ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目その3)

11位:「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円以上2億円未満
【公開規模】 163スクリーン
2.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは9.2千万円となっている。
1週間の伸びは6.1千万円弱程度だろうか。
先週のオープニングが3.1千万円半ばだったので、週末対比では落ち込みが少ない。
カンヌで書道のパフォーマンスを行ったなどのニュースが効いたのか。
しかし、コケていることには変わりがない。

「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」9.2千万円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「引き出しの中のラブレター」1.0億円
☆「レイン・フォール」0.9億円(トータル1億円半ば)
☆「曲がれ!スプーン」0.8億円
<2008>
☆「うた魂(たま)♪」1.0億円
☆「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」0.8億円
頑張っても2億円程度というところか。
「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」の興行収入は先週に引き続き1億円以上2億円以下という予想にしたい。
トータル数字は不明だが、「曲がれ!スプーン」辺りには勝ちたいところだ。
新垣結衣主演の「フレフレ少女」(トータル1億円未満か)にも勝っているので、若手女優の作品のうちヒットしなかった作品の中では悪くはない結果となる。
書道を題材にした映画なので、この程度でも仕方がないのではないか。
映画化するなとは言わないが、163スクリーンで公開する方が間違っている。


12位:「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」(東宝・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円半ば(OP時~4週目12~13億円)
【公開規模】 257スクリーン(先週比-41スクリーン)
2.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは12.0億円となっている。
1週間の伸びは3.4千万円程度だろうか。
楽に10億円を突破しており、去年の低迷を脱したが、1週間の伸びが週末とほぼ同じという結果になっている。

「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8→14.9
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4→11.6
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」トータル10.0億円
1.7→3.5→05.9→09.2→09.6→09.7
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7→12.0億円→
主要作品との対比で考えると、「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の興行収入は12.4~12.7億円となる。
15周年記念の07年をピークに下落気味となっているが、原作者の臼井儀人さんが亡くなられた後の初めての作品であり、あまり恥ずかしい結果にはなりたくないはずだ。
少なくとも去年の興行収入を上回らないとマズいだろう。
基準値と思われる12~13億円が落ち着きどころだろうか。

なお、10億円前後のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円<年末公開>
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0
☆09年「NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7→12.0億円→
「劇場版 MAJOR」との対比で考えると、「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の興行収入は12.6億円となる。
例年通りGW後には勢いを無くしており、「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の興行収入は先週に引き続き12億円半ばと予想したい。
12~13億円ラインならば、文句はないだろう。


15位:「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 2.0億円
【現時点での興行収入予想】 4.0億円前後(先週3~4億円)
【公開規模】 154スクリーン
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.6億円弱となっている。
1週間の伸びは3.4千万円程度だろうか。
1ヶ月近くよく頑張ったので、そろそろ打ち切ったほうがよいだろう。
1週間の伸びがこの程度なので、最終的には4.0億円前後というところか。
大コケすると思っていたので、この程度でも個人的には十分ではないかと思う。
本作がヒットすると思った者はさすがに誰もいないだろう。
知名度のあるキャストによる気軽に見られるコメディ作品であり、宣伝にもチカラを入れたことが功を奏したのではないか。
09年「しんぼる」がトータル4.7億円なので、4億円という数字はヒットしないお笑い系作品の今後の参考になるかもしれない。
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気になる映画ニュース

☆「ミッション:インポッシブル4」公開日が11年12月16日に決まる。
監督は「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」のブラッド・バードとなっている。
アニメ監督のブラッド・バード起用が果たして当たるだろうか。
「Mr.インクレディブル」のような楽しい映画に仕上がるかが注目される。
トム・クルーズは人材育成に定評があるので、良いタッグになるのではないか。


☆「猿の惑星」最新作の主演にジェームズ・ブランコが決定。
「スパイダーマン」シリーズで有名なジェームズ・ブランコを起用し、監督はルパート・ワイヤットというそれほど有名ではない者を起用するようだ。
内容はどうやらティム・バートン版とは無関係の作品となる見込み。
オリジナルの前章にあたるような内容となり、人間と猿との壮絶な戦いが描かれる模様。
しかし、20世紀フォックスが手掛けるので、やや不安あり。
抜本的に世界観を再構築してシリーズ化すれば、かなり稼げるものとなるが、20世紀フォックスはまれにヴィジョンがなく映画化することがある。
コケたら100億円がぶっ飛ぶ世界だから、慎重にならざるを得ないのは分かるが。
20世紀フォックスといえば、“プレデター”シリーズの「プレデターズ」を手掛けている。
ロバート・ロドリゲスがプロデューサーを務め、主演はエイドリアン・ブロディ。
日本公開は7月10日、こちらの仕上がりも気になるところ。


☆「X-MEN」最新作にジェームズ・マカヴォイが出演決定。
「X-MEN:ファースト・クラス」という原題で、若き日のマグニートとプロフェッサーXが描かれる模様。
パトリック・スチュワートが演じたプロフェッサーXを「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイが演じる。
イアン・マッケランが演じたマグニートのキャスティングは不明。
監督は「スターダスト」のマシュー・ヴォーン。
こちらも20世紀フォックス作品である。


☆ミーガン・フォックス「トランスフォーマー」から離脱。
マイケル・ベイとミーガン・フォックスはもともと仲が悪かったと報じられていた。
わがままそうなミーガン・フォックスだから、仕方がないかもしれない。
痩せすぎのミーガン・フォックスに対して、マイケル・ベイがもっと太れと指示したことによって降板したという話もあるが、残念な話でもある。
しかし、「3」ともなるとマンネリ化してしまうところもあるので、新たな女性キャラクターを登場させるのもストーリーにとっては逆に盛り上がるかもしれない。
「プリンス・オブ・ペルシャ」のヒロインジェマ・アータートンなど何人かの名前があがっているようだが、ロージー・ハンティントン・ホワイトレイというモデルに決まったという報道もある。
演技経験がない素人が果たして起用されるのだろうか。
全米公開は11年7月となっている。

一方、主演のシャイア・ラブーフは「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」に納得していないことを告白している。
あの内容では仕方がないところはあるか。
「5」の製作についても脚本化が進められているところであり、今度は万人が喜ぶような作品に仕上げて欲しいところ。


☆タランティーノ監督作品「ジャッキー・ブラウン」前章製作か
タランティーノが監督しないようなので、この企画が映画化されるかはまだまだ微妙なところ。
ロバート・デ・ニーロが演じた男の活躍が描かれるようだが、監督やキャストはまだ決まっていないようだ。


☆スコセッシ監督作品フランク・シナトラ映画のキャスティングが決まるか。
スコセッシ監督は、シナトラ役にはアル・パチーノ、彼の仲間であるディーン・マーティン役にはロバート・デ・ニーロを希望している模様。
まだまだ本決まりではないようだが、決まれば相当な話題になるだろう。
なお、彼らが共演した最近の映画「ボーダー」は日本での扱いは大きくなかった。


☆カンヌ映画祭パルムドールはタイ映画の「ブンミおじさん」に決定。
死期の近いブンミおじさんの家に、死んだはずの妻と疎遠になっている息子が類人猿のような姿になって戻ってくるというストーリー。
審査委員長はティム・バートンであり、彼が好きそうなファンタジックな世界かもしれない。
ティム・バートン監督作品の「ビッグ・フィッシュ」と似ているのだろうか。

北野武監督の「アウトレイジ」は受賞を逃している。
かなり暴力的な映画のようであり、日本でも受けないのではないか。
間違って見に来た年配層の対応が気になるところ。
個人的には見に行くつもりはない。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目その2)

3位:「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」(東宝・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【公開規模】 320スクリーン
2.0億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは12.1億円となっている。
1週間の伸びは3.6億円半ば程度だろうか。
スペシャル版の視聴率も17.4%と好調だったようであり、根強い人気が窺われる。
10億円を楽に突破しており、間隔は空いたがコケることはなかった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「TRICK劇場版」トータル12.9億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆10年「TRICK劇場版3」
3.7→08.5→12.1億円→
前作との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.2億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

堤幸彦監督作品は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5→12.1億円→
初動タイプの「20世紀少年」シリーズとの対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.7~19.9億円となる。
やはり18億円辺りが当面の目標となりそうだ。

仲間由紀恵出演作の興行収入は以下の通り。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝込14.0→16.8→19.1→20.4
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円(主演:中居)
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
OP4.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5→12.1億円→
「ごくせん THE MOVIE」との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は24.1億円となる。
「ごくせん THE MOVIE」は夏休み公開のためか、意外と粘りがあったようだ。

「TRICK劇場版3」12.1億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「沈まぬ太陽」14.5億円(トータル28.0億円)
☆「劔岳 点の記」14.0億円(トータル25.8億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」14.1億円(トータル22.5億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」13.0億円(トータル21.5億円)
☆「感染列島」11.7億円(トータル19.1億円)
<2008>
☆「私は貝になりたい」13.0億円(トータル24.5億円)
☆「パコと魔法の絵本」13.7億円(トータル23.6億円)
☆「陰日向に咲く」祝込11.8億円(トータル19.5億円)
比較的初動タイプの「カイジ 人生逆転ゲーム」「感染列島」との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は19.3~19.8億円となる。
20億円を狙えないこともないが、前作の数字を見ると、20億円を超えない程度と考えたいところ。
「TRICK劇場版3」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
前作「TRICK劇場版2」(トータル21.0億円)を超えることはないと思うが、どうなるだろうか。


4位:「グリーン・ゾーン」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 8.0億円
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは4.9億円弱となっている。
1週間の伸びは2.7億円弱程度だろうか。
あまり伸びは高くないようだ。
見る者を選ぶ映画であり、このような結果は仕方がない。

ポール・グリーングラス監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆06年公開「ユナイテッド93」トータル不明
OP1.1→4.3→5.8→7.1
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆10年公開「グリーン・ゾーン」
金3日2.2→4.9億円→
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は9.4~10.2億円となる。
エンターテイメント性に欠けていることから、どうやらビッグヒットにはなりそうもない。
伸びても9億円、7~8億円程度が落ち着きどころか。

上述の「ボーン」シリーズを除く、マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」
金3日1.6→4.3→5.8→6.9→7.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」
金3日2.2→4.9億円→
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は8.2~10.8億円となる。
「ボーン」シリーズでの実績があるコンビなので、極端な初動でもないだろう。

参考になりそうな戦争サスペンス・アクション作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円
☆02年公開「ブラックホーク・ダウン」トータル13.0億円
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル8~9億円見込み
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝込3日3.8(2日2.4)→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ハートロッカー」
OP0.4→2.2→3.7→5.1→6.2→6.9
☆10年公開「グリーン・ゾーン」
金3日2.2→4.9億円→
「ワルキューレ」との対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は7.9億円となる。
7~8億円程度が落ち着きどころか。

「グリーン・ゾーン」4.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ウルヴァリン」4.8億円(トータル8.9億円)
☆「7つの贈り物」4.6億円(トータル7.9億円)
☆「サブウェイ123激突」4.3億円(トータル7.7億円)
<2008>
☆「アメリカン・ギャングスター」5.4億円(トータル10.5億円)
☆「アイアンマン」5.2億円(トータル9.4億円)
☆「ランボー」5.3億円(トータル9億円見込み)
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は8.3~9.5億円となる。
エンターテイメント性がないので、大きな伸びはないと思われる。
「グリーン・ゾーン」の興行収入は7~8億円となりそうだが、「ボーン」の実績から多少粘ると考えて、8.0億円と予想したい。
あの内容ならば、この程度となるのではないか。


6位:「のだめカンタービレ最終楽章 後編」(東宝・フジテレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 44.0億円
【配給会社期待値】 60億円
【現時点での興行収入予想】 36~37億円(OP時~2週目44億円)
【公開規模】 346スクリーン(先週比-64スクリーン)
8.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは33.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円半ば程度だろうか。
週末の稼ぎが1億円を割り、スクリーン数も削られてきている。
30億円は突破したが、40億円突破は微妙となってきた。
配給会社の期待値である60億円という数字は夢のまた夢だろう。

同時期に公開されたライバルの「コナン」とは接戦を演じている。
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0億円→
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
5.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3億円→
オープニングはほぼ同じだった。
約3億円のリードを保ちつつあるが、相手は30億円前半が落ち着きどころの作品。
本作は30億円後半というところか。

前編の興行収入は以下のとおり。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3億円→
前編との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は37.9億円となる。
この対比がマックスとなりそうだ。

近年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円(視聴率14.8%)
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円(視聴率05年19.7%、07年21.7%)
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円(視聴率13.1%)
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円(視聴率22.8%)
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円(視聴率22.6%)
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3億円→
ゴールデンウィークがあったので、「花より男子F」以外の7週目(「相棒」のみ6週目)との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は35.8~38.0億円となる。
マックスで38億円、ミニマムで36億円というところか。
「ごくせん」トータル34.8億円は超えるのではないか。

「のだめカンタービレ最終楽章 後編」33.3億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(※GWがあったので、1週上乗せ)。
<2009>
☆「アマルフィ」33.0億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん THE MOVIE」32.4億円(トータル34.8億円)
☆「余命1か月の花嫁」29.1億円(トータル31.5億円)
☆「ヤッターマン」29.2億円(トータル31.4億円)
☆「クローズZEROⅡ」28.8億円(トータル30.2億円)
<2008>
☆「20世紀少年」祝込36.6億円(トータル39.5億円)
☆「ザ・マジックアワー」祝込35.5億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」29.7億円(トータル31.0億円)
これらとの対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は34.8~36.8億円となる。
知名度がある作品の最終作であり、もうしばらくは粘り込むだろう。
「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は先週に引き続き36~37億円と予想したい。
前作の1割増ではなくて、1割減というところになりそうだ。
根強い人気がある作品と思ったが、ドラマの終了から時期が経っており、主要キャスティングなどでも引っ掛かる部分はあったともいえる。


7位:「名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)」(東宝・日本テレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 30.0億円
【現時点での興行収入予想】 31億円(OP時~4週目32~33億円)
【公開規模】 340スクリーン(先週比-12スクリーン)
7.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは29.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円半ば程度だろうか。
思ったよりも週末の下落が少ない。
あっさりと07・08年の20億円半ばのラインを突破しており、30億円突破も迫ってきた。
人気の上昇度が窺われる。

今年公開された「ドラえもん」よりも伸びが高い。
☆10年「のび太の人魚大海戦」
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0
人気の高さは相当のようであり、去年に引き続き、今年も「ドラえもん」を超えた。

「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念作品>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0億円→
爆発した去年と比べても遜色のない動きだ。
06~09年との対比で考えると、「天空の難破船(ロスト・シップ)」の興行収入は31.6~32.0億円となる。
06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円は超えそうだ。
31億円を超えて、32億円を超えない程度が落ち着きどころか。
以下のレベルかと思ったが、そこまで伸びるのはやや厳しいか。
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円

その他のアニメシリーズとの比較は以下のとおり
☆08年「ポケモン ギラティナと氷空の花束 シェイミ」トータル48.0億円
祝3日10.2(2日7.0)→18.5→26.9→33.3→39.9→43.3→45.8→46.4
☆09年「ポケモン アルセウス 超克の時空へ」トータル45.8億円
祝3日09.8(2日6.7)→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0億円→
これらとの対比で考えると、「天空の難破船(ロスト・シップ)」の興行収入は31.9~33.3億円となる。
先週に引き続き「天空の難破船(ロスト・シップ)」の興行収入は31億円と予想したい。
32億円近くまでは伸びそうだが、先週32~33億円から31億円と予想を変えたばかりなので、このままとしたい。
30億円を突破しそうであり、今年も文句なしの大ヒットといえそうだ。


8位:「タイタンの戦い」(ワーナー)<5週目>
【公開前個人予想】 15.5億円
【現時点での興行収入予想】 15~16億円(OP時12~13億円)
【公開規模】 455スクリーン(先週比-13スクリーン)
4.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは14.9億円弱となっている。
1週間の伸びは9.9千万円程度だろうか。
オープニングはそれほど高くはない数字だったが、15億円突破間近となっている。
ギリギリでファミリーでも鑑賞できる3Dアクション作品であり、「アリス」などとは異なる硬派なハリウッド大作らしいアクションを堪能できるというメリットもあったか。

「神話」などを扱っており、「ファンタジー」とは異なりそうだが、一応参考にしたい。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14億円見込み
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9億円→
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」とはオープニング時に1億円近い差があったが、ゴールデンウィークで完全に逆転した。
ゴールデンウィークがあったので、「ライラの冒険」以外の6週目(先行がある作品は5週目)との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は15.1~16.2億円となる。
16億円辺りが落ち着きどころか。

以下のような歴史モノ作品も参考になりそうだ。
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」トータル55.5億円
金3日8.6(2日6.7)→21.5→30.3→39.0→47.7→50.7→52.5
☆08年「レッドクリフ Part I」トータル50.5億円
祝3日9.6(2日6.7)→17.7→25.2→31.6→37.4→41.1→43.9
☆04年「トロイ」トータル42.0億円
☆03年「HERO」トータル40.5億円
☆00年「グラディエーター」トータル15.6億円
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆02年「スコーピオン・キング」トータル10.5億円
☆08年「紀元前1万年」トータル10.1億円
OP1.6→5.6→8.3→9.3→9.7→9.9
☆07年「ベオウルフ/呪われし勇者」トータル8.3億円
OP2.0→4.6→6.2→7.1→不明→8.0
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9億円→
ゴールデンウィークがあったので、「レッドクリフ Part I」以外の6週目(先行がある作品は5週目)との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は15.2~16.3億円となる。
「300<スリーハンドレッド>」の5週目との対比となる16.1億円程度が落ち着きどころか。

「タイタンの戦い」14.9億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり(※GWのため1週上乗せ)。
<2009>
☆「チェンジリング」12.4億円(トータル12.8億円)
<2008>
☆「セックス・アンド・ザ・シティ」15.4億円(トータル18.0億円)
☆「ダークナイト」15.3億円(トータル16.0億円)
「セックス・アンド・ザ・シティ」以外との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は15.4~15.6億円となる。
16億円と予想したいところだが、「プリンス・オブ・ペルシャ」が公開されるので、大きくは伸びないだろう。
「タイタンの戦い」の興行収入は先週に引き続き15~16億円と予想したい。
OP時には12~13億円程度と予想したが、かなり伸ばしてきている。
『「紀元前1万年」同様に、主演の知名度がそれほど高くはないハードな歴史モノや神話モノは一般受けしないところもあるのだろうか』とオープニング時に書いていたが、きっちりと公開前予想の15億円に落ち着きそうだ。
確かに期待以上でも期待以下でもない安定感のある作品であり、興行収入もその通りとなりそうだ。


9位:「パリより愛をこめて」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 4.5億円
【現時点での興行収入予想】 2億円半ば(先週2.0億円)
【公開規模】 213スクリーン
3.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.6億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度だろうか。
リュック・ベッソン系映画なので、大コケはないと思ったが、ベッソン系ではないジョン・トラヴォルタなどとのコラボが逆にマイナス効果となってしまったか。
ジョナサン・リース・マイヤーズは「M:i:Ⅲ」に出演していたが、日本では知名度は全く高くないことも問題だった。

ジョン・トラヴォルタ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆01年「ソードフィッシュ」トータル12.0億円
☆04年「炎のメモリアル」トータル不明(推移から考えると5~6億円程度か)
OP1.1→3.0→4.3
☆07年「ヘアスプレー」トータル10.0億円
☆09年「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金3日1.6→4.3→5.6→6.8→7.1→7.4
☆10年「パリより愛をこめて」
OP0.5→1.6億円→
「サブウェイ123激突」との対比で考えると、「パリより愛をこめて」の興行収入は2.9億円程度となる。
2億円は超えそうだが、3億円突破はどうだろうか。

参考になりそうなリュック・ベッソン関係作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「トランスポーター2」トータル3.5億円
☆07年「TAXi(4)」トータル5.8億円
OP1.3→3.4→4.6→5.3
☆09年「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆09年「トランスポーター3」トータル6.7億円
OP1.1→3.3→不明→4.7→5.6
☆10年「パリより愛をこめて」
OP0.5→1.6億円→
なぜ「パリより愛をこめて」だけがここまで低いのかという結果になっている。
「96時間」主演のリーアム・ニーソンよりも、ジョン・トラヴォルタの方が知名度は高いはずだが。
これらとの対比で考えると、「パリより愛をこめて」の興行収入は2.6~3.2億円となる。
マックス3億円、ミニマム2億円となり、2億円半ばが落ち着きどころか。
ジョン・トラヴォルタが頑張っているが、ちょっと浮いている気もする点が問題だったか。

「パリより愛をこめて」1.6億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「トワイライト」1.8億円(トータル3.8億円)
☆「お買いもの中毒な私!」1.7億円
☆「男と女の不都合な真実」1.5億円(トータル2.9億円)
☆「ザ・バンク」1.5億円(トータル2.3億円見込み)
<2008>
☆「フィクサー」1.5億円(トータル3.1億円)
☆「シルク」1.7億円(トータル2.8億円)
☆「トロピック・サンダー」1.6億円(トータル2.3億円)
☆「ブラインドネス」1.5億円
これらとの対比で考えると、「パリより愛をこめて」の興行収入は2.3~3.4億円となる。
先週2.0億円という予想だったが、もう少し粘りそうなので2億円半ばと修正したい。
いずれにしてもコケたことには変わりがない。
リュック・ベッソン系作品及び「96時間」の監督ということを重視し過ぎてしまったようだ。
内容・キャスティングを踏まえると、アメリカ同様にコケてしまっても仕方がないか。


