ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(7月4週目その1)

動員3位:「ダークナイト ライジング」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 24億円台
【現時点での興行収入予想】 26~27億円
【公開規模】 262スクリーン
金曜日の先行を加えると4.5億円半ば(455,180,800円)のオープニングを飾った。
土日2日間では3.7億円(372,024,700円)だったようだ。
先週『オープニングは3.8億円程度か』と書いたので、土日の予想は当たったが、先行があることをチェックし忘れていた。
ジョニー・デップ主演の「ダーク・シャドウ」のオープニング2日間が4.0億円半ばなので、やはり驚くべき数字にはならなかった。
公開前に『肩の力を抜いて楽しめるエンターテイメント作品というよりも、本格的な作品であり、暴力的な映画でもある。したがって、ファミリー向けではなく、女性受けもしないため、高い興行収入にはならない』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆08年公開「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」
先4.5(OP3.7)億円→
これらとの対比で考えると、「ダークナイト・ライジング」の興行収入は18.8~21.8億円となる。
前2作を超えるのは確実だろう。

個人的に参考にした作品は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8(金4.9)→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3(2日4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6
☆11年公開「ブラック・スワン」トータル23.9億円
水5.0(2日2.7)→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1→22.2
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」
先4.5(OP3.7)億円→
これらとの対比で考えると、「ダークナイト・ライジング」の興行収入は22.4~32.8億円となる。
伸びはあるだろうが、オープニングに爆発するタイプの作品でもあり、30億円は超えないだろう。
22億円以上、30億円以下というところか。
「ダークナイト・ライジング」の興行収入は26~27億円と予想したい。
公開前個人予想は24億円台だったので、ほぼ当たりといえそうだ。
「ダークナイト」トータル16.0億円の6割以上の上昇が見込まれるので、日本ではこの程度でも十分といえるのではないか。


動員3位:「ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-」(東宝・テレビ東京)<1週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 15~16億円
【公開規模】 262スクリーン
3.0億円(302,080,500円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.6億円程度か』と書いたが、予想よりも高かった。
公開前に『今年はテレビアニメ化10周年ということもあり、原作者が企画したオリジナル新作ストーリーであり、DVDプレゼントもあるので、復活するだろう』と書いたとおり、強力なテコ入れもあり、高いオープニングを飾った。
伸びがあるのかどうかが注目となる。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆04年「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」トータル13.7億円
OP3.5→8.9→11.4→12.1
☆05年「大激突!幻の地底遺跡だってばよ」トータル11.8億円
OP2.2→5.9→8.7→10.3→11.2
☆06年「大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」トータル7.8億円
OP1.2→3.5→不明→6.8→07.5
☆07年「疾風伝」トータル12.1億円
OP2.2→5.7→9.1→10.5→11.7→11.9→11.9
☆08年「疾風伝 絆」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0→11.2→祝込11.3
☆09年「疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆10年「疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
☆11年「ブラッド・プリズン」トータル8.4億円
OP1.3→3.3→5.3→6.9
☆12年「ROAD TO NINJA」
OP3.0億円→
10~12億円が標準のシリーズ作品だったが、去年はコケてしまった。
しかし、巻き返して、04年に次ぐ、高いオープニングとなっている。
04年を除く作品との対比で考えると、「ROAD TO NINJA」の興行収入は15.8~19.5億円となる。
標準の10~12億円は突破するだろうが、それほど高くは伸びないだろう。
「ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-」の興行収入は15~16億円と予想したい。
「イナズマイレブン」や「クレヨンしんちゃん」を超えそうだ。
公開前個人予想は12億円台だったので、悪くはなかったようだ。
さすがにここまで本気になれば、ヒットするだろう。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(7月第4週目)

1位は2週目の「ダークナイト ライジング」。
トータルでは289百万ドルとなっている。
製作費2億5千万ドルは楽に回収している。
「アベンジャーズ」が打ち立てた207.4百万ドルのオープニング記録を更新すると思われたが、乱射事件の影響があったようだ。
「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」に次ぐ歴代3位の結果となっている。
公開前に書いたように『大ヒットは間違いない。「アベンジャーズ」超えができるかが注目となる』となりそうだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
先73→123→151→172→183→191
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→314→394→442→471→489→502→512
☆12年「ダークナイト ライジング」
OP161→289百万ドル→
前作よりも伸びが悪い。
当面は「ダークナイト」を超えることが目標となる。

