ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

☆「ワイルド・スピード MEGA MAX」
先行3日間の数字は2.8億円とのこと。
先行では良い成績となっているが、それほど伸びがある作品とは思えない。
過去の作品の興行収入から爆発的に上昇することはないだろう。

「ワイルド・スピード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「ワイルド・スピード」10億円未満
☆03年「ワイルド・スピードX2」10億円未満
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル10.0億円
OP2.4→5.8→7.7→8.6
☆09年「ワイルド・スピード MAX」トータル9.5億円
金4日3.6→5.9→7.6→8.6→9.2
今回も10億円前後の興行収入となりそうだ。
アメリカでは過去最高のヒットとなっており、日本でも同様にシリーズ過去最高のヒットを目指してもらいたい。
前作から1億円上乗せして、10.5億円と予想したい。
オープニングは先行を加えて4.5億円程度か。


「DOG×POLICE 純白の絆」は東宝系の作品であるが、久々にやらかしそうな気がする。
市原隼人、戸田恵梨香ともに人気・知名度は高いが、高い興行収入を上げるには題材の良さが必要となる。
本作は動物モノであるが、ファミリー層が動く作品でもなく、サスペンス作品としても魅力には欠ける。
東宝の最低レベルをやや超える程度ではないか。
去年の「FLOWERS」「雷桜」「ボックス!」が恐らく4億円程度なので、5億円台と予想したい。
オープニングは1.0億円程度か。

「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス)は、題材的には良いとは思うが、数多く映画化されることにうんざりとする。
ただ、なんだかんだといって、ヒットしそうだ。
年配層やファミリー層にも対応しそうであり、大丈夫だろう。
去年の「武士の家計簿」程度は稼ぐか。
トータル15億円と予想したい。
オープニングは2.2億円程度か。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『世界侵略:ロサンゼルス決戦』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B(それなりに楽しむことはできるはず)

迫力や臨場感があり、全体的にはそれほど悪くはなかったという印象。
しかしながら、鑑賞中は少々飽きも生じたようにも思えた。
エイリアン軍の猛攻を交わしながら、逃げ回るだけではそのように感じてしまうのは仕方がないか。
撃つ撃たれる、移動するというパターンが1つとなってしまっているので、もうちょっと変化を加えてもよかったかもしれない。
「ブラックホーク・ダウン」のように直球で押しまくるという戦略を取ったかもしれないが、この程度の直球の“球威”では2時間を押し切れなかったか。
また、迫力や臨場感はあるのだが、緊張感や絶望感が足りないのではないか。
絶望的な状況であるにも関わらず、『この先どうなってしまうのか』という緊迫感を与えてくれない。
アメリカは絶対に負けることがなく、どのような困難も乗り越えて見せるという“ノリ”なので、『どうせ、なんとかなるのだろう』という楽観視さえできてしまう。
エイリアン軍の要所以外では当たらない弾にも辟易とする。

直球だけではなくて、ストーリーを膨らませようと、『かつて部下を亡くしたことがある』『新人の上官』『民間人の父親と息子の関係』『民間人の存在』『女性兵士の加入』『退却NOのアメリカ軍魂』といった“変化”を盛り込まれているが、上手く機能しなかったように思える。
本来ならば、これらは“感動”的な要素として機能したはずなのだが、少々空回りしてしまったか。
これらの要素が中途半端に盛り込まざるを得なかったため、観客の心に訴えてこないようだ。
『かつて部下を亡くしたことがある』という設定において、当該部下の弟の存在が活きてくるはずだが、その設定が動いたのは途中の1シーンだけであり、道中にあまり活きている設定ではなかった。
肝心の主役であるアーロン・エッカートについても、部下の死の責任や退役寸前、独身といった様々なキャラクター設定を付加しているが、その他大勢の兵士と大差がなく、“核”となるキャラクターには仕上がっていない。
これらについて、もっと深く描き込んだ方がよかったかもしれないが、そのようなことをしたら、普通の類似の映画に近いものに落ち着いてしまうので、実態がよく分からないエイリアン軍の侵略を臨場的に描くという一点に勝負をかけたのかもしれない。
その勝負はある意味では当たり、ある意味では当たらなかった。
難しい選択だったようだ。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(9月4週目その1)

動員2位:「モテキ」(東宝・テレビ東京)<1週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【配給会社期待値等】 興収20億円突破は確実
【公開規模】 276スクリーン
祝日の金曜日からの3日間で3.9億円弱(388,968,700円)のオープニングを飾った。
土日2日間では2.4億円半ば(245,780,400円)だったようだ。
公開前に『オープニング3日は1.4億円程度だろうか』と書いたので、大きくズレた。
長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と女優陣は豪華だが、これほどのヒットするとは想像だにしなかった。
漫画原作、ドラマの映画化であり、ドラマの評価も高かったようなので、その辺りが要因か。
『オープニングは低くても、伸びていくタイプの作品だろう。ドラマを見ていなくても映画だけでも大丈夫な作品と思いたい』と書いたようにその点を評価はしていたが、オープニングから来るとは思わなかった。
配給会社が20億円突破は確実と言っているので、20億円は突破せず、10億円台となるのだろうか。

サスペンス系以外のドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4→33.6
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆11年「モテキ」
祝3日3.9(OP2.5)億円→
夏や冬休みなどに公開されたため、あまり参考にならないかもしれないが、「のだめ」前編以外との対比で考えると、「モテキ」の興行収入は16.5~17.8億円となる。
祝日分を足すと17.9~19.2億円となる。

20億円前後のラブストーリー系映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「モテキ」
祝3日3.9(OP2.5)億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は16.6~19.2億円となり、金曜日分を足すと18.0~20.6億円となる。

「モテキ」祝3日3.9億円(2日2.5億円)と同程度の興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「告白」2.7億円(トータル38.5億円)
☆「おとうと」2.4億円(トータル21.0億円)
☆「悪人」2.5億円(トータル19.8億円)
極端に失速するタイプの作品ではなさそうだが、オープニングが高すぎたような気もする。
20億円は突破しないだろう。
「モテキ」の興行収入は17~18億円と予想したい。
今年公開された「アンダルシア 女神の報復」「神様のカルテ」と同程度、「岳ガク」や「プリンセストヨトミ」を超えると予想できただろうか。


動員7位:「セカンドバージン」(松竹・NHK)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 225スクリーン
祝日の金曜日からの3日間で8.7千万円(87,238,600円)のオープニングを飾った。
土日2日間では5.2千万円(52,158,400円)だったようだ。
公開前に『オープニング3日は9千万円程度か』と書いたので、的中した。
さすがにこれがヒットするはずはないだろう。
『話題となったらしいドラマの映画化ではあるが、平均視聴率は8.6%とそれほど高くはない。また、家で見るのはよいかもしれないが、映画館で見る作品ではないとも考えられる』と書いたとおりとなるか。
ウィークデイのOL層の動きがポイントなるが、これは動かないだろう。

大人向けのラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「愛の流刑地」トータル13.9億円
OP1.6→5.5→8.3→10.4→祝12.0→12.6→13.1
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→9.0→9.6
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9(OP2日0.5)億円→
ハマれば、ヒットしやすいジャンルではあるが、これはさすがに厳しいだろう。
これらとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は3.5~4.6億円となる。
この下限程度となるか。

NHKのドラマの映画化は以下のとおり。
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9(OP2日0.5)億円→
これとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は2.8億円となる。
祝日の金曜日分を足しても3億円台というところか。

「セカンドバージン」3日0.9(2日0.5)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「FLOWERS」0.5億円(トータル3~4億円)
☆「てぃだかんかん」0.5億円(トータル3~4億円)
☆「誰かが私にキスをした」0.5億円(トータル2.3億円)
予想どおり「セカンドバージン」の興行収入は3億円台と予想したい。
「サラリーマンNEO」はいったいどうなるだろうか。


動員9位:「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 118スクリーン
祝日の金曜日からの3日間で7.7千万円弱(76,735,200円)のオープニングを飾った。
土日2日間では5.1千万円弱(50,783,900円)だったようだ。
この手の青春映画はヒットしないと思ったので、予想はしなかったが、スクリーン数を踏まえると健闘といえる結果だ。
スクリーン数が倍程度の「セカンドバージン」といい勝負となっている。
向井理の人気か。
それともマジメそうにみえる感動作だからだろうか。

作風は異なるが、去年公開された以下の作品が参考となるか。
☆10年「BANDAGE」トータル6.0億円
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1→
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝3日0.8(OP2日0.5)→1.5→2.2→
☆11年「僕たちは世界を変えることができない。」
祝3日0.8(OP2日0.5)億円→
「シュアリー・サムデイ」辺りは超えてきそうだ。

「僕たちは世界を変えることができない。」3日0.8(2日0.5)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「FLOWERS」0.5億円(トータル3~4億円)
☆「てぃだかんかん」0.5億円(トータル3~4億円)
☆「誰かが私にキスをした」0.5億円(トータル2.3億円)
多少の伸びがありそうなので、「僕たちは世界を変えることができない。」の興行収入は3億円台と予想したい。
高い成績ではないが、スクリーン数や作風を考えると、十分な成績だろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(9月第4週目)

1位は2週連続で「ライオン・キング3D」。
トータルでは62百万ドルとなっている。
旧作の3D化はあまり目立ったヒットはなく、公開前には『ビッグヒットにはなりそうもない』と書いたが、驚くべき成績となった。
今後もこのような動きは続くかもしれない。

以下のディズニー作品といい勝負をしている。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→84→89
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「ライオン・キング3D」
OP30→62百万ドル→
1億ドルを突破できる動きだが、限定公開という話もあり、いつまで公開されるかが注目となる。
とりあえずは1億ドル突破できるか見物だ。
「ライオン・キング」としてはトータルで390百万ドルとなった。
これで歴代12位となっている。
歴代9位の「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドルが目標か。
歴代5位の「シュレック2」トータル441百万ドルには届かないだろう。
評価はもちろんメチャクチャ高い。


2位となったのは新作の「マネーボール」。
事前には週末3日間で18.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る20.6百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5千万ドルは楽に回収できるだろう。
公開前に『「Moneyball」はかなりヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、05年「カポーティ」(トータル29百万ドル)のベネット・ミラー。
ブラッド・ピット主演のスポーツドラマ。
大リーグの実在のゼネラルマネージャーを描いた作品。
アカデミー賞にも絡んでくるのではないかといわれている。

スポーツドラマやアカデミー賞で話題となった作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆10年「ファイター」トータル94百万ドル
拡大13→27→46→58→66→73→78
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「Moneyball」
OP21百万ドル→
とりあえずは1億ドル突破が目標となりそうだ。
評価はメチャクチャ高いので、乗るだろう。
1億ドル台と予想したい。
アカデミー賞の本命にはなるのだろうか。


3位となったのは新作の「Dolphin Tale」。
事前には週末3日間で12.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る20.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費37百万ドルは楽に回収できそうだ。
監督は、映画監督としてはそれほど実績のないチャールズ・マーティン・スミス。
ハリー・コニックJr.、アシュレイ・ジャド、モーガン・フリーマンが出演している。
イルカと少年の交流を描いたファミリー向け作品。
公開前に『それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、ファミリー作品はやはり強い。

作風はだいぶ異なるが、以下のファミリー作品が参考となるか。
☆08年「ビバリーヒルズ・チワワ」トータル95百万ドル
OP29→53→69→78→84→88
☆06年「シャーロットのおくりもの」トータル83百万ドル
OP11→26→53→67→72(※年末公開)
☆09年「Hotel for Dogs」トータル73百万ドル
OP17→37→48→55→60
☆11年「Mr. Popper's Penguins」トータル68百万ドル
OP18→39→51→58
☆11年「Dolphin Tale」
OP20百万ドル→
「シャーロットのおくりもの」以外の作品との対比で考えると、「Dolphin Tale」の興行収入は66~86百万ドルとなる。
評価は普通程度なので高い伸びはないだろう。
「Dolphin Tale」の興行収入は7~8千万ドルと予想したい。
動物モノはアメリカでも強いようだ。


4位となったのは新作の「Abduction」。
事前には週末3日間で13.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る11.2百万ドルのオープニングを飾った。
製作費35百万ドルの回収が目標となる。
監督は実績豊富のジョン・シングルトン。
「トワイライト」シリーズのテイラー・ロートナー主演のアクション。
公開前に『それなりに稼ぐのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

作風は全く異なるが、ロバート・パティンソン主演作品には負けたくないところ。
☆11年「Water for Elephants」トータル59百万ドル
OP17→32→42→49→52
☆10年「リメンバー・ミー」トータル19百万ドル
OP08→14→17→18→19
☆11年「Abduction」
OP11百万ドル→
「リメンバー・ミー」には勝てるだろうか。
評価が悪いので、「Abduction」の興行収入は2千万ドル前後となりそうだ。
ブレイクしたとはいえ、テイラー・ロートナーは主演としてはまだまだのようだ。


5位となったのは新作の「Killer Elite」。
事前には週末3日間で10.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る9.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費7千万ドルはさすがに掛けすぎたか。
公開前に『それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、思ったよりも低いイメージ。
監督は実績のないGary McKendry。
ジェイソン・ステイサム、ロバート・デ・ニーロ、クライヴ・オーウェン主演のアクションサスペンス。

ジェイソン・ステイサムの主な主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
OP10→20→24→27→28
☆07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
OP10→17→21→22→22
☆08年「バンク・ジョブ」トータル30百万ドル
OP06→13→20→24→27
☆08年「デス・レース」トータル36百万ドル
OP13→23→30→33→35
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆09年「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」トータル14百万ドル
OP07→12→13→14
☆11年「メカニック」トータル29百万ドル
OP11→20→25→28
☆11年「Killer Elite」
OP10百万ドル→
いつもと同じ程度となりそうだ。
評判は高いので、多少の伸びはあるだろう。
3千万ドル台と予想したい。
誰と共演しても変わらないのか。


6位は3週目の「Contagion」。
トータルでは57百万ドルとなっている。
製作費6千万ドルの回収はできるだろう。
公開前に『「Contagion」はコケそうだ』と書いたが、それなりのヒットとなりそうだ。

スティーヴン・ソダーバーグ監督のアクションサスペンス。
ウィルスを描いたパニック作品か。
個人的にはつまらないとしか思えない映画を撮るという印象のあるソダーバーグ作品がヒットするはずがないと思ったが、出演陣がマット・デイモン、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットと豪華な点でカバーしたか。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「Contagion」
OP22→44→57百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Contagion」の興行収入は72~83百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「Contagion」の興行収入は先週まで7~8千万ドルと予想していたが、7千万ドルだろう。
ただ、制作費を回収できそうなので問題はない。
スティーヴン・ソダーバーグ監督は宣言どおり引退するのだろうか(撤回したとの報道もあり)。


7位は2週目の「Drive」。
トータルでは21百万ドルとなっている。
製作費15百万ドルは楽に回収している。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもない。「Drive」は高い数字にはならないだろう』と書いたが、制作費を回収しており、それほど悪くはない動きか。
カンヌでも評価された作品のようだ。
監督はそれほど実績のないニコラス・ウィンディング・レフン。
デンマーク出身のようだ。
ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン主演のアクションドラマ。

現在アメリカで公開中の「Crazy, Stupid, Love.」にも出演しているライアン・ゴズリング主演作品にはそれほど高い興行収入のものは少ない。
☆07年「Fracture」トータル39百万ドル
OP11→21→27→31→35
☆11年「Drive」
OP11→21百万ドル→
「Fracture」はアンソニー・ホプキンスと共演した作品。日本でDVD化されたかも不明。
これと同程度となるかと思ったが、評価がメチャクチャ高いので、やや伸びがありそうだ。
「Drive」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
ライアン・ゴズリングは「ラースと、その彼女」「ブルーバレンタイン」などでも評価されており、キャリアを踏んでいきそうだ。


8位は7週目の「The Help」。
トータルでは154百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの6倍以上を稼いでいる。
公開週こそ首位にならなかったが、その後3週連続で首位をゲットするという珍しい作品。
評価がメチャクチャ高く、ヒットがヒットが呼び込んでいる。

監督は、実績のあまりないテイト・テイラー。
主演・エマ・ストーンによるヒューマンドラマ。
公開前に『「The Help」はコケそうだ』と書いたが、これがヒットするとは思えなかった。
ベストセラー小説らしいが、人種差別を題材とした堅い作品でもあった。

エマ・ストーンは、「Easy A」をヒットさせており、「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインにも選ばれており、人気が高まっているのかもしれない。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Help」
水36→71→97→119→137→147→154百万ドル→
「Easy A」に比べて、伸びが著しい。

人種差別などの感動系のヒューマンドラマの興行収入は以下のとおり。
☆09年「しあわせの隠れ場所」トータル256百万ドル(年末公開)
OP34→100→129→150→165→184→208→219
☆09年「プレシャス」トータル48百万ドル
3週目拡大21→32→36→38
☆11年「The Help」
水36→71→97→119→137→147→154百万ドル→
「しあわせの隠れ場所」との対比で考えると、「The Help」の興行収入は190百万ドルとなるが、そこまでは伸びないだろう。

今年サプライズヒットとなった作品が参考になりそうだ。
☆11年「Bridesmaids」現時点で169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136→147→153
☆11年「The Help」
水36→71→97→119→137→147→154百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Help」の興行収入は177百万ドルとなる。
この辺りが落ち着きどころか。
先週まで1億8千万ドル台と予想していたが、1億7千万ドル台が落ち着きどころか。
しかし、2週目まで1億2千万ドル、3週目まで1億6千万ドルと予想しており、サプライズ的な伸びとなりそうだ。
ヒューマンドラマでは今年公開された現時点での作品のナンバーワンとなる。
去年公開された「英国王のスピーチ」135百万ドルを超えてきそうだ。
「トゥルー・グリット」トータル171百万ドル、「トロン:レガシー」トータル172百万ドル、「ベスト・キッド」トータル177百万ドル辺りがライバルとなる。


