ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(11月4週目その1)

動員1位:「怪物くん」(東宝・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 40億円
【公開規模】 446スクリーン
5.8億円(581,038,150円)という爆発的なオープニングを飾った。
「ステキな金縛り」5.0億円、「GANTZ PERFECT ANSWER」5.5億円のオープニングを超えており、「GANTZ」の前編5.9億円をやや下回る結果となっている。
先週『オープニングはおとなしめの1.6億円程度か』と書いたので、大きく外した。
これを当てることは自分には不可能だ。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE」を超えるくらいとしか思えなかった。
なぜこれほどの差がついたのか。
いくら嵐の人気が高いとはいえ、大野智の力だけではここまで稼ぐことは厳しい。
ドラマの平均視聴率は13.9%程度であり、爆発力もないはず。
世の中には不思議なことがあるようだ。
面白そうとは思えないが、見たい人は見たようだ。

以下の作品を超えている。
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
祝3日7.9(OP5.2)→13.1→19.3→25.1→30.0→36.3→39.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆11年「怪物くん」
OP5.8億円→
「ヤッターマン」との対比で考えると、「怪物くん」の興行収入は39.6億円となる。
これからが稼ぎ時の正月映画であり、この対比を超える可能性がある。

正月映画は正月映画と比較した方がいいだろう。
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル41.0億円
5日9.4(土日5.3)→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」トータル31.8億円
4日5.8(土日2.7)→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆11年「怪物くん」
OP5.8億円→
これらとの対比で考えると、「怪物くん」の興行収入は44.9~68.3億円となる。
「ヤマト」対比で44.9億円となる。
「ヤマト」は水曜日公開なので、それを踏まえても40億円近い興行収入となりそうだ。
「ヤッターマン」対比どおりとも考えて、「怪物くん」の興行収入は40億円と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので完全にハズレとなる。
「西遊記」トータル43.7億円なので、不思議ではないとはいえるが、そこまで盛り上がっている作品なのか。


動員7位:「ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 3~4億円
【公開規模】 465スクリーン
5.4千万円(54,031,300円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは6千万円程度か』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
前作はペンギンの動きが話題となり、アカデミー賞長編アニメ賞に輝いたが、本作はよくありがちな動物を主人公とした子ども向け作品のようなイメージを受ける。
「怪物くん」よりも多いスクリーン数を確保しながら、オープニングが10分の1以下となっている。
やはり、予想どおり完全にコケてしまったようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
☆11年公開「ハッピーフィート2」
OP0.5億円→
先行があったので判別できないが、半分も稼げそうもない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆07年公開「モンスター・ハウス」トータル5.6億円
OP1.4→3.0→4.1→4.4
☆07年公開「サーフズ・アップ」トータル3.3億円
OP0.7→1.4→不明→3.0→3.2
☆10年公開「プリンセスと魔法のキス」トータル5.0億円
OP0.9→2.1→2.9→3.8→4.5億円→
☆10年公開「コララインと魔法のボタン」トータル3.5億円
金0.7(OP0.6)→1.6→2.1
☆11年公開「ハッピーフィート2」
OP0.5億円→
これらとの対比で考えると、「ハッピーフィート2」の興行収入は2.0~2.9億円となる。
予想どおりのオープニングだったが、冬休み特有の想定していた伸びがあるような気がしなくなってきた。
多少の伸びを加味しても、「ハッピーフィート2」の興行収入は3~4億円程度だろうか。
公開前個人予想は5億円台だったので、ちょっと微妙となりそうだ。
オープニングはしょぼくても伸びるだろうと思ったが、ここまで無視されるとその期待はできそうもない。
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国内映画興行収入ランキング(12月1週目新作予想その1)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

☆「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」(パラマウント)
12月1日から公開される。
ヨーロッパでは大ヒットしているが、日本ではどうだろうか。
なお、アメリカは12月21日に公開される。
原作が有名らしいが、日本ではあまり知られていない。
さらに日本では苦戦しやすいタイプの画風であり、大ヒットするとは思えない。
しかし、日本では抜群の知名度があるスティーヴン・スピルバーグ監督作品。
正月映画でもあり、あまり低い予想もできない。
中規模のヒットとなるのではないか。

正月公開のピクサー作品以下、去年の正月映画「クリスマス・キャロル」「シュレック」以上か。
☆08年公開「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年公開「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4→15.3
☆10年公開「シュレック フォーエバー」
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6億円→
40億円以下、16億円以上か。
20億円台となるのではないか。
今年公開された「カーズ2」を下回り、「塔の上のラプンツェル」と同程度か。
全く想像がつかないが、「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」はとりあえず25億円と予想したい。
オープニング4日は4.0億円か。
コケる可能性もあるが、ライバル作品が不在であり、時期的にも需要があるだろう。

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全米映画興行収入(11月第4週目)

1位は2週連続で「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」。
トータルでは221百万ドルとなっている。
製作費110百万ドルは一瞬で回収している。
監督は、06年「ドリーム・ガールズ」(トータル103百万ドル)のビル・コンドン。
主演は、もちろんロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート、テイラー・ロートナー。

過去のシリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「トワイライト~初恋~」トータル193百万ドル
OP070→120→138→150→158→167(製作費37百万ドル)
☆09年「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル297百万ドル
OP143→231→255→267→275→281(製作費50百万ドル)
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293(製作費68百万ドル)
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」
OP138→221百万ドル→
「トワイライト~初恋~」以外との対比で考えると、「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」の興行収入は283~284百万ドルとなる。
過去の作品同様に3億ドル近くに落ち着くだろう。
評価は監督が代わっても相変わらず良くない。

以下の作品がライバルとなる。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163→261→303→326→338→344
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」
OP138→221百万ドル→
この2作にはさすがに敵わないようだ。
これらとの対比で考えると、「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」の興行収入は298~307百万ドルとなる。
意外と伸びは続くので、やはり先週に引き続き3億ドル近くと予想したい。


2位となったのは新作の「The Muppets」。
29.5百万ドルのオープニングを飾った。
水曜日から公開されており、トータルでは42.0百万ドルとなっている。
製作費45百万ドルは楽に回収できそうだ。
監督は実績のないJames Bobin。
ジェイソン・シーゲル脚本・主演、マペットたちが活躍するファミリー向けコメディ。
エイミー・アダムスやクリス・クーパーなども出演している。
公開前に『「アーサー・クリスマスの大冒険」「The Muppets」とともにヒットするのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

エイミー・アダムスが出演しているファミリーモノや人気のキャラクターが登場する作品参考となるか。
☆07年「魔法にかけられて」トータル128百万ドル
先49→070→084→092→098→111
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163
☆11年「スマーフ」トータル142百万ドル
OP36→076→102→118→126→132
☆11年「The Muppets」
先42(OP30)百万ドル→
評価はメチャクチャ高いので、年末までかなり伸びていきそうだ。
通常では1億3~4千万ドル程度のオープニングだが、年末まで粘りそうなので「ナイトミュージアム2」程度の1億8千万ドル近くまで稼ぐのではないか。


3位は2週目の「ハッピーフィート2」。
トータルでは44百万ドルとなっている。
公開前に『「ハッピーフィート2」は前作以下だろう』と書いたとおりとなりそうだ。
望まれない続編となるのだろうか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ハッピーフィート」トータル198百万ドル
OP42→99→122→138→149→159→176→185→188→191
☆11年「ハッピーフィート2」
OP21→44百万ドル→
前作の半分以下の動きとなっている。

今年公開された以下の作品がライバルか。
☆11年「イースターラビットのキャンディ工場」トータル108百万ドル
OP38→68→82→100→105
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→84→89
☆11年「ライオン・キング3D」トータル94百万ドル
OP30→61→79→86→90
☆11年「ハッピーフィート2」
OP21→44百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ハッピーフィート2」の興行収入は68~88百万ドルとなる。
年末まで粘れればよいが、そこまでもたないのではないか。
「ハッピーフィート2」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台ではないか。
前作は鑑賞したが、本作はさすがに見る気が全くしない。
評価は普通程度となっているので、高い伸びはないだろう


4位となったのは新作の「アーサー・クリスマスの大冒険」。
12.7百万ドルのオープニングを飾った。
水曜日から公開されており、トータルでは17.0百万ドルとなっている。
公開前に『「アーサー・クリスマスの大冒険」「The Muppets」とともにヒットするのではないか』と書いたが、意外とおとなしいオープニングとなっている。
監督は実績のないSarah Smith。
クリスマスを題材としたアニメ作品で時期的に早いのか。

ソニー系のアニメ作品が参考となりそうだ。
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆11年「アーサー・クリスマスの大冒険」
先17(OP13)百万ドル→
クリスマスまで粘れるのだろうか。
評価は高いので、多少の伸びはあるだろう。
「アーサー・クリスマスの大冒険」の興行収入は6千万ドル台まで伸びるのではないか。


5位となったのは新作の「ヒューゴの不思議な発明」。
11.3百万ドルのオープニングを飾った。
水曜日から公開されており、トータルでは15.4百万ドルとなっている。
公開前に『「ヒューゴ」はスクリーン数がまだ多くないのでオープニングはおとなしめか』と書いたとおり、1277スクリーンという中途半端なスクリーン数なので、まだ判別ができない。
マーティン・スコセッシ監督のファミリー向け冒険モノ3D作品。
人気ベストセラーを映画化した。
主演はエイサ・バターフィールドとクロエ・グレース・モレッツ。
サシャ・バロン・コーエン、ベン・キングスレー、ジュード・ロウ、クリストファー・リーなどが出演している。

マーティン・スコセッシ監督の興行収入は以下の通り。
☆02年「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル78百万ドル
OP09→30→047→055→060→065→069
☆04年「アビエイター」トータル103百万ドル(2週目より拡大)
拡10→32→043→050→058→068→076
☆06年「ディパーテッド」トータル132百万ドル
OP27→57→077→091→102→110→114
☆10年「シャッター・アイランド」トータル128百万ドル
OP41→076→096→108→116→121
☆11年「ヒューゴの不思議な発明」
OP11百万ドル→
評価はメチャクチャ高いので、拡大公開されれば伸びていきそうだ。
とりあえず「ディパーテッド」を超えられるかが注目となる。


6位は3週目の「Jack and Jill」。
トータルでは57百万ドルとなっている。
製作費79百万ドルの回収が目標となるが、微妙となりそうだ。
アダム・サンドラー主演のコメディ。
ケイティー・ホームズ、アル・パチーノも出演しているようだ。
監督は、アダム・サンドラーとよく組むデニス・デューガン。
アダム・サンドラーが双子の姉と弟の2役を演じる。
公開前に『「Jack and Jill」はいつも通りのヒットとなりそうだ』と書いたが、そのとおりにはなりそうもない。
いつもよりも評価がかなり低い点が気になる。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「Jack and Jill」
OP25→41→057百万ドル→
デニス・デューガン作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「アダルトボーイズ青春白書」「ウソツキは結婚のはじまり」となっている。
「アダルトボーイズ青春白書」以外のデニス・デューガン作品との対比で考えると、「Jack and Jill」の興行収入は68~74百万ドルとなる。
評価はかなり悪いので、伸びはなさそうだ。
「Jack and Jill」の興行収入はOP時に7千万ドル台と予想したが、6千万ドル台となりそうだ。
ここ数年では「ファニー・ピープル」以来の悪い成績となりそうだが、悪くても稼げる辺りは、流石といえる。
今回はコケても仕方がないが、連敗は避けたいところ。


7位は3週目の「インモータルズ‐神々の戦い‐」。
トータルでは69百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルは回収できそうだ。
監督は00年「ザ・セル」(トータル61百万ドル)のターセム・シン。
主演は、新スーパーマンのヘンリー・カヴィル。
ミッキー・ロークやフリーダ・ピントが主演している。
神話を題材としたファンタジードラマ。
比較的高いオープニングは飾ったものの、公開前に『「インモータルズ」は「300」「タイタンの戦い」のようなビッグヒットにはならないだろう』とは書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174
☆11年「インモータルズ‐神々の戦い‐」
OP32→053→069百万ドル→
これらとの対比で考えると、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は85~90百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、多少の伸びはあるだろう。
「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
まだ見ていないが、一般受けするようなタイプではなく、この程度でも仕方はない。


8位は5週目の「長靴をはいたネコ」。
トータルでは135百万ドルとなっている。
製作費1億3千万ドルはさすがに回収した。
「シュレック」のスピンオフのアニメ作品。
公開前に『「長靴をはいたネコ」はヒットするだろうが、「シュレック」レベルではないだろう。普通のドリームワークスレベルか』と書いたとおりとなるか。
「シュレック」以下とは思ったが、普通のドリームワークス以下とは思わなかった。

パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「長靴をはいたネコ」
OP34→076→108→122→135百万ドル→
「メガマインド」「ビー・ムービー」に比べると、「長靴をはいたネコ」の粘り腰がよく分かる。
さすがに人気シリーズだけのことはある。
オープニングがハロウィンという時期が悪かったのだろうか。
これらとの対比で考えると「長靴をはいたネコ」の興行収入は145~164百万ドルとなる。
評価は高いこともあり、さすがに伸びてきそうだ。
「長靴をはいたネコ」の興行収入は先週に引き続き1億5千万ドル台と予想したい。
OP時1億1~2千万ドル、2週目1億4千万ドル台と予想したが、さすがに他のアニメ作品とは異なる伸びをみせている。
しかし、この程度では、このシリーズの存続はあるのかは心配だ。


9位は4週目の「ペントハウス」。
トータルでは65百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルの回収が目標となる。
「ラッシュアワー」シリーズ、「X-MEN」のブレット・ラトナー監督作品。
ベン・スティラー、エディ・マーフィ主演の犯罪コメディ。
ケイシー・アフレック、マシュー・ブロデリックなども出演している。

「ナイトミュージアム」、「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズなど以外のベン・スティラー主演作は以下の通り。
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
OP28→052→067→077→082→085→086
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→084→098→105→109→111
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル
OP14→026→032→035→036→036
☆08年「トロピック・サンダー」トータル111百万ドル
先37→066→084→097→103→107→109
☆11年「ペントハウス」
OP24→043→054→065百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ペントハウス」の興行収入は69~76百万ドルとなる。
オープニング時に『「スタスキー&ハッチ」を超える程度か』と思い9千万ドル台と予想したが、それほど高い伸びはなかった。
評価はそれほど悪くはない程度ということも影響しているのか。
「ペントハウス」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
大コケ作品を連発したエディ・マーフィもそれほど戦力にはならないので、この程度でも十分だろう。
制作費を回収できれば、とりあえずは問題ないのではないか。


10位は2週目の「The Descendants」。
トータルでは11百万ドルとなっている。
スクリーン数が29→433に増えた。
先週に引き続きハイアベレージとなっている。
アカデミー賞にも絡んでくるといわれている作品。
監督は、02年「アバウト・シュミット」(トータル65百万ドル)、04年「サイドウェイズ」(トータル72百万ドル)のアレクサンダー・ペイン。
主演は、09年「マイレージ、マイライフ」(トータル84百万ドル)のジョージ・クルーニー。
スタジオは、07年「Juno」(トータル143百万ドル)、08年「スラムドッグ$ミリオネア」(トータル141百万ドル)、10年「ブラック・スワン」(トータル107百万ドル)を送り出したフォックス・サーチライト。
スクリーン数が読めないが、マックス1億4千万ドル、ミニマム6千万ドルとなるだろうか。
どのような動きになるか注目となりそうだ。
評価はもちろんメチャクチャ高い。


次週のランキングには特に有力作品は登場しないようだ。

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『カイジ2~人生奪回ゲーム~』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B+(原作を読んだ人でも楽しめられるはず)

原作は大昔に読んだ記憶がある程度だが、最近放送されたアニメを鑑賞して、だいたいの流れは掴んでいた。
アニメ同様に原作どおりに描いても面白かったとは思うが、漫画やアニメとは異なるアプローチをした点は評価できる。
生の俳優が演じるというメリットを活かして、原作やアニメとは異なるヒューマンドラマテイストに仕上げている。
原作の“沼”には登場しない石田の娘を上手く利用できている。
社会や勝負に負けた父親に対する怒りからか、他人を蹴落としてでも、他人を騙してでも勝つという一条と同じようなタイプになりかけようとしたところ、カイジたちとの出会いにより、石田の娘の心境の変化がそれなりに上手く描かれている。
金よりも仲間の大切さを描き、たとえ負け犬であってもアイディアで対抗できることを描き、弱い存在であっても大きな存在へと立ち向かう勇気が描かれている。
容易に想像できる展開ではあるものの、石田の娘の心変わりが本作の肝といえるだろう。

