ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(9月5週目その1)

3位:「カムイ外伝」(松竹)(2週目)
【現時点での興行収入予想】 9億円前後
【公開規模】 309スクリーン
トータルでは5.9億円弱となっている。
オープニングの2日間は1.6億円、シルバーウィークの5日間で4.2億円半ばを稼いでいた。
シルバーウィーク明けの木曜から日曜までの4日間で1.6億円となる。

この手の歴史モノアクションは10億円台半ばが標準となるが、果たして標準どおり稼ぐことができるだろうか。
多忙のため公開前に予想ができなかったが、10億円はさすがにクリアできると思っていたところ。
しかし、楽にクリアするのは厳しいかもしれない。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆09年「GOEMON」トータル14億円見込み
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」
OP2.3→6.3→水12.1億円→
☆09年「カムイ外伝」
水4.3→5.9億円→
ゴールデンウィークに公開された「GOEMON」との対比で考えると、「カムイ外伝」の興行収入は9.2億円となる。
連休があったので、主要作品の3週目との対比で考えると、「カムイ外伝」の興行収入は8.8~10.0億円となる。
目標は10億円となりそうだが、9億円前後が落ち着きどころか。
「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円を超えられるかどうかが注目となる。
これと同程度では、物足りない結果となりそうだ。
CGなど製作費や手間が掛かる割には、ビジネスとしてはあまり美味しくないジャンルといえるかもしれない。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4
☆09年「カムイ外伝」
水04.3→5.9億円→
その他には「ウルトラミラクルラブストーリー」などもあるが、大規模作品ではないので割愛。
これらとの3週目との対比で考えると、「カムイ外伝」の興行収入は9.2~9.5億円となる。
特徴のあるキャラクターだったとはいえ、これらと比べると当然に勢いがない。
徐々にキャリアを築きつつあるが、まだ“松山ケンイチ”という俳優の名前だけで観客を呼べるほどではないようだ。

「カムイ外伝」5.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので、1週上乗せする)。
<2008>
☆「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」6.2億円(トータル9.3億円)
☆「ハンサム★スーツ」5.6億円(トータル8.6億円)
<2007>
☆「椿三十郎」5.9億円(トータル11.5億円)
☆「それでもボクはやってない」5.8億円(トータル11.0億円)
☆「バブルへGO!!」6.3億円(トータル9.3億円)
「椿三十郎」「それでもボクはやってない」といったロングセールス作品以外との対比で考えると、「カムイ外伝」の興行収入は8.7~9.1億円となる。
現時点では、やはり9億円前後という予想にしておきたい。
やや初動タイプと思われるので、ここから伸びを発揮する作品ではないだろう。
5週目の「20世紀少年」、4週目の「BALLAD」に負けており、年配層が見る作品でもないので、今後の伸びは期待しにくい。
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『サブウェイ123 激突』レビュー

◆評  価   5.5点
◆おススメ度  B-(意外と面白みに欠ける作品)

オリジナル未見。
トニー・スコットに関しては、スタイリッシュかつなかなか凝った独特な映像を用いるので好みの監督なのだが、ときたまハズレの作品があるというイメージ。
今回はハズレではないだろうという期待があったが、どうやらハズレだったようだ。
極端につまらない作品ではないが、意外と捻りがなく盛り上がらない作品に仕上がっており、サプライズ感はほぼゼロに等しい。
予測どおりにストーリーが進み、予定どおりにストーリーが終わっている。
ライダーの目的が身代金だけではなくて、金市場の高騰という設定はどうでもよいものであり(序盤でバラしているので効果はない)、彼の正体についてもどうでもよいものであった。

“地下鉄”という珍しくユニークな設定の割には“動き”がほとんどなく、地上で人質を取っている場合とさほど大差がなかったのもやや拍子抜け。
“地下鉄”という設定の良さを活かしきれていないように思われる。
“地下鉄”のプロとハイジャック犯との地下鉄を舞台にした頭脳戦が繰り広げられるという類の作品ではなかった。
輸送時の交通事故、ネズミによる誤射、インターネット中継といったような訳の分からない設定を多用している割にはその“効果”が薄い。

本作は派手なアクションでもなく、濃厚なサスペンスでもなく、『かつて絶頂を経験した男が何らかの事情でどん底を味わうものの、再び這い上がって、男としての生き様・散り際をみせる』というテーマが本作の根底にあるように思われる。
これらのことはライダーもガーバーにも共通している。
しかし、価値観は異なるものの、同じベクトルが向いているはずの二人の“出会い”が上手く表現されていないようだ。
どん底を経験したガーバーだからこそライダーの気持ちは分かるはずだ。
ライダーの気持ちを察してのガーバーの最後の行動という“エンディング”に向けての盛り上げ方がかなり足りないように思う。
ベクトルが同じ方向なのか、それとも相対するものなのか、“家族”や“宗教的な要素”も交えながらまとめて欲しかったところだ。
トラボルタはそれなりに好演していたが、ワシントンの役柄は相変わらず優秀で家族想いの面白みに欠けるキャラクターだ。
賄賂を受け取っていたという設定だが、もっと人間的な“弱さ”などをみせてもよかったと思う。

また、“どん底を味わった”という想いを抱えているのは彼らだけではないはずだ。
不倫疑惑の市長、この事件で名前をあげたいはずのイタリア系の警察官、ガーバーの後釜の管理職、もしかしたら人質の中にもそういう者がいたかもしれない。
このような複雑に絡みあうはずの人間模様がカットされているのはもったいない。
ライダーとガーバー以外はほとんど“空気”と同じというのは良作とは言えないのではないか。
たとえ単純な事件であっても、それぞれの思惑を抱える登場人物が掻き乱すことによって、ダイナミックとなり、豊かで複雑なものとなっていくはずだ。

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『カムイ外伝』レビュー 【映画】

◆評  価   4.5点
◆おススメ度  B-(強いて見る必要のない作品)

原作未読。一度も見たことがない。
普通ならば、見なくてもよいレベルの邦画作品だが、白土三平さんの作品を一度も見たことがなかったので、この際に映画でもよいので見ることとした。
しかし、一言でいえば、強いて見なくてもよい作品といえるだろうか。

邦画作品らしく、年配層が見ても若年層が見ても楽しめるように、マイルドな作品に仕上がっており、極端につまらない作品ではない。
CG丸出しの作品ではあるが、細部には多少こだわっているようにも思われた。
動物・魚への虐待シーンが多いが、アクションシーンには多少の見所がある。
しかし、毒にも薬にもならない普通のアクション作品でしかなかった。

何を描きたかったのか、“本質的”な部分が見えてこない。
原作のテーマである身分制度という問題すら、何も描かれていないように思われる。
確か、本作の冒頭及びラストに明確なテーマが示されていたはずだ。
「抜け忍であるカムイの夢」や「猜疑心・己との戦い」といったことが語られていたと思う。
しかし、本作をいくら見ても、これらのことが上手く描かれているとは思えない。

原作を見たことがないので分からないが、カムイの夢とは追われることがなく、争いのない世界で幸せな家庭を築くことではないだろうか。
本作の流れを踏まえると、猟師となることもできたはずであり、自分を好いてくれる娘と家庭を築くこともできたはずだ。
そういったカムイの夢や希望のようなものが見えてこない。
ノドから手を出るほど欲していた夢が目の前にあるのに、カムイからは苦悩や葛藤も何も伝わってこない。
ただ、娘からの愛情や平和な生活を拒絶しようとするだけだ。
そういったものを欲しないのならば、いったい何のために抜け忍になったのかが分からない。

そして、最も大事なことは「猜疑心・己との戦い」ではないか。
サヤカが見た恐ろしい夢のようなものは、本来ならばカムイが見るべきではないだろうか。
忍者に追われるということだけではなくて、半兵衛を売った男のように、いつ村人に囲まれてもおかしくないという“恐れ”のようなものが常に付きまとっているはずではないか。
そういった“恐れ”や、自分が売られるというような“猜疑心”のようなものをフドウに利用されて、村人全員をカムイが殺してしまうというような展開になってもよかったと思う。
愛した女でさえ、猜疑心ゆえに殺してしまう。
どんなに強い者でも、自分にはなかなか勝つことはできないということをクドカン辺りならば、描くことはできたのではないか。

