(注意)興行収入の数値は正確なものではございませんので、ご了承ください。
日本において、正確な数字を無料で仕入れることは不可能です。
なお、本ランキングは興行収入ベースのものですので、動員ベースの巷のランキングとは一部異なる場合があります。
2位:「レッドクリフ PartⅡ-未来への最終決戦-」(東宝東和・エイベックス・テレビ朝日)(3週目)<予想順位2位>
【公開前個人予想】 47億円 【配給会社期待値】 100億円(最低50億円)
【公開規模】 702スクリーン(先週比-22スクリーン)
4.1億円程度を週末に稼ぎ、30.3億円弱となっている。
1週間の伸びは8.8億円程度だろうか。
極端な初動タイプではなくて、引き続き悪くはない伸びを保っている。
前編の興行収入は以下の通り。
☆08年「レッドクリフ Part I」トータル50.5億円(545館程度)
祝3日9.6(土日6.7)→17.7→25.2→31.6→37.4→41.1→43.9
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」(729館程度)
金3日8.7(土日6.7)→21.5→30.3億円→
当面は50億円突破が目標となりそうだ。
前作よりも伸びが高く、かつゴールデンウィークがあるので、前作を超えるだろう。
「レッドクリフ Part I」との対比で考えると、「レッドクリフ PartⅡ」の興行収入は60.7億円となる。
60億円程度がマックスラインとなる。
以下のような今年・去年公開の続編が苦戦しているので、本作も苦戦するのではないかと思ったが、杞憂だった。
「20世紀少年」39.5億円→29~30億円程度か(下落率24.0~26.6%)
「バチスタ」15.6億円→9億円程度か(下落率40%)
「ドラえもん」33.7億円→25億円程度か(下落率25.8%)
「マダガスカル」22.5億円→11億円程度か(下落率51.1%)
「007」22.1億円→21億円半ば程度か(下落率2.7%程度)
「ゲゲゲの鬼太郎」23.4億円→14.5億円(下落率38.0%)
「ナルニア国物語」68.6億円→30.0億円(下落率56.3%)
以下のようなケースもみられる、本作はこれらに当てはまるだろうか。
「DEATH NOTE」28.5億円→52.0億円(上昇率82.5%)
「ALWAYS」33.0億円→45.6億円(上昇率38.2%)
「パイレーツ」7月公開100.2億円→5月末公開109.0億円(上昇率8.8%)
「スパイダーマン」7月公開67.0億円→5月GW公開71.2億円(上昇率6.3%)
5~10%程度の上昇率となると、「レッドクリフ PartⅡ」の興行収入は53~55.5億円程度が落ち着きどころか。
近年の洋画作品のうち、50億円前後の興行収入の映画は以下の通り。
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル57.1億円
先14.0→26.1→34.4→40.3→祝込46.7→49.5→52.0→53.7
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円
金3日7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆07年「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP06.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→38.4→39.4
☆07年「ダイハード4.0」トータル39.1億円
先08.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5→36.7→37.8
☆08年「ライラの冒険」トータル37.5億円
先08.2→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5→33.4
☆07年「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
先06.0→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8→35.2→34.4
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」
金3日8.7→21.5→30.3億円→
先行がなかった「トランスフォーマー」との対比で考えると、「レッドクリフ PartⅡ」の興行収入は42.6億円となる。
その他の主要作品との対比で考えると、「レッドクリフ PartⅡ」の興行収入は45.6~56.3億円となる。
マックスは60億円、ミニマムは45億円程度だろうか。
ゴールデンウィークにどれだけ稼ぐことができるかがポイントとなりそうだ。
50億円はなんとか突破して、53億円前後が落ち着きどころだろうか。
3位:「クローズZERO Ⅱ」(東宝・TBS)(3週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 21.3億円 【配給会社期待値】 40億円
【公開規模】 314スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.4億円弱程度を週末に稼ぎ、18.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.9億円弱程度だろうか。
伸びはそれほど悪くないが、爆発的な勢いはなさそうだ。
三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」(30億円見込み)
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」
OP5.7→13.3→18.2億円→
「ヤッターマン」の3週目を大きく上回っている。
三池崇史監督はこの2作で60億円程度を稼ぎ出すこととなる。
「着信アリ」「妖怪大戦争」「クローズZERO」との対比で考えると、「クローズZERO Ⅱ」の興行収入は29.0~30.1億円となる。
初動タイプだとしても、ゴールデンウィークがあるので、30億円は突破できそうなラインだ。
続編の割には前作に比べても大きな落ち込みはないと予想したが、ここまで急増するとは想像すらしていなかった。
若者向け映画の興行収入は以下の通り。
☆08年「花より男子ファイナル」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP04.8→13.1→19.7→26.0→29.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1
☆09年「ドロップ」
祝込3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1
☆09年「クローズZERO Ⅱ」
OP5.7→13.3→18.2億円→
「L change the WorLd」と同程度のオープニングを飾っていたが、2週目では敗れている。
「L change the WorLd」「デトロイト・メタル・シティ」との対比で考えると、「クローズZERO Ⅱ」の興行収入は28.4~29.4億円となる。
「花より男子ファイナル」「恋空」との対比で考えると、「クローズZERO Ⅱ」の興行収入は36.0~37.2億円となる。
マックスは35億円程度となるが、ゴールデンウィークを利しても、そこまで伸びないだろう。
大きなムーブメントまでにはならないと思われるので、30億円前後が落ち着きどころか。
「クローズZERO Ⅱ」18.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「20世紀少年」祝込24.0億円(トータル39.5億円)
☆「ザ・マジックアワー」21.0億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」19.9億円(トータル31.0億円)
<2007>
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」21.9億円(トータル45.6億円)
☆「西遊記」19.3億円(トータル43.7億円)
☆「恋空」19.7億円(トータル39.0億円)
☆「どろろ」祝込20.7億円(トータル34.5億円)
☆「アンフェア the movie」17.3億円(トータル27.2億円)
「20世紀少年」「L change the WorLd」「どろろ」「アンフェア the movie」との対比で考えると、「クローズZERO Ⅱ」の興行収入は28.4~30.3億円となる。
ゴールデンウィークがあるので、ある程度は伸ばすはずだ。
現時点では30億円前後が落ち着きどころと思われる。
5位:「グラン・トリノ」(ワーナー)(1週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 10億円
【公開規模】 272スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円弱程度のオープニングを飾った。
先週『「ミスティック・リバー」のオープニング1.4億円をやや超える1.6億円となるか』と書いたが、「ミスティック・リバー」のオープニングを下回るオープニングとなっている。
ただ、大きくはズレてはいない。
クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆06年「父親たちの星条旗」トータル17.0億円
OP1.9→5.9→8.3→10.4→12.7→14.0
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8
☆09年「チェンジリング」トータル13億円見込み
金3日2.3(2日1.8)→6.5→9.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」
OP1.3億円→
10~13億円が基準となるか。
主要作品との対比で考えると、「グラン・トリノ」の興行収入は9.4~11.6億円となる。
人気のあるアンジェリーナ・ジョリーが主演した「チェンジリング」を超えないだろう。
ゴールデンウィークがあるので、10億円は突破しそうだ。
「ミスティック・リバー」がライバルとなる。
参考になりそうなヒューマンドラマ系作品は以下の通り。
☆07年公開「幸せのちから」トータル27.1億円(オープニング3.5億円)
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆05年公開「シンデレラマン」トータル12.6億円(オープニング2.8億円)
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円(オープニング1.4億円)
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円(オープニング3日2.4億円)
主要作品との対比で考えると、「グラン・トリノ」の興行収入は9.2~10.2億円となる。
マックス12億円、ミニマム9億円というところか。
「グラン・トリノ」1.3億円と同程度のオープニング作品は以下の通り。
<2008>
☆「P.S.アイラヴユー」1.5億円(トータル11.0億円)
☆「バンテージ・ポイント」1.5億円(トータル8.5億円)
☆「奇跡のシンフォニー」1.3億円(トータル7.5億円)
<2007>
☆「ヘアスプレー」1.2億円(トータル10.0億円)
☆「ブラッド・ダイヤモンド」1.5億円(トータル9.9億円)
☆「ハンニバル・ライジング」1.5億円(トータル8.0億円)
☆「ゴーストライダー」1.3億円(トータル5.0億円)
「ゴーストライダー」以外との対比で考えると、「グラン・トリノ」の興行収入は6.9~10.8億円となる。
ゴールデンウィークもあるので、やはり10億円程度が落ち着きどころだろう。
6位:「バーン・アフター・リーディング」(GAGA)(1週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 13億円
【公開規模】 297スクリーン(先週比±0スクリーン)
土日で1.1億円弱程度、金曜日を含めて1.3億円半ば程度のオープニングを飾った。
先週『「ワルキューレ」のオープニング2.4億円以下、「チェンジリング」のオープニング1.8億円(3日2.3億円)以上となるのではないか』と書いたが、予想外に低いオープニングとなっている。
ブラッド・ピット、トム・クルーズ、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクスといったビッグネームが主演だと高い予想にしてしまうが、もうそろそろそういう時代は終わったのかもしれない。
コーエン兄弟作品の興行収入は以下の通り。
☆04年公開「ディボース・ショウ」不明(2億円程度か)
OP0.4→1.3 (※ジョージ・クルーニー主演)
☆04年公開「レディ・キラーズ」不明(3~4億円程度か)
OP0.7→1.9 (※トム・ハンクス主演)
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.4億円
OP0.4→1.3→1.8→2.0
ブラックなテイストが多いためか、基本的には2~4億円程度となっている。
さすがに、これらのオープニングは上回っている。
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット共演作の興行収入は以下の通り。
☆02年公開「オーシャンズ11」トータル70.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
先7.0→15.7→21.8→27.2→30.4→32.9
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0
先行があるので、対比は不可能。
ジョージ・クルーニー主演作の興行収入は以下の通り。
☆05年公開「シリアナ」(オープニング6千万円程度)
☆08年公開「フィクサー」トータル3.1億円
OP0.6→1.5→2.1→2.6→2.9
☆09年公開「バーン・アフター・リーディング」
金3日1.4(2日1.1)億円→
基本的には3億円程度を稼ぐ俳優。
「フィクサー」との対比で考えると、「バーン・アフター・リーディング」の興行収入は5.7億円となる。
この対比は上回りそうなので、6億円は超えるだろう。
ブラッド・ピット主演作の興行収入は以下の通り。
☆00年公開「ファイト・クラブ」トータル19.8億円
☆01年公開「ザ・メキシカン」トータル26.0億円
☆02年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円
☆04年公開「トロイ」トータル42.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
OP5.6→14.6→20.4→26.4→不明→38.5
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2
☆08年公開「ジェシー・ジェームズの暗殺」不明(1億円見込み)
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル23億円見込み
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆09年公開「バーン・アフター・リーディング」
金3日1.4(2日1.1)億円→
20~40億円を稼ぎ出す日本人には特に好まれる俳優。
これらとの対比で考えると、「バーン・アフター・リーディング」の興行収入は7.9~9.1億円となる。
ゴールデンウィーク込みで、8億円程度がマックスラインだろうか。
参考になりそうなクライムコメディは見当たらない。
一応、以下のような作品が参考になるか。
☆06年「プラダを着た悪魔」トータル17.0億円(※ヒューマンドラマコメディ)
OP1.9→6.5→9.6→12.8
☆07年「ディパーテッド」トータル15.6億円(※サスペンス)
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆08年「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(※ヒューマンドラマコメディ)
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆07年「ブラッド・ダイヤモンド」トータル9.9億円(※サスペンス)
OP1.5→4.2→6.2→7.5
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル8.5億円(※サスペンス)
OP1.5→4.1→5.8→6.9→7.6→7.9
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル7.9億円(※サスペンス)
OP1.7→4.4→6.3→7.4
☆09年公開「バーン・アフター・リーディング」
金3日1.4(2日1.1)億円→
「プラダを着た悪魔」以外との対比で考えると、「バーン・アフター・リーディング」の興行収入は5.1~7.8億円となる。
マックス8億円、ミニマム5億円となる。
現時点では7~8億円というところだろうか。
作品のレベルを考えれば妥当なラインだが、出演者を考えると物足りないラインとなる。
ブラックコメディが嫌われたとは思えないが…。
「バーン・アフター・リーディング」1.1億円(金曜日含む1.4億円)と同程度のオープニング作品は以下の通り。
<2008>
☆「奇跡のシンフォニー」1.3億円(トータル7.5億円)
☆「エリザベス:ゴールデン・エイジ」1.2億円(トータル6.5億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」1.1億円(トータル4.6億円)
☆「ラスベガスをぶっつぶせ」1.1億円(トータル4.5億円)
<2007>
☆「ヘアスプレー」1.2億円(トータル10.0億円)
☆「幸せのレシピ」1.2億円(トータル7.0億円)
☆「パフューム」1.1億円(トータル6.5億円)
☆「プレステージ」1.1億円(トータル5.0億円)
これらと同じオープニングということは、かなりレベルは低い。
これらとの対比で考えると、「バーン・アフター・リーディング」の興行収入は4.5~9.2億円となる。
出演者及びゴールデンウィークという時期を踏まえると、大コケは考えにくい。
やはり、現時点では7~8億円というところだろう。
7位:「スラムドッグ$ミリオネア」(GAGA)(2週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 10億円
【公開規模】 120スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.0億円程度を週末に稼ぎ、3.5億円となっている。
1週間の伸びは2.3億円半ば程度だろうか。
先週のオープニング土日2日間が1.1億円半ばなので、落ち込みがみられない。
さすがは、アカデミー賞受賞作品だけのことはある。
ダニー・ボイル監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年公開「サンシャイン2057」トータル2.0億円
☆08年公開「28週後…」トータル1億円半ば見込み
アカデミー賞受賞作品であり、さすがにこの程度では済まない。
過去のアカデミー賞受賞作・ノミネート作品された興行収入作品は以下の通り。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆00年公開「エリン・ブロコビッチ」トータル11.1億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆01年公開「ムーラン・ルージュ」トータル10.0億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆03年公開「めぐりあう時間たち」トータル10.0億円
☆03年公開「戦場のピアニスト」トータル34.5億円
☆03年公開「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル30.0億円
☆04年公開「シービスケット」トータル13.6億円
☆04年公開「マスター・アンド・コマンダー」トータル10.1億円
☆04年公開「ミスティック・リバー」トータル10.0億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
OP1.4→4.1→6.1→7.6
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→5.0→6.9→8.4
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」
OP1.2→3.5億円→
主要作品との対比で考えると、「スラムドッグ$ミリオネア」の興行収入は7.5~9.4億円となる。
ミニマムは8億円程度となるが、ゴールデンウィークもあり、10億円突破が目標となりそうだ。
インドが舞台となる、クイズを題材とした珍しいタイプの作品であり、この辺りの目新しさも受けると思われる。
“ミリオネア”というクイズ番組に日本人は馴染みがあるので、本作は受け入られやすいはずだ。
「スラムドッグ$ミリオネア」3.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「センター・オブ・ジ・アース」3.0億円(トータル8.5億円)
☆「エリザベス:ゴールデン・エイジ」3.4億円(トータル6.5億円)
☆「大いなる陰謀」3.3億円(トータル6.2億円)
<2007>
☆「ヘアスプレー」3.6億円(トータル10.0億円)
☆「ハンニバル・ライジング」3.8億円(トータル8.0億円)
☆「幸せのレシピ」3.5億円(トータル7.0億円)
「センター・オブ・ジ・アース」「ヘアスプレー」といった例があるので、10億円前後の興行収入になるのは間違いないだろう。
「センター・オブ・ジ:アース」「ヘアスプレー」との対比で考えると、「スラムドッグ$ミリオネア」の興行収入は9.7~9.9億円となる。
10億円が目標となるが、上手くいけば12億円程度まで伸びるかもしれない。
8位:「おっぱいバレー」(ワーナー・東映・日本テレビ)(2週目)<予想順位10位>
【公開前個人予想】 4.0億円 【配給会社期待値】 10億円
【公開規模】 251スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.4千万円程度を週末に稼ぎ、2.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
大コケレベルだが、常識レベルの大コケで済みそうだ。
羽住英一郎監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆05年「逆境ナイン」トータル不明(2億円程度か)
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
☆07年「銀色のシーズン」トータル10.4億円
何の得があって、これほど実績がある監督が本作を引き受けてしまったのだろうか。
「逆境ナイン」のように息を抜きたかったのだろうか。
綾瀬はるか主演映画の興行収入は以下の通り。
☆08年「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円
OP1.8→3.8→5.0→5.9
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆09年「おっぱいバレー」
OP0.8→2.1億円→
これらとの対比で考えると、「おっぱいバレー」の興行収入は3.6~3.9億円となる。
3億円台がミニマムラインとなるが、ゴールデンウィークもあり、もうちょっと伸びるだろう。
去年のゴールデンウィークに公開された作品も参考にしたい。
☆08年「少林少女」トータル15.1億円
OP1.9→祝込10.0→11.2→12.9→13.8
☆08年「砂時計」トータル10.0億円
OP1.2→祝込6.0→7.2→8.3→9.1
☆09年「おっぱいバレー」
OP0.8→2.1億円→
これらとの対比で考えると、「おっぱいバレー」の興行収入は3.2~3.5億円となる。
この辺りが落ち着きどころとなってしまうのだろうか。
もうちょっと伸びて、現時点では4億円前後というところか。
青春映画やスポーツモノはヒットしないのが常識となっている。
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル3億円程度か(佐藤隆太主演のプロレスモノ)
☆08年「ダイブ!!」トータル1億円程度か(林遣都主演のダイブモノ)
☆08年「フレフレ少女」トータル1億円未満か(新垣結衣主演の応援団モノ)
☆08年「神様のパズル」トータル1億円未満か(市原隼人の科学モノ)
☆08年「奈緒子」トータル1億円未満か(上野樹里主演の駅伝モノ)
☆08年「フライング・ラビッツ」トータル1億円未満か(石原さとみのバスケモノ)
☆08年「シャカリキ」トータル1億円未満か(遠藤雄弥主演の自転車モノ)
☆08年「櫻の園」トータル5千万円未満か(福田沙紀主演の演劇モノ)
さすがに、これらよりも上回りそうである。
これらを踏まえると、4億円前後でもマシに感じられる。
「おっぱいバレー」2.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「明日への遺言」2.4億円(トータル6.0億円)
☆「アフタースクール」2.0億円(トータル5.5億円)
☆「Sweet Rain 死神の精度」2.5億円(トータル5.0億円)
<2007>
☆「未来予想図/ア・イ・シ・テ・ルのサイン」2.6億円(トータル5.3億円)
☆「僕は妹に恋をする」2.1億円(トータル5.0億円)
☆「そのときは彼によろしく」2.3億円(トータル4.6億円)
「Sweet Rain」「未来予想図」「そのときは彼によろしく」との対比で考えると、「おっぱいバレー」の興行収入は4.2~4.3億円となる。
ゴールデンウィークがあるので、やはり4億円程度が落ち着きどころとなりそうだ。
ワーナーは邦画事業に参入したが、「DEATH NOTE」シリーズ以外には、「252 生存者あり」しかヒットがない。
そろそろ方針を転換した方がいいのではないか。
リスクは高いが、大作に絞った方がよいだろう。
9位:「ドロップ」(角川)(6週目)<予想順位9位>
【公開前個人予想】 なし 【配給会社期待値】 10→15億円に上方修正
【公開規模】 163スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.9千万円程度を週末に稼ぎ、17.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度だろうか。
オープニング3日2.5→2週目4.5→3週目4.7→4週目2.9→5週目1.6→6週目1.0億円となっている。
さすがにそろそろ勢いはなくなってきるが、「クローズ」が公開されても極端な落ち込みはみられない。
バラエティを中心に効果的に宣伝を打てたこと、水嶋ヒロを起用できたことがハマり、かなり高いオープニングを飾ることができた。
高いオープニングを飾ったことが話題やニュースになり、ヒットに繋がった。
さらには、水嶋ヒロの結婚報道も相まって、ヒットに拍車が掛かった。
これほどの好条件が揃った映画も珍しい。
芸人が原作・脚本・演出などに関わった作品は以下の通り。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
OP2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆08年「ホームレス中学生」トータル6~7億円見込み
OP1.2→祝込3.7→4.8→5.6→祝込6.2
☆09年「ドロップ」
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1億円→
「陰日向に咲く」と比べても遜色がない。
「陰日向に咲く」との対比で考えると、「ドロップ」の興行収入は18.7億円となる。
15億円は楽に突破したが、20億円突破はどうなるだろうか。
ゴールデンウィークがあるので、一応はクリア可能なラインともいえる。
当面は「陰日向に咲く」トータル19.5億円が目標となるだろうか。
ドラマ「ROOKIES」も大ヒットしており、不良という題材もヒットの要因だろう。
不良系映画の「クローズZERO」の興行収入は以下の通り。
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
これとの対比で考えると、「ドロップ」の興行収入は18.8億円となる。
悪くとも、このラインまで伸びてきそうだ。
「ドロップ」17.1億円と同程度の6週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「母べえ」17.3億円(トータル21.2億円)
☆「陰日向に咲く」17.8億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」16.0億円(トータル17.2億円)
<2007>
☆「舞妓Haaaan!!!!!」18.5億円(トータル20.8億円)
☆「東京タワー」16.3億円(トータル18.8億円)
☆「Life 天国で君に逢えたら」15.5億円(トータル17.0億円)
これらの優秀作品と並んでいることが凄い。
これらとの対比で考えると、「ドロップ」の興行収入は18.4~21.0億円となる。
マックス21億円、ミニマム18億円というところか。
ゴールデンウィークにも稼げることが見込まれるので、20億円を突破するのではないか。
品川祐原作・監督・脚本の作品がここまでヒットするとは予想できなかった。
今後も芸人系映画は注目となりそうだ。
10位:「鴨川ホルモー」(松竹)(2週目)<予想順位圏外>
【公開前個人予想】 3.0億円
【公開規模】 152スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.4千万円程度を週末に稼ぎ、1.3億円弱となっている。
1週間の伸びは8.0千万円半ば程度だろうか。
「レイン・フォール/雨の牙」が動員ベースでは10位となっているが、興行収入ベースでは「レイン・フォール/雨の牙」(オープニング3.3千万円)を上回り、かろうじてランクインしている。
本木克英監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP03.2→14.4→17.4→19.7→21.1→22.1
☆08年「犬と私の10の約束」トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP02.3→祝5.8→7.7→09.5→10.9→12.7
☆09年「鴨川ホルモー」
OP0.5→1.3億円→
「ゲゲゲの鬼太郎」以外との対比で考えると、「鴨川ホルモー」の興行収入は3.3~3.8億円となる。
ゴールデンウィークの伸びを考慮しても、3億円程度が落ち着きどころか。
参考になりそうなコメディ作品は以下の通り。
☆07年「舞妓Haaaan!!!!!」トータル20.8億円(※舞台が京都)
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝込17.1
☆09年「少年メリケンサック」トータル9~10億円見込み(※見る者を選ぶコメディ)
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆08年「ハンサム★スーツ」トータル8.6億円(※ラブコメ)
祝込3日2.1→3.9→5.6→6.7→7.6
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル不明(3億円程度か)(※青春コメディ)
OP0.7→1.7→2.3
☆09年「鴨川ホルモー」
OP0.5→1.3億円→
これらとの対比で考えると、「鴨川ホルモー」の興行収入は2.3~3.6億円となる。
マックス4億円、ミニマム2億円となる。
ゴールデンウィーク込みで3億円が落ち着きどころか。
「鴨川ホルモー」1.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「築地魚河岸三代目」1.5億円(トータル3.4億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」1.6億円(トータル不明※3億円未満か)
☆「あの空をおぼえてる」1.4億円(トータル2.4億円見込み)
☆「次郎長三国志」1.6億円(トータル不明※3億円未満か)
<2007>
☆「やじきた道中てれすこ」1.4億円(トータル3.0億円)
☆「天国は待ってくれる」1.4億円(トータル3.0億円)
☆「自虐の詩」1.3億円(トータル2.4億円)
これらとの対比で考えると、「鴨川ホルモー」の興行収入は2.2~2.9億円となる。
2億円台に終わる可能性も高そうだが、なんとか粘って3億円は突破するだろう。
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来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の作品。
○:「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(アドベンチャー・アクション)<4000館程度>
【監督】ギャヴィン・フッド(「ツォツィ」「Rendition」)
【出演】ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー(「ディファイアンス」)、ライアン・レイノルズ(「スモーキン・エース」)
【内容】ウルヴァリンの起源となるストーリー。
【アメリカ内の評価】 高い
【公開前興行収入予想】 1億8千万ドル
専門家の事前予想では、92.3~93.5百万ドルのオープニングを飾るとされている。
公開前にインターネット流出事件が起きたが、特に大きな問題はないだろう。
ただ、20世紀フォックス作品なので、それほどレベルの高い作品ではないと思われる。
予想よりも低く、かつ初動タイプの作品となるのではないか。
「X-MEN」シリーズの興行収入は以下の通り。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
2億ドル突破が目標となりそうだが、スピンオフなので超えないのではないか。
00年以降のアメコミ映画の興行収入は以下の通り。
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
☆02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
☆04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
☆08年「ハンコック」トータル228百万ドル(OP63百万ドル)※非アメコミ
先104→164→192→206→216→222
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆05年「バットマン・ビギンズ」トータル205百万ドル(OP49百万ドル)
先73→123→151→172→183→191
☆06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル(OP53百万ドル)
先85→142→164→178→186→190
☆02年「メン・イン・ブラックⅡ」トータル190百万ドル(OP52百万ドル)
先87→133→158→173→182→186
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
さすがに1億5千万ドルは超えるだろうが、2億ドル超えないのではないか。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドルの2割減と考えて、1億9千万ドルと予想する。
×:「Ghosts of Girlfriends Past」(ファンタジック・コメディ)<3000館程度>
【監督】マーク・S・ウォーターズ
【出演】マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー、エマ・ストーン(「スーパーバッド」)
【内容】弟の結婚式で、独身者はロマンティックな過去にとらわれる。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 7千万ドル
専門家の事前予想では、19.9~23.2百万ドルのオープニングを飾るとされている。
2千万ドルを割る程度のオープニングだろうか。
「ウルヴァリン」がなければ、もっと高いオープニングを飾れるはずだ。
ただ、オープニングは多少低くても、粘りそうだ。
マーク・S・ウォーターズ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「フォーチュン・クッキー」トータル110百万ドル
先33→58→74→87→97(OP22百万ドル)
☆04年「ミーン・ガールズ」トータル86百万ドル
OP24→42→55→65→72
☆05年「恋人はゴースト」トータル48百万ドル
OP16→30→38→44→46
☆08年「スパイダーウィックの謎」トータル71百万ドル
先21→44→55→62→65(OP19百万ドル)
「恋人はゴースト」以外は、7千~1億1千万ドルを稼いでいる。
マシュー・マコノヒー主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87(※ケイト・ハドソン共演)
☆05年「サハラ」トータル69百万ドル
OP18→36→49→57→62(※ペネロペ・クルス共演)
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23
☆06年「恋するレシピ」トータル89百万ドル
OP24→48→64→73→79(※サラ・ジェシカ・パーカー共演)
☆06年「マーシャルの悲劇」トータル44百万ドル
先07→25→35→38→41(OP6百万ドル)
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63(※ケイト・ハドソン共演)
ラブコメ系ならば、7千~1億ドルを稼ぎ出す優秀な俳優。
マーク・S・ウォーターズ監督の実績を併せると、7千万ドルは稼ぎたいところだ。
ジェニファー・ガーナー主演作の興行収入は以下の通り。
☆04年「13ラブ30サーティン・ラブ・サーティ」トータル57百万ドル
OP21→35→43→49→52
☆05年「エレクトラ」トータル24百万ドル
☆06年「恋は突然に。」トータル16百万ドル
☆07年「キングダム/見えざる敵」トータル48百万ドル
基本的に実績は足りないが、「13ラブ30サーティン・ラブ・サーティ」程度は最低でも稼ぎたいところだ。
ジェニファー・ガーナーは不安定要素だが、マーク・S・ウォーターズ監督及びマシュー・マコノヒーの実績を踏まえて、7千万ドルと予想したい。
去年公開されたラブコメ作品が当面のライバルとなるか。
☆「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
☆「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→69→73
☆「寝取られ男のラブバカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
△:「Battle for Terra」(3Dアニメ)<1000館程度>
【監督】Aristomenis Tsirbas(主な代表作なし)
【出演】エヴァン・レイチェル・ウッド(「ダイアナの選択」)、ルーク・ウィルソン(「モーテル」)、ジャスティン・ロング(「ダイ・ハード4.0」)
【内容】惑星に不時着した地球人と侵略をおそれた惑星の住人がバトルになる。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 2千万ドル
専門家の事前予想では、4.5百万ドルのオープニングを飾るとされている。
中小スタジオ作品の「Coraline」(トータル75百万ドル)のようなヒットを狙いたいところだが、規模があまりにも小さいので、この程度のオープニングとなるだろうか。
オープニングは低くても、3Dアニメなので、粘り込みそうだ。
3Dアニメは息が長い作品になるのが特徴となっている。
☆09年「モンスターVSエイリアン」現時点で175百万ドル
OP59→105→140→163→175
☆08年「Bolt」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95
☆09年「Coraline」現時点で75百万ドル
OP17→35→54→61→66
☆08年「ナットのスペースアドベンチャー3D」トータル14百万ドル
OP02→04→06→08→10
「ナットのスペースアドベンチャー3D」を超える2千万ドル程度まで伸ばすだろうか。
近年公開された2~3千万ドル程度の興行収入のアニメ作品は以下の通り。
☆06年「ライアンを探せ!」トータル37百万ドル
OP10→22→29→32→34
☆08年「SW:クローン・ウォーズ」トータル35百万ドル
OP15→25→30→33→34
☆08年「Space Chimps」トータル30百万ドル
OP07→16→22→26→28
☆06年「アントブリー」トータル28百万ドル
OP08→18→22→25→26
☆08年「Igor」トータル20百万ドル
OP08→14→17→18→19
☆05年「Valiant」トータル19百万ドル
OP06→12→15→17→18
これらを踏まえると、「Battle for Terra」の興行収入は2千万ドルが妥当だろうか。
[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
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1位:「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」(東宝・日本テレビ)(2週目)<予想順位1位>
【公開前個人予想】 25.5億円 【配給会社期待値】 30億円
【公開規模】 341スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.1億円程度を週末に稼ぎ、12.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.5億円程度だろうか。
本編と関係のある「黒の組織」とのバトルが描かれるようであり、予想以上に爆発している。
シリーズ13作目となる。
「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル34.0億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念作品>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」
5.9→12.5億円→
この5年では一番推移が高い。
10周年記念作品「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」を楽に超えている。
06~08年との対比で考えると、「漆黒の追跡者(チェイサー)」の興行収入は33.3~36.8億円となる。
初動タイプと思われるが、30億円突破は可能だろう。
02年「ベイカー街の亡霊」トータル34.0億円を超えることが目標となる。
しかし、ギリギリで超えない程度が落ち着きどころか。
その他の参考アニメ作品は以下の通り。
例年は「ドラえもん>コナン」という図式が続いていたが、ついに逆転なるか。
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」現時点で23.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3
☆07年「劇場版ポケットモンスター」トータル50.2億円
祝3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2(OP2日7.8億円)
☆08年「劇場版ポケットモンスター」トータル48.0億円
祝3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.9→43.3(OP2日7.0億円)
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」
5.9→12.5億円→
「ポケモン」との対比で考えると、「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」の興行収入は32.4~37.1億円となる。
02年「ベイカー街の亡霊」トータル34.0億円超えが目標となるが、やはり現時点では32~33億円程度が落ち着きどころだろうか。
4位:「クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国」(東宝・テレビ朝日)(2週目)<予想順位6位>
【公開前個人予想】 13億円
【公開規模】 323スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円半ば程度を週末に稼ぎ、3.5億円となっている。
1週間の伸びは1.8億円半ば程度だろうか。
月曜日から金曜日までは3千万円しか稼いでいないのだろうか。
信じられないほどの週末依存型となっている。
ただ、オープニングが1.6億円半ばとなっていたので、週末対比では大きな落ち込みはさすがにみられない。
オープニングはかなり低くなっていたが、やはり「コナン」に流れたためと思われる。
相手が悪すぎただけであり、ゴールデンウィークに巻き返すだろう。
「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」
1.7→3.5億円→
近年最低の推移となっている。
06~08年との対比で考えると、「オタケべ!カスカベ野生王国」の興行収入は8.5~9.6億円となる。
9億円前後が落ち着きどころとなる推移だが、巻き返しは期待できるので、当面は10億円突破が目標となる。
その他の参考アニメ作品は以下の通り。
☆07年「劇場版 NARUTO」トータル12.1億円
OP2.2→5.7→9.1→10.5→11.7
☆08年「劇場版 NARUTO」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」
OP1.7→3.5億円→
これらとの対比で考えると、「オタケべ!カスカベ野生王国」の興行収入は7.4~9.5億円となる。
マックス10億円、ミニマム7億円というところか。
先週『10億円前後はまだ狙えると思われる』と書いたが、雲行きは怪しくなってきている。
99年「爆発!温泉わくわく大決戦」(トータル9億円)も低迷しているので、全くあり得ないことではないが、ここまでの下落は、「コナン」の影響を考えても不可思議なところはある。
「ドラえもん」も苦戦を強いられており、定番のアニメ作品にやや陰りが見え始めているようだ。
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順位 タイトル 初回 最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位:「BOSS」 18.1% 15.1%(▽3.0%) 16.6%(16.0%)
2位:「婚カツ!」 16.3% 11.2%(▽5.1%) 13.8%(18.0%)
3位:「アイシテル海容」 13.2% 13.7%(▲0.5%) 13.5%(08.0%)
4位:「ザ・クイズショウ」 14.0% 11.9%(▽2.1%) 13.0%(11.5%)
5位:「アタシんちの男子」14.1% 11.0%(▽3.1%) 12.6%(13.0%)
6位:「夜光の階段」 12.5% 12.5%(± -%) 12.5%(11.0%)
7位:「白い春」 13.7% 10.0%(▽3.7%) 11.9%(10.0%)
8位:「スマイル」 11.7% 10.2%(▽1.5%) 11.0%(16.0%)
9位:「ぼくの妹」 12.2% 09.0%(▽3.2%) 10.6%(09.0%)
10位:「名探偵の掟」 10.8% 10.0%(▽0.8%) 10.4%(10.5%)
11位:「魔女裁判」 09.0% 09.0%(± -%) 09.0%(10.0%)
12位:「ゴッドハンド輝」 08.0% 10.1%(▲2.0%) 08.7%(07.5%)
2位:「婚カツ!」 平均13.75%(放送前予想平均18.0%)
初回16.3→11.2%→
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 13.5%~14.5%(±0.0%~±0.0%)
初回から二話目への下落率は、31.3%となっている。
初回を見た約3人に1人はギブアップした計算となる。
そこまで酷い作品には見えなかったが、視聴者の心を捉えられなかったようだ。
ゴールデンウィークの影響というわけでもないだろう。
月9ドラマの歴代最低視聴率は、江口洋介主演「東京ラブ・シネマ」(03年4月クール)13.06%となっている。
☆03年4月クール「東京ラブ・シネマ」(平均13.1%)
16.9→14.5→13.9→12.3→13.5→13.3→13.2→11.7→12.2→10.6→
→11.8→12.8
これを下回ることになるのが、SMAPのリーダー中居とは思いもよらなかった。
映画会社を題材にしているので、「東京ラブ・シネマ」を最後までやむを得ず見たが、びっくりとするほどつまらなかった。
「婚カツ!」はこれよりも、まだマシだと思っているのだが…。
「婚カツ!」の視聴率の動きと似ているドラマは以下の通り。
☆08年7月クール「コード・ブルー」(平均15.6%)
21.2→16.0→16.0→13.2→15.7→15.6→10.8→13.4→15.8→14.9→19.5
☆08年7月クール「太陽と海の教室」(平均14.5%)
20.5→14.4→12.7→10.7→14.7→14.0→14.1→13.3→14.5→15.6
☆08年7月クール「33分探偵」(平均9.2%)
12.2→08.1→09.9→10.0→07.0→09.8→07.8→09.1→08.7
☆08年4月クール「無理な恋愛」(平均7.5%)
11.7→08.0→08.1→06.9→06.2→06.9→06.6→06.5→07.0→06.3→07.7
これらとの対比で考えると、「婚カツ!」の平均視聴率は10.3~12.5%となる。
マックス12%、ミニマム10%というところか。
中居正広主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆98年4月クール「ブラザーズ」(平均17.9%)
24.3→18.8→18.2→17.8→16.6→17.3→15.7→16.5→17.5→17.4→
→16.6→18.4
☆99年4月クール「グッドニュース」(平均11.1%)
15.9→12.7→11.7→09.7→11.4→10.5→10.1→11.3→09.3→10.1→
→08.9→11.6
☆00年4月クール「伝説の教師」(平均19.0%)
26.1→20.1→17.4→18.5→18.9→17.6→18.4→15.9→16.9→17.5→21.4
☆01年1月クール「白い影」(平均20.1%)
23.8→20.4→19.0→21.0→17.2→19.1→19.2→19.2→19.9→22.3
☆04年1月クール「砂の器」(平均19.4%)
