ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入ランキング(9月第5週目)【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(-)1週目「イーグル・アイ」    (3510館) $29,200,000 ($29,200,000)
2(-)1週目「最後の初恋」      (2704館) $13,570,000 ($13,570,000)
3(1)2週目「Lakeview Terrace」 (2467館) $7,000,000 ($25,700,000)
4(-)1週目「Fireproof」        (839館) $6,513,996 ($6,513,996)
5(2)3週目「Burn After Reading」(2649館) $6,108,669 ($45,539,791)
6(4)2週目「Igor」           (2341館) $5,500,000 ($14,338,789)
7(3)3週目「Righteous Kill」    (3011館) $3,803,000 ($34,804,847)
8(5)2週目「MyBestFriend'sGirl」 (2636館) $3,800,000 ($14,530,000)
9(-)1週目「Miracle at St.Anna」(1185館) $3,501,000 ($3,501,000)
10(6)3週目「The Family~」    (1604館) $3,160,000 ($32,800,000)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

4本の新作がランクインしたため、11週目で「ダークナイト」、6週目で「The House Bunny」、3週目で「The Women」、2週目で「Ghost Town」が圏外へ消えた。

「ダークナイト」の現在の興行収入は、524百万ドルとなっている。
5億3千万ドル台がフィニッシュラインだろうか。
制作費は「インディ・ジョーンズ」と並ぶ185百万ドルであったが、約3倍もの高い興行収入をあげた。
公開前興行収入予想は3億ドルだったが、完全に外した。
これを予想しろという方が無理な話だ。

「シュレック2」トータル441百万ドル、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル、「スパイダーマン」トータル403百万ドル、「スター・ウォーズ」トータル461百万ドルを抜き、全米映画史上第二位の興行収入作品となっている。
さすがに、「タイタニック」トータル601百万ドルには敵わなかった。

興行収入だけではなく、評価も恐ろしく高い。
現時点では、「ショーシャンクの空に」「ゴッドファーザー」と並び、IMDbサイトにおいて映画史上最高の評価を争っている。

過去のバットマンシリーズは以下の通り。
☆89年「バットマン」トータル251百万ドル
☆92年「バットマンリターンズ」トータル163百万ドル
☆95年「バットマンフォーエヴァー」トータル184百万ドル
☆97年「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」トータル107百万ドル
☆05年「バットマンビギンズ」トータル205百万ドル
「バットマン」トータル251百万ドルを余裕で超えて、その倍以上を稼ぐなどと誰が予想できただろうか。

アメコミの映画化は以下の通り。
02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
89年「バットマン」トータル251百万ドル
97年「メン・イン・ブラック」トータル251百万ドル
06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
07年「300」トータル211百万ドル
05年「バットマン・ビギンズ」トータル205百万ドル
06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル
「スパイダーマン」トータル404百万ドルを抜き、歴代アメコミ映画史上第一位の興行収入作品になった。
トップの「スパイダーマン」にさらに1億ドル以上を上乗せするというのは凄すぎる。
果たして、「ダークナイト」を超えるアメコミ作品は登場するのか。
超えられるとすれば、やはり「バットマン」シリーズということになりそうだ。

「The House Bunny」の現在の興行収入は、47百万ドルとなっている。
なんとか5千万ドルを超えたいところ。
製作費25百万ドルとなっており、制作費の2倍程度の大ヒットとなった。

公開前興行収入予想は3.5千万ドルだったので、大きくは外していないが、当たったとはいえない結果となった。
製作費や主演を考えれば、ここまでヒットするのはやや意外だった。

「絶叫計画」シリーズでお馴染みのアンナ・ファリス出演作品(主演ではない作品も含む)の興行収入は以下の通り。
☆06年「Gガール破壊的な彼女」トータル23百万ドル
☆06年「最終絶叫計画4」トータル91百万ドル
☆05年「Just Friends」トータル33百万ドル
☆03年「最狂絶叫計画」トータル110百万ドル
☆03年「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドル
☆02年「ホット・チック」トータル35百万ドル
☆01年「最新絶叫計画」トータル71百万ドル
☆00年「最終絶叫計画」トータル157百万ドル
「Just Friends」「ホット・チック」は楽に超えており、アンナ・ファリスの評価は本作によって高まったことだろう。
コメディ主演女優として重宝されるかもしれない。

今年公開された以下のようなコメディ作品を超えることが目標となるが、余裕で超えた。
☆「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」トータル38百万ドル
☆「First Sunday」トータル38百万ドル(主演:アイス・キューブ)
☆「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
☆「The Love Guru」トータル32百万ドル
コメディ作品「Baby Mama」トータル60百万ドルには届かなかったが、「幸せの1ページ」トータル48百万ドル、「近距離恋愛」トータル48百万ドルも破りそうだ。

「The Women」の現在の興行収入は、24百万ドルとなっている。
3千万ドルには届かない程度が落ち着きどころか。
豪華スターが出演しているが、製作費は16百万ドルという低予算映画であり、制作費は余裕で回収できた。
公開前興行収入予想は3千万ドルだったので、この予想は当たった。
メグ・ライアン主演作であり、大きくヒットはしないものの、大きくコケることもないという予想は当たった。

1939年のジョージ・キューカー監督作品をリメイクしたもの。
豪華女優陣の共演作となると、以下のような作品が参考だった。
☆02年「めぐりあう時間たち」トータル42百万ドル(オープニング小規模)
(主演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ)
☆02年「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」トータル70百万ドル(オープニング16百万ドル)
(主演:サンドラ・ブロック、エレン・バースティンなど)
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル(オープニング10百万ドル)
(主演:キャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーン)
☆07年「いつか眠りにつく前に」トータル12百万ドル
(主演:クレア・デインズ、トニ・コレット、メリル・ストリープ、グレン・クローズ)
「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」が例外であり、この手の作品は意外と稼ぐことができないようだ。

メグ・ライアン主演作品は以下の通り。
☆00年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドル
☆01年「ニューヨークの恋人」トータル47百万ドル
☆03年「イン・ザ・カット」トータル5百万ドル
☆04年「ファイティング×ガール」トータル6百万ドル
☆07年「In the Land of Women」トータル11百万ドル
「イン・ザ・カット」が大コケしてから精彩を欠いているが、3千万ドル近く稼げば、一応復活をアピールできそうだ。

本作を手掛けたのはこちらも「PICTUREHOUSE」という中小スタジオだった。
最高興行収入作品が06年「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドル、次がロバート・アルトマン監督の「今宵、フィッツジェラルド劇場で」トータル20百万ドルとなっている。

「Ghost Town」の現在の興行収入は、9百万ドルとなっている。
1千万ドル半ばがフィニッシュラインだろうか。
評価が低くないが、伸びが全くない。
やはり、地味なキャスティングが響いたか。
製作費20百万ドルを回収するのは、ギリギリ難しいようだ。
公開前興行収入予想は3千万ドルだったので、大きく外した。
事前の評価の高さとデヴィッド・コープの知名度の高さを評価したが、それだけでは映画をヒットさせることができないようだ。

「スパイダーマン」「インディ・ジョーンズ」の脚本家として有名のデヴィッド・コープの監督としての実績は以下の通り。
☆99年「エコーズ」トータル21百万ドル
☆04年「シークレット・ウインドウ」トータル48百万ドル
監督として実績を深めることに対して、役に立ったのか微妙な結果となった。
監督としてはそれほどオファーがないのだろうか。


新作は以下のとおりとなっている。
1位:「イーグル・アイ」(サスペンス)
【現在の興行収入】 29百万ドル
【監督】D.J.カルーソ
【主演】シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソン(「シン・シティ」)、ビリー・ボブ・ソーントン
【内容】見知らぬ女性に暗殺事件の駒になるように強要される。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 9千万ドル
専門家の事前予想では、33.0~35.6百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、実際には予想をやや下回る29.2百万ドルのオープニングとなっている。
低くはないが、勢いはそれほど高くなかった。
製作費80百万ドルとなっており、当面はこれをクリアするのが目標となりそうだ。

D.J.カルーソ監督の興行収入は以下の通り。
☆04年「テイキング・ライブス」トータル33百万ドル
OP11→22→27→30→32→32→32→32
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23→23
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
OP22→40→52→60→66→71→74→77
☆08年「イーグル・アイ」
OP29百万ドル
どの作品の評価も高くはないが、サスペンス作品を得意としている。
これらとの対比で考えると、「イーグル・アイ」の興行収入は74~105百万ドルとなる。
現時点の落ち着きどころは、8千万ドル程度ではないか。
当面の目標は「ディスタービア」(トータル80百万ドル)を超えることとなる。

スピルバーグの秘蔵っ子のシャイア・ラブーフ主演作。
今回は「トランスフォーマー」「インディ・ジョーンズ」といった誰が出演しても稼げる作品ではない作品のため、試金石の作品となる。

シャイア・ラブーフ出演の主な作品は以下の通り。
☆05年「コンスタンティン」トータル76百万ドル
OP030→051→061→067→070→073→074→074
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
OP022→040→052→060→066→071→074→077
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル(オープニング71百万ドル)
先155→224→263→285→296→303→306→309
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル317百万ドル(オープニング100百万ドル)
先125→216→253→277→291→300→307→310
「コンスタンティン」との対比で考えると、「イーグル・アイ」の興行収入は73百万ドルとなる。
やはり、現時点の落ち着きどころは8千万ドル程度ではないか。

コメディ作品などを除いた1億ドル前後の参考になりそう作品は以下の通り。
☆08年「紀元前1万年」トータル95百万ドル
OP36→62→76→85→89→92→93→93
☆08年「ハムナプトラ3」トータル102百万ドル
OP40→71→86→94→98→101→102→102
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→91→102→109→113→115→116
これらとの対比で考えると、「イーグル・アイ」の興行収入は74~94百万ドルとなる。
この手のサスペンスはそれほど稼げるジャンルではなく、本作にはそれほど伸びがないはず。
1億ドル突破はほぼ不可能だろう。
8千万ドルというラインもそれほど楽な道のりではない。

2位:「最後の初恋」(ラブストーリー)
【現在の興行収入】 13百万ドル
【監督】ジョージ C.ウルフ(主な代表作なし)
【主演】ダイアン・レイン、リチャード・ギア、Christopher Meloni(「Harold&Kumar」シリーズ)
【内容】別居中の息子に会うために旅行している医者は、ノースカロライナの宿で不幸に結婚した女性と出会う。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 5.5千万ドル
専門家の事前予想では、13.8~16.0百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、やや予想を下回る13.4百万ドルのオープニングとなっている。
ひょっとすると意外と高いオープニングを飾るかもしれないが、あまり高いオープニングではなかった。

「きみに読む物語」がスマッシュヒットしたニコラス・スパークス原作。
この手の切ないラブストーリーは、アメリカでも日本でもそれなりに稼ぐのではないか。
ニコラス・スパークス原作作品のは以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」
OP13百万ドル
「きみに読む物語」以外との対比で考えると、「最後の初恋」の興行収入は41~44百万ドルとなる。
「きみに読む物語」との対比で考えると、「最後の初恋」の興行収入は81百万ドルとなる。
オープニングはどの作品もほぼ同じであり、現時点ではそれほど悲観することもないか。
ただ、評価が高くないようなので、現時点では4千万ドル台が落ち着きどころか。
「ウォーク・トゥ・リメンバー」は超えそうだが、「メッセージ・イン・ア・ボトル」を超えられるかは微妙。

エイドリアン・ライン監督作品「運命の女」でも共演しているダイアン・レイン、リチャード・ギアであり、大ヒットは望めないとしても手堅く稼げると思われる。

ダイアン・レイン主演の主な作品は以下の通り。
☆02年「運命の女」トータル53百万ドル
OP14→30→40→46→49→51
☆03年「トスカーナの休日」トータル44百万ドル
OP10→21→28→34→37→40
☆05年「理想の恋人.COM」トータル44百万ドル
OP13→26→35→39→41→42
☆08年「ブラックサイト」トータル29百万ドル
OP11→19→24→27→28→29
☆08年「最後の初恋」
OP13百万ドル
4~5千万ドルは堅い女優。
これらとの対比で考えると、「最後の初恋」の興行収入は34~57百万ドルとなる。
オープニングは「運命の女」「理想の恋人.COM」などの作品とほぼ同じだ。

リチャード・ギア主演の主な作品は以下の通り。
☆02年「運命の女」トータル53百万ドル
OP14→30→40→46→49→51
☆04年「Shall we Dance?」トータル58百万ドル
OP12→24→34→42→49→52
これらとの対比で考えると、「最後の初恋」の興行収入は49~63百万ドルとなる。
あまり高い伸びは期待できそうもないので、現時点ではやはり4千万ドル台が落ち着きどころだろう。

トータル5千万ドル前後のラブストーリーは以下の通り。
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39
☆06年「イルマーレ」トータル52百万ドル
OP14→30→39→46→49→51
☆07年「P.S.アイラヴユー」トータル54百万ドル
OP06→24→39→47→50→52
この辺りとはいい勝負をしたいところだ。

4位:「Fireproof」(ヒューマンドラマ)
【現在の興行収入】 7百万ドル
【監督】Alex Kendrick(「Facing the Giants」)
【主演】Kirk Cameron(TVで活躍)、Erin Bethea(「Facing the Giants」)
【内容】結婚を危機のために、消防士と彼の妻は「Love Dare」として知られている40日の実験をする。
【アメリカ内の評価】 普通
ランキングする可能性があるとは思っていたが、製作費0.5百万ドルの超低予算映画がまさかの上位登場をした。
「SAMUEL GOLDWYN」といいう中小のスタジオが手掛けた作品であり、規模も839館と小さく、主演の知名度も低そうであり、評価も高くない。
いったいどこに魅力があったのかが分からない。
他に魅力的な作品がなかったということだろうか。
ただ、稼いだとしても2千万ドル程度が限度だろう。

9位:「Miracle at St. Anna」(戦争ドラマ)
【現在の興行収入】 3百万ドル
【監督】スパイク・リー
【主演】デレク・ルーク(「大いなる陰謀」)、マイケル・イーリー(「ワイルド・スピードX2」)、Laz Alonso(「Stomp the Yard」
【内容】1984年に郵便局の労働者によって犯される殺人は、第二次世界大戦のトスカナの村で黒人アメリカ兵士が窮地に陥った経験の調査に繋がる。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 2千万ドル
専門家の事前予想では、7.0~8.1百万ドルのオープニングを飾るとされているが、予想を大きく下回る3.5百万ドルのオープニングとなってしまった。
戦争ドラマはやはり稼ぐことが出来ないようだ。
また、公開規模も小さく、評価も高くなく、ましてやスパイク・リー監督作品がヒットするとは思えず、仕方のない大コケか。
製作費45百万ドルの中規模映画となっており、かなりの赤字を産みそうだ。

スパイク・リー監督作品の主な興行収入は以下の通り。
☆89年「ドゥ・ザ・ライト・シング」トータル28百万ドル
☆91年「ジャングル・フィーバー」トータル32百万ドル
☆92年「マルコムX」トータル48百万ドル
☆98年「ラストゲーム」トータル22百万ドル
OP08→13→17→19
☆99年「サマー・オブ・サム」トータル19百万ドル
OP06→14→17→18
☆00年「キング・オブ・コメディ」トータル38百万ドル
OP12→21→28→32
☆06年「インサイド・マン」トータル89百万ドル
OP29→53→66→75
☆08年「Miracle at St. Anna」
OP03百万ドル
2~3千万ドルが基準の監督。
これらとの対比で考えると、「Miracle at St. Anna」の興行収入は8~10百万ドルとなる。
1千万ドルを超える程度が落ち着きどころだろう。
コケるとは思ったが、まさかここまで酷いとは思わなかった。

戦争ドラマは稼げないのが昨今の流れとなっている。
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
OP10→20→27→31→33
☆07年「大いなる陰謀」トータル15百万ドル
OP07→12→14→15→15
☆08年「Stop-Loss」トータル11百万ドル
OP05→08→10→11→11
これらとの対比で考えると、「Miracle at St. Anna」の興行収入は6~10百万ドルとなる。
さすがに1千万ドルは超えたいところだ。
スパイク・リー監督は「インサイド・マン」の続編でも製作して、再び資金稼ぎを強いられそうだ。


旧作は以下のとおりとなっている。
3位:「LAKEVIEW TERRACE」(サスペンスドラマ)
【現在の興行収入】 26百万ドル(先週比+11百万ドル)
【監督】ニール・ラビュート
【主演】サミュエル・L・ジャクソン、パトリック・ウィルソン、ケリー・ワシントン(「ファンタスティック・フォー」)
【内容】LAPD警官(ジャクソン)は、ちょうど隣に引っ越してきたカップル(ワシントンとウィルソン)を退去させるように何でもする。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
製作費20百万ドルという低予算であり、楽に制作費を回収した。
サミュエル・L・ジャクソンは人気があるのかないのかよく分からないが、一応主演男優としてそこそこ稼げるようだ。

サミュエル・L・ジャクソンの主演作の主な興行収入は以下の通り。
☆00年「シャフト」トータル70百万ドル
OP22→42→53→62→66
☆02年「チェンジング・レーン」トータル67百万ドル
OP17→33→45→52→57
☆04年「ツイステッド」トータル25百万ドル
OP09→16→21→24→25
☆05年「コーチ・カーター」トータル67百万ドル
OP24→43→54→59→63
☆05年「トリプルX ネクスト・レベル」トータル27百万ドル
OP13→21→24→26→26
☆06年「フリーダムランド」トータル13百万ドル
OP06→11→12→13
☆06年「スネーク・フライト」トータル34百万ドル(オープニング14百万ドル)
先15→26→31→33→33
☆07年「1408」トータル72百万ドル
OP21→40→53→62→67
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル(オープニング27百万ドル)
先34→56→67→72→76
☆08年「LAKEVIEW TERRACE」
OP15→26百万ドル
コケた作品も多いが、共演者によっては6~7千万ドルを稼げる俳優。
これらとの対比で考えると、「LAKEVIEW TERRACE」の興行収入は31~53百万ドルとなる。
雰囲気的には、「チェンジング・レーン」に似ているので、ロングヒットとなる可能性もあるが、共演者が甘いので、「スネーク・フライト」を少々上回る4千万ドル程度が落ち着きどころか。
動き的には、「スネーク・フライト」と現時点はほぼ同じ動きとなっている。

ニール・ラビュート監督の興行収入は以下の通り。
☆00年「ベティ・サイズモア」トータル25百万ドル
OP07→14→18→21→23
☆02年「抱擁」トータル10百万ドル
OP02→03→06→08→09
☆06年「ウィッカーマン」トータル24百万ドル(製作費4千万ドル)
OP10→17→21→23→23
これらは少なくとも超えそうだ。
「抱擁」以外との対比で考えると、「LAKEVIEW TERRACE」の興行収入は37~46百万ドルとなる。
やはり、4千万ドル程度が落ち着きどころか。

5位:「BURN AFTER READING」(コメディ)
【現在の興行収入】 46百万ドル(先週比+10百万ドル)
【監督】コーエン兄弟
【主演】ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、ジョージ・クルーニー
【内容】CIA職員の回顧録を含んでいるディスクを発見した2人のジムの従業員はこれで儲けようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
製作費37百万ドルという低予算映画であり、余裕で制作費を回収した。
「ノーカントリー」のアカデミー賞効果が思ったよりも高く、キャスティングにも当然集客力があった。

過去のコーエン兄弟作品は以下の通り。
☆96年「ファーゴ」トータル26百万ドル(オープニング小規模)
☆98年「ビッグ・リボウスキ」トータル17百万ドル
OP06→11→14→15
☆00年「オー・ブラザー!」トータル46百万ドル(オープニング小規模)
☆01年「バーバー」トータル8百万ドル
☆03年「ディボース・ショウ」トータル35百万ドル
OP13→23→28→32→34→34
☆04年「レディーキラーズ」トータル40百万ドル
OP13→23→30→34→37→38
☆07年「ノーカントリー」トータル74百万ドル(オープニング小規模)
☆08年「BURN AFTER READING」
OP19→36→46百万ドル
これらとの対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は56~61百万ドルとなる。
現時点では、6千万ドル前後が落ち着きどころか。
近年では、「ノーカントリー」に次ぐ、興行収入となりそうだ。
さすがに1億ドルを超えるような作品を生み出さないものの、安定してきている。
そろそろ大作を手掛けて欲しいものだ。

近年のブラッド・ピット主演作は以下の通り。
☆06年「バベル」トータル34百万ドル(オープニングは小規模)
☆07年「ジェシー・ジェームズの暗殺」トータル4百万ドル(オープニングは小規模)
「バベル」は楽に超えた。

近年のジョージ・クルーニー主演作は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル(オープニングは小規模)
☆08年「Leatherheads」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
「Leatherheads」対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は52百万ドルとなり、この辺りがミニマムラインだろう。
「フィクサー」トータル49百万ドル辺りは楽に超えそうだ。

本作を手掛けたのは「FOCUS FEATURES」という中小のスタジオ。
「FOCUS FEATURES」の最高興行収入が05年の「ブロークバック・マウンテン」トータル83百万ドル、次が07年の「つぐない」トータル51百万ドル、その次が「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドルとなっている。
「つぐない」トータル51百万ドルは超えたいところだ。

6位:「Igor」(アニメ)
【現在の興行収入】 14百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】Anthony Leondis(「リロ&スティッチ」のテレビ版を手掛ける)
【声優】ジョン・キューザック、モリー・シャノン、スティーヴ・ブシュミ
【内容】マッドサイエンティストになりたいと願う実験助手のストーリー。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
製作費30百万ドルであり、制作費を回収するのは少々厳しいようだ。

参考になりそうなのは、興行収入5千万ドル以下のアニメ作品だろうか。
☆06年「ライアンを探せ!」トータル37百万ドル
OP10→22→29→32→34
☆08年「SW クローン・ウォーズ」トータル34百万ドル
OP15→25→30→33→34
☆08年「Space Chimps」トータル29百万ドル
OP07→16→22→26→28
☆06年「アントブリー」トータル28百万ドル
OP08→18→22→25→26
☆08年「Igor」
OP08→14百万ドル
これらとの対比で考えると、「Igor」の興行収入は19~25百万ドルとなる。
「Space Chimps」トータル29百万ドル辺りを超えるのは難しいか。
これをやや下回る2千万ドル前半程度が落ち着きどころか。
いくらアニメ作品が稼げるといっても、中規模のアニメ作品は苦戦する傾向があるようだ。

7位:「MY BEST FRIEND'S GIRL」(ラブコメディ)
【現在の興行収入】 15百万ドル(先週比+7百万ドル)
【監督】ハワード・ドゥイッチ(「隣のヒットマン全弾発射」「リプレイスメント」)
【主演】ケイト・ハドソン、デイン・クック(「Mr.ブルックス」)、ジェイソン・ビッグス(「南極物語」)
【内容】別れようとしているオトコがいかに素晴らしいかを女性に語ることを生業としている主人公が親友のガールフレンドの説得に向かう。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 5千万ドル
製作費20百万ドルとなっており、制作費はなんとか回収できそうだ。
ケイト・ハドソンの実績を考えると、もうちょっと稼ぐのではないかと思ったが、共演の二人の実績が甘すぎたか。
また、ケイト・ハドソンの完全な主演というわけでもなさそうなので、その点がマイナス面だったのではないか。

ケイト・ハドソンの主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆03年「ル・ディヴォース」トータル9百万ドル(小規模公開)
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」
OP08→15百万ドル
「10日間で男を上手にフル方法」で1億ドル突破を達成し、「トラブル・マリッジ」「フールズ・ゴールド」も高い興行収入を上げており、ラブコメディには定評があった。
「10日間で男を上手にフル方法」以外との対比で考えると、「MY BEST FRIEND'S GIRL」の興行収入は18~25百万ドルとなる。
現時点では2千万ドルをなんとか突破できるところが落ち着きどころとなりそうだ。
さすがに「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドルは超えそうだが、「プリティ・へレン」トータル37百万ドルを超えるのは厳しそうだ。

ラブコメディは手堅く稼げるというイメージもあったが、そう簡単ではないのか。
今年公開されたラブコメ作品の比較は以下の通り。
☆「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
☆「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→69→73
☆「Forgetting Sarah Marshall」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆「近距離恋愛」トータル46百万ドル
OP18→27→34→39→43→45
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」
OP08→15百万ドル
これらとの対比で考えると、「MY BEST FRIEND'S GIRL」の興行収入は26~30百万ドルとなる。
現時点ではやはり2千万ドル突破は可能なラインというところか。

去年のラブコメ作品は以下の通り。
「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル(オープニング14百万ドル)
「ライセンス・トゥ・ウェディング」トータル44百万ドル(オープニング10百万ドル)
「幸せのレシピ」トータル43百万ドル(トータル12百万ドル)
「恋とスフレと娘とわたし」トータル43百万ドル(オープニング13百万ドル)
「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル(オープニング14百万ドル)
「Good Luck Chuck」トータル35百万ドル(オープニング14百万ドル)
これらに比べて、かなり悪い興行収入になるとは思わなかった。

8位:「Righteous Kill」(クライムサスペンス)
【現在の興行収入】 35百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】ジョン・アヴネット
【主演】ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、カーラ・グギノ(「アメリカン・ギャングスター」)
【内容】2人のベテランのニューヨーク市刑事は、彼らが数年前解決したと思っているケースと最近の殺人のケースが酷似していることを知る。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
なんだかんだいってもスター共演であり、注目度は高かったようだが、製作費6千万ドルを回収できる見込みはない。
制作費の半分以上は、二人のギャラだろうか。

監督ジョン・アヴネットは、アル・パチーノ主演作「88ミニッツ」「アンカーウーマン」「フライング・グリーン・トマト」を監督しているベテラン。
基本的にはプロデューサーとして活躍している。

アル・パチーノ主演作は以下の通り。
☆95年「ヒート」トータル67百万ドル
OP08→20→36→45→53
☆97年「フェイク」トータル42百万ドル
OP12→23→31→36→39
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
OP21→42→52→58→62
☆03年「リクルート」トータル53百万ドル
OP16→30→39→44→48
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23
☆07年「88ミニッツ」トータル17百万ドル
OP07→13→15→16→17
☆08年「Righteous Kill」
OP16→29→35百万ドル
「ヒート」以外との対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は38~48百万ドルとなる。
ロバート・デ・ニーロとの共演作「ヒート」トータル67百万ドルが目標だったが、現時点では4千万ドル半ば程度が落ち着きどころか。
「リクルート」トータル53百万ドル超えを目指したいところだが、「フェイク」トータル42百万ドルを超えるのが精一杯のところか。

ロバート・デ・ニーロ主演作は以下の通り。
☆01年「15ミニッツ」トータル24百万ドル
OP11→18→22→24→24
☆01年「スコア」トータル71百万ドル
OP19→37→49→57→62
☆02年「ショウタイム」トータル38百万ドル
OP15→27→33→36→37
☆02年「容疑者」トータル22百万ドル
OP09→17→20→22→22
☆05年「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル
OP22→36→43→48→50
☆06年「グッド・シェパード」トータル60百万ドル(監督・出演)
OP10→35→48→54→58
☆07年「スターダスト」トータル39百万ドル
OP09→19→26→31→35
☆08年「Righteous Kill」
OP16→29→35百万ドル
「ミート・ザ・ペアレンツ」などのコメディ作品はヒットするが、その他では近年あまりヒットには恵まれていない。
主要作品との対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は38~53百万ドルとなる。
やはり、現時点では4千万ドル半ばが落ち着きどころのようだ。
「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル超えを目指したいところだが、「スターダスト」トータル39百万ドルを超えるのが精一杯か。

この手の刑事モノはありふれており、大ヒットは期待できない。
また、本作を手掛けたのは実績のない中小スタジオ「OVERTURE FILMS」であり、そういう面も影響したのではないか(OVERTURE FILMSの最高興行収入作品は本作を除けば、現在公開中の「Traitor」の23百万ドルだった)。

10位:「The Family That Preys」(コメディ)
【現在の興行収入】 33百万ドル(先週比+5百万ドル)
【監督】タイラー・ペリー
【主演】キャシー・ベイツ、アルフレ・ウッダード(「フォーガットン」)、サナ・レイサン(「エイリアンVS.プレデター」)
【内容】二人の友人はそれぞれの家族がバラバラになる秘密とスキャンダルに直面して、彼らの家族の結び直す方法を見つけるために、アメリカ横断旅行に向かう。
【アメリカ内の評価】 かなり悪い
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
評価が予想以上に悪く、伸びを欠いているようだ。

黒人から支持が高いタイラー・ペリー。
今回も、監督・脚本・出演を努める。
層を広げるため、本作に白人のキャシー・ベイツを主演に迎えることで、興行収入にどのように影響するだろうかが注目だったが、あまり大きな影響はなかったか。

タイラー・ペリーシリーズは以下のとおり。
☆脚本・出演「Diary of a Mad Black Woman(05)」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50
☆監督・脚本・出演「Madea's Family Reunion(06)」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆監督・脚本「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆監督・脚本・出演「WHY DID I GET MARRIED(07)」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆監督・脚本・出演「Meet the Browns(08)」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆監督・脚本・出演「The Family That Preys(08)」
OP17→28→33百万ドル
これらとの対比で考えると、「The Family That Preys」の興行収入は36~39百万ドルとなる。
4千万ドルには届かず、現時点では3千万ドル半ば程度が落ち着きどころか。
「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル以来の低い水準に落ち着きそうだ。
毎回毎回、作品の評価が高くなく、そろそろ飽きられてきているようだ。
作品が乱発されているが、将来性はなさそうなので、稼げるうちに稼ごうという作戦だろうか。


次週のランキングには、
ドリュー・バリモアが声優(犬の役)を務めたディズニーのファミリーコメディ「Beverly Hills Chihuahua」
「Juno」のマイケル・セラ主演のヒューマンドラマ「Nick and Norah's Infinite Playlist」
「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督の「ブラインドネス」(木村佳乃、伊勢谷友介出演)
「ホット・ファズ」のサイモン・ペッグ、キルスティン・ダンストの主演のコメディ「How to Lose Friends & Alienate People」
コメディ作品「An American Carol」、ヒューマンドラマ「Flash of Genius」
が公開され、
また、既に公開中のエド・ハリス監督・主演の西部劇「Appaloosa」が拡大公開される。
次週のランキングは新作だらけとなりそうだ。
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テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

2008年7月クールドラマ視聴率結果(土曜日第九話)

順位  タイトル    初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)結果
1位:「コード・ブルー」  21.2%  19.5%(▲4.6%)  15.6%(16.0%)◎
2位:「太陽と海の教室」20.5%  15.6%(▲1.1%)  14.5%(17.5%)×
3位:「ヤスコとケンジ」 12.3%  16.3%(▲2.9%)  13.0%(09.5%)×
4位:「TOMORROW」 16.8%  14.1%(▲3.7%)  12.6%(09.5%)×
5位:「シバトラ」     13.0%  15.0%(▲3.4%)  12.5%(13.0%)◎
6位:「モンスターペア」 14.2%  13.6%(▲1.6%)  12.2%(09.0%)×
7位:「魔王」       14.0%  14.1%(▲1.8%)  11.4%(11.5%)◎
8位:「正義の味方」   13.2%  12.2%(▲2.2%)  10.3%(10.5%)◎
9位:「四つの嘘」    11.8%  09.6%(▲0.9%)  09.3%(08.5%)○
10位:「33分探偵」   12.2%  08.7%(▽0.4%)  09.2%(12.5%)×
11位:「打撃天使ルリ」 10.0%  07.7%(▲0.2%)  07.2%(07.5%)◎
12位:「ロト6で3億」  12.4%  06.4%(▲0.8%)  06.5%(10.5%)×
13位:「学校じゃ教えら」09.9%  05.9%(▲0.3%)  06.4%(09.0%)×
14位:「恋空」      05.6%  06.3%(▽1.3%)  06.4%(09.0%)×

10位:「33分探偵」 平均9.18%(放送前予想平均12.5%)
12.2→8.1→9.9→10.0→7.0→9.8→7.8→9.1→8.7%
第二話は、映画「海猿」のせいで、15分繰り下がった。
第三話は、オリンピックの野球の延長のせいで、30分繰り下がった。
第四話は、オリンピックの延長のせいで、30分繰り下がった。
第六話は、映画「ターミナル」のせいで、20分繰り下がった。
レギュラータイムで放送できた第五・七話の数字が圧倒的に低いという不思議な現象が起きている。
終盤の第八・最終回もレギュラータイムだったが、やはりあまり芳しくない結果となった。
裏番組の「恋のからさわぎ」、今回は放送がなかったが「SmaStation」が比較的数字をもっていることが原因だろうか。
また、今回はTBSのオールスター感謝祭が裏にあったのが痛かった。
先週『平均視聴率は9%半ばということになりそうだ』と書いたが、ぱっとしない最終回となってしまった。
他のドラマから取り残された最終回であり、盛り上がりを欠いたということもあろう。

初回から最終回までの下落率は、28.7%となっている。
ギブアップ率は3割程度となった。
特異な内容のドラマだったので、受け入れる人と受け入られない人が生じたのではないか。

堂本剛主演作は以下の通り(96年~99年は省略)。
☆04年4月クール「ホームドラマ!」平均9.7%(※井上真央共演)
12.6→11.9→10.5→10.5→09.4→09.4→10.3→07.4→09.3→08.1→07.2
☆03年7月クール「元カレ」平均15.7%
18.0→18.6→17.1→14.5→14.6→13.8→15.8→14.9→14.7→15.1
☆02年4月クール「夢のカルフォルニア」平均9.2%
13.2→13.3→09.2→07.9→08.7→09.7→07.9→08.7→07.2→06.9→08.0
☆01年10月クール「ガッコの先生」平均14.3%
14.7→14.6→13.9→13.9→14.4→12.6→12.3→14.1→15.2→15.0→17.1
☆01年1月クール「愛犬ロシナンテの災難」平均15.2%
18.4→16.9→14.8→16.1→16.5→12.6→14.2→13.4→12.2→17.2
☆00年7月クール「Summer Snow」平均18.1%
19.5→20.4→19.2→16.5→16.9→17.6→18.2→15.5→18.1→18.2→18.9
☆96年7月クール「金田一少年の事件簿2」平均22.4%
20.5→20.4→22.3→22.2→21.3→22.6→19.5→25.2→27.8
☆95年7月クール「金田一少年の事件簿」平均23.5%
23.6→23.2→23.6→21.2→24.3→20.0→22.2→29.9
☆堂本光一主演「スシ王子!」(平均7.5%)
08.8→07.3→06.9→05.7→07.1→08.1→08.3→07.9
「ホームドラマ!」平均9.7%は超えられず、「夢のカルフォルニア」平均9.2%をギリギリで交わした。
動き的には、「ホームドラマ!」「夢のカルフォルニア」「33分探偵」ともに12~13%でスタートして、最終回7~8%でフィニッシュしている。
注目度も意外と高くなく、評価もそれほど高くないというのが堂本ドラマの特徴だろうか。
評価が高ければ、これほど大きく視聴率が下がらないだろう。
「ホームドラマ!」「夢のカルフォルニア」は繊細なヒューマンドラマであり、「33分探偵」は完全なコメディであり、動きが似るとは思わなかったが・・・。
「スシ王子!」と本作が振るわず、KinKi Kidsの人気の高さが疑問に思えてくるが、どちらも見る人を選ぶので、ファン層と内容が合致しなかったのかもしれない。

土曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ハチワンダイバー」(平均8.5%)
06.8→07.6→11.0→08.4→08.3→07.8→09.5→06.9→09.4→08.9→08.3
☆08年1月クール「ロス:タイム:ライフ」(平均10.3%)
11.4→08.7→12.3→10.7→10.5→08.5→10.2→09.8→12.4→09.9→09.1
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆07年7月クール「ライフ」(平均12.2%)
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→09.4→12.4→14.2→14.2→17.4
☆07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
「33分探偵」の最終回視聴率8.7%は、先週同様に6ドラマ中5位となっている。
平均視聴率争いも同様に、6ドラマ中5位となっている。
「ハチワンダイバー」はなんとか破ったが、「ロス:タイム:ライフ」(平均10.3%)を超えられないのは、ちょっと物足りないのではないか。
この枠の最近のドラマが「SP」(平均15.4%)をピークにして、低迷しているのは気になるところ、再起を期待したい。

最近の事件モノドラマは以下の通り。
☆「7人の女弁護士」平均11.0%(初回10.1%)
☆「パズル」平均10.0%(初回14.1%)
☆「キミ犯人じゃないよね?」平均8.9%(初回8.3%)
☆「ホカベン」平均8.2%(初回8.8%)
☆「交渉人」平均13.5%(初回16.7%)
☆「SP」平均15.4%(初回14.5%)
☆「ガリレオ」平均21.9%(初回24.7%)
☆「ジョシデカ!」平均9.1%(初回13.4%)
☆「モップガール」平均10.2%(初回10.2%)
☆「探偵学園Q」平均11.1%(初回12.4%)
☆「帰ってきた時効警察」平均12.0%(初回12.8%)
初回視聴率を見たときは「帰ってきた時効警察」平均12.0%を超えるのが目標となりそうだと思ったが、「キミ犯人じゃないよね?」平均8.9%「ジョシデカ!」平均9.1%を超える程度が落ち着きどころとなってしまった。
やはり、物足りない結果となったことが分かる。

他ドラマとの比較では、「受験の神様」平均9.5%、「エジソンの母」平均9.5%、「わるいやつら」平均9.4%、「きらきら研修医」平均9.3%、「菊次郎とさき」平均9.3%を下回り、「おせん」平均9.1%、「ジョシデカ!」平均9.1%、「未来講師めぐる」平均9.1%、「演歌の女王」平均9.1%、「おいしいごはん」平均9.0%、「キミ犯人じゃないよね?」平均8.9%、「ハチミツとクローバー」平均8.9%、「特急田中3号」平均8.8%を上回るものとなった。
これらと近い数字ではやはり評価することはできない。

「33分探偵」の放送前予想は平均12.5%だったので、外した。
放送開始前に、
『ゆるい探偵モノというのは奇抜であり、面白そうだ。気軽にみられそうでもあり、時代にマッチしている。なかなか高い視聴率を期待できるのではないか。久々の堂本剛主演作であり、堂本光一主演の「スシ王子!」(平均7.5%)のようなことにはならないはず』
『「帰ってきた時効警察」平均12.0%を超えるのが目標となりそうだ。大きくコケることは考えにくく、大バケする可能性の方に注意したい』
と書いており、「誰でも楽しめる、ゆるいドラマになる」と考えた点が大きな問題だったようだ。
これほど特徴あるドラマに仕上がるとはなかなか予想しにくい。

また、堂本の人気を高いと考えたが、それほど高くはないのかもしれない。
若年層において幅広い人気を持つというよりも、人気の偏りがあるようにも思われる。
好きな人は好き、嫌いな人は嫌いとはっきりしているのではないか。
キャラクターに特徴があり、支持している人はとことん支持するというタイプだろうか。
万人受けするのが良いとも思えないので、個人的にはこういうタイプは嫌いではない。

テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ

「33分探偵」第九話レビュー【ドラマ】

好きな人には好きなノリなんだろうけど、やっぱり最後までノレなかったという印象。

沖縄の女、「じっちゃんの名にかけて」、“赤”からのまさかの似顔絵への移行などは良かったけど、全体的にやはりくだらないと思ってしまうところが多かった。
“面白さ”と“くだらなさ”の境い目が微妙に自分とは合わない。
「銀紙の張り合わせで大きな鏡をつくる」と言われて大爆笑する人もいるだろうが、自分は笑えなかったということだ(ネタの発想が初回の砂糖と同じというのもいかがなものか)。

ただ、昨今の無差別殺人に対するメッセージは悪くなかったと思う。
「人間は殺意が芽生えても人間を殺さない」というのは、まさにその通りだと思う。
世の中の歪みに対して、メッセージを込めるのは素晴らしいことだが、「本ドラマらしく中途半端だなあ」という印象も受ける。

・犯人に対して、メッセージを伝えても余裕で撃たれる(メッセージの意味が・・・)
・そんなろくでもない犯人のために33分持たせた
・「人は人を殺さない」といいつつ、無実の関係者を疑いまくっている
というように、堂本に演説をしてもらっても、すっきりしないところだらけだ。