尺の都合上、やむを得ない措置とはいえ、「チンチロリン」は省力しすぎで、原作未読者にはほぼ理解不能となっている点は問題だが、ここまで省力してしまう潔さも感じられる。
原作には存在しないゲーム「姫と奴隷」は単純だが悪くはない心理ゲームとなっている。
船井、一条と石田の娘、坂崎、利根川という4者を上手く用いている。
利根川がいなかったら、どう乗り切ったかは不明だが、カイジをハメたかったら船井と同じ番号を石田の娘が言うはずであり、自ずと答えは出てきたかもしれない。
パチンコ台の“沼”のビジュアルは、原作に劣っているが、原作通りのものを制作するには金が掛かりすぎるのかもしれない。
パチンコ勝負については原作よりも省略しすぎているが、それなりに原作の雰囲気はでている。
空気による遮断については実写の方がインパクトがあった。
利根川とカイジのラストのやりあいはコントチックであるが、恐らく「1」で高利のネタを使ってしまったので、原作どおりにはできなかったのだろう。
真剣勝負でカイジが負けるという展開にもしにくいので、ああいうヌルい形で金を失わせるのは仕方のない措置だろう。

原作のイメージを損なうことなく、実写ならではの良さを付加できているので、絶賛するほどのデキではないものの悪くはない実写化と思われる。
全てのカラクリを知っている原作既読者にも楽しめられる作品になっているだろう。

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国内映画興行収入ランキング(11月3週目その3)

6位:「映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 168スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.1億円弱となっている。
1週間の伸びは9.9千万円半ば程度だろうか。
現時点では、例年のシリーズどおりの推移だろうか。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4(OP1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2(OP2.2)→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1→
☆11年「スイートプリキュア♪」
OP2.0→4.8→6.1→7.1億円→
主要作品との対比で考えれば、「スイートプリキュア♪」の興行収入は7.9~9.6億円となる。
先週に引き続き、前年の「ハートキャッチプリキュア!」と同程度の9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、当たりとなりそうだ。
安定しているシリーズ作品であり、誰でも分かる結果だ。


7位:「インモータルズ‐神々の戦い‐」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円前後
【公開規模】 463スクリーン(先週比+1スクリーン)
5.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.8億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
伸びがやはり高くはない。
ビジュアルは凄いが、ややアートレベルが高すぎて、一般向けとは思えない作品。
主役が新スーパーマンに選ばれたようだが、日本での知名度が低すぎた。

「300<スリーハンドレッド>」のスタッフが結集したらしい、神話を題材としたアクション作品。
☆07年公開「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆11年公開「マイティ・ソー」トータル5億円見込み
OP1.3→3.2→4.2→4.6→
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」
金1.3→2.8億円→
これらとの対比で考えると、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は4.4~5.8億円となる。
「300<スリーハンドレッド>」「タイタンの戦い」の半分は稼げると考えたが、厳しそうだ。
「マイティ・ソー」を下回りそうだ。

「インモータルズ‐神々の戦い‐」2.8億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」2.8億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと~」2.8億円(トータル4.8億円)
☆「ザ・ウォーカー」2.6億円(トータル4.3億円)
☆「バレンタインデー」2.8億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は4.1~4.8億円となる。
やや目新しさがあるので、多少の伸びがあると考えて、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は先週に引き続き5億円前後と予想したい。
残り2億円近くは稼げるだろう。
しかし、5億円を超えるのはやや厳しそうだ。
公開前個人予想は7億円台だったので、ちょっと高すぎたか。
「タイタンの戦い」がヒットしているので、あまりにも低くは予想しにくい。


8位:「コンテイジョン」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円後半
【公開規模】 240スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
個人的には好きではないスティーヴン・ソダーバーグ監督作品。
題材的にヒットしないのは分かっているが、マット・デイモン、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、グウィネス・パルトロウといった豪華スターが揃っているので、多少は集客すると思ったが、やはり地味さを拭えなかったか。
アメリカでの興行収入は75百万ドルとヒットしているが、日本では暗めの作品は好まれない。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6(OP1.3)→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2(OP1.6)→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」
OP1.7→4.6→6.2→6.9→
☆11年公開「アジャストメント」
金1.4→3.0→3.8→
☆11年公開「コンテイジョン」
OP0.8→2.1億円→
どんどん下がっていっている気がする。
主要作品との対比で考えると、「コンテイジョン」の興行収入は3.3~4.6億円となる。
大ヒットするタイプの作品ではないので、伸びはないだろう。
3億円台というところか。

「コンテイジョン」2.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ザ・ウォーカー」2.6億円(トータル4.3億円)
☆「SAW ザ・ファイナル」1.9億円(トータル3.6億円)
☆「噂のモーガン夫妻」1.7億円(トータル3.0億円)
これらとの対比で考えると、「コンテイジョン」の興行収入は3.4~4.0億円となる。
知名度の高いデンゼル・ワシントン主演の「ザ・ウォーカー」同様に、暗めの作品は日本では好まれない。
「ザ・ウォーカー」を下回る程度と考えて、「コンテイジョン」の興行収入は先週に引き続き3億円後半と予想したい。
残り1億5千万円以上は稼げるだろう。
公開前個人予想は4億円台だったので、当たりといえそうだ。
スティーヴン・ソダーバーグ、マット・デイモンという名前だけでは、もはや日本では厳しいようだ。


9位:「パラノーマル・アクティビティ3」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 153スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.0千万円半ば程度だろうか。
映画の日の1日の火曜日から公開された。
日本ではそろそろ飽きられてコケる頃かと思ったが、意外とまだまだいけるようだ。
ホラー作品は若者を中心に需要があるようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル4億円見込み
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章TOKYO NIGHT」トータル2億円見込み
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
(参考)☆10年「SAW ザ・ファイナル 3D」トータル3.6億円
OP0.7→1.9→2.5→3.0→3.3
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」
火1.5→2.3→2.9億円→
不規則な公開なので読みにくいが、「パラノーマル・アクティビティ2」と同程度ではないか。
「パラノーマル・アクティビティ3」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
残り1億円以上は稼げるだろう。
スクリーン数も多くなく、前作からも大きく落ち込んでいないので、問題はなさそうだ。


11位:「ミッション:8ミニッツ」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円後半(2週目5億円台)
【公開規模】 271スクリーン(先週比-3スクリーン)
1.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.2億円弱となっている。
1週間の伸びは4.6千万円半ば程度だろうか。
設定のユニークさによる伸びを期待したが、厳しいかもしれない。

予想の際に、イメージしたのは、以下の作品。
☆07年「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル8.5億円
OP1.5→4.1→5.8→6.9→7.6
☆11年「ミッション:8ミニッツ」
金1.1→3.0→3.7→4.2億円→
これらとの対比で考えると、「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は4.9~5.2億円となる。
期待した伸びはなさそうだ。
この対比以下となるか。

「ミッション:8ミニッツ」4.2億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アデル ファラオと~」4.1億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」4.0億円(トータル4.3億円)
これらとの対比で考えると、「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は4.5~4.5億円となる。
多少は伸びることを期待して、「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は先週に引き続き4億円後半と予想したい。
残り5千万円以上は稼げるだろう。
2週目は5億円台と予想したが、それほど伸びはなかった。
多少は話題になることを期待して、公開前個人予想を7億円台と予想したが、やや地味な作品でもあり、厳しかったようだ。
女性が好んで足を運ぶような映画ではない点が痛かったか。


12位:「モテキ」(東宝・テレビ東京)<9週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】21億円後半(5・7週目21億円台、4週目19億円台、OP~3週目17~18億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円突破は確実
【公開規模】 264スクリーン(先週比-9スクリーン)
1.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは21.4億円弱となっている。
1週間の伸びは3.6千万円程度だろうか。
ようやく勢いが収まりつつあるが、20億円を突破している。
それにしても、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と女優陣は豪華だが、これほどのヒットするとは想像だにしなかった。
漫画原作、ドラマの映画化であり、ドラマの評価も高かったようなので、その辺りが要因か。

サスペンス系以外のドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4→33.6
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0→15.5→17.9→19.4→20.5→21.0→21.4億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は22.0~22.7億円となる。
ここまで伸びるだろうか。
とりあえず、「モテキ」の興行収入は先週に引き続き21億円後半と予想したい。
残り数千万円の上乗せではないか。
OP~3週目17~18億円、4週目まで19億円台と予想していたが、ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥ったようだ。
『観客層には限界があるはずだと思った』が、思ったほど伸びが止まらなかった。
公開前個人予想は9億円台だったので、完全にハズれとなる。
今年公開された「アンダルシア 女神の報復」「神様のカルテ」を超えて、「岳ガク」や「プリンセストヨトミ」を相手にしないなどと予想できただろうか。


13位:「1911」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 347スクリーン(先週比-74スクリーン)
1.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.7億円となっている。
1週間の伸びは4.3千万円程度だろうか。
ジャッキー・チェン主演100本目のメモリアル作品ではあるが、やや堅めの歴史モノ作品であり、苦戦している。
公開3週目で早くも打ち切りの映画館が出てきている。
東映の戦略はもともと理解できないが、この規模で公開するのは、本当に理解に苦しむ。

今年公開された「シャンハイ」よりも低い。
☆11年「シャンハイ」
OP1.0→2.9→3.9
☆11年「1911」
OP0.5→1.3→1.7億円→
「シャンハイ」の半分以下か。
2~3億円程度となりそうだ。
ヒットを見込めないので、「1911」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
残り3千万円程度は稼ぐだろう。
しかし、この結果を踏まえると、ジャッキーのアクション大作でももはや苦しかったかもしれない。


14位:「猿の惑星 創世記」(20世紀フォックス)<7週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 24億円前半(4~6週目25~26億円、OP~3週目27~28億円)
【公開規模】 256スクリーン(先週比-119スクリーン)
1.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは23.7億円となっている。
1週間の伸びは3.6千万円程度だろうか。
確かに知名度のある題材であり、01年公開時には45.0億円を稼いでいるシリーズではあるが、ここまでヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2→32.0→32.5
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7→
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章」トータル26.8億円
金5.4→12.5→15.7→17.9→20.7→23.9→25.6
☆11年公開「猿の惑星 創世記」
金4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7億円→
これらとの対比で考えると、「猿の惑星 創世記」の興行収入は24.3~25.3億円となる。
もはや大きく伸びることはなさそうなので、「猿の惑星 創世記」の興行収入は24億円前半と予想したい。
残り数千万円程度の上乗せとなるのではないか。
4週目まで27~28億円、先週まで25~26億円と予想していたが、さすがに想定よりも伸びはなかった。
公開前個人予想は14億円台だったので、大きく外した。
日本では人気のあるスターが不在であり、アクション満載の作品ではなく、ここまでヒットするとは思わなかった。
やはり知名度のある題材ということだろうか。
確かに幅広い層にも対応できそうな作品でもある。

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国内映画興行収入ランキング(11月3週目その2)

1位:「ステキな金縛り」(東宝・フジテレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 27億円台
【現時点での興行収入予想】 40億円台(OP時38億円台)
【公開規模】 427スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.4億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは27.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.1億円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP5.0→2週目11.2→3週目6.3→4週目5.1億円となる。
大きな落ち込みがない。
強力なライバルが不在とはいえ、爆発している。

三谷幸喜関連作品は以下の通り。
☆01年「みんなのいえ」トータル12.5億円
☆04年「笑の大学」トータル7.2億円
☆06年「THE有頂天ホテル」トータル60.8億円
OP5.7→16.6→26.4→34.8→42.1→47.3
☆08年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9
☆11年「ステキな金縛り」
OP5.0→16.2→22.5→27.6億円→
現時点では「ザ・マジックアワー」を1億円を超えるペースだ。
これらとの対比で考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は41.1~48.2億円となる。
40億円を突破しそうだ。

「ステキな金縛り」27.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「SPACE BATTLESHIP ヤマト」27.0億円(トータル41.0億円)
☆「のだめカンタービレ後編」28.7億円(トータル37.2億円)
☆「SP野望篇」25.3億円(トータル36.3億円)
これらとの対比で考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は35.8~41.9億円となる。
この対比の上限程度を稼ぐかもしれないが、とりあえずは、「ステキな金縛り」の興行収入は先週に引き続き40億円台と予想したい。
オープニング時に38億円台と予想したが、しばらく伸びていきそうだ。
大きく伸びるかが注目となる。
公開前個人予想は27億円台だったので、ちょっと低すぎたか。
幽霊による法廷モノというクセのある設定だったので、不安を感じていた。


2位:「カイジ2~人生奪回ゲーム~」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 16億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に向け好スタートを切った
【公開規模】 316スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは11.1億円弱となっている。
1週間の伸びは3.0億円半ばとなっている。
前作のようなヒットはないと思ったが、原作の人気・知名度の高さは伊達ではないようだ。
しかし、目標が20億円なので20億円には到達しないだろう。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝21.6→21.9
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」
OP3.5→08.0→11.1億円→
これとの対比で考えると、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は17.7億円となる。
この辺りだろうか。

予想の参考とした以下の作品がやはりライバルとなるのではないか。
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」
OP3.5→08.0→11.1億円→
これらとの対比で考えると、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は15.6~17.0億円となる。
この辺りがミニマムラインか。

「カイジ2~人生奪回ゲーム~」11.1億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「おとうと」11.1億円(トータル21.0億円)
☆「悪人」12.5億円(トータル19.8億円)
☆「TRICK劇場版3」12.1億円(トータル18.5億円)
☆「BECK」祝12.5億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」祝11.2億円(トータル16.0億円)
「おとうと」以外との対比で考えると、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は15.6~17.6億円となる。
やはり20億円突破はないだろう。
高い予想かもしれないが、冬休みなどもあるので、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想したい。
公開前個人予想は16億円だったので、悪くはないのかもしれない。
パチンコという題材に女性にとって抵抗があると思ったが、パチンコを押さない戦略がよかったかもしれない。


3位:「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(GAGA)<4週目>
【公開前個人予想】 17億円台
【現時点での興行収入予想】 19~20億円
【公開規模】 717スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは15.8億円弱となっている。
1週間の伸びは2.4億円程度だろうか。
アメリカでは現在19.6百万ドルと大コケしているが、日本人が好みそうな作品であり、伸びがよい。

予想の際に、イメージしたのは「シャーロック・ホームズ」。
以下の作品がライバルとなるか。
☆10年「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆11年「ガリバー旅行記」トータル15.7億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆11年「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
金3.7→10.1→13.4→15.8億円→
2週目が高いが、祝日があったためだろう。
これらとの対比で考えると、「三銃士」の興行収入は17.6~18.9億円となる。
この程度だろうか。

「三銃士」15.8億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」17.8億円(トータル25.0億円)
☆「シャーロック・ホームズ」18.1億円(トータル21.6億円)
☆「トロン:レガシー」17.4億円(トータル21.0億円)
☆「ソルト」17.4億円(トータル20.5億円)
「オーシャンズ」以外との対比で考えると、「三銃士」の興行収入は18.6~19.1億円となる。
伸びるとも思えないが、しばらくは同種のライバル作品もなく、伸びるだろう。
「三銃士」の興行収入は先週に引き続き19~20億円と予想したい。
公開前個人予想は17億円台だったので、それほど悪くはない予想となりそうだ。
ファミリーにも対応できる老若男女向けのエンターテイメント作品であり、日本人好みで、当たりやすいといえる。


4位:「マネーボール」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 11億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 329スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円となっている。
1週間の伸びは2.6億円となっている。
ブラッド・ピット主演の感動作品だが、あまり伸びがない。
野球を題材としているので、女性受けがよくなさそうだ。

ブラッド・ピット主演作の興行収入は以下の通り。
☆00年公開「ファイト・クラブ」トータル19.8億円
☆01年公開「ザ・メキシカン」トータル26.0億円
☆02年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円
☆04年公開「トロイ」トータル42.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
OP5.6→14.6→20.4→26.4→不明→38.5
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円(※GW公開)
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2
☆08年公開「ジェシー・ジェームズの暗殺」不明(1億円見込み)
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆09年公開「バーン・アフター・リーディング」トータル6.5億円
金1.4→3.6→5.4→5.9
☆09年公開「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆11年公開「ツリー・オブ・ライフ」
金1.4→3.8→4.8億円→
☆11年公開「マネーボール」
金1.8→4.4億円→
作品の問題なのか、「ベンジャミン・バトン」以降、苦戦している。
「バーン・アフター・リーディング」「イングロリアス・バスターズ」との対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は7.7~7.9億円となる。
この対比は超えるだろう。
「ベンジャミン・バトン」との土日対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は10.2億円となる。
ここまでは伸びないだろう。