9位は2週目の「Straw Dogs 」。
トータルでは9百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は不可能だろう。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもない。「Straw Dogs 」は高い数字にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
1971年サム・ペキンパー監督作品「わらの犬」のリメイク。
リメイク作品であり、さらに暴力的な作品でもあり、ヒットは厳しい。
監督は、00年「ザ・コンテンダー」(トータル18百万ドル)、01年「ラスト・キャッスル」(トータル18百万ドル)のロッド・ルーリー。
ジェームズ・マースデン、ケイト・ボスワース主演のサスペンス。

ロッド・ルーリー監督作品には壁があるのか。
00年「ザ・コンテンダー」トータル18百万ドル
OP05→11→14→16
☆01年「ラスト・キャッスル」トータル18百万ドル
OP07→13→16→17
☆11年「Straw Dogs 」
OP05→09百万ドル→
2千万ドル突破には壁があるようだ。
これらとの対比で考えると、「Straw Dogs 」の興行収入は12~15百万ドルとなる。
「Straw Dogs 」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。
評価も普通であり、伸びはなさそうだ。
ヒットを期待できる作品ではないだろう。


10位は2週目の「I Don't Know How She Does It」。
トータルでは8百万ドルとなっている。
製作費24百万ドルの回収は不可能だ。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもない。しかし、「I Don't Know How She Does It」はそれなりに稼ぐか』と書き、女性層の動員を期待したが、無理だった。
原作「ケイト・レディは負け犬じゃない」は有名らしいのだが。
監督は、96年「Emma」(トータル22百万ドル)のダグラス・マクグラス。
サラ・ジェシカ・パーカー主演のコメディ。

「SATC」以外のサラ・ジェシカ・パーカー主演作の興行収入は以下のとおり。
☆05年「幸せのポートレート」トータル60百万ドル
OP13→26→44→53→57→59→59百万ドル
☆06年「恋するレシピ」トータル89百万ドル
OP24→48→64→73→79→83→86百万ドル
☆09年「噂のモーガン夫妻」トータル30百万ドル
OP07→16→25→28→29→30
☆11年「I Don't Know How She Does It」
OP04→08百万ドル→
もはや人気が落ちているのかもしれない。
これらとの対比で考えると、「I Don't Know How She Does It」の興行収入は15~18百万ドルとなる。
この対比程度には伸ばせないので、「I Don't Know How She Does It」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台前半と予想したい。
評価が悪いので、伸びはないだろう。
「SATC」以外の作品の単独主演女優としては厳しくなってきたのかもしれない。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆セス・ローゲン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のコメディドラマ「50/50」
☆宗教系のヒューマンドラマ「Courageous」
☆ダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ主演のサスペンス「Dream House」
☆アンナ・ファリス、クリス・エヴァンス主演のコメディ「What's Your Number?」
ビッグヒットにはなりそうもないが、どれも手堅く稼ぎそうだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(9月3週目その2)

11位:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<10週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】44億円台(6~8週目43~44億円、OP時~4週目38~39億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 351スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは42.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.5千万円半ば程度だろうか。
オープニング時には不安視したが、40億円を突破している。
驚異の粘り腰を発揮した。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日5.9→2週目5.6→3週目5.9→4週目5.1→5週目6.0→6週目6.0→7週目3.2→8週目2.3→9週目1.3→10週目1.0億円となっている。
お盆時期の伸びが良かったが、さすがに息切れしている。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
5週目60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→073.8→076.3
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
5週目99.4→111.7→127.2→134.4→祝140.5→143.1→145.8
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
5週目64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→088.1→089.8
☆11年「コクリコ坂から」
5週目28.5→034.5→037.8→040.1→041.4→042.3億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は44.4~45.8億円となる。
「ゲド戦記」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は43.8億円となる。
「コクリコ坂から」の興行収入は、「借りぐらしのアリエッティ」対比を超える程度の44億円台と予想したい。
8週目まで43~44億円と予想していたが、43億円台では止まらないだろう。
オープニングから4週目まで38~39億円と予想していたが、想定外の伸びをみせた。
さすがにジブリブランドは強い。
しかし、公開前個人予想は60億円だったので、これは大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいところがあるようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。
ただ、作品的には悪くはなく、興行収入的にもギリギリセーフといえるので、次回を期待できるのではないか。


12位:「くまのプーさん」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP~2週目5億円台)
【公開規模】 152スクリーン(先週比-1スクリーン)
3.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.6千万円程度だろうか。
スクリーン数が少ないながらも、悪くもない伸びをみせている。
知名度の高い題材、高い評価などが要因か。

知名度の高いといっても以下のような微妙な作品もある。
☆08年「映画!たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!?」トータル5.4億円
OP0.7→不明→3.7
☆09年「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」トータル4.3億円
OP1.0→2.1→不明→3.5→祝4.1
☆10年「昆虫物語みつばちハッチ ~勇気のメロディ~」トータル3.1億円
OP0.5→1.4→2.2
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「くまのプーさん」
OP0.8→1.8→2.4億円→
これらとの対比で考えると、「くまのプーさん」の興行収入は3.4~4.8億円となる。
評価も良く、伸びてはいくだろう。
夏休み時期ならば対比のマックスレベルと考えるが、時期も踏まえて「くまのプーさん」の興行収入は4億円台と予想したい。
先週まで5億円台と予想していたが、さすがにそこまでは伸びそうもない。
期待が高すぎたか。


13位:「カンフー・パンダ2」(パラマウント)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 11億円前半(4週目11~12億円、3週目13~14億円、OP~2週目11~12億円)
【公開規模】 365スクリーン(先週比-166スクリーン)
2.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは10.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.7千万円程度だろうか。
予想はできなかったが、もうちょっと稼ぐと予想しただろう。
10億円をようやく突破したが、勢いがなくなってしまった。

ハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.5億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2億円→
主要作品との対比で考えると、「カンフー・パンダ2」の興行収入は10.5~11.3億円となる。
「カンフー・パンダ2」の興行収入は11億円前半と予想したい。
先週11~12億円と予想していたが、連休があってももはや伸びないだろう。
前作がトータル20.0億円だったので、半分近くに落ち込みそうだ。
「カーズ2」との兼ね合いもあったとは思うが、もうちょっと早めに公開してもよかったのではないか。


15位:「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(パラマウント)<8週目>
【公開前個人予想】 38億円
【現時点での興行収入予想】 43億円前半(~7週目43~44億円、OP~2週目38~39億円)
【配給会社期待値等】目標50億円超えの興行に向けて猛ダッシュスタートをきった
【公開規模】 237スクリーン(先週比-334スクリーン)
2.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは41.7億円弱となっている。
1週間の伸びは6.8千万円程度だろうか。
さすがに夏も終わり落ち込んだ。
しかし、「ハリポタ」には敵わないが、3D大作映画はこの夏には受けたようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7億円→
第2弾が第1弾の4割ほどの減少となっているが、前作は6月公開だったので、時期が悪かった気がする。
第1弾との対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は42.4億円となる。
公開直後は「トランスフォーマー」トータル40.1億円を超えない程度が落ち着きどころと思っていたが、超えている。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0→
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆09年公開「2012」トータル38.0億円
祝込4日8.8→16.3→23.2→26.7→30.4→祝35.5→36.6→38.5
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2→32.0→32.5
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7億円→
「2012」トータル38.0億円も超え、「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円以外には勝った。
先行の有無などの関係で単純比較はしにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は42.6~43.2億円となる。
多少は粘ると思うので、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は43億円台前半と予想したい。
OP時~2週目まで38~39億円、7週目まで43~44億円と予想していたが、お盆時期に思ったよりも伸びがあった。
公開前個人予想は38億円だったので、やや低すぎた。
前作の興行収入が低すぎたので、強気にはなりにくい。

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国内映画興行収入ランキング(9月3週目その1)

3位:「探偵はBARにいる」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 6億円
【現時点での興行収入予想】 12億円台(OP時10億円台)
【公開規模】 252スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは5.2億円となっている。
1週間の伸びは3.5億円程度だろうか。
舞台となった北海道での人気がかなり高いとのことであり、その辺りの影響か。
作風的にもユニークであり、コケることはないと思ったが、東映系作品としては珍しいヒットとなりそうだ。

大泉洋主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→4.1→4.4
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→5.2億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は14.3億円となるが、さすがにそこまでは伸びないだろう。

内容は全く分からないが、ユニークなサスペンス系が参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→08.5
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→05.2億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は10.8~11.3億円となる。
目標は10億円となりそうだ。
伸びがあるかどうかが注目となる。
評価が悪くなさそうなので、10億円台に乗りそうだ。

「探偵はBARにいる」5.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「武士の家計簿」5.3億円(トータル14億円台)
☆「ノルウェイの森」5.3億円(トータル13~14億円)
☆「インシテミル」5.7億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」5.0億円(トータル11.5億円)
「インシテミル」「ゴールデンスランバー」との対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は11.1~12.0億円となる。
先週10億円台と予想したが、「探偵はBARにいる」の興行収入は12億円台と予想したい。
連休もあり、評価も悪くなく、知名度も高まっているので、伸びるだろう。
公開前個人予想は6億円だったので、ハズれそうだ。
コケることはないとは思うが、東映系でもあり、作風的にも10億円に乗るような作品でもないと思ったが、分からないものだ。


5位:「神様のカルテ」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に期待がかかる
【公開規模】 321スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは14.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.5億円半ば程度だろうか。
10億円を楽に突破している。
嵐の人気は伊達ではないようだ。
よく知らなかったが、原作も知名度のあるものだったようだ。

嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金04.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3
☆11年「神様のカルテ」
OP03.0→08.4→11.8→14.4億円→
これらよりも低いが、作風的に仕方がない。
「花より男子F」以外との対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は17.2~20.9億円となる。
目標が20億円なので20億円には到達しないだろう。
20億円以下、15億円以上となりそうだ。
「大奥」対比18.5億円となるので、この辺りだろうか。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8→14.4億円→
「陰日向に咲く」対比では19.8億円となるが、そこまでは伸びないだろう。
「少年メリケンサック」対比の17.1億円は超えてくるはずだ。

「神様のカルテ」14.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「劇場版TRICK」14.7億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」14.7億円(トータル17.6億円)
これらとの対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は17.2~18.2億円となる。
ヒューマンドラマであり、本来ならば伸びる題材ではあるが、主演の人気の高さがあるだろう。
高い伸びではなくて、普通の伸びと考えて、「神様のカルテ」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
やはり、嵐の人気は想像以上だったようだ。


6位:「ライフ -いのちをつなぐ物語-」(エイベックス・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 20億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 最終興収20億円以上を見込めるヒットスタートをきった
【公開規模】 313スクリーン(先週比+3スクリーン)
1.0億円程度を週末に稼ぎ、トータルでは9.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.2億円半ば程度だろうか。
過去の類似作品よりも伸びは良くないが、さすがにこの手の作品は強い。
ナレーションの松本幸四郎、松たか子、主題歌のミスチルも起用もよく、伸びていきそうだ。
親子で楽しめそうなので、夏休み時期に公開した方がよかった気がする。

ドキュメンタリーはあまりヒットしないものだが、このシリーズは何故か当たる。
☆08年公開「EARTH」トータル24.0億円
祝3日5.5(OP3.6)→祝10.2→13.6→16.5→祝19.6→21.0→22.1
☆10年公開「オーシャンズ」トータル25.0億円
金3日3.9(OP3.4)→9.8→13.9→17.8→19.7→21.1→22.2
☆11年公開「ライフ -いのちをつなぐ物語-」
木4日3.5(OP2.3)→6.8→9.1億円→
これらとの対比で考えると、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は16.1~16.4億円となる。
デキも良かったので、この対比程度には伸びていきそうだ。

「ライフ -いのちをつなぐ物語-」9.1億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「SATC2」10.8億円(トータル17.4億円)
☆「ベスト・キッド」10.0億円(トータル15.2億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」10.4億円(トータル14.2億円)
☆「アイアンマン2」9.1億円(トータル12.0億円)
これらとの対比で考えると、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は12.0~14.7億円となる。
さすがに、これらの作品よりも伸びがあるだろう。
やや微妙なところだが、連休もあるので、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想しておきたい。
連休後に下方修正した方がいいだろう。
公開前個人予想は20億円だったので、ハズしそうだ。
このシリーズに飽きられたのか、それとも時期のせいだろうか。


8位:「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」(ワーナー)<10週目>
【公開前個人予想】 88億円
【現時点での興行収入予想】 98~99億円(OP~7週目95億円前後)
【配給会社期待値等】 興収100億円突破に向け好発進した
【公開規模】 432スクリーン(先週比-193スクリーン)
4.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは94.8億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
「パイレーツ」を抜いて、今年一番のヒット作品となったらしい。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4日24.0→2週目15.3→3週目13.8→4週目10.7→5週目10.4→6週目9.6→7週目4.8→8週目3.2→9週目1.8→10週目1.2億円となっている。
さすがに息切れしてきたようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
5週目79.2→82.4→87.0→89.0→祝91.3→91.9→93.0
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
5週目66.7→71.6→74.9→76.8→77.8→78.2→不明
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
5週目49.1→53.5→58.9→63.4→65.4→66.4→67.0
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
5週目74.3→83.9→88.6→91.8→93.6→94.8億円→
日本では回を進めるごとに興行収入が落ちているが、最後の最後なのでかなり盛り返しそうだ。
PARTⅠの不調はいったい何だったのだろうか。
「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円を視野に捉えた。
07年以降の作品との対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は97.0~98.5億円となる。
100億円突破が当面の目標となりそうだが、微妙となりそうだ。

100億円前後の興行収入の作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4→116.4
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
5週目74.3→83.9→88.6→91.8→93.6→94.8億円→
「アリス・イン・ワンダーランド」対比では96.9億円となる。
この対比を超えるだろうか。
7週目まで95億円前後という予想にしていたが、先週に引き続き98~99億円という予想にしたい。
100億円突破できるかが注目となる。
公開前個人予想は88億円だったので、ハズしそうだ。
右肩下がりの作品なので、いくらラストでも強気に100億円超の予想はできない。
「死の秘宝PartⅠ」を見ていない者が見るとは思えなかった。


9位:「スマーフ」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 4.5億円
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP時3億円台)
【公開規模】 236スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円となっている。
1週間の伸びは6.4千万円半ば程度だろうか。
公開前に『世界中では人気のキャラクターを描いた作品。アメリカではヒットしたが、日本では知名度の高いキャラクターではなくて、ヒットするとは思えない』とは書いたが、ファミリー層に注意した点がやや仇となったか。

ファミリー向けのハリウッド作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「スパイアニマル・G・フォース」トータル6.5億円
OP1.0→3.2→5.4→6.2
☆10年「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」トータル3.0億円
OP0.7→
☆11年「イースターラビッツのキャンディ工場」
金0.7→1.8→2.4
☆11年「スマーフ」
金0.8→1.4億円→
「スパイアニマル」との対比で考えると、「スマーフ」の興行収入は2.8億円となる。
連休もあるが、3億円台には乗らないか。

「スマーフ」1.4億円と同程度の2週目興行収入作品の興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「SAW ザ・ファイナル3D」1.9億円(トータル3.6億円)
☆「噂のモーガン夫妻」1.7億円(トータル3.0億円)
これらとの対比で考えると、「スマーフ」の興行収入は2.5~2.7億円となる。
連休はあるが、「スマーフ」の興行収入は2億円台となりそうだ。
先週3億円台と予想したが、やはり日本では馴染みのないキャラクターだったようだ。
公開前個人予想は4.5億円だったので、予想よりも低くなりそうだ。
なぜ、日本で拡大公開したのだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

時間がなく、よく分からない作品なのでとりあえずイメージだけをアップ。

「モテキ」(東宝・テレビ東京)
漫画原作、ドラマの映画化であり、ドラマの評価も高かったようだ。
森山未來の集客力は未知数だが、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と女優陣は豪華だ。
ヒットする要素は揃っているが、これが本当にヒットするのかという気もする。
深夜帯のため視聴率自体は低く、強気にはなれないが、公開されたら多少話題になるのかもしれないと考えたい。
トータル9億円台、オープニング3日は1.4億円程度だろうか。
オープニングは低くても、伸びていくタイプの作品だろう。
ドラマを見ていなくても映画だけでも大丈夫な作品と思いたい。


「セカンドバージン」(松竹・NHK)
話題となったらしいドラマの映画化ではあるが、平均視聴率は8.6%とそれほど高くはない。
また、家で見るのはよいかもしれないが、映画館で見る作品ではないとも考えられる。
さらに、こちらはドラマを見ていない者は見ないだろう。
ヒットできる要素がなく、コケるのではないか。
トータル3億円台、オープニング3日は9千万円程度か。

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全米映画興行収入(9月第3週目)

1位となったのは新作の「ライオン・キング3D」。
事前には週末3日間で13.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく上回る30.2百万ドルのオープニングを飾った。
旧作の3D化はあまり目立ったヒットはなく、公開前には『ビッグヒットにはなりそうもない』と書いたが、驚くべきオープニングとなった。

以下のディズニー作品といい勝負をしている。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→84→89
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「ライオン・キング3D」
OP30百万ドル→
1億ドルを突破できるオープニングだ。
オープニングだけで終わるのか、伸びが続くのか注目となる。
とりあえずは1億ドル突破できるか見物だ。
「ライオン・キング」としてはトータルで359百万ドルとなった。
これで歴代17位となっている。
歴代トップ10入りできるかも注目だ。
評価はもちろんメチャクチャ高い。


2位は2週目の「Contagion」。
トータルでは44百万ドルとなっている。
製作費6千万ドルの回収はできるだろう。
公開前に『「Contagion」はコケそうだ』と書いたが、それなりのヒットとなりそうだ。

