ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目その3)

6位:「君に届け」(東宝・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 14億円半ば(3~4週目13.5億円、OP~2週目14~15億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 20億円を突破に向けて好スタート
【公開規模】 285スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは12.9億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円弱程度だろうか。
公開前に予想はできなかったが、「僕の初恋をキミに捧ぐ」を下回る程度のヒットにはなるかなというイメージはもっていた。
人気漫画が原作でもあり、この手の作品はコケることはないだろう。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆08年「砂時計」トータル10.0億円(夏帆・松下)
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5→09.7
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9億円→
☆10年「君に届け」
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9億円→
「恋空」を除いた作品との対比で考えると、「君に届け」の興行収入は14.2~16.2億円となる。
「僕の初恋をキミに捧ぐ」対比の15.0億円程度がマックスラインか。
20億円突破を向けて好スタートというネットの記事もあるが、20億円突破は無理だろう。

「君に届け」12.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「GOEMON」13.4億円(トータル14.3億円)
☆「なくもんか」12.2億円(トータル13.5億円)
<2008>
☆「252 生存者あり」13.2億円(トータル17.0億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」13.9億円(トータル15.6億円)
☆「少林少女」13.8億円(トータル15.1億円)
☆「犬と私の10の約束」12.9億円(トータル15.2億円)
「252 生存者あり」以外との対比で考えると、「君に届け」の興行収入は13.8~15.2億円となる。
「チーム・バチスタの栄光」対比の14.5億円が落ち着きどころか。

マックス15億円、ミニマム13億円程度となろうか。
『さすがに大きく伸びるような気配はなさそうであり、ミニマムレベルと考えたい』と書いたこともあったが、土日祝祭日の動きが悪くなさそうだ。
恐らく14億円台にも乗りそうだ。
「君に届け」の興行収入は14億円半ばと上方修正したい。
先週まで13.5億円と予想していたが、予想外に伸びがあった。
2週目までは14~15億円程度という予想だったので、そのままでも良かったかもしれない。
公開前に予想はできなかったが、だいたいイメージどおりの数字となっている。
キャスティングや題材等を踏まえると、10億円台半ばならば大ヒットといえるだろう。


7位:「桜田門外ノ変」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 7億円台(OP時6億円)
【公開規模】 296スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.1億円弱となっている。
1週間の伸びは2.1億円半ば程度だろうか。
年配向けということもあり、平日の伸びが予想よりも高い。
個人的には「誰が見るの?」というイメージを持っている映画ではあるが、年配層がしっかりと見ているようだ。
東映がかなり気合が入れていると思わせる作品であり、大コケ予想にせずに、無難な予想にして正解だった。

年配向けの時代劇や歴史モノは、意外とヒットするので注意が必要。
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7→祝込10.5→10.8
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆09年「禅 ZEN」トータル5.0億円
祝込3日0.5→1.1→
☆07年「茶々 天涯の貴妃」トータル4.5億円
OP0.4→不明→2.3→3.0→3.5→3.8
☆10年「必死剣 鳥刺し」トータル4.8億円見込み
OP0.8→2.6→3.6→4.2億円→
☆10年「桜田門外ノ変」
OP0.9→3.1億円→
「蒼き狼」「椿三十郎」「火天の城」との対比で考えると、「桜田門外ノ変」の興行収入は7.4~8.7億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。
オープニング時は6億円程度と思ったが、平日の伸びが高かった。
「必死剣 鳥刺し」のような動きだと6億円程度となるが、題材や幕末ブームなどを踏まえると、今後もある程度の伸びは期待できるはずだ。

「桜田門外ノ変」3.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「火天の城」3.5億円(トータル9.3億円)
☆「60歳のラブレター」2.9億円(トータル7.9億円)
☆「誰も守ってくれない」3.4億円(トータル6.4億円)
☆「さまよう刃」3.0億円(トータル5.5億円)
<2008>
☆「イキガミ」3.8億円(トータル8.0億円)
☆「僕の彼女はサイボーグ」3.8億円(トータル7.0億円)
☆「ICHI」2.6億円(トータル4.5億円)
これらとの対比で考えると、「桜田門外ノ変」の興行収入は5.4~8.4億円となる。
「火天の城」対比では8.2億円となるが、そこまで伸びるだろうか。

マックス8億円台、ミニマム6億円台程度となりそうだ。
平日の伸びがありそうなので、マックスラインに想定した方がいいかもしれないが、「桜田門外ノ変」の興行収入は7億円台と上方修正したい。
作品的に地味さを拭えないので、それほど高い伸びはないだろう。
先週6億円という予想だったが、『平日の動きがポイントなるので、1週間は様子を見た方がいいかもしれない』と書いたとおりとなったようだ。
公開前個人予想は7.0億円だったので、実は良かったのかもしれない。
個人的には見たいとは思えない作品だが、年配層がしっかりと見るのでこの手の作品は意外と手堅く稼げる。


9位:「バイオハザードⅣ アフターライフ」(ソニー)<7週目>
【公開前個人予想】 35.0億円
【現時点での興行収入予想】 46.5億円(5週目45.0億円、OP時~3週目40.5億円)
【公開規模】 372スクリーン(先週比-62スクリーン)
5.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは45.0億円となっている。
1週間の伸びは9.8千万円程度だろうか。
ついに45億円を突破した。
しかし、スクリーン数がそろそろ削られてきており、そろそろ勢いを無くしそうだ。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0億円→
先行や祝日などがあったので、これらの8週目との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は45.8~49.0億円となる。
この対比程度となりそうだ。

ゾンビやモンスターモノの興行収入は以下のとおり。
☆04年「ヴァン・ヘルシング」トータル28.0億円
先6.3→13.9→19.3→不明→24.9→25.9
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円
金3日7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆10年公開「バイオハザードⅣ」
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0億円→
「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円を超えた。
「アイ・アム・レジェンド」は年末公開作品なので、この7週目との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は46.2億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

ゲームの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
これらや過去のシリーズの結果を踏まえると、20億円の後半がこの手の作品の落ち着きどころとなる。
いきなりジャンプアップすることはないと思ったが、このシリーズの日本での人気の高さはよく分からないものだ。

「バイオハザードⅣ」45.0億円と同程度の8週目興行収入作品は以下のとおり(先行・祝日のため1週上乗せ)。
<2009>
☆「レッドクリフPartⅡ」53.8億円(トータル55.5億円)
<2008>
☆「インディ・ジョーンズ」52.0億円(トータル57.1億円)※先行アリ7週目
☆「レッドクリフPartⅠ」45.6億円(トータル50.5億円)
「レッドクリフPartⅡ」との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は46.4億円となる
マックス48億円、ミニマム46億円程度となるか。
ロングセールスになりにくいと思ったが、伸びが止まらない。
「バイオハザードⅣ」の興行収入は先週に引き続き46.5億円と予想したい。
過去のシリーズが20億円台であり、「2012」(トータル38.0億円)などの他の作品の興行収入を踏まえると、ここまでヒットする理由が全く分からない。
年配層が見るはずもなく、評価も高いわけでもない。
3Dが珍しいわけでもあるまい。

伸びがないタイプだと思い、オープニング時から3週目までは40.5億円と予想していたが、ヨミが甘かった。
100億円を突破した「アリス・イン・ワンダーランド」のライバルにはなれないが、「インセプション」を超えて今年公開の洋画作品の2番目の興行収入となりそうだ。
公開前個人予想は35.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
先行があったのにハズしているようではダメだ。


10位:「十三人の刺客」(東宝・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】16億円(4週目17億円半ば、2~3週目20億円、OP時17~18億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 20億円を突破に向けて好スタート
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは13.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
同週に公開されて、オープニングでは負けていた「君に届け」には1億円程度の差を付けている。
時代劇ということもあり、年配層が平日に鑑賞しているのだろう。
時代劇は万人に好まれるジャンルではなく、また完全に年配層向けの時代劇ではないため、ある程度のリスクはあるのではないかと思ったが、評価もそれほど悪くもなく、ベネチア等で話題となったことが報じられたためか、問題なくヒットしている。

三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」
OP2.3→07.3→祝込11.2→12.7→13.9億円→
10年「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」、08年「神様のパズル」、07年「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」など大コケした作品も多いが、ヒットメーカーといえる監督。
これらとの対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は15.8~16.4億円となる。
『オープニング時には20億円は超えないと思ったが、ひょっとすると超えるかもしれない』と期待したこともあったが、20億円突破は不可能だ。
16億円台が落ち着きどころか。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」
OP2.3→07.3→祝込11.2→12.7→13.9億円→
伸びがある作品との対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は16.2~17.4億円となる。
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」対比の17.4億円程度がマックスラインとなるか。

「十三人の刺客」13.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「BALLAD」15.5億円(トータル18.1億円)
☆「GOEMON」13.4億円(トータル14.3億円)
<2008>
☆「母べえ」15.7億円(トータル21.2億円)
☆「陰日向に咲く」16.3億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」15.2億円(トータル17.2億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」13.9億円(トータル15.6億円)
☆「少林少女」13.8億円(トータル15.1億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は14.8~16.6億円となる。
「陰日向に咲く」対比では16.6億円となるが、そこまで伸びるだろうか。

マックス17億円、ミニマム15億円程度というところか。
年配層も動きそうなので、伸びは一応続くだろうが、かなり厳しい状況となってきた。
先週17億円半ばに下方修正したが、「十三人の刺客」の興行収入は16億円とさらに下方修正したい。
OP時は17~18億円という予想だったので、しばらくはそのままにしておけば良かった。
思ったよりも平日の伸びが高かったと思ったが、ここに来て止まってしまった。
ただ、比較的稼ぎにくい時代劇なので、10億円台半ばを稼げば、個人的には悪くはないデキだと思う。


11位:「おまえうまそうだな」(テアトル)<2週目>
【公開前個人予想】 2億円
【現時点での興行収入予想】 1億円前半(OP時2億円)
【公開規模】 162スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.9千万円となっている。
1週間の伸びは3.9千万円となっている。
平日では1千万円ちょっとしか稼いでいないようだ。

子ども向け作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」トータル8.0億円
OP1.7→3.9→5.1→5.9→6.9→7.2
☆08年「映画!たまごっち」トータル5.4億円
OP0.7→不明→3.7
☆07年「シナモンthe movie」
祝込0.4→不明→1.7→祝込2.2→2.3
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆10年「昆虫物語みつばちハッチ ~勇気のメロディ~」
OP0.5→1.4→2.2億円→
☆10年「おまえうまそうだな」
OP0.3→0.7億円→
「プリキュア」シリーズとの対比で考えると、「おまえうまそうだな」の興行収入は1.4億円となるが、ここまで伸びるか。
「おまえうまそうだな」の興行収入は1億円前半と下方修正したい。
先週のオープニング時には2億円と予想していたが、このペースではそこまで届きそうもない。
配給会社が何を期待したのかは分からないが、スクリーン数が多すぎる気がする。
100スクリーン未満で公開すればよかったのではないか。


12位:「悪人」(東宝)<7週目>
【公開前個人予想】 18.0億円
【現時点での興行収入予想】 19.5億円(OP時~7週目)
【配給会社・大手ネット期待値等】  興収30億円の期待
【公開規模】 231スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは18.5億円となっている。
1週間の6.0千万円程度だろうか。
オープニング時、ネット上の興行収入に関する記事には「30億円への期待」というようなものもあったが、「告白」のような作品ではないのだから、それはさすがに厳しいようだ。
話題になれば不可能ではないが、評価も思ったよりも高いわけではないようだ。

監督は李相日、過去に「フラガール」を監督している。
☆06年「フラガール」トータル14.0億円
OP1.0→3.5→5.6→7.7→9.3→10.3
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5億円→
さすがに「フラガール」は余裕で超えている。

妻夫木聡主演作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1→33.0
☆07年「憑神」トータル8.8億円
OP1.2→03.7→05.3→06.4→07.2→07.7
☆09年「感染列島」トータル19.1億円
OP3.0→07.8→11.7→14.3→16.5→17.5→18.2
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5億円→
祝日が多かったため、「どろろ」の8週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は19.3億円になる。
さすがに、ある程度のロングセールスになると考えても、20億円を超えるかどうかというというところではないか。

サスペンス系のヒューマンドラマ、ロングセールス系のヒューマンドラマが主に参考となるか。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆10年「告白」トータル37.9億円見込み
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1→30.0→30.6
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0→祝22.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3→17.8→18.5→18.9
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5億円→
「誰も守ってくれない」以外の作品の8週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は19.1~20.3億円になる。
やはり20億円突破が攻防ラインとなるようだ。

「悪人」18.5億円と同程度の8週目興行収入作品は以下のとおり(※祝日があったので1週上乗せ)。
<2009>
☆「ドロップ」18.9億円(トータル19.5億円)
☆「BALLAD」17.7億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「母べえ」18.6億円(トータル21.2億円)
☆「陰日向に咲く」18.9億円(トータル19.5億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「悪人」の興行収入は18.9~19.1億円になる。
1週上乗せしているので、これらの対比を超えるだろう。

現時点ではマックス20億円、ミニマム19億円となりそうだ。
肝心の評価が思ったよりも高くはなく、大きな話題になることはなさそうだが、ある程度のロングセールスになるだろう。
「悪人」の興行収入は先週に引き続き19.5億円と予想したい。
オープニング時から変わらない予想なので、こちらの想定どおりの動きのようだ。
公開前個人予想は18.0億円なので、ひょっとするとこちらも良いヨミだったかもしれない。
大きくは伸びないが、コケることもないというちょうどよい感じに落ち着きそうだ。


14位:「劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-」(松竹・TBS)<6週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 7億円後半(OP時~5週目8億円)
【公開規模】 35スクリーン(先週比-53スクリーン)
8.7百万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.3億円となっている。
1週間の伸びは2.7千万円半ば程度だろうか。
このシリーズの人気が高いのかどうか、イマイチ分からなかったが、低くはないようだ。
完全オリジナル新作という注目度もあったか。
ただ、6週目にしてスクリーン数を削られた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」トータル8.6億円
OP1.6→3.9→5.5→6.6→不明→7.7
☆05年「機動戦士ZガンダムⅡ/恋人たち」トータル6.0億円
OP1.2→2.7→3.5→4.0→4.7
☆06年「機動戦士ZガンダムⅢ/星の鼓動は愛」トータル4.9億円
OP1.2→2.6
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3億円→
継ぎ接ぎだらけでデキの悪い「機動戦士Zガンダム」が参考になるかは分からないが、「ヱヴァ」のようなロングセールスにもならないだろう。
「機動戦士ガンダム00」の興行収入は、まだ多少伸びるとしても7億円後半となりそうだ。
オープニングから先週まで8億円と予想していたので、ヨミは良かったと思う。
固定ファンが何度か足を運ぶだろうが、「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」トータル8.6億円を超えない程度となりそうだ。
公開前個人予想は7.0億円だったので、ヨミはそれほど悪くはなかったようだ。
評価はよく分からないが、ちょっと微妙のようだ。


15位:「借りぐらしのアリエッティ」(東宝・日本テレビ)<15週目>
【公開前個人予想】 90.0億円
【現時点での興行収入予想】92億円前半(12~14週目93億円、8~11週目95億円、OP時~7週目90.0億円)
【配給会社期待値】 100億円突破確実
【公開規模】 304スクリーン(先週比-45スクリーン)
8.2百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは91.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.9千万円程度だろうか。
安定度の高いジブリ作品であり、宮崎駿監督ではなくても問題なく稼いでいるが、100億円突破は難しそうだ。
やはり、東宝の100億円突破確実はアテにはならないところがあった。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日13.5→2週目12.7→3週目13.6→4週目10.5→5週目14.4→
→6週目9.2→7週目6.4→8週目4.0→9週目2.2→10週目1.6→
→11週目1.8→12週目0.7→13週目0.4→14週目0.4→15週目0.2億円となっている。
伸びは当然のように安定していたが、10月に入り、勢いは止まった。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
10週目164.2→168.5→172.3→177.0→178.9→181.1→182.8
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
10週目73.8→76.3→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目祝140.5→143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9→150.6
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
10週目88.1→89.8→90.5→91.0→91.4→91.6億円→
「ゲド戦記」トータル76.5億円は余裕で超えた。
連休はあったので、「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」の16週目との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は94.3~98.2億円となる。
宮崎駿監督作品ではないので、これらのような伸びは発揮しないだろう。
これらの対比をやや下回る程度が落ち着きどころと思われるので、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は先週に引き続き93億円と予想したいところだが、勢いを無くしているので92億円前半が落ち着きどころか。
まだまだ粘り続けるだろうが、93億円までのあと1億5千万円の上乗せは厳しい。
公開前個人予想は90.0億円だったので、当たりといえるだろう。
ジブリ系の安定度はやはり高く、こちらの期待に応えてくれるようだ。


16位:「食べて、祈って、恋をして」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 7億円前半(OP時~2週目6億円台)
【公開規模】 65スクリーン(先週比-81スクリーン)
5.4百万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.3千万円半ば程度だろうか。
スクリーン数が削られており、もうそろそろ打ち切りだろうか。

ジュリア・ロバーツ主演作のうち、ヒットした作品の興行収入は以下のとおり。
☆91年「プリティ・ウーマン」配給収入31.0億円
☆99年「ノッティングヒルの恋人」配給収入10.5億円
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル11.0億円
☆01年「ザ・メキシカン」トータル26.0億円
配給収入は興行収入の半分程度の数字。
近年は「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」や「デュプリシティ」などに主演しているが、パッとしない成績となっている。

ラブストーリーや女性をターゲットにした作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8→7.4→10.8→13.3→15.0→16.1→16.8→17.1
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」18.0億円
先2.9→7.1→10.3→12.5→14.3→15.4
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「オーストラリア」トータル5.8億円
OP1.4→3.4→4.8→5.6
☆10年「食べて、祈って、恋をして」
金1.4→4.1→5.4→6.5→7.0→7.2億円→
現時点では7億円前半が落ち着きどころか。
ジュリア・ロバーツ来日が話題となったが、あまり効果はなかったようだ。
ただ、ニコール・キッドマンやキャメロン・ディアスの作品は超えている。

「食べて、祈って、恋をして」7.2億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(祝日があったので1週上乗せ)。
<2009>
☆「サブウェイ123激突」7.4億円(トータル7.7億円)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」8.2億円(トータル8.5億円)
これらとの対比で考えると、「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は7.5~7.5億円となるが、伸びはもはやなさそうなので、「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は先週に引き続き7億円前半と予想したい。
2週目までは6億円台と予想していたが、平日の伸びがさすがに高かった。
公開前個人予想は9.5億円だったので、どうやら高すぎたようだ。
女性受けしそうな作品だけに高めに予想したが、内容的なこともあり、イマイチな結果となりそうだ。
デートには向きそうもないので、祝日が集中する日にわざわざ公開しなくてもよかったのかもしれない。
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『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』レビュー

◆評  価   8.5点
◆おススメ度  A(それほど興味がなくても見て損はない)

FIの中継があっても今までほとんど見たことはない。
セナ・プロスト時代、シューマッハ全盛時代には見向きもしなかったが、中嶋やカムイの影響もあってか、最近は結果を軽くチェックするというレベルになっている。
アイルトン・セナについてはある程度の知識はあったが、それほど深い思い入れはなかった。
しかしながら、あまり知らないからこそ、伝説的なドライバーである彼のことをもっと知りたいという思いがあったので鑑賞することとした。

鑑賞してみて良かったと純粋に思える作品だ。
ドキュメンタリー作品としてはかなり素晴らしいデキとなっており、セナに対する“思い”や“魂”が込められている。
ドキュメンタリーの中には見ていて飽きたり、面白くなかったりというものもあるが、本作からは一瞬も目を離せないほど“濃厚”な作品に仕上がっているだけではなくて、非常に分かりやすい。
FIにそれほど興味がない自分でも面白いのだから、マニアにとっては相当のものだろう。
アイルトン・セナというドライバーをただ単に美化して賞賛するのではなくて、栄光と挫折、チャンピオンへの重圧と苦悩、ブラジル国民からの期待そして孤独を描き切り、彼の人生を浮き彫りにしている。
栄光というよりも苦悩の日々が多かったような作りとなっている。
人間業とは思えない華麗かつ自信満々の走りで光り輝いていた80年代とは変わり、34歳とは思えない疲れ切ったサンマリノでの表情が、本作を観た者の心に刻まれるだろう。
本作で締めくくられた彼の最後の言葉からもよく分かるようになっている。
政治も金も関係なく、純粋にレースを楽しんでいたカート時代を懐かしんでいるセリフが印象的だ。

FIの表と裏もきっちりと描かれており、FIをよく知らない自分としてはFIに対する見方も変わった。
華やかにみえるレースもドロドロとした政治やビジネスの世界にまみれており、アイルトン・セナというブラジル人は格好の標的となっている。
最近も分裂騒動が起こっていたので、政治的な世界であることは分かっていた事だが、改めて映像で見ると、それに巻き込まれる彼の苛立ちがよく分かる。
“走り”で周囲を黙らせることもできたが、それだけではカバーできない時代に突入していくことも悲劇的だ。

また、最大のライバルであるプロストにも焦点があてられている。
お互いにぶん殴りたいような相手ではあるが、チャンピオンとしてお互いの気持ちも理解できる理解者でもあったのだろうか。
複雑な気持ちではあるとは思うが、彼を失って悲しむ気持ちに偽りはないだろう。

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気になる映画ニュース(10月第5週目)

☆「バットマン」シリーズ最新作のタイトルが決定
「The Dark Knight Rises」というタイトルになるようだ。
監督やキャストは続投する見込みであり、全米公開は2012年7月20日予定。
①3D化はしない②リドラーは悪役として登場しない③トム・ハーディが新たに出演するということまでは決定しているらしい。
前作のデキがあまりにも良かったので、期待が高まる作品。
前作を超える仕上りになるかは監督・脚本家の手腕に掛かっており、関係者にとって、最高を超えるという難題に取り組まざるを得ない。
前作ベースのメッセージ性のある重厚な作品にするのか、敵とのバトルをメインにしたアクションにするのか、方向性が気になるところ。


☆「トップ・ガン2」の製作が難航するか
脚本家はトム・クルーズが演じたマーヴェリックを中心にしたストーリーを考えているようだが、現在のアメリカの戦闘機は遠隔操作による無人のものも多く使われており、監督のトニー・スコットはそのような新しいタイプのアクションを撮りたいと考えているようだ。
トニー・スコットのヴィジョンは現実に即しているが、映画として考えるのならば、無人機は面白くなさそうな気もする。
生死とは無関係のテレビゲームのような世界を描いて面白いかという疑問もある。
方向性に相違があるので、製作開始までは時間が掛かりそうだ。


☆「アバター」の続編が正式決定
2014年12月と2015年12月に公開され、監督は引き続きジェームズ・キャメロンが務める。
パンドラが舞台とした世界観が共通の設定ではあるが、内容は独立したものとなるようだ。
「ダークナイト」同様に、こちらも最高を超えるという難題に取り組まざるを得ないが、ジェームズ・キャメロンならば期待に応えてくれるだろう。
「エイリアン」「ターミネーター」など、著名な続編モノも手掛けており、二番煎じにはならない監督でもある。


☆マーティン・フリーマンが「ホビット」の主役に
マーティン・フリーマンは「ラブ・アクチュアリー」「銀河ヒッチハイク・ガイド」に出演していたイギリス人俳優。
来年の2月に撮影が開始され、2012年12月に第一部、2013年12月に第二部が公開される予定。
ホビットたちのリーダー役には、リチャード・アーミテージというイギリス人が起用される見込み。
順調に撮影が進むかは微妙なところもあるが、着々と進んでいるようだ。
撮影する国についても難航していたが、「ロード・オブ・ザ・リング」と同じニュージーランドで行うことができるかもしれない。


☆メル・ギブソンが「ハングオーバー」降板へ
引退に追い込まれるのではないかと心配していたメル・ギブソンだったが、早々と出演作が決まったものの、キャスト・スタッフの反対で降板することとなった。
コメディ作品のカメオ出演すら難しいとなると、いよいよ復帰が難しくなってきたようだ。
なお、ブラッドリー・クーパーと「特攻野郎Aチーム」でコンビを組んだリーアム・ニーソンがメル・ギブソンの代役をするようだ。
なお、「特攻野郎Aチーム」のジョー・カーナハン監督の最新アクション作品においても、ブラッドリー・クーパーが降板し、リーアム・ニーソンが主演に抜擢されたというニュースが過去にあり、この二人の関係は良好のようだ。


☆ガス・ヴァン・サント監督作品に加瀬亮が出演
ガス・ヴァン・サント監督の「レストレス」に出演しているらしい。
少女と少年の青春ドラマのようであり、特攻隊のパイロットだったゴースト役とのこと。
全米公開は2011年1月28日に予定されている。
小規模公開かもしれないが、「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ主演作なので、ある程度の規模で公開されるかもしれない。
加瀬亮はあまり好きではないが、器用に演技をこなすタイプのような気がする。
ドラマ「SPEC」でも今までとは違うタイプの役柄をそれなりにこなしており、そのような器用さはハリウッドでも活きてくるだろう。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目その2)

1位:「THE LAST MESSAGE 海猿」(東宝・フジテレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 47.5億円
【現時点での興行収入予想】 82.5億円(3週目75.0億円、2週目70.0億円)
【配給会社期待値等】 100億円
【公開規模】 467スクリーン(先週比±0スクリーン)
動員ベースでは「ナイト&デイ」に2週に亘り敗れていたが、6週目にしても動員ベースで返り咲き1位となった。
興行収入ベースでは6週連続で1位となる。
2.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは70.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.8億円弱程度だろうか。
70億円を突破した。
さすがに100億円は突破しないとは思うが、ここまで伸びが持続するとは思わなかった。
ヒットがヒットを呼び込むというパターンだろうか。
もちろん泣けそうな映画は強いということもあるだろう。

今年公開の実写邦画作品の争いが注目だ。
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」現時点72~73億円程度
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5億円→
連休があったので、1週上乗せしたとしても、「踊る大捜査線」を楽に超えそうだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5億円→
連休があったので、前作の7週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は80.1億円となる。
1週上乗せしているので、この対比を超えるか。
前作を超えることが当面の目標となるが、楽に超えそうだ。

