ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(5月5週目その1)

1位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】 100億円突破
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 800スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは36.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは20.9億円弱程度だろうか。
アメリカではやや不調だが、日本では変わらず好調だ。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は89.4~120.3億円となる。
100億円到達が当面の目標となる。
夏休みまで粘りそうなので、大台になんとか到達するのではないか。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル68億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1億円→
「ハリー・ポッター」の最新作よりも出足が良い。
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は82.5~86.8億円となる。
伸びがなければ80億円台となるが、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は100億円をなんとか突破すると予想したい。
評価が微妙な点が悩ましいが、分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。


2位:「プリンセス トヨトミ」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0億円半ば(305,963,800円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは「インシテミル」「ゴールデンスランバー」と同程度の2.0億円程度か』と書いたが、爆発している。
大阪では大ヒットだったようであり、その辺りを加味し忘れたか。

万城目学原作作品。
ドラマ「鹿男あをによし」、映画「鴨川ホルモー」が映画化されている。
公開前に『「鴨川ホルモー」とは異なり、年配層も間違えて足を運びそうな作品。意外とヒットしそうな雰囲気はある』と書いたが、想定以上だったようだ。
『観客層の幅が広そうなので、作風は異なるが、「十三人の刺客」(トータル16.0億円)、「武士の家計簿」、「インシテミル」(トータル12.2億円)、「ゴールデンスランバー」(トータル11.5億円)辺りと同程度かと思っている。10億円以上、15億円以下というところか。ちょうど間を取って、12.5億円と予想したい』と書いたが、想定を「十三人の刺客」に設定すればよかった。

去年公開された以下の作品よりも出足がよい。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7→12.0
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1億円→
これらとの対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は17.8~24.6億円となる。

「プリンセス トヨトミ」3.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「BECK」3.1億円(トータル17.6億円)
これとの対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は17.6億円となる。

マックス25億円、ミニマム17億円というところか。
評価が良いとは思えないので伸びはないだろう。
年配層がもっと動けば可能だが、20億円を超えることもないのではないか。
「プリンセス トヨトミ」の興行収入は18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は12.5億円だったので、ハズれそうだ。
観たいとは思わせるが、観ればたぶん楽しめられない映画。
このような映画の予想は難しい。


3位:「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」(東映・ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 8~9億円
【公開規模】 279スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円弱(137,921,400円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは8千万円程度か』と書いたが、予想よりも高いものとなっている。
“手塚治虫”“吉永小百合”という看板が効いたのだろうか。
公開前に『若年層は鑑賞しないが、年配層が足を運ぶか。しかし、アニメ作品なので、年配層もやはり足を運ばないだろう』と書いたが、年配層が足を運んだのだろうか。
3部作の1作目らしい。

以下のアニメ作品と似たようなオープニングとなっている。
☆11年「プリキュア オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1→
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→2.8→3.6→4.1→4.7→5.4→
☆11年「ONE PIECE 3D 麦わらチェイス」
OP1.1→3.3→5.5→6.7→7.1→
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4億円→
「プリキュア」「ONE PIECE」並の伸びだとすると、10億円近い興行収入となるか。
スタートだけだとすると5億円程度で終わる可能性もある。
伸びは高くもなければ低くもないだろう。
「手塚治虫のブッダ」の興行収入は8~9億円と予想したい。
年配層がもっと動けば可能だが、10億円を超えることもないのではないか。
公開前個人予想は5億円だったので、当たりとは言えない結果となりそうだ。
やはり知名度が高い作品は、それなりにその部分を加味する必要がありそうだ。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『アジャストメント』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  B+(世間一般では評価が低いようだが)

SFサスペンスというよりもSFラブストーリー。
サスペンスとして見ると訳が分からないとは思うが、ラブストーリーとして見ると意外と面白い作品だと思う。
また、かなりの脚色がされていると思われるが、フィリップ・K・ディック原作作品は好みなところがあり、さらに“運命”的なストーリーも好みなところがあり、個人的には良作だった。

アラはかなりあるとは思うが、そのようなアラを探す必要は全くない。
自分の意志とは関係なく決められた“運命”に抗い、自分の意志を貫き通そうとする“人間の強さ”を見る必要がある。
『“運命”は誰かに決められたものではなく、自分によって作り出すもの』という古くから語られているテーマではあるが、普遍的に語っていかなければならないテーマをユニークな視点から描かれている。
肉体的に暴力で痛みつけるような圧迫はないが、“運命”という心理的に追い込むような圧迫があり、他のハリウッドアクションとは性格を異にしている。
愛する人だからこそ別れなくてはいけない辛さ、愛する人とだからこそ乗り越えられる試練、SF部分については適当に描かれていたが、比較的丁寧に描かれていたと思われる。

また、ラストのまとめ方もスマートで好みだった。
ドタバタと無駄なアクションを繰り広げるよりも(本作においても多少の追いかけっこは描かれているが)、あっさりとした幕引きもハリウッドアクションとは異なる“大人”の映画であった。
主人公2人だけではなくて、“天使”であっても運命に抗う試練や感情があるというまとめ方は悪くはない。
観ている自分にも、同じようなものがあるのではないかと感じさせてくれる映画であった。
運命や試練を乗り越えられるようになってこそ、人間としての成長があるのではないか。

実は、本作を見る前に自分にも似たような状況に追い込まれたことがあったので、本作に共感できたのかもしれない。
ある決断をした直後に、自分の人生においてあり得ないような“美味しい餌”をぶらさげられて、その決断を揺らがせるような試練があり、ついつい、その餌に飛びつきかけたが、なんとか自分の意志を貫き踏みとどまることができた。
我々も日々試されているのではないかと実感できていたので、本作を楽しめたのだろう。

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全米映画興行収入(5月第5週目)

1位となったのは新作の「ハングオーバー!!史上最大の二日酔い、国境を越える」。
事前には週末3日間で80.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る86.5百万ドルのオープニングを飾った。
木曜日から公開されており、トータルでは118百万ドルとなっている。
先週『(新作の「カンフー・パンダ2」とは)ファミリー層とアダルト層にわかれるので、どちらも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなっている。
製作費8千万ドルを楽に回収した。

トッド・フィリップス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→059→072→085→091→095→097→098
☆11年「ハングオーバー!!」
先118(OP87)百万ドル→
前作との単純比較はできないが、前作並の興行収入となりそうだ。
ひょっとすると「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」を超えるヒットとなるのではないか。
評価は高いのである程度の伸びはあるだろう。
とりあえずは2億5~6千万ドルと予想しておきたい。


2位となったのは新作の「カンフー・パンダ2」。
事前には週末3日間で84.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る48.0百万ドルのオープニングを飾った。
木曜日から公開されており、トータルでは54百万ドルとなっている。
先週『(新作の「ハングオーバー!!」とは)ファミリー層とアダルト層にわかれるので、どちらも大ヒットするだろう』と書いたが、微妙なオープニングとなっている。

パラマウントが製作したアニメ作品。
パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり(「シュレック」シリーズを除く)。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「ランゴ」トータル122百万ドル
OP38→068→092→106→114→118→119→120
☆11年「カンフー・パンダ2」
先54(OP48)百万ドル→
妥当といえば妥当なオープニングか。
前作のトータル215百万ドルを超えることはなさそうだが、他の作品と同程度は稼ぎそうだ。
評価はかなり高いので伸びはありそうだ。
1億8~9千万ドルは稼ぐのではないか。


3位は2週目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」。
トータルでは153百万ドルとなっている。
製作費2億5千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『4億ドル突破は厳しいだろうが、3億ドルは突破してくるのではないか』と書いたが、3億ドル突破は微妙となりそうだ。

以下の作品と同程度の動きでよいのだろうか。
しかもこちらは3Dである。
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
OP86→140→170→186→196百万ドル→
☆11年「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
OP90→153百万ドル→

とりあえずは、以下のような作品が参考となるだろう。
☆03年「呪われた海賊たち」トータル305百万ドル
OP071→133→177→210→233→249→261→272→282→288
☆06年「デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル
OP136→258→322→358→380→392→401→408→413→417
☆07年「ワールド・エンド」トータル309百万ドル
OP128→218→253→274→287→296→302→304→306→307
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
OP090→153百万ドル→
「呪われた海賊たち」以外の対比では、2億1千万~2億5千万ドル程度だろうか。
評価は良いので伸びはあるだろうが、高い伸びではないだろう。
オープニング時には2億5千万ドルと考えたが、2億2~3千万ドル程度か。
製作費の2億5千万ドルを回収できそうもない。
全世界でぼろ儲けができるとはいえ、伸び悩みは今後のシリーズにとっては痛いところだ。


4位は3週目の「Bridesmaids」。
トータルでは85百万ドルとなっている。
製作費32.5百万ドルは余裕で回収している。
公開前に『予想しにくいが、「Bridesmaids」はヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ジャド・アパトーがプロデュースしたコメディ。
監督はクリステン・ウィグ、主演はポール・フェイグ。
コメディは稼げることは分かっていたが、想像以上に爆発している。

ジャド・アパトー関連作品は以下の通り。
☆08年「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」トータル33百万ドル
OP10→20→25→28→30→30→31
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→84→91→95→97→98
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→81→91→96→98
☆08年「スモーキング・ハイ」トータル87百万ドル
先41(OP23)→63→74→80→84→86→87
☆09年「紀元1年が、こんなんだったら!?」トータル43百万ドル
OP20→33→38→41→42→42
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆10年「Get Him to the Greek」トータル61百万ドル
OP18→36→48→55→57→59
☆11年「Bridesmaids」
OP26→59→85百万ドル→
05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル、07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドルなどを送り出したヒットメーカー。
安定して稼いでいるが、当たり外れもあるようだ。
オープニング時には『1億ドル突破は厳しく、7千万ドル台となりそうだ』と書いたが、伸びが予想以上となっている。
ここ数年では一番良い伸びとなっている。

以下の作品の伸びを踏まえた方がよさそうだ。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132→138
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
OP33→69→89→103→111→116→119
☆11年「Bridesmaids」
OP26→59→85百万ドル→
これらの対比で考えると、1億ドルから1億4千万ドル程度となりそうだ。
評価はかなり高いので、伸びていくだろう。
しかし、伸びるとはいっても大きくは伸びないと思うので、「Bridesmaids」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と考えたい。
制作費の3倍以上は稼げそうである。
やはり、ジャド・アパトーのブランドは稼げるようだ。


5位は4週目の「マイティ・ソー」。
トータルでは160百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルの回収はできた。
公開前に『「マイティ・ソー」は爆発しそうだ』と書いたとおりとなっている。
ケネス・ブラナー監督、クリス・ヘムズワース主演のアメコミアクション。

以下のアメコミ作品がライバルとなる。
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP54→099→123→136→144→149
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆03年「ハルク」トータル132百万ドル
OP62→101→117→125→128→130
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆07年「ゴースト・ライダー」トータル116百万ドル
OP45→079→095→104→110→113
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145→160百万ドル→
これらに比べると、なかなか優秀な動きとなっている。
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドルがライバルとなりそうだ。
オープニング時には1億5~6千万ドル、2週目には1億6~7千万ドルと考えたが、評価もかなり高く伸びもありそうだ。
「マイティ・ソー」の興行収入は1億8千万ドル台となりそうだ。
しかし、新作の大作が今後続くのでそれ以上大きくは伸びないだろう。

同じく神話モノのこちらにも勝っておきたいところ。
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145→160百万ドル→
勝負はついたようだ。
オープニングはほぼ同じだったが、こちらの方がかなりの伸びがある。


6位は5週目の「ワイルド・スピード MEGA MAX」。
トータルでは196百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルをあっさりと回収している。
続編が出来る展開になっているか分からないが、これで続編も決まりだろうか。
「ワイルド・スピード」シリーズ最新作のアクション作品。
公開前に『「Fast Five」はいつも通りのヒットとなるだろう』と書いたが、それ以上となっている。
監督は前2作を担当しているジャスティン・リン。
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーのほかにドウェイン・ジョンソンが新たに加わっている。
気軽に楽しめるアクションはやはり強い。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル
OP40→078→101→116→125→132→137
☆03年「ワイルド・スピードX2」トータル127百万ドル
OP50→084→103→114→119→122→124
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル63百万ドル
OP24→043→052→057→060→061→061
☆09年「ワイルド・スピードMAX」トータル155百万ドル
OP71→116→136→145→150→152→153
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
OP86→140→170→186→196百万ドル→
前作を抜き、トータルで過去最高となった。
たいていシリーズが進むたびに興行収入は下がるものが多いが、上昇することはシリーズとしては良い傾向だろう。
「ワイルド・スピード MEGA MAX」の興行収入は2億ドル台と考えたい。
3週目まで1億9千万~2億ドル程度と考えていたが、大台に乗せてくるだろう。
評価はかなり高いので伸びがあるはずだ。
現時点では今年公開された作品で最高の興行収入となっており、「パイレーツ」に抜かれるだろうが、首位争いが注目となる。


7位は2週目の「Midnight in Paris」。
トータルでは3百万ドルとなっている。
ウディ・アレン監督の最新作。
出演は、オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、エイドリアン・ブロディなど。
先週6スクリーンで驚異的なアベレージを記録したが、58スクリーンまで増やしてきた。
今週も4スクリーンの「ツリー・オブ・ライフ」に次ぐアベレージを記録している。
製作費は3千万ドルとなっている。

ウディ・アレン監督の最近の興行収入は以下の通り。
☆10年「You Will Meet a Tall Dark Stranger」トータル3百万ドル
☆09年「人生万歳!」トータル5百万ドル
☆08年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆08年「夢と犯罪」トータル1百万ドル
☆06年「タロットカード殺人事件」トータル11百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
☆05年「メリンダとメリンダ」トータル4百万ドル
☆03年「僕のニューヨークライフ」トータル3百万ドル
☆02年「さよなら、さよならハリウッド」トータル5百万ドル
☆01年「スコルピオンの恋まじない」トータル8百万ドル
1千万ドル以下がほとんどとなっている。
「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル、「マッチポイント」トータル23百万ドルのようなヒットとなるだろうか。
評価はかなり高いので粘りそうだ。

なお、ウディ・アレン監督作品の興行収入ベスト5は以下の通り。
☆86年「ハンナとその姉妹」トータル40百万ドル
☆79年「マンハッタン」トータル40百万ドル
☆77年「アニー・ホール」トータル38百万ドル
☆09年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
23百万ドルを超えるかどうかが注目となりそうだ。


8位は4週目の「Jumping the Broom」。
トータルでは34百万ドルとなっている。
製作費6.6百万ドルの5倍を稼ぎ出している。
公開前に『「Jumping the Broom」はそれほどヒットしないだろう』と書いたが、予想外のヒットとなった。
アップタウンのお嬢様とダウンタウンの男が結婚する様を描く作品のようだ。
ブラック層向けのコメディであり、ブラック層が足を運んだようだ。
日本で公開されることはないだろう。

昨年に黒人俳優が活躍したコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Death at a Funeral」トータル43百万ドル(※クリス・ロック主演)
OP16→28→35→39→40
☆10年「Just Wright」トータル22百万ドル(※クイーン・ラティファ主演)
OP08→15→18→20→21
☆10年「Our Family Wedding」トータル20百万ドル(※フォレスト・ウィテカー主演)
OP08→14→17→19→19
☆10年「Lottery Ticket」トータル25百万ドル
OP11→17→21→23→24
☆11年「Jumping the Broom」
OP15→26→31→34百万ドル→
公開前は稼げても2千万ドル程度と思っていたが、3千万ドル台後半となりそうだ。
先週まで3~4千万ドルと考えていたが、4千万ドルは突破しそうもない。
評価は悪いので伸びはないだろうが、ブラック層やヒスパニック層などをターゲットにした作品はそれなりにヒットする傾向があるようだ。


9位は4週目の「Something Borrowed」。
トータルでは35百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルをギリギリ回収できた。
公開前に『「Something Borrowed」は普通程度』と書いたとおりとなっている。
ジニファー・グッドウィン、ケイト・ハドソン主演のラブコメ。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)、04年「ガール・ネクスト・ドア」(トータル15百万ドル)のルーク・グリーンフィールド。

本作の主演ではなさそうだが、ケイト・ハドソンの主演・共演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」トータル19百万ドル
OP08→15→18→19→19
☆09年「ブライダル・ウォーズ」トータル59百万ドル
OP21→37→49→53→56
☆11年「Something Borrowed」
OP14→26→32→35百万ドル→
ヒットすれば7~8千万ドル、コケれば1千万ドル台となっている。
「プリティ・へレン」トータル37百万ドルがライバルとなりそうだ。
「Something Borrowed」の興行収入は3千万ドル後半となりそうだ。
先週まで3千万ドル台と考えていたが、4千万ドルには乗らないだろう。
良いともいえないが、悪いともいえない結果となりそうだ。
主演がそれほど実績があるとは思えないジニファー・グッドウィンでは仕方がない。
評価は普通程度なので、伸びはないだろう。


10位は7週目の「ブルー/初めての空へ」。
トータルでは135百万ドルとなっている。
1億ドルを余裕で突破し、製作費9千万ドルは余裕で回収した。
20世紀フォックスの3Dアニメ作品。
公開前に『大ヒットするのではないか』と書いたとおりとなっている。
飛べないインコがブラジルで活躍するストーリーのようだ。

20世紀フォックスのアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
OP46→087→117→141→152→160→166→171
☆08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」トータル155百万ドル
OP45→086→118→131→140→144→148→150
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
OP36→066→087→104→111→116→120→123
☆11年「ブルー/初めての空へ」
OP39→081→104→115→125→132→135百万ドル→
「ホートン」以外の作品を、本作を手掛けたカルロス・サルダーニャ監督が手掛けている。
評価は高いので、ある程度の伸びがあると思ったが、予想以上の伸びはなさそうだ。
1億5~6千万ドルまで伸びるかと予想した時期もあったが、先週に引き続き1億4千万ドル台と予想したい。
「アイス・エイジ」シリーズには及ばないが、「ロボッツ」トータル128百万ドルを超えれば十分だろう。
製作費も20世紀フォックスらしく抑えられている。
今年公開された「ランゴ」トータル122百万ドルを超えたので、今年公開のアニメ作品ナンバーワンとなる。
もっとも相手は2Dではあるが。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
アメリカ人は大好きなシリーズなので、爆発するだろう。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目その3)

2位:「ブラック・スワン」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 22~23億円
【公開規模】 328スクリーン(先週比+12スクリーン)
1.8億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.7億円となっている。
1週間の伸びは4.7億円半ば程度だろうか。
老若男女を問わない作品であり、特に女性受けする作品でもある。
単純な面白さはないが、ビッグヒットになるタイプの作品だ。

女性をターゲットにした作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」トータル17.4億円
金3日2.8→7.4→10.8→13.3→15.0→16.1→16.8→17.1
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」18.0億円
先2.9→7.1→10.3→12.5→14.3→15.4
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆11年「ブラック・スワン」
水5.0→9.7億円→
水曜日公開なので予想が難しいが、これらとの対比で考えると、「ブラックスワン」の興行収入は20.1~24.6億円となる。
「セックス・アンド・ザ・シティ2」対比では22.8億円となる。
この程度稼ぐのではないか。

「ブラックスワン」9.7億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」9.8億円(トータル25.0億円)
☆「シャーロック・ホームズ」10.0億円(トータル21.6億円)
☆「ソルト」9.3億円(トータル20.5億円)
水曜日公開であるが、これらとの対比で考えると、「ブラックスワン」の興行収入は21.0~24.7億円となる。
マックスが25億円となるが、そこまでは伸びないか。
しかし、ミニマム20億円は超えてくるだろう。
「ブラック・スワン」の興行収入は22~23億円と予想したい。
サプライズヒットとなった07年「マリー・アントワネット」トータル21.0億円を超えることが目標となる。


3位:「岳-ガク-」(東宝・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15~16億円
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 315スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.3億円弱となっている。
1週間の伸びは3.1億円弱程度だろうか。
10億円を楽に突破した。
GWは忙しかったので予想はしなかったが、ひょっとしてコケるのではないかと思っていた。
トータル9.0億円程度かというイメージだったので、予想以上の動きとなっている。
小栗旬の人気も限界があり、長澤まさみも興行収入の手助けをしてくれそうもないと思ったが、人気コミックが原作ということもあるか。
公開時期によるメリットや相手関係に恵まれたところもあるか。