また、撃たれても当然死なないというのも、ありきたりすぎたか。
あそこで主人公が死んだら、なかなか思い切ったことをするなと評価はできたが・・・。

全体的に考えると、既存の事件モノドラマとは異なるドラマを作ろうという意欲や意気込みは伝わってきたが、そう簡単にはいかず、空回りしたところが多かったという印象が強い。

面白いと思える回も数回あったが、徐々にネタが尽きてきたのか、それとも飽きてきたのか、失速していったと感じる。
“お約束”“公式”を確立してドラマを進めるのはいい効果があった反面、マンネリ感も否めなくなっていった。
もう少し変化を付けて、その変化を楽しめさせることができたら、評価も高まっただろう。

小ネタにはヒカるものがあったものの、肝心の堂本の推理がスベりまくっているのも問題と思われる。
脚本家としては狙ってのスベりだと思うが、悪い方向にスベらしているのではないか。

当たらない推理を強引に展開させるという狙いは分かるが、非現実的な推理を展開させるだけではなくて、「その推理はありそうだ」とやや現実的な推理を展開させながらちょくちょく「なんやかんや」的なものを織り交ぜた方がレベル的は高かっただろう。
なんとなく理解はできる推理をして、「おっ!スゲエ!」と思わせるが、肝心の細部な部分が詰め切れていないという感じに仕上がると微妙な空気感が漂い面白いものになるのではないかと思う。

基本的に全てにおいて「なんやかんや」的なものが多すぎたところがある。
そこに魅力を感じる人もいるかもしれないが、個人的にはそこが好きにはなれなかった。

犯人登場のパターンも色々と変化を加えるべきだっただろう。
「結局最初の容疑者が犯人(もしくは自殺あるいは病死)」
「疑った人物が単純な犯罪方法を自白」
という二種類くらいしかなかったが、
「全然疑っていない人間が実は真犯人」
「実は堂本の奇想天外なトリック通りに殺していた」
などのようにバリエーションを増やすと、より楽しめたような気がする。

殺人だけではなくて、自殺、病死、誘拐などのバリエーションを付けているが、それは形態のバリエーションであり、描く方向性が似通っているのが問題。


【総合評価】 4.0点(10点満点中)
現場の楽しそうな雰囲気は伝わってきたのは良かったが、肝心なのはやはり中身だ。

テーマ:33分探偵 - ジャンル:テレビ・ラジオ

『アイアンマン』レビュー 【映画】

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(意外とストレートなエンターテイメント映画)

アメリカでは「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を上回る大ヒットとなっており、評価も極めて高かったので、鑑賞前からかなり期待をしていたが、意外と平凡で物足りなかったのが正直な感想。
自分の体調が悪かったのか、集中力が途切れたのか、期待があまりにも高すぎのかが分からないが、それほど楽しむことはできなかった。

ロバート・ダウニーJr.のヒーローらしからぬヒーロー像、美しく緻密なデザイン・フォルム、スーツを流れるように身に纏う描き方、掌からの光線をぶっ放すシーンなど、確かにカッコいいと感じられるシーンは随所に見られたが、既存のアメコミヒーローモノに比べて、それほど評価すべきポイントが見当たらなかった。
ユーモアかつクールな仕上がりともなっているが、この点においても“好み”というわけではなかった。

「ダークナイト」が好きな人も嫌いな人もいるように、良い悪いというよりも、基本的には“好み”の問題なのだろうか。
スタン・リー作品の「インクレディブル・ハルク」が全く面白いと感じなかったこともあり、この手のアメコミヒーローモノはそれほど“好み”ではないかもしれない。
エンディング後に触れられた「アベンジャーズ」が映画化されたら、懲りずに見に行くと思うが…。
ヒーローモノやアメコミ作品としては、「ハンコック」や「ウォンテッド」辺りの方が、欠点はあるものの新鮮味があり、まだ面白かったと思えた。
ラストの“アイアンモンガー”とのバトル以外の見所は、ほとんど予告編で嫌というほど見てしまったためか、目新しさがほとんど感じられなかったのも面白いと感じられなかった原因かもしれない。

また、トニー・スタークの内面の部分があまり深く描かれているとは思えなかった(ヒーローの苦悩があれば、良い作品というわけではないが)。
序盤の能天気なプレイボーイ武器商人の姿から、拉致られて武器根絶という決意を固める姿への変化がそれほど著しいわけでもなく、決意を固めた後に自分の信念を貫き一人孤独に戦う姿が描かれているわけでもない。
何度も命を救われたペッパーとの関係や絆についても、深そうでそれほど深くは描かれていない部分もあると感じた。
完全には恋愛関係にならない微妙な関係というのは面白いが、その微妙な関係の描き方に物足りなさを覚える。
「失いたくないからもう仕事を手伝わない」といった趣旨のセリフはあったが、表には出せない信頼感や愛情をもっと伝えて欲しかったところだ。

ラストのバトルについても見応え十分というわけでもなく、意外とあっさりとしたものとなっている。
外見的にはボロボロになっているものの、追い込まれているようで大して追い込まれているという状況でもなく、ハラハラ感など微塵も感じなかった。
ボロボロになっても立ち上がり続けるという感傷的なラストではなく、アメコミらしい大味なラストだったと思う。

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『12人の怒れる男』レビュー 【映画】

◆評  価   1.5点
◆おススメ度  ×(個人的には時間の無駄以外の何物でもなかった)

1957年のシドニー・ルメット監督「十二人の怒れる男」をリメイクしたロシアの映画。

アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされており、評判もかなりいい映画のようなので、恐らく世間一般的には良い映画なのだろう。
しかし、個人的には恐ろしいほど相性が悪かった。
見ていて「オマエラいい加減に話進めろよ!」と怒りが何度もこみ上げてくるほどの苛立ちを覚えた。
「12人の怒れる男」というよりも、「12人のイカれた男」ではないかというほど、クレイジーなやり取りが繰り広げられているとしか思えなかった。
タチが悪いことに、オリジナルのネタを下手になぞっているから、怒りがさらにこみ上げてくる。

オリジナルも日本版は好きなのに、ロシアのリメイク版には何一つ良さを見出すことができない。
事件の本題にはほとんど触れずに、勝手に自分の話をして、話が終わったとたん、いきなり「無罪」に変えるといわれても、「はぁ?」としか感じない自分の見方が悪いのか。
なぜ「無罪」に変えるのかがオリジナルに比べて、何一つ理解も共感もできなかった。
本作は陪審員制度を通して、陪審員のそれぞれの思想やバックボーンなどが自然と明らかになり、国が抱える問題点や闇が浮き彫りになるという仕組みではなくて、それぞれが自分のことを事件とは関係なく喋っているようにしか思えない。
訳の分からないロシアのおっさん達が自分の悩みをぶちまけて、演説を単に繰り返しているようにしか感じられない映画を自分は評価することはできない。

また、彼らは“議論”をしているというよりも、根拠も証拠もなく、ほとんど推論と思い込みだけで一方的に話をしているとしか感じられなかった。
とてもではないが、知的な会話や、高度のやり取りがあったとは思えない。
ロシアという国は陪審員制度や民主主義や法治国家とは相容れない国であるということを伝えようとしているのならば納得できるが、恐らくそういう趣旨の映画ではないだろう。

オリジナルとは異なるラストも結局何を伝えたかったのかが理解できない。
「有罪」「無罪」を超越した「有罪」という概念は素晴らしいが、落とし方がすっきりしない。
結局、彼らは偽善者だったということか(ホームレスを世話しているのならば、少年一人くらい面倒みられないのか)。

また、何度も繰り返し描かれる光る犬のシーンと、少年をイメージしているつもりの鳥のシーン、少年のダンスシーンもうざいとしか感じれらなかった。
恐らく見方を完全に誤っていると思うが、こういう見方をする人もいるということをあえて伝えたい。

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(9月5週目新作予想)【映画】

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「アイアンマン」(ソニー)
<320館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、ジョン・ファヴロー(「ザスーラ」)。
主演は、ロバート・ダウニーJr.、グウィネス・パルトロウ、テレンス・ハワード。

アメリカでは、「インディ・ジョーンズ」を上回るほどの大ヒットとなったが、さすがに日本で大ヒットを求めるのは酷というものだ。
日本では「ダークナイト」ですら大ヒットしないアメコミというジャンルに加えて、このキャスティング、あのキャラクターの造形ではヒットさせるのはほぼ不可能ではないか。
ライバルのような敵も予告編からは分からない。
「アイアンマン」のロバート・ダウニーJr.がゲスト出演した「インクレディブル・ハルク」が壊滅的な興行収入となっており、本作も期待できないだろう。

また、大作ではあるが、予告編からは大作感を感じられず、10億円を超えることは難しいと考えたい。
ただ、アメリカで大ヒットしたという事実がどのように影響するか。
内容や評価があまりにも良いと、ヒットに繋がるとは思うが現実的には厳しいのではないか。

近年のアメコミ作品は以下の通り。
☆02年「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
☆04年「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆05年「コンスタンティン」トータル22.5億円
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
☆03年「リーグ・オブ・レジェンド時空を超えた戦い」トータル12.1億円
☆05年「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」トータル10.1億円
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
☆05年「シン・シティ」トータル10.0億円
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
☆03年「デアデビル」不明
☆07年「ゴーストライダー」トータル5.0億円
☆04年「キャットウーマン」不明(3億円後半程度か)
☆04年「ヘルボーイ」不明(2億円後半から3億円程度か)
☆08年「インクレディブル・ハルク」不明(2億円から3億円程度か)
10億円の壁は超えられず、マックスラインが「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円辺りと思われる。
さすがに、「ゴーストライダー」トータル5.0億円程度には低迷しないはず。
この中間より少し超える8億円程度が落ち着きどころか。

8億円前後の興行収入作品は以下の通り。
☆08年「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル9億円見込み
☆07年「ハンニバル・ライジング」トータル8.0億円
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル7.9億円
☆07年「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
☆07年「パフューム」トータル6.5億円
☆07年「墨攻」トータル6.4億円
さすがに7億円は超えてくるか。
これらを踏まえると、8億円程度が落ち着きどころか。
オープニングは1.5億円程度だろうか。


△「最後の初恋」(ワーナー)
<258館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、ジョージ C. ウルフ(主な代表作なし)。
主演は、ダイアン・レイン、リチャード・ギア。

05年「きみに読む物語」(トータル15.0億円)がスマッシュヒットしたニコラス・スパークス原作。
この手の切ないラブストーリーは、日本では絶対受けるはずだ。
思ったよりも稼ぐのではないか。

☆「きみに読む物語」(トータル15.0億円)
OP1.0→3.5→5.6→7.6→9.4
ロングセールスタイプのヒットとなっている。
少なくとも「きみに読む物語」(トータル15.0億円)の半分程度は稼ぎたいところ。

近年のラブストーリーは以下の通り。
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円(オープニング1.8億円)
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円(オープニング1.8億円)
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」不明(オープニング1.9億円)
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」不明(先行込みオープニング1.8億円)
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円(オープニング1.2億円)
☆08年「マイ・ブルーベリー・ナイツ」トータル5億円見込み(オープニング8.2千万円)
☆07年「ラブソングができるまで」トータル4.9億円(オープニング7.2千万円)
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル4億円見込み(先行込み9.2千万円)
☆08年「近距離恋愛」トータル1億円半ば見込み(オープニング2.5千万円)
「ホリデイ」「イルマーレ」を超えるレベルとまではいかないが、上手くいけば10億円突破レベルのヒットになりそうだ。

ダイアン・レイン、リチャード・ギアはともに最近は勢いには欠けるが、日本での知名度はそれほど低くはない。
リチャード・ギアには「Shall We Dance?」トータル25.0億円があり、10億円突破は無理ではないはず。
「最後の初恋」の興行収入はトータル10億円、オープニングは初動タイプではないのでやや低めの1.4億円程度と予想したい。


▲「イキガミ」(東宝・TBS)
<250館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、瀧本智行(「犯人に告ぐ」)。
主演は、松田翔太、山田孝之、塚本高史、成海璃子。

原作の人気はよく分からないが、こういう暗めの作品はヒットしにくいと思われる。
また、キャスティングからは、完全に若者映画という雰囲気しか伝わってこない。
ストーリーは悪くなさそうだが、パクリ疑惑もプラスにはならず、マイナスとして作用するのではないか。
これらから苦戦するものと考えたい。

参考になりそうなのは、やや暗めの雰囲気のサスペンス。
「L change the WorLd」トータル31億円見込み、「クロサギ」トータル17.1億円辺りを参考にしたいところだが、さすがに厳しいだろう。
「Sweet Rain 死神の精度」トータル5~6億円辺りが参考になるか。
これと同程度の6億円程度が落ち着きどころか。
オープニングは9千万円程度ではないか。
6億円程度の興行収入だと考えると「僕の彼女はサイボーグ」を少々下回る程度となる。
去年の公開作品だと、「憑神」トータル8.8億円、「さくらん」トータル7.3億円以下となりそうだ。
東宝作品だが、「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円と同じようにコケるのではないか。
大きくコケないかが心配だが、人気漫画の映画化ということである程度は稼げると考えたい。


今週の数字が不明のため、かなり適当の予想。
予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場) 基準値
1(1) 済「ウォンテッド」(日劇PLEX1)2.3
2(2) △「パコと魔法の絵本」(有楽座)1.6
3(4) △「おくりびと」(有楽町プラゼール)1.6
4(-) ◎「アイアンマン」(日劇PLEX3)1.5
5(-) △「最後の初恋」(ルーブル丸の内)1.4
6(3) ▲「20世紀少年」(日劇PLEX2)1.4
7(-) ▲「イキガミ」(渋谷アミューズCQN)0.9
8(5) 済「崖の上のポニョ」(日比谷スカラ座)
9(7) 済「ハンコック」(丸の内ピカデリー1)
10(6) ×「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(新宿ピカデリー)


[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品

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全米映画興行収入ランキング(9月第5週目新作予想) 【映画】

来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の3本。

◎「イーグル・アイ」(サスペンス)<3300館規模>
【監督】D.J.カルーソ
【主演】シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソン(「シン・シティ」)、ビリー・ボブ・ソーントン
【内容】見知らぬ女性に暗殺事件の駒になるように強要される。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 9千万ドル
専門家の事前予想では、33.0~35.6百万ドルのオープニングを飾るとされている。
3千万ドル台のオープニングにはなりそうだが、それほど高いものにはならないのではないか。

スピルバーグの秘蔵っ子のシャイア・ラブーフの試金石の作品。
今回は「トランスフォーマー」「インディ・ジョーンズ」といった誰が出演しても稼げる作品ではない作品のため、コケることもあり得る。

D.J.カルーソ監督の興行収入は以下の通り。
☆04年「テイキング・ライブス」トータル33百万ドル
OP11→22→27→30→32→32→32→32
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23→23
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
OP22→40→52→60→66→71→74→77
どの作品の評価も高くはないが、サスペンス作品を得意としている。
「ディスタービア」(トータル80百万ドル)が当然目標となる。

シャイア・ラブーフ出演の主な作品は以下の通り。
☆05年「コンスタンティン」トータル76百万ドル
OP030→051→061→067→070→073→074→074
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
OP022→040→052→060→066→071→074→077
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル(オープニング71百万ドル)
先155→224→263→285→296→303→306→309
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル317百万ドル(オープニング100百万ドル)
先125→216→253→277→291→300→307→310
さすがに「コンスタンティン」「ディスタービア」辺りがライバルになるだろう。
1億ドル突破できれば、文句なしの合格点ではないか。

コメディ作品などを除いた1億ドル前後の参考になりそう作品は以下の通り。
☆08年「紀元前1万年」トータル95百万ドル
OP36→62→76→85→89→92→93→93
☆08年「ハムナプトラ3」トータル102百万ドル
OP40→71→86→94→98→101→102→102
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→91→102→109→113→115→116
オープニング3千万ドル半ばだと1億ドルは狙える。
ただ、評判も高くなく、シャイア・ラブーフは交通事故などの問題を起こしており、その辺りが嫌われそうだ。
初動は高くても、伸びがないパターンに陥るのではないか。
「イーグル・アイ」の興行収入はトータル9千万ドル程度と予想したい。
この手のサスペンスもそれほど稼げるジャンルではないはず。


△「最後の初恋」(ラブストーリー)<2500館規模>
【監督】ジョージ C.ウルフ(主な代表作なし)
【主演】ダイアン・レイン、リチャード・ギア、Christopher Meloni(「Harold&Kumar」シリーズ)
【内容】別居中の息子に会うために旅行している医者は、ノースカロライナの宿で不幸に結婚した女性と出会う。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 5.5千万ドル
専門家の事前予想では、13.8~16.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
恐らく予想通りの結果になるだろう。
ひょっとすると意外と高いオープニングを飾るかもしれない。

「きみに読む物語」がスマッシュヒットしたニコラス・スパークス原作。
この手の切ないラブストーリーは、アメリカでも日本でもそれなりに稼ぐのではないか。
エイドリアン・ライン監督作品「運命の女」でも共演しているダイアン・レイン、リチャード・ギアであり、大ヒットは望めないとしても手堅く稼げると思われる。

ニコラス・スパークス原作作品のは以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
「きみに読む物語」がマックスラインであり、「メッセージ・イン・ア・ボトル」程度は稼ぎたい。

ダイアン・レイン主演の主な作品は以下の通り。
☆02年「運命の女」トータル53百万ドル
OP14→30→40→46→49→51
☆03年「トスカーナの休日」トータル44百万ドル
OP10→21→28→34→37→40
☆05年「理想の恋人.COM」トータル44百万ドル
OP13→26→35→39→41→42
☆08年「ブラックサイト」トータル29百万ドル
OP11→19→24→27→28→29
4~5千万ドルは堅い女優。
大ヒットは望めなくても、コケることはなく、標準以上は稼げるはず。
今回は5千万ドルオーバーを狙える。

リチャード・ギア主演の主な作品は以下の通り。
☆02年「運命の女」トータル53百万ドル
OP14→30→40→46→49→51
☆04年「Shall we Dance?」トータル58百万ドル
OP12→24→34→42→49→52
マックスは「Shall we Dance?」トータル58百万ドル辺りだろうか。
「最後の初恋」の興行収入は、「Shall we Dance?」をやや下回るトータル5.5千万ドル程度と予想したい。

トータル5千万ドル前後のラブストーリーは以下の通り。
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39
☆06年「イルマーレ」トータル52百万ドル
OP14→30→39→46→49→51
☆07年「P.S.アイラヴユー」トータル54百万ドル
OP06→24→39→47→50→52
この辺りとはいい勝負をするはずだ。


△「Miracle at St. Anna」(戦争ドラマ)<1100館規模>
【監督】スパイク・リー
【主演】デレク・ルーク(「大いなる陰謀」)、マイケル・イーリー(「ワイルド・スピードX2」)、Laz Alonso(「Stomp the Yard」
【内容】1984年に郵便局の労働者によって犯される殺人は、第二次世界大戦のトスカナの村で黒人アメリカ兵士が窮地に陥った経験の調査に繋がる。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 2千万ドル
専門家の事前予想では、7.0~8.1百万ドルのオープニングを飾るとされている。
予想よりも高くなることはないだろう。
公開規模も小さく、評価も高くない。ましてや、スパイク・リー監督作品がヒットするとは思えず、いつも通りの低い水準に終わるだろう。

スパイク・リー監督作品の主な興行収入は以下の通り。
☆89年「ドゥ・ザ・ライト・シング」トータル28百万ドル
☆91年「ジャングル・フィーバー」トータル32百万ドル
☆92年「マルコムX」トータル48百万ドル
☆98年「ラストゲーム」トータル22百万ドル
OP08→13→17→19
☆99年「サマー・オブ・サム」トータル19百万ドル
OP06→14→17→18
☆00年「キング・オブ・コメディ」トータル38百万ドル
OP12→21→28→32
☆06年「インサイド・マン」トータル89百万ドル
OP29→53→66→75
2~3千万ドルが基準の監督。
今回も頑張っても2千万ドル程度が限界ではないか。

戦争ドラマは稼げないのがだいたいの流れ。
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
OP10→20→27→31→33
さすがにここまで稼げないと考えれば、やはり2千万ドル程度が妥当だろう。


[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目) 【映画】

数字のネタ元の更新が遅れているため、判明部分のみをとりあえずアップ。

1位:「ウォンテッド」(東宝東和)(1週目)<予想順位1位>
【公開前個人予想】 37億円
【公開規模】 504スクリーン
3日間の先行込みで、8.3億円弱程度のオープニングを飾った。
先週『オープニングは先行込みで8.5億円程度だろうか』と書いたので、予想通りのオープニングとなった。
3日間の先行公開で4.5億円を稼ぎ出しているので、土日2日間では3.7億円半ばとなる。

今年の洋画作品の1週目興行収入は以下の通り。
☆「インディ・ジョーンズ」14.0億円(トータル58億円見込み)。
☆「ハンコック」8.3億円
☆「ライラの冒険 黄金の羅針盤」8.2億円(トータル35億円見込み)。
☆「ナルニア国物語」8.1億円(トータル30億円見込み)
☆「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」7.7億円(トータル22億円見込み)。
☆「魔法にかけられて」5.4億円(トータル29億円見込み)。
初動タイプと思われるので、参考になるのは「ハンコック」「ハムナプトラ3」辺りか。
「ハムナプトラ3」対比で考えると、「ウォンテッド」の興行収入は23.7億円となる。
25億円程度がミニマムラインとなるのではないか。
「魔法にかけられて」以外の作品との対比で考えると、「ウォンテッド」の興行収入は30.7~35.4億円となる。
当面は30億円突破が目標となりそうだが、これをギリギリ超えない程度が落ち着きどころか。
「ウォンテッド」には3日間の先行があったので、対比どおり単純にはいかないだろう。

アンジェリーナ・ジョリー主演の主な興行収入は以下の通り。
☆01年「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
☆05年「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
OP5.6→14.6→20.4→26.4→不明→38.5→41.8→43.9
☆06年「グッド・シェパード」トータル4.5億円
☆07年「ベオウルフ」トータル8~9億円見込み
アンジェリーナ・ジョリーは日本では意外と人気のあるようだ。
「トゥームレイダー」トータル27.0億円は超えたいところ。
「Mr.&Mrs.スミス」は先行がなかったはずなので、週末の数字のみを対比すると、「ウォンテッド」の興行収入は30.7億円となる。
やはり、この辺りが落ち着きどころだろう。

40億円前後の興行収入作品は以下の通り。
☆07年「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→38.4
☆07年「ダイハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5→36.7
☆05年「オーシャンズ12」トータル36.0億円
先7.0→15.7→21.8→27.2→30.3→32.9
☆07年「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
先6.0→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8→35.2
☆07年「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→29.6→30.8
「トランスフォーマー」との対比で考えると、「ウォンテッド」の興行収入は23.6億円となる。
「ダイハード4.0」との対比で考えると、「ウォンテッド」の興行収入は36.5億円となる。
これらがミニマムラインとマックスラインとなりそうだ。

R-15指定が掛かっているので、爆発力はなさそうだ。
ただ、このキャスティングの殺し屋ムービーがこれほどヒットするのは意外であり、たとえ30億円を超えなくても十分合格点の興行収入となりそうだ。

2位:「パコと魔法の絵本」(東宝・テレビ東京)(2週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 10億円  【配給会社期待値】 25億円
【公開規模】 292スクリーン
2.3億円半ば程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは8.7億円半ばとなっている。
6日間の伸びは4.0億円半ば程度だろうか。

中島哲也監督作品は以下の通り。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円(公開規模:154館)
OP0.8→2.5→3.5→4.4→不明→5.5
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円(公開規模:224館)
OP1.6→5.0→7.4→9.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」(公開規模:292館)
3日4.7→8.7億円
これらとの対比で考えると、「パコと魔法の絵本」の興行収入は21.6~22.8億円となる。
オープニングでは25億円程度が落ち着きどころかと思ったが、20億円突破が当面の目標となりそうだ。
意外と初動タイプだったのかもしれない。

2週目同程度の興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「デトロイト・メタル・シティ」10.2億円
☆「陰日向に咲く」7.2億円(トータル19.4億円)
☆「クロサギ」7.3億円(トータル17.1億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」7.5億円(トータル15.6億円)
☆「少林少女」7.2億円(トータル15.0億円)
<2007>
☆「マリと子犬の物語」7.4億円(トータル31.4億円)
☆「アンフェア the movie」11.2億円(トータル27.2億円)
☆「クローズZERO」10.5億円(トータル25.0億円)
☆「舞妓Haaaan!!!!!」7.4億円(トータル20.8億円)
「マリと子犬の物語」「舞妓Haaaan!!!!!」以外との対比で考えると、「パコと魔法の絵本」の興行収入は18.1~23.4億円となる。
初動タイプだとすると、20億円を割る可能性もありそうだ。
一応感動作っぽいので、粘りを期待したいところだが、やはり20億円前後が落ち着きどころになりそうだ。

子ども向きのテーマの割には、子ども向きでなく、ましてや大人向きでもないというコケるパターンに陥りそうだと思ったが、20億円前後でも十分ヒットといえるだろう。
主演の役所広司には不安があったが、他のキャスティングが豪華というのも、集客力に一役買ったか。

3位:「20世紀少年」(東宝・日本テレビ)(4週目)<予想順位2位>
【公開前個人予想】 35億円
【公開規模】 310スクリーン?
2.3億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは28.1億円を突破した。
6日間の伸びは4.2億円弱程度だろうか。

日本テレビ開局55年記念作品。
3部作予定で製作費60億円となっている。
3部合計でどんなに悪くても100億円、製作費の倍の120億円が当面の目標ではないか。
第一作は30~40億円を稼げないと後がないが、大ヒット間違いなしとなり、日本テレビも一安心だろう。

日本テレビに関わった人気漫画の映画化といえば、「DEATH NOTE」シリーズが参考になる。
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→13.9 →16.9→18.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8 →39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31億円見込み
OP5.7→14.6→19.9 →24.3→26.8→28.5→29.7
☆「20世紀少年」
OP6.2→15.6→24.0祝→28.1億円
「DEATH NOTE」前編以外との対比で考えると、「20世紀少年」の興行収入は35.8~37.4億円となる。
オープニングでは40億円や50億円突破も可能かと思われたが、40億円突破もギリギリかもしれない。

トータル30億円以上の邦画は以下の通り。
<2008>
☆「花より男子ファイナル」トータル70億円台後半見込み
☆「相棒-劇場版-」トータル44億円前半見込み
☆「ザ・マジックアワー」トータル39億円見込み
☆「L change the WorLd」トータル31億円見込み
<2007>
☆「HERO」トータル81.5億円
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
☆「西遊記」トータル43.7億円
☆「恋空」トータル39.0億円
☆「どろろ」トータル34.5億円
☆「マリと子犬の物語」トータル31.4億円
<2006>
☆「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円
☆「THE 有頂天ホテル」トータル60.8億円
☆「日本沈没」トータル53.4億円
☆「デスノート/the Last name」トータル52.0億円
☆「涙そうそう」トータル31.0億円

「20世紀少年」と同程度の4週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「相棒-劇場版-」32.0億円(トータル44億円見込み)
☆「ザ・マジックアワー」26.3億円(トータル39億円見込み)
☆「L change the WorLd」24.3億円(トータル31億円見込み)
<2007>
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」28.7億円(トータル45.6億円)
☆「西遊記」25.1億円(トータル43.7億円)
☆「恋空」26.0億円(トータル39.0億円)
☆「どろろ」24.6億円(トータル34.5億円)
<2006>
☆「THE 有頂天ホテル」34.8億円(トータル60.8億円)
☆「日本沈没」31.8億円(トータル53.4億円)
現時点では、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と同程度の興行収入となっているが、さすがに40億円半ばを狙えるまでの粘りはないだろう。
「ザ・マジックアワー」「西遊記」「恋空」「どろろ」「日本沈没」対比で考えると、「20世紀少年」の興行収入は39.4~48.9億円となる。
やはり50億円突破はさすがに厳しく、まずは40億円突破が当面の目標となる。

4位:「おくりびと」(松竹・TBS)(2週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 9億円  【配給会社期待値】 20億円~30億円
【公開規模】 219スクリーン(先週比-1スクリーン)
トータルで8.2億円半ばとなっている。
6日間の伸びは4.8億円弱程度だろうか。
モントリオール国際映画祭グランプリ受賞作品ではあるが、地味な作品がここまでのヒットになるとは驚きだ。
日本アカデミー賞も確実のような気がしてきた。
たしか、アカデミー賞の日本語作品の代表として選出されているはずだ。
上手くいけば、ノミネートの可能性もあるかもしれない。

2週目興行収入同程度の作品は以下の通り。
☆「パコと魔法の絵本」8.7億円
☆「陰日向に咲く」7.2億円(トータル19.4億円)
☆「母べえ」6.4億円(トータル19億円見込み)
☆「クロサギ」7.3億円(トータル17.1億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」7.5億円(トータル15.6億円)
☆「少林少女」7.2億円(トータル15.0億円)
これらの話題作を優に凌く信じがたいほどのヒットとなっている。
本作は初動タイプではなくて、ロングセールスなので、20億円突破はほぼ確定だろう。
なお、松竹は公開後に540席の「丸の内プラゼール」から、802席の「丸の内ピカデリー1」に昇格させている。

滝田洋二郎監督の作品は以下の通り。
☆99年「秘密」(広末涼子主演作)
☆01年「陰陽師」トータル30.1億円
☆03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞作品賞受賞)
☆03年「陰陽師Ⅱ」トータル16.0億円
☆05年「阿修羅城の瞳」(歴史的大コケ)
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3
派手な話題作から、地味な良作までをこなす。
日本アカデミー賞作品賞を受賞する一方、歴史的な大コケまでも経験している。
「バッテリー」対比で考えると、「おくりびと」の興行収入は28.2億円となる。
この辺りがマックスラインとなるだろうか。

地味な作品だが、しっかりした作品ならばヒットすることはできる。
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆08年「母べえ」トータル19億円見込み
OP1.6→6.4→10.1→13.4→15.7→17.3
☆06年「フラガール」トータル14.0億円
OP1.0→3.5→05.6→07.7→09.3→10.3
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→07.1→09.0→10.2→10.9
☆06年「バルトの楽園(がくえん)」トータル12.0億円
OP1.3→3.7→05.4
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→05.9→07.7→09.3→10.3
☆07年「それでもボクはやってない」トータル11.0億円
OP1.2→3.6→5.8→7.9<祝日込み>→8.6→9.4
☆08年「おくりびと」
3日3.5→8.3億円
「眉山/びざん」以外との対比で考えると、「おくりびと」の興行収入は24.6~34.3億円となる。
当面の目標は、20億円突破ということになりそうだが楽に超えそうだ。
30億円もみえてくるかもしれない。

5位:「崖の上のポニョ」(東宝・日本テレビ)(10週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 70億円  【配給会社期待値】 200億円
【公開規模】 481スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは143.1億円突破を目前としている。
6日間の伸びは2.6億円弱程度だろうか。
オープニング3日間15.8億円→1週目6日間16.5億円→2週目7日間20.3億円→3週目7日間19.5億円→4週目27.3億円→5週目15.3億円→6週目12.6億円→7週目7.2億円→8週目8日間6.1億円→2.6億円となっている。
夏休みも過ぎ、ようやく息切れしてきた。
どこまでこの勢いを保つことができるだろうか。
もし、ヴェネチアで賞を取ることができていれば、ヒットの勢いは再燃したのだが。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)

☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP 14.8→47.5→67.9→84.5→不明→ 不明→128.9→152.3→157.6→
→164.2→168.5→172.3→177.0→178.9→181.1→182.8→185.2→186.5
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP 09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
→073.8→076.3
☆「崖の上のポニョ」
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
→143.1億円
「ハウルの動く城」との対比で考えると、「崖の上のポニョ」の興行収入は170.8億円となる。
7週目まで「崖の上のポニョ」と「ハウルの動く城」の差はなかったが、8週目からは差がついてしまっている。
現時点の落ち着きどころは、160億円程度となりそうだ。

100億円前後の洋画の興行収入作品は以下の通り。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5→100.9→103.5→105.4
☆05年「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」トータル91.7億円
21.2→40.7→49.8→58.7→65.8→73.3→80.5→84.2→086.9
☆06年「パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト」トータル100.2億円
19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6→93.5→093.5→095.5→098.5
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7→83.9→085.3→088.2
☆07年「パイレーツオブカリビアン/ワールドエンド」トータル109.0億円
19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1
☆「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0→89.0→090.4→091.9
これらを余裕で上回った。

作品に派手さがないにも関わらず、近年の宮崎駿監督作品(「ハウルの動く城」トータル196.0億円、「もののけ姫」トータル193億円)に比べて、それほど大きく変わることのない興行収入となりそうであり、宮崎駿監督の人気の高さや「崖の上のポニョ」や評価の高さが窺われる。

日本における歴代映画興行収入としては、「千と千尋の神隠し」トータル304.0億円、「タイタニック」トータル260億円、「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203.0億円、「ハウルの動く城」トータル196.0億円、「もののけ姫」トータル193億円、「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」トータル173.0億円、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」トータル173.0億円の次になるだろうか。

6位:「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(松竹)(2週目)<予想順位6位>
【公開前個人予想】 10億円
【公開規模】 179スクリーン?
トータルでは4.8億円半ばとなっている。
6日間の伸びは1.6億円程度だろうか。

ウルトラマンシリーズは以下の通り。
☆98年「ウルトラマンティガ&ダイナ」
☆99年「ウルトラマンティガ・ダイナ&ガイア」
☆00年「ウルトラマンティガ」
☆01年「ウルトラマンコスモス」
☆02年「ウルトラマンコスモス2」
☆03年「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス」
☆06年「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」トータル6~7億円
OP1.4→3.4→4.3
☆08年「大決戦!超ウルトラ8兄弟」
3日3.2→4.8億円
「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」対比で考えると、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」の興行収入は8.5~9.9億円となる。
当面の目標は10億円突破となりそうだが、ギリギリ超えない程度が落ち着きどころか。

比較材料に適しているかどうか分からないが、ライダーシリーズとの比較は以下の通り。
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4
これらとの対比で考えると、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」の興行収入は11.1~11.6億円となる。
粘ることができれとすれば、この辺りがマックスラインとなりそうだ。
しかし、現時点の落ち着きどころは、やはり10億円前後となるのではないか。
本作には長野博、つるの剛士といった有名人が出演し、ウルトラ兄弟新旧8ヒーローが登場するので、通常よりもヒットしているのだろう。

8位:「デトロイト・メタル・シティ」(東宝)(5週目)<予想順位10位>
【公開前個人予想】 15億円  【配給会社期待値】 20億円
【公開規模】 241スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは20.1億円突破を目前としている。
6日間の伸びは1.9億円弱程度だろうか。
ついに20億円を突破した。

同程度の5週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
「L change the WorLd」26.8億円(トータル31億円見込み)
「陰日向に咲く」16.3億円(トータル19.4億円)
「母べえ」15.7億円(トータル19億円半ば見込み)
「クロサギ」15.2億円(トータル17.1億円)
「チーム・バチスタの栄光」13.9億円(トータル15.6億円)
「少林少女」13.8億円(トータル15億円見込み)
<2007>
「西遊記」30.0億円(トータル43.7億円)
「恋空」29.7億円(トータル39.0億円)
「どろろ」28.0億円(トータル34.5億円)
「マリと子犬の物語」23.1億円(トータル31.4億円)
「アンフェア the movie」23.2億円(トータル27.2億円)
「クローズZERO」21.2億円(トータル25.0億円)
「ゲゲゲの鬼太郎」21.1億円(トータル23.4億円)
「舞妓Haaaan!!!!!」16.7億円(トータル20.8億円)
<2006>
「涙そうそう」24.7億円(トータル31.0億円)
「デスノート 前編」22.4億円(トータル28.5億円)
「明日の記憶」17.3億円(トータル22.0億円)
「トリック劇場版2」18.8億円(トータル21.0億円)
「県庁の星」16.6億円(トータル20.8億円)
「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」15.0億円(トータル18.0億円)

この中で参考になりそうなのは、「L change the WorLd」「クローズZERO」「アンフェア the movie」「トリック劇場版2」「デスノート 前編」「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」だろうか。
これらとの対比で考えると、「デトロイト・メタル・シティ」の興行収入は22.5~24.1億円となる。

そろそろ縮小される頃であり、23~24億円程度が落ち着きどころだろうか。
「アンフェア the movie」トータル27.2億円はさすがに厳しく、「クローズZERO」トータル25.0億円を捉えることができるかが注目だ。
今年実写邦画作品では、「花より男子ファイナル」「相棒-劇場版-」「20世紀少年」「ザ・マジックアワー」「L change the WorLd」に次ぐ興行収入となる。

9位:「次郎長三国志」(角川)(1週目)<予想順位9位>
【公開前個人予想】 4億円  【配給会社期待値】 8億円
【公開規模】 199スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.1千万円弱程度のオープニングを飾った。
先週『オープニングは4千万円程度というところか』と書いたので、予想以上のオープニングだ。
角川映画の時代劇であり、この程度のオープニングでも悪くはないだろう。
「次郎長三国志」については、よくは分からないが、過去に何度も映画化されており、原作の人気や知名度がありそうだ。

マキノ雅彦監督作品には、06年公開の「寝ずの番」がある。
トータル4.3億円程度(オープニング3.4千万円)となっている。
これとの対比で考えると、「次郎長三国志」の興行収入は6.5億円となる。
当面は「寝ずの番」を超えるのが目標となり、最終的には5億円突破が落ち着きどころか。

時代劇の興行収入は以下の通り。
☆07年「やじきた道中てれすこ」トータル3.0億円(オープニング4.2千万円)
☆07年「怪談」トータル4.2億円(オープニング6.6千万円)
☆07年「さくらん」トータル7.3億円
☆07年「憑神」トータル8.8億円(オープニング9.5千万円)
☆07年「椿三十郎」トータル11.4億円
☆05年「蝉しぐれ」トータル14.0億円
☆06年「大奥」トータル22.0億円
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
主要作品との対比で考えると、「次郎長三国志」の興行収入は3.2~4.7億円となる。
伸びがなければ、この辺りがミニマムラインとなる。
悪くても4億円程度は稼ぎたいところだ。


次週のランキングには、
アメリカで大ヒットしたアメコミ「アイアンマン」、
大人のラブストーリー「最後の初恋」、
漫画の映画化「イキガミ」などが公開される。
「アイアンマン」は日本では平凡な結果に終わりそうだ。
「イキガミ」は松田翔太主演という点がどうなるだろうか。
若者向け映画と思われるので、年配層の動員は見込めず大ヒットは望みにくい。

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『デトロイト・メタル・シティ』レビュー 【映画】

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  A(意外と万人向け仕様の映画)

原作未読。1ページも読んだことはない。
デスメタルの知識もないので、ジャック役の人がもともと何者かもよく分からなかった。
しかし、鑑賞前から気分が悪くて、テンションが低かった自分でも、体調の悪さなど吹き飛ぶほどに楽しむことができた。
最後は加藤ローサのように「ゴー・トゥー・DMC!!」と叫びたくもなった。
変な前知識もなく、比較材料もないからこそ、かえって楽しめたのかもしれない。

やはり、なんといっても根岸と社長のキャラクターに、松山と松雪をキャスティングできたのが成功といえる。
松山よりも松雪に驚かされたが、ダウンタウンとコントをやっていただけのことはあり、思い切りの良さが目立った。

ストーリーは恐ろしく基本に忠実のもの。
“夢”というキーワードを基に、青春映画の教科書通りの「成功」→「挫折」→「克服」という流れを踏んでいる。
基本に忠実なストーリーに対して、異世界のデスメタルという素材を掛け合わせた効果が意外と高い気がする。
もし王道素材に対して王道路線で描いたらつまらないものとなり、逆にアブノーマルな世界を描く映画に対してアブノーマルな方向で描いたら、恐らく誰もついていけなくなるだろう。
珍しい素材を王道ストーリーで攻めたおかげで、誰もが楽しめる映画に仕上がった。

また、デフォルメされているが、根岸というキャラクターが我々自身の姿と被らせることもできる。
幼い頃に思い描いた“夢”と現在の状況とは異なるかもしれないけれども、“夢”を追い続けていれば“道”は開けるのかもしれない。
その“道”も思い描いたものではないかもしれないけれども、何が正解で何が間違いかなどは誰も分からない。
一生懸命にやっていれば、誰かが共感してくれたり、誰かが応援してくれたりもして、その“道”が自分の“夢”へと気づかないうちに変わることがあるのかもしれないというようなメッセージとして受け取った。

