ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(10月第5週目)

1位となったのは新作の「長靴をはいたネコ」。
事前には週末3日間で50.0百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る34.0百万ドルのオープニングを飾った。
「シュレック」のスピンオフのアニメ作品。
公開前に『「長靴をはいたネコ」はヒットするだろうが、「シュレック」レベルではないだろう。普通のドリームワークスレベルか』と書いたとおりとなるか。
「シュレック」以下とは思ったが、ドリームワークス以下とは思わなかった。

パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「長靴をはいたネコ」
OP34百万ドル→
あまり高くないようだ。
ハロウィンという時期が悪いのか、それとも飽きられているのだろうか。
これらとの対比で考えると「長靴をはいたネコ」の興行収入は97~139百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「長靴をはいたネコ」の興行収入は1億1~2千万ドル程度だろうか。
ここまで低くなると、もうこのシリーズも終わりだろうか。


2位は2週目の「パラノーマル・アクティビティ3」。
トータルでは81百万ドルとなっている。
ハロウィンシーズン向けのホラー作品。
公開前に『「SAW」シリーズに代わり、新たなハロウィンシーズンの代名詞となる「パラノーマル・アクティビティ」は爆発するのだろうか』と書いたが、ここまで爆発するとは思わなかった。
制作費はたったの5百万ドルであり、オープニングだけで10倍以上を稼いでいる。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」
OP53→81百万ドル→
これらよりも出足が良い。
「2」との対比で考えると、「3」の興行収入は104百万ドルとなる。
とりあえずは「1」を超えることが目標となるが、1億ドルに乗るかどうかというところではないか。
評価はそれほど悪くはない程度であるので、多少の伸びはあるだろう。

過去の「SAW」シリーズは以下の通り
☆04年「Ⅰ」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆05年「Ⅱ」トータル87百万ドル
OP32→60→74→80→84
☆06年「Ⅲ」トータル80百万ドル
OP34→59→70→75→78
☆07年「Ⅳ」トータル63百万ドル
OP32→50→58→62→63
☆08年「Ⅴ」トータル57百万ドル
OP30→45→52→55→56
☆09年「Ⅵ」トータル28百万ドル
OP14→23→26→27→28
☆10年「Ⅶ」トータル46百万ドル
先24→38→44→45→46
ハロウィンシリーズの代名詞「SAW」シリーズよりも優秀なシリーズといえる。


3位となったのは新作の「In Time」。
事前には週末3日間で15.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る12.0百万ドルのオープニングを飾った。
「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督のSFサスペンス。
ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライドが主演している。
公開前に『「In Time」はボチボチの成績か』と書いたとおりとなりそうだ。

ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ステイ・フレンズ」トータル56百万ドル
OP19→38→49→53→55
☆10年「ジュリエットからの手紙」トータル53百万ドル
OP14→27→37→43→47
☆11年「赤ずきん」トータル38百万ドル
OP14→26→32→36→37
☆11年「In Time」
OP12百万ドル→
これら以下となっている。
これらとの対比で考えると、「In Time」の興行収入は33~45百万ドルとなる。

以下の作品と同程度は稼ぎたかったのではないか。
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49
☆11年「In Time」
OP12百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはなさそうだ。
「In Time」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
「ガタカ」のような傑作サスペンスではないのだろうか。


4位は3週目の「Footloose」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費24百万ドルは楽に回収している。
公開前に『コケるかな』と思ったが、それなりに稼いでいる。
監督は05年「ハッスル&フロウ」(トータル22百万ドル)のクレイグ・ブリュワー。
若手俳優のほかに、デニス・クエイドが出演している。
ダンス作品の84年「フットルース」(トータル80百万ドル)のリメイク。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ハッスル&フロウ」トータル22百万ドル
OP08→15→19→21
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆07年「Stomp the Yard」トータル61百万ドル
OP22→41→51→56→59
☆08年「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」トータル58百万ドル
先26(OP19)→41→49→53→55
☆10年「ステップ・アップ3D」トータル42百万ドル
OP16→30→37→40→41
☆11年「Footloose」
OP16→30→38百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Footloose」の興行収入は43~49百万ドルとなる。
評価は普通程度なので、「Footloose」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ビッグヒットにはならないが、ダンス映画はそれなりに需要があるようだ。


5位となったのは新作の「The Rum Diary」。
事前には週末3日間で9.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る5.0百万ドルのオープニングを飾った。
ジョニー・デップ主演の冒険モノ。
公開前に『「The Rum Diary」は内容が分からないので読めないが、スクリーン数が多くないのでビッグヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなるが、かなり低い出足となった。
98年「ラスベガスをやっつけろ」と同じ原作者とのこと。

「ラスベガスをやっつけろ」の興行収入は以下のとおり。
☆98年「ラスベガスをやっつけろ」トータル11百万ドル
OP03→07
☆11年「The Rum Diary」
OP05百万ドル→
この程度なので、この結果も仕方ないのかもしれない。
評価は良いが、「The Rum Diary」の興行収入は2千万ドル台だろうか。
ジョニー・デップの趣味的な作品なのだろうか。


6位は4週目の「リアル・スティール」。
トータルでは74百万ドルとなっている。
監督は実績豊富なショーン・レヴィー。
ヒュー・ジャックマン主演のアクションドラマ。
ロボットのボクシングを題材とした親子モノの作品。
公開前に『「リアル・スティール」はそれなりに稼ぎそうだが、大ヒットはしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

監督実績の高いショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081
☆11年「リアル・スティール」
OP27→052→067→074百万ドル→
ここ数年は悪くても8千万ドルとなっており、ヒット作品を連発している。
これらとの対比で考えると、「リアル・スティール」の興行収入は87~100百万ドルとなる。
「デート&ナイト」には負けまいと思ったが、勢いがなくなりつつある。
1億ドル突破は厳しそうだ。
「リアル・スティール」の興行収入は、先週まで1億ドル台と予想していたが、9千万ドル台と下方修正したい。
ただ、ファミリーモノなので、多少は伸びるだろう。
親子の関係を描き、さらに感動スポーツモノを描いているので、評価はもちろんかなり高い。


7位は2週目の「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
監督は、「バイオハザード」シリーズで有名なポール・W・S・アンダーソン。
主演は、ローガン・ラーマン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルーム。
歴史モノアクション。
公開前に『「三銃士」は「バイオハザード」を超える程度か』と書き、大ヒットはないと思ったが、ここまで無視されるとは思わなかった。

ポール・W・S・アンダーソン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「バイオハザード」トータル40百万ドル
OP18→29→34→37→39
☆04年「エイリアンvsプレデター」トータル80百万ドル
OP38→63→72→76→79
☆10年「バイオハザードⅣ」トータル60百万ドル
OP27→44→52→57→59→60
☆11年「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
OP09→15百万ドル→
これらよりもかなり悪い動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の興行収入は19~21百万ドルとなる。
「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
アメリカ人はこの題材に飽きたのだろうか。


8位は4週目の「The Ides of March」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
ジョージ・クルーニー監督・共同脚本・主演・プロデュースのサスペンス。
ライアン・ゴズリングも主演している。
政治モノらしい。
公開前に『「The Ides of March」はジョージ・クルーニー主演作と同程度に稼ぎそうだ』となりそうだと書いたが、そのとおりとなりそうだ。

イメージしていたジョージ・クルーニー主演作の興行収入は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル
2週目拡大11→22→29→29
☆10年「ラスト・ターゲット」トータル36百万ドル
先16(OP13)→28→33→35
☆11年「The Ides of March」
OP10→22→29→33百万ドル→
これらをやや下回りそうだ。

ジョージ・クルーニー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「コンフェッション」トータル16百万ドル
☆05年「グッドナイト&グッドラック」トータル32百万ドル
☆08年「かけひきは、恋のはじまり」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
☆11年「The Ides of March」
OP10→22→29→33百万ドル→
「かけひきは、恋のはじまり」との対比で考えると、「The Ides of March」の興行収入は35百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、「The Ides of March」の興行収入は、先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
しかし、いつまでも2~3千万ドルの壁を突破できないようだ。


9位は6週目の「マネーボール」。
トータルでは67百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルは楽に回収している。
公開前に『「Moneyball」はかなりヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、05年「カポーティ」(トータル29百万ドル)のベネット・ミラー。
ブラッド・ピット主演のスポーツドラマ。
大リーグの実在のゼネラルマネージャーを描いた作品。
アカデミー賞にも絡んでくるのではないかといわれている。

スポーツドラマやアカデミー賞で話題となった作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆10年「ファイター」トータル94百万ドル
拡大後13→27→46→58→66→73→78
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「マネーボール」
OP20→38→49→58→64→67百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は76~86百万ドルとなる。
評価がメチャクチャ高いので、2週目まで1億ドル台と予想していたが、思ったよりも伸びてこなかった。
「マネーボール」の興行収入は、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
7千万ドル台の可能性もあるが、賞レースが始まれば、粘るだろう。
果たして、アカデミー賞の本命にはなるのだろうか。


10位は5週目の「Courageous」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
先週圏外だったが、返り咲いてのランク入りとなった。
制作費はたった2百万ドルであり、かなりの利益となりそうだ。
アレックス・ケンドリック監督・共同脚本・主演・プロデュースのキリスト教系のヒューマンドラマ。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

アレックス・ケンドリック関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Fireproof」トータル33百万ドル
OP07→12→17→21→24
☆11年「Courageous」
OP09→16→21→25→28百万ドル→
前回よりも良い動きとなっている。
先々週まで『トータルでは超えられるかは疑問』と書いたが、超えてきそうだ。
「Courageous」の興行収入は先々週まで2千万ドル台と予想していたが、3千万ドル台に上方修正したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないと思ったが、関係ないようだ。
日本では公開されることはないだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「Harold & Kumar」シリーズの「A Very Harold & Kumar Christmas」
☆ベン・スティラー、エディ・マーフィ主演の犯罪コメディ「Tower Heist」
どちらもコメディ作品だけに、気になる勝負となりそうだ。
どちらも食い合いそうであり、いつもよりは低い出足となるかもしれない。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(10月4週目その4)

8位:「アンフェア the answer」(東宝・フジテレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 23億円台(3~4週目24億円台、OP~2週目20~21億円)
【公開規模】 368スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは21.9億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度か。
20億円を突破している。
勢いは最初だけと思ったが、思ったよりも伸びている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆11年「アンフェア the answer」
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は24.1億円となる。
この対比をやや下回るか。

ライバルになりそうな作品は以下のとおり。
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆11年「アンフェア the answer」
OP3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は23.2~23.6億円となる。
「ライアーゲーム 」辺りには負けたくないところだが、どうなるだろうか。

「アンフェア the answer」21.9億円と同程度の6週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」22.3億円(トータル23.6億円)
☆「大奥」21.6億円(トータル23.2億円)
これらとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は23.2~23.5億円となる。
「アンフェア the answer」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
残り1.1億円以上の上乗せを期待したい。
2週目までは20~21億円、5週目まで24億円台と予想していたが、この間のレベルに落ち着いた。
高い伸びを示していたが、祝日も多かったので、その影響もあったのだろう。
公開前個人予想は19.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
前作からの公開期間も空いており、それほど盛り上がっているわけでもないと思ったが、現在公開中の映画のラインナップを見ると、相手に恵まれたのかもしれない。


9位:「DOG×POLICE 純白の絆」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 314スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは6.5億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
久々に東宝がヤラかして、コケるだろうと予想したが、普通に稼いでいる。
動物モノの事件モノであり、確かにそれほど観にくい作品でもないかもしれない。
気楽に観れるといえば、観られるようだ。

市原隼人主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「猿ロック THE MOVIE」トータル4.0億円
OP0.9→2.1→2.8→
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1
戸田恵梨香主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆11年「DOG×POLICE 純白の絆」
OP1.5→祝4.2→5.5→6.5億円→
これらとの対比で考えると、「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は7.6~8.7億円となる。
動物モノではあるが、それほど伸びはないだろう。
8億円程度となるだろうか。

「DOG×POLICE 純白の絆」6.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ゴースト もういちど~」7.5億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」6.3億円(トータル7.5億円)
☆「きな子」6.1億円(トータル7.1億円)
これらとの対比で考えると、「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は7.6~7.8億円となる。
微妙なところだが、「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
残り1.5億円以上の上乗せを期待したい。
大ヒットする作品とは思えず、この程度ならば、個人的には問題ないと思う。
公開前個人予想は5億円台だったので、ハズしそうだ。
コケると思ったが、まさかコケたのは「はやぶさ」とは思わなかった。


10位:「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台(OP時4億円台)
【公開規模】 369スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.2億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
主演の知名度が日本では高くないこともあるが、アメコミ作品はやはり日本では厳しいようだ。

アメコミ作品が参考となる。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル6~7億円見込み
OP1.7→4.1→5.5→6.3→
☆11年「マイティ・ソー」トータル5億円見込み
OP1.3→3.2→4.2→4.6→
☆11年「キャプテン・アメリカ」
金1.2→2.2億円→
これらを下回りそうだ。
これらとの対比で考えると、「キャプテン・アメリカ」の興行収入は3.4~4.1億円となる。
この程度となりそうだ。

「キャプテン・アメリカ」2.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」2.8億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと~」2.8億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」2.6億円(トータル4.3億円)
☆「バレンタインデー」2.8億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「キャプテン・アメリカ」の興行収入は3.2~3.8億円となる。
「キャプテン・アメリカ」の興行収入は先週4億円台と予想したが、そこまで伸びそうもない。
3億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、微妙な結果となりそうだ。
それにしても、「スパイダーマン」以外のアメコミ作品はなぜ日本ではヒットしないのだろうか。
「アベンジャーズ」もひょっとすると日本では「アイアンマン」レベルとなるかもしれない。


11位:「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 6億円前半(OP時7億円台)
【公開規模】 303スクリーン(先週比-1スクリーン)
3.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円となっている。
1週間の伸びは6.6千万円半ば程度だろうか。
今年公開された100スクリーン台の「うさぎドロップ」「毎日かあさん」よりも低い動きとなっている。
各映画会社がこぞって映画化を競って進めた「はやぶさ」という題材、老若男女が楽しめる感動作品、監督はビッグネームの堤幸彦、コケる要素はないだろうと踏んだが、存外な結果となった。
他の映画会社はこの結果を喜んでいるのか、焦っているのか、どちらだろうか。

期待しすぎただけで、以下を考えれば、順当なのかもしれない。
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆10年「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」トータル6.3億円
先1.0→2.8→3.8→4.6→5.2→5.5→
☆11年「はやぶさ/HAYABUSA」
OP1.0→2.5→3.7→4.4億円→
これらとの対比で考えると、「はやぶさ/HAYABUSA」の興行収入は5.6~6.0億円となる。
期待していた伸びもなさそうだ。

「はやぶさ/HAYABUSA」4.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「RAILWAYS」4.6億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」4.1億円(トータル5.8億円)
☆「孤高のメス」4.1億円(トータル5.0億円)
☆「必死剣鳥刺し」4.2億円(トータル4.8億円)
☆「ボックス!」4.1億円(トータル4.8億円)
多少は粘ると考えたが、その期待もできそうもない。
「はやぶさ/HAYABUSA」の興行収入は、2週目から先週まで6億円前半と予想していたが、6億円突破しないだろう。
5億円後半と下方修正したい。
残り1億円少々というところだろう。
オープニング時には7億円台と予想したが、想像よりも全く伸びなかった。
公開前個人予想は15.0億円だったので、半分以下となりそうだ。
少なくともファミリー層や年配層が動くと思ったが、なぜこれほど無視されたのだろうか。
主演が竹内結子だからなのか。


12位:「ランゴ」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 151スクリーン
2.3千万円(23,060,600円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは0.8億円程度か』と書いたが、大きくズレた。
みんなが大好きなジョニー・デップ主演作品がなぜこのような酷い目にあっているのだろうか。
作風的に、ファミリーからも、カップルからも、どちらからも無視されたか。

以下の作品は超えると思ったが、話にならなかった。
☆10年「コララインと魔法のボタン」トータル3.5億円
金0.7→1.6→2.1
☆10年「ガフールの伝説」
金0.6→1.3→1.7
☆11年「ランゴ」
OP0.2億円→
「コララインと魔法のボタン」の3分の1程度か。
1億円台と予想したい。
ただのアメリカのアニメ映画ならばこの結果でも仕方がないが、ジョニー・デップ主演作品なので、ここまでの低迷は予想しにくかった。


13位:「東京オアシス」<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 23スクリーン
1.5千万円半ばのオープニングを飾った。
小林聡美、加瀬亮、原田知世などが出演している。
「かもめ食堂」「めがね」系の映画のようだ。
女性には人気がありそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「めがね」トータル5.0億円
祝0.8(OP0.6)→1.7→2.6→3.3(OP時72スクリーン)
☆10年「マザー・ウォーター」
OP0.3→1.1(OP時58スクリーン)
☆11年「東京オアシス」
OP0.2億円→(OP時23スクリーン)
現状のスクリーン数がキープされるならば、単純に「めがね」の3分の1程度と考えて、1億円台となりそうだ。
ファンがいそうなので、もうちょっとスクリーンを増やしてもよいのではないか。


14位:「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」(松竹)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円後半(2~5週目5億円台)
【公開規模】 131スクリーン(先週比-44スクリーン)
1.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.7億円となっている。
1週間の伸びは2.0千万弱程度か。
アメリカではコケており、日本でもコケるかと思って、予想はしなかったが、それなりに稼いでいる。
匂いつきの4Dが受けたのか。
「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」はトータル14.5億円を稼ぐほどの知名度のあるシリーズ作品であり、ファミリー層を中心に動員したようだ。

「スパイキッズ4D」5.7億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エクリプス/トワイライト・サーガ」5.7億円(トータル5~6億円)
「スパイキッズ4D」の興行収入は先週まで5億円台と予想していたが、5億円後半が落ち着きどころとなりそうだ。
残り数千万円程度しか上乗せできないだろう。
前作からは激減しているが、期間も空いており、主役も異なっている。
他のシリーズ作品とは異なるシリーズ作品なので前作の数字は参考にはならないだろう。
オープニングのスクリーン数が218程度であり、この程度でもそれほど悪くはないと思われる。


15位:「探偵はBARにいる」(東映)<7週目>
【公開前個人予想】 6億円
【現時点での興行収入予想】 12億円台(OP時10億円台)
【公開規模】 103スクリーン(先週比-56スクリーン)
1.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは11.8億円となっている。
1週間の伸びは3.3千万円弱程度だろうか。
大台の10億円に楽に乗せている。
舞台となった北海道での人気がかなり高いとのことである。
作風的にもユニークであり、コケることはないと思ったが、東映系作品としては珍しいヒットとなりそうだ。

大泉洋主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→04.1→04.4
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→5.2→8.2→9.9→10.8→11.5→11.8億円→
規模が全く異なるが、倍以上を稼いでいる。

内容は全く分からないが、ユニークなサスペンス系が参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→04.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→05.2→08.2→09.9→10.8→11.5→11.8億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は12.3~12.4億円となる。
この対比程度には伸びそうだ。

「探偵はBARにいる」11.8億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インシテミル」12.0億円(トータル12.2億円)
これらとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は12.0億円となる。
オープニング時には10億円台と予想したが、「探偵はBARにいる」の興行収入は先週に引き続き12億円台と予想したい。
残り2千万円以上は楽に稼ぐだろう。
これで大泉洋の株はかなり上がったのではないか。
公開前個人予想は6億円だったので、ハズれそうだ。
コケることはないとは思うが、東映系でもあり、作風的にも10億円に乗るような作品でもないと思ったが、分からないものだ。


順位不明:「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 7億円前半(2~3週目8億円台)
【公開規模】 58スクリーン(先週比-275スクリーン)
トータルでは7.0億円となっている。
1週間の伸びは1.2千万円弱程度か。
ほとんどのスクリーンで打ち切りとなったようだ。
地震の影響で、公開延期されていた作品。
アメリカでは84百万ドル稼いだ作品(製作費7千万ドル)であり、合格点の興行収入だったが、『日本で知名度のあるスターが登場するわけでもなく、アメリカで大きな話題になった作品でもなく、大ヒットもないだろう』と書いた通りとなった。

参考とした「第9地区」を超えることはできなかった。
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP1.7→4.7→6.1→6.6→6.9→7.0億円→
4週目までは、いい勝負をしていたが、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」には連休が多かった。
もはや伸びはないだろう。

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」7.0億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「食べて、祈って、恋をして」7.2億円(トータル7.5億円)
もはや1千万円も伸びないだろう。
「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は、先週に引き続き7億円前半と予想したい。
3週目まで8億円台と予想していたが、思ったより伸びがなかった。
公開前個人予想は9.0億円だったので、悪くはないヨミだったようだが、ちょっと高すぎたか。
エイリアンモノは意外と日本では受けるはずだと考えたが、やや期待ハズレだった。


順位不明:「ステイ・フレンズ」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3千万円台(2週目2千万円台、OP1千万円台)
【公開規模】 39スクリーン(先週比-8スクリーン)
トータルでは3.3千万円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.7百万円半ば程度だろうか。
スクリーン数が2週目に増えた影響もあるが、意外と伸びている。

ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス主演作品。
ジャスティン・ティンバーレイクはミュージシャンとして有名であり、「ソーシャル・ネットワーク」に出演、ミラ・クニスは「ブラック・スワン」に主演している。
悲惨な結果になるかと思ったが、このスクリーン数ならば、この程度でもそれほど悪くないか。
OP時はスクリーンが少なく1千万円台と考えて、2週目に2千万円台と考えたが、先週に引き続き3千万円台と考えたい。
DVDスルーでもよいとは思ったが、実績を作ることも大切ということか。