そして最後には、誤りを犯して傷ついても、苦しんでも、どんなことがあっても、人は何かを求めて彷徨い、生き続けなくてはいけないということを描いて欲しかったところだ。
“忍者モノ”という現代とは何ら関係のない作品でも、現代に通じるようなものを描いてこそ、優れた作品といえるだろう。
あまりにもハードな内容なものは描くことはできないのは分かるが、高額な制作費が掛かっている作品だからか、安全な道を進んで、冒険をしない作品になってしまったという印象が強い。

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国内映画興行収入ランキング(9月3週目その2)

2位:「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(20世紀フォックス)(1週目)
【公開前個人予想】 16.5億円
【現時点での興行収入予想】 10.0億円
【公開規模】 514スクリーン
金曜日を含めて2.3億円程度(232,616,250円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは3.0億円、金曜日を含めて3.8億円程度ではないか』と書いたので、かなり物足りないオープニングとなっている。
知名度の高い作品だが、それほど人気が高くはないのかもしれない。

過去の「X-MEN」の興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
徐々に興行収入が下降している点が注目かもしれない。
人気はやはり落ちているようだ。
また、『本作はスピンオフ作品となるが、それほど大きな変化は生じないのではないか』と思ったものの、やはり影響はあったかもしれない。
純粋な土日のオープニングは不明だが、1.8億円程度と考えて、「X-MEN:ファイナルディシジョン」との対比で考えると、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の興行収入は9.8億円となる。
9月の連休があるので、二桁を超えることが目標となりそうだ。

その他の「アメコミ」作品は以下のとおり。
☆08年「ウォンテッド」トータル25.0億円
☆05年「コンスタンティン」トータル22.5億円
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
☆03年「リーグ・オブ・レジェンド時空を超えた戦い」トータル12.1億円
☆05年「ファンタスティック・フォー/超能力ユニット」トータル10.1億円
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
OP1.5→4.6→7.7→8.6
☆05年「シン・シティ」トータル10.0億円
OP1.6→4.5→5.8→6.8
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」
金2.3億円→
主要作品との対比で考えると、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の興行収入は8.1~11.3億円となる。
連休がなければ8~9億円程度が落ち着きどころとなりそうだが、連休によって救われるだろう。
二桁がやはり目標となりそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「ハンコック」トータル31.0億円(オープニング先行込8.3億円)
☆「ウォンテッド」トータル25.0億円(オープニング先行込8.3億円)
☆「幸せの1ページ」トータル4.6億円(オープニング8.5千万円)
<2007>
☆「ラッシュアワー3」トータル9.5億円(オープニング金曜込3日2.2億円)
☆「ミス・ポター」トータル6.2億円(オープニング8.5千万円)
☆「TAXi(4)」トータル5.8億円(オープニング1.3億円)
「ラッシュアワー3」との対比で考えると、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の興行収入は9.9億円となる。

「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」金2.3億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2008>
☆「ハプニング」金2.8億円(トータル12.3億円)
☆「アメリカン・ギャングスター」金2.4億円(トータル10.5億円)
<2007>
☆「ラッシュアワー3」金2.2億円(トータル9.5億円)
☆「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」金2.5億円(トータル9.2億円)
「ファンタスティック・フォー」以外との対比で考えると、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の興行収入は9.9~10.1億円となる。
現時点では「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の興行収入は10.0億円という予想にしておきたい。
次回作は、日本が舞台といわれているので、最低でも二桁はクリアしたいところ。
日本での興行収入が期待できなければ、日本を舞台にすることもなくなってしまうかもしれない。

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国内映画興行収入ランキング(9月3週目その1)【映画】

4位:「火天の城」(東映)(1週目)
【公開前個人予想】 一桁半ば
【現時点での興行収入予想】 8~9億円
【公開規模】 272スクリーン
1.3億円弱程度(1億2895万700円)のオープニングを飾った。
先週『年配層は動きそうだが、(トータルでは)一桁半ばくらいではないか。オープニングは読みにくいが、7~8千万円というところか』と書いたので、大きくハズした。
年配層が相当動いたようだが、正直言って“安土城の築城のドラマ”というストーリーのどこに魅力があるのか全く分からない映画。
原作が松本清張賞を得たようだが、それほど知名度が高いとは思えない。
「60歳のラブレター」「劔岳 点の記」といった作品がヒットしており、年配層にターゲットを絞った戦略が当たったのだろうか。
ただ、「劔岳 点の記」がヒットする理由は分からないではないが、「火天の城」はちょっと分かりかねる。
夫婦愛を強調しているようなので、その辺りが響いたのだろうか。
年配層向けのロングセールスとなるのか、それとも初動タイプになるのか判断がつきかねる。

“渋い”映画の高い興行収入作品は以下の通り。
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝込10.9→13.4→15.7→17.3→18.2
☆05年「蝉しぐれ」トータル14.0億円
OP1.5→4.9→7.8→9.8→11.3
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8
☆09年「劔岳 点の記」トータル24~25億円見込み
先2.9→9.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル8.6億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆09年「60歳のラブレター」トータル8億円見込み
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆09年「火天の城」
OP1.3億円→
主要作品との対比で考えると、「劔岳 点の記」の興行収入は7.7~12.1億円となる。
現時点では二桁を狙えなくはないが、そこまで伸びる作品だろうか。
年配層にはそれほど関係があるとは思えないが、連休もあるので、二桁に近いところが落ち着きどころか。
ロングセールスになれば、もうちょっと伸びそうだ。

「火天の城」1.3億円と同程度のオープニング作品は以下の通り。
<2008>
☆「砂時計」1.2億円(トータル10.0億円)
☆「イキガミ」1.3億円(トータル8.0億円)
☆「ホームレス中学生」1.2億円(トータル6~7億円)
<2007>
☆「眉山」1.3億円(トータル12.1億円)
☆「それでもボクはやってない」1.2億円(トータル11.0億円)
☆「バブルへGO!!」祝込2.2(2日1.4)億円(トータル9.3億円)
☆「憑神」1.2億円(トータル8.8億円)
これらとの対比で考えると、「火天の城」の興行収入は8.0~12.1億円となる。
現時点では、マックス12億円、ミニマム8億円というところか。
連休もあり、当面は二桁突破が目標となりそうだが、とりあえず8~9億円程度と予想しておきたい。
本作が二桁を超えるようならば、年配ターゲット作品の興行収入はかなり高めに予想した方が良さそうだ。


5位:「しんぼる」(松竹)(1週目)
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 7億円
【公開規模】 242スクリーン
1.0億円程度(1億330万2700円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは「大日本人」の先行込2.3億円と同程度と考えて、1.8億円程度だろうか』と書いたが、大きくハズした。
初監督作品として注目を集めた「大日本人」と同程度と考えるのは、あまりにも思慮が浅すぎた。
今考えると、この予想はちょっとおかしい。
しかし、「大日本人」より大きく下がるのは当然のことだが、それにしてもちょっと低すぎるか。

過去の監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
※金曜日からフライング公開していたので、先行込みとする。
☆09年「しんぼる」
OP1.0億円→
「大日本人」の純粋なオープニングは不明だが、1.8億円程度だろうか。
「大日本人」との対比で考えると、「しんぼる」の興行収入は6.4億円となる。
9月の連休に稼げることが見込まれるので、7億円程度が落ち着きどころか。
評判が悪いことから、大きくは伸びまいが、話題・注目にはなっているので、極端な初動でもないだろう。

なお、芸人が原作・脚本・演出などに関わった作品は以下の通り。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆08年「ホームレス中学生」トータル6~7億円見込み
OP1.2→祝込3.7→4.8→5.6→祝込6.2
☆09年「ドロップ」トータル19.2億円見込
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
万人受けする単純な作品ではないようなので、「陰日向に咲く」「ドロップ」のような高い興行収入にはならないのは仕方がない。
「しんぼる」はロングセールスタイプではないと思われるので、「陰日向に咲く」「ドロップ」の伸びは参考にならないだろう。
「ホームレス中学生」がライバルといったところか。

