ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(3月4週目その1)

2位:「塔の上のラプンツェル」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 なし(3週目18億円前後)
【公開規模】 531スクリーン(先週比+119スクリーン)
2.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは9.3億円となっている。
祝日を含めた1週間の伸びは4.8億円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP1.4→2週目3.1(週末1.7)→3週目4.8(週末2.1)億円となっている。
祝日も含まれるため、2週目よりも3週目の方が高い。
また、オープニングや2週目よりも3週目の週末の方がかなり高いという状況。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」
OP1.4→4.5→9.3億円→
10億円は楽に突破しそうだ。
これらとの対比で考えると、「塔の上のラプンツェル」の興行収入は13.1~18.2億円となる。
本来ならば20億円程度の興行収入になったかもしれない。
「塔の上のラプンツェル」の興行収入は18億円前後程度となるだろうか。
春休みシーズンもあり、伸びはまだまだ続くだろう。


3位:「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」(東宝・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 32億円台
【現時点での興行収入予想】 (OP時30.0億円前後)
【公開規模】 275スクリーン(先週比+14スクリーン)
1.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは13.6億円半ばとなっている。
祝日を含めた1週間の伸びは4.3億円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP4.5→2週目2.4(週末1.6)→3週目2.5(週末1.9)→4週目4.3(週末1.9)億円となっている。
祝日もあったが、春休みシーズン突入のためか、だいぶエンジンが掛かってきた。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9→09.3→13.6億円→
近年においては最低の動きとなっているが、仕方がないだろう。
どこまで巻き返すかが注目となる。
これらとの対比で考えると、「新・のび太と鉄人兵団」の興行収入は18.4~24.8億円となる。
無事ならば30億円前後の興行収入になったと思うが、さすがにこの状況では厳しいか。
とりあえずは25億円辺りが目標となりそうだ。
09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円がライバルとなる。
オープニング時には『「新・のび太と鉄人兵団」の興行収入は30.0億円前後と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は32億円台なので、たぶんハズれるだろう。


4位:「プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」(東映・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 (8~9億円)
【公開規模】 149スクリーン(先週比+19スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは4.0億円半ばとなっている。
祝日を含めた1週間の伸びは2.7億円程度だろうか。
先週のオープニングが1.3億円半ばだったので、週末対比では大きな落ち込みがない。
例年に比べると低いが、この程度ならばギリギリ問題はないか。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2希望の光☆レインボージュエルを守れ!」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9→
☆10年「ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」
OP1.4→4.1億円→
10年のオールスターズに比べるとかなり低いが、仕方のない結果だろう。
07年以降との対比で考えると、11年の興行収入は7.9~8.9億円となる。
現時点では10億円超えは微妙なところだが、どこまで伸びるだろうか。
しかし、このような状態でも8~9億円は稼げそうだ。
大きな影響はなく、人気の高さや安定度を感じられる。


7位:「ジャンプ HEROES film 『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』『トリコ3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』」(東映・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 (2週目8~9億円、OP時7~8億円)
【公開規模】 139スクリーン(先週比+14スクリーン)
8.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.2億円半ばとなっている。
祝日を含めた1週間の伸びは2.1億円となっている。
前作に比べると恐ろしく低い数字となったが、例年の数字や地震の影響を考えると、この程度となるのかもしれない。
「3D」も「トリコ」も大きな効果はなかったようだ。

シリーズの興行収入は以下のとおりとなっている。
☆00年「ONE PIECE」 トータル21.6億円
☆01年「ねじまき島の冒険」トータル30.0億円
☆02年「珍獣島のチョッパー王国」トータル20.0億円
☆03年「デッドエンドの冒険」トータル20.0億円
☆04年「呪われた聖剣」トータル18.0億円
☆05年「オマツリ男爵と秘密の島」トータル12.0億円
☆06年「カラクリ城のメカ巨兵」トータル9億円程度か
OP1.3→2.8→3.8→5.3 →7.4→8.2
☆07年「エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆08年「エピソードオブチョッパープラス 冬に咲く、奇跡の桜」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆09年「STRONG WORLD」トータル48.0億円
OP10.4→22.5→31.3→36.4→祝41.9→43.6
☆11年「3D 麦わらチェイス」
OP1.1→3.3億円→
「STRONG WORLD」は無視した方がいいのかもしれない。
例年の9億円をベースに考えれば、妥当ともいえる。
10年を除いた年との対比で考えると、11年の興行収入は8.5~8.9億円となる。
これから伸びていくので、8~9億円となりそうだ。
オープニング時に『例年の9億円を超えない程度と考えると、7~8億円程度となるだろうか』と書いたが、3D加算ということもあるか。
春休みを通して、どこまで伸びるかが注目となる。
それにしても、前作の大爆発はいったい何だったのだろうか。


10位:「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」(クロックワークス)<5週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 (OP~2週目7億円台)
【公開規模】 37スクリーン(先週比+4スクリーン)
3.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.7千万円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP1.1→2週目1.6→3週目0.8→4週目0.5→5週目0.7億円となっている。
3週目から勢いが弱まってきているが、根強いファンが多数いる作品であり、粘っている。
今後も伸びていくだろう。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→02.8→03.6→04.1→04.7億円→
09年対比で考えると、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は7.3億円となる。

根強いファンがいる作品なので、以下のような作品も参考となるだろう。
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→02.8→03.6→04.1→04.7億円→
これとの対比で考えると、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は7.2億円となる。
公開2週目に『マックス8億円台となるが、とりあえず前作を上回り、「ハルヒ」を下回る程度と考えて、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は先週に引き続き7億円台という予想にしたい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は6億円台だったので、大きくはハズれていないが、前作の興行収入を知っていれば、誰でも分かる結果だろう。


11位:「攻殻機動隊S.A.C SOLID STATE SOCIETY 3D」(プロダクションI.G./ティ・ジョイ)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 9スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円のオープニングを飾った。
1館辺り260万円だろうか。
「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の310万円に匹敵する高い数字だ(OP1.2億円、スクリーン数38)。

とりあえずコアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5(OP1.9)→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「攻殻機動隊S.A.C」
OP0.2億円→
これらとの対比で考えると、「攻殻機動隊S.A.C」の興行収入は0.9~1.8億円となる。
「攻殻機動隊S.A.C」の興行収入は1億円台だろうか。
このスクリーン数ではこの程度でも仕方がないか。
スクリーン数が増えるようならば、上方修正する必要はある。
04年の「イノセンス」の興行収入は3億円程度だったようだが、さすがに比べることはできまい。


14位:「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 118スクリーン(先週比+18スクリーン)
1.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.6千万円弱となっている。
祝日を含めた1週間の伸びは4.3千万円半ば程度だろうか。
もともとのスクリーン数が少ないこともあり、やはり高くはない動きとなっている。
先週に引き続き1億円台と考えたい。
しかし、本来ならば、やはり公開前個人予想に近いところまでは稼げたのではないか。
7月に予定されている加藤清史郎主演の実写版の方は大丈夫だろうか。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(3月第4週目)

1位となったのは新作の「Diary of a Wimpy Kid: Rodrick Rules」。
事前には週末3日間で23.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る24.4百万ドルのオープニングを飾った。
製作費21百万ドルを早くも回収した。
児童文学を映画化した「グレッグのダメ日記」の続編。
監督は、06年「マウス・タウン」(トータル65百万ドル)、09年「ATOM」(トータル20百万ドル)のデヴィッド・パワーズ。
主演は前作に引き続きザカリー・ゴードン。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「グレッグのダメ日記」トータル64百万ドル
OP22→36→46→54→57
☆11年「Diary of a Wimpy Kid: Rodrick Rules」
OP24百万ドル→
前作を超えるオープニングとなっている。
最終的には前作と同様か、やや下回る程度が落ち着きどころだろう。
6千万ドル前後というところではないか。
紹介VTRを見る限りでは、前作はややユニークな作風であった。
基本的には子ども向きではあるが、大人でも楽しめそうな作品という印象。
評価は良くはないので、高い伸びはなさそうだ。


2位となったのは新作の「エンジェル ウォーズ」
事前には週末3日間で28.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る19.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費82百万ドルの回収はやや厳しいか。
ザック・スナイダー監督のアクション。
主演はエミリー・ブラウニング。
女の子が活躍する特異なアクションであり、爆発的なヒットにはならないだろう。
「キック・アス」(トータル48百万ドル)のようなイメージであり、予想が高すぎる。

ザック・スナイダー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ドーン・オブ・ザ・デッド」トータル59百万ドル
OP27→044→052→055→057→058
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆10年「ガフールの伝説」トータル56百万ドル
OP16→030→039→046→050→053
☆11年「エンジェル ウォーズ」
OP19百万ドル→
「キック・アス」(トータル48百万ドル)と同程度の5千万ドル前後が落ち着きどころか。
「ウォッチメン」「ガフールの伝説」と興行収入的にやや苦戦している。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。


3位は2週目の「Limitless」。
トータルでは41百万ドルとなっている。
製作費27百万ドルをあっさりと回収している。
ブラッドリー・クーパー主演のアクションサスペンス。
監督は「幻影師アイゼンハイム」(トータル40百万ドル)のニール・バーガー。
ロバート・デ・ニーロなども出演している。
ベストセラー小説の映画化のようだ。
内容はよく分からないが、近未来系だろうか。
公開前に『微妙な感じ』と書いたが、制作費を踏まえれば大ヒットといえるだろう。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるか。

「特攻野郎Aチーム」で組んだ盟友のリーアム・ニーソン主演の最新作がライバルとなりそうだ。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」現時点で62百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆11年「Limitless」
OP19→41百万ドル→
6千万ドル前後となりそうだ。
オープニング時に『6千万ドルを超えない程度が落ち着きどころか』と書いたが、この勢いでは超えてくるかもしれない。
ブラッドリー・クーパーには「ハングオーバー」(トータル277百万ドル)やラブコメなどのヒット作品はあるが、単独主演のサスペンス作品で稼げるようになれば、本物といえる。


4位は2週目の「The Lincoln Lawyer」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
週末の下落率が意外と低く粘っている。
製作費4千万ドルの回収はできそうだ。
マシュー・マコノヒー主演のクライムドラマ。
監督は、キャリアがあまりないブラッド・ファーマン。
マリサ・トメイなどが出演している。
公開前に『微妙な感じ』と書いたが、評価は高いのである程度の伸びがありそうだ。
内容はよく分からないが、弁護士モノと思われる。

マシュー・マコノヒー主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87(※ケイト・ハドソン共演)
☆05年「サハラ」トータル69百万ドル
OP18→36→49→57→62(※ペネロペ・クルス共演)
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23
☆06年「恋するレシピ」トータル89百万ドル
OP24→48→64→73→79(※サラ・ジェシカ・パーカー共演)
☆06年「マーシャルの悲劇」トータル44百万ドル
先07→25→35→38→41
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63(※ケイト・ハドソン共演)
☆09年「Ghosts of Girlfriends Past」トータル55百万ドル
OP15→30→40→46→50
☆11年「The Lincoln Lawyer」
OP13→29百万ドル→
ラブコメ系に関しては稼げる俳優であるが、非ラブコメ系の「トゥー・フォー・ザ・マネー」「マーシャルの悲劇」はあまり稼げていない。
オープニング時に『「マーシャルの悲劇」と同程度の4千万ドル台というところか』と書いたが、粘りそうなので5千万ドル台となりそうだ。
「Ghosts of Girlfriends Past」がライバルとなるか。
それほど稼げそうな作品ではなく、この程度まで稼げば十分ではないか。
マシュー・マコノヒーに対する評価がやや上がった。


5位は4週目の「ランゴ」。
トータルでは106百万ドルとなっている。
1億ドルはなんとか超えた。
製作費135百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『アニメ作品は強いはずだが、本作がヒットするかどうかは分からない』と書いたとおり、やや微妙な結果となっている。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督のアニメ作品であり、ジョニー・デップが声優を務めている。
アニメ経験がない監督という不安や、ファミリー向け作品ではないという不安があるのではないか。

パラマウントが製作したアニメ作品。
パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり(「シュレック」シリーズを除く)。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「ランゴ」
OP38→068→092→106百万ドル→
オープニングは「森のリトルギャング」「ビー・ムービー」と同じだったが、やや伸びがないようだ。
評価は高いので、ある程度の伸びはまだまだあると考えて、「ランゴ」の興行収入は先週に引き続き1億3千万ドル程度と予想したい。
1億2千万ドル台のような勢いだが、もうちょっと粘るだろう。
オープニング時に「メガマインド」と同程度の1億4~5千万ドルと考えたいと書いたが、そこまで伸びそうもない。
当面は、製作費135百万ドルの回収が目標となる。


6位は3週目の「世界侵略:ロサンゼルス決戦」。
トータルでは73百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルとなっており、制作費をなんとか回収した。
アーロン・エッカート主演のSFアクション。
監督は「テキサス・チェーンソー ビギニング」(トータル40百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→76→78→79
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP36→61→73百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と考えたい。
製作費7千万ドルを回収できたので、ギリギリ合格というところか。


7位は2週目の「Paul」。
トータルでは25百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルとなっている。
「ホット・ファズ」と同じくサイモン・ペッグ、ニック・フロストのコンビによるSFコメディ。
監督は「スーパーバッド」(トータル121百万ドル)のグレッグ・モットーラ。
変な宇宙人と繰り広げる逃避行モノ。
ちょっとクセのある作品なので、一般受けはしないだろう。
公開前に『微妙な感じ』と書いたとおりとなっている。

関連作品は以下のとおり。
☆07年「ホット・ファズ」トータル24百万ドル
OP06→13→16→19→21
☆11年「Paul」
OP13→25百万ドル→
「ホット・ファズ」は超えてきそうだが、4千万ドル台というところか。
製作費を回収できれば、とりあえずは合格か。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるだろうが、もともとそれほど稼げる作品ではないと思われる。


8位は3週目の「Red Riding Hood」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
アマンダ・セイフライドなどが出演するサスペンスドラマ。
赤ずきんというよりも狼男ネタのホラー系ともいえる。
製作費42百万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『赤ずきんを題材とした「Red Riding Hood」もボチボチのヒットだろうか』と書いたように良くはないが悪くはないものとなっている。
監督は「トワイライト」のキャサリン・ハードウィック。

アマンダ・セイフライド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Letters to Juliet」トータル53百万ドル
OP14→27→37→43→47
☆11年「Red Riding Hood」
OP14→26→32百万ドル→
ほぼ同じような動きをしているが、「Letters to Juliet」を超えることはないだろう。
「Red Riding Hood」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
評価は良くないようなので伸びはないだろう。
ただ、2作連続でこの程度の興行収入を上げられれば、将来性が楽しみだ。
稼げるスターの仲間入りが可能となるだろう。


9位は4週目の「アジャスメント」。
トータルでは55百万ドルとなっている。
製作費50.2百万ドルは回収できている。
公開前に『「The Adjustment Bureau」はフィリップ・K・ディック原作作品であり、悪くはない成績となるだろう』と書いたとおりとなっている。
マット・デイモン主演のSFサスペンス作品。
監督はあまりキャリアのないジョージ・ノルフィ。
「オーシャンズ12」や「ボーン・アルティメイタム」の脚本や共同脚本を手掛けている。

フィリップ・K・ディック作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「マイノリティ・リポート」132百万ドル
OP36→73→97→110→118
☆90年「トータル・リコール」トータル119百万ドル
☆03年「ペイチェック」トータル54百万ドル
先19→39→46→50→53
☆82年「ブレード・ランナー」トータル28百万ドル
☆11年「アジャスメント」
OP21→39→49→55百万ドル→
盟友のベン・アフレックが主演した「ペイチェック」は超えることができた。
「アジャスメント」の興行収入は6千万ドル前後となりそうだ。
先週まで『5~6千万ドルと考えたい』と書いたが、6千万ドル近くまで稼ぐだろう。
稼ぎにくいサスペンス作品であり、この程度でも十分といえる。
内容は全く違うが、お仲間のジョージ・クルーニー主演の、07年「フィクサー」トータル49百万ドル、10年「The American」トータル36百万ドルを超えれば十分。
マット・デイモン自身も、「インフォーマント」トータル33百万ドル、「インビクタス」トータル37百万ドル、「グリーン・ゾーン」トータル35百万ドル、「ヒアアフター」トータル33百万ドルと4連続で3千万ドルの興行収入だったので、これらを超えればよい。
評価は高くなっているので、ある程度の伸びはあるだろう。


10位は3週目の「少年マイロの火星冒険記」。
トータルでは19百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルの大作映画。
ロバート・ゼメキスがプロデュースしたアニメ作品。
アニメ作品「プリンス・オブ・エジプト」(トータル101百万ドル)、「タイムマシン」(トータル57百万ドル)のサイモン・ウェルズ監督作品。
大ヒットすること以外に頭になかったが、かなり酷い結果となっている。
ロバート・ゼメキスが絡んでいるので、コケることはないと思ったが。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「タイムマシン」トータル57百万ドル
OP23→40→48→53→55
☆04年「ポーラー・エクスプレス」トータル182百万ドル
先30(OP23)→51→81→96→110
☆07年「ベオウルフ」トータル82百万ドル
OP28→57→69→76→79
☆11年「少年マイロの火星冒険記」
OP07→15→19百万ドル→
「少年マイロの火星冒険記」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と考えたい。
評価は良くないようなので、伸びはないだろう。
製作費1億5千万ドルなので、大赤字となりそうだ。
ロバート・ゼメキスにとっては大ダメージとなりそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「アルビン」のティム・ヒル監督による動物キャラクターモノのコメディ作品「Hop」
☆「SAW」のジェームズ・ワン監督のホラー作品「Insidious」
☆「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督、ジェイク・ギレンホール主演のSFサスペンス「Source Code」
ファミリー向けと思われる「Hop」はヒットするだろう。
「Insidious」「Source Code」はヒットしないが、コケることもないか。

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国内映画興行収入ランキング(3月3週目その3)

5位:「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 30.5億円
【現時点での興行収入予想】 (OP~2週目27~28億円)
【公開規模】 643スクリーン(先週比+31スクリーン)
1.2億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは17.9億円となっている。
1週間の伸びは2.2億円弱程度だろうか。
ディズニーから20世紀フォックスへとスタジオが代わった作品。
春休み時期でもあり、さらに「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ハリポタ」などの強敵ライバルも不在の割にはややパッとしない成績となっている。

過去のシリーズ作品は以下のとおり。
☆06年公開「ナルニア国物語」トータル68.6億円
先10.4→23.6→33.0→43.9→52.3→58.2
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」
金5.4(OP4.6)→12.5→15.7→17.9億円→
第2章との対比では、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は22.6億円となる。
このままでは20億円前半~半ば程度が落ち着きどころか。

「ハリポタ」を除く他のファミリー作品も参考となるだろう。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5(※トータルと数字が合わない)
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」
金5.4→12.5→15.7→17.9億円→
「ハムナプトラ3」「ナショナル・トレジャー」というところか。
公開2週目に『「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は先週に引き続き27~28億円と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
恐らくここまでは伸びないだろう。
やはり20億円前半~半ば程度だろうか。
公開前個人予想は30.5億円だったので、ハズれとなりそうだ。
地震の影響もあり、仕方がないだろう。


6位:「ツーリスト」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 18.0億円
【現時点での興行収入予想】 (OP時17~18億円)
【公開規模】 264スクリーン(先週比+27スクリーン)
1.2億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.1億円となっている。
1週間の伸びは2.6億円弱程度だろうか。
10億円はさすがに楽に超えてきた。
思ったよりも話題にはなっていないが、さすがにこのキャストは強い。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→9.6→14.0→16.6→18.4
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円

アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション作品の興行収入は以下の通り。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
☆09年公開「チェンジリング」トータル12.5億円
金2.3→6.5→9.1→11.0→12.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→
☆11年公開「ツーリスト」
OP3.1→7.5→10.1億円→
「スウィーニー・トッド」「チェンジリング」「ソルト」との対比で考えると、「ツーリスト」の興行収入は13.9~14.8億円となる。
オープニング時に、『評判はそれほど良くはないが、春休み時期でもあり、ある程度の伸びはあるはずだ。20億円突破はどうかと思うが、10億円台後半まで伸びるだろう』と書いたが、本来ならばそうなっていただろう。

参考となりそうなサスペンスやアクション映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金3日4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→
☆09年公開「007/慰めの報酬」トータル19.8億円
先5.9→11.3→14.3→16.6→17.9→18.7
☆10年公開「シャッターアイランド」トータル17.0億円
金3.4→8.3→11.0→13.3→15.4→16.0
☆11年公開「ツーリスト」
OP3.1→7.5→10.1億円→
オープニングに、『「シャッターアイランド」を超える程度となるか』と書いたが、厳しそうだ。
オープニング時に、『ある程度の伸びがあると思われるので、「ツーリスト」の興行収入は17~18億円と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
このままでは15億円前後ということになりそうだ。
公開前個人予想は18.0億円だったので、現時点ではギリギリ当たりといえそうだ。
このキャスティングならば、この程度はもちろん稼ぐだろう。


8位:「漫才ギャング」(角川)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円前後
【公開規模】 192スクリーン
8.6千万円のオープニングを飾った。
品川ヒロシ監督作品ではあるが、さすがに「ドロップ」のようなヒットにはならない。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5(2日1.7)→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆08年「ガチ☆ボーイ」
OP0.7→1.7→2.3
☆11年「漫才ギャング」
OP0.9億円→
お笑いの先輩監督の「しんぼる」がライバルとなりそうだ。
佐藤隆太主演の「ガチ☆ボーイ」は超えるだろう。
5億円前後ということになりそうだ。
ヒットとはいえないが、製作費はそれほど高くはなさそうな作品。
この程度でも問題はないのではないか。
評判は良くないようなので、伸びはないだろう。


9位:「英国王のスピーチ」(GAGA)<4週目>
【公開前個人予想】 9~10億円
【現時点での興行収入予想】 (OP~2週目11~12億円)
【公開規模】 132スクリーン(先週比+40スクリーン)
6.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
スクリーン数が復活した。
アカデミー賞受賞効果のピークは過ぎたようだが、これからも伸びてくるだろう。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「英国王のスピーチ」
OP1.0→04.4→06.2→07.4億円→
「スラムドッグ$ミリオネア」を下回る程度となっている。
とりあえずは10億円が目標となりそうだ。
「ハート・ロッカー」以上にはなるか。

マックス14億円、ミニマム9億円程度か。
「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円がライバルとなりそうだ。
2週目に『とりあえずは「英国王のスピーチ」の興行収入は先週に引き続き11~12億円と考えたい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
予想をやや下回る程度となるか。
公開前個人予想は9~10億円だったので、微妙な結果となりそうだが、大きくはハズしていないか。


10位:「GANTZ」(東宝・日本テレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 28.5億円
【現時点での興行収入予想】 (5~6週目33~34億円、OP時~4週目35~36億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 最終興収40億円も狙える大ヒットスタート
【公開規模】 237スクリーン(先週比+14スクリーン)
2.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは32.2億円となっている。
1週間の伸びは6.6千万円弱程度だろうか。
30億円を楽に突破した。
それほど盛り上がっているイメージはないが、さすがにこの手のジャンル・この手の俳優の人気は高い。
製作費40億円以上という噂があり、二作合計で80億円程度を稼げないと元を取るのは難しいが、どうなるだろうか。
評価は思ったよりも悪くはなさそうなので、ある程度の伸びは加味する必要がある。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水04.3→05.9→08.1→祝9.6→10.2→10.6
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4億円→

二宮和也主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2億円→
まだまだ意外と伸びている。
33~34億円が落ち着きどころか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2億円→
「クローズZERO Ⅱ」「20世紀少年-第2章-最後の希望」「L change the WorLd」以上、「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」以下となりそうだ。
製作費を無視すれば、大ヒットといえるだろう。

マックス34億円、ミニマム32億円というところか。
6週目に『「GANTZ」の興行収入は先週に引き続き33~34億円と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
恐らく予想どおりとなりそうだ。
公開前個人予想は28.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
話題作という割にはそれほど盛り上がりを感じられなかったが、やはりこの手のジャンルは強いようだ。


11位:「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」(クロックワークス)<4週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 (OP~2週目7億円台)
【公開規模】 33スクリーン(先週比+5スクリーン)
2.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.1億円弱となっている。
1週間の伸びは5.0千万円程度だろうか。
そろそろ勢いが弱まってきているが、根強いファンが多数いる作品であり、今後も伸びていくだろう。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→02.8→03.6→04.1億円→
09年対比で考えると、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は7.0億円となる。

根強いファンがいる作品なので、以下のような作品も参考となるだろう。
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→02.8→03.6→04.1億円→
これとの対比で考えると、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は7.6億円となるが、そこまでは伸びまい。
公開2週目に『マックス8億円台となるが、とりあえず前作を上回り、「ハルヒ」を下回る程度と考えて、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は先週に引き続き7億円台という予想にしたい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は6億円台だったので、大きくはハズれていないが、前作の興行収入を知っていれば、誰でも分かる結果だろう。


12位:「トゥルー・グリット」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 31スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で2.2千万円のオープニングを飾った。
土日2日間では1.8千万円となっている。
評価は高い作品だが、スクリーン数が少ないのでヒットにはなりようもない。

コーエン兄弟監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→1.3→1.8→2.0→2.4→2.6→2.7
☆09年公開「バーン・アフター・リーディング」トータル6.5億円
金1.4→3.6→5.4→5.9
☆11年公開「トゥルー・グリット」
金0.2億円→
稼げても「ノーカントリー」の半分程度だろうか。
1億円台だろう。
アメリカでは大ヒットしたが、このスクリーン数では仕方がない。


13位:「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 100スクリーン(先週比+10スクリーン)
1.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.2千万円となっている。
1週間の伸びは3.1千万円半ば程度だろうか。
もともとのスクリーン数が少ないこともあり、やはり高くはない動きとなっている。
先週に引き続き1億円台と考えたい。
しかし、本来ならば、やはり公開前個人予想に近いところまでは稼げたのではないか。


14位:「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」(東宝・日本テレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 (OP~4週目17~18億円)
【公開規模】 216スクリーン(先週比+8スクリーン)
1.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは14.5億円となっている。
1週間の伸びは3.5千万円半ば程度だろうか。
15億円が迫ってきている。
公開前に『若年層からも年配層からも受けにくいだろう』と書いたように、年配層が動きそうな作品ではないと考えたが、かなりの年配層が動いているようだ。
実話モノであり、描かれる人物もある程度有名なのだろうか。
年配層が動いてしまい、「真夏のオリオン」のようなことはなかった。
年配向け映画が欠如しており、その辺りの背景もあったか。
ただ、地震の影響で年配層が出歩かなくなったかもしれず、その影響もありそうだ。

戦争映画は「硫黄島からの手紙」「男たちの大和」など、ハマればビッグヒットになるものも多いが、あまり好まれるジャンルでもないと思っている。
近年の戦争モノは以下の通り。
☆06年「出口のない海」トータル不明(8~9億円程度か)
OP1.3→3.8→5.2→
☆07年「俺は、君のためにこそ死ににいく」トータル10.8億円
OP1.8→4.7→6.8→8.1→8.9
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
祝3日3.9→8.4→11.3→13.3→14.2→14.5億円→
これらを大きく超えている。