近年公開されたドラマ映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5億円→
「のだめ」や「ごくせん」の興行収入をあっという間に超えた。
連休があったので、これらの7週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は75.4~84.6億円となる。
「HERO」対比の77.9億円を超えるのではないか。
基本的には若年層向けの作品であり、観客層の幅が広いわけではないと思ったが、広がっていそうだ。
「バイオハザードⅣ アフターライフ」がいくら爆発しても100億円に届かないのと同様に、本作の勢いもそのうち止まると考えられたが、この伸びは想定外だった。
100億円突破は難しいが、80億円突破は不可能ではなさそうだ。

「THE LAST MESSAGE 海猿」70.5億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので一週上乗せ)。
<2009>
☆「ROOKIES-卒業-」76.5億円(トータル85.5億円)
<2008>
☆「花より男子F」64.6億円(トータル77.5億円)
これらとの対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は78.8~84.6億円となる。
多くの連休があったため、1週上乗せしているので、判断が難しいが、マックス85億円、ミニマム75億円というところか。
前作対比の80.1億円を超えると考えて、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は先週に引き続き82.5億円と予想したい。
70.0億円→75.0億円と2回に亘り上方修正しており、完全にヨミがズレている。
9月及び10月に祝日が合計3日もあったので、予想が難しかったが、あえて1週上乗せしなくてよかったかもしれない。
「告白」のように評判も良いとは思えず、普通の大作映画の伸びをすると思ったのだが、分からないものだ。
「大奥」などの作品もあるが、ライバル作品が手薄ということもあったのかもしれない。
公開前個人予想は47.5億円だったので、大きく外しそうだ。
本作同様に前作との間隔が空いた「踊る」がやや期待ハズレということもあり、本作を大きく予想することは難しかった。
前作の大ヒットは何かの弾みであり、前作どおりのヒットになるという予想はしにくい作品でもあった。


2位:「ナイト&デイ」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 23.5億円
【現時点での興行収入予想】 23.5億円(0P時~2週目25.0億円)
【公開規模】 577スクリーン(先週比-13スクリーン)
1.7億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは16.0億円となっている。
1週間の伸びは4.1億円程度だろうか。
15億円をあっさりと超えており、順調に伸ばしている。

トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1→20.6
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4→53.4
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0→49.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金3日1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」
先3日6.8→11.9→16.0億円→
主要作品との対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は19.8~25.0億円となる。
先行込み+祝日アリの数字は気になるところだが、20億円は突破しそうだ。
当面の目標は「コラテラル」辺りか。
「バニラ・スカイ」トータル33.2億円まではさすがに伸びないだろう。

キャメロン・ディアス主演作の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「チャーリーズ・エンジェル」トータル14.8億円
☆03年公開「チャーリーズ・エンジェルフルスロットル」トータル35.0億円
☆07年公開「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「私の中のあなた」トータル8.0億円
4日2.0→3.9→5.6→6.7→7.4
☆10年公開「ナイト&デイ」
先3日6.8→11.9→16.0億円→
「ホリデイ」以外との対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は19.5~22.9億円となる。
「ホリデイ」対比では26.0億円となるが、20億円後半までは伸びないだろう。
ましてや「チャーリーズ・エンジェルフルスロットル」トータル35.0億円までは伸びない。

ややユニークなアクション作品が参考になるか。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆10年「シャーロック・ホームズ」トータル21.5億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ナイト&デイ」
先3日6.8→11.9→16.0億円→
これらとの対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は19.3~23.6億円となる。
「シャーロック・ホームズ」は超えると思うので、20億円は超えそうだ。
「ハンコック」は超えないと思うので、30億円突破は厳しいか。
伸びても20億円台半ば程度だろう。

「ナイト&デイ」16.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「マンマ・ミーア!」15.3億円(トータル26.0億円)
☆「ベンジャミン・バトン」15.0億円(トータル24.0億円)
☆「トランスフォーマー リベンジ」16.5億円(トータル23.2億円)
☆「007/慰めの報酬」14.3億円(トータル19.8億円)※先行アリ
<2008>
☆「地球が静止する日」17.6億円(トータル24.1億円)
☆「スウィーニー・トッド」14.0億円(トータル20.5億円)
「マンマ・ミーア!」以外との対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は21.9~25.6億円となる。
「スウィーニー・トッド」対比の23.4億円が落ち着きどころか。

マックス25億円、ミニマム20億円程度だろうか。
それほど伸びはないとは思うが、地力もあると思われるので、「ナイト&デイ」の興行収入は23.5億円と予想したい。
先週までは25.0億円と予想していたが、そこまでは伸びそうもない。
以下の作品がライバルとなりそうだと思ったが、やや厳しいか。
☆「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
☆「ウォンテッド」トータル25.0億円
しかし、この程度まで稼げば、十分と思われる。
アメリカではやや陰りがあるが、トム・クルーズの人気は日本では磐石だ。
公開前個人予想は23.5億円だったので、ヨミはかなり良かったと思う。
この手のアクションはコケることはなく、期待に応えてくれるタイプの作品だ。


3位:「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」(ワーナー・日本テレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 13.0億円
【現時点での興行収入予想】 11億円台
【公開規模】 278スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.7億円弱となっている。
1週間の伸びは3.6億円となっている。
週末の動きは大したことはないが、平日はそれなりに伸びているようだ。
キャスティングは豪華ではあり、ストーリーも多少気になるからだろうか。
監督が、「リング」シリーズ、「仄暗い水の底から」、「L change the WorLd」など、経験豊富で著名の中田秀夫であることも貢献したか。
ただ、原作が漫画やドラマではなく、やや地味目なところがあるので、高い伸びは期待しにくい。

ゲーム性のあるサスペンスや小説の映画化などの興行収入は以下のとおり。
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
OP3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆10年「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11億円程度
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「インシテミル」
OP2.1→05.7億円→
ハマれば、20億円台が期待できるジャンル。
「DEATH NOTE」前後編以外との対比で考えると、「インシテミル」の興行収入は12.1~13.9億円となる。
当面は二桁突破が目標となる。
評価がそれほど高くはなさそうなので、高い伸びはないだろう。
下限の12億円台辺りが落ち着きどころか。

「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」5.7億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「BALLAD」6.3億円(トータル18.1億円)
☆「少年メリケンサック」5.1億円(トータル10.2億円)
☆「ゼロの焦点」祝込5.3億円(トータル10.1億円)
<2008>
☆「252生存者あり」5.7億円(トータル17.2億円)
☆「犬と私の10の約束」5.2億円(トータル15.2億円)
☆「ゲゲゲの鬼太郎」祝込5.8億円(トータル14.5億円)
☆「銀色のシーズン」5.2億円(トータル10.4億円)
☆「砂時計」祝込6.0億円(トータル10.0億円)
伸びが高くない作品との対比で考えると、「インシテミル」の興行収入は10.9~11.4億円となる。

マックス14億円程度、ミニマム11億円程度となるか。
作品的に高い伸びがあるようなイメージがない。
なんとか二桁は超えると考えて、「インシテミル」の興行収入は先週に引き続き11億円台と予想したい。
「ゴールデンスランバー」は超えるだろう。
公開前個人予想は13.0億円だったので、若干高いが許容範囲といえるだろう。
悪くはない予想だったようだ。


4位:「エクスペンダブルズ」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP時7億円後半)
【公開規模】 280スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.9億円弱となっている。
1週間の伸びは3.1億円程度だろうか。
早くも週末の勢いが弱まってきた。
男性向け映画であり、さらにおっさん向けでもあり、日本では厳しいところがあったかもしれない。
評価もいまひとつのところがあり、高い伸びは期待しにくそうだ。

シルベスター・スタローン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「ランボー最後の戦場」トータル9億円台見込み
OP2.1→5.3→7.1→8.1→8.7→8.9
☆07年公開「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円
OP2.0→4.1→6.4→7.1→7.7→7.8
☆10年公開「エクスペンダブルズ」
OP1.8→4.9億円→
公開前に『少なくとも、これらと同程度は稼げるはずだ。スターが揃っているので、これらを超える可能性が高い』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。
これらとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ」の興行収入は8.3~9.4億円となる。
8~9億円程度となりそうだ。

10億円前後のアクション作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金2.3→6.6→8.5
☆09年「ウルヴァリン」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆10年「アイアンマン2」
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2→
☆10年公開「エクスペンダブルズ」
OP1.8→4.9億円→
これらとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ」の興行収入は7.8~9.1億円となる。
伸びても9億円程度だろうか。

「エクスペンダブルズ」4.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「グラン・トリノ」4.6億円(トータル11.0億円)
☆「ウルヴァリン」4.8億円(トータル8.9億円)
☆「マーリー」5.2億円(トータル8.1億円)
☆「7つの贈り物」4.6億円(トータル7.9億円)
<2008>
☆「最高の人生の見つけ方」5.2億円(トータル13.5億円)
☆「アイアンマン」5.2億円(トータル9.4億円)
「グラン・トリノ」「最高の人生の見つけ方」以外との対比で考えると、「エクスペンダブルズ」の興行収入は7.6~9.1億円となる。
「ウルヴァリン」対比の9.1億円をやや下回るか。

マックス9億円、ミニマム7億円程度だろうか。
基本的には男性限定の映画であり、女性層やスタローン世代ではない年配層も期待できない。
さすがに伸びはないだろう。
先週7億円後半と予想したが、さすがに8億円には乗るだろうか。
「エクスペンダブルズ」の興行収入は8億円台と予想したい。
「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円と同程度なので、この程度でも仕方がないのではないか。
公開前個人予想は12.0億円だったので、期待が高すぎたようだ。
豪華なキャスティングなどの注目度があり、アメリカでもかなりヒットしたので高めに予想しすぎたか。
評価も微妙であり、観る者を選ぶ作品というのも痛い。


5位:「大奥」(松竹・アスミック・TBS)<4週目>
【公開前個人予想】 30.0億円
【現時点での興行収入予想】 24億円台(OP時~2週目26.0億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 30億円を見込める
【公開規模】 311スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは18.1億円となっている。
1週間の伸びは3.0億円弱程度だろうか。
20億円突破が近づいてきた。
週末の伸びはそれほど良くはないが、女性向け作品と思われるだけに、レディースデイの平日もそれなりに稼いで、ある程度は伸びてはいきそうだ。
しかし、評価が微妙のようであり、その辺りが気になるところ。

仲間由紀恵主演の「大奥」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝14.0→16.8→19.1→20.4
☆10年「大奥」
金4.7→祝11.7→15.1→18.1億円→
これとの対比で考えると、「大奥」の興行収入は23.7億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

柴咲コウ主演作の興行収入は以下の通り。
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1
☆07年「舞妓 Haaaan!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝17.1→18.5→19.3→19.9
☆08年「少林少女」トータル15.1億円
OP1.9→祝10.0→11.2→12.9→13.8→14.3
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆10年「大奥」
金4.7→祝11.7→15.1→18.1億円→
「少林少女」以外との対比で考えると、「大奥」の興行収入は25.4~30.4億円となる。
伸びがあるタイプではないので、この下限辺りがマックスラインとなるか。

内容はよく分からないが、時代劇というよりも、ラブストーリー関連作品も参考になるか。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「大奥」
金4.7→祝11.7→15.1→18.1億円→
これらとの対比で考えると、「大奥」の興行収入は24.3~27.2億円となる。
オープニング時に『30億円を見込める』という配給会社が考えるのは無理はないが、どうやらそこまでは伸びそうもない。

「大奥」18.1億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「沈まぬ太陽」18.3億円(トータル28.0億円)
☆「劔岳 点の記」17.6億円(トータル25.8億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」17.2億円(トータル22.5億円)
<2008>
☆「私は貝になりたい」15.9億円(トータル24.5億円)
☆「パコと魔法の絵本」16.8億円(トータル23.6億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」祝18.2億円(トータル23.4億円)
これらとの対比で考えると、「大奥」の興行収入は23.3~27.9億円となる。
「カイジ」対比で23.7億円、「デトロイト・メタル・シティ」対比で23.3億円となる。
この辺りが落ち着きどころではないか。

マックス25億円、ミニマム23億円程度となるか。
伸びがなさそうなので、30億円を超えるのは難しいか。
評価も高くはないので、高めに予想はできない。
現時点ではミニマムラインに予想した方が無難のような気がする。
「大奥」の興行収入は先週に引き続き24億円台と予想したい。
23億円程度とも考えられるが、先週下方修正したばかりなので少し様子を見る。
公開前個人予想は30.0億円だったので、当たりとは言えない結果になりそうだ。
女性向け作品の「余命1か月の花嫁」を参考にしたことは間違っていないと思われるが、松竹作品だけに東宝作品と同程度の期待を掛けてはいけなかったか。

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国内映画興行収入ランキング(10月5週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「SP 野望篇」(東宝・フジテレビ)
<326館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 △
ドラマはきちんと見ていたが、今更どうでもいいという感じ。
アクションは面白いが、脚本が悪いので、ドラマ自体は面白いとは思わなかった。

【監督】 波多野貴文
映画監督としてはデビュー作となるようだが、ドラマ版を手掛けているので問題ないだろう。
ハリウッドの手法を採用し、凝ったアクションシーンが繰り広げられていること。

【キャスティング】 岡田准一、真木よう子、香川照之、堤真一
岡田准一主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」トータル15.0億円
☆06年「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」トータル18.0億円
OP3.0→8.2→11.0→13.0→15.0
同じドラマの映画化でもあり、この辺りが基準となるか。
岡田准一はかなり鍛え上げたようであり、アクションには見応えがあるようだ。

【題材】 「ドラマの映画化」「アクション」
2010年10月30日に野望篇、
2011年3月12日に革命篇が公開される。
フジテレビの「のだめ」と同じ2部作となる。
本作の最大の問題は、07年にドラマが放送され、08年に映画化が決定したにも関わらず、10年まで期間が空いたことだろう。
メディア等に本話題が再登場するまで、完全に企画が死んだと思っていた。
「のだめ」や「ライアーゲーム」の結果を踏まえると、ドラマの映画化は“鮮度”が命であり、この空白は命取りにもなりかねない。
ただ、ドラマ版は数話で完結するタイプであり、間隔があいたことが完全にデメリットになる作品でもない。
予想外の大ヒットはすることはないが、コケることはなくそれなりの結果を残すのではないか。

近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝込14.8→17.7→21.0→22.3→22.8億円→
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円(視聴率15.7%)
2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
本作はアクション作品ではあるが、内容的にサスペンス系が参考となるだろう。
本ドラマの平均視聴率は15.4%であったが、11時からの深夜帯の放送であり、額面以上の価値があり、スペシャル版では21.5%を叩き出している。
同枠の「ライアーゲーム」よりも当然格上の存在となる。
「ライアーゲーム」を超えることが期待されているのではないか。
「アンフェア the movie」辺りがマックスラインとなるか。
ただ、間隔が空いたというデメリットも当然あるので、同じジャニーズ系の「クロサギ」辺りがライバルではないかとも思う。
ジャニーズ主演作品は不調なものもあるが、ドラマの映画化でもあり、さすがに10億円は楽に突破するとは思う。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・やや良
デキは悪くはないと思う。
香川照之がいい仕事をしてそうだ。
売りのアクションをもうちょっと見せてもいいか。

【支持基盤・ターゲット】 「ドラマ鑑賞者」「10~40歳代の男女・カップル」
ドラマを見ていた者が動くかどうかがポイントとなる。
アクション系でもあり、デートや仕事帰りに気楽に見られることがメリットか。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2009>
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(オープニング2.8億円)
☆「沈まぬ太陽」トータル28.0億円(オープニング2.5億円)
☆「風が強く吹いている」トータル7.0億円(オープニング0.9億円)
<2008>
☆「ホームレス中学生」トータル不明(オープニング1.2億円)
☆「釣りバカ日誌19」トータル3.5億円(先行込み0.8億円)
☆「ICHI」トータル4.5億円(オープニング1.0億円)
☆「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円(オープニング1.6億円)
☆「ハンサム★スーツ」トータル8.6億円(オープニング2日1.5億円)
「僕の初恋をキミに捧ぐ」を超えることができるかどうか。

【評価・予想】 19.0億円(オープニング3.1億円)
上述のとおり、予想外の大ヒットはすることはないが、コケることはなくそれなりの結果を残すのではないかと考えたい。
10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円以下ではないか。
「ライアーゲーム」には春休み時期というメリットもあった。

以下の作品が参考となるだろう。
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円(視聴率15.7%)
☆03年「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」トータル15.0億円
☆06年「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」トータル18.0億円
10億円台の半ば~後半辺りというところか。
今年公開された「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」がトータル18.5億円程度であり、この辺りが悪くはないラインだと思う。
「クロサギ」トータル17.2億円を超えて、「ライアーゲーム」の8割程度の動員と考えて、「SP 野望篇」の興行収入は19.0億円と予想したい。
「革命篇」もあるので、コケることは許されず、恐らくそれほど悪くはない仕上りにはなっているだろう。
オープニングは「ライアーゲーム」対比で考えると、3.1億円程度か。


「怪盗グルーの月泥棒3D」(ユニバーサル・東宝東和)
<228館程度にて順次公開予定>※もっと多いかも
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ○
アメリカではサプライズヒットを記録した作品なので、一応鑑賞する予定。

【監督】 クリス・ルノー
監督としては、ほとんど実績がない。

【キャスティング】 (吹替え)笑福亭鶴瓶、芦田愛菜
興行収入的には影響はないだろう。

【題材】 「アニメ」「3D」
最近のハリウッドアニメの興行収入は以下の通り(ピクサー作品、シュレックを除く)。
☆07年公開「モンスター・ハウス」トータル5.6億円
OP1.4→3.0→4.1→4.4
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆09年公開「モンスターVSエイリアン」不明(※夏公開)
OP1.2→2.4→4.2
☆09年公開「アイス・エイジ3」不明(※夏公開)
OP0.4→1.2
☆09年公開「くもりときどきミートボール」
OP0.3→1.5→1.8→2.0→2.0
☆10年公開「コララインと魔法のボタン」
金0.7→1.6→2.1
☆10年公開「プリンセスと魔法のキス」
OP0.9→2.1→2.9→3.8→4.5億円→
☆10年公開「ヒックとドラゴン」
OP1.2→4.8億円→
☆10年「ガフールの伝説」
金0.6→1.3億円→
本作は時期的にも恵まれておらず、「ヒックとドラゴン」「モンスターVSエイリアン」「プリンセスと魔法のキス」程度ではないか。
二桁を超えるイメージはない。
ユニークなキャラクターがいるので、大コケは免れたいところ。

【予告編・TVCM】 TVCMは見たことがない。
紹介VTRは何度か見たことがあるが、普通のアニメ作品とそれほど差異は感じなかった。
なぜヒットしたのかを知りたい。

【支持基盤・ターゲット】 ファミリー
ファミリー層が動くかどうかは微妙な作品だが、「ガフールの伝説」のようなことにはならないだろう。

【評価・予想】 6.0億円(オープニング3日1.4億円)
アメリカではトータル248百万ドルの興行収入となっている。
「シュレック・フォーエバー」トータル238百万ドル
「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドルを超えている。
3D単価ということもあるが、「トイ・ストーリー2」(トータル246百万ドル)、「カーズ」(トータル244百万ドル)、「WALL-E」(トータル224百万ドル)をも超えている。
ただ、日本では当たりにくいタイプの作品ではないか。
「ヒックとドラゴン」もアメリカでは大ヒットしたが、日本ではそれほど高い興行収入にはならなかった。
二桁を超えることはなく、一桁半ば~後半というところではないか。
「モンスターVSエイリアン」(興行収入不明)と同程度と考えて、「怪盗グルーの月泥棒3D」の興行収入は6.0億円と予想したい。
オープニングも「ヒックとドラゴン」「モンスターVSエイリアン」と同程度の1.2億円と予想したい。
金曜日分を含めると1.4億円程度か。


「ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?」(東映・テレビ朝日)
<163館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
見たことがない。

【題材】 「アニメ」「シリーズ」
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2希望の光☆レインボージュエルを守れ!」
3日3.2(2日2.2)→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9→
8~11億円程度が期待できそうだ。

【予告編・TVCM】 見たことがない

【支持基盤・ターゲット】 ファミリー
人気シリーズであり、コケようがない。

【評価・予想】 9.5億円(オープニング1.9億円)
過去のシリーズより、8~11億円程度が期待できる。
春シーズンは10億円前後、秋シーズンは8億円程度となっている。
秋よりも春の方が稼いでいるが、今回も二桁前後は期待できるのではないか。
ただ、なんとなく飽きられている頃かもしれないとも思えるので、「ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?」の興行収入はギリギリ二桁を超えない程度の9.5億円と予想したい。
オープニングは1.9億円程度か。
当然高いオープニングとなるだろう。


「SAW ザ・ファイナル 3D」(アスミック)
<107館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ○
ここまで来たら、最後まで付き合う。

【監督】 ケヴィン・グルタート
過去の編集を担当し、前作から監督を務めている。
契約のゴタゴタに巻き込まれたらしく、モチベーションの懸念はある。

【キャスティング】 トビン・ベル
Ⅲで死んだのに、Ⅶまで出演するのが凄い。
「SAW」=ジグソウなので、彼の出演がなければ成立しないだろう。
最後まで出演してくれてよかった。

【題材】 「ホラー」「サスペンス」
過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆04年「Ⅰ」 不明(公開規模:40館)
OP0.4
☆05年「Ⅱ」トータル5億円(公開規模:67館)
OP0.8→2.1→不明→3.3
☆06年「Ⅲ」不明(公開規模:88館)
OP1.0→2.6→3.7
☆07年「Ⅳ」トータル4.0億円(公開規模:113館)
OP1.0→2.4→3.1→3.6→3.9
☆08年「Ⅴ」トータル不明(公開規模:123館)
金0.9→1.7億円→
☆09年「Ⅵ」トータル不明(公開規模:59館)
金0.5→1.1億円→
基本的には数値は不明。
マックス5億円、ミニマム2億円程度か。

【予告編・TVCM】 見たことがない

【支持基盤・ターゲット】 シリーズ鑑賞者
今まで見なかったが、最後だから鑑賞する、3Dだから鑑賞する、という者は少ないだろう。

【評価・予想】 4.5億円(オープニング1.1億円)
過去のシリーズの結果から、マックス5億円、ミニマム2億円程度と考えられる。
ラストなので、3~4億円程度は稼げるだろうか。
さらに3D単価となるので、2割~2割5分の上昇を期待できる。
3.6~5億円程度となりそうだ。
「SAW ザ・ファイナル 3D」の興行収入は4.5億円と予想したい。
オープニングは3D単価込みで1.1億円程度か。
知名度のある作品の最終章なので、コケることはないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目その1)

動員8位:「雷桜」(東宝・TBS)<1週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 300スクリーン前後(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で8.6千万円(86,148,460円)のオープニングを飾った。
土日2日間では6.4千万円(64,306,060円)だったようだ。
先週『金曜日からのオープニング3日は1.0億円程度か。アクション系ではなくて、ラブストーリー系なので、女性客がそれなりに足を運んでくれることに望みをかける。致死レベルの大コケはないだろう』と書いたが、ほぼ致死レベルの大コケとなった。
だいたい予想どおりの結果ではあるが、想像以上に酷かった。
コケるのは分かっていたので、もうちょっと思い切りの良い予想ができればよかった。
出演者などは恐らく頑張ったとは思うが、企画したプロデューサーが悪いのではないか。

公開前に書いたとおり、以下の問題があると思われる。
①時代劇
②主演の実績不足
③原作
若い層にアピールすることができず、当然年配層は見向きもしなかっただろう。
難しいとは思うが、現代の設定にアレンジするくらいの冒険も必要か。
いずれにせよ、本作の主演の組み合わせではかなり厳しい。

廣木隆一監督は「余命1ヶ月の花嫁」を手掛けている。
☆09年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆10年「雷桜」
金0.9(2日0.6)億円→
この対比で考えると、「雷桜」の興行収入は4.6億円となり、金曜日分を足すと4.8億円となる。
5億円がマックスラインとなるが、そこまでは伸びないだろう。

岡田将生の代表作は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「雷桜」
金0.9(2日0.6)億円→
この対比で考えると、「雷桜」の興行収入は4.6億円となり、金曜日分を足すと4.8億円となる。
先ほどと同じ結果となるようだ。

蒼井優は「フラガール」や「男たちの大和」など出演しており本数は多いが、主演女優としては未知数のところがある。
小規模公開の08年「百万円と苦虫女」がトータル3.0億円とスマッシュヒットしているので、人気はあるとは思うが、この手の作品の主演としてはどうだろうか。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4億円見込み
OP0.9→2.6→3.3億円→
☆10年「雷桜」
金0.9(2日0.6)億円→
これらとの対比で考えると、「雷桜」の興行収入は2.7~4.1億円となり、金曜日分を足すと2.9~4.3億円となる。
「雷桜」の興行収入は3億円台辺りが落ち着きどころか。
「座頭市 THE LAST」を下回るか。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆07年「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円(長澤)
OP0.9→2.3→3.3→3.8→04.2→04.4
☆10年「ダーリンは外国人」トータル6.9億円見込み
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6
☆10年「誰かが私にキスをした」トータル2.3億円見込み(堀北)
OP0.5→1.5億円→
☆10年「雷桜」
金0.9(2日0.6)億円→
これらとの対比で考えると、「雷桜」の興行収入は2.8~4.5億円となり、金曜日分を足すと3.0~4.7億円となる。
伸びても4億円程度か。
「誰かが私にキスをした」は超えるだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円(オープニング3日5.3億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(オープニング2.8億円)
☆「沈まぬ太陽」トータル28.0億円(オープニング2.5億円)
☆「風が強く吹いている」トータル7.0億円(オープニング0.9億円)
<2008>
☆「ホームレス中学生」トータル不明(オープニング1.2億円)
☆「釣りバカ日誌19」トータル3.5億円(先行込み0.8億円)
☆「ICHI」トータル4.5億円(オープニング1.0億円)
☆「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円(オープニング1.6億円)
「ICHI」は超えると思ったのだが。

