ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(7月4週目その4)

7位:「SUPER8」(パラマウント)<5週目>
【公開前個人予想】 13.5億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台(2~3週目19~20億円、OP時16~17億円)
【公開規模】 398スクリーン(先週比+27スクリーン)
4.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは16.1億円弱となっている。
1週間の1.4億円程度だろうか。
評価も高く、謎に満ちた作品なので、観客の興味を引いたようだ。
ファミリー層にも対応できる作品というのも大きかった。

J・J・エイブラムス関連作品の興行収入は以下の通り。
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円<監督>
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円<製作>
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5→11.6
☆09年公開「スター・トレック」トータル6.0億円
金1.9→3.8→4.9→5.4→5.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2→12.5→14.7→16.1億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は16.8~17.3億円となる。
この対比は超えてくるだろう。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆08年公開「ハプニング」トータル12.3億円
金2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2→12.5→14.7→16.1億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は16.4~18.0億円となる。
これらの対比の上限辺りとなりそうだ。

「SUPER8」16.1億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソルト」18.8億円(トータル20.5億円)
☆「シャッターアイランド」15.4億円(トータル17.0億円)
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は17.6~17.8億円となる。

マックス18億円台、ミニマム16億円台というところか。
17億円台という動きだが、夏休みがあるのでもう一伸びするかもしれない。
「SUPER8」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想したい。
残り2億円程度の上乗せは不可能ではない。
3週目まで19~20億円と予想していたが、それほど高い伸びはなかったようだ。
もちろん「ハリポタ」などの新作の影響もあるだろう。
オープニング時は16~17億円という予想だったので、しばらく様子をみればよかった。
公開前個人予想は13.5億円だったので、ハズレとなりそうだ。
スター不在、ストーリー不明という予想が難しい作品だったが、プロデューサー等に知名度があり、謎があるという強みもカバーしたようだ。


8位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<10週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】90~91億円(6~9週目92~93億円、OP~5週目100億円突破)
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 403スクリーン(先週比-37スクリーン)
3.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは87.4億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。
アメリカではやや不調だったが、日本では変わらず好調だ。
今後は「ハリポタ」との今年公開作品の首位対決が注目となる。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日15.2→2週目20.9→3週目14.3→4週目12.0→5週目8.7→6週目6.0→7週目4.2→8週目3.1→9週目1.9→10週目1.2億円となっている。
6週目以降3割程度の下落、9週目は「ハリポタ」などの影響で4割程度の下落となっている。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
5週目78.8→86.5→90.6→93.5→95.5→98.5
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
5週目83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
5週目71.0→77.1→81.3→84.3→86.2→87.4億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は88.9~90.6億円となる。
100億円到達が目標だったが、さすがに無理だろう。
今週1.2億円稼いだので、今後は4割程度の下落で進むと0.7→0.4→0.3→0.2億円となる。
2億円程度の上乗せは可能なので、90億円突破が当面の目標となりそうだ。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
5週目79.2→82.4→87.0→89.0→祝91.3→91.9
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
5週目66.7→71.6→74.9→76.8→77.8→78.2
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
5週目49.1→53.5→58.9→63.4→65.3→66.4
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
5週目71.0→77.1→81.3→84.3→86.2→87.4億円→
「ハリー・ポッター」の最新2作のトータルも超えた。
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は89.4~90.8億円となる。
やはり90億円前後の興行収入となりそうだ。
夏休みもあり、粘り強く稼ぐと考えても、それほど上乗せはできそうもない。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は90~91億円と予想したい。
残り3~4億円程度の上乗せで終わるのではないか。
5週目まで100億円突破、先週まで92~93億円と予想していたが、そこまでは伸びそうもない。
100億円突破は無理だったが、大ヒットであることには変わりがない。
分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。
公開前個人予想は100億円だったので、やや微妙な結果となりそうだが、コケるはずがなく順当な結果といえそうだ。


9位:「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】 6億円台(2~3週目6~7億円、OP時8億円台)
【公開規模】 90スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.0億円となっている。
1週間の伸びは7.8千万円弱程度だろうか。
ファンが多い作品なので警戒していたが、極端な伸びはなさそうだ。

05年に公開された過去の作品は12.2億円のヒットをしたが、オープニング時に233スクリーンほどだったようだ。
今回はそこまで高い興行収入にはならないだろう。

なぜか今年公開された「ブッダ」と同じような歩みとなっている。
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4→3.0→4.0→4.6億円→
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(90スクリーン)
OP1.5→3.0→4.0→4.6億円→
スクリーン数は3倍程度の差があるが、伸びが同じのようだ。

とりあえずスクリーンが少なく、コアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円(90スクリーン)
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(90スクリーン)
OP1.5→3.0→4.0→4.6億円→
「涼宮ハルヒの消失」以外との対比で考えると、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は5.7~7.9億円となる。
夏休みもあるので、多少粘ると考えても、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は6億円台だろうか。
さすがに1億5千万円以上は上乗せできるだろう。
先週まで6~7億円と予想していたが、7億円までは到達しないだろう。
「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円程度まで稼ぐと思い、OP時に8億円と予想したが、想像以上の高い伸びをみせなかった。
公開前個人予想は4~5億円だったが、スクリーン数が想定の倍程度なので、結果も予想より高くなっても仕方がない。


11位:「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」(テアトル・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 3億円前後
【現時点での興行収入予想】 3億円前後
【公開規模】 132スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.4千万円弱程度だろうか。
派手さはないが、順調には伸びているようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1億円→
今年も過去の成績と同じと思われるが、例年よりも伸びが良い。
去年との対比で考えると、今年の興行収入は3.3億円となる。
3億円突破できるかが注目となりそうだ。
先週に引き続き今年の興行収入は3億円前後と予想したい。
残り1億円程度の上乗せとなるだろう。
422スクリーンの「豆富小僧」には敗れそうだが、90スクリーンの「忍たま乱太郎」、77スクリーンの「鬼神伝」には勝てそうだ。
公開前個人予想は3億円前後だったので、当たりとなるが、例年の成績とおりと考えれば、ハズしようがない。


12位:「小川の辺」(東映)<6週目>
【公開前個人予想】 3.5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円半ば(3~5週目5億円前後)
【公開規模】 228スクリーン(先週比±0スクリーン)
全国公開4週目だが、6月18日から山形県で先行公開されており、6週目という扱いになる。
1.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.6億円弱となっている。
1週間の伸びは6.4千万円程度だろうか。
地味な作品ゆえヒットしそうもないと思ったが、予想よりもやや高い興行収入となりそうだ。
原作者に人気があるからだろうか。

藤沢周平原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「たそがれ清兵衛」トータル12.0億円(※真田)
☆04年「隠し剣 鬼の爪」10億円未満か(※永瀬)
OP1.2→3.7→5.4→6.2→7.6→8.2
☆05年「蝉しぐれ」トータル14.0億円(※市川染五郎)
OP1.5→4.9→7.8→9.8→11.3→
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円(※木村)
☆08年「山桜」不明(※東山)
☆10年「花のあと」トータル3.0億円(※北川)
先0.4→1.1
☆10年「必死剣 鳥刺し」トータル4.8億円
OP0.8→2.6→3.6→4.2→
☆11年「小川の辺」
先込1.0→2.8→3.9→4.6億円→
「山桜」の篠原監督と東山の再コンビのようだが、肝心の「山桜」の成績が分からない。
これらとの対比に先行分を加えると、「小川の辺」の興行収入は5.3~6.6億円となる。
公開前に『「必死剣 鳥刺し」以下、「花のあと」以上か』と書いたが、「必死剣 鳥刺し」を超えてきそうだ。

「小川の辺」4.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「RAILWAYS」4.6億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」4.1億円(トータル5.8億円)
☆「人間失格」4.9億円(トータル5.4億円)
☆「必死剣鳥刺し」4.2億円(トータル4.8億円)
☆「ボックス!」4.1億円(トータル4.8億円)
これらとの対比で考えると、「小川の辺」の興行収入は5.3~6.5億円となる。
先行分もあるのでこの数字をそのまま評価できないが、5億円は突破しそうだ。
しかし、6億円は突破しないだろう。
「小川の辺」の興行収入は5億円半ばと予想したい。
残り1億円近くは上乗せできるだろう。
先週まで5億円前後と予想していたが、年配層向けの映画であり、伸びが続いた。
公開前個人予想は3.5億円だったので、ちょっと低すぎたか。
「必死剣 鳥刺し」(トータル4.8億円)よりも苦戦すると思ったが、イメージ的にこちらの方がよかったようだ。


13位:「アイ・アム・ナンバー4」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円前半
【公開規模】 263スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.8億円弱となっている。
1週間の伸びは6.0千万円程度だろうか。
製作費6千万ドルの中規模映画。
アメリカ国内では55百万ドルを稼いでおり、それほど悪くはない。
しかし、日本で知名度の高いスターが不在であり、題材的にも日本で受けそうもない。
日本でヒットさせることは難しいだろう。

去年公開された以下の作品に及ばないだろう。
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「魔法使いの弟子」トータル10.0億円
金2.9→6.2→8.0→9.0
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」不明
金1.9→4.2→5.3→6.0→6.5億円→
☆10年公開「ダレン・シャン」トータル6.5億円
金1.4→3.7→5.4→6.0
☆10年公開「エアベンダー」トータル6.0億円
祝込3日1.9→3.6→4.7→5.2
☆11年公開「アイ・アム・ナンバー4」
金1.0→2.2→2.8億円→
これらとの対比で考えると、「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は3.4~3.8億円となる。
夏休み時期だからといっても、本作が伸びるとは思えない。

「アイ・アム・ナンバー4」2.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」3.6億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」3.6億円(トータル4.3億円)
☆「バレンタインデー」3.5億円(トータル4.1億円)
☆「SAW ザ・ファイナル」2.5億円(トータル3.6億円)
これらとの対比で考えると、「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は3.3~4.0億円となる。
伸びはなさそうなので、公開前の予想どおり3億円台になりそうだ。
3億円半ばまで伸びるかもしれないが、先週に引き続き3億円前半と予想したい。
残り数千万円程度しか上乗せできないだろう。
公開前個人予想は3億円台だったので当たりとなる。
ディズニー系であっても、ファミリー層が動かない作品は厳しい。


14位:「マイティ・ソー」(パラマウント)<4週目>
【公開前個人予想】 5.5億円
【現時点での興行収入予想】 4億円後半(OP~3週目5億円台)
【公開規模】 332スクリーン(先週比-10スクリーン)
1.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.6億円となっている。
1週間の伸びは4.7千万円程度だろうか。
公開前に『ヒットしそうもないが、ナタリー・ポートマンと浅野忠信の要素が読めない』と書いたが、やはりこの手の作品は日本ではヒットさせるのは難しい。

一応、アメコミが参考となるだろう。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3(OP1.8)→4.8→7.3→8.3
☆11年「グリーン・ホーネット」(※非アメコミ・参考)
OP1.5→3.4→4.4→5.1→5.4億円→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7→4.1→5.5→6.3億円→
☆11年「マイティ・ソー」
OP1.3→3.2→4.2→4.6億円→
多少知名度のある「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ですら、苦戦しているので、本作も苦戦するのはもちろんのこと。
主要作品との対比で考えると、「マイティ・ソー」の興行収入は4.8~5.3億円となる。
同じく3Dアクションの「グリーン・ホーネット」程度というところではないかと思っていたが、4週目で差が付いた。

「マイティ・ソー」4.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エアベンダー」5.2億円(トータル6.0億円)
☆「エクリプス/トワイライト・サーガ」5.0億円
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」4.1億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」4.0億円(トータル4.3億円)
これらとの対比では「マイティ・ソー」の興行収入は4.9~5.3億円となる。
伸びがあるとは思えない作品。
「マイティ・ソー」の興行収入は4億円後半と予想したい。
残り数千万円程度しか上乗せできないだろう。
先週まで5億円台と予想したいと書いたが、5億円突破はかなり微妙だ。
「トランスフォーマー」などの他のライバル作品も待ち構えており、すぐに埋もれるはず。
夏休み本番までもたないだろう。
公開前個人予想は5.5億円だったので、これは当たりといえそうだ。


15位:「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 2~3億円
【現時点での興行収入予想】 2億円半ば(OP~3週目2~3億円)
【公開規模】 102スクリーン(先週比-4スクリーン)
1.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.0億円弱となっている。
1週間の伸びは3.1千万円程度だろうか。
アメリカでは「パイレーツ」を超えるほど大ヒットしたコメディ。
しかし、日本では馴染みのないキャスト、前作は日本では注目されなったということもあり、日本でヒットしないだろう。
スクリーンも少ない上に、前作を見ている者もそれほど多くはなさそうだ。
CMのつくりも最悪だったので、一般層を取り込むことは厳しいと思う。
なお、六本木ヒルズでは「ハリポタ」公開まで一番大きなスクリーンで上映されていた。

「ハングオーバー!!」2.0億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>(※おおよそのトータルが判明しているもののみ)
☆「SAW ザ・ファイナル3D」3.0億円(トータル3.6億円)
☆「噂のモーガン夫妻」2.8億円(トータル3.0億円)
☆「マイレージ、マイライフ」1.9億円(トータル3.0億円)
これらとの対比で考えると、「ハングオーバー!!」の興行収入は2.1~3.2億円となる。
「SAW ザ・ファイナル3D」対比では2.4億円となり、この辺りが落ち着きどころか。
「ハングオーバー!!」の興行収入は2億円半ばと予想したい。
残り数千万円程度の上乗せしかできないだろう。
先週まで2~3億円と予想していたが、伸びはそれほど高いものではなかった。
公開前個人予想は2~3億円だったので、当たりとなりそうだ。
やはりアメリカのコメディをスター抜きでヒットさせるのは難しいだろう。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(7月4週目その3)

4位:「忍たま乱太郎」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 218スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.6千万円弱程度のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.2億円程度か』と書いたので、悪いヨミではないが、予想よりも低かった。
実績のある三池監督であり、読みにかったが、さすがに仕方がないだろう。
公開前に『ファミリー向け作品は稼げるはずだ。しかし、今年公開されたアニメ版は1~2億円程度の興行収入であり、題材的に実写化も微妙、ヒットするとは思えない』と書いたとおりとなりそうだ。

三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝込11.2→12.7→13.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9億円→
「妖怪大戦争」以外との対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は4.8~6.3億円となる。
同じくファミリー向けの「妖怪大戦争」「ヤッターマン」は大ヒットしているが、本作はさすがに厳しい。
通常の伸びでは5億円程度というところか。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP3.2→14.4→17.4→19.7→21.1
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP2.3→祝5.8→7.7→9.5→10.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9億円→
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は5.7~6.6億円となる。
やはり5億円程度か。

「忍たま乱太郎」0.9億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「桜田門外ノ変」0.9億円(トータル6.9億円)
☆「ソラニン」0.9億円(トータル5.8億円)
☆「人間失格」0.8億円(トータル5.4億円)
☆「必死剣鳥刺し」0.8億円(トータル4.8億円)
☆「今度は愛妻家」0.8億円(トータル4.3億円)
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は4.8~6.9億円となる。
「忍たま乱太郎」の興行収入は5億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、ハズれとなりそうだ。
公開前はファミリー向け作品であり、少しは粘るというヨミもあったが、無理のような気がしてきた。


10位:「大鹿村騒動記」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 97スクリーン(先週比±0スクリーン)
動員ランキングでは9位だが、1000円均一のため興行収入ベースでは10位となる。
2.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.2千万円弱となっている。
1週間の伸びは5.6千万円弱程度だろうか。
圏外からランクアップしてきた。
先週のオープニングが1.6千万円なので、週末対比では大きく伸ばしている。
原田芳雄さんの遺作ということで注目を集めたようだ。
評価も良いことも影響していそうだ。
現時点では1億円台というところだが、伸びが続き2億円に乗るのではないか。
スクリーン数も少ないこともあり、この程度でも仕方はないだろう。

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気になる映画ニュース(7月第5週目)

☆「アメイジング・スパイダーマン」の日本での公開日が決まる
全米では7月3日公開だが、日本では世界最速の6月30日に決まったようだ。
震災に苦しんでいる日本国民に見てもらいたいという理由らしい。
アメコミとしては、珍しく日本で大ヒットできる題材でもあり、日本の市場を重視しているようだ。
手掛けているのがソニー系の映画会社ということもあり、そういった優遇も可能なのだろうか。


☆ロバート・ラングドンシリーズからロン・ハワードが降板か
「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に次ぐ、「ロスト・シンボル」の製作の準備が進んでいるが、前2作を手掛けたロン・ハワードが降板するようだ。
理由はよく分からないが、ポール・グリーングラスを起用したいらしい。
原作者のダン・ブラウン自ら脚本を手掛けるようでもあり、前2作のデキに満足していないのだろうか。
11年「僕が結婚を決めたワケ」トータル48百万ドルと振るわず、ロン・ハワード監督で企画が進められた「ダーク・タワー」も企画が消滅してしまったが、ロン・ハワードは今後どうなるだろうか。


☆「ニューヨーク1997」のリメイク断念
ワーナー及びニュー・ライン・シネマが共同で、ジョン・カーペンター監督作品のリメイク企画を進めていたが、リメイク期限が切れてしまったそうだ。
見たことはないが、個性的な傑作と聞いている作品。
リメイクもなかなか難しいようだ。


☆「西部戦線異常なし」がリメイク
「ディープ・インパクト」のミミ・レダーが手掛けるようだ。
以前、ダニエル・ラドクリフが主演するという話があったが、どうなったのだろうか。

☆「ジュラシック・パーク」の続編が製作か
スピルバーグはストーリーが出来ていて、脚本家もいると語っているようだ。
2~3年のうちに製作が開始される見込み。
3D化には最適の題材であり、望まれるべき続編といえるだろう。


☆「シン・シティ」「マチェーテ」の続編が製作か
ロバート・ロドリゲスは続編を製作する方向のようだが、製作されるかはまだなんとも分からない状況。
どちらもクセがありすぎて、興行収入的にもうからないところがある。
「マチェーテ」の製作費(10.5百万ドル)をさらに下げられれば、続編は可能だと思うが、どうなるだろうか。


☆ボニー&クライドのストーリーを映画化
「俺たちに明日はない」で描かれたボニー&クライドを、リメイクではなくて、新たなストーリーで映画化するようだ。
監督としては、「幻影師アイゼンハイム」のニール・バーガーが有力とのこと。


☆「スター・トレック」の続編はJ・J・エイブラムスに決定
予定通りにエイブラムス監督に決まったようだ。
2012年6月公開という予定だったようだが、2012年末から2013年夏に公開される見込み。
日本では全く話題にならなかったが、アメリカでは人気のシリーズ。
アメリカでは注目を集めそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(7月5週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(パラマウント)
過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP06.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
第2弾が第1弾の4割ほどの減少となっているが、前作は公開時期が悪かった気がする。
今回は予告編のデキもよく、公開時期も良い。
第1弾の2割ほどの減少に留めるのではないか。
40億円×減少率0.8×3D単価1.2=38億円程度か。
「インセプション」がトータル35.0億円、「トロン:レガシー」がトータル21.0億円となっており、この程度稼いでも不思議はない。
派手な3D向き作品であり、夏にファミリーでも楽しめそうだ。
前夜祭を含む金曜日からのオープニング3日は7.5億円程度か。


◎「カーズ2」(ディズニー)
ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1(2日4.5)→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
前作「カーズ」が当たらなかったこともあり、ピクサー作品でも強気にはなれない。
アメリカでの評判も良くなかった。
「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円、「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円辺りの水準に戻るのではないか。
38億円×3D単価1.2=45億円と予想したい。
オープニングは5.5億円程度だろうか。