以下のような作品が参考になると思ったが、見当違いだった。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝込3日0.8→1.5→2.2→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2→10.3億円→
これらとの対比で考えると「岳-ガク-」の興行収入は14.1~15.5億円となる。
目標値が20億円なので、20億円は超えてこないだろう。
当面の目標は15億円程度か。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(2日3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4→9.9→10.1→10.3億円→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→07.2→10.3億円→
これらとの対比で考えると「岳-ガク-」の興行収入は14.5~16.6億円となる。
評判が高いとは思えないので、あまり伸びはないだろう。
この対比を超えることはないはずだ。

「岳-ガク-」10.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」11.1億円(トータル21.0億円)
☆「十三人の刺客」祝込11.2億円(トータル16.0億円)
「おとうと」のような伸びはないので20億円突破はもちろん無理だろう。
「十三人の刺客」との対比では14.7億円となる。
この対比を下回るとは思うが、とりあえず「岳-ガク-」の興行収入は先週に引き続き15~16億円と予想したい。
公開前は二桁突破が微妙と思っていたので、この程度ならば個人的には十分だと思う。
いくら漫画原作でも、申し訳ないが高望みはしにくい


5位:「GANTZ:PERFECT ANSWER」(東宝・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 37.5億円
【現時点での興行収入予想】 30~31億円(3週目32~33億円、OP時34~35億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円も目指せるヒットスタート
【公開規模】 375スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは25.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.7億円程度だろうか。
25億円は楽に突破したが、爆発している印象がない。
GW中に思ったよりも稼げていない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2億円→
GWをもらっているのに前作を下回っている。
しかし、前作並の興行収入になることは間違いなさそうだ。
2作で70億円近くは稼ぎそうだ。
製作費40億円という噂があるが、興行収入は劇場と折半すると思われるので、製作費の倍の80億円は稼ぎたかったのが本音ではないか。
今後もDVDやレンタル収入などの売上げがあるので、黒字は確実だろうが。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2→42.7
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2億円→
「L change the WorLd」「クローズZERO Ⅱ」を超えていたが、いつのまにか再逆転されている。
これらとの対比で考えると、「GANTZ:PERFECT ANSWER」の興行収入は28.7~30.6億円となる。
『さすがに30億円は超えてくるだろう』と思っていたが、30億円突破がやや厳しくなってきている。
しかしながら、「GANTZ:PERFECT ANSWER」の興行収入は先週に引き続き30~31億円と予想したい。
もうちょっと様子を見たいところ。
OP時34~35億円、3週目32~33億円に予想したが、前作の評価がそれほど低いのだろうか。
前作を見た1割以上がギブアップするとは思わなかった。
マイルドにされているとは聞いているが、一般向けでもなかったのだろうか。
公開前個人予想は37.5億円だったので、当たりとは言えない結果となりそうだ。
1割ほどの増加を見込んだが、逆になってしまった。


6位:「八日目の蝉」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 12~13億円
【公開規模】 226スクリーン(先週比+2スクリーン)
4.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.6億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
レディースデイに稼ぎそうな作品。
週末の成績に対して、1週間の伸びが高いことが分かる。
評価も高いので伸びもあるだろう。

以下の作品がライバルとなりそうだ。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7→12.0
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→04.4→06.7→08.5→09.0→09.6
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→04.0→06.3→07.5→08.2→08.6
☆11年「八日目の蝉」
金3日2.2→6.1→8.1→9.6億円→
GWがあったので単純比較はしにくいが、一応これらとの対比で考えると、「八日目の蝉」の興行収入は11.5~13.6億円となる。
GWは終わったが、ある程度の伸びはあると思われるので、「八日目の蝉」の興行収入は先週に引き続き12~13億円と予想したい。
残り2~3億円は稼ぐだろう。
公開前の予想に近いところに落ち着くのではないか。
衝撃的な設定の作品はヒットしやすい傾向にある。
女性がメインとなりそうだが、老若男女を問わないという強みもある。


7位:「阪急電車 片道15分の奇跡」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 10~11億円(3週目9億円台)
【公開規模】 83スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは8.2億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円半ば程度だろうか。
「八日目の蝉」同様になかなか強い作品。
先行公開された関西地区だけの限定ヒットで全国的にはヒットしないと思ったが、スクリーン数を踏まえると、かなり高い興行収入となっている。
先行公開時にはイメージ的に5~6億円程度となるだろうかと思ったが、楽にイメージを超えてきた。
中谷美紀、戸田恵梨香など出演者は豪華。

小スクリーンのヒット作品は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→09.0→09.6
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→
☆11年「阪急電車 片道15分の奇跡」
先0.6→2.7→5.6→7.0→8.2億円→
GWと先行があったので、単純比較がしにくい。
これらとの4週目との対比で考えると、「阪急電車 片道15分の奇跡」の興行収入は11.0~11.6億円となる。
二桁は厳しいと思い9億円と予想していたが、この勢いならば二桁を超えてくるのではないか。
「阪急電車 片道15分の奇跡」の興行収入は先週に引き続き10~11億円と予想したい。
残り2億円以上の上乗せはできるだろう。
しかし、設定のユニークさや評価が高いのは分かるが、これほどのヒットする理由が分からない。
関西に住んでいる人とは温度差があるのだろうか。


9位:「英国王のスピーチ」(GAGA)<13週目>
【公開前個人予想】 9~10億円
【現時点での興行収入予想】18~19億円(9週目15~16億円、8週目まで13~14億円、OP~2週目11~12億円)
【公開規模】 157スクリーン(先週比-14スクリーン)
2.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは17.0億円弱となっている。
1週間の伸びは5.8千万円程度だろうか。
スクリーン数が公開直後に比べて増えることは知っていたが、ここまで粘るとは想定外といわざるを得ない。

週毎の動きは以下のとおり。
OP1.0→2週目3.4→3週目1.9→4週目1.1→5週目1.5
→6週目1.4→7週目1.0→8週目0.9→9週目0.9
→10週目1.2→11週目1.4→12週目0.7→13週目0.6億円となっている。
ほとんど落ち込みがなく、実に安定しているが、ようやく伸びが落ち込んできている。
いったいいつになったら、伸びが完全に止まるだろうか。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
☆11年公開「英国王のスピーチ」
10週目14.3→15.7→16.4→17.0億円→
「スラムドッグ$ミリオネア」レベルと思われたが、「グラディエーター」「ディパーテッド」を超えた。
OP~2週目11~12億円、8週目まで13~14億円、9週目に15~16億円と予想してきたが、本作に関しては全く読みきれなかった。
「英国王のスピーチ」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と考えたい。
GWも終わったので、残り1~2億円程度の上乗せだろうか。
「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円、「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円がライバルとなる。
公開前個人予想は9~10億円だったので、完全にハズれとなりそうだ。
さすがにアカデミー賞作品賞は高い成績となるが、これは読めない。


10位:「アンノウン」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円半ば(OP~2週目2億円台)
【公開規模】 107スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.6千万円半ば程度だろうか。
設定がユニークなのでヒットするのではないかというイメージがあったが、このスクリーン数では多くは望めない。
今年公開された「ザ・タウン」と同じような推移となっている。

リーアム・ニーソン主演作。
製作費3千万ドルの作品だが、アメリカでは64百万ドルを稼いだ。
しかし、リーアム・ニーソンも日本では稼げるスターというわけではないか。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先3日2.0→4.3→5.7→6.5
☆09年「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆11年「アンノウン」
OP0.6→1.4→1.9億円→
これらとの対比で考えると、「アンノウン」の興行収入は2.3~2.4億円となる。
ある程度の伸びはあると思われるので、この対比程度は稼ぐだろう。
「アンノウン」の興行収入は2億円半ばと予想したい。
先週まで2億円台と予想していたが、残り5千万円程度稼いでくれるだろう。
このスクリーン数ではこの程度でも仕方がない。


12位:「ガリバー旅行記」(20世紀フォックス)<6週目>
【公開前個人予想】 14.5億円
【現時点での興行収入予想】 15億円台(OP時~2週目12億円台)
【公開規模】 167スクリーン(先週比-300スクリーン)
1.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは15.4億円弱となっている。
1週間の伸びは3.6千万円程度だろうか。
製作費1億1千2百万ドルの大作映画だが、アメリカでは43百万ドルしか稼げず、大コケしてしまった。
しかし、知名度のあるタイトルのためか、日本ではヒットしている。
公開前に『ファミリー向け作品であり、他の洋画の類似作品がないので、日本ではそれなりに稼ぎそうだ』と考えたとおりとなりそうだが、予想を超えるヒットとなりそうだ。

20世紀フォックスは「ナイトミュージアム」系とアピールしているのでそれを参考とするしかない。
☆07年公開「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
先6.0→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8→35.2
☆09年公開「ナイトミュージアム2」トータル20.5億円
水5日8.2→13.9→17.5→19.3→20.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」
金2.8→5.9→9.3→14.1→15.0→15.4億円→
これらとの対比では、「ガリバー旅行記」の興行収入は15.8~16.3億円となる。
16億円台がマックス、15億円台がミニマムだろう。

以下のようなファミリー向け作品やアドベンチャー作品がライバルとなる。
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆10年公開「ベスト・キッド」トータル15.2億円
先2.9→7.3→10.0→12.2→13.3→13.9→14.5
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆10年公開「魔法使いの弟子」トータル10.0億円
金2.9→6.2→8.0→9.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」
金2.8→5.9→9.3→14.1→15.0→15.4億円→
これらとの対比では、「ガリバー旅行記」の興行収入は15.8~16.8億円となる。
2週目まで12億円台と予想していたが、さすがにGW効果が高かったようだ。
「ガリバー旅行記」の興行収入は15億円後半が落ち着きどころか。
先週まで15億円台と予想していたが、絞り込みたい。
上乗せできるのは、残り数千万円程度ではないか。
「パイレーツ」が公開されたので、本作の需要はなくなるはずだ。
しかし、アメリカでコケたことを踏まえれば、十分な大ヒットではないか。
ジャック・ブラックも日本ではそれほど知名度は高くはなかったはずだ。
公開前個人予想は14.5億円だったので、当たりといえそうだ。
ファミリー向けの大作映画は期待値を高めてもいいようだ。


13位:「SP革命篇」(東宝・フジテレビ)<11週目>
【公開前個人予想】 39億円台
【現時点での興行収入予想】 33億円前半(10週目32億円後半、7~9週目32億円台、5~6週目30億円台、3~4週目28~29億円)
【公開規模】 151スクリーン(先週比-147スクリーン)
1.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは32.7億円弱となっている。
1週間の伸びは3.8千万円程度だろうか。
30億円は楽に突破している。

週毎の動きは以下のとおり。
OP2.9→2週目5.8→3週目6.4→4週目5.5→5週目3.7→6週目2.5→7週目1.7→8週目1.6→9週目1.7→10週目0.5→11週目0.4億円となっている。
5週目から息切れしているが、大きな落ち込みが見られない。
しかし、さすがに10週目となると厳しくなってきた。
もうそろそろ打ち切られるとは思ったが、まだまだ意外と粘っている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円
10週目34.1→34.5→34.6
☆11年「SP革命篇」
10週目32.3→32.7億円→
地震の影響はあったが、前作にかなり近づいてきている。
前作との対比で考えると、「SP革命篇」の興行収入は34.4億円となるが、そこまでは伸びないだろう。

オープニングで倍程度の差があった「クローズZERO Ⅱ」を超えた。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
5週目祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9→47.8→48.3
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
5週目26.5→27.9→28.8→29.4→29.7
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
5週目23.2→24.7→不明→26.3→26.5→26.6
☆11年「SP革命篇」
5週目24.3→26.7→28.5→30.1→31.8→32.3→32.7億円→
「容疑者Xの献身」との対比で考えると、「SP革命篇」の興行収入は33.3億円となる。
「SP革命篇」の興行収入は33億円前半と予想したい。
残り数千万円程度しか上乗せできないのではないか。
先週まで32億円後半と予想していたが、33億円は突破しそうだ。
3~4週目28~29億円、5~6週目30億円台、7~9週目32億円台と考えたが、やはり伸びが高かった。
公開前個人予想は39億円台だったので、ハズれとなる。
地震前の予想なので、仕方がないが、「GANTZ」や「のだめ」同様に2部作は前作を超えないようだ。

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気になる映画ニュース(5月第4週目)

☆「AKIRA」の監督が降板
キアヌ・リーヴスが出演を辞退し、キャストが決まらなかったことなどの理由からか、ヒューズ兄弟が降板するようだ。
映画化困難な題材であり、企画断念の可能性もありそうだ。
とりあえずは、新たな監督を探すようだが、すぐに決まるだろうか。
アニメで十分であり、実写化する必要もないだろう。


☆「キャリー」のリメイク企画が進行中
スティーヴン・キング原作の作品。
オリジナルは1976年のブライアン・デ・パルマ監督によるもの。
スティーヴン・キング原作作品といえば、「ダーク・タワー」の映画・TVドラマ化、「ファイアスターター」が再映画化、「ザ・スタンド」の映画化の話があり、これらにさらにもう一本加わりそうだ。
キング原作は知名度が高く、さらに面白いので、ヒットには導きやすい。
30年以上が経過しており、リメイクするには格好のネタかもしれない。
ホラー系でもあり、手堅く稼ぐことができるだろう。
キャスティングや監督が注目となる。


☆東野圭吾原作の「新参者」加賀恭一郎シリーズが映画化
「新参者」と同じく阿部寛が主演する。
今年発売された「麒麟の翼」が原作となるようだ。
東野圭吾原作作品において、ドラマ→映画化は「ガリレオ」「容疑者Xの献身」と同じ流れだが、「容疑者Xの献身」のようなヒットにはならないだろう。
これは2時間ドラマで十分のような気もする。
映画化のネタが各局尽きてきているのだろうか。
アメリカではスティーヴン・キング、日本では東野圭吾が流行といえるかもしれない。


☆「人魚姫」がダークファンタジー化
主演は、グウィネス・パルトローが予定されているようだ。
グウィネスと、「 カントリー・ストロング」でコンビを組んだことのあるシャナ・フェステが監督を務める見込み。
有名童話などの映画化・リメイク・ダークファンタジー化のブームは、「アリス・イン・ワンダーランド」の大ヒットを受けてからだろうか。
「赤ずきん」「白雪姫」「眠れる森の美女」「オズの魔法使」などの企画がすでに誕生したり、進行している。
しばらくはこのブームは止みそうもない。


☆ティム・バートン監督が「眠れる森の美女」の企画から降板
「眠れる森の美女」の悪役マレフィセント側から描くディズニーの企画があったようだが、ティム・バートン監督が降板し、「ハリー・ポッター」シリーズのデヴィッド・イエーツを起用するらしい。
「ウルヴァリン」続編を降板したダーレン・アロノフスキーにオファーしているとの話もある。
ダーレンは他にも「モーゼ」を描いた作品もオファーされているようだ。
主演はアンジェリーナ・ジョリーが有力とのことだが、こちらも降板の可能性があるとのこと。
バートン監督の降板の理由はよく分からないが、スケジュールだろうか。
ジョニー・デップ主演の「ダーク・シャドウ」及びアニメ作品「フランケンウィニー」の企画が待機中。
「フランケンウィニー」はディズニー製作なので、こちらに専念するということかもしれない。


☆「逆転裁判」が映画化
三池崇史監督にて映画化されるという企画が進行中。
公開は2012年初春。
主演は、成宮寛貴と桐谷美玲。
ファンの方には申し訳ないが、キャストがやや弱い気がする。
このゲームはプレイした事がないので、なんともいえないが、ゲームの映画化は当たりやすいような気がする。
「レイトン教授」(トータル6.1億円)のアニメ化は失敗したような記憶があるが。
三池崇史監督は、2009年からこれで7本を手掛けることとなる。
「ヤッターマン」「忍たま乱太郎」のファミリー作品から「十三人の刺客」「一命」の時代劇まで、本当に幅広く手掛けている。
ヒット作品も多いが、「ゼブラーマン‐ゼブラシティの逆襲‐」「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」「神様のパズル」などは大コケしていることも特徴。
本作の結果はどうなるだろうか。


☆カンヌのパルムドールは「ツリー・オブ・ライフ」
1973年に監督デビューしておきながら、手掛けた本数が5本と少ないことで知られるテレンス・マリック監督作品。
ブラッド・ピット、ショーン・ペンなどが出演する作品。
テレンス・マリック監督は取っ付き難く、あまり良いイメージはない。
見ても難しすぎて分からない可能性が高そうではあるが、かなり重厚そうなであり、楽しみな作品でもある。

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国内映画興行収入ランキング(5月5週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

時間がなかったので、簡単にイメージで予想。
超適当なので、参考程度。

◎「アジャストメント」
マット・デイモン主演作品。
10年「グリーン・ゾーン」(トータル7.7億円)と同程度か。
戦争モノもサスペンスモノもどちらも稼ぎにくいが、サスペンスモノならば女性も観るだろう。
フィリップ・K・ディックが原案であり、ネタも面白そうだ。
ラブストーリー要素もあり、女性受けも少しはするだろう。
「グリーン・ゾーン」をやや超える程度と考えて、トータル8億円と予想したい。
オープニング3日間は2.2億円程度か。


◎「プリンセス トヨトミ」
万城目学原作作品。
ドラマ「鹿男あをによし」、映画「鴨川ホルモー」が映画化されている。
「鹿男あをによし」は面白くなかったので、本作もそれほど期待はしていない。
しかし、「鴨川ホルモー」とは異なり、年配層も間違えて足を運びそうな作品。
意外とヒットしそうな雰囲気はある。
観客層の幅が広そうなので、作風は異なるが、「十三人の刺客」(トータル16.0億円)、「武士の家計簿」、「インシテミル」(トータル12.2億円)、「ゴールデンスランバー」(トータル11.5億円)辺りと同程度かと思っている。
10億円以上、15億円以下というところか。
ちょうど間を取って、12.5億円と予想したい。
オープニングは「インシテミル」「ゴールデンスランバー」と同程度の2.0億円程度か。


◎「マイ・バック・ページ」
予想が難しい作品。
妻夫木聡、松山ケンイチ主演作品ではあるが、題材が難しそうであり、スクリーンも多くないので、ビッグヒットにはならないだろう。
ジャーナリストモノならば、「クライマーズ・ハイ」(トータル11.9億円)程度稼ぐかとも思ったが、若年層も年配層も動員が期待しにくく厳しいだろうか。
二桁を超えず、「クライマーズ・ハイ」の半分程度と考えて、6億円と予想したい。
スクリーンが少ない「阪急電車 片道15分の奇跡」が10億円近く稼いでいるので、この程度は稼ぎたいところ。
オープニングは8千万円程度か。


◎「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」
さらに予想が難しい作品。
“手塚治虫”という看板が付いていなかったら、低い数値となるだろう。
看板が付いていてもビッグヒットにはなりそうもない作品。
若年層は鑑賞しないが、年配層が足を運ぶか。
しかし、アニメ作品なので、年配層もやはり足を運ばないだろう。
参考にしてはいけないのかもしれないが、09年「仏陀再誕」(トータル8.6億円)ほどは稼げないはずだ。
トータル5億円程度か。
オープニングは8千万円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目その2)

4位:「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」(東宝・日本テレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 32.5億円
【現時点での興行収入予想】 31億円前半(3~5週目31億円台、OP~2週目32億円台)
【配給会社期待値等】 3年連続で興収30億円突破は確実
【公開規模】 336スクリーン(先週比+1スクリーン)
7.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは29.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円弱程度だろうか。
30億円突破はほぼ間違いないだろう。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4億円→
今年が15周年記念作品となっている。
去年とほぼ同じ足並みのようであり、3週目から5~6千万円低い数値で推移している。
06年以降の作品との対比で考えると、「沈黙の15分(クォーター)」の興行収入は31.0~31.4億円となる。
3週目まで、『記念作品であり、さらに今年のGWは映画の需要が見込めそうなため、予想どおり32.5億円に近い興行収入となるのではないか』と書いたが、前作を下回りそうだ。
「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」は31億円前半と予想したい。
先週まで31億円台と予想していたが、そろそろ絞り込みたい。
残り1億円5千万円程度の上乗せが必要となるが、大丈夫だろう。
去年から大きく落ち込んでいないので、合格点ではないか。

今は「ドラえもん」よりも「コナン」なのか。
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5→
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4億円→
07年・08年の「ドラえもん」までの水準にはならなかった。
10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は32.5億円だったので、大きくはズレていないが、誰でも予想できる結果だろう。