「雷桜」金0.9億円(土日0.6億円)と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「BABY BABY BABY!」0.7億円(オープニング3.0億円)
☆「笑う警官」0.6億円(トータル2.5億円)
☆「鴨川ホルモー」0.5億円(トータル3.0億円)
<2008>
☆「グーグーだって猫である」0.6億円(トータル3.6億円)
☆「KIDS」0.7億円(トータル3.3億円)
☆「ガチ☆ボーイ」0.7億円
これらとの対比で考えると、「雷桜」の興行収入は2.6~4.3億円となり、金曜日分を足すと2.8~4.5億円となる。

マックス5億円、ミニマム3億円程度か。
レディースデイにある程度の伸びを期待するとしても、「雷桜」の興行収入は3億円台と予想したい。
今年300スクリーン前後で公開された「FLOWERS」並の大コケとなっている。
なお、両作に蒼井優が出演しており、女優生命に傷が付かなければよいが。
公開前個人予想は5.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
コケるのは分かっていたので、せめて4億円という予想にしないといけなかった。

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全米映画興行収入(10月第4週目)

1位となったのは、新作の「パラノーマル・アクティビティ2」。
事前には週末3日間で29.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく上回る41.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費は当然のことながら極安の3百万ドルとなっている。
早くも製作費の10倍以上を稼ぎ出した。
ハロウィーンシーズンという時期的なメリットもあるが、やはりホラーは強く、ローリスクハイリターンぶりを発揮している。
なお、まもなく公開される「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」とは別物の作品。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」
OP42百万ドル→
前作を超えることが目標か。
トータルでは1億1~2千万ドル程度か。
秀逸な題材の続編は当たらないということもあるが、本作はそれをクリアした。

以下のような作品がライバルとなりそうだ。
☆02年「ザ・リング」トータル129百万ドル
OP15→39→65→86→101
☆04年「THE JUON」トータル110百万ドル
OP39→71→89→99→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」
OP42百万ドル→
評価はそれほど悪くはないという程度ではあるが、「THE JUON」トータル110百万ドルは超えるのではないか。
「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は1億2千万ドルと予想したい。


2位は2週目の「Jackass 3-D」。
トータルでは87百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルを楽に回収しており、大黒字確定している。
さらなる続編も製作されるのではないか。
ジョニー・ノックスヴィルを中心とした集団が無謀なチャレンジをする人気シリーズ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆02年「jackass」トータル64百万ドル
OP23→42→53→59→62
☆06年「jackass number two」トータル73百万ドル
OP29→52→63→68→71
☆10年「Jackass 3-D」
OP50→87百万ドル→
いくら3Dだからといっても爆発しすぎではないか。
対比では1億2~3千万ドルは期待できるが、当面の目標は1億ドル突破ということになるだろうか。
評価は良いが、初動タイプと考えられるので、大きな伸びはないだろう。
「Jackass 3-D」の興行収入は1億1千万ドルと予想したい。


3位は2週目の「Red」。
トータル43百万ドルとなっている。
製作費58百万ドルの回収の目途は立ったか。

アメリカのコミックを原作とした作品。
主演はブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレン、ジョン・マルコヴィッチ、ブライアン・コックスなどのベテランが揃っている。
最新の主演作がそれほどパッとしないブルース・ウィリスだけに不安はあったが、原作の人気が高いのだろうか。
かなり思い切った派手なアクションが展開されているようだ。

ブルース・ウィリス主演作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「サロゲート」トータル39百万ドル
OP15→26→33→36→38→38
☆10年「コップ・アウト」トータル45百万ドル
OP18→33→39→43→44→44
☆10年「Red」
OP23→43百万ドル→
これらの伸びを上回りそうなので、最低でも6千万ドル程度は稼げそうだ。

監督は「フライトプラン」のロベルト・シュヴェンケ。
☆05年「フライトプラン」トータル90百万ドル
OP25→46→61→71→77→81
☆10年「Red」
OP23→43百万ドル→
「フライトプラン」と同程度の伸びが期待できそうなので、「Red」の興行収入は8千万ドル程度か。

アメコミ原作モノならば、以下の作品がライバルとなる。
☆05年「シンシティ」トータル74百万ドル
OP29→51→61→67→71→72
☆06年「V・フォー・ヴェンデッタ」トータル71百万ドル
OP26→46→57→62→66→68
☆10年「Red」
OP23→43百万ドル→
2週目時点では負けているので、伸びが無いようだと7千万ドル程度となりそうだ。
評価は良いので、とりあえずは「Red」の興行収入は8千万ドル程度と予想したい。


4位となったのは、拡大公開された2週目の「Hereafter」。
事前には週末3日間で12.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想どおりの12.3百万ドルのオープニングを飾った。
クリント・イーストウッド監督、マット・デイモン主演のスーパーナチュラルモノのヒューマンドラマ。
今までとは異なるジャンルにチャレンジしたことで注目されており、評価は当然のことながら相当高くなっている。
製作費5千万ドルの回収が目標となりそうだ。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ミスティック・リバー」トータル90百万ドル
拡大後14→25→34→40→46
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル14百万ドル
☆08年「チェンジリング」トータル36百万ドル
拡大後10→21→28→32→34
☆08年「グラン・トリノ」トータル148百万ドル
拡大後41→73→98→110→120
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆10年「Hereafter」
拡大後12百万ドル→
9千万ドルオーバーが3本、3千万ドル台が3本となっている。
3千万ドルはさすがに超えそうであり、制作費の5千万ドル前後が落ち着きどころか。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「グッド・シェパード」トータル60百万ドル
OP10→35→48→54→58(※年末公開)
☆09年「インフォーマント!」トータル37百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆10年「グリーン・ゾーン」トータル35百万ドル
OP14→25→30→33→34
☆10年「Hereafter」
拡大後12百万ドル→
「ボーン」シリーズなどを除外すると、3千万ドル台が目立つ。
ただ、「グッド・シェパード」以外の作品は超えるだろう。
「Hereafter」の興行収入は5千万ドルと予想したい。


5位は4週目の「ソーシャル・ネットワーク」。
トータル73百万ドルとなっている。
制作費は5千万ドルであり、楽に回収できた。
アメリカを含めた全世界で著名のFacebookの誕生秘話が描かれている。
主演は、「ゾンビランド」(トータル76百万ドル)のジェシー・アイゼンバーグ、新スパイダーマンに起用されたアンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイクなど。

監督はデヴィッド・フィンチャー。
デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39(OP27)→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」
OP22→46→63→73百万ドル→
知名度のある作品が多い割には、今までの興行収入は高くないようだ。
本作はそれなりに伸ばしていき、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は9千~1億ドル程度と予想したい。
評価も異常に高くなっており、アカデミー賞ノミネート確実といわれている。
どの程度の伸びとなるかが注目となる。


6位は3週目の「セクレタリアト」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
アメリカの伝説的な名馬を描いた作品。
主演はダイアン・レイン。
製作費35百万ドルを回収した。

過去の名馬を扱った作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「シービスケット」トータル120百万ドル
OP21→49→70→83→93→102
☆10年「セクレタリアト」
OP13→28→37百万ドル→
さすがにこのようなヒットにはならないだろうが、伸びはありそうだ。

スポーツドラマも参考になるだろうか。
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34→35
☆10年「セクレタリアト」
OP13→28→37百万ドル→
「セクレタリアト」の興行収入は5~6千万ドルと予想したい。
先々週までは5千万ドル程度と思ったが、名馬モノは結構手堅くヒットすると思われる。
評価も良く伸びがありそうだ。


7位は3週目の「Life as We Know It」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
キャサリン・ハイグル、「トランスフォーマー」のジョシュ・デュアメル主演のラブコメ作品。
仲の悪い二人が他人の赤ちゃんを育てていくうちに仲が良くなるという映画のようだ。
製作費38百万ドルを回収した。

キャサリン・ハイグル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→065→070→073
☆09年「男と女の不都合な真実」トータル89百万ドル
OP28→55→69→077→083→086
☆10年「Killers」トータル47百万ドル
OP16→30→39→044→045→046
☆10年「Life as We Know It」
OP15→29→38百万ドル→
「Killers」とほぼ横並びとなっている。
「Life as We Know It」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
「幸せになるための27のドレス」程度稼げればベターなのだろうが、厳しいようだ。
彼女の人気もそろそろ落ちて来ているのかもしれないが、本作の評価も普通程度ということも影響しているようだ。


8位は5週目の「ガフールの伝説」。
トータルでは50百万ドルとなっている。
アニメ作品だけに週末には稼げているものの、製作費8千万ドルの回収はかなり厳しい状況となっている。
フクロウを主人公とした3Dアニメ作品。
映像の美しさによる話題作と思われていたが、パッとしない成績となっている。
監督がクセのあるザック・スナイダーだけに、ファミリー向け作品のように感じられなかったのだろうか。

ザック・スナイダー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ドーン・オブ・ザ・デッド」トータル59百万ドル
OP27→044→052→055→057→058
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆10年「ガフールの伝説」
OP16→030→039→046→050百万ドル→
「ガフールの伝説」の興行収入は5千万ドル台と予想したい。
先々週まで4千万ドル台後半だろうかと思ったが、評価は高いので、意外と粘っている。

アニメ作品ではないが、以下の作品と同程度となるかと思ったが、本作にはやや伸びがあった。
☆10年「キャッツ&ドッグス」トータル43百万ドル
OP12→26→35→40→41
☆10年「ガフールの伝説」
OP16→30→39→46→50百万ドル→
ただ、拡大公開された3Dアニメ作品としては、最低レベルの興行収入となりそうだ。
08年以降の3Dアニメの最低ラインは、マイナースタジオの「コラライン」トータル75百万ドル、メジャースタジオでは「ボルト」トータル114百万ドルとなっている。


9位は6週目の「The Town」。
トータルでは85百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルを楽に回収している。
ベン・アフレック監督・脚本・主演のクライムドラマ。
犯罪がはびこる街で、人生などを問うような重厚な作品となっている。
共演は「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー。

ベン・アフレックが過去に監督した作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「ゴーン・ベイビー・ゴーン」トータル20百万ドル
OP06→11→15→17→18
☆10年「The Town」
OP24→49→64→74→81→85百万ドル→
「The Town」の興行収入は9千万ドルと予想したい。

過去の犯罪モノと比べても、遜色はない。
☆06年「ディパーテッド」トータル132百万ドル
OP27→57→77→91→102→110
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→087→093
☆10年「The Town」
OP24→49→64→74→081→085百万ドル→
これらを超えることは難しそうだが、キャスティングを踏まえると十分といえる。
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」同様に、本作の評価も相当に高く、監督としての才能を開花させている。
俳優としての才能はそれほど認められていなかったが、アカデミー賞脚本賞を過去に受賞した才能は伊達ではなかったようだ。


10位は6週目の「Easy A」。
トータルでは55百万ドルとなっている。
製作費は8百万ドルであり、制作費の7倍近くを稼ぐ大黒字となっている。
エマ・ストーン主演の学園モノのラブコメ作品。
エマ・ストーンは、「スーパーバッド」(トータル121百万ドル)「キューティ・バニー」(トータル48百万ドル)、「ゾンビランド」(トータル76百万ドル)などに出演していた若手女優であり、「スパイダーマン」のヒロインに内定している。
学園モノのラブコメ作品は相当に需要があるようだ。

彼女が主演ではなかったが、「キューティ・バニー」の興行収入も高かった。
☆08年「キューティ・バニー」トータル48百万ドル(※主演はアンナ・ファリス)
OP15→28→37→42→46→47
☆10年「Easy A」
OP18→33→42→48→52→55百万ドル→
評価も高いようであり、しばらくは粘りそうだ。
「Easy A」の興行収入は6千万ドルと予想したい。
製作費は8百万ドルであり、関係者は笑いが止まらないだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆人気シリーズ最終作「SAW ザ・ファイナル 3D」
ハロウィーンシーズンでもあり、爆発するだろう。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その4)

11位:「悪人」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 18.0億円
【現時点での興行収入予想】 19.5億円(OP時~6週目)
【配給会社・大手ネット期待値等】  興収30億円の期待
【公開規模】 231スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは17.9億円となっている。
1週間の1.1億円半ば程度だろうか。
オープニング時、ネット上の興行収入に関する記事には「30億円への期待」というようなものもあったが、「告白」のような作品ではないのだから、それはさすがに厳しいようだ。
話題になれば不可能ではないが、評価も思ったよりも高いわけではないようだ。

監督は李相日、過去に「フラガール」を監督している。
☆06年「フラガール」トータル14.0億円
OP1.0→3.5→5.6→7.7→9.3→10.3
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9億円→
さすがに「フラガール」は余裕で超えている。

妻夫木聡主演作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1
☆07年「憑神」トータル8.8億円
OP1.2→03.7→05.3→06.4→07.2→07.7
☆09年「感染列島」トータル19.1億円
OP3.0→07.8→11.7→14.3→16.5→17.5→18.2
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9億円→
祝日が多かったため、これらの7週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は18.8~19.5億円になる。
さすがに、ある程度のロングセールスになると考えても、20億円を超えるかどうかというというところではないか。

深津絵里は「踊る」「西遊記」「ザ・マジックアワー」といった実績があるが、「博士の愛した数式」といったヒューマンドラマでの実績もある。
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
さすがに余裕で超えている。

サスペンス系のヒューマンドラマ、ロングセールス系のヒューマンドラマが主に参考となるか。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆10年「告白」
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1→30.0→30.6
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1(2日2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3→17.8→18.5
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9億円→
「誰も守ってくれない」以外の作品の7週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は18.9~20.9億円になる。
20億円突破が攻防ラインとなるようだ。

「悪人」17.9億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(※祝日があったので1週上乗せ)。
<2009>
☆「ドロップ」18.0億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」18.2億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」17.3億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「母べえ」18.2億円(トータル21.2億円)
☆「陰日向に咲く」18.5億円(トータル19.5億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「悪人」の興行収入は18.7~19.4億円になる。
1週上乗せしているので、この対比を超えるだろう。
現時点ではマックス21億円、ミニマム19億円となりそうだ。
肝心の評価が思ったよりも高くはなく、大きな話題になることはなさそうだが、ある程度のロングセールスになるだろう。
「悪人」の興行収入は先週に引き続き19.5億円と予想したい。
モントリオール主演女優賞の受賞効果ということもあるはずだ。
公開前個人予想は18.0億円なので、ひょっとすると良いヨミだったかもしれない。
大きくは伸びないが、コケることもないというちょうどよい感じに落ち着きそうだ。


14位:「借りぐらしのアリエッティ」(東宝・日本テレビ)<14週目>
【公開前個人予想】 90.0億円
【現時点での興行収入予想】 93億円(8~11週目95億円、OP時~7週目90.0億円)
【配給会社期待値】 100億円突破確実
【公開規模】 349スクリーン(先週比-4スクリーン)
1.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは91.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.6千万円程度だろうか。
安定度の高いジブリ作品であり、宮崎駿監督ではなくても問題なく稼いでいるが、100億円突破は難しそうだ。
やはり、東宝の100億円突破確実はアテにはならないところがあった。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日13.5→2週目12.7→3週目13.6→4週目10.5→5週目14.4→
→6週目9.2→7週目6.4→8週目4.0→9週目2.2→10週目1.6→
→11週目1.8→12週目0.7→13週目0.4→14週目0.4億円となっている。
伸びは当然のように安定していたが、夏休みも終わり、10月に入り勢いは止まった。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
10週目164.2→168.5→172.3→177.0→178.9→181.1→182.8
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
10週目73.8→76.3→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目祝140.5→143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
10週目88.1→89.8→90.5→91.0→91.4億円→
「ゲド戦記」トータル76.5億円は余裕で超えた。
連休はあったので、「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」の15週目との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は94.5~98.9億円となる。
宮崎駿監督作品ではないので、これらのような伸びは発揮しないだろう。
これらの対比をやや下回る程度が落ち着きどころと思われるので、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は先週に引き続き93億円と予想したい。
まだまだ粘り続けるだろう。
8~11週目までは95億円と予想していたが、さすがにそこまでは伸びはなかった。
公開前個人予想は90.0億円だったので、当たりといえるだろう。
ジブリ系の安定度はやはり高く、こちらの期待に応えてくれるようだ。


15位:「ガフールの伝説」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 2.0億円
【公開規模】 337スクリーン(先週比-84スクリーン)
1.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.7億円となっている。
1週間の伸びは4.3千万円弱程度だろうか。
コケるのは分かっていたが、このスクリーン数でこの成績は酷いの一言。
映像美よりも、キャラクターの造形が大事だとよく分かる。
3週目でスクリーン数を大きく削られてしまった。

ザック・スナイダー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆09年「ウォッチメン」トータル4億円台か
OP1.1→2.7→3.6
☆10年「ガフールの伝説」
金0.6→1.3→1.7億円→
これらとの対比で考えると、「ガフールの伝説」の興行収入は1.9~2.3億円となる。
この分だと2億円前後となりそうだ。

最近のハリウッドアニメの興行収入は以下の通り(ピクサー作品、シュレックを除く)。
☆06年公開「森のリトルギャング」トータル11.0億円
OP1.1→4.2→7.6
☆06年公開「アイス・エイジ2」トータル9億円見込み
OP1.5→3.3→7.6→8.1→8.9
☆06年公開「ライアンを探せ!」トータル8.5億円
OP1.2→2.4→4.4→7.3
☆07年公開「モンスター・ハウス」トータル5.6億円
OP1.4→3.0→4.1→4.4
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆09年公開「モンスターVSエイリアン」不明(※夏公開)
OP1.2→2.4→4.2
☆09年公開「アイス・エイジ3」不明(※夏公開)
OP0.4→1.2
☆09年公開「くもりときどきミートボール」
OP0.3→1.5→1.8→2.0→2.0
☆10年公開「コララインと魔法のボタン」
金0.7→1.6→2.1
☆10年公開「プリンセスと魔法のキス」
OP0.9→2.1→2.9→3.8→4.5億円→
☆10年公開「ヒックとドラゴン」
OP1.2→4.8億円→
☆10年「ガフールの伝説」
金0.6→1.3→1.7億円→
拡大公開されたハリウッドアニメ作品の中では最低レベルとなりそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ガフールの伝説」の興行収入は2.3~3.3億円となる。
さすがに伸びはないと思われるので、「ガフールの伝説」の興行収入は先週に引き続き2.0億円と予想したい。
「アイス・エイジ3」「くもりときどきミートボール」と同程度か。
公開前個人予想は3~4億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
稼げそうもないハリウッドアニメはもっと大胆に低めに予想した方がよさそうだ。


16位:「食べて、祈って、恋をして」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 7億円前半(OP時~2週目6億円台)
【公開規模】 146スクリーン(先週比-136スクリーン)
1.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.0億円となっている。
1週間の伸びは5.2千万円半ば程度だろうか。
週末の伸びが心もとないが、レディースデイに稼いでいそうだ。
デートムービーには機能しそうもないので、仕方がないか。
ただ、スクリーン数が削られており、もうそろそろ打ち切りだろうか。

ジュリア・ロバーツ主演作のうち、ヒットした作品の興行収入は以下のとおり。
☆91年「プリティ・ウーマン」配給収入31.0億円
☆99年「ノッティングヒルの恋人」配給収入10.5億円
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル11.0億円
☆01年「ザ・メキシカン」トータル26.0億円
配給収入は興行収入の半分程度の数字。
近年は「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」や「デュプリシティ」などに主演しているが、パッとしない成績となっている。

ラブストーリーや女性をターゲットにした作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8→7.4→10.8→13.3→15.0→16.1→16.8→17.1
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」18.0億円
先2.9→7.1→10.3→12.5→14.3→15.4
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「オーストラリア」トータル5.8億円
OP1.4→3.4→4.8→5.6
☆10年「食べて、祈って、恋をして」
金1.4→4.1→5.4→6.5→7.0億円→
祝日があったので、これらの6週目との対比で考えると、「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は7.7~8.2億円となるが、ここまで伸びないだろう。
現時点では7億円前半が落ち着きどころか。
ジュリア・ロバーツ来日が話題となったが、あまり効果はなかったようだ。
ただ、ニコール・キッドマンやキャメロン・ディアスの作品は超えている。

「食べて、祈って、恋をして」7.0億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり(祝日があったので1週上乗せ)。
<2009>
☆「7つの贈り物」7.9億円(トータル7.9億円)
☆「サブウェイ123激突」7.4億円(トータル7.7億円)
<2008>
☆「バンテージ・ポイント」7.9億円(トータル8.5億円)
☆「奇跡のシンフォニー」7.1億円(トータル7.5億円)
☆「ドラゴン・キングダム」7.0億円(トータル7.1億円)
これらとの対比で考えると、「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は7.0~7.5億円となる。
伸びはなさそうなので、「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は先週に引き続き7億円前半と予想したい。
2週目までは6億円台と予想していたが、平日の伸びがさすがに高かった。
公開前個人予想は9.5億円だったので、どうやら高すぎたようだ。
女性受けしそうな作品だけに高めに予想したが、内容的なこともあり、イマイチな結果となりそうだ。
デートには向きそうもないので、祝日が集中する日にわざわざ公開しなくてもよかったのかもしれない。

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気になる映画ニュース(10月第4週目)

☆浦沢直樹の漫画「PLUTO」が実写映画化へ
「鉄腕アトム」の中のエピソードをリメイクした作品「PLUTO」が実写映画化される見通し。
ハリウッドの製作会社によって製作されるとのことであり、どのような作品になるかが楽しみだ。
監督やキャスティング等も注目される。
「20世紀少年」同様に、浦沢直樹の漫画を読んだことがないが、読んでいないからこそ楽しみなところもある。
ただ、「AKIRA」や「カウボーイビバップ」などのハリウッド実写化企画も進んでいるのかどうか分からない状況であり、企画が順調に進むかどうかは不安なところもある。


☆ジェームズ・キャメロン監督が「クレオパトラ」を監督か
アンジェリーナ・ジョリー主演が予定されている「クレオパトラ」の監督としてジェームズ・キャメロンが有力視されているようだ。
楽しみな企画ではあるが、細部をかなりこだわるキャメロン監督だけに、監督を引き受けても、実際に見られるのは当分後になりそうだ。
まだまだ期待しない方がよさそうだ。


☆「アイアンマン3」は2013年5月公開へ
権利を持つマーベル・コミックスは契約が切れるパラマウントとの関係を終了し、ディズニーとコンビを組むようだ。
ヒーローが集結する「アベンジャーズ」も同様にディズニーが配給する。
マーベル・エンターテイメントをディズニーが2009年に買収しているようであり、そのような経緯ならば当然の措置か。
予算も豊富なディズニーならばマイナスの効果にはならず、作品的にはプラスとなるのではないか。
ただ、残虐的なシーンなどは盛り込まれないだろう。


☆「ホビット」2部作の製作が正式に決定
MGMの財政問題、監督の降板、俳優組合との対立などの問題があり、個人的には企画そのものが飛ぶのではないかという不安があった本作ではあるが、2011年2月にクランクインする模様だ。
監督は、プロデューサーと脚本に専念する予定だったピーター・ジャクソンが務める。
ガンダルフ役のイアン・マッケラン、ゴラム役のアンディ・サーキスは続投することとなっている。
実績があるピーター・ジャクソンが監督を務めることとなり、楽しみな作品となりそうだ。
まだまだ頓挫する可能性はありそうだが、無事に撮影を終えてもらいたい。


☆松本人志監督作品第三弾決定か
07年「大日本人」トータル11.6億円
09年「しんぼる」トータル4.8億円
興行収入が激減しており、心配されていたが、きちんと第三弾があるようだ。
ただ、主演は「働くおっさん人形」の野見さんということとなり、さらに興行収入は低くなりそうだ。
しかし、確かに一般受けする面白い作品ではないが、個性的な作品にはなっている。
普通のコメディ作品を作る気はなく、俺の世界について来れる奴だけついて来いということか。
主演男優のギャラが安そうであり、製作費がそれほど掛かりそうもなく、固定ファン限定でもなんとか利益は生むだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その3)

2位:「ナイト&デイ」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 23.5億円
【現時点での興行収入予想】 25.0億円
【公開規模】 590スクリーン(先週比+1スクリーン)
動員ベースでは本作が1位となるが、興行収入ベースでは「海猿」の3D単価により本作は2位となる。
2.1億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは11.9億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは5.1億円程度だろうか。
10億円をあっさりと超えた。
ただ、先週のオープニングが先行を除外すると4.3億円程度だったのに対して、今週末は2.1億円であり、半分以上も下落している点が気になるところ。

トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1→20.6
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4→53.4
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0→49.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金3日1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」
先3日6.8→11.9億円→
主要作品との対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は19.3~25.4億円となる。
先行込み+祝日アリの数字は気になるところだが、20億円は突破しそうだ。
当面の目標は「コラテラル」辺りか。
「バニラ・スカイ」トータル33.2億円まではさすがに伸びないだろう。

キャメロン・ディアス主演作の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「チャーリーズ・エンジェル」トータル14.8億円
☆03年公開「チャーリーズ・エンジェルフルスロットル」トータル35.0億円
☆07年公開「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「私の中のあなた」トータル8.0億円
4日2.0→3.9→5.6→6.7→7.4
☆10年公開「ナイト&デイ」
先3日6.8→11.9億円→
これらとの対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は19.1~28.8億円となる。
「ホリデイ」対比では28.8億円となるが、20億円後半までは伸びないだろう。
ましてや「チャーリーズ・エンジェルフルスロットル」トータル35.0億円までは伸びない。

ややユニークなアクション作品が参考になるか。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆10年「シャーロック・ホームズ」トータル21.5億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ナイト&デイ」
先3日6.8→11.9億円→
これらとの対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は18.4~25.6億円となる。
「シャーロック・ホームズ」は超えると思うので、20億円は超えそうだ。
「ハンコック」は超えないと思うので、30億円突破は厳しいか。
現時点では20億円台半ば程度だろう。

「ナイト&デイ」11.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「トランスフォーマー リベンジ」12.1億円(トータル23.2億円)
☆「007/慰めの報酬」11.3億円(トータル19.8億円)※先行アリ
<2008>
☆「魔法にかけられて」12.2億円(トータル29.1億円)
☆「ジャンパー」10.0億円(トータル17.4億円)※先行アリ
「魔法にかけられて」以外との対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は20.7~22.8億円となる。