◎「劇場版 NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズン」(東宝・テレビ東京)
過去の作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」トータル13.7億円
OP3.5→8.9→11.4→12.1
☆05年「大激突!幻の地底遺跡だってばよ」トータル11.8億円
OP2.2→5.9→8.7→10.3→11.2
☆06年「大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」トータル7.8億円
OP1.2→3.5→不明→6.8→07.5
☆07年「疾風伝」トータル12.1億円
OP2.2→5.7→9.1→10.5→11.7→11.9→11.9
☆08年「疾風伝 絆」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0→11.2→祝込11.3
☆09年「疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆10年「疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
10~12億円が標準のシリーズ作品。
「疾風伝」シリーズとは違うようだが、大きく変わらないだろう。
多少下がると考えて、9.5億円と予想したい。
オープニングは去年と同じく1.7億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(7月4週目その2)

3位:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】 38~39億円
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 457スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6億円を週末に稼ぎ、トータルでは11.5億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは5.6億円半ば程度だろうか。
10億円は楽に突破したが、ジブリ作品としては物足りない動き。
純粋なファミリー向き作品ではない点などの問題があったか。
もちろん「ハリポタ」などの影響もあっただろう。

今年の「コナン」と似たような動きとなっている。
☆11年「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆11年「コクリコ坂から」
3日5.9→11.5億円→
これらよりも、さすがに伸びは高いか。
万人が楽しめる作品ではなさそうだが、ブランド力の違いをみせてくれるはずだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→
☆11年「コクリコ坂から」
3日05.9→11.5億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は40.6~55.2億円となる。
「ゲド戦記」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は35.2億円となる。
伸びは高くも低くもないと思われるので、30億円以上、40億円以下というところか。
「ゲド戦記」の5割、「猫の恩返し」の6割程度と考えて、「コクリコ坂から」の興行収入は先週に引き続き38~39億円と予想したい。
公開前個人予想は60億円だったので大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。
「コクリコ坂から」は個人的には面白いと思ったが、あまり映画に見慣れていない人には分かりにくいかもしれない。


6位:「アンダルシア 女神の報復」(東宝・フジテレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 24.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【配給会社期待値等】40億円突破も見込める大ヒットスタート(初日午後時点)
【公開規模】 371スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは15.3億円となっている。
1週間の伸びは1.8億円半ばとなっている。
15億円はさすがに楽に突破している。

今年公開された東宝作品と似たような動きとなっていた。
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0→15.5
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8→13.5→15.3億円→
「プリンセス トヨトミ」と似た動きだったが、さすがに伸びが高い。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7→祝10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8→13.5→15.3億円→
10億円は軽く超える稼げる俳優。
しかし、前作に比べるとかなり落ちる。
このシリーズの人気が落ちていることがよく分かる。
ドラマの「外交官 黒田康作」の平均視聴率は10.1%と低迷しており、その数字をそのまま評価すればよかったか。
これらとの対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は19.2~21.3億円となる。
とりあえずは20億円突破が目標となりそうだ。
「県庁の星」と同程度なので、前作を無視すれば、悪くはないとは思うが、海外ロケが多い作品であり、儲けはあまりないだろう。

近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3億円→
公開前にライバルに設定した「アンフェア the movie」「ライアーゲーム」をはるかに下回る動きとなっている。
「容疑者Xの献身」などを除いた作品との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は17.2~19.0億円となる。
夏休みの動き次第では、20億円突破が可能となるが、この辺りが落ち着きどころだろう。

「アンダルシア 女神の報復」15.3億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」15.6億円(トータル21.0億円)
☆「劇場版TRICK」16.3億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」16.1億円(トータル17.6億円)
「おとうと」との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は20.6億円となる。
この程度がマックスラインとなりそうだ。
20億円突破できるかが注目となるが、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は24.0億円とだったので、微妙な結果となる。
20億円はさすがに突破するとは思ったが、織田裕二の集客力にかげりが見えてきているのかもしれない。
それとも、彼の人気というよりも、単純に前作やドラマが面白かったと思われなかった結果だろうか。

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国内映画興行収入ランキング(7月4週目その1)

動員1位:「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 88億円
【現時点での興行収入予想】 95億円前後
【配給会社期待値等】 興収100億円突破に向け好発進した
【公開規模】 910スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.8億円を週末に稼ぎ、トータルでは39.3億円弱(3,929,265,450円)となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは15.3億円弱程度だろうか。
シリーズ8作合計1000億円突破できるかが注目らしい。

日本では回を進めるごとに興行収入が落ちている。
「賢者の石」から「死の秘宝PARTⅠ」まで66.5%がギブアップしている。
自分はこのシリーズを1回も見たことはないので、よく分からないが、付いていけないのか、面白くないのか、飽きているのかだろうか。
最後なのでかなり盛り返しそうだ。
PARTⅠの不調はいったい何だったのだろうか。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3億円→
これらとの対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は89.8~126.3億円となる。
100億円突破が当面の目標となりそうだ。
「炎のゴブレット」の水準まで戻るだろうか。

100億円前後の興行収入の作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3億円→
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」を上回っているので90億円以上は硬いか。
「アリス」との対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は131.0億円となる。
スタートダッシュタイプの作品であり、「アリス」のようには伸びまい。
現時点では、90億円以上、100億円以下という感じだろうか。
とりあえず先週に引き続き95億円前後という予想にして、しばらく様子をみるしかない。
公開前個人予想は88億円だったので、ややハズしそうだ。
右肩下がりの作品なので、いくらラストでも強気に100億円超の予想はできない。
「死の秘宝PartⅠ」を見ていない者が見るとは思えないが、どうなるだろうか。


動員2位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」(東宝・テレビ東京)<2週目>
【公開前個人予想】 35億円×2
【現時点での興行収入予想】 46~47億円
【配給会社期待値等】 最終興収50億円を目指してヒット発進した
【公開規模】 351スクリーン
トータルでは13.4億円(1,338,378,050円)となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは5.1億円程度だろうか。
伸びがやや悪い気がする。
観客が例年に違う方式に困惑したのか。
それとも「ハリポタ」「コクリコ」にも流れたか。
そもそも、なぜ2本も同時に公開されるのか、ストーリーに違いがあるのか、ファンは両方見なくてはいけないのか、それとも1本でよいのか、分からないことだらけだが、知る必要もないだろう。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝込13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4億円→
47~50億円で推移していたが、昨年の成績はなぜか悪かった。
2本同時公開の割には、10年に次ぎ低い数値となる。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は34.8~44.3億円となる。
ゲームなどの人気は健在だが、アニメの方の人気はちょっと落ちているのだろうか。
現時点では40億円突破も微妙の動きだが、しばらくしてからもう1本見ようという動きなどがあると思われる。
夏休みを通して荒稼ぎをすると期待したい。
マックスを超えているが、2本で46~47億円と予想したい。
「ハリポタ」「コクリコ」の影響も強かったはずだ。
公開前個人予想は35億円×2本だったが、大きくズレてしまった。
2本同時公開という動きをされては、読みにくい。
公開前に書いた『1本だけならば、45.8億円程度となると思われる』通りに考えればよかった。


動員5位:「ロック~わんこの島~」(東宝・フジテレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 17.5億円
【現時点での興行収入予想】 5~6億円
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.8千万円(78,259,000円)のオープニングを飾った。
恐ろしくコケているような気がするが、気のせいだろうか。
今年の映画では「白夜行」、小スクリーンの「毎日かあさん」と同程度のオープニングとなっている。

公開前に『オープニングは1.8億円程度か』と書いたが、大きくズレた。
『泣けそうな映画なのでヒットするだろう。動物+子役はヒットの公式でもある』と書いたが、いったい何が問題だったのだろうか。
主演の集客力とは関係ない映画と思ったが、キャスティングだろうか。
とりあえずファミリー向け作品なので、伸びがあるものと思いたい。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3億円→
☆11年「ロック~わんこの島~」
OP0.8億円→
「きな子~見習い警察犬の物語~」よりも低いという発想はなかった。
「マリと子犬の物語」の大ヒットを受けて、「ウルルの森の物語」が公開されたが、二番煎じはやや受けにくくなってきているのか。
「子ぎづねヘレン」「マリと子犬の物語」以外との対比で考えると、「ロック~わんこの島~」の興行収入は4.4~7.5億円となる。
7億円までは伸びないが、夏休みもあり、多少は伸びるだろう。

「ロック~わんこの島~」0.8億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「人間失格」0.8億円(トータル5.4億円)
☆「必死剣鳥刺し」0.8億円(トータル4.8億円)
☆「今度は愛妻家」0.8億円(トータル4.3億円)
「人間失格」程度の伸びならば、5億円は稼げられる。
「ロック~わんこの島~」の興行収入は5~6億円と予想したい。
泣ける感動作、動物モノ、子役モノ、この条件では伸びるとは思うが、どうなっているのだろうか。
しばらく様子を見るしかないようだ。
公開前個人予想は17.5億円だったので、完全にハズれとなる。
もはや動物モノが鉄板だと思ってはいけないようだ。

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全米映画興行収入(7月第4週目)

1位となったのは新作の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」。
事前には週末3日間で63.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る65.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1億4千万ドルの回収は可能だろう。
来年公開予定の「アベンジャーズ」シリーズのアメコミ作品。
監督は、「ジュラシック・パークⅢ」(トータル181百万ドル)、「ウルフマン」(トータル62百万ドル)のジョー・ジョンストン。
主演は、「ファンタスティック・フォー」シリーズのクリス・エヴァンス。
公開前に『「キャプテン・アメリカ」は「マイティ・ソー」がライバルとなりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

まずは今年公開されたアメコミ作品との勝負となりそうだ。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で180百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で144百万ドル
OP55→098→120→133→139→142→143
☆11年「グリーン・ランタン」現時点で114百万ドル
OP53→089→102→110→113→114→
☆11年「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
OP66百万ドル→
「マイティ・ソー」と同程度のオープニングを飾った。
これと同程度が落ち着きどころか。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル
先85(OP53)→142→164→178→186→190
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆11年「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
OP66百万ドル→
「スーパーマン・リターンズ」以外との対比で考えると、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の興行収入は140~183百万ドルとなる。
評価もかなり高いので多少は粘るだろう。
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の興行収入は1億7~8千万ドルと予想したい。
同じ「アベンジャーズ」シリーズの「マイティ・ソー」との勝負となるだろう。
どちらも「アベンジャーズ」シリーズなので、当然同程度となるだろう。


2位は2週目の「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」。
トータルでは274百万ドルとなっている。
公開前に『「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」はもちろん爆発するだろう。3億ドルオーバーが目標となる』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上の大爆発を起こしている。
ファンにとって待望の作品だったようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル318百万ドル(製作費:125百万ドル)
OP090→187→220→240→253→264→286→300→305→309
☆02年「秘密の部屋」トータル262百万ドル(製作費:100百万ドル)
OP088→148→200→214→223→229→240→252→255→257
☆04年「アズカバンの囚人」トータル250百万ドル(製作費:130百万ドル)
OP094→158→191→212→223→233→238→242→244→245
☆05年「炎のゴブレット」トータル290百万ドル(製作費:150百万ドル)
OP103→201→229→244→253→261→275→282→284→286
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル292百万ドル(製作費:150百万ドル)
先140→208→242→261→272→279→283→286→288→289
☆09年「謎のプリンス」トータル302百万ドル(製作費:250百万ドル)
先158→221→256→274→284→290→294→297→299→300
☆10年「死の秘宝 PartⅠ」トータル295百万ドル
OP125→219→245→258→266→284→288→290→291
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169→274百万ドル→
過去最高の推移となっている。
05年以降との作品との対比では、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は369~395百万ドルとなる。
恐らくスタートダッシュだけだと思うので、この下限辺りとなりそうだ。

去年のパートⅠが敗れた以下のような作品がライバルとなるか。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169→274百万ドル→
これらとの対比では、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は351~438百万ドルとなる。
まずは、シリーズで過去最高にヒットした「賢者の石」トータル318百万ドルが当面の目標となりそうだ。
どのくらい伸びるか見当がつかないが、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は3億5~6千万ドルと予想したい。
OP時は3億3~4千万ドルと予想していたが、どうやら伸びがありそうだ。
「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」トータル342百万ドルが当面のライバルとなる。
「スパイダーマン2」トータル374百万ドル、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル377百万ドルまで伸びるだろうか。

今年公開された「トランスフォーマー」との首位対決も見物だ。
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163(OP98)→261→303→326百万ドル→
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169→274百万ドル→
現時点では「死の秘宝 PartⅡ」の方が分が良い。
いずれにせよ、3D化というメリットもあるが、最終作が過去のシリーズ最高の興行収入を上げられれば、最高だろう。
評価も恐ろしく高く、ファンには受け入られたようだ。


3位となったのは新作の「Friends with Benefits」。
事前には週末3日間で20.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る18.5百万ドルのオープニングを飾った。
監督は「EasyA」(トータル58百万ドル)のウィル・グラック。
ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス主演のラブコメ作品。
公開前に『「Friends with Benefits」はヒットしそうもないが、競合作品がなく需要がありそうだ。それなりにヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
製作費35百万ドルは楽に回収できそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆10年「かぞくはじめました」トータル53百万ドル
OP15→29→38→43→49→51
☆07年「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル
先19(OP14)→32→39→44→47
☆11年「Friends with Benefits」
OP19百万ドル→
これらと同程度の5~6千万ドルとなるのではないか。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。


4位は4週目の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」。
トータルでは326百万ドルとなっている。
3億ドルを余裕で突破した。
製作費195百万ドルの回収は楽勝だった。
公開前に『今回でラストとなる「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は爆発するだろう。「ハングオーバー」を超える可能性がある作品』と書いたとおり、爆発している。
今年公開された作品では「パイレーツ」「ハングオーバー」を抜き、暫定トップとなった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163(OP98)→261→303→326百万ドル→
第一作目を超えた。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は361~365百万ドルとなる。
この辺りがマックスとなるか。

3Dとしては以下の作品がライバルとなる。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163→261→303→326百万ドル→
「アリス」を抜くのは確実。
3D作品としては、「アバター」トータル761百万ドル、「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドルに次ぐ成績となりそうだ。
OP時に『(アリスを)ギリギリ超えないと考えて、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は3億2千万ドルと予想したい』と書いたが、予想を超えてきた。
先週に引き続き3億4~5千万ドルと予想したい。
評価はそれほど悪くない程度なので、極端に高い伸びはないだろう。


5位は3週目の「Horrible Bosses」。
トータルでは82百万ドルとなっている。
制作費は格安の35百万ドルとなっており、楽に回収している。
公開前に『「Horrible Bosses」はそれほどヒットしないだろう』と書いたが、予想外の大ヒットとなっている。
予告VTRを見ると、確かに面白そうだ。

ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス主演のようだが、ジェニファー・アニストン、コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、ケヴィン・スペイシーなど、豪華キャストのコメディ作品。
監督は、リース・ウィザースプーン主演の「Four Christmases」(トータル120百万ドル)を手掛けたセス・ゴードン。

今年公開されたコメディ作品がライバルとなる。
☆11年「Bridesmaids」現時点で164百万ドル
OP26→59→85→107→124→136→147→153
☆11年「Bad Teacher」現時点で94百万ドル
OP32→60→79→88→94百万ドル→
☆11年「Horrible Bosses」
OP28→60→82百万ドル→
「Bad Teacher」を超えそうなので、1億ドル突破しそうだ。
「Bridesmaids」のような爆発はあるかが注目。

去年のコメディ作品では以下の作品を超えそうだ。
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→59→72→85→91→95→97→98
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「Horrible Bosses」
OP28→60→82百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Horrible Bosses」の興行収入は101~129百万ドルとなる。
評価がかなり高いので、伸びがあり、この対比の上限近くとなりそうだ。
「Horrible Bosses」の興行収入は1億2~3千万ドルと予想したい。
先週まで1億~1億1千万ドルと高めに予想していたが、予想以上の伸びがあった。
今年のコメディ作品は豊作であり、本作もサプライズヒットとなりそうだ。


6位は3週目の「Zookeeper」。
トータルでは59百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『大ヒットした「モール★コップ」の二番煎じとなるが、ケヴィン・ジェームズ主演作は当たる気がする』と書いたが、微妙な結果となった。

ケヴィン・ジェームズ主演のコメディ作品。
「アンストッパブル」のロザリオ・ドーソンも出演している。
監督はアダム・サンドラーと組むことが多いフランク・コラチ。
アダム・サンドラーはボイスキャストを務めているようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆09年「モール★コップ」トータル146百万ドル
OP32→65→083→97→110→121→128
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆11年「Zookeeper」
OP20→42→059百万ドル→
「モール★コップ」以外との対比で考えると、「Zookeeper」の興行収入は76~86百万ドルとなる。
先週までこの下限を下回る6千万ドル台と予想したいと書いたが、さすがにファミリー向け作品であり、多少の伸びがあった。
「Zookeeper」の興行収入は7千万ドル台となりそうだ。
評価は低いので、それ以上の伸びはないだろう。
製作費8千万ドルの回収が難しそうなので、失敗となりそうだが、この程度ならば傷は浅い。
ケヴィン・ジェームズは次が正念場となるかもしれない。


7位は5週目の「カーズ2」。
トータルでは176百万ドルとなっている。
当面は製作費2億ドルの回収が目標となる。
公開前に『「カーズ2」はヒットしそうだが、爆発はしなさそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
前作の内容は良かったと思うが、今回作風が変わったような気がして、やや苦戦しそうな気がした。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆11年「カーズ2」
OP66→117→149→165→176百万ドル→
「カールじいさんの空飛ぶ家」「ウォーリー」に近いオープニングだったが、これらに比べると、やはり伸びがない。
最近の作品の5週目の成績は最悪となっている。
主要作品との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は201~208百万ドルとなる。
OP時に『前作の「カーズ」トータル244百万ドルを超えるかが注目となる』と書いたが、超えるのは無理そうだ。
この下限を下回る可能性もありそうだ。
OP時に2億3~4千万ドルが落ち着きどころかと書いたが、「カーズ2」の興行収入は先週に引き続き1億9千万ドル台と予想したい。
「レミーのおいしいレストラン」「トイ・ストーリー」がライバルとなりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、ピクサー作品としては珍しく評価が平凡。
伸びは高くはないだろう。

他会社の以下の作品がライバルとなる
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆06年「ハッピーフィート」トータル198百万ドル
OP42→099→122→138→149→159→176→185→188→191
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆11年「カーズ2」
OP66→117→149→165→176百万ドル→
「アイス・エイジ2」と似たような動きとなっている。
これらを超えるかも注目となる。


8位は2週目の「Winnie the Pooh」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『プーさんには相手(ハリー・ポッター)が悪すぎる』と書いたとおりとなった。
オープニングはかなり低い成績だったが、評価がかなり高いので、制作費は回収できるかもしれない。

以下のアニメ作品がライバルとなりそうだ。
☆09年「9」トータル32百万ドル
先15(OP11)→23→27→29→31
☆08年「Space Chimps」トータル30百万ドル
OP07→16→22→26→28
☆10年「Alpha and Omega」トータル25百万ドル
OP09→15→19→21→23
☆11年「Winnie the Pooh」
OP08→18百万ドル→
伸びは悪くないようだ。
これらとの対比で考えると、「Winnie the Pooh」の興行収入は25~34百万ドルとなる。
この対比を超えそうなので、3千万ドル後半程度となりそうだ。
オープニングは酷かったが、知名度もあり、悪くはない成績となりそうだ。


9位は5週目の「Bad Teacher」。
トータルでは94百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルをあっという間に回収した。
キャメロン・ディアスは格安のギャラで出演したのだろうか。
公開前に『「Bad Teacher」もヒットはしないだろう』と書いたが、予想を反して高い成績となっている。
キャメロン・ディアス主演の教師モノのコメディ。
ジェイソン・シーゲル、ジャスティン・ティンバーレイクも出演している。
監督は、「オレンジカウンティ」のジェイク・カスダン。

