ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目その2)

1位:「THE LAST MESSAGE 海猿」(東宝・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 47.5億円
【現時点での興行収入予想】 70.0億円
【配給会社期待値等】 100億円
【公開規模】 467スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは32.0億円半ばとなっている。
祝日を含んだ1週間の伸びは22.5億円弱程度だろうか。
コケるという発想はなかったが、ここまでの大ヒットになるという発想もなかった。
3Dなので観たいという作品ではあるまい。
待ちわびたというタイプの作品ではなく、むしろ待たれていたのは「踊る大捜査線」の方だったはずであるが、これを大きく超える動きとなっている。
やはり、泣けそうな映画は強いということか。

☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝3日14.3→32.1億円→
連休があったので、1週上乗せしたとしても、70億円を超えるヒットになりそうだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝3日14.3→32.1億円→
連休があったので、前作の3週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は64.2億円となる。
1週上乗せしているので、この対比を超えるはずだ。
前作を超えることが当面の目標となる。

近年公開されたドラマ映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3億円→
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝3日14.3→32.1億円→
「のだめ」や「ごくせん」の興行収入をあっという間に射程圏に入れた。
連休があったので、これらの3週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は54.1~72.7億円となる。
連休があったので難しいが、基本的には若年層向けの作品であり、観客層の幅が広いわけではない。
「バイオハザードⅣ アフターライフ」がいくら爆発しても100億円に届かないのと同様に、本作の勢いもそのうち止まると考えられる。
100億円突破は難しく、70億円突破が目標となるか。

「THE LAST MESSAGE 海猿」32.1億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので一週上乗せ)。
<2009>
☆「ROOKIES-卒業-」48.6億円(トータル85.5億円)
☆「20世紀少年<最終章> 」27.9億円(トータル44.1億円)
<2008>
☆「花より男子F」37.9億円(トータル77.5億円)
☆「容疑者Xの献身」24.4億円(トータル49.2億円)
これらとの対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は50.7~65.6億円となる。
連休があり、1週上乗せしているので、判断が難しいが、現時点では極端に伸びないという予想にすると、マックス70億円台、ミニマム50億円台というところか。
極端な伸びはないだろうが、すぐに伸びが止まるとも思えないので、前作の「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円と同程度の70.0億円という予想にしておきたい。
興味がない者は見ないシリーズモノであり、ドラマも映画も漫画も触ったことがない者が飛びつく作品でもないだろう。
公開前個人予想は47.5億円だったので、大きく外しそうだ。
「踊る」がやや期待ハズレということもあり、本作を大きく予想することは難しかった。
前作の大ヒットは何かの弾みであり、前作どおりのヒットになるという予想はしにくい作品ではないか。


6位:「BECK」(松竹・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 20.5億円
【現時点での興行収入予想】 17.5億円
【公開規模】 313スクリーン(先週比-3スクリーン)
7.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは14.7億円半ばとなっている。
祝日を含んだ1週間の伸びは3.0億円半ば程度だろうか。
それなりには伸びてはいるが、あまり話題になっているようには思えない。
水嶋ヒロの事務所移籍の件が話題となっているが、宣伝となっただろうか。
やはり一般に広く浸透するほどの題材ではなかったということか。
オープニング時には『目標は30億円』などというネット上の記事も散見されたが、そこまで伸びるとは到底思えない。

堤幸彦監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0→
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7億円→
5年で13本目となるだろうか。
漫画原作モノをやりたいのか、ドラマの映画化をやりたいのか、年配向け感動作をやりたいのか、よく分からない監督だが、恐らく全部やりたいのだろう。
多忙のためか、しっかりと製作されているようなイメージがない。
祝日を無視すれば、「TRICK劇場版3」と似通った動きとなっている。
連休があったので、主要作品との5週目との対比で考えると、「BECK」の興行収入は16.4~17.9億円となる。
「TRICK劇場版3」をやや下回る程度が落ち着きどころか。

水嶋ヒロ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7億円→
「ドロップ」のような口コミで伸びていくようなヒットにはならないだろう。
この5週目との対比で考えると、「BECK」の興行収入は17.9億円となる。
この辺りがマックスラインか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」「20世紀少年」を除く)。
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆05年「NANA」トータル40.3億円
OP5.4→不明→21.8→28.5→32.1
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→水曜25.3→26.5→27.9→28.8
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(2日3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7
☆06年「NANA2」トータル12.5億円
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝込11.0→11.7
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7億円→
連休があったので、主要作品との5週目との対比で考えると、「BECK」の興行収入は16.7~18.7億円となる。
「デトロイト・メタル・シティ」対比で17.1億円、「カイジ 人生逆転ゲーム」対比で16.8億円となるので、30億円どころか20億円突破も厳しいような気がする。
「クローズZERO」シリーズに比べると、数字が低いことが分かるだろう。

「BECK」14.7億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので一週上乗せ)。
<2009>
☆「ドロップ」16.1億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」16.5億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」15.5億円(トータル18.1億円)
☆「GOEMON」13.4億円(トータル14.3億円)
<2008>
☆「母べえ」15.7億円(トータル21.2億円)
☆「K-20」16.5億円(トータル20.0億円)
☆「陰日向に咲く」16.3億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」15.2億円(トータル17.2億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」13.9億円(トータル15.6億円)
これらとの対比で考えると、「BECK」の興行収入は15.7~17.8億円となる。
マックスが18億円辺り、ミニマムは16億円辺りとなりそうだ。
一週上乗せしているので、この対比を超える可能性がある。
「BECK」の興行収入は先週に引き続き17.5億円と予想したい。
堤監督作品なので、「告白」のように話題となり、ロングセールスするようなデキには仕上がっていないだろう。
漫画原作作品であり、超初動タイプになる可能性の方を心配すべきだが、水嶋ヒロの最後の雄姿かもしれないので、急激に下落することもないだろう。
公開前個人予想は20.5億円だったので、やや高すぎたようだ。
原作の人気が自分にはよく分からなかったので、読み切れなかったが、それほど大きくもハズしていないか。
松竹作品・堤監督などを踏まえれば、十億円台後半は妥当なラインかもしれない。


7位:「劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-」(松竹・TBS)<2週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 8億円
【公開規模】 88スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.5億円弱となっている。
祝日を含んだ1週間の伸びは2.6億円弱程度だろうか。
このシリーズの人気が高いのかどうか、イマイチ分からなかったが、低くはないようだ。
完全オリジナル新作という注目度もあったか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」トータル8.6億円
OP1.6→3.9→5.5→6.6→不明→7.7
☆05年「機動戦士ZガンダムⅡ/恋人たち」トータル6.0億円
OP1.2→2.7→3.5→4.0→4.7
☆06年「機動戦士ZガンダムⅢ/星の鼓動は愛」トータル4.9億円
OP1.2→2.6
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」
祝3日2.5→4.5億円→
連休があったので、これらの3週目との対比で考えると、「劇場版 機動戦士ガンダム00」の興行収入は7.0~7.7億円となる。
継ぎ接ぎだらけでデキの悪い「機動戦士Zガンダム」が参考になるかは分からないが、「ヱヴァ」のようなロングセールスにもならないだろう。
対比の7億円を超えて、「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」トータル8.6億円を超えない程度が落ち着きどころか。
「機動戦士ガンダム00」の興行収入は8億円と予想しておきたい。
固定ファンが何度か足を運ぶだろう。
「ヱヴァ」や「サマーウォーズ」のような伸びはないと思うが、ある程度の伸びは続くと思う。
公開前個人予想は7.0億円だったので、ヨミはそれほど悪くはなかったようだ。
評価はよく分からないが、微妙のようだ。


9位:「借りぐらしのアリエッティ」(東宝・日本テレビ)<11週目>
【公開前個人予想】 90.0億円
【現時点での興行収入予想】 95億円(OP時~7週目90.0億円)
【配給会社期待値】 100億円突破確実
【公開規模】 352スクリーン(先週比-1スクリーン)
4.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは89.8億円となっている。
祝日を含んだ1週間の伸びは1.8億円弱程度だろうか。
安定度の高いジブリ作品であり、宮崎駿監督ではなくても問題なく稼いでいるが、100億円突破は難しそうだ。
やはり、東宝の100億円突破確実はアテにはならないところがあった。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日13.5→2週目12.7→3週目13.6→4週目10.5→5週目14.4→
→6週目9.2→7週目6.4→8週目4.0→9週目2.2→10週目1.6→
→11週目1.8億円となっている。
伸びは当然のように安定しているが、夏休みも終わり、そろそろ勢いも収まってきたか。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
10週目164.2→168.5→172.3→177.0→178.9→181.1→182.8
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
10週目73.8→76.3→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目祝140.5→143.1→145.8→147.6→祝149.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
10週目88.1→89.8億円→
「ゲド戦記」トータル76.5億円は余裕で超えた。
連休はあったので、「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」の12週目との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は95.5~102.2億円となる。
宮崎駿監督作品ではないので、これらのような伸びは発揮しないだろう。
これらの対比をやや下回る程度が落ち着きどころか。

以下のようなディズニー系作品も参考になりそうだ。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118億円見込み
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
10週目88.1→89.8億円→
これとの対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は91.0億円となる。
伸びがあるジブリ系であり、これらの対比を超えるだろう。
91億円を超えて、96億円を超えない程度と考えて、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は先週に引き続き95億円と予想したい。
ここまで伸びるかはやや微妙だが、まだまだ伸びてはくるだろう。
オープニングから7週目までは90.0億円と予想していたが、思ったよりも伸びが持続していたこともあり、粘りそうだ。
公開前個人予想は90.0億円だったので、当たりといえるだろう。
ジブリ系の安定度はやはり高く、こちらの期待に応えてくれるようだ。


11位:「ハナミズキ」(東宝・TBS)<6週目>
【公開前個人予想】 26.0億円
【現時点での興行収入予想】 28億円後半(2~4週目35.0億円、OP時30.5億円)
【公開規模】 310スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは26.8億円弱となっている。
祝日を含んだ1週間の伸びは1.8億円半ば程度だろうか。
知名度のある素材、切な系のラブストーリー、キャスティング、実績のある監督など、ヒットの要素に溢れていた。
やはり、この手の作品はハズれないようだ。
ただ、9月の連休に期待はしたものの、勢いがだいぶ弱まってしまった。
「海猿」や「君に届け」といったライバル作品の存在も厳しい要因だった。

本作の監督の土井裕泰は、意外と実績のある監督のようだ。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
OP3.0→10.4→17.1→23.3→29.8→34.2→37.6
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8億円→
連休があったので、これらの7週目との対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は29.2~34.2億円となる。
「いま、会いにゆきます」は異例のヒットといえるので参考にはならないだろう。
とりあえずは30億円突破、「涙そうそう」トータル31.0億円突破が目標となるが、超えそうもない。
「涙そうそう」に比べて、伸びがなさすぎる。

新垣結衣主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝16.8→17.3
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8億円→
連休があったので、これらの7週目との対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は28.0~30.7億円となる。
このまま上手く伸ばせば、「恋空」トータル39.0億円も視野に入るかもしれないと思ったが、甘くはなかったようだ。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8億円→
連休があったので、これらの7週目との対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は28.4~29.0億円となる。
『「余命1か月の花嫁」を超えるか』と思ったが、無理そうだ。

「ハナミズキ」26.8億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので一週上乗せ)。
<2009>
☆「余命1か月の花嫁」29.1億円(トータル31.5億円)
☆「ヤッターマン」29.2億円(トータル31.4億円)
☆「クローズZEROⅡ」28.8億円(トータル30.2億円)
☆「沈まぬ太陽」24.3億円(トータル28.0億円)
<2008>
☆「L change the WorLd」29.7億円(トータル31.0億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」22.4億円(トータル23.4億円)
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は28.0~30.9億円となる。
現時点ではマックス30億円、ミニマム28億円程度となるか。
9月の連休に期待したが、他のライバル作品のために、完全に没落してしまった。
「ハナミズキ」の興行収入は28億円後半と予想したい。
オープニング時の30.5億円予想から、2週目に35.0億円に予想を引き上げてしまい、完全に失敗してしまった。
「涙そうそう」のように全般向けの映画ではなくて、若年層向けの作品だけに、旬が過ぎるのが早かったようだ。
参考となる「涙そうそう」トータル31.0億円、「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円の存在も予想を難しくした。
公開前個人予想は26.0億円だったので、こちらは当たりとなりそうだ。
伸びはなかったが、この手の作品は思っているよりもヒットするようだ。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(10月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「ガフールの伝説」(ワーナー)
<275館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ○
ザック・スナイダー監督作品なので見る予定だが、ザック・スナイダー監督作品でなければ、観たいとは思わない。
多くの人はザック・スナイダー監督のことを知らないので、本作を観たいとは思わないだろう。

【監督】 ザック・スナイダー
ザック・スナイダー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆09年「ウォッチメン」トータル4億円台か
OP1.1→2.7→3.6
他には「ドーン・オブ・ザ・デッド」を手掛けている。
「300<スリーハンドレッド>」で示した特異なビジュアルに定評がある。
彼の名前だけで足を運ぶ者もいるだろう。
「ウォッチメン」と同程度か、やや下回る程度は稼げるか。

【キャスティング】 (吹替え)市原隼人、川島海荷
悪くはない選択だが、あまり効果はなさそうだ。

【題材】 「3Dアニメ」
最近のハリウッドアニメの興行収入は以下の通り(ピクサー作品、シュレックを除く)。
☆06年公開「森のリトルギャング」トータル11.0億円
OP1.1→4.2→7.6
☆06年公開「アイス・エイジ2」トータル9億円見込み
OP1.5→3.3→7.6→8.1→8.9
☆06年公開「ライアンを探せ!」トータル8.5億円
OP1.2→2.4→4.4→7.3
☆07年公開「モンスター・ハウス」トータル5.6億円
OP1.4→3.0→4.1→4.4
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆09年公開「モンスターVSエイリアン」不明(※夏公開)
OP1.2→2.4→4.2
☆09年公開「アイス・エイジ3」不明(※夏公開)
OP0.4→1.2
☆09年公開「くもりときどきミートボール」
OP0.3→1.5→1.8→2.0→2.0
☆10年公開「コララインと魔法のボタン」
金0.7→1.6→2.1
☆10年公開「プリンセスと魔法のキス」
OP0.9→2.1→2.9→3.8→4.5億円→
☆10年公開「ヒックとドラゴン」
OP1.2→4.8億円→
フクロウが活躍する映画など、ほとんど興味を引かないので、かなりの苦戦が予想される。
「ヒックとドラゴン」は超えずに、「モンスターVSエイリアン」「コララインと魔法のボタン」辺りではないか。
「くもりときどきミートボール」程度は超えるだろう。
ザック・スナイダー監督というネームヴァリュー込みで、3~4億円程度か。

【予告編・TVCM】 観たことがない

【支持基盤・ターゲット】 ファミリー層
ファミリー層がターゲットなるが、肝心のファミリー層が動きそうもない作品。
フクロウが活躍する映画に需要はなく、恐らくコケるだろう。

【評価・予想】 3~4億円(オープニング1.0億円)
ファミリー層が動きそうもないアニメ作品だけに苦戦が予想される。
上述のとおり「ガフールの伝説」の興行収入は3~4億円という予想にしたい。
いくら映像が美しくても、それだけでは厳しいだろう。
ザック・スナイダー監督の知名度だけが頼りだ。
金曜日からのオープニング3日は1.0億円程度か。
ここまで稼げるかどうかも不安がある。
アメリカでは原作が有名のようだが、それでもコケており、原作の知名度が全くない日本でヒットするとは思えない。


「大奥」(松竹・アスミック・TBS)
<307館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
見ることはないが、設定は面白そうだと思う。

【監督】 金子文紀
「木更津キャッツアイ」シリーズを手掛けている。
ドラマなどでも定評があり、それほど悪い作品には仕上がっていないだろう。

【キャスティング】 二宮和也、柴咲コウ、堀北真希、大倉忠義
他の出演者も豪華であり、コケることは許されない。
嵐の人気の高さ、柴咲コウの実績の高さもあり、間違いなくヒットするだろう。

柴咲コウ主演作の興行収入は以下の通り。
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1
☆07年「舞妓 Haaaan!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝17.1→18.5→19.3→19.9
☆08年「少林少女」トータル15.1億円
OP1.9→祝10.0→11.2→12.9→13.8→14.3
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
「食堂かたつむり」はイマイチだったが、共演者の邪魔をしない女優。
今回も大丈夫だろう。
「舞妓 Haaaan!!!」辺りは超えるか。
「どろろ」までは厳しいか。

【題材】 「時代劇」「漫画の映画化」
仲間由紀恵主演の「大奥」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝込14.0→16.8→19.1→20.4
これを超えるだろうか。

内容はよく分からないが、時代劇というよりも、ラブストーリー関連作品も参考になるか。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
20億円ラインは超えて、30億円台になるか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
イマイチ内容が見えてこないが、設定がユニークなので手の内を明かす必要はあるまい。

【支持基盤・ターゲット】 10~30歳代の女性・カップル
時代背景やフィクションなどの不安定要素もあるが、女性受けしそうな作品であり、コケることはないだろう。
若い層の女性がしっかりと支えてくれると考えたい。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「カムイ外伝」トータル11.2億円(オープニング2日1.6億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円(オープニング3日5.3億円)
<2008>
☆「おくりびと」当年度31.0億円(オープニング2日2.4億円)
☆「パコと魔法の絵本」トータル23.4億円(オープニング2日3.1億円)
☆「イキガミ」トータル8.0億円(オープニング1.3億円)
☆「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(オープニング5.4億円)
「カイジ 人生逆転ゲーム」は超えるはず。

【評価・予想】 30.0億円(オープニング3日5.2億円)
柴咲主演の「舞妓 Haaaan!!!」トータル20.8億円、過去の「大奥」トータル22.0億円を超えると考えて、柴咲主演の「どろろ」トータル34.5億円、話題作の「恋空」トータル39.0億円辺りがマックスラインとなるか。
20億円以上、40億円以下ということになるのではないか。
予想は難しいが、かなりのヒットになると考えたい。
20億円ラインは突破して、30億円ラインの攻防となるのではないか。
「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円をやや下回る程度と考えて、「大奥」の興行収入は30.0億円と予想したい。
オープニングは「余命1か月の花嫁」と同程度の4.0億円程度だろうか。
映画の日の金曜日から公開されるので、それを加えると、5.2億円程度となるか。
東宝作品ではなくて、松竹作品という不安もあるが、この作品に関しては大丈夫だろう。

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目その1)

動員2位:「君に届け」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 14~15億円
【配給会社期待値等】  (20億円?)
【公開規模】 285スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3億円(233,950,500円)のオープニングを飾った。
公開前に予想はできなかったが、「僕の初恋をキミに捧ぐ」を下回る程度のヒットにはなるかなというイメージはもっていた。
人気漫画原作でもあり、この手の作品はコケることはないだろう。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆08年「砂時計」トータル10.0億円(夏帆・松下)
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5→09.7
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9億円→
☆10年「君に届け」
OP2.3億円→
正月映画の「赤い糸」以外との対比で考えると、「君に届け」の興行収入は15.3~19.2億円となる。
「僕の初恋をキミに捧ぐ」対比の17.7億円程度がマックスラインか。
20億円突破を向けて好スタートというネットの記事もあるが、20億円突破はどうだろうか。

「君に届け」2.3億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」2.8億円(トータル21.5億円)
☆「BALLAD」2.3億円(トータル18.1億円)
☆「なくもんか」2.1億円(トータル13.5億円)
<2008>
☆「陰日向に咲く」2.4億円(トータル19.5億円)
☆「ゲゲゲの鬼太郎」2.3億円(トータル14.5億円)
☆「ハッピーフライト」2.2億円(トータル13.3億円)
これらとの対比で考えると、「君に届け」の興行収入は13.9~18.7億円となる。

マックス18億円、ミニマム14億円程度となろうか。
大きく伸びるような気配はなさそうだ。
10月に3連休はあるが、スケジュール的に恵まれた感もなく、「君に届け」の興行収入は14~15億円程度という予想にしたい。
「海猿」のような強力のライバルも痛かったか。
20億円を超えることはないと思うが、キャスティングや題材等を踏まえると、たとえ10億円台半ばでも文句のないヒットといえるだろう。


動員3位:「十三人の刺客」(東宝・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【配給会社期待値等】  (20億円?)
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3億円弱(228,375,200円)のオープニングを飾った。
公開前に予想はできなかったが、爆発的なヒットにはならないものの、ベネチア等で話題となったことが報じられたため、コケることはなく、10億円台のヒットになるかなというイメージを持っていた。
ただ、時代劇はやはり万人に好まれるジャンルではなく、また年配層向けの時代劇ではないため、ある程度のリスクはあるのではないかと思ったが、このオープニングならば一安心だろう。

三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→水曜25.3→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」
OP2.3億円→
10年「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」、08年「神様のパズル」、07年「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」など大コケした作品も多いが、ヒットメーカーといえる監督。
「妖怪大戦争」以外との対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は12.2~15.7億円となる。
初動タイプの作品が多いが、本作は粘るのではないか。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6→3.3億円→
☆10年「十三人の刺客」
OP2.3億円→
「SHINOBI」以外との対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は11.9~18.1億円となる。
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」対比の16.0億円を超える程度となるか。
評価が高いので、「BALLAD 名もなき恋のうた」対比の18.1億円まで伸びるか。

「十三人の刺客」2.3億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」2.8億円(トータル21.5億円)
☆「BALLAD」2.3億円(トータル18.1億円)
☆「なくもんか」2.1億円(トータル13.5億円)
<2008>
☆「陰日向に咲く」2.4億円(トータル19.5億円)
☆「ゲゲゲの鬼太郎」2.3億円(トータル14.5億円)
☆「ハッピーフライト」2.2億円(トータル13.3億円)
これらとの対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は13.9~18.7億円となる。

マックス20億円、ミニマム15億円程度というところか。
年配層も一応動きそうなので、初動タイプではないだろう。
場合によれば20億円を超えることもあるだろうが、「十三人の刺客」の興行収入は17~18億円という予想にしたい。
「告白」のような口コミでロングヒットになるような作品ではあるまい。
常識的な伸びをするのではないか。
比較的稼ぎにくい時代劇なので、この程度稼げば、個人的には十分と思う。

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全米映画興行収入(9月第4週目)

1位となったのは、新作の「ウォール・ストリート」。
事前には週末3日間で24.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る19.0百万ドルのオープニングを飾った。