スティーヴン・ソダーバーグ監督のアクションサスペンス。
ウィルスを描いたパニック作品か。
個人的にはつまらないとしか思えない映画を撮るという印象のあるソダーバーグ作品がヒットするはずがないと思ったが、出演陣がマット・デイモン、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットと豪華な点でカバーしたか。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「Contagion」
OP22→44百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Contagion」の興行収入は69~80百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「Contagion」の興行収入は先週に引き続き7~8千万ドルと予想したい。
制作費を回収できそうなので問題はない。
スティーヴン・ソダーバーグ監督は宣言どおり引退するのだろうか。


3位となったのは新作の「Drive」。
事前には週末3日間で13.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る11.3百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『どれもビッグヒットにはなりそうもない。「Drive」は高い数字にはならないだろう』と書いたが、そこまで悪くはないオープニングか。
カンヌでも評価された作品のようだ。
監督はそれほど実績のないニコラス・ウィンディング・レフン。
デンマーク出身のようだ。
ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン主演のアクションドラマ。

現在アメリカで公開中の「Crazy, Stupid, Love.」にも出演しているライアン・ゴズリング主演作品にはそれほど高い興行収入のものは少ない。
☆07年「Fracture」トータル39百万ドル
OP11→21→27→31→35
☆11年「Drive」
OP11百万ドル→
「Fracture」はアンソニー・ホプキンスと共演した作品。日本でDVD化されたかも不明。
これと同程度となるかと思ったが、評価がメチャクチャ高いので、伸びがありそうだ。
「Drive」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ライアン・ゴズリングは「ラースと、その彼女」「ブルーバレンタイン」などでも評価されており、キャリアを踏んでいきそうだ。


4位は6週目の「The Help」。
トータルでは147百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの6倍近くを稼いでいる。
公開週こそ首位にならなかったが、その後3週連続で首位をゲットするという珍しい作品。
評価がメチャクチャ高く、ヒットがヒットが呼び込んでいる。

監督は、実績のあまりないテイト・テイラー。
主演・エマ・ストーンによるヒューマンドラマ。
公開前に『「The Help」はコケそうだ』と書いたが、これがヒットするとは思えなかった。
ベストセラー小説らしいが、人種差別を題材とした堅い作品でもあった。

エマ・ストーンは、「Easy A」をヒットさせており、「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインにも選ばれており、人気が高まっているのかもしれない。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Help」
水36→71→97→119→137→147百万ドル→
「Easy A」に比べて、伸びが著しい。

人種差別などの感動系のヒューマンドラマの興行収入は以下のとおり。
☆09年「しあわせの隠れ場所」トータル256百万ドル
OP34→100→129→150→165→184(年末公開)
☆09年「プレシャス」トータル48百万ドル
3週目拡大21→32→36→38
☆11年「The Help」
水36→71→97→119→137→147百万ドル→
「しあわせの隠れ場所」との対比で考えると、「The Help」の興行収入は205百万ドルとなるが、そこまでは伸びないだろう。

今年サプライズヒットとなった作品が参考になりそうだ。
☆11年「Bridesmaids」現時点で169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136→147→153
☆11年「The Help」
水36→71→97→119→137→147百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Help」の興行収入は183百万ドルとなる。
この辺りが落ち着きどころか。
1億8千万ドル台と予想したい。
2週目まで1億2千万ドル、3週目まで1億6千万ドルと予想したが、サプライズ的な伸びとなりそうだ。
ヒューマンドラマでは今年公開された現時点での作品のナンバーワンとなる。
去年公開された「英国王のスピーチ」135百万ドルを超えてきそうだ。
「トゥルー・グリット」トータル171百万ドル、「トロン:レガシー」トータル172百万ドル、「ベスト・キッド」トータル177百万ドル辺りがライバルとなる。


5位となったのは新作の「Straw Dogs 」。
事前には週末3日間で9.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る5.1百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『どれもビッグヒットにはなりそうもない。「Straw Dogs 」は高い数字にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
1971年サム・ペキンパー監督作品「わらの犬」のリメイク。
リメイク作品であり、さらに暴力的な作品でもあり、ヒットは厳しい。
監督は、00年「ザ・コンテンダー」(トータル18百万ドル)、01年「ラスト・キャッスル」(トータル18百万ドル)のロッド・ルーリー。
ジェームズ・マースデン、ケイト・ボスワース主演のサスペンス。

ロッド・ルーリー監督作品には壁があるのか。
00年「ザ・コンテンダー」トータル18百万ドル
OP05→11→14→16
☆01年「ラスト・キャッスル」トータル18百万ドル
OP07→13→16→17
☆11年「Straw Dogs 」
OP05百万ドル→
2千万ドル突破には壁があるようだ。
「Straw Dogs 」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
評価も普通であり、伸びはなさそうだ。
ヒットを期待できる作品ではないだろう。


6位となったのは新作の「I Don't Know How She Does It」。
事前には週末3日間で7.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る4.4百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『どれもビッグヒットにはなりそうもない。しかし、「I Don't Know How She Does It」はそれなりに稼ぐか』と書き、女性層の動員を期待したが、無理だった。
監督は、96年「Emma」(トータル22百万ドル)のダグラス・マクグラス。
サラ・ジェシカ・パーカー主演のコメディ。

「SATC」以外のサラ・ジェシカ・パーカー主演作の興行収入は以下のとおり。
☆05年「幸せのポートレート」トータル60百万ドル
OP13→26→44→53→57→59→59百万ドル
☆06年「恋するレシピ」トータル89百万ドル
OP24→48→64→73→79→83→86百万ドル
☆09年「噂のモーガン夫妻」トータル30百万ドル
OP07→16→25→28→29→30
☆11年「I Don't Know How She Does It」
OP04百万ドル→
もはや人気が落ちているのかもしれない。
これらとの対比で考えると、「I Don't Know How She Does It」の興行収入は15~18百万ドルとなる。
この対比程度には伸ばせないので、「I Don't Know How She Does It」の興行収入は1千万ドル台前半となりそうだ。
評価が悪いので、伸びはないだろう。
「SATC」以外の作品の単独主演女優としては厳しくなってきたのかもしれない。


7位は3週目の「The Debt」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルは楽に回収している。
「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督によるサスペンスドラマ。
主演はヘレン・ミレン、サム・ワーシントン。
公開前に『微妙な結果となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
暗めのサスペンス作品は受けにくい。
イスラエル映画のリメイクらしい。

サスペンス作品はラッセル・クロウ主演作品でさえ苦戦している。
☆09年「消されたヘッドライン」トータル37百万ドル
OP14→25→31→34→36
☆10年「スリー・デイズ」トータル21百万ドル
OP07→14→18→20→21
☆11年「The Debt」
先12→22→27百万ドル→
これとの対比で考えると「The Debt」の興行収入は32~32百万ドルとなる。
さすがに3千万ドル台には乗るだろう。
「The Debt」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
評価も高いので伸びはあるだろうが、この手の作品はやはりヒットしにくい。


8位は2週目の「Warrior」。
トータルでは10百万ドルとなっている。
製作費25百万ドル回収が目標となるが、現時点では微妙となりそうだ。
公開前に『「Warrior」はヒットはしないが、それなりに稼ぐか』と書いたが、低い動きとなっている。
監督は、ギャビン・オコナー。
ジョエル・エドガートン、トム・ハーディ主演のスポーツドラマ。
格闘技を描いた作品らしい。

ギャビン・オコナー監督の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミラクル」トータル64百万ドル
OP19→37→50→56→60
☆08年「プライド&グローリー」トータル16百万ドル
OP06→12→14→15→16
☆11年「Warrior」
OP05→10百万ドル→
同じくスポーツドラマの「ミラクル」並みのヒットを期待したと思われるが、「プライド&グローリー」と同程度の動きとなっている。
OP時は『評価が恐ろしく高いので、相当に伸びがあるだろう』と思ったが、どうも雲行きが怪しい。

去年の「ファイター」並の伸びとなるのではないかと思ったが、無理そうだ。
☆10年「ファイター」トータル94百万ドル
2週目拡大13→27→46→58→66→73→78
☆11年「Warrior」
OP05→10百万ドル→
これとの対比で考えると、「Warrior」の興行収入は35百万ドルとなる。
先週3千万ドル台と予想したが、そこまで伸びないだろう。
「Warrior」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
評判がメチャクチャ高いので話題になるかと思ったが、一般向けのジャンルではないということか。


9位は7週目の「猿の惑星:創世記」。
トータルでは172百万ドルとなっている。
製作費93百万ドルは余裕で回収している。
人気シリーズの前日譚を描くSFアクション。
監督は、ほとんど実績のないルパート・ワイアット。
主演は、ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、アンディ・サーキス。
公開前に『「猿の惑星:創世記」はコケることもないが、大ヒットもしないだろう』と書いたが、予想以上のヒットだ。

ティム・バートン版の興行収入は以下のとおり。
☆01年「PLANET OF THE APES 猿の惑星」トータル180百万ドル
OP69→124→149→161→168→172→175→176
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134→149→160→168→172百万ドル→
オープニング時には差が14百万ドルあったのに、今では3百万ドル差だ。
これとの対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は177百万ドルとなる。
評価はかなり高く伸びがありそうだ。
この対比を超える可能性もあるのではないか。

今年公開された以下の作品と同じようなオープニングを飾っていた。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」現時点で174百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142→143
☆11年「グリーン・ランタン」現時点で117百万ドル
OP53→089→102→110→113→114→
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134→149→160→168→172百万ドル→
これらよりも伸びが高いことが分かる。
「キャプテン・アメリカ」「グリーン・ランタン」以外との対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は176~177百万ドルとなる。
「猿の惑星:創世記」の興行収入はOP時は1億4~5千万ドル、4週目まで1億6~7千万ドル、6週目まで1億7千万ドル台と予想していたが、1億7千万ドル後半と予想したい。
評価の高さもあり、伸びが高かった。
リスクのある微妙な題材と思われたが、知名度、衝撃度、評価の高さがヒットの要因だろうか。
続編が出来る結末となっているか分からないが、このヒットを考えると、続編も出来るのではないか。


10位は4週目の「Colombiana」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となるが、微妙となりそうだ。
リュック・ベッソンプロデュースのアクション。
監督は「トランスポーター3」のオリヴィエ・メガトン。
主演は「アバター」のゾーイ・サルダナ。
公開前に『標準的に稼ぎそうだ』と書いたが、そのとおりとなりそうだ。
安心のリュック・ベッソン印の作品だからだろうか。

リュック・ベッソンプロデュース作品は以下の通り。
☆01年「キス・オブ・ザ・ドラゴン」トータル37百万ドル
OP13→24→30→33→35
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆04年「TAXI NY」トータル37百万ドル
先13(OP12)→24→30→33→35
☆05年「ダニー・ザ・ドッグ」トータル25百万ドル
OP11→18→21→24→24
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆10年「パリより愛をこめて」トータル24百万ドル
OP08→17→21→23→24
☆11年「Colombiana」
OP10→22→30→33百万ドル→
「96時間」は爆発したが、2~3千万ドルが水準となる。
「96時間」以外との対比で考えると、「Colombiana」の興行収入は34~37百万ドルとなる。
主役が女性に変わり、興行収入の動きへの変化が注目されたが、あまり変わりがない。
「キス・オブ・ザ・ドラゴン」「TAXI NY」と同程度となりそうだ。
「Colombiana」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル後半と予想したい。
2週目まで3千万ドル前後の興行収入となりそうだと書いたが、やや伸びてきた。
評価は普通程度であり、伸びも高くはないとは書いたが、相手関係に恵まれたか。
しかし、それほど稼げないのは分かっているので、制作費がやや高すぎる気がする。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「トワイライト」シリーズのテイラー・ロートナー主演のアクション「Abduction」
☆ファミリー向け作品「Dolphin Tale」
☆ロバート・デ・ニーロ、クライヴ・オーウェン、ジェイソン・ステイサム主演のアクションサスペンス「Killer Elite」
☆ブラッド・ピット主演のスポーツドラマ「Moneyball」
ファミリーには「Dolphin Tale」、女性には「Abduction」、男性には「Killer Elite」、全般的に「Moneyball」というところか。
「Moneyball」はかなりヒットしそうだ。
残りはそれなりに稼ぐのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その4)

9位:「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(パラマウント)<7週目>
【公開前個人予想】 38億円
【現時点での興行収入予想】 43~44億円(OP~2週目38~39億円)
【配給会社期待値等】目標50億円超えの興行に向けて猛ダッシュスタートをきった
【公開規模】 571スクリーン(先週比-66スクリーン)
5.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは41.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日8.2→2週目9.7→3週目8.6→4週目7.7→5週目3.3→6週目2.3→7週目1.2億円となっている。
4週目までは大きな落ち込みがなかったが、さすがに夏も終わり落ち込んだ。
しかし、「ハリポタ」には敵わないが、3D大作映画はこの夏には受けたようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0億円→
第2弾が第1弾の4割ほどの減少となっているが、前作は6月公開だったので、時期が悪かった気がする。
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は42.3億円となる。
公開直後は「トランスフォーマー」トータル40.1億円を超えない程度が落ち着きどころと思っていたが、超えた。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆09年公開「2012」トータル38.0億円
祝込4日8.8→16.3→23.2→26.7→30.4→祝35.5→36.6
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0億円→
「2012」トータル38.0億円も超え、「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円以外には勝った。
先行の有無などの関係で単純比較はしにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は42.6~43.7億円となる。
多少は粘ると思うので、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は先週に引き続き43~44億円と予想したい。
OP時~2週目まで38~39億円と予想していたが、お盆時期に思ったよりも伸びがあった。
公開前個人予想は38億円だったので、やや低すぎた。
前作の興行収入が低すぎたので、強気にはなりにくい。


10位:「グリーン・ランタン」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 1億円台
【現時点での興行収入予想】 億円台
【公開規模】 152スクリーン
4.2千万円半ばのオープニングを飾った。
先週『オープニングも4千万円程度か』と書いたので、当たりとなった。
『「グリーン・ランタン」は大コケだろう』と書いたが、誰でも分かるだろう。
日本でヒットできる要素がない。
トータルも予想どおり1億円台となるのではないか。


11位:「カーズ2」(ディズニー)<7週目>
【公開前個人予想】 45億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(5週目32~33億円、OP~4週目36~37億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円超に向け好発進した
【公開規模】 433スクリーン(先週比-45スクリーン)
3.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは29.3億円となっている。
1週間の伸びは5.6千万円半ば程度だろうか。
悪い動きではないが、ピクサー作品の中で、このシリーズはなぜか日本では人気がないようだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4.6→2週目7.1→3週目6.5→4週目6.1→5週目2.7→6週目1.7→7週目0.6億円となっている。
4週目まで大きな落ち込みはなかったが、5週目で夏は終わったようだ。

ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆11年「カーズ2」
OP4.6→11.7→18.2→24.3→27.1→28.8→29.3億円→
「カーズ」のトータルを超えた。
3週目までは「WALL・E/ウォーリー」と似たような動きとなっていたが、かなり差が付きつつある。
「レミーのおいしいレストラン」「WALL・E/ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は30.8~31.8億円となる。
この下限程度だろうか。
OP~4週目36~37億円、5週目まで32~33億円と予想していたが、もはや伸びるとは思えない。
「カーズ2」の興行収入は先週に引き続き31億円台と予想したい。
「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円を大きく下回りそうだ。
前作の興行収入が低かったので、この程度でも仕方がないのか。
しかし、ハリウッドアニメはそれほど高い興行収入は上げられないが、その状況でも安定して高い興行収入を上げられるピクサーアニメのブランド力の高さが窺われる。
公開前個人予想は45億円だったので、ハズれとなりそうだ。
3D割増を2割と設定したが、それがちょっと高すぎたかもしれない。


12位:「うさぎドロップ」(ショウゲート)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 116スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.1千万円半ば程度だろうか。
公開前に予想はできなかったが、ここまで高い数字は予想できなかっただろう。
トータルでは勝てそうもないが、今年の夏に公開された映画「両さん」、「忍たま乱太郎」、「ロック」の4週目時点の成績といい勝負をしている。
公開時期の良さ、原作の人気、芦田愛菜の人気だろうか。

公開時150スクリーン程度のヒット作品は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円(108スクリーン)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円(154スクリーン)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「阪急電車 片道15分の奇跡」トータル10億円後半見込み(80スクリーン)
先0.6→2.7→5.6→7.0→8.2→9.1→9.6
☆11年「毎日かあさん」トータル5億円半ば見込み(134スクリーン)
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2→5.3
☆11年「うさぎドロップ」
OP1.0→2.9→4.2→5.1億円→
「阪急電車 片道15分の奇跡」以外との対比で考えると、「うさぎドロップ」の興行収入は5.6~7.2億円となる。
大きくは伸びないが、すぐには勢いを無くさないだろう。

「うさぎドロップ」5.1億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ダーリンは外国人」5.3億円(トータル7.0億円)
☆「桜田門外ノ変」5.4億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」4.6億円(トータル6.3億円)
☆「人間失格」4.9億円(トータル5.4億円)
マックス6億円台、ミニマム5億円台となりそうだ。
ある程度の伸びがあると考えて、「うさぎドロップ」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
夏休みが過ぎても、一応大丈夫だろう。


15位:「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」(東映・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台(OP時14億円台)
【公開規模】 310スクリーン(先週比-39スクリーン)
2.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは17.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.6千万円程度だろうか。
仮面ライダー生誕40周年、スーパー戦隊シリーズ35作の記念作品らしいが、それにしても伸びが高い。
しかし、6週目で一気に勢いがなくなった。