8位:「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」(東宝・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 13.0億円
【現時点での興行収入予想】 11億円半ば(OP~5週目11億円台)
【配給会社期待値等】 興収15億円突破に向けて好スタート
【公開規模】 255スクリーン(先週比-52スクリーン)
3.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは11.3億円となっている。
1週間の伸びは4.1千万円弱程度だろうか。
当面の目標である10億円を楽に突破しているが、平日にはほとんど稼げていない。

過去の「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8→14.9
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4→11.6
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」トータル10.0億円
1.7→3.5→05.9→09.2→09.6→09.7
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」トータル12.5億円
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7→12.0
☆11年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」
1.9→4.0→06.7→10.3→10.9→11.3億円→
15周年記念作品以外を除くと、トータルで10.0億円から13.8億円程度となっている。
これらとの対比で考えると、「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の興行収入は11.6~12.0億円となる。
出足は悪かったが、今年も10億円はクリアしている。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の興行収入は11億円半ばと予想したい。
先週まで11億円台と予想していたが、そろそろ絞り込みたい。
残り2~3千万円程度の上乗せとなるだろうか。
去年から大きく落ち込んでいないので、一応合格点ではないか。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
☆11年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」
OP1.9→4.0→6.7→10.3→10.9→11.3億円→
「オールスターズDX2」トータル11.5億円がライバルとなるか。
公開前個人予想は13.0億円だったので、予想よりも低かった。
水準程度は稼げたが、ちょっと飽きられているのだろうか。


14位:「豆富小僧」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 4億円前半(OP~2週目5億円台)
【公開規模】 198スクリーン(先週比-224スクリーン)
8.8百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9千万円弱程度だろうか。
公開前に『シリーズモノではないファミリーアニメは苦戦する傾向がある。今回も爆発的なヒットにはなりそうもないが、キャラも可愛く、宣伝もしっかりと打っている。コケる可能性はあるが、普通程度のヒットと考えたい』と書いたが、4週目で早くもスクリーンを削られており、どうやらコケたといえそうだ。

昨年の「クレヨンしんちゃん」と比較してみたい。
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」トータル12.5億円
2.7→4.9→7.7→11.1→11.7→12.0
☆11年「豆富小僧」
金1.3→3.2→3.6→3.8億円→
ゴールデンウィークが終わったので、「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の5週目との対比で考えると、「豆富小僧」の興行収入は4.1億円となる。
2週目まで5億円台と予想していたが、4億円に乗るかどうかというところだろう。
やや厳しいが、かろうじて乗ると考えて先週に引き続き4億円前半と予想したい。
残り2千万円程度の上乗せはできるだろう。
公開前個人予想は5億円だったので、微妙な結果となりそうだが、それほど悪くはない。

一方、同じアニメでも(スクリーン数はかなり少ないが)「鬼神伝」は4週目で7.7千万円と低調な数値となっている。
1億円にも到達しないだろう。
ファミリー向きかどうかという点が問題となる。
しかし、ファミリー向きでもシリーズモノではない作品は厳しいようだ。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目その1)

1位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】 100億円突破
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 800スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で15.2億円弱(1,518,433,400円)のオープニングを飾った。
土日2日では12.1億円弱(1,209,024,500円)だったようだ。
先週『金曜日分を足すと、(オープニングは)14億円程度だろうか』と書いたので、読みは悪くなかった。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2(OP12.1)億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は85.4~108.2億円となる。
100億円が当面の目標となる。
夏休みまで粘りそうなので、大台になんとか到達するのではないか。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1(OP9.9)→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2(OP12.1)億円→
「ハリー・ポッター」の最新作よりも出足が良い。
評価が微妙な点が悩ましいが、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は100億円をなんとか突破すると予想したい。
分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
気軽にみられる作品は強いはずだ。

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『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(ストーリーよりも、ジャック・スパロウを楽しむ映画)

監督がゴア・ヴァービンスキーから、ロブ・マーシャルに代わったことによる効果を期待したが、その期待は裏切られた。
監督が代わろうとも、ジェリー・ブラッカイマー印の作品であることに代わりがなかったようだ。
昔の自分ならば満足しなかったかもしれないが、過去のシリーズを踏まえると、もはや「こんなものかな」という諦めの気持ちが強い。
アドベンチャー作品ながらワクワクするような感覚に全く襲われないことは残念であるが、ストーリー云々というよりも、ジョニー・デップ扮するジャック・スパロウが活躍する姿を見られれば、もはや十分という気さえする。
ジャック・スパロウをスクリーンで見るという目的さえ達成できればよいという作品ともいえる。
どんな状況に置かれても、シュークリームを食べることを決して諦めることなく、王様のところから逃げ出すシーンなどのジャックらしさを感じ取れればよいのではないか。

過去のシリーズはゴチャゴチャしており、収拾が付かないような状態であったが、本作はシンプルに構成されていることは改善されている。
しかし、シンプルにし過ぎており、黒ヒゲ軍、イギリス軍、スペイン軍という三者の関係すら上手く三角関係にすらなっていない。
スペイン軍の描き方を手抜きすぎており、観客はラストで拍子抜けするのではないか。
また、黒ヒゲ軍においても、ジャック、アンジェリカ、黒ヒゲという三者の関係が上手く三角関係になっていない。
アンジェリカは黒ヒゲを父親として慕っており、父親が死ぬという予言に逆らうためにジャックを利用したいのか。
黒ヒゲはアンジェリカを娘として大切に思っているのか、それとも自分が死なないように娘を利用したいのか。
父と娘の微妙なバランス関係に、父にとっては敵であり、娘にとっては忘れられない恋人であるジャックが絡むことによる“反応”をもっと楽しみたかった。
そもそも、ラストの展開を踏まえると、もっと父と娘の分かりやすくアピールした方がいいのではないか。
銃で撃つくだりなど、ラストの展開を踏まえると不要ともいえる。
父親が娘を大事にしていると観客に思わせておかないと、最後に活きてこない。
「俺はいいからオマエは生きろ」と娘に言って、娘の感情を揺さぶっておいて、最後に本性を表すといったような仕掛けにしてもよかっただろう。

さらに、本作のメインともなるような人魚と宣教師の関係もやや中途半端。
この二者の関係にもジャックがあまり絡んでいないので、最後に活きてこない。
多少は描かれているかもしれないが、人魚がジャックを助けたくなるようなエピソードを盛り込んだ方がよいだろう。

相変わらずジョニー・デップは自己の役割を全うしていたが、今回もいかんせん脚本が悪すぎたか。
あまりにも大作すぎて、ロブ・マーシャルも自己の存在感をあまり発揮できていないような仕上りであった。
しかし、本作をもう一度みたいとは思わないが、またジャック・スパロウを見たいという気持ちにはなれる作品。
アクションに金を掛けるよりも、脚本にもうちょっと金を掛けて欲しい。
次回こそそろそろ中身のあるものに期待したいところだ。
肝心の3D効果はあまり高くはないが、恐らく盗撮防止目的であろう。

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全米映画興行収入(5月第4週目)

1位となったのは新作の「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」。
事前には週末3日間で109.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る90.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費2億5千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『4億ドル突破は厳しいだろうが、3億ドルは突破してくるのではないか』と書いたが、微妙となりそうだ。
オープニングは当然1億ドルを超えると思っていたからだ。
以下の作品と同程度のオープニングでよいのだろうか。
しかもこちらは3Dである。
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
OP86→140→170→186百万ドル→
☆11年「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
OP90百万ドル→

とりあえずは、以下のような作品が参考となるだろう。
☆03年「呪われた海賊たち」トータル305百万ドル
OP071→133→177→210→233→249→261→272→282→288
☆06年「デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル
OP136→258→322→358→380→392→401→408→413→417
☆07年「ワールド・エンド」トータル309百万ドル
OP128→218→253→274→287→296→302→304→306→307
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
OP90百万ドル→
これらの対比では、2億2千万~2億8千万ドル程度だろうか。
評価は良いので伸びはあるだろうが、高い伸びではないだろう。
製作費の2億5千万ドルというところではないか。
全世界でぼろ儲けができるとはいえ、伸び悩みは今後のシリーズにとっては痛いところだ。


2位は2週目の「Bridesmaids」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
製作費32.5百万ドルは余裕で回収できた。
公開前に『予想しにくいが、「Bridesmaids」はヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ジャド・アパトーがプロデュースしたコメディ。
監督はクリステン・ウィグ、主演はポール・フェイグ。
やはりコメディは稼げる。

ジャド・アパトー関連作品は以下の通り。
☆08年「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」トータル33百万ドル
OP10→20→25→28→30→30→31
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→84→91→95→97→98
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→81→91→96→98
☆08年「スモーキング・ハイ」トータル87百万ドル
先41(OP23)→63→74→80→84→86→87
☆09年「紀元1年が、こんなんだったら!?」トータル43百万ドル
OP20→33→38→41→42→42
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆10年「Get Him to the Greek」トータル61百万ドル
OP18→36→48→55→57→59
☆11年「Bridesmaids」
OP26→60百万ドル→
05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル、07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドルなどを送り出したヒットメーカー。
安定して稼いでいるが、当たり外れもあるようだ。
オープニング時には『1億ドル突破は厳しく、7千万ドル台となりそうだ』と書いたが、伸びが予想以上となっている。

以下の作品の伸びを踏まえた方がよさそうだ。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132→138
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
OP33→69→89→103→111→116→119
☆11年「Bridesmaids」
OP26→60百万ドル→
1億ドルから1億3千万ドル程度となりそうだ。
「Bridesmaids」の興行収入は1億1千万ドル台だろうか。
制作費の3倍以上は稼げそうである。
評価はかなり高いので、伸びていくだろう。
やはり、ジャド・アパトーのブランドは稼げるようだ。


3位は3週目の「マイティ・ソー」。
トータルでは145百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルの回収はできそうだ。
公開前に『「マイティ・ソー」は爆発しそうだ』と書いたとおりとなっている。
ケネス・ブラナー監督、クリス・ヘムズワース主演のアメコミアクション。

以下のアメコミ作品がライバルとなる。
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP54→099→123→136→144→149
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆03年「ハルク」トータル132百万ドル
OP62→101→117→125→128→130
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆07年「ゴースト・ライダー」トータル116百万ドル
OP45→079→095→104→110→113
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145百万ドル→
これらに比べると、なかなか優秀な動きとなっている。
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドルがライバルとなりそうだ。
オープニング時には1億5~6千万ドル、2週目には1億6~7千万ドルと考えたが、評価も高く伸びもありそうだ。
「マイティ・ソー」の興行収入は1億8千万ドル台となりそうだが、新作の大作が今後続くので大きくは伸びないだろう。

同じく神話モノのこちらにも勝っておきたいところ。
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145百万ドル→
いい勝負となりそうだ。
オープニングはほぼ同じだったが、こちらの方が伸びがある。


4位は4週目の「ワイルド・スピードMEGA MAX」。
トータルでは186百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルをあっさりと回収した。
続編が出来る展開になっているか分からないが、これで続編も決まりだろうか。
「ワイルド・スピード」シリーズ最新作のアクション作品。
公開前に『「Fast Five」はいつも通りのヒットとなるだろう』と書いたが、それ以上となっている。
監督は前2作を担当しているジャスティン・リン。
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーのほかにドウェイン・ジョンソンが新たに加わっている。
気軽に楽しめるアクションはやはり強い。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル
OP40→078→101→116→125→132→137
☆03年「ワイルド・スピードX2」トータル127百万ドル
OP50→084→103→114→119→122→124
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル63百万ドル
OP24→043→052→057→060→061→061
☆09年「ワイルド・スピードMAX」トータル155百万ドル
OP71→116→136→145→150→152→153
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
OP86→140→170→186百万ドル→
前作を抜き、トータルで過去最高となった。
「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は2億ドル台と考えたい。
先週まで1億9千万~2億ドル程度と考えていたが、大台に乗せてくるだろう。
評価はかなり高いので伸びがあるはずだ。
現時点では今年公開された作品で最高の興行収入となっており、「パイレーツ」に抜かれるだろうが、首位争いが注目となる。


5位は6週目の「ブルー/初めての空へ」。
トータルでは132百万ドルとなっている。
1億ドルを余裕で突破し、製作費9千万ドルは余裕で回収した。
20世紀フォックスの3Dアニメ作品。
公開前に『大ヒットするのではないか』と書いたとおりとなっている。
飛べないインコがブラジルで活躍するストーリーのようだ。

20世紀フォックスのアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
OP46→087→117→141→152→160→166→171
☆08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」トータル155百万ドル
OP45→086→118→131→140→144→148→150
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
OP36→066→087→104→111→116→120→123
☆11年「ブルー/初めての空へ」
OP39→081→104→115→125→132百万ドル→
「ホートン」以外の作品を、本作を手掛けたカルロス・サルダーニャ監督が手掛けている。
評価は高いので、ある程度の伸びがあると思ったが、予想以上の伸びはなさそうだ。
1億5~6千万ドルまで伸びるかと予想した時期もあったが、1億4千万ドル台となりそうだ。
先週まで1億3千万ドル台と書いたが、さすがにある程度の伸びがあった。
「ロボッツ」トータル128百万ドルを超えれば十分だろう。
製作費も20世紀フォックスらしく抑えられている。
今年公開された「ランゴ」トータル121百万ドルを超えたので、今年公開のアニメ作品ナンバーワンとなる。
もっとも相手は2Dではあるが。


6位は2週目の「Priest」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
公開前に『予想しにくいが、「Priest (in 3D)」はどうだろうか』と書いたとおり微妙となっている。
サム・ライミがプロデュースしたアクションホラー。
監督・主演は、10年「レギオン」(トータル40百万ドル)と同じく、スコット・スチュワートとポール・ベタニー。
☆10年「レギオン」トータル40百万ドル
OP18→29→35→38→39
☆11年「Priest」
OP15→24百万ドル→
どうやら「レギオン」を下回りそうだ。
製作費6千万ドルの回収は厳しい。
中規模アクションは当たらないことが多く、さらにCG処理に手間が掛かり、儲けにならないような気がする。

韓国のコミックが原作のヴァンパイアモノらしい。
☆98年「ブレイド」トータル70百万ドル
OP17→35→50→56→61
☆02年「ブレイドⅡ」トータル82百万ドル
OP33→55→67→74→77
☆04年「ブレイドⅢ」トータル52百万ドル
先24(OP16)→36→42→48→51
☆03年「アンダーワールド」トータル52百万ドル
OP22→37→45→49→51
☆06年「アンダーワールド:エボリューション」トータル62百万ドル
OP27→45→53→57→60
☆09年「アンダーワールド:ビギンズ」トータル45百万ドル
OP21→33→40→43→45
☆07年「30デイズ・ナイト」トータル40百万ドル
OP16→27→34→37→39
☆11年「Priest」
OP15→24百万ドル→
「30デイズ・ナイト」を下回る程度となりそうだ。
「Priest」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と考えたい。
評価は普通程度であり、伸びは高くないだろう。
製作費をもっと抑えるか、稼げるスターを起用するしかない。


7位は3週目の「Jumping the Broom」。
トータルでは31百万ドルとなっている。
製作費6.6百万ドルの5倍近くを稼ぎ出している。
公開前に『「Jumping the Broom」はそれほどヒットしないだろう』と書いたが、予想外のヒットとなった。
ブラック層向けのコメディであり、ブラック層が足を運んだようだ。

昨年に黒人俳優が活躍したコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Death at a Funeral」トータル43百万ドル(※クリス・ロック主演)
OP16→28→35→39→40
☆10年「Just Wright」トータル22百万ドル(※クイーン・ラティファ主演)
OP08→15→18→20→21
☆10年「Our Family Wedding」トータル20百万ドル(※フォレスト・ウィテカー主演)
OP08→14→17→19→19
☆10年「Lottery Ticket」トータル25百万ドル
OP11→17→21→23→24
☆11年「Jumping the Broom」
OP15→26→31百万ドル→
公開前は稼げても2千万ドル程度と思っていたが、先週に引き続き3~4千万ドルと考えたい。
評価は悪いので伸びはないだろうが、ブラック層やヒスパニック層などをターゲットにした作品はそれなりにヒットする傾向があるようだ。


8位は3週目の「Something Borrowed」。
トータルでは31百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『「Something Borrowed」は普通程度』と書いたとおりとなっている。
ジニファー・グッドウィン、ケイト・ハドソン主演のラブコメ。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)、04年「ガール・ネクスト・ドア」(トータル15百万ドル)のルーク・グリーンフィールド。

ケイト・ハドソンの主演・共演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」トータル19百万ドル
OP08→15→18→19→19
☆09年「ブライダル・ウォーズ」トータル59百万ドル
OP21→37→49→53→56
☆11年「Something Borrowed」
OP14→26→31百万ドル→
ヒットすれば7~8千万ドル、コケれば1千万ドル台となっている。
「プリティ・へレン」トータル37百万ドルがライバルとなりそうだ。
「Something Borrowed」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と考えたい。
伸びてもギリギリ4千万ドルに乗る程度か。
良いともいえないが、悪いともいえない結果となりそうだ。
主演がそれほど実績があるとは思えないジニファー・グッドウィンでは仕方がない。
評価は普通程度なので、伸びはないだろう。


9位は5週目の「Water for Elephants」。
トータルでは52百万ドルとなっている。
製作費は38百万ドルと低いので、余裕で回収することができた。
リース・ウィザースプーン、ロバート・パティンソン主演のヒューマンドラマ。
監督は05年「コンスタンティン」(トータル76百万ドル)、07年「アイ・アム・レジェンド」(トータル256百万ドル)のフランシス・ローレンス。
公開前に『リース・ウィザースプーンは最近パッとしないので巻き返せるかが注目となるが、微妙となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ラブストーリー系でもあるが、時代モノも含まれておりやや重過ぎると思う。
この程度でも十分といえるだろう。

イメージ的には以下のような作品か。
☆03年「コールドマウンテン」トータル96百万ドル
先19(OP15)→44→55→65→73
☆08年「オーストラリア」トータル50百万ドル
先20(OP15)→31→38→42→44
☆11年「Water for Elephants」
OP17→32→42→49→52百万ドル→
「コールドマウンテン」以下、「オーストラリア」以上か。
先週に引き続き5千万ドル台でフィニッシュすると予想したい。
オープニング時から3週目まで『5~6千万ドルというところか』と書いていたが、6千万ドルまで伸びないだろう。

リース・ウィザースプーンはコケた作品も多いが、実績は高い。
☆01年「キューティ・ブロンド」トータル97百万ドル
☆02年「メラニーは行く!」トータル127百万ドル
☆03年「キューティ・ブロンド/ハッピーMAX」トータル90百万ドル
☆04年「悪女」トータル16百万ドル
☆05年「恋人はゴースト」トータル48百万ドル
OP16→30→38→44→46
☆05年「ウォーク・ザ・ライン」トータル120百万ドル
☆07年「Rendition」トータル10百万ドル
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
☆10年「幸せの始まりは」トータル30百万ドル
OP07→15→25→28→30
☆11年「Water for Elephants」
OP17→32→42→49→52百万ドル→
コメディは当たるが、「ウォーク・ザ・ライン」以外の非コメディは悲惨となっている。
とりあえずは「恋人はゴースト」トータル48百万ドルを超えているので、悪い成績ではない。
評価は高いので、ある程度の伸びとなったようだ。


10位は5週目の「Tyler Perry's Madea's Big Happy Family」。
トータルでは52百万ドルとなっている。
公開前に『タイラー・ペリーシリーズは過去と同様のヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
黒人層に圧倒的に高い支持を受けており、コケることはない。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16(OP11)→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」
OP25→41→47→50→52百万ドル→
同シリーズの「Madea Goes to Jail」よりかなり低いが、他の作品と同程度ともいえる。
「Madea's Big Happy Family」の興行収入は5千万ドル台となりそうだ。
3週目まで5~6千万ドルと予想していたが、6千万ドルは超えないだろう。
評価はいつも通りかなり悪い。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「ハングオーバー!!史上最大の二日酔い、国境を越える」
☆「カンフー・パンダ2」
ファミリー層とアダルト層にわかれるので、どちらも大ヒットするだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(5月3週目その3)

9位:「英国王のスピーチ」(GAGA)<12週目>
【公開前個人予想】 9~10億円
【現時点での興行収入予想】18~19億円(9週目15~16億円、8週目まで13~14億円、OP~2週目11~12億円)
【公開規模】 171スクリーン(先週比+11スクリーン)
3.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは16.4億円となっている。
1週間の伸びは6.9千万円程度だろうか。
スクリーン数が公開直後に比べて増えることは知っていたが、ここまで粘るとは想定外といわざるを得ない。

