ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(ファン以外は見る必要なし)

脚本的にはそれほど悪くはない作品だ。
ガッツの苦悩→ガッツとキャスカとの関係の深まり→グリフィスの夢に対する非情さ→ガッツの答え→ガッツとグリフィスの別れ→グリフィスの暴走という流れなので、申し分はない。
しかし、作品的には、前作よりもヌルい仕上がりであり、終盤以外ははっきり言って、テレビアニメレベルの仕上がりとなっている。
監督の問題なのか、製作費の問題なのか、製作期間の問題なのか分からないが、終盤以外はほとんど興奮しない。
100人斬りもドルドレイ攻略も、斬る斬られるといった雑なストーリーを単に流しているだけであり、中身がなく、気持ちがあまりこもっていない。

ただ、ガッツとグリフィスが向かい合うラストの展開だけはやはり盛り上がる。
今まで地面の石を蹴り飛ばして遊んでいたグリフィスの前に、蹴れない石にあったばかりではなく、その石につまずかされるという、初めての挫折、初めての屈辱を経験し、そのどうしようもない苛立ち・怒りを解放するための行動が悲劇を招くという展開には、グリフィスという男の心情・弱さ、グリフィスというはてしなく大きいと思われた器の小ささすら感じられる。
その弱さゆえに、“蝕”へと繋がっていくのだろう。

目的もなく生き残るためだけに剣を振っていたガッツにとっても、“友”と思っていた者が自己の夢のためにはるかかなたの世界にいることを知り、なんのために剣を振るのか、なんのために生きるのかという問いの答えを導き出そうと自問自答する姿が描かれている点は評価したいところ。
“答え”は見えないが、何かを決意した男の生き様の強さが感じられる。
グリフィスとは、逆にそれほど大きくないと思われた、ガッツの器の深さを感じられる。
キャスカ同様に、器の大きいグリフィスと器の深いガッツの間で揺れる気持ちは共感できよう。

ただ漫然と朝起きて目的もなく会社に向って、自分のやりたいことではないことをやりながら、夢もなく生きている我々と、自分自身の存在に苦悩するガッツがだぶってみえてくる。
したがって、脚本的には良い線は突いていると思われるが、画像として上手く表現はできていない。
本作において光っているのはラストの10分程度といえるだろう。
もうちょっと時間を掛けて仕上がれば、傑作になっていただけに勿体無い。

ラストの展開だけはよかったので、点数はちょっと甘めとしたい。
次作についても付き合う予定だが、結論を知っているだけに、あまり期待はしにくいかもしれない。
グリフィスの絶望を上手く描いて欲しいものだ。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(6月4週目その3)

4位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<9週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】58億円台(6~8週目55~56億円、5週目52~53億円、4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 320スクリーン(先週比+3スクリーン)
8.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは54.3億円となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
この期に及んで、スクリーン数が増えている。
既に50億円を突破している。
邦画の実写作品としては2年ぶりとなる快挙だ。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP4.3→2週目17.9→3週目7.4→4週目7.0→5週目5.3→6週目4.5→7週目3.2→8週目2.8→9週目1.9億円となっている。
2週目のGWで荒稼ぎした後も、大きく落ちずに緩やかな下降となっている。

オープニング時の配給会社の期待を楽に超える大ヒットとなっている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

ゴールデンウィーク作品なので、ゴールデンウィーク作品と比較したい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5→113.8
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→30.0→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3億円→
これとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は56.3億円となる。
この対比を超えそうだ。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
5週目54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
5週目67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6
☆12年「テルマエ・ロマエ」
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3億円→
これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は56.2~57.9億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は4週目に46~47億円、5週目に52~53億円、6~8週目に55~56億円と予想したが、伸びが全く止まらない。
そろそろ止まるだろうと思ったが、この勢いはまだまだ続きそうなので、58億円台と上方修正したい。
現在公開中の他の作品が弱いということもありそうだ。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が50億円を超えると誰が予想できようか。
サプライズヒットするタイプでもなく、今でも信じられない。


6位:「ファイナル・ジャッジメント」(日活)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6~7億円
【公開規模】 192スクリーン(先週比-9スクリーン)
4.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.8億円となっている。
1週間の伸びは9.2千万円程度だろうか。
平日にはあまり稼げていない。

関係作品の興行収入は以下のとおり。
☆94年「ノストラダムス戦慄の啓示」不明
☆97年「ヘルメス 愛は風の如く」トータル7.4億円
☆00年「太陽の法 エル・カンターレへの道」トータル14.6億円
☆03年「黄金の法 エル・カンターレの歴史観」トータル17.0億円
☆06年「永遠の法 エル・カンターレの世界観」トータル12.5億円
OP0.9→2.3→3.8→5.0
☆09年「仏陀再誕」トータル8.6億円
OP1.6→3.3→4.7→5.9→8.4
☆12年「ファイナル・ジャッジメント」
OP1.2→2.8→3.9→4.8億円→
これらはアニメ作品だが、本作は実写作品のようだ。
「仏陀再誕」との対比で考えると、「ファイナル・ジャッジメント」の興行収入は7.0億円となる。
どう伸びるのかよく分からなく、考えても仕方ないので、とりあえず「ファイナル・ジャッジメント」の興行収入は先々週に引き続き6~7億円と予想したい。
いったいどのような映画なのだろうか。
他者に迷惑を掛けなければ、いかなる宗教を信じようとも自由だと思っている。


7位:「ダーク・シャドウ」(ワーナー)<6週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 22億円台(OP~3週目19億円台)
【公開規模】 494スクリーン(先週比-47スクリーン)
3.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは20.5億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円弱程度だろうか。
20億円を突破している。
公開前に作風的に微妙であり、大ヒットはしないと感じたが、やはりジョニー・デップの人気は磐石のようだ。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆05年公開「コープスブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」
OP4.0→10.3→14.9→17.7→19.5→20.5億円→
ダーク作品の「スウィーニー・トッド」と同じような出足なので、驚くほどではないが、公開前は「ツーリスト」は下回ると思っていた。
主要作品との対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は21.7~24.0億円となる。
ファミリー向け作品ではなく、伸びがありそうな作品ではないので、伸びても22億円程度となるのではないか。

「ダーク・シャドウ」20.5億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ナルニア国物語」23.9億円(トータル26.9億円)
☆「猿の惑星」23.3億円(トータル24.2億円)
☆「ブラック・スワン」21.1億円(トータル23.9億円)
☆「三銃士」18.7億円(トータル19.5億円)
これらとの対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は21.3~23.2億円となる。

作風的に微妙というファーストインプレッションを信じて、3週目まで低めの19億円台と予想してきたが、やはりデータどおり伸びてきた。
「ダーク・シャドウ」の興行収入は先々週に引き続き22億円台と予想したい。
イメージに頼るのもよくないようだ。
公開前個人予想は14億円台だったので、あまりにも低すぎたか。
16億円くらいにしようかとも思ったが、もっと低めに予想したくなったことが仇となった。
ジョニー・デップの人気はやはり高く、20億円程度を稼げれば十分な大ヒットといえるのではないか。
アメリカでは苦戦している作品である。


9位:「図書館戦争 革命のつばさ」(角川)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円後半
【公開規模】 30スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは8.9千万円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.0千万円半ば程度だろうか。
このスクリーンにしては優秀だが、小スクリーンのアニメ作品の成績はほとんど同じだ。

今年公開されたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」(93スクリーン)
OP0.5→1.0
☆12年「ストライクウィッチーズ」(18スクリーン)
OP0.4→1.0→不明→1.6
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(24スクリーン)
OP0.3→0.7
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9億円→
これらと同程度となりそうだ。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9億円→
これらとの対比で考えると、「図書館戦争 革命のつばさ」の興行収入は2.4~2.6億円となる。
人気の具合がよく分からないが、かなり伸びそうだ。
「図書館戦争 革命のつばさ」の興行収入は先週に引き続き2億円後半と予想したい。
3億円に届くかどうかが注目となる。
アニメ作品は、小スクリーンながら、しっかりと稼いでくれる。


10位:「ガール」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円半ば(2~3週目7億円台、OP時6億円台)
【公開規模】 286スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.6億円となっている。
1週間の伸びは9.2千万円半ば程度だろうか。
レディースデイでの動員のためか、意外と伸びたようだ。

以下の作品と似たようなオープニングを飾っていた。
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆10年「ダーリンは外国人」トータル7.0億円
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6
☆12年「ガール」
OP1.2→3.9→5.7→6.9→7.6億円→
これらと同じオープニングなので、それほど悪くはない。
これらとの対比で考えると、「ガール」の興行収入は8.3~8.4億円となる。
この辺りの伸びが標準クラスか。

「ガール」7.6億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ロック わんこの島」7.4億円(トータル8.6億円)
☆「漫才ギャング」7.4億円(トータル8.4億円)
☆「DOG×POLICE 純白の絆」7.0億円(トータル7.6億円)
これらとの対比で考えると、「ガール」の興行収入は8.3~8.8億円となる。
全く伸びないと思ったが、さすがに女性客を取り込んだようだ。
「ガール」の興行収入はオープニング時に6億円台、2~3週目に7億円台と予想したが、8億円半ばまでは伸びそうだ。
公開前個人予想は5億円台だったので、やや微妙な結果となりそうだ。
ヒットともコケたとも言えない結果になりそうだが、この程度を稼げれば十分かもしれない。

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気になる映画ニュース(6月第5週目)

☆三谷幸喜監督の最新作は時代劇「清須会議」
2013年秋公開予定となっている。
織田信長の後継者を選ぶ清洲会議を題材にした作品であり、後継者の決定があっちにいったり、こっちにいったりするであろう三谷らしい作品になりそうだ。
年配層の動員も期待できそうであり、今回も大ヒット間違いないだろう。


☆『ジム・キャリーはMr.ダマー』の続編企画が消滅
ファレリー監督兄弟が再び監督を行い、スケジュールも詰まっていたが、制作を手がけるニューライン・シネマとワーナーが本企画で対立し、ジム・キャリーがやる気を失い、降板し企画そのものが消滅したようだ。
ジム・キャリーもファレリー監督とタッグを組み、復活の機会でもあったが、自ら見送ったようだ。
1994年の作品であり、続編を製作する価値があるのかスタジオが悩むのは当然だろう。
ジム・キャリーとしても、昔のようなキレのある演技ができるかという問題もあったかもしれない。


☆「相棒」シリーズがスピンオフ化
1話も見たことがないので、よく分からないが、レギュラー刑事役の川原和久と新キャラクターの田中圭が主演を務め、2013年春に公開予定。
この二人の事件モノドラマならばほとんど稼げそうもないが、「相棒」という看板があれば、看板料だけでそれなりに稼ぐことができる。
既にスピンオフ作品があまり稼げてはいないが、それでもそれなりには稼げるので、ビジネスとしてはそれほど悪くはない。
事件モノなので、ストーリーは作りやすいだろう。

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国内映画興行収入ランキング(6月4週目その2)

1位:「スノーホワイト」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 興収20億円へ向け好調な滑り出しをみせた
【公開規模】 571スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.0億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.5億円となっている。
1週間の伸びは4.8億円弱程度だろうか。
この手のファミリー向けの作品は強い。
強いが、思ったよりも伸びていない気がする。
公開前に『幅広い観客向けであり、ヒットしやすいタイプといえる』と書いたとおりとなりそうだが、どうなるだろうか。
白雪姫を題材とした映画。
クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロンなどが出演している。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」
金3.7→08.5億円→
「三銃士」「ガリバー」との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は16.4~22.5億円となる。
20億円突破が目標となるが、「スパイダーマン」などの公開もあり、恐らく厳しいだろう。

「スノーホワイト」8.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ブラック・スワン」9.7億円(トータル23.9億円)
☆「SUPER8」9.2億円(トータル17.2億円)
☆「ワイルド・スピード」8.7億円(トータル14.4億円)
「ブラック・スワン」以外の作品との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は14.1~15.9億円となる。
この対比は超えるだろう。
マックス19億円台、ミニマム15億円台となるだろうか。
16億円程度の伸びかもしれないが、「スノーホワイト」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想して様子を見たい。
「スパイダーマン」の先行の影響でもあったのだろうか。
公開前個人予想は18億円台だったので、今のところは当たりそうだ。
ファミリー向けというよりも、幅広い層向けなので、平日にも伸びるだろう。


3位:「映画 ホタルノヒカリ」(東宝・日本テレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 316スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは11.9億円となっている。
1週間の伸びは3.5億円程度だろうか。
10億円を楽に突破した。
伸びも悪くはなく、レディースデイに稼いだか。
やはりドラマの映画化は稼げるようだ。

綾瀬はるか、藤木直人主演のドラマの映画化。
平均視聴率は07年7月クール13.6%、10年7月クール15.4%となっており、比較的高い。
『映画化向きの題材とは思えないが、ドラマの知名度も高く、レディースデイを中心に女性を取り込むと思われるので、コケることはないだろう。コメディ系作品は受けが良いというメリットもある』と書いたとおりとなりそうだ。

綾瀬はるかが出演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9億円→
「プリンセス トヨトミ」と同程度のオープニングとなっていたが、こちらの方が伸びは良い。
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は18.0~18.4億円となる。
レディースデイの動員やデートムービーに使えそうなので、この対比を超えるだろう。

同じくドラマの映画化であり、海外ロケをした「のだめカンタービレ」の平均視聴率が18.8%となっており、興行収入は前編41.0億円、後編37.2億円となっている。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9億円→
後編との対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は20.7億円となる。
これを超えない程度だろう。

「映画 ホタルノヒカリ」11.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「神様のカルテ」11.8億円(トータル18.9億円)
☆「カイジ2」11.1億円(トータル16.1億円)
☆「太平洋の奇跡」11.3億円(トータル15.7億円)
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は16.5~19.1億円となる。
マックス20億円、ミニマム16億円というところか。
ある程度の伸びは続きそうなので、18~19億円が落ち着きどころか。
「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、やや低すぎたか。
評価が低そうなので、それを踏まえてしまった。


3位:「メン・イン・ブラック3」(東宝東和)<5週目>
【公開前個人予想】 15~16億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP~3週目34~35億円)
【公開規模】 844スクリーン(先週比-35スクリーン)
1.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは28.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.1億円弱程度だろうか。
公開前は『10年以上前のシリーズ作品であり、熱望されていたとは思えない。ウィル・スミスの人気もピーク時からは落ちているはず。時期的にも日本ではヒットしにくい』と考えたが、ウィル・スミスにも本シリーズにも、この程度は稼げるだけのチカラはあるようだ。
「テルマエ・ロマエ」など、コメディタッチの気軽に観られる作品は受けいられ易いのかもしれない。
洋画作品では今年ナンバーワンの動きとなっている。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」配給収入35.0億円
☆02年「メン・イン・ブラック2」トータル40.0億円
興行収入は配給収入の倍程度となる。
恐ろしくヒットしているので、今回もヒットしたようだ。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
☆97年「インディペンデンス・デイ」配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
☆03年「バッド・ボーイズ2バッド」トータル20.0億円
☆04年「アイ,ロボット」トータル37.5億円
先7.3→17.0→23.3→28.7→31.6→33.6→34.8
☆05年「最後の恋のはじめ方」 10億円未満
☆07年「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1→26.1
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.0億円
金7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆08年「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→04.6→06.4→07.4→07.7
☆10年公開「ベスト・キッド」トータル15.2億円(参考)
先2.9→07.3→10.0→12.2→13.3
☆12年公開「メン・イン・ブラック3」
金7.0→16.1→22.2→26.6→28.6億円→
アクション映画ならば30億円を超えるヒットを叩きだすスター。
2週目まで「アイ・アム・レジェンド」と同程度の動きとなっていた。
現在は「ハンコック」と並んでいる。
主要作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は30.9~33.9億円となる。
「ハンコック」を超えることはないと思ったが、同程度は稼ぎそうだ。
30億円台には乗せたいところだろう。

「メン・イン・ブラック3」28.6億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「トランスフォーマー」37.5億円(トータル42.5億円)
☆「ナルニア国物語」20.7億円(トータル26.9億円)
☆「猿の惑星」22.6億円(トータル24.2億円)
「ナルニア国物語」以外の作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は30.6~32.4億円となる。
もはや高い伸びはないと思われるが、少しは粘るだろう。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週に引き続き31億円台と予想したい。
3週目まで34~35億円と予想していたが、高い伸びではなかったようだ。
公開前個人予想は15~16億円だったので、倍以上となる。
オワコンだと思っていたが、そんなことは全くなかったようだ。
ウィル・スミスの人気、本シリーズはまだまだイケル。
気軽に見られるコメディ系作品については高めに予想した方がよさそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(6月5週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「アメイジング・スパイダーマン」(ソニー)
土日に先行公開されていたが、具体的な数字は不明。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆04年「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3
日本では稼ぎにくいアメコミ作品でありながら、物凄い高い興行収入となっている。
ただ、リブートしてしまい、キャストを一新し、過去のシリーズとは分断される。
新しいキャストは日本人には知名度は低く、また、本作そのものに対しても盛り上がりが高まっているとも思えない。
前作よりも、かなり下がるのではないだろうか。
去年の年末に公開された「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」トータル53~54億円見込みを超えないと考えたい。
ただ、去年公開された「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円は超えるだろう。
50億円前後の興行収入となるのではないか。
知名度のあるシリーズなので50億円台には乗せると考えて、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は51億円台と予想したい。
先行を除くオープニングは7.5億円程度か。


◎「臨場 劇場版」(東映・テレビ朝日)
横山秀夫原作のテレビ朝日で放送されていた内野聖陽主演の事件モノドラマ。
シリーズの平均視聴率は09年4月クール14.5%、10年4月クール17.6%とかなり良い。
若年層は動きそうもないが、年配層が動きそうであり、それなりに稼ぐのではないか。
「相棒」の半分程度を稼げれば、15~20億円となる。
横山秀夫原作作品は、04年「半落ち」トータル19.0億円、08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円となっており、興行収入実績も高いことを評価して、今年公開された「麒麟の翼」と同程度の16億円台と予想したい。
オープニングは2.2億円程度だろうか。


◎「ラム・ダイアリー」(ショウゲート)
ジョニー・デップ主演作品。
132館程度で公開予定。
いくらジョニー・デップ主演作品でもヒットしやすいタイプではなく苦戦をしそうだ。
ディカプリオ+イーストウッド監督の「J・エドガー」でさえ苦戦しているのだから、2億円台というところではないか。
オープニングは4千万円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(6月4週目その1)

動員5位:「LOVE まさお君が行く!」(松竹・テレビ東京)<1週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円前半
【公開規模】 231スクリーン
5.6千万円半ば(56,609,100円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.0億円程度か』と書いたので、予想よりも酷かった。
松竹は「おかえり、はやぶさ」に続き、大惨敗を喫した。
公開前に『いくら香取慎吾でも無理ではないか』と書いた通り、香取慎吾のせいではないだろう。
動物モノは稼ぎやすいが、松竹の悪いところが出ており、コケそうな空気が漂っていた。
まさおが、テレビで人気があると言っても、それだけでは観客は動かない。
『多少はファミリーが動き、香取ファンの動員、動物モノ好きの動員、テレビファンの動員が見込まれるので、極端な大コケもないだろう』と思ったが、見通しが甘かった。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6
☆10年「わさお」2億円台見込み
先0.6(OP0.5)→1.4→1.7→2.0
☆10年「犬とあなたの物語」1億円後半見込み
OP0.4→1.0→1.3→1.5→1.6
☆11年「星守る犬」(東宝)トータル9.2億円
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3
☆11年「ロック~わんこの島~」(東宝)トータル8.6億円
OP0.8→2.9→4.4→5.8→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」
OP0.6億円→
伸びる作品とは思えないので、「きな子」「星守る犬」との対比で考えると、「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は3.3~3.9億円となる。
伸びたとしても3億円台となりそうだ。
「ウルルの森の物語」「きな子」がライバルと思っていたが、「わさお」並となりそうだ。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆11年「こち亀」トータル8.2億円
OP1.0→3.9→6.3→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」
OP0.6億円→
最近は苦戦している。
「座頭市 THE LAST」との対比で考えると、「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は2.7億円となる。
伸びなければ、この辺りが落ち着きどころか。
3億円突破できるかどうかが注目となる。
香取の力を信じて、「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は3億円前半と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので、高すぎた。
コケるのは分かっているが、常識レベルのコケだと思っていた。
動物モノで、まさかここまで酷いとは考えにくい。