「仮面ライダー」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「カブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「キバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「ディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末公開)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」(年末公開)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0→
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2億円→
夏映画は9億円台が2本、14~15億円が2本、19億円が1本となっている。
09年に近いペースとなっている。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は17.8億円となる。
ここまでは伸びないとは思うが、「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」の興行収入は先週に引き続き17億円台と予想したい。
OP時には、今年も14~15億円となるのではないかと考えて、14億円台と予想したが、予想を大きく超えてきた。
松平健とのコラボが意外性を産んだようだ。
それにしても、東映はライダーとプリキュアでもっているようなものだ。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その3)

2位:「ライフ -いのちをつなぐ物語-」(エイベックス・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 20億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 最終興収20億円以上を見込めるヒットスタートをきった
【公開規模】 310スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円弱程度を週末に稼ぎ、トータルでは6.8億円となっている。
1週間の伸びは3.3億円程度だろうか。
過去の類似作品よりも伸びは良くないが、さすがにこの手の作品は強い。
ナレーションの松本幸四郎、松たか子、主題歌のミスチルも起用もよく、伸びていきそうだ。
親子で楽しめそうなので、夏休み時期に公開した方がよかった気がする。

ドキュメンタリーはあまりヒットしないものだが、このシリーズは何故か当たる。
☆08年公開「EARTH」トータル24.0億円
祝3日5.5(OP3.6)→祝10.2→13.6→16.5→祝19.6→21.0→22.1
☆10年公開「オーシャンズ」トータル25.0億円
金3日3.9(OP3.4)→9.8→13.9→17.8→19.7→21.1→22.2
☆11年公開「ライフ -いのちをつなぐ物語-」
木4日3.5(OP2.3)→6.8億円→
これらとの対比で考えると、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は16.0~17.3億円となる。
デキも良かったので、この対比程度には伸びていきそうだ。

「ライフ -いのちをつなぐ物語-」6.8億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ベスト・キッド」7.3億円(トータル15.2億円)
☆「アイアンマン2」6.9億円(トータル12.0億円)
☆「魔法使いの弟子」6.2億円(トータル10.0億円)
これらとの対比で考えると、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は11.0~14.2億円となる。
これらの作品よりも伸びがあるだろう。
やや微妙なところだが、連休もあるので、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想しておきたい。
公開前個人予想は20億円だったので、ハズしそうだ。
このシリーズに飽きられたのか、それとも時期のせいだろうか。


4位:「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」(ワーナー)<9週目>
【公開前個人予想】 88億円
【現時点での興行収入予想】 98~99億円(OP~7週目95億円前後)
【配給会社期待値等】 興収100億円突破に向け好発進した
【公開規模】 625スクリーン(先週比-43スクリーン)
7.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは93.6億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度だろうか。
「パイレーツ」を抜いて、今年一番のヒット作品となったらしい。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4日24.0→2週目15.3→3週目13.8→4週目10.7→5週目10.4→6週目9.6→7週目4.8→8週目3.2→9週目1.8億円となっている。
さすがに息切れしてきたようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0→89.0→祝91.3
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9→76.8→77.8
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→63.4→65.4
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8→93.6億円→
日本では回を進めるごとに興行収入が落ちているが、最後の最後なのでかなり盛り返しそうだ。
PARTⅠの不調はいったい何だったのだろうか。
「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円を視野に捉えた。
07年以降の作品との対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は96.2~98.8億円となる。
100億円突破が当面の目標となりそうだが、微妙となりそうだ。

100億円前後の興行収入の作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8→93.6億円→
「アリス・イン・ワンダーランド」対比では97.1億円となる。
この対比を超えるだろうか。
7週目まで95億円前後という予想にしていたが、先週に引き続き98~99億円という予想にしたい。
100億円突破できるかが注目となる。
公開前個人予想は88億円だったので、ハズしそうだ。
右肩下がりの作品なので、いくらラストでも強気に100億円超の予想はできない。
「死の秘宝PartⅠ」を見ていない者が見るとは思えなかった。


6位:「くまのプーさん」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 151スクリーン
5.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.8億円弱となっている。
1週間の伸びは9.6千万円程度だろうか。
スクリーン数が少ないながらも、悪くもない伸びをみせている。
知名度の高い題材、高い評価などが要因か。

知名度の高いといっても以下のような微妙な作品もある。
☆08年「映画!たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!?」トータル5.4億円
OP0.7→不明→3.7
☆09年「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」トータル4.3億円
OP1.0→2.1→不明→3.5→祝4.1
☆10年「昆虫物語みつばちハッチ ~勇気のメロディ~」トータル3.1億円
OP0.5→1.4→2.2
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「くまのプーさん」
OP0.8→1.8億円→
これらとの対比で考えると、「くまのプーさん」の興行収入は3.7~6.0億円となる。
評価も良く、伸びてはいくだろう。
夏休み時期ならば対比のマックスレベルと考えるが、時期も踏まえて「くまのプーさん」の興行収入は5億円台と予想したい。


7位:「カンフー・パンダ2」(パラマウント)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 11~12億円(3週目13~14億円、OP~2週目11~12億円)
【公開規模】 531スクリーン(先週比-4スクリーン)
5.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.9千万円半ば程度だろうか。
10億円突破間近となっているが、勢いがなくなってしまった。
予想はできなかったが、もうちょっと稼ぐと予想しただろう。

ハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.5億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」
金2.7→6.6→9.0→9.8億円→
主要作品との対比で考えると、「カンフー・パンダ2」の興行収入は10.7~12.4億円となる。
夏休みも終わったので、大きくは伸びないだろう。
「カンフー・パンダ2」の興行収入は11~12億円と予想したい。
先々週まで11~12億円と予想したが、先週13~14億円に上方修正して失敗してしまった。
元に戻したい。
前作がトータル20.0億円だったので、かなり落ち込みそうだ。
「カーズ2」との兼ね合いもあったとは思うが、もうちょっと早めに公開してもよかったのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(9月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。
今回も簡単に予想。

「アンフェア the answer」(東宝・フジテレビ)
07年時の第一弾はトータル27.2億円となっているが、年数も経ち、盛り上がりも欠けているイメージ。
前作を超えることはないはずだ。
前作の7割と考えて、19.0億円と予想したい。
祝日を含めたオープニング3日間は4.5億円程度か。


「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
地震の影響で、公開延期されていた。
アメリカでは84百万ドル稼いだ作品(製作費7千万ドル)であり、合格点の興行収入だった。
日本でも意外とエイリアンモノは受けるので、コケることはないはずだ。
しかし、日本で知名度のあるスターが登場するわけでもなく、アメリカで大きな話題になった作品でもなく、大ヒットもないだろう。
10年「第9地区」トータル8.3億円を超える程度の9.0億円と予想したい。
祝日を含めたオープニング3日間は3.0億円程度か。


「サンクタム」
水を扱った作品ということもあり、公開延期されていた。
アメリカでは23百万ドル稼いだ作品(製作費3千万ドル)であり、コケたといえる結果となっている。
評価も高くなく、スター不在であり、強気にはなれない。
日本でもヒットはしそうもないが、ジェームズ・キャメロンのネームバリューや多少の目新しさがあるので、少しは稼ぐのではないか。
4億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング4日は1.6億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その2)

動員3位:「神様のカルテ」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に期待がかかる
【公開規模】 先週321スクリーン(先々週比±0スクリーン)
1.3億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは11.8億円弱となっている。
1週間の伸びは3.4億円弱程度だろうか。
10億円を楽に突破している。
嵐の人気は伊達ではないようだ。
よく知らなかったが、原作も知名度のあるものだったようだ。

嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金04.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3
☆11年「神様のカルテ」
OP03.0→08.4→11.8億円→
これらよりも低いが、作風的に仕方がない。
これらとの対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は15.8~24.1億円となる。
目標が20億円なので20億円には到達しないだろう。
20億円以下、15億円以上となりそうだ。
「大奥」対比18.1億円となるので、この辺りだろうか。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8億円→
「陰日向に咲く」対比では19.5億円となるが、そこまでは伸びないだろう。
「少年メリケンサック」対比の16.5億円は超えてくるはずだ。

「神様のカルテ」11.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」11.1億円(トータル21.0億円)
☆「悪人」12.5億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」12.1億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」祝12.5億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」祝11.2億円(トータル16.0億円)
「おとうと」以外との対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は16.6~18.7億円となる。
ヒューマンドラマであり、本来ならば伸びる題材ではあるが、主演の人気の高さがオープニングの高さに繋がったような気がする。
高い伸びではなくて、普通の伸びと考えて、「神様のカルテ」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
やはり、嵐の人気は想像以上だったようだ。


動員8位:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<9週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】44億円台(6~8週目43~44億円、OP時~4週目38~39億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 先週351スクリーン(先々週比-102スクリーン)
トータルでは41.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
オープニング時には不安視したが、40億円を突破している。
驚異の粘り腰を発揮した。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日5.9→2週目5.6→3週目5.9→4週目5.1→5週目6.0→6週目6.0→7週目3.2→8週目2.3→9週目1.3億円となっている。
お盆時期の伸びが良かったが、さすがに息切れしている。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→
☆11年「コクリコ坂から」
3日05.9→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1→041.4億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は44.3~45.7億円となる。
「ゲド戦記」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は43.6億円となる。
「コクリコ坂から」の興行収入は、「借りぐらしのアリエッティ」対比を超える程度の44億円台と予想したい。
先週まで43~44億円と予想していたが、43億円台では止まらないだろう。
オープニングから4週目まで38~39億円と予想していたが、想定外の伸びをみせた。
さすがにジブリブランドは強い。
しかし、公開前個人予想は60億円だったので、これは大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいところがあるようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。
ただ、作品的には悪くはなく、興行収入的にもギリギリセーフといえるので、次回を期待できるのではないか。


順位不明:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」(東宝・テレビ東京)<9週目>
【公開前個人予想】 35億円×2
【現時点での興行収入予想】42億円台(6~8週目41~42億円、0P~4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円を目指してヒット発進した
【公開規模】 先週330スクリーン(先々週比-21スクリーン)
トータルでは41.1億円弱となっている。
1週間の伸びは3.1千万円程度だろうか。
40億円をなんとか突破している。
黒よりも白の方が人気があるようだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日8.3→2週目5.1→3週目7.1→4週目5.5→5週目5.6→6週目4.9→7週目2.8→8週目1.4→9週目0.3億円となっている。
9週目でついに終わりを迎えたようだ。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1億円→
今まで47~50億円で推移していたが、昨年の成績はなぜか悪かった。
今年は2本同時公開の割には、近5年では2010年に次ぎ低い数値となる。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は42.1~43.2億円となる。
ゲームなどの人気は健在だが、アニメの方の人気はちょっと落ちているのだろうか。

今年の興行収入は、まだ連休があるので42億円台と予想したい。
先週まで2本で41~42億円と予想していたが、なんとなる乗るだろう。
夏休みを通して荒稼ぎをすると期待して、5週目まで2本で46~47億円と予想していたが、そのような動きはなかった。
公開前個人予想は35億円×2本だったが、大きくズレてしまった。
まさか2本公開して、例年よりも合計が低いということもないと思ったが、2本同時公開という動きをされては、読みにくかった。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その1)

動員1位:「探偵はBARにいる」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 6億円
【現時点での興行収入予想】 10億円台
【公開規模】 251スクリーン
1.7億円(170,216,900円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.0億円程度か』と書いたが、予想よりもかなり高いオープニングだ。
舞台となった北海道での人気がかなり高いとのことであり、その辺りが計算に入っていなかった。
それにしても、作風的にもユニークであり、コケることはないと思ったが、このオープニングは意外ではないか。

大泉洋主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→4.1→4.4
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は13.4億円となるが、さすがにそこまでは伸びないだろう。

内容は全く分からないが、ユニークなサスペンス系が参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9(OP2.6)→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→4.3→6.3→7.4→8.1→08.5
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は8.5~10.2億円となる。
目標は10億円となりそうだ。
伸びがあるかどうかが注目となる。
評価が悪くなさそうなので、10億円台に乗るかもしれない。

「探偵はBARにいる」1.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ノルウェイの森」1.8億円(トータル13~14億円)
☆「インシテミル」2.1億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」2.0億円(トータル11.5億円)
☆「武士の家計簿」先1.7億円(トータル14億円台)
「インシテミル」「ゴールデンスランバー」との対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は9.8~9.9億円となる。
今回の首位で知名度があがり、さらに連休もあるので、「探偵はBARにいる」の興行収入は10億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円だったので、ハズれそうだ。
コケることはないとは思うが、東映系でもあり、作風的にも10億円に乗るような作品でもないと思ったが、分からないものだ。


動員5位:「スマーフ」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 4.5億円
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 235スクリーン
金曜日から公開されて7.6千万円(76,378,650円)のオープニングを飾った。
土日では6.6千万円(65,828,050円)となっている。
先週『金曜日からのオープニング3日は1.0億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
公開前に『世界中では人気のキャラクターを描いた作品。アメリカではヒットしたが、日本では知名度の高いキャラクターではなくて、ヒットするとは思えない』とは書いたが、ファミリー層に注意した点がやや仇となったか。

ファミリー向けのハリウッド作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「スパイアニマル・G・フォース」トータル6.5億円
OP1.0→3.2→5.4→6.2
☆10年「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」トータル3.0億円
OP0.7→
☆11年「イースターラビッツのキャンディ工場」
金0.7→1.8→2.4
☆11年「スマーフ」
金0.8(OP0.7)億円→
これらとの対比で考えると、「スマーフ」の興行収入は3.0~4.6億円となる。
連休もあるので、3億円台には乗るだろうか。

「スマーフ」金0.8億円と同程度のオープニング作品の興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「SAW ザ・ファイナル3D」2日0.7億円(トータル3.6億円)
☆「キャッツ&ドッグス」2日0.7億円(トータル3.0億円)
やはり3億円台だろう。
公開前個人予想は4.5億円だったので、予想よりも低くなりそうだ。
日本では馴染みのないキャラクターであり、仕方はないだろう。
なぜ、日本で拡大公開したのだろうか。

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『グリーン・ランタン』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(強いて見る作品ではない)

アメリカでの評判はそれほど良くなかった作品であるが、作品のデキとしてはそれほど悪くはないと思われる。
主演俳優の力量に違いはありすぎるが、作品的には「アイアンマン」とそれほど差はない。
「ファンタスティック・フォー」辺りよりは良いのではないか。
製作費2億ドルという超大作3D映画を、観客10人程度のガラガラの劇場で堪能できるという点も満足できる。

有名なヒーローモノやSF作品などを切り取ったようなシーンや王道ストーリーであり、それほど文句を付けたくなるようなものではない。
以下のような問題なのだろうか。
①主演俳優のライアン・レイノルズがヒーロー向きではない
②変身後の姿がまるでカッコよくない
③得意技が“想像力”
④ヒーローモノは敵が大事だが、実体があるのかないのかよく分からない物体
⑤敵が“恐怖心”という抽象的なもの
⑥敵がびっくりするほどあっさりと倒される
⑦仲間が輪をかけてカッコ悪く、口だけでさらに全く助けてくれない
⑧基本的にダサい
⑨ティム・ロビンスを最後までジョン・ボイトだと思っていた
『③得意技が“想像力”』や『ヒロインにあっさりと正体がバレる』といった辺りには本作らしさがあるが、基本的にはどこかで見たような展開ばかりという点もオリジナリティという問題がある。

主人公についても、事故で亡くなった父親のことや、責任のある任務を引き受けるかという葛藤や、恐怖心の克服、恋人の存在などで悩んでいたが、何もかも中途半端すぎて、主人公に対して共感しにくく、応援したくなる存在には仕上がっていない。

マーティン・キャンベルは潤沢な予算を使って、それほど悪くはない仕事をしたが、作品として“ダサさ”という点以外には肝心のオリジナルカラーを発揮できなかった。
コメディ路線でも、ダーク路線でもよかったが、どちらにも振らずに、とりあえず直球を投げればよいだろうと安直な路線が失敗したかもしれない。

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全米映画興行収入(9月第2週目)

1位となったのは新作の「Contagion」。
事前には週末3日間で22.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る23.1百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「Contagion」はコケそうだ』と書いたが、それなりのヒットとなりそうだ。
製作費6千万ドルの回収はできるだろう。

スティーヴン・ソダーバーグ監督のアクションサスペンス。
ウィルスを描いたパニック作品か。
個人的にはつまらないとしか思えない映画を撮るという印象のあるソダーバーグ作品がヒットするはずがないと思ったが、出演陣がマット・デイモン、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットと豪華な点でカバーしたか。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「Contagion」
OP23百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Contagion」の興行収入は74~76百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「Contagion」の興行収入は7~8千万ドルと予想したい。
制作費を回収できそうなので問題はない。
スティーヴン・ソダーバーグ監督は宣言どおり引退するのだろうか。


2位は5週目の「The Help」。
トータルでは137百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの5倍以上を稼いでいる。
公開週こそ首位にならなかったが、その後3週連続で首位をゲットするという珍しい作品。
評価がメチャクチャ高く、ヒットがヒットが呼び込んでいる。

監督は、実績のあまりないテイト・テイラー。
主演・エマ・ストーンによるヒューマンドラマ。
公開前に『「The Help」はコケそうだ』と書いたが、これがヒットするとは思えなかった。
ベストセラー小説らしいが、人種差別を題材とした堅い作品でもあった。

エマ・ストーンは、「Easy A」をヒットさせており、「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインにも選ばれており、人気が高まっているのかもしれない。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Help」
水36→71→97→119→137百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Help」の興行収入は153百万ドルとなる。
この対比以上には伸びそうだ。

人種差別などの感動系のヒューマンドラマの興行収入は以下のとおり。
☆09年「しあわせの隠れ場所」トータル256百万ドル
OP34→100→129→150→165→184(年末公開)
☆09年「プレシャス」トータル48百万ドル
3週目拡大21→32→36→38
☆11年「The Help」
水36→71→97→119→137百万ドル→
「しあわせの隠れ場所」との対比で考えると、「The Help」の興行収入は213百万ドルとなるが、そこまでは伸びないだろう。