キャメロン・ディアスが主演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「チャーリーズ・エンジェル」トータル125百万ドル
☆03年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」トータル101百万ドル
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆09年「私の中のあなた」トータル49百万ドル
☆09年「運命のボタン」トータル15百万ドル
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27(OP20)→46→62→69→73
☆11年「グリーン・ホーネット」トータル99百万ドル
OP34→63→78→87→92
☆11年「Bad Teacher」
OP32→60→79→88→94百万ドル→
「ナイト&デイ」を超えて、「グリーン・ホーネット」と同程度の動きとなっている。
同じくコメディ系の「ベガスの恋に勝つルール」対比で考えると、「Bad Teacher」の興行収入は104百万ドルとなる。
当面は1億ドルが目標だったが、超えそうだ。
「Bad Teacher」の興行収入は1億ドル台と予想したい。
先週まで1億~1億1千万ドルと予想していたが、評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
それにしても、なぜいきなりヒットしたのかがよく分からない。
キャメロンと教師という組み合わせがよかったのだろうか。
いずれにせよ、コメディ作品のローリスク・ハイリターンぶりがよく分かる。


10位は10週目の「Midnight in Paris」。
トータルでは45百万ドルとなっている。
ウディ・アレン監督の最新作。
出演は、オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、エイドリアン・ブロディなど。
製作費は3千万ドルを回収した。
ランキング下位や圏外をさまよいながら10週も粘っている。

ウディ・アレン監督の最近の興行収入は以下の通り。
☆10年「You Will Meet a Tall Dark Stranger」トータル3百万ドル
☆09年「人生万歳!」トータル5百万ドル
☆08年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆08年「夢と犯罪」トータル1百万ドル
☆06年「タロットカード殺人事件」トータル11百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
☆05年「メリンダとメリンダ」トータル4百万ドル
☆03年「僕のニューヨークライフ」トータル3百万ドル
☆02年「さよなら、さよならハリウッド」トータル5百万ドル
☆01年「スコルピオンの恋まじない」トータル8百万ドル
☆11年「Midnight in Paris」
OP01→03→07→14→21→28→34→39→42→45百万ドル→
1千万ドル以下がほとんどとなっている。
「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル、「マッチポイント」トータル23百万ドルを超えて、近年最高の興行収入となった。
評価はメチャクチャ高いのでしばらく粘りそうだ。

なお、ウディ・アレン監督作品の興行収入ベスト5は以下の通り。
☆86年「ハンナとその姉妹」トータル40百万ドル
☆79年「マンハッタン」トータル40百万ドル
☆77年「アニー・ホール」トータル38百万ドル
☆09年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
4千万ドルを超えるかどうかが注目だったが、ついに超えた。
ベストを25年ぶりに更新してしまった。
ウディ・アレンは衰えを知らないようだ。
どこまでベストを更新していくかが注目となる。
5千万ドルまで到達するのではないか。
この成功により、監督生命はまだまだ延びそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ダニエル・クレイグ主演のSFアクション「カウボーイ&エイリアン」
☆スティーヴ・カレル主演のコメディ「Crazy, Stupid, Love.」
☆「ビバリーヒルズ・チワワ」のラージャ・ゴスネル監督の3Dアニメ「The Smurfs」
「Crazy, Stupid, Love.」と「The Smurfs」は順当にヒットしそうだ。
「カウボーイ&エイリアン」は難しい。
個人的には見たいが、ハズしそうな気がする。

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国内映画興行収入ランキング(7月3週目その3)

1位:「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 88億円
【現時点での興行収入予想】 95億円前後
【配給会社期待値等】 興収100億円突破に向け好発進した
【公開規模】 910スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日から祝日を含めた4日間で24.0億円(2,402,461,850円)のオープニングを飾った。
金曜日からの3日間で17.6億円(1,760,739,450円)、土日2日間では13.0億円(1,301,851,850円)だったようだ。
先週『祝日を含めたオープニング4日は16.5億円と予想したい』と書いたが、3D単価もあり、大爆発を起こした。
PARTⅠの不調はいったい何だったのだろうか。

日本では回を進めるごとに興行収入が落ちている。
「賢者の石」から「死の秘宝PARTⅠ」まで66.5%がギブアップしている。
自分はこのシリーズを1回も見たことはないので、よく分からないが、付いていけないのか、面白くないのか、飽きているのかだろうか。
最後なので多少は盛り返すだろう。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
6日22.1(2日9.9)→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0(金17.6) <2日13.0>億円→
「死の秘宝PartⅠ」との3日対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は102.9億円となる。
「謎のプリンス」との土日2日対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は105.1億円となる。
100億円突破が当面の目標となりそうだ。
「炎のゴブレット」の水準まで戻るだろうか。

100億円前後の興行収入の作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2億円→
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0(金17.6)<2日13.0>億円→
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」を上回るスタートなので90億円以上は硬いか。
「アリス」との土日2日対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は116.2億円となる。
スタートダッシュタイプの作品であり、「アリス」のようには伸びまい。
90億円以上、100億円以下という感じだろう。
とりあえず95億円前後という予想にして、しばらく様子をみるしかない。
公開前個人予想は88億円だったので、ややハズしそうだ。
右肩下がりの作品なので、いくらラストでも強気に100億円超の予想はできない。
「死の秘宝PartⅠ」を見ていない者が見るとは思えないが、どうなるだろうか。


3位:「アンダルシア 女神の報復」(東宝・フジテレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 24.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【配給会社期待値等】40億円突破も見込める大ヒットスタート(初日午後時点)
【公開規模】 371スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは13.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.6億円半ばとなっている。
10億円はさすがに楽に突破している。
週末の落ち込みも他の作品に比べると悪くはないようだ。

今年公開された東宝作品と似たような動きとなっている。
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0→15.5
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8→13.5億円→
「プリンセス トヨトミ」と似た動きだったが、さすがに伸びが高い。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7→祝10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8→13.5億円→
10億円は軽く超える稼げる俳優。
しかし、前作に比べるとかなり落ちる。
このシリーズの人気が落ちていることがよく分かる。
ドラマの「外交官 黒田康作」の平均視聴率は10.1%と低迷しており、その数字をそのまま評価すればよかったか。
これらとの対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は19.5~21.5億円となる。
とりあえずは20億円突破が目標となりそうだ。
前作を見た4割以上はギブアップしないとは思ったが、それほど前作の評価が悪かったのだろうか。
しかし、年配層向きなところもあるので、平日に着実稼いでくれるだろう。
多少粘っていることは期待したい。

近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6
☆11年「SP革命篇」
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
2.6→07.5→10.8→13.5億円→
公開前にライバルに設定した「アンフェア the movie」「ライアーゲーム」をはるかに下回る動きとなっている。
「容疑者Xの献身」などを除いた作品との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は17.4~19.4億円となる。
夏休みの動き次第では、20億円突破が可能となる。

「アンダルシア 女神の報復」13.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」13.7億円(トータル21.0億円)
☆「劇場版TRICK」14.7億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」14.7億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」12.7億円(トータル16.0億円)
「おとうと」との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は20.7億円となる。
この程度がマックスラインとなりそうだ。
20億円突破できるかが注目となるが、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は24.0億円とだったので、微妙な結果となる。
20億円はさすがに突破するとは思ったが、織田裕二の集客力にかげりが見えてきているのかもしれない。
それとも、彼の人気というよりも、単純に前作やドラマが面白かったと思われなかった結果だろうか。


6位:「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】 6~7億円(OP時8億円台)
【公開規模】 90スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.0億円となっている。
1週間の伸びは9.8千万円半ば程度だろうか。
ファンが多い作品なので警戒していたが、極端な伸びはなさそうだ。

05年に公開された過去の作品は12.2億円のヒットをしたが、オープニング時に233スクリーンほどだったようだ。
今回はそこまで高い興行収入にはならないだろう。

とりあえずスクリーンが少なく、コアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→03.8→04.2
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円(90スクリーン)
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(90スクリーン)
OP1.5→3.0→4.0億円→
「涼宮ハルヒの消失」以外との対比で考えると、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は5.5~8.1億円となる。
「劇場版 機動戦士ガンダム00」対比では6.0億円となる。
この程度が落ち着きどころか。
夏休みもあるので、多少粘ると考えて、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は先週に引き続き6~7億円と予想したい。
「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円程度まで稼ぐと思い、OP時に8億円と予想したが、そこまで高い伸びはなさそうだ。
公開前個人予想は4~5億円だったが、スクリーン数が想定の倍程度なので、結果も予想より高くなっても仕方がない。


8位:「小川の辺」(東映)<5週目>
【公開前個人予想】 3.5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円前後
【公開規模】 228スクリーン(先週比±0スクリーン)
全国公開3週目だが、6月18日から山形県で先行公開されており、5週目という扱いになる。
3.0千万弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.9億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
地味な作品ゆえヒットしそうもないと思ったが、予想よりもやや高い興行収入となりそうだ。
原作者に人気があるからだろうか。

藤沢周平原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「たそがれ清兵衛」トータル12.0億円(※真田)
☆04年「隠し剣 鬼の爪」10億円未満か(※永瀬)
OP1.2→3.7→5.4→6.2→7.6→8.2
☆05年「蝉しぐれ」トータル14.0億円(※市川染五郎)
OP1.5→4.9→7.8→9.8→11.3→
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円(※木村)
☆08年「山桜」不明(※東山)
☆10年「花のあと」トータル3.0億円(※北川)
先0.4→1.1
☆10年「必死剣 鳥刺し」トータル4.8億円
OP0.8→2.6→3.6→4.2→
☆11年「小川の辺」
先込1.0→2.8→3.9億円→
「山桜」の篠原監督と東山の再コンビのようだが、肝心の「山桜」の成績が分からない。
これらとの対比に先行分を加えると、「小川の辺」の興行収入は5.2~7.0億円となる。
公開前に『「必死剣 鳥刺し」以下、「花のあと」以上か』と書いたが、「必死剣 鳥刺し」を超えてきそうだ。

「小川の辺」3.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
☆「RAILWAYS」3.8億円(トータル6.3億円)
☆「BANDAGE」4.2億円(トータル6.0億円)
☆「人間失格」3.7億円(トータル5.4億円)
☆「必死剣鳥刺し」3.6億円(トータル4.8億円)
☆「ボックス!」3.6億円(トータル4.8億円)
これらとの対比で考えると、「小川の辺」の興行収入は5.2~6.5億円となる。
先行分もあるのでこの数字をそのまま評価できない。
とりあえずは5億円に乗るかどうかが注目となりそうだ。
ただ、年配層向けの映画であり、平日の伸びもあるだろう。
「小川の辺」の興行収入は先週に引き続き5億円前後と予想したい。
公開前個人予想は3.5億円だったので、ちょっと低すぎたか。
「必死剣 鳥刺し」(トータル4.8億円)よりも苦戦すると思ったが、イメージ的にこちらの方がよかったようだ。


9位:「マイティ・ソー」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 5.5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 342スクリーン(先週比-94スクリーン)
2.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.3千万円弱程度だろうか。
公開前に『ヒットしそうもないが、ナタリー・ポートマンと浅野忠信の要素が読めない』と書いたが、やはりこの手の作品は日本ではヒットさせるのは難しい。

一応、アメコミが参考となるだろう。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3(OP1.8)→4.8→7.3→8.3
☆11年「グリーン・ホーネット」(※非アメコミ・参考)
OP1.5→3.4→4.4→5.1→5.4億円→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7→4.1→5.5→6.3億円→
☆11年「マイティ・ソー」
OP1.3→3.2→4.2億円→
多少知名度のある「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ですら、苦戦しているので、本作も苦戦するのはもちろんのこと。
主要作品との対比で考えると、「マイティ・ソー」の興行収入は5.1~5.6億円となる。
同じく3Dアクションの「グリーン・ホーネット」程度というところではないか。

「マイティ・ソー」4.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エアベンダー」4.7億円(トータル6.0億円)
☆「かいじゅうたちのいるところ」4.5億円(トータル5.7億円)
☆「サロゲート」4.5億円(トータル5.5億円)
☆「恋するベーカリー」4.0億円(トータル4.8億円)
伸びがあるとは思えない作品。
「エアベンダー」対比では5.4億円となり、この程度だろう。
「マイティ・ソー」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
他のライバル作品も待ち構えており、すぐに埋もれるはず。
夏休み本番までもたないだろう。
公開前個人予想は5.5億円だったので、これは当たりとなりそうだ。


10位:「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」(テアトル・日本テレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円前後
【現時点での興行収入予想】 3億円前後
【公開規模】 132スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.5億円となっている。
1週間の伸びは4.6千万円程度だろうか。
派手さはないが、順調には伸びているようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5億円→
今年も過去の成績と同じと思われるが、例年よりも伸びが良い。
去年との対比で考えると、今年の興行収入は3.0億円となる。
先週に引き続き今年の興行収入は3億円前後と予想したい。
422スクリーンの「豆富小僧」には敗れそうだが、90スクリーンの「忍たま乱太郎」、77スクリーンの「鬼神伝」には勝てそうだ。
公開前個人予想は3億円前後だったので、当たりとなるが、例年の成績とおりと考えれば、ハズしようがない。


11位:「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 2~3億円
【現時点での興行収入予想】 2~3億円
【公開規模】 106スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.3千万円程度だろうか。
アメリカでは「パイレーツ」を超えるほど大ヒットしたコメディ。
しかし、日本では馴染みのないキャスト、前作は日本では注目されなったということもあり、日本でヒットしないだろう。
スクリーンも少なく、前作を見ている者もそれほど多くはなさそうだ。
CMのつくりも最悪だったので、一般層を取り込むことは厳しいと思う。
なお、六本木ヒルズでは「ハリポタ」公開まで一番大きなスクリーンで上映されていた。

「ハングオーバー!!」1.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>(※おおよそのトータルが判明しているもののみ)
☆「SAW ザ・ファイナル3D」2.5億円(トータル3.6億円)
☆「噂のモーガン夫妻」2.3億円(トータル3.0億円)
☆「マイレージ、マイライフ」1.6億円(トータル3.0億円)
これらとの対比で考えると、「ハングオーバー!!」の興行収入は2.2~3.2億円となる。
粘るかどうかはまだ何ともいえないが、話題作ではあり、さすがに多少の伸びはあるだろう。
公開前個人予想どおり、先週に引き続き2~3億円と予想したい。
公開前個人予想は当たりとなりそうだ。
やはりアメリカのコメディをスター抜きでヒットさせるのは難しいだろう。


12位:「パラダイス・キス」(ワーナー)<7週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 14億円前半(3~4週目14億円台、OP~2週目12~13億円)
【公開規模】 123スクリーン(先週比-173スクリーン)
1.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは13.6億円弱となっている。
1週間の伸びは4.6千万円半ば程度だろうか。
スクリーンを削られてしまい、そろそろ店じまいか。
知名度は高いものの、微妙なタイプの作品だったので予想を低めに予想したが、やはり関係はなかったようだ。
意外に粘ったのも評価はできる。

矢沢あい原作作品。
矢沢あいとはいえば「NANA」が有名。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「NANA2」トータル12.5億円(※年末公開)
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝11.0→11.7
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6億円→
いずれも高い興行収入となっている。
知名度の高さは伊達ではない。
年末公開の「NANA2」がライバルだったが、超えてしまった。

女性向けのコミック関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6億円→
これらとの対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は14.4~14.4億円となる。
この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。

「パラダイス・キス」13.6億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「君に届け」14.5億円(トータル15.3億円)
☆「インシテミル」12.0億円(トータル12.2億円)
これらとの対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は13.8~14.4億円となる。
夏休みもあり、多少粘りそうなので、「パラダイス・キス」の興行収入は先週に引き続き14億円前半と予想したい。
残り数千万円は上乗せできるだろう。
14億円半ばまでは伸びないか。
OP~2週目まで12~13億円と予想していたが、粘りがあった。
やはり話題作や知名度の高い作品はヒットするようだ。
公開前個人予想は7~8億円だったのでさすがに低すぎた。
予想には悩んだ作品だが、最低でも二桁突破するという予想にしておけばよかった。


13位:「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」(東映・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 8億円後半(3~4週目9億円前半、OP~2週目9億円台)
【公開規模】 148スクリーン(先週比-135スクリーン)
1.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.7億円弱となっている。
1週間の伸びは2.1千万円半ば程度だろうか。
夏休みに入ったところだが、勢いを失ってしまった。
しかし、さすがに“大集合モノ”は強いらしい。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」トータル3.6億円
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4→7.0→7.9→8.5→8.7億円→
普段足を運んでいない者が見るものでもないと思ったのだが、考えが甘かった。
通常の倍以上を稼いでいる。

「仮面ライダー」とも比較はしたい。
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0億円→
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4→07.0→07.9→08.5→08.7億円→
08年以降の作品との対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は9.0億円となる。
夏休みに突入するので、なんとか9億円を突破して欲しいが、まもなくライダーシリーズに劇場を譲り渡すので厳しいだろう。
「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は8億円後半となりそうだ。
2週目まで9億円台、5週目まで9億円前半と予想していたが、やはり伸びがなかった。
08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円、06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円がライバルだったが、超えそうもない。
公開前個人予想は5億円だったので、倍程度となる。
「仮面ライダー」並のヒットとなりそうだ。
よく知らないので、ハズれてもあまり気にはならない。

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『デビル』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(シャマラン監督作品が好きな人には向いている)

シャマラン監督が原案・プロデューサーを務めた作品。
「エアベンダー」のような普通のファンタジーを撮るくらいならば、こちらを自ら監督した方がよかったのではないかと思えるほど、悪くない映画に仕上がっている。
ただ、シャマランが監督をすると、どんでん返し的なオチのようなものを観客から期待されるので、他の監督に任せて、監督業から離れるのは悪くはない選択だったようだ。

本作において、どんでん返し的なオチを期待したり、誰がデビルであるか、結末はどうなるかなどは、あまり考えない方がよい。
そもそも80分という超短尺のため、ほとんど間延びしておらず、あまり余計なことを考える暇もなかった。
本作の設定ならば、いくらでも膨らませることはできたとは思うが、必要最小限を描くという思い切った戦略は悪くないと思う。
膨らませるタイプの映画とそうではない映画があり、本作は後者といえるだろう。
重くなりすぎず、軽くもなりすぎず、良いバランスの作品となっている。

必要最小限しか描かれていない作品ではあるが、サスペンス・ホラー・ヒューマンドラマなどがきちんと描かれており、満足のいく仕上りとなっている。
ホラー・サスペンスをベースにして、“赦し”“因果応報”“自業自得”“誠実性”“偶然ではなくて必然”“神と悪魔”などの、シャマランらしい説教臭いテーマを盛り込むのも自分の好みである。
エレベーターに乗り合わせた5人(+婚約者)、居合わせた刑事、狂言回しのような存在、なぜか災難にあってしまうビルの警備員・整備員など、キャラクターに関してもこの程度で十分だ。

真っ暗闇になった後に一人ずつ天罰が下るような古典的な演出も本作に限ってはそれほど悪くはないと思われる。
時代に逆行して、描かないくらいの思い切った演出の方が盛り上がる。
カメラに映り込んだ顔のようなものもあるが、下手にCGを多用すると恐らく興ざめするだろう。
タイトルがストレートの割には、突然の音や画像で観客を驚かすような、こけおどし的な演出を用いず、閉鎖的で舞台における疑心暗鬼などの心理的な圧迫を上手く利用されていた。
エレベーター内での謎が徐々に明らかになり、ラストももう一盛り上がりあると思わせておきながら、さらっと一言で片付ける辺りのセンスもよい。
あのシーンにおいては、あまり多くを語る必要がなく、短いセリフの方が心により響く効果があっただろう。
彼の心には当然わだかまりはあるだろうが、それぞれが前に向けて歩めるような明るさを描いている。
ホラーサスペンスであるにも関わらず、このような感じにさせてくれるというのは珍しいのではないか。

シャマランが企画した作品の映画化が今後も予定されているようであり、今後も期待できるスタートとなった。

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気になる映画ニュース(7月第4週目)

