り、公開されなくなりそうだ。ビジネスとしては、リスクが高すぎる。

「Semi-Pro」の現在の興行収入は、32百万ドルとなっている。
最終的には4千万ドルには届かない程度でフィニッシュするだろうか。
公開前興行収入予想は1億2千万ドルと大ハズレもいいところとなったが、予想時に懸念したとおり、コケる可能性も高い作品だった。
ウィル・フェレルのスポーツコメディはさすがに飽きたという感じだ。
しかし、王道スポーツのバスケットボールが題材なのでもう一丁いけるかと予想したが甘かったようである。
また、肝心の相方がウディ・ハレルソン、Andre Benjaminと今までのジョン・C・ライリー、ジョン・ヘダーに比べるとクセがなく、弱いという点も問題だったようだ。

「THE OTHER BOLEYN GIRL」の現在の興行収入は、23百万ドルとなっている。
ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン主演の歴史モノ。
制作費35百万ドルだが、3千万ドルに届かない程度でフィニッシュするのではないか。
公開前興行収入予想は15百万ドルだったので、予想以上には稼いでいる。
歴史モノなので、以下のような興行収入が落ち着くはずだと予想した。
07年「エリザベス:ゴールデン・エイジ」トータル16百万ドル
06年「マリー・アントワネット」トータル16百万ドル
98年「エリザベス」トータル30百万ドル
稼げない歴史モノに対して、35百万ドルをつぎ込むのは、プロデューサーの読みが甘かったのではないか。
知名度は高いが、ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンどちらもそれほど稼ぐ女優でもない。

「DOOMSDAY」の現在の興行収入は、9百万ドルとなっている。
最終的には1千万ドルの半ば程度がフィニッシュラインだろうか。
公開前興行収入予想は2千万ドルだったので、予想よりも稼いでいない。
同監督作品「ディセント」トータル26百万ドル、テーマが似ている「28週後…」トータル29百万ドルなので、もうちょっと稼いでもよかったが…。
ありがちなテーマに加えて、スターも不在。
よほど面白い内容でないと、これで稼ぐのはやはり苦しい。


新作は以下のとおり。
2位:「Tyler Perry's Meet the Browns」<コメディー>
【現在の興行収入】 20百万ドル
【監督】タイラー・ペリー
【主演】Tamela J. Mann、アンジェラ・バセット(「スコア」)、タイラー・ペリー
【内容】会ったこともない自分の父親の葬式のために、久々に自分の家族と共に里帰りした女性は、自分の親類に会う。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】4千万ドル

タイラー・ペリーシリーズは以下のとおり。
脚本・主演「Diary of a Mad Black Woman(05)」トータル51百万ドル(オープニング21百万ドル)
監督・脚本・主演「Madea's Family Reunion(06)」トータル63百万ドル(オープニング30百万ドル)
監督・脚本「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル(オープニング11百万ドル)
監督・脚本・主演「WHY DID I GET MARRIED(07)」トータル55百万ドル(オープニング21百万ドル)
「Diary of a Mad Black Woman」「WHY DID I GET MARRIED」と同程度のオープニングなので、5千万ドル前後が落ち着きどころだろう。
「WHY DID I GET MARRIED」とリリース時期が近かったのが気になったが、「Daddy's Little Girls」を下回るような成績にはならなかった。
タイラー・ペリー作品には、安定した黒人の支持層があるので、だいたい似たようなところに落ち着くと考えてよさそうだ。

3位:「SHUTTER」<ホラー>
【現在の興行収入】 11百万ドル
【監督】落合正幸(「感染」「パラサイト・イヴ」)
【主演】ジョシュア・ジャクソン(「ボビー」)、Rachael Taylor(「トランスフォーマー」)、James Kyson Lee
【内容】東京に新婚旅行に行った若いアメリカ人カップルは、悲劇的な事故を目撃する。そのうち撮っている写真の中に気味の悪いものを発見する。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 2.5千万ドル
タイ映画「心霊写真」を日本の落合正幸がリメイクした。
「リング」や「呪怨」の成功によって、数々のアジアホラーがリメイクされているようになっている。
今年に入っても、以下のような作品がリリースされた。
「着信アリ」のリメイク「One Missed Call」トータル27百万ドル(オープニング13百万ドル)
「the EYE【アイ】」のリメイク「THE EYE」トータル31百万ドル(オープニング12百万ドル)
オープニングはこれらを下回っているので、2千万ドル前半が落ち着きどころだろうか。
日本人が監督したという目新しさだけで、なんとか通常のホラー作品の基準程度は稼げそうだ。

この手のアジアホラーは商業的に頭打ち感があるので、来年半ば頃には沈静化しているだろう。
「テキサス・チェーンソー」「ハロウィン」など、アメリカの過去のホラーリメイクに成功しているもののあるが、「オーメン」「ヒッチャー」「インベージョン」など失敗例も多数みられる。
「SAW」シリーズなどもそろそろ限界が来ており、新しい素材を発掘しないとホラーというジャンルに行き詰まりを感じられる。

4位:「DRILLBIT TAYLOR」<コメディー>
【現在の興行収入】 10百万ドル
【監督】スティーヴン・ブリル(「Mr.ディーズ」)
【主演】オーウェン・ウィルソン、Josh Peck(「アイスエイジ」)、Alex Frost(「エレファント」)
【内容】いじめられて苦しんでいる高校生たちは、ボディーガードとしてsolider-of-fortune(ウィルソン)のサービスに助けを求める。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
3千館以上で公開された作品としては最低レベルのオープニングを飾っている。
本作より悪い作品は「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」の9.6百万ドル(トータル32百万ドル)など数える程度しかない。
「DRILLBIT TAYLOR」は「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」とは異なり、初動タイプになりそうなので、3千万ドルを超えない恐れもありそうだ。
参考にしたビリー・ボブ・ソーントン主演の「MR. WOODCOCK」トータル26百万ドル(オープニング9百万ドル)程度に落ち着くのではないか。
ウィル・フェレル主演の「Semi-Pro」も現在トータル32百万ドル(オープニング15百万ドル)と低迷しており、コメディー作品でも爆発的なヒットを期待できなくなってきた。

低迷の大きな理由は、主演のオーウェン・ウィルソンの自殺未遂が原因だろう。
深刻なものではなかったが、笑えるコメディ作品なのに笑えなくなっては当然厳しい結果となる。
また、オーウェン・ウィルソンは実績が高いものの、共演者に依存していたところも大きかった。
ケイト・ハドソンと共演した「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」トータル76百万ドル(オープニング22百万ドル)、
ヴィンス・ヴォーンと共演した「ウェディングクラッシャーズ」トータル209百万ドル(オープニング34百万ドル)といった作品は共演者の存在が大きい。
今回は、単独主演作品だったのも大きく稼いでいない理由だろう。

スティーヴン・ブリルは監督としてキャリアは浅いが、意外と実績があったので、彼には問題なかろう。
00年「リトル★ニッキー」トータル39百万ドル(オープニング16百万ドル)
02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル(オープニング37百万ドル)
04年「トレジャー・ハンターズ」58百万ドル(オープニング14百万ドル)

また、本作はプロデューサージャド・アパトー、脚本セス・ローガンであり、「Superbad」トータル121百万ドル(オープニング33百万ドル)を送り出したゴールデンコンビでもあったがコケてしまった。
監督・脚本ジャド・アパトー、主演セス・ローガンの「Knocked Up」トータル149百万ドルを稼いだ、このコンビも少々飽きられつつあるのだろうか。
ジャド・アパトーがプロデュースした「Walk Hard: The Dewey Cox Story」もトータル18百万ドルと大コケしたばかりなので、この二連敗は痛い。

10位:「Under the Same Moon」<ヒューマンドラマ>
【現在の興行収入】 3百万ドル
【監督】Patricia Riggen(主な代表作なし)
【主演】Eugenio Derbez、Kate del Castillo、Adrian Alonso
【内容】祖母を亡くしたメキシコの少年は、アメリカに不法入国している母に会いに行こうとする。
【アメリカ内の評価】かなり高い
アメリカへの不法入国を扱ったメキシコ映画が小規模公開ながら、ランキング入りを果たしている。


旧作は以下のとおりとなっている。
1位:「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」<CGアニメ>
【現在の興行収入】 86百万ドル(先週比+41百万ドル)
【監督】Jimmy Hayward(初監督作品)、Steve Martino(実績なし)
【声優】ジム・キャリー、スティーヴ・カレル(「リトル・ミス・サンシャイン」)
【内容】ほこりのような小さな欠片に住む人々を「どんなに小さくても、人は人」と思って、優しい象は助けようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 1億5~6千万ドル
制作費85百万ドルだったが、制作費を2週間で回収した。
多少のリスクは掛かるが、ファンタジー映画や、CGアクション映画に比べると、CGアニメのリスクは少ない。

20世紀フォックスのアニメ作品の週毎の成績は以下のとおりとなっている。
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
46→87→117→141→152→160→166→171百万ドル
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
36→66→87→104→111→116→120→123百万ドル
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
68→116→147→168→178→183→188→189百万ドル
☆07年「ザ・シンプソンズ MOVIE」トータル183百万ドル
74→128→152→165→173→178→180→181百万ドル
純粋なアニメ作品ではないが、実写とCGの融合作品「Alvin and the Chipmunks」トータル215百万ドル稼いでいる。
44→84→141→176→188→196→204→208百万ドル
☆「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」
45→86百万ドル
先週に引き続き「ロボッツ」以上、「アイス・エイジ」並となっている。
予想通り1億5~6千万ドルがフィニッシュラインだろう。

20世紀フォックスではないが、同じような成績に落ち着きそうな他のアニメ作品は以下のとおりとなっている。
☆ドリームワークス「シャークテイル」トータル161百万ドル
47→87→119→137→147→154→158→158百万ドル
☆ドリームワークス「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
38→76→112→130→139→145→148→150百万ドル
これらと近いところに落ち着きそうだ。

5位:「紀元前1万年」<歴史・冒険モノ>
【現在の興行収入】 76百万ドル(先週比+15百万ドル)
【監督】ローランド・エメリッヒ
【主演】カミーラ・ベル(「ロスト・ワールド」)、Steven Strait(「The Covenant」)、Marco Khan(「パイレーツ・オブ・カリビアン」)
【内容】若い大きなハンターは、自分の種族の将来のために、未知の世界を旅する。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 1億3~4千万ドル
制作費105百万ドルの大作映画。
国内だけで、少なくとも1億ドル稼がないと割に合わないが、伸びがまったくない。
今年初の1億ドル突破の期待が掛かったが、厳しくなってきた。
「クローバーフィールド」「Semi-Pro」に続き、本作も期待外れになるとは…。

ローランド・エメリッヒ監督作品の週毎の成績は以下のとおり。
☆04年「デイ・アフター・トゥモロー」トータル187百万ドル
☆00年「パトリオット」トータル113百万ドル
☆98年「Godzilla/ゴジラ」トータル136百万ドル
☆96年「インディペンデンス・デイ」トータル306百万ドル
☆94年「スターゲイト」トータル72百万ドル
☆92年「ユニバーサル・ソルジャー」トータル36百万ドル
「パトリオット」の3週目興行収入が82百万ドルなので、抜かれてしまっている。

エディー・マーフィー主演の「マッド・ファット・ワイフ」(トータル96百万ドル)が34→59→74→83→88→92と動いているので、これが参考になりそうだ。
「紀元前1万年」は36→61→76百万ドルと推移している。
まだ1億ドルのラインは残っているが、現時点では9千万ドル台が落ち着きどころか。
今年初めての1億ドル突破作品が誕生するかを注視したいと思ったが、「クローバーフィールド」(トータル80百万ドル)同様に、伸びが足りなかった。
<参考>
06年「アポカリプト」51百万ドル(オープニング15百万ドル)
93年「ジュラシック・パーク」357百万ドル(オープニング50百万ドル)
97年「ロスト・ワールド」229百万ドル(オープニング75百万ドル)
01年「ジュラシック・パークⅢ」181百万ドル(オープニング51百万ドル)

6位:「Never Back Down」<アクション・ドラマ>
【現在の興行収入】 17百万ドル(先週比+8百万ドル)
【監督】Jeff Wadlow(「Cry_Wolf」(05))
【主演】ショーン・ハリス、ジャイモン・フンスー
【内容】新しいハイスクールにおいて、反抗的なティーン(ファリス)は地下格闘クラブに誘い込まれ、そこで彼は格闘技のベテラン(フンスー)に出会う。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 2千万ドル
制作費20百万ドルとなっており、制作費は楽に回収できそうだ。
格闘技を扱ったアクション系ヒューマンドラマというのは珍しかったが、大ヒットするわけでもなく、コケるわけでもなかった。
予想外な結果にはならず、予想に近い数字に落ち着きそうだ。
評価もあまり良くないので、数週間に亘り、粘りこむこともなさそうだ。
ビリー・ボブ・ソーントン主演の「Mr. Woodcock」の2週目成績が16百万ドル(トータル26百万ドル)を稼いでいるので、2千万ドル半ばが落ち着きどころだろう。
予想の参考にした「ローグアサシン」のトータル22百万ドル(2週目成績17百万ドル)はギリギリ超えそうだ。

7位:「College Road Trip」<コメディ>
【現在の興行収入】 32百万ドル(先週比+8百万ドル)
【監督】ロジャー・カンブル(「クルーエル・インテンションズ」)
【主演】レイヴン・シモーネ(「Dr.ドリトル」「プリティ・プリンセス2」)、マーティン・ローレンス
【内容】女子高校生(レイヴン)が大学を選ぶために国中を旅行することを決めるとき、過保護な警官の父(ローレンス)も彼女に同行することを決める。
【アメリカ内の評価】 かなり悪い
【公開前興行収入予想】 6千万ドル
ここまで評価が低いとさすがに厳しいが、少々粘っている。
3千万ドル後半が落ち着きどころかと思ったが、4千万ドルに届く可能性はある。
今年公開されたマーティン・ローレンス主演作「Welcome Home Roscoe Jenkins」の3週目興行収入36百万ドル(トータル42百万ドル)なので、これに勝てるかはちょっと厳しそうだが…。

ディズニー系ビエナ・ブスタの親子映画は以下のとおりであり、ここまで低迷するとは思わなかったが、マーティン・ローレンス主演では仕方なかったのかもしれない。
07年「THE GAME PLAN」トータル91百万ドル
05年「キャプテン・ウルフ」トータル113百万ドル

マーティン・ローレンス主演作は以下のとおり。
08年「Welcome Home Roscoe Jenkins」トータル42百万ドル
07年「団塊ボーイズ」トータル168百万ドル
06年「ビッグ・ママス・ハウス2」トータル70百万ドル
05年「Rebound」トータル17百万ドル
03年「バッドボーイズ2バッド」トータル139百万ドル
03年「ナショナル・セキュリティ」トータル36百万ドル
01年「ブラック・ナイト」トータル33百万ドル
01年「ビッグ・マネー」トータル32百万ドル
00年「ビッグ・ママス・ハウス」トータル118百万ドル
「ビッグ・ママス・ハウス」シリーズを除外すれば、単独主演作の成績はあまりいいわけではないので、妥当な落ち着きどころかもしれない。
ディズニー系という看板に少々惑わされてしまったか。
また、ブラックムービーは最近好調であり、去年公開された「Tyler Perry's Why Did I Get Married」トータル55百万ドル、「This Christmas」49百万ドルとなっているのも、参考にしすぎたようだ。

8位:「The Bank Job」<クライム・サスペンス>
【現在の興行収入】 19百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】ロジャー・ドナルドソン(「13デイズ」「世界最速のインディアン」)
【主演】ジェイソン・ステイサム、サフロン・バローズ(「トロイ」)
【内容】英国の歴史で最も大きい犯罪に基づいている。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
評価が高いため、先週からの落ち込みが少なく、今後も粘りそうだ。
先週参考にした作品の3週目興行収入は以下のとおり。
「28週後…」24百万ドル(トータル29百万ドル)
「Mad Money」19百万ドル(トータル20百万ドル)
勢いは失っていないので、2千万ドル後半程度になりそうだ。
頑張れば、3千万ドル台にも乗る可能性もありそうだ。

ジェイソン・ステイサムの主演作の興行収入は以下のとおり。
08年「In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale」トータル5百万ドル
07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
これらを踏まえると、2千万ドル台でもやや納得できる。
当面は「トランスポーター」を超えが目標か。

ロジャー・ドナルドソン監督の興行収入は以下のとおり。
05年「世界最速のインディアン」トータル5百万ドル
03年「リクルート」トータル53百万ドル
00年「13デイズ」トータル35百万ドル
87年「追いつめられて」トータル36百万ドル
悪くないサスペンス作品を監督している。

9位:「バンテージ・ポイント」<サスペンス>
【現在の興行収入】 65百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】ピート・トラヴィス(TVで活躍、代表作なし)
【主演】デニス・クエイド、フォレスト・ウィッテカー(「ラストキング・オブ・スコットランド」)、マシュー・フォックス(「LOST」)、シガーニー・ウィーヴァー
【内容】大統領暗殺未遂事件を8人の目撃者による異なる視点から描く。いわゆる「羅生門」方式を採用した映画。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 5千万ドル
制作費が4千万ドルとなっており、楽に制作費を回収している。
成功といっていいだろう。

今まで参考にしてきた「ディスタービア」(トータル80百万ドル)の週毎の動きは以下のとおり。
22→40→52→60→66→71→74→77百万ドル
「バンテージ・ポイント」の動きは以下のとおり。
23→41→52→59→65百万ドル
8千万ドル突破は難しそうだが、7千万ドル後半程度でフィニッシュできそうだ。
今年公開された映画は「クローバーフィールド」トータル80百万ドル、「ジャンパー」トータル78百万ドル、「幸せになるための27のドレス」トータル76百万ドルとなっている。
「クローバーフィールド」はさすがに超えるのは厳しいか。


次週のランキングには、以下のような作品が登場予定。
ケイト・ボスワース、ケヴィン・スペイシー主演のMITの学生がカジノに挑戦したヒューマンドラマ「ラスベガスをぶっつぶせ」
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「Hot Fuzz」に出演していたサイモン・ペッグ主演のコメディ「Run Fat Boy Run」
「父親たちの星条旗」に出演していたライアン・フィリップ主演の戦争ドラマ「Stop Loss」
ヒーローモノをパロディ化した「Superhero Movie」
どれも爆発的なヒットは期待できなさそうだ。