順位不明:「セカンドバージン」(松竹・NHK)<5週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円前半(2~4週目4億円台、OP時3億円台)
トータルでは4.0億円弱となっている。
1週間の伸びは3.1千万円程度だろうか。
週末に鑑賞する映画ではないようであり、平日には多少伸びがあるようだ。
しかし、さすがにこれがヒットするはずはないだろう。
『話題となったらしいドラマの映画化ではあるが、平均視聴率は8.6%とそれほど高くはない。また、家で見るのはよいかもしれないが、映画館で見る作品ではないとも考えられる』と書いたとおりとなるか。
ウィークデイのOL層の動きがポイントなるが、これは動かないだろう。
主演2人に熱愛報道がなされているが、宣伝のようにしか思えない。

大人向けのラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「愛の流刑地」トータル13.9億円
OP1.6→5.5→8.3→10.4→祝12.0→12.6→13.1
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→9.0→9.6
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9→2.3→祝3.2→3.7→4.0億円→
ハマれば、ヒットしやすいジャンルではあるが、これはさすがに厳しいだろう。
これらとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は4.4~5.3億円となる。
この下限程度となるか。

NHKのドラマの映画化は以下のとおり。
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9→2.3→祝3.2→3.7→4.0億円→
これとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は4.5億円となる。
やはり4億円台となりそうだ。

「セカンドバージン」4.0億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソラニン」4.5億円(トータル5.8億円)
☆「孤高のメス」4.6億円(トータル5.0億円)
これとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は4.3~5.2億円となる。
「セカンドバージン」の興行収入は先週まで4億円台と予想していたが、4億円前半が落ち着きどころか。
残り数千万円しか上乗せできないだろう。
オープニング時には3億円台と予想したが、平日に多少伸びたようだ。
公開前個人予想は3億円台だったので、当たりといえるだろう。
自虐的に無謀な映画化と銘打っている「サラリーマンNEO」はいったいどうなるだろうか。


順位不明:「神様のカルテ」(東宝)<9週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円後半(5~6週目19億円前後、OP~4週目17~18億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に期待がかかる
トータルでは18.4億円となっている。
1週間の伸びは1.8千万円程度だろうか。
15億円を楽に突破している。
嵐の人気は伊達ではないようだ。
よく知らなかったが、原作も知名度のあるものだったようだ。
しかし、公開時の目標が20億円であり、やはり20億円には到達しなかった。

嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6→08.9
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
5週目26.9→28.5→29.2→29.6→30.1
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6→22.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
5週目28.4→30.5→31.6→32.2→32.9→33.4
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆11年「神様のカルテ」
5週目16.5→17.5→祝18.0→18.2→18.4億円→
これらよりも低いが、作風的に仕方がない。
主要作品との対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は19.2~19.3億円となる。
しかし、ここまでは伸びそうもない。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8→18.5→18.9
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
5週目16.5→17.5→祝18.0→18.2→18.4億円→
「陰日向に咲く」には勝てそうもない。
「神様のカルテ」の興行収入は、先週に引き続き18億円後半と予想したい。
残り数千万円程度は上乗せできるのではないか。
4週目まで17~18億円、5~6週目まで19億円前後と予想していたので、それほど悪いヨミではなかった。
公開前個人予想は12億円台だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
やはり、嵐の人気は想像以上だったようだ。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目その3)

1位:「猿の惑星 創世記」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 27~28億円
【公開規模】 628スクリーン(先週比+2スクリーン)
2.2億円を週末に稼ぎ、トータルでは17.8億円となっている。
1週間の伸びは4.8億円弱程度だろうか。
確かに知名度のある題材であり、01年公開時には45.0億円を稼いでいるシリーズではあるが、ここまでヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2→32.0→32.5
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7→
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章」トータル26.8億円
金5.4→12.5→15.7→17.9→20.7→23.9→25.6
☆11年公開「猿の惑星 創世記」
金4日7.3→13.1→17.8億円→
これらとの対比で考えると、「猿の惑星 創世記」の興行収入は24.6~30.4億円となる。
ライバルには恵まれているが、時期的にも大きく伸びることもないと思うので、「猿の惑星 創世記」の興行収入は先週に引き続き27~28億円と予想したい。
ここまで日本人受けするとは思わなかったが、やはり知名度のある題材ということだろうか。
確かに幅広い層にも対応できそうな作品でもある。


3位:「モテキ」(東宝・テレビ東京)<5週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 21億円台(4週目19億円台、OP~3週目17~18億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円突破は確実
【公開規模】 276スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは17.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.3億円程度だろうか。
伸びは順当であり、デートムービーとして機能しているのかもしれない。
それにしても、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と女優陣は豪華だが、これほどのヒットするとは想像だにしなかった。
漫画原作、ドラマの映画化であり、ドラマの評価も高かったようなので、その辺りが要因か。
『オープニングは低くても、伸びていくタイプの作品だろう。ドラマを見ていなくても映画だけでも大丈夫な作品と思いたい』と書いたようにその点を評価はしていたが、いきなりオープニングからヒットするとは思わなかった。
20億円が目標だったので、10億円台となると思ったが、突破しそうだ。

サスペンス系以外のドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4→33.6
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0→15.5→17.9億円→
これらは夏や冬休みなどに公開されたため、あまり参考にならないかもしれないが、これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は21.2~24.0億円となる。
20億円突破は不可能ではないようだが、どうなるだろうか。

20億円前後のラブストーリー系映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0→15.5→17.9億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は20.8~21.2億円となる。
やはり、20億円突破ラインには立っている。

「モテキ」17.9億円と同程度の5週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「大奥」20.0億円(トータル23.2億円)
☆「悪人」16.8億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」16.3億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」16.1億円(トータル17.6億円)
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は19.6~21.1億円となる。
「BECK」などのように、『観客層には限界があるはずだと思った』が、思ったほど伸びが止まらない。
20億円を突破するのではないか。
「モテキ」の興行収入は21億円台と予想したい。
残り3億円以上の上乗せは可能だろう。
OP~3週目17~18億円、4週目まで19億円台と予想していたが、ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥ったようだ。
公開前個人予想は9億円台だったので、完全にハズれとなる。
今年公開された「アンダルシア 女神の報復」「神様のカルテ」を超えて、「岳ガク」や「プリンセストヨトミ」を相手にしないなどと予想できただろうか。

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気になる映画ニュース(10月第4週目)

☆スティーヴン・キング原作「ザ・スタンド」の監督が決定
「ハリー・ポッター」シリーズのデヴィッド・イェーツ監督が有力とされていたが、ベン・アフレックに決まったようだ。
3部作で公開される予定だったが、どのような形態となるかが注目となる。
なぜ、アフレックを起用したのかは不明だが、観れば納得できるような作品に仕上げてもらいものだ。


☆スティーヴン・キング原作「ダーク・タワー」の制作は進行中
高額な制作費のため、ユニバーサルが撤退したが、制作費を削減して、新たなスタジオを探しているようだ。
3本の映画+テレビシリーズにより描かれる壮大な構想であり、スタジオが足踏みするのは当然だろう。


☆「インデペンデンス・デイ」の続編が制作か
前作同様に、主演ウィル・スミス、監督ローランド・エメリッチが起用されるかどうかは分からないようだ。
続編は2部作となるようだ。
ギャラが高すぎるので、ウィル・スミスを起用できないという報道もある(2作で5千万ドルのギャラ及び妻、娘の出演を要求という噂もあり)。
誰が主演であれ、派手な3D作品とすれば、「トランスフォーマー」のような大ヒットとなるのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目その2)

4位:「ツレがうつになりまして。」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP時9億円台)
【公開規模】 222スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは5.9億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円弱程度だろうか。
公開前に『老若男女向けの感動作品であり、病気モノではあるが、題材的にも意外と受けそうな気がする。特に、女性受けもよさそうだ』と書いたが、意外と受けなかった。
平日の伸びに期待したいが、どうなるだろうか。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5億円→
☆11年「ツレがうつになりまして。」
祝3日1.9→4.0→5.9億円→
「少年メリケンサック」「ソラニン」との対比で考えると、「ツレがうつになりまして。」の興行収入は8.2~9.8億円となる。
8億円程度が落ち着きどころか。

「ツレがうつになりまして。」5.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ゴースト」6.3億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」5.4億円(トータル7.5億円)
☆「きな子」5.3億円(トータル7.1億円)
これらとの対比で考えると、「ツレがうつになりまして。」の興行収入は7.9~8.4億円となる。
「ツレがうつになりまして。」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
残り2億円以上は稼げるだろう。
オープニング時に「ゴースト」レベルの伸びを期待して、9億円台と予想したが、そこまでは伸びそうもない。
公開前個人予想は12億円台だったので、ハズれとなりそうだ。
宮崎あおいが主演であり、年配層も動くと思ったが、どうなるだろうか。
軽めのテイストのような気がするが、ウツという題材がリアルに重過ぎるのか。


5位:「ワイルド・スピードMEGA MAX」(東宝東和)<4週目>
【公開前個人予想】 10.5億円
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP~2週目12億円台)
【配給会社期待値等】 20億円も視野に入った
【公開規模】 406スクリーン(先週比-8スクリーン)
7.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは13.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
先行もあり、スタートダッシュには成功している。
勢いは止まりつつあると思ったが、それほど急激にはブレーキは掛からないようだ。
しかし、オープニング時に、配給会社は『20億円も視野に入った』と期待したようだが、過去のシリーズからそれほどジャンプアップすることはないだろう。

「ワイルド・スピード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「ワイルド・スピード」10億円未満
☆03年「ワイルド・スピードX2」10億円未満
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル9.7億円
OP2.4→5.8→7.7→8.6
☆09年「ワイルド・スピード MAX」トータル9.5億円
金4日3.6→5.9→7.6→8.6→9.2
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
先行込5.0→8.7→11.5→13.1億円→
先行があったので、単純比較はできないが、これらとの対比で考えると、「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は14.5~14.8億円となる。
先行込みなので、この対比を下回る程度か。
ただ、個人的な評価は高い作品であり、それなりの伸びは期待したい。
シリーズモノではあるが、シリーズ未鑑賞者でも対応はできるだろう。

「ワイルド・スピードMEGA MAX」13.1億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「シャッターアイランド」13.3億円(トータル17.0億円)
☆「タイタンの戦い」13.9億円(トータル15.8億円)
☆「ベスト・キッド」12.2億円(トータル15.2億円)
「タイタンの戦い」との対比で考えると、「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は14.9億円となる。
「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想したい。
残り2億円以上の上乗せはないだろう。
2週目まで12億円台と予想していたが、意外と伸びが止まらない。
気軽に見られる作品であり、評価も高いので、このような結果となっているのではないか。
公開前個人予想は10.5億円だったので、ハズれそうだ。
アメリカでも今年公開された作品の中では、「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル241百万ドルに次ぐ、2億1千万ドル弱を稼ぐ大ヒットをみせており、日米ともにシリーズ最高となっている。


6位:「一命」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 460スクリーン
5.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.8億円弱程度だろうか。
いちおう控え目に予想したが、想像以上に低い動きとなっている。
時代劇のため若者は見ない、年配層は海老蔵主演、3D作品ということもあり敬遠したのか。
カンヌに出品するなど、評価は高いかもしれないが、「十三人の刺客」とはタイプが違うと思われる作品であり、この規模で公開する戦略もよく分からない。

「十三人の刺客」の三池崇史監督作品。
三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→02.8→04.7→06.6→08.3億円→
☆11年「一命」
OP0.9→02.6億円→
「十三人の刺客」レベルを期待したいところだったが、やはり無理だった。
「妖怪大戦争」「ヤッターマン」以外の作品との対比で考えると、「一命」の興行収入は5.7~6.6億円となる。
多少は伸びることを期待しても5~6億円か。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「武士の家計簿」トータル14億円台見込み
先1.7→5.3→7.7→9.3→10.5→祝12.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8億円台
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆11年「一命」
OP0.9→2.6億円→
「桜田門外ノ変」以下のレベルとなる。
これらとの対比で考えると、「一命」の興行収入は5.8~7.3億円となる。
6億円突破できるかが注目となる。

「一命」2.6億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソラニン」2.6億円(トータル5.8億円)
☆「人間失格」2.5億円(トータル5.4億円)
☆「必死剣鳥刺し」2.6億円(トータル4.8億円)
☆「ボックス!」2.6億円(トータル4.8億円)
☆「座頭市」2.6億円(トータル4.0億円)
これらとの対比で考えると、「一命」の興行収入は4.0~5.8億円となる。
年配層を中心に平日にさすがに伸びるだろう。
「一命」の興行収入はとりあえず先週に引き続き6億円台と予想したい。
話題になって大きく伸びるというサプライズはなさそうだ。
評価は悪くないので、伸びが低いということもないと考えたい。
公開前個人予想は8億円台だったので、微妙な予想となる。
大ヒットはしないと思ったが、もうちょっと高いとは思った。

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国内映画興行収入ランキング(10月5週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

☆「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
アメリカでは大コケしているが、日本人が好みそうな作品。
大味のアクション作品であり、年齢・性別を問わないので、ヒットするのではないか。
「バイオハザードⅣ」(トータル47.0億円)レベルとは言わないが、「シャーロック・ホームズ」(トータル21.6億円)レベルを稼いでも不思議ではない。
しかし、ある程度のキャストは揃っているが、主役の知名度が低いので、さすがにここまでは稼がないだろう。
10億円台後半だろうか。
「シャーロック・ホームズ」(トータル21.6億円)の8割程度と考えて、「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の興行収入は17億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は3.2億円程度か。


☆「ミッション:8ミニッツ」
アメリカでは評価が高かった作品であり、日本ではある程度受け入られるだろう。
ただ、日本でのヒット作もあるが、ジェイク・ギレンホールの日本での知名度も未知数。
そのため、大ヒットはしないだろうが、アイディアが面白いので、それなりに稼ぐと考えたい。
07年「デジャヴ」(トータル8.9億円)、08年「バンテージ・ポイント」(トータル8.5億円)を下回る程度か。
「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は7億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は1.5億円程度か。


☆「ステキな金縛り」(東宝)
人気の三谷幸喜監督作品であり、ヒットするのは間違いないが、法廷モノであり、今までの監督作品よりもこじんまりとした印象。
三谷幸喜関連作品は以下の通り。
☆01年「みんなのいえ」トータル12.5億円
☆04年「笑の大学」トータル7.2億円
☆06年「THE有頂天ホテル」トータル60.8億円
OP5.7→16.6→26.4→34.8→42.1→47.3
☆08年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9
「ザ・マジックアワー」以下、「みんなのいえ」以上となりそうだ。
20億円台だろうか。
「ザ・マジックアワー」の7割程度と考えて、「ステキな金縛り」の興行収入は27億円台と予想したい。
オープニングは3.5億円程度か。


☆「映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ」(東映)
知名度の高い作品であり、いつも通りのヒットにはなるだろう。
ただ、例年よりも下回りそうだ。
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1億円→
調べる気もしないが、DXシリーズではなさそうだ。
あまり盛り上がりを感じないので、8億円台だろうか。
オープニングは1.8億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目その1)

動員2位:「カウボーイ&エイリアン」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 331スクリーン
1.4億円(140,422,000円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.9億円程度か』と書いたので、予想よりも低い。
題名がユニークなため、ある程度注目を集めると思ったが、それほどではなかった。
ダニエル・クレイグの日本での人気は高くはないと思うが、ハリソン・フォードも出演しており、カバーしてくれると期待したのだが、ダメだったか。

「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監督作品。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→
☆11年「カウボーイ&エイリアン」
OP1.4億円→
これらとの対比で考えると、「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は6.3~6.5億円となる。
この辺りだろうか。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆08年公開「ハプニング」トータル12.3億円
金2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP1.7→4.7→6.1→6.6→6.9億円→
☆11年公開「カウボーイ&エイリアン」
OP1.4億円→
『今年公開された「世界侵略:ロサンゼルス決戦」よりはヒットするだろう』と予想したが、それよりも低い。
主要作品との対比で考えると、「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は6.5~6.8億円となる。
やはり6億円台か。

「カウボーイ&エイリアン」1.4億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ラブリーボーン」2日1.4億円(トータル7.0億円)
☆「プリンス・オブ・ペルシャ」2日1.5億円
☆「かいじゅうたちのいるところ」2日1.4億円(トータル5.7億円)
☆「サロゲート」2日1.4億円(トータル5.5億円)
「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は6億円台と予想したい。
タイトルに釣られて、ある程度幅広い客層が多少は集まるだろう。
公開前個人予想は9億円台だったので、ハズれとなりそうだ。
エイリアンモノは当たりやすく、タイトル的にも注目を集めると思ったが、観客が動くほどではなかったか。


動員7位:「スマグラー おまえの未来を運べ」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 184スクリーン
4.9千万円弱(48,755,300円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.1億円程度か』と書いたので、大きくズレた。
スクリーン数があまり多くないので、ヒットは期待されていないのかもしれないが、このオープニングはコケすぎではないか。
本作よりもスクリーンが少ない「うさぎドロップ」(OP1.0億円)、「毎日かあさん」(OP0.8億円)、「高校デビュー」(OP2日0.5億円)よりも低い。
多少クセのある作品と思われるが、妻夫木聡主演作品であり、この低さは訳が分からない。
暴力的な映画は女性には好まれないので、その辺りが要因か。

妻夫木聡主演作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1→33.0
☆07年「憑神」トータル8.8億円
OP1.2→03.7→05.3→06.4→07.2→07.7
☆09年「感染列島」トータル19.1億円
OP3.0→07.8→11.7→14.3→16.5→17.5→18.2
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆11年「マイ・バック・ページ」
OP0.3→0.7
☆11年「スマグラー おまえの未来を運べ」
OP0.5億円→
「マイ・バック・ページ」に続いてコケている。
人気が落ちているとは思えないが、興行収入を動かすほどのパワーはないのか。
これらとの対比で考えると、「スマグラー おまえの未来を運べ」の興行収入は3.2~4.0億円となる。
3億円程度となりそうだ。

「スマグラー おまえの未来を運べ」0.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「FLOWERS」0.5億円
☆「てぃだかんかん」0.5億円
☆「誰かが私にキスをした」0.5億円(トータル2.3億円)
☆「東京島」0.5億円
「スマグラー おまえの未来を運べ」の興行収入は3億円台と予想したい。
さすがに多少は伸びるだろう。
公開前個人予想は7億円台だったので、大きくハズしそうだ。
妻夫木聡主演作品であり、そうそう低くは予想できない。

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『カウボーイ&エイリアン』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(期待はしなくてよいが、特異な設定なので見てもよいだろう)

中身もそれほどなく、突っ込みどころもご都合主義も満載だが、何も考えなければ意外と楽しめる作品。
タイトルの割に、目新しさはなく、普通のエイリアンモノの舞台を現在ではなくて、過去にしたという程度ではあるが、荒唐無稽な設定における派手な王道アクション大作を堪能すればよい。
敵側エイリアン軍団、味方エイリアンだけではなくて、ウェスタン時代を活かしてアパッチ族、強盗団を入り混ぜて、カオス的な世界にもなっている点も面白いところだ。
全く大した謎ではないが、主人公が記憶を無くしている、謎の腕輪をはめているという設定などは一応工夫しているといえる。

キャラクターも全体的に要所要所で見所を与えられている点は評価したいところ。
空気のようなキャラクターは存在せず、そのため無駄死というようには感じられない。
なかでも、ダニエル・クレイグが存在感のある演技をしている。
他の俳優ならば、この存在感を発揮できないかもしれない。
記憶を無くしながらも忘れらない女性に対する強い想いも伝わってくる。
ハリソン・フォードはややイマイチなところもあるが、そもそもイマイチなキャラクターなので仕方はないか。
しかし、最後には美味しいところをもっていっている。
自分の子どもはもちろんだが、子どもに対してかなり甘いキャラクター設定となっているようだ。

最初にも触れたが、特筆すべき面白みという点はあまりないので、ボケっとしながら何も期待せずに何も考えずに派手にドンパチするハリウッド大作を堪能する作品だ。
「やっぱりダイナマイト最強だな」「エイリアンが日光に全然弱くないんですけどガセネタですか」「エイリアンの知能って…」といった突っ込みをしながら見ても楽しめる映画だ。

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全米映画興行収入(10月第4週目)

1位となったのは新作のホラー作品「パラノーマル・アクティビティ3」。
事前には週末3日間で35.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく上回る54.0百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「SAW」シリーズに代わり、新たなハロウィンシーズンの代名詞となる「パラノーマル・アクティビティ」は爆発するのだろうか』と書いたが、ここまで爆発するとは思わなかった。
制作費はたったの5百万ドルであり、既に10倍以上を稼いでいる。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」
OP54百万ドル→
これらよりも出足が良い。
「2」との対比で考えると、「3」の興行収入は112百万ドルとなる。
とりあえずは「1」を超えることが目標となるが、1億ドルに乗るかどうかというところではないか。
評価はそれほど悪くはない程度であるので、多少の伸びはあるだろう。

過去の「SAW」シリーズは以下の通り
☆04年「Ⅰ」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆05年「Ⅱ」トータル87百万ドル
OP32→60→74→80→84
☆06年「Ⅲ」トータル80百万ドル
OP34→59→70→75→78
☆07年「Ⅳ」トータル63百万ドル
OP32→50→58→62→63
☆08年「Ⅴ」トータル57百万ドル
OP30→45→52→55→56
☆09年「Ⅵ」トータル28百万ドル
OP14→23→26→27→28
☆10年「Ⅶ」トータル46百万ドル
先24→38→44→45→46
ハロウィンシリーズの代名詞「SAW」シリーズよりも優秀なシリーズといえる。


2位は3週目の「リアル・スティール」。
トータルでは67百万ドルとなっている。
監督は実績豊富なショーン・レヴィー。
ヒュー・ジャックマン主演のアクションドラマ。
ロボットのボクシングを題材とした親子モノの作品。
公開前に『「リアル・スティール」はそれなりに稼ぎそうだが、大ヒットはしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