ライバルは以下のとおり。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆12年「ハンガー・ゲーム」現時点で406百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆12年「アベンジャーズ」現時点で616百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆12年「ダークナイト ライジング」
OP161→289百万ドル→
評価は当然ながら過去最高レベルの評価となっている。
しかし、事件の影響などもあり、とりあえずは「アベンジャーズ」を下回ると考えて5億8~9千万ドルという予想にしておきたい。


2位は3週目の「Ice Age: Continental Drift」。
トータルでは115百万ドルとなっている。
20世紀フォックスがおくるシリーズモノの3Dアニメ。
公開前に『いつも通りとなるのではないか』と書いたが、やや勢いがない。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
OP46→087→117→141→152→160→166→171
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆12年「Ice Age: Continental Drift」
OP47→089→115百万ドル→
2・3作との対比で考えると、「Ice Age: Continental Drift」の興行収入は149~153百万ドルとなる。

20世紀フォックスが手掛けたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
OP36→66→087→104→111→116→120→123
☆08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」トータル155百万ドル
OP45→86→118→131→140→144→148→150
☆11年「ブルー 初めての空へ」トータル144百万ドル
OP39→81→104→115→125→132→135→137
☆12年「Ice Age: Continental Drift」
OP47→89→115百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ice Age: Continental Drift」の興行収入は151~169百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、ある程度の伸びはあるだろう。
「Ice Age: Continental Drift」の興行収入は先週に引き続き1億6千万ドル台と予想したい。
「マダガスカル」とは異なり、シリーズ最低となりそうだ。
上昇する方が珍しく、この程度の下落ならば許容範囲か。
これ以下の結果となると、やや厳しい。


3位となったのは新作の「The Watch」。
思ったよりもかなり低い13.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費68百万ドルの回収は厳しいだろう。
ベン・スティラー、ヴィンス・ヴォーン、ジョナ・ヒルらが出演するコメディ作品であり、公開前に『「The Watch」はヒットしそうだ』と書いたが、コメディ作品の調子が最近不調だ。
アダム・サンドラー主演作品もこけていた。

「ナイト・ミュージアム」などを除く、ベン・スティラー主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
OP28→052→067→077→082→085→086
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→084→098→105→109→111
☆07年「ライラにお手あげ」トータル37百万ドル
OP14→026→032→035→036→036
☆08年「トロピック・サンダー」トータル111百万ドル
先37→066→084→097→103→107→109
☆11年「ペントハウス」トータル78百万ドル
OP24→043→054→065→071
☆12年「The Watch」
OP13百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Watch」の興行収入は34~49百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、伸びはないだろう。
「The Watch」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
このキャスティングで、この低迷は痛い。

4位となったのは新作の「Step Up Revolution」。
思ったよりも低めの11.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費33百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『「Step Up Revolution」はヒットしないだろうが、固定ファンがいるから、それなりには稼ぐだろう』と書いたが、そろそろ飽きられつつあるか。
シリーズモノの3Dダンス・ミュージックドラマ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆08年「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」トータル58百万ドル
先26(OP19)→41→49→53→55
☆10年「ステップ・アップ3D」トータル42百万ドル
OP16→30→37→40→41
☆12年「Step Up Revolution」
OP12百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Step Up Revolution」の興行収入は32~37百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。
「Step Up Revolution」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
大ヒットする作品ではなく、そろそろエンドが近づいてきたかもしれない。


5位は5週目の「Ted」。
トータルでは194百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの4倍近くを回収している。
公開前に『「Ted」はヒットしそうだ』と書いたので、予想どおりとなりそうだ。
しかし、テディベアが活躍するのでファミリーも見れそうなコメディと思ったが、R指定のコメディのようだ。
マーク・ウォールバーグが主演している。
監督は実績のないセス・マクファーレン。
R指定ということもある、「ハングオーバー」と比較されている。

「ハングオーバー」系作品は以下のとおり。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248→251→252
☆12年「Ted」
OP54→120→159→180→194百万ドル→
ここまでのヒットにはならないだろう。

