ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(7月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」(東宝・フジ)
<334館程度にて順次公開予定(※実際には400スクリーン以上を予定)>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ○
期待はしていないが、一応観る。
自分と似たような観客が多いのではないか。

【監督】 本広克行
過去のシリーズ作品及びスピンオフ「交渉人 真下正義」を手がけている。
そのほかには、06年「UDON」(トータル13.6億円)、08年「少林少女」(トータル15.1億円)、09年「曲がれ!スプーン」(2億円未満か)。
「踊る」以外はほとんど見ていないが、あまり大したことがないというイメージ。
「曲がれ!スプーン」がコケており、本広克行という名前だけでは観客は集まらないようだ。

【キャスティング】 織田裕二、深津絵里、ユースケ、小栗旬、ゲスト多数
「踊る」を除く、織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7→祝込10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.2
10億円は最低限でも稼ぎ出している。
題材が良ければ、40億円近くを稼ぎ出すという名前だけで観客が集まる俳優。
安定度は高く、今回もコケることはないだろう。

【題材】 「シリーズ」「テレビのドラマ化」「刑事モノ」「コメディ」
「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
さすがに03年のようなヒットにはならないだろう。
とりあえず98年の100億円が目標となる。

近年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円(視聴率14.8%)
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円(視聴率05年19.7%、07年21.7%)
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円(視聴率13.1%)
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
「ROOKIES-卒業-」「HERO」を超えることがノルマとなるだろうか。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
フジテレビ系だが、飽きるほど押してくるイメージがない。
宣伝に金を掛ける必要はないということか。
それとも予算が尽きたのか。
CM等の作りとしては、イマイチ全貌が見えてこない。
色々と盛り込みすぎて、バランスを失なければよいが。
恐らく隠し玉を用意しており、公開してから小出しにしていく戦法ではないかと思われる。
「事件は会議室で起きているんじゃない」「レインボーブリッジ封鎖できません」のような決めゼリフがあるだろう。

【支持基盤・ターゲット】 全般
それほど面白みはないが、老若男女が楽しめる作品であり、大ヒットが期待できる。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「ROOKIES」トータル85.5億円(オープニング12.3億円)
☆「ハゲタカ」トータル8.3億円(オープニング1.5億円)
☆「真夏のオリオン」トータル5.7億円(オープニング1.1億円)
☆「MWムウ」トータル7.5億円(オープニング1.3億円)
☆「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円(オープニング4.9億円)
<2008>
☆「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円(オープニング5.1億円)
☆「花より男子F」トータル77.5億円(オープニング10.1億円)
「ROOKIES」「花より男子」を超えることが当面の目標となる。

【評価・予想】 110億円(オープニング12.0億円)
間隔が多少空いているが、なんだかんだ言っても大ヒットすると思われる。
知名度の高さ、豪華キャスト、気軽に見られる作風など、日本人好みである。
「流行っているから俺も見てみるか」という心理も加わり、ロングセールスになっていくだろう。

以下のような作品は超えるのではないか。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円
☆07年「HERO」トータル81.5億円
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
若年層やドラマ視聴者層を取り込むことで80億円程度はとりあえず見込める。

これに織田裕二の知名度を加える必要があるか。
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
上述作品とのダブり鑑賞者もあると思うので、これの8割程度と考えれば30億円程度となる。
80+30億円=110億円辺りという考え方でいきたい。
自分は「アマルフィ」を観たが、「ROOKIES-卒業-」「HERO」「花より男子F」を観ていないので、それほど悪くはない考えのはずだ。
3D作品ではあるが「アリス・イン・ワンダーランド」が110億円を超えているので、無理な数字でもない。
前作の63%程度の数字なので、前作を観た10人中6人超が観れば達成可能となる。
オープニングは「ROOKIES-卒業-」の12.3億円と同程度だろうか。
「HERO」「花より男子F」のオープニングを超える12.0億円程度と予想したい。


「アデル/ファラオと復活の秘薬」(アスミック)
<262館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
大したことがなさそう。
これを観る時間があるならば、「トランスポーター」でも観た方がよさそうだ。

【監督】 リュック・ベッソン
どうでもいいが、監督を辞める話はどうなったのだろうか。
ただの話題づくりだったのだろうか。
「ニキータ」「レオン」といった代表作はあるが、近年は「アンジェラ」「アーサー」シリーズとパッとしない。
自分の名前を傷つけないためにも、プロデューサー業に徹したほうがよいのではないか。
知名度の高いビッグネームではあるが、興行収入的には大きな影響はないだろう。

【キャスティング】 ルイーズ・ブルゴワン
お天気お姉さんをやっていたとのこと。
フランスでは人気があるかもしれないが、日本での知名度は皆無。
日本人好みの顔でもないので、ヒットは望みにくい。

【題材】 「ファンタジーアドベンチャー」
「インディ・ジョーンズ」「ハムナプトラ」「ナショナル・トレジャー」辺りを足して割ったような感じ。
ハリウッド大作ならばヒットしそうだが、フランスの映画では厳しいだろう。

現在公開中の「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」を余裕で下回るのではないか。
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」
金1.9→4.2→05.3→06.0億円→
「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入が7億円としても、稼げてもその半分程度だろうか。

ベッソン系とは異なるタイプの作品だが、とりあえずリュック・ベッソン関係作品の興行収入も参考になるだろう。
☆06年「トランスポーター2」トータル3.5億円
☆07年「TAXi(4)」トータル5.8億円
OP1.3→3.4→4.6→5.3
☆09年「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆09年「トランスポーター3」トータル6.7億円
OP1.1→3.3→不明→4.7→5.6
☆10年「パリより愛をこめて」
OP0.5→1.6→2.2億円→
マックス7億円、ミニマム3億円程度だろうか。
そのミニマムを下回る可能性もある。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・悪
大して記憶に残っていなかったので、ホームページを覗いて再度チェックしてみたが、記憶に残りようもないものだった。

【支持基盤・ターゲット】 「ファミリー」「20~30歳代の男女」
ファミリーが動けば、それなりの興行収入は期待できるが、ファミリー層が動きそうな作品でもない。
デートムービーにはなりそうだが、これを観るくらいならば、「踊る」でも観るだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「ターミネーター4」トータル33.2億円(先込10.2億円)
☆「トランスフォーマー」トータル23.2億円(金曜日込み5.6億円)
☆「愛を読むひと」トータル不明(オープニング金3日1.1億円)
☆「ノウイング」トータル10.2億円(オープニング金3日2.9億円)
<2008>
☆「インディ・ジョーンズ」トータル57.1億円(先込14.0億円)
☆「奇跡のシンフォニー」トータル7.5億円(オープニング1.3億円)
☆「スピード・レーサー」トータル4.0億円(オープニング1.1億円)
「スピード・レーサー」以下だろう。

【評価・予想】 2.0億円(オープニング0.3~0.4億円)
かなり厳しい興行収入になるのではないかと予想したい。
時期的にも微妙に夏休みシーズンを外しており、ヒットしないのではないか。
「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」を超えることはないだろう。
08年の同時期に公開された「スピード・レーサー」やベッソン系の「パリより愛をこめて」も下回るのではないか。
良くても3億円台か、ヒットの見込みがないので2億円台程度となりそうだ。
「アデル/ファラオと復活の秘薬」は2.0億円と予想したい。
オープニングは「パリより愛をこめて」の0.5億円を下回るだろう。
0.3~0.4億円程度ではないか。
リュック・ベッソン監督作品という知名度を踏まえれば、この程度では稼いでくれるとは期待している。
「踊る」が満席で見られなかった者が流れてくる可能性もあるが、他の作品に流れるという考えでいきたい。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(6月4週目その2)

5位:「ザ・ウォーカー」(松竹・角川)<2週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 4億円半ば
【公開規模】 先週239スクリーン
トータルでは2.6億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円弱程度だろうか。
予想通り苦戦しているようだ。
あの内容ならば、日本人向けとは思えず、仕方がないかもしれない。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下のとおり。
☆04年「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年「インサイド・マン」トータル不明(推移から考えると5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金3日2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金3日1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年「ザ・ウォーカー」
OP0.9→2.6億円→
8~10億円が標準となる俳優だが、さすがに標準どおりにはならなかった。
これらとの対比で考えると、「ザ・ウォーカー」の興行収入は4.7~5.1億円となる。
5億円突破が目標となりそうだが、厳しいかもしれない。

近未来系のアクション作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アイランド」トータル13.6億円
OP2.0→5.6→8.2→10.5→12.6
☆06年公開「トゥモロー・ワールド」トータル10.0億円
OP1.6→3.0→4.1
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→06.4→10.0→11.6
☆10年公開「サロゲート」
金3日1.7→3.6→4.5億円→
☆10年「ザ・ウォーカー」
OP0.9→2.6億円→
「アイランド」「イーグル・アイ」との対比で考えると、「ザ・ウォーカー」の興行収入は5.0~6.3億円となる。
5億円突破は不可能ではないが、これらのようなエンターテイメント作品ではないので、4億円台が落ち着きどころか。

「ザ・ウォーカー」2.6億円と同程度の2週目興行収入作品は以下の通り。
<2009>
☆「ハイスクール・ミュージカル」2.8億円
☆「ウォッチメン」2.7億円(トータル4億円見込み)
☆「96時間」2.7億円(トータル4.4億円)
<2008>
☆「スパイダーウィックの謎」2.6億円(トータル6.5億円)
☆「マイ・ブルーベリー・ナイツ」2.5億円
☆「幸せの1ページ」2.5億円(トータル4.6億円)
☆「ラスベガスをぶっつぶせ」2.5億円(トータル4.5億円)
「スパイダーウィックの謎」以外との対比で考えると、「ザ・ウォーカー」の興行収入は4.2~4.8億円となる。
あの内容では伸びがないと思われるが、デンゼル・ワシントンの実績を踏まえると4億円は突破するのではないか。
「ザ・ウォーカー」の興行収入は先週に引き続き4億円半ばという予想にしたい。
「サロゲート」辺りもヒットしておらず、主演男優の知名度をもってしても近未来系は超大作系でないとヒットには導きにくいジャンルでもある。
また、洋画の中級作品は全般的にヒットしない傾向にある。
よほどの超大作以外は苦戦するようだ。


8位:「FLOWERS フラワーズ」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 4.0億円(OP時3億円半ば)
【公開規模】 先週301スクリーン
トータルでは2.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.7千万円程度だろうか。
レディースデイにおいてある程度の上乗せが可能のようだが、失敗作ということは否定しにくい。

本作の失敗は、女優陣は豪華だが、中身がよく分からないことが要因だろうか。
資生堂のCMと勘違いしたような作りとなっており、あれでは興味がまるで沸かない。
実際には以下のようなストーリーらしい。
昭和11年に登場する女性が蒼井優であり、3人の娘を産むらしい。
昭和30年代に蒼井優の娘として登場する女性が竹内結子、田中麗奈。
昭和50年代に蒼井優の娘として登場する女性が仲間由紀恵。
現代に仲間由紀恵の娘として登場する女性が鈴木京香、広末涼子。
女優陣は豪華だが、オムニバスのような作品はあまり受けないと思う。
ヒットするのは、きっちりとした主役が存在する映画だ。
1+1+・・・=6ではなくて、1+1+・・・=0.5という結果となった。

ヒューマンドラマ(メインターゲットが主に女性なもの)が参考となりそうだ。
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3
☆07年「東京タワー」トータル18.8億円
OP1.9→6.2→9.4→13.3→15.0
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
☆10年「FLOWERS」
OP0.5→2.0→2.9億円→
これらとの対比で考えると、「FLOWERS」の興行収入は4.0~5.8億円となる。
マックスは6億円となるが、5億円突破も厳しいだろう。
「誰も守ってくれない」対比で考えると4.0億円となり、この辺りが落ち着きどころか。
現時点では4億円程度ということになりそうだ。

「FLOWERS」2.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「おっぱいバレー」3.2億円(トータル5.3億円)
☆「風が強く吹いている」3.2億円(トータル4.5億円)
☆「ヴィヨンの妻」2.9億円
☆「重力ピエロ」2.9億円
☆「BABY BABY BABY!」2.4億円(トータル3.0億円)
<2008>
☆「アフタースクール」3.0億円(トータル5.5億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」3.0億円(トータル4.6億円)
☆「銀幕版 スシ王子!」2.6億円(トータル3.7億円)
☆「グーグーだって猫である」2.5億円(トータル3.6億円)
☆「KIDS」2.6億円(トータル3.3億円)
「アフタースクール」以外との対比で考えると、「FLOWERS」の興行収入は3.6~4.8億円となる。
「グーグーだって猫である」との対比で考えると、4.2億円となる。
この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。
引き続きレディースデイの動員が期待できるので、多少の伸びは期待できる。
「FLOWERS」の興行収入は先週に引き続き4.0億円と予想したい。
先々週は3億円半ばと予想したが、平日の伸びがさすがに予想よりも高かった。
それにしてもヒットするとは思わなかったが、ここまで敬遠されるとも思わなかった。
「ボックス!」「座頭市」に続き東宝作品が大コケしており、関係者も頭も抱えているのではないか。


?位:「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(松竹・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 6億円(2~3週目6~7億円、OP時7億円)
【公開規模】 先週201スクリーン
トータルでは5.2億円弱となっている。
1週間の伸びは5.6千万円弱程度だろうか。
5億円はなんとか突破した。
本作のような作品は年配層を中心に粘り込みそうだと考えたが、期待ほどではなかったようだ。
このような感動作は意外なヒットをするので警戒もしていたが、どうやら警戒をするほどのヒットにはなりそうもない。

やや地味目なヒューマンドラマは以下のとおり。
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆07年「象の背中」トータル5.7億円
OP0.9→2.9→4.1→4.9→5.4
☆07年「めがね」トータル5.0億円
祝込3日0.8→1.7→2.6→3.3
☆08年「西の魔女が死んだ」トータル4.5億円
OP0.5→1.6→2.4→3.1→3.6
☆10年「RAILWAYS」
先1.0→2.8→3.8→4.6→5.2億円→
「博士の愛した数式」以外との対比で考えると、「RAILWAYS」の興行収入は5.5~6.5億円となる。
これらの作品同様に、平日を中心に粘り込みが期待できそうだ。
伸びを持続できれば、6億円まで伸びるか。

「RAILWAYS」5.2億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「誰も守ってくれない」5.8億円(トータル6.4億円)
☆「真夏のオリオン」5.3億円(トータル5.7億円)
☆「おっぱいバレー」4.9億円(トータル5.3億円)
<2008>
☆「明日への遺言」4.9億円(トータル6.0億円)
これらとの対比で考えると、「RAILWAYS」の興行収入は5.6~6.4億円となる。
通常だと5億円半ば程度の動きではあるが、伸びを少々期待したいところ。
しかし、それほど高い伸びをするとも思えないので、現時点では「RAILWAYS」の興行収入は先週に引き続き6億円と予想したい。
先々週まで6~7億円だったが、さすがに7億円までの高い伸びはなさそうだ。
ある程度の伸びはあったが、予想以上のものではなかった。
ファミリーで見ても良さそうな作品なので、春休みか夏休み近くに公開してもよかったのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(6月4週目その1)

1位:「告白」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 16.0億円
【現時点での興行収入予想】 32.5億円(OP~2週目25億円)
【配給会社期待値】 20億円→25億円→30億円に上方修正
【公開規模】 先週266スクリーン
2.9億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは21.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.1億円半ば程度だろうか。
オープニング時の配給会社の期待値である20億円を楽に突破した。

週毎の動きは以下のとおり。
OP2.7→2週目6.3→3週目6.5→4週目6.1億円となっている。
週毎の成績が6億円と安定している。
先週の土日で2.9億円弱を稼いでいるので、オープニングよりも高い週末成績を記録していることが分かる。
3週連続、週末対比で右肩上がりの上昇をしているようである。
問題作というだけではなく評価も高く、口コミで広がっているのだろう。
ロングセールスは確実であり、かなり伸びる可能性がありそうだ。
このムーブメントが常識レベルに留まるのかどうかが注目となる。
内容が内容だけに年配層までには広がりにくいと思ったが、年配層や若年層にまで広がっているのではないか。
R15指定がもったいなかった。
7月3日からは「踊る」などが始まるので、そういった相手関係が今後の問題となる。

中島哲也監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
OP0.8→02.5→03.5→04.4→不明→5.5
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→05.0→07.4→09.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7→8.7→13.7→16.8→祝込19.5→20.8→21.8
☆10年「告白」
OP2.7→8.9→15.5→21.6億円→
これらとの対比で考えると、「告白」の興行収入は30.3~30.4億円となる。
25億円突破も確実であり、30億円突破が当面の目標となる。

サスペンス的な要素はあるが、ヒューマンドラマに近いか。
ロングセールス系の作品と比べてみたい。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝込21.4→22.9→24.3
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→09.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1
☆10年「告白」
OP2.7→8.9→15.5→21.6億円→
これらとの対比で考えると、「告白」の興行収入は31.4~34.8億円となる。
右肩上がりで伸びているので、この対比を超える可能性がある。
30億円突破も余裕で可能だろう。
「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円辺りは楽に視野に入りそうだ。

「告白」21.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「アマルフィ」23.1億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん」22.5億円(トータル34.8億円)
☆「余命1か月の花嫁」21.7億円(トータル31.5億円)
☆「ヤッターマン」21.6億円(トータル31.4億円)
☆「クローズZEROⅡ」22.4億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年第2章」23.0億円(トータル30.1億円)
<2008>
☆「L change the WorLd」24.3億円(トータル31.0億円)
☆「おくりびと」17.1億円(当年度30.5億円)
「おくりびと」以外との対比で考えると、「告白」の興行収入は27.6~34.1億円となる。
「おくりびと」との対比で考えると、「告白」の興行収入は38.5億円となる。
現時点では、ミニマム30億円、マックス40億円というところか。
ここまで伸びが続くとなると、40億円突破も考えた方がいいかもしれないが、先週に引き続き、「告白」の興行収入は32.5億円という予想にしたい。
予想できる範疇を超えており、しばらくは静観するしかないようだ。
先々週は25億円という予想であり一気に上方修正したが、こちらの予想をはるかに超えている。
7月3日以降の「踊る」「トイ・ストーリー3」「アリエッティ」といったライバルに囲まれて、伸びを持続できるかが今後のポイントとなる。

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『クレイジー・ハート』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(落ち着いた良作)

本作によりアカデミー賞主演男優賞を獲得しているが、「どうせ功労的なものだろう」とそれほど期待はしていなかった。
しかし、本作を観れば、決して功労的なものではなくて、100%実力で勝ち取ったものだと分かる。
架空のキャラクターを演じているというよりも、そういうシンガーが存在しているとしか思えないほどナチュラルな演技をみせている。
「アイアンマン」でロバート・ダウニーJr.と戦った人とは思えない。
本作で共演しているコリン・ファレルに同情してしまうほどだ。
コリン・ファレルも名優だとは思うが、ジェフ・ブリジッスに比べれば、まだまだ“格”が違うと感じさせる。
キャリアや熟練度はダテではないようだ。
本作は劇的なストーリーが存在する作品ではないが、ジェフ・ブリッジスの演技によって映画が引き締まり、緊張感溢れる作品にも仕上がっている。

監督はジェフ・ブリッジスの良さを最大限に引き出したようだ。
映画らしい演出や展開がない点は物足りないと感じるかもしれないが、非常にナチュラルな仕上がりともなっている。
本作のストーリー展開ならば、劇的な展開を設けて、過剰な“感動”を盛り立てたりすることもできただろうが、監督は全体的に“落ち着いた”仕上がりを目指したようだ。
ジェフ・ブリジッスの演技を踏まえれば、本作のようなナチュラルな演出が向いていると思う。
現実の大人の男と女の関係はあのようにドライであっさりとしたものであることは、分かる人には分かるだろう。

テーマには“深さ”も感じられる。
過去の栄光に逃げ、酒に逃げ、近寄って来る女に逃げ、大成功した弟子からも逃げて、“現実”から逃げまくっている。
その結果、彼は“全て”を失っている。
息子を失い、愛する者を失い、希望を失い、未来を失い、何もかもを失っている。
全てを失って、大切なものに気付いたときには既に手遅れなのかもしれない。
しかし、大切なものを失っても、人生はそれでも続いていく。
“自分”に向き合い、“現実”に向き合い、自分に残された“何か”にすがって、人は“再生”していくのかもしれないと感じさせる深みのある作品だ。
感動とはやや異なるが、少し前向きになれる作品ともいえる。

“カントリーミュージック”についてはよく分からないが、ジェフ・ブリッジスとコリン・ファレルが普通に聴けるプロ並の歌を披露している。
このような点も評価したいところ。

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全米映画興行収入(6月4週目)

1位は2週目の3Dアニメ「トイ・ストーリー3」。
トータルでは227百万ドルとなっており、製作費2億ドルをあっという間に回収した。
評価は恐ろしく高いので、引き続き高い伸びを期待できそうだ。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP110→227百万ドル→
ピクサー作品として初めてオープニングが1億ドルを突破したこととなる。
2週目の動きも過去最高のようだ。
当面は3億ドル突破が目標となりそうだ。
「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドルを超えるかが注目となる。
評価は恐ろしく高いので、突破は可能だろう。

「シュレック」シリーズもライバルとなりそうだ。
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→315→353→379→397→408
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP110→227百万ドル→
敵はかなり強いが、これを超えられるだろうか。
「3」は超えそうだが、「2」を超えるのは難しそうだ。


2位となったのは新作のコメディ「Grown Ups」。
41百万ドルのオープニングを飾った。
事前には32.1百万ドルのオープニングと予想されており、予想よりもやや高いものとなっている。
さすがはアメリカでは大人気のコメディ作品だけのことはある。

監督は、「エージェント・ゾーハン」、「チャックとラリーおかしな偽装結婚」のデニス・デューガン。
主演は、アダム・サンドラー、「モール★コップ」(トータル146百万ドル)のケヴィン・ジェームズ、クリス・ロック。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「Grown Ups」
OP41百万ドル→
1億~1億4千万ドルが水準となる。
同監督作品の「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」のオープニングを超えているので、1億2千万ドル程度は稼ぎそうだ。
評価は普通程度なので、高い伸びはなく初動タイプとなるだろう。


3位となったのは新作のアクションコメディ「ナイト&デイ」。
監督は「アイデンティティー」(トータル52百万ドル)、「ウォーク・ザ・ライン」(トータル120百万ドル)、「3時10分、決断のとき」(トータル54百万ドル)のジェームズ・マンゴールド。
主演は、トム・クルーズ、キャメロン・ディアス。
水曜日から公開されており、28百万ドルのオープニングを飾った。
金曜日からの3日間では21百万ドルだろうか。
事前には27.9百万ドルのオープニングと予想されており、予想よりもやや低いものとなっている。
本作の評価はそれほど悪くはないものとなっているので、高い伸びは期待できないが、それほど低いものでもないだろう。

アクションコメディならば以下の作品がライバルとなる。
☆10年「Date Night」(現時点で96百万ドル)
OP25→49→63→74→81
☆10年「ナイト&デイ」
先28百万ドル→
これを超えることができるだろうか。

トム・クルーズ主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「M:i-2」トータル215百万ドル
☆01年「バニラ・スカイ」トータル101百万ドル
OP25→45→67→81→88→93
☆02年「マイノリティ・リポート」トータル132百万ドル
OP36→73→97→110→118→123
☆03年「ラストサムライ」トータル111百万ドル
OP24→47→59→74→90→97
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→87→93
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
☆06年「M:i:Ⅲ」トータル134百万ドル
OP48→85→104→114→123→127
☆07年「大いなる陰謀」トータル15百万ドル
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆10年「ナイト&デイ」
先28百万ドル→
8千~1億3千万ドルが水準となる。
「バニラ・スカイ」「ラストサムライ」「コラテラル」と同程度のオープニングなので、9千万ドル~1億ドルが目標となるか。
少なくとも「ワルキューレ」は超えたいところだ。

なお、キャメロン・ディアス主演作の興行収入は以下のとおり。
☆00年「チャーリーズ・エンジェル」トータル125百万ドル
☆03年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」トータル101百万ドル
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
1億ドルを超えられれば、合格といえるだろう。


4位は3週目の「The Karate Kid(ベスト・キッド)」。
監督は、「ピンクパンサー2」のハラルド・ズワルト。
主演は、ウィル・スミスの息子のジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン。
プロデューサーはもちろんウィル・スミス。
トータルでは136百万ドルとなっている。
制作費は4千万ドルであり、関係者は笑いがとまらないだろう。
このヒットはウィル・スミスのチカラだろうか。

オリジナルの興行収入は以下のとおり。
☆84年「ベスト・キッド」トータル91百万ドル
☆86年「ベスト・キッド2」トータル115百万ドル
☆89年「ベスト・キッド3」トータル39百万ドル
「3」のコケ方がハンパないが、このシリーズの人気は高いようだ。
オリジナルを楽に超えそうだ。

「ラッシュアワー」シリーズ辺りが参考となるようだ。
☆98年「ラッシュアワー」トータル141百万ドル
☆01年「ラッシュアワー2」トータル226百万ドル
☆07年「ラッシュアワー3」トータル140百万ドル
OP66→097→112→124→130→134→137
☆10年「The Karate Kid(ベスト・キッド)」
OP56→107→136百万ドル→
当面は1億5~6千万ドル程度が落ち着きどころとなるか。
評価は普通といったところなので、大きな伸びはないだろう。


5位は3週目の「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」。
監督は、「NARC」のジョー・カーナハン。
主演は、リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー。
プロデューサーはリドリー・スコット。
トータルでは63百万ドルとなっている。
制作費は110百万ドルとなっており、その回収は不可能か。