週毎の動きは以下のとおり。
OP1.0→2週目3.4→3週目1.9→4週目1.1→5週目1.5→6週目1.4→7週目1.0→8週目0.9→9週目0.9→10週目1.2→11週目1.4→12週目0.7億円となっている。
ほとんど落ち込みがなく、実に安定しているが、ようやく最低の伸びとなった。
アカデミー賞受賞効果のピークは過ぎたようだが、いつ伸びが止まるだろうか。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
☆11年公開「英国王のスピーチ」
5週目08.9→10.3→11.3→12.2→13.1→14.3→15.7億円→
「スラムドッグ$ミリオネア」レベルと思われたが、「グラディエーター」「ディパーテッド」を超えた。
OP~2週目11~12億円、8週目まで13~14億円、9週目に15~16億円と予想してきたが、本作に関しては全く読みきれなかった。
GWも終わったので、残り2~3億円程度の上乗せだろうか。
「英国王のスピーチ」の興行収入は18~19億円となるだろうか。
「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円、「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円がライバルとなる。
公開前個人予想は9~10億円だったので、ハズれとなりそうだ。
さすがにアカデミー賞作品賞は高い成績となるが、これは読めない。


10位:「アンノウン」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 106スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円弱となっている。
1週間の伸びは8.1千万円半ば程度だろうか。
設定がユニークなのでヒットするのではないかというイメージがあったが、このスクリーン数では多くは望めない。
リーアム・ニーソン主演作。
製作費3千万ドルの作品だが、アメリカでは64百万ドルを稼いだ。
しかし、リーアム・ニーソンも日本では稼げるスターというわけではないか。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先3日2.0→4.3→5.7→6.5
☆09年「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆11年「アンノウン」
OP0.6→1.4億円→
これらとの対比で考えると、「アンノウン」の興行収入は2.3~2.3億円となる。
ある程度の伸びはあると思われるので、この対比程度は稼ぐだろう。
「アンノウン」の興行収入は先週に引き続き2億円台となりそうだ。
このスクリーン数ではこの程度でも仕方がない。


11位:「豆富小僧」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 422スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.6億円弱となっている。
1週間の伸びは3.7千万円半ば程度だろうか。
公開前に『シリーズモノではないファミリーアニメは苦戦する傾向がある。今回も爆発的なヒットにはなりそうもないが、キャラも可愛く、宣伝もしっかりと打っている。コケる可能性はあるが、普通程度のヒットと考えたい』と書いたとおりだろうか。
ゴールデンウィークが終わり、完全に勢いを失った。

昨年の「クレヨンしんちゃん」と比較してみたい。
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」トータル12.5億円
2.7→4.9→7.7→11.1→11.7→12.0
☆11年「豆富小僧」
金1.3→3.2→3.6億円→
ゴールデンウィークが終わったので、「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の4週目との対比で考えると、「豆富小僧」の興行収入は4.1億円となる。
先週まで5億円台と予想していたが、5億円には乗りそうもない。
4億円に乗るかどうかというところだろう。
かろうじて乗ると考えて4億円前半と予想したい。
残り4千万円程度の上乗せはできるだろう。
公開前個人予想は5億円だったので、微妙な結果となりそうだが、それほど悪くはない。

一方、同じアニメでも(スクリーン数は80程度とかなり少ないが)「鬼神伝」は3週目で7.1千万円半ばと低調な数値となっている。
1億円にも到達しないだろう。
ファミリー向きかどうかという点が問題か。


12位:「SP革命篇」(東宝・フジテレビ)<10週目>
【公開前個人予想】 39億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円後半(7~9週目32億円台、5~6週目30億円台、3~4週目28~29億円)
【公開規模】 298スクリーン(先週比-4スクリーン)
2.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは32.3億円となっている。
1週間の伸びは5.0千万円程度だろうか。
ついに30億円を突破した。

週毎の動きは以下のとおり。
OP2.9→2週目5.8→3週目6.4→4週目5.5→5週目3.7→6週目2.5→7週目1.7→8週目1.6→9週目1.7→10週目0.5億円となっている。
5週目から息切れしているが、大きな落ち込みが見られない。
しかし、さすがに10週目となると厳しくなってきた。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6→33.4→33.8→34.1
☆11年「SP革命篇」
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8→32.3億円→
前作にかなり近づいてきている。
前作との対比で考えると、「SP革命篇」の興行収入は34.4億円となるが、そこまでは伸びないだろう。

オープニングで倍程度の差があった「クローズZERO Ⅱ」を超えた。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
5週目祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9→47.8
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
5週目26.5→27.9→28.8→29.4→29.7
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
5週目23.2→24.7→不明→26.3→26.5→26.6
☆11年「SP革命篇」
5週目24.3→26.7→28.5→30.1→31.8→32.3億円→
これらとの対比で考えると、「SP革命篇」の興行収入は33.0~33.2億円となる。
GWも終わったので、「SP革命篇」の興行収入は32億円後半と予想したい。
先週まで32億円台と予想していたが、33億円突破はどうだろうか。
残り数千万円程度しか上乗せできないのではないか。
3~4週目28~29億円、5~6週目30億円台と考えたが、やはり伸びが高かった。
公開前個人予想は39億円台だったので、ハズれとなる。
地震前の予想なので、仕方がないが、「GANTZ」や「のだめ」同様に2部作は前作を超えないようだ。


14位:「塔の上のラプンツェル」(ディズニー)<10週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 25億円後半(9週目26億円台、7週目24~25億円、5~6週目23億円台、4~5週目20~21億円、3週目18億円前後)
【公開規模】 126スクリーン(先週比-65スクリーン)
1.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは25.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.0千万円弱程度だろうか。
25億円を突破した。
週毎の動きは以下のとおり。
OP1.4→2週目3.1(週末1.7)→3週目4.8(週末2.1)→4週目6.4(週末2.1)→5週目3.8(週末1.4)→6週目1.7(週末0.8)→7週目1.1(週末0.5)→8週目1.2→9週目1.4→10週目0.3億円となっている。
春休み終了後も、GWまで伸ばしてきた。

以下の作品を楽に超えた。
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4→23.5→24.9→25.2億円→
オープニング時には想像できなかったが、これらを超えてしまった。

ピクサーレベルとは言わないが、健闘している。
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1→38.0→38.8
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0→47.5→48.3
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP09.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→103.6
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4→23.5→24.9→25.2億円→
同じくディズニーの「パイレーツ」にスクリーンを明け渡しそうなので、25億円後半でフィニッシュか。
先週26億円台だろうかと予想したが、そこまでは伸びそうもない。
しかし、3週目に18億円前後、4~5週目に20~21億円、5~6週目に23億円台、7週目24~25億円と予想していたが、伸びが止まらなすぎた。
評価が高いことも影響していそうだ。
ピクサー系を除外すれば、ここ5年(06~10年)で最も高い洋画アニメ作品となった。
05年公開「マダガスカル」22.5億円、06年公開「カーズ」22.3億円を超えたので、05年公開「チキン・リトル」26.8億円がライバルとなる。


15位:「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」(東映・テレビ朝日)<7週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 13億円前半(5~6週目13億円台、OP~3週目14~15億円)
【公開規模】 166スクリーン(先週比-85スクリーン)
1.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは13.0億円となっている。
1週間の伸びは1.9千万円弱程度だろうか。
10億円は楽に突破し、ついに13億円台に乗せた。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0億円→
先週まで13億円台と予想していたが、もはや伸びはない。
「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」の興行収入は13億円前半と予想したい。
3週目まで14~15億円と予想していたが、そこまでは伸びなかった。
09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円、10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円に近い成績にはなりそうだと思ったが、厳しかったか。
しかし、東映としては、「ONE PIECE」が期待を裏切ったが、「ライダー」「プリキュア」がそれなりに稼いでくれて助かっただろう。
「ONE PIECE」も前作を無視すれば、例年ベースといえる。

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国内映画興行収入ランキング(5月3週目その2)

2位:「岳-ガク-」(東宝・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15~16億円
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 315スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは7.2億円弱となっている。
1週間の伸びは4.5億円程度だろうか。
GWは忙しかったので予想はしなかったが、ひょっとしてコケるのではないかと思っていた。
トータル9.0億円程度かというイメージだったので、予想以上の動きとなっている。
小栗旬の人気も限界があり、長澤まさみも興行収入の手助けをしてくれそうもないと思ったが、人気コミックが原作ということもあるか。
公開時期によるメリットや相手関係に恵まれたところもあるか。

以下のような作品が参考になると思ったが、見当違いだった。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝込3日0.8→1.5→2.2→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2億円→
これらとの対比で考えると「岳-ガク-」の興行収入は15.2~16.5億円となる。
目標値が20億円なので、20億円は超えてこないだろう。
当面の目標は15億円程度か。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(2日3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4→9.9→10.1→10.3億円→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→07.2億円→
これらとの対比で考えると「岳-ガク-」の興行収入は15.3~16.5億円となる。
評判が高いとは思えないので、あまり伸びはないだろう。
この対比を超えることはないはずだ。

「岳-ガク-」7.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」7.2億円(トータル21.0億円)
☆「十三人の刺客」7.3億円(トータル16.0億円)
「おとうと」のような伸びはないので20億円突破はもちろん無理だろう。
「十三人の刺客」との対比では15.8億円となる。
この対比を下回るとは思うが、とりあえず「岳-ガク-」の興行収入は先週に引き続き15~16億円と予想したい。
公開前は二桁突破が微妙と思っていたので、この程度ならば個人的には十分だと思う。
いくら漫画原作でも、申し訳ないが高望みはしにくい


5位:「八日目の蝉」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 12~13億円
【公開規模】 224スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは8.1億円となっている。
1週間の伸びは2.0億円半ば程度だろうか。
先週末が8.3千万円だったので、週末のオチがあまりみられない。
GWよりもレディースデイに稼ぎそうな作品。
評価も高いので伸びもあるだろう。

以下の作品がライバルとなりそうだ。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7→12.0
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→04.4→06.7→08.5→09.0→09.6
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→04.0→06.3→07.5→08.2→08.6
☆11年「八日目の蝉」
金3日2.2→6.1→8.1億円→
GWがあったので単純比較はしにくいが、一応これらとの対比で考えると、「八日目の蝉」の興行収入は11.6~14.5億円となる。
GWは終わったが、ある程度の伸びはあると思われるので、「八日目の蝉」の興行収入は先週に引き続き12~13億円と予想したい。
公開前の予想に近いところに落ち着くのではないか。
衝撃的な設定の作品はヒットしやすい傾向にある。
女性がメインとなりそうだが、老若男女を問わないという強みもある。


6位:「阪急電車 片道15分の奇跡」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 10~11億円(3週目9億円台)
【公開規模】 83スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.0億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
「八日目の蝉」同様になかなか強い作品。
先行公開された関西地区だけの限定ヒットで全国的にはヒットしないと思ったが、スクリーン数を踏まえると、かなり高い興行収入となっている。
先行公開時にはイメージ的に5~6億円程度となるだろうかと思ったが、楽にイメージを超えてきた。
中谷美紀、戸田恵梨香など出演者は豪華。

小スクリーンのヒット作品は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→09.0→09.6
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→
☆11年「阪急電車 片道15分の奇跡」
先0.6→2.7→5.6→7.0億円→
GWと先行があったので、単純比較がしにくい。
これらとの3週目との対比で考えると、「阪急電車 片道15分の奇跡」の興行収入は11.6~12.5億円となる。
二桁は厳しいと思い9億円と予想していたが、この勢いならば二桁を超えてくるのではないか。
「阪急電車 片道15分の奇跡」の興行収入は10~11億円と予想したい。
しかし、設定のユニークさや評価が高いのは分かるが、これほどのヒットする理由が分からない。
関西に住んでいる人とは温度差があるのだろうか。


8位:「ガリバー旅行記」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 14.5億円
【現時点での興行収入予想】 15億円台(OP時~2週目12億円台)
【公開規模】 467スクリーン(先週比-157スクリーン)
4.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは15.0億円となっている。
1週間の伸びは8.9千万円程度だろうか。
製作費1億1千2百万ドルの大作映画だが、アメリカでは43百万ドルしか稼げず、大コケしてしまった。
しかし、知名度のあるタイトルのためか、日本ではヒットしている。
公開前に『ファミリー向け作品であり、他の洋画の類似作品がないので、日本ではそれなりに稼ぎそうだ』と考えたとおりとなりそうだが、予想を超えるヒットとなりそうだ。

20世紀フォックスは「ナイトミュージアム」系とアピールしているのでそれを参考とするしかない。
☆07年公開「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
先6.0→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8→35.2
☆09年公開「ナイトミュージアム2」トータル20.5億円
水5日8.2→13.9→17.5→19.3→20.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」
金2.8→5.9→9.3→14.1→15.0億円→
これらとの対比では、「ガリバー旅行記」の興行収入は15.4~16.6億円となる。
16億円台がマックス、15億円台がミニマムだろう。

以下のようなファミリー向け作品やアドベンチャー作品がライバルとなる。
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆10年公開「ベスト・キッド」トータル15.2億円
先2.9→7.3→10.0→12.2→13.3→13.9→14.5
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆10年公開「魔法使いの弟子」トータル10.0億円
金2.9→6.2→8.0→9.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」
金2.8→5.9→9.3→14.1→15.0億円→
これらとの対比では、「ガリバー旅行記」の興行収入は15.9~17.1億円となる。
2週目まで12億円台と予想していたが、さすがにGW効果が高かったようだ。
「ガリバー旅行記」の興行収入は先週に引き続き15億円台と予想したい。
上乗せできるのは、残り1億円未満ではないか。
5月20日に「パイレーツ」が公開されるので、本作の需要はなくなるはずだ。
しかし、アメリカでコケたことを踏まえれば、十分な大ヒットではないか。
ジャック・ブラックも日本ではそれほど知名度は高くはなかったはずだ。
公開前個人予想は14.5億円だったので、当たりといえそうだ。
ファミリー向けの大作映画は期待値を高めてもいいようだ。

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国内映画興行収入ランキング(5月3週目その1)

3位:「GANTZ:PERFECT ANSWER」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 37.5億円
【現時点での興行収入予想】 30~31億円(3週目32~33億円、OP時34~35億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円も目指せるヒットスタート
【公開規模】 375スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは23.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.6億円弱程度だろうか。
20億円は楽に突破したが、爆発している印象がない。
GW中に思ったよりも稼げていない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」
OP5.5→13.7→20.9→23.5億円→
GWをもらっているのに前作を下回っている。
しかし、前作並の興行収入になることは間違いなさそうだ。
2作で70億円近くは稼ぎそうだ。
製作費40億円という噂があるが、興行収入は劇場と折半すると思われるので、製作費の倍の80億円は稼ぎたかったのが本音ではないか。
今後もDVDやレンタル収入などの売上げがあるので、黒字は確実だろうが。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2→42.7
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」
OP5.5→13.7→20.9→23.5億円→
「L change the WorLd」「クローズZERO Ⅱ」を超える程度の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「GANTZ:PERFECT ANSWER」の興行収入は30.0~33.0億円となる。
さすがに30億円は超えてくるだろうが、あまり伸びはなさそうだ。
OP時34~35億円、3週目32~33億円に予想したが、「GANTZ:PERFECT ANSWER」の興行収入は30~31億円と下方修正したい。
評価がそれほど低いとは思わなかったが、高くもないのか。
マイルドにされているとは聞いているが、一般向けでもないのだろうか。
公開前個人予想は37.5億円だったので、当たりとは言えない結果となりそうだ。
1割ほどの増加を見込んだが、逆になってしまった。


4位:「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」(東宝・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 32.5億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP~2週目32億円台)
【配給会社期待値等】 3年連続で興収30億円突破は確実
【公開規模】 335スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは28.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.8億円程度だろうか。
30億円がいよいよ近づいてきた。

順位についての質問があったので、回答しておきたい。
世間一般のランキングは動員ベースに基づいているが、このブログにおいては興行収入ベースに基づいていることをご承知おきいただきたい。
ファミリー層向け作品は観客に子どもが多いので動員ベースでは高い順位となるが、3D作品などは動員が少なくても興行収入が高くなり、順位が高くなるということが多い。
「コナン」は動員ベースでは1→2→1→2→4位であるが、興行収入ベースでは1→2→1→3→4位となる。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1億円→
今年が15周年記念作品となっている。
去年とほぼ同じ足並みのようだ。
3週目から5千万円低い数値で推移している。
06年以降の作品との対比で考えると、「沈黙の15分(クォーター)」の興行収入は30.6~31.4億円となる。
3週目まで、『記念作品であり、さらに今年のGWは映画の需要が見込めそうなため、予想どおり32.5億円に近い興行収入となるのではないか』と書いたが、前作を下回りそうだ。
「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」は先週に引き続き31億円台と予想したい。
31億円前半が落ち着きどころか。
残り3億円程度の上乗せが必要となるが、大丈夫だろう。
去年から大きく落ち込んでいないので、合格点ではないか。

今は「ドラえもん」よりも「コナン」なのか。
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5→
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1億円→
07年・08年の「ドラえもん」までの水準にはならなかった。
10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は32.5億円だったので、大きくはズレていないが、誰でも予想できる結果だろう。


7位:「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」(東宝・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 13.0億円
【現時点での興行収入予想】 11億円台
【配給会社期待値等】 興収15億円突破に向けて好スタート
【公開規模】 307スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは10.9億円となっている。
1週間の伸びは5.9千万円程度だろうか。
当面の目標である10億円を楽に突破しているが、平日はほとんど稼げていない。

過去の「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8→14.9
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4→11.6
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」トータル10.0億円
1.7→3.5→05.9→09.2→09.6→09.7
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」トータル12.5億円
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7→12.0
☆11年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」
1.9→4.0→06.7→10.3→10.9億円→
15周年記念作品以外を除くと、トータルで10.0億円から13.8億円程度となっている。
これらとの対比で考えると、「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の興行収入は11.4~11.9億円となる。
出足は悪かったが、今年も10億円はクリアしている。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の興行収入は引き続き11億円台と予想したい。
11億円半ばが落ち着きどころか。
残り5千万円程度は上乗せできるだろう。
去年から大きく落ち込んでいないので、一応合格点ではないか。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
☆11年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」
OP1.9→4.0→6.7→10.3→10.9億円→
これらとの対比で考えると、「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の興行収入は11.6~12.4億円となる。
「オールスターズDX2」トータル11.5億円がライバルとなるか。
公開前個人予想は13.0億円だったので、予想よりも低かった。
水準程度は稼げたが、ちょっと飽きられているのだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)
【鑑賞度】 ◎
監督も変わり、なんだかんだで楽しみ。
もはやお祭りのようなもの。

【監督】 ロブ・マーシャル
03年「シカゴ」(トータル35.0億円)、05年公開「SAYURI」(トータル15.5億円)、10年公開「NINE」(トータル7.8億円)を手掛けている。
作品を重ねるごとに興行収入が半分になっているが、初のアクション大作をどのように手掛けたのかが楽しみだ。

【キャスティング】 ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス
ジョニー・デップは「パイレーツ」だけではない。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
これが最大のライバルとなりそうだ。

【題材】 「アクションアドベンチャー」「3D」
シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
100億円突破が当面の目標となる。

【予告編・TVCM】 量・多/デキ・普
面白そうだとは思うが、ワクワクするような感覚にはやや欠ける。

【支持基盤・ターゲット】 全般・ファミリー
人気シリーズであり、知名度の高さは否定しようがない。
コケることはないが、過去のシリーズから極端にアップすることもないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2009>
☆「天使と悪魔」トータル33.5億円
<2010>
☆「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
アメリカではサマーシーズンに突入する時期だが、日本ではGW明けという時期。
あまり良い時期ではないが、本作ならば夏休みまで粘れるか。

【評価・予想】 100億円(オープニング3日14億円)
過去のシリーズから100億円が基準となるが、完結ということで盛り上がった2作に比べるとやや落ち込むのではないか。
1割~2割のダウンとなるだろうが、3D加算があるので、相殺されそうだ。
100億円×0.8~0.9×1.2=96~108億円となるだろうか。
ギリギリ100億円に乗せると考えて、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は100億円と予想したい。
オープニングは「アリス」対比で11.2億円となる。
金曜日分を足すと、14億円程度だろうか。

