ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国内映画興行収入ランキング(2月3週目その4)

11位:「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円未満
【公開規模】 103スクリーン
1.9千万円のオープニングを飾った。
スター不在の血なまぐさい映画がヒットするわけがないと分かっていたので、予想はしなかった。
作品の良し悪しの問題ではなくて、今の日本には向いていないと思う。
1億円を超えることは難しいか。
スクリーン数が少ないとはいえ、東映は「ジーン・ワルツ」が大コケし、「ゴセイジャー」もイマイチ、「相棒」も前作を下回る結果になりそうであり、かなりヤバイことになっている。
「ライダー」や「プリキュア」はいつも通り働くだろうが、「ワンピース」はコケられないところだ。


12位:「白夜行」(GAGA)<4週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 4億円半ば(OP時~2週目5.0億円)
【公開規模】 208スクリーン(先週比-2スクリーン)
1.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.7億円となっている。
1週間の伸びは5.4千万円半ば程度だろうか。
このままではやはり厳しい結果となりそうだ。
①過去にドラマ化されている、②堀北真希主演作、③作品的に暗いなどということもあり、ヒットは望みにくかった。
東野圭吾原作ということもあり、年配層が見てくれればよいが、堀北真希主演作では敬遠されるだろう。

去年公開された以下の作品に勝てればよいのではないか。
☆10年「FLOWERS」
OP0.5→2.0→2.9→3.6→
☆10年「雷桜」
金0.9→2.3→3.3→3.8→
☆11年「白夜行」
OP0.8→2.3→3.2→3.7億円→
「雷桜」と同じようなペースとなっている。
4億円台というところか。
相手は東宝作品なので、相手に不足はないだろう。

「白夜行」3.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「矢島美容室」3.6億円(トータル3.9億円)
☆「flowers」3.6億円
☆「雷桜」3.8億円
☆「てぃだかんかん」3.3億円
<2009>
☆「風が強く吹いている」祝3.8億円(トータル4.5億円)
☆「ヴィヨンの妻」3.5億円
☆「重力ピエロ」3.4億円
これらとの対比で考えると、「白夜行」の興行収入は4.0~4.4億円となる。

マックス4億円台、ミニマム3億円台というところか。
平日にも稼げそうなので、ある程度の伸びは加味したいところだが、4億円台となりそうだ。
「白夜行」の興行収入は先週に引き続き4億円半ばと予想したい。
OP~2週目まで5.0億円と予想していたが、そこまでの伸びはないだろう。
残り7~8千万円程度は稼げるだろう。
公開前個人予想は5.0億円だったので、当たりそうだ。
堀北真希は自身の幅を広げようと頑張っているとは思うが、頑張りだけでは高い興行収入にはならない。
彼女の人気だけでは限界があり、この程度でも仕方のない結果といえる。


13位:「相棒-劇場版Ⅱ-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」(東映・テレビ朝日)<9週目>
【公開前個人予想】 52.0億円
【現時点での興行収入予想】 32億円台(7~8週目34億円台、6週目~38.0億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】『男たちの大和』(51.1億円)越えも十分にありえる
【公開規模】 285スクリーン(先週比-21スクリーン)
1.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは30.9億円弱となっている。
1週間の伸びは4.3千万円弱程度だろうか。
30億円はなんとか突破している。
悪い成績ではないが、爆発しているという印象がない。
週毎の動きは以下のとおり。
OP4日5.8→2週目6.6→3週目8.4→4週目3.0→5週目2.6→6週目1.9→7週目1.3→8週目0.9→9週目0.4億円となる。
大きくは稼げていないが、4週目以降も大きな落ち込みはないことは評価できる。

シリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「相棒」トータル44.4億円
5週目36.2→38.9→40.7→42.2→43.1→43.7
☆09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」トータル7.7億円
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
5週目26.4→28.3→29.6→30.5→30.9億円→
08年「相棒」との対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は31.8億円となる。
公開前には前作を余裕で超えると思ったのだが、興行収入というものは分からないものだ。

事件モノドラマの映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
5週目祝66.6→70.5→73.8→76.3→78.2
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5週目祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
5週目26.4→28.3→29.6→30.5→30.9億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32.2~32.8億円となる。
まだまだ粘りそうではあるが、この辺りが落ち着きどころか。

マックス33億円、ミニマム32億円となるか。
伸びはまだまだ続くと期待できるが、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32億円台と予想したい。
6週目まで38.0億円、8週目まで34億円台と予想していたが、期待が高すぎた。
現在放送中のドラマの視聴率も過去最高を記録しているようであり、勢いはまだまだ止まらないとは思うのだが、高い期待を込めるのは厳しそうだ。
残り1億円以上は稼げるだろう。
公開前個人予想は52.0億円だったので、ハズレとなる。
32億円を稼げたとしても、「相棒」トータル44.4億円から3割弱の減少となる。
現在の人気を考えると、増えることはあっても減ることはないと思ったが、難しいものだ。


14位:「洋菓子店コアンドル」(アスミック)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 100スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは0.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.9千万円弱程度だろうか。
スクリーン数も少なく、ランキングできる作品ではないので、公開前の予想はしなかった。
「洋菓子店コアンドル」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。
悪い映画ではないと思うが、ヒットできる作品でもない。
ヒットできる作品ではないので、拡大公開もしていないということだろう。
配給会社はよく分かっているのかもしれない。


順位不明:「グリーン・ホーネット」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 6.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円半ば(OP時6億円台)
【公開規模】 313スクリーン(先週比-75スクリーン)
1.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.4億円となっている。
1週間の伸びは3.2千万円程度だろうか。
日本では知名度のない主演作品であり、さすがに日本では厳しい。
3D単価でなければ、悲惨だっただろう。
いまだに300スクリーン以上をキープしていることが不思議だ。

本作はアメコミ作品ではないが、ヒーローモノが参考になるか。
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金3日2.3→6.6→8.5
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
OP1.5→4.6→7.7→8.6
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP1.5→3.4→4.4→5.1→5.4億円→
これらとの対比で考えると、「グリーン・ホーネット」の興行収入は5.7~6.1億円となる。
この対比を下回るだろう。
どうやら5億円台となりそうだ。

「グリーン・ホーネット」5.4億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エクリプス/トワイライト・サーガ」5.4億円
<2009>
☆「トランスポーター3」5.6億円(トータル6.7億円)
☆「スター・トレック」5.6億円(トータル6.0億円)
☆「THE 4TH KIND」5.2億円(トータル5.5億円)
これらとの対比で考えると、「グリーン・ホーネット」の興行収入は5.7~6.5億円となる。
マックス6億円、ミニマム5億円程度か。
もはや伸びはないだろう。
「グリーン・ホーネット」の興行収入は先週に引き続き5億円半ばと予想したい。
もはや1~2千万円程度の上乗しかできないだろう。
OP時には6億円台と予想したが、そこまで伸びないだろう。
公開前個人予想は6.0億円だったので、当たりそうだ。
この手の日本での知名度が低い主演の作品は、この程度でも仕方がないだろう。


順位不明:「ザ・タウン」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 先週261スクリーン
トータルでは1.9億円となっている。
1週間の伸びは4千万円程度だろうか。
公開前は『本来ならば2~3億円程度の映画と思われる。伸びがありそうなので、「ザ・タウン」の興行収入は5.0億円と予想したい』と書いたが、やっぱり2~3億円の映画だったようだ。
ベン・アフレック監督デビュー作はDVDスルーされたように、高い興行収入を稼げる作品ではないようだ。
ただ、アメリカでは92百万ドルというヒット作品となっている。
「アンストッパブル」トータル81百万ドル、「ナイト&デイ」トータル76百万ドル、「バイオハザード」トータル60百万ドルを大きく超えているのだが、日本では難しいようだ。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆04年公開「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→3.8→5.6→6.5
☆11年公開「ザ・タウン」
OP0.5→1.5→1.9億円→
主要作品との対比で考えると、「ザ・タウン」の興行収入は2.6~3.7億円となる。
アカデミー賞作品賞にノミネートされているわけでもなく、高い伸びはないだろう。
助演男優賞を取れれば、多少は伸びるかもしれないが、それは期待しにくい。

「ザ・タウン」1.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「噂のモーガン夫妻」2.3億円(トータル3.0億円)
☆「パリより愛をこめて」2.2億円
<2009>
☆「男と女の不都合な真実」2.2億円(トータル2.9億円)
☆「ザ・バンク」2.0億円
☆「ファイナル・デッドサーキット」1.7億円
これらのような微妙な作品と肩を並べるとは思わなかった。
マックス3億円、ミニマム2億円だろう。
多少は伸びると思うので、「ザ・タウン」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
2億円半ば程度が落ち着きどころか。
公開前個人予想は5.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
アメリカで絶賛されていたので、期待が高すぎたようだ。
実際、作品自体は悪くはないが、伸びてはこないだろう。


順位不明:「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕」(東映・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 6.5億円
【現時点での興行収入予想】 3億円後半(OP~2週目4億円台)
【公開規模】 先週257スクリーン
トータルでは3.5億円となっている。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
これでも黒字だろうが、「ライダー」とは異なり、イマイチの成績となっている。

シリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5億円→
これらとの対比で考えると、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は3.7億円となる。
この時期の特撮シリーズも定番となりつつあると思ったが、それほど簡単にはいかないようだ。
10年以下、09年以上となり、4億円の突破は難しそうだ。
スクリーン数はかなり増えているのだが、全体のパイは変わらないということか。

夏や正月の「ライダー」シリーズと比べるのは酷なので、春や秋に公開されたライダー作品の興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年 第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」
OP2.3→4.0→(トータル4.7億円見込み)
☆10年 第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4→3.9→(トータル4億円見込み)
☆10年 第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」
OP2.0→3.5→4.1→
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5億円→
これらとの対比で考えると、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は3.9億円となる。
「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は先週に引き続き3億円後半と予想したい。
2週目まで4億円台と予想していたが、そこまでの伸びがなかった。
残り2千万円程度の上乗せは可能だろう。
公開前個人予想は6.5億円だったので、予想が高すぎた。
過去よりもスクリーン数がかなり増えているので、高めに予想せざるを得なかった。
さすがに「ライダー」シリーズほどの人気はないようだ。


順位不明:「ジーン・ワルツ」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 6.5億円
【現時点での興行収入予想】 2億円前半(OP~2週目2億円台)
【公開規模】 先週201スクリーン
トータルでは1.6億円となっている。
1週間の伸びは4千万円程度だろうか。
いくら東映作品だからといって、ここまで酷いことになるという発想はなかった。
ある程度の人気がある菅野美穂主演作であり、ある程度の知名度がある海堂尊原作作品である。

本作は、「チーム・バチスタの栄光」で有名な海堂尊の原作作品である。
シリアスな雰囲気もあるので、医療モノの「孤高のメス」も参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→08.5
☆10年「孤高のメス」トータル5.0億円
OP0.7→2.3→3.4→4.1→4.6→
☆11年「ジーン・ワルツ」
OP0.4→1.2→1.6億円→
これらとの対比で考えると、「ジーン・ワルツ」の興行収入は2.3~2.4億円となる。
この対比は下回りそうだが、どうやら2億円台となりそうだ。
まさか1億円台では止まらないだろう。

「ジーン・ワルツ」1.6億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パラノーマル・アクティビティ第2章」1.6億円
☆「ちょんまげぷりん」1.5億円(トータル3.0億円)
☆「瞬 またたき」1.6億円
☆「君が踊る、夏」1.6億円
☆「さらば愛しの大統領」1.5億円
<2009>
☆「引き出しの中のラブレター」1.5億円
海堂尊の原作作品でなければ、これらと同程度になるのは分かるが、理解に苦しむ。
「ジーン・ワルツ」の興行収入は2億円前半と予想したい。
残り4千万円程度は上乗せできるだろう。
先週まで2億円台と予想していたが、今後大きく伸びることはないだろう。
公開前個人予想は6.5億円だったので、当然ハズれとなる。
地味な作品なのは分かるが、いったい何が理由でここまで壮絶にコケたのだろうか。
宣伝もそれなりに打っており、デキは良くないらしいが、内容も多少気になるはずだ。


順位不明:「犬とあなたの物語 いぬのえいが」(アスミック)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円後半(OP~2週目2億円台)
トータルでは1.6億円となっている。
1週間の伸びは1千万円程度だろうか。
動物モノは比較的当たりやすいが、本作はメジャー系ではない。
オムニバス系で内容もよく分からないのでヒットしそうもないと考えて予想はしなかったが、その予想は当たったようだ。
もはや高い伸びはなさそうなので、動物モノと比較しても仕方がないだろう。

「犬とあなたの物語 いぬのえいが」1.6億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」2.0億円
<2009>
☆「レイン・フォール」1.3億円
微妙な作品と肩を並んでいる。
比較的粘りはありそうなので、「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の興行収入は先週に引き続き1億円後半と予想したい。
2週目まで2億円台と予想していたが、あと4千万円の上乗せは厳しいだろう。
豪華キャストや動物モノという題材を踏まえると、ヒットとはいえないが、スクリーン数などを踏まえると、この程度でも仕方がないのか。
スポンサーサイト

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『ウォール・ストリート』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B(前作の面白さとは異なる作品)

ストーリーはかなり甘いように思えるが、これはこれで嫌いではない。
ゲッコーも変わるように、オリヴァー・ストーン監督も変わってしまったのだろう。
諸手を挙げて歓迎したいようなチェンジとは思えないが、年齢を重ねれば、このチェンジも仕方はないか。
このご時勢に、不毛なマネーゲームを強烈に繰り広げても観客は滅入るだけかもしれない。
目先の利益を追うのではなくて、“家族の繋がり・家系の繋がり”や“次世代型環境テクノロジー”という将来を見据えたテーマを掲げている。

甘いと感じられる点は以下のようなものか。
ゲッコーとジェイコブとの関係、ゲッコーの心変わりとゲッコーと娘ウィニーの仲直り、ジェイコブとウィニーの仲直り、ブレトンに対する追い込み方など。
前作は様々な要素が描かれており、それらをきちんと消化していたが、本作は様々なことを盛り込みすぎて、やや消化不良になったように思える。

ジェイコブは前作のバドとは異なり、野心家ではない辺りは面白くない。
押しの強さは中国人との商談で明らかではあるが、博士にのめり込むだけのいわゆる“良い人”キャラクターであり、深みには欠ける。
金の魔力や重力に負けるような弱さのある男でもなく、ただのお人よしがゲッコーにいいように騙されただけ。
得意技も『風説の流布』だけであり、あれが何度も通用してしまうのは芸がない。
ただ、ゲッコーにもブレトンにも格が劣るようなイメージだが、彼のお人よしの良心がゲッコーを変えたとも捉えることはできる。
もっともウィニーが好きになる人なので、野心溢れる普通の証券マンではおかしいだろう。
前作のようなゲッコーとバドとの関係を同じように描いても、ストーン監督は意味はないと考えたのかもしれない。

前作では「金のためには母親までをも売り飛ばす」と罵られたゲッコーだったが、金のためにリアルに娘を裏切る辺りはゲッコーらしさがよく出ている。
握手を求めても怪訝そうにされたり、娘からは「あなたの名前に昔のような価値はないわ」と言われる状況から、業界を仕切る口笛じじいに頼られるまで、見事なまでのカムバックを果たしている。
ただ、カムバックを果たしてもどこか満たされない想い、崩壊してしまった家族や失ってしまった息子を、娘夫婦や孫というカタチで再建できるという想いが彼を変えたのだろう。
何度も失望させられた父親や、自分に嘘を付いたジェイコブをあっけなく許すウィニーの心情は理解しにくいが、娘から母親になるというチェンジが彼女を変えたと解釈できなくもない。

結局のところ、金で勝てるものはごく僅かであり、ほとんどの者は金でおかしくなる。
スーザン・サランドンのように安易な方法で金を稼ごうとするのではなくて、地道に働き、家族との繋がりを大事にしなさいというメッセージだろうか。
また、投資はバブルを生むマネーゲームではなくて、中長期的な開発的な視野で行うべきであるということだろうか。

演出に関しては、前作を意識してか、やや古臭い手法を多用している。
また、前作を見てから鑑賞したので、ゴードンとバドとの再会やセリフには感慨深いものがあった。
ブルースターを立て直した後に売却する辺りはバド独自の手法だが、ゴードンのDNAもきちんと引き継がれていたのだなと感じられた。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

『ウォール街』DVDレビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(傑作という作品ではないが歴史に残る作品)

人間の野心、金の魔力・重力、師弟関係、親子の絆、恋愛関係、企業に対する愛着など、様々な要素が描かれている良作といえる。

労働者層と富裕層を分ける大きな壁、その壁を乗り越えるために、超えてはならない一線を超えて、戻ることができなくなった男たちの生き様が描かれている。
ゲッコーは、ブルースターの資産に目をつけていたが、バドを騙す気はそれほどなかったのではないかと思う。
ゲッコー流の思考から考えると、再建させるよりも資産整理した方が、楽に金が儲かるというジャッジを下しただけのように思える。
その思考にはもちろんバドの気持ちや組合や従業員のことなどは含まれてはいないことは確かだろう。
ゲッコーはブルースターを整理することで、自分はもちろんのこと、バドもバドの父親も多少儲けることができるから問題ないと踏んだのだと思うが、金では買えない長年積み重ねてきた時間が企業には蓄積している。
金を儲けるという“欲”の対抗軸として、本作にはフォックス家の家族の絆や恋愛感情、企業に対する愛着や連帯感のようなものを盛り込んでいる。
これらについては、ゲッコーが持ち合わせていない事柄であり、持ち合わせていないからこそ、彼が計算できなかった事柄だろう。
ゲッコーももちろん家族持ちだが、その気になれば母親をも売り飛ばすと罵られたように、金>家族という考えに間違いはなさそうだ。
『友達が欲しかったら、犬を飼え』というゲッコーのセリフも良い。

ただ、ゲッコーも機械ではなく人間であるためか、感情があるようだ。
野心のために限界を超えるバドにのめりこみ過ぎたような気がする。
ゲッコーは自分に似ているところがあるバドに、自分を投影してしまったのだろう。
問題は、彼はバドであり、ゲッコーではなかったということだろう。

バドとダリアンの二人の関係の危うさも面白いところだ。
金と恋愛感情というものを天秤にかけた時、ストーン監督は単純に恋愛感情の方が勝るという描き方をせずに、貧乏時代には戻りたくないと破局させていることは面白い。
愛があれば金がなくても大丈夫とキレイごとで片付けに、やっぱり金の魔力の大きさ、金の重力という重さが見え隠れしている。
父親はその日に生きる金があればよいと言えるが、贅沢を知った女性にはそれは無理ということのようだ。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月3週目その3)

7位:「パラノーマル・アクティビティ2」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円後半
【公開規模】 169スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円弱程度だろうか。
ホラーモノは若年層を中心に需要はあるので、ある程度は稼げそうだ。
知名度のあるタイトルということも影響していそうだ。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2→2.5億円→
前作と同じような動きに見えるが、金曜日の祝日が含まれているためである。
前作を超えないのではないか。
前作対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は4.8~5.8億円というところだが、4億円に乗るかどうかというところではないか。
本家ということもあり、「TOKYO NIGHT」は超えたいところだ。

中堅どころのホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE 4TH KIND フォース・カインド」トータル5.5億円
金3日1.1(0.8)→2.9→3.9→4.7→5.2
☆08年「ミラーズ」トータル4.1億円
不明→2.5→不明→3.9
☆08年「ミスト」トータル3.6億円
OP0.8→2.0→2.7→3.2→3.4
☆09年「スペル」
金0.6→1.4
☆10年「ウルフマン」
金0.6→1.5
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2→2.5億円→
これらとの対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は4.1~4.7億円となる。
伸びがある作品には思えず、「ミスト」「ミラーズ」辺りというところか。

「パラノーマル・アクティビティ2」2.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ザ・ウォーカー」2.6億円(トータル4.3億円)
☆「パラノーマル・アクティビティ」2.6億円
☆「ソウ ザ・ファイナル」1.9億円(トータル3.6億円)
<2009>
☆「THE 4TH KIND」2.9億円(トータル5.5億円)
☆「ハイスクール・ミュージカル」2.8億円
☆「96時間」2.7億円(トータル4.4億円)
☆「ウォッチメン」2.7億円
☆「ベッドタイム・ストーリー」2.5億円
☆「レボリューショナリー・ロード」2.4億円(トータル3.8億円)
☆「チェ 39歳別れの手紙」2.0億円(トータル4.0億円)
☆「そんな彼なら捨てちゃえば?」2.0億円(トータル4.6億円)
これらとの対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は4.0~5.8億円となる。
伸びがある作品ではないので、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は先週に引き続き3億円後半と予想したい。
あと1.5億円弱は稼ぐだろうか。
公開前個人予想は3億円台だったので、当たりそうだ。
冒頭にも書いたが、この手の作品にはある程度の需要はある。


8位:「ソーシャル・ネットワーク」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 19.5億円
【現時点での興行収入予想】 15~16億円
【公開規模】 314スクリーン(先週比-6スクリーン)
3.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは12.4億円弱となっている。
1週間の伸びは9.4千万円弱程度だろうか。
さすがに10億円は楽に突破してきた。
OP1.6→2週目3.5→3週目2.8→4週目2.0→5週目1.5→6週目0.9億円となっている。
大きな落ち込みは見られないが、爆発もしていない。
しかし、アカデミー賞を受賞すれば、かなり伸びていくだろう。
ただ、獲得できなければ、伸びは止まるかもしれない。

デビッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆96年公開「セブン」配給収入26.5億円(※興行収入ではない)
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆07年公開「ゾディアック」トータル4.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4億円→
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」との対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は13.3億円となる。
アカデミー賞を獲れば、この数字よりも大きく伸びるだろう。
さすがに「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」がライバルとなることはなさそうだ。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4億円→
アカデミー賞受賞作品は13~20億円程度となっている。
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は14.0~16.7億円となる。
「スラムドッグ$ミリオネア」対比では15.7億円となり、これがマックスラインか。

アカデミー賞ノミネート作品(ヒューマン系)の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→05.0→06.9→08.4
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2→17.7
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4億円→
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は13.3~14.4億円となる。
今年のアカデミー賞は2月27日に発表される。
受賞できれば、二段階で加速できる見込み。
そうなれば13億円は超えてきそうだ。

「ソーシャル・ネットワーク」12.4億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ベスト・キッド」13.9億円(トータル15.2億円)
☆「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」13.8億円(トータル14.2億円)
<2009>
☆「チェンジリング」12.4億円(トータル12.8億円)
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は12.8~13.6億円となる。
この対比は余裕で超えてきそうだ。
マックス15億円、ミニマム13億円というところか。
アカデミー賞を受賞できると思っていたが、「英国王のスピーチ」に押されており、やや雲行きが怪しくなってきた。
しかしながら、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は先週に引き続き15~16億円という予想にしておきたい。
残り2.5億円以上の上乗せが必要となる。
アカデミー賞発表の前後は盛り上がるので、不可能なラインではないだろう。
公開前は19.5億円という予想だったが、期待が高すぎた。
作品的には驚くような高い伸びはないだろう。
ネット関係でもあり、年配層や女性層の受けは良くないかもしれない。


9位:「ウォール・ストリート」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円後半(2週目7.0億円前後、OP時8.0億円前後)
【公開規模】 349スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度だろうか。
知名度は高いが、大ヒットはしにくい作品といえる。

オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アレキサンダー」トータル12.3億円
OP2.0→5.9→8.3→10.1→11.6
☆06年公開「ワールド・トレード・センター」トータル24.0億円
OP3.9→10.7→15.0→18.1→20.6→21.8
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5→3.6→4.7億円→
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は7.0~7.5億円となる。
同じく20世紀フォックスの「ナルニア」の影響からか、早くも規模が縮小されつつあり、この対比をかなり下回るのではないか。

金融モノの映画は少ないので、とりあえずヒューマンドラマを参考とする。
☆07年公開「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆09年公開「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→4.6→07.7→09.0→09.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→5.8→6.9→7.7
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7→7.9
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5→3.6→4.7億円→
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は5.8~8.0億円となる。
「インビクタス」対比では7.0億円となり、この辺りが落ち着きどころと思ったが、楽観視するのは厳しそうだ。
この下限辺りが落ち着きどころだろう。

「ウォール・ストリート」4.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エアベンダー」4.7億円(トータル6.0億円)
☆「かいじゅうたちのいるところ」4.5億円(トータル5.7億円)
☆「サロゲート」4.5億円(トータル5.5億円)
<2009>
☆「イングロリアス・バスターズ」5.0億円(トータル6.5億円)
☆「スター・トレック」4.9億円(トータル6.0億円)
☆「オーストラリア」4.8億円(トータル5.8億円)
☆「愛を読むひと」4.3億円
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は5.7~6.1億円となる。

公開規模の問題もあり、マックス6億円台、ミニマム5億円台というところだろう。
「ウォール・ストリート」の興行収入は5億円後半と予想したい。
オープニングは8.0億円前後、2週目は7.0億円前後と予想していたが、話題作の続編の割には思ったよりも反応がなく、規模が縮小されてはおしまいだろう。
残り1億円程度は稼いでくれるはずだ。
公開前個人予想は9.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
望まれない続編だったのだろうか。
取っ付き難い内容かもしれない。


10位:「僕と妻の1778の物語」(東宝・フジテレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円前半(OP時~4週目11.5億円)
【公開規模】 315スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは11.2億円弱となっている。
1週間の伸びは7.2千万円半ば程度だろうか。
派手さはないが、堅実に伸ばして、楽に10億円は突破している。
引き続き、レディースデイなどでの動員に期待したいところ。

草なぎ剛主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
OP0.5→01.6→02.2→02.5→02.7
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→06.3→09.3→13.6→15.5→祝16.8
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2億円→
「BALLAD」対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.1億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

竹内結子の主な出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
☆05年「春の雪」トータル12.7億円
☆07年「クローズド・ノート」トータル9.5億円
☆07年「ミッドナイト・イーグル」トータル7.8億円
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→8.5
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0→10.6
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→5.0→7.5→9.2→10.5→11.2億円→
実績は高いが、作品に恵まれてのもの。
主要作品との対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は11.9~12.2億円となる。
12億円突破できるかが注目となりそうだ。

難病系関連作品は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5
☆07年「Life 天国で君に逢えたら」トータル17.0億円
OP1.9→06.7→09.9→祝12.8→祝14.7→15.5
☆06年「タイヨウのうた」トータル10.5億円
OP1.3→03.5→05.5→07.2→08.3
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2億円→
ハマれば、30億円も期待できるジャンル。
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.3~13.5億円となる。
「Life 天国で君に逢えたら」対比では12.3億円となる。
この辺りまで伸びるだろうか。

「僕と妻の1778の物語」11.2億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インシテミル」11.7億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」10.6億円(トータル11.5億円)
<2009>
☆「カムイ外伝」10.6億円(トータル11.2億円)
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は11.7~12.2億円となる。
感動ヒューマンドラマであり、ある程度の伸びは加味する必要がある。

マックス13億円、ミニマム11億円というところか。
派手さがなく、あまりに過度の期待もしにくいところはあるが、12億円前後まで近いところまで伸びてきそうだ。
「僕と妻の1778の物語」の興行収入は先週に引き続き12億円前半と予想したい。
OP時~4週目まで11.5億円と予想していたが、やはり一伸びはありそうだ。
残り1億円弱程度の上乗せが必要となるが、2~3週間でこの程度稼ぐだろう。
公開前個人予想は19.0億円だったので、ハズれそうだ。
主演・テーマを考えるとあまり低くは予想できなかった。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(2月第4週目)

☆日本アカデミー賞が発表
結果は以下のとおりとなった。
【作品賞】『告白』
【監督賞】中島哲也(『告白』) 
【脚本賞】中島哲也(『告白』) 
【主演男優賞】妻夫木聡(『悪人』)
【主演女優賞】深津絵里(『悪人』)
【助演男優賞】柄本明(『悪人』) 
【優秀助演女優賞】樹木希林(『悪人』) 
【撮影賞】北信康(『十三人の刺客』) 
【照明賞】渡部嘉(『十三人の刺客』)
【美術賞】林田裕至(『十三人の刺客』)
【録音賞】中村淳(『十三人の刺客』)
【編集賞】小池義幸(『告白』)
【音楽賞】久石譲(『悪人』)
【優秀アニメーション作品賞】『借りぐらしのアリエッティ』
【外国作品賞】『アバター』
【話題作作品部門】『SP野望篇』
【話題作俳優部門】岡村隆史(『てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡』)
作品賞関係は『告白』、演技部門は『悪人』、撮影関係は『十三人の刺客』という結果となっている。
『悪人』は見ていないので、何とも言えないが、『告白』は見ている。
素直に面白いと思わせる作品であるものの、この手の賞を得るのは難しいかもしれないと思ったが、映画の面白さがそのまま評価されてよかったと思う。
全体的には順当な結果ではないか。