10位:「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」(ワーナー)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 11億円(OP時15億円)
【公開規模】 89スクリーン(先週比-1スクリーン)
3.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.4億円弱となっている。
1週間の伸びは6.6千万円弱程度だろうか。
いよいよ10億円突破が迫ってきている。
オープニング時に比べて、かなり勢いは落ちてきているものの、少ないスクリーンながら高稼働している。

初動という気もするが、根強いファンを持つ作品と比較したい。
☆09年「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」トータル40.0億円
OP5.1→13.6→19.8→24.0→27.3→29.8→31.6→33.4→34.6
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6→14.3
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル不明(7億円程度か)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」
OP2.0→04.9→07.8→08.7→09.4億円→
ゴールデンウィークがあるので、これらの6週目との対比で考えると、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は11.2~12.6億円となる。
オープニング時には、「サマーウォーズ」と比較して20億円を狙えるということが興行収入関係の大手のネット記事に書いてあったが、さすがにそこまでは伸びようがない。
当面は10億円突破が目標となり、伸びても12億円程度だと思われる。

なお、10億円前後のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円<年末公開>
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0
☆09年「NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4億円→
「NARUTO-ナルト-」「オールスターズDX」の数字と3~4週目まで変わりがなかったが、5週目でそろそろ地力の違いが発揮されつつある。
90スクリーンだけでこれだけ稼いだことも考慮する必要がある。
10億円突破は可能と考えて、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は先週に引き続き11億円と予想しておきたい。
オープニング時は15億円という予想だったが、期待を高めすぎてしまったか。
初めての映画化ということもあり、動きが読みにくい作品だ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(5月5週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」(ディズニー)
<336館程度にて順次公開予定(もっと多いはず)>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ▲
気軽に見られるアクションもたまにはいいのではないか。

【監督】 マイク・ニューウェル
94年「フォー・ウェディング」、97年「フェイク」、03年「モナリザ・スマイル」、05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を手掛けているベテラン。
「ハリー・ポッター」シリーズを手掛けている実績は、興行収入にある程度の影響を与えそうだ。

【キャスティング】 ジェイク・ギレンホール、ジェマ・アータートン、ベン・キングズレー
ジェイク・ギレンホールは04年「デイ・アフター・トゥモロー」(トータル52.0億円)が大ヒットしている。
その後は、05年「ジャーヘッド」、「ブロークバック・マウンテン」、07年「ゾディアック」といった作品に出演しているが、作品的にヒットできる作品ではなかった。
知名度の割にはあまりヒット作品には恵まれていないところもあるので、そろそろヒット作品が欲しいところだが、さすがに「デイ・アフター・トゥモロー」のような大ヒットは無理だろう。
ジェイク・ギレンホールは、日本ではまだ観客を集められるほどの知名度ではない点が問題だが、本作のような作品で知名度をだんだんと上げていくのだろう。
ジェマ・アータートンは、ミーガン・フォックスが降りた「トランスフォーマー」シリーズに出演するかもという噂もある。

【題材】 「アドベンチャー」「アクション」「ブラッカイマーモノ」「ゲームの映画化」
ゲーム関連作品のようだが、よく分からない。
「バイオハザード」や「トゥームレイダー」(Ⅰが27.0億円、Ⅱが20.0億円)のようなヒットにはならないだろう。
とりあえずファミリー向けファミリー向けファンタジーアドベンチャー辺りが参考となるか。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5(※トータルと数字が合わない)
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14億円見込み
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4→13.9億円→
公開時期やキャスティングを踏まえると、「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」を超えることはないはずだ。
「ハムナプトラ3」もシリーズ作品としての知名度などがあったことを評価できるので、これを超えることもなさそう。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」「タイタンの戦い」辺りがライバルとなるか。
10億円は超えてきそうなので、10億円以上、15億円以下が落ち着きどころか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
多少の迫力はあるが、“普通”という印象。
しかし、安心のディズニー印なので、“普通”という印象は戦略的には悪くはない。

【支持基盤・ターゲット】 「ファミリー」「10~30歳代の男女・カップル」
需要の高いファミリー作品であり、ある程度のヒットは見込めるはずだ。
比較的観客層の幅が広いので、大コケはないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「天使と悪魔」トータル33.5億円(オープニング金3日6.8億円)
☆「消されたヘッドライン」不明(オープニング金3日0.8億円)
☆「スター・トレック」トータル6.0億円(オープニング金3日1.9億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円(オープニング1.1億円)
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
さすがに「ナルニア国物語 第2章」のようなヒットにはならないだろう。

【評価・予想】 12.5億円(オープニング3日2.7億円)
上述から、10億円以上、15億円以下が落ち着きどころと考えられる。
10億円以下という可能性もあるが、ディズニー系のファミリー向け作品はきっちりと稼ぐのではないか。
ジェリー・ブラッカイマー作品であり、万人が一応楽しめる作品とも期待したい。
爆発するイメージもないので、ちょうど中間の12.5億円という予想にしたい。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14億円見込みに勝つことができるかどうかが注目となる。

08年の「ハプニング」トータル12.3億円、「イーグル・アイ」トータル12.2億円、09年の「G.I.ジョー」トータル10.5億円、「ノウイング」トータル10.2億円辺りがライバルとなるか。
オープニング3日は2.7億円程度か。
初動タイプの「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のオープニング3日が3.7億円なので、この程度は稼がないと予想の12.5億円には届かない。


「座頭市 THE LAST」(東宝・フジテレビ)
<238館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
香取慎吾は頑張っているとは思うが、見る必要性を全く感じない。

【監督】 阪本順治
00年「新・仁義なき戦い」、02年「KT」、05年「亡国のイージス」(トータル20.6億円)、08年「カメレオン」といった作品を監督している。
一本も見たことはないのでよく分からないが、良い評判はあまり聞こえてこない。
映画監督対決で素人の女芸人に負けたというイメージしかない。

【キャスティング】 香取慎吾、石原さとみ、反町隆史
香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」トータル19.3億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
実績を残しているが、今回はファミリーモノではない。
ドラマ“両さん”で大コケしており、人気は磐石というわけではない。
今回は香取を活かすような企画ではなく、苦戦を強いられそうだ。
三谷幸喜辺りといい意味でバカ騒ぎすることが、彼にとっての場所ではないか。
香取の座頭市なんて見たくはない。

参考までに、他のSMAPメンバーの興行収入は以下のとおり。
☆02年「模倣犯」トータル16.1億円
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆04年「笑の大学」トータル7.2億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1(2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」トータル3~4億円見込
OP0.6→1.9→2.6→3.0
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→06.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
「武士の一分」「BALLAD 名もなき恋のうた」のような時代劇は大ヒットしたが、老若男女を問わないヒューマンドラマであり、本作のようなアクション作品とは違う。
しかし、「山のあなた 徳市の恋」「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」よりはさすがにヒットするだろう。

【題材】 「時代劇」「リメイク」「アクション」
座頭市シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆03年「座頭市」トータル28.5億円(ビートたけし主演)
☆08年「ICHI」トータル4.5億円(綾瀬はるか主演)
ビートたけし主演の「座頭市」は例外といえるヒット。
金髪の座頭市には相当なインパクトがあった。
「ICHI」同様に苦戦しそうだが、さすがに「ICHI」は超えるだろう。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
「椿三十郎」トータル11.5億円を超えることはないだろう。
「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」を超えるかは微妙なところ。
「TAJOMARU」トータル4.8億円はさすがに超えるだろう。
5億円以上、10億円以下というイメージ。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・やや悪
勝新太郎の映像を出してくる辺りに自信のなさが見える。
オリジナル部分については、特に見所がないCMだった。
ただでさえ厳しそうな作品だから、度肝を抜くシーンで強烈なインパクトを残さないでどうするのだろう。

【支持基盤・ターゲット】 「香取ファン」
PG12指定。
どうせ子どもは見ないので、関係ないだろう。
子どもだけではなくて、恐らく年配層は見ない、そして恐らく若年層も見ない。
いったい誰が見るのだろうかと悩む作品。
コケるパターンに合致する映画といえる。
年配層が見そうもない時代劇はもう止めた方がいいだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
☆「BABY BABY BABY!」トータル3.0億円見込み(オープニング0.7億円)
☆「ROOKIES」トータル85.5億円(オープニング12.3億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み(オープニング0.5億円)
☆「アフタースクール」トータル5.5億円(オープニング0.7億円)
☆「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円(オープニング1.8億円)
「隠し砦の三悪人」を下回るかもしれない。

【評価・予想】 7.5億円(オープニング1.5億円)
LASTと銘打っているが、今回コケてしまい、もう作ってもしょうがないという意味でのLASTという気がしてならない。

「ICHI」トータル4.5億円以上、「椿三十郎」トータル11.5億円以下というところか。
ざっくりと5億円以上、10億円以下と考えて、その中間の7.5億円と予想したい。
大コケの可能性はあるが、香取の知名度を一応評価。
赤西仁主演の「BANDAGE」がトータル6億円近く稼いでいるので、この程度は超えてくれない困る。
オープニングは1.5億円程度だろうか。
オープニングはそれほど大したことはないはず。


「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(松竹・テレビ朝日)
<199館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
良い感動作品とは思うが、自分が見る映画でもない。

【監督】 錦織良成
大作の経験はなさそうだが、特に問題はないだろう。

【キャスティング】 中井貴一、高島礼子、本仮屋ユイカ
キャスティングで観客を集めるタイプの映画ではないので、特に気にする必要はない。
中井貴一ならば、イメージも悪くはなく、本作とは合いそうだ。

【題材】 「ヒューマンドラマ」「家族」「夢」
悪くはない感動作に仕上がっていそうだ。
やや地味目なヒューマンドラマは以下のとおり。
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆07年「象の背中」トータル5.7億円
OP0.9→2.9→4.1→4.9→5.4
☆07年「めがね」トータル5.0億円
祝込3日0.8(2日0.6)→1.7→2.6→3.3
☆08年「西の魔女が死んだ」トータル4.5億円
OP0.5→1.6→2.4→3.1→3.6
年配層を中心にヒットしそうだ。
「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円、「60歳のラブレター」トータル7.9億円レベルが期待できるのではないか。

【予告編・TVCM】 量・少/デキ・普
穏やかな感動作というイメージ。
年配層にはこの程度がちょうどいい。

【支持基盤・ターゲット】 「年配層」
年配層には受けそうだ。
年配層向け作品は意外なヒットをするので注意が必要。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
☆「BABY BABY BABY!」トータル3.0億円見込み(オープニング0.7億円)
☆「ROOKIES」トータル85.5億円(オープニング12.3億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み(オープニング0.5億円)
☆「アフタースクール」トータル5.5億円(オープニング0.7億円)
☆「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円(オープニング1.8億円)
「60歳のラブレター」の再現となるだろうか。

【評価・予想】 8.0億円(オープニング1.0億円)
中途半端に若年層を狙わずに、年配層に絞った作品は割りと当たりやすいと思っている。
地味な作品だが、このような感動作品は意外なヒットをするのではないか。
コケるリスクはあるが、年配層がきちんと支えてくれるだろう。
上述どおり、「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円、「60歳のラブレター」トータル7.9億円レベルが期待できるのではないか。
二桁の期待も掛けたいところだが、そこまでは厳しいか。
「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」は「60歳のラブレター」トータル7.9億円と同程度の8.0億円と予想したい。
オープニングもひねりがないが、「60歳のラブレター」と同程度の1.0億円ではないか。
口コミで伸びるロングセールス系の映画と思われるので、オープニングはそれほど高くはないはずだ。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目その1)

1位:「アリス・イン・ワンダーランド」(ディズニー)<6週目>
【公開前個人予想】 60.0億円
【現時点での興行収入予想】120億円(5週目115億円、4週目105億円、OP時~2週目100億円)
【公開規模】 先週858スクリーン
トータルでは101.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.6億円程度だろうか。
GW後でも大きな落ち込みがなく、100億円を突破した。
“ディズニー史上最短での100億円突破”が大きなニュースとなったが、GWがあったのだから、他の作品よりも有利ともいえるだろう。
しかし、こういうニュースが出ると『それほど流行っているのならば、俺も見ないといけないな』という心理が働くので、しばらくは粘りそうだ。
このような記事の宣伝効果は相当に高い。

公開前には、シリーズ作品や結末などが気になるタイプの作品ではないので、100億円級のビッグヒットにはならないと踏んだが、知名度が高い題材、監督・主演であり、観客層の幅が広い作品なので、このようなヒットになったのだろうか。
もちろん、3D大作映画という目玉もあった。
3D映画は単価が高いので、これもバカにならない。
前売券を買えば1300円で見られるところ、300円上乗せするか、2000円払わなければいけないので、25%~50%近く単価が上がる。

ティム・バートン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆01年公開「猿の惑星」トータル45.0億円
☆04年公開「ビッグ・フィッシュ」10億円未満
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3→45.9→48.5→50.9
☆05年公開「コープス・ブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0億円→
GWがあったので、「チャーリーとチョコレート工場」の7週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は117.7億円となる。
現時点では120億円程度というところか。
GW後でも伸びはまだまだ止まらないと思われる上に、他のライバル作品が不在というメリットもある。
6月に公開される「プリンス・オブ・ペルシャ」「アイアンマン2」程度では、大きな影響はないだろう。
7月の「踊る大捜査線3」「トイ・ストーリー3」まで粘るか。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
金19.4(2日14.7)→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0億円→
GWがあったので、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの7週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は111.7~114.4億円となる。
110億円ラインは超えてきそうだ。

興行収入100億円前後の作品は以下のとおり。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
金19.4(2日14.7)→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆05年「スター・ウォーズEPⅢ」トータル91.7億円
先21.2→40.7→49.8→58.7→65.8→73.3→80.5
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
OP12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7
☆09年「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3→65.1
☆06年「ナルニア国物語」トータル68.6億円
先10.4→23.6→33.0→43.9→52.3→58.2
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル57.1億円
先14.0→26.1→34.4→40.3→祝込46.7→49.5→52.0→53.7
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0億円→
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」以外の6・7週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は110.5~126.4億円となる。
「アリス・イン・ワンダーランド」は観客層が広く、比較的気軽に見られるということもあるので、110億円は超えそうだ。

先週1週間の伸びが7.6億円だったので、今後20%程度の下落と考えると、次週以降は6.1→4.9→3.9→3.1→2.5→2.0億円を稼ぐだろう。
7月10日から「トイストーリー3」が始まるので、ここまでが稼ぎどころと考えたい。
したがって、今後は20~22.5億円程度の上乗せが可能だろうか。
まさか「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「ハリー・ポッター」シリーズを超えるという発想はなかったが、現時点では「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は120億円という予想にしておきたい。
先週は115億円という予想だったが、ニュースになったことを考慮してみたい。
様々なことが上手くハマると、予想以上のヒットとなるようだ。


2位:「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 5.0億円
【公開規模】 209スクリーン
2.3億円(232,513,850円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは他の作品同様に2億円程度ではないか。早めに見ないといけない作品なので、オープニングは爆発するだろう』と書いたので、誰でも予想できると思うが予想通りとなっている。

2週間ごとに新作が公開されるらしい。
第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」5月22日公開予定
第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」6月5日公開予定
第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」6月19日公開予定
よく分からないが、2週間限定ということだろうか。

夏場などに公開される過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15億円見込み
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」
OP2.3億円→
07年の「電王」と同程度であり、08年の「キバ」のオープニングを超えているので、人気の高さが窺われる。
東映がこのドル箱シリーズをいつまでも続けたい気持ちが分かる。
これらの3週目との対比で考えると、「超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」の興行収入は5.4~9.6億円となる。
本作には3週目の土日はないので、この対比をやや下回るだろうか。
超初動と思われるので、5億円程度だろうか。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年「超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」
OP2.3億円→
こちらの方がより参考になりそうだ。
これらの3週目との対比で考えると、「超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」の興行収入は5.7~6.4億円となる。
先ほど同様に、本作には3週目の土日はないので、この対比をやや下回るか。
やはり5億円程度だろうか。
詳細を調べる気が起きないが2週間限定という前提で、「超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」の興行収入は5.0億円と予想したい。
3作品で10億円以上が最低限のノルマとなり、15億円程度が最終的な目標となるだろうか。


5位:「ボックス!」(東宝・TBS)<1週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】 5.0億円
【公開規模】 237スクリーン
1.1億円弱(108,937,000円)のオープニングを飾った。
先週『「猿ロック THE MOVIE」のオープニングが0.9億円なので、本作のオープニングは1.2億円と予想したい。やや不安もあるが、他の目立った新作の公開もないので、なんとかこの程度は稼いで欲しい』と書いたので、ほぼ予想通りだろうか。
予想が難しい作品だけに、意外と良い予想が出来て嬉しいところ。
悪い作品ではないと思うが、このような作品はヒットには結びつきにくいところがある。

市原隼人主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」トータル1億円未満か
OP0.2→0.3→0.4→0.5
☆08年「神様のパズル」トータル1億円未満か
OP0.2→0.4→0.6→0.7
☆08年「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」トータル1.8億円
不明→0.8→不明→不明→1.6→1.7
☆10年「猿ロック THE MOVIE」トータル3~4億円見込み
OP0.9→02.1→02.8億円→
☆10年「ボックス!」
OP1.1億円→
市原隼人の人気の高さは認めたいが、映画に関しては苦戦している。
ただ、観たことないが、「神様のパズル」「猿ロック THE MOVIE」など映画化してどうするのという無理な企画も目立つ。
今回も相当に頑張っていることは認めたいが、苦戦しそうだ。
「猿ロック THE MOVIE」トータル3~4億円見込みは超えたいところだ。

「ROOKIES」などの例外はあるが、スポーツ青春モノはヒットしにくい。
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円(林遣都主演の野球モノ)
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円(綾瀬はるかのバレーモノ)
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆09年「風が強く吹いている」トータル4.5億円(小出恵介・林遣都主演の駅伝モノ)
OP0.9→2.4→3.2→祝込3.8→4.1
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル3億円程度か(佐藤隆太主演のプロレスモノ)
OP0.7→1.7→2.3
☆08年「ダイブ!!」トータル1億円程度か(林遣都主演のダイブモノ)
☆08年「フレフレ少女」トータル1億円未満か(新垣結衣主演の野球・応援団モノ)
☆08年「奈緒子」トータル1億円未満か(上野樹里主演の駅伝モノ)
☆08年「フライング・ラビッツ」トータル1億円未満か(石原さとみのバスケモノ)
☆08年「シャカリキ」トータル1億円未満か(遠藤雄弥主演の自転車モノ)
☆10年「ボックス!」
OP1.1億円→
「おっぱいバレー」を除く主要作品との対比で考えると、「ボックス!」の興行収入は4.7~6.0億円となる。
本作はやや初動と思われるので、「風が強く吹いている」対比の5.5億円は超えないだろう。
5.0億円前後が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
☆「BABY BABY BABY!」トータル3.0億円見込み(オープニング0.7億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み(オープニング0.5億円)
☆「アフタースクール」トータル5.5億円(オープニング0.7億円)
「BABY BABY BABY!」「隠し砦の三悪人」との対比で考えると、「ボックス!」の興行収入は4.7~5.7億円となる。
5億円を超えることが目標となりそうだ。

「ボックス!」1.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「旭山動物園物語」1.1億円(トータル9.0億円)
☆「誰も守ってくれない」1.1億円(トータル6.4億円)
☆「真夏のオリオン」1.1億円(トータル5.7億円)
<2008>
☆「ホームレス中学生」1.2億円(トータル6~7億円)
☆「ICHI」1.0億円(トータル4.5億円)
「旭山動物園物語」以外との対比で考えると、「ボックス!」の興行収入は5.0~6.4億円となる。
ロングヒットすることは考えにくいので、「ボックス!」の興行収入は5.0億円と予想したい。
小栗旬主演の「TAJOMARU」がトータル4.8億円であり、これは超えたいところ。
赤西仁主演の「BANDAGE」がトータル6億円程度であり、ここまで伸びるだろうか。
俳優の人気に依存した作品はこの辺りが落ち着きどころとなる。

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全米映画興行収入(5月4週目)

1位となったのは新作の「シュレック フォーエバー」。
71百万ドルのオープニングを飾った。
事前には102.8百万ドルのオープニングと予想されていたが、かなり低い結果となっている。
他の作品では信じられないほど高いオープニングといえるが、物足りないオープニングである。
製作費165百万ドルを回収できそうだが、そろそろ飽きられてしまったのだろうか。

「シュレック」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP042→099→148→176→198→215→228
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129(108)→237→315→353→379→397→408
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP71百万ドル→
今回が最終作及び3Dということを踏まえると、1億ドルのオープニングを超えてきてもよさそうだが。
本作は初動タイプと思われるので、「シュレック」トータル268百万ドル以下の2億ドル程度が当面の落ち着きどころか。
「ヒックとドラゴン」のオープニング成績が悪かったことから、ドリームワークスの株が下がったといわれているが、今回も下がりそうだ。

なお、ドリームワークス製作の「ヒックとドラゴン」「カンフーパンダ」の興行収入は以下のとおり。
☆08年「カンフーパンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207
☆10年「ヒックとドラゴン」
OP44→092→133→158→178→192→201
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP71百万ドル→
これらに敗れることはないと思いたいが、どうなるだろうか。
評価は今のところそれほど悪くはない。