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『ブラック・スワン』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(特異な作品なので見ておいてよいだろう)

なんとも形容しにくい作品ではあるが、白鳥が黒鳥へと変化する様を独特の手法により、評判どおり見事に描き出したと評価できるのではないか。
おどおどしていた汚れを知らない少女が完全にブラック・スワンへと変化したラストは圧巻の一言。
過保護に育てられた完璧主義者の世間知らずが、自己の幼さ、純粋さ、完璧さゆえに精神を崩壊させていく過程が克明に刻まれている。

現実と妄想が入り混じり、観客を上手く混乱させている。
ニナと同様に、観客も何がなんだか分からなくなるのではないか。
それが監督の狙いどころだろうか。
何が現実で何が妄想かを完全に仕分ける必要はないだろう。
解釈が観客個々で判断できるのもよい。
観ているときには、初演のシーンは全てニナの妄想ではないかとも思ったが、それでは面白くないので、その解釈は止めて置きたい。

演出家の追い込み、代役リリーの存在、仲間の嫌がらせ、母親のわずらわしさなど、実際のところそれほど厳しいものとはなっていないと思われる。
演出家は肉体関係を迫ってくるわけでもなく、演出家として指摘する部分をきちんと指摘している。
嫌がらせのために、インポッシブルな無理難題を押し付けてくるわけではない。
代役は当然どの舞台にも用意されており、リリーは自分を蹴落とすどころか、賞賛したり、謝りにもきてくれている。
自分にないものをもっている自由奔放なニナに対して憧れと恐れを抱いているに過ぎない。
だから、あのような妄想も生まれたのだろう。
自分が笑われていると思っているだけで、仲間の嫌がらせなどはほとんど皆無であり、問題のあるレベルではない。
母親は過保護ではあるが、娘のことを何よりも心配している。
ブラック・スワンになりきれずに苦悩するニナが勝手に歪曲していく辺りが面白さとなっている。
自分の役を取られるのではないかという“恐れ”、母親の夢を奪い去った自分の存在が邪魔だったのではないか“恐れ”、演技を全うできないのではないかという“恐れ”が彼女を苦しめている。
物理的な問題や対人的な問題ではなくて、自分の心の中の問題が本作ではクローズアップされていることが面白い。
セリフにもあったが、自分を邪魔しているものは自分自身ということなのだろう。
もちろん、彼らの存在なくしてはブラック・スワンになり切ることはできなかっただろうが。

カメラワークもなかなかのものとなっている。
ダンスにあわせてカメラも踊っているので、臨場感のある動きとなっている。
鏡にカメラが全く映っていないので、かなりCG処理も施しているのではないか。
逆に、観客にそれと分かるCGも効果的に使用されている。

分かりやすい作品ではなく、感じ取るのはなかなか難しい作品ではあるが、他の作品とは異なるアプローチにより、テーマを繊細にリアルに見事に描き切っている。
監督、主演、撮影、振り付け師が一体となり、トータル的にレベルの高い作品に仕上がった。

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全米映画興行収入(5月第3週目)

1位は2週連続の「マイティ・ソー」。
トータルでは119百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『「マイティ・ソー」は爆発しそうだ』と書いたとおりとなっている。
ケネス・ブラナー監督、クリス・ヘムズワース主演のアメコミアクション。

以下のアメコミ作品がライバルとなる。
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP54→099→123→136→144→149
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆03年「ハルク」トータル132百万ドル
OP62→101→117→125→128→130
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆07年「ゴースト・ライダー」トータル116百万ドル
OP45→079→095→104→110→113
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119百万ドル→
これらに比べると、なかなか優秀な動きとなっている。
最終的には「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドルを下回る程度か。
「マイティ・ソー」の興行収入は1億6~7千万ドルと予想したい。
オープニング時には1億5~6千万ドルと考えたが、評価も高く伸びもありそうだ。
ただ、新作が今後続くので大きくは伸びないだろう。

同じく神話モノのこちらにも勝っておきたいところ。
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119百万ドル→
いい勝負となりそうだ。


2位となったのは新作の「Bridesmaids」。
事前には週末3日間で20.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る24.4百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『予想しにくいが、「Bridesmaids」はヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ジャド・アパトーがプロデュースしたコメディ。
監督はクリステン・ウィグ、主演はポール・フェイグ。
製作費32.5百万ドルは余裕で回収できそうだ。
やはりコメディは稼げる。

ジャド・アパトー関連作品は以下の通り。
☆08年「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」トータル33百万ドル
OP10→20→25→28→30→30→31
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→84→91→95→97→98
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→81→91→96→98
☆08年「スモーキング・ハイ」トータル87百万ドル
先41(OP23)→63→74→80→84→86→87
☆09年「紀元1年が、こんなんだったら!?」トータル43百万ドル
OP20→33→38→41→42→42
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆10年「Get Him to the Greek」トータル61百万ドル
OP18→36→48→55→57→59
☆11年「Bridesmaids」
OP24百万ドル→
05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル、07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドルなどを送り出したヒットメーカー。
安定して稼いでいるが、当たり外れもあるようだ。
これらから考えると1億ドル突破は厳しく、7千万ドル台となりそうだ。
制作費の2倍は稼げそうであり、悪くはない成績か。
評価はやや高いので、極端に伸びは低くないだろう。


3位は3週目の「ワイルド・スピードMEGA MAX」。
トータルでは169百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルをあっさりと回収した。
続編が出来る展開になっているか分からないが、これで続編も決まりだろうか。
「ワイルド・スピード」シリーズ最新作のアクション作品。
公開前に『「Fast Five」はいつも通りのヒットとなるだろう』と書いたが、それ以上となっている。
監督は前2作を担当しているジャスティン・リン。
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーのほかにドウェイン・ジョンソンが新たに加わっている。
気軽に楽しめるアクションはやはり強い。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル
OP40→078→101→116→125→132→137
☆03年「ワイルド・スピードX2」トータル127百万ドル
OP50→084→103→114→119→122→124
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル63百万ドル
OP24→043→052→057→060→061→061
☆09年「ワイルド・スピードMAX」トータル155百万ドル
OP71→116→136→145→150→152→153
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
OP86→140→169百万ドル→
前作を抜き、トータルで過去最高となった。
「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は先週に引き続き1億9千万~2億ドル程度と考えたい。
評価はかなり高いので伸びがあるだろう。
現時点では今年公開された作品で最高の興行収入となっているが、2週間後に「パイレーツ」にあっさりと抜かれるだろう。


4位となったのは新作の「Priest」。
事前には週末3日間で14.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る14.5百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『予想しにくいが、「Priest (in 3D)」はどうだろうか』と書いたとおり微妙となっている。
サム・ライミがプロデュースしたアクションホラー。
監督・主演は、10年「レギオン」(トータル40百万ドル)と同じく、スコット・スチュワートとポール・ベタニー。
☆10年「レギオン」トータル40百万ドル
OP18→29→35→38→39
☆11年「Priest」
OP15百万ドル→
どうやら「レギオン」を下回りそうだ。
製作費6千万ドルの回収は厳しい。
中規模アクションは当たらないことが多く、さらにCG処理に手間が掛かり、儲けにならないような気がする。

韓国のコミックが原作のヴァンパイアモノらしい。
☆98年「ブレイド」トータル70百万ドル
OP17→35→50→56→61
☆02年「ブレイドⅡ」トータル82百万ドル
OP33→55→67→74→77
☆04年「ブレイドⅢ」トータル52百万ドル
先24(OP16)→36→42→48→51
☆03年「アンダーワールド」トータル52百万ドル
OP22→37→45→49→51
☆06年「アンダーワールド:エボリューション」トータル62百万ドル
OP27→45→53→57→60
☆09年「アンダーワールド:ビギンズ」トータル45百万ドル
OP21→33→40→43→45
☆07年「30 Days of Night」トータル40百万ドル
OP16→27→34→37→39
☆11年「Priest」
OP15百万ドル→
「30 Days of Night」を下回る程度となりそうだ。
「Priest」の興行収入は3千万ドル台だろうか。
評価は普通程度であり、伸びは高くないだろう。
製作費をもっと抑えるか、稼げるスターを起用するしかない。


5位は5週目の「ブルー/初めての空へ」。
トータルでは125百万ドルとなっている。
1億ドルを余裕で突破し、製作費9千万ドルは余裕で回収した。
20世紀フォックスの3Dアニメ作品。
公開前に『大ヒットするのではないか』と書いたとおりとなっている。
飛べないインコがブラジルで活躍するストーリーのようだ。

20世紀フォックスのアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
OP46→087→117→141→152→160→166→171
☆08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」トータル155百万ドル
OP45→086→118→131→140→144→148→150
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
OP36→066→087→104→111→116→120→123
☆11年「ブルー/初めての空へ」
OP39→081→104→115→125百万ドル→
「ホートン」以外の作品を、本作を手掛けたカルロス・サルダーニャ監督が手掛けている。
評価は高いので、ある程度の伸びがあると思ったが、予想以上の伸びはなさそうだ。
1億5~6千万ドルまで伸びるかと思ったが、1億3千万ドル台となりそうだ。
オープニング時に『1億2~3千万ドルとなるのではないか』と書いたが、そのままにしておけばよかった。
しかし、「ロボッツ」トータル128百万ドルを超えれば十分だろう。
製作費も20世紀フォックスらしく抑えられている。
今年公開された「ランゴ」トータル121百万ドルを超えたので、今年公開のアニメ作品ナンバーワンとなる。
もっとも相手は2Dではあるが。


6位は2週目の「Jumping the Broom」。
トータルでは26百万ドルとなっている。
製作費6.6百万ドルを軽く稼ぎ出している。
公開前に『「Jumping the Broom」はそれほどヒットしないだろう』と書いたが、予想外のヒットとなった。
ブラック層向けのコメディであり、ブラック層が足を運んだようだ。

昨年に黒人俳優が活躍したコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Death at a Funeral」トータル43百万ドル(※クリス・ロック主演)
OP16→28→35→39→40
☆10年「Just Wright」トータル22百万ドル(※クイーン・ラティファ主演)
OP08→15→18→20→21
☆10年「Our Family Wedding」トータル20百万ドル(※フォレスト・ウィテカー主演)
OP08→14→17→19→19
☆10年「Lottery Ticket」トータル25百万ドル
OP11→17→21→23→24
☆11年「Jumping the Broom」
OP15→26百万ドル→
公開前は稼げても2千万ドル程度と思っていたが、先週に引き続き3~4千万ドルと考えたい。
評価は悪いので伸びはないだろうが、ブラック層やヒスパニック層などをターゲットにした作品はそれなりにヒットする傾向があるようだ。


7位は2週目の「Something Borrowed」。
トータルでは26百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『「Something Borrowed」は普通程度』と書いたとおりとなっている。
ジニファー・グッドウィン、ケイト・ハドソン主演のラブコメ。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)、04年「ガール・ネクスト・ドア」(トータル15百万ドル)のルーク・グリーンフィールド。

ケイト・ハドソンの主演・共演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」トータル19百万ドル
OP08→15→18→19→19
☆09年「ブライダル・ウォーズ」トータル59百万ドル
OP21→37→49→53→56
☆11年「Something Borrowed」
OP14→26百万ドル→
ヒットすれば7~8千万ドル、コケれば1千万ドル台となっている。
「プリティ・へレン」トータル37百万ドルがライバルとなりそうだ。
「Something Borrowed」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と考えたい。
伸びてもギリギリ4千万ドルに乗る程度か。
良いともいえないが、悪いともいえない結果となりそうだ。
主演がそれほど実績があるとは思えないジニファー・グッドウィンでは仕方がない。
評価は普通程度なので、伸びはないだろう。


8位は4週目の「Water for Elephants」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費は38百万ドルと低いので、回収することができた。
リース・ウィザースプーン、ロバート・パティンソン主演のヒューマンドラマ。
監督は05年「コンスタンティン」(トータル76百万ドル)、07年「アイ・アム・レジェンド」(トータル256百万ドル)のフランシス・ローレンス。
公開前に『リース・ウィザースプーンは最近パッとしないので巻き返せるかが注目となるが、微妙となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ラブストーリー系でもあるが、時代モノも含まれておりやや重過ぎると思う。
この程度でも十分といえるだろう。

イメージ的には以下のような作品か。
☆03年「コールドマウンテン」トータル96百万ドル
先19(OP15)→44→55→65→73
☆08年「オーストラリア」トータル50百万ドル
先20(OP15)→31→38→42→44
☆11年「Water for Elephants」
OP17→32→42→48百万ドル→
「コールドマウンテン」以下、「オーストラリア」以上か。
5千万ドル台でフィニッシュしそうだ。
オープニング時から『5~6千万ドルというところか』と書いていたが、6千万ドルまで伸びないだろう。

リース・ウィザースプーンはコケた作品も多いが、実績は高い。
☆01年「キューティ・ブロンド」トータル97百万ドル
☆02年「メラニーは行く!」トータル127百万ドル
☆03年「キューティ・ブロンド/ハッピーMAX」トータル90百万ドル
☆04年「悪女」トータル16百万ドル
☆05年「恋人はゴースト」トータル48百万ドル
OP16→30→38→44→46
☆05年「ウォーク・ザ・ライン」トータル120百万ドル
☆07年「Rendition」トータル10百万ドル
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
☆10年「幸せの始まりは」トータル30百万ドル
OP07→15→25→28→30
☆11年「Water for Elephants」
OP17→32→42→48百万ドル→
コメディは当たるが、「ウォーク・ザ・ライン」以外の非コメディは悲惨となっている。
とりあえずは「恋人はゴースト」トータル48百万ドルを超えているので、悪い成績ではない。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。


9位は4週目の「Tyler Perry's Madea's Big Happy Family」。
トータルでは50百万ドルとなっている。
公開前に『タイラー・ペリーシリーズは過去と同様のヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
黒人層に圧倒的に高い支持を受けており、コケることはない。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16(OP11)→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」
OP25→41→47→50百万ドル→
同シリーズの「Madea Goes to Jail」よりかなり低いが、他の作品と同程度ともいえる。
「Madea's Big Happy Family」の興行収入は5千万ドル台となりそうだ。
先週まで5~6千万ドルと予想していたが、6千万ドルは超えないだろう。
評価はいつも通りかなり悪い。


10位は6週目の「Soul Surfer」。
トータルでは39百万ドルとなっている。
製作費18百万ドルは楽に回収している。
監督はあまり実績のないSean McNamara。
主演はアナソフィア・ロブ、共演はデニス・クエイドによる、サメに襲われた実在のサーファーを扱ったスポーツドラマ。
公開前に『ヒットしそうもない』と書いたが、実話の感動作なので粘っている。
評価は普通程度なので、伸びはそれほどないと思ったが、この手の作品は多少は伸びてきそうだ。

参考となりそうなサーファーモノは以下のとおり。
☆02年「ブルークラッシュ」トータル40百万ドル
OP14→26→34→37→39
☆11年「Soul Surfer」
OP11→20→29→34→37→39百万ドル→
「ブルークラッシュ」を超えるかが注目となる。
評価はそれほど悪くはない程度なので伸びはないと思ったが、意外と粘っており、4千万ドルを突破しそうだ。
4千万ドル台と予想したい。
3週目まで3千万ドル前後と考えていたが、予想以上に粘っている。
題材的にヒットしにくいので、これで十分ではないか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
4億ドル突破は厳しいだろうが、3億ドルは突破してくるのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(5月2週目その3)

9位:「豆富小僧」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 423スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.2億円となっている。
ゴールデンウィーク中の1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
オープニング3日は1.3億円となっていた。
公開前に『金曜日からのオープニング3日は1.2億円程度か』と書いたのでほぼ予想どおりとなっている。
『シリーズモノではないファミリーアニメは苦戦する傾向がある。今回も爆発的なヒットにはなりそうもないが、キャラも可愛く、宣伝もしっかりと打っている。コケる可能性はあるが、普通程度のヒットと考えたい』と書いたとおりだろうか。

一方、同じアニメでもスクリーン数は80程度とかなり少ないが「鬼神伝」は2週目で6.5千万円と低調な数値となっている。
ファミリー向きかどうかという点が問題だろう。

昨年の「クレヨンしんちゃん」と比較してみたい。
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」トータル12.5億円
2.7→4.9→7.7→11.1→11.7→12.0
☆11年「豆富小僧」
金1.3→3.2億円→
「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」との対比で考えると、「豆富小僧」の興行収入は8.2億円となるが、GWが終わったので、もはや伸びはなさそうだ。
「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」の3週目との対比で考えると、「豆富小僧」の興行収入は5.2億円となる。
したがって、5億円台と予想したい。
公開前の予想に近いところに落ち着くのではないか。


10位:「英国王のスピーチ」(GAGA)<11週目>
【公開前個人予想】 9~10億円
【現時点での興行収入予想】18~19億円(9週目15~16億円、8週目まで13~14億円、OP~2週目11~12億円)
【公開規模】 160スクリーン(先週比-6スクリーン)
3.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは15.7億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
スクリーン数が公開直後に比べて増えることは知っていたが、ここまで粘るとは想定外といわざるを得ない。

週毎の動きは以下のとおり。
OP1.0→2週目3.4→3週目1.9→4週目1.1→5週目1.5→6週目1.4→7週目1.0→8週目0.9→9週目0.9→10週目1.2→11週目1.4億円となっている。
ほとんど落ち込みがなく、実に安定している。
アカデミー賞受賞効果のピークは過ぎたようだが、これからも伸びてくるだろう。

アカデミー賞受賞作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆03年公開「シカゴ」トータル35.0億円
☆04年公開「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル103.2億円
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
☆06年公開「クラッシュ」不明
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
☆11年公開「英国王のスピーチ」
5週目08.9→10.3→11.3→12.2→13.1→14.3→15.7億円→
「スラムドッグ$ミリオネア」レベルと思われたが、「グラディエーター」「ディパーテッド」を超えた。
OP~2週目11~12億円、8週目まで13~14億円、9週目に15~16億円と予想してきたが、本作に関しては全く読みきれなかった。
GWも終わったので、残り2~3億円程度の上乗せだろうか。
「英国王のスピーチ」の興行収入は18~19億円となるだろうか。
「アメリカン・ビューティ」トータル19.6億円、「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円がライバルとなる。
公開前個人予想は9~10億円だったので、ハズれとなりそうだ。
さすがにアカデミー賞作品賞は高い成績となるが、これは読めない。


11位:「SP革命篇」(東宝・フジテレビ)<9週目>
【公開前個人予想】 39億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円台(5~6週目30億円台、3~4週目28~29億円)
【公開規模】 302スクリーン(先週比-15スクリーン)
3.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは31.8億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円程度だろうか。
ついに30億円を突破した。

週毎の動きは以下のとおり。
OP2.9→2週目5.8→3週目6.4→4週目5.5→5週目3.7→6週目2.5→7週目1.7→8週目1.6→9週目1.7億円となっている。
5週目から息切れしているが、大きな落ち込みが見られない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6→33.4→33.8→34.1
☆11年「SP革命篇」
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8億円→
前作にかなり近づいてきている。
前作との対比で考えると、「SP革命篇」の興行収入は34.2億円となるが、そこまでは伸びないだろう。

オープニングで倍程度の差があった「クローズZERO Ⅱ」の7週目と並んだ。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
5週目祝37.4→40.7→43.1→祝45.7→46.9→47.8
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
5週目26.5→27.9→28.8→29.4→29.7
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
5週目23.2→24.7→不明→26.3→26.5→26.6
☆11年「SP革命篇」
5週目24.3→26.7→28.5→30.1→31.8億円→
「容疑者Xの献身」以外との対比で考えると、「SP革命篇」の興行収入は32.3~32.6億円となる。
「容疑者Xの献身」との対比で考えると、「SP革命篇」の興行収入は33.4億円となる。
GWも終わったので、「SP革命篇」の興行収入は引き続き32億円台と予想したい。
3~4週目28~29億円、5~6週目30億円台と考えたが、やはり伸びが高かった。
しかし、公開前個人予想は39億円台だったので、ハズれとなる。
地震前の予想なので、仕方がないが、「GANTZ」や「のだめ」同様に2部作は前作を超えないようだ。