参考にはならないが、コメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9
☆07年「舞妓Haaaan!!!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝込17.1
☆09年「少年メリケンサック」トータル10億円見込み
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆08年「ハンサム★スーツ」トータル8.6億円
祝込3日2.1(2日1.5)→3.9→5.6→6.7→7.6
☆09年「鴨川ホルモー」トータル3億円見込み
OP0.5→1.3→2.0→2.6→2.8
☆09年「しんぼる」
OP1.0億円→
「少年メリケンサック」「ハンサム★スーツ」レベルと思ったが、そこまで伸びそうもない。
「少年メリケンサック」「ハンサム★スーツ」との対比で考えると、「しんぼる」の興行収入は5.0~5.7億円となる。
6億円程度が落ち着きどころだが、9月の連休があるので、やはり7億円程度が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「おくりびと」トータル62.5億円(オープニング祝込3.5億円)
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
☆「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円(オープニング祝込4.7億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
<2007>
☆「HERO」トータル81.5億円(オープニング10.1億円)
☆「Life/天国で君に逢えたら」トータル17.0億円(オープニング1.9億円)
☆「釣りバカ18」トータル4.5億円(オープニング先行込9.8千万円)
☆「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」トータル3億円見込(オープニング祝込9.0千万円)
「デトロイト・メタル・シティ」との対比で考えると、「しんぼる」の興行収入は6.7億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

「しんぼる」1.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2008>
☆「赤い糸」1.0億円(トータル11.0億円)
☆「ICHI」1.0億円(トータル4.5億円)
<2007>
☆「ミッドナイト・イーグル」祝込3日1.9億円(トータル7.8億円)
☆「象の背中」0.93億円(トータル5.7億円)
☆「蟲師」0.95億円(トータル5.5億円)
「赤い糸」以外との対比で考えると、「しんぼる」の興行収入は4.5~6.1億円となる。
6億円程度と落ち着きどころと思われるが、連休にそれなりに稼げるだろう。
やはり、現時点では「しんぼる」の興行収入は7億円と予想しておきたい。
松本監督作品は興行収入的にヒットが見込めないので、製作費が掛かる作品は今後手掛けることができそうもない。

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『しんぼる』レビュー 【映画】

◆評  価   3.5点
◆おススメ度  ×(普通の面白い映画を求めるのならば、ススめられない)

バラエティ番組はほとんど見ないが、ダウンタウンの番組だけは見ることが多い。
松本人志を信奉しているわけではないが、彼の笑いには多少の理解があるつもり。
あまりにも世間一般の評価が低いので、それほど期待していなかったものの、好意的には鑑賞してみた。
第一ステージだけを見させられれば、それほどつまらなくはない。
醤油や漫画などありがちでベタな笑いを交えつつ、脱出方法が思いついた際の描き方、狭い空間に閉じ込められた際の回想シーンなどユニークなアイディアも盛り込まれている。

しかし、第二ステージ以降の面白みに欠ける展開と、あまりにも不可解なオチへと繋がるため、全体的にはどうしても高い評価をしにくくなってしまう。
松本人志自身、納得できているとは思えないどうしようもないオチだ。
世の中の奇跡や事象は、天使や神のような存在の悪戯によるということでも伝えたかったのだろうか。
メッセージ自体はそれほど悪くはないものではあるが、あまりには話が漠然としすぎており、かつ話が大きく跳びすぎており、観客は付いていけず取り残されてしまうのは仕方がない。
あまりにも投げっぱなしなので、深読みする気も起きない。

こんな訳の分からないオチにせずに、マジメに作ろうとすれば、これほどつまらない作品にならないようにはできたはずだが、松本人志は普通の映画を作る気はないようだ。
普通の映画ではない映画を見られるということだけが本作の存在意義になるだろうか。
松本人志監督作品でなければ、世に出るレベルではないだろう。
普通の映画を撮る必要はないが、もう少し熱意のあるマシな映画を撮って欲しいところだ。
密室ネタのアイディアから話を膨らますことができず、最後はタイムアップになって、放り投げたとしか思えない映画になっている。

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『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』レビュー 【映画】

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(何も考えずに楽しめるエンターテイメント作品)

正直いって、「X-MEN」シリーズはそれほど好きではない。
自分とブライアン・シンガーとの相性の悪さもあるが、純粋に楽しめる作品に仕上がっておらず、アクションエンターテイメント作品としてはどことなくヌルさを感じていたところである。
ただ、監督が代わったこともあってか、「ファイナルディシジョン」からは面白いと評価できるようになった。
このような経緯もあり、それほど期待していなかった本作だったが、何も考えずに楽しめる合格レベルのエンターテイメント作品に仕上がっていると感じられた。
それぞれのミュータント能力を活かしたバトルシーンは上手くかつ熱く描かれており、見せ場がたっぷりだ。

また、意外と丁寧な作品作りがなされていたことも好感がもてる。
戦場でしか生きることができなかった兄と弟の間に、微妙なズレが生じていくことを一連の戦争の歴史の中で描き出している点は上手いの一言。

さらに、兄と弟の関係や姉と妹の関係も描かれているのも面白い。
兄弟でいくらいがみ合っていても仲直りできてしまう点や、妹のために自分の愛さえも犠牲にできてしまう点など、切っても切れない“血”という宿命の面白さも感じられる。
ウルヴァリンと恋人の関係(特に名前に刻まれた想い)や、老夫婦とウルヴァリンの関係なども、短いながらも心にきちんと残るように丁寧に描かれており、監督の力量が窺われる。
命名の由来のエピソードは完全には理解できなかったが、恋人の“月”と引き裂かれた“ウルヴァリン”は、ローガンの方ではなくて、恋人の方だったというのは面白い。
確かに、孤高となり静かに夜に輝き続ける“月”と、孤独なローガンの姿は少々ダブるところがあるかもしれない。

展開は恐ろしいほど拙速なものとなっているが、極力無理がないように上手く編集されている。
各キャラクターの心情や動機を窺うことができるほど、心の深い部分まではきちんと描きこまれていないのは確かなことだが、エンターテイメント作品なので、この程度でも許されるのではないか。

しかし、ウルヴァリンが記憶を失うという“既定路線”に対して、上手くリンクできなかったことが悔やまれるところか。
「そうなっているのだから、しょうがない」と取って付けたような仕上がりにせざるを得なかったのはもったいない。
“続編”という手段もあるので、あまり急がなくてもよかったのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(9月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

○:「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(20世紀フォックス)
<343館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【監督】 ギャヴィン・フッド
アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した「ツォツィ」を監督している南アフリカの監督。
さすがに日本での知名度は低く、彼を目当てにしている者はそれほど多くはないだろう。
興行収入的にはプラスになるとは考えにくい。

【キャスティング】 ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、リン・コリンズ
ヒュー・ジャックマン主演の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「ソードフィッシュ」トータル12.0億円
☆04年公開「ヴァン・ヘルシング」トータル28.0億円
先6.3→13.9→19.3→不明→24.9
☆07年公開「プレステージ」トータル5.0億円
OP1.1→2.8→3.8→4.4→4.8
☆09年公開「オーストラリア」トータル6億円見込み
OP1.4→3.4→4.8→5.6
「彼が二度愛したS」「タロットカード殺人事件」「ファウンテン」といった作品にも出演している。
「ヴァン・ヘルシング」はヒットしたが、基本的には5~6億円程度が水準の俳優か。
本作は知名度のあるアメコミ作品なので、こららのデータはあまり参考にはならない。

【題材】 「アクション」「アメコミ」「スピンオフ」
過去の「X-MEN」の興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
本作はスピンオフ作品となるが、それほど大きな変化は生じないのではないか。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」と同程度の興行収入になると思われる。

その他の「アメコミ」作品は以下のとおり。
☆08年「ウォンテッド」トータル25.0億円
☆05年「コンスタンティン」トータル22.5億円
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
☆03年「リーグ・オブ・レジェンド時空を超えた戦い」トータル12.1億円
☆05年「ファンタスティック・フォー/超能力ユニット」トータル10.1億円
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
OP1.5→4.6→7.7→8.6
☆05年「シン・シティ」トータル10.0億円
OP1.6→4.5→5.8→6.8
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
オリジナルが20億円を超えていないので、突然20億円を超えるとは思えない。
「ダークナイト」トータル16.0億円、「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円レベルになるだろう。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・良
量はかなり多く、デキも悪くはない。
出し惜しみすることなく、ふんだんに見せ場を放出している。
アクション作品の宣伝としては悪くない手法。
このデキならば、大コケすることはなく、期待値通りに稼ぎそうだ。