「ウォール街」の続編となる。
監督はもちろんオリバー・ストーン。
オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆86年「プラトーン」トータル139百万ドル
☆87年「ウォール街」トータル44百万ドル
☆89年「7月4日に生まれて」トータル70百万ドル
☆91年「ドアーズ」トータル34百万ドル
☆91年「JFK」トータル70百万ドル
☆93年「天と地」トータル6百万ドル
☆94年「ナチュラル・ボーン・キラーズ」トータル50百万ドル
☆95年「ニクソン」トータル14百万ドル
☆97年「Uターン」トータル7百万ドル
☆99年「エニイ・ギブン・サンデー」トータル76百万ドル
先21(OP14)→46→59→66→70→72
☆04年「アレキサンダー」トータル34百万ドル
先22(OP14)→30→33→34→34→34
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
先27(OP19)→45→56→62→67→69
☆08年「W.」トータル26百万ドル
☆10年「ウォール・ストリート」
OP19百万ドル→
7千万ドル台の作品が目立つので、当面の目標はこの程度となりそうだ。

主演は、マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン、スーザン・サランドンと豪華。
評価もそれほど悪くはなく、少々粘りそうだが、オープニングが期待値よりも低いので、7千万ドルに届くかどうかというところか。
「ウォール・ストリート」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。


2位となったのは、新作の「ガフールの伝説」。
事前には週末3日間で23.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る16.3百万ドルのオープニングを飾った。
フクロウを主人公とした3Dアニメ作品。
映像の美しさによる話題作と思われていただけにこの出遅れは痛すぎる。
監督がクセのあるザック・スナイダーだけに、ファミリー向け作品のように感じられなかったのだろうか。

ザック・スナイダー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ドーン・オブ・ザ・デッド」トータル59百万ドル
OP27→044→052→055→057→058
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆10年「ガフールの伝説」
OP16百万ドル→
評価は高いので、やや粘ると考えても、「ガフールの伝説」の興行収入は4千万ドル台だろうか。
拡大公開された3Dアニメ作品としては、最低レベルの興行収入となりそうだ。



3位は2週目の「The Town」。
トータルでは49百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルを楽に回収している。

ベン・アフレック監督・脚本・主演のクライムドラマ。
犯罪がはびこる街で、人生などを問うような重厚な作品となっている。
共演は「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー。

ベン・アフレックが過去に監督した作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「ゴーン・ベイビー・ゴーン」トータル20百万ドル
OP06→11→15→17→18
☆10年「The Town」
OP24→49百万ドル→
「The Town」の興行収入は8~9千万ドル程度となりそうだ。
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」同様に、本作の評価も相当に高く、監督としての才能を開花させている。
俳優としての才能はそれほど認められていなかったが、アカデミー賞脚本賞を過去に受賞した才能は伊達ではなかったようだ。


4位は2週目の「Easy A」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
製作費は8百万ドルであり、大黒字となっている。
エマ・ストーン主演の学園モノのラブコメ作品。
エマ・ストーンは、「スーパーバッド」(トータル121百万ドル)「キューティ・バニー」(トータル48百万ドル)、「ゾンビランド」(トータル76百万ドル)などに出演していた若手女優。
学園モノのラブコメ作品は相当に需要があるようだ。

彼女が主演ではなかったが、「キューティ・バニー」の興行収入も高かった。
☆08年「キューティ・バニー」トータル48百万ドル(※主演はアンナ・ファリス)
OP15→28→37→42→46
☆10年「Easy A」
OP18→33百万ドル→
評価も高いようであり、しばらくは粘りそうだ。
「Easy A」の興行収入は6千万ドル台になりそうだ。
製作費は8百万ドルであり、関係者は笑いが止まらないだろう。


5位となったのは、新作の「You Again」。
事前には週末3日間で12.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る8.3百万ドルのオープニングを飾った。
クリステン・ベル、シガニー・ウィーヴァー、ジェイミー・リー・カーティスなどの女優陣が共演したコメディ作品。

監督は、コメディ作品に定評のあるアンディ・フィックマン。
アンディ・フィックマン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「アメリカン・ピーチパイ」トータル34百万ドル
OP11→20→27→30→32
☆07年「ゲーム・プラン」トータル91百万ドル
OP23→43→59→69→77
☆09年「ウィッチマウンテン」トータル67百万ドル
OP24→44→53→58→62
☆10年「You Again」
OP08百万ドル→
「You Again」の興行収入は2千万ドル台だろうか。
評価はそれほど悪くはないが、伸びはないだろう。
ファミリー向けではない女性向けコメディは当たり外れがあるようだ。


6位は2週目の「Devil」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
M・ナイト・シャマランが脚本・プロデュースした作品。

M・ナイト・シャマラン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆99年「シックスセンス」トータル294百万ドル
☆00年「アンブレイカブル」トータル95百万ドル
☆02年「サイン」トータル228百万ドル
☆04年「ヴィレッジ」トータル114百万ドル
OP51→86→100→107→111→112
☆06年「レディ・イン・ザ・ウォーター」トータル42百万ドル
OP18→32→39→41→41
☆08年「ハプニング」トータル65百万ドル
OP31→51→59→62→63
☆10年「エアベンダー」トータル132百万ドル
☆10年「Devil」
OP12→22百万ドル→
さすがに自身が監督した作品の興行収入の方が高いようだ。
評価はそれほど悪くはないが、もはや伸びはないだろう。
「Devil」の興行収入は3千万ドル前後となりそうだ。
ヒットしているとは言いがたいが、製作費はそれほど掛かっていないのではないか。
彼のアイデアを適当に膨らました作品を知名度の低い俳優によりリリースするのは悪くないかもしれない。


7位は3週目の「バイオ・ハザードⅣ アフターライフ」。
トータルでは52百万ドルとなっている。
とりあえずは、製作費6千万ドルの回収が目標となる。
監督は「Ⅰ」の監督のポール・W・S・アンダーソン。
主演は引き続き、ミラ・ジョヴォヴィッチ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「バイオハザード」トータル40百万ドル
OP18→29→34→37→39
☆04年「バイオハザードⅡ」トータル51百万ドル
OP23→37→43→47→49
☆07年「バイオハザードⅢ」トータル51百万ドル
OP24→37→44→48→50
☆10年「バイオハザードⅣ」
OP27→44→52百万ドル→
他のシリーズ作品に比べて上昇はしているが、3D分の割増料金だろうか。
3D分の割増料金もあり、シリーズ最高興行収入となりそうだ。
「バイオ・ハザードⅣ アフターライフ」の興行収入は6千万ドル程度だろうか。
他のシリーズ作品を超えた上に、製作費を回収できそうなので、とりあえずは合格といえるか。
日本での興行収入がかなり期待できるので、アメリカでは製作費6千万ドル回収できればよいだろう。
評価はそれほど悪くはないが、やはり初動タイプだったようだ。


8位は2週目の「Alpha and Omega」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
3Dアニメ作品としてはかなり成績が悪い。

本作は動物モノのアニメ作品であるが、もはや飽きられているのだろう。
今年公開された犬猫モノの3D作品も苦戦している。
☆10年「キャッツ&ドッグス」トータル43百万ドル
OP12→26→35→40→41
☆10年「Alpha and Omega」
OP09→15百万ドル→
「Alpha and Omega」の興行収入は2千万ドル台だろうか。
評価も高くはなく、伸びもないだろう。


9位は5週目の「Takers」。
トータルでは55百万ドルとなっている。
製作費32百万ドルを余裕で回収している。
極めて高い興行収入ではないものの、5週間にも亘りランクインし続けている。
新作の不調などもあるが、評価はそれほど良くはないにも関わらず、このヒットの理由がよく分からない。
本作は、ヘイデン・クリステンセン、マット・デュロン、クリス・ブラウン、ポール・ウォーカー、ゾーイ・サルダナなどが出演したクライムアクション。
「オーシャンズ」シリーズ、スタローン監督の「エクスペンダブルズ」同様に、多数の俳優が登場する作品は受けがよいのだろうか。

多数の俳優がチームを組む、今年公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」現時点で102百万ドル
OP35→65→82→92→98
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74
☆10年「Takers」
OP21→37→48→52→55百万ドル→
「Takers」の興行収入は6千万ドルを超えない程度だろうか。

ポール・ウォーカー主演作としては、「ワイルド・スピード」シリーズ、ヘイデン・クリステンセン主演作としては08年「ジャンパー」トータル80百万ドルなどがあり、彼らの人気の高さも多少あったのかもしれない。


10位は11週目の「インセプション」。
トータルでは287百万ドルとなっている。
製作費160百万ドルを余裕で回収している。

監督は「メメント」のクリストファー・ノーラン。
監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
☆06年「プレステージ」トータル53百万ドル
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
☆10年「インセプション」
OP63→143→193→228→248→262→271→277→
→282→285→287百万ドル→
「バットマン ビギンズ」を余裕で突破した。
「ダークナイト」同様に粘っており、彼の人気の高さが窺われる。

レオナルド・ディカプリオ主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル78百万ドル
☆02年「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル165百万ドル
☆04年「アビエイター」トータル103百万ドル
☆06年「ディパーテッド」トータル132百万ドル
☆06年「ブラッド・ダイヤモンド」トータル57百万ドル
☆08年「ワールド・オブ・ライズ」トータル39百万ドル
☆08年「レボリューショナリー・ロード」トータル23百万ドル
☆10年「シャッター・アイランド」トータル128百万ドル
☆10年「インセプション」
OP63→143→193→228→248→262→271→277→
→282→285→287百万ドル→
彼にとっては「タイタニック」に次ぐ、自身2番目に高い興行収入となった。
2010年に1億ドル突破作品が2本もある俳優となる。
近年はやや不調だったが、復調してきたか。

ジャンルは異なりそうだが、「マトリックス」シリーズ辺りがライバルか。
☆99年「マトリックス」トータル171百万ドル
☆03年「リローデッド」トータル282百万ドル
☆03年「レボリューションズ」トータル139百万ドル
「リローデッド」トータル282百万ドルを超えた。

今年公開された以下のような作品もライバルとなる。
☆10年「アイアンマン2」現時点で312百万ドル
5週目291→299→304→307→308→309→310→311
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」現時点で300百万ドル
5週目288→293→296→297→298→299→300→300
☆10年「インセプション」
5週目248→262→271→277→282→285→287百万ドル→
上述2作品は5週目以降あまり稼いでいないのに対して、「インセプション」の伸びがかなり高いことが分かる。
「ダークナイト」同様に、評価は恐ろしく高く、相当に粘り込んだ。
ただ、『いずれはこれらと近いところまで伸ばしていくだろう』と思ったが、これらを破ることは難しそうだ。
2億9千万ドル程度が落ち着きどころか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆デヴィッド・フィンチャー監督のヒューマンドラマ「ソーシャル・ネットワーク」
☆「ぼくのエリ200歳の少女」をリメイクしたホラー「Let Me In」
☆レニー・ゼルウィガー主演のサスペンスホラー「Case 39」
「ソーシャル・ネットワーク」はヒットしそうだ。
「Case 39」はコケそうな気がする。
「Let Me In」はリメイクホラーの標準程度は稼ぐか。

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気になる映画ニュース(9月第3週目)

☆スティーヴン・キングの「ダーク・タワー」が映画化
スティーヴン・キングの7巻にも及ぶ大作小説が、3本の映画化及びテレビシリーズにより、映像化されるようだ。
「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化の実績があるロン・ハワードが監督をする。
「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化の際には、膨大のストーリーの大半を超スピードで展開させるという呆れた作りだったが、「天使と悪魔」の際にはその反省が活かされているように感じられた。
不安もあるが、ある程度の実績もあるので、ロン・ハワードでも仕方がないという気もする。
問題は、テレビシリーズを日本人が見られる態勢が整うかという点だろうか。
DVDではレンタルされるだろうが、どうなるだろうか。


☆「スーパーマン」の主役に動き
2012年12月公開予定となっている。
クリストファー・ノーランが相談役を行うことが決まっている。
以前に、彼自身が監督を行うという話もあったが、どうなったのだろうか。
スーパーマン候補として、TVドラマ「マッドメン」のジョン・ハムが候補に上がっているようだ。
「マッドメン」も見たことがなく、ジョン・ハムも知らないので、ピンとは来ないが、写真を見る限りでは見た目は悪くはないものの、もうちょっと若い俳優の方がよい気もする。
公開まで、まだ2年以上も期間があるので、これからも紆余曲折がありそうだ。
企画が飛ばないことだけを祈りたいものだ。


☆「ミレニアム」のノオミ・ラパスが「シャーロック・ホームズ2」に出演
「シャーロック・ホームズ2」は2011年12月16日公開予定となっている。
キャスティングは引き続き、ロバート・ダウニーJr.、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムスが続投し、監督もガイ・リッチーが行うこととなっている。
モリアーティ教授には、ダニエル・デイ・ルイスが内定している。
本作には「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」で好演技を見せた、スウェーデン女優のノオミ・ラパスが出演するようだ。
役柄はフランス人のジプシー役といわれている。
「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」まで誰も知らないと思われる女優が一作(シリーズ)だけで一気にハリウッドメジャー作品に出演できるようになるのが、この世界の面白さでもある。
なお、「ミレニアム」の方は、デヴィッド・フィンチャーによりハリウッドリメイクが進められており、主演は、ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラに決定している。
「ミレニアム2・3」が公開されているが、日本では何故か話題になっていないものの、ハリウッドリメイクが公開されれば、多少話題になるだろう。


☆サム・メンデス監督作品が製作延期に
007の最新作の監督に抜擢されたサム・メンデスだったが、007シリーズの製作が中止。
その後は「つぐない」などの原作でも知られるイアン・マキューアンの「初夜」を原作とする作品(主演はキャリー・マリガンに内定)に着手する予定だったが、こちらも資金繰りの関係で製作が延期になったようだ。
「アメリカン・ビューティー」でアカデミー賞監督賞を受賞した実績をもってしても、スムーズに映画製作ができないことも映画のビジネスの面白さでもある。
個性的な映画を作成できる才能を持っているだけに新作を待ちたいところ。


☆若き日のアル・カポネを描いた作品が製作か
自分の記憶では何回か、この企画の製作の話が持ち上がっていたように思うが、あまり実現しない企画でもある。
監督も主演も未定であり、まだまだ実現が可能かは疑問の企画だ。


☆フレディ・マーキュリーの伝記映画が製作か
主演は「ボラット」のサシャ・バロン・コーエンと伝えられている。
見た目は似ていないこともないが、コメディ系俳優だけに務まるかが心配なところもある。
ただ、「スウィーニー・トッド」などにも出演しており、ミュージカルの経験もあるともいえるか。
監督は未定であり、製作が順調に進むことを望みたい。
「クイーン」をよく知らないので、公開されれば、見てみたい作品。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その2)

動員1位:「バイオハザードⅣ アフターライフ」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 35.0億円
【現時点での興行収入予想】 40.5億円
【公開規模】 648スクリーン(先週比±0スクリーン)
先週の先行2日間で4.2億円弱(418,426,140円)を稼いでいた。
金曜日からの3日間で8.9億円弱(889,564,100円)を稼ぎ、トータルで13.1億円弱(1,307,990,240円)となっている。
先週『オープニングは先行込みで10.5億円程度か。先行4.2億円、金曜日1.3億円、土日で5.0億円程度となるのではないか』と書いたが、先行の2倍も稼ぐという発想がなかった。
かなり大規模な先行と思っていたので、同程度と考えたが、勢いが凄まじすぎる。
このシリーズには全く興味がないので、なぜここまでヒットするのかが分からない。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」
先13.1(OP3日8.9)億円→
土日の数字が不明だが、7.0億円程度と考えたい。
これらとの対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は33.3~47.1億円となり、先行分などを足すと39.4~53.2億円となる。
さすがに30億円突破は確実と言わざるを得ない。

ゾンビやモンスターモノの興行収入は以下のとおり。
☆04年「ヴァン・ヘルシング」トータル28.0億円
先6.3→13.9→19.3→不明→24.9→25.9
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円
金3日7.2(2日5.8)→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆10年公開「バイオハザードⅣ」
先13.1(OP3日8.9)億円→
これらとの対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は57.5~58.2億円となる。
50億円を狙えるような動きにはなっているが、果たしてそこまでは伸びるだろうか。
完全な初動タイプの作品なので、参考にはしにくい。

ゲームの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
これらや過去のシリーズの結果を踏まえると、20億円の後半がこの手の作品の落ち着きどころとなる。
いきなりジャンプアップすることはないと思うが、どうなるだろうか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「サブウェイ123/激突」トータル7.7億円(オープニング3日1.6億円)
☆「ウルヴァリンX-MEN ZERO」トータル8.9億円(オープニング3日2.3億円)
☆「ココ・アヴァン・シャネル」トータル7.5億円(オープニング3日1.1億円)
<2008>
☆「SATC」トータル18.0億円(先行込み2.9億円)
☆「ハンコック」トータル31.0億円(先行込み8.3億円)
☆「幸せの1ページ」トータル4.6億円(オープニング0.9億円)
☆「ウォンテッド」トータル25.0億円(先行込み8.3億円)
先行があった「ハンコック」「ウォンテッド」との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は39.5~48.9億円となる
40億円突破ラインが落ち着きどころか。

「バイオハザードⅣ」先13.1億円(金3日8.9億円)と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「レッドクリフPartⅡ」3日8.6億円(トータル55.5億円)
☆「2012」祝込み4日8.8億円(トータル38.0億円)
☆「ターミネーター4」先行込み10.2億円(トータル33.2億円)
<2008>
☆「インディ・ジョーンズ」先行込み14.0億円(トータル57.1億円)
☆「レッドクリフPartⅠ」3日9.6億円(トータル50.5億円)
☆「ハンコック」先行込み8.3億円(トータル31.0億円)
「レッドクリフ」以外との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は42.6~56.6億円となる
マックス50億円、ミニマム40億円程度となるか。
ロングセールスになることは考えにくいが、9月の連休にも荒稼ぎするだろう。
40億円を超える程度が落ち着きどころか。
「バイオハザードⅣ」の興行収入は40.5億円と予想したい。
「アリス・イン・ワンダーランド」のライバルにはなれないが、「インセプション」を超えて今年公開の洋画作品の2番目の興行収入となりそうだ。
公開前個人予想は35.0億円だったので、悪くはないヨミだが、先行があったので、大きくはハズしようもない。


動員2位:「悪人」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 18.0億円
【現時点での興行収入予想】 19.5億円
【公開規模】 231スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.4億円半ば(246,242,900円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングはややおとなしく2.2億円程度か。ある程度の話題となり、ロングセールスするタイプだろう』と書いたので、それほど悪くはない予想だったようだ。
ネット上の興行収入に関する記事には「30億円への期待」というようなものもあるが、「告白」のような作品ではないのだから、オープニングの10倍以上も稼ぐのは難しいのではないか。
話題になれば不可能ではないが、評価も思ったよりも高いわけではないようだ。

監督は李相日、過去に「フラガール」を監督している。
☆06年「フラガール」トータル14.0億円
OP1.0→3.5→5.6→7.7→9.3→10.3
☆10年「悪人」
OP2.5億円→
「フラガール」との対比で考えると、「悪人」の興行収入は35.0億円になる。
ムーブメントが起きれば、30億円突破は無理ではないが、現時点では厳しいだろう。

妻夫木聡主演作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1
☆07年「憑神」トータル8.8億円
OP1.2→03.7→05.3→06.4→07.2→07.7
☆09年「感染列島」トータル19.1億円
OP3.0→07.8→11.7→14.3→16.5→17.5
☆10年「悪人」
OP2.5億円→
これらとの対比で考えると、「悪人」の興行収入は15.9~19.9億円になる。
ロングセールスになると考えても、20億円を超えるかどうかというというところではないか。

深津絵里は「踊る」「西遊記」「ザ・マジックアワー」といった実績があるが、「博士の愛した数式」といったヒューマンドラマでの実績もある。
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
☆10年「悪人」
OP2.5億円→
「博士の愛した数式」との対比で考えると、「悪人」の興行収入は25.0億円になる。
この辺りがマックスラインか。

サスペンス系のヒューマンドラマ、ロングセールス系のヒューマンドラマが主に参考となるか。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆10年「告白」
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1→30.0→30.6
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1(2日2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
☆10年「悪人」
OP2.5億円→
これらとの対比で考えると、「悪人」の興行収入は14.5~23.6億円になる。
「誰も守ってくれない」対比の14.5億円がミニマムラインとなる。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「20世紀少年第3章」トータル44.1億円(オープニング8.7億円)
☆「BALLAD」トータル18.1億円(オープニング2.3億円)
☆「火天の城」トータル9.3億円(オープニング1.3億円)
☆「しんぼる」トータル4.7億円(オープニング1.0億円)
☆「カムイ外伝」トータル11.2億円(オープニング2日1.6億円)
<2008>
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
☆「おくりびと」当年度31.0億円(オープニング2日2.4億円)
☆「パコと魔法の絵本」トータル23.4億円(オープニング2日3.1億円)
「BALLAD」との対比で考えると、「悪人」の興行収入は19.7億円になる。
この辺りが落ち着きどころか。

「悪人」2.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「沈まぬ太陽」2.5億円(トータル28.0億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」2.8億円(トータル21.5億円)
☆「BALLAD」2.3億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「私は貝になりたい」2日2.6億円(トータル24.5億円)
☆「陰日向に咲く」2.4億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」2.9億円(トータル17.2億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」2日2.6億円(トータル15.6億円)
☆「ゲゲゲの鬼太郎 千年~」2.3億円(トータル14.5億円)
これらとの対比で考えると、「悪人」の興行収入は14.8~28.0億円になる。
現時点ではマックス25億円、ミニマム15億円となりそうだ。
肝心の評価が思ったよりも高くはなく、大きな話題になることはなさそうだ。
「悪人」の興行収入は20億円を割る可能性もありそうだ。
「悪人」の興行収入は19.5億円と予想したい。
モントリオール受賞効果ということもあり、初動が高いタイプの作品になる可能性もある。
また、重そうな作品でもあり若年層には不向き、キャスティング的に年配層が動くかは分からないところもあるのではないか。
公開前個人予想は18.0億円なので、ひょっとすると良いヨミだったかもしれない。


動員4位:「ハナミズキ」(東宝・TBS)<4週目>
【公開前個人予想】 26.0億円
【現時点での興行収入予想】 35.0億円(OP時30.5億円)
【公開規模】 先週310スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは22.6億円弱(2,257,876,620円)となっている。
1週間の伸びは3.8億円弱程度だろうか。
知名度のある素材、切な系のラブストーリー、キャスティング、実績のある監督など、ヒットの要素に溢れていた。
やはり、この手の作品はハズれないようだが、勢いがやや弱まっている点が気になるところ。

本作の監督の土井裕泰は、意外と実績のある監督のようだ。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
OP3.0→10.4→17.1→23.3→29.8→34.2→37.6
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6億円→
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は32.3~46.6億円となる。
「いま、会いにゆきます」は異例のヒットといえるので参考にはならないだろう。
とりあえずは30億円突破、「涙そうそう」トータル31.0億円突破が目標となるが、超えてくるか。