スポーツドラマなので、以下の作品も参考となるだろう。
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆05年公開「シンデレラマン」トータル12.6億円
祝込3日2.8→6.2→8.7→10.6→11.6
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆11年公開「マネーボール」
金1.8→4.4億円→
これらとの対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は8.8~10.9億円となる。
評価が高いアカデミー候補の作品なので、同様に伸びはあるだろう。


「マネーボール」4.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「インビクタス」4.3億円(トータル8.6億円)
☆「第9地区」4.2億円(トータル8.3億円)
☆「NINE」4.1億円(トータル7.8億円)
ちょっと厳しいかもしれないが、「マネーボール」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は11億円台だったので、ちょっと高すぎたか。
「インビクタス」は超えるだろうと思ったが、相手はクリント・イーストウッド監督作品だから、同程度と考えればよかった。
ブラッド・ピットの名前だけではヒットしなくなっている点も考慮すべきだ。

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国内映画興行収入ランキング(11月3週目その1)

5位:「アントキノイノチ」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 11億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 230スクリーン
9.3千万円半ば(93,577,500円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.6億円程度か』と書いたので、予想よりもかなり低かった。
人気若手俳優2人による感動作であり、ヒットするはずだが、人気コミックでも人気ケータイ小説でもないためか、苦しい出足となった。

さだまさし原作作品。過去の映画化は以下のとおり。
☆04年「解夏」トータル10.9億円
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
☆11年「アントキノイノチ」
OP0.9億円→
この位は稼ぎたいところだが、無理そうだ。
「眉山/びざん」との対比で考えると、「アントキノイノチ」の興行収入は8.4億円となるが、ここまで伸びるはずがない。

岡田将生又は榮倉奈々の代表作は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「雷桜」
金0.9(OP0.6)→2.3→3.3→3.8→不明→4.4
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
☆11年「アントキノイノチ」
OP0.9億円→
若年層に人気のない時代劇の「雷桜」のような大コケはないと思ったが、近いオープニングとなっている。
これらとの対比で考えると、「アントキノイノチ」の興行収入は6.9~6.9億円となる。
この対比を超えることはないだろう。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「ゴースト」トータル9.0億円(オープニング1.3億円)
<2009>
☆「なくもんか」トータル13.5億円(オープニング2.1億円)
☆「ゼロの焦点」トータル10.1億円(オープニング1.6億円)
これらとの対比で考えると、「アントキノイノチ」の興行収入は5.7~6.2億円となる。
この程度だろうか。
6億円を超えるかどうかが注目となる。

「アントキノイノチ」0.9億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「桜田門外ノ変」0.9億円(トータル6.9億円)
☆「RAILWAYS」先1.0億円(トータル6.3億円)
☆「ソラニン」0.9億円(トータル5.8億円)
☆「座頭市」0.9億円(トータル4.0億円)
☆「猿ロック」0.9億円(トータル4.0億円)
冬休みシーズンに入る時期でもあり、多少の伸びはあるだろう。
「アントキノイノチ」の興行収入は6億円台と予想したい。
上手くいけば、冬休み中に学生が足を運んで伸びる可能性もあるが、その期待は現時点ではそれほど考慮しないでおきたい。
公開前個人予想は11億円台だったので、半分程度となる。
ここまで低迷する理由がよく分からない。
作風があまりにも暗すぎたのか、岡田将生と榮倉奈々の人気がそれほど高くないのだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(11月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「怪物くん」(東宝・日本テレビ)
平均視聴率は13.9%となっている。
大ヒットするとは思えないが、ファミリー系作品であり、人気の嵐の大野智主演作品であり、原作も有名ということもあり、それなりに稼ぐのではないか。
正月まで粘ることも想定できる。

以下の作品が参考となるか。
☆04年「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」トータル19.3億円
☆07年「西遊記」トータル43.7億円
☆07年「ゲゲゲの鬼太郎」トータル23.4億円
OP3.2→14.4→17.4→19.7→21.1
☆08年「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」トータル14.5億円
OP2.3→祝5.8→7.7→9.5→10.9
☆11年「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE」トータル8億円見込み
OP1.0→3.9→6.3→7.4億円→
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→2.8→4.7→6.6→8.3億円→
マックス20億円、ミニマム8億円くらいか。
10億円くらいだろうか。
ただ、正月加算で4割ほど増した方がいいか。
10億円×4割増=14億円となる。
「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」程度は稼ぐか。
「怪物くん」の興行収入は14億円台と予想したい。
オープニングはおとなしめの1.6億円程度か。
冬休みが勝負の映画だろう。


◎「ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊」(ワーナー)
前作の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5→14.2
ここまでヒットするはずがない。
正月までもちそうもないので、今回は大コケするのではないか。
前作の4~5割程度というところだろう。
5.8~7.3億円程度か。
冬休みがあるが、これはコケるだろう。
「ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊」の興行収入は5億円台と予想したい。
オープニングは6千万円程度か。

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全米映画興行収入(11月第3週目)

1位となったのは新作の「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」。
139.5百万ドルという爆発的なオープニングを飾ったが、もはや驚きもない。
監督は、06年「ドリーム・ガールズ」(トータル103百万ドル)のビル・コンドン。
主演は、もちろんロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート、テイラー・ロートナー。

過去のシリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「トワイライト~初恋~」トータル193百万ドル
OP070→120→138→150→158→167(製作費37百万ドル)
☆09年「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル297百万ドル
OP143→231→255→267→275→281(製作費50百万ドル)
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293(製作費68百万ドル)
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」
OP140百万ドル→
制作費がほぼ倍増の1億1千万ドルとなっている(パート2込みかは不明)が、楽に制作費を回収した。
「トワイライト~初恋~」以外との対比で考えると、「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」の興行収入は267~291百万ドルとなる。
過去の作品同様に3億ドル近くに落ち着くだろう。
評価は監督が代わっても相変わらずよくない。

以下の作品がライバルとなる。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」
OP140百万ドル→
この2作にはさすがに敵わないようだ。


2位となったのは新作の「ハッピーフィート2」。
22.0百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「ハッピーフィート2」は前作以下だろう』と書いたとおりとなりそうだ。
望まれない続編となるのだろうか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ハッピーフィート」トータル198百万ドル
OP42→099→122→138→149→159→176→185→188→191
☆11年「ハッピーフィート2」
OP22百万ドル→
半分程度の出足となっている。

今年公開された以下の作品がライバルか。
☆11年「イースターラビットのキャンディ工場」トータル108百万ドル
OP38→68→82→100→105
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→84→89
☆11年「ライオン・キング3D」トータル94百万ドル
OP30→61→79→86→90
☆11年「ハッピーフィート2」
OP22百万ドル→
年末まで粘れれば1億ドル突破も不可能ではないが、そこまでもたないのではないか。
「ハッピーフィート2」の興行収入は8千万ドル台ではないか。
前作は鑑賞したが、本作はさすがに見る気が全くしない。
評価は普通程度となっているので、高い伸びはないだろう


3位は2週目の「インモータルズ‐神々の戦い‐」。
トータルでは53百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルは回収できそうだ。
監督は00年「ザ・セル」(トータル61百万ドル)のターセム・シン。
主演は、新スーパーマンのヘンリー・カヴィル。
ミッキー・ロークやフリーダ・ピントが主演している。
神話を題材としたファンタジードラマ。
比較的高いオープニングは飾ったものの、公開前に『「インモータルズ」は「300」「タイタンの戦い」のようなビッグヒットにはならないだろう』とは書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174
☆11年「インモータルズ‐神々の戦い‐」
OP32→053百万ドル→
これらとの対比で考えると、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は79~87百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、多少の伸びはあるだろう。
今週は「トワライト」の影響も強かったので、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
まだ見ていないが、一般受けするようなタイプではなく、この程度でも仕方はない。


4位は2週目の「Jack and Jill」。
トータルでは41百万ドルとなっている。
製作費79百万ドルの回収が目標となるが、微妙となりそうだ。
アダム・サンドラー主演のコメディ。
ケイティー・ホームズ、アル・パチーノも出演しているようだ。
監督は、アダム・サンドラーとよく組むデニス・デューガン。
アダム・サンドラーが双子の姉と弟の2役を演じる。
公開前に『「Jack and Jill」はいつも通りのヒットとなりそうだ』と書いたが、いつもよりも評価がかなり低い点が気になる。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「Jack and Jill」
OP25→41百万ドル→
デニス・デューガン作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「アダルトボーイズ青春白書」「ウソツキは結婚のはじまり」となっている。
「アダルトボーイズ青春白書」以外のデニス・デューガン作品との対比で考えると、「Jack and Jill」の興行収入は59~69百万ドルとなる。
評価はかなり悪いので、伸びはなさそうだ。
「Jack and Jill」の興行収入は先週7千万ドル台と予想したが、6千万ドル台となりそうだ。
ここ数年では「ファニー・ピープル」以来の悪い成績となりそうだが、悪くても稼げる辺りは、流石といえる。
今回はコケても仕方がないが、連敗は避けたいところ。


5位は4週目の「長靴をはいたネコ」。
トータルでは122百万ドルとなっている。
製作費1億3千万ドルはさすがに回収できそうだ。
「シュレック」のスピンオフのアニメ作品。
公開前に『「長靴をはいたネコ」はヒットするだろうが、「シュレック」レベルではないだろう。普通のドリームワークスレベルか』と書いたとおりとなるか。
「シュレック」以下とは思ったが、普通のドリームワークス以下とは思わなかった。

パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「長靴をはいたネコ」
OP34→076→108→122百万ドル→
「メガマインド」「ビー・ムービー」に比べると、「長靴をはいたネコ」の粘り腰がよく分かる。
さすがに人気シリーズだけのことはある。
オープニングがハロウィンという時期が悪かったのだろうか。
これらとの対比で考えると「長靴をはいたネコ」の興行収入は138~161百万ドルとなる。
評価は高いこともあり、さすがに伸びてきそうだ。
「長靴をはいたネコ」の興行収入は先週に引き続き1億5千万ドル台と予想したい。
OP時1億1~2千万ドル、2週目1億4千万ドル台と予想したが、さすがに他のアニメ作品とは異なる伸びをみせている。
しかし、この程度では、このシリーズの存続はあるのかは心配だ。


6位は3週目の「ペントハウス」。
トータルでは53百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルの回収が目標となる。
「ラッシュアワー」シリーズ、「X-MEN」のブレット・ラトナー監督作品。
ベン・スティラー、エディ・マーフィ主演の犯罪コメディ。
ケイシー・アフレック、マシュー・ブロデリックなども出演している。

「ナイトミュージアム」、「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズなど以外のベン・スティラー主演作は以下の通り。
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
OP28→052→067→077→082→085→086
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→084→098→105→109→111
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル
OP14→026→032→035→036→036
☆08年「トロピック・サンダー」トータル111百万ドル
先37→066→084→097→103→107→109
☆11年「ペントハウス」
OP24→043→053百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ペントハウス」の興行収入は61~72百万ドルとなる。
オープニング時に『「スタスキー&ハッチ」を超える程度か』と思い9千万ドル台と予想したが、それほど高い伸びはなかった。
評価はそれほど悪くはない程度ということも影響しているのか。
「ペントハウス」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
大コケ作品を連発したエディ・マーフィもそれほど戦力にはならないので、この程度でも十分だろう。
制作費を回収できれば、とりあえずは問題ないのではないか。


7位は2週目の「J・エドガー」。
トータルでは21百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルの回収がとりあえずの目標となる。
クリント・イーストウッド監督作品。
主演は、レオナルド・ディカプリオ。
ナオミ・ワッツ、ジュディ・デンチも出演している。
FBI長官のJ・エドガー・フーヴァーを描いた作品。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ミスティック・リバー」トータル90百万ドル
拡大後14→25→34→40→46
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル14百万ドル
☆08年「チェンジリング」トータル36百万ドル
拡大後10→21→28→32→34
☆08年「グラン・トリノ」トータル148百万ドル
拡大後41→73→98→110→120
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆10年「ヒアアフター」トータル33百万ドル
拡大後12→22→29→31→32
☆11年「J・エドガー」
OP11→21百万ドル→
「チェンジリング」「ヒアアフター」と同程度の伸びとなっている。
現時点では、「J・エドガー」の興行収入は先週に引き続き3~4千万ドルと予想したい。
評価ももちろん高いが、爆発的な高さではない。
賞レースに加わるようだと、かなり伸びてきそうだ。


8位は3週目の「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
製作費19百万ドルの回収は完了した。
日本では全く馴染みがないが、「Harold & Kumar」というシリーズ作品。
☆04年「Harold & Kumar Go to White Castle」トータル18百万ドル
OP05→12→16→17→18
☆08年「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」トータル38百万ドル
OP15→25→31→34→36
☆11年「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」
OP13→23→28百万ドル→
公開前に『(「Tower Heist(ペントハウス)」と)どちらも食い合いそうであり、いつもよりは低い出足となるかもしれない』と書いたとおりとなった。
オープニング時に『オープニングは前作よりもやや低かったが、トータルでは超える可能性はある』と思ったが、やや苦しいか。
評価は高いが、伸びはそれほどないようだ。
「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」はオープニング時に4千万ドル台と予想していたが、先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
コケていないので、問題は全くなさそうであり、次回も制作されるのではないか。


9位は3週目の「TIME/タイム」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督のSFサスペンス。
ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライドが主演している。
公開前に『「In Time」はボチボチの成績か』と書いたとおりとなりそうだ。

ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ステイ・フレンズ」トータル56百万ドル
OP19→38→49→53→55
☆10年「ジュリエットからの手紙」トータル53百万ドル
OP14→27→37→43→47
☆11年「赤ずきん」トータル38百万ドル
OP14→26→32→36→37
☆11年「TIME/タイム」
OP12→24→31→33百万ドル→
これら以下の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「TIME/タイム」の興行収入は35~41百万ドルとなる。

以下の作品と同程度は稼ぎたかったのではないか。
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49
☆11年「TIME/タイム」
OP12→24→31→33百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはなさそうだ。
「TIME/タイム」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したいところだが、3千万ドル台と予想したい。
オープニング時に3千万ドル台と予想していたので、そのままで良かった。
動きがイマイチだが、「ガタカ」のような傑作サスペンスではないのだろうか。
しかし、「ガタカ」自体トータル12.5百万ドルなので、興行収入とデキについては比例しないようだ。


10位となったのは新作の「The Descendants」。
29スクリーンながらハイアベレージで1.2百万ドルのオープニングを飾った。
前夜祭でもあったのか、トータルでは1.3百万ドルとなっている。
アカデミー賞にも絡んでくるといわれている作品。
監督は、02年「アバウト・シュミット」(トータル65百万ドル)、04年「サイドウェイズ」(トータル72百万ドル)のアレクサンダー・ペイン。
主演は、09年「マイレージ、マイライフ」(トータル84百万ドル)のジョージ・クルーニー。
スタジオは、07年「Juno」(トータル143百万ドル)、08年「スラムドッグ$ミリオネア」(トータル141百万ドル)、10年「ブラック・スワン」(トータル107百万ドル)を送り出したフォックス・サーチライト。
スクリーン数が読めないが、マックス1億4千万ドル、ミニマム6千万ドルとなるだろうか。
どのような動きになるか注目となりそうだ。
評価はもちろんメチャクチャ高い。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アニメ作品「アーサー・クリスマスの大冒険」
☆ジェイソン・シーゲル脚本・主演のファミリー向けコメディ「The Muppets」
☆マーティン・スコセッシ監督のファミリー向け冒険モノ「ヒューゴの不思議な発明」
「ヒューゴ」はスクリーン数がまだ多くないのでオープニングはおとなしめか。
「アーサー・クリスマスの大冒険」「The Muppets」とともにヒットするのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(11月2週目その3)

3位:「マネーボール」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 11億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 329スクリーン
金曜日からの3日間で1.8億円のオープニングを飾った。
土日2日間では1.4億円(141,828,400円)となっている。
先週『金曜日からのオープニング3日は1.9億円程度か』と書いたので、良い予想だったようだ。
ブラッド・ピット主演の感動作品だが、野球を題材としているので、女性受けがよくなさそうだ。

ブラッド・ピット主演作の興行収入は以下の通り。
☆00年公開「ファイト・クラブ」トータル19.8億円
☆01年公開「ザ・メキシカン」トータル26.0億円
☆02年公開「スパイ・ゲーム」トータル26.0億円
☆04年公開「トロイ」トータル42.0億円
☆05年公開「Mr.&Mrs.スミス」トータル46.5億円
OP5.6→14.6→20.4→26.4→不明→38.5
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円(※GW公開)
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2
☆08年公開「ジェシー・ジェームズの暗殺」不明(1億円見込み)
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3
☆09年公開「バーン・アフター・リーディング」トータル6.5億円
金1.4→3.6→5.4→5.9
☆09年公開「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆11年公開「ツリー・オブ・ライフ」
金1.4→3.8→4.8億円→
☆11年公開「マネーボール」
金1.8億円→
作品の問題なのか、「ベンジャミン・バトン」以降、苦戦している。
「バーン・アフター・リーディング」「イングロリアス・バスターズ」との対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は7.3~8.4億円となる。
この対比は超えるだろう。
「ベンジャミン・バトン」との土日対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は10.5億円となる。
ここまでは伸びないだろう。