26.3→20.3→19.4→16.7→19.1→18.8→18.6→18.6→15.8→18.2→21.5
☆09年4月クール「婚カツ!」
16.3→11.2%→
視聴率が取りやすかった時代とはいえ、18~20%を稼ぎ出していた。
これらとの対比で考えると、「婚カツ!」の平均視聴率は10.7~12.5%となる。
見たことも聞いたこともない「グッドニュース」(平均11.1%)は超えたいところだ。
SMAPメンバーの近年のドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年1月クール「華麗なる一族」(平均23.9%)
27.7→21.8→23.5→23.0→21.2→23.5→21.1→21.6→24.9→30.4
☆06年1月クール「西遊記」(平均22.8%)
29.2→24.8→23.8→22.5→22.1→20.6→21.2→20.9→20.7→20.5→24.7
☆08年4月クール「CHANGE」(平均21.7%)
23.8→23.0→22.4→19.3→19.5→19.1→20.9→19.5→22.3→27.4
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
☆06年10月クール「僕の歩く道」(平均18.2%)
19.3→16.4→17.7→18.2→17.9→16.0→15.9→19.1→19.6→20.1→20.5
☆06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」(平均15.9%)
19.9→17.4→16.3→16.7→16.4→16.0→15.2→14.3→14.8→12.6→
→15.5→15.7
☆08年1月クール「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(平均10.9%)
17.3→11.7→11.6→09.2→08.9→09.9→09.2→09.1→11.0→11.1
☆08年4月クール「猟奇的な彼女」(平均8.2%)
13.5→11.5→08.7→07.0→08.0→07.6→06.9→06.3→05.9→07.4→07.2
☆09年4月クール「婚カツ!」
16.3→11.2%→
木村と香取以外は、視聴率が取れているわけではなかったので、あり得る事態だったようだ。
「ブスの瞳に恋してる」「佐々木夫妻の仁義なき戦い」「猟奇的な彼女」との対比で考えると、「婚カツ!」の平均視聴率は9.0~11.7%となる。
現時点では11~12%が落ち着きどころとなる。
「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(平均10.9%)程度は超えたいところだ。
最近の月9ドラマの標準程度の視聴率は稼ぎたいところだったが、もはや無理そうだ。
上戸彩主演の主なドラマの視聴率は以下のとおり。
☆06年4月クール「アテンションプリーズ」(平均16.4%)
17.7→14.9→16.8→16.0→15.7→15.3→15.4→16.9→15.7→19.2→16.5
☆07年10月クール「暴れん坊ママ」(平均12.4%)
15.3→14.2→11.8→11.6→11.7→11.1→11.9→11.0→10.9→14.2
☆08年10月クール「セレブと貧乏太郎」(平均13.1%)
17.6→15.0→15.2→11.6→14.9→11.4→10.2→11.2→11.8→10.4→14.3
「暴れん坊ママ」「セレブと貧乏太郎」との対比で考えると、「婚カツ!」の平均視聴率は11.1~11.6%となる。
やはり、11%程度が落ち着きどころだろうか。
<同時間帯の視聴率>
特番などは見当たらない。ゴールデンウィークの影響もあるかもしれないが、CXの視聴率がNHK、NTVにリアルに流れたようだ。
12.3% 21:00-22:00 NHK ニュースウオッチ9(先週比+3.2%)
14.1% 21:00-21:54 NTV 人生が変わる1分間の深イイ話(先週比+2.7%)
12.8% 21:00-22:54 TBS ゴールデン「桜庭さやかの事件簿」(先週比-1.1%)
11.2% 21:00-21:54 C X 婚カツ!(先週比-5.1%)
11.5% 21:00-21:54 E X ビートたけしのTVタックル(先週比-1.5%)
04.4% 21:00-21:54 T X やりすぎコージー(先週比-0.8%)
全体視聴率 66.3%(先週比-2.6%)
月曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「東京タワー」(平均14.9%)
14.2→15.6→14.9→16.0→13.9→12.9→14.8→14.4→15.4→14.2→18.1
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
☆08年4月クール「CHANGE」(平均21.7%)
23.8→23.0→22.4→19.3→19.5→19.1→20.9→19.5→22.3→27.4
☆08年7月クール「太陽と海の教室」(平均14.5%)
20.5→14.4→12.7→10.7→14.7→14.0→14.1→13.3→14.5→15.6
☆08年10月クール「イノセント・ラヴ」(平均13.5%)
16.9→13.3→13.1→11.7→11.7→12.6→13.4→12.8→14.5→15.1
☆09年1月クール「ヴォイス~命なき者の声~」(平均14.5%)
17.7→17.4→15.0→12.3→16.0→15.2→15.4→14.0→10.2→12.8→13.6
☆09年4月クール「婚カツ!」
16.3→11.2%→
「婚カツ!」の二話目視聴率11.2%は、当然10ドラマ中10位となっている。
先週9位だったが、「東京タワー」(平均14.9%)に敗れた。
「ファースト・キス」「太陽と海の教室」との対比で考えると、「婚カツ!」の平均視聴率は11.4~11.8%となる。
頑張っても12%台というところか。
現時点では11~12%程度と思われるが、何かしらの事情があるかもしれないので、二話目を踏まえた平均視聴率予想は、先週の13.5%~14.5%のままにしたい。
映画に出ることはあっても、中居はもうドラマに出ないのではないか。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
実際には初回も微妙な作品だったのかもしれないが、二話目ではさらに微妙な作品へ進んでしまった気がする。
メチャクチャつまらないというわけではないが、面白いと感じさせるところがほとんど見当たらない。
二話目の印象は、展開が予想外に速すぎるというところ。
まさか二話目で区長以外の登場人物のほとんどにバレるとは思わなかった。
どういう趣旨を込めているのかは計りしれないが、本作の根幹となるネタをあまりバラすメリットはないとは思う。
せめて、父親だけは知らないという設定にしないと、今後の展開に盛り上がりを欠くのではないか。
適当にゴマかすようなやり取りが、“笑いどころ”のようなものと思っていたのだが。
これでは、もはや婚カツする意味さえ、失われてしまった気がする。
「バレたら仕事を辞めればいい」では済まない状況に追い込まれたから、必死に婚カツするのではないか。
「この先のストーリーはどうなっていくのだろう」というドキドキ感よりも、「どうやってストーリーを最後まで盛り上げていくのだろう」という不安感が高くなった。
この展開の速さからいって、誰かと結婚するところまで描くのだろうか。
また、地方自治体が合コンをセッティングするというニュースを聞いたことがあるので、最終的にはそういうネタにもっていくのかと思ったら、このネタも早くも手の内を明かしてしまっている。
面白いというよりも、どうやってストーリーを最後まで展開させていくのかということが気になるので、一応は視聴続行したい。
ストーリーはコメディタッチのノリでメチャクチャにやってくれてもいいが、その中にリアルな30歳代の未婚男女の実像を組み込めたら、ただ騒いでいるだけのドラマとはちょっと異なるものに仕上がるのではないか。
そういう趣旨は、本回のテーマでもある「条件って必要か?」というものに描かれている。
結婚相手の条件にとらわれ過ぎていて、本当の大切な部分を見失っていることを言いたいとは思うが、メッセージがちょっとストレートすぎるか。
そのようなことは分かり切っているので、もうちょっと変化や緩急をつけた演出などを期待したいところだ。
タンカを切ってメッセージを伝えるという手法は、もうそろそろ卒業してもいいのではないか。
テーマ:婚カツ! - ジャンル:テレビ・ラジオ
順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(-)1週目「Obsessed」 (2514館)$28,612,730 ($28,612,730)
2(1)2週目「17アゲイン」 (3255館) $11,518,495 ($39,823,333)
3(-)1週目「Fighting」 (2309館) $11,024,370 ($11,024,370)
4(-)1週目「路上のソリスト」 (2024館) $9,716,458 ($9,716,458)
5(-)1週目「Earth」 (1804館) $8,825,760 ($14,472,792)
6(4)5週目「モンスターVSエイリアン」 (3358館) $8,520,826 ($174,813,830)
7(2)2週目「消されたヘッドライン」 (2807館) $6,848,885 ($25,081,890)
8(3)3週目「Hannah Montana」 (3231館) $6,437,141 ($65,655,057)
9(5)4週目「ワイルド・スピード4」 (3566館) $6,204,940 ($145,367,040)
10(6)2週目「Crank:HighVoltage」(2223館) $2,618,379 ($11,735,952)
4本の新作がランクインしたため、6週目で「ノウイング」及び「I Love You, Man」、5週目で「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」、3週目で「Observe and Report」が圏外へ消えた。
ニコラス・ケイジ主演のサスペンスドラマ「ノウイング」の現在の興行収入は、77百万ドルとなっている。
8千万ドル前後がフィニッシュラインとなりそうだ。
公開前興行収入予想は7千万ドルだったので、アタリといえるが、予想よりもヒットした。
安定度には欠けるニコラス・ケイジ主演作なので不安はあったが、衝撃度の高い予告編のためか、悪くはない結果となったようだ。
アレックス・プロヤス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆94年「クロウ/飛翔伝説」トータル51百万ドル
☆97年「ダークシティ」トータル14百万ドル
☆04年「アイ,ロボット」トータル145百万ドル
「アイ,ロボット」での実績があり、キャリアをさらに伸ばしたいところだ。
「クロウ/飛翔伝説」は超えており、監督しての評価は高まったといえる。
ニコラス・ケイジ主演作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「マッチスティックマン」トータル40百万ドル
☆04年「ナショナル・トレジャー」トータル173百万ドル(製作費100百万ドル)
☆05年「ロード・オブ・ウォー」トータル24百万ドル(製作費50百万ドル)
☆05年「ウェザーマン」トータル12百万ドル(製作費22百万ドル)
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル(製作費65百万ドル)
☆06年「ウィッカーマン」トータル23百万ドル(製作費40百万ドル)
☆07年「ゴーストライダー」トータル116百万ドル(製作費110百万ドル)
☆07年「NEXT」トータル18百万ドル
☆07年「ナショナル・トレジャー」トータル220百万ドル
☆08年「バンコック・デンジャラス」トータル15百万ドル(製作費45百万ドル)
ハズレとアタリを交互に引く世にも珍しい俳優。
前回がハズレだったため、今回はアタリの番らしい。
知名度の割には人気が高い俳優ではないが、題材次第ではヒットに導くことができるようだ。
公開前は、M・ナイト・シャマラン監督の「ハプニング」トータル65百万ドルがライバルとなるかと思ったが、余裕で超えた。
SF色もあるので、「ジャンパー」トータル80百万ドルがライバルとなった。
8千万ドル前後が中規模SF作品の落ち着きどころとなりそうだ。
ポール・ラッド、ジェイソン・シーゲル主演のコメディ「I Love You, Man」の現在の興行収入は、68百万ドルとなっている。
7千万ドル前半がフィニッシュラインだろうか。
公開前興行収入予想は7.5千万ドルだったので、アタリといえる。
コメディヒットメイカーのジャド・アパトー関連作品ではないが、彼の作品で名前を売った者によるR指定コメディであり、アメリカ人が好きそうなテイストの仕上がりとなっているので、ヒットしたのだろう。
セス・ローゲン主演作の「Observe and Report」はコケたが、本作はヒットしており、微妙な見極めが大事となりそうだ。
ジョン・ハンバーグ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ポリー my love」トータル88百万ドル
さすがに、「ポリー my love」を超えるのは難しい。
こうした実績があったことも、ヒットの要因か。
ポール・ラッド又はジェイソン・シーゲルが出演した作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
☆07年「ノックトアップ」トータル149百万ドル
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス 」トータル63百万ドル
☆08年「Role Models」トータル67百万ドル
「寝取られ男のラブ♂バカンス 」「Role Models」を超えたので、十分合格ラインといえる。
この手のコメディ作品はハマれば、やはり相当なヒットになる。
ヴァージニア・マドセン主演のホラー「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」の現在の興行収入は、54百万ドルとなっている。
5千万ドル半ばがフィニッシュラインか。
公開前興行収入予想は3.5千万ドルだったので、大きくハズした。
あまり大ヒットが期待できそうもないホラー作品だったが、5千万ドルを楽に突破しており、やはりホラー作品は侮れないといえる。
リメイクホラーではない最近ヒットしたホラー作品は以下の通り。
☆08年「The Strangers」トータル53百万ドル
☆09年「The Unborn」トータル43百万ドル
公開前は『これらを超えることはできそうもない』と思ったが、超えている。
過去のリメイクホラーは以下の通り。
☆04年「ドーン・オブ・ザ・デッド」トータル59百万ドル
☆07年「ハロウィン」トータル58百万ドル
☆06年「オーメン」トータル55百万ドル
☆09年「ブラッディ・バレンタイン3D」トータル51百万ドル
☆06年「ストレンジャー・コール」トータル48百万ドル
☆08年「Prom Night」トータル44百万ドル
☆06年「ヒルズ・ハブ・アイズ」トータル42百万ドル
「ハロウィン」を超えるのは難しそうだが、「オーメン」は超えそうだ。
去年に流行した海外リメイクホラー作品は以下の通り。
☆「QUARANTINE」トータル32百万ドル
☆「The Eye」トータル31百万ドル
☆「ミラーズ」トータル31百万ドル
☆「ワン・ミス・コール」トータル27百万ドル
☆「シャッター」トータル26百万ドル
ホラー作品の興行収入の順列は以下の通りか。
名作ホラーリメイク≧オリジナル>ヨーロッパリメイク>アジアリメイク
それにしてもホラー作品は安定して稼げるといえる。
オリジナルホラーの方が、伸びは高いかもしれない。
セス・ローゲン主演のコメディ「Observe and Report」の現在の興行収入は、22百万ドルとなっている。
2千万ドル半ばがフィニッシュラインだろうか。
公開前興行収入予想は6.5千万ドルだったので、大きくハズしてしまった。
公開前には『かなり際どい作品のようであり、オープニングはあまり高くはならないだろう。オープニングはイマイチでも、粘りこむタイプとなるのではないか』と書いたが、粘り込みも期待できなかったようである。
ただ、製作費18百万ドルなので、制作費はなんとか回収している。
モールの警備員モノは「Paul Blart: Mall Cop」(トータル145百万ドル)が大ヒットしたばかりである。
これに続くことができるかが注目だったが、続くことはできなかった。
もし、大ヒットするようならば、モール関連の亜流作品が増大するだろうと思ったが、それほど亜流作品は産まれないだろう。
セス・ローゲン出演作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
☆07年「ノックトアップ」トータル149百万ドル
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
☆08年「スモーキング・ハイ(PINEAPPLE EXPRESS)」トータル87百万ドル
☆08年「Zack and Miri Make a Porno」トータル31百万ドル
コメディメーカーのジャド・アパトー関連作品でないと、厳しいのだろうか。
アンナ・ファリス出演作品の興行収入は以下の通り。
☆08年「The House Bunny」トータル48百万ドル
「The House Bunny」はヒットしたが、連続ヒットとはならなかった。
本作はどのような作品かはよく分からないが、ブラックな作品すぎて、観客からそっぽを向かれたようだ。
また、セス・ローゲンも主演としては、まだまだ稼げるレベルには達していないのかもしれない。
新作は以下のとおりとなっている。
1位:「Obsessed」(サスペンス)
【現在の興行収入】 29百万ドル
【監督】スティーヴ・シル(テレビで活躍)
【出演】ビヨンセ・ノウルズ、イドリス・エルバ(「28週後…」)、アリ・ラーター
【内容】美しい妻をもつ成功したビジネスマンは女性ストーカーの標的となる。
【アメリカ内の評価】 悪い
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
専門家の事前予想では、15.3~17.6百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想を大きく上回る28.6百万ドルのオープニングを飾っている。
先週『高くもなく、低くもないオープニングとなりそうだ。1千万ドル半ば程度だろうか』と書いたが、ビヨンセ主演とはいえ、ただのサスペンス作品がここまで爆発するとは思わなかった。
製作費20百万ドルをあっさりと回収しているが、評価も低く初動タイプの作品となりそうだ。
ビヨンセ主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「オースティン・パワーズ/ゴールド・メンバー」トータル213百万ドル
☆03年「ファイティング・テンプテーションズ」トータル30百万ドル
OP12→20→25→27→29
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→42→61→70→75
☆06年「ドリームガールズ」トータル103百万ドル
☆08年「Cadillac Records」トータル8百万ドル
☆09年「Obsessed」
OP29百万ドル→
「ピンクパンサー」のオープニングを大きく超えている。
「ファイティング・テンプテーションズ」「ピンクパンサー」との対比で考えると、「Obsessed」の興行収入は73~119百万ドルとなる。
さすがに1億ドル突破は無理と思うが、7千万ドル程度の高い興行収入にはなりそうだ。
目標は「ピンクパンサー」というところか。
ビヨンセの人気の高さが窺われるオープニングとなっている。
本作はホラー作品ではないが、最近ヒットしたオリジナルホラー作品も参考になる。
☆08年「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」トータル53百万ドル(※リヴ・タイラー主演)
OP21→37→45→50
☆09年「The Unborn」トータル43百万ドル
OP20→33→39→41
☆09年「Obsessed」
OP29百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Obsessed」の興行収入は62~73百万ドルとなる。
ミニマムは6千万ドルというところか。
大物主演女優によるサスペンス作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「シャッフル」トータル48百万ドル(※サンドラ・ブロック)
OP18→32→39→45→47
☆07年「ブレイブワン」トータル37百万ドル(※ジョディ・フォスター)
OP13→25→31→34→36
☆04年「テイキング・ライブス」トータル33百万ドル(※アンジェリーナ・ジョリー)
OP11→22→27→30→32
☆08年「ブラックリスト」トータル29百万ドル(※ダイアン・レイン)
OP11→19→24→27→28
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル24百万ドル(※ハル・ベリー)
OP11→18→22→23→23
☆09年「Obsessed」
OP29百万ドル→
サスペンス作品は基本的には稼ぎにくいジャンルであるはずだが…。
これらとの対比で考えると、「Obsessed」の興行収入は63~87百万ドルとなる。
マックス8千万ドル、ミニマム6千万ドルというところか。
現時点では、7千万ドル程度が落ち着きどころではないか。
評価も低く初動タイプの恐れがあるが、ビヨンセ主演作ということでもあり、引き続き、ある程度の需要は見込めるので、この程度までは伸ばすのではないか。
3位:「Fighting」(アクションドラマ)
【現在の興行収入】 11百万ドル
【監督】Dito Montiel(主な代表作なし)
【出演】チャニング・テイタム(「ステップ・アップ」)、テレンス・ハワード(「アイアンマン」)、ルイス・ガスマン(「ローグアサシン」)
【内容】詐欺師によってニューヨークの地下ストリートファイトの世界に引き込まされる。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 2.5千万ドル
専門家の事前予想では、7.9~8.4百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想を上回る11.0百万ドルのオープニングを飾っている。
先週『この手の作品のオープニングは、この程度となるだろう。1千万ドルを超えないオープニングと思われる』と書いたが、少々ナメ過ぎたようだ。
チャニング・テイタムの人気が思ったよりも高いのだろうか。
本作も「ワイルド・スピード4」同様にヒスパニック系の支持が高いとのことであり、そういった作品は少々高めに予想した方がよいようだ。
チャニング・テイタム主演映画の興行収入は以下の通り。
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆09年「Fighting」
OP11百万ドル→
これとの対比で考えると、「Fighting」の興行収入は34百万ドルとなる。
現時点では3千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
去年似たような作品が公開されている。
☆08年「Never Back Down」トータル25百万ドル
OP09→17→21→23→24
☆09年「Fighting」
OP11百万ドル→
これとの対比で考えると、「Fighting」の興行収入は31百万ドルとなる。
やはり、3千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
本作を手掛けたのはRogue Picturesという中小スタジオ。
☆08年「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」トータル53百万ドル
OP21→37→45→50→52
☆07年「燃えよ!ピンポン」トータル33百万ドル(オープニング11百万ドル)
先14→24→29→31→32
☆06年「スピリット」トータル25百万ドル
OP11→18→22→24→24
☆05年「ダニー・ザ・ドッグ」トータル25百万ドル
OP11→18→21→24→24
☆07年「ホット・ファズ」トータル24百万ドル
OP06→13→16→19→21
☆09年「Fighting」
OP11百万ドル→
「スピリット」「ダニー・ザ・ドッグ」といったジェット・リーのアクション映画と同程度のオープニングを飾っている。
「ホット・ファズ」以外との対比で考えると、「Fighting」の興行収入は25~33百万ドルとなる。
マックス3千万ドル台、ミニマム2千万ドル台となる。
やはり、3千万ドル前後の興行収入となるだろう。
当面は、「Never Back Down」「スピリット」「ダニー・ザ・ドッグ」の25百万ドルを超すことが目標となりそうだ。
4位:「路上のソリスト」(ミュージックドラマ)
【現在の興行収入】 10百万ドル
【監督】ジョー・ライト
【出演】ジェイミー・フォックス、ロバート・ダウニーJr.、キャサリン・キーナー(「カポーティ」)
【内容】ロサンゼルスの新聞記者は、路上生活者の音楽家と親しくなる。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
専門家の事前予想では、9.3~11.4百万ドルのオープニングを飾るとされており、予想通りの9.7百万ドルのオープニングを飾っている。
先週『オープニングはそれほど高くはならないと思われる。1千万ドルを割る程度だろうか』と書いたので、予想通りとなった。
オープニングが高い作品ではないので、仕方のない結果となっている。
感動作であり、粘り込む作品と思われるので、どこまで粘れるかが注目となる。
賞レース向けの作品だったようだが、公開日が何度か変更されたとのことであり、そういうことも低いオープニングの要因だろう。
ジョー・ライト監督作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「プライドと偏見」トータル38百万ドル
3週目拡大16→22→26→29→31
☆07年「つぐない」トータル51百万ドル
5週目拡大19→25→32→38→42
「プライドと偏見」を超えられるかどうかが注目となる。
ジェイミー・フォックス主演作品のうち、アクションを除外した作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「RAY」トータル75百万ドル
OP20→40→53→59→65
☆09年「路上のソリスト」
OP10百万ドル→
これとの対比で考えると、「路上のソリスト」の興行収入は38百万ドルとなる。
「RAY」の伸びは高いので、これをやや下回る3.5千万ドル程度が落ち着きどころか。
ロバート・ダウニーJr. 主演作品のうち、アクションを除外した興行収入は以下の通り。
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「路上のソリスト」
OP10百万ドル→
これとの対比で考えると、「路上のソリスト」の興行収入は25百万ドルとなる。
この辺りがミニマムラインとなりそうだ。
“音楽”を題材とした感動作は以下の通り。
☆07年「奇跡のシンフォニー」トータル32百万ドル
OP13→20→25→28→29
☆09年「路上のソリスト」
OP10百万ドル→
これとの対比で考えると、「路上のソリスト」の興行収入は25百万ドルとなる。
ミニマム2.5千万ドル、マックス4千万ドルというところか。
評価は高く伸びはありそうなので、3千万ドルには乗せるだろうか。
今年公開された伝説ラッパーの生涯を描いた「Notorious」がトータル37百万ドルとなっている。
賞レースに絡んだりすると、かなり高い興行収入になるものもあるが、音楽伝記映画のうち、興行収入が期待される作品の落ち着きどころがこの辺りとなるようだ。
5位:「Earth」(ドキュメンタリー)
【現在の興行収入】 14百万ドル
【監督】アラステア・フォザーギル(「ディープ・ブルー」)、マーク・リンフィールド
【出演】パトリック・スチュアート
【内容】ホッキョクグマなどの4組の動物の家族を移動を辿るドキュメンタリー。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
日本では一年前に公開されてトータル24.0億円の興行収入となったドキュメンタリー。
エコブームに乗って、ディズニーが新たに立ち上げたプロジェクトであるディズニーネイチャーの配給作品である。
本作は、水曜日から公開されている。
専門家の事前予想では、6.5~10.1百万ドルのオープニングを飾るとされており、予想通りの8.8百万ドルのオープニングとなっている。
水曜日からのトータルでは14百万ドルを既に稼いでいる。
先週『1千万ドルをやや下回るオープニングとなりそうだが、日本ほどの高い伸びは期待しにくい』と書いた通りとなるか。
ドキュメンタリー映画の興行収入は以下の通り。
☆04年「華氏911」トータル119百万ドル
☆05年「皇帝ペンギン」トータル77百万ドル
6週目16→7週目拡大26→38→48→56
☆07年「シッコ」トータル25百万ドル
☆06年「不都合な真実」トータル24百万ドル
☆02年「ボウリング・フォー・コロンバイン」トータル22百万ドル
「シッコ」は超えそうであり、ドキュメンタリー部門では、歴代3位の興行収入となりそうだ。
ドキュメンタリーとしては、十分なヒットといえるだろう。
実際の動物を主人公にしたヒューマンドラマは以下の通り。
☆04年「トゥー・ブラザーズ」トータル19百万ドル(※トラの兄弟)
OP06→12→16→17
☆09年「Earth」
先14(OP09)百万ドル→
これとの対比で考えると、「Earth」の興行収入は29百万ドルとなる。
現時点では3千万ドル台が落ち着きどころとなりそうだ。
旧作は以下のとおりとなっている。
2位:「セブンティーン・アゲイン」(ファンタジーコメディ)
【現在の興行収入】 40百万ドル(先週比+16百万ドル)
【監督】バー・スティアーズ(TVで活躍、主な代表作なし)
【出演】ザック・エフロン、マシュー・ペリー(「フレンズ」)、レスリー・マン(「ノックトアップ」)
【内容】妻や子ども達に相手にされなくなった男が17歳の容姿に戻り、高校生としてやり直す。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 8千万ドル
先週の週末対比では50%以上のダウン率となっているが、極端な初動タイプではなさそうなので、この程度ならば許容範囲か。
人気アイドルのザック・エフロン主演作の興行収入は以下の通り。
☆07年「ヘアスプレー」トータル119百万ドル(※主演ではない)
OP27→60→79→092→101→107
☆08年「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」トータル91百万ドル
OP42→62→076→084→087
☆09年「セブンティーン・アゲイン」
OP24→40百万ドル→
「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」との対比で考えると、「セブンティーン・アゲイン」の興行収入は59百万ドルとなる。
この辺りがミニマムラインとなりそうだが、一般層まで楽しめる作品なので、伸びはこれよりも高いはずだ。
アイドル映画といえば、「Hannah Montana The Movie」が公開されている。
☆09年「Hannah Montana The Movie」
OP32→57→66百万ドル→
☆09年「セブンティーン・アゲイン」
OP24→40百万ドル→
この勝負は、「Hannah Montana The Movie」に軍配が上がりそうだ。
トム・ハンクス主演作の88年「ビッグ」(トータル115百万ドル)のような、突然大人になったり、逆に若返ったり、体が入れ替わったり、何かのパワーを持つコメディ作にはヒットが多い。
「フォーチュン・クッキー」はリンジー・ローハン主演作であり、彼女は大ブレイクしたものの一気に没落してしまったが。
☆03年「フォーチュン・クッキー」トータル110百万ドル
OP33→58→74→87→97→102
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル(OP27百万ドル)
先38→86→97→104→108→109
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→61→79→88→94→96
☆01年「愛しのローズマリー」トータル71百万ドル
OP23→41→55→61→65→67
☆04年「13ラブ30サーティン・ラブ・サーティ」トータル57百万ドル
OP21→35→43→49→52→54
☆09年「セブンティーン・アゲイン」
OP24→40百万ドル→
「ベッドタイム・ストーリー」以外との対比で考えると、「セブンティーン・アゲイン」の興行収入は65~76百万ドルとなる。
比較的初動タイプと思われるので、7千万ドル前後が落ち着きどころか。
もうちょっとブレイクするかと思ったが、期待が高すぎたかもしれない。
しかし、ザック・エフロンとしては、良いキャリアになったことだろう。
6位:「モンスターVSエイリアン」(3Dアニメ)
【現在の興行収入】 175百万ドル(先週比+12百万ドル)
【監督】ロブ・レターマン(「シャーク・テイル」)、コンラッド・ヴァーノン(「シュレック2」)
【出演】リース・ウィザースプーン、レイン・ウィルソン(「サハラ」)、スティーヴン・コルバート(「奥さまは魔女」)
【内容】結婚式の日に隕石にぶつかり巨大化した女性などを政府は秘密に集めており、エイリアンの襲撃の際に彼らの出動となる。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 1億9千万ドル
予告編を見る限りでは、なかなか面白そうなアニメであり、予想通り高い伸びとなっている。
3Dということで単価も高いことも影響しているか。
製作費175百万ドルという高額な制作費をなんとか回収した。
ドリームワークスのアニメ作品の興行収入は以下の通り(「シュレック」を除く)。
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆09年「モンスターVSエイリアン」
OP59→105→140→163→175百万ドル→
「マダガスカル」以外との対比で考えると、「モンスターVSエイリアン」の興行収入は188~195百万ドルとなる。
初動タイプだった「マダガスカル2」トータル180百万ドルを超えそうだ。
2億ドルを突破できるかどうかがポイントなる。
2億ドル前後のアニメ作品は以下の通り。
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆06年「ハッピーフィート」トータル198百万ドル
OP42→099→122→138→149→159→176→185
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆09年「モンスターVSエイリアン」
OP59→105→140→163→175百万ドル→
「Mr.インクレディブル」「モンスターズ・インク」と雰囲気的に似ているところもあり、大爆発する可能性はある。
「モンスターズ・インク」「ハッピーフィート」以外との対比で考えると、「モンスターVSエイリアン」の興行収入は192~207百万ドルとなる。
やはり、2億ドル突破が目標となる。
公開時には『「ハッピーフィート」「アイス・エイジ2」と近い水準を稼ぐと思われるものの、ギリギリ2億ドルを超えない程度が落ち着きどころか』と書いたが、ギリギリで超えてきそうだ。
しかし、「ウォーリー」トータル224百万ドル、ドリームワークス作品の「カンフー・パンダ」トータル215百万ドルには当然届かないだろう。
7位:「消されたヘッドライン」(サスペンス)
【現在の興行収入】 25百万ドル(先週比+11百万ドル)
【監督】ケヴィン・マクドナルド
【出演】ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン
【内容】愛人であった秘書を殺された有望な政治家が陰謀に巻き込まれる。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
先週のオープニングからは50%超のダウン率となっているが、こちらも許容範囲といえるだろう。
①稼ぎにくいポリティカル・サスペンス
②イギリスのドラマのリメイク
③ブラッド・ピット、エドワード・ノートンの降板
こういった問題があった割には、標準的な興行収入に落ち着きそうである。
ケヴィン・マクドナルド監督作の興行収入は以下の通り。
☆04年「運命を分けたザイル」トータル5百万ドル
☆06年「ラストキング・オブ・スコットランド」トータル18百万ドル
「ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞している。
実績を積み、いよいよヒット作を期待される映画にチャレンジする。
ラッセル・クロウ主演作の興行収入は以下の通り。
☆00年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドル
OP10→19→024→028→031→032→032
☆01年「ビューティフル・マインド」トータル171百万ドル(3週目より拡大)
拡38→58→75→093→105→113→124
☆03年「マスター・アンド・コマンダー」トータル94百万ドル
OP25→47→067→073→076→079→081
☆05年「シンデレラ・マン」トータル62百万ドル
OP18→35→044→050→054→057→059
☆06年「プロヴァンスの贈りもの」トータル7百万ドル(2066館にて公開)
OP04→06→007→007→007→007→007
☆07年「3:10 to Yuma」トータル54百万ドル
OP14→28→038→044→049→052→053
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル(※ワシントン主演)
OP44→80→101→116→122→126→128
☆08年「ワールド・オブ・ライズ」トータル39百万ドル(※ディカプリオ主演)
OP13→24→031→035→037→038→039
☆09年「消されたヘッドライン」
OP14→25百万ドル→
賞レースに絡まない作品の場合、3~5千万ドルが標準となるか。
「3:10 to Yuma」「ワールド・オブ・ライズ」に近い動きとなっている。
「3:10 to Yuma」「ワールド・オブ・ライズ」との対比で考えると、「消されたヘッドライン」の興行収入は41~48百万ドルとなる。
現時点では、4千万ドル台が落ち着きどころか。
「ワールド・オブ・ライズ」トータル39百万ドルを超すことが目標となる。
ベン・アフレック主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「チェンジング・レーン」トータル67百万ドル
OP17→33→45→52→57→62
☆02年「トータル・フィアーズ」トータル119百万ドル
OP31→62→84→84→97→105
☆03年「デアデビル」トータル103百万ドル
OP40→69→84→92→96→98
☆03年「ジーリ」トータル6百万ドル(製作費54百万ドル)
☆03年「ペイチェック」トータル54百万ドル(オープニング13百万ドル)
先19→39→46→50→53→53
☆04年「世界で一番パパが好き!」トータル25百万ドル
OP08→16→21→24→25→25
☆04年「恋のクリスマス大作戦」トータル12百万ドル
OP04→08→10→11→11
☆06年「ハリウッドランド」トータル14百万ドル
OP06→11→13→14→14→14
☆07年「スモーキン・エース」トータル36百万ドル(※主演ではない)
OP15→25→31→34→35→36
☆09年「消されたヘッドライン」
OP14→25百万ドル→
03年以降、ヒットからは見放されている。
監督作品の07年「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(トータル20百万ドル)で評価されてから、今年公開作品「そんな彼なら捨てちゃえば?(※主演ではない)」(トータル94百万ドル)がヒットしており、再びチャンスが回ってきたか。
「チェンジング・レーン」のようなヒットが欲しいところだが、ここまでは期待しにくい。
現時点では、「スモーキン・エース」に近い動きとなっている。
「スモーキン・エース」との対比で考えると、「消されたヘッドライン」の興行収入は36百万ドルとなる。
この辺りがミニマムラインとなりそうだ。
去年公開された以下の作品のようなヒットになればよいが、無理そうだ。
☆08年「ラスベガスをぶっつぶせ」トータル81百万ドル
OP24→46→62→70→76
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル72百万ドル
OP23→41→52→59→65
☆08年「バーン・アフター・リーディング」トータル60百万ドル
OP19→36→46→52→55
これらとの対比で考えると、「消されたヘッドライン」の興行収入は42~44百万ドルとなる。
伸びはありそうなので、4千万ドル台が落ち着きどころのようだ。
合格とはいえないが、大コケというわけでもない結果となりそうだ。
8位:「Hannah Montana The Movie」(ファミリーコメディ)
【現在の興行収入】 66百万ドル(先週比+9百万ドル)
【監督】ピーター・チェルソム
【出演】マイリー・サイラス、エミリー・オスメント(「スパイキッズ」シリーズ)、ビリー・レイ・サイラス
【内容】アイドルとしての人気によって自分の人生を見失いかけたとき、故郷へ旅をすることとする。
【アメリカ内の評価】 かなり悪い
【公開前興行収入予想】 6千万ドル
アメリカのアイドルのジョナス・ブラザーズのコンサート映画がトータル19百万ドルと大コケしたが、本作は大コケがなく大ヒットとなっている。
トップアイドルである16歳のマイリー・サイラスの人気は想像以上のようだ。
ただ、アイドルといってもティーンの女性に人気があるようである。
夢を掴んだティーンアイドルに対する憧れというのがあるのだろう。
コンサートムービーの「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」の興行収入は以下の通り。
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆09年「Hannah Montana The Movie」
OP32→57→66百万ドル→
「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」よりも伸びがよいので、合格だろう。
これとの対比で考えると、「Hannah Montana The Movie」の興行収入は74百万ドルとなる。
現時点では7千万ドル台の興行収入となりそうだ。
本作はコンサートモノではなくて、ストーリームービーなのでリンクしない恐れがあると思ったが、きちんとリンクした。
日本同様に、テレビの映画化はヒットする傾向にある。
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル153百万ドル
OP57→99→120→132→140
☆08年「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」トータル91百万ドル
OP42→62→076→084→087
☆09年「Hannah Montana The Movie」
OP32→57→066百万ドル→
「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」との対比で考えると、「Hannah Montana The Movie」の興行収入は79百万ドルとなる。
この辺りがマックスラインとなるだろうが、ここまでは伸びまい。
ピーター・チェルソム監督作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「セレンディピティ」トータル50百万ドル
OP13→26→34→40→43
☆04年「Shall we Dance?」トータル58百万ドル
OP12→24→34→42→49
まともな監督に依頼しているのもプラスに働いたようだ。
評価がいくら悪くても、ムーブメントは止まらないものだと実感させられる。
9位:「ワイルド・スピード4」(アクション)
【現在の興行収入】 145百万ドル(先週比+9百万ドル)
【監督】ジャスティン・リン(「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」)
【出演】ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス(「ワイルド・スピード」)
【内容】ライバルだった二人は反目するが、共通の敵に対峙して団結する。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 1億2千万ドル
製作費85百万ドルをあっさりと回収している。
関係者は一安心だろう。
この分だと、さらなる続編も出来そうだ。
過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル
OP40→078→101→116→125→132→137
☆03年「ワイルド・スピードX2」トータル127百万ドル
OP50→084→103→114→119→122→124
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル63百万ドル
OP24→043→052→057→060→061→061
☆09年「ワイルド・スピード4」
OP71→116→136→145百万ドル→
「ワイルド・スピード」はポール・ウォーカー、ヴィン・ディーゼル共演。
「ワイルド・スピードX2」はポール・ウォーカー主演。
「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」はヴィン・ディーゼルがチョイ役で出たらしいが、関係ない話が展開されていたらしい。
「ワイルド・スピード」のトータルを既に超えており、シリーズナンバーワンヒットとなった。
「ワイルド・スピード」以外との対比で考えると、「ワイルド・スピード4」の興行収入は160~162百万ドルとなる。
爆発的なオープニングを飾ったものの、2億ドル突破はさすがに難しく、1億6千万ドル程度が落ち着きどころか。
ヴィン・ディーゼル主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「トリプルX」トータル142百万ドル(製作費70百万ドル)
OP45→084→106→121→131
☆03年「ブルドッグ」トータル27百万ドル(製作費36百万ドル)
OP11→018→023→025→026
☆04年「リディック」トータル58百万ドル(製作費105百万ドル)
OP24→042→051→054→056
☆05年「キャプテン・ウルフ」トータル113百万ドル(製作費56百万ドル)
OP31→054→072→086→096
☆08年「Babylon A.D.」トータル23百万ドル(製作費70百万ドル)
OP10→017→020→022→022
☆09年「ワイルド・スピード4」
OP71→116→136→145百万ドル→
02年以降は2勝2敗1分というところだったが、本作で勝ち越した。
「トリプルX」「キャプテン・ウルフ」以外との対比で考えると、「ワイルド・スピード4」の興行収入は152~157百万ドルとなる。
1億5千万ドル台がミニマムラインとなる。
自身の主演作としても最高興行収入となりそうだ。
今回がダメならば、アクション映画俳優としては窮地に立たされそうだと思ったが、本作の成功により延命となった。
ポール・ウォーカー主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「タイムライン」トータル19百万ドル(製作費80百万ドル)
OP12→17→19→19→19
☆05年「イントゥザブルー」トータル19百万ドル
OP07→14→17→18→18
☆06年「南極物語」トータル82百万ドル(製作費40百万ドル)
OP20→45→59→67→73
☆08年「ワイルド・バレット」7百万ドル(製作費15百万ドル)
ヴィン・ディーゼル以上に深刻なのはポール・ウォーカーかもしれない。
「南極物語」以外はヒットしていない。
「イントゥザブルー」との対比で考えると、「ワイルド・スピード4」の興行収入は153百万ドルとなる。
『爆発的なヒットは期待できないが、クルマモノ映画の需要はそれほど低くはなさそうなので、悪くはない興行収入になるはずだ』と書いたが、クルマモノは思ったよりも稼げるのかもしれない。
1億5千万ドル~2億ドルのアクション作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆08年「慰めの報酬」トータル168百万ドル
OP68→109→141→152→158→161→164→167→168→168
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131→133→133→134→134
☆09年「ワイルド・スピード4」
OP71→116→136→145百万ドル→
オープニングは爆発していたが、高い伸びはやはり期待できなかった。
「300<スリーハンドレッド>」以外との対比で考えると、「ワイルド・スピード4」の興行収入は159~160百万ドルとなる。
これ以上の粘りは期待できないので、1億6千万ドル前後が落ち着きどころとなる。
1億5千万ドル台だと少々物足りないが、1億6千万ドル突破できれば、満足な結果となるだろう。
10位:「Crank: High Voltage」(クライムアクション)
【現在の興行収入】 12百万ドル(先週比+5百万ドル)
【監督】マーク・ネヴェルダイン、ブライアン・テイラー(ともに「アドレナリン」)
【出演】ジェイソン・ステイサム、エイミー・スマート(「アドレナリン」)、クリフトン・コリンズJr.(「カポーティ」)
【内容】人工心臓に取り替えられた男が心臓にショックを与えながら、ギャングと対決する。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 2.5千万ドル
評価が高いので、粘り込みは期待できるかもしれないと思ったが、先週のオープニングからのダウン率が思ったよりも高すぎる。
いくら評価が良くても、さすがに設定が無理があり、多くの観客を動員できなかったようだ。
本作は06年の「アドレナリン」の続編である。
ジェイソン・ステイサムの主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆04年「セルラー」トータル32百万ドル(※悪役)
OP10→20→25→28→30
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
OP10→20→24→27→28
☆07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
OP10→17→21→22→22
☆08年「A Dungeon Siege Tale」トータル5百万ドル
☆08年「バンク・ジョブ」トータル30百万ドル
OP06→13→20→24→27
☆08年「デス・レース」トータル36百万ドル
