ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(6月4週目その2)

4位:「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」(東映・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 9億円前半(OP~2週目9億円台)
【公開規模】 283スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは6.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
もちろん平日にはほとんど稼げていないが、さすがに“大集合モノ”は強いらしい。
2週前に『GWでもなく、夏休みでもなく、時期的にも良くないので、東映は勝負していないのかと思った』と書いたが、震災の影響で1ヶ月ほどスケジュールがズレたとどこかに書いてあった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」トータル3.6億円
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4→7.0億円→
普段足を運んでいない者が見るものでもないと思ったのだが、考えが甘かった。
これらとの対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は9.0~9.1億円となる。
オープニングは高かったが、やはりそれほど強気にはなれない。
時期的も良くはないので二桁は突破しないだろう。

「仮面ライダー」とも比較はしたい。
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0億円→
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4→07.0億円→
08年以降の作品との対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は8.8~10.3億円となる。
オープニングが高いだけで、それほど伸びがあるとは思えない。
「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は9億円前半と予想したい。
先週まで9億円台と予想していたが、予想どおり伸びがなかった。
08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円、06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は5億円だったので、倍程度となる。
「仮面ライダー」並のヒットとなりそうだ。
よく知らないので、ハズれてもあまり気にはならない。


5位:「パラダイス・キス」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP~2週目12~13億円)
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは10.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.0億円半ば程度だろうか。
ついに10億円を突破した。
勢いはすぐに無くなると思っていたが、知名度の高さからか意外と粘っている。
微妙な作品だったので予想を低めに予想したが、やはりそれほど関係はなかったか。

矢沢あい原作作品。
矢沢あいとはいえば「NANA」が有名。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「NANA2」トータル12.5億円(※年末公開)
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝11.0→11.7
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9億円→
いずれも高い興行収入となっている。
知名度の高さは伊達ではない。
年末公開の「NANA2」が当面のライバルとなる。

女性向けのコミック関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8
☆08年「砂時計」トータル10.0億円
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5
☆10年「ダーリンは外国人」トータル7.0億円
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6→
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9億円→
「砂時計」以外との対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は14.4~14.6億円となる。
この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。

「パラダイス・キス」10.9億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「君に届け」11.5億円(トータル15.3億円)
☆「インシテミル」10.2億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」9.0億円(トータル11.5億円)
これらとの対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は13.0~14.5億円となる。
OP~2週目まで12~13億円と予想していたが、粘りがあるので「パラダイス・キス」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想したい。
やはり話題作や知名度の高い作品はヒットするようだ。
公開前個人予想は7~8億円だったのでさすがに低すぎた。
予想には悩んだ作品だが、最低でも二桁突破するという予想にしておけばよかった。


7位:「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 8億円後半(2~3週目9億円台、OP時6~7億円)
【公開規模】 320スクリーン
6.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円半ば程度だろうか。

同週に公開された以下の作品とは差が開いている。
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9億円→
☆11年「もしドラ」
OP1.8→4.4→6.2→7.4億円→
オープニングは2千万円差だったが、2週目で1.4億円、3週目で2.6億円、4週目で3.5億円差となっている。
これが人気漫画の映画化との実力差だろう。
しかし、それほど悪くはない結果となりそうだ。
アイドル映画はヒットしないという定説を覆している。
劇場はガラガラというネットネタもあったが、極端に悪いわけではない。

以下の作品が参考になるか。
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆10年「BANDAGE」トータル6.0億円
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆11年「もしドラ」
OP1.8→4.4→6.2→7.4億円→
これとの対比で考えると、「もしドラ」の興行収入は7.9~8.7億円となる。
評価はそれほど悪くはないらしいので、通常の伸びをみせそうだ。
8億円以上、9億円以下となりそうだ。

「もしドラ」7.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」8.5億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」7.5億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」6.3億円(トータル7.5億円)
「サヨナライツカ」以外との対比で考えると、「もしドラ」の興行収入は8.8~8.9億円となる。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したいところだが、8億円台後半辺りが落ち着きどころか。
しかし、オープニング時は6~7億円と低めに予想したが、極端には落ち込まなかった。
すぐにボロボロになると思っていたが、そういうことにはならなかった。
公開前個人予想は3~4億円だったので、倍以上の程度となった。
題材の話題性ということもあるのだろうが、やはり人気の高さは想像以上だったのかもしれない。
個人的にはこの程度でも十分と思える。
08年の新垣結衣主演「フレフレ少女」は1億円程度という悲惨な興行収入だった。
当たるとは思えなかったが、やはり秋元康は伊達ではないようだ。
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国内映画興行収入ランキング(6月4週目その1)

動員1位:「SUPER8」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 13.5億円
【現時点での興行収入予想】 16~17億円
【公開規模】 520スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で3.9億円(392,247,650円)のオープニングを飾った。
土日2日では3.1億円弱( 307,858,350円)となる。
先週『金曜日からのオープニング3日は3.0億円程度か』と書いたが、予想以上のヒットとなった。
謎に満ちた作品なので、興味を引いたようだ。
なお、動員ベースでは1位となるが、興行収入ベースでは3Dの「パイレーツ」に敗れてしまうようだ。

J・J・エイブラムス関連作品の興行収入は以下の通り。
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円<監督>
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円<製作>
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5→11.6
☆09年公開「スター・トレック」トータル6.0億円
金1.9→3.8→4.9→5.4→5.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9(OP3.1)億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は12.3~14.3億円となる。
この対比は超えてくるだろう。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6(2日3.3)→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆08年公開「ハプニング」トータル12.3億円
金2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9(OP2.2)→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9(OP3.1)億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は13.7~20.4億円となる。
オープニングだけのような気もするが、15億円は超えてくるように思える。
金曜日が先行日だった「トランスフォーマー/リベンジ」との対比では16.2億円となり、この辺りが落ち着きどころか。

「SUPER8」金3.9億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」金3.9億円(トータル25.0億円)
☆「シャーロック・ホームズ」金4.1億円(トータル21.6億円)
☆「シャッターアイランド」金3.4億円(トータル17.0億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」金3.7億円(トータル14.2億円)
☆「アイアンマン2」金3.4億円(トータル12.0億円)
「オーシャンズ」以外との対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は13.8~20.5億円となる。

マックス20億円、ミニマム15億円というところか。
やや微妙な作品なので、伸びはないと思うが、ファミリー層も動きそうなので低くも予想しにくい。
「SUPER8」の興行収入は16~17億円と予想したい。
スター不在、ストーリー不明という難しい作品だったが、プロデューサー等に知名度があり、謎があるという強みでカバーしたようだ。


動員2位:「アンダルシア 女神の報復」(東宝・フジテレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 24.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【公開規模】 371スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6億円弱(258,469,500円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは3.2億円というところか』と書いたので、予想以下のオープニングとなった。
今年公開された「岳ガク」のオープニング2.6億円半ばを下回り、祝日の金曜日公開の「太平洋の奇跡」の土日2日2.5億円半ばを上回るものとなっている。
控え目に予想したつもりだが、さらに下回るということは、このシリーズの人気が落ちていることがよく分かる。
ドラマの「外交官 黒田康作」の平均視聴率は10.1%と低迷しており、その数字をそのまま評価すればよかったか。
良い評価というか悪い評価も伝わってこず、ほとんど無視されているような状態だ。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7→祝10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝3日5.7(OP3.8)→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6億円→
10億円は軽く超える稼げる俳優。
しかし、「県庁の星」のオープニング以下となっている。
もちろん前作を超えることも、近づくこともできないだろう。
これらとの対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は18.6~25.0億円となる。
とりあえずは20億円突破が目標となりそうだ。
前作を見た4割以上はギブアップしないとは思ったが、ちょっと酷すぎないか。
それほど前作の評価が悪かったのだろうか。
しかし、年配層向きなところもあるので、平日に着実稼いでくれるだろう。
多少は粘ることは期待したい。

近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6
☆11年「SP革命篇」
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
2.6億円→
公開前にライバルに設定した「アンフェア the movie」「ライアーゲーム」をはるかに下回るオープニングとなっている。
「容疑者Xの献身」などを除いた作品との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は15.7~21.0億円となる。
20億円突破も厳しいような気がする。
「アンフェア the movie」対比で19.1億円となるので、この対比を下回りそうだ。

「アンダルシア 女神の報復」2.6億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「告白」2.7億円(トータル38.5億円)
☆「おとうと」2.4億円(トータル21.0億円)
☆「悪人」2.5億円(トータル19.8億円)
「悪人」対比で20.6億円となるので、恐らく20億円を突破しないだろう。
評価があまり良くないからだ。
「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は18~19億円と予想したい。
20億円はさすがに突破するとは思ったが、織田裕二の集客力にかげりが見えてきているのかもしれない。
彼の人気というよりも、単純に前作やドラマが面白かったと思われなかった結果だろうか。


動員3位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<6週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】 92~93億円(OP~5週目100億円突破)
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 先週800スクリーン(先々週比+2スクリーン)
トータルでは77.1億円(7,709,802,300円)となっている。
1週間の伸びは6.0億円半ば程度だろうか。
アメリカではやや不調だが、日本では変わらず好調だ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日15.2→2週目20.9→3週目14.3→4週目12.0→5週目8.7→6週目6.0億円となっている。
5週目で10億円を切ったが、6週目でもそれほど大きくは落ち込んでいない。
動員ベースでは3位となるが、3D単価のため興行収入ベースでは引き続き1位となるようだ。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は89.3~92.5億円となる。
100億円到達が当面の目標となるが、現時点では90億円台ペースとなっている。
7月15日の「ハリポタ」、16日の「コクリコ坂から」までライバルが不在だが、これらの公開以後は大きく稼げないだろう。
今週6.0億円稼いだので、今後は3割から4割程度の下落で進むと4.2→2.9→1.7→1.1→0.7→となる。
15億円程度の上乗せしかできないので、90億円突破が当面の目標となりそうだ。
夏休みまで粘りそうだが、大台突破は厳しいだろう。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル68億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1億円→
「ハリー・ポッター」の最新作よりもかなり動きが良く、トータルも超えた。
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は86.1~98.0億円となる。
残り15億円程度の上乗せが可能と考えて、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は92~93億円と予想したい。
先週まで100億円突破と予想していたが、そろそろ現実的な数字にしたい。
しかし、大ヒットであることには変わりがない。
評価が微妙な点が悩ましいが、分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。

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全米映画興行収入(6月第4週目)

1位となったのは新作の「カーズ2」。
事前には週末3日間で74.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る68.0百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「カーズ2」はヒットしそうだが、爆発はしなさそうだ』と書いたとおりとなるだろうか。
前作は良かったが、今回作風が変わったような気がして、やや苦戦しそうな気がした。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆11年「カーズ2」
OP68百万ドル→
「カールじいさんの空飛ぶ家」と同程度のオープニングなので心配するほどではないようだ。
主要作品との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は2億4千万ドル~2億9千万ドルとなる。
この下限の2億3~4千万ドルが落ち着きどころか。
前作の「カーズ」トータル244百万ドルを超えるかが注目となる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、ピクサー作品としては珍しく評価が悪い。

他会社のユニバーサルの以下の作品がライバルとなる
☆10年「怪盗グルーの月泥棒」トータル252百万ドル
OP56→118→161→190→209→222→231→236→240→244
ピクサーブランドとしては破りたい相手であるが、どうなるだろうか。
本作の登場により「カンフー・パンダ2」は圏外に消えてしまった。


2位となったのは新作の「Bad Teacher」。
事前には週末3日間で21.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る31.0百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「Bad Teacher」もヒットはしないだろう』と書いたが、予想を反して高いオープニングを記録した。
キャメロン・ディアス主演の教師モノのコメディ。
ジェイソン・シーゲル、ジャスティン・ティンバーレイクも出演している。
監督は、「オレンジカウンティ」のジェイク・カスダン。

キャメロン・ディアスが主演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「チャーリーズ・エンジェル」トータル125百万ドル
☆03年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」トータル101百万ドル
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆09年「私の中のあなた」トータル49百万ドル
☆09年「運命のボタン」トータル15百万ドル
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27(OP20)→46→62→69→73
☆11年「グリーン・ホーネット」トータル99百万ドル
OP34→63→78→87→92
☆11年「Bad Teacher」
OP31百万ドル→
「ナイト&デイ」を超えて、「グリーン・ホーネット」と同程度のオープニングとなっている。
「ベガスの恋に勝つルール」対比で考えると、「Bad Teacher」の興行収入は1億2千万ドルとなる。
当面は1億ドルが目標となりそうだ。
「Bad Teacher」の興行収入は1億~1億1千万ドルと予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
なぜいきなりヒットしたのかがよく分からない。


3位は2週目の「グリーン・ランタン」。
トータルでは89百万ドルとなっている。
実は、製作費2億ドルの超大作映画であるが、製作費回収は厳しそうだ。
主演は、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(トータル180百万ドル)、「あなたは私の婿になる」(トータル164百万ドル)のライアン・レイノルズ。
監督は、06年「カジノ・ロワイヤル」(トータル167百万ドル)のマーティン・キャンベル。
アメコミ作品の映画化作品。
日本での知名度はなさそうなアメコミだが、アメリカでは相当に知名度があるようだ。
公開前に『ヒットしそうだが、爆発はしないだろう』と書いたが、その通りとなりそうだ。
紹介VTRを見る限りでは、かなり大規模な作品だが、ファミリー向けではなさそうだ。
遊びもないイメージであり、その辺りが影響しているのか。

まずは今年公開されたアメコミ作品との勝負となりそうだ。
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145→160→169→174→176→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP55→098→120万ドル→
☆11年「グリーン・ランタン」
OP53→089百万ドル→
これらを下回っているので、製作費2億ドルの回収は不可能だろう。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆11年「グリーン・ランタン」
OP53→089百万ドル→
これらとの対比では、1億2~3千万ドル程度となる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「グリーン・ランタン」の興行収入はそのまま1億2~3千万ドルとなりそうだ。
全世界で稼げるような作品とは思えず、シリーズ化されるかどうかが注目となる。
続編の企画が動き出しているようだが、この結果を踏まえて、どうなるだろうか。


4位は3週目の「SUPER8」。
トータルでは95百万ドルとなっている。
製作費は5千万ドルは余裕で回収した。
公開前に『謎の作品「スーパー8」はヒットするだろう』と書いたが、やや微妙な出足であった。
多少微妙でも問題はないだろうが、子どもを全面に出しすぎたか。
J・J・エイブラムス監督によるSF作品。
プロデューサーは、スティーヴン・スピルバーグ。

J・J・エイブラムス関連作品は以下の通り。
☆06年「M:I:Ⅲ」トータル134百万ドル(監督)
OP48→085→104→114→123→127
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル(プロデューサー)
OP40→064→072→076→078→079
☆09年「スター・トレック」トータル258百万ドル
先79→148→185→209→223→232
☆11年「SUPER8」
先36→073→095百万ドル→
「クローバーフィールド」のトータルを超えた。
「スター・トレック」対比では1億3千万ドル程度となる。

異星人モノなので以下の作品も参考となる。
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」トータル84百万ドル
OP36→61→73→79→081→082
☆11年「SUPER8」
先36→73→95百万ドル→
評価はかなり高いので、伸びがあるだろう。
「クローバーフィールド」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」を超えた。
「第9地区」を超える伸びと考えて、「SUPER8」は先週に引き続き1億3千万ドルと予想したい。
製作費が安いので、この程度でも全く問題はないだろう。
興行収入はそれほど高くなくとも、評価が高いので、エイブラムスの評価は高まったはずだ。


5位は2週目の「Mr. Popper's Penguins」。
トータルでは39百万ドルとなっている。
製作費は55百万ドルと抑えられており、製作費は余裕で回収できそうだ。
ジム・キャリー主演のファミリー向けコメディ作品。
監督は、マーク・S・ウォーターズ。
公開前に『ヒットしそうだが、爆発はしないだろう』と書いたとおりとなった。
ジム・キャリー作品としては、予想よりもやや低い推移か。

マーク・S・ウォーターズ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「フォーチュン・クッキー」トータル110百万ドル
先33→58→74→87→97
☆04年「ミーン・ガールズ」トータル86百万ドル
OP24→42→55→65→72
☆05年「恋人はゴースト」トータル48百万ドル
OP16→30→38→44→46
☆08年「スパイダーウィックの謎」トータル71百万ドル
先21→44→55→62→65
☆09年「Ghosts of Girlfriends Past」トータル55百万ドル
OP15→30→40→46→50
☆11年「Mr. Popper's Penguins」
OP18→39百万ドル→
「スパイダーウィックの謎」と同程度となりそうだ。

ジム・キャリー主演作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ブルース・オールマイティ」トータル243百万ドル
OP68→137→171→194→211→221
☆04年「エターナル・サンシャイン」トータル34百万ドル
OP08→17→22→26→28→30
☆04年「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」トータル119百万ドル
OP30→59→95→106→111→115
☆05年「ディック&ジェーン復讐は最高!」トータル110百万ドル
先22→60→81→93→101→106
☆07年「ナンバー23」トータル35百万ドル
OP15→24→30→34→35
☆08年「イエスマン“YES”は人生のパスワード」トータル98百万ドル
OP18→50→80→89
☆09年「クリスマス・キャロル」トータル138百万ドル
OP30→63→80→105→115
☆11年「Mr. Popper's Penguins」
OP18→39百万ドル→
意外と安定していない俳優。
コメディ作品は稼げるが、それ以外ではややイマイチ。
評価は普通程度なので、高い伸びはないだろう。
「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」対比では7千万ドル程度となる。
「Mr. Popper's Penguins」の興行収入は先週に引き続き6~7千万ドルと考えたい。
製作費が安いので、大きな問題はなさそうだ。
ジム・キャリーの集客力はやや落ちているのかもしれない。