テレビシリーズのリメイクの興行収入は以下のとおり。
☆03年「SWAT」トータル117百万ドル
OP37→70→88→100→109
☆06年「マイアミ・バイス」トータル63百万ドル
OP26→46→55→60→62
☆09年「G.I.ジョー」トータル150百万ドル(※参考)
OP55→99→120→132→139
☆10「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」
OP26→50→63百万ドル→
「マイアミ・バイス」をやや超える7千万ドル程度が落ち着きどころか。
評価は高いので、伸びてくるかもしれないが、制作費を考えると、やや物足りない結果となりそうだ。
何でもかんでもリメイクすればよいというわけではないようだ。
元ネタの人気や知名度という問題もあるかもしれない。


6位は4週目の「Get Him to the Greek」。
監督は、ニコラス・ストーラー。
主演は、ラッセル・ブランド、ジョナ・ヒル。
トータルでは54百万ドルとなっている。

ヒット作品を次々と生み出す有名コメディプロデューサーのジャド・アパトーがプロデュースするコメディであり、「寝取られ男のラブ♂バカンス」のスピンオフ作品となっている。
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆10年「Get Him to the Greek」
OP18→37→48→54百万ドル→
前作と同程度の動きであり、6千万ドル以上の興行収入が期待できそうだ。
しかし、制作費は4千万ドルであり、あまり美味しいビジネスではない。
アメリカ以外では稼ぎにくい作品なので、もう少し製作費を抑えた方がよさそうだ。
アメリカ人には好みのテイストのようであり、評価はいつも通り高い。


7位は6週目の「シュレック フォーエバー」。
オープニングから3週連続1位を獲得したが、ライバル作品の不調が要因であり、あまり褒められた記録ではないが、2億ドルは楽に突破した。
トータルでは229百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルは楽に回収したが、物足りない動きだ。
最終章にも関わらず、既に飽きられてしまったのだろうか。
2億ドルを突破しておきながら文句を言われるというのも可哀相だが、シリーズの人気が高いので仕方がない。

「シュレック」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP042→099→148→176→198→215→228
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→315→353→379→397→408
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP071→133→183→210→223→229百万ドル→
最終作及び3Dということを踏まえると、1億ドルのオープニングを超えたかった。
「シュレック」(トータル268百万ドル)以下の2億3~4千万ドル程度が当面の落ち着きどころか。
「ヒックとドラゴン」のオープニング成績が悪かったことから、ドリームワークスの株が下がったといわれているが、今回はどうなったのだろうか。

なお、ドリームワークス製作の「ヒックとドラゴン」「カンフーパンダ」の興行収入は以下のとおり。
☆08年「カンフーパンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207
☆10年「ヒックとドラゴン」現時点で215百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP071→133→183→210→223→229百万ドル→
さすがにこれらの作品を超えてきた。
CGアニメにおいては、「シュレック」シリーズ、「ピクサー作品」以外には敗れることはなかった。
「WALL-E」がトータル224百万ドルなので、この程度で十分かもしれない。
過去の「シュレック」シリーズが稼ぎすぎただけなのか。
評価はそれほど悪くはないようだが、良くもないようだ。


8位は5週目の「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」。
監督は、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のマイク・ニューウェル。
主演は、ジェイク・ギレンホール。
トータルでは86百万ドルとなっている。
製作費200百万ドルの回収は不可能だ。

ディズニー&ブラッカイマーの「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは無理としても、「ナショナル・トレジャー」シリーズ程度は期待されていたのではないか。
☆04年「ナショナル・トレジャー」トータル173百万ドル
OP35→088→110→124→133→141
☆07年「ナショナル・トレジャー2」トータル220百万ドル
OP88→151→176→190→201→207
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→060→072→081→086百万ドル→
当面は1億ドルが目標となるか。

今年公開された以下の作品もライバルとなる。
☆10年「タイタンの戦い」トータル161百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→059→071→078→082→085
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→060→072→081→086百万ドル→
「パーシー・ジャクソン」とほぼ同じ歩みをみせている。
評価はそれほど悪くはないようであり、楽しめる作品なので「パーシー・ジャクソン」よりもやや粘るのではないかと期待したいところ。
したがって、9千~1億ドルという結果となりそうだ。
しかしながら、この結果では続編製作は厳しそうだ。


9位は4週目のアクションコメディ「Killers」。
監督は、「キューティ・ブロンド」(トータル97百万ドル)、「ウェディング宣言」(トータル83百万ドル)、「ラスベガスをぶっつぶせ」(トータル81百万ドル)、「男と女の不都合な真実」(トータル89百万ドル)といったヒット作品を生み出しているロバート・ルケティック。
主演は、アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグル。
トータルでは44百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルの回収は無理そうだ。

キャサリン・ハイグルには前述の同監督作品「男と女の不都合な真実」以外にも「幸せになるための27のドレス」(トータル77百万ドル)というヒット作品がある。
アシュトン・カッチャーには「バレンタイン・デー」(トータル110百万ドル)、「ベガスの恋に勝つルール」(トータル80百万ドル)といった作品があり、この2人のコラボならば、8千~1億ドルは稼ぎたかったところだ。
アクションコメディというジャンルならば、スティーヴ・カレル、ティナ・フェイ主演の「Date Night」(現時点で97百万ドル)程度は稼ぎたいところだ。
どちらもまだまだ安定度には欠くということなのだろうか。

☆09年「男と女の不都合な真実」トータル89百万ドル
OP28→55→69→77→83
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆10年「Date Night」(現時点で96百万ドル)
OP25→49→63→74→81
☆10年「Killers」
OP16→30→39→44百万ドル→
これらを踏まえると、5千万ドル程度の興行収入となるだろうか。
評価はかなり悪いことから、4千万ドル台に留まる可能性もある。


10位は2週目のアメコミ原作のウェスタン風映画「Jonah Hex」。
監督は、アニメ作品「ホートン」のジミー・ヘイワード。
主演は、ジョシュ・ブローリン、ミーガン・フォックス。
トータルでは9百万ドルとなっている。
最終的には1千万ドルの前半程度だろうか。
製作費47百万ドルの回収は不可能だ。
主人公のキャラクターやジョシュ・ブローリンの主演としての人気という問題もあるが、ミーガン・フォックスが嫌われたのではないか。
09年「Jennifer's Body」でもトータル16百万ドルとコケている。
主演女優としてもヒロインとしても起用しにくい存在となりそうだ。
「トランスフォーマー」から降りてくれて、マイケル・ベイは助かったのかもしれない。
本作の評価はそれほど良くはないという程度となっている。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆3Dファンタジー「エアベンダー」(監督はM・ナイト・シャマラン)
☆ラブストーリー「The Twilight Saga: Eclipse」
「The Twilight Saga: Eclipse」の前作は初日だけで7千万ドルを稼ぎ出しており、その爆発力が見ものとなる。
M・ナイト・シャマラン監督の「エアベンダー」の動向も気になるところだ。
そろそろヒット作品が欲しいところ。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目その4)

10位:「孤高のメス」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円
【公開規模】 256スクリーン
3.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度だろうか。
週末の伸びは大したことはないが、年配層向け作品だけに、平日の伸びは結構あるようだ。

堤真一主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆10年「孤高のメス」
OP0.7→2.3→3.4億円→
これとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は5.5億円となる。
当面は5億円突破が目標となるか。

医療ドラマは数多く制作されているが、医療モノの映画は結構少ない気がする。
以下のようなものもあるが、内容が異なるために参考にはしにくい。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「孤高のメス」
OP0.7→2.3→3.4億円→
これとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は4.9~5.1億円となる。
この辺りがミニマムラインとなるか。
平日にも稼げそうな作品なので、5億円は超えてくるのではないか。

“社会派映画”又は“渋い”映画の高い興行収入は以下の通り。
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3→7.7
☆09年「さまよう刃」トータル5.5億円
祝込3日1.5→2.8→4.0→4.6
☆10年「孤高のメス」
OP0.7→2.3→3.4億円→
これらとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は4.7~5.4億円となる。
ミニマム4億円後半、マックス5億円半ば程度か。
大きく伸びるとは思えないが、ロングセールスも期待できるので、5億円台が落ち着きどころか。

「孤高のメス」3.4億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「さまよう刃」4.0億円(トータル5.5億円)
☆「おっぱいバレー」3.2億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」3.5億円(トータル4.8億円)
☆「しんぼる」3.9億円(トータル4.7億円)
☆「風が強く吹いている」3.2億円(トータル4.5億円)
<2008>
☆「Sweet Rain 死神の精度」3.7億円(トータル5.0億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」3.0億円(トータル4.6億円)
☆「ICHI」3.5億円(トータル4.5億円)
「しんぼる」以外との対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は4.4~5.6億円となる。
派手さがない作品だが、良作と考えられる。
年配層がきちんと支えそうであり、極端な初動ではないだろう。
「孤高のメス」の興行収入は先週に引き続き5億円と予想したい。
5億円は突破できそうだが、6億円突破は厳しそうだ。
無難に伸ばしつつあるが、公開前の予想よりも低い結果となりそうだ。
「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円というヒット作品をやや参考にし過ぎてしまったか。


11位:「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(松竹・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 6億円(2~3週目6~7億円、OP時7億円)
【公開規模】 201スクリーン
2.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.6億円となっている。
1週間の伸びは7.8千万円半ば程度だろうか。
本作のような作品は年配層を中心に粘り込みそうだと考えたが、期待ほどではなかったようだ。
このような感動作は意外なヒットをするので警戒もしていたが、どうやら警戒をするほどのヒットにはなりそうもない。

やや地味目なヒューマンドラマは以下のとおり。
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆07年「象の背中」トータル5.7億円
OP0.9→2.9→4.1→4.9→5.4
☆07年「めがね」トータル5.0億円
祝込3日0.8→1.7→2.6→3.3
☆08年「西の魔女が死んだ」トータル4.5億円
OP0.5→1.6→2.4→3.1→3.6
☆10年「RAILWAYS」
先1.0→2.8→3.8→4.6億円→
これらとの対比で考えると、「RAILWAYS」の興行収入は5.4~7.3億円となる。
これらの作品同様に、平日を中心に粘り込みが期待できそうだ。
5億円程度はなんとか超えてきそうだ。
高い伸びができれば、7億円まで伸びるか。

「RAILWAYS」4.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「真夏のオリオン」4.9億円(トータル5.7億円)
☆「さまよう刃」4.6億円(トータル5.5億円)
☆「おっぱいバレー」4.5億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」4.3億円(トータル4.8億円)
☆「しんぼる」4.5億円(トータル4.7億円)
<2008>
☆「明日への遺言」4.4億円(トータル6.0億円)
☆「Sweet Rain 死神の精度」4.4億円(トータル5.0億円)
これらとの対比で考えると、「RAILWAYS」の興行収入は4.8~6.3億円となる。
通常だと5億円程度の動きではあるが、伸びを少々期待したいところ。
しかし、それほど高い伸びをするとも思えないので、現時点では「RAILWAYS」の興行収入は6億円と予想したい。
先週まで6~7億円だったが、さすがに7億円までの高い伸びはなさそうだ。
ある程度の伸びはあったが、予想以上のものではなかった。
ファミリーで見ても良さそうな作品なので、春休みか夏休み近くに公開してもよかったのではないか。


12位:「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」(東宝・テレビ朝日)<7週目>
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 18億円半ば(OP時~5週目18~19億円)
【公開規模】 305スクリーン(先週比-5スクリーン)
2.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは17.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.1千万円程度だろうか。
スペシャル版の視聴率も17.4%と好調だったようであり、根強い人気が窺われる。
15億円を楽に突破しており、間隔は空いたがコケることはなかった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「TRICK劇場版」トータル12.9億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆10年「TRICK劇場版3」
3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7億円→
前作を超えることはなさそうだ。

堤幸彦監督作品は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7億円→
初動タイプの「20世紀少年」シリーズとの対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.5~19.1億円となる。
伸びがなくなりつつあるので、20億円突破は完全に厳しくなってきた。

仲間由紀恵出演作の興行収入は以下の通り。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝込14.0→16.8→19.1→20.4
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円(主演:中居)
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
OP4.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7億円→
「ごくせん THE MOVIE」との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は19.0億円となる。
「ごくせん THE MOVIE」は夏休み公開のためか、意外と粘りがあったようだ。
仲間由紀恵は「FLOWERS」がコケたが、安定してヒット作品に出演している。

「TRICK劇場版3」17.7億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ドロップ」18.0億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」18.2億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」17.3億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「母べえ」18.2億円(トータル21.2億円)
☆「K-20」18.9億円(トータル20.0億円)
☆「陰日向に咲く」18.5億円(トータル19.5億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.5~19.2億円となる。
前作の動きがあまりにも初動タイプなので、20億円を超えないだろう。
大きな伸びは期待できないので、「TRICK劇場版3」の興行収入は先週に引き続き18億円半ばと予想したい。
OP時から先々週まで18~19億円だったので、ヨミは意外と良かったようだ。


13位:「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 6億円後半(3週目7.0億円、2週目7~8億円、OP時8~9億円)
【公開規模】 358スクリーン(先週比-4スクリーン)
2.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.0億円となっている。
1週間の伸びは6.7千万円半ば程度だろうか。
ディズニー&ブラッカイマー系のファミリーでも楽しめる万人向け作品であり、ちょっと高めに予想したが、どうやら苦戦しそうだ。
日米ともに案外な結果となっており、主演の知名度などもやや物足りないのだろうか。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(トータル14億円見込み)よりは面白そうにみえるのだが、分からないものだ。

ゲーム関連作品のようだが、よく分からない。
「バイオハザード」や「トゥームレイダー」(Ⅰが27.0億円、Ⅱが20.0億円)のようなヒットにはならなかった。
とりあえずファミリー向けファミリー向けファンタジーアドベンチャー辺りが参考となるだろう。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5(※トータルと数字が合わない)
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14億円見込み
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4→13.9億円→
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」
金1.9→4.2→05.3→06.0億円→
数字が怪しい「ライラの冒険」以外との対比で考えると、「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入は6.6~7.6億円となる。
大きな伸びは期待できそうもないので、7億円前後が落ち着きどころか。

「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」6.0億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「私の中のあなた」6.7億円(トータル8.0億円)
☆「サブウェイ123激突」6.8億円(トータル7.7億円)
☆「ココ・アヴァン・シャネル」6.3億円(トータル7.5億円)
☆「バーン・アフター・リーディング」5.9億円(トータル6.5億円)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」6.9億円(トータル8.5億円)
☆「奇跡のシンフォニー」6.3億円(トータル7.5億円)
☆「ドラゴン・キングダム」6.4億円(トータル7.1億円)
☆「スパイダーウィックの謎」6.2億円(トータル6.5億円)
これらとの対比で考えると、「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入は6.3~7.4億円となる。
ミニマム6億円半ば、マックス7億円半ばとなりそうだ。
ファミリーでも楽しめる万人向け作品なので、少しは伸びるのではないかと思うが、7億円突破は厳しそうだ。
「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入は6億円後半と予想したい。
先週7.0億円、先々週7~8億円、OP時8~9億円と毎週引き下げたのは完全にヨミがズレたということとなる。
ブラッカイマーのファミリー向け大作映画であり、個人的には意外と楽しめたので、ある程度の伸びを期待していたが、予想外に苦戦してしまった。
どうやら期待したファミリー層が動いていないのだろう。
なぜか日米同時公開を行っており、公開時期も若干悪かったようだ。


15位:「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」(東映・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 4億円
【公開規模】 214スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.6千万円半ば程度だろうか。

2週間ごとに新作が公開されるらしい。
第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」5月22日公開
OP2.3→4.0→(トータル4.7億円見込み)
第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」6月5日公開
OP1.9→3.4→3.9→
第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」6月19日公開
OP2.0億円→
2週間限定だと思ったが、上映回数を減らして公開を続けているようだ。
そうなると2弾、3弾の公開規模は1弾よりも少ないということになる。
とりあえず1作につき4億円以上5億円以下の興行収入というところか。
前作に比べて伸びは悪いが、真ん中の作品はどうしても興行収入的には不利になるので、仕方がない。

夏場などに公開される過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15億円見込み
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4→3.9→
08年の作品とほぼ同じオープニングであり、人気の高さが窺われる。
前作をやや下回り、4億円をやや超える程度ではないか。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4→3.9→
これらとほぼ同じオープニングとなっている。
安定度は相当に高いようだ。
「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」の興行収入は先週に引き続き4億円と予想したい。
最後の作品はもうちょっと上がりそうだ。
3作品で10億円以上は達成できており、13~14億円程度が最終的な目標となるだろうか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(6月3週目その3)

2位:「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円後半
【現時点での興行収入予想】 4億円半ば
【公開規模】 213スクリーン
2.0億円のオープニングを飾った。
先週『オープニングは第一弾と同程度の2.3億円程度だろうか』と書いたので、予想よりも少ないが、第1・2弾を上映回数を減らしてまだ公開を続けているようだ。
そうなると3弾のオープニングの規模は1弾のオープニングよりも少ないということになると思われるので、第1弾よりはオープニングが低くても仕方がない。

2週間ごとに新作が公開されるらしい。
第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」5月22日公開
OP2.3→4.0→(トータル4.7億円見込み)
第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」6月5日公開
OP1.9→3.4→3.9→(トータル4億円見込み)
第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」6月19日公開
OP2.0億円→
とりあえず1作につき4億円以上5億円以下の興行収入というところか。
本作も同様になるだろう。
恐らく1>3>2ということになりそうだ。

夏場などに公開される過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15億円見込み
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」
OP2.0億円→
08年の作品を超えるオープニングであり、人気の高さが窺われる。
第3弾が2週間限定か分からないが、とりあえずこれらの3週目までとの対比で考えると、「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」の興行収入は4.7~8.4億円となる。
他の作品同様に4億円をやや超える程度ではないか。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」
OP2.0億円→
これらとほぼ同程度のオープニングとなっており、安定度は相当に高いようだ。
2週間限定か分からないが、とりあえずこれらの3週目までとの対比で考えると、「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」の興行収入は4.9~7.5億円となる。
高い伸びは期待できないので、4億円以上、5億円以下となりそうだ。
「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」の興行収入は4億円半ばと予想したい。
3作品で10億円以上を達成できており、13~14億円程度が最終的な目標となるだろうか。


5位:「ザ・ウォーカー」(松竹・角川)<1週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 4億円半ば
【公開規模】 239スクリーン
9.4千万円半ばのオープニングを飾った。
先週『オープニング2日間は「サロゲート」を下回る1.0億円程度か。内容がよく分からずイメージが掴みづらいので、ヒットしないのではないか』と書いたので、完全に予想通りといえる。
あの内容ならば、ストーリーをオープンに出来ないのは仕方がなく、宣伝方法が難しかったと同情はできる。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下のとおり。
☆04年「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年「インサイド・マン」トータル不明(推移から考えると5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金3日2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金3日1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年「ザ・ウォーカー」
OP0.9億円→
8~10億円が標準となる俳優。
本作は金曜日公開ではないので、単純比較ができないが、金曜日込みの数字を5分の4程度にして、これらとの対比で考えると、「ザ・ウォーカー」の興行収入は5.0~5.3億円となる。
5億円突破が目標となりそうだ。

近未来系のアクション作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アイランド」トータル13.6億円
OP2.0→5.6→8.2→10.5→12.6
☆06年公開「トゥモロー・ワールド」トータル10.0億円
OP1.6→3.0→4.1
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→06.4→10.0→11.6
☆10年公開「サロゲート」
金3日1.7→3.6→4.5億円→
☆10年「ザ・ウォーカー」
OP0.9億円→
これらとの対比で考えると、「ザ・ウォーカー」の興行収入は4.4~6.1億円となる。
伸びがないと4億円程度で終わりそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「スター・トレック」トータル6.0億円(オープニング金3日1.9億円)
☆「ターミネーター4」トータル33.2億円(先込10.2億円)
☆「トランスフォーマー」トータル23.2億円(金曜日込み5.6億円)
☆「愛を読むひと」トータル不明(オープニング金3日1.1億円)
<2008>
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
☆「インディ・ジョーンズ」トータル57.1億円(先込14.0億円)
☆「奇跡のシンフォニー」トータル7.5億円(オープニング1.3億円)
これらとの対比で考えると、「ザ・ウォーカー」の興行収入は3.6~5.2億円となる。
やはり4~5億円程度となりそうだ。

「ザ・ウォーカー」0.9億円と同程度のオープニング作品は以下の通り。
<2009>
☆「バーン・アフター・リーディング」2日1.1億円(トータル6.5億円)
☆「ウォッチメン」1.1億円(トータル4億円見込み)
☆「96時間」1.0億円(トータル4.4億円)
<2008>
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」1.1億円(トータル4.6億円)
☆「Mr.ビーン」1.1億円(トータル4.5億円)
☆「ラスベガスをぶっつぶせ」1.1億円(トータル4.5億円)
☆「スピード・レーサー」1.1億円(トータル4.0億円)
「バーン・アフター・リーディング」以外との対比で考えると、「ザ・ウォーカー」の興行収入は3.3~4.0億円となる。
現時点ではマックス5億円、ミニマム3億円半ばというところか。
あの内容では伸びがないと思われるが、デンゼル・ワシントンの実績を踏まえると4億円は突破するのではないか。
「ザ・ウォーカー」の興行収入は4億円半ばという予想にしたい。
「サロゲート」辺りもヒットしておらず、近未来系は超大作系でないとヒットには導きにくいジャンルでもある。
また、洋画の中級作品は全般的にヒットしない傾向にある。
よほどの超大作以外は苦戦するようだ。


9位:「瞬 またたき」(SDP)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円
【公開規模】 110スクリーン
4.2千万円弱のオープニングを飾った。
ランクインする可能性はあるとは思ったが、スクリーン数も少なく、北川景子はそれほど人気が高くないと思い、ランキング入りは厳しいと判断して予想はしなかった。
このスクリーン数でこのオープニングはそれほど悪くはないのではないか。
原作が多少話題となっていたようだ。
北川景子は今年「花のあと」もランキングさせており、意外と好調といえる。
主演女優としてはパッとしないイメージもあったが、若手の中では思ったよりもマシかもしれない。

以下の今年の若手女優作品に勝つことが目標か。
☆10年「食堂かたつむり」(※柴咲)
OP0.4→1.4→2.0→2.4
☆10年「誰かが私にキスをした」(※堀北)
OP0.5→1.5
☆10年「書道ガールズ!!」(※成海)
OP0.3→0.9→1.3
☆10年「瞬 またたき」(※北川)
OP0.4億円→
2億円程度が当面の目標か。

「瞬 またたき」0.4億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「鴨川ホルモー」0.5億円(トータル3.0億円)
☆「キラー・ヴァージンロード」0.4億円
☆「ヘブンズ・ドア」0.4億円
☆「釣りキチ三平」0.4億円(トータル2.0億円)
☆「ホノカアボーイ」0.4億円(トータル1.0億円)
<2008>
☆「築地魚河岸三代目」0.5億円(トータル3.4億円)
☆「あの空をおぼえてる」0.4億円
☆「うた魂♪」0.4億円(トータル2.3億円)
これらとの対比で考えると、「瞬 またたき」の興行収入は1.0~2.7億円となる。
現時点では「瞬 またたき」の興行収入は2億円と予想したい。
メジャースタジオでもなく、スクリーン数も少ないので、この程度でも十分ではないか。

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気になる映画ニュース(6月4週目)

☆「X-Men: First Class」のマグニート役にマイケル・ファスベンダーが決定か
「300/スリーハンドレッド」や「イングロリアス・バスターズ」に出演していたらしい。
ちょっとピンとは来ないが、ドイツの俳優のようだ。
マグニートは第二次世界大戦中に強制収容所に入っていたような気がするので、そのようなキャラクター設定も起用の要因か。
プロフェッサーX役にはジェームズ・マカヴォイが決定している。
マイケル・ファスベンダーは新「スパイダーマン」の悪役候補にもあがっているとのこと。
近いうちにメジャーな俳優になるのかもしれない。

スピンオフが多数企画されている「X-Men」シリーズ。
整理すると以下のようになるだろうか。
○11年「X-Men: First Class」(監督:マシュー・ヴォーン)
※若き日のマグニートとプロフェッサーが描かれる。

○11年「X-Men Origins: Wolverine 2」
※日本が舞台となるストーリーか

○11年「Deadpool」(ウルヴァリンに登場したキャラクター)
※ライアン・レイノルズ主演
※ロバート・ロドリゲスが監督という噂も

○12年「X-Men Origins: Magneto」(監督:デヴィッド・S・ゴイヤー)
※マグニートの若き日を描く

企画段階ではこの他にもまだまだありそうだ。
しかし、サイクロップスを主役にした映画はなさそうだな。


☆「SAW」最新作が3D化へ
全米公開日は10月22日。
今回が7作目となる。
マンネリ化していたので、3D化は悪くはない戦略といえるが、そろそろ新展開を盛り込まないと厳しいこととなりそうだ。
しかし、どんなにコケても製作費がかなり安いので、赤字にはならない。
利益を産み続ける限りは続編が製作されるらしい。
有名俳優を用いる必要がなく、ロケに行ったりせずに限られた場所のみで撮影できるので、安く製作できるのだろう。


☆ドン・チードル、フリーダ・ピントが「猿の惑星」最新作に出演か
主演は「スパイダーマン」のジェームズ・フランコ、監督はイギリスの新鋭ルパート・ワイアットに決まっている「猿の惑星」の最新作。
舞台はパート1の前章にあたり、2011年6月24日公開を予定している。
「スラムドッグ$ミリオネア」のフリーダ・ピントは確か007のヒロインに内定していたはずだが、残念ながら企画が飛んでしまったのだろうか。
ドン・チードルは「アイアンマン2」など、メジャー作品への出演が続いている。