OP13→23→30→33→35
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル(オープニング12百万ドル)
先18→26→29→31→32
☆09年「Crank: High Voltage」
OP07→12百万ドル→
コンスタントに3千万ドル前後を稼ぐアクションスター。
「バンク・ジョブ」以外との対比で考えると、「Crank: High Voltage」の興行収入は15~19百万ドルとなる。
評価は悪くないので、2千万ドル突破が目標となるが、どうやら無理そうだ。
1千万ドル後半が落ち着きどころとなりそうだ。
まだ大丈夫と思ったが、そろそろ飽きられつつあるのか。
それとも、単に設定にムチャがありすぎただけだろうか。
次回の主演作で真価が問われることになる。
次週のランキングには以下のような作品が登場予定。
☆ヒュー・ジャックマン主演のアドベンチャー・アクション「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」
☆マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー主演のファンタジック・コメディ「Ghosts of Girlfriends Past」
☆3Dアニメ「Battle for Terra」
アメリカ人が大好きなシリーズの「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」は大爆発するだろう。
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順位 タイトル 初回 最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位:「BOSS」 18.1% 15.1%(▽3.0%) 16.6%(16.0%)
2位:「婚カツ!」 16.3% 16.3%(± -%) 16.3%(18.0%)
3位:「アイシテル海容」 13.2% 13.7%(▲0.5%) 13.5%(08.0%)
4位:「ザ・クイズショウ」 14.0% 11.9%(▽2.1%) 13.0%(11.5%)
5位:「アタシんちの男子」14.1% 11.0%(▽3.1%) 12.6%(13.0%)
6位:「夜光の階段」 12.5% 12.5%(± -%) 12.5%(11.0%)
7位:「白い春」 13.7% 10.0%(▽3.7%) 11.9%(10.0%)
8位:「スマイル」 11.7% 10.2%(▽1.5%) 11.0%(16.0%)
9位:「ぼくの妹」 12.2% 09.0%(▽3.2%) 10.6%(09.0%)
10位:「名探偵の掟」 10.8% 10.0%(▽0.8%) 10.4%(10.5%)
11位:「魔女裁判」 09.0% 09.0%(± -%) 09.0%(10.0%)
12位:「ゴッドハンド輝」 08.0% 10.1%(▲2.0%) 08.7%(07.5%)
4位:「ザ・クイズショウ」 平均12.95%(放送前予想平均11.5%)
初回14.0→11.9%→
【二話目を踏まえた平均視聴率予想】 11.0%~12.0%(±0.0%~±0.0%)
初回から二話目への下落率は、15.0%となっている。
初回を見た1割5分がギブアップしてしまった。
評価はやや微妙というところであり、この程度ならば、許容範囲の下落ではないか。
見ていないが、特異な作風のため、視聴者が今後も離れる可能性もありそうだ。
「ザ・クイズショウ」の視聴率の動きと似ているドラマは以下の通り。
☆09年1月クール「ありふれた奇跡」(平均10.6%)
12.5→10.9→10.1→11.4→11.1→10.5→10.4→09.8→08.9→10.0→11.4
☆09年1月クール「特命係長 只野仁」(平均10.3%)
11.9→10.9→10.4→10.6→10.6→09.1→09.4→09.7
☆08年7月クール「四つの嘘」(平均9.3%)
11.8→10.6→08.3→08.1→09.2→10.8→07.0→08.7→09.6
これらとの対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は10.8~11.7%となる。
11%前後が落ち着きどころか。
櫻井翔が出演したドラマは以下の通り。
☆03年1月クール「よい子の味方~新米保育士物語~」(平均10.4%)
13.4→10.2→08.9→09.8→10.1→07.5→11.1→10.7→12.0
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)※主演は二宮
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆09年4月クール「ザ・クイズショウ」
14.0→11.9%→
これらとの対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は11.4~11.8%となる。
これ以上の下落がなければ、この程度は稼げるものの、過度な期待はしにくい。
嵐のメンバーが主演したドラマは以下の通り。
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
☆07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→14.4
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆09年1月クール「歌のおにいさん」(平均10.8%)
10.6→10.4→11.6→10.2→10.2→10.6→11.8→10.7
☆09年4月クール「ザ・クイズショウ」
14.0→11.9%→
「拝啓、父上様」「歌のおにいさん」以外との対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は11.0~11.6%となる。
一応は、11%台が落ち着きどころか。
「魔王」(平均11.4%)、「歌のおにいさん」(平均10.8%)がライバルとなりそうだ。
参考になりそうなドラマは以下のようなものか。
☆07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆08年10月クール「ブラッディ・マンデイ」(平均11.4%)
11.4→11.4→11.3→10.8→12.2→11.6→11.9→10.1→11.1→09.9→13.2
これらを超えたいところだ。
これらとの対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は11.8~13.0%となる。
12%程度がマックスラインとなるが、無理だろうか。
他にあまり参考になりそうなドラマがないので、とりあえず事件モノの視聴率を参考にしたい。
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆08年1月クール「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆07年7月クール「探偵学園Q」(平均11.1%)
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→09.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7
☆08年4月クール「7人の女弁護士」(平均11.1%)
10.1→11.0→10.7→10.7→11.2→10.5→10.2→11.4→11.6→11.7→11.5
「7人の女弁護士」以外との対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は11.4~12.8%となる。
これらを踏まえると、マックス12%台、ミニマム10%台となりそうだ。
あまり高い数値は期待できないが、一応11%台が落ち着きどころか。
<同時間帯の視聴率>
他が大きく下げていないのに、NTVドラマの減少幅が大きすぎる。
07.6% 21:00-21:58 NHK ドラマ・遥かなる絆(先週比-1.0%)
11.9% 21:00-21:54 NTV ザ・クイズショウ(先週比-2.1%)
10.0% 21:00-21:54 TBS 世界・ふしぎ発見!(先週比+0.8%)
15.9% 21:00-23:10 C X プレミアム「少林少女」(先週比+2.6%)
13.7% 21:00-22:51 E X ワイド劇場「火災調査官・紅蓮次郎」(先週比-0.5%)
10.5% 21:00-21:54 T X 出没!アド街ック天国(先週比+1.3%)
全体視聴率 69.6%(先週比+1.1%)
土曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「演歌の女王」(平均9.1%)
10.9→09.5→08.5→09.9→08.2→08.0→09.1→08.7→07.7→10.4
☆07年4月クール「喰いタン2」(平均13.7%)
16.2→13.3→14.9→11.8→13.4→13.1→12.8→13.9→13.6→13.3→14.0
☆07年7月クール「受験の神様」(平均9.5%)
14.7→09.3→07.1→07.8→06.2→08.3→07.6→11.5→11.7→10.3
☆07年10月クール「ドリーム☆アゲイン」(平均10.3%)
12.9→10.0→09.5→10.0→08.4→11.8→08.4→09.9→09.7→11.9
☆08年1月クール「1ポンドの福音」(平均10.6%)
13.0→11.4→11.1→09.0→09.6→10.5→10.7→08.8→11.3
☆08年4月クール「ごくせん」(平均22.6%)
26.4→24.8→23.3→25.1→25.3→21.1→21.9→21.3→17.6→18.1→23.6
☆08年7月クール「ヤスコとケンジ」(平均13.0%)
12.3→13.1→11.2→12.9→10.6→12.3→14.9→13.0→13.4→16.3
☆08年10月クール「スクラップ・ティーチャー教師再生」(平均11.4%)
12.6→12.2→12.5→10.2→13.3→10.7→11.5→10.9→08.9
☆09年1月クール「銭ゲバ」(平均9.9%)
12.0→11.3→09.0→10.7→10.1→10.2→08.7→06.4→10.5
☆09年4月クール「ザ・クイズショウ」
14.0→11.9%→
「ザ・クイズショウ」の二話目視聴率11.9%は、10ドラマ中5位となっている。
先週4位だったが、「受験の神様」(平均9.5%)を破ったものの、「ヤスコとケンジ」(平均13.0%)、「スクラップ・ティーチャー教師再生」(平均11.4%)に敗れた。
ジャニーズ系ドラマの「喰いタン2」「1ポンドの福音」「スクラップ・ティーチャー教師再生」との対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は11.3~12.0%となる。
まだまだ安心できないところはあるが、二話目を踏まえた平均視聴率予想は先週の11.0~12.0%のままにしたい。
先輩として「スクラップ・ティーチャー教師再生」(平均11.4%)を超えることが目標となりそうだ。
8位:「スマイル」 平均10.95%(放送前予想平均16.0%)
初回11.7→10.2%→
【二話目を踏まえた平均視聴率予想】 10.0%~11.0%(±0.0%~±0.0%)
初回から二話目への下落率は、12.8%となっている。
裏番組で草なぎ会見が開かれていた割には、大きな下落はなかった。
今後も大きな下落がなく、粘り込むだろうか。
「スマイル」の視聴率の動きと似ているドラマは以下の通り。
☆09年1月クール「ありふれた奇跡」(平均10.6%)
12.5→10.9→10.1→11.4→11.1→10.5→10.4→09.8→08.9→10.0→11.4
☆09年1月クール「特命係長 只野仁」(平均10.3%)
11.9→10.9→10.4→10.6→10.6→09.1→09.4→09.7
☆08年7月クール「四つの嘘」(平均9.3%)
11.8→10.6→08.3→08.1→09.2→10.8→07.0→08.7→09.6
これらとの対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は9.1~9.9%となる。
このまま低迷するようだと、9%もあり得る。
「花より男子」の脚本や、役者としても活躍している宅間孝行の脚本作品。
過去に手掛けた「歌姫」が大きくコケている。
☆07年10月クール「歌姫」(平均7.9%)<※同枠>
09.4→07.5→09.8→06.9→08.4→09.2→06.7→07.1→07.7→08.4→06.0
今回はこういうことはないだろうと思ったが、“歴史は繰り返す”ということか。
これとの対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は10.2%となる。
これ以上は低迷しないと思われるので、10%台が落ち着きどころか。
松本潤主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→14.4
放送前は『これを超えるのは確実か』と思ったが、もはや超えるのは不可能か。
これとの対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は9.8%となる。
嵐のメンバーが主演したドラマの視聴率は以下の通り。
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆09年1月クール「歌のおにいさん」(平均10.8%)
10.6→10.4→11.6→10.2→10.2→10.6→11.8→10.7
☆09年4月クール「スマイル」
11.7→10.2%→
放送前は『嵐のメンバーである二宮作品の視聴率は「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)、「流星の絆」(平均16.3%)となっている。これらは同枠であり、これらがライバルとなるだろう』と思ったが、大野智主演ドラマがライバルになりそうだ。
主要作品との対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は9.3~11.3%となる。
とりあえずは、二桁キープが目標となる。
新垣結衣主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年7月クール「パパとムスメの7日間」(平均13.9%)
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5
☆08年7月クール「コード・ブルー」(平均15.6%)
21.2→16.0→16.0→13.2→15.7→15.6→10.8→13.4→15.8→14.9→19.5
☆09年4月クール「スマイル」
11.7→10.2%→
これとの対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は9.2~11.4%となる。
盛り上がれば11%台も夢ではないが、現状では厳しいだろう。
感動系ヒューマンラブストーリー作品だとすると、上手くハマれば、以下の作品もライバルとなるかと思ったが、論外だった。
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)※主演は香取慎吾
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
これとの対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は9.8%となる。
これらを踏まえると、マックスは11%台、ミニマムは9%台となるか。
現時点では10%台が落ち着きどころとなりそうだ。
<同時間帯の視聴率>
EXの上昇は、草なぎ会見によるもの。
TBSドラマは次回伸ばす可能性が高い。
05.4% 22:00-22:45 NHK コンカツ・リカツ(先週比+0.4%)
09.1% 21:00-22:54 NTV ロードショー「マスク2」(先週比-5.9%)
10.2% 22:00-22:54 TBS スマイル(先週比-1.5%)
12.4% 21:00-22:52 C X プレステージ「少林サッカー」(先週比-0.4%)
20.3% 21:54-23:10 E X 報道ステーション(先週比+7.4%)
05.3% 22:00-22:54 T X ニッポンのミカタ!(先週比-1.5%)
全体視聴率 62.7%(先週比-1.5%)
金曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「花より男子2」(平均21.7%)
19.4→20.1→19.2→23.1→20.3→21.0→21.0→22.7→22.3→21.9→27.6
☆07年4月クール「特急田中3号」(平均8.8%)
11.5→08.7→07.6→08.0→08.3→09.4→08.5→09.1→09.7→06.8→08.9
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆07年10月クール「歌姫」(平均7.9%)
09.4→07.5→09.8→06.9→08.4→09.2→06.7→07.1→07.7→08.4→06.0
☆08年1月クール「エジソンの母」(平均9.5%)
11.0→11.1→12.1→09.1→06.8→07.7→08.1→09.8→09.7→09.9
☆08年4月クール「Around40」(平均14.7%)
15.7→14.2→13.9→15.1→15.2→14.4→14.9→14.3→13.3→15.6→15.1
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
☆09年1月クール「ラブシャッフル」(平均8.8%)
10.0→10.7→08.2→09.6→08.9→08.3→07.6→07.5→07.0→10.1
☆09年4月クール「スマイル」
11.7→10.2%→
「スマイル」の二話目視聴率10.2%は、10ドラマ中8位となっている。
先週6位だったが、「エジソンの母」(平均9.5%)、「ラブシャッフル」(平均8.8%)に敗れた。
「Around40」との対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は10.8%となる。
ここまで高い数字は期待できないが、大きく下げることはないと思われるので、現時点では10%台は期待できるだろう。
二話目を踏まえた平均視聴率予想は、先週の10.0%~11.0%のままにしたい。
次回以降は、なんとか反撃に転じると思われるが、どうなるだろうか。
9位:「ぼくの妹」 平均10.60%(放送前予想平均09.0%)
初回12.2→9.0%→
【二話目を踏まえた平均視聴率予想】 10.5%~11.5%(±0.0%~±0.0%)
初回から二話目への下落率は26.2%となっている。
初回を見た4人に1人はギブアップしてしまった。
評価は意外と高く、ひょっとするとバケる可能性もあるかと思ったが、この枠のドラマらしい下落をみせている。
オダギリジョーがわざわざ出演していることもあり、ただのホームドラマというわけではなさそうだが、今後も期待はできないだろう。
「ぼくの妹」の視聴率の動きと似ているドラマは以下の通り。
☆08年10月クール「チーム・バチスタの栄光」(平均13.2%)
15.2→11.7→12.5→12.2→11.8→13.2→13.5→14.2→12.3→12.2→16.5
☆09年1月クール「トライアングル」(平均12.3%)
14.7→11.1→11.9→11.5→11.6→11.5→10.8→11.3→12.1→13.3→15.5
☆08年7月クール「モンスターペアレント」(平均12.2%)
14.2→11.6→13.0→13.2→12.2→11.2→08.7→12.4→11.6→12.0→13.6
これらとの対比で考えると、「ぼくの妹」の平均視聴率は10.0~10.4%となる。
ギリギリで二桁可能ラインには乗っている。
オダギリジョー主演作の視聴率は以下の通り。
☆06年1月クール「時効警察」(平均10.1%)
09.7→12.1→08.3→11.2→10.8→09.2→11.2→08.4→10.1
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
ドラマの主演は意外と少ない。
これらとの対比で考えると、「ぼくの妹」の平均視聴率は9.8~10.3%となる。
粘ることができれば、やはり10%台となるようだ。
長澤まさみ主演作の視聴率は以下の通り。
☆06年10月クール「セーラー服と機関銃」(平均13.3%)
17.3→14.2→09.6→16.0→10.8→12.0→13.0
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年10月クール「ハタチの恋人」(平均8.2%)
13.0→10.4→09.2→07.4→07.3→06.6→06.4→06.6→06.4→08.2
☆08年4月クール「ラスト・フレンズ」(平均17.7%)
13.9→15.9→15.6→15.9→19.9→17.2→16.0→18.8→18.0→20.7→22.8
☆09年4月クール「ぼくの妹」
12.2→09.0%→
人気があるのかないのか分からない女優。
「ラスト・フレンズ」以外との対比で考えると、「ぼくの妹」の平均視聴率は7.4~10.1%となる。
「ラスト・フレンズ」との対比で考えると、「ぼくの妹」の平均視聴率は12.7%となる。
大きな盛り上がりはなさそうなので、9%台が落ち着きどころか。
兄弟・兄妹・姉妹モノドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆08年7月クール「ヤスコとケンジ」(平均13.0%)
12.3→13.1→11.2→12.9→10.6→12.3→14.9→13.0→13.4→16.3
☆08年7月クール「正義の味方」(平均10.3%)
13.2→10.1→08.7→09.4→11.6→09.1→07.8→10.5→10.0→12.2
稼げにくいネタではない。
「ファースト・キス」「正義の味方」との対比で考えると、「ぼくの妹」の平均視聴率は9.1~9.4%となる。
これらを踏まえると、マックス10%台、ミニマム8%台というところか。
評価がやや高いことを評価しても、平均9%程度が落ち着きどころか。
<同時間帯の視聴率>
EXが大きく下げているにも関わらず、TBSドラマも下げるという不思議な展開。
特殊要因がなく、リアルに視聴者が離れたようだ。
10.7% 21:00-21:50 NHK スペシャル「高齢者・家族の悲鳴」(先週比+1.1%)
20.9% 21:00-21:54 NTV 行列のできる法律相談所(先週比+2.1%)
09.0% 21:00-21:54 TBS ぼくの妹(先週比-3.2%)
09.6% 21:00-21:54 C X ココロにキクTV(先週比-0.8%)
09.5% 21:00-22:54 E X 洋画劇場「バリスティック」(先週比-5.3%)
08.2% 20:00-21:48 T X BB「日本のびっくり朝市」(先週比+1.8%)
全体視聴率 67.9%(先週比-4.3%)
日曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「華麗なる一族」(平均23.9%)
27.7→21.8→23.5→23.0→21.2→23.5→21.1→21.6→24.9→30.4
☆07年4月クール「冗談じゃない!」(平均13.4%)
19.4→14.7→13.2→14.4→14.2→11.7→10.7→11.3→12.8→12.0→12.7
☆07年7月クール「パパとムスメの7日間」(平均13.9%)
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5
☆07年10月クール「ハタチの恋人」(平均8.2%)
13.0→10.4→09.2→07.4→07.3→06.6→06.4→06.6→06.4→08.2
☆08年1月クール「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(平均10.9%)
17.3→11.7→11.6→09.2→08.9→09.9→09.2→09.1→11.0→11.1
☆08年4月クール「猟奇的な彼女」(平均8.2%)
13.5→11.5→08.7→07.0→08.0→07.6→06.9→06.3→05.9→07.4→07.2
☆08年7月クール「Tomorrow」(平均12.6%)
16.8→13.9→13.5→10.8→10.3→10.5→12.9→13.0→10.4→14.1
☆08年10月クール「SCANDAL」(平均13.1%)
16.9→14.4→11.4→12.1→10.9→10.4→12.3→11.5→15.2→15.5
☆09年1月クール「本日も晴れ。異状なし」(平均8.2%)
12.4→10.0→08.3→07.1→07.3→06.3→07.0→06.8→08.4
☆09年4月クール「ぼくの妹」
12.2→09.0%→
「ぼくの妹」の二話目視聴率9.0%は、先週に引き続き10ドラマ中10位となっている。
この枠の近年のドラマとしては、最低のペースとなっている。
しかし、ある程度粘ることが予想されることから、「ハタチの恋人」「猟奇的な彼女」「本日も晴れ。異状なし」のような低迷はないだろう。
ただ、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(平均10.9%)がライバルになりそうだと思ったが、無理のようだ。
現時点では9%台が落ち着きどころと思われるが、二話目を踏まえた平均視聴率予想は、先週の10.5%~11.5%のままにしたい。
もう一話目をみてジャッジすることとなる。
10位:「名探偵の掟」 平均10.40%(放送前予想平均10.5%)
初回10.8→10.0%→
【二話目を踏まえた平均視聴率予想】 9.0%~10.0%(±0.0%~±0.0%)
初回から二話目への下落率は、7.4%となっている。
初回の評価は高いとは思えなかったが、この下落率ならば許容範囲だろう。
東野圭吾の知名度の高さだろうか。
「名探偵の掟」の視聴率の動きと似ているドラマは以下の通り。
☆09年1月クール「特命係長 只野仁」(平均10.3%)
11.9→10.9→10.4→10.6→10.6→09.1→09.4→09.7
☆08年7月クール「四つの嘘」(平均9.3%)
11.8→10.6→08.3→08.1→09.2→10.8→07.0→08.7→09.6
これらとの対比で考えると、「名探偵の掟」の平均視聴率は8.6~9.4%となる。
伸びがあるドラマではなさそうなので、9%前後が落ち着きどころか。
東野圭吾原作のドラマは以下の通り。
☆06年1月クール「白夜行」(平均12.3%)
14.2→13.4→11.0→10.7→11.8→10.7→12.3→12.3→12.0→12.6→14.1
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
☆09年4月クール「名探偵の掟」
10.8%→
「白夜行」のような暗めの作品ではなくて、「ガリレオ」系の明るい謎解きもの。
「ガリレオ」との対比で考えると、「名探偵の掟」の平均視聴率は9.7%となる。
10%前後がマックスラインか。
参考になりそうな謎解きモノ・事件モノの視聴率は以下の通り。
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆08年1月クール「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆07年7月クール「探偵学園Q」(平均11.1%)
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→09.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7
☆08年4月クール「7人の女弁護士」(平均11.1%)
10.1→11.0→10.7→10.7→11.2→10.5→10.2→11.4→11.6→11.7→11.5
☆08年4月クール「パズル」(平均10.0%)
14.1→10.9→11.0→09.2→10.2→08.9→09.5→08.0→08.4→10.0
☆08年7月クール「33分探偵」(平均9.2%)
12.2→08.1→09.9→10.0→07.0→09.8→07.8→09.1→08.7
☆09年4月クール「名探偵の掟」
10.8→10.0%→
主要作品との対比で考えると、「名探偵の掟」の平均視聴率は8.3~10.3%となる。
現時点では、二桁をキープできれば、良作となりそうだ。
9%台で凡作、8%台で駄作となるだろうか。
現時点では、凡作の9%台が落ち着きどころか。
金曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「特命係長・只野仁」(平均14.3%)
13.4→15.5→14.4→12.7→13.9→14.0→13.7→14.0→14.2→17.0
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆07年7月クール「スシ王子!」(平均7.5%)
08.8→07.3→06.9→05.7→07.1→08.1→08.3→07.9
☆07年10月クール「モップガール」(平均10.2%)
10.2→10.7→11.8→09.7→09.8→10.6→09.8→10.4→09.2→09.4
☆08年1月クール「未来講師めぐる」(平均9.1%)
09.0→10.6→08.2→08.8→07.2→10.5→08.2→10.0→10.3→08.1
☆08年4月クール「キミ犯人じゃないよね?」(平均8.9%)
08.3→10.4→08.5→09.3→09.7→07.7→08.4→09.3→07.7→09.4
☆08年7月クール「打撃天使ルリ」(平均7.2%)
10.0→07.4→05.3→05.5→07.2→07.5→07.7
☆08年10月クール「サラリーマン金太郎」(平均11.8%)
13.8→11.1→10.9→12.1→12.1→11.3→09.5→11.1→13.6→12.6
☆09年1月クール「歌のおにいさん」(平均10.8%)
10.6→10.4→11.6→10.2→10.2→10.6→11.8→10.7
☆09年4月クール「名探偵の掟」
10.8→10.0%→
「名探偵の掟」の二話目視聴率10.0%は、10ドラマ中8位となっている。
先週4位だったが、「モップガール」(平均10.2%)、「未来講師めぐる」(平均9.1%)、「キミ犯人じゃないよね?」(平均8.9%)、「歌のおにいさん」(平均10.8%)に敗れた。
本枠の事件モノには、「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)、「モップガール」(平均10.2%)、「キミ犯人じゃないよね?」(平均8.9%)がある。
「モップガール」、「キミ犯人じゃないよね?」との対比で考えると、「名探偵の掟」の平均視聴率は9.9~10.2%となる。
最終的には、「モップガール」(平均10.2%)以下となり、「キミ犯人じゃないよね?」(平均8.9%)以上となるのではないか。
二話目を踏まえた平均視聴率予想は、先週の9.0%~10.0%のままとしたい。
一話完結タイプの事件モノなので、大きな下落はないのではないか。
11位:「魔女裁判」 平均09.00%(放送前予想平均10.0%)
初回9.0%→
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 7.5%~8.5%(±0.0%~±0.0%)
裁判員制度を題材にした事件モノであり、ストーリーが面白そうなので、大きくコケることはないだろうと思ったが、厳しいオープニングを飾った。
11%程度のオープニングを飾るかと思ったが、裏の「スマステ」の影響だろうか。
それとも、生田斗真は思ったよりも人気がないのか。
ストーリーの取っ付きにくさも要因だろう。
生田斗真主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆08年1月クール「ハチミツとクローバー」(平均8.9%)(※主演は成海)
12.9→10.0→09.8→09.5→08.9→08.6→08.3→08.0→07.4→07.0→07.1
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)(※主演は大野)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆09年1月クール「ヴォイス~命なき者の声~」(平均14.5%)(※主演は瑛太)
17.7→17.4→15.0→12.3→16.0→15.2→15.4→14.0→10.2→12.8→13.6
☆09年4月クール「魔女裁判」
09.0%→
人気があるのかないのか分からないジャニーズタレント。
これらとの対比で考えると、「魔女裁判」の平均視聴率は6.2~7.4%となる。
現時点では7~8%程度が落ち着きどころか。
一話完結タイプではないと思われる事件モノ等の視聴率は以下の通り。
(ほとんど見ていないのでタイプ分類に自信なし)
☆06年1月クール「アンフェア」(平均15.4%)
15.7→14.7→15.1→16.0→15.5→14.9→14.0→16.1→16.5→15.0→15.8
☆08年10月クール「チーム・バチスタの栄光」(平均13.2%)
15.2→11.7→12.5→12.2→11.8→13.2→13.5→14.2→12.3→12.2→16.5
☆09年1月クール「トライアングル」(平均12.3%)
14.7→11.1→11.9→11.5→11.6→11.5→10.8→11.3→12.1→13.3→15.5
☆08年10月クール「ブラッディ・マンデイ」(平均11.4%)
11.4→11.4→11.3→10.8→12.2→11.6→11.9→10.1→11.1→09.9→13.2
☆07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆09年4月クール「魔女裁判」
09.0%→
11%半ばがこの手のドラマの標準となるだろうか。
これらとの対比で考えると、「魔女裁判」の平均視聴率は7.3~9.0%となる。
粘ることができれば、8%前後が落ち着きどころか。
土曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆07年7月クール「ライフ」(平均12.2%)
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→09.4→12.4→14.2→14.2→17.4
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆08年1月クール「ロス:タイム:ライフ」(平均10.3%)
11.4→08.7→12.3→10.7→10.5→08.5→10.2→09.8→12.4→09.9→09.1
☆08年4月クール「ハチワンダイバー」(平均8.4%)
06.8→07.6→11.0→08.4→08.3→07.8→09.5→06.9→09.4→08.9→08.3
☆08年7月クール「33分探偵」(平均9.2%)
12.2→08.1→09.9→10.0→07.0→09.8→07.8→09.1→08.7
☆08年10月クール「Room of King」(平均7.2%)
10.4→07.1→08.2→05.0→06.1→06.3→08.1→06.6→07.2
☆09年1月クール「赤い糸」(平均8.5%)
07.5→08.4→07.8→10.0→10.8→08.0→08.4→08.0→08.9→07.0→08.9
☆09年4月クール「帰ってこさせられた33分探偵」(平均8.6%)
09.5→07.9→06.7→10.1
☆09年4月クール「魔女裁判」
09.0%→
「魔女裁判」の初回視聴率9.0%は、10ドラマ中8位となっている。
あまり高くないオープニングのようだ。
大きく下落せず、大きく伸びていない「ロス:タイム:ライフ」との対比で考えると、「魔女裁判」の平均視聴率は8.1%となる。
初回を踏まえた平均視聴率予想は、7.5~8.5%と予想したい。
最悪でも、「Room of King」(平均7.2%)は超えたいところだ。
次回は初回よりも伸ばす可能性はありそうだ。
12位:「ゴッドハンド輝」 平均8.73%(放送前予想平均7.5%)
初回8.0→8.1→10.1%→
【三話目を踏まえた平均視聴率予想】 7.5%~8.0%(▲1.0%~▲1.0%)
(初回・二話目を踏まえた平均視聴率予想6.5%~7.0%)
全六回の予定。
5月23日から始まるキムタクドラマの繋ぎのドラマとなりそうだ。
不思議なことに、初回視聴率から二話連続で上昇させている。
第一話及び第二話は裏番組が強かったことが影響していると思われるが、評価も高いのだろうか。
高いとは思えないが…。
「ゴッドハンド輝」の視聴率の動きと似ているドラマは以下の通り。
☆08年10月クール「ブラッディ・マンデイ」(平均11.4%)
11.4→11.4→11.3→10.8→12.2→11.6→11.9→10.1→11.1→09.9→13.2
☆09年1月クール「歌のおにいさん」(平均10.8%)
10.6→10.4→11.6→10.2→10.2→10.6→11.8→10.7
☆08年10月クール「OLにっぽん」(平均8.1%)
08.3→10.6→09.9→09.7→07.0→07.1→07.6→08.0→06.0→06.4
☆09年4月クール「ゴッドハンド輝」
08.0→08.1→10.1%→
これらとの対比で考えると、「ゴッドハンド輝」の視聴率は7.4~8.8%となる。
マックスは8%台となるが、ゴールデンウィークがあるので割引が必要になる。
他のドラマはゴールデンウィーク後にリカバーできるが、本作はリカバーできる間もなく終了してしまう。
しかし、残り三話のため、大きく落としたとしても、8.0%前後が落ち着きどころとなりそうだ。
平岡祐太の助演ドラマは以下の通り。
☆08年7月クール「モンスターペアレント」(平均12.2%)
14.2→11.6→13.0→13.2→12.2→11.2→08.7→12.4→11.6→12.0→13.6
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆09年4月クール「ゴッドハンド輝」
08.0→08.1→10.1%→
これらとの対比で考えると、「ゴッドハンド輝」の視聴率は8.0~8.2%となる。
この辺りが落ち着きどころだろうか。
近年の医療系ドラマは以下の通り。
☆03年10月・04年1月クール「白い巨塔」平均23.7%
☆06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」平均22.1%
☆05年1月クール「救命病棟24時」平均19.1%
☆03年7月クール「Dr.コトー診療所」平均18.9%
☆07年10月クール「医龍2」平均16.6%
☆08年7月クール「コード・ブルー」平均15.6%
☆06年4月クール「医龍」平均14.8%
☆06年1月クール「Ns'あおい」平均14.2%
☆03年4月クール「ブラックジャックによろしく」平均14.1%
☆08年7月クール「Tomorrow」平均12.6%
☆04年10月クール「ナースマンがゆく」平均9.7%
☆07年1月クール「きらきら研修医」平均9.3%
10.4→10.6→11.0→11.0→08.4→09.0→08.7→08.4→08.1→08.2→08.8
☆08年10月クール「小児救命」平均7.0%
09.6→07.8→07.9→05.4→05.9→06.3→06.2→06.6→07.0
☆09年4月クール「ゴッドハンド輝」
08.0→08.1→10.1%→
「きらきら研修医」「小児救命」との対比で考えると、「ゴッドハンド輝」の視聴率は7.2~7.6%となる。
「小児救命」平均7.0%は、とりあえず超えそうだ。
<同時間帯の視聴率>
先週のフィギアの減少分によって、TBSは上昇させたようだ。
06.4% 20:00-20:45 NHK 追跡!AtoZ(先週比+0.6%)
16.1% 19:56-20:54 NTV 世界一受けたい授業(先週比+4.2%)
10.1% 19:56-20:54 TBS ゴッドハンド輝 (先週比+2.0%)
15.3% 19:57-20:54 C X めちゃ×2イケてるッ!(先週比-0.5%)
10.3% 19:00-20:54 E X サタスペ!(先週比-6.0%)
07.9% 19:00-20:54 T X スペシャル「豪華花めぐりの旅」(先週比-0.2%)
全体視聴率 66.1%(先週比+0.1%)
土曜日20時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ROKKIES」(平均14.8%)
12.2→14.8→15.4→13.1→16.4→15.4→14.2→14.7→14.6→12.5→19.5
☆08年7月クール「恋空」(平均6.4%)
05.6→05.9→06.7→06.3→07.6→06.3
☆08年10月クール「ブラッディ・マンデイ」(平均11.4%)
11.4→11.4→11.3→10.8→12.2→11.6→11.9→10.1→11.1→09.9→13.2
☆09年1月クール「RESCUE~特別高度救助隊」(平均9.8%)
12.2→12.8→08.9→10.7→10.9→08.3→06.4→08.8→08.9
☆09年4月クール「ゴッドハンド輝」
08.0→08.1→10.1%→
「ゴッドハンド輝」の三話目視聴率10.1%は、5ドラマ中3位となっている。
先週4位だったが、「RESCUE~特別高度救助隊」を超えており、失敗ドラマとはいえなくなってきた。
数字自体は高くはないが、平岡祐太にとっては悪いキャリアにはならず、次回のチャンスが回ってきそうだ。
「RESCUE~特別高度救助隊」との対比で考えると、「ゴッドハンド輝」の視聴率は7.6%となる。
この辺りがミニマムラインとなりそうだ。
ゴールデンウィークのため苦戦することが予想されるので、今後は伸びないと思われる。
三話目を踏まえた平均視聴率予想は先週の6.5~7.0%から上方修正して、7.5~8.0%と予想したい。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。
○:「バーン・アフター・リーディング」(GAGA)
<297館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。
【監督】 コーエン兄弟
コーエン兄弟作品の興行収入は以下の通り。
☆04年公開「ディボース・ショウ」不明(2億円程度か)
OP0.4→1.3 (※ジョージ・クルーニー主演)
☆04年公開「レディ・キラーズ」不明(3~4億円程度か)
OP0.7→1.9 (※トム・ハンクス主演)
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.4億円
OP0.4→1.3→1.8→2.0
ブラックなテイストが多いためか、基本的には2~4億円程度となっている。
今まではスター俳優を擁しても、あまり稼ぐことができなかった。
しかし、アカデミー賞を獲得した実績は評価できる上に、今回のキャスティングは一段と豪華であり、ストーリーやキャラクターにも魅力がある。
過去の作品はあまり参考にはならないと思われる。
【キャスティング】ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、ブラッド・ピット
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット共演作の興行収入は以下の通り。
☆02年公開「オーシャンズ11」トータル70.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
先7.0→15.7→21.8→27.2→30.4→32.9
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0
30億円がマックスラインとなるが、さすがにそこまで高い興行収入にはならないだろう。
ジョージ・クルーニー主演作の興行収入は以下の通り。
☆05年公開「シリアナ」(オープニング6千万円程度)
☆08年公開「フィクサー」トータル3.1億円
OP0.6→1.5→2.1→2.6→2.9
基本的には3億円程度を稼ぐ俳優。
知名度の割には、興行収入が高いというわけではないが、本作はこれらを余裕で超えるだろう。
ブラッド・ピット主演作の興行収入は以下の通り。
☆00年公開「ファイト・クラブ」トータル19.8億円
☆01年公開「ザ・メキシカン」トータル26.0億円
☆02年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円
☆04年公開「トロイ」トータル42.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
OP5.6→14.6→20.4→26.4→不明→38.5
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2
☆08年公開「ジェシー・ジェームズの暗殺」不明(1億円見込み)
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル23億円見込み
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
20~40億円を稼ぎ出す日本人には特に好まれる俳優。
日本で人気のある彼が出演したことは大きいと思われる。
筋肉バカというキャラクターを押し出しており、本作のイメージも高まっているだろう。
ハマれば、20億円程度となるか。
【題材】 「クライムコメディ」
参考になりそうなクライムコメディは見当たらない。
一応、以下のような作品が参考になるか。
☆06年「プラダを着た悪魔」トータル17.0億円(※ヒューマンドラマコメディ)
OP1.9→6.5→9.6→12.8
☆07年「ディパーテッド」トータル15.6億円(※サスペンス)
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆08年「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(※ヒューマンドラマコメディ)
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆07年「ブラッド・ダイヤモンド」トータル9.9億円(※サスペンス)
OP1.5→4.2→6.2→7.5
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル8.5億円(※サスペンス)
OP1.5→4.1→5.8→6.9→7.6→7.9
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル7.9億円(※サスペンス)
OP1.7→4.4→6.3→7.4
マックス16億円、ミニマム8億円程度というところか。
イメージ的には、二桁は超えそうであり、12~14億円程度が落ち着きどころだろうか。
【予告編・TVCM】 量・普/デキ・良
ユニークな仕上りにもなっており、ストーリーやキャラクターに魅力があると思わせる内容となっている。
あのデキならば、大コケはなく、かなりの動員を見込めるだろう。
CMにおいては、ブラックさは多少封印されているので、その辺りの減点もなさそうだ。
【支持基盤・ターゲット】 全般(やや年齢層高め)
PG-12指定だが、問題ないだろう。
男女問わず、年齢も問わない作品のため、予想外のビッグヒットになる可能性もある。
【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「紀元前1万年」トータル10.1億円(オープニング1.6億円)
☆「大いなる陰謀」トータル6.2億円(オープニング3日1.5億円)
<2007>
☆「バベル」トータル20.0億円(オープニング2.7億円)
☆「ハンニバル・ライジング」トータル8.0億円(オープニング1.5億円)
☆「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円(先行含む2.0億円)
映画業界が名付けたといわれるゴールデンウィークだが、近年の洋画は不振。
相当に話題となった「バベル」は超えられないだろう。
【評価・予想】 13億円(オープニング3日2.5億円)
マックス16億円、ミニマム8億円程度。
イメージ的には、12~14億円程度が落ち着きどころと思われるので、トータル13億円と予想したい。
オープニングは2.0億円、金曜日込み2.5億円程度か。
「ワルキューレ」のオープニング2.4億円以下、「チェンジリング」のオープニング1.8億円(3日2.3億円)以上となるのではないか。
ゴールデンウィークに鑑賞すればよいという心理も働くため、それほど高いものにはならないだろう。
○:「グラン・トリノ」(ワーナー)
<273館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。
【監督】 クリント・イーストウッド
クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆06年「父親たちの星条旗」トータル17.0億円
OP1.9→5.9→8.3→10.4→12.7→14.0
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8
☆09年「チェンジリング」トータル13億円見込み
金3日2.3→6.5→9.1→11.0→12.1→12.4
10~13億円が基準となるか。
人気のあるアンジェリーナ・ジョリーが主演した「チェンジリング」を超えないだろう。
「ミスティック・リバー」と同程度となるか。
【キャスティング】 クリント・イーストウッド
監督しての評価は高いが、役者としての人気はどうだろうか。
イーストウッドを含めて本作のキャスティングには、アンジェリーナ・ジョリーのような派手さがないので、予想外に低迷する可能性もある。
しかし、クリント・イーストウッドの実績・知名度を考えると、大コケは考えにくい。
【題材】 「ヒューマンドラマ」「交流」「ギャングとの抗争」
参考になりそうなヒューマンドラマ系作品は以下の通り。
☆07年公開「幸せのちから」トータル27.1億円(オープニング3.5億円)
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆05年公開「シンデレラマン」トータル12.6億円(オープニング2.8億円)
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円(オープニング1.4億円)
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円(オープニング3日2.4億円)
マックス13億円、ミニマム9~10億円というところか。
二桁前後が落ち着きどころか。
【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
感動的な要素が感じられないので、あまり良いCMではない。
ギャングやアジア系の隣人も日本人にはやや馴染みが薄い。
多国籍のアメリカには受けるかもしれないが、日本人には受ける題材ではないので、もう一工夫必要だった。
【支持基盤・ターゲット】 全般・年配層
「チェンジリング」とは異なり、女性や若者受けする作品ではないので、やや割引が必要。
賞レースにも絡めなかったのもやや気になるところだ。
【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「紀元前1万年」トータル10.1億円(オープニング1.6億円)