2位は3週目の「アイアンマン2」。
監督は前作に引き続き、ジョン・ファヴロー。
主演はロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ。
敵役として、ミッキー・ローク、スカーレット・ヨハンソンが登場。
前作のテレンス・ハワードに代わって、ドン・チードルが本作の相方となっている。
トータル251百万ドルとなっており、製作費2億ドルをあっさりと回収している。
評価はまあまあ高いようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先込102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251百万ドル→
前作に比べて伸びも高いので、前作超えは不可能ではない。

同じくアメコミヒーローモノの「スパイダーマン3」、今年公開された「アリス・イン・ワンダーランド」を超えられるかも注目となるか。
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP182→253→290→311→321→328→331→333
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」現時点で332百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324→328
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251百万ドル→
「アリス・イン・ワンダーランド」に3週目で逆転されてしまった。
これらを踏まえると、現時点では3億2~3千万ドル程度が落ち着きどころとなりそうだ。
もし、これらに負けることとなっても3億ドル近く稼げれば、文句なしの大成功といえるだろう。


3位は2週目の「ロビン・フッド」。
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演というゴールデンコンビ。
ケイト・ブランシェットも出演している。
トータルでは66百万ドルとなっている。
制作費が2億ドルという高額作品であり、アメリカ国内では製作費回収は難しそうだ。
しかし、全世界レベルでは稼げそうな作品なので、これほどの予算を投じられているのだろう。
評価はまあまあ高いようだ。

リドリー・スコット監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年「グラディエーター」トータル188百万ドル
OP35→74→103→123→139→150
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル
OP44→80→101→116→122→126
☆10年「ロビン・フッド」
OP36→66百万ドル→
当面は1億ドル突破が目標となり、1億2~3千万ドルが落ち着きどころか。
05年「キングダム・オブ・ヘブン」(トータル47百万ドル)、08年「ワールド・オブ・ライズ」(トータル39百万ドル)といった大コケ作品があるので心配したが、制作費を無視すれば、リドリー・スコット、ラッセル・クロウ作品としてはそれほど悪くはない成績となりそうだ。
91年ケヴィン・コスナー主演の「ロビン・フッド」はトータル165百万ドルを稼ぐ大ヒットとなっているが、この手の歴史モノ作品は稼げにくい。


4位は2週目の「Letters to Juliet」。
「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド主演のラブストーリー。
監督は「13ラブ30」(トータル57百万ドル)、「シャーロットのおくりもの」(トータル83百万ドル)、「ブライダル・ウォーズ」(トータル59百万ドル)のゲイリー・ウィニック。
トータルでは27百万ドルとなっている。
「13ラブ30」(トータル57百万ドル)、「ブライダル・ウォーズ」(トータル59百万ドル)の2週目を下回っているので、これれをやや下回る4千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
今年公開された「Dear John」がスマッシュヒット(トータル80百万ドル)したアマンダ・セイフライドだが、実績はまだまだ足りないので、この程度でも十分だろう。
評価はそれほど悪くはないようだ。


5位は2週目の「Just Wright」。
クィーン・ラティファ主演のスポーツモノのラブコメディ。
トータルでは15百万ドルを稼いでいる。
最終的には2千万ドル前後が落ち着きどころか。
それほどスクリーン数が多くない作品であり、主演がこクィーン・ラティファならば、この程度で十分だろう。
評価はかなり悪いようだ。


6位は新作の「MacGruber」。
4百万ドルのオープニングを飾った。
事前には14.4百万ドルのオープニングを飾ると予想されていたが、大きくコケている。
しかし、制作費は激安の10百万ドルなので、大きな赤字にはならないだろう。
詳細はよく分からないが、見る者を選びそうな作品のような感じがするので、このような結果になったのではないか。
評価はそれほど悪くないようだ。


7位は7週目の「Date Night」。
監督は「ナイトミュージアム」シリーズのショーン・レヴィ。
主演はスティーヴ・カレル、ティナ・フェイ。
どちらもアメリカのコメディ界では相当に人気のある役者であるが、まさかここまで粘るとは思わなかった。
他人の夫婦を偽ったために殺し屋に狙われるはめになるという、ただのコメディとは異なる一風変わった設定に面白みもあり、評価はそれほど悪くはない。
トータルでは91百万ドルとなっている。
1億ドル超えは微妙だが、スティーヴ・カレルは過去にも驚異の粘りで「エバン・オールマイティ」(トータル100百万ドル)で1億ドル突破させている実績がある。

制作費は55百万ドルなので、余裕で回収している。
スティーヴ・カレル主演の「ゲットスマート」(トータル130百万ドル)、「40歳の童貞男」(トータル109百万ドル)、「エバン・オールマイティ」(トータル100百万ドル)を超えるのは無理そうだが、ティナ・フェイ主演の「Baby Mama」(トータル60百万ドル)を超えた。
スティーヴ・カレル主演作品としては、マズマズというところか。


8位は4週目の「エルム街の悪夢」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
オープニングが33百万ドルだったのに、その後はオープニングと同程度しか稼げないという超初動となっている。
しかし、制作費は激安の35百万ドルとなっており、プロデューサーのマイケル・ベイはビジネスが上手い。
同じくマイケル・ベイが手掛けた「13日の金曜日」のトータル65百万ドル(オープニング41百万ドル)なので、6千万ドル前半が落ち着きどころか。
評価は普通となっているようだ。


9位となったのは、9週目のドリームワークス製作の3Dアニメ「ヒックとドラゴン」。
トータル211百万ドルとなっている。
評価はかなり高いことから、粘りこんでいるようだが、同じくドリームワークス製作の「シュレック」の公開によりそろそろ終わりだろうか。
ドリームワークス製作の「森のリトルギャング」トータル155百万ドル、「シャーク・テイル」トータル161百万ドル、「マダガスカル2」トータル180百万ドル、「マダガスカル」トータル194百万ドル、「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドルを超えた。
「カンフー・パンダ」トータル215百万ドルも視野に入ってきた。
「シュレック」シリーズ以外では、ドリームワークス製作アニメのナンバーワンになる可能性もありそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆冒険モノ「プリンス・オブ・ペルシャ」
☆ラブコメ「セックス・アンド・ザ・シティ2」
どちらもヒットしそうだが、大爆発はしないだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(5月3週目その3)

12位:「シャッターアイランド」(パラマウント)<6週目>
【公開前個人予想】 28.0億円
【現時点での興行収入予想】 16億円半ば(5週目16億円、OP時~3週目15~16億円)
【公開規模】 212スクリーン(先週比-182スクリーン)
1.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは16.0億円となっている。
1週間の伸びは6.1千万円程度だろうか。
スクリーン数が削られて、週末の伸びが悪くなっている。
もはや大きな伸びはないだろう。
トータル的には“謎”が気になるタイプの作品なので、伸びは悪くなかったが、評価が良くないことから、爆発的なものではなかった。

レオナルド・ディカプリオ主演映画の興行収入は以下の通り。
☆03年公開「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル30.0億円
☆03年公開「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル29.0億円
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→5.0→6.9→8.4
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「ブラッド・ダイヤモンド」トータル9.9億円
OP1.5→4.2→6.2→07.5→08.9→09.4→09.8
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル8~9億円
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆09年公開「レボリューショナリー・ロード」トータル3.8億円
OP0.8→2.4→3.2→03.5→03.7→03.7
☆10年公開「シャッターアイランド」
金3日3.4→8.3→11.0→13.3→15.4→16.0億円→
「ディパーテッド」トータル15.6億円が当面のライバルとなりそうだと思っていたが、それは超えている。
ゴールデンウィークがあったので、「ブラッド・ダイヤモンド」の7週目との対比で考えると、「シャッターアイランド」の興行収入は16.2億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

事件モノや不可思議なストーリーも参考になると思ったが、以下のようなビッグヒットにはなりそうもない。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆02年公開「バニラスカイ」トータル33.2億円
☆06年公開「フライトプラン」トータル31.2億円
OP2日6.0→14.4→20.4→24.8→28.0
☆01年公開「アンブレイカブル」トータル29.4億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆04年公開「ヴィレッジ」トータル17.0億円
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4→12.8
☆10年公開「シャッターアイランド」
金3日3.4→8.3→11.0→13.3→15.4→16.0億円→
主要作品の7週目との対比で考えると、「シャッターアイランド」の興行収入は16.8~17.1億円となる。
良作ならば強気になれるが、伸びても17億円というところか。

「シャッターアイランド」16.0億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(※GWのため1週上乗せ)。
<2008>
☆「セックス・アンド・ザ・シティ」15.9億円(トータル18.0億円)
☆「ダークナイト」15.6億円(トータル16.0億円)
「ダークナイト」との対比で考えると、「シャッターアイランド」の興行収入は16.4億円となる。
17億円に近いラインまで伸びる可能性はあるが、現時点では「シャッターアイランド」の興行収入は16億円半ばと予想したい。
先週は16億円だったが、もうちょっと絞り込んでみたい。
OP時には確か15~16億円と予想していたので、ヨミはそれほどズレていなかったようだ。
公開前には、一般受けしそうなテイストを信じて、期待を高めすぎたが、レオとスコセッシのタッグならば、「ディパーテッド」トータル15.6億円辺りとなるようだ。


13位:「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」(ショウゲート)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円
【公開規模】 209スクリーン
1.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.4億円弱となっている。
1週間の伸びは4.8千万円程度だろうか。
週末はあまり稼げていないが、平日の伸びは悪くないようだ。
スクリーン数に比較して、それほど稼げていないが、メジャースタジオではない上に、岡村主演作品としては地味のため仕方はない。
爆発的なヒットを望めない作品なので、個人的にはこの程度稼げば、十分と考える。

芸人が原作・脚本・演出などに関わった作品は以下の通り。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5(1.7)→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆08年「ホームレス中学生」トータル6~7億円見込み
OP1.2→祝込3.7→4.8→5.6→祝込6.2
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆10年「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」
OP0.5→1.8→2.9→3.4億円→
ゴールデンウィークがあったので、これらの5週目との対比で考えると、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入は3.7~4.1億円となる。
4億円を超える勢いはないが、4億円程度が落ち着きどころではないか。

「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」3.4億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり(※GWのため1週上乗せ)。
<2009>
☆「風が強く吹いている」4.1億円(トータル4.5億円)
☆「鴨川ホルモー」2.8億円(トータル3.0億円)
<2008>
☆「西の魔女が死んだ」3.6億円(トータル4.5億円)
☆「銀幕版 スシ王子!」3.4億円(トータル3.7億円)
☆「グーグーだって猫である」3.2億円(トータル3.6億円)
☆「釣りバカ日誌19」祝込3.2億円(トータル3.5億円)
☆「築地魚河岸三代目」3.0億円(トータル3.4億円)
「西の魔女が死んだ」以外との対比で考えると、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入は3.6~3.9億円となる。
4億円超えは厳しそうだが、3億円後半までは稼げるのではないか。
現時点では、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入はOP時に引き続き4億円と予想したい。
ややマジメなヒューマンドラマなのでとっつきにくさはあるが、GW後でも多少は粘ってくれるのではないか。


14位:「運命のボタン」(ショウゲート)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円~1億円半ば
【公開規模】 122スクリーン
1.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.9千万円となっている。
1週間の伸びは5.1千万円弱程度だろうか。
トータルでは1億円~1億円半ば程度ではないか。
キャメロン・ディアスにいくら知名度があっても、この作品では無理だろう。


15位:「ダーリンは外国人」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 6億円後半(2~3週目7~8億円、OP時8~9億円)
【公開規模】 250スクリーン
1.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.6億円弱となっている。
1週間の伸びは3.2千万円程度だろうか。
このスクリーン数を確保しながら、完全に勢いを失っている。

人気の漫画が原作ではあるが、ラブストーリー関連作品が参考になるか。
かなりテイストは異なるが、問題はないだろう。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆08年「砂時計」トータル10.0億円(夏帆・松下)
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5→09.7
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆07年「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円(長澤)
OP0.9→2.3→3.3→3.8→04.2→04.4
☆10年「誰かが私にキスをした」(堀北)
OP0.5→1.5億円→
☆10年「ダーリンは外国人」
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6億円→
ゴールデンウィークがあったので、「恋空」などを除く主要作品の7週目との対比で考えると、「ダーリンは外国人」の興行収入は6.8~7.1億円となる。
7億円を超えない程度が落ち着きどころか。
「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円、「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円辺りも下回りそうだ。

コメディテイストもありそうなので、以下の作品も参考になる。
☆07年「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式 」トータル9.3億円
祝込3日2.2(2日1.4)→4.3→6.3→7.8
☆08年「ハンサム★スーツ」トータル8.6億円
祝込3日2.1(2日1.5)→3.9→5.6→6.7→7.6→8.1
☆10年「ダーリンは外国人」
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6億円→
これらをも下回る結果となった。

「ダーリンは外国人」6.6億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(※GWがあったので、1週上乗せ)。
<2009>
☆「60歳のラブレター」7.8億円(トータル7.9億円)
<2008>
☆「まぼろしの邪馬台国」7.7億円(トータル9.5億円)
「60歳のラブレター」との対比で考えると、「ダーリンは外国人」の興行収入は6.7億円となる。
「ダーリンは外国人」の興行収入は先週に引き続き6億円後半と予想したい。
数週間前には『通常では6~7億円程度となりそうな動きだが、GWがあるので、楽観視したい』と書いていたが、楽観視しない方がよかったようだ。
はっきり言って物足りない成績だが、井上単独主演作品のようなものであり、この程度でも大コケせずに頑張ったともいえるか。
人気漫画の映画化というフレーズが通用する作品でもなかったといえる。

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国内映画興行収入ランキング(5月3週目その2)

1位:「アリス・イン・ワンダーランド」(ディズニー)<5週目>
【公開前個人予想】 60.0億円
【現時点での興行収入予想】 115億円(4週目105億円、OP時~2週目100億円)
【公開規模】 858スクリーン(先週比-20スクリーン)
4.4億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは93.4億円となっている。
1週間の伸びは9.6億円程度だろうか。
GW後でも大きな落ち込みがなく、100億円が迫ってきた。
『110億円突破確実』と報じられているので、自分の想定よりももうちょっと伸びるようだ。

公開前には、シリーズ作品や結末などが気になるタイプの作品ではないので、100億円級のビッグヒットにはならないと踏んだが、知名度が高い題材、監督・主演であり、観客層の幅が広い作品なので、このようなヒットになったのだろうか。
もちろん、3D大作映画という目玉もあった。
3D映画は単価が高いので、これもバカにならない。
前売券を買えば1300円で見られるところ、300円上乗せするか、2000円払わなければいけないので、25%~50%近く単価が上がる。

ティム・バートン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆01年公開「猿の惑星」トータル45.0億円
☆04年公開「ビッグ・フィッシュ」10億円未満
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆05年公開「コープス・ブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4億円→
ゴールデンウィークがあったので、「スウィーニー・トッド」の6週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は98.7億円となる。
「チャーリーとチョコレート工場」の6週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は118.1億円となる。
現時点では、100億円以上、120億円以下というところか。
GW後に伸びが止まると思っていたが、メリットいっぱいの120億円まで伸びてくるかもしれない。
他のライバル作品が不在というメリットもある。
6月に公開される「プリンス・オブ・ペルシャ」「アイアンマン2」程度では、大きな影響はないだろう。
7月の「踊る大捜査線3」「トイ・ストーリー3」まで粘るか。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
金19.4(2日14.7)→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4億円→
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの6週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は108.2~112.0億円となる。
110億円ラインが落ち着きどころとなるが、もうちょっと伸びそうだ。

興行収入100億円前後の作品は以下のとおり。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
金19.4(2日14.7)→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆05年「スター・ウォーズEPⅢ」トータル91.7億円
先21.2→40.7→49.8→58.7→65.8→73.3→80.5
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
OP12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7
☆09年「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3→65.1
☆06年「ナルニア国物語」トータル68.6億円
先10.4→23.6→33.0→43.9→52.3→58.2
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル57.1億円
先14.0→26.1→34.4→40.3→祝込46.7→49.5→52.0→53.7
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4億円→
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」以外の5・6週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は106.5~116.8億円となる。
「アリス・イン・ワンダーランド」は観客層が広く、比較的気軽に見られるということもあるので、110億円は超えそうだ。
まさか「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「ハリー・ポッター」シリーズを超えるという発想はなかったが、現時点では「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は115億円という予想にしておきたい。
先週は105億円という予想だったが、GW後でも意外と伸びが良いことやライバル作品が不在ということを考慮してみたい。
120億円突破も不可能ではなさそうだが、しばらく様子をみる。

なお、去年のGW時期に公開された「レッドクリフPartⅡ」と比べてみると、以下のようになる。
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」トータル55.5億円
金3日8.6→21.5→30.3→39.0→47.7→50.7→52.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4億円→
これとの5・6週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は102.2~108.7億円となる。
伸びがなければ、110億円程度となるが、本作の観客層は老若男女問わないというメリットがあるので、まだまだ伸びてくるだろう。


4位:「名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)」(東宝・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 30.0億円
【現時点での興行収入予想】 31億円(OP時~4週目32~33億円)
【公開規模】 352スクリーン
9.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは28.6億円となっている。
1週間の伸びは1.8億円弱程度だろうか。
あっさりと07・08年の20億円半ばのラインを突破しており、30億円突破も迫ってきた。
人気の上昇度が窺われる。

今年公開された「ドラえもん」よりも伸びが高い。
☆10年「のび太の人魚大海戦」
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6
人気の高さは相当のようであり、30億円突破は堅いか。

「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念作品>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6億円→
爆発した去年と比べても遜色のない動きだ。
06~09年との対比で考えると、「天空の難破船(ロスト・シップ)」の興行収入は31.2~31.9億円となる。
とりあえずは30億円突破が目標となる。
少なくとも、06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円は超えたいところだ。
去年の35億円を超えることはないと思われるので、30億円以上、35億円以下となる。
以下のレベルが落ち着きどころかと思ったが、そこまで伸びるのはやや厳しいか。
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円

その他のアニメシリーズとの比較は以下のとおり
☆08年「ポケモン ギラティナと氷空の花束 シェイミ」トータル48.0億円
祝3日10.2(2日7.0)→18.5→26.9→33.3→39.9→43.3→45.8→46.4
☆09年「ポケモン アルセウス 超克の時空へ」トータル45.8億円
祝3日09.8(2日6.7)→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6億円→
これらとの対比で考えると、「天空の難破船(ロスト・シップ)」の興行収入は31.5~34.4億円となる。
30億円半ばラインを狙えないこともないが、そこまでは伸びないだろう。
30億円は突破すると考えて、「天空の難破船(ロスト・シップ)」の興行収入は31億円と予想したい。
先週までは32~33億円と予想していたが、やや伸びが鈍った。
しかし、30億円を突破すれば、文句なしの大ヒットといえそうだ。


6位:「タイタンの戦い」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 15.5億円
【現時点での興行収入予想】 15~16億円(OP時12~13億円)
【公開規模】 468スクリーン(先週比-11スクリーン)
5.6千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは13.9億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
オープニングはそれほど高くはない数字だったが、10億円をあっさりと超えている。
ギリギリでファミリーでも鑑賞できる3Dアクション作品であり、「アリス」などとは異なる硬派なハリウッド大作らしいアクションを堪能できるというメリットもあったか。

「神話」などを扱っており、「ファンタジー」とは異なりそうだが、一応参考にしたい。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14億円見込み
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4→13.9億円→
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」とはオープニング時に1億円近い差があったが、ゴールデンウィークで完全に逆転した。
ゴールデンウィークがあったので、「ライラの冒険」以外の5週目(先行がある作品は4週目)との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は15.0~16.0億円となる。
15~16億円辺りが落ち着きどころか。

以下のような歴史モノ作品も参考になりそうだ。
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」トータル55.5億円
金3日8.6(2日6.7)→21.5→30.3→39.0→47.7→50.7→52.5
☆08年「レッドクリフ Part I」トータル50.5億円
祝3日9.6(2日6.7)→17.7→25.2→31.6→37.4→41.1→43.9
☆04年「トロイ」トータル42.0億円
☆03年「HERO」トータル40.5億円
☆00年「グラディエーター」トータル15.6億円
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆02年「スコーピオン・キング」トータル10.5億円
☆08年「紀元前1万年」トータル10.1億円
OP1.6→5.6→8.3→9.3→9.7→9.9
☆07年「ベオウルフ/呪われし勇者」トータル8.3億円
OP2.0→4.6→6.2→7.1→不明→8.0
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4→13.9億円→
ゴールデンウィークがあったので、「レッドクリフ Part I」以外の5週目(先行がある作品は4週目)との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は14.5~16.3億円となる。
「300<スリーハンドレッド>」の4週目との対比となる16.3億円程度がマックスラインか。

「タイタンの戦い」13.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり(※GWのため1週上乗せ)。
<2009>
☆「チェンジリング」12.1億円(トータル12.8億円)
☆「ワルキューレ」11.9億円(トータル12.5億円)
<2008>
☆「セックス・アンド・ザ・シティ」14.3億円(トータル18.0億円)
☆「ダークナイト」14.8億円(トータル16.0億円)
☆「ハプニング」12.1億円(トータル12.3億円)
「セックス・アンド・ザ・シティ」以外との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は14.1~15.0億円となる。
まだ伸びがありそうなので、「タイタンの戦い」の興行収入は先週に引き続き15~16億円と予想したい。
OP時には12~13億円程度と予想したが、やや伸ばしてきている。
『「紀元前1万年」同様に、主演の知名度がそれほど高くはないハードな歴史モノや神話モノは一般受けしないところもあるのだろうか』とオープニング時に書いていたが、きっちりと公開前予想の15億円に落ち着きそうだ。
確かに期待以上でも期待以下でもない安定感のある作品であり、興行収入もその通りとなりそうだ。