新垣結衣主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝16.8→17.3
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6億円→
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は30.1~33.9億円となる。
このまま上手く伸ばせば、「恋空」トータル39.0億円も視野に入るかもしれないが、そこまでは伸びないだろう。
30億円前半~半ば程度が落ち着きどころか。
ここまで高い推移をしているので、多少話題にもなりそうだ。
見ようか悩んでいる人の背中を押すだろう。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6億円→
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は29.5~32.8億円となる。
「余命1か月の花嫁」を超えるか。

「ハナミズキ」22.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「アマルフィ」23.1億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん THE MOVIE」22.5億円(トータル34.8億円)
☆「余命1か月の花嫁」21.7億円(トータル31.5億円)
☆「ヤッターマン」21.6億円(トータル31.4億円)
☆「クローズZEROⅡ」22.4億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年‐第2賞‐」23.0億円(トータル30.1億円)
<2008>
☆「ザ・マジックアワー」26.3億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」24.3億円(トータル31.0億円)
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は28.8~35.7億円となる。
現時点ではマックス35億円、ミニマム30億円程度となるか。
「涙そうそう」トータル31.0億円、「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円程度となるかもしれないが、9月の連休もあり、「ハナミズキ」の興行収入は先週に引き続き35.0億円と予想したい。
恐らくここまで伸びることはないと思うが、もうちょっと様子をみたいところ。
オープニング時の30.5億円という予想のままでもよかったかもしれない。
公開前個人予想は26.0億円だったので、大きくはズレてはいないが、この手の作品はやはり思っているよりもヒットするようだ。


動員5位:「借りぐらしのアリエッティ」(東宝・日本テレビ)<9週目>
【公開前個人予想】 90.0億円
【現時点での興行収入予想】 95億円(OP時~7週目90.0億円)
【配給会社期待値】 100億円突破確実
【公開規模】 先週447スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは86.5億円弱(8,648,923,170円)となっている。
1週間の伸びは2.2億円弱程度だろうか。
安定度の高いジブリ作品であり、宮崎駿監督ではなくても問題なく稼いでいるが、評判はそれほど高くはないようだ。
驚くような粘り込みはなさそう。
東宝の100億円突破確実はアテにはならないところがあるが、やはり厳しそうだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日13.5→2週目12.7→3週目13.6→4週目10.5→5週目14.4→
→6週目9.2→7週目6.4→8週目4.0→2.2億円となっている。
伸びは当然のように安定しているが、夏休みも終わり、そろそろ勢いも収まってきたか。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5億円→
「ゲド戦記」トータル76.5億円は余裕で超えた。
「ゲド戦記」「崖の上のポニョ」との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は91.0~95.4億円となる。
評判はそれほど高くはないので、「崖の上のポニョ」のような伸びは発揮しないだろう。
「ゲド戦記」対比の91.0億円を超えて、「崖の上のポニョ」対比の95.4億円を超えない程度と考えたい。
これらの半分程度の90億円台半ばが落ち着きどころか。

以下のようなディズニー系作品も参考になりそうだ。
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0→47.5→48.3
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118億円見込み
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→73.9→80.3→84.3→86.5億円→
「カールじいさんの空飛ぶ家」「アリス・イン・ワンダーランド」との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は89.5~89.7億円となる。
伸びがあるジブリ系であり、これらの対比を超えるだろう。
90億円を超えて、90億円台半ばが落ち着きどころと考えて、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は先週に引き続き95億円と予想したい。
ここまで伸びるかはやや微妙だが、9月の連休もあり、多少は伸びてくるだろう。
オープニングから7週目までは90.0億円と予想していたが、思ったよりも伸びが持続していたこともある。
公開前個人予想は90.0億円だったので、当たりといえるだろう。
ジブリ系の安定度はやはり高く、こちらの期待に応えてくれる。

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国内映画興行収入ランキング(9月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「THE LAST MESSAGE 海猿」(東宝・フジテレビ)
<342館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
映画もドラマも見たことはない。

【監督】 羽住英一郎
過去のシリーズ2作だけではなく、05年「逆境ナイン」、08年「銀色のシーズン」(トータル10.4億円)、09年「おっぱいバレー」(トータル5.3億円)などを手掛けている。
「踊る大捜査線」シリーズの助監督を行っていたようだ。
「踊る大捜査線」以外は見たことはないが、盛り上げるところをきちんと分かりやすく盛り上げるというようなイメージ。
本作も分かりやすい作品に仕上がっているだろう。

【キャスティング】 伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太
伊藤英明は本シリーズ以外にも意外とヒット作品に出演している。
☆01年「陰陽師」トータル30.1億円
☆03年「陰陽師Ⅱ」トータル16.0億円
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
☆08年「252 生存者あり」トータル17.0億円
主演という立場が微妙なものもあるが、意外と実績が高いようだ。
主演としてはパッとしないようなイメージもあるが、今回も特に問題ないだろう。

【題材】 「シリーズ」「アクション」「ドラマの映画化」「3D」
近年公開されたドラマ映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3億円→
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
70億円以下、35億円以上というところか。
前作が出来過ぎなので、70億円がマックスラインとなりそうだ。
「踊る大捜査線」が173.5億円から70億円に下がったので、前作の半分程度がミニマムか。
3Dアクション作品でもあり、気軽に見られることを踏まえると、コケにくい。
40~50億円程度は稼ぐのではないか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
もうちょっと“感動”や“どうなるのだろう感”を全面に出してもいいか。

【支持基盤・ターゲット】 10~40歳代の男女・カップル
アクションムービーとしても見れる上に、ラブストーリーやヒューマンドラマとしても見れるので、比較的幅も広くなるのではないか。
映画鑑賞者、ドラマ鑑賞者、漫画愛読者も多く、知名度は高い。
コケることは考えにくく、前作のようなサプライズヒットに注意が必要。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「20世紀少年第3章」トータル44.1億円(オープニング8.7億円)
☆「BALLAD」トータル18.1億円(オープニング2.3億円)
☆「火天の城」トータル9.3億円(オープニング1.3億円)
☆「しんぼる」トータル4.7億円(オープニング1.0億円)
☆「カムイ外伝」トータル11.2億円(オープニング2日1.6億円)
<2008>
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
☆「おくりびと」当年度31.0億円(オープニング2日2.4億円)
☆「パコと魔法の絵本」トータル23.4億円(オープニング2日3.1億円)
「20世紀少年第3章」辺りを超えるだろうか。

【評価・予想】 47.5億円(オープニング3日8.8億円)
知名度が高い上に、アクション・ラブストーリーなどの面もあり、気軽に楽しめる。
「戦慄迷宮3D」といった3D作品もあるが、邦画の大作映画としては初めての3D化も注目される。
前作のような爆発的なヒットは期待できないまでも、それなりに高い興行収入はなるだろう。
前作「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円の半分に、3D単価の1.2~1.3倍をすると42.6~46.2億円となる。
50億円程度が目標となり、40億円台後半辺りが落ち着きどころと考えて、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は47.5億円と予想したい。
以下の作品がライバルとなるか。
☆容疑者Xの献身」トータル49.2億円
☆08年「相棒」トータル44.4億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
オープニング3日は8.8億円程度だろうか。
かなり高いオープニングとなるだろう。


「食べて、祈って、恋をして」(ソニー)
<284館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
完全に女性向けのような気がする。

【監督】 ライアン・マーフィー
06年「ハサミを持って突っ走る」という個性的にみえる作品を手掛けている。
本作に限っては、ジュリア・ロバーツが大事であり、監督名は問題ではないので、正直いって誰でもよい。

【キャスティング】 ジュリア・ロバーツ、ハビエル・バルデム、ジェームズ・フランコ
ジュリア・ロバーツ主演作のうち、ヒットした作品の興行収入は以下のとおり。
☆91年「プリティ・ウーマン」配給収入31.0億円
☆99年「ノッティングヒルの恋人」配給収入10.5億円
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル11.0億円
☆01年「ザ・メキシカン」トータル26.0億円
配給収入は興行収入の半分程度の数字。
近年は「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」や「デュプリシティ」などに主演しているが、パッとしない成績となっている。
しかし、今回は初来日が大きな話題となっていたので、宣伝効果も高かっただろう。
上手くいけば、「エリン・ブロコビッチ」トータル11.0億円辺りを狙えるか。

【題材】 「ヒューマンドラマ」「人生」「自分探し」「旅」
ラブストーリーや女性をターゲットにした作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8→7.4→10.8→13.3→15.0→16.1→16.8→17.1
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」18.0億円
先2.9→7.1→10.3→12.5→14.3
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「オーストラリア」トータル5.8億円
OP1.4→3.4→4.8→5.6
主演の実績、題材などを踏まえると、マックス18億円、ミニマム6億円程度か。
さすがに大ヒットするような気配はないので、10億円±2億円というところか。
OL層を中心に、ある程度は稼げるので、コケることはないだろう。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
女性受けしそうな作り。
軽すぎず、重すぎずというバランス感覚も悪くはない。

【支持基盤・ターゲット】 「女性」
デートムービーとして機能するかは微妙だ。
レディースデイにはそれなりに賑わうだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「サブウェイ123/激突」トータル7.7億円(オープニング3日1.6億円)
☆「ウルヴァリンX-MEN ZERO」トータル8.9億円(オープニング3日2.3億円)
☆「ココ・アヴァン・シャネル」トータル7.5億円(オープニング3日1.1億円)
<2008>
☆「SATC」トータル18.0億円(先行込み2.9億円)
☆「ハンコック」トータル31.0億円(先行込み8.3億円)
☆「幸せの1ページ」トータル4.6億円(オープニング0.9億円)
☆「ウォンテッド」トータル25.0億円(先行込み25.0億円)
「ココ・アヴァン・シャネル」がライバルか。

【評価・予想】 9.5億円(オープニング4日2.0億円)
上述の通り、「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は10億円±2億円というところか。
以下の作品が参考となるか。
☆「エリン・ブロコビッチ」トータル11.0億円
☆「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
☆「イルマーレ」トータル11.0億円
☆「ココ・アヴァン・シャネル」トータル7.5億円
男性をターゲットにしていない作品だけに、二桁を超えるかは微妙なところだが、女性受けすると思われるので、ある程度の高い興行収入にはなるだろう。
アメリカでの評価はそれほど高くはなく、原作の知名度も日本ではそれほど高くはないはずだ。
二桁を超えない程度と考えると、「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は9.5億円程度となるか。
金曜日からのオープニング4日は2.0億円程度か。
女性向け作品だけに休日の動きはひょっとすると良くないかもしれない。


「劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-」
<118館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」トータル8.6億円
OP1.6→3.9→5.5→6.6→不明→7.7
☆05年「機動戦士ZガンダムⅡ/恋人たち」トータル6.0億円
OP1.2→2.7→3.5→4.0→4.7
☆06年「機動戦士ZガンダムⅢ/星の鼓動は愛」トータル4.9億円
OP1.2→2.6
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
「機動戦士ガンダム00」は新作であり、継ぎ接ぎだらけの「機動戦士Zガンダム」とは異なるが、だいたいこの程度の5~9億円程度となるだろうか。
よくは分からないが、「機動戦士ガンダム00」はそれほど人気があるとも思えないので、「ヱヴァ」のように爆発するとは思えない。
見たことはないが、「Seed」の方が人気があるのではないか。
それらを踏まえると、6億円以上、8億円以下というところか。
「機動戦士ガンダム00」の興行収入は7億円と予想したい。
オープニング3日は1.8億円程度か。
ファンが殺到するので、オープニングはもちろん高いだろう。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その1)

動員3位:「BECK」(松竹・日本テレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 20.5億円
【現時点での興行収入予想】 17.5億円
【公開規模】 先週316スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは8.3億円となっている。
1週間の伸びは5.2億円弱だろうか。
それなりには伸びてはいるが、あまり話題になっているようには思えない。
やはり一般に広く浸透するほどの題材ではなかったか。
オープニング時には『目標は30億円』などというネット上の記事も散見されたが、そこまで伸びるとは思えない。

堤幸彦監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0→
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3億円→
5年で13本目となるだろうか。
漫画原作モノをやりたいのか、ドラマの映画化をやりたいのか、年配向け感動作をやりたいのか、よく分からない監督だが、恐らく全部やりたいのだろう。
多忙のためか、しっかりと製作されているようなイメージがない。
主要作品との対比で考えると、「BECK」の興行収入は17.2~21.0億円となる。
「TRICK劇場版3」と似通った動きとなっている。
ロングセールスするタイプではないので、「TRICK劇場版3」と同程度が落ち着きどころか。

水嶋ヒロ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3億円→
「ドロップ」のような口コミで伸びていくようなヒットにはならないだろう。
このような伸びをすれば目標の30億円も不可能ではないが、現時点では難しいと思われる。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」「20世紀少年」を除く)。
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆05年「NANA」トータル40.3億円
OP5.4→不明→21.8→28.5→32.1
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→水曜25.3→26.5→27.9→28.8
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(2日3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7
☆06年「NANA2」トータル12.5億円
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝込11.0→11.7
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3億円→
主要作品との対比で考えると、「BECK」の興行収入は17.6~23.7億円となる。
「デトロイト・メタル・シティ」対比で19.0億円、「カイジ 人生逆転ゲーム」対比で18.7億円となるので、30億円どころか20億円突破も厳しいような気がする。
「クローズZERO」シリーズに比べると、数字が低いことが分かるだろう。

「BECK」8.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「沈まぬ太陽」9.1億円(トータル28.0億円)
☆「劔岳 点の記」9.0億円(トータル25.8億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」10.0億円(トータル22.5億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」7.8億円(トータル21.5億円)
☆「感染列島」7.8億円(トータル19.1億円)
<2008>
☆「私は貝になりたい」8.8億円(トータル24.5億円)
☆「パコと魔法の絵本」8.7億円(トータル23.6億円)
☆「陰日向に咲く」7.2億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」7.3億円(トータル17.2億円)
「沈まぬ太陽」以外との対比で考えると、「BECK」の興行収入は18.7~23.8億円となる。
マックスが24億円辺り、ミニマムは17億円辺りとなりそうだ。
9月の連休がやっかいだが、他の邦画作品も強力である。
「デトロイト・メタル・シティ」対比で19.0億円、「カイジ 人生逆転ゲーム」対比で18.7億円以下となるのではないか。
「BECK」の興行収入は先週に引き続き17.5億円と予想したい。
堤監督作品なので、「告白」のように話題となり、ロングセールスするようなデキには仕上がっていないなだろう。
漫画原作作品であり、超初動タイプになる可能性の方を心配すべきか。

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全米映画興行収入(9月第2週目)

1位は新作の「バイオ・ハザードⅣ アフターライフ」。
事前には27.4百万ドルのオープニングと予想されており、ほぼ予想どおり27.7百万ドルのオープニングを飾った。
製作費6千万ドルの回収が目標となる。
監督は「Ⅰ」の監督のポール・W・S・アンダーソン。
主演は引き続き、ミラ・ジョヴォヴィッチ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「バイオハザード」トータル40百万ドル
OP18→29→34→37→39
☆04年「バイオハザードⅡ」トータル51百万ドル
OP23→37→43→47→49
☆07年「バイオハザードⅢ」トータル51百万ドル
OP24→37→44→48→50
☆10年「バイオハザードⅣ」
OP28百万ドル→
他のシリーズ作品に比べて上昇はしているが、3D分の割増料金だろうか。
それを加味しても「バイオ・ハザードⅣ アフターライフ」の興行収入は6千万ドル程度だろうか。
他のシリーズ作品と比べて遜色がなければ、全く問題はない。
日本での興行収入が期待できるので、アメリカでは製作費6千万ドル回収できればよい。
評価は意外と高くなっているが、シリーズモノなので初動タイプだろう。


2位は3週目の「Takers」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費32百万ドルを余裕で回収している。
極めて高い興行収入ではないものの、数週間に亘り上位に踏みとどまっている。
新作の不調などもあるが、評価はそれほど良くはないにも関わらず、このヒットの理由がよく分からない。
ヘイデン・クリステンセン、マット・デュロン、クリス・ブラウン、ポール・ウォーカー、ゾーイ・サルダナなどが出演したクライムアクション。
「オーシャンズ」シリーズ、スタローン監督の「エクスペンダブルズ」同様に、多数の俳優が登場する作品は受けがよいのだろうか。

多数の俳優がチームを組む、今年公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」
OP35→65→82→92→98百万ドル→
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74
☆10年「Takers」
OP21→37→48百万ドル→
「Takers」の興行収入は6千万ドル程度だろうか。

ポール・ウォーカーは「ワイルド・スピード」シリーズ、ヘイデン・クリステンセン主演作としては08年「ジャンパー」トータル80百万ドル、マット・デュロン主演作としては09年「アーマード 武装地帯」トータル16百万ドルとなっており、ポール・ウォーカー、ヘイデン・クリステンセンの人気も多少あったのかもしれない。


3位は2週目の「The American」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルを余裕で回収している。
ジョージ・クルーニー主演作としては製作費がかなり安いようだ。
監督はあまり実績のないAnton Corbijn。

ジョージ・クルーニー主演作の興行収入は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル
☆08年「かけひきは、恋のはじまり」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
☆08年「バーン・アフター・リーディング」トータル60百万ドル
OP19→36→46→52→55→57
☆09年「ヤギと男と男と壁と」トータル32百万ドル
OP13→23→28→31→31→32
☆09年「マイレージ、マイライフ」トータル84百万ドル
☆10年「The American」
先16(OP13)→27百万ドル→
水曜日公開及びレイバーデイがあったためか、「かけひきは、恋のはじまり」「ヤギと男と男と壁と」を超える動きとなっている。
最終的には、これらをやや超える程度となるか。
「The American」の興行収入は4千万ドル前後だろうか。
とりあえずは、「かけひきは、恋のはじまり」「ヤギと男と男と壁と」を上回れば問題ないだろう。
ストーリーはよく分からないが、殺し屋モノと思われる。
「ボーン」シリーズのようなヒットにはならなかったが、派手さがないので仕方がない。
欲を言えば、「フィクサー」(トータル49百万ドル)と同程度は稼ぎたかったところだ。
評価は高いので、やや粘りそうだが、ジョージ・クルーニー主演作はあまり高い興行収入にはならないようだ。


4位は2週目の「Machete」。
トータル21百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルを余裕で回収している。
最近の作品はかなりコストを下げており、制作費を楽に回収している作品が目立つ。

監督はロバート・ロドリゲス及びEthan Maniquis。
主演は、ダニー・トレホ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシカ・アルバ。
クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲス監督の「グラインドハウス」の偽の予告編から映画化された作品。

本家「グラインドハウス」の興行収入を超えれば一応は合格といえるか。
☆07年「グラインドハウス」トータル25百万ドル
OP12→20→23→24→24
☆10年「Machete」
OP11→21百万ドル→
ほぼ同程度となっており、「Machete」は2千万ドル台の興行収入となりそうだ。
共演者は豪華でも、主演がダニー・トレホでは一般層にまではアピールしにくい。
この程度でも仕方がないといえるだろう。
ファンが多そうな作品なので、評価は当然のようにかなり高い。


5位は2週目の「遠距離恋愛 彼女の決断」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
製作費32百万ドルの回収は難しいか。
粘ってはいるが、コケたと思って良さそうだ。

監督は、経験があるがヒット実績のないNanette Burstein。
主演は、ドリュー・バリモア、ジャスティン・ロング。
ドリュー・バリモアは、09年に公開された「そんな彼なら捨てちゃえば?」(トータル94百万ドル)がヒットしているが、主演というわけではなかった。
主演作としては、04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドルを境にしてヒット作から見放されている。
☆05年「2番目のキス」トータル42百万ドル
OP12→24→32→36→39
☆07年「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル
先19(OP14)→32→39→44→47
☆07年「ラッキー・ユー」トータル6百万ドル
OP03→05→05→06→06
☆09年「ローラーガールズ・ダイアリー」トータル13百万ドル(監督作品)
OP05→09→11→12→13
☆10年「遠距離恋愛 彼女の決断」
OP07→14百万ドル→
「遠距離恋愛 彼女の決断」は2千万ドル台の興行収入となりそうだ。
いくら共演者が実績の足りないジャスティン・ロングといっても、ラブコメならば、「2番目のキス」程度は稼げないと主演女優としては厳しい立場となりそうだ。
評価はそれほど悪くはないが、粘りはないだろう。


6位は6週目の「The Other Guys」。
トータルでは113百万ドルとなっている。
製作費は1億ドルとなっており、製作費を回収している。
評価も高くなっており、コメディ作品としてはロングヒットとなっている。

監督はウィル・フェレルの盟友のアダム・マッケイ。
過去に「俺たちニュースキャスター」「タラデガ・ナイト」「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」でコンビを組んでいる。

ウィル・フェレル主演作の興行収入は以下の通り。
☆04年「俺たちニュースキャスター」トータル85百万ドル
OP28→57→071→078→082→083
☆05年「奥様は魔女」トータル63百万ドル(※主演はニコール・キッドマン)
OP20→39→051→057→060→061
☆06年「タラデガ・ナイト」トータル148百万ドル
OP47→90→114→128→137→142
☆06年「主人公は僕だった」トータル41百万ドル
OP13→23→033→037→039→040
☆07年「俺たちフィギュアスケーター」トータル119百万ドル
OP33→68→090→101→108→112
☆08年「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
OP15→25→030→032→033→033
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→081→091→096→098
☆09年「マーシャル博士の恐竜ランド」トータル49百万ドル
OP19→35→044→047→048→048
☆10年「The Other Guys」
OP36→70→088→099→107→113百万ドル→
成功と失敗を交互に繰り返すコメディ俳優。
アダム・マッケイ監督作品ということもあり、今回は成功のようだ。
1億2千万ドル程度が落ち着きどころか。
「俺たちフィギュアスケーター」トータル119百万ドルを超えたいところだ。
コメディ系も増えてきているが、マーク・ウォルバーグとの目新しいコンビも注目されたか。
ドウェイン・ジョンソン、サミュエル・L・ジャクソンなど、キャスティングも豪華だ。
評価も思ったよりも高くなっており、初動タイプではなかった。


7位は3週目の「The Last Exorcismk」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
フェイクドキュメンタリーであり、制作費は極安の1.8百万ドルとなっている。
「パラノーマル・アクティビティ」(トータル108百万ドル)の1万5千ドルにはさすがに敵わないが、ホラー作品の低予算には驚くばかり。
①スターを登場させる必要がないこと、②舞台が限定的であり、セット一つ・ロケ地一箇所で撮影できること、③スケジュールを上手く組めば、撮影に時間が掛からず、スタッフも少人数で済むことなどが理由だろう。
ローリスクの上に、アメリカ人はホラーを好むのでハイリターンとなる。