☆「大いなる陰謀」トータル6.2億円(オープニング3日1.5億円)
<2007>
☆「バベル」トータル20.0億円(オープニング2.7億円)
☆「ハンニバル・ライジング」トータル8.0億円(オープニング1.5億円)
☆「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円(先行含む2.0億円)
二桁超えがやはり目標となるか。
【評価・予想】 10億円(オープニング1.6億円)
イーストウッドの実績等を踏まえると、二桁前後が落ち着きどころだろう。
派手さがないので、大きなヒットにはならないと思われる。
ゴールデンウィークを利して、なんとか10億円を超える程度と予想したい。
オープニングは、高くはないが、ファンが多いのでそれほど低くはならない。
「ミスティック・リバー」のオープニング1.4億円をやや超える1.6億円となるか。
「最高の人生の見つけ方」のオープニング1.9億円は超えないだろう。
×:「レイン・フォール/雨の牙」(ソニー)
<278館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。
【監督】 マックス・マニックス
「トウキョウソナタ」の脚本を務めている。
監督しては「情熱のステップ」という作品があるらしい。
彼が監督したことによる興行収入への影響はないだろう。
【キャスティング】 椎名桔平、長谷川京子、ゲイリー・オールドマン
三者ともに、演技力は問題ないが、ヒットを導く主演としての評価はしにくい。
映画は良作かもしれないが、ここまでキャスティングが地味だと、ヒットは期待しにくい。
少なくとも、誰かは客を呼べるスターを配するべきではなかったか。
また、ハリウッドスターとの共演は、特に珍しいことではなくなってきている。
【題材】 「サスペンス」「殺し屋」「陰謀」「逃避行」「ベストセラーの映画化」
参考になりそうな作品は以下の通り。
☆07年「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8
☆08年「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6→12.5
☆07年「ブラッド・ダイヤモンド」トータル9.9億円
OP1.5→4.2→6.2→7.5
☆08年「NEXT」トータル4億円半ば見込み(オープニング6.3千万円)
OP0.6→2.4→03.5→04.0→04.2
☆07年「ザ・シューター」トータル4.0億円
金3日1.1→2.4→3.1→3.5→3.7
「NEXT」「ザ・シューター」程度となるのではないか。
「ザ・シューター」を見ていないが、ベストセラーの映画化、地味なキャスティングとイメージが重なる。
これらを少々上回る程度だろうか。
【予告編・TVCM】 量・小/デキ・やや悪
オールドマンが「レインを探せ!」と言っているシーンが印象的だが、その他はほとんど見所がないものとなっている。
このCMでは客を呼びにくい。
【支持基盤・ターゲット】 「30~40歳の男女」「原作愛好者」
本作は、どの層をターゲットにしているのか不明確だ。
椎名桔平、長谷川京子、ゲイリー・オールドマンでは、どの層に対してもアピールできないと思われる。
年配層や若者層は見ないと思われるので、30~40歳の男女程度だろうか。
椎名桔平ファンやゲイリー・オールドマンファンもそれほど多いとは思えない。
【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「相棒-劇場版-」トータル44.4億円(オープニング5.9億円)
☆「少林少女」トータル15.1億円(オープニング1.9億円)
☆「NEXT」トータル4億円半ば見込み(オープニング6.3千万円)
<2007>
☆「バベル」トータル20.0億円(オープニング2.7億円)
☆「ハンニバル・ライジング」トータル8.0億円(オープニング1.5億円)
洋画を参考にすべきなのか、邦画を参考にすべきなのか、分からない作品。
「バベル」狙いかもしれないが、「ハンニバル・ライジング」を超えることもないだろう。
ニコラス・ケイジ主演の「NEXT」レベルか。
【評価・予想】 5.0億円(オープニング8千万円)
嫌いなタイプの映画ではないが、コケるのではないか。
参考になりそうな「ザ・シューター」をやや上回る5.0億円と予想したい。
馴染みのある日本人キャストなので、それなりには稼ぐだろう。
オープニングは8千万円程度だろうか。
8千万円のオープニング作品は、「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」「チェ 39歳別れの手紙」がある。
「誰も守ってくれない」のオープニング1.1億円は超えないだろう。
予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場) 基準値
1(1) ×「名探偵コナン 漆黒の追跡者」(有楽座)4.0
2(2) 済「レッドクリフ PartⅡ」(TOHOシネマズ日劇1)3.8
3(-) ○「バーン・アフター・リーディング」(TOHOシネマズスカラ座)2.0
4(3) ×「クローズZERO Ⅱ」(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)2.0
5(-) ○「グラン・トリノ」(丸の内ピカデリー)1.6
6(4) ×「クレヨンしんちゃん」(TOHOシネマズ日劇2)1.3
7(5) ◎「スラムドッグ$ミリオネア」(日比谷シャンテ)1.0
8(-) ×「レイン・フォール」(丸の内ルーブル)0.8
9(7) ×「ドロップ」(シネカノン有楽町)0.5
10(6) ×「おっぱいバレー」(丸の内TOEI①)0.5
[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品
テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画
4月クールの予想完了。
「婚カツ!」「スマイル」といった視聴率の予想を高く見積もり、「アイシテル」を低く見積もるというミスを犯している。
しかし、自分の価値判断では、こういった予想しかできない。
×:「魔女裁判」 平均10.0%
<フジテレビ系土曜日23時枠> 4月25日スタート
主演: 生田斗真、加藤あい、比嘉愛未、鈴木亮平、忽那汐里、石田ゆり子
原作: オリジナル
脚本: 前川洋一(「OUT」「魔王」)
演出: 加藤裕将(「ラスト・フレンズ」「イノセント・ラヴ」)、小原一隆
主題歌:福山雅治「化身」
【テーマ】「サスペンス」「裁判員制度」「事件モノ」「法廷モノ」
【個人評】裁判員制度を題材にした事件モノは惹かれるが、生田主演なので見送り予定。
視聴率的には、ストーリーが面白そうなので、大きくコケることはないだろう。
生田斗真主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆08年1月クール「ハチミツとクローバー」(平均8.9%)(※主演は成海)
12.9→10.0→09.8→09.5→08.9→08.6→08.3→08.0→07.4→07.0→07.1
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)(※主演は大野)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆09年1月クール「ヴォイス~命なき者の声~」(平均14.5%)(※主演は瑛太)
17.7→17.4→15.0→12.3→16.0→15.2→15.4→14.0→10.2→12.8→13.6
人気があるのかないのか分からないジャニーズタレント。
「魔王」(平均11.4%)辺りが参考になるが、今回は大野がいないので少々割引が必要か。
一話完結タイプではないと思われる事件モノ等の視聴率は以下の通り。
(ほとんど見ていないのでタイプ分類に自信なし)
☆06年1月クール「アンフェア」(平均15.4%)
15.7→14.7→15.1→16.0→15.5→14.9→14.0→16.1→16.5→15.0→15.8
☆08年10月クール「チーム・バチスタの栄光」(平均13.2%)
15.2→11.7→12.5→12.2→11.8→13.2→13.5→14.2→12.3→12.2→16.5
☆09年1月クール「トライアングル」(平均12.3%)
14.7→11.1→11.9→11.5→11.6→11.5→10.8→11.3→12.1→13.3→15.5
☆08年10月クール「ブラッディ・マンデイ」(平均11.4%)
11.4→11.4→11.3→10.8→12.2→11.6→11.9→10.1→11.1→09.9→13.2
☆07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
11%半ばがこの手のドラマの標準となるだろうか。
時間帯や主演のキャリアを踏まえると、1割減の10%台が落ち着きどころか。
土曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆07年7月クール「ライフ」(平均12.2%)
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→09.4→12.4→14.2→14.2→17.4
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆08年1月クール「ロス:タイム:ライフ」(平均10.3%)
11.4→08.7→12.3→10.7→10.5→08.5→10.2→09.8→12.4→09.9→09.1
☆08年4月クール「ハチワンダイバー」(平均8.4%)
06.8→07.6→11.0→08.4→08.3→07.8→09.5→06.9→09.4→08.9→08.3
☆08年7月クール「33分探偵」(平均9.2%)
12.2→08.1→09.9→10.0→07.0→09.8→07.8→09.1→08.7
☆08年10月クール「Room of King」(平均7.2%)
10.4→07.1→08.2→05.0→06.1→06.3→08.1→06.6→07.2
☆09年1月クール「赤い糸」(平均8.5%)
07.5→08.4→07.8→10.0→10.8→08.0→08.4→08.0→08.9→07.0→08.9
☆09年4月クール「帰ってこさせられた33分探偵」(平均8.6%)
09.5→07.9→06.7→10.1
9ドラマの平均視聴率は10.1%となっている。
マックスは「SP」の平均15.4%。
ミニマムは「Room of King」の平均7.2%。
事件モノであり、ある程度は見所があると思われる。
「ライアーゲーム」(平均11.4%)以下、「33分探偵」(平均9.2%)以上となるか。
「魔女裁判」の平均視聴率は10.0%と予想したい。
原作が漫画というわけでもなく、ストーリーにはやや取っ付きににくさもあるので、爆発することはないだろう。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
順位 タイトル 初回 最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位:「BOSS」 18.1% 15.1%(▽3.0%) 16.6%(16.0%)
2位:「婚カツ!」 16.3% 16.3%(± -%) 16.3%(18.0%)
3位:「ザ・クイズショウ」 14.0% 14.0%(± -%) 14.0%(11.5%)
4位:「アイシテル海容」 13.2% 13.7%(▲0.5%) 13.5%(08.0%)
5位:「アタシんちの男子」14.1% 11.0%(▽3.1%) 12.6%(13.0%)
6位:「夜光の階段」 12.5% 12.5%(± -%) 12.5%(11.0%)
7位:「ぼくの妹」 12.2% 12.2%(± -%) 12.2%(09.0%)
8位:「白い春」 13.7% 10.0%(▽3.7%) 11.9%(10.0%)
9位:「スマイル」 11.7% 11.7%(± -%) 11.7%(16.0%)
10位:「名探偵の掟」 10.8% 10.8%(± -%) 10.8%(10.5%)
11位:「33分探偵」 09.5% 10.1%(▲3.4%) 08.6%(08.5%)<終>
12位:「ゴッドハンド輝」 08.0% 08.1%(▲0.1%) 08.1%(07.5%)
1位:「BOSS」 平均16.60%(放送前予想平均16.0%)
【二話目を踏まえた平均視聴率予想】 15.5%~16.5%(±0.0%~±0.0%)
初回18.1→15.1%→
高いオープニングを飾ったことがニュースになったにも関わらず、下落率は16.6%となっている。
視聴率が下がるとしても、二話目はもう少しは粘るかと思っていた。
それほど評価は高くはないのか。
今回は「報道ステーション」の視聴率が高かったので、草なぎ関係の影響もあったか。
ただ、二話目の内容を踏まえると、今後も下落する可能性がありそうだ。
「BOSS」と同じような動きのドラマは以下の通り。
☆08年10月クール「イノセント・ラヴ」(平均13.5%)
16.9→13.3→13.1→11.7→11.7→12.6→13.4→12.8→14.5→15.1
☆08年10月クール「セレブと貧乏太郎」(平均13.1%)
17.6→15.0→15.2→11.6→14.9→11.4→10.2→11.2→11.8→10.4→14.3
☆08年7月クール「Tomorrow」(平均12.6%)
16.8→13.9→13.5→10.8→10.3→10.5→12.9→13.0→10.4→14.1
これらとの対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は13.3~14.8%となる。
マックスは15%、ミニマムは13%程度だろうか。
あの内容が続くようだと、ミニマムラインは今後さらに下がる恐れもあり、12%程度も覚悟する必要がある。
天海祐希主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆05年4月クール「離婚弁護士Ⅱ」(平均13.2%)
15.4→14.7→13.4→13.3→12.5→12.8→12.4→13.2→11.6→11.8→13.7
☆05年7月クール「女王の教室」(平均16.9%)
14.4→16.6→17.0→14.1→13.8→16.9→16.5→14.6→17.4→19.7→25.3
☆06年4月クール「トップキャスター」(平均18.3%)
23.1→19.6→18.7→15.6→18.5→16.8→17.3→17.5→17.1→18.1→18.5
☆07年1月クール「演歌の女王」(平均9.1%)
10.9→09.5→08.5→09.9→08.2→08.0→09.1→08.7→07.7→10.4
☆08年4月クール「Around40」(平均14.7%)
15.7→14.2→13.9→15.1→15.2→14.4→14.9→14.3→13.3→15.6→15.1
☆09年4月クール「BOSS」
18.1→15.1%→
「演歌の女王」(平均9.1%)以外は大コケがない優秀な女優。
「女王の教室」以外との対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は14.2~16.3%となる。
現時点では13~14%程度となるだろうか。
竹野内豊主演ドラマは以下の通り。
☆02年10月クール「サイコドクター」(平均9.1%)
☆03年10月クール「ヤンキー母校に帰る」(平均12.8%)
☆04年7月クール「人間の証明」(平均12.0%)
15.9→12.6→11.9→11.7→11.0→11.4→09.8→11.3→11.5→13.3
☆06年1月クール「輪舞曲-RONDO-」(平均15.5%)
20.0→15.2→15.1→15.8→14.8→14.6→15.5→13.2→14.1→14.6→17.7
☆06年10月クール「家族~妻の不在・夫の存在~」(平均11.9%)
13.0→11.4→13.1→13.7→11.3→9.6→10.5→12.2
☆08年7月クール「Tomorrow」(平均12.6%)
16.8→13.9→13.5→10.8→10.3→10.5→12.9→13.0→10.4→14.1
平均12%前後を稼ぎ出す俳優。
本ドラマでの出番が少ないので、あまり参考にはならないかもしれない。
「家族」以外との対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は13.6~14.6%となる。
やはり、現時点では13~14%程度となるだろうか。
戸田恵梨香が出演したドラマは以下の通り。
☆07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)(※主演)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆08年7月クール「コード・ブルー」(平均15.6%)
21.2→16.0→16.0→13.2→15.7→15.6→10.8→13.4→15.8→14.9→19.5
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
これらとの対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は13.9~15.1%となる。
微妙な内容のため、判断は難しいが、事件モノのため、大きく低迷することはないと考えれば、14%前後ということになるか。
最近の事件モノドラマは以下の通り(一話完結タイプらしきものを抽出)。
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆08年1月クール「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆09年4月クール「BOSS」
18.1→15.1%→
「ガリレオ」「交渉人」との対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は14.6~15.5%となる。
マックスは15%程度と思われる。
ストーリーに問題がなければ、この辺りに落ち着くと考えられたはずだが…。
<同時間帯の視聴率>
報ステが伸びたのは、草なぎ関係の影響だろうか。
05.7% 22:00-22:45 NHK ソクラテスの人事(先週比+0.5%)
10.3% 22:00-22:54 NTV ダウンタウンDX(先週比-1.4%)
09.3% 22:00-22:54 TBS ひみつのアラシちゃん!(先週比-4.5%)
15.1% 22:00-22:54 C X BOSS(先週比-3.0%)
17.2% 21:54-23:10 E X 報道ステーション(先週比+4.2%)
03.5% 22:00-22:54 T X ルビコンの決断(先週比-2.0%)
全体視聴率 61.1%(先週比-6.2%)
木曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆07年4月クール「わたしたちの教科書」(平均11.2%)
14.2→11.3→10.7→10.4→09.0→10.1→10.2→11.0→11.9→12.1→
→10.7→12.4
☆07年7月クール「山おんな壁おんな」(平均12.1%)
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→
→13.0→11.1
☆07年10月クール「医龍2」(平均16.6%)
21.0→16.8→15.5→15.8→15.0→17.6→14.1→16.6→17.6→15.4→17.7
☆08年1月クール「鹿男あをによし」(平均9.9%)
13.0→11.4→09.7→08.0→09.0→08.9→08.8→10.1→09.2→11.2
☆08年4月クール「ラスト・フレンズ」(平均17.7%)
13.9→15.9→15.6→15.9→19.9→17.2→16.0→18.8→18.0→20.7→22.8
☆08年7月クール「コード・ブルー」(平均15.6%)
21.2→16.0→16.0→13.2→15.7→15.6→10.8→13.4→15.8→14.9→19.5
☆08年7月クール「風のガーデン」(平均15.7%)
20.1→18.0→15.5→15.4→13.6→13.5→13.1→14.1→16.0→15.2→17.6
☆09年1月クール「ありふれた奇跡」(平均10.6%)
12.5→10.9→10.1→11.4→11.1→10.5→10.4→09.8→08.9→10.0→11.4
☆09年4月クール「BOSS」
18.1→15.1%→
「BOSS」の二話目視聴率15.1%は5位となっている。
先週4位だったが、「ラスト・フレンズ」(平均17.8%)に敗れた。
「医龍2」「コード・ブルー」「風のガーデン」との対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は13.7~14.6%となる。
やはり、この辺りが落ち着きどころだろう。
現時点では14%前後が落ち着きどころと思われるが、今週は特殊要因かもしれないので、三話目の視聴率を待ちたい。
二話目を踏まえた平均視聴率予想は、先週の平均15.5~16.5%のままにして様子をみる。
「医龍2」(平均16.6%)、「コード・ブルー」(平均15.6%)がライバルとなりそうだと思ったが、「拝啓、父上様」(平均13.2%)程度になるかもしれない。
6位:「夜光の階段」 平均12.50%(放送前予想平均11.0%)
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 9.5%~10.5%(±0.0%~±0.0%)
初回12.5%→
13%程度のオープニングと思っていたので、イメージ的にはズレは大きくないが、やや微妙なラインだ。
松本清張作品の良さがドラマに反映されれば、粘り込んでオープニング視聴率を維持できると思うが、どうなるだろうか。
評価はあまり高そうではないので、自分の期待の数字に応えてくれる可能性は低いかもしれない。
松本清張作品のドラマ化の視聴率は以下の通り。
☆04年1月クール「砂の器」(平均19.4%)
26.3→20.3→19.4→16.7→19.1→18.8→18.6→18.6→15.8→18.2→21.5
☆04年10月クール「黒革の手帖」(平均15.4%)
17.4→14.9→13.6→15.6→15.7→13.2→17.7
☆06年1月クール「けものみち」(平均14.7%)
16.4→16.2→16.1→15.5→13.3→12.9→13.4→13.6→14.5
☆07年1月クール「わるいやつら」(平均9.4%)
13.6→10.1→09.1→07.2→06.2→08.7→09.8→10.1
松本清張作品は稼げる作品が多い。
これらとの対比で考えると、「夜光の階段」の平均視聴率は8.6~11.2%となる。
マックスは11%程度、ミニマムは9%程度となるか。
二桁キープラインが落ち着きどころか。
藤木直人主演の視聴率は以下の通り。
☆06年4月クール「ギャルサー」(平均12.9%)
15.4→13.5→16.0→12.3→12.8→10.8→11.6→10.9→11.3→13.2→13.9
☆07年7月クール「ホタルノヒカリ」(平均13.6%)※主演は綾瀬
17.3→15.2→10.6→13.4→12.5→11.3→13.5→12.1→14.7→15.3
☆08年4月クール「Around40」(平均14.7%)※主演は天海
15.7→14.2→13.9→15.1→15.2→14.4→14.9→14.3→13.3→15.6→15.1
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)※主演は小池
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
自身の主演作は少ないが、出演作には視聴率の高いドラマが多い。
これらとの対比で考えると、「夜光の階段」の平均視聴率は9.8~12.0%となる。
なんとか踏みとどまれば、二桁は超えるのではないか。
<同時間帯の視聴率>
TBSがドラマ枠ではなくなったのは好都合だ。
13.6% 21:00-22:00 NHK ニュースウオッチ9
12.8% 21:00-21:54 NTV 秘密のケンミンSHOW
10.2% 21:00-21:54 TBS ザ・イロモネア
13.1% 21:00-21:54 C X とんねるずのみなさんのおかげでした
12.5% 21:00-21:54 E X (新)夜光の階段
04.8% 21:00-21:54 T X 決着!歴史ミステリー
全体視聴率 67.0%
木曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「エラいところに嫁いでしまった!」(平均12.7%)
16.1→14.8→12.7→14.1→11.3→10.8→12.2→10.3→11.7
☆07年4月クール「ホテリアー」(平均8.6%)
11.1→08.0→08.6→07.5→08.3→09.3→07.1→08.1→09.1
☆07年7月クール「菊次郎とさき」(平均9.3%)
10.9→08.4→09.5→09.8→09.6→09.6→08.6→08.9→08.7→08.8→09.0
☆07年10月クール「おいしいごはん」(平均9.0%)
13.0→11.7→09.3→07.7→06.5→08.6→06.7→08.3
☆08年1月クール「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆08年4月クール「7人の女弁護士」(平均11.1%)
10.1→11.0→10.7→10.7→11.2→10.5→10.2→11.4→11.6→11.7→11.5
☆08年7月クール「四つの嘘」(平均9.3%)
11.8→10.6→08.3→08.1→09.2→10.8→07.0→08.7→09.6
☆08年10月クール「小児救命」(平均7.0%)
09.6→07.8→07.9→05.4→05.9→06.3→06.2→06.6→07.0
☆09年1月クール「特命係長 只野仁」(平均10.3%)
11.9→10.9→10.4→10.6→10.6→09.1→09.4→09.7
☆09年4月クール「夜光の階段」
12.5%→
「夜光の階段」の初回視聴率12.5%は、10ドラマ中4位となっている。
この枠としては、悪くはないオープニングを飾っている。
視聴率は徐々に下がっていくタイプと思われるので、「ホテリアー」「四つの嘘」「特命係長 只野仁」を参考にしたい。
これらとの対比で考えると、「夜光の階段」の平均視聴率は9.7~10.8%となる。
10.0%前後と思われるので、初回を踏まえた平均視聴率予想は、9.5%~10.5%としたい。
「特命係長 只野仁」(平均10.3%)、「四つの嘘」(平均9.3%)がライバルとなるか。
「四つの嘘」はさすがに超えるだろう。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
初回は事情があって、半分で鑑賞をストップせざるを得なかったため、レビューなし。
前半のデキはそれほど良いとは思わなかった。
二話目はちょっとヒドすぎるのではないか。
ゴールデンタイムに流してよいレベルを下回っていると感じた。
この回に点数を付けるとすれば、0点か1点というところだろう。
楽しめた人には失礼な書き方だが、稚拙・幼稚すぎて、低レベルの仕上がりには呆れるばかりだ。
脚本もかなり問題あるが、演出はプロとはいえないレベル。
ギブアップに早くもリーチが掛かった。
もう一~二話様子を見て、改善されないようだと、ギブアップということになる。
たいていの人は、この回のカラクリにすぐに気づくのではないか。
①第一の神は実際に殺人をやっておらず、ただネットに情報を流しているだけ。
②第二の神の爆死は偽装。
③警官は偽者。
これらのことが、あまりにもミエミエすぎて、面白みが全く感じられない。
それにしても、①に関しては、ムチャがありすぎる。
消防等に通報した者は、いったいどこに消えてしまったのだろうか。
死体を発見して、どこかに通報して、現場を立ち去るということはあり得ない。
無線を聞いて、その情報をネットに流すことに留めておけば、矛盾は感じられないが、消防よりも早くに現場に駆けつけて、第一発見者の目を逃れて、死体の写真を撮ることができれば、そいつはある意味で“神”だ。
③に関しては、あの時点で犯人だと気づけば、トイレにつっかえ棒でもして、閉じ込めておけばよいのではないか。
そんなオチではドラマが成立しなくなるが、あまりにも理に適っていない。
もともと、本作は謎解き的な要素や細かいことを気にするドラマではないと思っている。
スタイリッシュさや斬新さが期待されるものであり、ある意味ではコメディ的なノリでもいっこうに構わない。
魅力的なキャラクターが魅力的に行動すれば、事件のカラクリなどは、どうでもよい。
しかし、そういった観点からも、満足したものは得られなかった。
天海以外のダメな奴らが、ダメなままで終わる。
笑いも爽快感も何もなく、そんなものでよいはずがない。
本回にテーマがあるとすれば、“部下に対するBOSSの信頼”というところではないか。
やる気があるが、空回りばかりの溝端の情報を信じてみる。
警官としての自覚がない戸田に自分の護衛を命じてみる。
チーム行動が出来ず、銃を撃てない玉山に…。
BOSSが部下を信頼することで、ダメな奴らがこのBOSSの信頼に報いるために頑張ろうと奮起する姿をもっと描いて欲しいところだ。
少なくとも、今回は誰かに銃を撃たせる等の成長を描いて、幕を閉じるべきだっただろう。
天海が犯人を捕まえて終わりでは、あまりにも意味がない。
戸田、溝端、玉山、コバヤシ、温水、竹野内を順繰りにサブメインとして光をあてていけば、それなりに面白くなると思われるが、無駄に人数を揃えているだけというのが現状だ。
二話目でこの仕上りでは先が思いやられる。
テーマ:BOSS - ジャンル:テレビ・ラジオ
順位 タイトル 初回 最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位:「BOSS」 18.1% 18.1%(± -%) 18.1%(16.0%)
2位:「婚カツ!」 16.3% 16.3%(± -%) 16.3%(18.0%)
3位:「ザ・クイズショウ」 14.0% 14.0%(± -%) 14.0%(11.5%)
4位:「アイシテル海容」 13.2% 13.7%(▲0.5%) 13.5%(08.0%)
5位:「アタシんちの男子」14.1% 11.0%(▽3.1%) 12.6%(13.0%)
6位:「ぼくの妹」 12.2% 12.2%(± -%) 12.2%(09.0%)
7位:「白い春」 13.7% 10.0%(▽3.7%) 11.9%(10.0%)
8位:「スマイル」 11.7% 11.7%(± -%) 11.7%(16.0%)
9位:「名探偵の掟」 10.8% 10.8%(± -%) 10.8%(10.5%)
10位:「33分探偵」 09.5% 10.1%(▲3.4%) 08.6%(08.5%)<終>
11位:「ゴッドハンド輝」 08.0% 08.1%(▲0.1%) 08.1%(07.5%)
4位:「アイシテル~海容~」 平均13.45%(放送前予想平均08.0%)
【二話目を踏まえた平均視聴率予想】 11.5%~12.5%(▲1.0%~▲1.0%)
(初回を踏まえた平均視聴率予想10.5%~11.5%)
初回13.2→13.7%→
今クールのダークホース的な存在となりそうだ。
テーマが注目なものであり、評価も高かったので、視聴率が上昇したのではないか。
衝撃的なテーマはキャスティングを抜きにしても、ある程度の視聴率は取れると考えた方がいいかもしれない。
この重いテーマに視聴者がどこまで付いてくるかがポイントとなる。
「アイシテル~海容~」と同じような動きのドラマは以下の通り。
☆09年1月クール「ヴォイス~命なき者の声~」(平均14.5%)
17.7→17.4→15.0→12.3→16.0→15.2→15.4→14.0→10.2→12.8→13.6
☆08年10月クール「ブラッディ・マンデイ」(平均11.4%)
11.4→11.4→11.3→10.8→12.2→11.6→11.9→10.1→11.1→09.9→13.2
☆09年1月クール「歌のおにいさん」(平均10.8%)
10.6→10.4→11.6→10.2→10.2→10.6→11.8→10.7
これらとの対比で考えると、「アイシテル~海容~」の平均視聴率は11.1~13.8%となる。
マックスは13%、ミニマムは11%程度だろうか。
この枠は過去にも衝撃的な題材にチャレンジしている。
☆04年4月クール「光とともに…」(平均15.4%)(※自閉症児童)
16.3→16.0→13.9→12.6→14.8→14.4→17.2→15.2→15.1→15.4→18.3
☆04年7月クール「ラストプレゼント」(平均11.7%)(※病気と過去に捨てた娘)
13.5→12.5→10.4→09.8→09.9→11.1→10.6→11.8→12.3→12.8→14.1
☆05年1月クール「87%」(平均11.7%)(※乳癌)
14.4→10.5→11.9→11.4→10.7→11.8→11.3→09.6→12.6→12.6
☆06年4月クール「プリマダム」(平均11.2%)(※主婦のバレエ挑戦)
12.7→13.4→12.5→10.7→11.1→10.8→08.8→10.7→10.1→09.3→12.9
☆06年10月クール「14才の母」(平均18.6%)(※中学生の出産)
19.7→16.8→18.3→19.4→17.3→16.7→18.4→17.3→16.7→21.1→22.4
これらとの対比で考えると、「アイシテル~海容~」の平均視聴率は11.5~13.7%となる。
やはり、マックスは13%、ミニマムは11%程度だろうか。
先週は11%程度と思われたが、現時点では12%程度が落ち着きどころか。
この枠は地味なキャスティングで臨んで、失敗しているケースもある。
☆05年7月クール「おとなの夏休み」(平均8.0%)※寺島しのぶ
11.2→09.7→10.5→07.5→07.3→08.3→05.0→06.6→06.9→06.9
☆06年1月クール「神はサイコロを振らない」(平均9.6%)※小林聡美
14.1→10.6→09.5→08.9→09.6→09.7→07.2→08.1→09.1
これらとの対比で考えると、「アイシテル~海容~」の平均視聴率は10.3~10.5%となる。
10%がミニマムラインとなるが、さすがにここまでは低迷しまい。
<同時間帯の視聴率>
「カーペット」よりも「シアター」の勢いがないことも高視聴率の要因か。
08.3% 22:00-22:45 NHK 歴史秘話ヒストリア(先週比+0.5%)
13.7% 22:00-22:54 NTV アイシテル~海容~(先週比+0.5%)
08.0% 22:00-22:54 TBS クメピポ!絶対あいたい1001人(先週比+1.5%)
14.2% 22:00-22:54 C X 爆笑レッドシアター(先週比-1.3%)
13.6% 21:54-23:10 E X 報道ステーション(先週比-0.6%)
07.3% 21:00-22:54 T X シアター9「アイ・スパイ」(先週比+0.3%)
全体視聴率 65.1%(先週比+0.9%)
水曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「ハケンの品格」(平均20.1%)
18.2→18.6→18.8→20.1→18.6→20.7→20.2→19.9→19.9→26.0
☆07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→14.4
☆07年7月クール「ホタルノヒカリ」(平均13.6%)
17.3→15.2→10.6→13.4→12.5→11.3→13.5→12.1→14.7→15.3
☆07年10月クール「働きマン」(平均12.0%)
15.7→12.3→13.0→11.1→12.6→10.1→12.7→13.2→07.9→12.3→11.5
☆08年1月クール「斉藤さん」(平均15.5%)
15.3→17.4→15.5→15.4→15.8→13.0→14.0→12.5→17.2→15.0→19.6
☆08年4月クール「ホカベン」(平均8.2%)
08.8→09.3→07.4→06.3→07.8→08.4→08.4→07.0→09.6→08.9
☆08年7月クール「正義の味方」(平均10.3%)
13.2→10.1→08.7→09.4→11.6→09.1→07.8→10.5→10.0→12.2
☆08年10月クール「OLにっぽん」(平均8.1%)
08.3→10.6→09.9→09.7→07.0→07.1→07.6→08.0→06.0→06.4
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆09年4月クール「アイシテル~海容~」
13.2→13.7%→
「アイシテル~海容~」の二話目視聴率13.7%は、10ドラマ中6位となっている。
先週7位タイだったが、「働きマン」(平均12.0%)「正義の味方」(平均10.3%)を破った。
「斉藤さん」「ホカベン」との対比で考えると、「アイシテル~海容~」の平均視聴率は12.2~12.8%となる。
テーマに注目が集まるため、この程度が落ち着きどころとなるか。
現時点では12%台が落ち着きどころと思われるので、「アイシテル~海容~」の二話目を踏まえた平均視聴率予想は、先週の10.5~11.5%から上方修正して11.5~12.5%としたい。
そのうち下落していくだろうが、大きな下落はなさそうだ。
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来週ランキング入りが期待できそうなのは、以下の作品。
△:「Obsessed」(サスペンス)<2400館程度>
【監督】スティーヴ・シル(テレビで活躍)
【出演】ビヨンセ・ノウルズ、イドリス・エルバ(「28週後…」)、アリ・ラーター
【内容】美しい妻をもつ成功したビジネスマンは女性ストーカーの標的となる。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
専門家の事前予想では、15.3~17.6百万ドルのオープニングを飾るとされている。
高くもなく、低くもないオープニングとなりそうだ。
1千万ドル半ば程度だろうか。
ビヨンセ主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「オースティン・パワーズ/ゴールド・メンバー」トータル213百万ドル
☆03年「ファイティング・テンプテーションズ」トータル30百万ドル
OP12→20→25→27→29
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→42→61→70→75
☆06年「ドリームガールズ」トータル103百万ドル
☆08年「Cadillac Records」トータル8百万ドル
「ピンクパンサー」トータル82百万ドルは超えられず、「ファイティング・テンプテーションズ」トータル30百万ドルは超えそうだ。
本作はホラー作品ではないが、最近ヒットしたオリジナルホラー作品も参考になるか。
☆08年「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」トータル53百万ドル(※リヴ・タイラー主演)
OP21→37→45→50
☆09年「The Unborn」トータル43百万ドル
OP20→33→39→41
「ストレンジャーズ」は超えられないだろう。
5千万ドル以下となりそうだ。
大物主演女優によるサスペンス作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「シャッフル」トータル48百万ドル(※サンドラ・ブロック)
OP18→32→39→45→47
☆07年「ブレイブワン」トータル37百万ドル(※ジョディ・フォスター)
OP13→25→31→34→36
☆04年「テイキング・ライブス」トータル33百万ドル(※アンジェリーナ・ジョリー)
OP11→22→27→30→32
☆08年「ブラックリスト」トータル29百万ドル(※ダイアン・レイン)
OP11→19→24→27→28
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル24百万ドル(※ハル・ベリー)
OP11→18→22→23→23
サスペンス作品は基本的には稼ぎにくいジャンルである。
「シャッフル」トータル48百万ドルがライバルとなるか。
「Obsessed」の興行収入は、これをやや下回る4.5千万ドルと予想したい。
ビヨンセ主演作ということでもあり、ある程度の需要は見込めるので、この程度まで伸ばすのではないか。
▲:「路上のソリスト」(ミュージックドラマ)<1800館程度>
【監督】ジョー・ライト
【出演】ジェイミー・フォックス、ロバート・ダウニーJr.、キャサリン・キーナー(「カポーティ」)
【内容】ロサンゼルスの新聞記者は、路上生活者の音楽家と親しくなる。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
専門家の事前予想では、9.3~11.4百万ドルのオープニングを飾るとされている。
感動作であり、粘り込む作品と思われる。
オープニングはそれほど高くはならないと思われる。
1千万ドルを割る程度だろうか。
ジョー・ライト監督作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「プライドと偏見」トータル38百万ドル
3週目拡大16→22→26→29→31
☆07年「つぐない」トータル51百万ドル
5週目拡大19→25→32→38→42
これらがライバルとなるが、超えるのは難しいか。
ジェイミー・フォックス主演作品のうち、アクションを除外した作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「RAY」トータル75百万ドル
OP20→40→53→59→65
アカデミー賞主演男優賞をゲットした作品であり、ここまでは伸びまい。
この半分程度が落ち着きどころか。
ロバート・ダウニーJr. 主演作品のうち、アクションを除外した興行収入は以下の通り。
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
この辺りが落ち着きどころか。
“音楽”を題材とした感動作は以下の通り。
☆07年「奇跡のシンフォニー」トータル32百万ドル
OP13→20→25→28→29
これを超えることが目標となるので、「路上のソリスト」の興行収入は3.5千万ドルと予想したい。
済:「Earth」(ドキュメンタリー)<1804館程度>
【監督】アラステア・フォザーギル(「ディープ・ブルー」)、マーク・リンフィールド
【出演】パトリック・スチュアート
【内容】ホッキョクグマなどの4組の動物の家族を移動を辿るドキュメンタリー。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
専門家の事前予想では、6.5~10.1百万ドルのオープニングを飾るとされている。
日本では一年前に公開されてトータル24.0億円の興行収入となったドキュメンタリー。
1千万ドルをやや下回るオープニングとなりそうだが、日本ほどの高い伸びは期待しにくい。
ドキュメンタリー映画の興行収入は以下の通り。
☆04年「華氏911」トータル119百万ドル
☆05年「皇帝ペンギン」トータル77百万ドル
6週目16→7週目拡大26→38→48→56
☆07年「シッコ」トータル25百万ドル
☆06年「不都合な真実」トータル24百万ドル
☆02年「ボウリング・フォー・コロンバイン」トータル22百万ドル
「皇帝ペンギン」を超えることが目標となるが、ここまでは伸びないだろう。
しかし、良作ドキュメンタリーとして注目を浴びそうなので、「皇帝ペンギン」の半分程度の3.5千万ドルまでは伸ばすのではないか。
実際の動物を主人公にしたヒューマンドラマは以下の通り。
☆04年「トゥー・ブラザーズ」トータル19百万ドル(※トラの兄弟)
OP06→12→16→17
これの1.5倍程度となるだろうか。
ドキュメンタリー作品のため予想しにくいが、「Earth」の興行収入は3.5千万ドルと予想したい。
×:「Fighting」(アクションドラマ)<2100館程度>
【監督】Dito Montiel(主な代表作なし)
【出演】チャニング・テイタム(「ステップ・アップ」)、テレンス・ハワード(「アイアンマン」)、ルイス・ガスマン(「ローグアサシン」)
【内容】ニューヨークの地下ストリートファイトの世界に引き込まされる。
【アメリカ内の評価】 不明
【公開前興行収入予想】 2.5千万ドル
専門家の事前予想では、7.9~8.4百万ドルのオープニングを飾るとされている。
この手の作品のオープニングは、この程度となるだろう。
1千万ドルを超えないオープニングと思われる。
チャニング・テイタム主演映画の興行収入は以下の通り。
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
さすがにここまで高い興行収入は期待できないが、この実績は評価できる。
去年似たような作品が公開されている。
☆08年「Never Back Down」トータル25百万ドル
OP09→17→21→23→24
これと同程度が落ち着きどころか。
本作を手掛けたのはRogue Picturesというスタジオ。
☆08年「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」トータル53百万ドル
OP21→37→45→50→52
☆07年「燃えよ!ピンポン」トータル33百万ドル(オープニング11百万ドル)
先14→24→29→31→32
☆06年「スピリット」トータル25百万ドル
OP11→18→22→24→24
☆05年「ダニー・ザ・ドッグ」トータル25百万ドル
OP11→18→21→24→24
☆07年「ホット・ファズ」トータル24百万ドル
OP06→13→16→19→21
「Fighting」の興行収入は、「スピリット」「ダニー・ザ・ドッグ」といったジェット・リーのアクション映画と同程度の2.5千万ドルと予想したい。
チャニング・テイタムは「ステップ・アップ」で、一応名前を売ったはずだ。
[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画
(注意)興行収入の数値は正確なものではございませんので、ご了承ください。
日本において、正確な数字を無料で仕入れることは不可能です。
なお、本ランキングは興行収入ベースのものですので、動員ベースの巷のランキングとは一部異なる場合があります。
2位:「レッドクリフ PartⅡ-未来への最終決戦-」(東宝東和・エイベックス・テレビ朝日)(2週目)<予想順位1位>
【公開前個人予想】 47億円 【配給会社期待値】 100億円(最低50億円)
【公開規模】 728スクリーン(先週比-1スクリーン)
5.6億円半ば程度を週末に稼ぎ、21.5億円弱となっている。
1週間の伸びは12.9億円弱程度だろうか。
先週の土日2日は6.7億円なので、週末対比では大きな落ち込みがみられない。
オープニングはイマイチと思ったが、さすがに地力は高い。
前編の興行収入は以下の通り。
☆08年「レッドクリフ Part I」トータル50.5億円(545館程度)
祝3日9.6(土日6.7)→17.7→25.2→31.6→37.4→41.1→43.9
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」(729館程度)
金3日8.7(土日6.7)→21.5億円→
「レッドクリフ Part I」との対比で考えると、「レッドクリフ PartⅡ」の興行収入は61.3億円となる。
さすがに60億円は突破しないと思われるが、コケることはなく、前編に引き続き、勢いは保たれているようだ。
まだ安心できないところはあるが、現時点では50億円突破が目標となりそうだ。
それ以上稼げるかは、ゴールデンウィークの動向次第となる。
以下のような今年・去年公開の続編が苦戦しているので、本作も苦戦するのではないかと思ったが、杞憂だった。
「20世紀少年」39.5億円→29~30億円程度か(下落率24.0~26.6%)
「バチスタ」15.6億円→9億円程度か(下落率40%)
「ドラえもん」33.7億円→25億円程度か(下落率25.8%)
「マダガスカル」22.5億円→11億円程度か(下落率51.1%)
「007」22.1億円→21億円半ば程度か(下落率2.7%程度)
「ゲゲゲの鬼太郎」23.4億円→14.5億円(下落率38.0%)
「ナルニア国物語」68.6億円→30.0億円(下落率56.3%)
以下のようなケースもみられる、本作はこれらに当てはまるだろうか。
「DEATH NOTE」28.5億円→52.0億円(上昇率82.5%)
「ALWAYS」33.0億円→45.6億円(上昇率38.2%)
「パイレーツ」7月公開100.2億円→5月末公開109.0億円
「スパイダーマン」7月公開67.0億円→5月GW公開71.2億円
近年の洋画作品のうち、50億円前後の興行収入の映画は以下の通り。
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル57.1億円
14.0(先6.0+土日8.1)→26.1→34.4→40.3→祝込46.7→49.5→52.0→53.7
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円
3日7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆07年「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP06.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→38.4→39.4
☆07年「ダイハード4.0」トータル39.1億円
先08.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5→36.7→37.8
☆08年「ライラの冒険」トータル37.5億円
08.2(先2.7+土日5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5→33.4
☆07年「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
06.0(先1.7+土日4.3)→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8→35.2→34.4
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」
金3日8.7(土日6.7)→21.5億円→
先行がなかった「トランスフォーマー」との対比で考えると、「レッドクリフ PartⅡ」の興行収入は53.9億円となる。
その他の主要作品との対比で考えると、「レッドクリフ PartⅡ」の興行収入は46.7~56.5億円となる。
マックスは55億円、ミニマムは45億円程度だろうか。
先週『初動タイプと思われるので、公開前の予想通り50億円を割り込む程度が落ち着きどころか』と書いたが、さすがに50億円ラインには乗る可能性も出てきた。
ゴールデンウィークにどれだけ稼ぐことができるかがポイントとなりそうだ。
ギリギリで乗る程度が落ち着きどころだろうか。
3位:「クローズZERO Ⅱ」(東宝・TBS)(2週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 21.3億円 【配給会社期待値】 40億円
【公開規模】 314スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.4億円程度を週末に稼ぎ、13.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.5億円半ば程度だろうか。