7位:「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 11億円(OP時15億円)
【公開規模】 90スクリーン
5.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.7億円となっている。
1週間の伸びは9.8千万円弱程度だろうか。
オープニング時に比べて、勢いは落ちてきているものの、少ないスクリーンながら高稼働している。

初動という気もするが、根強いファンを持つ作品と比較したい。
☆09年「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」トータル40.0億円
OP5.1→13.6→19.8→24.0→27.3→29.8→31.6→33.4→34.6
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6→14.3
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル不明(7億円程度か)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」
OP2.0→04.9→07.8→08.7億円→
ゴールデンウィークがあるので、これらの5週目との対比で考えると、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は10.4~12.8億円となる。
オープニング時には、「サマーウォーズ」と比較して20億円を狙えるということが興行収入関係の大手のネット記事に書いてあったが、さすがにそこまでは伸びようがない。
当面は10億円突破が目標となり、伸びても12億円程度だと思われる。

なお、10億円前後のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円<年末公開>
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0
☆09年「NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」
OP2.0→4.9→7.8→8.7億円→
これらの5週目との対比で考えると、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は9.5~10.7億円となる。
本作はゴールデンウィークがあったにも関わらず、「オールスターズDX」の4週目の数字と変わりがないことを踏まえる必要もある。
ただ、90スクリーンだけでこれだけを稼いだことを考慮する必要がある。
10億円突破は可能と考えて、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は先週に引き続き11億円と予想しておきたい。
オープニング時は15億円という予想だったが、期待を高めすぎてしまったか。
初めての映画化ということもあり、動きが読みにくい作品だ。


8位:「パリより愛をこめて」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 4.5億円
【現時点での興行収入予想】 2.0億円
【公開規模】 213スクリーン
5.2千万円弱のオープニングを飾った。
先週『オープニングは「96時間」を超えると思うが、アクション作品の「グリーン・ゾーン」に観客を奪われそうなので、0.9億円程度だろうか』と書いたが、予想以上の大コケとなっている。
リュック・ベッソン系映画なので、大コケはないと思ったが、ベッソン系ではないジョン・トラヴォルタなどとのコラボが逆にマイナス効果となってしまったか。
ジョナサン・リース・マイヤーズは「M:i:Ⅲ」に出演していたが、日本では知名度は全く高くないことも問題だった。

ジョン・トラヴォルタ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆01年「ソードフィッシュ」トータル12.0億円
☆04年「炎のメモリアル」トータル不明(推移から考えると5~6億円程度か)
OP1.1→3.0→4.3
☆07年「ヘアスプレー」トータル10.0億円
☆09年「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金3日1.6→4.3→5.6→6.8→7.1→7.4
☆10年「パリより愛をこめて」
OP0.5億円→
「サブウェイ123激突」の土日2日のオープニングは不明だが、1.3億円程度として、その対比で考えると、「パリより愛をこめて」の興行収入は3.0億円程度となる。
2億円は超えそうだが、3億円突破はどうだろうか。

参考になりそうなリュック・ベッソン関係作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「トランスポーター2」トータル3.5億円
☆07年「TAXi(4)」トータル5.8億円
OP1.3→3.4→4.6→5.3
☆09年「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆09年「トランスポーター3」トータル6.7億円
OP1.1→3.3→不明→4.7→5.6
☆10年「パリより愛をこめて」
OP0.5億円→
なぜ「パリより愛をこめて」だけがここまで低いのかという結果になっている。
「96時間」主演のリーアム・ニーソンよりも、ジョン・トラヴォルタの方が知名度は高いはずだが。
これらとの対比で考えると、「パリより愛をこめて」の興行収入は2.2~3.0億円となる。
マックス3億円、ミニマム2億円となり、2億円程度が落ち着きどころか。
ジョン・トラヴォルタが頑張っているが、ちょっと浮いている気もする点が問題だったか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「天使と悪魔」トータル33.5億円(オープニング金3日6.8億円)
☆「消されたヘッドライン」不明(オープニング金3日0.8億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円(オープニング1.1億円)
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」「ランボー最後の戦場」との対比で考えると、「パリより愛をこめて」の興行収入は2.1~2.1億円となる。
さすがに2億円は突破して欲しいが。

「パリより愛をこめて」0.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「お買いもの中毒な私!」0.6億円
☆「ファイナル・デッドサーキット」0.5億円
☆「スペル」土日0.5億円
<2008>
☆「フィクサー」0.6億円(トータル3.1億円)
☆「トロピック・サンダー」0.6億円(トータル2.3億円)
☆「ブラインドネス」0.6億円
☆「ゲットスマート」0.6億円
トータル興行収入が不明な、微妙なメンバーと同程度となっている。
とりあえず、「パリより愛をこめて」の興行収入は2.0億円と予想したい。
リュック・ベッソン系作品及び「96時間」の監督ということを重視し過ぎてしまったようだ。


9位:「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」(東宝・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円半ば(OP時~4週目12~13億円)
【公開規模】 298スクリーン(先週比-13スクリーン)
4.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは11.7億円弱となっている。
1週間の伸びは5.3千万円弱程度だろうか。
楽に10億円を突破しており、去年の低迷を脱したが、1週間の伸びが週末とほぼ同じという結果になっている。

「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」トータル10.0億円
1.7→3.5→05.9→09.2→09.6→09.7
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7億円→
主要作品との対比で考えると、「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の興行収入は12.2~12.8億円となる。
15周年記念の07年をピークに下落気味となっているが、原作者の臼井儀人さんが亡くなられた後の初めての作品であり、あまり恥ずかしい結果にはなりたくないはずだ。
少なくとも去年の興行収入を上回らないとマズいだろう。
基準値と思われる12~13億円が落ち着きどころだろうか。

なお、10億円前後のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円<年末公開>
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0
☆09年「NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7億円→
これらとの対比で考えると、「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の興行収入は12.8~14.4億円となる。
10億円半ばも狙えないことはない推移だが、例年通りGW後には勢いを無くすだろう。
「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の興行収入は12億円半ばと予想したい。
先週までは12~13億円だったが、13億円までは伸びないか。


10位:「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円以上2億円未満
【公開規模】 163スクリーン
3.1千万円半ばのオープニングを飾った。
そこそこのスクリーンで公開されているのは知っていたが、成海主演の書道の映画がヒットするわけがないと予想すらしなかった。
先週の「運命のボタン」同様にコマ数が足りずにランクインしてきたようだ。

NHKで書道のドラマがやっていたり、書道が番組で取り上げられたりと、意外と書道も注目されていたということもあるか。
「フレフレ少女」(トータル1億円未満か)、「櫻の園」(トータル4千万円程度か)レベルほどではないが、それに近い成績かと思ったが、「曲がれ!スプーン」程度は稼ぎそうだ。
このオープニングならば1億円は超えそうだが、2億円は超えないだろう。
内容は結構良いかもしれないが、この規模で公開される映画ではない。

成海璃子は、本作だけではなくて、「武士道シックスティーン」やNHKの百人一首のドラマ「咲くやこの花」など変わった作品に出演しているイメージがあるが、何が何だかゴチャゴチャになってきた。
結構、映画の主演に抜擢される機会が多いが、ファンは多いのだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」(東映・テレビ朝日)
<213館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
ライダーシリーズは映画はもちろん通常回も一度も見たことがない。

【監督】 金田治
「電王」シリーズだけではなくて、「オールライダーVS大ショッカー」を手掛けていたようだ。

【キャスティング】 溝口琢矢、中村優一ほか
よく分からない。

【題材】 「シリーズモノ」
2週間ごとに新作が公開されるらしい。
第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」5月22日公開予定
第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」6月5日公開予定
第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」6月19日公開予定
よく分からないが、2週間限定ということだろうか。

夏場などに公開される過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15億円見込み
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
これらのような10億円を超える大ヒットにはならないだろう。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
こちらが参考になりそうだ。
2週間限定ということならば、5億円程度ということになるか。

【予告編・TVCM】 一回だけ見たが、よく分からなかった。

【支持基盤・ターゲット】 固定ファン
根強いファンがいるシリーズ作品であり、コケることはない。

【評価・予想】 5.0億円(オープニング2.0億円)
電王シリーズはだいたい7億円程度稼いでいる。
2週間限定ならば、5億円程度ではないか。
オープニングは他の作品同様に2億円程度ではないか。
早めに見ないといけない作品なので、オープニングは爆発するだろう。
3作品で10億円以上がノルマとなり、15億円程度が最終的な目標となるだろうか。


「ボックス!」(東宝・TBS)
<238館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。
【鑑賞度】 ×
青春映画は好まれないところもあり、市原隼人のファン以外は見に行きにくそうだ。

【監督】 李闘士男
李闘士男は、04年「お父さんのバックドロップ」、08年「デトロイト・メタル・シティ」(トータル23.4億円)、10年「てぃだかんかん」を手掛けている。
「デトロイト・メタル・シティ」のようなヒットにはならないだろう。
本作は東宝系作品なので、「てぃだかんかん」(トータル3~4億円見込み)は超えるだろうか。

【キャスティング】 市原隼人、高良健吾、谷村美月
市原隼人主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」トータル1億円未満か
OP0.2→0.3→0.4→0.5
☆08年「神様のパズル」トータル1億円未満か
OP0.2→0.4→0.6→0.7
☆08年「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」トータル1.8億円
不明→0.8→不明→不明→1.6→1.7
☆10年「猿ロック THE MOVIE」トータル3~4億円見込み
OP0.9→02.1→02.8億円→
市原隼人の人気の高さは認めたいが、映画に関しては苦戦している。
ただ、観たことないが、「神様のパズル」「猿ロック THE MOVIE」など映画化してどうするのという無理な企画も目立つ。
今回も相当に頑張っていることは認めたいが、苦戦するのではないか。
ただ、本作は東宝系作品なので、「猿ロック THE MOVIE」は超えるだろう。

【題材】 「青春映画」「小説の映画化」「ボクシング」
「ROOKIES」などの例外はあるが、スポーツ青春モノはヒットしにくい。
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円(林遣都主演の野球モノ)
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円(綾瀬はるかのバレーモノ)
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆09年「風が強く吹いている」トータル4.5億円(小出恵介・林遣都主演の駅伝モノ)
OP0.9→2.4→3.2→祝込3.8→4.1
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル3億円程度か(佐藤隆太主演のプロレスモノ)
OP0.7→1.7→2.3
☆08年「ダイブ!!」トータル1億円程度か(林遣都主演のダイブモノ)
☆08年「フレフレ少女」トータル1億円未満か(新垣結衣主演の野球・応援団モノ)
☆08年「奈緒子」トータル1億円未満か(上野樹里主演の駅伝モノ)
☆08年「フライング・ラビッツ」トータル1億円未満か(石原さとみのバスケモノ)
☆08年「シャカリキ」トータル1億円未満か(遠藤雄弥主演の自転車モノ)
「風が強く吹いている」「ガチ☆ボーイ」と同程度か。
市原隼人の人気を加味して、これらをやや超えるだろうか。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
内容は悪くはなさそうだけど、ヒットするかは別の話だ。

【支持基盤・ターゲット】 「10~20歳代の女性・カップル
女性客が中心になりそうだが、ボクシングモノであり、女性客も敬遠しそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
☆「BABY BABY BABY!」トータル3.0億円見込み(オープニング0.7億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み(オープニング0.5億円)
☆「アフタースクール」トータル5.5億円(オープニング0.7億円)
「BABY BABY BABY!」「山のあなた 徳市の恋」は超えるはずだ。

【評価・予想】 4~5億円(オープニング1.2億円)
上述から、3億円程度は最低でも稼げると思われる。
市原隼人のファン層により、1~2億円の上乗せができれば、4~5億円というところか。
つまらなそうな映画ではないが、見る者は限定されそうなので、大ヒットはしないだろう。
小栗旬主演の「TAJOMARU」がトータル4.8億円であり、これがライバルとなるか。
赤西仁主演の「BANDAGE」がトータル6億円程度であり、ここまで伸びるだろうか。
俳優の人気だけに依存する映画はどうしても限界があり、10億円は超えにくい。

「猿ロック THE MOVIE」のオープニングが0.9億円なので、本作のオープニングは1.2億円と予想したい。
やや不安もあるが、他の目立った新作の公開もないので、なんとかこの程度は稼いで欲しい。

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国内映画興行収入ランキング(5月3週目その1)

2位:「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」(東宝・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【公開規模】 先週320スクリーン
トータルでは8.5億円となっているようである。
1週間の伸びは4.9億円程度だろうか。
スペシャル版の視聴率も17.4%と好調だったようであり、根強い人気が窺われる。
10億円突破もみえており、間隔は空いたがコケることはなかった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「TRICK劇場版」トータル12.9億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆10年「TRICK劇場版3」
3.7→08.5億円→
前作との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は17.9億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

堤幸彦監督作品は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5億円→
初動タイプの「20世紀少年」シリーズとの対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は17.6~21.5億円となる。
やはり18億円辺りが当面の目標となりそうだ。

仲間由紀恵出演作の興行収入は以下の通り。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝込14.0→16.8→19.1→20.4
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円(主演:中居)
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
OP4.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5億円→
「ごくせん THE MOVIE」との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は22.6億円となる。
「ごくせん THE MOVIE」は夏休み公開のためか、意外と粘りがあったようだ。

「TRICK劇場版3」8.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「沈まぬ太陽」9.1億円(トータル28.0億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」10.0億円(トータル22.5億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」7.8億円(トータル21.5億円)
☆「感染列島」7.8億円(トータル19.1億円)
<2008>
☆「私は貝になりたい」8.8億円(トータル24.5億円)
☆「パコと魔法の絵本」8.7億円(トータル23.6億円)
☆「陰日向に咲く」7.2億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」7.3億円(トータル17.2億円)
比較的初動タイプの「カイジ 人生逆転ゲーム」「感染列島」「クロサギ」との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は19.1~20.8億円となる。
20億円を狙えないこともないが、前作の数字を見ると、20億円を超えない程度と考えたいところ。
「TRICK劇場版3」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
前作「TRICK劇場版2」(トータル21.0億円)を超えることはないと思うが、どうなるだろうか。


3位:「グリーン・ゾーン」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 8.0億円
2億2,068万円のオープニングを飾ったようだ。
詳細はよく分からないが、恐らく金曜日の数字を含んでいるだろう。
先週『本作のオープニング2日は1.8億円程度か。金曜日分を足すと、2.3億円程度となるだろうか』と書いたので、金曜日分を含んでいるとすれば、かなり良いヨミだったようだ。
とりあえず、土日1.8億円程度と考えて、検討してみたい。

ポール・グリーングラス監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆06年公開「ユナイテッド93」トータル不明
OP1.1→4.3→5.8→7.1
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆10年公開「グリーン・ゾーン」
金3日2.2億円→
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は7.0~9.0億円となる。
エンターテイメント性に欠けていることから、どうやらビッグヒットにはなりそうもない。
伸びても9億円、7~8億円程度が落ち着きどころか。

上述の「ボーン」シリーズを除く、マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」
金3日1.6→4.3→5.8→6.9→7.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」
金3日2.2億円→
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は6.3~9.7億円となる。
「ボーン」シリーズでの実績があるコンビなので、極端な初動でもないだろう。

参考になりそうな戦争サスペンス・アクション作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円
☆02年公開「ブラックホーク・ダウン」トータル13.0億円
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル8~9億円見込み
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝込3日3.8(2日2.4)→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ハートロッカー」
OP0.4→2.2→3.7→5.1→6.2→6.9
☆10年公開「グリーン・ゾーン」
金3日2.2億円→
「ワルキューレ」との対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は9.4億円となる。
やはり9億円がマックスであり、7~8億円程度が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「天使と悪魔」トータル33.5億円(オープニング金3日6.8億円)
☆「消されたヘッドライン」不明(オープニング金3日0.8億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円(オープニング1.1億円)
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は7.5~12.8億円となる。
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」対比では7.5億円となるので、これを上回る程度だろうか。

「グリーン・ゾーン」金2.2億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「G.I.ジョー」金2.3億円(トータル10.5億円)
☆「ウルヴァリン」金2.3億円(トータル8.9億円)
<2008>
☆「アメリカン・ギャングスター」金2.4億円(トータル10.5億円)
☆「アイアンマン」2.1億円(トータル9.4億円)
☆「ランボー」2.1億円(トータル9億円見込み)
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は7.7~10.0億円となる。
エンターテイメント性がないので、大きな伸びはないと思われる。
「グリーン・ゾーン」の興行収入は7~8億円となりそうだが、「ボーン」の実績から多少粘ると考えて、8.0億円と予想したい。
あの内容ならば、この程度となるのではないか。


4位:「のだめカンタービレ最終楽章 後編」(東宝・フジテレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 44.0億円
【配給会社期待値】 60億円
【現時点での興行収入予想】 36~37億円(OP時~2週目44億円)
【公開規模】 先週410スクリーン
トータルでは31.3億円となっている。
1週間の伸びは2.6億円程度だろうか。
30億円は突破したが、40億円突破は微妙となってきた。
配給会社の期待値である60億円という数字は夢のまた夢だろう。

同時期に公開されたライバルの「コナン」とは接戦を演じている。
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28億円突破→
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
5.6→13.6→21.3→28.7→31.3億円→
約2億円のリードを保ちつつあるが、相手は30億円前半が落ち着きどころの作品。
本作は30億円後半というところか。

前編の興行収入は以下のとおり。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3億円→
前編との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は38.3億円となる。
前編は正月映画であり、5週目には稼ぎ時期が落ち着いている頃といえる。
この対比は比較的信用できる数値となりそうだ。

近年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円(視聴率14.8%)
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円(視聴率05年19.7%、07年21.7%)
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円(視聴率13.1%)
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円(視聴率22.8%)
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円(視聴率22.6%)
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3億円→
ゴールデンウィークがあったので、「花より男子F」以外の6週目(「相棒」のみ5週目)との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は36.1~38.4億円となる。
マックスで38億円、ミニマムで36億円というところか。
「ごくせん」トータル34.8億円は超えるのではないか。

「のだめカンタービレ最終楽章 後編」31.3億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり(※GWがあったので、1週上乗せ)。
<2009>
☆「アマルフィ」31.1億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん THE MOVIE」30.2億円(トータル34.8億円)
☆「余命1か月の花嫁」27.5億円(トータル31.5億円)
☆「ヤッターマン」28.5億円(トータル31.4億円)
☆「クローズZEROⅡ」27.9億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年-第2章-最後の希望」27.3億円(トータル30.1億円)
<2008>
☆「ザ・マジックアワー」32.9億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」28.5億円(トータル31.0億円)
これらとの対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は33.9~37.3億円となる。
知名度がある作品であり、しばらくは粘り込むだろう。
「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は先週に引き続き36~37億円と予想したい。
前作の1割増ではなくて、1割減というところになりそうだ。
根強い人気がある作品と思ったが、ドラマの終了から時期が経っており、主要キャスティングなどでも引っ掛かる部分はあったともいえる。


11位:「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 2.0億円
【現時点での興行収入予想】 4.0億円前後(先週3~4億円)
【公開規模】 先週154スクリーン
トータルでは3.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.0千万円弱程度だろうか。
1週間の伸びがこの程度なので、最終的には4.0億円前後というところか。
大コケすると思っていたので、この程度でも個人的には十分ではないかと思う。
本作がヒットすると思った者はさすがに誰もいないだろう。
知名度のあるキャストによる気軽に見られるコメディ作品であり、宣伝にもチカラを入れたことが功を奏したのではないか。
09年「しんぼる」がトータル4.7億円なので、4億円という数字はヒットしないお笑い系作品の今後の参考になるかもしれない。

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全米映画興行収入(5月3週目)

1位は2週目の「アイアンマン2」。
監督は前作に引き続き、ジョン・ファヴロー。
主演はロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ。
敵役として、ミッキー・ローク、スカーレット・ヨハンソンが登場。
前作のテレンス・ハワードに代わって、ドン・チードルが本作の相方となっている。
トータル212百万ドルとなっており、製作費2億ドルをあっさりと回収した。
評価はまあまあ高いようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先込102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」
OP128→212百万ドル→
前作に比べて伸びも高いので、前作超えは不可能ではなさそうだ。

同じくアメコミヒーローモノの「スパイダーマン3」、今年公開された「アリス・イン・ワンダーランド」を超えられるかも注目となるか。
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP182→253→290→311→321→328→331→333
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」現時点で332百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324→328
☆10年「アイアンマン2」
OP128→212百万ドル→
「スパイダーマン3」に比べると、分がまだ悪い。
これらを踏まえると、現時点では3億2~3千万ドル程度が落ち着きどころとなりそうだ。


2位は新作の「ロビン・フッド」。
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演というゴールデンコンビ。
ケイト・ブランシェットも出演している。
40百万ドルのオープニングを飾ると予想されており、予想に近い37百万ドルという悪くはないオープニングを飾った。
しかし、制作費が2億ドルという高額作品であり、アメリカ国内では製作費回収は難しいのではないか。
全世界レベルでは稼げそうな作品なので、これほどの予算を投じられているのだろう。
評価はまあまあ高いようだ。