完璧ともいえず、天才とも思えないが、笑いのセンスも悪くない。
笑いについてはよく分かっているなという演出家だ。
直球の笑いもあったが、変化球の笑いが多く、それがなかなかツボだった。

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2008年7月クールドラマ視聴率結果(月曜日第十話)

順位  タイトル    初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)結果
1位:「コード・ブルー」  21.2%  19.5%(▲4.6%)  15.6%(16.0%)◎
2位:「太陽と海の教室」20.5%  15.6%(▲1.1%)  14.5%(17.5%)×
3位:「ヤスコとケンジ」 12.3%  16.3%(▲2.9%)  13.0%(09.5%)×
4位:「TOMORROW」 16.8%  14.1%(▲3.7%)  12.6%(09.5%)×
5位:「シバトラ」     13.0%  15.0%(▲3.4%)  12.5%(13.0%)◎
6位:「モンスターペア」 14.2%  13.6%(▲1.6%)  12.2%(09.0%)×
7位:「魔王」       14.0%  14.1%(▲1.8%)  11.4%(11.5%)◎
8位:「正義の味方」   13.2%  12.2%(▲2.2%)  10.3%(10.5%)◎
9位:「四つの嘘」    11.8%  09.6%(▲0.9%)  09.3%(08.5%)○
10位:「33分探偵」   12.2%  09.1%(▲1.3%)  09.2%(12.5%)
11位:「打撃天使ルリ」 10.0%  07.7%(▲0.2%)  07.2%(07.5%)◎
12位:「ロト6で3億」  12.4%  06.4%(▲0.8%)  06.5%(10.5%)×
13位:「学校じゃ教えら」09.9%  05.9%(▲0.3%)  06.4%(09.0%)×
14位:「恋空」      05.6%  06.3%(▽1.3%)  06.4%(09.0%)×

2位:「太陽と海の教室」 平均14.45%(放送前予想平均17.5%)
20.5→14.4→12.7→10.7→14.7→14.0→14.1→13.3→14.5→15.6%
自身2番目に高い視聴率で幕を閉じた。
先週『最終回はさすがに15%以上を取れるはずであり、平均視聴率は14%半ば程度でフィニッシュできそうだ』と書いたとおりの結果となった。

初回、第三話及び第四話を無視すれば、13.3%~15.6%の間に収まっており、終盤は意外と安定させることができた。
キャラクター殺しはやはり視聴率のカンフル剤にはなるようだ。
第三話及び第四話の頃は絶望的だったが、ひとりの犠牲者を出すことで、なんとか踏みとどまって、月9史上最悪ということにはならずに済んだ。
終盤はまだ見ていないが、あの内容でこの程度の数字を取れたこと自体がミラクルかもしれない。

初回20%を超えた最近のドラマは以下の通り。
☆08年7月クール「コード・ブルー」21.2%(平均15.6%)
☆08年4月クール「CHANGE」23.8%(平均21.7%)
☆08年4月クール「ごくせん」26.4%(平均22.6%)
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」22.4%(平均18.6%)
☆07年10月クール「ガリレオ」24.7%(平均21.9%)
☆07年10月クール「医龍2」21.0%(平均16.6%)
☆07年1月クール「華麗なる一族」27.7%(平均23.9%)
☆06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」23.2%(平均22.1%)
☆06年7月クール「結婚できない男」20.2%(平均16.9%)
☆06年4月クール「トップキャスター」23.1%(平均18.3%)
☆06年1月クール「西遊記」29.2%(平均22.8%)
初回20%を超えたドラマとしては、近年最低の平均視聴率となった。

織田裕二主演ドラマは以下の通り。
☆07年4月クール「冗談じゃない!」平均13.4%
19.4→14.7→13.2→14.4→14.2→11.7→10.7→11.3→12.8→12.0→12.7
☆04年10月クール「ラストクリスマス」平均21.5%
22.3→21.1→20.3→20.9→25.3→21.9→19.0→20.2→22.2→20.8→22.9
☆02年10月クール「真夜中の雨」平均13.7%
14.4→12.7→14.3→13.7→12.5→13.6→13.3→14.0→13.4→13.9
☆01年1月クール「ロケットボーイ」平均18.8%
19.9→18.0→22.6→18.8→17.3→17.6→17.2
織田裕二は視聴率が取れる役者だと思われがちだが、上述ドラマの平均視聴率で13%台が2本もある。
今回は月9の注目作なので、14%半ばまで伸ばせたと考えられる。
この辺りが織田裕二の基準値なのかもしれない。
山本高広の出現によって、注目度は上がっているが、人気のピークはもう過ぎたようだ。

学園モノの高視聴率ドラマは以下の通りとなっている。
☆08年4月クール「ROOKIES」平均14.8%
12.2→14.8→15.4→13.1→16.4→15.4→14.2→14.7→14.6→12.5→19.5
☆08年4月クール「ごくせん3」平均22.6%(初回26.4%)
☆07年7月クール「花ざかりの君たちへ」平均17.0%(初回15.9%)
☆07年1月クール「花より男子2」平均21.7%(初回19.4%)
☆06年7月クール「マイ★ボスマイ★ヒーロー」(平均18.9%)
☆05年10月クール「花より男子」平均19.7%(初回18.3%)
☆05年7月クール「ドラゴン桜」平均16.4%(初回17.5%)
☆05年1月クール「ごくせん2」平均27.8%(初回26.5%)
☆02年4月クール「ごくせん」平均17.4%(初回18.3%)
☆00年4月クール「伝説の教師」平均19.0%(初回26.1%)
26.1→20.1→17.4→18.5→18.9→17.6→18.4→15.9→16.9→17.5→21.4
☆98年7月クール「GTO」平均28.3%(初回26.6%)
(参考)07年7月クール「ライフ」平均12.2%(初回11.0%)
「ROOKIES」を超えるのはやはり無理だった。
「ROOKIES」と「太陽と海の教室」の初回及び最終回の数字を比べると、勢いのなさは歴然だ。

<同時間帯の視聴率>
先週は祝日だったが、今週は休日の間となり、各局大きく視聴率を落としている。
これを踏まえれば、「太陽と海の教室」は健闘したようだ。
12.3% NHK ニュースウオッチ9(先週比-0.8%)
11.9% NTV ものまねバトル48!そっくり軍団大集結!(先週比-3.0%)
10.7% TBS 月曜ゴールデン「万引きGメン二階堂雪(17)」(先週比-1.1%)
15.6% C X 太陽と海の教室(終)<21:00-22:09>(先週比+1.1%)
10.8% E X ビートたけしのTVタックル(先週比-4.5%)
08.4% T X 主治医が見つかる診療所スペシャル(終) (先週比+0.3%)
全体視聴率 69.7%(先週比-8.0%)

月曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「CHANGE」(平均21.7%)
23.8→23.0→22.4→19.3→19.5→19.1→20.9→19.5→22.3→27.4
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年1月クール「東京タワー」(平均14.9%)
14.2→15.6→14.9→16.0→13.9→12.9→14.8→14.4→15.4→14.2→18.1
☆06年10月クール「のだめカンタービレ」(平均18.8%)
18.2→16.1→18.4→18.3→19.9→17.5→19.4→19.2→19.3→18.7→21.7
☆06年7月クール「サプリ」(平均14.2%)
17.9→13.0→14.4→12.2→13.9→12.7→14.4→16.3→13.8→12.7→15.3
☆06年4月クール「トップキャスター」(平均18.3%)
23.1→19.6→18.7→15.6→18.5→16.8→17.3→17.5→17.1→18.1→18.5
☆06年1月クール「西遊記」(平均22.8%)
29.2→24.8→23.8→22.5→22.1→20.6→21.2→20.9→20.7→20.5→24.7
「太陽と海の教室」の最終回視聴率15.6%は、先週に引き続き11ドラマ中9位となっている。
さすがに「ファースト・キス」(平均14.1%)、「サプリ」(平均14.2%)よりはマシな最終回を迎えたようだ。

平均視聴率争いとしても、11ドラマ中9位となった。
「ファースト・キス」(平均14.1%)、「サプリ」(平均14.2%)との争いとなりそうだが、なんとか僅差で凌いでいる。
ただ、最悪にはならなかったが、やはり酷い結果になってしまっている。
ダメと言われても、きちんと結果を残す木村拓哉に比べると、あまりにも織田裕二は不甲斐なさ過ぎる。
「東京タワー」(平均14.9%)よりも低いとなると、かなりショックは大きそうだ。
しばらく織田裕二はドラマから遠ざかるのではないか。

他ドラマとの比較では、「SP」平均15.4%、「山田太郎ものがたり」平均15.2%、「ROOKIES」平均14.8%、「Around40」平均14.7%を下回り、「特命係長・只野仁」平均14.3%、「バンビ~ノ!」平均14.2%、「パパとムスメの7日間」平均13.9%、「喰いタン2」平均13.7%、「ホタルノヒカリ」平均13.6%、「交渉人」平均13.4%、「絶対彼氏」平均13.2%、「拝啓、父上様」平均13.2%を上回った。
数字自体は恐ろしく低いというわけではないが、“月9ドラマ”と“織田裕二”という期待度を考えると、やはり物足りない結果だ。

「太陽と海の教室」の放送前予想は平均17.5%だったので、完全に外した。
放送開始前に、
『人気に陰りがあり、「ラストクリスマス」を超えることはできないだろう。これの2割減程度の平均17%辺りが落ち着きどころか』
『比較的堅めのイメージがあった「薔薇のない花屋」(平均18.6%)が参考になりそうだ。これをやや下回る程度が落ち着きどころだろう。「薔薇のない花屋」の5%減程度の17.5%という予想にしてみたい。「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)との争いになりそうだ』
『大きくヒットする可能性はなくはないが、堅めの作風や暑苦しい先生が敬遠されそうだ。大きくコケる可能性は織田裕二のキャリア、月9の実績を踏まえると低いだろう』
と書いている。
ヨミ自体は悪くなかったが、大コケはしないと考えたのが失敗だった。
織田裕二と月9ブランドをあまりにも過信しすぎたか。
月9といえども安泰ではないというデータとなった。

月9ドラマの「ラストクリスマス」平均21.5%よりも、「冗談じゃない!」平均13.4%を基準にすれば、予想も変わってきただろうか。

ただ、それなりの話題作でもあり、初回の数字をみれば期待度は高かった。
単に“つまらなかったから視聴率が低かった”ということに尽きるだろう。
“つまらない”という要素を放送前に感じ取るのは、なかなか難しいものだ。

テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ

「正義の味方」第十話レビュー【ドラマ】

オチはともかくとして、比較的良い最終回となったのではないか。
姉との関係とリクとの関係を対比させて、家族との関係は切りたくても切れないものだが、他人との関係は切りたくなくても切れてしまうことを描き、他人には「ちゃんと伝えなくてはいけないことは伝える必要がある」というまとめ方は良かった。

また、ヨウコはリクに気持ちをなんとか伝えることができても、他に特別なことは何も言えずに、二人でベンチに座るだけというのも自然で良かった。

さらに、姉の意図しない一言がヨウコの背中を押す結果となり、姉にはやはり「正義の味方」効果があるということもよく分かるものとなった。
これもなかなか悪くはないサプライズ的な仕組みだった。

全体的に考えると、嫌いなドラマではなかったものの物足りなさも否めない結果となった。
初めて見ることとなった志田の演技も良かったし、山田の演技にも思い切りの良さが目立ち、二人の演技は十分評価できるものだ。

ただ、二人の頑張りに見合うだけのストーリーになったかが疑問。
これだけ面白い設定の割には、意外とおとなしいものとなったのが残念だ。
初回はぶっ飛んだイメージがあったものの、ストーリーが進むにつれマキコも落ち着いたものとなってしまった。
既成の枠を一枚破るような弾けた印象が本ドラマにはなかった。
ファンタジックなストーリーの割には、変にリアリティ度が高いような気がしたのが気になるところ。
原作を読んだことはないので、原作の世界観が分からないが、もうちょっと現実離れした世界を演出してもよかったのではないか。


☆総合評価☆ 6.0点(10点満点中)
「コード・ブルー」と0.5点差というのはどうかと思うが、個人的に少し楽しめたドラマなので、少々甘めに評価したい。
「コード・ブルー」はやや厳し目に評価した。

テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

『ウォンテッド』レビュー 【映画】

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  B+(真面目に映画を見る人には向かないかも)

現実離れした馬鹿げたマンガ的な世界観であるが、個人的には好みのストーリーと世界観だった。
独特の自虐的なユーモアを交えつつ、勢いのあるストーリー展開によって、強引にこの世界観に引き込まれてしまった。
多少の無理や無茶も、許容できてしまうほどだ。
製作陣がきちんと独特の世界観を作り上げた成果だろう。
少しでもヌルいと冷めた目で見てしまうが、そういうこともなかった。
スタイリッシュな映像もまたこの世界観を構築する一役を買っている。

アンジェリーナ・ジョリーはさすがの存在感を放っていた。
彼女の妖しい魅力がなければ、本作のイメージも大きく失われていただろう。
彼女がいたから、なんでもありの世界が許容されたのかもしれない。
現実離れした彼女の存在が、現実離れした本作の“扉”を開ける“鍵”のような存在になっており、この“鍵”がなければ、あの世界観に上手くハマり込むことはできない。
申し訳ないが、マカヴォイの代わりはいても、ジョリーの代わりはいなかっただろう(アンジェリーナ・ジョリーのファンではなく、ファンになるつもりもない)。

彼女の最後の選択も納得できるものに仕上がっている。
自分の過去を主役及び観客に話し、彼女に刻まれた刻印を示すことで、彼女はこのシステムと心中する覚悟があるのがよく分かる。
本当の自分は、幼いころにとっくに死んでいるという気構えであり、マカヴォイを殺せとシステムに言われたら殺すだろうし、死ねと言われたら死ぬ。
彼女を主役にしたスピンオフを作ってもヒットするのではないか。

父親に関しては上手いミスリードを観客にさせることができたので、組織に関してももうちょっと上手いミスリードをして欲しかったところだ。
あの描き方では、見ていてなんとなく組織が破綻しているのが分かり、組織の秘密が分かっても驚きを感じることはできなかった。
伏線の張り方が下手というわけではないが、もうちょっと観客の頭を信用してもいいのではないか。
あれでは分かりやすすぎる。
もうちょっと使命感のある組織ということを強くアピールして、さらに観客をミスリードさせてもよかった。

ラストの仕掛けに関しては、かなり物足りないと思ったが、オチ自体はあれ以外考えられず、多少の無理を承知で、あのオチを選んだものと思われる。
フリーマンが誤解するようなストーリーを変に小細工して作るよりも、オチを優先させた思い切りの良さも評価したいところだ。
ストーリーがおかしな部分はあるが、細かいところを描くべき映画でもなく、ストーリーよりも映像を優先させることが大事と考えたのだろう。

テーマ:ウォンテッド - ジャンル:映画

全米映画興行収入ランキング(9月第4週目)【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(-)1週目「Lakeview Terrace」(2464館) $15,004,672 ($15,004,672)
2(1)2週目「Burn After Reading」(2657館) $11,028,257 ($36,135,221)
3(-)1週目「MyBestFriend'sGirl」(2604館) $8,265,357 ($8,265,357)
4(-)1週目「Igor」          (2339館) $7,803,347 ($7,803,347)
5(3)2週目「Righteous Kill」    (3152館) $7,424,479 ($28,534,233)
6(2)2週目「The Family~」    (2070館) $7,271,899 ($28,128,159)
7(4)2週目「The Women」     (2995館) $5,417,779 ($19,321,011)
8(-)1週目「Ghost Town」     (1505館) $5,012,315 ($5,012,315)
9(7)10週目「ダークナイト」      (1905館) $2,915,174 ($521,890,027)
10(6)5週目「TheHouseBunny」 (2675館) $2,662,650 ($45,587,131)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

4本の新作がランクインしたため、6週目で「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」、5週目で「デス・レース」、4週目で「Traitor」、3週目で「Bangkok Dangerous」が圏外へ消えた。

「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」の現在の興行収入は107百万ドルとなっている。
1億1千万ドル前半辺りがフィニッシュラインだろうか。
製作費92百万ドルという本物の戦争映画並の高額製作費となっているが、なんとか制作費を回収し、1億ドルを突破したので、最低限のノルマは達成したといえそうだ。
公開前興行収入予想は9千万ドルだったので、予想よりも稼いでいる。
公開前には、明らかにはなっていなかったマシュー・マコノヒーやトム・クルーズもカメオ出演している点も集客に一役買ったようだ。

俳優であるベン・スティラーは過去に数本の映画の監督を手掛けている。
☆01年「ズーランダー」トータル45百万ドル
☆96年「ケーブル・ガイ」トータル60百万ドル
☆94年「リアリティ・バイツ」トータル21百万ドル
再び監督をできるチャンスは回ってきそうだ。

ベン・スティラー主演作は以下の通り。
☆07年「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
☆04年「ミート・ザ・ペアレンツ2」トータル279百万ドル
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
☆04年「隣のリッチマン」トータル14百万ドル
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
「ドッジボール」(トータル114百万ドル)に近い興行収入となる。
コメディ俳優としては、今後もまだまだ稼げそうだ。

ジャック・ブラックの主な主演コメディ作は以下の通り。
☆06年「ナチョ・リブレ」トータル80百万ドル
☆04年「隣のリッチマン」トータル14百万ドル
☆03年「スクール・オブ・ロック」トータル81百万ドル
こちらも、コメディ俳優としては、今後もまだまだ稼げそうだ。

今年公開されたコメディ作品の争いは熾烈となりそうだ。
☆「ゲットスマート」トータル129百万ドル
☆「Step Brothers」(現時点で100百万ドル)
☆「You Don't Mess with the Zohan」(トータル100百万ドル)
☆「PINEAPPLE EXPRESS」(現時点で87百万ドル)
スティーヴ・カレル主演の「ゲットスマート」トータル129百万ドルには届かないものの、他の作品には勝った。

「デス・レース」の現在の興行収入は、35百万ドルとなっている。
4千万ドル前後がフィニッシュラインだろうか。
製作費45百万ドルとそれほど高額ではないが、制作費を回収するのは困難な状況だ。

ポール・W・S・アンダーソン監督の主な作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「エイリアンVS.プレデター」トータル80百万ドル(制作費6千万ドル)
☆02年「バイオハザード」トータル40百万ドル(制作費3.3千万ドル)
☆98年「ソルジャー」トータル15百万ドル(制作費6千万ドル)
☆97年「イベント・ホライゾン」トータル27百万ドル
☆95年「モータル・コンバット」トータル70百万ドル
知名度が高い作品を監督している割には、パッとしない興行収入となっている。
本作の失敗により、今後大作が回ってこなくなるのではないか。

ジェイソン・ステイサムの主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「The Bank Job」トータル30百万ドル
☆08年「A Dungeon Siege Tale」トータル5百万ドル
☆07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
☆06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
☆04年「セルラー」トータル32百万ドル
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
3千万ドル前後が基準の俳優であり、この程度でも仕方がないところだろう。
彼なりには健闘したのかもしれない。

あまり稼げないジェイソン・ステイサム主演であり、ハードなバイオレンス・カーアクションでもあり、一般受けはしないという危惧があったので、この結果も仕方がないのかもしれない。

「Traitor」の現在の興行収入は22百万ドルとなっている。
2千万ドル後半程度がフィニッシュラインだろうか。
制作費22百万ドルとなっており、制作費はなんとか回収できそうだ。
公開規模があまり大きくなく、スタジオも「OVERTURE FILMS」という中小スタジオである割には、思ったよりも高い制作費(低予算ではあるのは間違いないが)と思っていたが、予告編を見る限りではよくこの程度まで抑えたというのが感想。
製作費が結構掛かっていそうな本格的な骨太映画に仕上がっている。

ドン・チードル主演の主な作品は以下の通り。
☆07年「再開の街で」トータル20百万ドル
☆04年「ホテル・ルワンダ」トータル24百万ドル
「ホテル・ルワンダ」トータル24百万ドルを超えることにより、「オーシャンズ」シリーズ以外でも稼げる役者であることをアピールしたいところだ。
着実に実績を積むことが必要であり、2千万ドル程度でも悪くはないと思う。

「Bangkok Dangerous」の現在の興行収入は、15百万ドルとなっている。
2千万ドルには届かない程度がフィニッシュラインだろうか。
1位を獲得した作品が2千万ドルに届かないというのは酷い。
製作費45百万ドルであり、制作費の半分を回収するのも困難な状況だ。

ニコラス・ケイジ主演作は以下の通り。
☆07年「ナショナル・トレジャー」トータル220百万ドル
☆07年「NEXT」トータル18百万ドル
☆07年「ゴーストライダー」トータル116百万ドル
☆06年「ウィッカーマン」トータル23百万ドル(製作費40百万ドル)
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
☆05年「ウェザーマン」トータル12百万ドル(製作費22百万ドル)
☆05年「ロード・オブ・ウォー」トータル24百万ドル(製作費50百万ドル)
これらを踏まえると、納得の結果。
1億ドル突破作品もあるが、ニコラス・ケイジは基本的には2千万ドル前後の興行収入の俳優かもしれない。

オリジナルを手掛けたパン兄弟がそのままリメイクも手掛けており、悪くないものに仕上がっているのではないかと思ったのだが…。
彼らのアメリカ進出作「ゴースト・ハウス」のトータル35百万ドル稼いでおり、アメリカでも実績をつくっていたが、ここまで低迷するとは思わなかった。
乱発されるアジアリメイク作品という点も敬遠された一因かもしれない。


新作は以下のとおりとなっている。
1位:「LAKEVIEW TERRACE」(サスペンスドラマ)
【現在の興行収入】 15百万ドル
【監督】ニール・ラビュート
【主演】サミュエル・L・ジャクソン、パトリック・ウィルソン、ケリー・ワシントン(「ファンタスティック・フォー」)
【内容】LAPD警官(ジャクソン)は、ちょうど隣に引っ越してきたカップル(ワシントンとウィルソン)を退去させるように何でもする。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
専門家の事前予想では、14.9~15.0百万ドルのオープニングを飾るとされており、予想通り15.0百万ドルのオープニングを飾っている。
製作費20百万ドルという低予算であり、楽に制作費を回収できそうだ。
サミュエル・L・ジャクソンは人気があるのかないのかよく分からないが、一応主演男優としてそこそこ稼げるようだ。

サミュエル・L・ジャクソンの主演作の主な興行収入は以下の通り。
☆00年「シャフト」トータル70百万ドル
OP22→42→53→62→66
☆02年「チェンジング・レーン」トータル67百万ドル
OP17→33→45→52→57
☆04年「ツイステッド」トータル25百万ドル
OP09→16→21→24→25
☆05年「コーチ・カーター」トータル67百万ドル
OP24→43→54→59→63
☆05年「トリプルX ネクスト・レベル」トータル27百万ドル
OP13→21→24→26→26
☆06年「フリーダムランド」トータル13百万ドル
OP06→11→12→13
☆06年「スネーク・フライト」トータル34百万ドル(オープニング14百万ドル)
先15→26→31→33→33
☆07年「1408」トータル72百万ドル
OP21→40→53→62→67
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル(オープニング27百万ドル)
先34→56→67→72→76
☆08年「LAKEVIEW TERRACE」
OP15百万ドル
コケた作品も多いが、共演者によっては6~7千万ドルを稼げる俳優。
これらとの対比で考えると、「LAKEVIEW TERRACE」の興行収入は31~59百万ドルとなる。
雰囲気的には、「チェンジング・レーン」に似ているので、ロングヒットとなる可能性もあるが、共演者が甘いので、「スネーク・フライト」を少々上回る4千万ドル程度が落ち着きどころか。

ニール・ラビュート監督の興行収入は以下の通り。
☆00年「ベティ・サイズモア」トータル25百万ドル
OP07→14→18→21→23
☆02年「抱擁」トータル10百万ドル
OP02→03→06→08→09
☆06年「ウィッカーマン」トータル24百万ドル(製作費4千万ドル)
OP10→17→21→23→23
これらは少なくとも超えそうだ。
「抱擁」以外との対比で考えると、「LAKEVIEW TERRACE」の興行収入は36~54百万ドルとなる。
やはり、4千万ドル程度が落ち着きどころか。

3位:「MY BEST FRIEND'S GIRL」(ラブコメディ)
【現在の興行収入】 8百万ドル
【監督】ハワード・ドゥイッチ(「隣のヒットマン全弾発射」「リプレイスメント」)
【主演】ケイト・ハドソン、デイン・クック(「Mr.ブルックス」)、ジェイソン・ビッグス(「南極物語」)
【内容】別れようとしているオトコがいかに素晴らしいかを女性に語ることを生業としている主人公が親友のガールフレンドの説得に向かう。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 5千万ドル
専門家の事前予想では、13.5~14.0百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想をはるかに下回る8.3百万ドルのオープニングとなった。
ケイト・ハドソンの実績を考えると、もうちょっと稼ぐのではないかと思ったが、共演の二人の実績が甘すぎたか。
また、ケイト・ハドソンの完全な主演というわけでもなさそうなので、その点がマイナス面だったのではないか。
ただ、製作費20百万ドルとなっており、制作費はなんとか回収できそうだ。

ケイト・ハドソンの主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆03年「ル・ディヴォース」トータル9百万ドル(小規模公開)
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」
OP08百万ドル
「10日間で男を上手にフル方法」で1億ドル突破を達成し、「トラブル・マリッジ」「フールズ・ゴールド」も高い興行収入を上げており、ラブコメディには定評があった。
これらとの対比で考えると、「MY BEST FRIEND'S GIRL」の興行収入は19~35百万ドルとなる。
現時点では2千万ドルは突破できそうだ。
さすがに「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドルは超えそうだが、「プリティ・へレン」トータル37百万ドルを超えるのは厳しそうだ。

ラブコメディは手堅く稼げるというイメージもあったが、そう簡単ではないのか。
今年公開されたラブコメ作品の比較は以下の通り。
☆「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
☆「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→69→73
☆「Forgetting Sarah Marshall」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆「近距離恋愛」トータル46百万ドル
OP18→27→34→39→43→45
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」
OP08百万ドル
これらとの対比で考えると、「MY BEST FRIEND'S GIRL」の興行収入は20~32百万ドルとなる。
現時点ではやはり2千万ドル突破ラインというところか。

去年のラブコメ作品は以下の通り。
「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル(オープニング14百万ドル)
「ライセンス・トゥ・ウェディング」トータル44百万ドル(オープニング10百万ドル)
「幸せのレシピ」トータル43百万ドル(トータル12百万ドル)
「恋とスフレと娘とわたし」トータル43百万ドル(オープニング13百万ドル)
「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル(オープニング14百万ドル)
「Good Luck Chuck」トータル35百万ドル(オープニング14百万ドル)
これらに比べても、やはり悪いオープニングを飾っている。

4位:「Igor」(アニメ)
【現在の興行収入】 8百万ドル
【監督】Anthony Leondis(「リロ&スティッチ」のテレビ版を手掛ける)
【声優】ジョン・キューザック、モリー・シャノン、スティーヴ・ブシュミ
【内容】マッドサイエンティストになりたいと願う実験助手のストーリー。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
専門家の事前予想では、9.5~10.1百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想を下回る7.8百万ドルのオープニングを飾っている。
製作費30百万ドルであり、制作費を回収するのは少々厳しいようだ。

参考になりそうなのは、興行収入5千万ドル以下のアニメ作品だろうか。
☆06年「ライアンを探せ!」トータル37百万ドル
OP10→22→29→32→34
☆08年「SW クローン・ウォーズ」トータル34百万ドル
OP15→25→30→33→34
☆08年「Space Chimps」トータル29百万ドル
OP07→16→22→26→28
☆06年「アントブリー」トータル28百万ドル
OP08→18→22→25→26
☆08年「Igor」
OP08百万ドル
これらとの対比で考えると、「Igor」の興行収入は18~33百万ドルとなる。
「Space Chimps」トータル29百万ドル辺りは超えたいところだが、これをやや下回る程度が落ち着きどころか。

8位:「Ghost Town」(ファミリーコメディ)
【現在の興行収入】 5百万ドル
【監督】デヴィッド・コープ
【主演】Ricky Gervais(「ナイトミュージアム」)、グレッグ・ギニア(「リトル・ミス・サンシャイン」)、ティア・レオーニ(「ディック&ジェーン」)
【内容】結腸鏡検査の間、7分の間死んでしまい、幽霊と通信する能力がつく。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
専門家の事前予想では、6.0~8.3百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想を下回る5.0百万ドルのオープニングとなっている。
評価は高かったが、やはり地味なキャスティングが響いたか。

脚本家として有名のデヴィッド・コープの監督としての実績は以下の通り。
☆99年「エコーズ」トータル21百万ドル
OP06→12→16→18→19
☆04年「シークレット・ウインドウ」トータル48百万ドル
OP18→33→41→44→46
☆08年「Ghost Town」
OP05百万ドル
これらとの対比で考えると、「Ghost Town」の興行収入は13~18百万ドルとなる。
評価が高いので、粘っても2千万ドル突破できるかどうかというところか。
「スパイダーマン」「インディ・ジョーンズ」の脚本家として知名度は高いが、監督・デヴィッド・コープはあまり評価されていないのだろうか。


旧作は以下のとおりとなっている。
2位:「BURN AFTER READING」(コメディ)
【現在の興行収入】 36百万ドル(先週比+17百万ドル)
【監督】コーエン兄弟
【主演】ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、ジョージ・クルーニー
【内容】CIA職員の回顧録を含んでいるディスクを発見した2人のジムの従業員はこれで儲けようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
製作費37百万ドルという低予算映画であり、余裕で制作費を回収できそうだ。
アカデミー賞効果が思ったよりも高く、キャスティングにも当然集客力があった。

過去のコーエン兄弟作品は以下の通り。
☆96年「ファーゴ」トータル26百万ドル(オープニング小規模)
☆98年「ビッグ・リボウスキ」トータル17百万ドル
OP06→11→14→15
☆00年「オー・ブラザー!」トータル46百万ドル(オープニング小規模)
☆01年「バーバー」トータル8百万ドル
☆03年「ディボース・ショウ」トータル35百万ドル
OP13→23→28→32→34→34
☆04年「レディーキラーズ」トータル40百万ドル
OP13→23→30→34→37→38
☆07年「ノーカントリー」トータル74百万ドル(オープニング小規模)
☆08年「BURN AFTER READING」
OP19→36百万ドル
これらとの対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は55~63百万ドルとなる。
現時点では、6千万ドル前後が落ち着きどころか。
近年では、「ノーカントリー」に次ぐ、興行収入となりそうだ。
さすがに1億ドルを超えるような作品を生み出さないものの、安定してきている。
そろそろ大作を手掛けて欲しいものだ。

近年のブラッド・ピット主演作は以下の通り。
☆06年「バベル」トータル34百万ドル(オープニングは小規模)
☆07年「ジェシー・ジェームズの暗殺」トータル4百万ドル(オープニングは小規模)
「バベル」は楽に超えた。

近年のジョージ・クルーニー主演作は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル(オープニングは小規模)
☆08年「Leatherheads」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
「Leatherheads」対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は51百万ドルとなり、この辺りがミニマムラインだろう。
「フィクサー」トータル49百万ドル辺りは超えそうだ。

本作を手掛けたのは「FOCUS FEATURES」という中小のスタジオ。
最高興行収入が05年の「ブロークバック・マウンテン」トータル83百万ドル、次が07年の「つぐない」トータル51百万ドル、その次が「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドルとなっている。
「つぐない」トータル51百万ドルは超えたいところだ。

5位:「Righteous Kill」(クライムサスペンス)
【現在の興行収入】 29百万ドル(先週比+13百万ドル)
【監督】ジョン・アヴネット
【主演】ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、カーラ・グギノ(「アメリカン・ギャングスター」)
【内容】2人のベテランのニューヨーク市刑事は、彼らが数年前解決したと思っているケースと最近の殺人のケースが酷似していることを知る。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
なんだかんだいってもスター共演であり、注目度は高かったようだが、製作費6千万ドルを回収できる見込みはない。
制作費の半分以上は、二人のギャラだろうか。

監督ジョン・アヴネットは、アル・パチーノ主演作「88ミニッツ」「アンカーウーマン」「フライング・グリーン・トマト」を監督しているベテラン。
基本的にはプロデューサーとして活躍している。

アル・パチーノ主演作は以下の通り。
☆95年「ヒート」トータル67百万ドル
OP08→20→36→45→53
☆97年「フェイク」トータル42百万ドル
OP12→23→31→36→39
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
OP21→42→52→58→62
☆03年「リクルート」トータル53百万ドル
OP16→30→39→44→48
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23
☆07年「88ミニッツ」トータル17百万ドル
OP07→13→15→16→17
☆08年「Righteous Kill」
OP16→29百万ドル
これらとの対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は38~53百万ドルとなる。
ロバート・デ・ニーロとの共演作「ヒート」トータル67百万ドルが目標となりそうだが、現時点では5千万ドル前後がマックスラインだろう。
「リクルート」トータル53百万ドル超えを目指したいところだが、「フェイク」トータル42百万ドルを超えるのが精一杯のところか。

ロバート・デ・ニーロ主演作は以下の通り。
☆01年「15ミニッツ」トータル24百万ドル
OP11→18→22→24→24
☆01年「スコア」トータル71百万ドル
OP19→37→49→57→62
☆02年「ショウタイム」トータル38百万ドル
OP15→27→33→36→37
☆02年「容疑者」トータル22百万ドル
OP09→17→20→22→22
☆05年「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル
OP22→36→43→48→50
☆06年「グッド・シェパード」トータル60百万ドル(監督・出演)
OP10→35→48→54→58
☆07年「スターダスト」トータル39百万ドル
OP09→19→26→31→35
☆08年「Righteous Kill」
OP16→29百万ドル
「ミート・ザ・ペアレンツ」などのコメディ作品はヒットするが、その他では近年あまりヒットには恵まれていない。
主要作品との対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は38~60百万ドルとなる。
やはり、現時点では5千万ドル前後がマックスラインとなりそうだ。
「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル超えを目指したいところだが、「スターダスト」トータル39百万ドルを超えるのが精一杯か。

この手の刑事モノはありふれており、大ヒットは期待できない。
また、本作を手掛けたのは実績のない中小スタジオ「OVERTURE FILMS」であり、そういう面も影響したのではないか(OVERTURE FILMSの最高興行収入作品は本作を除けば、現在公開中の「Traitor」の22百万ドルだった)。

6位:「The Family That Preys」(コメディ)
【現在の興行収入】 28百万ドル(先週比+11百万ドル)
【監督】タイラー・ペリー
【主演】キャシー・ベイツ、アルフレ・ウッダード(「フォーガットン」)、サナ・レイサン(「エイリアンVS.プレデター」)
【内容】二人の友人はそれぞれの家族がバラバラになる秘密とスキャンダルに直面して、彼らの家族の結び直す方法を見つけるために、アメリカ横断旅行に向かう。
【アメリカ内の評価】 悪い
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
評価が予想以上に悪く、伸びを欠いているようだ。

黒人から支持が高いタイラー・ペリー。
今回も、監督・脚本・出演を努める。
本作にキャシー・ベイツを主演に迎えることで、興行収入にどのように影響するだろうかが注目だったが、あまり大きな影響はなかったか。

タイラー・ペリーシリーズは以下のとおり。
☆脚本・出演「Diary of a Mad Black Woman(05)」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50
☆監督・脚本・出演「Madea's Family Reunion(06)」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆監督・脚本「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆監督・脚本・出演「WHY DID I GET MARRIED(07)」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆監督・脚本・出演「Meet the Browns(08)」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆監督・脚本・出演「The Family That Preys(08)」
OP17→28百万ドル
これらとの対比で考えると、「The Family That Preys」の興行収入は35~39百万ドルとなる。
現時点では、3千万ドル半ば程度が落ち着きどころか。
「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル以来の低い水準に落ち着きそうだ。
毎回毎回、作品の評価が高くなく、そろそろ飽きられてきているようだ。
作品が乱発されているが、将来性はなさそうなので、稼げるうちに稼ごうという作戦だろうか。

7位:「The Women」(コメディ)
【現在の興行収入】 19百万ドル(先週比+9百万ドル)
【監督】Diane English(初監督作品)
【主演】メグ・ライアン、エヴァ・メンデス、アネット・ベニング
【内容】夫が女性店員と不倫し、自分を裏切っていることに気づいた女性の人生が揺らぐ。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
豪華スターが出演しているが、製作費は16百万ドルという低予算映画であり、制作費は余裕で回収できた。

1939年のジョージ・キューカー監督作品をリメイクしたもの。
豪華女優陣の共演作となると、以下のような作品が参考になるか。
☆02年「めぐりあう時間たち」トータル42百万ドル(オープニング小規模)
(主演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ)
☆02年「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」トータル70百万ドル(オープニング16百万ドル)
(主演:サンドラ・ブロック、エレン・バースティンなど)
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル(オープニング10百万ドル)
(主演:キャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーン)
☆07年「いつか眠りにつく前に」トータル12百万ドル
(主演:クレア・デインズ、トニ・コレット、メリル・ストリープ、グレン・クローズ)
「イン・ハー・シューズ」との対比で考えると、「The Women」の興行収入は31百万ドルとなる。
「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドルを超えることが目標となりそうだが、さすがに厳しく、2千万ドル後半が落ち着きどころか。
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル
OP10→20→26→29→31→32

メグ・ライアン主演作品は以下の通り。
☆00年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドル
OP10→19→24→28→31
☆01年「ニューヨークの恋人」トータル47百万ドル
先17→31→37→42→45
☆03年「イン・ザ・カット」トータル5百万ドル(オープニングは小規模)
☆04年「ファイティング×ガール」トータル6百万ドル
OP03→05→06→06→06
☆07年「In the Land of Women」トータル11百万ドル
OP05→09→10→11→11
☆08年「The Women」
OP10→19百万ドル
これらとの対比で考えると、「The Women」の興行収入は23~33百万ドルとなる。
「プルーフ・オブ・ライフ」(トータル33百万ドル)と同じような動きをしているが、さすがにこれを超えるのは厳しそうだ。
ただ、「イン・ザ・カット」が大コケしてから精彩を欠いているが、3千万ドル近く稼げば、一応復活をアピールできそうだ。

本作を手掛けたのはこちらも「PICTUREHOUSE」という中小スタジオ。
最高興行収入作品が06年「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドル、次がロバート・アルトマン監督の「今宵、フィッツジェラルド劇場で」トータル20百万ドルとなっている。
さすがに「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドルを超えるのは厳しい。

9位:「ダークナイト」(アクション)
【現在の興行収入】 522百万ドル(先週比+4百万ドル)
【監督】クリストファー・ノーラン
【主演】クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート
【内容】ジョーカー登場
【アメリカ内の評価】 メチャクチャ高い
【公開前興行収入予想】 3億ドル
制作費は「インディ・ジョーンズ」と並ぶ185百万ドルであったが、あっさりと回収し、ついに5億ドルを突破している。
「インディ・ジョーンズ」(現時点で316.7百万ドル)、「アイアンマン」(現時点で318.2百万ドル)を超えて、今年公開作品の興行収入第一位となっている。
なお、「インディ」は「アイアンマン」を抜けない可能性が高まった。

焦点は、「シュレック2」トータル441百万ドル、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル、「スパイダーマン」トータル403百万ドルをいつ抜けるかだったが、4週目でこれらを抜いた。
そして、5週目でついに「スター・ウォーズ」トータル461百万ドルを抜き、全米映画史上第二位の興行収入作品となっている。
今後は「タイタニック」トータル601百万ドルにどこまで迫れるかということになる。

☆「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→314→353→379→397→408→419→425→429
☆「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル
OP136→258→322→358→380→392→401→408→413→417
☆「スパイダーマン」トータル403百万ドル
OP115→223→286→326→354→370→383→390→396→400
☆「タイタニック」トータル601百万ドル
OP029→088→157→198→237→275→308→337→372→403→
→427→449→471→495→515→530→543→554→561→566
※15週連続でウィークエンドランキングトップ死守。
☆「ダークナイト」
OP158→314→394→442→471→489→502→512→518→522
「タイタニック」以外との対比で考えると、「ダークナイト」の興行収入は526~537百万ドルとなる。
さすがに「タイタニック」トータル601百万ドルを抜くのは難しそうだ。
5億3千万ドル辺りがフィニッシュラインだろうか。