スポーツドラマなので、以下の作品も参考となるだろう。
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆05年公開「シンデレラマン」トータル12.6億円
祝込3日2.8→6.2→8.7→10.6→11.6
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆11年公開「マネーボール」
金1.8億円→
「インビクタス」との対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は9.7億円となる。
評価が高いアカデミー候補の作品なので、多少の伸びはあるだろう。
「マネーボール」の興行収入は9億円台と予想したい。
公開前個人予想は11億円台だったので、ちょっと高すぎたか。
「インビクタス」は超えるだろうと思ったが、相手はクリント・イーストウッド監督作品だから、同程度と考えればよかった。
ブラッド・ピットの名前だけではヒットしなくなっている点も考慮すべきだ。


5位:「インモータルズ‐神々の戦い‐」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円前後
【公開規模】 462スクリーン
金曜日からの3日間で1.3億円弱のオープニングを飾った。
土日2日間では9.6千万円半ば(96,530,700円)となっている。
先週『金曜日からのオープニング3日間は1.5億円程度か』と書いたので、良い予想だったようだ。
ビジュアルは凄いが、ややアートレベルが高すぎて、一般向けとは思えない。
主役が新スーパーマンに選ばれたようだが、日本での知名度が低すぎた。
それにしても、やや物足りないオープニングだ。

「300<スリーハンドレッド>」のスタッフが結集したらしい、神話を題材としたアクション作品。
☆07年公開「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆11年公開「マイティ・ソー」トータル5億円見込み
OP1.3→3.2→4.2→4.6→
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」
金1.3(2日1.0)億円→
これらとの対比で考えると、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は4.9~7.3億円となる。
「300<スリーハンドレッド>」「タイタンの戦い」の半分は稼げると考えたが、厳しそうだ。
「マイティ・ソー」と同程度の5億円というところか。

「インモータルズ‐神々の戦い‐」金1.3億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「エアベンダー」金1.9億円(トータル6.0億円)
☆「かいじゅうたちのいるところ」金1.7億円(トータル5.7億円)
これらとの対比で考えると、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は4.1~4.4億円となる。
やや目新しさがあるので、多少の伸びがあると考えて、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は5億円前後と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、ちょっと高すぎたか。
「タイタンの戦い」がヒットしているので、あまりにも低くは予想しにくい。


6位:「映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ」(東映・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 168スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円半ば程度だろうか。
現時点では、例年のシリーズどおりの推移だろうか。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4(OP1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2(OP2.2)→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1→
☆11年「スイートプリキュア♪」
OP2.0→4.8→6.1億円→
主要作品との対比で考えれば、「スイートプリキュア♪」の興行収入は7.8~9.6億円となる。
先週に引き続き、前年の「ハートキャッチプリキュア!」と同程度の9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、当たりとなりそうだ。
安定しているシリーズ作品であり、誰でも分かる結果だ。


8位:「パラノーマル・アクティビティ3」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 153スクリーン(先週比+1スクリーン)
4.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.3億円となっている。
1週間の伸びは7.7千万円弱程度だろうか。
映画の日の1日の火曜日から公開されている。
日本ではそろそろ飽きられてコケる頃かと思ったが、意外とまだまだいけるようだ。
ホラー作品は若者を中心に需要があるようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル4億円見込み
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章TOKYO NIGHT」トータル2億円見込み
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
(参考)☆10年「SAW ザ・ファイナル 3D」トータル3.6億円
OP0.7→1.9→2.5→3.0→3.3
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」
火1.5→2.3億円→
不規則な公開なので読みにくいが、「パラノーマル・アクティビティ2」と同程度ではないか。
「パラノーマル・アクティビティ3」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
スクリーン数も多くなく、前作からも大きく落ち込んでいないので、問題はなさそうだ。


9位:「ミッション:8ミニッツ」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円後半(2週目5億円台)
【公開規模】 274スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.7億円となっている。
1週間の伸びは7.8千万円弱程度だろうか。
設定のユニークさによる伸びを期待したが、厳しいかもしれない。

予想の際に、イメージしたのは、以下の作品。
☆07年「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル8.5億円
OP1.5→4.1→5.8→6.9→7.6
☆11年「ミッション:8ミニッツ」
金1.1→3.0→3.7億円→
これらとの対比で考えると、「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は5.1~5.4億円となる。
期待した伸びはなさそうだ。
この対比以下となるか。

「ミッション:8ミニッツ」3.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」4.0億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと~」3.6億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」3.5億円(トータル4.3億円)
☆「バレンタインデー」3.5億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は4.3~4.5億円となる。
多少は伸びることを期待しても、「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は4億円後半となるか。
先週5億円台と予想したが、下方修正したい。
多少は話題になることを期待して、公開前個人予想を7億円台と予想したが、やや地味な作品でもあり、厳しかったようだ。
女性が好んで足を運ぶような映画ではない点が痛かったか。


10位:「モテキ」(東宝・テレビ東京)<8週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】21億円後半(5・7週目21億円台、4週目19億円台、OP~3週目17~18億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円突破は確実
【公開規模】 273スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは21.0億円となっている。
1週間の伸びは5.2千万円半ば程度だろうか。
ようやく勢いが収まりつつあるが、20億円を突破している。
それにしても、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と女優陣は豪華だが、これほどのヒットするとは想像だにしなかった。
漫画原作、ドラマの映画化であり、ドラマの評価も高かったようなので、その辺りが要因か。

サスペンス系以外のドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4→33.6
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0→15.5→17.9→19.4→20.5→21.0億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は21.8~22.8億円となる。
この辺りに落ち着きそうだ。

20億円前後のラブストーリー系映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3→20.8
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8→14.5→
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0→15.5→17.9→19.4→20.5→21.0億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は21.7億円となる。
この辺りだろう。

「モテキ」21.0億円と同程度の8週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「劇場版TRICK」18.0億円(トータル18.6億円)
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は21.7億円となる。
「モテキ」の興行収入は先週に引き続き21億円台と予想したいところだが、21億円後半が落ち着きどころか。
残り1億円以内の上乗せではないか。
OP~3週目17~18億円、4週目まで19億円台と予想していたが、ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥ったようだ。
『観客層には限界があるはずだと思った』が、思ったほど伸びが止まらなかった。
公開前個人予想は9億円台だったので、完全にハズれとなる。
今年公開された「アンダルシア 女神の報復」「神様のカルテ」を超えて、「岳ガク」や「プリンセストヨトミ」を相手にしないなどと予想できただろうか。


11位:「猿の惑星 創世記」(20世紀フォックス)<6週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 25~26億円(OP~3週目27~28億円)
【公開規模】 375スクリーン(先週比-239スクリーン)
2.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは23.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.2千万円半ば程度だろうか。
確かに知名度のある題材であり、01年公開時には45.0億円を稼いでいるシリーズではあるが、ここまでヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2→32.0→32.5
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7→
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章」トータル26.8億円
金5.4→12.5→15.7→17.9→20.7→23.9→25.6
☆11年公開「猿の惑星 創世記」
金4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3億円→
これらとの対比で考えると、「猿の惑星 創世記」の興行収入は24.5~26.1億円となる。
ライバルには恵まれているが、時期的にも大きく伸びることもないと思うので、「猿の惑星 創世記」の興行収入は先週に引き続き25~26億円と予想したい。
最終的には25億円台程度に落ち着くか。
残り2億円程度の上乗せは可能だろう。
4週目まで27~28億円と予想していたが、想定よりも伸びが高くはなかった。
公開前個人予想は14億円台だったので、大きく外した。
日本では人気のあるスターが不在であり、アクション満載の作品ではなく、ここまでヒットするとは思わなかった。
やはり知名度のある題材ということだろうか。
確かに幅広い層にも対応できそうな作品でもある。


12位:「1911」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 421スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.3億円弱となっている。
1週間の伸びは7.7千万円半ば程度だろうか。
ジャッキー・チェン主演100本目のメモリアル作品ではあるが、やや堅めの歴史モノ作品であり、苦戦している。
東映の戦略はもともと理解できないが、この規模で公開するのは、本当に理解に苦しむ。

今年公開された「シャンハイ」よりも低い。
☆11年「シャンハイ」
OP1.0→2.9→3.9
☆11年「1911」
OP0.5→1.3億円→
「シャンハイ」の半分以下か。
2~3億円程度となりそうだ。
ヒットを見込めないので、「1911」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
アクション大作でも苦しかったかもしれない。


13位:「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」(ショウゲート・NHK)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 111スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.4千万円だろうか。
1週間の伸びは3.4千万円程度だろうか。
スクリーン数も少なく、勝負気配はもともとない。
妥当な結果と思われるが、思ったよりも低い結果となっている。

以下の作品の方がマシだったようだ。
☆10年「矢島美容室」トータル3.9億円
木1.1→2.7→3.2→3.6
☆11年「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」
木0.5→0.8億円→
これとの対比で考えると、「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」の興行収入は1.2億円となる。
伸びがあるとは思えず、「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」の興行収入は1億円台だろう。
なぜ映画化したのだろう。
映画化するネタが完全に尽きているのか。


14位:「恋の罪」<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円前後
【公開規模】 19スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2千万円半ばのオープニングを飾った。
今年公開の映画では、「電人ザボーガー」と同程度、「東京オアシス」よりも低い成績となる。
水野美紀などが主演した園子温監督作品。
R18の作品なので、優秀なオープニングだろう。
伸びがありそうなので、1億円前後の興行収入となりそうだ。
1億円に乗るかが注目となる。


15位:「カウボーイ&エイリアン」(パラマウント)<4週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円半ば(3週目4億円後半、OP時6億円台)
【公開規模】 328スクリーン(先週比-2スクリーン)
8.9百万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.2千万円半ば程度だろうか。
題名がユニークなため、ある程度注目を集めると思ったが、それほどではなかった。
ダニエル・クレイグの日本での人気は高くはないと思うが、ハリソン・フォードも出演しており、カバーしてくれると期待したのだが、ダメだったようだ。

「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監督作品。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→
☆11年「カウボーイ&エイリアン」
OP1.4→3.1→3.9→4.3億円→
これらとの対比で考えると、「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は4.9~4.9億円となる。
この対比を下回りそうだ。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP1.7→4.7→6.1→6.6→6.9億円→
☆11年公開「カウボーイ&エイリアン」
OP1.4→3.1→3.9→4.3億円→
『今年公開された「世界侵略:ロサンゼルス決戦」よりはヒットするだろう』と予想したが、それよりもかなり低い。
主要作品との対比で考えると、「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は4.7~5.4億円となる。
伸びはないので、この下限程度だろう。

「カウボーイ&エイリアン」4.3億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「アデル ファラオと~」4.1億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」4.0億円(トータル4.3億円)
これらとの対比で考えると、「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は4.6~4.6億円となる。
「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は先週に引き続き4億円後半と予想したいところだが、4億円半ばが落ち着きどころか。
OP時に6億円台と予想したが、全く伸びなかった。
ハリウッド大作映画がここまでコケるとは、洋画離れが著しい。
最近公開された「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」も恐ろしいほど低い結果に終わった。
公開前個人予想は9億円台だったので、ハズれとなりそうだ。
エイリアンモノは当たりやすく、タイトル的にも注目を集めると思ったが、観客が動くほどではなかったか。

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『モンスター上司』レビュー

◆評  価   4.0点
◆おススメ度  C(自分には合わない)

ハリウッドコメディには合う合わないという問題があるが、これは自分には向かないタイプの作品だった。
「ハングオーバー」が実に優秀だったのかがよく分かった。
設定はユニークであるので、本作にも笑えるシーンは確かにあるが、こちらはギャアギャアと騒いでいるだけのうるさいだけの悪ふざけ映画。
下ネタは嫌いではないが、こちらについても度を越えて、ややうるさすぎる。
全体的なセンスがアメリカ向けで直球過ぎたのかもしれない。
監督がセンス良く上手くまとめ切れなかったのか。

ケヴィン・スペイシー、ジェニファー・アニストンなどのモンスター上司たちは存在感を発揮させ、弾けまくっており、彼らについては問題がないが、逆に肝心の3人組の存在感や面白みには欠ける点は問題だ。
俳優として、あまりにも優秀な上司であるため、彼らが霞んでしまった。
上司たちは好き勝手にやっているが、主役が騒いでいるだけで、悪い意味でおとなしすぎた。
“傲慢さ”VS“バカさ”という勝負ができればよかったが、“傲慢さ”VS“中途半端な普通さ”という勝負では勝ち目もなく、面白いわけがない。
ナンパ系、天然系、マジメ系とキャラクターはきちんと設定されているが、彼らの個性が欠けてしまった。
特に、コメディ映画には不可欠の空気を読めない天然系の歯科助手が、個人的には完全にハズれだった。
「ハングオーバー」のザック・ガリフィナーキスの優秀さがよく分かる。

また、2分の遅刻や朝っぱらからの飲酒強要などのネチネチとしたパワハラには笑えるが、殺人の願望がリアルな殺人を呼ぶというのはあまりにも飛躍しすぎた。
もうちょっと変わった社会的な追い込み方というものがあったはずだ(歯科医のやり方では甘い)。
この映画の収穫といえば、アメリカのカーナビシステムは優秀ということだろうか。

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気になる映画ニュース(11月第3週目)

☆東宝が日本橋にシネコンをオープン
2014年3月にオープンさせるようだ。
映画だけではなくて、コンサート、演劇、スポーツなどのライブビューイングにも取り組むらしい。
買い物客の比較的時間に余裕のある年配層を取り込むことができるので、日本橋進出は悪い戦略ではない。
見に行ってはいないが、渋谷の渋東シネタワーがTOHOシネマズ渋谷となり、新宿コマ劇場跡にTOHOシネマズ新宿(仮)がオープン予定であり、東宝が儲かっていることがよく分かる。
今後も独走していきそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(11月2週目その2)

1位:「ステキな金縛り」(東宝・フジテレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 27億円台
【現時点での興行収入予想】 40億円台(OP時38億円台)
【公開規模】 427スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.8億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは22.5億円となっている。
1週間の伸びは6.2億円半ば程度だろうか。
楽に20億円を突破した。
強力なライバルが不在とはいえ、爆発している。
しかし、3週目でやや勢いが収まったか。

三谷幸喜関連作品は以下の通り。
☆01年「みんなのいえ」トータル12.5億円
☆04年「笑の大学」トータル7.2億円
☆06年「THE有頂天ホテル」トータル60.8億円
OP5.7→16.6→26.4→34.8→42.1→47.3
☆08年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9
☆11年「ステキな金縛り」
OP5.0→16.2→22.5億円→
現時点では「ザ・マジックアワー」を超えるペースだが、「ザ・マジックアワー」との差が詰まった。
2週目は祝日の影響があったようだ。
これらとの対比で考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は42.0~51.8億円となる。

「ステキな金縛り」22.5億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「SPACE BATTLESHIP ヤマト」22.9億円(トータル41.0億円)
☆「のだめカンタービレ後編」21.3億円(トータル37.2億円)
☆「SP野望篇」21.1億円(トータル36.3億円)
これらとの対比で考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は38.7~40.3億円となる。
この対比の上限程度か。
現時点では「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円を超えると考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は先週に引き続き40億円台と予想したい。
オープニング時に38億円台と予想したが、しばらく伸びていきそうだ。
大きく伸びるかが注目となる。
公開前個人予想は27億円台だったので、ちょっと低すぎたか。
幽霊による法廷モノというクセのある設定だったので、不安を感じていた。


2位:「カイジ2~人生奪回ゲーム~」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 16億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に向け好スタートを切った
【公開規模】 316スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.2億円を週末に稼ぎ、トータルでは8.0億円となっている。
1週間の伸びは4.5億円となっている。
前作のようなヒットはないと思ったが、原作の人気・知名度の高さは伊達ではないようだ。
しかし、目標が20億円なので20億円には到達しないだろう。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝21.6→21.9
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」
OP3.5→08.0億円→
前作には祝日があったので、だいたいほぼ同じ動きだろうか。
これとの対比で考えると、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は18.0億円となる。
この辺りだろうか。

予想の参考とした以下の作品がやはりライバルとなるのではないか。
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→08.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」
OP3.5→08.0億円→
これらとの対比で考えると、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は17.0~17.4億円となる。
この辺りがミニマムラインか。