動員9位:「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 93スクリーン
2.8千万円弱(27,756,900円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは3千万円台だろうか』と書いたので、だいたい予想どおりとなっている。
人気漫画と思っていたが、それほど高い支持ではないことを完全に露呈した。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」
OP0.5→1.0→
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」
OP0.3億円→
最終的な数値は分からないが、前作は2億円台ではないか。
前作から伸びるはずがなく、当然落ち込むだろう。
ただ、固定ファンがいるので、前作から大きく落ち込むこともないはずだが。

今年公開されたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ストライクウィッチーズ」(18スクリーン)
OP0.4→1.0→不明→1.6
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(24スクリーン)
OP0.3→0.7
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4億円→
☆12年公開「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」(93スクリーン)
OP0.3億円→
これらよりも低いとはいったいどういうことだろうか。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年公開「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」(93スクリーン)
OP0.3億円→
これらとの対比で考えると、「ベルセルク」の興行収入は1.9~2.4億円となる。
2億円を突破できるかが注目となりそうだ。
有名な作品であり、地力は高いはずだ。
「ベルセルク」の興行収入は公開前の予想どおり2億円台と予想したい。
予想どおりとはいえ、ここまでの体たらくの理由がよく分からない。

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全米映画興行収入(6月第4週目)

1位となったのは新作の「メリダとおそろしの森」。
事前には週末3日間で64.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る66.7百万ドルのオープニングを飾った。
製作費185百万ドルの回収は余裕だろう。
ピクサーによる3Dアニメ作品。
監督はあまり実績のないMark AndrewsとBrenda Chapman。
公開前に『「メリダとおそろしの森」は当然の大ヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆11年「カーズ2」トータル191百万ドル
OP66→117→149→165→176→182→185→186→187→187
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆12年「メリダとおそろしの森」
OP67百万ドル→
「ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「メリダとおそろしの森」の興行収入は238~289百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びがあるだろう。
「ウォーリー」トータル224百万ドルは超えるだろう。
「メリダとおそろしの森」の興行収入は2億4~5千万ドルと予想したい。
「カーズ2」トータル191百万ドルのようなことにはなりそうもない。
ピクサーとしては連敗は避けられそうだ。


2位は3週目の「マダガスカル3」。
トータルで158百万ドルとなっている。
製作費145百万ドルの回収は容易だった。
シリーズモノの3Dアニメ作品。
監督は、過去のシリーズを手がけたエリック・ダーネル、Tom McGrath、過去に「シュレック2」の共同監督を行ったConrad Vernon。
公開前に『「マダガスカル3」は過去のシリーズをやや下回る程度は稼ぐだろう』と書いたが、前作を超えるかもしれない。
公開された「メリダとおそろしの森」の影響を受けるかと思ったが、それほど受けていない。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆12年「マダガスカル3」
OP60→119→158百万ドル→
シリーズ最高になるかが注目となる。
「マダガスカル2」との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は208百万ドルとなる。

2億ドル以下のドリームワークス(+パラマウント)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆11年「長靴をはいたネコ」トータル149百万ドル
OP34→076→108→122→135→140→142→143
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆12年「マダガスカル3」
OP60→119→158百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は205~223百万ドルとなる。
『シリーズモノ作品であり、あまり高い伸びはないだろう』と思ったが、評価の高さもあり、通常通り伸びそうだ。
「マダガスカル3」の興行収入は、先週まで1億8千万ドル台と予想したが、「メリダとおそろしの森」の影響も特にないため、2億1千万ドル台に上方修正したい。
シリーズ最高となりそうだ。
シリーズ作品の興行収入は徐々に落ち込むものだが、伸ばしそうなので、当然に合格といえるのではないか。
どのような展開になっているのか分からないが、次作もありそうだ。


3位となったのは新作の「リンカーン/秘密の書」。
事前には週末3日間で17.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る16.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費69百万ドルの回収が目標となる。
「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフの3Dサスペンスホラー。
主演は、ベンジャミン・ウォーカー。
公開前に『「リンカーン/秘密の書」は「シャーロック・ホームズ」までとは言わないが、ある程度のヒットとなるか』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。

ティムール・ベクマンベトフ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→090→112→123→129→131
☆12年「リンカーン/秘密の書」
OP17百万ドル→
これとの対比で考えると、「リンカーン/秘密の書」の興行収入は45百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろうが、目新しさから多少は伸ばすだろう。
「リンカーン/秘密の書」の興行収入は5千万ドル台と予想したい。
リンカーンがヴァンパイアハンターとなる奇想天外なストーリーに付いてこなかったか。
主演の知名度も低い点も痛かった。


4位は3週目の「プロメテウス」。
トータルでは109百万ドルとなっている。
製作費1億3千万ドルの回収が当面の目標となる。
リドリー・スコット監督のSFアクション3D作品。
ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロンが出演している。
エイリアンシリーズの世界観を引き継いでいる作品。
公開前に『SF作品は稼ぎにくいところはあるが、「プロメテウス」はヒットするだろう。しかし、爆発的なヒットにはならないと思われる』と書いたとおりとなりそうだ。
リドリー・スコット監督のファンなので、とりあえずコケなくてよかった。

リドリー・スコット監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年「グラディエーター」トータル188百万ドル
OP35→074→103→123→139→150
☆01年「ハンニバル」トータル165百万ドル
OP58→104→129→143→151→157
☆01年「ブラックホーク・ダウン」トータル109百万ドル
4週目拡大30→59→75→87→95→101
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル
OP44→80→101→116→122→126
☆10年「ロビン・フッド」トータル105百万ドル
OP36→66→083→094→099→102
☆12年「プロメテウス」
OP51→89→109百万ドル→
「アメリカン・ギャングスター」を超えそうだ。
主要作品との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は138~140百万ドルとなる。
『評価はかなり高いので、ある程度の伸びはあるだろう』と書いてきたが、限界がありそうだ。
「プロメテウス」の興行収入は先週まで「ハンニバル」レベルの1億6千万ドル台と予想したが、1億4千万ドル台止まりとなりそうだ。
しかし、リドリー・スコット監督の「エイリアン」や「ブレード・ランナー」が低い成績となっているので、不安だったが、この程度稼げれば悪くはない。


5位は2週目の「ロック・オブ・エイジズ」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
製作費75百万ドル回収が目標となるが、厳しそうだ。
トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズなどが出演するミュージカル作品。
主演は若手のジュリアン・ハフとディエゴ・ボネータなので低い成績でも仕方がないか。
監督はアダム・シャンクマン。
公開前に『コケずにそれなりのヒットとなるだろう』と書いたが、ヒットとはいえない結果となりそうだ。

アダム・シャンクマン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「ウェディング・プランナー」トータル60百万ドル
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
☆03年「女神が家にやってきた」トータル133百万ドル
OP31→61→83→100→111→118
☆05年「キャプテン・ウルフ」トータル113百万ドル
OP31→54→72→086→096→101
☆05年「12人のパパ2」トータル83百万ドル
☆07年「ヘアスプレー」トータル119百万ドル
OP27→60→79→092→101→107→112→115
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆12年「ロック・オブ・エイジズ」
OP14→29百万ドル→
ヒット作品を量産している。
主要作品との対比で考えると、「ロック・オブ・エイジズ」の興行収入は58~63百万ドルとなる。

近年のミュージカル作品は以下の通りとなっている。
☆02年「シカゴ」トータル171百万ドル
7週目拡大後64→81→94→105→114→125→134→145
☆08年「マンマ・ミーア!」トータル144百万ドル
OP28→63→87→104→116→124→131→136
☆07年「ヘアスプレー」トータル119百万ドル
OP27→60→79→092→101→107→112→115
☆06年「ドリームガールズ」トータル103百万ドル
3週目拡大後37→54→65→77→87→93→97→100
☆08年「ハイスクール・ミュージカル」トータル91百万ドル
OP42→62→76→084→087→089→089→089
☆01年「ムーランルージュ」トータル57百万ドル
3週目拡大後14→28→37→43→48→51→52→53
☆07年「スウィーニー・トッド」トータル53百万ドル
OP09→27→39→44→48→51→52→52
☆04年「オペラ座の怪人」トータル51百万ドル
OP04→16→22→27→33→39→39→43
☆10年「バーレスク」トータル39百万ドル
先17(OP12)→27→33→36→38→38
☆12年「ロック・オブ・エイジズ」
OP14→29百万ドル→
ハマれば1億ドルを狙えるが、5千万ドル台も多いミュージカル作品。
「ロック・オブ・エイジズ」も先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
評価もそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
ちょっと下品すぎたかもしれない。


6位は4週目の「スノーホワイト」。
トータルでは137百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『もう一本の「Mirror Mirror」よりも確実にヒットするだろう』と書いたが、思ったよりも高い興行収入となりそうだ。
「白雪姫」を題材としたアドベンチャー作品。
高額な制作費を掛けてアドベンチャーモノに仕立てたことが成功したのだろう。

監督は実績のないルパート・サンダーズ。
主演は、クリステン・スチュワート、クリス・ヘムズワース、シャーリーズ・セロン。

制作費が段違いだが、もう一本の「白雪姫」映画には完勝した。
☆12年「Mirror Mirror」トータル63百万ドル(製作費85百万ドル)
OP18→37→049→055
☆12年「スノーホワイト」
OP56→99→122→137百万ドル→
オープニングだけでライバルの興行収入にほぼ近づいた。
これとの対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は157百万ドルとなる。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆12年「スノーホワイト」
OP56→99→122→137百万ドル→
これらとの対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は154~164百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「スノーホワイト」の興行収入は先週に引き続き1億5千万ドル台と予想したい。
製作費1億7千万ドルの回収が可能かどうかが注目となりそうだ。
製作費回収は厳しいが、全世界で稼げる作品であり、トータル的には成功といえそうだ。
続編の製作の話も出ている。


7位は2週目の「That's My Boy」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
製作費7千万ドル回収が当面の目標となるが、無理だろう。
アダム・サンドラー主演のコメディ作品。
共演は、アンディ・サムバーグ、レイトン・ミースター。
監督はヒット実績のないショーン・アンダース。
公開前に『コケずにそれなりのヒットとなるだろう』と書いたが、コケそうだ。
ゴールデンラズベリー賞独占が影響しているのだろうか。
共演者や監督に実績がない点も痛かった。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「ジャックとジル」トータル74百万ドル
OP25→41→057→064→069→071
☆12年「That's My Boy」
OP13→28百万ドル→
最近の主要作品との対比で考えると、「That's My Boy」の興行収入は41~51百万ドルとなる。
評価も良くないので、伸びはないだろう。
「That's My Boy」の興行収入は、「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル以下の4千万ドル台と予想したい。
アダム・サンドラーの人気も落ちてしまったようだ。
巻き返しには、人気のある共演者の助けが要りそうだ。


8位は8週目の「アベンジャーズ」。
トータルでは598百万ドルとなっている。
製作費2億2千万ドルを楽に回収している。
6億ドル突破が迫った。
歴代4位「ダークナイト」トータル533百万ドル、歴代5位の「スター・ウォーズEP1」トータル475百万ドルを抜き、アメリカ興行史上3位の成績となっている。
公開前に『3億ドル超の大ヒットは間違いないだろうが、「ハンガー・ゲーム」には勝てないか』と書いたが、アメリカ興行歴代1位となる200.3百万ドルという異次元のオープニングを飾っていた。
「トランスフォーマー」レベルかと思ったが、やはりこれだけ揃うと破壊力が異なった。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなどのヒーローが終結するアクションアドベンチャー。
監督はあまりヒット実績のないジョス・ウェドン。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル177百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373→458→513→553→572→587→598百万ドル→
「アイアンマン」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は623百万ドルとなる。
ここまでは伸びないか。

当面のライバルだった作品は以下のとおり。
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→214→394→442→471→489→502→512
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆12年「ハンガー・ゲーム」現時点で402百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373→458→513→553→572→587→598百万ドル→
「ハリポタ」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は608百万ドルとなる。
「ダークナイト」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は623百万ドルとなる。
評価も恐ろしく高くなっており、正直、どこまで伸びるかは検討が付かない。
3~6週目まで6億ドルまで伸びるのではないかと考えたいと書いたが、先週に引き続き6億1千万ドル台と予想したい。
オープニング時から2週目まで、当面は5億3千万ドル程度と考えておきたいと書いたが、伸びが通常ではなかった。
しかしながら、歴代1位の「アバター」トータル761百万ドル、歴代2位の「タイタニック」トータル659百万ドルまでは伸びないだろう。


9位は5週目の「メン・イン・ブラック3」。
トータルでは163百万ドルとなっている。
製作費225百万ドルの回収が目標となるが、厳しいか。
全世界で稼げるとはいえ、制作費が高すぎではないか。
公開前に『「MIB3」は前作以下か』と書いたが、超える可能性もあるオープニングだったものの、その後の推移はやや微妙か。
ウィル・スミス主演のSFコメディ。
トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリンが出演している。
監督は、前2作に引き続き、バリー・ソネンフィルド。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」トータル251百万ドル
先84(OP51)→140→172→194→208→218
☆02年「メン・イン・ブラックⅡ」トータル190百万ドル
先87(OP52)→133→158→173→182→186
☆12年「メン・イン・ブラック3」
OP55→111→136→153→163百万ドル→
3D単価込みだが、だいたい同じようなオープニングとなっていた。
10年というブランクも特に問題はなかったか。
これらとの対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は170~197百万ドルとなる。
2億ドルは超えないだろう。

ウィル・スミス主演作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「バッドボーイズⅡ」トータル139百万ドル
OP47→089→111→123→129→132→135
☆04年「アイ,ロボット」トータル145百万ドル
OP52→095→115→127→134→138→141
☆05年「最後の恋のはじめ方」トータル179百万ドル
OP43→090→121→138→150→159→166
☆06年「幸せのちから」トータル164百万ドル
OP26→053→098→124→136→146→153
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル256百万ドル
OP77→137→194→228→240→247→252
☆08年「ハンコック」トータル228百万ドル
先104(OP63)→164→192→206→216→222→225
☆08年「7つの贈り物」トータル70百万ドル
OP015→039→060→067
☆12年「メン・イン・ブラック3」
OP55→111→136→153→163百万ドル→
アクション作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は172~176百万ドルとなる。
『評価は高いが、高い伸びはないだろう』と書いてきたが、思ったよりも伸びそうだ。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週に引き続き1億6千万ドルと予想したいが、1億7千万ドルに上方修正したい。
「幸せのちから」トータル164百万ドルを超えそうだが、「最後の恋のはじめ方」トータル179百万ドルは超えそうもない。
ウィル・スミスはやはり安定した実績を保持している。


10位となったのは新作の「Seeking a Friend for the End of the World」。
事前には週末3日間で8.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1千万ドルの回収が目標となる。
スティーヴ・カレル、キーラ・ナイトレイ主演のコメディドラマ。
監督は、実績のないローリーン・スカファリア。
公開前に『スティーヴ・カレル主演のコメディドラマは中規模公開なので、ヒットできない』と書いたとおりとなりそうだ。

ヒットメイカーのスティーヴ・カレル主演としてはかなり低い結果となりそうだ。
☆07年「40オトコの恋愛事情」トータル48百万ドル
OP12→23→31→37
☆12年「Seeking a Friend for the End of the World」
OP04百万ドル→
スティーヴ・カレル主演作としては、05年以来最低だった「40オトコの恋愛事情」を下回りそうだ。
これとの対比で考えると、「Seeking a Friend for the End of the World」の興行収入は16百万ドルとなる。
「Seeking a Friend for the End of the World」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
地球に小惑星が迫るという設定がコメディ向きではなかったか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆スティーヴン・ソダーバーグ監督のコメディドラマ「Magic Mike」
☆クリス・パイン主演のヒューマンドラマ「People Like Us」
☆マーク・ウォールバーグ主演のコメディ「Ted」
☆コメディ作品「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」
「Magic Mike」はコケる。
「People Like Us」は普通に稼ぐ。
「Ted」はヒットしそうだ。
「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」はいつも通りか。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目その2)

動員2位:「映画 ホタルノヒカリ」(東宝・日本テレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 先週316スクリーン
2.3億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.4億円となっている。
1週間の伸びは5.3億円弱程度だろうか。
伸びも悪くはなく、レディースデイに稼いだか。
やはりドラマの映画化は稼げるようだ。

綾瀬はるか、藤木直人主演のドラマの映画化。
平均視聴率は07年7月クール13.6%、10年7月クール15.4%となっており、比較的高い。
『映画化向きの題材とは思えないが、ドラマの知名度も高く、レディースデイを中心に女性を取り込むと思われるので、コケることはないだろう。コメディ系作品は受けが良いというメリットもある』と書いたとおりとなりそうだ。

綾瀬はるかが出演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4億円→
「プリンセス トヨトミ」と同程度のオープニングとなっていたが、こちらの方が伸びは良い。
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は17.5~18.1億円となる。
レディースデイの動員やデートムービーに使えそうなので、この対比を超えるだろう。

同じくドラマの映画化であり、海外ロケをした「のだめカンタービレ」の平均視聴率が18.8%となっており、興行収入は前編41.0億円、後編37.2億円となっている。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4億円→
後編との対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は22.9億円となる。
これを超えない程度だろう。

「映画 ホタルノヒカリ」8.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「モテキ」8.6億円(トータル22.2億円)
☆「神様のカルテ」8.4億円(トータル18.9億円)
☆「カイジ2」8.0億円(トータル16.1億円)
☆「太平洋の奇跡」8.4億円(トータル15.7億円)
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は15.7~21.7億円となる。
マックス22億円、ミニマム16億円というところか。
18~19億円が落ち着きどころか。
「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、やや低すぎたか。
評価が低そうなので、それを踏まえてしまった。


動員3位:「メン・イン・ブラック3」(東宝東和)<4週目>
【公開前個人予想】 15~16億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP~3週目34~35億円)
【公開規模】 先週974スクリーン
2.1億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは26.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.3億円半ば程度だろうか。
公開前は『10年以上前のシリーズ作品であり、熱望されていたとは思えない。ウィル・スミスの人気もピーク時からは落ちているはず。時期的にも日本ではヒットしにくい』と考えたが、ウィル・スミスにも本シリーズにも、この程度は稼げるだけのチカラはあるようだ。
「テルマエ・ロマエ」など、コメディタッチの気軽に観られる作品は受けいられ易いのかもしれない。
洋画作品では今年ナンバーワンの動きとなっている。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」配給収入35.0億円
☆02年「メン・イン・ブラック2」トータル40.0億円
興行収入は配給収入の倍程度となる。
恐ろしくヒットしているので、今回もヒットしたようだ。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
☆97年「インディペンデンス・デイ」配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
☆03年「バッド・ボーイズ2バッド」トータル20.0億円
☆04年「アイ,ロボット」トータル37.5億円
先7.3→17.0→23.3→28.7→31.6→33.6→34.8
☆05年「最後の恋のはじめ方」 10億円未満
☆07年「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1→26.1
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.0億円
金7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆08年「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→04.6→06.4→07.4→07.7
☆10年公開「ベスト・キッド」トータル15.2億円(参考)
先2.9→07.3→10.0→12.2→13.3
☆12年公開「メン・イン・ブラック3」
金7.0→16.1→22.2→26.6億円→
アクション映画ならば30億円を超えるヒットを叩きだすスター。
2週目まで「アイ・アム・レジェンド」と同程度の動きとなっていた。
現在は「ハンコック」と並んでいる。
主要作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は31.0~34.8億円となる。
「ハンコック」を超えることはないと思ったが、同程度は稼ぎそうだ。
30億円台には乗せたいところだろう。

「メン・イン・ブラック3」26.6億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「トランスフォーマー」34.2億円(トータル42.5億円)
☆「ナルニア国物語」17.9億円(トータル26.9億円)
☆「猿の惑星」20.6億円(トータル24.2億円)
「ナルニア国物語」以外の作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は31.2~33.1億円となる。
高い伸びはないと思われるが、ライバルが不在の展開であり、なんとか粘るだろう。
しかし、次週から「スパイダーマン」が公開されるので、伸びは期待しにくい。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週まで34~35億円と予想していたが、31億円台に下方修正したい。
やはり、高い伸びはなかったようだ。
公開前個人予想は15~16億円だったので、倍以上となる。
オワコンだと思っていたが、そんなことは全くなかったようだ。
ウィル・スミスの人気、本シリーズはまだまだイケル。
気軽に見られるコメディ系作品については高めに予想した方がよさそうだ。


動員4位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<8週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】55~56億円(5週目52~53億円、4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 先週312スクリーン
1.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは52.4億円となっている。
1週間の伸びは2.8億円弱程度だろうか。
50億円を突破している。
邦画の実写作品としては2年ぶりとなる快挙。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP4.3→2週目17.9→3週目7.4→4週目7.0→5週目5.3→6週目4.5→7週目3.2→8週目2.8億円となっている。
2週目のGWで荒稼ぎした後も、大きく落ちずに緩やかな下降となっている。