リドリー・スコット監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年「グラディエーター」トータル188百万ドル
OP35→74→103→123→139→150
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル
OP44→80→101→116→122→126
☆10年「ロビン・フッド」
OP37百万ドル→
当面は1億ドル突破が目標となり、1億2~3千万ドルが落ち着きどころか。
05年「キングダム・オブ・ヘブン」(トータル47百万ドル)、08年「ワールド・オブ・ライズ」(トータル39百万ドル)といった作品があるので心配したが、制作費を無視すれば、リドリー・スコット、ラッセル・クロウ作品としてはそれほど悪くはない成績となりそうだ。


3位は新作の「Letters to Juliet」。
「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド主演のラブストーリー。
監督は「13ラブ30」(トータル57百万ドル)、「シャーロットのおくりもの」(トータル83百万ドル)、「ブライダル・ウォーズ」(トータル59百万ドル)のゲイリー・ウィニック。
17百万ドルのオープニングを飾ると予想されており、予想に近い14百万ドルのオープニングを飾っている。
「13ラブ30」(トータル57百万ドル)のオープニングが21百万ドル、「ブライダル・ウォーズ」(トータル59百万ドル)のオープニングが21百万ドルなので、本作は4千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
今年公開された「Dear John」がスマッシュヒット(トータル80百万ドル)したアマンダ・セイフライドだが、実績はまだまだ足りないので、この程度でも十分だろう。
評価はそれほど悪くはないようだ。


4位は新作の「Just Wright」。
クィーン・ラティファ主演のスポーツモノのラブコメディ。
10百万ドルのオープニングを飾ると予想されており、予想に近い8.5百万ドルのオープニングを飾った。
トータル2千万ドル前後が落ち着きどころか。
それほどスクリーン数が多くない作品であり、この程度ならば、十分だろう。
評価はそれほど良くないようだ。


5位となったのは、8週目のドリームワークス製作の3Dアニメ「ヒックとドラゴン」。
トータル208百万ドルとなっている。
評価も高いことから、かなり粘りこんでいるようだ。
オープニング成績が悪かったことから、ドリームワークスの株が下がったといわれているが、製作費165百万ドルを楽に回収した。
株が下がった際に購入した者にとっては有利となる成績を収めそうだ。
ドリームワークス製作の「森のリトルギャング」トータル155百万ドル、「シャーク・テイル」トータル161百万ドル、「マダガスカル2」トータル180百万ドル、「マダガスカル」トータル194百万ドル、「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドルを超えた。
「カンフー・パンダ」トータル215百万ドルも視野に入ってきたが、まもなく「シュレック フォーエバー」が公開されるのでスクリーンを奪われそうだ。
「シュレック」シリーズ以外では、ドリームワークス製作アニメのナンバーワンになる可能性もあったが、超えるのはやや難しいか。


6位は3週目の「エルム街の悪夢」。
トータルでは56百万ドルとなっている。
オープニングが33百万ドルだったのに、先週の週末は9百万ドル、今週の週末は5百万ドルしか稼げないという超初動となっている。
しかし、制作費は激安の35百万ドルとなっており、プロデューサーのマイケル・ベイはビジネスが上手い。
同じくマイケル・ベイが手掛けた「13日の金曜日」のトータル65百万ドル(オープニング41百万ドル)なので、6千万ドル程度が落ち着きどころか。
評価は普通となっているようだ。


7位は6週目の「Date Night」。
監督は「ナイトミュージアム」シリーズのショーン・レヴィ。
主演はスティーヴ・カレル、ティナ・フェイ。
どちらもアメリカのコメディ界では相当に人気のある役者である。
他人の夫婦を偽ったために殺し屋に狙われるはめになるという、ただのコメディとは異なる一風変わった設定に面白みもあり、評価はそれほど悪くはなく、粘っている。
トータルでは87百万ドルとなっている。
9千万ドル程度は稼げそうだが、1億ドル超えは無理そうだ。
しかし、制作費は55百万ドルなので、余裕で回収している。
スティーヴ・カレル主演の「ゲットスマート」(トータル130百万ドル)、「40歳の童貞男」(トータル109百万ドル)、「エバン・オールマイティ」(トータル100百万ドル)を超えるのは無理そうだが、ティナ・フェイ主演の「Baby Mama」(トータル60百万ドル)を超えた。
スティーヴ・カレル主演作品としては、マズマズというところか。


8位は3週目の「The Back-Up Plan」。
ジェニファー・ロペス主演のラブコメディー。
恋人がいない女性が体外受精で妊娠した後に運命の相手と巡り合うというストーリーだったはず。
トータルでは34百万ドルとなっており、製作費の35百万ドル回収がみえた。
ピークが過ぎたはずのジェニファー・ロペスとしては悪くない成績となりそうだ。
02年「メイド・イン・マンハッタン」(トータル94百万ドル)、05年「ウエディング宣言」(トータル83百万ドル)、01年「ウェディング・プランナー」(トータル60百万ドル)には及ばないが、02年「イナフ」(トータル40百万ドル)とは遜色がない結果となる。
ジェニファー・ロペスはまだまだ終わっていないことを証明した。
評価はそれほど良くはないようだ。


10位は7週目の3Dアクション「タイタンの戦い」。
監督は「インクレディブル・ハルク」(トータル135百万ドル)のルイ・レテリエ。
主演は「アバター」のサム・ワーシントン。
「アバター」のヒットを受けて、急遽3D化したといわれるムチャな作品だが、そのギャンブルがどうやら当たったようだ。
トータルでは160百万ドルとなっている。
評価はそれほど悪くはないようであり、製作費125百万ドルは楽に回収した。
最終的には1億6千万ドル台が落ち着きどころか。
サム・ワーシントン出演作の「ターミネーター4」(トータル125百万ドル)を既に超えている。
サム・ワーシントンはアクションスターとしての地位を固めつつあるようだ。
「ナルニア国物語第2章」(トータル146百万ドル)、「パーシー・ジャクソン」(トータル88百万ドル)といったファンタジー作品をも超えており、無難な結果を収めた。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆3Dアニメ「シュレック フォーエバー」
☆コメディ作品「MacGruber」
「シュレック フォーエバー」はまた爆発するのだろうか。

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『グリーン・ゾーン』レビュー

◆評  価   4.0点
◆おススメ度  C(「ボーン」シリーズの延長戦ではない)

好きな人にはたまらない作品かもしれないが、個人的には全く合わなかったと正直に白状したい。
あまりに合わなすぎて、完全に飽きてしまった。
ブレるカメラ、早すぎてよく分からない映像、ムダに多いセリフに辟易して、「もう好きにやってよ」と集中力を切れた状態で鑑賞していたので、評価は低くせざるを得ない。

一方では、臨場感があり、迫力があり、リアルな世界が繰り広げられており、興奮できる映像ともジャッジできるが、他方では、暗い画面の中で人影がうごめいているだけの訳の分からない映像ともいえる。
自分には完全に後者でしかなく、見る者を選ぶ映画といえるか。
「ブラックホーク・ダウン」「ハート・ロッカー」「キングダム/見えざる敵」「ワールド・オブ・ライズ」といった映画を高く評価しているので、ここまで合わないとは思わなかったのだが、エンターテイメント性の有無がポイントなのだろうか。
本作は非常に政治的なメッセージが強い作品でもある。

「大量破壊兵器はどこにあるのか」ということは、当時にはかなり話題となり、問題となったテーマであることを記憶している。
製作当時にはまだ良かったのかもしれないが、2010年の今となってそれを論じても大した意味はないのではないか。
「大量破壊兵器は実は存在しなかった」という事実を明らかにしたくらいでは、いまさら誰も驚かないだろう。
たとえ、大量破壊兵器が見つかったからといって、イラク戦争が完全に正当化されるわけでもない。
もっとも、本作においても「大量破壊兵器はどこにあるのか」ということ自体は大きな論点にはなっていないような気がした。

本作においては、捏造された資料に基づいて戦争に踏み切り、その戦争によって多くの者が苦しめられたという事実、本来役割を果たさなくてはならないマスコミによって、情報操作されたという事実をポイントにしていると思う。
また、「戦争後の統治の在り方」についても一石を投じている。
アメリカ人ではなくて、イラク人によってイラクのことを決定しなくてはいけなかったということは素晴らしいまとめ方だとは思う。
イラク問題がここまでコジれている要因の一端を教えてくれている。
ジャーナリスト出身であるポール・グリーングラス監督が、今なお問題になっていることについて、非常にマジメかつ真剣に取り組んでいる姿勢は評価したいが、スター俳優によるアクション・サスペンスを堪能したいという欲求にはマッチしていないと言わざるを得ない。
政治的な作品とエンターテイメント性ある作品との両立は難しく、「大いなる陰謀」のようなマジメな映画になっても困るが、スタンスをはっきりとどちらかに寄せても良かったのではないか。
自分にはどっちつかずで、意義を見出せない映画としか思えなかった。

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国内映画興行収入ランキング(5月2週目その4)

11位:「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」(ショウゲート)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円
【公開規模】 209スクリーン
2.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.9億円弱となっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは2.4億円程度だろうか。
スクリーン数に比較して、それほど稼げていないが、メジャースタジオではない上に、岡村主演作品としては地味のため仕方はない。
爆発的なヒットを望めない作品なので、個人的にはこの程度稼げば、十分と考える。

芸人が原作・脚本・演出などに関わった作品は以下の通り。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5(1.7)→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆08年「ホームレス中学生」トータル6~7億円見込み
OP1.2→祝込3.7→4.8→5.6→祝込6.2
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆10年「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」
OP0.5→1.8→2.9億円→
ゴールデンウィークがあったので、これらの4週目との対比で考えると、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入は3.0~4.0億円となる。
「陰日向に咲く」との対比では4.0億円となる。
4億円を超える勢いはないが、4億円程度が落ち着きどころではないか。

「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」2.9億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり(※GWのため1週上乗せ)。
<2009>
☆「風が強く吹いている」祝込3.8億円(トータル4.5億円)
☆「BABY BABY BABY!」2.8億円(トータル3.0億円)
☆「鴨川ホルモー」2.6億円(トータル3.0億円)
<2008>
☆「西の魔女が死んだ」3.1億円(トータル4.5億円)
☆「銀幕版 スシ王子!」3.2億円(トータル3.7億円)
☆「グーグーだって猫である」3.0億円(トータル3.6億円)
☆「釣りバカ日誌19」3.0億円(トータル3.5億円)
☆「築地魚河岸三代目」2.8億円(トータル3.4億円)
☆「KIDS」2.9億円(トータル3.3億円)
「西の魔女が死んだ」以外との対比で考えると、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入は3.1~3.5億円となる。
4億円超えは厳しそうだが、3億円後半までは稼げるのではないか。
現時点では、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入はOP時に引き続き4億円と予想したい。
ややマジメなヒューマンドラマなのでとっつきにくさはあるが、GW後でも多少は粘ってくれるのではないか。


12位:「第9地区」(ワーナー・GAGA)<5週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 8億円(2週目10億円、OP時11~12億円)
【公開規模】 204スクリーン
2.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.6億円半ばとなっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは2.1億円半ば程度だろうか。
ゴールデンウィークも終わり、そろそろ勢いを無くす頃か。
アカデミー賞作品賞にノミネートされるサプライズがあり、日本での評価も悪くないのでヒットするかと思われたが、一般向けとは思えないジャンルでもあったようだ。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆08年「ハプニング」トータル12.3億円
金3日2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→06.4→10.0→11.6
☆08年「クローバーフィールド/HAKAISHA」トータル12.1億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5→11.6?
☆09年「ノウイング」トータル10.2億円
金3日2.9→6.1→8.2→9.3
☆06年「トゥモロー・ワールド」トータル10.0億円
OP1.6→3.0→4.1
☆10年「第9地区」
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6億円→
これらの6週目との対比で考えると、「第9地区」の興行収入は7.7~7.9億円となる。
大きな伸びは期待できないので、「第9地区」の興行収入は8億円程度となりそうだ。

「第9地区」7.6億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり(※GWのため1週上乗せ)。
<2009>
☆「サブウェイ123激突」7.4億円(トータル7.7億円)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」7.9億円(トータル8.5億円)
☆「奇跡のシンフォニー」7.1億円(トータル7.5億円)
☆「ドラゴン・キングダム」7.0億円(トータル7.1億円)
これらとの作品との対比で考えると、「第9地区」の興行収入は7.7~8.2億円となる。
「第9地区」の興行収入は2週間前に引き続き8億円と予想したい。
OP時には11~12億円、3週間前は10億円という予想だったが、ここまではさすがに伸びなかった。
話題になることを期待して粘ると考えたものの、無名キャスティングによる訳の分からないエイリアン映画には抵抗があったようだ。
「クローバーフィールド/HAKAISHA」トータル12.1億円までは伸びて欲しかったところだが、結構グロいところもあり、厳しかったか。
目新しいタイプの作品の興行収入がこの辺りとなれば、今後の参考になりそうだったが。


13位:「ダーリンは外国人」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 6億円後半(2~3週目7~8億円、OP時8~9億円)
【公開規模】 250スクリーン
1.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.2億円半ばとなっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは2.0億円弱程度だろうか。
ゴールデンウィークでもう少し上乗せができると踏んでいたので、やや意外だ。
連休中はやはりファミリーモノが受けるようだ。

人気の漫画が原作ではあるが、ラブストーリー関連作品が参考になるか。
かなりテイストは異なるが、問題はないだろう。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆08年「砂時計」トータル10.0億円(夏帆・松下)
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5→09.7
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆07年「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円(長澤)
OP0.9→2.3→3.3→3.8→04.2→04.4
☆10年「誰かが私にキスをした」(堀北)
OP0.5→1.5億円→
☆10年「ダーリンは外国人」
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3億円→
ゴールデンウィークがあったので、「恋空」などを除く主要作品の6週目との対比で考えると、「ダーリンは外国人」の興行収入は6.6~6.9億円となる。
7億円を超えない程度が落ち着きどころか。
「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円、「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円辺りも下回りそうだ。

コメディテイストもありそうなので、以下の作品も参考になる。
☆07年「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式 」トータル9.3億円
祝込3日2.2(2日1.4)→4.3→6.3→7.8
☆08年「ハンサム★スーツ」トータル8.6億円
祝込3日2.1(2日1.5)→3.9→5.6→6.7→7.6→8.1
☆10年「ダーリンは外国人」
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3億円→
「ハンサム★スーツ」の6週目との対比で考えると、「ダーリンは外国人」の興行収入は6.7億円となる。
伸びは期待できないので、やはり6億円後半が落ち着きどころだろう。

「ダーリンは外国人」6.3億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり(※GWがあったので、1週上乗せ)。
<2009>
☆「ハゲタカ」7.7億円(トータル8.3億円)
☆「60歳のラブレター」7.5億円(トータル7.9億円)
☆「誰も守ってくれない」6.1億円(トータル6.4億円)
<2008>
☆「イキガミ」祝込7.8億円(トータル8.0億円)
☆「まぼろしの邪馬台国」7.2億円(トータル9.5億円)
「まぼろしの邪馬台国」を除く作品との対比で考えると、「ダーリンは外国人」の興行収入は6.5~6.8億円となる。
2週間前に『通常では6~7億円程度となりそうな動きだが、GWがあるので、楽観視したい』と書いたが、楽観視しない方がよかったようだ。
2週間前は7~8億円という予想だったが、「ダーリンは外国人」の興行収入は6億円後半と下方修正したい。
井上単独主演作品のようなものであり、大コケせずに頑張ったともいえるか。
人気漫画の映画化というフレーズが通用する作品でもなかった。


14位:「ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲-」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円以下
【公開規模】 243スクリーン
1.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円となっている。
予想しなかったのはランクインできないと思ったからではなくて、単に面倒くさかっただけ。
結構高めに考えていたので、恥をかかなくてよかった。
前作は4.7億円だったようであり、少なくとも前作を超えると思ったが、それは論外のようだ。
前作の半分も稼げず、2億円を超えない程度だろう。

見てもなく、見る気はなかったので、的外れかもしれず、全て想像だが、ヒットしなかった理由は以下のとおりだろうか。
①前作をそもそも知らない。
②セクシー系に振りすぎて、ファミリーで賑わうGW向きではなかった。
③セクシー系に振りすぎて、カップルや一般層が避けた。
④哀川翔は主演としてヒット作品を生み出すのは難しい。
⑤仲里依紗は人気が上がってきているが、まだ浸透度は足りないか。
⑥三池監督と宮藤脚本が遊びすぎた。
⑦東映系作品。
要するにマニアック過ぎて、仲里依紗の男性ファン以外には見向きもされないという結果になったのだろうか。
それにしても、「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」よりも稼げないという発想はなかった。

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国内映画興行収入ランキング(5月2週目その3)

ゴールデンウィークのため、数字には多少のズレがあるかもしれませんのでご注意ください。


1位:「アリス・イン・ワンダーランド」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 60.0億円
【現時点での興行収入予想】 105億円(OP時~2週目100億円)
【公開規模】 878スクリーン
5.2億円を週末に稼ぎ、トータルでは83.8億円となっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは48.4億円半ば程度だろうか。
GWに荒稼ぎをして、100億円が迫ってきた。

シリーズ作品や結末などが気になるタイプの作品ではないので、100億円級のビッグヒットにはならないと踏んだが、知名度が高い題材、監督・主演であり、観客層の幅が広い作品なので、このようなヒットになったのだろうか。
もちろん、大作3D作品という目玉もあった。

ティム・バートン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆01年公開「猿の惑星」トータル45.0億円
☆04年公開「ビッグ・フィッシュ」10億円未満
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆05年公開「コープス・ブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8億円→
ゴールデンウィークがあったので、「スウィーニー・トッド」の5週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は93.4億円となる。
「チャーリーとチョコレート工場」の5週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は117.4億円となる。
現時点では、95億円以上、120億円以下というところか。
これらの対比の中間辺りの105~110億円辺りが落ち着きどころか。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
金19.4(2日14.7)→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8億円→
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの5週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は106.6~109.1億円となる。
やはり、この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。

興行収入100億円前後の作品は以下のとおり。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
金19.4(2日14.7)→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆05年「スター・ウォーズEPⅢ」トータル91.7億円
先21.2→40.7→49.8→58.7→65.8→73.3→80.5
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
OP12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7
☆09年「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3→65.1
☆06年「ナルニア国物語」トータル68.6億円
先10.4→23.6→33.0→43.9→52.3→58.2
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル57.1億円
先14.0→26.1→34.4→40.3→祝込46.7→49.5→52.0→53.7
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8億円→
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」「ナルニア国物語」以外の5週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は102.5~119.9億円となる。
「アリス・イン・ワンダーランド」は観客層が広く、比較的気軽に見られるということもあるので、100億円を超えて、110億円は超えない程度に落ち着くのではないか。
現時点では「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は105億円という予想にしておきたい。

なお、去年のGW時期に公開された「レッドクリフPartⅡ」と比べてみると、以下のようになる。
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」トータル55.5億円
金3日8.6→21.5→30.3→39.0→47.7→50.7→52.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8億円→
これとの4・5週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は97.5~119.3億円となる。
この中間辺りの105億円という数字は悪くはないだろう。


3位:「のだめカンタービレ最終楽章 後編」(東宝・フジテレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 44.0億円
【配給会社期待値】 60億円
【現時点での興行収入予想】 36~37億円(OP時~2週目44億円)
【公開規模】 410スクリーン
1.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは28.7億円となっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは15.1億円半ば程度だろうか。
30億円突破は迫ってきたが、40億円突破は微妙となってきた。
そろそろ現実を直視した方がいいかもしれない。
配給会社の期待値である60億円という数字は夢のまた夢。

同時期に公開されたライバルの「コナン」とは接戦を演じている。
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8億円→
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
5.6→13.6→21.3→28.7億円→
約2億円のリードを保ちつつあるが、相手は30億円前半が落ち着きどころの作品。
本作は30億円後半というところか。

前編の興行収入は以下のとおり。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
05.6→13.6→21.3→28.7億円→
前編との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は38.4億円となる。
前編は正月映画であり、4週目には稼ぎ時期が落ち着いている頃といえる。
この対比は比較的信用できる数値となりそうだ。

近年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円(視聴率14.8%)
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円(視聴率05年19.7%、07年21.7%)
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円(視聴率13.1%)
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円(視聴率22.8%)
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円(視聴率22.6%)
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
05.6→13.6→21.3→28.7億円→
ゴールデンウィークがあったので、「西遊記」以外の4・5週目との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は35.1~40.8億円となる。
マックスで40億円、ミニマムで35億円というところか。
「ごくせん」トータル34.8億円は超えるのではないか。