興行収入だけではなく、評価も恐ろしく高い。
現時点では、「ショーシャンクの空に」「ゴッドファーザー」と並び、IMDbサイトにおいて映画史上最高の評価を争っている。

過去のバットマンシリーズは以下の通り。
☆89年「バットマン」トータル251百万ドル
☆92年「バットマンリターンズ」トータル163百万ドル
☆95年「バットマンフォーエヴァー」トータル184百万ドル
☆97年「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」トータル107百万ドル
☆05年「バットマンビギンズ」トータル205百万ドル
「バットマン」トータル251百万ドルを余裕で超えて、その倍以上を稼ぐなどと誰が予想できただろうか。

アメコミの映画化は以下の通り。
02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
89年「バットマン」トータル251百万ドル
97年「メン・イン・ブラック」トータル251百万ドル
06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
07年「300」トータル211百万ドル
05年「バットマン・ビギンズ」トータル205百万ドル
06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル
「スパイダーマン」トータル404百万ドルを抜き、歴代アメコミ映画史上第一位の興行収入作品になった。
トップの「スパイダーマン」にさらに1億ドルを上乗せするというのは凄すぎる。
果たして、「ダークナイト」を超えるアメコミ作品は登場するのか。
超えられるとすれば、やはり「バットマン」シリーズということになりそうだ。

10位:「The House Bunny」(コメディ)
【現在の興行収入】 46百万ドル(先週比+4百万ドル)
【監督】Fred Wolf(「Strange Wilderness」)
【主演】アンナ・ファリス
【内容】マンションから追い出されたバニーガールは行き場を失い、大学の寮母となる。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
製作費25百万ドルとなっており、制作費を2週目で回収し、倍程度を稼ぐ見通しとなった。
製作費や主演を考えれば、大ヒットといえるだろう。
やはり、コメディはローリスクだ。

「絶叫計画」シリーズでお馴染みのアンナ・ファリス出演作品(主演ではない作品も含む)の興行収入は以下の通り。
☆06年「Gガール破壊的な彼女」トータル23百万ドル
OP09→17→020→021→022→022
☆06年「最終絶叫計画4」トータル91百万ドル
OP40→67→078→084→086→088
☆05年「Just Friends」トータル33百万ドル
OP13→21→026→030→031→031
☆03年「最狂絶叫計画」トータル110百万ドル
OP48→78→093→102→106→108
☆03年「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドル
OP01→04→009→014→018→021
☆02年「ホット・チック」トータル35百万ドル
OP07→14→022→030→033→033
☆01年「最新絶叫計画」トータル71百万ドル
先34→53→062→067→070→071
☆00年「最終絶叫計画」トータル157百万ドル
OP42→89→116→132→140→145
☆「The House Bunny」
OP15→28→037→042→046百万ドル
主要作品との対比では、「The House Bunny」の興行収入は47~52百万ドルとなる。
なかなか粘っており、「The House Bunny」は5千万ドル突破が最大の目標となりそうだ。
「Just Friends」「ホット・チック」は楽に超えており、アンナ・ファリスの評価は本作によって高まったことだろう。
コメディ主演女優として重宝されるかもしれない。

今年公開された以下のようなコメディ作品を超えることが目標となる。
☆「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」トータル38百万ドル
OP15→25→31→34→36→37
☆「First Sunday」トータル38百万ドル(主演:アイス・キューブ)
OP18→28→34→37→38→38
☆「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
OP15→25→30→32→33→33
☆「The Love Guru」トータル32百万ドル
OP14→25→29→31→32→32
☆「The House Bunny」
OP15→28→37→42→46百万ドル
これらとの対比では、「The House Bunny」の興行収入は46~49百万ドルとなる。
やはり、5千万ドルギリギリ突破が現時点の落ち着きどころか。
コメディ作品「Baby Mama」トータル60百万ドルには届かなかったが、「幸せの1ページ」トータル48百万ドル、「近距離恋愛」トータル48百万ドルを破りそうだ。


次週のランキングには、
シャイア・ラブーフ主演のサスペンス「イーグル・アイ」
ダイアン・レイン、リチャード・ギア主演の大人のラブストーリー「最後の初恋」
スパイク・リー監督の戦争ドラマ「MIRACLE AT ST. ANNA」
が登場予定。
「イーグル・アイ」は同監督のラブーフ主演作「ディスタービア」(トータル80百万ドル)を超えることが最低限のノルマとなりそうだ。

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2008年7月クールドラマ視聴率結果(土曜日第十話)

順位  タイトル    初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)結果
1位:「コード・ブルー」  21.2%  19.5%(▲4.6%)  15.6%(16.0%)◎
2位:「太陽と海の教室」20.5%  14.5%(▲1.2%)  14.3%(17.5%)
3位:「ヤスコとケンジ」 12.3%  16.3%(▲2.9%)  13.0%(09.5%)×
4位:「TOMORROW」 16.8%  14.1%(▲3.7%)  12.6%(09.5%)×
5位:「シバトラ」     13.0%  15.0%(▲3.4%)  12.5%(13.0%)◎
6位:「モンスターペア」 14.2%  13.6%(▲1.6%)  12.2%(09.0%)×
7位:「魔王」       14.0%  14.1%(▲1.8%)  11.4%(11.5%)◎
8位:「正義の味方」   13.2%  12.2%(▲2.2%)  10.3%(10.5%)◎
9位:「四つの嘘」    11.8%  09.6%(▲0.9%)  09.3%(08.5%)○
10位:「33分探偵」   12.2%  09.1%(▲1.3%)  09.2%(12.5%)
11位:「打撃天使ルリ」 10.0%  07.7%(▲0.2%)  07.2%(07.5%)◎
12位:「ロト6で3億」  12.4%  06.4%(▲0.8%)  06.5%(10.5%)×
13位:「学校じゃ教えら」09.9%  05.9%(▲0.3%)  06.4%(09.0%)×
14位:「恋空」      05.6%  06.3%(▽1.3%)  06.4%(09.0%)×

3位:「ヤスコとケンジ」 平均13.00%(放送前予想平均09.5%)
12.3→13.1→11.2→12.9→10.6→12.3→14.9→休→13.0→13.4→16.3%
自身最高視聴率で幕を閉じた。
先週『最終回は第七話の14.9%に近い数字でフィニッシュしたい』と書いたが、予想以上に高い最終回となった。
最終回視聴率が跳ね上がるというのは、「シバトラ」「コード・ブルー」と同じ。
今クールを象徴しているようだ。
初回から最終回までの上昇率は、32.5%となっている。
ムーブメントが起きるようなドラマではなかったが、誰もが楽しめて、誰もが共感できて感動できるような作風が受けたのだろう。
良作がきちんと認められたのは嬉しいものだ。

松岡昌宏主演ドラマは以下の通り。
☆02年1月クール「ナースマン」平均17.2%
20.0→14.9→16.5→17.4→16.2→15.1→14.5→14.5→16.3→19.9
☆03年10月クール「マンハッタンラブストーリー」平均7.2%
10.0→08.3→07.9→07.2→07.9→05.2→07.1→05.6→06.0→06.9→07.0
☆04年4月クール「ナースマンがゆく」平均9.7%
11.5→10.3→11.8→06.7→08.6→11.0→08.0→09.7
☆06年1月クール「夜王」平均15.5%
17.0→15.1→17.7→15.4→14.5→15.5→12.4→14.8→14.6→14.0→19.2
「ナースマン」「夜王」には敵わなかったが、合格点といえる内容。
数字自体は低いものの視聴率の動き的には、初回を除外すれば「夜王」にほぼ匹敵する。

広末涼子の出演ドラマは以下の通り。
☆02年7月クール「愛なんていらねえよ、夏」平均7.7%
☆02年10月クール「おとうさん」平均16.4%
☆03年7月クール「元カレ」平均15.7%
☆05年7月クール「スローダンス」平均16.9%
ピークは過ぎたが、復活をアピールできたといえる。

多部未華子出演ドラマは以下の通り。
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」平均15.2%
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆08年1月クール「鹿男あをによし」平均9.9%
13.0→11.4→09.7→08.0→09.0→08.9→08.8→10.1→09.2→11.2
「山田太郎ものがたり」ほどの動きではなかったが、合格点。
主演女優としての機会が回ってきそうだ。

<同時間帯の視聴率>
「なでしこ隊」を振り切り、同時間帯単独首位で幕を閉じることができた。
06.0% NHK 土曜ドラマ・上海タイフーン<21:00-22:00>(先週比-1.9%)
16.3% NTV ヤスコとケンジ(終)<21:10-22:19>(先週比+2.9%)
13.2% TBS 世界・ふしぎ発見!<21:00-21:54>(先週比+0.2%)
16.2% C X 土曜プレミアム「なでしこ隊」<21:00-23:10>(先週比+6.2%)
11.8% E X 土曜ワイド劇場「弁護士・茜沢翔子」<21:00-22:51>(先週比-3.9%)
12.3% T X 出没!アド街ック天国<21:00-21:54>(先週比+1.9%)
全体先週比 75.8%(先週比+5.4%)

土曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ごくせん」(平均22.6%)
26.4→24.8→23.3→25.1→25.3→21.1→21.9→21.3→17.6→18.1→23.6
☆08年1月クール「1ポンドの福音」(平均10.6%)
13.0→11.4→11.1→09.0→09.6→10.5→10.7→08.8→11.3
☆07年10月クール「ドリーム☆アゲイン」(平均10.3%)
12.9→10.0→09.5→10.0→08.4→11.8→08.4→09.9→09.7→11.9
☆07年7月クール「受験の神様」(平均9.5%)
14.7→09.3→07.1→07.8→06.2→08.3→07.6→11.5→11.7→10.3
☆07年4月クール「喰いタン2」(平均13.7%)
16.2→13.3→14.9→11.8→13.4→13.1→12.8→13.9→13.6→13.3→14.0
☆07年1月クール「演歌の女王」(平均9.1%)
10.9→09.5→08.5→09.9→08.2→08.0→09.1→08.7→07.7→10.4
☆06年10月クール「たったひとつの恋」(平均11.6%)
12.8→10.4→12.2→13.6→10.5→10.3→10.6→10.1→13.0→12.6
☆06年7月クール「マイ★ボス マイ★ヒーロー」(平均18.9%)
19.0→16.7→18.1→17.4→14.6→20.6→17.5→20.7→21.3→23.2
☆06年4月クール「ギャルサー」(平均12.9%)
15.4→13.5→16.0→12.3→12.8→10.8→11.6→10.9→11.3→13.2→13.9
☆06年1月クール「喰いタン」(平均17.4%)
17.4→19.0→18.0→17.4→15.2→16.5→15.7→18.7→18.5
「ヤスコとケンジ」の最終回視聴率16.3%は、11ドラマ中4位となっている。
先週は5位だったが、「喰いタン2」(平均13.7%)を破った。
初回は「演歌の女王」(平均9.1%)にだけ勝っているという状況だったが、二話目以降は上昇させている。
平均視聴率争いは、11ドラマ中5位となった。
「たったひとつの恋」(平均11.6%)、「1ポンドの福音」(平均10.6%)、「ドリーム☆アゲイン」(平均10.3%)辺りは余裕で超えそうだったが、まさか「ギャルサー」(平均12.9%)も超えてくるとは思わなかった。
数字自体は特別高くはないが、動きを考えると「マイ★ボス マイ★ヒーロー」に次ぐ優秀なものだ。

他ドラマとの比較では、「絶対彼氏」平均13.2%、「拝啓、父上様」平均13.2%を下回り、「エラいところに嫁いでしまった!」平均12.7%、「有閑倶楽部」平均12.6%、「暴れん坊ママ」平均12.4%、「秘密の花園」平均12.4%を上回ることとなった。
やはり、悪くはないところに落ち着いた。

「ヤスコとケンジ」の放送前予想は、平均9.5%だったので、大きく外した。
放送開始前に、
『ストーリーだけを読むと悪くなさそうだが、あの出来の悪い予告編が鑑賞することを拒絶させているというイメージ。あの出来では、あまり面白いものにはなりそうもなく、視聴率も高くないと思われる』
『「ごくせん」の反動が出て、今回は低くなりそうだ。「受験の神様」(平均9.5%)「演歌の女王」(平均9.1%)がライバルとなりそうだ』
と書いており、完全に予想が外れた。
“つまらなそう”という出発点自体が間違っており、的外れな予想になっても仕方がない。
ただ、視聴率の動きからも分かるように、視聴者も半信半疑であり(初回視聴率は10話中8位)、スタートしたら実は面白かったということだろう。
蓋を開けないと分からないというドラマの予想は難しいところがある。


10位:「33分探偵」 平均9.24%(放送前予想平均12.5%)
初回12.2→8.1→9.9→10.0→7.0→9.8→7.8→9.1%→
【八話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.0%~9.5%(±0.0%~±0.0%)
第二話は、映画「海猿」のせいで、15分繰り下がった。
第三話は、オリンピックの野球の延長のせいで、30分繰り下がった。
第四話は、オリンピックの延長のせいで、30分繰り下がった。
第六話は、映画「ターミナル」のせいで、20分繰り下がった。
レギュラータイムで放送できた第五・七話の数字が圧倒的に低いという不思議な現象が起きている。
今回の第八話はレギュラータイムだったが、やはり芳しくない結果となった。
七話から視聴率を大きく上昇させているが、自身4番目に低いものとなっている。
ジャニーズ系ドラマではあるが、最終回も期待できず、10%前後が落ち着きどころか。
平均視聴率は9%半ばということになりそうだ。

堂本剛主演作は以下の通り(96年~99年は省略)。
☆04年4月クール「ホームドラマ!」平均9.7%(※井上真央共演)
12.6→11.9→10.5→10.5→09.4→09.4→10.3→07.4→09.3→08.1→07.2
☆03年7月クール「元カレ」平均15.7%
18.0→18.6→17.1→14.5→14.6→13.8→15.8→14.9→14.7→15.1
☆02年4月クール「夢のカルフォルニア」平均9.2%
13.2→13.3→09.2→07.9→08.7→09.7→07.9→08.7→07.2→06.9→08.0
☆01年10月クール「ガッコの先生」平均14.3%
14.7→14.6→13.9→13.9→14.4→12.6→12.3→14.1→15.2→15.0→17.1
☆01年1月クール「愛犬ロシナンテの災難」平均15.2%
18.4→16.9→14.8→16.1→16.5→12.6→14.2→13.4→12.2→17.2
☆00年7月クール「Summer Snow」平均18.1%
19.5→20.4→19.2→16.5→16.9→17.6→18.2→15.5→18.1→18.2→18.9
☆96年7月クール「金田一少年の事件簿2」平均22.4%
20.5→20.4→22.3→22.2→21.3→22.6→19.5→25.2→27.8
☆95年7月クール「金田一少年の事件簿」平均23.5%
23.6→23.2→23.6→21.2→24.3→20.0→22.2→29.9
☆堂本光一主演「スシ王子!」(平均7.5%)
08.8→07.3→06.9→05.7→07.1→08.1→08.3→07.9
「ホームドラマ!」平均9.7%は超えられず、「夢のカルフォルニア」平均9.2%がライバルになりそうだ。
八話目までのポイント数は、「33分探偵」が73.9ポイントに対して、「夢のカルフォルニア」78.6ポイントとなっている。
「夢のカルフォルニア」を超えるためには、「33分探偵」は最終回で8.5%以上の数字を獲得すればよく、これは超えられそうだ。
「スシ王子!」と本作が振るわず、KinKi Kidsの人気の高さが疑問に思えてくるが、どちらも見る人を選ぶので、ファン層と内容が合致しなかったのかもしれない。

土曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ハチワンダイバー」(平均8.5%)
06.8→07.6→11.0→08.4→08.3→07.8→09.5→06.9→09.4→08.9→08.3
☆08年1月クール「ロス:タイム:ライフ」(平均10.3%)
11.4→08.7→12.3→10.7→10.5→08.5→10.2→09.8→12.4→09.9→09.1
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆07年10月クール「ライフ」(平均12.2%)
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→09.4→12.4→14.2→14.2→17.4
☆07年10月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
「33分探偵」の八話目視聴率9.1%は、6ドラマ中5位となっている。
前回は6位だったが、「ハチワンダイバー」を破った。
これらとの対比で考えると、「33分探偵」の平均視聴率は、9.5%・9.3%・9.5%・10.2%・9.6%となる。
現時点ではやはり平均9%半ば程度がフィニッシュラインだろう。
「ハチワンダイバー」(平均8.5%)はさすがに抜けるが、「ロス:タイム:ライフ」(平均10.3%)を超えられないのは、ちょっと物足りないのではないか。
この枠の最近のドラマが低迷しているのは気になるところ、再起を期待したい。

最近の事件モノドラマは以下の通り。
☆「7人の女弁護士」平均11.0%(初回10.1%)
☆「パズル」平均10.0%(初回14.1%)
☆「キミ犯人じゃないよね?」平均8.9%(初回8.3%)
☆「ホカベン」平均8.2%(初回8.8%)
☆「交渉人」平均13.5%(初回16.7%)
☆「SP」平均15.4%(初回14.5%)
☆「ガリレオ」平均21.9%(初回24.7%)
☆「ジョシデカ!」平均9.1%(初回13.4%)
☆「モップガール」平均10.2%(初回10.2%)
☆「探偵学園Q」平均11.1%(初回12.4%)
☆「帰ってきた時効警察」平均12.0%(初回12.8%)
初回視聴率を見たときは「帰ってきた時効警察」平均12.0%を超えるのが目標となりそうだと思ったが、「キミ犯人じゃないよね?」平均8.9%「ジョシデカ!」平均9.1%を超える程度が落ち着きどころか。

以上から、八話目を踏まえた平均視聴率予想としては、先週の平均9.0%~9.5%のままにしておきたい。

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「ヤスコとケンジ」第九・十話レビュー【ドラマ】

最終回は野球の延長のせいで、最後の10分ほど録画できていなかった。
エリカのお父さんに報告したあたりで切れていたが、恐らく無事にハッピーエンドで終了したのではないか。

人気少女漫画家という設定通り、“恋愛”にも実は熱いというのがよく分かる最終回直前と最終回だった。


全体的には、満足できる内容に仕上がったと思う。
最初のころは、ヤスコが拉致られてケンジが暴れて救い出すというパターンを引っ張るかと思いきや、徐々に感動路線を確立し、毎回毎回一回は泣かせる展開となったのがよかった。

また、なんといっても松岡が上手くハマった。
オーバーアクトな部分はあったが、これほど演技は上手かったのか驚くようなところも随所にみられた。
完全に役を手の内に入れて、キャラクターに成り切っていたといえる。
カレが出演するドラマはもう一回見てみたいと思わせる演技だった。

多部もかなり上手く、コメディの才能の高さが窺われた。
キャラクターを完全に手の内に入れており、この二人の演技が本ドラマを成功へと導いた。
決して美人とは言いがたいが、存在感のある女優に成長する可能性が高そうだ。

大倉は序盤こそ物足りなかったが、終盤は自分の個性を出せるようにまで成長したと思う。
物足りない存在から、頼れる存在になるという彼の変化も大事な要素だった。

広末は別に悪くはなかったが、強いて褒めるようなところもなかったか。
ただ、足を引っ張ったり、イメージを壊すようなところはなく、合格点ともいえる内容。
じゅうぶん健闘したのではないか。

4人を中心に、サブキャラクターを含めた各人が自分のキャラクターを手の内に入れて、奮闘した結果の成功といえる内容となった。

☆総合評価☆ 6.5点(10点満点中)
満足できる結果となったが、ストーリー自体はそれほど大したことはなくベタな展開が多かった。
演者の健闘は評価したいが、逆に言えば演者の演技に救われたところが多い。
ワンパターンの展開なども目立ち、この程度が妥当なところか。

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「33分探偵」第七・八話レビュー【ドラマ】

こんなにつまらなかったっけ?というのがここ2回の感想。
ヌルイというよりも、完全に悪ふさげに近いノリになっている。
今までは、それがいい感じに仕上がった回もあったが、やはりダメだ。
笑いのセンスの根本が違うようだ。
もちろん、楽しめる人を否定するつもりはなく、面白いという意見も当然多数あると思う。
単に自分と脚本家の笑いのセンスが違うだけ。

第七話
ミュージカル殺人事件。
七話中一番面白くなかった気がする。
狙っているのかもしれないが、ミュージカル再現シーンは痛々しくて見ていられなかった。
方向性を変えれば笑えるシーンにもなったが、中途半端すぎて、あれでは見ていて悲しくなる。
あのシーンは上手く演じるのではなくて、もっと下手くそに演じた方が笑いには繋がる。
真犯人登場も「おぉ!」という感じではなくて、驚きがない既定路線のような気がして、これも乗れなかった。
全然見当違いなところにボールを投げて、なぜかストライクになるというような面白みがなかった。


第八話
誘拐事件。
今までの単純殺人事件とは方向性を変えてきたが、このマンネリ脱出作戦が上手くいったとは思えない。
冒頭に触れたように、完全に悪ふさげとしかいえない回となった。
よかったと思えたのが、ジャパネットと蕎麦屋というのがひどい。

「変な踊り」のようなことも一度くらいでよく、もうちょっとヴァリエーションを変えてメチャクチャなことを水川にやらせないと笑えない。
「ラーメン不味い!」では物足りないのではないか。

ただ、公園が安全ではなくてはならないというメッセージはなかなかタイムリーであり、同意できるものだった。
子どもたちが安心して遊べる場が奪われるべきではない。

じゃっかん方向性を失ったままで、最終回を迎えることとなるが、いい形での最終回になるように期待したいものだ。

テーマ:33分探偵 - ジャンル:テレビ・ラジオ

「魔王」第十一話レビュー【ドラマ】

個人的には、あまりすっきりとしないラストとなった。
山野が暴走したところから、「やっちまった感」が漂い始めて、最後まであまり乗れなかった。

登場人物を片っ端から殺すことに果たして意味はあるのかと問いたくなる最終回だ。
本作の大量虐殺はドラマにとってプラスにはならず、マイナスにしかならなかった。
最終回直前まで評価していたが、ドラマの趣旨から逸れてしまったと感じた。
日本のドラマにありがちな一番安易な方向に進んでしまったのが残念だ。

少なくとも成瀬は生き残るべきだったのではないかと思う。
弟を殺され、母親を失った成瀬と、兄と父を失った芹沢は同じ境遇に立っている。
その境遇から、成瀬は“復讐”という手段に走った。
それでは、芹沢も同じ道を辿るのか・・・?という点がポイントだと思う。
“復讐”するというよりも、相手を“許す”ことを本作は伝えたかったのではないか。
芹沢は自分のせいで、人生を狂わしてしまった成瀬を許したかったはずだ。
だから、成瀬まで死ぬ必要はないと個人的には思う。
今までの人生を台無しにしてしまったのだから、本当の新たな人生、トモオとしての人生を歩ませるというのが、個人的にはすっきりとするストーリーだと思う。


ラストには問題はあったが、全体としては、それほど悪くないものに仕上がったか。
なかなか骨太で硬派な作品となった。

大野の演技は合格点であり、なかなか演技の芯がしっかりとしていた。
お子様演技では決してなかった。
生田の演技も悪いとは思わなかった。

巧妙な復讐で、最後は自滅するという復讐劇にありがちなストーリーではなく、比較的丹念に登場人物の内面に焦点を当てたのは評価したい。
「復讐は意味がない」と単純で言葉で語るよりも、内面に焦点を当てた結果、「復讐の意味」「復讐する側の辛さ」「復讐される側の辛さ」「後戻りできない境遇」がより心に沁(し)みた展開となった。

展開が甘い点(ご都合主義、ストーリーに無理がある、なぜそういうことをするのか分からないキャラクターたち、結局みんないい人)といった点は多くみられたが、ギリギリで目を瞑れるレベルであり、ラストの展開以外は見ても時間の無駄にはならなかったと思う。


☆総合評価☆ 7.0点(10点満点中)
この程度が妥当なところか。これ以上は高くは評価しにくい。

テーマ:魔王(大野智・生田斗真) - ジャンル:テレビ・ラジオ

「コード・ブルー」第十一話レビュー【ドラマ】

決して悪くはなかったが、こういう「みんな成長して頑張りました」という最終回はイマイチ盛り上がらないところがある。
盛り上がったのは、藤川参上シーンくらいだろうか。

また、バイクに乗った一人の青年を救うことができなったが、あのシーンはもっと丁寧に扱ってもよかったのではないか。
このシーンは、医者といえども全ての人を救うことはできない、人を救うことが出来なくても悲しんでいる暇はなく、他に救える命があれば一秒でも無駄にせずに救わなくてはいけないというドクターヘリや救急医療の趣旨が一番色濃く出るような場面であり、このシーンはクライマックスに匹敵するところでもある。
この場面に関しては、演出がかなり物足りないところがあった。
さらりと流すような場面ではない。


全体的な評価は難しい。
どんな患者でも、どんな症状でも治してしまうというスーパードクターではなく、悩める若いフェローたちを描くという目新しさを感じたが、メチャクチャハマったドラマというわけではなかった。

序盤には若い医者たちが切磋琢磨して、苦悩したり挫折して成長するという期待感があったが、終盤は変に落ち着いてしまった気がする。
描きたいことが散漫となり、結局何を伝えたかったのがボヤけてしまった。
“フェローの成長”というよりも、“家族”“医者の本分”“本当の名医”といった方向に進んでしまい、小さくまとまってしまったところがある。
本ドラマが本当に向かうべきポイントに最後に辿り着いたのか疑問。

患者の生き様や患者の想いを感じられるような医者になるという悩みは大事なことではあるが、若手人気俳優3人を配し、ドクターヘリという派手な設定を考えると、少し地味にまとめすぎてしまい、せっかくの設定が無駄となったようなところもある。
この内容ならば、普通の1人の外科医でじっくりと描く方がいいのではないか。

やはり、フェロー4人はじゃっかん多すぎたと言わざるを得ない。
焦点がボヤけてしまい、各人をしっかりと描けたとは思えない。
肝心の主役の藍沢も生意気な態度も影を潜めて、優秀で平凡なおばあちゃん想いの医者になってしまい、緋山に至っては冴島よりも存在感を失った。
白石の苦悩や辞職騒ぎも大きな盛り上がりには繋がらなかった。

医者・看護師の数も多いため、その分患者の数も必然的に増える。
医者が少なければ、しっかりとワンエピソードを描けるのだが、患者が多くどれも中途半端になってしまってはいないか。
“フェローの成長”を描くとともに、患者を通して“患者の生き様や家族への想い”を描くという、二つの歯車がしっかりと噛み合った感がどうしても感じられなかった。
医療ドラマならば、もっと感動できるようなストーリーにできたはずだ。

話を広げすぎたり、描くことを膨らましすぎて、押さえが利かなくなり、まとまりを失ったというケースだろうか。
序盤の期待感が高かっただけに、やや厳しい評価をしたい。

☆総合評価☆  6.5点(10点満点中)
ミスチルに助けられたところがあり、もうちょっと低くてもいいかも。

テーマ:コード・ブルー - ジャンル:テレビ・ラジオ

国内映画興行収入ランキング(9月4週目新作予想)【映画】

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ウォンテッド」(東宝東和)
<320館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
先行公開スクリーンは471スクリーンなので、当然これ以上で公開されると思われる。

監督は、「ナイト・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフ。
主演は、アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカヴォイ、モーガン・フリーマン。

3日間の先行公開があり、4.5億円を稼ぎ出している。
2日間に単純換算すると3.0億円となるだろうか。

今年の先行公開の興行収入は以下の通り。
「インディ・ジョーンズ」の先行が6.0億円(トータル58億円見込み)。
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」の先行が2.7億円(トータル35億円見込み)。
「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」の先行が1.8億円。
「魔法にかけられて」の先行が1.1億円(トータル29億円見込み)。
先行の勢いを考えれば、「ライラの冒険 黄金の羅針盤」と同程度は狙えるはず。

アンジェリーナ・ジョリー主演の主な興行収入は以下の通り。
☆01年「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
☆05年「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円(オープニング5.6億円)
☆06年「グッド・シェパード」トータル4.5億円
☆07年「ベオウルフ」トータル8~9億円見込み
アンジェリーナ・ジョリーは日本では意外と人気のあるようだ。
「トゥームレイダー」トータル27.0億円と「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円の間が落ち着きどころだろう。
この間の37億円程度が「ウォンテッド」の落ち着きどころではないか。
オープニングは先行込みで8.5億円程度だろうか。

40億円前後の興行収入作品は以下の通り。
☆07年「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→38.4
☆07年「ダイハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5→36.7
☆05年「オーシャンズ12」トータル36.0億円
先7.0→15.7→21.8→27.2→30.3→32.9
☆07年「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
先6.0→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8→35.2
☆07年「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→29.6→30.8
「ダイハード4.0」(トータル39.1億円)と同程度のオープニングを飾ると思われる。
「ハンコック」(先行込みのオープニング8.3億円)とのトータル興行収入争いも注目になりそうだ。
ただ、「ウォンテッド」には3日間の先行があったので単純な比較はできないところがある。
本作のスタイリッシュさは受けるとは思ったが、このキャスティングの殺し屋ムービーがここまでヒットするのはやや意外だ。


×「次郎長三国志」(角川)
<209館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、マキノ雅彦(津川雅彦)。
主演は、中井貴一、鈴木京香、北村一輝。

マキノ雅彦監督作品には、06年公開の「寝ずの番」がある。
トータル4.3億円程度(オープニング3.4千万円)となっている。
これを超えるのが目標か。

「次郎長三国志」については、よくは分からないが、過去に何度も映画化されており、原作の人気や知名度がありそうなので、大コケはなくボチボチヒットするだろうか。

時代劇の興行収入は以下の通り。
☆07年「やじきた道中てれすこ」トータル3.0億円
☆07年「怪談」トータル4.2億円
☆07年「さくらん」トータル7.3億円
☆07年「憑神」トータル8.8億円
☆07年「椿三十郎」トータル11.4億円
☆05年「蝉しぐれ」トータル14.0億円
☆06年「大奥」トータル22.0億円
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
角川配給なので、あまり多大な期待はできないので、「やじきた道中てれすこ」トータル3.0億円以上、「怪談」トータル4.2億円と同程度が落ち着きどころだろう。
「次郎長三国志」の興行収入はトータル4億円程度、オープニングは4千万円程度というところか。
正直いって、どういう動きになるのかはあまり読めない。


△「アキレスと亀」(東京テアトル・テレビ朝日)
<81館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、北野武。
主演は、ビートたけし、樋口可南子、柳憂怜、麻生久美子。

北野武監督作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Dolls ドールズ」トータル6.3億円
☆03年「座頭市」トータル28.5億円
☆05年「TAKESHIS’」トータル3億円程度(オープニング5.6千万円)
☆07年「監督・ばんざい!」不明(オープニング4.1千万円)
公開規模が小規模である点は気になるが、ヴェネチア国際映画祭などで話題となっており、それなりにヒットするはず。
北野武作品はほとんど見ていないのでよく分からないが、「TAKESHIS’」 「監督・ばんざい!」などよりは、見やすいイメージがあるので、「TAKESHIS’」トータル3億円程度以上稼ぐのではないか。
トータル4億円程度、オープニングは4.5千万円程度というところか。


今週の数字が不明のため、かなり適当の予想。
予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場) 基準値
1(-) ◎「ウォンテッド」(日劇PLEX1)8.5
2(1) ▲「20世紀少年」(日劇PLEX2)
3(2) △「パコと魔法の絵本」(有楽座)2.3
4(5) △「おくりびと」(有楽町プラゼール)1.7
5(3) 済「崖の上のポニョ」(日比谷スカラ座)
6(4) ×「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(新宿ピカデリー)1.4
7(6) 済「ハンコック」(丸の内ピカデリー1)
8(-) △「アキレスと亀」(銀座テアトル)0.45
9(-) ×「次郎長三国志」(シネカノン有楽町)0.4
10(7) ○「デトロイト・メタル・シティ」(シネクイント)


[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品

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全米映画興行収入ランキング(9月第4週目新作予想) 【映画】

来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の4本。

△「LAKEVIEW TERRACE」(サスペンスドラマ)<2400館規模>
【監督】ニール・ラビュート
【主演】サミュエル・L・ジャクソン、パトリック・ウィルソン、ケリー・ワシントン(「ファンタスティック・フォー」)
【内容】LAPD警官(ジャクソン)は、ちょうど隣に引っ越してきたカップル(ワシントンとウィルソン)を退去させるように何でもする。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
専門家の事前予想では、14.9~15.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
これよりも少々低い程度のオープニングを飾るだろうか。

サミュエル・L・ジャクソンの主演作の主な興行収入は以下の通り。
☆00年「シャフト」トータル70百万ドル
OP22→42→53→62→66
☆02年「チェンジング・レーン」トータル67百万ドル
OP17→33→45→52→57
☆04年「ツイステッド」トータル25百万ドル
OP09→16→21→24→25
☆05年「コーチ・カーター」トータル67百万ドル
OP24→43→54→59→63
☆05年「トリプルX ネクスト・レベル」トータル27百万ドル
OP13→21→24→26→26
☆06年「フリーダムランド」トータル13百万ドル
OP06→11→12→13
☆06年「スネーク・フライト」トータル34百万ドル(オープニング14百万ドル)
先15→26→31→33→33
☆07年「1408」トータル72百万ドル
OP21→40→53→62→67
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル(オープニング27百万ドル)
先34→56→67→72→76
コケた作品も多いが、共演者によっては6~7千万ドルを稼げる俳優。
今回は共演者が甘いので、「スネーク・フライト」を少々上回る4千万ドル程度が落ち着きどころか。

ニール・ラビュート監督の興行収入は以下の通り。
☆00年「ベティ・サイズモア」トータル25百万ドル(オープニング7百万ドル)
☆02年「抱擁」トータル10百万ドル(オープニング2百万ドル)
☆06年「ウィッカーマン」トータル24百万ドル(オープニング10百万ドル)
これらは少なくとも超えたいところだ。
やはり、悪くとも3千万ドル後半程度は稼げそうだ。


×「MY BEST FRIEND'S GIRL」(ラブコメディ)<2500館規模>
【監督】ハワード・ドゥイッチ(「隣のヒットマン全弾発射」「リプレイスメント」)
【主演】ケイト・ハドソン、デイン・クック(「Mr.ブルックス」)、ジェイソン・ビッグス(「南極物語」)
【内容】別れようとしているオトコがいかに素晴らしいかを女性に語ることを生業としている主人公が親友のガールフレンドの説得に向かう。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 5千万ドル
専門家の事前予想では、13.5~14.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
ケイト・ハドソンの実績を考えると、もうちょっと稼ぐのではないか。

ケイト・ハドソンの主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆03年「ル・ディヴォース」トータル9百万ドル(小規模公開)
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
「10日間で男を上手にフル方法」で1億ドル突破を達成し、「トラブル・マリッジ」「フールズ・ゴールド」も高い興行収入を上げており、ラブコメディには定評がある。
さすがに「トラブル・マリッジ」までは稼げないとしても、「プリティ・へレン」トータル37百万ドルを超えてきそうだ。

ラブコメディは手堅く稼げるというイメージもあり、5千万ドル程度が落ち着きどころか。
今年公開されたラブコメ作品の比較は以下の通り。
☆「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
☆「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→69→73
☆「Forgetting Sarah Marshall」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆「近距離恋愛」トータル46百万ドル
OP18→27→34→39→43→45
「近距離恋愛」がライバルになりそうだ。


×「Igor」(アニメ)<2300館規模>
【監督】Anthony Leondis(「リロ&スティッチ」のテレビ版を手掛ける)
【声優】ジョン・キューザック、モリー・シャノン、スティーヴ・ブシュミ
【内容】科学者になりたいと願う実験助手のストーリー。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
専門家の事前予想では、9.5~10.1百万ドルのオープニングを飾るとされている。
予想よりも低い可能性もありそうだ。

参考になりそうなのは、5千万ドル以下のアニメ作品だろうか。
☆06年「ライアンを探せ!」トータル37百万ドル
OP10→22→29→32→34
☆08年「SW クローン・ウォーズ」トータル34百万ドル
OP15→25→30→33→34
☆08年「Space Chimps」トータル29百万ドル
OP07→16→22→26→28
☆06年「アントブリー」トータル28百万ドル
OP08→18→22→25→26
「Space Chimps」トータル29百万ドル辺りは超えたいところ。
「ライアンを探せ!」トータル37百万ドルと同程度に落ち着くのではないか。


×「Ghost Town」(ファミリーコメディ)<1400館規模>
【監督】デヴィッド・コープ
【主演】Ricky Gervais(「ナイトミュージアム」)、グレッグ・ギニア(「リトル・ミス・サンシャイン」)、ティア・レオーニ(「ディック&ジェーン」)
【内容】結腸鏡検査の間、7分の間死んでしまい、幽霊と通信する能力がつく。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
専門家の事前予想では、6.0~8.3百万ドルのオープニングを飾るとされている。
恐らく予想通りの結果になるだろう。

脚本家として有名のデヴィッド・コープの監督としての実績は以下の通り。
☆99年「エコーズ」トータル21百万ドル
OP06→12→16→18→19
☆04年「シークレット・ウインドウ」トータル48百万ドル
OP18→33→41→44→46
これらの間の3千万ドル程度が落ち着きどころか。
評価が高いので、粘るかもしれない。
ただ、地味さは拭えず、大きく爆発はしないと思われる。


[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品

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2008年7月クールドラマ視聴率結果(火曜日第十一話)

順位  タイトル    初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)結果
1位:「コード・ブルー」  21.2%  19.5%(▲4.6%)  15.6%(16.0%)◎
2位:「太陽と海の教室」20.5%  14.5%(▲1.2%)  14.3%(17.5%)
3位:「ヤスコとケンジ」 12.3%  13.4%(▲0.4%)  12.6%(09.5%)
4位:「TOMORROW」 16.8%  14.1%(▲3.7%)  12.6%(09.5%)×
5位:「シバトラ」     13.0%  15.0%(▲3.4%)  12.5%(13.0%)◎
6位:「モンスターペア」 14.2%  13.6%(▲1.6%)  12.2%(09.0%)×
7位:「魔王」       14.0%  14.1%(▲1.8%)  11.5%(11.5%)◎
8位:「正義の味方」   13.2%  12.2%(▲2.2%)  10.3%(10.5%)◎
9位:「四つの嘘」    11.8%  09.6%(▲0.9%)  09.3%(08.5%)○
10位:「33分探偵」   12.2%  07.8%(▽2.0%)  09.3%(12.5%)
11位:「打撃天使ルリ」 10.0%  07.7%(▲0.2%)  07.2%(07.5%)◎
12位:「ロト6で3億」  12.4%  06.4%(▲0.8%)  06.5%(10.5%)×
13位:「学校じゃ教えら」09.9%  05.9%(▲0.3%)  06.4%(09.0%)×
14位:「恋空」      05.6%  06.3%(▽1.3%)  06.4%(09.0%)×

5位:「シバトラ」 平均12.51%(放送前予想平均13.0%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→9.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0%
自身最高視聴率で幕を閉じた。
先週『最終回は13%台辺りでフィニッシュしそうだ』と書いたが、予想外の急上昇をみせた。
安定はしていたものの、盛り上がりを欠いていたと感じたので、ここまで一気に来るとは思わなかった。
小池徹平はジャニーズではないが、ジャニーズ系ドラマのような最終回の視聴率ともいえる。
人気若手俳優が主演を努めたときは、こういう動きをすることに留意したい。

初回から最終回までの上昇率は15.3%となっており、ギブアップ率はない。
初回の13.0%という数字を考えても、最終回の15.0%という数字は異常だ。
「誰が鬼神なのか」という期待はあったかと思うが、大きなムーブメントが起きるほどのものではないだろう。
最終回及び第六話を無視すれば、11.3%~14.0%の間に収めており、非常に安定しており、その粘りが爆発に繋がったかもしれない。