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『4ヶ月、3週と2日』レビュー 【映画】

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  B(一般向けではないだろう)

カンヌのパルムドールを受賞する作品なんて、どうせ難解でよく分からないものだろうと全く期待していなかったが、これは恐ろしく凄い作品だ。
こんな映画を過去に観たこともないといっても過言ではない。
既存の映画の概念を完全に崩しているのではないだろうか。
この映画を撮れる監督は現代には存在しないのではないかというほどの凄まじい才能を感じられる。

ストーリーははっきり言って「どうでもいい」ものであり、高い技術が使われているわけでもない。
ルーマニア人が金も掛けずに撮ったつまらない映画とジャッジする人がいてもおかしくはないが、音楽を一切用いず、長回しで撮り続けることにより、その場にいるようなリアリティ、臨場感を産み出している。
リアリティだけではなく、微妙な空気感の演出が物凄い上手さを感じられる。
「医者が帰ったあとのホテルに残された二人の重苦しい空気感」「恋人の母親の誕生日に呼ばれた際、はしゃぐ身内に囲まれたどうしようもない孤独感や、堪えられないほど苦しい状況下にあるのにそれが分かってもらえないという切なさ」などの演出が尋常ではない。
ストーリーが大したことないのに、まったく飽きることの無い映画だ。

しかし、この映画も凄いが、この映画にパルムドールを贈るカンヌも実は凄い。
自分はこの映画に8点という評価しかできないが、この映画が「ノーカントリー」や「潜水服は蝶の夢を見る」よりも優れているとジャッジしているのであるから、その鑑識眼は恐ろしい。アカデミー賞は恐らく真似をできないだろう。
自分も、はやくこの映画に10点を付けられるようになりたいものだ。

ストーリーははっきり言ってどうでもいいと思っているが、監督が伝えたいメッセージは何かしら感じられた。
妊娠した友人を見て「こいつはバカじゃないのか!」と思う観客がほとんどだろう。
自分のせいなのに、何もやらず、場を乱すことばかり行い、肝心なアイテムも忘れるという、かなりいい加減な女性だ。
しかし、恋人宅で主人公と恋人との会話を聞くと、妊娠した女性とそれほど変わりがないことに気付く。
そして、胎児を捨てに行く際の彼女の挙動不審っぷりをみると、妊娠した女性と全く変わりがないと確信できる。
「人間はパニックに陥ると訳の分からない行動にでる」「人間はそれほど強いわけでも、偉いわけでもない」ということを通して、“人間の本質的な部分”を描きたかったのではないかと思っている。
妊娠した女性は単なるバカではなく、いわば我々と同類だ。
医者ももちろん同類だ。偉そうなことばかり言っているが、その根は単なるエロオヤジであり、IDもフロントに置き忘れるという間抜けなところもある。
このオヤジも実は内心パニックで、一目散にホテルから逃げ出したのではないか。

また、主人公と妊娠した女性は、恐らくいつまでも親友でいられるのではないかと感じさせたラストでもあった。
あの終わり方を見て、この監督はすべて計算でやっていると確信できた。

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「鹿男あをによし」最終回レビュー 【ドラマ】

先週までは完全なダメドラマだと思っていたが、最終回はキレイにまとめ上げた。
最終回に限れば、非常に満足できるものだった。
なぜ、今までこれができなかったのだろうかと不思議に思う。

日本沈没を防ぐと、どこか日本の美しさや夕焼けなどがいとおしく見えてくる。
そして、別れのときがくると、今まで希薄だった人間関係や鹿との関係なども深く味わい深く感じられるものとなるのが不思議だ。

最終回が良かっただけに、少々悔やまれるドラマだ。
逆算して考えると、もっと面白いドラマになったと思う。

小川と堀田の二人が日本を救うという構図なので、二人の関係はもっと掘り下げてもよかったと思う。
小川と藤原、小川と長岡(マドンナ)よりも大事な関係ではないか。
本作は恋愛モノではないが、ラストを考えると、堀田の小川先生に対する“好き”と“嫌い”が入り混じるような感情がやや足りないと思う。
せっかく冒頭では仲が悪いという方向でスタートしているのに、二人の仲が発展していく過程が、「大和杯」辺りで終焉しているのが惜しい。
終盤では、かなり堀田がおとなしくなってしまっているのが残念だ。

“嫌い”からスタートして、徐々に“好き”になっていくために、もう一つ二つイベントがあって、ああいうラストになれば、より効果的になっただろう。
言葉では“嫌い”と言っているのに、気持ちでは“好き”だという堀田の感情が最終回までは希薄だった。
最後の最後まで、外面的には“嫌い”というスタンスを取り続けていれば、最後のキスが視聴者に驚きを与えるものとなったはずだ。

小川と藤原先生との関係ももうちょっと上手くイジることができたと思う。
藤原の勘違いを助長するようなエピソードが多数盛り込まれていたにも関わらず、それがあまり活かされなかった。
藤原の“付き合っている”という勘違いを最終回まで隠しておくのではなく、序盤からもっとそれを表に出して、藤原の勘違いっぷりによって、視聴者を楽しませてもよかった。
小川はそれにまったく気付かないという展開になれば、“笑い”という「いい息抜き」になり、ドラマがより引き締まると思う。


本ドラマを総括的にみると以下の通りとなるだろうか。

脚本に関しては、何度も触れているが、最低に近いもの。
「やまとなでしこ」「恋のチカラ」などで有名だが、相沢友子の脚本によるドラマはよほどでない限り、今後見たくない。
ドラマ向きではないと思われる原作に対して、なんらの工夫を施すことがなかった。
本ドラマが盛り上がらなかった戦犯は間違いなく脚本にある。

演出に関しては、中途半端さが目立った。
方向性があやふやなものとなり、筋の通ったものに仕上げることはできなかったと思う。
ファンタジーとしても、ミステリーとしても、学園モノとしても、恋愛モノとしてもどこか中途半端な印象を否めない。
つまらない脚本を真面目に対応したために、さらにつまらないものとなってしまったのではないか。
また、緊張感や緊迫感もあまり感じられず、「今後どうなるのだろうか」と視聴者をドキドキさせるような展開にもっていくことは出来なかったのも痛い。
「HERO」で有名な鈴木雅之が演出したのは、初回、二話、五話(大和杯フィナーレ)、十話と言われている。
確かにこれらの回は悪くないものだった気がするが、その他の回がかなり不味かった気がする。
「HERO」のような音楽、「HERO」のような学校など、雰囲気が違うのに「HERO」に少々似せようとしたのも失敗理由か。

小川を演じた玉木は、悪くは無いが評価すべき点もない演技。
普通の俳優が演じれば、だいたいあのような形に落ち着くであろうというレベルを超えることはできなかった。
アイドルではなくて、役者なのだから、もっと超えて欲しい。
メチャクチャネガティブな性格だが、大事なところでは突如弾けるといったようなメリハリを付けても良かったかと思われる。
個性的なキャラクターを自分で付加するような役者になって欲しいものだ。

綾瀬に関しては、評価できる演技だったと思う。
ちょっと不思議な、歴史オタクというキャラクターを上手く演じられた。
たぶん他の並の女優では、あそこまでは演じられないだろう。
彼女に対する評価は、本作で高まった。

多部は評価しにくい役柄だった。
彼女なりに頑張っていたが、その頑張りに応えてくれる役柄ではない。

柴本幸は完全なミスキャスト。
佐々木蔵之介、篠井英介といったキャラクターを使いこなせず、児玉清を悪役として活かすことができなかったのも、すべて脚本に問題がある。
児玉は悪役としては、やや毒が無さ過ぎたか。
彼の演技は悪役向きではなかった。
善の中に潜む悪、研究のために日本を滅ぼしてもいいという狂喜さが足りない。

全体的にみれば、視聴率が表わすとおり、失敗作というジャッジをしてもいいと思う。
悪くないテーマであり、今まで見たこともないドラマを見られるという期待に応えてくれるものではなかった。

☆総合評価☆ 4.0点(10点満点中)(最終回のみ7.5点)

テーマ:鹿男あをによし - ジャンル:テレビ・ラジオ

国内映画興行収入ランキング(3月3週目) 【映画】

(注意)興行収入の数値は暫定のものです。ご了承ください。
なお、本ランキングは興行収入ベースのものですので、動員ベースの巷のランキングとは一部異なる場合があります。

2本の新作がランクインしたため、3週目で「明日への遺言」及び「ガチ☆ボーイ」が圏外へ消えた。

「明日への遺言」の数値は不明。
「ガチ☆ボーイ」の現在の興行収入は、2.3億円となっている。
最終的には3億円台でフィニッシュしそうだ。
公開前個人予想は4億円であり、予想自体は当たったが、公開規模を勘違いしたものであり、単なる偶然だ。
この規模ならば悪くとも8億円程度は稼ぎたかったところ。
東宝作品としては、「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円、「スマイル 聖夜の奇跡」トータル4億円程度に続き、珍しくコケた作品となった。
「大帝の剣」(トータル3.0億円)、「Dear Friends」(トータル3.0億円)、「天国は待ってくれる」(トータル2.5億円)、「包帯クラブ」(トータル1.5億円)、「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」辺りは超えそうだが・・・。
やはり、キャスティングに加えて、テーマが厳しかった。
テーマが厳しいのであるならば、キャスティングを魅力的なものにしないとこういう結果になるということだろう。
サエコの代わりに、新垣だったら、このような結果にはならなかったはずだ。

注目の「ノーカントリー」のオープニングは4.3千万円という高いものだった。
41館という小規模で公開された成績なので、凄まじさが分かる。
71館程度で公開された「シッコ」のオープニング2.6千万円(トータル3.0億円)なので、悪くとも5~6億円程度は稼ぎそうだ。
順次拡大公開され、90館程度まで拡大される予定になっている。


1位:「魔法にかけられて」(ディズニー)(1週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 9億円~10億円
【公開規模】 533スクリーン
先行、金曜日込みで5.4億円弱程度のオープニングを飾った。
先行が1.12億円、金曜日が9.9千万円、週末で3.27億円となっている。
先週「オープニングは先行込みで1.8億円程度」と予想したが、まさか予想の3倍程度も稼ぐとは思わなかった。
知名度が関係のある映画ではないが、このキャスティングでここまで稼ぐものだろうか。
さすがは「ディズニー」ブランドだ。
先週の「ジャンパー」の先行・金曜日込みのオープニングが5.5億円弱程度なので、これをやや下回るのが落ち着きどころだろうか。

去年先行があった作品で近いオープニング(先行込み)は以下のとおり。
「ナイトミュージアム」オープニング6.0億円(トータル35.7億円)
「オーシャンズ13」オープニング6.0億円(トータル32.0億円)
「300/スリーハンドレッド」オープニング4.1億円(トータル15.6億円)
「オーシャンズ13」との比率で計算すると、「魔法にかけられて」は28.8億円ということになるが、来週までもう少し様子をみたい。
週末3.3億円ならば、「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円と同程度となり、「earth」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」以下ともなる。
現時点では、20億円前後が落ち着きどころではないか。

2位:「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」(東宝・テレビ朝日)(2週目)<予想順位1位>
【公開前個人予想】 33億円  【配給会社期待値】 40億円
【公開規模】 344スクリーン
3.4億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは9.5億円を突破した。
1週間の伸びは4.3億円程度だろうか。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
05年 なし
04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
00年「のび太の太陽王伝説」トータル30.5億円

06年と07年の週毎の動きは以下のとおり。
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→ 9.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5億円
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8億円
☆08年「のび太と緑の巨人伝」
5.2→ 9.5→
☆(参考)07年「コナン」トータル25.3億円
4.5→ 9.5→20.1→21.9→23.2→24.0→24.5億円(3週目の増加はGW)
06年と07年の比率で計算すると、32.0億円~34.6億円となる。
07年を超えるのは難しいとしても、06年は超えたいところだ。
当面は、30億円突破を目指してもらいたい。

3位:「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(GAGA・松竹)(3週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 40億円
【公開規模】 623スクリーン(-44スクリーン)
2.2億円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは20.2億円を突破した。
1週間の伸びは4.8億円程度だろうか。1週間の伸びがイマイチか。

高額興行収入の洋画作品の3週目終了時の興行収入は以下のとおりとなる。
「アイ・アム・レジェンド」不明(トータル43億円程度か)
「トランスフォーマー」28.5億円(トータル40.1億円)
「ダイハード4.0」26.0億円(トータル39.1億円)
「ナイトミュージアム」23.4億円(トータル35.7億円)
「オーシャンズ13」22.3億円(トータル32.0億円)
06年「ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女」33.0億円(トータル68.6億円)
「ナルニア」以外の作品との比率で計算すると、「ライラの冒険 黄金の羅針盤」は28.4億円~30.8億円となる。
40億円どころか、30億円突破もちょっと怪しくなってきた。
「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円(※公表数字だがちょっと怪しい)、「幸せのちから」トータル27.1億円といった作品がライバルとなるかもしれない。
06年の「フライトプラン」トータル31.2億円稼いでいるので、30億円程度に終わるとは思えないが、評価の悪さが影響しているのではないか。
現時点では、30億円突破が当面の目標となりそうだ。

4位:「映画 クロサギ」(東宝・TBS)(2週目)<予想順位6位>
【公開前個人予想】 25.5億円  【配給会社期待値】 40億円
【公開規模】 315スクリーン
1.8億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは7.3億円突破を目前としている。
1週間の伸びは4.4億円弱程度だろうか。

去年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
「西遊記」トータル43.7億円(視聴率22.8%)
「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
「クロサギ」の視聴率は15.7%となっている。
「アンフェア the movie」2週目終了時の成績11.2億円との比率で計算すると、「映画 クロサギ」の興行収入は17.7億円となる。
20億円突破はちょっと厳しいかもしれない。

近い成績に落ち着きそうな東宝作品の2週目興行収入は以下のとおり。
「アンフェア the movie」11.2億円(トータル27.2億円)
「クローズZERO」10.5億円(トータル25.0億円)
「舞妓Haaaan!!!!!」7.4億円(トータル20.8億円)
「Life 天国で君に逢えたら」6.7億円(トータル17.0億円)
「陰日向に咲く」7.2億円(現在トータル18.9億円)
「チーム・バチスタの栄光」7.5億円(現在トータル14.5億円)
「映画 クロサギ」は「舞妓Haaaan!!!!!」レベルといっても、こちらは初動タイプの映画。
「クローズZERO」との対比で考えると、17.4億円となる。
「アンフェア the movie」との比率でも17億円だったので、この辺りが落ち着きどころだろう。
「Life 天国で君に逢えたら」を超えることが目標となりそうだ。
ひょっとすると「チーム・バチスタの栄光」程度にもなりそうだ。
いずれにせよ、映画の知名度を考えると、物足りない結果に終わりそうだ。
しかし、TBSはこれが失敗しても、「花より男子」が待っている。
これはさすがに失敗しないと思われる。

5位:「犬と私の10の約束」(松竹・テレビ東京)(1週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 16~17億円
【公開規模】 291スクリーン
1.8億円程度のオープニングを飾った。
先週「1.7億円程度のオープニングを期待したい」と書いたので、こちらは予定通りの着地点に落ち着くだろう。
やはり、“犬”モノは安定している。

“動物”モノの興行収入の動きは以下のとおり。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
2.4→6.8→10.9→15.6→17.9→19.6億円
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
1.7→5.6→10.5→13.9→15.4億円
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31億円程度か
2.8→7.4→12.0(※祝込)→不明→23.1→26.1→28.5→29.5億円
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)
1.8→
「子ぎづねヘレン」と同程度となっており、トータル17億円程度が落ち着きどころだろう。
「Life 天国で君に逢えたら」トータル17.0億円(オープニング1.9億円)、
「バッテリー」トータル15.3億円(オープニング1.9億円)辺りがライバルとなる。
「母べえ」に続き、立て続けに10億円突破作品を生みそうな松竹は今年好調だ。
去年は4本(「鬼太郎」「東京タワー」「蒼き狼」「大日本人」)、一昨年は3本(「子きつね」「タイヨウのうた」「武士の一分」)しか10億円突破作品がない。
今年は、「母べえ」「犬」に続き、「ゲゲゲ」の続編、新垣結衣の応援団映画、「只野仁」でヒットを狙っている。

6位:「ジャンパー」(20世紀フォックス)(2週目)<予想順位2位>
【公開前個人予想】 17億円
【公開規模】 554スクリーン
1.7億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは10.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.6億円弱程度だろうか。
2週目で10億円を突破したが、週末の勢いがやや沈静化しているのが気になるところ。
2週目で一気に6位まで転落してしまった。
現時点では20億円に届かない程度が落ち着きどころではないか。

同程度と予想される2週目終了時の洋画の興行収入は以下のとおり。
06年「エラゴン/遺志を継ぐ者」6.4億円(トータル18.7億円)
06年「父親たちの星条旗」5.9億円(トータル17.0億円)
06年「プラダを着た悪魔」6.5億円(トータル17.0億円)
07年「ボーン・アルティメイタム」7.9億円(トータル16.5億円)
05年「SAYURI」5.3億円(トータル15.5億円)
07年「300/スリーハンドレッド」8.8億円(トータル15.6億円)
07年「ディパーティド」7.1億円(トータル15.6億円)
06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」7.9億円(トータル15.3億円)
06年「スーパーマン・リターンズ」7.9億円(トータル15.0億円)
同じく先行があった「300/スリーハンドレッド」対比で考えると、17.7億円程度が落ち着きどころか。
2週目終了時に10億円を超えた作品としては、「幸せのちから」10.6億円(トータル27.1億円)、「ワールド・トレード・センター」10.7億円(トータル24.0億円)、「四月の雪」10.8億円(トータル27.5億円)があり、20億円突破可能ラインに立っているが、「ジャンパー」は初動タイプの映画と思われるので、20億円を突破できる保障はない。

7位:「バンテージ・ポイント」(ソニー)(2週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 4億円
【公開規模】 276スクリーン
9.1千万円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは4.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.5億円程度だろうか。

2週目興行収入4.0億円程度の洋画作品は以下のとおり。
「ブラッド・ダイヤモンド」4.2億円(トータル9.9億円)
「デジャヴ」4.6億円(トータル8.9億円)
「守護神」4.8億円(トータル8.7億円)
「ハンニバル・ライジング」3.8億円(トータル8.0億円)
「パーフェクト・ストレンジャー」4.4億円(トータル7.9億円)
「ロッキー・ザ・ファイナル」4.1億円(トータル7.9億円)
これらを踏まえると、8億円前後が落ち着きどころだろうか。
アメリカでもヒットしたが、この手の映画が日本でヒットするのはやや驚きだ。
軽め、斬新さ、驚き等の要素があるためだろうか。
先が読めないのが面白そうという「パーフェクト・ストレンジャー」と同じようなヒット理由かもしれない。

