ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国内映画興行収入ランキング(9月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「ライフ -いのちをつなぐ物語-」(エイベックス・テレビ朝日)
<313館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 〇
過去の作品から期待はしにくいが、大画面で見たい作品。

【監督】 マイケル・ガントン 、マーサ・ホームズ
誰が監督しようと関係ない。

【キャスティング】(ナレーション)松本幸四郎、松たか子
チョイスは悪くない。

【題材】 「ドキュメンタリー」「自然」「動物」
ドキュメンタリーはあまりヒットしないものだが、このシリーズは何故か当たる。
☆08年公開「EARTH」トータル24.0億円
祝込3日5.5→祝10.2→13.6→16.5→祝19.6→21.0→22.1
☆10年公開「オーシャンズ」トータル25.0億円
金3日3.9→9.8→13.9→17.8→19.7→21.1→22.2
夏休み時期に公開した方がよかった気がするが、今回も同程度稼ぎそうだ。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普(悪)
予告編は自然・生物の凄さがアピールされている。
テレビ朝日系列ではかなりCMを流しているが、作品よりもなぜかベッキーをクローズアップするというヴァージョンには首をひねる。

【支持基盤・ターゲット】 全般
老若男女を問わず、ファミリーでも一人でも楽しめる強みがある。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円(先行込13.1億円)
夏休み明けでもヒットする作品はヒットする。

【評価・予想】 20.0億円(オープニング4日4.0億円)
過去の実績から、逆らわない方がいいだろう。
「EARTH」トータル24.0億円、「オーシャンズ」トータル25.0億円を踏まえると、今回も同様の結果となりそうだ。
多少飽きられているとも思われるので、「オーシャンズ」の8割の20億円という予想にしたい。
木曜日からのオープニングは4.0億円程度か。
スポンサーサイト

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月4週目その1)

1位:「神様のカルテ」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に期待がかかる
【公開規模】 321スクリーン
3.0億円(302,853,600円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.8億円程度か』と書いたので、予想よりもかなり高い。
やっぱり、嵐の人気は伊達ではないようだ。
原作も知名度のあるものだったようだ。

嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金04.7(OP3.0)→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3
☆11年「神様のカルテ」
OP03.0億円→
これらよりも低いが、作風的に仕方がない。
これらとの対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は15.3~23.2億円となる。
目標が20億円なので20億円には到達しないだろう。
20億円以下、15億円以上となりそうだ。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0億円→
「陰日向に咲く」対比では24.4億円となるが、そこまでは伸びないだろう。
「少年メリケンサック」対比の15.3億円は超えてくるはずだ。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「ハナミズキ」トータル28.3億円(オープニング4.0億円)
☆「BECK」トータル17.6億円(オープニング3.1億円)
「BECK」並のオープニングとなっている。
時期も同じであり、この程度となりそうだ。

「神様のカルテ」3.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「大奥」2日3.0億円(トータル23.2億円)
☆「悪人」2.5億円(トータル19.8億円)
☆「BECK」3.1億円(トータル17.6億円)
ヒューマンドラマであり、本来ならば伸びる題材ではあるが、主演の人気の高さがオープニングの高さに繋がったような気がする。
高い伸びではなくて、普通の伸びと考えて、「神様のカルテ」の興行収入は17~18億円と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
草なぎ主演の「僕と妻の1778の物語」をベースに考えたが、人気に差があったようだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(8月第4週目)

1位は3週目の「The Help」。
トータルでは97百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの4倍近くを稼いでいる。
2週連続の首位をゲットした。
評価がメチャクチャ高く、ヒットがヒットが呼び込んでいる。

監督は、実績のあまりないテイト・テイラー。
主演・エマ・ストーンによるヒューマンドラマ。
公開前に『「The Help」はコケそうだ』と書いたが、これがヒットするとは思えなかった。
ベストセラー小説らしいが、人種差別を題材とした堅い作品でもあった。

エマ・ストーンは、「Easy A」をヒットさせており、「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインにも選ばれており、人気が高まっているのかもしれない。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Help」
水36→71→97百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Help」の興行収入は134百万ドルとなる。
この対比以上には伸びそうだ。

人種差別などの感動系のヒューマンドラマの興行収入は以下のとおり。
☆09年「しあわせの隠れ場所」トータル256百万ドル
OP34→100→129→150→165→184(年末公開)
☆09年「プレシャス」トータル48百万ドル
3週目拡大21→32→36→38
☆11年「The Help」
水36→71→97百万ドル→
「しあわせの隠れ場所」との対比で考えると、「The Help」の興行収入は192百万ドルとなるが、そこまでは伸びないだろう。

マックス2億ドル、ミニマム1億3千万ドルとなりそうだ。
この間をとって、1億6千万ドルと予想したい。
先週は、『評価が高いのでかなり伸びると考えて、「The Help」の興行収入は1億2千万ドルと予想したいと書いた』が、本作は普通の伸びではなくて、サプライズ的な伸びとなりそうだ。
ヒューマンドラマでは今年公開された現時点での作品のナンバーワンとなる。
去年公開された「英国王のスピーチ」135百万ドルを超えてきそうだ。


2位となったのは新作の「Colombiana」。
事前には週末3日間で10.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想どおり10.3百万ドルのオープニングを飾った。
リュック・ベッソンプロデュースのアクション。
監督は「トランスポーター3」のオリヴィエ・メガトン。
主演は「アバター」のゾーイ・サルダナ。
製作費4千万ドルの回収が目標となるが、微妙となりそうだ。
公開前に『標準的に稼ぎそうだ』と書いたが、そのとおりとなりそうだ。
安心のリュック・ベッソン印の作品だからだろうか。

リュック・ベッソンプロデュース作品は以下の通り。
☆01年「キス・オブ・ザ・ドラゴン」トータル37百万ドル
OP13→24→30→33→35
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆04年「TAXI NY」トータル37百万ドル
先13(OP12)→24→30→33→35
☆05年「ダニー・ザ・ドッグ」トータル25百万ドル
OP11→18→21→24→24
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆10年「パリより愛をこめて」トータル24百万ドル
OP08→17→21→23→24
☆11年「Colombiana」
OP10百万ドル→
「96時間」は爆発したが、2~3千万ドルが水準となる。
主役が女性に変わり、興行収入の動きへの変化が注目されたが、あまり変わりがない。
「パリより愛をこめて」を超える、3千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
評価は普通程度であり、伸びも高くはないだろう。
それほど稼げないのは分かっているので、制作費がやや高すぎる気がする。


3位となったのは新作の「Don't Be Afraid of the Dark」。
事前には週末3日間で13.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく下回る8.7百万ドルのオープニングを飾った。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースしたホラー作品。
監督は、実績のないTroy Nixey。
主演は、トム・クルーズの妻のケイティ・ホームズ、ガイ・ピアース。
公開前に『標準的に稼ぎそうだ』と書いたが、コケてしまった。
アメリカ人好みの分かりやすいホラーではないのだろうか。
製作費25百万ドルの回収が目標となる。

ギレルモ・デル・トロが監督した作品の興行収入は以下のとおり。
☆97年「ミミック」25百万ドル
☆02年「ブレイドⅡ」トータル82百万ドル
OP33→55→67→74→77→79
☆04年「ヘルボーイ」トータル60百万ドル
OP23→41→50→55→58→59
☆06年「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドル
4週目拡大10→17→22→27→30
☆08年「ヘルボーイⅡ」トータル76百万ドル
OP35→57→66→71→74→75
☆11年「Don't Be Afraid of the Dark」
OP09百万ドル→
本作は彼が監督した作品ではないが、参考にはなるだろう。
主要作品との対比で考えると、「Don't Be Afraid of the Dark」の興行収入は20~23百万ドルとなる。
2千万ドル台となりそうだ。
評価は高いが、恐らくそれほど伸びないだろう。
「ミミック」と同程度となるだろうか。
製作費25百万ドルを回収できるかが注目となる。


4位は4週目の「猿の惑星:創世記」。
トータルでは148百万ドルとなっている。
製作費93百万ドルは余裕で回収している。
人気シリーズの前日譚を描くSFアクション。
監督は、ほとんど実績のないルパート・ワイアット。
主演は、ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、アンディ・サーキス。
公開前に『「猿の惑星:創世記」はコケることもないが、大ヒットもしないだろう』と書いたが、予想以上のヒットだ。

ティム・バートン版の興行収入は以下のとおり。
☆01年「PLANET OF THE APES 猿の惑星」トータル180百万ドル
OP69→124→149→161→168→172
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134→148百万ドル→
これとの対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は165百万ドルとなる。
評価はかなり高く伸びがありそうだ。
この対比を超える可能性もあるのではないか。

今年公開された以下の作品と同じようなオープニングを飾っていた。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」現時点で169百万ドル
OP65→117→143→157→165→169
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142→143
☆11年「グリーン・ランタン」現時点で115百万ドル
OP53→089→102→110→113→114→
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134→148百万ドル→
これらよりも伸びが高いことが分かる。
「キャプテン・アメリカ」「グリーン・ランタン」以外との対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は162~167百万ドルとなる。
「猿の惑星:創世記」の興行収入は先週に引き続き1億6~7千万ドルと予想したい。
OP時は1億4~5千万ドルと予想していたが、評価の高さもあり、伸びが高かった。
リスクのある微妙な題材と思われたが、知名度、衝撃度、評価の高さがヒットの要因だろうか。


5位となったのは新作の「Our Idiot Brother」。
事前には週末3日間で8.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る6.6百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『標準的に稼ぎそうだ』と書いたが、コケているようなオープニングとなっている。
しかし、製作費が5百万ドルなので回収が完了している。
監督は、ヒット作品がないJesse Peretz。
主演ポール・ラッドのコメディ作品。
エリザベス・バンクス、ゾーイ・デシャネルも出演している。

ポール・ラッド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ぼくたちの奉仕活動」トータル67百万ドル
OP19→38→48→58→62
☆09年「40男のバージンロード」トータル71百万ドル
OP18→37→49→59→65
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「Our Idiot Brother」
OP07百万ドル→
過去の実績は意外と高いが、共演者の力もあった。
単独の主演では足りないのだろうか。
これらとの対比で考えると、「Our Idiot Brother」の興行収入は21~28百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないが、対比程度までは伸びないだろう。
1千万ドル後半と予想したい。


6位は2週目の「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費は27百万ドルと格安になっており、製作費は楽に回収できるだろう。
監督はもちろんロバート・ロドリゲス。
主演はジェシカ・アルバとなっている。
子ども向きすぎる作風、ジェシカ・アルバの人気などが低いオープニングの要因か。
前作から年数が経過しているというのも大きい。

過去シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「スパイキッズ」トータル113百万ドル
OP27→48→68→87→094→098
☆02年「スパイキッズ2」トータル86百万ドル
先25→46→59→68→74→77
☆03年「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」トータル112百万ドル
OP33→69→87→97→102→106
☆11年「スパイキッズ4D」
OP12→22百万ドル→
過去最低の動きとなっているが、過去が稼ぎすぎたようだ。
これらとの対比で考えると、「スパイキッズ4D」の興行収入は36~52百万ドルとなる。
「スパイキッズ4D」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
先週は4~5千万ドルと予想したが、それほど伸びはないだろう。
評価はかなり低いが、だいたいファミリー向け作品は評価が低いので、それほど気にする必要はないだろう。
制作費は回収できるので、問題はないだろうが、続編はもう製作されないかもしれない。


7位は5週目の「スマーフ」。
トータルでは126百万ドルとなっている。
製作費1億1千万ドルは既に回収している。
知名度が高いキャラクターのようであり、ファミリー向け作品はやはり手堅くヒットできるようだ。

「ビバリーヒルズ・チワワ」(トータル95百万ドル)のラージャ・ゴスネル監督の3D作品。
アニメ作品だと思っていたが、実写とアニメの融合作品のようだ。
公開前に『「The Smurfs」は順当にヒットしそうだ』と書いたとおりとなるか。

アニメ作品ではないようだが、本作を手掛けたソニー系のアニメを参考としたい。
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆11年「スマーフ」
OP36→76→102→118→126百万ドル→
ソニー系のアニメ作品はあまりヒットしていない。
これらとの対比で考えると、「スマーフ」の興行収入は139~146百万ドルとなる。
OP時に1億1~2千万ドル、2週目に1億2~3千万ドルと予想していたが、思ったよりも伸びている。
評価はやや低いので、伸びはないとは思ったが、やや伸びてきそうだ。
「スマーフ」の興行収入は先週に引き続き1億4千万ドルと予想したい。
ファミリー向け作品は評価を気にする必要はあまりないようだ。

今年公開された以下の作品がライバルとなる。
☆11年「ブルー/初めての空へ」トータル143百万ドル
OP39→81→104→115→125→132→135
☆11年「ランゴ」トータル123百万ドル
OP38→68→092→106→114→118→119→120
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→074→084→089→094→096→097
☆11年「スマーフ」
OP36→76→102→118→126百万ドル→
「ランゴ」を超えることはないだろうと思ったが、超えてしまった。
「ブルー/初めての空へ」よりも伸びるとは思えなかったが、知名度の高いキャラクターということのようである。


8位は2週目の「Conan the Barbarian」。
トータルでは17百万ドルとなっている。
製作費は9千万ドルとなっており、大赤字が確定となっている。
監督は、03年「テキサス・チェーンソー」(トータル81百万ドル)、09年「13日の金曜日」(トータル65百万ドル)のマーカス・ニスペル。
主演は、ジェイソン・モモア。
「コナン・ザ・グレート」のリメイク作品。
リメイクするにはリスクがありすぎたようだ。
役柄には合っているかもしれないが、もうちょっと名の知れたスターを起用すべきではないか。
ファンタジーはヒットしにくく、時代モノもなおさらヒットしない。

今年公開された以下の時代モノの作品とほぼ同じだ。
☆11年「デビルクエスト」トータル25百万ドル
OP11→18→22→24
☆11年「The Eagle」トータル19百万ドル
OP09→15→18→19
☆11年「Conan the Barbarian」
OP10→17百万ドル→
先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。
シリーズ化も視野に入っていたようだが、無理となりそうだ。


9位は2週目の「フライトナイト/恐怖の夜」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収はやや厳しそうだ。

監督は、07年「Mr.ウッドコック-史上最悪の体育教師-」(トータル26百万ドル)、「ラースと、その彼女」(トータル6百万ドル)のクレイグ・ギレスピー。
主演は、堀北真希主演の「誰かが私にキスをした」に出演していたアントン・イェルチン、コリン・ファレル。
80年代のホラーのリメイクであり、ヴァンパイアを描いた作品。
ヴァンパイアモノが嫌われたのか、コリン・ファレルのヴァンパイア役が嫌われたのか、よく分からない。

過去のアメリカホラーのリメイクは以下の通り(5千万ドル以下の06年以降)。
☆06年「ストレンジャー・コール」トータル48百万ドル
OP22→34→41→45→47→48
☆08年「Prom Night」トータル44百万ドル
OP21→32→38→41→43→43
☆06年「ヒルズ・ハブ・アイズ」トータル42百万ドル
OP16→29→36→39→40→41
☆10年「The Crazies」トータル39百万ドル
OP16→27→33→36→38→38
☆09年「The Last House on the Left」トータル33百万ドル
OP14→24→28→31→32→32
☆11年「フライトナイト/恐怖の夜」
先08→14百万ドル→
3~4千万ドル程度が標準となっている。
これらとの対比で考えると、「フライトナイト/恐怖の夜」の興行収入は19~20百万ドルとなる。
先週に引き続き2千万ドル前後と予想したい。
製作費回収が不能なので、コケたといえそうだ。
ただ、ホラーは低予算が基本なので、大きな痛手はないだろう。
評価は良いが、高い伸びもないはずだ。


10位は5週目の「Crazy, Stupid, Love.」。
トータルでは70百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルを回収している。
監督は、「フィリップ、きみを愛してる!」のグレン・フィカラ、ジョン・ラクア。
スティーヴ・カレル主演のラブコメディ。
ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、エマ・ストーン、マリサ・トメイ、ケヴィン・ベーコンも出演している。
公開前に『「Crazy, Stupid, Love.」は順当にヒットしそうだ』と書いたが、純粋なコメディ作品とはやや異なるようだ。
ここ3週間9位→10位→10位と驚異の粘り腰を発揮している。

スティーヴ・カレル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
OP21→49→69→82→91
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
OP39→77→98→112→120
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「Crazy, Stupid, Love.」
OP19→42→56→64→70百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Crazy, Stupid, Love.」の興行収入は74~86百万ドルとなる。
評価はかなり高いので粘っている。
「Crazy, Stupid, Love.」の興行収入は先週に引き続き7千万ドルと予想したい。
「奇人たちの晩餐会USA」を超えてきそうだ。
高い興行収入ではないが、スティーヴ・カレルは比較的安定して稼げている。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆SFサスペンス「Apollo 18」
☆ジョン・マッデン監督のサスペンスドラマ「The Debt」
☆ホラー作品「Shark Night 3D」
どれも微妙な結果となりそうだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月3週目その4)

11位:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~」(松竹・TBS)<3週目>
【公開前個人予想】 7.5億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP時5~6億円)
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.3億円となっている。
1週間の伸びは2.4億円半ば程度だろうか。
オープニングは低かったが、やはり知名度の高さ、出演者の人気、夏休みという時期があり、それほど低い動きにはならなかった。
しかし、『ドラマの平均視聴率は8.85%となっており、映画化されるドラマの視聴率ではない。SMAPの人気も以前ほどのパワーがなく、ヒットするとは思えない』と書いたとおり、高い数字にもならなかった。
松竹としては、「寅さん」シリーズのような人情モノとして育てたかったようだが、どうなるだろうか。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」トータル19.3億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆11年「こち亀」
OP1.0→3.9→6.3億円→
実績は高かったが、「座頭市 THE LAST」が大コケしており、人気がやや落ちているのだろうか。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「特命係長 只野仁 最後の劇場版」トータル4.6億円
OP0.8→2.2→3.0→不明
☆10年「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」トータル3.9億円
木1.1(OP0.7)→2.7→3.2→3.6
☆08年「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」トータル3.7億円
OP0.8→1.7→2.6→3.2
☆11年「こち亀」
OP1.0→3.9→6.3億円→
さすがに、これらのような大コケにはならなかった。
これらとの対比で考えると、「こち亀」の興行収入は7.7~9.7億円となる。
夏休みも終わり、8億円程度となりそうだ。

「こち亀」6.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」6.7億円(トータル12.0億円)
☆「ゴールデンスランバー」7.6億円(トータル11.5億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」6.3億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」5.4億円(トータル7.5億円)
「サヨナライツカ」以外との対比で考えると、「こち亀」の興行収入は8.8~9.5億円となる。
9億円には届かないだろう。
8億円台と予想したい。
OP時に『時期を考慮しても、やはり5~6億円というところだろう』と書いたが、さすがにお盆時期は黙っていても客が入るようだ。
公開前個人予想は7.5億円だったので、悪くはなかったようだ。
シリーズ化されるのか注目したいところだが、さすがに厳しいか。
しかし、この程度稼げればギリギリセーフともいえる。