☆ヒューズ兄弟「AKIRA」実写版の監督へ
「ザ・ウォーカー」「フロム・ヘル」の監督であるヒューズ兄弟が「AKIRA」の実写版の監督を行う模様。
映像化が困難な作品であるため、企画が頓挫したものと思っていたが、着々と進められていたようだ。
才能のあるヒューズ兄弟ならば、「DRAGON BALL」のようなことにはならないだろう。


☆ダニエル・ラドクリフ「西部戦線異状なし」のリメイクに出演
監督は未定。
オリジナル版を観たことがないが、名作のリメイクは当たるようなイメージがない。
ラドクリフは「ハリポタ」を卒業後、俳優として一流に成長できるかが注目される。


☆ディズニー「ライオン・キング」を3D化へ
リメイクではなくて、恐らく過去の作品を3D作品として再生するようだ。
「美女と野獣」も同様に再生し、来年公開するらしい。
サム・ライミ監督、ロバート・ダウニーJr.主演の3D「オズの魔法使い」
ブレット・ラトナープロデュースの3D「白雪姫」とディズニーの戦略が注目される。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目その2)

「マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔」が今週末より公開されるが、予想はなし。
通常の作品とはタイプが異なり、公開期間等も不明であるため、はっきりいって予想ができない。
ただ、本作は「THIS IS IT」とは異なり、恐らくヒットしないのではないか。


3位:「アイアンマン2」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 12.0億円(OP時13.0億円)
【公開規模】 415スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.4億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.9億円弱となっている。
1週間の伸びは3.4億円半ば程度だろうか。
大した新作が公開されているわけでもないのに、週末の数字が物足りない。
やはり初動タイプなのだろうか。

今年公開された洋画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「シャーロック・ホームズ」トータル22~23億円見込み
金4.1→10.0→14.6→18.1
☆10年「パーシー・ジャクソン~」トータル14~15億円見込み
金3.7→07.9→10.4→11.8
☆10年「アイアンマン2」
金3.4→06.9億円→
好スタートを切ったが、これらには及ばない程度となっている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」
金3.4→6.9億円→
前作を超えそうだ。
キャラクター及び主演の知名度が上がっていることがヒットの要因と思われる。
これとの対比では、「アイアンマン2」の興行収入は12.5億円となる。
二桁超えが当面の目標となるが、クリアできそうだ。
7月3日の「踊る」まで2週間は安泰といえる。

その他のアメコミやキャラクター関連作品は以下のとおり。
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金3日2.3→6.6→8.5
☆05年「ファンタスティック・フォー/超能力ユニット」トータル10.1億円
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
OP1.5→4.6→7.7→8.6
☆05年「シン・シティ」トータル10.0億円
OP1.6→4.5→5.8→6.8
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆10年「アイアンマン2」
金3.4→6.9億円→
「スパイダーマン」などの例外はあるが、基本的には10億円~15億円程度の興行収入になることが多い。
これらとの対比では、「アイアンマン2」の興行収入は10.8~15.3億円となる。
「G.I.ジョー」対比の11.0億円程度がミニマムラインか。
「ウルヴァリン X-MEN ZERO」対比の12.8億円程度がマックスラインか
11億円がミニマム、13億円がマックスとなる。
伸びが持続するタイプではないと思われるので、12億円が落ち着きどころか。

「アイアンマン2」6.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェンジリング」6.5億円(トータル12.8億円)
☆「G.I.ジョー」6.6億円(トータル10.5億円)
☆「ノウイング」6.1億円(トータル10.2億円)
☆「ワイルド・スピードMAX」5.9億円(トータル9.5億円)
<2008>
☆「ハプニング」7.0億円(トータル12.3億円)
☆「イーグル・アイ」6.4億円(トータル12.2億円)
☆「クローバーフィールド」6.2億円(トータル12.0億円)
これらとの対比では、「アイアンマン2」の興行収入は11.0~13.6億円となる。
上述どおり、11億円がミニマム、13億円がマックスとなりそうだ。
公開時期に恵まれたので、恐ろしいほどの初動タイプではないだろう。
しかし、年配層の動員が期待できない作品なので、伸びは持続できない。
「アイアンマン2」の興行収入は12億円と予想したい。
先週13億円という予想だったが、初動タイプと思われるので、そこまでは伸びそうもない。
しかし、前作を超えることが確実なので、一応ヒットといえるのではないか。


4位:「セックス・アンド・ザ・シティ2」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 14.5億円(OP時12.5~13.5億円)
【公開規模】 397スクリーン(先週比-4スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.3億円半ば程度だろうか。
週末に対して、平日の伸びが恐ろしく高く、あっさりと10億円を突破した。
レディースデイ辺りは相当に賑わったのではないか。
引き続き、レディースデイの動員が期待できるが、前作のようなヒットにはならないのではないか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル18.0億円
先2.9(2日1.9)→7.1→10.3→12.5→14.3
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8→7.4→10.8億円→
前作との対比で考えると、本作は18.9億円となる。
前作以上といえる動きだが、前作は公開後に相当な話題となり、かなり粘った作品。
前作のようなムーブメントは起きないだろう。

女性向けのラブストーリーの興行収入は以下のとおり。
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「オーストラリア」トータル5.8億円
OP1.4→3.4→4.8→5.6
☆10年「噂のモーガン夫妻」トータル3.0億円見込み(※サラ主演)
金0.7→1.7→2.3→2.8→2.9
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8→7.4→10.8億円→
これらとの対比で考えると、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は13.2~17.7億円となる。
サラ・ジェシカ・パーカー主演の「噂のモーガン夫妻」との対比が14.1億円となり、これは超えるのではないか。

現時点では13億円以上、前作の18億円以下というところか。
レディースデイで引き続き稼ぎまくり粘るのか、初動タイプとなるのか、動きが読みにくいが、この勢いは近いうちに止まると考えたい。
しただって、15億円前後が落ち着きどころか。

「セックス・アンド・ザ・シティ2」10.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェンジリング」9.1億円(トータル12.8億円)
☆「ワルキューレ」10.1億円(トータル12.5億円)
☆「G.I.ジョー」8.5億円(トータル10.5億円)
<2008>
☆「セックス・アンド・ザ・シティ」10.3億円(トータル18.0億円)
☆「ハプニング」9.4億円(トータル12.3億円)
☆「イーグル・アイ」10.0億円(トータル12.2億円)
前作以外との対比で考えると、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は13.2~15.2億円となる。
引き続きレディースデイの動員が期待できる作品。
前作(トータル18.0億円)の2割~1割5分程度の下落と考えると、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は14.4~15.3億円となる。
アメリカでは評価が悪いとのことなので、日本でもそれほど受けないだろう。
いくら平日に稼いでも前作並に爆発することはないのではないか。
「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は先週に引き続き14.5億円と予想したい。
この程度でも大ヒットといえるだろう。
アメリカでは苦戦しているが、日本でのムーブメントはまだまだ続いているようだ。


6位:「アウトレイジ」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 6.0億円
【現時点での興行収入予想】 9億円
【公開規模】 155スクリーン
8.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.4億円程度だろうか。
北野映画や暴力映画はそれほどヒットしないと思ったが、話題性もあり、知名度などがやはり相当に高かったようだ。

北野映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年「座頭市」トータル28.5億円
☆05年「TAKESHIS」トータル3億円程度か
☆07年「監督・ばんざい」トータル1~2億円程度か
☆08年「アキレスと亀」トータル1~2億円程度か
興行収入を期待できる作品は「座頭市」以来となる。
評価もそれほど悪くはなく、初動タイプではないかもしれない。

「アウトレイジ」3.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「火天の城」3.5億円(トータル9.3億円)
☆「ジェネラル・ルージュの凱旋」4.3億円(トータル9.0億円)
☆「ハゲタカ」4.1億円(トータル8.3億円)
☆「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」4.1億円(トータル7.7億円)
☆「MW-ムウ-」4.0億円(トータル7.5億円)
<2008>
☆「まぼろしの邪馬台国」3.5億円(トータル9.5億円)
☆「ハンサム★スーツ」3.9億円(トータル8.6億円)
☆「イキガミ」3.8億円(トータル8.0億円)
☆「僕の彼女はサイボーグ」3.8億円(トータル7.0億円)
これらとの対比で考えると、「アウトレイジ」の興行収入は7.3~10.6億円となる。
上手くいけば二桁を超えるかもしれないが、そこまで伸びるだろうか。
ファンが多い監督だけに初動タイプの疑いもあり、現時点では「アウトレイジ」の興行収入は先週に引き続き9億円と予想したい。
予想以上の初動タイプの疑いが強く、8億円前後で終わりそうな気もするが、話題作でもあり伸びは低くはないだろう。


7位:「アリス・イン・ワンダーランド」(ディズニー)<10週目>
【公開前個人予想】 60.0億円
【現時点での興行収入予想】117億円(6~8週目120億円、5週目115億円、4週目105億円、OP~2週目100億円)
【公開規模】 379スクリーン(先週比-76スクリーン)
7.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは115.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
スクリーン数が徐々に削られている。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP時13.2→2週目22.2→3週目23.6→4週目24.8→5週目9.6→
6週目7.6→7週目6.1→8週目4.4→9週目2.3→10週目1.6億円→
GW後でも大きな落ち込みがなく、110億円を楽に突破している。
“ディズニー史上最短での100億円突破”が大きなニュースとなったが、GWがあったのだから、他の作品よりも有利とはいえるものの、こういうニュースが出ると『それほど流行っているのならば、俺も見ないといけないな』という心理が働くので、しばらくは粘りそうだ。
このような記事の宣伝効果は相当に高い。
ただ、絶好の稼ぎどころの一つともいえる東宝シネマズの六本木ヒルズでは公開が6月8日までとなっており、問題はいつまでこの規模をキープできるかとなりそうだ。
DVD発売も8月4日に決定しているので、そろそろ縮小されていきそうだ。

公開前には、シリーズ作品や結末などが気になるタイプの作品ではないので、100億円級のビッグヒットにはならないと踏んだが、知名度が高い題材、監督・主演であり、観客層の幅が広い作品なので、このようなヒットになったのだろうか。
もちろん、3D大作映画という目玉もあった。
3D映画は単価が高いので、これもバカにならない。
前売券を買えば1300円で見られるところ、300円上乗せするか、2000円払わなければいけないので、25%~50%近く単価が上がる。

ティム・バートン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆01年公開「猿の惑星」トータル45.0億円
☆04年公開「ビッグ・フィッシュ」10億円未満
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
5週目38.2→42.3→45.9→48.5→50.9→51.9
☆05年公開「コープス・ブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4億円→
「チャーリーとチョコレート工場」との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は119.0億円となる。
現時点ではマックス120億円程度というところか。
スクリーン数が削られても、まだまだしばらくは勢いが止まらないと思われる上に、他のライバル作品が不在というメリットもある。
6月に公開される「プリンス・オブ・ペルシャ」「アイアンマン2」程度では、大きな影響はないだろう。
現状のスクリーン数をしばらく確保できれば、7月の「踊る大捜査線3」「トイ・ストーリー3」まで粘るか。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
5週目78.8→86.5→90.6→93.5→95.5→98.5
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
5週目83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1→106.8→107.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4億円→
GWがあったので、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」の11週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は117.8億円となる。
やはり120億円ラインが限界か。

興行収入100億円前後の作品は以下のとおり。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
5週目69.5→不明→95.5→100.9→103.5→105.4→108.3
☆07年「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
5週目83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1→106.8→107.5
☆06年「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
5週目78.8→86.5→90.6→93.5→95.5→98.5
☆07年「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
5週目79.2→82.4→87.0→89.0→祝込91.3→91.9→93.0→94.2
☆05年「スター・ウォーズEPⅢ」トータル91.7億円
5週目65.8→73.3→80.5→84.2→86.9→不明→90.9
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
5週目70.3→76.1→80.7→83.9→85.3→88.2
☆09年「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
5週目66.7→71.6→74.9→76.8→77.8→78.2→不明→79.2
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円(GW作品)
5週目62.3→65.1→66.9→68.1→70.7→
☆06年「ナルニア国物語」トータル68.6億円
5週目52.3→58.2→60.6→63.3→64.8
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル57.1億円
5週目祝込46.7→49.5→52.0→53.7→55.9→56.5→56.8
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4億円→
GWがあったので、これらの11週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は116.0~117.8億円となる。
これらの興行収入を超えてしまったが、「アリス・イン・ワンダーランド」は非シリーズ作品であり、さらに観客層が広く、比較的気軽に見られるということもある。

スクリーン数の動向が気になるところだが、先週1週間の伸びが1.6億円だったので、今後40%程度の下落と考えると、次週以降は1.0→0.6→0.3億円を稼ぐだろう。
7月10日から「トイストーリー3」が始まるので、ここまでが稼ぎどころと考えたい。
したがって、1.9億円程度の上乗せが可能だろうか。
現時点では「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は先週に引き続き117億円という予想にしておきたい。
「アバター」を除外すれば、03年「ラストサムライ」トータル137.0億円、04年「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」トータル135.0億円以来の大ヒットとなる。


8位:「FLOWERS フラワーズ」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 4.0億円(OP時3億円半ば)
【公開規模】 301スクリーン
4.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
週末の伸びに対して、やはり平日の伸びはそれほど悪くはないようだ。
レディースデイにおいてある程度の上乗せが可能のようだが、失敗作ということは否定しにくい。

本作の失敗は、女優陣は豪華だが、中身がよく分からないことが要因だろうか。
資生堂のCMと勘違いしたような作りとなっており、あれでは興味がまるで沸かない。
実際には以下のようなストーリーらしい。
昭和11年に登場する女性が蒼井優であり、3人の娘を産むらしい。
昭和30年代に蒼井優の娘として登場する女性が竹内結子、田中麗奈。
昭和50年代に蒼井優の娘として登場する女性が仲間由紀恵。
現代に仲間由紀恵の娘として登場する女性が鈴木京香、広末涼子。
女優陣は豪華だが、オムニバスのような作品はあまり受けないと思う。
ヒットするのは、きっちりとした主役が存在する映画だ。
1+1+・・・=6ではなくて、1+1+・・・=0.5という結果となった。

ヒューマンドラマ(メインターゲットが主に女性なもの)が参考となりそうだ。
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3
☆07年「東京タワー」トータル18.8億円
OP1.9→6.2→9.4→13.3→15.0
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
☆10年「FLOWERS」
OP0.5→2.0億円→
これらとの対比で考えると、「FLOWERS」の興行収入は3.8~6.1億円となる。
マックスは6億円となるが、5億円突破も厳しいだろう。
「誰も守ってくれない」対比で考えると、3.8億円となり、この辺りが落ち着きどころか。
現時点では4億円程度ということになりそうだ。

「FLOWERS」2.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「おっぱいバレー」2.1億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」2.1億円(トータル4.8億円)
☆「ヴィヨンの妻」2.0億円
☆「重力ピエロ」2.1億円
☆「BABY BABY BABY!」1.8億円(トータル3.0億円)
<2008>
☆「アフタースクール」2.0億円(トータル5.5億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」2.2億円(トータル4.6億円)
☆「グーグーだって猫である」1.8億円(トータル3.6億円)
☆「KIDS」1.8億円(トータル3.3億円)
これらとの対比で考えると、「FLOWERS」の興行収入は3.3~5.5億円となる。
引き続きレディースデイの動員が期待できるので、3億円はさすがに突破するのではないか。
「グーグーだって猫である」との対比で考えると、4.0億円となる。
この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。
「FLOWERS」の興行収入は4.0億円と予想したい。
先週は3億円半ばと予想したが、平日の伸びがさすがに予想よりも高かった。
それにしてもヒットするとは思わなかったが、ここまで敬遠されるとも思わなかった。
「ボックス!」「座頭市」に続き東宝作品が大コケしており、関係者も頭も抱えているのではないか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『ザ・ウォーカー』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(宗教色が強い作品であり、日本人には面白みは感じないかもしれないが、ただのアクションとは違うので見てもいいかも)

観る前は、文明が滅んだ後の世界で巻き起こるデンゼル・ワシントンによる激しいアクション作品、「北斗の拳」「マッドマックス」のような映画だと思っていたが、思ったよりも宗教色の高い作品に仕上がっている。
“一冊の本”という設定から鑑賞前からピンと来ないといけないのかもしれないが、オールドマンが“一冊の本”を求める理由を語るまで気付かなかった。

ストーリーを踏まえると、キリスト教を信仰している者には最適の作品ではないだろうか。
本作を観ることで、自己の宗教心を一層強めることができるとは思う。
自己の役割、自己の存在価値、自己の運命、神からの啓示を強く意識することができるだろう。
しかし、キリスト教信者ではない日本人が観ると、グッと来る度合いが異なることとなる。
世界観やストーリーや映像面など、よく出来た映画であり、評価はしたいところだが、さすがに受け止め方は難しい。

ワシントンとオールドマンの二人の存在感が際立っており、見事に対比されている点は面白い。
“一冊の本”を用いて、文明崩壊後の社会に“安定”を導こうとする気持ちは両者に相通じるところがあるが、一方は神になりたいと願い、他方は神のしもべ、聖地を目指す巡礼者のような存在になりたいと願っている点に根本的な違いがある。
その結果、一方は安定どころかより混沌とした世界を作り出し、他方は世界を再構築できるほどの影響力をもつことに寄与することができている。
たとえ殉死したとしても、自分の遺志を継いでくれるということも希望が持てる展開となっているようだ。

ワシントンに隠されたネタもかなり効いている。
神から自分に課せられたことには“意味”があるということだろうか。
歩いていて高速道路から落ちそうになったり、“音”が聞こえるかとしつこく言っているので、違和感はあったが、最後までさすがに気付かなかった。
ただ、オチが重要であり、このネタについてはあまり深く考えなくてもよいだろう。
どうやって銃撃に対応しているのかなどを考えても意味はない。

アクションにも多少見応えはあり、老夫婦の家を舞台とした銃撃戦はかなり見応えがある。
どうやって撮影しているのかと考えながら見ると、より面白みを感じるのではないか。
あのカメラワークを実行するにはかなり無理があると思うのだが、いったいどうなっているのだろうか。

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

『フロム・ヘル』DVDレビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B(悪くはないが、一般受けはしないだろう)

「ザ・ウォーカー」のヒューズ監督作品。
映画館で観た初見では大して面白くない作品と思ったが、改めて観てみると映画としてのレベルが意外と高いのかもしれないと感じさせる作品。
当時の雰囲気はきっちりと伝わっており、製作者の熱意が込められている。
アヘンや殺人など退廃的又はグロテスクなものではあるが、美的なセンスや映像に対する哲学もなかなか優れている。
全体的に説明不足な感はあるが、画面によって大部分を上手く説明している。
あまり押し付けずに、観客の解釈力などに委ねている部分があり、ハリウッド映画らしくない特異な作品に仕上がっている。
ラストではジョニー・デップ演じるアバーライン警部が死ぬシーンが描かれているが、なぜ本編と直接関係のないシーンをわざわざ描く必要があったのか当初は分からなかったが、今となっては少し分かった気がする。
あのシーンは、あの事件のすぐ後ではなくて、デップの姿がかなり老けていることから、かなりの年月が経っているように思える。
警部は孤独ではあるものの、彼なりのやり方でメアリと娘の成長を長年見守っているということが想像でき、必須のシーンであると考えられる。

アバーライン警部は訳の分からない特殊能力を備えているが、興ざめにならない程度に抑えられている点も悪くない。
しかも、事件の解決というよりも、その能力を娼婦との恋愛に振っている辺りもなかなかセンスが良い。
“海辺の家にいる君がみえる”というセリフだけで女が男に恋をする訳が分かる。
また、娼婦でありながらも自分を卑下しないメアリに惹かれる警部の心理も感じられる。
恋愛要素を過度に描く必要がない映画だが、“会いたいけれども命の危険に晒すこととなるので会わない”など、恋愛映画の要素も必要最小限の範囲できっちりと描かれている。
警部と娼婦の恋愛を描くことで、王家の者が娼婦と恋愛に陥ることへの理屈付けの面もあるのではないか。
なぜ王家の者が娼婦に対して本気になったのかということも一応納得できるだろうか(ただの女好きなだけかもしれないが)。

“切り裂きジャック事件”の真相についてはよく知らないが、大胆にユニークに脚色されている点が面白い。
王室やフリーメーソンを絡めて、壮大な“復讐劇”として描かれている。
実際の事件とは恐らく関係のないストーリーが展開されれているとは思うが、これはこれでフィクションとしてアリではないか。
調べてみると、原作が「ウォッチメン」のアラン・ムーアによるグラフィックノベルとのこと。
彼はなかなか才能がある人物のようだ。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(6月3週目その1)

1位:「告白」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 16.0億円
【現時点での興行収入予想】 32.5億円(OP~2週目25億円)
【配給会社期待値】 20億円→25億円に上方修正
【公開規模】 先週266スクリーン
トータルでは15.5億円となっている。
1週間の伸びは6.5億円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP2.7→2週目6.3→3週目6.5億円となっている。
週毎だけではなくて週末対比でも右肩上がりで上昇しているようである。

問題作というだけではなく評価も高く、口コミで広がっているのだろう。
ロングセールスは確実であり、かなり伸びる可能性がありそうだ。
このムーブメントが常識レベルに留まるのかどうかが注目となる。
内容が内容だけに年配層までには広がりにくいと思ったが、年配層や若年層にまで広がっているのではないか。
R15指定がもったいなかった。
7月3日からは「踊る」などが始まるので、そういった相手関係が今後の問題となる。

中島哲也監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
OP0.8→02.5→03.5→04.4→不明→5.5
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→05.0→07.4→09.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7→8.7→13.7→16.8→祝込19.5→20.8→21.8
☆10年「告白」
OP2.7→8.9→15.5億円→
これらとの対比で考えると、「告白」の興行収入は26.7~27.5億円となる。
20億円突破は楽に出来そうだ。
25億円突破も確実ではないか。

サスペンス的な要素はあるが、ヒューマンドラマに近いか。
ロングセールス系の作品と比べてみたい。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝込21.4→22.9→24.3
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→09.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1
☆10年「告白」
OP2.6→08.9→15.5億円→
これらとの対比で考えると、「告白」の興行収入は28.6~31.3億円となる。
右肩上がりで伸びているので、この対比を超えるのではないか。
30億円突破も可能だろう。
「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円辺りも視野に入りそうだ。

「告白」15.5億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ヤッターマン」16.4億円(トータル31.4億円)
☆「沈まぬ太陽」14.5億円(トータル28.0億円)
☆「劔岳 点の記」14.0億円(トータル25.8億円)
☆「カイジ」14.1億円(トータル22.5億円)
<2008>
☆「おくりびと」13.3億円(当年度30.5億円)
☆「私は貝になりたい」13.0億円(トータル24.5億円)
☆「パコと魔法の絵本」13.7億円(トータル23.6億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」14.5億円(トータル23.4億円)
「おくりびと」以外との対比で考えると、「告白」の興行収入は24.7~29.9億円となる。
「おくりびと」との対比で考えると、「告白」の興行収入は35.5億円となる。
現時点では、ミニマム25億円、マックス35億円というところか。
ここまで伸びが続くとなると、30億円突破も見えたと考えた方がよさそうだ。
30億円以上、35億円まで達しないと考えて、「告白」の興行収入は中間の32.5億円という予想にしたい。
先週は25億円と予想だったが、一気に上方修正したい。
配給会社の期待値が20億円という段階で、OP時に25億円というかなり思い切った予想をしたつもりだったが、そのレベルを楽に超えてきた。
予想をころころと変えても仕方がないが、もはや変えざるを得ない。
7月3日以降の「踊る」「トイ・ストーリー3」「アリエッティ」といったライバルに囲まれて、伸びを持続できるかがポイントとなる。

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全米映画興行収入(6月3週目)

1位となったのは新作の3Dアニメ「トイ・ストーリー3」。
109百万ドルという好スタートを切った。
事前には118.0百万ドルのオープニングと予想されており、ほぼ予想通りといえる。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP109百万ドル→
初めてオープニングが1億ドルを突破したこととなる。
当面は3億ドル突破が目標となりそうだ。
果たして「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドルを超えることはできるだろうか。
評価は恐ろしく高いので、突破は不可能ではない。

「シュレック」シリーズもライバルとなりそうだ。
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→315→353→379→397→408
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP109百万ドル→
敵はかなり強いが、どうなるだろうか。


2位は2週目の「The Karate Kid(ベスト・キッド)」。
監督は、「ピンクパンサー2」のハラルド・ズワルト。
主演は、ウィル・スミスの息子のジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン。
プロデューサーはもちろんウィル・スミス。
トータルでは106百万ドルとなっている。
制作費は4千万ドルであり、関係者は笑いがとまらないだろう。
この大ヒットはウィル・スミスのチカラだろうか。

オリジナルの興行収入は以下のとおり。
☆84年「ベスト・キッド」トータル91百万ドル
☆86年「ベスト・キッド2」トータル115百万ドル
☆89年「ベスト・キッド3」トータル39百万ドル
「3」のコケ方がハンパないが、このシリーズの人気は高いようだ。
オリジナルを楽に超えそうだ。

「ラッシュアワー」シリーズ辺りが参考となるようだ。
☆98年「ラッシュアワー」トータル141百万ドル
☆01年「ラッシュアワー2」トータル226百万ドル
☆07年「ラッシュアワー3」トータル140百万ドル
OP66→97→112→124→130→134→137
☆10年「The Karate Kid(ベスト・キッド)」
OP56→106百万ドル→
当面は1億5千万ドル程度が落ち着きどころとなるか。
評価は普通といったところなので、大きな伸びはないだろう。


3位は2週目の「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」。
監督は、「NARC」のジョー・カーナハン。
主演は、リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー。
プロデューサーはリドリー・スコット。
トータルでは50百万ドルとなっている。
制作費は110百万ドルとなっており、その回収が目標となるが、やや厳しいか。