安童夕馬・朝基まさし原作の漫画は既にドラマ化されている。
☆97年1月クール「サイコメトラーEIJI」平均17.1%
17.8→17.6→16.4→17.3→16.2→17.2→17.2→17.5→13.6→20.3
☆99年10月クール「サイコメトラーEIJI2」平均15.4%
17.0→17.1→14.9→14.0→16.0→16.3→14.9→14.5→15.0
☆03年7月クール「クニミツの政」平均9.9%
10.7→10.6→08.6→10.6→09.9→10.3→08.0→12.1→08.6→09.1→10.3
「サイコメトラーEIJI2」には勝てなかったが、彼らの原作はボチボチ稼げることを証明した。

小池徹平は初主演ということになる。
「医龍」「鬼嫁日記」「ドラゴン桜」「ごくせん」といった作品に主演しているものの、主演としては未知数だったが、一応合格点といえるのではないか。
大後寿々花主演ドラマといえば「セクシーボイスアンドロボ」。
☆07年4月クール「セクシーボイスアンドロボ」(平均7.6%)
12.5→08.7→06.9→07.0→06.9→07.8→06.5→06.4→06.5→06.4
小池、大後どちらも合格といえる結果となったのではないか。
大後の活躍がどの程度あったのかは分からないが。

最近の事件モノドラマは以下の通り。
☆「7人の女弁護士」平均11.0%(初回10.1%)
☆「パズル」平均10.0%(初回14.1%)
☆「キミ犯人じゃないよね?」平均8.9%(初回8.3%)
☆「ホカベン」平均8.2%(初回8.8%)
☆「交渉人」平均13.5%(初回16.7%)
☆「SP」平均15.4%(初回14.5%)
☆「ガリレオ」平均21.9%(初回24.7%)
☆「ジョシデカ!」平均9.1%(初回13.4%)
☆「モップガール」平均10.2%(初回10.2%)
☆「探偵学園Q」平均11.1%(初回12.4%)
☆「帰ってきた時効警察」平均12.0%(初回12.8%)
「7人の女弁護士」平均11.0%、「探偵学園Q」平均11.1%は超え、「帰ってきた時効警察」平均12.0%も超えた。
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
この観点からも、一応合格ラインといえる。
しかし、「交渉人」平均13.5%辺りとはもっと接戦に持ち込みたかった。

<同時間帯の視聴率>
「リンカーン」SPがまったく振るわなかったのは意外か。
14.8% NHK ニュースウオッチ9(先週比+1.3%)
08.9% NTV 恋歌(4)~ラブソングス~(先週比+1.2%)
09.8% TBS リンカーン芸人達よ!孤島から脱出せよSP(先週比-3.1%)
15.0% C X シバトラ~童顔刑事・柴田竹虎~(終)(先週比+3.4%)
12.4% E X ロンドンハーツ(先週比+3.2%)
13.1% T X 開運!なんでも鑑定団(先週比-2.2%)
全体視聴率 74.0%(先週比+3.8%)

火曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「絶対彼氏 完全無欠の恋人ロボット」(平均13.2%)
13.1→14.3→15.1→13.1→13.1→12.4→13.0→12.1→13.0→11.9→13.6
☆08年1月クール「ハチミツとクローバー」(平均8.9%)
12.9→10.0→09.8→09.5→08.9→08.6→08.3→08.0→07.4→07.0→07.1
☆07年10月クール「暴れん坊ママ」(平均12.4%)
15.3→14.2→11.8→11.6→11.7→11.1→11.9→11.0→10.9→14.2
☆07年7月クール「花ざかりの君たちへ」(平均17.0%)
15.9→16.8→16.5→16.6→15.3→14.7→14.7→17.5→18.2→17.8→
→19.5→21.0
☆07年4月クール「花嫁とパパ」(平均11.8%)
14.9→11.3→10.3→12.5→11.8→11.7→12.4→11.7→11.2→10.4→
→11.0→12.2
☆07年1月クール「今週、妻が浮気します」(平均10.2%)
12.5→10.8→09.1→11.3→08.1→09.6→09.3→09.8→09.4→10.4→11.4
☆06年10月クール「役者魂!」(平均9.6%)
11.4→08.4→11.8→09.2→08.2→09.9→09.1→11.2→10.1→08.7→08.0
☆06年7月クール「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(平均9.0%)
11.0→09.5→09.5→08.0→08.9→06.4→07.3→09.3→08.6→09.8→10.2
☆06年4月クール「アテンションプリーズ」(平均16.4%)
17.7→14.9→16.8→16.0→15.7→15.3→15.4→16.9→15.7→19.2→16.5
☆06年1月クール「Ns'あおい」(平均14.2%)
16.4→13.8→14.0→15.5→14.7→15.4→14.8→12.4→13.4→12.4→13.1
「シバトラ」の最終回視聴率15.0%は、11ドラマ中3位となっている。
「絶対彼氏」(平均13.2%)に最終回で勝てたのは大きい。
平均視聴率争いは、11ドラマ中5位となっている。
「絶対彼氏」(平均13.2%)には勝てなかったが、「花嫁とパパ」(平均11.8%)、「暴れん坊ママ」(平均12.4%)には勝った。
欲を言えば、「絶対彼氏」(平均13.2%)とは接戦に持ち込みたかった。
「暴れん坊ママ」(平均12.4%)と僅差では、物足りないところは残る。

他ドラマとの比較では、「拝啓、父上様」平均13.2%、「エラいところに嫁いでしまった!」平均12.7%、「有閑倶楽部」平均12.6%を下回り、「秘密の花園」平均12.4%、「ライフ」平均12.2%、「山おんな壁おんな」平均12.1%を上回ることとなった。

「シバトラ」の放送前予想は平均13.0%だったので、当たった。
ラストの爆発で助けられたところはあったが、結果オーライ。
放送開始前に『「SP」平均15.4%は超えられることが出来ず、「7人の女弁護士」平均11.0%、「探偵学園Q」平均11.1%程度は超えてきそうだ。時間帯を考えて、「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)の1割増の平均13%台辺りが落ち着きどころか。「交渉人」平均13.5%といい勝負をするという予想にしたい。先クールの「絶対彼氏 完全無欠の恋人ロボット」(平均13.2%)といい勝負をするのではないか』と書いており、多少ヨミとはズレているところはあるが、だいたいは予想通りとなった。


13位:「学校じゃ教えられない!」 平均6.42%(放送前予想平均09.0%)
9.9→6.1→6.9→5.4→4.7→7.0→5.6→7.1→5.6→5.9%
自身6番目に高い視聴率を獲得し、幕を閉じた。
逆にいえば、自身5番目に低い視聴率といっていいかもしれない。
先週『最終回は7%台程度でフィニッシュしたいところだ』と書いたが、高望みしすぎたか。

終盤7%台の視聴率もあったが、それを維持することはできなかったので、盛り上がりはなかったとジャッジできそうだ。
初回から最終回までの下落率は40.4%となっており、ギブアップ率は4割を超える。
狙いや気持ちは理解できるものの、完全に失敗したドラマとなった。
普通のドラマで勝負しても視聴率を稼げないので、話題性やムーブメントが起きそうなネタでギャンブル的な勝負をするのは決して悪いことではない。
座して死を待つくらいならば、もがいて一矢報いようとする精神は嫌いではないが、さすがにこれはマズかったか。
視聴者を引くような内容ではダメだ。
正面から攻めるのではなく、もうちょっと戦略を考えれば、「ラスト・フレンズ」のようなムーブメントが起きてもおかしくなかった。

「ロト6で3億2千万円当てた男」とのブービー争いは敗れた。
最終回までのポイント数は、「学校じゃ教えられない!」は64.2ポイントに対して、「ロト6で3億2千万円当てた男」は64.8ポイントとなっている。
「ロト6」には0.6ポイント差及ばなかったが、「恋空」は僅差で振り切った。
もし0.2ポイント低かったら、「恋空」と並ぶところだった。

概要を知ったとき、まっさきに浮かんだのは03年7月クール「STAND UP!!」(平均10.2%)。
「STAND UP!!」は二宮和也、山下智久、成宮寛貴、小栗旬主演ドラマ。
14.0→12.3→11.6→7.5→9.7→10.4→7.9→8.4→8.9→11.3→9.9
やはり、この手のH系青春ドラマは受けないということがはっきりした。

伝説のドラマ入りを果たすかもしれないと思われたが、悲惨な形での仲間入りは避けられそうだ。
03年以降の伝説のドラマは以下の通り。
☆03年10月クール「独身3!!」(平均6.7%)
7.0→5.0→4.9→6.7→6.3→5.7→5.6→7.0→7.1→9.7→8.2
☆04年4月クール「乱歩R」(平均5.7%)
6.7→6.1→6.8→6.0→5.5→5.0→4.8→6.0→5.0
☆03年7月クール「ひと夏のパパへ」(平均5.6%)
8.8→5.8→7.4→6.0→5.1→4.8→5.1→3.6→3.8→5.6
☆06年7月クール「レガッタ」(平均5.5%)
9.5→5.2→5.7→4.5→4.5→4.3→5.6→4.3→4.8→5.3
☆03年10月クール「ライオン先生」(平均4.7%)
7.9→5.3→4.3→5.7→4.3→3.3→5.5→4.2→3.8→3.1%
「独身3!!」(平均6.7%)には敗れたが、「乱歩R」(平均5.7%)以下には勝利した。

深田恭子主演作品の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年1月クール「未来講師めぐる」(平均9.1%)
09.0→10.6→08.2→08.8→07.2→10.5→08.2→10.0→10.3→08.1
☆07年7月クール「山おんな壁おんな」(平均12.1%)
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→13.0
☆06年4月クール「富豪刑事デラックス」(平均12.0%)
15.3→11.4→12.8→10.3→12.6→11.6→11.5→12.7→ 9.9→11.4
☆05年7月クール「幸せになりたい!」(平均11.8%)
13.0→11.8→12.0→11.7→11.7→13.0→10.7→10.1→12.1→11.4
☆05年1月クール「富豪刑事」(平均12.4%)
16.2→11.1→12.6→12.6→13.2→11.6→10.6→12.3→11.7→12.3
☆04年9月クール「南くんの恋人」(平均9.4%)
11.2→09.0→10.1→10.5→10.4→09.4→08.1→07.4→08.0→08.4→10.9
☆04年1月クール「彼女が死んじゃった。」(平均7.0%)
14.0→05.6→07.4→06.5→06.1→06.2→06.2→04.5→06.2
「彼女が死んじゃった。」との争いになるかと思ったが、ライバルにならなかった。
近年では自己最低視聴率となった。
どういう役柄かはっきりとは分からないが、彼女のキャラクターにはマッチしなかったか。
誰が演じても今回は厳しいとは思うが、視聴率が取れる人気のある女優ではないということははっきりした。

<同時間帯の視聴率>
内視鏡医の人だったが、「プロフェッショナル 仕事の流儀」がなぜか爆発。
「リンカーン」SPが振るわず、CXのSPドラマは普通の出来。
11.9% NHK プロフェッショナル 仕事の流儀(先週比+4.1%)
05.9% NTV 学校じゃ教えられない!(終)(先週比+0.3%)
09.8% TBS リンカーン芸人達よ!孤島から脱出せよSP(先週比-2.9%)
12.8% C X リアル・クローズ(先週比-0.8%)
16.2% E X 報道ステーション(先週比+1.9%)
07.2% T X ガイアの夜明け(先週比-1.4%)
全体視聴率 63.8%(先週比+1.2%)

火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「おせん」(平均9.1%)
10.3→08.7→09.2→09.5→09.0→09.6→08.4→08.6→07.8→10.1
☆08年1月クール「貧乏男子 ボンビーメン」(平均11.6%)
16.5→13.2→12.5→09.2→10.2→10.3→09.6→11.2→11.4
☆07年10月クール「有閑倶楽部」(平均12.6%)
15.9→13.7→12.8→12.3→13.0→12.1→10.3→11.1→12.4→12.7
☆07年7月クール「探偵学園Q」(平均11.1%)
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→09.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7
☆07年4月クール「セクシーボイスアンドロボ」(平均7.6%)
12.5→08.7→06.9→07.0→06.9→07.8→06.5→06.4→06.5→06.4
「学校じゃ教えられない!」の最終回視聴率5.9%は、6ドラマ中6位となっている。
平均視聴率争いも、6ドラマ中6位となっている。
6ドラマの平均が9.7%となり、二桁を切っている。
この新枠設置は、完全に失敗だろう。
そろそろこの枠を畳んで、バラエティにでも鞍替えした方がいいのではないか。

他ドラマとの比較では、「あしたの、喜多善男」平均7.1%、「孤独の賭け」平均7.0%、「4姉妹探偵団」平均7.0%を下回るものとなった。
「ロト6」「恋空」同様に、「レガッタ」以来の低い水準となってしまっている。
通常歴史的大コケドラマは1年に数本なのに、1クールで3本も登場するのは異常事態だ。
質を伴わない数合わせの産物ではないか。

「学校じゃ教えられない!」の放送前予想は平均9.0%だったので、外した。
放送開始前は、
『学園モノは視聴率を稼げるジャンルではあるが、ただの学園モノや熱血教師モノとは少々異なるのかもしれない。この手の青春ドラマは視聴者に引かれる可能性が高く、視聴率は恐らく高くないだろう』
『学園モノと深田恭子のキャリアを考慮して、同程度の平均9.0%と考えたい。しかし、「セクシーボイスアンドロボ」(平均7.6%)並に低迷する可能性はあるだろう』
と書いていたので、コケるのは分かっていたが、学園モノと深田恭子のキャリアを過信したのが敗因か。
素直に「セクシーボイスアンドロボ」(平均7.6%)並という予想にしておけばよかった。
このドラマのコケは、絶対に予想できたはずであり、これを外したのは痛い。
「恋空」や「ロト6」は読めなくても、これは読まなくてはいけない。

テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ

国内映画興行収入ランキング(9月3週目) 【映画】

数字のネタ元の更新が遅れているため、判明部分のみをとりあえずアップ。

1位:「20世紀少年」(東宝・日本テレビ)(3週目)<予想順位1位>
【公開前個人予想】 35億円
【公開規模】 310スクリーン
トータルでは23.9億円半ばとなっている。
8日間の伸びは8.4億円弱程度だろうか。

日本テレビ開局55年記念作品。
3部作予定で製作費60億円となっている。
3部合計でどんなに悪くても100億円、製作費の倍の120億円が当面の目標ではないか。
第一作は30~40億円を稼げないと後がないが、大ヒット間違いなしとなり、日本テレビも一安心だろう。

日本テレビに関わった人気漫画の映画化といえば、「DEATH NOTE」シリーズが参考になる。
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→13.9→16.9→18.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31億円見込み
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆「20世紀少年」
OP6.2→15.6→24.0億円(祝日込み)
祝日が含まれているので、正確ではないが、これらとの対比で考えると、「20世紀少年」の興行収入は37.4~49.2億円となる。
30億円突破はほぼ確実であり、40億円突破が目標となりそうだ。

トータル30億円以上の邦画は以下の通り。
<2008>
☆「花より男子ファイナル」トータル70億円台後半見込み
☆「相棒-劇場版-」トータル44億円前半見込み
☆「ザ・マジックアワー」トータル39億円見込み
☆「L change the WorLd」トータル31億円見込み
<2007>
☆「HERO」トータル81.5億円
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
☆「西遊記」トータル43.7億円
☆「恋空」トータル39.0億円
☆「どろろ」トータル34.5億円
☆「マリと子犬の物語」トータル31.4億円
<2006>
☆「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円
☆「THE 有頂天ホテル」トータル60.8億円
☆「日本沈没」トータル53.4億円
☆「デスノート/the Last name」トータル52.0億円
☆「涙そうそう」トータル31.0億円

「20世紀少年」と同程度の3週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「相棒-劇場版-」27.0億円(トータル44億円見込み)
☆「ザ・マジックアワー」21.0億円(トータル39億円見込み)
☆「L change the WorLd」19.9億円(トータル31億円見込み)
<2007>
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」21.9億円(トータル45.6億円)
☆「西遊記」19.3億円(トータル43.7億円)
☆「恋空」19.7億円(トータル39.0億円)
<2006>
☆「THE 有頂天ホテル」26.4億円(トータル60.8億円)
☆「日本沈没」26.3億円(トータル53.4億円)
「ザ・マジックアワー」「西遊記」「恋空」「日本沈没」対比で考えると、「20世紀少年」の興行収入は44.6~54.3億円となる。
最大の目標は50億円突破となりそうだが、まずは40億円突破がやはり当面の目標か。

2位:「パコと魔法の絵本」(東宝・テレビ東京)(1週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 10億円  【配給会社期待値】 25億円
【公開規模】 292スクリーン
祝日込みの3日間で4.7億円弱程度のオープニングを飾った。
今回の作風ではコケるかと思い、先週『オープニング(2日)は1.3億円程度か』と書いたが、予想を大きく上回るスタートを切った。
やはり、難病モノ、感動作というヒットの要素をそのまま評価すればよかったか。

中島哲也監督作品は以下の通り。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円(公開規模:154館)
OP0.8→2.5→3.5→4.4→不明→5.5
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円(公開規模:224館)
OP1.6→5.0→7.4→9.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」(公開規模:292館)
3日4.7億円
2日の単純換算でも3.1億円のオープニングだろうか。
これらからも圧倒的に高いオープニングだと分かる。
これらとの対比で考えると、「パコと魔法の絵本」の興行収入は24.0~25.4億円となる。

3.1億円前後のオープニングを飾った作品は以下の通り。
<2008>
☆「デトロイト・メタル・シティ」3.5億円
☆「クロサギ」2.6億円(トータル17.1億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」2.6億円(祝日込み3.9億円)(トータル15.6億円)
<2007>
☆「アンフェア the movie」3.7億円(トータル27.2億円)
☆「クローズZERO」4.0億円(トータル25.0億円)
☆「ゲゲゲの鬼太郎」3.2億円(トータル23.4億円)
☆「舞妓Haaaan!!!!!」2.3億円(トータル20.8億円)
「舞妓Haaaan!!!!!」以外との対比で考えると、「パコと魔法の絵本」の興行収入は18.8~22.8億円となる。
「舞妓Haaaan!!!!!」との対比で考えると、「パコと魔法の絵本」の興行収入は28.0億円となる。
初動タイプとは思えないので、現時点では25億円程度が落ち着きどころか。

子ども向きのテーマの割には、子ども向きでなく、ましてや大人向きでもないというコケるパターンに陥りそうだと思ったが、これほどヒットするとはかなり意外だ。
主演の役所広司には不安があったが、他のキャスティングが豪華というのも、集客力に一役買ったか。

3位:「崖の上のポニョ」(東宝・日本テレビ)(9週目)<予想順位2位>
【公開前個人予想】 70億円  【配給会社期待値】 200億円
【公開規模】 481スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは140.5億円を突破した。
8日間の伸びは6.1億円弱程度だろうか。
オープニング3日間15.8億円→1週目6日間16.5億円→2週目7日間20.3億円→3週目7日間19.5億円→4週目27.3億円→5週目15.3億円→6週目12.6億円→7週目7.2億円→8週目8日間6.1億円となっている。
夏休みも過ぎ、ようやく息切れしてきたが、まだまだ勢いは失っていない。
どこまでこの勢いを保つことができるだろうか。
もし、ヴェネチアで賞を取ることができていれば、ヒットの勢いは再燃したのだが。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)

☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP 14.8→47.5→67.9→84.5→不明→ 不明→128.9→152.3→157.6
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP 09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7
☆「崖の上のポニョ」
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5
これらとの対比で考えると、「崖の上のポニョ」の興行収入は147.8~174.7億円ということになる。
7週目まで「崖の上のポニョ」と「ハウルの動く城」の差はなかったが、8週目からは差がついてしまっている。
「ゲド戦記」対比の150億円突破は余裕だが、「ハウルの動く城」と同程度の200億円近く稼ぐのは厳しそうだ。
現時点の落ち着きどころは、170~180億円程度となりそうだ。

100億円前後の洋画の興行収入作品は以下の通り。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5→100.9→103.5→105.4
☆05年「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」トータル91.7億円
21.2→40.7→49.8→58.7→65.8→73.3→80.5→84.2→086.9
☆06年「パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト」トータル100.2億円
19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6→93.5→093.5→095.5→098.5
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7→83.9→085.3→088.2
☆07年「パイレーツオブカリビアン/ワールドエンド」トータル109.0億円
19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1
☆「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0→89.0→090.4→091.9
ジブリアニメはロングセールスになることが多く、初動タイプの洋画作品と比べるのは正しい方法ではないが、一応比較してみたい。
これらとの対比で考えると、「崖の上のポニョ」の興行収入は146.1~150.6億円となる。
これらの対比を上回るのは確実であり、150億円程度は楽にクリアできそうだ。
当面は、やはり「崖の上のポニョ」の興行収入は170~180億円程度が落ち着きどころか。

作品に派手さがないにも関わらず、近年の宮崎駿監督作品(「ハウルの動く城」トータル196.0億円、「もののけ姫」トータル193億円)に比べて、それほど大きく変わることのない興行収入となりそうであり、宮崎駿監督の人気の高さや「崖の上のポニョ」や評価の高さが窺われる。

4位:「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(松竹)(1週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 10億円
【公開規模】 179スクリーン
祝日込みの3日間で3.2億円半ば程度のオープニングを飾った。
単純2日換算で考えると、2.1億円程度のオープニングだろうか。
先週『初動タイプと思われるので、オープニング2日間で2.0億円を稼ぐことを期待したい』と書いたので、予想通りのスタートを切った。

ウルトラマンシリーズは以下の通り。
☆98年「ウルトラマンティガ&ダイナ」
☆99年「ウルトラマンティガ・ダイナ&ガイア」
☆00年「ウルトラマンティガ」
☆01年「ウルトラマンコスモス」
☆02年「ウルトラマンコスモス2」
☆03年「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス」
☆06年「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」トータル7億円
OP1.4→3.4→4.3
☆08年「大決戦!超ウルトラ8兄弟」
3日3.2億円
「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」対比で考えると、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」の興行収入は10.5億円となる。
やはり、目標は10億円突破となりそうだ。

比較材料に適しているかどうか分からないが、ライダーシリーズとの比較は以下の通り。
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4
☆08年「劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王」
OP1.9億円
これらとの対比で考えると、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」の興行収入は11.7~12.1億円となる。
やはり、当面の目標は10億円突破となりそうだ。
本作には長野博、つるの剛士といった有名人が出演し、ウルトラ兄弟新旧8ヒーローが登場するので、通常よりもヒットしているのだろう。

5位:「おくりびと」(松竹・TBS)(1週目)<予想順位6位>
【公開前個人予想】 9億円  【配給会社期待値】 20億円~30億円
【公開規模】 220スクリーン
祝日込みの3日間で3.5億円弱程度のオープニングを飾った。
3日間では「ウルトラマン」より興行収入も動員も上なのに、なぜランクが下なのかは不明だが、土日2日間の集計によって微妙な差がついたのかもしれない。
単純2日換算で考えると、2.3億円程度のオープニングだろうか。
先週『初動タイプではないので、オープニングは低めの9千万円程度と予想したい』と書いたが、予想を大きく上回るスタートを切った。
モントリオール国際映画祭グランプリ受賞作品ではあるが、これほど地味な作品がここまでのスタートを切るとは驚きとしか言えない。

滝田洋二郎監督の作品は以下の通り。
☆99年「秘密」(広末涼子主演作)
☆01年「陰陽師」トータル30.1億円
☆03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞作品賞受賞)
☆03年「陰陽師Ⅱ」トータル16.0億円
☆05年「阿修羅城の瞳」(歴史的大コケ)
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3
派手な話題作から、地味な良作までをこなす。
日本アカデミー賞作品賞を受賞する一方、歴史的な大コケまでも経験している。
「バッテリー」対比で考えると、「おくりびと」の興行収入は18.5億円となる。
少なくとも、この程度は期待できるだろう。

地味な作品だが、しっかりした作品ならばヒットすることはできる。
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆08年「母べえ」トータル19億円見込み
OP1.6→6.4→10.1→13.4→15.7→17.3
☆06年「フラガール」トータル14.0億円
OP1.0→3.5→05.6→07.7→09.3→10.3
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→07.1→09.0→10.2→10.9
☆06年「バルトの楽園(がくえん)」トータル12.0億円
OP1.3→3.7→05.4
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→05.9→07.7→09.3→10.3
☆07年「それでもボクはやってない」トータル11.0億円
OP1.2→3.6→5.8→7.9<祝日込み>→8.6→9.4
☆08年「おくりびと」
3日3.5億円
これらとの対比で考えると、「おくりびと」の興行収入は21.1~27.3億円となる。
当面の目標は、20億円突破ということになりそうだ。

一昨年公開の「武士の一分」を含めても、去年5本しか10億円以上を稼げなかった松竹作品だったが、今年は「母べえ」「犬と私の10の約束」「ゲゲゲの鬼太郎」、本作と「ウルトラマン」の5本が大台に乗りそうだ。
さらに今後は新垣結衣主演の「フレフレ少女」、高橋克典主演「特命係長・只野仁 最後の劇場版」、ベストセラー小説の映画化「赤い糸」が公開予定。
「赤い糸」はコケそうだが、残り2本はヒットを狙えそう。

6位:「ハンコック」(ソニー)(3週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 33億円  【配給会社期待値】 40億円
【公開規模】 453スクリーン(先週比-5スクリーン)
トータルでは23.7億円半ばとなっている。
8日間の伸びは6.5億円程度だろうか。

今年公開された洋画作品の3週目興行収入は以下の通り。
「インディ・ジョーンズ」34.4億円(トータル50億円台後半か)。
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」20.2億円(トータル35億円見込み)。
「ナルニア国物語」20.6億円(トータル30億円見込み)
これらとの対比で考えると、「ハンコック」の興行収入は34.5~41.1億円となる。
40億円には届かない程度が落ち着きどころか。
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」辺りは破りたいところだ。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
☆97年「インディペンデンス・デイ」配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
☆02年「メン・イン・ブラック2」トータル40.0億円
☆03年「バッド・ボーイズ2バッド」トータル20.0億円
☆04年「アイ,ロボット」トータル37.5億円
先7.3→17.0→23.3→28.7→31.6→33.6→34.8
☆05年「最後の恋のはじめ方」 10億円未満
☆07年「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1→26.1
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.0億円
金7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆08年「ハンコック」
先8.3→17.2→23.7億円(祝日込み)
これらとの対比で考えると、「ハンコック」の興行収入は38.1~40.4億円となる。
「幸せのちから」はロングセールスだったので、対比では40億円を超えるが、本作は初動タイプと思われるので、「アイ,ロボット」対比の38億円前後が現時点の落ち着きどころではないか。
当面のライバルは「アイ,ロボット」トータル37.5億円となりそうだ。

40億円前後の興行収入作品は以下の通り。
☆07年「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→38.4
☆07年「ダイハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5→36.7
☆05年「オーシャンズ12」トータル36.0億円
先7.0→15.7→21.8→27.2→30.3→32.9
☆07年「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
先6.0→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8→35.2
☆07年「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→29.6→30.8
☆06年「フライトプラン」トータル31.2億円
☆08年「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30億円見込み
☆08年「魔法にかけられて」トータル29億円見込み
☆07年「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円(未確定)
☆05年「コンスタンティン」トータル27.2億円
☆07年「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」トータル25億円半ば見込み
これらとの対比では、「ハンコック」の興行収入は33.3~39.1億円となる。
当面は、やはり30億円台後半の作品との争いになりそうだ。

7位:「デトロイト・メタル・シティ」(東宝)(4週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 15億円  【配給会社期待値】 20億円
【公開規模】 241スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは18.2億円を突破した。
8日間の伸びは3.8億円弱程度だろうか。

同程度の4週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
「L change the WorLd」24.3億円(トータル31億円見込み)
「陰日向に咲く」14.2億円(トータル19.4億円)
「母べえ」13.4億円(トータル19億円半ば見込み)
「クロサギ」13.3億円(トータル17.1億円)
「チーム・バチスタの栄光」12.8億円(トータル15.6億円)
「少林少女」12.9億円(トータル15億円見込み)
<2007>
「西遊記」25.1億円(トータル43.7億円)
「恋空」26.0億円(トータル39.0億円)
「どろろ」24.6億円(トータル34.5億円)
「アンフェア the movie」21.1億円(トータル27.2億円)
「クローズZERO」18.5億円(トータル25.0億円)
「ゲゲゲの鬼太郎」19.7億円(トータル23.4億円)
「舞妓Haaaan!!!!!」14.5億円(トータル20.8億円)
<2006>
「涙そうそう」21.7億円(トータル31.0億円)
「デスノート 前編」19.6億円(トータル28.5億円)
「明日の記憶」14.6億円(トータル22.0億円)
「トリック劇場版2」16.9億円(トータル21.0億円)
「県庁の星」14.4億円(トータル20.8億円)
「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」13.0億円(トータル18.0億円)

この中で参考になりそうなのは、「L change the WorLd」「クローズZERO」「アンフェア the movie」「トリック劇場版2」「デスノート 前編」「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」だろうか。
これらとの対比で考えると、「デトロイト・メタル・シティ」の興行収入は22.6~26.5億円となる。

20億円突破はほぼ確実であり、20億円台半ば程度まで伸ばすのではないか。
「アンフェア the movie」トータル27.2億円、「クローズZERO」トータル25.0億円辺りまで伸ばすことはできるかが注目だ。
今年実写邦画作品では、「花より男子ファイナル」「相棒-劇場版-」「20世紀少年」「ザ・マジックアワー」「L change the WorLd」に次ぐ興行収入となる。


次週のランキングには、
アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション「ウォンテッド」、
北野武監督作品「アキレスと亀」などが公開される。
「ウォンテッド」は3日間の先行で4.5億円を稼ぎ出しており、ヒットは確実だ。

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2008年7月クールドラマ視聴率結果(金曜日第十一話~月曜日第九話)

順位  タイトル    初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)結果
1位:「コード・ブルー」  21.2%  19.5%(▲4.6%)  15.6%(16.0%)◎
2位:「太陽と海の教室」20.5%  14.5%(▲1.2%)  14.3%(17.5%)
3位:「ヤスコとケンジ」 12.3%  13.4%(▲0.4%)  12.6%(09.5%)
4位:「TOMORROW」 16.8%  14.1%(▲3.7%)  12.6%(09.5%)×
5位:「シバトラ」     13.0%  11.6%(▽0.5%)  12.3%(13.0%)
6位:「モンスターペア」 14.2%  13.6%(▲1.6%)  12.2%(09.0%)×
7位:「魔王」       14.0%  14.1%(▲1.8%)  11.5%(11.5%)◎
8位:「正義の味方」   13.2%  12.2%(▲2.2%)  10.3%(10.5%)◎
9位:「四つの嘘」    11.8%  09.6%(▲0.9%)  09.3%(08.5%)○
10位:「33分探偵」   12.2%  07.8%(▽2.0%)  09.3%(12.5%)
11位:「打撃天使ルリ」 10.0%  07.7%(▲0.2%)  07.2%(07.5%)◎
12位:「ロト6で3億」  12.4%  06.4%(▲0.8%)  06.5%(10.5%)×
13位:「学校じゃ教えら」09.9%  05.6%(▽1.5%)  06.5%(09.0%)
14位:「恋空」      05.6%  06.3%(▽1.3%)  06.4%(09.0%)×

2位:「太陽と海の教室」 平均14.32%(放送前予想平均17.5%)
初回20.5→14.4→12.7→10.7→14.7→14.0→14.1→13.3→14.5%→
【九話目を踏まえた平均視聴率予想】 14.0%~14.5%(±0.0%~±0.0%)
最終回間際でもあり、自身3番目に高い視聴率を獲得した。
平均14%台の数字が九話中五話あり、この辺りが基準といえそうだ。
最終回はさすがに15%以上を取れるはずであり、平均視聴率は14%半ば程度でフィニッシュできそうだ。
ひとりの犠牲者を出すことで、なんとか踏みとどまって、月9史上最悪ということにはならずに済んだ。

初回20%を超えた最近のドラマは以下の通り。
☆08年7月クール「コード・ブルー」21.2%(平均15.6%)
☆08年4月クール「CHANGE」23.8%(平均21.7%)
☆08年4月クール「ごくせん」26.4%(平均22.6%)
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」22.4%(平均18.6%)
☆07年10月クール「ガリレオ」24.7%(平均21.9%)
☆07年10月クール「医龍2」21.0%(平均16.6%)
☆07年1月クール「華麗なる一族」27.7%(平均23.9%)
☆06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」23.2%(平均22.1%)
☆06年7月クール「結婚できない男」20.2%(平均16.9%)
☆06年4月クール「トップキャスター」23.1%(平均18.3%)
☆06年1月クール「西遊記」29.2%(平均22.8%)
初回20%を超えたドラマとしては、近年最低の平均視聴率となりそうだ。

織田裕二主演ドラマは以下の通り。
☆07年4月クール「冗談じゃない!」平均13.4%
19.4→14.7→13.2→14.4→14.2→11.7→10.7→11.3→12.8→12.0→12.7
☆04年10月クール「ラストクリスマス」平均21.5%
22.3→21.1→20.3→20.9→25.3→21.9→19.0→20.2→22.2→20.8→22.9
☆02年10月クール「真夜中の雨」平均13.7%
14.4→12.7→14.3→13.7→12.5→13.6→13.3→14.0→13.4→13.9
☆01年1月クール「ロケットボーイ」平均18.8%
19.9→18.0→22.6→18.8→17.3→17.6→17.2
これらとの対比で考えると、「太陽と海の教室」の平均視聴率は14.1%・14.3%・14.5%となる。
やはり、14%半ばが落ち着きどころとなりそうだ。
織田裕二は視聴率が取れる役者だと思われがちだが、上述ドラマの平均視聴率で13%台が2本もある。
月9なので、今回14%まで伸ばせたと考えられる。
この辺りが織田裕二の基準値なのかもしれない。

学園モノの高視聴率ドラマは以下の通りとなっている。
☆08年4月クール「ROOKIES」平均14.8%
12.2→14.8→15.4→13.1→16.4→15.4→14.2→14.7→14.6→12.5→19.5
☆08年4月クール「ごくせん3」平均22.6%(初回26.4%)
☆07年7月クール「花ざかりの君たちへ」平均17.0%(初回15.9%)
☆07年1月クール「花より男子2」平均21.7%(初回19.4%)
☆06年7月クール「マイ★ボスマイ★ヒーロー」(平均18.9%)
☆05年10月クール「花より男子」平均19.7%(初回18.3%)
☆05年7月クール「ドラゴン桜」平均16.4%(初回17.5%)
☆05年1月クール「ごくせん2」平均27.8%(初回26.5%)
☆02年4月クール「ごくせん」平均17.4%(初回18.3%)
☆00年4月クール「伝説の教師」平均19.0%(初回26.1%)
26.1→20.1→17.4→18.5→18.9→17.6→18.4→15.9→16.9→17.5→21.4
☆98年7月クール「GTO」平均28.3%(初回26.6%)
(参考)07年7月クール「ライフ」平均12.2%(初回11.0%)
初回が異常に高かった「伝説の教師」との対比で考えると、「太陽と海の教室」の平均視聴率は14.4%となる。
この辺りが落ち着きどころではないか。
「ROOKIES」を超えるのは無理そうだ。
九話目までのポイント数は、「太陽と海の教室」が128.9ポイントに対して、「ROOKIES」は130.8ポイントとなっている。
「ROOKIES」を超えるためには、「太陽と海の教室」は最終回で19.2%以上を獲得する必要がある。

<同時間帯の視聴率>
祝日ということもあり、各番組のスペシャル番組が好調。
ただ、どちらかといえば、いつものレギュラーの「TVタックル」の方が脅威だった。
13.1% NHK ニュースウオッチ9(先週比+1.3%)
14.9% NTV はじめてのおつかい!秋の大冒険SP(先週比+2.3%)
11.8% TBS 月曜ゴールデン「森村誠一サスペンス(7)時」(先週比-3.8%)
14.5% C X 太陽と海の教室(先週比+1.2%)
15.3% E X Qさま!!新学期突入!インテリ芸能人大集結!(先週比-1.2%)
08.1% T X ボクシング4大タイトルマッチ(先週比+3.1%)
全体視聴率 77.7%(先週比+2.9%)

月曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「CHANGE」(平均21.7%)
23.8→23.0→22.4→19.3→19.5→19.1→20.9→19.5→22.3→27.4
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年1月クール「東京タワー」(平均14.9%)
14.2→15.6→14.9→16.0→13.9→12.9→14.8→14.4→15.4→14.2→18.1
☆06年10月クール「のだめカンタービレ」(平均18.8%)
18.2→16.1→18.4→18.3→19.9→17.5→19.4→19.2→19.3→18.7→21.7
☆06年7月クール「サプリ」(平均14.2%)
17.9→13.0→14.4→12.2→13.9→12.7→14.4→16.3→13.8→12.7→15.3
☆06年4月クール「トップキャスター」(平均18.3%)
23.1→19.6→18.7→15.6→18.5→16.8→17.3→17.5→17.1→18.1→18.5
☆06年1月クール「西遊記」(平均22.8%)
29.2→24.8→23.8→22.5→22.1→20.6→21.2→20.9→20.7→20.5→24.7
「太陽と海の教室」の九話目視聴率14.5%は、11ドラマ中9位となっている。
先週11位だったが、さすがに「ファースト・キス」(平均14.1%)、「サプリ」(平均14.2%)を破った。

平均視聴率としては、「ファースト・キス」(平均14.1%)、「サプリ」(平均14.2%)との争いとなりそうだ。
さすがに、04年7月クール「東京湾景」(平均13.8%)は相手にならなかったか。
九話目までのポイント数は、「太陽と海の教室」が128.9ポイントに対して、「ファースト・キス」(平均14.1%)129.3ポイント、「サプリ」(平均14.2%)128.6ポイントとなっている。
「サプリ」(平均14.2%)を破るためには、「太陽と海の教室」は最終回で13.5%以上を獲得すればよい。
「ファースト・キス」(平均14.1%)を破るためには、「太陽と海の教室」は最終回で12.0%以上を獲得すればよい。
どちらもさすがにクリアできるだろう。
ちなみに、「ファースト・キス」「サプリ」対比では、「太陽と海の教室」の平均視聴率は14.1%~14.2%となる。
初回が高かった「西遊記」対比では、「太陽と海の教室」の平均視聴率は14.3%となる。
やはり、現時点では平均14%半ば程度が落ち着きどころとなりそうだ。

以上から、九話目を踏まえた平均視聴率予想は、先週の平均14.0%~14.5%のままにしておきたい。
<参考>
☆04年7月クール「東京湾景」(平均13.8%)
17.7→14.3→13.5→13.3→12.3→13.1→13.8→13.9→10.2→13.7→16.3


3位:「ヤスコとケンジ」 平均12.63%(放送前予想平均09.5%)
初回12.3→13.1→11.2→12.9→10.6→12.3→14.9→<休>→13.0→13.4%→
【九話目を踏まえた平均視聴率予想】 12.5%~13.0%(±0.0%~±0.0%)
自身2番目に高い数字を獲得し、ついに平均視聴率で「TOMORROW」を抜いた。
最終回直前でもあり、少々盛り上がっているのではないか。
最終回は第七話の14.9%に近い数字でフィニッシュしたい。
平均視聴率は12%後半程度が落ち着きどころか。

12.3%~13.4%の回が九話中六話あり、全体的にも比較的安定していると思われる。
平均視聴率で「TOMORROW」を抜くためには、最終回12.5%を獲得すればよく、クリアは可能だろう。

以下のような安定推移型ドラマが参考になるだろうか。
☆08年4月クール「Around40」(平均14.7%)
15.7→14.2→13.9→15.1→15.2→14.4→14.9→14.3→13.3→15.6→15.1
☆08年4月クール「絶対彼氏 完全無欠の恋人ロボット」(平均13.2%)
13.1→14.3→15.1→13.1→13.1→12.4→13.0→12.1→13.0→11.9→13.6
☆08年4月クール「おせん」(平均9.1%)
10.3→08.7→09.2→09.5→09.0→09.6→08.4→08.6→07.8→10.1
これらとの対比では、「ヤスコとケンジ」の平均視聴率は12.8%・12.6%・12.8%となる。
やはり、現時点では12%後半程度の数字が期待できそうだ。