☆アメリカの雑誌が偉大な現役映画監督を発表
結果は以下のとおりとなった。
1位:デヴィッド・フィンチャー 
2位:クリストファー・ノーラン  
3位:スティーヴン・スピルバーグ 
4位:マーティン・スコセッシ 
5位:ダーレン・アロノフスキー 
6位:ジョエル&イーサン・コーエン 
7位:クエンティン・タランティーノ
8位:テレンス・マリック 
9位:クリント・イーストウッド  
10位:ペドロ・アルモドバル 
11位:ポール・トーマス・アンダーソン
12位:ギレルモ・デル・トロ 
13位:ロマン・ポランスキー 
14位:ダニー・ボイル   
15位:キャスリン・ビグロー 
16位:デヴィッド・O・ラッセル  
17位:デヴィッド・リンチ   
18位:ジェームズ・キャメロン
19位:ピーター・ジャクソン  
20位:エドガー・ライト 
21位:スパイク・リー  
22位:J・J・エイブラムス 
23位:ブラッド・バード 
24位:マイク・リー 
25位:ウェス・アンダーソン 
単なる主観としか思えないランキングとなっている。
あまりコメントしても仕方がないが、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・リンチが低すぎるのではないか。
今年のアカデミー賞の賞レースに加わっている、勢いのある監督を上位にもってくるのは分かるが、テレンス・マリックが上位に入っているのは分からない。
アルモドバルは好きな監督だが、アメリカ人からも評価されていたのは意外なところ。


☆松竹が「はやぶさ」の3D映画を製作
惑星イトカワに辿り着いた小惑星探査機の「はやぶさ」の映画を松竹が製作することとなった。
しかし、東映も同様のものを製作することとなっている。
あまりヒットするとは思えない題材にも関わらず、なぜ同じようなものを製作するのだろうか。
とりあえず両社の作品の動向には一応注目したところ。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月3週目その2)

動員3位:「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」(東宝・日本テレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【公開規模】 先週300スクリーン
トータルでは8.4億円となっている。
1週間の伸びは4.5億円程度だろうか。
公開前に『若年層からも年配層からも受けにくいだろう』と書いたように、年配層が動きそうな作品ではないと考えたが、かなりの年配層が動いているようだ。
実話モノであり、描かれる人物もある程度有名なのだろうか。
年配層が動いてしまい、「真夏のオリオン」のようなことはなかった。
年配向け映画が欠如しており、その辺りの影響もあったか。

戦争映画は「硫黄島からの手紙」「男たちの大和」など、ハマればビッグヒットになるものも多いが、あまり好まれるジャンルでもないと思っている。
近年の戦争モノは以下の通り。
☆06年「出口のない海」トータル不明(8~9億円程度か)
OP1.3→3.8→5.2→
☆07年「俺は、君のためにこそ死ににいく」トータル10.8億円
OP1.8→4.7→6.8→8.1→8.9
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
祝3日3.9→8.4億円→
これらとの対比で考えると、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は16.0~19.3億円となる。
年配向けなので、伸びがあるとは思われる。
しかし、20億円を超えるほどではないと思うが、どうなるだろうか。

「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」8.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「悪人」祝9.0億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」8.5億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」8.3億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」7.3億円(トータル16.0億円)
<2009>
☆「沈まぬ太陽」9.1億円(トータル28.0億円)
☆「劔岳 点の記」9.0億円(トータル25.8億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」7.8億円(トータル21.5億円)
☆「GOEMON」9.0億円(トータル14.3億円)
「沈まぬ太陽」「GOEMON」以外との対比で考えると、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は17.8~24.1億円となる。
「十三人の刺客」対比18.4億円となるが、本作には祝日の金曜日が1日加えられている。
年配向けなので動向が読みにくいが、20億円突破まではないだろう。
「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい。
公開前個人予想は7~8億円だったので、ちょうど10億円ズレた。
この映画がヒットしそうとは思わなかったが、今回はいい勉強になったと思うしかない。


動員4位:「あしたのジョー」(東宝・TBS)<2週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 13億円台
【公開規模】 先週277スクリーン
トータルでは6.2億円弱となっている。
1週間の伸びは3.2億円程度だろうか。
勢いはオープニングだけという可能性はあったが、一応きちんと伸びてはいるようだ。

山下智久主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2億円→
「クロサギ」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は14.6億円となる。
祝日をもらっているので、この対比を下回るか。

往年のアニメ作品の実写映画化が続いている。
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル40億円超見込み
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2億円→
さすがにこれらのようなヒットにはなっていない。
「ヤッターマン」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は18.4億円となるが、そこまでは伸びないだろう。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2億円→
「BECK」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は13.1億円となる。
祝日公開の「カイジ 人生逆転ゲーム」との対比では14.0億円となる。
現時点では13億円台が落ち着きどころか。

「あしたのジョー」6.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「君に届け」6.2億円(トータル15.3億円)
☆「インシテミル」5.7億円(トータル12.2億円)
<2009>
☆「ドロップ」7.0億円(トータル19.5億円)
☆「BALLAD」6.3億円(トータル18.1億円)
☆「なくもんか」祝6.6億円(トータル13.5億円)
☆「カムイ外伝」5.9億円(トータル11.2億円)
これらとの対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は11.8~17.8億円となる。
祝日込みの「なくもんか」との対比で考えると12.7億円となる。
伸びは極端に低くも高くもないだろう。
「あしたのジョー」の興行収入は先週に引き続き13億円台と予想したい。
公開前個人予想は15.0億円だったが、微妙な結果となりそうだ。
もうちょっと話題になるかと思ったが、そうでもなさそうだ。


5位:「RED/レッド」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円前半(OP時~2週目11~12億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 興収20億円に向け素晴らしい出足
【公開規模】 先週297スクリーン
トータルでは10.6億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
ついに10億円を突破した。
ただ、オープニング時に、ネットには『興収20億円に向け素晴らしい出足』と書いてあったが、20億円突破はどう考えても無理だろう。

ブルース・ウィリス出演作の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ホステージ」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.6→
☆07年公開「16ブロック」不明(3億円程度か)
OP0.7→1.9→
☆07年公開「ラッキーナンバー7」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.4→3.1
☆07年公開「ダイ・ハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4
☆09年公開「サロゲート」トータル5.5億円
金1.7→3.6→4.5億円→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0→10.6億円→
さすがに「ダイ・ハード4.0」以外の他の作品には大きく差を付けている。
「サロゲート」辺りは余裕で超えてきそうだが、これらのデータからもビッグヒットにはならないだろう。
「ダイ・ハード4.0」対比では、「RED/レッド」の興行収入は13.8億円となる。
この対比は下回るのではないか。

アメコミ作品ではあるが、ややユニークなアクション作品が参考になるか。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6→30.0
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7億円→
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先3日2.0→4.3→5.7→6.5→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0→10.6億円→
これらとの対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は11.5~13.0億円となる。
13億円台がマックスラインだろうか。
「エクスペンダブルズ」対比では12.0億円となり、この辺りが落ち着きどころか。

「RED/レッド」10.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」11.8億円(トータル14.2億円)
☆「アイアンマン2」10.5億円(トータル12.0億円)
<2009>
☆「ワルキューレ」11.3億円(トータル12.5億円)
☆「チェンジリング」11.0億円(トータル12.8億円)
これらとの対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は11.7~12.8億円となる。

マックス13億円台、ミニマム11億円台というところか。
「RED/レッド」の興行収入は先週に引き続き12億円前半と予想したい。
2週目まで11~12億円と予想して、やや幅を持たせて様子を見ていたが、意外と伸びがあった。
残り2億円弱は稼げるだろう。
公開前個人予想は8.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
予想がちょっと低すぎたのかもしれない。
本当は9億円という予想にするつもりだったが、日本ではあまり受けないと考えて、直前で引き下げてしまった。


動員6位:「毎日かあさん」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 先週134スクリーン
トータルでは3.7億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
このスクリーン数ではかなり良い成績といえる。
元夫婦の共演という戦略は当たったようだ。

小泉今日子主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「グーグーだって猫である」トータル3.6億円
OP0.6→1.8→2.5→3.0→3.2
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6→3.7億円→
この対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は5.3億円となる。
この対比を超える程度となるか。

100スクリーン台のヒューマンドラマ系の興行収入は以下の通り。
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円(OP時:189SC)
OP1.0→2.9→4.5→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円見込み(OP時:108SC)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円見込み(OP時:154SC)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6→3.7億円→
これらとの対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は5.4~6.5億円となる。
かなりの伸びはありそうだが、「毎日かあさん」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
6億円台に引き上げてもいいかもしれないが、もう少し様子を見たい。
このヒットを受けて、松竹はこのままのスクリーンでいくのか、拡大公開するのかどうか気になるところ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」(20世紀フォックス)
【鑑賞度】 ×
「ハリポタ」も一度も見たことがないが、このシリーズも見たことがない。

【監督】 マイケル・アプテッド
99年「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」を筆頭に多くの作品を手掛けているが、あまり派手さは感じられない。
ただ、傑作を作ることはできないかもしれないが、ある程度のものは作れるだろう。

【キャスティング】 ベン・バーンズ、ティルダ・スウィントン
基本的にはキャストは続投される。
日本での知名度はイマイチと思われるが、あまり問題はないはずだ。

【題材】 「シリーズ」「ファンタジー」「3D」
過去のシリーズ作品は以下のとおり。
☆06年公開「ナルニア国物語」トータル68.6億円
先10.4→23.6→33.0→43.9→52.3→58.2
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
半分以上の下落となっているが、第一弾がデキスギなのだろう。
08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円がなっており、30億円台辺りは妥当なのかもしれない。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
目立つシーンだけを取り出しましたという作りで、あまり深くは考えられていないように思えるが、ファミリー層が中心なので、それでも問題はないだろう。

【支持基盤・ターゲット】 「ファミリー層」
この手の大作ファンタジー作品は強いはずだ。
子役が活躍する作品はファミリー層にピッタリ。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「インビクタス」トータル8.6億円(オープニング2日1.3億円)
☆「バレンタインデー」トータル4.1億円(オープニング2日1.1億円)
☆「恋するベーカリー」トータル4.8億円(オープニング2日0.8億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」トータル14.2億円(オープニング2日3.0億円)
<2009>
☆「ベンジャミン・バトン」トータル24.0億円(オープニング3.2億円)
☆「チェンジリング」トータル12.8億円(オープニング2日1.8億円)
☆「7つの贈り物」トータル7.9億円(オープニング1.6億円)
☆「オーストラリア」トータル5.8億円(オープニング1.4億円)
春休み需要を考えて、比較的ヒットした「パーシー・ジャクソン~」と同じ時期に公開したようだ。

【評価・予想】 30.5億円(オープニング3日5.8億円)
全世界で稼げるとは思うが、制作費が掛かりすぎるため、あまり旨みがないとディズニーが判断したのだろうか。
ディズニーから20世紀フォックスにスタジオが移った作品。
やはりアメリカではトータル103百万ドルとそれほど高くはない数字となっている。
日本においても、「ハリポタ」同様にシリーズを重ねるごとに興行収入が下がるのかもしれない。
シリーズを通して、あまりデキが良くないということだろうか。
とりあえず、前作の30億円×下落率が15%×3D加算20%と考えて、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」30.5億円と予想したい。
オープニング3日は5.8億円程度だろうか。


「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」(クロックワークス)
<38館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
見てもいいけど、ついてはいけないだろう。

【監督】 河森正治
この世界では結構有名な人だと思う。

【キャスティング】 (声優)中島愛 など
この世界では結構有名な人だと思う。

【題材】 「シリーズ」「アニメ」
過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
人気がある作品であり、今回も同程度は堅いのではないか。

【予告編・TVCM】 不明
見たことがない。

【支持基盤・ターゲット】 テレビ愛好者など
支持基盤は磐石。

【評価・予想】 6億円台(オープニング1.1億円)
よくは分からないが、前作の6.5億円と同程度となるか。
「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は6億円台と予想したい。
深く考えても仕方がないだろう。
オープニングは38スクリーンということを考える必要がある。
24スクリーンで公開された「涼宮ハルヒの消失」が参考となるか。
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
スクリーンは1.5倍だが、オープニングはこの1.2倍程度だろうか。
「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」のオープニングは1.1億円と予想したい。


「英国王のスピーチ」(GAGA)
<108+α館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ◎
アカデミー賞の本命といわれている作品であり、楽しみな作品。

【監督】 トム・フーパー
実績はないが、作品の知名度が高いので、問題はない。

【キャスティング】 コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター
日本において高い興行収入をあげにくいキャスティングだが、作品の知名度が高いので、問題はない。

【題材】 「実話」「ヒューマンドラマ」
アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
「ノーカントリー」以上、「スラムドッグ$ミリオネア」以下となりそうだ。
「ハート・ロッカー」辺りがライバルか。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・良
ユニークそうな仕上りで感動できそうな作品でもある。
日本人にも好まれるのではないか。

【支持基盤・ターゲット】 「全般」
アカデミー賞にノミネートされ、最有力候補となっている。
賞レースの主役であり、知名度は高いだろう。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「インビクタス」トータル8.6億円(オープニング2日1.3億円)
☆「バレンタインデー」トータル4.1億円(オープニング2日1.1億円)
☆「恋するベーカリー」トータル4.8億円(オープニング2日0.8億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」トータル14.2億円(オープニング2日3.0億円)
<2009>
☆「ベンジャミン・バトン」トータル24.0億円(オープニング3.2億円)
☆「チェンジリング」トータル12.8億円(オープニング2日1.8億円)
☆「7つの贈り物」トータル7.9億円(オープニング1.6億円)
☆「オーストラリア」トータル5.8億円(オープニング1.4億円)
アカデミー賞発表間近であり、相乗効果が期待できる。

【評価・予想】 9~10億円(オープニング8~9千万円)
徐々に拡大公開されるようなので、興行収入は読めないうえに、アカデミー賞作品賞を受賞するかどうかで興行収入が大きく変わってくる。
事前の予想は「ソーシャル・ネットワーク」だったが、現時点の情勢を考えると本作の受賞の可能性が高いので、受賞するという前提で予想したいところ。
たとえ受賞しても、「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円には届かないか。
「ハート・ロッカー」トータル9.0億円を超えるか超えないかの9~10億円と予想したい。
オープニングはそれほど高くはないだろう。
8~9千万円程度か。


「恋とニュースのつくり方」もスクリーン数(194 SC以上か)からランクインはしてくるだろう。
この手の作品の興行収入は厳しいものとなっているが、ハリソン・フォードなどの知名度には期待したいところ。
恋愛系ではなくて、お仕事系なので、なんとかなるだろう。
トータル3億円台、オープニング3日6~7千万円程度か。
レディースデイでの動きも期待できる。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月3週目その1)

動員1位:「GANTZ」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 28.5億円
【現時点での興行収入予想】 35~36億円
【配給会社・大手ネット期待値等】 最終興収40億円も狙える大ヒットスタート
【公開規模】 先週410スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは25.3億円となっている。
1週間の伸びは4.0億円半ば程度だろうか。
それほど盛り上がっているイメージはないが、さすがにこの手のジャンル・この手の俳優の人気は高い。
製作費40億円以上という噂があり、二作合計で80億円程度を稼げないと元を取るのは難しいが、どうなるだろうか。
評価は思ったよりも悪くはなさそうなので、ある程度の伸びは加味する必要があるか。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水04.3→05.9→08.1→祝9.6→10.2→10.6
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4億円→

二宮和也主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」
OP05.9→14.6→21.2→25.3億円→
これらとの対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は29.5~32.5億円となる。
「L change the WorLd」対比32.3億円、「デトロイト・メタル・シティ」対比32.5億円となり、通常の伸びではこの辺りが落ち着きどころとなるか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2→25.3億円→
「DEATH NOTE」シリーズ及び「BECK」以外との対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は32.5~35.6億円となる。
「20世紀少年-第1章-」対比では35.6億円となる。
二部作の第1弾ということもあり、この辺りまで伸びるのではないか。

「GANTZ」25.3億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「のだめカンタービレ後編」28.7億円(トータル37.2億円)
☆「SP野望篇」25.3億円(トータル36.3億円)
<2009>
☆「のだめカンタービレ前編」祝29.9億円(トータル41.0億円)
☆「アマルフィ」23.1億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん」22.5億円(トータル34.8億円)
☆「クローズZERO Ⅱ」22.4億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年-第2章-」23.0億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は32.8~40.0億円となる。

マックス40億円、ミニマム33億円というところか。
現時点では「SP野望篇」と同程度となっている。
同じく2部作であり、同じような地点に落ち着くか。
評価は悪くはなく、ある程度の伸びもありそうだ。
「GANTZ」の興行収入は先週に引き続き35~36億円と予想したい。
「20世紀少年」シリーズ、「のだめカンタービレ」シリーズをやや下回る程度となるか。
公開前個人予想は28.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
話題作という割にはそれほど盛り上がりを感じられなかったが、やはりこの手のジャンルは強いようだ。


動員2位:「ヒアアフター」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 10~11億円
【公開規模】 291スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7億円弱(168,791,500円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.8億円というところか』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
過去のイーストウッド監督作品のオープニング成績をみれば、だいたいの数字は読めるはずだ。
なお、「ソーシャル・ネットワーク」の1.6億円を超えるオープニングとなっている。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆06年「父親たちの星条旗」トータル17.0億円
OP1.9→5.9→8.3→10.4→12.7→14.0
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3(OP1.8)→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6(OP1.3)→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」
OP1.7億円→
同じくマット・デイモン主演作の「インビクタス/負けざる者たち」がイマイチだったが、今回も二桁前後は堅いはずだ。
主要作品との対比で考えると、「ヒアアフター」の興行収入は11.2~14.4億円となる。
鑑賞したところ、伸びがあるような作品でもなさそうだ。
金曜分を無視した「チェンジリング」対比で12.1億円なので、伸びたとしても12億円台となる。
恐らく11億円台が落ち着きどころか。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金3日2.2(OP1.6)→4.9→6.4→07.2
☆11年「ヒアアフター」
OP1.7億円→
近3作の興行収入は超えられるだろう。
金曜分を無視した「グリーン・ゾーン」対比で8.2億円となり、この辺りがミニマムラインとなる。
イーストウッド監督作品であり、多少は伸びるはずだ。

とりあえずヒューマンドラマや超自然モノを参考とする。
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆08年公開「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7→7.9
☆11年公開「ヒアアフター」
OP1.7億円→
主要作品との対比で考えると、「ヒアアフター」の興行収入は8.4~12.5億円となる。
「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円辺りがライバルか。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「インビクタス」トータル8.6億円(オープニング2日1.3億円)
☆「バレンタインデー」トータル4.1億円(オープニング2日1.1億円)
☆「恋するベーカリー」トータル4.8億円(オープニング2日0.8億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」トータル14.2億円(オープニング2日3.0億円)
<2009>
☆「マンマ・ミーア!」トータル26.0億円(オープニング2日3.5億円)
☆「ベンジャミン・バトン」トータル24.0億円(オープニング3.2億円)
☆「チェンジリング」トータル12.8億円(オープニング2日1.8億円)
☆「7つの贈り物」トータル7.9億円(オープニング1.6億円)
「インビクタス」「チェンジリング」と比較的同じ時期に公開されるようだ。

「ヒアアフター」1.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「グリーン・ゾーン」2日1.6億円(トータル7.7億円)
☆「エクスベンダブルズ」1.8億円(トータル9.2億円)
☆「第9地区」1.7億円(トータル8.3億円)
<2009>
☆「チェンジリング」2日1.8億円(トータル12.8億円)
☆「G.I.ジョー」2日1.8億円(トータル10.5億円)
☆「ウルヴァリン」2日1.8億円(トータル8.9億円)
☆「7つの贈り物」1.6億円(トータル7.9億円)
これらとの対比で考えると、「ヒアアフター」の興行収入は8.2~12.1億円となる。
マックス12億円、ミニマム8億円というところか。
イーストウッド監督作品だからといって、大きくは伸びてこないだろう。
二桁は超えると考えて、「ヒアアフター」の興行収入は10~11億円と予想したい。
公開前個人予想は12.0億円だったので、当たりといえそうだ。
感じ取りやすい作品ではないので、その辺りの影響が気になるところだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(2月第3週目)

1位となったのは新作の「身元不明」。
事前には週末3日間で24.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る21.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費3千万ドルの回収は余裕だろう。

監督は、05年「蝋人形の館」(トータル32百万ドル)、09年「エスター」(トータル42百万ドル)のジャウム・コレット=セラ。
リーアム・ニーソン主演のサスペンス・ドラマ。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「身元不明」
OP22百万ドル→
「96時間」が大ヒットしたことは知っているが、まさか連続してビッグヒットするとは思わなかった。
この手の暗めのサスペンス作品はヒットしないはずだが、評価がかなり高い。
意識を無くした主人公が、意識を戻したときには妻が自分を知らないふりをしているというような話だったと思う。
ストーリーの面白さも評価されたかもしれない。
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」を超えると思うので、「身元不明」の興行収入は9千~1億ドルとなるのではないか。
評価がかなり高いので、「96時間」の再現もあるかもしれない。


2位となったのは新作の「アイ・アム・ナンバー4」。
事前には週末3日間で31.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る19.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費6千万ドルの回収が目標となる。
マイケル・ベイがプロデュース、D・J・カルーソー監督作品。
アレックス・ペティファー主演の超能力モノのアクション。

D・J・カルーソー監督は以下の作品でヒットを飛ばしている。
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
☆08年「イーグル・アイ」トータル101百万ドル
期待は大きかったとは思うが、この手の超能力モノはあまりヒットしないと思う。

自分がイメージしていたのは以下のとおり。
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル
先34(OP27)→56→67→72→76
☆09年「PUSH 光と闇の能力者」トータル32百万ドル
OP10→19→25→28→30
☆11年「アイ・アム・ナンバー4」
OP20百万ドル→
「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は「PUSH 光と闇の能力者」の倍程度の6~7千万ドル程度が落ち着きどころか。
製作費を回収できるかが注目となる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。


3位は2週目の「Gnomeo and Juliet」。
トータルでは50百万ドルとなっている。
ディズニー系の3Dアニメ。
公開前は、それほど高い興行収入にならないと思われていたようだが、『アニメ作品であり、「Gnomeo and Juliet」はハズさないだろう』と書いたとおりとなっている。
監督は、「シュレック2」の共同監督のケリー・アズベリー。

参考となりそうなディズニー系が手掛けたアニメ作品は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「Gnomeo and Juliet」
OP25→50百万ドル→
さすがにこれらを下回りそうだ。
「Gnomeo and Juliet」の興行収入は先週に引き続き8~9千万ドル程度と考えたい。
やはりアニメ作品の安定度は堅いといえる。
ただ、評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


4位は2週目の「Just Go With It」。
トータルでは61百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルの回収は可能だろう。
アダム・サンドラー、ジェニファー・アニストン共演のラブコメ。
監督は、アダム・サンドラー作品を多く手掛けているデニス・デューガン。
この手の作品は飽きられており、当初はコケるかなと思ったが、映画紹介VTRを見て、意外と新しいタイプのラブコメと思い、ヒットすると感じた。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「Just Go With It」
OP31→61百万ドル→
デニス・デューガン監督が手掛けた作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「Grown Ups」となっている。
過去の作品より低い動きとなっているが、この程度ならば問題ないだろう。
先週に引き続き、当面は1億ドル突破が目標となると考えたい。
アダム・サンドラーもジェニファー・アニストンもまだまだ安泰のようだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。


5位となったのは新作の「Big Mommas: Like Father, Like Son」。
事前には週末3日間で21.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る17.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費32百万ドルの回収が目標となる。
監督は前作の「ビッグママ・ハウス2」を手掛けたジョン・ホワイトセル。
主演は、引き続きマーティン・ローレンス。
「バッド・ボーイズ」シリーズで有名なコメディアン俳優。

このシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「ビッグ・ママス・ハウス」トータル118百万ドル
☆06年「ビッグ・ママス・ハウス2」トータル70百万ドル
OP28→46→55→61→66
☆11年「Big Mommas: Like Father, Like Son」
OP17百万ドル→
人気が落ちているようだ。
今週公開の新作の中ではこれが一番ヒットすると思ったのだが。
「Big Mommas: Like Father, Like Son」の興行収入は4千万ドル程度か。
製作費を回収できるかが注目となる。

マーティン・ローレンス主演作や出演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Welcome Home Roscoe Jenkins」トータル42百万ドル
OP16→29→36→39→41
☆08年「College Road Trip」トータル43百万ドル
OP14→24→32→38→41
☆10年「Death at a Funeral」トータル43百万ドル(※クリス・ロック主演)
OP16→28→35→39→40
☆11年「Big Mommas: Like Father, Like Son」
OP17百万ドル→
最近のマーティン・ローレンス作品も4千万ドル台の興行収入が目立つ。
妥当なのかもしれない。
評価はかなり悪いので、伸びはないかもしれない。


6位は2週目の「Justin Bieber: Never Say Never」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費13百万ドルをあっさりと回収した。
人気の若手歌手を描いたドキュメンタリー作品。
公開前に『「Justin Bieber: Never Say Never」(の興行収入)は分からない』と書いたとおり、この手の作品は予想外にヒットすることがある。

若手歌手を扱った作品は以下のとおり。
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆09年「Hannah Montana The Movie」トータル80百万ドル
OP32→57→66→71→74
☆09年「ジョナス・ブラズーズ/ザ・コンサート 3-D」トータル19百万ドル
OP13→17→18→19→19
☆11年「Justin Bieber: Never Say Never」
OP30→48百万ドル→
週末に14百万ドル程度を稼いでいるので、平日には全く稼げていない。
「ハンナ・モンタナ」と同程度となるかと思ったが、超えることは厳しそうだ。
「Justin Bieber: Never Say Never」の興行収入は6千万ドル前後となりそうだ。
先週『6~7千万ドルとなりそうだ』と書いたが、そこまで伸びないだろう。
評価は見たこともない最悪なものとなっており、全米映画史上最低かもしれないが、ジョナス・ブラズーズのようなコケ方をしなければとりあえず問題はないだろう。


7位は13週目の「英国王のスピーチ」。
トータルでは103百万ドルとなっている。
製作費15百万ドルをあっさりと回収し、ついに1億ドルを突破した。
アカデミー賞前に盛り上がっており、「ソーシャル・ネットワーク」よりも分が良い気がしてきた。
監督は、トム・フーパー。
出演は、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ。
コリン・ファースの演技を中心として、賞レースを賑わしており、かなりの伸びがありそうだ。
なお、ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演男優賞を獲得している。
「英国王のスピーチ」の興行収入は1億2~3千万ドルまで伸びそうだ。
先週まで1億1~2千ドル程度と考えていたが、評価はかなり高く、相当に伸びがあるだろう。
アカデミー賞を受賞すれば、当然もっと伸びるだろう。

以下のような作品と似たようなこととなりそうだ。
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
04週目より拡大26→52→71→85→100→110→118→124
☆08年「スラムドッグ$ミリオネア」トータル141百万ドル
11週目より拡大56→67→77→87→098→115→125→133
☆10年「英国王のスピーチ」
05週目より拡大08→23→33→45→057→072→084→094→103
さすがにここまでは伸びないとは思うが、これらと同様にサプライズヒットとなりそうだ。


8位は3週目の「The Roommate」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
学園モノのサスペンス作品であり、さすがに学園モノは強い。
製作費16百万ドルをあっさりと回収した。
主演は、レイトン・ミースター、ミンカ・ケリーだが、キャリアは高くないだろう。
キャリアがなくても、ヒットできることが学園モノの強み。

去年、学園モノの「Easy A」がサプライズヒットした。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Roommate」
OP15→26→33百万ドル→
評価はあまり良くないので、このような伸びはないだろう。
「The Roommate」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル前後と考えたい。
ホラー、学園モノは低予算でありながら、ヒットしやすいジャンルといえる。