本作はイーライ・ロスがプロデュースした作品。
彼が監督した作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「キャビン・フィーバー」トータル21百万ドル
OP09→15→18→20→21
☆06年「ホステル」トータル47百万ドル
OP20→35→43→46→47
☆07年「ホステル2」トータル18百万ドル
OP08→14→17→18
☆10年「The Last Exorcismk」
OP20→32→38百万ドル→
自身が監督した作品よりもヒットしている。
「ホステル」トータル47百万ドルがライバルとなるだろうか。
「The Last Exorcismk」の興行収入は4千万ドル台となりそうだ。
評価はそれほど悪くはないが、高くもないので、ロングセールスにはならないだろう。

ホラー作品としては、以下のような作品がライバルか。
☆09年「スペル」トータル42百万ドル
OP16→28→35→39
☆04年「エクソシスト ビギニング」トータル42百万ドル
OP18→31→37→40
☆10年「The Last Exorcismk」
OP20→32→38百万ドル→
製作費1億ドルを掛けてもこの程度しか稼げない場合もあるのに、製作費1.8百万ドルで稼ぐこともあるので、映画というビジネスは面白い。


8位は5週目の「エクスペンダブルズ」。
トータルでは98百万ドルとなっており、1億ドル突破に王手が掛かった。
製作費8千万ドルを楽に回収している。
これがコケたら、スタローンの監督・俳優生命が終わると思われただけに一安心というところか。
シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィルス、アーノルド・シュワルツェネッガーととにかくキャスティングが豪華。

シルベスター・スタローン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル70百万ドル
先22→48→61→65→68
☆08年「ランボー最後の戦場」トータル43百万ドル
OP18→30→37→40→42
☆10年「エクスペンダブルズ」
OP35→65→82→92→98百万ドル→
「ロッキー・ザ・ファイナル」を楽に超えている。
現時点では1億ドルが落ち着きどころか。
『監督が監督だけに初動タイプの疑いが強いが、評価は高くなっており、評判に釣られて鑑賞する客も増えるだろう』と思っていたが、やはりやや初動傾向にあったようだ。
「ランボー」の続編の企画が飛んだようだが、このヒットを受けて、企画が再燃するようなこともあるかもしれない。
それよりも、本作の続編の方が早そうだ。


9位は9週目の「インセプション」。
トータルでは282百万ドルとなっている。
製作費160百万ドルを余裕で回収している。

監督は「メメント」のクリストファー・ノーラン。
監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
先73→123→151→172→183→191
☆06年「プレステージ」トータル53百万ドル
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→214→394→442→471→489→502→512
☆10年「インセプション」
OP63→143→193→228→248→262→271→277→282百万ドル→
「バットマン ビギンズ」を余裕で突破した。

レオナルド・ディカプリオ主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル78百万ドル
OP09→30→047→055→060
☆02年「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル165百万ドル
先49(OP30)→97→119→134→145
☆04年「アビエイター」トータル103百万ドル(2週目より拡大)
拡10→32→043→050→058
☆06年「ディパーテッド」トータル132百万ドル
OP27→57→077→091→102
☆06年「ブラッド・ダイヤモンド」トータル57百万ドル
OP09→19→025→036→044
☆08年「ワールド・オブ・ライズ」トータル39百万ドル
OP13→24→031→035→037
☆08年「レボリューショナリー・ロード」トータル23百万ドル
☆10年「シャッター・アイランド」トータル128百万ドル
OP41→076→096→108→116→121
☆10年「インセプション」
OP63→143→193→228→248→262→271→277→282百万ドル→
2010年に1億ドル突破作品が2本もある俳優となる。
彼にとっては「タイタニック」に次ぐ、自身2番目に高い興行収入となりそうだ。

ジャンルは異なりそうだが、「マトリックス」シリーズ辺りがライバルか。
☆99年「マトリックス」トータル171百万ドル
☆03年「リローデッド」トータル282百万ドル
☆03年「レボリューションズ」トータル139百万ドル
「リローデッド」トータル282百万ドルを超えた。

今年公開された以下のような作品もライバルとなる。
☆10年「アイアンマン2」現時点で312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→304→307→308
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」現時点で300百万ドル
先158→235→265→280→288→293→296→297→298
☆10年「インセプション」
OP063→143→193→228→248→262→271→277→282百万ドル→
「ダークナイト」同様に、評価は恐ろしく高く、相当に粘りそうだ。
『いずれは近いところまで伸ばしていくだろう』と思ったが、これらを破ることは難しそうだ。
2億9千万ドル程度が落ち着きどころか。


10位は5週目の「食べて、祈って、恋をして」。
トータルでは75百万ドルとなっている。
製作費6千万ドルを楽に回収している。
不安のあったジュリア・ロバーツ作品ではあるが、成功といえる結果を残しそうだ。
原作はかなり有名のようであり、その影響もあったか。
共演は、ハビエル・バルデム、ジェームズ・フランコ。

ジュリア・ロバーツ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆90年「プリティ・ウーマン」トータル178百万ドル
☆99年「ノッティングヒルの恋人」トータル116百万ドル
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドル
☆01年「ザ・メキシカン」トータル67百万ドル
OP20→38→51→58→62
☆01年「アメリカン・スウィートハート」トータル93百万ドル
OP30→59→75→83→88
☆03年「モナリザ・スマイル」トータル64百万ドル
OP12→31→50→57→60
☆04年「クローサー」トータル34百万ドル
☆09年「デュプリシティ」トータル41百万ドル
OP14→26→32→39→40
☆10年「食べて、祈って、恋をして」
OP23→47→61→69→75百万ドル→
「ザ・メキシカン」「モナリザ・スマイル」が6千万ドル台なので、この程度を稼げれば合格ラインとなるか。
現時点では8千万ドル程度が落ち着きどころではないか。
ここ数年活躍が目立たなかった割には、高い興行収入を残したので成功といえる。
評判はそれほど良くはないようなので、あまり粘りはないと思ったが、思ったよりも粘ったか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アニメ作品「Alpha and Omega」
☆M・ナイト・シャマラン脚本のホラー「Devil」
☆エマ・ストーン主演のラブコメ「Easy A」
☆ベン・アフレック監督・脚本・主演のクライムドラマ「The Town」
どれも微妙な感じがする。
「Devil」辺りが上手くいけば、ヒットするか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(9月1週目その4)

5位:「ベスト・キッド」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 13億円後半(3週目13億円、OP時~2週目11~12億円)
【公開規模】 279スクリーン(先週比+4スクリーン)
7.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは12.2億円弱となっている。
1週間の伸びは2.1億円半ば程度だろうか。
10億円を楽に突破している。
夏休みシーズン、ジャッキー・チェンの安定した人気、知名度のある題材ということもあるのだろうが、個人的には意外と感じるヒットとなっている。
アメリカでは大ヒットしたが、ウィル・スミスの影響力によるものだろうと考えた。
日本で受けるタイプの作品ではないと思ったが、分からないものだ。
オリジナルの知名度があり、さらに男の子がいるファミリー層に受けたのだろうか。

ジャッキー・チェンの日本での人気は高く、安定している。
ジャッキー・チェン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金3日2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆08年公開「ドラゴン・キングダム」トータル7.1億円
OP1.5→3.8→5.1→6.4→6.8
☆10年公開「ベスト・キッド」
先2.9→7.3→10.0→12.2億円→
これらとの対比で考えると、「ベスト・キッド」の興行収入は13.5~14.1億円となる。
現時点では13~14億円程度が落ち着きどころか。
ただ、稼ぎ時のお盆時期のスタートだけに額面どおりには受け取りにくい。
やや初動タイプと考えた方がいいと思う。

カンフー映画や中国モノには、以下のようなビッグヒットもあることも参考にすべきだったか。
☆03年公開「HERO」トータル40.5億円
☆02年公開「少林サッカー」トータル28.0億円
☆04年公開「LOVERS」トータル22.5億円
☆05年公開「カンフーハッスル」トータル17.0億円
しかし、さすがにここまでのヒットにはならないはずだ。

「ベスト・キッド」12.2億円と同程度の4週目興行収入は以下のとおり。
<2009>
☆「チェンジリング」11.0億円(トータル12.8億円)
☆「ワルキューレ」11.3億円(トータル12.5億円)
<2008>
☆「SATC」12.5億円(トータル18.0億円)
☆「ハプニング」11.4億円(トータル12.3億円)
☆「イーグル・アイ」11.6億円(トータル12.2億円)
「SATC」以外との対比で考えると、「ベスト・キッド」の興行収入は12.8~14.2億円となる。
マックス14億円、ミニマム13億円程度だろうか。
「ベスト・キッド」の興行収入は13億円台後半と予想したい。
先週までは13億円と予想していたが、やや絞りたい。
OP時~2週目まで11~12億円と予想していたが、初動タイプという思いが強すぎてしまった。
『やや初動タイプと考えた方がいいと思う』と書いているが、それほど極端なものではなかった。
夏休み向きの作品ということをもっと考慮しなければいけない。
ただ、それほど話題にはなっていないようなので、今後の大きな伸びはないだろう。
公開前個人予想は7.0億円であり、大きくハズしている。
時代とマッチした題材とは思えず、コケると考えたが、分からないものだ。


7位:「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 7億円(OP時7~8億円)
【公開規模】 350スクリーン(先週比-9スクリーン)
4.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.7億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ば程度だろうか。
キャスティングが日本人向けではなかったこと、題材自体も懐かしいというよりもあまり好まれるものではなかったようだ。
夏の暑い時期に最適なお気楽に見られるアクション大作と思ったが、ファミリー向けでも女性向けでもないために、かなり苦戦を強いられてしまった。
「ベスト・キッド」が当たって、本作が当たらないというのはそういうところもあるだろう。

公開前に、以下のような作品を参考にしたが、参考にならなかった。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆09年公開「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金2.3→6.6→8.5
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆08年公開「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年公開「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆06年「マイアミ・バイス」トータル不明
OP2.0→4.9→6.8
☆10年「アイアンマン2」
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2→
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」
先3日2.0→4.3→5.7億円→
主要作品との対比で考えると、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の興行収入は6.9~7.6億円となる。
先行を含む数字なので、判断が難しいが、7億円程度が落ち着きどころか。
今年公開された「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」「エアベンダー」辺りを超える程度となりそうだ。

「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」5.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェ28歳の革命」5.8億円(トータル9.0億円)
☆「私の中のあなた」5.6億円(トータル8.0億円)
☆「サブウェイ123激突」5.6億円(トータル7.7億円)
☆「イングロリアス・バスターズ」5.0億円(トータル6.5億円)
☆「バーン・アフター・リーディング」5.4億円(トータル6.5億円)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」5.8億円(トータル8.5億円)
☆「奇跡のシンフォニー」5.3億円(トータル7.5億円)
☆「ドラゴン・キングダム」5.1億円(トータル7.1億円)
☆「スパイダーウィックの謎」5.7億円(トータル6.5億円)
「チェ28歳の革命」以外との対比で考えると、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の興行収入は6.5~8.4億円となる。
マックス8億円、ミニマム6億円程度となりそうだ。
評判は悪いないはずなので、その辺りに期待したいところ。
先行込みの数字なので対比を下回るかもしれないが、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の興行収入は先週に引き続き7億円と予想したい。
オープニング時には7~8億円と予想していたが、8億円までは伸びてこないだろう。
公開前個人予想は12.5億円とやや高めに予想したが、外れてしまった。
往年の作品のリメイクモノは日本では当然のことながらハマらないのかもしれない。
「G.I.ジョー」は10億円を超えるヒットをしたが、こちらはファミリー向きであり、リメイクでもなかったからだろうか。


10位:「インセプション」(ワーナー)<7週目>
【公開前個人予想】 25.0億円
【現時点での興行収入予想】 35億円(3週目31.0億円、OP時~2週目28.0億円)
【公開規模】 282スクリーン(先週比-69スクリーン)
3.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは33.5億円弱となっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
30億円をあっさりと突破している。
先行上映があり、興行収入の予想が難しいが、評価もかなり高く、ある程度の伸びはありそうだ。
ただ、スクリーン数がかなり削られつつある。

クリストファー・ノーラン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆07年「プレステージ」トータル5.0億円
OP1.1→2.8→3.8→4.4→4.8
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3
☆10年「インセプション」
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5億円→
本作は単純なエンターテイメント作品ではなく、難解そうな雰囲気もあり、爆発するような気はしなかったが、「ダークナイト」を相手にしていない。
レオナルド・ディカプリオや渡辺謙といった主演男優に魅力があったようだ。

レオナルド・ディカプリオ主演映画の興行収入は以下の通り。
☆03年公開「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル30.0億円
☆03年公開「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル29.0億円
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→5.0→6.9→8.4
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「ブラッド・ダイヤモンド」トータル9.9億円
OP1.5→4.2→6.2→07.5→08.9→09.4→09.8
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル8~9億円
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆09年公開「レボリューショナリー・ロード」トータル3.8億円
OP0.8→2.4→3.2→03.5→03.7→03.7
☆10年公開「シャッターアイランド」トータル16.6億円
金3日3.4→8.3→11.0→13.3→15.4→16.0
☆10年「インセプション」
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5億円→
「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル30.0億円、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル29.0億円などを抜いている。

渡辺謙が出演したハリウッド映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆05年「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆10年公開「ダレン・シャン」
金1.4→03.7→05.4→06.0億円→
☆10年「インセプション」
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2億円→
さすがに「硫黄島からの手紙」「ラストサムライ」のようなヒットにはならないはずだ。

謎が多そうなサスペンスなど、参考になりそうな作品の興行収入は以下の通り。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆02年公開「バニラスカイ」トータル33.2億円
☆06年公開「フライトプラン」トータル31.2億円
OP2日6.0→14.4→20.4→24.8→28.0
☆01年公開「アンブレイカブル」トータル29.4億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先含8.3→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆09年公開「ベンジャミン・バトン数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆99年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆08年「ジャンパー」トータル17.4億円
先5.5→10.0→13.3→15.2→16.4→17.0
☆04年公開「ヴィレッジ」トータル17.0億円
☆10年「インセプション」
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5億円→
先行分を引いて「天使と悪魔」「ベンジャミン・バトン数奇な人生」との対比で考えた後に先行分を加えると「インセプション」の興行収入は35.0~35.5億円となる。
まだまだ伸びは持続すると思われるが、35億円程度が落ち着きどころか。

「インセプション」先行外30.6億円(先行込み33.5億円)と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「2012」36.6億円(トータル38.0億円)
☆「天使と悪魔」31.4億円(トータル33.5億円)
☆「ターミネーター4」32.0億円(トータル33.2億円)※先行有
<2008>
☆「ライラの冒険」32.5億円(トータル37.5億円)※先行有
☆「ハンコック」29.6億円(トータル31.0億円)※先行有
「天使と悪魔」(トータル33.5億円)、「ターミネーター4」(トータル33.2億円)を超えている。
「ライラの冒険」以外との対比で考えると、「インセプション」の興行収入は34.7~35.5億円となる。
現時点ではマックス36億円、ミニマム34億円というところか。
スクリーンが削られつつあるが、ある程度の伸びは持続しそうである。
「インセプション」の興行収入は先週に引き続き35億円と予想したい。
3週目までは31.0億円という予想だったが、お盆時期の上昇を加味できなかった上に、思った以上に伸びが持続している。
公開前個人予想は25.0億円だったので、大きくズレた。
クリストファー・ノーランの「ダークナイト」、ディカプリオの「シャッター・アイランド」がイマイチだったが、本作は違ったようだ。
難解そうな洋画作品であり、それほど伸びないと思ったが、評価も高く、アイディアも優秀であり、それほど難解というわけでもなかったか。
配給会社は50億円を狙うようなことを言っていたらしいが、さすがにそこまでは伸びなかった。


14位:「魔法使いの弟子」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 10.0億円前後(2~3週目9~10億円、OP時8~9億円)
【公開規模】 327スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
オープニングはイマイチだったが、時期的なこともあり、意外と伸びが高かった。
ただ、作風的に似ている「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(トータル14.2億円)には敵わないようだ。
アメリカではコケたが、日本でも大ヒットには至らずということか。
ディズニー、ブラッカイマー、ニコラス・ケイジ、魔法・ファンタジー、これらの要素を含んでも何かが足りないというのだろうか。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(トータル14.2億円)がヒットして、本作がヒットしない理由がよく分からない。

ニコラス・ケイジ主演作品の主な興行収入は以下の通り。
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆06年公開「ワールド・トレード・センター」トータル24.0億円
OP3.9→10.7→15.0→18.1→20.6→21.8
☆07年公開「ゴーストライダー」トータル5.0億円
OP1.3→3.5
☆07年公開「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」トータル25.8億円
4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8
☆08年公開「NEXT」トータル4億円半ば見込み
OP0.6→2.4→3.5→4.0→4.2
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「魔法使いの弟子」
金2.9→6.2→8.0→9.0億円→
上手くハマれば20億円台が期待できる俳優。
本作の監督のジョン・タートルトーブは「ナショナル・トレジャー」シリーズの監督でもある。
これらとの対比で考えると、「魔法使いの弟子」の興行収入は9.9~11.9億円となる。
オープニング成績では厳しいと思ったが、二桁ラインには立っているようだ。
夏休みも終わり、もはや伸びはなさそうなので、10億円前後というところか。

参考になりそうなファンタジー作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.7億円
金2.8→7.6→12.4→13.9億円→
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」
金1.9→4.2→05.3→06.0→6.5億円→
☆10年「ダレン・シャン」
金1.4→3.7→5.4→6.0
☆10年公開「エアベンダー」
祝込3日1.9→3.6→4.7億円→
☆10年公開「魔法使いの弟子」
金2.9→6.2→8.0→9.0億円→
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」には負けたが、「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」以下の作品には勝っている。
主要作品との対比で考えると、「魔法使いの弟子」の興行収入は9.9~11.3億円となる。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」対比の10.8億円程度がマックスラインとなるだろうか。

「魔法使いの弟子」9.0億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「グラン・トリノ」9.0億円(トータル11.0億円)
☆「ノウイング」9.3億円(トータル10.2億円)
☆「ワイルド・スピードMAX」8.6億円(トータル9.5億円)
<2008>
☆「クローバーフィールド」9.9億円(トータル12.0億円)
☆「アメリカン・ギャングスター」8.9億円(トータル10.5億円)
☆「紀元前1万年」9.3億円(トータル10.1億円)
「グラン・トリノ」以外との対比で考えると、「魔法使いの弟子」の興行収入は9.8~10.9億円となる。
もはや伸びはないと考えるとマックス11億円、ミニマム9億円後半程度だろうか。
「魔法使いの弟子」の興行収入は10.0億円前後と予想したい。
限りなく10億円に近いラインが落ち着きどころか。
10億円を超えるかどうかが注目となりそうだ。
OP時は8~9億円、2~3週目は9~10億円という予想だったが、オープニングはイマイチながらも、夏休み時期ということもあり、伸びが数週間は持続するが、夏休み時期が終わり、ピタっと止まるという珍しい動きとなった。
公開前個人予想は12.0億円であり、それほど悪くはないが、期待がやや高すぎたようだ。


15位:「ソルト」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 18.5億円
【現時点での興行収入予想】19億円半ば(5週目20億円前半、OP時~4週目21~22億円)
【公開規模】 318スクリーン(先週比-8スクリーン)
2.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは19.2億円となっている。
1週間の伸びは4.5千万円弱程度だろうか。
洋画サスペンス作品としては、極端な初動ではないようだが、ファミリー向け映画ではないので、週末の数字が悪いのだろうか。
6週目となり、勢いが完全に止まってしまった。
20億円突破が微妙なところとなってきた。

アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション作品の興行収入は以下の通り。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
OP5.6→14.6→20.4→26.4→不明→38.5→41.8→43.9
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆09年公開「チェンジリング」トータル12.5億円(※参考・非アクション)
金3日2.3(OP1.8)→6.5→9.1→11.0→12.1→12.4
☆10年公開「ソルト」
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2億円→
「ウォンテッド」「チェンジリング」との対比で考えると、「ソルト」の興行収入は19.4~19.9億円となる。
とりあえずは20億円超えが目標となるが、やや厳しいか。
ただ、「トゥームレイダー2」トータル20.0億円と同程度稼げれば十分すぎるほどの合格だろう。

参考となりそうなサスペンスアクションの興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.5億円
金3日4.1(OP3.3)→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆09年公開「007/慰めの報酬」トータル19.8億円
先5.9(OP3.1)→11.3→14.3→16.6→17.9→18.7
☆08年公開「ジャンパー」トータル17.4億円
先5.5→10.0→13.3→15.2→16.4→17.0
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝込3日3.8(2日2.4)→7.7→10.1→11.3→11.9
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆10年公開「ソルト」
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2億円→
これらとの対比で考えると、「ソルト」の興行収入は19.6~20.3億円となる。
20億円ライン近くまでは稼ぎそうだが、同じくソニー系の「バイオハザード」が公開されるので、もはや伸びは期待しにくい。
ただ、伸びは高くなかったが、「007/慰めの報酬」「シャーロック・ホームズ」程度稼いだので問題はないだろう。
日本人としては「ボーン」シリーズよりも好みなのだろうか。
主演の人気ということもありそうだ。

「ソルト」19.2億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「トランスフォーマー/リベンジ」21.9億円(トータル23.2億円)
☆「007/慰めの報酬」18.7億円(トータル19.8億円)※先行アリ
☆「HACHI約束の犬」18.6億円(トータル19.7億円)
<2008>
☆「スウィーニー・トッド」19.4億円(トータル20.5億円)
これらとの対比で考えると、「ソルト」の興行収入は20.3~20.3億円となる。
これらを踏まえるとマックス20億円半ば、ミニマム19億円半ば辺りとなるだろうか。
「バイオハザード」公開によりスクリーン数が激減すると思われるので、「ソルト」の興行収入は19億円半ばと予想したい。
オープニングから4週目までは21~22億円、5週目は20億円前半と予想していたが、やや初動だったということになりそうだ。
20億円ラインにはしっかりと立っていると思われたが、こういうサスペンス系はこういう動きなっても仕方がない。
ただ、「007/慰めの報酬」トータル19.8億円、「シャーロック・ホームズ」トータル21.5億円に近いレベルを稼いだので、大ヒットといえるだろう。
日本においても稼ぐことができる主演女優は数多くはいない。
公開前個人予想は18.5億円だったので、こちらのヨミは良かったようだ。

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気になる映画ニュース(9月第2週目)

☆「告白」がアカデミー賞外国語映画賞の日本代表に決定
「悪人」「十三人の刺客」などの未公開の作品も多いが、今年公開された映画の中では評価がかなり高く、順当な結果ではないか。
来年の1月にアカデミー協会が各国の代表作品の中からノミネート作品を選出し発表される。
「おくりびと」に続き、受賞となるだろうか。
ノミネートされるだけでも大変であり、とりあえずはノミネートされるかが注目となる。