先週のオープニングは5.7億円なので、週末対比では4割程度の減少となっている。
伸びはそれほど悪くないが、爆発的な勢いはなさそうだ。
三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」
OP5.7→13.3億円→
「ヤッターマン」の2週目を大きく上回っている。
三池崇史監督はこの2作で60億円程度を稼ぎ出すこととなる。
「着信アリ」「クローズZERO」との対比で考えると、「クローズZERO Ⅱ」の興行収入は31.7~33.8億円となる。
初動タイプだとしても、ゴールデンウィークもあるので、30億円は突破できそうなラインだ。
続編の割には前作に比べても大きな落ち込みはないと予想したが、ここまで急増するとは想像すらしていなかった。
若者向け映画の興行収入は以下の通り。
☆08年「花より男子ファイナル」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP04.8→13.1→19.7→26.0→29.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1
☆09年「ドロップ」
祝込3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1
☆09年「クローズZERO Ⅱ」
OP5.7→13.3億円→
「L change the WorLd」と同程度のオープニングを飾っていたが、2週目では敗れている。
「L change the WorLd」「デトロイト・メタル・シティ」との対比で考えると、「クローズZERO Ⅱ」の興行収入は28.2~30.5億円となる。
「花より男子ファイナル」「恋空」との対比で考えると、「クローズZERO Ⅱ」の興行収入は39.3~39.6億円となる。
マックスは40億円となるが、ゴールデンウィークを利しても、そこまで伸びないだろう。
大きなムーブメントまでにはならないと思われるので、30億円前半が落ち着きどころか。
「クローズZERO Ⅱ」13.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「20世紀少年」15.6億円(トータル39.5億円)
☆「ザ・マジックアワー」13.9億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」14.6億円(トータル31.0億円)
<2007>
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」15.1億円(トータル45.6億円)
☆「西遊記」13.1億円(トータル43.7億円)
☆「恋空」13.1億円(トータル39.0億円)
☆「どろろ」12.6億円(トータル34.5億円)
「20世紀少年」「ザ・マジックアワー」「どろろ」との対比で考えると、「クローズZERO Ⅱ」の興行収入は33.7~37.5億円となる。
現時点では30億円前半が落ち着きどころと思われる。
32~33億円程度だろうか。
7位:「ドロップ」(角川)(5週目)<予想順位6位>
【公開前個人予想】 なし 【配給会社期待値】 10→15億円に上方修正
【公開規模】 163スクリーン(先週比-2スクリーン)
7.2千万円弱程度を週末に稼ぎ、16.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
オープニング3日2.5→2週目4.5→3週目4.7→4週目2.9→5週目1.6億円となっている。
さすがにそろそろ勢いはなくなってきるが、「クローズ」が公開されても極端な落ち込みはみられない。
バラエティを中心に効果的に宣伝を打てたこと、水嶋ヒロを起用できたことがハマり、かなり高いオープニングを飾ることができた。
高いオープニングを飾ったことが話題やニュースになり、ヒットに繋がった。
さらには、水嶋ヒロの結婚報道も相まって、ヒットに拍車が掛かった。
これほどの好条件が揃った映画も珍しい。
芸人が原作・脚本・演出などに関わった作品は以下の通り。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
OP2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆08年「ホームレス中学生」トータル6~7億円見込み
OP1.2→祝込3.7→4.8→5.6→祝込6.2
☆09年「ドロップ」
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1億円→
「陰日向に咲く」と比べても遜色がない。
「陰日向に咲く」との対比で考えると、「ドロップ」の興行収入は19.3億円となる。
15億円は楽に突破したが、20億円突破はどうなるだろうか。
ゴールデンウィークがあるので、一応はクリア可能なラインともいえる。
当面は「陰日向に咲く」トータル19.5億円が目標となるだろうか。
ドラマ「ROOKIES」も大ヒットしており、不良という題材もヒットの要因だろう。
不良系映画の「クローズZERO」の興行収入は以下の通り。
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
これとの対比で考えると、「ドロップ」の興行収入は19.0億円となる。
悪くとも、このラインまで伸びてきそうだ。
「ドロップ」16.1億円と同程度の5週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「母べえ」15.7億円(トータル21.2億円)
☆「陰日向に咲く」16.3億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」15.2億円(トータル17.2億円)
<2007>
☆「舞妓Haaaan!!!!!」祝込17.1億円(トータル20.8億円)
☆「東京タワー」15.0億円(トータル18.8億円)
☆「Life 天国で君に逢えたら」祝込14.7億円(トータル17.0億円)
これらの優秀作品と並んでいることが凄い。
これらとの対比で考えると、「ドロップ」の興行収入は18.2~21.7億円となる。
マックス22億円、ミニマム18億円というところか。
ゴールデンウィークにも稼げることが見込まれるので、20億円を突破するのではないか。
品川祐原作・監督・脚本の作品がここまでヒットするとは予想できなかった。
今後も芸人系映画は注目となりそうだ。
9位:「ヤッターマン」(松竹・日本テレビ)(7週目)<予想順位8位>
【公開前個人予想】 27.5億円 【配給会社期待値】 50億円
【公開規模】 303スクリーン(先週比-6スクリーン)
3.9千万円半ば程度を週末に稼ぎ、29.2億円程度となっている。
1週間の伸びは7.1千万円程度だろうか。
1週間の伸びがオープニング4.6→2週目6.0→3週目5.8→4週目5.2→5週目5.4→6週目1.6→0.7億円となっている。
5週目までは、ほとんど落ち込みがない点が優秀だったが、完全に息切れしたようだ。
三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円(松竹)
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.5→29.2億円→
3週目までは差がなかった「クローズZERO」に4週目以降では差を付けている。
これらとの対比で考えると、「ヤッターマン」の興行収入は30.2~30.9億円となる。
初動タイプの作品となるかと思われたが、ニュースや話題になったおかげで、ある程度粘り込んだ。「レッドクリフpartⅠ」のヒットパターンにも似ている気がする。
現時点では、30億円突破が目標となる。
アニメ・漫画の実写化作品は以下の通り(ドラマの映画化を除く)。
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「20世紀少年」トータル39.5億円
OP06.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP04.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1→33.0
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP04.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP03.2→14.4→17.4→19.7→21.1→22.1→22.7→22.8
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝込22.8
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP02.3→祝5.8→7.7→09.5→10.9→12.7→13.4→13.9
<参考>☆08年「K-20 怪人二十面相・伝」トータル19~20億円見込み
OP01.7→不明→11.2→祝14.9→16.5→17.8→18.9
☆09年「ヤッターマン」
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.5→29.2億円→
「どろろ」(トータル34.5億円)と同程度のオープニングとなっていたが、「どろろ」には勝てなかった。
これらとの対比で考えると、「ヤッターマン」の興行収入は30.1~31.8億円となる。
やはり、30億円突破が目標となりそうだ。
「ヤッターマン」29.2億円と同程度の7週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「ザ・マジックアワー」祝込35.5億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」29.7億円(トータル31.0億円)
<2007>
☆「恋空」34.1億円(トータル39.0億円)
☆「どろろ」32.1億円(トータル34.5億円)
☆「マリと子犬の物語」28.5億円(トータル31.8億円)
これらとの対比で考えると、「ヤッターマン」の興行収入は30.5~33.4億円となる。
ミニマムは30億円程度となり、マックスは33億円程度か。
春休みは強力なライバルが不在だったが、「クローズ」などがいよいよ登場してきた。
30億円突破は可能だろうが、それ以上は大きく伸びないと思われるので、31億円程度が落ち着きどころか。
ゴールデンウィークがあるので、この辺りのラインには到達しそうだ。
10位:「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」(東映・テレビ朝日)(4週目)<予想順位10位>
【公開前個人予想】 18億円
【公開規模】 193スクリーン(先週比±0スクリーン)
動員ベースのランキングでは、10位が「映画 プリキュアオールスターズDX」となるが、興行収入ベースでは本作が10位となる。
2.8千万円程度を週末に稼ぎ、6.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度だろうか。
オープニング1.4→2週目2.7→3週目1.2→4週目1.1億円となっているので、やはり粘りがあるようだ。
観客層の年齢層が高いと思われるので、平日の動きに引き続き期待したいところだ。
「相棒」の興行収入は以下の通り。
☆08年「相棒」トータル44.4億円(公開規模300館程度)
15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7→43.1
これとの対比で考えると「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の興行収入は8.9億円となる。
この辺りが落ち着きどころだろうか。
近年のスピンオフ企画は以下の通り。
☆06年「DEATH NOTE/前編」トータル28.5億円
☆06年「DEATH NOTE/the Last name」トータル52.0億円
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
「L change the WorLd」との対比で考えると「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の興行収入は8.2億円となる。
この辺りがミニマムラインだろうか。
近年公開されたドラマ映画の興行収入は以下のとおり。
☆フジ「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
03.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7→不明
☆テレビ朝日「TRICK劇場版2」トータル21.0億円(03年版・視聴率15.6%)
04.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆TBS「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」トータル18.0億円(視聴率10.1%)
03.0→08.2→11.0→13.0→15.0→16.1
☆TBS「クロサギ」トータル17.1億円(視聴率15.7%)
02.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆フジ「赤い糸」トータル11億円見込み(視聴率8.5%)
01.0→不明→06.6→祝込8.8→9.7→10.5→10.7
☆テレビ朝日「特命係長 只野仁 最後の劇場版」トータル4億円半ば見込み
00.8→02.2→03.0→不明→04.1→04.3
☆テレビ朝日「スシ王子!」トータル3.7億円(視聴率7.5%)
00.8→01.7→02.6→03.2→03.4→03.5
☆テレビ朝日「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」
01.4→04.1→05.3→06.4億円→
これらとの対比で考えると「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の興行収入は7.4~8.9億円となる。
引き続き粘りは期待でき、ゴールデンウィークもあるので、9億円程度が落ち着きどころとなるか。
「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」6.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」7.5億円(トータル9.3億円)
☆「まぼろしの邪馬台国」5.8億円(トータル9.5億円)
☆「ハンサム★スーツ」6.7億円(トータル8.6億円)
☆「イキガミ」6.7億円(トータル8.0億円)
<2007>
☆「バブルへGO!!/タイムマシンはドラム式」7.8億円(トータル9.3億円)
☆「憑神」6.4億円(トータル8.8億円)
☆「ミッドナイト・イーグル」6.0億円(トータル7.8億円)
「まぼろしの邪馬台国」以外との対比で考えると、「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の興行収入は7.6~8.8億円となる。
マックス9億円、ミニマム7億円となりそうだ。
ある程度の粘りは期待できそうなので、やはり9億円前後が落ち着きどころか。
爆発的な大ヒットにはならなかったが、“失敗”というわけでもなさそうだ。
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新ドラマはいよいよ本作と「魔女裁判」だけとなった。
△:「夜光の階段」 平均11.0%
<テレビ朝日系木曜日21時枠> 4月23日スタート
主演: 藤木直人、木村佳乃、夏川結衣、室井滋、小林稔侍
原作: 小説(松本清張)
脚本: 竹山洋(「点と線」「利家とまつ」)
演出: 藤田明二(「四つの嘘」)、今井和久(「チーム・バチスタの栄光」)、高橋伸之(「歌のおにいさん」)
主題歌: 藤木直人「CRIME OF LOVE」
【テーマ】「松本清張のドラマ化」「サスペンス」「栄光と転落」「過去」「野望」
【個人評】松本清張作品は魅力だが、今まで見てこなかったので、今回も強いて見る必要もないかという印象。
視聴率的には、視聴者層の幅が広いと思われるため、この枠でもそれほど悪い結果にはならないのではないか。
松本清張作品のドラマ化の視聴率は以下の通り。
☆04年1月クール「砂の器」(平均19.4%)
26.3→20.3→19.4→16.7→19.1→18.8→18.6→18.6→15.8→18.2→21.5
☆04年10月クール「黒革の手帖」(平均15.4%)
17.4→14.9→13.6→15.6→15.7→13.2→17.7
☆06年1月クール「けものみち」(平均14.7%)
16.4→16.2→16.1→15.5→13.3→12.9→13.4→13.6→14.5
☆07年1月クール「わるいやつら」(平均9.4%)
13.6→10.1→09.1→07.2→06.2→08.7→09.8→10.1
松本清張作品は稼げる作品が多い。
「わるいやつら」は高くはなかったが、二桁を期待できるか。
10%以上、15%以下となるか。
藤木直人主演の視聴率は以下の通り。
☆06年4月クール「ギャルサー」(平均12.9%)
15.4→13.5→16.0→12.3→12.8→10.8→11.6→10.9→11.3→13.2→13.9
☆07年7月クール「ホタルノヒカリ」(平均13.6%)※主演は綾瀬
17.3→15.2→10.6→13.4→12.5→11.3→13.5→12.1→14.7→15.3
☆08年4月クール「Around40」(平均14.7%)※主演は天海
15.7→14.2→13.9→15.1→15.2→14.4→14.9→14.3→13.3→15.6→15.1
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)※主演は小池
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
自身の主演作は少ないが、出演作には視聴率の高いドラマが多い。
ただ、視聴率が取れたとしても13%程度となるか。
10%以上、13%以下となりそうだ。
木曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「エラいところに嫁いでしまった!」(平均12.7%)
16.1→14.8→12.7→14.1→11.3→10.8→12.2→10.3→11.7
☆07年4月クール「ホテリアー」(平均8.6%)
11.1→08.0→08.6→07.5→08.3→09.3→07.1→08.1→09.1
☆07年7月クール「菊次郎とさき」(平均9.3%)
10.9→08.4→09.5→09.8→09.6→09.6→08.6→08.9→08.7→08.8→09.0
☆07年10月クール「おいしいごはん」(平均9.0%)
13.0→11.7→09.3→07.7→06.5→08.6→06.7→08.3
☆08年1月クール「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆08年4月クール「7人の女弁護士」(平均11.1%)
10.1→11.0→10.7→10.7→11.2→10.5→10.2→11.4→11.6→11.7→11.5
☆08年7月クール「四つの嘘」(平均9.3%)
11.8→10.6→08.3→08.1→09.2→10.8→07.0→08.7→09.6
☆08年10月クール「小児救命」(平均7.0%)
09.6→07.8→07.9→05.4→05.9→06.3→06.2→06.6→07.0
☆09年1月クール「特命係長 只野仁」(平均10.3%)
11.9→10.9→10.4→10.6→10.6→09.1→09.4→09.7
9ドラマの平均視聴率は10.1%となっている。
マックスは「交渉人~THE NEGOTIATOR~」の平均13.4%。
ミニマムは「小児救命」の平均7.0%。
本作の視聴者層の幅は比較的広いと思われる。
この枠の平均視聴率は超えそうなので、やはり二桁は期待できるか。
ただ、藤木、木村佳乃、夏川では多少キャスティングが弱いので、「夜光の階段」の平均視聴率は、「7人の女弁護士」(平均11.1%)と同程度の11.0%と予想したい。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
順位 タイトル 初回 最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位:「BOSS」 18.1% 18.1%(± -%) 18.1%(16.0%)
2位:「婚カツ!」 16.3% 16.3%(± -%) 16.3%(18.0%)
3位:「ザ・クイズショウ」 14.0% 14.0%(± -%) 14.0%(11.5%)
4位:「アイシテル海容」 13.2% 13.2%(± -%) 13.2%(08.0%)
5位:「アタシんちの男子」14.1% 11.0%(▽3.1%) 12.6%(13.0%)
6位:「ぼくの妹」 12.2% 12.2%(± -%) 12.2%(09.0%)
7位:「白い春」 13.7% 10.0%(▽3.7%) 11.9%(10.0%)
8位:「スマイル」 11.7% 11.7%(± -%) 11.7%(16.0%)
9位:「名探偵の掟」 10.8% 10.8%(± -%) 10.8%(10.5%)
10位:「33分探偵」 09.5% 10.1%(▲3.4%) 08.6%(08.5%)<終>
11位:「ゴッドハンド輝」 08.0% 08.1%(▲0.1%) 08.1%(07.5%)
5位:「アタシんちの男子」 平均12.55%(放送前予想平均13.0%)
【二話目を踏まえた平均視聴率予想】 11.0%~12.0%(±0.0%~±0.0%)
初回14.1→11.0%→
初回から二話目への下落率は22.0%となっている。
早くも2割もギブアップ者が出てしまった。
評価が悪いのは分かっているが、それにしても高すぎる下落率だ。
ムチャクチャなストーリーが逆に視聴者のツボにハマることを望みたいところだが…。
「アタシんちの男子」と同じような動きのドラマは以下の通り。
☆08年10月クール「チーム・バチスタの栄光」(平均13.2%)
15.2→11.7→12.5→12.2→11.8→13.2→13.5→14.2→12.3→12.2→16.5
☆09年1月クール「トライアングル」(平均12.3%)
14.7→11.1→11.9→11.5→11.6→11.5→10.8→11.3→12.1→13.3→15.5
これらとの対比で考えると、「アタシんちの男子」の視聴率は12.0~12.3%となる。
今後の視聴率の上昇は期待しにくいので、これがマックスラインとなる。
堀北真希主演作の視聴率は以下の通り。
☆05年10月クール「野ブタ。をプロデュース」(平均16.9%)
16.1→14.9→17.0→16.4→17.1→17.7→16.7→18.0→16.8→18.2
☆06年4月クール「クロサギ」(平均15.7%)
18.8→16.9→16.0→16.7→12.7→16.4→12.3→14.5→15.8→15.4→16.9
☆06年10月クール「鉄板少女アカネ!!」(平均8.7%)
11.0→07.3→08.7→10.3→08.7→06.5→08.4→08.1→09.5
☆07年4月クール「生徒諸君!」(平均7.6%)
09.4→07.7→05.9→06.0→07.4→06.8→08.1→07.3→07.9→09.4
☆07年7月クール「花ざかりの君たちへ」(平均17.0%)
15.9→16.8→16.5→16.6→15.3→14.7→14.7→17.5→18.2→17.8→
→19.5→21.0
☆08年10月クール「イノセント・ラヴ」(平均13.5%)
16.9→13.3→13.1→11.7→11.7→12.6→13.4→12.8→14.5→15.1
☆09年4月クール「アタシんちの男子」
14.1→11.0%→
基本的には視聴率が取れる女優ではないのは分かっているが、予想以上かもしれない。
「野ブタ。をプロデュース」「花ざかりの君たちへ」以外との対比で考えると、「アタシんちの男子」の視聴率は11.0~11.9%となる。
このまま低迷すれば、平均11%どころか、二桁キープも怪しくなる。
巻き返しがあるとは思えないので、10%台が落ち着きどころとなるか。
武藤将吾脚本の視聴率は以下の通り。
☆05年7月クール「電車男」(平均21.0%)
18.3→21.3→20.0→21.0→18.3→19.5→21.0→19.9→22.5→24.1→25.5
☆06年1月クール「小早川伸木の恋」(平均11.5%)
13.9→11.8→10.2→09.4→09.9→11.4→13.0→10.7→11.0→12.9→11.8
☆07年7月クール「花ざかりの君たちへ」(平均17.0%)
15.9→16.8→16.5→16.6→15.3→14.7→14.7→17.5→18.2→17.8→
→19.5→21.0
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
☆08年10月クール「セレブと貧乏太郎」(平均13.1%)
17.6→15.0→15.2→11.6→14.9→11.4→10.2→11.2→11.8→10.4→14.3
「電車男」「花ざかりの君たちへ」以外との対比で考えると、「アタシんちの男子」の視聴率は10.1~12.5%となる。
特に、「セレブと貧乏太郎」との対比では平均10.1%となる。
イケメン系ドラマなので、大きくは低迷しないと思ったが、メンバーにジャニーズ系がいるわけでもなく、特に絶対的な存在がいるわけでもないのが問題だったか。
<同時間帯の視聴率>
CXが大きく視聴率を吐き出している。NTVやTBSの特番が健闘したが、EX、TXのレギュラー番組は視聴率を伸ばしているので、理由にはならない。
11.8% 21:00-22:00 NHK ニュースウオッチ9(先週比-0.8%)
14.4% 21:00-22:54 NTV (新)魔女たちの22時SP!(先週比-0.2%)
10.9% 19:55-22:04 TBS K-1ワールドMAX(先週比+2.4%)
11.0% 21:00-21:54 C X アタシんちの男子(先週比-3.1%)
11.5% 21:00-21:54 E X ロンドンハーツ(先週比+0.5%)
12.4% 20:54-21:54 T X 開運!なんでも鑑定団(先週比+1.3%)
全体視聴率 72.0%(先週比+0.1%)
火曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「今週、妻が浮気します」(平均10.2%)
12.5→10.8→09.1→11.3→08.1→09.6→09.3→09.8→09.4→10.4→11.4
☆07年4月クール「花嫁とパパ」(平均11.8%)
14.9→11.3→10.3→12.5→11.8→11.7→12.4→11.7→11.2→10.4→
→11.0→12.2
☆07年7月クール「花ざかりの君たちへ」(平均17.0%)
15.9→16.8→16.5→16.6→15.3→14.7→14.7→17.5→18.2→17.8→
→19.5→21.0
☆07年10月クール「暴れん坊ママ」(平均12.4%)
15.3→14.2→11.8→11.6→11.7→11.1→11.9→11.0→10.9→14.2
☆08年1月クール「ハチミツとクローバー」(平均8.9%)
12.9→10.0→09.8→09.5→08.9→08.6→08.3→08.0→07.4→07.0→07.1
☆08年4月クール「絶対彼氏 完全無欠の恋人ロボット」(平均13.2%)
13.1→14.3→15.1→13.1→13.1→12.4→13.0→12.1→13.0→11.9→13.6
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
☆08年10月クール「セレブと貧乏太郎」(平均13.1%)
17.6→15.0→15.2→11.6→14.9→11.4→10.2→11.2→11.8→10.4→14.3
☆09年1月クール「メイちゃんの執事」(平均14.0%)
14.9→14.8→14.4→12.0→13.6→14.0→13.1→13.5→13.4→16.6
☆09年4月クール「アタシんちの男子」
14.1→11.0%→
約12%~14%の作品が6本もあるのが特徴の枠。
「アタシんちの男子」の二話目視聴率11.0%は、10ドラマ中8位となっている。
先週6位だったが、「絶対彼氏 完全無欠の恋人ロボット」(平均13.2%)、「シバトラ」(平均12.5%)に敗れた。
「今週、妻が浮気します」「花嫁とパパ」「暴れん坊ママ」との対比で考えると、「アタシんちの男子」の視聴率は10.6~11.3%となる。
「ハチミツとクローバー」との対比で考えると、「アタシんちの男子」の視聴率は9.8%となるが、ここまで低迷することは考えたくない。
マックスは12%台、ミニマムは10%台だろうか。
現時点では10%台と思われるが、とりあえずは様子を見たい。
二話目視聴率を踏まえた平均視聴率予想は、先週の11.0%~12.0%のままにしたい。
今後は二桁を割らない程度の視聴率となっていくだろうか。
7位:「白い春」 平均11.85%(放送前予想平均10.0%)
【二話目を踏まえた平均視聴率予想】 10.5%~11.5%(±0.0%~±0.0%)
初回13.7→10.0%→
初回から二話目への下落率は27.0%となっている。
評価がそれほど悪くない割には、高い下落率となっている。
見ていないが、雰囲気が暗いことなどが要因だろうか。
それとも、大橋のぞみの演技力の問題だろうか。
「白い春」と同じような動きのドラマは以下の通り。
☆09年1月クール「ありふれた奇跡」(平均10.6%)
12.5→10.9→10.1→11.4→11.1→10.5→10.4→09.8→08.9→10.0→11.4
☆08年10月クール「サラリーマン金太郎」(平均11.8%)
13.8→11.1→10.9→12.1→12.1→11.3→09.5→11.1→13.6→12.6
これらとの対比で考えると、「白い春」の視聴率は10.7~11.2%となる。
粘り込みは期待できそうなので、11%前後が落ち着きどころか。
阿部寛主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆04年4月クール「アットホーム・ダッド」(平均16.8%)
17.2→17.4→15.7→14.2→15.9→16.1→16.8→14.6→17.7→19.1→
→18.1→19.1
☆05年7月クール「ドラゴン桜」(平均16.4%)
17.5→16.5→13.8→16.1→16.8→17.9→15.6→17.0→14.5→14.5→20.3
☆06年7月クール「結婚できない男」(平均16.9%)
20.2→14.4→15.9→16.5→15.1→14.4→15.3→14.6→18.0→17.6→
→19.2→22.0
☆09年4月クール「白い春」
13.7→10.0%→
阿部寛の人気はそれほど高くはないと思っていたが、驚くべき高い結果を残している。
これらとの対比で考えると、「白い春」の平均視聴率は11.4~11.6%となる。
平均11%後半がマックスラインか。
ひょんのことから子どもと同居するドラマや子育てするドラマは以下のようなものがある(個人イメージ)。
☆06年10月クール「役者魂!」(平均9.6%)
11.4→08.4→11.8→09.2→08.2→09.9→09.1→11.2→10.1→08.7→08.0
☆07年10月クール「オトコの子育て」(平均8.6%)
11.8→08.8→08.0→08.7→06.9→08.2→07.6→08.7
☆08年10月クール「オー!マイ・ガール!!」(平均7.5%)
8.3→8.3→8.0→6.5→8.1→6.6→7.0→6.3→8.0
☆09年4月クール「白い春」
13.7→10.0%→
「オトコの子育て」は本作と同じく尾崎将也脚本作品。
こういう親子モノは多くのドラマで描かれているが、それほど稼げるネタではない。
これらとの対比で考えると、「白い春」の平均視聴率は9.9~11.5%となる。
マックス11%、ミニマム10%となりそうだ。
現時点では11%前後が落ち着きどころか。
<同時間帯の視聴率>
EX以外は各局のレギュラーは不調となっている。
NTVの新番組はひょっとするとドラマにとって脅威となるか。
05.4% 22:00-22:50 NHK 仕事の流儀(先週比-3.7%)
14.4% 21:00-22:54 NTV (新)魔女たちの22時SP!(先週比-0.2%)
10.5% 22:10-23:04 TBS リンカーン(先週比+1.1%)
10.0% 22:00-22:54 C X 白い春(先週比-3.7%)
15.3% 21:54-23:10 E X 報道ステーション(先週比+3.4%)
05.5% 22:00-22:54 T X ガイアの夜明け(先週比-1.6%)
全体視聴率 61.1%(先週比-4.7%)
火曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「ヒミツの花園」(平均12.4%)
14.7→13.1→12.4→12.1→12.6→11.0→12.5→12.4→12.3→12.0→11.4
☆07年4月クール「鬼嫁日記いい湯だな」(平均12.0%)
14.6→14.0→12.5→12.8→12.2→12.1→09.5→11.6→11.9→10.2→10.5
☆07年7月クール「牛に願いを」(平均8.7%)
10.2→10.4→09.6→09.1→08.6→06.5→06.7→08.2→08.6→07.1→10.4
☆07年10月クール「スワンの馬鹿!」(平均8.3%)
10.5→09.0→10.4→07.9→07.7→07.3→07.9→06.8→07.9→07.4
☆08年1月クール「あしたの、喜多善男」(平均7.1%)
12.7→08.0→07.3→08.2→05.2→06.2→06.0→05.8→05.8→05.6→06.8
☆08年4月クール「無理な恋愛」(平均7.5%)
11.7→08.0→08.1→06.9→06.2→06.9→06.6→06.5→07.0→06.3→07.7
☆08年7月クール「モンスターペアレント」(平均12.2%)
14.2→11.6→13.0→13.2→12.2→11.2→08.7→12.4→11.6→12.0→13.6
☆08年10月クール「チーム・バチスタの栄光」(平均13.2%)
15.2→11.7→12.5→12.2→11.8→13.2→13.5→14.2→12.3→12.2→16.5
☆09年1月クール「トライアングル」(平均12.3%)
14.7→11.1→11.9→11.5→11.6→11.5→10.8→11.3→12.1→13.3→15.5
☆09年4月クール「白い春」
13.7→10.0%→
平均12%~13%台のドラマが目立つ枠となっている。
「白い春」の二話目視聴率10.0%は、10ドラマ中7位となっている。
先週6位だったが、「牛に願いを」(平均8.7%)に敗れた。
前3クールも二話目は11%台に低迷しているので、それほど悲観する必要はないのかもしれない。
「モンスターペアレント」「チーム・バチスタの栄光」「トライアングル」との対比で考えると、「白い春」の平均視聴率は11.2~11.6%となる。
評価は悪くなく、現時点では11%前後と思われるので、二話目を踏まえた平均視聴率は先週の平均10.5%~11.5%のままとしたい。
ゴールデンウィークを除外すれば、このまま10%前後を維持して粘りこむのではないか。
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6位:「おっぱいバレー」(ワーナー・東映・日本テレビ)(1週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 4.0億円 【配給会社期待値】 10億円
【公開規模】 252スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.3千万円程度のオープニングを飾った。
先週『オープニングは7千万円程度だろうか』と書いたので、概ね予想通りとなっている。
タイトルにインパクトがあり、知名度が高かったので、この程度のオープニングとなったのだろう。
本来ならば、2~3千万円程度のオープニングが妥当な作品。
羽住英一郎監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆05年「逆境ナイン」トータル不明(2億円程度か)
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
☆07年「銀色のシーズン」トータル10.4億円
何の得があって、これほど実績がある監督が本作を引き受けてしまったのだろうか。
「逆境ナイン」のように息を抜きたかったのだろうか。
綾瀬はるか主演映画の興行収入は以下の通り。
☆08年「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円
OP1.8→3.8→5.0→5.9
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆09年「おっぱいバレー」
OP0.8→
これらとの対比で考えると、「おっぱいバレー」の興行収入は3.1~3.6億円となる。
3億円がミニマムラインとなるが、ゴールデンウィークもあり、もうちょっと伸びるだろう。
去年のゴールデンウィークに公開された作品も参考にしたい。
☆08年「少林少女」トータル15.1億円
OP1.9→祝込10.0→11.2→12.9→13.8
☆08年「砂時計」トータル10.0億円
OP1.2→祝込6.0→7.2→8.3→9.1
☆09年「おっぱいバレー」
OP0.8→
これらとの対比で考えると、「おっぱいバレー」の興行収入は6.4~6.7億円となる。
マックスは6億円程度となるが、ここまでは伸びまい。
現時点では4~5億円程度というところか。
青春映画やスポーツモノはヒットしないのが常識となっている。
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル3億円程度か(佐藤隆太主演のプロレスモノ)
☆08年「ダイブ!!」トータル1億円程度か(林遣都主演のダイブモノ)
☆08年「フレフレ少女」トータル1億円未満か(新垣結衣主演の応援団モノ)
☆08年「神様のパズル」トータル1億円未満か(市原隼人の科学モノ)
☆08年「奈緒子」トータル1億円未満か(上野樹里主演の駅伝モノ)
☆08年「フライング・ラビッツ」トータル1億円未満か(石原さとみのバスケモノ)
☆08年「シャカリキ」トータル1億円未満か(遠藤雄弥主演の自転車モノ)
☆08年「櫻の園」トータル5千万円未満か(福田沙紀主演の演劇モノ)
さすがに、これらよりも上回りそうである。
これらを踏まえると、4~5億円程度でもマシに感じられる。
「おっぱいバレー」8.3千万円と同程度のオープニング作品は以下の通り。
<2008>
☆「明日への遺言」7.8千万円(トータル6.0億円)
☆「Sweet Rain 死神の精度」8.1千万円(トータル5.0億円)
☆「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」8.0千万円(トータル3.7億円)
<2007>
☆「未来予想図/ア・イ・シ・テ・ルのサイン」祝込3日1.3億円(トータル5.3億円)
☆「僕は妹に恋をする」8.1千万円(トータル5.0億円)
☆「そのときは彼によろしく」8.8千万円(トータル4.6億円)
これらとの対比で考えると、「おっぱいバレー」の興行収入は3.8~6.4億円となる。
伸びが期待できないので、やはり4~5億円程度が落ち着きどころとなりそうだ。
ワーナーは邦画事業に参入したが、「DEATH NOTE」シリーズ以外には、「252 生存者あり」しかヒットがない。
そろそろ方針を転換した方がいいのではないか。
リスクは高いが、大作に絞った方がよいだろう。
8位:「鴨川ホルモー」(松竹)(1週目)<予想順位9位>
【公開前個人予想】 3.0億円
【公開規模】 ※未確認(153スクリーン程度の見込み)
4.9千万円程度のオープニングを飾った。
先週『ある程度はファンがいそうなので、オープニングは4千万円程度と予想したい』と書いたが、概ね予想通りとなっている。
規模が大きくないので、何ともいえない微妙な結果だ。
見る者を選ぶ映画のため、もともと勝負を捨てているのだろうか。
本木克英監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP03.2→14.4→17.4→19.7→21.1→22.1
☆08年「犬と私の10の約束」トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP02.3→祝5.8→7.7→09.5→10.9→12.7
☆09年「鴨川ホルモー」
OP0.5億円→
これらとの対比で考えると、「鴨川ホルモー」の興行収入は3.2~4.2億円となる。
ゴールデンウィークの伸びを考慮しても、3億円程度が落ち着きどころか。
参考になりそうなコメディ作品は以下の通り。
☆07年「舞妓Haaaan!!!!!」トータル20.8億円(※舞台が京都)
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝込17.1
☆09年「少年メリケンサック」トータル9~10億円見込み(※見る者を選ぶコメディ)
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆08年「ハンサム★スーツ」トータル8.6億円(※ラブコメ)
祝込3日2.1→3.9→5.6→6.7→7.6
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル不明(3億円程度か)(※青春コメディ)
OP0.7→1.7→2.3
☆09年「鴨川ホルモー」
OP0.5億円→
これらとの対比で考えると、「鴨川ホルモー」の興行収入は2.5~4.5億円となる。
マックス4億円、ミニマム2億円となる。
ゴールデンウィーク込みで3億円が落ち着きどころか。
「鴨川ホルモー」4.9千万円と同程度のオープニング作品は以下の通り。
<2008>
☆「築地魚河岸三代目」4.9千万円(トータル3.4億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」5.3千万円(トータル不明※3億円未満か)
☆「次郎長三国志」5.0千万円(トータル不明※3億円未満か)
<2007>
☆「やじきた道中てれすこ」4.2千万円(トータル3.0億円)
☆「Dear Friends」4.3千万円(トータル3.0億円)
☆「自虐の詩」4.8千万円(トータル2.4億円)
これらとの対比で考えると、「鴨川ホルモー」の興行収入は2.5~3.5億円となる。
2億円台に終わる可能性も高そうだが、なんとか粘って3億円は突破するだろう。
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原作未読。
完全に満足できたわけではなかったが、それほど嫌いなテイストではなかった。
少なくとも、笑えない悪ふざけが過ぎる「33分探偵」よりはマシと思えた。
東野圭吾原作なので、事件モノとしても一応はしっかりしており、根幹となる謎解き要素がある。
また、ミステリーの常識を逆手に取った笑いの質がなかなか高く、コメディとしても十分笑えるものにもなっている。
この世界のルールを十分分かっている木村、
ルールを理解しているが、完全に納得していない香椎というキャラクターが一応いい味を出していた。
木村祐一の演技の評判はすこぶる悪いが、もともと役者としては期待値ゼロであり、いつもの木村祐一がそこにいたという印象。
過度な期待はしていなかったので、それほど嫌悪感はなかった。
木村よりも松田の方が心配だ。
まだまだ役柄にハマっていないという印象が強い。
というよりも、結構ヒドいかもしれない。
キャラクターの個性を十分出し切っていないと思う。
コメディがそれほど得意ではないのか。
彼がこのキャラクターに慣れるまでには、当分時間が掛かりそうだ。
この設定でも十分面白いが、松田だけがこの世界のルールを知らないという設定にすれば、松田のキャラクターがより面白くなったかもしれない。
大した頭脳もないのに、「探偵が事件を解決する」というルールを知っている木村や香椎に操り人形にされて、難事件を解決させられてしまい、自分だけが「天才探偵」と誤認しているという方向にもっていくと、もっとシチュエーションが面白くなったかもしれない。
木村がパスを出しているのに、松田が全くシュートを決めないというような設定にすると、もっと笑えるか。
逆に、パスを出していないのに、いきなりシュートを決めるというパターンにも持っていける。
本作の設定は、松田と木村のスタンスに大きな違いがないので、面白みがやや減少しているところもあるが、この設定が面白くなるような展開にそのうち仕上げてくるだろう。
テーマ:新ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ
順位 タイトル 初回 最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位:「BOSS」 18.1% 18.1%(± -%) 18.1%(16.0%)
2位:「婚カツ!」 16.3% 16.3%(± -%) 16.3%(18.0%)
3位:「アタシんちの男子」14.1% 14.1%(± -%) 14.1%(13.0%)
4位:「ザ・クイズショウ」 14.0% 14.0%(± -%) 14.0%(11.5%)
5位:「白い春」 13.7% 13.7%(± -%) 13.7%(10.0%)
6位:「アイシテル海容」 13.2% 13.2%(± -%) 13.2%(08.0%)
7位:「ぼくの妹」 12.2% 12.2%(± -%) 12.2%(09.0%)
8位:「スマイル」 11.7% 11.7%(± -%) 11.7%(16.0%)
9位:「名探偵の掟」 10.8% 10.8%(± -%) 10.8%(10.5%)
10位:「33分探偵」 09.5% 10.1%(▲3.4%) 08.6%(08.5%)<終>
11位:「ゴッドハンド輝」 08.0% 08.1%(▲0.1%) 08.1%(07.5%)
2位:「婚カツ!」 平均16.30%(放送前予想平均18.0%)
初回16.3%→
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 13.5%~14.5%(±0.0%~±0.0%)
オープニング視聴率は当然20%を超えると思っていたので、「スマイル」の結果同様に驚かされた。
中居正広の人気は相当に高いはずであり、それほどハズしている題材とも思えない。
ここまで敬遠される理由が分からないが、一般の人は婚活には興味がないのか。
視聴率の動きを読むのは難しいものだと思わされる。
中居正広主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆98年4月クール「ブラザーズ」(平均17.9%)
24.3→18.8→18.2→17.8→16.6→17.3→15.7→16.5→17.5→17.4→
→16.6→18.4
☆99年4月クール「グッドニュース」(平均11.1%)
15.9→12.7→11.7→09.7→11.4→10.5→10.1→11.3→09.3→10.1→
→08.9→11.6
☆00年4月クール「伝説の教師」(平均19.0%)
26.1→20.1→17.4→18.5→18.9→17.6→18.4→15.9→16.9→17.5→21.4
☆01年1月クール「白い影」(平均20.1%)
23.8→20.4→19.0→21.0→17.2→19.1→19.2→19.2→19.9→22.3
☆04年1月クール「砂の器」(平均19.4%)
26.3→20.3→19.4→16.7→19.1→18.8→18.6→18.6→15.8→18.2→21.5
☆09年4月クール「婚カツ!」
16.3%→
視聴率が取りやすかった時代とはいえ、18~20%を稼ぎ出していた。
これらとの対比で考えると、「婚カツ!」の平均視聴率は11.4~13.8%となる。
月9ドラマの歴代最低視聴率は、江口洋介主演「東京ラブ・シネマ」(03年4月クール)13.06%となっている。
☆03年4月クール「東京ラブ・シネマ」(平均13.1%)
16.9→14.5→13.9→12.3→13.5→13.3→13.2→11.7→12.2→10.6→
→11.8→12.8
これを下回る可能性もあるオープニングだ。
SMAPメンバーの近年のドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年1月クール「華麗なる一族」(平均23.9%)
27.7→21.8→23.5→23.0→21.2→23.5→21.1→21.6→24.9→30.4
☆06年1月クール「西遊記」(平均22.8%)
29.2→24.8→23.8→22.5→22.1→20.6→21.2→20.9→20.7→20.5→24.7
☆08年4月クール「CHANGE」(平均21.7%)
23.8→23.0→22.4→19.3→19.5→19.1→20.9→19.5→22.3→27.4
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
☆06年10月クール「僕の歩く道」(平均18.2%)
19.3→16.4→17.7→18.2→17.9→16.0→15.9→19.1→19.6→20.1→20.5
☆06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」(平均15.9%)
19.9→17.4→16.3→16.7→16.4→16.0→15.2→14.3→14.8→12.6→
→15.5→15.7
☆08年1月クール「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(平均10.9%)
17.3→11.7→11.6→09.2→08.9→09.9→09.2→09.1→11.0→11.1
☆08年4月クール「猟奇的な彼女」(平均8.2%)
13.5→11.5→08.7→07.0→08.0→07.6→06.9→06.3→05.9→07.4→07.2
☆09年4月クール「婚カツ!」
16.3%→
「猟奇的な彼女」以外との対比で考えると、「婚カツ!」の平均視聴率は12.7~15.4%となる。
マックスは15%台となるが、視聴者をそこまで引き付けるとも思えないので、現時点では13%~14%程度が落ち着きどころか。
最近の月9ドラマの標準程度の視聴率は稼ぎたいところだ。
上戸彩主演の主なドラマの視聴率は以下のとおり。
☆06年4月クール「アテンションプリーズ」(平均16.4%)
17.7→14.9→16.8→16.0→15.7→15.3→15.4→16.9→15.7→19.2→16.5
☆07年10月クール「暴れん坊ママ」(平均12.4%)
15.3→14.2→11.8→11.6→11.7→11.1→11.9→11.0→10.9→14.2
☆08年10月クール「セレブと貧乏太郎」(平均13.1%)
17.6→15.0→15.2→11.6→14.9→11.4→10.2→11.2→11.8→10.4→14.3
「セレブと貧乏太郎」以下のオープニングとなっている。
「暴れん坊ママ」「セレブと貧乏太郎」との対比で考えると、「婚カツ!」の平均視聴率は12.1~13.2%となる。
13%前半辺りがミニマムラインとなるか。
<同時間帯の視聴率>
目立った特番がなく、CXの低オープニングの理由が見当たらない。
09.1% 21:00-22:00 NHK ニュースウオッチ9
11.4% 21:00-21:54 NTV 人生が変わる1分間の深イイ話
13.9% 21:00-22:54 TBS ゴールデン「税務調査官 窓際太郎の事件簿18」
16.3% 21:00-22:09 C X (新)婚カツ!