オープニング時の配給会社の期待を楽に超える大ヒットとなっている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

ゴールデンウィーク作品なので、ゴールデンウィーク作品と比較したい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→30.0→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4億円→
これとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は55.5億円となる。
この程度となるだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
OP3.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2→42.7
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル41.0億円
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.7
☆11年「ステキな金縛り」トータル42.8億円
OP5.0→16.2→22.5→27.6→32.4→35.4→37.3→38.6
☆12年「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
OP5.6→14.3→20.3→24.9→28.0→30.4→31.8→32.6→33.1
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→30.0→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4億円→
誰がこれらの大作映画を超えると予想できようか。
GW公開のため、単純比較はしにくいが、これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は54.1~58.1億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は4週目に46~47億円、5週目に52~53億円と予想したが、伸びが全く止まらない。
そろそろ止まるだろうと思ったが、この勢いはまだまだ続きそうなので、先週に引き続き55~56億円と予想したい。
現在公開中の他の作品が弱いということもありそうだ。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が50億円を超えると誰が予想できようか。

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国内映画興行収入ランキング(6月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「LOVE まさお君が行く!」(松竹・テレビ東京)
動物モノは稼ぎやすいが、本作はどうだろうか。
松竹の悪いところが出ており、コケそうな空気が漂っている。
テレビで人気があると言っても、それだけでは観客は動かない。
いくら香取慎吾でも無理ではないか。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6
☆11年「星守る犬」(東宝)トータル9.2億円
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3
☆11年「ロック~わんこの島~」(東宝)トータル8.6億円
OP0.8→2.9→4.4→5.8→7.4
「ウルルの森の物語」以降、落ち込んでいる。
「きな子」「ウルルの森の物語」がライバルというところではないか。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆11年「こち亀」トータル8.2億円
OP1.0→3.9→6.3→7.4
最近は苦戦している。
ファミリーが動けば、二桁近くは稼げるだろうが、それほど動きそうもない。
「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は6億円台と予想したい。
多少はファミリーが動き、香取ファンの動員、動物モノ好きの動員、テレビファンの動員が見込まれるので、極端な大コケもないだろう。
オープニングは1.0億円程度か。


◎「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」(ワーナー)
前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」
OP0.5→1.0→
最終的な数値は分からないが、2億円台ではないか。
人気があると思っていたが、実はそれほど大したことがないことを露呈した。
前作から伸びるはずがなく、むしろ落ち込むだろう。
2億円を突破できるかどうかというところではないか。
固定ファンがいることを信じて2億円台と予想したい。
オープニングは3千万円台だろうか。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目その1)

動員1位:「スノーホワイト」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 興収20億円へ向け好調な滑り出しをみせた
【公開規模】 572スクリーン(先週比±0スクリーン)
金曜日からの3日間で3.7億円(374,826,400円)のオープニングを飾った。
土日2日間では3.0億円(301,775,200円)だったようだ。 
先週『金曜日からのオープニング3日は3.7億円程度か』と書いたので、珍しく当たった。
やはり、この手のファミリー向けの作品は強い。
公開前に『幅広い観客向けであり、ヒットしやすいタイプといえる』と書いたとおりとなりそうだ。
白雪姫を題材とした映画。
クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロンなどが出演している。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」
金3.7(OP3.0)億円→
「三銃士」「ガリバー」との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は19.5~20.6億円となる。
20億円突破が目標となるが、「スパイダーマン」などの公開もあり、恐らく厳しいだろう。

「スノーホワイト」金3.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ナルニア国物語」金5.4億円(トータル26.9億円)
☆「三銃士」金3.7億円(トータル19.5億円)
☆「SUPER8」金3.9億円(トータル17.2億円)
これらとの対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は16.3~19.5億円となる。
マックス19億円台、ミニマム16億円台となるだろうか。
大きくは伸びないだろう。
予想どおりのオープニングなので、公開前個人予想どおり、「スノーホワイト」の興行収入は18億円台と予想したい。
ファミリー向けというよりも、幅広い層向けなので、平日にも伸びるだろう。


動員10位:「図書館戦争 革命のつばさ」(角川)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円後半
【公開規模】 30スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.9千万円(39,103,600円)のオープニングを飾った。
このスクリーンにしては優秀だが、小スクリーンのアニメ作品のオープニングはほとんど同じだ。

今年公開されたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」(93スクリーン)
OP0.5→1.0
☆12年「ストライクウィッチーズ」(18スクリーン)
OP0.4→1.0→不明→1.6
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(24スクリーン)
OP0.3→0.7
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4億円→
これらと同程度となりそうだ。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4億円→
これらとの対比で考えると、「図書館戦争 革命のつばさ」の興行収入は2.6~3.2億円となる。
人気の具合がよく分からないが、かなり伸びそうだ。
「図書館戦争 革命のつばさ」の興行収入は2億円後半と予想したい。
3億円に届くかどうかが注目となる。
アニメ作品は、小スクリーンながら、しっかりと稼いでくれる。

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全米映画興行収入(6月第3週目)

1位は2週連続で「マダガスカル3」。
トータルで120百万ドルとなっている。
製作費145百万ドルの回収は容易だろう。
シリーズモノの3Dアニメ作品。
監督は、過去のシリーズを手がけたエリック・ダーネル、Tom McGrath、過去に「シュレック2」の共同監督を行ったConrad Vernon。
公開前に『「マダガスカル3」は過去のシリーズをやや下回る程度は稼ぐだろう』と書いたが、前作を超えるかもしれない。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆12年「マダガスカル3」
OP60→120百万ドル→
「マダガスカル2」との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は185百万ドルとなる。

2億ドル以下のドリームワークス(+パラマウント)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆11年「長靴をはいたネコ」トータル149百万ドル
OP34→076→108→122→135→140→142→143
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆12年「マダガスカル3」
OP60→120百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は198~226百万ドルとなる。
評価は高いが、シリーズモノ作品であり、あまり高い伸びはないだろう。
同種のアニメ作品が不在という展開が大きいと思われるが、次週以降はアニメ作品は公開される。
「マダガスカル3」の興行収入は、先週に引き続き「マダガスカル2」トータル180百万ドルと同程度の1億8千万ドル台と予想したい。
この推移では2億を超えてくるはずだが、次週公開のアニメの影響が気になる。
シリーズ作品の興行収入は徐々に落ち込むものだが、伸ばしそうなので、当然に合格といえるのではないか。
どのような展開になっているのか分からないが、次作もありそうだ。


2位は2週目の「プロメテウス」。
トータルでは89百万ドルとなっている。
リドリー・スコット監督のSFアクション作品。
ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロンが出演している。
エイリアンシリーズの世界観を引き継いでいる作品。
公開前に『SF作品は稼ぎにくいところはあるが、「プロメテウス」はヒットするだろう。しかし、爆発的なヒットにはならないと思われる』と書いたとおりとなりそうだ。
リドリー・スコット監督のファンなので、とりあえずコケなくてよかった。

リドリー・スコット監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年「グラディエーター」トータル188百万ドル
OP35→074→103→123→139→150
☆01年「ハンニバル」トータル165百万ドル
OP58→104→129→143→151→157
☆01年「ブラックホーク・ダウン」トータル109百万ドル
4週目拡大30→59→75→87→95→101
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル
OP44→80→101→116→122→126
☆10年「ロビン・フッド」トータル105百万ドル
OP36→66→083→094→099→102
☆12年「プロメテウス」
OP51→89百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は141~145百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、ある程度の伸びはあるだろう。
「プロメテウス」の興行収入は先週に引き続き、「ハンニバル」レベルの1億6千万ドル台と予想したい。
リドリー・スコット監督の「エイリアン」や「ブレード・ランナー」が低い成績となっているので、不安だったが、この程度稼げれば悪くはない。


3位となったのは新作の「ロック・オブ・エイジズ」。
事前には週末3日間で28.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る15.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費75百万ドル回収が目標となる。
トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズなどが出演するミュージカル作品。
主演は若手のジュリアン・ハフとディエゴ・ボネータなので低い出足でも仕方がないか。
監督はアダム・シャンクマン。
公開前に『コケずにそれなりのヒットとなるだろう』と書いたが、ヒットとはいえない結果となりそうだ。

アダム・シャンクマン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「ウェディング・プランナー」トータル60百万ドル
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
☆03年「女神が家にやってきた」トータル133百万ドル
OP31→61→83→100→111→118
☆05年「キャプテン・ウルフ」トータル113百万ドル
OP31→54→72→086→096→101
☆05年「12人のパパ2」トータル83百万ドル
☆07年「ヘアスプレー」トータル119百万ドル
OP27→60→79→092→101→107→112→115
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆12年「ロック・オブ・エイジズ」
OP15百万ドル→
ヒット作品を量産している。
主要作品との対比で考えると、「ロック・オブ・エイジズ」の興行収入は55~66百万ドルとなる。

近年のミュージカル作品は以下の通りとなっている。
☆02年「シカゴ」トータル171百万ドル
7週目拡大後64→81→94→105→114→125→134→145
☆08年「マンマ・ミーア!」トータル144百万ドル
OP28→63→87→104→116→124→131→136
☆07年「ヘアスプレー」トータル119百万ドル
OP27→60→79→092→101→107→112→115
☆06年「ドリームガールズ」トータル103百万ドル
3週目拡大後37→54→65→77→87→93→97→100
☆08年「ハイスクール・ミュージカル」トータル91百万ドル
OP42→62→76→084→087→089→089→089
☆01年「ムーランルージュ」トータル57百万ドル
3週目拡大後14→28→37→43→48→51→52→53
☆07年「スウィーニー・トッド」トータル53百万ドル
OP09→27→39→44→48→51→52→52
☆04年「オペラ座の怪人」トータル51百万ドル
OP04→16→22→27→33→39→39→43
☆10年「バーレスク」トータル39百万ドル
先17(OP12)→27→33→36→38→38
☆12年「ロック・オブ・エイジズ」
OP15百万ドル→
ハマれば1億ドルを狙えるが、5千万ドル台も多いミュージカル作品。
「ロック・オブ・エイジズ」も5千万ドル台と予想したい。
評価もそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
ちょっと下品すぎたかもしれない。


4位は3週目の「スノーホワイト」。
トータルでは123百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『もう一本の「Mirror Mirror」よりも確実にヒットするだろう』と書いたが、思ったよりも高い興行収入となりそうだ。
「白雪姫」を題材としたアドベンチャー作品。
高額な制作費を掛けてアドベンチャーモノに仕立てたことが成功したのだろう。

監督は実績のないルパート・サンダーズ。
主演は、クリステン・スチュワート、クリス・ヘムズワース、シャーリーズ・セロン。

制作費が段違いだが、もう一本の「白雪姫」映画には完勝した。
☆12年「Mirror Mirror」トータル63百万ドル(製作費85百万ドル)
OP18→37→049→055
☆12年「スノーホワイト」
OP56→99→123百万ドル→
オープニングだけでライバルの興行収入にほぼ近づいた。
これとの対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は158百万ドルとなる。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆12年「スノーホワイト」
OP56→099→123百万ドル→
「ナルニア国物語/第3章」以外の作品との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は152~155百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「スノーホワイト」の興行収入は先週に引き続き1億5千万ドル台と予想したい。
製作費1億7千万ドルの回収が可能かどうかが注目となりそうだ。
製作費回収は厳しいが、全世界で稼げる作品であり、トータル的には成功といえそうだ。
続編の製作の話も出ている。


5位となったのは新作の「That's My Boy」。
事前には週末3日間で24.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る13.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費7千万ドル回収が当面の目標となる。
アダム・サンドラー主演のコメディ作品。
共演は、アンディ・サムバーグ、レイトン・ミースター。
監督はヒット実績のないショーン・アンダース。
公開前に『コケずにそれなりのヒットとなるだろう』と書いたが、コケそうだ。
ゴールデンラズベリー賞独占が影響しているのだろうか。
共演者や監督に実績がない点も痛かった。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「ジャックとジル」トータル74百万ドル
OP25→41→057→064→069→071
☆12年「That's My Boy」
OP13百万ドル→
最近の主要作品との対比で考えると、「That's My Boy」の興行収入は33~43百万ドルとなる。
評価も良くないので、伸びはないだろう。
「That's My Boy」の興行収入は、「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル以下の4千万ドル台と予想したい。
アダム・サンドラーの人気も落ちてしまったようだ。
巻き返しには、人気のある共演者の助けが要りそうだ。


6位は4週目の「メン・イン・ブラック3」。
トータルでは153百万ドルとなっている。
製作費225百万ドルの回収が目標となるが、厳しいか。
全世界で稼げるとはいえ、制作費が高すぎではないか。
公開前に『「MIB3」は前作以下か』と書いたが、超える可能性もあるオープニングだったものの、その後の推移はやや微妙か。
ウィル・スミス主演のSFコメディ。
トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリンが出演している。
監督は、前2作に引き続き、バリー・ソネンフィルド。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」トータル251百万ドル
先84(OP51)→140→172→194→208→218
☆02年「メン・イン・ブラックⅡ」トータル190百万ドル
先87(OP52)→133→158→173→182→186
☆12年「メン・イン・ブラック3」
OP55→111→136→153百万ドル→
3D単価込みだが、だいたい同じようなオープニングとなっていた。
10年というブランクも特に問題はなかったか。
これらとの対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は168~198百万ドルとなる。
2億ドルは超えないだろう。

ウィル・スミス主演作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「バッドボーイズⅡ」トータル139百万ドル
OP47→089→111→123→129→132→135
☆04年「アイ,ロボット」トータル145百万ドル
OP52→095→115→127→134→138→141
☆05年「最後の恋のはじめ方」トータル179百万ドル
OP43→090→121→138→150→159→166
☆06年「幸せのちから」トータル164百万ドル
OP26→053→098→124→136→146→153
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル256百万ドル
OP77→137→194→228→240→247→252
☆08年「ハンコック」トータル228百万ドル
先104(OP63)→164→192→206→216→222→225
☆08年「7つの贈り物」トータル70百万ドル
OP015→039→060→067
☆12年「メン・イン・ブラック3」
OP55→111→136→153百万ドル→
アクション作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は169~175百万ドルとなる。
評価は高いが、高い伸びはないだろう。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週に引き続き1億6千万ドルと予想したい。
当面は、「幸せのちから」トータル164百万ドルを超えることが目標となる。


7位は7週目の「アベンジャーズ」。
トータルでは587百万ドルとなっている。
製作費2億2千万ドルを楽に回収している。
歴代4位「ダークナイト」トータル533百万ドル、歴代5位の「スター・ウォーズEP1」トータル475百万ドルを抜き、アメリカ興行史上3位の成績となっている。
公開前に『3億ドル超の大ヒットは間違いないだろうが、「ハンガー・ゲーム」には勝てないか』と書いたが、アメリカ興行歴代1位となる200.3百万ドルという異次元のオープニングを飾っていた。
「トランスフォーマー」レベルかと思ったが、やはりこれだけ揃うと破壊力が異なった。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなどのヒーローが終結するアクションアドベンチャー。
監督はあまりヒット実績のないジョス・ウェドン。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル177百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373→458→513→553→572→587百万ドル→
「アイアンマン」以外の作品との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は600~604百万ドルとなる。

当面のライバルだった作品は以下のとおり。
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→214→394→442→471→489→502→512
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆12年「ハンガー・ゲーム」現時点で402百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373→458→513→553→572→587百万ドル→
「ハリポタ」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は603百万ドルとなる。
「ダークナイト」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は623百万ドルとなる。
評価も恐ろしく高くなっており、正直、どこまで伸びるかは検討が付かないが、6億ドルは突破するだろう。
先週まで6億ドルまで伸びるのではないかと考えたいと書いたが、6億1千万ドル台辺りが落ち着きどころか。
オープニング時から2週目まで、当面は5億3千万ドル程度と考えておきたいと書いたが、伸びが通常ではなかった。
しかしながら、歴代1位の「アバター」トータル761百万ドル、歴代2位の「タイタニック」トータル659百万ドルまでは伸びないだろう。


8位は7週目の「The Best Exotic Marigold Hotel」。
トータルでは35百万ドルとなっている。
オープニング時27スクリーンから、178→354→1233→1294→1298スクリーンに拡大公開されていたが、ようやく1184スクリーンに減った。
98年「恋におちたシェイクスピア」(トータル100百万ドル)のジョン・マッデン監督作品。
トム・ウィルキンソン、ジュディ・デンチが出演している。
ジョン・マッデン監督作品の01年「コレリ大尉のマンドリン」トータル26百万ドル、05年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル8百万ドル、11年「The Debt」トータル31百万ドルとなっており、キャリア2番目のヒットとなっている。
20世紀フォックスサーチライトは相変わらず渋い作品でもヒットさせている。
4週目に『規模が拡大されたので、3千万ドル台まで伸びそうだ』と書いたが、評価もかなり高いので、もうちょっと伸びそうだ。
先週に引き続き4~5千万ドル程度と予想したい。
20世紀フォックスサーチライトが過去に手がけた06年「リトル・ミス・サンシャイン」トータル60百万ドル、97年「フル・モンティ」トータル46百万ドルまで伸びるかが注目となる。


9位は4週目の「Moonrise Kingdom」。
トータルでは7百万ドルとなっている。
OP4スクリーンから16→96→178スクリーンと拡大公開されている。
ウェス・アンダーソン監督のヒューマンドラマ。
ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、フランシス・マクドーマンドなどが参加している。
どのような規模になるか分からないが、2~3千万ドル程度となりそうだ。
評価はメチャクチャ高いので、当然伸びがあるだろう。
ウェス・アンダーソン監督作品は、04年「ライフ・アクアティック」トータル24百万ドル、09年「ファンタスティックMr.フォックス」トータル21百万ドルとなっており、同程度となるだろうか。


10位は5週目の「What to Expect When You're Expecting」。
トータルでは39百万ドルとなっている。
公開前に『女性の支持を集めそうであり、「What to Expect When You're Expecting」はヒットしそうだ』と書いたが、イマイチな結果となっている。
キャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペスなどが出演するラブコメ作品。
出産などがテーマのようだ。
監督は、98年「ウェイクアップ!ネッド」トータル25百万ドル、05年「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」トータル47百万ドル、09年「みんな元気」トータル9百万ドルのカーク・ジョーンズ。

キャメロン・ディアスが主演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
OP13→25→35→50→59
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆11年「バッド・ティーチャー」トータル100百万ドル
OP32→60→79→88→94
☆12年「What to Expect When You're Expecting」
OP11→22→31→36→39百万ドル→
これらとの対比で考えると、「What to Expect When You're Expecting」の興行収入は41~43百万ドルとなる。
評価は普通なので高い伸びはないだろうと思ったが、女性支持を集めて少しは粘りそうだ。
「What to Expect When You're Expecting」の興行収入は2週目まで3千万ドル台と予想していたが、先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
しかしながら、やや低めの結果となりそうだ。
キャメロン・ディアスが出演するラブコメなのでヒットすると思ったが、キャメロン・ディアス主演作というよりも、アンサンブルキャストのような作品であり、その辺りの影響があったか。
制作費は不明だが、コケたといえるのではないか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフのサスペンスホラー「リンカーン/秘密の書」
☆ピクサー作品のアニメ「メリダとおそろしの森」
☆スティーヴ・カレル主演のコメディドラマ「Seeking a Friend for the End of the World」
「リンカーン/秘密の書」は「シャーロック・ホームズ」までとは言わないが、ある程度のヒットとなるか。
「メリダとおそろしの森」は当然の大ヒットとなるだろう。
スティーヴ・カレル主演のコメディドラマは中規模公開なので、ヒットできない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(6月2週目その3)

7位:「ガール」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(OP時6億円台)
【公開規模】 286スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは5.7億円弱となっている。
1週間の伸びは1.8億円弱程度だろうか。
微妙な伸びとなっている。
レディースデイでの動員が勝負となりそうだ。

以下の作品の二の舞は避けられた。
☆10年「FLOWERS」4億円台見込み
OP0.5→2.0→2.9→3.6
☆12年「ガール」
OP1.2→3.9→5.7億円→
これとの対比で考えると、「ガール」の興行収入は7.9億円となる。
悪くても、この程度は稼げそうだ。

以下の作品と似たようなオープニングを飾っていた。
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆10年「ダーリンは外国人」トータル7.0億円
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6
☆12年「ガール」
OP1.2→3.9→5.7億円→
これらと同じオープニングなので、それほど悪くはない。
これらとの対比で考えると、「ガール」の興行収入は8.1~9.3億円となる。
この辺りの伸びが標準クラスか。