松岡昌宏主演ドラマは以下の通り。
☆02年1月クール「ナースマン」平均17.2%
20.0→14.9→16.5→17.4→16.2→15.1→14.5→14.5→16.3→19.9
☆03年10月クール「マンハッタンラブストーリー」平均7.2%
10.0→08.3→07.9→07.2→07.9→05.2→07.1→05.6→06.0→06.9→07.0
☆04年4月クール「ナースマンがゆく」平均9.7%
11.5→10.3→11.8→06.7→08.6→11.0→08.0→09.7
☆06年1月クール「夜王」平均15.5%
17.0→15.1→17.7→15.4→14.5→15.5→12.4→14.8→14.6→14.0→19.2
これらとの対比では、「ヤスコとケンジ」の平均視聴率は13.5%・12.6%・12.9%となる。
「夜王」対比の、平均12%後半程度が落ち着きどころだろう。
数字が極めて高いわけではないが、十分合格点といえる結果になるのではないか。

広末涼子の出演ドラマは以下の通り。
☆02年7月クール「愛なんていらねえよ、夏」平均7.7%
☆02年10月クール「おとうさん」平均16.4%
☆03年7月クール「元カレ」平均15.7%
☆05年7月クール「スローダンス」平均16.9%
あまり参考になりそうもない。

多部未華子出演ドラマは以下の通り。
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」平均15.2%
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆08年1月クール「鹿男あをによし」平均9.9%
13.0→11.4→09.7→08.0→09.0→08.9→08.8→10.1→09.2→11.2
これらとの対比では、「ヤスコとケンジ」の平均視聴率は12.8%・12.8%となる。
やはり、先ほど同様に平均12%後半を期待できる。

<同時間帯の視聴率>
さすがに「チャンピイ」はカタすぎたか。
07.9% NHK (新)土曜ドラマ・上海タイフーン(先週比-1.3%)
13.4% NTV ヤスコとケンジ(先週比+0.4%)
13.0% TBS 世界・ふしぎ発見! (先週比+2.2%)
10.0% C X 土曜プレミアム「チャンピイ~日本初の盲導犬誕生物語~」(先週比-4.7%)
15.7% E X 土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌」(先週比-1.1%)
10.4% T X 出没!アド街ック天国(先週比+1.4%)
全体先週比 70.4%(先週比-3.1%)

土曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ごくせん」(平均22.6%)
26.4→24.8→23.3→25.1→25.3→21.1→21.9→21.3→17.6→18.1→23.6
☆08年1月クール「1ポンドの福音」(平均10.6%)
13.0→11.4→11.1→09.0→09.6→10.5→10.7→08.8→11.3
☆07年10月クール「ドリーム☆アゲイン」(平均10.3%)
12.9→10.0→09.5→10.0→08.4→11.8→08.4→09.9→09.7→11.9
☆07年7月クール「受験の神様」(平均9.5%)
14.7→09.3→07.1→07.8→06.2→08.3→07.6→11.5→11.7→10.3
☆07年4月クール「喰いタン2」(平均13.7%)
16.2→13.3→14.9→11.8→13.4→13.1→12.8→13.9→13.6→13.3→14.0
☆07年1月クール「演歌の女王」(平均9.1%)
10.9→09.5→08.5→09.9→08.2→08.0→09.1→08.7→07.7→10.4
☆06年10月クール「たったひとつの恋」(平均11.6%)
12.8→10.4→12.2→13.6→10.5→10.3→10.6→10.1→13.0→12.6
☆06年7月クール「マイ★ボス マイ★ヒーロー」(平均18.9%)
19.0→16.7→18.1→17.4→14.6→20.6→17.5→20.7→21.3→23.2
☆06年4月クール「ギャルサー」(平均12.9%)
15.4→13.5→16.0→12.3→12.8→10.8→11.6→10.9→11.3→13.2→13.9
☆06年1月クール「喰いタン」(平均17.4%)
17.4→19.0→18.0→17.4→15.2→16.5→15.7→18.7→18.5
「ヤスコとケンジ」の九話目視聴率13.4%は、先週に引き続き11ドラマ中5位となっている。
初回は「演歌の女王」(平均9.1%)にだけ勝っているという状況だったが、二話目以降は上昇させている。

このままいくと、「たったひとつの恋」(平均11.6%)、「1ポンドの福音」(平均10.6%)、「ドリーム☆アゲイン」(平均10.3%)辺りは余裕で超えそうであり、「ギャルサー」(平均12.9%)が視野に入りそうだ。
九話目までのポイント数は、「ヤスコとケンジ」が113.7ポイントに対して、「ギャルサー」(平均12.9%)は114.6ポイントとなっている。
「ギャルサー」に勝つためには、「ヤスコとケンジ」は最終回15.2%以上の数字を獲得する必要があり、微妙な数字となっている。
裏番組次第となりそうだ。

以上から、九話目を踏まえた平均視聴率予想としては、先週の平均12.5%~13.0%のままにしておきたい。


7位:「魔王」 平均11.445%(放送前予想平均11.5%)
14.0→12.6→9.2→10.1→10.9→7.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1%
自身最高視聴率で幕を閉じた。
先週「最終回は自身最高視聴率の14%超えを期待したいところ」と書いたので、予想通りの結果となった。
初回から最終回までの上昇率は0.7%となっており、ギブアップ率はない。
数字自体はそれほど高くはないが、動き的には悪くはなかった。
初回、最終回、第三・六話を無視すれば、10.1%~12.6%の間で推移している。
オリンピックの開幕式や、夏休みなどの影響で安定度は欠いたが、こういった要因を除外すれば実質的にはそれなりに安定していたのではないか。

参考になりそうなドラマは以下の通り。
07年10月クール「ジョシデカ!」平均9.1%
07年4月クール「ライアーゲーム」平均11.4%
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
07年7月クール「探偵学園Q」平均11.1%
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→09.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7
07年1月クール「わるいやつら」平均9.4%
06年1月クール「白夜行」平均12.3%
03年10月クール「あなたの隣に誰かいる」平均12.5%
00年4月クール「QUIZ」平均12.7%
前川洋一が脚本を担当した99年10月クール「OUT」の平均視聴率は平均12.8%。
平均12%台には乗せたいところだが、無理だった。
しかし、「ライアーゲーム」平均11.4%との勝負には、なんとか勝った。
十一話目までのポイント数は、「魔王」が125.9ポイントに対して、「ライアーゲーム」125.5ポイントとなっており、僅差で振り切った。
平均視聴率自体は高くはないが、近年のサスペンス系ドラマとしてはそれほど悪くはなかったか。

韓国映画・ドラマのリメイクは以下の通り。
08年4月クール「猟奇的な彼女」平均8.2%
07年4月クール「ホテリアー」平均8.6%
06年7月クール「マイ★ボス マイ★ヒーロー」平均18.9%
本作は失敗ではなかったが、韓国リメイクはあまり流行らないと思われる。

<同時間帯の視聴率>
「魔王」が同時間帯トップで幕を閉じた。
TXは先週の「所さん」SPからの減少が目立つ。
05.9% NHK スポーツ大陸(先週比-0.6%)
12.2% NTV 金曜ロードショー「メン・イン・ブラック2」(先週比-0.2%)
14.1% TBS 魔王(終)(先週比+1.8%)
09.1% C X 一攫千金!日本ルー列島(先週比+0.4%)
13.8% E X 報道ステーション(先週比+1.5%)
05.6% T X たけしの誰でもピカソ(先週比-4.7%)
全体視聴率 60.7%(先週比-1.8%)

金曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「Around40」(平均14.7%)
15.7→14.2→13.9→15.1→15.2→14.4→14.9→14.3→13.3→15.6→15.1
☆08年1月クール「エジソンの母」(平均9.5%)
11.0→11.1→12.1→09.1→06.8→07.7→08.1→09.8→09.7→09.9
☆07年10月クール「歌姫」(平均7.9%)
09.4→07.5→09.8→06.9→08.4→09.2→06.7→07.1→07.7→08.4→06.0
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆07年4月クール「特急田中3号」(平均8.8%)
11.5→08.7→07.6→08.0→08.3→09.4→08.5→09.1→09.7→06.8→08.9
☆07年1月クール「花より男子2」(平均21.7%)
19.4→20.1→19.2→23.1→20.3→21.0→21.0→22.7→22.3→21.9→27.6
☆06年10月クール「セーラー服と機関銃」(平均13.3%)
17.3→14.2→09.6→16.0→10.8→12.0→13.0
☆06年7月クール「タイヨウのうた」(平均10.3%)
13.8→06.9→08.4→11.1→09.5→11.3→09.4→11.4→10.8→10.2
☆06年4月クール「クロサギ」(平均15.7%)
18.8→16.9→16.0→16.7→12.7→16.4→12.3→14.5→15.8→15.4→16.9
☆06年1月クール「夜王~YAOH~」(平均15.5%)
17.0→15.1→17.7→15.4→14.5→15.5→12.4→14.8→14.6→14.0→19.2
「魔王」の最終回視聴率14.1%は、先週に引き続き11ドラマ6位となっている。
平均視聴率争いでは、「タイヨウのうた」(平均10.3%)「エジソンの母」(平均9.5%)には勝ったが、「セーラー服と機関銃」(平均13.3%)を超えられず、平均視聴率は11ドラマ中7位となった。

順位は低いが、主演経験が少ない大野と生田なので、健闘したといえるのではないか。
他のジャニーズドラマと比較するのは、適切ではないだろう。
少なくとも、「歌姫」(平均7.9%)「特急田中3号」(平均8.8%)を破っているので、失敗とはいえない。

他ドラマとの比較では、「働きマン」平均12.0%、「貧乏男子」平均11.6%を下回り、「だいすき!!」平均11.5%と同程度となり、「探偵学園Q」平均11.1%、「7人の女弁護士」平均11.0%、「1ポンドの福音」平均10.6%を上回った。
「貧乏男子」程度は超えたかったところだ。

「魔王」の放送前予想は平均11.5%だったので、完全に当たった。
放送開始前に、『ストーリーは面白そうだが、この手の暗めのサスペンスは一般受けしにくい。同枠のジャニーズ系ドラマ「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)のようなヒットにはならないだろう。多才の大野智、勢いのある生田斗真というコンビだが、一般的にはまだまだキャリアが足りないのも問題』
『「山田太郎ものがたり」「クロサギ」「夜王~YAOH~」とジャニーズ系が主演だと、平均15%程度は堅い枠。しかし、ジャニーズ主演だと安泰というわけでもなく、「歌姫」「特急田中3号」という大コケした例外もある。今回はその半分を取って、平均12%辺りが落ち着きどころか。平均12%をやや下回る程度の11.5%という予想にしたい。盛り上がりをみせた「ライアーゲーム」が平均11.4%なので、本作がたとえ盛り上がったとしても、この程度ではないか』
と書いており、ほぼヨミが当たったことになる。


10位:「33分探偵」 平均9.26%(放送前予想平均12.5%)
初回12.2→8.1→9.9→10.0→7.0→9.8→7.8%→
【七話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.0%~9.5%(±0.0%~▽0.5%)
第二話は、映画「海猿」のせいで、15分繰り下がった。
第三話は、オリンピックの野球の延長のせいで、30分繰り下がった。
第四話は、オリンピックの延長のせいで、30分繰り下がった。
第六話は、映画「ターミナル」のせいで、20分繰り下がった。
まともに放送できた第五・七話の数字が圧倒的に低いという不思議な現象が起きている。
「恋のから騒ぎ」「SmaStation」など、裏番組が意外と揃っており、時間がズレた方がいいのだろう。
また、見る人を選ぶドラマであり、より深夜帯の方が視聴者層にマッチしているのかもしれない。
残り2話となるが、8~10%程度でフィニッシュするのではないか。
ジャニーズ系特有の最終回爆発は本作にはないだろう。

堂本剛主演作は以下の通り(96年~99年は省略)。
☆04年4月クール「ホームドラマ!」平均9.7%(※井上真央共演)
12.6→11.9→10.5→10.5→09.4→09.4→10.3→07.4→09.3→08.1→07.2
☆03年7月クール「元カレ」平均15.7%
18.0→18.6→17.1→14.5→14.6→13.8→15.8→14.9→14.7→15.1
☆02年4月クール「夢のカルフォルニア」平均9.2%
13.2→13.3→09.2→07.9→08.7→09.7→07.9→08.7→07.2→06.9→08.0
☆01年10月クール「ガッコの先生」平均14.3%
14.7→14.6→13.9→13.9→14.4→12.6→12.3→14.1→15.2→15.0→17.1
☆01年1月クール「愛犬ロシナンテの災難」平均15.2%
18.4→16.9→14.8→16.1→16.5→12.6→14.2→13.4→12.2→17.2
☆00年7月クール「Summer Snow」平均18.1%
19.5→20.4→19.2→16.5→16.9→17.6→18.2→15.5→18.1→18.2→18.9
☆96年7月クール「金田一少年の事件簿2」平均22.4%
20.5→20.4→22.3→22.2→21.3→22.6→19.5→25.2→27.8
☆95年7月クール「金田一少年の事件簿」平均23.5%
23.6→23.2→23.6→21.2→24.3→20.0→22.2→29.9
☆堂本光一主演「スシ王子!」(平均7.5%)
08.8→07.3→06.9→05.7→07.1→08.1→08.3→07.9
「ホームドラマ!」「元カレ」「夢のカルフォルニア」対比では、「33分探偵」の平均視聴率は8.4%・9.1%・8.5%となる。
「スシ王子!」対比では、「33分探偵」の平均視聴率は9.3%となる。
現時点では、「元カレ」対比の9.1%程度が落ち着きどころか。
「ホームドラマ!」平均9.7%は超えられず、「夢のカルフォルニア」平均9.2%がライバルになりそうだ。
7話目までのポイント数は、「33分探偵」が64.8ポイントに対して、「夢のカルフォルニア」69.9ポイントとなっている。
「夢のカルフォルニア」を超えるためには、「33分探偵」は2話平均8.8%の数字を獲得すればよく、なんとか超えられそうだ。
「スシ王子!」と本作が振るわず、KinKi Kidsの人気の高さが疑問に思えてくるが、どちらも見る人を選ぶので、ファン層と内容が合致しなかったのかもしれない。

土曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ハチワンダイバー」(平均8.5%)
06.8→07.6→11.0→08.4→08.3→07.8→09.5→06.9→09.4→08.9→08.3
☆08年1月クール「ロス:タイム:ライフ」(平均10.3%)
11.4→08.7→12.3→10.7→10.5→08.5→10.2→09.8→12.4→09.9→09.1
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆07年10月クール「ライフ」(平均12.2%)
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→09.4→12.4→14.2→14.2→17.4
☆07年10月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
「33分探偵」の七話目視聴率7.8%は、6ドラマ中6位となっている。
前回は4位だったが、「ロス:タイム:ライフ」「ハチワンダイバー」に敗れた。
これらとの対比で考えると、「33分探偵」の平均視聴率は、9.3%・9.2%・9.3%・10.5%・9.6%となる。
現時点では平均9.2~9.3%程度が期待できそうだ。
「ハチワンダイバー」(平均8.5%)はさすがに抜けるが、この枠の最近のドラマが低迷しているのは気になるところ。

最近の事件モノドラマは以下の通り。
☆「7人の女弁護士」平均11.0%(初回10.1%)
☆「パズル」平均10.0%(初回14.1%)
☆「キミ犯人じゃないよね?」平均8.9%(初回8.3%)
☆「ホカベン」平均8.2%(初回8.8%)
☆「交渉人」平均13.5%(初回16.7%)
☆「SP」平均15.4%(初回14.5%)
☆「ガリレオ」平均21.9%(初回24.7%)
☆「ジョシデカ!」平均9.1%(初回13.4%)
☆「モップガール」平均10.2%(初回10.2%)
☆「探偵学園Q」平均11.1%(初回12.4%)
☆「帰ってきた時効警察」平均12.0%(初回12.8%)
初回視聴率を見たときは「帰ってきた時効警察」平均12.0%を超えるのが目標となりそうだと思ったが、「キミ犯人じゃないよね?」平均8.9%「ジョシデカ!」平均9.1%を超える程度が落ち着きどころか。

独特のドラマなので話題になるかもしれないが、見る人を選びそうなドラマなので、ムーブメントはさすがに起きないと思われる。
これらから、七話目を踏まえた平均視聴率予想としては、先週の平均9.0%~10.0%から上限を0.5%引き下げて、9.0%~9.5%に変更したい。


14位:「恋空」 平均6.40%(放送前予想平均9.0%)
5.6→5.9→6.7→6.3→7.6→6.3%
自身3番目タイに高い視聴率で幕を閉じたが、最終回にも関わらず、前回から大きく落としており、盛り上がりはなかったようだ。
先週「いよいよ最終回、自己ベストを更新して、幕を閉じれるだろうか」と書いたが、期待する方が間違いだったか。
ただ、初回から最終回までの上昇率は12.5%となっており、ギブアップ率はない。
最悪な結果は免れ、動き自体も悪くないが、やはりどう考えても無駄なドラマ化だったようだ。
もともと6話終了予定だったと思うが、早めに見切りをつけたのは正解だろう。
「ロト6」を破るためには、最終回6.9%の数字を獲得すればよかったが、0.6ポイント足りず、敗れてしまった。

TBSはいい加減に映画のドラマ化を止めたらどうか。
「ドラマ」→「映画」はヒットの定石だが、この逆の「映画」→「ドラマ」はあまりヒットしていないのが懸念材料だ。
TBSではないが、フジテレビは「チームバチスタの栄光」のドラマ化に着手すると報じられている。
このドラマ化は果たして成功するだろうか。
☆08年4月クール「猟奇的な彼女」平均8.2%<TBS>
13.5→11.5→08.7→07.0→08.0→07.6→06.9→06.3→05.9→07.4→07.2
☆08年1月クール「ハチミツとクローバー」平均8.9%
12.9→10.0→09.8→09.5→08.9→08.6→08.3→08.0→07.4→07.0→07.1
☆06年10月クール「嫌われ松子の一生」平均8.2%<TBS>
08.8→10.1→08.5→08.5→08.4→08.3→08.4→07.8→07.2→05.9→08.2
☆06年7月クール「タイヨウのうた」平均10.3%<TBS>
☆05年7月クール「電車男」平均21.0%
☆05年7月クール「海猿」平均13.1%
☆05年7月クール「いま、会いにゆきます」平均11.0%<TBS>
☆04年7月クール「世界の中心で、愛をさけぶ」平均15.9%<TBS>
☆04年4月クール「愛し君へ」平均16.9%
ストーリーが事前にほとんど分かってしまうため、映画のドラマ化は難しい。
また、同様のテーマでもある「ハチミツとクローバー」も壮絶にコケており、このテーマの視聴者層の幅が狭くて苦戦するのかもしれない。

伝説のドラマ入りを果たすかもしれないと思ったが、最悪な形での仲間入りは免れた。
03年以降の伝説のドラマは以下の通り。
☆03年10月クール「独身3!!」(平均6.7%)
7.0→5.0→4.9→6.7→6.3→5.7→5.6→7.0→7.1→9.7→8.2
☆04年4月クール「乱歩R」(平均5.7%)
6.7→6.1→6.8→6.0→5.5→5.0→4.8→6.0→5.0
☆03年7月クール「ひと夏のパパへ」(平均5.6%)
8.8→5.8→7.4→6.0→5.1→4.8→5.1→3.6→3.8→5.6
☆06年7月クール「レガッタ」(平均5.5%)
9.5→5.2→5.7→4.5→4.5→4.3→5.6→4.3→4.8→5.3
☆03年10月クール「ライオン先生」(平均4.7%)
7.9→5.3→4.3→5.7→4.3→3.3→5.5→4.2→3.8→3.1%
「独身3!!」(平均6.7%)を上回ることはできなかった。
これだけ視聴率が低いドラマがあるので、最悪というわけではない。

<同時間帯の視聴率>
最終回のドラマが同時間帯ダントツの最下位というのが酷い。
08.5% NHK 探検ロマン世界遺産<20:00-20:45>(先週比+0.7%)
15.7% NTV 世界一受けたい授業(先週比+0.2%)
06.3% TBS 恋空(終) (先週比-1.3%)
14.1% C X めちゃ×2イケてるッ! (先週比+1.8%)
12.6% E X 国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉(先週比+2.5%)
09.9% T X 土曜スペシャル「漁師が営む地魚三昧の宿」(先週比-1.7%)
全体視聴率 67.1%(先週比+2.2%)

土曜日20時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ROKKIES」(平均14.8%)
12.2→14.8→15.4→13.1→16.4→15.4→14.2→14.7→14.6→12.5→19.5
せっかくの成功が全て水の泡となった。意外とあっけないものだ。
成功を築くことは難しいが、壊すことは簡単にできる。

他ドラマとの比較では、「あしたの、喜多善男」平均7.1%、「孤独の賭け」平均7.0%、「4姉妹探偵団」平均7.0%を下回るものとなった。
「ロト6」同様に、「レガッタ」以来の低い水準となってしまっている。

「恋空」の放送前予想は平均9.0%だったので、外した。
誰しもコケるとは予想すると思うが、
『新枠を設置し、「ROKKIES」(平均14.8%)という大成功を受けた後釜』
『興行収入39億円という大ヒットした映画のドラマ化』
という要素があり、ここまで大コケをすることを予想するのは難しい。

かなりギリギリのラインまで引き下げて、思い切って9.0%という予想をしたのだが…。
放送開始前に、『題材に知名度があり、ヒットするかもしれないが、イマサラ感もあり、キャスティングも無名に近く、コケる方に予想したい』
『内容的にも、土曜日の20時に合わず、もっと悲惨な結果になる可能性もある』
『内容が全く異なるので、残念ながら「ROKKIES」の成功をそのまま評価できない。平均10%キープするのは難しいのではないか』
と書いており、予想自体は決して悪いものではなかった。

テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ

全米映画興行収入ランキング(9月第3週目)【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(-)1週目「Burn After Reading」(2651館) $19,128,001 ($19,128,001)
2(-)1週目「Family That Preys」 (2070館) $17,381,218 ($17,381,218)
3(-)1週目「Righteous Kill」    (3152館) $16,288,361 ($16,288,361)
4(-)1週目「The Women」     (2962館) $10,115,121 ($10,115,121)
5(2)5週目「トロピックサンダー」   (2927館) $4,183,405 ($102,974,069)
6(4)4週目「The House Bunny」 (2763館) $4,154,427 ($42,008,459)
7(3)9週目「ダークナイト」        (2191館) $4,128,153 ($517,792,764)
8(1)2週目「Bangkok Dangerous」(2654館) $2,592,656 ($12,723,787)
9(5)3週目「Traitor」         (2014館) $2,131,639 ($20,734,170)
10(7)4週目「Death Race」     (2007館) $2,056,415 ($33,232,495)
(参考:IMDbのボックスオフィスチャート)

4本の新作がランクインしたため、9週目で「マンマ・ミーア!」、6週目で「PINEAPPLE EXPRESS」、3週目で「Babylon A.D.」及び「Disaster Movie」が圏外へ消えた。

「マンマ・ミーア!」の現在の興行収入は、139百万ドルとなっている。
1億4千万ドル半ば程度がフィニッシュラインだろうか。
製作費52百万ドルであり、余裕で制作費を回収した。
特殊効果費用が掛からないミュージカル作品は、ローコスト・ハイリータンの作品といえるかもしれない。
また、ミュージカル作品特有の粘り強さが発揮されている。
ストーリー以外にも見所(映画を見ながらみなで歌を歌えるカラオケ映画館もある)があるので、何度も見られるというメリットがあるのだろう。

公開前興行収入予想は1億ドルだったので、外してしまった。
かなり大ヒットしたと感じていた「ヘアスプレー」トータル119百万ドルを下回ると思ったが、まさか「ヘアスプレー」をこれほど上回るとは思わなかった。
ミュージカルの予想は難しいと感じさせる。

近年のミュージカル作品は以下の通りとなっている。
☆02年「シカゴ」トータル171百万ドル
☆07年「ヘアスプレー」トータル119百万ドル
☆06年「ドリームガールズ」トータル103百万ドル
☆01年「ムーランルージュ」トータル57百万ドル
☆07年「スウィーニー・トッド」トータル53百万ドル
☆04年「オペラ座の怪人」トータル51百万ドル
「グリース」トータル188百万ドル、「シカゴ」トータル171百万ドルに次ぐ、ミュージカル映画3位の地位を確保できそうだ。
今年の作品では、「ナルニア国物語」トータル142百万ドル、「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル、「ウォンテッド」トータル134百万ドルを超える位置に付けている。
去年の作品では、「ダイハード4.0」トータル135百万ドル、「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル132百万ドル、「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル、「魔法にかけられて」トータル128百万ドルを超えた。

メリル・ストリープにとっては4本目の1億ドル突破作品となっている。
「クレイマー、クレイマー<79>」トータル106百万ドル、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語<04>」トータル119百万ドル、「プラダを着た悪魔<06>」トータル125百万ドルを抜き、自身最高興行収入作品となった。

「PINEAPPLE EXPRESS」の現在の興行収入は、86百万ドルとなっている。
9千万ドル前半がフィニッシュラインだろうか。
製作費27百万ドルとなっており、制作費をあっさりと回収し、既に3倍以上の興行収入をあげている。
ジャド・アパトー関連作品は、低予算にも程があり、コメディ作品はやはりローリスク・ハイリターンだと改めて感じさせる。
ジャド・アパトーコメディがこれだけ氾濫する理由がよく分かる。
公開前興行収入予想は7千万ドルだったので、当たりとも外れとも言い難い結果となったが、思ったよりもかなり稼いだという印象がある。

ジャド・アパトー関連作品は以下の通り。
☆05年「40歳の童貞男」(監督・脚本・プロデュース)<セス主演>
OP21→49→69→82→91→97(トータル109百万ドル)
☆05年「ディック&ジェーン復讐は最高!」(脚本)
先22→60→81→93→101→106(トータル110百万ドル)
☆06年「タラテガ・ナイツ」(プロデュース)
OP47→90→114→128→137→142百万ドル(トータル148百万ドル)
☆07年「Knocked Up」(監督・脚本・プロデュース)<セス主演>
OP31→66→90→109→122→132→138(トータル149百万ドル)
☆07年「スーパーバッド」(プロデュース)<セス主演・脚本>
OP33→69→89→103→111→116→119(トータル121百万ドル)
☆07年「Walk Hard: The Dewey Cox Story」(脚本・プロデュース)
OP04→12→17→18(トータル18百万ドル)
☆08年「Drillbit Taylor」(プロデュース)<セス脚本>
OP10→20→25→28→30→30→31(トータル33百万ドル)
☆08年「Forgetting Sarah Marshall」(脚本・プロデュース)
OP18→35→45→51→55→58→60(トータル63百万ドル)
☆08年「You Don't Mess with the Zohan」(脚本)
OP39→69→84→91→95→97→98(トータル100百万ドル)
「40歳の童貞男」「スーパーバッド」「Knocked Up」ほどのヒットではなかったが、「Forgetting Sarah Marshall」を超えており、大ヒットといえるだろう。
「スパイダーマン」シリーズ以外ヒットがなかったジェームズ・フランコにとっては、嬉しいヒットとなった。

「Babylon A.D.」の現在の興行収入は、20百万ドルとなっている。
2千万ドル前半がフィニッシュラインだろう。
製作費7千万ドルだったので、大赤字となってしまった。
夏の興行収入がほぼ壊滅状態の20世紀フォックス作品なので、仕方がないところ。
さらに、監督のマチュー・カソヴィッツが作品やフォックスを批判しているようなので、これが相当に響いたものと思われる。
公開前興行収入予想は4千万ドルなので、外れてしまった。
かなり低めに予想したにも関わらず、まさかこれほど低いとは思わなかった。
コケると思ったら、もっと思い切ってもよかったのかもしれない。

ヴィン・ディーゼル主演作品は以下の通り。
☆05年「キャプテン・ウルフ」トータル113百万ドル(製作費56百万ドル)
☆04年「リディック」トータル58百万ドル(製作費105百万ドル)
☆03年「ブルドッグ」トータル27百万ドル(製作費36百万ドル)
☆02年「トリプルX」トータル142百万ドル(製作費70百万ドル)
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル(製作費38百万ドル)
☆00年「ピッチブラック」トータル39百万ドル(製作費23百万ドル)
今回の大コケは自身と関係ない部分があったので、ギリギリセーフ。
「ワイルド・スピード4」の公開が予定されており、これがコケたら、もはや主演男優としては厳しいことになりそうだ。

マチュー・カソヴィッツ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ゴシカ」トータル60百万ドル(製作費40百万ドル)
フランス人監督であり、外国人がハリウッドで批判すると、もはやどこにも仕事はないだろう。

近未来を描いた作品では以下のような作品が参考になりそうだ。
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル71百万ドル(製作費54百万ドル)
☆03年「ペイチェック」トータル54百万ドル(製作費60百万ドル)
☆05年「アイランド」トータル36百万ドル(製作費126百万ドル)
☆06年「トゥモロー・ワールド」トータル36百万ドル(製作費76百万ドル)
この手の映画は製作費が掛かる割には、興行収入が期待できず、リスクが高いのかもしれない。

「Disaster Movie」の現在の興行収入は、13百万ドルとなっている。
1千万ドル半ばがフィニッシュラインだろう。
制作費20百万ドルと低予算だが、それすらも回収するのは難しそうだ。
公開前興行収入予想は3.5千万ドルだったので、外してしまった。
この手のパロディ映画はそれなりに安定しているとは思ったが、まさかアメリカ内の評価が全米映画史上最低・最悪になるとは夢にも思わなかった。

スタジオがライオンズゲートに変わるが、一連パロディ作品の流れを汲む作品。
もうこのシリーズは終わったと言ってよさそうだ。
Jason Friedberg、Aaron Seltzerが監督を務めた作品は以下の通り。
☆06年「Date Movie」トータル49百万ドル
☆07年「Epic Movie」トータル40百万ドル
☆08年「Meet the Spartans」トータル38百万ドル
徐々に興行収入は下がっていき、今回一気に下落した。

彼らが脚本を努めた「絶叫計画」シリーズは以下の通り。
☆00年「最終絶叫計画」トータル157百万ドル
☆01年「最新絶叫計画」トータル71百万ドル
☆03年「最狂絶叫計画」トータル110百万ドル
☆06年「最終絶叫計画4」トータル91百万ドル
このような夢のような時代は終わった。

彼ら以外の「絶叫計画」のスタッフが製作した今年公開されたパロディ作品は以下の通り。
☆08年「Superhero Movie」トータル26百万ドル
こちらもコケており、もうパロディ作品の流行は終焉を迎えたようだ。


新作は以下のとおりとなっている。
1位:「BURN AFTER READING」(コメディ)
【現在の興行収入】 19百万ドル
【監督】コーエン兄弟
【主演】ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、ジョージ・クルーニー
【内容】CIA職員の回顧録を含んでいるディスクを発見した2人のジムの従業員はこれで儲けようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
専門家の事前予想では、13.9~14.0百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、それを大きく上回る19.1百万ドルのオープニングを飾った。
アカデミー賞効果が思ったよりも高かったようだ。
また、キャスティングにも当然集客力があった。
製作費37百万ドルという低予算映画であり、余裕で制作費を回収できそうだ。

過去のコーエン兄弟作品は以下の通り。
☆96年「ファーゴ」トータル26百万ドル(オープニング小規模)
☆98年「ビッグ・リボウスキ」トータル17百万ドル
OP06→11→14→15
☆00年「オー・ブラザー!」トータル46百万ドル(オープニング小規模)
☆01年「バーバー」トータル8百万ドル
☆03年「ディボース・ショウ」トータル35百万ドル
OP13→23→28→32→34→34
☆04年「レディーキラーズ」トータル40百万ドル
OP13→23→30→34→37→38
☆07年「ノーカントリー」トータル74百万ドル(オープニング小規模)
☆08年「BURN AFTER READING」
OP19百万ドル
これらとの対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は51~58百万ドルとなる。
現時点では、6千万ドル前後が落ち着きどころか。
近年では、「ノーカントリー」に次ぐ、興行収入となりそうだ。

近年のブラッド・ピット主演作は以下の通り。
☆06年「バベル」トータル34百万ドル(オープニングは小規模)
☆07年「ジェシー・ジェームズの暗殺」トータル4百万ドル(オープニングは小規模)

近年のジョージ・クルーニー主演作は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル(オープニングは小規模)
☆08年「Leatherheads」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
「Leatherheads」対比で考えると、「BURN AFTER READING」の興行収入は45百万ドルとなり、この辺りがミニマムラインだろう。
「フィクサー」トータル49百万ドル辺りは超えたい。

本作を手掛けたのは「FOCUS FEATURES」という中小のスタジオ。
最高興行収入が05年の「ブロークバック・マウンテン」トータル83百万ドル、次が07年の「つぐない」トータル51百万ドル、その次が「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドルとなっている。
「つぐない」トータル51百万ドルは超えたいところだ。

2位:「The Family That Preys」(コメディ)
【現在の興行収入】 17百万ドル
【監督】タイラー・ペリー
【主演】キャシー・ベイツ、アルフレ・ウッダード(「フォーガットン」)、サナ・レイサン(「エイリアンVS.プレデター」)
【内容】二人の友人はそれぞれの家族がバラバラになる秘密とスキャンダルに直面して、彼らの家族の結び直す方法を見つけるために、アメリカ横断旅行に向かう。
【アメリカ内の評価】 悪い
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
専門家の事前予想では、17.6~18.0百万ドルのオープニングを飾るとされており、実際にはほぼ予想通りの17.4百万ドルのオープニングとなっている。

黒人から支持が高いタイラー・ペリー。
今回も、監督・脚本・出演を努める。
本作にキャシー・ベイツを主演に迎えることで、興行収入にどのように影響するだろうかが注目だったが、あまり大きな影響はなかったか。

タイラー・ペリーシリーズは以下のとおり。
☆脚本・出演「Diary of a Mad Black Woman(05)」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50
☆監督・脚本・出演「Madea's Family Reunion(06)」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆監督・脚本「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆監督・脚本・出演「WHY DID I GET MARRIED(07)」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆監督・脚本・出演「Meet the Browns(08)」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆監督・脚本・出演「The Family That Preys(08)」
OP17百万ドル
これらとの対比で考えると、「The Family That Preys」の興行収入は36~45百万ドルとなる。
現時点では、3千万ドル程度が落ち着きどころか。
毎回作品の評価が高くなく、そろそろ飽きられてきているようだ。

3位:「Righteous Kill」(クライムサスペンス)
【現在の興行収入】 16百万ドル
【監督】ジョン・アヴネット
【主演】ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、カーラ・グギノ(「アメリカン・ギャングスター」)
【内容】2人のベテランのニューヨーク市刑事は、彼らが数年前解決したと思っているケースと最近の殺人のケースが酷似していることを知る。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
専門家の事前予想では、13.5~15.0百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、実際にはそれを上回る16.3百万ドルを稼いでいる。
なんだかんだいってもスター共演であり、注目度は高かったようだ。
ただ、製作費6千万ドルを回収できる見込みはない。
二人のギャラでほとんどの製作費が飛んでそうだ。

監督ジョン・アヴネットは、アル・パチーノ主演作「88ミニッツ」「アンカーウーマン」「フライング・グリーン・トマト」を監督しているベテラン。
基本的にはプロデューサーとして活躍している。

アル・パチーノ主演作は以下の通り。
☆95年「ヒート」トータル67百万ドル
OP08→20→36→45→53
☆97年「フェイク」トータル42百万ドル
OP12→23→31→36→39
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
OP21→42→52→58→62
☆03年「リクルート」トータル53百万ドル
OP16→30→39→44→48
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23
☆07年「88ミニッツ」トータル17百万ドル
OP07→13→15→16→17
☆08年「Righteous Kill」
OP16百万ドル
これらとの対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は39~56百万ドルとなる。
ロバート・デ・ニーロとの共演作「ヒート」トータル67百万ドルが目標となりそうだが、現時点では5千万ドル前後が落ち着きどころとなりそうだ。
「リクルート」トータル53百万ドル超えを目指したい。

ロバート・デ・ニーロ主演作は以下の通り。
☆01年「15ミニッツ」トータル24百万ドル
OP11→18→22→24→24
☆01年「スコア」トータル71百万ドル
OP19→37→49→57→62
☆02年「ショウタイム」トータル38百万ドル
OP15→27→33→36→37
☆02年「容疑者」トータル22百万ドル
OP09→17→20→22→22
☆05年「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル
OP22→36→43→48→50
☆06年「グッド・シェパード」トータル60百万ドル(監督・出演)
OP10→35→48→54→58
☆07年「スターダスト」トータル39百万ドル
OP09→19→26→31→35
☆08年「Righteous Kill」
OP16百万ドル
「ミート・ザ・ペアレンツ」などのコメディ作品はヒットするが、その他では近年あまりヒットには恵まれていない。
主要作品との対比で考えると、「Righteous Kill」の興行収入は35~60百万ドルとなる。
やはり、現時点では5千万ドル前後が落ち着きどころとなりそうだ。
「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル超えを目指したい。
この手の刑事モノはありふれており、大ヒットは期待できない。
また、本作を手掛けたのは実績のない中小スタジオ「OVERTURE FILMS」であり、そういう面も影響したのではないか(OVERTURE FILMSの最高興行収入作品は現在公開中の「Traitor」)。

4位:「The Women」(コメディ)
【現在の興行収入】 10百万ドル
【監督】Diane English(初監督作品)
【主演】メグ・ライアン、エヴァ・メンデス、アネット・ベニング
【内容】夫が女性店員と不倫し、自分を裏切っていることに気づいた女性の人生が揺らぐ。
【アメリカ内の評価】 ちょっと悪い
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
専門家の事前予想では、10.0~12.0百万ドルのオープニングを飾るとされており、実際には予想通りの10.1百万ドルのオープニングを飾った。
ひょっとするとコケることもありそうだと思ったが、予想通りの結果であり、関係者は一安心だろう。
製作費は16百万ドルという低予算映画であり、制作費は余裕で回収できそうだ。

1939年のジョージ・キューカー監督作品をリメイクしたもの。
豪華女優陣の共演作となると、以下のような作品が参考になるか。
☆02年「めぐりあう時間たち」トータル42百万ドル(オープニング小規模)
(主演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ)
☆02年「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」トータル70百万ドル(オープニング16百万ドル)
(主演:サンドラ・ブロック、エレン・バースティンなど)
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル(オープニング10百万ドル)
(主演:キャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーン)
☆07年「いつか眠りにつく前に」トータル12百万ドル
(主演:クレア・デインズ、トニ・コレット、メリル・ストリープ、グレン・クローズ)
「イン・ハー・シューズ」との対比で考えると、「The Women」の興行収入は33百万ドルとなる。
「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドルを超えることが目標となりそうだ。
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル
OP10→20→26→29→31→32

メグ・ライアン主演作品は以下の通り。
☆00年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドル
OP10→19→24→28→31
☆01年「ニューヨークの恋人」トータル47百万ドル
先17→31→37→42→45
☆03年「イン・ザ・カット」トータル5百万ドル(オープニングは小規模)
☆04年「ファイティング×ガール」トータル6百万ドル
OP03→05→06→06→06
☆07年「In the Land of Women」トータル11百万ドル
OP05→09→10→11→11
☆08年「The Women」
OP10百万ドル
これらとの対比で考えると、「The Women」の興行収入は20~33百万ドルとなる。
「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドルを超えることが目標となりそうだ
「イン・ザ・カット」が大コケしてから精彩を欠いているが、3千万ドル程度稼げば、一応復活をアピールできそうだ。
本作を手掛けたのはこちらも「PICTUREHOUSE」という中小スタジオ。
最高興行収入作品が06年「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドル、次がロバート・アルトマン監督の「今宵、フィッツジェラルド劇場で」トータル20百万ドルとなっている。
さすがに「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドルを超えるのは厳しいか。


旧作は以下のとおりとなっている。
5位:「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(アクションコメディ)
【現在の興行収入】 103百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】ベン・スティラー
【主演】ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニーJr.
【内容】戦争映画の撮影中、リアリティを求めてジャングルの奥地に進んだ結果、現実の戦争に巻き込まれる。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 9千万ドル
製作費92百万ドルという本物の戦争映画並の高額製作費となっているが、ようやく制作費を回収し、1億ドルを突破した。
最低限のノルマは達成したといえそうだ。
ネタバレとなるが、マシュー・マコノヒーやトム・クルーズもカメオ出演している点も集客に一役買っているようだ。