監督実績の高いショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081
☆11年「リアル・スティール」
OP27→052→067百万ドル→
ここ数年は悪くても8千万ドルとなっており、ヒット作品を連発している。
これらとの対比で考えると、「リアル・スティール」の興行収入は90~105百万ドルとなる。
「デート&ナイト」には負けまい。
当面は1億ドル突破が目標となりそうだ。
「リアル・スティール」の興行収入は、先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
ファミリーモノなので、多少は伸びるだろう。
親子の関係を描き、さらに感動スポーツモノを描いているので、評価はもちろんかなり高い。


3位は2週目の「Footloose」。
トータルでは31百万ドルとなっている。
製作費24百万ドルは楽に回収している。
公開前に『コケるかな』と思ったが、それなりに稼いでいる。
監督は05年「ハッスル&フロウ」(トータル22百万ドル)のクレイグ・ブリュワー。
若手俳優のほかに、デニス・クエイドが出演している。
ダンス作品の84年「フットルース」(トータル80百万ドル)のリメイク。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ハッスル&フロウ」トータル22百万ドル
OP08→15→19→21
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆07年「Stomp the Yard」トータル61百万ドル
OP22→41→51→56→59
☆08年「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」トータル58百万ドル
先26(OP19)→41→49→53→55
☆10年「ステップ・アップ3D」トータル42百万ドル
OP16→30→37→40→41
☆11年「Footloose」
OP16→31百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Footloose」の興行収入は43~50百万ドルとなる。
評価は普通程度なので、「Footloose」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ビッグヒットにはならないが、ダンス映画はそれなりに需要があるようだ。


4位となったのは新作の「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」。
事前には週末3日間で15.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る8.8百万ドルのオープニングを飾った。
監督は、「バイオハザード」シリーズで有名なポール・W・S・アンダーソン。
主演は、ローガン・ラーマン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルーム。
歴史モノアクション。
公開前に『「三銃士」は「バイオハザード」を超える程度か』と書き、大ヒットはないと思ったが、ここまで無視されるとは思わなかった。
「パラノーマル3」の影響だろうか。相手が悪すぎた。

ポール・W・S・アンダーソン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「バイオハザード」トータル40百万ドル
OP18→29→34→37→39
☆04年「エイリアンvsプレデター」トータル80百万ドル
OP38→63→72→76→79
☆10年「バイオハザードⅣ」トータル60百万ドル
OP27→44→52→57→59→60
☆11年「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
OP09百万ドル→
これらよりもかなり悪い出足となる。
これらとの対比で考えると、「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の興行収入は19~20百万ドルとなる。
「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の興行収入は2千万ドル台だろうか。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。


5位は3週目の「The Ides of March」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
ジョージ・クルーニー監督・共同脚本・主演・プロデュースのサスペンス。
ライアン・ゴズリングも主演している。
政治モノらしい。
公開前に『「The Ides of March」はジョージ・クルーニー主演作と同程度に稼ぎそうだ』となりそうだと書いたが、そのとおりとなりそうだ。

イメージしていたジョージ・クルーニー主演作の興行収入は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル
2週目拡大11→22→29→29
☆10年「ラスト・ターゲット」トータル36百万ドル
先16(OP13)→28→33→35
☆11年「The Ides of March」
OP10→22→29百万ドル→
これらをやや下回りそうだ。

ジョージ・クルーニー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「コンフェッション」トータル16百万ドル
☆05年「グッドナイト&グッドラック」トータル32百万ドル
☆08年「かけひきは、恋のはじまり」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
☆11年「The Ides of March」
OP10→22→29百万ドル→
「かけひきは、恋のはじまり」との対比で考えると、「The Ides of March」の興行収入は33百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、「The Ides of March」の興行収入は、先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
しかし、いつまでも2~3千万ドルの壁を突破できないようだ。


6位は5週目の「Dolphin Tale」。
公開週は3位だったが、2週目で1位を取った珍しい作品。
トータルでは64百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルは楽に回収している。
監督は、映画監督としてはそれほど実績のないチャールズ・マーティン・スミス。
ハリー・コニックJr.、アシュレイ・ジャド、モーガン・フリーマンが出演している。
イルカと少年の交流を描いたファミリー向け作品。
公開前に『それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、ファミリー作品は予想以上に強い。

作風はだいぶ異なるが、以下のファミリー作品が参考となるか。
☆08年「ビバリーヒルズ・チワワ」トータル95百万ドル
OP29→53→69→78→84→88
☆06年「シャーロットのおくりもの」トータル83百万ドル
OP11→26→53→67→72(※年末公開)
☆09年「Hotel for Dogs」トータル73百万ドル
OP17→37→48→55→60
☆11年「Mr. Popper's Penguins」トータル68百万ドル
OP18→39→51→58
☆11年「Dolphin Tale」
OP19→37→49→59→64百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dolphin Tale」の興行収入は72~78百万ドルとなる。
『評価は普通程度なので高い伸びはないだろう』と思ったが、ファミリー作品は評価と関係ないようだ。
「Dolphin Tale」の興行収入は、先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
3週目まで7~8千万ドルと予想していたが、伸びが納まってきている。
しかし、動物モノはアメリカでも強いようだ。


7位は5週目の「マネーボール」。
トータルでは64百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルは楽に回収している。
公開前に『「Moneyball」はかなりヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、05年「カポーティ」(トータル29百万ドル)のベネット・ミラー。
ブラッド・ピット主演のスポーツドラマ。
大リーグの実在のゼネラルマネージャーを描いた作品。
アカデミー賞にも絡んでくるのではないかといわれている。

スポーツドラマやアカデミー賞で話題となった作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆10年「ファイター」トータル94百万ドル
拡大後13→27→46→58→66→73→78
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「マネーボール」
OP20→38→49→58→64百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は78~98百万ドルとなる。
2週目まで1億ドル台と予想していたが、どうもそこまでは伸びそうもない。
しかし、評価はメチャクチャ高いので、「Dolphin Tale」よりも伸びはあるだろう。
「マネーボール」の興行収入は、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
果たして、アカデミー賞の本命にはなるのだろうか。


8位となったのは新作の「Johnny English Reborn」。
事前には週末3日間で6.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3.8百万ドルのオープニングを飾った。
ローワン・アトキンソン主演のアクションコメディ。
製作費45百万ドルと高額だが、イギリス向けと思われるので、アメリカで回収できなくても、気にする必要はない。

ローワン・アトキンソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆97年「ビーン」トータル45百万ドル
☆03年「ジョニー・イングリッシュ」トータル28百万ドル
OP09→18→23→26
☆07年「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」トータル33百万ドル
OP10→19→25→29
☆11年「Johnny English Reborn」
OP04百万ドル→
これらよりも低い出足となった。
これらとの対比で考えると、「Johnny English Reborn」の興行収入は12~13百万ドルとなる。
1千万ドルに乗るかどうかというところになる。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、多少の伸びはあるだろう。


9位は2週目の「The Thing」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
監督は、あまり実績のないMatthijs van Heijningen Jr.。
「遊星からの物体X」をリメイクしたSFホラー。
公開前に『ヒットする』と思ったが、大コケしている。
先週3位から9位に急落しているが、競合作品の「パラノーマル3」が公開されたからだろう。

有名作品をリメイクした作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「13日の金曜日」トータル65百万ドル
OP41→55→61→63
☆10年「エルム街の悪夢」トータル63百万ドル
OP33→48→56→60
☆11年「The Thing」
OP08→14百万ドル→
これらのようなヒットにはならなかった。
「エルム街の悪夢」との対比で考えると、「The Thing」の興行収入は18百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、高い伸びはないだろうが、「The Thing」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
リメイクをして受ける題材ではなかったようだ。


10位は4週目の「50/50」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
制作費は極安の8百万ドルであり、利益を生みそうだ。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたが、思ったよりも低い動きとなっている。
病気を扱った作品のようであり、コメディとしては笑いにくそうだ。
その辺りが要因か。
監督はあまり実績のないジョナサン・レヴィン。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン主演のコメディドラマ。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットが主演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「(500)日のサマー」トータル32百万ドル
4週目拡大12→18→22→25→28
セス・ローゲンが出演した重めのコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆11年「50/50」
OP09→17→24→29百万ドル→
「(500)日のサマー」との対比で考えると、「50/50」の興行収入は37百万ドルとなる。
「50/50」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
2週目まで2千万ドル台と予想していたが、評価はメチャクチャ高いので伸びがあった。
これだけ製作費が安ければ、この程度でも全く問題はないだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督のSFサスペンス「In Time」
☆ドリームワークスのアニメ作品「長靴をはいたネコ」
☆ジョニー・デップ主演の冒険モノ「The Rum Diary」
ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド主演の「In Time」はボチボチの成績か。
「長靴をはいたネコ」はヒットするだろうが、「シュレック」レベルではないだろう。
普通のドリームワークスレベルか。
「The Rum Diary」は内容が分からないので読めないが、スクリーン数が多くないのでビッグヒットにはならないだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(10月3週目その3)

4位:「ツレがうつになりまして。」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP時9億円台)
【公開規模】 222スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.0億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.0億円半ば程度だろうか。
公開前に『老若男女向けの感動作品であり、病気モノではあるが、題材的にも意外と受けそうな気がする。特に、女性受けもよさそうだ』と書いたが、意外と受けなかった。
平日の伸びに期待したいが、どうなるだろうか。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5億円→
☆11年「ツレがうつになりまして。」
祝3日1.9→4.0億円→
「少年メリケンサック」「ソラニン」との対比で考えると、「ツレがうつになりまして。」の興行収入は8.2~8.9億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

「ツレがうつになりまして。」4.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ゴースト」4.0億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」3.9億円(トータル7.5億円)
☆「きな子」3.8億円(トータル7.1億円)
これらとの対比で考えると、「ツレがうつになりまして。」の興行収入は7.5~9.0億円となる。
先週「ゴースト」レベルの伸びを期待して、「ツレがうつになりまして。」の興行収入は9億円台と予想したいと書いたが、そこまで伸びそうもない。
8億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、ハズれとなりそうだ。
宮崎あおいが主演であり、年配層も動くと思ったが、どうなるだろうか。
軽めのテイストのような気がするが、ウツという題材がリアルに重過ぎるのか。


7位:「アンフェア the answer」(東宝・フジテレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 23億円台(3~4週目24億円台、OP~2週目20~21億円)
【公開規模】 368スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは20.6億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.6億円弱程度か。
ついに20億円を突破した。
勢いは最初だけと思ったが、思ったよりも伸びている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆11年「アンフェア the answer」
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は24.3億円となる。
この対比をやや下回るか。

ライバルになりそうな作品は以下のとおり。
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆11年「アンフェア the answer」
OP3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は23.3~23.6億円となる。
「ライアーゲーム 」辺りには負けたくないところだが、どうなるだろうか。

「アンフェア the answer」20.7億円と同程度の5週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」21.0億円(トータル23.6億円)
☆「大奥」20.0億円(トータル23.2億円)
これらとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は23.3~24.0億円となる。
「アンフェア the answer」の興行収入は先週に引き続き24億円台と予想したいところだが、23億円台となりそうだ。
高い伸びを示していたが、祝日も多かったので、その影響もあったのだろう。
2週目までは20~21億円と予想していたが、さすがにそのレベルでは止まらなかった。
公開前個人予想は19.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
前作からの公開期間も空いており、それほど盛り上がっているわけでもないと思ったが、現在公開中の映画のラインナップを見ると、相手に恵まれたのかもしれない。


8位:「DOG×POLICE 純白の絆」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 314スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.5億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.2億円半ば程度だろうか。
久々に東宝がヤラかして、コケるだろうと予想したが、普通に稼いでいる。
動物モノの事件モノであり、確かにそれほど観にくい作品でもないかもしれない。
気楽に観れるといえば、観られるようだ。

市原隼人主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「猿ロック THE MOVIE」トータル4.0億円
OP0.9→2.1→2.8→
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1
戸田恵梨香主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆11年「DOG×POLICE 純白の絆」
OP1.5→祝4.2→5.5億円→
これらとの対比で考えると、「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は7.3~8.8億円となる。
動物モノではあるが、それほど伸びはないだろう。
8億円程度となるだろうか。

「DOG×POLICE 純白の絆」5.5億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ゴースト もういちど~」6.3億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」5.4億円(トータル7.5億円)
☆「きな子」5.3億円(トータル7.1億円)
これらとの対比で考えると、「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は7.4~7.9億円となる。
「アウトレイジ」よりは伸びるだろう。
「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
残り2.5億円以上の上乗せを期待したい。
大ヒットする作品とは思えず、この程度ならば、個人的には問題ないと思う。
公開前個人予想は5億円台だったので、ハズしそうだ。
コケると思ったが、まさかコケたのは「はやぶさ」とは思わなかった。


9位:「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 6億円前半(OP時7億円台)
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.7億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
今年公開された「うさぎドロップ」「毎日かあさん」よりも低い動きとなっている。

各映画会社がこぞって映画化を競って進めた「はやぶさ」という題材、老若男女が楽しめる感動作品、監督はビッグネームの堤幸彦、コケる要素はないだろうと踏んだが、存外な結果となった。
他の映画会社はこの結果を喜んでいるのか、焦っているのか、どちらだろうか。

期待しすぎただけで、以下を考えれば、順当なのかもしれない。
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆10年「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」トータル6.3億円
先1.0→2.8→3.8→4.6→5.2→5.5→
☆11年「はやぶさ/HAYABUSA」
OP1.0→2.5→3.7億円→
これらとの対比で考えると、「はやぶさ/HAYABUSA」の興行収入は5.8~6.1億円となる。
期待していた伸びもなさそうだ。

「はやぶさ/HAYABUSA」3.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「RAILWAYS」3.8億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」3.5億円(トータル5.8億円)
☆「人間失格」3.7億円(トータル5.4億円)
☆「必死剣鳥刺し」3.6億円(トータル4.8億円)
☆「ボックス!」3.6億円(トータル4.8億円)
多少は粘ると考えたが、その期待もできそうもない。
「はやぶさ/HAYABUSA」の興行収入は、先週に引き続き6億円前半と予想したい。
残り2億円以上の上乗せは期待したい。
オープニング時には7億円台と予想したが、伸びそうもない。
公開前個人予想は15.0億円だったので、半分以下となりそうだ。
少なくともファミリー層や年配層が動くと思ったが、なぜこれほど無視されたのだろうか。
主演が竹内結子だからなのか。


10位:「探偵はBARにいる」(東映)<6週目>
【公開前個人予想】 6億円
【現時点での興行収入予想】 12億円台(OP時10億円台)
【公開規模】 159スクリーン(先週比-71スクリーン)
2.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは11.5億円弱となっている。
1週間の伸びは6.4千万円程度だろうか。
大台の10億円に楽に乗せている。
舞台となった北海道での人気がかなり高いとのことである。
作風的にもユニークであり、コケることはないと思ったが、東映系作品としては珍しいヒットとなりそうだ。

大泉洋主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→4.1→4.4
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→5.2→8.2→9.9→10.8→11.5億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は14.4億円となるが、さすがにそこまでは伸びないだろう。

内容は全く分からないが、ユニークなサスペンス系が参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→04.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→05.2→08.2→09.9→10.8→11.5億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は12.2~12.4億円となる。
この対比程度には伸びそうだ。

「探偵はBARにいる」11.5億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インシテミル」11.7億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」10.6億円(トータル11.5億円)
これらとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は12.0~12.5億円となる。
オープニング時には10億円台と予想したが、「探偵はBARにいる」の興行収入は先週に引き続き12億円台と予想したい。
残り5千万円以上は楽に稼ぐだろう。
これで大泉洋の株はかなり上がったのではないか。
公開前個人予想は6億円だったので、ハズれそうだ。
コケることはないとは思うが、東映系でもあり、作風的にも10億円に乗るような作品でもないと思ったが、分からないものだ。


11位:「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」(松竹)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 175スクリーン(先週比-6スクリーン)
1.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.5億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは3.1千万弱程度か。
アメリカではコケており、日本でもコケるかと思って、予想はしなかったが、それなりに稼いでいる。
匂いつきの4Dが受けたのか。
「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」はトータル14.5億円を稼ぐほどの知名度のあるシリーズ作品であり、ファミリー層を中心に動員したようだ。

「スパイキッズ4D」5.5億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エクリプス/トワイライト・サーガ」5.4億円(トータル5~6億円)
もはや、それほど伸びもないと思われるので、「スパイキッズ4D」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
5億円後半が落ち着きどころか。
残り5千万円以上は稼げないだろう。
前作からは激減しているが、期間も空いており、主役も異なっている。
他のシリーズ作品とは異なるシリーズ作品なので前作の数字は参考にはならないだろう。
オープニングのスクリーン数が218程度であり、この程度でもそれほど悪くはないと思われる。


12位:「夜明けの街で」(角川)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円前後
【公開規模】 148スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルで1.0億円となっている。
1週間の伸びは7.0千万円程度だろうか。
角川映画とはいえ、東野圭吾原作作品ではあり、それなりには稼ぐと思ったのだが、岸谷五朗、深田恭子主演では厳しいのだろうか。

「容疑者Xの献身」などで有名な東野圭吾原作作品ではあるが、イメージしていた作品は以下の作品。
☆09年「さまよう刃」トータル5.5億円
祝込3日1.5→2.8→4.0→4.6
☆11年「夜明けの街で」
OP0.3→1.0億円→
これとの対比で考えると、「夜明けの街で」の興行収入は2.0億円となる。

「夜明けの街で」1.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「花のあと」1.1億円(トータル3.0億円)
☆「ゼブラーマン」1.2億円(トータル1.7億円)
☆「書道ガールズ!!」0.9億円(トータル1.7億円)
原作者に知名度があるので、多少伸びるとは思うので、先週に引き続き2億円前後と予想したい。
2億円に乗るかどうかが注目となる。
残り1億円を稼ぐことができるだろうか。
公開前個人予想は3億円台だったので、微妙な結果となりそうだ。
原作者だけでは客はそれほど集まらないのか。


13位:「電人ザボーガー」(キングレコード・ディジョイ)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円未満(千万円台後半)
【公開規模】 20スクリーン
1.2千万円半ばのオープニングを飾った。
このスクリーン数ならば、問題はないだろう。
板尾創路主演作品。
70年代の特撮番組の映画化。
配給会社がメジャーではないので、スクリーンを拡大できなかったのか、戦略なのか分からないが、この少なさはかえって効いたような気がする。
このスクリーンならば、1億円を超えるのは難しいかもしれないが、千万円台後半までは稼げるだろう。


14位:「セカンドバージン」(松竹・NHK)<4週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時3億円台)
【公開規模】 225スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.6億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは4.4千万円程度だろうか。
週末に鑑賞する映画ではないようであり、平日には多少伸びがあるようだ。
しかし、さすがにこれがヒットするはずはないだろう。
『話題となったらしいドラマの映画化ではあるが、平均視聴率は8.6%とそれほど高くはない。また、家で見るのはよいかもしれないが、映画館で見る作品ではないとも考えられる』と書いたとおりとなるか。
ウィークデイのOL層の動きがポイントなるが、これは動かないだろう。
主演2人に熱愛報道がなされているが、宣伝のようにしか思えない。

大人向けのラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「愛の流刑地」トータル13.9億円
OP1.6→5.5→8.3→10.4→祝12.0→12.6→13.1
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→9.0→9.6
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9→2.3→祝3.2→3.7億円→
ハマれば、ヒットしやすいジャンルではあるが、これはさすがに厳しいだろう。
これらとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は4.4~5.2億円となる。
この下限程度となるか。

NHKのドラマの映画化は以下のとおり。
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9→2.3→祝3.2→3.7億円→
これとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は4.7億円となる。
やはり4億円台となりそうだ。

「セカンドバージン」3.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソラニン」4.1億円(トータル5.8億円)
☆「孤高のメス」4.1億円(トータル5.0億円)
☆「雷桜」3.8億円(トータル4億円台見込み)
「セカンドバージン」の興行収入は4億円台と予想したい。
残り3千万円以上は稼ぐことはできるだろう。
オープニング時には3億円台と予想したが、平日に多少伸びたようだ。
公開前個人予想は3億円台だったので、当たりといえるだろう。
自虐的に無謀な映画化と銘打っている「サラリーマンNEO」はいったいどうなるだろうか。


15位:「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」(東映)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 118スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.8千万円半ば程度だろうか。
この手の青春映画はヒットしないと思ったので、予想はしなかったが、スクリーン数を踏まえると健闘といえる結果だ。
向井理の人気か。
それともマジメそうにみえる感動作だからだろうか。

作風は異なるが、去年公開された以下の作品が参考となるか。
☆10年「BANDAGE」トータル6.0億円
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1→
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝3日0.8→1.5→2.2→
☆11年「僕たちは世界を変えることができない。」
祝3日0.8→1.7→2.2→2.6億円→
「シュアリー・サムデイ」辺りといい勝負となる。
これらとの対比で考えると、「僕たちは世界を変えることができない。」の興行収入は2.8~3.0億円となる。

「僕たちは世界を変えることができない。」2.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「劇場版 怪談レストラン」3.2億円(トータル3.7億円)
☆「食堂かたつむり」2.4億円
「劇場版 怪談レストラン」との対比で考えると、「僕たちは世界を変えることができない。」の興行収入は3.0億円となる。
多少の伸びがありそうなので、「僕たちは世界を変えることができない。」の興行収入は、先週に引き続き3億円台と予想したい。
残り5千万円程度は稼ぐことはできるだろう。
高い成績ではないが、スクリーン数や作風を考えると、十分な成績だろう。