テレビシリーズのリメイクの興行収入は以下のとおり。
☆03年「SWAT」トータル117百万ドル
OP37→70→88→100→109
☆06年「マイアミ・バイス」トータル63百万ドル
OP26→46→55→60→62
☆09年「G.I.ジョー」トータル150百万ドル(※参考)
OP55→99→120→132→139
☆10「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」
OP26→50百万ドル→
「マイアミ・バイス」をやや超える7千万ドル程度が落ち着きどころか。
評価は高いので、伸びてくるかもしれないが、制作費を考えると、やや物足りない結果となりそうだ。
何でもかんでもリメイクすればよいというわけではないようだ。
元ネタの人気や知名度という問題もあるかもしれない。


4位は3週目の「Get Him to the Greek」。
監督は、ニコラス・ストーラー。
主演は、ラッセル・ブランド、ジョナ・ヒル。
トータルでは48百万ドルとなっている。

ヒット作品を次々と生み出す有名コメディプロデューサーのジャド・アパトーがプロデュースするコメディであり、「寝取られ男のラブ♂バカンス」のスピンオフ作品となっている。
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆10年「Get Him to the Greek」
OP18→37→48百万ドル→
前作と同程度の動きであり、6千万ドル以上の興行収入が期待できそうだ。
しかし、制作費は4千万ドルであり、あまり美味しいビジネスではない。
アメリカ以外では稼ぎにくい作品なので、もう少し製作費を抑えた方がよさそうだ。
アメリカ人には好みのテイストのようであり、評価はいつも通り高い。


5位は5週目の「シュレック フォーエバー」。
オープニングから3週連続1位を獲得したが、ライバル作品の不調が要因であり、あまり褒められた記録ではないが、2億ドルは楽に突破した。
トータルでは223百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルは楽に回収したが、物足りない動きだ。
最終章にも関わらず、既に飽きられてしまったのだろうか。
2億ドルを突破しておきながら文句を言われるというのも可哀相だが、シリーズの人気が高いので仕方がない。

「シュレック」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP042→099→148→176→198→215→228
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→315→353→379→397→408
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP071→133→183→210→223百万ドル→
最終作及び3Dということを踏まえると、1億ドルのオープニングを超えたかった。
本作は初動タイプと思われるので、「シュレック」(トータル268百万ドル)以下の2億3~4千万ドル程度が当面の落ち着きどころか。
「ヒックとドラゴン」のオープニング成績が悪かったことから、ドリームワークスの株が下がったといわれているが、今回はどうなったのだろうか。

なお、ドリームワークス製作の「ヒックとドラゴン」「カンフーパンダ」の興行収入は以下のとおり。
☆08年「カンフーパンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207
☆10年「ヒックとドラゴン」現時点で215百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP071→133→183→210→223百万ドル→
さすがにこれらの作品を超えてきた。
CGアニメにおいては、「シュレック」シリーズ、「ピクサー作品」以外には敗れることはなかった。
「WALL-E」がトータル224百万ドルなので、この程度で十分かもしれない。
過去の「シュレック」シリーズが稼ぎすぎただけなのか。
評価はそれほど悪くはないようだが、良くもないようだ。


6位は4週目の「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」。
監督は、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のマイク・ニューウェル。
主演は、ジェイク・ギレンホール。
トータルでは81百万ドルとなっている。
製作費200百万ドルの回収は不可能だ。

ディズニー&ブラッカイマーの「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは無理としても、「ナショナル・トレジャー」シリーズ程度は期待されていたのではないか。
☆04年「ナショナル・トレジャー」トータル173百万ドル
OP35→088→110→124→133→141
☆07年「ナショナル・トレジャー2」トータル220百万ドル
OP88→151→176→190→201→207
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→060→072→081百万ドル→
当面は1億ドルが目標となるか。

今年公開された以下の作品もライバルとなる。
☆10年「タイタンの戦い」トータル161百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→059→071→078→082→085
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→060→072→081百万ドル→
「パーシー・ジャクソン」とほぼ同じ歩みをみせている。
評価はそれほど悪くはないようであり、楽しめる作品なので「パーシー・ジャクソン」よりもやや粘るのではないかと期待したいところ。
しかしながら、この結果では続編製作は厳しそうだ。


7位は3週目のアクションコメディ「Killers」。
監督は、「キューティ・ブロンド」(トータル97百万ドル)、「ウェディング宣言」(トータル83百万ドル)、「ラスベガスをぶっつぶせ」(トータル81百万ドル)、「男と女の不都合な真実」(トータル89百万ドル)といったヒット作品を生み出しているロバート・ルケティック。
主演は、アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグル。
トータルでは39百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルの回収は無理そうだ。

キャサリン・ハイグルには前述の同監督作品「男と女の不都合な真実」以外にも「幸せになるための27のドレス」(トータル77百万ドル)というヒット作品がある。
アシュトン・カッチャーには「バレンタイン・デー」(トータル110百万ドル)、「ベガスの恋に勝つルール」(トータル80百万ドル)といった作品があり、この2人のコラボならば、8千~1億ドルは稼ぎたかったところだ。
アクションコメディというジャンルならば、スティーヴ・カレル、ティナ・フェイ主演の「Date Night」(現時点で96百万ドル)程度は稼ぎたいところだ。
どちらもまだまだ安定度には欠くということなのだろうか。

☆09年「男と女の不都合な真実」トータル89百万ドル
OP28→55→69→77→83
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆10年「Date Night」(現時点で96百万ドル)
OP25→49→63→74→81
☆10年「Killers」
OP16→31→39百万ドル→
これらを踏まえると、5千万ドル程度の興行収入となるだろうか。
評価はかなり悪いことから、4千万ドル台に留まる可能性もある。


8位となったのは新作のアメコミ原作のウェスタン風映画「Jonah Hex」。
監督は、アニメ作品「ホートン」のジミー・ヘイワード。
主演は、ジョシュ・ブローリン、ミーガン・フォックス。
5百万ドルのオープニングを飾った。
事前には14.3百万ドルのオープニングと予想されていたが、大コケとなっている。
トータルは1千万ドル以上、2千万ドル以下だろうか。
主人公のキャラクターやジョシュ・ブローリンの主演としての人気という問題もあるが、ミーガン・フォックスが嫌われたのではないか。
09年「Jennifer's Body」でもトータル16百万ドルと大コケしている。
主演女優としてもヒロインとしても起用しにくい存在となりそうだ。
「トランスフォーマー」から降りてくれて、マイケル・ベイは助かったのかもしれない。
なお、本作の評価はそれほど良くはないという程度となっている。


9位は7週目の「アイアンマン2」。
監督は前作に引き続き、ジョン・ファヴロー。
主演はロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ。
そのほかにミッキー・ローク、スカーレット・ヨハンソンが登場。
前作のテレンス・ハワードに代わって、ドン・チードルが本作の相方となっている。
製作費2億ドルをあっさりと回収している。
トータル305百万ドルとなっており、3億ドルを突破した。
評価は結構高いようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251→275→291→299→305百万ドル→
前作に比べて伸びも高いので、前作超えは不可能ではない。

同じくアメコミヒーローモノの「スパイダーマン3」、今年公開された「アリス・イン・ワンダーランド」を超えられるかも注目となるか。
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP182→253→290→311→321→328→331→333
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」現時点で334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324→328
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251→275→291→299→305百万ドル→
「アリス・イン・ワンダーランド」には3週目から完全に逆転されている。
これらを踏まえると、現時点では3億2千万ドル程度が落ち着きどころとなりそうだ。
もし、これらに負けることとなっても3億ドル近く稼げれば、文句なしの大成功といえるだろう。
当然続編も製作されるのではないか。


10位は3週目の動物モノのファミリーコメディ「Marmaduke」。
監督は、「シャンハイ・ヌーン」(トータル57百万ドル)、「ショウタイム」(トータル38百万ドル)、「恋するレシピ」(トータル89百万ドル)のトム・デイ。
トータルでは28百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収はほぼ絶望的で、3千万ドル前半の興行収入となりそうだ。
08年「ビバリーヒルズ・チワワ」(トータル95百万ドル)が大ヒットしており、普通ならば稼げそうな動物ファミリー作品ではあるが、ブレンダン・フレイザー主演の動物ファミリー作品「Furry Vengeance」が2千万ドル以下とコケたばかり。
そろそろ飽きられつつあるのか。
評価は恐ろしく悪いこともヒットしていない要因のようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆コメディ「Grown Ups」(主演はアダム・サンドラー、ケヴィン・ジェームズ、クリス・ロック)
☆アクションコメディ「ナイト&デイ」(主演はトム・クルーズ、キャメロン・ディアス)
「ナイト&デイ」よりも「Grown Ups」の方がオープニングは高そうだ。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その4)

12位:「ボックス!」(東宝・TBS)<4週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】 4億円後半(OP時~3週目5.0億円)
【公開規模】 237スクリーン
2.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.1億円となっている。
1週間の伸びは5.2千万円半ば程度だろうか。
予想通り苦戦している印象。
内容面においては悪い作品ではないと思うが、このようなスポーツ青春系作品はヒットには結びつきにくいところがある。

市原隼人主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」トータル1億円未満か
OP0.2→0.3→0.4→0.5
☆08年「神様のパズル」トータル1億円未満か
OP0.2→0.4→0.6→0.7
☆08年「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」トータル1.8億円
不明→0.8→不明→不明→1.6→1.7
☆10年「猿ロック THE MOVIE」トータル3~4億円見込み
OP0.9→2.1→2.8億円→
☆10年「ボックス!」
OP1.1→2.6→3.6→4.1億円→
市原隼人の人気の高さは認めたいが、映画に関しては苦戦している。
ただ、観たことないが、「神様のパズル」「猿ロック THE MOVIE」など映画化してどうするのという無理な企画も目立つ。
今回も相当に頑張っていることは認めたいが、苦戦しそうだ。
「猿ロック THE MOVIE」は超えられそうだ。

「ROOKIES」などの例外はあるが、スポーツ青春モノはヒットしにくい。
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円(林遣都主演の野球モノ)
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円(綾瀬はるかのバレーモノ)
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆09年「風が強く吹いている」トータル4.5億円(小出恵介・林遣都主演の駅伝モノ)
OP0.9→2.4→3.2→祝込3.8→4.1
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル3億円程度か(佐藤隆太主演のプロレスモノ)
OP0.7→1.7→2.3
☆08年「ダイブ!!」トータル1億円程度か(林遣都主演のダイブモノ)
☆08年「フレフレ少女」トータル1億円未満か(新垣結衣主演の野球・応援団モノ)
☆08年「奈緒子」トータル1億円未満か(上野樹里主演の駅伝モノ)
☆08年「フライング・ラビッツ」トータル1億円未満か(石原さとみのバスケモノ)
☆08年「シャカリキ」トータル1億円未満か(遠藤雄弥主演の自転車モノ)
☆10年「ボックス!」
OP1.1→2.6→3.6→4.1億円→
「風が強く吹いている」との対比で考えると、「ボックス!」の興行収入は4.9億円となる。
本作はやや初動と思われるので、「風が強く吹いている」対比を超えない程度が落ち着きどころか。

「ボックス!」4.1億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「真夏のオリオン」4.9億円(トータル5.7億円)
☆「さまよう刃」4.6億円(トータル5.5億円)
☆「おっぱいバレー」4.5億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」4.3億円(トータル4.8億円)
☆「風が強く吹いている」祝込3.8億円(トータル4.5億円)
<2008>
☆「明日への遺言」4.4億円(トータル6.0億円)
☆「Sweet Rain 死神の精度」4.4億円(トータル5.0億円)
☆「ICHI」3.9億円(トータル4.5億円)
「明日への遺言」以外との対比で考えると、「ボックス!」の興行収入は4.6~4.9億円となる。
「ボックス!」の興行収入は4億円後半と予想したい。
先週は5.0億円だったが、もう少し絞り込みたい。
小栗旬主演の「TAJOMARU」がトータル4.8億円であり、これを超えられるかが注目となる。
若手俳優の人気に依存した作品はファン以外にはあまり鑑賞せず、観客の広がりがないので、この程度となってしまうようだ。


13位:「座頭市 THE LAST」(東宝・フジテレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 7.5億円
【現時点での興行収入予想】 4億円前半(2週目5億円、OP時5~6億円)
【公開規模】 238スクリーン
2.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.8千万円程度だろうか。
コケるのは分かっていたが、ここまで壮絶なコケ方をするとは思わなかった。
ただ、公開前に書いた『LASTと銘打っているが、今回コケてしまい、もう作ってもしょうがないという意味でのLASTという気がしてならない』という予想は当たったようだ。
香取慎吾自身は頑張っているとは思うが、本作はさすがに見る必要性を全く感じさせない。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」トータル19.3億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
実績を残しているが、今回はファミリーモノではない。
ドラマ“両さん”で大コケしており、人気は磐石というわけではない。
今回は香取を活かすような企画ではなく、苦戦を強いられそうだ。
三谷幸喜辺りといい意味でバカ騒ぎすることが、彼にとっての場所ではないか。
観客も香取の座頭市なんて見たくはなかったようだ。

参考までに、他のSMAPメンバーの興行収入は以下のとおり。
☆02年「模倣犯」トータル16.1億円
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆04年「笑の大学」トータル7.2億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
OP0.5→1.6→2.2→2.5→2.7
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1(2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」トータル3~4億円見込
OP0.6→1.9→2.6→3.0
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6→3.3億円→
「武士の一分」「BALLAD 名もなき恋のうた」のような時代劇は大ヒットしたが、老若男女を問わないヒューマンドラマであり、本作のようなアクション作品とは違う。
これらとの対比で考えると、「座頭市 THE LAST」の興行収入は5.6~6.4億円となる。
6億円がマックスラインとなるが、ここまで伸びることはないだろう。
「山のあなた 徳市の恋」「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」は超えると思われるので、4億円以上、6億円以下となりそうだ。
木村拓哉主演の「宇宙戦艦ヤマト」はどうなるだろうか。

なお、主演ジャニーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→7.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆10年「BANDAGE」トータル6億円見込み
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆10年「人間失格」トータル不明
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆08年「スシ王子!」トータル3.7億円
OP0.8→1.7→02.6→03.2→03.4→03.5
☆09年「ヘブンズ・ドア」トータル不明
OP0.4
☆09年「スノープリンス」トータル1.5億円見込み
OP0.3→0.6
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6→3.3億円→
「BANDAGE」「人間失格」を下回っている。
ジャニーズ主演作品はかなり苦戦しているようだ。
ファン以外の層まで浸透しにくいので、このような結果になるのだろう。
これらとの対比で考えると、「座頭市 THE LAST」の興行収入は4.7~5.3億円となる。
大きく伸びることはないので、頑張っても5億円程度か。

座頭市シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆03年「座頭市」トータル28.5億円(ビートたけし主演)
☆08年「ICHI」トータル4.5億円(綾瀬はるか主演)
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6→3.3億円→
「ICHI」と壮絶なデッドヒートを繰り広げている。
とりあえず「ICHI」を超えることが最低限の目標となりそうだ。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6→3.3億円→
「BALLAD」「椿三十郎」以外との対比で考えると、「座頭市 THE LAST」の興行収入は4.2~5.6億円となる。
どうやら4億円台となりそうだ。
「TAJOMARU」は超えたいところだが、厳しいか。

「座頭市 THE LAST」3.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「おっぱいバレー」3.2億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」3.5億円(トータル4.8億円)
☆「しんぼる」3.9億円(トータル4.7億円)
☆「風が強く吹いている」3.2億円(トータル4.5億円)
<2008>
☆「ICHI」3.5億円(トータル4.5億円)
☆「Sweet Rain 死神の精度」3.7億円(トータル5.0億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」3.0億円(トータル4.6億円)
これらとの対比で考えると、「座頭市 THE LAST」の興行収入は4.0~5.5億円となる。
頑張れば5億円まで伸びそうだが、頑張りを期待するのはもはや無理か。
知名度のある題材、知名度のある主演を踏まえて5億円と予想していたが、「座頭市 THE LAST」の興行収入は4億円前半と予想したい。
「ICHI」トータル4.5億円、「TAJOMARU」トータル4.8億円を超えることは残念ながら厳しそうだ。
香取慎吾がここまで嫌われるとは思えなかったのだが、この企画では仕方がないようだ。


14位:「リアル鬼ごっこ2」(ファントム)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円以上、3億円以下
【公開規模】 114スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.7千万円弱となっている。
1週間の伸びは4.4千万円程度だろうか。
予想以上に苦戦している様子。
前作のヒットの要因は「リアル鬼ごっこ」という斬新さに惹かれたものだろう。
続編が当たるようなタイプの作品ではないといえる。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「リアル鬼ごっこ」トータル5億円
OP0.3→0.9→1.7→2.2
☆10年「リアル鬼ごっこ2」
OP0.3→0.8億円→
前作のオープニング時は36スクリーンであり、本作は113スクリーン。
それにも関わらず、動きがほぼ同じということはやはりヒットしていないといえそうだ。
トータル興行収入予想は難しいが、イメージでは2億円以上、3億円以下というところか。
2億円を割り込みそうな弱い勢いだが、なんとか知名度を活かして欲しいところ。
ハリウッドの関係者やリュック・ベッソンがリメイク権獲得に動いているようだが、果たしてリメイクされるのだろうか。


15位:「のだめカンタービレ最終楽章 後編」(東宝・フジテレビ)<9週目>
【公開前個人予想】 44.0億円
【配給会社期待値】 60億円
【現時点での興行収入予想】37.0億円(4~8週目36~37億円、OP~2週目44億円)
【公開規模】 317スクリーン(先週比-17スクリーン)
2.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは36.0億円となっている。
1週間の伸びは4.9千万円程度だろうか。
1週間の伸びが5千万円未満であり、スクリーン数も削られてきている。
36億円は突破したが、40億円突破は微妙となってきた。
配給会社の期待値である60億円という数字は夢のまた夢だった。

同時期に公開されたライバルの「コナン」とは接戦を演じている。
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8→
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
5.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0→
オープニングはほぼ同じだった。
約3億円のリードを保ちつつあったが、さすがにここに来て差を広げつつある。
しかし、相手は30億円前半が落ち着きどころの作品であり、本作は30億円後半というところか。

前編の興行収入は以下のとおり。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0億円→
前編との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は37.3億円となる。
この対比がマックスとなりそうだ。

近年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円(視聴率14.8%)
5週目67.8→73.0→76.5→78.6→80.9→82.3
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
5週目祝込66.6→70.5→73.8→76.3→78.2→79.2
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円(視聴率05年19.7%、07年21.7%)
5週目54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円(視聴率13.1%)
5週目52.8→58.3→62.5→65.3→65.7→68.5
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5週目祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9→47.8
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
5週目36.2→38.9→40.7→42.2→43.1
☆07年「西遊記」トータル43.7億円(視聴率22.8%)
5週目30.0→36.3→39.3→41.8→42.3→祝込42.7
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円(視聴率22.6%)
5週目26.0→30.2→32.4→33.6→34.0
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
5週目31.3→33.3→34.6→35.5→36.0億円→
「ごくせん」トータル34.8億円はなんとか超えた。
ゴールデンウィークがあったので、これらの10週目(「相棒」のみ9週目)との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は36.8~37.4億円となる。
37億円前後というところだろう。

「のだめカンタービレ最終楽章 後編」36.0億円と同程度の10週目興行収入作品は以下のとおり(※GWがあったので、1週上乗せ)。
<2009>
☆「余命1か月の花嫁」31.0億円(トータル31.5億円)
<2008>
☆「20世紀少年」祝込38.4億円(トータル39.5億円)
☆「ザ・マジックアワー」37.7億円(トータル39.2億円)
これらとの対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は36.6~37.4億円となる。
知名度がある作品の最終作であり、もうしばらくは粘り込むだろう。
前編のDVDが発売されたということもやや追い風となる。
「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は37.0億円と予想したい。
先週は36~37億円だったが、あと1億円程度の上乗せでおしまいとなるだろう。
前作の1割増ではなくて、1割減というところになりそうだ。
前作のデキがそれほど良くなかったということだろうか。
根強い人気がある作品と思ったが、ドラマの終了から時期が経っており、主要キャスティングなどでも引っ掛かる部分はあったともいえる。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その3)

7位:「FLOWERS フラワーズ」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 3億円半ば
【公開規模】 301スクリーン
5.5千万円弱(54,946,600円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは「眉山/びざん」の2割減程度の1.0億円か』と書いたが、大きく予想とズレた。
それにしてもここまでコケるものかという壮絶さだ。
「矢島」(OP4日1.1億円)や「座頭市」(OP0.9億円)がマトモにみえる。
「ゼブラーマン」(OP0.4億円)や「誰かが私にキスをした」(OP0.5億円)レベルだ。
東映作品ならばよくアル話だが、東宝作品がここまで大コケするのは珍しい。

本作の失敗は、女優陣は豪華だが、中身がよく分からないことが要因だろうか。
資生堂のCMと勘違いしたような作りとなっており、あれでは興味がまるで沸かない。
実際には以下のようなストーリーらしい。
昭和11年に登場する女性が蒼井優であり、3人の娘を産むらしい。
昭和30年代に蒼井優の娘として登場する女性が竹内結子、田中麗奈。
昭和50年代に蒼井優の娘として登場する女性が仲間由紀恵。
現代に仲間由紀恵の娘として登場する女性が鈴木京香、広末涼子。
女優陣は豪華だが、オムニバスのような作品はあまり受けないと思う。
ヒットするのは、きっちりとした主役が存在する映画だ。
1+1+・・・=6ではなくて、1+1+・・・=0.5という結果となった。
これほどの女優を揃えているのだから、レディースデイ辺りの動員でなんとかなるだろうか。

ヒューマンドラマ(メインターゲットが主に女性なもの)が参考となりそうだ。
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3
☆07年「東京タワー」トータル18.8億円
OP1.9→6.2→9.4→13.3→15.0
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
☆10年「FLOWERS」
OP0.5億円→
これらとの対比で考えると、「FLOWERS」の興行収入は2.9~4.9億円となる。
マックスは5億円となるが、4億円突破も厳しいだろう。
現時点では3億円程度ということになりそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
☆「BABY BABY BABY!」トータル3.0億円見込み(オープニング0.7億円)
☆「ROOKIES」トータル85.5億円(オープニング12.3億円)
☆「ハゲタカ」トータル8.3億円(オープニング1.5億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み(オープニング0.5億円)
☆「アフタースクール」トータル5.5億円(オープニング0.7億円)
☆「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円(オープニング1.8億円)
☆「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円(オープニング5.1億円)
これらとの対比で考えると、「FLOWERS」の興行収入は1.9~4.0億円となる。
2億円前後ともなるオープニングだが、レディースデイで多少は挽回してくれるだろう。

「FLOWERS」0.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「笑う警官」0.6億円(トータル2.5億円)
☆「鴨川ホルモー」0.5億円(トータル3.0億円)
☆「キラー・ヴァージンロード」0.4億円(トータル2~3億円)
<2008>
☆「築地魚河岸三代目」0.5億円(トータル3.4億円)
☆「山のあなた徳市の恋」0.5億円(トータル3億円見込み)
☆「次郎長三国志」0.5億円(トータル3億円見込み)
これらとの対比で考えると、「FLOWERS」の興行収入は2.1~3.4億円となる。
レディースデイの動員が期待できるので、3億円を突破するのではないか。
4億円を超えないと考えて、「FLOWERS」の興行収入は3億円半ばと予想したい。
予想の半分程度となりそうだ。
ヒットするとは思わなかったが、ここまで敬遠されるとも思わなかった。
「ボックス!」「座頭市」に続き東宝作品が大コケしており、関係者も頭も抱えているのではないか。


8位:「孤高のメス」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円
【公開規模】 256スクリーン
5.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.3億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
年配層向け作品だけに、平日の伸びは結構あるようだ。
オープニングはイマイチだったが、派手さはない作品だけに、オープニングがおとなしくても仕方がないところはあった。

堤真一主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆10年「孤高のメス」
OP0.7→2.3億円→
これとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は5.6億円となる。
当面は5億円突破が目標となるか。

医療ドラマは数多く制作されているが、医療モノの映画は結構少ない気がする。
以下のようなものもあるが、内容が異なるために参考にはしにくい。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「孤高のメス」
OP0.7→2.3億円→
これとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は4.8~4.8億円となる。
この辺りがミニマムラインとなるか。
平日にも稼げそうな作品なので、5億円は超えてくるのではないか。

“社会派映画”又は“渋い”映画の高い興行収入は以下の通り。
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝21.4→22.9
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→9.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3→7.7
☆09年「さまよう刃」トータル5.5億円
祝込3日1.5→2.8→4.0→4.6
☆10年「孤高のメス」
OP0.7→2.3億円→
「沈まぬ太陽」以外の対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は4.5~6.6億円となる。
ミニマム4億円後半、マックス6億円後半程度か。
大きく伸びるとは思えないが、ロングセールスも期待できるので、5億円台が落ち着きどころか。

「孤高のメス」2.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「60歳のラブレター」2.9億円(トータル7.9億円)
☆「さまよう刃」2.8億円(トータル5.5億円)
☆「おっぱいバレー」2.1億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」2.1億円(トータル4.8億円)
☆「風が強く吹いている」2.4億円(トータル4.5億円)
<2008>
☆「明日への遺言」2.4億円(トータル6.0億円)
☆「Sweet Rain 死神の精度」2.5億円(トータル5.0億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」2.2億円(トータル4.6億円)
☆「ICHI」2.6億円(トータル4.5億円)
これらとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は4.0~6.3億円となる。
派手さがない作品だが、良作と考えられる。
年配層がきちんと支えそうであり、極端な初動ではないだろう。
「孤高のメス」の興行収入は先週に引き続き5億円と予想したい。
5億円は突破できそうだが、6億円突破はどうだろうか。
無難に伸ばしつつあるが、公開前の予想よりも低い結果となりそうだ。
「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円というヒット作品をやや参考にし過ぎてしまったか。