☆テリー・ギリアム監督の「ドン・キホーテ」の製作が難航
00年に製作が開始され、いったんは製作中止に追い込まれたテリー・ギリアム監督の渾身の企画が資金難のため再度中止となりそうだ。
ジョニー・デップが出演してくれれば資金も簡単に集まったとは思うが、ユアン・マクレガーとロバート・デュバルでは厳しいということか。
テリー・ギリアム監督作品は独創性すぎるところがあり、かなり強いクセがあって一般向けというわけではない点がやっかいだ。
個人的には彼の作品の面白みが分からず、自分とは合わない監督の1人であり、そういった面により資金調達が難航しているのではないか。
興行収入的にヒットできる可能性は高くはなく、資金は確かに提供しにくい。


☆「At The Mountains Of Madness」の主役の行方に注目
既に監督はギレルモ・デル・トロに決まっている企画。
監督はトム・クルーズを主役に推しているようだが、スタジオはジェームズ・マカヴォイを推しているようだ。
トム・クルーズの人気に陰りがみえており、高額な出演料もネックとなっているが、今年公開された「ナイト&デイ」の際にはかなり出演料を下げたといわれており、今回もダンピングすれば、トム・クルーズに決まるのではないか。
さすがにジェームズ・マカヴォイよりもトム・クルーズの方がまだまだ人気はあるだろう。
プロデューサーは「アバター」のジェームズ・キャメロンであり、彼の意向もポイントとなりそうだ。


☆アンジェリーナ・ジョリーが「グラビティ」から降板
「グラビティ」は、傑作映画「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロンが3Dで監督する作品。
主演は、ロバート・ダウニーJr.が決定している。
アンジェリーナ・ジョリーには、自身が監督する作品などのスケジュールが詰まっており、その関係だろうか。
スカーレット・ヨハンソンなども手を挙げていたようだが、ナタリー・ポートマンがアンジェリーナ・ジョリーの代わりに出演するようだ。
ロバート・ダウニーJr.とアンジェリーナ・ジョリーの組み合わせは魅力的だが、ややこのコンビでは濃すぎるような気もする。
ナタリー・ポートマン辺りで丁度いいのではないか。


☆「特攻野郎Aチーム」のジョー・カーナハンが「特攻野郎Aチーム」のリーアム・ニーソンと再コンビ
「特攻野郎Aチーム」のジョー・カーナハンが「特攻野郎Aチーム」のブラッドリー・クーパー主演のアドベンチャーアクションが企画されていたが、ブラッドリー・クーパーが降板し、「特攻野郎Aチーム」のリーアム・ニーソンが主演に抜擢されたようだ。
「バッドマン ビギンズ」「96時間」「タイタンの戦い」「特攻野郎Aチーム」など、アクション系をこなすリーアム・ニーソンが60歳近くとなっても元気に活躍している。
再コンビを組むということは、「特攻野郎Aチーム」の撮影が順調だったと窺うこともできる。


☆「アウトレイジ2」の製作決定
北野映画は採算がなかなか合わないことがあるが、「アウトレイジ」は比較的高い興行収入を記録したこともあり、続編がすんなりと決定したようだ。
お得意のヤクザ映画であり、製作にもそれほど手間が掛からないのだろう。
自分は観る予定はないが、興行収入の動きには再び注目したい。


☆ロナルド・レーガンの伝記映画が製作か
監督や俳優は未定のようだが、企画が進行中のようだ。
ニクソン、ケネディ、ブッシュなど、数多くの政治家映画が製作されており、政治映画は賞レースにも加わってくることもあり、注目される企画のひとつ。
本企画以外にも政治家の映画はいくつか企画があったような気がする。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その3)

4位:「トイ・ストーリー3」(ディズニー)<9週目>
【公開前個人予想】 62.5億円
【現時点での興行収入予想】 112億円(4~5週目95億円、OP時~3週目88億円)
【配給会社期待値】 100億円
【公開規模】 438スクリーン(先週比-30スクリーン)
1.3億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは103.6億円となっている。
1週間の伸びは3.8億円程度だろうか。
評価も高く、安定して伸びている。
最近ようやく鑑賞したが、あの内容ではこのヒットもうなずける。
ネット上の興行収入に関する記事では「105億円程度が最終的な数字」といわれているが、スクリーン数が大幅に削られない限りはもうちょっと伸びるのではないかと思う。
3D作品「バイオハザードⅣ」の公開によるスクリーンの減少などが注目となる。

週毎の動きは以下のとおり。
OP9.8→2週目14.0→3週目15.1→4週目15.3→5週目12.5→
→6週目16.2→7週目10.3→8週目6.6→9週目3.8億円となっている。
成績が非常に安定していたが、夏休みも終わり、さすがに勢いが弱まった。

「踊る」「アリエッティ」と比べても圧倒している。
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→73.9→80.3→84.3
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP09.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→103.6億円→
この戦いも注目だが、勝負は決しているだろう。
1週間のビハインドがある「踊る大捜査線」を相手にしていない。
3D作品ということもあり、「借りぐらしのアリエッティ」にもかなり差をつけている。
相手は強かったが、本作がこの夏の勝者となりそうだ。

ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0→51.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1→38.0→38.8
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0→47.5→48.3
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP09.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→103.6億円→
「Mr.インクレディブル」「カールじいさんの空飛ぶ家」をあっさりと超えた。
「ファインディング・ニモ」以外との対比で考えると、「トイ・ストーリー3」の興行収入は106.8~107.2億円となっている。
「ファインディング・ニモ」との対比で考えると、「トイ・ストーリー3」の興行収入は110.7億円となっている。
「ファインディング・ニモ」以外との対比を超えそうだ。
「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円、「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円を超える程度と考えたが、「モンスターズ・インク」トータル93.7億円を超え、「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円と同程度のヒットになりそうだ。

以下の作品も参考になりそうだ。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118億円見込み
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP09.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→103.6億円→
これとの対比で考えると、「トイ・ストーリー3」の興行収入は107.4~114.3億円となっている。
マックス115億円、ミニマム105億円というところか。
「トイ・ストーリー3」の興行収入は、「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円を超えると考えて、先週に引き続き112億円と予想したい。
もし、スクリーン数を相当数削られるようでは無理な数字だと思うが、興行ランキング上位の作品を即座に切るとも思えない。


6位:「劇場版メタルファイト ベイブレードVS太陽~灼熱の侵略者ソルブレイズ~/劇場版デュエル・マスターズ」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円後半(OP時3~4億円)
【公開規模】 216スクリーン
5.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.3億円弱となっている。
1週間の伸びは9.7千万円程度だろうか。
予想していたよりも高い伸びをしているが、爆発力にはイマイチ欠ける展開となっている。
夏休みも終わり、どのような結果となるだろうか。

よく分からないが、関連作品の興行収入は以下のとおりとなるだろうか。
☆07年「甲虫王者ムシキング」トータル4.7億円
水1.3→2.8→3.9→4.1→4.2
☆09年「劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝」トータル7.1億円
OP2.0→5.3→6.0→6.4→6.7
☆10年「劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~」
OP1.0→1.9→
☆10年「劇場版メタルファイト」
OP1.2→3.3→4.3億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版メタルファイト」の興行収入は5.1~5.2億円となる。
5億円を超えるかが注目となる。
とりあえずは「劇場版メタルファイト」の興行収入は先週に引き続き4億円台後半と予想したい。
OP時は3~4億円と予想したが、さすがにそこまでの初動ではなかったようだ。
ただ、新しいシリーズを模索しているようだが、どうもハマってはいないようだ。
この程度では、好調時の「ケロロ軍曹」レベルではないか。


9位:「仮面ライダーW(ダブル)FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」(東映・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 14億円後半(3~4週目14.5億円、OP時~2週目13.0億円)
【公開規模】 349スクリーン(先週比-110スクリーン)
4.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは14.1億円となっている。
1週間の伸びは9.0千万円弱程度だろうか。
10億円を楽に突破しており、15億円近くまで迫ってきたが、スクリーン数がかなり削られてきている。

夏などに公開される過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15.0億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1億円→
9~15億円が水準となるが、去年の夏冬は爆発している。
これらとの対比で考えると、「仮面ライダーW」の興行収入は14.6~15.4億円となる。
去年との対比の14.9億円程度が落ち着きどころか。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年 第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」
OP2.3→4.0→(トータル4.7億円見込み)
☆10年 第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4→3.9→(トータル4億円見込み)
☆10年 第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」
OP2.0→3.5→4.1億円→
☆10年「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1億円→
「電王&キバ クライマックス刑事」との対比で考えると、「仮面ライダーW」の興行収入は15.6億円となる。
マックスは15億円半ば程度となるが、夏休みは終わってしまった。
「仮面ライダーW」の興行収入は14億円後半と予想したい。
「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円を超えたので、「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15.0億円がライバルとなるか。
OP時~2週目までは13.0億円、3~4週目までは14.5億円と予想していたが、思ったよりも伸びがあった。
「仮面ライダー」=「初動」という公式が自分には合ったが、その考えを改めた方がいいかもしれない。
ここ数年の「仮面ライダー」の人気は著しいものがある。


11位:「オカンの嫁入り」(角川)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円半ば
【公開規模】 89スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.8千万円半ば(38,657,200円)のオープニングを飾った。
スクリーン数、タイトル、題材などを踏まえると、ランクインは厳しいのではないかと考えたが、動員ベースでは9位にランクインしている。
新作の公開が少なかったこと、知名度のあるキャスティングということもあったか。
微妙な題材ながらも、泣けそうな映画ということもあるだろう。
このスクリーン数を踏まえると、それほど悪くはない出足となったのではないか。
ただ、興行収入ベースではベストテンからは外れることとなる。

宮崎あおい主演作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆07年「初雪の恋/ヴァージン・スノー」トータル1.7億円見込み
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「オカンの嫁入り」
OP0.4億円→
これらとの対比で考えると、「オカンの嫁入り」の興行収入は2.0~3.3億円となる。
ロングセールスするとも思えないが、極端な初動でもないだろう。
2億円半ば~後半が落ち着きどころか。

「オカンの嫁入り」0.4億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「鴨川ホルモー」0.5億円(トータル3.0億円)
☆「キラー・ヴァージンロード」0.4億円
☆「ヘブンズ・ドア」0.4億円
☆「釣りキチ三平」2日0.4億円(トータル2.0億円)
☆「ホノカアボーイ」0.4億円(トータル1.0億円)
<2008>
☆「築地魚河岸三代目」0.5億円(トータル3.4億円)
☆「山のあなた徳市の恋」0.5億円
☆「次郎長三国志」0.5億円
☆「あの空をおぼえてる」0.4億円
これらとの対比で考えると、「オカンの嫁入り」の興行収入は1.0~2.7億円となる。
年配層向けということもあるので、ある程度の伸びはあるだろう。
「オカンの嫁入り」の興行収入は2億円半ばと予想したい。
悪い映画ではないと思うが、宮崎あおいはなぜ出演しようと思ったのだろうか。


12位:「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク」(東宝・テレビ東京)<9週目>
【公開前個人予想】 49.0億円
【現時点での興行収入予想】 40.0億円(OP時~2週目47~48億円)
【配給会社期待値】 50億円
【公開規模】 331スクリーン(先週比-38スクリーン)
3.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは39.6億円弱となっている。
1週間の伸びは9.0千万円程度だろうか。
夏休みも終わり、そろそろ終わりが近づいてきたようだ。
今年の「ポケモン」は「アリエッティ」「トイ・ストーリー3」といった強力ファミリー作品が相手のためか、かなり苦戦したという印象。
だいたいストーリーが分かる映画よりも目新しい作品に目が向くのは仕方がないか。

週毎の動きは以下のとおり。
OP6.3→2週目4.8→3週目6.7→4週目6.0→5週目4.5→
→6週目5.2→7週目3.2→8週目2.0→9週目0.9億円となっている。
2週目の数字には海の日の数字は含まれていない。
比較的安定して稼いでおり、それほど悲観する動きではない。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝込13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6億円→
「ポケモン」シリーズは40億円台が標準となる。
例年よりも1週早く公開され、相手関係が強力ということもあり、なんとか40億円到達ラインというところまで伸ばしてきた。
07~09年との対比で考えると、「幻影の覇者 ゾロアーク」の興行収入は40.6~40.9億円となる。
40億円に乗った辺りが落ち着きどころとなりそうだ。
「幻影の覇者 ゾロアーク」の興行収入は先週に引き続き40億円と予想したい。

例年に比べて10億円程度低いが、06年のように急激に落ち込むこともあるシリーズでもあった。
なお、06年は「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」「ゲド戦記」に囲まれていた(08年は「ポニョ」がいたにも関わらず、高い興行収入を残しているのは不思議だが)。

以下のライバル作品が好調であり、そろそろ興行収入をあげていきたいところだが、つまづいてしまった。
☆09年「ワンピース」トータル48.0億円
OP10.4→22.5→31.3→36.4→祝込41.9→43.6→44.8
☆09年「エヴァンゲリヲン」トータル40.0億円
OP5.1→13.6→19.8→24.0→27.3→29.8→31.6→33.4→34.6
☆09年「名探偵コナン」トータル35.0億円
OP5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8→34.3→34.5
☆10年「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝込13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6億円→
「名探偵コナン」との対比で考えると、「幻影の覇者 ゾロアーク」の興行収入は40.2億円となる。
やはり40億円を超える程度になるようだ。
今年公開された「コナン」トータル31.9億円、「ドラえもん」トータル31.6億円が最低でも超えなくてはいけないラインとなるが、それはさすがに突破できた。
今年公開された邦画アニメ作品では「借りぐらしのアリエッティ」に次ぐ、2位の地位を確保できたようだ。


13位:「怪談レストラン」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4.0億円(OP時3億円程度)
【公開規模】 166スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.4千万円半ば程度だろうか。
公開前は軽視したが、スクリーン数を踏まえれば、それほど悪くはない。
小説、テレビアニメ、ゲームと展開されているようであり、意外と知名度が高い題材なのかもしれない。

「怪談レストラン」3.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「おっぱいバレー」3.2億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」3.5億円(トータル4.8億円)
☆「風が強く吹いている」3.2億円(トータル4.5億円)
☆「ヴィヨンの妻」2.9億円
☆「重力ピエロ」2.9億円
<2008>
☆「アフタースクール」3.0億円(トータル5.5億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」3.0億円(トータル4.6億円)
「アフタースクール」以外との対比で考えると、「怪談レストラン」の興行収入は4.1~5.0億円となる。
夏休みも終わり、やや初動タイプと考えられるので、「怪談レストラン」の興行収入は4.0億円と予想したい。
オープニング時は適当に3億円程度かと思ったが、意外と人気があるようである。
今年公開された「座頭市 THE LAST」「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」「シュアリー・サムデイ」辺りとそれほど差がない結果になるかもしれない。
映画というものはキャスティングだけでなんとかなるものではないようだ。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その2)

動員2位:「ハナミズキ」(東宝・TBS)<3週目>
【公開前個人予想】 26.0億円
【現時点での興行収入予想】 35.0億円(OP時30.5億円)
【公開規模】 先週310スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.2億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは18.8億円(1,880,060,920円)となっている。
1週間の伸びは6.0億円弱程度だろうか。
知名度のある素材、切な系のラブストーリー、キャスティング、実績のある監督など、ヒットの要素に溢れていた。
やはり、この手の作品はハズれないようだ。

本作の監督の土井裕泰は、意外と実績のある監督のようだ。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
OP3.0→10.4→17.1→23.3→29.8→34.2→37.6
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8億円→
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は33.5~52.8億円となる。
「いま、会いにゆきます」は異例のヒットといえるので参考にはならないだろう。
とりあえずは30億円突破、「涙そうそう」トータル31.0億円突破が目標となるが、超えてきそうだ。

新垣結衣主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝16.8→17.3
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8億円→
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は36.6~37.2億円となる。
このまま上手く伸ばせば、「恋空」トータル39.0億円も視野に入るかもしれないが、そこまでは伸びないだろう。
30億円前半~半ば程度が落ち着きどころか。
ここまで高い推移をしているので、多少話題にもなりそうだ。
見ようか悩んでいる人の背中を押すだろう。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8億円→
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は31.1~34.6億円となる。
「余命1か月の花嫁」を超えそうだ。

「ハナミズキ」18.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「アマルフィ」18.5億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん THE MOVIE」17.5億円(トータル34.8億円)
☆「余命1か月の花嫁」17.1億円(トータル31.5億円)
☆「クローズZEROⅡ」18.2億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年‐第2賞‐」19.5億円(トータル30.1億円)
<2008>
☆「ザ・マジックアワー」21.0億円(トータル39.2億円)
☆「L change the WorLd」19.9億円(トータル31.0億円)
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は29.1~37.4億円となる。
現時点ではマックス37億円、ミニマム30億円程度となるか。
「涙そうそう」トータル31.0億円、「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円がライバルとなると思ったが、これを超えてきそうだ。
「恋空」トータル39.0億円までのヒットにはならないと考えると、30億円台半ば程度が落ち着きどころか。
夏休みシーズンは終了したが、9月の連休もあり、「ハナミズキ」の興行収入は先週に引き続き35.0億円と予想したい。
予想がちょっと高すぎるかもしれないが、様子をみたいところ。
オープニング時の30.5億円という予想のままでもよかったかもしれない。
年配層は動かないと思われるので、爆発的なヒットにはならないと考えるが、どうなるだろうか。


動員3位:「借りぐらしのアリエッティ」(東宝・日本テレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 90.0億円
【現時点での興行収入予想】 95億円(OP時~7週目90.0億円)
【配給会社期待値】 100億円突破確実
【公開規模】 先週447スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは84.3億円(8,431,772,770円)となっている。
1週間の伸びは4.0億円弱程度だろうか。
安定度の高いジブリ作品であり、宮崎駿監督ではなくても問題なく稼いでいるが、評判はそれほど高くはないようだ。
驚くような粘り込みはなさそう。
東宝の100億円突破確実はアテにはならないところがあるが、やはり厳しそうだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日13.5→2週目12.7→3週目13.6→4週目10.5→5週目14.4→
→6週目9.2→7週目6.4→8週目4.0億円となっている。
伸びは当然のように安定しているが、夏休みも終わり、そろそろ勢いも収まってきたか。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3億円→
「ゲド戦記」トータル76.5億円は余裕で超えた。
「ゲド戦記」「崖の上のポニョ」との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は91.5~97.2億円となる。
評判はそれほど高くはないので、「崖の上のポニョ」のような伸びは発揮しないだろう。
「ゲド戦記」対比の91.5億円を超えて、「崖の上のポニョ」対比の97.2億円を超えない程度と考えたい。
これらの半分程度の90億円台半ばが落ち着きどころか。

以下のようなディズニー系作品も参考になりそうだ。
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0→47.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118億円見込み
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→73.9→80.3→84.3億円→
「カールじいさんの空飛ぶ家」「アリス・イン・ワンダーランド」との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は88.7~89.2億円となる。
伸びがあるジブリ系であり、これらの対比を超えるだろう。
90億円を超えて、90億円台半ばが落ち着きどころと考えて、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は95億円と上方修正したい。
オープニングから7週目までは90.0億円と予想していたが、思ったよりも伸びが持続した。
やはり、ジブリ系は強かったが、ヨミは大きくはズレなかった。


動員8位:「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」(東宝・フジ)<10週目>
【公開前個人予想】 110.0億円
【現時点での興行収入予想】 71.5億円(2~8週目70.0億円、OP時80.0億円)
【配給会社期待値】 100億円突破確実
【公開規模】 先週447スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは70.1億円半ば(7,014,378,500円)となっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
ついに70億円を突破した。
織田裕二の1日10回の舞台挨拶や、ドコモ動画によるスピンオフ作品の劇場公開など、話題を繋いでヒットに導いていたが、最後の隠し玉の織田裕二の結婚まで繰り出した。
織田裕二のやる気のようなものが感じられる。
興行収入的には失敗とは言えない結果なので、是非続編を製作して、我々を今度こそ納得させて欲しいところ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP時9.7→2週目15.3→3週目11.6→4週目9.4→5週目6.5→
→6週目4.7→7週目6.2→8週目3.4→9週目2.0→10週目1.3億円となっている。
お盆時期が稼ぎ時ということがよく分かる。
評判も高いとは思えず、思ったよりも話題性や盛り上がりが高まっていないが、知名度を活かして、伸ばし続けていた。
評判の悪さの風評も大きな影響は与えなかったようだ。

「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
さすがに03年のようなヒットにはならなかった。
とりあえず98年の100億円が目標となるが、無理のようだ。

「踊る」を除く、織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7→祝込10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
OP9.7→25.0→祝込39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
10億円は最低限でも稼ぎ出している。
題材が良ければ、40億円近くを稼ぎ出すという名前だけで観客が集まる俳優。
目標の100億円突破は夢のまた夢だったが、70億円突破したので責任問題は発生しないだろう。

近年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円(視聴率14.8%)
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5→78.6→80.9→82.3
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8→76.3→78.2→79.2
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円(視聴率05年19.7%、07年21.7%)
10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円(視聴率13.1%)
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5→65.3
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
05.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9→47.8
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7→42.2→43.1→43.7
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
OP9.7→25.0→祝込39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
「ROOKIES-卒業-」「HERO」を超えることが目標となるが、無理だった。
「花より男子F」も無理だが、「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円は超えるか。
これらとの対比で考えると、「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」の興行収入は71.2~72.8億円となる。
「HERO」との対比となる72.1億円程度が落ち着きどころか。

「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」70.1億円と同程度の10週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ROOKIES」82.3億円(トータル85.5億円)
<2008>
☆「花より男子F」74.7億円(トータル77.5億円)
☆「容疑者Xの献身」47.8億円(トータル49.2億円)
これらとの対比で考えると、「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」の興行収入は72.2~72.8億円となる。
70億円台の前半が落ち着きどころとなりそうだ。
現時点では、ミニマム71億円、マックス73億円程度ではないか。
「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」の興行収入は先週に引き続き71.5億円と予想したい。
公開2週目より8週目まで70.0億円と予想していたので、ヨミは悪くなかったようだ。
正直言って70億円突破は無理ではないかと一時期思っていたが、お盆時期に予想以上に荒稼ぎしてくれて助かった。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「バイオハザードⅣ アフターライフ」(ソニー)
<340館程度にて順次公開予定>※もっと多いかもしれない
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
このシリーズを一度も観たことがないので、観る予定はない。
そのうちまとめて観るかもしれないが、あまり観たいとは思わない。