16位:「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 7億円前半(2~3週目8億円台)
【公開規模】 333スクリーン(先週比-1スクリーン)
8.2百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.9億円となっている。
1週間の伸びは2.9千万円弱程度か。
地震の影響で、公開延期されていた作品。
アメリカでは84百万ドル稼いだ作品(製作費7千万ドル)であり、合格点の興行収入だったが、『日本で知名度のあるスターが登場するわけでもなく、アメリカで大きな話題になった作品でもなく、大ヒットもないだろう』と書いた通りとなるか。

参考とした「第9地区」を超えることはできるだろうか。
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP1.7→4.7→6.1→6.6→6.9億円→
4週目までは、いい勝負をしていたが、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」には連休が多かった。
これとの対比で考えると、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は7.5億円となる。
伸びがあるどうかがポイントなるが、もはや伸びはないだろう。

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」6.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「NINE」7.1億円(トータル7.8億円)
☆「食べて、祈って、恋をして」7.0億円(トータル7.5億円)
これらとの対比で考えると、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は7.4~7.6億円となる。
伸びがないと思われるので、この下限程度ではないか。
「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は、先週に引き続き7億円前半と予想したい。
数千万円程度しか上乗せはできないだろう。
3週目まで8億円台と予想していたが、思ったより伸びがなかった。
公開前個人予想は9.0億円だったので、悪くはないヨミだったようだが、ちょっと高すぎたか。
エイリアンモノは意外と日本では受けるはずだと考えたが、やや期待ハズレだった。


順位不明:「ステイ・フレンズ」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3千万円台(2週目2千万円台、OP1千万円台)
【公開規模】 47スクリーン(先週比-1スクリーン)
3.3百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.7千万円弱となっている。
1週間の伸びは1.3千万円程度だろうか。
スクリーン数が2週目に増えた影響もあるが、意外と伸びている。

ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス主演作品。
ジャスティン・ティンバーレイクはミュージシャンとして有名であり、「ソーシャル・ネットワーク」に出演、ミラ・クニスは「ブラック・スワン」に主演している。
悲惨な結果になるかと思ったが、このスクリーン数ならば、この程度でもそれほど悪くないか。
OP時はスクリーンが少なく1千万円台だろうかと考えて、2週目に2千万円台と考えたが、3千万円台に乗りそうだ。
DVDスルーでもよいとは思ったが、実績を作ることも大切ということか。


順位不明:「神様のカルテ」(東宝)<8週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円後半(5~6週目19億円前後、OP~4週目17~18億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に期待がかかる
トータルでは18.2億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.1千万円程度だろうか。
15億円を楽に突破している。
嵐の人気は伊達ではないようだ。
よく知らなかったが、原作も知名度のあるものだったようだ。
しかし、公開時の目標が20億円であり、やはり20億円には到達しなかった。

嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6→08.9
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.5→29.2→29.6
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6→22.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆11年「神様のカルテ」
OP03.0→08.4→11.8→14.4→16.5→17.5→祝18.0→18.2億円→
これらよりも低いが、作風的に仕方がない。
主要作品との対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は19.3~19.5億円となる。
ここまでは伸びそうもない。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8→18.5→18.9
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5→祝18.0→18.2億円→
「陰日向に咲く」対比では18.8億円となるが、この程度だろうか。

「神様のカルテ」18.2億円と同程度の8週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」18.2億円(トータル21.0億円)
☆「劇場版TRICK」18.0億円(トータル18.6億円)
「劇場版TRICK」との対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は18.8億円となる。
「神様のカルテ」の興行収入は、先週に引き続き18億円後半と予想したい。
残り5千万円程度は上乗せできるのではないか。
4週目まで17~18億円、5~6週目まで19億円前後と予想していたので、それほど悪いヨミではなかった。
公開前個人予想は12億円台だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
やはり、嵐の人気は想像以上だったようだ。


順位不明:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<14週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】44億円台(6~8週目43~44億円、OP時~4週目38~39億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
トータルでは43.8億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.2千万円半ば程度だろうか。
オープニング時には不安視したが、40億円を楽に突破している。
ジブリ作品らしい驚異の粘り腰を発揮している。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日5.9→2週目5.6→3週目5.9→4週目5.1→5週目6.0→6週目6.0→7週目3.2→8週目2.3→9週目1.3→10週目1.0→11週目0.8→12週目0.4→13週目0.2→14週目0.1億円となっている。
お盆時期の伸びが良かったが、さすがに息切れしている。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
5週目60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→073.8→076.3
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
10週目088.1→089.8→090.5→091.0→91.4
☆11年「コクリコ坂から」
10週目042.3→043.1→043.5→祝43.7→43.8億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は44.3~45.3億円となる。
「崖の上のポニョ」ほどの伸びはないので、「コクリコ坂から」の興行収入は、先週に引き続き44億円台と予想したい。
1億円未満の上乗せしかできないだろう。
8週目まで43~44億円と予想していたが、43億円台では止まらないだろう。
オープニングから4週目まで38~39億円と予想していたが、想定外の伸びをみせた。
さすがにジブリブランドは強い。
しかし、公開前個人予想は60億円だったので、これは大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいところがあるようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。
ただ、作品的には悪くはなく、興行収入的にもギリギリセーフといえるので、次回を期待できるのではないか。

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気になる映画ニュース(10月第3週目)

☆「ドラゴン・タトゥーの女」でフィンチャー監督とスタジオが対立
デヴィッド・フィンチャー監督は「ドラゴン・タトゥーの女」を3時間の映画としたいようだが、ソニー側は2時間20分の映画にしたいようだ。
「ベンジャミン・バトン」の際にも上映時間が問題となったようだが、フィンチャー監督が押し切って167分ヴァージョンを公開できたようだ。
さすがに、作品の2割をカットしろというのは強引過ぎる気がする。
ソニー作品は最近デキが良くない印象があり、作品よりも金儲けを優先しすぎではないかと思う。


☆「AKIRA」制作決定
動向が注目されていた「AKIRA」の制作が決まったようだ。
監督は、以前からの決定どおり「エスター」、「アンノウン」のジャウマ・コレット=セラ。
主演は、「トロン:レガシー」のギャレッド・ヘドランドが有力とのこと。
製作費は9千万ドルに抑えたようだ。
製作費を抑えたことなどから、ファンからはあまり良い反応がないようだ。
この映画化は、まだまだ難航しそうだ。


☆「トランスフォーマー」の第4・5弾が制作か
マイケル・ベイ、スピルバーグ、パラマウントなどで話を進めているようだ。
具体的な内容は明らかになっていないが、これほどのドル箱シリーズであり、そうそう簡単に終わらせないだろう。
シャイア・ラブーフが降りたとしても、問題は全くないはずだ。
むしろ、彼は降ろして、新たな展開を構築して欲しい。
ジェイソン・ステイサムの起用がニュースとして取り上げられているが、イメージが違うので、いかがなものかと思う。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その2)

1位:「猿の惑星 創世記」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 27~28億円
【公開規模】 628スクリーン(先週比+2スクリーン)
2.9億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは13.0億円半ばとなっている。
祝日を除く6日間の伸びは5.8億円弱程度だろうか。
確かに知名度のある題材であり、01年公開時には45.0億円を稼いでいるシリーズではあるが、ここまでヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2→32.0→32.5
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7→
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章」トータル26.8億円
金5.4→12.5→15.7→17.9→20.7→23.9→25.6
☆11年公開「猿の惑星 創世記」
金4日7.3→13.1億円→
これらとの対比で考えると、「猿の惑星 創世記」の興行収入は23.0~29.6億円となる。
ライバルには恵まれているが、時期的にも大きく伸びることもないと思うので、「猿の惑星 創世記」の興行収入は先週に引き続き27~28億円と予想したい。
ここまで日本人受けするとは思わなかったが、やはり知名度のある題材ということだろうか。
確かに幅広い層にも対応できそうな作品でもある。


2位:「モテキ」(東宝・テレビ東京)<4週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 19億円台(OP~3週目17~18億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円突破は確実
【公開規模】 276スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは15.5億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.5億円程度だろうか。
伸びは順当であり、デートムービーとして機能しているのかもしれない。
それにしても、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と女優陣は豪華だが、これほどのヒットするとは想像だにしなかった。
漫画原作、ドラマの映画化であり、ドラマの評価も高かったようなので、その辺りが要因か。
『オープニングは低くても、伸びていくタイプの作品だろう。ドラマを見ていなくても映画だけでも大丈夫な作品と思いたい』と書いたようにその点を評価はしていたが、いきなりオープニングからヒットするとは思わなかった。
ただ、配給会社が20億円突破は確実と言っているので、20億円は突破せず、10億円台となるのだろうか。

サスペンス系以外のドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4→33.6
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0→15.5億円→
これらは夏や冬休みなどに公開されたため、あまり参考にならないかもしれないが、これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は20.0~24.0億円となる。
20億円突破は不可能ではないようだが、どうなるだろうか。

20億円前後のラブストーリー系映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0→15.5億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は20.6~20.8億円となる。
やはり、20億円突破ラインには立っている。

「モテキ」15.5億円と同程度の4週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「悪人」15.2億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」14.7億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」14.7億円(トータル17.6億円)
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は18.6~20.2億円となる。
極端に失速するタイプの作品ではなさそうだが、祝日の多さが起因しているような気もする。
20億円突破ラインには立っているが、「モテキ」の興行収入は19億円台と予想したい。
残り3.5億円以上の上乗せは可能だろう。
先週まで17~18億円と予想していたが、思ったよりも伸びが持続している。
ただ、老若男女向けではなくて、ドラマの映画化でもあり、観客層には限界があるはずだ。
公開前個人予想は9億円台だったので、完全にハズれとなる。
今年公開された「アンダルシア 女神の報復」「神様のカルテ」と同程度、「岳ガク」や「プリンセストヨトミ」を超えると予想できただろうか。


3位:「ワイルド・スピードMEGA MAX」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 10.5億円
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP~2週目12億円台)
【配給会社期待値等】 20億円も視野に入った
【公開規模】 414スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは11.5億円となっている。
1週間の伸びは2.8億円程度だろうか。
スタートダッシュには成功している。
勢いは止まりつつあると思ったが、それほど急激にはブレーキは掛からないようだ。
しかし、オープニング時に、配給会社は『20億円も視野に入った』と期待したようだが、過去のシリーズからそれほどジャンプアップすることはないだろう。

「ワイルド・スピード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「ワイルド・スピード」10億円未満
☆03年「ワイルド・スピードX2」10億円未満
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル9.7億円
OP2.4→5.8→7.7→8.6
☆09年「ワイルド・スピード MAX」トータル9.5億円
金4日3.6(OP2.1)→5.9→7.6→8.6→9.2
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
先行込5.0(OP2.2)→8.7→11.5億円→
先行があったので、単純比較はできないが、これらとの4週目との対比で考えると、「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は12.7~13.0億円となる。
この対比を超えてくるのではないか。
個人的な評価は高い作品であり、それなりの伸びは期待したい。
シリーズモノではあるが、シリーズ未鑑賞者でも対応はできるだろう。

「ワイルド・スピードMEGA MAX」11.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり(先行等があったので1週上乗せ)。
<2010>
☆「ベスト・キッド」12.2億円(トータル15.2億円)
☆「パーシー・ジャクソン~」11.8億円(トータル14.2億円)
☆「アイアンマン2」10.5億円(トータル12.0億円)
これらとの4週目との対比で考えると、「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は13.1~14.3億円となる。
これらの上限程度だろうか。
「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は14億円台と上方修正したい。
残り2.5億円以上の上乗せはできるだろう。
先週まで12億円台と予想していたが、意外と伸びが止まらない。
気軽に見られる作品であり、評価も高いので、このような結果となっているのではないか。
公開前個人予想は10.5億円だったので、ハズれそうだ。
アメリカでも今年公開された作品の中では、「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル241百万ドルに次ぐ、2億1千万ドル弱を稼ぐ大ヒットをみせており、日米ともにシリーズ最高となっている。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目新作予想)

☆「スマグラー おまえの未来を運べ」(ワーナー)
<184館程度にて順次公開予定>
スクリーン数があまり多くないようなので、大ヒットは期待されていないのかもしれない。
クセのある作品なのだろうか。

妻夫木聡主演作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「涙そうそう」トータル31.0億円
OP3.9→10.7→17.4→21.7→24.7→26.9→28.5
☆07年「どろろ」トータル34.5億円
OP4.5→12.6→祝20.7→24.6→28.0→30.5→32.1→33.0
☆07年「憑神」トータル8.8億円
OP1.2→03.7→05.3→06.4→07.2→07.7
☆09年「感染列島」トータル19.1億円
OP3.0→07.8→11.7→14.3→16.5→17.5→18.2
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆11年「マイ・バック・ページ」
OP0.3→0.7
「憑神」トータル8.8億円レベルというところか。
暴力的な映画のようだが、「アウトレイジ」トータル7.5億円を稼いでいるので、この程度は稼げるだろう。
妻夫木ファンの女性が動くかどうかがポイントなる。
暴力的な映画は女性には好まれないが、内容的に見ないと分からないので、多少は動くだろう。
トータル7億円台と予想したい。
オープニングは1.1億円程度か。


☆「カウボーイ&エイリアン」(パラマウント)
題名がユニークなため、ある程度注目を集めそうだ。
ダニエル・クレイグの日本での人気は高くはないと思うが、ハリソン・フォードも出演しており、カバーしてくれるだろう。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆08年公開「ハプニング」トータル12.3億円
金2.8→7.0→9.4→11.4→12.1→12.2
☆08年公開「イーグル・アイ」トータル12.2億円
OP2.5→6.4→10.0→11.6
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
今年公開された「世界侵略:ロサンゼルス決戦」よりはヒットするだろう。
7億円以上は硬いはずだ。
しかし、それほど派手さもないので12億円までは伸びないだろう。
12億円以下、7億円以上だろうか。
二桁突破ができるかどうかというレベルではないか。
9億円台と予想したい。
オープニングは1.9億円程度か。
タイトルに惹かれて、ある程度、幅が広い観客が集まるはずだ。


☆「ランゴ」(パラマウント)
<135館程度にて順次公開予定>
ジョニー・デップ主演(声優)作品だが、なぜかスクリーン数が少ない。
ファミリー向けというわけでもなさそうであり、こちらもビッグヒットにはなりそうもない。
「コララインと魔法のボタン」トータル3.5億円を超える程度だろうか。
トータル4億円台と予想したい。
オープニングは0.8億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その1)

動員4位:「一命」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 460スクリーン
8.7千万円(87,024,700円)のオープニングを飾った。
公開前に『オープニングは1.2億円程度か』と書いたので、大きくズレた。
いちおう控え目に予想したが、想像以上に低かった。
時代劇のため若者は見ない、年配層は海老蔵主演、3D作品ということもあり敬遠したのか。
カンヌに出品するなど、評価は高いかもしれないが、「十三人の刺客」とはタイプが違うと思われる作品であり、この規模で公開する戦略もよく分からない。

「十三人の刺客」の三池崇史監督作品。
三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→02.8→04.7→06.6→08.3億円→
☆11年「一命」
OP0.9億円→
「十三人の刺客」レベルを期待したいところだったが、やはり無理だった。
「妖怪大戦争」以外の作品との対比で考えると、「一命」の興行収入は4.8~6.3億円となる。
多少は伸びることを期待しても5~6億円か。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「武士の家計簿」トータル14億円台見込み
先1.7→5.3→7.7→9.3→10.5→祝12.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8億円台
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆11年「一命」
OP0.9億円→
「桜田門外ノ変」レベルとなる。
これらとの対比で考えると、「一命」の興行収入は6.4~6.9億円となる。

「一命」0.9億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「桜田門外ノ変」0.9億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」先1.0億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」0.9億円(トータル5.8億円)
☆「座頭市」0.9億円(トータル4.0億円)
☆「猿ロック」0.9億円(トータル4.0億円)
年配層を中心に平日にさすがに伸びるだろう。
「一命」の興行収入は6億円台と予想したい。
話題になって大きく伸びるというサプライズはないだろう。
評価は悪くないので、伸びが低いということもないと考えたい。
公開前個人予想は8億円台だったので、微妙な予想となる。
大ヒットはしないと思ったが、もうちょっと高いとは思った。


動員6位:「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 369スクリーン
金曜日からの3日間で1.1億円半ば(115,049,800円)のオープニングを飾った。
土日2日では8.8千万円(88,334,900円)だったようだ。
公開前に『金曜日からのオープニング3日は1.6億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
主演の知名度が日本では高くないこともあるが、アメコミ作品はやはり日本では厳しいようだ。

アメコミ作品が参考となる。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆07年「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」トータル9.2億円
金2.5→5.9→7.6→8.8
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3(OP1.8)→4.8→7.3→8.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル6~7億円見込み
OP1.7→4.1→5.5→6.3→
☆11年「マイティ・ソー」トータル5億円見込み
OP1.3→3.2→4.2→4.6→
☆11年「キャプテン・アメリカ」
金1.2(OP0.9)億円→
これらを下回りそうだ。
これらとの対比で考えると、「キャプテン・アメリカ」の興行収入は4.0~4.6億円となる。
この程度となりそうだ。

「キャプテン・アメリカ」金1.2(OP0.9)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」金1.1億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと~」2日1.1億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」2日0.9億円(トータル4.3億円)
伸びがあるとは思えないので、「キャプテン・アメリカ」の興行収入は4億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりといえるだろう。
それにしても、「スパイダーマン」以外のアメコミ作品はなぜ日本ではヒットしないのだろうか。
「アベンジャーズ」もひょっとすると日本では「アイアンマン」レベルとなるかもしれない。

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全米映画興行収入(10月第3週目)

1位は2週連続で「リアル・スティール」。
トータルでは52百万ドルとなっている。
監督は実績豊富なショーン・レヴィー。
ヒュー・ジャックマン主演のアクションドラマ。
ロボットのボクシングを題材とした親子モノの作品。
公開前に『「リアル・スティール」はそれなりに稼ぎそうだが、大ヒットはしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

監督実績の高いショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081
☆11年「リアル・スティール」
OP27→052百万ドル→
ここ数年は悪くても8千万ドルとなっており、ヒット作品を連発している。
これらとの対比で考えると、「リアル・スティール」の興行収入は84~113百万ドルとなる。
「デート&ナイト」には負けまい。
当面は1億ドル突破が目標となりそうだ。
「リアル・スティール」の興行収入は、先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
ファミリーモノなので、多少は伸びるだろう。
親子の関係を描き、さらに感動スポーツモノを描いているので、評価はもちろんかなり高い。


2位となったのは新作の「Footloose」。
事前には週末3日間で16.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る16.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費24百万ドルは楽に回収できそうだ。
公開前に『コケるかな』と思ったが、それなりに稼いでいる。
監督は05年「ハッスル&フロウ」(トータル22百万ドル)のクレイグ・ブリュワー。
若手俳優のほかに、デニス・クエイドが出演している。
ダンス作品の84年「フットルース」(トータル80百万ドル)のリメイク。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ハッスル&フロウ」トータル22百万ドル
OP08→15→19→21
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆07年「Stomp the Yard」トータル61百万ドル
OP22→41→51→56→59
☆08年「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」トータル58百万ドル
先26(OP19)→41→49→53→55
☆10年「ステップ・アップ3D」トータル42百万ドル
OP16→30→37→40→41
☆11年「Footloose」
OP16百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Footloose」の興行収入は42~50百万ドルとなる。
評価はちょっと低いので、「Footloose」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ビッグヒットにはならないが、ダンス映画はそれなりに需要があるようだ。


3位となったのは新作の「The Thing」。
事前には週末3日間で12.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る8.7百万ドルのオープニングを飾った。
監督は、あまり実績のないMatthijs van Heijningen Jr.。
「遊星からの物体X」をリメイクしたSFホラー。
公開前に『ヒットする』と思ったが、高いオープニングにはならなかった。

有名作品をリメイクした作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「13日の金曜日」トータル65百万ドル
OP41→55→61→63
☆10年「エルム街の悪夢」トータル63百万ドル
OP33→48→56→60
☆11年「The Thing」
OP09百万ドル→
これらのようなヒットにはならなかった。
「エルム街の悪夢」との対比で考えると、「The Thing」の興行収入は17百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、伸びはないだろうが、「The Thing」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
リメイクをして受ける題材ではなかったようだ。


4位は2週目の「The Ides of March」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
ジョージ・クルーニー監督・共同脚本・主演・プロデュースのサスペンス。
ライアン・ゴズリングも主演している。
政治モノらしい。
公開前に『「The Ides of March」はジョージ・クルーニー主演作と同程度に稼ぎそうだ』となりそうだと書いたが、そのとおりとなりそうだ。

イメージしていたジョージ・クルーニー主演作の興行収入は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル
2週目拡大11→22→29→29
☆10年「ラスト・ターゲット」トータル36百万ドル
先16(OP13)→28→33→35
☆11年「The Ides of March」
OP10→22百万ドル→
これら以下となりそうだ。

ジョージ・クルーニー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「コンフェッション」トータル16百万ドル
☆05年「グッドナイト&グッドラック」トータル32百万ドル
☆08年「かけひきは、恋のはじまり」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
☆11年「The Ides of March」
OP10→22百万ドル→
「かけひきは、恋のはじまり」との対比で考えると、「The Ides of March」の興行収入は31百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、「The Ides of March」の興行収入は、先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
しかし、いつまでも2~3千万ドルの壁を突破できないようだ。


5位は4週目の「Dolphin Tale」。
公開週は3位だったが、2週目で1位を取った珍しい作品。
トータルでは59百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルは楽に回収している。
監督は、映画監督としてはそれほど実績のないチャールズ・マーティン・スミス。
ハリー・コニックJr.、アシュレイ・ジャド、モーガン・フリーマンが出演している。
イルカと少年の交流を描いたファミリー向け作品。
公開前に『それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、ファミリー作品は予想以上に強い。