「のだめカンタービレ最終楽章 後編」28.7億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり(※GWがあったので、1週上乗せ)。
<2009>
☆「アマルフィ」28.2億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん THE MOVIE」26.0億円(トータル34.8億円)
☆「余命1か月の花嫁」25.1億円(トータル31.5億円)
☆「ヤッターマン」26.9億円(トータル31.4億円)
☆「クローズZEROⅡ」26.5億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年-第2章-最後の希望」25.8億円(トータル30.1億円)
<2008>
☆「ザ・マジックアワー」30.1億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」26.8億円(トータル31.0億円)
これらとの対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は32.7~38.4億円となる。
2週間前には『動きが良くても30億円後半という動きだが、さらにGWが待ち受けている。前編の40億円という実績もあるので、まだまだ楽観視していいだろう』と書いたが、楽観視してはいけなかったようだ。
2週間前は44.0億円という予想だったが、下方修正せざるを得ない。
マックスで40億円、ミニマムで35億円というところなので、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は36~37億円と予想したい。
前作の1割増ではなくて、1割減というところになりそうだ。
根強い人気がある作品と思ったが、ドラマの終了から時期が経っており、主要キャスティングなどでも引っ掛かる部分はあったともいえる。


5位:「タイタンの戦い」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 15.5億円
【現時点での興行収入予想】 15~16億円(OP時12~13億円)
【公開規模】 479スクリーン
8.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは12.3億円半ばとなっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは9.5億円程度だろうか。
オープニングはそれほど高くはない数字だったが、10億円をあっさりと超えてしまった。
オープニング時の予想は12~13億円だったので、ゴールデンウィークに予想以上に荒稼ぎしたようだ。
ギリギリでファミリーでも鑑賞できる3Dアクション作品であり、「アリス」などとは異なる硬派なハリウッド大作らしいアクションを堪能できるというメリットもあったか。

「神話」などを扱っており、「ファンタジー」とは異なりそうだが、一応参考にしたい。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14億円見込み
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4億円→
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」とはオープニング時に1億円近い差があったが、ゴールデンウィークで完全に逆転した。
ゴールデンウィークがあったので、「ライラの冒険」以外の4週目(先行がある作品は3週目)との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は14.7~15.6億円となる。
15~16億円辺りが落ち着きどころか。

以下のような歴史モノ作品も参考になりそうだ。
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」トータル55.5億円
金3日8.6(2日6.7)→21.5→30.3→39.0→47.7→50.7→52.5
☆08年「レッドクリフ Part I」トータル50.5億円
祝3日9.6(2日6.7)→17.7→25.2→31.6→37.4→41.1→43.9
☆04年「トロイ」トータル42.0億円
☆03年「HERO」トータル40.5億円
☆00年「グラディエーター」トータル15.6億円
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆02年「スコーピオン・キング」トータル10.5億円
☆08年「紀元前1万年」トータル10.1億円
OP1.6→5.6→8.3→9.3→9.7→9.9
☆07年「ベオウルフ/呪われし勇者」トータル8.3億円
OP2.0→4.6→6.2→7.1→不明→8.0
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4億円→
ゴールデンウィークがあったので、これらの4週目(先行がある作品は3週目)との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は13.5~19.8億円となる。
「300<スリーハンドレッド>」の3週目との対比となる16.7億円程度がマックスラインか。

「タイタンの戦い」12.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり(※GWのため1週上乗せ)。
<2009>
☆「チェンジリング」11.0億円(トータル12.8億円)
☆「ワルキューレ」11.3億円(トータル12.5億円)
<2008>
☆「ハプニング」11.4億円(トータル12.3億円)
☆「イーグル・アイ」11.6億円(トータル12.2億円)
これらとの対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は13.0~14.4億円となる。
14億円ラインがミニマムラインとなり、17億円ラインがマックスラインとなりそうだ。
したがって、「タイタンの戦い」の興行収入は15~16億円と予想したい。
OP時には12~13億円程度と予想したが、やや伸ばしてきた。
『「紀元前1万年」同様に、主演の知名度がそれほど高くはないハードな歴史モノや神話モノは一般受けしないところもあるのだろうか』とオープニング時に書いていたが、きっちりと公開前予想の15億円に落ち着きそうだ。
確かに期待以上でも期待以下でもない安定感のある作品であり、興行収入もその通りとなりそうだ。


6位:「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 11億円(OP時15億円)
【公開規模】 90スクリーン
6.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.7億円半ばとなっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは5.8億円弱程度だろうか。
オープニング時に比べて、勢いは落ちてきているものの、少ないスクリーンながら高稼働している。

初動という気もするが、根強いファンを持つ作品と比較したい。
☆09年「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」トータル40.0億円
OP5.1→13.6→19.8→24.0→27.3→29.8→31.6→33.4→34.6
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6→14.3
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル不明(7億円程度か)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」
OP2.0→04.9→07.8億円→
ゴールデンウィークがあるので、これらの4週目との対比で考えると、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は10.3~13.8億円となる。
オープニング時には、「サマーウォーズ」と比較して20億円を狙えるということが興行収入関係の大手のネット記事に書いてあったが、さすがにそこまでは伸びようがない。
当面は10億円突破が目標となり、伸びても13億円程度だと思われる。

なお、10億円前後のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円<年末公開>
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0
☆09年「NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」
OP2.0→4.9→7.8億円→
これらの4週目との対比で考えると、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は9.2~11.8億円となる。
本作はゴールデンウィークがあったにも関わらず、「NARUTO-ナルト-」や「オールスターズDX」の3週目の数字と変わりがないことを踏まえる必要もある。
ただ、90スクリーンだけでこれだけを稼いだことを考慮する必要がある。
10億円突破は可能と考えて、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は11億円と予想しておきたい。
オープニング時は15億円という予想だったが、期待を高めすぎてしまったか。
初めての映画化ということもあり、動きが読みにくい作品だ。


8位:「シャッターアイランド」(パラマウント)<5週目>
【公開前個人予想】 28.0億円
【現時点での興行収入予想】 16億円(OP時~3週目15~16億円)
【公開規模】 394スクリーン(先週比-37スクリーン)
3.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは15.4億円となっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは4.4億円弱程度だろうか。
15億円をなんとか突破した。
“謎”が気になるタイプの作品なので、伸びは悪くなかったが、評価が良くないことから、爆発的なものではなかった。

レオナルド・ディカプリオ主演映画の興行収入は以下の通り。
☆03年公開「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル30.0億円
☆03年公開「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル29.0億円
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→5.0→6.9→8.4
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「ブラッド・ダイヤモンド」トータル9.9億円
OP1.5→4.2→6.2→07.5→08.9→09.4
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル8~9億円
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆09年公開「レボリューショナリー・ロード」トータル3.8億円
OP0.8→2.4→3.2→03.5→03.7→03.7
☆10年公開「シャッターアイランド」
金3日3.4→8.3→11.0→13.3→15.4億円→
ゴールデンウィークがあったので、主要作品の6週目との対比で考えると、「シャッターアイランド」の興行収入は15.8~17.4億円となる。
評価もそれほど良くないことから20億円を超えるロングヒットにはならないと思われる。
10億円台後半が落ち着きどころか。
「ディパーテッド」トータル15.6億円が当面のライバルとなりそうだと思っていたが、それは超えそうだ。

事件モノや不可思議なストーリーも参考になると思ったが、以下のようなビッグヒットにはなりそうもない。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8(OP5.5)→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4
☆02年公開「バニラスカイ」トータル33.2億円
☆06年公開「フライトプラン」トータル31.2億円
OP2日6.0→14.4→20.4→24.8→28.0
☆01年公開「アンブレイカブル」トータル29.4億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆04年公開「ヴィレッジ」トータル17.0億円
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆10年公開「シャッターアイランド」
金3日3.4→8.3→11.0→13.3→15.4億円→
これらの6週目との対比で考えると、「シャッターアイランド」の興行収入は15.9~17.0億円となる。
良作ならば強気になれるが、あの内容では伸びても17億円というところか。

「シャッターアイランド」15.4億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり(※GWのため1週上乗せ)。
<2009>
☆「007/慰めの報酬」18.7億円(トータル19.8億円)
☆「HACHI 約束の犬」18.6億円(トータル19.7億円)
☆「チェンジリング」12.4億円(トータル12.8億円)
<2008>
☆「セックス・アンド・ザ・シティ」15.4億円(トータル18.0億円)
☆「ダークナイト」15.3億円(トータル16.0億円)
☆「最高の人生の見つけ方」12.1億円(トータル13.5億円)
☆「ハプニング」12.2億円(トータル12.3億円)
「セックス・アンド・ザ・シティ」「最高の人生の見つけ方」以外との対比で考えると、「シャッターアイランド」の興行収入は15.5~16.3億円となる。
“謎”があるタイプの作品の興行収入は大したオチではないと、伸びを欠くのではないか。
現時点では「シャッターアイランド」の興行収入は16億円と予想したい。
OP時には確か15~16億円と予想していたが、多少上方修正したい。
しかし、それほどヨミはズレていなかったようだ。
公開前には、一般受けしそうなテイストを信じて、期待を高めすぎたが、レオとスコセッシのタッグならば、「ディパーテッド」トータル15.6億円辺りとなるようだ。


8位:「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 2.0億円
【現時点での興行収入予想】 3~4億円
【公開規模】 154スクリーン
3.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.7億円となっている。
最終的には3~4億円というところか。
大コケすると思っていたので、この程度でも個人的には十分ではないかと思う。
本作がヒットすると思った者はさすがに誰もいないだろう。
知名度のあるキャストによる気軽に見られるコメディ作品であり、宣伝にもチカラを入れたことが功を奏したのではないか。


10位:「運命のボタン」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円~1億円半ば
【公開規模】 122スクリーン
2.8千万円のオープニングを飾った。
ランクインできる数字ではないが、公開時期が良かったためランクインしてきた。
ゴールデンウィークにこのような作品がランクインするのはちょっと寂しい気もするが。
トータルでは1億円~1億円半ば程度ではないか。
キャメロン・ディアスにいくら知名度があっても、この作品では無理だろう。

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国内映画興行収入ランキング(5月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「グリーン・ゾーン」(東宝東和)
<259館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ○(一応早めに見たい)
評価が異常に高いポール・グリーングラスだが、個人的にはそれほどハマっていないので、それほど期待はしていない。

【監督】 ポール・グリーングラス
ポール・グリーングラス監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆06年公開「ユナイテッド93」トータル不明
OP1.1→4.3→5.8→7.1
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
「グリーン・ゾーン」のマックスは「ボーン・アルティメイタム」の16.5億円となりそうだが、本作はヒットの予感がしない。
「ボーン」シリーズとしての知名度もあり、これらと同程度のヒットにはならないはずだ。
「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円を超えることもなく、良くても二桁前後というところか。

【キャスティング】 マット・デイモン、グレッグ・キニア
上述の「ボーン」シリーズを除く、マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」
金3日1.6→4.3→5.8→6.9→7.7
「グッド・シェパード」トータル4.5億円はさすがに超えると思われるが、「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円を下回るだろうか。

【題材】 「アクション」「サスペンス」「戦争モノ」
参考になりそうな戦争サスペンス・アクション作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円
☆02年公開「ブラックホーク・ダウン」トータル13.0億円
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル8~9億円見込み
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝込3日3.8(2日2.4)→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ハートロッカー」
OP0.4→2.2→3.7→5.1→6.2→6.9
キャスティングも良く、仕上がりも良かった「ワールド・オブ・ライズ」がトータル8~9億円見込み程度なので、この手の作品は一般的に好まれないところがある。
作風は異なるが、ジョニー・デップ主演の「パブリック・エネミーズ」も全くヒットしなかったので、ハードな作品は日本ではヒットしにくい。
また、アメリカで話題になったわけでもなく、日本でもそれほど話題になりそうもないので、良くても「ワールド・オブ・ライズ」程度ではないか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
「114分間あなたは最前線に叩き込まれる」というキャッチフレーズは悪くないが、「大量破壊兵器の行方」などは、日本人は興味を持たないはず。

【支持基盤・ターゲット】「『ボーン』シリーズ好き」「20~30歳代の男女・カップル」
ハードそうな作品だけに、女性客は多くはないかもしれない。
OLがレディースデイに鑑賞したい作品ではないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「天使と悪魔」トータル33.5億円(オープニング金3日6.8億円)
☆「消されたヘッドライン」不明(オープニング金3日0.8億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円(オープニング1.1億円)
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
「ランボー最後の戦場」がライバルとなるか。

【評価・予想】 9.0億円(オープニング3日2.3億円)
製作費100百万ドルに対して、アメリカ国内では35百万ドルしか稼げなかったので、大コケといえるだろう。
アメリカでは、イラク関連作品はヒットしないということが定説となっているので、仕方がないところはあるが。
日本ではイラク関連作品に対する嫌悪感はないと思われるが、ハードなアクション作品だけに、一般受けするかは微妙といえる。

「ボーン」シリーズのコンビという強みはあるが、二桁を超えるイメージがない。
「ワールド・オブ・ライズ」がトータル8~9億円見込みと同程度と考えて、「グリーン・ゾーン」の興行収入は9.0億円と予想したい。
「ワルキューレ」(トータル12.5億円)のオープニングが祝込3日3.8(2日2.4)なので、本作のオープニング2日は1.8億円程度か。
金曜日分を足すと、2.3億円程度となるだろうか。


「パリより愛をこめて」(ワーナー)
<206館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×(よくあるアクション作品、強いて見る必要はない)
「96時間」は劇場で鑑賞したが、本作はDVDで見るか見ないかというレベル。

【監督】 ピエール・モレル
アメリカでは「96時間」でスマッシュヒットしたが、二匹目のどじょうはおらず、アメリカでは大コケしてしまった。
日本においては「96時間」自体ヒットしておらず、「96時間」の監督といわれても、興行収入的には影響はないと思われる。
なお、「96時間」の日本での興行収入は4.4億円となっており、これと同程度となりそうだ。

【キャスティング】 ジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リース・マイヤーズ
ジョナサン・リース・マイヤーズは「M:i:Ⅲ」に出演していたが、日本では知名度は高くないと思われる。

ジョン・トラヴォルタ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆01年「ソードフィッシュ」トータル12.0億円
☆04年「炎のメモリアル」トータル不明(推移から考えると5~6億円程度か)
OP1.1→3.0→4.3
☆07年「ヘアスプレー」トータル10.0億円
☆09年「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金3日1.6→4.3→5.6→6.8→7.1→7.4
デンゼル・ワシントンがおり、題材が面白そうだった「サブウェイ123激突」を超えることはないはずだ。

【題材】 「アクション」「コンビモノ」「パリ」
参考になりそうなリュック・ベッソン関係作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「トランスポーター2」トータル3.5億円
☆07年「TAXi(4)」トータル5.8億円
OP1.3→3.4→4.6→5.3
☆09年「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆09年「トランスポーター3」トータル6.7億円
OP1.1→3.3→不明→4.7→5.6
だいたい4~6億円というところではないか。
知名度のあるジョン・トラヴォルタ主演という点が問題だが、大きな影響はないだろう。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
ジョン・トラヴォルタが頑張っているが、ちょっと浮いている気もする。
全体的に大した見所は感じられない。

【支持基盤・ターゲット】 「アクション好き」「20~30歳代の男女・カップル」
リュック・ベッソン製作のアクション作品なので、その系統が好きな者が見るだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「天使と悪魔」トータル33.5億円(オープニング金3日6.8億円)
☆「消されたヘッドライン」不明(オープニング金3日0.8億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円(オープニング1.1億円)
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
「消されたヘッドライン」レベルか。

【評価・予想】 4.5億円(オープニング0.9億円)
製作費52百万ドルに対して、アメリカでは24百万ドルしか稼げなかった。
なお、「96時間」は145百万ドルのスマッシュヒットをしていた。
日本でも荒唐無稽の派手なアクション作品は好まれないと思われる。

上述の分析からは、7億円以下、4億円以上と考えられる。
大ヒットを望めるキャスティングや作風ではないので、4~5億円程度ではないか。
「96時間」トータル4.4億円に、ジョン・トラヴォルタの知名度を足しても、「パリより愛をこめて」の興行収入は4.5億円と予想したい。
オープニングは「96時間」を超えると思うが、アクション作品の「グリーン・ゾーン」に観客を奪われそうなので、0.9億円程度だろうか。
気軽に見られるアクション作品だけに、大きくコケることはないと思うが、どうなるだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(5月2週目その2)

4位:「名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 30.0億円
【現時点での興行収入予想】 32~33億円
【公開規模】 OP時352スクリーン
トータルでは26.8億円となっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは15.4億円程度だろうか。
あっさりと07・08年の20億円半ばのラインを突破した。
人気の上昇度が窺われる。

今年公開された「ドラえもん」よりも伸びが高い。
☆10年「のび太の人魚大海戦」
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→
人気の高さは相当のようであり、30億円突破は堅いか。

「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念作品>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8億円→
爆発した去年と比べても遜色のない動きだ。
06~09年との対比で考えると、「天空の難破船(ロスト・シップ)」の興行収入は31.0~32.0億円となる。
とりあえずは30億円突破が目標となる。
少なくとも、06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円は超えたいところだ。
去年の35億円を超えることはないと思われるので、30億円以上、35億円以下となる。
以下のレベルが落ち着きどころか。
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
32~33億円が落ち着きどころか。

その他のアニメシリーズとの比較は以下のとおり
☆08年「ポケモン ギラティナと氷空の花束 シェイミ」トータル48.0億円
祝3日10.2(2日7.0)→18.5→26.9→33.3→39.9→43.3→45.8→46.4
☆09年「ポケモン アルセウス 超克の時空へ」トータル45.8億円
祝3日09.8(2日6.7)→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8億円→
これらとの対比で考えると、「天空の難破船(ロスト・シップ)」の興行収入は36.3~39.6億円となる。
30億円半ばラインを狙えないこともないが、そこまでは伸びないだろう。
やはり、現時点では去年をやや下回る32~33億円と予想したい。


7位:「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」(東宝・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 12~13億円
【公開規模】 OP時325スクリーン
トータルでは11.1億円となっている。
ゴールデンウィークを含めた2週間の伸びは6.3億円程度だろうか。
楽に10億円を突破しており、去年の低迷を脱した。

「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」トータル10.0億円
1.7→3.5→05.9→09.2→09.6→09.7
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」
2.7→4.9→07.7→11.1億円→
主要作品との対比で考えると、「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の興行収入は12.1~12.5億円となる。
15周年記念の07年をピークに下落気味となっているが、原作者の臼井儀人さんが亡くなられた後の初めての作品であり、あまり恥ずかしい結果にはなりたくないはずだ。
少なくとも去年の興行収入を上回らないとマズいだろう。
基準値と思われる12~13億円が落ち着きどころだろうか。

なお、10億円前後のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円<年末公開>
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0
☆09年「NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」
2.7→4.9→07.7→11.1億円→
「劇場版 MAJOR」以外との対比で考えると、「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の興行収入は13.0~16.7億円となる。
10億円半ばも狙えないことはない推移だが、例年通りGW後には勢いを無くすだろう。
やはり「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の興行収入は12~13億円と予想したい。

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国内映画興行収入ランキング(5月2週目その1)

2位:「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」(東宝・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
3.6億円半ば(366,408,980円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは初動タイプとなるだろう。前作との興行収入対比で考えて、2.8億円辺りか』と書いたので、予想よりも高いものとなっている。
ドラマの放送、映画の公開から月日は経っているが、意外と人気は落ちていないようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「TRICK劇場版」トータル12.9億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆10年「TRICK劇場版3」
3.7億円→
前作との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.1億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

堤幸彦監督作品は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7億円→
「20世紀少年」シリーズとの対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.0~23.2億円となる。
やはり18億円辺りが当面の目標となりそうだ。

仲間由紀恵出演作の興行収入は以下の通り。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝込14.0→16.8→19.1→20.4
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円(主演:中居)
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
OP4.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7億円→
「ごくせん THE MOVIE」との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は26.3億円となる。
「ごくせん THE MOVIE」は夏休み公開のためか、意外と粘っていたようだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
これらとの対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は19.1~29.2億円となる。
前作が初動タイプだったので、本作も初動となるだろう。
20億円を超えない程度の10億円台後半が落ち着きどころか。

「TRICK劇場版3」3.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「のだめカンタービレ 最終楽章 前篇」3.9億円(トータル40億円見込み)
☆「アマルフィ」土日2日3.8億円(トータル36.5億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」土日2日3.6億円(トータル22.5億円)
<2008>
☆「デトロイト・メタル・シティ」3.5億円(トータル23.4億円)
☆「クロサギ」2.9億円(トータル17.2億円)
「カイジ 人生逆転ゲーム」「クロサギ」との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は21.9~23.1億円となる。
前作の数字を見ると、20億円を超えない程度と考えたいところ。
「TRICK劇場版3」の興行収入は18~19億円と予想したい。
前作「TRICK劇場版2」(トータル21.0億円)のオープニングを下回っているので、前作を超えることはないと思うが、どうなるだろうか。

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全米映画興行収入(5月2週目)

1位となったのは新作の「アイアンマン2」。
1億3千万ドルという凄まじいオープニングを飾った。
今年の「アリス・イン・ワンダーランド」1.16億ドル、去年の「トランスフォーマー:リベンジ」(トータル4.0億ドル)の1.09億ドル(※水曜日から先行公開分を除く)を超える数字。
しかし、去年の「ニュームーン:トワイライト・サーガ」(トータル3.0億ドル)の1.43億ドル、一昨年の「ダークナイト」(トータル5.3億ドル)の1.58億ドル、3年前の「スパイダーマン3」の1.51億ドル(トータル3.4億ドル)には劣っている。