9位:「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 7.0億円(2週目7~8億円、OP時8~9億円)
【公開規模】 362スクリーン(先週比-2スクリーン)
4.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.3億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円半ば程度だろうか。
ディズニー&ブラッカイマー系のファミリーでも楽しめる万人向け作品であり、ちょっと高めに予想したが、どうやら苦戦しそうだ。
日米ともに案外な結果となっており、主演の知名度などもやや物足りないのだろうか。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(トータル14億円見込み)よりは面白そうにみえるのだが、分からないものだ。

ゲーム関連作品のようだが、よく分からない。
「バイオハザード」や「トゥームレイダー」(Ⅰが27.0億円、Ⅱが20.0億円)のようなヒットにはなりそうもない。
とりあえずファミリー向けファミリー向けファンタジーアドベンチャー辺りが参考となるだろう。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5(※トータルと数字が合わない)
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14億円見込み
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4→13.9億円→
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」
金1.9→4.2→05.3億円→
数字が怪しい「ライラの冒険」、正月映画「エラゴン/遺志を継ぐ者」以外との対比で考えると、「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入は6.4~7.9億円となる。
大きな伸びは期待できそうもないので、7億円程度が落ち着きどころか。

「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」5.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェ28歳の革命」5.8億円(トータル9.0億円)
☆「私の中のあなた」5.6億円(トータル8.0億円)
☆「サブウェイ123激突」5.6億円(トータル7.7億円)
☆「ココ・アヴァン・シャネル」5.4億円(トータル7.5億円)
☆「バーン・アフター・リーディング」5.4億円(トータル6.5億円)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」5.8億円(トータル8.5億円)
☆「奇跡のシンフォニー」5.3億円(トータル7.5億円)
☆「スパイダーウィックの謎」5.7億円(トータル6.5億円)
「チェ28歳の革命」以外との対比で考えると、「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入は6.0~7.8億円となる。
ミニマム6億円、マックス8億円となりそうだ。
ファミリーでも楽しめる万人向け作品なので、少しは伸びるのではないか。
6月には「アイアンマン2」「ザ・ウォーカー」というライバルがいるが、ファミリーならば本作を選ぶだろう。
「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入は7.0億円と予想したい。
先週7~8億円と予想したが、8億円まで伸びることはないだろう。
個人的には意外と楽しめたので、ある程度の伸びを期待していたが、予想外に苦戦している印象。
ファミリーが動いていないのだろうか。
日米同時公開を行っており、公開時期も悪かったようだ。


10位:「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」(東宝・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 18億円半ば(OP時~5週目18~19億円)
【公開規模】 310スクリーン(先週比-10スクリーン)
4.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは17.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.7千万円程度だろうか。
スペシャル版の視聴率も17.4%と好調だったようであり、根強い人気が窺われる。
15億円を楽に突破しており、間隔は空いたがコケることはなかった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「TRICK劇場版」トータル12.9億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆10年「TRICK劇場版3」
3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1億円→
前作を超えることはなさそうだ。

堤幸彦監督作品は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1億円→
初動タイプの「20世紀少年」シリーズとの対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.5~19.4億円となる。
伸びがなくなりつつあるので、20億円突破は完全に厳しくなってきた。

仲間由紀恵出演作の興行収入は以下の通り。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝込14.0→16.8→19.1→20.4
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円(主演:中居)
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
OP4.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1億円→
「ごくせん THE MOVIE」との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は19.7億円となる。
「ごくせん THE MOVIE」は夏休み公開のためか、意外と粘りがあったようだ。
「FLOWERS」はコケたが、安定してヒット作品に出演している。

「TRICK劇場版3」17.1億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ドロップ」17.1億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」17.5億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」祝込16.8億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「母べえ」17.3億円(トータル21.2億円)
☆「K-20」17.8億円(トータル20.0億円)
☆「陰日向に咲く」17.8億円(トータル19.5億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.4~19.5億円となる。
前作の動きがあまりにも初動タイプなので、20億円を超えないだろう。
大きな伸びは期待できないので、「TRICK劇場版3」の興行収入は18億円半ばと予想したい。
OP時から先週まで18~19億円だったので、少し絞り込んでみたい。
参考作品もあったためか、ヨミは意外と良かったようだ。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その2)

3位:「セックス・アンド・ザ・シティ2」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 14.5億円(OP時12.5~13.5億円)
1.6億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.4億円となっている。
1週間の伸びは4.6億円半ば程度だろうか。
週末に対して、平日の伸びが恐ろしく高い。
レディースデイ辺りは相当に賑わったのではないか。
引き続き、レディースデイの動員が期待できるが、前作のようなヒットにはならないのではないか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル18.0億円
先2.9(2日1.9)→7.1→10.3→12.5→14.3
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8→7.4億円→
前作には先行があり、本作には金曜日公開があり、単純な比較はできない。
前作並みといえる動きだが、前作は公開後に相当な話題となり、かなり粘った作品。
前作のようなムーブメントは起きないだろう。

女性向けのラブストーリーの興行収入は以下のとおり。
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「オーストラリア」トータル5.8億円
OP1.4→3.4→4.8→5.6
☆10年「噂のモーガン夫妻」トータル3.0億円見込み(※サラ主演)
金0.7→1.7→2.3→2.8→2.9
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8→7.4億円→
これらとの対比で考えると、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は11.9~18.5億円となる。
サラ・ジェシカ・パーカー主演の「噂のモーガン夫妻」との対比が13.1億円となり、これは超えるのではないか。

それにしてもレディースデイで稼ぎまくり粘るのか、初動タイプとなるのか、動きが読みにくい。
現時点では13億円以上、前作の18億円以下というところか。
15億円前後が落ち着きどころか。

「セックス・アンド・ザ・シティ2」7.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェンジリング」6.5億円(トータル12.8億円)
☆「ワルキューレ」7.7億円(トータル12.5億円)
☆「G.I.ジョー」6.6億円(トータル10.5億円)
<2008>
☆「セックス・アンド・ザ・シティ」7.1億円(トータル18.0億円)
☆「ハプニング」7.0億円(トータル12.3億円)
☆「イーグル・アイ」6.4億円(トータル12.2億円)
前作以外との対比で考えると、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は11.8~14.6億円となる。
引き続きレディースデイの動員が期待できる作品。
前作(トータル18.0億円)の2割~1割5分程度の下落と考えると、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は14.4~15.3億円となる。
アメリカでは評価が悪いとのことなので、日本でもそれほど受けないだろう。
いくら平日に稼いでも前作並に爆発することはないのではないか。
「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は14.5億円と予想したい。
先週12.5~13.5億円という予想だったが、平日の伸びが予想以上に高かった。
アメリカでは苦戦しているが、日本でのムーブメントはまだ続いているようだ。


4位:「アウトレイジ」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 6.0億円
【現時点での興行収入予想】 9億円
【公開規模】 155スクリーン
1.4億円半ば(145,309,000円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは8~9千万円程度か』と書いたので、予想を大きく超えてきた。
北野映画や暴力映画はそれほどヒットしないと思ったが、話題性もあり、知名度などがやはり相当に高かったようだ。

北野映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年「座頭市」トータル28.5億円
☆05年「TAKESHIS」トータル3億円程度か
☆07年「監督・ばんざい」トータル1~2億円程度か
☆08年「アキレスと亀」トータル1~2億円程度か
興行収入を期待できる作品は「座頭市」以来となる。
評価もそれほど悪くはなく、初動タイプではないかもしれない。

「アウトレイジ」1.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ゼロの焦点」1.6億円(トータル10.1億円)
☆「ジェネラル・ルージュの凱旋」1.5億円(トータル9.0億円)
☆「ハゲタカ」1.5億円(トータル8.3億円)
<2008>
☆「まぼろしの邪馬台国」1.6億円(トータル9.5億円)
☆「ハンサム★スーツ」祝除2日1.5億円(トータル8.6億円)
☆「イキガミ」1.3億円(トータル8.0億円)
これらとの対比で考えると、「アウトレイジ」の興行収入は8.3~9.5億円となる。
普通の伸びでは9億円前後となる。
上手くいけば二桁を超えるかもしれないが、そこまで伸びるだろうか。
ファンが多い監督だけに初動タイプの疑いもあり、現時点では「アウトレイジ」の興行収入は9億円と予想したい。
話題作でもあり伸びは低くないが、ファンが初週に殺到したとも思えるので、高い興行収入にもならないのではないか。


5位:「アリス・イン・ワンダーランド」(ディズニー)<9週目>
【公開前個人予想】 60.0億円
【現時点での興行収入予想】117億円(6~8週目120億円、5週目115億円、4週目105億円、OP~2週目100億円)
【公開規模】 455スクリーン(先週比-277スクリーン)
9.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは113.8億円となっている。
1週間の伸びは2.3億円程度だろうか。
ついにスクリーン数が大きく削られてしまった。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP時13.2→2週目22.2→3週目23.6→4週目24.8→5週目9.6→
6週目7.6→7週目6.1→8週目4.4→9週目2.3億円→
GW後でも大きな落ち込みがなく、110億円を楽に突破している。
“ディズニー史上最短での100億円突破”が大きなニュースとなったが、GWがあったのだから、他の作品よりも有利とはいえるものの、こういうニュースが出ると『それほど流行っているのならば、俺も見ないといけないな』という心理が働くので、しばらくは粘りそうだ。
このような記事の宣伝効果は相当に高い。
ただ、絶好の稼ぎどころの一つともいえる東宝シネマズの六本木ヒルズでは公開が6月8日までとなっており、問題はいつまでこの規模をキープできるかとなりそうだ。
DVD発売も8月4日に決定しているので、そろそろ縮小されていきそうだ。

公開前には、シリーズ作品や結末などが気になるタイプの作品ではないので、100億円級のビッグヒットにはならないと踏んだが、知名度が高い題材、監督・主演であり、観客層の幅が広い作品なので、このようなヒットになったのだろうか。
もちろん、3D大作映画という目玉もあった。
3D映画は単価が高いので、これもバカにならない。
前売券を買えば1300円で見られるところ、300円上乗せするか、2000円払わなければいけないので、25%~50%近く単価が上がる。

ティム・バートン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆01年公開「猿の惑星」トータル45.0億円
☆04年公開「ビッグ・フィッシュ」10億円未満
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
5週目38.2→42.3→45.9→48.5→50.9→51.9
☆05年公開「コープス・ブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8億円→
GWがあったので、「チャーリーとチョコレート工場」の9週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は117.3億円となる。
現時点ではマックス120億円程度というところか。
スクリーン数が削られても、まだまだしばらくは勢いが止まらないと思われる上に、他のライバル作品が不在というメリットもある。
6月に公開される「プリンス・オブ・ペルシャ」「アイアンマン2」程度では、大きな影響はないだろう。
現状のスクリーン数をしばらく確保できれば、7月の「踊る大捜査線3」「トイ・ストーリー3」まで粘るか。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
5週目78.8→86.5→90.6→93.5→95.5→98.5
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
5週目83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8億円→
GWがあったので、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの10週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は115.8~118.0億円となる。
やはり120億円ラインが限界か。

興行収入100億円前後の作品は以下のとおり。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
5週目69.5→不明→95.5→100.9→103.5→105.4
☆07年「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
5週目83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1
☆06年「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
5週目78.8→86.5→90.6→93.5→95.5→98.5
☆07年「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
5週目79.2→82.4→87.0→89.0→祝込91.3→91.9
☆05年「スター・ウォーズEPⅢ」トータル91.7億円
5週目65.8→73.3→80.5→84.2→86.9→不明
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
5週目70.3→76.1→80.7→83.9→85.3→88.2
☆09年「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
5週目66.7→71.6→74.9→76.8→77.8→78.2
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円(GW作品)
5週目62.3→65.1→66.9→68.1→70.7
☆06年「ナルニア国物語」トータル68.6億円
5週目52.3→58.2→60.6→63.3→64.8
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル57.1億円
5週目祝込46.7→49.5→52.0→53.7→55.9
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8億円→
GWがあったので、これらの10週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は115.8~118.8億円となる。
これらの興行収入を超えてしまったが、「アリス・イン・ワンダーランド」は非シリーズ作品であり、さらに観客層が広く、比較的気軽に見られるということもある。

スクリーン数の動向が気になるところだが、先週1週間の伸びが2.3億円だったので、今後40%程度の下落と考えると、次週以降は1.4→0.8→0.5→0.3億円を稼ぐだろう。
7月10日から「トイストーリー3」が始まるので、ここまでが稼ぎどころと考えたい。
したがって、3.0億円程度の上乗せが可能だろうか。
現時点では「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は117億円という予想にしておきたい。
先週までは120億円という予想だったが、120億円突破は難しそうだ。
「アバター」を除外すれば、03年「ラストサムライ」トータル137.0億円、04年「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」トータル135.0億円以来の大ヒットとなる。


6位:「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」(東映・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 4億円
【公開規模】 215スクリーン(先週比+4スクリーン)
9.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.4億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ば程度だろうか。

2週間ごとに新作が公開されるらしい。
第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」5月22日公開
OP2.3→4.0→(トータル4.5億円見込み)
第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」6月5日公開
OP1.9→3.4→
第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」6月19日公開予定
よく分からないが、2週間限定ということだろうか。
1作につき5億円前後の興行収入というところか。
今回も同様だろう。
前作に比べて伸びは悪いが、真ん中の作品はどうしても興行収入的には不利になるので、仕方がない。

夏場などに公開される過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15億円見込み
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4億円→
08年の作品とほぼ同じオープニングであり、人気の高さが窺われる。
これらの3週目との対比で考えると、「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」の興行収入は4.3~5.9億円となる。
本作には3週目の土日はないので、この対比をやや下回るだろうか。
前作をやや下回り、4億円をやや超える程度ではないか。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4億円→
これらとほぼ同じオープニングとなっている。
安定度は相当に高いようだ。
これらの3週目との対比で考えると、「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」の興行収入は4.0~5.0億円となる。
本作には3週目の土日はないので、この対比をやや下回るだろうか。
やはり4億円程度となりそうだ。
「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」の興行収入は先週に引き続き4億円と予想したい。
2週後に公開される最後の作品はもうちょっと上がりそうだ。
3作品で10億円以上がノルマとなり、13~14億円程度が最終的な目標となるだろうか。

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気になる映画ニュース(6月3週目)

☆「トランスフォーマー3」3D映画化へ
なんでもかんでも3D映画化されるという傾向はいかがなものかと思うが、本作は3D向きの作品ではありそうだ。
今回が完結編ということで、ラスボスはショックウェーブとのこと。
アニメを見ていないので、ショックウェーブと言われてもよく分からないが。
コメディ路線を捨てて、ガチンコバトルが展開される模様。
ミーガン・フォックスの代わりに、ヒロインはモデルのロージー・ハンティントン・ホワイトレイが起用されることとなっており、アメリカの公開日は2011年7月1日に決まっている。
マイケル・ベイは前作にやや不満と言っているようだが、結構デキは良かったと思うが、どのような作品に仕上がるだろうか。
再びゴールデン・ラズベリー賞を取らなければよいが。


☆「オズの魔法使い」前章製作へ
サム・ライミが監督を行い、ロバート・ダウニーJr.が主演する模様。
ロバート・ダウニーJr.演じるオズが魔法使いになるまでを描くようだ。
ロバート・ダウニーJr.は「アイアンマン」「シャーロック・ホームズ」に続き、良いキャラクターを手に入れそうだ。
サム・ライミは「スパイダーマン」シリーズを降板しているのでチカラを込めてきそうだ。
ディズニー作品であり、本作ももちろん3D映画化される。
「アリス」「白雪姫」といった作品を3D化していく、ディズニーのこの戦略は当たり続けるだろうか。


☆「96時間」続編製作か
主演のリーアム・ニーソンとプロデューサーのリュック・ベッソンが協議している模様。
「トランスポーター」のように量産されていくのだろうか。
リュック・ベッソン映画は頭を空にして、気楽に観られるので需要は高い。
前作のようなヒットにはならないとは思うが、悪いビジネスにもならないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「ザ・ウォーカー」(松竹・角川)
<236館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ▲
期待はあまりしていないが、ワシントン主演の近未来作品なので少しは気になる。

【監督】 ヒューズ兄弟
ジョニー・デップ主演作「フロム・ヘル」を手掛けている。
監督本数はかなり少ないようだ。
特に知名度が高いわけではないので、興行収入には影響がないだろう。

【キャスティング】 デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン
デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下のとおり。
☆04年「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年「インサイド・マン」トータル不明(推移から考えると5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金3日2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金3日1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
8~10億円が標準となる俳優。
本作のイメージがやや暗めなので、「デジャヴ」「サブウェイ123激突」以下というところか。
ただ、デンゼル・ワシントンという知名度は高いので、その辺りには注意が必要か。

【題材】 「アクション」「近未来」
近未来系のアクション作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アイランド」トータル13.6億円
OP2.0→5.6→8.2→10.5→12.6
☆06年公開「トゥモロー・ワールド」トータル10.0億円
OP1.6→3.0→4.1
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→06.4→10.0→11.6
☆10年公開「サロゲート」
金3日1.7→3.6→4.5億円→
本作の設定である、最後の“本”を守るというストーリーにはあまり惹かれない。
また「アイランド」「イーグル・アイ」といった大作系のアクションを堪能できるわけではない。
この手のジャンルはそれほど受けないことがあり、「サロゲート」レベルではないか。
したがって、5~6億円というところか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
近未来を扱っているが、普通のアクション作品とあまり差異を感じない。
もう少し個性を発揮して欲しかった。

【支持基盤・ターゲット】 「20~40歳代の男性」
女性受けするような感じがしないので、大ヒットはしないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「スター・トレック」トータル6.0億円(オープニング金3日1.9億円)
☆「ターミネーター4」トータル33.2億円(先込10.2億円)
☆「トランスフォーマー」トータル23.2億円(金曜日込み5.6億円)
☆「愛を読むひと」トータル不明(オープニング金3日1.1億円)
<2008>
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
☆「インディ・ジョーンズ」トータル57.1億円(先込14.0億円)
☆「奇跡のシンフォニー」トータル7.5億円(オープニング1.3億円)
近未来作品といっても「ターミネーター4」のようなヒットにはならない。
「スター・トレック」というところか。

【評価・予想】 5.0億円(オープニング1.0億円)
上述の分析から、5~6億円となりそうだ。
この手の作品は女性受けせず、あまり観客層の広がりがないといえる。
デンゼル・ワシントンの知名度を考慮しても5億円というところか。
オープニング2日間は「サロゲート」を下回る1.0億円程度か。
内容がよく分からずイメージが掴みづらいので、ヒットしないのではないか。


「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ」(東映・テレビ朝日)
<215館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
ライダーシリーズは映画はもちろん通常回も一度も見たことがない。

【監督】 柴崎貴行
メジャー作品の経験はないようだが、テレビ版をかなり手掛けているようだ。

【キャスティング】 溝口琢矢、戸谷公人ほか
よく分からない。

【題材】 「シリーズモノ」
2週間ごとに新作が公開されるらしい。
第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」5月22日公開
OP2.3→4.0→(トータル4.5億円見込み)
第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」6月5日公開
OP1.9→3.4→
第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」6月19日公開予定
よく分からないが、2週間限定ということだろう。
1作につき4億円台の興行収入というところか。
今回も同様ではないか。

夏場などに公開される過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15億円見込み
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
これらのような10億円を超える大ヒットにはならないだろう。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
こちらが参考になりそうだ。
2週間限定ということならば、5億円前後ということになるか。

【予告編・TVCM】 最初の作品の際に一回だけ見たが、よく分からなかった。

【支持基盤・ターゲット】 固定ファン
根強いファンがいるシリーズ作品であり、コケることはない。

【評価・予想】 4億円後半(オープニング2.3億円)
他の「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー」と同程度と予想するほかない。
ただ、最後の作品なので他の作品よりも伸びそうだ。
本作も同様に2週間限定ならば、4億円後半と予想したい。
オープニングは第一弾と同程度の2.3億円程度だろうか。
いずれにせよ早めに見ないといけない作品なので、オープニングは爆発するだろう。
3作品で10億円以上がノルマとなり、13~14億円程度が最終的な目標となるだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その1)

1位:「告白」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 16.0億円
【現時点での興行収入予想】 25億円
【配給会社期待値】 20億円以上
【公開規模】 先週266スクリーン
トータルでは8.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.2億円半ば程度だろうか。
先週のオープニングよりも週末対比では今週の方が増加しているようである。
問題作だけではなくて評価も高く、口コミで広がっているのだろう。
ロングセールスは確実であり、かなり伸びる可能性がありそうだ。
このムーブメントが常識レベルに留まるのかどうかが注目となる。
内容が内容だけに年配層までには広がりにくいので、常識レベルのヒットになるという予想にしたい。
7月3日からは「踊る」などが始まるので、そういった相手関係の問題もある。

中島哲也監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
OP0.8→02.5→03.5→04.4→不明→5.5
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→05.0→07.4→09.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7→8.7→13.7→16.8→祝込19.5→20.8→21.8
☆10年「告白」
OP2.7→8.9億円→
これらとの対比で考えると、「告白」の興行収入は22.1~24.1億円となる。
20億円突破が当面の目標となるが、あのデキならば突破は確実だろう。

サスペンス的な要素はあるが、ヒューマンドラマに近いか。
ロングセールス系の作品と比べてみたい。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝込21.4→22.9→24.3
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→09.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1
☆10年「告白」
OP2.6→08.9億円→
これらとの対比で考えると、「告白」の興行収入は24.2~27.4億円となる。
伸びが持続できるので、この辺りまで伸びても不思議ではない。

「告白」8.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「沈まぬ太陽」9.1億円(トータル28.0億円)
☆「劔岳 点の記」9.0億円(トータル25.8億円)
☆「カイジ」10.0億円(トータル22.5億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」7.8億円(トータル21.5億円)
☆「感染列島」7.8億円(トータル19.1億円)
<2008>
☆「おくりびと」8.3億円(当年度30.5億円)
☆「私は貝になりたい」8.7億円(トータル24.5億円)
☆「パコと魔法の絵本」8.7億円(トータル23.6億円)
「おくりびと」以外との対比で考えると、「告白」の興行収入は20.0~27.4億円となる。
現時点では、ミニマム20億円、マックス30億円というところか。
今後の盛り上がり次第では、当然30億円を超えることはあろうが、現時点ではそこまで盛り上がることもないだろうか。
内容が内容だけに「おくりびと」のような現象にはならないだろう。
現時点では「告白」の興行収入は先週に引き続き25億円と予想したい。
もう少し伸びる気配もあるが、予想をころころと変えても仕方がない。
OP時に高めに予想したので、しばらくは様子を見たいところ。


2位:「アイアンマン2」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 13.0億円
金曜日からの3日間で3.4億円、土日2日間では2.6億円半ばのオープニングを飾った。
先週『オープニングは前作の1割5分増の2.4億円、金曜日を含めると3.0億円程度となるか』と書いたが、予想を上回る好スタートを切っている。
やはり、キャラクター及び主演の知名度が上がっていることが要因か。
ハリウッド大作アクション映画が欠乏していることなどもあるだろうか。

今年公開された洋画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「シャーロック・ホームズ」
金4.1→10.0→14.6→18.1
☆10年「パーシー・ジャクソン~」
金3.7→07.9→10.4→11.8
☆10年「アイアンマン2」
金3.4億円→
好スタートを切ったが、これらには及ばない程度となっている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」
金3.4(2日2.6)億円→
これとの対比では、「アイアンマン2」の興行収入は11.6億円となる。
二桁超えが当面の目標となるが、クリアできそうだ。
今週は「ザ・ウォーカー」などが公開されるが、特に影響はないだろう。
7月3日の「踊る」まで3週間は安泰といえる。
11~12億円が落ち着きどころなるが、もう少々上乗せが可能かもしれない。

その他のアメコミやキャラクター関連作品は以下のとおり。
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金3日2.3→6.6→8.5
☆05年「ファンタスティック・フォー/超能力ユニット」トータル10.1億円
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
OP1.5→4.6→7.7→8.6
☆05年「シン・シティ」トータル10.0億円
OP1.6→4.5→5.8→6.8
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆10年「アイアンマン2」
金3.4(2日2.6)億円→
「スパイダーマン」などの例外はあるが、基本的には10億円~15億円程度の興行収入になることが多い。
これらとの対比では、「アイアンマン2」の興行収入は12.5~17.3億円となる。
「G.I.ジョー」対比の15.5億円程度がマックスラインか。
11億円がミニマム、15億円がマックスとなる。
伸びが持続するタイプではないと思われるので、13億円が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「天使と悪魔」トータル33.5億円(オープニング金3日6.8億円)
☆「消されたヘッドライン」不明(オープニング金3日0.8億円)
☆「スター・トレック」トータル6.0億円(オープニング金3日1.9億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円(オープニング1.1億円)
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
これらとの対比では、「アイアンマン2」の興行収入は10.7~18.5億円となる。
ミニマムは11億円となるが、上述どおり数週間は上位をキープできるので、もう少し伸びるだろう。

「アイアンマン2」金3.4(2日2.6)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ワルキューレ」2日2.4億円(トータル12.5億円)
☆「ノウイング」金2.9億円(トータル10.2億円)
☆「ワイルド・スピードMAX」金2.7億円(トータル9.5億円)
<2008>
☆「ハプニング」金2.8億円(トータル12.3億円)
☆「イーグル・アイ」2日2.5億円(トータル12.2億円)
☆「クローバーフィールド」2日2.6億円(トータル12.0億円)
これらとの対比では、「アイアンマン2」の興行収入は10.1~14.9億円となる。
上述どおり、11億円がミニマム、15億円がマックスとなりそうだ。
公開時期に恵まれたので、恐ろしい初動タイプではないだろう。
しかし、年配層の動員が期待できない作品なので、伸びは持続できない。
「アイアンマン2」の興行収入は13億円と予想したい。
前作を超えることが確実なので、ヒットといえるのではないか。