13位:「忍たま乱太郎」(ワーナー)<5週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】9億円半ば(3週目7億円台、2週目6億円台、OP時5億円台)
【公開規模】 217スクリーン(先週比-1スクリーン)
3.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは8.3億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度だろうか。

週毎の動きは以下のとおり。
OP0.9→2週目1.9→3週目1.9→4週目1.9→5週目1.7億円となっている。
夏休み時期とはいえ、これほど粘るとは思わなかった。
やはり、知名度のあるファミリー作品は侮れない。
実績のある三池監督というのも大きいか。
公開前に『ファミリー向け作品は稼げるはずだ。しかし、今年公開されたアニメ版は1~2億円程度の興行収入であり、題材的に実写化も微妙、ヒットするとは思えない』と書いたが、大コケは免れたようだ。

三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→02.8→04.7→06.6→08.3億円→
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は9.4~9.8億円となる。
同じくファミリー向けの「妖怪大戦争」「ヤッターマン」は大ヒットしているが、本作はそこまでのレベルにはならなかった。
「妖怪大戦争」対比の9.4億円程度となるか。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP3.2→14.4→17.4→19.7→21.1
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP2.3→祝5.8→7.7→9.5→10.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→2.8→4.7→6.6→8.3億円→
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は9.2~11.0億円となる。
受けるファミリー作品では息が長いヒットとなるが、本作もその傾向にあったようだ。

「忍たま乱太郎」8.3億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」9.0億円(トータル12.0億円)
☆「ゴールデンスランバー」10.0億円(トータル11.5億円)
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」8.2億円(トータル9.0億円)
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は9.1~11.1億円となる。
「忍たま乱太郎」の興行収入は9億円半ばと予想したい。
OP時は5億円台、2週目は6億円台、3週目は7億円台と週毎に上方修正を強いられた。
オープニングの10倍以上を稼ぐ作品とは思えなかった。
やはり、この時期のファミリー向けは注意が必要だ。
公開前個人予想は9億円台だったので、なぜか当たってしまった。
オープニング時には大ハズレと思い、当たるという発想などなかった。
公開前はファミリー向け作品であり、多少は粘るというヨミもあったが、その通りになるとは思わなかった。


14位:「劇場版 NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズン」(東宝・テレビ東京)<3週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 206スクリーン(先週比-54スクリーン)
3.6千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは6.9億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
イマイチな出だしだったが、それなりに巻き返しているようだ。

過去の作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」トータル13.7億円
OP3.5→8.9→11.4→12.1
☆05年「大激突!幻の地底遺跡だってばよ」トータル11.8億円
OP2.2→5.9→8.7→10.3→11.2
☆06年「大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」トータル7.8億円
OP1.2→3.5→不明→6.8→07.5
☆07年「疾風伝」トータル12.1億円
OP2.2→5.7→9.1→10.5→11.7→11.9→11.9
☆08年「疾風伝 絆」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0→11.2→祝込11.3
☆09年「疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆10年「疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
☆11年「ブラッド・プリズン」
OP1.3→3.3→5.3→6.9億円→
10~12億円が標準のシリーズ作品。
オープニングが低くても10億円をなぜか突破しているが、過去最低に近い動きとなっている。
「ブラッド・プリズン」が「疾風伝」シリーズとは違うようだが、その辺りの影響もあるのだろうか。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は7.8~8.0億円となる。
なんとか粘ると考えて、先々週に引き続き8億円台と予想したい。
8億円突破できるかが注目となりそうだ。
今年公開された「ONE PIECE」、去年の年末に公開された「BLEACH」といい、人気漫画の劇場版アニメの人気はちょっと落ち込んでいるのだろうか。

去年公開された以下の作品に勝つことはできそうもない。
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「劇場版 NARUTO」
OP1.3→3.3→5.3→6.9億円→
「銀魂」対比で考えると、「劇場版 NARUTO」の興行収入は8.5億円となる。
8億円突破はまだ不可能ではないだろう。
公開前個人予想は9.5億円だったので、微妙な結果となる。
巻き返して欲しいところだったが、期待をやや裏切りそうだ。


15位:「ロック~わんこの島~」(東宝・フジテレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 17.5億円
【現時点での興行収入予想】 8億円前半(3週目6億円台、OP~2週目5~6億円)
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1千万円を稼ぎ、トータルでは7.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
さすがに多少は伸びたが、低い数字で終わりそうだ。
公開前に『泣けそうな映画なのでヒットするだろう。動物+子役はヒットの公式でもある』と書いたが、いったい何が問題だったのだろうか。
主演の集客力とは関係ない映画と思ったが、キャスティングだろうか。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3億円→
☆11年「ロック~わんこの島~」
OP0.8→2.9→4.4→5.8→7.4億円→
「きな子~見習い警察犬の物語~」に4週目まで負けていたが、トータルで超えた。
主要作品との対比で考えると、「ロック~わんこの島~」の興行収入は8.0~8.7億円となる。
「マリと子犬の物語」の大ヒットを受けて、「ウルルの森の物語」が公開されたが、二番煎じはやや受けにくくなってきているのか。

「ロック~わんこの島~」7.4億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」8.2億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」6.9億円(トータル7.5億円)
これらとの対比で考えると、「ロック~わんこの島~」の興行収入は8.0~8.1億円となる。
「ロック~わんこの島~」の興行収入は8億円前半と予想したい。
OP~2週目まで5~6億円、3週目には6億円台と予想したが、お盆時期のため伸びてきた。
一応加味しているつもりだったが、お盆時期を上手く読めなかった。
泣ける感動作、動物モノ、子役モノ、この条件ではやはり多少は伸びてきた。
しかし、公開前個人予想は17.5億円だったので、完全にハズれとなる。
稼げる作品と思ったが、もはや動物モノが鉄板だと思ってはいけないようだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月3週目その3)

5位:「カーズ2」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 45億円
【現時点での興行収入予想】 36~37億円
【配給会社期待値等】 興収40億円超に向け好発進した
【公開規模】 518スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.5億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは24.3億円となっている。
1週間の伸びは6.1億円程度だろうか。
悪い動きではないが、ピクサー作品の中で、このシリーズはなぜか日本では人気がないようだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4.6→2週目7.1→3週目6.5→4週目6.1億円となっている。
さすがに大きな落ち込みはみられない。

ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆11年「カーズ2」
OP4.6→11.7→18.2→24.3億円→
「カーズ」のトータルを超えた。
「WALL・E/ウォーリー」と似たような動きとなっている。
「レミーのおいしいレストラン」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は33.3~39.1億円となる。
マックスでも40億円程度の興行収入になりそうだ。
ある程度は粘ると思われるので、「カーズ2」の興行収入は先々週に引き続き36~37億円と予想したい。
「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円を超えるかどうかが注目となりそうだ。
ハリウッドアニメはそれほど高い興行収入は上げられないが、その状況でも安定して高い興行収入を上げられるピクサーアニメのブランド力の高さが窺われる。
公開前個人予想は45億円だったので、微妙な結果となりそうだ。
3D割増を2割と設定したが、それがちょっと高すぎたかもしれない。


6位:「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」(東映・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台(OP時14億円台)
【公開規模】 397スクリーン(先週比-92スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは13.5億円弱となっている。
1週間の伸びは4.6億円半ば程度だろうか。
仮面ライダー生誕40周年、スーパー戦隊シリーズ35作の記念作品らしいが、それにしても伸びが高い。

「仮面ライダー」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「カブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「キバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「ディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末公開)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」(年末公開)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0→
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」
OP3.5→8.8→13.5億円→
夏映画は9億円台が2本、14~15億円が2本、19億円が1本となっている。
09年に近いペースとなっている。
08年以降との対比で考えると、今年の興行収入は16.9~19.8億円となる。
OP時には、今年も14~15億円となるのではないかと考えて、14億円台と予想したが、予想を超えてきそうだ。
「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」の興行収入は17億円台と予想したい。
松平健とのコラボが意外性を産んだようだ。
それにしても、東映はライダーとプリキュアでもっているようなものだ。


7位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」(東宝・テレビ東京)<6週目>
【公開前個人予想】 35億円×2
【現時点での興行収入予想】 41~42億円(0P~4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円を目指してヒット発進した
【公開規模】 352スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.3億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは36.5億円となっている。
1週間の伸びは4.9億円程度だろうか。
黒よりも白の方が人気があるようだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日8.3→2週目5.1→3週目7.1→4週目5.5→5週目5.6→6週目4.9億円となっている。
さすがに大きな落ち込みは見られないが、伸びが例年に比べるとかなり悪い気がする。
観客が例年に違う方式に困惑したのか。
それとも「ハリポタ」などに流れたか。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5億円→
今まで47~50億円で推移していたが、昨年の成績はなぜか悪かった。
今年は2本同時公開の割には、近5年では2010年に次ぎ低い数値となる。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は40.5~45.3億円となる。
ゲームなどの人気は健在だが、アニメの方の人気はちょっと落ちているのだろうか。

夏休みを通して荒稼ぎをすると期待して、先々週まで2本で46~47億円と予想していたが、もうすぐ夏休みも終わるので、現実的な数字にしたい。
去年と同程度の2本で41~42億円と予想したい。
公開前個人予想は35億円×2本だったが、大きくズレてしまった。
まさか2本公開して、例年よりも合計が低いということもないと思ったが、2本同時公開という動きをされては、読みにくかった。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『モールス』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(オリジナルを薦める)

オリジナルを見ていなければ、ストーリーが独特のため楽しめたかもしれない。
しかし、ストーリーを認識した上で、オリジナルと比較してしまうと、やや物足りなく映る。
基本的なストーリーはオリジナルどおりであり、オリジナルの枠を超えてくるようなものではなかった。

オリジナルはスウェーデン映画ということもあるのか、直線的ではっきりと描いているので、分かりやすく感じやすい。
一方、オリジナル版はハリウッドらしく洗練された、上品でややふわったした仕上りで製作されており、はっきりとしたストレートな印象はなく感じにくくなってしまった。
また、オリジナルの枠から抜け出そうとした努力がかえって阻害しているような気もする。
主人公の少年の両親をしっかりと描かなかったり、復讐を果たそうとする男を登場させずに刑事役を登場させたりしたが、これらの改変が効果を生むような改良ではなくて、改悪になってしまった。

刑事役を登場させるならば、もっと刑事と少年のやり取りを描くなどして、キャラクターを確立させた方がよかったかもしれない。
父親代わり的に描くとより効果的だっただろう。
その父親代わりを裏切ってまで、初めての罪を犯すほど、少女のために身を捧げようとすると、より切なさが伝わる気がする。
この少年も数十年間、罪を犯しつつ、愛してしまった少女のために働くことになるのだろうという運命に観客は共感できるのではないか。
したがって、家族を描かないこともあまり意味がない。
むしろ、しっかりと母親の愛情を描いた方が、家族を裏切ってまで、愛に生きるようなものを感じられるのではないか。
誰かの手助けなくしては生きられない十字架を背負った少女にも少年を虜にするようなズルさのようなものも欲しいものだ。
この辺りがオリジナルでは感じられて、リメイク版では感じられない部分ともいえる。

逆に、そのようなズルさや切なさといった感情よりも、少年と少女の淡い恋を描こうとしたようにも思われたが、あまり上手くハマったような印象は受けなかった。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

『ぼくのエリ200歳の少女』DVDレビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(リメイク版よりも良い)

孤独の少年と孤独の少女(彼女が再三語っていたように実際には違うらしいが)の関係が、美しく、切なく描かれている。
人間とヴァンパイア、男と女という性を超越した二人の関係がより“純粋”に映る。
ホラーやサスペンスで描かれる題材のヴァンパイアという設定をより効果的に利用した特異な作品であり、世間の評価に値するといえる。

エリとオスカー少年とのやり取りも興味深いが、エリと一緒に住んでいた中年のおじさんの関係が本作をより効果的なものとしている。
あの中年のおじさんは、少年時代にエリと出会い、付き合い、エリのために罪を犯しながら時を経て中年となっていったのだろう。
「今日はあの少年と会わないで」という中年のおじさんがエリに語ったセリフがかなり寂しそうであり、あのセリフに何かが凝縮されていたような気がした。
恐らく過去の自分と重ね合わせて、自分の存在が薄れていっていることに不安を覚えたのだろう。
それでもなお、最後にエリのために自分の血を吸わせて、チカラ尽きるシーンが美しくもあり純粋だ。
エリを愛した少年たちの末路は悲惨かもしれないが、彼らにとっては永遠ともいえる純粋な愛なのだろう。

このような連鎖を断ち切るために、そしてオスカーのために、エリは最初で最後のキスをしてオスカーの元を去る覚悟を決めたとは思うが、エリは去り切れず、そしてオスカーに頼らざるを得ず、結局は戻らざるを得なかった。
オスカーは自分を助けてくれたと思っているだろうが、本当の意味ではオスカーのためにはならない行為だ。
結局は自分の生命を永続させるために戻ったのではないか。
性とは無縁のお互いに純粋な思いかもしれないが、未来のない二人の関係・逃避行が儚く感じられる。
そのため、モールス信号が美しくもありながら、いっそう切なくも感じられた。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

『ドライブ・アングリー』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B+(エログロが向かない人はダメ)

映画全体を貫くイカれ具合が悪くない作品。
エロさやグロさもいい具合のバランスで描かれている。
ロバート・ロドリゲス作品が好きな人には向いているだろう。
女とハメながら、酒を片手に大量殺戮を行うところや、ヒロインが裸の女をたこ殴りにするシーンはなかなかのセンス。
終盤に向かって、逆に普通の映画らしくなっている辺りがやや物足りないかもしれない。
クレイジー度はかなり高いが、観客を置いてけぼりにして、あまり行き過ぎているわけでもない。
あまり監督の趣味に走らず、普通の映画として楽しめるような仕上りになっていると思う。
コメディにならない手前できちんと止めている。

カルト教団、孫を助けるために地獄から戻ってきた男、その男を追う地獄の番人、その男を助けるヒロイン、この4者の関係さえ押さえておけば、ストーリーはほとんど気にする必要がないだろう。
あまりすっきりしないような展開も多いが、何も考える必要はない。

本作に限らず、ニコラス・ケイジがもちろんいい味を発揮している。
彼のような役者は貴重だ。
他の役者ならば、このような味は出ないだろう。
今回はあえてオーバーアクトをせず、逆に大真面目で演技をするという選択がかえってヒットしている。
クダらないことにも手抜きせずにマジメに取り組むという姿勢が好ましい。
その他の役者も、自己に課せられた役柄を楽しみながら全うしていたのではないか。

また、今どきない3Dらしい3Dも逆に新鮮。
こっちに何かが飛んでくる感覚はやはり面白いと思う。
タイトルにあるとおり、カーアクションも多いが、タイトルから派手なものを期待していたので、やや期待ハズれのような気がする。
もうちょっと派手なものを盛り込んでもよかったのではないか。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月3週目その2)

今年の夏は「ハリポタ」以外には爆発する作品はなかったが、映画全体の需要があったのか、どの作品も粘り強く稼いだという印象。
1週間休んだうちに、お盆時期にどの作品も想定以上に稼いでおり、予想と大きくズレた。
お盆時期は別枠として検討した方がよさそうだ。


1位:「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」(ワーナー)<6週目>
【公開前個人予想】 88億円
【現時点での興行収入予想】 95億円前後
【配給会社期待値等】 興収100億円突破に向け好発進した
【公開規模】 778スクリーン(先週比-30スクリーン)
2.4億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは83.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.6億円弱程度だろうか。
シリーズ8作合計1000億円突破できるかが注目らしいが、それは厳しいだろう。

日本では回を進めるごとに興行収入が落ちている。
最後なのでかなり盛り返しそうだ。
PARTⅠの不調はいったい何だったのだろうか。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9億円→
05年以降の作品との対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は93.7~108.2億円となる。
100億円突破が当面の目標となりそうだ。
最低でも「不死鳥の騎士団」を超えたいところ。

100億円前後の興行収入の作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9億円→
「アリス・イン・ワンダーランド」対比では98.0億円となる。
現時点では、90億円以上、100億円以下という感じだろうか。
とりあえず先々週に引き続き95億円前後という予想にしておきたい。
公開前個人予想は88億円だったので、ややハズしそうだ。
右肩下がりの作品なので、いくらラストでも強気に100億円超の予想はできない。
「死の秘宝PartⅠ」を見ていない者が見るとは思えなかった。


3位:「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(パラマウント)<4週目>
【公開前個人予想】 38億円
【現時点での興行収入予想】 43~44億円(OP~2週目38~39億円)
【配給会社期待値等】目標50億円超えの興行に向けて猛ダッシュスタートをきった
【公開規模】 773スクリーン(先週比-10スクリーン)
2.0億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは34.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.7億円弱程度だろうか。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日8.2→2週目9.7→3週目8.6→4週目7.7億円となっている。
ハリウッド大作らしい大きな落ち込みがなかった。
「ハリポタ」には敵わないが、3D大作映画はこの夏には受けたようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2億円→
第2弾が第1弾の4割ほどの減少となっているが、前作は6月公開だったので、時期が悪かった気がする。
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は40.9~42.7億円となる。
「トランスフォーマー」トータル40.1億円を超えない程度が落ち着きどころと思っていたが、超えてきそうだ。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆09年公開「2012」トータル38.0億円
祝込4日8.8→16.3→23.2→26.7→30.4→祝35.5→36.6
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2億円→
「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円以外には勝てそうだ。
「2012」トータル38.0億円も超えるだろう。
先行の有無などの関係で単純比較はしにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は40.8~48.7億円となる。
もはや大きく伸びないと思われるので、マックス45億円、ミニマム40億円程度か。
「インセプション」対比45.0億円、「天使と悪魔」対比44.8億円となるので、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は43~44億円と予想したい。
OP時~2週目まで38~39億円と予想していたが、お盆時期に思ったよりも伸びがあった。
公開前個人予想は38億円だったので、やや低すぎた。
前作の興行収入が低すぎたので、強気にはなりにくい。


4位:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】 43~44億円(OP時~4週目38~39億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 457スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは34.5億円となっている。
1週間の伸びは6.0億円半ば程度だろうか。
驚異の粘り腰を発揮している。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日5.9→2週目5.6→3週目5.9→4週目5.1→5週目6.0→6週目6.0億円となっている。
お盆時期ということもあるが、ここ2週の動きが良い。