13.0% 21:00-21:54 E X ビートたけしのTVタックル
05.2% 21:00-21:54 T X やりすぎコージー
全体視聴率 68.9%
月曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「東京タワー」(平均14.9%)
14.2→15.6→14.9→16.0→13.9→12.9→14.8→14.4→15.4→14.2→18.1
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
☆08年4月クール「CHANGE」(平均21.7%)
23.8→23.0→22.4→19.3→19.5→19.1→20.9→19.5→22.3→27.4
☆08年7月クール「太陽と海の教室」(平均14.5%)
20.5→14.4→12.7→10.7→14.7→14.0→14.1→13.3→14.5→15.6
☆08年10月クール「イノセント・ラヴ」(平均13.5%)
16.9→13.3→13.1→11.7→11.7→12.6→13.4→12.8→14.5→15.1
☆09年1月クール「ヴォイス~命なき者の声~」(平均14.5%)
17.7→17.4→15.0→12.3→16.0→15.2→15.4→14.0→10.2→12.8→13.6
☆09年4月クール「婚カツ!」
16.3%→
「婚カツ!」の初回視聴率16.3%は、10ドラマ中9位となっている。
「イノセント・ラヴ」(平均13.5%)よりも低いオープニングになるとは夢にも思わなかった。
ただ、オープニング10位の「東京タワー」の平均視聴率が14.9%なのが、救いとなっている。
「プロポーズ大作戦」との対比で考えると、「婚カツ!」の平均視聴率は14.6%となる。
とりあえず、以下のような月9ドラマ並には稼ぎたいところだ。
☆08年7月クール「太陽と海の教室」(平均14.5%)
☆08年10月クール「イノセント・ラヴ」(平均13.5%)
☆09年1月クール「ヴォイス~命なき者の声~」(平均14.5%)
初回を踏まえた平均視聴率予想は、13.5%~14.5%と予想したい。
「イノセント・ラヴ」以下の視聴率になったら、中居はもうドラマに出ないのではないか。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
メチャクチャ面白いというわけではないが、それほど悪くはないかなというのが第一印象。
現実離れした無理な設定の割には、意外にスムーズに受け入れられた。
決まっていない結婚に対して街の人々が祝うシーンは、本来ならばサムい感じになるところだが、それほど嫌悪感もなかった。
どうしても結婚したいという人物よりも、結婚に対して全く願望がない人物が、婚カツを強いらされるという設定は面白い。
彼を通して“結婚”とは何かを改めて問うこととなりそうだ。
「結婚はしなくてはいけないのか、それとも結婚しなくてもいいのか」
「流れに乗って婚カツするのは結構だが、いい加減な気持ちで婚カツすべきではない」
というようなことがメインテーマとして描かれていくのだろうか。
視聴者に「なぜ結婚しなくてはいけないのか」を考えさせることができれば、このドラマは成功かもしれない。
小日向が語っていた「人間の出会いの奇跡」というのは語り尽くされているが、大事な部分でもある。
自分が産まれているということは、何百世代に亘って、そういう出会いを経験していることなのだろう。
そういうことを考えると、不思議な気分になる。
自分も未婚なので、そろそろ考えなくてはいけないが、なかなか上手くはいかない問題だ。
金銭の問題ではないが、基本的には中居と考えがほぼ一緒なので、厳しいかも。
今後の展開は、それほど派手さはなさそうだが、それほど悪くはないものに仕上がるような気がする。
上戸彩の今後の役どころがイマイチ掴めない。
必要不可欠な出番があるような気がしないが。
テーマ:新ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ
1位:「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」(東宝・日本テレビ)(1週目)<予想順位2位>
【公開前個人予想】 25.5億円 【配給会社期待値】 30億円
【公開規模】 341スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.9億円程度という凄まじいオープニングを飾った。
先週『本編と関係のある「黒の組織」とのバトルが描かれるようであり、ストーリーもそれなりに盛り上がりがあると思われる。したがって、去年・一昨年を超えると予想したい。トータルは25.5億円、オープニングは07年を少々超える4.7億円だろうか』と書いたが、考え方は正しかったものの、予想以上に爆発している。
おかげで「クレヨンしんちゃん」は大打撃を食らった。
シリーズ13作目となる。
「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル34.0億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念作品>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」
5.9億円→
10周年記念作品「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」のオープニングを上回っており、東宝が30億円を狙えると意気込むのは理解できる。
06~08年との対比で考えると、「漆黒の追跡者(チェイサー)」の興行収入は33.1~34.0億円となる。
初動タイプと思われるが、30億円突破は可能だろう。
その他の参考アニメ作品は以下の通り。
例年は「ドラえもん>コナン」という図式が続いていたが、ついに逆転なるか。
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0
☆07年「劇場版ポケットモンスター」トータル50.2億円
祝3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2(OP2日7.8億円)
☆08年「劇場版ポケットモンスター」トータル48.0億円
祝3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.9→43.3(OP2日7.0億円)
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」
5.9億円→
これらとの対比で考えると、「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」の興行収入は37.3~40.5億円となる。
さすがに、ここまで高い興行収入は期待できないが、ひょっとすると02年「ベイカー街の亡霊」トータル34.0億円を超える可能性もある。
ストーリーに魅力があるようなので、現時点では32億円程度となるだろうか。
4位:「クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国」(東宝・テレビ朝日)(1週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 13億円
【公開規模】 323スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6億円半ば程度のオープニングを飾った。
先週『監督も代わり、ストーリーも面白そうなので、08年の12.3億円を上回る13.0億円と予想したい。オープニングは07年の3.0億円と08年の2.5億円のちょうど間の2.75億円程度だろうか』と書いたが、大きく予想を外した。
オープニングはかなり低くなっているが、「コナン」に1億円ほど流れたためと思われる。
相手が悪すぎただけであり、ゴールデンウィークに巻き返すだろう。
「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」
1.7億円→
06年のオープニングの半分程度であり、近年では過去最低ともいえるオープニングとなっている。
05~08年との対比で考えると、「オタケべ!カスカベ野生王国」の興行収入は7.1~10.0億円となる。
8億円程度が落ち着きどころとなるオープニングだが、巻き返しは期待できるので、当面は10億円突破が目標となる。
その他の参考アニメ作品は以下の通り。
☆07年「劇場版 NARUTO」トータル12.1億円
OP2.2→5.7→9.1→10.5→11.7
☆08年「劇場版 NARUTO」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」
OP1.7億円→
これらとの対比で考えると、「オタケべ!カスカベ野生王国」の興行収入は9.0~9.8億円となる。
10億円前後はまだ狙えると思われる。
今週は相手が悪かったので、最終的には12億円前後まで伸ばすのではないか。
5位:「スラムドッグ$ミリオネア」(GAGA)(1週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 10億円
【公開規模】 119スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円半ば程度のオープニングを飾った。
先週『「ノーカントリー」のオープニングが4.3千万円(オープニング週の規模は41館)なので、オープニングは1.0億円程度だろうか』と書いたが、ほぼ予想通りのオープニングとなっている。
アカデミー賞受賞作品だけのことはあり、この規模でもこの程度のオープニングは飾れる。
ダニー・ボイル監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年公開「サンシャイン2057」トータル2.0億円
☆08年公開「28週後…」トータル1億円半ば見込み
アカデミー賞受賞作品であり、さすがにこの程度では済まない。
過去のアカデミー賞受賞作・ノミネート作品された興行収入作品は以下の通り。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆00年公開「エリン・ブロコビッチ」トータル11.1億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆01年公開「ムーラン・ルージュ」トータル10.0億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆03年公開「めぐりあう時間たち」トータル10.0億円
☆03年公開「戦場のピアニスト」トータル34.5億円
☆03年公開「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル30.0億円
☆04年公開「シービスケット」トータル13.6億円
☆04年公開「マスター・アンド・コマンダー」トータル10.1億円
☆04年公開「ミスティック・リバー」トータル10.0億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
OP1.4→4.1→6.1→7.6
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→5.0→6.9→8.4
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」
OP1.2億円→
主要作品との対比で考えると、「スラムドッグ$ミリオネア」の興行収入は8.0~10.5億円となる。
ミニマムは8億円程度となるが、ゴールデンウィークもあり、10億円突破が目標となりそうだ。
インドが舞台となる、クイズを題材とした珍しいタイプの作品であり、この辺りの目新しさも受けると思われる。
“ミリオネア”というクイズ番組に日本人は馴染みがあるので、本作は受け入られやすいはずだ。
「スラムドッグ$ミリオネア」1.2億円と同程度のオープニング作品は以下の通り。
<2008>
☆「センター・オブ・ジ・アース」1.2億円(トータル8.5億円)
☆「エリザベス:ゴールデン・エイジ」1.2億円(トータル6.5億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」1.1億円(トータル4.6億円)
<2007>
☆「ヘアスプレー」1.2億円(トータル10.0億円)
☆「幸せのレシピ」1.2億円(トータル7.0億円)
「センター・オブ・ジ・アース」「ヘアスプレー」といった例があるので、10億円前後の興行収入になるのは間違いないだろう。
最終的には12億円程度まで伸びるかもしれない。
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順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(-)1週目「17アゲイン」 (3255館) $23,722,310 ($23,722,310)
2(-)1週目「消されたヘッドライン」 (2803館) $14,071,280 ($14,071,280)
3(1)2週目「Hannah Montana」 (3118館) $13,406,217 ($56,874,039)
4(3)4週目「モンスターVSエイリアン」 (3662館) $13,240,233 ($163,063,465)
5(2)3週目「ワイルド・スピード4」 (3674館) $11,774,715 ($136,205,795)
6(-)1週目「Crank:HighVoltage」 (2223館) $6,963,565 ($6,963,565)
7(4)2週目「ObserveandReport」 (2727館) $4,174,939 ($18,812,239)
8(5)5週目「ノウイング」 (2405館) $3,574,727 ($73,795,283)
9(6)5週目「I Love You, Man」 (2202館) $3,327,668 ($64,614,979)
10(7)4週目「The Haunting in ~」 (2255館) $3,114,892 ($51,883,389)
3本の新作がランクインしたため、5週目で「デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~」、3週目で「ADVENTURELAND」、2週目で「Dragonball Evolution」が圏外へ消えた。
「デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~」の現在の興行収入は39百万ドルとなっている。
4千万ドル前半がフィニッシュラインか。
公開前興行収入予想は5千万ドルだったので悪くはない予想となったが、豪華キャストの共演作の割には予想以上に苦戦を強いられた。
監督として名前を売りたいトニー・ギルロイ、復活を図るジュリア・ロバーツ、ヒット作が欲しいクライヴ・オーウェンにとっては厳しい結果となりそうだ。
製作費60百万ドルとなっており、国内で回収することは不可能となっている。
「ボーン」シリーズの脚本家として知られるトニー・ギルロイ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル
最低でも「フィクサー」は超えたいラインだったが、超えるのは厳しそうだ。
ジュリア・ロバーツ主演作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「ザ・メキシカン」トータル67百万ドル
☆01年「アメリカン・スウィートハート」トータル94百万ドル
☆03年「モナリザ・スマイル」トータル64百万ドル
☆04年「クローサー」トータル34百万ドル
☆07年「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル67百万ドル
ジュリア・ロバーツにとっては、久々の主演作となる。
ラブコメは1億ドルオーバーの作品が多数見られるが、最近は6千万ドル台の作品が目立つ。
6千万ドルのラインは突破したいところだったが、論外だった。
かつてクライヴ・オーウェンと共演した「クローサー」を超えた程度に終わった。
クライヴ・オーウェン主演作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「キング・アーサー」トータル52百万ドル
☆05年「すべてはその朝始まった」トータル36百万ドル
☆06年「インサイド・マン」トータル89百万ドル
☆06年「トゥモロー・ワールド」トータル36百万ドル
☆07年「シューテム・アップ」トータル13百万ドル
☆07年「エリザベス:ゴールデン・エイジ」トータル16百万ドル
☆09年「ザ・バンク-堕ちた巨像-」トータル25百万ドル
「ザ・バンク-堕ちた巨像-」がコケたばかりのクライヴ・オーウェン。
公開前は『ピンの主演としては稼げないのははっきりしているが、今回はジュリア・ロバーツが主演と思われるので、大きな影響はないだろう』と思ったが、ここまでコケが続くと主演男優としてのオファーに響きそうだ。
サスペンス作品であり、それほど高い興行収入にはならないと思ったが、予想以上に稼げなかった。
ジュリア・ロバーツももはや過去のスターなのか。
去年公開された以下のような作品と同程度は稼ぎたかったところだろう。
☆08年「ラスベガスをぶっつぶせ」トータル81百万ドル
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル72百万ドル
☆08年「バーン・アフター・リーディング」トータル60百万ドル
製作費60百万ドルを考えると、完全にコケたといえそうだ。
グレッグ・モットーラ監督の青春コメディ「ADVENTURELAND」の現在の興行収入は14百万ドルとなっている。
1千万ドル後半がフィニッシュラインか。
公開前興行収入予想は2.5千万ドルだったので、外してしまった。
グレッグ・モットーラ監督作品の「スーパーバッド」トータル121百万ドルのような大ヒットにはなるはずもないと思ったが、ある程度の需要は期待できると踏んだのだが…。
グレッグ・モットーラの実話をベースにしたヒューマンドラマに近い作品であり、単純に笑えるコメディ作品ではなさそうなので、その辺りが影響しているのではないか。
コメディでもなく、H系でもなく、感傷に浸るような作品ならば、この結果もやむを得まい。
また、公開規模も小さすぎて、勢いが感じられなかった点も問題だった。
「Dragonball Evolution」の現在の興行収入は8百万ドルとなっている。
1千万ドル前半がフィニッシュラインか。
公開前興行収入予想は2.5千万ドルだったので、外してしまった。
作品クラッシャーの20世紀フォックス製作なのでコケるのは分かっていたが、まさかここまで悲惨な結果になるとは思えなかった。
アジアで先行公開させて失敗に終わったことにより、勝負を捨てたのだろう。
効果的な宣伝を打たずに、これ以上の赤字を出さないという戦略を取ったと思われる。
日本のアニメの映画化は以下の通り。
☆08年「スピード・レーサー」トータル44百万ドル
コケたと言われる「スピード・レーサー」がまだマシにみえる。
アニメではないが、20世紀フォックス作品の「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」もトータル9百万ドルとコケており、この手の映画化は上手くいかない。
なんとかなったのは、ホラー系作品とヒューマンドラマ系か。
20世紀フォックスが手掛けてコケた作品は以下の通り。
☆「Babylon A.D.」トータル23百万ドル(製作費70百万ドル)
☆「X-ファイル/真実を求めて」トータル21百万ドル(製作費30百万ドル)
☆「デイブは宇宙船」トータル12百万ドル(製作費60百万ドル)
(エディ・マーフィー主演作、日本での公開も白紙となった)
☆「彼が二度愛したS」トータル5百万ドル(公開規模2001館)
(ヒュー・ジャックマン及びユアン・マクレガーの二大スター主演作品)
公開前は『コケるといっても、多少の期待もあるので限度があるはずだ』と書いたが、リミットがないほどの大コケとなった。
本作に関わらず、20世紀フォックスの戦略は理解に苦しむ。
続編を製作すると考えているようだが、本気だろうか。
本作はなかったことにして抜本的に取り組まないと再びコケることとなるだろう。
ディズニーが放出した「ナルニア」の続編を手掛けるようだが、どうせこれも低予算でやるつもりだろう。
新作は以下のとおりとなっている。
1位:「セブンティーン・アゲイン」(ファンタジーコメディ)
【監督】バー・スティアーズ(TVで活躍、主な代表作なし)
【出演】ザック・エフロン、マシュー・ペリー(「フレンズ」)、レスリー・マン(「ノックトアップ」)
【内容】妻や子ども達に相手にされなくなった男が17歳の容姿に戻り、高校生としてやり直す。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 8千万ドル
専門家の事前予想では、20.7~25.0百万ドルのオープニングを飾るとされており、予想通り23.7百万ドルのオープニングを飾っている。
先週『予告編は悪くなさそうであり、気軽に楽しめる無難な作品に仕上がっているイメージもある。オープニングはもっと高いかもしれない』と書いたが、予想以上のブレイクにはならなかった。
ザック・エフロン主演作の興行収入は以下の通り。
☆07年「ヘアスプレー」トータル119百万ドル(※主演ではない)
OP27→60→79→092→101→107
☆08年「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」トータル91百万ドル
OP42→62→076→084→087
☆09年「セブンティーン・アゲイン」
OP24百万ドル→
「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」との対比で考えると、「セブンティーン・アゲイン」の興行収入は52百万ドルとなる。
この辺りがミニマムラインとなりそうだが、一般層まで楽しめる作品なので、伸びはこれよりも高いはずだ。
トム・ハンクス主演作の「ビッグ」(88年)のような、突然大人になったり、逆に若返ったり、体が入れ替わったり、何かのパワーを持つコメディ作にはヒットが多い。
☆03年「フォーチュン・クッキー」トータル110百万ドル
OP33→58→74→87→97→102
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル(OP27百万ドル)
先38→86→97→104→108→109
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→61→79→88→94→96
☆01年「愛しのローズマリー」トータル71百万ドル
OP23→41→55→61→65→67
☆04年「13ラブ30サーティン・ラブ・サーティ」トータル57百万ドル
OP21→35→43→49→52→54
☆09年「セブンティーン・アゲイン」
OP24百万ドル→
「ベッドタイム・ストーリー」以外との対比で考えると、「セブンティーン・アゲイン」の興行収入は65~80百万ドルとなる。
比較的初動タイプと思われるので、7千万ドル程度が落ち着きどころか。
もうちょっとブレイクするかと思ったが、期待が高すぎたかもしれない。
2位:「消されたヘッドライン」(サスペンス)
【監督】ケヴィン・マクドナルド
【出演】ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン
【内容】愛人であった秘書を殺された有望な政治家が陰謀に巻き込まれる。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 4千万ドル
専門家の事前予想では、11.3~15.7百万ドルのオープニングを飾るとされており、予想通り14.1百万ドルのオープニングを飾っている。
先週『1千万ドル半ばのオープニングだろうか』と書いたので、個人的にも予想通りだった。
①稼ぎにくいポリティカル・サスペンス
②イギリスのドラマのリメイク
③ブラッド・ピット、エドワード・ノートンの降板
こういった問題があった割には、標準どおりのオープニングを飾ることができたことは評価できる。
ケヴィン・マクドナルド監督作の興行収入は以下の通り。
☆04年「運命を分けたザイル」トータル5百万ドル
☆06年「ラストキング・オブ・スコットランド」トータル18百万ドル
「ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞している。
実績を積み、いよいよヒット作を期待される映画にチャレンジする。
ラッセル・クロウ主演作の興行収入は以下の通り。
☆00年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル33百万ドル
OP10→19→024→028→031→032→032
☆01年「ビューティフル・マインド」トータル171百万ドル(3週目より拡大)
拡38→58→75→093→105→113→124
☆03年「マスター・アンド・コマンダー」トータル94百万ドル
OP25→47→067→073→076→079→081
☆05年「シンデレラ・マン」トータル62百万ドル
OP18→35→044→050→054→057→059
☆06年「プロヴァンスの贈りもの」トータル7百万ドル(2066館にて公開)
OP04→06→007→007→007→007→007
☆07年「3:10 to Yuma」トータル54百万ドル
OP14→28→038→044→049→052→053
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル(※ワシントン主演)
OP44→80→101→116→122→126→128
☆08年「ワールド・オブ・ライズ」トータル39百万ドル(※ディカプリオ主演)
OP13→24→031→035→037→038→039
☆09年「消されたヘッドライン」
OP14百万ドル→
賞レースに絡まない作品の場合、3~5千万ドルが標準となるか。
「3:10 to Yuma」「ワールド・オブ・ライズ」と同程度のオープニングとなっている。
「3:10 to Yuma」「ワールド・オブ・ライズ」との対比で考えると、「消されたヘッドライン」の興行収入は42~54百万ドルとなる。
4千万ドル程度が落ち着きどころか。
「3:10 to Yuma」トータル54百万ドル、「ワールド・オブ・ライズ」トータル39百万ドルがライバルとなりそうだ。
ベン・アフレック主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「チェンジング・レーン」トータル67百万ドル
OP17→33→45→52→57→62
☆02年「トータル・フィアーズ」トータル119百万ドル
OP31→62→84→84→97→105
☆03年「デアデビル」トータル103百万ドル
OP40→69→84→92→96→98
☆03年「ジーリ」トータル6百万ドル(製作費54百万ドル)
☆03年「ペイチェック」トータル54百万ドル(オープニング13百万ドル)
先19→39→46→50→53→53
☆04年「世界で一番パパが好き!」トータル25百万ドル
OP08→16→21→24→25→25
☆04年「恋のクリスマス大作戦」トータル12百万ドル
OP04→08→10→11→11
☆06年「ハリウッドランド」トータル14百万ドル
OP06→11→13→14→14→14
☆07年「スモーキン・エース」トータル36百万ドル(※主演ではない)
OP15→25→31→34→35→36
☆09年「消されたヘッドライン」
OP14百万ドル→
03年以降、ヒットからは見放されている。
監督作品の07年「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(トータル20百万ドル)で評価されてから、今年公開作品「そんな彼なら捨てちゃえば?(※主演ではない)」(トータル93百万ドル)がヒットしており、再びチャンスが回ってきたか。
「スモーキン・エース」「ペイチェック」と同程度のオープニングを飾っている。
「スモーキン・エース」「ペイチェック」との対比で考えると、「消されたヘッドライン」の興行収入は34~58百万ドルとなる。
「チェンジング・レーン」のようなヒットが欲しいところだが、ここまでは期待しにくい。
「スモーキン・エース」トータル36百万ドルを超えることが当面の目標となりそうだ。
去年公開された以下の作品のようなヒットになればよいが、無理そうだ。
☆08年「ラスベガスをぶっつぶせ」トータル81百万ドル
OP24→46→62→70→76
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル72百万ドル
OP23→41→52→59→65
☆08年「バーン・アフター・リーディング」トータル60百万ドル
OP19→36→46→52→55
これらとの対比で考えると、「消されたヘッドライン」の興行収入は44~47百万ドルとなる。
やはり、4千万ドル程度が落ち着きどころのようだ。
合格とはいえないが、大コケというわけでもない結果となりそうだ。
6位:「Crank: High Voltage」(クライムアクション)
【監督】マーク・ネヴェルダイン、ブライアン・テイラー(ともに「アドレナリン」)
【出演】ジェイソン・ステイサム、エイミー・スマート(「アドレナリン」)、クリフトン・コリンズJr.(「カポーティ」)
【内容】人工心臓に取り替えられた男が心臓にショックを与えながら、ギャングと対決する。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 2.5千万ドル
専門家の事前予想では、12.5~13.7百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想を大きく下回る7.0百万ドルのオープニングを飾っている。
先週『もうちょっと低いかもしれないが、この程度のオープニングだろう』と書いたが、ここまで低いとは思わなかった。
ただ、評価が高いので、粘り込みは期待できるかもしれない。
本作は06年の「アドレナリン」の続編である。
ジェイソン・ステイサムの主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆04年「セルラー」トータル32百万ドル(※悪役)
OP10→20→25→28→30
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
OP10→20→24→27→28
☆07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
OP10→17→21→22→22
☆08年「A Dungeon Siege Tale」トータル5百万ドル
☆08年「バンク・ジョブ」トータル30百万ドル
OP06→13→20→24→27
☆08年「デス・レース」トータル36百万ドル
OP13→23→30→33→35
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル(オープニング12百万ドル)
先18→26→29→31→32
☆09年「Crank: High Voltage」
OP07百万ドル→
コンスタントに3千万ドル前後を稼ぐアクションスター。
「バンク・ジョブ」以外との対比で考えると、「Crank: High Voltage」の興行収入は15~22百万ドルとなる。
評価は悪くないので、2千万ドル突破はなんとか可能だろうか。
『こういう手堅い役者はスタジオにとっては確実に利益を産む貴重な存在だ。
ギャラも高そうではないので、1年に何本も映画が製作されるのだろう。
観客から飽きられる前に、できるだけ製作していくつもりと思われる。
これは戦略としては悪くないと思う。まだまだ飽きられる時期ではないだろう』
と書いたが、そろそろ飽きられつつあるのか。
単に、設定にムチャがありすぎただけだろうか。
旧作は以下のとおりとなっている。
3位:「Hannah Montana The Movie」(ファミリーコメディ)
【現在の興行収入】 57百万ドル(先週比+25百万ドル)
【監督】ピーター・チェルソム
【出演】マイリー・サイラス、エミリー・オスメント(「スパイキッズ」シリーズ)、ビリー・レイ・サイラス
【内容】アイドルとしての人気によって自分の人生を見失いかけたとき、故郷へ旅をすることとする。
【アメリカ内の評価】 かなり悪い
【公開前興行収入予想】 6千万ドル
先週の週末対比6割弱減となっているが、この程度ならば許容範囲か。
アメリカのアイドルのジョナス・ブラザーズの映画がトータル19百万ドルとコケたが、トップアイドルである16歳のマイリー・サイラスのレベルは想像以上のようだ。
ただ、アイドルといっても女性に人気があるようである。
夢を掴んだティーンアイドルに対する憧れというのがあるのだろう。
コンサートムービーの「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」の興行収入は以下の通り。
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆09年「Hannah Montana The Movie」
OP32→57百万ドル→
「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」よりも伸びがよいので、合格だろう。
これとの対比で考えると、「Hannah Montana The Movie」の興行収入は70百万ドルとなる。
現時点では7千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
本作はコンサートモノではなくて、ストーリームービーなのでリンクしない恐れがあると思ったが、きちんとリンクした。
日本同様に、テレビの映画化はヒットする傾向にある。
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル153百万ドル
OP57→99→120→132→140
☆08年「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」トータル91百万ドル
OP42→62→076→084→087
☆09年「Hannah Montana The Movie」
OP32→57百万ドル→
「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」との対比で考えると、「Hannah Montana The Movie」の興行収入は84百万ドルとなる。
この辺りがマックスラインとなるだろうが、ここまでは伸びまい。
ピーター・チェルソム監督作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「セレンディピティ」トータル50百万ドル
OP13→26→34→40→43
☆04年「Shall we Dance?」トータル58百万ドル
OP12→24→34→42→49
まともな監督に依頼しているのもプラスに働いたようだ。
評価がいくら悪くても、ムーブメントは止まらないものだと実感させられる。
4位:「モンスターVSエイリアン」(3Dアニメ)
【現在の興行収入】 163百万ドル(先週比+23百万ドル)
【監督】ロブ・レターマン(「シャーク・テイル」)、コンラッド・ヴァーノン(「シュレック2」)
【出演】リース・ウィザースプーン、レイン・ウィルソン(「サハラ」)、スティーヴン・コルバート(「奥さまは魔女」)
【内容】結婚式の日に隕石にぶつかり巨大化した女性などを政府は秘密に集めており、エイリアンの襲撃の際に彼らの出動となる。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 1億9千万ドル
予告編を見る限りでは、なかなか面白そうなアニメであり、予想通り高い伸びとなっている。
3Dということで単価も高いことも影響しているか。
製作費175百万ドルという高額な制作費はなんとか回収できそうだ。
ドリームワークスのアニメ作品の興行収入は以下の通り(「シュレック」を除く)。
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆09年「モンスターVSエイリアン」
OP59→105→140→163百万ドル→
「マダガスカル」以外との対比で考えると、「モンスターVSエイリアン」の興行収入は185~196百万ドルとなる。
初動タイプだった「マダガスカル2」トータル180百万ドルを超えるのではないか。
2億ドルを突破できるかどうかがポイントなる。
2億ドル前後のアニメ作品は以下の通り。
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆06年「ハッピーフィート」トータル198百万ドル
OP42→099→122→138→149→159→176→185
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆09年「モンスターVSエイリアン」
OP59→105→140→163百万ドル→
「Mr.インクレディブル」「モンスターズ・インク」と雰囲気的に似ているところもあるので、大爆発する可能性はある。
「ハッピーフィート」以外との対比で考えると、「モンスターVSエイリアン」の興行収入は189~217百万ドルとなる。
やはり、2億ドル突破が目標となる。
数週間前に『「ハッピーフィート」「アイス・エイジ2」と近い水準を稼ぐと思われるものの、ギリギリ2億ドルを超えない程度が落ち着きどころか』と書いてきたが、ギリギリで超えてきそうだ。
しかし、「ウォーリー」トータル224百万ドル、ドリームワークス作品の「カンフー・パンダ」トータル215百万ドルには当然届かないだろう。
5位:「ワイルド・スピード4」(アクション)
【現在の興行収入】 136百万ドル(先週比+20百万ドル)
【監督】ジャスティン・リン(「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」)
【出演】ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス(「ワイルド・スピード」)
【内容】ライバルだった二人は反目するが、共通の敵に対峙して団結する。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 1億2千万ドル
1億ドルを既に突破しており、製作費85百万ドルをあっさりと回収した。
関係者は一安心だろう。
この分だと、さらなる続編も出来そうだ。
過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル
OP40→078→101→116→125→132→137
☆03年「ワイルド・スピードX2」トータル127百万ドル
OP50→084→103→114→119→122→124
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル63百万ドル
OP24→043→052→057→060→061→061
☆09年「ワイルド・スピード4」
OP71→116→136百万ドル→
これらを余裕で超えている。
「ワイルド・スピード」はポール・ウォーカー、ヴィン・ディーゼル共演。
「ワイルド・スピードX2」はポール・ウォーカー主演。
「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」はヴィン・ディーゼルがチョイ役で出たらしいが、関係ない話が展開されていたらしい。
「ワイルド・スピード」以外との対比で考えると、「ワイルド・スピード4」の興行収入は165~168百万ドルとなる。
シリーズ最高の興行収入になるのは確実となった。
しかし、2億ドル突破はさすがに難しく、1億6~7千万ドル程度が落ち着きどころか。
ヴィン・ディーゼル主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「トリプルX」トータル142百万ドル(製作費70百万ドル)
OP45→084→106→121→131
☆03年「ブルドッグ」トータル27百万ドル(製作費36百万ドル)
OP11→018→023→025→026
☆04年「リディック」トータル58百万ドル(製作費105百万ドル)
OP24→042→051→054→056
☆05年「キャプテン・ウルフ」トータル113百万ドル(製作費56百万ドル)
OP31→054→072→086→096
☆08年「Babylon A.D.」トータル23百万ドル(製作費70百万ドル)
OP10→017→020→022→022
☆09年「ワイルド・スピード4」
OP71→116→136百万ドル→
02年以降は2勝2敗1分というところだったが、本作で勝ち越した。
「トリプルX」「キャプテン・ウルフ」以外との対比で考えると、「ワイルド・スピード4」の興行収入は155~160百万ドルとなる。
自身の主演作としては最高興行収入となりそうだ。
今回がダメならば、アクション映画俳優としては窮地に立たされそうだと思ったが、本作の成功により延命となった。
ポール・ウォーカー主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「タイムライン」トータル19百万ドル(製作費80百万ドル)
OP12→17→19→19→19
☆05年「イントゥザブルー」トータル19百万ドル
OP07→14→17→18→18
☆06年「南極物語」トータル82百万ドル(製作費40百万ドル)
OP20→45→59→67→73
☆08年「ワイルド・バレット」7百万ドル(製作費15百万ドル)
ヴィン・ディーゼル以上に深刻なのはポール・ウォーカーかもしれない。
「南極物語」以外はヒットしていない。
「イントゥザブルー」との対比で考えると、「ワイルド・スピード4」の興行収入は152百万ドルとなる。
ミニマムは1億5千万ドルとなりそうだ。
『爆発的なヒットは期待できないが、クルマモノ映画の需要はそれほど低くはなさそうなので、悪くはない興行収入になるはずだ』と書いたが、クルマモノは思ったよりも稼げるのかもしれない。
1億5千万ドル~2億ドルのアクション作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆08年「慰めの報酬」トータル168百万ドル
OP68→109→141→152→158→161→164→167→168→168
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131→133→133→134→134
☆09年「ワイルド・スピード4」
OP71→116→136百万ドル→
オープニングは爆発していたが、高い伸びはやはり期待できなかった。
これらとの対比で考えると、「ワイルド・スピード4」の興行収入は162~177百万ドルとなる。
これ以上の粘りは期待できないので、1億6千万ドル程度が落ち着きどころか。
7位:「Observe and Report」(コメディ)
【現在の興行収入】 19百万ドル(先週比+8百万ドル)
【監督】Jody Hill(「The Foot Fist Way」)
【出演】セス・ローゲン、アンナ・ファリス、レイ・リオッタ
【内容】モールの警備員は露出狂の買い物客を止めようとするが、地元の警察とトラブルになる。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 6.5千万ドル
公開前には『かなり際どい作品のようであり、オープニングはあまり高くはならないだろう。オープニングはイマイチでも、粘りこむタイプとなるのではないか』と書いたが、粘り込みも期待できそうもない。
ただ、製作費18百万ドルなので、どんなに低くても赤字になることはなさそうだ。
モールの警備員モノは「Paul Blart: Mall Cop」が大ヒットしたばかりである。
これに続くことができるだろうか。
もし、大ヒットするようならば、モール関連の亜流作品が増大するだろう。
☆09年「Paul Blart: Mall Cop」現時点で143百万ドル
OP32→65→83→097→110→121→128→134→138
セス・ローゲン出演作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
OP21→49→69→082→091→097
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→067→071→073
☆07年「ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
OP33→69→89→103→111→116
☆08年「スモーキング・ハイ(PINEAPPLE EXPRESS)」トータル87百万ドル
先41→63→74→080→084→086(オープニング23百万ドル)
☆08年「Zack and Miri Make a Porno」トータル31百万ドル
OP10→21→26→029→030→031
☆09年「Observe and Report」
OP11→19百万ドル→
「40歳の童貞男」「ノックトアップ」以外との対比で考えると、「Observe and Report」の興行収入は26~33百万ドルとなる。
現時点では、2千万ドル後半が落ち着きどころか。
アンナ・ファリス出演作品の興行収入は以下の通り。
☆08年「The House Bunny」トータル48百万ドル
OP15→28→37→42→46百万ドル
これとの対比で考えると、「Observe and Report」の興行収入は33百万ドルとなる。
この辺りがマックスラインとなるが、伸びはなさそうだ。
去年公開された以下のような作品がライバルとなるかと思ったが、無理のようだ。
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス 」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55
☆08年「Role Models」トータル67百万ドル
OP19→38→48→58→62
☆09年「Observe and Report」
OP11→19百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Observe and Report」の興行収入は34~34百万ドルとなる。
どのような作品かはまだ分からないが、ブラックな作品すぎて、観客からそっぽを向かれたようだ。
8位:「ノウイング」(サスペンスドラマ)
【現在の興行収入】 74百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】アレックス・プロヤス
【出演】ニコラス・ケイジ、Chandler Canterbury、ローズ・バーン(「トロイ」)
【内容】教師の息子が小学校で掘り出したタイムカプセルは、未来を正確に予知するものだとわかり、教師は地球滅亡が間近に迫っていることを知る。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 7千万ドル
安定度には欠けるニコラス・ケイジ主演作なので不安はあったが、衝撃度の高い予告編のためか、悪くはない結果となりそうだ。
アレックス・プロヤス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆94年「クロウ/飛翔伝説」トータル51百万ドル
☆97年「ダークシティ」トータル14百万ドル
☆04年「アイ,ロボット」トータル145百万ドル
OP52→95→115→127→134→138→141
☆09年「ノウイング」
OP25→46→058→068→074百万ドル→
「アイ,ロボット」での実績があり、キャリアをさらに伸ばしたいところだ。
「アイ,ロボット」との対比で考えると、「ノウイング」の興行収入は80百万ドルとなる。
伸びはありそうなので8千万ドル突破できそうだ。
「クロウ/飛翔伝説」は超えており、監督しての評価は高まったといえる。
ニコラス・ケイジ主演作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「マッチスティックマン」トータル40百万ドル
OP13→24→31→34→36
☆04年「ナショナル・トレジャー」トータル173百万ドル(製作費100百万ドル)
OP35→87→110→124→133
☆05年「ロード・オブ・ウォー」トータル24百万ドル(製作費50百万ドル)
OP09→17→22→23→24
☆05年「ウェザーマン」トータル12百万ドル(製作費22百万ドル)
OP04→09→11→12→12
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル(製作費65百万ドル)
OP27→45→56→62→67
☆06年「ウィッカーマン」トータル23百万ドル(製作費40百万ドル)
OP10→17→21→23→23
☆07年「ゴーストライダー」トータル116百万ドル(製作費110百万ドル)
OP45→79→95→104→110
☆07年「NEXT」トータル18百万ドル
OP07→12→15→17→17
☆07年「ナショナル・トレジャー」トータル220百万ドル
OP45→124→171→187→197
☆08年「バンコック・デンジャラス」トータル15百万ドル(製作費45百万ドル)
OP08→13→15→15→15
☆09年「ノウイング」
OP25→46→58→68→74百万ドル→
ハズレとアタリを交互に引く世にも珍しい俳優。
前回がハズレだったため、今回はアタリの番らしい。
「マッチスティックマン」「ワールド・トレード・センター」「ゴーストライダー」との対比で考えると、「ノウイング」の興行収入は77~82百万ドルとなる。
伸びはありそうなので8千万ドルまでは期待できる。
M・ナイト・シャマラン監督の「ハプニング」がライバルとなるかと思ったが、余裕で超えた。
☆08年「ハプニング」トータル65百万ドル
OP31→51→59→62→63
SF色もあるので、「ジャンパー」辺りが当面のライバルか。
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル(オープニング27百万ドル)
先34→56→67→72→76
8千万ドル前後が中規模SF作品の落ち着きどころとなりそうだ。
9位:「I Love You, Man」(コメディ)
【現在の興行収入】 65百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】ジョン・ハンバーグ
【出演】ポール・ラッド、ジェイソン・シーゲル、ラシダ・ジョーンズ
【内容】友人がいない男は、自分の結婚式のために、親友をみつけようとする。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 7.5千万ドル
コメディヒットメイカーのジャド・アパトー関連作品ではないが、彼の作品で名前を売った者によるR指定コメディ。
評価は悪くはなく、ロングヒットが期待できそうだ。
ジョン・ハンバーグ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ポリー my love」トータル88百万ドル
OP28→53→66→75→81
☆09年「I Love You, Man」
OP18→37→49→59→65百万ドル→
さすがに、「ポリー my love」を超えるのは難しいか。
これとの対比で考えると、「I Love You, Man」の興行収入は71百万ドルとなる。
7千万ドル突破は期待できそうだ。
ポール・ラッド及びジェイソン・シーゲルが出演した作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
OP21→49→69→082→091
☆07年「ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス 」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58(※ジェイソン・シーゲル主演)
☆08年「Role Models」トータル67百万ドル
OP19→38→48→58→62(※ポール・ラッド主演、ジェイソン・シーゲル非出演)
☆09年「I Love You, Man」
OP18→37→49→59→65百万ドル→
「寝取られ男のラブ♂バカンス 」「Role Models」よりも動きが良いので、十分合格ラインといえる。
「寝取られ男のラブ♂バカンス 」「Role Models」との対比で考えると、「I Love You, Man」の興行収入は70~74百万ドルとなる。
「40歳の童貞男」「ノックトアップ」との対比で考えると、「I Love You, Man」の興行収入は78~79百万ドルとなる。
どちらの動きに近くなるかが注目となるが、中間の7千万ドル半ばの作品になるのではないか。
この手の作品はハマれば、やはり相当なヒットになる。
10位:「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」(ホラー)
【現在の興行収入】 52百万ドル(先週比+6百万ドル)
【監督】Peter Cornwell(主な代表作なし)
【出演】ヴァージニア・マドセン、マーティン・ドノヴァン(「インソムニア」)、イライアス・コティーズ(「ベンジャミン・バトン」)
【内容】息子の健康のためにコネチカットに越してきた家族は、ビクトリア朝の家において驚くべき歴史と超自然的な力に直面する。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 3.5千万ドル
降下はしているもののホラー作品としては粘っている。
5千万ドルを突破しており、やはりホラー作品は侮れないといえる。
リメイクホラーではない最近ヒットしたホラー作品は以下の通り。
☆08年「The Strangers」トータル53百万ドル
OP21→37→45→50
☆09年「The Unborn」トータル43百万ドル
OP20→33→39→41
☆09年「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」
OP23→37→46→52百万ドル→
公開前は『これらを超えることはできそうもない』と思ったが、超えそうだ。
これらとの対比で考えると、「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」の興行収入は55~55百万ドルとなる。
6千万ドル突破は難しそうだが、5千万ドル後半が落ち着きどころか。
過去のリメイクホラーは以下の通り。
☆04年「ドーン・オブ・ザ・デッド」トータル59百万ドル
OP27→44→52→55→57→58
☆07年「ハロウィン」トータル58百万ドル
OP26→44→51→55→56→57
☆06年「オーメン」トータル55百万ドル(オープニング16百万ドル)
先36→47→52→53→54→54
☆09年「ブラッディ・バレンタイン3D」トータル51百万ドル
OP21→38→45→48→51→51
☆06年「ストレンジャー・コール」トータル48百万ドル
OP22→34→41→45→47→48
☆08年「Prom Night」トータル44百万ドル
OP21→32→38→41→43→43
☆06年「ヒルズ・ハブ・アイズ」トータル42百万ドル
OP16→29→36→39→40→41
☆09年「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」(※オリジナル)
OP23→37→46→52百万ドル→
これらとの対比で考えると、「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」の興行収入は54~56百万ドルとなる。
やはり、5千万ドル後半が落ち着きどころか。
「ハロウィン」を超えるのは難しそうだが、「オーメン」は超えそうだ。
去年に流行した海外リメイクホラー作品は以下の通り。
☆「QUARANTINE」トータル32百万ドル
OP14→24→29→31→32
☆「The Eye」トータル31百万ドル
OP12→21→26→29→30
☆「ミラーズ」トータル31百万ドル
OP11→20→25→28→29
☆「ワン・ミス・コール」トータル27百万ドル
OP13→20→24→26→26
☆「シャッター」トータル26百万ドル
OP10→19→23→25→25
これらとの対比で考えると、「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」の興行収入は54~58百万ドルとなる。
ホラー作品の興行収入の順列は以下の通りか。
名作ホラー≧オリジナル>ヨーロッパリメイク>アジアリメイク
それにしてもホラー作品は安定して稼げるといえる。
次週のランキングには以下のような作品が登場予定。
ビヨンセ主演のサスペンス「Obsessed」
ジェイミー・フォックス、ロバート・ダウニーJr.主演のミュージックドラマ「路上のソリスト」
ドキュメンタリー作品「Earth」
チャニング・テイタム、テレンス・ハワード主演のアクションドラマ「Fighting」
どれも高い興行収入にはならないが、平均的には稼ぎそうだ。
テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画
順位 タイトル 初回 最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位:「BOSS」 18.1% 18.1%(± -%) 18.1%(16.0%)
2位:「アタシんちの男子」14.1% 14.1%(± -%) 14.1%(13.0%)
3位:「ザ・クイズショウ」 14.0% 14.0%(± -%) 14.0%(11.5%)
4位:「白い春」 13.7% 13.7%(± -%) 13.7%(10.0%)
5位:「アイシテル海容」 13.2% 13.2%(± -%) 13.2%(08.0%)
6位:「ぼくの妹」 12.2% 12.2%(± -%) 12.2%(09.0%)
7位:「スマイル」 11.7% 11.7%(± -%) 11.7%(16.0%)
8位:「名探偵の掟」 10.8% 10.8%(± -%) 10.8%(10.5%)
9位:「33分探偵」 09.5% 10.1%(▲3.4%) 08.6%(08.5%)<終>
10位:「ゴッドハンド輝」 08.0% 08.1%(▲0.1%) 08.1%(07.5%)
3位:「ザ・クイズショウ」 平均14.00%(放送前予想平均11.5%)
初回14.0%→
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 11.0%~12.0%(±0.0%~±0.0%)
オープニングは13%程度と思っていたので、予想よりも若干高かったという印象。
ただ、評価はやや微妙というところか。
見ていないが、特異な作風のため、視聴者が離れる可能性もありそうだ。
櫻井翔が出演したドラマは以下の通り。
☆03年1月クール「よい子の味方~新米保育士物語~」(平均10.4%)
13.4→10.2→08.9→09.8→10.1→07.5→11.1→10.7→12.0
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)※主演は二宮
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆09年4月クール「ザ・クイズショウ」
14.0%→
これらとの対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は10.9~12.2%となる。
現時点では11%台が落ち着きどころか。
嵐のメンバーが主演したドラマは以下の通り。
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
☆07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→14.4
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆09年1月クール「歌のおにいさん」(平均10.8%)
10.6→10.4→11.6→10.2→10.2→10.6→11.8→10.7
☆09年4月クール「ザ・クイズショウ」
14.0%→
「拝啓、父上様」「歌のおにいさん」以外との対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は10.8~12.0%となる。
やはり、11%台が落ち着きどころか。
「魔王」(平均11.4%)、「歌のおにいさん」(平均10.8%)がライバルとなりそうだ。
参考になりそうなドラマは以下のようなものか。
☆07年10月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆08年10月クール「ブラッディ・マンデイ」(平均11.4%)
11.4→11.4→11.3→10.8→12.2→11.6→11.9→10.1→11.1→09.9→13.2
これらを超えたいところだ。
これらとの対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は13.0~14.0%となる。
この辺りがマックスラインとなるが、高いオープニング視聴率を維持できまい。
他にあまり参考になりそうなドラマがないので、とりあえず事件モノの視聴率を参考にしたい。
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆08年1月クール「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆07年7月クール「探偵学園Q」(平均11.1%)
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→09.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7
☆08年4月クール「7人の女弁護士」(平均11.1%)
10.1→11.0→10.7→10.7→11.2→10.5→10.2→11.4→11.6→11.7→11.5
「7人の女弁護士」以外との対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は11.2~13.5%となる。
これらを踏まえると、マックス13%台、ミニマム10%台となりそうだ。
あまり高い数値は期待できないので、11%台が落ち着きどころか。
<同時間帯の視聴率>
CXに打ち勝った点は評価できる。
08.6% 21:00-21:58 NHK (新)ドラマ・遥かなる絆
14.0% 21:00-22:09 NTV (新)ザ・クイズショウ
09.2% 21:00-21:54 TBS 世界・ふしぎ発見!