12位:「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」(東映・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 13億円台(OP~3週目14~15億円)
【公開規模】 251スクリーン(先週比-41スクリーン)
2.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは12.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
10億円は楽に突破している。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「仮面ライダーアギト PROJECT G4」トータル12.5億円
☆02年「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」トータル14.3億円
☆03年「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」トータル15.0億円
☆04年「仮面ライダー剣 MISSING ACE」トータル9億円程度
☆05年「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」トータル11.0億円
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8億円→
「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」との対比で考えると、「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」の興行収入は13.2億円となる。
GWも終わったので、この程度が落ち着きどころか。
「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」の興行収入は引き続き13億円台と予想したい。
残り2千万円以上の上乗せは可能だろう。
3週目まで14~15億円と予想していたが、そこまでは伸びなかった。
09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円、10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円に近い成績にはなりそうだと思ったが、厳しかったか。
しかし、東映としては、「ONE PIECE」が期待を裏切ったが、「ライダー」「プリキュア」がそれなりに稼いでくれて助かっただろう。
「ONE PIECE」も前作を無視すれば、例年ベースといえる。


13位:「塔の上のラプンツェル」(ディズニー)<9週目>
【公開前個人予想】 11.0億円
【現時点での興行収入予想】 26億円台(7週目24~25億円、5~6週目23億円台、4~5週目20~21億円、3週目18億円前後)
【公開規模】 191スクリーン(先週比-100スクリーン)
2.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは24.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
25億円突破を目前としている。
週毎の動きは以下のとおり。
OP1.4→2週目3.1(週末1.7)→3週目4.8(週末2.1)→4週目6.4(週末2.1)→5週目3.8(週末1.4)→6週目1.7(週末0.8)→7週目1.1(週末0.5)→8週目1.2→9週目1.4億円となっている。
春休みは終わったと思うが、GWまで伸ばしてきた。

以下の作品を楽に超えた。
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4→23.5→24.9億円→
オープニング時には想像できなかったが、これらを超えてしまった。

ピクサーレベルとは言わないが、健闘している。
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1→38.0→38.8
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0→47.5→48.3
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP09.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→103.6
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4→23.5→24.9億円→
これらとの対比で考えると、「塔の上のラプンツェル」の興行収入は25.7~26.9億円となる。
伸びはまだ続きそうなので、26億円台だろうか。
残り1億円程度のの上乗せは可能だろう。
3週目に18億円前後、4~5週目に20~21億円、5~6週目に23億円台、7週目24~25億円と予想していたが、伸びが止まらなすぎる。
評価が高いことも影響していそうだ。
ピクサー系を除外すれば、ここ5年(06~10年)で最も高い洋画アニメ作品となった。
05年公開「マダガスカル」22.5億円、06年公開「カーズ」22.3億円を超えたので、05年公開「チキン・リトル」26.8億円がライバルとなる。

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気になる映画ニュース(5月第2週目)

☆「ボーン・レガシー」にレイチェル・ワイズが出演か
過去の脚本を手がけたトニー・ギルロイが監督、ジェレミー・レナーが主演を務めることとなっている。
ジェイソン・ボーンと同じような工作員を描くようだ。
レイチェル・ワイズの役柄は不明だが、ビッグネームなので出演してくれれば引き締まりそうだ。
全米公開は2012年8月を予定している。


☆「影なき男」がリメイク
ジョニー・デップ主演、ロブ・マーシャル監督による、新「パイレーツ」コンビによりリメイクされる。
再びコンビを組むとなると、「パイレーツ」の最新作の撮影は良好だったと分かる。
ジョニー・デップの妻役にはレイチェル・ワイズが候補となっているようだ。
レイチェル・ワイズは「ボーン・レガシー」や「オズの魔法使」のリメイクなど、出演のオファーが絶えない。
一方、ジョニー・デップは5本の作品が待機中。
・「The Rum Diary」
・マーティン・スコセッシ監督の「Hugo Cabret」
・ティム・バートン監督の「ダーク・シャドウ」
・「21 Jump Street」のカメオ出演?
・キャスリン・ビグロー監督の「Triple Frontier」(トム・ハンクス主演)
これだけ溜まっているので、早くても2013年公開か。
まだ当分撮影が始まらないと思われるので、レイチェル・ワイズの出演も可能だろう。


☆「トータル・リコール」のリメイクにイーサン・ホークが出演
監督はレン・ワイズマン、主演はコリン・ファレルが務めることとなっている。
ヒロイン役は未定。
ケイト・ベッキンセールかジェシカ・ビールが有力とのこと。
悪役にはブライアン・クランストンとなっており、イーサン・ホークの役柄は不明らしいが、それほど重い役柄ではないようだ。
ヒットするかは微妙だが、企画は順調に進んでいるようだ。


☆「悪魔のいけにえ」が3D化
過去に「テキサス・チェーンソー」としてリメイクされている。
本作は、リメイクというよりも、オリジナル作品の直後という設定らしい。
監督は、10年「takers」(トータル58百万ドル)のジョン・ラッセンホップに内定しているようだ。
オリジナルは怖くて見ていないが、「テキサス・チェーンソー」はなかなか面白かった。
本作もかなりヒットするのではないか。


☆アロノフスキー監督がSF作品を監督か
「ウルヴァリン」を降板したダーレン・アロノフスキー監督は、「ヒューマン・ネイチャー」というSF作品を手掛ける可能性があるようだ。
主演は、ジョージ・クルニーが有力とのこと。
「ブラック・スワン」の評価が高かったため、この企画が実現すれば注目を集めるだろう。

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『ブルーバレンタイン』レビュー

◆評  価   8.5点
◆おススメ度  A(ある意味では残酷ではあるが良質な作品)

素晴らしい作品だ。
アメリカでの評価の高さは伊達ではない。
二人の男女の関係を、幸せだった“過去”と、崩壊寸前の“現在”を対比させながら繊細に描き出している。

浮気をしたり、暴力をふるったり、ドラッグをしたりするような特別な問題が彼らにあるわけではない。
特別な問題がないにも関わらず、二人の関係の亀裂が徐々に大きくなり、元に戻すことができない溝へと広がっていくさまが描かれていることは評価したい。
やや抽象的に描くことにより、観客はより共感しやすくなったのではないか。
具体的に描くよりも抽象的に描くことは容易なことではなく、監督にも俳優にももちろん高いレベルが必要であろう。

仕事よりも家族との時間を大切にしたい男と、家族を大切にしながらも仕事で評価されたい女、お互いに愛しているのに、心がすれ違うさまを見事に描き出されている。
パートナーが自己の才能を浪費して自堕落な生活を送っていると感じる女、パートナーが家族よりも仕事を優先していると感じる男、離れていくお互いの心をなんとか戻そうとしているのに、傷つけることでしかお互いに向き合えない二人がいる。
過去に理解し合えたはずなのに、なぜ傷つけあってしまうのか、人間というもの、男女の関係というもののもどかしさを切なく味あわせてくれる良作だ。
ラストに子どもが父親を呼ぶ姿が印象的ともなっている。
心が傷ついた子どもがまた大きくなり、同じような過ちを繰り返さないことを祈るばかりだ。

また、彼が彼女に贈った曲の歌詞や、泊まったホテルの部屋の名前なども未来を暗示させており、いい効果を発揮している。
泊まったホテルで男が掛けた曲に込められた“思い”など、彼の心情を深く感じ取れるということも良い手法だ。

カップルが鑑賞するにはかなり厳しい作品かもしれないが、個人的には逆にカップルに鑑賞して欲しい作品だ。
反面教師的な役割となり、このようにならないために、お互いがお互いのことを考えられるようになるだろう。
愛し合ったカップルが年月を経ることによって徐々に気持ちが離れて、別れることが必然だということが、本作のメッセージだとは思っていない。
多くのカップルの中には、そのようなカップルもいるということを描いているに過ぎない。
どうすればこのようにならないかという“答え”はもちろん存在しないが、お互いがお互いのことを考えるしかない。

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国内映画興行収入ランキング(5月2週目その3)

4位:「八日目の蝉」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 12~13億円
【公開規模】 224スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.0億円半ばとなっている。
ゴールデンウィーク中の1週間の伸びは3.8億円程度だろうか。
オープニング3日は2.2億円となっていた。
公開前に『金曜日からのオープニングは2.5億円程度か』と書いたので、予想に近いものとなっている。
GWよりもレディースデイに稼ぎそうな作品。
評価も高いので伸びもあるだろう。

以下の作品がライバルとなりそうだ。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7→12.0
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→04.4→06.7→08.5→09.0→09.6
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→04.0→06.3→07.5→08.2→08.6
☆11年「八日目の蝉」
金3日2.2→6.1億円→
GWがあったので単純比較はしにくいが、一応これらとの対比で考えると、「八日目の蝉」の興行収入は13.1~16.6億円となる。
GWがあったのでここまで伸びるとも思えないが、ある程度の伸びはあると思われるので、「八日目の蝉」の興行収入は12~13億円と予想したい。
公開前の予想に近いところに落ち着くのではないか。
衝撃的な設定の作品はヒットしやすい傾向にある。
女性がメインとなりそうだが、老若男女を問わないという強みもある。


7位:「阪急電車 片道15分の奇跡」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 83スクリーン(先週比+3スクリーン)
6.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは5.5億円半ばとなっている。
ゴールデンウィーク中の1週間の伸びは2.8億円半ば程度だろうか。
はやくも5億円を突破した。
「八日目の蝉」同様になかなか強い作品。
先行公開された関西地区だけの限定ヒットで全国的にはヒットしないと思ったが、スクリーン数を踏まえるとかなり高い興行収入となっている。
先行公開時にはイメージ的に5~6億円程度となるだろうかと思ったが、楽にイメージを超えてきた。
中谷美紀、戸田恵梨香など出演者は豪華。

小スクリーンのヒット作品は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→09.0→09.6
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→
☆11年「阪急電車 片道15分の奇跡」
先0.6→2.7→5.6億円→
GWと先行があったので、単純比較がしにくいが、一応これらとの対比で考えると、「阪急電車 片道15分の奇跡」の興行収入は9.3~10.0億円となる。
二桁は厳しいと思われるので、「阪急電車 片道15分の奇跡」の興行収入は9億円台と予想したい。
設定のユニークさや評価が高いのは分かるが、これほどのヒットする理由が分からない。
関西に住んでいる人とは温度差があるのだろうか。


8位:「アンノウン」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 106スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.8千万円半ばのオープニングを飾った。
設定がユニークなのでヒットするのではないかというイメージがあったが、このスクリーン数では多くは望めない。

リーアム・ニーソン主演作。
製作費3千万ドルの作品だが、アメリカでは64百万ドルを稼いだ。
しかし、リーアム・ニーソンも日本では稼げるスターというわけではないか。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先3日2.0→4.3→5.7→6.5
☆09年「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆11年「アンノウン」
OP0.6億円→
これらとの対比で考えると、「アンノウン」の興行収入は2.1~2.6億円となる。
ある程度の伸びはあると思われるので、「アンノウン」の興行収入は2億円台となりそうだ。
このスクリーン数ではこの程度でも仕方がない。

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国内映画興行収入ランキング(5月2週目その2)

2位:「GANTZ:PERFECT ANSWER」(東宝・日本テレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 37.5億円
【現時点での興行収入予想】 32~33億円(OP時34~35億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円も目指せるヒットスタート
【公開規模】 375スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは20.9億円弱となっている。
ゴールデンウィーク中の1週間の伸びは7.1億円半ば程度だろうか。
20億円は楽に突破したが、爆発している印象がない。
GW中に思ったよりも稼げていない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」
OP5.5→13.7→20.9億円→
GWをもらっているのに前作を下回っている。
しかし、前作並の興行収入になることは間違いなさそうだ。
2作で70億円近くは稼ぎそうだ。
製作費40億円という噂があるが、興行収入は劇場と折半すると思われるので、製作費の倍の80億円は稼ぎたかったのが本音ではないか。
今後もDVDやレンタル収入などの売上げがあるので、黒字は確実だろうが。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2→42.7
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」
OP5.5→13.7→20.9億円→
「L change the WorLd」「クローズZERO Ⅱ」を超える程度の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「GANTZ:PERFECT ANSWER」の興行収入は32.3~34.7億円となる。
さすがに30億円は超えてくるだろう。
しかし、今まで34~35億円と予想していたが、そこまで伸びるだろうか。
前作を超えない程度と考えて、「GANTZ:PERFECT ANSWER」の興行収入は32~33億円と予想しておきたい。
それほど盛り上がっているようには思えないが、前作同様に着実に伸びていくだろう。
公開前個人予想は37.5億円だったので、当たりとは言えない結果となりそうだ。
1割ほどの増加を見込んだが、逆になってしまった。


3位:「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 32.5億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP~2週目32億円台)
【配給会社期待値等】 3年連続で興収30億円突破は確実
【公開規模】 335スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは26.2億円半ばとなっている。
ゴールデンウィーク中の1週間の伸びは8.0億円程度だろうか。
20億円を楽に突破している。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」
5.5→11.5→18.2→26.3億円→
今年が15周年記念作品となっている。
去年とほぼ同じ足並みのようだ。
これらとの対比で考えると、「沈黙の15分(クォーター)」の興行収入は30.4~31.4億円となる。
今まで、『記念作品であり、さらに今年のGWは映画の需要が見込めそうなため、予想どおり32.5億円に近い興行収入となるのではないか』と書いたが、前作をやや下回るかもしれない。
「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」は31億円台と下方修正したい。
残り5億円程度の上乗せが必要となるが、大丈夫だろう。
去年から大きく落ち込んでいないので、合格点ではないか。

今は「ドラえもん」よりも「コナン」なのか。
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5→
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」
5.5→11.5→18.2→26.3億円→
07年・08年の「ドラえもん」までの水準にはならなかった。
10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は32.5億円だったので、大きくはズレていないが、誰でも予想できる結果だろう。


5位:「ガリバー旅行記」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 14.5億円
【現時点での興行収入予想】 15億円台(OP時~2週目12億円台)
【公開規模】 624スクリーン(先週比-12スクリーン)
8.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは14.1億円となっている。
ゴールデンウィーク中の1週間の伸びは4.8億円弱程度だろうか。
製作費1億1千2百万ドルの大作映画だが、アメリカでは43百万ドルしか稼げず、大コケしてしまった。
しかし、知名度のあるタイトルのためか、日本ではヒットしている。
公開前に『ファミリー向け作品であり、他の洋画の類似作品がないので、日本ではそれなりに稼ぎそうだ』と考えたとおりとなりそうだが、予想を超えるヒットとなりそうだ。

20世紀フォックスは「ナイトミュージアム」系とアピールしているのでそれを参考とするしかない。
☆07年公開「ナイトミュージアム」トータル35.7億円
先6.0→14.7→23.4→29.6→32.2→33.8→35.2
☆09年公開「ナイトミュージアム2」トータル20.5億円
水5日8.2→13.9→17.5→19.3→20.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」
金2.8→5.9→9.3→14.1億円→
これらとの対比では、「ガリバー旅行記」の興行収入は15.0~17.0億円となる。
17億円がマックス、15億円がミニマムだろう。

以下のようなファミリー向け作品やアドベンチャー作品がライバルとなる。
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆10年公開「ベスト・キッド」トータル15.2億円
先2.9→7.3→10.0→12.2→13.3→13.9→14.5
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆10年公開「魔法使いの弟子」トータル10.0億円
金2.9→6.2→8.0→9.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」
金2.8→5.9→9.3→14.1億円→
これらとの対比では、「ガリバー旅行記」の興行収入は15.7~17.6億円となる。
2週目まで12億円台と予想していたが、さすがにGW効果が高かったようだ。
「ガリバー旅行記」の興行収入は15億円台と予想したい。
上乗せできるのは、残り2億円未満程度ではないか。
5月20日に「パイレーツ」が公開されるので、本作の需要はなくなるはずだ。
しかし、アメリカでコケたことを踏まえれば、十分な大ヒットではないか。
ジャック・ブラックも日本ではそれほど知名度は高くはなかったはずだ。
公開前個人予想は14.5億円だったので、当たりといえそうだ。
ファミリー向けの大作映画は期待値を高めてもいいようだ。


6位:「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」(東宝・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 13.0億円
【現時点での興行収入予想】 11億円台
【配給会社期待値等】 興収15億円突破に向けて好スタート
【公開規模】 307スクリーン(先週比-18スクリーン)
1.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.3億円となっている。
ゴールデンウィーク中の1週間の伸びは3.6億円弱程度だろうか。
当面の目標である10億円を楽に突破している。

過去の「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8→14.9
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4→11.6
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」トータル10.0億円
1.7→3.5→05.9→09.2→09.6→09.7
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」トータル12.5億円
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7→12.0
☆11年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」
1.9→4.0→06.7→10.3億円→
15周年記念作品以外を除くと、トータルで10.0億円から13.8億円程度となっている。
これらとの対比で考えると、「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の興行収入は10.7~11.6億円となる。
出足は悪かったが、今年も10億円はクリアしている。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の興行収入は引き続き11億円台と予想したい。
残り1億円以上は上乗せできるだろう。
去年から大きく落ち込んでいないので、一応合格点ではないか。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
☆11年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」
OP1.9→4.0→6.7→10.3億円→
これらとの対比で考えると、「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の興行収入は11.5~12.7億円となる。
「オールスターズDX2」トータル11.5億円がライバルとなるか。
公開前個人予想は13.0億円だったので、予想よりも低かった。
水準程度は稼げたが、ちょっと飽きられているのだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(5月2週目その1)

1位:「岳-ガク-」(東宝・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15~16億円
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 315スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6億円半ば(264,656,200円)のオープニングを飾った。
GWは忙しかったので予想はしなかったが、ひょっとしてコケるのではないかと思っていた。
トータル9.0億円、オープニングは1.8億円程度かというイメージだったので、予想以上だった。
小栗旬の人気も限界があり、長澤まさみも興行収入の手助けをしてくれそうもないと思ったが、人気コミックが原作ということもあるか。
GW末という時期的なメリットや相手関係に恵まれたところもある。

以下のような作品が参考になると思ったが、見当違いだった。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝込3日0.8→1.5→2.2→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6億円→
これらとの対比で考えると「岳-ガク-」の興行収入は13.4~17.8億円となる。
目標値が20億円なので、20億円は超えてこないだろう。
当面の目標は15億円程度か。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(2日3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4→9.9→10.1→10.3億円→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6億円→
これらとの対比で考えると「岳-ガク-」の興行収入は14.8~17.4億円となる。
評判が高いとは思えないので、伸びはないだろう。

「岳-ガク-」2.6億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「告白」2.7億円(トータル38.5億円)
☆「おとうと」2.4億円(トータル21.0億円)
☆「悪人」2.5億円(トータル19.8億円)
☆「十三人の刺客」2.3億円(トータル16.0億円)
☆「君に届け」2.3億円(トータル15.3億円)
「悪人」のような伸びはないので20億円突破はもちろん無理だろう。
「十三人の刺客」「君に届け」対比では17.3~18.1億円となる。
この対比を若干下回ると思うので、「岳-ガク-」の興行収入は15~16億円と予想したい。
公開前は二桁突破が微妙と思っていたので、この程度ならば個人的には十分だと思う。
いくら漫画原作でも、申し訳ないが高望みはしにくい

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『ジャッカス3D』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B+(グロが無理な人は絶対に見に行くな)

ある意味では、3Dとストップモーションを最も効果的に使用した映画といえるかもしれない。
冗談抜きで、過去の大作映画よりも3D効果が高かったのではないか。
観ている者に向かってモノが飛んでくる感覚を堪能できる。

過去の作品同様に、今回も彼らの体を張ったチャレンジには大いに笑わせてくれる。
特に、飛行機のジェットエンジンを使ったチャレンジはなかなかの優れモノに仕上がっている。
しかし、観ている側が贅沢になってきたのか、全体的にはもう一工夫が欲しいところ。
ただ単に、動物やアメフト選手などにタックルを食らってボコボコにされるだけではモノ足りないところもある。
それぞれのチャレンジとの繋がりやストーリー性についても検討してもよいのではないか。
確かに笑えることは笑えるが、単調にチャレンジを繋げるだけでは映画として高い評価をすることはできない。
本作のロッキーシリーズなど、ボディブローのように地味に効いてくるものもあるので、そういった構成が必要であろう(ロッキーシリーズを華麗にかわすジョニー・ノックスヴィルの反射神経も素晴らしかった)。
それを逆手に取った逆ドッキリなども面白かった。

もうちょっとチャレンジに対する変化が望ましいが、素人を巻き込むのも限界があり、小さなオッサンを大量投入したり、路上キスくらいで唖然とさせるくらいしか無理だろうか。
孫とのスクーター購入の際のようなムチャが見たいが、もはや常連となっている出演者の両親以外には巻き込ませにくいようだ。