年配向けなので、伸びがあるとは思われる。
しかし、20億円を超えるほどではないと思うが、どうなるだろうか。
公開4週目まで『とりあえずは、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
15億円台辺りで止まりそうだ。
公開前個人予想は7~8億円だったので、10億円近くズレた。
この映画がヒットしそうとは思わなかったが、今回はいい勉強になったと思うしかない。


15位:「ランウェイ☆ビート」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 コケる
【現時点での興行収入予想】 1億円未満
【公開規模】 124スクリーン
1.5千万円弱のオープニングを飾った。
100スクリーン以上の新作ということを考えれば、なかなかのコケっぷりとなっている。
松竹はこのような青春モノがヒットしないということになぜ気付かないのだろうか。
出演者のファン以外には、子供も見ない作品であり、大人はなおさら見ない。

松竹が製作した新垣結衣主演作品や小栗旬監督作品でもコケているのだから、無理だろう。
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝3日0.8(2日0.5)→1.5→2.2
☆08年「フレフレ少女」
祝3日0.3(2日0.2)→0.6→0.7→祝0.7
☆11年「ランウェイ☆ビート」
0.1億円→
もちろん1億円を超えることはないだろう。
5千万円を超えるかも怪しい。

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『アレクサンドリア』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B(興味深い映画ではあるが面白い映画ではない)

“宗教”と“学問”という難しい題材を扱っている割には、古代のエジプトで活躍した一人の女学者の生涯を通して比較的分かりやすく感じ取りやすい作品に仕上がっている。

ただ、“宗教”と“学問”を中立的に描くわけではなくて、“宗教”には人を救う力、人を導く力があり、貧者にパンを与えるシーンを象徴的に用いて宗教の優れた面を描いている一方で、“宗教”を“争い”“対立”“偏見”の種のようにかなり否定的に捉えており、“学問”を非常に高貴なものと捉えすぎているような気がする。
本作には、宗教にしがみつくことを否定するような啓蒙思想的な面がみられる。

もっとも歴史的に見ても、宗教が“争い”“対立”“偏見”の引き金になっていることは否定しようがなく、本作に描かれているようなキリスト教徒がアレクサンドリア図書館を攻撃し、キリスト教徒とユダヤ教徒が争い合いそして迫害し、そして同じキリスト教徒同士も争い合う姿を見ると、宗教とは何かということを考えざるを得なくなる。
宗教は人を幸せにするものであり、宗教自体を否定することは難しいが、なぜ信仰する神が違う者同士が共生することができないのかと思う。
宗教は、貧者を救うことは出来ても、愛する者や一人の女性すら救うことは出来ないということが、本作の伝えたい大いなる“矛盾”といえるだろうか。
ただ、元奴隷のダオスは彼なりの方法において、あのような形となっても彼女の魂を救うことが出来たといえるのかもしれない。
“愛”は“宗教”を超えるということか。

“宗教”をより醜く否定的に描く一方で、“学問”を追究しようとするヒュパティアの姿勢がより美しく描かれている。
醜い宗教間の争いとは離れた次元において、一人(仲間がいるが)宇宙の真理を探究しようとする姿には心が打たれる。
地動説や、ケプラーの楕円軌道の法則を常識的に知る我々にとっては、ややもどかしいところがあるが、当時の学者や哲学者の苦心する姿をしのぶこともできる。
宗教に固執する人間をアリのようなちっぽけな存在、宇宙の片隅の小さな小さな場所における醜い争いとして描き、宇宙からのシーンを多用することで、宇宙規模の大いなる真理や法則の大きさを対照的に象徴的に描き出している。

通常の歴史作品という見方で楽しむこともできる一方で、一人の女性が生きた証というヒューマンドラマという見方や、“宗教”と“学問”という現代の我々にも身近に感じることができるような深い作品にも仕上がっているといえるだろう。
他の作品とは異なるようなアプローチで描かれていることは評価できるかもしれない。

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気になる映画ニュース(3月第4週目)

☆「砂の惑星」の再映画化企画が頓挫
4年ほど前にパラマウントが映画化の権利を獲得し、準備が進められていたものの、製作費が高額となるため、前に進めずについに権利が失効したようだ。
映画化の権利にはこのような失効条約が盛り込まれているものがあると聞いていたが、実際に失効するケースはどの程度あるのだろうか。
デビッド・リンチ版の「砂の惑星」はもはや詳細を覚えていないが、ややとっつき難く、再映画化しても高い興行収入にはなりにくいという問題もある。
権利を保有する者は新たなスタジオを探すということだが、難しいのではないか。
映画製作の難しさが分かる一例だ。


☆「猿の惑星」最新作の全米公開日が変更
今年の6月公開予定だったものの、11月に変更され、今度は8月に再変更されたようだ。
公開日もスタジオが頭を悩ませる問題であり、公開時期や相手関係の動向を誤るとヒットするものも全くヒットしなくなる。
20世紀フォックスのこの戦略が成功するのかしないのか注目となりそうだ。
それほど大ヒットできる作品ではないと思うが。


☆デヴィッド・フィンチャーに「クレオパトラ」の監督を打診か
アンジェリーナ・ジョリー主演で企画されている作品。
当初はジェームズ・キャメロンを監督に考えていたようだが、「アバター」の続編の方を優先したようだ。
そのため、フィンチャーに打診したようだが、フィンチャーも「ミレニアム」「海底二万哩」の映画化など、様々な企画を抱えているので、彼も難しいのではないかとは思う。


☆「ナルニア国物語」第4作目の企画を検討中
20世紀フォックスと権利保有者が検討を進めているようだ。
全米ではあまり稼げないシリーズであるが、全世界では一応稼げる作品であり、製作費を抑えたりすれば、儲けは出るということだろうか。
原作が7作あるうちにこれで4作が映画化されることとなる。
全て映画化される前に子役が成長しそうだが、どうなるのだろうか。


☆「AKIRA」の実写化の企画が動き出すか
「ザ・ウォーカー」のヒューズ兄弟が監督をする予定。
今年の夏から撮影が開始されるといわれているが、主役候補は多数いるものの、実際には決まっておらずそれほど簡単には進まないと思われるが、無事に撮影までこぎ着けられるだろうか。
なお、主演のキャストには、ギャレット・ヘドランド、マイケル・ファスベンダー、クリス・パイン、ジャスティン・ティンバーレイク、ホアキン・フェニックス、ロバート・パティンソン、アンドリュー・ガーフィールド、ジェームズ・マカボイが候補となっている。
今年の夏の彼らのスケジュールがまだ空いているように思えないが、どうなっているのだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(3月3週目その2)

1位:「SP革命篇」(東宝・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 39億円台
【現時点での興行収入予想】 なし
【公開規模】 253スクリーン(先週比+14スクリーン)
2.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは8.7億円弱となっている。
1週間の伸びは5.8億円弱程度だろうか。
週末の数字は、先週のオープニング2.9億円と同じような数字となっている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆11年「SP革命篇」
2.9→08.7億円→
前作の57%程度の動きとなっている。
どこまで伸びるかが注目となりそうだ。

現時点では「BECK」を超えるような動きとなっている。
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「SP革命篇」
OP2.9→08.7億円→
さすがに20億円は超えてきそうだ。


2位:「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」(東宝・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 32億円台
【現時点での興行収入予想】 (OP時30.0億円前後)
【公開規模】 275スクリーン(先週比+14スクリーン)
1.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは9.3億円となっている。
1週間の伸びは2.4億円半ば程度だろうか。
先週に比べて週末の数字が伸びている。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9→09.3億円→
近年においては最低の動きとなっているが、仕方がないだろう。
どこまで巻き返すかが注目となる。
無事ならば30億円前後の興行収入になったと思うが、さすがにこの状況では厳しいか。
今後の復興次第ではあるが、25億円辺りが目標となる。
オープニング時には『「新・のび太と鉄人兵団」の興行収入は30.0億円前後と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は32億円台なので、たぶんハズれるだろう。


3位:「塔の上のラプンツェル」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 なし
【公開規模】 412スクリーン(先週比+42スクリーン)
1.7億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.5億円弱となっている。
1週間の伸びは3.0億円半ば程度だろうか。
先週のオープニングが1.4億円だったので、週末の数字が伸びている。

以下の作品がライバルだったようだ。
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」
OP1.4→4.5億円→
本来ならば15~20億円の興行収入になったかもしれないが、とりあえずは10億円突破が目標となる。
「マダガスカル2」トータル10.2億円は超えてきそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(3月3週目その1)

3位:「プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 (8~9億円)
【公開規模】 130スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円半ばのオープニングを飾った。
地震の影響があったため、予想はしなかった。
例年に比べるとかなり低いが、この程度ならばギリギリ問題はないか。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2希望の光☆レインボージュエルを守れ!」トータル11.5億円
3日3.2(OP2.2)→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9→
☆10年「ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」
OP1.4億円→
10年のオールスターズに比べるとかなり低いが、仕方のない結果だろう。
現時点では10億円超えは微妙なところだが、どこまで伸びるだろうか。
しかし、このような状態でも8~9億円は稼げそうだ。


7位:「ジャンプ HEROES film 『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』『トリコ3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』」(東映・フジテレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 (7~8億円)
【公開規模】 125スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円のオープニングを飾った。
地震の影響があったため、予想はしなかった。
前作に比べると恐ろしく低い数字となったが、例年の数字と地震の影響を考えると、この程度となるのかもしれない。
「3D」も「トリコ」も大きな効果はなかったようだ。

シリーズの興行収入は以下のとおりとなっている。
☆00年「ONE PIECE」 トータル21.6億円
☆01年「ねじまき島の冒険」トータル30.0億円
☆02年「珍獣島のチョッパー王国」トータル20.0億円
☆03年「デッドエンドの冒険」トータル20.0億円
☆04年「呪われた聖剣」トータル18.0億円
☆05年「オマツリ男爵と秘密の島」トータル12.0億円
☆06年「カラクリ城のメカ巨兵」トータル9億円程度か
OP1.3→2.8→3.8→5.3 →7.4→8.2
☆07年「エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」トータル9.0億円
OP1.6→3.5→4.7→不明→7.5
☆08年「エピソードオブチョッパープラス 冬に咲く、奇跡の桜」トータル9.2億円
OP1.6→3.4→4.7→6.1→7.5
☆09年「STRONG WORLD」トータル48.0億円
OP10.4→22.5→31.3→36.4→祝41.9→43.6
☆11年「3D 麦わらチェイス」
OP1.1億円→
「STRONG WORLD」は無視した方がいいのかもしれない。
例年の9億円をベースに考えれば、妥当ともいえる。
例年の9億円を超えない程度と考えると、7~8億円程度となるだろうか。
春休みを通して、どこまで伸びるかが注目となる。
前作の大爆発はいったい何だったのだろうか。

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全米映画興行収入(3月第3週目)

1位となったのは新作の「Limitless」。
事前には週末3日間で16.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る18.9百万ドルのオープニングを飾った。
ブラッドリー・クーパー主演のアクションサスペンス。
監督は「幻影師アイゼンハイム」(トータル40百万ドル)のニール・バーガー。
ロバート・デ・ニーロなども出演している。
ベストセラー小説の映画化のようだ。
内容はよく分からないが、近未来系だろうか。
製作費27百万ドルと安いにも関わらず、首位となったことは評価できる。
公開前に『微妙な感じ』と書いたが、制作費を踏まえれば大ヒットといえるだろう。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるか。

「特攻野郎Aチーム」で組んだ盟友のリーアム・ニーソン主演の最新作には劣っている。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」現時点で61百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆11年「Limitless」
OP19百万ドル→
6千万ドルを超えない程度が落ち着きどころか。
ブラッドリー・クーパーには「ハングオーバー」(トータル277百万ドル)やラブコメなどのヒット作品はあるが、単独主演のサスペンス作品で稼げるようになれば、本物といえる。


2位は3週目の「ランゴ」。
トータルでは92百万ドルとなっている。
製作費135百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『アニメ作品は強いはずだが、本作がヒットするかどうかは分からない』と書いたとおり、やや微妙な結果となっている。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督のアニメ作品であり、ジョニー・デップが声優を務めている。
アニメ経験がない監督という不安や、ファミリー向け作品ではないという不安があるのではないか。

パラマウントが製作したアニメ作品。
パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり(「シュレック」シリーズを除く)。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「ランゴ」
OP38→068→092百万ドル→
オープニングは「森のリトルギャング」「ビー・ムービー」と同じだったが、やや伸びがないようだ。
評価は高いので、ある程度の伸びはまだまだあると考えて、「ランゴ」の興行収入は先週に引き続き1億3千万ドル程度と予想したい。
オープニング時に「メガマインド」と同程度の1億4~5千万ドルと考えたいと書いたが、そこまで伸びそうもない。
当面は、製作費135百万ドルの回収が目標となる。


3位は2週目の「世界侵略:ロサンゼルス決戦」。
トータルでは61百万ドルとなっている。
アーロン・エッカート主演のSFアクション。
監督は「テキサス・チェーンソー ビギニング」(トータル40百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
製作費7千万ドルとなっており、制作費の回収が当面の目標となる。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→76→78→79
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP36→61百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と考えたい。
製作費7千万ドルを回収できそうなので、ギリギリ合格というところか。


4位となったのは新作の「The Lincoln Lawyer」。
事前には週末3日間で12.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る13.2百万ドルのオープニングを飾った。
マシュー・マコノヒー主演のクライムドラマ。
監督は、キャリアがあまりないブラッド・ファーマン。
マリサ・トメイなどが出演している。
公開前に『微妙な感じ』と書いたとおりとなっている。
内容はよく分からないが、弁護士モノと思われる。
このジャンルはそれほど好まれるものではないと思うが、評価は高いので、ある程度の伸びはあるだろう。

マシュー・マコノヒー主演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87(※ケイト・ハドソン共演)
☆05年「サハラ」トータル69百万ドル
OP18→36→49→57→62(※ペネロペ・クルス共演)
☆05年「トゥー・フォー・ザ・マネー」トータル23百万ドル
OP09→17→21→22→23
☆06年「恋するレシピ」トータル89百万ドル
OP24→48→64→73→79(※サラ・ジェシカ・パーカー共演)
☆06年「マーシャルの悲劇」トータル44百万ドル
先07→25→35→38→41
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63(※ケイト・ハドソン共演)
☆09年「Ghosts of Girlfriends Past」トータル55百万ドル
OP15→30→40→46→50
☆11年「The Lincoln Lawyer」
OP13百万ドル→
ラブコメ系に関しては稼げる俳優であるが、非ラブコメ系の「トゥー・フォー・ザ・マネー」「マーシャルの悲劇」はあまり稼げていない。
「マーシャルの悲劇」と同程度の4千万ドル台というところか。
製作費を回収できれば、とりあえずは合格か。
それほど稼げる作品ではないだろう。


5位となったのは新作の「Paul」。
事前には週末3日間で14.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る13.0百万ドルのオープニングを飾った。
「ホット・ファズ」と同じくサイモン・ペッグ、ニック・フロストのコンビによるSFコメディ。
監督は「スーパーバッド」(トータル121百万ドル)のグレッグ・モットーラ。
製作費4千万ドルとなっている。
変な宇宙人と繰り広げる逃避行モノ。
ちょっとクセのある作品なので、一般受けはしないだろう。
公開前に『微妙な感じ』と書いたとおりとなっている。

関連作品は以下のとおり。
☆07年「ホット・ファズ」トータル24百万ドル
OP06→13→16→19→21
☆11年「Paul」
OP13百万ドル→
「ホット・ファズ」は超えてきそうだが、4千万ドル台というところか。
製作費を回収できれば、とりあえずは合格か。
もともとそれほど稼げる作品ではないだろう。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるだろう。


6位は2週目の「Red Riding Hood」。
トータルでは26百万ドルとなっている。
アマンダ・セイフライドなどが出演するサスペンスドラマ。
赤ずきんというよりも狼男ネタのホラー系ともいえる。
製作費42百万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『赤ずきんを題材とした「Red Riding Hood」もボチボチのヒットだろうか』と書いたように良くはないが悪くはないものとなっている。
監督は「トワイライト」のキャサリン・ハードウィック。

アマンダ・セイフライド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Letters to Juliet」トータル53百万ドル
OP14→27→37→43→47
☆11年「Red Riding Hood」
OP14→26百万ドル→
ほぼ同じような動きをしているが、「Letters to Juliet」を超えることはないだろう。
「Red Riding Hood」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
評価は良くないようなので伸びはないだろう。
ただ、2作連続でこの程度の興行収入を上げられれば、将来性が楽しみだ。
稼げるスターの仲間入りが可能となるだろう。


7位は3週目の「アジャスメント」。
トータルでは49百万ドルとなっている。
公開前に『「The Adjustment Bureau」はフィリップ・K・ディック原作作品であり、悪くはない成績となるだろう』と書いたとおりとなっている。
マット・デイモン主演のSFサスペンス作品。
監督はあまりキャリアのないジョージ・ノルフィ。
「オーシャンズ12」や「ボーン・アルティメイタム」の脚本や共同脚本を手掛けている。

フィリップ・K・ディック作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「マイノリティ・リポート」132百万ドル
OP36→73→97→110→118
☆90年「トータル・リコール」トータル119百万ドル
☆03年「ペイチェック」トータル54百万ドル
先19→39→46→50→53
☆82年「ブレード・ランナー」トータル28百万ドル
☆11年「アジャスメント」
OP21→39→49百万ドル→
盟友のベン・アフレックが主演した「ペイチェック」は超えたいところだ。
「アジャスメント」の興行収入は先週に引き続き5~6千万ドルと考えたい。
稼ぎにくいサスペンス作品であり、この程度でも十分といえるだろう。
内容は全く違うが、お仲間のジョージ・クルーニー主演の、07年「フィクサー」トータル49百万ドル、10年「The American」トータル36百万ドルを超えれば十分。
マット・デイモン自身も、「インフォーマント」トータル33百万ドル、「インビクタス」トータル37百万ドル、「グリーン・ゾーン」トータル35百万ドル、「ヒアアフター」トータル33百万ドルと4連続で3千万ドルの興行収入だったので、これらを超えればよい。
評価は高くなっているので、ある程度の伸びはあるだろう。


8位は2週目の「少年マイロの火星冒険記」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルの大作映画。
ロバート・ゼメキスがプロデュースしたアニメ作品。
アニメ作品「プリンス・オブ・エジプト」(トータル101百万ドル)、「タイムマシン」(トータル57百万ドル)のサイモン・ウェルズ監督作品。
大ヒットすること以外に頭になかったが、かなり酷いオープニングとなっている。
ロバート・ゼメキスが絡んでいるので、コケることはないと思ったが。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「タイムマシン」トータル57百万ドル
OP23→40→48→53→55
☆04年「ポーラー・エクスプレス」トータル182百万ドル
先30(OP23)→51→81→96→110
☆07年「ベオウルフ」トータル82百万ドル
OP28→57→69→76→79
☆11年「少年マイロの火星冒険記」
OP07→15百万ドル→
「少年マイロの火星冒険記」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と考えたい。
評価は良くないようなので、伸びはないだろう。
製作費1億5千万ドルなので、大赤字となりそうだ。
ロバート・ゼメキスにとっては大ダメージとなりそうだ。


9位は3週目の「Beastly」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルの回収は可能だった。
公開前に『「Beastly」はコケそうだ』と書いたが、「美女と野獣」をベースにした作品とのことであり、その辺りの知名度が影響したか。

アレックス・ペティファー主演のファンタジー作品。
アレックス・ペティファーは「アイ・アム・ナンバー4」にも出演している。
☆11年「アイ・アム・ナンバー4」
OP19→38→46→50→53百万ドル→
☆11年「Beastly」
OP10→17→22百万ドル→
「アイ・アム・ナンバー4」の半分程度の興行収入となりそうだ。
先週に引き続きトータル2~3千万ドルと考えたい。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


10位は4週目の「Hall Pass」。
トータルでは40百万ドルとなっている。
製作費36百万ドルの回収は可能だった。
98年「メリーに首ったけ」で有名なファレリー兄弟監督作品。
主演は、オーウェン・ウィルソンなど。
ファレリー兄弟監督がヒットを飛ばしたのは90年代の頃であり、最近はそれほど高い成績にはなっていない。

ファレリー兄弟監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「ふたりにクギづけ」トータル34百万ドル(マット・デイモン主演)
OP09→17→24→31
☆05年「2番目のキス」トータル42百万ドル(ドリュー・バリモア主演)
OP12→24→32→36
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル(ベン・スティラー主演)
OP14→26→32→35
☆11年「Hall Pass」
OP14→27→35→40百万ドル→
スターを主演に迎えても3~4千万ドルとなっている。
近年では最高の興行収入となりそうだ。
「Hall Pass」の興行収入は4千万ドル台だろうか。
先週4千万ドル前後、2週目3千万ドル台と書いたが、意外と伸びがあったという印象。
製作費を回収できているので、この程度でも問題はないだろう。
ただ、クセがある監督なので、一般受けはしないのではないか。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆児童文学を映画化した「グレッグのダメ日記」の続編「Diary of a Wimpy Kid: Rodrick Rules」
☆ザック・スナイダー監督のアクション「エンジェル・ウォーズ」
どちらもボチボチのヒットと予想されているようだ。

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国内映画興行収入ランキング(3月2週目その3)

11位:「わさお」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 (OP時3億円前半)
【公開規模】 101スクリーン(先週比-172スクリーン)
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円となっている。
1週間の伸びは7.9千万円程度だろうか。
稼げる動物モノではあるが、さすがにヒットするような作品ではない。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「犬とあなたの物語 いぬのえいが」(アスミック)
OP0.4→1.0→1.3→1.5→1.6
☆11年「わさお」
先0.6→1.4億円→
同じく先行公開された「きな子」との対比で考えると、「わさお」の興行収入は2.6億円となる。
「犬とあなたの物語 いぬのえいが」は超えると思われるので、2億円は突破するだろう。

マックス3億円台、ミニマム2億円台だろう。
先週『2億円後半となりそうだが、春休み時期や動物モノということを考慮して、「わさお」の興行収入は3億円前半と予想したい』と書いたが、恐らくそこまで伸びないだろう。
公開前個人予想は3億円台だったので、今のところはやや当たりといえそうだ。
動物モノは当たると東映は考えたのだろうが、それほど甘くはない。


12位:「ヒアアフター」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 (2~3週目8億円台、OP時10~11億円)
【公開規模】 196スクリーン(先週比-96スクリーン)
1.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.9億円弱となっている。
1週間の伸びは6.6千万円半ば程度だろうか。
打ち切られたため、7億円を超えるか超えない程度が落ち着きどころとなる。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆06年「父親たちの星条旗」トータル17.0億円
OP1.9→5.9→8.3→10.4→12.7→14.0
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」
OP1.7→04.6→06.2→06.9億円→
近年では最低の成績となるが、仕方あるまい。


13位:「あしたのジョー」(東宝・TBS)<5週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 (4週目11億円台、3週目12億円前後、OP~2週目13億円台)
【公開規模】 192スクリーン(先週比-85スクリーン)
1.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.9億円となっている。
1週間の伸びは5.5千万円弱程度だろうか。
勢いはオープニングだけという可能性はあったが、一応きちんと伸びてはいるようだ。
10億円突破が迫ってきた。

山下智久主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4→9.9億円→
「クロサギ」とは大きく下がっている。

往年のアニメ作品の実写映画化が続いている。
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル40億円超見込み
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4→9.9億円→
さすがにこれらのようなヒットにはなっていない。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4→9.9億円→
「BECK」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は10.8億円となる。
祝日公開の「カイジ 人生逆転ゲーム」との対比では11.3億円となる。
現時点では10~11億円が落ち着きどころか。
恐らく10億円台前半だろう。
OP時~2週目は13億円台、3週目は12.0億円前後と予想していたが、さすがに伸びはなかった。
公開前個人予想は15.0億円だったが、当たりとはいえそうもない。
もうちょっと話題になるかと思ったが、そういうことはなかった。


14位:「パラノーマル・アクティビティ2」(パラマウント)<5週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 (4週目4億円前半、OP時~3週目3億円後半)
【公開規模】 91スクリーン(先週比-76スクリーン)
6.1百万円弱を稼ぎ、トータルでは4.0億円弱となっている。
1週間の伸びは2.5千万円程度だろうか。
ホラーモノは若年層を中心に需要はあるので、ある程度は稼げそうだ。
知名度のあるタイトルということも影響していそうだ。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0億円→
2週目までは前作と同じような動きに見えたが、3週目でようやく差が付いた。
成績が良かったのは、金曜日の祝日が含まれていただろう。
前作を超えることはなさそうだ。
本家ということもあり、「TOKYO NIGHT」は超えた。

中堅どころのホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE 4TH KIND フォース・カインド」トータル5.5億円
金3日1.1(0.8)→2.9→3.9→4.7→5.2
☆08年「ミラーズ」トータル4.1億円
不明→2.5→不明→3.9
☆08年「ミスト」トータル3.6億円
OP0.8→2.0→2.7→3.2→3.4
☆09年「スペル」
金0.6→1.4
☆10年「ウルフマン」
金0.6→1.5
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0億円→
「ミスト」「ミラーズ」辺りというところか。
4億円を突破するかどうかが注目となるが、ギリギリ超えてきそうだ。
先週『「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は4億円前半と予想したい』と書いたが、その通りとなりそうだ。
伸びがある作品ではないと考えて、OP時から先週まで3億円後半と予想していたが、知名度の高さからか、さすがにやや伸びた。
公開前個人予想は3億円台だったので、微妙ながらも当たりと言えそうだ。
作品的にビッグヒットにはなりようもないが、冒頭にも書いたとおり、この手の作品にはある程度の需要はある。


15位:「恋とニュースのつくり方」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 (2週目2億円半ば、OP時3.0億円前後)
【公開規模】 126スクリーン(先週比-68スクリーン)
5.2百万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.8億円弱となっている。
1週間の伸びは3.0千万円半ば程度だろうか。
「きみに読む物語」「シャーロック・ホームズ」などに出演しているが、日本でレイチェル・マクアダムス主演作がヒットするはずがない。
レディースデイでなんとか稼いで欲しいが、厳しいだろう。

女性向けの洋画作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「食べて、祈って、恋をして」トータル7.5億円
金1.4→4.1→5.4→6.5→7.0→7.2
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「そんな彼なら捨てちゃえば?」トータル4.6億円
OP0.7→2.0→3.0→
☆10年「恋するベーカリー」トータル4.8億円
金1.1→2.8→4.0→
☆10年「バレンタインデー」トータル4.1億円
金1.4→2.8→3.5億円→
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル3.7億円
先0.9→2.0→2.7→3.2
☆09年「あなたは私の婿になる」トータル3~4億円見込み
金0.8→1.9→2.6
☆09年「お買いもの中毒な私!」トータル3億円見込み
OP0.6→1.7→2.4→2.8
☆10年「噂のモーガン夫妻」トータル3.0億円
金0.7(2日0.6)→1.7→2.3→2.8→2.9
☆11年「恋とニュースのつくり方」
金0.6(2日0.5)→1.5→1.8億円→
「噂のモーガン夫妻」との対比で考えると、「恋とニュースのつくり方」の興行収入は2.3億円となるが、そこまで伸びそうもない。