マックス25億円、ミニマム20億円程度だろうか。
初動タイプと思われるので、それほど伸びはないとは思うが、地力もあると思われるので、「ナイト&デイ」の興行収入は先週に引き続き25.0億円と予想したい。
以下の作品がライバルとなりそうだ。
☆「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
☆「ウォンテッド」トータル25.0億円
この程度まで稼げば、十分と思われる。
アメリカではやや陰りがあるが、トム・クルーズの人気は日本では磐石だ。
公開前個人予想は23.5億円だったので、だいたいのヨミは良かったと思う。
この手のアクションはコケることはなく、期待に応えてくれるタイプの作品だ。


7位:「君に届け」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 13.5億円(OP~2週目14~15億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 20億円を突破に向けて好スタート
【公開規模】 285スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは11.5億円となっている。
1週間の伸びは2.6億円弱程度だろうか。
公開前に予想はできなかったが、「僕の初恋をキミに捧ぐ」を下回る程度のヒットにはなるかなというイメージはもっていた。
人気漫画が原作でもあり、この手の作品はコケることはないだろう。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆08年「砂時計」トータル10.0億円(夏帆・松下)
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5→09.7
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9億円→
☆10年「君に届け」
OP2.3→6.2→9.0→11.5億円→
「恋空」を除いた作品との対比で考えると、「君に届け」の興行収入は13.9~16.7億円となる。
「僕の初恋をキミに捧ぐ」対比の15.5億円程度がマックスラインか。
20億円突破を向けて好スタートというネットの記事もあるが、20億円突破は無理だろう。

「君に届け」11.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「GOEMON」12.6億円(トータル14.3億円)
☆「なくもんか」11.0億円(トータル13.5億円)
☆「カムイ外伝」祝込9.6億円(トータル11.2億円)
<2008>
☆「チーム・バチスタの栄光」12.8億円(トータル15.6億円)
☆「犬と私の10の約束」11.5億円(トータル15.2億円)
☆「ハッピーフライト」10.3億円(トータル13.3億円)
これらとの対比で考えると、「君に届け」の興行収入は13.1~15.2億円となる。

マックス15億円、ミニマム13億円程度となろうか。
『さすがに大きく伸びるような気配はなさそうであり、ミニマムレベルと考えたい』と先週に書いたが、土日祝祭日の動きが悪くなさそうだ。
「なくもんか」対比の14.1億円、「ハッピーフライト」対比の14.8億円を踏まえると、14億円台にも乗りそうだが、「君に届け」の興行収入は先週に引き続き13.5億円と予想したい。
先々週までは14~15億円程度という予想だったので、そのままでも良かったかもしれない。
公開前に予想はできなかったが、だいたいイメージどおりの数字となっている。
キャスティングや題材等を踏まえると、10億円台前半~半ばならばヒットといえるだろう。


8位:「バイオハザードⅣ アフターライフ」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 35.0億円
【現時点での興行収入予想】 46.5億円(5週目45.0億円、OP時~3週目40.5億円)
【公開規模】 434スクリーン(先週比-135スクリーン)
6.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは44.0億円となっている。
1週間の伸びは2.4億円半ば程度だろうか。
40億円を突破し、そろそろ勢いを失する頃だと思っていたが、まだまだ粘っている。
スクリーン数がそろそろ削られてきており、そのうちに勢いを無くすだろう。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0億円→
先行や祝日などがあったので、これらの7週目との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は45.9~48.5億円となる。
この対比程度となりそうだ。

ゾンビやモンスターモノの興行収入は以下のとおり。
☆04年「ヴァン・ヘルシング」トータル28.0億円
先6.3→13.9→19.3→不明→24.9→25.9
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円
金3日7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆10年公開「バイオハザードⅣ」
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0億円→
「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円を超えた。
「アイ・アム・レジェンド」の7週目との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は45.1億円となる。
この辺りでは収まらないだろう。

ゲームの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
これらや過去のシリーズの結果を踏まえると、20億円の後半がこの手の作品の落ち着きどころとなる。
いきなりジャンプアップすることはないと思ったが、このシリーズの日本での人気の高さはよく分からないものだ。

「バイオハザードⅣ」44.0億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(先行・祝日のため1週上乗せ)。
<2009>
☆「レッドクリフPartⅡ」52.5億円(トータル55.5億円)
☆「2012」36.6億円(トータル38.0億円)
<2008>
☆「インディ・ジョーンズ」49.5億円(トータル57.1億円)※先行アリ6週目
☆「レッドクリフPartⅠ」43.9億円(トータル50.5億円)
「レッドクリフPartⅡ」「2012」との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は45.7~46.5億円となる
マックス48億円、ミニマム45億円程度となるか。
ロングセールスになりにくいと思ったが、伸びが止まらない。
先週に引き続き45.0億円と予想したいところだが、上方修正せざるを得ないか。
「バイオハザードⅣ」の興行収入は46.5億円と上方修正したい。
過去のシリーズが20億円台であり、「2012」などの他の作品の興行収入を踏まえると、ここまでヒットする理由が全く分からない。
年配層が見るはずもなく、評価も高いわけでもない。
3Dが珍しいわけでもあるまい。

初動タイプと考えて、オープニング時から3週目までは40.5億円と予想していたが、ヨミが甘かった。
100億円を突破した「アリス・イン・ワンダーランド」のライバルにはなれないが、「インセプション」を超えて今年公開の洋画作品の2番目の興行収入となりそうだ。
公開前個人予想は35.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
先行があったのにハズしているようではダメだ。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その2)

動員2位:「THE LAST MESSAGE 海猿」(東宝・フジテレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 47.5億円
【現時点での興行収入予想】 82.5億円(3週目75.0億円、2週目70.0億円)
【配給会社期待値等】 100億円
【公開規模】 先週467スクリーン(先週比±0スクリーン)
動員ベースでは「ナイト&デイ」に敗れているものの、3D単価により興行収入では本作が1位となるようだ。
トータルでは65.7億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは5.5億円程度だろうか。
100億円はさすがに突破しないとは思うが、70億円台で済むレベルではなさそうだ。
まさか、ここまで伸びが持続するとは思わなかった。
ヒットがヒットを呼び込むというパターンだろうか。
もちろん泣けそうな映画は強いということもあるだろう。

今年公開の実写邦画作品の争いが注目だ。
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」現時点72億円程度
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7億円→
連休があったので、1週上乗せしたとしても、「踊る大捜査線」を楽に超えそうだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7億円→
連休があったので、前作の6週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は80.0億円となる。
1週上乗せしているので、この対比を超えるか。
前作を超えることが当面の目標となるが、楽に超えそうだ。

近年公開されたドラマ映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3億円→
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7億円→
「のだめ」や「ごくせん」の興行収入をあっという間に超えた。
連休があったので、これらの6週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は75.7~84.4億円となる。
基本的には若年層向けの作品であり、観客層の幅が広いわけではないと思ったが、広がっていそうだ。
「バイオハザードⅣ アフターライフ」がいくら爆発しても100億円に届かないのと同様に、本作の勢いもそのうち止まると考えられたが、この伸びは想定外だった。
100億円突破は難しいが、80億円突破は不可能ではなさそうだ。

「THE LAST MESSAGE 海猿」65.7億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので一週上乗せ)。
<2009>
☆「ROOKIES-卒業-」73.0億円(トータル85.5億円)
<2008>
☆「花より男子F」60.3億円(トータル77.5億円)
これらとの対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は77.0~84.4億円となる。
連休があり、1週上乗せしているので、判断が難しいが、マックス85億円、ミニマム75億円というところか。
前作対比の80.0億円をやや超えると考えて、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は先週に引き続き82.5億円と予想したい。
70.0億円→75.0億円と2回に亘り上方修正しており、完全にヨミがズレている。
9月10月に祝日が合計3日もあったので、予想が難しかったが、あえて1週上乗せしなくてよかったかもしれない。
「告白」のように評判も良いとは思えず、普通の大作映画の伸びをすると思ったのだが、分からないものだ。
「大奥」などの作品もあるが、ライバル作品が手薄ということもあったのかもしれない。
公開前個人予想は47.5億円だったので、大きく外しそうだ。
本作同様に前作との間隔が空いた「踊る」がやや期待ハズレということもあり、本作を大きく予想することは難しかった。
前作の大ヒットは何かの弾みであり、前作どおりのヒットになるという予想はしにくい作品でもあった。


動員8位:「十三人の刺客」(東宝・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 17億円半ば(2~3週目20億円、OP時17~18億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 20億円を突破に向けて好スタート
【公開規模】 先週312スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは12.7億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
同週に公開されて、オープニングでは負けていた「君に届け」にはかなりの差を付けている。
時代劇ということもあり、年配層が平日に鑑賞しているのだろう。

時代劇は万人に好まれるジャンルではなく、また完全に年配層向けの時代劇ではないため、ある程度のリスクはあるのではないかと思ったが、評価もそれほど悪くもなく、ベネチア等で話題となったことが報じられたためか、問題なくヒットしている。

三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」
OP2.3→07.3→祝込11.2→12.7億円→
10年「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」、08年「神様のパズル」、07年「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」など大コケした作品も多いが、ヒットメーカーといえる監督。
これらとの対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は16.4~18.5億円となる。
『オープニング時には20億円は超えないと思ったが、ひょっとすると超えるかもしれない』と先週まで書いていたが、やっぱり超えないかもしれない。
OP時の予想どおり17~18億円程度でよかったようだ。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」
OP2.3→07.3→祝込11.2→12.7億円→
伸びがある作品との対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は16.4~20.0億円となる。
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」対比の17.7億円程度となるか。

「十三人の刺客」12.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「BALLAD」13.6億円(トータル18.1億円)
☆「GOEMON」12.6億円(トータル14.3億円)
☆「なくもんか」11.0億円(トータル13.5億円)
<2008>
☆「陰日向に咲く」14.2億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」13.3億円(トータル17.2億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」12.8億円(トータル15.6億円)
☆「少林少女」12.9億円(トータル15.1億円)
これらとの対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は14.4~17.4億円となる。

マックス20億円、ミニマム16億円程度というところか。
年配層も動きそうなので、伸びは一応続くだろうが、20億円到達はかなり微妙となってきた。
先週まで20億円と予想していたが、下方修正せざるを得ない。
17~18億円程度と思われるので、「十三人の刺客」の興行収入は17億円半ばと予想したい。
OP時は17~18億円という予想だったので、そのままにしておけば良かった。
思ったよりも平日の伸びが高かったと思ったが、ここに来て止まってしまった。
ただ、比較的稼ぎにくい時代劇なので、10億円台後半を稼げば、個人的にはかなりのデキだと思う。


動員10位:「おまえうまそうだな」(テアトル)<1週目>
【公開前個人予想】 2億円
【現時点での興行収入予想】 2億円
【公開規模】 162スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0千万円(30,085,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは3千万円程度か。ランクインは微妙となりそうだ』と書いたので、予想どおりとなっている。

子ども向け作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4(2日1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」トータル8.0億円
OP1.7→3.9→5.1→5.9→6.9→7.2
☆08年「映画!たまごっち」トータル5.4億円
OP0.7→不明→3.7
☆07年「シナモンthe movie」
祝込0.4→不明→1.7→祝込2.2→2.3
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆10年「昆虫物語みつばちハッチ ~勇気のメロディ~」
OP0.5→1.4→2.2億円→
☆10年「おまえうまそうだな」
OP0.3億円→
これらとの対比で考えると、「おまえうまそうだな」の興行収入は1.4~2.3億円となる。
とりあえずは、「おまえうまそうだな」の興行収入は予想どおり2億円と予想しておきたい。
2億円突破は微妙なラインだが、1億円後半程度は稼ぐだろうか。
どのような期待なのかは分からないが、スクリーン数が多すぎる気がする。


○位:「劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-」(松竹・TBS)<5週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 8億円(OP時~5週目)
【公開規模】 先週88スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは7.0億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは3.6千万円程度だろうか。
このシリーズの人気が高いのかどうか、イマイチ分からなかったが、低くはないようだ。
完全オリジナル新作という注目度もあったか。
ただ、5週目にして勢いはかなり弱まってきたか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」トータル8.6億円
OP1.6→3.9→5.5→6.6→不明→7.7
☆05年「機動戦士ZガンダムⅡ/恋人たち」トータル6.0億円
OP1.2→2.7→3.5→4.0→4.7
☆06年「機動戦士ZガンダムⅢ/星の鼓動は愛」トータル4.9億円
OP1.2→2.6
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0億円→
連休があったので、「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」の6週目との対比で考えると、「劇場版 機動戦士ガンダム00」の興行収入は7.8億円となる。
継ぎ接ぎだらけでデキの悪い「機動戦士Zガンダム」が参考になるかは分からないが、「ヱヴァ」のようなロングセールスにもならないだろう。
「機動戦士ガンダム00」の興行収入は先週に引き続き8億円と予想しておきたい。
固定ファンが何度か足を運ぶだろうが、「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」トータル8.6億円を超えない程度が落ち着きどころか。
「ヱヴァ」や「サマーウォーズ」のような伸びはないと思うが、ある程度の伸びは続くと思う。
公開前個人予想は7.0億円だったので、ヨミはそれほど悪くはなかったようだ。
評価はよく分からないが、ちょっと微妙のようだ。



○位:「BECK」(松竹・日本テレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 20.5億円
【現時点での興行収入予想】 17.5億円(OP時~7週目)
【公開規模】 先週311スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは17.1億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.0千万円程度だろうか。
それなりには伸びてはいるが、あまり話題になっているようには思えない。
水嶋ヒロの事務所移籍の件が話題となったが、宣伝となっただろうか。
オープニング時には『目標は30億円』などというネット上の記事も散見されたが、そこまで伸びるわけがなかった。

堤幸彦監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0→
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1億円→
5年で13本目となるだろうか。もちろんドラマも手掛けている。
漫画原作モノをやりたいのか、ドラマの映画化をやりたいのか、年配向け感動作をやりたいのか、よく分からない監督だが、恐らく全部やりたいのだろう。
多忙のためか、しっかりと製作されているようなイメージがない。
9月の祝日を無視すれば、「TRICK劇場版3」と似通った動きとなっていたが、7週目にして勢いが完全に止まった。
連休があったので、主要作品との8週目との対比で考えると、「BECK」の興行収入は17.6~18.1億円となる。
「TRICK劇場版3」を下回る程度が落ち着きどころか。

水嶋ヒロ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1→18.0→18.9
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1億円→
「ドロップ」のような口コミで伸びていくようなヒットにはならないだろう。
この8週目との対比で考えると、「BECK」の興行収入は17.6億円となる。
この辺りがマックスラインか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」「20世紀少年」を除く)。
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1億円→
これらの8週目との対比で考えると、「BECK」の興行収入は17.4~17.6億円となる。
30億円どころか20億円突破も厳しいような気がする。
「クローズZERO」シリーズに比べると、数字が低いことが分かるだろう。

「BECK」17.1億円と同程度の8週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので一週上乗せ)。
<2009>
☆「ドロップ」18.9億円(トータル19.5億円)
☆「BALLAD」17.7億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「母べえ」18.6億円(トータル21.2億円)
☆「陰日向に咲く」18.9億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」16.6億円(トータル17.2億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「BECK」の興行収入は17.5~17.7億円となる。
一週上乗せしているので、この対比を超える可能性があるが、「BECK」の興行収入は先週に引き続き17.5億円と予想したい。
OP時より17.5億円と予想しているので、ヨミは良かったようだ。
堤監督作品なので、「告白」のように話題となり、ロングセールスするようなデキには仕上がっていないのは当然のこと。
公開前個人予想は20.5億円だったので、やや高すぎたようだ。
ただ、原作の人気が自分にはよく分からなかったので、読み切れなかったが、それほど大きくもハズしていないか。
松竹作品・堤監督などを踏まえれば、十億円台後半は妥当なラインかもしれない。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「雷桜」(東宝)
<299館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
蒼井優に興味がないので、見たいと思わせる要素がない。
そもそも設定もよく分からない。
心の病を抱える将軍家の男と、山奥で暮らす女という組み合わせはピンとは来ない。
ヒットするはずがないと思うが、どうなるだろうか。

【監督】 廣木隆一
「余命1ヶ月の花嫁」を手掛けている。
☆09年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
同様のヒットを期待するのは酷か。

【キャスティング】 岡田将生、蒼井優、小出恵介、時任三郎
岡田将生の代表作は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
人気の若手俳優ではあるが、ここまでのヒットは見込めないだろう。

蒼井優は「フラガール」や「男たちの大和」など出演しており本数は多いが、主演女優としては未知数のところがある。
小規模公開の08年「百万円と苦虫女」がトータル3.0億円とスマッシュヒットしているので、人気はあるとは思うが、この手の作品の主演としてはどうだろうか。

【題材】 「時代劇」「ラブストーリー」「小説の映画化」
個人的にヒットしないと考える理由は以下のとおり。
①時代劇
「隠し砦の三悪人」(トータル9.3億円)、「TAJOMARU」(トータル4.5億円)、「ICHI」(トータル4.5億円)、「座頭市 THE LAST」など、年配向けではない時代劇は悲惨な結果となっている。
ただ、ヒットしないのはアクション系であり、「BALLAD」(トータル18.1億円)、「大奥」などヒューマンドラマやラブストーリー系はヒットしている。

②主演の実績不足
岡田将生、蒼井優もどちらも人気・実績は高いが、興行収入を動かせるだけのパワーはまだまだないのではないか。
本作の設定や二人の組み合わせもイマイチピンとは来ずに、やや微妙と感じられる。

③原作
漫画やドラマが原作となっている作品は知名度の面で優れており、かなりの興行収入を見込めるが、本作は発行25万部の小説が原作となっている。
小説原作でも「告白」のような大ヒット作品もあるが、作品の優秀さによるものであり、参考にはならない。

ただ、「ロミオとジュリエット」タイプの切ない系のラブストーリー、新作リリースの少ない週の公開などのメリットもあり、ヒットしないとも言い切れない。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆10年「座頭市 THE LAST」
OP0.9→2.6→3.3億円→
一桁半ばから十億円台半ば辺りが標準となるか。
本作はラブストーリー系なので、「ICHI」はさすがに超えるか。
「百万円と苦虫女」がトータル3.0億円なので、この程度は蒼井優のチカラだけでも稼げる。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆08年「砂時計」トータル10.0億円(夏帆・松下)
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5→09.7
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆07年「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円(長澤)
OP0.9→2.3→3.3→3.8→04.2→04.4
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9億円→
☆10年「君に届け」
OP2.3→6.2→9.0億円→
☆10年「ダーリンは外国人」
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6→
☆10年「誰かが私にキスをした」(堀北)
OP0.5→1.5億円→
一桁後半から二桁前半辺りが落ち着きどころか。
二桁は超えずに、「シュガー&スパイス/風味絶佳」「ダーリンは外国人」辺りがライバルとなるか。

【予告編・TVCM】 量・少/デキ・悪
TVCMを見かけたことがない。
予告編を見たときの感想は「なんだこれ?」というものだった。

【支持基盤・ターゲット】 10~30歳代の女性・カップル、原作ファン
蒼井優になんらの興味がない男性にとっては興味が沸かない作品。
女性客が動くかどうかがポイントとなるが、どちらかの主演に関心がないと厳しそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円(オープニング3日5.3億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(オープニング2.8億円)
☆「沈まぬ太陽」トータル28.0億円(オープニング2.5億円)
☆「風が強く吹いている」トータル7.0億円(オープニング0.9億円)
<2008>
☆「ホームレス中学生」トータル不明(オープニング1.2億円)
☆「釣りバカ日誌19」トータル3.5億円(先行込み0.8億円)
☆「ICHI」トータル4.5億円(オープニング1.0億円)
☆「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円(オープニング1.6億円)
二桁は超えないのではないか。「ICHI」辺りは超えるか。

【評価・予想】 5.0億円(オープニング3日1.0億円)
予想は非常に難しい作品ではあるが、上述から大ヒットはしないと考えたい。
二桁は超えないのではないか。
ただ、切ない系のラブストーリー、ライバル不在の展開から大コケまでの予想もしにくいので、一桁半ば辺りと予想したい。

以下の作品が参考となるか。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆10年「ダーリンは外国人」(井上)
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6→
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆07年「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円(長澤)
OP0.9→2.3→3.3→3.8→04.2→04.4
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
4億円以上、8億円以下となるか。
「ダーリンは外国人」を超えないレベルと考えて、「雷桜」の興行収入は5.0億円と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は1.0億円程度か。
アクション系ではなくて、ラブストーリー系なので、女性客がそれなりに足を運んでくれることに望みをかける。
致死レベルの大コケはないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その1)

動員3位:「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」(ワーナー・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 13.0億円
【現時点での興行収入予想】 11億円台
2.0億円半ば(205,737,600円)のオープニングを飾った。
先週『「ライアーゲーム」や「ゴールデンスランバー」から考えると、オープニングは2.3億円程度か』と書いたので、悪くはない予想か。
原作が漫画やドラマではなく、キャスティングは豪華ではあるが、やや地味目なところがあるので、この程度でも問題はないだろう。
監督が、「リング」シリーズ、「仄暗い水の底から」、「L change the WorLd」など、経験豊富で著名の中田秀夫であることも貢献したか。

ゲーム性のあるサスペンスや小説の映画化などの興行収入は以下のとおり。
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
OP3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆10年「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(2日3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11億円程度
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「インシテミル」
OP2.1億円→
ハマれば、20億円台が期待できるジャンル。
「DEATH NOTE」前後編、「アンフェア」以外との対比で考えると、「インシテミル」の興行収入は11.4~13.1億円となる。
当面は二桁突破が目標となる。
評価がそれほど高くはなさそうなので、高い伸びはないだろう。
下限の11億円台辺りが落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「カムイ外伝」トータル11.2億円(オープニング2日1.6億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円(オープニング3日5.3億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(オープニング2.8億円)
☆「沈まぬ太陽」トータル28.0億円(オープニング2.5億円)
<2008>
☆「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(オープニング5.4億円)
☆「ホームレス中学生」トータル不明(オープニング1.2億円)
☆「釣りバカ日誌19」トータル3.5億円(先行込み0.8億円)
☆「ICHI」トータル4.5億円(オープニング1.0億円)
「沈まぬ太陽」「容疑者Xの献身」以外との対比で考えると、「インシテミル」の興行収入は9.2~16.1億円となる。
伸びがなければ一桁となるが、二桁半ばも期待できるオープニング。
「カイジ」対比で13.1億円となるので、この辺りがマックスラインだろう。

「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」2.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「BALLAD」2.3億円(トータル18.1億円)
☆「なくもんか」2.1億円(トータル13.5億円)
☆「少年メリケンサック」2.0億円(トータル10.2億円)
<2008>
☆「252生存者あり」2.0億円(トータル17.2億円)
☆「ハッピーフライト」2.2億円(トータル13.3億円)
☆「銀色のシーズン」2日2.0億円(トータル10.4億円)
「BALLAD」「252生存者あり」以外との対比で考えると、「インシテミル」の興行収入は10.7~13.5億円となる。

マックス13億円程度、ミニマム10億円程度となるか。
作品的に高い伸びがあるようなイメージがない。
なんとか二桁は超えると考えて、「インシテミル」の興行収入は11億円台と予想したい。
公開前個人予想は13.0億円だったので、若干高いが許容範囲といえるだろう。
悪くはない予想だったようだ。


動員4位:「エクスペンダブルズ」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 7億円後半
1.7億円(176,523,900円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは「ランボー最後の戦場」の2割増程度の2.5億円程度か』と書いたので、予想よりも低い出足となっている。
男性向け映画であり、さらにおっさん向けでもあり、日本では厳しいところがあったかもしれない。
評価もいまひとつのところがあり、初動タイプの可能性も高そうだ。

シルベスター・スタローン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「ランボー最後の戦場」トータル9億円台見込み
OP2.1→5.3→7.1→8.1→8.7→8.9
☆07年公開「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円
OP2.0→4.1→6.4→7.1→7.7→7.8
☆10年公開「エクスペンダブルズ」
OP1.8億円→
公開前に『少なくとも、これらと同程度は稼げるはずだ。スターが揃っているので、これらを超える可能性が高い』と書いたが、超えるのは微妙か。
これらとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ」の興行収入は7.1~7.7億円となる。
7~8億円程度となりそうだ。

10億円前後のアクション作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金2.3→6.6→8.5
☆09年「ウルヴァリン」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆10年「アイアンマン2」
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2→
☆10年公開「エクスペンダブルズ」
OP1.8億円→
これらとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ」の興行収入は8.1~10.5億円となる。
初動と思われるので、伸びても8億円程度だろうか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「ワイルド・スピードMAX」トータル9.5億円(オープニング2日2.1億円)
☆「私の中のあなた」トータル8.0億円(オープニング2日1.1億円)
☆「あなたは私の婿になる」トータル不明(オープニング2日0.6億円)
<2008>
☆「イーグル・アイ」トータル12.2億円(オープニング2.5億円)
☆「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円(オープニング1.5億円)
☆「センター・オブ・ジ・アース」トータル8.5億円(オープニング1.2億円)
「ワイルド・スピード」「イーグル・アイ」との対比で考えると、「エクスペンダブルズ」の興行収入は8.1~8.8億円となる。
やはり、この辺りが落ち着きどころか。

「エクスペンダブルズ」1.8億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェンジリング」2日1.8億円(トータル12.8億円)
☆「G.I.ジョー」2日1.8億円(トータル10.5億円)
☆「ウルヴァリン」2日1.8億円(トータル8.9億円)
<2008>
☆「ランボー最後の戦場」2.1億円(トータル9億円見込み)
☆「紀元前1万年」1.6億円(トータル10.1億円)
☆「バンテージ・ポイント」1.5億円(トータル8.5億円)
これらとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ」の興行収入は8.9~12.8億円となる。