本作においては、仲間内でチャレンジを褒め称える姿勢だけは評価したいところ。
どのような酷い目に遭っても、仲間を褒めて、仲間とともに笑い合えるところが本作の良さといえる。

しかしながら、自分はグロなどに対する耐性はある方だと思っていたが、そのジャッジは甘すぎたようだ。
今回はさすがに強烈過ぎる。
スティーヴォーは常人とはレベルが段違いだった。
ラストのトイレバンジージャンプは耐えられるが、汗のジュースは見ていてちょっとヤバかった。
常連のカメラマンと同じような感覚に陥った。

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全米映画興行収入(5月第2週目)

1位となったのは新作の「マイティ・ソー」。
事前には週末3日間で72.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る66.0百万ドルのオープニングを飾った。
この程度の誤差ならば問題ないだろう。
公開前に『「マイティ・ソー」は爆発しそうだ』と書いたとおりとなっている。
ケネス・ブラナー監督、クリス・ヘムズワース主演のアメコミアクション。
製作費1億5千万ドルの回収が当面の目標となる。

以下のアメコミ作品がライバルとなる。
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP54→099→123→136→144→149
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆03年「ハルク」トータル132百万ドル
OP62→101→117→125→128→130
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆07年「ゴースト・ライダー」トータル116百万ドル
OP45→079→095→104→110→113
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆11年「マイティ・ソー」
OP66百万ドル→
これらに比べると、なかなか優秀なオープニングとなっている。
「マイティ・ソー」の興行収入は1億5~6千万ドル程度ではないか。
評価も高く伸びもありそうだ。

同じく神話モノのこちらにも勝っておきたいところ。
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「マイティ・ソー」
OP66百万ドル→
いい勝負となりそうだ。


2位は2週目の「ワイルド・スピードMEGA MAX」。
トータルでは140百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルをあっさりと回収した。
続編が出来る展開になっているか分からないが、これで続編も決まりだろうか。
「ワイルド・スピード」シリーズ最新作のアクション作品。
公開前に『「Fast Five」はいつも通りのヒットとなるだろう』と書いたが、それ以上となっている。
監督は前2作を担当しているジャスティン・リン。
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーのほかにドウェイン・ジョンソンが新たに加わっている。
気軽に楽しめるアクションはやはり強い。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル
OP40→078→101→116→125→132→137
☆03年「ワイルド・スピードX2」トータル127百万ドル
OP50→084→103→114→119→122→124
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル63百万ドル
OP24→043→052→057→060→061→061
☆09年「ワイルド・スピードMAX」トータル155百万ドル
OP71→116→136→145→150→152→153
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
OP86→140百万ドル→
前作を抜き、トータルで過去最高となりそうだ。
「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は先週に引き続き1億9千万~2億ドル程度と考えたい。
評価はかなり高いので伸びがあるだろう。
現時点では今年公開された作品で最高の興行収入となっているが、2週間後に「パイレーツ」にあっさりと抜かれるだろう。


3位となったのは新作の「Jumping the Broom」。
事前には週末3日間で8.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る13.7百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「Jumping the Broom」はそれほどヒットしないだろう』と書いたが、予想外のヒットとなった。
製作費6.6百万ドルを軽く稼ぎ出している。
ブラック層向けのコメディであり、ブラック層が足を運んだようだ。

昨年に黒人俳優が活躍したコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Death at a Funeral」トータル43百万ドル(※クリス・ロック主演)
OP16→28→35→39→40
☆10年「Just Wright」トータル22百万ドル(※クイーン・ラティファ主演)
OP08→15→18→20→21
☆10年「Our Family Wedding」トータル20百万ドル(※フォレスト・ウィテカー主演)
OP08→14→17→19→19
☆10年「Lottery Ticket」トータル25百万ドル
OP11→17→21→23→24
☆11年「Jumping the Broom」
OP14百万ドル→
稼げても2千万ドル程度と思っていたが、3~4千万ドルを稼ぎそうだ。
評価はかなり悪いので伸びはないだろうが、ブラック層やヒスパニック層などをターゲットにした作品はそれなりにヒットする傾向があるようだ。


4位となったのは新作の「Something Borrowed」。
事前には週末3日間で11.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る13.2百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「Something Borrowed」は普通程度』と書いたとおりとなっている。
ジニファー・グッドウィン、ケイト・ハドソン主演のラブコメ。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)、04年「ガール・ネクスト・ドア」(トータル15百万ドル)のルーク・グリーンフィールド。
製作費35百万ドルの回収が当面の目標となる。

ケイト・ハドソンの主演・共演作の興行収入は以下の通り。
☆03年「10日間で男を上手にフル方法」トータル106百万ドル
OP24→47→65→78→87
☆03年「あなたにも書ける恋愛小説」トータル14百万ドル
OP06→12→13→14→14
☆04年「プリティ・へレン」トータル37百万ドル
OP11→24→31→35→36
☆05年「スケルトン・キー」トータル48百万ドル
OP16→30→38→43→46
☆06年「トラブル・マリッジ」トータル76百万ドル
OP22→45→59→67→71
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63
☆08年「MY BEST FRIEND'S GIRL」トータル19百万ドル
OP08→15→18→19→19
☆09年「ブライダル・ウォーズ」トータル59百万ドル
OP21→37→49→53→56
☆11年「Something Borrowed」
OP13百万ドル→
ヒットすれば7~8千万ドル、コケれば1千万ドル台となっている。
「Something Borrowed」の興行収入は3千万ドル台だろうか。
「プリティ・へレン」トータル37百万ドルと同程度か。
良いともいえないが、悪いともいえない結果となりそうだ。
主演がそれほど実績があるとは思えないジニファー・グッドウィンでは仕方がない。
評価は普通程度なので、伸びはないだろう。


5位は4週目の「ブルー/初めての空へ」。
トータルでは115百万ドルとなっている。
1億ドルを余裕で突破し、製作費9千万ドルは余裕で回収した。
20世紀フォックスの3Dアニメ作品。
公開前に『大ヒットするのではないか』と書いたとおりとなっている。
飛べないインコがブラジルで活躍するストーリーのようだ。

20世紀フォックスのアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
OP46→087→117→141→152→160→166→171
☆08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」トータル155百万ドル
OP45→086→118→131→140→144→148→150
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
OP36→066→087→104→111→116→120→123
☆11年「ブルー/初めての空へ」
OP39→081→104→115百万ドル→
「ホートン」以外の作品を、本作を手掛けたカルロス・サルダーニャ監督が手掛けている。
評価は高いので、ある程度の伸びがあると思ったが、予想以上の伸びはなさそうだ。
1億5~6千万ドルまで伸びるかと思ったが、1億3千万ドル台となりそうだ。
オープニング時に『1億2~3千万ドルとなるのではないか』と書いたが、そのままにしておけばよかった。
「ロボッツ」トータル128百万ドルを超えれば十分だろう。
製作費も20世紀フォックスらしく抑えられている。
今年公開された「ランゴ」トータル120百万ドルを超えれば、今年公開のアニメ作品ナンバーワンとなる。
もっとも相手は2Dではあるが。


6位は3週目の「Water for Elephants」。
トータルでは42百万ドルとなっている。
製作費は38百万ドルと低いので、回収することができた。
リース・ウィザースプーン、ロバート・パティンソン主演のヒューマンドラマ。
監督は05年「コンスタンティン」(トータル76百万ドル)、07年「アイ・アム・レジェンド」(トータル256百万ドル)のフランシス・ローレンス。
公開前に『リース・ウィザースプーンは最近パッとしないので巻き返せるかが注目となるが、微妙となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ラブストーリー系でもあるが、時代モノも含まれておりやや重過ぎると思う。
この程度でも十分といえるだろう。

イメージ的には以下のような作品か。
☆03年「コールドマウンテン」トータル96百万ドル
先19(OP15)→44→55→65→73
☆08年「オーストラリア」トータル50百万ドル
先20(OP15)→31→38→42→44
☆11年「Water for Elephants」
OP17→32→42百万ドル→
「コールドマウンテン」以下、「オーストラリア」以上か。
5~6千万ドルというところか。

リース・ウィザースプーンはコケた作品も多いが、実績は高い。
☆01年「キューティ・ブロンド」トータル97百万ドル
☆02年「メラニーは行く!」トータル127百万ドル
☆03年「キューティ・ブロンド/ハッピーMAX」トータル90百万ドル
☆04年「悪女」トータル16百万ドル
☆05年「恋人はゴースト」トータル48百万ドル
OP16→30→38→44→46
☆05年「ウォーク・ザ・ライン」トータル120百万ドル
☆07年「Rendition」トータル10百万ドル
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
☆10年「幸せの始まりは」トータル30百万ドル
OP07→15→25→28→30
☆11年「Water for Elephants」
OP17→32→42百万ドル→
コメディは当たるが、「ウォーク・ザ・ライン」以外の非コメディは悲惨となっている。
とりあえずは「恋人はゴースト」トータル48百万ドルを超えることが目標となるか。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。


7位は3週目の「Tyler Perry's Madea's Big Happy Family」。
トータルでは47百万ドルとなっている。
公開前に『タイラー・ペリーシリーズは過去と同様のヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
黒人層に圧倒的に高い支持を受けており、コケることはない。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16(OP11)→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」
OP25→41→47百万ドル→
同シリーズの「Madea Goes to Jail」よりはかなり低い出足だが、他の作品と同程度の出足ともいえる。
「Madea's Big Happy Family」の興行収入は先週に引き続き5~6千万ドルと考えたい。
評価はいつも通りかなり悪い。


8位は2週目の「Prom」。
トータルでは8百万ドルとなっている。
大コケとなっているが、製作費が8百万ドルなので、赤字にはなりようもない。
学園モノのコメディドラマ。
公開前に『「Prom」も学園モノなので稼ぎそうだ』と書いたが、ハズしたようだ。
監督は07年「シドニー・ホワイトと7人のオタク」(トータル12百万ドル)を手がけたJoe Nussbaum。

最近の学園モノ作品は以下のとおり。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Roommate」トータル37百万ドル
OP15→26→33→36
☆11年「Take Me Home Tonight」トータル7百万ドル
OP03→06→07→07
☆11年「Prom」
OP05→08百万ドル→
「The Roommate」は学園モノというよりもホラーサスペンス系。
「Easy A」はスマッシュヒットしたが、最近の学園モノコメディは不調のようだ。
「Prom」の興行収入は1千万ドル台となりそうだ。
評価は悪いので、伸びはないだろう。


9位は5週目の「Soul Surfer」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
製作費18百万ドルは楽に回収している。
監督はあまり実績のないSean McNamara。
主演はアナソフィア・ロブ、共演はデニス・クエイドによる、サメに襲われた実在のサーファーを扱ったスポーツドラマ。
公開前に『ヒットしそうもない』と書いたが、実話の感動作なので粘っている。
評価は普通程度なので、伸びはそれほどないと思ったが、この手の作品は多少は伸びてきそうだ。

参考となりそうなサーファーモノは以下のとおり。
☆02年「ブルークラッシュ」トータル40百万ドル
OP14→26→34→37→39
☆11年「Soul Surfer」
OP11→20→29→34→37百万ドル→
「ブルークラッシュ」を超えるかが注目となる。
評価はそれほど悪くはない程度なので伸びはないと思ったが、意外と粘っており、4千万ドルを突破しそうだ。
4千万ドル台と予想したい。
3週目まで3千万ドル前後と考えていたが、予想以上に粘っている。
題材的にヒットしにくいので、これで十分ではないか。


10位は2週目の「Hoodwinked Too! Hood vs. Evil」。
トータルでは7百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収は不可能だ。
05年「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」の続編アニメ。
公開前『やや微妙か』と書いたとおりとなっている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆05年「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」トータル51百万ドル
OP12→29→38→44→47
☆11年「Hoodwinked Too! Hood vs. Evil」
OP04→07百万ドル→
前作の半分も稼げそうもなく、前作の儲けを吐き出しそうだ。
先週『2千万ドル前後と考えたい』と書いたが、1千万ドル前半となりそうだ。
評価は良くないので、高い伸びはないだろう。
予想外のヒットをしたからといって下手に続編を作ってはいけないという好例となりそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ジャド・アパトーがプロデュースしたコメディ「Bridesmaids」
☆サム・ライミがプロデュースしたアクションホラー「Priest (in 3D)」
どちらも予想しにくいが、「Bridesmaids」はヒットしそうだが、「Priest (in 3D)」はどうだろうか。

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『アンノウン』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B+(何も考えなければ楽しめれる)

某有名人気シリーズの設定に酷似していることは気になるが、個人的には意外と楽しめたという印象。
どうしても比較してしまうが、このような設定においては基本的にはどれも似通ってしまうので、それほど気にしない方がよいだろう。
特許があるわけではないので、仕方がないと思うしかない(パクリでは不味いが)。
しかし、粗もかなり目立つ作品でもある。
あんなおっさんをターゲットにするくらいならば、あんな面倒くさいことをせずに「普通に道端で襲えよ!」と思う(殺人を事故にみせかけるのがプロの仕事だろう)が、そのようなことを言い出したら映画などは作れない。
製作者は一生懸命にどんでん返しをしようと考えた“努力”と取るしかない。
それにしては、プロの暗殺集団は意外と間抜けな集団と最後になってしまった。
自分の使命を忘れる者もいれば、捨てゼリフを吐きながらも爆弾を解除できない者もいて、おまけに一人の素人の女性にほぼ全滅させられるという有り様。
仲間のおっさんがビビるほどの凄みを感じさせなかったことは残念。
銃による死者がいなかったことは製作者の意図だろうか。
その辺りは一応工夫しているのかもしれない。

残念といえば、善と悪との葛藤のようなものがないことも挙げられる。
生まれ変わったら、悪と戦うヒーローに簡単になってしまうのは単純すぎる。
確かに、訳の分からない輩に襲われたら戦わざるを得ないが、自分の使命やアイデンティティーに対して苦悩させた方がよいのではないか。
悩める主人公をヒロインやターゲットの子どもなどが影響させて、完全に生まれ変わらせるということが醍醐味であろう。
もともとは仲間なのだから、殺そうとするのではなくて懐柔させるようなアメとムチを使い分けてもよかった。
あまり難しいドラマを構築するよりも、真相やアクションを楽しむ映画なので、単純でよいともいえる。

しかし、ラストにおいても妻との再会がなかったことも残念だ。
意外な方法による退場の仕方も面白いといえば面白いが、最後はちゃんと妻と思っていた女性と向かい合わせた方がより面白い。
自分が愛したと錯覚した女性を選ぶのか、それとも自分を救ってくれた女性を選ぶのかというチョイスが最も必要なことではないか。
きちんと過去と決別させるためにもこれは必要な儀式だと思う。
情に訴えかける妻と思っていた女性に策略に乗らないようなシーンは必要であろう。

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『塔の上のラプンツェル』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(誰でも楽しめる安心印の作品)

3D吹替え版を鑑賞。
ディズニーらしく夢のある作品に仕上がっており、大人でも子供でも誰でも楽しめることができるだろう。
アドベンチャー、ラブストーリー、親子愛などの要素を盛り込み、“自由”や“夢”や“成長”などのテーマを3Dを活かした圧倒的な美しさや迫力で描き込んである。
鑑賞する前には想像していなかったが、ミュージカル要素が多数含まれており、いい裏切りが嬉しいところ。
ミュージカルをアメリカ版でも聞いてみたいとも思ったが、逆に吹替え版だからこそ楽しく聞くこともできたとも思える。
歌のパートは別の人だったようだが、中川翔子が彼女のカラーを全く感じさせない、良い仕事をしたようだ。

目的もなく、ぼんやりとしていたユージンが最後に良い仕事をすることもいい裏切りとなっている。
“自由”を求めるラプンツェルの“夢”、“自由”を謳歌するラプンツェルの楽しそうな“姿”を見て、彼自身も変わっていったのだろう。
自分自身を犠牲にして、彼女自身の大切な宝ともいえる“呪縛”から開放させることには、男としての強い勇気を感じさせた。
仲間ではないはずの荒くれ者たちやライバルのマキシマスの手助けなどの、いい裏切りが嬉しい作品。
盗賊であれ、動物であれ、赤の他人であれ、どのような関係であっても仲間ハズレにせずに、手を取り合うようなシーンには心を打たれる。

ディズニーらしく大人でも子供でも楽しめる、甘いスイーツのような作品であり、自分には少々甘すぎたところもあったが、それが目的のような作品であり、もちろんその点が本作において問題になることはないだろう。
甘いケーキを食べに行って、甘すぎると非難するのはナンセンスと分かっている。

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『SOMEWHERE』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B-(日常が綴られているだけなので飽きる人もいるだろう)

ソフィア・コッポラ監督はそれほど好きではないので、ベネチア映画祭で賛否両論の本作を気に入ることは難しいかと思っていたが、これはこれで意外とアリということが正直な感想だ。
ハリウッドスターの日常や、父と娘が過ごすたわいもない日常が綴られているにすぎないので、ストーリー映画のような面白みを得ることはなかなか難しい。
しかし、無味乾燥な日常の中にみえる“空虚さ”、平凡なやり取りの中で父と娘が心を通わせる“穏かさ”が本作には欠かせないので、このようなアプローチは悪くはない手法だ。
ハリウッドスターが過ごす物足りない日常の生活や、父と娘が過ごすたわいもない日常の生活を、ソフィア・コッポラが極めて繊細に描いているため、自分はそれほど飽きることはなかった。
このようなストーリーがほとんど存在しないような映画を、一定の水準に保つには、監督としての技量を問われるはずだ。

ハリウッドスターとして全てを手に入れて、パーティーやレセプションをこなし、多くの女性とともに過すジョニー・マルコと、一人の父親として娘とともに過すジョニー・マルコの対比がうまくできている。
ポールダンスを見て飽きて寝てしまう姿と、娘のアイススケートを見て惜しみのない拍手をおくる姿をみるとまるで別人のようだ。

オチの付け方が難しく、中途半端な終わり方になると予想していたが、前向きになれる意外と良いオチを付けてくれた。
暮らしていた高級ホテルをチェックアウトして、高級車を降りて、何もかも捨て去り、自分の足で歩く男にはかすかな笑みがこぼれており、空虚な生活を送り、何も手にしていない男が再生し、再スタートを切る姿は美しい。
娘との再会で幕を閉じるわけでもなく、具体的な事象を描くことなく、曖昧なイメージのままで仕上げており、本作にとっては最良の仕上げではないか。
このようなラストにすることにより、自分はハリウッドスターでもなければ、子どももいないが、マルコの姿と自分自身をやや重ね合わせることができたので共感しやすかった。

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『ブンミおじさんの森』レビュー

◆評  価   4.0点
◆おススメ度  C(見る人を選ぶ作品)

さすがに全く理解できなかった。
普通の映画とは異なるため常人には製作できないという点は認めるが、本作のような映画ははっきりいって苦手である。

本作においては、この世、あの世、現世、前世といったものを超越しているようだ。
“死”というものは終わりではなくて、“自然”に帰るようなものなのかもしれない。
ハリウッド映画では作ることができない、タイ映画だからこそ作れる境地か。
唐突に挿入されている、現世に絶望しているような王女が何もかも捨て去り、自然(川)と一体化していくシーンも象徴的となっている。
本作を見れば、現世の苦痛といったものが軽減されるかもしれない。

それにしても、点数は付けにくい映画。
見る人によっては満点なのかもしれないが、自分のような若輩者には高い点数はまだ付けられない。
自然を眺めて、その中に美しさを見出せる人には向いているかもしれないが、残念ながら自分は都会に毒されてしまったか。

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全米映画興行収入(5月第1週目)

1位となったのは新作の「ワイルド・スピードMEGA MAX」。
事前には週末3日間で72.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る83.6百万ドルのオープニングを飾った。
「ワイルド・スピード」シリーズ最新作のアクション作品。
先週『「Fast Five」はいつも通りのヒットとなるだろう』と書いたが、それ以上となっている。
製作費1億2千5百万ドルの回収が当面の目標となるが、すぐに回収できるだろう。
監督は前2作を担当しているジャスティン・リン。
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーのほかにドウェイン・ジョンソンが新たに加わっている。
気軽に楽しめるアクションはやはり強い。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル
OP40→078→101→116→125→132→137
☆03年「ワイルド・スピードX2」トータル127百万ドル
OP50→084→103→114→119→122→124
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル63百万ドル
OP24→043→052→057→060→061→061
☆09年「ワイルド・スピードMAX」トータル155百万ドル
OP71→116→136→145→150→152→153
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
OP84百万ドル→
過去最高のオープニングを記録した。
前作を抜き、トータルでも過去最高となるだろう。
当面は1億9千万~2億ドル程度と考えたい。
評価はかなり高いので伸びがあるだろう。