「ガール」5.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ツレがうつになりまして。」5.9億円(トータル8~9億円見込み)
☆「漫才ギャング」5.3億円(トータル8.4億円)
☆「DOG×POLICE 純白の絆」5.5億円(トータル7.6億円)
「DOG×POLICE 純白の絆」との対比で考えると、「ガール」の興行収入は7.9億円となる。
全く伸びないと思ったが、さすがに女性客を取り込みそうだ。
「ガール」の興行収入はオープニング時に6億円台と予想したが、先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、やや微妙な結果となりそうだ。
ヒットともコケたとも言えない結果になりそうだが、この企画はやはり優れたものとはいえないだろう。


8位:「貞子3D」(角川)<5週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 13億円台(OP~3週目11億円台)
【公開規模】 226スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは12.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円半ば程度だろうか。
それほど高い伸びではないが、10億円を突破している。
公開前に『過去のように大ヒットするとは思えないが、知名度抜群のネタであり、それなりには稼ぐだろう。最近のホラー作品より稼ぐのではないか』と書いたが、やはりネタ的にはインパクトがある題材だった。
角川系作品であり、爆発的なヒットにはならないだろうと予想したが、それなりの結果を残しそうだ。

ジャパニーズホラーはあまりヒットしていないので、アメリカのホラーと比較したい。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章TOKYO NIGHT」トータル2億円見込み
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
☆10年「SAW ザ・ファイナル 3D」トータル3.6億円
OP0.7→1.9→2.5→3.0→3.3
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル4.3億円
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル3.7億円
火1.5→2.3→2.9→3.4
☆12年「貞子3D」
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0億円→
主要作品との対比で考えると、「貞子3D」の興行収入は12.9~13.1億円となる。
評判が著しく悪いので、伸びが悪い可能性があると思ったが、それなりに伸びた。
この対比を超えるだろう。

「貞子3D」12.0億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「パラダイス・キス」12.2億円(トータル13.9億円)
☆「八日目の蝉」10.7億円(トータル12.4億円)
☆「探偵はBARにいる」10.8億円(トータル12.2億円)
これらとの対比で考えると、「貞子3D」の興行収入は13.6~13.9億円となる。
評判が著しく悪く、伸びは高くないと思われたので、「貞子3D」の興行収入は11億円台と低めに予想していたが、普通に伸びた。
先週に引き続き13億円台と予想したい。
やはり、キャラクターの知名度に惹かれたようだ。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低すぎたか。
00年「リング0 バースデイ」がトータル16.0億円(同時上映作品アリ)を稼いでいるが、そこまで強気にはなれない。


9位:「外事警察 その男に騙されるな」(東映・NHK)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 235スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.9億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
公開前に『本格的な作品のようには感じられるが、このような映画は一般向けではなく、ヒットしないはずだ』と書いたとおりとなりそうだ。

2009年に放送されたNHKドラマの映画化。
視聴率は5.2%程度。
渡部篤郎、尾野真千子、真木よう子、キム・ガンウが出演している。

NHK系が手がけたテレビドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3
☆11年「セカンドバージン」トータル4.3億円
祝3日0.9(OP0.5)→2.3→祝3.2→3.7→4.0
☆11年「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」
木0.5(OP0.3)→0.8
☆12年「劇場版テンペスト3D」
先込0.3(OP0.2)
☆12年「外事警察 その男に騙されるな」
OP0.7→1.9億円→
「ハゲタカ」以外は迷走している。
これらに比べるとマシなのかもしれない。
「ハゲタカ」との対比で考えると、「外事警察 その男に騙されるな」の興行収入は3.8億円となる。
これを下回るか。

「外事警察 その男に騙されるな」1.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「毎日かあさん」2.6億円(トータル6.0億円)
☆「はやぶさ」2.5億円(トータル5.0億円)
☆「一命」2.6億円(トータル4.5億円)
☆「セカンドバージン」2.3億円(トータル4.3億円)
☆「白夜行」2.3億円(トータル4.2億円)
「毎日かあさん」以外の作品との対比で考えると、「外事警察 その男に騙されるな」の興行収入は3.3~3.8億円となる。
「外事警察 その男に騙されるな」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので、当たりそうだ。
この手の暗めの作品はこの程度になっても仕方がない。
予想以上にはコケてはいないので、個人的にはポテンシャルどおりに稼ぎそうだという印象。


10位:「宇宙兄弟」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 15億円台(2~3週目16億円台、OP時22~23億円)
【配給会社期待値等】 最終興収25億円超えに向け大ヒットスタートを切った
【公開規模】 322スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは14.6億円弱となっている。
1週間の伸びは7.4千万円弱程度だろうか。
伸びがイマイチとなっている。
やはり、オープニングはゴールデンウィーク特需だったようだ。
配給会社期待値を大きく下回りそうだ。

小栗旬主演の人気漫画原作作品ということであり、同じく小栗旬主演の人気漫画原作の「岳-ガク-」が参考となるだろう。
こちらはゴールデンウィーク明けの公開だった。
☆11年「岳-ガク-」トータル15.9億円
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0
☆12年「宇宙兄弟」
OP3.8→7.6→10.6→12.5→13.9→14.6億円→
オープニング時に1億円の差を付けたが、4週目で逆転されている。
これとの対比で考えると、「宇宙兄弟」の興行収入は15.5億円となる。
15億円台が落ち着きどころか。

本作の脚本を手がけた大森美香が手がけた作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆12年「宇宙兄弟」
OP3.8→7.6→10.6→12.5→13.9→14.6億円→
これらとの対比で考えると、「宇宙兄弟」の興行収入は15.7~15.7億円となる。
やはり、この程度だろうか。

「宇宙兄弟」14.6億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「岳 ガク」15.0億円(トータル16.3億円)
☆「プリンセス トヨトミ」15.0億円(トータル16.2億円)
☆「カイジ2」15.2億円(トータル16.1億円)
☆「太平洋の奇跡」14.5億円(トータル15.7億円)
これらとの対比で考えると、「宇宙兄弟」の興行収入は15.5~15.9億円となる。
評判は悪くはなく、ほとほどに伸びるのではないかと思ったが、厳しかった。
オープニング時に22~23億円と予想したが、『ゴールデンウィーク特需の可能性も高い』と書いたとおりとなってしまった。
「宇宙兄弟」の興行収入は2週目から3週目まで16億円台と予想していたが、先週に引き続き15億円台と予想したい。
やはり「岳 ガク」程度となったが、これを下回るとは思わなかった。
しかしながら、原作漫画の人気がよく分からないが、悪くはない結果を残しそうだ。
妥当ともいえるのではないか。
公開前個人予想は18億円台だったので、悪くはない結果となりそうだ。
小栗旬の人気にやや懐疑的なので、高くは予想できないが、低い予想もしにくい。


11位:「I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN」(CJEJ)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2~3億円
【公開規模】 29スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.6億円弱となっている。
1週間の伸びは9.7千万円弱程度だろうか。

韓国アーティストのライブドキュメンタリー。
小スクリーンながらも、優秀な成績を収めた。
ブームというものは作られたものと思っていたが、リアルに相当な人気があるようだ。

以下の作品と遜色はない。
☆12年「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」
OP0.7→2.0→2.6→3.0
☆12年「I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN」
OP0.6→1.6億円→
相手は94スクリーン程度である。
2~3億円程度となりそうだ。
このスクリーン数ならば、十分だろう。


12位:「ソウル・サーファー」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 170スクリーン
3.1千万円のオープニングを飾った。
アメリカではほどほどに稼いだ作品。
日本でも当たりやすい感動作品だが、キャスト、題材的に日本では当たりにくく、仕方のない結果となりそうだ。
1億円台だろう。


13位:「ミッドナイト・イン・パリ」<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円後半
【公開規模】 46スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円弱となっている。
1週間の伸びは4.5千万円程度だろうか。
小スクリーンながら健闘している。
評価も良いので、伸びはあるだろう。

ウディ・アレン監督の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「それでも恋するバルセロナ」トータル2.3億円
OP0.3→1.0→1.4→1.7
☆12年公開「ミッドナイト・イン・パリ」
OP0.3→0.9→1.4億円→
これとの対比で考えると、「ミッドナイト・イン・パリ」の興行収入は2.3億円となる。
2億円を突破するかが注目となる。
突破しそうな勢いだが、先週に引き続き1億円後半と予想して、様子を見たい。


14位:「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円後半
【公開規模】 24スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは6.6千万円となっている。
1週間の伸びは3.4千万円程度だろうか。
ほどほどに伸びている。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」
OP0.3→0.7億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」の興行収入は1.9~2.0億円となる。
人気の具合がよく分からないが、「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」の興行収入は先週に引き続き1億円台後半と予想したい。
アニメ作品は、小スクリーンながら、しっかりと稼いでくれる。


15位:「名探偵コナン 11人目のストライカー」(東宝・日本テレビ)<9週目>
【公開前個人予想】 30億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円後半(~8週目33億円台、OP~2週目36億円台)
【公開規模】 243スクリーン(先週比-89スクリーン)
1.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは32.3億円となっている。
1週間の伸びは2.4千万円程度だろうか。
公開前に『人気が落ちている感じはない』とは書いたが、人気が上がっているという印象はなかった。
しかし、例年よりも好調な動きとなっている。
今年公開されたどの映画よりも高いオープニング成績となっていた。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8→34.3→34.5
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」トータル31.5億円
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆12年「11人目のストライカー」
6.3→12.6→17.3→28.1→29.8→30.9→31.6→32.1→32.3
09年との対比で考えると、今年の興行収入は32.8億円となる。
過去最高の09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円を超すことが目標だったが、無理そうだ。
2週目までは並んでいたが、ゴールデンウィーク中の稼ぎが普通だった。
2週目まで36億円台と予想したが、そこまでの伸びはなかった。
今年の興行収入は先週に引き続き33億円台と予想したいところだが、突破は厳しいか。
32億円後半と下方修正したい。
公開前個人予想は30億円台だったので、微妙な結果となりそうだ。
今年は例年に比べて高いとは予想できなかった。
それにしても、今年の「ドラえもん」を含めて、アニメ作品は好調だ。


16位:「君への誓い」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 1億円台(OP時2億円)
【公開規模】 202スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは9.1千万円となっている。
1週間の伸びは4.7千万円弱程度だろうか。
200スクリーン以上を確保しておきながら、信じられないほどの大コケとなっている。
2週目の作品が、9週目の「コナン」に負けていいのだろうか。

アメリカではトータル125百万ドルという大ヒットをした作品。
最終的には、現在アメリカで公開中の「ダーク・シャドウ」よりも高い成績となるはずだ。
アメリカでヒットしたために、調子に乗ってしまったのだろう。
05年公開「きみに読む物語」トータル15.0億円のレイチェル・マクアダムス主演の同タイプの作品であり、題材的には稼げる作品であると思うが、宣伝が下手すぎて自滅したといえる。
レディースデイの動員に掛かってくるが、厳しそうだ。

レイチェル・マクアダムス主演の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「きみがぼくを見つけた日」
OP0.3→0.8
☆11年公開「恋とニュースのつくり方」トータル2.2億円
金0.6→1.5→1.8→1.9→2.0
☆12年公開「君への誓い」
金0.4→0.9億円→
「恋とニュースのつくり方」との対比で考えると、「君への誓い」の興行収入は1.3億円となる。
多少は粘ると思われたが、無理だろう。
「君への誓い」の興行収入はオープニング時に2億円台と予想したが、1億円台となりそうだ。
公開前個人予想は5億円台だったので、ハズした。
女性が好みそうな題材なのにもったいない。
ソニーには失望させられる。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その2)

1位:「メン・イン・ブラック3」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 15~16億円
【現時点での興行収入予想】 34~35億円
【公開規模】 974スクリーン(先週比-7スクリーン)
3.1億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは22.2億円となっている。
1週間の伸びは6.0億円半ば程度だろうか。
動員ベースでは「ホタルノヒカリ」に負けて2位となるが、興行収入ベースでは3Dの影響のためか、1位となる。
公開前は『10年以上前のシリーズ作品であり、熱望されていたとは思えない。ウィル・スミスの人気もピーク時からは落ちているはず。時期的にも日本ではヒットしにくい』と考えたが、ウィル・スミスにも本シリーズにも、この程度は稼げるだけのチカラはあるようだ。
「テルマエ・ロマエ」など、コメディタッチの気軽に観られる作品は受けいられ易いのかもしれない。
洋画作品では今年ナンバーワンの動きとなっている。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」配給収入35.0億円
☆02年「メン・イン・ブラック2」トータル40.0億円
興行収入は配給収入の倍程度となる。
恐ろしくヒットしているので、今回もヒットしたようだ。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
☆97年「インディペンデンス・デイ」配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
☆03年「バッド・ボーイズ2バッド」トータル20.0億円
☆04年「アイ,ロボット」トータル37.5億円
先7.3→17.0→23.3→28.7→31.6→33.6→34.8
☆05年「最後の恋のはじめ方」 10億円未満
☆07年「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1→26.1
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.0億円
金7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆08年「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→04.6→06.4→07.4→07.7
☆10年公開「ベスト・キッド」トータル15.2億円(参考)
先2.9→07.3→10.0→12.2→13.3
☆12年公開「メン・イン・ブラック3」
金7.0→16.1→22.2億円→
アクション映画ならば30億円を超えるヒットを叩きだすスター。
2週目まで「アイ・アム・レジェンド」と同程度の動きとなっている。
主要作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は29.0~35.7億円となる。
「ハンコック」を超えることはないと思ったが、同程度は稼ぎそうだ。
30億円台には乗せたいところだろう。

「メン・イン・ブラック3」22.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「トランスフォーマー」26.5億円(トータル42.5億円)
☆「ナルニア国物語」15.7億円(トータル26.9億円)
☆「猿の惑星」17.8億円(トータル24.2億円)
これらとの対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は30.2~38.0億円となる。
高い伸びはないと思われるが、ライバルが不在の展開であり、なんとか粘るだろう。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週に引き続き34~35億円と予想したい。
公開前個人予想は15~16億円だったので、倍以上となる。
オワコンだと思っていたが、そんなことは全くなかったようだ。
ウィル・スミスの人気、本シリーズはまだまだイケル。
気軽に見られるコメディ系作品については高めに予想した方がよさそうだ。


3位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<7週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】55~56億円(5週目52~53億円、4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 312スクリーン(先週比+8スクリーン)
1.6億円を週末に稼ぎ、トータルでは49.6億円となっている。
1週間の伸びは3.2億円弱程度だろうか。
いまさらスクリーン数が増えている。
今週中に50億円を突破したようだ。
邦画の実写作品としては2年ぶりとなる。

オープニング時の配給会社の期待を楽に超える大ヒットとなっている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

ゴールデンウィーク作品なので、ゴールデンウィーク作品と比較したい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→30.0→36.6→41.9→46.5→49.6億円→
これとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は54.6億円となる。
この程度となるだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
OP3.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2→42.7
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル41.0億円
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.7
☆11年「ステキな金縛り」トータル42.8億円
OP5.0→16.2→22.5→27.6→32.4→35.4→37.3→38.6
☆12年「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
OP5.6→14.3→20.3→24.9→28.0→30.4→31.8→32.6→33.1
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→30.0→36.6→41.9→46.5→49.6億円→
誰がこれらの大作映画を超えると予想できようか。
GW公開のため、単純比較はしにくいが、「20世紀少年」以外の作品との対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は53.4~56.9億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は4週目に46~47億円、5週目に52~53億円と予想したが、伸びが全く止まらない。
そろそろ止まるだろうと思ったが、この勢いはまだまだ続きそうなので、先週に引き続き55~56億円と予想したい。
現在公開中の他の作品が弱いということもありそうだ。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が50億円を超えると誰が予想できようか。


4位:「ダーク・シャドウ」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 22億円台(OP~3週目19億円台)
【公開規模】 565スクリーン(先週比-6スクリーン)
1.3億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは17.7億円となっている。
1週間の伸びは2.8億円弱程度だろうか。
15億円をあっさりと突破している。
公開前に作風的に微妙であり、大ヒットはしないと感じたが、やはりジョニー・デップの人気は磐石のようだ。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆05年公開「コープスブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」
OP4.0→10.3→14.9→17.7億円→
ダーク作品の「スウィーニー・トッド」と同じような出足なので、驚くほどではないが、公開前は「ツーリスト」は下回ると思っていた。
主要作品との対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は21.9~22.1億円となる。
ファミリー向け作品ではなく、伸びがありそうな作品ではないので、伸びても22億円程度となるのではないか。

「ダーク・シャドウ」17.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ナルニア国物語」17.9億円(トータル26.9億円)
☆「ブラック・スワン」17.3億円(トータル23.9億円)
☆「三銃士」15.8億円(トータル19.5億円)
これらとの対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は21.8~26.6億円となる。

作風的に微妙というファーストインプレッションを信じて、低めの19億円台と予想してきたが、やはりデータどおり22億円程度まで伸びそうだ。
「ダーク・シャドウ」の興行収入は22億円台と上方修正したい。
イメージに頼るのもよくないようだ。
公開前個人予想は14億円台だったので、あまりにも低すぎたか。
16億円くらいにしようかとも思ったが、もっと低めに予想したくなったことが仇となった。
ジョニー・デップの人気はやはり高く、20億円程度を稼げれば十分な大ヒットといえるのではないか。
アメリカでは苦戦している作品である。


5位:「ファイナル・ジャッジメント」(日活)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6~7億円
【公開規模】 199スクリーン(先週比+1スクリーン)
9.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.7億円半ばとなる。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
平日はあまり稼げていない。

関係作品の興行収入は以下のとおり。
☆94年「ノストラダムス戦慄の啓示」不明
☆97年「ヘルメス 愛は風の如く」トータル7.4億円
☆00年「太陽の法 エル・カンターレへの道」トータル14.6億円
☆03年「黄金の法 エル・カンターレの歴史観」トータル17.0億円
☆06年「永遠の法 エル・カンターレの世界観」トータル12.5億円
OP0.9→2.3→3.8→5.0
☆09年「仏陀再誕」トータル8.6億円
OP1.6→3.3→4.7→5.9→8.4
☆12年「ファイナル・ジャッジメント」
OP1.2→2.8億円→
これらはアニメ作品だが、本作は実写作品のようだ。
「仏陀再誕」との対比で考えると、「ファイナル・ジャッジメント」の興行収入は7.3億円となる。
どう伸びるのかよく分からなく、考えても仕方ないので、とりあえず「ファイナル・ジャッジメント」の興行収入は先週に引き続き6~7億円と予想したい。
いったいどのような映画なのだろうか。
他者に迷惑を掛けなければ、いかなる宗教を信じようとも自由だと思っている。

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『ファミリー・ツリー』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(高レベルのヒューマンドラマ)

大人向けの良作に仕上がっている。
派手な作品でもなく、感動を誘うような作品でもないが、賞レース争いをした実績どおりのレベルの高い作品だ。

妻のボート事故を契機として、仕事一筋の中年男が向き合う“現実”がリアルにユーモラスに描かれている。
心が晴れないもやもやとした抽象的な感情、家族という形はあるが実体が掴めないものをアレキサンダー・ペイン監督とジョージ・クルーニーが上手く表現している。
①子ども達との不和、②妻の浮気、③土地の売買という3つのストーリーを織り交ぜて展開させることによって、ストーリーを豊かに発展させている。
それぞれが別個の問題ではあるが、それぞれが微妙に絡んでいる。

③土地の売買について、“土地=家族”という意味合いでまとめている点が本作のポイントだろう。
先祖伝来の土地を守ることは、家族の絆を守ることと同意なのかもしれない。
家族で共に過した場所、先祖の人々が過してきた場所、娘や孫達が過すであろう場所を失うことは、自己の家族を失いかけた彼には決して出来ないことなのだろう。
妻の浮気相手に儲けさせたくないという理由ではないはずだ。
土地を売れば大金が転がり込むが、恐らく、いとこ達とは疎遠になっていくだろう。
土地という繋がりを持つことで、彼らの繋がりは保たれているのかもしれない。

長女のボーイフレンドも存在も見逃せない。
彼の存在は、家族にとって“異分子”でしかなく、序盤では浮きまくっていた。
しかし、こちらの家族の事情を知り、彼の家族の事情を知り、時間を共に過すことで、単純なバカな“異分子”だった彼が、かけがえのない“家族”の一員のような存在へと成長していっている。
そのような効果を感じさせる存在であるため、彼の存在には意味がある。
たとえ、彼がいなくてもストーリーとしては成立するが、+αの効果をもたらしているので、脚本が上手いと感じさせる。
クルーニー自身も妻の家族にとってはもともとは“異分子”だったのだろう。
妻の家族が病室に訪れた際には、“異分子”は異分子なりに退散している辺りも大人の対応だ。