マックス10億円、ミニマム7億円程度だろうか。
基本的には男性限定の映画であり、女性層やスタローン世代ではない年配層も期待できない。
さすがに伸びはないだろう。
8億円程度に乗る可能性もあるが、「エクスペンダブルズ」の興行収入は7億円後半と予想したい。
「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円と同程度なので、この程度でも仕方がないのではないか。
公開前個人予想は12.0億円だったので、期待が高すぎたようだ。
豪華なキャスティングなどの注目度があり、アメリカでもかなりヒットしたので高めに予想しすぎたか。
評価も微妙であり、観る者を選ぶ作品というのも痛い。


動員5位:「大奥」(松竹・アスミック・TBS)<3週目>
【公開前個人予想】 30.0億円
【現時点での興行収入予想】 24億円台(OP時~2週目26.0億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 30億円を見込める
【公開規模】 先週312スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは15.1億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは3.8億円程度だろうか。
15億円をあっさりと突破した。
順調には伸びてはいるが、だいぶ弱まっているような気がする。
ただ、初動タイプと思われるが、女性向け作品と思われるだけに、レディースデイの平日もそれなりに稼いで、伸びてはきそうだ。
しかし、評価が微妙のようであり、その辺りが気になるところ。

仲間由紀恵主演の「大奥」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝14.0→16.8→19.1→20.4
☆10年「大奥」
金4.7→祝11.7→15.1億円→
これとの対比で考えると、「大奥」の興行収入は23.7億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

柴咲コウ主演作の興行収入は以下の通り。
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1
☆07年「舞妓 Haaaan!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝17.1→18.5→19.3→19.9
☆08年「少林少女」トータル15.1億円
OP1.9→祝10.0→11.2→12.9→13.8→14.3
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆10年「大奥」
金4.7→祝11.7→15.1億円→
「少林少女」以外との対比で考えると、「大奥」の興行収入は25.2~30.7億円となる。
初動タイプと思われるので、この下限辺りがマックスラインとなるか。

内容はよく分からないが、時代劇というよりも、ラブストーリー関連作品も参考になるか。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「大奥」
金4.7→祝11.7→15.1億円→
これらとの対比で考えると、「大奥」の興行収入は25.0~29.9億円となる。
『30億円を見込める』という配給会社が考えるのは無理はないが、そこまでは伸びそうもない。

「大奥」15.1億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ヤッターマン」16.4億円(トータル31.4億円)
☆「沈まぬ太陽」14.5億円(トータル28.0億円)
☆「劔岳 点の記」14.0億円(トータル25.8億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」14.1億円(トータル22.5億円)
<2008>
☆「私は貝になりたい」13.0億円(トータル24.5億円)
☆「パコと魔法の絵本」13.7億円(トータル23.6億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」14.5億円(トータル23.4億円)
これらとの対比で考えると、「大奥」の興行収入は24.1~29.2億円となる。
「カイジ」対比で24.1億円、「デトロイト・メタル・シティ」対比で24.4億円となる。
この辺りが落ち着きどころではないか。

マックス30億円、ミニマム24億円程度となるか。
初動タイプと思われるので、30億円を超えるのは難しいか。
評価も高くはないので、高めに予想はできない。
現時点ではミニマムラインに予想した方が無難のような気がする。
先週までも高い伸びがないと考えて、「大奥」の興行収入は低めの26.0億円と予想していたが、当方の予想を超える伸びのなさかもしれない。
「大奥」の興行収入は24億円台と下方修正したい。
公開前個人予想は30.0億円だったので、当たりとは言えない結果になりそうだ。
女性向け作品の「余命1か月の花嫁」を参考にしたことは間違っていないと思われるが、松竹作品だけに東宝作品と同程度の期待を掛けてはいけなかったか。


動員6位:「桜田門外ノ変」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 6億円
9.2千万円弱(91,726,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.0億円程度か。平日に稼ぐ作品であり、オープニングはそれほど高くはないだろう』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
個人的には「誰が見るの?」というイメージを持っている映画ではあるが、年配層がしっかりと見ているのだろう。
東映がかなり気合が入れていると思わせる作品であり、大コケ予想にせずに、無難な予想にして正解だった。

年配向けの時代劇や歴史モノは、意外とヒットするので注意が必要。
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7→祝込10.5→10.8
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆09年「禅 ZEN」トータル5.0億円
祝込3日0.5→1.1→
☆07年「茶々 天涯の貴妃」トータル4.5億円
OP0.4→不明→2.3→3.0→3.5→3.8
☆10年「必死剣 鳥刺し」
OP0.8→2.6→3.6→4.2億円→
☆10年「桜田門外ノ変」
OP0.9億円→
「蒼き狼」「椿三十郎」「火天の城」との対比で考えると、「桜田門外ノ変」の興行収入は6.3~6.5億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。
「必死剣 鳥刺し」のような動きだと6億円には届かないが、題材や幕末ブームなどを踏まえると、ある程度の伸びは期待できるはずだ。
年配層向けでもあり、平日の伸びもあるだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「カムイ外伝」トータル11.2億円(オープニング2日1.6億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円(オープニング3日5.3億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(オープニング2.8億円)
☆「沈まぬ太陽」トータル28.0億円(オープニング2.5億円)
<2008>
☆「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(オープニング5.4億円)
☆「ホームレス中学生」トータル不明(オープニング1.2億円)
☆「釣りバカ日誌19」トータル3.5億円(先行込み0.8億円)
☆「ICHI」トータル4.5億円(オープニング1.0億円)
「沈まぬ太陽」以外との対比で考えると、「桜田門外ノ変」の興行収入は3.9~8.2億円となる。
ミニマムは4億円程度となるか。

「桜田門外ノ変」0.9億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「60歳のラブレター」1.0億円(トータル7.9億円)
☆「さまよう刃」2日1.0億円(トータル5.5億円)
☆「風が強く吹いている」0.9億円(トータル4.5億円)
<2008>
☆「赤い糸」1.0億円(トータル11.5億円)
☆「ICHI」1.0億円(トータル4.5億円)
「赤い糸」以外との対比で考えると、「桜田門外ノ変」の興行収入は4.1~7.1億円となる。

マックス7億円、ミニマム4億円程度となりそうだ。
ある程度の伸びは期待できるので、少なくとも5億円までは伸びてきそうだが、6億円を超える程度だろうか。
地味さを拭えないところもあるので、「桜田門外ノ変」の興行収入は6億円と予想したい。
公開前個人予想は7.0億円だったので、悪くはないが、やや高すぎたか。
ただ、平日の動きがポイントなるので、1週間は様子を見た方がいいかもしれない。

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全米映画興行収入(10月第3週目)

1位となったのは、新作の「Jackass 3-D」。
事前には週末3日間で26.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく上回る50.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費2千万ドルを楽に回収した。
ジョニー・ノックスヴィルを中心とした集団が無謀なチャレンジをする人気シリーズ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆02年「jackass」トータル64百万ドル
OP23→42→53→59→62
☆06年「jackass number two」トータル73百万ドル
OP29→52→63→68→71
☆10年「Jackass 3-D」
OP50百万ドル→
いくら3Dだからといっても爆発しすぎではないか。
対比では1億2~3千万ドルは期待できるが、当面の目標は1億ドル突破ということになるだろうか。
評価は良いが、初動タイプと考えられるので、大きな伸びはないだろう。


2位となったのは、新作の「Red」。
事前には週末3日間で18.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想上回る22.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費58百万ドルの回収の目途は立ったか。

アメリカのコミックを原作とした作品。
主演はブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレン、ジョン・マルコヴィッチ、ブライアン・コックスなどのベテランが揃っている。
最新の主演作がそれほどパッとしないブルース・ウィリスだけに不安はあったが、原作の人気が高いのだろうか。
かなり思い切った派手なアクションが展開されているようだ。

ブルース・ウィリス主演作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「サロゲート」トータル39百万ドル
OP15→26→33→36→38→38
☆10年「コップ・アウト」トータル45百万ドル
OP18→33→39→43→44→44
☆10年「Red」
OP23百万ドル→
最低でも6千万ドル程度は稼げそうだ。

監督は「フライトプラン」のロベルト・シュヴェンケ。
☆05年「フライトプラン」トータル90百万ドル
OP25→46→61→71→77→81
☆10年「Red」
OP23百万ドル→
「フライトプラン」と同程度の伸びが期待できそうなので、「Red」の興行収入は8千万ドル程度か。

アメコミ原作モノならば、以下の作品がライバルとなる。
☆05年「シンシティ」トータル74百万ドル
OP29→51→61→67→71→72
☆06年「V・フォー・ヴェンデッタ」トータル71百万ドル
OP26→46→57→62→66→68
☆10年「Red」
OP23百万ドル→
オープニングでは負けているので、伸びが無いようだと7千万ドル程度となりそうだ。
評価は良いので、とりあえずは「Red」の興行収入は8千万ドル程度と予想したい。


3位は3週目の「ソーシャル・ネットワーク」。
トータル63百万ドルとなっている。
制作費は5千万ドルであり、楽に回収できた。
アメリカを含めた全世界で著名のFacebookの誕生秘話が描かれている。
主演は、「ゾンビランド」(トータル76百万ドル)のジェシー・アイゼンバーグ、新スパイダーマンに起用されたアンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイクなど。

監督はデヴィッド・フィンチャー。
デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39(OP27)→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」
OP22→46→63百万ドル→
知名度のある作品が多い割には、今までの興行収入は高くないようだ。
本作はそれなりに伸ばしていき、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は9千~1億ドル程度となるだろうか。
評価も異常に高くなっており、アカデミー賞ノミネート確実といわれている。
どの程度の伸びとなるかが注目となる。


4位は2週目の「セクレタリアト」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
アメリカの伝説的な名馬を描いた作品。
主演はダイアン・レイン。
製作費35百万ドルは回収できそうだ。

過去の名馬は扱った作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「シービスケット」トータル120百万ドル
OP21→49→70→83→93→102
☆10年「セクレタリアト」
OP13→28百万ドル→
さすがにこのようなヒットにはならないだろうが、伸びはありそうだ。

スポーツドラマも参考になるだろうか。
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34→35
☆10年「セクレタリアト」
OP13→28百万ドル→
「セクレタリアト」の興行収入は5~6千万ドル程度だろうか。
先週は5千万ドル程度と思ったが、名馬モノは結構手堅くヒットすると思われる。
評価も良く伸びがありそうだ。


5位は2週目の「Life as We Know It」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
キャサリン・ハイグル、「トランスフォーマー」のジョシュ・デュアメル主演のラブコメ作品。
仲の悪い二人が他人の赤ちゃんを育てていくうちに仲が良くなるという映画のようだ。
製作費38百万ドルは回収できそうだ。

キャサリン・ハイグル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→065→070→073
☆09年「男と女の不都合な真実」トータル89百万ドル
OP28→55→69→077→083→086
☆10年「Killers」トータル47百万ドル
OP16→30→39→044→045→046
☆10年「Life as We Know It」
OP15→29百万ドル→
「Life as We Know It」の興行収入は4千万ドル台だろうか。
「幸せになるための27のドレス」程度稼げればベターなのだろうが、厳しいようだ。
彼女の人気もそろそろ落ちて来ているのかもしれないが、本作の評価も普通程度ということも影響しているようだ。


6位は4週目の「ガフールの伝説」。
トータルでは46百万ドルとなっている。
アニメ作品だけに週末には稼げているものの、製作費8千万ドルの回収はかなり厳しい状況となっている。

フクロウを主人公とした3Dアニメ作品。
映像の美しさによる話題作と思われていたが、パッとしない成績となっている。
監督がクセのあるザック・スナイダーだけに、ファミリー向け作品のように感じられなかったのだろうか。

ザック・スナイダー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ドーン・オブ・ザ・デッド」トータル59百万ドル
OP27→044→052→055→057→058
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆10年「ガフールの伝説」
OP16→030→039→046百万ドル→
「ガフールの伝説」の興行収入は5千万ドル台だろうか。
先週まで4千万ドル台後半だろうかと思ったが、評価は高いので、やや粘っている。

アニメ作品ではないが、以下の作品と同程度となるかと思ったが、本作にはやや伸びがあった。
☆10年「キャッツ&ドッグス」トータル43百万ドル
OP12→26→35→40→41
☆10年「ガフールの伝説」
OP16→30→39→46百万ドル→
ただ、拡大公開された3Dアニメ作品としては、最低レベルの興行収入となりそうだ。
08年以降の3Dアニメの最低ラインは、マイナースタジオの「コラライン」トータル75百万ドル、メジャースタジオでは「ボルト」トータル114百万ドルとなっている。


7位は5週目の「The Town」。
トータルでは81百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルを楽に回収している。
ベン・アフレック監督・脚本・主演のクライムドラマ。
犯罪がはびこる街で、人生などを問うような重厚な作品となっている。
共演は「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー。

ベン・アフレックが過去に監督した作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「ゴーン・ベイビー・ゴーン」トータル20百万ドル
OP06→11→15→17→18
☆10年「The Town」
OP24→49→64→74→81百万ドル→
「The Town」の興行収入は9千万ドル程度となりそうだ。

過去の犯罪モノと比べても、遜色はない。
☆06年「ディパーテッド」トータル132百万ドル
OP27→57→77→91→102→110
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→087→093
☆10年「The Town」
OP24→49→64→74→081百万ドル→
これらを超えることは難しそうだが、キャスティングを踏まえると十分といえる。
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」同様に、本作の評価も相当に高く、監督としての才能を開花させている。
俳優としての才能はそれほど認められていなかったが、アカデミー賞脚本賞を過去に受賞した才能は伊達ではなかったようだ。


8位は2週目の「My Soul to Take」。
トータルでは12百万ドルとなっている。
「エルム街の悪夢」「スクリーム」シリーズで知られるウェス・クレイヴン監督の3Dホラー作品だが、大コケとなっている。
ただ、ホラー作品らしく製作費は25百万ドルと格安であり、大きな赤字にはならないだろう。

最近の彼の監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「カースド」トータル19百万ドル
OP10→15→18→19
☆05年「パニック・フライト」トータル58百万ドル
OP16→33→44→51
☆10年「My Soul to Take」
OP07→12百万ドル→
過去にもコケているようだ。
「My Soul to Take」の興行収入は1千万ドル台だろうか。
アメリカでは当たりやすいホラー作品だが、コケる基準がよく分からない。
評価は普通程度であるが、評価が普通程度だから、ここまで興行収入が低いということもないだろう。


9位は5週目の「Easy A」。
トータルでは52百万ドルとなっている。
製作費は8百万ドルであり、制作費の6.5倍を稼ぐ大黒字となっている。
エマ・ストーン主演の学園モノのラブコメ作品。
エマ・ストーンは、「スーパーバッド」(トータル121百万ドル)「キューティ・バニー」(トータル48百万ドル)、「ゾンビランド」(トータル76百万ドル)などに出演していた若手女優。
学園モノのラブコメ作品は相当に需要があるようだ。

彼女が主演ではなかったが、「キューティ・バニー」の興行収入も高かった。
☆08年「キューティ・バニー」トータル48百万ドル(※主演はアンナ・ファリス)
OP15→28→37→42→46
☆10年「Easy A」
OP18→33→42→48→52百万ドル→
評価も高いようであり、しばらくは粘りそうだ。
「Easy A」の興行収入は6千万ドル程度になりそうだ。
製作費は8百万ドルであり、関係者は笑いが止まらないだろう。


10位は4週目の「ウォール・ストリート」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルの回収が目標となりそうだが、無理そうだ。

「ウォール街」の続編となる。
監督はもちろんオリヴァー・ストーン。
オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆86年「プラトーン」トータル139百万ドル
☆87年「ウォール街」トータル44百万ドル
☆89年「7月4日に生まれて」トータル70百万ドル
☆91年「ドアーズ」トータル34百万ドル
☆91年「JFK」トータル70百万ドル
☆93年「天と地」トータル6百万ドル
☆94年「ナチュラル・ボーン・キラーズ」トータル50百万ドル
☆95年「ニクソン」トータル14百万ドル
☆97年「Uターン」トータル7百万ドル
☆99年「エニイ・ギブン・サンデー」トータル76百万ドル
先21(OP14)→46→59→66→70→72
☆04年「アレキサンダー」トータル34百万ドル
先22(OP14)→30→33→34→34→34
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
先27(OP19)→45→56→62→67→69
☆08年「W.」トータル26百万ドル
☆10年「ウォール・ストリート」
OP19→36→44→48百万ドル→
7千万ドル台の作品が目立つので、目標値はこの程度となりそうだが、恐らく届かないだろう。

主演は、マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン、スーザン・サランドンと豪華。
評価もそれほど悪くはなく、少々粘りそうだが、オープニングが期待値よりも低かったこともあり、「ウォール・ストリート」の興行収入は5千万ドル台となりそうだ。
“金融”に対してやや敏感なところもあり、純粋な娯楽として楽しめないのかもしれない。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ヒット作品の続編「パラノーマル・アクティビティ2」
☆イーストウッド監督、マット・デイモン主演のドラマ「Hereafter」(拡大公開)
「パラノーマル・アクティビティ2」は日本が舞台と思っていたが、それとは別の作品となるようだ。
それならば、「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」は見なくてよさようだ。

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『エクスペンダブルズ』レビュー

◆評  価   5.0点
◆おススメ度  B-(期待はしない方がよい)

スタローンに関しては“不屈”のスターというような好意的なイメージをもっているが、それほど深い思い入れはないというところ。
「ランボー」の最新作に関しては純粋に面白い作品と感じたが、本作に関してはあまりハマれなかった。
描かれていることについては、それほど多くの差異はないとは思うのだが、何が違うのだろうか。

本作に関しては“過去のスター”を揃えることが目的のようになってしまったためか、全体的なバランス感覚を失しているような気がする。
年齢を感じさせない彼らが活躍する姿や、スタローン、ウィリス、シュワが同じフレームに収まるのを見られたことは嬉しいが、集めただけで活かしきれていないのはもったいない。
また、他の出演者を優先させるためか、それとも均等に活躍の場を与えるためか、スタローン自体も一歩退いているので、ヒカリ輝いている演者がイマイチ見当たらない(輝くような撮り方ができていないということもある)。
ラングレンの扱いもあれではちょっと酷い。
この辺りが「ランボー」シリーズとは異なるところだろうか。
スタローンが先頭切って、もっと派手に暴れて欲しかった。
リアリティなど誰も気にしないのだから、誰も手を付けられない“超人集団”でもよかったと思う。
序盤の船舶のシーンや、中盤の飛行機による乱射などのムチャなシーンも見られたが、肝心の終盤がイマイチでは盛り上がらない。
終盤がイマイチというよりも、単調な作りなので飽きるといった方がよいかもしれない。

基本的に、チームがバラバラな点に関しても、面白ければそれでもよいが、「特攻野郎Aチーム」のような絶妙なまとまりも無ければ、「ナイト&デイ」のようなスター×スターという構図ではなくて、ただの足し算的な描き方(足せてもいないか)では面白くない。
アンバランスの中にある絶妙なバランスという作品ではなくて、“空気感”がちょっとズレた作品でしかない。
おかげで、他のハリウッド作品とは異なるような感覚は味わえるが。

テーマ的には、敵を殺すことはできても、女を救うことができなくては“男”とはいえないということだろうか。
ミッキー・ロークの訳の分からない涙ながらのエピソードや、ステイサムの女を巡るエピソードを含めると、だいたいそのようなイメージを持つ。
ただ、知り合って数時間程度の女性であり、逃げられるのにみすみす捕まった相手では同情しようもなく、「男の美学」「男の哲学」のような心に訴えるものではなかった。
スタローンの脚本であり、全体的にツメがやや甘すぎたか。
ツメが甘いというよりも、振り返るとストーリーがよく分からない。
本作についてはストーリーはどうでもよいのだが、釈然としない流れでは肝心のアクションにも乗れない。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その3)

7位:「悪人」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 18.0億円
【現時点での興行収入予想】 19.5億円
【配給会社・大手ネット期待値等】  興収30億円の期待
【公開規模】 231スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日を除いた週末で5.9千万円弱を稼ぎ、トータルでは16.8億円弱となっている。
1週間の1.6億円程度だろうか。
オープニング時、ネット上の興行収入に関する記事には「30億円への期待」というようなものもあったが、「告白」のような作品ではないのだから、それはさすがに厳しいようだ。
話題になれば不可能ではないが、評価も思ったよりも高いわけではないようだ。

監督は李相日、過去に「フラガール」を監督している。
☆06年「フラガール」トータル14.0億円
OP1.0→3.5→5.6→7.7→9.3→10.3
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8億円→
祝日があったので、「フラガール」との6週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は22.8億円になる。
この辺りがマックスラインとなるか。

妻夫木聡主演作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1
☆07年「憑神」トータル8.8億円
OP1.2→03.7→05.3→06.4→07.2→07.7
☆09年「感染列島」トータル19.1億円
OP3.0→07.8→11.7→14.3→16.5→17.5
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8億円→
これらの6週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は17.7~19.4億円になる。
さすがに、ある程度のロングセールスになると考えても、20億円を超えるかどうかというというところではないか。

深津絵里は「踊る」「西遊記」「ザ・マジックアワー」といった実績があるが、「博士の愛した数式」といったヒューマンドラマでの実績もある。
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8億円→
「博士の愛した数式」の6週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は20.8億円になる。
伸びても、この辺りだろうか。

サスペンス系のヒューマンドラマ、ロングセールス系のヒューマンドラマが主に参考となるか。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆10年「告白」
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1→30.0→30.6
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1(2日2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8億円→
「誰も守ってくれない」以外の作品の6週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は18.4~20.3億円になる。
20億円突破が攻防ラインとなるようだ。

「悪人」16.8億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり(※祝日があったので1週上乗せ)。
<2009>
☆「ドロップ」17.1億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」17.5億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」祝込16.8億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「母べえ」17.3億円(トータル21.2億円)
☆「K-20」17.8億円(トータル20.0億円)
☆「陰日向に咲く」17.8億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」16.0億円(トータル17.2億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「悪人」の興行収入は18.1~19.2億円になる。
祝日の数字が含まれておらず、さらに1週上乗せしているので、この対比を超えるだろう。
現時点ではマックス22億円、ミニマム18億円となりそうだ。
肝心の評価が思ったよりも高くはなく、大きな話題になることはなさそうだが、ある程度のロングセールスになるだろう。
「悪人」の興行収入は先週に引き続き19.5億円と予想したい。
モントリオール主演女優賞の受賞効果ということもあるはずだ。
公開前個人予想は18.0億円なので、ひょっとすると良いヨミだったかもしれない。
大きくは伸びないが、コケることもないというちょうどよい感じに落ち着きそうだ。


8位:「劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-」(松竹・TBS)<4週目>
【公開前個人予想】 7.0億円
【現時点での興行収入予想】 8億円
【公開規模】 88スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日を除いた週末で3.8千万円を稼ぎ、祝日を含めたトータルでは6.6億円半ばとなっている。
8日間の伸びは9.0千万円程度だろうか。
このシリーズの人気が高いのかどうか、イマイチ分からなかったが、低くはないようだ。
完全オリジナル新作という注目度もあったか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」トータル8.6億円
OP1.6→3.9→5.5→6.6→不明→7.7
☆05年「機動戦士ZガンダムⅡ/恋人たち」トータル6.0億円
OP1.2→2.7→3.5→4.0→4.7
☆06年「機動戦士ZガンダムⅢ/星の鼓動は愛」トータル4.9億円
OP1.2→2.6
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」
祝3日2.5→4.5→5.7→6.6億円→
連休があったので、これらの5週目との対比で考えると、「劇場版 機動戦士ガンダム00」の興行収入は7.9~8.4億円となる。
継ぎ接ぎだらけでデキの悪い「機動戦士Zガンダム」が参考になるかは分からないが、「ヱヴァ」のようなロングセールスにもならないだろう。
「機動戦士ガンダム00」の興行収入は先週に引き続き8億円と予想しておきたい。
固定ファンが何度か足を運ぶだろうが、「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」トータル8.6億円を超えない程度が落ち着きどころか。
「ヱヴァ」や「サマーウォーズ」のような伸びはないと思うが、ある程度の伸びは続くと思う。
公開前個人予想は7.0億円だったので、ヨミはそれほど悪くはなかったようだ。
評価はよく分からないが、ちょっと微妙のようだ。


9位:「ガフールの伝説」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 2.0億円
【公開規模】 421スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日を除いた週末で3.3千万円を稼ぎ、トータルでは1.3億円弱となっている。
1週間の伸びは6.7千万円程度だろうか。
コケるのは分かっていたが、このスクリーン数でこの成績は酷いの一言。
映像美よりも、キャラクターの造形が大事だとよく分かる。

ザック・スナイダー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆09年「ウォッチメン」トータル4億円台か
OP1.1→2.7→3.6
☆10年「ガフールの伝説」
金0.6→1.3億円→
これらとの対比で考えると、「ガフールの伝説」の興行収入は1.9~2.3億円となる。
この分だと2億円前後となりそうだ。

最近のハリウッドアニメの興行収入は以下の通り(ピクサー作品、シュレックを除く)。
☆06年公開「森のリトルギャング」トータル11.0億円
OP1.1→4.2→7.6
☆06年公開「アイス・エイジ2」トータル9億円見込み
OP1.5→3.3→7.6→8.1→8.9
☆06年公開「ライアンを探せ!」トータル8.5億円
OP1.2→2.4→4.4→7.3
☆07年公開「モンスター・ハウス」トータル5.6億円
OP1.4→3.0→4.1→4.4
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆09年公開「モンスターVSエイリアン」不明(※夏公開)
OP1.2→2.4→4.2
☆09年公開「アイス・エイジ3」不明(※夏公開)
OP0.4→1.2
☆09年公開「くもりときどきミートボール」
OP0.3→1.5→1.8→2.0→2.0
☆10年公開「コララインと魔法のボタン」
金0.7→1.6→2.1
☆10年公開「プリンセスと魔法のキス」
OP0.9→2.1→2.9→3.8→4.5億円→
☆10年公開「ヒックとドラゴン」
OP1.2→4.8億円→
☆10年「ガフールの伝説」
金0.6→1.3億円→
拡大公開されたハリウッドアニメ作品の中では最低レベルとなりそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ガフールの伝説」の興行収入は2.4~3.8億円となる。
さすがに伸びはないと思われるので、「ガフールの伝説」の興行収入は2.0億円と予想したい。
「アイス・エイジ3」「くもりときどきミートボール」と同程度か。
公開前個人予想は3~4億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
稼げそうもないハリウッドアニメはもっと大胆に低めに予想した方がよさそうだ。