☆「ダーク・タワー」からユニバーサルが撤退
「ダーク・タワー」はスティーヴン・キング原作の作品であり、全7部から構成されている大作シリーズ。
ロン・ハワード監督、ハビエル・バムデル主演により、3本の映画+テレビシリーズにより描かれる予定だった。
これほどの大作に伴う高額な制作費のため、ユニバーサルが撤退したようだ。
高額なのは事前から分かっていたはずだが、一体どういうことだろうか。
スティーヴン・キングは「ユニバーサルが手を引いたのは残念だが、特に驚きはない。製作費もリスクも少ない映画を作ろうとするのが彼らのやり方だし、『ワイルド・スピード』シリーズをずっと作り続けるほうがいいと判断したんだろう」と語っている。
キングは実に冷静な分析をしている。
他のスタジオが手を挙げることを期待したいが、確かにリスクが高すぎる企画でもある。
厳しいかもしれない。
なお、スティーヴン・キング原作の「ザ・スタンド」は3部作によりデビッド・イェーツ(ハリポタの終盤4作を監督)が監督をすることになったようだ。
こちらはワーナーが手掛ける予定。


☆「300」の前日譚「300: Battle of Artemisia」の監督が決定
「300」に登場したクセルクセスを描く作品。
2012年公開予定の「ダイ・ハード」の最新作を手がけるノーム・ムーロに決まったようだ。
大作を連続で任されるということは相当な才能の持ち主なのだろう。
期待はできそうだ。
なお、「300: Battle of Artemisia」のもう一人の監督候補といわれていたジャウム・コレット=セラ(「アンノウン」の監督)は「AKIRA」の監督に内定したといわれているが、こちらはどうなるだろうか。


☆「007」にリス・エヴァンスが参加
最新版の「スパイダーマン」の悪役を務めることになっているリス・エヴァンスが参加するようだ。
2012年10月にイギリスで公開される予定の作品。
サム・メンデスが監督をし、ダニエル・クレイグ、ジュディ・デンチが続投し、悪役はハビエル・バムデルが務め、レイフ・ファインズや「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのナオミ・ハリスも出演する予定。
財政問題により一時期は製作が危ぶまれたが、順調に進んでいるようだ。

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国内映画興行収入ランキング(7月3週目その2)

4位:「SUPER8」(パラマウント)<4週目>
【公開前個人予想】 13.5億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台(2~3週目19~20億円、OP時16~17億円)
【公開規模】 371スクリーン(先週比-146スクリーン)
8.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは14.6億円半ばとなっている。
1週間の2.1億円半ば程度だろうか。
評価も高く、謎に満ちた作品なので、観客の興味を引いたようだ。
ファミリー層にも対応できる作品というのも大きかった。

J・J・エイブラムス関連作品の興行収入は以下の通り。
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円<監督>
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円<製作>
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5→11.6
☆09年公開「スター・トレック」トータル6.0億円
金1.9→3.8→4.9→5.4→5.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2→12.5→14.7億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は16.3~17.8億円となる。
この対比は超えてくるだろう。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆08年公開「ハプニング」トータル12.3億円
金2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2→12.5→14.7億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は15.5~18.5億円となる。
これらの対比の上限辺りとなりそうだ。

「SUPER8」14.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソルト」17.4億円(トータル20.5億円)
☆「タイタンの戦い」13.9億円(トータル15.8億円)
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は16.7~17.3億円となる。

マックス19億円、ミニマム17億円というところか。
「SUPER8」の興行収入は18億円台と予想したい。
先週まで19~20億円と予想していたが、やはりやや微妙な作品なので、それほど高い伸びはなかったようだ。
もちろn「ハリポタ」などの新作の影響もあるだろう。
オープニング時は16~17億円という予想だったので、しばらく様子をみればよかった。
公開前個人予想は13.5億円だったので、ハズレとなりそうだ。
スター不在、ストーリー不明という予想が難しい作品だったが、プロデューサー等に知名度があり、謎があるという強みもカバーしたようだ。


5位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<9週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】 92~93億円(OP~5週目100億円突破)
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 440スクリーン(先週比-338スクリーン)
6.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは86.2億円となっている。
1週間の伸びは1.9億円弱程度だろうか。
アメリカではやや不調だったが、日本では変わらず好調だ。
今後は「ハリポタ」との今年公開作品の首位対決が注目となる。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日15.2→2週目20.9→3週目14.3→4週目12.0→5週目8.7→6週目6.0→7週目4.2→8週目3.1→9週目1.9億円となっている。
6週目以降3割程度の下落、9週目は「ハリポタ」などの影響で4割程度の下落となっている。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6→93.5→95.5
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2→99.3→102.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は89.4~91.7億円となる。
100億円到達が目標だったが、さすがに無理だろう。
現時点では90億円台ペースとなっている。
今週1.9億円稼いだので、今後は4割程度の下落で進むと1.1→0.7→0.4→0.2億円となる。
3~4億円程度の上乗せは可能なので、90億円突破が当面の目標となりそうだ。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0→89.0→祝91.3
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9→76.8→77.8
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→63.4→65.3
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2億円→
「ハリー・ポッター」の最新2作のトータルも超えた。
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は88.6~91.1億円となる。
やはり90億円前後の興行収入となる。
3~4億円は最低でも上乗せできるだろう。
夏休みもあり、粘り強く稼ぎ、残り6~7億円程度の上乗せが可能と考えて、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は先週に引き続き92~93億円と予想したい。
5週目まで100億円突破と予想していたが、そろそろ現実的な数字を考えた方がいいだろう。
100億円突破は無理だが、大ヒットであることには変わりがない。
分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。
公開前個人予想は100億円だったので、やや微妙だが当たりといえそうだ。
コケるはずがなく順当な結果といえそうだ。


7位:「アイ・アム・ナンバー4」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円前半
【公開規模】 264スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.2億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。
新作の影響のためか、週末の成績が著しく悪い。
製作費6千万ドルの中規模映画。
アメリカ国内では55百万ドルを稼いでおり、それほど悪くはない。
しかし、日本で知名度の高いスターが不在であり、題材的にも日本で受けそうもない。
日本でヒットさせることは難しいだろう。

去年公開された以下の作品に及ばないだろう。
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「魔法使いの弟子」トータル10.0億円
金2.9→6.2→8.0→9.0
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」不明
金1.9→4.2→5.3→6.0→6.5億円→
☆10年公開「ダレン・シャン」トータル6.5億円
金1.4→3.7→5.4→6.0
☆10年公開「エアベンダー」トータル6.0億円
祝込3日1.9→3.6→4.7→5.2
☆11年公開「アイ・アム・ナンバー4」
金1.0→2.2億円→
これらとの対比で考えると、「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は3.5~4.0億円となる。
夏休み時期だからといっても、本作が伸びるとは思えない。
とりあえず、3億円突破が目標となりそうだ。

「アイ・アム・ナンバー4」2.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」2.8億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」2.8億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」2.6億円(トータル4.3億円)
☆「SAW ザ・ファイナル」1.9億円(トータル3.6億円)
これらとの対比で考えると、「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は3.5~4.2億円となる。
伸びはなさそうなので、公開前の予想どおり3億円台になりそうだ。
3億円半ばまで伸びるかもしれないが、先週に引き続き3億円前半と予想したい。
夏休みがあるので、さすがに2億円では止まらないだろう。
公開前個人予想は3億円台だったので当たりとなる。
ディズニー系でもファミリー層が動かない作品は厳しい。

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国内映画興行収入ランキング(7月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「忍たま乱太郎」(ワーナー)
ファミリー向け作品は稼げるはずだ。
しかし、今年公開されたアニメ版は1~2億円程度の興行収入であり、題材的に実写化も微妙、ヒットするとは思えない。
ただ、実績のある三池監督であり、読みにくい作品だ。

三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝込11.2→12.7→13.9
同じくファミリー向けの「妖怪大戦争」「ヤッターマン」は大ヒットしている。
「妖怪大戦争」がマックスとなるが、そこまでは伸びないだろう。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP3.2→14.4→17.4→19.7→21.1
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP2.3→祝5.8→7.7→9.5→10.9
これらを超える気もしない。

「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円の6割、「妖怪大戦争」トータル20.0億円の半分を稼げば、8.7~10億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。
9億円台と予想したい。
オープニングは1.2億円程度か。


◎「ロック~わんこの島~」(東宝・フジテレビ)
泣けそうな映画なのでヒットするだろう。
動物+子役はヒットの公式でもある。
「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3億円→
「星守る犬」はイマイチだったが、こちらには子役がいなかったからだろうか。
「マリと子犬の物語」のような大爆発は起きないとしても、「星守る犬」は超えてきそうだ。
10億円以上、30億円以下となる。
「子ぎづねヘレン」トータル17.8億円、「犬と私の10の約束」トータル15.2億円、「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円辺りがライバルとなるのではないか。
この3つの平均となる17.5億円と予想したい。
オープニングは1.8億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(7月3週目その1)


動員2位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」(東宝・テレビ東京)<1週目>
【公開前個人予想】 35億円×2
【現時点での興行収入予想】 46~47億円
【配給会社期待値等】 最終興収50億円を目指してヒット発進した
【公開規模】 351スクリーン
祝日を含めて3日間で8.2億円半ば(826,306,800円)のオープニングを飾った。
黒の方が3.8億円半ば(386,201,950円)、白の方が4.4億円 (440,104,850円)だったようだ。
先週『祝日を含めたオープニング3日は各5.5億円程度か』と書いたが、2本同時公開の割には落ち着いた数字となった。
観客が例年に違う方式に困惑したのか。
それとも「ハリポタ」「コクリコ」にも流れたか。
そもそも、なぜ2本も同時に公開されるのか、ストーリーに違いがあるのか、ファンは両方見なくてはいけないのか、それとも1本でよいのか、分からないことだらけだが、知る必要もないだろう。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝込13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3億円→
47~50億円で推移していたが、昨年の成績はなぜか悪かった。
2本同時公開の割には、07年以降最低の数値となる。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は36.9~39.6億円となる。
ゲームなどの人気は健在だが、アニメの方の人気はちょっと落ちているのだろうか。
現時点では40億円未満の動きだが、今週見て来週見ようという動きなどがあると思われる。
夏休みを通して荒稼ぎをすると期待したい。
36億円程度のオープニングだが、3割程度の上乗せして、2本で46~47億円と予想したい。
「ハリポタ」「コクリコ」の影響も強かったはずだ。
公開前個人予想は35億円×2本だったが、大きくズレてしまった。
2本同時公開という動きをされては、読みにくい。
公開前に書いた『1本だけならば、45.8億円程度となると思われる』通りに考えればよかった。


動員3位:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】 38~39億円
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 457スクリーン
祝日を含めて3日間で5.9億円弱(587,337,400円)のオープニングを飾った。
土日2日間では3.9億円程度だったようだ。
先週『祝日を含めたオープニング3日は8.5億円程度か』と書いたが、予想よりもかなり低かった。
純粋なファミリー向き作品ではない点などの問題があったか。
もちろん「ハリポタ」などの影響もあっただろう。
今年の「コナン」のオープニング2日が5.5億円、「ドラえもん」が4.4億円半ばなので、「コクリコ坂から」のオープニング3日5.9億円弱は物足りないことが分かる。
微妙な評判であり、万人が楽しめる作品ではなさそうだが、ブランド力の違いをみせてくれるはずだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→
☆11年「コクリコ坂から」
3日05.9億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は40.4~58.2億円となる。
「ゲド戦記」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は32.8億円となる。
伸びは高くも低くもないと思われるので、30億円以上、40億円以下というところか。
「ゲド戦記」の5割、「猫の恩返し」の6割と考えると、38.3~38.8億円となる。
この程度と考えて、「コクリコ坂から」の興行収入は38~39億円と予想したい。
公開前個人予想は60億円だったので大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。
「コクリコ坂から」は個人的には面白いと思ったが、あまり映画に見慣れていない人には分かりにくいかもしれない。

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全米映画興行収入(7月第3週目)

1位となったのは新作の「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」。
事前には週末3日間で149.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく上回る169.2百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」はもちろん爆発するだろう。3億ドルオーバーが目標となる』と書いたとおりとなりそうだ。
それにしても、大爆発を起こした。
ファンにとって待望の作品だったようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル318百万ドル(製作費:125百万ドル)
OP90→187→220→240→253→264→286→300→305→309
☆02年「秘密の部屋」トータル262百万ドル(製作費:100百万ドル)
OP088→148→200→214→223→229→240→252→255→257
☆04年「アズカバンの囚人」トータル250百万ドル(製作費:130百万ドル)
OP094→158→191→212→223→233→238→242→244→245
☆05年「炎のゴブレット」トータル290百万ドル(製作費:150百万ドル)
OP103→201→229→244→253→261→275→282→284→286
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル292百万ドル(製作費:150百万ドル)
先140→208→242→261→272→279→283→286→288→289
☆09年「謎のプリンス」トータル302百万ドル(製作費:250百万ドル)
先158→221→256→274→284→290→294→297→299→300
☆10年「死の秘宝 PartⅠ」トータル295百万ドル
OP125→219→245→258→266→284→288→290→291
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169百万ドル→
これらとの対比では、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は323~597百万ドルとなる。
恐らくスタートダッシュだけだと思うので、この下限辺りとなりそうだ。

去年のパートⅠが敗れた以下のような作品がライバルとなるか。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169百万ドル→
これらとの対比では、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は322~487百万ドルとなる。
まずは、「賢者の石」トータル318百万ドルが当面の目標となりそうだ。
最終的に「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は3億3~4千万ドルとなるだろうか。
3D化というメリットもあるが、最終作が過去のシリーズ最高の興行収入を上げられれば、最高だろう。
評価も恐ろしく高く、ファンには受け入られたようだ。


2位は3週目の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」。
トータルでは303百万ドルとなっている。
3億ドルを突破した。
製作費195百万ドルの回収は余裕だった。
公開前に『今回でラストとなる「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は爆発するだろう。「ハングオーバー」を超える可能性がある作品』と書いたとおり、爆発している。
今年公開された作品では「パイレーツ」「ハングオーバー」を抜き、暫定トップとなった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163(OP98)→261→303百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は359~368百万ドルとなる。
当面は07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドルが目標となるが、楽に超えてきそうだ。

3Dとしては以下の作品がライバルとなる。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163→261→303百万ドル→
OP時に『(アリスを)ギリギリ超えないと考えて、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は3億2千万ドルと予想したい』と書いたが、もうちょっと伸びそうだ。
先週に引き続き3億4~5千万ドルと予想したい。
評価はそれほど悪くない程度なので、極端に高い伸びはないだろう。


3位は2週目の「Horrible Bosses」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
制作費は格安の35百万ドルとなっており、楽に回収した。
公開前に『「Horrible Bosses」はそれほどヒットしないだろう』と書いたが、予想外の大ヒットとなっている。
予告VTRを見ると、確かに面白そうだ。

ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス主演のようだが、ジェニファー・アニストン、コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、ケヴィン・スペイシーなど、豪華キャストのコメディ作品。
監督は、リース・ウィザースプーン主演の「Four Christmases」(トータル120百万ドル)を手掛けたセス・ゴードン。

今年公開されたコメディ作品がライバルとなる。
☆11年「Bridesmaids」現時点で161百万ドル
OP26→59→85→107→124→136→147→153
☆11年「Bad Teacher」現時点で88百万ドル
OP32→60→79→88百万ドル→
☆11年「Horrible Bosses」
OP28→60百万ドル→
2週目では並んでいる。
「Bad Teacher」がライバルとなりそうだ。
「Bridesmaids」のような爆発はあるかが注目。

去年のコメディ作品では以下の作品を超えそうだ。
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→59→72→85→91→95→97→98
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「Horrible Bosses」
OP28→60百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Horrible Bosses」の興行収入は93~121百万ドルとなる。
評価がかなり高いので、伸びがあり、この対比の上限近くとなりそうだ。
とりあえずは「Horrible Bosses」の興行収入は先週に引き続き1億~1億1千万ドルと予想したい。
今年のコメディ作品は豊作であり、本作もサプライズヒットとなりそうだ。


4位は2週目の「Zookeeper」。
トータルでは42百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『大ヒットした「モール★コップ」の二番煎じとなるが、ケヴィン・ジェームズ主演作は当たる気がする』と書いたが、微妙な結果となった。

ケヴィン・ジェームズ主演のコメディ作品。
「アンストッパブル」のロザリオ・ドーソンも出演している。
監督はアダム・サンドラーと組むことが多いフランク・コラチ。
アダム・サンドラーはボイスキャストを務めているようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆09年「モール★コップ」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆11年「Zookeeper」
OP20→42百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Zookeeper」の興行収入は70~94百万ドルとなる。
評価は低いので、伸びはないだろう。
「Zookeeper」の興行収入はこの下限を下回る6千万ドル台と予想したい。
製作費8千万ドルの回収が難しそうなので、失敗となりそうだ。
ケヴィン・ジェームズはまだまだなのか。


5位は4週目の「カーズ2」。
トータルでは165百万ドルとなっている。
当面は製作費2億ドルの回収が目標となる。
公開前に『「カーズ2」はヒットしそうだが、爆発はしなさそうだ』と書いたとおりとなるだろうか。
前作の内容は良かったと思うが、今回作風が変わったような気がして、やや苦戦しそうな気がした。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆11年「カーズ2」
OP66→117→149→165百万ドル→
「カールじいさんの空飛ぶ家」「ウォーリー」に近いオープニングだったが、これらに比べると、やはり伸びがない。
最近の作品の4週目の成績は「レミーのおいしいレストラン」に敗れて最悪となった。
主要作品との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は201~220百万ドルとなる。
OP時に『前作の「カーズ」トータル244百万ドルを超えるかが注目となる』と書いたが、超えるのは無理そうだ。
この下限を下回る可能性もありそうだ。
OP時に2億3~4千万ドルが落ち着きどころかと書いたが、「カーズ2」の興行収入は先週に引き続き1億9千万ドル台と予想したい。
「レミーのおいしいレストラン」「トイ・ストーリー」がライバルとなりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、ピクサー作品としては珍しく評価が平凡。
伸びは高くはないだろう。

他会社の以下の作品がライバルとなる
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆06年「ハッピーフィート」トータル198百万ドル
OP42→099→122→138→149→159→176→185→188→191
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆11年「カーズ2」
OP66→117→149→165百万ドル→
「アイス・エイジ2」と似たような動きとなっている。
これらを超えるかも注目となる。


6位となったのは新作の「Winnie the Pooh」。
事前には週末3日間で11.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る7.9百万ドルのオープニングを飾った。
製作費3千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『プーさんには相手(ハリー・ポッター)が悪すぎる』と書いたとおりとなった。
このオープニングでは2千万ドル台というところだが、評価がかなり高いので、制作費は回収できるかもしれない。


7位は4週目の「Bad Teacher」。
トータルでは88百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルをあっという間に回収した。
キャメロン・ディアスは格安のギャラで出演したのだろうか。
公開前に『「Bad Teacher」もヒットはしないだろう』と書いたが、予想を反して高い成績となっている。
キャメロン・ディアス主演の教師モノのコメディ。
ジェイソン・シーゲル、ジャスティン・ティンバーレイクも出演している。
監督は、「オレンジカウンティ」のジェイク・カスダン。

キャメロン・ディアスが主演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「チャーリーズ・エンジェル」トータル125百万ドル
☆03年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」トータル101百万ドル
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆09年「私の中のあなた」トータル49百万ドル
☆09年「運命のボタン」トータル15百万ドル
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27(OP20)→46→62→69→73
☆11年「グリーン・ホーネット」トータル99百万ドル
OP34→63→78→87→92
☆11年「Bad Teacher」
OP32→60→79→88百万ドル→
「ナイト&デイ」を超えて、「グリーン・ホーネット」と同程度の動きとなっている。
同じくコメディ系の「ベガスの恋に勝つルール」対比で考えると、「Bad Teacher」の興行収入は106百万ドルとなる。
当面は1億ドルが目標となりそうだ。
「Bad Teacher」の興行収入は先週に引き続き1億~1億1千万ドルと予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
なぜいきなりヒットしたのかがよく分からない。
キャメロンと教師という組み合わせがよかったのだろうか。
いずれにせよ、コメディ作品のローリスク・ハイリターンぶりがよく分かる。