家族の絆を保つために必要なことを、ラストでさらりと描いていることも好感がもてる。
自室に閉じこもるのではなく、居間でアイスと毛布を共有しながら、家族でテレビを見るだけでいい。
特別な言葉も、特別な会話も要らない。
ただ寄り添うだけでよく、これならば誰でもできることだろうというメッセージを贈っている。
派手さはないが、心にしみる温かい映画ではないか。

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気になる映画ニュース(6月第3週目)

☆「妖怪人間ベム」が映画化
平均視聴率は15.6%だったドラマ。
東宝が手がけるようだ。
同じく東宝が手がけた「怪物くん」が予想以上にヒットしており、その流れだろうか。
鈴木福が出演しているので、ファミリー層を取り入れて、亀梨が出演しているので、ジャニーズファンも取り入れられるという狙いだろう。
今年の12月15日の正月映画となるが、狙い通りのヒットといくだろうか。
「臨場」「ストロベリーナイト」「任侠ヘルパー」「謎解きはディナーのあとで」など、微妙なドラマ作品の映画化が続くが、「SPEC」「ホタルノヒカリ」ですらヒットしているので、映画化の流れは止まりようがない。


☆ブラッド・ピット主演作「ワールド・ウォー・Z」が公開延期
2012年12月に公開予定だったが、2013年6月に公開延期となった。
既に撮影はほとんど終っていたはずだが、脚本の書き直しのためらしい。
注目度の高い作品であり、3部作としてシリーズ化も予定されている作品。
脚本の書き直しが必要ということは、最初のデキが良くなかったのだろうか。
この公開延期が吉と出るか、凶と出るかは蓋を開けないと分からない。
失敗すれば、続編の道が断たれるだろう。


☆「トランスフォーマー」第4弾はリブートか
マイケル・ベイ監督がパラマウントと契約し、公開日を2014年6月29日に設定している。
シャイア・ラブーフの起用は難しく、「スパイダーマン」同様に、キャストを一新し、再スタートは当然の結果となりそうだ。
とりあえずは「トランスフォーマー4」はマイケル・ベイが監督し、「5」以降は他の監督に任せるというつもりらしい。
キャストはどうなるのか、公開日に間に合うのかが注目となる。


☆「スノーホワイト」が続編製作へ
予想以上のオープニングを叩きだし、ユニバーサルは儲けが出ると踏んだようだ。
監督も売れっ子ではなくて新人であり、スケジュールには余裕がありそうだ。
「アベンジャーズ」で知名度をあげたクリス・ヘムズワース、「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートが主演であり、キャスティングが悪くはない。
妥当な結論だろう。

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国内映画興行収入ランキング(6月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「スノーホワイト」
白雪姫を題材とした映画。
クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロンなどが出演している。
シャーリーズ・セロンは日本でも知名度があるはずだ。
内容はよく分からないが、ファミリー層にも対応できそうな作品。
幅広い観客向けであり、ヒットしやすいタイプといえる。
「アリス・イン・ワンダーランド」のようなビッグヒットにはならないとは思うが、11年公開「三銃士」トータル19.5億円、11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円、05年「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円程度は稼ぐだろう。
本格的な作品であり、「ガリバー旅行記」は超えるか。
「三銃士」がライバルとなるのではないか。
20億円を超えてくるような作品とも思えず、今後「スパイダーマン」などの作品も控えているため、18億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は3.7億円程度か。


◎「愛と誠」(角川・東映)
妻夫木聡、武井咲主演作品。
三池崇史監督作品。
153館程度という中規模公開の映画であり、予想は難しい。
しかも、内容が三池作品らしく弾けている印象であり、一般向けでもなさそうだ。
三池崇史は、07年「スキヤキ・ウエスタンジャンゴ」トータル3億円程度、10年「ゼブラーマン」の続編トータル1.7億円と大コケに追い込んでいる前科がある。
妻夫木聡も昨年出演した、中規模作品の「マイ・バック・ページ」「スマグラー」が振るっていない。
ビッグヒットにはならないと予想してもいいだろう。
しかし、評価は悪くなさそうであり、観客を選ぶ、息の長い作品になると思われる。
5億円程度は稼ぐのではないか。
オープニングは7千万円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目その1)

動員1位:「映画 ホタルノヒカリ」(東宝・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 316スクリーン
3.1億円(313,650,750円)のオープニングを飾った。
公開前に『オープニングは2.0億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
ヒットよりもコケる心配をしていたが、かなり高いオープニングを飾った。
「僕等がいた」と同程度のオープニングだ。
やはりドラマの映画化は稼げるようだ。

綾瀬はるか、藤木直人主演のドラマの映画化。
平均視聴率は07年7月クール13.6%、10年7月クール15.4%となっており、比較的高い。
『映画化向きの題材とは思えないが、ドラマの知名度も高く、レディースデイを中心に女性を取り込むと思われるので、コケることはないだろう。コメディ系作品は受けが良いというメリットもある』と書いたとおりとなりそうだ。

綾瀬はるかが出演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1億円→
「プリンセス トヨトミ」と同程度のオープニングとなっている。
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は16.2~18.7億円となる。
レディースデイの動員やデートムービーに使えそうなので、この対比を超えるだろう。

同じくドラマの映画化であり、海外ロケをした「のだめカンタービレ」の平均視聴率が18.8%となっており、興行収入は前編41.0億円、後編37.2億円となっている。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
03.1億円→
後編との対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は20.5億円となる。
これを超えない程度だろう。

「映画 ホタルノヒカリ」3.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンフェア the answer」3.1億円(トータル23.4億円)
☆「神様のカルテ」3.0億円(トータル18.9億円)
☆「プリンセス トヨトミ」3.1億円(トータル16.1億円)
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は16.1~23.4億円となる。
マックス20億円、ミニマム16億円というところか。
18~19億円が落ち着きどころか。
「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、やや低すぎたか。
評価が低そうなので、それを踏まえてしまった。


動員5位:「幸せへのキセキ」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円後半
【公開規模】 457スクリーン
金曜日からの3日間で1.1億円(113,651,500円)のオープニングを飾った。
土日2日では9.0千万円弱(89,724,700円)だったようだ。
先週『オープニング3日は1.4億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
このスクリーン数を踏まえると、かなり物足りない。
マット・デイモン主演の感動ヒューマンドラマ。
『あまりヒットするとは思えないが、子役が登場する作品なので注意が必要』と書いたが、日本人好みの題材の割には上手く宣伝できていないのかもしれない。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6(OP1.3)→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2(OP1.6)→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→4.6→6.2→6.9
☆11年公開「アジャストメント」トータル4.5億円
金1.4→3.0→3.8
☆11年公開「コンテイジョン」
OP0.8→2.1→3.0→3.4
☆12年公開「幸せへのキセキ」
金1.1(OP0.9)億円→
どんどん下がっていっている気がする。
これらとの対比で考えると、「幸せへのキセキ」の興行収入は3.5~5.9億円となる。
女性受けしそうな作品なので、レディースデイなどには伸びるだろうが、大きくは伸びないかもしれない。
伸びても5億円台だろうが、そこまでは期待できるだろうか。
マット・デイモンの人気は日本では高くはないようだ。
アクション系と見られているのだろうか。

「幸せへのキセキ」金1.1億円と同程度の興行収入は以下のとおり。
<2011>
☆「ミッション:8ミニッツ」金1.1億円(トータル4.6億円)
☆「サンクタム」金1.3億円(トータル4.1億円)
☆「アイ・アム・ナンバー4」金1.0億円(トータル3.1億円)
これらとの対比で考えると、「幸せへのキセキ」の興行収入は3.4~4.6億円となる。
この対比以上には伸びそうだが、5億円を超えるかどうかというところだろう。
「幸せへのキセキ」の興行収入は4億円後半と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、高すぎたか。
「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円程度と考えたが、こちらはイーストウッドの知名度があったためか。
今年公開された「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を超えると考えたが、この手の作品は、同様に稼げなくなっているのかもしれない。

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全米映画興行収入(6月第2週目)

1位となったのは新作の「マダガスカル3」。
事前には週末3日間で53.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る60.4百万ドルのオープニングを飾った。
製作費145百万ドルの回収は容易だろう。
シリーズモノの3Dアニメ作品。
公開前に『「マダガスカル3」は過去のシリーズをやや下回る程度は稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆12年「マダガスカル3」
OP60百万ドル→
「マダガスカル2」との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は171百万ドルとなる。

2億ドル以下のドリームワークス(+パラマウント)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆11年「長靴をはいたネコ」トータル149百万ドル
OP34→076→108→122→135→140→142→143
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆12年「マダガスカル3」
OP60百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は193~201百万ドルとなる。
評価は高いが、シリーズモノ作品であり、あまり高い伸びはないだろう。
とりあえず、「マダガスカル3」の興行収入は「マダガスカル2」トータル180百万ドルと同程度の1億8千万ドル台と予想したい。
順調に稼いでいるので、合格といえるのではないか。


2位となったのは新作の「プロメテウス」。
事前には週末3日間で55.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る50.0百万ドルのオープニングを飾った。
リドリー・スコット監督のSFアクション作品。
ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロンが出演している。
エイリアンシリーズの世界観を引き継いでいる作品。
公開前に『SF作品は稼ぎにくいところはあるが、「プロメテウス」はヒットするだろう。しかし、爆発的なヒットにはならないと思われる』と書いたとおりとなりそうだ。
リドリー・スコット監督のファンなので、とりあえずコケなくてよかった。

リドリー・スコット監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年「グラディエーター」トータル188百万ドル
OP35→074→103→123→139→150
☆01年「ハンニバル」トータル165百万ドル
OP58→104→129→143→151→157
☆01年「ブラックホーク・ダウン」トータル109百万ドル
4週目拡大30→59→75→87→95→101
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル
OP44→80→101→116→122→126
☆10年「ロビン・フッド」トータル105百万ドル
OP36→66→083→094→099→102
☆12年「プロメテウス」
OP50百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は142~148百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、ある程度の伸びはあるだろう。
「ハンニバル」レベルの1億6千万ドル台と予想したい。
リドリー・スコット監督の「エイリアン」や「ブレード・ランナー」が低い成績となっているので、不安だったが、この程度稼げれば悪くはない。


3位は2週目の「スノーホワイト」。
トータルでは99百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『もう一本の「Mirror Mirror」よりも確実にヒットするだろう』と書いたが、思ったよりも高い興行収入となりそうだ。
「白雪姫」を題材としたアドベンチャー作品。
高額な制作費を掛けてアドベンチャーモノに仕立てたことが成功したのだろう。

監督は実績のないルパート・サンダーズ。
主演は、クリステン・スチュワート、クリス・ヘムズワース、シャーリーズ・セロン。

制作費が段違いだが、もう一本の「白雪姫」映画には完勝した。
☆12年「Mirror Mirror」トータル63百万ドル(製作費85百万ドル)
OP18→37→049→055
☆12年「スノーホワイト」
OP56→99百万ドル→
オープニングだけでライバルの興行収入にほぼ近づいた。
これとの対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は169百万ドルとなる。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆12年「スノーホワイト」
OP56→099百万ドル→
「ナルニア国物語/第3章」以外の作品との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は154~158百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「スノーホワイト」の興行収入は先週に引き続き1億5千万ドル台と予想したい。
製作費1億7千万ドルの回収が可能かどうかが注目となりそうだ。
製作費回収は厳しいが、全世界で稼げる作品であり、トータル的には成功といえそうだ。
続編の製作の話も出ている。


4位は3週目の「メン・イン・ブラック3」。
トータルでは136百万ドルとなっている。
製作費225百万ドルの回収が目標となるが、厳しいか。
全世界で稼げるとはいえ、制作費が高すぎではないか。
公開前に『「MIB3」は前作以下か』と書いたが、超える可能性もあるオープニングだったものの、動きはやや微妙か。
ウィル・スミス主演のSFコメディ。
トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリンが出演している。
監督は、前2作に引き続き、バリー・ソネンフィルド。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」トータル251百万ドル
先84(OP51)→140→172→194→208→218
☆02年「メン・イン・ブラックⅡ」トータル190百万ドル
先87(OP52)→133→158→173→182→186
☆12年「メン・イン・ブラック3」
OP55→111→136百万ドル→
3D単価もあるが、だいたい同じようなオープニングとなっていた。
10年というブランクも特に問題はなかったか。
これらとの対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は164~198百万ドルとなる。
2億ドルは超えないだろう。

ウィル・スミス主演作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「バッドボーイズⅡ」トータル139百万ドル
OP47→089→111→123→129→132→135
☆04年「アイ,ロボット」トータル145百万ドル
OP52→095→115→127→134→138→141
☆05年「最後の恋のはじめ方」トータル179百万ドル
OP43→090→121→138→150→159→166
☆06年「幸せのちから」トータル164百万ドル
OP26→053→098→124→136→146→153
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル256百万ドル
OP77→137→194→228→240→247→252
☆08年「ハンコック」トータル228百万ドル
先104(OP63)→164→192→206→216→222→225
☆08年「7つの贈り物」トータル70百万ドル
OP015→039→060→067
☆12年「メン・イン・ブラック3」
OP55→111→136百万ドル→
「アイ・アム・レジェンド」以外のアクション作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は162~171百万ドルとなる。
評価は高いが、高い伸びはないだろう。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週に引き続き1億6千万ドルと予想したい。
当面は、「幸せのちから」トータル164百万ドルを超えることが目標となる。


5位は6週目の「アベンジャーズ」。
トータルでは572百万ドルとなっている。
製作費2億2千万ドルを楽に回収している。
歴代4位「ダークナイト」トータル533百万ドル、歴代5位の「スター・ウォーズEP1」トータル475百万ドルを抜き、アメリカ興行史上3位の成績となっている。
公開前に『3億ドル超の大ヒットは間違いないだろうが、「ハンガー・ゲーム」には勝てないか』と書いたが、アメリカ興行歴代1位となる200.3百万ドルという異次元のオープニングを飾っていた。
「トランスフォーマー」レベルかと思ったが、やはりこれだけ揃うと破壊力が異なった。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなどのヒーローが終結するアクションアドベンチャー。
監督はあまりヒット実績のないジョス・ウェドン。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル177百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373→458→513→553→572百万ドル→
「アイアンマン」以外の作品との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は595~599百万ドルとなる。

当面のライバルだった作品は以下のとおり。
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→214→394→442→471→489→502→512
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆12年「ハンガー・ゲーム」現時点で400百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373→458→513→553→572百万ドル→
「ハリポタ」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は595百万ドルとなる。
「ダークナイト」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は623百万ドルとなる。
評価も恐ろしく高くなっており、正直、どこまで伸びるかは検討が付かないが、先週に引き続き6億ドルまで伸びるのではないかと考えたい。
オープニング時から2週目まで、当面は5億3千万ドル程度と考えておきたいと書いたが、伸びが通常ではなかった。
しかしながら、歴代1位の「アバター」トータル761百万ドル、歴代2位の「タイタニック」トータル659百万ドルまでは伸びないだろう。


6位は6週目の「The Best Exotic Marigold Hotel」。
トータルでは31百万ドルとなっている。
オープニング時27スクリーンから、178→354→1233→1294→1298スクリーンに拡大公開されている。
98年「恋におちたシェイクスピア」(トータル100百万ドル)のジョン・マッデン監督作品。
トム・ウィルキンソン、ジュディ・デンチが出演している。
ジョン・マッデン監督作品の01年「コレリ大尉のマンドリン」トータル26百万ドル、05年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル8百万ドル、11年「The Debt」トータル31百万ドルとなっており、キャリア2番目のヒットとなっている。
20世紀フォックスサーチライトは相変わらず渋い作品でもヒットさせている。
4週目に『規模が拡大されたので、3千万ドル台まで伸びそうだ』と書いたが、評価もかなり高いので、もうちょっと伸びそうだ。
先週に引き続き4~5千万ドル程度と予想したい。
20世紀フォックスサーチライトが過去に手がけた06年「リトル・ミス・サンシャイン」トータル60百万ドル、97年「フル・モンティ」トータル46百万ドルまで伸びるかが注目となる。


7位は4週目の「What to Expect When You're Expecting」。
トータルでは36百万ドルとなっている。
公開前に『女性の支持を集めそうであり、「What to Expect When You're Expecting」はヒットしそうだ』と書いたが、イマイチな結果となっている。
キャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペスなどが出演するラブコメ作品。
出産などがテーマのようだ。
監督は、98年「ウェイクアップ!ネッド」トータル25百万ドル、05年「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」トータル47百万ドル、09年「みんな元気」トータル9百万ドルのカーク・ジョーンズ。

キャメロン・ディアスが主演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
OP13→25→35→50→59
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆11年「バッド・ティーチャー」トータル100百万ドル
OP32→60→79→88→94
☆12年「What to Expect When You're Expecting」
OP11→22→31→36百万ドル→
これらとの対比で考えると、「What to Expect When You're Expecting」の興行収入は41~45百万ドルとなる。
評価は普通なので高い伸びはないだろうと思ったが、女性支持を集めて少しは粘りそうだ。
「What to Expect When You're Expecting」の興行収入は2週目まで3千万ドル台と予想していたが、先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
しかしながら、やや低めの結果となりそうだ。
キャメロン・ディアスが出演するラブコメなのでヒットすると思ったが、キャメロン・ディアス主演作というよりも、アンサンブルキャストのような作品であり、その辺りの影響があったか。
制作費は不明だが、コケたといえるのではないか。


8位は4週目の「バトルシップ」。
トータル60百万ドルとなっている。
製作費209百万ドルの回収は不可能だ。
この作品にこれだけの制作費を掛けることができたことが謎だ。
公開前に『高いヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
テイラー・キッチュ主演のアクション作品。
監督はピーター・バーグ。

テイラー・キッチュは「ジョン・カーター」に続いてやらかしたか。
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆12年「バトルシップ」(製作費209百万ドル)
OP26→45→55→60百万ドル→
これとの対比で考えると、「バトルシップ」の興行収入は66百万ドルとなる。
彼はどれだけ損害を与えるつもりなのだろうか。
しかし、テイラー・キッチュが悪いというよりも、実績のない俳優に大作を任せるスタジオが悪い。
将来性のある若者がこれらの失敗でダメにならないことを祈りたい。

ピーター・バーグ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「キングダム/見えざる敵」トータル48百万ドル
OP17→32→40→44→46→47
☆08年「ハンコック」トータル228百万ドル
先104(OP63)→164→192→206→216→222
☆12年「バトルシップ」(製作費209百万ドル)
OP26→45→55→60百万ドル→
これらとの対比で考えると、「バトルシップ」の興行収入は65~66百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、高い伸びはないだろう。
「バトルシップ」の興行収入は先週まで7千万ドル台と予想していたが、6千万ドル台止まりとなりそうだ。
ハズブロ系だからといって、「トランスフォーマー」並に稼げると思ったのだろうか。
「アベンジャーズ」とほぼ同じ製作費であり、完全にコケたといえるだろう。


9位は4週目の「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」。
トータルでは55百万ドルとなっている。
製作費65百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『高いヒットにはならないだろう』と書いたが、コケてはいない。
そろそろ飽きられる頃だと思ったが、踏みとどまった。
サシャ・バロン・コーエン主演のコメディ作品。
監督はいつも通りラリー・チャールズ。

サシャ・バロン・コーエンとラリー・チャールズが組んだ作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「ボラット」トータル129百万ドル
OP26→67→91→109→116→120
☆09年「ブルーノ」トータル60百万ドル
OP31→50→57→59→60→60
☆12年「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」
先24→41→51→55百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Dictator」の興行収入は56~65百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度ではあるが、やや伸びそうだ。
この中間程度と考えて、「The Dictator」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
「ブルーノ」を超えることが目標となる。


10位は3週目の「Moonrise Kingdom」。
トータルでは4百万ドルとなっている。
OP4スクリーンから16→96スクリーンと拡大公開された。
ウェス・アンダーソン監督のヒューマンドラマ。
ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、フランシス・マクドーマンドなどが参加している。
どのような規模になるか分からないが、2~3千万ドル程度となりそうだ。
ウェス・アンダーソン監督作品は、04年「ライフ・アクアティック」トータル24百万ドル、09年「ファンタスティックMr.フォックス」トータル21百万ドルとなっており、同程度となるだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ミュージカル「ロック・オブ・エイジズ」
☆アダム・サンドラー主演のコメディ作品「That's My Boy」
どちらもコケずにそれなりのヒットとなるだろう。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その3)