今年サプライズヒットとなった作品が参考になりそうだ。
☆11年「Bridesmaids」現時点で169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136→147→153
☆11年「The Help」
水36→71→97→119→137百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Help」の興行収入は187百万ドルとなる。
この辺りが落ち着きどころか。
1億8千万ドル台と予想したい。
2週目まで1億2千万ドル、3週目まで1億6千万ドルと予想したが、サプライズ的な伸びとなりそうだ。
ヒューマンドラマでは今年公開された現時点での作品のナンバーワンとなる。
去年公開された「英国王のスピーチ」135百万ドルを超えてきそうだ。
「トゥルー・グリット」トータル171百万ドル、「トロン:レガシー」トータル172百万ドル、「ベスト・キッド」トータル177百万ドル辺りがライバルとなる。


3位となったのは新作の「Warrior」。
事前には週末3日間で11.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る5.6百万ドルのオープニングを飾った。
製作費25百万ドル回収が目標となるが、現時点では微妙となりそうだ。
公開前に『「Warrior」はヒットはしないが、それなりに稼ぐか』と書いたが、低いオープニングとなっている。
監督は、ギャビン・オコナー。
ジョエル・エドガートン、トム・ハーディ主演のスポーツドラマ。
格闘技を描いた作品らしい。

ギャビン・オコナー監督の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミラクル」トータル64百万ドル
OP19→37→50→56→60
☆08年「プライド&グローリー」トータル16百万ドル
OP06→12→14→15→16
☆11年「Warrior」
OP06百万ドル→
同じくスポーツドラマの「ミラクル」並みのヒットを期待したと思われるが、「プライド&グローリー」と同程度のオープニングとなった。
ただ、評価が恐ろしく高いので、相当に伸びがあるだろう。

去年の「ファイター」並の伸びとなるのではないか。
☆10年「ファイター」トータル94百万ドル
2週目拡大13→27→46→58→66→73→78
☆11年「Warrior」
OP06百万ドル→
これとの対比で考えると、「Warrior」の興行収入は43百万ドルとなる。
ここまでは伸びないと思われるが、「Warrior」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。


4位は2週目の「The Debt」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルは回収している。
「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督によるサスペンスドラマ。
主演はヘレン・ミレン、サム・ワーシントン。
公開前に『微妙な結果となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
暗めのサスペンス作品は受けにくい。
イスラエル映画のリメイクらしい。

サスペンス作品はラッセル・クロウ主演作品でさえ苦戦している。
☆09年「消されたヘッドライン」トータル37百万ドル
OP14→25→31→34→36
☆10年「スリー・デイズ」トータル21百万ドル
OP07→14→18→20→21
☆11年「The Debt」
先12→22百万ドル→
これとの対比で考えると「The Debt」の興行収入は33~33百万ドルとなる。
さすがに3千万ドル台には乗るだろう。
評価も高いので伸びはあるだろうが、この手の作品はやはりヒットしにくい。


5位は3週目の「Colombiana」。
トータルでは30百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となるが、微妙となりそうだ。
リュック・ベッソンプロデュースのアクション。
監督は「トランスポーター3」のオリヴィエ・メガトン。
主演は「アバター」のゾーイ・サルダナ。
公開前に『標準的に稼ぎそうだ』と書いたが、そのとおりとなりそうだ。
安心のリュック・ベッソン印の作品だからだろうか。

リュック・ベッソンプロデュース作品は以下の通り。
☆01年「キス・オブ・ザ・ドラゴン」トータル37百万ドル
OP13→24→30→33→35
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆04年「TAXI NY」トータル37百万ドル
先13(OP12)→24→30→33→35
☆05年「ダニー・ザ・ドッグ」トータル25百万ドル
OP11→18→21→24→24
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆10年「パリより愛をこめて」トータル24百万ドル
OP08→17→21→23→24
☆11年「Colombiana」
OP10→22→30百万ドル→
「96時間」は爆発したが、2~3千万ドルが水準となる。
これらとの対比で考えると、「Colombiana」の興行収入は33~37百万ドルとなる。
主役が女性に変わり、興行収入の動きへの変化が注目されたが、あまり変わりがない。
「Colombiana」の興行収入は3千万ドル後半となりそうだ。
先週まで3千万ドル前後の興行収入となりそうだと書いたが、やや伸びてきた。
評価は普通程度であり、伸びも高くはないとは書いたが、相手関係に恵まれたか。
しかし、それほど稼げないのは分かっているので、制作費がやや高すぎる気がする。


6位は6週目の「猿の惑星:創世記」。
トータルでは168百万ドルとなっている。
製作費93百万ドルは余裕で回収している。
人気シリーズの前日譚を描くSFアクション。
監督は、ほとんど実績のないルパート・ワイアット。
主演は、ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、アンディ・サーキス。
公開前に『「猿の惑星:創世記」はコケることもないが、大ヒットもしないだろう』と書いたが、予想以上のヒットだ。

ティム・バートン版の興行収入は以下のとおり。
☆01年「PLANET OF THE APES 猿の惑星」トータル180百万ドル
OP69→124→149→161→168→172
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134→149→160→168百万ドル→
オープニング時には差が14百万ドルあったのに、今では4百万ドル差だ。
これとの対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は176百万ドルとなる。
評価はかなり高く伸びがありそうだ。
この対比を超える可能性もあるのではないか。

今年公開された以下の作品と同じようなオープニングを飾っていた。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」現時点で173百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142→143
☆11年「グリーン・ランタン」現時点で116百万ドル
OP53→089→102→110→113→114→
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134→149→160→168百万ドル→
これらよりも伸びが高いことが分かる。
「キャプテン・アメリカ」「グリーン・ランタン」以外との対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は173~175百万ドルとなる。
「猿の惑星:創世記」の興行収入は4週目まで1億6~7千万ドルと予想していたが、1億7千万ドル台に乗りそうだ。
OP時は1億4~5千万ドルと予想していたが、評価の高さもあり、伸びが高かった。
リスクのある微妙な題材と思われたが、知名度、衝撃度、評価の高さがヒットの要因だろうか。
続編が出来る結末となっているか分からないが、このヒットを考えると、続編も出来るのではないか。


7位は2週目の「Shark Night 3D」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収が目標となる。
サメを題材としたホラー作品。
監督は「デッドコースター」「ファイナル・デッドサーキット」のデヴィッド・R・エリス。
公開前に『微妙な結果となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

デヴィッド・R・エリス監督には以下の作品もある。
☆06年「スネーク・フライト」トータル34百万ドル
先15(OP14)→26→31→33
☆11年「Shark Night 3D」
OP08→15百万ドル→
これとの対比で考えると、「Shark Night 3D」の興行収入は20百万ドルとなる。

参考になりそうな作品はもちろん以下の作品となる。
☆10年「ピラニア 3D」トータル25百万ドル
OP10→18→23→24
☆11年「Shark Night 3D」
OP08→15百万ドル→
これとの対比で考えると、「Shark Night 3D」の興行収入は21百万ドルとなる。
これらとの対比を下回りそうなので、「Shark Night 3D」の興行収入は1千万ドル後半と予想したい。
評価はあまり良くないので伸びはないだろう。
「ジョーズ」などの名作もあるが、生き物を扱うホラー作品は苦戦するようだ。


8位は2週目の「Apollo 18」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
大コケしているが、制作費が5百万ドルなので、問題はなさそうだ。
「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトがフプロデュースしたSFサスペンス作品。
監督も主演も著名のようではないようであり、その辺りが影響したのではないか。
公開前に『微妙な結果となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

ドキュメンタリータッチらしく、以下のような作品のヒットを狙ったのではないか。
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→076→078→079
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
しかし、以下の作品程度となってしまった。
☆10年「スカイライン‐征服‐」トータル21百万ドル
OP12→18→20→21→21
☆11年「Apollo 18」
OP09→15百万ドル→
「クローバーフィールド」対比で考えると、「Apollo 18」の興行収入は19百万ドルとなる。
2千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
「スカイライン‐征服‐」がライバルか。
評価は普通程度であるが、それほど伸びはないだろう。


9位は3週目の「Our Idiot Brother」。
トータルでは21百万ドルとなっている。
公開前に『標準的に稼ぎそうだ』と書いたが、数字的には良くはない。
良くはないが、製作費が5百万ドルなので回収は完了している。
意外と利益はかなり出ているのかもしれない。
監督は、ヒット作品がないJesse Peretz。
主演ポール・ラッドのコメディ作品。
エリザベス・バンクス、ゾーイ・デシャネルも出演している。

ポール・ラッド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ぼくたちの奉仕活動」トータル67百万ドル
OP19→38→48→58→62
☆09年「40男のバージンロード」トータル71百万ドル
OP18→37→49→59→65
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「Our Idiot Brother」
OP07→16→21百万ドル→
過去の実績は意外と高いが、共演者の力もあった。
単独の主演では足りないのだろうか。
これらとの対比で考えると、「Our Idiot Brother」の興行収入は26~30百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないが、対比の下限程度だろう。
2千万ドル半ばと予想したい。
オープニング時に1千万ドル後半、2週目に2千万ドル前半と予想したが、なぜか伸びはあるようだ。
最近までランキングしていた、製作費9千万ドルの「Conan the Barbarian」(現時点で21百万ドル)や、コリン・ファレルが出演している「フライト・ナイト」(現時点で18百万ドル)よりは稼いでしまいそうだ。


10位は4週目の「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」。
トータルでは34百万ドルとなっている。
低い成績となっているが、製作費は27百万ドルと格安になっており、製作費は回収できている。
監督はもちろんロバート・ロドリゲス。
主演はジェシカ・アルバとなっている。
子ども向きすぎる作風、ジェシカ・アルバの人気などが低い成績の要因か。
前作から年数が経過しているというのも大きい。

過去シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「スパイキッズ」トータル113百万ドル
OP27→48→68→87→094→098
☆02年「スパイキッズ2」トータル86百万ドル
先25→46→59→68→74→77
☆03年「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」トータル112百万ドル
OP33→69→87→97→102→106
☆11年「スパイキッズ4D」
OP12→22→29→34百万ドル→
過去最低の動きとなっているが、過去が稼ぎすぎたようだ。
これらとの対比で考えると、「スパイキッズ4D」の興行収入は39~44百万ドルとなる。
この下限程度となりそうなので、「スパイキッズ4D」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
オープニング時は4~5千万ドルと予想したが、それほど伸びはなさそうだ。
評価はかなり低いが、だいたいファミリー向け作品は評価が低いので、それほど気にする必要はないだろう。
制作費は回収できるので、問題はないだろうが、続編はもう製作されないかもしれない。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ライアン・ゴズリング主演のアクションドラマ「Drive」
☆サラ・ジェシカ・パーカー主演のコメディ「I Don't Know How She Does It」
☆アニメ「ライオン・キング3D」
☆ジェームズ・マースデン主演のサスペンス「Straw Dogs 」
どれもビッグヒットにはなりそうもない。
しかし、「I Don't Know How She Does It」はそれなりに稼ぐか。
「Drive」「Straw Dogs 」は高い数字にはならないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その4)

8位:「カーズ2」(ディズニー)<6週目>
【公開前個人予想】 45億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(5週目32~33億円、OP~4週目36~37億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円超に向け好発進した
【公開規模】 478スクリーン(先週比-39スクリーン)
6.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは28.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.7億円弱程度だろうか。
悪い動きではないが、ピクサー作品の中で、このシリーズはなぜか日本では人気がないようだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4.6→2週目7.1→3週目6.5→4週目6.1→5週目2.7→6週目1.7億円となっている。
4週目まで大きな落ち込みはなかったが、5週目で夏は終わったようだ。

ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆11年「カーズ2」
OP4.6→11.7→18.2→24.3→27.1→28.8億円→
「カーズ」のトータルを超えた。
「WALL・E/ウォーリー」と似たような動きとなっていたが、やや差が付きつつある。
「レミーのおいしいレストラン」「WALL・E/ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は31.4~33.6億円となる。
この下限程度だろうか。
OP~4週目36~37億円、5週目まで32~33億円と予想していたが、もはや伸びるとは思えない。
「カーズ2」の興行収入は31億円台と予想したい。
「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円を大きく下回りそうだ。
前作の興行収入が低かったので、この程度でも仕方がないのか。
しかし、ハリウッドアニメはそれほど高い興行収入は上げられないが、その状況でも安定して高い興行収入を上げられるピクサーアニメのブランド力の高さが窺われる。
公開前個人予想は45億円だったので、ハズれとなりそうだ。
3D割増を2割と設定したが、それがちょっと高すぎたかもしれない。


9位:「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」(東映・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台(OP時14億円台)
【公開規模】 349スクリーン(先週比-20スクリーン)
5.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは16.8億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。
仮面ライダー生誕40周年、スーパー戦隊シリーズ35作の記念作品らしいが、それにしても伸びが高い。

「仮面ライダー」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「カブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「キバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「ディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末公開)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」(年末公開)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0→
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8億円→
夏映画は9億円台が2本、14~15億円が2本、19億円が1本となっている。
09年に近いペースとなっている。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は17.5~17.8億円となる。
OP時には、今年も14~15億円となるのではないかと考えて、14億円台と予想したが、予想を大きく超えてきた。
「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」の興行収入は先週に引き続き17億円台と予想したい。
松平健とのコラボが意外性を産んだようだ。
それにしても、東映はライダーとプリキュアでもっているようなものだ。


11位:「うさぎドロップ」(ショウゲート)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 115スクリーン(先週比+4スクリーン)
3.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
公開前に予想はできなかったが、ここまで高い数字は予想できなかっただろう。
今年の夏に公開された映画の3週目興行収入は、「両さん」6.3億円、「忍たま乱太郎」4.7億円、「ロック」4.4億円となっており、2週目までは良い勝負だったが、3週目でさすがに抜かれてしまった。
しかし、大手スタジオの作品と同程度と予想できるだろうか。
公開時期の良さ、原作の人気、芦田愛菜の人気だろうか。

公開時150スクリーン程度のヒット作品は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円(108スクリーン)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円(154スクリーン)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「阪急電車 片道15分の奇跡」トータル10億円後半見込み(80スクリーン)
先0.6→2.7→5.6→7.0→8.2→9.1→9.6
☆11年「毎日かあさん」トータル5億円半ば見込み(134スクリーン)
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2→5.3
☆11年「うさぎドロップ」
OP1.0→2.9→4.2億円→
「阪急電車 片道15分の奇跡」以外との対比で考えると、「うさぎドロップ」の興行収入は6.1~7.0億円となる。
夏休み時期が過ぎたので、ここまで稼げるかは微妙なところはある。

「うさぎドロップ」4.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ダーリンは外国人」4.3億円(トータル7.0億円)
☆「桜田門外ノ変」4.5億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」3.8億円(トータル6.3億円)
☆「BANDAGE」4.2億円(トータル6.0億円)
☆「必死剣鳥刺し」3.6億円(トータル4.8億円)
☆「ボックス!」3.6億円(トータル4.8億円)
マックス6億円台、ミニマム5億円台となりそうだ。
高いオープニングは様々な要因もありそうだが、ある程度の伸びがあると考えて、「うさぎドロップ」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
夏休みが過ぎても、一応大丈夫だろう。


13位:「シャンハイ」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 205スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.9億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
渡辺謙が出演している割には物足りないが、作品が地味なため仕方がない結果といえる。
ヒットは望みにくい作品であり、妥当なところではないか。
渡辺謙の他にも、菊地凛子、ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファと豪華スターが出演しているのだが、上手くアピールできていない。
派手さがある作品ではないので、難しかったのだろう。

渡辺謙が出演したハリウッド映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆05年公開「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆05年公開「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆10年公開「ダレン・シャン」トータル6.5億円
金1.4→03.7→05.4→06.0
☆10年「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆11年「シャンハイ」
OP1.0→02.9→03.9億円→
「ダレン・シャン」を下回る程度となりそうだ。
「ダレン・シャン」対比では4.7億円となるが、この対比は超えるだろう。

「シャンハイ」3.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」4.0億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」3.6億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」3.6億円(トータル4.3億円)
これらとの対比で考えると、「シャンハイ」の興行収入は4.7~4.8億円となる。
5億円突破が危うい状況だが、渡辺謙出演効果があるので、先週に引き続き5億円台と予想したい。
あまり評価が良くなさそうな点が問題か。


14位:「日輪の遺産」(角川)<2週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円前後
【公開規模】 145スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.3億円弱となっている。
1週間の伸びは8.5千万円半ば程度だろうか。
原作者は著名、出演者陣も豪華ということもあり、期待したのだが、年配層が動かなかったのか。
スクリーン数が多くなく、角川映画でもあり、この程度でも仕方はないのか。

堺雅人主演の映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0→10.6
☆10年「武士の家計簿」トータル14億円台見込み
先1.7→5.3→7.7→9.3→10.5→祝12.3
☆11年「日輪の遺産」
OP0.4→1.3億円→
「ゴールデンスランバー」対比で考えると、「日輪の遺産」の興行収入は3.0億円となる。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」トータル15.7億円
祝3日3.9→8.4→11.3→13.3→14.2→14.5→14.8
☆11年「日輪の遺産」
OP0.4→1.3億円→
「火天の城」「桜田門外ノ変」対比で考えると、「日輪の遺産」の興行収入は2.9~3.5億円となる。
年配向けであるが、若い層も対応できるので、多少粘ると思われる。
「日輪の遺産」の興行収入は先週に引き続き3億円前後と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので、ハズれた。
もうちょっと話題になるかと思ったのだが、ダメだったか。