【監督】 ポール・W・S・アンダーソン
「バイオハザード」シリーズ以外の興行収入は以下のとおり。
☆04年「エイリアンVSプレデター」トータル16.8億円
3億→不明→12.3→14.9→15.6→16.4
☆08年「デス・レース」トータル不明(3億円前後か)
OP0.7→1.7→不明→2.2
このシリーズ以外ではそれほど実績を残していない。
なお、彼が監督したのは「バイオハザード」の「Ⅰ」と「Ⅳ」のみである。
「Ⅱ」と「Ⅲ」については脚本・プロデュースのみ。

【キャスティング】 ミラ・ジョヴォヴィッチ、中島美嘉
「バイオハザード」シリーズ以外の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ウルトラヴァイオレット」トータル不明
OP0.8→1.6
☆09年「THE 4TH KIND」トータル不明
金3日1.1→2.9→3.9→4.7→5.2
このシリーズ以外ではそれほど実績を残していない。

【題材】 「シリーズ」「アクション」「ホラー」「ゲームの映画化」「3D」
「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」
先4.2億円→
※数字についてはやや疑わしいところがある。
日本製作のゲームとはいえ、何故かかなり高い人気のあるシリーズ。
シリーズを重ねるごとに上昇傾向にある。
今回の先行の数字も高く、今回も30億円近い数字となりそうだ。

ゾンビやモンスターモノの興行収入は以下のとおり。
☆04年「ヴァン・ヘルシング」トータル28.0億円
先6.3→13.9→19.3→不明→24.9→25.9
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円
金3日7.2(2日5.8)→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
「ヴァン・ヘルシング」を超えてきそうだが、「アイ・アム・レジェンド」を超えることはできないだろう。

ゲームの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
やはり20億円の後半がこの手の作品の落ち着きどころとなりそうだ。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
3Dを意識した作品になっているが、それほど目新しさはなさそうだ。
日本を意識した作りにはなっているが、中島美嘉でもちょっとだけでも見せてもよかったのではないか(ちょっと見せているかもしれないが確認できない)。

【支持基盤・ターゲット】 10~40歳代の男女・カップル
PG12指定だが、問題はないだろう。
気軽に見られる作品であり、比較的幅広く鑑賞されそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「サブウェイ123/激突」トータル7.7億円(オープニング3日1.6億円)
☆「ウルヴァリンX-MEN ZERO」トータル8.9億円(オープニング3日2.3億円)
☆「ココ・アヴァン・シャネル」トータル7.5億円(オープニング3日1.1億円)
<2008>
☆「SATC」トータル18.0億円(先行込み2.9億円)
☆「ハンコック」トータル31.0億円(先行込み8.3億円)
☆「幸せの1ページ」トータル4.6億円(オープニング0.9億円)
☆「ウォンテッド」トータル25.0億円(先行込み25.0億円)
「ウォンテッド」を超えそうだ。「ハンコック」がライバルとなるか。

【評価・予想】 35.0億円(オープニング先行込み10.5億円)
先行公開で既に4.2億円弱(418,426,140円)を稼ぎ出している。
今年公開された「シャーロック・ホームズ」のオープニング3日4.1億円(トータル21.5億円)を超えている。
去年公開された「ターミネーター4」の先行3日が4.3億円(トータル33.2億円)となっており、30億円を超えそうな興行収入となりそうだ。

過去のシリーズから考えても30億円突破は現実的だろう。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
3D単価を踏まえると、2~3割程度の上昇となるのではないか。
前作28.5億円×1.2~1.3=34.2~37.1億円となる。
9月の連休もあり、さらに洋画系アクション作品も手薄であり、相当に稼げるだろう。
やや強気に攻めて、「バイオハザードⅣ アフターライフ」の興行収入は35.0億円と予想したい。
オープニングは先行込みで10.5億円程度か。
先行4.2億円、金曜日1.3億円、土日で5.0億円程度となるのではないか。


「悪人」(東宝)
<231館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ▲
今のところは観る予定はないが、かなり話題になれば観るかもしれない。

【監督】 李相日
過去に「フラガール」を監督している。
☆06年「フラガール」トータル14.0億円
OP1.0→3.5→5.6→7.7→9.3→10.3
「フラガール」は見ていないが、評価が高そうな監督だ。
本作の仕上りも高いのではないか。

【キャスティング】 妻夫木聡、深津絵里
妻夫木聡主演作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1
☆07年「憑神」トータル8.8億円
OP1.2→03.7→05.3→06.4→07.2→07.7
☆09年「感染列島」トータル19.1億円
OP3.0→07.8→11.7→14.3→16.5→17.5
非常に高い実績を残しており、本作もヒットするだろう。
「感染列島」辺りまで伸びるだろうか。

深津絵里は「踊る」「西遊記」「ザ・マジックアワー」といった実績があるが、「博士の愛した数式」といったヒューマンドラマでの実績もある。
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
監督の実績、妻夫木の実績を踏まえると、10億円を超えてくるのではないか。

【題材】 「ヒューマンドラマ」
サスペンス系のヒューマンドラマ、ロングセールス系のヒューマンドラマが主に参考となるか。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆10年「告白」
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1→30.0→30.6
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝込21.4→22.9→24.3→25.1
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→09.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1→23.9
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1(2日2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3
☆07年「東京タワー」トータル18.8億円
OP1.9→6.2→9.4→13.3→15.0
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
「告白」のようなサプライズヒットにはならないと思うが、やや高めに予想してもいいかもしれない。
モントリオールで最優秀脚本賞を受賞した「誰も守ってくれない」の二の舞はないだろう。
「私は貝になりたい」トータル24.5億円、「陰日向に咲く」トータル19.5億円、「東京タワー」トータル18.8億円辺りがライバルか。

【予告編・TVCM】 量・少/デキ・普
多忙のためテレビをあまり見ていないこともあり、CMをあまり見かけないが、重さと希望を兼ね備えた作りとなっている。
予告編のデキについては、悪くはないが、観たいという気持ちまでには至らずというところ。

【支持基盤・ターゲット】 「全般」
このキャスティングでは年配層が動かないのではないかという不安があったが、モントリオール映画祭で最優秀女優賞を得るなど、注目度を増している。
土日はデートや友人などの若年層、平日の夜はOL層、平日の昼は年配層と、比較的幅広い観客に支持されそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「20世紀少年第3章」トータル44.1億円(オープニング8.7億円)
☆「BALLAD」トータル18.1億円(オープニング2.3億円)
☆「火天の城」トータル9.3億円(オープニング1.3億円)
☆「しんぼる」トータル4.7億円(オープニング1.0億円)
☆「カムイ外伝」トータル11.2億円(オープニング2日1.6億円)
<2008>
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
☆「おくりびと」当年度31.0億円(オープニング2日2.4億円)
☆「パコと魔法の絵本」トータル23.4億円(オープニング2日3.1億円)
「おくりびと」のようなムーブメントは起きないだろう。

【評価・予想】 18.0億円(オープニング2.2億円)
ヒットするか悩ましいところがあったが、モントリオール映画祭で最優秀女優賞を得るなど、注目度を増している。
“重い”映画のため敬遠されるかという不安もあるが、本作は観客に受け入られるタイプの“重い”映画となりそうだ。
マックス30億円、ミニマム10億円というイメージとなる。
不安もあるが、妻夫木の人気などを踏まえると、ある程度のヒットとなるだろう。
10億円台後半から20億円前半というところではないか。
良作と思われるが、それほど爆発力はないだろう。
20億円突破するほどのヒットにはならず、10億円後半程度が落ち着きどころか。
「悪人」の興行収入は18.0億円と予想したい。
オープニングはややおとなしく2.2億円程度か。
ある程度の話題となり、ロングセールスするタイプだろう。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その1)

1位:「BECK」(松竹・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 20.5億円
【現時点での興行収入予想】 17.5億円
【公開規模】 316スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1億円(313,574,750円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは3.7億円程度だろうか。今年公開された「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」のオープニング3.9億円(トータル23.6億円)、「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」のオープニング3.7億円(トータル18.5億円)なので、この程度は稼がないと20億円は超えない』と書いたので、予想よりも低い出足となっている。
最初はもうちょっと低い3.3億円程度のオープニングかと予想していたのだが、恐らく初動タイプだろうと踏んで、予想の数字をさらに上げてしまい失敗した。
それなりの爆発力はあったが、やはり一般に広く浸透するほどの題材ではなかったか。
『目標は30億円』などというネット上の記事も散見されるが、そこまで伸びるとは思えない。

堤幸彦監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0→
☆10年「BECK」
OP3.1億円→
5年で13本目となるだろうか。
漫画原作モノをやりたいのか、ドラマの映画化をやりたいのか、年配向け感動作をやりたいのか、よく分からない監督だが、恐らく全部やりたいのだろう。
多忙のためか、しっかりと製作されているようなイメージがない。
主要作品との対比で考えると、「BECK」の興行収入は15.1~19.4億円となる。
ロングセールスするタイプではないので、この辺りが落ち着きどころか。

水嶋ヒロ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5(1.7)→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆10年「BECK」
OP3.1億円→
「ドロップ」のような口コミで伸びていくようなヒットにはならないだろう。
このような伸びをすれば目標の30億円は突破できるが、難しいと思われる。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」「20世紀少年」を除く)。
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆05年「NANA」トータル40.3億円
OP5.4→不明→21.8→28.5→32.1
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→水曜25.3→26.5→27.9→28.8
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(2日3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7
☆06年「NANA2」トータル12.5億円
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝込11.0→11.7
☆10年「BECK」
OP3.1億円→
主要作品との対比で考えると、「BECK」の興行収入は16.4~23.1億円となる。
「デトロイト・メタル・シティ」対比で20.7億円、「カイジ 人生逆転ゲーム」対比で19.4億円となるので、20億円突破も厳しいような気がしてきた。
「クローズZERO」シリーズに比べると、数字が低いことが分かるだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「20世紀少年第3章」トータル44.1億円(オープニング8.7億円)
☆「BALLAD」トータル18.1億円(オープニング2.3億円)
<2008>
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
これらとの対比で考えると、「BECK」の興行収入は15.7~24.4億円となる。
「20世紀少年第3章」対比の15.7億円は超えるだろう。

「BECK」3.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「アマルフィ」2日3.8億円(トータル36.5億円)
☆「劔岳 点の記」先込2.9億円(トータル25.8億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」2日3.6億円(トータル22.5億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」2.8億円(トータル21.5億円)
<2008>
☆「パコと魔法の絵本」2日3.1億円(トータル23.6億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」3.5億円(トータル23.4億円)
☆「クロサギ」2.9億円(トータル17.2億円)
これらとの対比で考えると、「BECK」の興行収入は18.4~29.8億円となる。
マックスが20億円辺り、ミニマムは15億円辺りとなりそうだ。
「デトロイト・メタル・シティ」対比で20.7億円、「カイジ 人生逆転ゲーム」対比で19.4億円以下となり、「20世紀少年第3章」対比の15.7億円以上となるだろう。
9月の連休辺りにも望みを託したいところだが、あまり期待はできないのではないか。
19億円以下、16億円以上となりそうなので、「BECK」の興行収入は17.5億円と予想したい。
堤監督作品なので、「告白」のように話題となり、ロングセールスするようなデキには仕上がっていないなだろう。
漫画原作作品であり、超初動タイプになる可能性の方を心配すべきか。

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全米映画興行収入(9月第1週目)

1位となったのは新作の「The American」。
事前にはレイバーデイを含む4日間で13.8百万ドルのオープニングと予想されているが、3日間で13.0百万ドルのオープニングを飾った。
予想を上回るとみてよさそうだが、予想が低すぎるのではないか。
なお、水曜日から公開されており、既に16百万ドルを稼いでいる。

監督はあまり実績のないAnton Corbijn。
主演はジョージ・クルーニー。
ジョージ・クルーニー主演作の興行収入は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル
☆08年「かけひきは、恋のはじまり」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
☆08年「バーン・アフター・リーディング」トータル60百万ドル
OP19→36→46→52→55→57
☆09年「ヤギと男と男と壁と」トータル32百万ドル
OP13→23→28→31→31→32
☆09年「マイレージ、マイライフ」トータル84百万ドル
☆10年「The American」
先16(OP13)百万ドル→
「かけひきは、恋のはじまり」「ヤギと男と男と壁と」と同程度のオープニングとなっている。
「The American」の興行収入は先行を含めると4千万ドル程度だろうか。
「かけひきは、恋のはじまり」「ヤギと男と男と壁と」を上回れば問題ないだろう。
ストーリーはよく分からないが、殺し屋モノなのだろうか。
「ボーン」シリーズのようなヒットにはならなかったが、派手さがないので仕方がない。
欲を言えば、「フィクサー」(トータル49百万ドル)と同程度は稼ぎたかったところだ。
評価は高いので、やや粘りそうだ。


2位は2週目の「Takers」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費32百万ドルを余裕で回収している。
先週は暫定2位だったが、確定値では「The Last Exorcism」を破って1位となっている。
評価はそれほど良くはなく、このヒットの理由がよく分からない。
ヘイデン・クリステンセン、マット・デュロン、クリス・ブラウン、ポール・ウォーカー、ゾーイ・サルダナなどが出演したクライムアクション。
「オーシャンズ」シリーズ、スタローン監督の「エクスペンダブルズ」同様に、多数の俳優が登場する作品は受けがよいのだろうか。

多数の俳優がチームを組む、今年公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」
OP35→65→82百万ドル→
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74
☆10年「Takers」
OP21→38百万ドル→
「Takers」の興行収入は6千万ドル程度だろうか。

ヘイデン・クリステンセン主演作としては08年「ジャンパー」トータル80百万ドル、マット・デュロン主演作としては09年「アーマード 武装地帯」トータル16百万ドルとなっており、ヘイデン・クリステンセンの人気も多少あったのかもしれない。


3位となったのは新作の「Machete」。
事前にはレイバーデイを含む4日間で15.8百万ドルのオープニングと予想されているが、3日間で11.3百万ドルのオープニングを飾った。
予想どおりか、やや下回るというところか。

監督はロバート・ロドリゲス及びEthan Maniquis。
主演は、ダニー・トレホ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシカ・アルバ。
クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲス監督の「グラインドハウス」の偽の予告編から映画化された作品。

本家「グラインドハウス」の興行収入を超えれば一応は合格といえるか。
☆07年「グラインドハウス」トータル25百万ドル
OP12→20→23→24→24
☆10年「Machete」
OP12百万ドル→
ほぼ同程度となっており、「Machete」は2千万ドル台の興行収入となりそうだ。
共演者は豪華でも、主演がダニー・トレホでは一般層にまではアピールしにくい。
この程度でも仕方がないといえるだろう。
ファンが多そうな作品なので、評価は当然のように高い。


4位は2週目の「The Last Exorcismk」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
先週は暫定1位だったが、確定値では「Takers」に敗れているものの、この成績は十分すぎるほどのヒットといえるだろう。

制作費は極安の1.8百万ドルとなっている。
「パラノーマル・アクティビティ」(トータル108百万ドル)の1万5千ドルにはさすがに敵わないが、ホラー作品の低予算には驚くばかり。
①スターを登場させる必要がないこと、②舞台が限定的であり、セット一つ・ロケ地一箇所で撮影できること、③スケジュールを上手く組めば、撮影に時間が掛からず、スタッフも少人数で済むことなどが理由だろう。
ローリスクの上に、アメリカ人はホラーを好むのでハイリターンとなる。

本作はイーライ・ロスがプロデュースした作品。
彼が監督した作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「キャビン・フィーバー」トータル21百万ドル
OP09→15→18→20→21
☆06年「ホステル」トータル47百万ドル
OP20→35→43→46→47
☆07年「ホステル2」トータル18百万ドル
OP08→14→17→18
☆10年「The Last Exorcismk」
OP20→32百万ドル→
自身が監督した作品よりもヒットしている。
「ホステル」トータル47百万ドルがライバルとなるだろうか。
「The Last Exorcismk」の興行収入は4千万ドル台となりそうだ。
評価はそれほど悪くはないが、高くもないので、ロングセールスにはならないだろう。

ホラー作品としては、以下のような作品がライバルか。
☆09年「スペル」トータル42百万ドル
OP16→28→35→39
☆04年「エクソシスト ビギニング」トータル42百万ドル
OP18→31→37→40
☆10年「The Last Exorcismk」
OP20→32百万ドル→
製作費1億ドルを掛けてもこの程度しか稼げない場合もあるのに、製作費1.8百万ドルで稼ぐこともあるので、映画というビジネスは面白い。


5位となったのは新作の「Going the Distance」。
事前にはレイバーデイを含む4日間で13.5百万ドルのオープニングと予想されているが、3日間で6.9百万ドルのオープニングを飾った。
コケたと思って良さそうだ。

監督は、経験があるがヒット実績のないNanette Burstein。
主演は、ドリュー・バリモア、ジャスティン・ロング。
ドリュー・バリモアは、09年に公開された「そんな彼なら捨てちゃえば?」(トータル94百万ドル)がヒットしているが、主演というわけではなかった。
主演作としては、04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドルを境にしてヒット作から見放されている。
☆05年「2番目のキス」トータル42百万ドル
OP12→24→32→36→39
☆07年「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル
先19(OP14)→32→39→44→47
☆07年「ラッキー・ユー」トータル6百万ドル
OP03→05→05→06→06
☆09年「ローラーガールズ・ダイアリー」トータル13百万ドル(監督作品)
OP05→09→11→12→13
☆10年「Going the Distance」
OP07百万ドル→
「Going the Distance」は2千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
いくら共演者が実績の足りないジャスティン・ロングといっても、ラブコメならば、もうちょっと稼げないと主演女優としては厳しい立場となりそうだ。
評価はそれほど悪くはないが、粘りはないだろう。


6位は4週目の「エクスペンダブルズ」。
トータルでは92百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルを楽に回収している。
これがコケたら、スタローンの監督・俳優生命が終わると思われただけに一安心というところか。
シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィルス、アーノルド・シュワルツェネッガーととにかくキャスティングが豪華。

シルベスター・スタローン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル70百万ドル
先22→48→61→65→68
☆08年「ランボー最後の戦場」トータル43百万ドル
OP18→30→37→40→42
☆10年「エクスペンダブルズ」
OP35→65→82→92百万ドル→
「ロッキー・ザ・ファイナル」を楽に超えている。
現時点では1億ドルが落ち着きどころか。
『監督が監督だけに初動タイプの疑いが強いが、評価は高くなっており、評判に釣られて鑑賞する客も増えるだろう』と思っていたが、やはりやや初動傾向にあったようだ。
「ランボー」の続編の企画が飛んだようだが、このヒットを受けて、企画が再燃するようなこともあるかもしれない。
それよりも、本作の続編の方が早そうだ。


7位は5週目の「The Other Guys」。
トータルでは107百万ドルとなっている。
製作費は1億ドルとなっており、製作費を回収している。
評価も悪くはなく、コメディ作品としてはロングヒットとなっている。

監督はウィル・フェレルの盟友のアダム・マッケイ。
過去に「俺たちニュースキャスター」「タラデガ・ナイト」「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」でコンビを組んでいる。

ウィル・フェレル主演作の興行収入は以下の通り。
☆04年「俺たちニュースキャスター」トータル85百万ドル
OP28→57→071→078→082→083
☆05年「奥様は魔女」トータル63百万ドル(※主演はニコール・キッドマン)
OP20→39→051→057→060→061
☆06年「タラデガ・ナイト」トータル148百万ドル
OP47→90→114→128→137→142
☆06年「主人公は僕だった」トータル41百万ドル
OP13→23→033→037→039→040
☆07年「俺たちフィギュアスケーター」トータル119百万ドル
OP33→68→090→101→108→112
☆08年「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
OP15→25→030→032→033→033
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→081→091→096→098
☆09年「マーシャル博士の恐竜ランド」トータル49百万ドル
OP19→35→044→047→048→048
☆10年「The Other Guys」
OP36→70→088→099→107百万ドル→
成功と失敗を交互に繰り返すコメディ俳優。
アダム・マッケイ監督作品ということもあり、今回は成功のようだ。
1億1~2千万ドル程度が落ち着きどころか。
「俺たちフィギュアスケーター」トータル119百万ドルを超えたいところだ。
コメディ系も増えてきているが、マーク・ウォルバーグとの目新しいコンビも注目されたか。
ドウェイン・ジョンソン、サミュエル・L・ジャクソンなど、キャスティングも豪華だ。
評価も思ったよりも高くなっており、恐ろしいほどの初動タイプではなさそうだ。


8位は4週目の「食べて、祈って、恋をして」。
トータルでは69百万ドルとなっている。
製作費6千万ドルを回収している。
不安のあったジュリア・ロバーツ作品ではあるが、無難な結果を残しそうだ。
原作はかなり有名のようであり、その影響もあったか。
共演は、ハビエル・バルデム、ジェームズ・フランコ。

ジュリア・ロバーツ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆90年「プリティ・ウーマン」トータル178百万ドル
☆99年「ノッティングヒルの恋人」トータル116百万ドル
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドル
☆01年「ザ・メキシカン」トータル67百万ドル
OP20→38→51→58→62
☆01年「アメリカン・スウィートハート」トータル93百万ドル
OP30→59→75→83→88
☆03年「モナリザ・スマイル」トータル64百万ドル
OP12→31→50→57→60
☆04年「クローサー」トータル34百万ドル
☆09年「デュプリシティ」トータル41百万ドル
OP14→26→32→39→40
☆10年「食べて、祈って、恋をして」
OP23→47→61→69百万ドル→
「ザ・メキシカン」「モナリザ・スマイル」が6千万ドル台なので、この程度を稼げれば合格ラインとなるか。
現時点では7~8千万ドル程度が落ち着きどころではないか。
ここ数年活躍が目立たなかった割には、コケてはいないので問題はないだろう。
評判はそれほど良くはないようなので、あまり粘りはなさそうだ。


9位は8週目の「インセプション」。
トータルでは277百万ドルとなっており、製作費160百万ドルを余裕で回収している。

監督は「メメント」のクリストファー・ノーラン。
監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「インソムニア」トータル67百万ドル
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
先73→123→151→172→183→191
☆06年「プレステージ」トータル53百万ドル
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→214→394→442→471→489→502→512
☆10年「インセプション」
OP63→143→193→228→248→262→271→277百万ドル→
「バットマン ビギンズ」を余裕で突破した。

レオナルド・ディカプリオ主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル78百万ドル
OP09→30→047→055→060
☆02年「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル165百万ドル
先49(OP30)→97→119→134→145
☆04年「アビエイター」トータル103百万ドル(2週目より拡大)
拡10→32→043→050→058
☆06年「ディパーテッド」トータル132百万ドル
OP27→57→077→091→102
☆06年「ブラッド・ダイヤモンド」トータル57百万ドル
OP09→19→025→036→044
☆08年「ワールド・オブ・ライズ」トータル39百万ドル
OP13→24→031→035→037
☆08年「レボリューショナリー・ロード」トータル23百万ドル
☆10年「シャッター・アイランド」トータル128百万ドル
OP41→076→096→108→116→121
☆10年「インセプション」
OP63→143→193→228→248→262→271→277百万ドル→
2010年に1億ドル突破作品が2本もある俳優となる。
彼にとっては「タイタニック」に次ぐ、自身2番目に高い興行収入となりそうだ。