8位は3週目の「Larry Crowne」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルはなんかか回収した。
トム・ハンクス監督・共同脚本・主演のラブコメ。
ジュリア・ロバーツも出演している。
彼らも格安のギャラで出演したのだろうか。
公開前に『「Larry Crowne」もそれなりにヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のトム・ハンクス監督作品は超えそうだ。
☆96年「すべてをあなたに」トータル26百万ドル
OP06→13→18→21→22
☆11年「Larry Crowne」
OP13→26→32百万ドル→
『この倍程度を稼ぐのではないか』と思ったが、3週目でやや雲行きが怪しくなった。

過去に、トム・ハンクスとジュリア・ロバーツが共演した作品がライバルとなる。
☆07年「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル67百万ドル
OP10→35→53→059→063→65(年末公開)
☆11年「Larry Crowne」
OP13→26→32百万ドル→
評価は普通程度であり、「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を超えることはないだろう。
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」との対比では「Larry Crowne」の興行収入は40百万ドルとなる。
「Larry Crowne」の興行収入は4千万ドル台となりそうだ。
先週まで5千万ドル台と予想していたが、そこまで伸びはなさそうだ。
高い興行収入ではないが、製作費を楽に回収できそうなので問題はないだろう。


9位は6週目の「SUPER8」。
トータルでは122百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの倍以上を稼いでいる。
公開前に『謎の作品「スーパー8」はヒットするだろう』と書いたが、思ったよりもやや微妙な動きともなっている。
製作費が低いので、多少微妙でも問題はないだろうが、子どもを全面に出しすぎたか。
J・J・エイブラムス監督によるSF作品。
プロデューサーは、スティーヴン・スピルバーグ。

J・J・エイブラムス関連作品は以下の通り。
☆06年「M:I:Ⅲ」トータル134百万ドル(監督)
OP48→085→104→114→123→127
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル(プロデューサー)
OP40→064→072→076→078→079
☆09年「スター・トレック」トータル258百万ドル
先79→148→185→209→223→232
☆11年「SUPER8」
先36→073→095→108→118→122百万ドル→
「クローバーフィールド」のトータルを楽に超えている。
「スター・トレック」との対比では「SUPER8」の興行収入は136百万ドルとなる。

異星人モノなので以下の作品も参考となる。
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」トータル84百万ドル
OP36→61→73→79→081→082
☆11年「SUPER8」
先36→073→095→108→118→122百万ドル→
「第9地区」をも超えた。
評価はかなり高いので、伸びがあるだろう。
「SUPER8」は先週に引き続き1億3千万ドル台と予想したい。
製作費が安いので、この程度でも全く問題はないだろう。
興行収入はそれほど高くなくとも、評価が高いので、エイブラムスの評価は高まったはずだ。


10位は9週目の「Midnight in Paris」。
トータルでは42百万ドルとなっている。
ウディ・アレン監督の最新作。
出演は、オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、エイドリアン・ブロディなど。
製作費は3千万ドルを回収した。
先週11位から再ランキングを果たしている。

ウディ・アレン監督の最近の興行収入は以下の通り。
☆10年「You Will Meet a Tall Dark Stranger」トータル3百万ドル
☆09年「人生万歳!」トータル5百万ドル
☆08年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆08年「夢と犯罪」トータル1百万ドル
☆06年「タロットカード殺人事件」トータル11百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
☆05年「メリンダとメリンダ」トータル4百万ドル
☆03年「僕のニューヨークライフ」トータル3百万ドル
☆02年「さよなら、さよならハリウッド」トータル5百万ドル
☆01年「スコルピオンの恋まじない」トータル8百万ドル
☆11年「Midnight in Paris」
OP01→03→07→14→21→28→34→39→42百万ドル→
1千万ドル以下がほとんどとなっている。
「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル、「マッチポイント」トータル23百万ドルを超えて、近年最高の興行収入となった。
評価はメチャクチャ高いのでしばらく粘りそうだ。

なお、ウディ・アレン監督作品の興行収入ベスト5は以下の通り。
☆86年「ハンナとその姉妹」トータル40百万ドル
☆79年「マンハッタン」トータル40百万ドル
☆77年「アニー・ホール」トータル38百万ドル
☆09年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
4千万ドルを超えるかどうかが注目だったが、ついに超えた。
ベストを25年ぶりに更新してしまった。
ウディ・アレンは衰えを知らないようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アメコミ作品「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
☆ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス主演のラブコメ作品「Friends with Benefits」
「キャプテン・アメリカ」は「マイティ・ソー」がライバルとなりそうだ。
「Friends with Benefits」はヒットしそうもないが、競合作品がなく需要がありそうだ。
それなりにヒットするだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『コクリコ坂から』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  B+(見る人を選ぶかもしれない)

「ゲド戦記」が散々だった宮崎吾朗監督作品ということもあり、期待度はほぼゼロだった。
しかも、ストーリーを含めて、ほとんど内容が分からないという状況だったので、どのような映画なのかという不安感もあった。
しかし、期待値ゼロ、前知識ゼロということもあってか、逆にかなり楽しむことができたというのが正直な感想。

昔からなのかもしれないが、ジブリ映画の最近の作品は特にストーリーがほとんど描かれないことが多い。
「ポニョ」や「アリエッティ」など、ストーリーで楽しませるというよりも、映像で楽しませることがメインにあったように思える。
本作についても、ストーリーはそれほど大したものは描かれていない。
そのため、つまらないと思う人がいても仕方がないだろう。
しかし、良い“雰囲気”が描き込まれていたのではないか。
昭和の雰囲気、少年と少女の淡い恋模様、カルチェラタンを巡る学生たちの攻防など、ノスタルジックな感覚を味わえる。
説明があまりないため、感情移入しにくいかもしれないが、印象的なシーンや言葉少ないセリフや行動によって、登場人物の微妙な感情は伝わるようにはできている。
幼少時に亡くなった父親への想い、忙しい母親への想い、好きな人への想い、人間らしく心に何かを抱えながら、生きている感じがでている。
生活感もあり、奇妙な建物もあり、ジブリらしさもきちんと継承されている。

本作にはほとんど説明らしい説明がない。
下宿人の人たちは何者なのか、主人公たちの今までの関係はどうだったのか、カルチェラタンをどうしたいのか、コクリコ坂とは何なのか、ウミなのかメルなのかといった基本的なことすら省いている。
しかし、その省略は意外とハマったような気がする。
説明がほとんどないためストーリーを追うことができず、かえって雰囲気だけを楽しめられる効果が増したのではないか。
あえて説明を省いたのか、説明をしようとしたのに舌足らずだったのか、よく分からないが、あえて説明を省いたとすれば、レベルが高いといえる。
恐らく、この程度のストーリーならば、細かく描いたとしてもたかが知れていると思って、思い切って省いて省いて、骨と皮だけ残したのだろう。
主人公たちの関係を中心に唐突に進むような印象は否めないが、ストーリーがない分、かえって心に響くような作品にはなっている。
他の映画とは異なる作品に仕上がったのではないだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(7月2週目その5)

11位:「星守る犬」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 14~15億円
【現時点での興行収入予想】 9億円台(OP~2週目11~12億円)
【公開規模】 317スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは8.3億円となっている。
1週間の伸びは7.7千万円弱程度だろうか。
感動モノ・動物モノは強いはずだが、予想以上の伸びがない気がする。
ファミリー層や女性層へのアピールが微妙だったようだ。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3億円→
伸びが高い作品以外との対比で考えると、「星守る犬」の興行収入は8.9~9.8億円となる。
「犬と私の10の約束」対比では9.8億円となる。
この辺りがマックスラインか。

今年公開された以下の作品がライバルになると思ったが、様子がおかしい。
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8→11.9→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→04.4→06.3→07.5→08.3億円→
オープニングが似ていたが、差が広がっている。

「星守る犬」8.3億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」9.0億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」8.2億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」6.9億円(トータル7.5億円)
「サヨナライツカ」以外との対比で考えると、「星守る犬」の興行収入は9.0~9.1億円となる。
2週目まで11~12億円と高めに予想していたが、動物モノらしい伸びはなかった。
年配層やファミリー層が足を運んでくれそうなので伸びると期待したが無理そうだ。
先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は14~15億円だったので、ハズれとなりそうだ。
この手の感動作は大ヒットすると踏んだが、ちょっとテイストが異なるようだ。
しかし、まもなく公開される「ロック わんこの島」には期待したい。
こちらは大丈夫だろう。


12位:「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 2~3億円
【現時点での興行収入予想】 2~3億円
【公開規模】 106スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円となっている。
1週間の伸びは6.6千万円程度だろうか。
アメリカでは「パイレーツ」を超えるほどの大ヒットコメディ。
しかし、日本では馴染みのないキャスト、前作は日本では注目されなったということもあり、日本でヒットしないだろう。
スクリーンも少なく、前作を見ている者もそれほど多くはなさそうだ。
CMのつくりも最悪だったので、一般層を取り込むことは厳しいと思う。

「ハングオーバー!!」1.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>(※おおよそのトータルが判明しているもののみ)
☆「SAW ザ・ファイナル3D」1.9億円(トータル3.6億円)
☆「噂のモーガン夫妻」1.7億円(トータル3.0億円)
☆「マイレージ、マイライフ」1.0億円(トータル3.0億円)
これらとの対比で考えると、「ハングオーバー!!」の興行収入は2.1~3.6億円となる。
公開前個人予想どおり、先週に引き続き2~3億円と予想したい。
ヒットはしないとは思うが、話題作ではあり、さすがに多少の伸びはあるだろう。
なお、六本木ヒルズでは一番大きなスクリーンで上映されていた。


13位:「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 8億円後半(2~3週目9億円台、OP時6~7億円)
【公開規模】 320スクリーン
2.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは8.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.4千万円半ば程度だろうか。

同週に公開された以下の作品とは差が開いている。
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1億円→
☆11年「もしドラ」
OP1.8→4.4→6.2→07.4→08.1→08.5億円→
オープニングは2千万円差だったが、2週目で1.4億円、3週目で2.6億円、4週目で3.5億円、5週目4.1億円、6週目では4.6億円差となっている。
これが人気漫画の映画化との実力差だろう。
しかし、それほど悪くはない結果となりそうだ。
アイドル映画はヒットしないという定説を覆している。
劇場はガラガラというネットネタもあったが、極端に悪いわけではない。

以下の作品が参考になるか。
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆10年「BANDAGE」トータル6.0億円
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆11年「もしドラ」
OP1.8→4.4→6.2→7.4→8.1→8.5億円→
これらを楽に超えているので、評価できるのではないか。

「もしドラ」8.5億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」9.6億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」8.6億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」7.2億円(トータル7.5億円)
「サヨナライツカ」以外との対比で考えると、「もしドラ」の興行収入は8.9~8.9億円となる。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」の興行収入は先週に引き続き8億円台後半と予想したい。
オープニング時は6~7億円と低めに予想したが、極端には落ち込まなかった。
すぐにボロボロになると思っていたが、そういうことは評価できる。
しかし、2~3週目まで9億円台と予想していたが、そこまでの伸びはなかった。
公開前個人予想は3~4億円だったので、倍以上の程度となった。
題材の話題性ということもあるのだろうが、やはり人気の高さは想像以上だったのかもしれない。
個人的にはこの程度でも十分と思える。
08年の新垣結衣主演「フレフレ少女」は1億円程度という悲惨な興行収入だった。
当たるとは思えなかったが、やはり秋元康は伊達ではないようだ。


14位:「プリンセス トヨトミ」(東宝)<7週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】15億円後半(4週目14億円後半、2~3週目16~17億円、OP時18~19億円)
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは15.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.6千万円程度だろうか。
15億円を突破している。
題材となった大阪では大ヒットしているようだ。

万城目学原作作品。
ドラマ「鹿男あをによし」、映画「鴨川ホルモー」(トータル3.0億円)が映画化されている。
公開前に『「鴨川ホルモー」とは異なり、年配層も間違えて足を運びそうな作品。意外とヒットしそうな雰囲気はある』と書いたが、想定以上だったようだ。

東宝は今年公開された作品をほぼ同じ地点に着地させている。
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
祝込3.9→8.4→11.3→13.3→14.2→14.5→14.8→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0→15.5億円→
オープニングは高かったが、「岳-ガク-」よりも伸びがなかったようだ。
最終的な結果はどうなるだろうか。

去年公開された「BECK」を除く以下の作品よりも出足がよかった。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→8.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0→15.5億円→
「BECK」に比べると伸びがない。
「十三人の刺客」とはかなり差があったのに4週目でなくなってしまった。
これらとの対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は16.0~16.6億円となる。
「プリンセス トヨトミ」の興行収入は先週に引き続き15億円後半と予想したい。
残り5千万円未満の上乗せで止まるか。
オープニング時は18~19億円、3週目には16~17億円と下方修正し、4週目にも14億円後半とかなり低めに下方修正したものの、予想よりも意外と粘っている。
評価が良いとは思えないので伸びはないと考えてしまい、低めに予想しすぎた。
公開前個人予想は12.5億円だったので、微妙な結果となる。
観たいとは思わせるが、観ればたぶん楽しめられない映画。
このような映画の予想は難しい。

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国内映画興行収入ランキング(7月2週目その4)

7位:「小川の辺」(東映)<4週目>
【公開前個人予想】 3.5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円前後
【公開規模】 228スクリーン(先週比±0スクリーン)
全国公開2週目だが、6月18日から山形県で先行公開されており、4週目という扱いになる。
5.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.8億円となっている。
1週間の伸びは1.8億円半ば程度だろうか。
予想よりもやや高い興行収入となりそうだ。
原作者に人気があるからだろうか。

藤沢周平原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「たそがれ清兵衛」トータル12.0億円(※真田)
☆04年「隠し剣 鬼の爪」10億円未満か(※永瀬)
OP1.2→3.7→5.4→6.2→7.6→8.2
☆05年「蝉しぐれ」トータル14.0億円(※市川染五郎)
OP1.5→4.9→7.8→9.8→11.3→
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円(※木村)
☆08年「山桜」不明(※東山)
☆10年「花のあと」トータル3.0億円(※北川)
先0.4→1.1
☆10年「必死剣 鳥刺し」トータル4.8億円
OP0.8→2.6→3.6→4.2→
☆11年「小川の辺」
先込1.0→2.8億円→
「山桜」の篠原監督と東山の再コンビのようだが、肝心の「山桜」の成績が分からない。
これらとの対比に先行分を加えると、「小川の辺」の興行収入は5.2~8.0億円となる。
公開前に『「必死剣 鳥刺し」以下、「花のあと」以上か』と書いたが、「必死剣 鳥刺し」を超えてきそうだ。

「小川の辺」2.8億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
☆「RAILWAYS」2.8億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」2.6億円(トータル5.8億円)
☆「必死剣鳥刺し」2.6億円(トータル4.8億円)
☆「ボックス!」2.6億円(トータル4.8億円)
これらとの対比で考えると、「小川の辺」の興行収入は5.2~6.3億円となる。
先行分もあるのでこの数字をそのまま評価できない。
とりあえずは5億円に乗るかどうかが注目となりそうだ。
ただ、年配層向けの映画であり、平日の伸びもあるだろう。
「小川の辺」の興行収入は先週に引き続き5億円前後と予想したい。
公開前個人予想は3.5億円だったので、ちょっと低すぎたか。
「必死剣 鳥刺し」(トータル4.8億円)よりも苦戦すると思ったが、イメージ的にこちらの方がよかったようだ。


8位:「パラダイス・キス」(ワーナー)<6週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 14億円前半(3~4週目14億円台、OP~2週目12~13億円)
【公開規模】 296スクリーン(先週比-3スクリーン)
4.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは13.1億円となっている。
1週間の伸びは8.9千万円半ば程度だろうか。
10億円を楽に突破している。
オープニング時の勢いはすぐに無くなると思っていたが、知名度の高さからか意外と粘っている。
微妙な作品だったので予想を低めに予想したが、やはりそれほど関係はなかったか。

矢沢あい原作作品。
矢沢あいとはいえば「NANA」が有名。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「NANA2」トータル12.5億円(※年末公開)
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝11.0→11.7
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1億円→
いずれも高い興行収入となっている。
知名度の高さは伊達ではない。
年末公開の「NANA2」がライバルだったが、超えてしまった。
「NANA2」との対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は14.0億円となる。

女性向けのコミック関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8
☆08年「砂時計」トータル10.0億円
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5
☆10年「ダーリンは外国人」トータル7.0億円
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6→
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1億円→
「砂時計」「ダーリンは外国人」以外との対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は14.4~14.5億円となる。
この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。

「パラダイス・キス」13.1億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「君に届け」13.8億円(トータル15.3億円)
☆「インシテミル」11.7億円(トータル12.2億円)
これらとの対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は13.7~14.5億円となる。
「パラダイス・キス」の興行収入は先週に引き続き14億円前半と予想したい。
残り1億数千万円は上乗せできるだろう。
14億円半ばまでは伸びないか。
OP~2週目まで12~13億円と予想していたが、粘りがあった。
やはり話題作や知名度の高い作品はヒットするようだ。
公開前個人予想は7~8億円だったのでさすがに低すぎた。
予想には悩んだ作品だが、最低でも二桁突破するという予想にしておけばよかった。


9位:「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」(東映・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 9億円前半(OP~2週目9億円台)
【公開規模】 283スクリーン(先週比-1スクリーン)
4.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.5億円弱となっている。
1週間の伸びは5.8千万円程度だろうか。
もちろん平日にはほとんど稼げていないが、さすがに“大集合モノ”は強いらしい。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」トータル3.6億円
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4→7.0→7.9→8.5億円→
普段足を運んでいない者が見るものでもないと思ったのだが、考えが甘かった。
これらとの対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は8.7~8.9億円となる。
この対比は超えるだろう。

「仮面ライダー」とも比較はしたい。
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0億円→
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4→07.0→07.9→08.5億円→
08年以降の作品との対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は8.9~9.0億円となる。
夏休みに突入するので、なんとか9億円を突破するだろう。
「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は先週に引き続き9億円前半と予想したい。
2週目まで9億円台と予想していたが、予想どおり伸びがなかった。
08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円、06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は5億円だったので、倍程度となる。
「仮面ライダー」並のヒットとなりそうだ。
よく知らないので、ハズれてもあまり気にはならない。


10位:「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」(テアトル・日本テレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円前後
【現時点での興行収入予想】 3億円前後
【公開規模】 132スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.2千万円半ば程度だろうか。
もちろん平日には稼げていないようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1億円→
今年も過去の成績と同じと思われるが、例年よりも伸びが良い。
去年との対比で考えると、今年の興行収入は3.7億円となる。
今週末から強力な作品が公開されるため、とりあえず先週に引き続き今年の興行収入は3億円前後と予想したい。
422スクリーンの「豆富小僧」には敗れそうだが、90スクリーンの「忍たま乱太郎」、77スクリーンの「鬼神伝」には勝てそうだ。

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『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B+(楽しむことはできるはず)

六本木のR18指定ヴァージョンを鑑賞。
どのような違いがあるのか分からないが、モザイクは全くなくモロダシだった。

コメディ作品としては、もちろん楽しめられる。
スチュの歌や、スチュの衝撃的な出来事を中心に、笑えるシーンももちろん多い。
しかし、前作に比べると、ややパワーダウンしている印象。
意表を付く展開は盛り込まれているものの、新味には欠けるので、何かアイディアを追加して欲しかった。
これでは劣化版の焼き直しと言われても仕方がない。
無くした記憶を辿るという秀逸なアイディアは残っていながらも、その良さがやや消えてしまい、バンコクで行方不明になった少年をあてもなく探すという展開ともなっている。

また、たしかに前作も同様ではあったが、なんとなくタトゥーを入れる、なんとなく髪を剃る、なんとなく指があるといった、本編とはあまり繋がりがない事柄が多い(エンドロールで一応回収しているが)。
本編に繋がりがあったのはサルくらいだろうか。
断片的な情報を元に、それらを辿りながら、全体像が徐々に明らかになるという感覚が欲しいところ。
瞑想やヒラメキも大事かもしれないが、それで解決されても困る。