今年の「コナン」と似たような動きとなっていた。
☆11年「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」トータル24.4億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」トータル31.3億円
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆11年「コクリコ坂から」
3日5.9→11.5→17.4→22.5→28.5→34.5億円→
「コナン」はGW公開なので、単純比較はしにくいものの、5週目までは同じだったが、一気にまくって抜き去った。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→
☆11年「コクリコ坂から」
3日05.9→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は43.2~47.9億円となる。
「ゲド戦記」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は39.7億円となる。
40億円突破は厳しいと考えていたが、超えてきそうだ。
「コクリコ坂から」の興行収入は、「借りぐらしのアリエッティ」対比を超える程度の43~44億円と予想したい。
先々週まで38~39億円と予想していたが、想定外の伸びをみせた。
やはりジブリブランドは強い。
しかし、公開前個人予想は60億円だったので、これは大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいところがあるようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「神様のカルテ」(東宝)
<320館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
原作も知らない。見たいとは思わない。

【監督】 深川栄洋
09年「60歳のラブレター」(トータル7.9億円)、11年「白夜行」、11年「洋菓子店コアンドル」を手掛けている。
これらの作品の評判は悪くなかったはず。
今回もそれなりに仕上がっているのではないか。
興行収入的には、「60歳のラブレター」は超えるだろう。

【キャスティング】 櫻井翔、宮崎あおい
嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金04.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3
「隠し砦の三悪人」は超えそうだが、他の作品とは比べられないだろう。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
「陰日向に咲く」がマックスとなりそうだが、そこまでは伸びないだろう。
「少年メリケンサック」は超えるか。

【題材】 「小説の映画化」「漫画の映画化」「医療モノ」
医療モノの興行収入は以下のとおり。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→08.5
☆10年「孤高のメス」トータル5.0億円
OP0.7→2.3→3.4→4.1→4.6→
作風が異なるため、参考にはならない。

むしろ、今年公開された以下の作品が近いのではないか。
☆11年「僕と妻の1778の物語」
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8→11.9
これと同程度というイメージをもっている。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・普
映画のCMはあまり見かけないが、二人で共演しているアフラックのCMはよく見かける。
予告編は感動を押し付けるものではなく、素朴でストレートなイメージ。
大ヒットは望めないかもしれないが、それなりに稼ぐのではないか。

【支持基盤・ターゲット】 全般
主演からは若い層の動員がもちろん期待できるが、テーマ的に年配層も動きそうな気がする。
老若男女の対応が可能なのではないか。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「ハナミズキ」トータル28.3億円(オープニング4.0億円)
☆「BECK」トータル17.6億円(オープニング3.1億円)
「ハナミズキ」は下回りそうだ。
「BECK」を超えるのも厳しいか。

【評価・予想】 12億円台(オープニング1.8億円)
これらから、10億円以上、20億円以下というところと思われる。
「僕と妻の1778の物語」と同程度と考えて、12億円台と予想したい。
オープニングは1.8億円程度か。
嵐の人気を考えると、コケることはないだろうが、それほど高くも予想しにくい作品。


「日輪の遺産」(角川)
<157館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。
【鑑賞度】 ×
原作は知らない。悪くはないと思うが、ちょっと重過ぎる。

【監督】 佐々部清
03年「半落ち」、06年「出口のない海」を手掛けている。
今回も手堅く仕上げていそうだ。

【キャスティング】 堺雅人、中村獅童、ユースケ・サンタマリア
堺雅人主演の映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0→10.6
☆10年「武士の家計簿」トータル14億円台見込み
先1.7→5.3→7.7→9.3→10.5→祝12.3
主演という印象はあまりなかったが、割とヒット作品にも主演しているようだ。

【題材】 「小説の映画化」「戦争モノ」
参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」トータル15.7億円
祝3日3.9→8.4→11.3→13.3→14.2→14.5→14.8
これらのようなビッグヒットにはならないとは思うが、年配層が動けば「火天の城」のような、かなりの興行収入になる。
「桜田門外ノ変」辺りまで稼ぐのではないか。

【予告編・TVCM】 量・少/デキ・良
TVCMはほとんど見かけないが、予告編のデキは面白そうだった気がする。

【支持基盤・ターゲット】 年配層
原作者の人気もあり、年配層がしっかりと支えそうだ。
若い層も対応できそうなキャストになっている。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「ハナミズキ」トータル28.3億円(オープニング4.0億円)
☆「BECK」トータル17.6億円(オープニング3.1億円)
参考にはなるまい。

【評価・予想】 6億円台(オープニング0.8億円)
スクリーン数も微妙であり、予想が難しい。
しかし、原作者が有名な年配向け作品であり、低めには予想できない。
ひょっとするとサプライズヒットになるかもしれない。
さすがに10億円は超えてこないと思うが、5億円は超えてきそうだ。
「桜田門外ノ変」と同程度の6億円台と予想したい。
オープニングは0.8億円程度か。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月3週目その1)

動員8位:「シャンハイ」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 204スクリーン
1.0億円(103,116,000円)のオープニングを飾った。
渡辺謙が出演している割には物足りないが、作品が地味なため仕方がない結果といえる。
ヒットは望みにくい作品であり、妥当なところではないか。
渡辺謙の他にも、菊地凛子、ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファと豪華スターが出演しているのだが、上手くアピールできていない。
派手さがある作品ではないので、難しかったのだろう。

渡辺謙が出演したハリウッド映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆05年公開「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆05年公開「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆10年公開「ダレン・シャン」トータル6.5億円
金1.4(OP1.1)→03.7→05.4→06.0
☆10年「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆11年「シャンハイ」
OP1.0億円→
「ダレン・シャン」を下回る程度となりそうだ。

「シャンハイ」1.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「スパイアニマル・Gフォース」1.0億円(トータル6.5億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」1.1億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」0.9億円(トータル4.3億円)
「ザ・ウォーカー」対比で考えると、「シャンハイ」の興行収入は4.8億円となる。
渡辺謙出演効果があるので、5億円台と予想したい。
あまり評価も良くなさそうなので、伸びはないだろう。


動員9位:「うさぎドロップ」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 110スクリーン
1.0億円(100,056,100円)のオープニングを飾った。
予想はしなかったが、ここまで高いオープニングを予想できなかっただろう。
今年の夏に公開された「両さん」9.9千万円、「忍たま乱太郎」8.6千万円、「ロック」7.8千万円のオープニングを超えている。
トータルで超えるかは微妙だが、大手スタジオの作品を倒せると予想できるだろうか。
公開時期の良さ、原作の人気、芦田愛菜の人気だろうか。

公開時150スクリーン程度のヒット作品は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円(108スクリーン)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円(154スクリーン)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「阪急電車 片道15分の奇跡」トータル10億円後半見込み(80スクリーン)
先0.6→2.7→5.6→7.0→8.2→9.1→9.6
☆11年「毎日かあさん」トータル5億円半ば見込み(134スクリーン)
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2→5.3
☆11年「うさぎドロップ」
OP1.0億円→
「阪急電車 片道15分の奇跡」以外との対比で考えると、「うさぎドロップ」の興行収入は6.4~6.8億円となる。
お盆という時期的な要因もあるので、ここまで稼げるだろうか。

「うさぎドロップ」1.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「桜田門外ノ変」0.9億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」先1.0億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」0.9億円(トータル5.8億円)
☆「ボックス!」1.1億円(トータル4.8億円)
☆「座頭市」0.9億円(トータル4.0億円)
☆「猿ロック」0.9億円(トータル4.0億円)

マックス6億円台、ミニマム5億円台となりそうだ。
高いオープニングは時期的な要因もありそうだが、ある程度の伸びがあると考えて、「うさぎドロップ」の興行収入は6億円台と予想したい。
夏休みが過ぎても、大丈夫だろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(8月第3週目)

1週間ほどお休みをいただきました。
リフレッシュできたというよりもかなり疲れましたが、再開します。

1位は2週目の「The Help」。
トータルでは72百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの3倍近くを稼いでいる。
先週2位だったが、2週目にして首位となっている。
評価がメチャクチャ高いので、口コミ効果ではないか。

監督は、実績のあまりないテイト・テイラー。
主演・エマ・ストーンによるヒューマンドラマ。
公開前に『「The Help」はコケそうだ』と書いたが、これがヒットするとは思えなかった。
ベストセラー小説らしいが、人種差別を題材とした堅い作品でもあった。

エマ・ストーンは、「Easy A」をヒットさせており、「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインにも選ばれており、人気が高まっているのかもしれない。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Help」
水36(OP26)→72百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Help」の興行収入は127百万ドルとなる。
先行分があるのでなんとも言えないが、評価が高いのでかなり伸びると考えて、「The Help」の興行収入は1億2千万ドルと予想したい。
ヒューマンドラマでは今年公開された現時点での作品のナンバーワンとなる。
去年公開された「英国王のスピーチ」が135百万ドル並みのヒットとなるか。


2位は3週目の「猿の惑星:創世記」。
トータルでは134百万ドルとなっている。
製作費93百万ドルは余裕で回収している。
人気シリーズの前日譚を描くSFアクション。
監督は、ほとんど実績のないルパート・ワイアット。
主演は、ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、アンディ・サーキス。
公開前に『「猿の惑星:創世記」はコケることもないが、大ヒットもしないだろう』と書いたが、予想以上のヒットだ。

ティム・バートン版の興行収入は以下のとおり。
☆01年「PLANET OF THE APES 猿の惑星」トータル180百万ドル
OP69→124→149→161→168→172
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134百万ドル→
これとの対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は162百万ドルとなる。
評価はかなり高く伸びがありそうだ。
この対比以上となるのではないか。

今年公開された以下の作品と同じようなオープニングを飾っていた。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」現時点で165百万ドル
OP65→117→143→157→165
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142→143
☆11年「グリーン・ランタン」現時点で115百万ドル
OP53→089→102→110→113→114→
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134百万ドル→
これらよりも伸びが高いことが分かる。
「キャプテン・アメリカ」「グリーン・ランタン」以外との対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は163~167百万ドルとなる。
「猿の惑星:創世記」の興行収入は1億6~7千万ドルと予想したい。
先々週は1億4~5千万ドルと予想していたが、評価の高さもあり、伸びが高かった。
リスクのある微妙な題材と思われたが、知名度、衝撃度、評価の高さがヒットの要因だろうか。


3位となったのは新作の「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」。
事前には週末3日間で18.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る12.0百万ドルのオープニングを飾った。
しかし、製作費は27百万ドルと格安になっており、製作費は楽に回収できるだろう。
監督はもちろんロバート・ロドリゲス。
主演はジェシカ・アルバとなっている。
子ども向きすぎる作風、ジェシカ・アルバの人気などが低いオープニングの要因か。
前作から年数が経過しているというのも大きい。

過去シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「スパイキッズ」トータル113百万ドル
OP27→48→68→87→094→098
☆02年「スパイキッズ2」トータル86百万ドル
先25(OP17)→46→59→68→74→77
☆03年「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」トータル112百万ドル
OP33→69→87→97→102→106
☆11年「スパイキッズ4D」
OP12百万ドル→
過去最低の動きとなっているが、過去が稼ぎすぎたようだ。
これらとの対比で考えると、「スパイキッズ4D」の興行収入は41~61百万ドルとなる。
「スパイキッズ4D」の興行収入は4~5千万ドルと予想したい。
評価はかなり低いが、ファミリー向け作品なので、それほど気にする必要はないだろう。
制作費は回収できるので、問題はないだろうが、続編はもう製作されないかもしれない。


4位となったのは新作の「Conan the Barbarian」。
事前には週末3日間で17.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る10.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費は9千万ドルとなっており、大赤字が確定となっている。
監督は、03年「テキサス・チェーンソー」(トータル81百万ドル)、09年「13日の金曜日」(トータル65百万ドル)のマーカス・ニスペル。
主演は、ジェイソン・モモア。
「コナン・ザ・グレート」のリメイク作品。
リメイクするにはリスクがありすぎたようだ。
役柄には合っているかもしれないが、もうちょっと名の知れたスターを起用すべきではないか。
ファンタジーはヒットしにくく、時代モノもなおさらヒットしない。

今年公開された以下の時代モノの作品とほぼ同じだ。
☆11年「デビルクエスト」トータル25百万ドル
OP11→18→22→24
☆11年「The Eagle」トータル19百万ドル
OP09→15→18→19
☆11年「Conan the Barbarian」
OP10百万ドル→
2千万ドル台となりそうだ。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


5位は4週目の「スマーフ」。
トータルでは118百万ドルとなっている。
製作費1億1千万ドルをようやく回収した。
知名度が高いキャラクターのようであり、ファミリー向け作品はやはり手堅くヒットできるようだ。

「ビバリーヒルズ・チワワ」(トータル95百万ドル)のラージャ・ゴスネル監督の3D作品。
アニメ作品だと思っていたが、実写とアニメの融合作品のようだ。
公開前に『「The Smurfs」は順当にヒットしそうだ』と書いたとおりとなるか。

アニメ作品ではないようだが、本作を手掛けたソニー系のアニメを参考としたい。
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆11年「The Smurfs」
OP36→76→102→118百万ドル→
ソニー系のアニメ作品はあまりヒットしていない。
これらとの対比で考えると、「スマーフ」の興行収入は136~154百万ドルとなる。
OP時に1億1~2千万ドル、2週目に1億2~3千万ドルと予想していたが、思ったよりも伸びている。
評価はやや低いので、伸びはないとは思ったが、やや伸びてきそうだ。
「スマーフ」の興行収入は1億4千万ドルと予想したい。
ファミリー向け作品は評価を気にする必要はあまりないようだ。

今年公開された以下の作品がライバルとなる。
☆11年「ブルー/初めての空へ」トータル143百万ドル
OP39→81→104→115→125→132→135
☆11年「ランゴ」トータル123百万ドル
OP38→68→092→106→114→118→119→120
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→074→084→089→094→096→097
☆11年「The Smurfs」
OP36→76→102→118百万ドル→
「ランゴ」を超えることはないだろうと思ったが、超えてきそうだ。
「ブルー/初めての空へ」よりも伸びるとは思えなかったが、知名度の高いキャラクターということのようである。


6位となったのは新作の「フライトナイト/恐怖の夜」。
事前には週末3日間で18.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく下回る7.9百万ドルのオープニングを飾った。
先行公開されたようであり、トータルでは8.3百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収はやや厳しそうだ。

監督は、07年「Mr.ウッドコック-史上最悪の体育教師-」(トータル26百万ドル)、「ラースと、その彼女」(トータル6百万ドル)のクレイグ・ギレスピー。
主演は、堀北真希主演の「誰かが私にキスをした」に出演していたアントン・イェルチン、コリン・ファレル。
80年代のホラーのリメイクであり、ヴァンパイアを描いた作品。
ヴァンパイアモノが嫌われたのか、コリン・ファレルのヴァンパイア役が嫌われたのか、よく分からない。

過去のアメリカホラーのリメイクは以下の通り(5千万ドル以下の06年以降)。
☆06年「ストレンジャー・コール」トータル48百万ドル
OP22→34→41→45→47→48
☆08年「Prom Night」トータル44百万ドル
OP21→32→38→41→43→43
☆06年「ヒルズ・ハブ・アイズ」トータル42百万ドル
OP16→29→36→39→40→41
☆10年「The Crazies」トータル39百万ドル
OP16→27→33→36→38→38
☆09年「The Last House on the Left」トータル33百万ドル
OP14→24→28→31→32→32
☆11年「フライトナイト/恐怖の夜」
先08百万ドル→
3~4千万ドル程度が標準だろう。
これらとの対比で考えると、「フライトナイト/恐怖の夜」の興行収入は17~21百万ドルとなる。
2千万ドル前後となりそうだ。
製作費回収が不能なので、コケたといえそうだ。
ただ、ホラーは低予算が基本なので、大きな痛手はないだろう。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びもないはずだ。


7位は2週目の「ファイナル・デスブリッジ」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルは回収できそうだ。
シリーズモノのホラー作品。
公開前に『「ファイナル・デスブリッジ」はいつも通り』と書いたが、いつもよりはやや低いようだ。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ファイナル・デスティネーション」トータル53百万ドル
OP10→20→28→34→38
☆03年「デッドコースター」トータル47百万ドル
OP16→28→36→40→43
☆06年「ファイナル・デッドコースター」トータル54百万ドル
OP19→36→45→50→52
☆09年「ファイナル・デッドサーキット3D」トータル66百万ドル
OP27→48→58→62→65
☆11年「ファイナル・デスブリッジ」
OP18→32百万ドル→
3D作品ではあるが、2Dの06年を下回っている。
「ファイナル・デスティネーション」以外との対比で考えると、「ファイナル・デスブリッジ」の興行収入は44~54百万ドルとなる。
「ファイナル・デスブリッジ」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
制作費は回収できており、大コケしていないので問題はないだろう。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。


8位は2週目の「30 Minutes or Less」。
トータルでは26百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルは回収できそうだ。
監督は「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー、主演は「ソーシャル・ネットワーク」「ゾンビランド」のジェシー・アイゼンバーグ。
「ゾンビランド」の監督と主演の再コンビによる作品。
公開前に『「30 Minutes or Less」はヒットしそうな気がする』と書いたが、案外な結果に終わりそうだ。
ピザの配達屋に爆弾をくくり付けて銀行強盗を強いるという題材が受けなかったようだ。

前回は題材のユニークさが受けたが、今回は題材がコメディ向きではなかった。
☆09年「ゾンビランド」トータル76百万ドル
OP25→48→61→67→71
☆11年「30 Minutes or Less」
OP13→26百万ドル→
この半分程度だろうか。
「30 Minutes or Less」の興行収入は3千万ドル後半と予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。


9位となったのは新作の「One Day」
事前には週末3日間で8.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る5.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費15百万ドルの回収が目標となる。
監督は、「17歳の肖像」(トータル12.6百万ドル)のロネ・シェルフィグ。
主演はアン・ハサウェイ、ジム・スタージェスのラブストーリー。

アン・ハサウェイ主演のヒューマンドラマ系の興行収入は以下のとおり。
☆07年「ジェイン・オースティン 秘められた恋」トータル19百万ドル
☆08年「レイチェルの結婚」トータル13百万ドル
これらからも1千万ドル台となりそうだ。
評価は普通程度なので、高い伸びはないだろう。


10位は4週目の「Crazy, Stupid, Love.」。
トータルでは64百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルを回収している。
監督は、「フィリップ、きみを愛してる!」のグレン・フィカラ、ジョン・ラクア。
スティーヴ・カレル主演のラブコメディ。
ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、エマ・ストーン、マリサ・トメイ、ケヴィン・ベーコンも出演している。
公開前に『「Crazy, Stupid, Love.」は順当にヒットしそうだ』と書いたが、公開前のイメージよりはやや低い結果となっている。
純粋なコメディ作品とはやや異なるようだ。