【支持基盤・ターゲット】 「10~30歳代の男女」
年配層は動かないので、アメコミ作品は爆発的なヒットにはならないのだろう。
また、アメコミ作品はシリーズ化するので、初心者は参入しにくいということもある。
そのため、対象幅が狭くなり、日本では爆発的なヒットには繋がらないようだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「ハンコック」トータル31.0億円(オープニング先行込8.3億円)
☆「ウォンテッド」トータル25.0億円(オープニング先行込8.3億円)
☆「幸せの1ページ」トータル4.6億円(オープニング8.5千万円)
<2007>
☆「ラッシュアワー3」トータル9.5億円(オープニング金曜込3日2.2億円)
☆「ミス・ポター」トータル6.2億円(オープニング8.5千万円)
☆「TAXi(4)」トータル5.8億円(オープニング1.3億円)
「ハンコック」「ウォンテッド」レベルのヒットにはならないと思われる。
シリーズモノでもあり、過去の作品から爆発的に上昇しないはずだ。

【評価・予想】 16.5億円(オープニング3日3.8億円)
深く悩む必要はなく、15億円以上、18億円以下が当然の落ち着きどころだろう。
9月の連休を踏まえて、多少は高めに予想したいところ。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円の1割増の16.5億円というところだろうか。
オープニングは3.0億円、金曜日を含めて3.8億円程度ではないか。


▲:「しんぼる」(松竹)
<240館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【監督・主演】 松本人志
固定ファンがかなりいると思われるので、大コケはないだろう。
過去の監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
※金曜日からフライング公開していたので、先行込みとする。
初監督作品ということで注目を集めた「大日本人」を超えないのではないか。
「大日本人」自体が微妙だったことに加えて、本作の内容もシークレット過ぎて、喰い付きが甘くなりそうだ。
9月の連休があり、予想は難しいが、イメージとしては「大日本人」の2割5分程度の減少ではないか。
そうなると8~9億円程度が落ち着きどころか。

なお、芸人が原作・脚本・演出などに関わった作品は以下の通り。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆08年「ホームレス中学生」トータル6~7億円見込み
OP1.2→祝込3.7→4.8→5.6→祝込6.2
☆09年「ドロップ」トータル19.2億円見込
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
万人受けする単純な作品ではないようなので、「陰日向に咲く」「ドロップ」のような高い興行収入にはならないのは仕方がない。

【題材】 「コメディ」「閉鎖空間」「メキシコ」「プロレス」
参考にはならないが、コメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9
☆07年「舞妓Haaaan!!!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝込17.1
☆09年「少年メリケンサック」トータル10億円見込み
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆08年「ハンサム★スーツ」トータル8.6億円
祝込3日2.1→3.9→5.6→6.7→7.6
☆09年「鴨川ホルモー」トータル3億円見込み
OP0.5→1.3→2.0→2.6→2.8
「少年メリケンサック」「ハンサム★スーツ」レベルというところではないか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・やや悪
内容をシークレットにすると、「気になるので観たい」という者も多くいるだろう。
ただし、諸刃の剣のようなところもあり、あまりに内容が曖昧だと「よく分からないので観る気がしない」ということにもなる。
本作の宣伝は、どうも後者のパターンのような気がする。
何か一つ大きな笑いどころをアピールできればよかった。
他の業種とのコラボが目立つが、大きな効果は期待できない。

【支持基盤・ターゲット】 「松本人志ファン」「お笑いファン」
当然に年配層は動かない。
観客を選ぶタイプの作品なので、一般受けはしないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「おくりびと」トータル62.5億円(オープニング祝込3.5億円)
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
☆「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円(オープニング祝込4.7億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
<2007>
☆「HERO」トータル81.5億円(オープニング10.1億円)
☆「Life/天国で君に逢えたら」トータル17.0億円(オープニング1.9億円)
☆「釣りバカ18」トータル4.5億円(オープニング先行込9.8千万円)
☆「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」トータル3億円見込(オープニング祝込9.0千万円)
「釣りバカ18」はさすがに超えるのではないか。

【評価・予想】 9.0億円(オープニング1.8億円)
上述から8~9億円程度と予想したい。
9月の連休を踏まえると、二桁に届かない9億円というところか。
オープニングは「大日本人」の先行込2.3億円と同程度と考えて、1.8億円程度だろうか。


「TAJOMARU」と「火天の城」はコケると思われるので詳細な分析なし。
特に、「TAJOMARU」は「小栗ファン以外にいったい誰が見に行くの?」という作品であり、一桁の前半どまりではないか。
オープニングは7千万円程度か。

「火天の城」も地味すぎるため、ヒットは望みにくい。
制作費がいくら高くても、ちょっと厳しそうだ。
年配層は動きそうだが、一桁半ばくらいではないか。
オープニングは読みにくいが、7~8千万円というところか。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その2)

1位:「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」(東宝・日本テレビ)(2週目)
【公開前個人予想】 40.0億円
【配給会社期待値】 50.0億円
【現時点での興行収入予想】 48億円(先週42億円)
【公開規模】 先週時:374スクリーン
トータルでは21.3億円弱となっている。
1週間の伸びは12.5億円半ば程度だろうか。
超初動タイプだと勝手に思っていたが、コメントでも指摘を頂いているように、最終作ということもあり、思ったよりも高い興行収入になるかもしれない。
9月の連休があるので40億円突破は堅く、50億円も夢ではないかもしれない。

日本テレビ開局55年記念作品。
全3部作で製作費60億円となっている。
3部合計でどんなに悪くても100億円、製作費の倍の120億円が当面の目標ではないかと思ったが、100億円はどうやらクリアできそうだ。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝含24.0→28.1→32.5→34.8
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円見込み
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」
OP8.7→21.3億円→
これらとの対比で考えると、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入は47.8~53.9億円となる。
「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円を超えるのは確実となった。
当面の目標は50億円突破になると思われるが、まだまだ安心はできないので、ギリギリ超えないのではないかと考えてみたい。

安心できない理由は以下のとおり。
①シリーズの全体の評判が良くない。
②“謎”が気になる作品なので、公開直後に多くの観客が集まりやすい。
③シリーズが全体的に初動傾向にある。
④「1」から「2」が23.8%という大幅減少となっている。
⑤ムーブメントがシリーズ未見者・原作未読者まで広がってはいない。
なお、8月21日に放送された「20世紀少年 第1章 終わりの始まり」の視聴率は15.5%、8月28日に放送された「20世紀少年もう一つの第2章」の視聴率が17.5%となっており、注目度もそれほど高まっていないようだ。

日本テレビに関わった人気漫画の映画化といえば、「DEATH NOTE」シリーズも参考になる。
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」
OP08.7→21.3億円→
これらとの対比で考えると、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入は45.2~48.6億円となる。
やはり、50億円突破はまだまだ安心はできないといえる。

その他の漫画原作シリーズ作品は以下の通り。
☆05年「ALWAYS 三丁目の夕日」トータル33.0億円
☆07年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「NANA2」トータル12.5億円
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
☆09年「クローズZEROⅡ」トータル30.2億円見込み
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5
「クローズZEROⅡ」との対比で考えると、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入は48.4億円となる。
この辺りが落ち着きどころだろうか。

「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」21.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2008>
☆「花より男子F」26.2億円(トータル77.5億円)
☆「容疑者Xの献身」祝込18.1億円(トータル49.2億円)
☆「相棒-劇場版-」21.1億円(トータル44.4億円)※GW公開
☆「20世紀少年」15.6億円(トータル39.5億円)
<2007>
☆「HERO」祝込34.0億円(トータル81.5億円)
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」15.1億円(トータル45.6億円)
「相棒-劇場版-」以外との対比で考えると、「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」の興行収入は51.1~64.3億円となる。
普通の作品では60億円近くは狙える動きだが、本作が普通の作品ではないのは周知の通り。
「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入はマックス50億円というところではないか。
9月の連休を踏まえても、現時点では48億円程度が落ち着きどころか。


6位:「HACHI 約束の犬」(松竹・フジ)(5週目)
【公開前個人予想】 27.5億円
【現時点での興行収入予想】 20.0億円
【公開規模】 先週時:346スクリーン
トータルでは17.6億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
15億円を楽に突破している。
“泣ける”映画はどんなにベタな映画でも高い興行収入になるはずだ。
自分もそうだが、若い世代は「ハチ公物語」を見ていないと思われるので、本作を見て知ろうという者もいるだろう。