6位は4週目の「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」。
トータルでは133百万ドルとなっている。
製作費1億6千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『アメリカ人は大好きなシリーズなので、爆発するだろう』と書いたが、微妙な出足となっていた。
設定上のため、過去のシリーズからキャストなどが一新されたということもあるか。
監督は「スターダスト」「キック・アス」のマシュー・ヴォーン、主演はジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP085→129→151→163→171→174
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP055→098→120→133百万ドル→
これらと同様に8千万ドル近いオープニングを飾りたかったところだ。
オープニングから「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の3千万ドル減で推移している。
これらとの対比で考えると、1億4千万ドル~1億5千万ドル程度となる。
しかし、さすがに、00年「X-MEN」トータル157百万ドルは超えるだろう。
評価はメチャクチャ高いので、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は1億6千万ドル台と予想したい。
2週目まで1億8千万ドルと予想していたが、さすがにそこまでの伸びはなさそうだ。
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドルと同程度は稼ぐはずと思ったが、無理だった。

同じく、アメコミの「マイティ・ソー」との勝負となりそうだ。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で178百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP55→098→120→133万ドル→
追いつくことはできそうもない。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP55→098→120→133百万ドル→
「インクレディブル・ハルク」、同じくジェームズ・マカヴォイ主演の「ウォンテッド」は超えそうだ。
05年「ファンスタスティック・フォー」(トータル155百万ドル)は超えたいところだが、どうなるだろうか。


7位は5週目の「ハングオーバー!!史上最大の二日酔い、国境を越える」。
トータルでは244百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルを楽に回収している。
2億ドルをあっさりと突破し、今年公開された作品では「パイレーツ」を超え、現時点ではナンバーワンとなっている。
R指定のコメディとしては異例のヒットとなっている。
しばらくはこのシリーズは終わりそうもない。
公開前に、『(同週に公開される「カンフー・パンダ2」とは)ファミリー層とアダルト層にわかれるので、どちらも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなっている。

トッド・フィリップス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→059→072→085→091→095→097→098
☆11年「ハングオーバー!!」
先118→186→216→233→244百万ドル→
前作との単純比較はできないが、前作並の興行収入となりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度だが、ある程度の伸びはあるだろう。
3週目まで2億5~6千万ドルと予想していたが、先週に引き続き2億6~7千万ドルまで伸びると考えたい。
さすがに3億ドル突破はないだろう。
前作を超えるかどうか、今年本作を超える作品が何なのかが焦点となる。


8位は7週目の「Bridesmaids」。
トータルでは147百万ドルとなっている。
1億ドルを楽に突破しており、1億5千万ドル突破も目前となっている。
製作費32.5百万ドルは余裕で回収している。
公開前に『予想しにくいが、「Bridesmaids」はヒットしそうだ』と書いたとおりとなったが、予想以上の大ヒットだ。
アメリカでは人気のあるコメディのヒットメイカーのジャド・アパトーがプロデュースしたコメディ。
監督はクリステン・ウィグ、主演はポール・フェイグ。
コメディは稼げることは分かっていたが、想像以上に爆発している。

ジャド・アパトー関連作品は以下の通り。
☆08年「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」トータル33百万ドル
OP10→20→25→28→30→30→31
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→84→91→95→97→98
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→81→91→96→98
☆08年「スモーキング・ハイ」トータル87百万ドル
先41(OP23)→63→74→80→84→86→87
☆09年「紀元1年が、こんなんだったら!?」トータル43百万ドル
OP20→33→38→41→42→42
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆10年「Get Him to the Greek」トータル61百万ドル
OP18→36→48→55→57→59
☆11年「Bridesmaids」
OP26→59→85→107→124→136→147百万ドル→
ジャド・アパトーは、05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル、07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドルなどを送り出したヒットメーカー。
比較的安定して稼いでいるが、当たり外れもあるようだ。
オープニング時には『1億ドル突破は厳しく、7千万ドル台となりそうだ』と書いたが、伸びが予想以上となっている。
ここ数年では一番良い伸びとなっている。

以下の作品の伸びを踏まえた方がよさそうだ。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132→138
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
OP33→69→89→103→111→116→119
☆11年「Bridesmaids」
OP26→59→85→107→124→136→147百万ドル→
ついに「スーパーバッド」トータル121百万ドルを超えた。
「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドルを超えるのもほぼ確定しており、ジャド・アパトー関連作品としてはナンバーワンとなりそうだ。
これらの対比で考えると、1億4千万ドルから1億5千万ドル程度となりそうだ。
評価はかなり高いので、伸びていくだろう。
3週目まで1億1千万ドル台、4週目に1億3千万ドル台、5週目に1億4千万ドル台、6週目に1億5千万ドル台と予想していたが、1億6千万ドル台となりそうだ。
1週ごとに上方修正するほど伸びがある、今年一番のサプライズヒットとなった。
やはり、ジャド・アパトーのブランドは稼げるようだ。
制作費の5倍以上は稼げそうである。
アメリカでしか稼げないとは思うが、制作費を考えるとコメディはお得といえる。


9位は6週目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」。
トータルでは229百万ドルとなっている。
2億ドルは楽に突破しており、製作費2億5千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『4億ドル突破は厳しいだろうが、3億ドルは突破してくるのではないか』と書いたが、3億ドル突破は無理そうだ。

とりあえずは、以下のような作品が参考となるだろう。
☆03年「呪われた海賊たち」トータル305百万ドル
OP071→133→177→210→233→249→261→272→282→288
☆06年「デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル
OP136→258→322→358→380→392→401→408→413→417
☆07年「ワールド・エンド」トータル309百万ドル
OP128→218→253→274→287→296→302→304→306→307
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
OP090→153→190→209→221→229百万ドル→
「呪われた海賊たち」以外の対比では、2億3千万~2億4千万ドル程度だろうか。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びではないだろう。
オープニング時には2億5千万ドル、2週目に2億2~3千万ドル程度と考えていたが、先週に引き続き2億3千万ドル台と考えたい。
製作費の2億5千万ドルの回収は厳しそうだ。
全世界でぼろ儲けができるとはいえ、アメリカでの伸び悩みは今後のシリーズにとっては痛いところだ。


10位は6週目の「Midnight in Paris」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
ウディ・アレン監督の最新作。
出演は、オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、エイドリアン・ブロディなど。
スクリーン数を5週で6→58→147→797→1038まで増やしてきたが、6週目で951スクリーンに減った。
製作費は3千万ドルとなっており、回収は濃厚。

ウディ・アレン監督の最近の興行収入は以下の通り。
☆10年「You Will Meet a Tall Dark Stranger」トータル3百万ドル
☆09年「人生万歳!」トータル5百万ドル
☆08年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆08年「夢と犯罪」トータル1百万ドル
☆06年「タロットカード殺人事件」トータル11百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
☆05年「メリンダとメリンダ」トータル4百万ドル
☆03年「僕のニューヨークライフ」トータル3百万ドル
☆02年「さよなら、さよならハリウッド」トータル5百万ドル
☆01年「スコルピオンの恋まじない」トータル8百万ドル
☆11年「Midnight in Paris」
OP01→03→07→14→21→29百万ドル→
1千万ドル以下がほとんどとなっている。
「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル、「マッチポイント」トータル23百万ドルを超えて、近年最高の興行収入となった。
評価はメチャクチャ高いのでしばらく粘りそうだ。

なお、ウディ・アレン監督作品の興行収入ベスト5は以下の通り。
☆86年「ハンナとその姉妹」トータル40百万ドル
☆79年「マンハッタン」トータル40百万ドル
☆77年「アニー・ホール」トータル38百万ドル
☆09年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
4千万ドルを超えるかどうかが注目となりそうだ。
ベストを25年ぶりに更新して欲しい。
ウディ・アレンは衰えを知らないようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
☆トム・ハンクス監督・脚本・主演のラブコメ「Larry Crowne」
☆学園モノのラブコメ「Monte Carlo」
今回でラストとなる「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は爆発するだろう。
「ハングオーバー」を超える可能性がある作品。
「Larry Crowne」もそれなりにヒットしそうだが、「Monte Carlo」はどうだろうか。

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『SUPER8』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B(悪くはないが、物足りないところもある)

70年代~80年代のスティーヴン・スピルバーグ監督作品などにそれほど思い入れがないので、本作とそれらを上手くリンクさせることができなかった。
リンクさせることができないため、本作を単独で評価すると、それほど悪くはないが、どこか物足りなさを覚える作品という印象を受ける。
パニック映画、少年と少女との恋愛、父と子の対立、過去との決別、少年たちの冒険、異星人との交流といった要素をバランス良く描き込んでいるが、深みのあるレベルにまでいずれも仕上げてないように思える。
異星人モノと少年モノという面白い組み合わせは魅力的であったが、足し算レベルのものであり、相乗効果が生まれてこなかった。
結論的には詰め込みすぎなのだろう。
元ネタになった作品は、あるテーマをきっちりと描いているので評価されているわけであり、それらをゴチャゴチャに含めれば、薄まってしまうだけだ。
エイブラムスは承知のうえで、ごちゃ混ぜにして“軽め”の仕上りを目指したのだろうか。
70年代~80年代のスティーヴン・スピルバーグ監督作品などを楽しんだ世代を喜ばせたいという目的ならば、本作はその目的を達成できたかもしれないが、それ以外の者についてもフォローできる新しいタイプの作品であって欲しかった。

一番の拍子抜けは、肝心のエイリアンがエイリアンである必要性がなかった。
異星人との交流といえるレベルではないので、少年とエイリアンの出会いによる彼らの化学反応が感じられない。
エイリアンにとっても、少年にとっても、出会い・交流による成長が欲しいところ。
しかし、これをそのままやると「E.T.」になるので、エイブラムス流にアレンジしたようだが、交流自体を避けてしまったために面白みを欠いた。
友好的ではないエイリアンとの交流というテーマかもしれないが、その設定は逆効果にしかならなかった。
この際、エイリアンはどうでもよかったのかもしれないが、さすがにそういうわけにもいかない。

エイリアンとの交流よりも、少年と少女との恋愛、父と子の対立、過去との決別については感動的に描かれている。
この事件を通して、過去に踏みとどまらずに、未来へと歩もうとする少年の決意・意志・成長が感じられる。
しかし、「エイリアンを宇宙に戻す」≒「母親の死を乗り越える」という構図が一致しないことがやや問題となる。
「E.T.」は友達であり、「ジョーズ」は敵であり、一体のエイリアンに友達役と敵役を担わせることはできない。
難しい設定に挑戦したエイブラムスの頑張りは評価したいが、完全に上手くハマったようには自分には思えなかった。

本編はつまらない作品ではないが、最後のエンドクレジットの自主映画のデキが良かったので、その点も評価したいところ。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目その5)

12位:「劇場版 戦国BASARA The Last Party」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP時3億円台)
【公開規模】 22スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.9千万円程度だろうか。
22スクリーンにも関わらず爆発しているが、週末でしか稼げていない。
先週の週末よりも今週の方が稼いでいるという不思議な状況にもなっている。
スクリーンが多ければよいというものではないが、もうちょっとスクリーンを増やしてもよかったのではないか。

とりあえずコアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「劇場版 戦国BASARA The Last Party」
OP0.5→1.1→1.6億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 戦国BASARA The Last Party」の興行収入は2.4~3.8億円となる。
「劇場版 戦国BASARA The Last Party」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
オープニング時には3億円台と予想したが、かなりの伸びがないと厳しい。
しかし、アニメ作品はスクリーン数に関わらず、思ったよりも稼げるようだ。


13位:「奇跡」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 120スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.1億円となっている。
1週間の伸びは6.5千万円弱程度だろうか。
九州地方では先週より先行公開されていた。
まえだまえだが主演、オダギリジョー、阿部寛、長澤まさみなど出演陣は豪華となっている。
あまり成績は良くないが、しばらくは粘りそうだ。

以下と同程度となるか。
☆10年「てぃだかんかん」
OP0.5→1.8→2.9→3.4
☆11年「奇跡」
OP0.1→0.5→1.1億円→
これと同程度に伸びると考えても3億円台だろうか。
感動作のようだが、爆発的なヒットにはなりにくい作品。
この程度でも仕方がないだろう。
「阪急電車 片道15分の奇跡」「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(トータル6.3億円)と、最近は電車モノが多い。


14位:「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」(東映・ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 6億円前後(OP~2週目8~9億円)
【公開規模】 279スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.6億円弱となっている。
1週間の伸びは5.8千万円半ば程度だろうか。
オープニングは“手塚治虫”“吉永小百合”という看板が効いたのか、意外と高かったが、やはり伸びがあまりない。
公開前に『若年層は鑑賞しないが、年配層が足を運ぶか。しかし、アニメ作品なので、年配層もやはり足を運ばないだろう』と書いたとおりとなるか。
どうやら3部作の1作目らしい。
この興行収入で3部作が製作されるのだろうか。

以下のアニメ作品と似たようなオープニングとなっていた。
☆11年「プリキュア オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1→
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→2.8→3.6→4.1→4.7→5.4→
☆11年「ONE PIECE 3D 麦わらチェイス」
OP1.1→3.3→5.5→6.7→7.1→
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4→3.0→4.0→4.6億円→
「プリキュア」「ONE PIECE」並の伸びだとすると、10億円近い興行収入となった。
スタートだけだとすると5億円程度で終わる可能性もある。
伸びは高くはなさそうだ。
「マクロス」以上、「ONE PIECE」以下か。

以下の作品がライバルとなるか。
☆09年「仏陀再誕」トータル8.6億円
OP1.6→3.3→4.7→5.9→
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4→3.0→4.0→4.6億円→
伸びが続けば良い勝負となりそうだが、伸びはないだろう。
「手塚治虫のブッダ」の興行収入は先週に引き続き6億円前後と予想したい。
なんとか、残り1億円以上は上乗せしてくれないと困る。
著名な題材であり、ある程度の伸びは継続できるだろう。
2週目まで8~9億円と予想していたが、伸びが全く足りなかった。
公開前個人予想は5億円だったので、当たりとは言える結果になるかもしれない。
2週目まで予想はハズレだと思っていたが、やはりファミリー向けではないアニメ作品は厳しいようだ。


15位:「赤ずきん」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 100スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.2千万円程度だろうか。
スクリーンが少ないため、ランクインは難しいと考えていた。
その通りとなったが、スクリーンの割にはそれほど悪くはない成績となっている。
タイトルが馴染みのあるものだからだろうか。

オオカミ男モノはだいたい同じか。
☆10年「ウルフマン」
金0.6(0.4)→1.5億円→
☆11年「赤ずきん」
金0.4(0.3)→1.1億円→
ちなみに「ウルフマン」は300スクリーンであった。
2億円を突破できるかが注目となる。
タイトルから間違えて見てしまう者が続出しそうであり、なんとか突破しそうな気がする。
「赤ずきん」は2億円台と予想したい。
違うタイトルならば、これほど稼げなかっただろう。
本作の主演のアマンダ・セイフライド主演作「ジュリエットからの手紙」公開後というのもよかったかもしれない。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目その4)

9位:「さや侍」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 4億円
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 217スクリーン(先週比+2スクリーン)
8.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.4億円弱となっている。
1週間の伸びは2.1億円程度だろうか。
物足りない数字にはみえるが、素人が主演して、この数字ならば逆に高いのではないか。
時代劇と勘違いして年配層が足を運んだのか。
それとも、親子モノと勘違いして女性層が足を運んだのか。
今後は数字が伸びるかどうかが注目となる。
目新しい作品なので伸びる可能性はあるが、他の松本作品と同じような伸びとなるか。

松本人志監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆11年「さや侍」
OP1.2→3.4億円→
これらとの対比で考えると、「さや侍」の興行収入は6.4~6.4億円となる。
これらの対比を超えてきそうだ。
「大日本人」には届かないが、「しんぼる」を超えるので、十分ではないか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5(OP1.7)→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆10年「アウトレイジ」トータル7.5億円
OP1.5→3.9→5.4→6.3→6.9
☆11年「漫才ギャング」
OP0.9→3.2→5.3→6.7→7.4億円→
☆11年「さや侍」
OP1.2→3.4億円→
「漫才ギャング」よりも高い動きだが、「漫才ギャング」は震災の影響があった。
「漫才ギャング」を超えられないだろう。
「アウトレイジ」対比では6.5億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

「さや侍」3.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アウトレイジ」3.9億円(トータル7.5億円)
☆「きな子」3.8億円(トータル7.1億円)
☆「ダーリンは外国人」3.2億円(トータル7.0億円)
☆「交渉人 THE MOVIE」3.8億円(トータル6.3億円)
☆「桜田門外ノ変」3.1億円(トータル6.9億円)
☆「BANDAGE」3.0億円(トータル6.0億円)
「BANDAGE」対比では6.8億円となる。
マックス7億円台、ミニマム5億円台となるか。
「さや侍」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
当面は6億円を突破できるかが注目となる。
公開前個人予想は4億円だったので、ハズレとなる。
主演が素人なので、「しんぼる」トータル4.7億円を下回ると思ったのだが、超えてくるとは思わなかった。
「しんぼる」の何がダメで、「さや侍」の何が良かったのだろうか。
逆に素人が受けたのか。
時代劇、親子モノも良かったということだろうか。


10位:「ブラック・スワン」(20世紀フォックス)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 23億円台(2~4週目22~23億円)
【公開規模】 319スクリーン(先週比-1スクリーン)
5.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは21.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
20億円をついに突破した。
老若男女を問わない作品であり、特に女性受けする作品でもある。
単純な面白さはないが、ビッグヒットになるタイプの作品だ。

女性をターゲットにした作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」トータル17.4億円
金3日2.8→7.4→10.8→13.3→15.0→16.1→16.8→17.1
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」18.0億円
先2.9→7.1→10.3→12.5→14.3→15.4
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆11年「ブラック・スワン」
水5.0→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1億円→
これらを超えるヒットとなった。
対象が女性だけだからではないからだろう。
水曜日公開なので予想が難しいが、これらとの対比で考えると、「ブラックスワン」の興行収入は22.8~24.7億円となる。
「セックス・アンド・ザ・シティ2」対比では22.8億円となる。
この程度稼ぐのではないか。