今回の主役というべきスチュは随所に活躍していたが、3+1の個性が発揮されていなかったようにも思える。
ブラッドリー・クーパーは撃たれたところ以外に印象があまりない、ザック・ガリフィナーキスも奮闘していたが、ややスベり気味なところも散見された。
性格の違う面々によるハチャメチャな珍道中を楽しみたいが、上手く噛みあっていなかった。
もちろん噛み合う事の無い4人ではあるが、その噛み合わなさをもっと笑いにできたはずだ。

本作のメインテーマは、味の無いお粥と評されたスチュが激辛スパイス味になるというものであるのだが、もうちょっと彼の成長を見たかったところ。
当初は結婚に自信がなかったが、最後には立派な男になるという変化をもっとアピールする必要があったのではないか。
結婚を断念しそうになるスチュを、友情で支えあうような展開も欲しいところ。
それぞれの表現の仕方は異なるが、それぞれが親友の幸せを願うという強い思いは共通という落としどころでもよかっただろう。
ややオチが弱かったので、マイク・タイソンで強引に落としたという印象にもうつった。

メル・ギブソンが却下されて、リーアム・ニーソンで一度撮影したもののボツになって、ニック・カサヴェテスを起用して撮り直しになったタトゥー店のシーン、撮り直す必要があるのかというくらい大したことがなかったのは残念。
タトゥーアーティストに訴えられたり、動物愛護団体にサルの取扱いについて注文を付けられたりと、いろいろあった割には、18禁になったシーン以外は、それほど激しいものではなかった。
幸運なのか、不幸なのか分からないが、メジャー作品となってしまい、無茶ができずに生ヌルサも残ってしまった。
今後も続編は製作されると思うが、もうちょっとアイディアを膨らませて欲しいものだ。

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国内映画興行収入ランキング(7月2週目その3)

4位:「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】 6~7億円(OP時8億円台)
【公開規模】 90スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.0億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
先週のオープニングが1.5億円だったので、週末対比では半分程度の下落となる。
極端な伸びはなさそうだ。

05年に公開された過去の作品は12.2億円のヒットをしたが、オープニング時に233スクリーンほどだったようだ。
今回はそこまで高い興行収入にはならないだろう。

とりあえずスクリーンが少なく、コアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円(90スクリーン)
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(90スクリーン)
OP1.5→3.0億円→
「涼宮ハルヒの消失」以外との対比で考えると、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は5.7~8.5億円となる。
「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」対比では6.6億円となる。
この程度が落ち着きどころか。
「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円程度まで稼ぐと思い、OP時に8億円と予想したが、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は6~7億円と予想したい。
夏休みもあるので、ある程度は伸びていくだろう。
公開前個人予想は4~5億円だったが、スクリーン数が想定の倍程度なので、結果も予想の倍程度となる。


6位:「マイティ・ソー」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 5.5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 436スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.2億円となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
公開前に『ヒットしそうもないが、ナタリー・ポートマンと浅野忠信の要素が読めない』と書いたが、やはりこの手の作品は日本ではヒットさせるのは難しい。

一応、アメコミが参考となるだろう。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3(OP1.8)→4.8→7.3→8.3
☆11年「グリーン・ホーネット」(※非アメコミ・参考)
OP1.5→3.4→4.4→5.1→5.4億円→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7→4.1→5.5→6.3億円→
☆11年「マイティ・ソー」
OP1.3→3.2億円→
多少知名度のある「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ですら、苦戦しているので、本作も苦戦するのはもちろんのこと。
主要作品との対比で考えると、「マイティ・ソー」の興行収入は5.0~5.9億円となる。
同じく3Dアクションの「グリーン・ホーネット」程度というところではないか。

「マイティ・ソー」3.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「Dr.パルナサスの鏡」3.5億円(トータル7.0億円)
☆「スパイアニマルGフォース」3.2億円(トータル6.5億円)
☆「エアベンダー」3.6億円(トータル6.0億円)
☆「かいじゅうたちのいるところ」3.4億円(トータル5.7億円)
☆「サロゲート」3.6億円(トータル5.5億円)
☆「恋するベーカリー」2.8億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」2.8億円(トータル4.3億円)
伸びがあるとは思えない作品。
「エアベンダー」対比では5.3億円となり、この程度だろう。
「マイティ・ソー」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
他のライバル作品も待ち構えており、すぐに埋もれるはず。
夏休み本番までもたないだろう。

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気になる映画ニュース(7月第3週目)

☆新宿に新たなシネコン誕生
2015年に、コマ劇場跡地にTOHOシネマズ新宿として誕生するようだ。
松竹系の新宿ピカデリーが誕生してから、ピカデリーの一人勝ちのようになっている新宿の映画館事情。
計画通りなのかもしれないが、歌舞伎町の映画館は軒並み閉鎖に追い込まれてしまった。
TOHOシネマズ新宿が登場すれば、東映系のバルト9、松竹系のピカデリーとともにほどよく分散されそうだ。
立地条件の良い新宿ピカデリーとの戦いが注目となる。


☆「ベルセルク」が3部作にてアニメ映画化
2012年1月より「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」として公開される。
確か、テレビアニメ化されていたと思うので、アニメ映画化自体はそれほど難しくはないはずだ。
せっかく映画化するのならば、3D化でもして欲しいものだが。
ハリウッドで実写化なんていう話はないのだろうか。
そもそも、この漫画はいつ終わるのだろうか。


☆シュワルェネッガー復帰作は「ラスト・スタンド」
韓国人のキム・ジウン監督の西部劇で復帰する見通し。
当初はリーアム・ニーソン主演で企画されていたようだ。
年齢的に激しいアクションも期待しにくく、ヒューマンドラマも得意ではなさそう。
不倫問題で窮地という状況下で華麗なる復帰となるだろうか。


☆「オールド・ボーイ」のリメイク作品の監督はスパイク・リーに決定
「インサイド・マン」がイマイチだったこともあり、ちょっと微妙な人選。
内容的にマイルドになる恐れもあり、リメイクには賛否両論もあるようだ。


☆「ウルフマン」の続編企画がなくなる
ベニチオ・デル・トロが主演した「ウルフマン」の続編企画が中止となり、新たな狼男の映画としての企画を立ち上げたようだ。
ハリウッドお得意の『なかったことにする』という奴だろうか。
しかし、よほどの派手なビジュアルか、よほどのスターを起用しないと無理じゃないのか。


☆「ボーン・レガシー」にエドワード・ノートンが出演か
2012年8月2日に全米公開予定の作品。
主演はジェレミー・レナー、ヒロインはレイチェル・ワイズに決定しており、マット・デイモンは主演しない。
ジェイソン・ボーンは存在するが、ジェイソン・ボーン自身は登場しないという世界観らしい。
ジェレミー・レナーに対する悪役として、エドワード・ノートンが出演する見込みだ。
エドワード・ノートンは、「ハルク」役を降板してしまい、「アベンジャーズ」にも出演できなかったが、良い役が回ってきたようだ。
一方、ジェレミー・レナーは絶好調。
「アベンジャーズ」にもホークアイとして出演する予定。

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国内映画興行収入ランキング(7月2週目その2)

1位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<8週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】 92~93億円(OP~5週目100億円突破)
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 778スクリーン(先週比-1スクリーン)
動員ベースでは2位となるが、3D単価のため興行収入ベースでは返り咲きの1位となる。
1.7億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは84.3億円となっている。
1週間の伸びは3.1億円弱程度だろうか。
アメリカではやや不調だったが、日本では変わらず好調だ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日15.2→2週目20.9→3週目14.3→4週目12.0→5週目8.7→6週目6.0→7週目4.2→8週目3.1億円となっている。
6週目以降3割程度の下落となっている。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6→93.5
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2→99.3
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は89.2~92.5億円となる。
100億円到達が当面の目標となるが、現時点では90億円台ペースとなっている。
7月15日の「ハリポタ」、16日の「コクリコ坂から」までライバルが不在だが、これらの公開以後は大きく稼げないだろう。
今週3.1億円稼いだので、今後は4割程度の下落で進むと1.9→1.1→0.7→0.4→0.2億円となる。
4~5億円程度の上乗せは可能なので、90億円突破が当面の目標となりそうだ。
夏休みまで粘りそうだが、大台の100億円突破はさすがに無理だろう。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0→89.0
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9→76.8
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル68億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→63.4
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3億円→
「ハリー・ポッター」の最新2作のトータルも超えた。
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は87.8~90.4億円となる。
推移から4~5億円は最低でも稼ぐことはできそうだ。
夏休みもあり、粘り強く稼ぎ、残り7~8億円程度の上乗せが可能と考えて、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は先週に引き続き92~93億円と予想したい。
5週目まで100億円突破と予想していたが、そろそろ現実的な数字を考えた方がいいだろう。
100億円突破は無理だが、大ヒットであることには変わりがない。
分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。


3位:「アンダルシア 女神の報復」(東宝・フジテレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 24.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【配給会社期待値等】40億円突破も見込める大ヒットスタート(初日午後時点)
【公開規模】 371スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.8億円弱となっている。
1週間の伸びは3.2億円半ばとなっている。
10億円はさすがに楽に突破した。
平日の伸びはやはり悪くはない。

今年公開された東宝作品と似たような動きとなっている。
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0→15.5
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8億円→
「プリンセス トヨトミ」と似た動きとなっている。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7→祝10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8億円→
10億円は軽く超える稼げる俳優。
しかし、前作に比べるとかなり落ちる。
このシリーズの人気が落ちていることがよく分かる。
ドラマの「外交官 黒田康作」の平均視聴率は10.1%と低迷しており、その数字をそのまま評価すればよかったか。
これらとの対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は19.0~21.3億円となる。
とりあえずは20億円突破が目標となりそうだ。
前作を見た4割以上はギブアップしないとは思ったが、それほど前作の評価が悪かったのだろうか。
しかし、年配層向きなところもあるので、平日に着実稼いでくれるだろう。
多少は粘ることは期待したい。

近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6
☆11年「SP革命篇」
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
2.6→07.5→10.8億円→
公開前にライバルに設定した「アンフェア the movie」「ライアーゲーム」をはるかに下回る動きとなっている。
「容疑者Xの献身」などを除いた作品との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は17.0~18.6億円となる。
夏休みの動きに期待したいが、20億円突破がやや厳しいような気がする。

「アンダルシア 女神の報復」10.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」11.1億円(トータル21.0億円)
☆「劇場版TRICK」12.1億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」祝12.5億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」祝11.2億円(トータル16.0億円)
「おとうと」との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は20.4億円となる。
この程度がマックスラインとなりそうだ。
「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は24.0億円とだったので、微妙な結果となる。
20億円はさすがに突破するとは思ったが、織田裕二の集客力にかげりが見えてきているのかもしれない。
彼の人気というよりも、単純に前作やドラマが面白かったと思われなかった結果だろうか。

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国内映画興行収入ランキング(7月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
日本では回を進めるごとに興行収入が落ちている。
「賢者の石」から「死の秘宝」まで66.5%がギブアップしている。
自分はこのシリーズを1回も見たことはないので、よく分からないが、付いていけないのか、面白くないのか、飽きているのかだろうか。
しかし、最後なので多少は盛り返すだろう。
また、3Dという要素も加味する必要がある。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル68億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9億円→
まさか最終シリーズまで進んで、「死の秘宝PartⅠ」がここまで大きく落ち込むとは思わなかった。
巻き返しを期待して、「謎のプリンス」の80億円を水準に、3D加算1割ほど乗せると、88億円となるだろうか。
祝日を含めたオープニング4日は16.5億円と予想したい。


◎「コクリコ坂から」
あまり良い評判が聞こえてこないので、万人が楽しめる作品ではなさそうだ。
しかし、最近のジブリ作品はストーリー展開で楽しませる映画ではないにも関わらず、ヒットを飛ばしているので、本作も大丈夫だろう。
ブランド力の違いをみせてくれるはずだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→
同じく宮崎吾朗監督作品の「ゲド戦記」が参考となりそうだが、「ゲド戦記」を下回るのではないか。
ファミリー層向けではなさそうなので、近年では最低の成績にはなりそうだ。
「猫の恩返し」をも下回りそうだ。
「ゲド戦記」の2割減、「猫の恩返し」の1割減程度と考えると、58.1~61.2億円となる。
地力があるので、60億円と予想したい。
この位はさすがに稼いでくれるだろう。
祝日を含めたオープニング3日は8.5億円程度か。


◎「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」
◎「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」
なぜ2本も同時に公開されるのか、ベストウイッシュとは何なのか、調べる気は起きない。
ストーリーに違いがあるのかどうかも不明。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝込13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
47~50億円で推移していたが、昨年の成績はなぜか悪かった。
07年から10年の下落率は17.1%となる。
よく分からないが、新作らしいので、昨年よりも1割ほどの増加となるか。
41.6×1.1=45.8億円
1本だけならば、この程度となると思われる。

2本だからといって、単純にこの2倍にはならないだろう。
45.8億円×2本公開効果1.6倍÷2=36.64億円となる。
ちょっと減額して1本辺り35億円と予想しておきたい。
祝日を含めたオープニング3日は各5.5億円程度か。
1本の上映回数が、例年の半分になるので、両方を足して10~11億円程度だろう。
どうなるのか全く読めないので、公開後の数字はちょっと楽しみだ。
机上の計算どおりとなるだろうか。

国内映画興行収入ランキング(7月2週目その1)

動員1位:「SUPER8」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 13.5億円
【現時点での興行収入予想】 19~20億円(OP時16~17億円)
【公開規模】 先週523スクリーン(先々週比+3スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは12.5億円となっている。
1週間の3.2億円半ば程度だろうか。
評価も高く、謎に満ちた作品なので、観客の興味を引いたようだ。
ファミリー層にも対応できる作品というのも大きい。
強力なライバルが不在とはいえ、3週連続1位は立派。

J・J・エイブラムス関連作品の興行収入は以下の通り。
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円<監督>
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円<製作>
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5→11.6
☆09年公開「スター・トレック」トータル6.0億円
金1.9→3.8→4.9→5.4→5.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2→12.5億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は15.3~18.1億円となる。
この対比は超えてくるだろう。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆08年公開「ハプニング」トータル12.3億円
金2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2→12.5億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は15.3~18.9億円となる。
これらの対比も超えてきそうだ。

「SUPER8」12.5億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」13.9億円(トータル25.0億円)
☆「シャーロック・ホームズ」14.6億円(トータル21.6億円)
☆「ソルト」14.6億円(トータル20.5億円)
☆「タイタンの戦い」12.4億円(トータル15.8億円)
「オーシャンズ」以外との対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は15.9~18.5億円となる。

マックス20億円以上、ミニマム18億円というところか。
やや微妙な作品なので、それほど高い伸びはないと思うが、ファミリー層が動きそうだ。
「SUPER8」の興行収入は先週に引き続き19~20億円と予想したい。
「ハリポタ」などが公開されたら、勢いはなくなるだろう。
オープニング時は16~17億円という予想だったが、思ったよりも伸びがあった。
公開前個人予想は13.5億円だったので、ハズレとなりそうだ。
スター不在、ストーリー不明という予想が難しい作品だったが、プロデューサー等に知名度があり、謎があるという強みもカバーしたようだ。


4位:「アイ・アム・ナンバー4」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円前半
【公開規模】 262スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で1.0億円(101,818,400円)のオープニングを飾った。
土日2日間では7.7千万円となるようだ。
先週『金曜日からのオープニング3日は9千万円程度か』と書いたので、的中といっていいだろう。
予想よりも高かったのは、強力な新作が不在というメリットを活かしてのものか。
製作費6千万ドルの中規模映画。
アメリカ国内では55百万ドルを稼いでおり、それほど悪くはない。
しかし、日本で知名度の高いスターが不在であり、題材的にも日本で受けそうもない。
日本でヒットさせることは難しいだろう。

去年公開された以下の作品に及ばないだろう。
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「魔法使いの弟子」トータル10.0億円
金2.9→6.2→8.0→9.0
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」不明
金1.9→4.2→5.3→6.0→6.5億円→
☆10年公開「ダレン・シャン」トータル6.5億円
金1.4→3.7→5.4→6.0
☆10年公開「エアベンダー」トータル6.0億円
祝込3日1.9→3.6→4.7→5.2
☆11年公開「アイ・アム・ナンバー4」
金1.0億円→
これらとの対比で考えると、「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は3.2~4.6億円となる。
夏休み時期だからといっても、本作が伸びるとは思えない。
新作が公開されたら、すぐに忘れられるだろう。
とりあえず、3億円突破が目標となりそうだ。

「アイ・アム・ナンバー4」金1.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」金1.1億円(トータル4.8億円)
☆「SAW ザ・ファイナル」2日0.7億円(トータル3.6億円)
☆「キャッツ&ドッグス」2日0.7億円(トータル3.0億円)
公開前の予想どおり3億円台になりそうだ。
3億円前半だろうか。
夏休みがあるので、さすがに2億円では止まらないだろう。

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全米映画興行収入(7月第2週目)

1位は2週連続「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」。
トータルでは261百万ドルとなっている。
製作費195百万ドルの回収は余裕だった。
公開前に『今回でラストとなる「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は爆発するだろう。「ハングオーバー」を超える可能性がある作品』と書いたとおり、爆発している。
今年公開された作品では「パイレーツ」「ハングオーバー」を抜き、暫定トップとなった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163(OP98)→261百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は358~372百万ドルとなる。
当面は07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドルが目標となるが、超えてきそうだ。

3Dとしては以下の作品がライバルとなる。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163→261百万ドル→
先週『(アリスを)ギリギリ超えないと考えて、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は3億2千万ドルと予想したい』と書いたが、もうちょっと伸びそうだ。
3億4~5千万ドルまで伸びるのではないか。
ただ、評価はそれほど悪くない程度なので、極端に高い伸びはないだろう。
また、今週は強力なライバルが不在だったというメリットもあった。
次週の「ハリー・ポッター」の登場でどうなるだろうか。


2位となったのは新作の「Horrible Bosses」。
事前には週末3日間で25.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る28.1百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「Horrible Bosses」はそれほどヒットしないだろう』と書いたが、「Zookeeper」よりもこっちがヒットしてしまった。
予告VTRを見ると、確かに面白そうだ。

制作費は格安の35百万ドルとなっている。
ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス主演のようだが、ジェニファー・アニストン、コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、ケヴィン・スペイシーなど、豪華キャストのコメディ作品。
監督は、リース・ウィザースプーン主演の「Four Christmases」(トータル120百万ドル)を手掛けたセス・ゴードン。

今年公開されたコメディ作品がライバルとなる。
☆11年「Bridesmaids」現時点で158百万ドル
OP26→59→85→107→124→136→147→153
☆11年「Bad Teacher」現時点で79百万ドル
OP32→60→79百万ドル→
☆11年「Horrible Bosses」
OP28百万ドル→
「Bad Teacher」がライバルとなりそうだ。
「Bridesmaids」のような爆発はあるかが注目。

去年のコメディ作品では以下の作品を超えそうだ。
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→59→72→85→91→95→97→98
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆10年「バウンティー・ハンター」トータル67百万ドル
OP21→38→49→56→60
☆11年「Horrible Bosses」
OP28百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Horrible Bosses」の興行収入は85~111百万ドルとなる。
評価がかなり高いので、伸びがあり、この対比を超えそうだ。
「Horrible Bosses」の興行収入は1億~1億1千万ドルと予想したい。
サプライズヒットとなりそうだ。


3位となったのは新作の「Zookeeper」。
事前には週末3日間で24.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る21.0百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『大ヒットした「モール★コップ」の二番煎じとなるが、ケヴィン・ジェームズ主演作は当たる気がする』と書いたが、微妙な結果となった。
製作費8千万ドルの回収が当面の目標となる。
ケヴィン・ジェームズ主演のコメディ作品。
「アンストッパブル」のロザリオ・ドーソンも出演している。
監督はアダム・サンドラーと組むことが多いフランク・コラチ。
アダム・サンドラーはボイスキャストを務めているようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆09年「モール★コップ」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆11年「Zookeeper」
OP21百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Zookeeper」の興行収入は72~96百万ドルとなる。
評価はかなり低いので、伸びはないだろう。
「Zookeeper」の興行収入はこの下限を下回る6千万ドル台と予想したい。
製作費8千万ドルの回収が難しそうなので、失敗となりそうだ。
ケヴィン・ジェームズはまだまだなのか。