9位は2週目の「The Eagle」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は微妙か。
ケヴィン・マクドナルド監督、チャニング・テイタム主演の歴史アクション。
ケヴィン・マクドナルド監督は、06年「ラストキング・オブ・スコットランド」トータル18百万ドル、09年「消されたヘッドライン」トータル37百万ドルを手掛けている。
チャニング・テイタムは06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル、「G.I.ジョー」トータル150百万ドルを稼いでいるが、まだ安定度は足りないようだ。

公開前に『「The Eagle」はややハズしそうだ』と書いたとおりとなっている。
最近もニコラス・ケイジ作品がコケたように、歴史アクションは稼ぎにくいジャンル。
歴史モノの興行収入は以下のとおり。
☆10年「ロビン・フッド」トータル105百万ドル
OP36→66→83→95
☆04年「キング・アーサー」トータル52百万ドル
先24(OP15)→38→45→49
☆05年「キングダム・オブ・ヘブン」トータル47百万ドル
OP20→35→41→45
☆11年「Season of the Witch」現時点で24百万ドル
OP11→18→22→24
☆11年「The Eagle」
OP09→15百万ドル→
「Season of the Witch」を超えそうもない。
「The Eagle」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル前後と考えたい。
チャニング・テイタムは今後のためにも2千万ドルは突破させたいところだが。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはなさそうだ。


10位は5週目の「抱きたいカンケイ」。
トータルでは66百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は余裕だった。

監督は、「ゴーストバスターズ」などを手掛けたベテランのアイヴァン・ライトマン。
主演は、ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー。
ナタリー・ポートマンにとっては、アカデミー賞前にあまりイメージを壊すような作品をリリースしたくないとは思うが、ただの出演者に公開時期を決める権限などないだろう。
スタジオ側にとっては、彼女への注目が集まっている絶好の時期となった。
ナタリー・ポートマン効果だろうか、かなり粘っている。

ナタリー・ポートマンにとっては珍しいコメディ作品だが、アシュトン・カッチャーにとっては珍しくない作品。
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆10年「キス&キル」トータル47百万ドル
OP16→30→39→44→45
☆11年「抱きたいカンケイ」
OP20→40→51→60→66百万ドル→
「ベガスの恋に勝つルール」と現時点では足並みが似ているので、7千万ドル突破してくるかもしれない。
「抱きたいカンケイ」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、それほど高い伸びはないと考えたい。
アカデミー賞主演女優賞を獲得すれば、もう一伸びあるかもしれないが。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ニコラス・ケイジ主演の3Dアクション「Drive Angry」
☆オーウェン・ウィルソン主演、ファレリー兄弟の監督作品「Hall Pass」
どちらも大ヒットにはならず、普通の成績となるのではないか。
ニコラス・ケイジ主演作は今年早くも2本目となる。
声優も含めると、2005年に2本、06年に3本、07年に4本、08年に1本、09年に4本、10年に2本、11年に2本の映画に出演し、今後も「ゴーストライダー2」などが待機している凄い俳優。
これだけ稼いで、なぜ財政が破綻するのか分からない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『ヒアアフター』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(単純な感動作ではないと思われる)

イーストウッド監督作品を観ていると、たまに何が言いたいのかよく感じ取れないことがある。
「チェンジリング」や「グラン・トリノ」といった分かりやすい作品が続いていたので、もはや問題はないと思っていたが、今回は正直言って、よく感じ取れなかった。
悪い作品ではないと思うが、良い作品とも思えない。
何度か再見すると徐々に彼が言いたい事が伝わってくるので、本作も何度か観れば分かるようになるとは思うが、全体的にぼんやりとしすぎたというか、重みに欠けたような印象。
イーストウッドは、派手な演出を好まないだろうし、ドラマティックな展開を盛り上げることもないだろう。
これが彼の持ち味だと思うので、感じ取れる人が分かればよいかもしれない。

①事故死した双子の兄を忘れられない弟、②死者の声を聞くことができる孤独な労働者、③臨死体験をしたことが忘れられないニュースキャスターという三者が本作のメインキャストとなっている。
普通の映画ならば、きちんと“死”に向き合い、前向きに生きようとすることを決意する①の姿勢が描かれると思われる。
もちろん、本作もそのようなものが描かれているが、あまり心に響いてこなかった。
子役が感情を爆発させるわけではなく、子役が無口過ぎたか。
彼が苦しみや悲しみを吐露し、兄ときちんとお別れすれば、単純に泣ける映画になっただろうが、イーストウッドはもちろんそのようなことはしなかった。
また、このテーマに関して、②と③のキャラクターが親しい者の“死”に囚われているわけではないこともあるかもしれない。

死後の世界がどのようなものかといったことや、超自然的な世界が描かれているわけでもない。
死者と会話をすることができるが、現実社会では上手く生きることができない労働者がようやく分かり合えるパートナーを見つけることができるということも本作の大事なポイントとなっているが、②と③の出会いが唐突すぎるような印象を受ける。
もしディケンズが好きでなかったら、もしあの朗読者のことを好きでなかったら、もし少年を助けなかったら、もし手紙を書かなかったら、という運命の糸のようなものが絡まっている面白さはあるものの、この辺りもイーストウッドらしく淡々とした仕上りとなっている。
①と②と③の出会いにより、何かキセキのようなことが起きるというドラマティックな展開ではない気がする(①には地下鉄爆破を回避するようなミラクルはあるのだが)。
もっとも、①②③のキャラクターが抱える悩みというものが、現在の自分とはかけ離れているので、上手く理解し感じ取ることができないのだろう。
また、自分が精神的に若すぎて、やはりイーストウッド作品を理解できるレベルに達していないのかもしれないので、もうちょっと後にもう一回観た方がいいのかもしれない。

全体的に上手く感じ取れなかったが、フランス人のニュースキャスターが洪水に巻き込まれるシーンや料理教室のシーンは見事と言わざるを得ない。
洪水はCGなのでどうでもよいが、その後の溺れるシーンはそう簡単に撮れるものではないだろう。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月2週目その4)

15位:「ジーン・ワルツ」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 6.5億円
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 201スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円弱となっている。
1週間の伸びは7.8千万円弱程度だろうか。
いくら東映作品だからといって、ここまで酷いことになるという発想はなかった。
ある程度の人気がある菅野美穂主演作であり、ある程度の知名度がある海堂尊原作作品である。

本作は、「チーム・バチスタの栄光」で有名な海堂尊の原作作品である。
シリアスな雰囲気もあるので、医療モノの「孤高のメス」も参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→08.5
☆10年「孤高のメス」トータル5.0億円
OP0.7→2.3→3.4→4.1→4.6→
☆11年「ジーン・ワルツ」
OP0.4→1.2億円→
これらとの対比で考えると、「ジーン・ワルツ」の興行収入は2.5~2.6億円となる。
どうやら2億円台となりそうだ。
まさか1億円台では止まらないだろう。

「ジーン・ワルツ」1.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「花のあと」1.1億円(トータル3.0億円)
☆「ゼブラーマン」1.2億円(トータル1.7億円)
☆「パラノーマル・アクティビティ第2章」1.2億円
☆「瞬 またたき」1.1億円
☆「君が踊る、夏」1.0億円
☆「さらば愛しの大統領」1.2億円
<2009>
☆「鴨川ホルモー」1.3億円(トータル3.0億円)
☆「キラー・ヴァージンロード」1.2億円
☆「引き出しの中のラブレター」1.0億円
海堂尊の原作作品でなければ、これらと同程度になるのは分かるが、理解に苦しむ。
「ジーン・ワルツ」の興行収入は2億円台と予想したい。
平日には多少伸びるだろう。
公開前個人予想は6.5億円だったので、当然ハズれとなる。
地味な作品なのは分かるが、いったい何が理由でここまで壮絶にコケたのだろうか。
宣伝もそれなりに打っており、デキは良くないらしいが、内容も多少気になるはずだ。


16位:「グリーン・ホーネット」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 6.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円半ば(OP時6億円台)
【公開規模】 388スクリーン(先週比-46スクリーン)
2.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.1億円弱となっている。
1週間の伸びは6.5千万円半ば程度だろうか。
日本では知名度のない主演作品であり、さすがに日本では厳しい。
3D単価でなければ、悲惨だっただろう。

本作はアメコミ作品ではないが、ヒーローモノが参考になるか。
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金3日2.3→6.6→8.5
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
OP1.5→4.6→7.7→8.6
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP1.5→3.4→4.4→5.1億円→
これらとの対比で考えると、「グリーン・ホーネット」の興行収入は5.3~6.2億円となる。
5億円台となりそうだ。

「グリーン・ホーネット」5.1億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エアベンダー」5.2億円(トータル6.0億円)
☆「エクリプス/トワイライト・サーガ」5.0億円
<2009>
☆「イングロリアス・バスターズ」5.7億円(トータル6.5億円)
☆「スター・トレック」5.4億円(トータル6.0億円)
☆「オーストラリア」5.6億円(トータル5.8億円)
☆「愛を読むひと」5.1億円
主要作品との対比で考えると、「グリーン・ホーネット」の興行収入は5.3~5.9億円となる。
マックス6億円、ミニマム5億円程度か。
もはや伸びはないだろう。
「グリーン・ホーネット」の興行収入は先週に引き続き5億円半ばと予想したい。
あと3~5千万円程度は上乗せできるはずだ。
OP時には6億円台と予想したが、そこまで伸びないだろう。
公開前個人予想は6.0億円だったので、当たりそうだ。
この手の日本での知名度が低い主演の作品は、この程度でも仕方がないだろう。


順位不明:「劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来」(東宝・テレビ東京)<8週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 17億円半ば(4~5週目18.0億円、3週目21.0億円)
トータルでは17.2億円となっている。
1週間の伸びは1千万円程度か。
そろそろ店じまいの時期か。
「クレヨンしんちゃん」を上回る成績となっており、初の映画化は大成功となりそうだ。
ヒットしそうな雰囲気もあったが、ここまでのヒットになるとは思わなかった。
シリーズ化されるのではないか。

東宝による年末のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「劇場版どうぶつの森」トータル17.0億円
OP2.4→4.6→8.7→祝14.4→15.6→16.2→16.3→16.4
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0→
☆10年「劇場版イナズマイレブン」
4日5.4→10.5→祝15.2→16.0→16.6→17.0→17.2→17.2→
「劇場版どうぶつの森」を超えた。
冬休み終了後の動きが注目だったが、さすがに伸びはなかった。
配給会社は『口コミで伸びていくはず』という期待をしていたが、無理だったようだ。

去年東宝で公開されたアニメ作品は以下のとおり。
☆10年「ポケットモンスター」トータル41.6億円
6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7
☆10年「名探偵コナン」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆10年「ドラえもん」トータル31.6億円
5.5→9.7→祝15.3→20.2→27.7→29.9→30.3
☆10年「クレヨンしんちゃん」トータル12.5億円
2.7→4.9→7.7→11.2→11.7→12.0
☆10年「劇場版イナズマイレブン」
4日5.4→10.5→祝15.2→16.0→16.6→17.0→17.2→17.2億円→
「クレヨンしんちゃん」を楽に超えている。
「劇場版イナズマイレブン」の興行収入は先週に引き続き17億円半ばと予想したい。
残り2千万円程度の上乗せはギリギリ可能か。
3週目21.0億円、4~5週目18.0億円と予想したが、さすがに休みが終われば、厳しくなってしまうようだ。
公開前個人予想は12.0億円だったので、ハズレとなる。
アニメも知らない、ゲームも知らないので、人気の高さがよく分からない。
10億円+3D加算という予想でもしょうがない。


順位不明:「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(東宝・TBS)<11週目>
【公開前個人予想】 50億円
【現時点での興行収入予想】 40億円半ば(8週目~42.5億円、OP時~2週目49億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】
週明け:「興収50億円以上を見込める大ヒットスタート」、
公開日直後:「興収80億円を視野に入れたスタート。正月映画No.1を目指したい」
トータルでは40.2億円となっている(土日の数字が入っているかは不明)。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
ついに40億円を突破したが、ビッグヒットとは言えない結果となりそうだ。

去年公開された以下の実写邦画作品には完全に負けた。
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
5週目31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.6→40.0→40.2億円→
これらを大きく下回っている。

監督の山崎貴は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズが有名だ。
☆05年「ALWAYS 三丁目の夕日」トータル32.3億円
☆07年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
5週目33.4→36.3→38.2→祝39.8→不明→43.1
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
5週目31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.6→40.0→40.2億円→
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円を超えることはできそうもない。

木村拓哉主演の興行収入は以下のとおり。
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
☆07年「HERO」トータル81.5億円
5週目祝66.6→70.5→73.8→76.3→78.2→79.2
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
5週目31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.6→40.0→40.2億円→
「HERO」に比べると約半分の動きとなっている。
「武士の一分」は超えたいところだが、厳しそうだ。
しかし、この題材でここまで稼げるということは木村拓哉の人気であり、それを評価した方がいいかもしれない。
まだ数千万円程度の上乗せが可能と思われるので、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の興行収入は先週に引き続き40億円半ばと予想したい。
OP時~2週目49億円、8週目まで42.5億円と予想していたが、さすがに伸びがなかった。
公開前個人予想は50億円だったので、当たりとは言えないが、それほど悪くはなかったか。


順位不明:「武士の家計簿」(アスミック・松竹・テレビ朝日)<11週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 14億円前半(7~9週目14億円、6週目13億円、3週目15億円、2週目12億円)
舞台となった石川県で先行公開されていたので1週上乗せされている。
トータルでは14.2億円となっている(土日の数字が入っているかは不明)。
1週間の伸びは1千万円程度だろうか。
大台の10億円を楽に突破している。
年配層も若い層も鑑賞できる映画だけに、伸びは高かった。

参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆06年「大奥」トータル22.0億円(※仲間由紀恵版)
OP2.4→6.7→祝14.0→16.8→19.1→20.4
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆10年「武士の家計簿」
5週目10.4→祝12.3→13.0→13.5→13.9→14.1→14.2億円→
「十三人の刺客」を超えない程度か。
14億円後半までは伸びないと思われるので、「武士の家計簿」の興行収入は先週に引き続き14億円前半と予想したい。
もはや数千万円程度の上乗せしかできないだろう。
オープニング時(2週目)は12億円、その次週の3週目は15億円と上方修正し、6週目に13億円と下方修正し、7~9週目まで14億円と予想したが、6週目の下方修正が強すぎたようだ。
年配層だけではなくて、若い層も鑑賞できる作品であり、観客層には幅もあると思ったので、その方向で進めればよかった。
公開前個人予想は15.0億円だったので、ほぼ予想どおりといえそうだ。
作品的に、大きくはヒットもせず、コケずという順当の結果となったのではないか。


順位不明:「アンストッパブル」(20世紀フォックス)<6週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 10億円後半(5週目11億円前半、3~4週目11億円後半、OP~2週目13.0億円)
トータルでは10.5億円となっている(土日の数字が入っているかは不明)。
1週間の伸びは1千万円程度か。
打ち切られてしまったのだろうか。
しかし、正月明けという公開時期が良く、10億円を突破している。
評価も割と高く、競合する作品もあまりないという強みがあった。

トニー・スコット監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円(※年末公開)
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆11年公開「アンストッパブル」
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5億円→
8~10億円程度が水準となりそうだ。
『「マイ・ボディガード」「デジャヴ」「サブウェイ123激突」ともに、デンゼル・ワシントン主演作であり、当然この程度となるだろう』と思ったが、大きく超えてきそうだ。

上述外のデンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下のとおり。
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5億円→
「ザ・ウォーカー」などの例外はあるが、10億円前後を安定して稼げる俳優。
「アメリカン・ギャングスター」を超えてしまった。

11億円前半と予想していたが、打ち切られた可能性もあり、「アンストッパブル」の興行収入は10億円後半と予想したい。
1~2千万円の上乗せは可能だろう。
OP時~2週目まで13.0億円、3~4週目まで11億円後半と予想していたが、そこまでは伸びなかった。
オープニングがやや高すぎたので、期待してしまったようだ。
公開前個人予想は9.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
このコンビがややイマイチなところがあったので、高めにも予想しにくいところがあった。
アメリカでは現在81百万ドルとなっている。
「デジャヴ」トータル64百万ドル、「サブウェイ123激突」トータル65百万ドルを大きく上回る成績となっており、日米ともに2作品を超えるようだ。


順位不明:「犬とあなたの物語 いぬのえいが」(アスミック)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円後半(OP~2週目2億円台)
トータルでは1.5億円となっている。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
動物モノは比較的当たりやすいが、本作はメジャー系ではない。
オムニバス系で内容もよく分からないのでヒットしそうもないと考えて予想はしなかったが、その予想は当たったようだ。
ある程度の伸びはあるとは思うが、高い伸びはなさそうなので、動物モノと比較しても仕方がないだろう。

「犬とあなたの物語 いぬのえいが」1.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」1.9億円
☆「瞬 またたき」1.9億円
☆「君が踊る、夏」1.8億円
<2009>
☆「レイン・フォール」1.3億円
微妙な作品と肩を並んでいる。
比較的粘りはありそうなので、「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の興行収入は先週に引き続き1億円後半と予想したい。
2週目まで2億円台と予想していたが、あと5千万円の上乗せは厳しいだろう。
豪華キャストや動物モノという題材を踏まえると、ヒットとはいえないが、スクリーン数などを踏まえると、この程度でも仕方がないのか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月2週目その3)

2位:「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」(東宝・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日の金曜日を含めた3日間で3.9億円のオープニングを飾った。
土日2日間では2.5億円半ば程度だったようだ。
先週『祝日の金曜日からのオープニング3日間は2.1億円程度か』と書いたので、大きくハズしている。
公開前に『若年層からも年配層からも受けにくいだろう』と書いたように、年配層が動きそうな作品ではないと考えたが、50歳代が観客の3割程度だったようだ。
実話モノであり、描かれる人物もある程度有名なのだろうか。
年配層が動いてしまい、「真夏のオリオン」のようなことはなかった。
年配向け映画が欠如しており、その辺りの影響もあったか。

戦争映画は「硫黄島からの手紙」「男たちの大和」など、ハマればビッグヒットになるものも多いが、あまり好まれるジャンルでもないと思っている。
近年の戦争モノは以下の通り。
☆06年「出口のない海」トータル不明(8~9億円程度か)
OP1.3→3.8→5.2→
☆07年「俺は、君のためにこそ死ににいく」トータル10.8億円
OP1.8→4.7→6.8→8.1→8.9
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
祝3日3.9(2日2.6)億円→
これらとの対比で考えると、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は13.5~18.0億円となり、祝日を加えると14.8~19.3億円となる。
年配向けなので、伸びがあるとは思うが、それほど高いものでもなさそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「サヨナライツカ」トータル12.0億円(オープニング1.3億円)
☆「おとうと」トータル21.0億円(オープニング2.4億円)
☆「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円(オープニング2.0億円)
☆「交渉人 THE MOVIE」トータル6.3億円(オープニング2日1.0億円)
<2009>
☆「誰も守ってくれない」トータル6.4億円(オープニング1.1億円)
☆「20世紀少年 第2章」トータル30.1億円(オープニング6.2億円)
☆「旭山動物園物語」トータル9.0億円(オープニング1.1億円)
☆「少年メリケンサック」トータル10.2億円(オープニング2.0億円)
「おとうと」並のオープニングだが、20億円突破はどうだろうか。

「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」祝3日3.9(2日2.6)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」2.4億円(トータル23.2億円)
☆「悪人」2.5億円(トータル19.8億円)
☆「十三人の刺客」2.3億円(トータル16.0億円)
☆「君に届け」2.3億円(トータル15.3億円)
<2009>
☆「沈まぬ太陽」2.5億円(トータル28.0億円)
☆「僕の初恋をキミに捧ぐ」2.8億円(トータル21.5億円)
☆「BALLAD」2.3億円(トータル18.1億円)
「沈まぬ太陽」以外との対比で考えると、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は17.3~25.1億円となり、祝日を加えると18.6~26.4億円となる。
「十三人の刺客」対比18.1億円となり、祝日を加えると19.3億円となる。
年配向けなので動向が読みにくいが、20億円突破まではないだろう。
「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は17~18億円と予想したい。
公開前個人予想は7~8億円だったので、ちょうど10億円ズレた。
当たりそうとは思わなかったが、いい勉強になったと思うしかない。


3位:「あしたのジョー」(東宝・TBS)<1週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 13億円台
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日の金曜日を含めた3日間で3.0億円のオープニングを飾った。
土日2日間では1.9億円半ば程度だったようだ。
先週『(オープニングは)3.0億円程度か』と書いたので、予想どおりとなっている。

山下智久主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0(2日1.9)億円→
「クロサギ」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は11.3億円となり、祝日分を足すと12.4億円となる。
それほど話題にはなっていないが、多少は伸びてくるのではないか。

往年のアニメ作品の実写映画化が続いている。
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル40億円超見込み
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0(2日1.9)億円→
さすがにこれらのようなヒットにはなっていない。
「ヤッターマン」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は13.0億円となり、祝日分を足すと14.1億円となる。
この辺りがマックスラインか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0(2日1.9)億円→
「DEATH NOTE」シリーズ以外との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は9.2~12.7億円となり、祝日分を足すと10.3~13.8億円となる。
祝日公開の「カイジ 人生逆転ゲーム」との対比では12.7億円となる。
伸びがない可能性もあるが、13億円程度が落ち着きどころか。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「サヨナライツカ」トータル12.0億円(オープニング1.3億円)
☆「おとうと」トータル21.0億円(オープニング2.4億円)
☆「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円(オープニング2.0億円)
☆「交渉人 THE MOVIE」トータル6.3億円(オープニング2日1.0億円)
<2009>
☆「誰も守ってくれない」トータル6.4億円(オープニング1.1億円)
☆「20世紀少年 第2章」トータル30.1億円(オープニング6.2億円)
☆「旭山動物園物語」トータル9.0億円(オープニング1.1億円)
☆「少年メリケンサック」トータル10.2億円(オープニング2.0億円)
「ゴールデンスランバー」「少年メリケンサック」と同程度のオープニングだったようだ。

「あしたのジョー」祝3日3.0(2日1.9)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「十三人の刺客」2.3億円(トータル16.0億円)
☆「君に届け」2.3億円(トータル15.3億円)
☆「インシテミル」2.1億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」2.0億円(トータル11.5億円)
<2009>
☆「BALLAD」2.3億円(トータル18.1億円)
☆「GOEMON」2日2.0億円(トータル14.3億円)
☆「なくもんか」2.1億円(トータル13.5億円)
☆「少年メリケンサック」2.0億円(トータル10.2億円)
これらとの対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は9.7~15.0億円となり、祝日分を足すと10.8~16.1億円となる。
「君に届け」との対比で考えると12.6億円となる。
伸びは極端に低くも高くもないだろう。
「あしたのジョー」の興行収入は13億円台と予想したい。
予想どおりのオープニングではあったが、公開前の予想の15億円までは伸びるような気がしなくなった。
もうちょっと話題になるかと思ったが、そうでもなかった。


6位:「パラノーマル・アクティビティ2」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円後半
【公開規模】 169スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日の金曜日を含めた3日間で1.2億円弱のオープニングを飾った。
土日2日間では0.7億円だったようだ。
先週『祝日の金曜日からのオープニング3日間は1.0億円程度か』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
ホラーモノは若年層を中心に需要はあるので、ある程度は稼げる。
さすがに前作に比べると、低い数字となるのは仕方がないことだろう。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2(2日0.7)億円→
前作を超えないのではないか。
「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は3~4億円というところか。
祝日分を加えると4億円に乗るかもしれない。
本家ということもあり、「TOKYO NIGHT」は超えたいところだ。

中堅どころのホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE 4TH KIND フォース・カインド」トータル5.5億円
金3日1.1(0.8)→2.9→3.9→4.7→5.2
☆08年「ミラーズ」トータル4.1億円
不明→2.5→不明→3.9
☆08年「ミスト」トータル3.6億円
OP0.8→2.0→2.7→3.2→3.4
☆09年「スペル」
金0.6→1.4
☆10年「ウルフマン」
金0.6→1.5
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2(2日0.7)億円→
これらとの対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は3.2~4.8億円となる。
「スペル」「ウルフマン」を超えそうだが、「ミスト」「ミラーズ」辺りというところか。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「サロゲート」トータル5.5億円(オープニング3日1.7億円)
☆「Dr.パルナサスの鏡」トータル7.0億円(オープニング1.3億円)
☆「ラブリーボーン」トータル7.0億円(オープニング2日1.4億円)
☆「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円(オープニング1.0億円)
☆「インビクタス」トータル8.6億円(オープニング2日1.3億円)
<2009>
☆「チェ/39歳 別れの手紙」トータル4.0億円(オープニング0.8億円)
☆「マンマ・ミーア!」トータル26.0億円(オープニング2日3.5億円)
☆「ハイスクール・ミュージカル」不明(オープニング2日0.7億円)
☆「ベンジャミン・バトン」トータル24.0億円(オープニング3.2億円)
☆「フェイクシティ」トータル1億円台か(オープニング0.5億円)
前作と同じ時期に公開されるようだ。
これらとの対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は3.5~5.3億円となる。
伸びがある作品ではないだろう。

「パラノーマル・アクティビティ2」祝3日1.2(2日0.7)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソウ ザ・ファイナル」0.7億円(トータル3.6億円)
☆「キャッツ&ドッグス」0.7億円(トータル3.0億円)
<2009>
☆「そんな彼なら捨てちゃえば?」0.7億円(トータル4.6億円)
☆「レボリューショナリー・ロード」0.8億円(トータル3.8億円)
☆「トワイライト~初恋~」0.7億円(トータル3.5億円)
これらとの対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は3.0~4.6億円となる。
伸びがある作品ではないので、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は公開前の予想どおり3億円後半と予想したい。
祝日分を足したとしても大きな違いはないだろう。


14位:「洋菓子店コアンドル」(アスミック)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 100スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日を含めた3日間で3.7千万円半ばのオープニングを飾った。
土日2日間では2.3千万円となるようだ。
スクリーン数も少なく、ランキングできる作品ではないので、予想はしなかった。
1億円台の興行収入となるだろう。
悪い映画ではないと思うが、ヒットできる作品でもない。


17位:「幸せの始まりは」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円前後
【公開規模】 97スクリーン(先週比±0スクリーン)
祝日を含めた3日間で2.6千万円半ばのオープニングを飾った。
土日2日間では1.7千万円となるようだ。
スクリーン数も少なく、ランキングできる作品ではないので、予想はしなかった。
1億円を超えるかどうかというところか。
製作費1億2千万ドルの大作映画だが、アメリカでも30百万ドルしか稼げなかった。
アメリカでは人気のリース・ウィザースプーン主演作であり、監督も「恋愛小説家」などの実績のあるジェームズ・L・ブルックス。
それほど悪そうな映画ではないが、なぜこうなってしまったのだろうか。
ロン・ハワード監督作品の「僕が結婚を決めたワケ」(40SC、OP 6百万円)もそうだが、この手の作品は日本では絶望的かもしれない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(2月第3週目)

☆浅野忠信が大作映画「マイティ・ソー」に出演
ナタリー・ポートマンやアンソニー・ホプキンスなどが出演するアメコミ作品。
もちろん主役級ではないだろうが、それなりに重要な役柄のようだ。
いきなり大作映画の出演とはやや驚きであり、見てみようと思う。
ケネス・ブラナー監督の3D映画であり、日本では今年の7月に公開される。


☆スコセッシ監督作品にディカプリオが出演か
何度もコンビを組んでいる二人だが、回顧録「ウォール街狂乱日記-「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生」の映画化で再びタッグを組む模様。
「ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」というタイトルとなる見込み。
「アビエイター」で実在の人物を描いており、そのデキも良かったので、今回も良い作品に仕上がるのでないか。


☆「300<スリーハンドレッド>」の前章が映画化
どうやら「クセルクセス」というタイトルとなりそうである。
ザック・スナイダー監督が「スーパーマン」の新作に取り組んでいるため、ガイ・リッチーにオファーした模様。
ガイ・リッチーにも「シャーロック・ホームズ」の新作があると思うが、それが済んだ後ということだろうか。
もちろん主役ではないだろうが、ジェラルド・バトラーも出演する見通し。
ザック・スナイダーと同じような仕上りとなるのか、全く異なるような映画になるかは楽しみなところ。


☆「貞子」が3D映画化
テレビから出てくるシーン以外に3Dのメリットがあるかは微妙。
凶器が飛び交い、血しぶきが舞うようなハリウッドホラーではないのだから、あまり3Dの意味はないような気がするが、宣伝のネタとしてはいいのかもしれない。
いまさら続編を製作しても新味には欠けるので、仕方のない戦略か。
製作は角川となっている。