10位:「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(松竹・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 6~7億円(OP時7億円)
【公開規模】 先週201スクリーン
トータルでは3.8億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
本作のような作品は年配層を中心に粘り込みそうだと考えたが、果たしてその通りとなるだろうか。
このような感動作は意外なヒットをするので警戒もしていたが、どうやら警戒をするほどのヒットにはなりそうもない。

やや地味目なヒューマンドラマは以下のとおり。
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆07年「象の背中」トータル5.7億円
OP0.9→2.9→4.1→4.9→5.4
☆07年「めがね」トータル5.0億円
祝込3日0.8→1.7→2.6→3.3
☆08年「西の魔女が死んだ」トータル4.5億円
OP0.5→1.6→2.4→3.1→3.6
☆10年「RAILWAYS」
先1.0→2.8→3.8億円→
これらとの対比で考えると、「RAILWAYS」の興行収入は5.3~7.7億円となる。
これらの作品同様に、平日を中心に粘り込みが期待できそうだ。
5億円程度はなんとか超えてきそうだ。
高い伸びができれば、7億円まで伸びるか。

「RAILWAYS」3.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「真夏のオリオン」4.1億円(トータル5.7億円)
☆「さまよう刃」4.0億円(トータル5.5億円)
☆「しんぼる」3.9億円(トータル4.7億円)
<2008>
☆「Sweet Rain 死神の精度」3.7億円(トータル5.0億円)
☆「ICHI」3.5億円(トータル4.5億円)
これらとの対比で考えると、「RAILWAYS」の興行収入は4.6~5.2億円となる。
通常だと5億円程度の動きではあるが、伸びを少々期待したいところ。
しかし、それほど高い伸びをするとも思えないので、現時点では「RAILWAYS」の興行収入は先週に引き続き6~7億円と予想したい。
ファミリーで見ても良さそうな作品なので、春休みか夏休み近くに公開してもよかったのではないか。

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『アイアンマン2』レビュー

◆評  価   5.5点
◆おススメ度  B-(爽快感があまり感じられない)

中弛みを感じてしまい、正直言ってあまり楽しむことができなかった。
「スパイダーマン3」同様にキャラクターの増加や、ストーリーの詰め込みすぎによって、バランスを失しており、全体的に流れが悪い。
色々なものを適当に繋ぎ合わしたという印象。
大金が掛かったアクション作品なのでそれなりに楽しめるものの、1本の映画の作りとしては、デキはそれほど高くはないと思う。
アメコミ原作のアクション作品なのだから、もっと単純で、もっと爽快感があり、もっとド派手の仕上がりでもよいのではないか。

「1」のラストでのフューリーの登場は驚いたが、今回は「アベンジャーズ」のネタが多すぎてややウンザリ。
これでは「アベンジャーズ」の前日譚や予告編のような仕上がりだ。
次回へのお楽しみを醸し出す程度でよいと思う。
フューリーは今回に限ってはチョイ役で良いのに、ストーリーに結構絡み過ぎたため、ペッパーやローズ中佐といった主要キャラクターにほとんど光が当たらなくなった。

ストーリーとしては、ヒーローモノに付き物の“苦悩”を描くことは必要かもしれないが、“病気”というテーマは受け止めるのはなかなかやっかいだ。
もっとヒーローらしい“苦悩”の方が観客は受け止めやすいように思える。
もし“病気”を扱うのならば、もっとシリアスに描いてもよかったかもしれない。
自暴自棄になっているのは分かるが、ピンチに深く陥っていると感じさせない作りとなっている。
『どうせ訳の分からない治療法を見つけて直すのだろう』という展開はこの手の作品では仕方がないと承知しているが、“新たな元素”など『訳が分からない』を通り越している。
さらに“父親との関係”なども放り込んでおり、一つ一つのことを満足させていない。
なぜかスーパーサイヤ人のようにパワーアップしたようだが、この展開も一度どこかで敗れていないと意味のないものとなっている。

ミッキー・ロークはさすがの存在感や迫力を醸し出していたが、キャラクターとしてはただ出てきただけの存在。
サム・ロックウェルも煩わしいザコキャラを忠実に演じていたが、こちらも出てきただけの存在。
グウィネスもチードルもジャクソンもヨハンソンも同じような印象だ。
ヨハンソンは着替えシーンやアクションシーンなど、見せ場をきちんと与えられているが、彼女だけ変に優遇されておりバランスが悪い。
SHIELDのジャッジ者としての職務をきちんと果たすような役割を担わした方がよかっただろう。

トータル的には、「1」は起承転結の“起”という役割を担ったが、「2」はシリーズとしての意味をあまりなさないような気がする。
ペッパーとの恋愛関係や、ローズ中佐との友情関係にもう少し絞り込んだ方が引き締まったのではないか。
タッグを組むローズ中佐との関係が、今回は特に重要ではないか。
訳が分からないうちにスーツを着て戦い始めて、何故かスーツを持っていかれたという印象しかない。

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全米映画興行収入(6月2週目)

1位となったのは新作の「The Karate Kid(ベスト・キッド)」。
監督は、「ピンクパンサー2」のハラルド・ズワルト。
主演は、ウィル・スミスの息子のジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン。
プロデューサーはもちろんウィル・スミス。
56百万ドルのオープニングを飾った。
事前には29.0百万ドルのオープニングと予想されていたが、予想をはるかに超えてきた。
見たいと思わない作品だったので、コケるかと思ったが、予想に反して大ヒットとなった。
ウィル・スミスのチカラだろうか。
制作費は4千万ドルであり、関係者は笑いがとまらないだろう。

オリジナルの興行収入は以下のとおり。
☆84年「ベスト・キッド」トータル91百万ドル
☆86年「ベスト・キッド2」トータル115百万ドル
☆89年「ベスト・キッド3」トータル39百万ドル
「3」のコケ方がハンパないが、このシリーズの人気は高いようだ。

「ラッシュアワー」シリーズ辺りが参考となるようだ。
☆98年「ラッシュアワー」トータル141百万ドル
☆01年「ラッシュアワー2」トータル226百万ドル
☆07年「ラッシュアワー3」トータル140百万ドル
OP66→97→112→124→130→134→137
☆10年「The Karate Kid(ベスト・キッド)」
OP56百万ドル→
当面は1億5千万ドル程度が落ち着きどころとなるか。
評価は普通といったところなので、大きな伸びはないだろう。

2位となったのは新作の「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」。
監督は、「NARC」のジョー・カーナハン。
主演は、リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー。
プロデューサーはリドリー・スコット。
26百万ドルのオープニングを飾った。
事前には36.6百万ドルのオープニングと予想されていたが、予想を下回った。
「ベスト・キッド」に客を奪われたのだろうか。
オリジナルを知らない世代が増えてきており、そのような問題もあるのか。
制作費は110百万ドルとなっており、その回収が目標となるが、やや厳しいか。

テレビシリーズのリメイクの興行収入は以下のとおり。
☆03年「SWAT」トータル117百万ドル
OP37→70→88→100→109
☆06年「マイアミ・バイス」トータル63百万ドル
OP26→46→55→60→62
☆09年「G.I.ジョー」トータル150百万ドル(※参考)
OP55→99→120→132→139
☆10「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」
OP26百万ドル→
「マイアミ・バイス」をやや超える7千万ドル程度が落ち着きどころか。
評価は高いので、伸びてくるかもしれないが、制作費を考えると、やや物足りない結果となりそうだ。

3位は4週目の「シュレックフォーエバー」。
オープニングから3週連続1位を獲得したが、ライバル作品の不調が要因であり、あまり褒められた記録ではないものの、なんとか2億ドルを突破した。
トータルでは210百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルを回収しているが、物足りない動きだ。
最終章にも関わらず、既に飽きられてしまったのだろうか。

「シュレック」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP042→099→148→176→198→215→228
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→315→353→379→397→408
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP071→133→183→210百万ドル→
最終作及び3Dということを踏まえると、1億ドルのオープニングを超えたかった。
本作は初動タイプと思われるので、「シュレック」(トータル268百万ドル)以下の2億3~4千万ドル程度が当面の落ち着きどころか。
「ヒックとドラゴン」のオープニング成績が悪かったことから、ドリームワークスの株が下がったといわれているが、今回はどうなったのだろうか。

なお、ドリームワークス製作の「ヒックとドラゴン」「カンフーパンダ」の興行収入は以下のとおり。
☆08年「カンフーパンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207
☆10年「ヒックとドラゴン」現時点で214百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP71→133→183→210百万ドル→
さすがにこれらの作品を超えてきた。
CGアニメにおいては、「シュレック」シリーズ、「ピクサー作品」以外には敗れることはなかった。
ピクサー作品の「WALL-E」がトータル224百万ドルなので、この程度で十分かもしれない。
過去の「シュレック」シリーズが稼ぎすぎただけなのか。
評価はそれほど悪くはないようだが、良くもないようだ。

4位は2週目の「Get Him to the Greek」。
監督は、ニコラス・ストーラー。
主演は、ラッセル・ブランド、ジョナ・ヒル。
トータルでは37百万ドルとなっている。
ヒット作品を次々と生み出す有名コメディプロデューサーのジャド・アパトーがプロデュースするコメディであり、「寝取られ男のラブ♂バカンス」のスピンオフ作品となっている。

☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆10年「Get Him to the Greek」
OP18→37百万ドル→
前作と同程度の動きであり、5千万ドル以上の興行収入が期待できそうだ。
しかし、制作費は4千万ドルであり、あまり美味しいビジネスではない。
アメリカ以外では稼ぎにくい作品なので、もう少し製作費を抑えた方がよさそうだ。
アメリカ人には好みのテイストのようであり、評価はいつも通り高い。

5位は2週目のアクションコメディ「Killers」。
監督は、「キューティ・ブロンド」(トータル97百万ドル)、「ウェディング宣言」(トータル83百万ドル)、「ラスベガスをぶっつぶせ」(トータル81百万ドル)、「男と女の不都合な真実」(トータル89百万ドル)といったヒット作品を生み出しているロバート・ルケティック。
主演は、アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグル。
トータルでは31百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルの回収は厳しそうだ。

キャサリン・ハイグルには前述の同監督作品「男と女の不都合な真実」以外にも「幸せになるための27のドレス」(トータル77百万ドル)というヒット作品がある。

アシュトン・カッチャーには「バレンタイン・デー」(トータル110百万ドル)、「ベガスの恋に勝つルール」(トータル80百万ドル)といった作品があり、この2人のコラボならば、8千~1億ドルは稼ぎたかったところだ。

アクションコメディというジャンルならば、スティーヴ・カレル、ティナ・フェイ主演の「Date Night」(現時点で96百万ドル)程度は稼ぎたいところだ。
どちらもまだまだ安定度には欠くということなのだろうか。

☆09年「男と女の不都合な真実」トータル89百万ドル
OP28→55→69→77→83
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆10年「Date Night」(現時点で96百万ドル)
OP25→49→63→74→81
☆10年「Killers」
OP16→31百万ドル→
これらを踏まえると、5千万ドル程度の興行収入となるだろうか。
評価はかなり悪いことから、4千万ドル台に留まる可能性もある。

6位は3週目の「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」。
監督は、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のマイク・ニューウェル。
主演は、ジェイク・ギレンホール。
トータルでは72百万ドルとなっている。
製作費200百万ドルの回収は不可能だ。

ディズニー&ブラッカイマーの「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは無理としても、「ナショナル・トレジャー」シリーズ程度は期待されていたのではないか。
☆04年「ナショナル・トレジャー」トータル173百万ドル
OP35→088→110→124→133→141
☆07年「ナショナル・トレジャー2」トータル220百万ドル
OP88→151→176→190→201→207
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→060→072百万ドル→
当面は1億ドルが目標となるか。

今年公開された以下の作品もライバルとなる。
☆10年「タイタンの戦い」トータル161百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→059→071→078→082→085
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→060→072百万ドル→
「パーシー・ジャクソン」とほぼ同じ歩みをみせている。
評価はそれほど悪くはないようであり、楽しめる作品なので「パーシー・ジャクソン」よりもやや粘るのではないかと期待したいところ。

7位は2週目の動物モノのファミリーコメディ「Marmaduke」。
監督は、「シャンハイ・ヌーン」(トータル57百万ドル)、「ショウタイム」(トータル38百万ドル)、「恋するレシピ」(トータル89百万ドル)のトム・デイ。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収はほぼ絶望的で、3千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
普通ならば稼げそうな動物ファミリー作品ではあるが、ブレンダン・フレイザー主演の動物ファミリー作品「Furry Vengeance」が2千万ドル以下とコケたばかり。
そろそろ飽きられつつあるのか。
評価は恐ろしく悪いこともヒットしていない要因のようだ。

8位は3週目の「セックス・アンド・ザ・シティ2」。
監督は、前作に引き続きマイケル・パトリック・キング。
主演は、サラ・ジェシカ・パーカー。
トータルでは85百万ドルとなっている。
初動タイプの作品らしく急落している。
評価が悪いことも要因か。
このままでは「3」の製作に黄色信号がともりそうだ。
製作費100百万ドル回収が当面の目標となりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル153百万ドル
OP57→99→120→132→140→145
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
先45(31)→73→85百万ドル→
初動タイプと考えられるので、1億ドルを割る可能性もある。
サラ・ジェシカ・パーカーは「噂のモーガン夫妻」(トータル30百万ドル)のようにそれほど稼げる女優ではないこともあったか。

とりあえずは近年のラブコメ作品がライバルとなりそうだ。
☆09年「恋するベーカリー」トータル113百万ドル
OP22→59→076→089→098→104
☆10年「バレンタインデー」トータル110百万ドル
OP56→87→100→106→109→110
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
先45(31)→73→85百万ドル→
「恋するベーカリー」は年末公開映画。
「バレンタインデー」に比べると大きく劣るオープニングとなっていた。
これらに勝つことはできるだろうか。

9位は6週目の「アイアンマン2」。
監督は前作に引き続き、ジョン・ファヴロー。
主演はロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ。
そのほかにミッキー・ローク、スカーレット・ヨハンソンが登場。
前作のテレンス・ハワードに代わって、ドン・チードルが本作の相方となっている。
製作費2億ドルをあっさりと回収している。
トータル299百万ドルとなっており、3億ドル突破が確定した。
評価は結構高いようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251→275→291→299百万ドル→
前作に比べて伸びも高いので、前作超えは不可能ではない。

同じくアメコミヒーローモノの「スパイダーマン3」、今年公開された「アリス・イン・ワンダーランド」を超えられるかも注目となるか。
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP182→253→290→311→321→328→331→333
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」現時点で334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324→328
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251→275→291→299百万ドル→
「アリス・イン・ワンダーランド」には3週目から完全に逆転されている。
これらを踏まえると、現時点では3億2千万ドル程度が落ち着きどころとなりそうだ。
もし、これらに負けることとなっても3億ドル近く稼げれば、文句なしの大成功といえるだろう。

10位は2週目のSFホラー「Splice」。
監督は、「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ。
主演は、エイドリアン・ブロディとサラ・ポーリー。
トータルでは13百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収が目標となりそうだが、2千万ドル台の興行収入となりそうだ。
普通のホラー作品は当たりやすいが、この手のSFホラーは受けいられないことが多い。
評価は高いようだが、それでもダメらしい。

次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆3Dアニメ「トイ・ストーリー3」
☆西部劇風のアメコミ作品「Jonah Hex」(主演はジョシュ・ブローリン、ミーガン・フォックス)
「トイ・ストーリー3」は間違いなく爆発するだろう。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その4)

12位:「のだめカンタービレ最終楽章 後編」(東宝・フジテレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 44.0億円
【配給会社期待値】 60億円
【現時点での興行収入予想】 36~37億円(OP時~2週目44億円)
【公開規模】 334スクリーン(先週比-10スクリーン)
3.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは35.5億円となっている。
1週間の伸びは8.8千万円程度だろうか。
ついにランキング圏外に落ちてしまった。
1週間の伸びが1億円未満であり、スクリーン数も削られてきている。
35億円は突破したが、40億円突破は微妙となってきた。
配給会社の期待値である60億円という数字は夢のまた夢だろう。

同時期に公開されたライバルの「コナン」とは接戦を演じている。
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8→
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
5.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→
オープニングはほぼ同じだった。
約3億円のリードを保ちつつあったが、さすがにここに来て差を広げつつある。
しかし、相手は30億円前半が落ち着きどころの作品であり、本作は30億円後半というところか。

前編の興行収入は以下のとおり。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5億円→
前編との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は37.6億円となる。
この対比がマックスとなりそうだ。

近年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円(視聴率14.8%)
5週目67.8→73.0→76.5→78.6→80.9
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
5週目祝込66.6→70.5→73.8→76.3→78.2
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円(視聴率05年19.7%、07年21.7%)
5週目54.5→60.3→64.6→69.9→72.7
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円(視聴率13.1%)
5週目52.8→58.3→62.5→65.3→65.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5週目祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
5週目36.2→38.9→40.7→42.2→43.1
☆07年「西遊記」トータル43.7億円(視聴率22.8%)
5週目30.0→36.3→39.3→41.8→42.3
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円(視聴率22.6%)
5週目26.0→30.2→32.4→33.6→34.0
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
5週目31.3→33.3→34.6→35.5億円→
ゴールデンウィークがあったので、これらの9週目(「相棒」のみ8週目)との対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は36.3~38.4億円となる。
マックスで38億円、ミニマムで36億円というところか。
「ごくせん」トータル34.8億円はなんとか超えた。

「のだめカンタービレ最終楽章 後編」35.5億円と同程度の9週目興行収入作品は以下のとおり(※GWがあったので、1週上乗せ)。
<2009>
☆「アマルフィ」35.0億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん THE MOVIE」34.0億円(トータル34.8億円)
☆「余命1か月の花嫁」30.6億円(トータル31.5億円)
☆「ヤッターマン」30.1億円(トータル31.4億円)
☆「クローズZEROⅡ」29.7億円(トータル30.2億円)
<2008>
☆「20世紀少年」37.9億円(トータル39.5億円)
☆「ザ・マジックアワー」37.3億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」30.7億円(トータル31.0億円)
これらとの対比で考えると、「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は35.8~37.3億円となる。
知名度がある作品の最終作であり、もうしばらくは粘り込むだろう。
前編のDVDが発売されるということも追い風となる。
「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の興行収入は先週に引き続き36~37億円と予想したい。
前作の1割増ではなくて、1割減というところになりそうだ。
前作のデキがそれほど良くなかったということだろうか。
根強い人気がある作品と思ったが、ドラマの終了から時期が経っており、主要キャスティングなどでも引っ掛かる部分はあったともいえる。


13位:「グリーン・ゾーン」(東宝東和)<4週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 8.0億円
【公開規模】 259スクリーン
2.6千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.3千万円弱程度だろうか。
4週目で圏外となり、週末の稼ぎがかなり乏しくなった。
スクリーン数は減っていないが、もうそろそろフェイドアウトしそうだ。
見る者を選ぶ映画であり、このような結果は仕方がないか。

ポール・グリーングラス監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆06年公開「ユナイテッド93」トータル不明
OP1.1→4.3→5.8→7.1
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆10年公開「グリーン・ゾーン」
金3日2.2→4.9→6.4→7.2億円→
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は8.6~8.7億円となる。
エンターテイメント性に欠けていることから、「ボーン」のようなヒットにはならなかった。
伸びれば9億円となるが、8億円程度が落ち着きどころか。

上述の「ボーン」シリーズを除く、マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」
金3日1.6→4.3→5.8→6.9→7.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」
金3日2.2→4.9→6.4→7.2億円→
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は8.2~9.6億円となる。
「ボーン」シリーズでの実績があるコンビなので、少しは粘るのではないか。

参考になりそうな戦争サスペンス・アクション作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円
☆02年公開「ブラックホーク・ダウン」トータル13.0億円
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル8~9億円見込み
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝込3日3.8(2日2.4)→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ハートロッカー」
OP0.4→2.2→3.7→5.1→6.2→6.9
☆10年公開「グリーン・ゾーン」
金3日2.2→4.9→6.4→7.2億円→
「ワルキューレ」との対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は8.0億円となる。
8億円程度が落ち着きどころか。

「グリーン・ゾーン」7.2億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェ28歳の革命」7.2億円(トータル9.0億円)
☆「マーリー世界一おバカな犬が~」7.4億円(トータル8.1億円)
☆「私の中のあなた」6.7億円(トータル8.0億円)
☆「7つの贈り物」7.4億円(トータル7.9億円)
☆「サブウェイ123激突」6.8億円(トータル7.7億円)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」6.9億円(トータル8.5億円)
これらとの対比で考えると、「グリーン・ゾーン」の興行収入は7.7~9.0億円となる。
エンターテイメント性がないので、大きな伸びはないと思われる。
「グリーン・ゾーン」の興行収入は、先週に引き続き8.0億円と予想したい。
OP時から8億円という予想であり、ヨミは悪くなかったようだ。
公開前予想も9億円であり、大きくはズレていない。
内容は予想とは違ったが、「ボーン」シリーズで培ったコンビの知名度はダテではないという予想は当たった。


11位:「リアル鬼ごっこ2」(ファントム)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円以上、3億円以下
【公開規模】 113スクリーン
3.3千万円弱のオープニングを飾った。
前作のヒットの要因は「リアル鬼ごっこ」という斬新さに惹かれたものだろう。
続編が当たるようなタイプの作品ではないと考えて、ランキング入りは厳しいと予想した。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「リアル鬼ごっこ」トータル5億円
OP0.3→0.9→1.7→2.2
☆10年「リアル鬼ごっこ2」
OP0.3億円→
前作のオープニング時は36スクリーンであり、本作は113スクリーン。
それにも関わらず、オープニングがほぼ同じということはやはりヒットしていないといえそうだ。
トータル興行収入予想は難しいが、イメージでは2億円以上、3億円以下というところか。
ハリウッドの関係者やリュック・ベッソンがリメイク権獲得に動いているようだが、果たしてリメイクされるのだろうか。


14位:「シーサイドモーテル」(アスミック)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円以上、2億円以下
【公開規模】 52スクリーン
2.5千万円半ばのオープニングを飾った。
スクリーン数が少ないので、この程度でも仕方がない。
斬新そうにみえる作品だったが、驚くようなヒットにはならないようだ。
トータル興行収入予想は難しいが、イメージでは1億円以上、2億円以下というところか。


15位:「銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it, White」<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円以上、2億円以下
【公開規模】 10スクリーン
2.4千万円半ばのオープニングを飾った。
10館で2.4千万円を稼ぐという荒稼ぎをしている。
100館ならば2億円を稼ぐという計算にはもちろんならないが、もうちょっと劇場を増やしてもよいのではないか。
ヘタをすれば、ランキング入りも不可能ではなかったかもしれない。
「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の大ヒットの記憶も新しいが、今年は「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1ST」「劇場版 Fate / stay night」といったよく分からない作品も少スクリーンながら爆発的なオープニングを記録している。
アニメ作品は全く読めないから怖い。
トータル興行収入予想は勘に頼らざるを得ないが、イメージでは2億円を超えない程度というところか。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その3)

4位:「アリス・イン・ワンダーランド」(ディズニー)<8週目>
【公開前個人予想】 60.0億円
【現時点での興行収入予想】120億円(5週目115億円、4週目105億円、OP~2週目100億円)
【公開規模】 732スクリーン(先週比-62スクリーン)
1.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは111.5億円となっている。
1週間の伸びは4.4億円程度だろうか。
8週目にしてようやく1位の座を譲り渡した。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP時13.2→2週目22.2→3週目23.6→4週目24.8→5週目9.6→
6週目7.6→7週目6.1→8週目4.4億円→
GW後でも大きな落ち込みがなく、110億円を楽に突破している。
“ディズニー史上最短での100億円突破”が大きなニュースとなったが、GWがあったのだから、他の作品よりも有利とはいえるものの、こういうニュースが出ると『それほど流行っているのならば、俺も見ないといけないな』という心理が働くので、しばらくは粘りそうだ。
このような記事の宣伝効果は相当に高い。
ただ、絶好の稼ぎどころの一つともいえる東宝シネマズの六本木ヒルズでは公開が6月8日までと案内されていた。
問題はいつまでこの規模をキープできるかとなりそうだ。
DVD発売も8月4日に決定しているので、そろそろ縮小されていきそうだ。

公開前には、シリーズ作品や結末などが気になるタイプの作品ではないので、100億円級のビッグヒットにはならないと踏んだが、知名度が高い題材、監督・主演であり、観客層の幅が広い作品なので、このようなヒットになったのだろうか。
もちろん、3D大作映画という目玉もあった。
3D映画は単価が高いので、これもバカにならない。
前売券を買えば1300円で見られるところ、300円上乗せするか、2000円払わなければいけないので、25%~50%近く単価が上がる。

ティム・バートン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆01年公開「猿の惑星」トータル45.0億円
☆04年公開「ビッグ・フィッシュ」10億円未満
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3→45.9→48.5→50.9
☆05年公開「コープス・ブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5億円→
GWがあったので、「チャーリーとチョコレート工場」の9週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は117.2億円となる。
現時点では120億円程度というところか。
GW後でも伸びはまだまだ止まらないと思われる上に、他のライバル作品が不在というメリットもある。
6月に公開される「プリンス・オブ・ペルシャ」「アイアンマン2」程度では、大きな影響はないだろう。
現状のスクリーン数をしばらく確保できれば、7月の「踊る大捜査線3」「トイ・ストーリー3」まで粘るか。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6→93.5→95.5
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2→99.3→102.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5億円→
GWがあったので、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの9週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は117.0~118.6億円となる。
やはり120億円ラインが限界か。