俳優であるベン・スティラーは過去に数本の映画の監督を手掛けている。
☆01年「ズーランダー」トータル45百万ドル
OP16→28→36→40→042→043
☆96年「ケーブル・ガイ」トータル60百万ドル
OP20→41→50→54→056→057
☆94年「リアリティ・バイツ」トータル21百万ドル
OP05→11→14→16→017→018
☆「トロピック・サンダー」
先37→66→84→97→103百万ドル
これらとの対比では、「トロピック・サンダー」の興行収入は110~127百万ドルとなる。
現時点では1億1千万ドル台が落ち着きどころか。
再び監督をできるチャンスは回ってきそうだ。

ベン・スティラー主演作は以下の通り。
☆07年「The Heartbreak Kid」トータル37百万ドル
OP14→026→032→035→036→036
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217
☆04年「ミート・ザ・ペアレンツ2」トータル279百万ドル
先71→162→204→231→247→258
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→084→098→105→109
☆04年「隣のリッチマン」トータル14百万ドル
OP06→010→012→013→013→013
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
OP28→052→067→077→082→085
☆「トロピック・サンダー」
先37→066→084→097→103百万ドル
「The Heartbreak Kid」以外との対比では、「トロピック・サンダー」の興行収入は111~126百万ドルとなる。
やはり、現時点では1億1千万ドル台か。
「ドッジボール」(トータル114百万ドル)と動きは酷似しており、これがライバルになりそうだ。

ジャック・ブラックの主な主演コメディ作は以下の通り。
☆06年「ナチョ・リブレ」トータル80百万ドル
OP28→53→65→74→77→79
☆04年「隣のリッチマン」トータル14百万ドル
OP06→010→012→013→013→013
☆03年「スクール・オブ・ロック」トータル81百万ドル
OP20→40→55→63→69→73
これらとの対比では、「トロピック・サンダー」の興行収入は107~121百万ドルとなる。

今年公開されたコメディ作品の争いは熾烈となりそうだ。
☆「ゲットスマート」トータル129百万ドル
OP39→77→98→112→120→124→127
☆「Step Brothers」(現時点で100百万ドル)
OP31→63→81→091→096→098→099
☆「You Don't Mess with the Zohan」(トータル100百万ドル)
OP39→69→84→091→095→097→098
☆「PINEAPPLE EXPRESS」(現時点で86百万ドル)
先41→63→74→080→084→086百万ドル
☆「トロピック・サンダー」
先37→66→84→097→103百万ドル
スティーヴ・カレル主演の「ゲットスマート」トータル129百万ドルには届かないものの、他の作品には勝てそうだ。
「ゲットスマート」対比では、「トロピック・サンダー」の興行収入は111百万ドルとなる。

6位:「The House Bunny」(コメディ)
【現在の興行収入】 42百万ドル(先週比+5百万ドル)
【監督】Fred Wolf(「Strange Wilderness」)
【主演】アンナ・ファリス
【内容】マンションから追い出されたバニーガールは行き場を失い、大学の寮母となる。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
製作費25百万ドルとなっており、制作費を2週目で回収した。
製作費や主演を考えれば、大ヒットといえるだろう。
やはり、コメディはローリスクだ。

「絶叫計画」シリーズでお馴染みのアンナ・ファリス出演作品(主演ではない作品も含む)の興行収入は以下の通り。
☆06年「Gガール破壊的な彼女」トータル23百万ドル
OP09→17→020→021→022→022
☆06年「最終絶叫計画4」トータル91百万ドル
OP40→67→078→084→086→088
☆05年「Just Friends」トータル33百万ドル
OP13→21→026→030→031→031
☆03年「最狂絶叫計画」トータル110百万ドル
OP48→78→093→102→106→108
☆03年「ロスト・イン・トランスレーション」トータル45百万ドル
OP01→04→009→014→018→021
☆02年「ホット・チック」トータル35百万ドル
OP07→14→022→030→033→033
☆01年「最新絶叫計画」トータル71百万ドル
先34→53→062→067→070→071
☆00年「最終絶叫計画」トータル157百万ドル
OP42→89→116→132→140→145
☆「The House Bunny」
OP15→28→037→042百万ドル
主要作品との対比では、「The House Bunny」の興行収入は45~50百万ドルとなる。
なかなか粘っており、「The House Bunny」の興行収入は4千万ドル後半程度が落ち着きどころとなり、5千万ドル突破が最大の目標となる。
「Just Friends」「ホット・チック」は楽に超えており、アンナ・ファリスの評価は本作によって高まったことだろう。

今年公開された以下のようなコメディ作品を超えることが目標となる。
☆「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」トータル38百万ドル
OP15→25→31→34→36→37
☆「First Sunday」トータル38百万ドル(主演:アイス・キューブ)
OP18→28→34→37→38→38
☆「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
OP15→25→30→32→33→33
☆「The Love Guru」トータル32百万ドル
OP14→25→29→31→32→32
☆「The House Bunny」
OP15→28→37→42百万ドル
これらとの対比では、「The House Bunny」の興行収入は43~47百万ドルとなる。
やはり、現時点では4千万ドル後半程度が落ち着きどころか。

7位:「ダークナイト」(アクション)
【現在の興行収入】 518百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】クリストファー・ノーラン
【主演】クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート
【内容】ジョーカー登場
【アメリカ内の評価】 メチャクチャ高い
【公開前興行収入予想】 3億ドル
制作費は「インディ・ジョーンズ」と並ぶ185百万ドルであったが、あっさりと回収し、ついに5億ドルを突破している。
「インディ・ジョーンズ」(現時点で316.5百万ドル)、「アイアンマン」(現時点で318.1百万ドル)を超えて、今年公開の興行収入第一位となっている。
なお、「インディ」は「アイアンマン」を抜けない可能性が高まった。

焦点は、「シュレック2」トータル441百万ドル、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル、「スパイダーマン」トータル403百万ドルをいつ抜けるかだったが、4週目でこれらを抜いた。
そして、5週目でついに「スター・ウォーズ」トータル461百万ドルを抜き、全米映画史上第二位の興行収入作品となっている。
今後は「タイタニック」トータル601百万ドルにどこまで迫れるかということになる。

☆「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→314→353→379→397→408→419→425→429
☆「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル
OP136→258→322→358→380→392→401→408→413→417
☆「スパイダーマン」トータル403百万ドル
OP115→223→286→326→354→370→383→390→396→400
☆「タイタニック」トータル601百万ドル
OP029→088→157→198→237→275→308→337→372→403→
→427→449→471→495→515→530→543→554→561→566
※15週連続でウィークエンドランキングトップ死守。
☆「ダークナイト」
OP158→314→394→442→471→489→502→512→518百万ドル
「タイタニック」以外との対比で考えると、「ダークナイト」の興行収入は527~538百万ドルとなる。
さすがに「タイタニック」トータル601百万ドルを抜くのは難しそうだ。
5億3千万ドル辺りがフィニッシュラインだろうか。

興行収入だけではなく、評価も恐ろしく高い。
現時点では、「ショーシャンクの空に」「ゴッドファーザー」と並び、IMDbサイトにおいて映画史上最高の評価を争っている。

過去のバットマンシリーズは以下の通り。
☆89年「バットマン」トータル251百万ドル
☆92年「バットマンリターンズ」トータル163百万ドル
☆95年「バットマンフォーエヴァー」トータル184百万ドル
☆97年「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」トータル107百万ドル
☆05年「バットマンビギンズ」トータル205百万ドル
「バットマン」トータル251百万ドルを余裕で超えた。

アメコミの映画化は以下の通り。
02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
89年「バットマン」トータル251百万ドル
97年「メン・イン・ブラック」トータル251百万ドル
06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
07年「300」トータル211百万ドル
05年「バットマン・ビギンズ」トータル205百万ドル
06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル
「スパイダーマン」トータル404百万ドルを抜き、歴代アメコミ映画史上第一位の興行収入作品になった。
果たして、「ダークナイト」を超えるアメコミ作品は登場するのか。
超えられるとすれば、やはり「バットマン」シリーズということになりそうだ。

8位:「Bangkok Dangerous」(クライムアクション)
【現在の興行収入】 13百万ドル(先週比+5百万ドル)
【監督】オキサイド・パン、ダニー・パン
【主演】ニコラス・ケイジ、チャーリー・ヤン(「セブンソード」)、Shahkrit Yamnarm
【内容】殺し屋を描いたタイ映画「レイン」のリメイク。
【アメリカ内の評価】 普通
製作費45百万ドルであり、制作費を回収するのは困難な状況だ。
ニコラス・ケイジはまたもコケてしまった。

ニコラス・ケイジ主演作は以下の通り。
☆07年「ナショナル・トレジャー」トータル220百万ドル
☆07年「NEXT」トータル18百万ドル
OP07→12→15→17→17
☆07年「ゴーストライダー」トータル116百万ドル
☆06年「ウィッカーマン」トータル23百万ドル(製作費40百万ドル)
OP10→17→21→23→23
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
☆05年「ウェザーマン」トータル12百万ドル(製作費22百万ドル)
OP04→09→11→12→12
☆05年「ロード・オブ・ウォー」トータル24百万ドル(製作費50百万ドル)
OP09→17→22→23→24
☆「Bangkok Dangerous」
OP08→13百万ドル
主要コケ作品との対比では、「Bangkok Dangerous」の興行収入は17~20百万ドルとなる。
2千万ドル突破が目標となりそうだが、厳しそうだ。
1千万ドル後半が落ち着きどころだろう。
1億ドル突破作品もあるが、ニコラス・ケイジは基本的には2千万ドル前後の興行収入の俳優かもしれない。

オリジナルを手掛けたパン兄弟がそのままリメイクも手掛けており、悪くないものに仕上がっているのではないかと思ったのだが…。
彼らのアメリカ進出作「ゴースト・ハウス」のトータル35百万ドル稼いでおり、アメリカでも実績をつくっていたが、ここまで低迷するとは思わなかった。
☆「ゴースト・ハウス」トータル35百万ドル
OP15→25→30→33→34
これとの対比で考えると、「Bangkok Dangerous」の興行収入は18百万ドルとなる。
乱発されるアジアリメイク作品という点も敬遠された一因かもしれない。

9位:「Traitor」(サスペンスドラマ)
【現在の興行収入】 21百万ドル(先週比+4百万ドル)
【監督】Jeffrey Nachmanoff(主な代表作なし)
【主演】ドン・チードル、ガイ・ピアース、David Clark
【内容】アフガニスタン反乱軍と強い関係をもつ前特別軍事行動役員は陰謀に巻き込まれ、FBI捜査官に追われる。
【アメリカ内の評価】 高い
【公開前興行収入予想】 2.5千万ドル
制作費22百万ドルとなっており、制作費はなんとか回収できそうだ。
公開規模もあまり大きくなく、スタジオも「OVERTURE FILMS」という中小スタジオである割には、思ったよりも高い制作費となっている(低予算ではあるのは間違いないが)。

OVERTURE FILMSの作品は以下の通り(今年新規に立ち上げたようだ)。
☆08年「Mad Money」トータル21百万ドル
OP8→15→19→20→20
☆08年「The Visitor」トータル9百万ドル(オープニング小規模)
☆「Traitor」
先9→17→21百万ドル
「Mad Money」トータル21百万ドルを超えて、OVERTURE FILMSとしては最高興行収入作品となった。
「Mad Money」対比では、「Traitor」の興行収入は23百万ドルとなる。
当面の目標は、2千万ドル後半程度が目標となるか。

ドン・チードル主演の主な作品は以下の通り。
☆07年「再開の街で」トータル20百万ドル
OP7→13→17→19→20
☆04年「ホテル・ルワンダ」トータル24百万ドル(オープニング0.1百万ドル)
「再開の街で」対比では、「Traitor」の興行収入は25百万ドルとなる。
やはり、2千万ドル後半程度が落ち着きどころだろうか。
「ホテル・ルワンダ」トータル24百万ドルを超えることにより、「オーシャンズ」シリーズ以外でも稼げる役者であることをアピールしたいところだ。

10位:「デス・レース」(アクションサスペンス)
【現在の興行収入】 33百万ドル(先週比+3百万ドル)
【監督】ポール・W・S・アンダーソン(「バイオハザード」)
【主演】ジェイソン・ステイサム、ジョアン・アレン、タイリース・ギブソン
【内容】元NASCARチャンピオン(ステイサム)は、妻殺しの刑で収監され、そこでカーレースに参加するように強制される。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
製作費45百万ドルとそれほど高額ではないが、制作費を回収するのはなかなか困難な状況だ。
ただ、あまり稼げないジェイソン・ステイサム主演であり、ハードなバイオレンス・カーアクションでもあるので一般受けはしないという危惧があったので、この結果も仕方がないところはある。

クルマという要素を除外すれば、「スモーキン・エース」トータル36百万ドルと雰囲気は近いだろうか。
☆「スモーキン・エース」トータル36百万ドル
OP15→25→31→34→35
これとの対比では、「デス・レース」の興行収入は35百万ドルとなる。
「スモーキン・エース」を超えるのが目標となりそうだ。

ポール・W・S・アンダーソン監督の主な作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「エイリアンVS.プレデター」トータル80百万ドル(制作費6千万ドル)
OP38→63→72→76→79
☆02年「バイオハザード」トータル40百万ドル(制作費3.3千万ドル)
OP18→29→34→37→39
☆98年「ソルジャー」トータル15百万ドル(制作費6千万ドル)
OP06→11
☆97年「イベント・ホライゾン」トータル27百万ドル
OP10→18→23→24
☆95年「モータル・コンバット」トータル70百万ドル
OP23→43→55→60→63
☆「デス・レース」
OP13→23→30→33百万ドル
知名度が高い作品を監督している割には、パッとしない興行収入となっている。
本作の失敗により、あまり大作が回ってこなくなるのではないか。
これらとの対比では、「デス・レース」の興行収入は35~39百万ドルとなる。
現時点では、3千万ドル後半が落ち着きどころか。

ジェイソン・ステイサムの主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「The Bank Job」トータル30百万ドル
☆08年「A Dungeon Siege Tale」トータル5百万ドル
☆07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
OP10→17→21→22→22
☆06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
OP10→20→24→27→28
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆04年「セルラー」トータル32百万ドル
OP10→20→25→28→30
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆「デス・レース」
OP13→23→30→33百万ドル
主要作品との対比では、「デス・レース」の興行収入は33~38百万ドルとなる。
やはり、現時点では3千万ドル後半が落ち着きどころとなる。
3千万ドル前後が基準の俳優であり、この程度でも仕方がないところだろう。

カーアクション映画の興行収入は以下の通り。
☆06年「タラテガ・ナイト」トータル148百万ドル
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル
☆03年「ワイルド・スピードX2」トータル127百万ドル
☆90年「デイズ・オブ・サンダー」トータル83百万ドル
☆05年「ハービー/機械じかけのキューピット」トータル66百万ドル
☆06年「ワイルド・スピードX3」トータル63百万ドル
☆08年「スピード・レーサー」トータル44百万ドル
「スピード・レーサー」を超えるのは難しいようだ。


次週のランキングには、
サミュエル・L・ジャクソン主演のサスペンスドラマ「Lakeview Terrace」
ケイト・ハドソン主演のラブコメディ「My Best Friend's Girl」
アニメ作品「Igor」
デヴィッド・コープ監督のファミリーコメディ「Ghost Town」
が登場予定。
どれもパッとしないと思われる。

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2008年7月クールドラマ視聴率結果(木曜日第十一話)

順位  タイトル    初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)結果
1位:「コード・ブルー」  21.2%  19.5%(▲4.6%)  15.7%(16.0%)◎
2位:「太陽と海の教室」20.5%  13.3%(▽0.8%)  14.3%(17.5%)
3位:「TOMORROW」 16.8%  14.1%(▲3.7%)  12.6%(09.5%)×
4位:「ヤスコとケンジ」 12.3%  13.0%(▽1.9%)  12.5%(09.5%)
5位:「シバトラ」     13.0%  11.6%(▽0.5%)  12.3%(13.0%)
6位:「モンスターペア」 14.2%  13.6%(▲1.6%)  12.2%(09.0%)×
7位:「魔王」       14.0%  12.3%(▲0.8%)  11.2%(11.5%)
8位:「正義の味方」   13.2%  12.2%(▲2.2%)  10.3%(10.5%)◎
9位:「33分探偵」   12.2%  09.8%(▲2.8%)  09.5%(12.5%)
10位:「四つの嘘」    11.8%  09.6%(▲0.9%)  09.3%(08.5%)○
11位:「打撃天使ルリ」 10.0%  07.7%(▲0.2%)  07.2%(07.5%)◎
12位:「ロト6で3億」  12.4%  06.4%(▲0.8%)  06.5%(10.5%)×
13位:「学校じゃ教えら」09.9%  05.6%(▽1.5%)  06.5%(09.0%)
14位:「恋空」      05.6%  07.6%(▲1.4%)  06.4%(09.0%)

1位:「コード・ブルー」 平均15.645%(放送前予想平均16.0%)
21.2→16.0→16.0→13.2→15.7→15.6→10.8→13.4→15.8→14.9→19.5%
自身2番目に高い数字でフィニッシュした。
初回から最終回までの下落率は8.0%となっており、ギブアップ率は1割未満。
粘り強く安定させていたので、最終回の爆発に繋がったのではないか。
初回及び最終回並びに第七話を無視すれば、最低値13.2%~最大値16.0%となり、動きとしては悪くはないものだった。

初回と最終回が極めて高く、2話から最終回直前を安定させるというのは、ジャニーズ系ドラマにありがちないパターンの視聴率の動きになった。
☆08年4月クール「CHANGE」(平均21.7%)
23.8→23.0→22.4→19.3→19.5→19.1→20.9→19.5→22.3→27.4
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4(GW)→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9

初回から同じような動きをしてきた同枠の07年10月クール「医龍2」(平均16.6%)とはやや動きが違う。
21.0→16.8→15.5→15.8→15.0→17.6→14.1→16.6→17.6→15.4→17.7
「コード・ブルー」は最終回で爆発しているので、「医龍2」のように2話目以降安定させてそのままフィニッシュしたものとは異なる。
この辺りが良作の「医龍2」と、人気アイドル俳優が出演した「コード・ブルー」とはタイプが異なるところだ。
ジャニーズ系ドラマの最終回の爆発力は今後の予想に考慮した方がよさそうだ。

近年の医療系ドラマは以下の通り。
08年7月クール「TOMORROW」平均12.6%
07年10月クール「医龍2」平均16.6%
07年1月クール「きらきら研修医」<TBS>平均9.3%
06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」平均22.1%
06年4月クール「医龍」平均14.8%
06年1月クール「Ns'あおい」平均14.2%
05年1月クール「救命病棟24時」平均19.1%
04年10月クール「ナースマンがゆく」<NTV>平均9.7%
03年10月・04年1月クール「白い巨塔」平均23.7%
03年7月クール「Dr.コトー診療所」平均18.9%
03年4月クール「ブラックジャックによろしく」<TBS>平均14.1%
「医龍2」平均16.6%が目標だったが、追いつくことはできなかった。
「医龍1」平均14.8%は超えており、悪くはないところには落ち着いたが、やはり爆発力は高くなかったというのが正直な感想。
初回の数字をみたときは、「救命病棟24時-第3シリーズ-」平均19.1%(初回21.4%)、「Dr.コトー診療所」平均18.9%(初回19.6%)を相手にできるかと思ったが、まったく相手にならなかった。
☆「救命病棟24時」平均19.1%
21.4→19.0→19.7→18.4→18.9→19.9→18.8→17.3→17.7→18.4→20.6

山下智久主演ドラマは以下の通り。
07年4月クール「プロポーズ大作戦」平均17.3%
06年4月クール「クロサギ」平均15.7%
新垣結衣主演ドラマは以下の通り。
07年7月クール「パパとムスメの7日間」平均13.9%
戸田恵梨香主演ドラマは以下の通り。
07年4月クール「ライアーゲーム」平均11.4%
「プロポーズ大作戦」平均17.3%を超えることができるかが注目だったが、「クロサギ」がライバルになった。
☆06年4月クール「クロサギ」平均15.7%
18.8→16.9→16.0→16.7→12.7→16.4→12.3→14.5→15.8→15.4→16.9
最終回までのポイント数は、「コード・ブルー」が172.1ポイントに対して、「クロサギ」は172.4ポイントとなっており、0.3ポイント負けてしまった。
山下智久の基準値はこの辺りといえそうだ。
月9等の話題作、学園ドラマ、共演者によっては、アップしていくことになる。

<同時間帯の視聴率>
「コード・ブルー」はTBSやTXから視聴率を吸収したようだ。
06.1% NHK きよしとこの夜
12.3% NTV ダウンタウンDX
07.3% TBS ひみつのアラシちゃん!
19.5% C X コード・ブルードクターヘリ緊急救命(終)<22:00-23:09>
14.4% E X 報道ステーション
05.9% T X 木曜洋画劇場「山猫は眠らない3決別の照準」
全体視聴率 65.5%

木曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ラスト・フレンズ」(平均17.8%)
13.9→15.9→15.6→15.9→19.9→17.2→16.0→18.8→18.0→20.7→22.8
☆08年1月クール「鹿男あをによし」(平均9.9%)
13.0→11.4→09.7→08.0→09.0→08.9→08.8→10.1→09.2→11.2
☆07年10月クール「医龍2」(平均16.6%)
21.0→16.8→15.5→15.8→15.0→17.6→14.1→16.6→17.6→15.4→17.7
☆07年7月クール「山おんな壁おんな」(平均12.1%)
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→
→13.0→11.1
☆07年4月クール「わたしたちの教科書」(平均11.2%)
14.2→11.3→10.7→10.4→09.0→10.1→10.2→11.0→11.9→12.1→
→10.7→12.4
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」(平均22.1%)
23.2→21.5→21.6→22.3→21.9→19.1→21.1→21.8→22.0→23.0→25.9
☆06年7月クール「不信のとき」(平均12.9%)
14.0→13.5→12.5→12.5→11.5→10.3→11.5→12.9→12.2→15.5→
→13.7→14.8
☆06年4月クール「医龍」(平均14.8%)
14.1→14.1→14.1→14.7→14.8→15.1→12.7→16.6→13.8→15.1→17.2
☆06年1月クール「小早川伸木の恋」(平均11.5%)
13.9→11.8→10.2→09.4→09.9→11.4→13.0→10.7→11.0→12.9→11.8
「コード・ブルー」の最終回視聴率19.5%は、11ドラマ中3位となっている。
「ラスト・フレンズ」「Dr.コトー診療所2006」には勝てなかったが、「医龍2」を破ったのは評価できる。
盛り上がりはあったといえるだろう。
平均視聴率争いでは、11ドラマ中4位となった。
「ラスト・フレンズ」「Dr.コトー診療所2006」「医龍2」(平均16.6%)には勝つことはできなかった。
「医龍2」とはもう少し接戦に持ち込みたかったのが正直なところ。

他ドラマとの比較では、「花ざかりの君たちへ」平均17.0%を下回り、「斉藤さん」平均15.5%、「SP」平均15.4%、「山田太郎ものがたり」平均15.2%、「東京タワー」平均15.0%、「Around40」平均14.7%を上回った。
高い視聴率ではあるが、初回視聴率21.2%を獲得していたので、なにかすっきりとしないところがある。
キャスティングを踏まえれば、ギリギリ合格点というところか。

「コード・ブルー」の放送前予想は、平均16.0%だったので、完全に当たった。
予想時に、『さすがに「プロポーズ大作戦」平均17.3%レベルの盛り上がりを期待するのは酷ではないか。「クロサギ」平均15.7%を超えたいところ。雰囲気がやや似ている07年10月クール「SP」(平均15.4%)辺りも超えたい。
平均15%以上が目標であり、平均17%程度がマックスラインと考えたい。この間を取って、平均16%程度という予想をしておきたい。「医龍2」平均16.6%を超えられるかどうかが注目だ』と書いていたので、だいたい予想通りとなっている。

テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ

国内映画興行収入ランキング(9月3週目新作予想)【映画】

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

×「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(松竹)
<182館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
8月10日の時点で前売券が10万枚を超えていると報じられていた。
子ども分もあるので、単価1千円と考えると1億円は既に稼いでいる。
それから1ヶ月も過ぎ、さらに伸ばしていることだろう。
06年「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」(トータル7億円)の前売りのペースを上回っていると言われているので、これを超えるのが目標となりそうだ。

ウルトラマンシリーズは以下の通り。
☆98年「ウルトラマンティガ&ダイナ」
☆99年「ウルトラマンティガ・ダイナ&ガイア」
☆00年「ウルトラマンティガ」
☆01年「ウルトラマンコスモス」
☆02年「ウルトラマンコスモス2」
☆03年「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス」
☆06年「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」トータル7億円
正確な興行収入は全く分からないが、10億円を超える作品はほとんどなさそうだ。
ただ、本作には長野博、つるの剛士といった有名人が出演するので、これらよりもヒットしそうだ。
「ウルトラマン」シリーズとしては、珍しい10億円超えを目指してもらいたい。
ただ、伸びたとしても10億円前後が落ち着きどころではないか。
いきなり爆発的にヒットするような作品でもないだろう。
初動タイプと思われるので、オープニング2日間で2.0億円を稼ぐことを期待したい。


△「パコと魔法の絵本」(東宝・テレビ東京)
<291館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、中島哲也。
主演は、役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡。

難病モノ、感動作というヒットの要素は含まれており、独特の映像を繰り広げる中島哲也監督作品なので、ヒットは間違いないと思われる。
ただ、色使い、ファンタジック度など一般受けするものではなく、今回のアプローチが果たして適しているかが疑問(「嫌われ松子の一生」のミュージカルというアプローチは良かった)。
子ども向きのテーマの割には、子ども向きでなければ、ましてや大人向きでもないというコケるパターンに陥りそうだ。
テーマの割には、思ったよりも興行収入が伸びない可能性はあるのではないか。

中島哲也監督作品は以下の通り。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円(公開規模:154館)
0.8→2.5→3.5→4.4→不明→5.5
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円(公開規模:224館)
1.6→5.0→7.4→9.3→10.5
上述の理由から、「嫌われ松子の一生」を超えないと考えたい。
しかし、難病モノ、感動作であり、キャスティングも豪華なので、大きくはコケないはず。
トータル10億円程度が落ち着きどころか。
オープニングは1.3億円程度か。

本作に関しては、誰が主演でも大きく変わらないと思うが、役所広司の人気があまり高くはないのも気になる。
感動作「象の背中」トータル5.7億円、「シルク」トータル2.8億円、「アルゼンチンババア」トータル1.0億円と全くといっていいほどヒットしていない。


△「おくりびと」(松竹・TBS)
<215館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページに記載されている劇場数。
監督は、滝田洋二郎。
主演は、本木雅弘、広末涼子、山崎努。
モントリオール国際映画祭グランプリ受賞作品。

滝田洋二郎監督の作品は以下の通り。
☆99年「秘密」(広末涼子主演作)
☆01年「陰陽師」トータル30.1億円
☆03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞作品賞受賞)
☆03年「陰陽師Ⅱ」トータル16.0億円
☆05年「阿修羅城の瞳」(歴史的大コケ)
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円
派手な話題作から、地味な良作までをこなす。
日本アカデミー賞作品賞を受賞する一方、歴史的な大コケまでも経験している。
経験豊富であり、今回は地味ながらヒットを期待できそうだ。

地味な作品だが、しっかりした作品ならばヒットすることはできる。
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
☆08年「母べえ」トータル19億円見込み
☆06年「フラガール」トータル14.0億円
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
☆06年「バルトの楽園(がくえん)」トータル12.0億円
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
☆07年「それでもボクはやってない」トータル11.0億円
☆08年「明日への遺言」トータル5.6億円
☆07年「めがね」トータル5.0億円
上手くいけば、トータル10億円を狙えそうだが、そこまで高望みはできるだろうか。
地味なロングセールスを期待できるので、9億円程度は稼げるのではないか。
初動タイプではないので、オープニングは低めの9千万円程度と予想したい。


石原さとみ主演作「フライング☆ラビッツ」はランキング圏外と思われるので予想なし。
女性も男性も見に行くわけでもなく、誰をターゲットにしているのか分からない。
JALの職員の人くらいか。


今週の数字が不明のため、かなり適当の予想。
予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場) 基準値
1(1) ▲「20世紀少年」(日劇PLEX2)2.8
2(2) 済「崖の上のポニョ」(日比谷スカラ座)
3(3) 済「ハンコック」(丸の内ピカデリー1)2.3
4(-) ×「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(新宿ピカデリー)2.0
5(-) △「パコと魔法の絵本」(有楽座)1.3
6(-) △「おくりびと」(有楽町プラゼール)0.9
7(4) ○「デトロイト・メタル・シティ」(シネクイント)0.8
8(5) ×「S・A・T・C」(日劇PLEX3)
9(6) △「幸せの1ページ」(丸の内ピカデリー2)0.5
10(8) ×「グーグーだって猫である」(シネカノン有楽町)0.5

[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品

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全米映画興行収入ランキング(9月第3週目新作予想) 【映画】

来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の4本。

×「The Family That Preys」(コメディ)
【監督】タイラー・ペリー
【主演】キャシー・ベイツ、アルフレ・ウッダード(「フォーガットン」)、サナ・レイサン(「エイリアンVS.プレデター」)
【内容】二人の友人はそれぞれの家族がバラバラになる秘密とスキャンダルに直面して、彼らの家族の結び直す方法を見つけるために、アメリカ横断旅行に向かう。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
専門家の事前予想では、17.6~18.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
恐らく予想通りの結果になるだろう。

黒人から支持が高いタイラー・ペリー。
今回も、監督・脚本・出演を努める。
本作にキャシー・ベイツを主演に迎えることで、興行収入にどのように影響するだろうか。

タイラー・ペリーシリーズは以下のとおり。
☆脚本・主演「Diary of a Mad Black Woman(05)」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50
☆監督・脚本・主演「Madea's Family Reunion(06)」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆監督・脚本「Daddy's Little Girls(07)」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆監督・脚本・主演「WHY DID I GET MARRIED(07)」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆監督・脚本・主演「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41

毎回作品の評価が高くなく、そろそろ飽きられてきている。
今回もあまり高く興行収入は期待できない。
自身の作品のうち興行収入の低い作品の仲間入りをするだろう。
「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドルほどには低迷しないが、「Meet the Browns」トータル42百万ドルと同程度となるのではないか。
「The Family That Preys」の興行収入は4千万ドル程度という予想にしておきたい。
大ヒットもせず、大コケもなく、いつもとだいたい同じところがやはり着地点だろう。


○「Righteous Kill」(クライムサスペンス)
【監督】ジョン・アヴネット
【主演】ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、カーラ・グギノ(「アメリカン・ギャングスター」)
【内容】2人のベテランのニューヨーク市刑事は、彼らが数年前解決したと思っているケースと最近の殺人のケースが酷似していることを知る。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
専門家の事前予想では、13.5~15.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
なんだかんだいってもスター共演であり、15百万ドル以上稼げるのではないか。

監督ジョン・アヴネットは、アル・パチーノ主演作「88ミニッツ」「アンカーウーマン」「フライング・グリーン・トマト」を監督しているベテラン。
基本的にはプロデューサーとして活躍している。

アル・パチーノ主演作は以下の通り。
☆95年「ヒート」トータル67百万ドル
OP08→20→36→45→53
☆97年「フェイク」トータル42百万ドル
OP12→23→31→36→39
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
OP21→42→52→58→62
☆03年「リクルート」トータル53百万ドル
OP16→30→39→44→48
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23
☆07年「88ミニッツ」トータル17百万ドル
OP07→13→15→16→17
ロバート・デ・ニーロとの共演作「ヒート」トータル67百万ドルが目標となりそうだ。
しかし、果たしてそこまで届くだろうか。
既に彼の人気の勢いが落ちており、頑張っても「リクルート」トータル53百万ドル辺りがライバルになりそうな気がする。

ロバート・デ・ニーロ主演作は以下の通り。
☆01年「15ミニッツ」トータル24百万ドル
OP11→18→22→24→24
☆01年「スコア」トータル71百万ドル
OP19→37→49→57→62
☆02年「ショウタイム」トータル38百万ドル
OP15→27→33→36→37
☆02年「容疑者」トータル22百万ドル
OP09→17→20→22→22
☆05年「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル
OP22→36→43→48→50
☆06年「グッド・シェパード」トータル60百万ドル(監督・出演)
OP10→35→48→54→58
☆07年「スターダスト」トータル39百万ドル
OP09→19→26→31→35
「ミート・ザ・ペアレンツ」などのコメディ作品はヒットするが、その他では近年あまりヒットには恵まれていない。
刑事モノは久々ということになるが、01年・02年の作品をみると、あまり稼げない印象が強い。
頑張っても「ハイド・アンド・シーク」トータル51百万ドル辺りがマックスラインではないか。

二人の夢の再共演ということであり、ロングヒットを期待して、「Righteous Kill」の興行収入は4.5千万ドルと予想したい。
頑張っても、この辺りが落ち着きどころではないか。
ありふれた設定であり、この手のサスペンスは大ヒットを期待できない。


○「BURN AFTER READING」(コメディ)
【監督】コーエン兄弟
【主演】ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、ジョージ・クルーニー
【内容】CIA職員の回顧録を含んでいるディスクを発見した2人のジムの従業員はこれで儲けようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
専門家の事前予想では、13.9~14.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
恐らく予想通りの結果になるだろう。

過去のコーエン兄弟作品は以下の通り。
☆96年「ファーゴ」トータル26百万ドル(オープニング小規模)
☆98年「ビッグ・リボウスキ」トータル17百万ドル
OP06→11→14→15
☆00年「オー・ブラザー!」トータル46百万ドル(オープニング小規模)
☆01年「バーバー」トータル8百万ドル
☆03年「ディボース・ショウ」トータル35百万ドル
OP13→23→28→32→34→34
☆04年「レディーキラーズ」トータル40百万ドル
OP13→23→30→34→37→38
☆07年「ノーカントリー」トータル74百万ドル(オープニング小規模)
「ノーカントリー」を除外すれば、基本的には3~4千万ドルが水準となる。
「ディボース・ショウ」はジョージ・クルーニー、「レディーキラーズ」はトム・ハンクスと組んでおり、「ノーカントリー」でアカデミー賞を受賞したといっても今回から飛躍的に増加するとは考えにくい。
アカデミー賞を受賞したことを考慮に入れても、「BURN AFTER READING」の興行収入はトータル4.5千万ドル程度が落ち着きどころか。

近年のブラッド・ピット主演作は以下の通り。
☆06年「バベル」トータル34百万ドル(オープニングは小規模)
☆07年「ジェシー・ジェームズの暗殺」トータル4百万ドル(オープニングは小規模)

近年のジョージ・クルーニー主演作は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル(オープニングは小規模)
☆08年「Leatherheads」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31

「オーシャンズ」シリーズを除外して考えると、彼らのようなスターでもそれほど稼げないことが分かる。
コメディといっても、今回も恐らく万人向けのコメディというわけではなさそうであり、やはり「BURN AFTER READING」の興行収入はトータル4.5千万ドル程度が落ち着きどころか。
評価は高そうだが、一般的に楽しめる作品ではないだろう。


△「The Women」(コメディ)
【監督】Diane English(初監督作品)
【主演】メグ・ライアン、エヴァ・メンデス、アネット・ベニング
【内容】夫が女性店員と不倫し、自分を裏切っていることに気づいた女性の人生が揺らぐ。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 3千万ドル
専門家の事前予想では、10.0~12.0百万ドルのオープニングを飾るとされている。
予想通りの結果になりそうだが、ひょっとするとコケることもありそうだ。

1939年のジョージ・キューカー監督作品をリメイクしたもの。
豪華女優陣の共演作となると、以下のような作品が参考になるか。
☆02年「めぐりあう時間たち」トータル42百万ドル(オープニング小規模)
(主演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ)
☆02年「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」トータル70百万ドル(オープニング16百万ドル)
(主演:サンドラ・ブロック、エレン・バースティンなど)
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル(オープニング10百万ドル)
(主演:キャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーン)
☆07年「いつか眠りにつく前に」トータル12百万ドル
(主演:クレア・デインズ、トニ・コレット、メリル・ストリープ、グレン・クローズ)
「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」トータル70百万ドルは無理としても、「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル辺りは超えたい。

メグ・ライアン主演作品は以下の通り。
☆00年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドル
OP10→19→24→28→31
☆01年「ニューヨークの恋人」トータル47百万ドル
先17→31→37→42→45
☆03年「イン・ザ・カット」トータル5百万ドル(オープニングは小規模)
☆04年「ファイティング×ガール」トータル6百万ドル
OP03→05→06→06→06
☆07年「In the Land of Women」トータル11百万ドル
OP05→09→10→11→11
「イン・ザ・カット」が大コケしてから精彩を欠いている。
ほぼ7年ヒットから遠ざかっており、果たして復活なるだろうか。
「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドル辺りは超えたいところだが厳しいか。
「The Women」の興行収入はこれをギリギリ超えない程度の3千万ドル程度が落ち着きどころではないか。

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2008年7月クールドラマ視聴率結果(水曜日第十話)

順位  タイトル    初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)結果
1位:「コード・ブルー」  21.2%  14.9%(▽0.9%)  15.3%(16.0%)
2位:「太陽と海の教室」20.5%  13.3%(▽0.8%)  14.3%(17.5%)
3位:「TOMORROW」 16.8%  14.1%(▲3.7%)  12.6%(09.5%)×
4位:「ヤスコとケンジ」 12.3%  13.0%(▽1.9%)  12.5%(09.5%)
5位:「シバトラ」     13.0%  11.6%(▽0.5%)  12.3%(13.0%)
6位:「モンスターペア」 14.2%  13.6%(▲1.6%)  12.2%(09.0%)×
7位:「魔王」       14.0%  12.3%(▲0.8%)  11.2%(11.5%)
8位:「正義の味方」   13.2%  12.2%(▲2.2%)  10.3%(10.5%)◎
9位:「33分探偵」   12.2%  09.8%(▲2.8%)  09.5%(12.5%)
10位:「四つの嘘」    11.8%  09.6%(▲0.9%)  09.3%(08.5%)○
11位:「打撃天使ルリ」 10.0%  07.7%(▲0.2%)  07.2%(07.5%)◎
12位:「ロト6で3億」  12.4%  06.4%(▲0.8%)  06.5%(10.5%)×
13位:「学校じゃ教えら」09.9%  05.6%(▽1.5%)  06.5%(09.0%)
14位:「恋空」      05.6%  07.6%(▲1.4%)  06.4%(09.0%)

8位:「正義の味方」 平均10.26%(放送前予想平均10.5%)
13.2→10.1→8.7→9.4→11.6→9.1→7.8→10.5→10.0→12.2%
自身2番目に高い数字でフィニッシュした。
初回から最終回までの下落率は7.6%となっており、ギブアップ率は1割未満。
ただ、最低値8.7%~最高値13.2%となっており、安定しているとは言いがたい(第七話の7.8%は約2時間遅れのスタートなので無視)。
志田未来の支持層である青年層や若年層がターゲットと思われ、夏休みと重なったのが痛かったのではないか。
クールをズラせば、もうちょっと安定したかもしれない。

志田未来の主な出演ドラマは以下の通り。
☆07年10月クール「ドリーム☆アゲイン」平均10.3%
12.9→10.0→09.5→10.0→08.4→11.8→08.4→09.9→09.7→11.9
☆07年7月クール「探偵学園Q」平均11.1%
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→09.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7
☆06年10月クール「14才の母」平均18.6%
☆06年7月クール「サプリ」平均14.2%
☆05年7月クール「女王の教室」平均16.9%
「ドリーム☆アゲイン」(平均10.25%)を0.1ポイント差でギリギリ破っている。
共演者や話題不足の場合は、この辺りが基準値となるのかもしれない。
合格点とは言い切れないが、悪くはない結果となった。

山田優の主な出演ドラマは以下の通り。
☆08年1月クール「貧乏男子」平均11.6%
16.5→13.2→12.5→09.2→10.2→10.3→09.6→11.2→11.4
☆06年10月クール「だめんず・うぉ~か~」平均8.1%
10.3→08.0→07.2→07.4→08.6→09.0→07.1→07.0
「貧乏男子」は主演というわけではなかったので、あまり参考にはならない。
「だめんず・うぉ~か~」を余裕で超えたので、山田優にとっては悪くないキャリアとなった。
映画などでは基本的には集客力がないので主演女優として心配されたが、一応なんとか数字を取れることをアピールできた。
思い切った演技も自分の幅を広げることになったのではないか。