4位は3週目の「カーズ2」。
トータルでは149百万ドルとなっている。
1億5千万ドル突破目前だが、物足りない動きとなっている。
当面は製作費2億ドルの回収が目標となる。
公開前に『「カーズ2」はヒットしそうだが、爆発はしなさそうだ』と書いたとおりとなるだろうか。
前作の内容は良かったと思うが、今回作風が変わったような気がして、やや苦戦しそうな気がした。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆11年「カーズ2」
OP66→117→149百万ドル→
「カールじいさんの空飛ぶ家」「ウォーリー」に近いオープニングだったが、これらに比べると、やはり伸びがない。
最近の作品の3週目の成績は「レミーのおいしいレストラン」に次ぐ、悪い動きとなる。
主要作品との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は205~245百万ドルとなる。
OP時に『前作の「カーズ」トータル244百万ドルを超えるかが注目となる』と書いたが、超えるのは無理そうだ。
この下限を下回る可能性もありそうだ。
OP時に2億3~4千万ドルが落ち着きどころかと書いたが、「カーズ2」の興行収入は先週に引き続き1億9千万ドル台と予想したい。
「レミーのおいしいレストラン」「トイ・ストーリー」がライバルとなりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、ピクサー作品としては珍しく評価が平凡。
伸びは高くはないだろう。

他会社の以下の作品がライバルとなる
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆06年「ハッピーフィート」トータル198百万ドル
OP42→099→122→138→149→159→176→185→188→191
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆11年「カーズ2」
OP66→117→149百万ドル→
「アイス・エイジ2」と似たような動きとなっている。
これらを超えるかも注目となる。


5位は3週目の「Bad Teacher」。
トータルでは79百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルをあっという間に回収した。
キャメロン・ディアスは格安のギャラで出演したのだろうか。
公開前に『「Bad Teacher」もヒットはしないだろう』と書いたが、予想を反して高い成績となっている。
キャメロン・ディアス主演の教師モノのコメディ。
ジェイソン・シーゲル、ジャスティン・ティンバーレイクも出演している。
監督は、「オレンジカウンティ」のジェイク・カスダン。

キャメロン・ディアスが主演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「チャーリーズ・エンジェル」トータル125百万ドル
☆03年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」トータル101百万ドル
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆09年「私の中のあなた」トータル49百万ドル
☆09年「運命のボタン」トータル15百万ドル
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27(OP20)→46→62→69→73
☆11年「グリーン・ホーネット」トータル99百万ドル
OP34→63→78→87→92
☆11年「Bad Teacher」
OP32→60→79百万ドル→
「ナイト&デイ」を超えて、「グリーン・ホーネット」と同程度の動きとなっている。
同じくコメディ系の「ベガスの恋に勝つルール」対比で考えると、「Bad Teacher」の興行収入は117百万ドルとなる。
当面は1億ドルが目標となりそうだ。
「Bad Teacher」の興行収入は先週に引き続き1億~1億1千万ドルと予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
なぜいきなりヒットしたのかがよく分からない。
キャメロンと教師という組み合わせがよかったのだろうか。
いずれにせよ、コメディ作品のローリスク・ハイリターンぶりがよく分かる。


6位は2週目の「Larry Crowne」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルは楽に回収できそうだ。
トム・ハンクス監督・共同脚本・主演のラブコメ。
ジュリア・ロバーツも出演している。
彼らも格安のギャラで出演したのだろうか。
公開前に『「Larry Crowne」もそれなりにヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のトム・ハンクス監督作品は超えそうだ。
☆96年「すべてをあなたに」トータル26百万ドル
OP06→13→18→21→22
☆11年「Larry Crowne」
OP13→27百万ドル→
この倍程度を稼ぐのではないか。

過去に、トム・ハンクスとジュリア・ロバーツが共演した作品がライバルとなる。
☆07年「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル67百万ドル
OP10→35→053→059→063→65(年末公開)
☆11年「Larry Crowne」
OP13→27百万ドル→
評価は普通程度であり、「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を超えることはないだろう。
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」との対比では「Larry Crowne」の興行収入は52百万ドルとなる。
「Larry Crowne」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
高い興行収入ではないが、製作費を楽に回収できそうなので問題はないだろう。


7位は5週目の「SUPER8」。
トータルでは118百万ドルとなっている。
製作費は5千万ドルの倍を稼いでいる。
公開前に『謎の作品「スーパー8」はヒットするだろう』と書いたが、やや微妙な動きともなっている。
しかし、製作費が低いので、多少微妙でも問題はないだろうが、子どもを全面に出しすぎたか。
J・J・エイブラムス監督によるSF作品。
プロデューサーは、スティーヴン・スピルバーグ。

J・J・エイブラムス関連作品は以下の通り。
☆06年「M:I:Ⅲ」トータル134百万ドル(監督)
OP48→085→104→114→123→127
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル(プロデューサー)
OP40→064→072→076→078→079
☆09年「スター・トレック」トータル258百万ドル
先79→148→185→209→223→232
☆11年「SUPER8」
先36→073→095→108→118百万ドル→
「クローバーフィールド」のトータルを超えた。
「スター・トレック」との対比では「SUPER8」の興行収入は137百万ドルとなる。

異星人モノなので以下の作品も参考となる。
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」トータル84百万ドル
OP36→61→73→79→081→082
☆11年「SUPER8」
先36→073→095→108→118百万ドル→
「第9地区」を超えた。
評価はかなり高いので、伸びがあるだろう。
「第9地区」との対比では「SUPER8」の興行収入は127百万ドルとなるが、「第9地区」を超える伸びと考えて、「SUPER8」は先週に引き続き1億3千万ドルと予想したい。
製作費が安いので、この程度でも全く問題はないだろう。
興行収入はそれほど高くなくとも、評価が高いので、エイブラムスの評価は高まったはずだ。


8位は2週目の「Monte Carlo」。
トータルでは16百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルの回収が目標となる。
内容はよく分からないが、学園モノのラブコメだろうか。
公開前に『「Monte Carlo」はどうだろうか』と書いたとおり、低迷しそうだ。
監督は、05年「幸せのポートレート」(トータル60百万ドル)のトーマス・ベズーチャ。

主演はSelena Gomez。
以下の作品に出演していたようだ。
☆10年「Ramona and Beezus」トータル26百万ドル
OP08→16→21→23→24
☆11年「Monte Carlo」
OP08→16百万ドル→
「Ramona and Beezus」と同じ動きとなっている。
「Monte Carlo」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
とりあえず制作費を回収できれば問題はないか。
評価は普通程度であり、伸びはないだろう。
最近学園モノが当たりにくくなっている気がする。


9位は4週目の「グリーン・ランタン」。
トータルでは110百万ドルとなっている。
製作費2億ドルの超大作映画であるが、製作費回収は厳しそうだ。
主演は、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(トータル180百万ドル)、「あなたは私の婿になる」(トータル164百万ドル)のライアン・レイノルズ。
監督は、06年「カジノ・ロワイヤル」(トータル167百万ドル)のマーティン・キャンベル。
アメコミ作品の映画化作品。
公開前に『ヒットしそうだが、爆発はしないだろう』と書いたが、そのとおりとなりそうだ。
紹介VTRを見る限りでは、かなり大規模な作品だが、ファミリー向けではなさそうだ。
遊びもないイメージであり、その辺りが影響しているのか。

まずは今年公開されたアメコミ作品との勝負となりそうだ。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で179百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で142百万ドル
OP55→098→120→133→139万ドル→
☆11年「グリーン・ランタン」
OP53→089→102→110百万ドル→
これらを下回っているので、製作費2億ドルの回収は不可能。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」をも下回るだろう。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
OP55→097→116→125→130→132
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆11年「グリーン・ランタン」
OP53→089→102→110百万ドル→
これらとの対比では、「グリーン・ランタン」の興行収入は119~125百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「グリーン・ランタン」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
2週目まで1億2~3千万ドルと予想していたが、伸びを欠きそうだ。
全世界で稼げるような作品とは思えず、シリーズ化されるかどうかが注目となる。
続編の企画が動き出しているようだが、この結果を踏まえて、どうなるだろうか。


10位は4週目の「Mr. Popper's Penguins」。
トータルでは58百万ドルとなっている。
製作費は55百万ドルと抑えられており、製作費はなんとか回収した。
ジム・キャリー主演のファミリー向けコメディ作品。
監督は、マーク・S・ウォーターズ。
公開前に『ヒットしそうだが、爆発はしないだろう』と書いたとおりとなった。
しかし、ジム・キャリー作品としては、予想よりも低い推移となっている。

マーク・S・ウォーターズ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年「フォーチュン・クッキー」トータル110百万ドル
先33→58→74→87→97
☆04年「ミーン・ガールズ」トータル86百万ドル
OP24→42→55→65→72
☆05年「恋人はゴースト」トータル48百万ドル
OP16→30→38→44→46
☆08年「スパイダーウィックの謎」トータル71百万ドル
先21→44→55→62→65
☆09年「Ghosts of Girlfriends Past」トータル55百万ドル
OP15→30→40→46→50
☆11年「Mr. Popper's Penguins」
OP18→39→51→58百万ドル→
「スパイダーウィックの謎」の4~5百万減の推移となっている。

ジム・キャリー主演作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ブルース・オールマイティ」トータル243百万ドル
OP68→137→171→194→211→221
☆04年「エターナル・サンシャイン」トータル34百万ドル
OP08→17→22→26→28→30
☆04年「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」トータル119百万ドル
OP30→59→95→106→111→115
☆05年「ディック&ジェーン復讐は最高!」トータル110百万ドル
先22→60→81→93→101→106
☆07年「ナンバー23」トータル35百万ドル
OP15→24→30→34→35
☆08年「イエスマン“YES”は人生のパスワード」トータル98百万ドル
OP18→50→80→89
☆09年「クリスマス・キャロル」トータル138百万ドル
OP30→63→80→105→115
☆11年「Mr. Popper's Penguins」
OP18→39→51→58百万ドル→
意外と安定していない俳優。
コメディ作品は稼げるが、それ以外ではややイマイチ。
評価は普通程度なので、高い伸びはないだろう。
「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」対比では「Mr. Popper's Penguins」の興行収入は65百万ドルとなる。
「Mr. Popper's Penguins」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
2週目まで6~7千万ドルと考えていたが、7千万ドルを突破できる勢いはない。
しかし、製作費が安いので、大きな問題はなさそうだが、ジム・キャリーの集客力はやや落ちているのかもしれない。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」
☆「Winnie the Pooh」
「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」はもちろん爆発するだろう。
3億ドルオーバーが目標となる。
プーさんには相手が悪すぎる。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(7月1週目その4)

11位:「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 2~3億円
【現時点での興行収入予想】 2~3億円
【公開規模】 106スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日から公開されており、5.7千万円半ばとなっている。
土日では4.1千万円弱のようだ。
先週『金曜日からの3日間は7千万円程度か』と書いたので、悪くはない予想となっている。
アメリカでは「パイレーツ」を超えるほどの大ヒットコメディ。
しかし、続編ということもあり、日本でヒットしないだろう。
スクリーンも少なく、前作を見ている者もそれほど多くはなさそうだ。
CMのつくりも最悪だったので、一般層を取り込むことは厳しいと思う。
公開前個人予想どおり2~3億円と予想したい。
ヒットはしないとは思うが、話題作ではあり、さすがに多少の伸びはあるだろう。


12位:「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 3~4億円
【現時点での興行収入予想】 8億円後半(2~3週目9億円台、OP時6~7億円)
【公開規模】 320スクリーン
3.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは8.1億円弱となっている。
1週間の伸びは7.0千万円半ば程度だろうか。

同週に公開された以下の作品とは差が開いている。
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2億円→
☆11年「もしドラ」
OP1.8→4.4→6.2→07.4→08.1億円→
オープニングは2千万円差だったが、2週目で1.4億円、3週目で2.6億円、4週目で3.5億円、5週目4.1億円差となっている。
これが人気漫画の映画化との実力差だろう。
しかし、それほど悪くはない結果となりそうだ。
アイドル映画はヒットしないという定説を覆している。
劇場はガラガラというネットネタもあったが、極端に悪いわけではない。

以下の作品が参考になるか。
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆10年「BANDAGE」トータル6.0億円
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆11年「もしドラ」
OP1.8→4.4→6.2→7.4→8.1億円→
これとの対比で考えると、「もしドラ」の興行収入は8.5~8.8億円となる。
評価はそれほど悪くはないらしいので、通常の伸びをみせそうだ。
8億円台となりそうだ。

「もしドラ」8.1億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」9.0億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」8.2億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」6.9億円(トータル7.5億円)
「サヨナライツカ」以外との対比で考えると、「もしドラ」の興行収入は8.8~8.9億円となる。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」の興行収入は先週に引き続き8億円台後半と予想したい。
オープニング時は6~7億円と低めに予想したが、極端には落ち込まなかった。
すぐにボロボロになると思っていたが、そういうことは評価できる。
しかし、2~3週目まで9億円台と予想していたが、そこまでの伸びはなかった。
公開前個人予想は3~4億円だったので、倍以上の程度となった。
題材の話題性ということもあるのだろうが、やはり人気の高さは想像以上だったのかもしれない。
個人的にはこの程度でも十分と思える。
08年の新垣結衣主演「フレフレ少女」は1億円程度という悲惨な興行収入だった。
当たるとは思えなかったが、やはり秋元康は伊達ではないようだ。


13位:「プリンセス トヨトミ」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 12.5億円
【現時点での興行収入予想】15億円後半(4週目14億円後半、2~3週目16~17億円、OP時18~19億円)
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは15.0億円弱となっている。
1週間の伸びは8.1千万円半ば程度だろうか。
15億円をほぼ突破している。
大阪では大ヒットしているようだ。

万城目学原作作品。
ドラマ「鹿男あをによし」、映画「鴨川ホルモー」(トータル3.0億円)が映画化されている。
公開前に『「鴨川ホルモー」とは異なり、年配層も間違えて足を運びそうな作品。意外とヒットしそうな雰囲気はある』と書いたが、想定以上だったようだ。

東宝は今年公開された作品をほぼ同じ地点に着地させている。
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
祝込3.9→8.4→11.3→13.3→14.2→14.5→14.8→
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0億円→
「岳-ガク-」よりも伸びがなかったようだ。
最終的な結果はどうなるだろうか。

去年公開された「BECK」を除く以下の作品よりも出足がよかった。
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→8.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0億円→
「BECK」に比べると伸びがない。
「十三人の刺客」とはかなり差があったのに4週目でなくなってしまった。
これらとの対比で考えると、「プリンセス トヨトミ」の興行収入は15.6~16.6億円となる。

マックス16億円台、ミニマム15億円台となりそうだ。
「プリンセス トヨトミ」の興行収入は先週に引き続き15億円後半と予想したい。
残り1億円未満の上乗せで止まるか。
オープニング時は18~19億円、3週目には16~17億円と下方修正し、4週目にも14億円後半とかなり低めに下方修正したものの、予想よりも意外と粘った。
評価が良いとは思えないので伸びはないと考えてしまい、低めに予想しすぎた。
公開前個人予想は12.5億円だったので、微妙な結果となる。
観たいとは思わせるが、観ればたぶん楽しめられない映画。
このような映画の予想は難しい。


14位:「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 10億円
【現時点での興行収入予想】 6億円後半(2週目7億円台、OP時9億円台)
【公開規模】 459スクリーン(先週比-45スクリーン)
2.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは6.3億円となっている。
1週間の伸びは8.0千万円半ば程度だろうか。
スクリーン数を踏まえれば、コケているともいえる。
『評価はかなり高いので伸びを期待できそうだ。キャストは一新されたが、作品自体には知名度もあり、きちんと伸びてくるだろう』と書いていたこともあったが、期待通りにはならなかった。

過去の「X-MEN」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7→4.1→5.5→6.3億円→
「ウルヴァリン」以下の動きとなっている。
日本人にとって、キャストが馴染みなさすぎたか。
これらとの対比で考えると、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は6.8~7.2億円となる。
評価は良いが、この対比程度となりそうだ。
7億円前後だろうか。
それほどヒットしなかった「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円をさらに下回るとは思わなかった。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→
☆09年「G.I.ジョー」トータル10.5億円(※参考)
金2.3→6.6→8.5
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7→4.1→5.5→6.3億円→
これらとの対比で考えると、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は6.6~7.2億円となる。
7億円突破できるかが注目となる。

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」6.3億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インビクタス」6.9億円(トータル8.6億円)
☆「第9地区」6.6億円(トータル8.3億円)
☆「NINE」6.5億円(トータル8.3億円)
☆「食べて、祈って、恋をして」6.5億円(トータル7.5億円)
☆「特攻野郎Aチーム」6.5億円(トータル7.1億円)
☆「ラブリーボーン」6.2億円(トータル7.0億円)
☆「ダレン・シャン」6.0億円(トータル6.5億円)
☆「スパイアニマルGフォース」6.2億円(トータル6.5億円)
伸びがなさそうなので、「食べて、祈って、恋をして」以下の作品との対比で考えると、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は6.6~7.3億円となる。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の興行収入は先週に引き続き6億円後半と予想したい。
7億円突破は微妙なところだろう。
オープニング時は9億円台、2週目は7億円台と予想したが、評価は高くても、シリーズモノだけに見ない者は見ないようだ。
公開前個人予想は10億円だったので、ハズレとなりそうだ。
アメリカでの評価の高さを考慮し過ぎてしまった。
「パイレーツ」や「ブラック・スワン」などのヒット作品はあるが、日本人にハマらない洋画はやはり厳しいようだ。


15位:「さや侍」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 4億円
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 217スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.7千万円半ば程度だろうか。
物足りない数字にはみえるが、素人が主演して、この数字ならば逆に高いのではないか。
時代劇と勘違いして年配層が足を運んだのか。
それとも、親子モノと勘違いして女性層が足を運んだのか。
数字が伸びるかどうかが注目だったが、やはり大した伸びはなかった。

松本人志監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆11年「さや侍」
OP1.2→3.4→4.7→5.5億円→
「しんぼる」を超えた。
これらとの対比で考えると、「さや侍」の興行収入は5.7~6.5億円となる。
これらの対比を超えてきそうだ。
「大日本人」には届かないが、「しんぼる」を超えているので、十分ではないか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5(OP1.7)→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆10年「アウトレイジ」トータル7.5億円
OP1.5→3.9→5.4→6.3→6.9
☆11年「漫才ギャング」
OP0.9→3.2→5.3→6.7→7.4億円→
☆11年「さや侍」
OP1.2→3.4→4.7→5.5億円→
2週目まで「漫才ギャング」よりも高い動きだったが、「漫才ギャング」は震災の影響があった。
やはり「漫才ギャング」にまくられた。
「アウトレイジ」対比では6.5億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

「さや侍」5.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「きな子」6.1億円(トータル7.1億円)
☆「ダーリンは外国人」5.3億円(トータル7.0億円)
☆「桜田門外ノ変」5.4億円(トータル6.9億円)
☆「BANDAGE」5.6億円(トータル6.0億円)
「BANDAGE」対比では5.9億円となる。
マックス6億円台、ミニマム5億円台となるか。
「さや侍」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
当面は6億円を突破できるかが注目となる。
残り5千万円以上の上乗せはできるだろう。
オープニングから6億円台予想なので、想定の範囲内の動きだったようだ。
公開前個人予想は4億円だったので、ハズレとなる。
主演が素人なので、「しんぼる」トータル4.7億円を下回ると思ったのだが、超えてくるとは思わなかった。
「しんぼる」の何がダメで、「さや侍」の何が良かったのだろうか。
逆に素人が受けたのか。
時代劇、親子モノも良かったということだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(7月1週目その3)