興行収入100億円前後の作品は以下のとおり。
☆05年「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」トータル110.0億円
5週目69.5→不明→95.5→100.9→103.5→105.4
☆07年「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
5週目83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1
☆06年「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
5週目78.8→86.5→90.6→93.5→95.5→98.5
☆07年「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
5週目79.2→82.4→87.0→89.0→祝込91.3→91.9
☆05年「スター・ウォーズEPⅢ」トータル91.7億円
5週目65.8→73.3→80.5→84.2→86.9→不明
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
5週目70.3→76.1→80.7→83.9→85.3→88.2
☆09年「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
5週目66.7→71.6→74.9→76.8→77.8→78.2
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円(GW作品)
5週目62.3→65.1→66.9→68.1→70.7
☆06年「ナルニア国物語」トータル68.6億円
5週目52.3→58.2→60.6→63.3→64.8
☆08年「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」トータル57.1億円
5週目祝込46.7→49.5→52.0→53.7→55.9
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」
5週目93.4→101.0→107.1→111.5億円→
GWがあったので、これらの9週目との対比で考えると、「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は113.9~118.6億円となる。
これらの興行収入を超えてしまったが、「アリス・イン・ワンダーランド」は非シリーズ作品であり、さらに観客層が広く、比較的気軽に見られるということもある。

スクリーン数の動向が気になるところだが、先週1週間の伸びが4.4億円だったので、今後30%程度の下落と考えると、次週以降は3.1→2.2→1.5→1.1→0.7億円を稼ぐだろう。
7月10日から「トイストーリー3」が始まるので、ここまでが稼ぎどころと考えたい。
したがって、最大で8.6億円程度の上乗せが可能だろうか。
まさか「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「ハリー・ポッター」シリーズを超えるという発想はなかったが、現時点では「アリス・イン・ワンダーランド」の興行収入は120億円という予想にしておきたい。
「アバター」を除外すれば、03年「ラストサムライ」トータル137.0億円、04年「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」トータル135.0億円以来の大ヒットとなる。


5位:「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 7~8億円(OP時8~9億円)
【公開規模】 364スクリーン
7.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.2億円弱となっている。
1週間の伸びは2.3億円程度だろうか。
ディズニー&ブラッカイマー系のファミリーでも楽しめる万人向け作品であり、ちょっと高めに予想したが、苦戦するかもしれない。
日米ともに案外な結果となっており、主演の知名度などもやや物足りないのだろうか。

ゲーム関連作品のようだが、よく分からない。
「バイオハザード」や「トゥームレイダー」(Ⅰが27.0億円、Ⅱが20.0億円)のようなヒットにはなりそうもない。
とりあえずファミリー向けファミリー向けファンタジーアドベンチャー辺りが参考となるだろう。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5(※トータルと数字が合わない)
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14億円見込み
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「タイタンの戦い」
金2.8→7.6→12.4→13.9億円→
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」
金1.9→4.2億円→
「ライラの冒険」「エラゴン/遺志を継ぐ者」以外との対比で考えると、「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入は6.5~9.0億円となる。
極端な初動でもなさそうなので、7~8億円程度が落ち着きどころか。

「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」4.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「グラン・トリノ」4.6億円(トータル11.0億円)
☆「ウルヴァリン」4.8億円(トータル8.9億円)
☆「7つの贈り物」4.6億円(トータル7.9億円)
☆「サブウェイ123激突」4.3億円(トータル7.7億円)
<2008>
☆「P.S.アイラヴユー」4.4億円(トータル11.0億円)
☆「アイアンマン」5.2億円(トータル9.4億円)
☆「バンテージ・ポイント」4.1億円(トータル8.5億円)
「グラン・トリノ」「P.S.アイラヴユー」以外との対比で考えると、「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入は7.2~8.7億円となる。
初動タイプの場合には7億円程度となるが、ファミリーでも楽しめる万人向け作品なので、もうちょっと伸びるのではないか。
6月には「アイアンマン2」「ザ・ウォーカー」というライバルがいるが、ファミリーならば本作を選ぶだろう。
期待値込みで「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」の興行収入は7~8億円と予想したい。
先週8~9億円と予想したが、9億円まで伸びることはないだろう。


7位:「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」(東宝・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【公開規模】 320スクリーン
7.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは16.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
スペシャル版の視聴率も17.4%と好調だったようであり、根強い人気が窺われる。
15億円を突破しており、間隔は空いたがコケることはなかった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「TRICK劇場版」トータル12.9億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆10年「TRICK劇場版3」
3.7→08.5→12.1→14.7→16.3億円→
前作との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.2億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

堤幸彦監督作品は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3億円→
初動タイプの「20世紀少年」シリーズとの対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.6~19.8億円となる。
伸びがなくなりつつあるので、20億円突破は厳しくなってきた。

仲間由紀恵出演作の興行収入は以下の通り。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝込14.0→16.8→19.1→20.4
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円(主演:中居)
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
OP4.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2
☆10年「TRICK劇場版3」
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3億円→
「ごくせん THE MOVIE」との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は21.8億円となる。
「ごくせん THE MOVIE」は夏休み公開のためか、意外と粘りがあったようだ。

「TRICK劇場版3」16.3億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ドロップ」16.1億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」16.5億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」15.5億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「母べえ」15.7億円(トータル21.2億円)
☆「K-20」16.5億円(トータル20.0億円)
☆「陰日向に咲く」16.3億円(トータル19.5億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「TRICK劇場版3」の興行収入は18.9~19.8億円となる。
まだ20億円を狙えないこともないが、前作の動きがあまりにも初動タイプなので、20億円を超えないだろう。
もちろん、前作「TRICK劇場版2」(トータル21.0億円)を超えることはなさそうだ。
「TRICK劇場版3」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
18億円はさすがに超えてくるとは思うが、そろそろ勢いを失しそうだ。


9位:「座頭市 THE LAST」(東宝・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 7.5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円(OP時5~6億円)
【公開規模】 238スクリーン
5.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.7億円程度だろうか。
コケるのは分かっていたが、ここまでのレベルのコケ方をするとは思わなかった。
ただ、公開前に書いた『LASTと銘打っているが、今回コケてしまい、もう作ってもしょうがないという意味でのLASTという気がしてならない』という予想は当たったようだ。
香取慎吾自身は頑張っているとは思うが、本作はさすがに見る必要性を全く感じさせない。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」トータル19.3億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
実績を残しているが、今回はファミリーモノではない。
ドラマ“両さん”で大コケしており、人気は磐石というわけではない。
今回は香取を活かすような企画ではなく、苦戦を強いられそうだ。
三谷幸喜辺りといい意味でバカ騒ぎすることが、彼にとっての場所ではないか。
観客も香取の座頭市なんて見たくはなかったようだ。

参考までに、他のSMAPメンバーの興行収入は以下のとおり。
☆02年「模倣犯」トータル16.1億円
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆04年「笑の大学」トータル7.2億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
OP0.5→1.6→2.2→2.5→2.7
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1(2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」トータル3~4億円見込
OP0.6→1.9→2.6→3.0
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6億円→
「武士の一分」「BALLAD 名もなき恋のうた」のような時代劇は大ヒットしたが、老若男女を問わないヒューマンドラマであり、本作のようなアクション作品とは違う。
これらとの対比で考えると、「座頭市 THE LAST」の興行収入は4.9~7.5億円となる。
7億円がマックスラインとなるが、ここまで伸びることはないだろう。
「山のあなた 徳市の恋」「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」は超えると思われるので、4億円以上、7億円以下となりそうだ。

なお、主演ジャニーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→7.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆10年「BANDAGE」トータル6億円見込み
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆10年「人間失格」トータル不明
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆08年「スシ王子!」トータル3.7億円
OP0.8→1.7→02.6→03.2→03.4→03.5
☆09年「ヘブンズ・ドア」トータル不明
OP0.4
☆09年「スノープリンス」トータル1.5億円見込み
OP0.3→0.6
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6億円→
「BANDAGE」「人間失格」と同程度となっている。
ジャニーズ主演作品はかなり苦戦している。
ファン以外の層まで浸透しにくいので、このような結果になるのだろう。
これらとの対比で考えると、「座頭市 THE LAST」の興行収入は5.2~6.1億円となる。
大きく伸びることはないので、5億円程度か。

座頭市シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆03年「座頭市」トータル28.5億円(ビートたけし主演)
☆08年「ICHI」トータル4.5億円(綾瀬はるか主演)
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6億円→
「ICHI」と壮絶なデッドヒートを繰り広げている。
とりあえず「ICHI」を超えることが最低限の目標となりそうだ。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6億円→
「BALLAD」「GOEMON」「椿三十郎」以外との対比で考えると、「座頭市 THE LAST」の興行収入は4.9~6.2億円となる。
6億円程度まで伸びる可能性はあるが、どうだろうか。
「TAJOMARU」は超えたいところ。

「座頭市 THE LAST」2.6億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「60歳のラブレター」2.9億円(トータル7.9億円)
☆「真夏のオリオン」3.0億円(トータル5.7億円)
☆「さまよう刃」2.8億円(トータル5.5億円)
☆「風が強く吹いている」2.4億円(トータル4.5億円)
<2008>
☆「明日への遺言」2.4億円(トータル6.0億円)
☆「ICHI」2.6億円(トータル4.5億円)
☆「Sweet Rain 死神の精度」2.5億円(トータル5.0億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」2.2億円(トータル4.6億円)
「60歳のラブレター」「明日への遺言」以外との対比で考えると、「座頭市 THE LAST」の興行収入は4.5~5.4億円となる。
4億円台の可能性もありそうだが、知名度のある題材、知名度のある主演を踏まえて、ある程度の伸びを期待したいところ。
「座頭市 THE LAST」の興行収入は5億円と予想したい。
先週5~6億円と予想したが、6億円まで伸びることは難しそうだ。
「ICHI」トータル4.5億円、「TAJOMARU」トータル4.8億円を超えることで意地を見せて欲しい。


10位:「ボックス!」(東宝・TBS)<3週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】 5.0億円
【公開規模】 237スクリーン
3.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.6億円弱となっている。
1週間の伸びは9.4千万円半ば程度だろうか。
予想以上に苦戦している印象。
内容面においては悪い作品ではないと思うが、このようなスポーツ青春系作品はヒットには結びつきにくいところがある。

市原隼人主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」トータル1億円未満か
OP0.2→0.3→0.4→0.5
☆08年「神様のパズル」トータル1億円未満か
OP0.2→0.4→0.6→0.7
☆08年「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」トータル1.8億円
不明→0.8→不明→不明→1.6→1.7
☆10年「猿ロック THE MOVIE」トータル3~4億円見込み
OP0.9→2.1→2.8億円→
☆10年「ボックス!」
OP1.1→2.6→3.6億円→
市原隼人の人気の高さは認めたいが、映画に関しては苦戦している。
ただ、観たことないが、「神様のパズル」「猿ロック THE MOVIE」など映画化してどうするのという無理な企画も目立つ。
今回も相当に頑張っていることは認めたいが、苦戦しそうだ。
「猿ロック THE MOVIE」は超えられそうだ。

「ROOKIES」などの例外はあるが、スポーツ青春モノはヒットしにくい。
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円(林遣都主演の野球モノ)
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円(綾瀬はるかのバレーモノ)
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆09年「風が強く吹いている」トータル4.5億円(小出恵介・林遣都主演の駅伝モノ)
OP0.9→2.4→3.2→祝込3.8→4.1
☆08年「ガチ☆ボーイ」トータル3億円程度か(佐藤隆太主演のプロレスモノ)
OP0.7→1.7→2.3
☆08年「ダイブ!!」トータル1億円程度か(林遣都主演のダイブモノ)
☆08年「フレフレ少女」トータル1億円未満か(新垣結衣主演の野球・応援団モノ)
☆08年「奈緒子」トータル1億円未満か(上野樹里主演の駅伝モノ)
☆08年「フライング・ラビッツ」トータル1億円未満か(石原さとみのバスケモノ)
☆08年「シャカリキ」トータル1億円未満か(遠藤雄弥主演の自転車モノ)
☆10年「ボックス!」
OP1.1→2.6→3.6億円→
「風が強く吹いている」との対比で考えると、「ボックス!」の興行収入は5.1億円となる。
本作はやや初動と思われるので、「風が強く吹いている」対比の5億円を超えない程度が落ち着きどころか。

「ボックス!」3.6億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「真夏のオリオン」4.1億円(トータル5.7億円)
☆「さまよう刃」4.0億円(トータル5.5億円)
☆「おっぱいバレー」3.2億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」3.5億円(トータル4.8億円)
☆「風が強く吹いている」3.2億円(トータル4.5億円)
<2008>
☆「Sweet Rain 死神の精度」3.7億円(トータル5.0億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」3.0億円(トータル4.6億円)
☆「ICHI」3.5億円(トータル4.5億円)
「おっぱいバレー」を除く作品との対比で考えると、「ボックス!」の興行収入は4.6~5.5億円となる。
「ボックス!」の興行収入は先週に引き続き5.0億円と予想したい。
5億円は超えないとは思うが、4億円半ば~後半までは稼ぐだろう。
小栗旬主演の「TAJOMARU」がトータル4.8億円であり、これを超えられるかが注目となる。
赤西仁主演の「BANDAGE」がトータル6億円程度であり、ここまでは伸びそうもない。
若手俳優の人気に依存した作品は観客の広がりがないので、この程度となってしまうようだ。

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気になる映画ニュース(6月2週目)

☆「ハリー・ポッターと死の秘宝」前後2部作の3D上映が決定
アメリカでは今年の11月に前編、来年の夏に後編が上映される予定。
ワーナーは「タイタンの戦い」を急遽3D化してヒットに導いたこともあり、3D作品はハズれないと踏んだのだろう。
確かに単価が高くなるうえに、一度離れていたファンもこれを機に戻ってくる可能性がある。
しかし、もともと3D用に作られたとは思えない作品を強引に3D化するのは、どうなのかとも思うが、いっそう話題になることは間違いないだろう。
ただ、このシリーズは1本も見たことないので、個人的には興味のないニュースであり、最終章も見る予定はない。


☆トム・クルーズ主演のコメディ映画が製作決定
ベン・スティラー監督・主演作品「トロピック・サンダー」でトム・クルーズが演じたキャラクターであるレス・グロスマンというハゲでデブの個性的な映画プロデューサーを主役にした映画が製作されるようだ。
先日行われたMTVムービー・アワーズの会場にも、ハゲでデブの格好をしてトム・クルーズが登場し、ジェニファー・ロペスとともにダンスを披露したようであり、本人はかなりお気に入りようだ。
最近はマジメなアクション作品が中心であり、幅を広げる良い機会かもしれない。
人気も落ちているので、人気回復策としては効果的だろう。
なお、トム・クルーズ主演作品のアメリカでの公開スケジュールは以下のとおり。
今年の夏はキャメロン・ディアスと共演する「ナイト&デイ」。
2011年は「ミッション:インポッシブル4」。
2012年はベン・スティラーと共演する「THE HARDY MEN」
というスケジュールとなっている。
ベン・スティラーと立て続けに共演することとなるのだろうか。


☆ディズニー「白雪姫」を3D実写映画化
「アリス・イン・ワンダーランド」のヒットを受けての映画化のようだ。
ストーリーは我々が知っているようなものではなくて、「アリス」同様に大きく変更される見込みだ。
ネタとしては知名度が相当に高いので、監督と主演をトップクラスの者を起用して、3Dにふさわしいド派手な作品にすれば、再びヒットするかもしれない。
とにかく安直なイメージを持たれないようにすべきだろう。
プロデューサーは「ラッシュアワー」シリーズのブレット・ラトナーとなっている。


☆「インディ・ジョーンズ」シリーズ第5弾が明らかに
バミューダトライアングルがテーマになる模様。
CGを多用せず古い映画の技術を使うとのことなので、3D作品ではなさそうな気がする。
バミューダトライアングルということは海洋系作品となるだろうか。
UFOなどが出てこなければよいのだが。
シャイア・ラブーフの出演に関しては不明だが、出演してくるのではないか。
製作陣としては、ハリソン・フォードからシャイア・ラブーフへ主演をシフトしたいと考えているはずだから。
なお、スティーヴン・スピルバーグ監督のアメリカでの公開スケジュールは以下のとおり。
2011年公開予定は3Dアニメ「タンタンの冒険」
2012年公開予定はSF作品「Interstellar」
少年と馬との友情を描く作品「ウォー・ホース」も手掛けると伝えられており、この映画の公開日が11年8月と報じられている。
「インディ・ジョーンズ5」の公開は2013年くらいだろうか。
まだ脚本も仕上がっているか分からない状態なので、当分先のこととなるだろう。


☆「ボーン」シリーズ第4弾決定か
「ボーン・レガシー」というタイトルになるらしい
マット・デイモン及びポール・グリーングラス監督の起用については不明。
これまでの作品同様にトニー・ギルロイが脚本を手掛けるようだ。
彼が手掛ける脚本が良ければ、彼らが復帰してくれるのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目新作予想)

昨日書き込もうとしたら、メンテナンス中で書けなかった。
「アイアンマン2」は既に公開されており、その他の作品の予約状況なども確認できるが、いつも通り予約状況などを踏まえずに予想したい。
「FLOWERS」は結構厳しい予約状況のようだが、あまり気にせず、そのままの予想にしたい。
ギャンブルと違って当てること自体に意味はない。
自分の感覚と実際のズレがどの程度あるのかを確認することが大事だ。
自分の予想と違う方が良い意味で刺激になる。


次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「FLOWERS フラワーズ」(東宝)
<302館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
女優陣は豪華だが、興味がまるでない。

【監督】 小泉徳宏
06年「タイヨウのうた」(トータル10.5億円)、08年「ガチ☆ボーイ」(トータル3~4億円)を手掛けている。
ヒット作品と大コケ作品を生み出している。
監督としての知名度は高くはないが、それほど悪いものを作るようなイメージもない。
無難な仕上がりとなっているのではないか。

【キャスティング】蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子
昭和11年に登場する女性が蒼井優であり、3人の娘を産むらしい。
昭和30年代に蒼井優の娘として登場する女性が竹内結子、田中麗奈。
昭和50年代に蒼井優の娘として登場する女性が仲間由紀恵。
現代に仲間由紀恵の娘として登場する女性が鈴木京香、広末涼子。
女優陣は豪華だが、オムニバスのような作品はあまり受けないと思う。
ヒットするのは、きっちりとした主役が存在する映画だ。
1+1+・・・=6ではなくて、1+1+・・・=1のような印象。
1+1+・・・=0.5というコケる可能性もあるが、レディースデイ辺りの動員が期待できるのではないか。
とりあえず大ヒットはないと思う。

【題材】 「娘と母、父と母、夫と妻、姉と妹、母と子」
ヒューマンドラマ(メインターゲットが主に女性なもの)が参考となりそうだ。
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3
☆07年「東京タワー」トータル18.8億円
1.9→6.2→9.4→13.3→15.0
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
「余命1ヶ月の花嫁」のようなヒットにはならないだろう。
オムニバス系として参考になりそうな「陰日向に咲く」や話題作の「東京タワー」のようなヒットにもならず、頑張っても「眉山/びざん」程度ではないか。
メインターゲットが女性ではないが、「誰も守ってくれない」程度になる可能性があるのでこれも載せておきたい。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
中身は全く伝わらないが、女優が豪華ということだけは分かる仕上がり。
中身がよく分からないので、ヒットしないと思われる。

【支持基盤・ターゲット】 「女性」
問題は年配層が動くかどうかだが、キャストを踏まえると難しそうだ。
20~40歳代の女性がメインとなり、デートムービーにはならないから、レディースデイ映画となりそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
☆「BABY BABY BABY!」トータル3.0億円見込み(オープニング0.7億円)
☆「ROOKIES」トータル85.5億円(オープニング12.3億円)
☆「ハゲタカ」トータル8.3億円(オープニング1.5億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み(オープニング0.5億円)
☆「アフタースクール」トータル5.5億円(オープニング0.7億円)
☆「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円(オープニング1.8億円)
☆「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円(オープニング5.1億円)
「余命1ヶ月の花嫁」のようなヒットにはならないだろう。
「60歳のラブレター」は超えるかどうかというところか。

【評価・予想】 7.0億円(オープニング1.0億円)
女優陣は豪華だが、作品に地味さを拭えず、感動的な要素も感じられない。
そもそもストーリーが全く伝わらないので、あれを観る気が起きるのかという問題もある。
しかし、女優陣の豪華さは否定することができず、レディースデイを中心に手堅く稼ぐのではないか。
大ヒットはしないと考えて、「FLOWERS フラワーズ」の興行収入は、二桁を超えることはなく、一桁後半というところと予想したい。
「眉山/びざん」(トータル12.1億円)から年配層が消えるというイメージであり、「眉山/びざん」の4割減程度だろうか。
「FLOWERS フラワーズ」の興行収入はトータル7.0億円と予想したい。
オープニングは「眉山/びざん」の2割減程度の1.0億円か。
レディースデイ映画なので、おとなしいスタートを切るだろう。
ひょっとするとかなり悲惨な結果になるかもしれないが、一応女優陣のネームヴァリューに期待したい。


「アイアンマン2」(パラマウント)
【鑑賞度】 ○
前作はあまり好きではなかったが、気楽に観られる大作映画を堪能したい。

【監督】 ジョン・ファヴロー
前作を手掛けている。
その他には「ザスーラ」などを手掛けている。
俳優として活躍していたようだ。
知名度は高くはないが、監督の名前で観客を呼ぶタイプの作品ではない。

【キャスティング】 ロバート・ダウニーJr.、グウィネス・パルトロウ、スカーレット・ヨハンソン、ミッキー・ローク、ドン・チードル
ロバート・ダウニーJr.は「シャーロック・ホームズ」も演じており、知名度は以前より高まっているだろう。

【題材】 「シリーズ」「アメコミ」「アクション」
前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
前作は「アイアンマン」というキャラクターや、「ロバート・ダウニーJr.」という俳優の知名度がそれほど高くはなかったと思われる。
以前よりもそれぞれの認知度が高まっているので、前作を超えるのではないか。
しかし、大きくヒットするとは思えず、1~2割程度の上昇ではないか。

その他のアメコミやキャラクター関連作品は以下のとおり。
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金3日2.3→6.6→8.5
☆05年「ファンタスティック・フォー/超能力ユニット」トータル10.1億円
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
OP1.5→4.6→7.7→8.6
☆05年「シン・シティ」トータル10.0億円
OP1.6→4.5→5.8→6.8
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
「スパイダーマン」などの例外はあるが、基本的には10億円~15億円程度の興行収入になることが多い。
前作を超えて、10億円を突破したいところだ。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・良
大金を掛けた作品であり、豪華でアクション満載という印象。
気軽に楽しめる作品であり、大コケはないだろう。

【支持基盤・ターゲット】 「10~30歳代の男女・カップル」
日本ではあまり受けないアメコミ作品。
年配層やファミリー層は敬遠しそうだが、デートムービーには向きそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「天使と悪魔」トータル33.5億円(オープニング金3日6.8億円)
☆「消されたヘッドライン」不明(オープニング金3日0.8億円)
☆「スター・トレック」トータル6.0億円(オープニング金3日1.9億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円(オープニング1.1億円)
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
「ランボー最後の戦場」を超えたいところだ。

【評価・予想】 11.0億円(オープニング3日3.0億円)
とりあえず、前作「アイアンマン」(トータル9.4億円)前後の興行収入になることは間違いない。
いきなり倍を稼ぐというということは想定しにくい。
上述のとおり、キャラクターや主演の認知度が高まっていることから、1~2割程度の上昇と予想したい。
したがって、10.3~11.3億円となる。
「G.I.ジョー」トータル10.5億円をやや超える同程度と考えて、「アイアンマン2」の興行収入は11.0億円と予想したい。
オープニングは前作の1割5分増の2.4億円、金曜日を含めると3.0億円程度となるか。
予想通りだと、「タイタンの戦い」の金曜日3日のオープニング2.8億円をやや超える程度となる。


「アウトレイジ」の予想は難しい。
ホームページ上では155館程度のようであり、公開規模はそれほど多くない。
暴力映画はあまり好まれないと思われるので、ヒットはしないだろう。
北野映画に関してもそれほどヒットするイメージがない。
お笑い芸人系の映画は4億円程度とどこかで書いたので、それをやや超える6億円程度ではないか。
オープニングは8~9千万円程度か。
いつも根拠はないが、この映画に関してはよく分からないので、かなり適当な予想にしておきたい。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その2)

2位:「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 4億円
【公開規模】 前作210スクリーン
1.9億円半ば(194,340,350円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは前作よりもやや下がり2.0億円程度ではないか』と書いたので、ほぼ予想通りとなっている。
「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」のオープニング2.3億円には届いていないが、最初の作品のオープニングが高いことは当然のこと。
この程度の下落ならば、特に問題はないだろう。

2週間ごとに新作が公開されるらしい。
第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」5月22日公開
OP2.3→4.0→
第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」6月5日公開
OP1.9→
第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」6月19日公開予定
よく分からないが、2週間限定ということだろうか。
1作につき5億円前後の興行収入というところか。
今回も同様だろう。

夏場などに公開される過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15億円見込み
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→
08年の作品とほぼ同じオープニングであり、人気の高さが窺われる。
これらの3週目との対比で考えると、「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」の興行収入は4.4~7.6億円となる。
本作には3週目の土日はないので、この対比をやや下回るだろうか。
前作をやや下回り、4億円をやや超える程度ではないか。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→
これらとほぼ同じオープニングとなっている。
安定度は相当に高いようだ。
これらの3週目との対比で考えると、「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」の興行収入は4.7~7.2億円となる。
本作には3週目の土日はないので、この対比をやや下回るだろうか。
やはり4億円程度となりそうだ。
「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」の興行収入は4億円と予想したい。
2週後に公開される最後の作品はもうちょっと上がりそうだ。
3作品で10億円以上がノルマとなり、15億円程度が最終的な目標となるだろうか。