☆「ダイ・ハード」新作の監督が決定
イスラエル出身のノーム・ムーロに決まったとのこと。
あまり監督実績はないようだが、CMでの実績は豊富であり、その点が評価された模様。
CM出身者が成功している例は多いが、「トロン:レガシー」のようなケースもあるので、あまり信用はできない。
脚本のデキもあまり良くないようであり、書き直しが進められているとのことであり、こちらに関しても問題がありそうだ。
2012年公開予定とのことだが、終わって欲しくない人気シリーズなので、慎重に物事を運んで欲しいところだ。


☆リドリー・スコット監督作品「プロメテウス」にシャーリーズ・セロンが出演
主役は「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパスに決定していたが、彼女の出演で本作はもっと盛り上がりそうだ。
主要キャラクターが5人いるようであり、マイケル・ファスベンダーの主演が決まっており、残り2人の動向が注目される。
2012年6月8日全米公開となっている。
「エイリアン」の前章という位置付けで企画がスタートしたが、アイディアが膨らんだためか、「エイリアン」とは全く異なる世界観の作品になる見込み。


☆「RAILWAYS」の第二弾が製作
富山県が舞台となる。
第一弾は島根県が舞台となり、6.3億円の興行収入をあげた。
驚くような高い興行収入にはならないと思うが、感動作品に仕上げやすく、年配層を中心として全般層にアピールできる。
「寅さん」「釣りバカ」などの松竹お得意の地方ロケで、その地方の鑑賞も高いということがメリットだろうか。
こういう企画は興行収入を度外視してもよいかもしれないが、鉄道も人気となっており、製作費が掛からないようであれば、ビジネスとしてはそれほど悪くはないかもしれない。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月2週目その2)

9位:「僕と妻の1778の物語」(東宝・フジテレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円前半(OP時~4週目11.5億円)
【公開規模】 315スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは10.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.5千万円程度だろうか。
派手さはないが、堅実に伸ばして、ついに10億円を突破した。
引き続き、レディースデイなどでの動員に期待したいところ。

草なぎ剛主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
OP0.5→01.6→02.2→02.5→02.7
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→06.3→09.3→13.6→15.5→祝16.8
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5億円→
「BALLAD」対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.3億円となる。
伸びが高ければこの辺りは稼げるが、どうなるだろうか。

竹内結子の主な出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
☆05年「春の雪」トータル12.7億円
☆07年「クローズド・ノート」トータル9.5億円
☆07年「ミッドナイト・イーグル」トータル7.8億円
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→8.5
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→5.0→7.5→9.2→10.5億円→
実績は高いが、作品に恵まれてのもの。
主要作品との対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は11.7~12.1億円となる。
12億円突破できるかが注目となりそうだ。

難病系関連作品は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5
☆07年「Life 天国で君に逢えたら」トータル17.0億円
OP1.9→06.7→09.9→祝12.8→祝14.7→15.5
☆06年「タイヨウのうた」トータル10.5億円
OP1.3→03.5→05.5→07.2→08.3
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5億円→
ハマれば、30億円も期待できるジャンル。
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.1~13.8億円となる。
「Life 天国で君に逢えたら」対比では12.1億円となる。
この辺りまで伸びるだろうか。

「僕と妻の1778の物語」10.5億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インシテミル」11.2億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」10.0億円(トータル11.5億円)
<2009>
☆「なくもんか」12.2億円(トータル13.5億円)
☆「カムイ外伝」10.2億円(トータル11.2億円)
☆「ゼロの焦点」9.2億円(トータル10.1億円)
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は11.4~12.1億円となる。
感動ヒューマンドラマであり、ある程度の伸びは加味する必要がある。

マックス13億円、ミニマム11億円というところか。
派手さがなく、あまりに過度の期待もしにくいところはあるが、12億円前後まで近いところまで伸びてきそうだ。
「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12億円前半と予想したい。
OP時~4週目まで11.5億円と予想していたが、もう一伸びはありそうだ。
残り1.5億円程度の上乗せが必要となるが、3~4週間でこの程度稼ぐだろう。
公開前個人予想は19.0億円だったので、ハズれそうだ。
主演・テーマを考えるとあまり低くは予想できなかった。


10位:「相棒-劇場版Ⅱ-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」(東映・テレビ朝日)<8週目>
【公開前個人予想】 52.0億円
【現時点での興行収入予想】 34億円台(6週目~38.0億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】『男たちの大和』(51.1億円)越えも十分にありえる
【公開規模】 306スクリーン(先週比-19スクリーン)
3.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは30.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.0千万円程度だろうか。
30億円をついに突破した。
悪い成績ではないが、爆発しているという印象がない。
週毎の動きは以下のとおり。
OP4日5.8→2週目6.6→3週目8.4→4週目3.0→5週目2.6→6週目1.9→7週目1.3→8週目0.9億円となる。
大きくは稼げていないが、4週目以降も大きな落ち込みはないことは評価できる。

シリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「相棒」トータル44.4億円
5週目36.2→38.9→40.7→42.2
☆09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」トータル7.7億円
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
5週目26.4→28.3→29.6→30.5億円→
08年「相棒」との対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32.1億円となる。
公開前には前作を余裕で超えると思ったのだが、興行収入というものは分からないものだ。

事件モノドラマの映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
5週目祝66.6→70.5→73.8→76.3→78.2
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5週目祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
5週目26.4→28.3→29.6→30.5億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32.6~33.4億円となる。
まだまだ粘りそうであり、この対比を超えてくるか。

正月映画は特殊のため、例年の正月映画と比べてみたい。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
5週目32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
5週目26.4→28.3→29.6→30.5億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は33.1億円となる。

マックス33億円、ミニマム32億円となるか。
伸びはまだまだ続くと期待できるので、マックスは超えるが、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は先週に引き続き34億円台と予想したい。
2週前まで38.0億円と予想していたが、期待が過度すぎた。
現在放送中のドラマの視聴率も過去最高を記録しているようであり、勢いはまだまだ止まらないとは思うのだが。
残り3.5億円以上は稼げるだろう。
公開前個人予想は52.0億円だったので、ハズレとなる。
たとえ34億円を稼げたとしても、「相棒」トータル44.4億円から2割半ばの減少となる。
現在の人気を考えると、増えることはあっても減ることはないと思ったが、難しいものだ。


11位:「ザ・タウン」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 261スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.5億円となっている。
1週間の伸びは9.8千万円半ば程度だろうか。
公開前は『本来ならば2~3億円程度の映画と思われる。伸びがありそうなので、「ザ・タウン」の興行収入は5.0億円と予想したい』と書いたが、やっぱり2~3億円の映画だったようだ。
ベン・アフレック監督デビュー作はDVDスルーされたように、高い興行収入を稼げる作品ではないようだ。
ただ、アメリカでは92百万ドルというヒット作品となっている。
「アンストッパブル」トータル81百万ドル、「ナイト&デイ」トータル76百万ドル、「バイオハザード」トータル60百万ドルを大きく超えているのだが、日本では難しいようだ。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆04年公開「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→3.8→5.6→6.5
☆11年公開「ザ・タウン」
OP0.5→1.5億円→
主要作品との対比で考えると、「ザ・タウン」の興行収入は2.9~3.9億円となる。
アカデミー賞作品賞にノミネートされているわけでもなく、高い伸びはないだろう。
助演男優賞を取れれば、多少は伸びるかもしれないが、期待しにくい。

「ザ・タウン」1.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「噂のモーガン夫妻」1.7億円(トータル3.0億円)
☆「パリより愛をこめて」1.6億円
☆「ウルフマン」1.5億円
<2009>
☆「男と女の不都合な真実」1.5億円(トータル2.9億円)
☆「ザ・バンク」1.5億円
☆「スペル」1.4億円
これらのような微妙な作品と肩を並べるとは思わなかった。
マックス3億円、ミニマム2億円だろう。
多少は伸びると思うので、「ザ・タウン」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は5.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
アメリカで絶賛されていたので、期待が高すぎたようだ。
実際、作品自体は悪くはないが、伸びてはこないだろう。


12位:「白夜行」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 4億円半ば(OP時~2週目5.0億円)
【公開規模】 210スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.2億円弱となっている。
1週間の伸びは9.1千万円半ば程度だろうか。
一応ギリギリのラインの伸びをみせている。
①過去にドラマ化されている、②堀北真希主演作、③作品的に暗いなどということもあり、ヒットは望みにくい。
東野圭吾原作ということもあり、年配層が見てくれればよいが、堀北真希主演作では敬遠されるだろう。

去年公開された以下の作品に勝てればよいのではないか。
☆10年「FLOWERS」
OP0.5→2.0→2.9→3.6→
☆10年「雷桜」
金0.9→2.3→3.3→3.8→
☆11年「白夜行」
OP0.8→2.3→3.2億円→
「雷桜」と同じようなペースとなっている。
4億円台というところか。
相手は東宝作品なので、相手に不足はないだろう。

「白夜行」3.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソラニン」3.5億円(トータル5.8億円)
☆「孤高のメス」3.4億円(トータル5.0億円)
☆「座頭市 THE LAST」3.3億円(トータル4.0億円)
☆「矢島美容室」3.2億円(トータル3.9億円)
☆「雷桜」3.3億円
<2009>
☆「おっぱいバレー」3.2億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」3.5億円(トータル4.8億円)
☆「風が強く吹いている」3.2億円(トータル4.5億円)
これらとの対比で考えると、「白夜行」の興行収入は3.9~5.3億円となる。

マックス5億円台、ミニマム3億円台というところか。
平日にも稼げそうなので、ある程度の伸びは加味したいところだが、4億円台となりそうだ。
「白夜行」の興行収入は4億円半ばと予想したい。
先週まで5.0億円と予想していたが、そこまでの伸びはないだろう。
残り1.3億円程度は稼げるだろう。
公開前の予想には近く、当たりそうだ。
堀北真希は自身の幅を広げようと頑張っているとは思うが、頑張りだけでは高い興行収入にはならない。
彼女の人気だけでは限界があり、この程度でも仕方のない結果といえる。


13位:「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 6.5億円
【現時点での興行収入予想】 3億円後半(OP~2週目4億円台)
【公開規模】 257スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.3億円弱となっている。
1週間の伸びは5.3千万円半ばとなっている。
平日はほとんど稼げていなかったが、祝日を1日もらった分伸びている。

シリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」
OP1.1→2.1→2.8→3.3億円→
これらとの対比で考えると、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は3.8億円となる。
この時期の特撮シリーズも定番となりつつあると思ったが、それほど簡単にはいかないようだ。
10年以下、09年以上となり、伸びても4億円突破できるかどうかとなりそうだ。

夏や正月の「ライダー」シリーズと比べるのは酷なので、春や秋に公開されたライダー作品の興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年 第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」
OP2.3→4.0→(トータル4.7億円見込み)
☆10年 第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4→3.9→(トータル4億円見込み)
☆10年 第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」
OP2.0→3.5→4.1→
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」
OP1.1→2.1→2.8→3.3億円→
これらとの対比で考えると、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は3.8~4.1億円となる。
「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は先週に引き続き3億円後半と予想したい。
2週目まで4億円台と予想していたが、そこまでの伸びがなかった。
残り4~5千万円程度の上乗せは可能だろう。
公開前個人予想は6.5億円だったので、予想が高すぎた。
過去よりもスクリーン数がかなり増えているので、高めに予想せざるを得なかった。
さすがに「ライダー」シリーズほどの人気はないようだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月2週目その1)

1位:「GANTZ」(東宝・日本テレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 28.5億円
【現時点での興行収入予想】 35~36億円
【配給会社・大手ネット期待値等】 最終興収40億円も狙える大ヒットスタート
【公開規模】 410スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは21.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.6億円程度だろうか。
動員ベースでは「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」に負けるが、興行収入ベースでは1位となる。
それほど盛り上がっているイメージはなかったが、さすがにこの手のジャンル・この手の俳優の人気は高い。
製作費40億円以上という噂があり、二作合計で80億円程度を稼げないと元を取るのは難しいが、どうなるだろうか。
評価は思ったよりも悪くはなさそうなので、ある程度の伸びは加味する必要があるか。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水04.3→05.9→08.1→祝9.6→10.2→10.6
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4億円→

二宮和也主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」
OP05.9→14.6→21.2億円→
これらとの対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は29.3~34.2億円となる。
「L change the WorLd」対比33.0億円、「デトロイト・メタル・シティ」対比34.2億円となり、通常の伸びではこの辺りが落ち着きどころとなるか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2億円→
「DEATH NOTE」シリーズ以外との対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は29.8~35.2億円となる。
「20世紀少年-第1章-」対比では34.9億円となる。
二部作の第1弾ということもあり、この辺りまで伸びるのではないか。

「GANTZ」21.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「のだめカンタービレ後編」21.3億円(トータル37.2億円)
☆「SP野望篇」21.1億円(トータル36.3億円)
<2009>
☆「のだめカンタービレ前編」22.1億円(トータル41.0億円)
☆「アマルフィ」18.5億円(トータル36.5億円)
☆「クローズZERO Ⅱ」18.2億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年-第2章-」19.5億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は32.7~41.8億円となる。

マックス40億円、ミニマム30億円というところか。
評価は悪くはなく、2部作の1作目ということもあり、ある程度の伸びがありそうだ。
「GANTZ」の興行収入は先週に引き続き35~36億円と予想したい。
「20世紀少年」シリーズ、「のだめカンタービレ」シリーズをやや下回る程度となるか。
公開前個人予想は28.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
話題作という割にはそれほど盛り上がりを感じられなかったが、やはりこの手のジャンルは強いようだ。


4位:「RED/レッド」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円前半(OP時~2週目11~12億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 興収20億円に向け素晴らしい出足
【公開規模】 297スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは9.0億円となっている。
1週間の伸びは2.8億円半ばとなっている。
10億円突破が見えてきた。
ただ、オープニング時に、ネットには『興収20億円に向け素晴らしい出足』と書いてあったが、オープニングの10倍近くを稼げる作品ではないだろう。

ブルース・ウィリス出演作の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ホステージ」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.6→
☆07年公開「16ブロック」不明(3億円程度か)
OP0.7→1.9→
☆07年公開「ラッキーナンバー7」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.4→3.1
☆07年公開「ダイ・ハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4
☆09年公開「サロゲート」トータル5.5億円
金1.7→3.6→4.5億円→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0億円→
さすがに「ダイ・ハード4.0」以外の他の作品には大きく差を付けている。
「サロゲート」辺りは余裕で超えてきそうだが、これらのデータからもビッグヒットにはならないだろう。
「ダイ・ハード4.0」対比では、「RED/レッド」の興行収入は13.5億円となる。
この対比は下回るのではないか。

アメコミ作品ではあるが、ややユニークなアクション作品が参考になるか。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6→30.0
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7億円→
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先3日2.0→4.3→5.7→6.5→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0億円→
主要作品との対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は11.1~13.3億円となる。
13億円台がマックスラインだろうか。
「エクスペンダブルズ」対比では12.2億円となり、この辺りが落ち着きどころか。

「RED/レッド」9.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」10.4億円(トータル14.2億円)
☆「アイアンマン2」9.1億円(トータル12.0億円)
<2009>
☆「ワルキューレ」10.1億円(トータル12.5億円)
☆「チェンジリング」9.1億円(トータル12.8億円)
☆「G.I.ジョー」8.5億円(トータル10.5億円)
☆「ノウイング」8.2億円(トータル10.2億円)
これらとの対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は11.1~12.7億円となる。

マックス13億円台、ミニマム11億円台というところか。
ビッグヒットにはなりそうもないが、同種のライバルがしばらく不在という点に着目して、「RED/レッド」の興行収入は12億円前半と予想したい。
先週まで11~12億円と予想して、やや幅を持たせて様子を見ていたが、意外と伸びがあった。
残り3億円程度は稼げるだろう。
公開前個人予想は8.0億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
予想がちょっと低すぎたのかもしれない。
本当は9億円という予想にするつもりだったが、日本ではあまり受けないと考えて、直前で引き下げてしまった。


5位:「ウォール・ストリート」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 7.0億円前後(OP時8.0億円前後)
【公開規模】 349スクリーン(先週比+1スクリーン)
7.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.6億円となっている。
1週間の伸びは2.1億円弱程度だろうか。
知名度は高いが、大ヒットはしにくい作品といえる。

オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アレキサンダー」トータル12.3億円
OP2.0→5.9→8.3→10.1→11.6
☆06年公開「ワールド・トレード・センター」トータル24.0億円
OP3.9→10.7→15.0→18.1→20.6→21.8
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5→3.6億円→
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は7.5~8.1億円となる。
二桁突破はもちろん厳しいだろう。

金融モノの映画は少ないので、とりあえずヒューマンドラマを参考とする。
☆07年公開「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆09年公開「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→4.6→07.7→09.0→09.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→5.8→6.9→7.7
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7→7.9
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5→3.6億円→
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は6.2~9.3億円となる。
「インビクタス」対比では7.2億円となり、この辺りが落ち着きどころか。

「ウォール・ストリート」3.6億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「Dr.パルナサスの鏡」3.5億円(トータル7.0億円)
☆「ダレン・シャン」3.7億円(トータル6.5億円)
☆「エアベンダー」3.6億円(トータル6.0億円)
☆「かいじゅうたちのいるところ」3.4億円(トータル5.7億円)
☆「サロゲート」3.6億円(トータル5.5億円)
<2009>
☆「ココ・アヴァン・シャネル」3.7億円(トータル7.5億円)
☆「イングロリアス・バスターズ」3.7億円(トータル6.5億円)
☆「バーン・アフター・リーディング」3.6億円(トータル6.5億円)
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は5.5~7.3億円となる。

マックス8億円台、ミニマム5億円台というところか。
評判もよろしくなく、高い伸びはないだろうが、それほど低い伸びでもないか。
6~7億円となりそうであり、7.0億円前後となりそうだ。
「ウォール・ストリート」の興行収入は7.0億円前後と下方修正したい。
先週のオープニングは8.0億円前後だったが、祝日を含めて、この伸びでは厳しいだろう。
残り3.4億円程度は稼いでくれるはずだ。
公開前個人予想は9.0億円だったので、微妙となりそうだ。
望まれない続編だったのだろうか。
取っ付き難い内容かもしれない。


7位:「毎日かあさん」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 134スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.6億円弱となっている。
1週間の伸びは1.8億円程度だろうか。
先週のオープニングが7.9千万円だったので、週末のオチがそれほどなく優秀といえる。

小泉今日子主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「グーグーだって猫である」トータル3.6億円
OP0.6→1.8→2.5→3.0→3.2
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6億円→
この対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は5.2億円となる。
この対比を超える程度となるか。

100スクリーン台のヒューマンドラマ系の興行収入は以下の通り。
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円(OP時:189SC)
OP1.0→2.9→4.5→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円見込み(OP時:108SC)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円見込み(OP時:154SC)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6億円→
これらとの対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は5.6~7.1億円となる。
かなりの伸びはありそうだが、「毎日かあさん」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
もうちょっと上げた方がいいかもしれないが、もう少し様子を見たい。
このヒットを受けて、松竹はこのままのスクリーンでいくのか、拡大公開するのかどうか気になるところ。


8位:「ソーシャル・ネットワーク」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 19.5億円
【現時点での興行収入予想】 15~16億円
【公開規模】 320スクリーン(先週比+5スクリーン)
6.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは11.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
さすがに10億円は楽に突破してきた。
OP1.6→2週目3.5→3週目2.8→4週目2.0→5週目1.5億円となっている。
大きな落ち込みは見られないが、爆発もしていない。
しかし、アカデミー賞を受賞すれば、かなり伸びていくだろう。
ただ、獲得できなければ、伸びは止まるかもしれない。

デビッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆96年公開「セブン」配給収入26.5億円(※興行収入ではない)
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆07年公開「ゾディアック」トータル4.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4億円→
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」との対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は13.2億円となる。
アカデミー賞を獲れば、この数字よりも大きく伸びるだろう。
さすがに「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」がライバルとなることはなさそうだ。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4億円→
アカデミー賞受賞作品は13~20億円程度となっている。
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は13.7~16.6億円となる。
「スラムドッグ$ミリオネア」対比では15.3億円となり、これがマックスラインか。

アカデミー賞ノミネート作品(ヒューマン系)の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→05.0→06.9→08.4
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2→17.7
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4億円→
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は13.2~13.9億円となる。
今年のアカデミー賞は2月27日に発表される。
受賞できれば、二段階で加速できる見込み。
そうなれば13億円は超えてきそうだ。

「ソーシャル・ネットワーク」11.4億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」13.0億円(トータル14.2億円)
☆「アイアンマン2」11.2億円(トータル12.0億円)
<2009>
☆「チェンジリング」12.1億円(トータル12.8億円)
☆「ワルキューレ」11.9億円(トータル12.5億円)
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は12.0~12.5億円となる。
この対比は余裕で超えてきそうだ。
マックス15億円、ミニマム12億円というところか。
ここまでの数字では13億円程度のラインではあるが、アカデミー賞を受賞できると思うので、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は先週に引き続き15~16億円という予想にしておきたい。
残り3.5億円以上の上乗せが必要となる。
アカデミー賞発表の前後は盛り上がるので、不可能なラインではないだろう。
公開前は19.5億円という予想だったが、期待が高すぎた。
作品的には驚くような高い伸びはないだろう。
ネット関係でもあり、年配層や女性層の受けは良くないかもしれない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「ヒア アフター」(ワーナー)
<280館程度にて順次公開予定(実際にはもっと多いか)>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ○
イーストウッド信者ではないが、彼が優れた監督であることは間違いない。

【監督】 クリント・イーストウッド
クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆06年「父親たちの星条旗」トータル17.0億円
OP1.9→5.9→8.3→10.4→12.7→14.0
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
同じくマット・デイモン主演作の「インビクタス/負けざる者たち」がイマイチだったが、今回も二桁前後は堅いはずだ。

【キャスティング】 マット・デイモン
マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金3日2.2→4.9→6.4→07.2
近3作の興行収入は超えられるだろう。

【題材】 「ヒューマンドラマ」「超自然モノ」
とりあえずヒューマンドラマや超自然モノを参考とする。
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆08年公開「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7→7.9
「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円、「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円辺りというところか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
津波のシーンは迫力があるが、もうちょっと感動作ということを込めてもよかったか。
扱うテーマ的に難しいかもしれないが、全体像も分かりにくい。

【支持基盤・ターゲット】 全般
イーストウッド監督作品であり、年配層が中心となりそうだが、題材的には女性層や若年層も鑑賞できそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「インビクタス」トータル8.6億円(オープニング2日1.3億円)
☆「バレンタインデー」トータル4.1億円(オープニング2日1.1億円)
☆「恋するベーカリー」トータル4.8億円(オープニング2日0.8億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」トータル14.2億円(オープニング2日3.0億円)
<2009>
☆「マンマ・ミーア!」トータル26.0億円(オープニング2日3.5億円)
☆「ベンジャミン・バトン」トータル24.0億円(オープニング3.2億円)
☆「チェンジリング」トータル12.8億円(オープニング2日1.8億円)
☆「7つの贈り物」トータル7.9億円(オープニング1.6億円)
「インビクタス」「チェンジリング」と比較的同じ時期に公開されるようだ。

【評価・予想】 12.0億円(オープニング1.8億円)
製作費5千万ドルのところ、アメリカでは33百万ドルしか稼げなかった。
ただ、「グラン・トリノ」は148百万ドルを稼いだが、「チェンジリング」「インビクタス」とともに3千万ドル台であり、アメリカでは妥当なラインかもしれない。
アメリカでの低調さはあまり考慮する必要はなさそうだ。
マット・デイモン主演・イーストウッド監督作品であり、二桁前後の需要はあるだろう。
「インビクタス」は稼げなかったが、題材的に女性層や年配層に避けられたかもしれない。
今回は「チェンジリング」トータル12.8億円、「グラン・トリノ」トータル11.0億円と同程度は稼げそうだ。
「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円、「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円辺りも参考となるだろう。
「ヒア アフター」の興行収入は12.0億円と予想したい。
オープニングは1.8億円というところか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(2月第2週目)

1位となったのは新作の「Just Go With It」。
事前には週末3日間で33.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る31.0百万ドルのオープニングを飾った。
アダム・サンドラー、ジェニファー・アニストン共演のラブコメ。
監督は、アダム・サンドラー作品を多く手掛けているデニス・デューガン。
先週『ラブコメ作品「Just Go With It」もかなり高い興行収入になりそうだ』と書いたとおりとなっている。
この手の作品は飽きられており、当初はコケるかなと思ったが、映画紹介VTRを見て、意外と新しいタイプのラブコメと思い、ヒットすると感じた。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「Just Go With It」
OP31百万ドル→
デニス・デューガンが手掛けた作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「Grown Ups」となっている。
過去の作品より低い出足となっているが、この程度ならば問題ないだろう。
当面は1億ドル突破が目標となる。
アダム・サンドラーもジェニファー・アニストンもまだまだ安泰のようだ。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


2位となったのは新作の「Justin Bieber: Never Say Never」。
事前には週末3日間で27.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る30.3百万ドルのオープニングを飾った。
人気の若手歌手を描いたドキュメンタリー作品。
先週『「Justin Bieber: Never Say Never」は分からない』と書いたとおり、この手の作品は予想外にヒットすることがある。
製作費13百万ドルをあっさりと回収した。

若手歌手を扱った作品は以下のとおり。
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆09年「Hannah Montana The Movie」トータル80百万ドル
OP32→57→66→71→74
☆09年「ジョナス・ブラズーズ/ザ・コンサート 3-D」トータル19百万ドル
OP13→17→18→19→19
☆11年「Justin Bieber: Never Say Never」
OP30百万ドル→
「ハンナ・モンタナ」と同程度となりそうだ。
「Justin Bieber: Never Say Never」の興行収入は6~7千万ドルとなりそうだ。
ジョナス・ブラズーズはコケたが、Justin Bieberはコケないようだ。
評価は見たこともない最悪なものとなっているが、問題ないだろう。


3位となったのは新作の「Gnomeo and Juliet」。
事前には週末3日間で14.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり上回る25.5百万ドルのオープニングを飾った。
ディズニー系の3Dアニメ。
低い予想だったようだが、先週『アニメ作品であり、「Gnomeo and Juliet」はハズさないだろう』と書いたとおりとなっている。
監督は、「シュレック2」の共同監督のケリー・アズベリー。

参考となりそうなディズニー系が手掛けたアニメ作品は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「Gnomeo and Juliet」
OP26百万ドル→
さすがにこれらを下回りそうだ。
「Gnomeo and Juliet」の興行収入は8~9千万ドル程度か。
ただ、やはりアニメ作品の安定度は堅いといえる。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


4位となったのは新作の「The Eagle」。
事前には週末3日間9.1で百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る8.6百万ドルのオープニングを飾った。
ケヴィン・マクドナルド監督、チャニング・テイタム主演の歴史アクション。
ケヴィン・マクドナルド監督は、06年「ラストキング・オブ・スコットランド」トータル18百万ドル、09年「消されたヘッドライン」トータル37百万ドルを手掛けている。
チャニング・テイタムは06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル、「G.I.ジョー」トータル150百万ドルを稼いでいるが、まだ安定度は足りないようだ。

先週『「The Eagle」はややハズしそうだ』と書いたとおりとなっている。
最近もニコラス・ケイジ作品がコケたように、歴史アクションは稼ぎにくいジャンル。
歴史モノの興行収入は以下のとおり。
☆10年「ロビン・フッド」トータル105百万ドル
OP36→66→83→95
☆04年「キング・アーサー」トータル52百万ドル
先24(OP15)→38→45→49
☆05年「キングダム・オブ・ヘブン」トータル47百万ドル
OP20→35→41→45
☆11年「Season of the Witch」現時点で24百万ドル
OP11→18→22→24
☆11年「The Eagle」
OP09百万ドル→
「The Eagle」の興行収入は2千万ドル前後となりそうだ。
チャニング・テイタムは今後のためにも2千万ドルは突破させたいところだが。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはなさそうだ。


5位は2週目の「The Roommate」。
トータルでは26百万ドルとなっている。
学園モノのサスペンス作品であり、さすがに学園モノは強い。
製作費16百万ドルをあっさりと回収した。
主演は、レイトン・ミースター、ミンカ・ケリーだが、キャリアは高くないだろう。
キャリアがなくても、ヒットできることが学園モノの強み。