マックス2億円台、ミニマム1億円台だろうか。
ハリソン・フォードも出演しているので1億円台では止まらないと思ったが、微妙となりそうだ。
2億円突破できるかが注目となる。
先週『「恋とニュースのつくり方」の興行収入は3.0億円前後と予想していたが、3億円突破は微妙となりそうだ。2億円半ばと下方修正したい』と書いたが、そこまでは伸びないだろう。
公開前個人予想は3億円台だったので、微妙となりそうだ。


16位:「ソーシャル・ネットワーク」(ソニー)<9週目>
【公開前個人予想】 19.5億円
【現時点での興行収入予想】 (7~8週目14億円台、OP時~6週目15~16億円)
【公開規模】 38スクリーン(先週比-89スクリーン)
1.8百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは13.7億円弱となっている。
1週間の伸びは1.4千万円弱程度だろうか。
さすがに10億円は楽に突破している。
アカデミー賞作品賞を受賞すれば、かなり伸びてくるとは思ったが、受賞できなかったので、伸びは止まってしまった。

デビッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆96年公開「セブン」配給収入26.5億円(※興行収入ではない)
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆07年公開「ゾディアック」トータル4.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0→13.6→13.7億円→
さすがに「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」がライバルとなることはなかった。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7→03.0
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0→13.6→13.7億円→
アカデミー賞受賞作品は13~20億円程度となっている。
「ミリオンダラー・ベイビー」「スラムドッグ$ミリオネア」には勝てたようだ。

先週『アカデミー賞での戦いは終わったが、やや伸びると思われるので、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想したい』と書いたが、厳しそうだ。
13億円後半が落ち着きどころか。
OP時から6週目まで15~16億円という予想だったが、アカデミー賞を獲れるという前提であった。
公開前は19.5億円という予想だったが、期待が高すぎた。
単純な感動作ではないので、作品的には驚くような高い伸びはなかった。
ネット関係でもあり、年配層や女性層の受けは良くないかもしれない。


順位不明:「毎日かあさん」(松竹)<6週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 (OP~5週目5億円台)
【公開規模】 先週134スクリーン
トータルでは5.3億円となっている。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
5億円を突破しており、このスクリーン数ではかなり良い成績といえる。
元夫婦の共演という戦略は当たったようだ。

小泉今日子主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「グーグーだって猫である」トータル3.6億円
OP0.6→1.8→2.5→3.0→3.2
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6→3.7→4.7→5.2→5.3億円→
伸びが高いことが分かる。

100スクリーン台のヒューマンドラマ系の興行収入は以下の通り。
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円(OP時:189SC)
OP1.0→2.9→4.5→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円見込み(OP時:108SC)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円見込み(OP時:154SC)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6→3.7→4.7→5.2→5.3億円→
先週『かなりの伸びはありそうだが、「毎日かあさん」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい』と書いたが、その通りとなりそうだ。
このヒットを受けて、松竹はこのままのスクリーンでいくのか、拡大公開するのかどうか気になるところだったが、スクリーン数が増えてはないようだ。
公開前個人予想は3~4億円だったので、予想よりも高かった。
スクリーン数が少なかったが、さすがに話題作ということがあった。


順位不明:「洋菓子店コアンドル」(アスミック)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 (OP~4週目1億円台)
トータルでは1.3億円となっている(土日の数字が含まれているか不明)。
1週間の伸びは1千万円程度だろうか。
スクリーン数も少なく、ランキングできる作品ではないので、公開前の予想はしなかった。

もはやそれほど伸びないだろう。
先週『「洋菓子店コアンドル」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい』と書いたが、その通りとなりそうだ。
1億円半ば程度が落ち着きどころか。
悪い映画ではないと思うが、ヒットできる作品でもない。
ヒットできる作品ではないので、拡大公開もしていないということだろう。
配給会社はよく分かっているのかもしれない。


順位不明:「僕と妻の1778の物語」(東宝・フジテレビ)<9週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 (5~8週目12億円前半、OP時~4週目11.5億円)
トータルでは11.9億円となっている。
1週間の伸びは1千万円程度だろうか。
派手さはないが、堅実に伸ばして、楽に10億円は突破している。
12億円突破できるかが注目となる。

草なぎ剛主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
OP0.5→01.6→02.2→02.5→02.7
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→06.3→09.3→13.6→15.5→祝16.8→17.3→17.7
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8→11.9億円→
「BALLAD」のようには稼げなかった。

竹内結子の主な出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
☆05年「春の雪」トータル12.7億円
☆07年「クローズド・ノート」トータル9.5億円
☆07年「ミッドナイト・イーグル」トータル7.8億円
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9→15.1
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→8.5
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0→10.6
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→5.0→7.5→9.2→10.5→11.2→11.6→11.8→11.9億円→
実績は高いが、作品に恵まれてのもの。
「ゴールデンスランバー」をやや超える程度となりそうだ。

難病系関連作品は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆07年「Life 天国で君に逢えたら」トータル17.0億円
OP1.9→06.7→09.9→祝12.8→祝14.7→15.5→祝16.2→16.4
☆06年「タイヨウのうた」トータル10.5億円
OP1.3→03.5→05.5→07.2→08.3
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8→11.9億円→
ハマれば、30億円も期待できるジャンルだが、ビッグヒットにはならなかた。

マックス12億円、ミニマム11億円というところか。
感動ヒューマンドラマであり、ある程度の伸びは加味する必要がある。
先週『派手さがなく、あまりに過度の期待もしにくいところはあるが、12億円は突破するだろう。「僕と妻の1778の物語」の興行収入は先週に引き続き12億円前半と予想したい』と書いたが、スクリーン数によるがギリギリ超えるのではないか。
OP時~4週目まで11.5億円と予想していたが、やはり一伸びはあった。
公開前個人予想は19.0億円だったので、ハズれそうだ。
主演・テーマを考えるとあまり低くは予想できなかった。


順位不明:「RED/レッド」(ディズニー)<7週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 (3~6週目12億円前半、OP~2週目11~12億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 興収20億円に向け素晴らしい出足
トータルでは12.0億円となっている。
1週間の伸びは1千万円程度だろうか。
10億円は楽に突破している。
ただ、オープニング時に、ネットには『興収20億円に向け素晴らしい出足』と書いてあったが、20億円突破はどう考えても無理だろう。

ブルース・ウィリス出演作の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ホステージ」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.6→
☆07年公開「16ブロック」不明(3億円程度か)
OP0.7→1.9→
☆07年公開「ラッキーナンバー7」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.4→3.1
☆07年公開「ダイ・ハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5
☆09年公開「サロゲート」トータル5.5億円
金1.7→3.6→4.5億円→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0→10.6→11.6→11.9→12.0億円→
さすがに「ダイ・ハード4.0」以外の他の作品には大きく差を付けている。
「サロゲート」辺りは余裕で超えてきそうだが、これらのデータからもビッグヒットにはならない。

アメコミ作品ではあるが、ややユニークなアクション作品が参考になるか。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6→30.0
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7→
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先3日2.0→4.3→5.7→6.5→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0→10.6→11.6→11.9→12.0億円→
「シャーロック・ホームズ」を超えることはなかった。

先週『「RED/レッド」の興行収入は先週に引き続き12億円前半と予想したい』と書いたが、その通りとなりそうだ。
2週目まで11~12億円と予想して、やや幅を持たせて様子を見ていたが、意外と伸びがあった。
公開前個人予想は8.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
予想がちょっと低すぎたのかもしれない。
本当は9億円という予想にするつもりだったが、日本ではあまり受けないと考えて、直前で引き下げてしまった。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月2週目その2)

2位:「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」(東宝・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 32億円台
【現時点での興行収入予想】 (OP時30.0億円前後)
【公開規模】 261スクリーン(先週比-107スクリーン)
1.6億円を週末に稼ぎ、トータルでは6.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.4億円程度だろうか。
スクリーン数が3割ほど減少している。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9億円→
このような状況でも、09年と同程度となっている。
今後の復興次第ではあるが、25億円は超えるか。
通常では30億円前後となるとは思うが、さすがにこの状況では厳しいか。

ライバルの「コナン」には2年連続で負けている。
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9億円→
もちろん、GW公開のコナンとは比較はしにくい。
とりあえずは、マックス30億円、ミニマム25億円となる。
先週のオープニング時は『「新・のび太と鉄人兵団」の興行収入は30.0億円前後と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は32億円台なので、たぶんハズれるだろう。


4位:「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 30.5億円
【現時点での興行収入予想】 (OP~2週目27~28億円)
【公開規模】 621スクリーン(先週比-298スクリーン)
1.1億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは15.7億円となっている。
1週間の伸びは3.3億円弱程度だろうか。
こちらもスクリーン数が3割ほど減少している。
ディズニーから20世紀フォックスへとスタジオが代わった作品。

過去のシリーズ作品は以下のとおり。
☆06年公開「ナルニア国物語」トータル68.6億円
先10.4→23.6→33.0→43.9→52.3→58.2
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」
金5.4(OP4.6)→12.5→15.7億円→
第2章との対比では、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は22.9億円となる。
20億円前半~半ば程度が落ち着きどころか。
春休み時期でもあり、さらに「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ハリポタ」などの強敵ライバルも不在の展開も有利といえるが、どうなるだろうか。

「ハリポタ」を除く他のファミリー作品も参考となるだろう。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5(※トータルと数字が合わない)
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」
金5.4→12.5→15.7億円→
「ハムナプトラ3」「ナショナル・トレジャー」というところか。

とりあえずは、マックス30億円、ミニマム20億円となりそうだ。
先週『「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は先週に引き続き27~28億円と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は30.5億円だったので、ハズれとなりそうだ。
仕方がないだろう。


5位:「ツーリスト」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 18.0億円
【現時点での興行収入予想】 (OP時17~18億円)
【公開規模】 237スクリーン(先週比-101スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは7.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.4億円半ば程度だろうか。
平日の伸びが意外と高い。
思ったよりも話題にはなっていないが、さすがにこのキャストは強い。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→9.6→14.0→16.6→18.4
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円

アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション作品の興行収入は以下の通り。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
☆09年公開「チェンジリング」トータル12.5億円
金2.3→6.5→9.1→11.0→12.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→
☆11年公開「ツーリスト」
OP3.1→7.5億円→
「スウィーニー・トッド」「チェンジリング」「ソルト」との対比で考えると、「ツーリスト」の興行収入は14.4~16.5億円となる。
先週『評判はそれほど良くはないが、春休み時期でもあり、ある程度の伸びはあるはずだ。20億円突破はどうかと思うが、10億円台後半まで伸びるだろう』と書いたが、本来ならばそうなっていただろう。

参考となりそうなサスペンスやアクション映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金3日4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→
☆09年公開「007/慰めの報酬」トータル19.8億円
先5.9→11.3→14.3→16.6→17.9→18.7
☆10年公開「シャッターアイランド」トータル17.0億円
金3日3.4→8.3→11.0→13.3→15.4→16.0
☆11年公開「ツーリスト」
OP3.1→7.5億円→
先週『「シャッターアイランド」を超える程度となるか』と書いたが、どうなるだろうか。

とりあえず、マックス20億円、ミニマム15億円というところか。
先週『ある程度の伸びがあると思われるので、「ツーリスト」の興行収入は17~18億円と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は18.0億円だったので、現時点では当たりといえそうだ。
このキャスティングならば、この程度はもちろん稼ぐだろう。


6位:「英国王のスピーチ」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 9~10億円
【現時点での興行収入予想】 (OP~2週目11~12億円)
【公開規模】 92スクリーン(先週比-32スクリーン)
3.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.9億円弱程度だろうか。
週末対比では大きく落としている。
アカデミー賞受賞効果のピークは過ぎたようだが、これからも伸びてくるだろう。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「英国王のスピーチ」
OP1.0→04.4→06.2億円→
「スラムドッグ$ミリオネア」と同程度となっている。
とりあえずは10億円が目標となりそうだ。
「ハート・ロッカー」以上にはなるか。

マックス14億円、ミニマム9億円程度か。
「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円がライバルとなりそうだ。
先週『とりあえずは「英国王のスピーチ」の興行収入は先週に引き続き11~12億円と考えたい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は9~10億円だったので、微妙な結果となりそうだ。
大きくはハズしていないか。


7位:「GANTZ」(東宝・日本テレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 28.5億円
【現時点での興行収入予想】 (5~6週目33~34億円、OP時~4週目35~36億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 最終興収40億円も狙える大ヒットスタート
【公開規模】 223スクリーン(先週比-187スクリーン)
3.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは31.6億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
30億円を楽に突破した。
それほど盛り上がっているイメージはないが、さすがにこの手のジャンル・この手の俳優の人気は高い。
製作費40億円以上という噂があり、二作合計で80億円程度を稼げないと元を取るのは難しいが、どうなるだろうか。
評価は思ったよりも悪くはなさそうなので、ある程度の伸びは加味する必要がある。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水04.3→05.9→08.1→祝9.6→10.2→10.6
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4億円→

二宮和也主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6億円→
32~33億円が落ち着きどころか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6億円→
「クローズZERO Ⅱ」「20世紀少年-第2章-最後の希望」「L change the WorLd」以上、「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」以下となりそうだ。
製作費を無視すれば、大ヒットといえるだろう。

マックス34億円、ミニマム32億円というところか。
先週『「GANTZ」の興行収入は先週に引き続き33~34億円と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は28.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
話題作という割にはそれほど盛り上がりを感じられなかったが、やはりこの手のジャンルは強いようだ。


8位:「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」(クロックワークス)<3週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 (OP~2週目7億円台)
【公開規模】 28スクリーン(先週比-10スクリーン)
2.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.7千万円程度だろうか。
1館辺りの平均は「SP」に次ぐ成績となっている。
根強いファンが多数いる作品であり、今後も伸びていくだろう。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→02.8→03.6億円→
09年対比で考えると、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は7.3億円となる。

根強いファンがいる作品なので、以下のような作品も参考となるだろう。
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→02.8→03.6億円→
これとの対比で考えると、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は8.5億円となるが、そこまでは伸びまい。
先週『マックス8億円台となるが、とりあえず前作を上回り、「ハルヒ」を下回る程度と考えて、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は先週に引き続き7億円台という予想にしたい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は6億円台だったので、大きくはハズれていないが、前作の興行収入を知っていれば、誰でも分かる結果だろう。


10位:「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」(東宝・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 (OP~4週目17~18億円)
【公開規模】 208スクリーン(先週比-92スクリーン)
1.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは14.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.6千万円半ば程度だろうか。
10億円を楽に突破している。
公開前に『若年層からも年配層からも受けにくいだろう』と書いたように、年配層が動きそうな作品ではないと考えたが、かなりの年配層が動いているようだ。
実話モノであり、描かれる人物もある程度有名なのだろうか。
年配層が動いてしまい、「真夏のオリオン」のようなことはなかった。
年配向け映画が欠如しており、その辺りの影響もあったか。

戦争映画は「硫黄島からの手紙」「男たちの大和」など、ハマればビッグヒットになるものも多いが、あまり好まれるジャンルでもないと思っている。
近年の戦争モノは以下の通り。
☆06年「出口のない海」トータル不明(8~9億円程度か)
OP1.3→3.8→5.2→
☆07年「俺は、君のためにこそ死ににいく」トータル10.8億円
OP1.8→4.7→6.8→8.1→8.9
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
祝3日3.9→8.4→11.3→13.3→14.2億円→
これらを大きく超えている。

年配向けなので、伸びがあるとは思われる。
しかし、20億円を超えるほどではないと思うが、どうなるだろうか。
先週『とりあえずは、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい』と書いたが、どこまで伸びるだろうか。
公開前個人予想は7~8億円だったので、ちょうど10億円ズレた。
この映画がヒットしそうとは思わなかったが、今回はいい勉強になったと思うしかない。

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気になる映画ニュース(3月第3週目)

☆「ヒアアフター」などが上映中止
「ヒアアフター」が上映中止、「唐山大地震」が公開延期、「ザ・ライト」も公開延期となった。
さらには、4月1日公開予定の「世界侵略:ロサンゼルス決戦」、4月22日公開の「サンクタム」(※水を扱っているため)なども延期となりそうだ。
確かに、津波や地震という題材を扱っているが、内容的にはマイナスというよりも、むしろプラスに働くのではないか。
過剰反応のような気がするが、事態が事態なので致し方ないのかもしれない。
「ザ・ライト」に至っては、地震や津波とも何の関係もないと思うが、内容がふさわしくないからのようだ。
こういう時期だからこそ、映画の役割も大きいと思われるが、余震や節電という問題があるので、なかなか見に行く気にはなれない。
震災地はニュースも見られないほど厳しい状況だとは思うが、再び映画を楽しめるような生活に戻れることを祈るばかりだ。


☆ロバート・ゼメキス監督の新作の製作が中止に
パフォーマンス・キャプチャーによる3D映画「イエローサブマリン」の製作が中止となった。
プレゼン用のデキ自体に問題はあったこともあるようだが、彼がプロデュースした「少年マイロの火星冒険記」の成績が悲惨なことになったことが決め手となったようだ。
大金と手間隙が掛かるパフォーマンス・キャプチャー映画はこれでもうお仕舞いかもしれない。


☆スタローンは「エクスペンダブルズ」の続編を監督せず
悪い企画ではないので、彼が監督をしない方がよいだろう。
他のキャストにちょっと遠慮しており、主役である彼の輝きが弱かったような気がする。
スタローンはプロの監督に任せて暴れて欲しい。


☆「デアデビル」が再始動
監督は「エクリプス トワイライト・サーガ」のデビッド・スレイドに決まったようだが、主演は未定。
デビッド・スレイドは「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の監督争いでダーレン・アロノフスキーに破れていたが、その代わりの企画でも20世紀フォックスは用意したのだろうか。
そのダーレン・アロノフスキーであるが、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の企画から降りたという話もある。
長期のロケ(日本を含む)による家族との離別が問題とされているが、長期ロケはもともと織り込み済みなので、今回の地震の影響だろうか。
こちらの監督も注目となりそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(3月2週目その1)

水曜日に行っている公開前の予想は意味がないのでやめます。
「ランウェイ☆ビート」は今回とは関係なくコケると思いますが、今週末に公開される「ONE PIECE」「プリキュア」「漫才ギャング」には影響があるでしょう。
最近成績が悪い東映にとってはダメージが大きそうです。

公開中の作品は、とりあえず現在の数字のみを簡単に紹介するに留めます。
【現時点での興行収入予想】も意味はないのでやめときます。

1位:「SP革命篇」(東宝・フジテレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 39億円台
【現時点での興行収入予想】 なし
【公開規模】 239スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9億円(291,383,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは「GANTZ」並の5.9億円程度か』と書いたので、当然ながら大きくハズれている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆11年「SP革命篇」
2.9億円→
前作の55%程度のオープニングとなる。
とりあえずは、どこまで伸びるかが注目となりそうだ。

現時点では「BECK」なみとなっている。
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
さすがに20億円は超えてくるか。


3位:「塔の上のラプンツェル」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 なし
【公開規模】 370スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円(142,712,400円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングはおとなしく1.5億円程度か』と書いたので、なぜか予想どおりとなっている。
本来ならば2億円オーバーだったかもしれない。

以下の作品がライバルだったようだ。
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」
OP1.4億円→
本来ならば15~20億円の興行収入になったかもしれない。
とりあえずは10億円突破が目標となる。


9位:「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 なし
【公開規模】 90スクリーン(先週比+3スクリーン)
2.1千万円弱(20,738,700円)のオープニングとなっている。
もともとのスクリーン数が少ないこともあり、やはり高くはない出足となっている。
1億円台というところのようだ。
しかし、本来ならば、やはり公開前個人予想に近いところまでは稼げたのではないか。

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全米映画興行収入(3月第2週目)

1位となったのは新作の「世界侵略:ロサンゼルス決戦」。
事前には週末3日間で32.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る36.0百万ドルのオープニングを飾った。
アーロン・エッカート主演のSFアクション。
監督は「テキサス・チェーンソー ビギニング」(トータル40百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
製作費7千万ドルとなっており、制作費の回収が当面の目標となる。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→76→78→79
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP36百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は8千万ドル台だろうか。


2位は2週目の「ランゴ」。
トータルでは69百万ドルとなっている。
製作費135百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『アニメ作品は強いはずだが、本作がヒットするかどうかは分からない』と書いたとおり、やや微妙な結果となっている。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督のアニメ作品であり、ジョニー・デップが声優を務めている。
アニメ経験がない監督という不安や、ファミリー向け作品ではないという不安があるのではないか。

パラマウントが製作したアニメ作品。
パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり(「シュレック」シリーズを除く)。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「ランゴ」
OP38→069百万ドル→
オープニングは「森のリトルギャング」「ビー・ムービー」と同じだったが、やや伸びがないようだ。
評価は高いので、ある程度の伸びはまだまだあると思いたいが、「ランゴ」の興行収入は1億3千万ドル程度だろうか。
先週「メガマインド」と同程度の1億4~5千万ドルと考えたいと書いたが、そこまで伸びそうもない。
当面は、製作費135百万ドルの回収が目標となる。


3位となったのは新作の「Red Riding Hood」。
事前には週末3日間で17.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る14.1百万ドルのオープニングを飾った。
アマンダ・セイフライドなどが出演するサスペンスドラマ。
製作費42百万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『赤ずきんを題材とした「Red Riding Hood」もボチボチのヒットだろうか』と書いたように良くはないが悪くはないものとなっている。
監督は「トワイライト」のキャサリン・ハードウィック。

アマンダ・セイフライド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Letters to Juliet」トータル53百万ドル
OP14→27→37→43→47
☆11年「Red Riding Hood」
OP14百万ドル→
「Letters to Juliet」を超えることはないだろう。
「Red Riding Hood」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
評価は良くないようなので伸びはないだろう。
ただ、2作連続でこの程度の興行収入を上げられれば、将来性が楽しみだ。
稼げるスターの仲間入りが可能となるだろう。


4位は2週目の「アジャスメント」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
公開前に『「The Adjustment Bureau」はフィリップ・K・ディック原作作品であり、悪くはない成績となるだろう』と書いたとおりとなっている。
マット・デイモン主演のSFサスペンス作品。
監督はあまりキャリアのないジョージ・ノルフィ。
「オーシャンズ12」や「ボーン・アルティメイタム」の脚本や共同脚本を手掛けている。

フィリップ・K・ディック作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「マイノリティ・リポート」132百万ドル
OP36→73→97→110→118
☆90年「トータル・リコール」トータル119百万ドル
☆03年「ペイチェック」トータル54百万ドル
先19→39→46→50→53
☆82年「ブレード・ランナー」トータル28百万ドル
☆11年「アジャスメント」
OP21→38百万ドル→
盟友のベン・アフレックが主演した「ペイチェック」は超えたいところだ。
「アジャスメント」の興行収入は先週に引き続き5~6千万ドルと考えたい。
稼ぎにくいサスペンス作品であり、この程度でも十分といえるだろう。
内容は全く違うが、お仲間のジョージ・クルーニー主演の、07年「フィクサー」トータル49百万ドル、10年「The American」トータル36百万ドルを超えれば十分。
マット・デイモン自身も、「インフォーマント」トータル33百万ドル、「インビクタス」トータル37百万ドル、「グリーン・ゾーン」トータル35百万ドル、「ヒアアフター」トータル33百万ドルと4連続で3千万ドルの興行収入だったので、これらを超えればよい。
評価は高くなっているので、ある程度の伸びはあるだろう。


5位となったのは新作の「少年マイロの火星冒険記」。
事前には週末3日間で16.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る6.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1億5千万ドルの大作映画。
ロバート・ゼメキスがプロデュースしたアニメ作品。
アニメ作品「プリンス・オブ・エジプト」(トータル101百万ドル)、「タイムマシン」(トータル57百万ドル)のサイモン・ウェルズ監督作品。
大ヒットすること以外に頭になかったが、かなり酷いオープニングとなっている。
ロバート・ゼメキスが絡んでいるので、コケることはないと思ったが。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「タイムマシン」トータル57百万ドル
OP23→40→48→53→55
☆04年「ポーラー・エクスプレス」トータル182百万ドル
先30(OP23)→51→81→96→110
☆07年「ベオウルフ」トータル82百万ドル
OP28→57→69→76→79
☆11年「少年マイロの火星冒険記」
OP07百万ドル→
「少年マイロの火星冒険記」の興行収入は伸びても2千万ドル台だろうか。
評価は良くないようなので、伸びはないだろう。
製作費1億5千万ドルなので、大赤字となりそうだ。


6位は3週目の「Hall Pass」。
トータルでは35百万ドルとなっている。
製作費36百万ドルの回収は可能だろう。
98年「メリーに首ったけ」で有名なファレリー兄弟監督作品。
主演は、オーウェン・ウィルソンなど。
ファレリー兄弟監督がヒットを飛ばしたのは90年代の頃であり、最近はそれほど高い成績にはなっていない。

ファレリー兄弟監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「ふたりにクギづけ」トータル34百万ドル(マット・デイモン主演)
OP09→17→24→31
☆05年「2番目のキス」トータル42百万ドル(ドリュー・バリモア主演)
OP12→24→32→36
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル(ベン・スティラー主演)
OP14→26→32→35
☆11年「Hall Pass」
OP14→27→35百万ドル→
スターを主演に迎えても3~4千万ドルとなっている。
「ライラにお手あげ」をやや超えるペースであり、「Hall Pass」の興行収入は4千万ドル前後となりそうだ。
先週3千万ドル台と書いたが、意外と伸びがありそうだ。
製作費を回収できているので、この程度でも問題はないだろう。
ただ、クセがある監督なので、一般受けはしないのではないか。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


7位は2週目の「Beastly」。
トータルでは17百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルの回収は可能だった。
公開前に『「Beastly」はコケそうだ』と書いたが、「美女と野獣」をベースにした作品とのことであり、その辺りの知名度が影響したか。

アレックス・ペティファー主演のファンタジー作品。
アレックス・ペティファーは「アイ・アム・ナンバー4」にも出演している。
☆11年「アイ・アム・ナンバー4」
OP19→38→46→50百万ドル→
☆11年「Beastly」
OP10→17百万ドル→
「アイ・アム・ナンバー4」の半分程度の興行収入となりそうだ。
トータル2~3千万ドルとなりそうだ。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


8位は5週目の「Just Go With It」。
トータルでは94百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルの回収は可能だった。
アダム・サンドラー、ジェニファー・アニストン共演のラブコメ。
監督は、アダム・サンドラー作品を多く手掛けているデニス・デューガン。
この手の作品は飽きられており、当初はコケるかなと思ったが、映画紹介VTRを見て、意外と新しいタイプのラブコメと思い、ヒットすると感じた。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「Just Go With It」
OP31→61→079→088→094百万ドル→
デニス・デューガン監督が手掛けた作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「Grown Ups」となっている。
過去の作品より低い動きとなっているが、この程度ならば問題ないだろう。
先週に引き続き、当面は1億ドル突破が目標となると考えたい。
アダム・サンドラーもジェニファー・アニストンもまだまだ安泰のようだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。