10位:「BECK」(松竹・日本テレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 20.5億円
【現時点での興行収入予想】 17.5億円
【公開規模】 311スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日を除いた週末で2.9千万円弱を稼ぎ、祝日を含めたトータルでは16.9億円となっている。
8日間の伸びは8.5千万円程度だろうか。
それなりには伸びてはいるが、あまり話題になっているようには思えない。
水嶋ヒロの事務所移籍の件が話題となったが、宣伝となっただろうか。
オープニング時には『目標は30億円』などというネット上の記事も散見されたが、そこまで伸びるとは到底思えない。

堤幸彦監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「サイレン」トータル7~8億円見込み
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→6.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年「TRICK劇場版2」トータル21.0億円
OP4.3→10.0→13.9→16.9→18.8
☆07年「大帝の剣」トータル3.0億円
☆07年「包帯クラブ」トータル1.5億円
☆07年「自虐の詩」トータル2億円半ば見込み
☆08年「銀幕版 スシ王子!」トータル3.7億円
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→4.8→5.8→不明→7.2→7.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0→
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝込16.9億円→
5年で13本目となるだろうか。
漫画原作モノをやりたいのか、ドラマの映画化をやりたいのか、年配向け感動作をやりたいのか、よく分からない監督だが、恐らく全部やりたいのだろう。
多忙のためか、しっかりと製作されているようなイメージがない。
9月の祝日を無視すれば、「TRICK劇場版3」と似通った動きとなっている。
連休があったので、主要作品との7週目との対比で考えると、「BECK」の興行収入は17.7~18.2億円となる。
「TRICK劇場版3」をやや下回る程度が落ち着きどころか。

水嶋ヒロ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1→18.0
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝込16.9億円→
「ドロップ」のような口コミで伸びていくようなヒットにはならないだろう。
この7週目との対比で考えると、「BECK」の興行収入は18.3億円となる。
この辺りがマックスラインか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」「20世紀少年」を除く)。
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆05年「NANA」トータル40.3億円
OP5.4→不明→21.8→28.5→32.1
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→水曜25.3→26.5→27.9→28.8
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6
☆06年「NANA2」トータル12.5億円
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝込11.0→11.7
☆10年「BECK」
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝込16.9億円→
「デトロイト・メタル・シティ」対比で17.7億円、「カイジ 人生逆転ゲーム」対比で17.6億円となるので、30億円どころか20億円突破も厳しいような気がする。
「クローズZERO」シリーズに比べると、数字が低いことが分かるだろう。

「BECK」祝込16.9億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので一週上乗せ)。
<2009>
☆「ドロップ」18.0億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」18.2億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」17.3億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「母べえ」18.2億円(トータル21.2億円)
☆「陰日向に咲く」18.5億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」16.4億円(トータル17.2億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「BECK」の興行収入は17.7~18.3億円となる。
マックスが18億円辺り、ミニマムは17億円辺りとなりそうだ。
一週上乗せしているので、この対比を超える可能性があるが、「BECK」の興行収入は先週に引き続き17.5億円と予想したい。
OP時より17.5億円と予想しているので、ヨミは良かったようだ。
堤監督作品なので、「告白」のように話題となり、ロングセールスするようなデキには仕上がっていないのは当然のこと。
公開前個人予想は20.5億円だったので、やや高すぎたようだ。
ただ、原作の人気が自分にはよく分からなかったので、読み切れなかったが、それほど大きくもハズしていないか。
松竹作品・堤監督などを踏まえれば、十億円台後半は妥当なラインかもしれない。


11位:「死刑台のエレベーター」(角川)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 87スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.7千万円のオープニングを飾ったようだ。
上手くいけばランクインするかと思ったが、動員ベースで10位にスベり込んだ。
この規模ならば、それほど悪くはないが、決して良いともいえない成績。
さすがにヒットとは言えない。
露出は結構多かったと思うが、やや微妙な題材だけに仕方のない結果か。
1億円台の興行収入となりそうだ。


12位:「食べて、祈って、恋をして」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 7億円前半(OP時~2週目6億円台)
【公開規模】 282スクリーン(先週比-2スクリーン)
祝日を除いた週末で2.6千万円半ばを稼ぎ、トータルでは6.5億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
週末の伸びが心もとないが、レディースデイに稼いでいそうだ。
デートムービーには機能しそうもないので、仕方がないか。

ジュリア・ロバーツ主演作のうち、ヒットした作品の興行収入は以下のとおり。
☆91年「プリティ・ウーマン」配給収入31.0億円
☆99年「ノッティングヒルの恋人」配給収入10.5億円
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル11.0億円
☆01年「ザ・メキシカン」トータル26.0億円
配給収入は興行収入の半分程度の数字。
近年は「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」や「デュプリシティ」などに主演しているが、パッとしない成績となっている。

ラブストーリーや女性をターゲットにした作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」
金3日2.8→7.4→10.8→13.3→15.0→16.1→16.8→17.1
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」18.0億円
先2.9→7.1→10.3→12.5→14.3
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「オーストラリア」トータル5.8億円
OP1.4→3.4→4.8→5.6
☆10年「食べて、祈って、恋をして」
金1.4→4.1→5.4→6.5億円→
祝日があったので、これらの5週目との対比で考えると、「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は7.2~8.2億円となる。
現時点では7億円程度が落ち着きどころか。
ジュリア・ロバーツ来日が話題となったが、あまり効果はなかったようだ。
ただ、ニコール・キッドマンやキャメロン・ディアスの作品は超えそうだ。

「食べて、祈って、恋をして」6.5億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり(祝日があったので1週上乗せ)。
<2009>
☆「私の中のあなた」7.4億円(トータル8.0億円)
☆「サブウェイ123激突」7.1億円(トータル7.7億円)
☆「トランスポーター3」5.6億円(トータル6.7億円)
☆「スター・トレック」5.6億円(トータル6.0億円)
<2008>
☆「奇跡のシンフォニー」6.9億円(トータル7.5億円)
☆「ドラゴン・キングダム」6.8億円(トータル7.1億円)
☆「スパイダーウィックの謎」6.4億円(トータル6.5億円)
「スパイダーウィックの謎」以外との対比で考えると、「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は6.8~7.8億円となる。
1週上乗せしているので、この対比の下限は超えるはずであり、さすがに7億円台には乗りそうだ。
「食べて、祈って、恋をして」の興行収入は7億円前半と予想したい。
2週目までは6億円台と予想していたが、平日の伸びがさすがに高かった。
公開前個人予想は9.5億円だったので、どうやら高すぎたようだ。
女性受けしそうな作品だけに高めに予想したが、内容的なこともあり、イマイチな結果となりそうだ。
デートには向きそうもないので、祝日が集中する日にわざわざ公開しなくてもよかったのかもしれない。


13位:「借りぐらしのアリエッティ」(東宝・日本テレビ)<13週目>
【公開前個人予想】 90.0億円
【現時点での興行収入予想】 93億円(8~11週目95億円、OP時~7週目90.0億円)
【配給会社期待値】 100億円突破確実
【公開規模】 353スクリーン(先週比-1スクリーン)
祝日を除いた週末で2.4千万円を稼ぎ、トータルでは91.0億円弱となっている。
1週間の伸びは4.6千万円弱程度だろうか。
安定度の高いジブリ作品であり、宮崎駿監督ではなくても問題なく稼いでいるが、100億円突破は難しそうだ。
やはり、東宝の100億円突破確実はアテにはならないところがあった。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日13.5→2週目12.7→3週目13.6→4週目10.5→5週目14.4→
→6週目9.2→7週目6.4→8週目4.0→9週目2.2→10週目1.6→
→11週目1.8→12週目0.7→13週目0.4億円となっている。
伸びは当然のように安定していたが、夏休みも終わり、10月になり勢いは止まった。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
10週目164.2→168.5→172.3→177.0→178.9→181.1→182.8
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
10週目73.8→76.3→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目祝140.5→143.1→145.8→147.6→祝149.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」
10週目88.1→89.8→90.5→91.0億円→
「ゲド戦記」トータル76.5億円は余裕で超えた。
連休はあったので、「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」の14週目との対比で考えると、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は94.5~99.7億円となる。
宮崎駿監督作品ではないので、これらのような伸びは発揮しないだろう。
これらの対比をやや下回る程度が落ち着きどころと思われるので、「借りぐらしのアリエッティ」の興行収入は93億円と下方修正したい。
先週までは95億円と予想していたが、さすがにそこまでは伸びないだろう。
オープニングから7週目までは90.0億円と予想していたので、そのままでも良かったかもしれない。
公開前個人予想は90.0億円だったので、当たりといえるだろう。
ジブリ系の安定度はやはり高く、こちらの期待に応えてくれるようだ。


14位:「美女と野獣 3D」(ディズニー)<1週目>
【公開規模】 58スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8千万円半ばのオープニングを飾った。
観ようかなと思っていたのに、上映回数が少なすぎて、観ることができない。
どういう判断なのだろうか。
このままでは1億円に届かない程度が落ち着きどころか。
もうちょっと拡大公開しても良かったのではないか。


15位:「アイルトン・セナ~音速の彼方へ~」(東宝東和)<1週目>
【公開規模】 23スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で1.9千万円半ばのオープニングを飾った。
こちらも上映規模が少なすぎる。
最終的には1億円台が落ち着きどころか。
稼げそうな作品であり、こちらももうちょっと拡大公開しても良かったのではないか。

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気になる映画ニュース(10月第3週目)

☆「トップガン」続編製作へ
パラマウント社が、ジェリー・ブラッカイマー、トニー・スコット監督に企画を持ち込んだようだ。
トム・クルーズは主演ではないようだが、出演するようだ。
若手を鍛える教官役とか、そんなところか。
CGの全盛期であり、他のCG作品とは異なるような、生の迫力ある映像を提供できるのかは楽しみなところがある。
もちろんCGだけに頼るような作品ならば、観客からは受け入られないだろう。


☆「バットマン」の続編にトム・ハーディが出演
2012年7月20日に全米公開が予定されており、当然クリストファー・ノーランがメガホンを取ることとなっている。
「インセプション」でもクリストファー・ノーラン監督と組んだトム・ハーディが「バットマン」の続編の悪役に起用される見通しだ。
日本ではまだ知名度はそれほど高くはないが、かなり存在感のある俳優であり、比較的楽しみともいえる。
リドラーやペンギンなどの悪役が登場されると噂されるが、どのようなキャラクターに起用されるだろうか。
なお、「マッドマックス」シリーズのマックス役に起用されていたが、製作が延期されており、こちらの企画は流動的となっている。


☆イーストウッド監督作にディカプリオが出演か
イーストウッドはエドガー・フーヴァーの伝記映画を企画しており、ディカプリオがフーヴァー役を希望しているようだ。
ディカプリオは「アビエイター」でも実在の人物を演じており、実は演技力もかなり高い俳優である。
相手次第となるが、そろそろオスカーに届いてもいいかもしれない。
なお、フーヴァーの恋人役にホアキン・フェニックスが噂されているようだが、実現可能かまだ不透明。
フェイクドキュメンタリー企画で、奇行を繰り広げていたらしいホアキン・フェニックスが起用されれば、話題作となりそうだ。


☆「ハリー・ポッター」最終作の3D化を断念
もともと3D用カメラで撮影されていない作品であり、クオリティの問題から断念したようだ。
同じくワーナー作品の「タイタンの戦い」で3D技術をかなり責められたことも要因の一つでもあるだろう(自分は「タイタンの戦い」で気持ち悪くなった)。
また、3D用で撮影されていない作品の3D作品は恐らく目が疲れるなどの症状も出やすいと思われる。
恐らく長尺である本作には2Dの方が向いていると考えられるので、悪くはない方向転換と思われる。
単価が跳ね上がるので、金儲けしたいのであれば、強引に3D化を進めただろうが、十分すぎるほどの利益を生み出した、このシリーズに対する功労的な意味を込めての2Dということだろう。
なんでもかんでも3Dすればよい風潮に対しても一石を投じる形となりそうだ。
「インセプション」なども大ヒットしており、3Dという要素は観客にとって重要なファクターではないだろう。


☆「スパイダーマン」の悪役が決定
2012年7月3日全米公開が予定されており、もちろん3D作品となる本作。
監督は「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ。
主演のピーター・パーカー役には、「ソーシャル・ネットワーク」のアンドリュー・ガーフィールド、グウェン・ステイシー役にエマ・ストーンに既に決定している。
悪役には「ノッティングヒルの恋人」などに出演していたリス・エバンスに決定したようだ。
全体的にだいぶ小粒になったようなイメージもあるが、過去の作品とは異なる作品に仕上がりそうであり、これはこれで楽しみな作品だ。


☆「ボーン・レガシー」にジェイソン・ボーンは登場せず
トニー・ギルロイが脚本・監督を務める作品。
ジェイソン・ボーンは登場しないが、存在はしているという世界観となり、ボーンと同等の新たな主演を迎える見込みだ。
本作には登場しないが、本作が上手くいけば、次作以降で、彼らの共演が見られるのではないか。
マット・デイモンの復活も見込める状態であり、なかなか上手く考えたなという印象。


☆「ジャージー・ボーイズ」が映画化
トニー賞に輝いたミュージカルの映画化らしい。
ミュージカルはよく分からないが、本作の映画化に関しては各スタジオが争奪戦を繰り広げたらしいので、大作映画となるかもしれない。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その2)

1位:「THE LAST MESSAGE 海猿」(東宝・フジテレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 47.5億円
【現時点での興行収入予想】 82.5億円(3週目75.0億円、2週目70.0億円)
【配給会社期待値等】 100億円
【公開規模】 467スクリーン(先週比±0スクリーン)
動員ベースでは「ナイト&デイ」に敗れたものの、3D単価により興行収入では本作が1位となる。
祝日の3日間で7.8億円半ばを稼ぎ、トータルでは60.1億円半ばとなっている。
祝日を含めた8日間の伸びは13.3億円程度だろうか。
60億円をあっさりと突破しており、そろそろ自分のヨミが間違っていることに気付いた方がいいかもしれない。
100億円はさすがに突破しないとは思うが、70億円台で済むレベルではなさそうだ。
まさか、ここまで伸びが持続するとは思わなかった。
ヒットがヒットを呼び込むというパターンだろうか。
もちろん泣けそうな映画は強いということもあるだろう。

今年公開の実写邦画作品の争いが注目だ。
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」現時点72億円程度
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2億円→
連休があったので、1週上乗せしたとしても、「踊る大捜査線」を楽に超えそうだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2億円→
連休があったので、前作の5週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は81.0億円となる。
1週上乗せしているので、この対比を超えるか。
前作を超えることが当面の目標となるが、楽に超えそうだ。

近年公開されたドラマ映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3億円→
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2億円→
「のだめ」や「ごくせん」の興行収入をあっという間に超えた。
連休があったので、これらの5週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は71.2~85.6億円となる。
基本的には若年層向けの作品であり、観客層の幅が広いわけではないと思ったが、広がっていそうだ。
「バイオハザードⅣ アフターライフ」がいくら爆発しても100億円に届かないのと同様に、本作の勢いもそのうち止まると考えられたが、この伸びは想定外だった。
100億円突破は難しいが、80億円突破は不可能ではなさそうだ。

「THE LAST MESSAGE 海猿」60.2億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので一週上乗せ)。
<2009>
☆「ROOKIES-卒業-」67.8億円(トータル85.5億円)
<2008>
☆「花より男子F」54.5億円(トータル77.5億円)
これらとの対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は75.9~85.6億円となる。
連休があり、1週上乗せしているので、判断が難しいが、マックス85億円、ミニマム75億円というところか。
この分では、毎週予想を変えていくこととなりそうだが、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は82.5億円と上方修正したい。
前作対比の81.0億円をやや超えると考えたい。
70.0億円→75.0億円と2週に亘り上方修正しており、完全にヨミがズレている。9月10月に祝日が合計3日もあったので、予想が難しかったが、あえて1週上乗せしなくてよかったかもしれない。
「告白」のように評判も良いとは思えず、普通の大作映画の伸びをすると思ったのだが、分からないものだ。
「大奥」などの作品もあるが、ライバル作品が手薄ということもあったのかもしれない。
公開前個人予想は47.5億円だったので、大きく外しそうだ。
本作同様に前作との間隔が空いた「踊る」がやや期待ハズレということもあり、本作を大きく予想することは難しかった。
前作の大ヒットは何かの弾みであり、前作どおりのヒットになるという予想はしにくい作品でもあった。


3位:「大奥」(松竹・アスミック・TBS)<2週目>
【公開前個人予想】 30.0億円
【現時点での興行収入予想】 26.0億円
【配給会社・大手ネット期待値等】 30億円を見込める
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日を除いた週末で2.3億円弱を稼ぎ、祝日を含めたトータルでは11.7億円弱となっている。
8日間の伸びは7.0億円程度だろうか。
10億円をあっさりと突破した。
順調には伸びてはいるが、この勢いがどこまで続くだろうか。
初動タイプと思われるが、女性向け作品と思われるだけに、レディースデイの平日もそれなりに稼いで、伸びてはきそうだ。
ただ、評価が微妙のようであり、その辺りが気になるところ。

仲間由紀恵主演の「大奥」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「大奥」トータル22.0億円
OP2.4→6.7→祝込14.0→16.8→19.1→20.4
☆10年「大奥」
金3日4.7→祝込11.7億円→
これとの対比で考えると、「大奥」の興行収入は38.4億円となる。
06年版は年末映画だったと思うので、ここまでの伸びはないだろう。

柴咲コウ主演作の興行収入は以下の通り。
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1
☆07年「舞妓 Haaaan!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝17.1→18.5→19.3→19.9
☆08年「少林少女」トータル15.1億円
OP1.9→祝10.0→11.2→12.9→13.8→14.3
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆10年「大奥」
金3日4.7→祝込11.7億円→
「少林少女」以外との対比で考えると、「大奥」の興行収入は31.2~32.9億円となる。
初動タイプと思われるので、この辺りがマックスラインとなるか。

内容はよく分からないが、時代劇というよりも、ラブストーリー関連作品も参考になるか。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「大奥」
金3日4.7→祝込11.7億円→
これらとの対比で考えると、「大奥」の興行収入は31.8~34.8億円となる。
『30億円を見込める』という配給会社が考えるのは無理はないが、そこまでは伸びるか。

「大奥」祝込11.7億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「アマルフィ」11.9億円(トータル36.5億円)
☆「余命1か月の花嫁」11.6億円(トータル31.5億円)
☆「ヤッターマン」10.6億円(トータル31.4億円)
<2008>
☆「私は貝になりたい」8.8億円(トータル24.5億円)
☆「パコと魔法の絵本」8.7億円(トータル23.6億円)
☆「デトロイト・メタル・シティ」10.2億円(トータル23.4億円)
これらとの対比で考えると、「大奥」の興行収入は26.8~35.9億円となる。

マックス33億円、ミニマム26億円程度となるか。
初動タイプだと思われるので、30億円を超えるのは難しいか。
評価も高くはないので、高めに予想はできない。
現時点ではミニマムラインに予想した方が無難のような気がする。
「大奥」の興行収入は先週に引き続き26.0億円と予想したい。
公開前個人予想は30.0億円だったので、大きくはズレてはいないようだ。
女性向け作品の「余命1か月の花嫁」を参考にしたことは間違っていないか。


4位:「バイオハザードⅣ アフターライフ」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 35.0億円
【現時点での興行収入予想】 45.0億円(OP時~3週目40.5億円)
【公開規模】 569スクリーン(先週比-41スクリーン)
祝日を除いた週末で1.8億円半ばを稼ぎ、トータルでは41.6億円弱となっている。
1週間の伸びは4.4億円程度だろうか。
ついに40億円を突破した。
そろそろ勢いを失する頃だと思っていたが、まだまだ粘っている。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6億円→
先行や祝日などがあったので、これらの6週目との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は45.3~46.6億円となる。
この対比程度となりそうだ。

ゾンビやモンスターモノの興行収入は以下のとおり。
☆04年「ヴァン・ヘルシング」トータル28.0億円
先6.3→13.9→19.3→不明→24.9→25.9
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円
金3日7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆10年公開「バイオハザードⅣ」
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6億円→
「アイ・アム・レジェンド」の6週目との対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は44.2億円となる。
「アイ・アム・レジェンド」トータル43.1億円を超えそうだ。

ゲームの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
これらや過去のシリーズの結果を踏まえると、20億円の後半がこの手の作品の落ち着きどころとなる。
いきなりジャンプアップすることはないと思ったが、このシリーズの日本での人気の高さはよく分からないものだ。

「バイオハザードⅣ」41.6億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり(先行・祝日のため1週上乗せ)。
<2009>
☆「レッドクリフPartⅡ」50.7億円(トータル55.5億円)
☆「2012」祝込35.5億円(トータル38.0億円)
<2008>
☆「インディ・ジョーンズ」祝46.7億円(トータル57.1億円)※先行アリ5週目
☆「レッドクリフPartⅠ」41.1億円(トータル50.5億円)
これらとの対比で考えると、「バイオハザードⅣ」の興行収入は44.5~51.1億円となる
マックス50億円、ミニマム44億円程度となるか。
ロングセールスになりにくいと思ったが、伸びが止まらない。
「バイオハザードⅣ」の興行収入は45.0億円と予想したい。
初動タイプと考えて、オープニング時から3週目までは40.5億円と予想していたが、ヨミが甘かった。
100億円を突破した「アリス・イン・ワンダーランド」のライバルにはなれないが、「インセプション」を超えて今年公開の洋画作品の2番目の興行収入となりそうだ。
公開前個人予想は35.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
先行があったのにハズしているようではダメだ。


5位:「十三人の刺客」(東宝・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 20億円(OP時17~18億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 20億円を突破に向けて好スタート
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日を除いた週末で1.4億円を稼ぎ、祝日を含めたトータルでは11.2億円弱となっている。
8日間の伸びは3.9億円程度だろうか。
オープニングでは負けていた「君に届け」に3週目で1.6億円以上の差を付けている。
時代劇ということもあり、年配層が平日に鑑賞しているのだろう。

時代劇は万人に好まれるジャンルではなく、また完全に年配層向けの時代劇ではないため、ある程度のリスクはあるのではないかと思ったが、評価もそれほど悪くもなく、ベネチア等で話題となったことが報じられたためか、問題なくヒットしている。

三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→水曜25.3→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」
OP2.3→07.3→祝込11.2億円→
10年「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」、08年「神様のパズル」、07年「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」など大コケした作品も多いが、ヒットメーカーといえる監督。
これらとの対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は17.9~21.4億円となる。
オープニング時には20億円は超えないと思ったが、ひょっとすると超えるかもしれない。

歴史モノや時代劇などの興行収入は以下のとおり。
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→6.3→9.3→13.6→15.5→祝込16.8→17.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水曜7.1(2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」
OP2.3→07.3→祝込11.2億円→
伸びがある作品との対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は17.7~21.8億円となる。
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」対比の19.0億円を超える程度となるか。
評価が高いので、「BALLAD 名もなき恋のうた」対比の21.8億円まで伸びるか。

「十三人の刺客」祝込11.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「ドロップ」11.6億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」11.7億円(トータル19.1億円)
☆「なくもんか」9.0億円(トータル13.5億円)
<2008>
☆「母べえ」祝込10.9億円(トータル21.2億円)
☆「K-20」11.2億円(トータル20.0億円)
☆「陰日向に咲く」祝込11.8億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」10.7億円(トータル17.2億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」10.4億円(トータル15.6億円)
「母べえ」以外の作品との対比で考えると、「十三人の刺客」の興行収入は16.8~20.0億円となる。

マックス22億円、ミニマム17億円程度というところか。
年配層も動きそうなので、伸びは続くだろう。
平日の動きが良いため、現時点では20億円程度となりそうだ。
「十三人の刺客」の興行収入は先週に引き続き20億円と予想したい。
OP時は17~18億円という予想だったが、思ったよりも伸びが高かった。
平日も稼げるのは分かっていたが、年配層にこれほど受け入られるとも考えなかった。
比較的稼ぎにくい時代劇なので、20億円を稼げば、個人的にはかなりのデキだと思う。


6位:「君に届け」(東宝・日本テレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 13.5億円(OP~2週目14~15億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 20億円を突破に向けて好スタート
【公開規模】 285スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日を除いた週末で1.4億円を稼ぎ、トータルでは8.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.7億円半ば程度だろうか。
公開前に予想はできなかったが、「僕の初恋をキミに捧ぐ」を下回る程度のヒットにはなるかなというイメージはもっていた。
人気漫画原作でもあり、この手の作品はコケることはないだろう。

ラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円(新垣)
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円(栄倉)
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(井上)
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円(南沢)
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆08年「砂時計」トータル10.0億円(夏帆・松下)
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5→09.7
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円(宮崎)
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆06年「シュガー&スパイス/風味絶佳」トータル7.5億円(沢尻)
OP1.0→3.4→4.9→5.8
☆10年「ハナミズキ」
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9億円→
☆10年「君に届け」
OP2.3→6.2→9.0億円→
「恋空」を除いた作品との対比で考えると、「君に届け」の興行収入は12.5~15.7億円となる。
「僕の初恋をキミに捧ぐ」対比の14.9億円程度がマックスラインか。
20億円突破を向けて好スタートというネットの記事もあるが、20億円突破は無理だろう。

「君に届け」9.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「BALLAD」9.3億円(トータル18.1億円)
☆「なくもんか」9.0億円(トータル13.5億円)
☆「カムイ外伝」8.1億円(トータル11.2億円)
<2008>
☆「陰日向に咲く」10.9億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」10.7億円(トータル17.2億円)
☆「チーム・バチスタの栄光」10.4億円(トータル15.6億円)
☆「犬と私の10の約束」8.5億円(トータル15.2億円)
☆「ハッピーフライト」8.6億円(トータル13.3億円)
これらとの対比で考えると、「君に届け」の興行収入は12.4~17.5億円となる。