去年、学園モノの「Easy A」がサプライズヒットした。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Roommate」
OP15→26百万ドル→
評価はあまり良くないので、このような伸びはないだろう。
「The Roommate」の興行収入は4千万ドル前後というところか。
ホラー、学園モノは低予算でありながら、ヒットしやすいジャンルといえる。


6位は12週目の「英国王のスピーチ」。
トータルでは94百万ドルとなっている。
製作費15百万ドルをあっさりと回収している。
7週目から758→1543→1680→2557→2584スクリーンと増加させ続けて、興行収入も伸ばし続けていたが、12週目においてようやくスクリーン数が2263に減った。
監督は、トム・フーパー。
出演は、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ。
コリン・ファースの演技を中心として、賞レースを賑わしており、かなりの伸びがありそうだ。
なお、ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演男優賞を獲得している。

アカデミー賞でも有力候補となっており、今の勢いを考えると受賞の可能性も高まってきた。
「英国王のスピーチ」の興行収入は先週に引き続き1億1~2千ドル程度と予想したい。
予想以上に拡大公開が続いており、評価はかなり高く、相当に伸びがあるだろう。
アカデミー賞を受賞すれば、当然もっと伸びるだろう。

以下のような作品と似たようなこととなりそうだ。
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
04週目より拡大26→52→71→85→100→110→118→124
☆08年「スラムドッグ$ミリオネア」トータル141百万ドル
11週目より拡大56→67→77→87→098→115→125→133
☆10年「英国王のスピーチ」
05週目より拡大08→23→33→45→057→072→084→094
さすがにここまでは伸びないとは思うが、これらと同様にサプライズヒットとなりそうだ。


7位は4週目の「抱きたいカンケイ」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は余裕だった。

監督は、「ゴーストバスターズ」などを手掛けたベテランのアイヴァン・ライトマン。
主演は、ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー。
ナタリー・ポートマンにとっては、アカデミー賞前にあまりイメージを壊すような作品をリリースしたくないとは思うが、ただの出演者に公開時期を決める権限などないだろう。
スタジオ側にとっては、彼女への注目が集まっている絶好の時期となった。
ナタリー・ポートマン効果だろうか、かなり粘っている。

ナタリー・ポートマンにとっては珍しいコメディ作品だが、アシュトン・カッチャーにとっては珍しくない作品。
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆10年「キス&キル」トータル47百万ドル
OP16→30→39→44→45
☆11年「抱きたいカンケイ」
OP20→40→51→60百万ドル→
「ベガスの恋に勝つルール」と現時点では足並みが似ているので、7千万ドル突破してくるかもしれない。
2週前まで6千万ドル後半と予想していたが、「抱きたいカンケイ」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、それほど高い伸びはないと考えたい。
アカデミー賞主演女優賞を獲得すれば、もう一伸びあるかもしれないが。


8位は2週目の「サンクタム」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
先週の低調さはスーパーボウルの影響かと思われたが、リアルにコケたようだ。
製作費3千万ドルの回収は厳しいようだ。
ジェームズ・キャメロンがプロデュースした作品であり、かなりのヒット作品になると思ったのだが。
監督は、あまりキャリアのないアリスター・グリアソン。
主演は、ヨアン・グリフィズ、リチャード・ロクスバーグ、リース・ウェイクフィールドなど。

拡大公開された3D作品としては、かなり酷いオープニングとなっている。
☆10年「ガリバー旅行記」トータル42百万ドル
OP06→27→34→38→40→41
☆10年「Piranha 3D」トータル25百万ドル
OP10→18→23→24→25→25
☆10年「My Soul to Take」トータル15百万ドル
OP07→12→14→15
☆11年「サンクタム」
OP09→18百万ドル→
「Piranha 3D」と同程度となりそうだ。
先週『とりあえず、「サンクタム」の興行収入は3千万ドル台と考えたい』と書いたが、2千万ドル台となりそうだ。
評価は普通程度あり、あまり良くないことが影響しているのか。


9位は8週目の「トゥルー・グリット」。
トータルでは160百万ドルとなっている。
製作費38百万ドルながら、1億5千万ドルをあっさりと突破している。
すべては高評価のためだろう。
コーエン兄弟監督作品。
ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン出演のウエスタン。
「勇気ある追跡」のリメイク。

過去のコーエン兄弟作品は以下の通り。
☆07年「ノーカントリー」トータル74百万ドル
☆08年「バーン・アフター・リーディング」トータル60百万ドル
☆10年「トゥルー・グリット」
先36→87→110→126→138→148→155→160百万ドル→
これらを超えて、コーエン兄弟としては過去最高の興行収入となった。
オープニング時には『「トゥルー・グリット」の興行収入は9千万ドル~1億ドル程度となるか』と書いたが、1億ドルはあっさりと超えてしまった。
西部劇としては、92年「許されざるもの」(トータル101百万ドル)がライバルとなるだろうかと思ったが、これを楽に超えている。
ここまでいくと、90年「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(トータル184百万ドル)を超えるかが注目となりそうだ。
先週に引き続き、「トゥルー・グリット」の興行収入は1億8千万ドルまで伸びると考えたい。
賞レースを賑わしており、評価はかなり高い。


10位は5週目の「グリーン・ホーネット」。
トータルでは92百万ドルとなっている。
製作費1億2千万ドルの回収は厳しそうだ。

ミシェル・ゴンドリー監督の3Dアクション。
出演は、セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス。
ミシェル・ゴンドリーにとっては初めての大作ヒット作品となる。
コメディ作品の常連であるセス・ローゲンにとっても大作アクション作品は初めてとなるのではないか。

セス・ローゲン主演の「無ケーカクの命中男」を超えられるだろうか。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP34→63→78→087→092百万ドル→
伸びがある作品ではないので、これを超えることは不可能だろう。

3D作品としては以下のような作品がある。
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆10年「トロン:レガシー」
OP44→087→131→148→157百万ドル→
☆10年「エアベンダー」トータル132百万ドル
先58(OP40)→100→115→123→127→129
☆10年「ナルニア国物語/第3章」現時点で103百万ドル
OP24→43→63→87→95→98
☆10年「バイオハザードⅣ」トータル60百万ドル
OP27→44→52→57→59→60
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP34→63→78→87→92百万ドル→
「ナルニア国物語/第3章」がライバルとなるか。
「グリーン・ホーネット」の興行収入は9千万ドル後半と予想したい。
先週まで9千万ドル~1億ドル程度と考えていたが、1億ドル突破は微妙か。
とにかく1億ドルを超えるかどうかが注目となる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びは期待しにくい。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆マーティン・ローレンス主演のアクションコメディ「Big Mommas: Like Father, Like Son」
☆DJカルーソ監督のSFアドベンチャー「I Am Number Four」
☆リーアム・ニーソン主演のサスペンスドラマ「Unknown」
「Big Mommas: Like Father, Like Son」はヒットしそうだ。
残り2本はやや微妙か。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『ウッドストックがやってくる』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(このイベントに興味があれば見てもよい)

1969年という“時代”の雰囲気をなんとか再現しようと頑張っていることは評価したいところ。
あの頃のアメリカの“自由さ”というものが伝わってくる。
現代においては、何事においても便利な世界にはなったが、何か大切なものを失ってしまったような気がしてならない。
自由を謳歌する精神や、熱狂するようなクレイジーさや、人と人との繋がりというものが失われてしまったのではないか。
法律や規律を守ることはもちろん大事なことだが、悪い意味で行儀良くなってしまったのかもしれない。
主人公の父親もラストで語っていたが、生きているのか死んでいるのか分からないような状態が、現代のような気がする。
ドラッグやフリーセックスが正解とも言えないが、生きているという実感が現代に欠けているような気がしてならない。

映画としては、興味深いイベントが描かれているため、集中して鑑賞できるが、手放しで絶賛するほどの面白さはないと思われる。
多数のユニークなキャラクターが登場しているが、どのキャラクターも活かし切れていないという印象であり、中途半端に映る。
登場してきて会話して終わりか、登場してきて騒いで終わりのパターン。
サブキャラクターは登場するだけでよく、核となる主人公の成長ストーリーと捉えることもできるが、それも曖昧な仕上りとなっている。
ウッドストックフェスティバルを経験することにより、人間的に成長して、地元や親元を離れて旅に出るという流れが、心に訴えてくるほどのデキではなかった。
母親との関係や、ユダヤ人やゲイについても踏み込めていないか。

イベントの描き方としても、祭りの後に残る疲労感やゴミの山というものはきちんと描かれているが、イベントの苦労や障害も簡単に描かれており、バタバタしている間に、なんとなくイベントが始まり、なんとなくイベントが終わったという印象も残る。
実際にその通りだったのかもしれない、また主題から離れているのであえてカットしているのかもしれないが、この点についても物足りない。
また、当時の映像を使えなかったのか、使いたくなかったのか分からないが、肝心のミュージックシーンもないというのもやや拍子抜けか。
1曲くらいはきちんと聴きたかったところだ。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月1週目その5)

順位不明:「犬とあなたの物語 いぬのえいが」(アスミック)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円後半(OP~2週目2億円台)
【公開規模】 先週126スクリーン
トータルでは1.3億円となっている。
1週間の伸びは3千万円程度だろうか。
動物モノは比較的当たりやすいが、本作はメジャー系ではない。
オムニバス系で内容もよく分からないのでヒットしそうもないと考えて予想はしなかったが、その予想は当たったようだ。
ある程度の伸びはあるとは思うが、高い伸びはなさそうなので、動物モノと比較しても仕方がないだろう。

「犬とあなたの物語 いぬのえいが」1.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「書道ガールズ!!」1.3億円(トータル1.7億円)
☆「ちょんまげぷりん」1.5億円(トータル3.0億円)
☆「さらば愛しの大統領」1.5億円
<2009>
☆「引き出しの中のラブレター」1.5億円
☆「レイン・フォール」1.2億円
微妙な作品と肩を並んでいる。
比較的粘りはありそうなので、「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の興行収入は1億円後半となりそうだ。
先週まで2億円台と予想していたが、あと7千万円の上乗せは厳しいだろう。
豪華キャストや動物モノという題材を踏まえると、ヒットとはいえないが、スクリーン数などを踏まえると、この程度でも仕方がないのか。


順位不明:「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」(ワーナー)<12週目>
【公開前個人予想】 110億円
【現時点での興行収入予想】 68億円(10週目69億円、5~9週目72億円、OP時~4週目90億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 100億円突破に向けて好発進
トータルでは67.2億円となっている。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
物足りない動きではあったが、やはり著名シリーズだけにある程度まで伸びてきた。
ただ、このシリーズは今まで見たことがないのでよく分からないところはあるが、ラストという割には盛り上がっていない気がする。
ラストまで付いていくのは大変なのだろうか。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
☆10年「死の秘宝PartⅠ」
10週目66.4→67.0→67.2億円→
右肩下がりとなっている。
01年の203億円→09年の80億円となっているので、約6割の減少となっている。
前作を超えるのはもちろん無理、まさかここまで落ち込むとは思わなかった。

興行収入55~120億円の洋画実写作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
10週目105.1→106.8→107.5
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
☆05年公開「スター・ウォーズEPⅢ」トータル91.7億円
☆06年公開「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
☆07年公開「スパイダーマン3」トータル71.2億円
☆06年公開「ナルニア国物語」トータル68.6億円
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
☆08年公開「インディ・ジョーンズ」トータル57.1億円
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」
10週目66.4→67.0→67.2億円→
「ナルニア国物語」程度となりそうだ。
これらとの対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」の興行収入は67.7~68.1億円となる。
「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」の興行収入は先週に引き続き68億円と予想したい。
今週2千万円を稼いだので、下落率4割程度と考えると、次週以降1.2+0.7+0.4+0.3+0.2+0.1億円を稼ぎそうだ。
このままでは残り3千万円程度の上乗せしかできないかもしれないが、まだまだ粘るのではないか。
最後の駆け込み需要に期待したい。
OP時~4週目90億円、5~9週目72億円、10週目まで69億円と予想していた。
知名度の高い作品のラスト前であり、伸びが持続することを辛抱強く期待していたが、無理だったようだ。
公開前個人予想は110億円だったので、ハズしそうだ。
ラスト前ということもあり、もっと期待度が高まっていると思った。


順位不明:「トロン:レガシー」(ディズニー)<8週目>
【公開前個人予想】 42.0億円
【現時点での興行収入予想】 20億円後半(4週目20億円前半)
トータルでは20.7億円となっている。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
ディズニーが提供する正月の3D超大作映画と期待された割には、パッとしない結果となりそうだが、20億円はなんとか突破している。
イマイチな評価、有名俳優が起用されていない、独特の世界観など、確かに全般向けの映画とはいえないところがあったが、なんとか形にはなったか。
ハリウッドのアクション映画などの公開が続いているので、そろそろ公開も終わりではないか。

近年の洋画作品のうち、20億円程度の興行収入の映画は以下の通り。
☆09年公開「ベンジャミン・バトン数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→19.7→19.8→19.9
☆09年公開「007/慰めの報酬」トータル19.8億円
先5.9→11.3→14.3→16.6→17.9→18.7
☆10年公開「トロン:レガシー」
金3.7→9.0→13.8→17.4→19.3→20.1→20.6→20.7億円→
これらとの対比で考えると、「トロン:レガシー」の興行収入は21.0~21.7億円となる。
21億円突破できるかが注目となる。
21億円を超えてくるかもしれないが、「トロン:レガシー」の興行収入は先週に引き続き20億円後半と予想したい。
残り3千万円以内の上乗せで止まらないだろうか。
4週前には20億円前半と予想したが、さすがに思ったよりは伸びがあった。
公開前個人予想は42.0億円だったので、ちょうど半分程度となってしまった。
3D大作映画は「アバター」トータル156億円、「アリス」トータル118億円、「バイオ」トータル47億円とビッグヒットになっているが、さすがに全てが大ヒットするというわけにはいかない。


順位不明:「武士の家計簿」(アスミック・松竹・テレビ朝日)<11週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 14億円前半(7~9週目14億円、6週目13億円、3週目15億円、2週目12億円)
舞台となった石川県で先行公開されていたので1週上乗せされている。
トータルでは14.1億円となっている。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
大台の10億円を楽に突破している。
年配層も若い層も鑑賞できる映画だけに、伸びは高かった。

参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆06年「大奥」トータル22.0億円(※仲間由紀恵版)
OP2.4→6.7→祝14.0→16.8→19.1→20.4
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆10年「武士の家計簿」
5週目10.4→祝12.3→13.0→13.5→13.9→14.1億円→
「十三人の刺客」を超えない程度か。
14億円後半までは伸びないと思われるので、「武士の家計簿」の興行収入は先週に引き続き14億円前半と予想したい。
スクリーン数が不明だが、あと数千万円の上乗せで止まるだろう。
オープニング時(2週目)は12億円、その次週の3週目は15億円と上方修正し、6週目に13億円と下方修正し、7~9週目まで14億円と予想したが、6週目の下方修正が強すぎたようだ。
年配層だけではなくて、若い層も鑑賞できる作品であり、観客層には幅もあると思ったので、その方向で進めればよかった。
公開前個人予想は15.0億円だったので、ほぼ予想どおりといえそうだ。
作品的に、大きくはヒットもせず、コケずという順当の結果となったのではないか。


順位不明:「ノルウェイの森」(アスミック・フジテレビ)<9週目>
【公開前個人予想】 35.0億円
【現時点での興行収入予想】 14億円前半(OP時18.0億円)
トータルでは13.5億円となっている。
1週間の伸びは2万円程度だろうか。
はっきりいってイマイチな結果となっている。
公開前に予想する際、トータルで10億円台くらいというイメージを持っていたが、村上春樹の知名度・実績を考えるとさすがに余裕で爆発するだろうと考え直したことが裏目に出たようだ。
問題は何だったのか。
監督なのか、キャスティングなのか。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8→23.0
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水04.3→05.9→08.1→祝9.6→10.2→10.6→10.9
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4→13.0→13.4→13.5億円→
4週目までは「カムイ外伝」と同程度という動き。
「デトロイト・メタル・シティ」との対比で考えると、「ノルウェイの森」の興行収入は13.7億円となる。
さすがにこの対比は超えるだろう。

読んだことがないので、ラブストーリーなのかは不明。
何が参考になるのか分からないが、とりあえずは小説原作作品とラブストーリーを参考とする。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1→祝35.6
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆09年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1→30.0→30.6
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆07年「愛の流刑地」トータル13.9億円
OP1.6→5.5→8.3→10.4→祝12.0→12.6→13.1→13.4
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→5.3→8.1→9.9→祝11.7→12.4→13.0→13.4→13.5億円→
主要作品との対比で考えると、「ノルウェイの森」の興行収入は13.9~14.2億円となる。
14億円を超えるかどうかというところか。
評価が良い作品とは思えないので、大きくは伸びないだろう。
このまま「愛の流刑地」とそれほど大きく変わらない結果になってしまうのだろうか。
13億円台後半で終わる可能性はありそうだが、「ノルウェイの森」の興行収入は先週に引き続き14億円前半と予想したい。
残り5千万円程度はなんとか稼げるだろう。
オープニング時には18億円と予想したが、正月を挟んでもそこまでは伸びなかった。
公開前個人予想は35.0億円だったので、大きくハズれた。
この程度になるというイメージもあったが、知名度の高い作品だけに高い予想にせざるを得なかった。
知名度が高い作品はそのまま興行収入に直結はしなかったようだ。
村上春樹のファンがそのまま動くというものでもないようだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(2月第2週目)

☆「白雪姫」実写版にジュリア・ロバーツが出演
「The Brothers Grimm: Snow White」というタイトルとなり、2012年6月29日公開予定となっている。
リラティビティ・メディアが手掛けることとなっている作品。
監督は「ザ・セル」のターセム・シン。
ジュリア・ロバーツが継母役となるようだ。
シャーリーズ・セロンに決まったのではないかと思ったら、同じような企画が2本存在しているようだ。
もう1本は「Snow White and the Huntsman」というタイトルとなり、ユニバーサルが手掛ける。
ジュリア版よりも後の2012年12月21日に公開される模様。
クリステン・スチュワートとヴィゴ・モーテンセンが出演することに決まっている。
作品的にも興行収入的にもこの争いは注目となるかもしれない。


☆「ミクロの決死圏」のリメイク版をショーン・レヴィが監督
ショーン・レヴィは「12人のパパ」「ピンクパンサー」「ナイトミュージアム」などを手掛けている。
20世紀フォックスは、ファミリー向けのコメディアドベンチャーにするつもりだろうか。
興行収入的にはその路線は当たりそうだが、本格的なものとなりそうではないので、やや残念という気もする。


☆「007」最新作にレイフ・ファインズが出演か
役柄は不明だが、重要な役となりそうだ。
ダニエル・クレイグ、悪役ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズの共演となると、俄然盛り上がりそうだ。
撮影延期が良い方向となったのかもしれない。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月1週目その4)

11位:「ジーン・ワルツ」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 6.5億円
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 201スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.2千万円弱のオープニングを飾った。
先週『オープニングは0.9億円程度か』と書いたが、ここまで酷いことになるという発想はなかった。
ある程度の人気がある菅野美穂主演作であり、ある程度の知名度がある海堂尊原作作品である。
いくら東映作品だからといって、今年公開された「いぬのえいが」と同程度のオープニングになるとは…。
菅野美穂主演作の「パーマネント野ばら」(44スクリーン)ですら、2千万円以上のオープニングを飾っているのに。

本作は、海堂尊の原作作品である。
シリアスな雰囲気もあるので、医療モノの「孤高のメス」も参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→08.5
☆10年「孤高のメス」トータル5.0億円見込み
OP0.7→2.3→3.4→4.1→4.6→
☆11年「ジーン・ワルツ」
OP0.4億円→
これらとの対比で考えると、「ジーン・ワルツ」の興行収入は2.4~2.9億円となる。
どうやら2億円台となりそうだ。
まさか1億円台では止まらないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「サヨナライツカ」トータル12.0億円(オープニング1.3億円)
☆「おとうと」トータル21.0億円(オープニング2.4億円)
☆「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円(オープニング2.0億円)
☆「交渉人 THE MOVIE」トータル6.3億円(オープニング2日1.0億円)
<2009>
☆「誰も守ってくれない」トータル6.4億円(オープニング1.1億円)
☆「20世紀少年 第2章」トータル30.1億円(オープニング6.2億円)
☆「旭山動物園物語」トータル9.0億円(オープニング1.1億円)
☆「少年メリケンサック」トータル10.2億円(オープニング2.0億円)
「交渉人 THE MOVIE」「誰も守ってくれない」と同程度は稼ぐと思ったのだが。

「ジーン・ワルツ」0.4億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パラノーマル・アクティビティ第2章」0.4億円
☆「食堂かたつむり」0.4億円
☆「ちょんまげぷりん」0.4億円
☆「瞬 またたき」0.4億円
☆「君が踊る、夏」0.4億円
<2009>
☆「鴨川ホルモー」0.5億円(トータル3.0億円)
☆「キラー・ヴァージンロード」0.4億円
☆「ヘブンズ・ドア」0.4億円
☆「釣りキチ三平」2日0.4億円(トータル2.0億円)
☆「ホノカアボーイ」0.4億円(トータル1.0億円)
海堂尊の原作作品でなければ、これらと同程度になるのは分かるが。
「ジーン・ワルツ」の興行収入は2億円台と予想したい。
平日には多少伸びるだろう。
公開前個人予想は6.5億円だったので、当然ハズれとなる。
地味な作品なのは分かるが、いったい何が理由でここまで壮絶にコケたのだろうか。


10位:「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕」(東映・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 6.5億円
【現時点での興行収入予想】 3億円後半(OP~2週目4億円台)
【公開規模】 257スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.0千万円となっている。
さすがに、平日はほとんど稼げていないようだ。

シリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」
OP1.1→2.1→2.8億円→
これらとの対比で考えると、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は3.7億円となる。
この時期の特撮シリーズも定番となりつつあると思ったが、それほど簡単にはいかないようだ。
10年以下、09年以上となり、伸びても4億円突破程度となりそうだ。

夏や正月の「ライダー」シリーズと比べるのは酷なので、春や秋に公開されたライダー作品の興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年 第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」
OP2.3→4.0→(トータル4.7億円見込み)
☆10年 第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4→3.9→(トータル4億円見込み)
☆10年 第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」
OP2.0→3.5→4.1→
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」
OP1.1→2.1→2.8億円→
これらとの対比で考えると、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は3.4~4.4億円となる。
なんとか伸ばしていくと考えて、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は4億円台と予想していたが、1週間の伸びが6千万円では厳しそうだ。
3億円後半と下方修正したい。
残り9千万円以上の上乗せは可能だろうか。
公開前個人予想は6.5億円だったので、予想が高すぎた。
さすがに「ライダー」シリーズほどの人気はないようだ。


12位:「グリーン・ホーネット」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 6.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円半ば(OP時6億円台)
【公開規模】 434スクリーン(先週比-28スクリーン)
3.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
日本では知名度のない主演作品であり、さすがに日本では厳しい。
3D単価でなければ、悲惨だっただろう。

本作はアメコミ作品ではないが、ヒーローモノが参考になるか。
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金3日2.3→6.6→8.5
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
OP1.5→4.6→7.7→8.6
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP1.5→3.4→4.4億円→
主要作品との対比で考えると、「グリーン・ホーネット」の興行収入は5.3~6.1億円となる。
5億円台となりそうだ。

「グリーン・ホーネット」4.4億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「Dr.パルナサスの鏡」4.9億円(トータル7.0億円)
☆「エアベンダー」4.7億円(トータル6.0億円)
☆「かいじゅうたちのいるところ」4.5億円(トータル5.7億円)
☆「サロゲート」4.5億円(トータル5.5億円)
<2009>
☆「イングロリアス・バスターズ」5.0億円(トータル6.5億円)
☆「スター・トレック」4.9億円(トータル6.0億円)
☆「オーストラリア」4.8億円(トータル5.8億円)
☆「愛を読むひと」4.3億円
主要作品との対比で考えると、「グリーン・ホーネット」の興行収入は5.3~5.7億円となる。
マックス6億円、ミニマム5億円程度か。
個人的な感想だが、あまり面白くなかったので、伸びがある作品ではないと思われる。
「グリーン・ホーネット」の興行収入は先週に引き続き5億円半ばと予想したい。
あと1億円程度は上乗せできるはずだ。
2週前には6億円台と予想したが、そこまで伸びないだろう。
単価が高い本作よりも、「RED」や「アンストッパブル」の方に人気が集まるはずだ。
公開前個人予想は6.0億円だったので、当たりそうだ。
この手の日本での知名度が低い主演の作品は、この程度でも仕方がないだろう。


13位:「アンストッパブル」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 11億円前半(3~4週目11億円後半、OP~2週目13.0億円)
【公開規模】 340スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは10.4億円となっている。
1週間の伸びは5.8千万円程度か。
ついに10億円を突破した。
正月明けという公開時期が良かったようだ。
評価も割と高く、競合する作品もあまりないという強みがあった。

トニー・スコット監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円(※年末公開)
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆11年公開「アンストッパブル」
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4億円→
8~10億円程度が水準となりそうだ。
これらとの対比で考えると、「アンストッパブル」の興行収入は11.0~11.3億円となる。
『「マイ・ボディガード」「デジャヴ」「サブウェイ123激突」ともに、デンゼル・ワシントン主演作であり、当然この程度となるだろう』と思ったが、大きく超えてきそうだ。

上述外のデンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下のとおり。
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4億円→
「ザ・ウォーカー」などの例外はあるが、10億円前後を安定して稼げる俳優。
「アメリカン・ギャングスター」を超えてしまった。

「アンストッパブル」10.4億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アイアンマン2」11.2億円(トータル12.0億円)
<2009>
☆「ワルキューレ」11.9億円(トータル12.5億円)
☆「グラン・トリノ」9.8億円(トータル11.0億円)
☆「ノウイング」9.8億円(トータル10.2億円)
これらとの対比で考えると、「アンストッパブル」の興行収入は10.8~11.7億円となる。
「アイアンマン2」対比では11.1億円となる。
「アンストッパブル」の興行収入は11億円前半と予想したい。
残り6千万円の上乗せは可能だろう。
OP時~2週目まで13.0億円、3~4週目まで11億円後半と予想していたが、そこまでは伸びなかった。
オープニングがやや高すぎたので、期待してしまったようだ。
公開前個人予想は9.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
このコンビがややイマイチなところがあったので、高めにも予想しにくいところがあった。
アメリカでは現在81百万ドルとなっている。
「デジャヴ」トータル64百万ドル、「サブウェイ123激突」トータル65百万ドルを大きく上回る成績となっており、日米ともに2作品を超えるようだ。


14位:「劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来」(東宝・テレビ東京)<7週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 17億円半ば(4~5週目18.0億円、3週目21.0億円)
【公開規模】 173スクリーン(先週比-56スクリーン)
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは17.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.0千万円程度か。
平日は全く稼げていないが、土日にはまだ稼げているようだ。
「クレヨンしんちゃん」を上回る成績となっており、初の映画化は大成功となりそうだ。
ヒットしそうな雰囲気もあったが、ここまでのヒットになるとは思わなかった。
シリーズ化されるのではないか。

東宝による年末のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「劇場版どうぶつの森」トータル17.0億円
OP2.4→4.6→8.7→祝14.4→15.6→16.2→16.3→16.4
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0→
☆10年「劇場版イナズマイレブン」
4日5.4→10.5→祝15.2→16.0→16.6→17.0→17.2億円→
「劇場版どうぶつの森」との対比で考えると、「劇場版イナズマイレブン」の興行収入は17.9億円となる。
冬休み終了後の動きが注目となる。
配給会社は『口コミで伸びていくはず』という期待をしているようだが、過度の期待はしにくいか。

去年東宝で公開されたアニメ作品は以下のとおり。
☆10年「ポケットモンスター」トータル41.6億円
6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7
☆10年「名探偵コナン」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆10年「ドラえもん」トータル31.6億円
5.5→9.7→祝15.3→20.2→27.7→29.9→30.3
☆10年「クレヨンしんちゃん」トータル12.5億円
2.7→4.9→7.7→11.2→11.7→12.0
☆10年「劇場版イナズマイレブン」
4日5.4→10.5→祝15.2→16.0→16.6→17.0→17.2億円→
GW公開の「名探偵コナン」との対比で考えると、「劇場版イナズマイレブン」の興行収入は17.9億円となる。
17億円後半まで稼げるかもしれないが、冬休みも終わり、高い伸びは期待しにくい。
「劇場版イナズマイレブン」の興行収入は先週に引き続き17億円半ばと予想したい。
残り3千万円程度の上乗せは可能か。
3週目21.0億円、4~5週目18.0億円と予想したが、さすがに休みが終われば、厳しくなってしまうようだ。
公開前個人予想は12.0億円だったので、ハズレとなる。
アニメも知らない、ゲームも知らないので、人気の高さがよく分からない。
10億円+3D加算という予想でもしょうがない。