8位:「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜」(東映・フジテレビ)(3週目)<予想順位8位>
【公開前個人予想】 9億円~10億円
【公開規模】 294スクリーン
7.6千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは4.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。

シリーズの興行収入は以下のとおりとなっている。
07年「エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」トータル9.0億円
06年「カラクリ城のメカ巨兵」トータル9億円程度か
05年「オマツリ男爵と秘密の島」トータル12.0億円
04年「呪われた聖剣」トータル18.0億円
03年「デッドエンドの冒険」トータル20.0億円
02年「珍獣島のチョッパー王国」トータル20.0億円
01年「ねじまき島の冒険」トータル30.0億円
00年「ONE PIECE」 トータル21.6億円
00年~02年までは「東映アニメフェア」の一部として公開、03年からは単独公開されている。

06年と07年の週毎の動きは以下のとおり。
☆06年 1.3→2.8→3.8→5.3→7.4→8.2(トータル9億円程度か)
☆07年 1.6→3.5→4.7→不明→7.5(トータル9.0億円)
☆08年 1.6→3.4→4.7
引き続き、07年と動きはほぼ同じだ。
これで本当に9億円に届くのかという動きだが、春休み待ちというところか。
近2年の9億円ラインは確保しているので、9億円突破を目指してもらいたい。
ちなみに、去年のアニメ映画の3週目終了時点の興行収入は以下のとおりとなっている。
「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝」9.1億円(トータル12.1億円)
「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」5.6億円(トータル8.0億円)
「劇場版 BLEACH ブリーチ The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸」6.3億円(トータル8億円程度)
これらを踏まえると、本当に9億円に届くのか、正直怪しい。

9位:「L change the WorLd」(ワーナー・日本テレビ)(6週目)<予想順位9位>
【公開前個人予想】 15億円  【配給会社期待値】 40億円
【参考】 前編28.5億円、後編52.0億円
【公開規模】 317スクリーン
6.9千万円弱程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは28.5億円を突破した。
1週間の伸びは1.7億円弱程度だろうか。

「DEATH NOTE」シリーズの6週目時点の興行収入は以下の通り。
「DEATH NOTE」前編 24.8億円(トータル28.5億円)
「DEATH NOTE」後編 46.3億円(トータル52.0億円)
比率で計算すると、32.0億円~32.7億円となる。
しかし、1週間の伸びが2億円弱しかないので、30億円突破はちょっと厳しくもなってきた。
30億円突破はかなりギリギリになるのではないか。

「どろろ」トータル34.5億円を抜くのは無理だろう。
しかしながら、「アンフェア the movie」トータル27.2億円、「クローズZERO」トータル25.0億円を抜き去っているのは評価できる。
30億円突破ラインもギリギリだが、「マリと子犬の物語」トータル31億円程度、「涙そうそう」トータル31.0億円のラインを突破したいところだ。

10位:「超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!」(角川・テレビ東京)(3週目)<予想順位10位>
【公開前個人予想】 5億円
【公開規模】 163スクリーン
5.2千万円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは2.6億円突破を目前としている。
1週間の伸びは6.4千万円程度だろうか。

シリーズの興行収入は以下のとおりとなっている。
06年の第一作「超劇場版 ケロロ軍曹」トータル6億円程度
07年の第二作「超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!」トータル4.8億円
06年の興行収入の週毎の動きは、1.0→1.9→3.1→4.6(トータル6億円程度か)となっている(07年は不明)。
06年とは少々差が開いたが、今週は休日があるので、上手い具合に落ち着くだろうか。
引き続き、トータル5~6億円は期待したい。
去年のトータル4.8億円を抜けると思うが、第一作の6億円突破は厳しいか。


次週ランキング入りが期待できるのは、以下の2本。

○「Sweet Rain 死神の精度」(ワーナー・日本テレビ)
<270館程度にて順次公開予定(※公式ホームページより)>
原作は伊坂幸太郎。
「陽気なギャングが地球を回す」「アヒルと鴨のコインロッカー」が既に映画化されているが、どちらも大ヒットしているわけではない。
監督は「ロス:タイム:ライフ」の筧昌也。
拡大公開の長編映画はほとんど経験がない。
主演は金城武、小西真奈美。
小西真奈美が歌を歌うことで、若干話題となっている。

これらの情報から普通に考えれば、ヒットしないと思われる映画だ。
しかし、“死神”というキーワードが加わることで、やや興味を引く。
事実、「ロス:タイム:ライフ」を見るまでは本作を鑑賞してもいいかなと個人的に思っていたくらいだ。
「ロス:タイム:ライフ」を見て、たぶん浅い映画にしかならないと思い、初週に鑑賞することは止める事としたが。

したがって、大コケはせず、大ヒットもせず、無難な数字に落ち着くのではないか。
大ヒットしない標準的な邦画(5億円程度)よりも若干稼ぐ程度と予想したい。
8~9億円程度が落ち着きどころで、オープニングは1.2億円程度だろか。
「憑神」トータル8.8億円、「ミッドナイト・イーグル」トータル8億円程度と同程度になると考える。
キャスティングはイマイチだが、「DEATH NOTE」のワーナーが送る死神モノならば、それなりにヒットはするだろう。
小西真奈美は嫌いではないが、この人が歌を歌ったところで、興行収入の足しにはならないと思われる。


○「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(アスミック)
<240館程度にて順次公開予定(※公式ホームページより)>
監督は「2046」のウォン・カーウァイ。
主演は、シンガーのノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ。
切なそうなラブストーリーなので、魅力はあるが、ウォン・カーウァイはちょっと敷居が高そうだ。
観てもいいかなとは思ったが、ウォン・カーウァイ映画を理解できなさそうなので見送ることとした。
ノラ・ジョーンズの曲もしっかりと聞いたことがなく、特に鑑賞しようと思う要因にはならなかった。
自分だけではなく、多くの観客もこのように思うのではないか。
したがって、微妙な結果に終わりそうだ。
トータル5億円程度、オープニングは7千万程度か。
水曜日のレディースデイに稼ぐ映画だろう。

170館程度にて公開される「ポストマン」(テレビ朝日)はランキング入りにはちょっと足りないのではないかと予想する。

予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場) 基準値
1(2) ×「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」(日劇PLEX2)2.4
2(1) △「魔法にかけられて」(日劇PLEX3)2.2
3(5) ×「犬と私の10の約束」(丸の内ピカデリー2)1.4
4(3) 済「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(丸の内ピカデリー1)1.3
5(-) ▲「Sweet Rain 死神の精度」(丸の内プラゼール)1.2
6(6) 済「ジャンパー」(日劇PLEX1)1.05
7(4) ×「映画 クロサギ」(有楽座)1.0
8(-) △「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(日比谷スカラ座)0.7
9(7) 済「バンテージ・ポイント」(丸の内ルーブル)0.5
10(8) ×「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE」(丸の内TOEI 1)0.5

[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(火曜日第十一話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  19.4%(▲1.7%) 18.2%(17.0%)
2位「斉藤さん」      15.3%  15.0%(▽2.2%) 15.1%(10.0%)
3位「交渉人」       16.7%  13.2%(▲3.6%) 13.4%( 9.5%)<終>
4位「貧乏男子」      16.5%  11.4%(▲0.2%) 11.6%(13.5%)<終>
5位「だいすき!!」      10.9%  11.9%(▲0.5%) 11.2%(11.0%)
6位「佐々木夫妻」     17.3%  11.0%(▲1.9%) 10.9%(13.0%)
7位「1ポンドの福音」    13.0%  11.3%(▲2.5%) 10.6%(11.0%)<終>
8位「ロスタイムライフ」  11.4%  10.2%(▲1.7%) 10.3%(11.0%)
9位「鹿男あをによし」    13.0%   9.2%(▽0.9%) 9.8%(14.0%)
10位「エジソンの母」    11.0%   9.9%(▲0.2%) 9.8%( 8.5%)<終>
11位「未来講師めぐる」    9.0%   8.1%(▽2.2%) 9.1%(10.5%)<終>
12位「ハチクロ」       12.9%   7.1%(▲0.1%) 8.9%(14.5%)<終>
13位「あしたの喜多善男」 12.7%   6.8%(▲1.2%) 7.1%(11.5%)<終>
14位「4姉妹探偵団」     9.2%   8.0%(▲1.0%) 7.0%(11.0%)<終>

12位「ハチミツとクローバー」 平均8.86%(放送前予想平均14.5%)
初回12.9→10.0→9.8→9.5→8.9→8.6→8.3→8.0→7.4→7.0→7.1%<終>
【10話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.0%~9.0%
2.9→0.2→0.3→0.6→0.3→0.3→0.3→0.6→0.4%と順調にストレート下落中だったが、さすがに最終回で上昇に転じた。
しかし、たった0.1%の上昇に留まっている。
こんな悲しい上昇ならば、いっそのこと自身最低視聴率で幕を閉じた方がすっきりしたのではないか。
いろいろな意味で話題作ゆえに、最終回8%辺りまでは伸ばすかと思われたが、やはり最終回でも無視されてしまった。
完全な失敗作という烙印を押してもいいだろう。
平均9%にも満たない結果となり、同枠ドラマとしては「ダンドリ。~Dance☆Drill~」を抜き、近年最低視聴率を更新することとなった。

あまり幅広い視聴者層を対象にしていないドラマであり、その肝心の視聴者層にも原作を破壊することで完全に嫌われてしまった。
そのため、悲惨な結果に終わった。
実績が足りない成海と生田というのが、さらに追い討ちを掛けることとなったのではないか。

<同時間帯の視聴率>
東京大空襲の影響はそれほどないだろう。これは実力だ。
10.8% NHK ニュースウオッチ9(先週比-0.3%)
16.3% NTV 東京大空襲・第2夜「邂逅」(先週比+6.6%)
14.6% TBS リンカーンSP(先週比-2.4%)
07.1% C X ハチミツとクローバー(終)(先週比+0.1%)
11.2% E X ロンドンハーツ(先週比-0.7%)
15.7% T X 開運!なんでも鑑定団(先週比-0.2%)
全体先週比 +3.1%(全体75.7%)

火曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「暴れん坊ママ」(平均12.4%)
15.3→14.2→11.8→11.6→11.7→11.1→11.9→11.0→10.9→14.2
☆07年7月クール「花ざかりの君たちへ」(平均17.0%)
15.9→16.8→16.5→16.6→15.3→14.7→14.7→17.5→18.2→17.8→
→19.5→21.0
☆07年4月クール「花嫁とパパ」(平均11.8%)
14.9→11.3→10.3→12.5→11.8→11.7→12.4→11.7→11.2→10.4→
→11.0→12.2
☆07年1月クール「今週、妻が浮気します」(平均10.2%)
12.5→10.8→ 9.1→11.3→ 8.1→ 9.6→ 9.3→ 9.8→ 9.4→10.4→11.4
☆06年10月クール「役者魂!」(平均9.6%)
11.4→ 8.4→11.8→ 9.2→ 8.2→ 9.9→ 9.1→11.2→10.1→ 8.7→ 8.0
☆06年7月クール「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(平均9.0%)
11.0→ 9.5→ 9.5→ 8.0→ 8.9→ 6.4→ 7.3→ 9.3→ 8.6→ 9.8→10.2
☆06年4月クール「アテンションプリーズ」(平均16.4%)
17.7→14.9→16.8→16.0→15.7→15.3→15.4→16.9→15.7→19.2→16.5
☆06年1月クール「Ns'あおい」(平均14.2%)
16.4→13.8→14.0→15.5→14.7→15.4→14.8→12.4→13.4→12.4→13.1
「ハチミツとクローバー」の最終回視聴率7.1%は、9ドラマ中9位という結果となっている。
最終回二桁に乗せるという健闘をみせた「ダンドリ。~Dance☆Drill~」とは勝負にならない。
最終回が自身最低視聴率だった「役者魂!」に近い、後味の悪い最終回視聴率だ。

「ダンドリ。~Dance☆Drill~」の視聴率は、平均8.96%。
「ハチミツとクローバー」の視聴率は、平均8.86%となったため、平均視聴率は9ドラマ中9位となった。
「花ざかりの君たちへ」(平均17.0%)を輩出し、「暴れん坊ママ」(平均12.4%)が健闘していただけに、久しぶりの低迷となった。

その他のドラマにおいては、成海主演「受験の神様」(平均9.5%)、「菊次郎とさき」平均9.3%、「ジョシデカ!」平均9.1%にも敗れて、勝てたのは「牛に願いを」平均8.7%、「スワンの馬鹿!」平均8.3%、「ハタチの恋人」平均8.2%、「歌姫」平均7.9%辺りとなった。
オリコンランキングにおいては、確か今クール一番の注目ドラマだったはずなのだが…。
やはり、蓋を開けてみないと分からないことも多い。
平均視聴率予想の難しさを実感する。

<参考>
07年7月クール 成海主演「受験の神様」平均9.5%
14.7→9.3→7.1→7.8→6.2→8.3→7.6→11.5→11.7→10.3


13位「あしたの、喜多善男」 平均7.05%(放送前予想平均11.5%)
初回12.7→8.0→7.3→8.2→5.2→6.2→6.0→5.8→5.8→5.6→6.8%<終>
【10話目を踏まえた平均視聴率予想】 7.0%~7.0%
00年以降のフジテレビドラマ歴代最低視聴率(「ウソコイ」平均7.65%)を更新することとなった(「ウソコイ」の主演は、中井貴一、フェイ・ウォン、仲間由紀恵)。
これで、フジテレビドラマ史に名を残す作品となったのではないか。
初回視聴率12.7%のアドバンテージがなければ、残り10話平均6.5%だった。
「孤独の賭け」以下、「レガッタ」以上というものだ。

平均視聴率自体は勝ったが、「4姉妹探偵団」(平均7.0%)に勝ったとは言えない。
「4姉妹探偵団」には「DEATH NOTE」という特殊要因があり、こちらには「貧乏男子」が始まる前にスタートすることによるプラス分があるからだ。
実施的には、今クール最低視聴率ドラマといっていい。
テーマが暗い上に、キャスティングが冒険しすぎた。
キャスティングを冒険するのならば、テーマは視聴者が馴染めるものの方がいいだろう。
先週も触れたが、この手の暗めのサスペンスは、「孤独の賭け」もそうだったが嫌われる傾向があり、小日向主演ということも拍車が掛かり、視聴者に一層敬遠されたのではないかという分析をしたい。
松田、小西、栗山といった脇役も視聴率の足しにならなかったのが計算外だった。
松田、栗山はドラマでの露出が少ない点が視聴者に受けると予想したが、むしろ逆だったようだ。

<同時間帯の視聴率>
東京大空襲はNHKの視聴率を吸収しただけだ。
06.3% NHK プロフェッショナル 仕事の流儀(先週比-4.3%)
16.3% NTV 東京大空襲・第2夜「邂逅」(先週比+4.9%)
14.6% TBS リンカーンSP(先週比+1.4%)
06.8% C X あしたの、喜多善男 (終)(先週比+1.2%)
13.0% E X 報道ステーション(先週比-1.2%)
07.0% T X ガイアの夜明け(先週比-1.7%)
全体先週比 +0.3%(全体64.0%)

火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「スワンの馬鹿!」(平均8.3%)
10.5→ 9.0→10.4→ 7.9→ 7.7→ 7.3→ 7.9→ 6.8→ 7.9→ 7.4
☆07年7月クール「牛に願いを」(平均8.7%)
10.2→10.4→ 9.6→ 9.1→ 8.6→ 6.5→ 6.7→ 8.2→ 8.6→ 7.1→10.4
☆07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」(平均12.0%)
14.6→14.0→12.5→12.8→12.2→12.1→ 9.5→11.6→11.9→10.2→10.5
☆07年1月クール「ヒミツの花園」(平均12.4%)
14.7→13.1→12.4→12.1→12.6→11.0→12.5→12.4→12.3→12.0→11.4
☆06年10月クール「僕の歩く道」(平均18.2%)
19.3→16.4→17.7→18.2→17.9→16.0→15.9→19.1→19.6→20.1→20.5
☆06年7月クール「結婚できない男」(平均16.9%)
20.2→14.4→15.9→16.5→15.1→14.4→15.3→14.6→18.0→17.6→
→19.2→22.0
☆06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」(平均15.9%)
19.9→17.4→16.3→16.7→16.4→16.0→15.2→14.3→14.8→12.6→
→15.5→15.7
☆06年1月クール「アンフェア」(平均15.4%)
15.7→14.7→15.1→16.0→15.5→14.9→14.0→16.1→16.5→15.0→15.8
「あしたの、喜多善男」の最終回視聴率6.8%は、当然9ドラマ中9位という結果になっている。
最終回視聴率6.8%でも自身5番目に高い視聴率というのは、あまりにも酷すぎる。
「牛に願いを」平均8.7%、「スワンの馬鹿!」平均8.3%といった同枠ドラマの低迷をストップさせるかと思ったのに、さらにその低迷を悪化されるとは…。

他のドラマ間の比較では、「ハタチの恋人」平均8.2%、「歌姫」平均7.9%、「セクロボ」平均7.6%、「生徒諸君!」平均7.6%、「スシ王子!」平均7.5%、「肩ごしの恋人」平均7.4%、「下北サンデーズ」平均7.3%、「アンナさんのおまめ」平均7.2%にも負けた。

「孤独の賭け」は平均7.02%であり、「あしたの、喜多善男」は平均7.05%。
トータルポイントでは0.4ポイント上回り、平均0.03%上回ることができた。
しかし、近年最低レベルの作品であるのは間違いない。
なお、近年最低視聴率は「レガッタ」の平均5.5%である。
<参考>
01年7月クール火曜日22時枠「ウソコイ」平均7.7%
11.9→9.2→7.7→6.9→7.1→5.9→9.0→7.1→7.2→5.4→6.8