3位:「セックス・アンド・ザ・シティ2」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 14.0億円
【現時点での興行収入予想】 12.5~13.5億円
金曜日からの3日間で2.7億円半ば(275,072,300円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは前作を超えてきそうだ。主要キャスト4人が来日したそうであり、話題となっている。金曜日からの3日間で3.2億円程度稼ぐのではないか。レディースデイの動員が中心となるが、初動タイプとなるだろう』と書いたので、予想よりもやや低い結果となっている。
レディースデイの動員が期待できるが、どうやら前作のようなヒットにはなりそうもない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル18.0億円
先2.9(2日1.9)→7.1→10.3→12.5→14.3
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8億円→
前作には先行があり、本作には金曜日公開があり、単純な比較はできない。
前作並みといえるオープニングだが、前作は公開後に相当な話題となり、かなり粘った作品。
前作のようなムーブメントは起きないだろう。

女性向けのラブストーリーの興行収入は以下のとおり。
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「オーストラリア」トータル5.8億円
OP1.4→3.4→4.8→5.6
☆10年「噂のモーガン夫妻」トータル3.0億円見込み(※サラ主演)
金0.7(2日0.6)→1.7→2.3→2.8→2.9
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8億円→
土日の興行収入は不明だが、2.2億円程度と考えたい。
これらとの対比で考えると、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は9.1~16.3億円となる。
当面は10億円突破が目標となるが、さすがに楽に突破できるだろう。
サラ・ジェシカ・パーカー主演の「噂のモーガン夫妻」との対比が12.0億円となり、これは超えるのではないか。
しかし、かなりの初動タイプと思われるので、12~13億円が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「天使と悪魔」トータル33.5億円(オープニング金3日6.8億円)
☆「消されたヘッドライン」不明(オープニング金3日0.8億円)
☆「スター・トレック」トータル6.0億円(オープニング金3日1.9億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円(オープニング1.9億円)
☆「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円(オープニング1.1億円)
☆「ナルニア国物語 第2章」トータル30.0億円(オープニング水5日8.1億円)
☆「ランボー最後の戦場」トータル9億円見込み(オープニング2.1億円)
これらとの対比で考えると、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は8.8~15.6億円となる。
極端な初動タイプとなると、10億円を割る可能性はあるが、レディースデイに観るには最適の作品である。
デートムービーではなさそうなので、土日よりも水曜日の方が観やすいのではないか。
根強いファンがいる作品でもあり、10億円を割るほど、人気が落ちているとも思えない。

「セックス・アンド・ザ・シティ2」金2.8億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェンジリング」金2.3億円(トータル12.8億円)
☆「ノウイング」金2.9億円(トータル10.2億円)
☆「ワイルド・スピードMAX」金2.7億円(トータル9.5億円)
<2008>
☆「ハプニング」金2.8億円(トータル12.3億円)
☆「アメリカン・ギャングスター」金2.4億円(トータル10.5億円)
これらとの対比で考えると、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は9.8~15.6億円となる。
10億円を割ってもおかしくはないオープニング成績だが、上述のとおりレディースデイの動員が期待できる作品。
前作(トータル18.0億円)の3割~2割5分程度の下落と考えて、「セックス・アンド・ザ・シティ2」の興行収入は12.5~13.5億円と予想したい。
アメリカでは評価が悪いとのことなので、日本でもそれほど受けないだろう。
いくら平日に稼いでも前作並に爆発することはないのではないか。


5位:「孤高のメス」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円
【公開規模】 256スクリーン
7.4千万円半ば(74,586,600円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは0.9億円程度か。じわじわと伸びていくタイプの作品だろう』と書いたが、やや予想を下回ったものの大きくはズレていないか。
派手さはない作品だけに、オープニングがおとなしくても仕方がないところはある。

堤真一主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆10年「孤高のメス」
OP0.7億円→
これとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は4.9億円となる。
当面は5億円突破が目標となるか。

医療ドラマは数多く制作されているが、医療モノの映画は結構少ない気がする。
以下のようなものもあるが、内容が異なるために参考にはしにくい。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「孤高のメス」
OP0.7億円→
これとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は4.2~4.2億円となる。
4億円程度がミニマムラインとなるか。
平日にも稼げそうな作品なので、4億円は超えてくるのではないか。

“社会派映画”又は“渋い”映画の高い興行収入は以下の通り。
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝21.4→22.9
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→9.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3→7.7
☆09年「さまよう刃」トータル5.5億円
祝込3日1.5→2.8→4.0→4.6
☆10年「孤高のメス」
OP0.7億円→
「沈まぬ太陽」以外の対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は3.9~6.2億円となる。
ミニマム4億円、マックス6億円程度か。
大きく伸びるとは思えないが、ロングセールスも期待できるので、5億円程度が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
☆「BABY BABY BABY!」トータル3.0億円見込み(オープニング0.7億円)
☆「ROOKIES」トータル85.5億円(オープニング12.3億円)
☆「ハゲタカ」トータル8.3億円(オープニング1.5億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み(オープニング0.5億円)
☆「アフタースクール」トータル5.5億円(オープニング0.7億円)
☆「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円(オープニング1.8億円)
☆「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円(オープニング5.1億円)
これらとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は2.7~5.5億円となる。
3億円程度の可能性もあるが、年配層を中心に動員が期待できるだろう。

「孤高のメス」0.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「おっぱいバレー」0.8億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」0.7億円(トータル4.8億円)
☆「BABY BABY BABY!」0.7億円(トータル3.0億円)
<2008>
☆「明日への遺言」0.8億円(トータル6.0億円)
☆「Sweet Rain 死神の精度」0.8億円(トータル5.0億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」0.8億円(トータル4.6億円)
☆「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」0.8億円(トータル3.7億円)
これらとの対比で考えると、「孤高のメス」の興行収入は3.0~5.3億円となる。
派手さがない作品だが、良作と考えられる。
年配層がきちんと支えそうであり、極端な初動ではないだろう。
「孤高のメス」の興行収入は5億円と予想したい。
公開前の予想よりも低い結果となりそうだが、「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円というヒット作品をやや参考にし過ぎてしまったか。


8位:「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(松竹・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 6~7億円(OP時7億円)
【公開規模】 先週201スクリーン
トータルでは2.7億円半ばとなっているようだ。
1週間の伸びは1.7億円程度だろうか。
本作のような作品は年配層を中心に粘り込みそうだと考えたが、その通りとなるだろうか。
このような感動作は意外なヒットをするので警戒もしていたが、どうやら警戒をするほどのヒットにはなりそうもない。

やや地味目なヒューマンドラマは以下のとおり。
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆07年「象の背中」トータル5.7億円
OP0.9→2.9→4.1→4.9→5.4
☆07年「めがね」トータル5.0億円
祝込3日0.8(2日0.6)→1.7→2.6→3.3
☆08年「西の魔女が死んだ」トータル4.5億円
OP0.5→1.6→2.4→3.1→3.6
☆10年「RAILWAYS」
先1.0→2.8億円→
これらとの対比で考えると、「RAILWAYS」の興行収入は5.5~9.1億円となる。
これらの作品同様に、平日を中心に粘り込みが期待できそうだ。
6億円程度は超えてきそうだ。
高い伸びができれば、7~8億円まで伸びそうだ。

「RAILWAYS」2.8億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「60歳のラブレター」2.9億円(トータル7.9億円)
☆「真夏のオリオン」3.0億円(トータル5.7億円)
☆「さまよう刃」2.8億円(トータル5.5億円)
<2008>
☆「明日への遺言」2.4億円(トータル6.0億円)
☆「Sweet Rain 死神の精度」2.5億円(トータル5.0億円)
☆「ICHI」2.6億円(トータル4.5億円)
「ICHI」以外との対比で考えると、「RAILWAYS」の興行収入は5.3~7.6億円となる。
通常だと5億円程度の動きではあるが、伸びを期待したいところ。
しかし、それほど高い伸びをするとも思えないので、現時点では「RAILWAYS」の興行収入は6~7億円と予想したい。
先週7億円という予想だったが、そこまで伸びるかは微妙かもしれない。
ファミリーで見ても良さそうな作品なので、春休みか夏休み近くに公開してもよかったのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その1)

1位:「告白」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 16.0億円
【現時点での興行収入予想】 25億円
【配給会社期待値】 20億円以上
【公開規模】 266スクリーン
2.7億円弱(2億6984万円)のオープニングを飾った。
先週『このようなショッキングな作品は口コミでかなり伸びてくると思われる。オープニングは大したことがなく、「嫌われ松子の一生」のオープニング1.3億円の2割増の1.5億円程度か』と書いたが、予想外にオープニングから高かった。
暗めの作品であり、一般の観客の好みではないと考えたが、本屋大賞を受賞した問題作品であり、中島監督の手腕にも期待されていたのかもしれない。
内容や作品のデキを踏まえると、ロングセールスは確実であり、かなり伸びる可能性がありそうだ。

中島哲也監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
OP0.8→02.5→03.5→04.4→不明→5.5
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→05.0→07.4→09.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7(2日3.1)→8.7→13.7→16.8→祝込19.5→20.8→21.8
☆10年「告白」
OP2.7億円→
これらとの対比で考えると、「告白」の興行収入は20.6~22.1億円となる。
20億円突破が当面の目標となるが、あのデキならば突破は確実だろう。

サスペンス的な要素はあるが、ヒューマンドラマに近いか。
ロングセールス系の作品と比べてみたい。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7(2日3.8)→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝込21.4→22.9→24.3
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→09.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1
☆10年「告白」
OP2.6億円→
これらとの対比で考えると、「告白」の興行収入は20.0~29.1億円となる。
ミニマム20億円、現時点のマックスが30億円というところか。
今後の盛り上がり次第では、当然30億円を超えることはあろうが、現時点では25億円辺りが落ち着きどころか。
内容が内容だけに「おくりびと」のような現象にはならないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円(オープニング4.1億円)
☆「60歳のラブレター」トータル7.9億円(オープニング1.0億円)
☆「BABY BABY BABY!」トータル3.0億円見込み(オープニング0.7億円)
☆「ROOKIES」トータル85.5億円(オープニング12.3億円)
☆「ハゲタカ」トータル8.3億円(オープニング1.5億円)
<2008>
☆「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円(オープニング1.8億円)
☆「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み(オープニング0.5億円)
☆「アフタースクール」トータル5.5億円(オープニング0.7億円)
☆「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円(オープニング1.8億円)
☆「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円(オープニング5.1億円)
「BABY BABY BABY!」「僕の彼女はサイボーグ」以外との対比で考えると、「告白」の興行収入は13.4~20.5億円となる。
通常の作品では、マックスラインが20億円となるが、当然超えてくるはずだ。

「告白」2.6億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」2.8億円(トータル21.5億円)
☆「感染列島」3.0億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」2.3億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「おくりびと」祝除2.4億円(当年度30.5億円)
☆「私は貝になりたい」祝除2.6億円(トータル24.5億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」祝除2.6億円(トータル15.6億円)
「おくりびと」以外との対比で考えると、「告白」の興行収入は15.6~24.5億円となる。
通常の作品では15億円、良くて20億円、かなり伸びて25億円というオープニング成績となる。
かなり伸びることが確実と思えるので、現時点では「告白」の興行収入は25億円と予想したい。
ムーブメントは起きるのか、起きないのかどうかも注目となる。

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『嫌われ松子の一生』DVDレビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(辛いときがあったら、見ればよい)

「人生終わった」が口癖の人間が、その人生が終わる瞬間まで“希望”を捨てていなかったという点がなんとも印象深い。
完全に終わったような人生を送っていたとしても、「まだ、まだ行ける」と立ち上がろうとする姿には感動を覚える(階段から転げ落ちても、バットで殴られようと、なお立ち上がろうとする姿も印象的だ)。
そのような彼女の姿を見続けると、“自分もまだまだ終わらんよ”とチカラが沸いてくるようだ。

また、「留まるも地獄、行くも地獄ならば、一人じゃない方を選ぶ」という生き方はなかなか共感しにくいところはあるが、彼女としては“孤独”からどうしても逃れたかったのだろうと強く感じさせる。
“家族”という帰る場所を失い、自分の居場所を求めて彷徨った遍歴は、正しいか間違っているかは分からないが、決して悪くはない。
何かをしてもらうのではなくて何かをしたい、愛されるよりも愛したい、現代の“受動的”な人間行動を否定して、“能動的”に行動し続ける姿が心を打つ。
光GENJIネタの趣旨はイマイチよく分からなかったが、そういう趣旨からの行動なのかもしれない。
その他にも故郷を想起させる“川”なども、セリフは喋られないが、松子の気持ちを深く代弁している。
父親に愛されたかったという強い思いから思いついた“変顔”も印象的に使われている。
確か原作には盛り込まれておらず、中島監督のオリジナルアイディアと聞いたことがあったが、非常に高い効果を生んでいると感じる。
さらに、人生の最後を迎えて、天国のような階段を登り、家族や妹の元へ帰っていく姿も非常に美しく描かれている。
“嫌われ松子”は監督には非常に愛されていたと感じさせるシーンだ。
監督と中谷美紀の仲が非常に悪かったという噂だが、監督は松子というキャラクターに対して深く深く気持ちを込めていたのではないか。
女優に対してそれだけ多くの注文を付けることは、それだけこの作品に対して深く入り込んで、作品の質をより深めようとする努力みたいなものなのだろう。
この作品を観ると、監督の強い意気込みを感じられる。

松子という女性の一生を描くために、“ミュージカル”形式を採用したことも監督の狙い通りに完全にハマっている。
だらだらと断片的に人生を描くよりも、ストーリーがぐっと引き締まる。
その時々の松子の内面を印象的に描き出すとともに、歌詞を通しても観客にダイレクトにメッセージを伝えることができるような仕組みになっている。
残酷なストーリーだが、これによって笑って明るく見られるような効果もあるだろう。

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『パコと魔法の絵本』DVDレビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B+(独創的な作品なので見ても損はない)

映像のデキについては、独創的な世界が構築されており、かなり評価したいところ。
中身がそれほどあるとは思えない脚本を、奇抜さや遊びを交えつつ完全に活かし切っている。
個人的には、CGの使い方などはかなり上手いと感じられた(最後の対決を除く)。
CGのデキ自体はアニメチックではあるものの、実写とCGが効果的に融合されており、付加的な満足を与えている。
監督の世界がとっぴ過ぎていて、正直いって付いて行くのがメンドクサイと感じることもあったが、個性が強すぎることはあまり否定したくない。
失敗や批判を怖れずに、ガンガンとアイディアを盛り込むことは“ヤリスギ”と思われるかもしれないが、本作のテイストを踏まえると、深く考えずに突っ走ることは悪くはない。

難点としては、映像的な世界に対しては満足することができるが、ストーリー面に対してはそれほど満足することができないところだろうか。
心が弱い人々が多数登場するが、どのキャラクターに対しても感情移入しにくいところがある。
強く生きることを強いられて、弱い面を見せることができなかった寂しい人たちの“弱さ”とパコという“強い”少女との交流を通して、何か熱いものを刻み込んで欲しかったところだ。
ファンタジックな世界なので、ミラクル的なストーリーもあってもよい。
最後は現実的なラインに落ち着いてしまったような気がする。
オオヌキを殺さないで、パコを死なすという展開は意表を付いているのかもしれないが、いい具合にオチが付いていない。
いい具合にオチが付かないので、現代パートに戻って、訳の分からない形で逃げたようなオチというのはいかがなものか。

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全米映画興行収入(6月2週目)

1位となったのは3週目の「シュレック フォーエバー」。
3週連続1位を獲得したが、ライバル作品の不調が要因であり、手放しで喜べる記録ではない。
トータルでは183百万ドルとなっている。
ようやく製作費165百万ドルを回収したが、物足りない動きだ。
最終章にも関わらず、既に飽きられてしまったのだろうか。

「シュレック」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP042→099→148→176→198→215→228
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→315→353→379→397→408
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP071→133→183百万ドル→
最終作及び3Dということを踏まえると、1億ドルのオープニングを超えたかった。
本作は初動タイプと思われるので、「シュレック」(トータル268百万ドル)以下の2億3~4千万ドル程度が当面の落ち着きどころか。
「ヒックとドラゴン」のオープニング成績が悪かったことから、ドリームワークスの株が下がったといわれているが、今回はどうなったのだろうか。

なお、ドリームワークス製作の「ヒックとドラゴン」「カンフーパンダ」の興行収入は以下のとおり。
☆08年「カンフーパンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207
☆10年「ヒックとドラゴン」現時点で214百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP71→133→183百万ドル→
これらに敗れることはないと思いたいが、どうなるだろうか。
評価はそれほど悪くはないようだが、良くもない。


2位となったのは新作の「Get Him to the Greek」。
監督は、「寝取られ男のラブ♂バカンス」のニコラス・ストーラー。
主演は、「寝取られ男のラブ♂バカンス」のラッセル・ブランド、ジョナ・ヒル。
17百万ドルのオープニングを飾った。
事前には19.6百万ドルのオープニングと予想されていたが、少々低い結果となっている。

ヒット作品を次々と生み出す有名コメディプロデューサーのジャド・アパトーがプロデュースするコメディであり、「寝取られ男のラブ♂バカンス」のスピンオフ作品となっている。
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆10年「Get Him to the Greek」
OP17百万ドル→
前作と同程度のオープニングであり、5千万ドル程度の興行収入が期待できそうだ。
しかし、制作費は4千万ドルであり、あまり美味しいビジネスではない。
アメリカ以外では稼ぎにくい作品なので、もう少し製作費を抑えた方がよさそうだ。
アメリカ人には好みのテイストのようであり、評価はいつも通り高い。


3位となったのは新作のアクションコメディ「Killers」。
監督は、「キューティ・ブロンド」(トータル97百万ドル)、「ウェディング宣言」(トータル83百万ドル)、「ラスベガスをぶっつぶせ」(トータル81百万ドル)、「男と女の不都合な真実」(トータル89百万ドル)のロバート・ルケティック。
主演は、アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグル。
16百万ドルのオープニングを飾った。
事前には16.9百万ドルのオープニングと予想されており、予想通りといえるが、過去のロバート・ルケティック作品よりもオープニングがかなり低い。

キャサリン・ハイグルには前述の「男と女の不都合な真実」以外にも「幸せになるための27のドレス」(トータル77百万ドル)というヒット作品がある。
アシュトン・カッチャーには「バレンタイン・デー」(トータル110百万ドル)、「ベガスの恋に勝つルール」(トータル80百万ドル)といったヒット作品があり、この2人のコラボならば、トータルで8千~1億ドルは稼ぎたかったところだ。
アクションコメディというジャンルならば、最近公開されていたスティーヴ・カレル、ティナ・フェイ主演の「Date Night」(現時点で95百万ドル)程度は稼ぎたいところだ。
どちらもまだまだ安定度には欠くということなのだろうか。

☆09年「男と女の不都合な真実」トータル89百万ドル
OP28→55→69→77→83
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆10年「Date Night」(現時点で95百万ドル)
OP25→49→63→74→81
☆10年「Killers」
OP16百万ドル→
これらを踏まえると、5千万ドル程度の興行収入となるだろうか。
評価はかなり悪いことから、4千万ドル程度に留まる可能性もある。


4位となったのは2週目の「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」。
監督は、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のマイク・ニューウェル。
主演は、ジェイク・ギレンホール。
トータルでは59百万ドルとなっている。
製作費200百万ドルの回収は不可能だ。

ディズニー&ブラッカイマーの「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは無理としても、「ナショナル・トレジャー」シリーズ程度は期待されていたのではないか。
☆04年「ナショナル・トレジャー」トータル173百万ドル
OP35→088→110→124→133→141
☆07年「ナショナル・トレジャー2」トータル220百万ドル
OP88→151→176→190→201→207
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→059百万ドル→
当面は1億ドルが目標となるか。

今年公開された以下の作品もライバルとなる。
☆10年「タイタンの戦い」トータル161百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→059→071→078→082→085
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→059百万ドル→
「パーシー・ジャクソン」とほぼ同じ歩みをみせている。
評価はそれほど悪くはないようであり、楽しめる作品なので「パーシー・ジャクソン」よりもやや粘るのではないかと期待したいところ。


5位となったのは2週目の「セックス・アンド・ザ・シティ2」。
監督は、前作に引き続きマイケル・パトリック・キング。
主演は、サラ・ジェシカ・パーカー。
トータルでは73百万ドルとなっている。
初動タイプの作品らしく急落している。
評価も良くないことが要因か。
このままでは「3」の製作に黄色信号がともりそうだ。
製作費100百万ドル回収も微妙となっている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル153百万ドル
OP57→99→120→132→140→145
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
先45(31)→73→
初動タイプと考えられるので、前作どころか1億ドルを割る可能性もある。
サラ・ジェシカ・パーカーは「噂のモーガン夫妻」(トータル30百万ドル)のようにそれほど稼げる女優ではないこともあったか。

とりあえずは近年のラブコメ作品がライバルとなりそうだ。
☆09年「恋するベーカリー」トータル113百万ドル
OP22→59→076→089→098→104
☆10年「バレンタインデー」トータル110百万ドル
OP56→87→100→106→109→110
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
先45(31)→73→
「恋するベーカリー」は年末公開映画。
「バレンタインデー」に比べると大きく劣るオープニングとなっていた。
これらに勝つことはできるだろうか。


6位となったのは新作の動物モノのファミリーコメディ「Marmaduke」。
監督は、「シャンハイ・ヌーン」(トータル57百万ドル)、「ショウタイム」(トータル38百万ドル)、「恋するレシピ」(トータル89百万ドル)のトム・デイ。
11百万ドルのオープニングを飾った。
事前には16.2百万ドルのオープニングと予想されていたが、かなり低い結果となっている。
製作費5千万ドルの回収はほぼ絶望的で、3千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
普通ならば手堅く稼げそうな動物ファミリー作品ではあるが、ブレンダン・フレイザー主演の動物ファミリー作品「Furry Vengeance」が2千万ドル以下と最近コケたばかり。
この手の作品はそろそろ飽きられつつあるのか。
評価はかなり悪いこともヒットしていない要因のようだ。


7位は5週目の「アイアンマン2」。
監督は前作に引き続き、ジョン・ファヴロー。
主演はロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ。
敵役として、ミッキー・ローク、スカーレット・ヨハンソンが登場。
前作のテレンス・ハワードに代わって、ドン・チードルが本作の相方となっている。
製作費2億ドルをあっさりと回収している。
トータル291百万ドルとなっており、3億ドル突破が見えてきた。
評価はまあまあ高いようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251→275→291百万ドル→
前作に比べて伸びも高いので、前作超えは不可能ではない。

同じくアメコミヒーローモノの「スパイダーマン3」、今年公開された「アリス・イン・ワンダーランド」を超えられるかも注目となるか。
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP182→253→290→311→321→328→331→333
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」現時点で334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324→328
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251→275→291百万ドル→
「アリス・イン・ワンダーランド」には完全に逆転されている。
これらを踏まえると、現時点では3億2千万ドル程度が落ち着きどころとなりそうだ。
もし、これらに負けることとなっても3億ドル近く稼げれば、文句なしの大成功といえるだろう。


8位となったのは新作のSFホラー「Splice」。
監督は、「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ。
主演は、エイドリアン・ブロディとサラ・ポーリー。
7百万ドルのオープニングを飾った。
事前には11.5百万ドルのオープニングと予想されていたが、かなり低い結果となっている。
製作費3千万ドルの回収が目標となりそうだが、2千万ドル台の興行収入となりそうだ。
普通のホラー作品は当たりやすいが、この手のSFホラーは受けいられないことが多い。
評価はかなり高いようだが、それでもダメらしい。


9位は4週目の「ロビン・フッド」。
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演というゴールデンコンビ。
ケイト・ブランシェットも出演している。
トータルでは94百万ドルとなっている。
制作費が2億ドルという高額作品であり、アメリカ国内では製作費回収は難しそうだ。
しかし、全世界レベルでは稼げそうな作品なので、これほどの予算を投じられているのだろう。
評価はまあまあ高いようだ。

リドリー・スコット監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年「グラディエーター」トータル188百万ドル
OP35→74→103→123→139→150
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル
OP44→80→101→116→122→126
☆10年「ロビン・フッド」
OP36→66→083→094百万ドル→
当面は1億ドル突破が目標となり、1億2千万ドルが落ち着きどころか。
05年「キングダム・オブ・ヘブン」(トータル47百万ドル)、08年「ワールド・オブ・ライズ」(トータル39百万ドル)といった大コケ作品があるので心配したが、制作費を無視すれば、リドリー・スコット、ラッセル・クロウ作品としてはそれほど悪くはない成績となりそうだ。
91年ケヴィン・コスナー主演の「ロビン・フッド」はトータル165百万ドルを稼ぐ大ヒットとなっているが、この手の歴史モノ作品は稼げにくい。


10位は4週目の「Letters to Juliet」。
「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド主演のラブストーリー。
監督は「13ラブ30」(トータル57百万ドル)、「シャーロットのおくりもの」(トータル83百万ドル)、「ブライダル・ウォーズ」(トータル59百万ドル)のゲイリー・ウィニック。
トータルでは43百万ドルとなっている。
「13ラブ30」(トータル57百万ドル)、「ブライダル・ウォーズ」(トータル59百万ドル)をやや下回る4千万ドル台の興行収入となりそうだ。
今年公開された「Dear John」がスマッシュヒット(トータル80百万ドル)したアマンダ・セイフライドだが、実績はまだまだ足りないので、この程度でも十分だろう。
評価はそれほど悪くはないようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆TVドラマのリメイク作品「The A-Team」
☆人気シリーズのリメイク作品「The Karate Kid」
リメイク対決が注目となる。
「The A-Team」はヒットしそうだが、「The Karate Kid」はどうだろうか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

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