1位:「メン・イン・ブラック3」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 15~16億円
【現時点での興行収入予想】 34~35億円
【公開規模】 981スクリーン(先週比+1スクリーン)
4.2億円を週末に稼ぎ、トータルでは16.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.1億円程度だろうか。
10年以上前のシリーズ作品であり、熱望されていたとは思えない。
ウィル・スミスの人気もピーク時からは落ちているはず。
時期的にも日本ではヒットしにくいと考えたが、ウィル・スミスにも本シリーズにも、この程度は稼げるだけのチカラはあるようだ。
「テルマエ・ロマエ」など、コメディタッチの気軽に観られる作品は受けいられ易いのかもしれない。
洋画作品では今年ナンバーワンの動きとなっている。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」配給収入35.0億円
☆02年「メン・イン・ブラック2」トータル40.0億円
興行収入は配給収入の倍程度となる。
恐ろしくヒットしているので、今回もヒットしたようだ。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
☆97年「インディペンデンス・デイ」配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
☆03年「バッド・ボーイズ2バッド」トータル20.0億円
☆04年「アイ,ロボット」トータル37.5億円
先7.3→17.0→23.3→28.7→31.6→33.6→34.8
☆05年「最後の恋のはじめ方」 10億円未満
☆07年「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1→26.1
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.0億円
金7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆08年「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→04.6→06.4→07.4→07.7
☆10年公開「ベスト・キッド」トータル15.2億円(参考)
先2.9→07.3→10.0→12.2→13.3
☆12年公開「メン・イン・ブラック3」
金7.0→16.1億円→
アクション映画ならば30億円を超えるヒットを叩きだすスター。
「アイ・アム・レジェンド」と同程度の動きとなっている。
主要作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は29.0~35.5億円となる。
「ハンコック」を超えることはないと思ったが、同程度は稼ぎそうだ。
30億円台には乗せたいところだろう。

「メン・イン・ブラック3」16.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「トランスフォーマー」17.9億円(トータル42.5億円)
☆「ナルニア国物語」12.5億円(トータル26.9億円)
☆「猿の惑星」13.1億円(トータル24.2億円)
これらとの対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は29.7~38.2億円となる。
高い伸びはないと思われるが、ライバルが不在の展開であり、なんとか粘るだろう。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週に引き続き34~35億円と予想したい。
公開前個人予想は15~16億円だったので、倍以上となる。
オワコンだと思っていたが、そんなことは全くなかったようだ。
ウィル・スミスの人気、本シリーズはまだまだイケル。
コメディ系作品については高めに予想した方がよさそうだ。


5位:「ガール」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(OP時6億円台)
【公開規模】 286スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは3.9億円となっている。
1週間の伸びは2.7億円程度だろうか。
微妙な伸びとなっている。
レディースデイでの動員が勝負となりそうだ。

以下の作品の二の舞は避けられた。
☆10年「FLOWERS」4億円台見込み
OP0.5→2.0→2.9→3.6
☆12年「ガール」
OP1.2→3.9億円→
これとの対比で考えると、「ガール」の興行収入は7.8億円となる。
悪くても、この程度は稼げそうだ。

以下と似たようなオープニング作品を飾っていた。
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆10年「ダーリンは外国人」トータル7.0億円
OP1.2→3.2→4.3→5.3→6.3→6.6
☆12年「ガール」
OP1.2→3.9億円→
これらと同じオープニングなので、それほど悪くはない。
これらとの対比で考えると、「ガール」の興行収入は8.5~8.8億円となる。
この辺りの伸びが標準クラスか。

「ガール」3.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ツレがうつになりまして。」4.0億円(トータル8~9億円見込み)
☆「両さん」3.9億円(トータル8.2億円)
☆「DOG×POLICE 純白の絆」祝4.2億円(トータル7.6億円)
☆「さや侍」3.4億円(トータル6.3億円)
これらとの対比で考えると、「ガール」の興行収入は7.1~8.2億円となる。
全く伸びないと思ったが、さすがに女性客を取り込みそうだ。
「ガール」の興行収入は先週6億円台と予想したが、7億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、やや微妙な結果となりそうだ。
ヒットともコケたとも言えない結果になりそうだが、この企画はやはり優れたものとはいえないだろう。


9位:「I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN」(CJEJ)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 なし
【公開規模】 29スクリーン
6.0千万円半ばのオープニングを飾った。
韓国アーティストのライブドキュメンタリー。
優秀な成績を収めた。
ブームというものは作られたものと思っていたが、リアルに相当な人気があるようだ。


10位:「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円後半
【公開規模】 24スクリーン
3.2千万円のオープニングを飾った。
動員ベースでは11位だが、興行収入ベースでは10位となる。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」
OP0.3億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」の興行収入は1.9~2.4億円となる。
人気の具合がよく分からないが、「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」の興行収入は1億円台後半となるのではないか。


11位:「君への誓い」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 1億円後半
【公開規模】 203スクリーン
金曜日からの3日間で4.4千万円のオープニングを飾った。
土日2日間では2.9千万円弱だったようだ。
公開前に『金曜日からのオープニング3日は7千万円程度か』と書いたので、予想を大きく下回った。
はっきりいって大コケと言っていいだろう。
アメリカではトータル125百万ドルという大ヒットをした作品。
現在アメリカで公開中の「ダーク・シャドウ」よりも高い成績となるはずだ。
調子に乗って、200スクリーン以上で公開してしまったのだろう。
05年公開「きみに読む物語」トータル15.0億円のレイチェル・マクアダムス主演の同タイプの作品であり、題材的には稼げる作品であると思うが、宣伝が下手すぎて自滅したといえる。
レディースデイの動員に掛かってくるが、どうなるだろうか。

レイチェル・マクアダムス主演の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「きみがぼくを見つけた日」
OP0.3→0.8
☆11年公開「恋とニュースのつくり方」トータル2.2億円
金0.6→1.5→1.8→1.9→2.0
☆12年公開「君への誓い」
金0.4(OP0.3)億円→
「恋とニュースのつくり方」との対比で考えると、「君への誓い」の興行収入は1.5億円となる。
多少は粘ると思われるので、「君への誓い」の興行収入は2億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、ハズした。
女性が好みそうな題材なのにもったいない。
ソニーには失望させられる。


12位:「名探偵コナン 11人目のストライカー」(東宝・日本テレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 30億円台
【現時点での興行収入予想】 33億円台(OP~2週目36億円台)
【公開規模】 332スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは32.1億円となっている。
1週間の伸びは4.5千万円半ば程度だろうか。
公開前に『人気が落ちている感じはない』とは書いたが、人気が上がっているという印象はなかった。
しかし、例年よりも好調な動きとなっている。
今年公開されたどの映画よりも高いオープニング成績となっていた。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」トータル31.5億円
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆12年「11人目のストライカー」
6.3→12.6→17.3→28.1→29.8→30.9→31.6→32.1→
去年との対比で考えると、今年の興行収入は32.9億円となる。
過去最高の09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円を超すことが目標だったが、無理そうだ。
2週目までは並んでいたが、ゴールデンウィーク中の稼ぎが普通だった。
今年の興行収入は先週に引き続き33億円台と予想したい。
2週目まで36億円台と予想したが、そこまでの伸びはなかった。
公開前個人予想は30億円台だったので、微妙な結果となりそうだ。
今年は例年に比べて高いとは予想できなかった。
それにしても、今年の「ドラえもん」を含めて、アニメ作品は好調だ。


13位:「ミッドナイト・イン・パリ」<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円後半
【公開規模】 46スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.4千万円弱となっている。
1週間の伸びは6.6千万円半ば程度だろうか。
小スクリーンながら健闘している。
評価も良いので、伸びはあるだろう。

ウディ・アレン監督の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「それでも恋するバルセロナ」トータル2.3億円
OP0.3→1.0→1.4→1.7
☆12年公開「ミッドナイト・イン・パリ」
OP0.3→0.9億円→
これとの対比で考えると、「ミッドナイト・イン・パリ」の興行収入は2.1億円となる。
2億円を突破するかが注目となる。
突破しそうな勢いだが、先週に引き続き1億円後半と予想して、様子を見たい。


14位:「僕等がいた 後篇」(東宝)<7週目>
【公開前個人予想】 22億円台
【現時点での興行収入予想】 6週目17億円台(OP時22億円台)
【公開規模】 295スクリーン(先週比-2スクリーン)
1.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは16.6億円となっている。
1週間の伸びは4.1千万円弱程度だろうか。
前篇のオープニングは超えたが、その後の伸びは悲惨だ。

前篇の興行収入は以下のとおり。
☆12年「僕等がいた 前篇」
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」
OP3.1→7.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6億円→
前作の3割減となっている。
公開間隔が短いので、それほどギブアップはしないと思ったが、前篇の作品のデキが良くないのだろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆12年「僕等がいた 後篇」
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6億円→
これらとの対比で考えると、「僕等がいた 後篇」の興行収入は17.1~17.6億円となる。
この程度だろう。

「僕等がいた 後篇」16.6億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンダルシア」17.1億円(トータル18.8億円)
☆「プリンセス トヨトミ」15.5億円(トータル16.2億円)
☆「カイジ2」15.5億円(トータル16.1億円)
これらとの対比で考えると、「僕等がいた 後篇」の興行収入は17.2~18.3億円となる。
『前作から急激に上がることも下がることもないだろう。前篇を見ずに後篇を見ることは考えにくいので、上がることはなく、多少は下がるだろう』と書いたが、多少では済まなかった。
「僕等がいた 後篇」の興行収入はオープニング時には22億円台と予想したが、先週に引き続き17億円台と予想したい。
公開前個人予想は22億円台だったので、微妙な結果となる。
そこまで前篇の評価が低かったのだろうか。
しかし、後篇の興行収入はイマイチながらも、前後篇で40億円程度の大ヒットとなる。
さすがは東宝、上手いビジネスだ。
「のだめ」「SP」「GANTZ」同様に2部作作戦で稼いでいる。


15位:「ファミリー・ツリー」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台(OP時4億円台)
【公開規模】 226スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.5億円弱となっている。
1週間の伸びは6.7千万円半ば程度だろうか。
それなりのスクリーン数を確保しており、はっきりいって大コケとなっている。
「アーティスト」がブレイクしなければ、アカデミー賞作品賞となっていたかもしれない作品であり、日本でも知名度のあるジョージ・クルーニー主演作品。
地味な作風は否めないが、どうして、これほど低い結果になるのか。
アカデミー賞のちょっと前の時期に公開すればよかったのではないか。

アカデミー賞受賞またはノミネートされたヒューマンドラマ作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→5.0→6.9→8.4
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
OP1.4→4.1→6.1→7.6
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→3.5→6.1→8.6→9.7
☆10年公開「マイレージ、マイライフ」トータル3.0億円
祝込3日0.5→1.0→1.6→1.9
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円見込み
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆11年公開「ツリー・オブ・ライフ」トータル6.2億円
金1.4→3.8→4.8
☆12年公開「ファミリー・ツリー」
金0.8→1.8→2.5億円→
少なくとも、「マネーボール」、「ツリー・オブ・ライフ」は超えると思っていた。
ジョージ・クルーニー主演の「マイレージ、マイライフ」のスクリーン数は30であり、「ファミリー・ツリー」のスクリーン数は227なので、計算が合わない。
主要作品との対比で考えると、「ファミリー・ツリー」の興行収入は3.2~4.5億円となる。
もはや伸びを期待するのは難しいか。
この下限程度となりそうだ。

「ファミリー・ツリー」2.5億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「キャプテン・アメリカ」2.7億円(トータル3.1億円)
☆「アイ・アム・ナンバー4」2.8億円(トータル3.1億円)
☆「エンジェル・ウォーズ」2.3億円(トータル2.9億円)
これらとの対比で考えると、「ファミリー・ツリー」の興行収入は2.8~3.2億円となる。
ミニマム2億円、マックス4億円というところか。
平日の伸びも期待したかったが、厳しそうだ。
「ファミリー・ツリー」の興行収入はオープニング時に4億円台と予想したが、先週に引き続き3億円台と予想したい。
少スクリーンの「マイレージ、マイライフ」がトータル3.0億円なので、計算が合わないが、スクリーン数を無視すれば、計算が合うともいえる。
スクリーン数に惑わされただけで、全体のパイは変わらないということか。
「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」もヒットしておらず、ジョージ・クルーニーの人気はあまり高くないのかもしれない。
公開前個人予想は10億円台だったので、あまりにも高すぎた。
良作という判断をして、09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円程度を稼ぐのではないかと思ったのだが、失敗した。
アカデミー賞を取り逃すと悲惨のようだ。

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気になる映画ニュース(6月第2週目)

☆『謎解きはディナーのあとで』が映画化
櫻井翔、北川景子主演のドラマが映画化される。
視聴率は15.9%とほどほどに高く、知名度は高く、事件モノなので製作はしやすい。
嵐の櫻井翔なので、興行収入的にも稼ぎやすい。
狙いとしては悪くはないが、映画化のハードルがどんどん下がっていっているような気はする。
アメリカでは、シリーズ、リメイク、リブート、日本ではドラマの映画化という流れが加速している。
ビジネスなので、仕方はないかもしれないが。


☆20世紀フォックス製作映画の公開日が決定
2013年7月3日に旧作「インデペンデンス・デイ」の3D化作品
2014年4月25日にスピルバーグ監督「ロボポカリプス」(ディズニーとの共同)
2014年5月23日に「猿の惑星」の続編「Dawn of the Planet of the Apes」
2014年7月18日に「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の続編
旧作の3D化ビジネスは当たりにくいが、「インデペンデンス・デイ」ならば3D化には悪くはなく、酷いことにはならないだろう。
「ロボポカリプス」は当初2013年7月3日に公開予定だったが、公開延期となっている。
ディズニーはその7月3日にジョニー・デップ主演作の「ローン・レンジャー」をあてる。
「猿の惑星」続編、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」続編も手間取っているのだろうか。
監督やキャストも固まっているので、もっと公開が早いと思っていた。
時間が掛かる分、良作を期待したい。


☆スティーヴン・キング原作「IT」と「十時の人々」が映画化
「IT」については、監督・共同脚本を手がけるのは「ジェーン・エア」のキャリー・ジョージ・フクナガに決まっている。
キャストは不明。
2部作となるようだ。
過去にテレビ映画化されている。
「十時の人々」については、「チャイルド・プレイ」の関連会社が企画しているようだ。

キング原作作品の映画化・映像化が進んでいる。
現在、企画中は以下のとおり。
「ザ・スタンド」(ベン・アフレック監督)、「ダーク・タワー」、「ローズ・マダー」、「入り江」、「ドラゴンの眼」(テレビドラマ化の可能性あり)、「キャリー」のリメイク、「ファイアスターター」のリメイク、「ペット・セメタリー」のリメイク、これだけの本数が本当に映画化されるのだろうか。
製作が進んでいる「キャリー」のリメイクが当たるかどうかが鍵となりそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その2)

2位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】 55~56億円(5週目52~53億円、4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは46.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.5億円程度だろうか。
オープニング時の配給会社の期待を楽に超えている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

ゴールデンウィーク作品なので、ゴールデンウィーク作品と比較したい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→30.0→36.6→41.9→46.5億円→
これとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は54.3億円となる。
この程度となるだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
OP3.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2→42.7
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル41.0億円
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.7
☆11年「ステキな金縛り」トータル42.8億円
OP5.0→16.2→22.5→27.6→32.4→35.4→37.3→38.6
☆12年「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
OP5.6→14.3→20.3→24.9→28.0→30.4→31.8→32.6→33.1
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→30.0→36.6→41.9→46.5億円→
誰がこれらの大作映画を超えると予想できようか。
GW公開のため、単純比較はしにくいが、「20世紀少年」以外の作品との対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は54.3~60.3億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は4週目に46~47億円、5週目に52~53億円と予想したが、伸びが全く止まらない。
そろそろ止まるだろうと思ったが、この勢いはまだまだ続きそうなので、55~56億円と上方修正したい。
現在公開中の他の作品が弱いということもありそうだ。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が50億円を超えると誰が予想できようか。


3位:「ダーク・シャドウ」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 19億円台
【公開規模】 571スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは14.9億円となっている。
1週間の伸びは4.6億円弱程度だろうか。
10億円をあっさりと突破している。
公開前に作風的に微妙であり、大ヒットはしないと感じたが、やはりジョニー・デップの人気は磐石のようだ。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆05年公開「コープスブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」
OP4.0→10.3→14.9億円→
ダーク作品の「スウィーニー・トッド」と同じような出足なので、驚くほどではないが、公開前は「ツーリスト」は下回ると思っていた。
「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」以外の作品との対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は21.6~27.6億円となる。
ファミリー向け作品ではなく、伸びがありそうな作品ではないので、伸びても22億円程度となるのではないか。

「ダーク・シャドウ」14.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ナルニア国物語」15.7億円(トータル26.9億円)
☆「ブラック・スワン」13.9億円(トータル23.9億円)
☆「三銃士」13.4億円(トータル19.5億円)
これらとの対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は21.7~25.6億円となる。
22億円程度まで伸びそうな勢いだが、作風的に微妙というファーストインプレッションどおり、「ダーク・シャドウ」の興行収入は伸びないと考えて、先週に引き続き19億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、あまりにも低すぎたか。
16億円くらいにしようかとも思ったが、もっと低めに予想したくなったことが仇となった。
ジョニー・デップの人気はやはり高く、20億円前後を稼げれば十分な大ヒットといえるのではないか。
アメリカでは苦戦している作品である。


6位:「貞子3D」(角川)<4週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 13億円台(OP~3週目11億円台)
【公開規模】 226スクリーン(先週比+4スクリーン)
9.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは10.7億円となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
それほど高い伸びではないが、10億円を突破した。
公開前に『過去のように大ヒットするとは思えないが、知名度抜群のネタであり、それなりには稼ぐだろう。最近のホラー作品より稼ぐのではないか』と書いたが、やはりネタ的にはインパクトがある題材だった。
角川系作品であり、爆発的なヒットにはならないだろうと予想したが、それなりの結果を残しそうだ。

ジャパニーズホラーはあまりヒットしていないので、アメリカのホラーと比較したい。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章TOKYO NIGHT」トータル2億円見込み
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
☆10年「SAW ザ・ファイナル 3D」トータル3.6億円
OP0.7→1.9→2.5→3.0→3.3
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル4.3億円
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル3.7億円
火1.5→2.3→2.9→3.4
☆12年「貞子3D」
OP2.5→6.2→8.8→10.7億円→
これらとの対比で考えると、「貞子3D」の興行収入は11.6~12.8億円となる。
評判が著しく悪いので、伸びが悪い可能性があると思ったが、それなりに伸びた。
この対比を超えるだろう。

「貞子3D」10.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「パラダイス・キス」10.9億円(トータル13.9億円)
☆「八日目の蝉」9.6億円(トータル12.4億円)
☆「探偵はBARにいる」9.9億円(トータル12.2億円)
☆「あしたのジョー」9.4億円(トータル11.0億円)
これらとの対比で考えると、「貞子3D」の興行収入は12.5~13.8億円となる。
評判が著しく悪く、伸びは高くないと思われたので、「貞子3D」の興行収入は11億円台と低めに予想していたが、13億円台に上方修正したい。
やはり、キャラクターの知名度に惹かれたようだ。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低すぎたか。
00年「リング0 バースデイ」がトータル16.0億円(同時上映作品アリ)を稼いでいるが、そこまで強気にはなれない。


8位:「宇宙兄弟」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 15億円台(2~3週目16億円台、OP時22~23億円)
【配給会社期待値等】最終興収25億円超えに向け大ヒットスタートを切った
【公開規模】 322スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは13.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4億円弱程度だろうか。
伸びがイマイチとなっている。
やはり、オープニングはゴールデンウィーク特需だったようだ。
配給会社期待値を大きく下回りそうだ。

小栗旬主演の人気漫画原作作品ということであり、同じく小栗旬主演の人気漫画原作の「岳-ガク-」が参考となるだろう。
こちらはゴールデンウィーク明けの公開だった。
☆11年「岳-ガク-」トータル15.9億円
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0
☆12年「宇宙兄弟」
OP3.8→7.6→10.6→12.5→13.9億円→
オープニング時に1億円の差を付けたが、4週目で逆転されている。
これとの対比で考えると、「宇宙兄弟」の興行収入は15.6億円となる。
15~16億円程度が落ち着きどころか。

本作の脚本を手がけた大森美香が手がけた作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆12年「宇宙兄弟」
OP3.8→7.6→10.6→12.5→13.9億円→
これらとの対比で考えると、「宇宙兄弟」の興行収入は15.9~16.2億円となる。
やはり、この程度だろうか。