リチャード・ギアの主演作の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「Shall we Dance?」トータル25.0億円
OP2.0→7.6→13.8→16.9→19.0→20.6
☆08年公開「最後の初恋」トータル4.5億円
OP0.7→2.4→3.4→4.0
☆09年公開「HACHI 約束の犬」
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.6億円→
「Shall we Dance?」との対比で考えると、「HACHI 約束の犬」の興行収入は21.4億円となる。
この辺りがマックスラインだろうか。

邦画・洋画の「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」トータル8億円見込
金3日1.9→5.2→6.7→7.4
☆09年公開「HACHI 約束の犬」
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.6億円→
「クイール」「子ぎづねヘレン」「犬と私の10の約束」との対比で考えると、「HACHI 約束の犬」の興行収入は20.3~21.8億円となる。
稼ぎ時期も過ぎたので、当面の目標は20億円突破となるか。

「HACHI 約束の犬」17.6億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2008>
☆「earth」祝込19.6億円(トータル24.0億円)
☆「スウィーニー・トッド」18.4億円(トータル20.5億円)
☆「ジャンパー」16.4億円(トータル17.4億円)
<2007>
☆「マリー・アントワネット」17.8億円(トータル21.0億円)
☆「バベル」16.4億円(トータル20.0億円)
☆「ドリームガールズ」16.3億円(トータル19.2億円)
これらとの対比で考えると、「HACHI 約束の犬」の興行収入は18.7~21.6億円となる。
これらを踏まえると、マックス22億円、ミニマム19億円程度となりそうだ。
大爆発する作品でもなさそうだが、粘りこみも期待できるので、当面は20億円程度が落ち着きどころか。
先週と同様に、20億円という予想にしておきたい。


8位:「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」(東映・テレビ朝日)(5週目)
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 19.0億円(先週20.0億円)
【公開規模】 先々週時:345スクリーン
トータルでは18.0億円となっている。
1週間の伸びは8千万円程度だろうか。
4.8億円弱という信じられないオープニングを飾り、15億円を楽に突破している。
大成功といっていいだろう。

過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0億円→
平成ライダーシリーズはマックス15億円、ミニマム9億円となっている。
平成ライダーシリーズの最高興行収入となりそうだ。
これらとの対比で考えると、「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」の興行収入は18.8~19.7億円となる。
当面の目標は、平成ライダー史上初の20億円突破ということになりそうだ。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→05.9→06.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→05.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7億円見込み
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
7億円が水準となっている。
「電王&キバ クライマックス刑事」との対比で考えると、「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」の興行収入は19.9億円となる。
夏休みも終わってしまい、19億円止まりの可能性が高そうだ。
なんとか20億円を突破すると期待したいところだが、少々厳しいようだ。
20億円と今まで予想してきたが、19億円に下方修正したい。


9位:「劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ」(東宝・テレビ東京)(8週目)
【公開前個人予想】 48.5億円
【現時点での興行収入予想】 46~47億円
【公開規模】 先週時:341スクリーン
トータルでは44.9億円となっている。
1週間の伸びは6千万円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
オープニング2日6.7→2週目11.1→3週目8.5→4週目6.1→5週目6.2→6週目3.4→7週目2.2→8週目0.6億円となっている。
夏休みも終わり、秋に近づきにつれ、勢いは完全に失われつつある。

前売り券には「ピカチュウカラーのピチュー」の引換券、「特製バンダナ」がつく。
劇場で「アルセウス」のデータ配信、ポケモンバトリオゼロ・スペシャルパック「アルセウス」及びポケモンカードゲームDPt「アルセウス」がプレゼントされる。
これが目当てという子どもも多いと思われる。
これほど豪華な特典があれば、当然ヒットする。

「劇場版ポケットモンスター」の過去の興行収入は以下のとおりとなっている。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4
☆09年 「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→44.9億円→
07年から始まる“ダイヤモンド&パール”シリーズ三部作のラストだが、07・08年では最低のオープニングとなっていた。
07・08年との対比で考えると、09年の興行収入は46.4~46.6億円となる。
45億円以上、47億円以下が落ち着きどころか。
「コナン」は大ヒットしたが、「ドラえもん」「クレヨン」といった定番東宝アニメ作品にやや陰りがみえはじめているのは気になるところ。

その他の参考アニメ作品は以下の通り。
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル34.9億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
「ドラえもん」との対比で考えると、「アルセウス 超克の時空へ」の興行収入は46.8~46.8億円となる。
伸びはすぐには止まらないはずだが、この辺りが落ち着きどころか。
先週の予想に引き続き、「アルセウス 超克の時空へ」の興行収入は46~47億円という予想にしたい。


10位:「アマルフィ 女神の報酬」(東宝・フジテレビ)(8週目)
【公開前個人予想】 35.0億円
【現時点での興行収入予想】 35~36億円
【公開規模】 先週時:326スクリーン
トータルでは34.2億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
30億円はなんとか突破している。

週毎の伸びは以下のとおり。
オープニング2日3.8→2週目8.1→3週目6.6→4週目4.6→5週目5.2→6週目2.9→7週目1.9→8週目1.2億円となっている。
夏休み中は好調をキープしていたが、そろそろ勢いはなくなりつつある。
ただ、ファミリー向け作品とは異なり、極端な落ち込みではない。

今年公開作品の以下のような作品を破っている。
☆「ヤッターマン」トータル31.5億円見込み
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.5→29.2→29.6
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円見込み
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1→30.0
☆「クローズZERO」トータル30.2億円見込み
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円見込み
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆「アマルフィ 女神の報酬」
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.2
これらとの対比で考えると、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入は35.1~36.4億円となる。
現時点では35~36億円程度が落ち着きどころか。
今年公開の実写邦画作品としては、「ROOKIES」に次ぐ成績となりそうだ(「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」に破れる可能性は高いが)。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7→祝込10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.2
11~21億円程度が水準となるか。
「ホワイトアウト」は本作の原作と同じく、真保裕一によるもの。
「椿三十郎」との対比で考えると、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入は36.4億円となる。
やはり、30億円台半ばとなりそうだ。
「ホワイトアウト」トータル42.0億円は超えられないが、織田裕二主演作としては、それほど悪い興行収入にはならなかった。

事件モノの興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8→76.3→78.2
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7→42.2
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
03.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7→不明→26.3→26.5
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.2
「HERO」「容疑者Xの献身」との対比で考えると、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入はそれぞれ36.5~36.8億円となる。
これらを踏まえると、マックス37億円、ミニマム35億円というところか。
これ以上は大きくは伸びないと思われる。
マックスまで伸びないと考えると、やはり35~36億円程度だろう。
高額といわれている製作費を考えると、ビジネスとしては最適とはいえないが、合格ラインといえるのではないか。

「アマルフィ 女神の報酬」34.2億円と同程度の8週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「20世紀少年」37.4億円(トータル39.5億円)
☆「ザ・マジックアワー」36.5億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」30.3億円(トータル31.0億円)
<2007>
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」祝込39.8億円(トータル45.6億円)
☆「西遊記」41.8億円(トータル43.7億円)
☆「恋空」祝込35.6億円(トータル39.0億円)
☆「どろろ」33.0億円(トータル34.5億円)
「L change the WorLd」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」以外との対比で考えると、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入は35.8~37.5億円となる。
先週に引き続き、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入は35~36億円という予想のままにしたい。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その1)【映画】

2位:「BALLAD 名もなき恋のうた」(東宝・テレビ朝日)(1週目)
【公開前個人予想】 25.0億円
【現時点での興行収入予想】 16.0億円
【公開規模】 311スクリーン
【参考】02年「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
2.3億円(231,704,950)程度のオープニングを飾った。
先週『オープニングはそれほど高くはなく、3.3億円程度だろうか』と書いたので、予想の3分の2程度と低いものとなっている。
「20億円突破に向けて好スタート」と報道されているが、製作費20億円とも言われており、はっきりいって物足りない結果といえるだろう。
微妙な題材であり、コケるリスクは高かったものの、実績のある関係者の地力に期待したところである。
「ALWAYS」の山崎貴監督であっても、この題材ではやはり年配層は動けないか。
オリジナルの評価は高く、泣けるはずの題材にも関わらず、肝心の評価も思ったよりも高くはないので、粘り込みもそれほど期待はできないかもしれない。
9月の連休がなければ、かなり低い結果になっただろう。