15位:「イースターラビッツのキャンディ工場」<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円前後
【公開規模】 106スクリーン(先週比-4スクリーン)
1.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.4億円弱となっている。
1週間の伸びは6.1千万円半ばとなっている。
先週に引き続き3億円前後と予想したい。
アメリカでは大ヒットした作品。
日本ではヒットしそうもなかったが、このスクリーンで、ここまで稼げれば十分ともいえる。
ファミリー層に多少は支えられたか。

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『ライフ-いのちをつなぐ物語-』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(詳しい人には物足りないかもしれないが、悪くはない)

「EARTH」「オーシャンズ」がイマイチだったので、あまり期待はしていなかったが、ネイチャーモノが好きなので大画面で堪能したいと思い、鑑賞したところ、「EARTH」「オーシャンズ」に比べると、一応満足できる内容となっている。

乱雑に映像を放り込むのではなくて、『子供を守る』、『子供を育てる』、『食べるための知恵』、『生き残るための知恵』などといったようにテーマを明確に定めて、“章”を構成させていることは悪くない。
ニホンザルの温泉のシーンなどそれほど関係があるだろうかとクビを捻りたくなるものもあるが(外国人にとっては新鮮かもしれない)、特に気にする必要はないだろう。
松本幸四郎、松たか子のナレーションも悪くはなく、彼らのナレーションも画像との相乗効果が生じている。

この手の作品は一般層向けにヌルい仕上りや説教臭いメッセージにうんざりすることもあるが、コモドドラゴンの狩り、カメレオンや食虫草の“食”への執念、3匹のチーターがダチョウを襲うシーンなど、比較的リアルなガチの映像が見られる点が評価できる。

また、カメラの存在が意識されることなく、ナチュラルに自然や生物を映している点は評価したいところ。
複数のカメラを使って、これを撮れるのかというシーンも多数あり、製作陣の執念が感じられる。

ただ、ラストがイマイチか。
メスクジラの求愛に応えるためにライバル同士の戦いの末に、クジラの赤ちゃんが誕生して幕を閉じるが、ちょっと弱い気がする。
感動するような映像でも、残酷な映像でもよい。
“生命の繋がり”を感じさせる強烈なインパクトのある映像があるのではないか。
これならば、まだミズダコの出産シーンの方が感動的だった。
字幕でメッセージを伝えてもよいが、やはり画像こそが大事だろう。

半分程度は見たこともある映像ではあるが、どことなく新鮮にも見られる。
近くで鑑賞していた20~30歳程度の男性が、「スゲエ」「スゲエ」とうるさいほど連呼していたので、この手の映像を見慣れていない者には特にススめられるのではないか。

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『カンフー・パンダ2』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(デキの良いアニメ作品)

3D字幕版を鑑賞。
ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ゲイリー・オールドマンなどの豪華な声優陣を堪能できるので、吹替え版よりも字幕版をおススメしたい。
特に、敵のシェン大老を演じたゲイリー・オールドマンがやはり良い味を発揮している。

前作については、基本的な設定以外にはあまりよく覚えていないが、シリアスな展開においても、ユルさもある独特の「カンフー・パンダ」ワールドが今回も繰り広げられている。
アクションあり、感動あり、可愛さあり、笑いありと、ふんだんに盛り込まれており、さらにアニメ作品でもあり、気軽に楽しむことができる。

映像のユニークさだけではなくて、ポーの出生にまでストーリーを大きく広げている。
出生を通して、“家族”というテーマを描いている。
ポーもシェン大老もどちらも本当の家族とは離別している。
ポーの家族、シェン大老の家族、どちらも愛情ゆえの行動だったが、二人の運命が大きく異なっている。
出生の秘密に揺れるポーではあったが、“過去”にこだわるシェン大老と、“未来”のために生きる決意をしたポーとの違いが明確に描かれている点が良いメッセージとなっている。
自分の出生にこだわるのではなくて、自分を愛して育ててくれたガチョウの父親に対する思いを深めていくシーンは感動的だ。

クールなタイガーとの熱い友情物語が描かれているので、タイガーの出番はかなり多い。
その他のツルやカマキリやモンキーもヘビも要所要所では確かに活躍しているが、もうちょっと出番があっても良かった気がする。
ただ、あまり欲を出して話を大きく膨らませずに、要所要所で締めるという戦略だろうか。
声優が豪華な分、勿体無いところはあるが、大胆さもある。

3D技術も恐ろしく高い。
ほとんど違和感なく、画像を縦横無尽に効果的にみせている。
DVDではなくて、まさに映画館で堪能すべき映像世界だろう。
回想シーンを別のテイストのアニメに仕上げるといったアイディアもなかなかのものだ。

本作の終わり方からすると、ポーの父親が登場する続編も予定されていそうだ。
待ち遠しいという楽しみがあるわけではないが、どのように話を膨らませるかは見物である。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その3)

3位:「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」(ワーナー)<8週目>
【公開前個人予想】 88億円
【現時点での興行収入予想】 98~99億円(OP~7週目95億円前後)
【配給会社期待値等】 興収100億円突破に向け好発進した
【公開規模】 668スクリーン(先週比-53スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは91.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.2億円程度だろうか。
「パイレーツ」を抜いて、今年一番のヒット作品となったらしい。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4日24.0→2週目15.3→3週目13.8→4週目10.7→5週目10.4→6週目9.6→7週目4.8→8週目3.2億円となっている。
さすがに息切れしてきたようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0→89.0→祝91.3
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9→76.8→77.8
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9→63.4→65.4
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8億円→
日本では回を進めるごとに興行収入が落ちているが、最後の最後なのでかなり盛り返しそうだ。
PARTⅠの不調はいったい何だったのだろうか。
07年以降の作品との対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は95.6~99.9億円となる。
100億円突破が当面の目標となりそうだ。
最低でも「不死鳥の騎士団」を超えたいところ。

100億円前後の興行収入の作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8億円→
「アリス・イン・ワンダーランド」対比では97.2億円となる。
この対比を超えるだろうか。
今まで95億円前後という予想にしていたが、上方修正して98~99億円という予想にしたい。
100億円突破できるかが注目となる。
公開前個人予想は88億円だったので、ハズしそうだ。
右肩下がりの作品なので、いくらラストでも強気に100億円超の予想はできない。
「死の秘宝PartⅠ」を見ていない者が見るとは思えなかった。


4位:「カンフー・パンダ2」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 13~14億円(OP時11~12億円)
【公開規模】 535スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.0億円弱となっている。
1週間の伸びは2.4億円弱となっている。
予想はできなかったが、もうちょっと稼ぐと予想しただろう。

ハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.5億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」
金2.7→6.6→9.0億円→
主要作品との対比で考えると、「カンフー・パンダ2」の興行収入は12.3~14.1億円となる。
夏休みも終わったので、大きくは伸びないだろう。
しかし、「カンフー・パンダ2」の興行収入は先週11~12億円と予想したが、もうちょっと伸びそうだ。
13~14億円と予想したい。
ただ、前作がトータル20.0億円だったので、かなり落ち込みそうだ。
「カーズ2」との兼ね合いもあったとは思うが、もうちょっと早めに公開してもよかったのではないか。


5位:「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(パラマウント)<6週目>
【公開前個人予想】 38億円
【現時点での興行収入予想】 43~44億円(OP~2週目38~39億円)
【配給会社期待値等】目標50億円超えの興行に向けて猛ダッシュスタートをきった
【公開規模】 637スクリーン(先週比-56スクリーン)
8.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは39.8億円弱となっている。
1週間の伸びは2.3億円弱程度だろうか。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日8.2→2週目9.7→3週目8.6→4週目7.7→5週目3.3→6週目2.3億円となっている。
4週目までは大きな落ち込みがなかったが、さすがに夏も終わり落ち込んだ。
しかし、「ハリポタ」には敵わないが、3D大作映画はこの夏には受けたようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8億円→
第2弾が第1弾の4割ほどの減少となっているが、前作は6月公開だったので、時期が悪かった気がする。
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は42.2~42.9億円となる。
公開直後は「トランスフォーマー」トータル40.1億円を超えない程度が落ち着きどころと思っていたが、超えてきそうだ。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆09年公開「2012」トータル38.0億円
祝込4日8.8→16.3→23.2→26.7→30.4→祝35.5→36.6
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8億円→
「2012」トータル38.0億円も超え、「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円以外には勝った。
先行の有無などの関係で単純比較はしにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は42.4~43.9億円となる。
多少は粘ると思うので、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は先週に引き続き43~44億円と予想したい。
OP時~2週目まで38~39億円と予想していたが、お盆時期に思ったよりも伸びがあった。
公開前個人予想は38億円だったので、やや低すぎた。
前作の興行収入が低すぎたので、強気にはなりにくい。

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気になる映画ニュース(9月第2週目)

☆「海猿」第四弾制作決定
2012年7月公開予定となっている。
自分は一度も見たことはなく、見る予定もないが、これほどのヒットとなっているシリーズであり、続編の制作は当然の結果か。
これまでのキャストの他、仲里依紗が加わるらしい。
どうせまたヒットするのだろう。


☆スピルバーグ監督のSFが始動
ロボットの反乱を描いた「ロボポカリプス(Robopocalypse)」を監督するようだ。
ドリームワークスと20世紀フォックスが共同制作する。
公開日は2013年7月3日。
スピルバーグ監督作品は、今年「戦火の馬」、アニメ作品「タンタンの戦い」が公開され、2012年にリンカーンを描いた作品が公開される予定となっている。
結構な大作映画に仕上がりそうであり、楽しみだ。


☆「モノポリー」の映画化が進行
リドリー・スコットが監督を務めることとなっている。
ユニバーサルの制作で進められていたが、ユニバーサルが制作を断念し、リドリー・スコットの関連会社で進められるようだ。
脚本家を正式に起用したとのことであり、どのような映画になるかが注目される。
なお、リドリー・スコット監督作品としては、2012年に「プロメテウス」が公開される予定となっている。


☆「ビートルジュース」の続編が制作か
1988年公開された、ティム・バートン監督作品。
ワーナーは脚本家と契約したようだ。
実際に映画化されるかはまだ分からないが、ティム・バートンが監督する課などを含めて、注目となる。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。
時間がないので、適当な予想。

「スマーフ」(東宝東和)
<227館程度にて順次公開予定>
世界中では人気のキャラクターを描いた作品。
アメリカではヒットしたが、日本では知名度の高いキャラクターではなくて、ヒットするとは思えない。
これだけのスクリーン数で上映すると思わなかった。
現在公開中の「イースターラビッツのキャンディ工場」が3億円見込み(スクリーン110程度)、去年公開「スパイアニマル・Gフォース」6.5億円なので、6億円近く稼ぐこともありえるが、4~5億円というところだろう。
連休もあるので、4.5億円という予想にしたい。
金曜日からのオープニング3日は1.0億円程度か。


「探偵はBARにいる」(東映)
<227館程度にて順次公開予定>
爆発的なヒットはしそうもないが、ユニークなテイストもあり、ある程度は稼ぐか。
大泉洋が主演した「アフタースクール」(トータル5.5億円)と同程度と考えて、6億円と予想したい。
オープニングは1.0億円程度か。


「グリーン・ランタン」は大コケだろう。
トータル1億円台か。
オープニングも4千万円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その2)

動員2位:「神様のカルテ」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に期待がかかる
【公開規模】 先週321スクリーン
1.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは8.4億円となっている。
1週間の伸びは5.4億円弱となっている。
先週のオープニングが3.0億円だったので、週末比4割ほどの減少となるが、順調には伸びている。
嵐の人気は伊達ではないようだ。
原作も知名度のあるものだったようだ。

嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金04.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3
☆11年「神様のカルテ」
OP03.0→08.4億円→
これらよりも低いが、作風的に仕方がない。
これらとの対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は16.7~24.9億円となる。
目標が20億円なので20億円には到達しないだろう。
20億円以下、15億円以上となりそうだ。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4億円→
「陰日向に咲く」対比では22.8億円となるが、そこまでは伸びないだろう。
「少年メリケンサック」対比の17.1億円は超えてくるはずだ。

「神様のカルテ」8.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「悪人」祝込9.0億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」8.5億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」8.3億円(トータル17.6億円)
これらとの対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は17.8~18.5億円となる。
ヒューマンドラマであり、本来ならば伸びる題材ではあるが、主演の人気の高さがオープニングの高さに繋がったような気がする。
高い伸びではなくて、普通の伸びと考えて、「神様のカルテ」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
草なぎ主演の「僕と妻の1778の物語」をベースに考えたが、人気に差があったようだ


動員6位:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】 43~44億円(OP時~4週目38~39億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 先週457スクリーン
トータルでは40.1億円弱となっている。
1週間の伸びは2.3億円弱程度だろうか。
オープニング時には不安視したが、ついに40億円を突破した。
驚異の粘り腰を発揮している。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日5.9→2週目5.6→3週目5.9→4週目5.1→5週目6.0→6週目6.0→7週目3.2→8週目2.3億円となっている。
お盆時期の伸びが良かったが、さすがに息切れしている。

今年の「コナン」と似たような動きとなっていた。
☆11年「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」トータル24.4億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」トータル31.3億円
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆11年「コクリコ坂から」
3日5.9→11.5→17.4→22.5→28.5→34.5→39.4→40.1億円→
「コナン」はGW公開なので、単純比較はしにくいものの、5週目までは同じだったが、一気にまくって抜き去った。
さすがにジブリブランドは強い。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→
☆11年「コクリコ坂から」
3日05.9→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は44.0~46.2億円となる。
「ゲド戦記」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は43.5億円となる。
「コクリコ坂から」の興行収入は、先週に引き続き「借りぐらしのアリエッティ」対比を超える程度の43~44億円と予想したい。
オープニングから4週目まで38~39億円と予想していたが、想定外の伸びをみせた。
さすがにジブリブランドは強い。
しかし、公開前個人予想は60億円だったので、これは大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいところがあるようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。


動員10位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」(東宝・テレビ東京)<8週目>
【公開前個人予想】 35億円×2
【現時点での興行収入予想】 41~42億円(0P~4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円を目指してヒット発進した
【公開規模】 先週351スクリーン
トータルでは40.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4億円弱程度だろうか。
黒よりも白の方が人気があるようだ。
40億円をようやく突破している。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日8.3→2週目5.1→3週目7.1→4週目5.5→5週目5.6→6週目4.9→7週目2.8→8週目1.4億円となっている。
夏も終わり、やはり大きく落ち込んでしまった。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8億円→
今まで47~50億円で推移していたが、昨年の成績はなぜか悪かった。
今年は2本同時公開の割には、近5年では2010年に次ぎ低い数値となる。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は42.2~43.9億円となる。
ゲームなどの人気は健在だが、アニメの方の人気はちょっと落ちているのだろうか。

今年の興行収入は、先週に引き続き、去年と同程度の2本で41~42億円と予想したい。
42億円に乗るかどうかが注目となる。
夏休みを通して荒稼ぎをすると期待して、5週目まで2本で46~47億円と予想していたが、そのような動きはなかった。
公開前個人予想は35億円×2本だったが、大きくズレてしまった。
まさか2本公開して、例年よりも合計が低いということもないと思ったが、2本同時公開という動きをされては、読みにくかった。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その1)

動員1位:「ライフ -いのちをつなぐ物語-」(エイベックス・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 20億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 最終興収20億円以上を見込めるヒットスタートをきった
【公開規模】 310スクリーン
土日で2.2億円半ば(226,880,350円)のオープニングを飾った。
映画の日の9月1日(木)から公開されており、4日トータルでは3.5億円弱(349,518,850円)となっている。
先週『木曜日からのオープニングは4.0億円程度か』と書いたので、予想よりも低かったが、順当なスタートを切ったといえるだろう。
ナレーションの松本幸四郎、松たか子、主題歌のミスチルも起用もよく、伸びていきそうだ。

ドキュメンタリーはあまりヒットしないものだが、このシリーズは何故か当たる。
☆08年公開「EARTH」トータル24.0億円
祝3日5.5(OP3.6)→祝10.2→13.6→16.5→祝19.6→21.0→22.1
☆10年公開「オーシャンズ」トータル25.0億円
金3日3.9(OP3.4)→9.8→13.9→17.8→19.7→21.1→22.2
☆11年公開「ライフ -いのちをつなぐ物語-」
木4日3.5(OP2.3)億円→
親子で楽しめそうなので、夏休み時期に公開した方がよかった気がする。
これらの土日との対比で考えると、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は15.3~16.9億円となる。
木曜日から公開しているので、4日分をそのまま、これらの3日分との対比で考えると、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は15.3~22.4億円となる。
この中間と考えて、18億円台と予想したい。
デキも良かったので、伸びてはいくだろう。

「ライフ -いのちをつなぐ物語-」4日3.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「トロン:レガシー」3日3.7億円(トータル21.0億円)
☆「シャッターアイランド」3日3.4億円(トータル17.0億円)
☆「パーシージャクソン~」3日3.7億円(トータル14.2億円)
☆「アイアンマン2」3日3.4億円(トータル12.0億円)
これらの作品よりも伸びがあるだろう。


動員5位:「くまのプーさん」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 151スクリーン
8.2千万円(82,162,900円)のオープニングを飾った。
スクリーン数も微妙であり、ランキングの下位辺りに入ってくるかという印象はあったが、比較的高いところにランキング入りしてきた。
知名度の高い題材、高い評価などが要因か。

知名度の高いといっても以下のような微妙な作品もある。
☆08年「映画!たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!?」トータル5.4億円
OP0.7→不明→3.7
☆09年「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」トータル4.3億円
OP1.0→2.1→不明→3.5→祝4.1
☆10年「昆虫物語みつばちハッチ ~勇気のメロディ~」トータル3.1億円
OP0.5→1.4→2.2
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「くまのプーさん」
OP0.8億円→
これらとの対比で考えると、「くまのプーさん」の興行収入は3.4~6.2億円となる。
評価も良く、伸びてはいくだろう。
夏休み時期ならば対比のマックスレベルと考えるが、時期も踏まえて「くまのプーさん」の興行収入は5億円台と予想したい。