「ブラックスワン」21.1億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」21.1億円(トータル25.0億円)
☆「ナイト&デイ」22.0億円(トータル23.1億円)
☆「シャーロック・ホームズ」21.1億円(トータル21.6億円)
☆「ソルト」20.1億円(トータル20.5億円)
水曜日公開であるが、これらとの対比で考えると、「ブラックスワン」の興行収入は21.6~25.0億円となる。
マックスが25億円となるが、そこまでは伸びないか。
「ブラック・スワン」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
残り2億円程度の上乗せは可能だろう。
2~4週目まで22~23億円と予想していたが、やはり想像以上に伸びた。
サプライズヒットとなった07年「マリー・アントワネット」トータル21.0億円を超えた。
作品的に大作ではなくても、ヒットする作品の見極めが大事となる。


11位:「127時間」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 69スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.8千万円弱のオープニングを飾った。
ヒットするのは分かっているが、このスクリーンならばさすがにランクインは難しい。
アカデミー賞の各賞にノミネートされた作品。
監督は、「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル。

アカデミー賞は受賞できなかったが、受賞作やノミネート作品が参考となるだろう。
☆08年公開「ノーカントリー」トータル3.5億円
OP0.4→01.3→01.8→02.0→02.4→02.6→02.7
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→06.1→08.6→09.7→10.3→10.9
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→02.2→03.7→05.1→06.2→06.9→07.3
☆10年公開「マイレージ、マイライフ」トータル3.0億円
祝込3日0.5(OP0.3)→1.0→1.6→1.9
☆11年公開「127時間」
OP0.4億円→
これらとの対比で考えると、「127時間」の興行収入は3.5~5.2億円となる。
アカデミー賞作品以上には伸びないと思うので、「127時間」の興行収入は3億円台となりそうだ。
スクリーンを踏まえれば、十分な成績となりそうだ。

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『127時間』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(心に訴える良作)

オチも分かっている、結末も分かっている。
タイトルからタイミングすら分かる。
何もかも分かっているような作品であっても、緊張感が切れることなく最初から最後まで楽しむことができる良作だ。

ひとえに監督の手腕、俳優の力量の賜物だろう。
リアリティのあるドキュメンタリー的な要素だけではなく、ヒューマンドラマ的な要素、エンターテイメント的な要素を兼ね備えた作品に仕上げた。
生還ドキュメンタリー作品というよりも、むしろヒューマンドラマ的な要素が強い。
どのような“手段”で生還したのかが問題ではない。
どのような心理的“過程”で生還したのかがポイントとなっている。

女性に声を掛けたりするようなところはあるが、孤独を愛する一匹オオカミのアーロン。
そのような彼であっても、絶望的な状況下で思い返されるのは“家族”であったり、“元恋人”であったり、“人と人との繋がり”いうところが本作のメッセージにもなっている。
絶望的な状況だからこそ、改めて大切なことを思い出せたのだろう。
彼を救ったのも、また“人と人との繋がり”であった。
自分自身が助かりたいというだけではなく、家族に会いたいという気持ち、まだ見ぬ我が子に会いたいという気持ちによって、最後のチカラを振り絞ったのは、感動的であった。
“夢”“希望”“諦めない気持ち”“人と人との繋がり”、そのような人間にとって必要なものを根幹に描いているので、観客のココロに響くはずだ。
このような事態を招いた要因が、自然現象だけではなくて、自分自身の行動にあったことは描かれているが、その辺りをもうちょっと響くように描いて欲しかった。

ほぼ一箇所という飽きるようなシチューエーションにおいて、多彩な手法により、観客を飽きさせていない点も評価できる。
回想、妄想、空想だけではなくて、ビデオカメラというキーアイテムがより効いている。
ビデオカメラを用いることによって、作品により幅が広がっている。
ビデオカメラで遊ぶだけではなくて、ビデオカメラを用いることによって、アーロンの感情がストレートとなり、よりリアルさが増している。
観客が彼の気持ちと楽に同化でき、感情移入しやすくなったのではないか。

ジェームズ・フランコにとってもハマリ役となっている。
シリアスさ一辺倒に走ることなく、重すぎず、軽すぎず、絶妙な演技をみせた。
人間的に“深み”を感じさせることができたのではないか。

一箇所という状況だからこそ、監督、俳優の能力の高さをより感じさせる作品。
本作に盛り込まれたメッセージ性も豊かであり、アカデミー賞作品賞などにノミネートされたのは伊達ではないと感じさせる良作だ。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目その3)

4位:「星守る犬」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 14~15億円
【現時点での興行収入予想】 11~12億円
【公開規模】 317スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円弱となっている。
1週間の伸びは2.9億円半ば程度だろうか。
先週4位よりランクアップしている。
やはり感動モノ・動物モノは強い。
ファミリー層や女性層へのアピールは微妙だが、とりあえずは伸びがあると考えて予想したい。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→4.4億円→
主要作品との対比で考えると、「星守る犬」の興行収入は12.9~18.9億円となる。
「犬と私の10の約束」対比では12.9億円となる。
この辺りまで伸びるだろうか。

今年公開された以下の作品がライバルになりそうな気がする。
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8→11.9→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→04.4億円→
これと同程度か、やや下回る程度だろうか。

「星守る犬」4.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」4.4億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」4.0億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」3.9億円(トータル7.5億円)
「サヨナライツカ」程度の伸びを見せると考えて、「星守る犬」の興行収入は先週に引き続き11~12億円と予想したい。
年配層やファミリー層が足を運んでくれそうなので伸びていくだろう。
公開前個人予想は14~15億円だったので、現時点では微妙となる。
感動作なので予想以上の伸びを見せてほしいところ。


6位:「プリンセス トヨトミ」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 14億円後半(2~3週目16~17億円、OP時18~19億円)
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは12.8億円となっている。
1週間の伸びは2.1億円半ば程度だろうか。
楽に10億円を突破している。
大阪では大ヒットしているようだ。

万城目学原作作品。
ドラマ「鹿男あをによし」、映画「鴨川ホルモー」(トータル3.0億円)が映画化されている。
公開前に『「鴨川ホルモー」とは異なり、年配層も間違えて足を運びそうな作品。意外とヒットしそうな雰囲気はある』と書いたが、想定以上だったようだ。
『観客層の幅が広そうなので、作風は異なるが、「十三人の刺客」(トータル16.0億円)、「武士の家計簿」、「インシテミル」(トータル12.2億円)、「ゴールデンスランバー」(トータル11.5億円)辺りと同程度かと思っている。10億円以上、15億円以下というところか。ちょうど間を取って、12.5億円と予想したい』と書いたが、想定を「十三人の刺客」に設定すればよかった。

去年公開された「BECK」を除く以下の作品よりも出足がよかった。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→8.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8億円→
「BECK」に比べると伸びがない。
「十三人の刺客」とはかなり差があったのに4週目でなくなってしまった。
これらとの対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は15.3~16.7億円となる。
これら以下が落ち着きどころか。
オープニングが高すぎたか。

「プリンセス トヨトミ」12.8億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」13.7億円(トータル21.0億円)
☆「十三人の刺客」12.7億円(トータル16.0億円)
☆「君に届け」11.5億円(トータル15.3億円)
「おとうと」以外との対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は16.1~17.0億円となる。

マックス17億円台、ミニマム14億円台というところか。
「プリンセス トヨトミ」の興行収入は14億円後半と予想したい。
残り2億円程度の上乗せで止まるか。
先週まで16~17億円と予想したが、評価が良いとは思えないので伸びはないだろう。
オープニング時には18~19億円と予想していたが、想像以上に伸びなかった。
公開前個人予想は12.5億円だったので、微妙な結果となる。
観たいとは思わせるが、観ればたぶん楽しめられない映画。
このような映画の予想は難しい。


7位:「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 10億円
【現時点での興行収入予想】 7億円台(OP時9億円台)
【公開規模】 522スクリーン(先週比+3スクリーン)
9.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.1億円となっている。
1週間の伸びは2.4億円弱程度だろうか。
スクリーン数を踏まえれば、コケているともいえる。
ただ、評価はかなり高いので伸びを期待できそうだ。
キャストは一新されたが、作品自体には知名度もあり、きちんと伸びてくるだろう。

過去の「X-MEN」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7→4.1億円→
「ウルヴァリン」以下の動きとなっている。
日本人にとって、キャストが馴染みなさすぎたか。
これらとの対比で考えると、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は7.6~7.9億円となる。
評価は良いので、この対比程度となるか。
「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円を超えるのは厳しい気がする。
二桁突破は無理だろう。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円(※参考)
金2.3→6.6→8.5
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7→4.1億円→
これらとの対比で考えると、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は6.4~7.4億円となる。
伸びがなければ7億円前後というところか。

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」4.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エクスベンダブルズ」4.9億円(トータル9.2億円)
☆「インビクタス」4.3億円(トータル8.6億円)
☆「第9地区」4.2億円(トータル8.3億円)
☆「NINE」4.1億円(トータル8.3億円)
☆「グリーン・ゾーン」4.9億円(トータル7.7億円)
☆「食べて、祈って、恋をして」4.1億円(トータル7.5億円)
☆「ラブリーボーン」3.9億円(トータル7.0億円)
これらとの対比で考えると、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は6.4~8.3億円となる。
伸びが悪ければ6億円台、伸びが普通ならば7億円台、伸びが高ければ8億円台となる。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は7億円台と予想したい。
オープニング時は9億円台と予想したが、評価は高くても、見ない者は見ない。
公開前個人予想は10億円だったので、ハズレとなりそうだ。
アメリカでの評価の高さを考慮し過ぎてしまった。
「パイレーツ」や「ブラック・スワン」などのヒット作品はあるが、日本人にハマらない洋画はやはり厳しいようだ。

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気になる映画ニュース(6月第4週目)

☆タランティーノ監督作品の主演はジェイミー・フォックスか
2012年のクリスマス公開予定の西部劇「ジャンゴ・アンチェインド」の主役役として交渉しているらしい。
ジェイミー・フォックスはアカデミー賞主演男優賞を受賞しているだけではなくて、アクションやコメディもこなせるので、悪くはない人選となりそうだ。
「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツも出演予定。


☆アカデミー賞長編アニメ賞のノミネート基準が変更
今までは、選考対象が15作品以下であれば3作、16作品以上であれば5作だったらしい。
次回からは、選考対象が8~12作品→ノミネート2、3作に、13~15作品→2~4作に、16作品以上→2~5作となるとのこと。
あまり変わらないようだが、長編アニメノミネート3本は少ないので、もう少し増やして欲しいものだ。
ピクサー社の独占に歯止めをかける作品の登場を待ちたい。


☆清水崇監督がハリウッド作品を監督
「フライト75」という、航空機の中で起こる不可解な現象を描いた作品を手掛けるようだ。
日本人俳優のハリウッド進出も目立ってきているが、今後は監督の進出も進んでいって欲しい。
どのような規模の作品で、誰が出演するかなどが注目となる。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目その2)

2位:「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」(東映・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 283スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.8億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.4億円弱となっている。
1週間の伸びは2.5億円程度だろうか。
もちろん平日にはほとんど稼げていないが、さすがに“大集合モノ”は強いらしい。
先週『GWでもなく、夏休みでもなく、時期的にも良くないので、東映は勝負していないのかと思った』と書いたが、震災の影響で1ヶ月ほどスケジュールがズレたとどこかに書いてあった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」トータル3.6億円
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4億円→
普段足を運んでいない者が見るものでもないと思ったのだが、考えが甘かった。
これらとの対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は9.3~9.8億円となる。
しかし、オープニングは高かったが、やはりそれほど強気にはなれない。
時期的も良くはないので二桁は突破しないだろう。

「仮面ライダー」とも比較はしたい。
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0億円→
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4億円→
08年以降の作品との対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は8.6~10.9億円となる。
オープニングが高いだけで、それほど伸びがあるとは思えない。
「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円、06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は5億円だったので、倍程度となる。
「仮面ライダー」並のヒットとなりそうだ。
よく知らないので、ハズれてもあまり気にはならない。


3位:「パラダイス・キス」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP~2週目12~13億円)
【公開規模】 304スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは8.8億円となっている。
1週間の伸びは3.0億円弱程度だろうか。
勢いはすぐに無くなると思っていたが、知名度の高さからか意外と粘っている。
微妙な作品だったので予想を低めに予想したが、やはりそれほど関係はなかったか。
公開前に、「あしたのジョー」(トータル10億円台見込み・オープニング2日1.9億円半ば)辺りと同程度かなという印象もあったが、基準値を「ダーリンは外国人」(トータル7.0億円)に変えてしまったのが痛かった。

矢沢あい原作作品。
矢沢あいとはいえば「NANA」が有名。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「NANA2」トータル12.5億円(※年末公開)
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝11.0→11.7
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8億円→
いずれも高い興行収入となっている。
知名度の高さは伊達ではない。
年末公開の「NANA2」が当面のライバルとなる。

女性向けのコミック関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8
☆08年「砂時計」トータル10.0億円
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5
☆10年「ダーリンは外国人」トータル7.0億円
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6→
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8億円→
これらとの対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は12.2~15.0億円となる。
恐らく「君に届け」のような高い伸びはないだろう。
「ダーリンは外国人」対比14.3億円を超える程度となるか。

「パラダイス・キス」8.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「君に届け」9.0億円(トータル15.3億円)
☆「インシテミル」8.1億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」7.6億円(トータル11.5億円)
これらとの対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は13.3~15.0億円となる。
OP~2週目まで12~13億円と予想していたが、粘りがあるので、「パラダイス・キス」の興行収入は14億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は7~8億円だったのでさすがに低すぎた。
予想には悩んだ作品だが、最低でも二桁突破するという予想にしておけばよかった。


5位:「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 9億円台(OP時6~7億円)
【公開規模】 320スクリーン
9.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.2億円となっている。
1週間の伸びは1.8億円弱程度だろうか。

同週に公開された以下の作品とは差が開いている。
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8億円→
☆11年「もしドラ」
OP1.8→4.4→6.2億円→
オープニングは2千万円差だったが、2週目で1.4億円、3週目で2.6億円差となっている。
これが人気漫画の映画化との実力差だろう。
しかし、それほど悪くはない結果となりそうだ。
アイドル映画はヒットしないという定説を覆している。
劇場はガラガラというネットネタもあったが、極端に悪いわけではない。

以下の作品が参考になるか。
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆10年「BANDAGE」トータル6.0億円
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆11年「もしドラ」
OP1.8→4.4→6.2億円→
これとの対比で考えると、「もしドラ」の興行収入は8.9~10.3億円となる。
評価はそれほど悪くはないらしいので、通常の伸びをみせそうだ。
9億円以上、10億円以下となりそうだ。

「もしドラ」6.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」6.7億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」6.3億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」5.4億円(トータル7.5億円)
「サヨナライツカ」以外との対比で考えると、「もしドラ」の興行収入は8.6~8.9億円となる。
それほど悪い映画ではないようであり、小中高生が動いているようなので、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
オープニング時は6~7億円と低めに予想したが、極端には落ち込まなかった。
すぐにボロボロになると思っていたが、そういうことにはならなかった。
公開前個人予想は3~4億円だったので、倍以上の程度となった。
題材の話題性ということもあるのだろうが、やはり人気の高さは想像以上だったのかもしれない。
個人的にはこの程度でも十分と思える。
08年の新垣結衣主演「フレフレ少女」は1億円程度という悲惨な興行収入だった。
当たるとは思えなかったが、やはり秋元康は伊達ではないようだ。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「SUPER8」(パラマウント)
<322館程度にて順次公開予定(もっと多いかも)>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 〇
もう少し派手な作品となると思ったが、イメージとは違う作品のようだ。
「E.T.」や「未知との遭遇」にオマージュしているようだが、これらにはあまり思い入れがないので、それほど期待はしていないものの、評価はかなり高いようである。

【監督】 J・J・エイブラムス
「LOST」などを手掛けており、知名度は日本でも高いはずだ。
本作のプロデューサーは、スティーヴン・スピルバーグであり、その知名度も加算する必要があるか。

J・J・エイブラムス関連作品の興行収入は以下の通り。
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円<監督>
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円<製作>
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5→11.6
☆09年公開「スター・トレック」トータル6.0億円
金1.9→3.8→4.9→5.4→5.6
「クローバーフィールド」を鑑賞した者は取り込めると思われる。
女性層やファミリー層などの+αがあるのではないか。

【キャスティング】 カイル・チャンドラー、エル・ファニング
スター不在の映画である点がポイントなる。
しかし、逆に子役が主役なので、女性層やファミリー層にアピールできる。
SF特有の残虐さなどが感じられないので、ファミリー層が動く可能性がある。

【題材】 「SFサスペンス」「エイリアンモノ」
“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6(2日3.3)→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆08年公開「ハプニング」トータル12.3億円
金3日2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金3日2.9(2日2.2)→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
スターが登場する作品ではないので、20億円は超えてこないのではないか。
ただ、一応話題作なので、ファミリー層や女性層が動けば10億円は超えてきそうな気がする。
やはり、「クローバーフィールド」トータル12.0億円+αとなるだろう。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
謎があるというよりも、全く分からないという方が正しい。
もう少しインパクトが欲しかった。

【支持基盤・ターゲット】 「全般」
ファミリー層や女性層が動けば、結構稼げそうだ。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「ザ・ウォーカー」トータル4.3億円(トータル0.9億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」トータル4.4億円(オープニング1.1億円)
<2009>
☆「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円(先行込み5.6億円)
夏休み前の微妙な時期となる。
「トランスフォーマー/リベンジ」でさえもヒットしなかった。

【評価・予想】 13.5億円(オープニング3日3.0億円)
謎がある作品であり、子どもが主役ということもあり、多少のヒットはしそうだが、スター不在、情報量不足ということで爆発的なヒットにはなりそうもない。
20億円以下、10億円以上となるか。
「クローバーフィールド」トータル12.0億円がとりあえずの参考となるだろう。
+αをどの程度に設定するかが問題となる。
1~2割程度となるか。
13.2~14.4億円となる。
それほど高い興行収入にはなりそうもないので、「SUPER8」の興行収入は13.5億円と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は3.0億円程度か。
コケる可能性も高いが、ファミリー層も見れそうなので、当たるタイプの映画だと思いたい。
評価も高いので、この程度は稼ぐことができるはずだ。