「宇宙兄弟」13.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「岳 ガク」14.2億円(トータル16.3億円)
☆「プリンセス トヨトミ」14.2億円(トータル16.2億円)
☆「カイジ2」14.6億円(トータル16.1億円)
☆「太平洋の奇跡」14.2億円(トータル15.7億円)
これらとの対比で考えると、「宇宙兄弟」の興行収入は15.3~16.0億円となる。
評判は悪くはなく、ほとほどに伸びるのではないかと思ったが、厳しかった。
オープニング時に22~23億円と予想したが、『ゴールデンウィーク特需の可能性も高い』と書いたとおりとなってしまった。
「宇宙兄弟」の興行収入は2週目から3週目まで16億円台と予想していたが、先週に引き続き15億円台と予想したい。
やはり「岳 ガク」程度となったが、これを下回るとは思わなかった。
しかしながら、原作漫画の人気がよく分からないが、悪くはない結果を残しそうだ。
公開前個人予想は18億円台だったので、悪くはない結果となりそうだ。
小栗旬の人気にやや懐疑的なので、高くは予想できないが、低い予想もしにくい。

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国内映画興行収入ランキング(6月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「映画 ホタルノヒカリ」(東宝・日本テレビ)
綾瀬はるか、藤木直人主演のドラマの映画化。
平均視聴率は07年7月クール13.6%、10年7月クール15.4%となっており、比較的高い。
映画化向きの題材とは思えないが、ドラマの知名度も高く、レディースデイを中心に女性を取り込むと思われるので、コケることはないだろう。
コメディ系作品は受けが良いというメリットもある。
ハマれば20億円突破も夢ではないが、評価も良くなさそうであり、10億円台が妥当だろう。
綾瀬はるか出演の「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円、コメディ系ドラマ「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」トータル18.6億円となっており、この辺りを下回る程度が落ち着きどころか。

同じくドラマの映画化「のだめカンタービレ」の平均視聴率が18.8%となっており、興行収入は前編41.0億円、後編37.2億円となっている。
「のだめカンタービレ」後編の4割程度のデキと考えると14.9億円となる。
「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は14億円台と予想したい。
オープニングは2.0億円程度か。
レディースデイには稼ぐだろう。


◎「幸せへのキセキ」
マット・デイモン主演の感動ヒューマンドラマ。
あまりヒットするとは思えないが、子役が登場する作品なので注意が必要。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6(OP1.3)→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2(OP1.6)→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→4.6→6.2→6.9
☆11年公開「アジャストメント」トータル4.5億円
金1.4→3.0→3.8
☆11年公開「コンテイジョン」
OP0.8→2.1→3.0→3.4
どんどん下がっていっている気がする。
今回は女性受けしそうな作品であり、「インビクタス/負けざる者たち」「ヒアアフター」並は稼ぎそうだ。
今年公開された「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」や「ファミリー・ツリー」は超えられるだろう。
感動ヒューマンドラマの09年公開「グラン・トリノ」トータル11.0億円までは稼がないと思われるので、11億円以下、6億円以上というところか。
「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円程度と考えて、「幸せへのキセキ」の興行収入は8億円台と予想したい。
オープニング3日は1.4億円程度か。
こちらもレディースデイに稼ぎそうな作品だ。

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国内映画興行収入ランキング(6月1週目その1)

動員4位:「ファイナル・ジャッジメント」(日活)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6~7億円
【公開規模】 198スクリーン
1.2億円弱(117,507,500円)のオープニングを飾った。
ランキング入りすることは分かっていたが、あえて予想はしなかった。
思ったよりも低い出足という印象。

関係作品の興行収入は以下のとおり。
☆94年「ノストラダムス戦慄の啓示」不明
☆97年「ヘルメス 愛は風の如く」トータル7.4億円
☆00年「太陽の法 エル・カンターレへの道」トータル14.6億円
☆03年「黄金の法 エル・カンターレの歴史観」トータル17.0億円
☆06年「永遠の法 エル・カンターレの世界観」トータル12.5億円
OP0.9→2.3→3.8→5.0
☆09年「仏陀再誕」トータル8.6億円
OP1.6→3.3→4.7→5.9→8.4
☆12年「ファイナル・ジャッジメント」
OP1.2億円→
これらはアニメ作品だが、本作は実写作品のようだ。
「仏陀再誕」との対比で考えると、「ファイナル・ジャッジメント」の興行収入は6.5億円となる。
どう伸びるのかよく分からなく、考えても仕方ないので、とりあえず「ファイナル・ジャッジメント」の興行収入は6~7億円と予想したい。
いったいどのような映画なのだろうか。
他者に迷惑を掛けなければ、いかなる宗教を信じようとも自由だと思っている。


動員7位:「外事警察 その男に騙されるな」(東映・NHK)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 235スクリーン
7.2千万円(72,291,600円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは6千万円程度だろうか』と書いたので、だいたい予想どおり。
公開前に『本格的な作品のようには感じられるが、このような映画は一般向けではなく、ヒットしないはずだ』と書いたとおりとなりそうだ。

2009年に放送されたNHKドラマの映画化。
視聴率は5.2%程度。
渡部篤郎、尾野真千子、真木よう子、キム・ガンウが出演している。

NHK系が手がけたテレビドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3
☆11年「セカンドバージン」トータル4.3億円
祝3日0.9(OP0.5)→2.3→祝3.2→3.7→4.0
☆11年「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」
木0.5(OP0.3)→0.8
☆12年「劇場版テンペスト3D」
先込0.3(OP0.2)
☆12年「外事警察 その男に騙されるな」
OP0.7億円→
「ハゲタカ」以外は迷走している。
これらに比べるとマシなのかもしれない。
「ハゲタカ」との対比で考えると、「外事警察 その男に騙されるな」の興行収入は3.9億円となる。
これを下回るか。

「外事警察 その男に騙されるな」0.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「毎日かあさん」0.8億円(トータル6.0億円)
☆「アントキノイノチ」0.9億円(トータル5.1億円)
☆「一命」0.9億円(トータル4.5億円)
☆「白夜夜」0.8億円(トータル4.2億円)
「毎日かあさん」以外の暗めの作品の興行収入は似ている。
「毎日かあさん」以外の作品との対比で考えると、「外事警察 その男に騙されるな」の興行収入は3.5~4.0億円となる。
「外事警察 その男に騙されるな」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので、当たりそうだ。
この手の暗めの作品はこの程度になっても仕方がない。
予想以上にはコケてはいないので、個人的にはポテンシャルどおりに稼ぎそうだという印象。

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全米映画興行収入(6月第1週目)

1位となったのは新作の「スノーホワイト」。
事前には週末3日間で39.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく上回る56.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1億7千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『もう一本の「Mirror Mirror」よりも確実にヒットするだろう』と書いたが、思ったよりも高いオープニングを飾った。
「白雪姫」を題材としたアドベンチャー作品。
高額な制作費を掛けてアドベンチャーモノに仕立てたことが成功したのだろう。

監督は実績のないルパート・サンダーズ。
主演は、クリステン・スチュワート、クリス・ヘムズワース、シャーリーズ・セロン。

制作費が段違いだが、もう一本の「白雪姫」映画には完勝した。
☆12年「Mirror Mirror」トータル63百万ドル(製作費85百万ドル)
OP18→037→049→055
☆12年「スノーホワイト」
OP56百万ドル→
オープニングだけでライバルの興行収入にほぼ近づいた。
これとの対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は196百万ドルとなる。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆12年「スノーホワイト」
OP56百万ドル→
「ナルニア国物語/第3章」以外の作品との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は145~161百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「スノーホワイト」の興行収入は1億5千万ドル台と予想したい。
製作費1億7千万ドルの回収が可能かどうかが注目となりそうだ。


2位は2週目の「メン・イン・ブラック3」。
トータルでは112百万ドルとなっている。
製作費225百万ドルの回収が目標となるが、厳しいか。
全世界で稼げるとはいえ、制作費が高すぎではないか。
公開前に『「MIB3」は前作以下か』と書いたが、超える可能性もあるオープニングだったものの、動きはやや微妙か。
ウィル・スミス主演のSFコメディ。
トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリンが出演している。
監督は、前2作に引き続き、バリー・ソネンフィルド。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」トータル251百万ドル
先84(OP51)→140→172→194→208→218
☆02年「メン・イン・ブラックⅡ」トータル190百万ドル
先87(OP52)→133→158→173→182→186
☆12年「メン・イン・ブラック3」
OP55→112百万ドル→
3D単価もあるが、だいたい同じようなオープニングとなっていた。
10年というブランクも特に問題はなかったか。
これらとの対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は160~201百万ドルとなる。
2億ドルは超えないだろう。

ウィル・スミス主演作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「バッドボーイズⅡ」トータル139百万ドル
OP47→089→111→123→129→132→135
☆04年「アイ,ロボット」トータル145百万ドル
OP52→095→115→127→134→138→141
☆05年「最後の恋のはじめ方」トータル179百万ドル
OP43→090→121→138→150→159→166
☆06年「幸せのちから」トータル164百万ドル
OP26→053→098→124→136→146→153
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル256百万ドル
OP77→137→194→228→240→247→252
☆08年「ハンコック」トータル228百万ドル
先104(OP63)→164→192→206→216→222→225
☆08年「7つの贈り物」トータル70百万ドル
OP015→039→060→067
☆12年「メン・イン・ブラック3」
OP55→112百万ドル→
「アイ・アム・レジェンド」以外のアクション作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は156~175百万ドルとなる。
評価は高いが、高い伸びはないだろう。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週に引き続き1億6千万ドルと予想したい。
当面は、「幸せのちから」トータル164百万ドルを超えることが目標となる。


3位は5週目の「アベンジャーズ」。
トータルでは553百万ドルとなっている。
製作費2億2千万ドルを楽に回収している。
歴代4位「ダークナイト」トータル533百万ドル、歴代5位の「スター・ウォーズEP1」トータル475百万ドルを抜き、アメリカ興行史上3位の成績となった。
公開前に『3億ドル超の大ヒットは間違いないだろうが、「ハンガー・ゲーム」には勝てないか』と書いたが、アメリカ興行歴代1位となる200.3百万ドルという異次元のオープニングを飾っていた。
「トランスフォーマー」レベルかと思ったが、やはりこれだけ揃うと破壊力が異なった。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなどのヒーローが終結するアクションアドベンチャー。
監督はあまりヒット実績のないジョス・ウェドン。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル177百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373→458→513→553百万ドル→
「アイアンマン」以外の作品との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は592~593百万ドルとなる。

当面のライバルだった作品は以下のとおり。
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→214→394→442→471→489→502→512
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆12年「ハンガー・ゲーム」現時点で398百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373→458→513→553百万ドル→
「ハリポタ」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は590百万ドルとなる。
「ダークナイト」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は626百万ドルとなる。
評価も恐ろしく高くなっており、正直、どこまで伸びるかは検討が付かないが、先週に引き続き6億ドルまで伸びるのではないかと考えたい。
オープニング時から2週目まで、当面は5億3千万ドル程度と考えておきたいと書いたが、伸びが通常ではなかった。
しかしながら、歴代1位の「アバター」トータル761百万ドル、歴代2位の「タイタニック」トータル659百万ドルまでは伸びないだろう。


4位は3週目の「バトルシップ」。
トータル55百万ドルとなっている。
製作費209百万ドルの回収は不可能だ。
この作品にこれだけの制作費を掛けることができたことが謎だ。
公開前に『高いヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
テイラー・キッチュ主演のアクション作品。
監督はピーター・バーグ。

テイラー・キッチュは「ジョン・カーター」に続いてやらかしたか。
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆12年「バトルシップ」(製作費209百万ドル)
OP26→45→55百万ドル→
これとの対比で考えると、「バトルシップ」の興行収入は65百万ドルとなる。
彼はどれだけ損害を与えるつもりなのだろうか。
しかし、テイラー・キッチュが悪いというよりも、実績のない俳優に大作を任せるスタジオが悪い。
将来性のある若者がこれらの失敗でダメにならないことを祈りたい。

ピーター・バーグ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「キングダム/見えざる敵」トータル48百万ドル
OP17→32→40→44→46→47
☆08年「ハンコック」トータル228百万ドル
先104(OP63)→164→192→206→216→222
☆12年「バトルシップ」(製作費209百万ドル)
OP26→45→55百万ドル→
これらとの対比で考えると、「バトルシップ」の興行収入は65~66百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、高い伸びはないだろうが、「バトルシップ」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
6千万ドル台止まりになるかが注目となる。
いずれにせよ、ハズブロ系だからといって、「トランスフォーマー」並に稼げると思ったのだろうか。
「アベンジャーズ」とほぼ同じ製作費であり、完全にコケたといえるだろう。


5位は3週目の「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」。
トータルでは51百万ドルとなっている。
製作費65百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『高いヒットにはならないだろう』と書いたが、コケてはいない。
そろそろ飽きられる頃だと思ったが、踏みとどまった。
サシャ・バロン・コーエン主演のコメディ作品。
監督はいつも通りラリー・チャールズ。

サシャ・バロン・コーエンとラリー・チャールズが組んだ作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「ボラット」トータル129百万ドル
OP26→67→91→109→116→120
☆09年「ブルーノ」トータル60百万ドル
OP31→50→57→59→60→60
☆12年「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」
先24→41→51百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Dictator」の興行収入は54~72百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度ではあるが、やや伸びそうだ。
この中間程度と考えて、「The Dictator」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
「ブルーノ」を超えることが目標となる。


6位は5週目の「The Best Exotic Marigold Hotel」。
トータルでは25百万ドルとなっている。
オープニング時27スクリーンから、178→354→1233→1294スクリーンに拡大公開されている。
98年「恋におちたシェイクスピア」(トータル100百万ドル)のジョン・マッデン監督作品。
トム・ウィルキンソン、ジュディ・デンチが出演している。
ジョン・マッデン監督作品の01年「コレリ大尉のマンドリン」トータル26百万ドル、05年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル8百万ドル、11年「The Debt」トータル31百万ドルとなっている。
20世紀フォックスサーチライトは相変わらず渋い作品でもヒットさせている。
先週『規模が拡大されたので、3千万ドル台まで伸びそうだ』と書いたが、評価もかなり高いので、もうちょっと伸びそうだ。
4~5千万ドル程度となりそうだ。
20世紀フォックスサーチライトが過去に手がけた06年「リトル・ミス・サンシャイン」トータル60百万ドル、97年「フル・モンティ」トータル46百万ドルまで伸びるかが注目となる。


7位は3週目の「What to Expect When You're Expecting」。
トータルでは31百万ドルとなっている。
公開前に『女性の支持を集めそうであり、「What to Expect When You're Expecting」はヒットしそうだ』と書いたが、イマイチな結果となっている。
キャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペスなどが出演するラブコメ作品。
出産などがテーマのようだ。
監督は、98年「ウェイクアップ!ネッド」トータル25百万ドル、05年「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」トータル47百万ドル、09年「みんな元気」トータル9百万ドルのカーク・ジョーンズ。

キャメロン・ディアスが主演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
OP13→25→35→50→59
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆11年「バッド・ティーチャー」トータル100百万ドル
OP32→60→79→88→94
☆12年「What to Expect When You're Expecting」
OP11→22→31百万ドル→
これらとの対比で考えると、「What to Expect When You're Expecting」の興行収入は39~56百万ドルとなる。
評価は普通なので高い伸びはないだろうと思ったが、女性支持を集めて少しは粘りそうだ。
「What to Expect When You're Expecting」の興行収入は先週まで3千万ドル台と予想していたが、4千万ドル台に上方修正したい。
しかし、やや低めの結果となりそうだ。
キャメロン・ディアスが出演するラブコメなのでヒットすると思ったが、キャメロン・ディアス主演作というよりも、アンサンブルキャストのような作品であり、その辺りの影響があったか。
制作費は不明だが、コケたといえるのではないか。


8位は4週目の「ダーク・シャドウ」。
トータルでは71百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルの回収は厳しいだろう。
公開前に『そこまで高いヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
監督ティム・バートンと主演ジョニー・デップのゴールデンコンビ。
ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム・カーター、クロエ・モレッツなどが主演している。

ゴールデンコンビの興行収入は以下のとおり。
☆05年「チャーリーとチョコレート工場」トータル206百万ドル
OP56→114→148→169→184→193
☆05年「コープス・ブライド」トータル53百万ドル
OP0.4→20→33→42→48→51
☆07年「スウィーニー・トッド」トータル53百万ドル
OP09→27→39→44→48→51→52→52
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆12年「ダーク・シャドウ」
OP30→51→63→71百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は81~90百万ドルとなる。
評価もそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろうが、「ダーク・シャドウ」の興行収入は先週に引き続き9千万ドル台と予想したい。
8千万ドル台止まりになるかが注目となる。
アメリカではジョニー・デップの人気がやや落ちているのかもしれないが、本作はやや微妙なテイストであり、仕方がないところもある。
ファミリーも動きにくい作品でもある。


9位は2週目の「Chernobyl Diaries」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
公開前に『「パラノーマル」のような大ヒットはしないだろうが、そこそこ稼ぐだろう』と書いたが、完全に飽きられたか。
チェルノブイリという実在の地名を使ったところが受け入られなかったか。
「パラノーマル・アクティビティ」シリーズを手がけているオーレン・ペリによるホラー作品。

関連作品は以下のとおり。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル104百万ドル
OP53→81→95→101
☆11年「Insidious」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆12年「Chernobyl Diaries」
OP08→14百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Chernobyl Diaries」の興行収入は18~28百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、伸びはないだろう。
「Chernobyl Diaries」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。
制作費は低いだろうが、コケたといえそうだ。


10位となったのは新作の「For Greater Glory」。
1.8百万ドルのオープニングとなっている。
757スクリーンながら、食い込んできた。
アンディ・ガルシアなどが出演する戦争を舞台としたヒューマンドラマ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、現状の規模のままならば、1千万ドル未満の興行収入となるだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆3Dアニメ作品「マダガスカル3」
☆リドリー・スコット監督作品「プロメテウス」
「マダガスカル3」は過去のシリーズをやや下回る程度は稼ぐだろう。
SF作品は稼ぎにくいところはあるが、「プロメテウス」はヒットするだろう。
しかし、爆発的なヒットにはならないと思われる。

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国内映画興行収入ランキング(5月4週目その2)

2位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】 52~53億円(4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは41.9億円となっている。
1週間の伸びは5.3億円弱程度だろうか。
オープニング時の配給会社の期待を楽に超えている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

ゴールデンウィーク作品なので、ゴールデンウィーク作品と比較したい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→30.0→36.6→41.9億円→
これとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は52.9億円となる。
50億円も夢ではないか。

以下の作品がライバルとなる。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
OP3.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2→42.7
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8→祝込33.7→35.1
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル41.0億円
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.7
☆11年「ステキな金縛り」トータル42.8億円
OP5.0→16.2→22.5→27.6→32.4→35.4→37.3→38.6
☆12年「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
OP5.6→14.3→20.3→24.9→28.0→30.4→31.8→32.6→33.1
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→30.0→36.6→41.9億円→
GW公開のため、単純比較はしにくいが、これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は47.7~59.5億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は先週46~47億円と予想したが、伸びが止まらないので、50億円を突破するかもしれない。
そろそろ止まるだろうと思ったが、この勢いはまだまだ続きそうなので、52~53億円と上方修正したい。
ヒットがヒットを呼び込んだ。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が40億円、50億円を超えると誰が予想できようか。


3位:「ダーク・シャドウ」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 19億円台
【公開規模】 572スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.3億円となっている。
1週間の伸びは6.2億円半ば程度だろうか。
10億円をあっさりと突破した。
公開前に作風的に微妙であり、大ヒットはしないと感じたが、やはりジョニー・デップの人気は磐石のようだ。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆05年公開「コープスブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」
OP4.0→10.3億円→
ダーク作品の「スウィーニー・トッド」と同じような出足なので、驚くほどではないが、公開前は「ツーリスト」は下回ると思っていた。
「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」以外の作品との対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は22.0~25.7億円となる。
ファミリー向け作品ではなく、伸びがありそうな作品ではないので、伸びても22億円程度となるのではないか。

「ダーク・シャドウ」10.3億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ナルニア国物語」12.5億円(トータル26.9億円)
☆「猿の惑星」13.1億円(トータル24.2億円)
☆「ブラック・スワン」9.7億円(トータル23.9億円)
☆「三銃士」10.1億円(トータル19.5億円)
「ブラック・スワン」以外の作品との対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は19.0~22.2億円となる。
22億円程度まで伸びそうな勢いだが、作風的に微妙というファーストインプレッションどおり、「ダーク・シャドウ」の興行収入は伸びないと考えて、先週に引き続き19億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、あまりにも低すぎたか。
16億円くらいにしようかとも思ったが、もっと低めに予想したくなったことが仇となった。
ジョニー・デップの人気はやはり高く、20億円前後を稼げれば十分な大ヒットといえるのではないか。
アメリカでは苦戦している作品である。