13.3% 21:00-23:10 C X プレミアム「アンフェアthe movie」
14.2% 21:30-23:21 E X ワイド劇場「ショカツの女(3)」
09.2% 21:00-21:54 T X 出没!アド街ック天国
全体視聴率 68.5%
土曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「演歌の女王」(平均9.1%)
10.9→09.5→08.5→09.9→08.2→08.0→09.1→08.7→07.7→10.4
☆07年4月クール「喰いタン2」(平均13.7%)
16.2→13.3→14.9→11.8→13.4→13.1→12.8→13.9→13.6→13.3→14.0
☆07年7月クール「受験の神様」(平均9.5%)
14.7→09.3→07.1→07.8→06.2→08.3→07.6→11.5→11.7→10.3
☆07年10月クール「ドリーム☆アゲイン」(平均10.3%)
12.9→10.0→09.5→10.0→08.4→11.8→08.4→09.9→09.7→11.9
☆08年1月クール「1ポンドの福音」(平均10.6%)
13.0→11.4→11.1→09.0→09.6→10.5→10.7→08.8→11.3
☆08年4月クール「ごくせん」(平均22.6%)
26.4→24.8→23.3→25.1→25.3→21.1→21.9→21.3→17.6→18.1→23.6
☆08年7月クール「ヤスコとケンジ」(平均13.0%)
12.3→13.1→11.2→12.9→10.6→12.3→14.9→13.0→13.4→16.3
☆08年10月クール「スクラップ・ティーチャー教師再生」(平均11.4%)
12.6→12.2→12.5→10.2→13.3→10.7→11.5→10.9→08.9
☆09年1月クール「銭ゲバ」(平均9.9%)
12.0→11.3→09.0→10.7→10.1→10.2→08.7→06.4→10.5
☆09年4月クール「ザ・クイズショウ」
14.0%→
「ザ・クイズショウ」の初回視聴率14.0%は、10ドラマ中4位となっている。
この枠としては、高いオープニングのようだ。
ジャニーズ系ドラマの「喰いタン2」「1ポンドの福音」「スクラップ・ティーチャー教師再生」との対比で考えると、「ザ・クイズショウ」の平均視聴率は11.4~12.7%となる。
まだまだ安心できないところはあるが、初回を踏まえた平均視聴率予想は11.0~12.0%としたい。
先輩として「スクラップ・ティーチャー教師再生」(平均11.4%)を超えることが目標となりそうだ。
6位:「ぼくの妹」 平均12.20%(放送前予想平均09.0%)
初回12.2%→
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 10.5%~11.5%(±0.0%~±0.0%)
オープニングは11%程度と思っていたので予想よりも高かったが、許容範囲といえるものだ。
しかし、評価は意外と高く、ひょっとするとバケる可能性もある。
オダギリジョーがわざわざ出演していることもあり、ただのホームドラマというわけではなさそうだ。
オダギリジョー主演作の視聴率は以下の通り。
☆06年1月クール「時効警察」(平均10.1%)
09.7→12.1→08.3→11.2→10.8→09.2→11.2→08.4→10.1
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
ドラマの主演は意外と少ない。
これらとの対比で考えると、「ぼくの妹」の平均視聴率は11.4~12.7%となる。
話題になるようだと、12%前後がマックスラインとなるか。
長澤まさみ主演作の視聴率は以下の通り。
☆06年10月クール「セーラー服と機関銃」(平均13.3%)
17.3→14.2→09.6→16.0→10.8→12.0→13.0
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年10月クール「ハタチの恋人」(平均8.2%)
13.0→10.4→09.2→07.4→07.3→06.6→06.4→06.6→06.4→08.2
☆08年4月クール「ラスト・フレンズ」(平均17.7%)
13.9→15.9→15.6→15.9→19.9→17.2→16.0→18.8→18.0→20.7→22.8
☆09年4月クール「ぼくの妹」
12.2%→
人気があるのかないのか分からない女優。
「ラスト・フレンズ」以外との対比で考えると、「ぼくの妹」の平均視聴率は7.7~10.9%となる。
「ラスト・フレンズ」との対比で考えると、「ぼくの妹」の平均視聴率は15.6%となる。
低迷するようだと10%前後が落ち着きどころか。
兄弟・兄妹・姉妹モノドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆08年7月クール「ヤスコとケンジ」(平均13.0%)
12.3→13.1→11.2→12.9→10.6→12.3→14.9→13.0→13.4→16.3
☆08年7月クール「正義の味方」(平均10.3%)
13.2→10.1→08.7→09.4→11.6→09.1→07.8→10.5→10.0→12.2
稼げにくいネタではない。
これらとの対比で考えると、「ぼくの妹」の平均視聴率は8.7~12.9%となる。
これらを踏まえると、マックス12%台、ミニマム9%台というところか。
評価が高いことから、平均11%前後が落ち着きどころか。
<同時間帯の視聴率>
各局が健闘している結果となった。
09.6% 21:00-21:50 NHK スペシャル「マネー資本主義(1)」
18.8% 21:00-21:54 NTV 行列のできる法律相談所
12.2% 21:00-22:09 TBS (新)ぼくの妹
10.4% 21:00-21:54 C X エチカの鏡 ココロにキクTV
14.8% 21:00-22:54 E X 洋画劇場「バイオハザード2」
06.4% 20:00-21:48 T X ビッグバラエティ「お父さんの就職試験奮闘記」
全体視聴率 72.2%
日曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「華麗なる一族」(平均23.9%)
27.7→21.8→23.5→23.0→21.2→23.5→21.1→21.6→24.9→30.4
☆07年4月クール「冗談じゃない!」(平均13.4%)
19.4→14.7→13.2→14.4→14.2→11.7→10.7→11.3→12.8→12.0→12.7
☆07年7月クール「パパとムスメの7日間」(平均13.9%)
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5
☆07年10月クール「ハタチの恋人」(平均8.2%)
13.0→10.4→09.2→07.4→07.3→06.6→06.4→06.6→06.4→08.2
☆08年1月クール「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(平均10.9%)
17.3→11.7→11.6→09.2→08.9→09.9→09.2→09.1→11.0→11.1
☆08年4月クール「猟奇的な彼女」(平均8.2%)
13.5→11.5→08.7→07.0→08.0→07.6→06.9→06.3→05.9→07.4→07.2
☆08年7月クール「Tomorrow」(平均12.6%)
16.8→13.9→13.5→10.8→10.3→10.5→12.9→13.0→10.4→14.1
☆08年10月クール「SCANDAL」(平均13.1%)
16.9→14.4→11.4→12.1→10.9→10.4→12.3→11.5→15.2→15.5
☆09年1月クール「本日も晴れ。異状なし」(平均8.2%)
12.4→10.0→08.3→07.1→07.3→06.3→07.0→06.8→08.4
☆09年4月クール「ぼくの妹」
12.2%→
「ぼくの妹」の初回視聴率12.2%は、10ドラマ中10位となっている。
この枠としては、低いオープニングのようだ。
ある程度粘ることが予想されることから、「ハタチの恋人」「猟奇的な彼女」「本日も晴れ。異状なし」のような低迷はないだろう。
初回を踏まえた平均視聴率予想は、10.5%~11.5%と予想したい。
「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(平均10.9%)が当面のライバルとなりそうだ。
7位:「スマイル」 平均11.70%(放送前予想平均16.0%)
初回11.7%→
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 10.0%~11.0%(±0.0%~±0.0%)
オープニングは18%程度と思っていたので、唖然とした。
少なくとも「アタシんちの男子」よりも稼ぐと思っていたが、いったい何が起きたのか。
松本潤と新垣結衣のコンビで、なぜこれほどの低視聴率になるのだろうか。
しかし、人気があるといっても、特定の層が中心であり、一般層にアピールできるほどの題材というわけでもなかったか。
テーマがやや外していたところもあるのは否めない。
「花より男子」の脚本や、役者としても活躍している宅間孝行の脚本作品。
過去に手掛けた「歌姫」が大きくコケている。
☆07年10月クール「歌姫」(平均7.9%)<※同枠>
09.4→07.5→09.8→06.9→08.4→09.2→06.7→07.1→07.7→08.4→06.0
今回はこういうことはないだろうと思ったが、“歴史は繰り返す”ということか。
これとの対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は9.8%となる。
ここまで低迷しないと思われるので、10%台が落ち着きどころか。
松本潤主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→14.4
『これを超えるのは確実か』と思ったが、もはや超えるのは不可能か。
これとの対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は10.0%となる。
嵐のメンバーが主演したドラマの視聴率は以下の通り。
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆09年1月クール「歌のおにいさん」(平均10.8%)
10.6→10.4→11.6→10.2→10.2→10.6→11.8→10.7
☆09年4月クール「スマイル」
11.7%→
『嵐のメンバーである二宮作品の視聴率は「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)、「流星の絆」(平均16.3%)となっている。これらは同枠であり、これらがライバルとなるだろう』と思ったが、大野智主演ドラマがライバルになりそうだ。
主要作品との対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は9.0~10.2%となる。
とりあえずは、二桁キープが目標となる。
新垣結衣主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年7月クール「パパとムスメの7日間」(平均13.9%)
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5
☆08年7月クール「コード・ブルー」(平均15.6%)
21.2→16.0→16.0→13.2→15.7→15.6→10.8→13.4→15.8→14.9→19.5
☆09年4月クール「スマイル」
11.7%→
これとの対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は8.6~11.6%となる。
11%台がマックスとなるだろうか。
感動系ヒューマンラブストーリー作品だとすると、上手くハマれば、以下の作品もライバルとなるかと思ったが、論外だった。
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)※主演は香取慎吾
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
これとの対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は9.7%となる。
これらを踏まえると、マックスは11%台、ミニマムは9%台となるか。
現時点では10%台が落ち着きどころとなりそうだ。
<同時間帯の視聴率>
他局の数字も高いが、それほどの特殊要因も見当たらない。
05.0% 22:00-22:45 NHK ドラマ・コンカツ・リカツ
15.0% 21:00-22:54 NTV ロードショー「名探偵コナン戦慄の楽譜」
11.7% 22:00-23:09 TBS (新)スマイル
12.8% 21:00-22:52 C X プレステージ「ドクター小石の事件カルテ(5)」
12.9% 21:54-23:10 E X 報道ステーション
06.8% 22:00-22:54 T X たけしのニッポンのミカタ!
全体視聴率 64.2%
金曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「花より男子2」(平均21.7%)
19.4→20.1→19.2→23.1→20.3→21.0→21.0→22.7→22.3→21.9→27.6
☆07年4月クール「特急田中3号」(平均8.8%)
11.5→08.7→07.6→08.0→08.3→09.4→08.5→09.1→09.7→06.8→08.9
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
☆07年10月クール「歌姫」(平均7.9%)
09.4→07.5→09.8→06.9→08.4→09.2→06.7→07.1→07.7→08.4→06.0
☆08年1月クール「エジソンの母」(平均9.5%)
11.0→11.1→12.1→09.1→06.8→07.7→08.1→09.8→09.7→09.9
☆08年4月クール「Around40」(平均14.7%)
15.7→14.2→13.9→15.1→15.2→14.4→14.9→14.3→13.3→15.6→15.1
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
☆09年1月クール「ラブシャッフル」(平均8.8%)
10.0→10.7→08.2→09.6→08.9→08.3→07.6→07.5→07.0→10.1
☆09年4月クール「スマイル」
11.7%→
「スマイル」の初回視聴率11.7%は、10ドラマ中6位となっている。
この枠としては、極端に悪いわけではない。
「ラブシャッフル」「Around40」との対比で考えると、「スマイル」の平均視聴率は10.3~11.0%となる。
大きく下げることはないと思われるので、現時点ではこの辺りが落ち着きどころだろう。
初回を踏まえた平均視聴率予想は、10.0%~11.0%と予想したい。
8位:「名探偵の掟」 平均10.80%(放送前予想平均10.5%)
初回10.8%→
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 9.0%~10.0%(±0.0%~±0.0%)
オープニングは10~11%程度と思っていたので、だいたい予想通りのオープニングとなった。
ただ、評価はあまり芳しくないので、オープニング視聴率を維持できそうもない。
東野圭吾原作のドラマは以下の通り。
☆06年1月クール「白夜行」(平均12.3%)
14.2→13.4→11.0→10.7→11.8→10.7→12.3→12.3→12.0→12.6→14.1
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
☆09年4月クール「名探偵の掟」
10.8%→
「白夜行」のような暗めの作品ではなくて、「ガリレオ」系の明るい謎解きもの。
「ガリレオ」との対比で考えると、「名探偵の掟」の平均視聴率は10.3%となる。
10%前後がマックスラインか。
参考になりそうな謎解きモノ・事件モノの視聴率は以下の通り。
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆08年1月クール「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆07年7月クール「探偵学園Q」(平均11.1%)
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→09.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7
☆08年4月クール「7人の女弁護士」(平均11.1%)
10.1→11.0→10.7→10.7→11.2→10.5→10.2→11.4→11.6→11.7→11.5
☆08年4月クール「パズル」(平均10.0%)
14.1→10.9→11.0→09.2→10.2→08.9→09.5→08.0→08.4→10.0
☆08年7月クール「33分探偵」(平均9.2%)
12.2→08.1→09.9→10.0→07.0→09.8→07.8→09.1→08.7
☆09年4月クール「名探偵の掟」
10.8%→
主要作品との対比で考えると、「名探偵の掟」の平均視聴率は7.7~10.4%となる。
このオープニングで二桁をキープできれば、良作となりそうだ。
9%台で凡作、8%台で駄作となるだろうか。
現時点では、凡作の9%台が落ち着きどころか。
金曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「特命係長・只野仁」(平均14.3%)
13.4→15.5→14.4→12.7→13.9→14.0→13.7→14.0→14.2→17.0
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆07年7月クール「スシ王子!」(平均7.5%)
08.8→07.3→06.9→05.7→07.1→08.1→08.3→07.9
☆07年10月クール「モップガール」(平均10.2%)
10.2→10.7→11.8→09.7→09.8→10.6→09.8→10.4→09.2→09.4
☆08年1月クール「未来講師めぐる」(平均9.1%)
09.0→10.6→08.2→08.8→07.2→10.5→08.2→10.0→10.3→08.1
☆08年4月クール「キミ犯人じゃないよね?」(平均8.9%)
08.3→10.4→08.5→09.3→09.7→07.7→08.4→09.3→07.7→09.4
☆08年7月クール「打撃天使ルリ」(平均7.2%)
10.0→07.4→05.3→05.5→07.2→07.5→07.7
☆08年10月クール「サラリーマン金太郎」(平均11.8%)
13.8→11.1→10.9→12.1→12.1→11.3→09.5→11.1→13.6→12.6
☆09年1月クール「歌のおにいさん」(平均10.8%)
10.6→10.4→11.6→10.2→10.2→10.6→11.8→10.7
☆09年4月クール「名探偵の掟」
10.8%→
「名探偵の掟」の初回視聴率10.8%は、10ドラマ中4位となっている。
この枠としては、高いオープニングとなっている。
平均視聴率が初回視聴率を上回っているケースが多く、現時点では対比できない。
事件モノは「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)、「モップガール」(平均10.2%)、「キミ犯人じゃないよね?」(平均8.9%)がある。
最終的には、「モップガール」(平均10.2%)以下となり、「キミ犯人じゃないよね?」(平均8.9%)以上となるのではないか。
初回を踏まえた平均視聴率予想は、9.0%~10.0%と予想したい。
平均視聴率が初回視聴率を上回るドラマではないだろう。
9位:「帰ってこさせられた33分探偵」 平均8.55%(放送前予想平均8.5%)
初回9.5→7.9→6.7→10.1%<終>
全四回の短期ドラマ。
第三話の視聴率が悲惨だったので、全く期待していなかったが、見事に大逆転を遂げて幕を閉じた。
先週『最終回も大きな期待はできないものの、8%後半の数字は取って欲しい』と書いたが、予想以上のデキだ。
『スペシャル版があるかもしれないが、このシリーズも見納めになるかもしれない』と書いたが、この分だとまだまだイケるか。
放送前に『今回も基本的には8~10%程度で推移してフィニッシュするのではないか。イメージ的には9.5%→8.0%→8.5%→9.0%という動きか。平均8.75%となりそうだ』と書いていたので、トータルではほぼ予想通りの結果となっている。
これは、ほとんどの人が予想できる結果だろう。
前作の平均視聴率は9.2%となっている。
☆08年7月クール「33分探偵」(平均9.2%)
12.2→08.1→09.9→10.0→07.0→09.8→07.8→09.1→08.7
(参考)3月21日放送「帰ってくるのか!? 33分探偵」の視聴率は6.3%。
最終回視聴率10.1%は、シリーズを通して二番目に高い視聴率となっている。
スペシャルゲストがいたというわけでもなさそうであり、不可思議な動きだ。
ちなみに、「時効警察」の視聴率は以下の通り。
☆06年1月クール「時効警察」(平均10.1%)
09.7→12.1→08.3→11.2→10.8→09.2→11.2→08.4→10.1
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
このようには上手くいかなかったが、レギュラーシーズンで放映すれば結果も変わるか。
土曜日23時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年4月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆07年7月クール「ライフ」(平均12.2%)
11.0→11.7→10.9→10.9→10.0→11.7→09.4→12.4→14.2→14.2→17.4
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆08年1月クール「ロス:タイム:ライフ」(平均10.3%)
11.4→08.7→12.3→10.7→10.5→08.5→10.2→09.8→12.4→09.9→09.1
☆08年4月クール「ハチワンダイバー」(平均8.4%)
06.8→07.6→11.0→08.4→08.3→07.8→09.5→06.9→09.4→08.9→08.3
☆08年7月クール「33分探偵」(平均9.2%)
12.2→08.1→09.9→10.0→07.0→09.8→07.8→09.1→08.7
☆08年10月クール「Room of King」(平均7.2%)
10.4→07.1→08.2→05.0→06.1→06.3→08.1→06.6→07.2
☆09年1月クール「赤い糸」(平均8.5%)
07.5→08.4→07.8→10.0→10.8→08.0→08.4→08.0→08.9→07.0→08.9
☆09年4月クール「帰ってこさせられた33分探偵」(平均8.6%)
09.5→07.9→06.7→10.1
「帰ってこさせられた33分探偵」の最終回視聴率10.1%は、9ドラマ中4位となっている。
この枠としては、優秀な最終回を飾った。
平均視聴率争いは、9ドラマ中6位となっている。
「赤い糸」(平均8.5%)、「ハチワンダイバー」(平均8.4%)に勝つことは無理と思ったが、なんとか凌いだ。
0.2ポイント低かったら、「赤い糸」に敗れていたところだ。
視聴率自体は高いものではないが、繋ぎドラマとしてはきっちりと役目を果たしたといえそうだ。
同枠以外のドラマでは、
「キミ、犯人じゃないよね?」(平均8.9%)、「ハチミツとクローバー」(平均8.9%)、「特急田中3号」(平均8.8%)、「ラブシャッフル」(平均8.8%)、「牛に願いを」(平均8.7%)、「ホテリアー」(平均8.6%)、「オトコの子育て」(平均8.6%)を下回り、
「スワンの馬鹿!」(平均8.3%)、「本日も晴れ。異状なし」(平均8.2%)、「猟奇的な彼女」(平均8.2%)、「ホカベン」(平均8.2%)、「OLにっぽん」(平均8.1%)を上回った。
高い評価はできないが、最終回の数字が良かったので、頑張ったといえる。
10位:「ゴッドハンド輝」 平均8.05%(放送前予想平均7.5%)
初回8.0→8.1%→
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 6.5%~7.0%(±0.0%~±0.0%)
全六回の予定。
5月23日から始まるキムタクドラマの繋ぎのドラマとなりそうだ。
上昇させたことは一応評価ができそうだが、先週は裏番組が強かったことが影響していたか。
「ゴッドハンド輝」の視聴率の動きと似ているドラマは以下の通り。
☆08年4月クール「ホカベン」(平均8.2%)
08.8→09.3→07.4→06.3→07.8→08.4→08.4→07.0→09.6→08.9
☆08年10月クール「OLにっぽん」(平均8.1%)
08.3→10.6→09.9→09.7→07.0→07.1→07.6→08.0→06.0→06.4
☆08年10月クール「オー!マイ・ガール!!」(平均7.5%)
08.3→08.3→08.0→06.5→08.1→06.6→07.0→06.3→08.0
☆09年4月クール「ゴッドハンド輝」
08.0→08.1%→
これらとの対比で考えると、「ゴッドハンド輝」の視聴率は6.9~7.3%となる。
7%前後が落ち着きどころと思われるが、ゴールデンウィークがあるので割引が必要になる。
他のドラマはゴールデンウィーク後にリカバーできるが、本作はリカバーできる間もなく終了してしまう。
平岡祐太の助演ドラマは以下の通り。
☆08年7月クール「モンスターペアレント」(平均12.2%)
14.2→11.6→13.0→13.2→12.2→11.2→08.7→12.4→11.6→12.0→13.6
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆09年4月クール「ゴッドハンド輝」
08.0→08.1%→
これらとの対比で考えると、「ゴッドハンド輝」の視聴率は7.3~7.6%となる。
この辺りがマックスラインとなるだろうか。
近年の医療系ドラマは以下の通り。
☆03年10月・04年1月クール「白い巨塔」平均23.7%
☆06年10月クール「Dr.コトー診療所2006」平均22.1%
☆05年1月クール「救命病棟24時」平均19.1%
☆03年7月クール「Dr.コトー診療所」平均18.9%
☆07年10月クール「医龍2」平均16.6%
☆08年7月クール「コード・ブルー」平均15.6%
☆06年4月クール「医龍」平均14.8%
☆06年1月クール「Ns'あおい」平均14.2%
☆03年4月クール「ブラックジャックによろしく」平均14.1%
☆08年7月クール「Tomorrow」平均12.6%
☆04年10月クール「ナースマンがゆく」平均9.7%
☆07年1月クール「きらきら研修医」平均9.3%
10.4→10.6→11.0→11.0→08.4→09.0→08.7→08.4→08.1→08.2→08.8
☆08年10月クール「小児救命」平均7.0%
09.6→07.8→07.9→05.4→05.9→06.3→06.2→06.6→07.0
☆09年4月クール「ゴッドハンド輝」
08.0→08.1%→
「きらきら研修医」「小児救命」との対比で考えると、「ゴッドハンド輝」の視聴率は6.5~7.1%となる。
「小児救命」平均7.0%が当面のライバルとなるが、これを超えない程度が落ち着きどころか。
<同時間帯の視聴率>
先週の野球に代わり、今週はフィギアが強敵だった。
05.8% 20:00-20:45 NHK (新)追跡!AtoZ(先週比-11.0%)
11.9% 19:56-20:54 NTV 世界一受けたい授業(先週比-3.5%)
08.1% 19:56-20:54 TBS ゴッドハンド輝(先週比+0.1%)
15.8% 19:00-20:54 C X 爆笑レッドカーペットSP(先週比-0.8%)
16.3% 19:03-21:24 E X 世界フィギュアスケート国別対抗戦(先週比+6.1%)
08.1% 19:00-20:54 T X スペシャル「にっぽんの村を訪ねて」(先週比+0.7%)
全体視聴率 66.0%(先週比-8.4%)
土曜日20時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆08年4月クール「ROKKIES」(平均14.8%)
12.2→14.8→15.4→13.1→16.4→15.4→14.2→14.7→14.6→12.5→19.5
☆08年7月クール「恋空」(平均6.4%)
05.6→05.9→06.7→06.3→07.6→06.3
☆08年10月クール「ブラッディ・マンデイ」(平均11.4%)
11.4→11.4→11.3→10.8→12.2→11.6→11.9→10.1→11.1→09.9→13.2
☆09年1月クール「RESCUE~特別高度救助隊」(平均9.8%)
12.2→12.8→08.9→10.7→10.9→08.3→06.4→08.8→08.9
☆09年4月クール「ゴッドハンド輝」
08.0→08.1%→
「ゴッドハンド輝」の二話目視聴率8.1%は、先週に引き続き5ドラマ中4位となっている。
「RESCUE~特別高度救助隊」との対比で考えると、「ゴッドハンド輝」の視聴率は6.3%となる。
この辺りがミニマムラインとなりそうだ。
ゴールデンウィークのため苦戦することが予想されるので、二話目を踏まえた平均視聴率予想は6.5~7.0%と予想したい。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
◆評 価 6.5点
◆おススメ度 B-(原作を知らないと厳しい)
原作未読。
ザック・スナイダー監督作だけのことはあり、ビジュアルには文句がない。
練りに練られた映画であり、デキ自体は素晴らしいが、原作未読者にはあまりにも情報量が多すぎる上に、あまりにもストーリーがぶっ飛びすぎていて、付いていくのが精一杯だ。
ストーリーは一本の線に収束されるように作られており、捨てる部分がないという気持ちは“理解”できるが、あまりにも詰め込め過ぎではないか。
原作を読んでいないので分からないが、原作のほとんどを描こうとしたように思われる。
2~3時間程度の映画に原作のほとんどストーリーにぶち込むという手法は好ましい手法ではなく、各エピソードが端折り気味に若干飛び飛びになっている気がした。
オジマンディアスの行動に“理解”はできるが、“賛同”もできないのと同じように、本作の作りには“賛同”はできない。
また、肝心のラストのオチを知っても、“驚き”のようなものを感じられなかった。
面白いオチであるのは認めるが、こんなことのために2時間40分も耐えなくてはいけないのかという想いもあった。
ヒーローモノに必要不可欠な純粋な悪役が不在のため、軸の不安定さがあり、映画を面白くさせておらず、飽きる観客も増えるのではないか。
また、謎解きモノとしても、全く面白くないものとなっている。
仲間に忠告に行ったら、仲間のコンピューターに事件の真相が隠されていたというのは笑えないジョークだ。
ただ、面白い点もいくつか見受けられる。
「ヒーローの限界」「この世の中はジョーク」「理解できない行動を起こすという人間の奇跡」というのは面白い部分だ。
ヒーローは火事から住民を救ったり、ギャング達をなぶり殺しにはできるが、世界を核戦争から救うことはできるのかという命題に対して、皮肉的ともいえる答えを提示している点は面白い。
ヒーローの限界を知っていたコメディアンに世界地図を燃やされた際のオジマンディアスの目がとても印象的だった。
ヒーローの新たな一面や、善と悪との表裏一体性は確かに感じられるおり、この部分は評価すべきか。
また、「西部劇役者が大統領選に出馬する」ように、この世界は確かにジョークなのかもしれない。
本作の設定である、ニクソンが四選か五選されているという世界がまさにジョークだ。
ロールシャッハのようなジョークが効かない人間にとっては、生きづらい世の中になったということだろうか。
キーン条例制定により、ヒーロー活動を禁止されても、引退せずに地道に活動を続けてきた彼だからこそ、現実を受け入れることはできなかったのだろう。
彼のような生き方が否定されるべきではないことは本作を通して描かれていると思われる。
さらに、人間は滅亡すべき存在なのか、救われるべき存在なのかという点にも触れられている気もした。
計算上では理解できない人間の本質や、人間という存在の奇跡的な面が描かれているが、こうした哲学的なテーマに飛んだりするので、本作を理解することが難しくなっているともいえる。
これらために、本作はまさにロールシャッハといえる作品に仕上がっている。
10点満点という者もいるだろうし、0点という者もいるだろう。
どちらにも道理があり、どちらが正しくて、どちらが間違っているというわけでもない。
見る者によって、この映画は形が違うのだから。
テーマ:映画★★★★★レビュー - ジャンル:映画
◆評 価 7.0点
◆おススメ度 A(グロさもあるけど、このグラフィックは必見)
「ウォッチメン」のザック・スナイダー監督作品。
劇場で鑑賞したことがあったが、「ウォッチメン」公開を機に再見してみた。
この時代の歴史や背景に関する知識はゼロで鑑賞したが、知識があまり必要な作品ではないだろう。
史実と異なるかもしれないが、そういうことはあまり気にならない。
史実をきちんと描く必要のある映画もあるが、作品を通して“何を描くか”“何を伝えたいか”ということが大事であると思う。
そういう意味においては、『職業:戦士』という言葉が心に残るほど“スパルタ”の精神が上手く描かれている。
無駄に死ぬよりも、何かのために戦って死ぬために彼らは自らを鍛え上げているのだろう。
国のため、愛するもののため、仲間のため、自由のために、戦場で死ぬことこそ、名誉であり誇りであるという精神は見事であり、どことなく“侍魂”にも通じるところがある。
また、ザック・スナイダーの恐ろしいほどのセンスの良さも光る作品に仕上がっている。
原作のコミックの描写が分からないので軽々とはいえないが、素人でもプロでも、この仕事を真似できるものはいないといえる。
彼だからこそ出来る映像表現ともいえそうだ。
素晴らしいグラフィックだけではなく、見応えのあるバトルも見事である。
しかし、バトルにはやや飽きてしまったところもあった。
サイやゾウ、爆弾魔術師軍団、停戦交渉ありと、手を替え品を替えたバトルが展開されているものの、基本的にはワンパターンというところがある。
レオニダスを苦しめた中ボス級の強敵が一人いたものの、こういった特異なキャラクターをもっと出すとさらに面白くなったかもしれない。
また、隊長の息子をドラマもなく単に無駄死にさせたことは、狙いがあるのかもしれないが、もったいないところだ。
父親や王を護って死ぬというようなドラマや、楽勝のための慢心さが生んだ心の隙というような展開でもよく、何か物足りない展開だった。
圧倒的なグラフィックで、ただただぶった切るシーンで圧倒するというのも分かるが、バトルの中にもう少し“ドラマ”が必要だったのではないか。
男の映画ではあるが、王妃を通して女の戦いもきちんと描かれている。
スパルタは男だけではなく、女も強いということを描きたかったのだろう。
しかし、こちらも完全にはオチておらず、裏切り者の政治家を刺し殺すくらいならば、体を使って交渉する必要があったのかとは思うが、彼らスパルタ人の愚直さを表しているのかもしれない。
自分のためというよりも、自分を犠牲にして何かを守るために戦うスパルタ人の気質を表しているようにも感じる。
素晴らしいビジュアルや才能であるが、バトル等においてドラマが不在だったことがマイナスと感じられた作品だ。
テーマ:映画★★★★★レビュー - ジャンル:映画
「ぼくの妹」「婚カツ!」どちらの予想も難しいが、極端な結果になるのではないか。
×:「ぼくの妹」 平均09.0%
<TBS系日曜日21時枠> 4月19日スタート
主演: オダギリジョー、長澤まさみ、千原ジュニア、ともさかりえ
原作: オリジナル
脚本: 池端俊策(最近の連ドラでは活躍していないもののかなりのベテラン)
演出: 金子文紀(「流星の絆」「タイガー&ドラゴン」)、清弘誠(「ジョシデカ!」)、加藤新(「本日も晴れ。異状なし」「魔王」)
主題歌:いきものがかり「ふたり」
【テーマ】「ヒューマンドラマ」「兄妹」「家族」
【個人評】見たいと思わせる要素が皆無であり、パッと見では失敗するとしか思えないドラマだが、どうなるだろうか。
なぜオダギリジョーはこのようなドラマに出てしまったのかが不思議だ。
視聴率的には、低迷しそうだが、何か奥の手でもあるのか。
実の兄と妹が恋愛になるドラマだったら面白いが、そんなドラマではないだろう。
オダギリジョー主演作の視聴率は以下の通り。
☆06年1月クール「時効警察」(平均10.1%)
09.7→12.1→08.3→11.2→10.8→09.2→11.2→08.4→10.1
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
ドラマの主演は意外と少ない。
「時効警察」以外ではほとんど初主演となるにも関わらず、彼が選んだドラマが「ぼくの妹」というのは謎だ。
「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)を超えることはできないのではないか。
長澤まさみ主演作の視聴率は以下の通り。
☆06年10月クール「セーラー服と機関銃」(平均13.3%)
17.3→14.2→09.6→16.0→10.8→12.0→13.0
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年10月クール「ハタチの恋人」(平均8.2%)
13.0→10.4→09.2→07.4→07.3→06.6→06.4→06.6→06.4→08.2
☆08年4月クール「ラスト・フレンズ」(平均17.8%)
13.9→15.9→15.6→15.9→19.9→17.2→16.0→18.8→18.0→20.7→22.8
人気があるのかないのか分からない女優。
「ラスト・フレンズ」はストーリー展開、「プロポーズ大作戦」は山下智久人気と思われるので、あまり過度な期待はできない。
ただ、「ハタチの恋人」(平均8.2%)は超えるだろう。
兄弟・兄妹・姉妹モノドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆08年7月クール「ヤスコとケンジ」(平均13.0%)
12.3→13.1→11.2→12.9→10.6→12.3→14.9→13.0→13.4→16.3
☆08年7月クール「正義の味方」(平均10.3%)
13.2→10.1→08.7→09.4→11.6→09.1→07.8→10.5→10.0→12.2
稼げにくいネタではない。
しかし、この枠のファミリードラマは当てにならないところがある。
日曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「華麗なる一族」(平均23.9%)
27.7→21.8→23.5→23.0→21.2→23.5→21.1→21.6→24.9→30.4
☆07年4月クール「冗談じゃない!」(平均13.4%)
19.4→14.7→13.2→14.4→14.2→11.7→10.7→11.3→12.8→12.0→12.7
☆07年7月クール「パパとムスメの7日間」(平均13.9%)
14.0→12.8→13.1→14.1→16.7→11.9→14.5
☆07年10月クール「ハタチの恋人」(平均8.2%)
13.0→10.4→09.2→07.4→07.3→06.6→06.4→06.6→06.4→08.2
☆08年1月クール「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(平均10.9%)
17.3→11.7→11.6→09.2→08.9→09.9→09.2→09.1→11.0→11.1
☆08年4月クール「猟奇的な彼女」(平均8.2%)
13.5→11.5→08.7→07.0→08.0→07.6→06.9→06.3→05.9→07.4→07.2
☆08年7月クール「Tomorrow」(平均12.6%)
16.8→13.9→13.5→10.8→10.3→10.5→12.9→13.0→10.4→14.1
☆08年10月クール「SCANDAL」(平均13.1%)
16.9→14.4→11.4→12.1→10.9→10.4→12.3→11.5→15.2→15.5
☆09年1月クール「本日も晴れ。異状なし」(平均8.2%)
12.4→10.0→08.3→07.1→07.3→06.3→07.0→06.8→08.4
9ドラマの平均視聴率は12.5%となっている。
マックスは「華麗なる一族」の平均23.9%。
ミニマムは「ハタチの恋人」「猟奇的な彼女」「本日も晴れ。異状なし」の平均8.2%。
ファミリー系作品は苦戦の傾向にあり、本作ももちろんダメだろう。
苦戦すると思うものの、オダギリジョー人気を踏まえて、平均9.0%と予想したい。
若者層も見ないだろうし、ましてや年配層も見ないと思われるので、同枠の他のドラマ同様に悲惨な結果になるのではないか。
○:「婚カツ!」 平均18.0%
<フジテレビ系月曜日21時枠> 4月20日スタート
主演: 中居正広、上戸彩、佐藤隆太、釈由美子、谷原章介、上田竜也
原作: オリジナル
脚本: 龍居由佳里(「白い影」「砂の器」「小児救命」)
演出: 鈴木雅之(「HERO」「鹿男あをによし」)、葉山浩樹(「コード・ブルー」)、遠藤光貴
主題歌:?