作風はだいぶ異なるが、以下のファミリー作品が参考となるか。
☆08年「ビバリーヒルズ・チワワ」トータル95百万ドル
OP29→53→69→78→84→88
☆06年「シャーロットのおくりもの」トータル83百万ドル
OP11→26→53→67→72(※年末公開)
☆09年「Hotel for Dogs」トータル73百万ドル
OP17→37→48→55→60
☆11年「Mr. Popper's Penguins」トータル68百万ドル
OP18→39→51→58
☆11年「Dolphin Tale」
OP19→37→49→59百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dolphin Tale」の興行収入は69~78百万ドルとなる。
『評価は普通程度なので高い伸びはないだろう』と思ったが、ファミリー作品は評価と関係ないようだ。
「Dolphin Tale」の興行収入は、先週まで7~8千万ドルと予想していたが、伸びが納まってきたので7千万ドル台と予想したい。
しかし、動物モノはアメリカでも強いようだ。


6位は4週目の「マネーボール」。
トータルでは58百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルは楽に回収している。
公開前に『「Moneyball」はかなりヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、05年「カポーティ」(トータル29百万ドル)のベネット・ミラー。
ブラッド・ピット主演のスポーツドラマ。
大リーグの実在のゼネラルマネージャーを描いた作品。
アカデミー賞にも絡んでくるのではないかといわれている。

スポーツドラマやアカデミー賞で話題となった作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆10年「ファイター」トータル94百万ドル
拡大後13→27→46→58→66→73→78
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「マネーボール」
OP20→38→49→58百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は77~107百万ドルとなる。
2週目まで1億ドル台と予想していたが、どうもそこまでは伸びそうもない。
評価はメチャクチャ高いので、「Dolphin Tale」よりも伸びはあるだろう。
「マネーボール」の興行収入は、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
果たして、アカデミー賞の本命にはなるのだろうか。


7位は3週目の「50/50」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
制作費は極安の8百万ドルであり、利益を生みそうだ。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたが、思ったよりも低い動きとなっている。
病気を扱った作品のようであり、コメディとしては笑いにくそうだ。
その辺りが要因か。
監督はあまり実績のないジョナサン・レヴィン。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン主演のコメディドラマ。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットが主演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「(500)日のサマー」トータル32百万ドル
4週目拡大12→18→22→25→28
セス・ローゲンが出演した重めのコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆11年「50/50」
OP09→17→24百万ドル→
これらとの対比で考えると、「50/50」の興行収入は26~35百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので伸びはあるだろう。
「50/50」の興行収入は先週まで2千万ドル台と予想していたが、3千万ドル台に乗りそうだ。
これだけ製作費が安ければ、この程度でも全く問題はないだろう。


8位は3週目の「Courageous」。
トータルでは21百万ドルとなっている。
制作費はたった2百万ドルであり、かなりの利益となりそうだ。
アレックス・ケンドリック監督・共同脚本・主演・プロデュースのキリスト教系のヒューマンドラマ。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

アレックス・ケンドリック関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Fireproof」トータル33百万ドル
OP07→12→17→21→24
☆11年「Courageous」
OP09→16→21百万ドル→
前回よりも良い動きとなっているが、トータルでは超えられるかは疑問。
評価はそれほど悪くはない程度であり、先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
日本では公開されることはないだろう。


9位となったのは新作の「The Big Year」
事前には週末3日間で8.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る3.3百万ドルのオープニングを飾った。
監督は、06年「プラダを着た悪魔」(トータル125百万ドル)、08年「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」(トータル143百万ドル)のデヴィッド・フランケル。
スティーヴ・マーティン、ジャック・ブラック、オーウェン・ウィルソン主演のコメディ。
公開前に『ヒットする』と思ったが、壮絶にコケている。
実績のある監督、主演陣も豪華であり、コケる理由が分からない。

ジャック・ブラックはタマにやらかすが、ここまで酷いのは初めてか。
☆04年「隣のリッチマン」トータル14百万ドル
OP06→10→12→13
☆09年「紀元1年が、こんなんだったら!?」トータル43百万ドル
OP20→33→38→41
☆10年「ガリバー旅行記」トータル43百万ドル
OP06→27→34→38(※年末公開映画)
☆11年「The Big Year」
OP03百万ドル→
「ガリバー旅行記」以外の作品との対比で考えると、6~7百万ドルとなる。
1千万ドル前後の興行収入となりそうだ。
1千万ドルに乗るかどうかが注目となる。
評価は普通程度なので、なぜこれほど無視されたのか。


10位は5週目の「ライオン・キング3D」。
トータルでは90百万ドルとなっている。
旧作の3D化はあまり目立ったヒットはなく、公開前には『ビッグヒットにはなりそうもない』と書いたが、驚くべき成績となった。
今後もこのような動きは続くかもしれない。

以下のディズニー作品といい勝負をしている。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→84→89
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「ライオン・キング3D」
OP30→61→79→86→90百万ドル→
1億ドルを突破できる動きだが、限定公開という話もあり、いつまで公開されるかが注目となる。
とりあえずは1億ドル突破できるか見物だ。
「ライオン・キング」としてはトータルで419百万ドルとなった。
「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドルを超え、歴代9位となっている。
しかし、歴代5位の「シュレック2」トータル441百万ドルには届かないだろう。
評価はもちろんメチャクチャ高い。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ホラー作品「パラノーマル・アクティビティ3」
☆歴史モノアクション「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
☆アクションコメディ「Johnny English Reborn」
☆スポーツドラマ「The Mighty Macs」
「SAW」シリーズに代わり、新たなハロウィンシーズンの代名詞となる「パラノーマル・アクティビティ」は爆発するのだろうか。
「三銃士」は「バイオハザード」を超える程度か。

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『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(「アベンジャーズ」を期待する人以外にはススメにくい)

原作についてはよく知らず、「アベンジャーズ」の一員ということ以外には知識はない。
2012年公開予定の「アベンジャーズ」予習用としては必見の映画となっており、その期待感込みで、やや評価が高くなっているかもしれない。

全体的にはライトな仕上りとなっており、観やすく、楽しめるとはいえば楽しめるが、物足りなさも覚える。
「アイアンマン」から、ユーモア感覚と主人公の存在感を差し引いたような作品か。
同じシリーズの「マイティ・ソー」や、アメコミの「X-MEN:FG」より、面白みや重厚感に欠ける。

ヒーローモノにおいて、主人公が「ヒーローとは何か」「正義とは何か」という観点から苦悩しなくてはいけないというルールはないが、“親友が死んだのに酒に酔えない”とやさぐれていたシーンはあるものの、全体的に苦悩も葛藤もなく、“アメリカ”的な善良すぎるヒーローが盾をぶん投げながら、ザコ兵士を叩き潰すという印象しかない。
非力な青年が莫大なパワーを有することで、何かしらの驕りや勘違いを描いてもよかったとは思うが、それでは“アメリカ”自体を非難することになるので、難しかったのかもしれない。
“アメリカ”をイメージし、“アメリカ”を代表する存在なので、正義のためだけに燃えまくる男として描かざるを得なかったようだ。
しかし、特殊能力も何もないだけではなく、殺生もできるだけしたくないという“正義”の心だけで戦うヒーローは、ヒーローとしての魅力には欠け、ヒーローとしては地味なイメージに映る。
“キャプテン・アメリカ”というヒーローとしての個性があまり感じられず、「アベンジャーズ」の中でどのように個性を発揮するのかという期待をもてない。
高潔な存在ならば、さらに彼が高潔になるような出来事でも本作において、描いておいてもよかっただろう。

また、ピンチも危機感も緊張感も何もなく、冒頭に描かれていたとおりのラストに向かって、たんたんと進んでいるような仕上がりとなっている点も評価しにくい。
ラスボスの退場も早すぎて、盛り上がることはなかった。
仲間たちの存在もほぼ空気だ。
ツンデレのヒロインももうちょっと存在感が欲しいところ。
現在を舞台とする「アベンジャーズ」に繋がるため、当然オチも分かるので、冒頭に答えを描いてしまっては面白みに欠ける。
冒頭のシーンをカットしてもよかったかもしれない。
本作については、やや微妙なデキではあるが、本作のエンドロール後に流れる予告編を目の当たりにすると、ヒーローが勢揃いする「アベンジャーズ」への期待は高まる一方だ。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その2)

2位:「モテキ」(東宝・テレビ東京)<3週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【配給会社期待値等】 興収20億円突破は確実
【公開規模】 276スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6億円弱を週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは13.0億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは4.4億円半ば程度だろうか。
伸びは順当であり、デートムービーとして機能しているのかもしれない。
それにしても、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と女優陣は豪華だが、これほどのヒットするとは想像だにしなかった。
漫画原作、ドラマの映画化であり、ドラマの評価も高かったようなので、その辺りが要因か。
『オープニングは低くても、伸びていくタイプの作品だろう。ドラマを見ていなくても映画だけでも大丈夫な作品と思いたい』と書いたようにその点を評価はしていたが、いきなりオープニングからヒットするとは思わなかった。
ただ、配給会社が20億円突破は確実と言っているので、20億円は突破せず、10億円台となるのだろうか。

サスペンス系以外のドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4→33.6
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0億円→
これらは夏や冬休みなどに公開されたため、あまり参考にならないかもしれないが、「のだめ」前編以外との対比で考えると、「モテキ」の興行収入は22.6~25.9億円となる。
20億円突破は不可能ではないようだが、どうなるだろうか。

20億円前後のラブストーリー系映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は21.5~22.1億円となる。
やはり、20億円突破ラインには立っている。

「モテキ」祝13.0億円と同程度の3週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「悪人」12.5億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」12.1億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」祝12.5億円(トータル17.6億円)
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は18.3~20.6億円となる。
極端に失速するタイプの作品ではなさそうだが、祝日の多さが起因しているような気もする。
20億円突破ラインには立っているが、「モテキ」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい。
老若男女向けではなくて、ドラマの映画化でもあり、観客層には限界があるはずだ。
公開前個人予想は9億円台だったので、完全にハズれとなる。
今年公開された「アンダルシア 女神の報復」「神様のカルテ」と同程度、「岳ガク」や「プリンセストヨトミ」を超えると予想できただろうか。


3位:「ワイルド・スピードMEGA MAX」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 10.5億円
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【配給会社期待値等】 20億円も視野に入った
【公開規模】 414スクリーン(先週比+2スクリーン)
1.6億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.7億円となっている。
1週間の伸びは3.7億円弱程度だろうか。
スタートダッシュには成功したが、さすがに勢いは止まりつつある。
オープニング時に、配給会社は『20億円も視野に入った』と期待したようだが、過去のシリーズからそれほどジャンプアップすることはないだろう。

「ワイルド・スピード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「ワイルド・スピード」10億円未満
☆03年「ワイルド・スピードX2」10億円未満
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル10.0億円
OP2.4→5.8→7.7→8.6
☆09年「ワイルド・スピード MAX」トータル9.5億円
金4日3.6(OP2.1)→5.9→7.6→8.6→9.2
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
先行込5.0(OP2.2)→8.7億円→
単純比較はできないが、これらとの3週目との対比で考えると、「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は10.9~11.3億円となる。
個人的な評価は高い作品であり、それなりの伸びは期待したい。
シリーズモノではあるが、シリーズ未鑑賞者でも対応はできるだろう。

「ワイルド・スピードMEGA MAX」8.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり(先行等があったので1週上乗せ)。
<2010>
☆「アイアンマン2」9.1億円(トータル12.0億円)
☆「魔法使いの弟子」8.0億円(トータル10.0億円)
これらとの3週目との対比で考えると、「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は10.9~11.5億円となる。
これらよりも伸びは良いだろう。
「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は先週に引き続き12億円台と予想したい。
公開前個人予想は10.5億円だったので、予想を超えてきそうだ。
アメリカでも今年公開された作品の中では、「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル241百万ドルに次ぐ、2億1千万ドル弱を稼ぐ大ヒットをみせており、日米ともにシリーズ最高となりそうだ。


4位:「ツレがうつになりまして。」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 222スクリーン
祝日を含めた3日間で1.9億円(193,345,600円)のオープニングを飾った。
土日2日間では1.2億円半ば(126,961,600円)だったようだ。
先週『祝日を含めたオープニング3日は2.7億円程度か』と書いたが、予想よりも低かった。
公開前に『老若男女向けの感動作品であり、病気モノではあるが、題材的にも意外と受けそうな気がする。特に、女性受けもよさそうだ』と書いたが、意外と受けなかった。
ただ、平日の伸びには期待できそうな気がする。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5億円→
☆11年「ツレがうつになりまして。」
祝3日1.9(2日1.3)億円→
これらとの対比で考えると、「ツレがうつになりまして。」の興行収入は6.6~10.6億円となる。
「ソラニン」対比では8.4億円となり、祝日分を足すと9.0億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

「ツレがうつになりまして。」祝1.9(2日1.3)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」1.3億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト」1.3億円(トータル9.0億円)
☆「きな子」先1.3億円(トータル7.1億円)
☆「ダーリンは外国人」1.2億円(トータル7.0億円)
☆「BANDAGE」1.3億円(トータル6.0億円)
「ダーリンは外国人」レベルかもしれないが、「ゴースト」レベルの伸びを期待して、「ツレがうつになりまして。」の興行収入は9億円台と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、微妙な結果となる。
宮崎あおいが主演であり、年配層も動くと思ったが、どうなるだろうか。
軽めのテイストのような気がするが、ウツという題材がリアルに重過ぎるのか。


5位:「アンフェア the answer」(東宝・フジテレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 24億円台(OP~2週目20~21億円)
【公開規模】 368スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円半ばを週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは19.1億円弱となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは3.5億円弱程度か。
20億円突破が迫ってきた。
勢いは最初だけと思ったが、思ったよりも伸びている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆11年「アンフェア the answer」
3.1→10.6→15.6→祝19.1億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は24.6億円となる。
この対比程度となりそうだ。

ライバルになりそうな作品は以下のとおり。
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆11年「アンフェア the answer」
OP3.1→10.6→15.6→祝19.1億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は25.0~25.5億円となる。
「ライアーゲーム 」辺りには負けたくないところだが、どうなるだろうか。

「アンフェア the answer」祝19.1億円と同程度の4週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「ハナミズキ」22.6億円(トータル28.3億円)
☆「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」17.7億円(トータル23.6億円)
☆「大奥」18.1億円(トータル23.2億円)
これらとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は23.9~25.5億円となる。
「アンフェア the answer」の興行収入は先週に引き続き24億円台と予想したい。
高い伸びを示しているが、祝日も多かったので、その影響もあるだろう。
2週目までは20~21億円と予想していたが、さすがにそのレベルでは止まりそうもない。
公開前個人予想は19.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
前作からの公開期間も空いており、それほど盛り上がっているわけでもないと思ったが、現在公開中の映画のラインナップを見ると、相手に恵まれたのかもしれない。


6位:「DOG×POLICE 純白の絆」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 314スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.5千万円弱を週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは4.2億円半ばとなっている。
祝日を含めた8日間の伸びは2.7億円半ば程度だろうか。
久々に東宝がヤラかして、コケるだろうと予想したが、普通に稼いでいる。
動物モノの事件モノであり、確かにそれほど観にくい作品でもないかもしれない。
気楽に観れるといえば、観られるようだ。

市原隼人主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「猿ロック THE MOVIE」トータル4.0億円
OP0.9→2.1→2.8→
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1
戸田恵梨香主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆11年「DOG×POLICE 純白の絆」
OP1.5→祝4.2億円→
これらとの対比で考えると、「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は7.8~10.2億円となる。
動物モノではあるが、それほど伸びはないだろう。
8~9億円程度だろう。

「DOG×POLICE 純白の絆」祝4.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「サヨナライツカ」4.4億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど~」4.0億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」3.9億円(トータル7.5億円)
☆「きな子」3.8億円(トータル7.1億円)
☆「交渉人」3.8億円(トータル6.3億円)
「サヨナライツカ」「交渉人」以外の作品との対比で考えると、「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は7.8~9.5億円となる。
「ゴースト もういちど~」より伸びないと思うが、「アウトレイジ」よりは伸びるだろう。
「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
大ヒットする作品とは思えず、この程度ならば、個人的には問題ないと思う。
公開前個人予想は5億円台だったので、ハズしそうだ。
コケると思ったが、まさかコケたのは「はやぶさ」とは思わなかった。


7位:「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 6億円前半(OP時7億円台)
【公開規模】 304スクリーン(先週比+1スクリーン)
6.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.5億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
今年公開された「うさぎドロップ」「毎日かあさん」よりも低い動きとなっている。

各映画会社がこぞって映画化を競って進めた「はやぶさ」という題材、老若男女が楽しめる感動作品、監督はビッグネームの堤幸彦、コケる要素はないだろうと踏んだが、存外な結果となった。
他の映画会社はこの結果を喜んでいるのか、焦っているのか、どちらだろうか。

期待しすぎただけで、以下を考えれば、順当なのかもしれない。
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆10年「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」トータル6.3億円
先1.0→2.8→3.8→4.6→5.2→5.5→
☆11年「はやぶさ/HAYABUSA」
OP1.0→2.5億円→
これらとの対比で考えると、「はやぶさ/HAYABUSA」の興行収入は5.6~5.6億円となる。
期待していた伸びもなさそうだ。

「はやぶさ/HAYABUSA」2.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソラニン」2.6億円(トータル5.8億円)
☆「人間失格」2.5億円(トータル5.4億円)
☆「ボックス!」2.6億円(トータル4.8億円)
☆「座頭市」2.6億円(トータル4.0億円)
多少は粘ると考えたが、その期待もできそうもない。
「はやぶさ/HAYABUSA」の興行収入は先週7億円台と予想したが、6億円前半と下方修正したい。
公開前個人予想は15.0億円だったので、半分以下となりそうだ。
少なくともファミリー層や年配層が動くと思ったが、なぜこれほど無視されたのだろうか。
主演が竹内結子だからなのか。


8位:「探偵はBARにいる」(東映)<5週目>
【公開前個人予想】 6億円
【現時点での興行収入予想】 12億円台(OP時10億円台)
【公開規模】 230スクリーン(先週比-22スクリーン)
3.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは10.8億円となっている。
1週間の伸びは8.9千万円半ば程度だろうか。
ついに大台の10億円に乗せた。
舞台となった北海道での人気がかなり高いとのことである。
作風的にもユニークであり、コケることはないと思ったが、東映系作品としては珍しいヒットとなりそうだ。

大泉洋主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→4.1→4.4
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→5.2→8.2→9.9→10.8億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は14.5億円となるが、さすがにそこまでは伸びないだろう。

内容は全く分からないが、ユニークなサスペンス系が参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→04.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→05.2→08.2→09.9→10.8億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は12.0~12.3億円となる。
この対比程度には伸びそうだ。

「探偵はBARにいる」10.8億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「武士の家計簿」10.5億円(トータル14億円台)
☆「ノルウェイの森」祝11.7億円(トータル13~14億円)
☆「インシテミル」11.2億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」10.0億円(トータル11.5億円)
「インシテミル」「ゴールデンスランバー」との対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は11.8~12.4億円となる。
オープニング時には10億円台と予想したが、「探偵はBARにいる」の興行収入は先週に引き続き12億円台と予想したい。
これで大泉洋の株はかなり上がったのではないか。
公開前個人予想は6億円だったので、ハズれそうだ。
コケることはないとは思うが、東映系でもあり、作風的にも10億円に乗るような作品でもないと思ったが、分からないものだ。


9位:「夜明けの街で」(角川)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円前後
【公開規模】 147スクリーン
土日の2日間で3.3千万円(33,154,800円)のオープニングを飾った。
公開前に『祝日を含めたオープニング3日は1.0億円程度か』と書いたが、予想よりもかなり低い。
角川映画とはいえ、東野圭吾原作作品ではあり、それなりには稼ぐと思ったのだが、岸谷五朗、深田恭子主演では厳しいのだろうか。

「容疑者Xの献身」などで有名な東野圭吾原作作品ではあるが、イメージしていた作品は以下の作品。
☆09年「さまよう刃」トータル5.5億円
祝込3日1.5(2日1.0)→2.8→4.0→4.6
☆11年「夜明けの街で」
OP0.3億円→
これとの対比で考えると、「夜明けの街で」の興行収入は1.7億円となる。
原作者に知名度があるので、多少伸びるとは思うので2億円前後と予想したい。
2億円に乗るかどうかが注目となる。
公開前個人予想は3億円台だったので、微妙な結果となりそうだ。
原作者だけでは客はそれほど集まらないのか。


10位:「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 181スクリーン(先週比-7スクリーン)
3.0千万円を週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは5.2億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは8.6千万弱程度か。
アメリカではコケており、日本でもコケるかと思って、予想はしなかったが、それなりに稼いでいる。
匂いつきの4Dが受けたのか。
「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」はトータル14.5億円を稼ぐほどの知名度のあるシリーズ作品であり、ファミリー層を中心に動員したようだ。

「スパイキッズ4D」祝5.2億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ダレン・シャン」6.0億円(トータル6.5億円)
☆「エアベンダー」5.2億円(トータル6.0億円)
これらとの対比で考えると、「スパイキッズ4D」の興行収入は5.6~6.0億円となる。
それほど伸びもないと思われるので、「スパイキッズ4D」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
前作からは激減しているが、期間も空いており、主役も異なっている。
他のシリーズ作品とは異なるシリーズ作品なので前作の数字は参考にはならないだろう。
スクリーン数を踏まえると、この程度でもそれほど悪くはないと思われる。