「カイジ2~人生奪回ゲーム~」8.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「TRICK劇場版3」8.5億円(トータル18.5億円)
☆「BECK」8.3億円(トータル17.6億円)
☆「十三人の刺客」7.3億円(トータル16.0億円)
「十三人の刺客」との対比で考えると、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は17.5億円となる。
これらを踏まえて、20億円突破はないと考えたい。
マックス20億円以下、ミニマム17億円以上というところか。
ファンがオープニング時に足を運んだだけで、それほど高い伸びはないと思われるので、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想したい。
公開前個人予想は16億円だったので、ちょっと低すぎたか。
パチンコという題材に女性にとって抵抗があると思ったが、パチンコを押さない戦略がよかったかもしれない。


4位:「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 17億円台
【現時点での興行収入予想】 19~20億円
【公開規模】 717スクリーン(先週比-6スクリーン)
1.3億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは13.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.2億円程度だろうか。
アメリカでは大コケしたが、日本人が好みそうな作品であり、伸びがよい。

予想の際に、イメージしたのは「シャーロック・ホームズ」。
以下の作品がライバルとなるか。
☆10年「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆11年「ガリバー旅行記」トータル15.7億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆11年「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
金3.7→10.1→13.4億円→
2週目が高いが、祝日があったためだろう。
これらとの対比で考えると、「三銃士」の興行収入は19.8~22.6億円となる。
現時点では20億円前後の興行収入となりそうだ。

「三銃士」13.4億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」13.9億円(トータル25.0億円)
☆「シャーロック・ホームズ」14.6億円(トータル21.6億円)
☆「トロン:レガシー」13.8億円(トータル21.0億円)
☆「ソルト」14.6億円(トータル20.5億円)
「オーシャンズ」以外との対比で考えると、「三銃士」の興行収入は18.8~20.4億円となる。
伸びるとも思えないが、しばらくは同種のライバル作品もなく、伸びるだろう。
「三銃士」の興行収入は先週に引き続き19~20億円と予想したい。
公開前個人予想は17億円台だったので、それほど悪くはない予想となりそうだ。
ファミリーにも対応できる老若男女向けのエンターテイメント作品であり、日本人好みで、当たりやすいといえる。

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国内映画興行収入ランキング(11月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

「アントキノイノチ」(松竹)
<230館程度にて順次公開予定>
※正確な数字ではなく、あくまでも公式ホームページ等に記載されている劇場数。

【鑑賞度】 ×
良い映画だとは思うが、見るはずがない。

【監督】 瀬々敬久
かなりのキャリアがあるようだ。
「ヘヴンズストーリー」「感染列島」などの作品がある。
それなりのものに仕上がっていそうだ。

【キャスティング】 岡田将生、榮倉奈々
岡田将生の代表作は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「雷桜」
金0.9→2.3→3.3→3.8→不明→4.4

榮倉奈々の代表作は以下のとおり。
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5→29.1
「雷桜」のような大コケはないと思うが、「僕の初恋をキミに捧ぐ」「余命1か月の花嫁」のようなビッグヒットにもならないだろう。

【題材】 「小説の映画化」「ヒューマンドラマ」
さだまさし原作作品。
過去の映画化は以下のとおり。
☆04年「解夏」トータル10.9億円
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2→10.9→11.3
この位は稼ぎたいところだが、どうなるだろうか。

【予告編・TVCM】 量・普/デキ・良
良さそうな雰囲気があるが、やや重そうな点がどう受け止められるか。

【支持基盤・ターゲット】 「女性」「カップル」
若い女性は動きそうだ。
さだまさし原作ということで、年配層の女性が動いてくれれば助かるが無理か。

【同時期に公開された近年の作品】 
<2010>
☆「ゴースト」トータル9.0億円(オープニング1.3億円)
<2009>
☆「なくもんか」トータル13.5億円(オープニング2.1億円)
☆「ゼロの焦点」トータル10.1億円(オープニング1.6億円)
「ゴースト」「ゼロの焦点」と同程度か。

【評価・予想】 11億円台(オープニング1.6億円)
人気コミック原作をこのキャストでやれば大ヒット間違いないが、本作は重すぎる点が気になる。
ビッグヒットにはならないだろう。
しかし、大コケもなさそうな気がする。
やや重めの「八日目の蝉」、病気モノの「ツレがうつになりまして。」、原作が有名の「ノルウェイの森」、公開時期が似ている「ゴースト もういちど抱きしめたい」「ゼロの焦点」を踏まえると、二桁前後というところではないか。
「ツレがうつになりまして。」「ゴースト もういちど抱きしめたい」以上、「ノルウェイの森」以下、「八日目の蝉」「ゼロの焦点」と同程度か。
11億円台と予想したい。
「解夏」トータル10.9億円、「眉山/びざん」トータル12.1億円に近いところに落ち着くのではないか。
オープニングは1.6億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(11月2週目その1)

7位:「コンテイジョン」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円後半
【公開規模】 240スクリーン
7.7千万円半ば(77,526,000円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.0億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
個人的には好きではないスティーヴン・ソダーバーグ監督作品。
題材的にヒットしないのは分かっているが、マット・デイモン、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、グウィネス・パルトロウといった豪華スターが揃っているので、多少は集客すると思ったが、やはり地味さを拭えなかったか。
アメリカでの興行収入は75百万ドルとヒットしているが、日本では暗めの作品は好まれない。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「オーシャンズ12」トータル36.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→6.3→8.2→10.1→11.6
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆07年公開「オーシャンズ13」トータル32.0億円
先6.0→17.6→22.3→26.0→28.1→祝込30.0→30.8
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6(OP1.3)→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2(OP1.6)→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」
OP1.7→4.6→6.2→6.9→
☆11年公開「アジャストメント」
金1.4→3.0→3.8→
☆11年公開「コンテイジョン」
OP0.8億円→
どんどん下がっていっている気がする。
主要作品との対比で考えると、「コンテイジョン」の興行収入は3.6~5.3億円となる。
大ヒットするタイプの作品ではないので、伸びはないだろう。
3億円台というところか。

「コンテイジョン」0.8億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」2日0.8億円(トータル4.8億円)
☆「ザ・ウォーカー」0.9億円(トータル4.3億円)
☆「SAW ザ・ファイナル」0.7億円(トータル3.6億円)
☆「キャッツ&ドッグス」0.7億円(トータル3.0億円)
これらとの対比で考えると、「コンテイジョン」の興行収入は3.4~4.8億円となる。
知名度の高いデンゼル・ワシントン主演の「ザ・ウォーカー」同様に、暗めの作品は日本では好まれない。
「ザ・ウォーカー」対比では3.8億円となるので、「コンテイジョン」の興行収入は3億円後半と予想したい。
公開前個人予想は4億円台だったので、当たりといえそうだ。
スティーヴン・ソダーバーグ、マット・デイモンという名前だけでは、もはや日本では厳しいようだ。

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全米映画興行収入(11月第2週目)

1位となったのは新作の「インモータルズ‐神々の戦い‐」。
32.0百万ドルという比較的高いオープニングを飾った。
製作費75百万ドルは回収できそうだ。
監督は00年「ザ・セル」(トータル61百万ドル)のターセム・シン。
主演は、新スーパーマンのヘンリー・カヴィル。
ミッキー・ロークやフリーダ・ピントが主演している。
神話を題材としたファンタジードラマ。
比較的高いオープニングは飾ったものの、公開前に『「インモータルズ」は「300」「タイタンの戦い」のようなビッグヒットにはならないだろう』とは書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174
☆11年「インモータルズ‐神々の戦い‐」
OP32百万ドル→
これらとの対比で考えると、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は82~95百万ドルとなる。
評価は高いので、多少の伸びはあるだろう。
「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は8千万ドル台と予想したい。
まだ見ていないが、一般受けするようなタイプではなく、この程度でも仕方はない。


2位となったのは新作の「Jack and Jill」。
26.0百万ドルのオープニングを飾った。
アダム・サンドラー主演のコメディ。
ケイティー・ホームズ、アル・パチーノも出演しているようだ。
監督は、アダム・サンドラーとよく組むデニス・デューガン。
アダム・サンドラーが双子の姉と弟の2役を演じる。
公開前に『「Jack and Jill」はいつも通りのヒットとなりそうだ』と書いたが、いつもよりも評価が低い点が気になる。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「Jack and Jill」
OP26百万ドル→
デニス・デューガン作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「アダルトボーイズ青春白書」「ウソツキは結婚のはじまり」となっている。
デニス・デューガン作品との対比で考えると、「Jack and Jill」の興行収入は67~103百万ドルとなる。
評価は悪いので、伸びはなさそうだ。
「Jack and Jill」の興行収入は7千万ドル台だろうか。
ここ数年では「ファニー・ピープル」以来の悪い成績となりそうだが、悪くても稼げる辺りは、流石といえる。


3位は3週目の「長靴をはいたネコ」。
トータルでは109百万ドルとなっている。
製作費1億3千万ドルは回収できそうだ。
「シュレック」のスピンオフのアニメ作品。
公開前に『「長靴をはいたネコ」はヒットするだろうが、「シュレック」レベルではないだろう。普通のドリームワークスレベルか』と書いたとおりとなるか。
「シュレック」以下とは思ったが、普通のドリームワークス以下とは思わなかった。

パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「長靴をはいたネコ」
OP34→076→109百万ドル→
「メガマインド」「ビー・ムービー」に比べると、「長靴をはいたネコ」の粘り腰がよく分かる。
さすがに人気シリーズだけのことはある。
オープニングがハロウィンという時期が悪かったのだろうか。
これらとの対比で考えると「長靴をはいたネコ」の興行収入は142~165百万ドルとなる。
評価は高いこともあり、さすがに伸びてきそうだ。
「長靴をはいたネコ」の興行収入は1億5千万ドル台まで伸びそうだ。
OP時1億1~2千万ドル、2週目1億4千万ドル台と予想したが、さすがに他のアニメ作品とは異なる伸びをみせている。
しかし、この程度では、このシリーズの存続はあるのかは心配だ。


4位は2週目の「ペントハウス(Tower Heist)」。
トータルでは44百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルの回収が目標となる。
「ラッシュアワー」シリーズ、「X-MEN」のブレット・ラトナー監督作品。
ベン・スティラー、エディ・マーフィ主演の犯罪コメディ。
ケイシー・アフレック、マシュー・ブロデリックなども出演している。

「ナイトミュージアム」、「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズなど以外のベン・スティラー主演作は以下の通り。
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
OP28→052→067→077→082→085→086
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→084→098→105→109→111
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル
OP14→026→032→035→036→036
☆08年「トロピック・サンダー」トータル111百万ドル
先37(OP26)→066→084→097→103→107→109
☆11年「ペントハウス」
OP24→44百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ペントハウス」の興行収入は63~75百万ドルとなる。
OP時に『「スタスキー&ハッチ」を超える程度か』と思い9千万ドル台と予想したが、超えそうもない。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「ペントハウス」の興行収入は7千万ドル台と下方修正したい。
大コケ作品を連発したエディ・マーフィもそれほど戦力にはならないので、この程度でも十分だろう。
制作費を回収できれば、とりあえずは問題ないのではないか。


5位となったのは新作の「J・エドガー」。
11.6百万ドルのオープニングを飾った。
スクリーン数が1910であり、高くもないが低くもないオープニングとなった。
クリント・イーストウッド監督作品。
主演は、レオナルド・ディカプリオ。
ナオミ・ワッツ、ジュディ・デンチも出演している。
FBI長官のJ・エドガー・フーヴァーを描いた作品。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ミスティック・リバー」トータル90百万ドル
拡大後14→25→34→40→46
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル14百万ドル
☆08年「チェンジリング」トータル36百万ドル
拡大後10→21→28→32→34
☆08年「グラン・トリノ」トータル148百万ドル
拡大後41→73→98→110→120
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆10年「ヒアアフター」トータル33百万ドル
拡大後12→22→29→31→32
☆11年「J・エドガー」
OP12百万ドル→
スクリーン数が増えるのかどうかはわからないが、これらを踏まえると3~4千万ドルとなりそうだ。
評価ももちろんかなり高い。
賞レースに加わるようだと、かなり伸びてきそうだ。


6位は2週目の「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」。
トータルでは23百万ドルとなっている。
製作費19百万ドルの回収は完了した。
日本では全く馴染みがないが、「Harold & Kumar」というシリーズ作品。
☆04年「Harold & Kumar Go to White Castle」トータル18百万ドル
OP05→12→16→17→18
☆08年「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」トータル38百万ドル
OP15→25→31→34→36
☆11年「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」
OP13→23百万ドル→
公開前に『(「Tower Heist」と)どちらも食い合いそうであり、いつもよりは低い出足となるかもしれない』と書いたとおりとなった。
先週『オープニングは前作よりもやや低かったが、トータルでは超える可能性はある』と思ったが、やや苦しいか。
評価は高いが、伸びはそれほどないようだ。
「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」は先週の4千万ドル台から3千万ドル台に下方修正したい。
コケていないので、問題は全くなさそうであり、次回も制作されるのではないか。


7位は3週目の「TIME/タイム」。
トータルでは31百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督のSFサスペンス。
ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライドが主演している。
公開前に『「In Time」はボチボチの成績か』と書いたとおりとなりそうだ。

ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ステイ・フレンズ」トータル56百万ドル
OP19→38→49→53→55
☆10年「ジュリエットからの手紙」トータル53百万ドル
OP14→27→37→43→47
☆11年「赤ずきん」トータル38百万ドル
OP14→26→32→36→37
☆11年「TIME/タイム」
OP12→24→31百万ドル→
これら以下の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「TIME/タイム」の興行収入は35~44百万ドルとなる。

以下の作品と同程度は稼ぎたかったのではないか。
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49
☆11年「TIME/タイム」
OP12→24→31百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはなさそうだ。
「TIME/タイム」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
オープニング時に3千万ドル台と予想したが、多少の伸びはあった。
「ガタカ」のような傑作サスペンスではないのだろうか。
しかし、「ガタカ」自体トータル12.5百万ドルなので、興行収入とデキについては比例しないようだ。


8位は4週目の「パラノーマル・アクティビティ3」。
トータルでは101百万ドルとなっている。
ついに1億ドルを突破した。
ハロウィンシーズン向けのホラー作品。
公開前に『「SAW」シリーズに代わり、新たなハロウィンシーズンの代名詞となる「パラノーマル・アクティビティ」は爆発するのだろうか』と書いたが、ここまで爆発するとは思わなかった。
制作費はたったの5百万ドルであり、オープニングだけで10倍以上、トータルでは20倍近くを稼いでいる。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」
OP53→81→95→101百万ドル→
これらよりも動きが良い。
普通はシリーズ化が進むたびに落ち込むものだろう。
「2」との対比で考えると、「3」の興行収入は104百万ドルとなる。
とりあえずは「1」を超えることが目標となる。
「パラノーマル・アクティビティ3」の興行収入は先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
「1」を超えるのは微妙となりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度であるので、多少の伸びはあるだろう。

過去の「SAW」シリーズは以下の通り
☆04年「Ⅰ」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆05年「Ⅱ」トータル87百万ドル
OP32→60→74→80→84
☆06年「Ⅲ」トータル80百万ドル
OP34→59→70→75→78
☆07年「Ⅳ」トータル63百万ドル
OP32→50→58→62→63
☆08年「Ⅴ」トータル57百万ドル
OP30→45→52→55→56
☆09年「Ⅵ」トータル28百万ドル
OP14→23→26→27→28
☆10年「Ⅶ」トータル46百万ドル
先24→38→44→45→46
ハロウィンシリーズの代名詞「SAW」シリーズよりも優秀なシリーズといえる。


9位は5週目の「Footloose」。
トータルでは49百万ドルとなっている。
製作費24百万ドルは楽に回収している。
公開前に『コケるかな』と思ったが、それなりに稼いでいる。
監督は05年「ハッスル&フロウ」(トータル22百万ドル)のクレイグ・ブリュワー。
若手俳優のほかに、デニス・クエイドが出演している。
ダンス作品の84年「フットルース」(トータル80百万ドル)のリメイク。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ハッスル&フロウ」トータル22百万ドル
OP08→15→19→21
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆07年「Stomp the Yard」トータル61百万ドル
OP22→41→51→56→59
☆08年「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」トータル58百万ドル
先26(OP19)→41→49→53→55
☆10年「ステップ・アップ3D」トータル42百万ドル
OP16→30→37→40→41
☆11年「Footloose」
OP16→30→39→45→49百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Footloose」の興行収入は50~52百万ドルとなる。
評価は普通程度なので伸びないと思ったが、「Footloose」の興行収入は5千万ドル台に乗りそうだ。
先週まで4千万ドル台と予想したが、意外と粘った。
ビッグヒットにはならないが、ダンス映画はそれなりに需要があるようだ。