15位:「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(東宝・TBS)<10週目>
【公開前個人予想】 50億円
【現時点での興行収入予想】 40億円半ば(8週目~42.5億円、OP時~2週目49億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】
週明け:「興収50億円以上を見込める大ヒットスタート」、
公開日直後:「興収80億円を視野に入れたスタート。正月映画No.1を目指したい」
【公開規模】 321スクリーン(先週比-10スクリーン)
1.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは40.0億円弱となっている。
1週間の伸びは3.4千万円程度だろうか。
40億円突破までほんの少しとなったが、ビッグヒットとは言えない結果となりそうだ。

去年公開された以下の実写邦画作品には完全に負けた。
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
5週目31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.6→40.0億円→
これらを大きく下回っている。
これらとの対比で考えると、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の興行収入は40.9~41.7億円となる。
この対比を下回る程度となるか。

監督の山崎貴は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズが有名だ。
☆05年「ALWAYS 三丁目の夕日」トータル32.3億円
☆07年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
5週目33.4→36.3→38.2→祝39.8→不明→43.1
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
5週目31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.6→40.0億円→
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円を超えることはできそうもない。

木村拓哉主演の興行収入は以下のとおり。
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
☆07年「HERO」トータル81.5億円
5週目祝66.6→70.5→73.8→76.3→78.2→79.2
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
5週目31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.6→40.0億円→
「HERO」に比べると約半分の動きとなっている。
「HERO」との対比で考えると、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の興行収入は41.2億円となるが、対比を下回りそうだ。
「武士の一分」は超えたいところだが、厳しそうだ。
しかし、この題材でここまで稼げるということは木村拓哉の人気であり、それを評価した方がいいかもしれない。
さすがに40億円はなんとか突破しそうだ。
今週3.4千万円を稼いだので、下落率4割程度と考えると、次週以降2.0+1.2+0.7+0.4+0.3+0.2+0.1億円を稼ぎそうだ。
約5千万円程度の上乗せが可能と思われるので、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の興行収入は先週に引き続き40億円半ばと予想したい。
OP時~2週目49億円、8週目まで42.5億円と予想していたが、さすがに伸びがなかった。
公開前個人予想は50億円だったので、当たりとは言えないが、それほど悪くはなかったか。


16位:「バーレスク」(ソニー)<8週目>
【公開前個人予想】 7.5億円
【現時点での興行収入予想】7億円半ば(6週目7億円前半、5週目6億円半ば、4週目6億円前半)
【公開規模】 22スクリーン(先週比-48スクリーン)
4.2百万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.4億円となっている。
1週間の伸びは2.0千万円弱程度のようだ。
さすがにミュージカル作品だけに予想以上に粘っている。
スクリーン数がほとんどないのに、1週間の伸びは「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」と同程度を稼いでいる。
OP0.7→2週目1.8→3週目1.5→4週目1.3→5週目0.9→6週目0.6→7週目0.5→8週目0.2億円となっている。
5週目辺りからもっと落ち込むと思ったが、この粘りは想定外だった。
女性向け作品だけに平日に稼いでいそうだ。
年末年始向けではなかったのかもしれない。

ミュージカル映画は以下の通り。
☆01年公開「ムーランルージュ」トータル10.0億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆05年公開「オペラ座の怪人」トータル42.0億円
☆06年公開「プロデューサーズ」トータル10.0億円
OP1.2→03.6→05.3→06.5→08.1
☆07年公開「ドリームガールズ」トータル19.2億円
OP2.0→06.5→11.0→14.1→16.3
☆07年公開「ヘアスプレー」トータル10.0億円
OP1.2→03.6→05.7→06.6→07.7→08.4→08.7
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「マンマ・ミーア!」トータル26.0億円
金4.4→10.1→15.3→19.1→22.0→24.9
☆10年公開「NINE」トータル7.8億円
金1.6→04.1→05.6→06.5→07.1
☆10年公開「バーレスク」
OP0.7→02.6→04.0→05.3→06.2→06.8→07.2→07.4億円→
ミュージカル作品は10億円程度が水準となる。
『伸びが期待できるミュージカル作品ではあるが、それほど高い伸びはないだろう』と思ったが、予想外に伸びが続いている。
スクリーン数も削られており、もうほとんど伸びないだろう。
「バーレスク」の興行収入は先週に引き続き7億円半ばと予想したい。
4週前は6億円前半、3週前は6億円半ば、2週前は7億円前半と毎週予想を変えなくてはいけない状況となってしまった。
予想外に伸びが続いたようであり、ミュージカル作品の特性を理解していなかった。
公開前個人予想は7.5億円だったので、こちらは当たりとなりそうだ。
「NINE」と同程度は稼ぐと思っていたので、終わってみれば順当な結果といえるかもしれない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月1週目その3)

4位:「ソーシャル・ネットワーク」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 19.5億円
【現時点での興行収入予想】 15~16億円
【公開規模】 315スクリーン(先週比-14スクリーン)
8.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.9億円となっている。
1週間の伸びは2.0億円程度だろうか。
OP1.6→2週目3.5→3週目2.8→4週目2.0億円となっている。
大きな落ち込みは見られないが、爆発もしていない。
しかし、アカデミー賞を受賞すれば、かなり伸びていくだろう。
ただ、獲得できなければ、伸びは止まるかもしれない。

デビッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆96年公開「セブン」配給収入26.5億円(※興行収入ではない)
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆07年公開「ゾディアック」トータル4.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9億円→
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」との対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は12.7億円となる。
アカデミー賞を獲れば、この数字よりも大きく伸びるだろう。
さすがに「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」がライバルとなることはなさそうだ。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→8.6→9.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9億円→
アカデミー賞受賞作品は13~20億円程度となっている。
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は13.2~17.5億円となる。
「スラムドッグ$ミリオネア」対比では15.0億円となり、これがマックスラインか。

アカデミー賞ノミネート作品(ヒューマン系)の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→05.0→06.9→08.4
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2→17.7
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9億円→
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は12.6~13.0億円となる。
今年のアカデミー賞は2月27日に発表される。
受賞できれば、二段階で加速できる見込み。
そうなれば12億円は超えてきそうだ。

「ソーシャル・ネットワーク」9.9億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アイアンマン2」10.5億円(トータル12.0億円)
☆「魔法使いの弟子」9.0億円(トータル10.0億円)
<2009>
☆「チェンジリング」11.0億円(トータル12.8億円)
☆「グラン・トリノ」9.0億円(トータル11.0億円)
☆「ノウイング」9.3億円(トータル10.2億円)
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は10.9~12.1億円となる。
評価はかなり高いが、一般受けするような作品でもないので予想が難しい。
マックス15億円、ミニマム12億円というところか。
ここまでの数字では13億円程度のラインではあるが、アカデミー賞を受賞できると思うので、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は先週に引き続き15~16億円という予想にしておきたい。
残り5~6億円の上乗せが必要となる。
週2億円稼いでいるので、不可能なラインではないだろう。
公開前は19.5億円という予想だったが、期待が高すぎた。
作品的には驚くような高い伸びはないだろう。
ネット関係でもあり、年配層や女性層の動向が気になるところだ。


6位:「僕と妻の1778の物語」(東宝・フジテレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 11.5億円
【公開規模】 315スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.2億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円弱程度だろうか。
派手さはないが、堅実に伸ばしているようだ。
引き続き、レディースデイなどでの動員に期待したいところ。

草なぎ剛主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
OP0.5→01.6→02.2→02.5→02.7
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→06.3→09.3→13.6→15.5→祝16.8
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2億円→
「BALLAD」対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.2億円となる。
伸びが高ければこの辺りは稼げるが、どうなるだろうか。

竹内結子の主な出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
☆05年「春の雪」トータル12.7億円
☆07年「クローズド・ノート」トータル9.5億円
☆07年「ミッドナイト・イーグル」トータル7.8億円
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→8.5
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→5.0→7.5→9.2億円→
実績は高いが、作品に恵まれてのもの。
主要作品との対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は11.2~11.8億円となる。
二桁はさすがに突破しそうだ。

難病系関連作品は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5
☆07年「Life 天国で君に逢えたら」トータル17.0億円
OP1.9→06.7→09.9→祝12.8→祝14.7→15.5
☆06年「タイヨウのうた」トータル10.5億円
OP1.3→03.5→05.5→07.2→08.3
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2億円→
ハマれば、30億円も期待できるジャンル。
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.2~13.9億円となる。
「Life 天国で君に逢えたら」対比では12.2億円となる。
この辺りまで伸びるだろうか。

「僕と妻の1778の物語」9.2億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インシテミル」10.2億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」9.0億円(トータル11.5億円)
<2009>
☆「カムイ外伝」祝込9.6億円(トータル11.2億円)
☆「少年メリケンサック」8.6億円(トータル10.2億円)
☆「ゼロの焦点」8.6億円(トータル10.1億円)
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は10.7~11.8億円となる。
感動ヒューマンドラマであり、ある程度の伸びは加味する必要がある。

マックス13億円、ミニマム10億円というところか。
派手さがなく、あまりに過度の期待もしにくいところはあるので、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は先週に引き続き11.5億円と予想したい。
残り2億円以上の上乗せが必要となる。
12億円台まで伸びてきそうな雰囲気もあるが、ちょっと様子をみたい。
公開前個人予想は19.0億円だったので、ハズれそうだ。
主演・テーマを考えるとあまり低くは予想できない。


8位:「白夜行」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 5.0億円
【公開規模】 210スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
一応ギリギリのラインの伸びをみせたか。
①過去にドラマ化されている、②堀北真希主演作、③作品的に暗いなどということもあり、ヒットは望みにくい。
東野圭吾原作ということもあり、年配層が見てくれればよいが、堀北真希主演作では敬遠されるだろう。

去年公開された以下の作品に勝てればよいのではないか。
☆10年「FLOWERS」
OP0.5→2.0→2.9→3.6→
☆10年「雷桜」
金0.9→2.3→3.3→3.8→
☆11年「白夜行」
OP0.8→2.3億円→
「雷桜」と同じようなペースとなっている。
4億円台というところか。
相手は東宝作品なので、相手に不足はないだろう。

「白夜行」2.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「今度は愛妻家」2.4億円(トータル4.3億円)
☆「孤高のメス」2.3億円(トータル5.0億円)
☆「雷桜」2.3億円
☆「怪談レストラン」2.2億円(トータル3.7億円)
<2009>
☆「しんぼる」2.5億円(トータル4.7億円)
☆「おっぱいバレー」2.1億円(トータル5.3億円)
☆「TAJOMARU」2.1億円(トータル4.8億円)
☆「風が強く吹いている」2.4億円(トータル4.5億円)
☆「重力ピエロ」2.1億円
「おっぱいバレー」以外との対比で考えると、「白夜行」の興行収入は3.9~5.3億円となる。

マックス5億円台、ミニマム3億円台というところか。
平日にも稼げそうなので、ある程度の伸びは加味したいところ。
4億円台で止まりそうだが、「白夜行」の興行収入は先週に引き続き5.0億円と予想したい。
残り2.7億円以上稼げないだろうか。
公開前の予想どおりであり、当たりそうだ。
堀北真希は自身の幅を広げようと頑張っているとは思うが、頑張りだけでは高い興行収入にはならない。
彼女の人気だけでは限界があり、この程度でも仕方のない結果といえる。


9位:「相棒-劇場版Ⅱ-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」(東映・テレビ朝日)<7週目>
【公開前個人予想】 52.0億円
【現時点での興行収入予想】 34億円台(6週目~38.0億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】『男たちの大和』(51.1億円)越えも十分にありえる
【公開規模】 325スクリーン(先週比-3スクリーン)
4.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは29.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円弱程度となる。
悪い成績ではないが、爆発しているという印象がない。
週毎の動きは以下のとおり。
OP4日5.8→2週目6.6→3週目8.4→4週目3.0→5週目2.6→6週目1.9→7週目1.3億円となる。
大きくは稼げていないが、4週目以降も大きな落ち込みはない。

シリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」トータル7.7億円
OP1.4→4.1→5.3→6.4→6.9
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6億円→
08年「相棒」との対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32.3億円となる。
公開前には前作を余裕で超えると思ったのだが、興行収入というものは分からないものだ。

事件モノドラマの映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32.7~34.1億円となる。
まだまだ粘りそうであり、この対比を超えてくるか。

正月映画は特殊のため、例年の正月映画と比べてみたい。
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆08年「K-20/怪人二十面相・伝」トータル20.0億円
OP1.7→不明→11.2→祝14.9→16.5→17.8→18.9
☆08年「252/生存者あり」トータル17.0億円
OP2.0→5.7→8.2→不明→13.2→祝15.2→16.0
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
OP03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は31.3~34.5億円となる。

マックス35億円、ミニマム31億円となるか。
伸びはまだまだ続くと期待できるが、そろそろ現実的な数字を考えた方がよさそうだ。
1週間の伸びが1.3億円程度であり、1億円程度を5週間稼いだとしても5億円程度しか上乗せできない。
「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は34億円台と予想したい。
先週まで38.0億円と予想していたが、過度な期待は止めておこう。
現在放送中のドラマの視聴率も過去最高を記録しているようであり、勢いはまだまだ止まらないとは思うのだが。
ただ、残り4億円以上は稼げるだろう。
公開前個人予想は52.0億円だったので、ハズレとなる。
たとえ34億円を稼げたとしても、「相棒」トータル44.4億円から2割半ばの減少となる。
現在の人気を考えると、増えることはあっても減ることはないと思ったが、難しいものだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月1週目その2)

2位:「RED/レッド」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 11~12億円
【配給会社・大手ネット期待値等】 興収20億円に向け素晴らしい出足
【公開規模】 297スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは6.2億円弱となっている。
1週間の伸びは3.9億円半ばとなっている。
オープニング時に、ネットには『興収20億円に向け素晴らしい出足』と書いてあったが、オープニングの10倍近くを稼げる作品ではないだろう。

ブルース・ウィリス出演作の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ホステージ」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.6→
☆07年公開「16ブロック」不明(3億円程度か)
OP0.7→1.9→
☆07年公開「ラッキーナンバー7」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.4→3.1
☆07年公開「ダイ・ハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4
☆09年公開「サロゲート」トータル5.5億円
金1.7→3.6→4.5億円→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2億円→
さすがに「ダイ・ハード4.0」以外の他の作品には大きく差を付けている。
「サロゲート」辺りは余裕で超えてきそうだが、これらのデータからもビッグヒットにはならないだろう。
「ダイ・ハード4.0」対比では、「RED/レッド」の興行収入は13.5億円となる。
この対比は下回るのではないか。

アメコミ作品ではあるが、ややユニークなアクション作品が参考になるか。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6→30.0
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8(OP5.0)→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1(OP3.3)→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7億円→
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先3日2.0→4.3→5.7→6.5→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2億円→
主要作品との対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は10.0~13.4億円となる。
二桁は超えてきそうだ。
13億円辺りがマックスラインだろうか。

「RED/レッド」6.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アイアンマン2」6.9億円(トータル12.0億円)
☆「魔法使いの弟子」6.2億円(トータル10.0億円)
<2009>
☆「チェンジリング」6.5億円(トータル12.8億円)
☆「G.I.ジョー」6.6億円(トータル10.5億円)
☆「ノウイング」6.1億円(トータル10.2億円)
☆「ワイルド・スピードMAX」5.9億円(トータル9.5億円)
☆「DRAGONBALL EVOLUTION」6.0億円(トータル8.7億円)
主要作品との対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は9.9~12.2億円となる。

マックス13億円台、ミニマム10億円台というところか。
ビッグヒットにはなりそうもないが、同種のライバルがしばらく不在という点に着目して、「RED/レッド」の興行収入は先週に引き続き11~12億円と予想したい。
やや幅を持たせて様子を見たいところ。
公開前個人予想は8.0億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
予想がちょっと低すぎたのかもしれない。
本当は9億円という予想にするつもりだったが、日本ではあまり受けないと考えて、直前で引き下げてしまった。


3位:「ウォール・ストリート」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 8.0億円前後
【公開規模】 348スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で1.5億円のオープニングを飾った。
土日2日間では1.2億円弱だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは1.5億円程度か』と書いたので、予想どおりとなっている。
知名度は高いが、大ヒットはしにくい作品。

オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アレキサンダー」トータル12.3億円
OP2.0→5.9→8.3→10.1→11.6
☆06年公開「ワールド・トレード・センター」トータル24.0億円
OP3.9→10.7→15.0→18.1→20.6→21.8
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5(OP1.2)億円→
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は7.4~7.4億円となる。
金曜日分を足すと、7.7~7.7億円となる。
二桁突破は厳しいだろう。

金融モノの映画は少ないので、とりあえずヒューマンドラマを参考とする。
☆07年公開「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆09年公開「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→5.8→6.9→7.7
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7→7.9
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5(OP1.2)億円→
主要作品との対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は8.1~10.2億円となる。
伸びれば9億円程度となるが、頑張っても8億円台に留まりそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「サロゲート」トータル5.5億円(オープニング3日1.7億円)
☆「Dr.パルナサスの鏡」トータル7.0億円(オープニング1.3億円)
☆「ラブリーボーン」トータル7.0億円(オープニング2日1.4億円)
☆「パラノーマル・アクティビティ」トータル5億円程度か(オープニング1.0億円)
☆「インビクタス」トータル8.6億円(オープニング2日1.3億円)
<2009>
☆「チェ/39歳 別れの手紙」トータル4.0億円(オープニング0.8億円)
☆「マンマ・ミーア!」トータル26.0億円(オープニング2日3.5億円)
☆「ハイスクール・ミュージカル」不明(オープニング2日0.7億円)
☆「ベンジャミン・バトン」トータル24.0億円(オープニング3.2億円)
☆「フェイクシティ」トータル1億円台か(オープニング0.5億円)
「Dr.パルナサスの鏡」「ラブリーボーン」と同程度は物足りない。
主要作品との対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は4.9~9.0億円となる。
極端に伸びがない作品でもない。

「ウォール・ストリート」金1.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インビクタス」金1.6億円(トータル8.6億円)
☆「NINE」金1.6億円(トータル7.8億円)
☆「食べて、祈って、恋をして」金1.4億円(トータル7.5億円)
☆「ダレン・シャン」金1.4億円(トータル7.5億円)
<2009>
☆「私の中のあなた」金1.4億円(トータル8.0億円)
☆「サブウェイ123激突」金1.6億円(トータル7.7億円)
☆「イングロリアス・バスターズ」金1.6億円(トータル6.5億円)
☆「バーン・アフター・リーディング」金1.4億円(トータル6.5億円)
主要作品との対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は5.4~8.6億円となる。

マックス9億円台、ミニマム5億円台というところか。
予想どおりのオープニングだったが、9億円突破は微妙となりそうだ。
評判もよろしくなく、高い伸びはないだろう。
良くても8億円台となりそうだ。
「ウォール・ストリート」の興行収入は8.0億円前後と予想したい。
公開前個人予想は9.0億円だったので、一応当たりとなりそうだ。
望まれない続編だったのだろうか。
取っ付き難い内容かもしれない。


7位:「ザ・タウン」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 261スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.2千万円半ばのオープニングを飾った。
先週『本来ならば2~3億円程度の映画と思われる。(略)評価が高いので、それを加味する必要がある。(略)伸びがありそうなので、「ザ・タウン」の興行収入は5.0億円と予想したい。オープニングは0.8億円程度か』と書いたが、やっぱり2~3億円の映画だったようだ。
ベン・アフレック監督デビュー作はDVDスルーされたように、高い興行収入を稼げる作品ではないようだ。
ただ、アメリカでは92百万ドルというヒット作品となっている。
「アンストッパブル」トータル81百万ドル、「ナイト&デイ」トータル76百万ドル、「バイオハザード」トータル60百万ドルを大きく超えているのだが、日本では難しいようだ。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆04年公開「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→3.8→5.6→6.5
☆11年公開「ザ・タウン」
OP0.5億円→
主要作品との対比で考えると、「ザ・タウン」の興行収入は2.7~3.6億円となる。
アカデミー賞作品賞にノミネートされているわけでもなく、高い伸びはないだろう。
助演男優賞を取れれば、多少は伸びるかもしれないが、期待しにくい。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「サロゲート」トータル5.5億円(オープニング3日1.7億円)
☆「Dr.パルナサスの鏡」トータル7.0億円(オープニング1.3億円)
☆「ラブリーボーン」トータル7.0億円(オープニング2日1.4億円)
☆「パラノーマル・アクティビティ」トータル5億円程度か(オープニング1.0億円)
☆「インビクタス」トータル8.6億円(オープニング2日1.3億円)
<2009>
☆「チェ/39歳 別れの手紙」トータル4.0億円(オープニング0.8億円)
☆「マンマ・ミーア!」トータル26.0億円(オープニング2日3.5億円)
☆「ハイスクール・ミュージカル」不明(オープニング2日0.7億円)
☆「ベンジャミン・バトン」トータル24.0億円(オープニング3.2億円)
☆「フェイクシティ」トータル1億円台か(オープニング0.5億円)
先週『題材的に「フェイクシティ」と同程度となる可能性もある』と書いたが、そのようにならなければよいが。

「ザ・タウン」0.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パリより愛をこめて」0.5億円
☆「彼岸島」0.5億円
☆「ウルフマン」0.4億円
<2009>
☆「お買いもの中毒な私!」0.6億円
☆「ファイナル・デッドサーキット」0.5億円
☆「スペル」土日0.5億円
これらのような微妙な作品と肩を並べるとは思わなかった。
マックス3億円、ミニマム1億円だろう。
多少は伸びると思うので、「ザ・タウン」の興行収入は2億円台と予想したい。
公開前個人予想は5.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
アメリカで絶賛されていたので、期待が高すぎたようだ。
実際、作品自体は悪くはないが、伸びてはこないだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「あしたのジョー」(東宝・TBS)
<277館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 △
見れば楽しめるとは思う。
しかし、山下のファンでもなく、だいたいのストーリーが分かる点が問題。

【監督】 曽利文彦
02年「ピンポン」、07年「ベクシル」、08年「ICHI」などを手掛けている。
「ピンポン」は話題になったが、その後はあまりパッとしない。
ただ、この手のスポーツモノはそれほど難しくはないはずであり、盛り上がるだろう。

【キャスティング】 山下智久、伊勢谷友介、香里奈、香川照之
山下智久主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
特別なことがなければ、この辺りが落ち着きどころか。
題材的には微妙だが、「あしたのジョー」は意外と当たりそうな気がする。
ムーブメントが起きるとは思えないが、予想外のヒットになる可能性もある。

【題材】 「漫画・アニメの映画化」「スポーツモノ」
往年のアニメ作品の実写映画化が続いている。
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル40億円超見込み
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1
さすがに「ヤッターマン」は超えないだろう。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
「BECK」辺りがライバルになれるか。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
ストーリーが分かり、CMでもほとんどを流している。
その辺りには不安要素がある。

【支持基盤・ターゲット】 「山下ファン」「10~40歳代の男女・カップル」
山下ファンが中心となるだろうが、山下ファンではなくても、アニメや原作ファンも足を運ぶだろう。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「サヨナライツカ」トータル12.0億円(オープニング1.3億円)
☆「おとうと」トータル21.0億円(オープニング2.4億円)
☆「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円(オープニング2.0億円)
☆「交渉人 THE MOVIE」トータル6.3億円(オープニング2日1.0億円)
<2009>
☆「誰も守ってくれない」トータル6.4億円(オープニング1.1億円)
☆「20世紀少年 第2章」トータル30.1億円(オープニング6.2億円)
☆「旭山動物園物語」トータル9.0億円(オープニング1.1億円)
☆「少年メリケンサック」トータル10.2億円(オープニング2.0億円)
10億円はさすがに超えてきそうだ。

【評価・予想】 15.0億円(オープニング3日3.0億円)
話題作であり、分かりやすく楽しみやすい作品である。
コケることはなさそうであり、場合によれば話題となりそうな作品でもある。
しかし、「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円、「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円は超えないだろう。
山下智久主演作の「クロサギ」トータル17.2億円、「BECK」トータル17.6億円と同程度か、下回る程度と思われる。
12億円以上、17億円以下となるか。
意外と伸びると考えて、「あしたのジョー」の興行収入は15.0億円と予想したい。
祝日3日公開の「カイジ 人生逆転ゲーム」対比で考えると、祝日の金曜日からのオープニング3日間は3.5億円となるが、徐々に伸びていくと思われるので、3.0億円程度か。


「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」(東宝・日本テレビ)
<300館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
良い作品かもしれないが、見たいとは思えない。

【監督】 平山秀幸
かなりのベテランのようだ。
02年「OUT」、04年「レディ・ジョーカー」、07年「しゃべれどもしゃべれども」、07年「やじきた道中 てれすこ」、10年「必死剣 鳥刺し」などを手掛けている。
それほど悪い作品には仕上がっていないだろう。

【キャスティング】 竹野内豊、唐沢寿明、井上真央
竹野内豊は「冷静と情熱のあいだ」のようなヒット作品があるが、数字を持っているような俳優ではないだろう。
08年「あの空をおぼえてる」もヒットしなかった。

【題材】 「戦争モノ」
戦争映画は「硫黄島からの手紙」「男たちの大和」など、ハマればビッグヒットになるものも多いが、あまり好まれるジャンルでもない。
近年の戦争モノは以下の通り。
☆06年「出口のない海」トータル不明(8~9億円程度か)
OP1.3→3.8→5.2→
☆07年「俺は、君のためにこそ死ににいく」トータル10.8億円
OP1.8→4.7→6.8→8.1→8.9
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
稼げても10億円というところか。
「真夏のオリオン」と同程度となるかもしれない。

【予告編・TVCM】 量・少/デキ・不明
日本テレビ系をほとんど見ないためか、CMを見かけない。
竹野内豊が日本テレビ系の番組に出演しているのをちらっと見かけたが。

【支持基盤・ターゲット】 「年配層」
若年層や女性層は本作のような映画を好まない。
年配層も主演が若い俳優の映画を好まない。
したがって、誰からも見られないという悪循環に陥ることが多々ある。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「サヨナライツカ」トータル12.0億円(オープニング1.3億円)
☆「おとうと」トータル21.0億円(オープニング2.4億円)
☆「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円(オープニング2.0億円)
☆「交渉人 THE MOVIE」トータル6.3億円(オープニング2日1.0億円)
<2009>
☆「誰も守ってくれない」トータル6.4億円(オープニング1.1億円)
☆「20世紀少年 第2章」トータル30.1億円(オープニング6.2億円)
☆「旭山動物園物語」トータル9.0億円(オープニング1.1億円)
☆「少年メリケンサック」トータル10.2億円(オープニング2.0億円)
「旭山動物園物語」程度稼げればよいが。

【評価・予想】 7~8億円(オープニング3日2.1億円)
良い映画だとは思うが、ビッグヒットにはなりにくい作品だと思う。
若年層からも年配層からも受けにくいだろう。
「俺は、君のためにこそ死ににいく」トータル10.8億円以下、「真夏のオリオン」トータル5.7億円以上と考えると、10億円以下、6億円以上か。
良作ようにも思われるので、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は7~8億円と予想したい。
祝日の金曜日からのオープニング3日間は2.1億円程度か。


「パラノーマル・アクティビティ2」(パラマウント)
【鑑賞度】 △
一回見れば十分という気もする。
二番煎じ感があり、暇なときで十分か。

【監督】 トッド・ウィリアムズ
あまり実績はないようだが、問題ないだろう。

【キャスティング】 ケイティー・フェザートン、スプレイグ・グレイデン
キャストが問題になる作品ではない。

【題材】 「ホラー」
シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
前作を超えないのではないか。
本家ということもあり、「TOKYO NIGHT」は超えたいところだ。

中堅どころのホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE 4TH KIND フォース・カインド」トータル5~6億円
金3日1.1(0.8)→2.9→3.9→4.7→5.2
☆08年「ミラーズ」トータル4.1億円
不明→2.5→不明→3.9
☆08年「ミスト」トータル3.6億円
OP0.8→2.0→2.7→3.2→3.4
☆09年「スペル」
金0.6→1.4
☆10年「ウルフマン」
金0.6→1.5
「スペル」「ウルフマン」を超えそうだが、「ミスト」「ミラーズ」辺りというところか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
マツコで押しており、量も意外と多い。
戦略はユニークだが、それが当たるかは分からない。
この手の作品はオチを明かしてもよいから、もっとショッキングさを煽るべきだろう。
本作のCMは意外と弱い。