11位:「セカンドバージン」(松竹・NHK)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時3億円台)
【公開規模】 225スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.1千万円半ばを週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは3.2億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは9.3千万円半ば程度だろうか。
週末に鑑賞する映画ではないようであり、平日には多少伸びがあるようだ。
しかし、さすがにこれがヒットするはずはないだろう。
『話題となったらしいドラマの映画化ではあるが、平均視聴率は8.6%とそれほど高くはない。また、家で見るのはよいかもしれないが、映画館で見る作品ではないとも考えられる』と書いたとおりとなるか。
ウィークデイのOL層の動きがポイントなるが、これは動かないだろう。
主演2人に熱愛報道がなされているが、宣伝のようにしか思えない。

大人向けのラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「愛の流刑地」トータル13.9億円
OP1.6→5.5→8.3→10.4→祝12.0→12.6→13.1
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→9.0→9.6
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9→2.3→祝3.2億円→
ハマれば、ヒットしやすいジャンルではあるが、これはさすがに厳しいだろう。
これらとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は4.6~5.7億円となる。
この下限程度となるか。

NHKのドラマの映画化は以下のとおり。
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9→2.3→祝3.2億円→
これとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は4.7億円となる。
やはり4億円台となりそうだ。

「セカンドバージン」祝3.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「孤高のメス」3.4億円(トータル5.0億円)
☆「座頭市」3.3億円(トータル4.0億円)
☆「雷桜」3.3億円(トータル4億円台見込み)
「セカンドバージン」の興行収入は4億円台と予想したい。
オープニング時には3億円台と予想したが、平日に多少伸びたようだ。
公開前個人予想は3億円台だったので、当たりといえるだろう。
自虐的に無謀な映画化と銘打っている「サラリーマンNEO」はいったいどうなるだろうか。


12位:「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 118スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.0千万円程度だろうか。
この手の青春映画はヒットしないと思ったので、予想はしなかったが、スクリーン数を踏まえると健闘といえる結果だ。
向井理の人気か。
それともマジメそうにみえる感動作だからだろうか。

作風は異なるが、去年公開された以下の作品が参考となるか。
☆10年「BANDAGE」トータル6.0億円
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1→
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝3日0.8→1.5→2.2→
☆11年「僕たちは世界を変えることができない。」
祝3日0.8→1.7→2.2億円→
「シュアリー・サムデイ」辺りといい勝負となる。
これらとの対比で考えると、「僕たちは世界を変えることができない。」の興行収入は2.9~3.1億円となる。

「僕たちは世界を変えることができない。」2.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「猿ロック」2.8億円(トータル4.0億円)
☆「シュアリー・サムデイ」2.2億円
☆「食堂かたつむり」2.0億円
「猿ロック」との対比で考えると、「僕たちは世界を変えることができない。」の興行収入は3.1億円となる。
多少の伸びがありそうなので、「僕たちは世界を変えることができない。」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
高い成績ではないが、スクリーン数や作風を考えると、十分な成績だろう。


13位:「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 7億円前半(2~3週目8億円台)
【公開規模】 334スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.6億円となっている。
1週間の伸びは5.1千万円弱程度か。
地震の影響で、公開延期されていた。
アメリカでは84百万ドル稼いだ作品(製作費7千万ドル)であり、合格点の興行収入だったが、『日本で知名度のあるスターが登場するわけでもなく、アメリカで大きな話題になった作品でもなく、大ヒットもないだろう』と書いた通りとなるか。

参考とした「第9地区」を超えることはできるだろうか。
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP1.7→4.7→6.1→6.6億円→
現時点ではいい勝負をしているが、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」には連休が多かった。
これとの対比で考えると、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は8.3億円となる。
伸びがあるどうかがポイントなるが、もはや伸びはないだろう。

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」6.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インビクタス」6.9億円(トータル8.6億円)
☆「第9地区」6.6億円(トータル8.3億円)
☆「NINE」6.5億円(トータル7.8億円)
☆「食べて、祈って、恋をして」6.5億円(トータル7.5億円)
☆「特攻野郎Aチーム」6.5億円(トータル7.1億円)
これらとの対比で考えると、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は7.2~8.3億円となる。
伸びがないと思われるので、この下限程度ではないか。
「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は先週まで8億円台と予想していたが、7億円前半と下方修正したい。
公開前個人予想は9.0億円だったので、悪くはないヨミだったようだが、ちょっと高すぎたか。
エイリアンモノは意外と日本では受けるはずだと考えたが、やや期待ハズレだった。


14位:「神様のカルテ」(東宝)<7週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円後半(5~6週目19億円前後、OP~4週目17~18億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に期待がかかる
【公開規模】 310スクリーン(先週比-11スクリーン)
1.6千万円弱を週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは18.0億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは5.0千万円半ば程度だろうか。
15億円を楽に突破している。
嵐の人気は伊達ではないようだ。
よく知らなかったが、原作も知名度のあるものだったようだ。

嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6→08.9
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.5→29.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6→22.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆11年「神様のカルテ」
OP03.0→08.4→11.8→14.4→16.5→17.5→祝18.0億円→
これらよりも低いが、作風的に仕方がない。
「花より男子F」以外との対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は18.7~19.7億円となる。
公開時の目標が20億円であり、やはり20億円には到達しないだろう。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8→18.5
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5→祝18.0億円→
「陰日向に咲く」対比では19.0億円となるが、ここまで伸びるだろうか。

「神様のカルテ」祝18.0億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」17.8億円(トータル21.0億円)
☆「悪人」18.5億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」17.7億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」17.1億円(トータル17.6億円)
「おとうと」以外との対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は18.5~19.3億円となる。
「神様のカルテ」の興行収入は先週に引き続き19億円前後と予想したいところだが、18億円後半となりそうだ。
4週目まで17~18億円と予想していたが、ある程度の伸びがあった。
連休が効いたか。
公開前個人予想は12億円台だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
やはり、嵐の人気は想像以上だったようだ。


15位:「ファイナル・デッドブリッジ」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円前後
【公開規模】 105スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.2千万円となっている。
1週間の伸びは4.1千万円弱程度だろうか。
日本では大ヒットを見込めないシリーズ作品。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「ファイナル・デッドサーキット3D」
OP0.5→1.3→1.7
☆11年「ファイナル・デッドブリッジ」
OP0.3→0.7億円→
前作から落ちているようだ。
飽きられたか。

「SAW」シリーズに比べるとかなり落ちる。
☆10年「ザ・ファイナル 3D」トータル3.6億円
OP0.7→1.9→2.5→3.0→3.3
☆11年「ファイナル・デッドブリッジ」
OP0.3→0.7億円→
これとの対比で考えると、「ファイナル・デッドブリッジ」の興行収入は1.3億円となるが、そこまでは伸びないだろう。
1億円に乗るかどうかも微妙となりそうだ。
先週に引き続き1億円前後と予想したい。
新規に観客が大きく増えるタイプでもなく、脱落していくだけではないか。


順位不明:「ステイ・フレンズ」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1千万円台
【公開規模】 48スクリーン(先週比+24スクリーン)
4.4百万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.4千万円弱となっている。
1週間の伸びは9.3百万円弱程度だろうか。
ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス主演作品。
ジャスティン・ティンバーレイクはミュージシャンとして有名であり、「ソーシャル・ネットワーク」に出演、ミラ・クニスは「ブラック・スワン」に主演しているが、この結果を踏まえると日本ではそれほど知名度は高くはないようだ。
先週1千万円台だろうかと考えたが、スクリーン数がなぜか増えており、2千万円台には乗りそうだ。
それにしても、ソニー系なので公開したと思われるが、日本で公開しても仕方がない気がする。
DVDスルーでもよいのではないか。


順位不明:「プリースト」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1千万円後半
【公開規模】 31スクリーン(先週比-1スクリーン)
73万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.7千万円となっている。
1週間の伸びは2.4百万円程度だろうか。
本作と同じ、スコット・スチュワート監督、ポール・ベタ二―主演のコンビによる「レギオン」は2千万円ほど稼いでおり、本作はそれ以下となりそうだ。
先週に引き続き1千万円後半と予想したい。
もう伸びないだろう。
アメリカでもヒットしなかったが、さすがに日本でもヒットするはずはない。


順位不明:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<13週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】44億円台(6~8週目43~44億円、OP時~4週目38~39億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
祝日を含めたトータルでは43.7億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは2.5千万円弱程度だろうか。
オープニング時には不安視したが、40億円を楽に突破している。
ジブリ作品らしい驚異の粘り腰を発揮している。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日5.9→2週目5.6→3週目5.9→4週目5.1→5週目6.0→6週目6.0→7週目3.2→8週目2.3→9週目1.3→10週目1.0→11週目0.8→12週目0.4→13週目0.2億円となっている。
お盆時期の伸びが良かったが、さすがに息切れしている。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
5週目60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→073.8→076.3
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
10週目088.1→089.8→090.5→091.0→91.4
☆11年「コクリコ坂から」
10週目042.3→043.1→043.5→祝43.7億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は44.4~45.3億円となる。
「崖の上のポニョ」ほどの伸びはないので、「コクリコ坂から」の興行収入は、先週に引き続き44億円台と予想したい。
8週目まで43~44億円と予想していたが、43億円台では止まらないだろう。
オープニングから4週目まで38~39億円と予想していたが、想定外の伸びをみせた。
さすがにジブリブランドは強い。
しかし、公開前個人予想は60億円だったので、これは大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいところがあるようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。
ただ、作品的には悪くはなく、興行収入的にもギリギリセーフといえるので、次回を期待できるのではないか。

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『猿の惑星:創世記』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(猿の活躍というよりも、悩める存在が成長する映画)

バートン版の「猿の惑星」はもちろん見ているが、オリジナル版の「猿の惑星」シリーズについては十数年前にちらちらと何度か見た程度。
シーザーの活躍については、「猿の惑星・征服」辺りで描かれていたような、かすかな記憶しかない。
個人的にはそれほど深い思い入れがあるわけではないが、誰にでも馴染みのある「猿の惑星」というシリーズを見事にリブートして、きちんと再生してくれたという感想。
ストーリーにおいても、撮影構成においても、CG処理においても、丁寧に制作されていることが分かる。
シーザーに対して、きちんと感情移入できるほどの仕上りとなっている。

“猿”というよりも一人の人間に当てはめて見ても楽しめるだろう。
自分が誰であるかを悩み、自問し、自分の存在意義を見出して、その目的のために仲間と戦い、自分の居場所を見出していく過程がしっかりと描かれている。
父親のような存在と安楽に幸せに暮らすこともできるだろうが、それでは自分が存在する問いに対する答えを見出すことはできないだろう。
そもそも、自分とは世界が違うので、一緒にいることは答えにならないことに気付いている。
苦悩しながら、成長して、答えを見出そうとする姿が美しい。
リーダーになる過程についても、単に暴力に訴えて、のし上がるのではなくて、オリに閉じ込められることに慣れていたゴリラを開放することで導いたり、ボス猿にクッキーを配らせることで導いたりと、知恵を用いて、組織を導き、組織のために必要な存在であることを示すことでリーダーとして、のし上がっている。

バトルシーンについては控え目だが、今回はこの程度でもよかったと思う。
いきなり軍隊や戦闘機と戦い始めたら、興ざめだろう。
人間側としても、単に猿が暴れている程度という受け止め方をしているようにも感じられ、攻撃・防御のヌルさでそれを表現しているのではないか。

個人的に感じたことであるが、自然や科学技術に対する人類の驕り高ぶり、人類の愚かさを描き、人類への警鐘的な道徳的な作品というメッセージ性が強いものではないということも好意的だった。
あくまでもエンターテイメント性やヒューマンドラマ面を重視し、メッセージ性については裏側に隠しており、感じてくれる人に感じてもらおうという控え目な姿勢が心地よい仕上りとなっている。

ひたすら丁寧にドマジメに制作されていることは評価したいが、教科書のようなオーソドックスな映画であり、既存の枠をぶっ壊すような破壊力がある映画ではないともいえる。
監督のキャリアが浅いようなので、今後の手腕及びシリーズの驚くような発展に期待したいところだ。

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気になる映画ニュース(10月第2週目)

☆「ローン・レンジャー」の制作にゴーサイン
ゴア・ヴァービンスキー監督、ジョニー・デップ主演で企画されていたディズニー作品。
アメリカでテレビ放送されていた西部劇の映画化企画。
2億5千万ドル又は2億7千5百万ドルという莫大な製作費で予定されていたが、ディズニーが製作費の高さにより、企画を中止していた。
ゴア・ヴァービンスキー、ジョニー・デップのギャラをカットし、アクションシーンをカットする処置で、製作費2億1千5百万ドルまで下げることになったようだ。
下げたといっても、製作費2億ドル以上も掛かっており、かなりの大作映画となりそうだ。
公開時期は当初は2012年だったが、公開時期はかなり遅れて2013年5月31日となる予定。
オリジナルがよく分からないが、期待できる作品になりそうだ。


☆「ダイ・ハード」最新作がいよいよ本格始動か
全米公開日が2013年2月14日に決まった。
監督は、報道どおり「エネミー・ライン」のジョン・ムーア。
マクレーンの息子が登場し、舞台がロシアとなる。
このシリーズはいったいどのように終わらせるつもりなのだろうか。


☆人気漫画「進撃の巨人」が映画化
2013年公開予定。
2~3巻まで読んだ気がする。
現時点では、実写なのかアニメなのかも不明とのこと。
もちろん監督やキャストも不明。
実写でも巨人はCGでなんとかなりそうだ。
漫画も映画も見ていないが、「GANTZ」が実写映画化されているので、実写でも大丈夫といえば大丈夫だろう。
ただ、ハードな作品なので、観客層の幅が問題となる。


☆ニコール・キッドマン主演作『The Danish Girl』の制作が頓挫
『The Danish Girl』は、デビッド・エバーショフのベストセラー小説「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」の映画化するもの。
2009年頃から企画が進んでおり、女性に変身した男をニコール・キッドマンが演じることが決まっていた。
その妻をシャーリーズ・セロンが演じることが決まっていたが、スケジュールの都合で降板。
グウィネス・パルトロウが後任に決まったが、個人的な理由で降板。
監督のトーマス・アルフレッドソンも降板してしまった。
2010年に、ラッセ・ハルストレム監督、妻役はレイチェル・ワイズに決まったが、この二人も降板したようだ。
ここまでゴタゴタすると、企画そのものがストップしそうだ。
ヒット作品に恵まれないニコール・キッドマンと絡みたくないのだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目新作予想)

☆「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」
クリス・エヴァンス主演のアメコミ作品。
アメリカでは人気はあるが、日本での知名度があるとは思えない俳優であり、アメコミも日本では人気がない。
「グリーン・ランタン」のような悲惨なことにはならないとは思うが、ビッグヒットにもならないだろう。
「マイティ・ソー」同様に5億円台というところではないか。
金曜日からのオープニング3日は1.6億円程度か。


☆「一命」(松竹)
「十三人の刺客」の三池崇史監督作品。
三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→02.8→04.7→06.6→08.3億円→
「十三人の刺客」レベルを期待したいところだが、無理だろう。
ガチすぎる時代劇であり、さらに主演は海老蔵。
「最後の忠臣蔵」トータル8億円台見込み、「桜田門外ノ変」トータル6.9億円を踏まえると、「十三人の刺客」の半分程度が妥当か。
8億円台と予想したい。
オープニングは1.2億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その1)

1位:「猿の惑星 創世記」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 27~28億円
【公開規模】 626スクリーン
週末2日では4.0億円(403,884,300円)のオープニングを飾った。
金曜日から祝日の月曜日までは7.3億円弱(728,181,500円)だったようだ。
先週『金曜日からのオープニング4日は4.0億円程度か』と書いたので、予想の倍近く爆発している。
確かに知名度のある題材であり、01年公開時には45.0億円を稼いでいるシリーズではあるが、ここまでヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2→32.0→32.5
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7→
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章」トータル26.8億円
金5.4→12.5→15.7→17.9→20.7→23.9→25.6億円→
☆11年公開「猿の惑星 創世記」
金4日7.3(2日4.0)億円→
金曜日から月曜日までの4日間の数字なので判断が難しいが、仮に金曜日からの3日間で5.3億円と考えて、「天使と悪魔」「ナルニア国物語/第3章」との対比で考えると、「猿の惑星 創世記」の興行収入は26.1~26.3億円となる。
ライバルには恵まれているが、時期的にも大きく伸びることもないと思うので、「猿の惑星 創世記」の興行収入は27~28億円と予想したい。
ここまで日本人受けするとは思わなかったが、やはり知名度のある題材ということだろうか。
確かに幅広い層にも対応できそうな作品だ。

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全米映画興行収入(10月第2週目)

1位となったのは新作の「リアル・スティール」。
事前には週末3日間で28.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る27.3百万ドルのオープニングを飾った。
監督は実績豊富なショーン・レヴィー。
ヒュー・ジャックマン主演のアクションドラマ。
ロボットのボクシングを題材とした親子モノの作品。
公開前に『「リアル・スティール」はそれなりに稼ぎそうだが、大ヒットはしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

監督実績の高いショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081
☆11年「リアル・スティール」
OP27百万ドル→
ここ数年は悪くても8千万ドルとなっており、ヒット作品を連発している。
「ナイトミュージアム」以外の作品との対比で考えると、「リアル・スティール」の興行収入は89~134百万ドルとなる。
当面は1億ドル突破が目標となりそうだ。
とりあえず「リアル・スティール」の興行収入は1億ドル台と予想したい。
ファミリーモノなので、多少は伸びるだろう。
親子の関係を描き、さらに感動スポーツモノを描いているので、評価はもちろん高い。


2位となったのは新作の「The Ides of March」。
事前には週末3日間で12.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る10.5百万ドルのオープニングを飾った。
ジョージ・クルーニー監督・共同脚本・主演・プロデュースのサスペンス。
ライアン・ゴズリングも主演している。
政治モノらしい。
公開前に『「The Ides of March」はジョージ・クルーニー主演作と同程度に稼ぎそうだ』となりそうだと書いたが、そのとおりとなりそうだ。

イメージしていたジョージ・クルーニー主演作の興行収入は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル
2週目拡大11→22→29→29
☆10年「ラスト・ターゲット」トータル36百万ドル
先16(OP13)→28→33→35
☆11年「The Ides of March」
OP10百万ドル→
これら以下となりそうだ。

ジョージ・クルーニー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「コンフェッション」トータル16百万ドル
☆05年「グッドナイト&グッドラック」トータル32百万ドル
☆08年「かけひきは、恋のはじまり」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
☆11年「The Ides of March」
OP10百万ドル→
「かけひきは、恋のはじまり」との対比で考えると、「The Ides of March」の興行収入は24百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、「The Ides of March」の興行収入は3千万ドル台だろう。
しかし、いつまでも2~3千万ドルの壁を突破できないようだ。


3位は3週目の「Dolphin Tale」。
公開週は3位だったが、2週目で1位を取っていた。
トータルでは49百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルは楽に回収した。
監督は、映画監督としてはそれほど実績のないチャールズ・マーティン・スミス。
ハリー・コニックJr.、アシュレイ・ジャド、モーガン・フリーマンが出演している。
イルカと少年の交流を描いたファミリー向け作品。
公開前に『それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、ファミリー作品はやはり強い。

作風はだいぶ異なるが、以下のファミリー作品が参考となるか。
☆08年「ビバリーヒルズ・チワワ」トータル95百万ドル
OP29→53→69→78→84→88
☆06年「シャーロットのおくりもの」トータル83百万ドル
OP11→26→53→67→72(※年末公開)
☆09年「Hotel for Dogs」トータル73百万ドル
OP17→37→48→55→60
☆11年「Mr. Popper's Penguins」トータル68百万ドル
OP18→39→51→58
☆11年「Dolphin Tale」
OP19→37→49百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dolphin Tale」の興行収入は65~77百万ドルとなる。
『評価は普通程度なので高い伸びはないだろう』と思ったが、ファミリー作品は評価と関係ないようだ。
とりあえずは、「Dolphin Tale」の興行収入は先週に引き続き7~8千万ドルと予想したい。
動物モノはアメリカでも強いようだ。


4位は3週目の「マネーボール」。
トータルでは49百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルは楽に回収できそうだ。
公開前に『「Moneyball」はかなりヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、05年「カポーティ」(トータル29百万ドル)のベネット・ミラー。
ブラッド・ピット主演のスポーツドラマ。
大リーグの実在のゼネラルマネージャーを描いた作品。
アカデミー賞にも絡んでくるのではないかといわれている。

スポーツドラマやアカデミー賞で話題となった作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆10年「ファイター」トータル94百万ドル
拡大後13→27→46→58→66→73→78
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「マネーボール」
OP20→38→49百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は77~109百万ドルとなる。
先週まで1億ドル台と予想していたが、どうもそこまでは伸びそうもない。
評価はメチャクチャ高いので、「Dolphin Tale」よりも伸びはあるとは思うので、「マネーボール」の興行収入は8千万ドル台だろうか。
果たして、アカデミー賞の本命にはなるのだろうか。


5位は2週目の「50/50」。
トータルでは17百万ドルとなっている。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたが、低い動きとなっている。
病気を扱った作品のようであり、コメディとしては笑いにくそうだ。
その辺りが要因か。
しかし、制作費は極安の8百万ドルであり、製作費は回収済み。
利益を生みそうだ。
監督はあまり実績のないジョナサン・レヴィン。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン主演のコメディドラマ。

セス・ローゲンが出演した重めのコメディ作品が参考になるか。
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆11年「50/50」
OP09→17百万ドル→
これとの対比で考えると、「50/50」の興行収入は22百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので伸びはあるだろう。
「50/50」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
これだけ製作費が安ければ、この程度でも問題はないだろう。


6位は2週目の「Courageous」。
トータルでは16百万ドルとなっている。
制作費はたった2百万ドルであり、かなりの利益となりそうだ。
アレックス・ケンドリック監督・共同脚本・主演・プロデュースのキリスト教系のヒューマンドラマ。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