山崎貴監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ジュブナイル」トータル11.0億円
☆02年「リターナー」トータル12.9億円
☆05年「ALWAYS 三丁目の夕日」トータル32.3億円
OP2.2→06.6→11.0→15.6→19.4
☆07年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
OP5.5→15.1→21.9→28.7→33.4
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」
OP2.3億円→
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」との対比で考えると、「BALLAD 名もなき恋のうた」の興行収入は19.1億円となる。
この辺りがマックスラインとなりそうだ。
連休があるので予想しにくいが、本作はもうちょっと低いところに落ち着くだろう。

草なぎ剛主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
「日本沈没」との対比で考えると、「BALLAD 名もなき恋のうた」の興行収入は20.5億円となる。
やはり、20億円ラインがマックスラインとなりそうだ。

参考までに、他のSMAPメンバーの興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円見込
祝込3日4.1(2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8
☆04年「忍者ハットリくん」トータル19.3億円
☆02年「模倣犯」トータル16.1億円
☆09年「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」トータル3~4億円見込
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」
OP2.3億円→
「私は貝になりたい」との対比で考えると、「BALLAD 名もなき恋のうた」の興行収入は21.7億円となるが、もちろんここまでは伸びないだろう。

新垣結衣主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3
☆08年「フレフレ少女」トータル1億円未満か
「恋空」との対比で考えると、「BALLAD 名もなき恋のうた」の興行収入は18.7億円となるが、恐らくこのラインも厳しそうだ。

本作は時代劇らしい作品ではないが、歴史モノや時代劇などとも比較したい。
☆09年「GOEMON」トータル14億円見込み
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」
OP2.3億円→
「武士の一分」(トータル41.1億円)のような例外もあるが、基本的には10~15億円程度となる。
これらとの対比で考えると、「BALLAD 名もなき恋のうた」の興行収入は11.9~16.5億円となる。
9月には連休もあり、関係者や題材の知名度も一応高いので、15~16億円程度は狙えるだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
<2007>
☆「HERO」トータル81.5億円(オープニング10.1億円)
☆「Life/天国で君に逢えたら」トータル17.0億円(オープニング1.9億円)
「Life/天国で君に逢えたら」以外との対比で考えると、「BALLAD 名もなき恋のうた」の興行収入は14.4~18.6億円となる。
やはり、16億円程度が落ち着きどころか。

「BALLAD 名もなき恋のうた」2.3億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2008>
☆「陰日向に咲く」2.4億円(トータル19.5億円)
☆「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」2.3億円(トータル14.5億円)
☆「ハッピーフライト」2.2億円(トータル13.3億円)
<2007>
☆「舞妓Haaaan!!!!!」2.3億円(トータル20.8億円)
☆「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」1.9億円(トータル18.8億円)
☆「Life/天国で君に逢えたら」1.9億円(トータル17.0億円)
「東京タワー」「Life」以外との対比で考えると、「BALLAD 名もなき恋のうた」の興行収入は13.9~20.8億円となる。
高い伸びは期待できないので15億円前後とも考えられるが、9月の連休を踏まえて、現時点では「BALLAD 名もなき恋のうた」の興行収入は16億円程度と予想しておきたい。

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『96時間』レビュー 【映画】

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  A(合格レベルのアクション作品)

アクション映画としては、満足できる仕上がりとなっている。
あり得ないアクション作品が世間には溢れているが、比較的リアリティを感じさせるアクション・設定となっている点が好感をもてる。
悪い意味での“突っ込みどころ”が少なく、鑑賞中には嫌悪感や疑問符などは感じさせなかった(「頼むから、クルマごとクルーザーまでダイブしないでくれ」と祈っていたら、きちんとクルマから降りて、橋から飛び降りてくれて一安心した)。
また、純粋なハリウッド作品ではなく、フランス製ということもあり、いい意味で洗練されていない“粗さのある切れ”が逆に引き付けられる。

リーアム・ニーソンの存在感によって、クールかつ重厚な作品にもなっている。
腕っぷしの強さだけではなくて、名刺一枚で乗り込んでいく度胸や知的さ、冷静な状況判断などは、あまり見られないタイプの主人公だ。
そういう意味においても、評価できる作品になっている。
さらに、前半に父親としての愛情及び、愛情を上手く注げない寂しさや苦悩を存分に描くことによって、それがストーリーにいいスパイスとなっており、効果的に機能している。
いい父親にはなれなかったからこその想いも感じられる。

フザケタ作品にはなっていないので、最後のオチだけがやや悔やまれるところ。
ハッピーエンドにすること自体は反対しない、むしろ無事に父と娘が再会できたときはちょっと感動することもできた。
しかし、能天気にアーティストに会いに行って、「俺は義父よりも凄いんだぜ!」という子どもじみたオチを見せられると、ちょっと疑問符も生じてくる。
犯罪組織とはいえ、あれほどの大量虐殺を行ったのだから、なんらかの代償を払ってもよかったのではないかという気もする。
犯罪組織やフランス警察にあれほどの喧嘩を売ったのだから、“もう日常生活には戻れない”“もう娘とは会うことが出来ない”といった“苦しさ”や“やりきれなさ”を最後まで維持して欲しいところでもある。
自業自得ともいえる主人公の娘と、無関係な者にまで暴走し続ける父親なのだから、もう少し自己中心的になり過ぎない程度に抑えないといけない。
“悪いヤツは全員ぶっ殺して、俺たちだけは幸せになりました”ではいつものリュック・ベッソン映画になってしまう。
観客に最後まで“スカっとした気分”になってもらうためには、仕方のないオチを製作陣は選択したのかもしれないので、不正解というわけではないが、正解ともいえないところ。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その2)

4位:「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」(東映・テレビ朝日)(4週目)
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 20.0億円
【公開規模】 先週時:345スクリーン
トータルでは17.1億円となっている。
1週間の伸びは2.0億円程度だろうか。
4.8億円弱という信じられないオープニングを飾り、15億円を楽に突破している。
大成功といっていいだろう。

過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」
OP4.8→11.9→15.2→17.1億円→
平成ライダーシリーズはマックス15億円、ミニマム9億円となっている。
平成ライダーシリーズの最高興行収入となりそうだ。
これらとの対比で考えると、「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」の興行収入は18.8~20.7億円となる。
当面の目標は、平成ライダー史上初の20億円突破ということになりそうだ。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→05.9→06.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→05.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7億円見込み
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
7億円が水準となっている。
「超・電王&ディケイド」以外との対比で考えると、「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」の興行収入は21.2~21.4億円となる。
夏休みも終わってしまい、19億円止まりの可能性も高いが、なんとか20億円を突破すると期待したい。
今まで見てこなかった者が突然見るとは思えないので、それ以上の大爆発はしないだろう。


5位:「劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ」(東宝・テレビ東京)(7週目)
【公開前個人予想】 48.5億円
【現時点での興行収入予想】 46~47億円
【公開規模】 先週時:366スクリーン
トータルでは44.3億円となっている。
1週間の伸びは2.2億円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
オープニング2日6.7→2週目11.1→3週目8.5→4週目6.1→5週目6.2→6週目3.4→7週目2.2億円となっている。
夏休みの終わりに近づき、勢いは失われつつある。

前売り券には「ピカチュウカラーのピチュー」の引換券、「特製バンダナ」がつく。
劇場で「アルセウス」のデータ配信、ポケモンバトリオゼロ・スペシャルパック「アルセウス」及びポケモンカードゲームDPt「アルセウス」がプレゼントされる。
これが目当てという子どもも多いと思われる。
これほど豪華な特典があれば、当然ヒットする。

「劇場版ポケットモンスター」の過去の興行収入は以下のとおりとなっている。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4
☆09年 「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3億円→
07年から始まる“ダイヤモンド&パール”シリーズ三部作のラストだが、07・08年では最低のオープニングとなっていた。
07・08年との対比で考えると、09年の興行収入は46.4~48.1億円となる。
46億円以上、48億円以下が落ち着きどころか。
「コナン」は大ヒットしたが、「ドラえもん」「クレヨン」といった定番東宝アニメ作品にやや陰りがみえはじめているのは気になるところ。

その他の参考アニメ作品は以下の通り。
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル34.9億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
「ドラえもん」との対比で考えると、「アルセウス 超克の時空へ」の興行収入は46.4~46.6億円となる。
伸びはすぐには止まらないはずだが、この辺りが落ち着きどころか。
「アルセウス 超克の時空へ」の興行収入は46~47億円というところではないか。