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

2008年1月クールドラマ視聴率結果(月曜日第十話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  19.4%(▲1.7%) 18.2%(17.0%)
2位「斉藤さん」      15.3%  15.0%(▽2.2%) 15.1%(10.0%)
3位「交渉人」       16.7%  13.2%(▲3.6%) 13.4%( 9.5%)<終>
4位「貧乏男子」      16.5%  11.4%(▲0.2%) 11.6%(13.5%)<終>
5位「だいすき!!」      10.9%  11.9%(▲0.5%) 11.2%(11.0%)
6位「佐々木夫妻」     17.3%  11.0%(▲1.9%) 10.9%(13.0%)
7位「1ポンドの福音」    13.0%  11.3%(▲2.5%) 10.6%(11.0%)<終>
8位「ロスタイムライフ」  11.4%  10.2%(▲1.7%) 10.3%(11.0%)
9位「鹿男あをによし」    13.0%   9.2%(▽0.9%) 9.8%(14.0%)
10位「エジソンの母」    11.0%   9.9%(▲0.2%) 9.8%( 8.5%)<終>
11位「未来講師めぐる」    9.0%   8.1%(▽2.2%) 9.1%(10.5%)<終>
12位「ハチクロ」       12.9%   7.0%(▽0.4%) 9.0%(14.5%)
13位「あしたの喜多善男」 12.7%   5.6%(▽0.2%) 7.1%(11.5%)
14位「4姉妹探偵団」     9.2%   8.0%(▲1.0%) 7.0%(11.0%)<終>

1位「薔薇のない花屋」 平均18.23%(放送前予想平均17.0%)
初回22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4%
【10話目を踏まえた平均視聴率予想】 18.0%~18.5%(±0.0%~±0.0%)
自身2番目に高い視聴率を獲得した。
思った以上の急上昇でもあり、終盤への盛り上がりを感じられる。
視聴率の動き的には、悪くないものとなった。
重めのヒューマンドラマの割には、好成績となったのではないか。

平均18%以上は確定となった。
平均18.5%以上にするためには、最終回21.2%を獲得する必要がある。
ちょっと届かない気がするが、最終回は20%超えを期待したい。
「ガリレオ」は最終回20%に届かなかったのであるから、「薔薇のない花屋」が最終回20%を超えれば、それなりの評価はできそうだ。
最終的には平均18.4%程度に落ち着くのではないか。

<同時間帯の視聴率>
先週のTBSの東京大空襲スペシャルがNTVに移っただけで、影響はなかった。
09.3% NHK ニュースウオッチ9(先週比+0.5%)
14.4% NTV 東京大空襲・第1夜「受難」(先週比+3.7%)
09.7% TBS 地球創世ミステリーマザー・プラネット(先週比-7.0%)
19.4% C X 薔薇のない花屋(先週比+1.7%)
15.7% E X ビートたけしのTVタックル(先週比-1.6%)
07.3% T X お茶の間の真実 もしかして私だけ!?スペシャル(先週比+1.6%)
全体先週比 -1.1%(全体75.8%)

月曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年1月クール「東京タワー」(平均14.9%)
14.2→15.6→14.9→16.0→13.9→12.9→14.8→14.4→15.4→14.2→18.1
☆06年10月クール「のだめカンタービレ」(平均18.8%)
18.2→16.1→18.4→18.3→19.9→17.5→19.4→19.2→19.3→18.7→21.7
☆06年7月クール「サプリ」(平均14.2%)
17.9→13.0→14.4→12.2→13.9→12.7→14.4→16.3→13.8→12.7→15.3
☆06年4月クール「トップキャスター」(平均18.3%)
23.1→19.6→18.7→15.6→18.5→16.8→17.3→17.5→17.1→18.1→18.5
☆06年1月クール「西遊記」(平均22.8%)
29.2→24.8→23.8→22.5→22.1→20.6→21.2→20.9→20.7→20.5→24.7
「薔薇のない花屋」の10話目視聴率19.4%は、9ドラマ中3位という結果になっている。
今までは5位程度に甘んじていたが、最終回前の数字としては相当に優秀な数字だ。
「のだめ」や「プロポ」を破ったのだから、最終回視聴率は20%超を狙えそうだ。
ライバルの「トップキャスター」(平均18.3%)との争いもこれで優位に立ったかと思ったら、10話目までのポイントは同点で並んでいる。
最終回18.5%を超えれば、逆転となる。
裏に訳の分からない特番が入らなければ、恐らく負けないだろう。
平均視聴率は9ドラマ中4位という結果になる。
香取主演としては物足りないかもしれないが、前述のとおり暗めのヒューマンドラマということを考慮すれば、かなり高い数字だ。
香取と野島の両名は実績どおりの結果を残したといえる。

野島伸司脚本ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
☆05年4月クール「あいくるしい」(平均11.6%)
17.3→11.9→11.7→12.6→11.1→12.2→10.7→10.4→10.6→10.5→ 8.8
☆04年1月クール「プライド」(平均24.9%)<竹内主演>
28.0→25.1→24.6→23.6→23.4→22.8→22.6→26.0→24.1→24.9→28.8
☆03年1月クール「高校教師」(平均10.8%)
14.9→12.2→ 6.4→10.7→10.6→ 8.8→10.2→13.5→11.2→ 8.8→11.0
☆02年4月クール「ゴールデンボウル」(平均12.5%)
14.3→11.5→13.8→12.9→13.5→13.9→ 9.8→10.8→11.8→ 9.6→15.5
☆01年1月クール「S・O・S」(平均17.3%)
17.8→18.4→17.1→17.2→15.7→17.8→17.0→17.2→16.8→17.8
「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」を抜くのが確実であり、視聴率が取れる香取主演ということを踏まえても、十分合格点といえる成績。
近年では自身2番目に高い視聴率を残すことができた。

香取慎吾主演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
☆06年1月クール「西遊記」(平均22.8%)
29.2→24.8→23.8→22.5→22.1→20.6→21.2→20.9→20.7→20.5→24.7
☆02年1月クール「人にやさしく」(平均21.4%)
23.6→22.6→20.5→20.9→20.5→20.6→21.4→21.4→21.3→19.8→22.5
どちらもほとんどの回が20%を超えており、非常に優秀だ。
これらには及ばないが、平均18%を超えれば、まったく問題ない。

竹内主演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
02年7月クール「ランチの女王」(平均18.9%)<竹内主演>
21.9→18.5→19.7→18.8→18.5→17.0→17.0→19.1→17.7→20.0→
→17.5→21.2
05年1月クール「不機嫌なジーン」(平均14.2%)<竹内主演>
18.2→15.7→13.5→13.7→14.2→14.4→12.7→15.6→12.0→12.8→13.3
「ランチの女王」はかなり優秀であり、これとは勝負にならなかった。
竹内も離婚の影響もなく、今後の活躍に繋がりそうだ。

月9ドラマ間では以下のような作品がライバルとなるだろう。
06年10月クール「のだめカンタービレ」平均18.8%(10話目まで185.0ポイント)
05年10月クール「危険なアネキ」平均18.8%(10話目まで187.8ポイント)
06年4月クール「トップキャスター」平均18.3%(10話目まで182.3ポイント)
07年4月クール「プロポーズ大作戦」平均17.3%(10話目まで169.5ポイント)
「薔薇のない花屋」の10話目までのポイント数は、182.3ポイントなっている。
さすがに、平均18%後半には届かないだろう。
余裕だとは思うが、「トップキャスター」を破れるかどうかに注目していきたい。
また、草なぎの「僕の歩く道」が平均18.2%となっており、これにも勝てそうだ。
「僕の歩く道」の10話目までのポイント数は180.2ポイントなっている。
「薔薇のない花屋」は最終回で18.5%以上の数字を取ればいい。
他には、「14才の母」が平均18.6%を取っている。
これを破るためには、最終回21.9%を獲得する必要がある。
厳しい数字だが、初回の視聴率を見る限りでは不可能ではない。
<参考>
06年10月クール「僕の歩く道」平均18.2%
19.3→16.4→17.7→18.2→17.9→16.0→15.9→19.1→19.6→20.1→20.5

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全米映画興行収入ランキング(3月第4週目新作予想) 【映画】

来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の3本となる。

○「DRILLBIT TAYLOR」<コメディー>(2700館程度)
【監督】スティーヴン・ブリル(「Mr.ディーズ」)
【主演】オーウェン・ウィルソン、Josh Peck(「アイスエイジ」)、Alex Frost(「エレファント」)
【内容】いじめられて苦しんでいる高校生は、solider-of-fortune(ウィルソン)のサービスに助けを求める。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
スティーヴン・ブリルは監督としてキャリアは浅いが、意外と実績がある。
00年「リトル★ニッキー」トータル39百万ドル(オープニング16百万ドル)
02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル(オープニング37百万ドル)
04年「トレジャー・ハンターズ」58百万ドル(オープニング14百万ドル)
また、脚本は「Superbad」のセス・ローガン。
「Superbad」はトータル121百万ドル(オープニング33百万ドル)稼いでいる。

問題は、オーウェン・ウィルソンが主演ということになるか。
自殺未遂騒動を起こしており、その影響が懸念される。
同情も集まるが、敬遠もされそうだ。
また、彼の実績は高いが、共演者のチカラも大きく、自身の単独主演作品はあまりない。
最近はケイト・ハドソンと共演した「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」トータル76百万ドル(オープニング22百万ドル)、ヴィンス・ヴォーンと共演した「ウェディングクラッシャーズ」トータル209百万ドル(オープニング34百万ドル)といった作品がある。
今回は、オーウェン・ウィルソンの単独主演作なので、大きくは稼げまい。
かなり低めに予想したい。
ビリー・ボブ・ソーントン主演の「MR. WOODCOCK」がトータル26百万ドル(オープニング9百万ドル)となっており、これを超える程度が落ち着きどころではないか。
ウィル・フェレル主演の「Semi-Pro」も現在30百万ドルと低迷しており、コメディー作品だからといって、大ヒットする保障はない。


○「SHUTTER」<ホラー>(2700館程度)
【監督】落合正幸(「感染」「パラサイト・イヴ」)
【主演】ジョシュア・ジャクソン(「ボビー」)、Rachael Taylor(「トランスフォーマー」)、James Kyson Lee
【内容】東京に新婚旅行に行った若いアメリカ人カップルは、悲劇的な事故を目撃する。そのうち撮っている写真の中に気味の悪いものを発見する。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】2.5千万ドル
タイ映画「心霊写真」を日本の落合正幸がリメイクした。
「リング」や「呪怨」の成功によって、数々のアジアホラーがリメイクされているようになっている。
今年に入っても、「着信アリ」のリメイク「One Missed Call」トータル27百万ドル(オープニング13百万ドル)、「the EYE【アイ】」のリメイク「THE EYE」トータル31百万ドル(オープニング12百万ドル)といった作品が公開された。
しかし、もう食傷気味であり、大ヒットということはあり得ないだろう。
キャスティングも大した事ないので、「THE EYE」(ジェシカ・アルバ主演)を超えることはない。
正月に公開された「One Missed Call」よりも時期的なことを考えると、下回るだろう。
日本人が監督したという目新しさだけで、なんとか通常のホラー作品の基準程度は稼げるのではないか。


○「Tyler Perry's Meet the Browns」<コメディー>(2000館程度)
【監督】タイラー・ペリー
【主演】Tamela J. Mann、アンジェラ・バセット(「スコア」)、タイラー・ペリー
【内容】長らく会おうとしなかった自分の父親の葬式のために、久々に家族と共に里帰りした女性は、自分の親類に会う。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】4千万ドル

タイラー・ペリーシリーズは以下のとおり。
脚本・主演「Diary of a Mad Black Woman(05)」トータル51百万ドル(オープニング21百万ドル)
監督・脚本・主演「Madea's Family Reunion(06)」トータル63百万ドル(オープニング30百万ドル)
監督・脚本「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル(オープニング11百万ドル)
監督・脚本・主演「WHY DID I GET MARRIED(07)」トータル55百万ドル(オープニング21百万ドル)
「WHY DID I GET MARRIED」とのリリース時期が比較的近いのが、気になるところだ。
したがって、「Daddy's Little Girls(07)」を超えるとは思うが、爆発的なヒットは期待できないと思う。
過去の作品を踏まえると、4千万ドル台が落ち着きどころではないか。
彼の知名度もかなり高まっているので、大きくはコケまい。

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(金曜日第十話~日曜日第九話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  17.7%(▽0.1%) 18.1%(17.0%)
2位「斉藤さん」      15.3%  15.0%(▽2.2%) 15.1%(10.0%)
3位「交渉人」       16.7%  13.2%(▲3.6%) 13.4%( 9.5%)<終>
4位「貧乏男子」      16.5%  11.4%(▲0.2%) 11.6%(13.5%)<終>
5位「だいすき!!」      10.9%  11.9%(▲0.5%) 11.2%(11.0%)
6位「佐々木夫妻」     17.3%  11.0%(▲1.9%) 10.9%(13.0%)
7位「1ポンドの福音」    13.0%  11.3%(▲2.5%) 10.6%(11.0%)<終>
8位「ロスタイムライフ」  11.4%  10.2%(▲1.7%) 10.3%(11.0%)
9位「鹿男あをによし」    13.0%   9.2%(▽0.9%) 9.8%(14.0%)
10位「エジソンの母」    11.0%   9.9%(▲0.2%) 9.5%( 8.5%)<終>
11位「未来講師めぐる」    9.0%   8.1%(▽2.2%) 9.1%(10.5%)<終>
12位「ハチクロ」       12.9%   7.0%(▽0.4%) 9.0%(14.5%)
13位「あしたの喜多善男」 12.7%   5.6%(▽0.2%) 7.1%(11.5%)
14位「4姉妹探偵団」     9.2%   8.0%(▲1.0%) 7.0%(11.0%)<終>

6位「佐々木夫妻の仁義なき戦い」 平均10.88%(放送前予想平均13.0%)
初回17.3→11.7→11.6→9.2→8.9→9.9→9.2→9.1→11.0%
【9話目を踏まえた平均視聴率予想】 11.0%~11.0%(▲0.5%~±0.0%)
完全に終わっていると思っていただけに、この急上昇には驚かされた。
こんなドラマでも終盤の盛り上がりというものがあったようだ。
さすがにSMAPのメンバーだけのことはあり、底ヂカラを感じられる。
稲垣主演の「催眠」の動きともかなり似ており、彼のドラマの特徴だろうか。
当然見ていないので分からないが、評価が良ければ、最終回の視聴率11%後半辺りは期待できそうだ。
平均視聴率は10.9%程度に落ち着くのではないか。
もし、最終回12.1%を超えれば、平均11%台には乗ることができる。

<同時間帯の視聴率>
NHK、EX、TXから視聴率を吸収した。特殊要因がなく、最終回間際の上昇のようだ。
08.7% NHK マイケル・フェルプス 世界最強のスイマー(先週比-1.5%)
19.6% NTV 行列のできる法律相談所(先週比+0.1%)
11.0% TBS 佐々木夫妻の仁義なき戦い(先週比+1.9%)
11.7% C X メントレG(先週比+0.8%)
12.8% E X 日曜洋画劇場「ペイチェック 消された記憶」(先週比-0.6%)
10.3% T X 日曜ビッグバラエティ「貯金家族」(先週比-0.5%)
全体先週比 +0.2%(全体74.1%)

日曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「ハタチの恋人」(平均8.2%)
13.0→10.4→ 9.2→ 7.4→ 7.3→ 6.6→ 6.4→ 6.6→ 6.4→ 8.2%
☆07年7月クール「パパとムスメの7日間」(平均13.9%)
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5%
☆07年4月クール「冗談じゃない!」(平均13.4%)
19.4→14.7→13.2→14.4→14.2→11.7→10.7→11.3→12.8→12.0→12.7%
☆07年1月クール「華麗なる一族」(平均23.9%)
27.7→21.8→23.5→23.0→21.2→23.5→21.1→21.6→24.9→30.4%
☆06年10月クール「鉄板少女アカネ!!」(平均8.7%)
11.0→ 7.3→ 8.7→10.3→ 8.7→ 6.5→ 8.4→ 8.1→ 9.5%
☆06年7月クール「誰よりもママを愛す」(平均10.4%)
13.4→10.9→10.2→12.8→11.3→10.4→ 8.0→ 9.2→ 9.0→ 8.5→10.7%
☆06年4月クール「おいしいプロポーズ」(平均12.0%)
14.1→12.6→12.4→11.4→11.2→13.5→10.9→11.0→12.9→10.2%
☆06年1月クール「輪舞曲-RONDO-」(平均15.5%)
20.0→15.2→15.1→15.8→14.8→14.6→15.5→13.2→14.1→14.6→17.7%
「佐々木夫妻の仁義なき戦い」の9話目視聴率11.0%は、8ドラマ中5位という結果になっている。
「ハタチの恋人」「鉄板少女アカネ!!」「誰よりもママを愛す」といった低レベルの争いからは脱しただろうか。
視聴率自体が低いのは変わりないが、最悪という結果は免れそうだ。
同枠ドラマの中では「誰よりもママを愛す」(平均10.4%)もこれで抜きそうだ。
「佐々木夫妻の仁義なき戦い」は最終回で6.2%を取れば、「誰よりもママを愛す」を超えることができる。
平均視聴率は9ドラマ中6位という結果になりそうだ。
しかし、長谷川京子主演の「おいしいプロポーズ」(平均12.0%)に負けてしまうのは、いかがなものか。

稲垣吾郎主演ドラマの視聴率の動きは以下の通り。
☆05年1月クール「Mの悲劇」(平均12.6%)<同枠>
14.0→11.1→13.0→11.9→11.4→12.0→11.5→14.0→13.8→12.8
☆02年4月クール「ヨイショの男」(平均10.0%)<同枠>
14.4→12.4→10.6→11.4→10.8→10.5→13.4→ 4.2→ 7.6→ 9.3→ 5.7
※ワールドカップ開催のため、後半は悲惨なことになった。
☆00年7月クール「催眠」(平均10.4%)<同枠>
16.7→10.3→ 9.4→10.9→ 7.5→ 7.4→10.7→ 9.4→ 9.9→10.2→11.9
06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」(平均15.9%)<非同枠>
19.9→17.4→16.3→16.7→16.4→16.0→15.2→14.3→14.8→12.6→
→15.5→15.7
裏番組のライバルが強いとはいえ、「Mの悲劇」の平均12.6%程度は最低限でも稼ぎたかったところだ。
稲垣吾郎の次回作はちょっと期待しにくいこととなった。
とはいえ、「催眠」「ヨイショの男」と同じレベルになる。
この辺りが稲垣の限界とは思いたくないものだ。
平均10%後半に落ち着いた最近のドラマは、05年7月クール「いま、会いにゆきます」平均10.97%程度しかない。
同枠でもあり、これにも勝っておきたいところだ。
「佐々木夫妻の仁義なき戦い」は最終回で11.9%を取れば、超えることができる。
無理な数字ではないが、ギリギリ届かないのではないか。
他のドラマとの比較では、「モップガール」平均10.2%、「ドリーム☆アゲイン」平均10.3%以上で、「探偵学園Q」平均11.1%、「わたしたちの教科書」平均11.2%以下というものになる。