【テーマ】「ヒューマンドラマ」「ラブコメディ」「婚活」「不況」
【個人評】時代にマッチしており、話題になりそうなドラマ。
鈴木演出は気になる材料だが、中居と脚本家・龍居のゴールデンコンビならば、見てもいいかもしれない。
視聴率的には、かなり高いものが期待できそうだ。
久々に月9らしい数字になるのではないか。
中居正広主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆98年4月クール「ブラザーズ」(平均17.9%)
24.3→18.8→18.2→17.8→16.6→17.3→15.7→16.5→17.5→17.4→
→16.6→18.4
☆99年4月クール「グッドニュース」(平均11.1%)
15.9→12.7→11.7→09.7→11.4→10.5→10.1→11.3→09.3→10.1→
→08.9→11.6
☆00年4月クール「伝説の教師」(平均19.0%)
26.1→20.1→17.4→18.5→18.9→17.6→18.4→15.9→16.9→17.5→21.4
☆01年1月クール「白い影」(平均20.1%)
23.8→20.4→19.0→21.0→17.2→19.1→19.2→19.2→19.9→22.3
☆04年1月クール「砂の器」(平均19.4%)
26.3→20.3→19.4→16.7→19.1→18.8→18.6→18.6→15.8→18.2→21.5
視聴率が取りやすかった時代とはいえ、18~20%を稼ぎ出していた。
さすがに20%ラインは期待しにくいが、「ブラザーズ」(平均17.9%)が当面の目標となるか。
SMAPメンバーの近年のドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年1月クール「華麗なる一族」(平均23.9%)
27.7→21.8→23.5→23.0→21.2→23.5→21.1→21.6→24.9→30.4
☆06年1月クール「西遊記」(平均22.8%)
29.2→24.8→23.8→22.5→22.1→20.6→21.2→20.9→20.7→20.5→24.7
☆08年4月クール「CHANGE」(平均21.7%)
23.8→23.0→22.4→19.3→19.5→19.1→20.9→19.5→22.3→27.4
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
☆06年10月クール「僕の歩く道」(平均18.2%)
19.3→16.4→17.7→18.2→17.9→16.0→15.9→19.1→19.6→20.1→20.5
☆06年4月クール「ブスの瞳に恋してる」(平均15.9%)
19.9→17.4→16.3→16.7→16.4→16.0→15.2→14.3→14.8→12.6→
→15.5→15.7
☆08年1月クール「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(平均10.9%)
17.3→11.7→11.6→09.2→08.9→09.9→09.2→09.1→11.0→11.1
☆08年4月クール「猟奇的な彼女」(平均8.2%)
13.5→11.5→08.7→07.0→08.0→07.6→06.9→06.3→05.9→07.4→07.2
これらを踏まえると、18%ラインには乗せたいところだ。
マックスは22%程度となろうか。
コメディ系ドラマの視聴率の数字が低いが、中居ならば問題ないだろう。
上戸彩主演の主なドラマの視聴率は以下のとおり。
☆06年4月クール「アテンションプリーズ」(平均16.4%)
17.7→14.9→16.8→16.0→15.7→15.3→15.4→16.9→15.7→19.2→16.5
☆07年10月クール「暴れん坊ママ」(平均12.4%)
15.3→14.2→11.8→11.6→11.7→11.1→11.9→11.0→10.9→14.2
☆08年10月クール「セレブと貧乏太郎」(平均13.1%)
17.6→15.0→15.2→11.6→14.9→11.4→10.2→11.2→11.8→10.4→14.3
「アテンションプリーズ」(平均16.4%)を超えるだろう。
月曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「東京タワー」(平均14.9%)
14.2→15.6→14.9→16.0→13.9→12.9→14.8→14.4→15.4→14.2→18.1
☆07年4月クール「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
☆07年7月クール「ファースト・キス」(平均14.1%)
19.7→13.2→15.2→15.8→13.1→11.1→12.8→14.6→13.8→13.2→12.4
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆08年1月クール「薔薇のない花屋」(平均18.6%)
22.4→19.0→18.4→17.2→17.7→16.2→16.5→17.8→17.7→19.4→22.1
☆08年4月クール「CHANGE」(平均21.7%)
23.8→23.0→22.4→19.3→19.5→19.1→20.9→19.5→22.3→27.4
☆08年7月クール「太陽と海の教室」(平均14.5%)
20.5→14.4→12.7→10.7→14.7→14.0→14.1→13.3→14.5→15.6
☆08年10月クール「イノセント・ラヴ」(平均13.5%)
16.9→13.3→13.1→11.7→11.7→12.6→13.4→12.8→14.5→15.1
☆09年1月クール「ヴォイス~命なき者の声~」(平均14.5%)
17.7→17.4→15.0→12.3→16.0→15.2→15.4→14.0→10.2→12.8→13.6
9ドラマの平均視聴率は16.8%となっている。
マックスは「ガリレオ」の平均21.9%。
ミニマムは「イノセント・ラヴ」の平均13.5%。
同様のテイストと思われる「プロポーズ大作戦」(平均17.3%)を超えられるのではないか。
「薔薇のない花屋」(平均18.6%)を超えられない程度に落ち着くと考えて、「婚カツ!」の平均視聴率は18.0%と予想したい。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。
×「おっぱいバレー」(ワーナー・東映・日本テレビ)
<252館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。
【監督】 羽住英一郎
羽住英一郎監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆05年「逆境ナイン」トータル不明(2億円程度か)
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
☆07年「銀色のシーズン」トータル10.4億円
何の得があって、これほど実績がある監督が本作を引き受けてしまったのだろうか。
「逆境ナイン」のように息を抜きたかったのだろうか。
【キャスティング】綾瀬はるか、青木崇高、仲村トオル
綾瀬はるか主演映画の興行収入は以下の通り。
☆08年「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円
OP1.8→3.8→5.0→5.9
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
嫌味がなくて、好感をもてるが、集客力があるとも思えない女優。
ある意味では適任といえるかもしれないが、ある意味では不適任ともいえる。
深田恭子辺りの方が適任だったかもしれない。
【題材】 「小説の映画化」「青春モノ」「スポーツモノ」「教師と生徒」
青春映画やスポーツモノはヒットしないのが常識となっている。
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル3億円程度か(佐藤隆太主演のプロレスモノ)
☆08年「ダイブ!!」トータル1億円程度か(林遣都主演のダイブモノ)
☆08年「フレフレ少女」トータル1億円未満か(新垣結衣主演の応援団モノ)
☆08年「神様のパズル」トータル1億円未満か(市原隼人の科学モノ)
☆08年「奈緒子」トータル1億円未満か(上野樹里主演の駅伝モノ)
☆08年「フライング・ラビッツ」トータル1億円未満か(石原さとみのバスケモノ)
☆08年「シャカリキ」トータル1億円未満か(遠藤雄弥主演の自転車モノ)
☆08年「櫻の園」トータル5千万円未満か(福田沙紀主演の演劇モノ)
普通に考えれば、大コケ必至の題材だ。
しかし、大きな話題やニュースになっており、認知度はかなり高いだろう。
これらとは異なり、ヒットする可能性は残されている。
【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
タイトルの割には、CMにはインパクトなし。
もっと工夫すれば、ヒットを狙えるだけに惜しいところだ。
【支持基盤・ターゲット】 「男女若年層」
青春映画は基本的に観客層の幅が狭く、苦戦を強いられるのだろう。
話題作といっても、本作も基本的には苦戦を強いられるはずだ。
【評価・予想】 4.0億円(オープニング7千万円)
タイトルに注目が集まっており、ヒットしないとは言い切れない。
知名度が高いことは認めるが、あえて劇場にまで足を運ぶほどの魅力はないので、手堅くコケ予想としたい。
「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円程度がマックスとなるが、切ない系ラブストーリーであり、「僕の彼女はサイボーグ」はある程度の需要があったので、ここまでは伸びまい。
「ICHI」トータル4.5億円以下、「ガチ☆ボーイ」トータル3億円程度を超える程度と考えて、トータル4億円と予想したい。
まだ、「ICHI」の方がある程度観客層が広いだろう。
オープニングは7千万円程度だろうか。
「特命係長 只野仁 最後の劇場版」のオープニングが8.4千万円(トータル4億円半ば見込み)、
「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」のオープニングが8.0千万円(トータル3.7億円)程度となっており、これらをやや下回る程度と予想したい。
×:「鴨川ホルモー」(松竹)
<153館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。
【監督】 本木克英
本木克英監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP03.2→14.4→17.4→19.7→21.1→22.1
☆08年「犬と私の10の約束」トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP02.3→祝5.8→7.7→09.5→10.9→12.7
松竹のエースらしき人が監督しているので、それなりにチカラは入っているようだ。
ゴールデンウィーク公開の映画であり、松竹に勝算があるのかと思ったが、この規模ではヒットは望めない。
【キャスティング】 山田孝之、栗山千明、濱田岳、石田卓也、芦名星
山田孝之は「クローズZERO」に出演しているばかりでなく、「電車男」「手紙」といった作品をヒットさせているが、それほど人気が高い役者でもない。
栗山千明も知名度は高いものの、パッとしない。
このキャスティングでは、年配層はまず敬遠するだろうし、若年層にもアピールが足りない。
【題材】 「ベストセラー(万城目学)」「ラブコメ」「京都」「謎の競技」
万城目学の作品は「鹿男あをによし」がドラマ化されている。
演出等に問題があったのかもしれないが、はっきり言ってつまらないドラマだった。
摩訶不思議でスケールが大きい世界観の割には、終始小さな世界でゴチャゴチャと内輪で揉めているだけというもの。
本作の概要をみると、「鹿男あをによし」とテイストは似ていると思うので、本作もそれほど期待しにくい。
参考になりそうなコメディ作品は以下の通り。
☆07年「舞妓Haaaan!!!!!」トータル20.8億円(※舞台が京都)
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝込17.1
☆09年「少年メリケンサック」トータル9~10億円見込み(※見る者を選ぶコメディ)
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆08年「ハンサム★スーツ」トータル8.6億円(※ラブコメ)
祝2.1→3.9→5.6→6.7→7.6
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル不明(3億円程度か)(※青春コメディ)
OP0.7→1.7→2.3
これらよりも公開規模が小さいので、「少年メリケンサック」「ハンサム★スーツ」ラインには届かないだろう。
ゴールデンウィークを利することにより、ようやく「ガチ☆ボーイ」辺りがライバルとなるというところか。
【予告編・TVCM】 量・多/デキ・悪
やたらに、CMを流していたが、はっきり言って“寒そう”だった。
直球で勝負せずに、変化球で煙に巻いている印象。
良い変化球ならば驚かされるが、暴投気味のため、評価できない。
【支持基盤・ターゲット】 「男女若年層」「小説愛読者」
観客層の幅は狭そうであり、ヒットは期待しにくい。
【評価・予想】 3.0億円(オープニング4千万円)
上述からヒットは期待しにくいので、低めに予想したい。
ゴールデンウィークがあるので、この辺りまで伸びるだろうか。
ある程度はファンがいそうなので、オープニングは4千万円程度と予想したい。
長瀬主演の「ヘブンズ・ドア」のオープニング4.1千万円、
「ホノカアボーイ」のオープニング3.6千万円となっており、これらと同程度だろうか。
◎:「スラムドッグ$ミリオネア」(GAGA)
<118館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。
【監督】 ダニー・ボイル
ダニー・ボイル監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年公開「サンシャイン2057」トータル2.0億円
☆08年公開「28週後…」トータル1億円半ば見込み
アカデミー賞受賞作品であり、さすがにこの程度では済まないだろう。
【キャスティング】 デヴ・パテル、フリーダ・ピント、アニル・カプール
インドを舞台にしているので、スターは当然キャスティングされていない。
【題材】 「クイズ」「スラム」「アカデミー賞」
過去のアカデミー賞受賞作・ノミネート作品された興行収入作品は以下の通り。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆00年公開「エリン・ブロコビッチ」トータル11.1億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆01年公開「ムーラン・ルージュ」トータル10.0億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆03年公開「めぐりあう時間たち」トータル10.0億円
☆03年公開「戦場のピアニスト」トータル34.5億円
☆03年公開「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル30.0億円
☆04年公開「シービスケット」トータル13.6億円
☆04年公開「マスター・アンド・コマンダー」トータル10.1億円
☆04年公開「ミスティック・リバー」トータル10.0億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
「ノーカントリー」以上の興行収入になるのは確実か。
10~11億円程度の作品が多いので、この辺りが目標となるだろうか。
「めぐりあう時間たち」「ミスティック・リバー」といった一般受けしない作品でさえ二桁を超えているので、本作の公開規模はかなり小さいが、粘り込んで二桁に近い数字まで伸ばすのではないか。
アカデミー賞作品賞受賞の看板は伊達ではないはずだ。
また、インドが舞台となる、クイズを題材とした珍しいタイプの作品であり、この辺りの目新しさも受けると思われる。
【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
「みのもんた」ヴァージョンと「ノーマル」ヴァージョンがあったような気がする。
“ミリオネア”というクイズ番組に日本人は馴染みがあるので、本作は受け入られやすいはずだ。
また、アカデミー賞作品賞受賞の宣伝効果は相当に大きいと思われる。
【支持基盤・ターゲット】 「老若男女」
「ノーカントリー」のような血なまぐさいストーリーでもないので、観客層は幅広いと思われる。
【評価・予想】 10.0億円(オープニング1.0億円)
この規模では、10億円は無理とも思えるラインだが、ゴールデンウィークに稼ぎまくることができ、さらにロングヒットが期待できるため、なんとかクリアするのではないか。
「ノーカントリー」のオープニングが4.3千万円(オープニング週の規模は41館)なので、オープニングは1.0億円程度だろうか。
104館程度の「センター・オブ・ジ・アース」のオープニングが1.2億円、
06年に公開された88館程度の「SAW Ⅲ」のオープニングが1.0億円、
120館程度の「ミスト」のオープニングが7.5千万円程度なので、フルに入れば1.0億円も不可能ではないだろう。
予想順位(今週) 自己評価 タイトル(主な公開劇場) 基準値
1(1) 済「レッドクリフ PartⅡ」(TOHOシネマズ日劇1)5.0
2(-) ×「名探偵コナン 漆黒の追跡者」(有楽座)4.7
3(2) ×「クローズZERO Ⅱ」(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)4.0
4(-) ×「クレヨンしんちゃん」(TOHOシネマズ日劇2)2.8
5(-) ◎「スラムドッグ$ミリオネア」(日比谷シャンテ)1.0
6(3) ×「ドロップ」(シネカノン有楽町)0.8
7(-) ×「おっぱいバレー」(丸の内TOEI①)0.7
8(4) ×「ヤッターマン」(丸の内ピカデリー)0.4
9(-) ×「鴨川ホルモー」(丸の内ピカデリー)0.4
10(6) ×「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」(丸の内TOEI②)0.35
[個人評価]
◎ 絶対観たい作品
○ できれば観たい作品
▲ ひまがあれば観てもいいかもしれない作品
△ 映画館では観ないけどDVDだったら観るかもしれない作品
× 一度も観ることはないでしょうの作品
済 鑑賞済み作品
テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画
(注意)興行収入の数値は正確なものではございませんので、ご了承ください。
日本において、正確な数字を無料で仕入れることは不可能です。
なお、本ランキングは興行収入ベースのものですので、動員ベースの巷のランキングとは一部異なる場合があります。
3位:「ドロップ」(角川)(4週目)<予想順位3位>
【公開前個人予想】 なし 【配給会社期待値】 10→15億円に上方修正
【公開規模】 165スクリーン(先週比+9スクリーン)
1.1億円弱程度を週末に稼ぎ、14.5億円となっている。
1週間の伸びは2.9億円弱程度だろうか。
「クローズ」が公開されても大きな落ち込みはなく、15億円突破が目前となっている。
バラエティを中心に効果的に宣伝を打てたこと、水嶋ヒロを起用できたことがハマり、かなり高いオープニングを飾ることができた。
高いオープニングを飾ったことが話題やニュースになり、ヒットに繋がった。
さらには、水嶋ヒロの結婚報道も相まって、ヒットに拍車が掛かった。
これほどの好条件が揃った映画も珍しい。
芸人が原作・脚本・演出などに関わった作品は以下の通り。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
OP2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆08年「ホームレス中学生」トータル6~7億円見込み
OP1.2→祝込3.7→4.8→5.6→祝込6.2
☆09年「ドロップ」
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5億円→
「陰日向に咲く」と比べても遜色がない。
「陰日向に咲く」との対比で考えると、「ドロップ」の興行収入は19.9億円となる。
15億円突破は確実であり、どこまで伸ばすかが注目となる。
「陰日向に咲く」トータル19.5億円が目標となるだろうか。
ドラマ「ROOKIES」も大ヒットしており、不良という題材もヒットの要因だろう。
不良系映画の「クローズZERO」の興行収入は以下の通り。
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
これとの対比で考えると、「ドロップ」の興行収入は19.6億円となる。
やはり、このラインまで伸びてきそうだ。
「ドロップ」14.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「母べえ」13.4億円(トータル21.2億円)
☆「陰日向に咲く」14.2億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」13.3億円(トータル17.2億円)
<2007>
☆「舞妓Haaaan!!!!!」14.5億円(トータル20.8億円)
☆「東京タワー」13.3億円(トータル18.8億円)
☆「Life 天国で君に逢えたら」祝込12.8億円(トータル17.0億円)
これらの優秀作品と並んでいることが凄い。
これらとの対比で考えると、「ドロップ」の興行収入は18.8~22.9億円となる。
マックス23億円、ミニマム19億円というところか。
ゴールデンウィークにも稼げることが見込まれるので、20億円を突破するのではないか。
品川祐原作・監督・脚本の作品がここまでヒットするとは予想できなかった。
今後も芸人系映画は注目となりそうだ。
4位:「ヤッターマン」(松竹・日本テレビ)(6週目)<予想順位5位>
【公開前個人予想】 27.5億円 【配給会社期待値】 50億円
【公開規模】 309スクリーン(先週比-1スクリーン)
7.2千万円程度を週末に稼ぎ、28.5億円程度となっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
1週間の伸びがオープニング4.6→2週目6.0→3週目5.8→4週目5.2→5週目5.4→6週目1.6億円となっている。
5週目までは、ほとんど落ち込みがない点が優秀だったが、そろそろ息切れしてきたようだ。
三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円(松竹)
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.5億円→
3週目までは差がなかった「クローズZERO」に4週目以降では差を付けている。
これらとの対比で考えると、「ヤッターマン」の興行収入は31.2~31.4億円となる。
初動タイプの作品となるかと思われたが、ニュースや話題になったおかげで、ある程度粘り込んだ。「レッドクリフpartⅠ」のヒットパターンにも似ている気がする。
現時点では、30億円突破が目標となる。
アニメ・漫画の実写化作品は以下の通り(ドラマの映画化を除く)。
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3
☆08年「20世紀少年」トータル39.5億円
OP06.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP04.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP04.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP03.2→14.4→17.4→19.7→21.1→22.1
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP02.3→祝5.8→7.7→09.5→10.9→12.7
<参考>☆08年「K-20 怪人二十面相・伝」トータル19億円見込み
OP01.7→不明→11.2→祝14.9→16.5→17.8
☆09年「ヤッターマン」
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.5億円→
「どろろ」(トータル34.5億円)と同程度のオープニングとなっていた。
「どろろ」に比べると伸びが足りなかったものの、春休みシーズンで稼いだため「どろろ」にも迫っていたが、勝負があったようだ。
「どろろ」には勝てない。
これらとの対比で考えると、「ヤッターマン」の興行収入は30.2~32.8億円となる。
やはり、30億円突破が目標となりそうだ。
「ヤッターマン」28.5億円と同程度の6週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「ザ・マジックアワー」32.9億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」28.5億円(トータル31.0億円)
<2007>
☆「恋空」32.3億円(トータル39.0億円)
☆「どろろ」30.5億円(トータル34.5億円)
☆「アンフェア the movie」24.7億円(トータル27.2億円)
これらとの対比で考えると、「ヤッターマン」の興行収入は31.0~34.4億円となる。
ミニマムは30億円程度となり、マックスは34億円程度か。
春休みは強力なライバルが不在だったが、「クローズ」などがいよいよ登場してきた。
30億円突破は可能だろうが、春休みも終わるため、それ以上は大きく伸びないと思われるので、32億円程度が落ち着きどころか。
ゴールデンウィークがあるので、この辺りのラインには到達しそうだ。
5位:「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」(東宝・テレビ朝日)(6週目)<予想順位4位>
【公開前個人予想】 32億円 【配給会社期待値】 30億円
【公開規模】 364スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.9千万円程度を週末に稼ぎ、23.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
1週間の伸びは、オープニング3.7→2週目3.3→3週目4.2→4週目4.7→5週目5.8→6週目1.3億円となっている。
尻上がりに伸びが高くなっていたが、春休みシーズン特需もいよいよ終了したようだ。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0億円→
06年以降の新シリーズは33~35億円が標準となっている。
06年~08年の作品との対比で考えると、「新・のび太の宇宙開拓史」の興行収入は24.5~24.9億円となる。
「コナン」や「クレヨンしんちゃん」公開に伴い、それほど伸びは期待できないので、現時点では、24億円程度の興行収入となりそうだ。
新シリーズでの最低興行収入になり、02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円、03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円の水準となる。
その他の参考アニメ作品は以下の通り。
☆08年「劇場版ポケットモンスター」トータル48.0億円
祝3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.9→43.3
☆08年「劇場版ポケットモンスター」トータル50.2億円
祝3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2
☆08年「名探偵コナン/戦慄の楽譜」トータル24.2億円
OP4.2→8.5→祝19.0→20.6→21.8
☆07年「名探偵コナン/紺碧の棺」トータル25.3億円
OP4.5→9.5→20.2→21.9→23.2
ゴールデンウィークに公開される「コナン」にようやく差が詰まってきた。
「ポケモン」との対比で考えると、「新・のび太の宇宙開拓史」の興行収入は25.5~26.7億円となる。
もはや高い伸びは期待できないので、現時点では24億円程度が落ち着きどころだろう。
旧作品においても、30億円程度がアベレージだったが、02年「のび太とロボット王国」がトータル23.1億円まで落ち込むことはあったので、こういうこともある。
6位:「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」(東映・テレビ朝日)(3週目)<予想順位6位>
【公開前個人予想】 18億円
【公開規模】 193スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円弱程度を週末に稼ぎ、5.3億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
この公開規模としては健闘している方だろうか。
観客層の年齢層が高いと思われるので、平日の動きに引き続き期待したいところだ。
「相棒」の興行収入は以下の通り。
☆08年「相棒」トータル44.4億円(公開規模300館程度)
15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7→43.1
これとの対比で考えると「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の興行収入は8.7億円となる。
この辺りが落ち着きどころだろうか。
近年のスピンオフ企画は以下の通り。
☆06年「DEATH NOTE/前編」トータル28.5億円
☆06年「DEATH NOTE/the Last name」トータル52.0億円
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
「L change the WorLd」との対比で考えると「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の興行収入は8.3億円となる。
やはり、この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。
近年公開されたドラマ映画の興行収入は以下のとおり。
☆フジ「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
03.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7→不明
☆テレビ朝日「TRICK劇場版2」トータル21.0億円(03年版・視聴率15.6%)
04.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆TBS「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」トータル18.0億円(視聴率10.1%)
03.0→08.2→11.0→13.0→15.0→16.1
☆TBS「クロサギ」トータル17.1億円(視聴率15.7%)
02.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆フジ「赤い糸」トータル11億円見込み(視聴率8.5%)
01.0→不明→06.6→祝込8.8→9.7→10.5→10.7
☆テレビ朝日「特命係長 只野仁 最後の劇場版」トータル4億円半ば見込み
00.8→02.2→03.0→不明→04.1→04.3
☆テレビ朝日「スシ王子!」トータル3.7億円(視聴率7.5%)
00.8→01.7→02.6→03.2→03.4→03.5
☆テレビ朝日「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」
01.4→04.1→05.3億円→
これらとの対比で考えると「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の興行収入は7.5~8.8億円となる。
粘りはあると思われるものの、やはり8億円程度が落ち着きどころのようだ。
「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」5.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」6.2億円(トータル9.3億円)
☆「まぼろしの邪馬台国」4.8億円(トータル9.5億円)
☆「ハンサム★スーツ」5.6億円(トータル8.6億円)
☆「イキガミ」祝込5.8億円(トータル8.0億円)
<2007>
☆「それでもボクはやってない」5.8億円(トータル11.0億円)
☆「バブルへGO!!/タイムマシンはドラム式」6.3億円(トータル9.3億円)
☆「憑神」5.3億円(トータル8.8億円)
☆「ミッドナイト・イーグル」5.3億円(トータル7.8億円)
これらとの対比で考えると、「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の興行収入は7.3~10.5億円となる。
マックス10億円、ミニマム7億円となる。
ある程度の粘りは期待できそうなので、8億円程度が落ち着きどころか。
爆発的な大ヒットにはならなかったが、“失敗”というわけでもなさそうだ。
7位:「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」(3週目)<予想順位7位>
【公開前個人予想】 8億円
【公開規模】 439スクリーン(先週比+1スクリーン)
5.3千万円程度を週末に稼ぎ、6.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
洋画であっても“動物モノ”は稼げるようだが、一気に勢いがなくなってしまった。
デヴィッド・フランケルは、過去に「プラダを着た悪魔」を手掛けている。
☆06年公開「プラダを着た悪魔」トータル17.0億円
OP1.9→6.5→9.6→12.8
これとの対比で考えると、「マーリー」の興行収入は11.9億円となる。
この辺りがマックスラインとなるか。
邦画の「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」
3日1.9→5.2→6.7億円→
2週目までは「犬と私の10の約束」と同程度だったが、3週目で勢いがなくなった。
「マリと子犬の物語」以外との対比で考えると、「マーリー」の興行収入は11.4~13.6億円となる。
マックスは11億円程度となりそうだが、ここまでの伸びは期待しにくい。
ライバルになると思われた以下のような作品は超えそうだ。
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2
☆08年「奇跡のシンフォニー」トータル7.5億円
OP1.3→3.6→5.3→6.3→6.9
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆09年「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」
3日1.9→5.2→6.7億円→
「P.S.アイラヴユー」以外との対比で考えると、「マーリー」の興行収入は8.8~9.5億円となる。
先週『よほどのことがない限り、二桁は可能のようである』と書いたが、雲行きが怪しくなってきた。
当面は10億円突破が目標となるが、9億円程度が落ち着きどころか。
「マーリー」6.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「P.S.アイラヴユー」6.7億円(トータル11.0億円)
☆「アイアンマン」7.0億円(トータル9.4億円)
☆「ランボー最後の戦場」7.1億円(トータル9億円見込み)
<2007>
☆「ブラッド・ダイヤモンド」6.2億円(トータル9.9億円)
☆「ラッシュアワー3」7.2億円(トータル9.5億円)
☆「デジャヴ」6.5億円(トータル8.9億円)
☆「守護神」6.6億円(トータル8.7億円)
「P.S.アイラヴユー」「ブラッド・ダイヤモンド」以外との対比で考えると、「マーリー」の興行収入は8.5~9.2億円となる。
マックス11億円、ミニマム8億円となる。
アクション映画ではなく、ヒット題材“犬”を扱った作品なので、粘りがあるはずだ。
現時点では9~10億円が落ち着きどころか。
先週は12~13億円が落ち着きどころと思われたが、予想外に伸びを欠いた。
8位:「映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」(東映・テレビ朝日)(4週目)<予想順位8位>
【公開前個人予想】 8億円
【公開規模】 156スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.8千万円程度を週末に稼ぎ、8.6億円弱となっている。
1週間の伸びは9.6千万円半ば程度だろうか。
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8
☆09年「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」
3日2.4→5.1→7.6→8.6億円→
05~06年は安定していなかったが、最近は8億円前後に安定している。
ついに本作がシリーズを通して、ナンバーワン作品となった。
例年は11・12月公開であり、今回の3月公開がバッチリとハマったのだろう。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は10.0~11.0億円となる。
当面は10億円突破が目標となる。
春休みシーズンも終わり、どこまで伸ばすことができるだろうか。
アニメ作品のうち、ライバルになりそうな作品は以下の通り。
☆08年「クレヨンしんちゃん」トータル12.3億円
OP2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4
☆08年「劇場版 NARUTO」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0
☆07年「ONE PIECE」9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆07年「劇場版 BLEACH」トータル8.0 億円
3日2.2→不明→6.3→祝7.3→7.6
☆07年「えいがでとーじょー!たまごっち」トータル8.0億円
OP1.3→祝込2.6→不明→6.5→祝込7.4→7.6
「ONE PIECE」以外との対比で考えると、本作の興行収入は9.4~10.6億円となる。
やはり、当面は10億円突破が目標となる。
春休みのシーズンと上手くマッチした結果とは思うが、オールスターということで爆発しているのかもしれない。
9位:「ワルキューレ」(東宝東和)(4週目)<予想順位9位>
【公開前個人予想】 18億円
【公開規模】 324スクリーン(先週比-1スクリーン)
4.0千万円程度を週末に稼ぎ、11.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円半ば程度だろうか。
トム・クルーズ主演作だけあり、さすがに10億円は突破している。
ブライアン・シンガー監督作の興行収入は以下の通り。
☆00年公開「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年公開「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年公開「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
本作の方が、これらよりも対象幅が広がると思われたが、「X-MEN」シリーズを超えるのは厳しそうだ。
「スーパーマン リターンズ」との対比で考えると、「ワルキューレ」の興行収入は13.8億円となる。
「スーパーマン リターンズ」を超えることもできそうもない。
トム・クルーズ主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1→20.6
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4→53.4
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0→49.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金3日1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3億円→
「大いなる陰謀」「コラテラル」との対比で考えると、「ワルキューレ」の興行収入は12.3~14.9億円となる。
15億円程度がマックスラインとなるが、伸びは欠きそうである。
現時点では13億円程度が落ち着きどころか。
その他に参考になりそうな作品は以下の通り。
☆07年「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8
☆07年「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→09.9→11.7→13.0
☆08年「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6→12.5
☆09年「ワルキューレ」
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3億円→
これらとの対比で考えると、「ワルキューレ」の興行収入は順に13.7・15.1・11.9億円となる。
やはり、13億円が落ち着きどころか。
「ワルキューレ」11.3億円と同程度の4週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「セックス・アンド・ザ・シティ」12.5億円(トータル18.0億円)
☆「ハプニング」11.4億円(トータル13.5億円)
☆「イーグル・アイ」11.6億円(トータル12.2億円)
☆「クローバーフィールド」9.9億円(トータル12.0億円)
<2007>
☆「ボーン・アルティメイタム」13.6億円(トータル16.5億円)
☆「300<スリーハンドレッド>」13.3億円(トータル15.6億円)
☆「ディパーテッド」11.7億円(トータル15.6億円)
アクション系作品との対比で考えると、「ワルキューレ」の興行収入は11.9~13.7億円となる。
マックス15億円、ミニマム12億円となり、13億円程度が落ち着きどころか。
春休みシーズンの伸びはそれほど悪くないと思われたが、爆発的な伸びはなかったようだ。
オープニングの成績からは11~12億円程度が落ち着きどころと予想したが、結局は予想に近い地点に落ち着きそうだ。
10位:「トワイライト~初恋~」(アスミック)(2週目)<予想順位圏外>
【公開前個人予想】 6.5億円
【公開規模】 200スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.8千万円半ば程度を週末に稼ぎ、1.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
アメリカでは、2008年興行収入において7位となる191百万ドルを記録している。
「007/慰めの報酬」トータル168百万ドル、「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル153百万ドル、「マンマ・ミーア!」トータル144百万ドルを大きく上回っている作品。
アメリカでの実績を、日本でそのまま評価することはできないのは分かっていたが、それでも少々話題にはなるのではないかと期待したところである。
しかし、さすがにこのキャスティングでは無理があったようだ。
アメリカで大ヒットとなっている原作も日本ではそれほど知名度も高くはなく、日本ではムーブメントにはならないようだ。
本作とはかなりテイストは異なるが、近年のラブストーリーは以下の通り。
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「オーストラリア」トータル6億円見込み
OP1.4→3.4→4.8→5.6
☆08年「マイ・ブルーベリー・ナイツ」トータル5億円見込み
OP0.8→2.5→3.6→4.3
☆07年「ラブソングができるまで」トータル4.9億円
OP0.7→2.1→3.6→4.2→4.6
☆08年「最後の初恋」トータル4.5億円
OP0.7→2.4→3.4→4.0
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル3.7億円
先0.9→2.0→2.7→3.3
☆09年公開「トワイライト~初恋~」
OP0.7→1.8億円→
これらとの対比で考えると、「トワイライト~初恋~」の興行収入は2.9~3.6億円となる。
オープニング時には4億円稼ぐと思われたが、現時点では3億円台が落ち着きどころか。
「トワイライト~初恋~」1.8億円と同程度の2週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「幸せになるための27のドレス」2.0億円(トータル3.7億円)
☆「ミスト」2.0億円(トータル3.6億円見込み)
☆「X‐ファイル:真実を求めて」1.8億円(不明)
☆「シルク」1.7億円(トータル2.8億円)
<2007>
☆「エディット・ピアフ」1.9億円(トータル5.0億円)
☆「ラブソングができるまで」2.1億円(トータル4.9億円)
☆「ゾディアック」2.2億円(トータル4.1億円)
「エディット・ピアフ」以外との対比で考えると、「トワイライト~初恋~」の興行収入は3.0~4.2億円となる。
ラブストーリー系のため、ある程度の伸びは期待できるものの、3億円台が落ち着きどころとなりそうだ。
続編の公開も予定されているが、日本では今後どうなるだろうか。
テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画
嵐のメンバーがどんどん主演を張るようになってきた。
△:「ザ・クイズショウ」 平均11.5%
<日本テレビ系土曜日21時枠> 4月18日スタート
主演: 櫻井翔、横山裕、松浦亜弥、真矢みき
原作: オリジナル
脚本: 及川拓郎(オリジナル版)
演出: 南雲聖一(「スクラップ・ティーチャー」)、佐久間紀佳(「ホカベン」)
主題歌:嵐「明日の記憶」
【テーマ】「クイズ」「心理戦」「人間の闇・過去」
【個人評】面白そうだが、強いて見る必要もないかな…という印象。
視聴率的には、派手さがないので高くもないが、それほど悪くはない程度となりそうだ。
08年7月に深夜帯で放送されていたようである。
ネタが良かったのだろうか。
キャストをゴールデンタイム用に見栄えの良いものに一新して放送される。
「銭ゲバ」(平均9.9%)に引き続き、ダークな内容になりそうな点が心配。
櫻井翔が出演したドラマは以下の通り。
☆03年1月クール「よい子の味方~新米保育士物語~」(平均10.4%)
13.4→10.2→08.9→09.8→10.1→07.5→11.1→10.7→12.0
☆07年7月クール「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)※主演は二宮
17.4→15.9→16.5→13.7→15.4→11.1→13.6→14.6→16.3→17.9
「山田太郎ものがたり」(平均15.2%)は超えられないが、「よい子の味方~新米保育士物語~」(平均10.4%)は間違いなく超えるだろう。
二桁は堅いようだ。
嵐のメンバーが主演したドラマは以下の通り。
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
☆07年4月クール「バンビ~ノ!」(平均14.2%)
16.6→15.0→13.7→14.0→14.6→14.0→13.2→13.6→13.7→13.8→14.4
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆08年7月クール「魔王」(平均11.4%)
14.0→12.6→09.2→10.1→10.9→07.6→12.1→11.5→11.5→12.3→14.1
☆09年1月クール「歌のおにいさん」(平均10.8%)
10.6→10.4→11.6→10.2→10.2→10.6→11.8→10.7
大野智に後れを取りたくないので、平均11%程度は稼ぎたいところだ。
参考になりそうなドラマは以下のようなものか。
☆07年10月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆08年10月クール「ブラッディ・マンデイ」(平均11.4%)
11.4→11.4→11.3→10.8→12.2→11.6→11.9→10.1→11.1→09.9→13.2
これらを超えたいところだ。
他にあまり参考になりそうなドラマがないので、とりあえず事件モノの視聴率を参考にしたい。
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆08年1月クール「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆07年7月クール「探偵学園Q」(平均11.1%)
12.4→10.9→12.1→10.3→11.9→09.6→10.3→10.4→12.2→10.6→11.7
☆08年4月クール「7人の女弁護士」(平均11.1%)
10.1→11.0→10.7→10.7→11.2→10.5→10.2→11.4→11.6→11.7→11.5
11%~12%程度となるだろうか。
土曜日21時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「演歌の女王」(平均9.1%)
10.9→09.5→08.5→09.9→08.2→08.0→09.1→08.7→07.7→10.4
☆07年4月クール「喰いタン2」(平均13.7%)
16.2→13.3→14.9→11.8→13.4→13.1→12.8→13.9→13.6→13.3→14.0
☆07年7月クール「受験の神様」(平均9.5%)
14.7→09.3→07.1→07.8→06.2→08.3→07.6→11.5→11.7→10.3
☆07年10月クール「ドリーム☆アゲイン」(平均10.3%)
12.9→10.0→09.5→10.0→08.4→11.8→08.4→09.9→09.7→11.9
☆08年1月クール「1ポンドの福音」(平均10.6%)
13.0→11.4→11.1→09.0→09.6→10.5→10.7→08.8→11.3
☆08年4月クール「ごくせん」(平均22.6%)
26.4→24.8→23.3→25.1→25.3→21.1→21.9→21.3→17.6→18.1→23.6
☆08年7月クール「ヤスコとケンジ」(平均13.0%)
12.3→13.1→11.2→12.9→10.6→12.3→14.9→13.0→13.4→16.3
☆08年10月クール「スクラップ・ティーチャー教師再生」(平均11.4%)
12.6→12.2→12.5→10.2→13.3→10.7→11.5→10.9→08.9
☆09年1月クール「銭ゲバ」(平均9.9%)
12.0→11.3→09.0→10.7→10.1→10.2→08.7→06.4→10.5
9ドラマの平均視聴率は12.2%となっている。
マックスは「ごくせん」の平均22.6%。
ミニマムは「演歌の女王」の平均9.1%。
このうち、ジャニーズ系ドラマの視聴率は以下の通り。
☆07年4月クール「喰いタン2」(平均13.7%)
☆07年7月クール「受験の神様」(平均9.5%)
☆08年1月クール「1ポンドの福音」(平均10.6%)
☆08年7月クール「ヤスコとケンジ」(平均13.0%)
☆08年10月クール「スクラップ・ティーチャー教師再生」(平均11.4%)
13%台がマックスラインだろうか。
先輩として「スクラップ・ティーチャー教師再生」(平均11.4%)を超えると考えて、平均11.5%と予想したい。
内容が内容なので、爆発することはないと思うが、嵐のメンバーなので大コケもないと思われる。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
順位 タイトル 初回 最新話 前話との対比 平均(放送前予想)
1位:「BOSS」 18.1% 18.1%(± -%) 18.1%(16.0%)
2位:「アタシんちの男子」14.1% 14.1%(± -%) 14.1%(13.0%)
3位:「白い春」 13.7% 13.7%(± -%) 13.7%(10.0%)
4位:「アイシテル」 13.2% 13.2%(± -%) 13.2%(08.0%)
5位:「33分探偵」 09.5% 06.7%(▽1.2%) 08.0%(08.5%)
6位:「ゴッドハンド輝」 08.0% 08.0%(± -%) 08.0%(07.5%)
1位:「BOSS」 平均18.10%(放送前予想平均16.0%)
【初回を踏まえた平均視聴率予想】 15.5%~16.5%(±0.0%~±0.0%)
初回18.1%→
ほぼイメージ通りのオープニングを飾った。
このキャスティングならば、この程度は取ってもらわないと困る。
高い視聴率がトップニュースにもなっており、初回を見なかった者も関心を示すのではないか。
評価に関しては、「面白い」という意見と「つまらない」という意見で割れているような気がする。
個人的にバタバタしていて、まだ前半(武田鉄也が捕まった辺り)しか見ていないが、あまり高い評価はしにくかったというのが第一印象。
ギブアップ者をあまり出さずに、この高い数字を次回も維持できるかが注目となる。
天海祐希主演ドラマの視聴率は以下の通り。
☆05年4月クール「離婚弁護士Ⅱ」(平均13.2%)
15.4→14.7→13.4→13.3→12.5→12.8→12.4→13.2→11.6→11.8→13.7
☆05年7月クール「女王の教室」(平均16.9%)
14.4→16.6→17.0→14.1→13.8→16.9→16.5→14.6→17.4→19.7→25.3
☆06年4月クール「トップキャスター」(平均18.3%)
23.1→19.6→18.7→15.6→18.5→16.8→17.3→17.5→17.1→18.1→18.5
☆07年1月クール「演歌の女王」(平均9.1%)
10.9→09.5→08.5→09.9→08.2→08.0→09.1→08.7→07.7→10.4
☆08年4月クール「Around40」(平均14.7%)
15.7→14.2→13.9→15.1→15.2→14.4→14.9→14.3→13.3→15.6→15.1
☆09年4月クール「BOSS」
18.1%→
「演歌の女王」(平均9.1%)以外は大コケがない優秀な女優。
「女王の教室」以外との対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は14.3~16.9%となる。
現時点では15~16%程度となるだろうか。
竹野内豊主演ドラマは以下の通り。
☆02年10月クール「サイコドクター」(平均9.1%)
☆03年10月クール「ヤンキー母校に帰る」(平均12.8%)
☆04年7月クール「人間の証明」(平均12.0%)
15.9→12.6→11.9→11.7→11.0→11.4→09.8→11.3→11.5→13.3
☆06年1月クール「輪舞曲-RONDO-」(平均15.5%)
20.0→15.2→15.1→15.8→14.8→14.6→15.5→13.2→14.1→14.6→17.7
☆06年10月クール「家族~妻の不在・夫の存在~」(平均11.9%)
13.0→11.4→13.1→13.7→11.3→9.6→10.5→12.2
☆08年7月クール「Tomorrow」(平均12.6%)
16.8→13.9→13.5→10.8→10.3→10.5→12.9→13.0→10.4→14.1
平均12%前後を稼ぎ出す俳優。
「家族」以外との対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は13.6~14.0%となる。
現時点では13%程度がミニマムラインとなりそうだ。
戸田恵梨香が出演したドラマは以下の通り。
☆07年10月クール「ライアーゲーム」(平均11.4%)(※主演)
12.3→12.8→08.7→09.6→10.0→11.4→12.0→11.4→12.3→11.4→13.6
☆08年7月クール「コード・ブルー」(平均15.6%)
21.2→16.0→16.0→13.2→15.7→15.6→10.8→13.4→15.8→14.9→19.5
☆08年10月クール「流星の絆」(平均16.3%)
21.2→17.3→15.0→15.6→15.1→14.8→14.5→11.5→15.4→22.6
これらとの対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は13.3~16.8%となる。
上述同様に、マックス17%、ミニマム13%となりそうだ。
微妙な内容のため、判断は難しいが、大きく低迷することはないのではないか。
最近の事件モノドラマは以下の通り(一話完結タイプらしきものを抽出)。
☆07年10月クール「ガリレオ」(平均21.9%)
24.7→22.1→21.3→23.6→22.9→21.4→21.9→19.9→21.7→19.6
☆07年10月クール「SP」(平均15.4%)
14.5→17.6→15.2→15.7→14.1→14.6→15.5→12.6→13.8→16.6→18.9
☆09年1月クール「キイナ~不可能犯罪捜査官~」(平均14.5%)
16.5→15.5→15.3→12.7→14.2→13.3→13.3→14.9→14.8
☆08年1月クール「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(平均13.4%)
16.7→13.8→14.1→13.2→14.0→12.7→09.6→13.2
☆08年7月クール「シバトラ」(平均12.5%)
13.0→12.2→13.4→14.0→11.7→09.6→13.7→11.3→12.1→11.6→15.0
☆07年4月クール「帰ってきた時効警察」(平均12.0%)
12.8→11.9→10.9→11.4→11.0→13.5→11.7→11.2→13.5
☆09年4月クール「BOSS」
18.1%→
「ガリレオ」との対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は16.0%となる。
大きく盛り上がらず、大きく低迷せずという一話完結タイプの事件モノタイプとなると思われるので、この辺りが落ち着きどころになるのではないか。
<同時間帯の視聴率>
TBSが嵐の番組に戻れば、視聴率は今回より落ちるので、まだ伸び代はある。
05.2% 22:00-22:45 NHK タビうた
11.7% 22:00-22:54 NTV ダウンタウンDX
13.8% 19:55-22:48 TBS ザ・イロモネアSP
18.1% 22:00-23:09 C X (新)BOSS
13.0% 21:54-23:10 E X 報道ステーション
05.5% 22:00-23:24 T X (新)ルビコンの決断
全体視聴率 67.3%
木曜日22時枠の視聴率の動きは以下の通り。
☆07年1月クール「拝啓、父上様」(平均13.2%)
12.9→14.1→12.4→13.2→14.1→12.8→12.1→12.3→12.4→14.3→14.5
☆07年4月クール「わたしたちの教科書」(平均11.2%)
14.2→11.3→10.7→10.4→09.0→10.1→10.2→11.0→11.9→12.1→
→10.7→12.4
☆07年7月クール「山おんな壁おんな」(平均12.1%)
14.1→13.5→12.1→12.7→11.3→11.4→11.1→11.7→12.3→11.3→
→13.0→11.1
☆07年10月クール「医龍2」(平均16.6%)
21.0→16.8→15.5→15.8→15.0→17.6→14.1→16.6→17.6→15.4→17.7
☆08年1月クール「鹿男あをによし」(平均9.9%)
13.0→11.4→09.7→08.0→09.0→08.9→08.8→10.1→09.2→11.2
☆08年4月クール「ラスト・フレンズ」(平均17.8%)
13.9→15.9→15.6→15.9→19.9→17.2→16.0→18.8→18.0→20.7→22.8
☆08年7月クール「コード・ブルー」(平均15.6%)
21.2→16.0→16.0→13.2→15.7→15.6→10.8→13.4→15.8→14.9→19.5
☆08年7月クール「風のガーデン」(平均15.7%)
20.1→18.0→15.5→15.4→13.6→13.5→13.1→14.1→16.0→15.2→17.6
☆09年1月クール「ありふれた奇跡」(平均10.6%)
12.5→10.9→10.1→11.4→11.1→10.5→10.4→09.8→08.9→10.0→11.4
☆09年4月クール「BOSS」
18.1%→
「BOSS」の初回視聴率18.1%は4位となっている。
20%を超えなかったものの、優秀なオープニングといえる。
「わたしたちの教科書」「山おんな壁おんな」「鹿男あをによし」「ありふれた奇跡」との対比で考えると、「BOSS」の平均視聴率は13.8~15.5%となる。
この辺りが“乗り切れなかった”場合の落ち着きどころとなる。
完全に見ていないので初回のデキをジャッジできないが、ある程度は“乗れる”と思われる。
初回を踏まえた平均視聴率予想は、これらの対比を超える平均15.5~16.5%と予想したい。
「医龍2」(平均16.6%)、「コード・ブルー」(平均15.6%)がライバルとなりそうだ。
テーマ:★★★テレビ視聴率★★★ - ジャンル:テレビ・ラジオ
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