◎「アンダルシア 女神の報復」(東宝・フジテレビ)
<320館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 〇
前作もドラマも見たので、一応付き合う予定。

【監督】 西谷弘
06年「県庁の星」(トータル20.8億円)、08年「容疑者Xの献身」(トータル49.2億円)、09年「アマルフィ 女神の報酬」(トータル36.5億円)を手掛けており、織田裕二とは3度目のタッグとなる。
二人の相性がよいのだろうか。
前作は下回るだろうが、「県庁の星」辺りは超えなくてはいけないラインとなる。

【キャスティング】 織田裕二、黒木メイサ、伊藤英明、福山雅治
「海猿」の伊藤英明、「ヤマト」の黒木メイサと、稼いだ映画のキャストを集めたようになっている。
本作のヒロインとして、織田と合うようには思えないが。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7→祝10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
10億円は軽く超える稼げる俳優。
ドラマ視聴率低迷により、前作を超える気配はないが、大きくコケることもないだろう。

【題材】 「続編」「ドラマの映画化」「サスペンス」「事件モノ」
前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝込3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
高い興行収入を記録したが、前作超えるような勢いはない。
ドラマの「外交官 黒田康作」の平均視聴率は10.1%と低迷した。
現時点の人気はそれほど高くはないといえるのではないか。
映画化するドラマとしてはかなり低い視聴率だ。

近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6
☆11年「SP革命篇」
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8
視聴率から考えても、「アンフェア the movie」「ライアーゲーム」がライバルというところではないか。
もし大ヒットするようならば、ドラマ視聴率の低迷は何だったのかということになる。
「踊る」とは異なり、夏休み時期までもつように思えず、時期的にもやや微妙。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
織田が撃たれる様なシーンを盛り込んで煽っているが、あまり気にならない内容。
もう少し華やかさなり、キャストの豪華さなりをアピールして欲しい。
キャストの豪華さはアピールしているが、どこか物足りない。

【支持基盤・ターゲット】 全般
老若男女を問わない強みはある。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「踊る大捜査線」トータル73.1億円(オープニング9.7億円)
<2009>
☆「MW」トータル7.5億円(オープニング1.3億円)
夏休み前の微妙な時期の公開となる。
「踊る」はさすがに夏場まで稼げたが、本作はどうだろうか。
前作は7月18日という絶好時期の公開であり、1ヶ月早い。
東宝としても、前作ほどは勝負を掛けていないとも考えられる。

【評価・予想】 24.0億円(オープニング3.2億円)
これらを踏まえると、前作の36.5億円以下、20億円以上というところか。
ドラマの視聴率がふるわなかったことから、前作の3割~4割ほどの下落となりそうだ。
25.6~21.9億円程度となるか。
このあいだをとって、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は24.0億円と予想したい。
オープニングは3.2億円というところか。
個人的にはこの程度を稼げれば十分だと思う。
20億円を割れば、黄色信号というところではないか。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目その1)

1位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<5週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】 100億円突破
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 先週798スクリーン
トータルでは71.0億円(7,103,054,850円)となっている。
1週間の伸びは8.7億円程度だろうか。
アメリカではやや不調だが、日本では変わらず好調だ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日15.2→2週目20.9→3週目14.3→4週目12.0→5週目8.7億円となっている。
5週目で10億円を切ったが、それほど落ち込んでいない。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は89.7~92.5億円となる。
100億円到達が当面の目標となるが、現時点では90億円台ペースとなっている。
夏休みまで粘りそうなので、大台になんとか到達するのではないか。
7月15日の「ハリポタ」、16日の「コクリコ坂から」までライバルが不在なのも大きい。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル68億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0億円→
「ハリー・ポッター」の最新作よりもかなり動きが良く、トータルも超えた。
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は84.3~98.3億円となる。
伸びがなければ90億円台となるが、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は先週に引き続き100億円突破と予想したい。
評価が微妙な点が悩ましいが、分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。


8位:「スカイライン 征服」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 140スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.6千万円半ば(84,645,400円)のオープニングを飾った。
新作の何かがランクインしてくるとは思ったが、まさかこれとは思わなかった。
製作費1千万ドルの低予算映画。
制作費を考えれば大儲けだが、アメリカではトータル21百万ドルという微妙な成績に終わった作品。
監督は「AVP2エイリアンVSプレデター」の人たちだが、キャストはスター不在。
日本では当たるはずがないと思っていたが、スクリーン数に比して高い数字を稼ぎ出した。
知名度の高い「パラノーマル・アクティビティ2」やハリウッド大作「エンジェル・ウォーズ」といった作品のオープニング2日を超えている。
日本ではパニック系エイリアン作品は人気があるのだろうか。
強力な新作不在とはいえ、4~5千万円のオープニングならば納得できるが、8千万円級のオープニング作品とは到底思えない。

エイリアンやパニック系の作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハプニング」トータル12.3億円
金3日2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年「クローバーフィールド/HAKAISHA」トータル12.1億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3
☆10年「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6→
☆11年「スカイライン 征服」
OP0.9億円→
これらとの対比で考えると、「スカイライン 征服」の興行収入は4.2~4.4億円となる。
この下限以下となりそうなので、「スカイライン 征服」の興行収入は3億円台となりそうだ。

「スカイライン 征服」0.9億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「スパイアニマル・Gフォース」1.0億円(トータル6.5億円)
☆「エクリプス/トワイライト・サーガ」1.0億円
☆「恋するベーカリー」2日0.8億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」1.1億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」0.9億円(トータル4.3億円)
「スカイライン 征服」が「エクリプス/トワイライト・サーガ」「ザ・ウォーカー」がほぼ同じオープニングとアメリカ人が知ったら驚くだろう。
これらとの対比で考えると、「スカイライン 征服」の興行収入は3.6~5.9億円となる。
伸びがあるとは思えない作品。
やはり、「スカイライン 征服」の興行収入は3億円台と予想したい。
エイリアンモノが日本人の好みならば、まもなく公開される「SUPER8」や公開延期となった「世界侵略:ロサンゼルス決戦」も期待はできそうだ。

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全米映画興行収入(6月第3週目)

1位となったのは新作の「グリーン・ランタン」。
事前には週末3日間で52.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る52.7百万ドルのオープニングを飾った。
主演は、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(トータル180百万ドル)、「あなたは私の婿になる」(トータル164百万ドル)のライアン・レイノルズ。
監督は、06年「カジノ・ロワイヤル」(トータル167百万ドル)のマーティン・キャンベル。
アメコミ作品の映画化作品。
公開前に『ヒットしそうだが、爆発はしないだろう』と書いたが、悪くはないオープニングを飾った。
実は、製作費2億ドルの超大作映画だった。
日本での知名度はなさそうなアメコミだが、アメリカでは相当に知名度があるようだ。

まずは今年公開されたアメコミ作品との勝負となりそうだ。
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145→160→169→174→176→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP55→098→120万ドル→
☆11年「グリーン・ランタン」
OP53百万ドル→
これらを下回っているので、製作費2億ドルの回収は不可能だろう。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆11年「グリーン・ランタン」
OP53百万ドル→
これらとの対比では、1億1~4千万ドル程度となる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「グリーン・ランタン」の興行収入は1億2~3千万ドルとなりそうだ。
全世界で稼げるような作品とは思えず、シリーズ化されるかどうかが注目となる。


2位は2週目の「SUPER8」。
トータルでは73百万ドルとなっている。
製作費は5千万ドルは余裕で回収した。
公開前に『謎の作品「スーパー8」はヒットするだろう』と書いたが、やや微妙な出足であった。
多少微妙でも問題はないだろうが、子どもを全面に出しすぎたか。
J・J・エイブラムス監督によるSF作品。
プロデューサーは、スティーヴン・スピルバーグ。

J・J・エイブラムス関連作品は以下の通り。
☆06年「M:I:Ⅲ」トータル134百万ドル(監督)
OP48→085→104→114→123→127
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル(プロデューサー)
OP40→064→072→076→078→079
☆09年「スター・トレック」トータル258百万ドル
先79→148→185→209→223→232
☆11年「SUPER8」
先36→073百万ドル→
「クローバーフィールド」のトータルは超えそうだ。
「スター・トレック」対比では1億3千万ドル程度となる。

異星人モノなので以下の作品も参考となる。
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」トータル84百万ドル
OP36→61→73→79→081→082
☆11年「SUPER8」
先36→73百万ドル→
評価はメチャクチャ高いので、伸びがあるだろう。
「クローバーフィールド」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」以上は稼ぎそうだ。
「第9地区」を超える伸びと考えて、「SUPER8」は先週に引き続き1億3千万ドルと予想したい。


3位となったのは新作の「Mr. Popper's Penguins」。
事前には週末3日間で21.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る18.2百万ドルのオープニングを飾った。
ジム・キャリー主演のファミリー向けコメディ作品。
監督は、マーク・S・ウォーターズ。
公開前に『ヒットしそうだが、爆発はしないだろう』と書いたとおりとなった。
しかし、製作費は55百万ドルと抑えられており、製作費は余裕で回収できそうだ。

マーク・S・ウォーターズ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「フォーチュン・クッキー」トータル110百万ドル
先33→58→74→87→97
☆04年「ミーン・ガールズ」トータル86百万ドル
OP24→42→55→65→72
☆05年「恋人はゴースト」トータル48百万ドル
OP16→30→38→44→46
☆08年「スパイダーウィックの謎」トータル71百万ドル
先21→44→55→62→65
☆09年「Ghosts of Girlfriends Past」トータル55百万ドル
OP15→30→40→46→50
☆11年「Mr. Popper's Penguins」
OP18百万ドル→
「スパイダーウィックの謎」と同程度となりそうだ。

ジム・キャリー主演作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ブルース・オールマイティ」トータル243百万ドル
OP68→137→171→194→211→221
☆04年「エターナル・サンシャイン」トータル34百万ドル
OP08→17→22→26→28→30
☆04年「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」トータル119百万ドル
OP30→59→95→106→111→115
☆05年「ディック&ジェーン復讐は最高!」トータル110百万ドル
先22→60→81→93→101→106
☆07年「ナンバー23」トータル35百万ドル
OP15→24→30→34→35
☆08年「イエスマン“YES”は人生のパスワード」トータル98百万ドル
OP18→50→80→89
☆09年「クリスマス・キャロル」トータル138百万ドル
OP30→63→80→105→115
☆11年「Mr. Popper's Penguins」
OP18百万ドル→
意外と安定していない俳優。
コメディ作品は稼げるが、それ以外ではややイマイチ。
評価は普通程度なので、高い伸びはないだろう。
「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」対比では7千万ドル程度となる。
「Mr. Popper's Penguins」の興行収入は6~7千万ドルとなりそうだ。
ジム・キャリー作品としては物足りないが、製作費が安いので、問題はなさそうだ。


4位は3週目の「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」。
トータルでは120百万ドルとなっている。
製作費1億6千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『アメリカ人は大好きなシリーズなので、爆発するだろう』と書いたが、微妙な出足となっていた。
設定上のため、過去のシリーズからキャストなどが一新されたということもあるか。
監督は「スターダスト」「キック・アス」のマシュー・ヴォーン、主演はジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP085→129→151→163→171→174
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP055→098→120百万ドル→
これらと同様に8千万ドル近いオープニングを飾りたかったところだ。
オープニングから「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の3千万ドル減で推移している。
これらとの対比で考えると、1億4千万ドル~1億5千万ドル程度となる。
しかし、さすがに、00年「X-MEN」トータル157百万ドルは超えるだろう。
評価はメチャクチャ高いので、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は1億6千万ドル台と予想したい。
先週まで1億8千万ドルと予想していたが、さすがにそこまでの伸びはなさそうだ。
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドルと同程度は稼ぐはずと思ったが、無理そうだ。

同じく、アメコミの「マイティ・ソー」との勝負となりそうだ。
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145→160→169→174→176→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP55→098→120万ドル→
追いつくことはできないだろう。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP55→098→120百万ドル→
05年「ファンスタスティック・フォー」(トータル155百万ドル)は超えたいところ。
さすがに08年「インクレディブル・ハルク」(トータル135百万ドル)は超えそうだ。
同じくジェームズ・マカヴォイ主演の「ウォンテッド」と同程度では物足りないのではないか。


5位は4週目の「ハングオーバー!!史上最大の二日酔い、国境を越える」。
トータルでは233百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルを楽に回収している。
2億ドルをあっさりと突破し、今年公開された作品では「パイレーツ」を超え、現時点ではナンバーワンとなっている。
R指定のコメディとしては異例のヒットとなっている。
しばらくはこのシリーズは終わりそうもない。
公開前に、『(同週に公開される「カンフー・パンダ2」とは)ファミリー層とアダルト層にわかれるので、どちらも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなっている。

トッド・フィリップス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→059→072→085→091→095→097→098
☆11年「ハングオーバー!!」
先118→186→216→233百万ドル→
前作との単純比較はできないが、前作並の興行収入となりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度だが、ある程度の伸びはあるだろう。
3週目まで2億5~6千万ドルと予想していたが、2億6~7千万ドルまで伸びそうだ。
さすがに3億ドル突破はないだろう。
前作を超えるかどうか、今年本作を超える作品が何なのかが焦点となる。


6位は4週目の「カンフー・パンダ2」。
トータルでは143百万ドルとなっている。
1億ドルを難なく突破し、製作費1億5千万ドルは楽に回収できそうだ。
公開前に、『(同週に公開される「ハングオーバー!!」とは)ファミリー層とアダルト層にわかれるので、どちらも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなっているか。
微妙なオープニングだったが、さすがにアニメ作品は強い。

パラマウントが製作したアニメ作品。
パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり(「シュレック」シリーズを除く)。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「ランゴ」トータル122百万ドル
OP38→068→092→106→114→118→119→120
☆11年「カンフー・パンダ2」
先53→100→127→143百万ドル→
現時点では「マダガスカル」に近い推移となっている。
前作のトータル215百万ドルを超えることはなさそうだが、評価はかなり高いので伸びはありそうだ。
「カンフー・パンダ2」の興行収入は先週に引き続き1億8~9千万ドルと考えたい。
評価がメチャクチャ高いので「ヒックとドラゴン」のような予想以上の伸びをするかが注目となるが、「カーズ2」などのアニメ作品が待機しているので、予想以上の伸びはないだろう。


7位は6週目の「Bridesmaids」。
トータルでは137百万ドルとなっている。
1億ドルを楽に突破している。
製作費32.5百万ドルは余裕で回収している。
公開前に『予想しにくいが、「Bridesmaids」はヒットしそうだ』と書いたとおりとなったが、予想以上の大ヒットだ。
アメリカでは人気のあるコメディのヒットメイカーのジャド・アパトーがプロデュースしたコメディ。
監督はクリステン・ウィグ、主演はポール・フェイグ。
コメディは稼げることは分かっていたが、想像以上に爆発している。

ジャド・アパトー関連作品は以下の通り。
☆08年「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」トータル33百万ドル
OP10→20→25→28→30→30→31
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→84→91→95→97→98
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→81→91→96→98
☆08年「スモーキング・ハイ」トータル87百万ドル
先41(OP23)→63→74→80→84→86→87
☆09年「紀元1年が、こんなんだったら!?」トータル43百万ドル
OP20→33→38→41→42→42
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆10年「Get Him to the Greek」トータル61百万ドル
OP18→36→48→55→57→59
☆11年「Bridesmaids」
OP26→59→85→107→124→137百万ドル→
ジャド・アパトーは、05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル、07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドルなどを送り出したヒットメーカー。
安定して稼いでいるが、当たり外れもあるようだ。
オープニング時には『1億ドル突破は厳しく、7千万ドル台となりそうだ』と書いたが、伸びが予想以上となっている。
ここ数年では一番良い伸びとなっている。

以下の作品の伸びを踏まえた方がよさそうだ。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132→138
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
OP33→69→89→103→111→116→119
☆11年「Bridesmaids」
OP26→59→85→107→124→137百万ドル→
ついに「スーパーバッド」トータル121百万ドルを超えた。
これらの対比で考えると、1億4千万ドルから1億5千万ドル程度となりそうだ。
評価はかなり高いので、伸びていくだろう。
3週目まで1億1千万ドル台、4週目に1億3千万ドル台、5週目に1億4千万ドル台と予想していたが、「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」を超える1億5千万ドル台となりそうだ。
ジャド・アパトー関連作品としてはナンバーワンとなりそうだ。
ここまで伸びるとは思えず、今年一番のサプライズヒットといえる。
やはり、ジャド・アパトーのブランドは稼げるようだ。
制作費の4倍以上は稼げそうである。
アメリカでしか稼げないとは思うが、制作費を考えるとコメディはお得といえる。


8位は5週目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」。
トータルでは220百万ドルとなっている。
2億ドルは楽に突破しており、製作費2億5千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『4億ドル突破は厳しいだろうが、3億ドルは突破してくるのではないか』と書いたが、3億ドル突破は無理そうだ。

とりあえずは、以下のような作品が参考となるだろう。
☆03年「呪われた海賊たち」トータル305百万ドル
OP071→133→177→210→233→249→261→272→282→288
☆06年「デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル
OP136→258→322→358→380→392→401→408→413→417
☆07年「ワールド・エンド」トータル309百万ドル
OP128→218→253→274→287→296→302→304→306→307
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
OP090→153→190→209→220百万ドル→
「呪われた海賊たち」以外の対比では、2億3千万~2億4千万ドル程度だろうか。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びではないだろう。
オープニング時には2億5千万ドル、2週目に2億2~3千万ドル程度と考えていたが、先週に引き続き2億3千万ドル台と考えたい。
製作費の2億5千万ドルの回収は厳しそうだ。
全世界でぼろ儲けができるとはいえ、伸び悩みは今後のシリーズにとっては痛いところだ。