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全米映画興行収入(9月第1週目)

1位は4週目の「The Help」。
トータルでは119百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの5倍近くを稼いでいる。
公開週こそ首位にならなかったが、その後3週連続で首位をゲットするという珍しい作品。
評価がメチャクチャ高く、ヒットがヒットが呼び込んでいる。

監督は、実績のあまりないテイト・テイラー。
主演・エマ・ストーンによるヒューマンドラマ。
公開前に『「The Help」はコケそうだ』と書いたが、これがヒットするとは思えなかった。
ベストセラー小説らしいが、人種差別を題材とした堅い作品でもあった。

エマ・ストーンは、「Easy A」をヒットさせており、「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインにも選ばれており、人気が高まっているのかもしれない。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Help」
水36→71→97→119百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Help」の興行収入は144百万ドルとなる。
この対比以上には伸びそうだ。

人種差別などの感動系のヒューマンドラマの興行収入は以下のとおり。
☆09年「しあわせの隠れ場所」トータル256百万ドル
OP34→100→129→150→165→184(年末公開)
☆09年「プレシャス」トータル48百万ドル
3週目拡大21→32→36→38
☆11年「The Help」
水36→71→97→119百万ドル→
「しあわせの隠れ場所」との対比で考えると、「The Help」の興行収入は203百万ドルとなるが、そこまでは伸びないだろう。

今年サプライズヒットとなった作品が参考になりそうだ。
☆11年「Bridesmaids」現時点で168百万ドル
OP26→59→85→107→124→136→147→153
☆11年「The Help」
水36→71→97→119百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Help」の興行収入は187百万ドルとなる。
この辺りが落ち着きどころか。
1億8千万ドル台と予想したい。
2週目まで1億2千万ドル、3週目まで1億6千万ドルと予想したが、サプライズ的な伸びとなりそうだ。
ヒューマンドラマでは今年公開された現時点での作品のナンバーワンとなる。
去年公開された「英国王のスピーチ」135百万ドルを超えてきそうだ。
「トゥルー・グリット」トータル171百万ドル、「トロン:レガシー」トータル172百万ドル、「ベスト・キッド」トータル177百万ドルがライバルとなる。


2位となったのは新作の「The Debt」。
事前には週末3日間で7.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る9.7百万ドルのオープニングを飾った。
水曜日から公開されており、トータルでは11.6百万ドルとなっている。
「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督によるサスペンスドラマ。
主演はヘレン・ミレン、サム・ワーシントン。
一般の予想は上回ったが、公開前に『微妙な結果となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
暗めのサスペンス作品は受けにくい。
イスラエル映画のリメイクらしい。

ラッセル・クロウ主演、ポール・ハギス監督作品でさえ苦戦していた。
☆10年「スリー・デイズ」トータル21百万ドル
OP07→14→18→20→21
☆11年「The Debt」
先12(OP10)百万ドル→
これとの対比で考えると「The Debt」の興行収入は30百万ドルとなる。
先行分もあるので、3千万ドル台には乗るだろう。
評価も高いので伸びはあるだろうが、この手の作品はヒットはしにくい。


3位となったのは新作の「Apollo 18」。
事前には週末3日間で14.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る8.7百万ドルのオープニングを飾った。
「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトがフプロデュースしたSFサスペンス作品。
監督も主演も著名のようではないようであり、その辺りが影響したのではないか。
公開前に『微妙な結果となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

ドキュメンタリータッチらしく、以下のような作品のヒットを狙ったのではないか。
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→064→072→076→078→079
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
しかし、以下の作品程度となってしまった。
☆10年「スカイライン‐征服‐」トータル21百万ドル
OP12→18→20→21→21
☆11年「Apollo 18」
OP09百万ドル→
「クローバーフィールド」対比で考えると、「Apollo 18」の興行収入は18百万ドルとなる。
2千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
「スカイライン‐征服‐」がライバルか。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、それほど伸びはないだろう。


4位となったのは新作の「Shark Night 3D」。
事前には週末3日間で11.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る8.6百万ドルのオープニングを飾った。
サメを題材としたホラー作品。
監督は「デッドコースター」「ファイナル・デッドサーキット」のデヴィッド・R・エリス。
公開前に『微妙な結果となりそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

デヴィッド・R・エリス監督には以下の作品もある。
☆06年「スネーク・フライト」トータル34百万ドル
先15(OP14)→26→31→33
☆11年「Shark Night 3D」
OP09百万ドル→
これとの対比で考えると、「Shark Night 3D」の興行収入は22百万ドルとなる。

参考になりそうな作品はもちろん以下の作品となる。
☆10年「ピラニア 3D」トータル25百万ドル
OP10→18→23→24
☆11年「Shark Night 3D」
OP09百万ドル→
これとの対比で考えると、「Shark Night 3D」の興行収入は23百万ドルとなる。
これらとの対比を下回りそうなので、「Shark Night 3D」の興行収入は1千万ドル後半と予想したい。
評価は普通程度なので伸びはないだろう。
「ジョーズ」などの名作もあるが、生き物を扱うホラー作品は苦戦するようだ。


5位は5週目の「猿の惑星:創世記」。
トータルでは160百万ドルとなっている。
製作費93百万ドルは余裕で回収している。
人気シリーズの前日譚を描くSFアクション。
監督は、ほとんど実績のないルパート・ワイアット。
主演は、ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、アンディ・サーキス。
公開前に『「猿の惑星:創世記」はコケることもないが、大ヒットもしないだろう』と書いたが、予想以上のヒットだ。

ティム・バートン版の興行収入は以下のとおり。
☆01年「PLANET OF THE APES 猿の惑星」トータル180百万ドル
OP69→124→149→161→168→172
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134→149→160百万ドル→
これとの対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は171百万ドルとなる。
評価はかなり高く伸びがありそうだ。
この対比を超える可能性もあるのではないか。

今年公開された以下の作品と同じようなオープニングを飾っていた。
☆11年「マイティ・ソー」現時点で181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」現時点で172百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」現時点で146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142→143
☆11年「グリーン・ランタン」現時点で116百万ドル
OP53→089→102→110→113→114→
☆11年「猿の惑星:創世記」
OP55→105→134→149→160百万ドル→
これらよりも伸びが高いことが分かる。
「キャプテン・アメリカ」「グリーン・ランタン」以外との対比で考えると、「猿の惑星:創世記」の興行収入は168~171百万ドルとなる。
「猿の惑星:創世記」の興行収入は先週まで1億6~7千万ドルと予想していたが、1億7千万ドル台に乗りそうだ。
OP時は1億4~5千万ドルと予想していたが、評価の高さもあり、伸びが高かった。
リスクのある微妙な題材と思われたが、知名度、衝撃度、評価の高さがヒットの要因だろうか。
続編が出来る結末となっているか分からないが、このヒットを考えると、続編も出来るのではないか。


6位は2週目の「Colombiana」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となるが、微妙となりそうだ。
リュック・ベッソンプロデュースのアクション。
監督は「トランスポーター3」のオリヴィエ・メガトン。
主演は「アバター」のゾーイ・サルダナ。
公開前に『標準的に稼ぎそうだ』と書いたが、そのとおりとなりそうだ。
安心のリュック・ベッソン印の作品だからだろうか。

リュック・ベッソンプロデュース作品は以下の通り。
☆01年「キス・オブ・ザ・ドラゴン」トータル37百万ドル
OP13→24→30→33→35
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆04年「TAXI NY」トータル37百万ドル
先13(OP12)→24→30→33→35
☆05年「ダニー・ザ・ドッグ」トータル25百万ドル
OP11→18→21→24→24
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆10年「パリより愛をこめて」トータル24百万ドル
OP08→17→21→23→24
☆11年「Colombiana」
OP10→22百万ドル→
「96時間」は爆発したが、2~3千万ドルが水準となる。
主役が女性に変わり、興行収入の動きへの変化が注目されたが、あまり変わりがない。
「パリより愛をこめて」を超える、3千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
評価は普通程度であり、伸びも高くはないだろう。
それほど稼げないのは分かっているので、制作費がやや高すぎる気がする。


7位は2週目の「Our Idiot Brother」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
公開前に『標準的に稼ぎそうだ』と書いたが、コケてしまった。
コケてはいるが、製作費が5百万ドルなので回収は完了している。
監督は、ヒット作品がないJesse Peretz。
主演ポール・ラッドのコメディ作品。
エリザベス・バンクス、ゾーイ・デシャネルも出演している。

ポール・ラッド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ぼくたちの奉仕活動」トータル67百万ドル
OP19→38→48→58→62
☆09年「40男のバージンロード」トータル71百万ドル
OP18→37→49→59→65
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「Our Idiot Brother」
OP07→15百万ドル→
過去の実績は意外と高いが、共演者の力もあった。
単独の主演では足りないのだろうか。
これらとの対比で考えると、「Our Idiot Brother」の興行収入は23~29百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないが、対比の下限程度だろう。
2千万ドル前半と予想したい。
オープニング時に1千万ドル後半と予想したが、さすがに多少の伸びはあるようだ。
最近までランキングしていた、製作費9千万ドルの「Conan the Barbarian」や、コリン・ファレルが出演している「フライト・ナイト」よりは稼いでしまいそうだ。


8位は2週目の「Don't Be Afraid of the Dark」。
トータルでは16百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収が目標となる。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースしたホラー作品。
70年代のTVシリーズのリメイクらしい。
監督は、実績のないTroy Nixey。
主演は、トム・クルーズの妻のケイティ・ホームズ、ガイ・ピアース。
公開前に『標準的に稼ぎそうだ』と書いたが、コケてしまった。
アメリカ人好みの分かりやすいホラーではないのだろうか。

ギレルモ・デル・トロが監督した作品の興行収入は以下のとおり。
☆97年「ミミック」25百万ドル
☆02年「ブレイドⅡ」トータル82百万ドル
OP33→55→67→74→77→79
☆04年「ヘルボーイ」トータル60百万ドル
OP23→41→50→55→58→59
☆06年「パンズ・ラビリンス」トータル38百万ドル
4週目拡大10→17→22→27→30
☆08年「ヘルボーイⅡ」トータル76百万ドル
OP35→57→66→71→74→75
☆11年「Don't Be Afraid of the Dark」
OP09→16百万ドル→
本作は彼が監督した作品ではないが、参考にはなるだろう。
主要作品との対比で考えると、「Don't Be Afraid of the Dark」の興行収入は21~24百万ドルとなる。
2千万ドル台となりそうだ。
評価はそれほど悪くはないが、恐らくそれほど伸びないだろう。
「ミミック」と同程度となるだろうか。
製作費25百万ドルを回収できるかが注目となる。


9位は3週目の「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
製作費は27百万ドルと格安になっており、製作費はなんとか回収した。
監督はもちろんロバート・ロドリゲス。
主演はジェシカ・アルバとなっている。
子ども向きすぎる作風、ジェシカ・アルバの人気などが低い成績の要因か。
前作から年数が経過しているというのも大きい。

過去シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「スパイキッズ」トータル113百万ドル
OP27→48→68→87→094→098
☆02年「スパイキッズ2」トータル86百万ドル
先25→46→59→68→74→77
☆03年「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」トータル112百万ドル
OP33→69→87→97→102→106
☆11年「スパイキッズ4D」
OP12→22→29百万ドル→
過去最低の動きとなっているが、過去が稼ぎすぎたようだ。
これらとの対比で考えると、「スパイキッズ4D」の興行収入は37~48百万ドルとなる。
「スパイキッズ4D」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
オープニング時は4~5千万ドルと予想したが、それほど伸びはなさそうだ。
評価はかなり低いが、だいたいファミリー向け作品は評価が低いので、それほど気にする必要はないだろう。
制作費は回収できるので、問題はないだろうが、続編はもう製作されないかもしれない。


10位は6週目の「スマーフ」。
トータルでは132百万ドルとなっている。
製作費1億1千万ドルは既に回収している。
知名度が高いキャラクターのようであり、ファミリー向け作品はやはり手堅くヒットできるようだ。

「ビバリーヒルズ・チワワ」(トータル95百万ドル)のラージャ・ゴスネル監督の3D作品。
アニメ作品だと思っていたが、実写とアニメの融合作品のようだ。
公開前に『「The Smurfs」は順当にヒットしそうだ』と書いたとおりとなるか。

アニメ作品ではないようだが、本作を手掛けたソニー系のアニメを参考としたい。
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆11年「スマーフ」
OP36→76→102→118→126→132百万ドル→
ソニー系のアニメ作品はあまりヒットしていない。
これらとの対比で考えると、「スマーフ」の興行収入は139~143百万ドルとなる。
OP時に1億1~2千万ドル、2週目に1億2~3千万ドルと予想していたが、思ったよりも伸びている。
評価はやや低いので、伸びはないとは思ったが、やや伸びてきそうだ。
「スマーフ」の興行収入は先週に引き続き1億4千万ドルと予想したい。
ファミリー向け作品は評価を気にする必要はあまりないようだ。

今年公開された以下の作品がライバルとなる。
☆11年「ブルー/初めての空へ」トータル143百万ドル
OP39→81→104→115→125→132→135
☆11年「ランゴ」トータル123百万ドル
OP38→68→092→106→114→118→119→120
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→074→084→089→094→096→097
☆11年「スマーフ」
OP36→76→102→118→126→132百万ドル→
「ランゴ」を超えることはないだろうと思ったが、超えてしまった。
「ブルー/初めての空へ」よりも伸びるとは思えなかったが、知名度の高いキャラクターということのようである。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆Nick Swardson主演のコメディ「Bucky Larson: Born to Be a Star」
☆スティーヴン・ソダーバーグ監督のアクションサスペンス「Contagion」
☆ジョエル・エドガートン、トム・ハーディ主演のスポーツドラマ「Warrior」
「Bucky Larson: Born to Be a Star」「Contagion」はコケそうだ。
「Warrior」はヒットはしないが、それなりに稼ぐか。

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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その4)

8位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」(東宝・テレビ東京)<7週目>
【公開前個人予想】 35億円×2
【現時点での興行収入予想】 41~42億円(0P~4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円を目指してヒット発進した
【公開規模】 351スクリーン(先週比-1スクリーン)
9.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは39.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.8億円程度だろうか。
黒よりも白の方が人気があるようだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日8.3→2週目5.1→3週目7.1→4週目5.5→5週目5.6→6週目4.9→7週目2.8億円となっている。
夏も終わり、やはり大きく落ち込んでしまった。

「劇場版ポケットモンスター」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4億円→
今まで47~50億円で推移していたが、昨年の成績はなぜか悪かった。
今年は2本同時公開の割には、近5年では2010年に次ぎ低い数値となる。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は41.3~44.7億円となる。
ゲームなどの人気は健在だが、アニメの方の人気はちょっと落ちているのだろうか。

今年の興行収入は、先週に引き続き、去年と同程度の2本で41~42億円と予想したい。
夏休みを通して荒稼ぎをすると期待して、5週目まで2本で46~47億円と予想していたが、そのような動きはなかった。
公開前個人予想は35億円×2本だったが、大きくズレてしまった。
まさか2本公開して、例年よりも合計が低いということもないと思ったが、2本同時公開という動きをされては、読みにくかった。


9位:「うさぎドロップ」(ショウゲート)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 111スクリーン(先週比+1スクリーン)
6.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.9億円となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
公開前に予想はできなかったが、ここまで高い数字は予想できなかっただろう。
今年の夏に公開された映画の2週目興行収入は、「両さん」3.9億円、「忍たま乱太郎」2.8億円、「ロック」2.9億円となっており、ほとんど並んでいる。
トータルで超えるかは微妙だが、大手スタジオの作品を倒せると予想できるだろうか。
公開時期の良さ、原作の人気、芦田愛菜の人気だろうか。

公開時150スクリーン程度のヒット作品は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円(108スクリーン)
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円(154スクリーン)
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「阪急電車 片道15分の奇跡」トータル10億円後半見込み(80スクリーン)
先0.6→2.7→5.6→7.0→8.2→9.1→9.6
☆11年「毎日かあさん」トータル5億円半ば見込み(134スクリーン)
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2→5.3
☆11年「うさぎドロップ」
OP1.0→2.9億円→
「阪急電車 片道15分の奇跡」以外との対比で考えると、「うさぎドロップ」の興行収入は6.1~6.5億円となる。
お盆という時期的な要因もあるので、ここまで稼げるかは微妙なところはある。

「うさぎドロップ」2.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「桜田門外ノ変」3.1億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」2.8億円(トータル6.3億円)
☆「BANDAGE」3.0億円(トータル6.0億円)
☆「ソラニン」2.6億円(トータル5.8億円)
☆「必死剣鳥刺し」2.6億円(トータル4.8億円)
☆「ボックス!」2.6億円(トータル4.8億円)
☆「座頭市」2.6億円(トータル4.0億円)
マックス6億円台、ミニマム5億円台となりそうだ。
高いオープニングは時期的な要因もありそうだが、ある程度の伸びがあると考えて、「うさぎドロップ」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
夏休みが過ぎても、大丈夫だろう。


10位:「シャンハイ」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 204スクリーン
5.3億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.8億円程度だろうか。
渡辺謙が出演している割には物足りないが、作品が地味なため仕方がない結果といえる。
ヒットは望みにくい作品であり、妥当なところではないか。
渡辺謙の他にも、菊地凛子、ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファと豪華スターが出演しているのだが、上手くアピールできていない。
派手さがある作品ではないので、難しかったのだろう。

渡辺謙が出演したハリウッド映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆05年公開「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆05年公開「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆10年公開「ダレン・シャン」トータル6.5億円
金1.4→03.7→05.4→06.0
☆10年「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆11年「シャンハイ」
OP1.0→02.9億円→
「ダレン・シャン」を下回る程度となりそうだ。
「ダレン・シャン」対比では5.1億円となるが、この対比は超えるだろう。