8位「ロス:タイム:ライフ」 平均10.33%(放送前予想平均11.0%)
初回11.4→8.7→12.3→10.7→10.5→8.5→10.2%
【7話目を踏まえた平均視聴率予想】 10.0%~11.0%(±0.0%~±0.0%)
瑛太11.4%、小山慶一郎8.7%、友近12.3%、上野樹里10.7%、伊藤淳史10.5%、田中直樹8.5%、常盤貴子10.2%となった。
常盤貴子には実績があるが、旬の女優でもないので、先週の予想(10.0%)通りの数字に落ち着いた。

来週はお休みのようだが、残りの真木よう子、大泉洋はどのような数字となるだろうか。
真木よう子11.5%、大泉洋12.0%程度と予想したい。
真木よう子は上野樹里よりも稼ぐはずだ。友近超えの可能性もあると思っている。
「SP」の出演で、それなりに知名度は高まっているはずだ。
残り2話がこの通りになると、平均視聴率は10.6%程度となる。
温水が主演になるのだろうか、特別編も用意されているというのも気になるところだ。

土曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9%
☆07年10月クール「ライフ」(平均12.2%)
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→ 9.4→12.4→14.2→14.2→17.4%
☆07年10月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→ 8.7→ 9.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6%
「ロス:タイム:ライフ」の7話目視聴率10.2%は、4ドラマ中3位という結果になっている。
「ライフ」「ライアーゲーム」基準で考えれば、10.2%という数字は必ずしも低いものではない。

「ライアーゲーム」の7話目までのポイント数が76.8ポイント。
「ロス:タイム:ライフ」の7話目までのポイント数が72.3ポイントであり、だいぶ差が開きつつある。
「ライアーゲーム」のような終盤の盛り上がりは期待できないので、10%後半の視聴率になりそうだ。
テレビ朝日の23時ドラマの「特命係長・只野仁3」平均14.3%、「帰ってきた時効警察」平均12.0%には勝てないまでも、「モップガール」平均10.2%には余裕で勝つだろう。
10%後半の視聴率のドラマはあまりないので、比較材料がないが、「ドリーム☆アゲイン」平均10.3%は上回ることになりそうだ。


10位「エジソンの母」 平均9.53%(放送前予想平均8.5%)
初回11.0→11.1→12.1→9.1→6.8→7.7→8.1→9.8→9.7→9.9%<終>
【9話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.5%~10.0%
最終回で10%後半の数字を期待したが、そこまでの盛り上がりはなかった。
しかし、終盤の3回の数字をきちんと安定させた点は評価できるのではないか。

3話目の12.1%から大ブレークの予感もあったが、「DEATH NOTE」の影響もあり、数字自体は低いものとなってしまった。
しかし、このテーマ、このキャスティングを踏まえ、この数字の動きならば、ギリギリ合格点ではないか。
数字自体はかなり低いが、個人的にはかなり健闘したという印象をもっている。

<同時間帯の視聴率>
各局大幅増加となっている。
裏に強力の番組がなかったため、もうちょっと伸ばしてもよかった。
08.0% NHK  和食の極み~第1回日本料理コンペティション~(先週比+2.1%)
13.3% NTV 金曜ロードショー「アイ・スパイ」(先週比+2.8%)
09.9% TBS エジソンの母(終) (先週比+0.2%)
14.5% C X 笑顔をくれた君へ 女医と道化師の挑戦(先週比+1.0%)
13.2% E X 報道ステーション(先週比-0.2%)
08.6% T X たけしの誰でもピカソ(先週比+0.7%)
全体先週比 +6.6%(全体67.5%)

金曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「歌姫」(平均7.9%)
9.4→ 7.5→ 9.8→ 6.9→ 8.4→ 9.2→ 6.7→ 7.1→ 7.7→ 8.4→ 6.0
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆07年4月クール「特急田中3号」(平均8.8%)
11.5→ 8.7→ 7.6→ 8.0→ 8.3→ 9.4→ 8.5→ 9.1→ 9.7→ 6.8→ 8.9
☆07年1月クール「花より男子2」(平均21.7%)
19.4→20.1→19.2→23.1→20.3→21.0→21.0→22.7→22.3→21.9→27.6
☆06年10月クール「セーラー服と機関銃」(平均13.3%)
17.3→14.2→ 9.6→16.0→10.8→12.0→13.0
☆06年7月クール「タイヨウのうた」(平均10.3%)
13.8→ 6.9→ 8.4→11.1→ 9.5→11.3→ 9.4→11.4→10.8→10.2
☆06年4月クール「クロサギ」(平均15.7%)
18.8→16.9→16.0→16.7→12.7→16.4→12.3→14.5→15.8→15.4→16.9
☆06年1月クール「夜王~YAOH~」(平均15.5%)
17.0→15.1→17.7→15.4→14.5→15.5→12.4→14.8→14.6→14.0→19.2
「エジソンの母」の最終回の視聴率9.9%は、9ドラマ中7位という結果となっている。
「歌姫」「特急田中3号」を上回っただけというのはちょっと寂しい。
「タイヨウのうた」の最終回10.2%程度は上回りたかったところだ。
平均視聴率も、9ドラマ中7位という結果になったが、数字の動きが下位2本とは全然違うので、コケというジャッジはしたくない。
教育モノドラマの「受験の神様」平均9.45%もなんとか上回った。
「わたしたちの教科書」平均11.2%辺りも捕らえたかったところだ。
「DEATH NOTE」をぶつけられなければ、どうなっていただろうか。

伊東美咲主演作の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年7月クール「山おんな壁おんな」(平均12.1%)
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→
→13.0→11.1
☆06年7月クール「サプリ」(平均14.2%)
17.9→13.0→14.4→12.2→13.9→12.7→14.4→16.3→13.8→12.7→15.3
☆05年10月クール「危険なアネキ」(平均18.8%)
21.1→21.1→18.3→17.5→19.8→18.3→17.8→17.7→15.7→20.5
☆05年7月クール「電車男」(平均21.0%)<二番手>
18.3→21.3→20.0→21.0→18.3→19.5→21.0→19.9→22.5→24.1→25.5
☆04年10月クール「HOTMAN2」(平均10.4%)<二番手>
12.2→13.2→10.2→10.6→12.1→13.5→8.4→9.8→9.3→9.2→8.2→7.8
「HOTMAN2」を超えることはなかったが、「HOTMAN2」のように後半瓦解しなかったのは評価できる。
主演女優としては、ピークは過ぎた感があるが、まだまだ終わりじゃないことを証明した。

「きらきら研修医」平均9.3%、「わるいやつら」平均9.4%、「受験の神様」平均9.5%、「CAとお呼びっ!」平均9.5%「役者魂!」平均9.6%、「神はサイコロを振らない」平均9.6%、これらをすべて抜き去りたかったところだが、「役者魂!」「神はサイコロを振らない」は抜けなかった。
これらを踏まえても、それほど悪くないところに落ち着いたのではないか。
大コケすると思われていた本ドラマが、ここまで数字を取ったのだから、少々評価はできると思う。


11位「未来講師めぐる」 平均9.09%(放送前予想平均10.5%)
初回9.0→10.6→8.2→8.8→7.2→10.5→8.2→10.0→10.3→8.1%<終>
【9話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.0%~9.5%
納得いかない数字で幕を閉じた。
最終回視聴率が自身2番目に低いというのは、質の低いドラマということになる。
見ていなければ、大した事ないドラマと一刀両断できるが、それほど悪くないドラマだけに首を傾げる最終回の数字だ。
合格点とは絶対言えないが、9%台は確保し、なんとか面目を保ったが…。
ハマれる人にはハマれるドラマであり、一般受けはしなかったということか。

金曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「モップガール」(平均10.2%)
10.2→10.7→11.8→ 9.7→ 9.8→10.6→ 9.8→10.4→ 9.2→ 9.4
☆07年7月クール「スシ王子!」(平均7.5%)
8.8→ 7.3→ 6.9→ 5.7→ 7.1→ 8.1→ 8.3→ 7.9
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆07年1月クール「特命係長・只野仁」(平均14.3%)
13.4→15.5→14.4→12.7→13.9→14.0→13.7→14.0→14.2→17.0
☆06年10月クール「アンナさんのおまめ」(平均7.2%)
8.1→ 7.1→ 7.3→ 5.9→ 8.1→ 6.4→ 6.3→ 7.6→ 7.2→ 7.9
☆06年7月クール「黒い太陽」(平均11.2%)
11.8→11.0→12.1→11.6→10.2→ 9.6→11.8→11.1
☆06年4月クール「てるてるあした」(平均8.9%)
9.5→10.9→11.2→10.0→ 8.8→ 7.7→ 9.2→ 7.9→ 7.2→ 7.7→ 7.4
☆06年1月クール「時効警察」(平均10.1%)
9.7→12.1→ 8.3→11.2→10.8→ 9.2→11.2→ 8.4→10.1
「未来講師めぐる」の最終回視聴率8.1%は、9ドラマ中6位という結果になっている。
高くもなく、低くもない、非常に微妙な数字となった。
欲を言えば、06年の「時効警察」の最終回10.1%程度は取りたかったところだ。
平均視聴率も9ドラマ中6位という結果になった。
最終回の数字はイマイチだったが、ライバルだった「てるてるあした」を抜き去ったのは評価できるだろうか。
「只野」「太陽」「時効」というドラマには敵わないので、「モップガール」がライバルとなると思ったが、、まさかここまで引き離されるとは思わなかった。
視聴率的にはやはり合格とは言えない。

映画はヒットするが、ドラマはイマイチなクドカンドラマの視聴率は以下の通り。
☆05年4月クール「タイガー&ドラゴン」(平均12.8%)
16.2→14.1→13.2→12.8→12.4→12.5→11.9→11.3→12.6→12.0→11.6
☆03年10月クール「マンハッタンラブストーリー」(平均7.2%)
10.0→ 8.3→ 7.9→ 7.2→ 7.9→ 5.2→ 7.1→ 5.6→ 6.0→ 6.9→ 7.0
☆03年4月クール「ぼくの魔法使い」(平均9.4%)
12.0→10.8→10.3→ 8.3→ 8.9→ 7.9→ 9.6→ 8.2→11.1→ 6.6→ 9.7
☆02年1月クール「木更津キャッツアイ」(平均10.1%)
13.4→10.0→ 9.8→11.3→ 8.5→ 7.8→ 9.7→ 8.6→11.7
☆01年1月クール「ロケット・ボーイ」(平均18.8%)
19.9→18.0→22.6→18.8→17.3→17.6→17.2%
※織田裕二の怪我により途中休止。復活したときは主人公が車椅子という設定。
☆00年4月クール「池袋ウエストゲートパーク」(平均14.9%)
15.1→15.1→13.0→14.8→13.3→14.9→15.3→16.1→15.4→14.2→16.3
さすがに「マンハッタンラブストーリー」平均7.2%を超えた。
「ぼくの魔法使い」(平均9.4%)は抜くことはやはりできなかった。
これを抜けないようでは、視聴率的には高い評価はできない。
クドカンドラマのうち派手さがないドラマの視聴率の落ち着きどころはこの辺りかもしれないが、それにしても低すぎた。

深田恭子主演作品の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年7月クール「山おんな壁おんな」(平均12.1%)
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→13.0
☆06年4月クール「富豪刑事デラックス」(平均12.0%)
15.3→11.4→12.8→10.3→12.6→11.6→11.5→12.7→ 9.9→11.4
☆05年7月クール「幸せになりたい!」(平均11.8%)
13.0→11.8→12.0→11.7→11.7→13.0→10.7→10.1→12.1→11.4
☆05年1月クール「富豪刑事」(平均12.4%)
16.2→11.1→12.6→12.6→13.2→11.6→10.6→12.3→11.7→12.3
平均視聴率12%を安定して稼ぎ、大きくはコケないが、決してよくない深田ドラマ。
これ以前だと、04年7月クール「南くんの恋人」平均9.4%、04年1月クール「彼女が死んじゃった。」平均7.0%という成績がある。
「彼女が死んじゃった。」はさすがに超えることができた。
深田ドラマとしては、久々のコケということになった。
悪くても、二桁のラインは突破して欲しかったところだ。

他のドラマとの比較では、「菊次郎とさき」平均9.3%、「ジョシデカ!」平均9.1%には敗れたが、「牛に願いを」平均8.7%、「スワンの馬鹿!」平均8.3%、「ハタチの恋人」平均8.2%には勝つことができた。
したがって、ムチャクチャ悪い数字ではないものの、評価に値する数字でもない。


14位「4姉妹探偵団」 平均7.00%(放送前予想平均11.0%)
初回9.2→6.4→8.1→3.5→7.0→7.4→6.4→7.0→8.0%<終>
【8話目を踏まえた平均視聴率予想】 7.0%~7.0%
課題だった最終回8.0%以上をギリギリ獲得し、平均7.0%台に乗せることができた。
自身3番目に高い視聴率で幕を閉じたので、それほど酷い終わり方ではない。
初主演の夏帆にとっては厳しい数字となったが、致死レベルの数字ではないだろう。
次回にはギリギリ首が繋がったのではないか。
また、4話目を除外すれば、平均7.4%となる。
「スシ王子!」平均7.5%、「肩ごしの恋人」平均7.4%、「下北サンデーズ」平均7.3%、「アンナさんのおまめ」平均7.2%辺りとは、差がない数字だ。

<同時間帯の視聴率>
中居が大きく下げ、他局に数字を分けてしまった。
他局もそれほど強くないだけに、こちらももうちょっと上げて欲しかった。
12.9% NHK ニュースウオッチ9(先週比+2.2%)
13.3% NTV 金曜ロードショー「アイ・スパイ」(先週比+2.8%)
12.4% TBS 中居正広の金曜日のスマたちへ(先週比-4.6%)
14.5% C X 笑顔をくれた君へ 女医と道化師の挑戦(先週比+1.0%)
08.0% E X 4姉妹探偵団(終)(先週比+1.0%)
08.6% T X 所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!(先週比-1.3%)
全体先週比 +1.1%(全体69.7%)

金曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「オトコの子育て」(平均8.6%)
11.8→ 8.8→ 8.0→ 8.7→ 6.9→ 8.2→ 7.6→ 8.7
☆07年7月クール「女帝」(平均11.6%)
12.4→11.9→10.9→10.7→ 8.9→ 9.4→11.5→10.5→14.0→15.5
☆07年4月クール「生徒諸君!」(平均7.6%)
9.4→ 7.7→ 5.9→ 6.0→ 7.4→ 6.8→ 8.1→ 7.3→ 7.9→ 9.4
☆07年1月クール「わるいやつら」(平均9.4%)
13.6→10.1→ 9.1→ 7.2→ 6.2→ 8.7→ 9.8→10.1
☆06年10月クール「家族~妻の不在・夫の存在~」(平均11.9%)
13.0→11.4→13.1→13.7→11.3→ 9.6→10.5→12.2
☆06年7月クール「レガッタ」(平均5.5%)
9.5→ 5.2→ 5.7→ 4.5→ 4.5→ 4.3→ 5.6→ 4.3→ 4.8→ 5.3
☆06年4月クール「富豪刑事デラックス」(平均12.0%)
15.3→11.4→12.8→10.3→12.6→11.6→11.5→12.7→ 9.9→11.4
「4姉妹探偵団」の最終回の視聴率8.0%は、8ドラマ中7位という結果になっている。
多少の健闘は見せたが、数字自体はやはり相当低いようだ。

赤川次郎のドラマ化作品は以下の通り。
☆98年1月クール「三姉妹探偵団」(平均13.6%)鈴木蘭々、吉川ひなの、野村祐香
18.4→13.8→14.4→14.1→12.6→14.7→12.1→12.1→11.4→12.7
☆04年4月クール「霊感バスガイド事件簿」(平均9.2%)
9.5→9.2→8.1→8.7→8.3→8.4→9.8→9.4→10.3→10.2
☆06年10月クール「セーラー服と機関銃」(平均13.3%)
17.3→14.2→ 9.6→16.0→10.8→12.0→13.0
10年前の作品に比べると、酷い数字になってしまった。

低迷の理由を考えると、やはり夏帆の知名度となるか。
残りの3人の女優でなんとか補えると考えたが、無理だったようだ。
しかし、市川由衣はそれほど知名度が低いわけではないだろう。
肝心の内容もイマイチだったようであり、知名度のなさと内容の不味さが相乗的な効果として働いたようだ。
最大のライバル「孤独の賭け」(平均7.02%)にも0.2ポイント及ばなかった。

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

全米映画興行収入ランキング(3月第3週目) 【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(-)1週目「ホートン~」        (3954館)$45,100,000 ($45,100,000)
2(1)2週目「紀元前1万年」      (3410館)$16,415,000 ($61,219,000)
3(-)1週目「Never Back Down」 (2729館)$8,610,000 ($8,610,000)
4(2)2週目「College Road Trip」  (2706館)$7,893,000 ($24,286,000)
5(3)4週目「バンテージポイント」   (2761館)$5,400,000 ($59,200,000)
6(4)2週目「The Bank Job」    (1613館)$4,910,000 ($13,110,000)
7(-)1週目「Doomsday」      (1936館)$4,743,200 ($4,743,200)
8(5)3週目「Semi-Pro」        (2270館)$2,975,000 ($29,742,000)
9(7)3週目「TheOtherBoleynGirl」(1212館)$2,900,000 ($19,171,000)
10(6)5週目「スパイダーウィックの謎」  (2407館)$2,390,000 ($65,430,000)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

3本の新作がランクインしたため、6週目で「FOOL'S GOLD」、5週目で「ジャンパー」及び「Step Up 2 the Streets」が圏外へ消えた。

「FOOL'S GOLD」の現在の興行収入は、65百万ドルとなっている。
最終的には7千万ドルに届くか、届かない程度が落ち着きどころか。
公開前興行収入予想は7~8千万ドルだったので、それほど悪い予想ではなかった。
マシュー・マコノヒー主演、ペネロペ・クルス共演の冒険モノ「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」トータル69百万ドルを超えられるかどうかが注目となる。
日本では知名度が高いとは思わないが、マシュー・マコノヒーはなかなか安定して稼ぐ役者だと分かったのが収穫だ。