マックス15億円、ミニマム13億円程度となろうか。
さすがに大きく伸びるような気配はなさそうであり、ミニマムレベルと考えたい。
「なくもんか」対比の13.5億円、「ハッピーフライト」対比の13.9億円を踏まえて、「君に届け」の興行収入は13.5億円と下方修正したい。
先週までは14~15億円程度という予想だったが、持続的な伸びは期待しにくい。
「海猿」のような強力のライバルも痛かったか。
ただ、キャスティングや題材等を踏まえると、たとえ10億円台前半でもヒットといえるだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『シングルマン』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  B+(難しい映画ではないが、分からない人には分からないかもしれない)

ファッションに対しては興味があるので、デザイナーのトム・フォードのことは普通の人よりは理解しているつもり。
GUCCIを現在の確固たるトップブランドを押し上げて、イヴ・サンローランのデザイナーの地位に強奪するように就任した、自信満々の豪腕さは正直いって、それほど好きではなかった。
これらのブランドのデザイナーを辞任して、映画監督になるという話を聞いたときは、『冗談だろ』『無理だろ』『もうちょっとマトモな言い訳を考えろ』『どうせ訳の分からない映画を作るのだろうな』と全く期待していなかったほどだ。

そのような自分が見ても、本作のデキは素晴らしいと言わざるを得ない。
全体的に高い“美意識”に支えられており、彼が描こうとしたヴィジョンも明確であり、ほとんどブレておらず、才能の高さをひけらかす様な嫌らしさも微塵も感じさせない。
単なる道楽ではなくて、彼がGUCCI、イヴ・サンローランを捨ててまで、映画の監督にこだわった理由というものがきちんと見えた気がした。

最愛の恋人を亡くし、自殺を決意した男の、いつもと変わらないようで何かが変わっている一日を通して、彼の『過去』『現在』『未来』を浮き彫りにしている。
『人生』『孤独』『恐怖』『希望』といった哲学的な要素を交えながら、前向きに生きることができるような一筋のまばゆい光が感じられる。
どんよりとした曇り空が晴れるような感覚、海の中で呼吸ができないでもがいている中で陸地に辿り着いたような感覚を味わえる。
ラストの展開は結果的には同じかもしれないが、明確な違いを打ち出している。
大切なことは“結果”ではなくて、“気持ち”の問題であろう。
孤独から逃げた果てではなくて、最愛の恋人に迎えられるというハッピーエンドと捉えることもできる。
コリン・ファースの演技もアカデミー賞モノの演技であり、必見だ。
ジュリアン・ムーアとの共演も素晴らしい。

彼の専門分野のファッションについてももちろん輝いている。
しかも、映画の本質とは無関係に輝いているのではなくて、映画を盛り立てるための道具としてしっかりと輝いている点が素晴らしい。
登場人物のキャラクターの性格や生き様をファッションなどのライフスタイルという形を通して代弁しており、デザイナーならではの感性が活かされている。
『ウィンザーノットで』と指示を書き加えるシーンには、主人公がイギリス人であるという誇りが込められているだろう。

また、トム・フォード自身ゲイであることは有名であり、本作もゲイを扱った映画である。ゲイに対する差別や偏見などを直接描いた部分がないにも関わらず、ゲイに対する差別や偏見なども本作を見ることで緩和していくような気がした。
彼らも我々と何一つ変わることのない普通の人間であり、普通に誰かを愛する人間であるということが描かれている。
声高々にストレートに主張してうっとうしいと思わせることなく、自分のメッセージを相手の心に伝えているということも評価できる部分だ。
男同士のラブシーンもあるが、嫌らしさなどは全くなく、トム・フォードのセンスの高さが垣間見られる。

トム・フォードのスーツは自分の給料レベルでは到底手を出せないほどではあるが、いつか彼のスーツに袖を通さないといけないかなという、自分のブランドの宣伝にもなっているという一石二鳥の映画だ。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その1)

2位:「ナイト&デイ」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 23.5億円
【現時点での興行収入予想】 25.0億円
【公開規模】 589スクリーン(先週比±0スクリーン)
10月6日の『トムの日』の先行を加えた土日2日間で4.9億円弱(498,909,400円)、祝日を加えた3日間で6.7億円半ば(675,007,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは3.8億円程度か。先行となる10月6日のトムの日の規模がよく分からないが、それを加えて4.1億円程度か』と書いたので、だいたい予想に近いものとなっている。

トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1→20.6
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4→53.4
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0→49.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金3日1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」
先3日6.8(2日4.9)億円→
「コラテラル」「ワルキューレ」との対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は22.4~26.3億円となる。
先行込みの数字は気になるところだが、20億円は突破しそうだ。
当面の目標は「コラテラル」辺りか。
「バニラ・スカイ」トータル33.2億円まではさすがに伸びないだろう。

キャメロン・ディアス主演作の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「チャーリーズ・エンジェル」トータル14.8億円
☆03年公開「チャーリーズ・エンジェルフルスロットル」トータル35.0億円
☆07年公開「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「私の中のあなた」トータル8.0億円
4日2.0→3.9→5.6→6.7→7.4
☆10年公開「ナイト&デイ」
先3日6.8(2日4.9)億円→
「ホリデイ」との対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は36.2億円となるが、そこまでは伸びないだろう。
「チャーリーズ・エンジェルフルスロットル」トータル35.0億円までは伸びない。

ややユニークなアクション作品が参考になるか。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆10年「シャーロック・ホームズ」トータル21.5億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ナイト&デイ」
先3日6.8(2日4.9)億円→
これらとの対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は18.6~32.2億円となる。
「ハンコック」は超えないと思うので、30億円突破は厳しいか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「ワイルド・スピードMAX」トータル9.5億円(オープニング2日2.1億円)
☆「私の中のあなた」トータル8.0億円(オープニング2日1.1億円)
☆「あなたは私の婿になる」トータル不明(オープニング2日0.6億円)
<2008>
☆「アイアンマン」トータル9.4億円(オープニング2.1億円)
☆「イーグル・アイ」トータル12.2億円(オープニング2.5億円)
☆「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円(オープニング1.5億円)
これらとの対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は21.9~35.9億円となる。
「イーグル・アイ」対比の23.9億円辺りが落ち着きどころか。

「ナイト&デイ」2日4.9億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2009>
☆「天使と悪魔」5.5億円(トータル33.5億円)
☆「ベンジャミン・バトン」3.2億円(トータル24.0億円)
<2008>
☆「スウィーニー・トッド」4.0億円(トータル20.5億円)
これらとの対比で考えると、「ナイト&デイ」の興行収入は25.1・29.8・36.8億円となる。
マックス36億円、ミニマム22億円程度だろうか。
初動タイプと思われるので、伸びはないだろう。
ましてや先行の数字も含まれており、30億円は突破しないはずだ。
「イーグル・アイ」対比23.9億円、「スウィーニー・トッド」対比25.1億円、「コラテラル」対比26.3億円となるので、「ナイト&デイ」の興行収入は25.0億円と予想したい。
以下の作品がライバルとなりそうだ。
☆「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
☆「ウォンテッド」トータル25.0億円
この程度まで稼げば、十分と思われる。
アメリカではやや陰りがあるが、トム・クルーズの人気は日本では磐石だ。
公開前個人予想は23.5億円だったので、だいたいのヨミは良かったと思う。
この手のアクションはコケることはなく、期待に応えてくれるタイプの作品だ。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「エクスペンダブルズ」(松竹)
<275館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ◎
往年の豪華スターが揃う作品であり、楽しみなところがある。
容赦のないスタローン監督作品も比較的好み。

【監督】 シルベスター・スタローン
シルベスター・スタローン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「ランボー最後の戦場」トータル9億円台見込み
OP2.1→5.3→7.1→8.1→8.7→8.9
☆07年公開「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円
OP2.0→4.1→6.4→7.1→7.7→7.8
少なくとも、これらと同程度は稼げるはずだ。
スターが揃っているので、これらを超える可能性が高い。

【キャスティング】 シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー
豪華キャストであり、通常のスタローン作品の1.5倍程度は稼げそうだ。

【題材】 「アクション」
参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金2.3→6.6→8.5
☆09年「ウルヴァリン」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆10年「アイアンマン2」
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2→
話題となったはずの「イングロリアス・バスターズ」がかなり低いが、10億円前後が落ち着きどころか。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
TVCMの記憶がなかったので、ホームページで確認したら、ただキャストを紹介しているだけだった。
このキャストならば、その戦略は間違いではないだろう。
ただ、ストーリーで押す作品ではないが、中身があまり分からないのもやや厳しいか。

【支持基盤・ターゲット】 20~50歳代の男性・カップル
R15指定となっているが、あまり問題はないだろう。
男性客が中心となりそうだ。
女性客単独はさすがに期待しにくいか。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「ワイルド・スピードMAX」トータル9.5億円(オープニング2日2.1億円)
☆「私の中のあなた」トータル8.0億円(オープニング2日1.1億円)
☆「あなたは私の婿になる」トータル不明(オープニング2日0.6億円)
<2008>
☆「イーグル・アイ」トータル12.2億円(オープニング2.5億円)
☆「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円(オープニング1.5億円)
☆「センター・オブ・ジ・アース」トータル8.5億円(オープニング1.2億円)
「ワイルド・スピードMAX」辺りは超えそうだ。

【評価・予想】 12.0億円(オープニング2.5億円)
恐らく10億円前後の興行収入にはなりそうだ。
☆08年公開「ランボー最後の戦場」トータル9億円台見込み
☆07年公開「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル7.9億円
この2作品の平均値が8.5億円であり、この1.5倍程度だと12.75億円となる。
だいたいこの辺りではないか。
「エクスペンダブルズ」の興行収入は12.0億円と予想したい。
オープニングは「ランボー最後の戦場」の2割増程度の2.5億円程度か。
アメリカでは1億ドルを突破する興行収入となっており、評価も高かった。
日本でもコケることは考えにくく、確実にヒットするだろう。


「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」(ワーナー・日本テレビ)
<279館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 △
キャスティングも豪華であり、題材自体は悪くはなさそうなので、映画の日などで暇があったら見てもいいかもしれない。

【監督】 中田秀夫
「リング」シリーズ、「仄暗い水の底から」、「L change the WorLd」など、経験豊富の監督。
「ザ・リング2」ではハリウッド進出を果たしている。
作品に対する評価は基本的には悪いようだが、ヒット作品を生み出しているので、今回も大丈夫だろう。

【キャスティング】 藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、武田真治、平山あや、片平なぎさ、北大路欣也
藤原竜也は日本テレビ系サスペンスの常連となっている。
「DEATH NOTE」シリーズだけではなくて、「カイジ 人生逆転ゲーム」も日本テレビ系であり、これらの実績を評価されたのだろう。
他の共演者もかなり豪華であり、このキャスティングならば、ヒットするはずだ。

【題材】 「サスペンス」「ゲーム」「小説の映画化」
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
OP3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆10年「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11億円程度
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
ハマれば、20億円台が期待できるジャンル。
しかし、題材が漫画やドラマではないので、これらと同程度のヒットは期待しにくい。
20~30億円の半分程度が落ち着きどころか。
稼げても10億円台というところだが、「ゴールデンスランバー」辺りは超えるか。

【予告編・TVCM】 量・少?/デキ・不明
日本テレビは全く見ないので、TVCMを見た記憶が全くない。
予告編の記憶も曖昧だが、怪しい雰囲気があり、やや気になったような記憶がある。

【支持基盤・ターゲット】 20~40歳代の男女・カップル
キャスティングを踏まえると、20~40歳代の男女・カップルが鑑賞しそうだ。
原作が漫画・ドラマではないので、若年層が動くかどうかが気になる。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「カムイ外伝」トータル11.2億円(オープニング2日1.6億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円(オープニング3日5.3億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(オープニング2.8億円)
☆「沈まぬ太陽」トータル28.0億円(オープニング2.5億円)
<2008>
☆「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(オープニング5.4億円)
☆「ホームレス中学生」トータル不明(オープニング1.2億円)
☆「釣りバカ日誌19」トータル3.5億円(先行込み0.8億円)
☆「ICHI」トータル4.5億円(オープニング1.0億円)
「カイジ 人生逆転ゲーム」が参考となるが、ここまでのヒットにはならないだろう。

【評価・予想】 13.0億円(オープニング2.3億円)
藤原竜也主演の同ジャンル作品ではあるが、「DEATH NOTE」「カイジ」クラスのヒットにはならないだろう。
20億円までのヒットにはならず、頑張っても10億円台程度ではないか。
面白そうな設定・豪華キャスティングということを踏まえると、「ゴールデンスランバー」トータル11億円程度は超えたいところ。

☆10年「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」トータル23.6億円
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
この2作品の6割程度と考えると、13.5~14.2億円となる。
爆発的なヒットにはなりそうもないので、「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」の興行収入は13.0億円と予想したい。
「ライアーゲーム」や「ゴールデンスランバー」から考えると、オープニングは2.3億円程度か。
コケそうな気もするが、この手の作品はヒットしやすいところもあるので、低めにも予想しにくく、キャスティングからも健闘してくれると考えたい。


「桜田門外ノ変」(東映)
<297館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
坂本龍馬ブーム、幕末ブームに乗れると考えて製作されたのだろうが、本家の大河ドラマもそれほど話題にならず、興行収入的に失敗しそうな作品。
歴史には興味はあるが、見たいとは思わない。

【監督】 佐藤純彌
「男たちの大和」「北京原人」など経験豊富のようだ。
東映はかなり気合が入っているかもしれない。

【キャスティング】 大沢たかお、長谷川京子
大沢たかおは題材次第ではヒットに導くことはできるが、基本的には興行収入を動かせるほどのパワーには欠ける。
松竹がシリーズ化を考えていた「築地魚河岸三代目」はトータル3.4億円と惨敗した。
主演ではなかったが、「ICHI」もトータル4.5億円と大コケしている。
ドラマ「JIN-仁-」が大ヒットしたので、状況は変わっているかもしれないが、過度な期待はしにくい。
長谷川京子もほとんど期待できないだろう。

【題材】 「歴史モノ」「時代劇」
年配向けの時代劇や歴史モノは、意外とヒットするので注意が必要。
☆07年「蒼き狼 地果て海尽きるまで」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.2→10.0→11.1→11.8
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7→祝込10.5→10.8
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆09年「禅 ZEN」トータル5.0億円
祝込3日0.5→1.1→
☆07年「茶々 天涯の貴妃」トータル4.5億円
OP0.4→不明→2.3→3.0→3.5→3.8
☆10年「必死剣 鳥刺し」
OP0.8→2.6→3.6→4.2億円→
大ヒットするとは思えないので、ミニマムで4億円、マックスで10億円程度だろうか。

【予告編・TVCM】 量・少/デキ・不明
ポスターは良く見かけるが、CMは見かけない。

【支持基盤・ターゲット】 年配層
年配層が動けばヒットしそうだが、恐らくそれほど動かないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】
<2009>
☆「カムイ外伝」トータル11.2億円(オープニング2日1.6億円)
☆「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円(オープニング3日5.3億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円(オープニング2.8億円)
☆「沈まぬ太陽」トータル28.0億円(オープニング2.5億円)
<2008>
☆「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(オープニング5.4億円)
☆「ホームレス中学生」トータル不明(オープニング1.2億円)
☆「釣りバカ日誌19」トータル3.5億円(先行込み0.8億円)
☆「ICHI」トータル4.5億円(オープニング1.0億円)
「ICHI」や「釣りバカ日誌19」は超えるだろうか。

【評価・予想】 7.0億円(オープニング1.0億円)
個人的には見る気が沸かずヒットしそうもないが、年配層が動けばそれなりのヒットとなりそうだ。
規模はかなり大きそうであり、東映作品らしい感じもして、年配層が動くかもしれない。
大沢たかおも「JIN」で年配層に対しても名前を売ったと考えなくてはいけないか。
個人的には大コケ予想にしたいところだが、私情は無視して、それなりに稼ぐと考えてみたい。
「火天の城」トータル9.3億円をベースに考えて、さすがに「ICHI」や「釣りバカ日誌19」は超えるだろうから、5億円以上、9億円以下となるか。
「桜田門外ノ変」の興行収入は7.0億円と予想したい。
オープニングは1.0億円程度か。
平日に稼ぐ作品であり、オープニングはそれほど高くはないだろう。


アニメ作品の「おまえうまそうだな」も公開されるが、恐らくヒットはしないだろう。
「みつばちハッチ」「アンパンマン」と同程度か、それら以下と考えて、2億円と予想したい。
オープニングは3千万円程度か。
ランクインは微妙となりそうだ。

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全米映画興行収入(10月第2週目)

1位は2週目の「ソーシャル・ネットワーク」。
2週連続で1位となった。
トータル46百万ドルとなっている。
制作費は5千万ドルであり、楽に回収できそうだ。
アメリカでは著名のFacebookの誕生秘話が描かれている。
主演は、「ゾンビランド」(トータル76百万ドル)のジェシー・アイゼンバーグ、新スパイダーマンに起用されたアンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイクなど。

監督はデヴィッド・フィンチャー。
デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39(OP27)→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」
OP22→46百万ドル→
知名度のある作品が多い割には、今までの興行収入は高くないようだ。
本作はそれなりに伸ばしていき、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は9千~1億ドル程度となるだろうか。
評価も異常に高くなっており、アカデミー賞ノミネート確実といわれている。
どの程度の伸びとなるかが注目となる。


2位となったのは、新作の「Life as We Know It」。
事前には週末3日間で15.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る14.5百万ドルのオープニングを飾った。
キャサリン・ハイグル、「トランスフォーマー」のジョシュ・デュアメル主演のラブコメ作品。
仲の悪い二人が他人の赤ちゃんを育てていくうちに仲が良くなるという映画のようだ。
製作費38百万ドルは回収できそうだ。

キャサリン・ハイグル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→065→070→073
☆09年「男と女の不都合な真実」トータル89百万ドル
OP28→55→69→077→083→086
☆10年「Killers」トータル47百万ドル
OP16→30→39→044→045→046
☆10年「Life as We Know It」
OP15百万ドル→
「Life as We Know It」の興行収入は4千万ドル台だろうか。
「幸せになるための27のドレス」程度稼げればベターなのだろうが、厳しいようだ。
彼女の人気もそろそろ落ちて来ているのかもしれないが、本作の評価も良くはないことが影響しているようだ。


3位となったのは、新作の「セクレタリアト」。
事前には週末3日間で14.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る12.7百万ドルのオープニングを飾った。
アメリカの伝説的な名馬を描いた作品。
主演はダイアン・レイン。
製作費35百万ドルは回収できそうだ。

過去の名馬は扱った作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「シービスケット」トータル120百万ドル
OP21→49→70→83→93→102
☆10年「セクレタリアト」
OP13百万ドル→
さすがにこのようなヒットにはならないだろうが、伸びはありそうだ。

スポーツドラマも参考になるだろうか。
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34→35
☆10年「セクレタリアト」
OP13百万ドル→
「セクレタリアト」の興行収入は5千万ドル程度だろうか。
名馬モノは結構手堅くヒットすると思われるが、評価はそれほど悪くはない程度となっている。


4位は3週目の「ガフールの伝説」。
トータルでは39百万ドルとなっている。
アニメ作品だけに週末には稼げているものの、製作費8千万ドルの回収はかなり厳しい状況となっている。

フクロウを主人公とした3Dアニメ作品。
映像の美しさによる話題作と思われていたが、パッとしない成績となっている。
監督がクセのあるザック・スナイダーだけに、ファミリー向け作品のように感じられなかったのだろうか。

ザック・スナイダー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ドーン・オブ・ザ・デッド」トータル59百万ドル
OP27→044→052→055→057→058
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆10年「ガフールの伝説」
OP16→030→039百万ドル→
評価は高いので、やや粘ると考えても、「ガフールの伝説」の興行収入は4千万ドル台後半だろうか。

アニメ作品ではないが、以下の作品と同程度となるか。
☆10年「キャッツ&ドッグス」トータル43百万ドル
OP12→26→35→40→41
☆10年「ガフールの伝説」
OP16→30→39百万ドル→
拡大公開された3Dアニメ作品としては、最低レベルの興行収入となりそうだ。
08年以降の3Dアニメの最低ラインは、マイナースタジオの「コラライン」トータル75百万ドル、メジャースタジオでは「ボルト」トータル114百万ドルとなっている。


5位となったのは、新作の「My Soul to Take」。
事前には週末3日間で9.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る6.8百万ドルのオープニングを飾った。
「エルム街の悪夢」「スクリーム」シリーズで知られるウェス・クレイヴン監督の3Dホラー作品だが、大コケスタートとなった。

最近の彼の監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「カースド」トータル19百万ドル
OP10→15→18→19
☆05年「パニック・フライト」トータル58百万ドル
OP16→33→44→51
☆10年「My Soul to Take」
OP07百万ドル→
過去にもコケているようだ。
「My Soul to Take」の興行収入は1千万ドル台だろうか。
アメリカでは当たりやすいホラー作品だが、コケる基準がよく分からない。
評価は普通程度であるが、あまり評価が普通程度だから、ここまで低いということもないだろう。


6位は4週目の「The Town」。
トータルでは74百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルを楽に回収している。
ベン・アフレック監督・脚本・主演のクライムドラマ。
犯罪がはびこる街で、人生などを問うような重厚な作品となっている。
共演は「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー。

ベン・アフレックが過去に監督した作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「ゴーン・ベイビー・ゴーン」トータル20百万ドル
OP06→11→15→17→18
☆10年「The Town」
OP24→49→64→74百万ドル→
「The Town」の興行収入は8~9千万ドル程度となりそうだ。

過去の犯罪モノと比べても、遜色はない。
☆06年「ディパーテッド」トータル132百万ドル
OP27→57→77→91→102→110
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→087→093
☆10年「The Town」
OP24→49→64→74百万ドル→
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」同様に、本作の評価も相当に高く、監督としての才能を開花させている。
俳優としての才能はそれほど認められていなかったが、アカデミー賞脚本賞を過去に受賞した才能は伊達ではなかったようだ。


7位は3週目の「ウォール・ストリート」。
トータルでは44百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルの回収が目標となりそうだ。

「ウォール街」の続編となる。
監督はもちろんオリヴァー・ストーン。
オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆86年「プラトーン」トータル139百万ドル
☆87年「ウォール街」トータル44百万ドル
☆89年「7月4日に生まれて」トータル70百万ドル
☆91年「ドアーズ」トータル34百万ドル
☆91年「JFK」トータル70百万ドル
☆93年「天と地」トータル6百万ドル
☆94年「ナチュラル・ボーン・キラーズ」トータル50百万ドル
☆95年「ニクソン」トータル14百万ドル
☆97年「Uターン」トータル7百万ドル
☆99年「エニイ・ギブン・サンデー」トータル76百万ドル
先21(OP14)→46→59→66→70→72
☆04年「アレキサンダー」トータル34百万ドル
先22(OP14)→30→33→34→34→34
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
先27(OP19)→45→56→62→67→69
☆08年「W.」トータル26百万ドル
☆10年「ウォール・ストリート」
OP19→36→44百万ドル→
7千万ドル台の作品が目立つので、当面の目標はこの程度となりそうだが、恐らく届かないだろう。

主演は、マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン、スーザン・サランドンと豪華。
評価もそれほど悪くはなく、少々粘りそうだが、オープニングが期待値よりも低かったので、7千万ドルに届くかどうかというところか。
「ウォール・ストリート」の興行収入は6千万ドル台と予想していたが、5千万ドル台と下方修正したい。
“金融”に対してやや敏感なところもあり、純粋な娯楽として楽しめないのかもしれない。


8位は4週目の「Easy A」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費は8百万ドルであり、制作費の6倍を稼ぐ大黒字となっている。
エマ・ストーン主演の学園モノのラブコメ作品。
エマ・ストーンは、「スーパーバッド」(トータル121百万ドル)「キューティ・バニー」(トータル48百万ドル)、「ゾンビランド」(トータル76百万ドル)などに出演していた若手女優。
学園モノのラブコメ作品は相当に需要があるようだ。

彼女が主演ではなかったが、「キューティ・バニー」の興行収入も高かった。
☆08年「キューティ・バニー」トータル48百万ドル(※主演はアンナ・ファリス)
OP15→28→37→42→46
☆10年「Easy A」
OP18→33→42→48百万ドル→
評価もかなり高いようであり、しばらくは粘りそうだ。
「Easy A」の興行収入は6千万ドル程度になりそうだ。
製作費は8百万ドルであり、関係者は笑いが止まらないだろう。


9位は2週目の「Case 39」。
トータルでは10百万ドルとなっている。
レニー・ゼルウィガー主演のサスペンスホラー。
公開が延びていたようであり、もともとの期待値が高くなかったようだ。
製作費は26百万ドルであり、製作費回収は厳しそうだが、大きな赤字にもなりそうもない。
共演は「ハングオーバー」「特攻野郎Aチーム」のブラッドリー・クーパー。
評価はそれほど悪くはないようだ。

レニー・ゼルウィガー出演映画の興行収入は以下の通り。
☆01年「ブリジット・ジョーンズの日記」トータル72百万ドル
☆02年「シカゴ」トータル171百万ドル
☆03年「恋は邪魔者」トータル20百万ドル
OP07→14→17→19→20
☆04年「ブリジット・ジョーンズの日記 2」トータル40百万ドル
OP09→22→32→36→38
☆05年「シンデレラマン」トータル62百万ドル
☆06年「ミス・ポター」トータル3百万ドル
☆08年「かけひきは、恋のはじまり」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30
☆08年「アパルーサの決闘」トータル20百万ドル
☆09年「New in Town」トータル17百万ドル
OP07→12→14→15→16
☆10年「Case 39」
OP05→10百万ドル→
「シカゴ」と「ブリジット」以外は基本的にはコケている。
2~3千万ドルが水準のようだ。
しかし、「Case 39」の興行収入は1千万ドル台となりそうだ。
サスペンスホラーモノならば、ハル・ベリー主演の「ゴシカ」(03年)トータル60百万ドル程度は稼げないものか。
彼女も07年「パーフェクト・ストレンジャー」がトータル24百万ドルとコケたときもあるが。
ヒラリー・スワンク主演の「リーピング」(07年)もトータル25百万ドルとコケているが、やはり2千万ドル台は最低でも稼げないといけない。