「シャンハイ」2.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「スパイアニマル・Gフォース」3.2億円(トータル6.5億円)
☆「恋するベーカリー」2.8億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと復活の秘薬」2.8億円(トータル4.4億円)
☆「バレンタインデー」2.8億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「シャンハイ」の興行収入は4.2~5.9億円となる。
渡辺謙出演効果があるので、先週に引き続き5億円台と予想したい。
あまり評価も良くなさそうなので、さすがに高い伸びはないだろう。


11位:「日輪の遺産」(角川)<1週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円前後
【公開規模】 145スクリーン
4.4千万円のオープニングを飾った。
先週『オープニングは0.8億円程度か』と書いたので、大きくズレた。
スクリーン数が多くない、角川映画であり、この程度でも仕方はない。
しかし、原作者は著名、出演者陣も豪華ということもあり、期待したのだが、年配層が動かなかったのか。

堺雅人主演の映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→5.0→7.6→9.0→10.0→10.6
☆10年「武士の家計簿」トータル14億円台見込み
先1.7→5.3→7.7→9.3→10.5→祝12.3
☆11年「日輪の遺産」
OP0.4億円→
「ゴールデンスランバー」対比で考えると、「日輪の遺産」の興行収入は2.3億円となる。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「私は貝になりたい」トータル24.5億円
祝込3日4.1→8.8→13.0→15.9→17.8→不明→21.0
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆11年「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」トータル15.7億円
祝3日3.9→8.4→11.3→13.3→14.2→14.5→14.8
☆11年「日輪の遺産」
OP0.4億円→
「火天の城」「桜田門外ノ変」対比で考えると、「日輪の遺産」の興行収入は2.9~3.1億円となる。
年配向けであるが、若い層も対応できるので、多少粘ると思われる。
「日輪の遺産」の興行収入は3億円前後と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので、ハズれた。
もうちょっと話題になるかと思ったのだが。


12位:「劇場版 魔法先生ネギま!ANIME FINAL」<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 29スクリーン
3.9千万円のオープニングを飾った。
今年公開された「マクロス」のオープニング1.2億円(38スクリーン)、「戦国BASARA」のオープニング0.5億円(22スクリーン)だったので、これらよりも劣る結果となっている。
1億円台だろうか。


13位:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~」(松竹・TBS)<4週目>
【公開前個人予想】 7.5億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP時5~6億円)
【公開規模】 277スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.4億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
オープニングは低かったが、やはり知名度の高さ、出演者の人気、夏休みという時期があり、それほど低い動きにはならなかった。
しかし、『ドラマの平均視聴率は8.85%となっており、映画化されるドラマの視聴率ではない。SMAPの人気も以前ほどのパワーがなく、ヒットするとは思えない』と書いたとおり、高い数字にもならなかった。
松竹としては、「寅さん」シリーズのような人情モノとして育てたかったようだが、どうなるだろうか。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」トータル19.3億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆11年「こち亀」
OP1.0→3.9→6.3→7.4億円→
実績は高かったが、「座頭市 THE LAST」が大コケしており、人気がやや落ちているのだろうか。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「特命係長 只野仁 最後の劇場版」トータル4.6億円
OP0.8→2.2→3.0→不明
☆10年「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」トータル3.9億円
木1.1(OP0.7)→2.7→3.2→3.6
☆08年「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」トータル3.7億円
OP0.8→1.7→2.6→3.2
☆11年「こち亀」
OP1.0→3.9→6.3→7.4億円→
さすがに、これらのような大コケにはならなかった。
これらとの対比で考えると、「こち亀」の興行収入は8.0~8.6億円となる。
夏休みも終わり、8億円程度となりそうだ。

「こち亀」7.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ゴースト もういちど抱きしめたい」7.5億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」6.3億円(トータル7.5億円)
これらとの対比で考えると、「こち亀」の興行収入は8.8~8.9億円となる。
9億円に届くかが注目となるが、「こち亀」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
OP時に『時期を考慮しても、やはり5~6億円というところだろう』と書いたが、さすがにお盆時期は黙っていても客が入るようだ。
公開前個人予想は7.5億円だったので、悪くはなかったようだ。
シリーズ化されるのか注目したいところだが、さすがに厳しいか。
しかし、この程度稼げればギリギリセーフともいえる。


14位:「イースターラビッツのキャンディ工場」<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円前後
【公開規模】 110スクリーン
3.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円弱となっている。
3億円前後となるだろうか。


15位:「ツリー・オブ・ライフ」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 7.5億円
【現時点での興行収入予想】 6億円後半
【公開規模】 224スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
ブラッド・ピットとショーン・ペンが出演する感動ファミリー系のヒューマンドラマで押す戦略だが、難解な作品と思われるためか、伸びが悪い。

監督が巨匠、かつ、出演者が豪華のヒューマンドラマといえば、クリント・イーストウッド監督作品が参考となるか。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」
OP1.7→04.6→06.2→06.9億円→
☆11年「ツリー・オブ・ライフ」
金1.4→03.8→04.8億円→
「インビクタス/負けざる者たち」との対比で考えると、「ツリー・オブ・ライフ」の興行収入は7.1億円となる。

「ツリー・オブ・ライフ」4.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「Dr.パルナサスの鏡」4.9億円(トータル7.1億円)
☆「エアベンダー」4.7億円(トータル6.0億円)
これらとの対比で考えると、「ツリー・オブ・ライフ」の興行収入は6.1~7.0億円となる。
7億円突破できるかが注目となるが、それほど伸びがないと思われるので、6億円後半と予想したい。
公開前個人予想は7.5億円だったので、悪くはない予想だったようだ。
思い切って拡大公開してきたが、やはり取っ付き難いのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その3)

5位:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】 43~44億円(OP時~4週目38~39億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 457スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは37.8億円弱となっている。
1週間の伸びは3.2億円半ば程度だろうか。
驚異の粘り腰を発揮していた。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日5.9→2週目5.6→3週目5.9→4週目5.1→5週目6.0→6週目6.0→7週目3.2億円となっている。
お盆時期の伸びが良かったが、さすがに息切れしている。

今年の「コナン」と似たような動きとなっていた。
☆11年「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」トータル24.4億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1→23.5
☆11年「名探偵コナン沈黙の15分(クォーター)」トータル31.3億円
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆11年「コクリコ坂から」
3日5.9→11.5→17.4→22.5→28.5→34.5→39.4億円→
「コナン」はGW公開なので、単純比較はしにくいものの、5週目までは同じだったが、一気にまくって抜き去った。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4→140.5→
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→
☆11年「コクリコ坂から」
3日05.9→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は43.5~46.1億円となる。
「ゲド戦記」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は42.2億円となる。
40億円突破は厳しいと考えていたが、超えてきそうだ。
「コクリコ坂から」の興行収入は、先週に引き続き「借りぐらしのアリエッティ」対比を超える程度の43~44億円と予想したい。
オープニングから4週目まで38~39億円と予想していたが、想定外の伸びをみせた。
やはりジブリブランドは強い。
しかし、公開前個人予想は60億円だったので、これは大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいところがあるようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。


6位:「カーズ2」(ディズニー)<5週目>
【公開前個人予想】 45億円
【現時点での興行収入予想】 32~33億円(OP~4週目36~37億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円超に向け好発進した
【公開規模】 517スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.0億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは27.1億円弱となっている。
1週間の伸びは2.7億円程度だろうか。
悪い動きではないが、ピクサー作品の中で、このシリーズはなぜか日本では人気がないようだ。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4.6→2週目7.1→3週目6.5→4週目6.1→5週目2.7億円となっている。
4週目まで大きな落ち込みはなかったが、5週目で夏は終わったようだ。

ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆11年「カーズ2」
OP4.6→11.7→18.2→24.3→27.1億円→
「カーズ」のトータルを超えた。
「WALL・E/ウォーリー」と似たような動きとなっているが、やや差が付きつつある。
「レミーのおいしいレストラン」「WALL・E/ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「カーズ2」の興行収入は33.0~36.6億円となる。
この下限程度だろうか。
先週まで36~37億円と予想していたが、もはや伸びるとは思えない。
ある程度は粘ると思われるが、「カーズ2」の興行収入は32~33億円と予想したい。
「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円を下回りそうだ。
前作の興行収入が低かったので、この程度でも仕方がないのか。
しかし、ハリウッドアニメはそれほど高い興行収入は上げられないが、その状況でも安定して高い興行収入を上げられるピクサーアニメのブランド力の高さが窺われる。
公開前個人予想は45億円だったので、ハズれとなりそうだ。
3D割増を2割と設定したが、それがちょっと高すぎたかもしれない。


7位:「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台(OP時14億円台)
【公開規模】 369スクリーン(先週比-28スクリーン)
9.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは15.6億円となっている。
1週間の伸びは2.1億円程度だろうか。
仮面ライダー生誕40周年、スーパー戦隊シリーズ35作の記念作品らしいが、それにしても伸びが高い。

「仮面ライダー」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「カブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「キバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「ディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末公開)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」(年末公開)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
金4.0→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0→
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」
OP3.5→8.8→13.5→15.6億円→
夏映画は9億円台が2本、14~15億円が2本、19億円が1本となっている。
09年に近いペースとなっている。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は17.1~17.4億円となる。
OP時には、今年も14~15億円となるのではないかと考えて、14億円台と予想したが、予想を大きく超えてきた。
「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」の興行収入は先週に引き続き17億円台と予想したい。
松平健とのコラボが意外性を産んだようだ。
それにしても、東映はライダーとプリキュアでもっているようなものだ。

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『メカニック』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B+(時間分は楽しめるはず)

オリジナルは未見。
ステイサムは、殺し屋“メカニック”としてのプロっぷりが様になっている。
ステイサム流の仕事の流儀というものがしっかりと描かれている。
誰かに狙われるくらいならば自分の手で友人を葬る、自分の手で葬った友人の息子を自分の手で再生させる、女にさりげなく自分の本名(通称)を教えたのに偽名だと思われるといった、男の美学も貫かれている。

相手が友人であれ、弟子であれ、失敗しピンチに陥ったときであっても、感情を表に出さずに、“仕事”を冷静に済ませる辺りもプロらしい。
慌てず、騒がず、走らずに現場から脱出するシーンが印象的となっている。

本作はただの復讐劇ではなくて、自分が殺した相手の息子を鍛えるという点が面白みとなっている。
鍛えた相棒がいつ裏切るかという緊張感が良い効果を生んでいる。

相棒がややチンピラっぽいので、ステイサムクラスとは言えないが、もうちょっと大物感のある人物の方がよかったかもしれない。
しかし、感情的に自暴自棄になったり、師匠の指示に従わずに自分の能力を過信して相手に立ち向かったりと、はっきり言ってプロとはいえない人物なのでチンピラ感があってもよかったのかもしれない。
プロフェッショナルとはかけ離れた無鉄砲さのおかげで、マツコ・デラックス並みの巨漢のホモとのガチバトルという本作の目玉が産まれたり、「それに触ったら殺すぞ」というセリフも活きてきている。

よくありがちなアクション作品ともいえるが、派手さだけの荒唐無稽さが目立つ作品ではなくて、リアルなプロの仕事が描かれている作品であり、普通のアクションよりも楽しめるのではないか。
ステイサムがあまりに完璧すぎるので、その辺りに改善の余地はあるかもしれない。

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気になる映画ニュース(9月第1週目)

☆「ダイハード5」の監督が決定
内定していたノーム・ムーロが「300<スリーハンドレッド>」の前日譚を描く作品を選んだため、降板していたが、「エネミー・ライン」「マックス・ペイン」のジョン・ムーアに決定した。
「マックス・ペイン」は見ていないが、「エネミー・ライン」は悪くはない作品だったので、期待できない選択ではない。


☆「オールド・ボーイ」リメイク版の主演が決定
主役は、「ミルク」「ブッシュ」「トゥルー・グリット」などの出演していたジョシュ・ブローリンに決定した。
彼は激しい役にも対応できる役者ではあるが、主演した「ジョナ・ヘックス」が大コケしただけに、興行収入的にはやや心配なところはある。
監督は、スパイク・リーに決まっている。


☆「忍たま乱太郎」がハリウッドでリメイクか
正式決定ではなくて、交渉中とのこと。
日本映画のリメイクが多く企画されているが、「リング」などのホラー以外にはいまだにヒット作品がないような気がする。
リメイク権だけを手に入れて、結局制作されないというケースも多いので、本腰を入れて、制作されるかも分からないという状況だ。


☆「スター誕生」のリメイクが制作延期へ
クリント・イーストウッドが監督し、ビヨンセが主演を務めることとなっていた。
来年の2月から撮影に入る予定だったが、ビヨンセが妊娠したため、延期されるようだ。
主演男優をディカプリオで調整していたようだが、なかなか難航していたようであり、今後の展開が気になるところ。

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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その2)

2位:「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」(ワーナー)<7週目>
【公開前個人予想】 88億円
【現時点での興行収入予想】 95億円前後
【配給会社期待値等】 興収100億円突破に向け好発進した
【公開規模】 721スクリーン(先週比-57スクリーン)
1.7億円を週末に稼ぎ、トータルでは88.6億円となっている。
1週間の伸びは4.7億円半ば程度だろうか。
シリーズ8作合計1000億円突破できるかが注目らしいが、それは厳しいだろう。

週毎の動きは以下のとおり。
OP4日24.0→2週目15.3→3週目13.8→4週目10.7→5週目10.4→6週目9.6→7週目4.8億円となっている。
さすがに息切れしてきたようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆01年「賢者の石」トータル203.0億円(※年末公開)
☆02年「秘密の部屋」トータル180.0億円(※冬公開)
☆04年「アズカバンの囚人」トータル135.0億円(※夏公開)
先18.7→42.0→58.6→71.1→85.2→94.7→102.4
☆05年「炎のゴブレット」トータル115.0億円(※冬公開)
先16.9→36.2→49.8→59.1→69.5→不明→95.5
☆07年「不死鳥の騎士団」トータル94.0億円(※夏公開)
先22.8→39.1→52.3→63.1→79.2→82.4→87.0
☆09年「謎のプリンス」トータル80.0億円(※夏公開)
6日22.1→35.0→47.5→55.9→66.7→71.6→74.9
☆10年「死の秘宝PartⅠ」トータル69億円
金11.8→28.9→37.8→44.4→49.1→53.5→58.9
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6億円→
日本では回を進めるごとに興行収入が落ちているが、最後の最後なのでかなり盛り返しそうだ。
PARTⅠの不調はいったい何だったのだろうか。
05年以降の作品との対比で考えると、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ」の興行収入は94.6~106.7億円となる。
100億円突破が当面の目標となりそうだ。
最低でも「不死鳥の騎士団」を超えたいところ。

100億円前後の興行収入の作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆11年公開「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年「死の秘宝PartⅡ」
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6億円→
「アリス・イン・ワンダーランド」対比では97.6億円となる。
現時点では、90億円以上、100億円以下という感じだろうか。
とりあえず先々週に引き続き95億円前後という予想にしておきたい。
公開前個人予想は88億円だったので、ややハズしそうだ。
右肩下がりの作品なので、いくらラストでも強気に100億円超の予想はできない。
「死の秘宝PartⅠ」を見ていない者が見るとは思えなかった。


3位:「カンフー・パンダ2」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 11~12億円
【公開規模】 535スクリーン
1.3億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.6億円となっている。
1週間の伸びは3.8億円半ばとなっている。
予想はできなかったが、もうちょっと稼ぐと予想しただろう。

ハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円(※夏公開)
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円(※夏公開)
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.5億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」
金2.7→6.6億円→
主要作品との対比で考えると、「カンフー・パンダ2」の興行収入は12.4~16.5億円となる。
夏休みも終わったので、大きくは伸びないだろう。
「カンフー・パンダ2」の興行収入は11~12億円と予想したい。
前作がトータル20.0億円だったので、かなり落ち込みそうだ。
「カーズ2」との兼ね合いもあったとは思うが、もうちょっと早めに公開してもよかったのではないか。


4位:「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(パラマウント)<5週目>
【公開前個人予想】 38億円
【現時点での興行収入予想】 43~44億円(OP~2週目38~39億円)
【配給会社期待値等】目標50億円超えの興行に向けて猛ダッシュスタートをきった
【公開規模】 693スクリーン(先週比-80スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは37.5億円となっている。
1週間の伸びは3.3億円半ば程度だろうか。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日8.2→2週目9.7→3週目8.6→4週目7.7→5週目3.3億円となっている。
4週目までは大きな落ち込みがなかったが、さすがに夏も終わり落ち込んだ。
しかし、「ハリポタ」には敵わないが、3D大作映画はこの夏には受けたようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5億円→
第2弾が第1弾の4割ほどの減少となっているが、前作は6月公開だったので、時期が悪かった気がする。
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は41.8~42.5億円となる。
公開直後は「トランスフォーマー」トータル40.1億円を超えない程度が落ち着きどころと思っていたが、超えてきそうだ。

以下の作品がライバルとなる。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆09年公開「2012」トータル38.0億円
祝込4日8.8→16.3→23.2→26.7→30.4→祝35.5→36.6
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5億円→
「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円以外には勝てそうだ。
「2012」トータル38.0億円も超えるだろう。
先行の有無などの関係で単純比較はしにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は41.4~46.9億円となる。

もはや大きく伸びないと思われるので、マックス45億円、ミニマム40億円程度か。
「インセプション」対比43.5億円、「天使と悪魔」対比43.9億円となるので、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の興行収入は先週に引き続き43~44億円と予想したい。
OP時~2週目まで38~39億円と予想していたが、お盆時期に思ったよりも伸びがあった。
公開前個人予想は38億円だったので、やや低すぎた。
前作の興行収入が低すぎたので、強気にはなりにくい。

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