9位は5週目の「Midnight in Paris」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
ウディ・アレン監督の最新作。
出演は、オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、エイドリアン・ブロディなど。
スクリーン数を5週で6→58→147→797→1038まで増やしてきた。
製作費は3千万ドルとなっており、回収は濃厚。

ウディ・アレン監督の最近の興行収入は以下の通り。
☆10年「You Will Meet a Tall Dark Stranger」トータル3百万ドル
☆09年「人生万歳!」トータル5百万ドル
☆08年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆08年「夢と犯罪」トータル1百万ドル
☆06年「タロットカード殺人事件」トータル11百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
☆05年「メリンダとメリンダ」トータル4百万ドル
☆03年「僕のニューヨークライフ」トータル3百万ドル
☆02年「さよなら、さよならハリウッド」トータル5百万ドル
☆01年「スコルピオンの恋まじない」トータル8百万ドル
☆11年「Midnight in Paris」
OP01→03→07→14→22
1千万ドル以下がほとんどとなっている。
「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル、「マッチポイント」トータル23百万ドルを超えてきそうだ。
評価はメチャクチャ高いのでしばらく粘りそうだ。

なお、ウディ・アレン監督作品の興行収入ベスト5は以下の通り。
☆86年「ハンナとその姉妹」トータル40百万ドル
☆79年「マンハッタン」トータル40百万ドル
☆77年「アニー・ホール」トータル38百万ドル
☆09年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
4千万ドルを超えるかどうかが注目となりそうだ。
ベストを25年ぶりに更新して欲しい。
ウディ・アレンは衰えを知らないようだ。


10位は2週目の「Judy Moody and the NOT Bummer Summer」。
トータルでは11百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルの回収は厳しそうだ。
公開前に『児童文学の映画化「Judy Moody and the NOT Bummer Summer」はヒットしないだろう』と書いたとおりとなっている。
ジョン・シュルツ監督によるコメディ作品。

ジョン・シュルツ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「ロスト・キッズ」トータル51百万ドル
☆05年「ビッグ・トラブル in NY」トータル13百万ドル
OP06→10→12→12→12
☆09年「屋根裏のエイリアン」トータル25百万ドル
OP08→16→21→22→23
☆11年「Judy Moody and the NOT Bummer Summer」
OP06→11百万ドル→
ファミリー向け作品を多く手掛けているようだが、イマイチのようだ。
1千万ドル台でフィニッシュするのではないか。
評価はかなり悪いので伸びはないだろう。
製作費を回収できそうもないが、この程度ならばギリギリ許容範囲か。
彼に大作のチャンスが回ってくることはなさそうだが。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ピクサー作品「カーズ2」
☆キャメロン・ディアス主演の「Bad Teacher」
「カーズ2」はヒットしそうだが、爆発はしなさそうだ。
「Bad Teacher」もヒットはしないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その5)

12位:「奇跡」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 120スクリーン(先週比+89スクリーン)
3.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.8千万円となっている。
1週間の伸びは4.0千万円弱程度だろうか。
九州地方では先週より先行公開されていた。
まえだまえだが主演、オダギリジョー、阿部寛、長澤まさみなど出演陣は豪華となっている。

以下と同程度となるか。
☆10年「てぃだかんかん」
OP0.5→1.8→2.9→3.4
☆11年「奇跡」
OP0.1→0.5億円→
これと同程度に伸びると考えても3億円台だろうか。
感動作のようだが、爆発的なヒットにはなりにくい作品。
この程度でも仕方がないだろう。
「阪急電車 片道15分の奇跡」「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(トータル6.3億円)と、最近は電車モノが多い。


13位:「劇場版 戦国BASARA The Last Party」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP時3億円台)
【公開規模】 22スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.1億円弱となっている。
1週間の伸びは5.5千万円程度だろうか。
22スクリーンにも関わらず爆発している。
スクリーンが多ければよいというものではないが、もうちょっとスクリーンを増やしてもよかったのではないか。

とりあえずコアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「劇場版 戦国BASARA The Last Party」
OP0.5→1.1億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 戦国BASARA The Last Party」の興行収入は2.1~3.6億円となる。
「劇場版 戦国BASARA The Last Party」の興行収入は2億円台と予想したい。
先週3億円台と予想したが、ある程度の伸びがあると考えても3億円突破は微妙か。
しかし、アニメ作品はスクリーン数に関わらず、思ったよりも稼げるようだ。


14位:「アジャストメント」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円
【現時点での興行収入予想】 4億円半ば(2週目5億円前半)
【公開規模】 218スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.8億円弱となっている。
1週間の伸びは7.9千万円半ば程度だろうか。
マット・デイモン主演だからと安心して高めに予想したが、サスペンス系の洋画はやはり厳しいようだ。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」
OP1.7→4.6→6.2→6.8億円→
☆11年公開「アジャストメント」
金1.4→3.0→3.8億円→
これらとの対比で考えると、「アジャストメント」の興行収入は4.5~6.0億円となる。
「グリーン・ゾーン」を超えると思ったが甘かった。
「グリーン・ゾーン」対比では4.6億円となる。
焦点は5億円を超えるかどうかというところか。
恐らく超えないだろう。
『戦争モノもサスペンスモノもどちらも稼ぎにくいが、サスペンスモノならば女性も観るだろう』と予想したのが間違いだったか。

「アジャストメント」3.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」4.0億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」3.6億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」3.6億円(トータル4.3億円)
「ザ・ウォーカー」対比で4.5億円となる。
先週『なんとか5億円を突破すると考えて、「アジャストメント」の興行収入は5億円前半と予想したい』と書いたが、無理そうだ。
4億円半ばと下方修正したい。
公開前個人予想8億円だったので、完全にハズレた。
超大作系ではない洋画の興行収入は低めにした方がいいかもしれない。
主演の知名度は度外視してもいいか。


15位:「岳-ガク-」(東宝・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】15億円半ば(5週目16億円台、OP~4週目15~16億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 316スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは15.0億円となっている。
1週間の伸びは7.9千万円弱程度だろうか。
ついに15億円を突破した。
目標値が20億円なので、やはり20億円は超えてこなかった。

GWは忙しかったので予想はしなかったが、ひょっとしてコケるのではないかと思っていた。
トータル9.0億円程度かというイメージだったので、予想以上の動きとなっている。
小栗旬の人気も限界があり、長澤まさみも興行収入の手助けをしてくれそうもないと思ったが、人気コミックが原作ということもあるか。
公開時期によるメリットや相手関係に恵まれたところもあるか。

以下のような作品が参考になると思ったが、見当違いだった。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6→
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝込3日0.8→1.5→2.2→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0億円→
これらとは比べ物のならないヒットとなっている。
「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」との対比で考えると、「岳-ガク-」の興行収入は16.2億円となる。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→07.2→10.3→12.8→14.2→15.0億円→
これらとの対比で考えると「岳-ガク-」の興行収入は15.6~16.2億円となる。
評判が高いとは思えないので、あまり伸びはないだろう。
この対比を超えることはないはずだ。

「岳-ガク-」15.0億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「BECK」祝16.9億円(トータル17.6億円)
☆「君に届け」13.8億円(トータル15.3億円)
「BECK」との対比では15.6億円となる。
この対比程度となりそうだ。
「岳-ガク-」の興行収入は15億円半ばと予想したい。
残り5千万円程度の上乗せは可能だろう。
オープニングから4週目まで15~16億円、5週目に16億円台と予想したが、6週目でやや伸びが鈍った。
これからの伸びも期待しにくいが、オープニングのヨミは悪くなかったようだ。
公開前は二桁突破が微妙と思っていたので、この程度ならば個人的には十分だと思う。
いくら漫画原作でも、申し訳ないが高望みはしにくい。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その4)

9位:「ブラック・スワン」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 22~23億円
【公開規模】 320スクリーン(先週比-3スクリーン)
8.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは19.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.2億円程度だろうか。
20億円突破が目前に迫ってきた。
老若男女を問わない作品であり、特に女性受けする作品でもある。
単純な面白さはないが、ビッグヒットになるタイプの作品だ。

女性をターゲットにした作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」トータル17.4億円
金3日2.8→7.4→10.8→13.3→15.0→16.1→16.8→17.1
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」18.0億円
先2.9→7.1→10.3→12.5→14.3→15.4
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆11年「ブラック・スワン」
水5.0→9.7→13.9→17.3→19.6億円→
これらを超えるヒットとなった。
対象が女性だけだからではないからだろう。
水曜日公開なので予想が難しいが、これらとの対比で考えると、「ブラックスワン」の興行収入は21.8~24.7億円となる。
「セックス・アンド・ザ・シティ2」対比では22.7億円となる。
この程度稼ぐのではないか。

「ブラックスワン」19.6億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」19.7億円(トータル25.0億円)
☆「シャーロック・ホームズ」20.1億円(トータル21.6億円)
☆「ソルト」18.8億円(トータル20.5億円)
水曜日公開であるが、これらとの対比で考えると、「ブラックスワン」の興行収入は21.1~24.9億円となる。
マックスが25億円となるが、そこまでは伸びないか。
「ブラック・スワン」の興行収入は先週に引き続き22~23億円と予想したいが、23億円台辺りが落ち着きどころではないか。
残り2億5千万円程度の上乗せは可能だろう。
サプライズヒットとなった07年「マリー・アントワネット」トータル21.0億円を超えた。
作品的に大作ではなくても、ヒットする作品の見極めが大事となる。


10位:「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」(東映・ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 6億円前後(OP~2週目8~9億円)
【公開規模】 279スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.0億円となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
オープニングは“手塚治虫”“吉永小百合”という看板が効いたのか、意外と高かったが、やはり伸びがあまりない。
公開前に『若年層は鑑賞しないが、年配層が足を運ぶか。しかし、アニメ作品なので、年配層もやはり足を運ばないだろう』と書いたとおりとなるか。
どうやら3部作の1作目らしい。

以下のアニメ作品と似たようなオープニングとなっていた。
☆11年「プリキュア オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1→
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→2.8→3.6→4.1→4.7→5.4→
☆11年「ONE PIECE 3D 麦わらチェイス」
OP1.1→3.3→5.5→6.7→7.1→
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4→3.0→4.0億円→
「プリキュア」「ONE PIECE」並の伸びだとすると、10億円近い興行収入となる。
スタートだけだとすると5億円程度で終わる可能性もある。
伸びは高くはなさそうだ。
「マクロス」以上、「ONE PIECE」以下か。

以下の作品がライバルとなるか。
☆09年「仏陀再誕」トータル8.6億円
OP1.6→3.3→4.7→5.9→
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4→3.0→4.0億円→
伸びが続けば良い勝負となりそうだが、伸びはないだろう。
「手塚治虫のブッダ」の興行収入は6億円前後と予想したい。
先週まで8~9億円と予想していたが、伸びが足りない。
しかし、著名な題材であり、ある程度の伸びは継続できるだろう。
公開前個人予想は5億円だったので、当たりとは言える結果になるかもしれない。
先週まで予想はハズレだと思っていたが、やはりファミリー向けではないアニメ作品は厳しいようだ。


11位:「赤ずきん」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 100スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.3千万円のオープニングを飾った。
金曜日から公開されており、トータルでは4.4千万円となっている。
スクリーンが少ないため、ランクインは難しいと考えていた。
その通りとなったが、スクリーンの割にはそれほど悪くはない成績となっている。
タイトルが馴染みのあるものだからだろうか。

オオカミ男モノはだいたい同じか。
☆10年「ウルフマン」
金0.6(0.4)→1.5億円→
☆11年「赤ずきん」
金0.4(0.3)億円→
ちなみに「ウルフマン」は300スクリーンであった。
2億円を突破できるかが注目となる。
タイトルから間違えて見てしまう者が続出しそうであり、なんとか突破しそうな気がする。
「赤ずきん」は2億円台と予想したい。
違うタイトルならば、これほど稼げなかっただろう。
本作の主演のアマンダ・セイフライド主演作「ジュリエットからの手紙」公開後というのもよかったかもしれない。

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『赤ずきん』レビュー

◆評  価   5.5点
◆おススメ度  B(普通の作品)

良くはないが、それほど悪くもない普通のサスペンス・ホラー。
鑑賞前から、「赤ずきん」とは関係のないホラー作品か、誰が狼男かを探るだけの作品だと思っていたので、想定の範囲内の仕上りとなっている。
流れに簡単に乗れる単純なストーリーかつ謎解き要素があるので、それほど飽きることはなかった。
アマンダ・セイフライドを見せるという目的の映画でもあり、その視点からも飽きることはないだろう。
チープなセットながら、監督はなんとか雰囲気を出そうと、それなりに頑張っていたと思う。
しかし、脚本がイマイチのためか、全体的に中途半端となってしまった。
基本的にヒネリも何もなく、ストレートすぎる。

登場人物のキャラクターをもっと明確にしつつ、それぞれをもっと疑わしいようにした方がよかったのではないか。
恋人、婚約者、父親、村人、神父、友人の弟、友人、母、祖母、姉とどのキャラクターも中途半端に登場して、中途半端に退場していくばかり。
空気のようなキャラクターは要らない。
ゲイリー・オールドマンは多少クレイジーさを発揮していたが、全開に発揮する前に退場させられたのも勿体無い。
オオカミ男に執着する異常者として、村のカオス化に拍車をかけてもよかった。
そういえば途中から誰かがいなくなったと思ったら、最後に突然登場して謎を明かして終了というのもあまり芸がない。
ヴァレリーを誘った目的も、バレた経緯も色々と解説してくれたが、心には響かないものばかりだった。 【“『赤ずきん』レビュー ”の続きを読む】

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気になる映画ニュース(6月第3週目)

☆アカデミー賞作品賞のノミネート本数が見直し
数年前から5本から10本に増加させたが、今後は最低5本、最大10本となる。
投票のうち、全体の5%以上の1位票がノミネートされることになるらしい。
来年は何本がノミネートされるかが注目となりそうだ。


☆「ザ・ウルヴァリン」の監督はジェームズ・マンゴールドか
ジェームズ・マンゴールドは「ニューヨークの恋人」「“アイデンティティー”」「ウォーク・ザ・ライン」「3時10分、決断のとき」「ナイト&デイ」を手掛けている。
西部劇からサスペンス、音楽モノ、コメディアクションをこなしているので、かなり起用そうであり、悪い人選ではなさそうだ。
監督が決まれば、撮影も無事に始まるだろう。
日本での撮影が予定されており、日本人キャストが起用されるかも注目となる。


☆「ジュラシック・パーク」の続編が検討中
現時点ではまだなんともいえない状況ではあるが、3D化するには絶好の素材であり、是非企画を実現化して欲しい。


☆ラッセル・クロウが、スーパーマンの父親役となるか
オリジナルではマーロン・ブランドが演じた重要な役柄ジョー・エルをラッセル・クロウが演じそうだ。。
損はないので、ラッセル・クロウも引き受けるのではないか。
地球での父親はケビン・コスナーが予定されており、豪華な映画となりそうだ。


☆松竹も「はやぶさ」映画を企画
公開中の角川による「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」
20世紀フォックスによる2011年10月公開の「はやぶさ/HAYABUSA」(監督:堤幸彦、主演:竹内結子)
東映による2012年公開の「小惑星探査機はやぶさ -遥かなる帰還-」(主演:渡辺謙)が予定されている。
松竹は、藤原竜也、杏、三浦友和らにより、震災1年後の2012年3月に「おかえり、はやぶさ」として公開を目指すとのこと。
“はやぶさ”には興味はあるが、ここまでラッシュが続くと嫌気がさしてきた。
たぶん全て見ないと思う。
とりあえずは、どれがヒットするかどうかが注目となる。


☆「エクスペンダブルズ」の続編監督が決定
サイモン・ウエストに決定した。
「コンエアー」、「トゥームレイダー」を手掛け、最近「The Mechanic」で5年ぶりにメガホンを取った。
この監督についてはよくは知らないが、悪くはなさそうな人選。
前作では、スタローンが遠慮していたような動きだったので、監督は別の者に任せて暴れまくって欲しい。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その3)

4位:「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 10億円
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 519スクリーン(先週比±0スクリーン)
前夜祭込みで1.7億円のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.2億円程度か』と書いたが、微妙な出足となった。
スクリーン数を踏まえれば、コケているともいえる。
ただ、評価はかなり高いので伸びを期待できそうだ。
キャストは一新されたが、作品自体には知名度もあり、きちんと伸びてくるだろう。

過去の「X-MEN」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3(OP1.8)→4.8→7.3→8.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7億円→
「ウルヴァリン」以下のオープニングとなっている。
日本人にとって、キャストが馴染みなさすぎたか。
これらとの対比で考えると、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は8.4~9.3億円となる。
評価は良いので、恐らく「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円は超えてくるはず。
9億円は超えてくるだろう。
二桁突破できるかが注目となる。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円(※参考)
金2.3(OP1.8)→6.6→8.5
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7億円→
これらとの対比で考えると、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は7.6~9.9億円となる。

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」1.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「グリーン・ゾーン」2日1.6億円(トータル7.7億円)
☆「エクスベンダブルズ」1.8億円(トータル9.2億円)
☆「第9地区」1.7億円(トータル8.3億円)
伸びが悪ければ7億円台、伸びが普通ならば8億円台、伸びが高ければ9億円台となる。
ある程度伸びが高いと考えて9億円台と予想したい。
公開前個人予想の10億円に近い数字を稼いでくれればよいが、どうなるだろうか。


7位:「プリンセス トヨトミ」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 16~17億円(OP時18~19億円)
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.7億円弱となっている。
1週間の伸びは3.1億円となっている。
はやくも10億円を突破した。
大阪では大ヒットしているようだ。