9位は16週目の「英国王のスピーチ」。
トータルでは129百万ドルとなっている。
製作費15百万ドルをあっさりと回収し、1億ドルを楽に突破している。
監督は、トム・フーパー。
出演は、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ。
コリン・ファースの演技を中心として、賞レースを賑わしており、かなりの伸びがありそうだ。
ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演男優賞を獲得し、アカデミー賞作品賞、主演男優賞も獲得したため、まだまだ粘りそうだ。
「英国王のスピーチ」の興行収入は先週に引き続き1億5千万ドル程度まで伸びると考えたい。

以下のような作品と似たようなこととなりそうだ。
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
04週目より拡大26→52→71→85→100→110→118→124
☆08年「スラムドッグ$ミリオネア」トータル141百万ドル
11週目より拡大56→67→77→87→098→115→125→133
☆10年「英国王のスピーチ」
10週目72→84→94→103→114→124→129
これらと同様にサプライズヒットとなりそうだ。
とりあえずは、「スラムドッグ$ミリオネア」が目標となる。


10位は5週目の「Gnomeo and Juliet」。
トータルでは89百万ドルとなっている。
アニメ作品が他に2本もランクインしているためか、急落している。
ディズニー系の3Dアニメ。
「ロミオとジュリエット」が題材となっている。
公開前は、それほど高い興行収入にならないと思われていたようだが、『アニメ作品であり、「Gnomeo and Juliet」はハズさないだろう』と公開前に書いたとおりとなっており、アニメ作品の需要はやはり高い。
監督は、「シュレック2」の共同監督のケリー・アズベリー。

参考となりそうなディズニー系が手掛けたアニメ作品は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「Gnomeo and Juliet」
OP25→50→74→84→89百万ドル→
2週目までは『さすがにこれらを下回りそうだ』と書いたが、「ルイスと未来泥棒」は見えてきた。
2週目まで『8~9千万ドル程度と考えたい』と予想したが、やはりアニメ作品の伸びは高い。
「Gnomeo and Juliet」の興行収入は先週に引き続き9千万~1億ドルと考えたい。
アニメ作品の安定度は堅く、そのうちディズニー系は根強いといえる。
評価は普通程度であり、高い伸びはないと思ったのだが、評価はあまり関係ないようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ブラッドリー・クーパー主演のアクションサスペンス「Limitless」
☆マシュー・マコノヒー主演のクライムドラマ「The Lincoln Lawyer」
☆サイモン・ペッグ主演のSFコメディ「Paul」
どれも微妙な感じ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月1週目その3)

9位:「ヒアアフター」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP時10~11億円)
【公開規模】 292スクリーン(先週比+1スクリーン)
4.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは6.2億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円半ば程度だろうか。
思ったよりも伸びがないようだ。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆06年「父親たちの星条旗」トータル17.0億円
OP1.9→5.9→8.3→10.4→12.7→14.0
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」
OP1.7→04.6→06.2億円→
「グラン・トリノ」以下、「インビクタス」以上か。
最近の作品との対比で考えると、「ヒアアフター」の興行収入は8.7~9.2億円となる。
鑑賞したところ、伸びがあるような作品でもなさそうだ。
同じくマット・デイモン主演作の「インビクタス/負けざる者たち」と同程度となってしまうのか。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2→4.9→6.4→07.2
☆11年「ヒアアフター」
OP1.7→4.6→6.2億円→
近3作の興行収入は超えられるだろう。
「グリーン・ゾーン」対比で7.5億円となり、この辺りがミニマムラインとなる。
イーストウッド監督作品であり、多少は伸びるはずだ。

とりあえずヒューマンドラマや超自然モノを参考とする。
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆08年公開「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7→7.9
☆11年公開「ヒアアフター」
OP1.7→4.6→6.2億円→
主要作品との対比で考えると、「ヒアアフター」の興行収入は7.7~10.6億円となる。
思ったほど伸びてこない。
「7つの贈り物」辺りがライバルか。

「ヒアアフター」6.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エクスベンダブルズ」6.8億円(トータル9.2億円)
☆「グリーン・ゾーン」6.4億円(トータル7.7億円)
☆「インビクタス」5.8億円(トータル8.6億円)
☆「特攻野郎Aチーム」5.7億円(トータル7.1億円)
<2009>
☆「チェ 28歳の革命」5.8億円(トータル9.0億円)
☆「パブリック・エネミーズ」5.6億円(トータル8.1億円)
☆「私の中のあなた」5.6億円(トータル8.0億円)
☆「7つの贈り物」6.4億円(トータル7.9億円)
☆「サブウェイ123激突」5.6億円(トータル7.7億円)
「チェ 28歳の革命」以外との対比で考えると、「ヒアアフター」の興行収入は7.5~9.2億円となる。
「グラン・トリノ」のようには伸びないと思われるので、マックス9億円、ミニマム7億円というところか。
イーストウッド監督作品だからといって、大きくは伸びてこないだろう。
「ヒアアフター」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
OP時は10~11億円と予想したが、感動作品らしい伸びはなかった。
公開前個人予想は12.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
感じ取りやすい作品ではないので、その辺りの影響だろうか。


10位:「あしたのジョー」(東宝・TBS)<4週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 11億円台(3週目12.0億円前後、OP時~2週目13億円台)
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは9.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。
勢いはオープニングだけという可能性はあったが、一応きちんと伸びてはいるようだ。
10億円突破が迫ってきた。

山下智久主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4億円→
「クロサギ」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は12.2億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

往年のアニメ作品の実写映画化が続いている。
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル40億円超見込み
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4億円→
さすがにこれらのようなヒットにはなっていない。
「ヤッターマン」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は13.7億円となるが、そこまでは伸びないだろう。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4億円→
「BECK」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は11.3億円となる。
祝日公開の「カイジ 人生逆転ゲーム」との対比では12.3億円となる。
現時点では11~12億円が落ち着きどころか。

「あしたのジョー」9.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インシテミル」10.2億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」9.0億円(トータル11.5億円)
<2009>
☆「なくもんか」11.0億円(トータル13.5億円)
☆「カムイ外伝」祝9.6億円(トータル11.2億円)
☆「少年メリケンサック」8.6億円(トータル10.2億円)
☆「ゼロの焦点」8.6億円(トータル10.1億円)
これらとの対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は11.0~12.0億円となる。
「あしたのジョー」の興行収入は11億円台となりそうだ。
OP時~2週目は13億円台、3週目は12.0億円前後と予想していたが、さすがに伸びはなかった。
公開前個人予想は15.0億円だったが、当たりとはいえそうもない。
もうちょっと話題になるかと思ったが、そういうことはなかった。


11位:「恋とニュースのつくり方」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円半ば(OP時3.0億円前後)
【公開規模】 194スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.5億円弱となっている。
1週間の伸びは8.5千万円程度だろうか。
「きみに読む物語」「シャーロック・ホームズ」などに出演しているが、日本でレイチェル・マクアダムス主演作がヒットするはずがない。
レディースデイでなんとか稼いで欲しいが、厳しいだろう。

女性向けの洋画作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「食べて、祈って、恋をして」トータル7.5億円
金1.4→4.1→5.4→6.5→7.0→7.2
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「そんな彼なら捨てちゃえば?」トータル4.6億円
OP0.7→2.0→3.0→
☆10年「恋するベーカリー」トータル4.8億円
金1.1→2.8→4.0→
☆10年「バレンタインデー」トータル4.1億円
金1.4→2.8→3.5億円→
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル3.7億円
先0.9→2.0→2.7→3.2
☆09年「あなたは私の婿になる」トータル3~4億円見込み
金0.8→1.9→2.6
☆09年「お買いもの中毒な私!」トータル3億円見込み
OP0.6→1.7→2.4→2.8
☆10年「噂のモーガン夫妻」トータル3.0億円
金0.7(2日0.6)→1.7→2.3→2.8→2.9
☆11年「恋とニュースのつくり方」
金0.6(2日0.5)→1.5億円→
「そんな彼なら捨てちゃえば?」以外との対比で考えると、「恋とニュースのつくり方」の興行収入は2.2~2.8億円となる。
3億円突破は微妙となりそうだ。

「恋とニュースのつくり方」1.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「噂のモーガン夫妻」1.7億円(トータル3.0億円)
☆「パリより愛をこめて」1.6億円
☆「ウルフマン」1.5億円
<2009>
☆「男と女の不都合な真実」1.5億円(トータル2.9億円)
☆「ザ・バンク」1.5億円
☆「スペル」1.4億円
当然ながら、微妙な作品と肩を並べている。

マックス3億円、ミニマム2億円だろうか。
ハリソン・フォードも出演しているので1億円台では止まらないだろう。
「恋とニュースのつくり方」の興行収入は3.0億円前後と予想していたが、3億円突破は微妙となりそうだ。
2億円半ばと下方修正したい。
ヒットするはずがなく、妥当なところだろう。
公開前個人予想は3億円台だったので、微妙ながらも当たりといえそうだ。


12位:「毎日かあさん」(松竹)<5週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 134スクリーン
1.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは5.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.0千万円弱程度だろうか。
5億円を突破しており、このスクリーン数ではかなり良い成績といえる。
元夫婦の共演という戦略は当たったようだ。

小泉今日子主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「グーグーだって猫である」トータル3.6億円
OP0.6→1.8→2.5→3.0→3.2
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6→3.7→4.7→5.2億円→
この対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は5.9億円となる。
この対比を超える程度となるか。

100スクリーン台のヒューマンドラマ系の興行収入は以下の通り。
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円(OP時:189SC)
OP1.0→2.9→4.5→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円見込み(OP時:108SC)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円見込み(OP時:154SC)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6→3.7→4.7→5.2億円→
これらとの対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は6.0~6.7億円となる。
かなりの伸びはありそうだが、「毎日かあさん」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
6億円台に引き上げてもいいかもしれないが、もう少し様子を見たい。
このヒットを受けて、松竹はこのままのスクリーンでいくのか、拡大公開するのかどうか気になるところだったが、スクリーン数が増えてはないようだ。


13位:「パラノーマル・アクティビティ2」(パラマウント)<4週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円前半(OP時~3週目3億円後半)
【公開規模】 167スクリーン(先週比-2スクリーン)
1.8千万円弱を稼ぎ、トータルでは3.7億円となっている。
1週間の伸びは4.8千万円半ば程度だろうか。
ホラーモノは若年層を中心に需要はあるので、ある程度は稼げそうだ。
知名度のあるタイトルということも影響していそうだ。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7億円→
2週目までは前作と同じような動きに見えたが、3週目でようやく差が付いた。
成績が良かったのは、金曜日の祝日が含まれていただろう。
恐らく前作を超えないのではないか。
前作対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は3.9~4.6億円というところだが、4億円に乗るかどうかというところではないか。
本家ということもあり、「TOKYO NIGHT」は超えたいところだ。

中堅どころのホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE 4TH KIND フォース・カインド」トータル5.5億円
金3日1.1(0.8)→2.9→3.9→4.7→5.2
☆08年「ミラーズ」トータル4.1億円
不明→2.5→不明→3.9
☆08年「ミスト」トータル3.6億円
OP0.8→2.0→2.7→3.2→3.4
☆09年「スペル」
金0.6→1.4
☆10年「ウルフマン」
金0.6→1.5
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7億円→
これらとの対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は3.9~4.3億円となる。
伸びがある作品には思えず、「ミスト」「ミラーズ」辺りというところか。

「パラノーマル・アクティビティ2」3.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」4.1億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」4.0億円(トータル4.3億円)
<2009>
☆「レボリューショナリー・ロード」3.5億円(トータル3.8億円)
これらとの対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は4.0~4.0億円となる。
4億円を突破するかどうかが注目となるが、ギリギリ超えてきそうだ。
「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は4億円前半と予想したい。
あと3千万円以上は上乗せできるだろう。
伸びがある作品ではないと考えて、OP時から先週まで3億円後半と予想していたが、知名度の高さからか、さすがにやや伸びた。
公開前個人予想は3億円台だったので、微妙ながらも当たりと言えそうだ。
作品的にビッグヒットにはなりようもないが、冒頭にも書いたとおり、この手の作品にはある程度の需要はある。


14位:「ソーシャル・ネットワーク」(ソニー)<8週目>
【公開前個人予想】 19.5億円
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP時~6週目15~16億円)
【公開規模】 127スクリーン(先週比-139スクリーン)
1.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは13.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.6千万円程度だろうか。
さすがに10億円は楽に突破している。
OP1.6→2週目3.5→3週目2.8→4週目2.0→5週目1.5→6週目0.9→7週目0.6→8週目0.6億円となっている。
大きな落ち込みは見られないが、爆発もしていない。
アカデミー賞作品賞を受賞すれば、かなり伸びてくるとは思ったが、受賞できなかったので、伸びは止まるだろう。

デビッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆96年公開「セブン」配給収入26.5億円(※興行収入ではない)
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆07年公開「ゾディアック」トータル4.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0→13.6億円→
さすがに「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」がライバルとなることはなかった。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7→03.0
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0→13.6億円→
アカデミー賞受賞作品は13~20億円程度となっている。
「ミリオンダラー・ベイビー」「スラムドッグ$ミリオネア」には勝てたようだ。

アカデミー賞での戦いは終わったが、やや伸びると思われるので、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想したい。
残り4千万円程度は稼ぐだろう。
OP時から6週目まで15~16億円という予想だったが、アカデミー賞を獲れるという前提であった。
公開前は19.5億円という予想だったが、期待が高すぎた。
単純な感動作ではないので、作品的には驚くような高い伸びはなかった。
ネット関係でもあり、年配層や女性層の受けは良くないかもしれない。


順位不明:「幸せの始まりは」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円未満(OP時1億円前後)
【公開規模】 9スクリーン(先週比-47スクリーン)
トータルでは8.1千万円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.9百万円弱程度だろうか。
4週目で早くも打ち切られてしまったようだ。
スクリーン数も少なく、ランキングできる作品ではないので、予想はしなかった。
OP時に『1億円を超えるかどうかというところか』と書いたが、1億円超えは厳しそうだ。
1億円未満となりそうだ。
製作費1億2千万ドルの大作映画だが、アメリカでも30百万ドルしか稼げなかった。
アメリカでは人気のリース・ウィザースプーン主演作であり、監督も「恋愛小説家」などの実績のあるジェームズ・L・ブルックス。
それほど悪そうな映画ではないが、なぜこうなってしまったのだろうか。
ロン・ハワード監督作品の「僕が結婚を決めたワケ」(40SC、OP 6百万円)もそうだが、この手の作品は日本では絶望的かもしれない。


順位不明:「ウォール・ストリート」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円半ば(3~4週目5億円後半、2週目7億円前後、OP時8億円前後)
【公開規模】 先週281スクリーン
トータルでは5.3億円となっている(土日の数字が含まれているか不明)。
1週間の伸びは1~2千万円程度だろうか。
知名度は高いが、大ヒットはしにくい作品といえる。
同じく20世紀フォックスの「ナルニア国物語」の公開が始まったため、スクリーン数は先週はそれほど減っていないが、上映回数は大きく減っていると思われる。

オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アレキサンダー」トータル12.3億円
OP2.0→5.9→8.3→10.1→11.6
☆06年公開「ワールド・トレード・センター」トータル24.0億円
OP3.9→10.7→15.0→18.1→20.6→21.8
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5→3.6→4.7→5.2→5.3億円→
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は5.6~6.2億円となる。
この対比をかなり下回るのではないか。

金融モノの映画は少ないので、とりあえずヒューマンドラマを参考とする。
☆07年公開「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆09年公開「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→4.6→07.7→09.0→09.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→5.8→6.9→7.7
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7→7.9
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5→3.6→4.7→5.2→5.3億円→
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は5.4~6.3億円となる。
この下限辺りが落ち着きどころだろう。

「ウォール・ストリート」5.3億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エクリプス/トワイライト・サーガ」5.4億円
<2009>
☆「トランスポーター3」5.6億円(トータル6.7億円)
☆「スター・トレック」5.6億円(トータル6.0億円)
☆「THE 4TH KIND」5.2億円(トータル5.5億円)
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は5.6~6.3億円となる。

マックス6億円台、ミニマム5億円台というところだろう。
土日の数字が含まれていない可能性はあるが、伸びはもはやないだろう。
「ウォール・ストリート」の興行収入は5億円半ばと下方修正したい。
残り1~2千万円程度は稼いでくれるはずだ。

OP時は8.0億円前後、2週目は7.0億円前後、3~4週目は5億円後半と徐々に下方修正してしまった。
これほど勢いのない作品とは思わなかった。
話題作の続編の割には思ったよりも反応がなく、規模が縮小されてはおしまいだろう。
公開前個人予想は9.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
望まれない続編だったのだろうか。
取っ付き難い内容かもしれない。


順位不明:「RED/レッド」(ディズニー)<6週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円前半(OP時~2週目11~12億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 興収20億円に向け素晴らしい出足
【公開規模】 先週295スクリーン
トータルでは11.9億円となっている。
1週間の伸びは3千万円程度だろうか。
10億円は楽に突破している。
ただ、オープニング時に、ネットには『興収20億円に向け素晴らしい出足』と書いてあったが、20億円突破はどう考えても無理だろう。

ブルース・ウィリス出演作の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ホステージ」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.6→
☆07年公開「16ブロック」不明(3億円程度か)
OP0.7→1.9→
☆07年公開「ラッキーナンバー7」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.4→3.1
☆07年公開「ダイ・ハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5
☆09年公開「サロゲート」トータル5.5億円
金1.7→3.6→4.5億円→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0→10.6→11.6→11.9億円→
さすがに「ダイ・ハード4.0」以外の他の作品には大きく差を付けている。
「サロゲート」辺りは余裕で超えてきそうだが、これらのデータからもビッグヒットにはならないだろう。
「ダイ・ハード4.0」対比では、「RED/レッド」の興行収入は13.1億円となる。
この対比は下回るのではないか。

アメコミ作品ではあるが、ややユニークなアクション作品が参考になるか。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6→30.0
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7→
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先3日2.0→4.3→5.7→6.5→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0→10.6→11.6→11.9億円→
これらとの対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は12.1~12.7億円となる。
12億円台となりそうだ。

「RED/レッド」11.9億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「チェンジリング」12.4億円(トータル12.8億円)
これとの対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は12.3億円となる。
「RED/レッド」の興行収入は先週に引き続き12億円前半と予想したい。
2週目まで11~12億円と予想して、やや幅を持たせて様子を見ていたが、意外と伸びがあった。
残り数千万円は稼げるだろう。
公開前個人予想は8.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
予想がちょっと低すぎたのかもしれない。
本当は9億円という予想にするつもりだったが、日本ではあまり受けないと考えて、直前で引き下げてしまった。


順位不明:「グリーン・ホーネット」(ソニー)<7週目>
【公開前個人予想】 6.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円半ば(OP時6億円台)
【公開規模】 25スクリーン(先週比-30スクリーン)
トータルでは5.6億円となっている。
1週間の伸びは7.7百万円程度だろうか。
ようやくほとんどの所で打ち切られたようだ。
日本では知名度のない主演作品であり、さすがに日本では厳しかった。
3D単価でなければ、悲惨だっただろう。
もはや伸びはないだろう。
「グリーン・ホーネット」の興行収入は先週に引き続き5億円半ばと予想したい。
もはや1千万円も上乗せはできないだろう。
OP時には6億円台と予想したが、そこまで伸びなかった。
公開前個人予想は6.0億円だったので、当たりそうだ。
この手の日本での知名度が低い主演の作品は、この程度でも仕方がないだろう。


順位不明:「洋菓子店コアンドル」(アスミック)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
トータルでは1.2億円となっている(土日の数字が含まれているか不明)。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
スクリーン数も少なく、ランキングできる作品ではないので、公開前の予想はしなかった。

もはやそれほど伸びないだろう。
「洋菓子店コアンドル」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。
1億円半ば程度が落ち着きどころか。
悪い映画ではないと思うが、ヒットできる作品でもない。
ヒットできる作品ではないので、拡大公開もしていないということだろう。
配給会社はよく分かっているのかもしれない。


順位不明:「僕と妻の1778の物語」(東宝・フジテレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円前半(OP時~4週目11.5億円)
【公開規模】 先週315スクリーン
トータルでは11.8億円となっている。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
派手さはないが、堅実に伸ばして、楽に10億円は突破している。
引き続き、レディースデイなどでの動員に期待したいところ。

草なぎ剛主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
OP0.5→01.6→02.2→02.5→02.7
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→06.3→09.3→13.6→15.5→祝16.8→17.3→17.7
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8億円→
「BALLAD」対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.1億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

竹内結子の主な出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
☆05年「春の雪」トータル12.7億円
☆07年「クローズド・ノート」トータル9.5億円
☆07年「ミッドナイト・イーグル」トータル7.8億円
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9→15.1
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→8.5
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0→10.6
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→5.0→7.5→9.2→10.5→11.2→11.6→11.8億円→
実績は高いが、作品に恵まれてのもの。
「チーム・バチスタの栄光」との対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.2億円となる。
12億円突破できるかが注目となりそうだ。

難病系関連作品は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆07年「Life 天国で君に逢えたら」トータル17.0億円
OP1.9→06.7→09.9→祝12.8→祝14.7→15.5→祝16.2→16.4
☆06年「タイヨウのうた」トータル10.5億円
OP1.3→03.5→05.5→07.2→08.3
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8億円→
ハマれば、30億円も期待できるジャンル。
「Life 天国で君に逢えたら」との対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.2億円となる。
やはり、この辺りが落ち着きどころだろう。

マックス12億円、ミニマム11億円というところか。
感動ヒューマンドラマであり、ある程度の伸びは加味する必要がある。
派手さがなく、あまりに過度の期待もしにくいところはあるが、12億円は突破するだろう。
「僕と妻の1778の物語」の興行収入は先週に引き続き12億円前半と予想したい。
OP時~4週目まで11.5億円と予想していたが、やはり一伸びはありそうだ。
残り2千万円程度の上乗せが必要となるが、この程度は稼ぐだろう。
公開前個人予想は19.0億円だったので、ハズれそうだ。
主演・テーマを考えるとあまり低くは予想できなかった。


順位不明:「相棒-劇場版Ⅱ-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」(東映・テレビ朝日)<11週目>
【公開前個人予想】 52.0億円
【現時点での興行収入予想】 32億円台(7~8週目34億円台、6週目~38.0億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】『男たちの大和』(51.1億円)越えも十分にありえる
【公開規模】 先週285スクリーン
トータルでは31.4億円となっている。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
30億円はなんとか突破している。
悪い成績ではないが、爆発しているという印象がない。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4日5.8→2週目6.6→3週目8.4→4週目3.0→5週目2.6→6週目1.9→7週目1.3→8週目0.9→9週目0.4→10週目0.3→11週目0.2億円となる。
大きくは稼げていないが、4週目以降も大きな落ち込みはないことは評価できる。
ただ、さすがに9週目以降は厳しくなっている。

シリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「相棒」トータル44.4億円
5週目36.2→38.9→40.7→42.2→43.1→43.7→44.0→44.1
☆09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」トータル7.7億円
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
5週目26.4→28.3→29.6→30.5→30.9→31.2→31.4億円→
08年「相棒」との対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は31.7億円となる。
公開前には前作を余裕で超えると思ったのだが、興行収入というものは分からないものだ。

事件モノドラマの映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円
5週目祝66.6→70.5→73.8→76.3→78.2→79.2→79.8
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1→71.0
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
5週目祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9→47.8→48.3
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
5週目26.4→28.3→29.6→30.5→30.9→31.2→31.4億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32.0~32.3億円となる。
まだまだ粘りそうではあるが、この辺りが落ち着きどころか。

マックス32億円、ミニマム31億円となるか。
伸びはまだまだ続くと期待できるので、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は先週に引き続き32億円台と予想したい。
厳しいかもしれないが、現在放送中のドラマの視聴率も過去最高を記録し、盛り上がっており、あと6千万円の上乗せは不可能ではないはずだ。
6週目まで38.0億円、8週目まで34億円台と予想していたが、期待が高すぎた。
公開前個人予想は52.0億円だったので、ハズレとなる。
32億円を稼げたとしても、「相棒」トータル44.4億円から3割弱の減少となる。
現在の人気を考えると、増えることはあっても減ることはないと思ったが、難しいものだ。

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気になる映画ニュース(3月第2週目)

☆「アマルフィ」続編のキャストが決まる
6月25日より公開され、「アンダルシア 女神の報復」というタイトルになるようだ。
「海猿」の伊藤英明がインターポール捜査官、「ヤマト」の黒木メイサがヒロインの銀行員を演じる。
ドラマでは「ガリレオ」の柴咲コウを起用するなど、ヒット映画が引っ張ってきたオリジナルティのないキャスティングのような気がする。
そもそもドラマ版の視聴率がかなり酷い状況となっており、この続編には暗雲が立ち込めている。
前作同様のヒットとなるのは厳しいのではないか。


☆松本人志監督作品「さや侍」ののキャストが決まる
松本人志は監督に専念し、松本の番組に出演していた野見隆明が主演を務める作品。
りょう、國村隼、伊武雅刀、板尾創路、ROLLY、腹筋善之助らがキャスティングされているようだ。
ほぼ素人を主演に迎えたことが吉と出るのか、凶と出るのかが楽しみだ。


☆「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」続編製作へ
「ハリポタ」を除いて、ファンタジー作品の続編はなかなかゴーサインが出ないようなところがあるので、続編製作できることは恵まれているといえる。
「ナルニア」はスタジオが移り、「ライラの冒険」は打ち切り濃厚という状態。
読んだ事がないので続編があるのか分からないが、「エアベンダー」「エラゴン」「ダレン・シャン」などの続編の製作もどうなっているのだろうか。


☆「トゥームレイダー」の前編が製作か
2013年公開予定で企画が進められているようだ。
過去2作よりも前の時代を描くらしいので、ヒロインも若手の女優が起用される可能性が高い。
アンジェリーナ・ジョリー本人が出演するといえば、そのまま起用されるだろうが、難しいだろう。
「バイオハザード」や「サイレントヒル」の続編も決まっており、ゲーム系の作品は映画化・シリーズ化しやすいようだ。
ゲームの映画化の「プリンス・オブ・ペルシャ」はコケてしまったが。


☆「ピーター・パン」が映画化か
「アリス・イン・ワンダーランド」の大ヒットを受けて、「白雪姫」など多数の有名作品の再映画化が進められているが、ブームに乗ってこれも映画化されるようだ。
主演はチャニング・テイタムが予定されている。
いったいどの作品がヒットして、どの作品がコケるかが注目となりそうだ。