スティーヴ・カレル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
OP21→49→69→82→91
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
OP39→77→98→112→120
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「Crazy, Stupid, Love.」
OP19→42→56→64百万ドル→
「40歳の童貞男」以外との対比で考えると、「Crazy, Stupid, Love.」の興行収入は71~86百万ドルとなる。
評価はかなり高いので粘っている。
「Crazy, Stupid, Love.」の興行収入は引き続き7千万ドルと予想したい。
「奇人たちの晩餐会USA」がライバルか。
高い興行収入ではないが、スティーヴ・カレルは比較的安定して稼げている。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆リュック・ベッソンプロデュースのアクション「Colombiana」
☆ギレルモ・デル・トロプロデュースのホラー「Don't Be Afraid of the Dark」
☆ポール・ラッド主演のコメディ「Our Idiot Brother」
どれも標準的に稼ぎそうだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月1週目その4)

6位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」(東宝・テレビ東京)<4週目>
【公開前個人予想】 35億円×2
【現時点での興行収入予想】 46~47億円
【配給会社期待値等】 最終興収50億円を目指してヒット発進した
【公開規模】 351スクリーン
1.7億円を週末に稼ぎ、トータルでは26.0億円弱となっている。
1週間の伸びは5.5億円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日8.3→2週目5.1→3週目7.1→4週目5.5億円となっている。
黒よりも白の方が人気があるようだ。
伸びが例年に比べるとかなり悪い気がする。
観客が例年に違う方式に困惑したのか。
それとも「ハリポタ」「コクリコ」にも流れたか。
そもそも、なぜ2本も同時に公開されるのか、ストーリーに違いがあるのか、ファンは両方見なくてはいけないのか、それとも1本でよいのか、分からないことだらけだが、知る必要もないだろう。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0億円→
47~50億円で推移していたが、昨年の成績はなぜか悪かった。
今年は2本同時公開の割には、近5年では2010年に次ぎ低い数値となる。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は37.4~45.6億円となる。
ゲームなどの人気は健在だが、アニメの方の人気はちょっと落ちているのだろうか。
現時点では40億円突破も微妙の動きだが、しばらくしてからもう1本見ようという動きなどがあると思われる。
夏休みを通して荒稼ぎをすると期待したい。
先週に引き続き、2本で46~47億円と予想したい。
まさか2本公開して、例年よりも合計が低いということもないだろう。
公開前個人予想は35億円×2本だったが、大きくズレてしまった。
2本同時公開という動きをされては、読みにくい。
公開前に書いた『1本だけならば、45.8億円程度となると思われる』通りに考えればよかった。


8位:「劇場版 NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズン」(東宝・テレビ東京)<2週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 260スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.3億円となっている。
1週間の伸びは2.1億円弱程度だろうか。
やはりイマイチな動きとなっている。
巻き返せるのだろうか。

過去の作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」トータル13.7億円
OP3.5→8.9→11.4→12.1
☆05年「大激突!幻の地底遺跡だってばよ」トータル11.8億円
OP2.2→5.9→8.7→10.3→11.2
☆06年「大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」トータル7.8億円
OP1.2→3.5→不明→6.8→07.5
☆07年「疾風伝」トータル12.1億円
OP2.2→5.7→9.1→10.5→11.7→11.9→11.9
☆08年「疾風伝 絆」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0→11.2→祝込11.3
☆09年「疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆10年「疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
☆11年「ブラッド・プリズン」
OP1.3→3.3億円→
10~12億円が標準のシリーズ作品。
オープニングが低くても10億円をなぜか突破しているが、過去最低の動きとなっている。
「ブラッド・プリズン」が「疾風伝」シリーズとは違うようだが、その辺りの影響もあるのだろうか。
05年以降との対比で考えると、今年の興行収入は6.6~7.4億円となる。
トータルでは7億円程度となるオープニングだが、夏休み中に多少は巻き返してくるだろう。
先週に引き続き8億円台と予想したい。
今年公開された「ONE PIECE」、去年の年末に公開された「BLEACH」といい、人気漫画の劇場版アニメの人気はちょっと落ち込んでいるのだろうか。

去年公開された以下の作品に勝つことはできるだろうか。
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「ブラッド・プリズン」
OP1.3→3.3億円→
例年は10億円稼げるシリーズではあるが、これらよりもかなり劣るオープニングとなっている。
ただ、「トランスフォーマー」などの、他の新作が好調なところも影響しているのではないか。
公開前個人予想は9.5億円だったので、微妙な結果となる。
巻き返して欲しいところだが、どうなるだろうか。


9位:「忍たま乱太郎」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(2週目6億円台、OP時5億円台)
【公開規模】 218スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.9億円弱程度だろうか。
先週の伸びが1.9億円だったので、伸びが落ちていない。
やや伸びていくかもしれない。
しかし、実績のある三池監督だったが、さすがに苦戦しそうだ。
公開前に『ファミリー向け作品は稼げるはずだ。しかし、今年公開されたアニメ版は1~2億円程度の興行収入であり、題材的に実写化も微妙、ヒットするとは思えない』と書いたとおりとなりそうだ。

三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→02.8→04.7億円→
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は6.7~9.0億円となる。
同じくファミリー向けの「妖怪大戦争」「ヤッターマン」は大ヒットしているが、本作はさすがに厳しい。
「妖怪大戦争」対比の7.7億円程度を下回る程度だろうか。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP3.2→14.4→17.4→19.7→21.1
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP2.3→祝5.8→7.7→9.5→10.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→2.8→4.7億円→
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は6.3~8.9億円となる。
受けるファミリー作品では息が長いヒットとなるが、本作はどうなるだろうか。

「忍たま乱太郎」4.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「きな子」5.3億円(トータル7.1億円)
☆「ダーリンは外国人」4.3億円(トータル7.0億円)
☆「桜田門外ノ変」4.5億円(トータル6.9億円)
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は6.3~7.7億円となる。
伸びが続いているので、「忍たま乱太郎」の興行収入は7億円台と予想したい。
OP時は5億円台、2週目は6億円台と予想したが、ファミリー向け作品だけにこの時期には向いているようだ。
お盆時期にも稼ぐかもしれない。
公開前個人予想は9億円台だったので、ひょっとするとそれほどズレないかもしれない。
公開前はファミリー向け作品であり、多少は粘るというヨミもあったが、無理ではないような気がしてきた。


10位:「ロック~わんこの島~」(東宝・フジテレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 17.5億円
【現時点での興行収入予想】 5~6億円
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4千万円を稼ぎ、トータルでは4.4億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
さすがに多少は伸びているが、相当に低い数字となっている。
公開前に『泣けそうな映画なのでヒットするだろう。動物+子役はヒットの公式でもある』と書いたが、いったい何が問題だったのだろうか。
主演の集客力とは関係ない映画と思ったが、キャスティングだろうか。
とりあえずファミリー向け作品なので、ある程度の伸びがあるものと思いたい。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3億円→
☆11年「ロック~わんこの島~」
OP0.8→2.9→4.4億円→
「きな子~見習い警察犬の物語~」よりも低いという発想はなかった。
「マリと子犬の物語」の大ヒットを受けて、「ウルルの森の物語」が公開されたが、二番煎じはやや受けにくくなってきているのか。
「クイール」「マリと子犬の物語」以外との対比で考えると、「ロック~わんこの島~」の興行収入は5.9~7.9億円となる。
「きな子」対比で5.9億円となり、これをやや超える程度となるか。
夏休みもあり、多少は伸びるだろう。

「ロック~わんこの島~」4.4億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ダーリンは外国人」4.3億円(トータル7.0億円)
☆「桜田門外ノ変」4.5億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」3.8億円(トータル6.3億円)
☆「BANDAGE」4.2億円(トータル6.0億円)
これらとの対比で考えると、「ロック~わんこの島~」の興行収入は6.3~7.3億円となる。
「ロック~わんこの島~」の興行収入は6億円台と予想したい。
7億円までは伸びそうもない。
先週まで5~6億円と予想していたが、5億円台では止まらないだろう。
泣ける感動作、動物モノ、子役モノ、この条件では伸びるとは思うが、どうなるだろうか。
公開前個人予想は17.5億円だったので、完全にハズれとなる。
稼げる作品と思ったが、もはや動物モノが鉄板だと思ってはいけないようだ。


11位:「アンダルシア 女神の報復」(東宝・フジテレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 24.0億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台(OP~6週目18~19億円)
【配給会社期待値等】40億円突破も見込める大ヒットスタート(初日午後時点)
【公開規模】 371スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは17.1億円となっている。
1週間の伸びは7.0千万円となっている。
順調には伸びているが、海外ロケが多い大作であるため、物足りない動きに感じる。

今年公開された東宝作品と似たような動きとなっていた。
☆11年「岳-ガク-」トータル15.9億円
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0→15.5
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1億円→
3週目まで「プリンセス トヨトミ」と似た動きだったが、さすがに伸びが高い。
夏休みという時期もあるだろうが。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7→祝10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1億円→
10億円は軽く超える稼げる俳優。
しかし、前作に比べるとかなり落ちる。
このシリーズの人気が落ちていることがよく分かる。
ドラマの「外交官 黒田康作」の平均視聴率は10.1%と低迷しており、その数字をそのまま評価すればよかったか。
これらとの対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は18.4~19.7億円となる。
20億円突破が目標ではあったが、無理そうだ。
「県庁の星」と同程度なので、前作を無視すれば、悪くはないとは思うが、海外ロケが多い作品であり、儲けはあまりないだろう。

近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1億円→
公開前にライバルに設定した「アンフェア the movie」「ライアーゲーム」をはるかに下回る動きとなっている。
「容疑者Xの献身」などを除いた作品との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は17.7~19.0億円となる。
18億円台が落ち着きどころか。

「アンダルシア 女神の報復」17.1億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」17.8億円(トータル21.0億円)
☆「劇場版TRICK」17.7億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」17.1億円(トータル17.6億円)
「おとうと」との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は20.2億円となり、この程度がマックスラインとなりそうだ。
しかし、そこまでは伸びないだろう。
「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は18億円台と予想したい。
残り1億円以上は上乗せできるだろう。
オープニング時から先週まで18~19億円と予想していたが、19億円までは伸びそうもない。
しかし、ヨミはそれほど悪くはなかったようだ。
公開前個人予想は24.0億円だったので、微妙な結果となる。
公開前には20億円はさすがに突破するとは思ったが、織田裕二の集客力にかげりが見えてきているのかもしれない。
それとも、彼の人気というよりも、単純に前作やドラマが面白かったと思われなかった結果だろうか。


13位:「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」(テアトル・日本テレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 3億円前後
【現時点での興行収入予想】 3億円前半(OP~5週目3億円前後)
【公開規模】 130スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.8億円となっている。
1週間の伸びは3.3千万円弱程度だろうか。
派手さはないが、順調には伸びているようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8億円→
今年も過去の成績と同じと思われるが、例年よりも伸びが良い。
このまま3億円は突破できるだろう。
3億円前半と予想したい。
残り5千万円程度の上乗せは可能だろう。
先週まで3億円前後と予想していたが、意外と伸びが止まらなかった。
夏休み時期ということもあるが、例年よりも良い成績に終わるのではないか。
今年公開されたアニメの中では、422スクリーンの「豆富小僧」には敗れそうだが、90スクリーンの「忍たま乱太郎」、77スクリーンの「鬼神伝」には勝てそうだ。
公開前個人予想は3億円前後だったので、当たりとなるが、例年の成績とおりと考えれば、ハズしようがない。


14位:「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(松竹)<6週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】6億円半ば(4~5週目6億円台、2~3週目6~7億円、OP時8億円台)
【公開規模】 71スクリーン(先週比-19スクリーン)
1.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.7億円となっている。
1週間の伸びは3.9千万円程度だろうか。
ファンが多い作品なので警戒していたが、極端な伸びはなかった。

05年に公開された過去の作品は12.2億円のヒットをしたが、オープニング時に233スクリーンほどだったようだ。
今回はそこまで高い興行収入にはならないだろう。

なぜか今年公開された「ブッダ」と同じような歩みとなっていた。
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4→3.0→4.0→4.6億円→
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(90スクリーン)
OP1.5→3.0→4.0→4.6→5.3→5.7億円→
スクリーン数は3倍程度の差があるが、伸びが同じのようだ。

とりあえずスクリーンが少なく、コアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→4.2→
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円(90スクリーン)
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4→9.8
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→5.4→5.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(90スクリーン)
OP1.5→3.0→4.0→4.6→5.3→5.7億円→
「銀魂」「ガンダム」との対比で考えると、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は6.2~6.7億円となる。
夏休みもあるので、多少粘ると考えて、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は6億円半ばと予想したい。
先週まで6億円台と予想していたが、残り7千万円程度は上乗せできるだろう。
3週目まで6~7億円と予想していたが、7億円までは到達しなかった。
公開時には、「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円程度まで稼ぐと思い、OP時に8億円と予想したが、想像以上の高い伸びをみせなかった。
公開前個人予想は4~5億円だったが、スクリーン数が想定の倍程度なので、結果も予想より高くなっても仕方がない。


15位:「大鹿村騒動記」(東映)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円前半(OP~3週目2億円台)
【公開規模】 67スクリーン(先週比-31スクリーン)
6.3百万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.9千万円程度だろうか。
スクリーン数が削られて、勢いをやや失っているが、原田芳雄さんの遺作ということで注目を集めたようだ。
評価も良いことも影響していそうだ。
現時点では1億円台というところだが、伸びが続き2億円に乗るのではないか。
2億円前半と予想したい。
OP時~3週目まで2億円台と予想していたが、2億円突破がギリギリだろう。
2億円では物足りないかもしれないが、スクリーン数も少ないこともあり、この程度でも仕方はないだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(見終わったあとには残らないが、時間分は楽しめられる)

以前ならば、細かいことにいくらでも突っ込んでいたと思うが、もはや突っ込む気すら失せるような作品に仕上がっている。
言いたいことはいくらでもあるが、「これがマイケル・ベイの映画」「これがトランスフォーマーという映画」ということなのだろう。
ストーリー性を排除し、小難しさを排除し、アクションやバトルやCGだけを見せる、そのような映画があってもよい。

モノ凄い豪華な“箱”を見せられて、中身を期待させておいて、中身を空けたら何も入っていない。何も入っていないじゃないかと怒る人も入るだろうが、その豪華な“箱”の中に何も入っていないと知っている人は怒る気にもならない。
見るべきものは、中身ではなくて、その豪華な“箱”なのだというレベルに達すればよいのである。
むしろ「マイケル・ベイがまたやってくれたな」と我々の期待に十分応えてくれたともいえるのではないか。
これほど中身もなく、ストーリーもないメチャクチャな映画を2時間30分も飽きさせずに観客を楽しませられる才能を評価した方がいいかもしれない。
3Dも違和感がほとんどない仕上りとなっており、ビルのシーンを中心に派手な演出は冴えわたっている。
音響によって身体が振動するような感覚は、他の映画ではなかなか味わえない。

個人的に気になったことは、緊張感の欠落だろうか。
もうちょっとシリアスな作品に仕上げてもよかったのではないか。
侵略されるという緊張感や助からないという絶望感があるはずなのに、どこかお遊び感覚が抜けず、全てが予定調和といわざるを得ない。
メガトロンのバカさ加減は誰も想像すらできなかっただろうが、観客の想定の範囲内から抜け出してこない。
今回のサムがあまりにもウザかったため、オプティマス側よりも敵側を応援していたが、「やっぱりなぁ」という展開しか存在しなかった(オプティマス側よりも、ショックウェーブやスタースクリームの方がカッコよく目立っていた)。
期待されたヒロインも毒にも薬にもならず、存在感を発揮させることはなかった。
マルコヴィッチもマクドーマンドもタトゥーロも決して活かさずに終盤では空気化させる辺りもさすがだ。
パート1では、サムが若い青年としてイキイキと描かれており、その他のキャラクターもそれなりにしっかりと描かれていたような印象が残っていたが、今回はほぼ全員いてもいなくても同じような存在だったことは残念といえる。

もう少し、キャラクターのストーリーを膨らませつつ、味方側及び敵側のロボットの個性を発揮させて、ややゆっくりとしたバトルを展開させてもよかったと思うが、パート1からの流れであり、仕方がないか。
マイケル・ベイはこのシリーズを通して、悪くはない仕事をしたと思うので、このシリーズはそろそろお仕舞いにして欲しい。
ロボット同士のバトルはもうお腹いっぱいだ。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

『復讐捜査線』レビュー

◆評  価   3.0点
◆おススメ度  C(自分には全く合わなかった)

久しぶりに自分とは全く合わない映画を見た気がする。
色々あったようだが、メル・ギブソンは別に嫌いではなく、特に「カジノロワイヤル」がかなり良かったマーティン・キャンベル監督作品ということもあり、それなりのものは観られるだろうと期待はしていた。
アメリカで公開している時からも、陰謀が渦巻く、謎が深いサスペンス系だと思って注目していた作品だが、全体的に入り込みにくい作品に仕上がっている。

気に入らなかったのは、焦点がボヤけていたことだ。
それほど驚くべき深い謎があるわけでもなく、途中でほぼ全容が明らかになっているのにも関わらず、ボヤっとした状態がほぼ最後まで続く。
それぞれのキャラクターが何をしたいのか、何を目指しているのかがほとんど見えてこない。
“復讐”と“もみ消し”という単純な構造のはずだが、結局、最後までその状態は変わらなかった気がする。
ストーリーをもうちょっと整理した方がいいだろう。

そのため、最後は投げやりになって大量虐殺が始まったようにしか思えなかった。
出来上がりがあまりにもつまらなかったため、強引に銃撃アクションにもっていこうかという製作陣の判断かと勘ぐるくらいだ。
それにしても、メル・ギブソンが襲撃犯と撃ち合うくらいならば我慢できるが、社長までも殺しては全てが藪の中ではないか。
しかも、政治家や政府の黒幕連中まで、なぜか処理屋に始末されるという有り様には唖然とした。
死期が迫ると、誰でもムチャクチャをしたくなるという映画なのか。
娘のエマが望んでいたことは、このような復讐なのだろうか。
核兵器を巡る陰謀を世間に明らかにすることではないのか。
確かに、TV局にDVDを送りつけてはいるが、それでいいのならば最初からそうしろと言いたくもなる。
まわりくどいことをしながら、最後は敵の家に乗り込んで銃をぶっ放す映画がスマートとは思えない。

演出に関しても、ワンパターンか。
家の扉を開けた瞬間に銃で撃たれる、車の扉を開けた瞬間に車に飛ばされる。
観客を驚かすだけの演出は勘弁してもらいたい。
また、娘との絆、娘との思い出、娘に対する喪失感を描きたいのは分かるが、あまりにも執拗に描き過ぎてしまい、これによりかえってテンポが悪くなった気がする。
それほど描き過ぎない方が、かえって良いということもある。