ただ、前作のオープニングが9.9千万ドルだったので、十分すぎるほどのヒットといえよう。
製作費2億ドルは楽に回収できるのではないか。
前作の興行収入3.2億ドルを抜くことが当面の目標となりそうだ。
「バットマン」、「スパイダーマン」シリーズに次ぐアメコミヒーローモノとしての地位を固めつつある。
なお、「スパイダーマン」シリーズの興行収入は、1が4.0億ドル、2が3.7億ドル、3が3.4億ドルとなっている。
「スパイダーマン3」を捕らえられるかも注目となる。


2位は2週目の「エルム街の悪夢」。
トータルでは49百万ドルとなっている。
「アイアンマン2」が強すぎるということもあるが、先週のオープニングが33百万ドルだったのに対して、今週は9百万ドルしか稼げないという超初動タイプとなっている。
しかし、制作費は激安の35百万ドルとなっており、プロデューサーのマイケル・ベイはビジネスが上手い。
同じくマイケル・ベイが手掛けた「13日の金曜日」のトータル65百万ドル(オープニング41百万ドル)なので、6千万ドル前後が落ち着きどころか。


3位となったのは、ドリームワークス製作の3Dアニメ「ヒックとドラゴン」。
トータル201百万ドルとなり、ついに2億ドルを超えた。
評価も高いことから、かなり粘りこんでいるようだ。
オープニング成績が悪かったことから、ドリームワークスの株が下がったといわれているが、製作費165百万ドルを楽に回収した。
株が下がった際に購入した者にとっては有利となる成績を収めそうだ。
ドリームワークス製作の「森のリトルギャング」トータル155百万ドル、「シャーク・テイル」トータル161百万ドル、「マダガスカル2」トータル180百万ドル、「マダガスカル」トータル194百万ドル、「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドルを超えており、「カンフー・パンダ」トータル215百万ドルも視野に入ってきた。
「シュレック」シリーズ以外では、ドリームワークス製作アニメのナンバーワンになる可能性も出てきている。


4位は5週目の「Date Night」。
監督は「ナイトミュージアム」シリーズのショーン・レヴィ。
主演はスティーヴ・カレル、ティナ・フェイ。
どちらもアメリカのコメディ界では相当に人気のある役者である。
他人の夫婦を偽ったために殺し屋に狙われるはめになるという、ただのコメディとは異なる一風変わった設定に面白みもあり、評価はそれほど悪くはなく、粘っている。
トータルでは81百万ドルとなっている。
9千万ドル前後は稼げそうだが、1億ドル超えは無理そうだ。
しかし、制作費は55百万ドルなので、余裕で回収している。
スティーヴ・カレル主演の「ゲットスマート」(トータル130百万ドル)、「40歳の童貞男」(トータル109百万ドル)、「エバン・オールマイティ」(トータル100百万ドル)を超えるのは無理そうだが、ティナ・フェイ主演の「Baby Mama」(トータル60百万ドル)を超えている。
スティーヴ・カレル主演作品としては、マズマズというところか。


5位は2週目の「The Back-Up Plan」。
ジェニファー・ロペス主演のラブコメディー。
恋人がいない女性が体外受精で妊娠した後に運命の相手と巡り合うというストーリーだったはず。
トータルでは29百万ドルとなっており、製作費の35百万ドル回収がみえてきたか。
ピークが過ぎたはずのジェニファー・ロペスとしては悪くない成績となりそうだ。
02年「メイド・イン・マンハッタン」(トータル94百万ドル)、05年「ウエディング宣言」(トータル83百万ドル)、01年「ウェディング・プランナー」(トータル60百万ドル)には及ばないが、02年「イナフ」(トータル40百万ドル)とは遜色がない結果となる。
ジェニファー・ロペスはまだまだ終わっていないことを証明した。


7位は6週目の3Dアクション「タイタンの戦い」。
監督は「インクレディブル・ハルク」(トータル135百万ドル)のルイ・レテリエ。
主演は「アバター」のサム・ワーシントン。
「アバター」のヒットを受けて、急遽3D化したといわれるムチャな作品だが、そのギャンブルがどうやら当たったようだ。
トータルでは158百万ドルとなっている。
評価はあまり良くはないようだが、製作費125百万ドルは楽に回収した。
当面は1億6千万ドル台が落ち着きどころか。
サム・ワーシントン出演作の「ターミネーター4」(トータル125百万ドル)を既に超えている。
サム・ワーシントンはアクションスターとしての地位を固めつつあるようだ。
「ナルニア国物語第2章」(トータル146百万ドル)、「パーシー・ジャクソン」(トータル88百万ドル)といったファンタジー作品をも超えており、合格点といえる結果となった。


8位は4週目の「Death at a Funeral」。
監督は「ウィッカーマン」のニール・ラビュート。
クリス・ロック、マーティン・ローレンスなどの黒人俳優が出演するコメディ作品。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費21百万ドルなので、余裕で回収したが、評価があまり良くないようだ。
トータルでは4千万ドル程度となりそうだ。
もう少しヒットすると思われたが、葬式を舞台としているブラックコメディという設定がマイナスだったか。


9位は3週目のアクション作品「The Losers」。
主演は「アバター」のゾーイ・サルダナ、クリス・エヴァンス。
プロデュースは「マトリックス」のジョエル・シルヴァー。
トータルでは21百万ドルとなっており、2千万ドル半ばが落ち着きどころか。
コケた部類に入りそうだが、制作費は25百万ドルと激安なので大きな赤字にはなりそうもない。
何者かにハメられた特殊部隊の戦闘員たちが復讐をするというコミック原作のアクション作品だが、そのような作品は飽きられたのだろうか。
制作費を抑えるためのキャスティングも派手さを欠いただろうか。


次週は以下のような作品が登場予定。
☆リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の「ロビン・フッド」
☆「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド主演のラブストーリー「Letters to Juliet」
「ロビン・フッド」はビッグヒットにはならないだろう。

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『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(ファンならば、楽しめるレベルになっている)

見たい映画がほぼ満席だったため、半ばやむを得ず鑑賞。
「TRICK」についてはコアなファンではないが、一応一通りには鑑賞しているというレベル。
しかし、基本的にはあまり覚えていない(菅井きんの元ネタの記憶もない)。
「どうせくだらない、どうしようもない仕上がりなんだろう」と期待値がマイナス状態から入っているためか、意外と普通に見られる作品に仕上がっていることにやや驚き。
松平健も含めて出演者たちが楽しそうにノリ良く演じているので、こちらもそれなりに楽しめる。

悲劇あり、笑いあり(爆笑できるものではないが、ニヤリとできるものがいくつか)、お約束あり、小ネタあり、自虐ネタありと、色々なものをとりあえず適当にゴチャゴチャに混ぜて、味はともかくとして観客をお腹いっぱいにすれば文句は言われないだろうという魂胆からか、それなりに色々なものを堪能できる。
いまさら明治時代の千里眼事件でおなじみの御船千鶴子に似ているネタを引っ張り出してくる辺りはオチには相当に困っているような気もするが…。

基本的には“細かいことは気にするな”ということが本作の見方であろう。
本格ミステリーではないので、二重底などのトリックやストーリー自体のレベルは高くはないが、本シリーズをいままで楽しんでいる者には楽しめるレベルにはなっていると思われる。
「火をもって火を制す」ネタは面白いが、あれで本当に抜け出せるものなのだろうかという疑問もあるものの、気にしないでおこう。

夏帆の○○ネタについては、「TRICK」本編でも使われていたと思われるネタか。
トリックの謎が解決不能な状態に陥って、マジメな顔をして「オマエ実は○○だろう」と仲間由紀恵が言って、「おいおい、そんな訳ないだろう」と阿部が呆れ気味に突っ込んで、犯人が「よく分かったな」とマジメな顔をしてあっさりと自白するという使い方が本来の正しい使い方だとは思うが、本作のような使い方はやや後味が悪くセンスの良くない使い方にも思える。
こういう不必要に悲しいストーリーを混ぜてくるのが、TRICKらしいといえば、TRICKらしいところ。

矢部刑事の放置については、前作の劇場版からの流れだろうか。
仲間、阿部との絡みが1シーンだけかよとツッコミを入れるためだけの豪華な使用方法であり、これは意外と悪くない(ラストのオチは子ども騙しだけど)。

ラストもいつも通り二人のどうしようもない会話で終わり、二人の関係が何も発展することがないところもTRICKらしいところ。
TRICKの続編はあるかは分からないが、いつまでもこのペースで続いていくのだろうなと感じさせてくれる安心のエピローグ。

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『ウディ・アレンの夢と犯罪』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(本作よりも「重罪と軽罪」「マッチポイント」の方がいいかな)

「ウディ・アレンの重罪と軽罪」が好きなので、この手の作品は嫌いではない。
しかし、正面から“罪の意識”を捉え過ぎてしまった感が強く、ストレートに描き過ぎてしまったような気もする。
“悲劇”にも面白いものはあるが、遊びも捻りもなく、本作はあまりにも現実的に描き過ぎてしまったようであり、疲労感が残る映画ともいえる。
罪を犯す前から“罪の意識”に苦しむ弟が、犯罪後にも“罪の意識”に苦しむのは、かなり重過ぎる。
逆に、ラストはアレンらしいといえばアレンらしいが、あっさりとし過ぎている。

“兄弟”という設定が上手く噛み合っていかなかったようにも思える。
犯罪前には、一方は“罪の意識”に苦しみ、他方は“罪の意識”を感じないが、犯罪後には、それが逆転するような仕掛けもあってもよかったのではないか。
また、同じような道を歩いていた兄弟が一つの事件をきっかけに、光と影という全く異なる道を歩み始めるような展開や、光と影という全く異なる道を歩んでいた兄弟が一つの事件をきっかけに光と影が逆転するという展開の方が、映画らしい気がした。
しかし、本作は延々と弟が罪の意識にさいなまれて不眠症に陥り、兄がその弟に悩まされるだけだ。
ユニークさや不条理さもなく、現実的な苦悩を見せ付けられても、重々しさは堪能できるものの、面白みはさすがに感じにくい。

さらに、二人の“夢”であったような「カサンドラズ・ドリーム」号の取扱もやや微妙。
この小さな“夢”を得ようとした結果、どんどんと欲求がエスカレートしていくにしたがって、どんどんと落ちて破滅していく姿も見たかったところ。
小さな欲求によって小さな代償を払い、次第に戻ることの出来ない大きな代償へと上手く繋がっていくようなところはなかった。
また、調べてみるとカサンドラは、100%当たるのに誰も信じないという呪いが掛けられた予言者であるらしい。
トロイの木馬も予言したらしいが、誰も信じずにトロイの民は破滅したらしい。
そういう意味をタイトルに込めたのだから、兄の恋人の舞台の設定や彼らの父親にそういう予言者の役割を担わせるべきだろう。
父親は意味深なセリフを発していたが、あれでは弱いのではないか。

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『月に囚われた男』レビュー

◆評  価   5.5点
◆おススメ度  B(ハマる人にはハマるらしい)

一般的な評価も高く、賞も受賞しているようだが、個人的にはハマることはできなかった。
良い設定のアイディアがひらめいたが、それを上手く発展させることはできなかったという印象も受ける。
エンターテイメント性を重視せずに、精神的な世界を描こうとしたことが自分には合わなかったのだろうか。
SFファンを楽しませてくれそうな小ネタや不可思議な設定が満載だが、あまりそういったことにも深い関心はない。
3年という労働期間が、彼らにとっての寿命なのか、月面作業による肉体崩壊(宇宙では骨がボロボロと聞いたことがある)なのかどうかも、何故ロボットではなくてクローンが働かされるかも、何故韓国企業なのかも、自分にはどうでもよい話だ。

クローンの悲哀のようなものは見ていても面白みには欠けた。
もちろんクローンではなくて、生身の人間の姿が投影されているとは思う。
単身赴任で何年も家族に会えないサラリーマン、会社で酷使されて使い者にならなくなったらポイ捨てされる労働者などといった、実際の生身の人間の悲哀のようなものを投影しているようには思えるが、上手くまとまっている印象はない。

ラストで「俺たちは人間なんだ」って言われても、あまりグッとは来ないが、コンピューターシステムのガーティがサムの味方をすることを考えると少し感じるものもある。
ガーティは何代もサムのクローンを見守ってきて、サムに対して友情に近い感情を持ち始めたのではないかと思う。

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国内映画興行収入ランキング(5月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」(東宝・テレビ朝日)
<320館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 △
長い付き合いなので鑑賞予定だが、ダメそうな作品をわざわざ見に行くことに疑問も感じる。
堤幸彦などのスタッフを変えて、真剣に映画作りをしてくれれば、嬉しかったのだが。

【監督】 堤幸彦
堤幸彦監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
シリーズモノも含まれるが、3年で11本というペースは異常。
今年も本作及び「BECK」の公開が控えている。
「TRICK劇場版2」「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」しか見ていないので、あまり批判はしたくないが、きちんとした映画作りが出来る環境とは思えない。
「TRICK劇場版2」「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」の仕上がりは悪かった。
才能があると思っていた監督だけに、残念な結果だ。
本作もまともな仕上がりになっているとは思えず、「TRICK」という優秀なコンテンツをムダにしてしまうような気がすることが悔やまれる。
スピンオフドラマなどが放送されているが、人気のピークは過ぎており、「TRICK劇場版2」トータル21.0億円を超えるヒットをすることは恐らくないだろう。

【キャスティング】 仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、松平健
仲間由紀恵出演作の興行収入は以下の通り。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝込14.0→16.8→19.1→20.4
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円(主演:中居)
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
OP4.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2
題材が良いこともあり、かなりのヒット作品を生み出している。
20億円を超えることは考えにくいので、「SHINOBI」辺りがライバルとなるか。

【題材】 「シリーズ」「ドラマの映画化」「サスペンス」「コメディ」
「TRICK」の興行収入は以下のとおり。
☆02年「TRICK劇場版」トータル12.9億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
矢部謙三のスピンオフドラマも放送されているが、もはや勢いは感じられない。
「2」を超えることは考えにくい。
「1」と同程度か、それ以下ということもあり得る。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
「TRICK」らしい雰囲気はあるが、もうワンパンチが欲しいところ。
新規参入者は期待しにくいところはある。

【支持基盤・ターゲット】 「ドラマ鑑賞者」
ドラマといっても放送されていたのは00~03年の話。
根強いファンがいるとはいえ、爆発的なヒットは期待しにくい。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
GW明け公開作品でもヒット作品は生まれているが、ヒューマンドラマ系であり、「TRICK」のような軽めの作品はGWに公開したかった。
「隠し砦の三悪人」は超えたいところだ。

【評価・予想】 14.0億円(オープニング2.8億円)
今が旬の作品ではなく、言葉は悪いが過去の作品であり、「TRICK劇場版2」トータル21.0億円を超えるヒットにはならないだろう。
しかし、知名度がある作品であり、根強いファンがおり、気楽に観られるという強みはある。
10億円ラインは超えてくるのではないか。
「TRICK劇場版」トータル12.9億円をやや超えてくるイメージだ。

したがって、10億円以上、20億円以下となりそうだ。
「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円、「少林少女」トータル15.1億円、「ハッピーフライト」トータル13.3億円辺りの数字も参考にはなりそうだ。
これらを踏まえると、トータル14億円辺りとなるのではないか。
オープニングは初動タイプとなるだろう。
前作との興行収入対比で考えて、2.8億円辺りか。
「僕の初恋をキミに捧ぐ」のオープニング2.8億円(トータル21.5億円)、「感染列島」のオープニング3.0億円(トータル19.1億円)なので、この辺りと同程度と考えたい。

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国内映画興行収入ランキング(4月4週目その4)

5位:「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15億円
【公開規模】 90スクリーン
2.0億円弱のオープニングを飾った。
マンガを見たことが一度もないので、人気の具合がよく分からなかった。
予告編の際に『まさかの映画化!』というような宣伝をしていたので、それほど期待されていないのかなというイメージがあり、公開規模が90程度なのでノーマークだった。
今年公開された「涼宮ハルヒの消失」「魔法少女リリカルなのは」「劇場版 Fate / stay night」などのオープニングが異常に高いので、スクリーン数に惑わされてはいけないようだ。

初動という気もするが、根強いファンを持つ作品と比較したい。
☆09年「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」トータル40.0億円
OP5.1→13.6→19.8→24.0→27.3→29.8→31.6→33.4→34.6
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6→14.3
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル不明(7億円程度か)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」
OP2.0億円→
「サマーウォーズ」以外との対比で考えると、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は11.1~15.7億円となる。
「サマーウォーズ」と比較して20億円を狙えるということが書いてあったが、「サマーウォーズ」は出足が鈍く、口コミで恐ろしく伸びた作品であり、比較にならない。
当面は10億円突破が目標となり、伸びても15億円程度だと思われる。

なお、10億円前後のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円<年末公開>
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0
☆09年「NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」
OP2.0億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は10.7~14.4億円となる。
オープニングの成績だけならば、10億円レベルの作品と遜色はない。
ただ、90スクリーンだけでこれだけを稼いだことを考慮する必要がある。
「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の興行収入は、この対比を上回る15億円程度と予想しておきたい。


8位:「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円
【公開規模】 207スクリーン
4.9千万円半ばのオープニングを飾った。
メジャースタジオではない上に、岡村主演作品としては地味かなと思ったが、お笑いの芸人の知名度は高いので、バカにしていけないようだ。
品川さんの「ドロップ」で学習したことを活かせなかったが、スクリーン数に比較して、それほど稼げていない。

芸人が原作・脚本・演出などに関わった作品は以下の通り。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5(1.7)→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆08年「ホームレス中学生」トータル6~7億円見込み
OP1.2→祝込3.7→4.8→5.6→祝込6.2
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆10年「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」
OP0.5億円→
これらとの対比で考えると、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入は2.4~5.7億円となる。
「陰日向に咲く」との対比では4.1億円となる。
GW込みで、この辺りが落ち着きどころではないか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「クローズZEROⅡ」トータル30.2億円(オープニング5.7億円)
☆「おっぱいバレー」トータル5.3億円(オープニング0.8億円)
<2008>
☆「少林少女」トータル15.1億円(オープニング1.9億円)
☆「砂時計」トータル10.0億円(オープニング1.2億円)
これらとの対比で考えると、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入は2.6~4.2億円となる。
感動作っぽいので、初動ではないだろう。

「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」0.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「笑う警官」0.6億円
☆「鴨川ホルモー」0.5億円(トータル3.0億円)
☆「キラー・ヴァージンロード」0.4億円
☆「ヘブンズ・ドア」0.4億円
<2008>
☆「築地魚河岸三代目」0.5億円(トータル3.4億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」0.5億円
☆「次郎長三国志」0.5億円
これらとの対比で考えると、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入は3.0~3.4億円となる。
4億円を超えるかどうかは微妙だが、3億円は超えるのではないか。
現時点では、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の興行収入は4億円と予想したい。
ややマジメなヒューマンドラマなのでとっつきにくさはあるが、GWでそれなりに稼いでくれるだろう。


12位:「ソラニン」(アスミック)<4週目>
【公開前個人予想】 6.5億円
【現時点での興行収入予想】 7億円
【公開規模】 108スクリーン
2.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.9千万円弱程度だろうか。
驚くような伸びや勢いはないが、引き続き、ある程度のロングセールスが見込めそうだ。

宮崎あおい主演作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆07年「初雪の恋/ヴァージン・スノー」トータル1.7億円見込み
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」
OP0.9→2.6→3.5→4.1億円→
これらとの対比で考えると、「ソラニン」の興行収入は4.9~5.6億円となる。
通常の伸びでは5~6億円となるが、ロングセールスになれば7~8億円程度が見込めそうだ。

音楽を題材にした映画の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
OP5.4→不明→21.8→28.5→32.1
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7
☆06年「NANA2」トータル12.5億円
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝込11.0→11.7
☆06年「タイヨウのうた」トータル10.5億円
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「BANDAGE」トータル6億円程度か
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆10年「ソラニン」
OP0.9→2.6→3.5→4.1億円→
主要作品との対比で考えると、「ソラニン」の興行収入は4.9~5.8億円となる。
果たして「BANDAGE」辺りは超えることはできるだろうか。

近年アスミックエース配給で10億円を超えた作品は以下の通り。
☆06年「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」トータル18.0億円(規模243館)
OP3.0→8.2→11.0→13.0→15.0
☆03年「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」トータル15.0億円
☆04年「ピンポン」トータル14.0億円
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円(規模208館)
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7
☆10年「サヨナライツカ」(規模180館)
OP1.3→4.4→6.7→8.5→9.0→9.6
☆10年「ソラニン」
OP0.9→2.6→3.5→4.1億円→
「木更津キャッツアイワールドシリーズ」「博士の愛した数式」との対比で考えると、「ソラニン」の興行収入は5.7~6.5億円となる。
「サヨナライツカ」「博士の愛した数式」のようなヒットにはならないと思うが、どうなるだろうか。

公開時200館未満の公開規模における高額興行収入作品は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円(公開時:140館)
祝込3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1→18.0
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円(公開時:189館)
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆08年「明日への遺言」トータル6.0億円(公開時:196館)
OP0.8→2.4→不明→4.4→4.9
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円(公開時:72館)
OP0.7→2.0→3.0→3.6→4.1
☆07年「めがね」トータル5.0億円(公開時:72館)
祝込3日0.8→1.7→2.6→3.3
☆07年「僕は妹に恋をする」トータル5.0億円(公開時:76館)
OP0.8→2.1→3.0→祝込3.7
☆08年「西の魔女が死んだ」トータル4.5億円(公開時:159館)
OP0.5→1.6→2.4→3.1→3.6
☆10年「ソラニン」(公開時:108館)
OP0.9→2.6→3.5→4.1億円→
これらとの対比で考えると、「ソラニン」の興行収入は5.5~6.3億円となる。
ロングセールスは見込めるが、極端なほどの爆発的ヒットにはならないだろう。
6億円程度が落ち着きどころのようにも思えるが、GWの伸びを期待したいので、現時点では「ソラニン」の興行収入は先週に引き続き7億円と予想したい。