「ジャンパー」の現在の興行収入は、76百万ドルとなっている。
8千万ドルには届きそうだ。
「クローバーフィールド」(トータル79百万ドル)を抜き、08年の最高興行収入作品になりそうだが、「ホートン」にあっさりと抜かれるだろう。
制作費が85百万ドルなので、制作費と興行収入がトントンとなりそうだ。
海外で稼げる作品なので、ギリギリセーフだが合格点は言い難い結果となった。
ダグ・リーマンもヘイデン・クリステンセンも一流としては一歩足りないのか。

「Step Up 2 the Streets」の現在の興行収入は、55百万ドルとなっている。
6千万ドルには届かない程度がフィニッシュラインか。
前作の「ステップ・アップ」トータル65百万ドルを超えるのは難しそうだ。
去年の「Stomp the Yard」トータル61百万ドルも下回りそうだが、それほど大きな乖離はなく、ダンス・ムービーの基準値に近い興行収入は稼いだといえる。
こちらはギリギリ合格点というところか。


新作は以下のとおり。
1位:「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」<CGアニメ>
【現在の興行収入】 45百万ドル
【監督】Jimmy Hayward(初監督作品)、Steve Martino(実績なし)
【声優】ジム・キャリー、スティーヴ・カレル(「リトル・ミス・サンシャイン」)
【内容】ほこりのような小さな欠片に住む人々を「どんなに小さくても、人は人」と思って、優しい象は助けようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 1億5~6千万ドル
制作費85百万ドル。制作費の半分以上を3日間で回収した。
多少のリスクは掛かるが、ファンタジー映画や、CGアクション映画に比べると、CGアニメのリスクは少ない。

20世紀フォックスのアニメ作品は以下のとおりとなっている。
02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル(オープニング46百万ドル)
05年「ロボッツ」トータル128百万ドル(オープニング36百万ドル)
06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル(オープニング68百万ドル)
07年「ザ・シンプソンズ MOVIE」トータル183百万ドル(オープニング74百万ドル)
純粋なアニメ作品ではないが、実写とCGの融合作品「Alvin and the Chipmunks」がトータル215百万ドル(オープニング44百万ドル)稼いでいる。
「ロボッツ」以上、「アイス・エイジ」並ならば、期待の範囲内ではないか。
予想通り1億5~6千万ドルがフィニッシュラインだろう。

20世紀フォックスではないが、「シャークテイル」(トータル161百万ドル)が48百万ドルのオープニング、「森のリトルギャング」(トータル155百万ドル)が38百万ドルのオープニングとなっており、これらと近いところに落ち着きそうだ。

3位:「Never Back Down」<アクション・ドラマ>
【現在の興行収入】 8.6百万ドル
【監督】Jeff Wadlow(「Cry_Wolf」(05))
【主演】ショーン・ハリス、ジャイモン・フンスー
【内容】新しいハイスクールにおいて、反抗的なティーン(ファリス)は地下格闘クラブに誘い込まれ、そこで彼は格闘技のベテラン(フンスー)に出会う。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 2千万ドル
制作費20百万ドル。
格闘技を扱ったアクション系ヒューマンドラマというのは珍しかったが、大ヒットするわけでもなく、コケるわけでもなかった。
予想外な結果にはならず、予想に近い数字に落ち着きそうだ。
評価もあまり良くないので、数週間に亘り、粘りこむこともなさそうだ。
ビリー・ボブ・ソーントン主演の「Mr. Woodcock」がオープニング8.8百万ドルで、トータル26百万ドルを稼いでいるが、このオープニングならば2千万ドル前後が落ち着きどころだろう。
予想の参考にした「ローグアサシン」のトータル22百万ドル(オープニング10百万ドル)を超えるのはちょっと厳しいか。

7位:「DOOMSDAY」<SFホラー>
【現在の興行収入】 4.7百万ドル
【監督】ニール・マーシャル(「ディセント」(05)、「ドッグ・ソルジャー」(02))
【主演】ローナ・ミトラ(「ザ・シューター」)、ボブ・ホスキンス(「マスク2」)、Alexander Siddig(「シリアナ」)
【内容】致死ウィルスがイギリスを壊滅させた30年後の世界、壁で仕切られた地域で専門家たちは治療のために熱帯に派遣されるが、脱走が起こり悪夢へと化す。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 2千万ドル
同監督作品「ディセント」のオープニング10百万ドル(トータル26百万ドル)となっている。
また、テーマが似ている「28週後…」のオープニング10百万ドル(トータル29百万ドル)となっているので、これらのちょうど半分程度というところか。
10百万ドル以上、15百万ドル以下というところが落ち着きどころか。
ありがちなテーマに加えて、どこか地味すぎたのではないか。
鑑賞していないが、「ディセント」のように多少に奇をてらったものでないと、このテーマ・このキャスティングでは、仕方はないようだ。


旧作は以下のとおりとなっている。
2位:「紀元前1万年」<歴史・冒険モノ>
【現在の興行収入】 61百万ドル(先週比+25百万ドル)
【監督】ローランド・エメリッヒ
【主演】カミーラ・ベル(「ロスト・ワールド」)、Steven Strait(「The Covenant」)、Marco Khan(「パイレーツ・オブ・カリビアン」)
【内容】若い大きなハンターは、自分の種族の将来のために、未知の世界を旅する。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 1億3~4千万ドル
制作費105百万ドルの大作映画。
国内だけで、少なくとも1億ドル稼がないと割に合わないが、伸びがまったくない。
今年初の1億ドル突破の期待が掛かったが、厳しくなってきた。
「クローバーフィールド」「Semi-Pro」に続き、本作も期待外れとは…。

ローランド・エメリッヒ監督作品は以下のとおり。
04年「デイ・アフター・トゥモロー」187百万ドル
00年「パトリオット」113百万ドル
98年「Godzilla/ゴジラ」136百万ドル
96年「インディペンデンス・デイ」306百万ドル
94年「スターゲイト」72百万ドル
92年「ユニバーサル・ソルジャー」36百万ドル

「デイ・アフター・トゥモロー」の2週目興行収入が128百万ドル。
「パトリオット」の2週目興行収入が65百万ドル。
「Godzilla/ゴジラ」の2週目興行収入が99百万ドル。
「デイ・アフター・トゥモロー」と「Godzilla/ゴジラ」の比率で計算すると、84~89百万ドルが落ち着きどころか。
エディー・マーフィー主演の「マッド・ファット・ワイフ」(トータル96百万ドル)が34→59→74→83→88→92と動いているので、これも参考になりそうだ。
「紀元前1万年」は36→61百万ドルと推移している。
まだ1億ドルのラインは残っているが、現時点では9千万ドル台が落ち着きどころか。
今年初めての1億ドル突破作品が誕生するかを注視したいと思ったが、「クローバーフィールド」(トータル79百万ドル)同様に、伸びが足りない。
<参考>
06年「アポカリプト」51百万ドル(オープニング15百万ドル)
93年「ジュラシック・パーク」357百万ドル(オープニング50百万ドル)
97年「ロスト・ワールド」229百万ドル(オープニング75百万ドル)
01年「ジュラシック・パークⅢ」181百万ドル(オープニング51百万ドル)

4位:「College Road Trip」<コメディ>
【現在の興行収入】 24百万ドル(先週比+10百万ドル)
【監督】ロジャー・カンブル(「クルーエル・インテンションズ」)
【主演】レイヴン・シモーネ(「Dr.ドリトル」「プリティ・プリンセス2」)、マーティン・ローレンス
【内容】女子高校生(レイヴン)が大学を選ぶために国中を旅行することを決めるとき、過保護な警官の父(ローレンス)も彼女に同行することを決める。
【アメリカ内の評価】 かなり悪い
【公開前興行収入予想】 6千万ドル
ここまで評価が低いと、さすがに話にならない。
オープニング成績から「4千万ドル後半から5千万ドル程度」と読んだが、現時点では3千万ドル後半が落ち着きどころだろう。
今年公開されたマーティン・ローレンス主演作「Welcome Home Roscoe Jenkins」の2週目興行収入29百万ドル(トータル42百万ドル)なので、やはり3千万ドル後半が落ち着きどころだ。

ディズニー系ビエナ・ブスタの親子映画は以下のとおりであり、ここまで低迷するとは思わなかったが、マーティン・ローレンス主演では仕方なかったのかもしれない。
07年「THE GAME PLAN」トータル91百万ドル
05年「キャプテン・ウルフ」トータル113百万ドル

マーティン・ローレンス主演作は以下のとおり。
08年「Welcome Home Roscoe Jenkins」トータル42百万ドル
07年「団塊ボーイズ」トータル168百万ドル
06年「ビッグ・ママス・ハウス2」トータル70百万ドル
05年「Rebound」トータル17百万ドル
03年「バッドボーイズ2バッド」トータル139百万ドル
03年「ナショナル・セキュリティ」トータル36百万ドル
01年「ブラック・ナイト」トータル33百万ドル
01年「ビッグ・マネー」トータル32百万ドル
00年「ビッグ・ママス・ハウス」トータル118百万ドル
「ビッグ・ママス・ハウス」シリーズを除外すれば、単独主演作の成績はあまりいいわけではないので、妥当な落ち着きどころかもしれない。
ディズニー系という看板に少々惑わされてしまったか。
ブラックムービーは最近好調であり、去年公開された「Tyler Perry's Why Did I Get Married」トータル55百万ドル、「This Christmas」49百万ドルとなっているのも、参考にしすぎたようだ。

5位:「バンテージ・ポイント」<サスペンス>
【現在の興行収入】 59百万ドル(先週比+7百万ドル)
【監督】ピート・トラヴィス(TVで活躍、代表作なし)
【主演】デニス・クエイド、フォレスト・ウィッテカー(「ラストキング・オブ・スコットランド」)、マシュー・フォックス(「LOST」)、シガーニー・ウィーヴァー
【内容】大統領暗殺未遂事件を8人の目撃者による異なる視点から描く。いわゆる「羅生門」方式を採用した映画。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 5千万ドル
制作費が4千万ドルとなっており、2週目制作費を回収している。
こちらは比較的好調といっていいだろう。

今まで参考にしてきた「ディスタービア」の4週目興行収入は60百万ドル(トータル80百万ドル)となっているので、「バンテージ・ポイント」は7千万ドル後半程度でフィニッシュできそうだ。
今年公開された映画で「クローバーフィールド」トータル79百万ドル、「ジャンパー」トータル76百万ドル、「幸せになるための27のドレス」トータル75百万ドルとなっている。
「クローバーフィールド」超えを目標にしてもらいたい。

6位:「The Bank Job」<クライム・サスペンス>
【現在の興行収入】 13百万ドル(先週比+7百万ドル)
【監督】ロジャー・ドナルドソン(「13デイズ」「世界最速のインディアン」)
【主演】ジェイソン・ステイサム、サフロン・バローズ(「トロイ」)
【内容】英国の歴史で最も大きい犯罪に基づいている。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
評価が高いため、先週からの落ち込みが少なく、今後も粘りそうだ。
先週参考にした作品の2週目興行収入は以下のとおり。
「28週後…」19百万ドル(トータル29百万ドル)
「Mad Money」15百万ドル(トータル20百万ドル)
これらを踏まえると、3千万ドルラインは厳しいが、2千万ドルには乗りそうだ。

ジェイソン・ステイサムの主演作の興行収入は以下のとおり。
08年「In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale」トータル5百万ドル
07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
これらを踏まえると、2千万ドル台でも納得できる。
「トランスポーター」を超えることはできるだろうか。

ロジャー・ドナルドソン監督の興行収入は以下のとおり。
05年「世界最速のインディアン」トータル5百万ドル
03年「リクルート」トータル53百万ドル
00年「13デイズ」トータル35百万ドル
87年「追いつめられて」トータル36百万ドル
悪くないサスペンス作品を監督している。
上手くいけば3千万ドルが狙えそうだが、現時点では厳しいか。

8位:「Semi-Pro」<スポーツコメディ>
【現在の興行収入】 30百万ドル(先週比+5百万ドル)
【監督】Kent Alterman(初監督、プロデューサーとして活躍)
【主演】ウィル・フェレル、ウディ・ハレルソン、Andre Benjamin(「フォー・ブラザーズ」)
【内容】元歌手でバスケットチームのオーナー兼選手のフェレルは、リーグがNBAに吸収されるに伴い、NBA昇格を目指して奮闘する。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 1億2千万ドル
今回のウィル・フェレル主演のスポーツコメディは完全にコケた。
しかし、今までのスポーツコメディとアプローチはそれほど変わらず、飽きられたというところか。
また、ジョン・ヘダーや、ジョン・C・ライリーといった肝心の相方が今回は悪かったのかもしれない。
4千万ドルに届くか、届かないかというのが着地点か。
自身主演作のファンタジードラマの06年「主人公は僕だった」41百万ドル位は超えたいところだ。

ウィル・フェレル主演のスポーツコメディは以下のとおりとなっている。
06年「タラデガ・ナイト オーバルの狼」148百万ドル
07年「俺たちフィギアスケーター」119百万ドル
まさか、いきなりここまで嫌われるとは予想できなかった。

9位:「THE OTHER BOLEYN GIRL」<歴史モノ>
【現在の興行収入】 19百万ドル(先週比+4百万ドル)
【監督】Justin Chadwick(TVで活躍、主な実績なし)
【主演】ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ
【内容】2人の姉妹(ポートマンとヨハンセン)は、ヘンリー8世(バナ)に好かれるために争うようになる。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 1千5百万ドル
公開規模や歴史モノということを踏まえると、比較的健闘している。
公開前興行収入予想の15百万ドルラインを突破した。

歴史モノならば、以下のような映画が参考になる。
07年「エリザベス:ゴールデン・エイジ」トータル16百万ドル
06年「マリー・アントワネット」トータル16百万ドル
98年「エリザベス」トータル30百万ドル
これらと比較すると、悪くないことが分かる。
「エリザベス」トータル30百万ドルは難しいとしても、「エリザベス:ゴールデン・エイジ」「マリー・アントワネット」は超えることはできた。

2千万ドル突破は確実であり、ヨハンソン主演の「ブラックダリア」トータル23百万ドル、「マッチポイント」トータル23百万ドルを超えたいところだ。
「The Nanny Diaries」のトータル26百万ドルを超えることはできるだろうか。

10位:「スパイダーウィックの謎」<ファンタジー>
【現在の興行収入】 65百万ドル(先週比+3百万ドル)
【監督】マーク・S・ウォーターズ
【主演】フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー(「イン・アメリカ」)、デヴィッド・ストラザーン(「グッドナイト&グッドラック」でアカデミー主演男優賞ノミネート)
【内容】妖精の秘密が書かれた謎の本を読んだ双子の兄弟シャレドとサイモングレイスは、彼らの妹マロリーとともに、妖精たちと戦うこととなる。
【アメリカ内の評価】 高い
制作費90百万ドルの大作映画。
物足りないオープニングであったが、予想外に粘っている。
評価が高いことも影響しているのだろうか。

近年のファンタジー作品の5週目興行収入は以下のとおり。
「シャーロットのおくりもの」72百万ドル(トータル83百万ドル)
「テラビシアにかける橋」75百万ドル(トータル82百万ドル)
「ライラの冒険」65百万ドル(トータル70百万ドル)
5千万ドル程度で終わるかと思われたオープニングだったが、標準的なファンタジー作品レベルは稼ぎそうだ。
「ライラの冒険」は何とか超えて、7千万ドル前半程度でフィニッシュしそうだ。

マーク・S・ウォーターズ監督作品の興行収入は以下のとおり。
05年「恋人はゴースト」 トータル48百万ドル
04年「ミーン・ガールズ」トータル86百万ドル
03年「フォーチュン・クッキー」トータル110百万ドル
01年「恋にあこがれて」 トータル10百万ドル
97年「ストーム」 トータル0.6百万ドル
「フォーチュン・クッキー」「ミーン・ガールズ」程度は稼ぎたかった。


次週のランキングには、以下のような作品が登場予定。
オーウェン・ウィルソン主演のコメディ「DRILLBIT TAYLOR」
日本の落合正幸が監督したタイ映画のリメイクホラー作品「SHUTTER」
Tyler Perryのコメディ「Tyler Perry's Meet the Browns」
ホラーとTyler Perryの落ち着きどころは分かるので、注目はオーウェン・ウィルソン主演のコメディ「DRILLBIT TAYLOR」となる。
すっかり元気になったようだが、オーウェン・ウィルソンの自殺未遂の影響はどうだろうか。

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「未来講師めぐる」最終回レビュー 【ドラマ】

最終回だけあり、アプローチや作風を若干変えてきた。
シリアスにやや比重を置かれていたが、いい形で幕を閉じれたと思う。
悪くない最終回だった。

エイサクおじさんは未来が見える能力を持っていなかったが、未来を変えるチカラはあるということだ。
エイサクおじさんのように未来を変えるチカラを我々全てが持っているというのが本ドラマのメッセージだったようだ。
人と人との繋がりによって、未来というものは変わり続ける。
自分の未来が明るくないと暗いとか決めつけないで、何かを信じて、今を全力で生きれば、きっと未来も開けるという想いを込めたのだと思う。

そして、同時に能力者でなくても、我々には大事な人の誰かの心が分かるという能力を持っているということだろう。
クドカンらしく、キレイにまとめ上げた。

それにしても、黒川はそれほど好きではなかったが、今回の「死んじゃえょ~」にはやられた。

本ドラマが良かった理由を箇条書きすると以下のようなものか。
①サブキャラクターを含めて、それぞれ活き活きとしている。
②深田、武田などの演技にキレがある。
③看板、ヅラなどのアイテムを効果的に継続的に使用している。
④とにかく笑えて、ちょっと泣ける。
⑤家族の大切さや絆をきちんと描いている。
⑥「金パチ」や「相棒」など前回のネタを効果的に再利用している。
⑦小ネタや音楽なども最高。
⑧演出も遊び感があり、上手く脚本の世界観を映像化できた。

色々良かった点はあるが、深田が何よりも良かったと思う。
塾の子どもたちや仲間や家族、恋人のために、一人で悩みながらもおせっかいを焼き続ける姿勢が光っていた。
クドカンの世界観のキャラクターを魅力的に演じられたと思う。
久々に見てよかったと思えるドラマだった。

☆総合評価☆ 8.5点(10点満点中)