『父と娘との絆』×『娘に対する復讐』×『政府の陰謀』という、上手い掛け算になれば傑作にはなったと思うが、足し算にもならなかったような気がする。
バランスやテンポが悪く、イライラ感が募る作品になったのは残念だ。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(8月第2週目)

☆「アメイジング・スパイダーマン」の続編の公開日が早くも決定
来年公開される「アメイジング・スパイダーマン」の続編が2014年5月2日に決まったようだ。
2014年公開のライバル作品にプレッシャーを掛けているようだ。
これだけ早く発表すれば、他の会社はこの時期を避けるだろう。
人気シリーズだけにコケることはなく、予定通りのスケジュールで進むのではないか。
キャストやスタッフの変更がなければ、スムーズに進むだろう。


☆「ブレードランナー」の前日譚及び続編が制作か
アルコン・エンタテイメントという会社が権利を獲得したらしい。
しかし、伝説的な作品であり、これを引き受ける監督や出演者は相当なプレッシャーが掛かるだろう。
中途半端なものを制作したら、1982年に負けるのかと笑われてしまう。
現時点では、無事に制作されるかは微妙なところだ。
動きに注視したい。


☆「バイオハザード5」の舞台は東京か
2012年9月14日公開となっている。
原題は「Resident Evil: Retribution」となるようだ。
監督はポール・W・S・アンダーソン、主演はミラ・ジョヴォヴィッチがそれぞれ続投する。
トロントから東京までを旅するストーリーのようであり、東京での撮影もあるのではないか。
アメリカでは平行線を辿っているシリーズではあるが、日本で爆発的なヒットとなっている。
日本を意識するのは当然のことだろう。


☆東映が新レーベル「TOEI TRYANGLE」を立ち上げて、外国映画を配給
韓国で昨年ヒットしたウォンビン主演の「アジョシ」やジャッキー・チェン主演の「1911」を配給するようだ。
自社で映画を製作するよりも安あがりになるかもしれないが、これらの作品がヒットするとは思えない。
チャレンジは評価したいが、今のところ成功するかは微妙だ。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月1週目その3)

4位:「カーズ2」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 45億円
【現時点での興行収入予想】 35億円前後
【配給会社期待値等】 興収40億円超に向け好発進した
【公開規模】 515スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.4億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは11.7億円となっている。
1週間の伸びは7.1億円半ば程度だろうか。
悪い動きではないが、ピクサー作品の中で、このシリーズはなぜか日本では人気がないようだ。

ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆11年「カーズ2」
OP4.6→11.7億円→
「WALL・E/ウォーリー」と似たような動きとなっている。
「WALL・E/ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は37.7~40.7億円となる。
マックスでも40億円程度の興行収入になりそうだ。
夏休み中でもあり、ある程度は粘るだろうが、この対比をやや下回りそうだ。
「カーズ2」の興行収入は先週に引き続き36~37億円と予想したい。
さすがに前作「カーズ」トータル22.3億円は上回るだろう。
「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円を超えるかどうかが注目となりそうだ。
ハリウッドアニメはそれほど高い興行収入は上げられないが、その状況でも安定して高い興行収入を上げられるピクサーアニメのブランド力の高さが窺われる。
公開前個人予想は45億円だったので、微妙な結果となりそうだ。
3D割増を2割と設定したが、ちょっと高すぎたかもしれない。


5位:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】 38~39億円
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 457スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8億円を週末に稼ぎ、トータルでは22.5億円となっている。
1週間の伸びは5.1億円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日5.9→2週目5.6→3週目5.9→4週目5.1億円となっている。
比較的安定して稼いでいるが、ジブリ作品としては物足りない動き。
純粋なファミリー向き作品ではない点などの問題があったか。
もちろん「ハリポタ」などの影響もあっただろう。

今年の「コナン」と似たような動きとなっている。
☆11年「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」トータル24.4億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」トータル31.3億円
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆11年「コクリコ坂から」
3日5.9→11.5→17.4→22.5億円→
「コナン」はGW公開なので、単純比較はしにくい。
「ドラえもん」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は40.4億円となる。
この程度がマックスだろうか。
ブランド力の違いをみせて「コナン」は超えてくるだろう。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→
☆11年「コクリコ坂から」
3日05.9→11.5→17.4→22.5億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は41.4~48.4億円となる。
「ゲド戦記」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は32.5億円となる。
伸びは高くも低くもないと思われるので、30億円以上、40億円以下というところか。
「ゲド戦記」の5割、「猫の恩返し」の6割程度と考えて、「コクリコ坂から」の興行収入は先週に引き続き38~39億円と予想したい。
公開前個人予想は60億円だったので大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。
「コクリコ坂から」は個人的には面白いと思ったが、あまり映画に見慣れていない人には分かりにくいところがある作品かもしれない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月1週目その2)

1位:「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 38億円
【現時点での興行収入予想】 38~39億円
【配給会社期待値等】目標50億円超えの興行に向けて猛ダッシュスタートをきった
【公開規模】 780スクリーン(先週比+1スクリーン)
動員ベースでは3位となるが、3D率がかなり高いため、興行収入ベースでは1位となる。
3.7億円を週末に稼ぎ、トータルでは17.9億円となっている。
1週間の伸びは9.7億円程度だろうか。
予告編のデキがよく、確かに面白そうだと感じさせるものである。
中身はないが、夏映画には最適か。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9億円→
第2弾が第1弾の4割ほどの減少となっているが、前作は6月公開だったので、時期が悪かった気がする。
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は34.3~44.9億円となる。
「トランスフォーマー」トータル40.1億円が目標となるが、超えない程度が落ち着きどころか。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8(OP3.9)→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆09年公開「2012」トータル38.0億円
祝込4日8.8→16.3→23.2→26.7→30.4→祝35.5→36.6
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2(OP5.9)→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2(OP5.7)→17.9億円→
先行の有無などの関係で単純比較はしにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は31.4~41.7億円となる。
マックス40億円、ミニマム34億円程度か。
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入はマックス近くと考えて、先週に引き続き38~39億円と予想したい。
「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円以外には勝てそうだ。
「2012」トータル38.0億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は38億円だったので、近いところに落ち着きそうだが、どうなるだろうか。


2位:「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 88億円
【現時点での興行収入予想】 95億円前後
【配給会社期待値等】 興収100億円突破に向け好発進した
【公開規模】 822スクリーン(先週比-31スクリーン)
3.7億円を週末に稼ぎ、トータルでは63.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは10.7億円半ば程度だろうか。
シリーズ8作合計1000億円突破できるかが注目らしい。

日本では回を進めるごとに興行収入が落ちている。
「賢者の石」から「死の秘宝PARTⅠ」まで66.5%がギブアップしている。
自分はこのシリーズを1回も見たことはないので、よく分からないが、付いていけないのか、面白くないのか、飽きているのかだろうか。
最後なのでかなり盛り返しそうだ。
PARTⅠの不調はいったい何だったのだろうか。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9億円→
これらとの対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は91.4~124.3億円となる。
100億円突破が当面の目標となりそうだ。
「炎のゴブレット」の水準まで戻れるだろうか。

100億円前後の興行収入の作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9億円→
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」を上回っているので90億円以上は硬いか。
現時点では、90億円以上、100億円以下という感じだろうか。
とりあえず先週に引き続き95億円前後という予想にして、しばらく様子をみるしかない。
公開前個人予想は88億円だったので、ややハズしそうだ。
右肩下がりの作品なので、いくらラストでも強気に100億円超の予想はできない。
「死の秘宝PartⅠ」を見ていない者が見るとは思えないが、どうなるだろうか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ツリー・オブ・ライフ」
めったに監督しない巨匠テレンス・マリックが監督をして、パルムドールを受賞した話題作。
しかし、常人が理解できるような作品ではないと思われるので、日本では拡大公開してこないだろう思っていたら、CMをやたら打ち、強気にも拡大公開してきた。
ブラッド・ピットとショーン・ペンが出演する感動ファミリー系のヒューマンドラマで押すという戦略ならば儲けられるという魂胆だろうか。
上手くいけばブラッド・ピットが出演した「バベル」(トータル20.0億円)くらい稼げるという見込みか。
観客が釣れるのか、それとも釣れないのかが注目だ。
難解さがありそうであり、さすがにそれほど多くの観客は釣れないだろう。

監督が巨匠、かつ、出演者が豪華のヒューマンドラマといえば、クリント・イーストウッド監督作品が参考となるか。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」
OP1.7→04.6→06.2→06.9億円→
マックス10億円、ミニマム7億円程度か。
ミニマム近くと考えて、7.5億円と予想したい。
金曜日からのオープニング3日間は1.4億円程度か。
口コミで大きく伸びることはないだろうが、夏休み時期や年配層が足を運びそうなのである程度は伸びるはずだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月1週目その1)

動員1位:「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台
【公開規模】 487スクリーン
3.5億円弱(349,565,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.8億円程度か』と書いたが、予想よりも高かった。
オールライダー系ではなさそうなのでやや低めに予想したが、やはりあまり関係はなかったようだ。
電車の中で子ども達がグッズなどを手にしているのを見ると、微笑ましい。
なお、仮面ライダー生誕40周年、スーパー戦隊シリーズ35作の記念作品らしい。

「仮面ライダー」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「カブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「キバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「ディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末公開)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」(年末公開)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0→
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」
OP3.5億円→
夏映画は9億円台が2本、14~15億円が2本、19億円が1本となっている。
09年のような大爆発はなかったが、10年と同様のペースとなっている。
08年以降との対比で考えると、今年の興行収入は12.0~16.6億円となる。
今年も14~15億円となるのではないか。
去年の「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円と同程度と考えて、14億円台と予想したい。
東映はライダーとプリキュアでもっているようなものだ。


動員7位:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~」(松竹・TBS)<1週目>
【公開前個人予想】 7.5億円
【現時点での興行収入予想】 5~6億円
【公開規模】 277スクリーン
9.9千万円弱(98,681,550円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.4億円程度か』と書いたが、予想よりも低かった。
いったんはオープニング1.2億円、トータル6億円と予想して、まさかそこまで低いことはないと、やや高めに上げたが、そんなことがあったようだ。
知名度の高さ、出演者の人気、夏休みという時期があり、それほど低めには予想できなかったが。
しかし、『ドラマの平均視聴率は8.85%となっており、映画化されるドラマの視聴率ではない。SMAPの人気も以前ほどのパワーがなく、ヒットするとは思えない』と誰でも分かるとおりになっただけである。

ワーナーの「忍たま乱太郎」8.6千万円弱のオープニング、東宝の「ロックわんこの島」7.8千万円のオープニングと今年の夏の邦画は不調のようだ。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」トータル19.3億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆11年「こち亀」
OP1.0億円→
実績は高かったが、「座頭市 THE LAST」が大コケした。
『さすがに「座頭市 THE LAST」は超えるだろう』とは書いたが、似たようなオープニングだ。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「特命係長 只野仁 最後の劇場版」トータル4.6億円
OP0.8→2.2→3.0→不明
☆10年「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」トータル3.9億円
木1.1(OP0.7)→2.7→3.2→3.6
☆08年「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」トータル3.7億円
OP0.8→1.7→2.6→3.2
☆11年「こち亀」
OP1.0億円→
さすがに、これらよりはマシのようだ。
これらとの対比で考えると、「こち亀」の興行収入は4.6~5.8億円となる。
5~6億円程度となりそうだ。
夏休みを考慮して6億円の3割増しと予想したが、そのまま6億円でよかったかもしれない。
お盆での逆転はあるだろうか。

「こち亀」1.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「桜田門外ノ変」0.9億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」先1.0億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」0.9億円(トータル5.8億円)
☆「ボックス!」1.1億円(トータル4.8億円)
☆「座頭市」0.9億円(トータル4.0億円)
☆「猿ロック」0.9億円(トータル4.0億円)
時期を考慮しても、やはり5~6億円というところだろう。
やはりムチャな映画化だったようだ。
稼げる夏の時期なのだから、もう少しいいアイディアを出して欲しい。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(8月第1週目)

1位となったのは新作の「猿の惑星:創世記」。
事前には週末3日間で43.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る54.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費93百万ドルは余裕で回収できるだろう。
人気シリーズの前日譚を描くSFアクション。
監督は、ほとんど実績のないルパート・ワイアット。
主演は、ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、アンディ・サーキス。
公開前に『「猿の惑星:創世記」はコケることもないが、大ヒットもしないだろう』と書いたが、予想以上の大爆発だ。

ティム・バートン版の興行収入は以下のとおり。
☆01年「PLANET OF THE APES 猿の惑星」トータル180百万ドル
OP69→124→149→161→168→172
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP54百万ドル→
これとの対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は141百万ドルとなる。
評価はかなり高く伸びがありそうだ。
この対比以上となるのではないか。

今年の以下の作品と同じようなオープニングを飾っている。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で145百万ドル
OP55→098→120→133→139→142→143
☆11年「グリーン・ランタン」現時点で114百万ドル
OP53→089→102→110→113→114→
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP54百万ドル→
「グリーン・ランタン」のような伸びがないことはない。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」と同程度となるのではないか。
1億4~5千万ドルと予想したい。
リスクのある微妙な題材と思われたが、衝撃度もあり、評価の高さも高いオープニングの要因だろうか。


2位は2週目の「The Smurfs」。
トータルでは76百万ドルとなっている。
製作費1億1千万ドルの回収は可能だろう。
アニメ作品はやはり手堅くヒットできる。
なお、先週暫定1位だったが、確定値では2位だったようだ。
「ビバリーヒルズ・チワワ」(トータル95百万ドル)のラージャ・ゴスネル監督の3Dアニメ。
公開前に『「The Smurfs」は順当にヒットしそうだ』と書いたとおりとなるか。

ソニー系のアニメはそれほどヒット作がなかった。
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆11年「The Smurfs」
OP36→76百万ドル→
ソニー系のアニメ作品はあまりヒットしていない。
これらとの対比で考えると、「The Smurfs」の興行収入は128~190百万ドルとなる。
評価はやや低いので、伸びはないとは思ったが、やや伸びてきそうだ。
アニメは評価を気にする必要はあまりないようだ。
先週は1億1~2千万ドルと予想したが、1億2~3千万ドルとなりそうだ。

今年公開された以下の作品がライバルとなる。
☆11年「ブルー/初めての空へ」トータル143百万ドル
OP39→81→104→115→125→132→135
☆11年「ランゴ」トータル123百万ドル
OP38→68→92→106→114→118→119→120
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→084→089→094→096→097
☆11年「The Smurfs」
OP36→76百万ドル→
「ランゴ」を超えることはないだろうと思ったが、超えてきそうだ。


3位は2週目の「カウボーイ&エイリアン」。
トータルでは67百万ドルとなっている。
製作費163百万ドルの回収は不可能か。
先週暫定2位だったが、本作が僅差で1位にはなったようである。
監督は、「アイアンマン」シリーズのジョン・ファヴロー。
ダニエル・クレイグ主演のSFアクション。
ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェルも出演している。
公開前に『「カウボーイ&エイリアン」は難しい。個人的には見たいが、ハズしそうな気がする』と書いたとおりとなるか。

異星人モノなので以下の作品も参考となる。
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」トータル84百万ドル
OP36→61→73→79→081→082
☆11年「SUPER8」現時点で125百万ドル
先36→73→095→108→118→122
☆11年「カウボーイ&エイリアン」
OP36→67百万ドル→
いずれも同じようなオープニングとなっていたが、伸びはやはり高くはなさそうだ。
「第9地区」以下、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」以上となるか。
評価はそれほど悪くない程度なので、少しは伸びがあるだろう。
「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は1億ドル台と予想したい。
微妙な題材の割には、製作費が高すぎた。
「アイアンマン」シリーズを見る限りではジョン・ファヴローの手腕も微妙、ダニエル・クレイグも「007」シリーズ以外ではそれほど稼げていない。


4位となったのは新作の「The Change-Up」。
事前には週末3日間で20.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る13.5百万ドルのオープニングを飾った。
「ウェディング・クラッシャーズ」のデヴィッド・ドブキン監督のコメディ作品。
主演は、ジェイソン・ライトマン、ライアン・レイノルズ。
公開前に『親友同士の体が入れ替わるコメディ「The Change-Up」はヒットしそうだ』と書いたが、予想外の出足となっている。
優秀なコメディ作品が続き、観客が飽きてきているのか。
それとも、下ネタに走りすぎたか。
はたまた、「グリーン・ランタン」がコケたライアン・レイノルズが嫌がられたか。
製作費52百万ドルの回収が目標となる。

デヴィッド・ドブキン監督の興行収入は以下のとおり。
☆03年「シャンハイ・ナイト」トータル60百万ドル
OP20→34→45→51→55
☆05年「ウエディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドル
OP34→80→116→144→164→178
☆07年「ブラザーサンタ」トータル72百万ドル
OP19→36→53→60→66
☆11年「The Change-Up」
OP14百万ドル→
「ウエディング・クラッシャーズ」以外との対比で考えると、「The Change-Up」の興行収入は42~53百万ドルとなる。
4千万ドル台だろうか。

ジェイソン・ライトマン、ライアン・レイノルズともにヒット作があったが、上手くはいかないものだ。
☆09年「あなたは私の婿になる」トータル164百万ドル
OP34→69→94→114→128→140
☆09年「カップルズ・リトリート」トータル109百万ドル
OP34→63→078→087→096→102
☆11年「The Change-Up」
OP14百万ドル→
これらのヒットは、主演のサンドラ・ブロック、ヴィンス・ヴォーンによるようだ。
「カップルズ・リトリート」との対比で考えると、「The Change-Up」の興行収入は45百万ドルとなる。
やはり4千万ドル台というところだろう。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。


5位は3週目の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」。
トータルでは143百万ドルとなっている。
製作費1億4千万ドルを回収した。
来年公開予定の「アベンジャーズ」シリーズのアメコミ作品。
監督は、「ジュラシック・パークⅢ」(トータル181百万ドル)、「ウルフマン」(トータル62百万ドル)のジョー・ジョンストン。
主演は、「ファンタスティック・フォー」シリーズのクリス・エヴァンス。
公開前に『「キャプテン・アメリカ」は「マイティ・ソー」がライバルとなりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

まずは今年公開されたアメコミ作品との勝負となりそうだ。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で145百万ドル
OP55→098→120→133→139→142→143
☆11年「グリーン・ランタン」現時点で114百万ドル
OP53→089→102→110→113→114→
☆11年「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
OP65→117→143百万ドル→
「グリーン・ランタン」をあっさりと超え、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」も射程圏に捕らえた。
やはり「マイティ・ソー」と同程度の動きとなっている。
これと同程度が落ち着きどころか。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル
先85(OP53)→142→164→178→186→190
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆11年「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
OP65→117→143百万ドル→
これらとの対比で考えると、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の興行収入は170~180百万ドルとなる。
評価もかなり高いので多少は粘るだろう。
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の興行収入は先週に引き続き1億7~8千万ドルと予想したい。
同じ「アベンジャーズ」シリーズの「マイティ・ソー」との勝負となるだろう。
どちらも「アベンジャーズ」シリーズなので、当然同程度となる。