6位:「HACHI 約束の犬」(松竹・フジ)(4週目)
【公開前個人予想】 27.5億円
【現時点での興行収入予想】 20.0億円
【公開規模】 先週時:348スクリーン
トータルでは16.0億円となっている。
1週間の伸びは2.9億円程度だろうか。
15億円を楽に突破した。
“泣ける”映画はどんなにベタな映画でも高い興行収入になるはずだ。
自分もそうだが、若い世代は「ハチ公物語」を見ていないと思われるので、本作を見て知ろうという者もいるだろう。

リチャード・ギアの主演作の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「Shall we Dance?」トータル25.0億円
OP2.0→7.6→13.8→16.9→19.0→20.6
☆08年公開「最後の初恋」トータル4.5億円
OP0.7→2.4→3.4→4.0
☆09年公開「HACHI 約束の犬」
OP2.2→8.8→13.2→16.0億円→
「Shall we Dance?」との対比で考えると、「HACHI 約束の犬」の興行収入は23.7億円となる。
この辺りがマックスラインだろうか。

邦画・洋画の「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」トータル8億円見込
金3日1.9→5.2→6.7→7.4
☆09年公開「HACHI 約束の犬」
OP2.2→8.8→13.2→16.0億円→
「クイール」「子ぎづねヘレン」「犬と私の10の約束」との対比で考えると、「HACHI 約束の犬」の興行収入は20.5~22.8億円となる。
稼ぎ時期も過ぎたので、当面の目標は20億円突破となるか。

「HACHI 約束の犬」16.0億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2008>
☆「earth」16.5億円(トータル24.0億円)
☆「スウィーニー・トッド」16.6億円(トータル20.5億円)
☆「ジャンパー」15.2億円(トータル17.4億円)
☆「ダークナイト」13.7億円(トータル16.0億円)
<2007>
☆「マリー・アントワネット」15.6億円(トータル21.0億円)
☆「バベル」15.2億円(トータル20.0億円)
☆「ドリームガールズ」14.1億円(トータル19.2億円)
「earth」以外との対比で考えると、「HACHI 約束の犬」の興行収入は18.3~21.8億円となる。
これらを踏まえると、マックス24億円、ミニマム18億円程度となりそうだ。
大爆発する作品でもなさそうなので、当面は20億円程度が落ち着きどころか。


8位:「アマルフィ 女神の報酬」(東宝・フジテレビ)(7週目)
【公開前個人予想】 35.0億円
【現時点での興行収入予想】 35~36億円
【公開規模】 先週時:357スクリーン
トータルでは33.0億円となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
30億円はなんとか突破している。

週毎の伸びは以下のとおり。
オープニング2日3.8→2週目8.1→3週目6.6→4週目4.6→5週目5.2→6週目2.9→7週目1.9億円となっている。
夏休み中は好調をキープしていたが、そろそろ勢いはなくなりつつある。

今年公開作品の以下のような作品を破っている。
☆「ヤッターマン」トータル31.5億円見込み
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.5→29.2
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円見込み
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆「クローズZERO」トータル30.2億円見込み
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8
☆「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円見込み
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆「アマルフィ 女神の報酬」
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→
これらとの対比で考えると、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入は34.6~35.7億円となる。
現時点では35~36億円程度が落ち着きどころか。
今年公開の実写邦画作品としては、「ROOKIES」に次ぐ成績となりそうだ(「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」に破れる可能性は高いが)。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7→祝込10.5
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→
11~21億円程度が水準となるか。
「ホワイトアウト」は本作の原作と同じく、真保裕一によるもの。
「県庁の星」「椿三十郎」との対比で考えると、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入は35.6~36.1億円となる。
やはり、30億円台半ばとなりそうだ。
「ホワイトアウト」トータル42.0億円は超えられないが、織田裕二主演作としては、それほど悪い興行収入にはならなかった。

事件モノの興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8→76.3→78.2
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7→42.2
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
03.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7→不明→26.3→26.5
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→
「HERO」「容疑者Xの献身」との対比で考えると、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入はそれぞれ36.4~37.7億円となる。
これらを踏まえると、マックス37億円、ミニマム34億円というところか。
これ以上は大きくは伸びないと思われる。
マックスまで伸びないと考えると、やはり35~36億円程度だろう。
高額といわれている製作費を考えると、ビジネスとしては最適とはいえないが、合格ラインといえるのではないか。

「アマルフィ 女神の報酬」33.0億円と同程度の7週目興行収入作品は以下の通り。
<2008>
☆「20世紀少年」祝込36.6億円(トータル39.5億円)
☆「ザ・マジックアワー」祝込35.5億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」29.7億円(トータル31.0億円)
<2007>
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」38.2億円(トータル45.6億円)
☆「西遊記」39.3億円(トータル43.7億円)
☆「恋空」34.1億円(トータル39.0億円)
☆「どろろ」32.1億円(トータル34.5億円)
「20世紀少年」「ザ・マジックアワー」「どろろ」との対比で考えると、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入は35.5~36.4億円となる。
やはり、「アマルフィ 女神の報酬」の興行収入は35~36億円ということになりそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その2)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

×:「BALLAD 名もなき恋のうた」(東宝・テレビ朝日)
【監督】 山崎貴
山崎貴監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ジュブナイル」トータル11.0億円
☆02年「リターナー」トータル12.9億円
☆05年「ALWAYS 三丁目の夕日」トータル32.3億円
OP2.2→06.6→11.0→15.6→19.4
☆07年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
OP5.5→15.1→21.9→28.7→33.4
右肩上がりの結果を残している。
「ALWAYS」の監督ならば、本作も見ようという者もいるだろう。
実績があるので、本作も多少は高めに予想しないといけない。
ただ、30億円を超えるような作品ではないのではないか。
10億円以上、30億円以下というところか。

【キャスティング】 草なぎ剛、新垣結衣、大沢たかお
草なぎ剛主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
本作と同じく、ヒューマン・ファンタジー系の「黄泉がえり」トータル30.7億円がやはりマックスラインとなりそうだ。

参考までに、他のSMAPメンバーの興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円見込
☆04年「忍者ハットリくん」トータル19.3億円
☆02年「模倣犯」トータル16.1億円
☆09年「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」トータル3~4億円見込
ヒューマン系の「私は貝になりたい」辺りがライバルになるだろうか。
ただ、「私は貝になりたい」の対象者は全般なのに対して、本作は場合によれば対象者が偏る可能性がある。

新垣結衣主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
☆08年「フレフレ少女」トータル1億円未満か
「恋空」のようなムーブメントは起きないだろう。
安定度はそれほど高くはないので、過度な期待はできない。

【題材】 「ヒューマン」「時代劇」「タイムスリップ」「リメイク」
オリジナルの興行収入は以下のとおり。
☆02年「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
このレベルは超えたいところだ。
問題は、ネタバレしている映画を見たいのかという不安だ。
しかし、「HACHI」がヒットしているように、逆に、期待通りに“泣ける”“感動できる”という安心感の方も評価はできる。
15億円程度は稼げるとなると、15億円以上、30億円以下となる。

本作は時代劇らしい作品ではないが、歴史モノや時代劇などとも比較したい。
☆09年「GOEMON」トータル14億円見込み
水曜7.1→9.0→11.3→12.6→13.4
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
「武士の一分」(トータル41.1億円)のような例外もあるが、基本的には10~15億円程度となる。
この程度に終わる可能性もあるが、本作は異色な作品なので、大きな心配は要らないか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
“戦国版タイタニック”などと銘打っているが、少年との絡み、草なぎと新垣との関係などの点について、もう少し感動を煽りたいところ。
意図的かもしれないが、ファンタジー部分を隠しているようなところも引っかかる(携帯の写メを見ている草なぎは描かれているが)。
自分はCMを見ても鑑賞したいとは思わなかったので、年配層はさらに動かない可能性はある。