万城目学原作作品。
ドラマ「鹿男あをによし」、映画「鴨川ホルモー」(トータル3.0億円)が映画化されている。
公開前に『「鴨川ホルモー」とは異なり、年配層も間違えて足を運びそうな作品。意外とヒットしそうな雰囲気はある』と書いたが、想定以上だったようだ。
『観客層の幅が広そうなので、作風は異なるが、「十三人の刺客」(トータル16.0億円)、「武士の家計簿」、「インシテミル」(トータル12.2億円)、「ゴールデンスランバー」(トータル11.5億円)辺りと同程度かと思っている。10億円以上、15億円以下というところか。ちょうど間を取って、12.5億円と予想したい』と書いたが、想定を「十三人の刺客」に設定すればよかった。

去年公開された「BECK」を除く以下の作品よりも出足がよかった。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→8.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7億円→
これらとの対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は15.1~16.9億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。
「BECK」に比べると伸びがない点が気になるところ。
オープニングが高すぎたか。

「プリンセス トヨトミ」10.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」11.1億円(トータル21.0億円)
☆「劇場版TRICK」12.1億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」祝12.5億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」祝11.2億円(トータル16.0億円)
「おとうと」以外との対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は15.1~16.4億円となる。

マックス17億円、ミニマム15億円というところか。
評価が良いとは思えないので伸びはないだろう。
年配層がもっと動けば可能だが、20億円を超えることもないのではないか。
「プリンセス トヨトミ」の興行収入は先週に引き続き16~17億円と予想したい。
オープニング時には18~19億円と予想していたが、意外と伸びていない。
再下方修正も必要かもしれないが、様子をみたい。
公開前個人予想は12.5億円だったので、ハズれそうだ。
観たいとは思わせるが、観ればたぶん楽しめられない映画。
このような映画の予想は難しい。


8位:「さや侍」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 215スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2億円のオープニングを飾った。
先週『オープニングは7千万円程度か』と書いたが、予想よりもかなり高かった。
順位は8位と低いが、それほど悲観する数字ではない。
素人が主演して、この数字ならば逆に高いのではないか。
時代劇と勘違いして年配層が足を運んだのか。
それとも、親子モノと勘違いして女性層が足を運んだのか。
今後は数字が伸びるかどうかが注目となる。
目新しい作品なので伸びる可能性はあるが、他の松本作品と同じような伸びとなるか。

松本人志監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆11年「さや侍」
OP1.2億円→
これらとの対比で考えると、「さや侍」の興行収入は5.6~6.1億円となる。
「しんぼる」対比の5.6億円は超えてきそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5(OP1.7)→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆10年「アウトレイジ」トータル7.5億円
OP1.5→3.9→5.4→6.3→6.9
☆11年「漫才ギャング」
OP0.9→3.2→5.3→6.7→7.4億円→
☆11年「さや侍」
OP1.2億円→
「漫才ギャング」よりも高いオープニングだが、「漫才ギャング」は震災の影響があった。
「漫才ギャング」を超えられないだろう。
「アウトレイジ」対比では6.0億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

「さや侍」1.2億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」1.3億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」1.3億円(トータル9.0億円)
☆「ダーリンは外国人」1.2億円(トータル7.0億円)
☆「BANDAGE」1.3億円(トータル6.0億円)
「BANDAGE」対比では5.5億円となる。
マックス7億円台、ミニマム5億円台となるか。
「さや侍」の興行収入は6億円台と予想したい。
当面は6億円を突破できるかが注目となる。
公開前個人予想は4億円だったので、ハズレとなる。
主演が素人なので、「しんぼる」トータル4.7億円を下回ると思ったのだが、超えてくるとは思わなかった。
「しんぼる」の何がダメで、「さや侍」の何が良かったのだろうか。
逆に素人が受けたのか。
時代劇、親子モノも良かったということだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その2)

1位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】 100億円突破
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 798スクリーン(先週比-4スクリーン)
6.6億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは62.3億円弱となっている。
1週間の伸びは11.9億円半ば程度だろうか。
アメリカではやや不調だが、日本では変わらず好調だ。
楽に50億円を突破し、60億円も超えた。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は87.7~98.0億円となる。
100億円到達が当面の目標となる。
夏休みまで粘りそうなので、大台になんとか到達するのではないか。
7月15日の「ハリポタ」、16日の「コクリコ坂から」までライバルが不在なのも大きい。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル68億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3億円→
「ハリー・ポッター」の最新作よりも出足が良い。
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は89.2~95.4億円となる。
伸びがなければ90億円台となるが、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は先週に引き続き100億円突破と予想したい。
評価が微妙な点が悩ましいが、分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。


3位:「パラダイス・キス」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 12~13億円
【公開規模】 303スクリーン
1.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは5.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.8億円程度だろうか。
平日の伸びがやや物足りないかもしれない。
微妙な作品だったので予想を低めに予想したが、やはりそれほど関係はなかったか。
公開前に、「あしたのジョー」(トータル10億円台見込み・オープニング2日1.9億円半ば)辺りと同程度かなという印象もあったが、基準値を「ダーリンは外国人」(トータル7.0億円)に変えてしまったのが痛かった。

矢沢あい原作作品。
矢沢あいとはいえば「NANA」が有名。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「NANA2」トータル12.5億円(※年末公開)
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝11.0→11.7
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8億円→
いずれも高い興行収入となっている。
知名度の高さは伊達ではない。
年末公開の「NANA2」がライバルとなる。

女性向けのコミック関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8
☆08年「砂時計」トータル10.0億円
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5
☆10年「ダーリンは外国人」トータル7.0億円
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6→
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8億円→
これらとの対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は9.7~16.0億円となる。
恐らく「僕の初恋をキミに捧ぐ」のような高い伸びはないだろう。
「ダーリンは外国人」対比12.7億円を超えると考えれば、12~13億円程度が落ち着きどころか。

「パラダイス・キス」5.8億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「君に届け」6.2億円(トータル15.3億円)
☆「インシテミル」5.7億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」5.0億円(トータル11.5億円)
これらとの対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は12.4~14.3億円となる。
「パラダイス・キス」の興行収入は先週に引き続き12~13億円と予想したい。
公開前個人予想は7~8億円だったのでさすがに低すぎた。
予想には悩んだ作品だが、最低でも二桁突破するという予想にしておけばよかった。


5位:「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 9億円台(OP時6~7億円)
【公開規模】 320スクリーン
1.5億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.6億円程度だろうか。
週末には稼げているが、平日はあまり稼げていないようだ。
やはりOL層は動かないか。
いずれにせよ、それほど悪くはない結果となりそうだ。
アイドル映画はヒットしないという定説を覆している。
劇場はガラガラというネットネタもあったが、極端に悪いわけではない。

以下の作品が参考になるか。
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆10年「BANDAGE」トータル6.0億円
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆11年「もしドラ」
OP1.8→4.4億円→
これとの対比で考えると、「もしドラ」の興行収入は8.8~11.1億円となる。
評価はそれほど悪くはないらしいので、通常の伸びをみせそうだ。
9億円以上、11億円以下となりそうだ。

「もしドラ」4.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」4.4億円(トータル12.0億円)
☆「ゴールデンスランバー」5.0億円(トータル11.5億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」4.0億円(トータル9.0億円)
これらとの対比で考えると、「もしドラ」の興行収入は9.9~12.0億円となる。
二桁を狙える動きとなっている。
それほど悪い映画ではないようであり、小中高生が動いているようなので、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」の興行収入は9億円台と予想したい。
先週のオープニングは6~7億円と低めに予想したが、意外と落ち込まなかった。
2週目には早くもボロボロになると思っていたが、そういうことにはならなかった。
公開前個人予想は3~4億円だったので、倍以上の程度となった。
題材の話題性ということもあるのだろうが、やはり人気の高さは想像以上だったのかもしれない。
個人的にはこの程度でも十分と思える。
08年の新垣結衣主演「フレフレ少女」は1億円程度という悲惨な興行収入だった。
当たるとは思えなかったが、やはり秋元康は伊達ではないようだ。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その1)

動員2位:「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 282スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9億円弱(288,610,400円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは10年と同程度の1.5億円か』と書いたが、爆発している。
『「ライダー」並に稼ぐとは思えないが』とも書いたが、ライダー並に稼いでいる。
GWでもなく、夏休みでもなく、時期的にも良くないので、東映は勝負していないのかと思ったが、関係はなかった。
さすがに“大集合モノ”は強いということか。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」トータル3.6億円
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9億円→
普段足を運んでいない者が見るものでもないと思ったのだが、考えが甘かった。
これらとの対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は9.1~10.0億円となる。
しかし、オープニングは高かったが、あまり強気にはなれない。
時期的も良くはないので二桁は突破しないだろう。

「仮面ライダー」とも比較はしたい。
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0億円→
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9億円→
08年以降の作品との対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は9.9~13.7億円となる。
オープニングが高いだけで伸びがあるとは思えない。
強気にはなれないので、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は9億円台と予想したい。
08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円、06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円を超えてくる程度か。
公開前個人予想は5億円だったので、倍程度となる。
「仮面ライダー」並のヒットとなりそうだ。
よく知らないので、ハズれてもあまり気にはならない。


動員6位:「星守る犬」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 14~15億円
【現時点での興行収入予想】 11~12億円
【公開規模】 317スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円半ば(144,082,600円)のオープニングを飾った。
先週『「犬と私の10の約束」がライバルか。オープニングはこれと同じく1.8億円程度と考えたい』と書いたが、予想よりもやや低かった。
泣ける映画は強いとは思ったが、ファミリー層や女性層へのアピールできていないのか。
レディースデイなどに伸びがあるかどうかが注目となる。
とりあえずは伸びがあると考えて予想したい。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「星守る犬」
OP1.4億円→
「きな子」以外との対比で考えると、「星守る犬」の興行収入は11.8~15.9億円となる。
この下限辺りが落ち着きどころか。

今年公開された以下の作品がライバルになりそうな気がする。
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8→11.9→
☆11年「星守る犬」
OP1.4億円→
これと同程度か、やや下回る程度だろうか。

「星守る犬」1.4億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」1.3億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」1.3億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」1.5億円(トータル7.5億円)
「ゴースト」以上の伸びを見せると考えて、「星守る犬」の興行収入は11~12億円と予想したい。
公開前個人予想は14~15億円だったので、現時点では微妙となる。
感動作なので予想以上の伸びを見せてほしいところ。
年配層が足を運んでくれそうなので伸びるだろう。

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『さや侍』レビュー

◆評  価   4.0点
◆おススメ度  C(ファンの人にも薦めにくい作品)

普通の映画を見たければ、他の監督の映画を見ろということだろうか。
過去の作品同様に、他の映画では見ることはできない松本人志流のオリジナルティのある作品には仕上がっている。
確かに、独特でユニークな作品ではあるが、面白いかどうかは別の次元の話だ。
ラストの歌だけが印象的ではあるが、はっきりいって映画は面白くはない。
感動するのは歌のチカラであり、映画のチカラではない。

親しい者を失った苦しみ・悲しみ、武士としての誇りというものは描かれている。
親しい者を失うということは、刀とさやが揃うということ、笑うということのような当然のことが当然でなくなるということか。
したがって、30日の業を通して、野見と娘、殿様と若君の苦しみ・悲しみが救われるような構成が必要ではないか。
野見の悲しみが癒されることによって、野見の娘、若君も解放されるのだろう。
野見が周囲を笑わせることができ、野見自身も心の底から笑うことによって、逃げ回っていた自分を見つめ直して、自分の覚悟を決めることができるのではないか。
殿様から情けを掛けられたから、覚悟を決めるのではない。
自身の苦しみから解放されてこそ、覚悟を決めるのである。
笑いが人々を一体化させ、笑いが人々を癒すという、『笑いの持つチカラ』『笑いの持つ素晴らしさ』が描き切れていないから、この作品は面白くないのだと思う。
若君どころか、観客すら笑わせていないのだから、面白はずがない。
門番の協力、娘の突然の口上、町人の興味・励まし等を描きつつ、殿様や若君や周囲の者に微妙な変化を生じさせているが、上手く流れているような感覚にはなれない。
30日は長すぎてグダグダ感が出ているので、10日辺りに絞ってストーリーやそれぞれのキャラクターの変化を中心に構成すればよかったかもしれない。

素人の野見さんを起用した効果は確かに出ていると思われる。
恐らくプロの俳優やプロの芸人を起用するよりも、面白いものとなっただろう。
洗練されたものではないが、荒々しさやがむしゃらさは出ている。
“笑い”の原点を描きたかったのかもしれない。
ほとんど情報を明らかにせずに撮影に臨ませたとのことであり、素人を起用したからこその効果か。
プロの映画監督ではない松本作品にはマッチしたような気がする。
しかし、くだらない罰ゲームを連続で見せられてもそれだけでは面白くない。
野見さんをいじりたいのであれば、テレビのバラエティでやれば十分だが、映画内においては上手く引き出せていないようにも思える。
ちなみに、30日の業のうち、個人的に好きだったのは最初の日とエア三味線だった。
結局のところ、一番笑ったのは、エンドクレジットのうどん指導ほっしゃん。と字幕協力チャド・マレーンか。

映画全体としては、松本人志の辞世の句ともいえる作品になっている。
または、これは自分の娘にあてたラブレターなのかもしれない。
不器用さも一つの味だが、もう少し流暢に伝えて欲しかった。
バラエティでは共演者に噛んだとツッコンだりしているが、映画として噛んでいないか。

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全米映画興行収入(6月第2週目)

1位となったのは新作の「SUPER8」。
事前には週末3日間で42.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る37.0百万ドルのオープニングを飾った。
先行公開されたらしく、トータルでは38百万ドルとなっている。
公開前に『謎の作品「スーパー8」はヒットするだろう』と書いたが、微妙な出足となってしまった。
製作費は5千万ドルなので、多少微妙でも問題はないだろうが、子どもを全面に出しすぎたか。
J・J・エイブラムス監督によるSF作品。
プロデューサーは、スティーヴン・スピルバーグ。

J・J・エイブラムス関連作品は以下の通り。
☆06年「M:I:Ⅲ」トータル134百万ドル(監督)
OP48→085→104→114→123→127
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル(プロデューサー)
OP40→064→072→076→078→079
☆09年「スター・トレック」トータル258百万ドル
先79→148→185→209→223→232
☆11年「SUPER8」
先38百万ドル→
「クローバーフィールド」と同程度の出足なので問題はなさそうだ。

異星人モノなので以下の作品も参考となる。
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」トータル84百万ドル
OP36→61→73→79→081→082
☆11年「SUPER8」
先38百万ドル→
評価はメチャクチャ高いので、伸びがあるだろう。
「クローバーフィールド」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」以上は稼ぎそうだ。
出足は微妙だったが、「第9地区」を超える伸びと考えて、「SUPER8」は1億3千万ドルと予想したい。


2位は2週目の「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」。
トータルでは99百万ドルとなっている。
製作費1億6千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『アメリカ人は大好きなシリーズなので、爆発するだろう』と書いたが、微妙な出足となっていた。
設定上のため、過去のシリーズからキャストなどが一新されたということもあるか。
監督は「スターダスト」「キック・アス」のマシュー・ヴォーン、主演はジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP085→129→151→163→171→174
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP055→099百万ドル→
これらと同様に8千万ドル近いオープニングを飾りたかったところだ。
これらとの対比で考えると、1億3千万ドル~1億5千万ドル程度となる。
さすがに、00年「X-MEN」トータル157百万ドルは超えるだろう。
評価はメチャクチャ高いので、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は先週に引き続き1億8千万ドルと予想したい。
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドルと同程度は稼ぐはず。
同じく、アメコミの「マイティ・ソー」との勝負となりそうだ。
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145→160→169→174百万ドル→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP55→099百万ドル→
追いつくことができるだろうか。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP55→099百万ドル→
05年「ファンスタスティック・フォー」(トータル155百万ドル)は超えたいところ。
さすがに08年「インクレディブル・ハルク」(トータル135百万ドル)は超えそうだ。
同じくジェームズ・マカヴォイ主演の「ウォンテッド」と同程度では物足りないのではないか。


3位は3週目の「ハングオーバー!!史上最大の二日酔い、国境を越える」。
トータルでは217百万ドルとなっている。
2億ドルをあっさりと突破し、今年公開された作品では「パイレーツ」を超え、現時点ではナンバーワンとなった。
製作費8千万ドルを楽に回収している。
R指定のコメディとしては異例のヒットとなっている。
しばらくはこのシリーズは終わりそうもない。
公開前に、『(新作の「カンフー・パンダ2」とは)ファミリー層とアダルト層にわかれるので、どちらも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなっている。

トッド・フィリップス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→059→072→085→091→095→097→098
☆11年「ハングオーバー!!」
先118→186→217百万ドル→
前作との単純比較はできないが、前作並の興行収入となりそうだ。
評価は高いのである程度の伸びはあるだろう。
とりあえずは先週に引き続き2億5~6千万ドルと予想しておきたい。
さすがに3億ドル突破はないだろう。


4位は3週目の「カンフー・パンダ2」。
トータルでは127百万ドルとなっている。
1億ドルを難なく突破し、製作費1億5千万ドルは楽に回収できそうだ。
公開前に、『(新作の「ハングオーバー!!」とは)ファミリー層とアダルト層にわかれるので、どちらも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなっているか。
微妙なオープニングだったが、さすがにアニメ作品は強い。

パラマウントが製作したアニメ作品。
パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり(「シュレック」シリーズを除く)。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「ランゴ」トータル122百万ドル
OP38→068→092→106→114→118→119→120
☆11年「カンフー・パンダ2」
先53→100→127百万ドル→
先行があった強みはあるが、「マダガスカル」と並んでいる。
前作のトータル215百万ドルを超えることはなさそうだが、他の作品と同程度は稼ぎそうだ。
評価はかなり高いので伸びはありそうだ。
「カンフー・パンダ2」の興行収入は先週に引き続き1億8~9千万ドルと考えたい。
評価が高いので「ヒックとドラゴン」のような予想以上の伸びをするかが注目となるが、「カーズ2」などのアニメ作品が待機しているので、予想以上の伸びはないだろう。


5位は4週目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」。
トータルでは209百万ドルとなっている。
2億ドルは楽に突破しており、製作費2億5千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『4億ドル突破は厳しいだろうが、3億ドルは突破してくるのではないか』と書いたが、3億ドル突破は無理そうだ。