6位は4週目の「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」。
トータルでは342百万ドルとなっている。
公開前に『「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」はもちろん爆発するだろう。3億ドルオーバーが目標となる』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上の大爆発を起こしている。
ファンにとって待望の作品だったようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル318百万ドル(製作費:125百万ドル)
OP090→187→220→240→253→264→286→300→305→309
☆02年「秘密の部屋」トータル262百万ドル(製作費:100百万ドル)
OP088→148→200→214→223→229→240→252→255→257
☆04年「アズカバンの囚人」トータル250百万ドル(製作費:130百万ドル)
OP094→158→191→212→223→233→238→242→244→245
☆05年「炎のゴブレット」トータル290百万ドル(製作費:150百万ドル)
OP103→201→229→244→253→261→275→282→284→286
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル292百万ドル(製作費:150百万ドル)
先140→208→242→261→272→279→283→286→288→289
☆09年「謎のプリンス」トータル302百万ドル(製作費:250百万ドル)
先158→221→256→274→284→290→294→297→299→300
☆10年「死の秘宝 PartⅠ」トータル295百万ドル
OP125→219→245→258→266→284→288→290→291
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169→274→319→342百万ドル→
過去最高の興行収入を更新している。
07年以降との作品との対比では、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は377~391百万ドルとなる。
恐らくスタートダッシュだけだと思うので、この辺りとなりそうだ。

去年のパートⅠが敗れた以下のような作品を破った。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169→274→319→342百万ドル→
これらとの対比では、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は368~389百万ドルとなる。
どのくらい伸びるか見当がつかないが、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は3億7~8千万ドルと予想したい。
OP時は3億3~4千万ドル、2週目に3億5~6千万ドルと予想していたが、どうやら予想以上に伸びがありそうだ。
3D化というメリットもあるが、最終作が過去のシリーズ最高の興行収入を上げられれば、最高だろう。
評価も恐ろしく高く、ファンには受け入られたようだ。
興行収入史上では「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」トータル342百万ドルを超えて、「スパイダーマン2」トータル374百万ドル、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル377百万ドルまで伸びそうだ。

今年公開された「トランスフォーマー」との首位対決も見物だ。
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163(OP98)→261→303→326→338→344→
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169→274→319→342百万ドル→
勝負は決したようだ。
「死の秘宝 PartⅡ」の方が勝つだろう。


7位は2週目の「Crazy, Stupid, Love.」。
トータルでは42百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収はできそうだ。
監督は、「フィリップ、きみを愛してる!」のグレン・フィカラ、ジョン・ラクア。
スティーヴ・カレル主演のラブコメディ。
ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、エマ・ストーン、マリサ・トメイ、ケヴィン・ベーコンも出演している。
公開前に『「Crazy, Stupid, Love.」は順当にヒットしそうだ』と書いたが、公開前のイメージよりはやや低い結果となっている。

スティーヴ・カレル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
OP21→49→69→82→91
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
OP39→77→98→112→120
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「Crazy, Stupid, Love.」
OP19→42百万ドル→
「40歳の童貞男」以外との対比で考えると、「Crazy, Stupid, Love.」の興行収入は65~85百万ドルとなる。
評価はかなり高いので粘りそうだ。
「Crazy, Stupid, Love.」の興行収入は7千万ドルと予想したい。
「奇人たちの晩餐会USA」がライバルか。
高い興行収入ではないが、スティーヴ・カレルは比較的安定して稼げている。


8位は3週目の「Friends with Benefits」。
トータルでは49百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルは楽に回収した。
監督は「EasyA」(トータル58百万ドル)のウィル・グラック。
ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス主演のラブコメ作品。
公開前に『「Friends with Benefits」はヒットしそうもないが、競合作品がなく需要がありそうだ。それなりにヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年「抱きたいカンケイ」トータル71百万ドル
OP20→40→51→60→66→→69→70
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆10年「かぞくはじめました」トータル53百万ドル
OP15→29→38→43→49→51
☆11年「Friends with Benefits」
OP19→38→49百万ドル→
「抱きたいカンケイ」は超えないと思われるので、「Friends with Benefits」は6千万ドル台となりそうだ。
先週『これらと同程度の5~6千万ドルとなるのではないか』と書いたが、意外と伸びがあった。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろうと思ったが、公開時期がよかったようだ。
ジャスティン・ティンバーレイクも、キャメロン・ディアス主演の「Bad Teacher」に出演したばかりというのも大きいか。
ミラ・クニスも「ブラック・スワン」の演技で知名度がかなり上がっていた。


9位は5週目の「モンスター上司」。
トータルでは105百万ドルとなっており、1億ドルを突破した。
制作費は格安の35百万ドルとなっており、楽に回収している。
公開前に『「Horrible Bosses」はそれほどヒットしないだろう』と書いたが、予想外の大ヒットとなっている。
クセのある上司に復讐する予告VTRを見ると、確かに面白そうだ。

ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス主演のようだが、ジェニファー・アニストン、コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、ケヴィン・スペイシーなど、豪華キャストのコメディ作品。
監督は、リース・ウィザースプーン主演の「Four Christmases」(トータル120百万ドル)を手掛けたセス・ゴードン。

今年公開されたコメディ作品がライバルとなる。
☆11年「Bridesmaids」現時点で166百万ドル
OP26→59→85→107→124→136→147→153
☆11年「Bad Teacher」現時点で98百万ドル
OP32→60→79→088→094→097百万ドル→
☆11年「モンスター上司」
OP28→60→83→096→105百万ドル→
「Bad Teacher」を超えた。
「Bridesmaids」のような爆発はなさそうだ。

去年のコメディ作品では以下の作品を超えそうだ。
☆10年「The Other Guys」トータル119百万ドル
OP36→70→88→99→107→113
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→59→72→85→91→95→97→98
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆11年「モンスター上司」
OP28→60→83→96→105百万ドル→
これらとの対比で考えると、「モンスター上司」の興行収入は117~128百万ドルとなる。
評価がかなり高いので、伸びがあり、この対比の上限近くとなりそうだ。
「モンスター上司」の興行収入は1億2千万ドル台と予想したい。
先週まで1億2~3千万ドルと予想していたが、1億3千万ドルは突破しそうもない。
2週目まで1億~1億1千万ドルと予想していたが、予想以上の伸びがあった。
今年のコメディ作品は豊作であり、本作もサプライズヒットとなりそうだ。


10位は6週目の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」。
トータルでは344百万ドルとなっている。
3億ドルを余裕で突破した。
製作費195百万ドルの回収は楽勝だった。
公開前に『今回でラストとなる「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は爆発するだろう。「ハングオーバー」を超える可能性がある作品』と書いたとおり、爆発している。
今年公開された作品では「パイレーツ」「ハングオーバー」を抜き、暫定トップとなったが、「ハリー・ポッター」に抜かれるのは時間の問題。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163(OP98)→261→303→326→338→344百万ドル→
既に第一作目を超えている。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は356~362百万ドルとなる。
この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。

3Dとしては以下の作品がライバルとなる。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163→261→303→326→338→344百万ドル→
「アリス」を抜き去っている。
3D作品としては、「アバター」トータル761百万ドル、「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル、「ハリポタ」に次ぐ成績となりそうだ。
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は3億6千万ドル前後と予想したい。
OP時に『(アリスを)ギリギリ超えないと考えて、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は3億2千万ドルと予想したい』、2~4週目に3億4~5千万ドルと予想したいと書いたが、予想を超えてきた。
評価はそれほど悪くない程度なので、極端に高い伸びはないだろうと思ったが、さすがに実績のある作品だ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「ゾンビランド」監督と主演の再コンビによる「30 Minutes or Less」
☆シリーズモノのホラー作品「ファイナル・デスブリッジ」
☆エマ・ストーン主演のヒューマンドラマ「The Help」
☆コンサートモノの「Glee The 3D Concert Movie」
「30 Minutes or Less」はヒットしそうな気がする。
「ファイナル・デスブリッジ」はいつも通り。
「The Help」はコケそうだ。
「Glee The 3D Concert Movie」は分からない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(7月5週目その4)

9位:「アンダルシア 女神の報復」(東宝・フジテレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 24.0億円
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【配給会社期待値等】40億円突破も見込める大ヒットスタート(初日午後時点)
【公開規模】 371スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは16.4億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円となっている。
15億円はさすがに楽に突破している。

今年公開された東宝作品と似たような動きとなっていた。
☆11年「岳-ガク-」トータル15.9億円
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0→
☆11年「プリンセス トヨトミ」
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0→15.5
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8→13.5→15.3→16.4億円→
「プリンセス トヨトミ」と似た動きだったが、さすがに伸びが高い。
「岳-ガク-」との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は17.4億円となる。
さすがにこの対比は超えるだろう。

織田裕二主演作の興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆00年「ホワイトアウト」トータル42.0億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆03年「T.R.Y.」トータル11.5億円
☆06年「県庁の星」トータル20.8億円
OP2.9→7.8→11.8→14.4→16.6→18.1→19.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7→祝10.5→10.8
☆09年「アマルフィ 女神の報酬」トータル36.5億円
祝3日5.7→11.9→18.5→23.1→28.2→31.1→33.0→34.3→35.0
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
OP2.6→7.5→10.8→13.5→15.3→16.4億円→
10億円は軽く超える稼げる俳優。
しかし、前作に比べるとかなり落ちる。
このシリーズの人気が落ちていることがよく分かる。
ドラマの「外交官 黒田康作」の平均視聴率は10.1%と低迷しており、その数字をそのまま評価すればよかったか。
これらとの対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は18.8~21.0億円となる。
とりあえずは20億円突破が目標となりそうだ。
「県庁の星」と同程度なので、前作を無視すれば、悪くはないとは思うが、海外ロケが多い作品であり、儲けはあまりないだろう。

近年公開されたサスペンス系ドラマ映画の興行収入と視聴率は以下のとおり。
☆07年「HERO」トータル81.5億円(視聴率34.2%)
10.1→祝34.0→祝48.4→57.4→祝66.6→70.5→73.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆08年「相棒」トータル44.4億円(視聴率08年18.1%)
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆11年「アンダルシア 女神の報復」
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4億円→
公開前にライバルに設定した「アンフェア the movie」「ライアーゲーム」をはるかに下回る動きとなっている。
「容疑者Xの献身」などを除いた作品との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は17.4~19.0億円となる。
夏休みの動き次第では、20億円突破も見えてくるが、この辺りが落ち着きどころだろう。

「アンダルシア 女神の報復」16.4億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」17.0億円(トータル21.0億円)
☆「劇場版TRICK」17.1億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」祝16.9億円(トータル17.6億円)
「おとうと」との対比で考えると、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は20.2億円となる。
この程度がマックスラインとなりそうだ。
20億円突破できるかが注目となるが、「アンダルシア 女神の報復」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は24.0億円とだったので、微妙な結果となる。
公開前には20億円はさすがに突破するとは思ったが、織田裕二の集客力にかげりが見えてきているのかもしれない。
それとも、彼の人気というよりも、単純に前作やドラマが面白かったと思われなかった結果だろうか。


10位:「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(松竹)<5週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】 6億円台(2~3週目6~7億円、OP時8億円台)
【公開規模】 90スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.3億円となっている。
1週間の伸びは5.3千万円程度だろうか。
ファンが多い作品なので警戒していたが、極端な伸びはなさそうだ。

05年に公開された過去の作品は12.2億円のヒットをしたが、オープニング時に233スクリーンほどだったようだ。
今回はそこまで高い興行収入にはならないだろう。

なぜか今年公開された「ブッダ」と同じような歩みとなっていた。
☆11年「手塚治虫のブッダ」
OP1.4→3.0→4.0→4.6億円→
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(90スクリーン)
OP1.5→3.0→4.0→4.6→5.3億円→
スクリーン数は3倍程度の差があるが、伸びが同じのようだ。

とりあえずスクリーンが少なく、コアなファンをもつアニメ作品が参考となるか。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→4.2
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円(90スクリーン)
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→5.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」(90スクリーン)
OP1.5→3.0→4.0→4.6→5.3億円→
「銀魂」「ガンダム」との対比で考えると、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は6.0~6.5億円となる。
夏休みもあるので、多少粘ると考えても、「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の興行収入は6億円台だろうか。
残り1億円程度は上乗せできるだろう。
3週目まで6~7億円と予想していたが、7億円までは到達しないか。
「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円程度まで稼ぐと思い、OP時に8億円と予想したが、想像以上の高い伸びをみせなかった。
公開前個人予想は4~5億円だったが、スクリーン数が想定の倍程度なので、結果も予想より高くなっても仕方がない。


11位:「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」(テアトル・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 3億円前後
【現時点での興行収入予想】 3億円前後
【公開規模】 129スクリーン(先週比-3スクリーン)
1.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.5億円弱となっている。
1週間の伸びは4.2千万円半ば程度だろうか。
派手さはないが、順調には伸びているようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5億円→
今年も過去の成績と同じと思われるが、例年よりも伸びが良い。
去年との対比で考えると、今年の興行収入は3.3億円となる。
3億円突破できるかが注目となりそうだ。
先週に引き続き今年の興行収入は3億円前後と予想したい。
残り5千万円程度の上乗せは可能だろう。
今年公開されたアニメの中では、422スクリーンの「豆富小僧」には敗れそうだが、90スクリーンの「忍たま乱太郎」、77スクリーンの「鬼神伝」には勝てそうだ。
公開前個人予想は3億円前後だったので、当たりとなるが、例年の成績とおりと考えれば、ハズしようがない。


12位:「大鹿村騒動記」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 98スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円弱となっている。
1週間の伸びは4.5千万円半ば程度だろうか。
原田芳雄さんの遺作ということで注目を集めたようだ。
評価も良いことも影響していそうだ。
現時点では1億円台というところだが、伸びが続き2億円に乗るのではないか。
スクリーン数も少ないこともあり、この程度でも仕方はないだろう。


13位:「SUPER8」(パラマウント)<6週目>
【公開前個人予想】 13.5億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台(2~3週目19~20億円、OP時16~17億円)
【公開規模】 171スクリーン(先週比-227スクリーン)
1.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは16.7億円弱となっている。
1週間の6.0千万円半ば程度だろうか。
評価も高く、謎に満ちた作品なので、観客の興味を引いたようだ。
ファミリー層にも対応できる作品というのも大きかった。

J・J・エイブラムス関連作品の興行収入は以下の通り。
☆06年公開「M:i:Ⅲ」トータル51.5億円<監督>
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円<製作>
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5→11.6
☆09年公開「スター・トレック」トータル6.0億円
金1.9→3.8→4.9→5.4→5.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2→12.5→14.7→16.1→16.7億円→
「クローバーフィールド」との対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は17.3億円となる。
この対比は超えてくるだろう。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆08年公開「ハプニング」トータル12.3億円
金2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「SUPER8」
金3.9→9.2→12.5→14.7→16.1→16.7億円→
「地球が静止する日」「トランスフォーマー/リベンジ」との対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は17.1~17.7億円となる。
これらの対比の上限辺りとなりそうだ。

「SUPER8」16.7億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソルト」19.2億円(トータル20.5億円)
☆「SATC2」16.1億円(トータル17.4億円)
☆「シャッターアイランド」16.0億円(トータル17.0億円)
これらとの対比で考えると、「SUPER8」の興行収入は17.7~18.0億円となる。

夏休みの一伸びを期待して先週まで18億円台と予想していたが、新作に押されて、伸びは止まりそうだ。
「SUPER8」の興行収入は17億円半ばと予想したい。
残り1億円程度の上乗せで終わりそうだ。
オープニング時は16~17億円という予想だったので、しばらく様子をみればよかった。
3週目まで19~20億円と予想していたが、それほど高い伸びはなかった。
公開前個人予想は13.5億円だったので、ハズレとなりそうだ。
スター不在、ストーリー不明という予想が難しい作品だったが、プロデューサー等に知名度があり、謎があるという強みもカバーしたようだ。


14位:「小川の辺」(東映)<7週目>
【公開前個人予想】 3.5億円
【現時点での興行収入予想】 5億円半ば(3~5週目5億円前後)
【公開規模】 228スクリーン(先週比±0スクリーン)
全国公開5週目だが、6月18日から山形県で先行公開されており、7週目という扱いになる。
1.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.8千万円程度だろうか。
地味な作品ゆえヒットしそうもないと思ったが、予想よりもやや高い興行収入となりそうだ。
原作者に人気があるからだろうか。

藤沢周平原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「たそがれ清兵衛」トータル12.0億円(※真田)
☆04年「隠し剣 鬼の爪」10億円未満か(※永瀬)
OP1.2→3.7→5.4→6.2→7.6→8.2
☆05年「蝉しぐれ」トータル14.0億円(※市川染五郎)
OP1.5→4.9→7.8→9.8→11.3→
☆06年「武士の一分」トータル41.1億円(※木村)
☆08年「山桜」不明(※東山)
☆10年「花のあと」トータル3.0億円(※北川)
先0.4→1.1
☆10年「必死剣 鳥刺し」トータル4.8億円
OP0.8→2.6→3.6→4.2→
☆11年「小川の辺」
先込1.0→2.8→3.9→4.6→5.0億円→
「山桜」の篠原監督と東山の再コンビのようだが、肝心の「山桜」の成績が分からない。
公開前に『「必死剣 鳥刺し」以下、「花のあと」以上か』と書いたが、「必死剣 鳥刺し」を超えた。
「蝉しぐれ」との対比で考えると、「小川の辺」の興行収入は6.2億円となる。
ここまでは伸びないだろう。

「小川の辺」5.0億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「RAILWAYS」5.2億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」4.5億円(トータル5.8億円)
☆「孤高のメス」4.6億円(トータル5.0億円)
これらとの対比で考えると、「小川の辺」の興行収入は5.4~6.4億円となる。
先行分もあるのでこの数字をそのまま評価できないところはある。
6億円は突破しないだろう。
「小川の辺」の興行収入は先週に引き続き5億円半ばと予想したい。
残り5千万程度は上乗せできるだろう。
2週間前まで5億円前後と予想していたが、年配層向けの映画であり、伸びが続いた。
公開前個人予想は3.5億円だったので、ちょっと低すぎたか。
「必死剣 鳥刺し」(トータル4.8億円)よりも苦戦すると思ったが、イメージ的にこちらの方がよかったようだ。