10位は6週目の「リアル・スティール」。
トータルでは82百万ドルとなっている。
監督は実績豊富なショーン・レヴィー。
ヒュー・ジャックマン主演のアクションドラマ。
ロボットのボクシングを題材とした親子モノの作品。
公開前に『「リアル・スティール」はそれなりに稼ぎそうだが、大ヒットはしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

監督実績の高いショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081→087
☆11年「リアル・スティール」
OP27→052→067→074→079→082百万ドル→
ここ数年は悪くても8千万ドルとなっており、ヒット作品を連発している。
これらとの対比で考えると、「リアル・スティール」の興行収入は85~95百万ドルとなる。
「デート&ナイト」には負けまいと思ったが、勢いがなくなり負けつつある。
1億ドル突破は厳しそうだ。
「リアル・スティール」の興行収入は、3週目まで1億ドル台と予想していたが、先週に引き続き9千万ドル台と予想したい。
ファミリーモノなので、多少は伸びるだろう。
親子の関係を描き、さらに感動スポーツモノを描いているので、評価はもちろんかなり高い。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アニメ作品「ハッピーフィート2」
☆人気シリーズ「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」
「トワイライト・サーガ」の大爆発が見物だ。
「ハッピーフィート2」は前作以下だろう。

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国内映画興行収入ランキング(11月1週目その4)

9位:「モテキ」(東宝・テレビ東京)<7週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 21億円台(4週目19億円台、OP~3週目17~18億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円突破は確実
【公開規模】 273スクリーン(先週比-3スクリーン)
3.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは20.5億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
ようやく勢いが収まりつつあるが、20億円を突破した。
伸びは順当であり、デートムービーとして機能しているのかもしれない。
それにしても、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と女優陣は豪華だが、これほどのヒットするとは想像だにしなかった。
漫画原作、ドラマの映画化であり、ドラマの評価も高かったようなので、その辺りが要因か。

サスペンス系以外のドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ごくせん THE MOVIE」トータル34.8億円
04.9→祝13.1→17.5→22.5→26.0→30.2→32.4→33.6
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0→15.5→17.9→19.4→20.5億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は21.9~22.8億円となる。
この辺りに落ち着きそうだ。

20億円前後のラブストーリー系映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「モテキ」
祝3日3.9→8.6→祝13.0→15.5→17.9→19.4→20.5億円→
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は21.6~21.7億円となる。
この辺りだろう。

「モテキ」20.5億円と同程度の7週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「ライアーゲーム」22.8億円(トータル23.6億円)
☆「大奥」22.3億円(トータル23.2億円)
☆「悪人」18.5億円(トータル19.8億円)
これらとの対比で考えると、「モテキ」の興行収入は21.2~21.9億円となる。
「モテキ」の興行収入は先々週に引き続き21億円台と予想したい。
残り1.5億円以内の上乗せではないか。
OP~3週目17~18億円、4週目まで19億円台と予想していたが、ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥ったようだ。
『観客層には限界があるはずだと思った』が、思ったほど伸びが止まらなかった。
公開前個人予想は9億円台だったので、完全にハズれとなる。
今年公開された「アンダルシア 女神の報復」「神様のカルテ」を超えて、「岳ガク」や「プリンセストヨトミ」を相手にしないなどと予想できただろうか。


11位:「カウボーイ&エイリアン」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円後半(OP時6億円台)
【公開規模】 330スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.9億円となっている。
1週間の伸びは8.6千万円程度だろうか。
題名がユニークなため、ある程度注目を集めると思ったが、それほどではなかった。
ダニエル・クレイグの日本での人気は高くはないと思うが、ハリソン・フォードも出演しており、カバーしてくれると期待したのだが、ダメだったようだ。

「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監督作品。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→
☆11年「カウボーイ&エイリアン」
OP1.4→3.1→3.9億円→
これらとの対比で考えると、「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は5.1~5.2億円となる。
この対比を下回りそうなので、4億円台となりそうだ。

“エイリアン”や“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「クローバーフィールド」トータル12.0億円
OP2.6→6.2→8.3→9.9→11.5
☆09年公開「ノウイング」トータル10.2億円
金2.9→6.1→8.2→9.3→9.8
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP1.7→4.7→6.1→6.6→6.9億円→
☆11年公開「カウボーイ&エイリアン」
OP1.4→3.1→3.9億円→
『今年公開された「世界侵略:ロサンゼルス決戦」よりはヒットするだろう』と予想したが、それよりもかなり低い。
主要作品との対比で考えると、「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は4.9~5.9億円となる。
伸びはないので、やはり4億円台か。

「カウボーイ&エイリアン」3.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」4.0億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと~」3.6億円(トータル4.4億円)
☆「ザ・ウォーカー」3.6億円(トータル4.3億円)
これらとの対比で考えると、「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は4.7~4.8億円となる。
「カウボーイ&エイリアン」の興行収入は4億円後半と予想したい。
OP時に6億円台と予想したが、全く伸びなかった。
ハリウッド大作映画がここまでコケるとは、洋画離れが著しい。
最近公開された「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」も恐ろしいほど低い結果に終わった。
公開前個人予想は9億円台だったので、ハズれとなりそうだ。
エイリアンモノは当たりやすく、タイトル的にも注目を集めると思ったが、観客が動くほどではなかったか。


12位:「ツレがうつになりまして。」(東映)<5週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円後半(2~3週目8億円台、OP時9億円台)
【公開規模】 167スクリーン(先週比-55スクリーン)
2.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.9億円となっている。
1週間の伸びは8.2千万円弱程度だろうか。
公開前に『老若男女向けの感動作品であり、病気モノではあるが、題材的にも意外と受けそうな気がする。特に、女性受けもよさそうだ』と書いたが、意外と受けなかった。
平日の伸びに期待したかったが、期待ほどは稼げなかった。

宮崎あおいが主演した主な作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「NANA」トータル40.3億円
☆06年「ただ、君を愛してる」トータル8.0億円
OP1.2→2.4→5.1→6.3
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3→17.8
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆11年「神様のカルテ」
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5億円→
☆11年「ツレがうつになりまして。」
祝3日1.9→4.0→5.9→7.1→7.9億円→
「陰日向に咲く」「ソラニン」との対比で考えると、「ツレがうつになりまして。」の興行収入は9.5~10.2億円となる。
ここまでは伸びまい。

「ツレがうつになりまして。」7.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ゴースト」8.2億円(トータル9.0億円)
☆「アウトレイジ」6.9億円(トータル7.5億円)
これらとの対比で考えると、「ツレがうつになりまして。」の興行収入は8.6~8.7億円となる。
「ツレがうつになりまして。」の興行収入は先々週まで8億円台と予想したが、8億円後半となりそうだ。
残り1億円未満の上乗せとなるだろう。
オープニング時に「ゴースト」レベルの伸びを期待して、9億円台と予想したが、そこまでは伸びそうもない。
公開前個人予想は12億円台だったので、ハズれとなりそうだ。
宮崎あおいが主演であり、年配層も動くと思ったが、どうなるだろうか。
軽めのテイストのような気がするが、ウツという題材がリアルに重過ぎるのか。


13位:「一命」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円後半(OP~2週目6億円台)
【公開規模】 365スクリーン(先週比-80スクリーン)
1.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.1億円となっている。
1週間の伸びは5.3千万円半ば程度だろうか。
いちおう控え目に予想したつもりだが、想像以上に低い動きとなっている。
時代劇のため若者は見ない、年配層は海老蔵主演、3D作品ということもあり敬遠したのか。
カンヌに出品するなど、評価は高いかもしれないが、「十三人の刺客」とはタイプが違うと思われる作品であり、460スクリーンの大規模で公開する戦略もよく分からない。

「十三人の刺客」の三池崇史監督作品。
三池崇史監督作品のうち、ヒットした映画は以下の通り。
☆04年「着信アリ」トータル15.0億円
OP2.2→05.9→09.4→11.3→13.1→13.7→14.5
☆05年「妖怪大戦争」トータル20.0億円
OP1.8→06.9→12.2→15.5→17.6
☆07年「クローズZERO」トータル25.0億円
OP4.0→10.5→15.1→18.5→21.2→22.7→23.6
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP4.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2→29.2
☆09年「クローズZERO Ⅱ」トータル30.2億円
OP5.7→13.3→18.2→22.4→26.5→27.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→07.3→祝11.2→12.7→13.9
☆11年「忍たま乱太郎」
OP0.9→02.8→04.7→06.6→08.3億円→
☆11年「一命」
OP0.9→02.6→03.6→04.1億円→
「十三人の刺客」レベルを期待したいところだったが、やはり無理だった。
「ヤッターマン」以外の作品との対比で考えると、「一命」の興行収入は5.2~5.5億円となる。
この対比を下回ることもありえる。

参考になりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「武士の家計簿」トータル14億円台見込み
先1.7→5.3→7.7→9.3→10.5→祝12.3
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8億円台
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆11年「一命」
OP0.9→2.6→3.6→4.1億円→
公開前は「最後の忠臣蔵」レベルだろうと思ったが、「桜田門外ノ変」以下のレベルとなる。
「火天の城」「桜田門外ノ変」との対比で考えると、「一命」の興行収入は5.2~5.3億円となる。
5億円突破できるかが注目となるが、微妙となりそうだ。

「一命」4.1億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ソラニン」4.1億円(トータル5.8億円)
☆「孤高のメス」4.1億円(トータル5.0億円)
☆「必死剣鳥刺し」4.2億円(トータル4.8億円)
☆「ボックス!」4.1億円(トータル4.8億円)
これらとの対比で考えると、「一命」の興行収入は4.7~5.8億円となる。
年配層を中心に平日にさすがに伸びるだろうと思っていたが、結局伸びなかった。
「一命」の興行収入は先々週まで6億円台と予想していたが、4億円後半となりそうだ。
残り1億円未満の上乗せとなるだろう。
評価は悪くはなかったが、さすがに主演のイメージが悪すぎたか。
公開前個人予想は8億円台だったので、ハズれとなる。
大ヒットはしないと思ったが、もうちょっと高いとは思った。


14位:「アンフェア the answer」(東宝・フジテレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 19.0億円
【現時点での興行収入予想】 23億円半ば(5~6週目23億、3~4週目24億、OP~2週目20~21億円)
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは22.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.4千万円弱程度か。
20億円を楽に突破している。
勢いは最初だけだろうと思ったが、思ったよりも伸びた。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7→不明→26.3
☆11年「アンフェア the answer」
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は23.7億円となる。
この対比をやや下回る程度となりそうだ。
さすがに前作は下回った。

ライバルになりそうな作品は以下のとおり。
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝21.6→21.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8→
☆11年「アンフェア the answer」
OP3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9億円→
これとの対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は23.5億円となる。
「ライアーゲーム 」辺りには負けたくないところだが、かなりの接戦となりそうだ。

「アンフェア the answer」22.9億円と同程度の8週目興行収入は以下のとおり。
<2010>
☆「相棒-劇場版Ⅱ-」30.5億円(トータル31.8億円)
☆「おとうと」18.2億円(トータル21.0億円)
「相棒-劇場版Ⅱ-」との対比で考えると、「アンフェア the answer」の興行収入は23.9億円となる。
「アンフェア the answer」の興行収入は先週まで23億円台と予想していたが、23億円半ばが落ち着きどころか。
残り5~6千万円程度の上乗せとなりそうだ。
2週目までは20~21億円、5週目まで24億円台と予想していたが、この間のレベルに落ち着いた。
高い伸びを示していたが、祝日も多かったので、その影響もあったのだろう。
公開前個人予想は19.0億円だったので、当たりとはいえそうもない。
前作からの公開期間も空いており、それほど盛り上がっているわけでもないと思ったが、現在公開中の映画のラインナップを見ると、相手に恵まれたのかもしれない。


順位不明:「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(ソニー)<8週目>
【公開前個人予想】 9.0億円
【現時点での興行収入予想】 7億円前半(2~3週目8億円台)
【公開規模】 4スクリーン(先週比-18スクリーン)
トータルでは7.2億円弱となっている。
1週間の伸びは39万円半ば程度か。
ほとんどのスクリーンで打ち切りとなったようだ。
地震の影響で、公開延期されていた作品。
アメリカでは84百万ドル稼いだ作品(製作費7千万ドル)であり、合格点の興行収入だったが、『日本で知名度のあるスターが登場するわけでもなく、アメリカで大きな話題になった作品でもなく、大ヒットもないだろう』と書いた通りとなった。

参考とした「第9地区」を超えることはできなかった。
☆10年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆11年公開「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
OP1.7→4.7→6.1→6.6→6.9→7.0→7.2→7.2
4週目までは、いい勝負をしていたが、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」には連休が多かった。もはや伸びようもない。

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の興行収入は、先々週に引き続き7億円前半と予想したい。
3週目まで8億円台と予想していたが、思ったより伸びがなかった。
公開前個人予想は9.0億円だったので、悪くはないヨミだったようだが、ちょっと高すぎたか。
エイリアンモノは意外と日本では受けるはずだと考えたが、やや期待ハズレだった。


順位不明:「ステイ・フレンズ」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】4千万円台(3~4週目3千、2週目2千、OP1千万円台)
【公開規模】 4スクリーン(先週比-2スクリーン)
トータルでは4.0千万円弱となっている。
1週間の伸びは1.3百万円半ば程度だろうか。
スクリーン数が増えた影響もあるが、意外と伸びてしまった。
この手の作品は女性受けしやすいようだ。

ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス主演作品。
ジャスティン・ティンバーレイクはミュージシャンとして有名であり、「ソーシャル・ネットワーク」に出演、ミラ・クニスは「ブラック・スワン」に主演している。
悲惨な結果になるかと思ったが、このスクリーン数ならば、この程度でもそれほど悪くない。
OP時はスクリーンが少なく1千万円台と考えて、スクリーン増加後に2週目に2千万円台、3週目に3千万円台と考えたが、4千万円台にかろうじて乗りそうだ。
DVDスルーでもよいとは思ったが、意外とヒットするものだと思わされた。

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国内映画興行収入ランキング(11月1週目その3)

3位:「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 17億円台
【現時点での興行収入予想】 19~20億円
【公開規模】 723スクリーン(先週比+2スクリーン)
2.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.1億円となっている。
1週間の伸びは6.4億円程度だろうか。
祝日などがあったため、伸びが良い。
アメリカでは大コケしたが、日本人が好みそうな作品だ。
先週書けなかったが、オープニング3日は3.7億円だったようだ。
『金曜日からのオープニング3日は3.2億円程度か』と予想したので悪くはない。

予想の際に、イメージしたのは、以下の作品。
☆10年「シャーロック・ホームズ」トータル21.6億円
金4.1→10.0→14.6→18.1→20.1→21.1
☆11年「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
金3.7→10.1億円→
「シャーロック・ホームズ」との1・2週目との対比で考えると、「三銃士」の興行収入は19.5~21.8億円となる。
「シャーロック・ホームズ」より動きがいいのは祝日の影響だろう。
20億円前後となりそうだ。

「三銃士」10.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「オーシャンズ」9.8億円(トータル25.0億円)
☆「ナイト&デイ」11.9億円(トータル23.1億円)
☆「シャーロック・ホームズ」10.0億円(トータル23.1億円)
☆「ソルト」9.3億円(トータル20.5億円)
「ナイト&デイ」との対比で考えると、「三銃士」の興行収入は19.6億円となる。
20億円前後と考えて、「三銃士」の興行収入は19~20億円と予想したい。
公開前個人予想は17億円台だったので、それほど悪くはない予想となりそうだ。
ファミリーにも対応できる老若男女向けのエンターテイメント作品であり、日本人好みで、当たりやすいといえる。


7位:「ミッション:8ミニッツ」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 273スクリーン(先週比+1スクリーン)
5.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.8億円程度だろうか。
先週書けなかったが、オープニング3日は1.1億円だったようだ。
『金曜日からのオープニング3日は1.5億円程度か』と予想したので悪くはない。
しかし、設定のユニークさによる伸びはないかもしれない。

予想の際に、イメージしたのは、以下の作品。
☆07年「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆08年「バンテージ・ポイント」トータル8.5億円
OP1.5→4.1→5.8→6.9→7.6
☆11年「ミッション:8ミニッツ」
金1.1→3.0億円→
これらとの対比で考えると、「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は5.8~6.2億円となる。
期待した伸びはなさそうだ。
この対比以下となるか。