【支持基盤・ターゲット】 「全般」「若い女性」
「ALWAYS」のように全般の層が鑑賞できる作品ではあるが、ファンタジー系なので年配層は敬遠しそうな作風でもある。
また、時代劇やリメイクということで、若年層も敬遠されれば、コケる可能性もでてくる。
しかし、アクション作品ではなくて、ヒューマン系なので若い女性が支えてくれるだろう。
デートムービーとしても使えるので、大きくコケることはないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
<2007>
☆「HERO」トータル81.5億円(オープニング10.1億円)
☆「Life/天国で君に逢えたら」トータル17.0億円(オープニング1.9億円)
「Life/天国で君に逢えたら」は超えたいところ。
「デトロイト・メタル・シティ」がライバルか。

【評価・予想】 25.0億円(オープニング3.3億円)
本作の予想は非常に難しい。
大きくコケることもあるだろうし、大ヒットすることもあるだろう。
不安感の残る作品だが、「ALWAYS」の山崎貴監督、ヒューマン系の映画・ドラマにおける草なぎの実績、新垣の人気を踏まえると、期待値は大きくしてもよさそうだ。
30億円は超えず、20億円は超えてくると考えて、25億円という予想にしたい。
「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円(オープニング祝込3日4.7億円)と似た辺りが着地点か。
オープニングはそれほど高くはなく、3.3億円程度だろうか。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その1)【映画】

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

▲:「サブウェイ123 激突」(ソニー)
【監督】 トニー・スコット
トニー・スコット監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円(※年末公開)
☆04年「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
10億円前後が水準となりそうだ。
「マイ・ボディガード」「デジャヴ」ともに、デンゼル・ワシントン主演作であり、これらが当然参考になる。
しかし、「マイ・ボディガード」はダコタ・ファニングとの共演、「デジャヴ」はSF的な設定に見所があったが、本作はいつにもまして硬派な作品であり、派手さには欠ける。
良作だとは思うが、10億円を超えるというイメージはなく、一桁後半が落ち着きどころか。

【キャスティング】 デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ
デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下のとおり。
☆04年「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年「インサイド・マン」トータル不明(推移から考えると5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金3日2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
10億円前後を狙える俳優だが、作品に恵まれており、安定度は高いとは言い切れないところがある。
本作は派手さには欠ける作品なので、「デジャヴ」トータル8.9億円以下、「インサイド・マン」以上か。

ジョン・トラボルタ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆01年「ソードフィッシュ」トータル12.0億円
☆04年「炎のメモリアル」トータル不明(推移から考えると5~6億円程度か)
OP1.1→3.0→4.3
☆07年「ヘアスプレー」トータル10.0億円
知名度は高いが、こちらも日本での人気はそれほど信頼度が高いとはいえない。
「ソードフィッシュ」は当時としてはかなりインパクトのあるCMだったので、ヒットしているが、本作はここまでは伸びないだろう。
やはり、一桁後半が落ち着きどころか。

【題材】 「サスペンス」「クライム」「2大スター」「リメイク」
参考になりそうな最近の作品は以下のとおり。
☆08年「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→06.4→10.0→11.6
☆07年「ブラッド・ダイヤモンド」トータル9.9億円
OP1.5→4.2→6.2→7.5→8.9
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル8.5億円
OP1.5→4.1→5.8→6.9→7.6
☆08年「ワールド・オブ・ライズ」トータル8億円見込み(※年末公開)
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル7.9億円
OP1.7→4.4→6.3→7.4
二大スター共演のサスペンスならば、「ワールド・オブ・ライズ」辺りが参考になりそうだ。
「ワールド・オブ・ライズ」は年末公開作品であり、キャスティングも本作よりは良いので、これを下回る程度が落ち着きどころか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
量に関しては、かなり多いような気がする。
ただ、デキに関しては、インパクトには欠けるものとなっている。
「なぜ1台だけなのか」「なぜ○○なのか」といった細かいストーリーに触れすぎており、大きなポイントが見えてこない作り。
もうちょっと緊張感を煽るような作りには出来なかったものか。
自分の予想に反して、爆発する可能性は低そうだ。

【支持基盤・ターゲット】 「20~40歳代の男性・女性」
デートムービーでもなく、子どもも見る映画でも、若い女性が見る映画でもないので、多少ターゲットが狭いような気がする。
女性は多くなく、男性が中心だろうか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「ハンコック」トータル31.0億円(オープニング先行込8.3億円)
☆「ウォンテッド」トータル25.0億円(オープニング先行込8.3億円)
☆「幸せの1ページ」トータル4.6億円(オープニング8.5千万円)
<2007>
☆「ラッシュアワー3」トータル9.5億円(オープニング金曜込3日2.2億円)
☆「ミス・ポター」トータル6.2億円(オープニング8.5千万円)
☆「TAXi(4)」トータル5.8億円(オープニング1.3億円)
「ラッシュアワー3」辺りがライバルとなるかどうかといったところ。

【評価・予想】 7.5億円(オープニング金曜込1.8億円)
上述から、二桁には届かないと予想したい。
作品の地味さから、「ワールド・オブ・ライズ」を下回る7.5億円程度と予想したい。
良作かもしれないが、ターゲット層もそれほど広くはない。
大コケする可能性もあるが、最近ハリウッド作品のリリースが少なかったため、多少の需要があると思いたい。
オープニングは他の競合作品が少ないことから、多少高めに予想して1.5億円程度と考えたい。
金曜日を含めると、1.8億円程度だろうか。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その1)【映画】

1位:「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」(東宝・日本テレビ)(1週目)
【公開前個人予想】 40.0億円
【配給会社期待値】 50.0億円
【現時点での興行収入予想】 42億円
【公開規模】  374スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.7億円(8億7381万5070円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングはシリーズ最高のものとなるだろう。第一・二章の6.2~6.3億円を超える6.8億円程度は稼ぐのではないか』と書いたので、予想以上に爆発している。
最終章なので、もちろん第一・二章は超えるとは思ったが、ここまで盛り上がるとは思わなかった。
夏休みの最後の週末ということも影響しているのだろうか。

日本テレビ開局55年記念作品。
全3部作で製作費60億円となっている。
3部合計でどんなに悪くても100億円、製作費の倍の120億円が当面の目標ではないかと思ったが、100億円はどうやらクリアできそうだ。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝含24.0→28.1→32.5→34.8
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円見込み
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」
OP8.7億円→
これらとの対比で考えると、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入は42.2~54.5億円となる。
極端な初動タイプと思われるので、50億円を超えないのではないか。
当面は「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円を超える40億円が目標となりそうだ。

評判が良くないためか、「1」から「2」が23.8%という大幅減少となっていることも気になるところである。
本作の評価もそれほど高いとはいえない状況である。
なお、8月21日に放送された「20世紀少年 第1章 終わりの始まり」の視聴率は15.5%、8月28日に放送された「20世紀少年もう一つの第2章」の視聴率が17.5%となっており、注目度もそれほど高まっていないようだ。

日本テレビに関わった人気漫画の映画化といえば、「DEATH NOTE」シリーズも参考になる。
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆09年「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」
OP08.7億円→
これらとの対比で考えると、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入は37.1~47.3億円となる。
やはり、50億円突破は厳しそうだ。
40億円突破もそれほど簡単ではないかもしれない。

その他の漫画原作シリーズ作品は以下の通り。
☆05年「ALWAYS 三丁目の夕日」トータル33.0億円
☆07年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「NANA2」トータル12.5億円
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
☆09年「クローズZEROⅡ」トータル30.2億円見込み
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5
「クローズZEROⅡ」との対比で考えると、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入は46.1億円となる。
46~47億円辺りがマックスラインだろうか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2008>
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
<2007>
☆「HERO」トータル81.5億円(オープニング10.1億円)
☆「Life/天国で君に逢えたら」トータル17.0億円(オープニング1.9億円)
「20世紀少年」「デトロイト・メタル・シティ」との対比で考えると、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入は54.5~58.2億円となる。
さすがにここまでは伸びないだろう。

「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」8.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2008>
☆「花より男子F」10.1億円(トータル77.5億円)
☆「20世紀少年」6.3億円(トータル39.5億円)
<2007>
☆「HERO」10.1億円(トータル81.5億円)
☆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」5.5億円(トータル45.6億円)
これらとの対比で考えると、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入は66.8~72.1億円となる。
普通の作品では70億円前後を狙えるオープニングだが、本作が普通の作品ではないのは周知の通り。
「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の興行収入はマックス47億円、ミニマム40億円というところではないか。
極端な初動タイプなので、当面は40億円突破できるかが注目となる。
現時点では、42億円程度が落ち着きどころか。

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