アレックス・ケンドリック関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Fireproof」トータル33百万ドル
OP07→12→17→21→24
☆11年「Courageous」
OP09→16百万ドル→
前回よりも良い動きとなっているが、トータルでは超えられるかは疑問。
評価はそれほど悪くはない程度であり、先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
日本では公開されることはないだろう。


7位は4週目の「ライオン・キング3D」。
トータルでは86百万ドルとなっている。
旧作の3D化はあまり目立ったヒットはなく、公開前には『ビッグヒットにはなりそうもない』と書いたが、驚くべき成績となった。
今後もこのような動きは続くかもしれない。

以下のディズニー作品といい勝負をしている。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→84→89
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「ライオン・キング3D」
OP30→61→79→86百万ドル→
1億ドルを突破できる動きだが、限定公開という話もあり、いつまで公開されるかが注目となる。
とりあえずは1億ドル突破できるか見物だ。
「ライオン・キング」としてはトータルで415百万ドルとなった。
これで歴代10位となっている。
歴代9位の「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドルを超えそうだ。
しかし、歴代5位の「シュレック2」トータル441百万ドルには届かないだろう。
評価はもちろんメチャクチャ高い。


8位は2週目の「Dream House」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収は不可能だ。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたが、制作費を考えると少々ヤバイ結果となりそうだ。
監督は、「イン・アメリカ」のジム・シェリダン。
ダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ、ナオミ・ワッツ主演のサスペンス。
ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズはこの作品で結ばれたはず。

ジム・シェリダン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」トータル16百万ドル
☆05年「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」トータル31百万ドル
先18(OP12)→25→28→30
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25
☆11年「Dream House」
OP08→14百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dream House」の興行収入は17~24百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、先週に引き続き2千万ドル前後と予想したい。
ダニエル・クレイグは「インベージョン」15百万ドル、レイチェル・ワイズは「ファウンテン」トータル10百万ドルといった実績(これらは主演者や題材に問題があるが)もあり、それほど稼ぐことはできないようだ。


9位は2週目の「What's Your Number?」。
トータルでは10百万ドルとなっている。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたが、コケたといえそうだ。
しかし、制作費は2千万ドルとなっているので、大きな赤字にはなりそうもない。
監督は、実績がないMark Mylod。
アンナ・ファリス、クリス・エヴァンス主演のコメディ。
アンナ・ファリスにはヒット作品があり、クリス・エヴァンスにも「キャプテン・アメリカ」といった大ヒット作品があるが、単純というわけではないようだ。

アンナ・ファリス出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「The House Bunny」トータル48百万ドル
OP15→28→37→42→46
クリス・エヴァンス主演作品のの興行収入は以下のとおり。
☆09年「PUSH 光と闇の能力者」トータル32百万ドル
OP10→19→25→28→30
☆11年「What's Your Number?」
OP05→10百万ドル→
これらとの対比で考えると、「What's Your Number?」の興行収入は17~17百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、この対比以下になりそうだ。
先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。

以下の作品程度は稼ぎたかったのではないか。
☆11年「抱きたいカンケイ」トータル71百万ドル
OP20→40→51→60→66→→69→70
☆11年「ステイ・フレンズ」トータル56百万ドル
OP19→38→49→53→55
☆11年「What's Your Number?」
OP05→10百万ドル→
アンナ・ファリス、クリス・エヴァンス両者ともに、まだまだなのだろうか。


10位は5週目の「Contagion」。
トータルでは69百万ドルとなっている。
製作費6千万ドルの回収はできた。
公開前に『「Contagion」はコケそうだ』と書いたが、それなりのヒットとなりそうだ。

スティーヴン・ソダーバーグ監督のアクションサスペンス。
ウィルスを描いたパニック作品か。
個人的にはつまらないとしか思えない映画を撮るという印象のあるソダーバーグ作品がヒットするはずがないと思ったが、出演陣がマット・デイモン、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットと豪華な点でカバーしたか。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「Contagion」
OP22→44→57→65→69百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Contagion」の興行収入は71~76百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「Contagion」の興行収入は2週目まで7~8千万ドルと予想していたが、先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
7千万ドル前半が落ち着きどころか。
制作費を回収できたので問題はないだろう。
それにしても、スティーヴン・ソダーバーグ監督は宣言どおり引退するのだろうか(撤回したとの報道もあり)。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ミュージカルのリメイク「Footloose」
☆ジャック・ブラック、スティーヴ・マーティン主演のコメディ「The Big Year」
☆「遊星からの物体X」をリメイクしたSFホラー「The Thing」
「The Big Year」「The Thing」はヒットして、「Footloose」はコケるかなと思ったが、どれもそれなりに稼ぐと予想されているようだ。
「The Big Year」は思ったよりも、予想が低い。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目その4)

11位:「ライフ -いのちをつなぐ物語-」(エイベックス・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 20億円
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP~3週目18億円台)
【配給会社期待値等】 最終興収20億円以上を見込めるヒットスタートをきった
【公開規模】 318スクリーン(先週比+3スクリーン)
3.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは11.8億円となっている。
1週間の伸びは8.7千万円半ば程度だろうか。
過去の類似作品よりも伸びは良くないが、さすがにこの手の作品は強く、10億円は楽に突破している。
ナレーションの松本幸四郎、松たか子、主題歌のミスチルも起用もよく、伸びていきそうだ。
親子で楽しめそうなので、夏休み時期に公開した方がよかった気がする。

ドキュメンタリーはあまりヒットしないものだが、このシリーズは何故か当たる。
☆08年公開「EARTH」トータル24.0億円
祝3日5.5(OP3.6)→祝10.2→13.6→16.5→祝19.6→21.0→22.1
☆10年公開「オーシャンズ」トータル25.0億円
金3日3.9(OP3.4)→9.8→13.9→17.8→19.7→21.1→22.2
☆11年公開「ライフ -いのちをつなぐ物語-」
木4日3.5(OP2.3)→6.8→9.1→11.0→11.8億円→
これらとの対比で考えると、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は14.4~15.0億円となる。
この対比以下となるか。

「ライフ -いのちをつなぐ物語-」11.8億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「パーシー・ジャクソン~」13.0億円(トータル14.2億円)
☆「アイアンマン2」11.2億円(トータル12.0億円)
これらとの対比で考えると、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は12.6~12.9億円となる。
さすがに、これらの作品よりも伸びがあるだろう。
もうちょっと粘ると考えて、「ライフ -いのちをつなぐ物語-」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想しておきたい。
あと2億円強をなんとか稼いでもらいたい。
3週目まで18億円と予想していたが、連休中に期待どおりの伸びがなかった。
公開前個人予想は20億円だったので、ハズしそうだ。
このシリーズに飽きられたのか、それとも時期のせいだろうか。


12位:「神様のカルテ」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 19億円前後(OP~4週目17~18億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に期待がかかる
【公開規模】 321スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは17.5億円となっている。
1週間の伸びは1.0億円弱程度だろうか。
15億円を楽に突破している。
嵐の人気は伊達ではないようだ。
よく知らなかったが、原作も知名度のあるものだったようだ。

嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金04.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3
☆11年「神様のカルテ」
OP03.0→08.4→11.8→14.4→16.5→17.5億円→
これらよりも低いが、作風的に仕方がない。
「花より男子F」以外との対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は18.6~19.8億円となる。
公開時の目標が20億円であり、やはり20億円には到達しないだろう。
「大奥」対比18.8億円となるので、この辺りだろうか。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5億円→
「陰日向に咲く」対比では19.2億円となるが、ここまで伸びるだろうか。

「神様のカルテ」17.5億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「悪人」17.9億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」17.1億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」祝16.9億円(トータル17.6億円)
これらとの対比で考えると、「神様のカルテ」の興行収入は18.2~19.4億円となる。
「神様のカルテ」の興行収入は先週に引き続き19億円前後と予想したい。
4週目まで17~18億円と予想していたが、ある程度の伸びはありそうだ。
連休が効いたか。
公開前個人予想は12億円台だったので、当たりとはいえない結果となりそうだ。
やはり、嵐の人気は想像以上だったようだ。


13位:「ファイナル・デッドブリッジ」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円前後
【公開規模】 104スクリーン
3.1千万円半ばのオープニングを飾った。
日本では大ヒットを見込めないシリーズ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「ファイナル・デッドサーキット3D」
OP0.5→1.3→1.7
☆11年「ファイナル・デッドブリッジ」
OP0.3億円→
前作から落ちているようだ。
飽きられたか。

「SAW」シリーズに比べるとかなり落ちる。
☆10年「ザ・ファイナル 3D」トータル3.6億円
OP0.7→1.9→2.5→3.0→3.3
☆11年「ファイナル・デッドブリッジ」
OP0.3億円→
これとの対比で考えると、「ファイナル・デッドブリッジ」の興行収入は1.5億円となるが、そこまでは伸びないだろう。
1億円に乗るかどうかも微妙となりそうだ。
1億円前後と予想したい。
新規に観客が大きく増えるタイプでもなく、脱落していくだけではないか。


14位:「サンクタム」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 213スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.2千万円程度だろうか。
水を扱った作品ということもあり、公開延期されていた。
アメリカでは23百万ドル稼いだ作品(製作費3千万ドル)であり、コケたといえる結果となっている。
アメリカでは知名度はあるが、日本で知名度のあるスターが不在であり、製作総指揮のジェームズ・キャメロンの名前をもってしてもヒットさせることは難しい。

「サンクタム」3.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アデル ファラオと~」3.6億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」3.6億円(トータル4.3億円)
☆「バレンタインデー」3.5億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「サンクタム」の興行収入は4.3~4.5億円となる。
この程度となるだろう。
「サンクタム」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前の予想どおりであり、悪くはないヨミだったようだ。
連休はあっても、5億円突破はしないだろう。


15位:「とある飛空士への追憶」(東京テアトル)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円未満
【公開規模】 91スクリーン
2.1千万円弱のオープニングを飾った。
先週公開されたことすら知らなかったが、日本のラノベを映画化したアニメ作品のようだ。
メジャー系スタジオではないので、何とも言えないが、このスクリーン数のアニメ作品としては、もうちょっと稼ぎたかったのかもしれない。
この程度のオープニング成績は他のメジャーアニメ作品ならば、20~30スクリーンで稼ぐ。
1億円突破は厳しいかもしれない。
原作の評価は高いようだが、知名度としてはどうなのだろうか。
ラノベの世界はよく分からない。
それほど興味もない。


順位不明:「ステイ・フレンズ」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1千万円台
【公開規模】 24スクリーン
4.7百万円弱のオープニングを飾った。
ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス主演作品。
ジャスティン・ティンバーレイクはミュージシャンとして有名であり、「ソーシャル・ネットワーク」に出演、ミラ・クニスは「ブラック・スワン」に主演しているが、この結果を踏まえると日本ではそれほど知名度は高くはないようだ。
1千万円台だろうか。
ソニー系なので公開したと思われるが、日本で公開しても仕方がない気がする。
DVDスルーでもよいのではないか。


順位不明:「プリースト」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1千万円後半
【公開規模】 32スクリーン
2.4百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.5千万円弱となっている。
1週間の伸びは7.8百万円程度だろうか。
本作と同じ、スコット・スチュワート監督、ポール・ベタ二―主演のコンビによる「レギオン」は2千万円ほど稼いでおり、本作はそれ以下となりそうだ。
1千万円後半というところか。
アメリカでもヒットしなかったが、さすがに日本でもヒットするはずはない。


順位不明:「コクリコ坂から」(東宝・日本テレビ)<12週目>
【公開前個人予想】 60億円
【現時点での興行収入予想】44億円台(6~8週目43~44億円、OP時~4週目38~39億円)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円超えも確実なスタートとなった
【公開規模】 先週351スクリーン(先々週比±0スクリーン)
トータルでは43.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.6千万円弱程度だろうか。
オープニング時には不安視したが、40億円を楽に突破している。
ジブリ作品らしい驚異の粘り腰を発揮している。

週毎の動きは以下のとおり。
OP3日5.9→2週目5.6→3週目5.9→4週目5.1→5週目6.0→6週目6.0→7週目3.2→8週目2.3→9週目1.3→10週目1.0→11週目0.8→12週目0.4億円となっている。
お盆時期の伸びが良かったが、さすがに息切れしている。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3→157.6→
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
5週目60.1→066.4→068.6→070.5→072.7→073.8→076.3
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
10週目088.1→089.8→090.5→091.0→91.4
☆11年「コクリコ坂から」
10週目042.3→043.1→043.5億円→
「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」との対比で考えると、「コクリコ坂から」の興行収入は44.5~45.7億円となる。
「コクリコ坂から」の興行収入は、先週に引き続き44億円台と予想したい。
8週目まで43~44億円と予想していたが、43億円台では止まらないだろう。
オープニングから4週目まで38~39億円と予想していたが、想定外の伸びをみせた。
さすがにジブリブランドは強い。
しかし、公開前個人予想は60億円だったので、これは大きく外しそうだ。
ジブリは鉄板だと思っていたが、さすがにキャラクター作品でもなく、ファンタジー作品でもないものは厳しいところがあるようだ。
「ゲド戦記」がイマイチだった宮崎吾朗監督作品ということもあるか。
ただ、作品的には悪くはなく、興行収入的にもギリギリセーフといえるので、次回を期待できるのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目その3)

6位:「探偵はBARにいる」(東映)<4週目>
【公開前個人予想】 6億円
【現時点での興行収入予想】 12億円台(OP時10億円台)
【公開規模】 252スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度だろうか。
舞台となった北海道での人気がかなり高いとのことである。
作風的にもユニークであり、コケることはないと思ったが、東映系作品としては珍しいヒットとなりそうだ。

大泉洋主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→4.1→4.4
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→5.2→8.2→9.9億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は15.1億円となるが、さすがにそこまでは伸びないだろう。

内容は全く分からないが、ユニークなサスペンス系が参考となるか。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5→14.9
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→04.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0
☆11年「探偵はBARにいる」
OP1.7→05.2→08.2→09.9億円→
これとの対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は12.0~12.5億円となる。
10億円は楽に超えてきそうだ。
伸びがどの程度あるかどうかが注目となる。

「探偵はBARにいる」9.9億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「武士の家計簿」9.3億円(トータル14億円台)
☆「ノルウェイの森」9.9億円(トータル13~14億円)
☆「インシテミル」10.2億円(トータル12.2億円)
☆「ゴールデンスランバー」9.0億円(トータル11.5億円)
「インシテミル」「ゴールデンスランバー」との対比で考えると、「探偵はBARにいる」の興行収入は11.8~12.7億円となる。
オープニング時には10億円台と予想したが、「探偵はBARにいる」の興行収入は先週に引き続き12億円台と予想したい。
大泉洋の株はかなり上がったのではないか。
公開前個人予想は6億円だったので、ハズれそうだ。
コケることはないとは思うが、東映系でもあり、作風的にも10億円に乗るような作品でもないと思ったが、分からないものだ。


7位:「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 188スクリーン(先週比-30スクリーン)
動員ランクでは8位となるが、興行収入ランクでは7位となる。
5.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.7千万円半ば程度か。
アメリカではコケており、日本でもコケるかと思って、予想はしなかったが、それなりに稼いでいる。
匂いつきの4Dが受けたのか。
「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」はトータル14.5億円を稼ぐほどの知名度のあるシリーズ作品であり、ファミリー層を中心に動員したようだ。

「スパイキッズ4D」4.4億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エアベンダー」4.7億円(トータル6.0億円)
☆「かいじゅうたちのいるところ」4.5億円(トータル5.7億円)
☆「サロゲート」4.5億円(トータル5.5億円)
これらとの対比で考えると、「スパイキッズ4D」の興行収入は5.4~5.6億円となる。
「スパイキッズ4D」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
連休も終わったので、大きくは伸びないだろう。
前作からは激減しているが、期間も空いており、主役も異なっている。
他のシリーズ作品とは異なるシリーズ作品なので前作の数字は参考にはならないだろう。


8位:「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 334スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.1億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ば程度か。
地震の影響で、公開延期されていた。
アメリカでは84百万ドル稼いだ作品(製作費7千万ドル)であり、合格点の興行収入だった。
しかし、『日本で知名度のあるスターが登場するわけでもなく、アメリカで大きな話題になった作品でもなく、大ヒットもないだろう』と書いた通りとなるか。

参考とした「第9地区」を超えることはできるだろうか。
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP1.7→4.7→6.1億円→
現時点ではいい勝負をしているが、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」は休日を2日もらっている。
これとの対比で考えると、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は9.2億円となる。
伸びがあるどうかがポイントなる。

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」6.1億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>

☆「エクスペンダブルズ」6.8億円(トータル9.2億円)
☆「インビクタス」5.8億円(トータル8.6億円)
☆「グリーン・ゾーン」6.4億円(トータル7.7億円)
これらとの対比で考えると、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は7.3~9.0億円となる。
「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は8億円台と予想したい。
伸びはそれほどなさそうだが、エイリアンモノは意外と日本では受けるはずだ。
公開前個人予想は9.0億円だったので、悪くはないヨミだったようだが、1億円ほど高すぎたか。


9位:「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 118スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.0千万円程度だろうか。
この手の青春映画はヒットしないと思ったので、予想はしなかったが、スクリーン数を踏まえると健闘といえる結果だ。
向井理の人気か。
それともマジメそうにみえる感動作だからだろうか。

作風は異なるが、去年公開された以下の作品が参考となるか。
☆10年「BANDAGE」トータル6.0億円
OP1.3→3.0→4.2→5.6→5.7
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1→
☆10年「シュアリー・サムデイ」
祝3日0.8(OP2日0.5)→1.5→2.2→
☆11年「僕たちは世界を変えることができない。」
祝3日0.8(OP2日0.5)→1.7億円→
「シュアリー・サムデイ」辺りは超えてきそうだ。
これらとの対比で考えると、「僕たちは世界を変えることができない。」の興行収入は3.1~3.4億円となる。

「僕たちは世界を変えることができない。」1.7億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「てぃだかんかん」1.8億円(トータル3~4億円)
☆「誰かが私にキスをした」1.5億円(トータル2.3億円)
☆「シュアリー・サムデイ」1.5億円
☆「食堂かたつむり」1.4億円
多少の伸びがありそうなので、「僕たちは世界を変えることができない。」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
高い成績ではないが、スクリーン数や作風を考えると、十分な成績だろう。


10位:「セカンドバージン」(松竹・NHK)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時3億円台)
【公開規模】 225スクリーン(先週比±0スクリーン)
動員ランクでは9位だが、興行収入ランクでは10位となる。
3.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
週末に鑑賞する映画ではないようであり、平日には多少伸びがあるようだ。
しかし、さすがにこれがヒットするはずはないだろう。
『話題となったらしいドラマの映画化ではあるが、平均視聴率は8.6%とそれほど高くはない。また、家で見るのはよいかもしれないが、映画館で見る作品ではないとも考えられる』と書いたとおりとなるか。
ウィークデイのOL層の動きがポイントなるが、これは動かないだろう。
熱愛報道されているが、宣伝のようにしか思えない。

大人向けのラブストーリー関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「愛の流刑地」トータル13.9億円
OP1.6→5.5→8.3→10.4→祝12.0→12.6→13.1
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→9.0→9.6
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9→2.3億円→
ハマれば、ヒットしやすいジャンルではあるが、これはさすがに厳しいだろう。
これらとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は5.2~6.3億円となる。
この下限程度となるか。

NHKのドラマの映画化は以下のとおり。
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3
☆11年「セカンドバージン」
祝3日0.9→2.3億円→
これとの対比で考えると、「セカンドバージン」の興行収入は4.7億円となる。
4億円台となりそうだ。

「セカンドバージン」2.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「孤高のメス」2.3億円(トータル5.0億円)
☆「今度は愛妻家」2.4億円(トータル4.3億円)
☆「雷桜」2.3億円(トータル4億円台見込み)
公開前の予想どおり「セカンドバージン」の興行収入は3億円台と予想したいところだが、4億円には到達しそうだ。
「セカンドバージン」の興行収入は4億円台と予想したい。
平日に多少伸びたようだ。
自虐的に無謀な映画化と銘打っている「サラリーマンNEO」はいったいどうなるだろうか。

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気になる映画ニュース(10月第1週目)

☆「ライアーゲーム」が多部主演で映画化
2012年3月公開予定の作品。
松田翔太以外はキャストを一掃するようだ。
漫画もドラマも映画も見たことがないので、なんともいえないが、なぜ戸田を外して映画化するのかよく分からない。
戸田は「SPEC」の映画化で忙しいのか。
それならば、同じ東宝系であり、時期をズラせばよいはずだし。
続編の出演を辞退するというケースはあるが、シリーズ作品でキャストが一掃されるケースは珍しい気がする。
興行収入的にどうなるかは気になるところだが、あまり大きくは落ちないのではないか。


☆「ひみつのアッコちゃん」が映画化
2012年9月公開予定とのこと。
主演は綾瀬はるか、共演は岡田将生。
『魔法のコンパクトで22歳の女性に大変身したアッコちゃんが、初恋の男性のために、子どもならではの奇想天外なアイディアで、買収問題に巻き込まれた化粧品会社の危機に立ち向かうというストーリー』とのこと。
アッコちゃんとはあまり関係のない映画になりそうだ。
ヒットする予感はない。


☆「サイボーグ009」が3Dアニメ映画化
2012年秋公開とのこと。
監督は、「攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society 3D」の神山健治。
『世界に誇る日本の手描きセルアニメのような3D立体視映像』が売りらしい。
拡大公開されるかどうか不明。
この機会に、個人的には見てみたい。
「攻殻機動隊」も悪くはなかったので、期待はできそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