ジャンルは異なりそうだが、「マトリックス」シリーズ辺りがライバルか。
☆99年「マトリックス」トータル171百万ドル
☆03年「リローデッド」トータル282百万ドル
☆03年「レボリューションズ」トータル139百万ドル
「リローデッド」トータル282百万ドル辺りまで伸びるのではないか。

今年公開された以下のような作品もライバルとなる。
☆10年「アイアンマン2」現時点で312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→304→307→308
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」現時点で299百万ドル
先158→235→265→280→288→293→296→297→298
☆10年「インセプション」
OP063→143→193→228→248→262→271→277百万ドル→
「ダークナイト」同様に、評価は恐ろしく高く、相当に粘りそうだ。
『いずれは近いところまで伸ばしていくだろう』と思ったが、これらを破ることは難しそうだ。
2億8千万~2億9千万ドル程度が落ち着きどころか。


10位は3週目の「Nanny McPhee Returns」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルの回収は苦しいだろう。
監督は初監督となるスザンナ・ホワイト。
主演は前作に引き続きエマ・トンプソン、共演はマギー・ギレンホール。
アメリカでは05年に公開された「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」の続編となるファミリー向きファンタジー作品。
オープニングはイマイチだったが、知名度を活かして、やや粘っている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」トータル47百万ドル
OP15→27→33→37→43
☆10年「Nanny McPhee Returns」
OP08→17→22百万ドル→
本作の興行収入は2千万ドル後半程度だろうか。
前作の半分程度になってしまうとは思わなかった。
ファンタジーモノは視覚効果に製作費がかさむ上に、結構無視されることも多いので、意外と高いリスクがあると思われる。
原作が色々とあるので映画化しやすいが、あまり割りに合わないところがある。
本作の評価はそれほど悪くはないのに、評価に関わらずコケてしまうことがよくある。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「バイオ・ハザードⅣ アフターライフ」
アメリカではそれほどヒットしていない作品であり、爆発力はないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その3)

11位:「魔法使いの弟子」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 9~10億円(OP時8~9億円)
【公開規模】 328スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは8.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度だろうか。
オープニングはイマイチだったが、時期的なこともあり、意外と伸びが高かった。
ただ、作風的に似ている「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(トータル14.2億円)には敵わないようだ。
アメリカではコケたが、日本でも大ヒットには至らずということか。
ディズニー、ブラッカイマー、ニコラス・ケイジ、魔法・ファンタジー、これらの要素を含んでも何かが足りないというのだろうか。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(トータル14.2億円)がヒットして、本作がヒットしない理由がよく分からない。

ニコラス・ケイジ主演作品の主な興行収入は以下の通り。
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆06年公開「ワールド・トレード・センター」トータル24.0億円
OP3.9→10.7→15.0→18.1→20.6→21.8
☆07年公開「ゴーストライダー」トータル5.0億円
OP1.3→3.5
☆07年公開「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」トータル25.8億円
4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8
☆08年公開「NEXT」トータル4億円半ば見込み
OP0.6→2.4→3.5→4.0→4.2
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「魔法使いの弟子」
金2.9→6.2→8.0億円→
上手くハマれば20億円台が期待できる俳優。
本作の監督のジョン・タートルトーブは「ナショナル・トレジャー」シリーズの監督でもある。
これらとの対比で考えると、「魔法使いの弟子」の興行収入は10.0~12.8億円となる。
オープニング成績では厳しいと思ったが、二桁ラインには立っているようだ。
オープニングがお盆時期ということもあり、やや初動タイプとなりそうなので、10億円前後というところか。

参考になりそうなファンタジー作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.7億円
金2.8→7.6→12.4→13.9億円→
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」
金1.9→4.2→05.3→06.0→6.5億円→
☆10年「ダレン・シャン」
金1.4→3.7→5.4→6.0
☆10年公開「エアベンダー」
祝込3日1.9→3.6→4.7億円→
☆10年公開「魔法使いの弟子」
金2.9→6.2→8.0億円→
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」には負けたが、「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」以下の作品には勝っている。
主要作品との対比で考えると、「魔法使いの弟子」の興行収入は9.7~11.9億円となる。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」対比の10.9億円程度がマックスラインとなるだろうか。

「魔法使いの弟子」8.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「G.I.ジョー」8.5億円(トータル10.5億円)
☆「ノウイング」8.2億円(トータル10.2億円)
☆「ワイルド・スピードMAX」7.6億円(トータル9.5億円)
☆「DRAGON BALL」7.4億円(トータル8.7億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」7.9億円(トータル13.5億円)
☆「クローバーフィールド」8.3億円(トータル12.0億円)
☆「アメリカン・ギャングスター」7.7億円(トータル10.5億円)
☆「紀元前1万年」8.3億円(トータル10.1億円)
「最高の人生の見つけ方」以外との対比で考えると、「魔法使いの弟子」の興行収入は9.4~11.6億円となる。
やや初動と考えるとマックス11億円、ミニマム9億円後半程度だろうか。
「魔法使いの弟子」の興行収入は先週に引き続き9~10億円と予想したい。
限りなく10億円に近いラインが落ち着きどころか。
先々週のオープニングは8~9億円という予想だったが、初日の金曜日に1億円程度稼いでいた情報を入手できなかったことが痛かったうえに、やはりファンタジー大作であり、時期的なメリットもあったようだ。


12位:「怪談レストラン」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4.0億円(OP時3億円程度)
【公開規模】 166スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.2億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
公開前は軽視したが、スクリーン数を踏まえれば、それほど悪くはない。
小説、テレビアニメ、ゲームと展開されているようであり、意外と知名度が高い題材なのかもしれない。

「怪談レストラン」2.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「おっぱいバレー」2.1億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」2.1億円(トータル4.8億円)
☆「風が強く吹いている」2.4億円(トータル4.5億円)
☆「重力ピエロ」2.1億円
<2008>
☆「アフタースクール」2.0億円(トータル5.5億円)
☆「特命係長 只野仁 最後の劇場版」2.2億円(トータル4.6億円)
☆「グーグーだって猫である」1.8億円(トータル3.6億円)
「アフタースクール」以外との対比で考えると、「怪談レストラン」の興行収入は4.1~5.6億円となる。
夏休みも終わり、やや初動タイプと考えられるので、「怪談レストラン」の興行収入は4.0億円と予想したい。
先週は適当に3億円程度かと思ったが、意外と人気があるようである。
今年公開された「座頭市 THE LAST」「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」「シュアリー・サムデイ」辺りとそれほど差がない結果になるかもしれない。
映画というものはキャスティングだけでなんとかなるものではないようだ。


13位:「ソルト」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 18.5億円
【現時点での興行収入予想】 20億円前半(OP時~4週目21~22億円)
【公開規模】 326スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは18.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
洋画サスペンス作品としては、極端な初動ではないようだが、ファミリー向け映画ではないので、週末の数字が悪いのだろうか。

アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション作品の興行収入は以下の通り。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
OP5.6→14.6→20.4→26.4→不明→38.5→41.8→43.9
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆09年公開「チェンジリング」トータル12.5億円(※参考・非アクション)
金3日2.3(OP1.8)→6.5→9.1→11.0→12.1→12.4
☆10年公開「ソルト」
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8億円→
「ウォンテッド」「チェンジリング」との対比で考えると、「ソルト」の興行収入は19.4~20.2億円となる。
とりあえずは20億円超えが目標となるか。
「トゥームレイダー2」トータル20.0億円と同程度稼げれば十分すぎるほどの合格だろう。

参考となりそうなサスペンスアクションの興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.5億円
金3日4.1(OP3.3)→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆09年公開「007/慰めの報酬」トータル19.8億円
先5.9(OP3.1)→11.3→14.3→16.6→17.9→18.7
☆08年公開「ジャンパー」トータル17.4億円
先5.5→10.0→13.3→15.2→16.4→17.0
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝込3日3.8(2日2.4)→7.7→10.1→11.3→11.9
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆10年公開「ソルト」
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8億円→
これらとの対比で考えると、「ソルト」の興行収入は19.7~21.0億円となる。
やはり20億円ライン近くまでは稼ぎそうだ。
「007/慰めの報酬」「シャーロック・ホームズ」が当面のライバルか。
日本人としては「ボーン」シリーズよりも好みなのだろうか。
主演の人気ということもありそうだ。

「ソルト」18.8億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ナイトミュージアム2」20.0億円(トータル20.5億円)
☆「007/慰めの報酬」17.9億円(トータル19.8億円)※先行アリ
☆「HACHI約束の犬」17.7億円(トータル19.7億円)
<2008>
☆「EARTH」祝込19.6億円(トータル24.0億円)
☆「スウィーニー・トッド」18.4億円(トータル20.5億円)
「EARTH」以外との対比で考えると、「ソルト」の興行収入は19.3~20.9億円となる。
これらを踏まえるとマックス21億円、ミニマム19億円半ば辺りとなるだろうか。
現時点では20億円ラインにはしっかりと立っているので、「ソルト」の興行収入は20億円前半と予想したい。
「007/慰めの報酬」トータル19.8億円、「シャーロック・ホームズ」トータル21.5億円に近いレベルを稼ぐと思われるので、大ヒットといえるだろう。
オープニングから4週目までは21~22億円と予想していたが、時期的なこともあり、週末の伸びがここ数週間意外と悪かった。
しかし、ヨミとしてはそれほど悪くはなかったのではないか。


14位:「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 7.0億円(OP~2週目8.0億円)
【公開規模】 253スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
週末の成績は良くないが、時期的なこともあり、平日には稼いでいる。
公開前に『コケる可能性もあるが、動物モノでもあり、あまり低くは予想しにくい』と書いた通りとなるか。
しかし、稼げる動物モノとしてはやや物足りない成績でもある。
夏帆をクローズアップすれば、そうなるのは仕方がない。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年「ウルルの森の物語」
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」
先1.3→3.8→5.3億円→
「HACHI 約束の犬」「子ぎづねヘレン」「犬と私の10の約束」との対比で考えると、「きな子~見習い警察犬の物語~」の興行収入は7.9~9.5億円となる。
動物モノ特有のロングセールスにはなりそうもなく、二桁は厳しそうだ。
「ウルルの森の物語」を超える程度のヒットか。

「きな子~見習い警察犬の物語~」5.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「火天の城」5.9億円(トータル9.3億円)
☆「旭山動物園物語」5.7億円(トータル9.0億円)
☆「ハゲタカ」5.6億円(トータル8.3億円)
☆「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」5.3億円(トータル7.7億円)
☆「MW-ムウ-」5.3億円(トータル7.7億円)
<2008>
☆「まぼろしの邪馬台国」4.8億円(トータル9.5億円)
☆「ハンサム★スーツ」5.6億円(トータル8.6億円)
☆「イキガミ」祝込5.8億円(トータル8.0億円)
☆「僕の彼女はサイボーグ」5.0億円(トータル7.0億円)
☆「ホームレス中学生」祝込4.8億円(トータル不明)
これらとの対比で考えると、「きな子~見習い警察犬の物語~」の興行収入は7.3~8.4億円となる。
夏休みシーズンも終わり、今後はそれほど稼ぐことはできないだろう。
「きな子~見習い警察犬の物語~」の興行収入は7.0億円と下方修正したい。
先週までは8.0億円と予想していたが、動物モノ及び夏休みシーズンという期待をやや掛けすぎてしまったか。
安定している動物モノであり、公開前の予想どおり8億円程度は稼げるだろうという期待が甘かった。


15位:「東京島」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円後半
【公開規模】 120スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.6千万円弱のオープニングを飾った。
いくら新作が少ないといっても、この題材、このキャスティング、このスクリーン数ではランクインは難しい。
しかし、このスクリーン数でこの程度のオープニングならば、それほど悪くはないと思う。

「東京島」0.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ヴィヨンの妻」2日0.5億円
☆「鴨川ホルモー」0.5億円(トータル3.0億円)
☆「キラー・ヴァージンロード」0.4億円
<2008>
☆「築地魚河岸三代目」0.5億円(トータル3.4億円)
☆「山のあなた徳市の恋」0.5億円
☆「次郎長三国志」0.5億円
これらとの対比で考えると、「東京島」の興行収入は3.0~3.4億円となる。
伸びがあるような作品とは思えないので、「東京島」の興行収入は2億円後半と予想したい。
ロケ地が限定的と思われるので、それほど費用は掛かっていないと思われるが、有名小説の映画化にしては、ビジネスとして当たったような感じはしない。

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気になる映画ニュース(9月第1週目)

☆「バイオハザードⅣアフターライフ」に中島美嘉が出演
アンデッドウィルスの第一感染者とのことであり、恐らく出演時間はそれほど長くはなさそうだが、結構重要な役柄を任されている。
アメリカでの興行収入が、過去40百万ドル、51百万ドル、51百万ドルとなっているのに対して、日本では23.0億円、27.0億円、28.5億円を稼ぎ出しているシリーズ。
アメリカの興行収入にはもちろん届いていないが、公開規模を考えれば、日本での興行収入はかなり高いといえる。
舞台が日本ということもあり、日本の市場をかなり意識しているのはよく分かる。
今週より世界最速先行上映されることからも明白だろう。


☆「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の続編に動き
「エクリプス/トワイライト・サーガ」のデヴィッド・スレイド監督と、「フライトプラン」のロベルト・シュベンケ監督が監督候補に挙がっていたが、ロベルト・シュベンケ監督が辞退したとのこと。
そのまますんなりとデヴィッド・スレイド監督に決まるかと思いきや、「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督が監督候補に浮上しているらしい。
ヒュー・ジャックマンとダーレン・アロノフスキー監督とはかつて「ファウンテン」でコンビを組んでおり、世間的な知名度や手腕もデヴィッド・スレイドよりも高そうだ。
紆余曲折あった「ファウンテン」はコケたが、「レスラー」は絶賛されており、分かりやすいアクション作品にももちろん対応できるだろう。
ヒュー・ジャックマンが監督候補と直接面談して決めるらしいが、過去に大作アクションを手掛けた実績を取るのか、一度コンビを組んだ相性の良さを取るのかが注目される。
個人的には、ダーレン・アロノフスキー監督の方が面白そうに感じる。


☆「Mi:Ⅳ」にジェレミー・レナー等が参加
2011年12月16日全米公開予定となっている。
「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード監督、トム・クルーズ主演作に「ハート・ロッカー」で注目を集めたジェレミー・レナーが抜擢されたようだ。
トム・クルーズに代わって、主役としてこのシリーズを引き継ぐことも予想される。
プロデューサーの青写真としては、本作でジェレミー・レナーに大活躍させて、次作辺りでトム・クルーズが演じるイーサン・ハントを殺すか、引退させるかして花道を作ってやるのではないか。

さらには「デジャヴ」「プレシャス」のポーラ・パットンが他の女優との激しい争いを制して出演が決定したとのこと。
既に、前作から続投するヴィング・レイムス、「スター・トレック」のサイモン・ペッグ等のキャスティングも決まっており、いよいよ本格的に動き出しそうだ。


☆「センター・オブ・ジ・アース」の続編にドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)が出演
ブレンダン・フレイザーがスケジュールの都合上、出演できなくなったため、ドウェイン・ジョンソンに白羽の矢が立ったようだ。
「ハムナプトラ」シリーズ以外にはそれほど忙しくなさそうなブレンダン・フレイザーよりも、09年「ウィッチマウンテン」、10年「Tooth Fairy」、10年「The Other Guys」とコンスタントにファミリー向け映画等に出演しているドウェイン・ジョンソンのスケジュールが空いているというのも不思議な話だ。
彼は、今後も「Faster」「ワイルド・スピード5」「Protection」という映画がスタンバイしている。
ドウェイン・ジョンソンの方がファミリー向け映画には向いているということもあるか。
ギャラも彼の方が安そうだ。
監督もエリック・ブレヴィグから、「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」のブラッド・ペイトン監督へ変わるようだ。
完全にファミリー層をターゲットにしていることが分かる。

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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その2)

4位:「ベスト・キッド」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 13億円(OP時~2週目11~12億円)
【公開規模】 279スクリーン(先週比+4スクリーン)
1.2億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.0億円となっている。
1週間の伸びは2.7億円弱程度だろうか。
ついに10億円を突破した。
夏休みシーズン、ジャッキー・チェンの安定した人気、知名度のある題材ということもあるのだろうが、個人的には意外と感じるヒットとなっている。
アメリカでは大ヒットしたが、ウィル・スミスの影響力によるものだろうと考えた。
日本で受けるタイプの作品ではないと思ったが、分からないものだ。
オリジナルの知名度があり、さらに男の子がいるファミリー層に受けたのだろうか。

ジャッキー・チェンの日本での人気は高く、安定している。
ジャッキー・チェン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金3日2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆08年公開「ドラゴン・キングダム」トータル7.1億円
OP1.5→3.8→5.1→6.4→6.8
☆10年公開「ベスト・キッド」
先2.9→7.3→10.0億円→
これらとの対比で考えると、「ベスト・キッド」の興行収入は13.2~13.9億円となる。
現時点では13~14億円程度が落ち着きどころか。
ただ、稼ぎ時のお盆時期のスタートだけに額面どおりには受け取りにくい。
やや初動タイプと考えた方がいいと思う。

カンフー映画や中国モノには、以下のようなビッグヒットもあることも参考にすべきだったか。
☆03年公開「HERO」トータル40.5億円
☆02年公開「少林サッカー」トータル28.0億円
☆04年公開「LOVERS」トータル22.5億円
☆05年公開「カンフーハッスル」トータル17.0億円
しかし、さすがにここまでのヒットにはならないはずだ。

「ベスト・キッド」10.0億円と同程度の3週目興行収入は以下のとおり。
<2009>
☆「チェンジリング」9.1億円(トータル12.8億円)
☆「ワルキューレ」10.1億円(トータル12.5億円)
<2008>
☆「SATC」10.3億円(トータル18.0億円)
☆「ハプニング」9.4億円(トータル12.3億円)
☆「イーグル・アイ」10.0億円(トータル12.2億円)
「SATC」以外との対比で考えると、「ベスト・キッド」の興行収入は12.2~14.1億円となる。
マックス14億円、ミニマム12億円程度だろうか。
「ベスト・キッド」の興行収入は13億円と予想したい。
先週まで11~12億円と予想していたが、初動タイプという思いが強すぎてしまった。
『やや初動タイプと考えた方がいいと思う』と書いているが、それほど極端なものではなかった。
夏休み向きの作品ということをもっと考慮しなければいけない。
ただ、それほど話題にはなっていないようなので、今後の大きな伸びはないだろう。


5位:「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 7億円(OP時7~8億円)
【公開規模】 359スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.2億円を週末に稼ぎ、トータルでは4.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.3億円弱程度だろうか。
キャスティングが日本人向けではなかったこと、題材自体も懐かしいというよりもあまり好まれるものではなかったようだ。
夏の暑い時期に最適なお気楽に見られるアクション大作と思ったが、ファミリー向けでも女性向けでもないために、かなり苦戦を強いられてしまった。
「ベスト・キッド」が当たって、本作が当たらないというのはそういうところもあるだろう。

公開前に、以下のような作品を参考にしたが、参考にならなかった。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆09年公開「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金2.3→6.6→8.5
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆08年公開「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年公開「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆06年「マイアミ・バイス」トータル不明
OP2.0→4.9→6.8
☆10年「アイアンマン2」
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2→
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」
先3日2.0→4.3億円→
主要作品との対比で考えると、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の興行収入は6.7~7.8億円となる。
先行を含む数字なので、判断が難しいが、7億円程度が落ち着きどころか。
今年公開された「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」「エアベンダー」辺りを超える程度となりそうだ。

「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」4.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「グラン・トリノ」4.6億円(トータル11.0億円)
☆「ウルヴァリンX‐MEN ZERO」4.8億円(トータル8.9億円)
☆「7つの贈り物」4.6億円(トータル7.9億円)
☆「サブウェイ123激突」4.3億円(トータル7.7億円)
☆「イングロリアス・バスターズ」3.7億円(トータル6.5億円)
☆「スター・トレック」3.8億円(トータル6.0億円)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」4.1億円(トータル8.5億円)
☆「奇跡のシンフォニー」3.6億円(トータル7.5億円)
☆「ドラゴン・キングダム」3.8億円(トータル7.1億円)
「グラン・トリノ」以外との対比で考えると、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の興行収入は6.8~9.0億円となる。
マックス9億円、ミニマム6億円程度となりそうだ。
評判は悪いないはずなので、その辺りに期待したいところ。
先行込みの数字なので対比を下回るかもしれないが、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の興行収入は7億円と予想したい。
先週は7~8億円と予想していたが、8億円までは伸びてこないだろう。
「スター・トレック」(トータル6.0億円)を上回る程度となりそうだ。
往年の作品のリメイクモノは日本では当然のことながらハマらないのかもしれない。
「G.I.ジョー」はヒットしたが、こちらはリメイクではなかったからだろうか。
よく分からないものだ。


6位:「仮面ライダーW(ダブル)FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 14.5億円(OP時~2週目13.0億円)
【公開規模】 459スクリーン(先週比-1スクリーン)
8.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは13.2億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度だろうか。
10億円を楽に突破している。

夏などに公開される過去のライダーシリーズは以下の通り。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15.0億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」
OP3.3→8.6→11.5→13.2億円→
9~15億円が水準となるが、去年の夏冬は爆発している。
これらとの対比で考えると、「仮面ライダーW」の興行収入は14.5~16.0億円となる。
ここ最近は初動傾向が高いので、去年との対比の14.7億円程度が落ち着きどころか。

なお、春や秋に公開された電王シリーズの興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年 第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」
OP2.3→4.0→(トータル4.7億円見込み)
☆10年 第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4→3.9→(トータル4億円見込み)
☆10年 第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」
OP2.0→3.5→4.1億円→
☆10年「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」
OP3.3→8.6→11.5→13.2億円→
主要作品との対比で考えると、「仮面ライダーW」の興行収入は15.1~16.6億円となる。
マックスは16億円程度となるが、夏休みは終わってしまった。
「仮面ライダーW」の興行収入は先週に引き続き14.5億円と予想したい。
15億円台まで伸びてきそうな雰囲気もあるが、少し様子をみたい。
「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円を超えて、「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド」トータル15.0億円がライバルとなるか。
「仮面ライダー」=「初動」という公式が自分には合ったが、その考えを改めた方がいいかもしれない。
夏休みシーズンということもあるが、思ったよりも粘りがあった。
ここ数年の「仮面ライダー」の人気は著しいものがある。