4位:「貞子3D」(角川)<3週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 11億円
【公開規模】 222スクリーン(先週比+9スクリーン)
1.3億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは8.8億円となっている。
1週間の伸びは2.6億円程度だろうか。
やはり、それほど高い伸びではないようだ。
高い伸びではないが、それなりには稼ぎそうだ。
公開前に『過去のように大ヒットするとは思えないが、知名度抜群のネタであり、それなりには稼ぐだろう。最近のホラー作品より稼ぐのではないか』と書いたが、やはりネタ的にはインパクトがある題材だった。
角川系作品であり、爆発的なヒットにはならないだろうと予想したが、果たして、どうなるだろうか。

ジャパニーズホラーはあまりヒットしていないので、アメリカのホラーと比較したい。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章TOKYO NIGHT」トータル2億円見込み
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
☆10年「SAW ザ・ファイナル 3D」トータル3.6億円
OP0.7→1.9→2.5→3.0→3.3
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル4.3億円
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル3.7億円
火1.5→2.3→2.9→3.4
☆12年「貞子3D」
OP2.5→6.2→8.8億円→
これらとの対比で考えると、「貞子3D」の興行収入は11.2~12.7億円となる。
さすがに二桁は超えたいところだろう。
しかし、評判が著しく悪いので、伸びが悪い可能性がありそうだ。

「貞子3D」8.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「パラダイス・キス」8.8億円(トータル13.9億円)
☆「八日目の蝉」8.1億円(トータル12.4億円)
☆「探偵はBARにいる」8.2億円(トータル12.2億円)
☆「あしたのジョー」8.2億円(トータル11.0億円)
これらとの対比で考えると、「貞子3D」の興行収入は11.8~13.9億円となる。
悪くても13億円台を狙えるオープニングだったが、評判が著しく悪く、伸びは高くないと思われるので、「貞子3D」の興行収入は先週に引き続き11億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低すぎたか。
00年「リング0 バースデイ」がトータル16.0億円(同時上映作品アリ)を稼いでいるが、そこまで強気にはなれない。


6位:「宇宙兄弟」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 15億円台(2~3週目16億円台、OP時22~23億円)
【配給会社期待値等】最終興収25億円超えに向け大ヒットスタートを切った
【公開規模】 322スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは12.5億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
伸びがイマイチとなっている。
やはり、オープニングはゴールデンウィーク特需だったようだ。

小栗旬主演の人気漫画原作作品ということであり、同じく小栗旬主演の人気漫画原作の「岳-ガク-」が参考となるだろう。
こちらはゴールデンウィーク明けの公開だった。
☆11年「岳-ガク-」トータル15.9億円
OP2.6→7.2→10.3→12.8→14.2→15.0
☆12年「宇宙兄弟」
OP3.8→7.6→10.6→12.5億円→
オープニング時に1億円の差を付けたが、ついに逆転された。
これとの対比で考えると、「宇宙兄弟」の興行収入は15.5億円となる。
15~16億円程度が落ち着きどころか。

本作の脚本を手がけた大森美香が手がけた作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「デトロイト・メタル・シティ」トータル23.4億円
OP3.5→10.2→14.5→祝込18.2→20.1→21.7→22.4→祝22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝込21.6→21.9
☆12年「宇宙兄弟」
OP3.8→7.6→10.6→12.5億円→
これらとの対比で考えると、「宇宙兄弟」の興行収入は16.1~16.4億円となる。
やはり、この程度だろうか。

「宇宙兄弟」12.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンダルシア」13.5億円(トータル18.8億円)
☆「岳 ガク」12.8億円(トータル16.3億円)
☆「プリンセス トヨトミ」12.8億円(トータル16.2億円)
☆「カイジ2」13.4億円(トータル16.1億円)
☆「太平洋の奇跡」13.3億円(トータル15.7億円)
これらとの対比で考えると、「宇宙兄弟」の興行収入は14.8~17.4億円となる。
評判は悪くはなく、ほとほどに伸びるのではないかと思ったが、厳しいのだろうか。
オープニング時に22~23億円と予想したが、『ゴールデンウィーク特需の可能性も高い』と書いたとおりとなってしまった。
「宇宙兄弟」の興行収入は先週に引き続き16億円台と予想したいところだが、15億円台に下方修正したい。
やはり「岳 ガク」程度となったが、下回るとは思わなかった。
しかしながら、原作漫画の人気がよく分からないが、悪くはない結果を残しそうだ。
公開前個人予想は18億円台だったので、悪くはない結果となりそうだ。
小栗旬の人気にやや懐疑的なので、高くは予想できないが、低い予想もしにくい。


7位:「名探偵コナン 11人目のストライカー」(東宝・日本テレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 30億円台
【現時点での興行収入予想】 33億円台(OP~2週目36億円台)
【公開規模】 332スクリーン(先週比-19スクリーン)
3.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは31.6億円となっている。
1週間の伸びは7.3千万円弱程度だろうか。
公開前に『人気が落ちている感じはない』とは書いたが、人気が上がっているという印象はなかった。
しかし、例年よりも好調な動きとなっている。
今年公開されたどの映画よりも高いオープニング成績となっていた。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆97年「時計じかけの摩天楼」トータル11.0億円
☆98年「14番目の標的(ターゲット)」トータル18.5億円
☆99年「世紀末の魔術師」トータル26億円
☆00年「瞳の中の暗殺者」トータル25.0億円
☆01年「天国へのカウントダウン」トータル29.0億円
☆02年「ベイカー街の亡霊」トータル33.8億円
☆03年「迷宮の十字路」トータル32.0億円
☆04年「銀翼の奇術師」トータル28.0億円
☆05年「水平線上の陰謀(ストラテジー)」トータル21.5億円
2.8→06.1→08.3→12.6→18.3→19.3
☆06年「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」トータル30.3億円<10周年記念>
5.4→10.3→14.9→25.4→27.2→28.5→29.3
☆07年「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」トータル25.3億円
4.5→09.5→20.2→21.9→23.2→24.0→24.5
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝込19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」トータル31.5億円
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆12年「11人目のストライカー」
6.3→12.6→17.3→28.1→29.8→30.9→31.6億円→
近5年との対比で考えると、今年の興行収入は32.6~32.9億円となる。
過去最高の09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円を超すことが目標だったが、厳しくなってきた。
2週目までは並んでいたが、ゴールデンウィーク中の稼ぎが普通だった。
今年の興行収入は先週に引き続き33億円台と予想したい。
2週目まで36億円台と予想したが、そこまでの伸びはなかった。
公開前個人予想は30億円台だったので、微妙な結果となりそうだ。
今年は例年に比べて高いとは予想できなかった。
それにしても、今年の「ドラえもん」を含めて、アニメ作品は好調だ。


8位:「ファミリー・ツリー」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台(OP時4億円台)
【公開規模】 227スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.8億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
それなりのスクリーン数を確保しており、はっきりいって大コケとなっている。
「アーティスト」がブレイクしなければ、アカデミー賞作品賞となっていたかもしれない作品であり、日本でも知名度のあるジョージ・クルーニー主演作品。
地味な作風は否めないが、どうして、これほど低い結果になるのか。
アカデミー賞のちょっと前の時期に公開すればよかったのではないか。

アカデミー賞受賞またはノミネートされたヒューマンドラマ作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「ミリオンダラー・ベイビー」トータル13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0
☆05年公開「アビエイター」トータル10.7億円
OP1.6→5.0→6.9→8.4
☆05年公開「ネバーランド」トータル11.0億円
OP1.4→4.1→6.1→7.6
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→3.5→6.1→8.6→9.7
☆10年公開「マイレージ、マイライフ」トータル3.0億円
祝込3日0.5→1.0→1.6→1.9
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円見込み
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆11年公開「ツリー・オブ・ライフ」トータル6.2億円
金1.4→3.8→4.8
☆12年公開「ファミリー・ツリー」
金0.8→1.8億円→
少なくとも、「マネーボール」、「ツリー・オブ・ライフ」は超えると思っていた。
ジョージ・クルーニー主演の「マイレージ、マイライフ」のスクリーン数は30であり、「ファミリー・ツリー」のスクリーン数は227なので、計算が合わない。
主要作品との対比で考えると、「ファミリー・ツリー」の興行収入は2.9~5.4億円となる。
伸びを期待するのは難しいか。
この下限程度となりそうだ。

「ファミリー・ツリー」1.8億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「エンジェル・ウォーズ」1.7億円(トータル2.9億円)
☆「ザ・ライト」1.6億円(トータル2.8億円)
☆「スカイライン 征服」1.9億円(トータル2.7億円)
これらとの対比で考えると、「ファミリー・ツリー」の興行収入は2.6~3.2億円となる。
ミニマム2億円、マックス4億円というところか。
平日の伸びも期待したかったが、厳しそうだ。
「ファミリー・ツリー」の興行収入は先週4億円台と予想したが、3億円台に下方修正したい。
少スクリーンの「マイレージ、マイライフ」がトータル3.0億円なので、計算が合わないが、スクリーン数を無視すれば、計算が合うともいえる。
スクリーン数に惑わされただけで、全体のパイは変わらないということか。
「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」もヒットしておらず、ジョージ・クルーニーの人気はあまり高くないのかもしれない。
公開前個人予想は10億円台だったので、あまりにも高すぎた。
良作という判断をして、09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円程度を稼ぐのではないかと思ったのだが、失敗した。
アカデミー賞を取り逃すと悲惨のようだ。


9位:「僕等がいた 後篇」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 22億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台(OP時22億円台)
【公開規模】 295スクリーン(先週比-2スクリーン)
3.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは16.2億円となっている。
1週間の伸びは7.2千万円半ば程度だろうか。
前篇のオープニングは超えたが、その後の伸びは悲惨だ。

前篇の興行収入は以下のとおり。
☆12年「僕等がいた 前篇」
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」
OP3.1→7.5→12.6→14.3→15.5→16.2億円→
前作の3割減となっている。
公開間隔が短いので、それほどギブアップはしないと思ったが、作品が良くないのだろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→7.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→6.2→9.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆12年「僕等がいた 後篇」
OP3.1→7.5→12.6→14.3→15.5→16.2億円→
これらとの対比で考えると、「僕等がいた 後篇」の興行収入は17.9~18.4億円となる。
この程度だろう。

「僕等がいた 後篇」16.2億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「神様のカルテ」17.5億円(トータル18.9億円)
☆「アンダルシア」16.4億円(トータル18.8億円)
☆「カイジ2」15.2億円(トータル16.1億円)
これらとの対比で考えると、「僕等がいた 後篇」の興行収入は17.2~18.6億円となる。
『前作から急激に上がることも下がることもないだろう。前篇を見ずに後篇を見ることは考えにくいので、上がることはなく、多少は下がるだろう』と書いたが、多少では済まなかった。
「僕等がいた 後篇」の興行収入はオープニング時には22億円台と予想したが、17億円台となりそうだ。
公開前個人予想は22億円台だったので、微妙な結果となる。
そこまで前篇の評価が低かったのか。
後篇はイマイチながらも、前後篇で40億円程度の大ヒットとなる。
さすがは東宝、上手いビジネスだ。
「のだめ」「SP」「GANTZ」同様に2部作作戦で稼いでいる。


10位:「ミッドナイト・イン・パリ」<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円後半
【公開規模】 46スクリーン
2.7千万円のオープニングを飾った。
動員ベースでは11位となるが、興行収入ベースでは10位となる。
小スクリーンながら健闘している。
評価も良いので、伸びはあるだろう。
09年公開の「それでも恋するバルセロナ」トータル2.3億円なので、2億円を突破するかが注目となる。
しかし、1億円後半が落ち着きどころか。


11位:「幸せの教室」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 315スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.0千万円程度だろうか。
トム・ハンクス監督作品。
トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ主演作品。
公開前に『以前から稼げたかもしれないが、もう名前だけでは観客は呼べない』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円
OP1.1→2.8→3.8→4.2→4.4
☆10年公開「食べて、祈って、恋をして」トータル7.5億円
金1.4→4.1→5.4→6.5→7.0→7.2
☆12年公開「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
OP0.9→3.0→4.2→5.0
☆12年公開「幸せの教室」
金1.3→3.0→3.8億円→
これらとの対比で考えると、「幸せの教室」の興行収入は4.6~5.3億円となる。
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」と同程度となっている。
「食べて、祈って、恋をして」のような女性受けする作品ではないので、伸びはないだろう。

「幸せの教室」3.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「シャンハイ」3.9億円(トータル5.1億円)
☆「カウボーイ&エイリアン」3.9億円(トータル4.6億円)
☆「ミッション:8ミニッツ」3.7億円(トータル4.6億円)
☆「アジャストメント」3.8億円(トータル4.5億円)
☆「サンクタム」3.7億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「幸せの教室」の興行収入は4.2~5.0億円となる。
世代的に平日に年配層が動く可能性もあるが、大きく伸びないだろう。
「幸せの教室」の興行収入は先々週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前の予想どおりとなりそうだ。
稼げる作品とも思えず、妥当な結果ではないか。
今の日本ではヒットしにくい作品だ。


12位:「わが母の記」(松竹)<5週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 5週目12億円後半
【公開規模】 223スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは10.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
10億円を突破している。
年配向けのヒューマンドラマ。
公開前に『観客対象がはっきりしており、年配層は好きそうなテイストであり、それなりにヒットするのではないか』と書いた通りとなりそうだ。

この手の作品は強い。
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0
☆12年「わが母の記」
OP1.2→5.8→8.1→9.8→10.9億円→
吉永小百合にはさすがに敵わない。
これらとの対比で考えると、「わが母の記」の興行収入は14.7~14.7億円となる。
さすがに、ここまでは伸びないだろう。

原田眞人監督作品であり、以下の作品を手がけている。
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆12年「わが母の記」
OP1.2→5.8→8.1→9.8→10.9億円→
これらとの対比で考えると、「わが母の記」の興行収入は12.4億円となる。
この程度だろうか。

「わが母の記」10.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「八日目の蝉」10.7億円(トータル12.4億円)
☆「僕と妻の1778の物語」10.5億円(トータル12.3億円)
☆「探偵はBARにいる」10.8億円(トータル12.2億円)
これらとの対比で考えると、「わが母の記」の興行収入は12.3~12.8億円となる。
伸びは続くので、13億円を突破するかどうかが注目となるが、そこまでは伸びないだろう。
「わが母の記」の興行収入は12億円後半と予想したい。
公開前個人予想は10億円程度だったので、悪くはない予想だった。
しかし、地味に稼ぐとは思ったが、ここまで伸びてくるとは意外だった。


13位:「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」(東映)<6週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 15億円後半(OP~4週目16億円台)
【公開規模】 245スクリーン(先週比-50スクリーン)
2.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは15.2億円弱となっている。
1週間の伸びは3.5千万円半ば程度だろうか。
今年は、「ドラえもん」「コナン」とファミリー向け作品が好調だ。
東映は、以前は夏休みだけライダーシリーズを公開していたが、近年では正月とゴールデンウィークまで増やしている。
それほど稼げるシリーズなのだろう。
今回はライダーと戦隊物をコラボさせてきた。

「仮面ライダー」の興行収入は以下のとおり。
☆06年「カブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「キバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「ディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末公開)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末公開)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0→
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」(年末公開)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6→
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2億円→
ここ数年は13~17億円程度で推移している。
09年以降の作品との対比で考えると、「仮面ライダー×スーパー戦隊」の興行収入は15.6~15.8億円となる。
もう大きくは伸びそうもない。
「仮面ライダー×スーパー戦隊」の興行収入は先々週まで16億円台と予想していたが、15億円後半どまりとなりそうだ。
しかし、これだけ稼げば十分だろう。
安定度・利益貢献度がハンパない。
公開前個人予想は13億円台だったので、微妙な結果となる。
去年の同時期公開作品が13.3億円だったので、それほど高めには予想しにくい。
目新しさを踏まえればよかったか。


14位:「劇場版 SPEC~天~」(東宝・TBS)<8週目>
【公開前個人予想】 15億円台
【現時点での興行収入予想】 23億円後半(3週目22億円台、OP時25億円台)
【公開規模】 264スクリーン(先週比-17スクリーン)
1.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは23.2億円となっている。
1週間の伸びは3.6千万円半ば程度か。
ドラマの平均視聴率は10.5%、特別版は10.7%となっていたが、予想以上のヒットとなっている。
ドラマの視聴者が確実に足を運んだのだろう。
公開前に『ファンが多いはずなので、オープニングは高いはず』と読んでいたので、その辺りをしっかりと加味すればよかった。
ドラマを見ていないと話にならない作品でもあり、伸びが注目されたが、ほどほどに伸びた。
内容はあまり良くないので、伸びないとは思ったが、ヒットにより注目を集めたようだ。

以下の作品が参考となるか。
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆11年「SP革命篇」トータル33.3億円
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」(視聴率14.9%)
2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0
☆12年「劇場版 SPEC~天~」
4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2億円→
主要作品との対比で考えると、「劇場版 SPEC~天~」の興行収入は23.7億円となる。
もはや大きく伸びないだろう。
「アンフェア the answer」「ライアーゲーム」と同程度となりそうだ。

「劇場版 SPEC~天~」23.2億円と8週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンフェア the answer」22.9億円(トータル23.4億円)
☆「モテキ」21.0億円(トータル22.2億円)
これらとの対比で考えると、「劇場版 SPEC~天~」の興行収入は23.7~24.5億円となる。
「劇場版 SPEC~天~」の興行収入は3週目時点では22億円台と予想していたが、23億円後半と予想したい。
オープニング時には25億円台と予想していたが、高い伸びはなかったようだ。
しかし、20億円を超えれば大ヒットといえるだろう。
評価が良いとは思えないが、続編の可能性は高まった。
公開前個人予想は15億円台だったので、低すぎたか。
「アンフェア」「ライアーゲーム」並と考えればよかったが、視聴率からは強気になれない。


15位:「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」(東宝・テレビ朝日)<7週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円後半(~5週目9億円台、OP~2週目12億円台)
【公開規模】 110スクリーン(先週比-153スクリーン)
1.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.4億円となっている。
1週間の伸びは1.4千万円半ば程度だろうか。
今年は20周年記念作品なので奮闘するかと思ったが、「コナン」「ライダー」の影響が強かったか。
例年よりも低い結果となりそうだ。
去年も書いたと思うが、同じ東宝系のアニメ作品「コナン」と同週に公開する必要があるのか。
1週前後にズラしてもよいだろう。

過去の「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8→14.9
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝込10.2→10.9→11.4→11.6
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」トータル10.0億円
1.7→3.5→05.9→09.2→09.6→09.7
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」トータル12.5億円
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7→12.0→
☆11年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」トータル12.0億円
1.9→4.0→06.7→10.3→10.9→11.3→11.6
☆12年「嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」
2.0→3.5→04.8→08.5→09.0→09.3→09.4億円→
去年との対比で考えると、今年の興行収入は9.7億円となる。
ここ2年は12億円台で安定したにも関わらず、なぜ20周年記念作品がここまで低調になるのか。
ゴールデンウィーク前に『記念作品でもあり、なんとか伸ばすとも考えられるので、とりあえず様子をみる』と書いたが、やはりダメだったようだ。
今年の興行収入は2週目まで12億円台と予想していたが、先々週に引き続き9億円台と考えたい。
9億円後半が最終地点だろう。
公開前個人予想は13億円台だったので、ハズした。
人気が上がっているとは思えないが、記念作品なので、そうそう低くも予想しにくい。
「ドラえもん」「コナン」が好調にも関わらず、取り残されてしまった。
10億円を切るのは痛すぎる。

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気になる映画ニュース(6月第1週目)

☆カンヌ国際映画祭の各賞が発表
パルムドールはミヒャエル・ハネケ監督の「アムール」となった。
ミヒャエル・ハネケ監督は、09年の「白いリボン」に続き受賞した。
01年の「ピアニスト」では(パルムドールに次ぐ)グランプリを獲得しており、カンヌとの相性が良いようだ。
作品としては分かりにくいところがあるが、他者では撮れない個性的な作品を撮るタイプであり、そのようなところが受けているのだろう。


☆「踊る」シリーズに香取慎吾が参加
犯人役として登場するようだ。
過去に稲垣が犯人役として登場し、印象には残る存在となったので、彼にも同じように期待したいところ。
ジャニーズを切り札として使ってきたが、その効果はどうだろうか。
単独犯なのか分からないが、犯人グループをジャニーズで固めれば、それなりの効果は出るだろう。
とにかく、前作の小栗旬のようにいてもいなくてもいいキャラクターにはなって欲しくないところだ。
『セリフが少ない』役柄ということなので、オフザケがメインの作品ではなく、それなりの本格的な作品になればよいが。

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