本作の脚本家・旺季志ずか「女帝」平均11.6%となっている。
12.4→11.9→10.9→10.7→8.9→9.4→11.5→10.5→14.0→15.5
「女帝」のように終盤のブレイクを期待したが、上手くはいかなかった。
旺季志ずかは「特命係長・只野仁」にも関わっており、ユニーク作風を楽しみにしていたが、思い切りの良さには欠けたか。

<同時間帯の視聴率>
数字は高くないがTBSの特番やドラマの最終回でレッドカーペットの視聴率が低い。
07.9% NHK その時歴史が動いた
12.2% NTV 正義の味方(終)
09.9% TBS 芸能界特別授業!私はこうして生き残りました!
13.6% C X 爆笑レッドカーペット
13.2% E X 報道ステーション
10.1% T X 水曜ミステリー9「街占師 北白川晶子の事件占い」
全体視聴率 66.9%

水曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ホカベン」(平均8.2%)
08.8→09.3→07.4→06.3→07.8→08.4→08.4→07.0→09.6→08.9
☆08年1月クール「斉藤さん」(平均15.5%)
15.3→17.4→15.5→15.4→15.8→13.0→14.0→12.5→17.2→15.0→19.6
☆07年10月クール「働きマン」(平均12.0%)
15.7→12.3→13.0→11.1→12.6→10.1→12.7→13.2→07.9→12.3→11.5
☆07年7月クール「ホタルノヒカリ」(平均13.6%)
17.3→15.2→10.6→13.4→12.5→11.3→13.5→12.1→14.7→15.3
☆07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→14.4
☆07年1月クール「ハケンの品格」(平均20.1%)
18.2→18.6→18.8→20.1→18.6→20.7→20.2→19.9→19.9→26.0
☆06年10月クール「14才の母」(平均18.6%)
19.7→16.8→18.3→19.4→17.3→16.7→18.4→17.3→16.7→21.1→22.4
☆06年7月クール「CAとお呼びっ!」(平均9.5%)
13.0→10.6→09.1→09.3→07.9→09.3→09.1→09.2→08.7→09.2→09.2
☆06年4月クール「プリマダム」(平均11.2%)
12.7→13.4→12.5→10.7→11.1→10.8→08.8→10.7→10.1→09.3→12.9
☆06年1月クール「神はサイコロを振らない」(平均9.6%)
14.1→10.6→09.5→08.9→09.6→09.7→07.2→08.1→09.1
「正義の味方」の最終回視聴率12.2%は、11ドラマ中7位となっている。
悪くはないが、それほど盛り上がりを感じる最終回ではなかったようだ。
平均視聴率争いは、11ドラマ中8位となった。
「ホカベン」(平均8.2%)、「CAとお呼びっ!」(平均9.5%)、「神はサイコロを振らない」(平均9.6%)を破り、「プリマダム」(平均11.2%)を下回る程度では、やや物足りないか。

他ドラマとの比較では、「探偵学園Q」平均11.1%、「7人の女弁護士」平均11.0%、「1ポンドの福音」平均10.6%を下回り、「ドリーム☆アゲイン」平均10.3%、「地獄の沙汰もヨメ次第」平均10.3%、「モップガール」平均10.2%、「今週、妻が浮気します」平均10.2%と同程度となり、「パズル」平均10.0%、「鹿男あをによし」平均9.9%、「エジソンの母」平均9.5%を上回った。

「正義の味方」の放送前は予想平均10.5%だったので、ほぼ完全に当たった。
『そこそこ盛り上がったという印象がある旺季志ずか脚本の「女帝」が平均11.6%となっており、盛り上がってもこの辺りが落ち着きどころか。この1割減程度の平均10.5%と予想したい。「ドリーム☆アゲイン」平均10.3%がライバルとなりそうだ』というヨミがほぼ近かったといえる。
志田未来の過去の出演ドラマを踏まえれば、だいたいこの程度の予想には落ち着く。

テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ

国内映画興行収入ランキング(9月2週目) 【映画】

数字のネタ元の更新が遅れているため、判明部分のみをとりあえずアップ。

1位:「20世紀少年」(東宝・日本テレビ)(2週目)
【公開前個人予想】 35億円
【公開規模】 310スクリーン
4.3億円半ば程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは15.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.3億円程度だろうか。

日本テレビ開局55年記念作品。
3部作予定で製作費60億円となっている。
3部合計でどんなに悪くても100億円、製作費の倍の120億円が当面の目標ではないか。
第一作は30~40億円を稼げないと後がないが、大ヒット間違いなしとなり、日本テレビも一安心だろう。

日本テレビに関わった人気漫画の映画化といえば、「DEATH NOTE」シリーズが参考になる。
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→13.9→16.9→18.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31億円見込み
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆「20世紀少年」
OP6.2→15.6億円
これらとの対比で考えると、「20世紀少年」の興行収入は33.1~44.5億円となる。
当面は30億円突破が目標となりそうだが、これは楽に突破するだろう。

トータル30億円以上の邦画は以下の通り。
<2008>
☆「花より男子ファイナル」トータル70億円台後半見込み
☆「相棒-劇場版-」トータル44億円前半見込み
☆「ザ・マジックアワー」トータル39億円見込み
☆「L change the WorLd」トータル31億円見込み
<2007>
☆「HERO」トータル81.5億円
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
☆「西遊記」トータル43.7億円
☆「恋空」トータル39.0億円
☆「どろろ」トータル34.5億円
☆「マリと子犬の物語」トータル31.4億円
<2006>
☆「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円
☆「THE 有頂天ホテル」トータル60.8億円
☆「日本沈没」トータル53.4億円
☆「デスノート/the Last name」トータル52.0億円
☆「涙そうそう」トータル31.0億円

「20世紀少年」と同程度の2週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「ザ・マジックアワー」13.9億円(トータル39億円見込み)
☆「L change the WorLd」14.6億円(トータル31億円見込み)
<2007>
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」15.1億円(トータル45.6億円)
☆「西遊記」13.1億円(トータル43.7億円)
☆「恋空」13.1億円(トータル39.0億円)
<2006>
☆「THE 有頂天ホテル」16.6億円(トータル60.8億円)
「ザ・マジックアワー」「西遊記」「恋空」対比で考えると、「20世紀少年」の興行収入は43.8~52.0億円となる。
最大の目標は50億円突破となりそうだが、現実的には40億円到達が落ち着きどころか。

2位:「崖の上のポニョ」(東宝・日本テレビ)(8週目)
【公開前個人予想】 70億円  【配給会社期待値】 200億円
【公開規模】 481スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは134.4億円を突破した。
1週間の伸びは7.2億円弱程度だろうか。
オープニング3日間15.8億円→1週目6日間16.5億円→2週目7日間20.3億円→3週目7日間19.5億円→4週目27.3億円→5週目15.3億円→6週目12.6億円→7週目7.2億円となっている。
夏休みも過ぎ、ようやく息切れしてきたが、まだまだ勢いは失っていない。
どこまでこの勢いを保つことができるだろうか。
もし、ヴェネチアで賞を取ることができていれば、ヒットの勢いは再燃したのだが。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)

☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP 14.8→47.5→67.9→84.5→不明→ 不明→128.9→152.3→157.6
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP 09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7
☆「崖の上のポニョ」
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4億円
これらとの対比で考えると、「崖の上のポニョ」の興行収入は145.8~173.0億円ということになる。
7週目まで「崖の上のポニョ」と「ハウルの動く城」の差はなかったが、8週目に至りかなり差がついてしまった。
「ゲド戦記」対比の150億円突破は余裕だが、「ハウルの動く城」と同程度の200億円近く稼ぐのは厳しそうだ。

100億円前後の洋画の興行収入作品は以下の通り。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5→100.9→103.5→105.4
☆05年「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」トータル91.7億円
21.2→40.7→49.8→58.7→65.8→73.3→80.5→84.2→086.9
☆06年「パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト」トータル100.2億円
19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6→93.5→093.5→095.5→098.5
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7→83.9→085.3→088.2
☆07年「パイレーツオブカリビアン/ワールドエンド」トータル109.0億円
19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1
☆「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0→89.0→090.4→091.9
ジブリアニメはロングセールスになることが多く、初動タイプの洋画作品と比べるのは正しい方法ではないが、一応比較してみたい。
これらとの対比で考えると、「崖の上のポニョ」の興行収入は142.0~146.5億円となる。
これらの対比を上回るのは確実であり、150億円程度は楽にクリアできそうだ。
当面は、「崖の上のポニョ」の興行収入は170億円程度が落ち着きどころか。

作品に派手さがないにも関わらず、近年の宮崎駿監督作品(「ハウルの動く城」トータル196.0億円、「もののけ姫」トータル193億円)に比べて、それほど大きく変わることのない興行収入となりそうであり、宮崎駿監督の人気の高さや「崖の上のポニョ」や評価の高さが窺われる。

3位:「ハンコック」(ソニー)(2週目)
【公開前個人予想】 33億円  【配給会社期待値】 40億円
【公開規模】 458スクリーン
3.8億円半ば程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは17.2億円を突破した。
1週間の伸びは8.9億円程度だろうか。

今年公開された洋画作品の2週目興行収入は以下の通り。
「インディ・ジョーンズ」26.1億円(トータル50億円台後半か)。
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」15.4億円(トータル35億円見込み)。
「ナルニア国物語」15.8億円(トータル30億円見込み)
「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」14.2億円
これらとの対比で考えると、「ハンコック」の興行収入は32.7~39.1億円となる。
40億円には届かない程度が落ち着きどころか。
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」辺りは破りたいところだ。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
☆97年「インディペンデンス・デイ」配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
☆02年「メン・イン・ブラック2」トータル40.0億円
☆03年「バッド・ボーイズ2バッド」トータル20.0億円
☆04年「アイ,ロボット」トータル37.5億円
先7.3→17.0→23.3→28.7→31.6→33.6→34.8
☆05年「最後の恋のはじめ方」 10億円未満
☆07年「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1→26.1
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.0億円
金7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆08年「ハンコック」
先8.3→17.2億円
これらとの対比で考えると、「ハンコック」の興行収入は37.9~45.1億円となる。
「幸せのちから」「アイ・アム・レジェンド」はロングセールスだったので、対比では40億円を超えるが、本作は初動タイプと思われるので、「アイ,ロボット」対比の38億円前後が現時点の落ち着きどころではないか。
当面のライバルは「アイ,ロボット」トータル37.5億円となりそうだ。

40億円前後の興行収入作品は以下の通り。
☆07年「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→38.4
☆07年「ダイハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5→36.7
☆05年「オーシャンズ12」トータル36.0億円
先7.0→15.7→21.8→27.2→30.3→32.9
☆07年「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
先6.0→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8→35.2
☆07年「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→29.6→30.8
☆06年「フライトプラン」トータル31.2億円
☆08年「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30億円見込み
☆08年「魔法にかけられて」トータル29億円見込み
☆07年「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円(未確定)
☆05年「コンスタンティン」トータル27.2億円
☆07年「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」トータル25億円半ば見込み
これらとの対比では、「ハンコック」の興行収入は31.3~43.1億円となる。
当面は、やはり30億円台後半の作品との争いになりそうだ。

4位:「デトロイト・メタル・シティ」(東宝)(3週目)
【公開前個人予想】 15億円  【配給会社期待値】 20億円
【公開規模】 241スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8億円程度を週末に稼ぎ出し、トータルでは14.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.3億円弱程度だろうか。

同程度の3週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
「L change the WorLd」19.9億円(トータル31億円見込み)
「陰日向に咲く」10.9億円(トータル19.4億円)
「母べえ」10.1億円(トータル19億円半ば見込み)
「クロサギ」10.7億円(トータル17.1億円)
「チーム・バチスタの栄光」10.4億円(トータル15.6億円)
「少林少女」11.2億円(トータル15億円見込み)
<2007>
「恋空」19.7億円(トータル39.0億円)
「どろろ」18.9億円(トータル34.5億円)
「マリと子犬の物語」12.0億円(※祝日込み)(トータル31.4億円)
「アンフェア the movie」17.3億円(トータル27.2億円)
「クローズZERO」15.1億円(トータル25.0億円)
「ゲゲゲの鬼太郎」17.4億円(トータル23.4億円)
「舞妓Haaaan!!!!!」11.5億円(トータル20.8億円)
<2006>
「涙そうそう」17.4億円(トータル31.0億円)
「デスノート 前編」15.2億円(トータル28.5億円)
「明日の記憶」11.0億円(トータル22.0億円)
「トリック劇場版2」13.9億円(トータル21.0億円)
「県庁の星」11.8億円(トータル20.8億円)
「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」11.0億円(トータル18.0億円)

この中で参考になりそうなのは、「L change the WorLd」「クローズZERO」「アンフェア the movie」「トリック劇場版2」「デスノート 前編」「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」だろうか。
これらとの対比で考えると、「デトロイト・メタル・シティ」の興行収入は21.8~23.8億円となる。

当面の目標は、20億円突破ということになるが、20億円台半ば程度まで伸ばすのではないか。
「アンフェア the movie」トータル27.2億円、「クローズZERO」トータル25.0億円辺りまで伸ばすことはできるかが注目だ。
今年実写邦画作品では、「花より男子ファイナル」「相棒-劇場版-」「20世紀少年」「ザ・マジックアワー」「L change the WorLd」に次ぐ興行収入となる。

6位:「幸せの1ページ」(角川)(1週目)
8.5千万円半ば程度のオープニングを飾った。

ジョディ・フォスター主演作は以下の通り。
☆07年「ブレイブワン」トータル4.0億円(オープニング8.5千万円)
☆06年「インサイドマン」トータル不明(オープニング8.8千万円)
☆06年「フライトプラン」トータル31.2億円(オープニング6.0億円)
☆02年「パニックルーム」トータル25.0億円
一時期のピークは過ぎたが、3作連続でオープニング8千万円台をキープしており、まずますのところか。
「ブレイブワン」を考えると、「幸せの1ページ」も4億円前後が期待できそうだ。

同程度のオープニングは以下の通り。
<2008>
☆「マイ・ブルーベリー・ナイツ」8.2千万円(トータル5億円見込み)
☆「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」9.9千万円(トータル3億円後半~4億円見込み)
☆「ミスト」7.6千万円(トータル3億円半ば見込み)
<2007>
☆「ミス・ポター」8.5千万円(トータル6.2億円)
☆「ラブソングができるまで」7.2千万円(トータル4.9億円)
☆「グッド・シェパード」9.9千万円(トータル4.5億円)
☆「ゾディアック」8.1千万円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「幸せの1ページ」の興行収入は3.9~6.2億円となる。
初動タイプとは思えないが、あまりロングセールスも期待できないので、当面の目標はやはり4億円突破ということになりそうだ。

7位:「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(東宝東和)(4週目)
【公開前個人予想】 12億円
【公開規模】 547スクリーン(先週比-1スクリーン)
20.1億円を突破した。

過去の「ハムナプトラ」シリーズは以下の通り。
☆02年「スコーピオン・キング」トータル10.5億円
☆01年「ハムナプトラ2」トータル37.0億円
☆99年「ハムナプトラ」トータル31億円(配給収入18.0億円)
「スコーピオン・キング」は余裕で超えた。
ただ、「ハムナプトラ2」「ハムナプトラ」を超えるのは厳しそうだ。

ロブ・コーエン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ステルス」トータル12.5億円
先3.1→7.2→9.5→10.8
☆02年「トリプルX」トータル17.0億円
アメリカで大コケした「ステルス」も10億円を超えており、意外と優秀な成績を収めている。
「ステルス」対比では、「ハムナプトラ3」の興行収入は23.3億円となる。

プロデューサーであり、このシリーズの監督であったスティーヴン・ソマーズ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ヴァン・ヘルシング」トータル28.0億円
先6.3→13.9→19.3→不明→24.9→25.9

30億円突破できるかどうかが注目となりそうだ。
30億円前後の興行収入作品は以下の通り。
☆07年「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
先6.0→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8億円
☆07年「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→29.6億円
☆06年「フライトプラン」トータル31.2億円
先6.0→14.4→20.4→24.8→28.0→30.0億円
☆08年「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30億円見込み
水8.1→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6億円
☆08年「魔法にかけられて」トータル29億円見込み
先5.4→12.2→18.0→23.2→25.6→27.1億円
☆07年「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円(未確定)
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2億円
☆07年「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1億円
☆07年「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」トータル25億円半ば見込み
金5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8億円
☆「ハムナプトラ3」
先7.7→14.2→不明→20.1億円
初動タイプ作品との対比では、「ハムナプトラ3」の興行収入は24.2~25.3億円となる。
30億円突破は無理のようだ。
25億円前後が現時点の落ち着きどころか。
当面は「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」を超えるのが目標となる。

8位:「グーグーだって猫である」(アスミック)(1週目)
6.2千万円半ば程度のオープニングを飾った。

同程度のオープニング作品は以下の通り。
<2008>
☆「明日への遺言」7.8千万円(トータル5億円半ば見込み)
☆「アフタースクール」7.0千万円(トータル5億円前半見込み)
☆「KIDS」7.1千万円(トータル3~4億円見込み)
☆「ガチ☆ボーイ」6.8千万円(トータル不明)
<2007>
☆「パッチギ! LOVE&PEACE」6.1千万円(トータル6.0億円)
☆「あなたを忘れない」5.9千万円(トータル5.7億円)
☆「未来予想図」8.4千万円(トータル5.3億円)
☆「僕は妹に恋をする」8.1千万円(トータル5.0億円)
これらとの対比で考えると、「グーグーだって猫である」の興行収入は3.8~6.1億円となる。
公開規模が大きくない割には、オープニングは高いものとなっている。
動物モノは稼げるのでロングセールスを期待でき、「グーグーだって猫である」は5億円前後が期待できるのではないか。

“動物”モノの興行収入の動きは以下のとおり。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円(オープニング2.4億円)
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円(オープニング1.7億円)
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.4億円(オープニング2.8億円)
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル14億円後半見込み(オープニング1.8億円)
これらとの対比で考えると、「グーグーだって猫である」の興行収入は5.1~7.0億円となる。
やはり、当面は5億円突破を目指したい。
やはり動物モノは稼げることを証明した。

9位:「劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ」(東映・テレビ東京)(8週目)
【公開前個人予想】 47億円  【配給会社期待値】 50億円
【公開規模】 312スクリーン(先週比-24スクリーン)
トータルでは46.4億円突破を目前としている。
1週間の伸びは5.3千万円程度だろうか。
オープニング3日間10.2億円→1週目6日間8.3億円→2週目7日間8.4億円→3週目7日間6.4億円→4週目6.6億円→5週目3.4億円→6週目2.5億円→7週目5.3千万円となっている。
夏休みも終わり、完全に息切れを起こした。
公開規模もそろそろ縮小されていくだろうか。

「劇場版ポケットモンスター」の過去の興行収入は以下のとおりとなっている。
☆07年 50.2億円「ダイヤモンド・パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」
☆06年 34.0億円「アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
☆05年 43.0億円「アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ」
☆04年 43.8億円「アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス」
☆03年 45.0億円「アドバンスジェネレーション 七夜の願い星ジラーチ」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」

週毎の動きは以下の通り。
☆05年 トータル43.0億円
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 トータル34.0億円
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 トータル50.2億円
3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4
☆08年
3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4億円
オープニングは去年に負けたが、2週目でひっくり返しており、3週目以降では差を広げていた。
ところが、6週目になり去年と一気に差がなくなり、7週目以降逆転されてしまった。
去年を超えることはほぼ無理となったようだ。

これらとの対比で考えると、今年の興行収入は48.1~49.1億円となる。
50億円突破は難しいようであり、当面は48億円突破が目標となりそうだ。
ただ、例年ベースで考えると、かなり高い興行収入でフィニッシュできるのは間違いないだろう。

今年公開のアニメ作品は以下の通り
☆「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
OP5.2→9.5→15.3→22.9→30.1→31.7→32.2→32.3億円
☆「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
OP4.2→8.5→15.3→20.6→21.8→22.7→23.3→23.5億円
これらとの対比で考えると、「劇場版ポケットモンスター」の興行収入は47.8~48.4億円となる。
やはり、当面は48億円突破が目標となりそうだ。


次週のランキングには、
中島哲也監督作「パコと魔法の絵本」、
本木雅弘主演作「おくりびと」、
「大決戦!超ウルトラ8兄弟」、
石原さとみ主演作「フライング☆ラビッツ」が公開される。
「フライング☆ラビッツ」は大コケするだろう。

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2008年7月クールドラマ視聴率結果(火曜日第十一話)

順位  タイトル    初回  最新話 前話との対比 平均(放送前予想)結果
1位:「コード・ブルー」  21.2%  14.9%(▽0.9%)  15.3%(16.0%)
2位:「太陽と海の教室」20.5%  13.3%(▽0.8%)  14.3%(17.5%)
3位:「TOMORROW」 16.8%  14.1%(▲3.7%)  12.6%(09.5%)×
4位:「ヤスコとケンジ」 12.3%  13.0%(▽1.9%)  12.5%(09.5%)
5位:「シバトラ」     13.0%  11.6%(▽0.5%)  12.3%(13.0%)
6位:「モンスターペア」 14.2%  13.6%(▲1.6%)  12.2%(09.0%)×
7位:「魔王」       14.0%  12.3%(▲0.8%)  11.2%(11.5%)
8位:「正義の味方」   13.2%  10.0%(▽0.5%)  10.0%(10.5%)
9位:「33分探偵」   12.2%  09.8%(▲2.8%)  09.5%(12.5%)
10位:「四つの嘘」    11.8%  09.6%(▲0.9%)  09.3%(08.5%)○
11位:「打撃天使ルリ」 10.0%  07.7%(▲0.2%)  07.2%(07.5%)◎
12位:「ロト6で3億」  12.4%  06.4%(▲0.8%)  06.5%(10.5%)×
13位:「学校じゃ教えら」09.9%  05.6%(▽1.5%)  06.5%(09.0%)
14位:「恋空」      05.6%  07.6%(▲1.4%)  06.4%(09.0%)

5位:「シバトラ」 平均12.26%(放送前予想平均13.0%)
初回13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→9.6→13.7→11.3→12.1→11.6%→
【十話目を踏まえた平均視聴率予想】 12.0%~12.5%(±0.0%~±0.0%)
最終回直前にも関わらず、自身3番目に低い視聴率を獲得してしまった。
第六話を無視すれば、11.3%~14.0%の間に収めており、非常に安定しているのだが、あまり盛り上がっていないということなのかもしれない。

最終回は13%台辺りでフィニッシュしそうだ。
そうなれば、平均12.3~12.4%程度が落ち着きどころか。
「モンスター・ペアレント」を超えるためには、「シバトラ」は最終回11.1%以上の数字を獲得すればよく、これはクリアできそうだ。

とりあえずは、安定推移タイプのドラマを参考にしたい。
☆08年4月クール「絶対彼氏 完全無欠の恋人ロボット」(平均13.2%)
13.1→14.3→15.1→13.1→13.1→12.4→13.0→12.1→13.0→11.9→13.6
☆08年4月クール「Around40」(平均14.7%)
15.7→14.2→13.9→15.1→15.2→14.4→14.9→14.3→13.3→15.6→15.1
☆08年4月クール「おせん」(平均9.1%)
10.3→08.7→09.2→09.5→09.0→09.6→08.4→08.6→07.8→10.1
これらとの対比で考えると、「シバトラ」の平均視聴率は12.3%・12.3%・12.2%となる。
現時点では、平均12%前半を期待できそうだ。

安童夕馬・朝基まさし原作の漫画は既にドラマ化されている。
☆97年1月クール「サイコメトラーEIJI」平均17.1%
17.8→17.6→16.4→17.3→16.2→17.2→17.2→17.5→13.6→20.3
☆99年10月クール「サイコメトラーEIJI2」平均15.4%
17.0→17.1→14.9→14.0→16.0→16.3→14.9→14.5→15.0
☆03年7月クール「クニミツの政」平均9.9%
10.7→10.6→08.6→10.6→09.9→10.3→08.0→12.1→08.6→09.1→10.3
「クニミツの政」との対比では、「シバトラ」の平均視聴率は12.3%となる。
「サイコメトラーEIJI2」には勝てなかったが、彼らの原作はボチボチ稼げることを証明した。

小池徹平は初主演ということになる。
「医龍」「鬼嫁日記」「ドラゴン桜」「ごくせん」といった作品に主演しているものの、主演としては未知数だったが、一応合格点といえるのではないか。
大後寿々花主演ドラマといえば「セクシーボイスアンドロボ」。
☆07年4月クール「セクシーボイスアンドロボ」(平均7.6%)
12.5→08.7→06.9→07.0→06.9→07.8→06.5→06.4→06.5→06.4
「セクシーボイスアンドロボ」は十話で終了しているので、対比する意味はないので割愛。
助演女優としては、一応合格なのか。

最近の事件モノドラマは以下の通り。
☆「7人の女弁護士」平均11.0%(初回10.1%)
☆「パズル」平均10.0%(初回14.1%)
☆「キミ犯人じゃないよね?」平均8.9%(初回8.3%)
☆「ホカベン」平均8.2%(初回8.8%)
☆「交渉人」平均13.5%(初回16.7%)
☆「SP」平均15.4%(初回14.5%)
☆「ガリレオ」平均21.9%(初回24.7%)
☆「ジョシデカ!」平均9.1%(初回13.4%)
☆「モップガール」平均10.2%(初回10.2%)
☆「探偵学園Q」平均11.1%(初回12.4%)
☆「帰ってきた時効警察」平均12.0%(初回12.8%)
「7人の女弁護士」平均11.0%、「探偵学園Q」平均11.1%は超えた。
「帰ってきた時効警察」平均12.0%を超えることが当面の目標となる。
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
「シバトラ」は最終回9.4%以上の数字を獲得すれば「帰ってきた時効警察」に勝てる。
これは余裕だった。

<同時間帯の視聴率>
TBSの特番が思ったより響いたようだ。特にロンハーはダメージを相当受けた。
13.5% NHK ニュースウオッチ9
07.7% NTV 恋歌(3)~ラブソングス~
12.9% TBS 爆笑問題のドッキリパニックフェイス王!SP
11.6% C X シバトラ~童顔刑事・柴田竹虎~
09.2% E X ロンドンハーツ
15.3% T X 開運!なんでも鑑定団
全体視聴率 70.2%

火曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「絶対彼氏 完全無欠の恋人ロボット」(平均13.2%)
13.1→14.3→15.1→13.1→13.1→12.4→13.0→12.1→13.0→11.9→13.6
☆08年1月クール「ハチミツとクローバー」(平均8.9%)
12.9→10.0→09.8→09.5→08.9→08.6→08.3→08.0→07.4→07.0→07.1
☆07年10月クール「暴れん坊ママ」(平均12.4%)
15.3→14.2→11.8→11.6→11.7→11.1→11.9→11.0→10.9→14.2
☆07年7月クール「花ざかりの君たちへ」(平均17.0%)
15.9→16.8→16.5→16.6→15.3→14.7→14.7→17.5→18.2→17.8→
→19.5→21.0
☆07年4月クール「花嫁とパパ」(平均11.8%)
14.9→11.3→10.3→12.5→11.8→11.7→12.4→11.7→11.2→10.4→
→11.0→12.2
☆07年1月クール「今週、妻が浮気します」(平均10.2%)
12.5→10.8→09.1→11.3→08.1→09.6→09.3→09.8→09.4→10.4→11.4
☆06年10月クール「役者魂!」(平均9.6%)
11.4→08.4→11.8→09.2→08.2→09.9→09.1→11.2→10.1→08.7→08.0
☆06年7月クール「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(平均9.0%)
11.0→09.5→09.5→08.0→08.9→06.4→07.3→09.3→08.6→09.8→10.2
☆06年4月クール「アテンションプリーズ」(平均16.4%)
17.7→14.9→16.8→16.0→15.7→15.3→15.4→16.9→15.7→19.2→16.5
☆06年1月クール「Ns'あおい」(平均14.2%)
16.4→13.8→14.0→15.5→14.7→15.4→14.8→12.4→13.4→12.4→13.1
「シバトラ」の十話目視聴率11.6%は、11ドラマ中6位となっている。
同枠ドラマにおいては、「花嫁とパパ」(平均11.8%)、「暴れん坊ママ」(平均12.4%)がライバルになる。
十話目までのポイント数は、「シバトラ」122.6ポイントに対して、「花嫁とパパ」118.2ポイント、「暴れん坊ママ」123.7ポイントとなっている。
「花嫁とパパ」「暴れん坊ママ」対比では、「シバトラ」の平均視聴率は12.2%~12.3%となる。
「花嫁とパパ」(平均11.8%)には余裕で勝った。
「暴れん坊ママ」(平均12.4%)に勝つためには、「シバトラ」は最終回で13.5%を稼ぐ必要がある。
微妙なラインであるが、ギリギリで超えない可能性が高そうだ。

以上から、十話目を踏まえた平均視聴率予想としては、引き続き先々週の12.0%~12.5%のままにしておきたい。


6位:「モンスターペアレント」 平均12.15%(放送前予想平均09.0%)
14.2→11.6→13.0→13.2→12.2→11.2→8.7→12.4→11.6→12.0→13.6%
自身2番目に高い視聴率で幕を閉じた。
初回から最終回までの下落率は4.2%という優秀なもの。
ギブアップ率は驚きの5%未満だ。
第七話を無視すれば、11.2%~14.2%の間に収めており、比較的安定させることができたようだ。
大きな盛り上がりはなかったが、毎回毎回新しいモンスターが登場するというのは面白い手法だった。
最近放送されたテレビ朝日の特別ドラマも成功させており、米倉涼子の人気も高かったといえる。

米倉涼子主演ドラマは以下のとおり。
☆08年1月クール「交渉人」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆07年7月クール「肩ごしの恋人」(平均7.4%)
10.2→08.8→07.5→06.8→06.3→07.3→06.3→06.5→07.2
☆07年1月クール「わるいやつら」(平均9.4%)
13.6→10.1→09.1→07.2→06.2→08.7→09.8→10.1
☆06年7月クール「不信のとき~ウーマン・ウォーズ~」(平均12.9%)
14.0→13.5→12.5→12.5→11.5→10.3→11.5→12.9→12.2→15.5→
→13.7→14.8
☆06年1月クール「けものみち」(平均14.7%)
16.4→16.2→16.1→15.5→13.3→12.9→13.4→13.6→14.5
☆05年7月クール「女系家族」平均13.8%
☆04年10月クール「黒革の手帖」平均15.4%
☆04年1月クール「奥さまは魔女」平均11.2%
07年は不調だったが、08年は比較的好調だ。
これらのドラマ間では今回特別高い視聴率というわけではないが、大きな差異はないので、来年もまだまだ主演女優としては期待できそうだ。
ただ、彼女のどこに魅力があるのか分からないところはあるが…。

<同時間帯の視聴率>
「モンスター」が視聴率を取ったので、「学校」の低迷は仕方ないかもしれない。
07.8% NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
05.6% NTV 学校じゃ教えられない!
12.7% TBS リンカーン
13.6% C X モンスターペアレント(終)
14.3% E X 報道ステーション
08.6% T X ガイアの夜明け
全体視聴率 62.6%

火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「無理な恋愛」(平均7.5%)
11.7→08.0→08.1→06.9→06.2→06.9→06.6→06.5→07.0→06.3→07.7
☆08年1月クール「あしたの、喜多善男」(平均7.1%)
12.7→08.0→07.3→08.2→05.2→06.2→06.0→05.8→05.8→05.6→06.8
☆07年10月クール「スワンの馬鹿!」(平均8.3%)
10.5→09.0→10.4→07.9→07.7→07.3→07.9→06.8→07.9→07.4
☆07年7月クール「牛に願いを」(平均8.7%)
10.2→10.4→09.6→09.1→08.6→06.5→06.7→08.2→08.6→07.1→10.4
☆07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」(平均12.0%)
14.6→14.0→12.5→12.8→12.2→12.1→09.5→11.6→11.9→10.2→10.5
☆07年1月クール「ヒミツの花園」(平均12.4%)
14.7→13.1→12.4→12.1→12.6→11.0→12.5→12.4→12.3→12.0→11.4
☆06年10月クール「僕の歩く道」(平均18.2%)
19.3→16.4→17.7→18.2→17.9→16.0→15.9→19.1→19.6→20.1→20.5
☆06年7月クール「結婚できない男」(平均16.9%)
20.2→14.4→15.9→16.5→15.1→14.4→15.3→14.6→18.0→17.6→
→19.2→22.0
☆06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」(平均15.9%)
19.9→17.4→16.3→16.7→16.4→16.0→15.2→14.3→14.8→12.6→
→15.5→15.7
☆06年1月クール「アンフェア」(平均15.4%)
15.7→14.7→15.1→16.0→15.5→14.9→14.0→16.1→16.5→15.0→15.8
「モンスターペアレント」の最終回視聴率13.6%は、11ドラマ中5位となっている。
この枠としては良い最終回だったようだ。
平均視聴率争いは、11ドラマ中6位となった。
07年7月クール「牛に願いを」(平均8.7%)から二桁割れが続いていただけに、この枠を立て直した彼女の功績は後々まで評価できそうだ。
平均視聴率としては、「鬼嫁日記いい湯だな」(平均12.0%)、「ヒミツの花園」(平均12.4%)との争いが注目だった。
「鬼嫁日記いい湯だな」(平均12.0%)には勝てたが、「ヒミツの花園」(平均12.4%)には勝てなかった。
ただ、これらと同程度なので、やはり文句のない結果となった。

他ドラマとの比較では、「エラいところに嫁いでしまった!」平均12.7%、「有閑倶楽部」平均12.6%を下回り、「ライフ」平均12.2%、「山おんな壁おんな」平均12.1%と同程度となり、「働きマン」平均12.0%、「貧乏男子」平均11.6%、「だいすき!!」平均11.5%を上回った。

「モンスターペアレント」の放送前予想は、平均9.0%だったので大きく外した。
『この枠の実績からも、二桁を超えない程度が落ち着きどころか。裏の日テレドラマ「学校じゃ教えられない!」との教育ドラマ対決が見ものだが、両者痛み分けしそうだ。』
『悪女系というジャンルを確立した点は評価したいところだ。しかし、悪女系、ドロドロ系、「交渉人」といった作品では視聴率は高いが、「肩ごしの恋人」平均7.4%といったようにラブストーリー・ヒューマンドラマでは稼げそうもない。天海祐希とは異なるタイプ。』
以上のように放送前に書いているので、①枠の低迷、②裏ドラマの存在、③ヒューマンドラマの主演としての米倉涼子という要因を考えて低めに予想したようだ。
根拠は悪くはなかったが、どれも見込み違いだったようだ。
もうちょっと高めに予想できたが、個人的に米倉涼子を評価していないところがあった。
さすがに、これからは彼女を評価せざるを得ない。


13位:「学校じゃ教えられない!」 平均6.48%(放送前予想平均09.0%)
初回9.9→6.1→6.9→5.4→4.7→7.0→5.6→7.1→5.6%→
【九話目を踏まえた平均視聴率予想】 6.0%~6.5%(±0.0%~±0.0%)
7%台と5%台を繰り返す不安定な動きとなっている。
不安定なままだが、いよいよ最終回となる。
最終回は7%台程度でフィニッシュしたいところだ。
平均視聴率は、6.5%程度に落ち着くのではないか。

「ロト6で3億2千万円当てた男」とのブービー争いは再び熾烈になってきた。
九話目までのポイント数は、「学校じゃ教えられない!」は58.3ポイントに対して、「ロト6で3億2千万円当てた男」は58.4ポイントとなっている。
「ロト6」は十話目で6.4%の視聴率を取っているので、「学校じゃ教えられない!」は最終回で6.5%の視聴率を取れば追いつくことが出来る。
微妙なところだが、なんとかクリアしそうだ。

しかし、同枠ドラマの07年4月クール「セクシーボイスアンドロボ」(平均7.6%)よりも悲惨な結果となりそうだ。
12.5→08.7→06.9→07.0→06.9→07.8→06.5→06.4→06.5→06.4
「セクシーボイスアンドロボ」対比では、「学校じゃ教えられない!」の平均視聴率は6.4%となる。
この辺りがミニマムラインだろう。
平均6.5%を超えるためには、「学校じゃ教えられない!」で最終回6.7%を獲得すればよい。

伝説のドラマ入りを果たすかもしれないと思われたが、悲惨な形での仲間入りは避けられそうだ。
03年以降の伝説のドラマは以下の通り。
☆03年10月クール「独身3!!」(平均6.7%)
7.0→5.0→4.9→6.7→6.3→5.7→5.6→7.0→7.1→9.7→8.2
☆04年4月クール「乱歩R」(平均5.7%)
6.7→6.1→6.8→6.0→5.5→5.0→4.8→6.0→5.0
☆03年7月クール「ひと夏のパパへ」(平均5.6%)
8.8→5.8→7.4→6.0→5.1→4.8→5.1→3.6→3.8→5.6
☆06年7月クール「レガッタ」(平均5.5%)
9.5→5.2→5.7→4.5→4.5→4.3→5.6→4.3→4.8→5.3
☆03年10月クール「ライオン先生」(平均4.7%)
7.9→5.3→4.3→5.7→4.3→3.3→5.5→4.2→3.8→3.1%

概要を知ったとき、まっさきに浮かんだのは03年7月クール「STAND UP!!」(平均10.2%)。
「STAND UP!!」は二宮和也、山下智久、成宮寛貴、小栗旬主演ドラマ。
14.0→12.3→11.6→7.5→9.7→10.4→7.9→8.4→8.9→11.3→9.9
やはり、この手のH系青春ドラマは受けないということがはっきりした。

深田恭子主演作品の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年1月クール「未来講師めぐる」(平均9.1%)
09.0→10.6→08.2→08.8→07.2→10.5→08.2→10.0→10.3→08.1
☆07年7月クール「山おんな壁おんな」(平均12.1%)
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→13.0
☆06年4月クール「富豪刑事デラックス」(平均12.0%)
15.3→11.4→12.8→10.3→12.6→11.6→11.5→12.7→ 9.9→11.4
☆05年7月クール「幸せになりたい!」(平均11.8%)
13.0→11.8→12.0→11.7→11.7→13.0→10.7→10.1→12.1→11.4
☆05年1月クール「富豪刑事」(平均12.4%)
16.2→11.1→12.6→12.6→13.2→11.6→10.6→12.3→11.7→12.3
☆04年9月クール「南くんの恋人」(平均9.4%)
11.2→09.0→10.1→10.5→10.4→09.4→08.1→07.4→08.0→08.4→10.9
☆04年1月クール「彼女が死んじゃった。」(平均7.0%)
14.0→05.6→07.4→06.5→06.1→06.2→06.2→04.5→06.2
「彼女が死んじゃった。」との争いになるかと思ったが、ライバルになりそうもない。
近年では自己最低視聴率となりそうだ。

<同時間帯の視聴率>
「モンスター」が視聴率を取ったので、「学校」の低迷は仕方ないかもしれない。
07.8% NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
05.6% NTV 学校じゃ教えられない!
12.7% TBS リンカーン
13.6% C X モンスターペアレント(終)
14.3% E X 報道ステーション
08.6% T X ガイアの夜明け
全体視聴率 62.6%

火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「おせん」(平均9.1%)
10.3→08.7→09.2→09.5→09.0→09.6→08.4→08.6→07.8→10.1
☆08年1月クール「貧乏男子 ボンビーメン」(平均11.6%)
16.5→13.2→12.5→09.2→10.2→10.3→09.6→11.2→11.4
☆07年10月クール「有閑倶楽部」(平均12.6%)
15.9→13.7→12.8→12.3→13.0→12.1→10.3→11.1→12.4→12.7
☆07年7月クール「探偵学園Q」(平均11.1%)
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→09.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7
☆07年4月クール「セクシーボイスアンドロボ」(平均7.6%)
12.5→08.7→06.9→07.0→06.9→07.8→06.5→06.4→06.5→06.4
「学校じゃ教えられない!」の九話目視聴率5.6%は、6ドラマ中6位となっている。

以上から、九話目を踏まえた平均視聴率予想は、引き続き先々週の6.0%~6.5%のままにしておきたい。

テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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