7位:「インセプション」(ワーナー)<6週目>
【公開前個人予想】 25.0億円
【現時点での興行収入予想】 35億円(3週目31.0億円、OP時~2週目28.0億円)
【公開規模】 351スクリーン(先週比-8スクリーン)
8.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは32.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.0億円弱程度だろうか。
30億円をあっさりと突破している。
先行上映があり、興行収入の予想が難しいが、評価もかなり高く、ある程度の伸びはありそうだ。
ただ、スクリーン数が削られつつある(先週は100スクリーン以上の減少)。

クリストファー・ノーラン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆07年「プレステージ」トータル5.0億円
OP1.1→2.8→3.8→4.4→4.8
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3
☆10年「インセプション」
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2億円→
とりあえず先行分2.9億円を除いて本作の興行収入を29.3億円と考えたい。
これらとの対比で考えると、「インセプション」の興行収入は30.6~30.6億円となる。
これに先行分2.9億円を足すと、「インセプション」の興行収入は33.5~33.5億円となる。
本作は単純なエンターテイメント作品ではなく、難解そうな雰囲気もあり、爆発するような気はしなかったが、「ダークナイト」を相手にしていない。
レオナルド・ディカプリオや渡辺謙といった主演男優に魅力があったようだ。

レオナルド・ディカプリオ主演映画の興行収入は以下の通り。
☆03年公開「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル30.0億円
☆03年公開「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル29.0億円
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→5.0→6.9→8.4
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「ブラッド・ダイヤモンド」トータル9.9億円
OP1.5→4.2→6.2→07.5→08.9→09.4→09.8
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル8~9億円
OP1.1→不明→6.0→祝込7.6→8.2
☆09年公開「レボリューショナリー・ロード」トータル3.8億円
OP0.8→2.4→3.2→03.5→03.7→03.7
☆10年公開「シャッターアイランド」トータル16.6億円
金3日3.4→8.3→11.0→13.3→15.4→16.0
☆10年「インセプション」
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2億円→
先ほどと同様のやり方で「ディパーテッド」「ブラッド・ダイヤモンド」「シャッターアイランド」との対比で考えると、「インセプション」の興行収入は30.9~33.4億円となり、先行分を足すと33.8~36.3億円となる。
悪くとも30億円前半となり、現時点では30億円台半ばが落ち着きどころか。

渡辺謙が出演したハリウッド映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆05年「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆10年公開「ダレン・シャン」
金1.4→03.7→05.4→06.0億円→
☆10年「インセプション」
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2億円→
さすがに「硫黄島からの手紙」「ラストサムライ」のようなヒットにはならないはずだ。

謎が多そうなサスペンスなど、参考になりそうな作品の興行収入は以下の通り。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆02年公開「バニラスカイ」トータル33.2億円
☆06年公開「フライトプラン」トータル31.2億円
OP2日6.0→14.4→20.4→24.8→28.0
☆01年公開「アンブレイカブル」トータル29.4億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先含8.3→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆09年公開「ベンジャミン・バトン数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆99年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆08年「ジャンパー」トータル17.4億円
先5.5→10.0→13.3→15.2→16.4→17.0
☆04年公開「ヴィレッジ」トータル17.0億円
☆10年「インセプション」
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2億円→
「天使と悪魔」「ベンジャミン・バトン数奇な人生」との対比で考えると、「インセプション」の興行収入は31.5~32.3億円となる。
これに先行分を足すと、34.4~35.2億円程度だろうか。
先行がある「ウォンテッド」「ジャンパー」との対比で考えると、「インセプション」の興行収入は33.0~33.4億円となる。
まだまだ伸びは持続すると思われるので、やはり35億円程度ではないか。

「インセプション」先行外29.3億円(先行込み32.2億円)と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「2012」祝込35.5億円(トータル38.0億円)
☆「天使と悪魔」30.4億円(トータル33.5億円)
☆「ターミネーター4」31.2億円(トータル33.2億円)※先行有
<2008>
☆「ライラの冒険」31.1億円(トータル37.5億円)※先行有
☆「ハンコック」29.1億円(トータル31.0億円)※先行有
「ライラの冒険」以外との対比で考えると、「インセプション」の興行収入は34.3~35.2億円となる。
現時点ではマックス36億円、ミニマム34億円というところか。
スクリーンが削られつつあるが、ある程度の伸びは持続しそうである。
「天使と悪魔」(トータル33.5億円)、「ターミネーター4」(トータル33.2億円)を超える程度と考えて、「インセプション」の興行収入は先週に引き続き35億円と予想したい。
3週目までは31.0億円という予想だったが、お盆時期の上昇を加味できなかった上に、思った以上に伸びが持続している。
クリストファー・ノーランの「ダークナイト」、ディカプリオの「シャッター・アイランド」がイマイチだったので、本作もスタートだけと思ったら、本作は違ったようだ。
難解そうな洋画作品であり、それほど伸びないと思ったが、評価も高く、アイディアも優秀であり、それほど難解というわけでもなかったか。
配給会社は50億円を狙うようなことを言っていたらしいが、そこまでは伸びないだろう。


8位:「劇場版メタルファイト ベイブレードVS太陽~灼熱の侵略者ソルブレイズ~/劇場版デュエル・マスターズ」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円後半(OP時3~4億円)
【公開規模】 216スクリーン
8.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.3億円となっている。
1週間の伸びは2.1億円程度だろうか。
思ったよりも高い伸びをしているが、爆発力にはイマイチ欠ける展開となっている。
夏休みも終わり、どのような結果となるだろうか。

よく分からないが、関連作品の興行収入は以下のとおりとなるだろうか。
☆07年「甲虫王者ムシキング」トータル4.7億円
水1.3→2.8→3.9→4.1→4.2
☆09年「劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝」トータル7.1億円
OP2.0→5.3→6.0→6.4→6.7
☆10年「劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~」
OP1.0→1.9→
☆10年「劇場版メタルファイト」
OP1.2→3.3億円→
「劇場版デュエル・マスターズ」との対比で考えると、「劇場版メタルファイト」の興行収入は4.4億円となる。
この対比をやや超える程度だろうか。
「劇場版メタルファイト」の興行収入は4億円台後半と予想したい。
OP時は3~4億円と予想したが、さすがにそこまでの初動ではなかったようだ。
ただ、新しいシリーズを模索しているようだが、どうもハマってはいないようだ。
この程度では、「ケロロ軍曹」レベルではないか。

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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その1)

1位:「ハナミズキ」(東宝・TBS)<2週>
【公開前個人予想】 26.0億円
【現時点での興行収入予想】 35.0億円(OP時30.5億円)
【公開規模】 先週310スクリーン
トータルでは12.8億円(1,283,141,110円)となっている。
1週間の伸びは8.8億円半ば程度だろうか。
知名度のある素材、切な系のラブストーリー、キャスティング、実績のある監督など、ヒットの要素に溢れていた。
やはり、この手の作品はハズれないようだ。

本作の監督の土井裕泰は、意外と実績のある監督のようだ。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
OP3.0→10.4→17.1→23.3→29.8→34.2→37.6
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8億円→
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は37.1~59.1億円となる。
「いま、会いにゆきます」は異例のヒットといえるので参考にはならないだろう。
とりあえずは30億円突破、「涙そうそう」トータル31.0億円突破が目標となるが、超えてきそうだ。

新垣結衣主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝16.8→17.3
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8億円→
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は36.8~38.1億円となる。
このまま上手く伸ばせば、「恋空」トータル39.0億円も視野に入るかもしれないが、そこまでは伸びないだろう。
30億円前半~半ば程度が落ち着きどころか。
ここまで高い推移をしているので、多少話題にもなりそうだ。
見ようか悩んでいる人の背中を押すだろう。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆08年「砂時計」トータル10.0億円(夏帆・松下)
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5→09.7
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8億円→
「余命1か月の花嫁」「僕の初恋をキミに捧ぐ」との対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は34.8~35.3億円となる。
「余命1か月の花嫁」を超えそうだ。

「ハナミズキ」12.8億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「アマルフィ」11.9億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん THE MOVIE」祝込13.1億円(トータル34.8億円)
☆「余命1か月の花嫁」11.6億円(トータル31.5億円)
☆「クローズZEROⅡ」13.3億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年‐第2賞‐」13.4億円(トータル30.1億円)
<2008>
☆「ザ・マジックアワー」13.9億円(トータル39.2億円)
これらとの対比で考えると、「ハナミズキ」の興行収入は28.8~39.3億円となる。
現時点ではマックス40億円、ミニマム30億円程度となるか。
「涙そうそう」トータル31.0億円、「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円がライバルとなると思ったが、これを超えてきそうだ。
「恋空」トータル39.0億円までのヒットにはならないと考えると、30億円台半ば程度が落ち着きどころか。
夏休みシーズン終了の影響が不明だが、「ハナミズキ」の興行収入は35.0億円と思い切って上方修正したい。
先週は30.5億円という予想だったが、夏休みの最終週ということもあってか、伸びが思ったよりも高かった。
年配層は動かないと思われるので、爆発的なヒットにはならないと考えるが、どうなるだろうか。


動員2位:「借りぐらしのアリエッティ」(東宝・日本テレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 90.0億円
【現時点での興行収入予想】 90.0億円
【配給会社期待値】 100億円突破確実
【公開規模】 先週447スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは80.3億円(8,033,861,170円)となっている。
1週間の伸びは6.4億円程度だろうか。
安定度の高いジブリ作品であり、宮崎駿監督ではなくても問題なく稼いでいるが、評判はそれほど高くはないようだ。
驚くような粘り込みはなさそう。
東宝の100億円突破確実はアテにはならないところがあるが、やはり厳しそうだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日13.5→2週目12.7→3週目13.6→4週目10.5→5週目14.4→
→6週目9.2→7週目6.4億円となっている。
伸びは当然のように安定している。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3億円→
「ゲド戦記」トータル76.5億円は余裕で超えた。
「ゲド戦記」「崖の上のポニョ」との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は89.5~97.8億円となる。
評判はそれほど高くはないので、「崖の上のポニョ」のような伸びは発揮しないだろう。
「ゲド戦記」対比の89.5億円を超えて、「崖の上のポニョ」対比の97.8億円を超えない程度と考えたい。
これらの半分程度の90億円台辺りが落ち着きどころか。

以下のようなディズニー系作品も参考になりそうだ。
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118億円見込み
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→73.9→80.3億円→
「カールじいさんの空飛ぶ家」「アリス・イン・ワンダーランド」との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は87.3~88.5億円となる。
伸びがあるジブリ系であり、これらの対比を超えるだろう。
「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は先週に引き続き90.0億円と予想したい。
90億円台の前半辺りまでは伸びてきそうだが、もうちょっと様子をみたい。


動員3位:「トイ・ストーリー3」(ディズニー)<8週目>
【公開前個人予想】 62.5億円
【現時点での興行収入予想】 112億円(4~5週目95億円、OP時~3週目88億円)
【配給会社期待値】 100億円
【公開規模】 先週477スクリーン
トータルでは99.8億円となっている。
1週間の伸びは6.6億円程度だろうか。
評価も高く、安定して伸びている。
ようやく鑑賞したが、あの内容ではこのヒットもうなずける。
今週の月曜日には100億円を突破したとのこと、どこまで伸ばすだろうか。

週毎の動きは以下のとおり。
OP9.8→2週目14.0→3週目15.1→4週目15.3→5週目12.5→
→6週目16.2→7週目10.3→8週目6.6億円となっている。
成績が非常に安定している。

「踊る」「アリエッティ」と比べても圧倒している。
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→73.9→80.3
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP09.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8億円→
この戦いも注目だが、勝負は決しているだろう。
1週間のビハインドがある「踊る大捜査線」を相手にしていない。
3D作品ということもあり、「借りぐらしのアリエッティ」にもかなり差をつけている。
相手は強いが、本作がこの夏の勝者となりそうだ。

ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0→51.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1→38.0→38.8
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0→47.5→48.3
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP09.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8億円→
「Mr.インクレディブル」「カールじいさんの空飛ぶ家」をあっさりと超えた。
「ファインディング・ニモ」以外との対比で考えると、「トイ・ストーリー3」の興行収入は102.2~105.1億円となっている。
「ファインディング・ニモ」との対比で考えると、「トイ・ストーリー3」の興行収入は110.2億円となっている。
「ファインディング・ニモ」以外との対比を超えそうだ。
「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円、「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円を超える程度と考えたが、「モンスターズ・インク」トータル93.7億円、「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円と同程度のヒットになりそうだ。

以下の作品も参考になりそうだ。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118億円見込み
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP09.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8億円→
これとの対比で考えると、「トイ・ストーリー3」の興行収入は105.6~115.1億円となっている。
マックス115億円、ミニマム105億円というところか。
「トイ・ストーリー3」の興行収入は、「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円を超えると考えて、先週に引き続き112億円と予想したい。
5週目までは「モンスターズ・インク」トータル93.7億円を超える程度と思ったが、評価が高く、伸びが尋常ではなかった。
この安定感はお盆時期だからというわけではないだろう。
あの内容であれば、この伸びも納得だ。
それにしても、「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円、直近のピクサー作品「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円であり、この結果はなかなか予想しにくかった。


動員7位:「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク」(東宝・テレビ東京)<8週目>
【公開前個人予想】 49.0億円
【現時点での興行収入予想】 40.0億円(OP時~2週目47~48億円)
【配給会社期待値】 50億円
【公開規模】 先週369スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは38.7億円弱(3,869,476,089円)となっている。
1週間の伸びは2.0億円弱程度だろうか。
「アリエッティ」「トイ・ストーリー3」といった強力ファミリー作品が相手のためか、かなり苦戦している印象。
だいたいストーリーが分かる映画よりも目新しい作品に目が向くのは仕方がないか。

週毎の動きは以下のとおり。
OP6.3→2週目4.8→3週目6.7→4週目6.0→5週目4.5→
→6週目5.2→7週目3.2→8週目2.0億円となっている。
2週目の数字には海の日の数字は含まれていない。
安定して稼いでおり、まだまだ悲観するほどではないか。
夏休みいっぱい稼ぎ続けたが、9月に入って稼ぎ続けることは期待しにくい。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→44.9
☆10年「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝込13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7億円→
40億円台が標準となる。
05~09年との対比で考えると、「幻影の覇者 ゾロアーク」の興行収入は40.0~41.0億円となる。
例年よりも1週早く公開され、相手関係が強力ということもあり、8週目にしてようやく40億円到達ラインまで伸ばしてきた。
やはり、地力は相当に高いといえそうだ。
しかし、06年のように急激に落ち込むこともあるシリーズでもあった。
なお、06年は「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」「ゲド戦記」に囲まれていた(08年は「ポニョ」がいたにも関わらず、高い興行収入を残しているのは不思議だが)。
「幻影の覇者 ゾロアーク」の興行収入は先週に引き続き40億円と予想したい。
「トイ・ストーリー」や「アリエッティ」に流れていたが、例年の鑑賞者をすぐに失うとも思えず、30億円台にまで簡単に落ち込むことはないだろう。

以下のライバル作品が好調であり、そろそろ興行収入をあげていきたいところだが、つまづいてしまった。
☆09年「ワンピース」トータル48.0億円
OP10.4→22.5→31.3→36.4→祝込41.9→43.6→44.8
☆09年「エヴァンゲリヲン」トータル40.0億円
OP5.1→13.6→19.8→24.0→27.3→29.8→31.6→33.4
☆09年「名探偵コナン」トータル35.0億円
OP5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8→34.3
☆10年「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝込13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7億円→
「名探偵コナン」との対比で考えると、「幻影の覇者 ゾロアーク」の興行収入は39.5億円となる。
やはり40億円を超える程度になるようだ。
今年公開された「コナン」トータル31.9億円、「ドラえもん」トータル31.6億円が最低でも超えなくてはいけないラインとなるが、それはさすがに突破できた。
今年公開された邦画アニメ作品では「借りぐらしのアリエッティ」に次ぐ、2位の地位を確保できたようだ。


動員9位:「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」(東宝・フジ)<9週目>
【公開前個人予想】 110.0億円
【現時点での興行収入予想】 71.5億円(2~8週目70.0億円、OP時80.0億円)
【配給会社期待値】 100億円突破確実
【公開規模】 先週447スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは68.8億円となっている。
1週間の伸びは2.0億円程度だろうか。
織田裕二の1日10回の舞台挨拶や、ドコモ動画によるスピンオフ作品の劇場公開など、話題を繋いでヒットに導いていたが、最後の隠し玉の織田裕二の結婚まで繰り出した。
織田裕二のやる気のようなものが感じられる。
興行収入的には失敗とは言えない結果なので、是非続編を製作して、我々を今度こそ納得させて欲しいところ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP時9.7→2週目15.3→3週目11.6→4週目9.4→5週目6.5→
→6週目4.7→7週目6.2→8週目3.4→9週目2.0億円となっている。
お盆時期が稼ぎ時ということがよく分かる。
評判も高いとは思えず、思ったよりも話題性や盛り上がりが高まっていないが、知名度を活かして、ある程度は伸ばしていきそうだ。
評判の悪さの風評も大きな影響は与えなかったようだ。

「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
さすがに03年のようなヒットにはならなかった。
とりあえず98年の100億円が目標となるが、無理のようだ。

「踊る」を除く、織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7→祝込10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
OP9.7→25.0→祝込39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→
10億円は最低限でも稼ぎ出している。
題材が良ければ、40億円近くを稼ぎ出すという名前だけで観客が集まる俳優。
「アマルフィ 女神の報酬」との対比で考えると、「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」の興行収入は71.7億円となる。
100億円突破は夢のまた夢か。
当面は70億円突破が目標となる。

近年公開されたドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円(視聴率14.8%)
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5→78.6→80.9
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8→76.3→78.2
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円(視聴率05年19.7%、07年21.7%)
10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7
☆06年「LIMIT OF LOVE/海猿」トータル71.0億円(視聴率13.1%)
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5→65.3
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
05.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7→42.2→43.1
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→
「ROOKIES-卒業-」「HERO」を超えることが目標となるが、厳しいか。
これらとの対比で考えると、「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」の興行収入は70.9~73.3億円となる。
お盆時期に稼いだために完全に70億円台ラインには立った。
「HERO」との対比となる71.7億円程度が落ち着きどころか。

「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」68.8億円と同程度の9週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ROOKIES」80.9億円(トータル85.5億円)
☆「20世紀少年 第3章」43.1億円(トータル44.1億円)
<2008>
☆「花より男子F」72.7億円(トータル77.5億円)
☆「容疑者Xの献身」46.9億円(トータル49.2億円)
☆「相棒-劇場版-」43.1億円(トータル44.4億円)
伸びがあった「花より男子F」「容疑者Xの献身」以外との対比で考えると、「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」の興行収入は70.4~72.7億円となる。
現時点では、ミニマム70億円、マックス74億円程度ではないか。
70億円はなんとか突破しそうであり、70億円台の前半が落ち着きどころとなりそうだ。
「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」の興行収入は71.5億円と上方修正したい。
公開2週目より8週目まで70.0億円と予想していたので、ヨミは悪くなかったようだ。
正直言って70億円突破は無理ではないかと一時期思っていたが、お盆時期に予想以上に荒稼ぎしてくれて助かった。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(9月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「BECK」(松竹・日本テレビ)
<309館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 △
マンガを読んでいないので、観てみたい気もするが、多分見ることはない。

【監督】 堤幸彦
堤幸彦監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0→
5年で13本目となるだろうか。
漫画原作モノをやりたいのか、ドラマの映画化をやりたいのか、年配向け感動作をやりたいのか、よく分からない監督だが、恐らく全部やりたいのだろう。
多忙のためか、しっかりと製作されているようなイメージがない。
ヒット作品も多いが、コケている作品も多く、安心はできないところがある。
ただ、本漫画は読んだことがないが、しっかりとした原作があり、それほど悪い仕上りにはなっていないだろう。
しかし、ヒットしたとしても、「20世紀少年」レベルのヒットにはならず、「TRICK劇場版」レベルのヒットではないか。

【キャスティング】 水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、中村蒼、向井理
水嶋ヒロ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5(1.7)→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
「TRICK劇場版」同様に、この程度が基準となるか。
他の俳優には「ROOKIES」「クローズZERO」などの実績がある。
主演としての実績は少ないが、ネームヴァリューは高く、問題ないだろう。

【題材】 「マンガの映画化」「音楽モノ」「青春映画」
「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」を除く)。
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆05年「NANA」トータル40.3億円
OP5.4→不明→21.8→28.5→32.1
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→水曜25.3→26.5→27.9→28.8
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(2日3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7
☆06年「NANA2」トータル12.5億円
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝込11.0→11.7
本作については、「DEATH NOTE」「20世紀少年」「NANA」のような社会現象となる大ヒットをする感じはしないが、漫画原作はやはり軽視しない方が無難のような気がする。
少なくとも10億円台となり、20億円台が落ち着きどころか。
「デトロイト・メタル・シティ」を超えない程度か。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
CMを全く見かけないが、自分がTVを見ていないだけだろう。
それなりに宣伝していると思われる。
予告編に関しては、比較的オーソドックな作り。
普通の高校生が苦難を乗り越えつつ、夢へと向かっていくような姿が描かれている。

【支持基盤・ターゲット】 「10~30歳代の男女・カップル」「原作愛読者」
マンガ原作ということもあり、支持基盤はかなり若そうだ。
人気俳優が揃っているので、女性にも受けるのではないか。
恐らく原作を読んでいなくても問題ない作品と思われる。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「20世紀少年第3章」トータル44.1億円(オープニング8.7億円)
☆「BALLAD」トータル18.1億円(オープニング2.3億円)
<2008>
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円(オープニング3.5億円)
☆「20世紀少年」トータル39.5億円(オープニング6.3億円)
「20世紀少年」や「デトロイト・メタル・シティ」と同時期であり、狙ってきているのだろうか。

【評価・予想】 20.5億円(オープニング3.7億円)
有名な漫画原作作品はかなりの興行収入となる。
原作の知名度など、不透明な要素もあるが、本作もそれなりに稼ぐことだろう。
監督・キャスティング・テイストなどを踏まえるとコケることはないと考えられる。
以下のような作品が参考となるか。
☆「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
☆「クローズZERO」トータル25.0億円
☆「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
☆「ドロップ」トータル19.5億円
18億円以上、30億円以下というところか。
ただ、バンド系は熱いかもしれないが、あまり広がりを持たないような気がする。
不良系作品に比べると分が悪いか。
また、コメディ系の「デトロイト・メタル・シティ」も超えないのではないか。
「ドロップ」トータル19.5億円前後と考えて、「BECK」の興行収入は20.5億円と予想したい。
オープニングは3.7億円程度だろうか。
今年公開された「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」のオープニング3.9億円(トータル23.6億円)、「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」のオープニング3.7億円(トータル18.5億円)なので、この程度は稼がないと20億円は超えない。

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