☆ギレルモ・デル・トロ監督の動きが不安定に
「ホビット」の監督降板から、ジェームズ・キャメロンのプロデュースの「At The Mountains Of Madness」、「ホーンテッドマンション」の再映画化、「フランケンシュタイン」監督、長編アニメ作品の監督などの情報が飛び交っていたが、結局のところいずれも企画が進行していないようだ。
トム・クルーズが主演するとも言われている「At The Mountains Of Madness」はユニバーサル側が躊躇している模様。
そのため、ワーナーと企画を進めているSF作品「Pacific Rim」の企画を進めようと考えているようだ。
100億円前後の大金が動く映画の製作はそれほど単純にはいかないということのようだ。

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国内映画興行収入ランキング(3月1週目その2)

2位:「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 30.5億円
【現時点での興行収入予想】 27~28億円
【公開規模】 910スクリーン(先週比+3スクリーン)
3.4億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは12.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.0億円半ば程度だろうか。
ディズニーから20世紀フォックスへとスタジオが代わった作品。
前作から大きく下がっていないので、特に問題はないだろう。

過去のシリーズ作品は以下のとおり。
☆06年公開「ナルニア国物語」トータル68.6億円
先10.4→23.6→33.0→43.9→52.3→58.2
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」
金5.4(OP4.6)→12.5億円→
第2章との土日対比では、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は23.7億円となる。
この辺りがミニマムラインとなるか。
春休みもあり、さらに「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ハリポタ」などの強敵ライバルも不在の展開も有利といえる。

「ハリポタ」を除く他のファミリー作品も参考となるだろう。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5(※トータルと数字が合わない)
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」
金5.4→12.5億円→
主要作品との対比で考えると、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は22.5~30.4億円となる。
公開時期が似ている「パーシー・ジャクソン」対比では22.5億円となるが、これよりも伸びはあると思われる。

「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」12.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インセプション」15.5億円(トータル35.0億円)
☆「ナイト&デイ」11.9億円(トータル23.1億円)
<2009>
☆「天使と悪魔」15.0億円(トータル33.5億円)
☆「トランスフォーマー/リベンジ」12.1億円(トータル23.2億円)
☆「ナイトミュージアム2」13.9億円(トータル20.5億円)
「ナイトミュージアム2」以外との対比で考えると、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は24.0~28.2億円となる。
春休み時期、ライバル不在であり、ある程度の伸びはあると考えた方がいいだろう。
マックス30億円、ミニマム25億円となりそうだ。
30億円には届かないものの、25億円は超えそうな気がする。
「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は先週に引き続き27~28億円と予想したい。
公開前個人予想は30.5億円だったので、今のところは大きくハズれていないが、今後どのような動きとなるだろうか。


4位:「英国王のスピーチ」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 9~10億円
【現時点での興行収入予想】 11~12億円
【公開規模】 124スクリーン(先週比+17スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円弱となっている。
1週間の伸びは3.3億円半ば程度だろうか。
先週のオープニングは1.0億円だったので、週末の成績は上昇している。
もちろんアカデミー賞受賞効果だろう。
これからの伸びが注目となるが、当然大きく伸びてくるだろう。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「英国王のスピーチ」
OP1.0→04.4億円→
主要作品との対比で考えると、「英国王のスピーチ」の興行収入は9.7~18.0億円となる。
「スラムドッグ$ミリオネア」対比では16.3億円となる。
この辺りがマックスラインか。
とりあえずは10億円が目標となりそうだ。
「ハート・ロッカー」以上となり、「スラムドッグ$ミリオネア」がライバルか。

「英国王のスピーチ」4.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インビクタス」4.3億円(トータル8.6億円)
☆「第9地区」4.2億円(トータル8.3億円)
☆「特攻野郎Aチーム」4.3億円(トータル7.1億円)
☆「プリンス・オブ・ペルシャ」4.2億円
<2009>
☆「グラン・トリノ」4.6億円(トータル11.0億円)
☆「チェ 28歳の革命」4.0億円(トータル9.0億円)
☆「7つの贈り物」4.6億円(トータル7.9億円)
☆「サブウェイ123激突」4.3億円(トータル7.7億円)
「グラン・トリノ」「チェ 28歳の革命」との対比で考えると、「英国王のスピーチ」の興行収入は9.9~10.5億円となる。
やはり、とりあえずは二桁突破が目標となる。

マックス16億円、ミニマム9億円程度か。
「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円がライバルとなりそうだ。
とりあえずは「英国王のスピーチ」の興行収入は先週に引き続き11~12億円と考えたい。
数週間は様子を見る必要があるだろう。
また、スクリーン数が今後、特に4月以降にも増えるような感じがするので、動きは読みにくいところもある。


5位:「GANTZ」(東宝・日本テレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 28.5億円
【現時点での興行収入予想】 33~34億円(OP時~4週目35~36億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 最終興収40億円も狙える大ヒットスタート
【公開規模】 410スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは30.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.0億円半ば程度だろうか。
30億円を楽に突破した。
それほど盛り上がっているイメージはないが、さすがにこの手のジャンル・この手の俳優の人気は高い。
製作費40億円以上という噂があり、二作合計で80億円程度を稼げないと元を取るのは難しいが、どうなるだろうか。
評価は思ったよりも悪くはなさそうなので、ある程度の伸びは加味する必要があるか。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水04.3→05.9→08.1→祝9.6→10.2→10.6
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4億円→

二宮和也主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5億円→
これらとの対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は32.2~33.2億円となる。
「L change the WorLd」対比33.2億円、「デトロイト・メタル・シティ」対比32.9億円となり、通常の伸びではこの辺りが落ち着きどころとなるか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5億円→
「DEATH NOTE」シリーズ及び「BECK」以外との対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は32.8~34.6億円となる。
「20世紀少年-第1章-」対比では34.6億円となる。
二部作の第1弾ということもあり、この辺りまで伸びるのではないか。

「GANTZ」30.5億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「告白」30.8億円(トータル38.5億円)
☆「のだめカンタービレ後編」33.3億円(トータル37.2億円)
☆「SP野望篇」31.3億円(トータル36.3億円)
<2009>
☆「のだめカンタービレ前編」35.1億円(トータル41.0億円)
☆「アマルフィ」31.1億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん」30.2億円(トータル34.8億円)
☆「ヤッターマン」28.5億円(トータル31.4億円)
「告白」以外との対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は33.6~35.8億円となる。

マックス36億円、ミニマム32億円というところか。
「GANTZ」の興行収入は先週に引き続き33~34億円と予想したい。
春休み特需もあるかもしれないが、「SP」辺りが公開されたら、伸びがなくなりそうだ。
「20世紀少年」シリーズ、「のだめカンタービレ」シリーズをやや下回る程度となるか。
公開前個人予想は28.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
話題作という割にはそれほど盛り上がりを感じられなかったが、やはりこの手のジャンルは強いようだ。


6位:「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは13.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円半ば程度だろうか。
10億円を楽に突破している。
公開前に『若年層からも年配層からも受けにくいだろう』と書いたように、年配層が動きそうな作品ではないと考えたが、かなりの年配層が動いているようだ。
実話モノであり、描かれる人物もある程度有名なのだろうか。
年配層が動いてしまい、「真夏のオリオン」のようなことはなかった。
年配向け映画が欠如しており、その辺りの影響もあったか。

戦争映画は「硫黄島からの手紙」「男たちの大和」など、ハマればビッグヒットになるものも多いが、あまり好まれるジャンルでもないと思っている。
近年の戦争モノは以下の通り。
☆06年「出口のない海」トータル不明(8~9億円程度か)
OP1.3→3.8→5.2→
☆07年「俺は、君のためにこそ死ににいく」トータル10.8億円
OP1.8→4.7→6.8→8.1→8.9
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
祝3日3.9→8.4→11.3→13.3億円→
これらとの対比で考えると、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は15.5~17.7億円となる。
年配向けなので、伸びがあるとは思われる。
しかし、20億円を超えるほどではないと思うが、どうなるだろうか。

「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」13.3億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」13.7億円(トータル21.0億円)
☆「劇場版TRICK」14.7億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」14.7億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」12.7億円(トータル16.0億円)
<2009>
☆「ドロップ」14.5億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」14.3億円(トータル19.1億円)
☆「BALLAD」13.6億円(トータル18.1億円)
「おとうと」以外との対比で考えると、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は15.9~17.9億円となる。
「十三人の刺客」対比16.8億円となり、この辺りややや超える地点が落ち着きどころだろうか。
とりあえずは、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい。
公開前個人予想は7~8億円だったので、ちょうど10億円ズレた。
この映画がヒットしそうとは思わなかったが、今回はいい勉強になったと思うしかない。


7位:「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」(クロックワークス)<2週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 38スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
先週のオープニング1.2億円弱から半減しているが、1館辺りの平均は「英国王のスピーチ」を遥かに凌いでいる。
根強いファンが多数いる作品であり、今後も伸びていくだろう。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→02.8億円→
09年対比で考えると、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は7.9億円となるが、ここまで伸びるだろうか。

根強いファンがいる作品なので、以下のような作品も参考となるだろう。
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→02.8億円→
これとの対比で考えると、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は9.3億円となるが、そこまでは伸びまい。
マックス8億円台となるが、とりあえず前作を上回り、「ハルヒ」を下回る程度と考えて、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は先週に引き続き7億円台という予想にしたい。
公開前個人予想は6億円台だったので、大きくはハズれていないが、前作の興行収入を知っていれば、誰でも分かる結果だろう。

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国内映画興行収入ランキング(3月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「SP 革命篇」(東宝・フジテレビ)
<328館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ▲
見てもいいような気がしてきた。

【監督】 波多野貴文
前作と変わらないようだ。

【キャスティング】 岡田准一、堤真一、真木よう子、香川照之
基本的には、前作と変わらないようだ。

【題材】 「続編」「ドラマの映画化」「サスペンス」「刑事モノ」
近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
「SP 野望篇」を見ていないのでなんとも言えないが、話がかなり大きくなっており、前作を超える気がする。

以下のような続編もあるが、大丈夫だろう。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」トータル32億円見込み
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6億円→

その逆ももちろんある。
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
「パート1」の評判が良かったとは思えないが、2割増している。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・良
国会議事堂が占拠されているので、気になる内容となっている。
そんなドラマではなかったはずなのに、どうなっているのだろうか。

【支持基盤・ターゲット】 20~40歳代の男女・カップル
前作を見た者、ドラマを見ていた者が当然の対象となる。
前作がヒットしているので、本作もヒットするだろう。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「人間失格」トータル5.4億円(オープニング0.8億円)
☆「猿ロック」トータル4.0億円(オープニング0.9億円)
☆「ライアーゲーム」トータル23.6億円(オープニング3.9億円)
<2009>
☆「ヤッターマン」トータル31.4億円(トータル4.6億円)
☆「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円(オープニング1.5億円)
「ヤッターマン」は超えるはずだ。

【評価・予想】 39億円台(オープニング5.9億円)
盛り上がっているように思えるので、前作を超えると考えたい。
前作36.3億円から5%~20%程度増加するのではないか。
38.1~43.6億円となる。
40億円を超えない程度と考えて、「SP 革命篇」の興行収入は39億円台と予想したい。
「ヤマト」を下回り、「GANTZ」を上回り、「のだめ」辺りがライバルとなるか。
オープニングは「GANTZ」並の5.9億円程度か。


「塔の上のラプンツェル」(ディズニー)

【鑑賞度】 ▲
子ども向けと思われるが、ちょっと見てみたい。

【監督】 ネイサン・グレノ、バイロン・ハワード
ハリウッドアニメ作品は、誰が監督しようと問題ではない。
バイロン・ハワードは「ボルト」を監督していたようだ。

【キャスティング】 (声優)中川翔子
効果があるのかないのかよく分からない。

【題材】 「ハリウッドアニメ」「3D」
ハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆07年公開「モンスター・ハウス」トータル5.6億円
OP1.4→3.0→4.1→4.4
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆10年公開「プリンセスと魔法のキス」トータル5.0億円
OP0.9→2.1→2.9→3.8→4.5億円→
同じくディズニー系の「ボルト」以下、「プリンセスと魔法のキス」以上というところだろう。
同じく3Dの「怪盗グルーの月泥棒 3D」「ヒックとドラゴン」辺りがライバルか。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・やや良
安心のディズニー印の作品と分かるようなデキになっている。

【支持基盤・ターゲット】 「ファミリー層」
春休み向けのようだ。
ハリウッドアニメはファミリー層が動かないものもあるが、今回はきちんと動いてくれるのではないか。

【評価・予想】 11.0億円(オープニング1.5億円)
アメリカでは196百万ドルという大ヒット作品となっている。
製作費は2億6千万ドルと伝えられているが、本当にそれほど高額なのかは分からない。

ディズニー映画の「プリンセスと魔法のキス」はイマイチだったが、本作はある程度稼ぐだろう。
同じくディズニー系の「ボルト」以下、「プリンセスと魔法のキス」以上というところだろう。
同じく3Dの「怪盗グルーの月泥棒 3D」「ヒックとドラゴン」辺りがライバルと考えると、二桁突破ラインが落ち着きどころか。
ファミリー向け作品であり、需要はあるだろう。
評価も悪くはなかったはずであり、二桁を超えると考えたい。
「塔の上のラプンツェル」の興行収入は11.0億円と予想したい。
オープニングはおとなしく1.5億円程度か。
春休みに稼ぐ作品ではないか。


「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」はよく分からない。
スクリーン数があまり多くないのでヒットはしないだろう。
トータル3~4億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(3月1週目その1)

1位:「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」(東宝・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 32億円台
【現時点での興行収入予想】 30.0億円前後
【公開規模】 368スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4億円半ば(446,318,000円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは前作同様に5.5億円程度か』と書いたが、思ったよりも低い数字だったようだ。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5億円→
09年同様に、「新」というタイトルが付く作品の成績が悪いようだ。
リメイクは当たらないのか。
しかし、06年も07年もリメイクであり、その理由ではないだろう。
これらとの対比で考えると、「新・のび太と鉄人兵団」の興行収入は25.9~34.3億円となる。
30億円前後なりそうだ。

ライバルの「コナン」には2年連続で負けている。
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5億円→
これらとの対比で考えると、「新・のび太と鉄人兵団」の興行収入は25.7~26.7億円となる。

マックス34億円、ミニマム25億円となる。
09年「新・のび太の宇宙開拓史」がトータル24.5億円なので強気にはなれないが、今年も30億円近くまで伸びるだろう。
とりあえず、「新・のび太と鉄人兵団」の興行収入は30.0億円前後と予想したい。
公開前個人予想は32億円台なので、やや微妙な結果となりそうだ。


2位:「ツーリスト」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 18.0億円
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【公開規模】 338スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1億円弱(307,704,600円)のオープニングを飾った。
先週『オープニング2日は3.2億円程度か』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
思ったよりも話題にはなっていないが、さすがにこのキャストは強い。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→9.6→14.0→16.6→18.4
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円

アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション作品の興行収入は以下の通り。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
☆09年公開「チェンジリング」トータル12.5億円
金2.3(2日1.8)→6.5→9.1→11.0→12.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→
☆11年公開「ツーリスト」
OP3.1億円→
「スウィーニー・トッド」「チェンジリング」「ソルト」との対比で考えると、「ツーリスト」の興行収入は15.9~21.5億円となる。
評判はそれほど良くはないが、春休み時期でもあり、ある程度の伸びはあるはずだ。
20億円突破はどうかと思うが、10億円台後半まで伸びるだろう。

参考となりそうなサスペンスやアクション映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8(OP5.5)→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8(OP4.4)→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金3日4.1(OP3.3)→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→
☆09年公開「007/慰めの報酬」トータル19.8億円
先5.9(OP3.1)→11.3→14.3→16.6→17.9→18.7
☆10年公開「シャッターアイランド」トータル17.0億円
金3日3.4(OP2.7)→8.3→11.0→13.3→15.4→16.0
☆11年公開「ツーリスト」
OP3.1億円→
これらとの対比で考えると、「ツーリスト」の興行収入は16.3~20.3億円となる。
「シャッターアイランド」を超える程度となるか。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「恋するベーカリー」トータル4.8億円(オープニング2日0.8億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」トータル14.2億円(オープニング2日3.0億円)
☆「ハート・ロッカー」トータル9.0億円(オープニング0.4億円)
☆「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円(オープニング2日3.3億円)
<2009>
☆「チェンジリング」トータル12.8億円(オープニング2日1.8億円)
☆「7つの贈り物」トータル7.9億円(オープニング1.6億円)
☆「オーストラリア」トータル5.8億円(オープニング1.4億円)
☆「DRAGONBALL」トータル8.9億円(オープニング2日2.3億円)
「シャーロック・ホームズ」がライバルとなるが、これを超えるのは難しいか。

「ツーリスト」3.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」2日3.4億円(トータル25.0億円)
☆「シャーロック・ホームズ」2日3.3億円(トータル21.6億円)
☆「パーシー・ジャクソン」2日3.0億円(トータル14.2億円)
<2009>
☆「ベンジャミン・バトン」3.2億円(トータル24.0億円)
☆「007/慰めの報酬」先行除3.1億円(トータル19.8億円)
これらとの対比で考えると、「ツーリスト」の興行収入は14.7~23.3億円となる。

マックス23億円、ミニマム15億円というところか。
ある程度の伸びがあると思われるので、「ツーリスト」の興行収入は17~18億円と予想したい。
評価は高くはないので、20億円突破は厳しいか。
公開前個人予想は18.0億円だったので、現時点では当たりといえそうだ。
このキャスティングならば、この程度は稼ぐのは分かる。


7位:「わさお」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円前半
【公開規模】 273スクリーン(先週比±0スクリーン)
土日2日間では5.4千万円半ば(54,631,000円)のオープニングを飾った。
舞台となった青森県の6館で先行公開されており、トータルでは6.3千万円(63,356,900円)となっている。
先週『オープニングは6~7千万円程度か。舞台となった青森では先行公開されているはずであり、それも考慮したい』と書いたとおりとなっている。
稼げる動物モノではあるが、さすがにヒットはしないと予想できる。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「犬とあなたの物語 いぬのえいが」(アスミック)
OP0.4→1.0→1.3→1.5→1.6
☆11年「わさお」
先0.6億円→
同じく先行公開された「きな子」との対比で考えると、「わさお」の興行収入は3.3億円となる。
この辺りがマックスラインとなるか。
「犬とあなたの物語 いぬのえいが」は超えると思われるので、2億円は突破するだろう。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「人間失格」トータル5.4億円(オープニング0.8億円)
☆「猿ロック」トータル4.0億円(オープニング0.9億円)
☆「ライアーゲーム」トータル23.6億円(オープニング3.9億円)
<2009>
☆「ヤッターマン」トータル31.4億円(トータル4.6億円)
☆「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円(オープニング1.5億円)
さすがに、これらを下回っている。
「猿ロック」との対比で考えると、「わさお」の興行収入は2.7億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

「わさお」0.6億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「怪談レストラン」0.7億円(トータル3.7億円)
☆「雷桜」2日0.6億円
☆「flowers」0.5億円
☆「てぃだかんかん」0.5億円
☆「誰かが私にキスをした」0.5億円(トータル2.3億円)
<2009>
☆「BABY BABY BABY!」0.7億円(オープニング3.0億円)
☆「笑う警官」0.6億円(トータル2.5億円)
☆「鴨川ホルモー」0.5億円(トータル3.0億円)
これらとの対比で考えると、「わさお」の興行収入は2.5~3.6億円となる。

マックス3億円台、ミニマム2億円台だろう。
2億円後半となりそうだが、春休み時期や動物モノということを考慮して、「わさお」の興行収入は3億円前半と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので、今のところは当たりといえそうだ。
動物モノは当たると東映は考えたのだろうが、それほど甘くはない。

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『ツーリスト』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(オチも予想どおりの普通の作品)

オリジナルのフランス映画「アントニー・ジマー」は未見。
デキの良くない駄作という事前情報を得ていたので、思いっきりハードルを下げて、「どんな駄作を見られるのか」という楽しみすら期待していた。
ハードルを下げ切っており、恐ろしく古臭いセンス、間抜けな警察、間抜けな組織についても笑えるような状態だったためか、意外と普通の仕上りとなっており、逆の意味で期待を裏切られた。
もっとトンでもない映画を見られるかと思ったが、よくあるような普通の古典的な作品だった。
もっともバレバレのネタを追認するだけの作業に過ぎず、アンジェリーナ・ジョリーが相変わらず美しいということ(痩せ過ぎでちょっと怖いようなところもあるが)以外には、ほとんど心に残らない作品となっており、もちろん素晴らしいと評価することはできない。

本作の決定的な問題はラストのオチだろう。
全てを観客に明かすという愚行を犯している。
初めてのハリウッド大作映画を任されて、若いドイツ人監督は観客のレベルを低く設定したのだろうか。
本当のプロならば、幾通りの解釈ができるような余地でも残しておいて欲しかったところだ。
ハリウッド映画なので曖昧にするのが嫌だとしても、考えられ得るケースにおいて一番最悪なチョイスをしたという印象。
フランクが実はただのツーリスト案、全てフランクとエリーズの共謀案よりも酷いチョイス。
観客には正体を明かしてもよいが、エリーズには正体を明かす必要はないのではないか。
個人的には、ある時に彼女の本当の素性を知り、恋愛と任務の板ばさみから彼女を開放するために、彼女には秘密に一芝居を打つこととして、迫り来る組織を自分の手を汚すことなく片付ける、彼女から共犯者という汚名を晴らす、警察の捜査を打ち切らせる、彼女から本当に愛される、犯罪とは無関係の彼女との新たな生活を手に入れる、という一挙両得の計略を用いたというような解釈ができればよかった。
新たな顔、新たな人生を手に入れて、男性は完全に女性を騙したと確信しているが、女性はその嘘を知りながらも黙っているといった解釈がさらに出来るような男女の奥の深い関係や、愛する男がいるのに別の男に惹かれる、愛する男がいる女を惚れさせようとする男女の駆け引きのようなものを描ければよかっただろう。
「大金を掛けてその程度にしか整形できなかったのか」という皮肉的なセリフも面白味はあるが、ラブストーリーとしてはこれでは浅すぎた。

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全米映画興行収入(3月第1週目)

1位となったのは新作の「ランゴ」。
事前には週末3日間で46.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る38.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費135百万ドルの回収が目標となる。
先週『アニメ作品は強いはずだが、本作がヒットするかどうかは分からない』と書いたとおり、やや微妙な結果となっている。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督のアニメ作品であり、ジョニー・デップが声優を務めている。
アニメ経験がない監督という不安があるのではないか。
パラマウントが製作したアニメ作品。

パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり(「シュレック」シリーズを除く)。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「ランゴ」
OP38百万ドル→
「森のリトルギャング」「ビー・ムービー」と同じような出足となっている。
1億6千万ドル以下、1億2千万ドル以上というところか。
評価は高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「ランゴ」の興行収入は、「メガマインド」と同程度の1億4~5千万ドルと考えたい。
とりあえずは、やはり製作費135百万ドルの回収が目標となる。


2位となったのは新作の「アジャスメント」。
事前には週末3日間で20.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る20.9百万ドルのオープニングを飾った。
先週『「The Adjustment Bureau」はフィリップ・K・ディック原作作品であり、悪くはない成績となるだろう』と書いたとおりとなっている。
マット・デイモン主演のSFサスペンス作品。
監督はあまりキャリアのないジョージ・ノルフィ。
「オーシャンズ12」や「ボーン・アルティメイタム」の脚本や共同脚本を手掛けている。

フィリップ・K・ディック作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「マイノリティ・リポート」132百万ドル
OP36→73→97→110→118
☆90年「トータル・リコール」トータル119百万ドル
☆03年「ペイチェック」トータル54百万ドル
先19→39→46→50→53
☆82年「ブレード・ランナー」トータル28百万ドル
☆11年「アジャスメント」
OP21百万ドル→
盟友のベン・アフレックが主演した「ペイチェック」は超えたいところだ。
「アジャスメント」の興行収入は5~6千万ドルとなりそうだ。
稼ぎにくいサスペンス作品であり、この程度でも十分といえるだろう。
内容は全く違うが、お仲間のジョージ・クルーニー主演の、07年「フィクサー」トータル49百万ドル、10年「The American」トータル36百万ドルを超えれば十分。
マット・デイモン自身も、「インフォーマント」トータル33百万ドル、「インビクタス」トータル37百万ドル、「グリーン・ゾーン」トータル35百万ドル、「ヒアアフター」トータル33百万ドルと4連続で3千万ドルの興行収入だったので、これらを超えればよい。
評価は高くなっているので、ある程度の伸びはあるだろう。


3位となったのは新作の「Beastly」。
事前には週末3日間で7.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る10.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費17百万ドルの回収はできそうだ。
先週『「Beastly」はコケそうだ』と書いたが、「美女と野獣」をベースにした作品とのことであり、その辺りの知名度が影響したか。

アレックス・ペティファー主演のファンタジー作品。
アレックス・ペティファーは「アイ・アム・ナンバー4」にも出演している。
☆11年「アイ・アム・ナンバー4」
OP19→38→46百万ドル→
☆11年「Beastly」
OP10百万ドル→
「アイ・アム・ナンバー4」の半分程度の興行収入となりそうだ。
トータル2~3千万ドルとなりそうだ。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


4位となったのは新作の「Hall Pass」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費36百万ドルの回収が目標となる。

98年「メリーに首ったけ」で有名なファレリー兄弟監督作品。
主演は、オーウェン・ウィルソンなど。
ファレリー兄弟監督がヒットを飛ばしたのは90年代の頃であり、最近はそれほど高い成績にはなっていない。

ファレリー兄弟監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「ふたりにクギづけ」トータル34百万ドル(マット・デイモン主演)
OP09→17→24→31
☆05年「2番目のキス」トータル42百万ドル(ドリュー・バリモア主演)
OP12→24→32→36
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル(ベン・スティラー主演)
OP14→26→32→35
☆11年「Hall Pass」
OP14→27百万ドル→
スターを主演に迎えても3~4千万ドルとなっている。
「ライラにお手あげ」と同様のペースであり、「Hall Pass」の興行収入は3千万ドル台となりそうだ。
製作費を回収できるかどうかがポイントなる。
クセがある監督なので、一般受けはしないのだろうか。
コケずに標準通りに稼げれば問題はないかもしれない。
評価は普通程度であり、伸びはないだろう。


5位は4週目の「Gnomeo and Juliet」。
トータルでは84百万ドルとなっている。
先週『3週目で首位に立つという珍しい結果となった』と書いたが、確定値では逆転されて2位だったようだ。
ディズニー系の3Dアニメ。
「ロミオとジュリエット」が題材となっている。
公開前は、それほど高い興行収入にならないと思われていたようだが、『アニメ作品であり、「Gnomeo and Juliet」はハズさないだろう』と公開前に書いたとおりとなっており、アニメ作品の需要はやはり高い。
監督は、「シュレック2」の共同監督のケリー・アズベリー。