15位:「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(ディズニー)<11週目>
【公開前個人予想】 100億円
【現時点での興行収入予想】90~91億円(6~9週目92~93億円、OP~5週目100億円突破)
【配給会社期待値等】 今年最初の興収100億円超作品として期待がかかる
【公開規模】 48スクリーン(先週比-355スクリーン)
7.8百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは88.0億円弱となっている。
1週間の伸びは5.8千万円半ば程度だろうか。
ついにほとんどの劇場で打ち切られたようだ。
今後は「ハリポタ」との今年公開作品の首位対決が注目となる。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日15.2→2週目20.9→3週目14.3→4週目12.0→5週目8.7→6週目6.0→7週目4.2→8週目3.1→9週目1.9→10週目1.2→11週目0.6億円となっている。

本シリーズやジョニー・デップ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「呪われた海賊たち」トータル68.0億円
☆06年公開「デッドマンズ・チェスト」トータル100.2億円
5週目78.8→86.5→90.6→93.5→95.5→98.5
☆07年公開「ワールド・エンド」トータル109.0億円
5週目83.7→90.9→96.2→99.3→102.5→105.1
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
5週目71.0→77.1→81.3→84.3→86.2→87.4→88.0億円→
さすがに他の作品よりも低い結果に終わりそうだ。

その他のライバルとなりそうな作品は以下のとおり。
☆07年公開「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」トータル94.0億円
5週目79.2→82.4→87.0→89.0→祝91.3→91.9
☆09年公開「ハリー・ポッターと謎のプリンス」トータル80.0億円
5週目66.7→71.6→74.9→76.8→77.8→78.2
☆10年公開「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
5週目49.1→53.5→58.9→63.4→65.3→66.4
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
5週目71.0→77.1→81.3→84.3→86.2→87.4→88.0億円→
「ハリー・ポッター」の最新2作のトータルも超えた。
夏休みもあり、粘り強く稼ぐと考えていたが、もはや上乗せはできそうもない。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の興行収入は88億円台となりそうだ。
5週目まで100億円突破、9週目まで92~93億円、10週目まで90~91億円と予想していたが、さすがに高い伸びにはならなかった。
100億円突破は無理だったが、大ヒットであることには変わりがない。
分かりやすい作品であり、ファミリー層にもどの層にも対応ができる。
シリーズ作品ではあるが、過去の作品を見ているかどうかは問わない。
本作のような気軽にみられる作品は強いはずだ。
公開前個人予想は100億円だったので、やや微妙な結果となりそうだが、コケるはずがなく順当な結果といえそうだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(7月5週目その3)

7位:「ロック~わんこの島~」(東宝・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 17.5億円
【現時点での興行収入予想】 5~6億円
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.3千万円半ばを稼ぎ、トータルでは2.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.0億円半ば程度だろうか。
先週のオープニングが7.8千万円だったので、週末対比では落ち込みがほとんど見られない点は評価できる。
しかし、相当低い動きとなっている。
公開前に『泣けそうな映画なのでヒットするだろう。動物+子役はヒットの公式でもある』と書いたが、いったい何が問題だったのだろうか。
主演の集客力とは関係ない映画と思ったが、キャスティングだろうか。
とりあえずファミリー向け作品なので、伸びがあるものと思いたい。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6→
☆11年「星守る犬」
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3億円→
☆11年「ロック~わんこの島~」
OP0.8→2.9億円→
「きな子~見習い警察犬の物語~」よりも低いという発想はなかった。
「マリと子犬の物語」の大ヒットを受けて、「ウルルの森の物語」が公開されたが、二番煎じはやや受けにくくなってきているのか。
「マリと子犬の物語」以外との対比で考えると、「ロック~わんこの島~」の興行収入は5.4~9.5億円となる。
「きな子」対比で5.4億円となり、これをやや超える程度となるか。
夏休みもあり、多少は伸びるだろう。

「ロック~わんこの島~」2.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ダーリンは外国人」3.2億円(トータル7.0億円)
☆「桜田門外ノ変」3.1億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」2.8億円(トータル6.3億円)
☆「BANDAGE」3.0億円(トータル6.0億円)
これらとの対比で考えると、「ロック~わんこの島~」の興行収入は5.8~6.5億円となる。
6億円までは伸びてくるとは思うが、先週に引き続き「ロック~わんこの島~」の興行収入は5~6億円と予想したい。
泣ける感動作、動物モノ、子役モノ、この条件では伸びるとは思うが、どうなるだろうか。
しばらく様子を見るしかないようだ。
公開前個人予想は17.5億円だったので、完全にハズれとなる。
もはや動物モノが鉄板だと思ってはいけないようだ。


8位:「忍たま乱太郎」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台(OP時5億円台)
【公開規模】 218スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
実績のある三池監督であり、公開前には読みにかったが、さすがに苦戦しそうだ。
公開前に『ファミリー向け作品は稼げるはずだ。しかし、今年公開されたアニメ版は1~2億円程度の興行収入であり、題材的に実写化も微妙、ヒットするとは思えない』と書いたとおりとなりそうだ。

三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝込11.2→12.7→13.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→02.8億円→
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は6.1~8.3億円となる。
同じくファミリー向けの「妖怪大戦争」「ヤッターマン」は大ヒットしているが、本作はさすがに厳しい。
この下限程度だろうか。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP3.2→14.4→17.4→19.7→21.1
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP2.3→祝5.8→7.7→9.5→10.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→2.8億円→
「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」との対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は7.0億円となる。
受けるファミリー作品では息が長いヒットとなるが、本作は苦しい。

「忍たま乱太郎」2.8億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ダーリンは外国人」3.2億円(トータル7.0億円)
☆「桜田門外ノ変」3.1億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」2.8億円(トータル6.3億円)
☆「BANDAGE」3.0億円(トータル6.0億円)
これらとの対比で考えると、「忍たま乱太郎」の興行収入は5.6~6.3億円となる。
先週は5億円台と予想したが、お盆時期に稼げれば6億円には乗りそうだ。
「忍たま乱太郎」の興行収入は6億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、ハズれとなりそうだ。
公開前はファミリー向け作品であり、多少は粘るというヨミもあったが、無理のような気がしてきた。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(8月第1週目)

☆ドラマの「ホタルノヒカリ」「闇金ウシジマくん」が映画化
「ホタルノヒカリ」は続編も制作されており、平均13.6%と平均15.4%と視聴率は確かに良かった。
見たことがないのでなんともいえないが、映画化するようなタイプの作品ではないと思う。
テレビでは見てもいいけど、金を払ってまで見る作品だろうか。
これを映画化するようでは、日本テレビはネタが尽きていそうだ。
舞台は海外のようであり、これについても安易な感じがする。


☆ドリームワークス・アニメとパラマウントとの配給契約が終了か
ドリームワークス・アニメはパラマウントと手を組んでいたが、配給契約が終了するようだ。
パラマウントに支払う手数料が高いらしい(興行収入の8%)。
パラマウントとしても、自社のアニメ部門を立ち上げて、アニメ製作を行うようであり、あえて契約延長する必要もなくなったようだ。
ドリームワークス・アニメは稼げる優秀なアニメ作品を量産しているが、「シュレック」も終わってしまい、爆発的に稼げるシリーズがない。
ドリームワークス・アニメとしては今後他のスタジオと組むか、自社で配給するか、などの選択を迫られることとなった。


☆「ダイ・ハード」の続編からノーム・ムーロ監督が降板
「300: Battle of Artemisia」の監督に起用されたため、ノーム・ムーロ監督は「ダイ・ハード」を蹴ったようだ。
両方手掛けるものと思っていたが、スケジュールが合わなかったのだろうか。
実績のそれほどない監督がこれほどの大作を蹴れるのは凄い。
後任には、「マックス・ペイン」のジョン・ムーア、「ワイルド・スピード」シリーズのジャスティン・リン、ジョー・コーニッシュ、ニコラス・ウィンディング・レフンなどの名前が挙がっている。
今度の舞台はロシアらしい。
前作は娘だったと思うが、今回はジョン・マクレーンの息子も登場するようだ。


☆「グリーン・ランタン」続編が制作か
とりあえず、マーティン・キャンベル監督をクビにするようだ。
数人の脚本家がプロットを作成中であり、方向性をやや修正するとのことだが、そう簡単に続編が制作されるような感じはしない。
監督というよりも主役の問題ではないか。
これに2億ドルを掛ける方が悪い。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

『ラスト・ターゲット』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  B+(分からない人には分からないかも)

冒頭から最後まで緊張感が保たれた映画に仕上がっている。
張り詰めた緊張感のため、終始、身体がキリキリと痛むような感覚に襲われた。

殺し屋に狙われて身を隠す殺し屋の、殺し屋としての日常がたんたんと描かれている。
依頼を受けて銃をカスタマイズして、娼婦を抱き、神父と話し、身体を鍛えて、銃を抱えて寝る。
そのような日常から、“殺し屋”の孤独、厳しさ、プロ意識などが徐々に浮き彫りにさされていったような気がする。
冷静さ・落ち着きを保ちながらも、誰も信じられずに疑心暗鬼に陥っていることも理解できる。
久しぶりにレベルの高い映画を見たような気がする。
ほとんど説明がなく、セリフもあまりないが、ラスト付近に車の中でハンドルをガンガンと叩くシーンだけで多くのこと、多くの想いを語っている。
娼婦にラストに語った、“永遠に”というほんの少しのセリフも彼の唯一といえる本心・夢を語っており、ハンドルを叩くシーンに繋がって、彼の無念さを共感できる。

既存の殺し屋モノ、スパイアクションモノとは一線を画する作品に思える。
派手なアクションもなければ、派手な銃撃戦もない。
確かに、車とバイクのチェイスも描かれているが、無駄に弾を撃ち合うという類のものでもない(靴を脱ぐシーンが見せ場)。
派手な銃撃戦よりも、逆に、仲間との女殺し屋とのカフェにおける銃を撃ち合わないやり取りこそ、本作の見所ともいえる。
隙がなくて撃てないという状況こそ、緊張感がより一層高まる。
最後まで何も語り合うことなく、あっさりとラストに数発撃ち合うところも、本作の特性を物語っているのではないか。

派手なアクション映画が好きな人には理解しにくかいもしれないが、本作を全体的に貫く、渋いセンス・美意識はなかなか他の映画では見られないものであり、評価したい。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(8月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」(東映・テレビ朝日)
「仮面ライダー」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「カブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「キバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「ディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末公開)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」(年末公開)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0→
夏映画は9億円台が2本、14~15億円が2本、19億円が1本となっている。
オールライダー系ではなさそうなので、大爆発はしないだろう。
マックスで14~15億円となるのではないか。
人気が高まっているので9億円台でも済まないだろう。
今年も14~15億円程度になると考えて、「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」の興行収入は13億円台と予想したい。
例年よりも多少は下がるのではないか。
オープニングは2.8億円程度か。


◎「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~」(松竹・TBS)
人気漫画の映画化となるが、さすがに強気にはなれない。
ドラマの平均視聴率は8.85%となっており、映画化されるドラマの視聴率ではない。
SMAPの人気も以前ほどのパワーがなく、ヒットするとは思えない。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」トータル19.3億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
実績は高かったが、「座頭市 THE LAST」が大コケした。
さすがに「座頭市 THE LAST」は超えるだろう。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「特命係長 只野仁 最後の劇場版」トータル4.6億円
OP0.8→2.2→3.0→不明
☆10年「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」トータル3.9億円
木1.1→2.7→3.2→3.6
☆08年「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」トータル3.7億円
OP0.8→1.7→2.6→3.2
さすがに4億円は超えるはずだ。
6億円程度は稼げるだろう。
夏休みを考慮して、その3割増の7.5億円という予想にしたい。
オープニングは1.4億円程度か。
予想が難しいが、さすがに大ヒットはないだろう。
時期的に大コケもないだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(7月5週目その2)

2位:「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 88億円
【現時点での興行収入予想】 95億円前後
【配給会社期待値等】 興収100億円突破に向け好発進した
【公開規模】 853スクリーン(先週比-57スクリーン)
動員ベースでは1位となるが、興行収入ベースでは2位となる。
5.3億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは53.1億円となっている。
1週間の伸びは13.8億円程度だろうか。
シリーズ8作合計1000億円突破できるかが注目らしい。

日本では回を進めるごとに興行収入が落ちている。
「賢者の石」から「死の秘宝PARTⅠ」まで66.5%がギブアップしている。
自分はこのシリーズを1回も見たことはないので、よく分からないが、付いていけないのか、面白くないのか、飽きているのかだろうか。
最後なのでかなり盛り返しそうだ。
PARTⅠの不調はいったい何だったのだろうか。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1億円→
これらとの対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は89.4~122.6億円となる。
100億円突破が当面の目標となりそうだ。
「炎のゴブレット」の水準まで戻るだろうか。

100億円前後の興行収入の作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1億円→
「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」を上回っているので90億円以上は硬いか。
「アリス」との対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は106.2億円となる。
スタートダッシュタイプの作品であり、「アリス」のようには伸びまい。
現時点では、90億円以上、100億円以下という感じだろうか。
とりあえず先週に引き続き95億円前後という予想にして、しばらく様子をみるしかない。
公開前個人予想は88億円だったので、ややハズしそうだ。
右肩下がりの作品なので、いくらラストでも強気に100億円超の予想はできない。
「死の秘宝PartⅠ」を見ていない者が見るとは思えないが、どうなるだろうか。


4位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」(東宝・テレビ東京)<3週目>
【公開前個人予想】 35億円×2
【現時点での興行収入予想】 46~47億円
【配給会社期待値等】 最終興収50億円を目指してヒット発進した
【公開規模】 351スクリーン
2.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは20.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.0億円半ば程度だろうか。
黒が9.6億円弱、白が10.8億円半ばのようだ。
白の方が人気があるようだが、伸びがやや悪い気がする。
観客が例年に違う方式に困惑したのか。
それとも「ハリポタ」「コクリコ」にも流れたか。
そもそも、なぜ2本も同時に公開されるのか、ストーリーに違いがあるのか、ファンは両方見なくてはいけないのか、それとも1本でよいのか、分からないことだらけだが、知る必要もないだろう。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4億円→
47~50億円で推移していたが、昨年の成績はなぜか悪かった。
2本同時公開の割には、近5年では2010年に次ぎ低い数値となる。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は36.1~47.9億円となる。
ゲームなどの人気は健在だが、アニメの方の人気はちょっと落ちているのだろうか。
現時点では40億円突破も微妙の動きだが、しばらくしてからもう1本見ようという動きなどがあると思われる。
夏休みを通して荒稼ぎをすると期待したい。
先週に引き続き、2本で46~47億円と予想したい。
まさか2本公開して、例年よりも低いということもないだろう。
ここ数週間は「ハリポタ」「コクリコ」の公開の影響も強かったはずだ。
公開前個人予想は35億円×2本だったが、大きくズレてしまった。
2本同時公開という動きをされては、読みにくい。
公開前に書いた『1本だけならば、45.8億円程度となると思われる』通りに考えればよかった。


5位:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】 38~39億円
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 457スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.4億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは17.4億円弱となっている。
1週間の伸びは5.8億円半ば程度だろうか。
さすがに伸びてはいるが、ジブリ作品としては物足りない動き。
純粋なファミリー向き作品ではない点などの問題があったか。
もちろん「ハリポタ」などの影響もあっただろう。

今年の「コナン」と似たような動きとなっている。
☆11年「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」トータル24.4億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」トータル31.3億円
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆11年「コクリコ坂から」
3日5.9→11.5→17.4億円→
「ドラえもん」よりも、さすがに伸びは高い。
「コナン」はGW公開なので、単純比較はしにくい。
これとの対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は29.9~45.7億円となる。
ブランド力の違いをみせて「コナン」は超えてくるだろう。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→
☆11年「コクリコ坂から」
3日05.9→11.5→17.4億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は40.4~51.3億円となる。
「ゲド戦記」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は34.8億円となる。
伸びは高くも低くもないと思われるので、30億円以上、40億円以下というところか。
「ゲド戦記」の5割、「猫の恩返し」の6割程度と考えて、「コクリコ坂から」の興行収入は先週に引き続き38~39億円と予想したい。
公開前個人予想は60億円だったので大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。
「コクリコ坂から」は個人的には面白いと思ったが、あまり映画に見慣れていない人には分かりにくいところがある作品かもしれない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(7月5週目その1)

動員2位:「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 38億円
【現時点での興行収入予想】 38~39億円
【配給会社期待値等】目標50億円超えの興行に向けて猛ダッシュスタートをきった
【公開規模】 779スクリーン(先週比±0スクリーン)
土日で2日間で5.7億円(571,721,700円)となっている。
前夜祭を含めた金曜日からの3日間で8.2億円弱(818,920,400円)のオープニングを飾った。
動員ベースでは2位となるようだが、3D率がかなり高いため、興行収入ベースでは1位となるようだ。
先週『前夜祭を含む金曜日からのオープニング3日は7.5億円程度か』と書いたが、予想よりも高かった。
予告編のデキがよく、確かに面白そうだと感じさせるものであった。
しかし、実際のデキはやや微妙のようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2(OP5.7)億円→
第2弾が第1弾の4割ほどの減少となっているが、前作は6月公開だったので、時期が悪かった気がする。
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は34.0~36.3億円となる。
「トランスフォーマー」トータル40.1億円が目標となるが、超えない程度が落ち着きどころか。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8(OP3.9)→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆09年公開「2012」トータル38.0億円
祝込4日8.8→16.3→23.2→26.7→30.4→祝35.5→36.6
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2(OP5.9)→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2(OP5.7)億円→
先行の有無などの関係で単純比較はしにくい。
比較しやすい「天使と悪魔」との対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は40.4億円となる。
伸びがある作品ではないので、この辺りがマックスか。
マックス40億円、ミニマム34億円程度か。
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は38~39億円と予想したい。
「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円以外には勝てそうだ。
「2012」トータル38.0億円がライバルとなりそうだ。
公開前個人予想は38億円だったので、近いところに落ち着きそうだが、どうなるだろうか。


動員3位:「カーズ2」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 45億円
【現時点での興行収入予想】 35億円前後
【配給会社期待値等】 興収40億円超に向け好発進した
【公開規模】 514スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.6億円弱(458,162,750円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは5.5億円程度だろうか』と書いたので、予想よりもかなり低かった。
3D単価を考慮して2割増にしたが、それを高く設定しすぎたか。
ピクサー作品の中で、このシリーズはなぜか日本では人気がないようだ。

ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1(2日4.5)→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆11年「カーズ2」
OP4.6億円→
「WALL・E/ウォーリー」とほぼ同じ出足だが、「WALL・E/ウォーリー」は金曜日公開であり、「カーズ2」は単価の高い3D作品でもある。
「WALL・E/ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は36.5~40.9億円となる。
マックスでも40億円程度の興行収入になりそうだ。
この対比を下回る可能性もあるが、夏休み中でもあり、ある程度は粘るだろう。
36~37億円程度となるだろうか。
さすがに前作「カーズ」トータル22.3億円は上回るだろう。
「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円を超えるかどうかが注目となりそうだ。
ハリウッドアニメはそれほど高い興行収入は上げられないが、その状況でも安定して高い興行収入を上げられるピクサーアニメのブランド力の高さが窺われる。
公開前個人予想は45億円だったので、微妙な結果となりそうだ。
3D割増を2割と設定したが、ちょっと高すぎたかもしれない。