10位は3週目の「You Again」。
トータルでは21百万ドルとなっている。
クリステン・ベル、シガニー・ウィーヴァー、ジェイミー・リー・カーティスなどの女優陣が共演したコメディ作品。
兄の婚約者が自分をいじめていた相手だったり、息子の婚約者の母親が自分と対立していた相手だったりというストーリー。
女優陣がしっかりしている割には製作費は2千万ドルであり、回収はなんとかなったが、パッとしない成績となっている。

監督は、コメディ作品に定評のあるアンディ・フィックマン。
アンディ・フィックマン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「アメリカン・ピーチパイ」トータル34百万ドル
OP11→20→27→30→32
☆07年「ゲーム・プラン」トータル91百万ドル
OP23→43→59→69→77
☆09年「ウィッチマウンテン」トータル67百万ドル
OP24→44→53→58→62
☆10年「You Again」
OP08→16→21百万ドル→
「You Again」の興行収入は2千万ドル台だろうか。
評価は普通程度であり、伸びはないだろう。
ファミリー向けではない女性向けコメディは当たり外れがあるようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆無謀な集団によるコメディ作品「Jackass 3-D」
☆ブルース・ウィリス主演のアクションコメディ「Red」
「Jackass 3-D」は2千万ドル半ば、「Red」は2千万ドル弱と予想されているようだ。
ブルース・ウィリス主演の「Red」は微妙なところだが、モーガン・フリーマンやヘレン・ミレンなどの共演陣が支えており、原作もコミックのようなので、それなりに稼ぐか。

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『ナイト&デイ』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(強いて見る必要はないが、時間分は楽しめる作品)

鑑賞後は『楽しかったな』程度の感想しか抱かない深みのない作品ではあるが、本作のような何も考えずに気軽に見られるアクション作品もアリだと思う。
トム・クルーズのカッコ良さや、キャメロン・ディアスのキュートさが前面に押し出されており、それらを十分に堪能することができるという点は評価したいところ。
トム・クルーズ+キャメロン・ディアスという図式よりも、トム・クルーズ×キャメロン・ディアスという図式となっており、単純な足し算ではなくて、掛け合わさってお互いがお互いの魅力を引き上げている最高のコンビに仕上がっている。
このコンビならば、大して意味がなく全世界を駆け回っても、何でも許してしまえるほどだ。

また、「ミッション・インポッシブル」のような本格的なスパイアクションモノと、「オースティン・パワーズ」のようなスパイコメディモノの間を取ったようなバランス感覚も悪くはない。80年代の007シリーズを見ているような、いい意味でのユルさは逆に新鮮にも映る。
銃弾を浴びせられている最中にキスをするというようなあり得ない展開を、もっと要所要所に入れ込んでも良かったかもしれない。

ラストの展開もユニークであり、いい意味での裏切りを味わうことができる。
あの展開がなかったらもっと評価が下がったかもしれない。
全てが前フリのように使われており、『なかなかやるな』と後味の良い楽しい気持ちにさせてくれる。
傑作という評価はしにくいが、全体的にクールさやセンスの良さが目立つ作品に仕上がっている点も評価できる。
住む世界が違う二人ではあるが、相手に気付かれないように気遣うトム・クルーズのクールなカッコ良さ・スマートさと、キャメロン・ディアスのポジティブさが、二人を変えていったという面白さも本作にはある。

トム・クルーズとキャメロン・ディアスの絶妙なコンビに対して焦点を当てており、FBIのような組織やスペインの犯罪組織は基本的にはオマケという構造となっている。
二人の最高のコンビネーションを堪能できたので、その方針自体は間違っていないが、FBIのような組織やスペインの組織にも、きちんと焦点を当てていたら、もっとスリリングな作品に仕上がったかもしれない。
難しい判断ではあるが、完全に置き去りにはしなくてもよいのではないか。

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『瞳の奥の秘密』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B+(世界的に評価されている映画であり、見て損はないか)

アカデミー賞外国語賞を受賞している世界的に評価されている作品。
一切飽きることはなく、興味深くストーリーを追うこともできる。
時代背景が必要なところもあるが、さほど難解さもなく、ストーリーは大体理解できたと思う。
しかし、受け手側である自分の人生経験不足ということもあり、個人的には世間的に絶賛されているほどハマることはできなかった。
自分は、まだまだ過去や思い出に生きるほどの熟した年齢ではないということか。

劇中においては、瞳の奥に刻まれた過去や思い出に囚われて生きる男の悲哀や空虚さのようなものが感じられる。
妻を殺された男性、その事件(もちろん事件だけではない)を忘れられない男性という二人の男性が印象的に描かれている。
彼らは“a”が打てないタイプライターのようなものかもしれない。
重要な部分のどこかが壊れている。
過去から一歩抜け出せれば、『怖い』→『愛している』のように何かが劇的に変われるのだろうか。
しかし、過去をどんなに忘れたくても、過去からどんなに抜け出したくても、簡単に抜け出せるほど、単純ではないということもしっかりと描かれているような気がした。
妻を殺された男性の場合には、『愛している』→『怖い』へと変わってしまったのだろう。
この事件によって、彼は“a”を打てなくなってしまったようだ。

冒頭の駅における別れのようなシーンが観客の瞳にも刻まれていくような仕掛けも見事である。
この印象的に描かれたシーンがどのように結び付いていくのかと、観客は考えざるを得ないだろう。
それぞれのキャラクターの瞳の輝きや微妙な表情など、セリフで描かれていない部分なども多く、それらも評価されたのだろう。

また、サッカー競技場における撮影方法についても見所があった。
上空のヘリコプターから撮影しているのだろうと単純に思っていたら、徐々にズームしていき、いつのまにか雑踏の中に視点が移っている。
「今のどうやって撮影したのだろう。どこかで切り替えたとは思うが、初見では分からないな」などと撮影技術などについても感心させられる。

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『ミレニアム2 火と戯れる女』レビュー

◆評  価   5.0点
◆おススメ度  B-(このシリーズが好きな人でも厳しいかも)

原作は当然未読。
ストーリーの進行を追っていけば、それほど飽きることはない。
しかし、前作での見所であったミカエルとリスベットの絡みがほとんどないので、前作に比べると何かが物足りなく感じられる。
また、事件の追及方法も極めてシンプルであり、天才ハッカーという設定の割には驚くべき手法が用いられるわけではなく、この点に関しては面白みには欠ける。
さらに、肝心のオチや黒幕ザラの正体にもビッグサプライズもなければ、派手な展開が待ち受けているわけではない(壮絶さはあるが)。
全体的に、たんたんとした展開は飽きるほどではないが、やや冗長にも感じられた。
2件の殺人事件や少女売春事件もなんとなく有耶無耶に置き去りとされてしまっており、“核”がボヤけている事件を注視するのはやや疲れてしまった。

ただ、複雑そうにみえるストーリーだが、非常にシンプルかつオーソドックスな作りの上に、字幕等でキャラクター説明をしているので、ストーリーを追うことに困ることもない初心者向けの作りとなっている。
第三章の法廷篇にどのように繋がっていくのか、ハリウッドでどのように味付けされるのかは楽しみだ。
ハリウッドでは本作と同じように製作されることはなく、もっと手の込んだものとなるだろう。

それにしても“火と戯れる女”とはどういう意味だろうか。
“銃弾を受けても死なない女”“バイクに乗る女”“土と戯れる女”の間違いではないか。

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『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(このシリーズが好きな人しか観ないはず)

原作は当然未読。
原作に面白みがあるので、ストーリーの進行を追っていけば、前作同様にそれほど飽きることはない。
しかし、基本的にはストーリーを追っかけているだけの映画であり、映画としての質はそれほど高いとは思えない。

例えば、組織に編集部が脅迫されていたと思うが、切迫された“恐怖”というものが感じられず、追い込まれた感があまりない(怖いのは直接攻撃のヒットマンだけであり、心理的な恐怖が欲しいところ)。
また、組織についての“不気味さ”なども感じ取れない。あの程度では、ただの犯罪グループを摘発したくらいしか思えない。
とてつもない巨大な組織を相手にしているという“怖さ”がないと面白みが半減するだろう。

法廷パートにおいても、『これで勝てるのか?』というドキドキ感を生むほどの緊張感や焦燥感がない。
隠し玉がDVDくらいなのでもっと焦りが欲しく、勝負の鍵となるギリギリに掴んだ精神科医のパソコンの逆転劇を効果的に演出して欲しいところ。

しかし、ハリウッド映画のような洗練された感はないが、小細工せずにストレートに製作された映画というものも懐かしいようでありそれほど悪くはない。
ラストもハリウッド映画ならば、部屋に入れたり、キスしたりといった小細工をしそうだが、「また今度…」「きっとだぞ」と言って別れる辺りのあっさりした感じも悪くはなかった。

結局、二人の関係はメールや言葉を交わさない視線のやり取りのみであり、精神的な部分・心の中での絆は深いと思わせるものではあるが、直接的なやり取りが少なかった。
直接的なやり取りが出来ないということは、リスベットが幼い頃に受けた心の傷というものがかなり根深いということなのかもしれない。
ほとんど笑わないリスベットが笑顔を見せたのが、父親が死んだ時などの数回というのも印象的なものとなっている。
彼女は確かに勝利をしたのかもしれないが、本当の意味で勝つことは難しいのかもしれないと感じさせる。
背中のドラゴンタトゥーのように、心に刻まれた傷は消えないのか。
ただ、ミカエルだけではなくて、保険会社のかつての上司、親身になってくれた医者、疫病神、ボクサーなど、彼女を支えてくれた人たちの存在も彼女の心に刻まれただろう。

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『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(何も考えずに楽しめるハリウッドらしい作品)

オリジナルについては放送されていたのは知っていたが、あまりに子ども過ぎていて記憶がない。
オリジナルとの比較はできないが、単品で見ると結構面白いと感じられた。
スタートからエンディングまでクライマックスのノリが続いていき、ハリウッドアクション大作をお腹いっぱいに堪能できる。
大胆かつ緻密な計画は見ていても飽きることがなく、頭脳的にも視覚的にも十分満足できるデキとなっている。
ストーリー的には、彼らがなぜ濡れ衣を着せられたなどは深く考えない方がよいだろう。
訳の分からない理由でハメられて、とにかく汚名を晴らす、そんな展開でもこの仕上りならば、全く気にならない。

各人の個性はバラバラではあるが、チームワークについてはある部分でしっかりとまとまっているという面白さもある。
バラバラの4人の個性や長所も十分発揮されていたと思われる。
『人を殺せなくなった』という訳の分からないモヒカンの告白があったが、ああいう展開もチームを結束されるには必要なネタと思われる。
あのエピソードが上手く機能したとは思えないが、チームの誰かが悩みを抱えて、それをリーダーの言葉などで吹っ切って、復活するという流れは、ストーリーを盛り上げるためには必要不可欠だろう。
このような訳の分からない展開も全体的な仕上りの良さがあるからこそ許されるものであり、プロデューサーのスコット兄弟や監督のジョー・カーナハンの手腕の高さが窺われる。

難をいえば、CIAのリンチを上手くハメたようには感じられないところか。
『奴の本性を明かす』といっていた割には、なんとなく奴が捕まってしまい、完全にスッキリしたようには感じられなかった。
CIAにはリンチのような奴がゴロゴロしているオチは面白いが、もうちょっとラストの作戦が上手くハマれば評価もアップしたかもしれない。
ラストの作戦はハンニバルではなくて、フェイスの作戦だから仕方がないともいえる。
いずれにしても、細かいことには気にしないで楽しんだ方が良い映画でもある。

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『ガフールの伝説』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(映像は素晴らしいが、ストーリーは見所がない)

3D吹替え版を鑑賞。
過去に3Dで体調不良を起こしたこともあり、今まで3D映画の鑑賞は見送っていたが、「ヒックとドラゴン」を2Dで鑑賞してしまうという反省もあり、さすがに今回は3Dで鑑賞せざるを得なかった。
実写ではないアニメ作品ということもあり、3Dによる体調不良もほとんどなく、3D映像の美しさを久々に味わうことができた。
本作の見所の一つである映像の美しさはやはり段違いの素晴らしさであり、お腹いっぱいに堪能できる。
フクロウの羽毛の柔らかさだけではなくて、埃の舞う様子、水滴の粒や空気の流れ、炎の燃え盛る様など、リアルの現実でもなく、既存の映画とも異なる新たな体験をすることもできるだろう。
壮絶なバトルシーンについても、スローモーションなどを多用したり、工夫されており、見所は十分ではあるが、さすがにフクロウということもあり、複雑な動きを描くことは難しいようだ。
ただ、あまりにもリアルに描きすぎているので、フクロウの各キャラクターが全く可愛く見えない。小さいフクロウなどは可愛く見えることもあるが、ファミリー向けアニメ作品としてはこの点はやや致命的かもしれない。

映像の美しさは保証モノではあるが、ストーリーについては正直言って子供騙しレベルといえる。
映像の素晴らしさとストーリーの不味さの“バランス”があまりにも悪すぎた。
一方がいくら素晴らしくても、他方がダメならば、映画全体の評価が低くなってしまった。
ストーリーは「スター・ウォーズ」をベースにして、最後に「ロード・オブ・ザ・リング」を加えましたというような仕上りとなっている。
本作で多用されている『左脳に従え』というフレーズがどうしても『フォースに従え』としか聞こえない。
主人公のソーレン=ルーク、ジルフィー=レイア、クラッド=ダース・ベイダー、ライズ=ヨーダ、トワイライトとディガー=R2D2、C3PO、メタルビーク=パルパティーン、こうもり=クローン軍団のようにしか映らなかった。
善と悪の戦いを描くファンタジー映画は、基本的にはどの作品も似たような構図にはなるが、本作はあまりにもオリジナルティがなさすぎる。
「スター・ウォーズ」の溶岩に見立てたような山火事の中に奴が叩き落とされるのだろうと思っていたら、案の定であり、裏切りの計画も序盤で描かれており、はっきりいってサプライズらしいサプライズもない。
どこかで見たことのあるストーリーに加えて、「月光麻痺」「フクロウの左脳に影響を及ぼす鉱石」「飛べないフクロウが数分のトレーニングで一瞬にして飛べるようになる」など、観客を無視してすっ飛ばすようなところも見られるのも問題。

原作がある作品であり、難しいかもしれないが、思い切って子ども向きのファンタジーではなくて、大人が楽しめるように、ストーリーをダーク化すれば、もうちょっと評価される作品になったかもしれない。
大人の事情ということもあるとは思うが、これでは中途半端にしか感じられない。

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気になる映画ニュース(10月第2週目)

☆ナタリー・ポートマンも「グラビティ」に出演せず
「グラビティ」は、傑作映画「トゥモロー・ワールド」を手掛けたアルフォンソ・キュアロンが3Dで監督する作品。
宇宙で遭難する宇宙飛行士が描かれるようであり、製作費8千万ドルの大作。
既にロバート・ダウニーJr.の出演が決定している。
アンジェリーナ・ジョリーが降板し、後任にナタリー・ポートマンが決定したというような情報があったが、ナタリー・ポートマンも辞退したようだ。
脚本を読み、検討の結果辞退したとのこと。
ロバート・ダウニーJr.が主演と思っていたが、ほとんどのシーンを主演女優が演じるようであり、よほど難しい役柄のようだ。
彼女が降りたことにより、サンドラ・ブロック、ナオミ・ワッツ、マリオン・コティヤール、キャリー・マリガン、スカーレット・ヨハンソンといった豪華女優陣による争奪戦となる。
来年1月下旬にクランクインする予定であり、早急に決着するはずだ。
個人的な希望は、ナオミ・ワッツ、マリオン・コティヤール、キャリー・マリガン辺りだが、サンドラ・ブロックと交渉しているという情報もある。


☆「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の続編の監督が決定か
「エクリプス/トワイライト・サーガ」のデヴィッド・スレイド監督と、「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督が監督候補となっていたが、主演のヒュー・ジャックマンとかつて「ファウンテン」でコンビを組んだダーレン・アロノフスキー監督にほぼ決定のようだ。
デヴィッド・スレイドならばそれなりに楽しめるアクション作品に仕上がると思うが、傑作には仕上がらなかっただろう。
ダーレン・アロノフスキー監督ならば、過去のシリーズとは異なる作品に仕上がる可能性もあり、楽しみとなった。
訳が分からない映画に仕上げる可能性もあるが、同じようなアクションを見るぐらいならば、それでも良いと思う。
舞台は日本となり、日本人キャストの起用があるのかどうかも楽しみだ。


☆「スパイダーマン」のヒロインが決定
2012年7月3日全米公開が予定されており、もちろん3D作品となる。
監督は「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ。
主演のピーター・パーカー役には、「ソーシャル・ネットワーク」のアンドリュー・ガーフィールドに決定している。
「スパイダーマン3」でブライス・ダラス・ハワードが演じたグウェン・ステイシー役に、現在主演映画「Easy A」が好調のエマ・ストーンに決定した。
「ゾンビランド」で彼女の演技を見たが、それなりに高い存在感を示しており、期待は裏切らないはず。
キルスティン・ダンストが演じたメリー・ジェーン・ワトソンに関してはまだ決まっていないようだ。
場合によれば、今回は登場しないかもしれないとのこと。


☆「ボーン」シリーズ最新作の監督が決定
「ボーン・レガシー」という仮題が付いている作品。
ポール・グリーングラス監督が降板し、過去の脚本を手掛けていたトニー・ギルロイが監督を行うこととなった。
ギルロイは既に脚本を書き上げているようだ。
「フィクサー」や「デュプリシティ」などでも監督経験があり、手腕としては問題ないだろう。
問題は、マット・デイモンが続投するかどうかだが、現時点では何も決まっていない。
ポール・グリーングラス監督以外ならば、「ボーン」シリーズには出演しないとマット・デイモンは言っているようだが、トニー・ギルロイならばギリギリ出演するかもしれない。


☆「スーパーマン」の監督が決定
2012年公開予定の作品。
「300<スリーハンドレッド>」のザック・スナイダーに決定したようだ。
現在公開中の「ガフールの伝説」がイマイチの結果でありながらも、この時期に公表したということは「ガフールの伝説」の宣伝も兼ねてということかもしれない。
「ダークナイト」のクリストファー・ノーランが相談役として企画に参加している。
スーパーマン候補として、TVドラマ「マッドメン」のジョン・ハムが候補に上がっているようだ。
ザック・スナイダー監督の新作「サッカー・パンチ」にもジョン・ハムが出演しているようであり、二人の関係が良好ならば、彼に決定するかもしれない。


☆アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「瞳の奥の秘密」をリメイク
アルゼンチン映画の「瞳の奥の秘密」をリメイクする企画がハリウッドで進行している模様。
「ニュースの天才」「アメリカを売った男」の監督・脚本、「フライトプラン」「消されたヘッドライン」などの共同脚本を手掛けたビリー・レイが既に監督に決定しているとのこと。
それほど派手さがある作品ではないので、ヒットするような気がしない。
ハリウッドは相当にネタが尽きているようだ。


☆「ONE PIECE」が3D化
2011年の春公開予定となっている。
3D化するには、良い題材であり、悪くはない企画と思われる。
前作で48億円を稼ぐほどの大爆発を起こしたが、今回も比較的高い興行収入となるか。
再び、10億円前後の興行収入に戻ることはないだろう。
ただ、前作は、原作者の尾田自らが手掛けたオリジナルストーリーであり、今回も前作同様の爆発する興行収入は期待しにくいか。
見たことはないが、「トリコ」という作品との2本立てとなるようだ。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目その3)

動員1位:「THE LAST MESSAGE 海猿」(東宝・フジテレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 47.5億円
【現時点での興行収入予想】 75.0億円(2週目70.0億円)
【配給会社期待値等】 100億円
【公開規模】 先週467スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは46.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは14.8億円弱程度だろうか。
コケるという発想はなかったが、ここまでの大ヒットになるという発想もなかった。
待ちわびたというタイプの作品ではなく、むしろ待たれていたのは「踊る大捜査線」の方だったはずであるが、これを大きく超える動きとなっている。
3Dだから観たいという作品ではあるまい。
やはり、泣けそうな映画は強いということか。

☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝3日14.3→32.1→46.8億円→
連休があったので、1週上乗せしたとしても、70億円を超えるヒットになりそうだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
09.7→23.5→35.5→45.1→52.8→58.3→62.5
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝3日14.3→32.1→46.8億円→
連休があったので、前作の4週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は73.7億円となる。
1週上乗せしているので、この対比を超えるか。
前作を超えることが当面の目標となる。

近年公開されたドラマ映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ROOKIES-卒業-」トータル85.5億円
12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.0→76.5
☆07年「HERO」トータル81.5億円
10.1→祝込34.0→祝込48.4→57.4→祝込66.6→70.5→73.8
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
10.1→26.2→37.9→祝込48.5→54.5→60.3→64.6
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
05.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
祝3日7.9(5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル40億円超
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3億円→
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝込13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」
祝3日14.3→32.1→46.8億円→
「のだめ」や「ごくせん」の興行収入をあっという間に超えた。
連休があったので、これらの4週目との対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は60.3~81.5億円となる。
連休があったので判断は難しいが、基本的には若年層向けの作品であり、観客層の幅が広いわけではない。
「バイオハザードⅣ アフターライフ」がいくら爆発しても100億円に届かないのと同様に、本作の勢いもそのうち止まると考えられる。
100億円突破は難しく、70億円突破が目標となるか。
伸びても80億円程度だろうか。

「THE LAST MESSAGE 海猿」46.8億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり(連休があったので一週上乗せ)。
<2009>
☆「ROOKIES-卒業-」60.2億円(トータル85.5億円)
☆「20世紀少年<最終章> 」32.4億円(トータル44.1億円)
<2008>
☆「花より男子F」祝込46.5億円(トータル77.5億円)
☆「容疑者Xの献身」30.5億円(トータル49.2億円)
これらとの対比で考えると、「THE LAST MESSAGE 海猿」の興行収入は63.7~78.0億円となる。
連休があり、1週上乗せしているので、判断が難しいが、現時点では極端に伸びないという予想にすると、マックス80億円前半、ミニマム60億円台というところか。
極端な伸びはないだろうが、すぐに伸びが止まるとも思えないので、前作の「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円を超える程度の75.0億円という予想に上方修正したい。
先週まで70.0億円という予想だったが、伸びが続いており、「大奥」「十三人の刺客」などのライバル作品も怖れるに足りぬというところも強みといえる。
ただ、興味がない者は見ないシリーズモノであり、ドラマも映画も漫画も触ったことがない者が飛びつく作品でもないだろう。
公開前個人予想は47.5億円だったので、大きく外しそうだ。
本作同様に前作との間隔が空いた「踊る」がやや期待ハズレということもあり、本作を大きく予想することは難しかった。
前作の大ヒットは何かの弾みであり、前作どおりのヒットになるという予想はしにくい作品でもあった。


動員6位:「悪人」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 18.0億円
【現時点での興行収入予想】 19.5億円
【配給会社・大手ネット期待値等】  興収30億円の期待
【公開規模】 先週231スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは15.1億円半ばとなっている。
1週間の2.6億円半ば程度だろうか。
オープニング時、ネット上の興行収入に関する記事には「30億円への期待」というようなものもあったが、「告白」のような作品ではないのだから、それはさすがに厳しいようだ。
話題になれば不可能ではないが、評価も思ったよりも高いわけではないようだ。

監督は李相日、過去に「フラガール」を監督している。
☆06年「フラガール」トータル14.0億円
OP1.0→3.5→5.6→7.7→9.3→10.3
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2億円→
祝日があったので、「フラガール」との5週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は22.9億円になる。
この辺りがマックスラインとなるか。

妻夫木聡主演作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1
☆07年「憑神」トータル8.8億円
OP1.2→03.7→05.3→06.4→07.2→07.7
☆09年「感染列島」トータル19.1億円
OP3.0→07.8→11.7→14.3→16.5→17.5
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2億円→
これらの5週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は17.6~19.1億円になる。
さすがに、ある程度のロングセールスになると考えても、20億円を超えるかどうかというというところではないか。

深津絵里は「踊る」「西遊記」「ザ・マジックアワー」といった実績があるが、「博士の愛した数式」といったヒューマンドラマでの実績もある。
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7→9.7
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2億円→
「博士の愛した数式」の5週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は21.0億円になる。
伸びても、この辺りだろうか。

サスペンス系のヒューマンドラマ、ロングセールス系のヒューマンドラマが主に参考となるか。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝込18.1→24.4→30.5→祝込37.4→40.7→43.1→祝込45.7→46.9
☆10年「告白」
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1→30.0→30.6
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1(2日2.6)→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3
☆09年「誰も守ってくれない」トータル6.4億円
OP1.1→3.4→4.6→5.4→5.8
☆10年「悪人」
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2億円→
「誰も守ってくれない」以外の作品の5週目との対比で考えると、「悪人」の興行収入は18.2~20.9億円になる。
20億円突破が攻防ラインとなるようだ。

「悪人」15.2億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり(※祝日があったので1週上乗せ)。
<2009>
☆「ドロップ」16.1億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」16.5億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」15.5億円(トータル18.1億円)
<2008>
☆「母べえ」15.7億円(トータル21.2億円)
☆「K-20」16.5億円(トータル20.0億円)
☆「陰日向に咲く」16.3億円(トータル19.5億円)
☆「クロサギ」15.2億円(トータル17.2億円)
「母べえ」以外との対比で考えると、「悪人」の興行収入は17.2~18.4億円になる。
1週上乗せしているので、この対比を超えるだろう。
現時点ではマックス22億円、ミニマム17億円となりそうだ。
肝心の評価が思ったよりも高くはなく、大きな話題になることはなさそうだが、ある程度のロングセールスになるだろう。
「悪人」の興行収入は先週に引き続き19.5億円と予想したい。
モントリオール主演女優賞の受賞効果ということもあるはずだ。
公開前個人予想は18.0億円なので、ひょっとすると良いヨミだったかもしれない。
大きくは伸びないが、コケることもないというちょうどよい感じに落ち着きそうだ。

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