☆「猿の惑星:創世記」(20世紀フォックス)
知名度がある題材であり、日本向けのスターが不在でも、それなりのヒットを見込めそうだ。
01年公開時には45.0億円を稼いだが、今回はそこまでは稼げないだろう。
ヒットすると考えても、10億円台ではないか。
「シャッターアイランド」17.0億円以下、「アイアンマン2」12.0億円以上か。
この間程度と考えて、トータル14億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング4日は4.0億円程度か。


☆「ツレがうつになしまして。」(東映)
規模は222スクリーン程度となりそうだ。
老若男女向けの感動作品であり、病気モノではあるが、題材的にも意外と受けそうな気がする。
特に、女性受けもよさそうだ。
NHKでドラマ化されているが、ドラマの映画化ではないので、気にする必要はないだろう。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝込11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5億円→
「陰日向に咲く」以下、「少年メリケンサック」以上か。
東映系ということも踏まえて、12億円台と予想したい。
祝日を含めたオープニング3日は2.7億円程度か。


☆「夜明けの街で」(角川)
規模は149スクリーン程度となりそうだ。
東野圭吾原作作品ではあるが、岸谷五朗、深田恭子主演の角川映画なので、ビッグヒットにはならないだろう。
同じく東野圭吾原作「さまよう刃」トータル5.5億円の6~7割程度か。
3.3~3.9億円と考えて、3億円台と予想したい。
祝日を含めたオープニング3日は1.0億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目その2)

動員2位:「モテキ」(東宝・テレビ東京)<2週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 17~18億円
【配給会社期待値等】 興収20億円突破は確実
【公開規模】 先週276スクリーン
トータルでは8.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.7億円弱程度だろうか。
伸びは順当であり、デートムービーとして機能しているのかもしれない。
それにしても、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と女優陣は豪華だが、これほどのヒットするとは想像だにしなかった。
漫画原作、ドラマの映画化であり、ドラマの評価も高かったようなので、その辺りが要因か。
『オープニングは低くても、伸びていくタイプの作品だろう。ドラマを見ていなくても映画だけでも大丈夫な作品と思いたい』と書いたようにその点を評価はしていたが、いきなりオープニングから来るとは思わなかった。
配給会社が20億円突破は確実と言っているので、20億円は突破せず、10億円台となるのだろうか。

サスペンス系以外のドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4→33.6
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6億円→
夏や冬休みなどに公開されたため、あまり参考にならないかもしれないが、「のだめ」前編以外との対比で考えると、「モテキ」の興行収入は22.8~23.3億円となる。
20億円は不可能ではないようだが、どうなるだろうか。

20億円前後のラブストーリー系映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は21.2~23.7億円となる。
やはり、20億円突破ラインには立っている。

「モテキ」8.6億円と同程度の2週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「告白」9.0億円(トータル38.5億円)
☆「悪人」祝9.0億円(トータル19.8億円)
☆「劇場版TRICK」8.5億円(トータル18.6億円)
☆「BECK」8.3億円(トータル17.6億円)
「告白」以外との対比で考えると、「モテキ」の興行収入は18.2~18.9億円となる。
極端に失速するタイプの作品ではなさそうだが、オープニングが高すぎたような気もする。
20億円突破ラインには立っているが、「モテキ」の興行収入は先週に引き続き17~18億円と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、完全にハズれとなる。
今年公開された「アンダルシア 女神の報復」「神様のカルテ」と同程度、「岳ガク」や「プリンセストヨトミ」を超えると予想できただろうか。


動員3位:「アンフェア the answer」(東宝・フジテレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 24億円台(OP~2週目20~21億円)
【公開規模】 先週368スクリーン(先々週比±0スクリーン)
トータルでは15.6億円となっている。
1週間の伸びは5.0億円弱程度か。
早くも15億円を突破した。
勢いは最初だけと思ったが、思ったよりも伸びるかもしれない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆11年「アンフェア the answer」
3.1→10.6→15.6億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は24.5億円となる。
この対比程度となりそうだ。

ライバルになりそうな作品は以下のとおり。
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆11年「アンフェア the answer」
OP3.1→10.6→15.6億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は24.9~24.9億円となる。
「ライアーゲーム 」辺りには負けたくないところだが、どうなるだろうか。

「アンフェア the answer」15.6億円と同程度の3週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」祝14.8億円(トータル23.6億円)
☆「大奥」15.1億円(トータル23.2億円)
これらとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は24.0~24.9億円となる。
「アンフェア the answer」の興行収入は先週まで20~21億円と予想したいと書いていたが、そのレベルでは止まりそうもない。
24億円台と上方修正したい。
公開前個人予想は19.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
前作からの公開期間も空いており、それほど盛り上がっているわけでもないと思ったが、現在公開中の映画のラインナップを見ると、相手に恵まれたのかもしれない。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目その1)

動員1位:「ワイルド・スピードMEGA MAX」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 10.5億円
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【公開規模】 412スクリーン
先行3日間は2.8億円(283,320,300円)、先行を加えたトータルでは5.0億円(500,316,000円)となっている。
週末2日間は2.1億円半ば程度だろうか。
先週『オープニングは先行を加えて4.5億円程度か』と書いたので、予想よりも高い動きとなっている。

「ワイルド・スピード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「ワイルド・スピード」10億円未満
☆03年「ワイルド・スピードX2」10億円未満
☆06年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」トータル10.0億円
OP2.4→5.8→7.7→8.6
☆09年「ワイルド・スピード MAX」トータル9.5億円
金4日3.6(OP2.1)→5.9→7.6→8.6→9.2
☆11年「ワイルド・スピードMEGA MAX」
先行込5.0(OP2.2)億円→
単純比較はできないが、これらとの週末2日間対比で考えると、「ワイルド・スピードMEGA MAX」の興行収入は9.2~10.0億円となり、先行分を足すと12.0~12.8億円となる。
個人的な評価は高い作品であり、それなりの伸びは期待したい。
シリーズモノではあるが、シリーズ未鑑賞者でも対応はできるだろう。
12億円台と予想したい。
公開前個人予想は10.5億円だったので、予想を超えてきそうだ。
アメリカでも今年公開された作品の中では、「パイレーツ・オブ・カリビアン」トータル241百万ドルに次ぐ、2億1千万ドル弱を稼ぐ大ヒットをみせており、日米ともにシリーズ最高となりそうだ。


動員4位:「DOG×POLICE 純白の絆」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 314スクリーン
1.5億円弱(149,383,700円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.0億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
久々に東宝がヤラかして、コケるだろうと予想したが、普通に稼いできた。
動物モノの事件モノであり、確かにそれほど観にくい作品でもないかもしれない。
気楽に観れるといえば、観られる。

市原隼人主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「猿ロック THE MOVIE」トータル4.0億円
OP0.9→2.1→2.8→
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1
戸田恵梨香主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆11年「DOG×POLICE 純白の絆」
OP1.5億円→
これらとの対比で考えると、「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は6.5~9.1億円となる。
動物モノではあるが、それほど伸びはないだろう。

「DOG×POLICE 純白の絆」1.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「武士の家計簿」先行込1.7億円(トータル14億円台見込み)
☆「サヨナライツカ」1.3億円(トータル12.0億円)
☆「ゴースト もういちど~」1.3億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」1.5億円(トータル7.5億円)
☆「きな子」1.3億円(トータル7.1億円)
☆「BANDAGE」1.3億円(トータル6.0億円)
「ゴースト もういちど~」「アウトレイジ」との対比で考えると、「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は7.5~10.4億円となる。
「ゴースト もういちど~」より伸びないと思うが、「アウトレイジ」よりは伸びるだろう。
「DOG×POLICE 純白の絆」の興行収入は8億円台と予想したい。
大ヒットする作品とは思えず、この程度ならば、個人的には問題ないと思う。
公開前個人予想は5億円台だったので、ハズしそうだ。
コケると思ったが、まさかコケたのは「はやぶさ」とは思わなかった。


動員5位:「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 15.0億円
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 303スクリーン
1.0億円(102,802,800円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.2億円程度か』と書いたが、思いっきりズレた。
最近公開された「うさぎドロップ」と同程度のオープニングとなっている。

各映画会社がこぞって映画化を競って進めた「はやぶさ」という題材、老若男女が楽しめる感動作品、監督はビッグネームの堤幸彦、コケる要素はないだろうと踏んだが、存外な結果となった。
他の映画会社はこの結果を喜んでいるのか、焦っているのか、どちらだろうか。

期待しすぎただけで、以下を考えれば、順当なのかもしれない。
☆09年「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」トータル9.0億円
OP1.1→4.0→5.7→7.1
☆10年「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」トータル6.3億円
先1.0→2.8→3.8→4.6→5.2→5.5→
☆11年「はやぶさ/HAYABUSA」
OP1.0億円→
これらとの対比で考えると、「はやぶさ/HAYABUSA」の興行収入は6.3~8.2億円となる。
「旭山動物園物語」ほど伸びはなさそうだ。

「はやぶさ/HAYABUSA」1.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「桜田門外ノ変」0.9億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」先1.0億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」0.9億円(トータル5.8億円)
☆「ボックス!」1.1億円(トータル4.8億円)
☆「座頭市」0.9億円(トータル4.0億円)
☆「猿ロック」0.9億円(トータル4.0億円)
多少は粘ると考えても、「はやぶさ/HAYABUSA」の興行収入は7億円台だろうか。
公開前個人予想は15.0億円だったので、半分程度となりそうだ。
週末にファミリー層は動かなかったので、年配層による平日の伸びには期待したいところ。

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『ワイルド・スピード MEGA MAX』レビュー

◆評  価   8.5点
◆おススメ度  A(シリーズを観ていた方がより楽しめるが、観てなくても大丈夫)

素直に面白いと思えるアクション作品。
アクション作品としてはかなり高いレベルに仕上がっている。
全作観ているが、「ワイルド・スピード」シリーズにそれほど思い入れもなく、車に対する興味がほぼゼロ%の自分でも興奮できる。
「ワイルド・スピード」なんて車だけのマッチョ系映画だろうとそれほど期待していなかったが、ド派手なカーアクションはもちろんのこと、クライムサスペンス、ヒューマンドラマ、アクションにおいても見事にバランスが取れている。
撮影技術も素晴らしいが、先が読めない展開等のストーリー性も豊かであり、脚本家も良い仕事をしている。
“味方”と“敵”という単純な構造ではなくて、ドウェイン・ジョンソン率いる警察部隊という“第三者”を交えることで、面白いトライアングルが成立している。
敵同士だった者が暫定的に手を組むという展開にはゾクゾクする。
その中に、さらにラブロマンスを組み込むという荒業も評価したいところ。

彼らの個性を活かしたチームワークも見事である。
即席チームでもあるが、「オーシャンズ」シリーズ辺りよりも、団結感やファミリー感が感じられる。
キャラクターにおいても、それぞれ上手く個性が付加されている。
その中でも、主役でありながら、イマイチ影が薄いブライアン(ポール・ウォーカー)にも父親になるという“責任感”を与えることで、ストーリーが豊かになった。
かつての敵であり、最高のライバルであるドムとの関係も、ファミリーという新たな関係性を生んでいる。
アクション満載の本作ではあるが、お互いの父親について語り合うという“小技”をも盛り込んでいる。
パトカー4台によるカーアクション、カメラに映らないドリフト技術など、一見関係ないイベントも“荒技”として上手く盛り込んでいる。
大技、小技、荒技を盛り込み、縦横無尽にストーリーや画面を上手く動かしている。
ただのマッチョ映画ではない。

「ワイルド・スピード」シリーズの長い歴史を感じさせる嬉しいシーンを功名に盛り込まれている点も評価できる。
路上カーレースの際にドムが「ホームスイートホーム」と言った際の、ドムとブライアンの表情は「Ⅰ」を思い起こさせる。
タイリース・ギブソンらの登場には「Ⅱ」を思い起こさせる。
ラスト付近の「東京はいつ行くの?」「いつか行くよ(行く気はゼロのようだ)」というセリフは「Ⅲ」を思い起こさせる(「Ⅲ」で死んだキャラクターを「Ⅳ」「Ⅴ」で活躍させるという荒技も面白い)。
ドムとレティの存在も「Ⅳ」の部分を引きずっている。
これらを上手くまとめ上げたことも大いに評価したい。
続編に対する期待はもちろんのこと、過去のシリーズを見直したいとも思わせる作品に仕上がった。

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全米映画興行収入(10月第1週目)

1位は2週目の「Dolphin Tale」。
2週目にして1位となっている。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費37百万ドルは楽に回収した。
監督は、映画監督としてはそれほど実績のないチャールズ・マーティン・スミス。
ハリー・コニックJr.、アシュレイ・ジャド、モーガン・フリーマンが出演している。
イルカと少年の交流を描いたファミリー向け作品。
公開前に『それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、ファミリー作品はやはり強い。

作風はだいぶ異なるが、以下のファミリー作品が参考となるか。
☆08年「ビバリーヒルズ・チワワ」トータル95百万ドル
OP29→53→69→78→84→88
☆06年「シャーロットのおくりもの」トータル83百万ドル
OP11→26→53→67→72(※年末公開)
☆09年「Hotel for Dogs」トータル73百万ドル
OP17→37→48→55→60
☆11年「Mr. Popper's Penguins」トータル68百万ドル
OP18→39→51→58
☆11年「Dolphin Tale」
OP19→38百万ドル→
「シャーロットのおくりもの」以外の作品との対比で考えると、「Dolphin Tale」の興行収入は66~75百万ドルとなる。
『評価は普通程度なので高い伸びはないだろう』と思ったが、ファミリー作品は評価と関係ないようだ。
とりあえずは、「Dolphin Tale」の興行収入は先週に引き続き7~8千万ドルと予想したい。
動物モノはアメリカでも強いようだ。


2位は2週目の「マネーボール」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルは楽に回収できるだろう。
公開前に『「Moneyball」はかなりヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、05年「カポーティ」(トータル29百万ドル)のベネット・ミラー。
ブラッド・ピット主演のスポーツドラマ。
大リーグの実在のゼネラルマネージャーを描いた作品。
アカデミー賞にも絡んでくるのではないかといわれている。

スポーツドラマやアカデミー賞で話題となった作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆10年「ファイター」トータル94百万ドル
拡大後13→27→46→58→66→73→78
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「マネーボール」
OP20→38百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は80~132百万ドルとなる。
とりあえずは1億ドル突破が目標となりそうだ。
評価はメチャクチャ高いので、「Dolphin Tale」よりも伸びはあるだろう。
先週に引き続き、1億ドル台と予想したい。
アカデミー賞の本命にはなるのだろうか。


3位は3週目の「ライオン・キング3D」。
トータルでは80百万ドルとなっている。
旧作の3D化はあまり目立ったヒットはなく、公開前には『ビッグヒットにはなりそうもない』と書いたが、驚くべき成績となった。
今後もこのような動きは続くかもしれない。

以下のディズニー作品といい勝負をしている。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→84→89
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「ライオン・キング3D」
OP30→61→80百万ドル→
1億ドルを突破できる動きだが、限定公開という話もあり、いつまで公開されるかが注目となる。
とりあえずは1億ドル突破できるか見物だ。
「ライオン・キング」としてはトータルで408百万ドルとなった。
これで歴代10位となっている。
歴代9位の「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドルを超えそうだ。
歴代5位の「シュレック2」トータル441百万ドルには届かないだろう。
評価はもちろんメチャクチャ高い。


4位となったのは新作の「50/50」。
事前には週末3日間で11.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る8.9百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたが、低いオープニングとなった。
病気を扱った作品のようであり、コメディとしては笑いにくそうだ。
その辺りが要因か。
監督はあまり実績のないジョナサン・レヴィン。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン主演のコメディドラマ。

セス・ローゲンが出演した重めのコメディ作品が参考になるか。
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆11年「50/50」
OP09百万ドル→
これとの対比で考えると、「50/50」の興行収入は20百万ドルとなる。
評価は高いので伸びはあるだろう。
とりあえずは「50/50」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。


5位となったのは新作の「Courageous」。
事前には週末3日間で6.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る8.8百万ドルのオープニングを飾った。
アレックス・ケンドリック監督・共同脚本・主演・プロデュースのキリスト教系のヒューマンドラマ。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Fireproof」トータル33百万ドル
OP07→12→17→21→24
☆11年「Courageous」
OP09百万ドル→
前回よりも良いオープニングとなっているが、トータルでは超えられるかは疑問。
評価はそれほど悪くはない程度であり、2千万ドル台と予想したい。
日本では公開されることはないだろう。


6位となったのは新作の「Dream House」。
事前には週末3日間で10.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る8.2百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたが、イマイチなオープニングとなっている。
監督は、「イン・アメリカ」のジム・シェリダン。
ダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ、ナオミ・ワッツ主演のサスペンス。
ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズはこの作品で結ばれたはず。

ジム・シェリダン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」トータル16百万ドル
☆05年「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」トータル31百万ドル
先18(OP12)→25→28→30
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25
☆11年「Dream House」
OP08百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dream House」の興行収入は21~23百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、2千万ドル前後だろうか。
ダニエル・クレイグは「インベージョン」15百万ドル、レイチェル・ワイズは「ファウンテン」トータル10百万ドルといった実績(これらは主演者や題材に問題があるが)もあり、それほど稼ぐことはできないようだ。


7位は2週目の「Abduction」。
トータルでは19百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルの回収が目標となる。
監督は実績豊富のジョン・シングルトン。
「トワイライト」シリーズのテイラー・ロートナー主演のアクション。
公開前に『それなりに稼ぐのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

作風は全く異なるが、ロバート・パティンソン主演作品には負けたくないところ。
☆11年「Water for Elephants」トータル59百万ドル
OP17→32→42→49→52
☆10年「リメンバー・ミー」トータル19百万ドル
OP08→14→17→18→19
☆11年「Abduction」
OP11→19百万ドル→
「リメンバー・ミー」には勝った。
評価が悪いので、「Abduction」の興行収入は先週2千万ドル前後と考えたが、評価はあまり関係ないようであり、2千万ドル台となりそうだ。
しかし、ブレイクしたとはいえ、テイラー・ロートナーは主演としてはまだまだのようだ。


8位となったのは新作の「What's Your Number?」。
事前には週末3日間で10.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る5.6百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないが、手堅く稼ぎそうだ』と書いたが、コケたといえそうだ。
監督は、実績がないMark Mylod。
アンナ・ファリス、クリス・エヴァンス主演のコメディ。
アンナ・ファリスにはヒット作品があり、クリス・エヴァンスにも「キャプテン・アメリカ」といった大ヒット作品があるが、単純というわけではないようだ。

アンナ・ファリス出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「The House Bunny」トータル48百万ドル
OP15→28→37→42→46
クリス・エヴァンス主演作品のの興行収入は以下のとおり。
☆09年「PUSH 光と闇の能力者」トータル32百万ドル
OP10→19→25→28→30
☆11年「What's Your Number?」
OP06百万ドル→
これらとの対比で考えると、「What's Your Number?」の興行収入は19~19百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、この対比以下になりそうだ。
1千万ドル台だろう。

以下の作品程度は稼ぎたかったのではないか。
☆11年「抱きたいカンケイ」トータル71百万ドル
OP20→40→51→60→66→→69→70
☆11年「ステイ・フレンズ」トータル56百万ドル
OP19→38→49→53→55
☆11年「What's Your Number?」
OP06百万ドル→
アンナ・ファリス、クリス・エヴァンス両者ともに、まだまだなのだろうか。


9位は4週目の「Contagion」。
トータルでは65百万ドルとなっている。
製作費6千万ドルの回収はできた。
公開前に『「Contagion」はコケそうだ』と書いたが、それなりのヒットとなりそうだ。

スティーヴン・ソダーバーグ監督のアクションサスペンス。
ウィルスを描いたパニック作品か。
個人的にはつまらないとしか思えない映画を撮るという印象のあるソダーバーグ作品がヒットするはずがないと思ったが、出演陣がマット・デイモン、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットと豪華な点でカバーしたか。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「Contagion」
OP22→44→57→65百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Contagion」の興行収入は72~77百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「Contagion」の興行収入は2週目まで7~8千万ドルと予想していたが、先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
制作費を回収できたので問題はないだろう。
それにしても、スティーヴン・ソダーバーグ監督は宣言どおり引退するのだろうか(撤回したとの報道もあり)。


10位は2週目の「Killer Elite」。
トータルでは17百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルはさすがに掛けすぎであり、回収の見込みはない。
公開前に『それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、思ったよりも低いイメージ。
監督は実績のないGary McKendry。
ジェイソン・ステイサム、ロバート・デ・ニーロ、クライヴ・オーウェン主演のアクションサスペンス。

ジェイソン・ステイサムの主な主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年「トランスポーター」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
☆05年「トランスポーター2」トータル43百万ドル
OP17→30→36→40→42
☆06年「アドレナリン」トータル28百万ドル
OP10→20→24→27→28
☆07年「ローグアサシン」トータル22百万ドル
OP10→17→21→22→22
☆08年「バンク・ジョブ」トータル30百万ドル
OP06→13→20→24→27
☆08年「デス・レース」トータル36百万ドル
OP13→23→30→33→35
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆09年「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」トータル14百万ドル
OP07→12→13→14
☆11年「メカニック」トータル29百万ドル
OP11→20→25→28
☆11年「Killer Elite」
OP09→17百万ドル→
いつもと同じ程度となりそうだ。
評判はそれほど悪くはない程度なので、多少の伸びはあるだろうと思ったが、少々厳しそうだ。
先週に引き続き3千万ドル台と予想したいところだが、2千万ドル台で終わりそうだ。
誰と共演しても変わらないのか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ジョージ・クルーニー監督・共同脚本・主演・プロデュースのサスペンス「The Ides of March」
☆ヒュー・ジャックマン主演のアクションドラマ「リアル・スティール」
「The Ides of March」はジョージ・クルーニー主演作と同程度に稼ぎそうだ。
「リアル・スティール」はそれなりに稼ぎそうだが、大ヒットはしないのではないか。

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