動員6位:「劇場版 NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズン」(東宝・テレビ東京)<1週目>
【公開前個人予想】 9.5億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 260スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2億円半ば(126,962,900円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは去年と同じく1.7億円程度か』と書いたが、やや低い出足となっている。

過去の作品の興行収入は以下の通り。
☆04年「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」トータル13.7億円
OP3.5→8.9→11.4→12.1
☆05年「大激突!幻の地底遺跡だってばよ」トータル11.8億円
OP2.2→5.9→8.7→10.3→11.2
☆06年「大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」トータル7.8億円
OP1.2→3.5→不明→6.8→07.5
☆07年「疾風伝」トータル12.1億円
OP2.2→5.7→9.1→10.5→11.7→11.9→11.9
☆08年「疾風伝 絆」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0→11.2→祝込11.3
☆09年「疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆10年「疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
☆11年「ブラッド・プリズン」
OP1.3億円→
10~12億円が標準のシリーズ作品。
オープニングが低くても10億円をなぜか突破している。
例年低いオープニングだが、06年に次ぐ悪いオープニングを飾った。
「ブラッド・プリズン」が「疾風伝」シリーズとは違うようだが、その辺りの影響もあるのだろうか。
05年以降との対比で考えると、今年の興行収入は6.9~8.5億円となる。
トータルでは7億円程度となるオープニングだが、夏休み中に多少は巻き返してくるだろう。
8億円台と予想したい。
今年公開された「ONE PIECE」、去年の年末に公開された「BLEACH」といい、人気漫画の劇場版アニメの人気はちょっと落ち込んでいるのだろうか。

去年公開された以下の作品に勝つことはできるだろうか。
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「ブラッド・プリズン」
OP1.3億円→
例年は10億円稼げるシリーズではあるが、これらよりもかなり劣るオープニングとなっている。
ただ、「トランスフォーマー」や「カーズ2」などの、他の新作が好調なところも影響しているのではないか。
公開前個人予想は9.5億円だったので、微妙な結果となる。
巻き返して欲しいところだが、どうなるだろうか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(7月第5週目)

1位となったのは新作の「The Smurfs」。
事前には週末3日間で22.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る36.2百万ドルのオープニングを飾った。
暫定1位だが、確定値では順位が変わる可能性もありそうだ。
「ビバリーヒルズ・チワワ」(トータル95百万ドル)のラージャ・ゴスネル監督の3Dアニメ。
公開前に『「The Smurfs」は順当にヒットしそうだ』と書いたとおりとなるか。

ソニー系のアニメはそれほどヒット作がなかった。
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆11年「The Smurfs」
OP36百万ドル→
事前の予想が低くても仕方がない。
これらとの対比で考えると、「The Smurfs」の興行収入は121~150百万ドルとなる。
評価はやや低いので、伸びはないだろう。
1億1~2千万ドルと予想したい。

今年公開された以下の作品がライバルとなる。
☆11年「ランゴ」トータル123百万ドル
OP38→68→92→106→114→118→119→120
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→084→089→094→096→097
☆11年「The Smurfs」
OP36百万ドル→
「ランゴ」を超えることはないだろう。


2位となったのは新作の「カウボーイ&エイリアン」。
事前には週末3日間で42.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る36.2百万ドルのオープニングを飾った。
監督は、「アイアンマン」シリーズのジョン・ファヴロー。
ダニエル・クレイグ主演のSFアクション。
ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェルも出演している。
公開前に『「カウボーイ&エイリアン」は難しい。個人的には見たいが、ハズしそうな気がする』と書いたとおりとなるか。
製作費163百万ドルの回収は不可能か。

異星人モノなので以下の作品も参考となる。
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」トータル84百万ドル
OP36→61→73→79→081→082
☆11年「SUPER8」現時点で125百万ドル
先36→073→095→108→118→122
☆11年「カウボーイ&エイリアン」
OP36百万ドル→
いずれも同じようなオープニングとなっている。
「第9地区」以下、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」以上となるか。
評価は高いので、多少の伸びがあるだろう。
「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は1億ドル台と予想したい。
微妙な題材の割には、製作費が高すぎる。


3位は2週目の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」。
トータルでは117百万ドルとなっている。
製作費1億4千万ドルの回収は可能だろう。
来年公開予定の「アベンジャーズ」シリーズのアメコミ作品。
監督は、「ジュラシック・パークⅢ」(トータル181百万ドル)、「ウルフマン」(トータル62百万ドル)のジョー・ジョンストン。
主演は、「ファンタスティック・フォー」シリーズのクリス・エヴァンス。
公開前に『「キャプテン・アメリカ」は「マイティ・ソー」がライバルとなりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

まずは今年公開されたアメコミ作品との勝負となりそうだ。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で145百万ドル
OP55→098→120→133→139→142→143
☆11年「グリーン・ランタン」現時点で114百万ドル
OP53→089→102→110→113→114→
☆11年「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
OP65→117百万ドル→
「グリーン・ランタン」を超えた。
やはり「マイティ・ソー」と同程度の動きとなっている。
これと同程度が落ち着きどころか。

その他のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル
先85(OP53)→142→164→178→186→190
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆11年「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
OP65→117百万ドル→
これらとの対比で考えると、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の興行収入は163~181百万ドルとなる。
評価もかなり高いので多少は粘るだろう。
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の興行収入は先週に引き続き1億7~8千万ドルと予想したい。
同じ「アベンジャーズ」シリーズの「マイティ・ソー」との勝負となるだろう。
どちらも「アベンジャーズ」シリーズなので、当然同程度となる。


4位は3週目の「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」。
トータルでは318百万ドルとなっている。
公開前に『「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」はもちろん爆発するだろう。3億ドルオーバーが目標となる』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上の大爆発を起こしている。
ファンにとって待望の作品だったようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル318百万ドル(製作費:125百万ドル)
OP090→187→220→240→253→264→286→300→305→309
☆02年「秘密の部屋」トータル262百万ドル(製作費:100百万ドル)
OP088→148→200→214→223→229→240→252→255→257
☆04年「アズカバンの囚人」トータル250百万ドル(製作費:130百万ドル)
OP094→158→191→212→223→233→238→242→244→245
☆05年「炎のゴブレット」トータル290百万ドル(製作費:150百万ドル)
OP103→201→229→244→253→261→275→282→284→286
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル292百万ドル(製作費:150百万ドル)
先140→208→242→261→272→279→283→286→288→289
☆09年「謎のプリンス」トータル302百万ドル(製作費:250百万ドル)
先158→221→256→274→284→290→294→297→299→300
☆10年「死の秘宝 PartⅠ」トータル295百万ドル
OP125→219→245→258→266→284→288→290→291
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169→274→318百万ドル→
早くも過去最高の興行収入となった。
07年以降との作品との対比では、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は375~384百万ドルとなる。
恐らくスタートダッシュだけだと思うので、この辺りとなりそうだ。

去年のパートⅠが敗れた以下のような作品がライバルとなるか。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169→274→318百万ドル→
これらとの対比では、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は361~401百万ドルとなる。
どのくらい伸びるか見当がつかないが、「死の秘宝 PartⅡ」の興行収入は3億7~8千万ドルと予想したい。
OP時は3億3~4千万ドル、2週目に3億5~6千万ドルと予想していたが、どうやら予想以上に伸びがありそうだ。
興行収入史上では「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」トータル342百万ドルを超えてきそうだ。
「スパイダーマン2」トータル374百万ドル、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル377百万ドルまで伸びそうだ。

今年公開された「トランスフォーマー」との首位対決も見物だ。
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163(OP98)→261→303→326→338百万ドル→
☆11年「死の秘宝 PartⅡ」
OP169→274→318百万ドル→
現時点では「死の秘宝 PartⅡ」の方が分が良い。
いずれにせよ、3D化というメリットもあるが、最終作が過去のシリーズ最高の興行収入を上げられれば、最高だろう。
評価も恐ろしく高く、ファンには受け入られたようだ。


5位となったのは新作の「Crazy, Stupid, Love.」。
事前には週末3日間で18.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る19.3百万ドルのオープニングを飾った。
監督は、「フィリップ、きみを愛してる!」のグレン・フィカラ、ジョン・ラクア。
スティーヴ・カレル主演のラブコメディ。
ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、エマ・ストーン、マリサ・トメイ、ケヴィン・ベーコンも出演している。
公開前に『「Crazy, Stupid, Love.」は順当にヒットしそうだ』と書いたとおりとなるか。

スティーヴ・カレル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
OP21→49→69→82→91
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
OP39→77→98→112→120
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「Crazy, Stupid, Love.」
OP19百万ドル→
「40歳の童貞男」以外との対比で考えると、「Crazy, Stupid, Love.」の興行収入は58~75百万ドルとなる。
評価はかなり高いので粘りそうだ。
「Crazy, Stupid, Love.」の興行収入は7千万ドルと予想したい。
「奇人たちの晩餐会USA」がライバルか。
高い興行収入ではないが、スティーヴ・カレルは比較的安定して稼げている。


6位は2週目の「Friends with Benefits」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルは楽に回収した。
監督は「EasyA」(トータル58百万ドル)のウィル・グラック。
ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス主演のラブコメ作品。
公開前に『「Friends with Benefits」はヒットしそうもないが、競合作品がなく需要がありそうだ。それなりにヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年「抱きたいカンケイ」トータル71百万ドル
OP20→40→51→60→66→→69→70
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆10年「かぞくはじめました」トータル53百万ドル
OP15→29→38→43→49→51
☆07年「ラブソングができるまで」トータル51百万ドル
先19(OP14)→32→39→44→47
☆11年「Friends with Benefits」
OP19→38百万ドル→
「抱きたいカンケイ」は超えないと思われるので、「Friends with Benefits」は6千万ドル台となりそうだ。
先週『これらと同程度の5~6千万ドルとなるのではないか』と書いたが、意外と伸びがあった。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろうと思ったが、公開時期がよかったようだ。


7位は4週目の「モンスター上司」(「Horrible Bosses」)。
トータルでは96百万ドルとなっている。
制作費は格安の35百万ドルとなっており、楽に回収している。
公開前に『「Horrible Bosses」はそれほどヒットしないだろう』と書いたが、予想外の大ヒットとなっている。
クセのある上司に復讐する予告VTRを見ると、確かに面白そうだ。

ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス主演のようだが、ジェニファー・アニストン、コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、ケヴィン・スペイシーなど、豪華キャストのコメディ作品。
監督は、リース・ウィザースプーン主演の「Four Christmases」(トータル120百万ドル)を手掛けたセス・ゴードン。

今年公開されたコメディ作品がライバルとなる。
☆11年「Bridesmaids」現時点で165百万ドル
OP26→59→85→107→124→136→147→153
☆11年「Bad Teacher」現時点で97百万ドル
OP32→60→79→088→094→097百万ドル→
☆11年「モンスター上司」
OP28→60→83→096百万ドル→
「Bad Teacher」を超えそうなので、1億ドル突破しそうだ。
「Bridesmaids」のような爆発はあるかが注目。

去年のコメディ作品では以下の作品を超えそうだ。
☆10年「The Other Guys」トータル119百万ドル
OP36→70→88→99→107→113
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→59→72→85→91→95→97→98
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆11年「モンスター上司」
OP28→60→83→96百万ドル→
これらとの対比で考えると、「モンスター上司」の興行収入は114~128百万ドルとなる。
評価がかなり高いので、伸びがあり、この対比の上限近くとなりそうだ。
「モンスター上司」の興行収入は先週に引き続き1億2~3千万ドルと予想したい。
2週目まで1億~1億1千万ドルと高めに予想していたが、予想以上の伸びがあった。
今年のコメディ作品は豊作であり、本作もサプライズヒットとなりそうだ。


8位は5週目の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」。
トータルでは338百万ドルとなっている。
3億ドルを余裕で突破した。
製作費195百万ドルの回収は楽勝だった。
公開前に『今回でラストとなる「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は爆発するだろう。「ハングオーバー」を超える可能性がある作品』と書いたとおり、爆発している。
今年公開された作品では「パイレーツ」「ハングオーバー」を抜き、暫定トップとなった。
しかし、「ハリー・ポッター」が迫ってきている。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163(OP98)→261→303→326→338百万ドル→
第一作目を超えた。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は359~364百万ドルとなる。
この辺りが落ち着きどころとなりそうだ。

3Dとしては以下の作品がライバルとなる。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
先163→261→303→326→338百万ドル→
「アリス」を抜き去った。
3D作品としては、「アバター」トータル761百万ドル、「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドルに次ぐ成績となりそうだ。
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は3億6千万ドル前後と予想したい。
OP時に『(アリスを)ギリギリ超えないと考えて、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は3億2千万ドルと予想したい』、2~4週目に3億4~5千万ドルと予想したいと書いたが、予想を超えてきた。
評価はそれほど悪くない程度なので、極端に高い伸びはないだろうと思ったが、さすがに実績のある作品だ。


9位は4週目の「Zookeeper」。
トータルでは69百万ドルとなっている。
製作費8千万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『大ヒットした「モール★コップ」の二番煎じとなるが、ケヴィン・ジェームズ主演作は当たる気がする』と書いたが、微妙な結果となった。
動物モノとラブコメ要素を取り入れており、それほど悪くはない作品に思えるが、当たらなかったようだ。

ケヴィン・ジェームズ主演のコメディ作品。
「アンストッパブル」のロザリオ・ドーソンも出演している。
監督はアダム・サンドラーと組むことが多いフランク・コラチ。
アダム・サンドラーはボイスキャストを務めているようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆09年「モール★コップ」トータル146百万ドル
OP32→65→083→097→110→121→128
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆11年「Zookeeper」
OP20→42→059→069百万ドル→
「モール★コップ」以外との対比で考えると、「Zookeeper」の興行収入は79~87百万ドルとなる。
2週目までこの下限を下回る6千万ドル台と予想したいと書いたが、さすがにファミリー向け作品であり、多少の伸びがあった。
「Zookeeper」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
評価はやや低いので、それ以上の伸びはないだろう。
製作費8千万ドルの回収が難しそうなので、失敗となりそうだが、この程度ならば傷は浅い。
ケヴィン・ジェームズは次が正念場となるかもしれない。


10位は6週目の「カーズ2」。
トータルでは182百万ドルとなっている。
当面は製作費2億ドルの回収が目標となる。
公開前に『「カーズ2」はヒットしそうだが、爆発はしなさそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
前作の内容は良かったと思うが、今回作風が変わったような気がして、やや苦戦しそうな気がした。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆11年「カーズ2」
OP66→117→149→165→176→182百万ドル→
「カールじいさんの空飛ぶ家」「ウォーリー」に近いオープニングだったが、これらに比べると、やはり伸びがない。
最近の作品では最悪の動きとなっている。
主要作品との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は199~204百万ドルとなる。
OP時に『前作の「カーズ」トータル244百万ドルを超えるかが注目となる』と書いたが、超えるのは無理そうだ。
この下限を下回る可能性もありそうだ。
OP時に2億3~4千万ドルが落ち着きどころかと書いたが、「カーズ2」の興行収入は先週に引き続き1億9千万ドル台と予想したい。
「レミーのおいしいレストラン」「トイ・ストーリー」がライバルとなりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、ピクサー作品としては珍しく評価が平凡。
伸びは高くはないだろう。

他会社の以下の作品がライバルとなる
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆06年「ハッピーフィート」トータル198百万ドル
OP42→099→122→138→149→159→176→185→188→191
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆11年「カーズ2」
OP66→117→149→165→176→182百万ドル→
「アイス・エイジ2」と似たような動きとなっている。
これらを超えるかも注目となる。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆SFアクション「猿の惑星:創世記」
☆「ウェディング・クラッシャーズ」のデヴィッド・ドブキン監督のコメディ作品「The Change-Up」
親友同士の体が入れ替わるコメディ「The Change-Up」はヒットしそうだ。
「猿の惑星:創世記」はコケることもないが、大ヒットもしないだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『カーズ2』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B(楽しめることは楽しめるが、何も残らない映画)

3D吹き替え版を鑑賞。
前作の「カーズ」には心を打たれたが、今回はスパイアクションモノということもあり、過度な期待はしていなかった。
期待値は低かったためか、思ったよりも悪くはなかったと思われる。
「トイ・ストーリー3」とは雲泥の差はあるが、「WALL-E」「カールじいさん」と同程度か、やや超えるレベルにはあるのではないか。
スピーディーな展開、迫力ある映像のため、鑑賞中はそれなりに楽しめた。
しかし、ストーリーはありきたりで、続編にありがちな派手なだけで中身のない作品に仕上がっている。
前作とは異なるテイストで勝負したいチャレンジスピリットは評価したいが、安易な“スパイモノ”、安易な“友情モノ”が心にはあまり響くこともなかった。
最近のピクサーは子どもを中心とした万人向けのためか、画像のレベルは非常に高いが、ストーリーのレベルのそれほど高いものではないようだ。

レッカー車のメーターをクローズアップしたいのは分かるが、天然系のキャラクターは主役としてやや華に欠ける。
うるささが鼻についてしまい、ややイラつきも覚えてしまう。
そもそも、メーターをスパイと誤認するようでは、あの連中はスパイ失格だろう(巻き込まれるくらいがよかったのではないか)。

メーターに光を当てすぎてしまい、逆にマックイーンに対して光が当たらなかったのは、個人的には残念な作りといえる。
上手く1:1くらいのバランスを取れればよかったが、今回は3:1くらいのバランスになってしまった。
イタリアではきちんと落ち込んでいたものの、マックイーンの影が薄すぎて、「レースで走っていたな」くらいしか印象に残っていない。
何となくヒビが入って、何となく修復されてしまった友情ごっこに対しても、もっと光を当てるべきだろう。
きちんと“友情”を問うてもよかったはずだ。
マックイーンには、勝敗を取るのか、友情を取るのかを問うてもよかった。
メーターには、親友の足を引っ張る友達でいるのか、親友のために身を引く友達になるのかを問うてもよかった。
それぞれがそれぞれを思う気持ちがあまり伝わってこない。
お互いに本気でぶつかって、それが元に戻るような感動もない。
友情モノとスパイモノが上手く掛け合わされれば、それが描けたはずだが、掛け合わすどころか、足し算にもならなかった気がする。

同じことを描いても仕方はなく、今回の方向転換は理解できるが、このシリーズはもはや膨らますことはしにくいのかもしれない。
残念ながら、このシリーズはもはやこれまでだろうか。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。