とりあえずは、以下のような作品が参考となるだろう。
☆03年「呪われた海賊たち」トータル305百万ドル
OP071→133→177→210→233→249→261→272→282→288
☆06年「デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル
OP136→258→322→358→380→392→401→408→413→417
☆07年「ワールド・エンド」トータル309百万ドル
OP128→218→253→274→287→296→302→304→306→307
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
OP090→153→190→209百万ドル→
「呪われた海賊たち」以外の対比では、2億4千万~2億5千万ドル程度だろうか。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びではないだろう。
オープニング時には2億5千万ドル、2週目に2億2~3千万ドル程度と考えていたが、先週に引き続き2億3千万ドル台と考えたい。
製作費の2億5千万ドルの回収は微妙か。
全世界でぼろ儲けができるとはいえ、伸び悩みは今後のシリーズにとっては痛いところだ。


6位は5週目の「Bridesmaids」。
トータルでは124百万ドルとなっている。
1億ドルを突破している。
製作費32.5百万ドルは余裕で回収している。
公開前に『予想しにくいが、「Bridesmaids」はヒットしそうだ』と書いたとおりとなったが、予想以上の大ヒットだ。
ジャド・アパトーがプロデュースしたコメディ。
監督はクリステン・ウィグ、主演はポール・フェイグ。
コメディは稼げることは分かっていたが、想像以上に爆発している。

ジャド・アパトー関連作品は以下の通り。
☆08年「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」トータル33百万ドル
OP10→20→25→28→30→30→31
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→84→91→95→97→98
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→81→91→96→98
☆08年「スモーキング・ハイ」トータル87百万ドル
先41(OP23)→63→74→80→84→86→87
☆09年「紀元1年が、こんなんだったら!?」トータル43百万ドル
OP20→33→38→41→42→42
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆10年「Get Him to the Greek」トータル61百万ドル
OP18→36→48→55→57→59
☆11年「Bridesmaids」
OP26→59→85→107→124百万ドル→
ジャド・アパトーは、05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル、07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドルなどを送り出したヒットメーカー。
安定して稼いでいるが、当たり外れもあるようだ。
オープニング時には『1億ドル突破は厳しく、7千万ドル台となりそうだ』と書いたが、伸びが予想以上となっている。
ここ数年では一番良い伸びとなっている。

以下の作品の伸びを踏まえた方がよさそうだ。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132→138
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
OP33→69→89→103→111→116→119
☆11年「Bridesmaids」
OP26→59→85→107→124百万ドル→
ついに「スーパーバッド」トータル121百万ドルを超えた。
これらの対比で考えると、1億3千万ドルから1億5千万ドル程度となりそうだ。
評価はかなり高いので、伸びていくだろう。
3週目まで1億1千万ドル台、4週目に1億3千万ドル台と予想していたが、「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」と同程度の1億4千万ドル台となりそうだ。
制作費の4倍以上は稼げそうである。
やはり、ジャド・アパトーのブランドは稼げるようだ。
「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」を超えれば、ジャド・アパトー関連作品としてはナンバーワンとなる。


7位となったのは新作の「Judy Moody and the NOT Bummer Summer」。
事前には週末3日間で7.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る6.3百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『児童文学の映画化「Judy Moody and the NOT Bummer Summer」はヒットしないだろう』と書いたとおりとなっている。
製作費2千万ドルの回収も厳しそうだ。
ジョン・シュルツ監督によるコメディ作品。

ジョン・シュルツ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「ロスト・キッズ」トータル51百万ドル
☆05年「ビッグ・トラブル in NY」トータル13百万ドル
OP06→10→12→12→12
☆09年「屋根裏のエイリアン」トータル25百万ドル
OP08→16→21→22→23
☆11年「Judy Moody and the NOT Bummer Summer」
OP06百万ドル→
ファミリー向け作品を多く手掛けているようだが、イマイチのようだ。
1千万ドル台でフィニッシュするのではないか。
評価はかなり悪いので伸びはないだろう。


8位は4週目の「Midnight in Paris」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
ウディ・アレン監督の最新作。
出演は、オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、エイドリアン・ブロディなど。
スクリーン数を4週で6→58→147→797まで増やしてきた。
製作費は3千万ドルとなっている。

ウディ・アレン監督の最近の興行収入は以下の通り。
☆10年「You Will Meet a Tall Dark Stranger」トータル3百万ドル
☆09年「人生万歳!」トータル5百万ドル
☆08年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆08年「夢と犯罪」トータル1百万ドル
☆06年「タロットカード殺人事件」トータル11百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
☆05年「メリンダとメリンダ」トータル4百万ドル
☆03年「僕のニューヨークライフ」トータル3百万ドル
☆02年「さよなら、さよならハリウッド」トータル5百万ドル
☆01年「スコルピオンの恋まじない」トータル8百万ドル
1千万ドル以下がほとんどとなっている。
「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル、「マッチポイント」トータル23百万ドルのようなヒットとなるだろうか。
評価はかなり高いので粘りそうだ。

なお、ウディ・アレン監督作品の興行収入ベスト5は以下の通り。
☆86年「ハンナとその姉妹」トータル40百万ドル
☆79年「マンハッタン」トータル40百万ドル
☆77年「アニー・ホール」トータル38百万ドル
☆09年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
23百万ドルを超えるかどうかが注目となりそうだ。


9位は6週目の「マイティ・ソー」。
トータルでは174百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルを楽に回収している。
公開前に『「マイティ・ソー」は爆発しそうだ』と書いたとおりとなっている。
ケネス・ブラナー監督、クリス・ヘムズワース主演のアメコミアクション。

以下のアメコミ作品がライバルとなる。
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP54→099→123→136→144→149
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆03年「ハルク」トータル132百万ドル
OP62→101→117→125→128→130
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆07年「ゴースト・ライダー」トータル116百万ドル
OP45→079→095→104→110→113
☆09年「ウォッチメン」トータル108百万ドル
OP55→086→098→103→105→106
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145→160→169→174百万ドル→
これらに比べると、なかなか優秀な動きとなっている。
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドルがライバルとなりそうだ。
オープニング時には1億5~6千万ドル、2週目には1億6~7千万ドルと考えたが、評価も高く伸びもありそうだ。
「マイティ・ソー」の興行収入は先週に引き続き1億8千万ドル台となりそうだ。
新作の大作が今後続くのでそれ以上大きくは伸びないだろう。

同じく神話モノのこちらにも勝っておきたいところ。
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「マイティ・ソー」
OP66→119→145→160→169→174百万ドル→
勝負はついた。
オープニングはほぼ同じだったが、こちらの方がかなりの伸びがあった。


10位は7週目の「ワイルド・スピード MEGA MAX」。
トータルでは205百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルを楽に回収し、2億ドルを突破している。
続編が出来る展開になっているか分からないが、これで続編も決まりだろうか。
「ワイルド・スピード」シリーズ最新作のアクション作品。
公開前に『「Fast Five」はいつも通りのヒットとなるだろう』と書いたが、それ以上となっている。
監督は前2作を担当しているジャスティン・リン。
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーのほかにドウェイン・ジョンソンが新たに加わっている。
気軽に楽しめるアクションはやはり強い。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆01年「ワイルド・スピード」トータル145百万ドル
OP40→078→101→116→125→132→137
☆03年「ワイルド・スピードX2」トータル127百万ドル
OP50→084→103→114→119→122→124
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル63百万ドル
OP24→043→052→057→060→061→061
☆09年「ワイルド・スピードMAX」トータル155百万ドル
OP71→116→136→145→150→152→153
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
OP86→140→170→186→196→202→205百万ドル→
前作を抜き、トータルで過去最高となった。
たいていシリーズが進むたびに興行収入は下がるものが多いが、上昇することはシリーズとしては良い傾向だろう。
「ワイルド・スピード MEGA MAX」の興行収入は先週に引き続き2億ドル台と考えたい。
3週目まで1億9千万~2億ドル程度と考えていたが、やはり大台に乗せてきた。
評価はかなり高いので伸びがあった。
今年公開された作品で最高の興行収入となっていたが、やはり「パイレーツ」「ハングオーバー」に抜かれてしまった。
それでも全く問題のない大ヒットといえるだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ライアン・レイノルズ主演、アメコミ作品の映画化「Green Lantern」
☆ジム・キャリー主演のファミリー向けコメディ「Mr. Popper's Penguins」
どちらもヒットしそうだが、爆発はしないだろう。

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『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(このシリーズを見ている人はもちろん、このシリーズが嫌いな人に見てもらいたい)

アクション、ヒューマンドラマ、テーマ・ストーリーいずれも満足のいく仕上りとなっている。
友情、恋愛、差別、復讐、自己と社会、冷戦など、かなり多くのものを詰め込んだにも関わらず、まとめ上げたマシュー・ヴォーンの手腕を評価できる作品。
「ダークナイト」ほど完璧にまとめ上げたとはいえないが、ここまでまとめ上げれば十分だ。
ヒーローモノは基本的には善と悪の戦いであるが、単純に二つに分けることができない世界こそ、人々が共感できる世界だろう。

「X-MEN」シリーズに対してはそれほど思い入れがないにも関わらず、チャールズとエリックの二人のやり取りには感慨深いものがあった。
個として自分を貫き通すエリック、社会の一部分として自分を押し殺すチャールズ、水と油、表と裏ともいえる関係の相容れぬ二人に育まれた“友情”が熱い。
チャールズが傷ついたときに見せるエリックの怒りが、チャールズに対するエリックの想いの全てを知ることができる。
ショウを殺すために命を捨てる覚悟でいた自分を救い、唯一自分を理解してくれた、たった一人の友に対する思いが込められている。
そして、「全てはおまえのせいだ」とエリックを突き放すチャールズの静かな思いも印象的だ。
全ての想いを知るチャールズだからこそのセリフか。
親友を失い、妹のような存在を失い、恋人を失い、自らの足でさえも失っても、“信念”を持ち続けるチャールズ。
自分の気持ちを爆発させることができないので、上手く彼の感情を共感しにくいが、一番苦しんだキャラクターといえようか。
また、あれほど憎んでいたショウに、マグニートーが最終的に似てきてしまうところも皮肉めいている。
ショウに対する憎しみが、人類に対する憎しみを生んでしまったということか。
憎しみと平常心の間にある思いで、コントロールすることができないほど“憎しみ”は重いものなのかもしれない。
金持ちで何不自由なく過し自分の能力を社会に活かそうとするチャールズと、自分の能力ゆえに家族を殺されたエリック、過去と戦うエリックと、未来のために戦うチャールズとの間には、“友情”では乗り越えられらない溝があるようだ。

上手く“起源”を描き切れたと思えるので、このシリーズをもっと膨らませて欲しいものだ。
ブライアン・シンガー版の「X-MEN」にはヌルさを感じており、「ファイナル ディシジョン」や「ウルヴァリン」は面白いがアクションに寄り過ぎていると思っていたので、本作のようなバランスの取れた作品は評価したいものだ。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その5)

11位:「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」(東宝・日本テレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 32.5億円
【現時点での興行収入予想】 31億円前半(3~5週目31億円台、OP~2週目32億円台)
【配給会社期待値等】 3年連続で興収30億円突破は確実
【公開規模】 300スクリーン(先週比-25スクリーン)
2.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは30.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.5千万円弱程度だろうか。
ついに目標である30億円を突破している。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8億円→
今年が15周年記念作品となっている。
去年とほぼ同じ足並みのようであり、3週目から5~6千万円低い数値で推移している。
「沈黙の15分(クォーター)」の興行収入は引き続き31億円前半と予想したい。
残り数千万円程度の上乗せしかできないだろう。
3週目まで、『記念作品であり、さらに今年のGWは映画の需要が見込めそうなため、予想どおり32.5億円に近い興行収入となるのではないか』と書いたが、前作を下回りそうだ。
前作を下回るが、去年から大きく落ち込んでいないので、合格点ではないか。

今は「ドラえもん」よりも「コナン」なのか。
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5→
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8億円→
しかし、07年・08年の「ドラえもん」までの水準にはならなかった。
10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は32.5億円だったので、大きくはズレていないが、誰でも予想できる結果だろう。


12位:「阪急電車 片道15分の奇跡」(東宝)<7週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 10~11億円(3週目9億円台)
【公開規模】 83スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.6億円となっている。
1週間の伸びは5.5千万円半ば程度だろうか。
「八日目の蝉」同様になかなか強い作品であり、10億円が完全にみえてきた。
先行公開された関西地区だけの限定ヒットで全国的にはヒットしないと思ったが、スクリーン数を踏まえると、かなり高い興行収入となっている。
先行公開時にはイメージ的に5~6億円程度となるだろうかと思ったが、楽にイメージを超えてきた。
中谷美紀、戸田恵梨香など出演者は豪華。

小スクリーンのヒット作品は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1→18.0→18.9
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→09.0→09.6
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→
☆11年「阪急電車 片道15分の奇跡」
先0.6→2.7→5.6→7.0→8.2→9.1→9.6億円→
GWと先行があったので、単純比較がしにくい。
「ドロップ」との対比で考えると、「阪急電車 片道15分の奇跡」の興行収入は10.4億円となる。
この対比を超える程度が落ち着きどころか。
「阪急電車 片道15分の奇跡」の興行収入は先週に引き続き10~11億円と予想したい。
公開3週目には、二桁は厳しいと思い9億円と予想していたが、勢いが止まらなかった。
残り1億円程度の上乗せはできるだろう。
しかし、設定のユニークさや評価が高いのは分かるが、これほどのヒットする理由が分からない。
関西に住んでいる人とは温度差があるのだろうか。


13位:「八日目の蝉」(松竹)<6週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 12億円台(2~5週目12~13億円)
【公開規模】 225スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは11.4億円弱となっている。
1週間の伸びは6.8千万円程度だろうか。
勢いは弱まってきているが、10億円を突破している。
週末よりもレディースデイに稼ぎそうな作品。
評価も高いので伸びもあるだろう。

以下の作品がライバルとなりそうだ。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7→12.0
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→04.4→06.7→08.5→09.0→09.6
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→04.0→06.3→07.5→08.2→08.6
☆11年「八日目の蝉」
金3日2.2→6.1→8.1→9.6→10.7→11.4億円→
GWがあったので単純比較はしにくいが、一応これらとの対比で考えると、「八日目の蝉」の興行収入は11.9~14.3億円となる。
「悪人」対比では12.6億円となる。
この程度が落ち着きどころか。
「八日目の蝉」の興行収入は12億円台と予想したい。
2週目から先週まで12~13億円と予想していたが、絞り込みたい。
オープニング時には多忙で予想できなかったが、2週目のヨミは悪くなかったようだ。
残り1億円は稼ぐだろう。
公開前の予想12.0億円に近いところに落ち着きそうだ。
衝撃的な設定の作品はヒットしやすい傾向にある。
女性がメインとなりそうだが、老若男女を問わないという強みもある。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その4)

7位:「アジャストメント」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円
【現時点での興行収入予想】 5億円前半
【公開規模】 218スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
公開前に『オープニング3日間は2.2億円程度か』と予想したが、実際には1.4億円程度だったようだ。
サスペンス系の洋画はやはり厳しいようだ。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」
OP1.7→4.6→6.2→6.8億円→
☆11年公開「アジャストメント」
金1.4→3.0億円→
これらとの対比で考えると、「アジャストメント」の興行収入は4.7~6.6億円となる。
5億円を超えるかどうかというところか。
「グリーン・ゾーン」を超えると思ったが甘かった。
『戦争モノもサスペンスモノもどちらも稼ぎにくいが、サスペンスモノならば女性も観るだろう』と予想したのが間違いだったか。

「アジャストメント」3.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「スパイアニマルGフォース」3.2億円(トータル6.5億円)
☆「恋するベーカリー」2.8億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」2.8億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」2.6億円(トータル4.3億円)
「ザ・ウォーカー」対比で5.0億円となる。
なんとか5億円を突破すると考えて、「アジャストメント」の興行収入は5億円前半と予想したい。
公開前個人予想8億円だったので、当たりとはいえない結果となった。
超大作系ではない洋画の興行収入は低めにした方がいいかもしれない。


8位:「劇場版 戦国BASARA The Last Party」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 22スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.2千万円半ばのオープニングを飾った。
22スクリーンにも関わらず爆発している。
スクリーンが多ければよいというものではないが、もうちょっとスクリーンを増やしてもよかったのではないか。

とりあえずコアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「劇場版 戦国BASARA The Last Party」
OP0.5億円→
「マクロス」「ハルヒ」との対比で考えると、「劇場版 戦国BASARA The Last Party」の興行収入は3.6~4.6億円となる。
ある程度の伸びがあると考えると3億円台というところか。
アニメ作品はスクリーン数に関わらず、思ったよりも稼げるようだ。


9位:「岳-ガク-」(東宝・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 16億円台(OP~4週目15~16億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 316スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは14.2億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ば程度だろうか。
10億円を楽に突破しており、15億円もみえてきた。
GWは忙しかったので予想はしなかったが、ひょっとしてコケるのではないかと思っていた。
トータル9.0億円程度かというイメージだったので、予想以上の動きとなっている。
小栗旬の人気も限界があり、長澤まさみも興行収入の手助けをしてくれそうもないと思ったが、人気コミックが原作ということもあるか。
公開時期によるメリットや相手関係に恵まれたところもあるか。

以下のような作品が参考になると思ったが、見当違いだった。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP1.8→4.4→6.2→7.5→8.2→8.6
☆09年「TAJOMARU」トータル4.8億円
OP0.7→2.1→3.5→4.3
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝込3日0.8→1.5→2.2→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2億円→
これらとの対比で考えると「岳-ガク-」の興行収入は16.1億円となる。
目標値が20億円なので、20億円は超えてこないだろう。
当面の目標は15億円程度か。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(2日3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「あしたのジョー」
祝3日3.0→6.2→8.2→9.4→9.9→10.1→10.3億円→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→07.2→10.3→12.8→14.2億円→
これらとの対比で考えると「岳-ガク-」の興行収入は15.5~16.5億円となる。
評判が高いとは思えないので、あまり伸びはないだろう。
この対比を超えることはないはずだ。