参考となりそうなディズニー系が手掛けたアニメ作品は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「Gnomeo and Juliet」
OP25→50→74→84百万ドル→
2週目までは『さすがにこれらを下回りそうだ』と書いたが、「ルイスと未来泥棒」は見えてきた。
2週目まで『8~9千万ドル程度と考えたい』と予想したが、やはりアニメ作品の伸びは高い。
「Gnomeo and Juliet」の興行収入は9千万~1億ドルとなりそうだ。
アニメ作品の安定度は堅く、そのうちディズニー系は根強いといえる。
評価は普通程度であり、高い伸びはないと思ったのだが、評価はあまり関係ないようだ。


6位は3週目の「身元不明」。
トータルでは53百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収は余裕だった。
リーアム・ニーソン主演のサスペンス・ドラマ。
かなりの年配だが、リーアム・ニーソンは稼げる俳優となってしまったようだ。

監督は、05年「蝋人形の館」(トータル32百万ドル)、09年「エスター」(トータル42百万ドル)のジャウム・コレット=セラ。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「身元不明」
OP22→43→53百万ドル→
「96時間」が大ヒットしたことは知っているが、まさか連続してビッグヒットするとは思わなかった。
この手の暗めのサスペンス作品はヒットしないはずだが、評価がかなり高い。
意識を無くした主人公が、意識を戻したときには妻が自分を知らないふりをしているというような話だったと思う。
ストーリーの面白さも評価されたかもしれない。
先週まで『「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」を超えると思うので、「身元不明」の興行収入は先週に引き続き9千~1億ドルと考えたい』と書いたが、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」を超えるのは微妙となってきた。
「身元不明」の興行収入は7千万ドル台と考えたい。
評価が高いので、「96時間」の再現もあるかもしれないと思ったが、それはさすがにないようだ。


7位は15週目の「英国王のスピーチ」。
トータルでは124百万ドルとなっている。
製作費15百万ドルをあっさりと回収し、1億ドルを楽に突破している。
監督は、トム・フーパー。
出演は、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ。
コリン・ファースの演技を中心として、賞レースを賑わしており、かなりの伸びがありそうだ。
ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演男優賞を獲得し、アカデミー賞作品賞、主演男優賞も獲得したため、まだまだ粘りそうだ。
「英国王のスピーチ」の興行収入は先週に引き続き1億5千万ドル程度まで伸びると考えたい。

以下のような作品と似たようなこととなりそうだ。
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
04週目より拡大26→52→71→85→100→110→118→124
☆08年「スラムドッグ$ミリオネア」トータル141百万ドル
11週目より拡大56→67→77→87→098→115→125→133
☆10年「英国王のスピーチ」
10週目72→84→94→103→114→124
これらと同様にサプライズヒットとなりそうだ。
「スラムドッグ$ミリオネア」が目標となる。


8位は4週目の「Just Go With It」。
トータルでは88百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルの回収は可能だった。
アダム・サンドラー、ジェニファー・アニストン共演のラブコメ。
監督は、アダム・サンドラー作品を多く手掛けているデニス・デューガン。
この手の作品は飽きられており、当初はコケるかなと思ったが、映画紹介VTRを見て、意外と新しいタイプのラブコメと思い、ヒットすると感じた。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「Just Go With It」
OP31→61→079→088百万ドル→
デニス・デューガン監督が手掛けた作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「Grown Ups」となっている。
過去の作品より低い動きとなっているが、この程度ならば問題ないだろう。
先週に引き続き、当面は1億ドル突破が目標となると考えたい。
アダム・サンドラーもジェニファー・アニストンもまだまだ安泰のようだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。


9位は3週目の「アイ・アム・ナンバー4」。
トータルでは46百万ドルとなっている。
製作費6千万ドルの回収が目標となる。
マイケル・ベイがプロデュース、D・J・カルーソーが監督した作品。
アレックス・ペティファー主演の超能力モノのアクション。

D・J・カルーソー監督は以下の作品でヒットを飛ばしている。
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
☆08年「イーグル・アイ」トータル101百万ドル
期待は大きかったとは思うが、この手の超能力モノはあまりヒットしないと思う。

自分がイメージしていたのは以下のとおり。
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル
先34(OP27)→56→67→72→76
☆09年「PUSH 光と闇の能力者」トータル32百万ドル
OP10→19→25→28→30
☆11年「アイ・アム・ナンバー4」
OP19→38→46百万ドル→
先週まで『「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は先週に引き続き「PUSH 光と闇の能力者」の倍程度の6~7千万ドル程度と考えたい』と書いたが、そこまで伸びそうもない。
「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は5千万ドル台となりそうだ。
製作費の回収は厳しそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。


10位は4週目の「Justin Bieber: Never Say Never」。
トータルでは69百万ドルとなっている。
製作費13百万ドルをあっさりと回収した。
人気の若手歌手を描いたドキュメンタリー作品。
公開前に『「Justin Bieber: Never Say Never」(の興行収入)は分からない』と書いたとおり、この手の作品は予想外にヒットすることがある。

若手歌手を扱った作品は以下のとおり。
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆09年「Hannah Montana The Movie」トータル80百万ドル
OP32→57→66→71→74
☆09年「ジョナス・ブラズーズ/ザ・コンサート 3-D」トータル19百万ドル
OP13→17→18→19→19
☆11年「Justin Bieber: Never Say Never」
OP30→48→63→69百万ドル→
2週目に『「Justin Bieber: Never Say Never」の興行収入は6千万ドル前後となりそうだ』と書いたが、意外と伸びが続いている。
「Justin Bieber: Never Say Never」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
「Hannah Montana The Movie」(トータル80百万ドル)は下回るだろう。
OP時に『6~7千万ドルとなりそうだ』と書いたが、そのままの予想にしておけばよかったかもしれない。
評価は見たこともない最悪なものとなっており、全米映画史上最低かもしれないが、ジョナス・ブラズーズのようなコケ方をしなければとりあえず問題はないだろう。


なお、学園モノコメディ「Take Me Home Tonight」は3.5百万ドルという大コケスタートとなっている。
学園モノなのでヒットすると思ったが、それほど甘くはないようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆SFアクション「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
☆ロバート・ゼメキスがプロデュースしたアニメ作品「少年マイロの火星冒険記」
☆アマンダ・セイフライドなどが出演するサスペンスドラマ「Red Riding Hood」
「世界侵略:ロサンゼルス決戦」「少年マイロの火星冒険記」は大ヒットしそうだ。
赤ずきんを題材とした「Red Riding Hood」もボチボチのヒットだろうか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月4週目その4)

11位:「パラノーマル・アクティビティ2」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円後半
【公開規模】 169スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.0千万円弱程度だろうか。
ホラーモノは若年層を中心に需要はあるので、ある程度は稼げそうだ。
知名度のあるタイトルということも影響していそうだ。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2→2.5→3.3億円→
2週目までは前作と同じような動きに見えたが、3週目でようやく差が付いた。
成績が良かったのは、金曜日の祝日が含まれていただろう。
恐らく前作を超えないのではないか。
前作対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は4.1~5.0億円というところだが、4億円に乗るかどうかというところではないか。
本家ということもあり、「TOKYO NIGHT」は超えたいところだ。

中堅どころのホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE 4TH KIND フォース・カインド」トータル5.5億円
金3日1.1(0.8)→2.9→3.9→4.7→5.2
☆08年「ミラーズ」トータル4.1億円
不明→2.5→不明→3.9
☆08年「ミスト」トータル3.6億円
OP0.8→2.0→2.7→3.2→3.4
☆09年「スペル」
金0.6→1.4
☆10年「ウルフマン」
金0.6→1.5
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2→2.5→3.3億円→
これらとの対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は4.4~4.7億円となる。
伸びがある作品には思えず、「ミスト」「ミラーズ」辺りというところか。

「パラノーマル・アクティビティ2」3.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」3.6億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」3.6億円(トータル4.3億円)
☆「バレンタインデー」3.5億円(トータル4.1億円)
<2009>
☆「ハイスクール・ミュージカル」3.7億円
☆「96時間」3.7億円(トータル4.4億円)
☆「ウォッチメン」3.6億円
☆「レボリューショナリー・ロード」3.2億円(トータル3.8億円)
☆「チェ 39歳別れの手紙」2.9億円(トータル4.0億円)
☆「そんな彼なら捨てちゃえば?」3.0億円(トータル4.6億円)
主要作品との対比で考えると、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は3.9~4.0億円となる。
伸びがある作品ではないので、「パラノーマル・アクティビティ2」の興行収入は先週に引き続き3億円後半と予想したい。
あと5~6千万円程度は稼ぐだろうか。
公開前個人予想は3億円台だったので、当たりそうだ。
作品的にビッグヒットにはなりようもないが、冒頭にも書いたとおり、この手の作品にはある程度の需要はある。


12位:「ソーシャル・ネットワーク」(ソニー)<7週目>
【公開前個人予想】 19.5億円
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP時~6週目15~16億円)
【公開規模】 266スクリーン(先週比-48スクリーン)
2.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは13.0億円弱となっている。
1週間の伸びは6.2千万円弱程度だろうか。
さすがに10億円は楽に突破している。
OP1.6→2週目3.5→3週目2.8→4週目2.0→5週目1.5→6週目0.9→7週目0.6億円となっている。
大きな落ち込みは見られないが、爆発もしていない。
アカデミー賞作品賞を受賞すれば、かなり伸びてくるとは思ったが、受賞できなかったので、伸びは止まるだろう。

デビッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆96年公開「セブン」配給収入26.5億円(※興行収入ではない)
☆00年公開「ファイトクラブ」トータル19.8億円
☆02年公開「パニックルーム」トータル25.0億円
☆07年公開「ゾディアック」トータル4.0億円
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0億円→
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」との対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は13.6億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。
さすがに「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」がライバルとなることはなかった。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0億円→
アカデミー賞受賞作品は13~20億円程度となっている。
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は15.5~16.9億円となる。
「スラムドッグ$ミリオネア」対比では15.5億円となり、これがマックスラインとなるが、作品賞を獲れなかったので、そこまでは伸びない。

「ソーシャル・ネットワーク」13.0億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ベスト・キッド」14.5億円(トータル15.2億円)
<2009>
☆「チェンジリング」12.8億円(トータル12.8億円)
これらとの対比で考えると、「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は13.0~13.6億円となる。
この対比は余裕で超えてきそうだ。
マックス15億円、ミニマム13億円というところか。
先週まで15~16億円という予想だったが、アカデミー賞を獲れるという前提であった。
「ソーシャル・ネットワーク」の興行収入は14億円台と予想したい。
残り1億円以上の上乗せが必要となるが、なんとか粘るだろう。
公開前は19.5億円という予想だったが、期待が高すぎた。
作品的には驚くような高い伸びはないだろう。
ネット関係でもあり、年配層や女性層の受けは良くないかもしれない。


13位:「ウォール・ストリート」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円後半(2週目7.0億円前後、OP時8.0億円前後)
【公開規模】 281スクリーン(先週比-68スクリーン)
1.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.2億円弱となっている。
1週間の伸びは5.0千万円半ば程度だろうか。
知名度は高いが、大ヒットはしにくい作品といえる。
同じく20世紀フォックスの「ナルニア国物語」の公開が始まったため、スクリーン数はそれほど減っていないが、上映回数は大きく減っていると思われる。

オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「アレキサンダー」トータル12.3億円
OP2.0→5.9→8.3→10.1→11.6
☆06年公開「ワールド・トレード・センター」トータル24.0億円
OP3.9→10.7→15.0→18.1→20.6→21.8
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5→3.6→4.7→5.2億円→
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は6.3~6.9億円となる。
この対比をかなり下回るのではないか。

金融モノの映画は少ないので、とりあえずヒューマンドラマを参考とする。
☆07年公開「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆09年公開「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→4.6→07.7→09.0→09.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→5.8→6.9→7.7
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7→7.9
☆11年公開「ウォール・ストリート」
金1.5→3.6→4.7→5.2億円→
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は5.6~7.0億円となる。
この下限辺りが落ち着きどころだろう。

「ウォール・ストリート」5.2億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エアベンダー」5.2億円(トータル6.0億円)
☆「エクリプス/トワイライト・サーガ」5.0億円
<2009>
☆「イングロリアス・バスターズ」5.7億円(トータル6.5億円)
☆「スター・トレック」5.4億円(トータル6.0億円)
☆「オーストラリア」5.6億円(トータル5.8億円)
☆「愛を読むひと」5.1億円
これらとの対比で考えると、「ウォール・ストリート」の興行収入は5.4~6.0億円となる。

マックス6億円台、ミニマム5億円台というところだろう。
「ウォール・ストリート」の興行収入は先週に引き続き5億円後半と予想したい。
残り5千万円程度は稼いでくれるはずだ。
オープニングは8.0億円前後、2週目は7.0億円前後と予想していたが、話題作の続編の割には思ったよりも反応がなく、規模が縮小されてはおしまいだろう。
公開前個人予想は9.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
望まれない続編だったのだろうか。
取っ付き難い内容かもしれない。


14位:「僕と妻の1778の物語」(東宝・フジテレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円前半(OP時~4週目11.5億円)
【公開規模】 315スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは11.6億円となっている。
1週間の伸びは4.4千万円弱程度だろうか。
派手さはないが、堅実に伸ばして、楽に10億円は突破している。
引き続き、レディースデイなどでの動員に期待したいところ。

草なぎ剛主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「黄泉がえり」トータル30.7億円
☆06年「日本沈没」トータル53.4億円
OP6.0→19.0→26.3→31.8→37.1→44.0→47.0
☆08年「山のあなた 徳市の恋」トータル3億円見込み
OP0.5→01.6→02.2→02.5→02.7
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→06.3→09.3→13.6→15.5→祝16.8→17.3
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6億円→
「BALLAD」対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.1億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

竹内結子の主な出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「いま、会いにゆきます」トータル48.0億円
☆05年「春の雪」トータル12.7億円
☆07年「クローズド・ノート」トータル9.5億円
☆07年「ミッドナイト・イーグル」トータル7.8億円
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→8.5
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0→10.6
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→5.0→7.5→9.2→10.5→11.2→11.6億円→
実績は高いが、作品に恵まれてのもの。
「チーム・バチスタの栄光」との対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.1億円となる。
12億円突破できるかが注目となりそうだ。

難病系関連作品は以下のとおり。
☆07年「恋空」トータル39.0億円
OP4.8→13.1→19.7→26.0→29.7→32.3→34.1
☆09年「余命1ヶ月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆07年「Life 天国で君に逢えたら」トータル17.0億円
OP1.9→06.7→09.9→祝12.8→祝14.7→15.5→祝16.2
☆06年「タイヨウのうた」トータル10.5億円
OP1.3→03.5→05.5→07.2→08.3
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6億円→
ハマれば、30億円も期待できるジャンル。
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は12.2~13.3億円となる。
「Life 天国で君に逢えたら」対比では12.2億円となる。
やはり、この辺りが落ち着きどころだろう。

「僕と妻の1778の物語」11.6億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インシテミル」12.0億円(トータル12.2億円)
<2009>
☆「カムイ外伝」10.9億円(トータル11.2億円)
これらとの対比で考えると、「僕と妻の1778の物語」の興行収入は11.8~11.9億円となる。
感動ヒューマンドラマであり、ある程度の伸びは加味する必要がある。

マックス12億円、ミニマム11億円というところか。
派手さがなく、あまりに過度の期待もしにくいところはあるが、12億円に近いところまで伸びてきそうだ。
「僕と妻の1778の物語」の興行収入は先週に引き続き12億円前半と予想したい。
OP時~4週目まで11.5億円と予想していたが、やはり一伸びはありそうだ。
残り4~5千万円程度の上乗せが必要となるが、この程度は稼ぐだろう。
公開前個人予想は19.0億円だったので、ハズれそうだ。
主演・テーマを考えるとあまり低くは予想できなかった。


順位不明:「幸せの始まりは」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円未満(OP時1億円前後)
【公開規模】 56スクリーン(先週比-40スクリーン)
3.1百万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.6千万円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.5千万円半ば程度だろうか。
3週目で早くもスクリーン数が半分程度になってしまった。
スクリーン数も少なく、ランキングできる作品ではないので、予想はしなかった。
OP時に『1億円を超えるかどうかというところか』と書いたが、1億円超えは厳しそうだ。
1億円未満となりそうだ。
製作費1億2千万ドルの大作映画だが、アメリカでも30百万ドルしか稼げなかった。
アメリカでは人気のリース・ウィザースプーン主演作であり、監督も「恋愛小説家」などの実績のあるジェームズ・L・ブルックス。
それほど悪そうな映画ではないが、なぜこうなってしまったのだろうか。
ロン・ハワード監督作品の「僕が結婚を決めたワケ」(40SC、OP 6百万円)もそうだが、この手の作品は日本では絶望的かもしれない。


順位不明:「ザ・タウン」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 2億円台
トータルでは2.1億円となっている(土日の数字が含まれているか不明)。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
公開前は『本来ならば2~3億円程度の映画と思われる。伸びがありそうなので、「ザ・タウン」の興行収入は5.0億円と予想したい』と書いたが、やっぱり2~3億円の映画だったようだ。
ベン・アフレック監督デビュー作はDVDスルーされたように、高い興行収入を稼げる作品ではないようだ。
ただ、アメリカでは92百万ドルというヒット作品となっている。
「アンストッパブル」トータル81百万ドル、「ナイト&デイ」トータル76百万ドル、「バイオハザード」トータル60百万ドルを大きく超えているのだが、日本では難しいようだ。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆04年公開「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→3.8→5.6→6.5
☆11年公開「ザ・タウン」
OP0.5→1.5→1.9→2.1億円→
主要作品との対比で考えると、「ザ・タウン」の興行収入は2.5~3.1億円となる。
アカデミー賞作品賞にノミネートされているわけでもなく、高い伸びはないだろう。
助演男優賞を取れれば、多少は伸びたかもしれなかったが、それも無理だった。

「ザ・タウン」2.1億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソウ ザ・ファイナル3D」3.0億円(トータル3.6億円)
☆「噂のモーガン夫妻」2.8億円(トータル3.0億円)
☆「マイレージ、マイライフ」1.9億円(トータル3.0億円)
<2009>
☆「お買いもの中毒な私!」2.9億円
☆「男と女の不都合な真実」2.6億円(トータル2.9億円)
☆「ザ・バンク」2.2億円
これらのような微妙な作品と肩を並べるとは思わなかった。
もはや伸びはないので、もちろん2億円台で終わりそうだ。
「ザ・タウン」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
2億円前半程度が落ち着きどころか。
公開前個人予想は5.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
アメリカで絶賛されていたので、期待が高すぎたようだ。
実際、作品自体は悪くはないが、伸びてはこなかった。


順位不明:「グリーン・ホーネット」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 6.0億円
【現時点での興行収入予想】 5億円半ば(OP時6億円台)
【公開規模】 56スクリーン(先週比-257スクリーン)
2.8百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4千万円程度だろうか。
先週まで300スクリーン以上をキープしていたが、ようやくほとんどの所で打ち切られたようだ。
日本では知名度のない主演作品であり、さすがに日本では厳しかった。
3D単価でなければ、悲惨だっただろう。
もはや伸びはないだろう。
「グリーン・ホーネット」の興行収入は先週に引き続き5億円半ばと予想したい。
もはや1千万円も上乗せはできないだろう。
OP時には6億円台と予想したが、そこまで伸びなかった。
公開前個人予想は6.0億円だったので、当たりそうだ。
この手の日本での知名度が低い主演の作品は、この程度でも仕方がないだろう。


順位不明:「洋菓子店コアンドル」(アスミック)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 先週100スクリーン
トータルでは1.0億円となっている(土日の数字が含まれているか不明)。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
スクリーン数も少なく、ランキングできる作品ではないので、公開前の予想はしなかった。
もはやそれほど伸びないだろう。
「洋菓子店コアンドル」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。
悪い映画ではないと思うが、ヒットできる作品でもない。
ヒットできる作品ではないので、拡大公開もしていないということだろう。
配給会社はよく分かっているのかもしれない。


順位不明:「ジーン・ワルツ」(東映)<4週目>
【公開前個人予想】 6.5億円
【現時点での興行収入予想】 1億円後半(3週目2億円前半、OP~2週目2億円台)
トータルでは1.7億円となっている(土日の数字が含まれているか不明)。
1週間の伸びは1千万円程度だろうか。
いくら東映作品だからといって、ここまで酷いことになるという発想はなかった。
ある程度の人気がある菅野美穂主演作であり、ある程度の知名度がある海堂尊原作作品である。

本作は、「チーム・バチスタの栄光」で有名な海堂尊の原作作品である。
シリアスな雰囲気もあるので、医療モノの「孤高のメス」も参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→08.5
☆10年「孤高のメス」トータル5.0億円
OP0.7→2.3→3.4→4.1→4.6→
☆11年「ジーン・ワルツ」
OP0.4→1.2→1.6→1.7億円→
これらとの対比で考えると、「ジーン・ワルツ」の興行収入は2.1~2.1億円となる。
土日の数字が含まれていない可能性はあるが、この対比を下回りそうだ。
どうやら2億円突破は厳しくなってきた。

「ジーン・ワルツ」1.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パラノーマル・アクティビティ第2章」1.9億円
☆「瞬 またたき」1.9億円
☆「君が踊る、夏」1.8億円
<2009>
☆「レイン・フォール」1.3億円
海堂尊の原作作品でなければ、これらと同程度になるのは分かるが、理解に苦しむ。
「ジーン・ワルツ」の興行収入は1億円後半と予想したい。
残り1~2千万円程度しか上乗せはできないだろう。
OP~2週目2億円台、3週目2億円前半と予想していたが、予想以上に伸びがなかった。
平日にはOL層が多少見てくれると思ったのだが。
公開前個人予想は6.5億円だったので、当然ハズれとなる。
地味な作品なのは分かるが、いったい何が理由でここまで壮絶にコケたのだろうか。
宣伝もそれなりに打っており、デキは良くないらしいが、内容も多少気になるはずだ。


順位不明:「白夜行」(GAGA)<5週目>
【公開前個人予想】 5.0億円
【現時点での興行収入予想】 4億円前半(3~4週目4億円半ば、OP時~2週目5.0億円)
【公開規模】 先週208スクリーン
トータルでは3.9億円となっている(土日の数字が含まれているか不明)。
1週間の伸びは2千万円程度だろうか。
このままではやはり厳しい結果となりそうだ。
①過去にドラマ化されている、②堀北真希主演作、③作品的に暗いなどということもあり、ヒットは望みにくかった。
東野圭吾原作ということもあり、年配層が見てくれればよいが、堀北真希主演作では敬遠されるだろう。

去年公開された以下の作品に勝てればよいのではないか。
☆10年「FLOWERS」
OP0.5→2.0→2.9→3.6→
☆10年「雷桜」
金0.9→2.3→3.3→3.8→
☆11年「白夜行」
OP0.8→2.3→3.2→3.7→3.9億円→
「雷桜」と同じようなペースとなっている。
4億円台というところか。
相手は東宝作品なので、相手に不足はないだろう。

「白夜行」3.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソラニン」4.5億円(トータル5.8億円)
<2009>
☆「風が強く吹いている」4.1億円(トータル4.5億円)
これらとの対比で考えると、「白夜行」の興行収入は4.3~5.0億円となる。
もはや伸びがないので、4億円台となりそうだ。
「白夜行」の興行収入は先週に引き続き4億円半ばと予想したいところだが、4億円前半が落ち着きどころだろう。
残り数千万円程度は稼げるだろう。
OP~2週目まで5.0億円と予想していたが、やはり思ったより伸びなかったようだ。
公開前個人予想は5.0億円だったので、当たりそうだ。
堀北真希は自身の幅を広げようと頑張っているとは思うが、頑張りだけでは高い興行収入にはならない。
彼女の人気だけでは限界があり、この程度でも仕方のない結果といえる。


順位不明:「相棒-劇場版Ⅱ-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」(東映・テレビ朝日)<10週目>
【公開前個人予想】 52.0億円
【現時点での興行収入予想】 32億円台(7~8週目34億円台、6週目~38.0億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】『男たちの大和』(51.1億円)越えも十分にありえる
【公開規模】 先週285スクリーン
トータルでは31.2億円となっている。
1週間の伸びは3千万円弱程度だろうか。
30億円はなんとか突破している。
悪い成績ではないが、爆発しているという印象がない。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4日5.8→2週目6.6→3週目8.4→4週目3.0→5週目2.6→6週目1.9→7週目1.3→8週目0.9→9週目0.4→10週目0.3億円となる。
大きくは稼げていないが、4週目以降も大きな落ち込みはないことは評価できる。
ただ、さすがに9週目以降は厳しくなっている。

シリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「相棒」トータル44.4億円
5週目36.2→38.9→40.7→42.2→43.1→43.7
☆09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」トータル7.7億円
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
5週目26.4→28.3→29.6→30.5→30.9→31.2億円→
08年「相棒」との対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は31.7億円となる。
公開前には前作を余裕で超えると思ったのだが、興行収入というものは分からないものだ。

事件モノドラマの映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円
5週目祝66.6→70.5→73.8→76.3→78.2→79.2→79.8
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1→71.0
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
5週目祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9→47.8→48.3
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
5週目26.4→28.3→29.6→30.5→30.9→31.2億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は32.1~32.5億円となる。
まだまだ粘りそうではあるが、この辺りが落ち着きどころか。

マックス32億円、ミニマム31億円となるか。
伸びはまだまだ続くと期待できるが、「相棒-劇場版Ⅱ-」の興行収入は先週に引き続き32億円台と予想したい。
さすがに32億円はなんとか突破するだろう。
6週目まで38.0億円、8週目まで34億円台と予想していたが、期待が高すぎた。
現在放送中のドラマの視聴率も過去最高を記録しているようであり、勢いはまだまだ止まらないとは思うのだが、高い期待を込めるのは厳しそうだ。
残り1億円弱はなんとか稼げるだろう。
公開前個人予想は52.0億円だったので、ハズレとなる。
32億円を稼げたとしても、「相棒」トータル44.4億円から3割弱の減少となる。
現在の人気を考えると、増えることはあっても減ることはないと思ったが、難しいものだ。

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国内映画興行収入ランキング(2月4週目その3)

1位:「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 30.5億円
【現時点での興行収入予想】 27~28億円
【公開規模】 907スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で5.4億円のオープニングを飾った。
土日2日間では4.5億円半ばだったようだ。
先週『オープニング3日は5.8億円程度だろうか』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
ディズニーから20世紀フォックスへとスタジオが代わった作品ではあるが、数字は前作と大きく変わっておらず、この程度ならば十分だろう。

過去のシリーズ作品は以下のとおり。
☆06年公開「ナルニア国物語」トータル68.6億円
先10.4→23.6→33.0→43.9→52.3→58.2
☆08年公開「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」トータル30.0億円
水8.1(OP5.5)→15.8→20.6→23.8→26.1→27.6→28.5
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」
金5.4(OP4.6)億円→
第2章との土日対比では、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は25.1億円となる。
この辺りがミニマムラインとなるか。
春休みもあり、さらに「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ハリポタ」などの強敵ライバルも不在の展開といえる。
前作を超えられるかが注目となる。