「ミッション:8ミニッツ」3.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「恋するベーカリー」2.8億円(トータル4.8億円)
☆「アデル ファラオと~」2.8億円(トータル4.4億円)
☆「バレンタインデー」2.8億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は4.4~5.1億円となる。
多少は伸びることを期待して、「ミッション:8ミニッツ」の興行収入は5億円台と予想したい。
多少は話題になることを期待して、公開前個人予想を7億円台と予想したが、やや地味な作品でもあり、厳しかったようだ。
女性が好んで足を運ぶような映画ではない点が痛かったか。


10位:「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」(ショウゲート・NHK)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 111スクリーン
2.6千万円のオープニングを飾った。
祝日の木曜日から公開されており、トータルでは4.9千万円半ばとなっている。
スクリーン数も少なく、勝負気配はもともとない。
妥当な結果ではないか。

以下の作品の方がマシだったようだ。
☆10年「矢島美容室」トータル3.9億円
木1.1→2.7→3.2→3.6
☆11年「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」
木0.5億円→
これとの対比で考えると、「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」の興行収入は1.8億円となる。
伸びがあるとは思えず、「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」の興行収入は1億円台だろう。
なぜ映画化したのだろう。
ネタが完全に尽きているのか。

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『ミッション:8ミニッツ』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(設定がユニークな作品であり、見ておいてもよいだろう)

繰り返される8分間によって、小出し小出しにされた情報が徐々に明らかで明白なものとなっていく面白さがある。
あまりにも情報が隠されているので、主人公の大尉と観客が一体となって、不思議な体験をすることが可能であり、他の映画とは異なる大胆なつくりとなっている。
繰り返される8分間も、同じようで全く異なる仕組みとなっている点がユニークであり、飽きがくるということがなかった。
登場人物も小数であり、かつ舞台が列車、カプセル、基地の三箇所とシンプルとなっている点も独特といえる。

爆弾・犯人探しをメインにしながらも、あまり深くは掘り下げずにシンプルに留めて、女性との恋愛、父親との融和、司令官との交流を通して自身の処遇といった点に重きを置いている点も評価できる。
また、ラストの仕掛けも前向きで明るいようになっている。
全ての乗客は実際の事故で亡くなっているわけだが、ラストでは時間が止まり、誰もが笑顔で幸せな気持ちとなり、エンディングを迎えている点は誰でも心が温まるはずだ。
SFサスペンスのはずだが、人生の美しさが上手く盛り込まれていると思う。

さらに続きがあった点は驚きであり、蛇足とも感じたが、それぞれが新たな人生を手に入れるということも、前向きになれる展開であり、それほど悪くはない。
そのことよりも、もう一つの世界にも“ソースコード”が存在し、死にかけている大尉が存在しており、よくよく考えると意外と面白いかもしれない。
その“ソースコード”を使って、もう一つの世界でもさらに何かができるということにもなる。
続編が望まれるような映画ではないが、「インセプション」のような階層ができて、世界観をもっと拡張することはできそうだ。

あまりにも優秀すぎるシステムの構造についてはあまり考えない方が楽しめるだろう。
あくまでも映画であり、ご都合主義は歓迎ともいえる作品だ。
それにしても、最近の映画は、映画の中のネットによって情報が明らかになる傾向があることも時代を感じる。

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気になる映画ニュース(11月第2週目)

☆ギャラに対して利益をもたらさない俳優ランキングが発表
条件は以下のとおり。
・過去5年のうち主演作が3本以上
・いずれも500館以上で公開されたこと
・興行収入だけではなくてDVDも含む
・今年の5月1日までに公開されたもの
1位:ドリュー・バリモア(ギャラ1ドルにつき利益0.4ドル)
2位:エディ・マーフィ(2.7ドル)
3位:ウィル・フェレル(3.5ドル)
4位:リース・ウィザースプーン(3.55ドル)
5位:デンゼル・ワシントン(4.25ドル)
6位:ニコラス・ケイジ(4.4ドル)
7位:アダム・サンドラー(5.2ドル)
7位:ヴィンス・ヴォーン(5.2ドル)
9位:トム・クルーズ(6.35ドル)
10位:ニコール・キッドマン(6.7ドル)
「デイブは宇宙船」(製作費6千万ドルに対して、アメリカでの興行収入12百万ドル)
「エディ・マーフィの劇的1週間」(製作費55百万ドルに対して、アメリカでの興行収入16百万ドル)
と大コケを連発しているエディ・マーフィは当然のランクインだが、ドリュー・バリモアが1位とは意外。
対象となった作品は以下の3本とのこと。
「みんな元気」(製作費21百万ドルに対して、アメリカでの興行収入9百万ドル)
「ラッキー・ユー」(アメリカでの興行収入6百万ドル)
「遠距離恋愛 彼女の決断」(製作費32百万ドルに対して、アメリカでの興行収入18百万ドル)とのこと。
大ヒットした「そんな彼なら捨てちゃえば?」が主演ではないため外されるなど、対象となった作品が悪すぎたようだ。
「みんな元気」「ラッキー・ユー」はドリュー・バリモアのせいにするわけにはいかず、「遠距離恋愛 彼女の決断」は恋人との共演で観客から嫌がられたのだろう。
それほど稼げないとは思うが、この1位は不運すぎた。
3~9位までは単にギャラが高すぎることが要因だ。
恐らく彼らは1本2千万ドル程度はもらっているはずだ。
ニコール・キッドマンはリアルにヒット作品がない。
「インベージョン」(製作費8千万ドルに対してトータル15百万ドル)
「ライラの冒険」(製作費1億8千万ドルに対してトータル70百万ドル)
「オーストラリア」(製作費1億3千万ドルに対してトータル50百万ドル)
「Nine」(製作費8千万ドルに対してトータル20百万ドル)
利益が出ていることが不思議なほどコケている。
恐らくギャラがそれほど高くはないのだろう。


☆スティーヴン・キング原作「ローズ・マダー」が映画化
警察官の夫の暴力から逃れる主婦の逃避行が描かれているようだ。
監督、キャストは未定。
キング原作作品の映画化が進んでいる。
ベン・アフレック監督によると思われる「ザ・スタンド」
制作が難航している「ダーク・タワー」
「キャリー」のリメイク企画
「ファイアスターター」のリメイク企画
「ペット・セメタリー」のリメイク企画が動いているはずだ。
スティーヴン・キング自身も「シャイニング」の続編を執筆中らしい。
相変わらず、キング原作作品は映画化の対象となりやすい。


☆「猿の惑星」の続編制作決定
評価も高く、アメリカや日本でもヒットしたので、続編は当然の結果だろう。
ルパート・ワイアット監督は続投。
パフォーマンス・キャプチャーで演じたアンディ・サーキスも続投する。
利益も相当出たと思われるので、続編の予算は増えるのではないか。
ジェームス・フランコが出演するかどうかは未定とのこと。


☆藤原竜也主演の「はやぶさ」映画はファミリー向け3D作品
ファミリーを意識したプラネタリウム的な作品にするようだ。
竹内結子主演作は大コケしたが、ファミリー向けでなかったことは確かに大コケした要因だろう。
こちらの方の興行収入は多少マシになりそうだ。
しかし、映画の題材としては当たらないとはっきりしたので、過度な期待はしにくい。


☆TOHO料金見直しテストが終了
全国7劇場にて、一般1800→1500円、高校生1500→1000円として、レディースデイを含めてサービスを撤廃するテストを行ったところ、入場者数が5%ほど減少してしまい、テストが終了となった。
映画の鑑賞者は女性が中心であり、レディースデイを廃止してしまえば、他の劇場へ流れるのは仕方がない。
料金を一律1000円にすれば、入場者数はかなり増えるのではないか。
そのぐらい思い切った戦略を考えてもらいたい。

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国内映画興行収入ランキング(11月1週目その2)

1位:「ステキな金縛り」(東宝・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 27億円台
【現時点での興行収入予想】 40億円台(OP時38億円台)
【公開規模】 427スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは16.2億円となっている。
1週間の伸びは11.2億円程度だろうか。
強力なライバルが不在とはいえ、爆発している。
祝日の影響もあっただろうが、「ザ・マジックアワー」を超える動きをみせるとは予想できなかった。

三谷幸喜関連作品は以下の通り。
☆01年「みんなのいえ」トータル12.5億円
☆04年「笑の大学」トータル7.2億円
☆06年「THE有頂天ホテル」トータル60.8億円
OP5.7→16.6→26.4→34.8→42.1→47.3
☆08年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9
☆11年「ステキな金縛り」
OP5.0→16.2億円→
これらとの対比で考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は45.7~59.3億円となる。
祝日の影響もあると思われるが、「ザ・マジックアワー」を超えるかもしれない。

「ステキな金縛り」16.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2010>
☆「SPACE BATTLESHIP ヤマト」17.6億円(トータル41.0億円)
☆「SP野望篇」15.3億円(トータル36.3億円)
これらとの対比で考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は37.7~38.4億円となる。
この対比を超えてきそうだ。
「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円を超えると考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は40億円台と予想したい。
先週38億円台と予想したが、しばらく伸びていきそうだ。
大きく伸びるかが注目となる。
公開前個人予想は27億円台だったので、ちょっと低すぎたか。
幽霊による法廷モノというクセのある設定だったので、不安を感じていた。


4位:「映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ」(東映・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 168スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは4.8億円となっている。
1週間の伸びは2.8億円半ば程度だろうか。
現時点では、例年のシリーズどおりの推移だろうか。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4(OP1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2(OP2.2)→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1→
☆11年「スイートプリキュア♪」
OP2.0→4.8億円→
主要作品との対比で考えれば、「スイートプリキュア♪」の興行収入は9.2~10.1億円となる。
先週に引き続き、前年の「ハートキャッチプリキュア!」と同程度の9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、当たりとなりそうだ。
安定しているシリーズ作品であり、誰でも分かる結果だ。


5位:「猿の惑星 創世記」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 25~26億円(OP~3週目27~28億円)
【公開規模】 614スクリーン(先週比-110スクリーン)
6.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは22.6億円となっている。
1週間の伸びは2.0億円弱程度だろうか。
確かに知名度のある題材であり、01年公開時には45.0億円を稼いでいるシリーズではあるが、ここまでヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆09年公開「ターミネーター4」トータル33.2億円
先10.2→18.9→24.0→27.8→30.1→31.2→32.0→32.5
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7→
☆11年公開「ナルニア国物語/第3章」トータル26.8億円
金5.4→12.5→15.7→17.9→20.7→23.9→25.6
☆11年公開「猿の惑星 創世記」
金4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6億円→
これらとの対比で考えると、「猿の惑星 創世記」の興行収入は24.9~29.3億円となる。
ライバルには恵まれているが、時期的にも大きく伸びることもないと思うので、「猿の惑星 創世記」の興行収入は25~26億円と予想したい。
残り3~4億円の上乗せは可能だろう。
先々週まで27~28億円と予想していたが、やや伸びが止まったか。
公開前個人予想は14億円台だったので、大きく外した。
日本では人気のあるスターが不在であり、アクション満載の作品ではなく、ここまでヒットするとは思わなかった。
やはり知名度のある題材ということだろうか。
確かに幅広い層にも対応できそうな作品でもある。

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国内映画興行収入ランキング(11月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

☆「マネーボール」
ブラッド・ピット主演の感動作品。
ただ、野球を題材としているので、女性受けがよくなさそうだ。
ラグビーを題材とした「インビクタス/負けざる者たち」(トータル8.6億円)を超える程度か。
ボクシングを題材とした「ミリオンダラー・ベイビー」(トータル13.4億円)には届かないだろう。
アカデミー賞時期ならば興行収入アップも見込めるが、時期が微妙すぎる。
スポーツとは関係ないが、感動作品ならば「スラムドッグ$ミリオネア」(トータル13.0億円)、「グラン・トリノ」(トータル11.0億円)あたりも参考にはなりそうだ。
トータル11億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は1.9億円程度か。
「ツリー・オブ・ライフ」もイマイチな結果であり、ブラッド・ピット主演作でも爆発しないだろう。


☆「インモータルズ‐神々の戦い‐」
神話を題材としたアクション作品。
「300<スリーハンドレッド>」(トータル15.6億円)のスタッフが集結し、「タイタンの戦い」(トータル15.5億円)と同様に神話を題材としているので、トータル15億円程度のポテンシャルはありそうだが、そこまでのヒットにはならないだろう。
日本でヒットするにはキャストも弱いと思う。
これらの5割程度と考えて、トータル7億円台と予想したい。
ファミリー系ではなく、女性受けもよくなさそうであり、ヒットはしないのではないか。
「300<スリーハンドレッド>」のような衝撃もない。
金曜日からのオープニング3日間は1.5億円程度か。


☆「コンテイジョン」
豪華スターが出演しているウィルス系パニック映画。
アメリカではそこそこヒットしたが、やや地味な印象でもあり、日本では苦戦するのではないか。
スティーヴン・ソダーバーグ監督作品でもあり、それほど面白くもないだろう。
マット・デイモン主演の「アジャストメント」と同程度と考えて、トータル4億円台と予想したい。
オープニングは1.0億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(11月1週目その1)

動員2位:「カイジ2~人生奪回ゲーム~」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 16億円
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 興収20億円突破に向け好スタートを切った
【公開規模】 316スクリーン
3.5億円弱(349,677,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは3.0億円程度か』と書いたので、予想よりも高い出足となった。
前作のようなヒットはないと思ったが、原作の人気・知名度の高さは伊達ではないようだ。
目標が20億円なので20億円には到達しないだろう。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(OP3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝21.6→21.9
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」
OP3.5億円→
前作とほぼ同じ出足となっている。
これとの対比で考えると、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は21.9億円となる。
この辺りがマックス値だろう。

予想の参考とした以下の作品がやはりライバルとなるのではないか。
☆10年「TRICK劇場版3」トータル18.5億円
OP3.7→08.5→12.1→14.7→16.3→17.1→17.7→18.0
☆10年「BECK」トータル17.6億円
OP3.1→8.3→祝12.5→14.7→16.1→祝16.9→17.1
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」
OP3.5億円→
これらとの対比で考えると、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は17.5~19.9億円となる。
この辺りではないだろうか。

「カイジ2~人生奪回ゲーム~」3.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「ライアーゲーム」3.9億円(トータル23.6億円)
☆「TRICK劇場版3」3.7億円(トータル18.5億円)
☆「BECK」3.1億円(トータル17.6億円)
「ライアーゲーム」との対比で考えると、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は21.1億円となるが、そこまでは伸びないだろう。
20億円突破はないと考えたい。
マックス20億円以下、ミニマム17億円以上というところか。
ファンがオープニング時に足を運んだだけで、それほど高い伸びはないと思われるので、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」の興行収入は18億円台と予想したい。
公開前個人予想は16億円だったので、ちょっと低すぎたか。
パチンコという題材に女性にとって抵抗があると思ったが、パチンコを押さない戦略がよかったかもしれない。


動員6位:「パラノーマル・アクティビティ3」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 152スクリーン
6.1千万円弱(60,779,200円)のオープニングを飾った。
映画の日の1日の火曜日から公開されており、前夜祭込みの7日間で1.4億円半ば(146,622,400円)となっている。
日本ではそろそろ飽きられてきている頃かと思ったが、意外とまだまだいけるようだ。
ホラー作品は若者を中心に需要があるようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル4億円見込み
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章TOKYO NIGHT」トータル2億円見込み
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
(参考)☆10年「SAW ザ・ファイナル 3D」トータル3.6億円
OP0.7→1.9→2.5→3.0→3.3
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」
火1.5(OP0.6)億円→
不規則な公開なので読みにくいが、「パラノーマル・アクティビティ2」と同程度ではないか。
「パラノーマル・アクティビティ3」の興行収入は4億円台と予想したい。
スクリーン数も多くなく、前作からも大きく落ち込んでいないので、問題はなさそうだ。


動員7位:「1911」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 420スクリーン
5.2千万円(52,111,900円)のオープニングを飾った。
ジャッキー・チェン主演100本目のメモリアル作品ではあるが、やや堅めの歴史モノ作品であり、ヒットしにくいであろう。
東映の戦略はもともと理解できないが、この規模で公開するのは、本当に理解に苦しむ。

今年公開された「シャンハイ」よりも低い。
☆11年「シャンハイ」
OP1.0→2.9→3.9
☆11年「1911」
OP0.5億円→
「シャンハイ」の半分程度か。
2~3億円程度となりそうだ。
ヒットを見込めないので、「1911」の興行収入は2億円台と予想したい。

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全米映画興行収入(11月第1週目)

1位は2週連続の「長靴をはいたネコ」。
トータルでは76百万ドルとなっている。
「シュレック」のスピンオフのアニメ作品。
公開前に『「長靴をはいたネコ」はヒットするだろうが、「シュレック」レベルではないだろう。普通のドリームワークスレベルか』と書いたとおりとなるか。
「シュレック」以下とは思ったが、普通のドリームワークス以下とは思わなかった。