2位は3週目の「ブルー/初めての空へ」。
トータルでは104百万ドルとなっている。
1億ドルを突破し、製作費9千万ドルは余裕で回収した。
20世紀フォックスの3Dアニメ作品。
公開前に『大ヒットするのではないか』と書いたとおりとなっている。
飛べないインコがブラジルで活躍するストーリーのようだ。

20世紀フォックスのアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
OP46→087→117→141→152→160→166→171
☆08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」トータル155百万ドル
OP45→086→118→131→140→144→148→150
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
OP36→066→087→104→111→116→120→123
☆11年「ブルー/初めての空へ」
OP39→081→104百万ドル→
「ホートン」以外の作品を、本作を手掛けたカルロス・サルダーニャ監督が手掛けている。
オープニング時に『「アイス・エイジ」のようなヒットにはなりそうもないが、「ロボッツ」と同程度を稼ぎそうだ』と書いたが、「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」まで伸びそうだ。
オープニング時に『1億2~3千万ドルとなるのではないか』と思ったが、先週に引き続き1億5~6千万ドルと考えたい。
評価はかなり高いので、ある程度の伸びがあるだろう。
製作費も20世紀フォックスらしく抑えられており、十分なヒットといえるだろう。


3位は2週目の「Tyler Perry's Madea's Big Happy Family」。
トータルでは41百万ドルとなっている。
公開前に『タイラー・ペリーシリーズは過去と同様のヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
黒人層に圧倒的に高い支持を受けており、コケることはない。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16(OP11)→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」
OP25→41百万ドル→
同シリーズの「Madea Goes to Jail」よりはかなり低い出足だが、他の作品と同程度の出足ともいえる。
5~6千万ドルの興行収入となろうか。
評価はいつも通りかなり悪い。


4位は2週目の「Water for Elephants」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
製作費は38百万ドルと低いので、回収することはできるだろう。
リース・ウィザースプーン、ロバート・パティンソン主演のヒューマンドラマ。
監督は05年「コンスタンティン」(トータル76百万ドル)、07年「アイ・アム・レジェンド」(トータル256百万ドル)のフランシス・ローレンス。
公開前に『リース・ウィザースプーンは最近パッとしないので巻き返せるかが注目となるが、微妙となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ラブストーリー系でもあるが、時代モノも含まれておりやや重過ぎると思う。
この出足でも十分だろう。

イメージ的には以下のような作品か。
☆03年「コールドマウンテン」トータル96百万ドル
先19(OP15)→44→55→65→73
☆08年「オーストラリア」トータル50百万ドル
先20(OP15)→31→38→42→44
☆11年「Water for Elephants」
OP17→32百万ドル→
「コールドマウンテン」以下、「オーストラリア」以上か。
5~6千万ドルというところか。

リース・ウィザースプーンはコケた作品も多いが、実績は高い。
☆01年「キューティ・ブロンド」トータル97百万ドル
☆02年「メラニーは行く!」トータル127百万ドル
☆03年「キューティ・ブロンド/ハッピーMAX」トータル90百万ドル
☆04年「悪女」トータル16百万ドル
☆05年「恋人はゴースト」トータル48百万ドル
OP16→30→38→44→46
☆05年「ウォーク・ザ・ライン」トータル120百万ドル
☆07年「Rendition」トータル10百万ドル
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
☆10年「幸せの始まりは」トータル30百万ドル
OP07→15→25→28→30
☆11年「Water for Elephants」
OP17→32百万ドル→
コメディは当たるが、「ウォーク・ザ・ライン」以外の非コメディは悲惨となっている。
とりあえずは「恋人はゴースト」トータル48百万ドルを超えることが目標となるか。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。


5位となったのは新作の「Prom」。
事前には週末3日間で12.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る5.0百万ドルのオープニングを飾った。
学園モノのコメディドラマ。
先週『「Prom」も学園モノなので稼ぎそうだ』と書いたが、ハズしたようだ。
しかし、製作費が8百万ドルなので、赤字にはなりようもない。
監督は07年「シドニー・ホワイトと7人のオタク」(トータル12百万ドル)を手がけたJoe Nussbaum。

最近の学園モノ作品は以下のとおり。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Roommate」トータル37百万ドル
OP15→26→33→36
☆11年「Take Me Home Tonight」トータル7百万ドル
OP03→06→07→07
☆11年「Prom」
OP05百万ドル→
「The Roommate」は学園モノというよりもホラーサスペンス系。
「Easy A」はスマッシュヒットしたが、最近の学園モノコメディは不調のようだ。
「Prom」の興行収入は1千万ドル台となりそうだ。
評価は普通程度なので、伸びはないだろう。


6位となったのは新作の「Hoodwinked Too! Hood vs. Evil」。
事前には週末3日間で8.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る4.1百万ドルのオープニングを飾った。
05年「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」の続編アニメ。
公開前『やや微妙か』と書いたとおりとなっている。
製作費3千万ドルの回収は不可能だ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆05年「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」トータル51百万ドル
OP12→29→38→44→47
☆11年「Hoodwinked Too! Hood vs. Evil」
OP04百万ドル→
前作の半分も稼げそうもない。
2千万ドルを突破できるかどうかがというところか。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。
2千万ドル前後と考えたい。


7位は4週目の「Soul Surfer」。
トータルでは34百万ドルとなっている。
製作費18百万ドルは楽に回収している。
監督はあまり実績のないSean McNamara。
主演はアナソフィア・ロブ、共演はデニス・クエイドによる、サメに襲われた実在のサーファーを扱ったスポーツドラマ。
公開前に『ヒットしそうもない』と書いたが、実話の感動作なので粘っている。
評価は普通程度なので、伸びはそれほどないと思ったが、この手の作品は多少は伸びてきそうだ。

参考となりそうなサーファーモノは以下のとおり。
☆02年「ブルークラッシュ」トータル40百万ドル
OP14→26→34→37→39
☆11年「Soul Surfer」
OP11→20→29→34百万ドル→
「ブルークラッシュ」を超えるかが注目となる。
評価はそれほど悪くはない程度なので伸びはないと思ったが、意外と粘っており、4千万ドルを突破しそうだ。
4千万ドル台と予想したい。
先週まで3千万ドル前後と考えていたが、予想以上に粘っている。
題材的にヒットしにくいので、これで十分ではないか。


8位は5週目の「Insidious」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
制作費は極安の1.5百万ドルとなっており、丸儲けとなりそうだ。
「SAW」のジェームズ・ワン監督のホラー作品。
公開前に『ヒットしないが、コケることもないか』と書いたが、これは大ヒットといえるかもしれない。
ホラー作品はやはり需要が高い。

ジェームズ・ワン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「SAW」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆07年「デッド・サイレンス」トータル17百万ドル
OP08→13→15→16→17
☆07年「狼の死刑宣告」トータル10百万ドル
OP04→08→09→09→09
☆11年「Insidious」
OP13→27→36→44→48百万ドル→
ここまで低い実績ならば、確かに高い制作費は掛けられない。
オープニング時に『3千万ドル程度は稼げるだろうか』と書いたが、楽に突破した。
3週目まで『評価は意外と高いので、4千万ドル台と考えたい』と書いたが、先週に引き続き5千万ドル台と考えたい。
制作費を考えると大ヒットといえる。
まさか「SAW」並のヒットになるとは思わなかった。
やはりホラー作品はローリスク・ハイリターンのビジネスといえる。
アニメ作品はハイリターンだが、ハイリスクのビジネス。


9位は5週目の「イースターラビットのキャンディ工場」。
トータルでは105百万ドルとなっている。
製作費63百万ドルは楽に回収し、1億ドルを突破した。
「アルビン」のティム・ヒル監督による動物キャラクターモノのコメディ作品。
公開前に『ファミリー向けと思われる「Hop」はヒットするだろう』と書いたとおりとなっている。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「アルビン/歌うシマリス3兄弟」トータル217百万ドル
OP44→84→141→176→188→196(※年末公開)
☆09年「Alvin and the Chipmunks: The Squeakquel」トータル220百万ドル
先76(OP49)→156→178→193→204(※年末公開)
☆09年「スパイ・アニマルGフォース」トータル119百万ドル
OP32→67→86→99→107→112→115
☆10年「ヨギ&ブーブー わんぱく大作戦」トータル100百万ドル
OP16→36→66→75→82→89→93
☆11年「イースターラビットのキャンディ工場」
OP38→68→82→100→105百万ドル→
「スパイ・アニマルGフォース」と同じような推移なので、これと同程度となりそうだ。
先週「スパイ・アニマルGフォース」を超えそうなので1億2千万ドル台と考えたが、伸びが止まったので1億1千万ドル台となりそうだ。
3週目に『評価は普通程度であり、1億1千万ドル台と予想したい』と書いたままにしておけばよかった。
爆発的なヒットはしなかったが、1億ドルを超えれば十分だろう。


10位は5週目の「Source Code」。
トータルでは49百万ドルとなっている。
製作費32百万ドルを楽に回収した。
「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督、ジェイク・ギレンホール主演のSFサスペンス。
列車爆破の犯人を見つけるために最期の8分間を特殊な装置で追体験して真相を探るような近未来SF。
共演はミシェル・モナハン。
公開前に『ヒットしないが、コケることもないか』と書いたとおりとなっている。
かなり粘っており、ヒットといえるかもしれない。

ジェイク・ギレンホールは、「デイ・アフター・トゥモロー」(トータル187百万ドル)、「ブロークバック・マウンテン」(トータル83百万ドル)などの作品にも出演しているが、興行収入的にはやや伸び悩んでいるのかもしれない。
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25→27
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」トータル91百万ドル
OP30→60→72→81→86(製作費2億ドル)
☆10年「Love and Other Drugs」トータル32百万ドル
先14(OP10)→23→28→30→31
☆11年「Source Code」
OP15→28→37→45→49百万ドル→
ジェイク・ギレンホール主演作品は3千万ドルが水準となる。
オープニングから3週目くらいまで『今回も3千万ドル台だろうかと思ったが、評価がかなり高いので先週に引き続き4千万ドル台と考えたい』と書いてきたが、高い評価のためか粘りが予想以上だった。
先週に引き続き5千万ドル台と考えたい。
制作費は楽に回収したが、稼げるスターとしてはジェイク・ギレンホールはまだまだ物足りないような気がする。
しかし、作品の評価の高さによるだろうが、本作における粘りは多少評価したい。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アメコミアクション「マイティ・ソー」
☆ジニファー・グッドウィン、ケイト・ハドソン主演のラブコメ「Something Borrowed」
☆ブラック向けコメディ「Jumping the Broom」
「マイティ・ソー」は爆発しそうだ。
「Something Borrowed」は普通程度、「Jumping the Broom」はそれほどヒットしないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(4月4週目その4)

10位:「まほろ駅前多田便利軒」(アスミック)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円前後
【公開規模】 111スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.4千万円弱のオープニングを飾った。
下位でランク入りしてくるかとは思ったが、ヒットすることはないだろうというイメージはあった。
良い映画かもしれないが、クセがある感じであり、一般向きではなさそう。
GW込みで2億円台の興行収入だろうか。


11位:「エンジェル・ウォーズ」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 266スクリーン(先週比+2スクリーン)
3.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.7億円となっている。
1週間の伸びは9.2千万円弱程度だろうか。
公開2週目でランキング外となっているが、壮絶にコケると思っていたので、これでも許容範囲だ。
製作費8千2百万ドルの大作映画。
アメリカでの興行収入は現在36百万ドルとなっており、パッとしない成績。
ファミリー向きではなく、女性単独や女性グループも厳しそうな作品であり、日本でヒットするはずがない。

ザック・スナイダー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆09年「ウォッチメン」トータル4億円台か
OP1.1→2.7→3.6
☆10年「ガフールの伝説」
金0.6→1.3→1.7億円→
☆11年「エンジェル・ウォーズ」
金0.8→1.7億円→
「ウォッチメン」以下、「ガフールの伝説」以上か。
4億円以下、2億円以上となる。
GWに少しは稼ぐと思われるので、公開前の予想どおり「エンジェル・ウォーズ」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
残り1億3千万円の上乗せは微妙だが、GWがあるので何とかなるだろう。
日本では当たりにくいタイプの映画。
奇抜さが受けて話題になればヒットするが、話題にもなりにくい。


12位:「プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」(東映・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 9億円後半(3~4週目9~10億円、2週目8~9億円)
【公開規模】 160スクリーン(先週比+4スクリーン)
2.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.1億円となっている。
1週間の伸びは3.2千万円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP祝3日2.0→2週目2.1→3週目2.7→4週目1.4→5週目0.6→6週目0.3億円となっている。
新作のアニメの影響もあり、完全に息切れしてきた。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1億円→
10年のオールスターズに比べるとかなり低いが、仕方のない結果だろう。
07年以降との対比で考えると、11年の興行収入は9.6~10.1億円となる。
10億円超えが可能なラインまで伸ばしている。
GWがあるため、10億円を突破できるかが注目となる。
しかし、先週に引き続き9億円後半が落ち着きどころと予想したい。
残り1億円未満の上乗せで終わるのではないか。
2週目までは8~9億円、先週まで9~10億円と予想していたが、予想に近い伸びだったようだ。
地震等の大きな影響はなく、人気の高さや安定度を感じられる。


13位:「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」(東宝・テレビ朝日)<8週目>
【公開前個人予想】 32億円台
【現時点での興行収入予想】 23億円後半(6週目まで25億円程度、OP時30.0億円前後)
【公開規模】 304スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは23.1億円となっている。
1週間の伸びは2.7千万円程度だろうか。
平日にはほとんど稼げていない。
新作アニメの公開の影響により一気に低迷している。
例年はここまで一気に落ちてなかったと思うが。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4.5→2週目2.4(週末1.6)→3週目2.5(週末1.9)→4週目4.3(週末1.9)→5週目6.0(週末1.7)→6週目2.7(週末0.9)→7週目0.5(週末0.4)→8週目0.3(週末0.2)億円となっている。
春休みが終わったためか、7週目から伸びがなくなった。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1億円→
近年においては最低の動きとなっているが、仕方がないだろう。
無事ならば30億円前後の興行収入になったと思うが、さすがにこの状況では厳しかった。
これらとの対比で考えると、「新・のび太と鉄人兵団」の興行収入は23.9~24.1億円となる。
23億円後半が落ち着きどころとなりそうだ。
残り1億円以上の上乗せはできないのではないか。
24億円を突破できるかが注目となる。
6週目まで25億円辺りと考えていたが、そこまでは伸びそうもない。
近年最低の09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円を下回りそうだ。
オープニング時には『「新・のび太と鉄人兵団」の興行収入は30.0億円前後と予想したい』と書いたが、地震の影響もあり伸びを欠いてしまった。
公開前個人予想は32億円台なので、ハズれてしまったが、仕方ないだろう。
地震の影響が強いとは思うが、ひょっとすると人気も落ちているのかもしれない。


14位:「高校デビュー」(アスミック)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 139スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.7億円となっている。
1週間の伸びは3.3千万円程度だろうか。
漫画が原作のためか、意外と健闘していた。
「ランウェイ☆ビート」とは違うようだ。
主演は、溝端淳平、大野いとなど。

「ハンサム★スーツ」の監督らしい。
☆08年「ハンサム★スーツ」トータル8.6億円
祝3日2.1(2日1.5)→3.9→5.6→6.7→7.6→8.1
☆11年「高校デビュー」
金3日0.8(2日0.5)→1.9→2.4→2.7億円→
これとの対比で考えると、「高校デビュー」の興行収入は3.5億円となる。
先週に引き続き3億円台の興行収入と考えたい。
残り1億3千万円以上の上乗せはさすがにできないだろう。
高い興行収入ではないが、この程度でも十分ではないか。


15位:「ザ・ライト エクソシストの真実」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 232スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.5千万円弱程度だろうか。
公開が延期されていた作品。
予想はしなかったが、もっと苦戦するかなというイメージをもっていた。
内容的にやや衝撃的なイメージがあるという強みがあったようだ。
洋画の新作が少ないというメリットもあっただろう。
稼げる作品ではないので、この程度ならば十分ではないか。

アンソニー・ホプキンス主演のホラー系といえば以下の作品が参考となるか。
☆10年「ウルフマン」
金0.6→1.5億円→
☆11年「ザ・ライト エクソシストの真実」
OP0.6→1.6→2.2億円→
「ウルフマン」よりはヒットするようだ。

中堅どころのホラー作品も参考となるだろう。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆09年「THE 4TH KIND フォース・カインド」トータル5.5億円
金3日1.1→2.9→3.9→4.7→5.2
☆08年「ミラーズ」トータル4.1億円
不明→2.5→不明→3.9
☆08年「ミスト」トータル3.6億円
OP0.8→2.0→2.7→3.2→3.4
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0→4.0
☆11年「ザ・ライト エクソシストの真実」
OP0.6→1.6→2.2億円→
これらとの対比で考えると、「ザ・ライト エクソシストの真実」の興行収入は2.9~3.1億円となる。
ゴールデンウィークまで残れるのかどうかで変わってきそうだが、洋画の新作がほとんどないのでギリギリで残りそうだ。
通常では2億円台の興行収入だと思うが、先週に引き続き3億円台と予想したい。
微妙だが、残り8千万円以上の上乗せはなんとかできるだろう。
公開が延期されたが、延期前よりは稼ぐかもしれない。


16位:「ツーリスト」(ソニー)<8週目>
【公開前個人予想】 18.0億円
【現時点での興行収入予想】 18億円後半(5~6週目17~18億円、OP時17~18億円)
【公開規模】 160スクリーン(先週比-146スクリーン)
1.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは18.1億円となっている。
1週間の伸びは5.3千万円半ば程度だろうか。
15億円は楽に突破している。
思ったよりも話題にはなっていないが、さすがにこのキャストは強く、伸びが止まらない。
ランキング作品の中には、大人が気軽に楽しめるハリウッド作品が本作しかないという状況も味方している。
しかし、そろそろスクリーン数が削られてきた。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル68.0億円
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
☆06年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/チェスト」トータル100.2億円
☆07年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド」トータル109.0億円
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→9.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1→20.3
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円

アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション作品の興行収入は以下の通り。
☆01年公開「トゥームレイダー」トータル27.0億円
☆03年公開「トゥームレイダー2」トータル20.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
☆08年公開「ウォンテッド」トータル25.0億円
☆09年公開「チェンジリング」トータル12.5億円
金2.3→6.5→9.1→11.0→12.1→12.4
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→19.7
☆11年公開「ツーリスト」
OP3.1→7.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1億円→
「スウィーニー・トッド」との対比で考えると、「ツーリスト」の興行収入は18.3億円となる。
オープニング時に、『評判はそれほど良くはないが、春休み時期でもあり、ある程度の伸びはあるはずだ。20億円突破はどうかと思うが、10億円台後半まで伸びるだろう』と書いたが、その通りとなりそうだ。
「スウィーニー・トッド」「ソルト」には届きそうもないが、この程度ならば十分。

参考となりそうなサスペンスやアクション映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金3日6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆10年公開「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金3日4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆10年公開「ソルト」トータル20.5億円
OP3.6→9.3→14.6→17.4→18.8→19.2→19.7
☆09年公開「007/慰めの報酬」トータル19.8億円
先5.9→11.3→14.3→16.6→17.9→18.7
☆10年公開「シャッターアイランド」トータル17.0億円
金3.4→8.3→11.0→13.3→15.4→16.0
☆11年公開「ツーリスト」
OP3.1→7.5→10.1→12.6→15.7→16.7→17.6→18.1億円→
これらとの対比で考えると、「ツーリスト」の興行収入は18.3~18.8億円となる。
オープニングに、『「シャッターアイランド」を超える程度となるか』と書いたが、その通りとなりそうだ。
オープニング時に、『ある程度の伸びがあると思われるので、「ツーリスト」の興行収入は17~18億円と予想したい』と書いたが、その通りとなりそうだ。
GWもあるので先週に引き続き18億円後半と予想したい。
残り6千万以上の上乗せは可能だろう。
公開前個人予想は18.0億円だったので、当たりといえそうだ。
このキャスティングならば、この程度はもちろん稼ぐだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

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