「ハリポタ」を除く他のファミリー作品も参考となるだろう。
☆08年公開「ライラの冒険 黄金の羅針盤」トータル37.5億円
先8.2(OP5.5)→15.4→20.2→24.7→28.2→31.1→32.5(※トータルと数字が合わない)
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7(OP5.8)→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆05年公開「ナショナル・トレジャー」トータル20.6億円
OP5.3→9.6→13.9→16.5→18.3
☆05年公開「エラゴン/遺志を継ぐ者」トータル18.7億円
OP2.5→6.4→9.7→15.1→17.0→17.9
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」
金5.4(OP4.6)億円→
主要作品との対比で考えると、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は17.4~34.4億円となる。
公開時期が似ている「パーシー・ジャクソン」対比では20.7億円となるが、伸びはあると思われる。
25億円以上、30億円以下となりそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「インビクタス」トータル8.6億円(オープニング2日1.3億円)
☆「バレンタインデー」トータル4.1億円(オープニング2日1.1億円)
☆「恋するベーカリー」トータル4.8億円(オープニング2日0.8億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」トータル14.2億円(オープニング2日3.0億円)
<2009>
☆「ベンジャミン・バトン」トータル24.0億円(オープニング3.2億円)
☆「チェンジリング」トータル12.8億円(オープニング2日1.8億円)
☆「7つの贈り物」トータル7.9億円(オープニング1.6億円)
☆「オーストラリア」トータル5.8億円(オープニング1.4億円)
春休み需要を考えて、比較的ヒットした「パーシー・ジャクソン~」と同じ時期に公開したようだ。

「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」金5.4(2日4.6)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「シャーロック・ホームズ」金4.1億円(トータル21.6億円)
<2009>
☆「トランスフォーマー/リベンジ」金曜先行5.6億円(トータル23.2億円)
これらとの対比で考えると、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は22.4~28.4億円となる。
春休み時期、ライバル不在であり、ある程度の伸びはあると考えた方がいいだろう。
マックス30億円、ミニマム25億円となりそうだ。
30億円には届かないものの、25億円は超えそうな気がする。
「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」の興行収入は27~28億円と予想したい。
公開前個人予想は30.5億円だったので、今のところはハズれていないが、今後どのような動きとなるだろうか。


8位:「恋とニュースのつくり方」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3.0億円前後
【公開規模】 193スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で6.3千万円のオープニングを飾った。
土日2日間では4.9千万円弱だったようだ。
先週『オープニング3日6~7千万円程度か』と書いたので、予想どおりとなっている。
「きみに読む物語」「シャーロック・ホームズ」などに出演しているが、日本でレイチェル・マクアダムス主演作がヒットするはずがない。
レディースデイでなんとか稼いで欲しいが、厳しいだろう。

女性向けの洋画作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「食べて、祈って、恋をして」トータル7.5億円
金1.4→4.1→5.4→6.5→7.0→7.2
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「そんな彼なら捨てちゃえば?」トータル4.6億円
OP0.7→2.0→3.0→
☆10年「恋するベーカリー」トータル4.8億円
金1.1→2.8→4.0→
☆10年「バレンタインデー」トータル4.1億円
金1.4→2.8→3.5億円→
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル3.7億円
先0.9→2.0→2.7→3.2
☆09年「あなたは私の婿になる」トータル3~4億円見込み
金0.8→1.9→2.6
☆09年「お買いもの中毒な私!」トータル3億円見込み
OP0.6→1.7→2.4→2.8
☆10年「噂のモーガン夫妻」トータル3.0億円
金0.7(2日0.6)→1.7→2.3→2.8→2.9
☆11年「恋とニュースのつくり方」
金0.6(2日0.5)億円→
これらとの対比で考えると、「恋とニュースのつくり方」の興行収入は1.8~3.3億円となる。
3億円突破はギリギリとなりそうだ。

「恋とニュースのつくり方」金0.6(2日0.5)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パリより愛をこめて」2日0.5億円
☆「彼岸島」2日0.5億円
☆「ウルフマン」金0.6億円
<2009>
☆「お買いもの中毒な私!」0.6億円
☆「ファイナル・デッドサーキット」0.5億円
☆「スペル」金0.6億円
当然ながら、微妙な作品と肩を並べている。

マックス3億円、ミニマム2億円だろうか。
ハリソン・フォードも出演しているので1億円台では止まらないだろう。
「恋とニュースのつくり方」の興行収入は3.0億円前後と予想したい。
ヒットするはずがなく、妥当なところだろう。
公開前個人予想は3億円台だったので、微妙ながらも当たりといえそうだ。


9位:「毎日かあさん」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 134スクリーン
4.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.9千万円半ば程度だろうか。
このスクリーン数ではかなり良い成績といえる。
元夫婦の共演という戦略は当たったようだ。

小泉今日子主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「グーグーだって猫である」トータル3.6億円
OP0.6→1.8→2.5→3.0→3.2
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6→3.7→4.7億円→
この対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は5.6億円となる。
この対比を超える程度となるか。

100スクリーン台のヒューマンドラマ系の興行収入は以下の通り。
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円(OP時:189SC)
OP1.0→2.9→4.5→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円見込み(OP時:108SC)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円見込み(OP時:154SC)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」
OP0.8→2.6→3.7→4.7億円→
これらとの対比で考えると、「毎日かあさん」の興行収入は5.2~6.6億円となる。
かなりの伸びはありそうだが、「毎日かあさん」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
6億円台に引き上げてもいいかもしれないが、もう少し様子を見たい。
このヒットを受けて、松竹はこのままのスクリーンでいくのか、拡大公開するのかどうか気になるところだったが、スクリーン数が増えてはないようだ。


10位:「RED/レッド」(ディズニー)<5週目>
【公開前個人予想】 8.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円前半(OP時~2週目11~12億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 興収20億円に向け素晴らしい出足
【公開規模】 295スクリーン(先週比-2スクリーン)
3.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは11.6億円弱となっている。
1週間の伸びは9.4千万円弱程度だろうか。
10億円は楽に突破している。
ただ、オープニング時に、ネットには『興収20億円に向け素晴らしい出足』と書いてあったが、20億円突破はどう考えても無理だろう。

ブルース・ウィリス出演作の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ホステージ」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.6→
☆07年公開「16ブロック」不明(3億円程度か)
OP0.7→1.9→
☆07年公開「ラッキーナンバー7」不明(4~5億円程度か)
OP1.0→2.4→3.1
☆07年公開「ダイ・ハード4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4
☆09年公開「サロゲート」トータル5.5億円
金1.7→3.6→4.5億円→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0→10.6→11.6億円→
さすがに「ダイ・ハード4.0」以外の他の作品には大きく差を付けている。
「サロゲート」辺りは余裕で超えてきそうだが、これらのデータからもビッグヒットにはならないだろう。
「ダイ・ハード4.0」対比では、「RED/レッド」の興行収入は13.6億円となる。
この対比は下回るのではないか。

アメコミ作品ではあるが、ややユニークなアクション作品が参考になるか。
☆08年公開「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1→29.6→30.0
☆07年公開「ナショナル・トレジャー/リンカーン~」トータル25.8億円
金4日5.7→不明→18.0→21.2→23.7→24.8→25.5→25.5
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
先8.3(OP3.8)→15.5→20.2→21.7→23.3→24.1
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆08年公開「ハムナプトラ3」トータル22.0億円
先7.7→14.2→18.2→20.1→21.1→21.7
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7億円→
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先3日2.0→4.3→5.7→6.5→
☆11年公開「RED/レッド」
OP2.2→6.2→9.0→10.6→11.6億円→
これらとの対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は12.1~12.8億円となる。
12億円台となりそうだ。
「エクスペンダブルズ」対比では12.3億円となり、この辺りが落ち着きどころか。

「RED/レッド」11.6億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アイアンマン2」11.2億円(トータル12.0億円)
<2009>
☆「ワルキューレ」11.9億円(トータル12.5億円)
☆「チェンジリング」12.1億円(トータル12.8億円)
これらとの対比で考えると、「RED/レッド」の興行収入は12.2~12.4億円となる。

マックス13億円台、ミニマム12億円台というところか。
「RED/レッド」の興行収入は先週に引き続き12億円前半と予想したい。
2週目まで11~12億円と予想して、やや幅を持たせて様子を見ていたが、意外と伸びがあった。
残り1億円弱は稼げるだろう。
公開前個人予想は8.0億円だったので、ハズれとなりそうだ。
予想がちょっと低すぎたのかもしれない。
本当は9億円という予想にするつもりだったが、日本ではあまり受けないと考えて、直前で引き下げてしまった。

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気になる映画ニュース(3月第1週目)

☆スーパーマンの育ての母親がダイアン・レインに決定
イメージは違うような気もするが、ビッグネームなので悪くはない。
育ての父親役がケヴィン・コスナーという噂もあるが、育ての両親の映画に対するウェイトはそれほど大きいのだろうか。
悪役のゾッド将軍役にはヴィゴ・モーテンセンが有力とされているようだ。
主役の知名度が低い分、多くの実力ビッグネームを揃えているというイメージ。
揃えるのはよいが、主役の影が薄くならないようにしないといけない。


☆「バイオハザード」第5弾の製作が決定
2012年9月公開予定。
アメリカでの興行収入は平行線を辿っているが、日本であれだけヒットしたら、このようなこととなるだろう。


☆「デビルメイクライ」が映画化
監督やキャストなどは決まっていない。
その昔「ファイナル・ファンタジー」が映画化されたが、製作時期が早すぎたのかもしれない。
そろそろこちらを再映画化してもよいのではないか。
プレーしたことはないが、「メタルギアソリッド」辺りも映画化されないだろうか。


☆「ロボコップ」のリメイク作品の監督が決定か
ダーレン・アロノフスキーが監督を行うという企画もあったが頓挫していた。
ジョゼ・パジーリャというブラジル人監督が起用される見通しとなっている。
国際映画祭での評価も高く、ブラジルでもヒットを飛ばしているようだ。


☆「ブレードランナー」の前編及び続編が製作か
面白い企画ではあるが、ファンが多い作品だけにあまり手をつけない方がよいのではないか。
あの作品はあれで全て完結しているはずだ。

☆ハリウッド版忠臣蔵「47 RONIN」の出演者が明らかに
2012年冬頃に公開予定となっている。
キアヌ・リーヴス主演作の3Dアクション。
監督はカール・エリク・リンシュ。
長編初監督となり、CM出身者らしい。
日本人からは、真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子などが出演するようだ。
「ラストサムライ」の渡辺謙、小雪というインパクトにはやや欠けるものの、現時点の一流どころを揃えたという印象。
日本では確実に大ヒットするだろう。


☆「こち亀」の映画化の出演者が明らかに
2011年夏公開予定。
レギュラーメンバーに加えて、深田恭子、谷原章介、沢村一樹、夏八木勲、平田満などが出演することとなった。
深田恭子は嫌いではないが、これではまだ弱いような気がする。
SMAPメンバーはもちろんのこと、他のジャニーズメンバーも動員した方がいいのではないか。


☆「怪物くん」の映画化の出演者が明らかに
2011年冬公開予定。
レギュラーメンバーに加えて、上川隆也と北村一輝などが出演することとなった。
誰が出演しようと構わないが、若年層向けの作品なのだから、彼らの注目が集まるキャスティングの方がよいのではないか。
もちろんまだまだ隠し玉があると思いたいものだ。


☆「アカデミー賞」結果発表
以下のとおりとなった。

【作品賞】
「127時間」
「インセプション」
「Winter's Bone」
「英国王のスピーチ」
「キッズ・オールライト」
「ソーシャル・ネットワーク」
「ザ・ファイター」
「ブラック・スワン」
「トイ・ストーリー3」
「トゥルー・グリット」
《予想》「ソーシャル・ネットワーク」
《結果》「英国王のスピーチ」
去年も先行していた「アバター」が「ハート・ロッカー」に差されるという状況だったが、今年も先行していた「ソーシャル・ネットワーク」を、発表前に盛り上がりをみせた「英国王のスピーチ」が差し切るという結果となった。
「ソーシャル・ネットワーク」は、誰が見ても素晴らしい作品というレベルではなかったことも要因か。


【監督賞】
ダーレン・アロノフスキー監督(「ブラック・スワン」)
ジョエル&イーサン・コーエン監督(「トゥルー・グリット」)
デビッド・フィンチャー監督(「ソーシャル・ネットワーク」)
トム・フーパー監督(「英国王のスピーチ」)
デビッド・O・ラッセル監督(「ザ・ファイター」)
《予想》デビッド・フィンチャー
《結果》トム・フーパー
トム・フーパーはキャリアが足りないので受賞は厳しいと思ったが、イギリス人監督という知名度のなさのため、逆に助けられたか。
作品賞は「英国王のスピーチ」、監督賞はデビッド・フィンチャーというように分けてもよかったかもしれない。


【主演男優賞】
コリン・ファース(「英国王のスピーチ」)
ジェームズ・フランコ(「127時間」)
ジェフ・ブリッジス(「トゥルー・グリット」)
ジェシー・アイゼンバーグ(「ソーシャル・ネットワーク」)
ハビエル・バルデム(「ビューティフル BIUTIFUL」)
《予想》コリン・ファース
《結果》コリン・ファース
今年は堅かった。
他の者は受賞済みか、若すぎる。


【主演女優賞】
アネット・ベニング(「キッズ・オールライト」)
ニコール・キッドマン(「Rabbit Hole」)
ジェニファー・ローレンス(「Winter's Bone」)
ナタリー・ポートマン(「ブラック・スワン」)
ミシェル・ウィリアムズ(「ブルーバレンタイン」)
《予想》ナタリー・ポートマン
《結果》ナタリー・ポートマン
こちらも今年は堅かった。
他の者の作品が小作品すぎることも助かったかもしれない。
アネット・ベニングはいつ受賞できるのだろうか。


【助演男優賞】
ジェフリー・ラッシュ(「英国王のスピーチ」)
クリスチャン・ベール(「ザ・ファイター」)
ジェレミー・レナー(「ザ・タウン」)
マーク・ラファロ(「キッズ・オールライト」)
ジョン・ホークス(「Winter's Bone」)
《予想》ジェフリー・ラッシュ
《結果》クリスチャン・ベール
クリスチャン・ベールが本命視されていたが、彼にはちょっと早いと思っていた。
意外とすんなりと受賞してしまった。


【助演女優賞】
エイミー・アダムス(「ザ・ファイター」)
ヘレナ・ボナム・カーター(「英国王のスピーチ」)
メリッサ・レオ(「ザ・ファイター」)
ヘイリー・スタインフェルド(「トゥルー・グリット」)
ジャッキー・ウィーバー (「Animal Kingdom」)
《予想》メリッサ・レオ
《結果》メリッサ・レオ
「フローズン・リバー」でも評価されたメリッサ・レオが順当に受賞。
エイミー・アダムスは次回がそろそろチャンスか。


【長編アニメーション賞】
「イリュージョニスト」
「トイ・ストーリー3」
「ヒックとドラゴン」
《予想》「トイ・ストーリー3」
《結果》「トイ・ストーリー3」
作品賞にもノミネートされていた「トイ・ストーリー3」が順当に受賞。
「ヒックとドラゴン」にとっては相手が悪すぎた。
そろそろノミネート枠を5作品にした方がよいのではないか。


【外国語映画賞】
「Hors La Loi」(アルジェリア)
「Incendies」(カナダ)
「In a Better World」(デンマーク)
「Dogtooth」(ギリシャ)
「ビューティフル BIUTIFUL」(メキシコ)
《予想》「In a Better World」
《結果》「In a Better World」
ゴールデン・グローブ賞を受賞したデンマーク映画がやはりそのまま受賞となった。
どのような作品かは分からない。


【視覚効果賞】
「アリス・イン・ワンダーランド」
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」
「ヒア アフター」
「インセプション」
「アイアンマン2」
《予想》「インセプション」
《結果》「インセプション」
今年からノミネート作品が5作品に増えたはず。
作品賞にもノミネートされた「インセプション」が受賞した。

全体的にはサプライズもなく、面白みには欠ける結果となった。
司会者のせいにされているが、視聴率も大幅ダウンしたのはこのような結果だからだろう。


☆「ゴールデン・ラズベリー賞」結果発表
以下のとおりとなった。

【最低映画賞】
「バウンティー・ハンター」
「エアベンダー」
「セックス・アンド・ザ・シティ2」
「エクリプス/トワイライト・サーガ」
「ほぼトワイライト」
《予想》「エクリプス/トワイライト・サーガ」
《結果》「エアベンダー」
この中では「エアベンダー」しか見ていないが、それほど悪くはなかった気がする。
もちろん面白い映画ではないが、つまらない映画でもなく、平凡といえる作品といえる。
他を見ていないのでなんとも言えないが、受賞には納得はいかない。


【最低男優賞】
ジャック・ブラック「ガリバー旅行記」
ジェラルド・バトラー「バウンティー・ハンター」
アシュトン・カッチャー「キス&キル」「バレンタインデー」
テイラー・ロートナー「エクリプス/トワイライト・サーガ」「バレンタインデー」
ロバート・パティンソン「エクリプス/トワイライト・サーガ」
《予想》ロバート・パティンソン
《結果》アシュトン・カッチャー
「エクリプス/トワイライト・サーガ」勢の一騎打ちではないかと思ったが、何故いまさらアシュトン・カッチャーなのだろうか。


【最低女優賞】
ジェニファー・アニストン「バウンティー・ハンター」「ザ・スイッチ」
マイリー・サイラス「ラスト・ソング」
サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソン「セックス・アンド・ザ・シティ2」
ミーガン・フォックス「ジョナ・ヘックス」
クリステン・スチュワート「エクリプス/トワイライト・サーガ」
《予想》クリステン・スチュワート
《結果》サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソン
誰が受賞してもおかしくはないとは思ったが、「セックス・アンド・ザ・シティ2」がここで来るとは思わなかった。


【最低助演女優賞】
ジェシカ・アルバ「キラー・インサイド・ミー」「リトル・フォッカーズ」「マチェーテ」「バレンタインデー」
シェール「バーレスク」
ライザ・ミネリ「セックス・アンド・ザ・シティ2」
ニコラ・ペルツ「エアベンダー」
バーブラ・ストライサンド「リトル・フォッカーズ」
《予想》バーブラ・ストライサンド
《結果》ジェシカ・アルバ
受賞するのは「リトル・フォッカーズ」のどちらかではないかと予想したが、ジェシカ・アルバの方だったか。
貫禄のあるバーブラ・ストライサンドの上だろう。


【最低助演男優賞】
ビリー・レイ・サイラス「ダブル・ミッション」
ジョージ・ロペス「マルマデューク」「ダブル・ミッション」「バレンタインデー」
デヴ・パテル「エアベンダー」
ジャクソン・ラスボーン「エアベンダー」「エクリプス/トワイライト・サーガ」
ロブ・シュナイダー「アダルトボーイズ青春白書」
《予想》ジャクソン・ラスボーン
《結果》ジャクソン・ラスボーン
どのような人なのかよく知らないが、「エアベンダー」「エクリプス/トワイライト・サーガ」の両方に出演しているという選択眼のなさが評価されたのだろう。


【最低カップル賞】
ジェニファー・アニストンとジェラルド・バトラー「バウンティー・ハンター」
ジョシュ・ブローリンの顔面とミーガン・フォックスの発音「ジョナ・ヘックス」
「エアベンダー」の全キャスト
「セックス・アンド・ザ・シティ2」の全キャスト
「エクリプス/トワイライト・サーガ」の全キャスト
《予想》ジョシュ・ブローリンとミーガン・フォックス
《結果》「セックス・アンド・ザ・シティ2」の全キャスト
誰が受賞してもおかしくない戦いと思ったが、ここでも「セックス・アンド・ザ・シティ2」が来た。
人気のある作品ではないのか。


【最低リメイク、続編、前編、テレビ映画賞】
「タイタンの戦い」
「エアベンダー」
「セックス・アンド・ザ・シティ2」
「エクリプス/トワイライト・サーガ」
「ほぼトワイライト」
《予想》「エアベンダー」
《結果》「セックス・アンド・ザ・シティ2」
この辺りで「エアベンダー」がそろそろ受賞しそうだと予想したが、またもや「セックス・アンド・ザ・シティ2」が来た。


【最低監督賞】
ジェイソン・フリードバーグとアーロン・セルツァー「ほぼトワイライト」
マイケル・パトリック・キング「セックス・アンド・ザ・シティ2」
M・ナイト・シャマラン「エアベンダー」
デヴィッド・スレイド「エクリプス/トワイライト・サーガ」
シルヴェスター・スタローン「エクスペンダブルズ」
《予想》M・ナイト・シャマラン
《結果》M・ナイト・シャマラン
M・ナイト・シャマランは本当に愛されているようだ。


【最低脚本賞】
「エアベンダー」
「リトル・フォッカーズ」
「セックス・アンド・ザ・シティ2」
「エクリプス/トワイライト・サーガ」
「ほぼトワイライト」
《予想》「セックス・アンド・ザ・シティ2」
《結果》「エアベンダー」
この辺りで「セックス・アンド・ザ・シティ2」が受賞するかと予想したが、裏目にでる。
「エアベンダー」の脚本はそれほど悪くはないと思うのだが。


【最も3Dの使い方が間違っている映画賞(2010年の特別枠)】
「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」
「タイタンの戦い」
「エアベンダー」
「ザ・ナットクラッカー・イン・3D」
「ソウ ザ・ファイナル 3D」
《予想》「タイタンの戦い」
《結果》「エアベンダー」
「タイタンの戦い」がかなり叩かれたので、この賞を受賞するのではないかと予想したが、「エアベンダー」の人気には勝てなかった。


良い映画ではないが、「エアベンダー」が叩かれすぎという印象。
「エクリプス/トワイライト・サーガ」が何故か受賞されなかった。

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国内映画興行収入ランキング(2月4週目その2)

2位:「GANTZ」(東宝・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 28.5億円
【現時点での興行収入予想】 33~34億円(OP時~4週目35~36億円)
【配給会社・大手ネット期待値等】 最終興収40億円も狙える大ヒットスタート
【公開規模】 410スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは28.4億円となっている。
1週間の伸びは3.1億円程度だろうか。
それほど盛り上がっているイメージはないが、さすがにこの手のジャンル・この手の俳優の人気は高い。
製作費40億円以上という噂があり、二作合計で80億円程度を稼げないと元を取るのは難しいが、どうなるだろうか。
評価は思ったよりも悪くはなさそうなので、ある程度の伸びは加味する必要があるか。

松山ケンイチ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円
OP05.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP03.5→10.2→14.5→祝18.2→20.1→21.7
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水04.3→05.9→08.1→祝9.6→10.2→10.6
☆10年「ノルウェイの森」
OP01.8→05.3→08.1→9.9→祝11.7→12.4億円→

二宮和也主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4億円→
これらとの対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は31.2~33.1億円となる。
「L change the WorLd」対比32.9億円、「デトロイト・メタル・シティ」対比33.1億円となり、通常の伸びではこの辺りが落ち着きどころとなるか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2→25.3→28.4億円→
「DEATH NOTE」シリーズ及び「BECK」以外との対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は32.4~34.5億円となる。
「20世紀少年-第1章-」対比では34.5億円となる。
二部作の第1弾ということもあり、この辺りまで伸びるのではないか。

「GANTZ」28.4億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「のだめカンタービレ後編」31.3億円(トータル37.2億円)
☆「SP野望篇」29.3億円(トータル36.3億円)
<2009>
☆「のだめカンタービレ前編」32.7億円(トータル41.0億円)
☆「アマルフィ」28.2億円(トータル36.5億円)
☆「ごくせん」26.0億円(トータル34.8億円)
☆「ヤッターマン」26.9億円(トータル31.4億円)
☆「クローズZERO Ⅱ」26.5億円(トータル30.2億円)
☆「20世紀少年-第2章-」25.8億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「GANTZ」の興行収入は32.4~38.0億円となる。

マックス38億円、ミニマム32億円というところか。
「GANTZ」の興行収入は先週に引き続き35~36億円と予想したいところだが、「SP」辺りが公開されたら、伸びがなくなりそうだ。
春休み特需もあるかもしれないが、「GANTZ」の興行収入は33~34億円と下方修正したい。
「20世紀少年」シリーズ、「のだめカンタービレ」シリーズをやや下回る程度となるか。
公開前個人予想は28.5億円だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
話題作という割にはそれほど盛り上がりを感じられなかったが、やはりこの手のジャンルは強いようだ。


4位:「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」(東宝・日本テレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは11.3億円となっている。
1週間の伸びは2.9億円程度だろうか。
10億円を楽に突破した。
公開前に『若年層からも年配層からも受けにくいだろう』と書いたように、年配層が動きそうな作品ではないと考えたが、かなりの年配層が動いているようだ。
実話モノであり、描かれる人物もある程度有名なのだろうか。
年配層が動いてしまい、「真夏のオリオン」のようなことはなかった。
年配向け映画が欠如しており、その辺りの影響もあったか。

戦争映画は「硫黄島からの手紙」「男たちの大和」など、ハマればビッグヒットになるものも多いが、あまり好まれるジャンルでもないと思っている。
近年の戦争モノは以下の通り。
☆06年「出口のない海」トータル不明(8~9億円程度か)
OP1.3→3.8→5.2→
☆07年「俺は、君のためにこそ死ににいく」トータル10.8億円
OP1.8→4.7→6.8→8.1→8.9
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
祝3日3.9→8.4→11.3億円→
これらとの対比で考えると、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は15.7~17.9億円となる。
年配向けなので、伸びがあるとは思われる。
しかし、20億円を超えるほどではないと思うが、どうなるだろうか。

「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」11.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」11.1億円(トータル21.0億円)
☆「悪人」12.5億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」12.1億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」祝12.5億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」祝11.2億円(トータル16.0億円)
<2009>
☆「ドロップ」11.6億円(トータル19.5億円)
☆「感染列島」11.7億円(トータル19.1億円)
☆「GOEMON」11.3億円(トータル14.3億円)
「GOEMON」以外との対比で考えると、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は15.9~21.4億円となる。
「十三人の刺客」対比16.1億円となり、この辺りややや超える地点が落ち着きどころだろうか。
とりあえずは、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい。
公開前個人予想は7~8億円だったので、ちょうど10億円ズレた。
この映画がヒットしそうとは思わなかったが、今回はいい勉強になったと思うしかない。


6位:「ヒアアフター」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP時10~11億円)
【公開規模】 291スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.9億円弱程度だろうか。
オープニングでは「ソーシャル・ネットワーク」を超えていたが、2週目で早くも抜かれてしまった。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆06年「父親たちの星条旗」トータル17.0億円
OP1.9→5.9→8.3→10.4→12.7→14.0
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」
OP1.7→04.6億円→
前2作と同じような数字となっている。
主要作品との対比で考えると、「ヒアアフター」の興行収入は9.1~12.1億円となる。
鑑賞したところ、伸びがあるような作品でもなさそうだ。
同じくマット・デイモン主演作の「インビクタス/負けざる者たち」と同程度となってしまうのか。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金3日2.2→4.9→6.4→07.2
☆11年「ヒアアフター」
OP1.7→4.6億円→
近3作の興行収入は超えられるだろう。
「グリーン・ゾーン」対比で7.2億円となり、この辺りがミニマムラインとなる。
イーストウッド監督作品であり、多少は伸びるはずだ。