【支持基盤・ターゲット】 10~20歳代の男女・カップル
この手の作品の需要はあるので、大コケはないはずだ。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「サロゲート」トータル5~6億円(オープニング3日1.7億円)
☆「Dr.パルナサスの鏡」トータル6~7億円(オープニング1.3億円)
☆「ラブリーボーン」トータル6~7億円(オープニング2日1.4億円)
☆「パラノーマル・アクティビティ」トータル5億円程度か(オープニング1.0億円)
☆「インビクタス」トータル9億円程度か(オープニング2日1.3億円)
<2009>
☆「チェ/39歳 別れの手紙」トータル4.0億円(オープニング0.8億円)
☆「マンマ・ミーア!」トータル26.0億円(オープニング2日3.5億円)
☆「ハイスクール・ミュージカル」不明(オープニング2日0.7億円)
☆「ベンジャミン・バトン」トータル24.0億円(オープニング3.2億円)
☆「フェイクシティ」トータル1億円台か(オープニング0.5億円)
前作と同じ時期に公開されるようだ。

【評価・予想】 3億円台(オープニング3日1.0億円)
前作を超えることはないだろうが、新味のあるホラー作品なので大きくコケるとも思えない。
2億円以上、5億円以下というところか。
ビッグヒットにはならないと思われるので、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は3億円台と予想したい。
祝日の金曜日からのオープニング3日間は1.0億円程度か。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月1週目その1)

動員1位:「GANTZ」(東宝・日本テレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 28.5億円
【現時点での興行収入予想】 35~36億円
【配給会社・大手ネット期待値等】 最終興収40億円も狙える大ヒットスタート
【公開規模】 先週410スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは14.6億円となっている。
1週間の伸びは8.7億円弱程度だろうか。
それほど盛り上がっているイメージはなかったが、さすがにこの手のジャンル・この手の俳優の人気は高い。
製作費40億円以上という噂があり、二作合計で80億円程度を稼げないと元を取るのは難しいが、どうなるだろうか。
評価は思ったよりも悪くはなさそうなので、ある程度の伸びは加味する必要があるか。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水04.3→05.9→08.1→祝9.6→10.2→10.6
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4億円→

二宮和也主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」
OP05.9→14.6億円→
これらとの対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は27.7~33.5億円となる。
「L change the WorLd」対比31.0億円、「デトロイト・メタル・シティ」対比33.5億円となり、通常の伸びではこの辺りが落ち着きどころとなるか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6億円→
「DEATH NOTE」シリーズ以外との対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は30.2~37.0億円となる。
「20世紀少年-第1章-」対比では37.0億円となる。
二部作の第1弾ということもあり、この辺りまで伸びるのではないか。

「GANTZ」14.6億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「のだめカンタービレ後編」13.6億円(トータル37.2億円)
☆「SP野望篇」15.3億円(トータル36.3億円)
<2009>
☆「ごくせん」祝込13.1億円(トータル34.8億円)
☆「クローズZERO Ⅱ」13.4億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年-第2章-」13.4億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は32.8~39.9億円となる。

マックス40億円、ミニマム30億円というところか。
評価は悪くはなく、2部作の1作目ということもあり、ある程度の伸びがありそうだ。
「GANTZ」の興行収入は先週に引き続き35~36億円と予想したい。
「20世紀少年」シリーズ、「のだめカンタービレ」シリーズをやや下回る程度となるか。
公開前個人予想は28.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
それほど盛り上がりを感じられなかったが、やはりこの手のジャンルは強いようだ。


動員4位:「毎日かあさん」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 134スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.9千万円(79,112,400円)のオープニングを飾った。
話題作ということは認識しており、ランキングはしてくるとは思ったが、まさか本作が4位に入って、「ジーン・ワルツ」が圏外になるとは思わなかった。
他の作品に勢いがなかったことが要因だろう。
この規模としてはもちろん高いが、それほど驚くほどの数字でもない。

小泉今日子主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「グーグーだって猫である」トータル3.6億円
OP0.6→1.8→2.5→3.0→3.2
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8億円→
この対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は4.8億円となる。
この対比を超える程度となるか。

100スクリーン台のヒューマンドラマ系の興行収入は以下の通り。
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円(OP時:189SC)
OP1.0→2.9→4.5→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル6.0億円見込み(OP時:108SC)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円見込み(OP時:154SC)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8億円→
これらとの対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は5.3~6.3億円となる。
かなりの伸びはありそうだが、「毎日かあさん」の興行収入は5億円台と予想したい。
このヒットを受けて、松竹はこのままのスクリーンでいくのか、拡大公開するのかどうか気になるところ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『ザ・タウン』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  B+(分かりやすい作品)

緊張感に溢れ、重々しくかつ渋めの作風となっており、自分好みの作品に仕上がっている。
監督としてのキャリアが浅いこともあるのか、あまり変なところに凝ることなく、オーソドックスで分かりやすい構成ともなっている(リアリティにはこだわっているようだが)。
クライムサスペンス、アクション、ラブストーリー、ヒューマンドラマという要素をバランスよく、重厚かつリアルに描き込んでおり、エンターテイメント作品としても人間ドラマとしても、どちらの面からも楽しめられる。
アフレックは役柄的にぼんやりしたところはあったが、ジェレミー・レナーが“街”とともに生きるという決意が表れたような演技をしている点も評価できるところ。

父親との関係、幼なじみとの関係、元恋人との関係、現在の恋人との関係、街を仕切るボスとの関係など、自分が住む“街”、自分と切り離すことができない“街”について、あまり多くを語らずに必要最小限に留めているところも好感がもてる。
獄中にいる父親に会って、母親の話をするだけでよい。
幼なじみとは罪を犯し、むかつく奴を殴り、昔話をするだけでよい。
元恋人とはヤッて、泣きつかれるだけでよい。
街に仕切るボスとは交渉して、逆に脅されるだけでよい。
それぞれを詳細には描き込んでいないが、しがらみに絡みつかれていることがよく分かるようになっている。
幹と枝の部分をしっかりと描き、葉っぱのような部分をカットしていることはなかなかの思い切りの良さを感じられる。

エピソードも効果的に使われている。
母親に関するエピソード、自分のために獄中に入ってくれた幼なじみのエピソードなど、実際に描くよりもエピソードとして挿入することの方が心に響き、大きな効果を生んでいるように感じられた。
スケートリンク、土いじり、恋人との会話などもさりげなく描き、それらを効果的に使っている。

ただ、ラストのヒゲ面は多少蛇足かもしれない。
彼が警察に捕まったのか、野垂れ死んだのか、幸せに暮らしているのか、罪を償っているのかといったことはそれぞれの観客の判断に任せてもよいのではないか。
あまり描かないことが効果的だったので、手紙のナレーションだけでもよかったかもしれない。

また、根本的な部分ではあるが、自分には『この街を出て、自分の人生を変えたいんだ』という発想がそもそもないために、グッと来るものが感じられないところがあり、その辺りも若干評価には繋がったか。
“街”や“故郷”というテーマは東京育ちの自分にとっては、ピンとは来ない部分もある。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(2月第1週目)

1位となったのは新作の「The Roommate」。
事前には週末3日間で13.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る15.6百万ドルのオープニングを飾った。
学園モノのサスペンス作品であり、さすがに学園モノは強い。
製作費16百万ドルをあっさりと回収できそうだ。
主演は、レイトン・ミースター、ミンカ・ケリーだが、キャリアは高くないだろう。

去年、学園モノの「Easy A」がサプライズヒットした。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Roommate」
OP16百万ドル→
評価はあまり良くないので、このような伸びはないだろう。
「The Roommate」の興行収入は4千万ドル前後というところか。
ホラー、学園モノは低予算でありながら、ヒットしやすいジャンルといえる。


2位となったのは新作の「サンクタム」。
事前には週末3日間で13.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る9.2百万ドルのオープニングを飾った。
製作費3千万ドルの回収は厳しいか。
ジェームズ・キャメロンがプロデュースした作品であり、かなりのヒット作品になると思ったのだが。
監督は、あまりキャリアのないアリスター・グリアソン。
主演は、ヨアン・グリフィズ、リチャード・ロクスバーグ、リース・ウェイクフィールドなど。

拡大公開された3D作品としては、かなり酷いオープニングとなっている。
☆10年「ガリバー旅行記」トータル42百万ドル
OP06→27→34→38→40→41
☆10年「Piranha 3D」トータル25百万ドル
OP10→18→23→24→25→25
☆10年「My Soul to Take」トータル15百万ドル
OP07→12→14→15
☆11年「サンクタム」
OP09百万ドル→
2千万ドル程度か、伸びても4千万ドルか。
とりあえず、「サンクタム」の興行収入は3千万ドル台と考えたい。
評価は普通程度あり、あまり良くないことが影響しているのか。


3位は3週目の「抱きたいカンケイ」。
トータルでは52百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は余裕だった。

監督は、「ゴーストバスターズ」などを手掛けたベテランのアイヴァン・ライトマン。
主演は、ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー。
ナタリー・ポートマンにとっては、アカデミー賞前にあまりイメージを壊すような作品をリリースしたくないとは思うが、ただの出演者に公開時期を決める権限などないだろう。
スタジオ側にとっては、彼女への注目が集まっている絶好の時期となった。
ナタリー・ポートマン効果だろうか、かなり粘っている。

ナタリー・ポートマンにとっては珍しいコメディ作品だが、アシュトン・カッチャーにとっては珍しくない作品。
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆10年「キス&キル」トータル47百万ドル
OP16→30→39→44→45
☆11年「抱きたいカンケイ」
OP20→40→52百万ドル→
「ベガスの恋に勝つルール」と現時点では足並みが同じなので、7千万ドル突破してくるかもしれない。
先週まで6千万ドル後半と予想していたが、「抱きたいカンケイ」の興行収入は7千万ドル台と予想したい。
ただ、評価はそれほど悪くはない程度であり、それほど高い伸びはないと考えたい。
アカデミー賞主演女優賞を獲得すれば、もう一伸びあるかもしれないが。


4位は11週目の「英国王のスピーチ」。
トータルでは84百万ドルとなっている。
製作費15百万ドルをあっさりと回収している。
7週目から758→1543→1680→2557→2584スクリーンと増加させ続けて、興行収入も伸ばし続けている。
監督は、トム・フーパー。
出演は、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ。
コリン・ファースの演技を中心として、賞レースを賑わしており、かなりの伸びがありそうだ。
なお、ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演男優賞を獲得している。

アカデミー賞でも有力候補となっており、今の勢いを考えると受賞の可能性も高まってきた。
「英国王のスピーチ」の興行収入は先週に引き続き1億1~2千ドル程度と予想したい。
予想以上に拡大公開が続いており、評価はかなり高く、相当に伸びがあるだろう。

以下のような作品と似たようなこととなりそうだ。
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
04週目より拡大26→52→71→85→100→110→118→124
☆08年「スラムドッグ$ミリオネア」トータル141百万ドル
11週目より拡大56→67→77→87→098→115→125→133
☆10年「英国王のスピーチ」
05週目より拡大08→23→33→45→057→072→084
さすがにここまでは伸びないとは思うが、これらと同様にサプライズヒットとなりそうだ。


5位は4週目の「グリーン・ホーネット」。
トータルでは87百万ドルとなっている。
製作費1億2千万ドルの回収は厳しそうだ。

ミシェル・ゴンドリー監督の3Dアクション。
出演は、セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス。
ミシェル・ゴンドリーにとっては初めての大作ヒット作品となる。
コメディ作品の常連であるセス・ローゲンにとっても大作アクション作品は初めてとなるのではないか。

セス・ローゲン主演の「無ケーカクの命中男」を超えられるだろうか。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP34→63→78→087百万ドル→
伸びがある作品ではないので、これを超えることは不可能だろう。

3D作品としては以下のような作品がある。
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆10年「トロン:レガシー」
OP44→087→131→148→157百万ドル→
☆10年「エアベンダー」トータル132百万ドル
先58(OP40)→100→115→123→127→129
☆10年「ナルニア国物語/第3章」現時点で103百万ドル
OP24→43→63→87→95→98
☆10年「バイオハザードⅣ」トータル60百万ドル
OP27→44→52→57→59→60
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP34→63→78→87百万ドル→
「ナルニア国物語/第3章」がライバルとなるか。
「グリーン・ホーネット」の興行収入は9千万ドル後半と予想したい。
先週まで9千万ドル~1億ドル程度と考えていたが、1億ドル突破は微妙か。
1億ドルを超えるかどうかが注目となる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びは期待しにくい。


6位は2週目の「ザ・ライト-エクソシストの真実-」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
先週1位から急落している。
アンソニー・ホプキンス主演のサスペンス。
製作費37百万ドルの回収は微妙となりそうだ。
監督は、07年「1408号室」(トータル72百万ドル)のミカエル・ハフストローム。

タイトルからも分かるように、心霊モノのようだ。
去年公開された同種の作品がライバルとなるか。
☆10年「The Last Exorcism」トータル41百万ドル
OP20→32→38→40→41
☆11年「ザ・ライト-エクソシストの真実-」
OP15→24百万ドル→
「ザ・ライト-エクソシストの真実-」の興行収入は3千万ドル台となりそうだ。
さすがに「パラノーマル・アクティビティ」のようなヒットにはならない。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。


7位は2週目の「The Mechanic」。
トータルでは20百万ドルとなっている。
ジェイソン・ステイサム主演のアクション。
チャールズ・ブロンソン主演映画のリメイク。
製作費4千万ドルの回収は不可能か。

監督は、97年「コン・エアー」トータル101百万ドル、99年「将軍の娘」トータル103百万ドル、01年「トゥームレイダー」トータル131百万ドル、06年「ストレンジャー・コール」トータル48百万ドルのサイモン・ウエスト。
かなり実績があるようだ。

ジェイソン・ステイサムの主な主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
OP10→20→24→27→28
☆07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
OP10→17→21→22→22
☆08年「バンク・ジョブ」トータル30百万ドル
OP06→13→20→24→27
☆08年「デス・レース」トータル36百万ドル
OP13→23→30→33→35
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆09年「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」トータル14百万ドル
OP07→12→13→14
☆11年「The Mechanic」
OP11→20百万ドル→
いつも通りというところか。
「The Mechanic」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル前後と予想したい。
評価はそれほど悪くはないが、それほど高い伸びはないだろう。
「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」のようにコケなければ、問題ない。
安定して3千万ドル前後の興行収入を稼げることは評価すべきだ。


8位は7週目の「トゥルー・グリット」。
トータルでは155百万ドルとなっている。
製作費38百万ドルながら、1億ドルをあっさりと突破している。
ついに1億5千万ドルをも突破してしまった。
すべては高評価のためだろう。
コーエン兄弟監督作品。
ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン出演のウエスタン。
「勇気ある追跡」のリメイク。

過去のコーエン兄弟作品は以下の通り。
☆07年「ノーカントリー」トータル74百万ドル
☆08年「バーン・アフター・リーディング」トータル60百万ドル
☆10年「トゥルー・グリット」
先36(OP25)→87→110→126→138→148→155百万ドル→
これらを超えて、コーエン兄弟としては過去最高の興行収入となった。
オープニング時には『「トゥルー・グリット」の興行収入は9千万ドル~1億ドル程度となるか』と書いたが、1億ドルはあっさりと超えてしまった。
西部劇としては、92年「許されざるもの」(トータル101百万ドル)がライバルとなるだろうかと思ったが、これを楽に超えている。
ここまでいくと、90年「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(トータル184百万ドル)を超えるかが注目となりそうだ。
先週に引き続き、「トゥルー・グリット」の興行収入は1億8千万ドルまで伸びると考えたい。
賞レースを賑わしており、評価はかなり高い。


9位は4週目の「僕が結婚を決めたワケ」。
トータル46百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルの回収は厳しそうだ。

ロン・ハワード監督のコメディ作品。
ヴィンス・ヴォーン、ケヴィン・ジェームズ、ジェニファー・コネリー、ウィノナ・ライダーなどが出演している。

ロン・ハワード監督は「ダ・ヴィンチ・コード」などヒット作品は多いが、ヒットしていない作品もある。
☆03年「ミッシング」トータル27百万ドル
先15→22→25→26→26
☆05年「シンデレラマン」トータル62百万ドル
OP18→25→44→50→54
☆11年「僕が結婚を決めたワケ」
OP18→33→41→46百万ドル→
「シンデレラマン」がライバルとなるか。

ヴィンス・ヴォーン主演のコメディの興行収入は以下の通り。
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→67→084→098→105→109
☆05年「ウェディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドル
OP34→80→116→144→164→178
☆06年「ハニーVS.ダーリン」トータル119百万ドル
OP39→74→092→104→110→114
☆07年「ブラザーサンタ」トータル72百万ドル
OP19→36→053→060→066→069
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆09年「Couples Retreat」トータル109百万ドル
OP34→63→078→087→096→102
☆11年「僕が結婚を決めたワケ」
OP18→33→041→046百万ドル→
1億ドルを余裕で稼ぐことができる人気俳優だが、久々の失敗作となりそうだ。
「僕が結婚を決めたワケ」の興行収入は5千万ドル程度だろうか。
評価はあまり良くないので、伸びはないだろう。
ロン・ハワード監督のコメディ作品はイメージが沸かないというところもあるか。
アイヴァン・ライトマン監督作品は頑張っているが、エドワード・ズウィック監督作品「Love and Other Drugs」(トータル32百万ドル)、ジェームズ・L・ブルックス監督作品「恋のはじまりは。」(トータル30百万ドル)といったように、巨匠のコメディ作品はあまり当たらないようだ。


10位は10週目の「ブラック・スワン」。
トータルでは96百万ドルとなっている。
評価が恐ろしく高いためか、スクリーン数が18から2407まで徐々に増えていったが、ようやくスクリーン数が削られつつある。
製作費13百万ドルは余裕で回収している。
主演は、ナタリー・ポートマン。
なお、ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演女優賞を獲得している。
今後も賞レースを賑わすだろう。

ダーレン・アロノフスキー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ファウンテン」トータル10百万ドル
☆08年「レスラー」トータル26百万ドル
「レスラー」を超えた。

駄作を生むことが多い20世紀フォックスだが、関連会社のフォックスサーチライトは良作を生むことが多い。
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
04週目より拡大26→52→71→85→100→110→118→124
☆08年「スラムドッグ$ミリオネア」トータル141百万ドル
11週目より拡大56→67→77→87→098→115→125→133
☆04年「サイドウェイ」トータル72百万ドル
15週目より拡大40→47→53→58→063→066→068→070
☆06年「リトル・ミス・サンシャイン」トータル60百万ドル
05週目より拡大23→34→41→46→050→053→055→056
☆04年「バス男」トータル45百万ドル
12週目より拡大22→26→30→33→036→038→039→040
☆09年「クレイジー・ハート」トータル39百万ドル
08週目より拡大11→17→22→25→030→034→036→038
☆08年「リリィ、はちみつ色の秘密」トータル38百万ドル
OP11→19→25→30→34→36→37
☆10年「ブラック・スワン」
OP01→06→16→29→48→61→73→83→91→96百万ドル→
5週目までは『最終的には、「サイドウェイ」トータル72百万ドル、「リトル・ミス・サンシャイン」トータル60百万ドル辺りとなるだろうか。「ブラック・スワン」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル程度と考えたい』と考えたが、楽に超えてしまった。
ダークな作品なので、「Juno」「スラムドッグ$ミリオネア」のような爆発をしないと思うが、「ブラック・スワン」の興行収入は先週に引き続き1億1~2千万ドル程度と考えたい。
伸びはまだまだ持続するだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆チャニング・テイタム主演の歴史アクション「The Eagle」
☆アニメ作品「Gnomeo and Juliet」
☆アダム・サンドラー、ジェニファー・アニストン共演のラブコメ「Just Go With It」
☆ドキュメンタリー作品「Justin Bieber: Never Say Never」
アニメ作品であり、「Gnomeo and Juliet」はハズさないだろう。
ラブコメ作品も「Just Go With It」もかなり高い興行収入になりそうだ。
「The Eagle」はややハズしそうだ。
「Justin Bieber: Never Say Never」は分からない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(1月5週目その4)

6位:「相棒-劇場版Ⅱ-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」(東映・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 52.0億円
【現時点での興行収入予想】 38.0億円
【配給会社・大手ネット期待値等】『男たちの大和』(51.1億円)越えも十分にありえる
【公開規模】 328スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは28.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度となる。
悪い成績ではないが、爆発しているという印象がない。
週毎の動きは以下のとおり。
OP4日5.8→2週目6.6→3週目8.4→4週目3.0→5週目2.6→6週目1.9億円となる。
大きくは稼げていないが、4週目以降も大きな落ち込みはない。

シリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」トータル7.7億円
OP1.4→4.1→5.3→6.4→6.9
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3億円→
08年「相棒」との対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32.3億円となる。
公開前には前作を余裕で超えると思ったのだが、興行収入というものは分からないものだ。

事件モノドラマの映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32.7~36.2億円となる。
40億円超えは厳しいかもしれないが、35億円辺りは超えてくるか。

正月映画は特殊のため、例年の正月映画と比べてみたい。
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆08年「K-20/怪人二十面相・伝」トータル20.0億円
OP1.7→不明→11.2→祝14.9→16.5→17.8→18.9
☆08年「252/生存者あり」トータル17.0億円
OP2.0→5.7→8.2→不明→13.2→祝15.2→16.0
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
OP03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は31.7~33.1億円となる。

マックス36億円、ミニマム32億円となるか。
伸びはまだまだ続くと期待して、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は先週に引き続き38.0億円と予想したい。
現在放送中のドラマの視聴率も過去最高を記録しているようであり、勢いはまだまだ止まらないだろう。
マックスラインを超えているが、もう少し様子を見たい。
残り10億円となるが、2億円を5週間維持できればクリアできる。
公開前個人予想は52.0億円だったので、ハズレとなる。
たとえ38億円を稼げたとしても、「相棒」トータル44.4億円から2割弱の減少となる。
現在の人気を考えると、増えることはあっても減ることはないと思ったが、難しいものだ。


8位:「グリーン・ホーネット」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 6.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円半ば(OP時6億円台)
【公開規模】 462スクリーン(先週比+3スクリーン)
6.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円弱程度だろうか。
日本では知名度のない主演作品であり、さすがに日本では厳しい。
3D単価でなければ、悲惨だっただろう。

本作はアメコミ作品ではないが、ヒーローモノが参考になるか。
☆08年「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆06年「スーパーマン リターンズ」トータル15.0億円
先3.7→7.9→10.9→12.3→13.2
☆10年「アイアンマン2」トータル12億円程度か
金3.4→6.9→9.1→10.5→
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円
金3日2.3→6.6→8.5
☆06年「Vフォー・ヴェンデッタ」トータル10.0億円
OP1.5→4.6→7.7→8.6
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP1.5→3.4億円→
主要作品との対比で考えると、「グリーン・ホーネット」の興行収入は5.3~6.5億円となる。
6億円前後となりそうだ。

「グリーン・ホーネット」3.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ラブリーボーン」3.9億円
☆「ダレン・シャン」3.7億円
☆「エアベンダー」3.6億円
☆「Dr.パルナサスの鏡」3.5億円
☆「サロゲート」3.6億円
☆「かいじゅうたちのいるところ」3.4億円
<2009>
☆「私の中のあなた」3.9億円(トータル8.0億円)
☆「ココ・アヴァン・シャネル」3.7億円(トータル7.5億円)
☆「イングロリアス・バスターズ」3.7億円(トータル6.5億円)
☆「バーン・アフター・リーディング」3.6億円(トータル6.5億円)
☆「スター・トレック」3.8億円(トータル6.0億円)
☆「オーストラリア」3.4億円(トータル5.8億円)
主要作品との対比で考えると、「グリーン・ホーネット」の興行収入は5.4~6.9億円となる。
マックス6億円、ミニマム5億円程度か。
個人的な感想だが、あまり面白くなかったので、伸びがある作品ではないと思われる。
「グリーン・ホーネット」の興行収入は5億円半ばと予想したい。
あと2億円程度は上乗せできるはずだ。
先週6億円台と予想したが、そこまで伸びないだろう。
単価が高い本作よりも、「RED」や「アンストッパブル」の方に人気が集まるはずだ。
公開前個人予想は6.0億円だったので、当たりそうだ。
この手の日本での知名度が低い主演の作品は、この程度でも仕方がないだろう。


9位:「アンストッパブル」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 11億円後半(OP時~2週目13.0億円)
【公開規模】 340スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.8億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円半ば程度か。
10億円が目前に迫っている。
評価も割と高く、競合する作品もあまりないという強みがあった。
正月明けという公開時期が良かったようだ。
しかし、アクション作品「グリーン・ホーネット」の影響はそれほどなかったが、「RED」の影響はあっただろう。

トニー・スコット監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円(※年末公開)
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆11年公開「アンストッパブル」
金2.8→6.6→8.7→9.8億円→
8~10億円程度が水準となりそうだ。
これらとの対比で考えると、「アンストッパブル」の興行収入は11.1~11.5億円となる。
『「マイ・ボディガード」「デジャヴ」「サブウェイ123激突」ともに、デンゼル・ワシントン主演作であり、当然この程度となるだろう』と思ったが、大きく超えてきそうだ。

上述外のデンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下のとおり。
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」
金2.8→6.6→8.7→9.8億円→
「ザ・ウォーカー」などの例外はあるが、10億円前後を安定して稼げる俳優。
「アメリカン・ギャングスター」との対比で考えると、「アンストッパブル」の興行収入は11.6億円となる。

「アンストッパブル」9.8億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アイアンマン2」10.5億円(トータル12.0億円)
☆「魔法使いの弟子」9.0億円(トータル10.0億円)
<2009>
☆「チェンジリング」11.0億円(トータル12.8億円)
☆「グラン・トリノ」9.0億円(トータル11.0億円)
☆「ノウイング」9.3億円(トータル10.2億円)
これらとの対比で考えると、「アンストッパブル」の興行収入は10.7~12.0億円となる。
「アイアンマン2」対比では11.2億円となり、11億円台が落ち着きどころか。
「アンストッパブル」の興行収入は先週に引き続き11億円後半と予想したい。
残り2億円弱の上乗せは不可能ではないだろう。
OP時~2週目まで13.0億円と予想していたが、そこまでの伸びはなかった。
オープニングがやや高すぎたので、期待してしまった。
公開前個人予想は9.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
このコンビがややイマイチなところがあったので、高めにも予想しにくいところがあった。
アメリカでは現在81百万ドルとなっている。
「デジャヴ」トータル64百万ドル、「サブウェイ123激突」トータル65百万ドルを大きく上回る成績となっており、日米ともに2作品を超えるようだ。


10位:「劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来」(東宝・テレビ東京)<6週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 17億円半ば(4~5週目18.0億円、3週目21.0億円)
【公開規模】 229スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは16.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.8千万円程度か。
平日は全く稼げていないが、土日にはまだ稼げているようだ。
「クレヨンしんちゃん」を上回る成績となっており、初の映画化は大成功となりそうだ。
ヒットしそうな雰囲気もあったが、ここまでのヒットになるとは思わなかった。
シリーズ化されるのではないか。

東宝による年末のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「劇場版どうぶつの森」トータル17.0億円
OP2.4→4.6→8.7→祝14.4→15.6→16.2
☆08年「劇場版 MAJOR」トータル10.5億円
OP1.5→2.6→不明→7.7→祝込9.6→10.0
☆10年「劇場版イナズマイレブン」
4日5.4→10.5→祝15.2→16.0→16.6→17.0億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版イナズマイレブン」の興行収入は17.8~17.9億円となる。
冬休み終了後の動きが注目となる。
配給会社は『口コミで伸びていくはず』という期待をしているようだが、過度の期待はしにくいか。