13位:「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」(東宝・テレビ朝日)<8週目>
【公開前個人予想】 30億円
【現時点での興行収入予想】 31億円後半(OP~5週目33億円)
【公開規模】 305スクリーン(先週比-12スクリーン)
同じく東宝系のアニメ「コナン」「クレヨン」が公開されても、意外とスクリーン数は減っていない。
1.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは30.5億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5千万円程度だろうか。
なんとか30億円を突破している。

1週間の伸びは以下のとおり。
OP5.5→2週目4.2→3週目4.0→4週目6.4→5週目7.5→
6週目2.2→7週目0.4→8週目0.2億円となっている。
春休みシーズン終了及び、「コナン」「クレヨン」「アリス」などの公開に伴い、本作品の勢いはほぼ止まった。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5億円→
本作は30周年記念作品となっている。
そのためか、07年に匹敵する高いオープニングを記録している。
06年~09年との対比で考えると、「のび太の人魚大海戦」の興行収入は31.8~31.8億円となる。
30億円ラインは突破したが、06年~08年の30億円半ばの水準には戻れそうもない。
「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円、「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円と同程度の33億円が落ち着きどころとなるかと思い、3週前までは『33億円程度が落ち着きどころと予想したい』と書いたが、31億円後半辺りが落ち着きどころのようだ。
しかし、去年の低迷から脱したことは評価できるのではないか。

その他のアニメシリーズとの比較は以下のとおり
☆08年「ポケモン ギラティナと氷空の花束 シェイミ」トータル48.0億円
祝3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.9→43.3→45.8→46.4
☆09年「ポケモン アルセウス 超克の時空へ」トータル45.8億円
祝3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0
☆09年「コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8→34.3
☆10年「のび太の人魚大海戦」
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5億円→
これらとの対比で考えると、「のび太の人魚大海戦」の興行収入は31.0~31.6億円となる。
やはり、31億円後半辺りが落ち着きどころのようだ。
30周年記念作品としてはやや物足りないが、30億円を突破すれば一応合格というところか。


15位:「映画 プリキュアオールスターズDX 2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」(東映・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 12億円(3~4週目13億円、OP~2週目11.0億円)
【公開規模】 120スクリーン(先週比-37スクリーン)
1.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは10.9億円となっている。
1週間の伸びは1.8千万円弱程度だろうか。
春休みシーズン終了や他のライバル作品の公開ということもあり、完全に勢いが落ちてきたか。
それでも10億円を余裕で超えており、11億円突破が迫ってきた。
本シリーズのアニメ番組を一度も観ていないが、新番組が始まり、勢いが上昇しているような気がしたので、他のシリーズ作品よりも高い成績となっているのだろうか。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2希望の光☆レインボージュエルを守れ!」
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9億円→
最近の作品との対比で考えると、本作の興行収入は12.0~12.1億円となる。
「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円を超えており、シリーズ最大のヒットとなったのではないか。
本シリーズは急激に勢いを無くすという特徴もあるが、12億円程度までは伸びてきそうだ。
GWに最後の稼ぎをすると思われるので、現在の伸びは悪くても、もうちょっとは稼ぐだろう。

なお、10億円前後のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円見込み<年末公開>
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0
☆09年「NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆09年「映画クレヨンしんちゃん」トータル10.0億円
OP1.7→3.5→5.9→9.2→9.6
☆08年「ONE PIECE」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆07年「ONE PIECE」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆10年「オールスターズDX2希望の光☆レインボージュエルを守れ!」
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9億円→
「劇場版 MAJOR」との対比で考えると、本作の興行収入は11.4億円となる。
人気が上昇しているので、今後は「NARUTO-ナルト-」「クレヨン」を超えるシリーズに育つかもしれない。

これらを踏まえて、「映画 プリキュアオールスターズDX 2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」の興行収入は12億円と予想したい。
勢いは悪いが、GWがあるので、12億円までは伸びてもおかしくはない。
先々週までは13億円と予想したが、勢いがやはり止まってしまったようなので下方修正したい。
春休みの急上昇を高く加味しすぎてしまったか。

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『タイタンの戦い』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B(何も考えずにアクションを楽しむ作品)

3D版を鑑賞。
しかし持病の関係もあってか、3D映像を見ていると気持ちが悪くなり、次第に耐えられなくなる。
映画鑑賞を諦めて、ふて寝でもしようとメガネを外した途端に気持ち悪さがなくなったため、メガネなしで鑑賞してみた。
もともと2D作品ということもあるのかもしれないが、メガネなしでも鑑賞には意外と困らないというのは新たな発見。
字幕は二重になっているが、セリフが少ないこともあり、それほど影響がなかった。
オリジナル版を予習していたこともあってか、ストーリーもだいたい分かっていることもよかったかもしれない。
しかし、3D設備が充実していそうな新宿ピカデリーでわざわざ鑑賞したにも関わらず、この状態に陥るようでは3D映画を見るのはしばらく遠慮せざるを得ないようだ。

単純なファンタジーアクションは好みということもあり、メガネなしで鑑賞しても意外と楽しめた。
予定調和気味に進み、ハプニングがなくワクワク感やドキドキ感がないばかりか、深みも全くない作品だが、それなりにアクションを堪能でき、冒険に出たような気分にはさせてくれる。

神ではなくて人間であり続けたいという願うペルセウスは結構なことだが、逆にストーリーの面白みが削がれたという気もする。
オリジナル版のようにゼウスから贈られる不可思議なアイテムを効果的に利用して、次々と現れる強力なモンスターと対決するという面白みがなくなった。
一度も見たことはないアニメだが、『聖闘士星矢』からインスピレーションを得たと監督が語っているようなので、アイテムや必殺技や仲間やライバルなどを充実させて欲しかったところだ。
カリボス辺りをもうちょっと歯ごたえのあるライバルとして描けば、もっと盛り上がったのではないか。

オリジナルからの改編によって、ゼウスの立ち位置もかなり中途半端となっている。
息子への愛情は伝わってくるが、悪にも善にも成りきれない。
神への敬いなど、人間と神の共存について何かを感じさせるような存在になって欲しいところ。
リスペクトして欲しいのならば、文句を言われないようにしっかり仕事をすればよいのではないか。

オリジナル版では信じられない美女が登場していたが、本作の二人の女性はややイマイチな印象。
神話を描く映画なのだから、アフロディーテが嫉妬するようなビジュアル重視でもよかったのではないか。
ラストのゼウスからの贈り物を活かすためにも、もうちょっとラブストーリー面も強化したいところ。
一応『魔女の予言』がキーワードにあるのだから、予言どおりペルセウスが殺されそうになるところを彼女が身を挺して庇うくらいのシーンがあってもよい。
ずっと見守ってきたらしいので、役割を全うさせてあげたい。

また、ポセイドンやヘラなどの神々の登場や彼らの会話がなかった点もやや物足りないところだ。
ペルセウスの冒険ばかり一本調子に描いていても飽きるので、画面を変えて、観客を飽きさせないようにしてもよかったか。
一応、緊張感が続く作品なので、こういうシーンで緩めてもよいだろう。
自ら火傷を負った訳の分からない信奉者のような奴を要所で描いても、あまり効果があるとは思えない仕組みとなっている。

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

『タイタンの戦い』(オリジナル版)DVDレビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(今だから観る作品)

ハリーハウゼン作品を大人になってきちんと観ることは初めてだった。
『30年前のファンタジー作品なんて見るに耐えないだろう』と鑑賞前に思っていたが、その考えは大きな誤りだったようだ。
ショボさがほとんど感じられず、むしろCGよりも興奮することができる。
大切なものは“技術”や“テクノロジー”ではなくて、“情熱”や“イマジネーション力の大切さ”ということを学ぶことができる最高の作品。
現在のCG作品よりも、こちらの方が迫力があり、優れているというのは、一体どういうことなのだろうか。
合成にも関わらず、違和感なく仕上げられている努力の賜物には頭が下がる。
映像だけではなくて、影や音声なども駆使して、総合的に盛り上げている。

神話の世界が見事に繰り広げられており、冒険心を掻き立てられた。
次から次へと登場する見たことのない創造物には興奮せざるを得ない。
メデューサ戦で、メデューサが姿を現す前にいきなり矢が吹っ飛んでくるという辺りもなかなか計算されたものとなっている。
二つの頭がある犬との戦いでは、きちんと血しぶきが上がっているところなどが見事だ(ただのヘビに邪魔されているペルセウスが残念だが)。
機械仕掛けのフクロウが出てくるという発想がなかったため、あの変化球も見事といえる。
緊張感のある作品だが、あのフクロウのおかげでその緊張を和らぐことができるので、映画にとっていい効果を与えている。

キャスティングもなかなかイメージとマッチしている。
ゼウス、ヘラ、テティスといった神々たちもよいが、ペルセウス、アンドロメダ、アモン役もよい。
特に、アンドロメダ役がマッチしており、ストーリーに説得力を与えている。

神々の姿もどこかユーモラスだ。
自分の息子を優遇し、自分の息子ではない者を冷遇し、争いが起きるというのは人間らしいところがある。
より人間らしく描いて、身近なものに感じて欲しいという趣旨でも込められているのだろうか。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(4月4週目その3)

4位:「タイタンの戦い」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 15.5億円
【現時点での興行収入予想】 12~13億円
【公開規模】 479スクリーン
金曜日からの3日間で2.8億円というオープニングを飾った。
土日2日間では2.2億円だろうか。
先週『金曜日からのオープニング3日は3.5億円というところか。「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の3日間のオープニングは3.7億円だが、そこまで高くはないような気がする』と書いたので、予想よりも低い出足となった。
ゴールデンウィークに鑑賞すればよいという心理でも働いたか。
強いて見たいと思わせる作品でもないので、3D単価が高いということが邪魔しているかもしれない。

「神話」などを扱っており、「ファンタジー」とは異なりそうだが、一応参考にしたい。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14億円見込み
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8(2日2.2)→
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のようなファミリー作品の方が強いようだ。
「ハムナプトラ3」以外との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は10.6~16.5億円となる。
16億円辺りがマックスとなるが、GWを利しても、ここまでは伸びないだろう。

以下のような歴史モノ作品も参考になりそうだ。
☆09年「レッドクリフ PartⅡ」トータル55.5億円
金3日8.6(2日6.7)→21.5→30.3→39.0→47.7→50.7→52.5
☆08年「レッドクリフ Part I」トータル50.5億円
祝3日9.6(2日6.7)→17.7→25.2→31.6→37.4→41.1→43.9
☆04年「トロイ」トータル42.0億円
☆03年「HERO」トータル40.5億円
☆00年「グラディエーター」トータル15.6億円
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆02年「スコーピオン・キング」トータル10.5億円
☆08年「紀元前1万年」トータル10.1億円
OP1.6→5.6→8.3→9.3→9.7→9.9
☆07年「ベオウルフ/呪われし勇者」トータル8.3億円
OP2.0→4.6→6.2→7.1→不明→8.0
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8(2日2.2)→
これらとの対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は9.1~18.1億円となる。
「紀元前1万年」との対比となる13.9億円程度が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「レッドクリフPartⅡ」トータル55.5億円(オープニング2日6.7億円)
☆「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円(オープニング1.2億円)
☆「グラン・トリノ」トータル11.0億円(オープニング1.3億円)
☆「バーン・アフター・リーディング」トータル6.5億円(オープニング2日1.1億円)
<2008>
☆「クローバーフィールド」トータル12.0億円(オープニング2.6億円)
☆「大いなる陰謀」トータル6.2億円(オープニング2日1.2億円)
☆「紀元前1万年」トータル10.1億円(オープニング1.6億円)
☆「スパイダーウィックの謎」トータル6.5億円(オープニング1.3億円)
「スラムドッグ$ミリオネア」以外との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は10.2~18.6億円となる。
10億円以上は堅いようだ。

「タイタンの戦い」金2.8(2日2.2)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「HACHI」2.2億円(トータル19.7億円)
☆「G.I.ジョー」金2.3億円(トータル10.5億円)
☆「ノウイング」金2.9億円(トータル10.2億円)
☆「ワイルド・スピード」金2.9億円(トータル9.5億円)
<2008>
☆「ハプニング」金2.8億円(トータル12.3億円)
☆「イーグル・アイ」2.5億円(トータル12.2億円)
☆「クローバーフィールド」2.6億円(トータル12.0億円)
「HACHI」以外との対比で考えると、「タイタンの戦い」の興行収入は9.2~12.8億円となる。
極端な初動タイプだと10億円前後となるが、GWがあるので、10億円ラインは突破するのではないか。
「タイタンの戦い」の興行収入は12~13億円程度と予想したい。
大きな爆発はないことは分かっていたが、やや物足りない数字だ。
「紀元前1万年」同様に、主演の知名度がそれほど高くはないハードな歴史モノや神話モノは一般受けしないところもあるのだろうか。


7位:「シャッターアイランド」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 28.0億円
【現時点での興行収入予想】 15~16億円
【公開規模】 440スクリーン(先週比-4スクリーン)
1.0億円半ばを稼ぎ、トータルでは11.0億円となっている。
1週間の伸びは2.7億円半ば程度だろうか。
10億円を楽に突破した。
“謎”が気になるタイプの作品なので、伸びは悪くない。
しかし、評価が良くないことから、この伸びがいつまで続くかが注目となる。

レオナルド・ディカプリオ主演映画の興行収入は以下の通り。
☆03年公開「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル30.0億円
☆03年公開「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル29.0億円
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→5.0→6.9→8.4
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「ブラッド・ダイヤモンド」トータル9.9億円
OP1.5→4.2→6.2→07.5→08.9→09.4
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル8~9億円
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆09年公開「レボリューショナリー・ロード」トータル3.8億円
OP0.8→2.4→3.2→03.5→03.7→03.7
☆10年公開「シャッターアイランド」
金3日3.4→8.3→11.0億円→
主要作品との対比で考えると、「シャッターアイランド」の興行収入は17.1~17.6億円となる。
評価も良くないことから20億円を超えるロングヒットにはならないと思われる。
10億円台後半が落ち着きどころか。
「ディパーテッド」トータル15.6億円が当面のライバルとなりそうだ。

事件モノや不可思議なストーリーも参考になると思ったが、以下のようなビッグヒットにはなりそうもない。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8(OP5.5)→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4
☆02年公開「バニラスカイ」トータル33.2億円
☆06年公開「フライトプラン」トータル31.2億円
OP2日6.0→14.4→20.4→24.8→28.0
☆01年公開「アンブレイカブル」トータル29.4億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆04年公開「ヴィレッジ」トータル17.0億円
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆10年公開「シャッターアイランド」
金3日3.4→8.3→11.0億円→
これらとの対比で考えると、「シャッターアイランド」の興行収入は15.5~17.9億円となる。
良作ならば強気になれるが、あの内容では20億円を超えるとは言えない。
伸びても17~18億円というところか。

「シャッターアイランド」11.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェンジリング」9.1億円(トータル12.8億円)
☆「ワルキューレ」10.1億円(トータル12.5億円)
<2008>
☆「セックス・アンド・ザ・シティ」10.3億円(トータル18.0億円)
☆「ダークナイト」12.1億円(トータル16.0億円)
☆「ハプニング」9.4億円(トータル12.3億円)
☆「イーグル・アイ」10.0億円(トータル12.2億円)
「セックス・アンド・ザ・シティ」以外との対比で考えると、「シャッターアイランド」の興行収入は13.4~15.5億円となる。
“謎”があるタイプの作品の興行収入は大したオチではないと、伸びを欠くのではないか。
しかし、ゴールデンウィークがあるので、これらの対比をやや上回るところが落ち着きどころか。
現時点では先週に引き続き、「ディパーテッド」トータル15.6億円と同程度の15~16億円と予想したい。
一般受けしそうなテイストを信じて、公開前には期待を高めすぎたが、レオとスコセッシのタッグならば、この辺りとなるのではないか。


11位:「ウルフマン」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 5.5億円
【現時点での興行収入予想】 2億円
【公開規模】 300スクリーン
金曜日からの3日間で5.7千万円弱というオープニングを飾った。
土日2日間では4.3千万円弱程度だろうか。
先週『オープニングは低そうだ。「大いなる陰謀」との対比で考えて、金曜日からの3日間で1.3億円、土日では1.0億円程度だろうか』と書いたが、予想の半分程度となっている。
これでもかなり低めに予想したつもりだったが、その予想を楽に超えた。
『R15指定。ゴールデンウィーク中に公開して、誰が見るのだろうかという作品。公開時期を間違えていないか。もっとも、いつ公開しても鑑賞する者は少ないだろう。コケるのは間違いない作品』と書いていたので、思い切って勝負すればよかったか。

公開前に『東京都内でも有数の映画館・有楽町の日劇1(座席数944)で公開するようだが、日劇1で公開された作品のうち、最低レベルになるのではないかと予想したい。日劇1で公開された記憶があり、興行収入が振るわなかったのは「デジャヴ」トータル8.9億円、「大いなる陰謀」トータル6.2億円、「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円辺りとなる』と書いたが、レベルが違った。
オープニング週の日曜日の夜7時台に日劇1で鑑賞したが、全体で20名ほどしか観客は居なかった。
本作をこの時期に編成をした者は責任モノではないか。
日劇1では1週間で打ち切って「のだめ」を日劇1で上映、「ウルフマン」は回数を大きく削減し、減らした分を「アバター」の上映に回すという措置を取られている。
六本木では上映回数が午前1回というゴミ扱い。

以下のような作品もあるが、この規模で公開された洋画作品としては、近年稀に見る数値だ。
☆235SC「スノープリンス」3.1千万円(トータル1.5億円見込み)
☆280SC「レイン・フォール/雨の牙」3.3千万円(トータル1.3億円見込み)
☆240SC「ラスト・ブラッド」金4.6千万円
小雪のアクション「ラスト・ブラッド」、椎名桔平のサスペンス「レイン・フォール/雨の牙」のように、主演クラスではない主演作品であり、地味な作品は厳しいことになるようだ。
これらを踏まえると、2億円程度となりそうだ。

04年「ヴァン・ヘルシング」(トータル28.0億円)、07年「アイ・アム・レジェンド」(トータル43.1億円)のような仕上がりやスターが主演すれば、ヒットを期待できるのが、このような暗めで地味でマジメな古典ホラーは好まれないはずだ。
「ホラー」「サスペンスホラー」「吸血鬼モノ」などが参考になるか。
☆07年「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2
☆08年「ハプニング」トータル12.3億円
金3日2.8→7.0→9.4→11.4→12.1
☆08年「クローバーフィールド」12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆07年「AVP2エイリアンズVS.プレデター」トータル10.7億円
不明→7.3→8.9→10.0→10.5
☆07年「ベオウルフ」トータル8.3億円
OP2.0→4.6→6.2→7.1→不明→8.0
☆10年公開「ダレン・シャン」トータル6億円見込み
金1.4→3.7→05.4→06.0億円→
☆06年「サイレントヒル」トータル5~6億円
☆09年「THE 4TH KIND フォース・カインド」トータル5~6億円
金3日1.1(0.8)→2.9→3.9→4.7→5.2
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆08年「ミラーズ」トータル4.1億円
不明→2.5→不明→3.9
☆08年「ミスト」トータル3.6億円
OP0.8→2.0→2.7→3.2→3.4
☆09年「トワイライト~初恋~」トータル3.5億円見込み
OP0.7→1.8→2.5
☆10年「ウルフマン」
金0.6(0.4)億円→
06年「オーメン」や09年「13日の金曜日」のリメイクなどの興行収入が不明だが、ヒットはしていない。
これらとの対比で考えると、「ウルフマン」の興行収入は1.7~2.6億円となる。
GW込みでも2億円が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「レッドクリフPartⅡ」トータル55.5億円(オープニング2日6.7億円)
☆「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円(オープニング1.2億円)
☆「グラン・トリノ」トータル11.0億円(オープニング1.3億円)
☆「バーン・アフター・リーディング」トータル6.5億円(オープニング2日1.1億円)
<2008>
☆「クローバーフィールド」トータル12.0億円(オープニング2.6億円)
☆「大いなる陰謀」トータル6.2億円(オープニング2日1.2億円)
☆「紀元前1万年」トータル10.1億円(オープニング1.6億円)
☆「スパイダーウィックの謎」トータル6.5億円(オープニング1.3億円)
これらとの対比で考えると、「ウルフマン」の興行収入は1.8~3.4億円となる。
「ウルフマン」の興行収入は2億円という予想にしたい。
2億円を超えるかは怪しいが、近い数字は稼ぐだろう。

「ウルフマン」金0.6(0.4)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「スペル」金0.6億円
☆「理想の彼氏」金0.5億円
☆「イエスマン」金0.5億円
<2008>
☆「1408号室」0.4億円
☆「ヒットマン」0.4億円
☆「ブラックサイト」0.4億円
この顔ぶれをみれば、妥当といえば妥当な結果なのかもしれない。
この時期に300スクリーンで公開したことが問題だけのようだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

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