とりあえずヒューマンドラマや超自然モノを参考とする。
☆08年公開「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆08年公開「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→4.6→6.4→7.4→7.7→7.9
☆11年公開「ヒアアフター」
OP1.7→4.6億円→
主要作品との対比で考えると、「ヒアアフター」の興行収入は7.7~11.9億円となる。
思ったほど伸びてこない。
「7つの贈り物」辺りがライバルか。

「ヒアアフター」4.6億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エクスベンダブルズ」4.9億円(トータル9.2億円)
☆「グリーン・ゾーン」4.9億円(トータル7.7億円)
☆「インビクタス」4.3億円(トータル8.6億円)
☆「第9地区」4.2億円(トータル8.3億円)
☆「特攻野郎Aチーム」4.3億円(トータル7.1億円)
<2009>
☆「グラン・トリノ」4.6億円(トータル11.0億円)
☆「ウルヴァリン」4.8億円(トータル8.9億円)
☆「7つの贈り物」4.6億円(トータル7.9億円)
☆「サブウェイ123激突」4.3億円(トータル7.7億円)
「グラン・トリノ」以外との対比で考えると、「ヒアアフター」の興行収入は7.2~9.2億円となる。
「グラン・トリノ」のようには伸びないと思われるので、マックス9億円、ミニマム7億円というところか。
イーストウッド監督作品だからといって、大きくは伸びてこないだろう。
「ヒアアフター」の興行収入は8億円台と予想したい。
先週は10~11億円と予想したが、伸びてはこなかった。
公開前個人予想は12.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
感じ取りやすい作品ではないので、その辺りの影響だろうか。


7位:「あしたのジョー」(東宝・TBS)<3週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 12.0億円前後(OP時~2週目13億円台)
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.2億円弱となっている。
1週間の伸びは2.0億円程度だろうか。
勢いはオープニングだけという可能性はあったが、一応きちんと伸びてはいるようだ。

山下智久主演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「クロサギ」トータル17.2億円
OP2.9→07.3→10.7→13.3→15.2→16.0→16.4
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2億円→
「クロサギ」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は13.2億円となる。
この対比を下回るだろうか。

往年のアニメ作品の実写映画化が続いている。
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル40億円超見込み
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2億円→
さすがにこれらのようなヒットにはなっていない。
「ヤッターマン」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は15.7億円となるが、そこまでは伸びないだろう。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆06年「DEATH NOTE」前編 トータル28.5億円
OP4.1→10.0→15.2→19.6→22.4→24.8
☆06年「DEATH NOTE」後編 トータル52.0億円
OP12.2→22.8→30.8→39.1→43.2→46.3→47.7
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝込24.0→28.1→32.5→34.8→祝込36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝込42.2→42.7
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6→24.5
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2億円→
「BECK」との対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は11.5億円となる。
祝日公開の「カイジ 人生逆転ゲーム」との対比では13.1億円となる。
現時点では12~13億円が落ち着きどころか。

「あしたのジョー」8.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「君に届け」9.0億円(トータル15.3億円)
☆「インシテミル」8.1億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」7.6億円(トータル11.5億円)
<2009>
☆「なくもんか」9.0億円(トータル13.5億円)
☆「カムイ外伝」8.1億円(トータル11.2億円)
これらとの対比で考えると、「あしたのジョー」の興行収入は11.3~13.9億円となる。
「あしたのジョー」の興行収入は12.0億円前後と予想したい。
先週まで13億円台と予想していたが、伸びは高くはないだろう。
公開前個人予想は15.0億円だったが、微妙な結果となりそうだ。
もうちょっと話題になるかと思ったが、そうでもなさそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(3月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「ツーリスト」(ソニー)
<343館程度にて順次公開予定(もっと多いはず)>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 〇
アメリカではトータル67百万ドル(製作費1億ドル)と物足りない成績に終わったが、それほどデキが良くないのだろうか。
かなり酷いデキとも伝わっており、興行収入には影響がありそうだ。
ソニーの作品は最近デキが悪いので、なんとかして欲しい。

【監督】 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
06年「善き人のためのソナタ」を手掛けている。
評価されたからといって、いきなり大作を任せるというのはいかがなものか。

【キャスティング】 ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー
ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
さすがに「パブリック・エネミーズ」は超えるだろう。
「スウィーニー・トッド」辺りまで伸びるかどうか。

アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション作品の興行収入は以下の通り。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
☆09年公開「チェンジリング」トータル12.5億円
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→
「チェンジリング」辺りは超えたいところ。
「ソルト」が目標となるか。
作品のデキに問題がなければ、「スウィーニー・トッド」「ソルト」辺りが基準となりそうだ。

【題材】 「サスペンス」「ラブストーリー」
参考となりそうなサスペンスやアクション映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8(OP4.4)→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金3日4.1(OP3.3)→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→
☆09年公開「007/慰めの報酬」トータル19.8億円
先5.9(OP3.1)→11.3→14.3→16.6→17.9→18.7
☆10年公開「シャッターアイランド」トータル17.0億円
金3日3.4(OP2.7)→8.3→11.0→13.3→15.4→16.0
20億円前後の興行収入にはなりそうだ。
「ナイト&デイ」辺りも視野には入りそうだが、軽めのアクションコメディと暗めのサスペンス作品では、やや分が悪い。
「シャッターアイランド」を超える程度となるか。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・良
謎がありそうな感じであり、ストーリーには惹かれる。
予告編やCMのデキはそれほど悪くはなさそうだが、どうなのだろうか。

【支持基盤・ターゲット】 「全般」
老若男女を問わないように思えるので、ヒットするはずだが。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「恋するベーカリー」トータル4.8億円(オープニング2日0.8億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」トータル14.2億円(オープニング2日3.0億円)
☆「ハート・ロッカー」トータル9.0億円(オープニング0.4億円)
☆「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円(オープニング2日3.3億円)
<2009>
☆「チェンジリング」トータル12.8億円(オープニング2日1.8億円)
☆「7つの贈り物」トータル7.9億円(オープニング1.6億円)
☆「オーストラリア」トータル5.8億円(オープニング1.4億円)
☆「DRAGONBALL」トータル8.9億円(オープニング2日2.3億円)
春休みを見越して大作が徐々にリリースされる時期。
「シャーロック・ホームズ」がライバルとなるか。

【評価・予想】 18.0億円(オープニング3.2億円)
作品のデキがよく分からないので、予想が難しいが、普通に見られる作品という前提で予想をしたい。
「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円、「ソルト」トータル20.5億円から、20億円前後が基準となりそうだ。
「ナイト&デイ」トータル23.1億円辺りがマックスラインか。
暗めのサスペンス作品「シャッターアイランド」トータル17.0億円辺りを超える程度と考えて、「ツーリスト」の興行収入は18.0億円と予想したい。
ラブストーリー要素もあるので、「シャッターアイランド」は超えてくれるだろう。
冬休みもあるので、コケることはないはずだ。
オープニング2日は3.2億円程度か。
問題は作品のデキだが、日本人はキャストを重視したりするので、大丈夫だろう。


「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」(東宝・テレビ朝日)
<355館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
映画版を見た記憶が残っていない。

【監督】 寺本幸代
女性の監督であり、07年を手掛けている。
07年は高い興行収入をあげており、デキが期待できるかもしれない。

【キャスティング】 (ゲスト声優)加藤浩次、福山雅治
加藤浩次による興行収入への影響はないかもしれないが、福山雅治はあるのではないか。
アピールすれば、注目が集まるのではないか。

【題材】 「シリーズ」「アニメ」
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
23億円以上、35億円以下となっている。
コアな部分が30億円以上、33億円以下というところか。
とりあえずは30億円が目標となりそうだ。

【予告編・TVCM】 見たことがない

【支持基盤・ターゲット】 ファミリー層
不調な年もあるが、支持基盤は磐石といえる。

【評価・予想】 32億円台(オープニング5.5億円)
最低ラインは30億円となりそうだ。
マックスは07年の35億円となるが、そこまで伸びないだろう。
前作を超える程度と考えて、「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」の興行収入は32億円台と予想したい。
オープニングは前作同様に5.5億円程度か。
「コナン」が09年35.0億円、10年32.0億円となっており、今年はそろそろ勝ちたいところだが、どうなるだろうか。


「わさお」(東映)
<270館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
動物モノは見れば癒されるだろうが、見たいとは思わない。

【監督】 錦織良成
10年「RAILWAYS」(トータル6.3億円)を手掛けていたようだ。
感動モノを作るには慣れているということか。
本作もビッグヒットにはならないと思うので、「RAILWAYS」と同程度か。

【キャスティング】 薬師丸ひろ子
動物が主役なので、基本的には誰でもよいが、薬師丸さんではそれほどのヒットにはならないだろう。

【題材】 「動物モノ」
「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「犬とあなたの物語 いぬのえいが」(アスミック)
OP0.4→1.0→1.3→1.5→1.6
東映作品なので、伸びても「きな子」程度か。
「ウルルの森の物語」をも超えないだろう。
「犬とあなたの物語 いぬのえいが」は超えたいところだ。

【予告編・TVCM】 量・少/デキ・普
記憶にはほとんど残っていないが、普通のデキだったような気がする。

【支持基盤・ターゲット】 「ファミリー」「女性層」「動物好き」
これらの層がいっせいに動けば大ヒット作品となるが、それほど甘くはない。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「人間失格」トータル5.4億円(オープニング0.8億円)
☆「猿ロック」トータル4.0億円(オープニング0.9億円)
☆「ライアーゲーム」トータル23.6億円(オープニング3.9億円)
<2009>
☆「ヤッターマン」トータル31.4億円(トータル4.6億円)
☆「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円(オープニング1.5億円)
春休みを見越して公開されるのは、「SP」などの次週以降か。

【評価・予想】 3億円台(オープニング6~7千万円)
動物モノはヒットしやすいが、東映作品なので、あまり期待しにくい。
「きな子」「ウルルの森の物語」以下、「犬とあなたの物語 いぬのえいが」以上か。
6億円以下、2億円以上となりそうだ。
稼げる動物モノということを踏まえて、「わさお」の興行収入は3億円台と予想したい。
オープニングは6~7千万円程度か。
舞台となった青森では先行公開されているはずであり、それも考慮したい。

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国内映画興行収入ランキング(2月4週目その1)

4位:「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」(クロックワークス)<1週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 38スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2億円弱(117,803,100円)のオープニングを飾った。
先週『「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」のオープニングは1.1億円と予想したい』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
38スクリーンでも、根強いファンが多数いる作品であり、この程度稼ぐことは予想できるだろう。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2億円→
09年対比で考えると、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は8.7億円となるが、ここまで伸びるだろうか。

根強いファンがいる作品なので、以下のような作品も参考となるだろう。
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2億円→
ひょっとすると8億円台まで伸びるかもしれない。
マックス8億円台となるが、とりあえず前作を上回り、「ハルヒ」を下回る程度と考えて、「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」の興行収入は7億円台という予想にしたい。
公開前個人予想は6億円台だったので、大きくはハズれていないが、前作の興行収入を知っていれば、誰でも分かる結果だろう。


6位:「英国王のスピーチ」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 9~10億円
【現時点での興行収入予想】 11~12億円
【公開規模】 107スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0億円(100,369,150円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングはそれほど高くはないだろう。8~9千万円程度か』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
アカデミー賞を受賞したので、これからの伸びが注目となる。
当然大きく伸びてくるだろう。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→07.1→09.9→11.7→13.0→13.8
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆11年公開「英国王のスピーチ」
OP1.0億円→
主要作品との対比で考えると、「英国王のスピーチ」の興行収入は7.4~10.8億円となる。
「スラムドッグ$ミリオネア」対比では10.8億円となる。
とりあえずは10億円が目標となりそうだ。
「スラムドッグ$ミリオネア」以下となり、「ハート・ロッカー」辺りがライバルか。

「英国王のスピーチ」1.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「食べて、祈って、恋をして」2日1.1億円(トータル7.5億円)
☆「ダレン・シャン」2日1.1億円(トータル6.5億円)
☆「スパイアニマル・Gフォース」1.0億円(トータル6.5億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」1.1億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」0.9億円(トータル4.3億円)
<2009>
☆「トランスポーター3」1.1億円(トータル6.7億円)
☆「バーン・アフター・リーディング」2日1.1億円(トータル6.5億円)
☆「96時間」1.0億円(トータル4.4億円)
いずれも参考にはならないだろう。
「食べて、祈って、恋をして」を超えることは確実といえるか。

マックス13億円、ミニマム8億円程度か。
「スラムドッグ$ミリオネア」がマックスラインとなりそうだ。
予想に近いオープニングを飾ったが、周囲の予想どおりアカデミー賞を受賞したので、公開前の予想は超えてきそうだ。
やや堅めの題材なので、「スラムドッグ$ミリオネア」を超えないと考えて、「英国王のスピーチ」の興行収入は11~12億円と考えたい。
スクリーン数が今後、特に4月以降にも増えるような感じがするので、動きは読みにくいが、とりあえずはこのように考えたい。

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『英国王のスピーチ』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  B+(良作ではあるが、過度な期待はしない方がよい)

心に響く作品となっている。
派手さがあるような作品ではないが、“重み”のある作品に仕上がっている。
ストーリーに関しては、展開に大きな動きのあるものでもなければ、単純に感動を煽るようなものではなくて、シンプルに構成されているので、アカデミー賞作品賞を受賞した傑作の感動作という印象とはやや異なるものの、最後のスピーチに全ての想いが結実されており、評価通りの良作といえるだろう。
国民を守る王として、一緒に戦ってくれた友の期待を応える者として、自分を影から支えてくれた妻をもつ夫として、幼いながらも父を理解してくれる2人の娘を持つ父として、あのスピーチには“重み”を感じられた。
様々な想いの中で、様々なプレッシャーの中で、紡ぎ出される一つ一つの言葉には心を動かされざるを得ない。

また、王室としてのプレッシャーや、難局を迎えた王の地位としての“重み”も深いものがあった。
自由な恋愛を望んだ兄の退位による戴冠、ドイツとの戦争を迎えるという局面に立ち向かわざるを得ない状況がマジメな彼をさらに追い込んだように思えるが、マジメさとユーモアさを兼ね備える彼だからこそ、この難局をも乗り越えたように思える。
ジョージ6世が最後までローグをライオネルと呼ばなかったように思えたが、果たしてどうだったのだろうか。
もしそうならば、ジョージ6世らしさがよく出ていると思う。
王という地位の重さを知るジョージ6世だからこそ、対等な立場で付き合いたくてもそれを許せなかったのだろう。
王の代わりに王妃がライオネルと呼ぶ展開も、王の気持ちを痛いほど分かる妻の気持ちが込められているように感じた。
それだけ威厳が必要な王だからこそ、逆にライオネルは王と対等の立場で向き合わなくてはいけなかったのだろう。
対等の立場に立たないと、悩みを抱える者の真の心の声は聞こえないのかもしれない。
彼は、戦場で傷ついた兵士にも、小さな子どもにも、対等な立場で向き合ったのだろうと思われる。
王としての立場を守らなくてはならないジョージ6世と、対等の立場で問題を解決しなくてはならないライオネルとのベクトルの違いというものも本作をより深く、より面白くさせている。
最後にライオネルがバーティではなくて、陛下と呼ぶことで、さらに深みが増している。

王というとてつもないプレッシャーの中で吃音症を乗り越えたのだから、現代に生きる我々が抱えるプレッシャーというものも、周囲の助けがあれば、乗り越えられないわけがないということももちろん描かれているように感じられる。

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全米映画興行収入(2月第4週目)

1位は3週目の「Gnomeo and Juliet」。
トータルでは75百万ドルとなっている。
ディズニー系の3Dアニメ。
公開前は、それほど高い興行収入にならないと思われていたようだが、『アニメ作品であり、「Gnomeo and Juliet」はハズさないだろう』と書いたとおりとなっている。
3週目で首位に立つという珍しい結果となった。
アニメ作品はやはりシブトかったようだ。
監督は、「シュレック2」の共同監督のケリー・アズベリー。

参考となりそうなディズニー系が手掛けたアニメ作品は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「Gnomeo and Juliet」
OP25→50→75百万ドル→
『さすがにこれらを下回りそうだ』と思ったが、「ルイスと未来泥棒」は見えてきた。
「Gnomeo and Juliet」の興行収入は9~1億ドルとなりそうだ。
先週まで『8~9千万ドル程度と考えたい』と予想したが、やはりアニメ作品の伸びは高い。
アニメ作品の安定度は堅く、そのうちディズニー系は根強いといえる。
評価は普通程度であり、高い伸びはないと思ったのだが、評価はあまり関係ないようだ。


2位となったのは新作の「Hall Pass」。
事前には週末3日間で16.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る13.4百万ドルのオープニングを飾った。
製作費36百万ドルの回収が目標となる。

98年「メリーに首ったけ」で有名なファレリー兄弟監督作品。
主演は、オーウェン・ウィルソンなど。
ファレリー兄弟監督がヒットを飛ばしたのは90年代の頃であり、最近はそれほど高い成績にはなっていない。

ファレリー兄弟監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「ふたりにクギづけ」トータル34百万ドル(マット・デイモン主演)
OP09→17→24→31
☆05年「2番目のキス」トータル42百万ドル(ドリュー・バリモア主演)
OP12→24→32→36
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル(ベン・スティラー主演)
OP14→26→32→35
☆11年「Hall Pass」
OP13百万ドル→
スターを主演に迎えても3~4千万ドルとなっている。
「Hall Pass」の興行収入は「ライラにお手あげ」を下回る3千万ドル台となりそうだ。
製作費を回収できるかどうかがポイントなる。
クセがある監督なので、一般受けはしないのだろうか。
コケずに標準通りに稼げれば問題はないかもしれない。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。


3位は2週目の「身元不明」。
トータルでは43百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収は余裕だった。
リーアム・ニーソン主演のサスペンス・ドラマ。
かなりの年配だが、リーアム・ニーソンは稼げる俳優となってしまった。

監督は、05年「蝋人形の館」(トータル32百万ドル)、09年「エスター」(トータル42百万ドル)のジャウム・コレット=セラ。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「身元不明」
OP22→43百万ドル→
「96時間」が大ヒットしたことは知っているが、まさか連続してビッグヒットするとは思わなかった。
この手の暗めのサスペンス作品はヒットしないはずだが、評価がかなり高い。
意識を無くした主人公が、意識を戻したときには妻が自分を知らないふりをしているというような話だったと思う。
ストーリーの面白さも評価されたかもしれない。
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」を超えると思うので、「身元不明」の興行収入は先週に引き続き9千~1億ドルと考えたい。
評価が高いので、「96時間」の再現もあるかもしれないと思ったが、それはさすがにないか。


4位は3週目の「Just Go With It」。
トータルでは79百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルの回収は可能だった。
アダム・サンドラー、ジェニファー・アニストン共演のラブコメ。
監督は、アダム・サンドラー作品を多く手掛けているデニス・デューガン。
この手の作品は飽きられており、当初はコケるかなと思ったが、映画紹介VTRを見て、意外と新しいタイプのラブコメと思い、ヒットすると感じた。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「Just Go With It」
OP31→61→079百万ドル→
デニス・デューガン監督が手掛けた作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「Grown Ups」となっている。
過去の作品より低い動きとなっているが、この程度ならば問題ないだろう。
先週に引き続き、当面は1億ドル突破が目標となると考えたい。
アダム・サンドラーもジェニファー・アニストンもまだまだ安泰のようだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。


5位は2週目の「アイ・アム・ナンバー4」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費6千万ドルの回収が目標となる。
マイケル・ベイがプロデュース、D・J・カルーソーが監督した作品。
アレックス・ペティファー主演の超能力モノのアクション。

D・J・カルーソー監督は以下の作品でヒットを飛ばしている。
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
☆08年「イーグル・アイ」トータル101百万ドル
期待は大きかったとは思うが、この手の超能力モノはあまりヒットしないと思う。

自分がイメージしていたのは以下のとおり。
☆08年「ジャンパー」トータル80百万ドル
先34(OP27)→56→67→72→76
☆09年「PUSH 光と闇の能力者」トータル32百万ドル
OP10→19→25→28→30
☆11年「アイ・アム・ナンバー4」
OP19→38百万ドル→
「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は先週に引き続き「PUSH 光と闇の能力者」の倍程度の6~7千万ドル程度と考えたい。
製作費を回収できるかが注目となる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。


6位は3週目の「Justin Bieber: Never Say Never」。
トータルでは63百万ドルとなっている。
製作費13百万ドルをあっさりと回収した。
人気の若手歌手を描いたドキュメンタリー作品。
公開前に『「Justin Bieber: Never Say Never」(の興行収入)は分からない』と書いたとおり、この手の作品は予想外にヒットすることがある。

若手歌手を扱った作品は以下のとおり。
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆09年「Hannah Montana The Movie」トータル80百万ドル
OP32→57→66→71→74
☆09年「ジョナス・ブラズーズ/ザ・コンサート 3-D」トータル19百万ドル
OP13→17→18→19→19
☆11年「Justin Bieber: Never Say Never」
OP30→48→63百万ドル→
先週『「Justin Bieber: Never Say Never」の興行収入は6千万ドル前後となりそうだ』と書いたが、3週目でも意外と伸びが続いている。
「Justin Bieber: Never Say Never」の興行収入は7千万ドル台となりそうだ。
「Hannah Montana The Movie」(トータル80百万ドル)は下回るだろう。
OP時に『6~7千万ドルとなりそうだ』と書いたが、そのままの予想にしておけばよかったかもしれない。
評価は見たこともない最悪なものとなっており、全米映画史上最低かもしれないが、ジョナス・ブラズーズのようなコケ方をしなければとりあえず問題はないだろう。


7位は14週目の「英国王のスピーチ」。
トータルでは115百万ドルとなっている。
製作費15百万ドルをあっさりと回収し、1億ドルを楽に突破している。
監督は、トム・フーパー。
出演は、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ。
コリン・ファースの演技を中心として、賞レースを賑わしており、かなりの伸びがありそうだ。
ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演男優賞を獲得し、アカデミー賞作品賞、主演男優賞も獲得したため、まだまだ粘りそうだ。
「英国王のスピーチ」の興行収入は1億5千万ドルまで伸びそうだ。
先週まで1億2~3千ドル程度と考えていたが、相当に伸びがあるだろう。

以下のような作品と似たようなこととなりそうだ。
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
04週目より拡大26→52→71→85→100→110→118→124
☆08年「スラムドッグ$ミリオネア」トータル141百万ドル
11週目より拡大56→67→77→87→098→115→125→133
☆10年「英国王のスピーチ」
05週目より拡大08→23→33→45→057→072→084→094→103
これらと同様にサプライズヒットとなりそうだ。
「スラムドッグ$ミリオネア」が目標となる。


8位は2週目の「Big Mommas: Like Father, Like Son」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
製作費32百万ドルの回収はできそうだ。
監督は前作の「ビッグママ・ハウス2」を手掛けたジョン・ホワイトセル。
主演は、引き続きマーティン・ローレンス。
「バッド・ボーイズ」シリーズで有名なコメディアン俳優。

このシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「ビッグ・ママス・ハウス」トータル118百万ドル
☆06年「ビッグ・ママス・ハウス2」トータル70百万ドル
OP28→46→55→61→66
☆11年「Big Mommas: Like Father, Like Son」
OP16→29百万ドル→
人気がかなり落ちているようだ。
「Big Mommas: Like Father, Like Son」の興行収入は4千万ドル程度か。
製作費は回収したが、このシリーズの今後は期待できないかもしれない。

マーティン・ローレンス主演作や出演作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Welcome Home Roscoe Jenkins」トータル42百万ドル
OP16→29→36→39→41
☆08年「College Road Trip」トータル43百万ドル
OP14→24→32→38→41
☆10年「Death at a Funeral」トータル43百万ドル(※クリス・ロック主演)
OP16→28→35→39→40
☆11年「Big Mommas: Like Father, Like Son」
OP16→29百万ドル→
最近のマーティン・ローレンス作品も4千万ドル台の興行収入が目立つので、妥当なところかもしれない。
評価はかなり悪いので、伸びはないだろう。


9位となったのは新作の「Drive Angry」。
事前には週末3日間で12.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る5.1百万ドルのオープニングを飾った。

監督は「ブラッディ・バレンタイン」(トータル52百万ドル)のパトリック・ルシエ。
主演はニコラス・ケイジ。
ニコラス・ケイジ主演作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゴーストライダー」トータル116百万ドル
OP45→79→95→104→110
☆07年「NEXT」トータル18百万ドル
OP07→12→15→17→17
☆07年「ナショナル・トレジャー」トータル220百万ドル
OP45→124→171→187→197
☆08年「バンコック・デンジャラス」トータル15百万ドル
OP08→13→15→15→15
☆09年「ノウイング」トータル80百万ドル
OP25→46→58→68→74
☆10年「魔法使いの弟子」トータル63百万ドル
先25(OP18)→43→52→57→60
☆11年「Season of the Witch」トータル25百万ドル
OP11→18→22→24→24
☆11年「Drive Angry」
OP05百万ドル→
「NEXT」「バンコック・デンジャラス」と同程度の1千万ドル台となるだろうか。
相変わらず成績が安定しないようだが、復讐モノということもあり、内容的にも賛否両論のようだ。
一般受けするような作品ではないということか。
全体的の評価としては、それほど悪くはない程度となっている。
話題となる可能性はあるが、高い伸びはないだろう。


10位は4週目の「The Roommate」。
トータルでは36百万ドルとなっている。
学園モノのサスペンス作品であり、さすがに学園モノは強い。
製作費16百万ドルをあっさりと回収した。
主演は、レイトン・ミースター、ミンカ・ケリーだが、キャリアは高くないだろう。
キャリアがなくても、ヒットできることが学園モノの強み。

去年、学園モノの「Easy A」がサプライズヒットした。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Roommate」
OP15→26→33→36百万ドル→
評価はあまり良くないので、このような伸びはないだろう。
「The Roommate」の興行収入は3千万ドル後半となりそうだ。
先週まで4千万ドル前後と考えていたが、4千万ドル突破は厳しいだろう。
ホラー、学園モノは低予算でありながら、ヒットしやすいジャンルといえる。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆マット・デイモン主演のSFサスペンス「The Adjustment Bureau」
☆アレックス・ペティファー主演のファンタジー「Beastly」
☆「パイレーツ」シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督のアニメ「Rango」
☆アンナ・ファリスなどが出演する学園コメディ「Take Me Home Tonight」
学園モノは強いので「Take Me Home Tonight」はヒットするはずだ。
「Rango」はジョニー・デップが声優を務めている。
アニメ作品も強いはずだが、本作がヒットするかどうかは分からない。
「The Adjustment Bureau」はフィリップ・K・ディック原作作品であり、悪くはない成績となるだろう。
「Beastly」はコケそうだ。

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