去年東宝で公開されたアニメ作品は以下のとおり。
☆10年「ポケットモンスター」トータル41.6億円
6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7
☆10年「名探偵コナン」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆10年「ドラえもん」トータル31.6億円
5.5→9.7→祝15.3→20.2→27.7→29.9→30.3
☆10年「クレヨンしんちゃん」トータル12.5億円
2.7→4.9→7.7→11.2→11.7→12.0
☆10年「劇場版イナズマイレブン」
4日5.4→10.5→祝15.2→16.0→16.6→17.0億円→
GW公開の「名探偵コナン」「クレヨンしんちゃん」との対比で考えると、「劇場版イナズマイレブン」の興行収入は17.7~18.1億円となる。
冬休みも終わり、高い伸びは期待しにくい。
先週18.0億円と予想していたが、1週3千万円を稼いでも3週間も掛かる。
公開終了まで長くても5週間程度と思われるので、18億円突破は厳しいだろう。
「劇場版イナズマイレブン」の興行収入は17億円半ばと下方修正したい。
1億円の上乗せは厳しいが、残り5~6千万円の上乗せは可能か。
2週前まで21億円と予想したが、さすがに休みが終われば、厳しくなるようだ。
公開前個人予想は12.0億円だったので、ハズレとなる。
アニメも知らない、ゲームも知らないので、人気の高さがよく分からない。
10億円+3D加算という予想でもしょうがない。


11位:「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」(ワーナー)<11週目>
【公開前個人予想】 110億円
【現時点での興行収入予想】 68億円(10週目69億円、5~9週目72億円、OP時~4週目90億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 100億円突破に向けて好発進
【公開規模】 306スクリーン(先週比-106スクリーン)
2.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは67.0億円となっている。
1週間の伸びは6.2千万円半ば程度だろうか。
物足りない動きではあったが、やはり著名シリーズだけにある程度まで伸びてきている。
ただ、このシリーズは今まで見たことがないのでよく分からないところはあるが、ラストという割には盛り上がっていない気がする。
ラストまで付いていくのは大変なのだろうか。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
10週目105.4→108.3
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
10週目91.9→93.0
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
☆10年「死の秘宝PartⅠ」
10週目66.4→67.0億円→
右肩下がりとなっている。
01年の203億円→09年の80億円となっているので、約6割の減少となっている。
これらとの対比で考えると、「死の秘宝PartⅠ」の興行収入は67.7~71.1億円となる。
冬に公開された「炎のゴブレット」との対比では71.1億円となるが、現状の数千万円の伸びでは70億円突破は無理だろう。
前作を超えるのはもちろん無理だが、まさかここまで落ち込むとは思わなかった。

興行収入60~120億円の洋画実写作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
10週目105.1→106.8→107.5
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
☆05年公開「スター・ウォーズEPⅢ」トータル91.7億円
☆06年公開「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
☆07年公開「スパイダーマン3」トータル71.2億円
☆06年公開「ナルニア国物語」トータル68.6億円
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
☆08年公開「インディ・ジョーンズ」トータル57.1億円
10週目56.5→56.8
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」
10週目66.4→67.0億円→
これらとの対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」の興行収入は67.4~68.4億円となる。
70億円突破は不可能と考えて、先週69億円と予想したが、より現実的な数字にした方がよいだろう。
今週6.2千万円を稼いだので、下落率4割程度と考えると、次週以降3.7+2.2+1.3+0.8+0.5+0.3+0.2+0.1億円を稼ぎそうだ。
残り1億円程度の上乗せが可能と思われるので、「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」の興行収入は68億円と予想したい。
OP時~4週目90億円、5~9週目72億円、10週目まで69億円と予想していた。
知名度の高い作品のラスト前であり、伸びが持続することを辛抱強く期待していたが、無理だったようだ。
スクリーン数も削られていくので、伸びはないだろう。
公開前個人予想は110億円だったので、ハズしそうだ。
ラスト前ということもあり、もっと期待度が高まっていると思った。


12位:「犬とあなたの物語 いぬのえいが」(アスミック)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 126スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.0億円となっている。
1週間の伸びは6.1千万円程度だろうか。
動物モノは比較的当たりやすいが、本作はメジャー系ではない。
オムニバス系で内容もよく分からないのでヒットしそうもないと考えて予想はしなかったが、その予想は当たったようだ。
ある程度の伸びはあるとは思うが、高い伸びはなさそうなので、動物モノと比較しても仕方がないだろう。

「犬とあなたの物語 いぬのえいが」1.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ちょんまげぷりん」1.0億円
☆「瞬 またたき」1.1億円
☆「君が踊る、夏」1.0億円
☆「マザー・ウォーター」1.1億円
<2009>
☆「キラー・ヴァージンロード」1.2億円
☆「引き出しの中のラブレター」1.0億円
☆「レイン・フォール」0.9億円
微妙な作品と肩を並んでいる。
比較的粘りはありそうなので、「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の興行収入は先週に引き続き2億円台という予想にしておきたい。
豪華キャストや動物モノという題材を踏まえると、ヒットとはいえないが、スクリーン数などを踏まえると、この程度でも仕方がないのか。


13位:「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(東宝・TBS)<9週目>
【公開前個人予想】 50億円
【現時点での興行収入予想】 40億円半ば(8週目~42.5億円、OP時~2週目49億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】
週明け:「興収50億円以上を見込める大ヒットスタート」、
公開日直後:「興収80億円を視野に入れたスタート。正月映画No.1を目指したい」
【公開規模】 331スクリーン(先週比-9スクリーン)
2.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは39.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.7千万円半ば程度だろうか。
40億円突破間近ではあるが、ビッグヒットとは言えない結果となりそうだ。

去年公開された以下の実写邦画作品には完全に負けた。
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
5週目31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.6億円→
これらを大きく下回っている。
これらとの対比で考えると、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の興行収入は41.0~42.1億円となる。
この対比を下回る程度となるか。

監督の山崎貴は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズが有名だ。
☆05年「ALWAYS 三丁目の夕日」トータル32.3億円
OP2.2→06.6→11.0→15.6→19.4→22.1→23.5
☆07年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
5週目33.4→36.3→38.2→祝39.8→不明→43.1
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
5週目31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.6億円→
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円を超えることはできそうもない。

木村拓哉主演の興行収入は以下のとおり。
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円
☆07年「HERO」トータル81.5億円
5週目祝66.6→70.5→73.8→76.3→78.2→79.2
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
5週目31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.6億円→
「HERO」に比べると約半分の動きとなっている。
「HERO」との対比で考えると、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の興行収入は41.3億円となるが、対比を下回りそうだ。
「武士の一分」は超えたいところだが、微妙となりそうだ。
しかし、この題材でここまで稼げるということは木村拓哉の人気であり、それを評価した方がいいかもしれない。
さすがに40億円はなんとか突破しそうだ。
今週5.8千万円を稼いだので、下落率4割程度と考えると、次週以降3.5+2.1+1.3+0.8+0.5+0.3+0.2+0.1億円を稼ぎそうだ。
約1億円程度の上乗せが可能と思われるので、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の興行収入は先週に引き続き40億円半ばと予想したい。
先週まで42.5億円と予想していたが、そろそろ現実的な数字に変えた方がいいだろう。
2週目まで49.0億円と予想していたが、年末年始があっても、ここまでは伸びなかった。
公開前個人予想は50億円だったので、当たりとは言えないが、それほど悪くはなかったか。


14位:「トロン:レガシー」(ディズニー)<7週目>
【公開前個人予想】 42.0億円
【現時点での興行収入予想】 20億円後半(4週目20億円前半)
【公開規模】 314スクリーン(先週比-87スクリーン)
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは20.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.3千万円半ば程度だろうか。
ディズニーが提供する正月の3D超大作映画と期待された割には、パッとしない結果となりそうだが、20億円はなんとか突破した。
イマイチな評価、有名俳優が起用されていない、独特の世界観など、確かに全般向けの映画とはいえないところがあったが、なんとか形にはなったか。
ハリウッドのアクション映画などの公開が続いているので、そろそろ終わりではないか。

近年の洋画作品のうち、20億円程度の興行収入の映画は以下の通り。
☆09年公開「ベンジャミン・バトン数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→19.7→19.8→19.9
☆09年公開「007/慰めの報酬」トータル19.8億円
先5.9→11.3→14.3→16.6→17.9→18.7
☆10年公開「トロン:レガシー」
金3.7→9.0→13.8→17.4→19.3→20.1→20.6億円→
これらとの対比で考えると、「トロン:レガシー」の興行収入は21.1~21.6億円となる。
21億円突破できるかが注目となる。

正月映画は特殊のため、例年の正月映画と比べてみたい。
☆09年「2012」トータル38.0億円
祝込4日8.8→16.3→23.2→26.7→30.4→祝35.5→36.6
☆08年「地球が静止する日」トータル24.1億円
金3日4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆10年公開「トロン:レガシー」
金3.7→9.0→13.8→17.4→19.3→20.1→20.6億円→
これらとの対比で考えると、「トロン:レガシー」の興行収入は21.4億円となる。
21億円を超えてくるかもしれないが、「トロン:レガシー」の興行収入は先週に引き続き20億円後半と予想したい。
残り4千万円程度の上乗せで止まらないだろうか。
3週前には20億円前半と予想したが、さすがに思ったよりは伸びがあった。
公開前個人予想は42.0億円だったので、ちょうど半分程度となってしまった。
3D大作映画は「アバター」トータル156億円、「アリス」トータル118億円、「バイオ」トータル47億円とビッグヒットになっているが、さすがに全てが大ヒットするというわけにはいかない。


15位:「ノルウェイの森」(アスミック・フジテレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 35.0億円
【現時点での興行収入予想】 14億円前半(OP時18.0億円)
【公開規模】 212スクリーン(先週比-100スクリーン)
1.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは13.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.9千万円弱程度だろうか。
スクリーン数がついに削られてしまった。
はっきりいってイマイチな結果となっている。
公開前に予想する際、トータルで10億円台くらいというイメージを持っていたが、村上春樹の知名度・実績を考えるとさすがに余裕で爆発するだろうと考え直したことが裏目に出たようだ。
問題は何だったのか。
監督なのか、キャスティングなのか。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水04.3→05.9→08.1→祝9.6→10.2→10.6→10.9
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4→13.0→13.4億円→
4週目までは「カムイ外伝」と同程度という動き。
「デトロイト・メタル・シティ」との対比で考えると、「ノルウェイの森」の興行収入は13.8億円となる。
さすがにこの対比は超えるだろう。

読んだことがないので、ラブストーリーなのかは不明。
何が参考になるのか分からないが、とりあえずは小説原作作品とラブストーリーを参考とする。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1→祝35.6
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆09年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1→30.0
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆07年「愛の流刑地」トータル13.9億円
OP1.6→5.5→8.3→10.4→祝12.0→12.6→13.1→13.4
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4→13.0→13.4億円→
「告白」以外との対比で考えると、「ノルウェイの森」の興行収入は13.9~14.7億円となる。
かなり高い伸びでも15億円弱程度となるので、14億円台だろうか。
評価が良い作品とは思えないので、大きくは伸びないだろう。
このまま「愛の流刑地」とそれほど大きく変わらない結果になってしまうのだろうか。

正月映画は特殊のため、例年の正月映画と比べてみたい。
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0→祝22.3
☆08年「K-20/怪人二十面相・伝」トータル20.0億円
OP1.7→不明→11.2→祝14.9→16.5→17.8→18.9
☆08年「252/生存者あり」トータル17.0億円
OP2.0→5.7→8.2→不明→13.2→祝15.2→16.0
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41億円
OP03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4→13.0→13.4億円→
主要作品との対比で考えると、「ノルウェイの森」の興行収入は14.5~14.7億円となる。

マックス15億円台、ミニマム13億円台か。
ある程度の伸びはあるだろうが、大きくは伸びそうもない。
13億円台後半で終わる可能性はありそうだが、「ノルウェイの森」の興行収入は先週に引き続き14億円前半と予想したい。
残り6~7千万円程度はなんとか稼げるだろう。
オープニング時には18億円と予想したが、正月を挟んでもそこまでは伸びなかった。
公開前個人予想は35.0億円だったので、大きくハズれた。
この程度になるというイメージもあったが、知名度の高い作品だけに高い予想にせざるを得なかった。
知名度が高い作品はそのまま興行収入に直結はしなかったようだ。
村上春樹のファンがそのまま動くというものでもないようだ。


16位:「バーレスク」(ソニー)<7週目>
【公開前個人予想】 7.5億円
【現時点での興行収入予想】7億円半ば(6週目7億円前半、5週目6億円半ば、4週目6億円前半)
【公開規模】 70スクリーン(先週比-42スクリーン)
1.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.3億円となっている。
1週間の伸びは5千万円程度のようだ。
さすがにミュージカル作品だけに予想以上に粘っている。
OP0.7→2週目1.8→3週目1.5→4週目1.3→5週目0.9→6週目0.6→7週目0.5億円となっている。
5週目辺りからもっと落ち込むと思ったが、この粘りは想定外だった。
女性向け作品だけに平日に稼いでいそうだ。
年末年始向けではなかったのかもしれない。

ミュージカル映画は以下の通り。
☆01年公開「ムーランルージュ」トータル10.0億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆05年公開「オペラ座の怪人」トータル42.0億円
☆06年公開「プロデューサーズ」トータル10.0億円
OP1.2→03.6→05.3→06.5→08.1
☆07年公開「ドリームガールズ」トータル19.2億円
OP2.0→06.5→11.0→14.1→16.3
☆07年公開「ヘアスプレー」トータル10.0億円
OP1.2→03.6→05.7→06.6→07.7→08.4→08.7
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「マンマ・ミーア!」トータル26.0億円
金4.4→10.1→15.3→19.1→22.0→24.9
☆10年公開「NINE」トータル7~8億円
金1.6→04.1→05.6→06.5→07.1
☆10年公開「バーレスク」
OP0.7→02.6→04.0→05.3→06.2→06.9→07.3億円→
ミュージカル作品は10億円程度が水準となる。
これらとの対比で考えると、「バーレスク」の興行収入は7.4~8.4億円となる。
『伸びが期待できるミュージカル作品ではあるが、それほど高い伸びはないだろう』と思ったが、予想外に伸びが続いている。
「スウィーニー・トッド」対比では7.4億円となるので、この辺りが落ち着きどころか。
スクリーン数も削られており、70スクリーン程度では、もう1~2千万円程度しか伸びないだろう。
「バーレスク」の興行収入は7億円半ばと予想したい。
3週前は6億円前半、2週前は6億円半ば、1週前は7億円前半と毎週予想を変えなくてはいけない状況となってしまった。
予想外に伸びが続いたようであり、ミュージカル作品の特性を理解していなかった。
公開前個人予想は7.5億円だったので、こちらは当たりとなりそうだ。
「NINE」と同程度は稼ぐと思っていたので、終わってみれば順当な結果といえるかもしれない。


順位不明:「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)」(東映・テレビ朝日)<7週目>
【公開前個人予想】 13.5億円
【現時点での興行収入予想】 13億円後半(5週目13億円半ば、OP時~4週目14億円)
トータルでは13.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2千万円程度か。
人気の高さ、安定度は侮れず、コケることなく10億円を楽に突破している。
「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕」にスクリーンを引き渡すと思っていたが、先週時にはスクリーン数にそれほど影響はなかった。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6億円→
9~15億円が水準となるが、去年の夏から爆発している。
「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」の興行収入は先週に引き続き13億円後半と予想したい。
あと1~2千万円は上乗せできるだろう。
09年の夏冬・10年の夏よりも低い結果となりそうだ。
OP時~4週目14億円、5週目13億円半ばと予想したが、14.0億円ままでよかった。
「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕」によるスクリーンの減少を危惧したが、あまり影響はなかった。
公開前個人予想は13.5億円だったので、完全的中といえそうだ。
シリーズモノなので、誰でも分かるような結果だろう。


順位不明:「武士の家計簿」(アスミック・松竹・テレビ朝日)<10週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 14億円前半(7~9週目14億円、6週目13億円、3週目15億円、2週目12億円)
舞台となった石川県で先行公開されていたので1週上乗せされている。
トータルでは13.9億円となっている。
1週間の伸びは4千万円程度だろうか。
大台の10億円を楽に突破している。
年配層も若い層も鑑賞できる映画だけに、伸びは高かった。

参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆06年「大奥」トータル22.0億円(※仲間由紀恵版)
OP2.4→6.7→祝14.0→16.8→19.1→20.4
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆10年「武士の家計簿」
先1.7→5.3→7.7→9.3→10.4→祝12.3→13.0→13.5→13.9億円→
「十三人の刺客」を超えない程度か。

正月映画は特殊のため、例年の正月映画と比べてみたい。
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0→祝22.3→22.9
☆08年「K-20/怪人二十面相・伝」トータル20.0億円
OP1.7→不明→11.2→祝14.9→16.5→17.8→18.9
☆08年「252/生存者あり」トータル17.0億円
OP2.0→5.7→8.2→不明→13.2→祝15.2→16.0
☆08年「赤い糸」トータル11.5億円
OP1.0→不明→6.6→祝8.8→9.7→10.5→10.7
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41億円
OP03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「武士の家計簿」
先1.7→5.3→7.7→9.3→10.4→祝12.3→13.0→13.5→13.9億円→
これらとの対比で考えると、「武士の家計簿」の興行収入は14.8~14.9億円となる。
14億円後半までは伸びないと思われるので、「武士の家計簿」の興行収入は14億円前半と予想したい。
スクリーン数が不明だが、あと数千万円の上乗せは可能か。
オープニング時(2週目)は12億円、その次週の3週目は15億円と上方修正し、6週目に13億円と下方修正し、7~9週目まで14億円と予想したが、6週目の下方修正が強すぎたようだ。
年配層だけではなくて、若い層も鑑賞できる作品であり、観客層には幅もあると思ったので、その方向で進めればよかった。
公開前個人予想は15.0億円だったので、ほぼ予想どおりといえそうだ。
作品的に、大きくはヒットもせず、コケずという順当の結果となったのではないか。


順位不明:「最後の忠臣蔵」(ワーナー)<7週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 8億円半ば(4週目~8.0億円、OP時9.0億円)
トータルでは8.1億円となっている。
1週間の伸びは3千万円程度だろうか。
「武士の家計簿」に比べるとかなり低い数値となっている。
「武士の家計簿」はややユニークな設定ではあるが、「最後の忠臣蔵」はやや重過ぎるのかもしれない。
「武士の家計簿」は年配層だけではなくて、幅広い層も観れる作品ということもあった。
ただ、監督は杉田成道。映画の監督のキャリアは多くないようだが、「北の国から」の演出を手掛けており、感動作に仕上がっていそうだ。

参考になりそうな時代劇やヒューマンドラマは以下のとおり。
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝込21.4→22.9→24.3→25.1
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→09.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6→23.1→23.9
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6億円半ば見込み
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0→
☆10年「武士の家計簿」
先1.7→5.3→7.7→9.3→10.5→祝12.3→12.9→13.5→13.9
☆10年「最後の忠臣蔵」
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1億円→
3週目までは「桜田門外ノ変」と同程度だったが、さすがに正月映画だ。
主要作品との対比で考えると、「最後の忠臣蔵」の興行収入は9.1~9.5億円となる。
さすがにそこまでは伸びそうもない。
作風は完全に異なるが、同じく役所広司主演の「十三人の刺客」程度は稼ぎたかったのではないか。
「十三人の刺客」の半分程度では成功とはいえないだろう。

正月映画は特殊のため、例年の正月映画と比べてみたい。
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆08年「K-20/怪人二十面相・伝」トータル20.0億円
OP1.7→不明→11.2→祝14.9→16.5→17.8→18.9
☆08年「252/生存者あり」トータル17.0億円
OP2.0→5.7→8.2→不明→13.2→祝15.2→16.0
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41億円
OP3.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「最後の忠臣蔵」
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1億円→
「K-20」「252」との対比で考えると、「最後の忠臣蔵」の興行収入は8.6~8.6億円となる。
マックス9億円、ミニマム8億円となるか。
9億円突破は厳しそうなので、「最後の忠臣蔵」の興行収入は先々週に引き続き8億円半ばと予想したい。
あと数千万円は稼げるだろう。
4週目まで8.0億円と予想していたが、さすがに年配向けだけに伸びがあった。
オープニング時には9.0億円と予想していたが、そのままでも良かったかもしれない。
公開前個人予想は15.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
「桜田門外ノ変」はコケると思ったものの、こちらはイケると思ったが、この手の作品は重過ぎるのか。
「火天の城」がトータル9.3億円だから、低くも予想できなかった。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(2月第1週目)

☆「007」最新作の悪役はハビエル・バルデムか
ハビエル・バルデムにオファーしているようであり、恐らく受諾しそうだ。
「ノーカントリー」での演技もあり、悪役は最適といえるのではないか。
今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、大作映画「ダーク・タワー」の主演にもオファーされており、現在絶好調といえそうだ。
公開日は2012年11月9日に世界同時公開となっている。
紆余曲折があったが、企画は順調に進んでいるようだ。


☆「ダークナイト」続編にジョセフ・ゴードン=レビットが出演か
「インセプション」でもクリストファー・ノーラン監督とタッグを組んでおり、良好な関係性があるのだろう。
「バットマン:ビギンズ」に出演した渡辺謙を「インセプション」でも起用したように、クリストファー・ノーラン監督は気に入った俳優を使い続けるようだ。
役柄は不明だが、悪役として登場する見込み。
同じく「インセプション」に出演していたトム・ハーディも「ダークナイト」続編に悪役として出演することとなっている。
キャットウーマン役にアン・ハサウェイの出演が決まっており、悪役がかなり豪華となりそうだ。
残るはヒロイン役の決定が待たれるところ。
全米の公開日は2012年7月20日となっている。


☆スティーヴン・キング原作の「ザ・スタンド」が映画化
原作はよく知らないが、かなりの大作のようだ。
「ダーク・タワー」の映画化や、「ファイアスターター」の再映画化が決まっており、やはりキングの偉大さと彼の作品の映画化への期待の高さが窺われる。


☆新作「スーパーマン」の主役が決定
イギリス人俳優のヘンリー・カビルに決定したようだ。
現時点では、あまり実績はないようだが、様々な作品の最終候補に残るほどの実力があるようだ。
主演が無名だと安上がりとなるだけではなくて、どのような演技をするのかという期待も高まるので一石二鳥となる。
タイトルは「スーパーマン/マン・オブ・スティール」となるようであり、2012年公開が予定されている。
このような大作の主役を任されても、「スーパーマン」の主役に任されたことのあるブランドン・ラウスのようにすぐに大スターの仲間入りとなれないことが、この世界の難しさでもある。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(1月5週目その3)

3位:「ソーシャル・ネットワーク」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 19.5億円
【現時点での興行収入予想】 15~16億円
【公開規模】 329スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.9億円弱となっている。
1週間の伸びは2.8億円弱程度だろうか。
OP1.6→2週目3.5→3週目2.8億円となっている。
大きな落ち込みは見られないが、爆発もしていない。
しかし、アカデミー賞を受賞すれば、かなり伸びていくだろう。
ただ、獲得できなければ、伸びは止まるかもしれない。

デビッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆96年公開「セブン」配給収入26.5億円(※興行収入ではない)
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆07年公開「ゾディアック」トータル4.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9億円→
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」との対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は12.6億円となる。
アカデミー賞を獲れば、この数字よりも大きく伸びるだろう。
さすがに「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」がライバルとなることはなさそうだ。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→8.6→9.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9億円→
アカデミー賞受賞作品は13~20億円程度となっている。
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は12.4~16.8億円となる。
「スラムドッグ$ミリオネア」対比では16.8億円となり、これがマックスラインか。

アカデミー賞ノミネート作品(ヒューマン系)の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→05.0→06.9→08.4
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2→17.7
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9億円→
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は12.0~12.6億円となる。
今年のアカデミー賞は2月27日に発表される。
受賞できれば、二段階で加速できる見込み。
そうなれば12億円は超えてきそうだ。

「ソーシャル・ネットワーク」7.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「魔法使いの弟子」8.0億円(トータル10.0億円)
☆「プレデターズ」7.4億円(トータル9億円程度)
<2009>
☆「グラン・トリノ」7.7億円(トータル11.0億円)
☆「ノウイング」8.2億円(トータル10.2億円)
☆「ワイルド・スピードMAX」7.6億円(トータル9.5億円)
☆「ウルヴァリン」7.3億円(トータル8.9億円)
☆「DRAGONBALL EVOLUTION」7.4億円(トータル8.7億円)
「グラン・トリノ」との対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は11.3億円となる。
評価はかなり高いが、一般受けするような作品でもないので予想が難しい。
マックス17億円、ミニマム11億円というところか。
ここまでの数字では12億円程度のラインではあるが、アカデミー賞を受賞できると思うので、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は先週に引き続き15~16億円という予想にしておきたい。
残り7~8億円の上乗せが必要となる。
公開前は19.5億円という予想だったが、期待が高すぎた。
作品的には驚くような高い伸びはないだろう。
ネット関係でもあり、年配層や女性層の動向が気になるところだ。


4位:「僕と妻の1778の物語」(東宝・フジテレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 11.5億円
【公開規模】 315スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.5億円となっている。
1週間の伸びは2.5億円程度だろうか。
派手さはないが、堅実に伸ばしているようだ。
引き続き、レディースデイなどでの動員に期待したいところ。

草なぎ剛主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
OP0.5→01.6→02.2→02.5→02.7
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→06.3→09.3→13.6→15.5→祝16.8
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5億円→
「BALLAD」対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は14.6億円となる。
伸びが高ければこの辺りは稼げるが、どうなるだろうか。

竹内結子の主な出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
☆05年「春の雪」トータル12.7億円
☆07年「クローズド・ノート」トータル9.5億円
☆07年「ミッドナイト・イーグル」トータル7.8億円
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→8.5
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→5.0→7.5億円→
実績は高いが、作品に恵まれてのもの。
主要作品との対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は10.7~11.4億円となる。
二桁はさすがに突破しそうだ。

難病系関連作品は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5
☆07年「Life 天国で君に逢えたら」トータル17.0億円
OP1.9→06.7→09.9→祝12.8→祝14.7→15.5
☆06年「タイヨウのうた」トータル10.5億円
OP1.3→03.5→05.5→07.2→08.3
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5億円→
ハマれば、30億円も期待できるジャンル。
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.4~15.0億円となる。
「Life 天国で君に逢えたら」対比では12.9億円となる。
この辺りまで伸びるだろうか。

「僕と妻の1778の物語」7.5億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インシテミル」8.1億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」7.6億円(トータル11.5億円)
<2009>
☆「カムイ外伝」8.1億円(トータル11.2億円)
☆「少年メリケンサック」7.3億円(トータル10.2億円)
☆「ゼロの焦点」6.9億円(トータル10.1億円)
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は10.4~11.3億円となる。
感動ヒューマンドラマであり、ある程度の伸びは加味する必要がある。

マックス14億円、ミニマム10億円というところか。
派手さがなく、あまりに過度の期待もしにくいところはあるので、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は先週に引き続き11.5億円と予想したい。
残り4億円の上乗せが必要となる。
12億円台まで伸びてきそうな雰囲気もあるが、ちょっと様子をみたい。
公開前個人予想は19.0億円だったので、ハズれそうだ。
主演・テーマを考えるとあまり低くは予想できない。


7位:「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕」(東映・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 6.5億円
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 257スクリーン(先週比+2スクリーン)
7.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円となっている。
さすがに、平日はほとんど稼げていないようだ。

シリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」
OP1.1→2.1億円→
これらとの対比で考えると、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は3.6~3.8億円となる。
この時期の特撮シリーズも定番となりつつあると思ったが、それほど簡単にはいかないようだ。
10年以下、09年以上となり、伸びても4億円突破程度となりそうだ。

夏や正月の「ライダー」シリーズと比べるのは酷なので、春や秋に公開されたライダー作品の興行収入は以下の通り。
☆08年春「電王&キバ クライマックス刑事」トータル7.4億円
OP1.9→3.7→4.7→5.9→6.7
☆08年秋「さらば電王 ファイナル・カウントダウン」トータル7.2億円
OP1.8→3.4→5.0→5.8
☆09年GW「超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ」トータル7.8億円
水6日4.7(OP1.7)→5.5→6.4→6.8
☆10年 第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」
OP2.3→4.0→(トータル4.7億円見込み)
☆10年 第2弾「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」
OP1.9→3.4→3.9→(トータル4億円見込み)
☆10年 第3弾「EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ」
OP2.0→3.5→4.1→
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」
OP1.1→2.1億円→
これらとの対比で考えると、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は3.0~4.4億円となる。
現時点ではそれほど高い興行収入ではないが、なんとか伸ばしていくと考えて、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」の興行収入は4億円台と予想したい。
残り2億円の上乗せが必要となる。
公開前個人予想は6.5億円だったので、予想が高すぎた。
さすがに「ライダー」シリーズほどの人気はないようだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。