7位:「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 5億円
【現時点での興行収入予想】 9億円前半(OP~2週目9億円台)
【公開規模】 284スクリーン(先週比+1スクリーン)
6.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.9億円弱となっている。
1週間の伸びは9.4千万円弱程度だろうか。
もちろん平日にはほとんど稼げていないが、さすがに“大集合モノ”は強いらしい。
以前『GWでもなく、夏休みでもなく、時期的にも良くないので、東映は勝負していないのかと思った』と書いたが、震災の影響で1ヶ月ほどスケジュールがズレたとどこかに書いてあった。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」トータル3.6億円
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4→7.0→7.9億円→
普段足を運んでいない者が見るものでもないと思ったのだが、考えが甘かった。
これらとの対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は8.6~9.1億円となる。
オープニングは高かったが、やはりそれほど強気にはなれない。
夏休みも近づいてきているが、二桁は突破しないだろう。

「仮面ライダー」とも比較はしたい。
☆06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「仮面ライダー電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド」トータル15.4億円
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9(正月公開)
☆10年「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル」
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0億円→
☆11年「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
OP2.9→5.4→07.0→07.9億円→
08年以降の作品との対比で考えると、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は8.7~9.8億円となる。
それほど伸びがあるとは思えない。
「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」の興行収入は先週に引き続き9億円前半と予想したい。
2週目まで9億円台と予想していたが、予想どおり伸びがなかった。
08年「仮面ライダーキバ 魔界城の王」トータル9.0億円、06年「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は5億円だったので、倍程度となる。
「仮面ライダー」並のヒットとなりそうだ。
よく知らないので、ハズれてもあまり気にはならない。


8位:「パラダイス・キス」(ワーナー)<5週目>
【公開前個人予想】 7~8億円
【現時点での興行収入予想】 14億円前半(3~4週目14億円台、OP~2週目12~13億円)
【公開規模】 299スクリーン(先週比-5スクリーン)
5.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは12.2億円となっている。
1週間の伸びは1.3億円半ば程度だろうか。
ついに10億円を突破した。
勢いはすぐに無くなると思っていたが、知名度の高さからか意外と粘っている。
微妙な作品だったので予想を低めに予想したが、やはりそれほど関係はなかったか。

矢沢あい原作作品。
矢沢あいとはいえば「NANA」が有名。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「NANA2」トータル12.5億円(※年末公開)
OP1.7→4.7→7.0→8.9→祝11.0→11.7
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2億円→
いずれも高い興行収入となっている。
知名度の高さは伊達ではない。
年末公開の「NANA2」が当面のライバルとなるが、超えそうだ。
「NANA2」との対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は13.9億円となる。

女性向けのコミック関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8
☆08年「砂時計」トータル10.0億円
OP1.2→祝6.0→7.2→8.3→9.1→09.5
☆10年「ダーリンは外国人」トータル7.0億円
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6→
☆11年「パラダイス・キス」
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2億円→
「砂時計」以外との対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は13.5~14.5億円となる。
この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。

「パラダイス・キス」12.2億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「君に届け」12.9億円(トータル15.3億円)
☆「インシテミル」11.2億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」10.0億円(トータル11.5億円)
これらとの対比で考えると、「パラダイス・キス」の興行収入は13.3~14.5億円となる。
「パラダイス・キス」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想したいが、もう少し絞り込んで14億円前半というところか。
残り2億円近い上乗せはできるだろう。
OP~2週目まで12~13億円と予想していたが、粘りがあった。
やはり話題作や知名度の高い作品はヒットするようだ。
公開前個人予想は7~8億円だったのでさすがに低すぎた。
予想には悩んだ作品だが、最低でも二桁突破するという予想にしておけばよかった。


10位:「星守る犬」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 14~15億円
【現時点での興行収入予想】 9億円台(OP~2週目11~12億円)
【公開規模】 317スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円弱程度だろうか。
感動モノ・動物モノは強いはずだが、予想以上の伸びがない気がする。
ファミリー層や女性層へのアピールが微妙だったようだ。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→4.4→6.3→7.5億円→
これらとの対比で考えると、「星守る犬」の興行収入は8.7~10.7億円となる。
「犬と私の10の約束」対比では9.9億円となる。
この辺りがマックスラインか。

今年公開された以下の作品がライバルになると思ったが、様子がおかしい。
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8→11.9→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→04.4→06.3→07.5億円→
オープニングが似ていたが、差が広がっている。

「星守る犬」7.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」8.5億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」7.5億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」6.3億円(トータル7.5億円)
「サヨナライツカ」以外との対比で考えると、「星守る犬」の興行収入は8.9~9.0億円となる。
2週目まで11~12億円と高めに予想していたが、動物モノらしい伸びはなかった。
年配層やファミリー層が足を運んでくれそうなので伸びると期待したが無理そうだ。
先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は14~15億円だったので、ハズれとなりそうだ。
この手の感動作は大ヒットすると踏んだが、ちょっとテイストが異なるようだ。

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気になる映画ニュース(7月第2週目)

☆「SPEC」が映画化
来年の春に公開予定。
ドラマを鑑賞していたので、映画化は嬉しいところはあるが、ドラマ内で「映画化はしない」と明言していたので、複雑なところはある。
冗談と捉えることも出来るので、気にすることもないだろう。
ファンが多い作品であり、映画化をしやすい作品でもあるが、視聴率10.5%とかなり低い数字だったので、興行収入的に成功するのかどうかが注目となる。
ファン層に偏りがあるので、一般層まで動員できるかは疑問。
しかし、大ヒットすれば、視聴率がアテにならないということが証明できるが、どうなるだろうか。


☆菊池凛子がギレルモ・デル・トロ監督作品に出演
「パシフィック・リム」というモンスターパニック映画に参加するようだ。
2013年7月公開予定。
06年「バベル」以降、09年の「ブラザーズ・ブルーム」などの作品に出演しているが、ハリウッド大作映画の出演は久しぶりとなる。
一方、ギレルモ・デル・トロ監督は、「ホビット」降板後、「狂気の山脈にて」の企画なども流れて、この企画に落ち着いたようだ。
「ホーンテッドマンション」のリメイク企画や、「フランケンシュタイン」の企画も流れてしまったか。
映画の製作はそれほど簡単ではないということのようだ。


☆アメリカのサイトが選ぶ2011年上半期映画が発表
結果は以下のとおり。
1「SUPER 8 スーパーエイト」
2「ミッドナイト・イン・パリ」
3「Bridesmaids」
4「ツリー・オブ・ライフ」
5「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
6「Win Win」
7「Cedar Rapids」
8「Beginners」
9「ランゴ」
10「The Beaver」
11「Conan O'Brien Can't Stop」
12 「マイティ・ソー」
13「A Better Life」
14「Everything Must Go」
15「ハンナ」
16「Source Code」
17「ブンミおじさんの森」
18「Cave of Forgotten Dreams」
19「Meek's Cutoff」
20「ブルー 初めての空へ」
知らない映画が半分程度あるので、あまり面白いランキングではない。
「SUPER 8 スーパーエイト」はそれほど良いだろうか。
アメリカでサプライズヒットしている「Bridesmaids」は見てもよさそうだ。
アメコミ2本がランクインしているが、アクション映画が少ない。

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国内映画興行収入ランキング(7月1週目その2)

1位:「SUPER8」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 13.5億円
【現時点での興行収入予想】 19~20億円(OP時16~17億円)
【公開規模】 523スクリーン(先週比+3スクリーン)
2.0億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは9.2億円半ばとなっている。
1週間の5.3億円程度だろうか。
評価も高く、謎に満ちた作品なので、観客の興味を引いたようだ。
ファミリー層にも対応できる作品というのも大きい。

J・J・エイブラムス関連作品の興行収入は以下の通り。
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円<監督>
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円<製作>
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5→11.6
☆09年公開「スター・トレック」トータル6.0億円
金1.9→3.8→4.9→5.4→5.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は14.5~17.8億円となる。
この対比は超えてくるだろう。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆08年公開「ハプニング」トータル12.3億円
金2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2億円→
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は15.4~18.2億円となる。
これらの対比を超えてきそうだ。

「SUPER8」9.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」9.8億円(トータル25.0億円)
☆「シャーロック・ホームズ」10.0億円(トータル21.6億円)
☆「ソルト」9.3億円(トータル20.5億円)
☆「シャッターアイランド」8.3億円(トータル17.0億円)
「オーシャンズ」以外との対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は18.8~20.3億円となる。

マックス20億円以上、ミニマム18億円というところか。
やや微妙な作品なので、それほど高い伸びはないと思うが、ファミリー層が動きそうだ。
「SUPER8」の興行収入は19~20億円と上方修正したい。
オープニング時16~17億円だったが、思ったよりも伸びがあった。
公開前個人予想は13.5億円だったので、ハズレとなりそうだ。
スター不在、ストーリー不明という予想が難しい作品だったが、プロデューサー等に知名度があり、謎があるという強みもカバーしたようだ。


2位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<7週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】 92~93億円(OP~5週目100億円突破)
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 779スクリーン(先週比-22スクリーン)
2.0億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは81.3億円弱となっている。
1週間の伸びは4.2億円弱程度だろうか。
アメリカではやや不調だが、日本では変わらず好調だ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日15.2→2週目20.9→3週目14.3→4週目12.0→5週目8.7→6週目6.0→7週目4.2億円となっている。
6週目以降3割程度の下落となっている。
なお、動員ベースでは3位となるが、3D単価のため興行収入ベースでは2位となる。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
先19.2→37.5→52.2→63.7→78.8→86.5→90.6
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
金19.4→44.0→61.4→74.5→83.7→90.9→96.2
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3億円→
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は89.6~92.1億円となる。
100億円到達が当面の目標となるが、現時点では90億円台ペースとなっている。
7月15日の「ハリポタ」、16日の「コクリコ坂から」までライバルが不在だが、これらの公開以後は大きく稼げないだろう。
今週4.2億円稼いだので、今後は3割から4割程度の下落で進むと2.9→1.8→1.1→0.6→0.4億円となる。
8~10億円程度の上乗せしかできないので、90億円突破が当面の目標となりそうだ。
夏休みまで粘りそうだが、大台突破は厳しいだろう。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル68億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3億円→
「ハリー・ポッター」の最新2作のトータルも超えた。
これらとの対比で考えると、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は86.8~93.9億円となる。
夏休みもあり、残り10億円程度の上乗せが可能と考えて、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は先週に引き続き92~93億円と予想したい。
5週目まで100億円突破と予想していたが、そろそろ現実的な数字を考えた方がいいだろう。
100億円突破は無理だが、大ヒットであることには変わりがない。
分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。


3位:「アンダルシア 女神の報復」(東宝・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 24.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【公開規模】 371スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.5億円となっている。
1週間の伸びは4.9億円半ばとなっている。
平日の伸びは悪くはない。

今年公開された東宝作品と似たような動きとなっている。
☆11年「岳-ガク-」
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0億円→
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5億円→
「岳ガク」と同程度のオープニングだったが、さすがに伸びはあった。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7→祝10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5億円→
10億円は軽く超える稼げる俳優。
しかし、前作に比べるとかなり落ちる。
このシリーズの人気が落ちていることがよく分かる。
ドラマの「外交官 黒田康作」の平均視聴率は10.1%と低迷しており、その数字をそのまま評価すればよかったか。
これらとの対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は20.0~23.0億円となる。
とりあえずは20億円突破が目標となりそうだ。
前作を見た4割以上はギブアップしないとは思ったが、それほど前作の評価が悪かったのだろうか。
しかし、年配層向きなところもあるので、平日に着実稼いでくれるだろう。
多少は粘ることは期待したい。

近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6
☆11年「SP革命篇」
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
2.6→07.5億円→
公開前にライバルに設定した「アンフェア the movie」「ライアーゲーム」をはるかに下回る動きとなっている。
「容疑者Xの献身」などを除いた作品との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は17.8~18.2億円となる。
夏休みの動きに期待したいが、20億円突破がやや厳しいような気がする。
「アンフェア the movie」対比で18.2億円となるので、この程度となりそうだ。

「アンダルシア 女神の報復」7.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」7.2億円(トータル21.0億円)
☆「劇場版TRICK」8.5億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」8.3億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」7.3億円(トータル16.0億円)
「おとうと」以外との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は15.9~16.4億円となる。
さすがにこれらよりも伸びると考えて、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は24.0億円とだったので、微妙な結果となる。
20億円はさすがに突破するとは思ったが、織田裕二の集客力にかげりが見えてきているのかもしれない。
彼の人気というよりも、単純に前作やドラマが面白かったと思われなかった結果だろうか。

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国内映画興行収入ランキング(7月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「アイ・アム・ナンバー4」(ディズニー)
<264館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 △
時間つぶし程度ならばよいかも。

【監督】 D・J・カルーソー
04年「テイキング・ライブス」、08年「イーグル・アイ」(トータル12.2億円)などの作品を手がけている。
アメリカではそれなりに知られている監督だが、日本での知名度はなさそうだ。

【キャスティング】アレックス・ペティファー、ティモシー・オリファント
日本では馴染みのないキャスティングであり、ヒットさせることは難しいだろう。

【題材】 「アクション」「超能力モノ」
去年公開された以下の作品に及ばないだろう。
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
☆10年公開「魔法使いの弟子」トータル10.0億円
金2.9→6.2→8.0→9.0
☆10年公開「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」不明
金1.9→4.2→5.3→6.0→6.5億円→
☆10年公開「ダレン・シャン」トータル6.5億円
金1.4→3.7→5.4→6.0
☆10年公開「エアベンダー」トータル6.0億円
祝込3日1.9→3.6→4.7→5.2
マックス6億円というところか。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
悪くはないと思うが、是非見たいとは思えない仕上り。

【支持基盤・ターゲット】 10~30歳のカップル
年配層は見ない、ファミリー層も見ないだろう。
男性は見るかもしれないが、女性単独でも見そうもない。
デートムービーとして機能するかどうか。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「プレデターズ」トータル8.8億円(オープニング2日2.4億円)
☆「エアベンダー」トータル6.0億円(オープニング祝3日1.9億円)
恐らく「エアベンダー」を下回るだろう。

【評価・予想】 3億円台(オープニング3日0.9億円)
製作費6千万ドルの中規模映画。
アメリカ国内では55百万ドルを稼いでおり、それほど悪くはない。
しかし、日本で知名度の高いスターが不在であり、題材的にも日本で受けそうもない。
日本で拡大公開するタイプの作品ではないと思うが、どうなるだろうか。
上述から、マックス6億円となるが、そこまで伸びないだろう。
ファミリー向けとは思えず、苦戦を強いられそうだ。
「エアベンダー」6億円の6割程度と考えて、「アイ・アム・ナンバー4」の興行収入は3億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は9千万円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(7月1週目その1)

4位:「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 90スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円半ば(145,033,800円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは6千万円程度か』と書いたが、スクリーン数をヤフーで調べたら40程度だったのでこのような予想となった。
『(時間がなくて)スクリーン数も満足に調べていないので見当違いがあるかもしれない』と書いたとおりとなった。
スクリーン数が倍ならば、当然オープニングも倍程度となる。

05年に公開された過去の作品は12.2億円のヒットをしたが、オープニング時に233スクリーンほどだったようだ。
今回はそこまで高い興行収入にはならないだろう。

とりあえずスクリーンが少なく、コアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円(90スクリーン)
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5(OP1.9)→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(90スクリーン)
OP1.5億円→
「涼宮ハルヒの消失」以外との対比で考えると、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は6.8~10.8億円となる。
「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円程度と考えて、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は8億円台と予想したい。
公開前個人予想は4~5億円だったが、スクリーン数が想定の倍程度なので、結果も予想の倍程度となる。


5位:「マイティ・ソー」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 5.5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 ?スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円弱(129,912,400円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.3億円程度か』と書いたので、予想どおりとなっている。
『ヒットしそうもないが、ナタリー・ポートマンと浅野忠信の要素が読めない』と書いたが、やはりこの手の作品は日本ではヒットさせるのは難しい。

一応、アメコミが参考となるだろう。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3(OP1.8)→4.8→7.3→8.3
☆11年「グリーン・ホーネット」(※非アメコミ・参考)
OP1.5→3.4→4.4→5.1→5.4億円→
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
OP1.7→4.1→5.5億円→
☆11年「マイティ・ソー」
OP1.3億円→
多少知名度のある「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」ですら、苦戦しているので、本作も苦戦するのはもちろんのこと。
主要作品との対比で考えると、「マイティ・ソー」の興行収入は5.8~6.4億円となる。
同じく3Dアクションの「グリーン・ホーネット」程度というところではないか。

「マイティ・ソー」1.3億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インビクタス」2日1.3億円(トータル8.6億円)
☆「NINE」2日1.2億円(トータル7.8億円)
☆「Dr.パルナサスの鏡」1.3億円(トータル7.0億円)
☆「ラブリーボーン」2日1.4億円(トータル7.0億円)
☆「エアベンダー」2日1.3億円(トータル6.0億円)
伸びがあるとは思えない作品。
「エアベンダー」対比では6.0億円となるが、本作は金曜日公開ではない。
「マイティ・ソー」の興行収入は公開前の予想どおり5億円台と予想したい。
他のライバル作品も待ち構えており、すぐに埋もれるはず。
夏休みまでもたないだろう。


6位:「小川の辺」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 3.5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円前後
【公開規模】 ?スクリーン(先週比±0スクリーン)
6月18日から山形県で先行公開されており、3週目という扱いになる。
土日2日では7.3千万円(73,024,800円)となっている。
先行を含めたトータルでは9500万円とのこと。
先週『オープニングは5千万円程度か』と書いたが、予想よりも意外と高かった。
原作者に人気があるからだろうか。

藤沢周平原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「たそがれ清兵衛」トータル12.0億円(※真田)
☆04年「隠し剣 鬼の爪」10億円未満か(※永瀬)
OP1.2→3.7→5.4→6.2→7.6→8.2
☆05年「蝉しぐれ」トータル14.0億円(※市川染五郎)
OP1.5→4.9→7.8→9.8→11.3→
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円(※木村)
☆08年「山桜」不明(※東山)
☆10年「花のあと」トータル3.0億円(※北川)
先0.4→1.1
☆10年「必死剣 鳥刺し」トータル4.8億円
OP0.8→2.6→3.6→4.2→
☆11年「小川の辺」
先込1.0(OP0.7)億円→
「山桜」の篠原監督と東山の再コンビのようだが、肝心の「山桜」の成績が分からない。
これらとの対比に先行分を加えると、「小川の辺」の興行収入は4.5~7.5億円となる。
公開前に『「必死剣 鳥刺し」以下、「花のあと」以上か』と書いたが、「必死剣 鳥刺し」を超えてきそうだ。

「小川の辺」0.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
☆「人間失格」0.8億円(トータル5.4億円)
☆「孤高のメス」0.7億円(トータル5.0億円)
☆「必死剣鳥刺し」0.8億円(トータル4.8億円)
☆「今度は愛妻家」0.8億円(トータル4.3億円)
☆「劇場版 怪談レストラン」0.7億円(トータル3.7億円)
これらとの対比に先行分を加えると、「小川の辺」の興行収入は4.0~5.3億円となる。
5億円に乗るかどうかが注目となりそうだ。
年配層向けの映画であり、平日の伸びもあるだろう。
「小川の辺」の興行収入は5億円前後と予想したい。
公開前個人予想は3.5億円だったので、ちょっと低すぎたか。
「必死剣 鳥刺し」(トータル4.8億円)よりも苦戦すると思ったが、イメージ的にこちらの方がよかったようだ。


9位:「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」(テアトル・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円前後
【現時点での興行収入予想】 3億円前後
【公開規模】 132スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4千万円弱(43,713,600円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは4千万円だろう』と書いたとおりとなった。
過去の成績をみれば、当然の結果といえる。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4億円→
今年も過去の成績と同じだろう。
今年の興行収入は3億円前後と予想したい。
422スクリーンの「豆富小僧」には敗れそうだが、90スクリーンの「忍たま乱太郎」「鬼神伝」には勝てそうだ。

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