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「ロス:タイム:ライフ」第七節レビュー 【ドラマ】

完成度は高くはないが、それほど悪くはなかった。

「組長の仇を討とうとする“極道の妻”の生き方」と、「“一人の男を愛した女”の生き方」に揺れる女性が描かれていたと思う。
自分を裏切った男に落とし前をつけられなかったのは、“極道の妻”というよりも“一人の男を愛した女”でいたかったのだろう。

裏切られたという想いよりも、後悔が大きかったのではないか。
自分が愛してしまったゆえに、組長の器でない教師志望の男を組長に祭り上げてしまい、次第に彼を追い詰めていったと気付いたのだろう。
白水仙の花言葉がドラマ中では“健気”と説明されていただろうか。
彼女の生き様を端的に表わしたものとなっている。

彼から自分へのかつての愛は本当だったものと信じて、彼を送り出し、自分の人生の幕を閉じたのだと思う。
彼からの愛を失ったのは、彼のせいではなく、自分の責任だと痛感したのだろう。
何かに抗うことなく、自分の人生の幕引きを受け止めていた。

先代の組長の娘だったため、組という呪縛から開放されなかったが、そういった呪縛がない若い組員には足を洗って、全うな人生を送って欲しかったのだと思う。
自分は夫からの愛を失ったが、若い組員には妹からの愛を失って欲しくなかったのではないか。
ありがちな内容だったが、いちおう話はリンクされている。

バス停でアクションシーンが見られたので、殴りこみ時にもアクションや殺陣的なものを見られるかと思ったが、殴りこみ時にはほんの数秒しか映っていなかったのが残念だ。

それほど複雑なストーリーではなかったが、途中に解説が入るという工夫も感じられたのも一応は評価できる。
このような、他のドラマではできないアイディアをもっと盛り込んで欲しいものだ。
放送開始前は凄いドラマができるという期待があったが、蓋を開けてみたら、普通のドラマ、もしくは普通のドラマ以下という悲しい現実しか待っていなかったので、既存のドラマとは異なるアプローチで視聴者をもっと唸らせて欲しいものだ。

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「鹿男あをによし」第九話レビュー 【ドラマ】

連続ドラマに適していない内容とは思っていない。
事実、他のドラマを捨ててまで、本ドラマを見ようと思っただけの魅力や期待感を覚えていた。

しかし、最終回直前までやってきたが、何もかも中途半端に終わってしまうようである。
ミステリーとしても、ラブストーリーとしても、学園モノとしても、奈良紹介ドラマとしても、いずれも物足りない内容となっている。
10話も掛けて、肝心のことは何も描けないという日本のドラマにありがちなレベルの低いドラマになりそうだ。

素材にも多少問題があったかもしれないが、脚本家が原作を膨らませることができなかったのが最大の問題だろう。
原作はドラマ化されることを前提には作られてないのであるから。
その膨らますことができなかった脚本をまともに演出してしまったのがさらに事態を悪化させている。

本ドラマのように真面目に演出するのではなく、もっとアプローチをコメディタッチにしたり、ファンタジックにしたり、ときにはシリアスにと、変化を加えないと間が持たないだろう。

最終回直前に関わらず、冒頭の10分程度と最後の5分程度しか見所がないというのは寂しすぎる。
それにしても、「わたしの物にならないのならば、破壊してやる」という流れは、本当に原作に描かれていたのだろうか。
こんなクダラナイ展開ならば、少々原作にも問題があるのかもしれない。
もし、これを脚本家が脚色したのならば、レベルの低い脚色だ。

しかし、あの場面の演出はそれほど悪くない。
「あれっ?どうなっちゃうんだろう?」という想いを視聴者に少しでも抱かせることができたので、この場面は評価できるものとなっている。

最終回もそれほど波乱はなく終わりそうだ。
注目は二組の恋の行方くらいだろうか。

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『ノーカントリー』レビュー 【映画】

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B-(普通の日本人が見てもピンとはこないだろう)

傑作「ブラッドシンプル」のような張り詰めた緊張感が漂う高次元のサスペンスを期待していたが、本作は「ファーゴ」のようにどこが良いのかよく分からないコーエン兄弟らしい作品となっている。
本作を観て「アカデミー賞作品賞にまさにふさわしい」「これは傑作だ」と思う日本人は少ないだろう。
正直言って、鑑賞中はまったく良さはよく分からなかったが、観終わった後はなんとなくこれは良い映画なのかもしれないとも感じられた。

ピンとこない理由はきちんとある。
本作の正式タイトルは「ノーカントリー・フォー・オールドメン」である。
訳すと“年寄りが住む国はない”という意味になるだろうか。
本作が描かれているのは、残虐極まりない“異常性”だ。
金と麻薬のために平気で人を殺し合う世界、留まるところを知らない暴力の連鎖、暴力でしか何事も解決できない世界が描かれている。
「こんな暴力が溢れる異常な国に年寄りが住めるわけない」という嘆きが、トミー・リー・ジョーンズから伝わってくる。これが本作の趣旨ではないか。
描かれているのは、まさにアメリカそのもの異常性であり、本作は自分の国アメリカを憂いている映画だ。
そのため、日本人にはピンとこない作品なのではないか。
金と麻薬のために平気で人を殺すような異常な人々が周囲にいたとすれば、本作を観て感じるところは多いだろうが、嬉しいことに日本にはまだそのような“異常性”は日常的ではない。
本作の良さがまったく分からなくても、特に問題はないだろう。
それだけ日本は平和だということだ。

また、最後に生き残った人物は誰だったかを考えるとさらに味わい深いものとなる。
人の心を失い、自分の傷の痛みさえも感じることができなくなった人物が最後まで生き残っている。
大金を奪ったモスが狙われることになるきっかけが「死にそうなメキシコ人に水をあげよう」としたからだったはずであり、まさに人間の心をもった者がモスでもある。
人を助けようとしたら狙われるような世界なのである。
この国で最後まで生き残るためには、人間の心を失った者でないといけないという嘆きが聞こえてくる。
彼は死にそうになっても、誰かに助けを求めるわけでもなく、最後には二人の少年に対して、金をやるから「シャツをくれ!」と言う人物だ。
ここでも、何事も金で解決できると思っているアメリカ社会を批判している気がする。
最後もなかなか秀逸な構造だ。
その金を巡って、もう一人の少年が「半分よこせ!」と言い放っている。
彼らには銃がないから、その金を巡って撃ち合いにはならないが、銃を持っている大人同士ならばその理不尽な理由で手に入れた大金を巡って撃ち合いをするだろう。
冒頭の惨劇が思い出される構図となっている。
あの少年たちの未来も見えてくるのではないか。

また、彼が家畜屠殺用のエアガンを使うのにも意図が込められていると思う。
それは、彼は人間を人間として扱うのではなく、人間を家畜や動物のようにしか思っていないということの表れなのだろう。
彼と世間話をしようとしてもまるで会話にならず、人の運命をゲームのようにコインで決めるような人間だ。
そんな異常な人間がどんどんと増えていったら、この国はどうなってしまうかという想いが込められているような気がする。
アメリカではたいへん評価される作品なのだろう。
あと数回観れば、もっと理解できるかもしれないが、初見ではその良さを上手く理解できなかったというのが正直なところだ。

テーマ:ノーカントリー - ジャンル:映画

「ブラッドシンプル ザ・スリラー」レビュー 【映画】

◆評  価   8.5点
◆おススメ度  A(コーエン兄弟の最高傑作)

「ブラッドシンプル」は、バーテンの黒人を除けば、主要メンバーは4人のみというシンプルな映画となっている。
構造としても、単なる不倫を巡るトラブルというシンプルなものとなっている。
しかし、シンプルなはずなのに、何もかもが複雑化しているという面白い映画だ。

主要メンバーの4人とも何が起こっているのかを全く理解していない点が面白い。
探偵は、ただ金が欲しかったという動機だろう。
そして、無くしたライターを不倫男に奪われたと思って、取り返そうとしているだけだ。

不倫された店主は、殺しを依頼したはずなのに逆に殺されようとしている。
しかも、目の前には銃を発射した探偵ではなく、憎い不倫男がいる。
ひょっとしたら探偵と不倫男がグルだったと思って、彼は死んでいったのかもしれない。

不倫男は、女が夫を殺したものと思い込み、全てを丸く治めようと奔走して疲弊し切っている。
すべて女のためにしたはずなのに、女はトボけて真相を話そうとしない。
やはり夫が語っていたように、利用されただけなのかと疑心暗鬼になっている。

女は、何が起きているのかさっぱり分からない。
不倫相手が夫を殺そうとしたと思っているが、逆に最後には夫が自分達を殺しに来たものだと思っている。

見事なまでの複雑さだ。
脚本の上手さを感じられる。
果てには3人が死んでしまい、この事件の真相を知るものは誰一人として残っていないのも面白い。

そして、注目すべきはやはりコーエン兄弟の演出としての手腕だ。
3発の銃弾によって緊張感が見事に高められている。
また、見事な撮影方法にも魅了される。
例の銃弾の跡のシーンだけではなく、光と影の使い方が実に上手い。
実体が見えない“影”に、見ている者も怯えるものとなっている。

さらに、足元からじっくりと映し出す独特の撮影方法もより緊張感を高める効果を発揮されている。
畑から走り出す車の美しさ、ラストに死にゆく探偵が見たもの、何もかもセンスの良さが感じられる作品となっている。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

『潜水服は蝶の夢を見る』レビュー 【映画】

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B-(単純な感動作ではない)

フランス語映画ということを考慮しても、本作がアカデミー賞監督賞にノミネートされ、作品賞にノミネートされなかったのは何となく分かった気がする。
単純な感動作でもなければ、単純な伝記映画でもない、本作を観てストレートに感動する人はそれほど多くないのではないか。
しかし、魅力のある作品とも感じられるのも間違いない。
この題材を扱って、こういったアプローチや映像的なテクニックを駆使できる監督は少ないと思う。
本作が「普通の感動作」ではないという点は、逆に評価ができるポイントだ。

また、ジャン=ドミニク・ボビーという人物がどのような人物かも余すところなく描かれているのも評価できる。
彼の視線、彼の想像、彼の記憶、瞬きで綴られていく彼の文章を通して、彼が何を考え、何を感じ、何を想ったかが伝わってくる。
単純な伝記映画とは異なる手法だが、彼の人生を深く感じられたと思う。
多少の物足りなさは覚えるが、押さえるべき点はきちんと押さえられている。
「父親との関係」「妻との関係」「子どもたちとの関係」「愛人との関係」「支えてくれた医療関係者等の関係」「黒人親友との関係」が深くはないが、浅くもない程度に描かれている。
そして、「妻と愛人とジャンとの関係」も見事としか言いようがない。
妻の言葉を借りて、愛人への愛を語るというシーンが特に印象的だ。
妻がどのように感じるかをジャンは分かったとしても、あのセリフを愛人にどうしても伝えたかったのだろう。
愛のために生き、自分に正直だったのが彼らしいところではないか。
「妻ではない。子どもたちの母親だ」というセリフがあり、妻への愛は失っているものの、妻以上に痛みを伴っての発言だと思いたいものだ。

ジュリアン・シュナーベル監督は「バスキア」「夜になるまえに」に引き続き、実在の人間を扱った映画を撮った。
思い通りにいかないもどかしさを抱える主人公が困難に立ち向かいながら、才能を開花させていくという構成やアプローチ自体はどれも似ている。
どの作品も素晴らしい作品であるが、どの作品も視覚的な描写が重視され過ぎている気がする。
文章や詩のように脳で楽しむ映画というよりも、眼で楽しむ映画になっている。
画家である彼らしさを感じられるようにはなっているものの、他の映画とは異なる作風なので、多少の違和感を覚えるのではないか。
彼の才能は素晴らしいと思うが、彼の作品を堪能できるほどのレベルに自分はまだ達していないかもしれない。

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「夜になるまえに」DVDレビュー 【映画】

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B-(ちょっと難しいかも)

キューバ革命に翻弄された、作家であり、ゲイであるレイナルド・アレナスの人生がきちんと綴られている。
ハビエル・バルデムの演技が素晴らしいとしか言いようがない。
彼の演技によって、見事にレイナルド・アレナスの人生を深く感じ取ることができる。
アカデミー賞にノミネートされるだけのことはあり、これこそまさに怪演といわざるを得ない。
ゲイでもなければ、作家でもないので、彼の苦悩をしっかりと共感することは難しいが、それでも彼の苦悩が伝わってくる。

ハビエル・バルデムも素晴らしいが、ジュリアン・シュナーベル監督の才能には脱帽する。
彼の撮り方は簡単に真似できるものではない。
注意深く見ると、ひとつのシーンの撮り方でも凡人とは違う撮り方をしているのが分かる。
徐々に対象物に近づくように撮っているのが面白い手法だ。

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「バスキア」DVDレビュー 【映画】

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(ポップアートやグラフィティアートに興味がある人には薦められる)

つまらはないが、面白くもない映画。
面白くない理由は、バスキアの「人生」や「苦悩」があまり見えてこないからだろう。
彼の「人生」の苦悩は確かにきちんと描かれてはいる。
貧乏時代の友人を失い、貧乏時代から愛してくれた恋人を失い、貧乏時代に支えてくれた画商を失い、「成功」を手に入れたはずの男がどんどんと「大切なもの」を失っていく。
「成功」したことによって、豊かになるのではなく、どんどんと貧しくなっていく様がきちんと感じられる。

また、自分の生い立ちにコンプレックスをもち、成功しても黒人ゆえに“下”にみられてしまうことが彼の人生に悲劇を生んでいるようにも思える。
偽札かどうか調べられるというキャビアの購買エピソードは面白いものだった。
かつての恋人とのレストランでの食事の際にも、白人の金持ち連中に自分がバカにされているのではないかと疑心暗鬼になり、彼らの分まで彼らに知らせずに払うという方法でしか、自分を満足させることができなくなっているエピソードはまさに彼の人生を描き出していると思う。

そのように精神的に貧しくては、アーティストとして優れた作品を残すことはできないのだろう。
彼がヘロインによって身を滅ぼすのが分かるような仕組みにはなっているが、肝心の彼の姿がどこか薄く感じてしまう。
大きな理由としては、他のキャラクターがあまりにも強烈なインパクトを発揮しているので、主人公の姿が見えてこないのではないか。
また、ジュリアン・シュナーベル監督は画家だけあって、作家ではないというのが分かる。主人公の内面を深く深く掘り下げて描くことはできていない。

しかし、面白く感じられる理由は、確かにある。
まさに画家というビジュアル面の面白さだろう。
ウォーホルの死を聞き、取り残される「アヒル」がまさに画家的な描き方ではないか。
「夜になるまえに」ほどではないが、映像の面白さはやはり天性の才能を感じられる。

だが、肝心のバスキアのアートがあまり美しく描かれていない気がする。
本作を見ても、バスキアのアートがまったく印象に残っていない。
印象に残っているのは、冒頭のピカソのゲルニカ、中盤のウォーホルの小便アート、終盤のオールドマンが演じた画家がキャンバスに大量の陶器のようなものを貼り付けたアート(ジュリアン・シュナーベルの得意分野)である。
バスキアの芸術の凄さではなく、他の芸術家の凄さしか感じられないのでは、「バスキア」という画家を描いた作品としては評価することはできないのではないか。

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(木曜日第九話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  17.7%(▽0.1%) 18.1%(17.0%)
2位「斉藤さん」      15.3%  15.0%(▽2.2%) 15.1%(10.0%)
3位「交渉人」       16.7%  13.2%(▲3.6%) 13.4%( 9.5%)<終>
4位「貧乏男子」      16.5%  11.4%(▲0.2%) 11.6%(13.5%)<終>
5位「だいすき!!」      10.9%  11.9%(▲0.5%) 11.2%(11.0%)
6位「佐々木夫妻」     17.3%   9.1%(▽0.1%) 10.9%(13.0%)
7位「1ポンドの福音」    13.0%  11.3%(▲2.5%) 10.6%(11.0%)<終>
8位「ロスタイムライフ」  11.4%   8.5%(▽2.0%) 10.4%(11.0%)
9位「鹿男あをによし」    13.0%   9.2%(▽0.9%) 9.8%(14.0%)
10位「エジソンの母」    11.0%   9.7%(▽0.1%) 9.5%( 8.5%)
12位「未来講師めぐる」    9.0%  10.3%(▲0.3%) 9.2%(10.5%)
12位「ハチクロ」       12.9%   7.0%(▽0.4%) 9.0%(14.5%)
13位「あしたの喜多善男」 12.7%   5.6%(▽0.2%) 7.1%(11.5%)
14位「4姉妹探偵団」     9.2%   7.0%(▲0.6%) 6.9%(11.0%)

5位「だいすき!!」 平均11.16%(放送前予想平均11.0%)
初回10.9→11.5→9.1→10.8→11.7→11.1→12.8→11.4→11.9%
【9話目を踏まえた平均視聴率】 11.0%~11.5%(±0.0%~±0.0%)
自身2番目に高い視聴率を獲得した。
最終回に向けての静かな盛り上がりを感じられる。
それにしても、初回視聴率を下回ったのが、たった一回だけという非常に優秀なドラマだ。
数字自体はそれほど高いものではないが、視聴者を惹きつける魅力があったのだろうと思われる。
このぶんだと、最終回は12%半ば辺りの視聴率を取れそうだ。
平均視聴率は11.4%前後というところか。
放送前平均視聴率予想は11.0%だったので、これは的中しそうだ。
平均視聴率11.5%に達するには、最終回で13.8%を取る必要がある。
さすがにそこまでの盛り上がりはないだろう。

<同時間帯の視聴率>
特殊要因はなし。この状況で今週落とす「鹿男」はやはり魅力に欠いているのか。
05.9% NHK きよしとこの夜(先週比-1.0%)
12.6% NTV ダウンタウンDX(先週比-1.6%)
11.9% TBS だいすき!!(先週比+0.5%)
09.2% C X 鹿男あをによし(先週比-0.9%)
14.1% E X 報道ステーション(先週比-0.2%)
08.7% T X 木曜洋画劇場特別企画「極道の妻たち 最後の戦い」(先週比+1.3%)
全体先週比 -1.9%(全体62.4%)

木曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「ジョシデカ」(平均9.1%)
13.4→10.3→ 8.4→ 9.4→ 8.3→ 7.8→ 9.3→ 7.1→ 8.4→ 8.8
07年7月クール「肩ごしの恋人」(平均7.5%)
10.2→ 8.8→ 7.5→ 6.8→ 6.3→ 7.3→ 6.3→ 6.5→ 7.2
07年4月クール「孤独の賭け」(平均7.0%)
11.2→ 9.4→ 7.4→ 7.3→ 7.6→ 6.0→ 6.9→ 6.2→ 5.6→ 5.1→ 4.5
07年1月クール「きらきら研修医」(平均9.3%)
10.4→10.6→11.0→11.0→ 8.4→ 9.0→ 8.7→ 8.4→ 8.1→ 8.2→ 8.8
06年10月クール「嫌われ松子の一生」(平均8.2%)
8.8→10.1→ 8.5→ 8.5→ 8.4→ 8.3→ 8.4→ 7.8→ 7.2→ 5.9→ 8.2
06年7月クール「花嫁は厄年ッ!」(平均12.0%)
13.2→12.8→12.3→11.3→12.1→10.4→10.7→12.5→13.1→11.6→
→11.2→13.1
06年4月クール「弁護士のくず」(平均12.7%)
14.1→11.9→11.2→10.5→13.1→14.3→12.6→14.2→11.4→12.2→
→16.1→11.3
06年1月クール「ガチバカ!」(平均7.8%)
9.8→ 7.6→ 9.1→ 7.4→ 6.6→ 7.8→ 7.1→ 8.3→ 7.4→ 6.7
「だいすき!!」の9話目の視聴率11.9%は、9ドラマ中2位という結果になっている。
「花嫁は厄年ッ!」には敗れたものの、「弁護士のくず」を上回るものとなっている。
平均視聴率もこの2ドラマには敗れたが、9ドラマ中3位という結果になりそうだ。
香里奈の単独初主演ということを踏まえれば、十分すぎるほどの合格点だろう。

去年初主演を飾った女優のドラマの視聴率の動きは以下の通り。
07年10月クール「モップガール」(平均10.2%)<北川景子>
10.2→10.7→11.8→ 9.7→ 9.8→10.6→ 9.8→10.4→ 9.2→ 9.4
07年7月クール「女帝」(平均11.6%)<加藤ローサ>
12.4→11.9→10.9→10.7→ 8.9→ 9.4→11.5→10.5→14.0→15.5
07年7月クール「パパとムスメの7日間」(平均13.9%)<新垣結衣>
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5
07年7月クール「ライフ」(平均12.2%)<北乃きい>
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→ 9.4→12.4→14.2→14.2→17.4
07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)<戸田恵梨香>
12.3→12.8→ 8.7→ 9.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
07年1月クール「きらきら研修医」(平均9.3%)<小西真奈美>
10.4→10.6→11.0→11.0→ 8.4→ 9.0→ 8.7→ 8.4→ 8.1→ 8.2→ 8.8
「きらきら研修医」(平均9.3%)、「モップガール」(平均10.2%)には圧勝し、「ライアーゲーム」(平均11.4%)、「女帝」(平均11.6%)辺りがライバルとなりそうだ。
「ライアーゲーム」を抜くためには、「だいすき!!」は最終回12.9%を取る必要がある。
「女帝」を抜くためには、「だいすき!!」は最終回14.6%を取る必要がある。
「女帝」を超えるのはほぼ不可能だが、「ライアーゲーム」を抜く可能性は少々残っている。
最終回の数字には注目だ。


9位「鹿男あをによし」 平均9.79%(放送前予想平均14.0%)
初回13.0→11.4→9.7→8.0→9.0→8.9→8.8→10.1→9.2%
【9話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.5%~10.0%(±0.0%~±0.0%)
今週12日の日刊スポーツによると、日刊スポーツの投票では「鹿男あをによし」が作品賞、主演男優賞、助演女優賞を獲得したと報じられたが、そのような報道は全く関係なく、大きく視聴率を下げてしまった。
本当に評価されているのならば、最終回前にこれほど大きく下げるものだろうか。
よく調べていないが、ややその投票は疑問だ。
平均10.0%以上にするためには、最終回で11.9%を獲得する必要があるが、厳しいだろう。
最終回は二桁に超える程度となり、平均視聴率は9.8%程度になりそうだ。

<同時間帯の視聴率>
特殊要因はなし。この状況で今週落とす「鹿男」はやはり魅力に欠いているのか。
05.9% NHK きよしとこの夜(先週比-1.0%)
12.6% NTV ダウンタウンDX(先週比-1.6%)
11.9% TBS だいすき!!(先週比+0.5%)
09.2% C X 鹿男あをによし(先週比-0.9%)
14.1% E X 報道ステーション(先週比-0.2%)
08.7% T X 木曜洋画劇場特別企画「極道の妻たち 最後の戦い」(先週比+1.3%)
全体先週比 -1.9%(全体62.4%)

木曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「医龍2」(平均16.7%)
21.0→16.8→15.5→15.8→15.0→17.6→14.1→16.6→17.6→15.4→17.7
☆07年7月クール「山おんな壁おんな」(平均12.1%)
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→
→13.0→11.1
☆07年4月クール「わたしたちの教科書」(平均11.2%)
14.2→11.3→10.7→10.4→ 9.0→10.1→10.2→11.0→11.9→12.1→
→10.7→12.4
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」(平均22.1%)
23.2→21.5→21.6→22.3→21.9→19.1→21.1→21.8→22.0→23.0→25.9
☆06年7月クール「不信のとき」(平均12.9%)
14.0→13.5→12.5→12.5→11.5→10.3→11.5→12.9→12.2→15.5→
→13.7→14.8
☆06年4月クール「医龍」(平均14.8%)
14.1→14.1→14.1→14.7→14.8→15.1→12.7→16.6→13.8→15.1→17.2
☆06年1月クール「小早川伸木の恋」(平均11.5%)
13.9→11.8→10.2→ 9.4→ 9.9→11.4→13.0→10.7→11.0→12.9→11.8
「鹿男あをによし」の9話目の視聴率9.2%は、9ドラマ中やはりビリとなっている。
二桁を割る回があるのも珍しい枠なので、仕方ない。
「小早川伸木の恋」「わたしたちの教科書」にも全く勝負にならないというのは苦しい。

先週の上昇に伴い、近年のドラマ間においては「モップガール」(平均10.2%)、「今週、妻が浮気します」(平均10.2%)も視野に入るかと思われたが、やはり「受験の神様」(平均9.5%)、「役者魂!」(平均9.6%)がライバルになる。

「受験の神様」(平均9.5%)を抜くためには、「鹿男あをによし」は最終回6.5%を取る必要がある。
「役者魂!」(平均9.6%)を抜くためには、「鹿男あをによし」は最終回8.3%を取る必要がある。
「今週、妻が浮気します」(平均10.2%)を抜くためには、「鹿男あをによし」は最終回13.5%を取る必要がある。
「モップガール」(平均10.2%)を抜くためには、「鹿男あをによし」は最終回13.6%を取る必要がある。
さすがに、「役者魂!」(平均9.6%)は超えるのではないか。

少々古いドラマだと、06年1月クール「神はサイコロを振らない」平均9.6%、05年10月クール「あいのうた」平均9.8%、05年4月クール「雨と夢のあとに」(黒川智花主演のテレ朝深夜ドラマ)平均9.8%、04年10月クール「ナースマンがゆく」平均9.7%、04年1月クール「スカイハイ2」平均9.9%辺りと同程度となる。
<参考>
02年10月クール同枠ドラマの最低ライン
「薔薇の十字架」平均8.6%(主演:三上、天海)
9.7→7.4→8.4→8.9→7.6→9.3→8.2→8.8→9.9

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2008年1月クールドラマ視聴率結果(水曜日第十話)

順位  タイトル     初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位「薔薇のない花屋」  22.4%  17.7%(▽0.1%) 18.1%(17.0%)
2位「斉藤さん」      15.3%  15.0%(▽2.2%) 15.1%(10.0%)
3位「交渉人」       16.7%  13.2%(▲3.6%) 13.4%( 9.5%)<終>
4位「貧乏男子」      16.5%  11.4%(▲0.2%) 11.6%(13.5%)<終>
5位「だいすき!!」      10.9%  11.4%(▽1.4%) 11.2%(11.0%)
6位「佐々木夫妻」     17.3%   9.1%(▽0.1%) 10.9%(13.0%)
7位「1ポンドの福音」    13.0%  11.3%(▲2.5%) 10.6%(11.0%)<終>
8位「ロスタイムライフ」  11.4%   8.5%(▽2.0%) 10.4%(11.0%)
9位「鹿男あをによし」    13.0%  10.1%(▲1.3%) 9.9%(14.0%)
10位「エジソンの母」    11.0%   9.7%(▽0.1%) 9.5%( 8.5%)
12位「未来講師めぐる」    9.0%  10.3%(▲0.3%) 9.2%(10.5%)
12位「ハチクロ」       12.9%   7.0%(▽0.4%) 9.0%(14.5%)
13位「あしたの喜多善男」 12.7%   5.6%(▽0.2%) 7.1%(11.5%)
14位「4姉妹探偵団」     9.2%   7.0%(▲0.6%) 6.9%(11.0%)

2位「斉藤さん」 平均15.11%(放送前予想平均10.0%)
初回15.3→17.4→15.5→15.4→15.8→13.0→14.0→12.5→17.2→15.0%
【10話目を踏まえた平均視聴率予想】 15.0%~15.5%(±0.0%~±0.0%)
最終回前の視聴率としては物足りないものとなった。
先週17.2%という高い視聴率を獲得したが、視聴者を引き止めるほどの魅力を欠いたということだろうか。
しかし、平均15%台確保もこれで確定といえる。
最終回で13.9%を下回らなければ、平均15%台をキープできる。
先週は最終回18%程度までの上昇を期待できると思ったが、今週の数字を見る限りでは最終回16%後半辺りが落ち着きどころか。
平均視聴率は15.2~3%程度になりそうだ。

<同時間帯の視聴率>
裏に特別番組もなく下げたということは、あまり評価はされていない証拠か。
09.0% NHK その時歴史が動いた(先週比+0.3%)
15.0% NTV 斉藤さん(先週比-2.2%)
07.0% TBS 世界バリバリ☆バリュー(先週比-0.6%)
12.9% C X ジャンプ!○○中(先週比+1.4%)
12.7% E X 報道ステーション(先週比-1.7%)
08.4% T X 水曜ミステリー9「北アルプス山岳救助隊・紫門一鬼」(先週比-0.1%)
全体先週比 -2.9%(全体65.0%)

水曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年10月クール「働きマン」(平均12.0%)
15.7→12.3→13.0→11.1→12.6→10.1→12.7→13.2→ 7.9→12.3→11.5
☆07年7月クール「ホタルノヒカリ」(平均13.6%)
17.3→15.2→10.6→13.4→12.5→11.3→13.5→12.1→14.7→15.3
☆07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→14.4
☆07年1月クール「ハケンの品格」(平均20.1%)
18.2→18.6→18.8→20.1→18.6→20.7→20.2→19.9→19.9→26.0
☆06年10月クール「14才の母」(平均18.6%)
19.7→16.8→18.3→19.4→17.3→16.7→18.4→17.3→16.7→21.1→22.4
☆06年7月クール「CAとお呼びっ!」(平均9.5%)<観月主演>
13.0→10.6→ 9.1→ 9.3→ 7.9→ 9.3→ 9.1→ 9.2→ 8.7→ 9.2→ 9.2
☆06年4月クール「プリマダム」(平均11.2%)
12.7→13.4→12.5→10.7→11.1→10.8→ 8.8→10.7→10.1→ 9.3→12.9
☆06年1月クール「神はサイコロを振らない」(平均9.6%)
14.1→10.6→ 9.5→ 8.9→ 9.6→ 9.7→ 7.2→ 8.1→ 9.1
「斉藤さん」の10話目の視聴率15.0%は、8ドラマ中4位という結果になっている。
先週は「14才の母」を抜くほどの高い視聴率だったが、今週は「ホタルノヒカリ」に敗れている。
相手は最終回だったが、それほど高い数字ではなかったので、やはり物足りない。
先週17.2%という高い数字を獲得し、期待感が高まっただけに、今週の15.0%という数字にはややガッカリだ。
今週の数字は失速感を覚えるものとなったが、最終回での急上昇の期待は少々残っている。
話題になっただけにその可能性は低くはないはずだ。健闘を期待したい。
平均視聴率は9ドラマ中3位ということになりそうだ。
「ハケンの品格」のようなものではなかったが、この数字でも大成功というジャッジができるのではないか。

「東京タワー」(平均14.9%)、「医龍1」(平均14.8%)は楽に超えそうであり、「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)がライバルになる。
最終回「斉藤さん」が16.6%の視聴率を取れば、「山田太郎ものがたり」を上回ることができる。
現時点では、ちょっと厳しいのではないか。
今週もう少し上乗せできていれば、倒すことができたのだが…。
逆に、「東京タワー」に負けるとすれば、最終回「斉藤さん」が13.2%以下の数字を取った場合である。さすがにこれはあり得ないだろう。
また、「SP」の平均15.4%を超えるためには、最終回「斉藤さん」が18.1%を取る必要がある。可能性はかなり低いが、完全に無理な数字でもない。

観月主演作の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」(平均12.0%)
14.6→14.0→12.5→12.8→12.2→12.1→ 9.5→11.6→11.9→10.2→10.5
☆06年7月クール「CAとお呼びっ!」(平均9.5%)
13.0→10.6→ 9.1→ 9.3→ 7.9→ 9.3→ 9.1→ 9.2→ 8.7→ 9.2→ 9.2
☆05年10月クール「鬼嫁日記」(平均15.4%)
16.7→16.6→15.6→12.9→16.8→15.2→14.8→14.0→15.5→14.6→16.2
☆04年4月クール「君が想い出になる前に」(平均11.8%)
14.0→13.7→12.2→12.4→ 9.4→11.7→10.3→10.1→11.9→11.7→12.1
「SP」同様に、05年10月クール「鬼嫁日記」を超えるのは少々厳しくなった。
「鬼嫁日記」を超えるためには、最終回「斉藤さん」が17.8%を取る必要がある。
まとめると、13.2%で「東京タワー」に負け、13.9%で平均15%台に乗り、16.6%で「山田太郎ものがたり」を超え、17.8%で「鬼嫁日記」を超え、18.1%で「SP」を超える。
個人的には、最終回は16%の後半と予想したい。
果たして「山田太郎ものがたり」を超えることはできるのだろうか。

<参考>
98年7月クール 観月主演の月9の低視聴率ドラマ「ボーイハント」平均14.2%

「ナースのお仕事」
96年7月クール 「1」平均17.2%
16.8→16.6→14.9→14.9→16.3→18.4→14.4→17.4→16.6
→19.8→18.5→16.9→22.1%

97年10月クール 「2」平均19.0%
20.7→20.5→17.8→20.1→18.1→17.1→18.3→17.5→18.2
→19.6→21.1%

00年4月クール 「3」平均19.2%<2クール連続で放映して最低視聴率16.2%>
22.7→19.7→21.2→19.7→18.8→16.5→18.2→18.0→18.4
→19.4→18.1→18.9→18.9→17.5→20.7→21.5→19.9→17.2
→16.2→19.2→18.8→20.5→19.5→21.2%

02年7月クール 「4」平均17.0%<最終回は野球の延長で11時30分より開始>
19.5→18.6→17.4→15.6→15.6→17.3→16.1→18.1→16.2
→17.0→17.0→17.6→14.9%

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国内映画興行収入ランキング(3月3週目新作予想)【映画】

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の2本。
アカデミー賞作品賞を獲得した「ノーカントリー」も公開されるが、公開規模は40館程度であり、オープニング3千万円には届かないオープニングだろう。

○「魔法にかけられて」(ディズニー)
<公開規模不明だが、300館程度か>
ディズニーのファンタジー作品であり、既に先行公開されている。
ディズニーの実写映画には「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ナルニア国物語」などがあるが、さすがに参考にならない。
主演、監督ともに知名度が低いので、高い興行収入は期待できそうもないが、知名度は関係ない映画なので問題はなさそうだ。
家族で見られる作品でもあり、評価も高いので、大きくバケる可能性はある。
正直言って全く予想が付かないが、ボチボチという程度に落ち着くのではないか。
本作はミュージカル作品ではないが、「プロデューサーズ」トータル10.0億円、「ヘアスプレー」トータル10.0億円辺りが参考になりそうだ。
9億円~10億円辺りが落ち着きどころだろうか。
オープニングは先行込みで1.8億円程度と予想したい。


○「犬と私の10の約束」(松竹・テレビ東京)
<290館程度にて順次公開予定(※公式ホームページより)>
監督は「ゲゲゲの鬼太郎」の本木克英。主演も「ゲゲゲの鬼太郎」の田中麗奈。
“犬”という興行収入的に鉄板テーマを扱っているので、大きくはコケまい。
松竹とテレビ東京というコンビに不安があるが、06年「子ぎづねヘレン」トータル17.8億円、04年「クイール」トータル22.2億円というコンビ実績があり、安心して高い興行収入を予想できる。
また、東宝作品ではあるが、「マリと子犬の物語」が31億円程度稼いでいるのも心強い。
しかし、「マリと子犬の物語」を見たから本作も見ようという人もいるだろうが、「マリと子犬の物語」を見たからもう見なくてもいいという人もいそうだ。
非常に微妙な公開時期となっている。
キャスティングはそれなりの人選を揃えて、勝負気配は感じられるが、04年「クイール」トータル22.2億円を超えるのは無理ではないか。
06年「子ぎづねヘレン」トータル17.8億円と同程度と考えたい。
それをやや下回り、16~17億円程度が落ち着きどころか。
オープニングは1.7億円程度と予想したい。
「Life 天国で君に逢えたら」トータル17.0億円、「バッテリー」トータル15.3億円辺りがライバルとなるだろうか。


予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場) 予想値
1(1) ×「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」(日劇PLEX2)4.0
2(2) 済「ジャンパー」(日劇PLEX1)2.2
3(3) 済「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(丸の内ピカデリー1)2.1
4(-) △「魔法にかけられて」(日劇PLEX3)1.8
5(-) ×「犬と私の10の約束」(丸の内ピカデリー2)1.7
6(4) ×「映画 クロサギ」(有楽座)1.7
7(5) 済「バンテージ・ポイント」(丸の内ルーブル)1.0
8(7) ×「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE」(丸の内TOEI 1)0.7
9(6) △「L change the WorLd」(丸の内プラゼール)0.6
10(8) ×「超劇場版 ケロロ軍曹3」(池袋シネマサンシャイン)0.4

[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品

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