パラマウント(ドリームワークス)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆11年「長靴をはいたネコ」
OP34→076百万ドル→
2週連続の1位だったが、他の作品と比べると、あまり高くないようだ。
オープニングがハロウィンという時期が悪いのか、それとも飽きられているのだろうか。
これらとの対比で考えると「長靴をはいたネコ」の興行収入は117~155百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だったが、評価は良い程度にあがっている。
それでもそれほど高い伸びはないだろうが、さすがに伸びてきそうだ。
「長靴をはいたネコ」の興行収入は先週1億1~2千万ドル程度と考えたが、1億4千万ドル台まで伸びそうだ。
しかし、この程度では、もうこのシリーズも終わりだろうか。


2位となったのは新作の「Tower Heist」。
25.1百万ドルのオープニングを飾った。
「ラッシュアワー」シリーズ、「X-MEN」のブレット・ラトナー監督作品。
ベン・スティラー、エディ・マーフィ主演の犯罪コメディ。
ケイシー・アフレック、マシュー・ブロデリックなども出演している。

「ナイトミュージアム」、「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズなど以外のベン・スティラー主演作は以下の通り。
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
OP28→052→067→077→082→085→086
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→084→098→105→109→111
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル
OP14→026→032→035→036→036
☆08年「トロピック・サンダー」トータル111百万ドル
先37(OP26)→066→084→097→103→107→109
☆11年「Tower Heist」
OP25百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
1億ドル突破は厳しく、「スタスキー&ハッチ」を超える程度か。
「Tower Heist」の興行収入は9千万ドル台と予想したい。
大コケ作品を連発したエディ・マーフィもそれほど戦力にはならないので、この程度でも十分だろう。


3位となったのは新作の「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」。
13.1百万ドルのオープニングを飾った。
日本では全く馴染みがないが、「Harold & Kumar」というシリーズ作品。
☆04年「Harold & Kumar Go to White Castle」トータル18百万ドル
OP05→12→16→17→18
☆08年「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」トータル38百万ドル
OP15→25→31→34→36
☆11年「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」
OP13百万ドル→
公開前に『(「Tower Heist」と)どちらも食い合いそうであり、いつもよりは低い出足となるかもしれない』と書いたとおりとなりそうだ。
オープニングは前作よりもやや低かったが、トータルでは超える可能性はある。
「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」は4千万ドル台と予想したい。
コケていないので、問題は全くなさそうであり、次回も制作されるのではないか。


4位は3週目の「パラノーマル・アクティビティ3」。
トータルでは95百万ドルとなっている。
ハロウィンシーズン向けのホラー作品。
公開前に『「SAW」シリーズに代わり、新たなハロウィンシーズンの代名詞となる「パラノーマル・アクティビティ」は爆発するのだろうか』と書いたが、ここまで爆発するとは思わなかった。
制作費はたったの5百万ドルであり、オープニングだけで10倍以上、トータルでは20倍近くを稼いでいる。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」
OP53→81→95百万ドル→
これらよりも出足が良い。
「2」との対比で考えると、「3」の興行収入は104百万ドルとなる。
とりあえずは「1」を超えることが目標となるが、1億ドルに乗るかどうかというところではないか。
「パラノーマル・アクティビティ3」の興行収入は1億ドル台と予想したい。
「1」を超えるのは微妙となりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度であるので、多少の伸びはあるだろう。

過去の「SAW」シリーズは以下の通り
☆04年「Ⅰ」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆05年「Ⅱ」トータル87百万ドル
OP32→60→74→80→84
☆06年「Ⅲ」トータル80百万ドル
OP34→59→70→75→78
☆07年「Ⅳ」トータル63百万ドル
OP32→50→58→62→63
☆08年「Ⅴ」トータル57百万ドル
OP30→45→52→55→56
☆09年「Ⅵ」トータル28百万ドル
OP14→23→26→27→28
☆10年「Ⅶ」トータル46百万ドル
先24→38→44→45→46
ハロウィンシリーズの代名詞「SAW」シリーズよりも優秀なシリーズといえる。


5位は2週目の「In Time」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督のSFサスペンス。
ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライドが主演している。
公開前に『「In Time」はボチボチの成績か』と書いたとおりとなりそうだ。

ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ステイ・フレンズ」トータル56百万ドル
OP19→38→49→53→55
☆10年「ジュリエットからの手紙」トータル53百万ドル
OP14→27→37→43→47
☆11年「赤ずきん」トータル38百万ドル
OP14→26→32→36→37
☆11年「In Time」
OP12→24百万ドル→
これら以下の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「In Time」の興行収入は35~47百万ドルとなる。

以下の作品と同程度は稼ぎたかったのではないか。
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49
☆11年「In Time」
OP12→24百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはなさそうだ。
「In Time」の興行収入は先週3千万ドル台と予想したが、4千万ドル台には乗りそうだ。
「ガタカ」のような傑作サスペンスではないのだろうか。


6位は4週目の「Footloose」。
トータルでは45百万ドルとなっている。
製作費24百万ドルは楽に回収している。
公開前に『コケるかな』と思ったが、それなりに稼いでいる。
監督は05年「ハッスル&フロウ」(トータル22百万ドル)のクレイグ・ブリュワー。
若手俳優のほかに、デニス・クエイドが出演している。
ダンス作品の84年「フットルース」(トータル80百万ドル)のリメイク。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ハッスル&フロウ」トータル22百万ドル
OP08→15→19→21
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆07年「Stomp the Yard」トータル61百万ドル
OP22→41→51→56→59
☆08年「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」トータル58百万ドル
先26(OP19)→41→49→53→55
☆10年「ステップ・アップ3D」トータル42百万ドル
OP16→30→37→40→41
☆11年「Footloose」
OP16→30→39→45百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Footloose」の興行収入は47~47百万ドルとなる。
評価は普通程度なので、「Footloose」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ビッグヒットにはならないが、ダンス映画はそれなりに需要があるようだ。


7位は5週目の「リアル・スティール」。
トータルでは79百万ドルとなっている。
監督は実績豊富なショーン・レヴィー。
ヒュー・ジャックマン主演のアクションドラマ。
ロボットのボクシングを題材とした親子モノの作品。
公開前に『「リアル・スティール」はそれなりに稼ぎそうだが、大ヒットはしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

監督実績の高いショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081
☆11年「リアル・スティール」
OP27→052→067→074→079百万ドル→
ここ数年は悪くても8千万ドルとなっており、ヒット作品を連発している。
これらとの対比で考えると、「リアル・スティール」の興行収入は86~97百万ドルとなる。
「デート&ナイト」には負けまいと思ったが、勢いがなくなり負けつつある。
1億ドル突破は厳しそうだ。
「リアル・スティール」の興行収入は、3週目まで1億ドル台と予想していたが、先週に引き続き9千万ドル台と予想したい。
ファミリーモノなので、多少は伸びるだろう。
親子の関係を描き、さらに感動スポーツモノを描いているので、評価はもちろんかなり高い。


8位は2週目の「The Rum Diary」。
トータルでは10百万ドルとなっている。
製作費は45百万ドルとなっており、かなりの赤字となりそうだ。
ジョニー・デップ主演の冒険モノ。
公開前に『「The Rum Diary」は内容が分からないので読めないが、スクリーン数が多くないのでビッグヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなるが、予想以上にかなり低い動きとなっている。
98年「ラスベガスをやっつけろ」と同じ原作者とのこと。

「ラスベガスをやっつけろ」の興行収入は以下のとおり。
☆98年「ラスベガスをやっつけろ」トータル11百万ドル
OP03→07
☆11年「The Rum Diary」
OP05→10百万ドル→
この程度なので、この結果も仕方ないのかもしれない。
評価はそれほど悪くはない程度なので、「The Rum Diary」の興行収入は2千万ドル台だろうか。
ジョニー・デップの趣味的な作品なのだろう。


9位は4週目の「The Ides of March」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
ジョージ・クルーニー監督・共同脚本・主演・プロデュースのサスペンス。
ライアン・ゴズリングも主演している。
政治モノらしい。
公開前に『「The Ides of March」はジョージ・クルーニー主演作と同程度に稼ぎそうだ』となりそうだと書いたが、そのとおりとなりそうだ。

イメージしていたジョージ・クルーニー主演作の興行収入は以下の通り。
☆07年「フィクサー」トータル49百万ドル
2週目拡大11→22→29→29
☆10年「ラスト・ターゲット」トータル36百万ドル
先16(OP13)→28→33→35
☆11年「The Ides of March」
OP10→22→29→34→37百万ドル→
『これらをやや下回りそうだ』と書いていたが、いつのまにか「ラスト・ターゲット」を超えた。

ジョージ・クルーニー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆02年「コンフェッション」トータル16百万ドル
☆05年「グッドナイト&グッドラック」トータル32百万ドル
☆08年「かけひきは、恋のはじまり」トータル31百万ドル
OP13→22→27→29→30→31
☆11年「The Ides of March」
OP10→22→29→34→37百万ドル→
評価はかなり高いので、もうちょっと粘りそうだ。
「The Ides of March」の興行収入は、先週まで3千万ドル台と予想していたが、4千万ドル台に上方修正したい。
3千万ドルの壁をちょっと突破したか。


10位は7週目の「マネーボール」。
トータルでは70百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルは楽に回収している。
公開前に『「Moneyball」はかなりヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、05年「カポーティ」(トータル29百万ドル)のベネット・ミラー。
ブラッド・ピット主演のスポーツドラマ。
大リーグの実在のゼネラルマネージャーを描いた作品。
アカデミー賞にも絡んでくるのではないかといわれている。

スポーツドラマやアカデミー賞で話題となった作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆10年「ファイター」トータル94百万ドル
拡大後13→27→46→58→66→73→78
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85→88
☆11年「マネーボール」
OP20→38→49→58→64→67→70百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マネーボール」の興行収入は77~84百万ドルとなる。
評価がメチャクチャ高いので、2週目まで1億ドル台と予想していたが、思ったよりも伸びてこなかった。
「マネーボール」の興行収入は、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
7千万ドル台の可能性もあるが、賞レースが始まれば、粘るだろう。
果たして、アカデミー賞の本命にはなるのだろうか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆神話を題材としたファンタジードラマ「インモータルズ」
☆アダム・サンドラー主演のコメディ「Jack and Jill」
「Jack and Jill」はいつも通りのヒットとなりそうだ。
「インモータルズ」は「300」「タイタンの戦い」のようなビッグヒットにはならないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(11月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「カイジ2~人生奪回ゲーム~」(東宝)
前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3(OP3.6)→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝21.6→21.9
知名度の高さから、前作は大ヒットしたが、クセのある作品であり、それほどヒットする題材でもない。
有名な限定ジャンケンが終わり、パチンコの“沼”が舞台となる本作は、女性受けする気がしない。
前作を超えることはないだろう。
「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」トータル18.6億円、「BECK」トータル17.6億円辺りを下回る程度と考えて、16億円と予想したい。
前作の7割程度というところか。
オープニングは3.0億円程度か。

「パラノーマル・アクティビティ3」、「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」、「1911」もランクインの可能性はあるが、どれもヒットはしないだろう。

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『ステキな金縛り』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(今だから見る作品)

「ザ・マジックアワー」のようなドタバタはあまり好みではなかったが、本作には笑いと感動が詰まっており、心が温まり、素直に面白いと思った。

鑑賞前には、幽霊に証言させるというネタだけでどうやって盛り上げていくのだろうかという不安があったが、そのようなことは杞憂だった。
三谷作品らしいクセのあるキャラクターが多数登場してくる(市村扮する阿倍つくつくがややハズしているが)ので、飽きることはない(多少は間延びしているところはある)。
キャラクターだけではなくて、幽霊が見える者と見えない者というギャップを上手く笑いに転じている。
幽霊とはあまり関係ないが阿部寛の法廷でのタップダンスや、中井貴一が幽霊に対して本気で尋問したり、落ち武者タイプのタクシードライバーといった、ミスマッチ感も良い効果を生んでいる。

多数の有名俳優に出演させるための無意味なシーンも多いが、お祭りのようなものであり、これも三谷作品の面白さの一つと割り切れる。
無意味さを嘆くよりも、豪華さを素直に楽しみたいところ。
個人的には、笑えるという点も良かったが、生きている者と亡くなった者の垣根を無くして、家族や友人がいつまでも我々を見守っているという温かいメッセージも評価したい。
人の死と向き合いながらも、笑って前を向こうという、今の日本に対しての三谷からのメッセージだと感じた。

サスペンス要素としてはかなり薄く、真犯人は誰であるかといった謎解き要素は冒頭から完全に放棄している。
観客に対して謎解きや犯人探しよりも笑いを楽しんで欲しいという監督の狙いかもしれないが、「古畑任三郎」などで培ったノウハウもあると思うので、犯人の追い込み方に関しても、もうちょっと練り込んで欲しかったところだ。

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『ゴーストライター』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(サスペンスがかなり好きな人向け、素人には重いかも)

良質なサスペンス作品。
サスペンス色だけではなくて、政治色も強く、濃厚な時間を堪能できる。
時勢を取り入れており、完全なフィクションの中にリアルさが加わっている点も評価したい。
先が見えそうで見えない展開、深いのか浅いのかよく分からない謎など、ロマン・ポランスキーの見せ方は流石だ。
外相やネット検索によって、ある程度の謎を明らかにしておいて、さらにもう一転させているところも面白い。
それぞれがこだわる原稿の冒頭部分というキーワードもラストに活きている。
これだけではなくて、各種の伏線が上手く活かされている。

ラストのマクレガーの行動はやや腑に落ちないところはあるが、あのような落としどころは映画としては悪くはない。
全ての行動に理がかなっている必要はなく、映画としてネタを明かすことが必要である。
また、あのような形であっさりと退場させることで、不気味さや闇の深さなども観客に味あわせることができる。
何もかも曖昧なままで終わらせる効果があり、映画のラストとしては悪くないと思う。

本作を鑑賞した、それぞれの者がこの陰謀の真相を考えることができる作品でもある。
息子が死んだと主張していた軍人も自らの信念による行動と思われるが、CIAによってラングのせいだと情報操作したと考えれば面白いだろう。
CIAにとって不都合になったラングを自分の手を汚すことなく始末したとも読める。
この世界には、真実も情報も信念も立場(首相や妻など)も何もかも確実なものではなくて、何もかも“ゴースト”のようなものと言いたいのだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(10月5週目その1)

動員1位:「ステキな金縛り」(東宝・フジテレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 27億円台
【現時点での興行収入予想】 38億円台
【公開規模】 427スクリーン
5.0億円(503,342,450円)のオープニングを飾った。
公開前に『オープニングは3.5億円程度か』と書いたので、予想を超えている。
「ザ・マジックアワー」の方が盛り上がりを感じたので、これを下回ると考えたが、だいたい同じようなオープニングとなった。

三谷幸喜関連作品は以下の通り。
☆01年「みんなのいえ」トータル12.5億円
☆04年「笑の大学」トータル7.2億円
☆06年「THE有頂天ホテル」トータル60.8億円
OP5.7→16.6→26.4→34.8→42.1→47.3
☆08年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9
☆11年「ステキな金縛り」
OP5.0億円→
これらとの対比で考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は38.4~53.3億円となる。
「ザ・マジックアワー」と同程度となりそうだ。

「ステキな金縛り」5.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2010>
☆「のだめカンタービレ後編」5.6億円(トータル37.2億円)
☆「SP野望篇」5.3億円(トータル36.3億円)
これらとの対比で考えると、「ステキな金縛り」の興行収入は33.2~34.2億円となる。
この対比を超えてきそうだ。
「ザ・マジックアワー」をやや下回ると考えると、39億円以下、34億円以上か。
「ステキな金縛り」の興行収入は38億円台と予想したい。
公開前個人予想は27億円台だったので、ちょっと低すぎたか。
幽霊による法廷モノというクセのある設定だったので、不安を感じていた。


動員3位:「映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 168スクリーン
2.0億円弱(197,418,400円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.8億円程度か』と書いたので、だいたい予想どおりとなっているが、例年の数字をみれば分かることだろう。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4(OP1.4)→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2(OP2.2)→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1→
☆11年「スイートプリキュア♪」
OP2.0億円→
主要作品との対比で考えれば、「スイートプリキュア♪」の興行収入は7.8~10.5億円となる。
前年の「ハートキャッチプリキュア!」と同程度の9億円台となりそうだ。
公開前個人予想は8億円台だったので、当たりとなりそうだ。
公開前に『あまり盛り上がりを感じない』と書いたが、このシリーズのことを1秒も見たことがないので、盛り上がりがあるかどうかは知る由もなかった。

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