「岳-ガク-」14.2億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」15.6億円(トータル21.0億円)
☆「十三人の刺客」13.9億円(トータル16.0億円)
「おとうと」のような伸びはないので20億円突破はもちろん無理だろう。
「十三人の刺客」との対比では16.3億円となる。
この対比程度となりそうだ。
「岳-ガク-」の興行収入はオープニングから先週まで15~16億円と予想していたが、16億円台と予想したい。
オープニングのヨミは悪くなかったようだ。
残り2億円の上乗せは可能だろう。
公開前は二桁突破が微妙と思っていたので、この程度ならば個人的には十分だと思う。
いくら漫画原作でも、申し訳ないが高望みはしにくい


10位:「GANTZ:PERFECT ANSWER」(東宝・日本テレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 37.5億円
【現時点での興行収入予想】 28億円台(4~5週目30~31億円、3週目32~33億円、OP時34~35億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円も目指せるヒットスタート
【公開規模】 315スクリーン(先週比-60スクリーン)
2.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは27.0億円となっている。
1週間の伸びは7.0千万円弱程度だろうか。
25億円は楽に突破したが、爆発している印象がない。
GW中に思ったよりも稼ぐことができなかった。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「GANTZ」
OP5.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0億円→
GWをもらっているのに前作を下回っている。
前作の評価が悪いのだろうか。

「マンガの映画化」の興行収入は以下のとおり。
(「漫画→ドラマ→映画」「恋愛モノ」などを除く)
☆08年「L change the WorLd」トータル31.0億円(※参考)
OP5.7→14.6→19.9→24.3→26.8→28.5→29.7
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2→42.7
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9→28.8→29.4
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0億円→
3~4週目までは「L change the WorLd」「クローズZERO Ⅱ」を超えていたが、いつのまにか再逆転されている。
これらとの対比で考えると、「GANTZ:PERFECT ANSWER」の興行収入は28.2~29.1億円となる。
『さすがに30億円は超えてくるだろう』と思っていたが、30億円突破がやや厳しくなってきている。
「GANTZ:PERFECT ANSWER」の興行収入は28億円台と予想したい。
残り1億円程度の上乗せしかできないだろう。
OP時34~35億円、3週目32~33億円、4~5週目30~31億円と徐々に下方修正する結果となってしまった。
最初の伸びが悪くても、前作を超えるか、悪くても前作並かと楽観視していたので、前作を見た者の15%程度がギブアップするという発想がなかった。
マイルドにされているとは聞いているが、一般向けでもなかったのだろうか。
公開前個人予想は37.5億円だったので、当たりとは言えない結果となりそうだ。
1割ほどの増加を見込んだが、まさか逆になってしまった。

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気になる映画ニュース(6月第2週目)

☆ダーレン・アロノフスキー監督が「ノアの方舟」映画を企画か
「ブラック・スワン」の成功後、「ウルヴァリン2」を降板して、動向が注目されていた。
「眠れる森の美女」「モーゼ」の映画化などの候補となっていたが、自身で温めていた企画に着手すると報道されている。
1億3千万ドルの製作費のようであり、手を挙げるスタジオがあるかが問題となるようだ。
ダーレン・アロノフスキーが以前手掛けた「ファウンテン」のような作品を作りたいのならば、手を挙げるスタジオはほとんどないのではないか。
映画化されるかどうかは、現時点ではなんともいえないようだ。
ちょっと厳しい企画かもしれない。


☆「ザ・ファイター」続編へ
プロデューサー兼主演のマーク・ウォルバーグは、「ザ・ファイター」で描かれなかったミッキー・ウォードとアルツロ・ガッティとの試合を描きたいようだ。
全体で3部作となる見込み。
監督のデヴィッド・O・ラッセルも乗り気であり、こちらは実現可能だろう。
実在のボクサーを描いたボクシング映画としては異例の大ヒットをしており、アカデミー賞でも助演男優・女優賞をダブル受賞して、知名度も高い。
こちらはスタジオがすぐに金を出すタイプの映画。


☆エミネムのボクシング映画の監督はアントワン・フークアか
アントワン・フークワは「トレーニング・デイ」「ティアーズ・オブ・ザ・サン」「クロッシング」を手掛けており、遊びなしの骨太の映画が特徴。
「8MILE」に続き、かなりマジメな映画になりそうだ。
こちらのボクシング映画は「8MILE」のようなヒットにはなりそうもない。


☆「ソルト」続編が製作か
アンジェリーナ・ジョリー主演作の「ソルト」の続編に脚本家が取り掛かったとのこと。
アンジェリーナ・ジョリーも興味があるようだ。
しかし、アンジェリーナ・ジョリーには自身の監督企画及び2013年公開予定「クレオパトラ」(監督はデヴィッド・フィンチャーか?)の主演が待っている。
脚本も出来上がっておらず、「ソルト2」の公開は早くても2013年か2014年となるのではないか。


☆「ヒックとドラゴン」は3部作へ
2部目は2014年6月20日に全米公開されるとのこと。
3部目はいったいいつ公開されるのだろうか。
この情報から考えると、想像以上に3DCGアニメの製作には時間と労力が掛かるようだ。


☆「大日本人」がアメリカでリメイク
松本人志監督作品「さや侍」の公開にあわせて、発表された。
規模、監督、キャストなどはもちろん不明。
脚本家の具体的な名前やプロデューサーが発表されているので大丈夫だとは思うが、映画のリメイクは権利だけ獲得して、実際には製作されないケースも多いような気がする。
実際にリメイクされても、ただのヒーローモノになりそうで怖いところもある。
とりあえずは、映画の宣伝ネタということとなりそうだ。
「さや侍」は主演がほぼ素人なので、宣伝してもヒットしそうもないが。


☆「キャリー」リメイク版の主役の候補はヘンリー・スタインフェルドか
「トゥルー・グリット」で助演女優賞のノミネートされた若手女優。
まだ決定ではなく、ミーガン・フォックスやリンジー・ローハンなども候補となっているようだ。
人気があるとは思えないミーガン・フォックスや、問題を起こしているリンジー・ローハンには勝てそうだが、この争いは注目となりそうだ。


☆「アンナ・カレーニナ」映画化で「つぐない」の監督・キャストが再結集
「つぐない」のジョー・ライト監督、同作に出演していたキーラ。ナイトレイ、シアーシャ・ローナンにより、「アンナ・カレーニナ」が映画化されるようだ。
ジョー・ライト監督とシアーシャ・ローナンは今年の夏に日本でも公開される「ハンナ」でもコンビを組んでおり、三者の関係が友好ということが分かる。


☆「ターザン」の映画化企画が進行中
「フットルース」のリメイクを手掛けたクレイグ・ブリュワー監督により、三部作により描かれるようだ。
恐らく3D化されるだろう。
キャスト等は不明。
有名童話の再映画化や、有名作品の再映画化が目立つ。
この流れはいつまで続くのだろうか。
この流れは永遠に止まらないとは思うが、将来リメイクされるようなオリジナル作品を育てて欲しいものだ。

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『キッズ・オールライト』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B(日本人に受け入られるかは分からない作品)

アメリカでは絶賛されていた本作。
ある程度高い期待値をもって鑑賞してみたが、単純な感動作というわけでもなく、鑑賞前に抱いていた印象とは異なる作品だった。
もっとも、“家族”というテーマをナチュラルに、ストレートに、かつ繊細に描き出しているので、決して悪い作品ではない。
ただ、アメリカ人の“ファミリー”と日本人の“家族”には少し開きがあるのだろうか。
アメリカ人には受け入られるのだろうが、日本人にはピンとこないのかもしれない。
恐らく、日本ではそれほど一般的ではない、レズビアンカップル・精子ドナーを扱っているからだけではないだろう。

血の繋がった“父親”という存在により、逆に“家族”がバラバラになる危機を迎えるところは面白い。
本作においては、血の繋がりだけがファミリーを形作っているわけではないようだ。
長い年月を掛けて築き上げてきた関係がファミリーということだろうか。
完全に一致することなどあり得ない相手との気持ち、相手との関係を探りながら、相手に合わせながら、また相手に合わせてもらいながら、関係を深めていく。
一方の気持ちが強すぎてもダメであり、他方の気持ちが弱すぎてもダメなのだろう。
タイトルにある通り、子どもたちの強さも目立つ。
レイザーの最後のセリフには意外と深みがある。
彼らの関係は簡単に築かれたものではなくて、長い年月を経たものなのである。

精子ドナーの父親との関係、ジョニとボーイフレンドとの関係、レイザーと悪友との関係、庭師ルイスとの関係など、多くを投げっぱなしというところもややユニークな作り。
監督が故意に行っているのか、それとも面倒だから描くことを止めたのか判断が付かないが、人間同士の関係に単純な答えがあるからではないということだろうか。
特に、父親との関係を投げっぱなしにしたことは良い効果を生んだと思う。
観客の心の中にはすっきりとしない気持ち悪さが残ったのではないだろうか。
現実の世界では、『皆で仲良く暮らしました、めでたし、めでたし』というわけにはいかない。
“ファミリー”“家族”という問題が一義的にすぱっと割り切れるわけではない。
すれ違うお互いの気持ち、微妙な関係を保ちながら、バランスの取れたアンバランスさの中で続いていくものだからだろうか。

自分の中では上手く感じ取ることはできなかったが、ファミリー・家族というものは、簡単に切ることができるけれども、簡単に切ることが出来ないもの、簡単に離れることはできるけれども、簡単に離れることが出来ないものということを改めて感じ取れたような気はする。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その3)

5位:「ブラック・スワン」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 22~23億円
【公開規模】 323スクリーン(先週比-2スクリーン)
1.2億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは17.3億円となっている。
1週間の伸びは3.5億円弱程度だろうか。
老若男女を問わない作品であり、特に女性受けする作品でもある。
単純な面白さはないが、ビッグヒットになるタイプの作品だ。

女性をターゲットにした作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「セックス・アンド・ザ・シティ2」トータル17.4億円
金3日2.8→7.4→10.8→13.3→15.0→16.1→16.8→17.1
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」18.0億円
先2.9→7.1→10.3→12.5→14.3→15.4
☆07年「ホリデイ」トータル13.3億円
OP1.8→5.5→8.2→10.3→11.8
☆08年「P.S.アイラヴユー」トータル11.0億円
OP1.5→4.4→6.7→8.2→9.2→10.0
☆06年「イルマーレ」トータル11.0億円
OP1.8→5.3→7.3→9.1→9.9
☆11年「ブラック・スワン」
水5.0→9.7→13.9→17.3億円→
水曜日公開なので予想が難しいが、これらとの対比で考えると、「ブラックスワン」の興行収入は20.9~24.9億円となる。
「セックス・アンド・ザ・シティ2」対比では22.6億円となる。
この程度稼ぐのではないか。

「ブラックスワン」17.3億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」17.8億円(トータル25.0億円)
☆「シャーロック・ホームズ」18.1億円(トータル21.6億円)
☆「ソルト」17.4億円(トータル20.5億円)
水曜日公開であるが、これらとの対比で考えると、「ブラックスワン」の興行収入は20.4~24.3億円となる。
マックスが25億円となるが、そこまでは伸びないか。
しかし、ミニマム20億円は超えてくるだろう。
「ブラック・スワン」の興行収入は引き続き22~23億円と予想したい。
サプライズヒットとなった07年「マリー・アントワネット」トータル21.0億円を超えることが当面の目標となる。


6位:「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」(東映・ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 8~9億円
【公開規模】 279スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
オープニングは“手塚治虫”“吉永小百合”という看板が効いたのか、意外と高かったが、やはり伸びがあまりない。
公開前に『若年層は鑑賞しないが、年配層が足を運ぶか。しかし、アニメ作品なので、年配層もやはり足を運ばないだろう』と書いたとおりとなるか。
どうやら3部作の1作目らしい。

以下のアニメ作品と似たようなオープニングとなっていた。
☆11年「プリキュア オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1→
☆11年「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」
OP1.2→2.8→3.6→4.1→4.7→5.4→
☆11年「ONE PIECE 3D 麦わらチェイス」
OP1.1→3.3→5.5→6.7→7.1→
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4→3.0億円→
「プリキュア」「ONE PIECE」並の伸びだとすると、10億円近い興行収入となるか。
スタートだけだとすると5億円程度で終わる可能性もある。
伸びは高くもなければ低くもないだろう。
「マクロス」以上、「ONE PIECE」以下か。

以下の作品がライバルとなるか。
☆09年「仏陀再誕」トータル8.6億円
OP1.6→3.3→4.7→5.9→
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4→3.0億円→
伸びが続けば良い勝負となりそうだ。
とりあえずは「手塚治虫のブッダ」の興行収入は先週に引き続き8~9億円と予想したい。
年配層がもっと動けば可能だが、10億円を超えることもないのではないか。
コケるリスクはあるが、著名な題材であり、ある程度の伸びは継続できるだろう。
公開前個人予想は5億円だったので、当たりとは言えない結果となりそうだ。
やはり知名度が高い作品は、それなりにその部分を加味する必要がありそうだ。

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『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(新しいタイプの映画を見たい人にはススめられる)

今まで観たことのない完全にイキ切ったような作品。
原作がアメコミということもあるようだが、監督の想像力が豊かなのだろう。
内容的には大したものはないが、楽しい時間を過せることができた。
くだらなさもここまで極めれば、一つの芸術だ。
どのキャラクターもだいたい存在感があり、展開も自由自在に転げまわっている。
ヒロインに、髪の色以外の存在感がないことを除外すれば、ほぼ満足できる仕上りとなっている。
それにしても、中国人、バンド仲間、メガネ女、レズ仲間などの他の女性のキャラクターは存在感があるのに、なぜ肝心のヒロインだけあれほど魅力がないのだろうか(スコットの元彼女もイマイチか)。
ラモーナのクールさやミステリアスさをアピールしたかったような気もするが、それがどうも悪い方向に出て魅力を失ってしまったような気がする。
ヒロインが魅力的かどうかは、スコットがあれだけ一生懸命になるという“根拠”になるのだから、この辺りはしっかりとキャスティングして欲しかった。
どのゲームのキャラクターにおいてヒロインは肝心要のキーではないか。
中国人の方が数倍魅力的ということは不味いといえるのではないか。
したがって、ラストに関しても不満。
まさかあちらを捨てて、こちらに走るとは…。
こちらを捨てて、あちらを取るのであれば、もうちょっと評価したかもしれない。
恋愛映画としてもこちらの展開の方がよかったのではないか。

バトルに関しても、適当なバカげた殴り合いが7人続くのだろうかと想像していたが、意外とバリエーションが豊かであった。
殴り合いアリ、音楽バトルアリ、騙まし討ちアリ、無双アリと、斉藤兄弟があまりにもあっけなかったのは残念だが、CGバトルもアリといえばアリといえる。
音楽に関してはよく分からないが、一応バンドモノとしても見られることも特徴といえる。

恋愛、アクション、コメディ、音楽と多種多様な要素を上手く詰め込んでおり、ゲーム的な手法を取り入れながら、ユニークな映画に仕上げた点を評価したい映画だ。
ここまで描いたのならば、もうちょっと恋愛的な要素(楽しさ、辛さ、苦しさ)を加味すればさらによくなっただろう。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その2)

1位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】 100億円突破
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 802スクリーン(先週比+2スクリーン)
6.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは50.3億円となっている。
1週間の伸びは14.2億円半ば程度だろうか。
アメリカではやや不調だが、日本では変わらず好調だ。
楽に50億円を突破している。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は89.3~100.6億円となる。
100億円到達が当面の目標となる。
夏休みまで粘りそうなので、大台になんとか到達するのではないか。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル68億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3億円→
「ハリー・ポッター」の最新作よりも出足が良い。
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は84.7~90.5億円となる。
伸びがなければ80億円台となるが、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は先週に引き続き100億円突破と予想したい。
評価が微妙な点が悩ましいが、分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。


3位:「プリンセス トヨトミ」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】 16~17億円(OP時18~19億円)
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8億円を週末に稼ぎ、トータルでは7.5億円となっている。
1週間の伸びは4.5億円弱となっている。
動員ベースでは「もしドラ」に負けるが、興行収入ベースでは本作が3位となる。
大阪では大ヒットしているようだ。

万城目学原作作品。
ドラマ「鹿男あをによし」、映画「鴨川ホルモー」が映画化されている。
公開前に『「鴨川ホルモー」とは異なり、年配層も間違えて足を運びそうな作品。意外とヒットしそうな雰囲気はある』と書いたが、想定以上だったようだ。
『観客層の幅が広そうなので、作風は異なるが、「十三人の刺客」(トータル16.0億円)、「武士の家計簿」、「インシテミル」(トータル12.2億円)、「ゴールデンスランバー」(トータル11.5億円)辺りと同程度かと思っている。10億円以上、15億円以下というところか。ちょうど間を取って、12.5億円と予想したい』と書いたが、想定を「十三人の刺客」に設定すればよかった。

去年公開された「BECK」を除く以下の作品よりも出足がよかった。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→8.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7→12.0
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→07.5億円→
これらとの対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は16.1~17.3億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。
「BECK」に比べると伸びがない点が気になるところ。
オープニングが高すぎたか。

「プリンセス トヨトミ」7.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」7.2億円(トータル21.0億円)
☆「BECK」8.3億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」7.3億円(トータル16.0億円)
「おとうと」以外との対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は15.9~16.4億円となる。

マックス20億円、ミニマム15億円というところか。
評価が良いとは思えないので伸びはないだろう。
年配層がもっと動けば可能だが、20億円を超えることもないのではないか。
「プリンセス トヨトミ」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したいところだが、意外と伸びていないので、16~17億円と下方修正したい。
公開前個人予想は12.5億円だったので、ハズれそうだ。
観たいとは思わせるが、観ればたぶん楽しめられない映画。
このような映画の予想は難しい。

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