マーク・ウォールバーグ主演・出演のコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」トータル119百万ドル
OP36→70→88→99→107→113
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆12年「Ted」
OP54→120→159→180→194百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ted」の興行収入は216~237百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはありそうだ。
「Ted」の興行収入はオープニング時に2億ドルと予想していたが、先週に引き続き2億2千万ドルと予想したい。
今夏のサプライズヒットとなりそうだ。
マーク・ウォールバーグとしても、01年「プラネット・オブ・ジ・エイプス」トータル180百万ドル、00年「パーフェクト・ストーム」トータル183百万ドルを超えて、自身最大のヒットとなっている。


6位は4週目の「アメイジング・スパイダーマン」。
トータルでは242百万ドルとなっている。
製作費2億3千万ドルの回収は余裕だったが、爆発的な勢いはなさそうだ。
公開前に『「アメイジング・スパイダーマン」はヒットするだろうが、過去のシリーズほどではないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
アメコミを題材とした3Dアクションアドベンチャーであり、リブートされた。
監督は新鋭のマーク・ウェブ。
主演は、アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
OP115→223→286→326→354→370→383→390→396
☆04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
先152(OP88)→256→302→328→344→354→361→365→368
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP151→240→282→304→318→326→330→332→334
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先137(OP62)→201→229→242百万ドル→
2・3作との対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は268~276百万ドルとなる。
3億ドル突破が目標となるが、当然超えられそうもない。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375→377→378
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先137(OP62)→201→229→242百万ドル→
これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は261~269百万ドルとなる。
評価はかなり高いが、鑑賞したところそこまで良いとも思えないので、伸びはあまりないだろう。
「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は先週まで2億8千万ドル台と予想していたが、2億6千万ドル台どまりだろうか。
「ダークナイト」が公開されており、より伸びがなくなった。
この結果を受けて、次作以降に高額予算を掛けられるかどうか気になるところだ。


7位は6週目の「メリダとおそろしの森」。
トータルでは217百万ドルとなっている。
製作費185百万ドルの回収は余裕だった。
ピクサーによる3Dアニメ作品。
監督はあまり実績のないMark AndrewsとBrenda Chapman。
公開前に『「メリダとおそろしの森」は当然の大ヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆11年「カーズ2」トータル191百万ドル
OP66→117→149→165→176→182→185→186→187→187
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆12年「メリダとおそろしの森」
OP66→132→174→196→209→217百万ドル→
「ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「メリダとおそろしの森」の興行収入は238~240百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びがあるだろう。
「ウォーリー」トータル224百万ドルは超えるだろう。
「モンスターズ・インク」、「トイ・ストーリー2」、「カーズ」がライバルとなるが、これらには届きそうもない。
「メリダとおそろしの森」の興行収入は先週まで2億4~5千万ドルと予想していたが、2億3千万ドル台に下方修正したい。
しかし、「カーズ2」トータル191百万ドルのような失策はなく、ピクサーとしては連敗は避けられそうだ。
日本ではイマイチの結果となりそうだが、相変わらずの安定度だ。


8位は5週目の「Magic Mike」。
トータルでは108百万ドルとなっている。
製作費7百万ドルだったが、15倍以上を稼いでいる。
公開前に『「Magic Mike」はコケる』と書いたが、大ヒットしてしまった。
男性ストリップの世界を描くので誰も見ないと思ったが、女性が動いたのだろうか。
スティーヴン・ソダーバーグ監督のコメディドラマ。
チャニング・テイタム、アレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒーが出演している。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドル
OP28→56→76→90→99→107
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「コンテイジョン」トータル76百万ドル
OP22→44→57→65→69
☆12年「Haywire」トータル19百万ドル
OP08→15→18→19→19
☆12年「Magic Mike」
OP39→73→92→102→108百万ドル→
「オーシャンズ13」と同程度の動きとなっている。
主要作品との対比で考えると、「Magic Mike」の興行収入は116~119百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「Magic Mike」の興行収入は、先週に引き続き、「オーシャンズ13」並の1億1千万ドル台と予想したい。
「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドルまでは届かないだろう。
大ヒットを受けてか、続編製作の話が出ている。


9位は4週目の「Savages」。
トータル44百万ドルとなっている。
製作費45百万ドルの回収はほぼ完了した。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、思ったよりも稼いでいる。
オリバー・ストーン監督のサスペンス。
テイラー・キッチュ、アーロン・ジョンソン、ブレイク・ライヴリー、ベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、ジョン・トラヴォルタ、ユマ・サーマンなどが出演している。

オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆86年「プラトーン」トータル139百万ドル
☆87年「ウォール街」トータル44百万ドル
☆89年「7月4日に生まれて」トータル70百万ドル
☆91年「ドアーズ」トータル34百万ドル
☆91年「JFK」トータル70百万ドル
☆93年「天と地」トータル6百万ドル
☆94年「ナチュラル・ボーン・キラーズ」トータル50百万ドル
☆95年「ニクソン」トータル14百万ドル
☆97年「Uターン」トータル7百万ドル
☆99年「エニイ・ギブン・サンデー」トータル76百万ドル
先21(OP14)→46→59→66→70→72
☆04年「アレキサンダー」トータル34百万ドル
先22(OP14)→30→33→34→34→34
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
先27(OP19)→45→56→62→67→69
☆08年「W.」トータル26百万ドル
☆10年「ウォール・ストリート」トータル52百万ドル
OP19→36→44→48→50→51
☆12年「Savages」
OP16→32→40→44百万ドル→
「ウォール・ストリート」との対比で考えると、「Savages」の興行収入は48百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、ある程度の伸びはあるだろう。
「Savages」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
製作費は回収しており、この程度ならば、十分ではないか。
合格ともいえないが、不合格ともいえない。


10位は10週目の「Moonrise Kingdom」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費16百万ドルの回収は楽に終っている。
OP時4スクリーンから16→96→178→395→854→884→924スクリーンと拡大公開されていたが、ようやく895→853スクリーンに減少している。
ウェス・アンダーソン監督のヒューマンドラマ。
ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、フランシス・マクドーマンドなどが参加している。
どのような規模になるか分からないが、5千万ドル程度となりそうだ。
7週目まで3~4千万ドルと思ったが、5千万ドルには到達しそうだ。
評価はメチャクチャ高いので、当然伸びがあるだろう。
ウェス・アンダーソン監督作品は、04年「ライフ・アクアティック」トータル24百万ドル、09年「ファンタスティックMr.フォックス」トータル21百万ドルとなっており、これらを超えた。
01年「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」トータル52百万ドルを超えることが目標となる。
超えてきそうだ。
ウェス・アンダーソン監督としての最大のヒット作となるかもしれない。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆SFアクション「トータル・リコール」
☆コメディ作品「Diary of a Wimpy Kid: Dog Days」
「Diary of a Wimpy Kid: Dog Days」は過去のシリーズと同様だろう。
リメイクの「トータル・リコール」はヒットはしないだろうが、大コケもさすがにないか。

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国内映画興行収入ランキング(7月3週目その3)

6位:「アメイジング・スパイダーマン」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 51億円台
【現時点での興行収入予想】 35億円前後(OP~3週目45億円前後)
【配給会社期待値等】 興収50億円突破に向けて
【公開規模】 919スクリーン(先週比-144スクリーン)
1.5億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは26.2億円となっている。
1週間の伸びは4.3億円半ば程度だろうか。
先行がない「メン・イン・ブラック3」の4週目が26.6億円であり、やはり物足りない数字だ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆04年「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0→16.4→21.8→26.2億円→
過去のシリーズは、日本では稼ぎにくいアメコミ作品でありながら、物凄い高い興行収入となっている。
ただ、リブートしてしまい、キャストを一新し、過去のシリーズとは分断される。
新しいキャストは日本人には知名度は低く、また、本作そのものに対しても盛り上がりが高まっているとも思えない。
前作よりも、かなり下がるのではないだろうか。

先行があった作品と比較したい。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8(OP3.9)→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0(OP5.8)→16.4→21.8→26.2億円→
単純比較はできないが、これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は33.1~34.5億円となる。

予想の際に個人的に参考にした作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0→16.4→21.8→26.2億円→
単純比較はできないが、これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は32.6~34.7億円となる。
人気・知名度といった地力もあり、本番の夏休みシーズンもあるので、40億円はなんとか突破するだろうと思ったが、厳しくなってきた。
現時点ではどう考えても30億円台というところではないか。
「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は先週まで45億円前後と予想して様子を見ていたが、35億円前後という予想にしたい。
07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円から半分程度の減少となる。
アメリカよりも日本を先に公開するという日本市場を重視した戦略だったが、完全に裏目に出た。
公開前個人予想は51億円台だったので、ハズレとなりそうだ。
3割程度のダウンと思っていたが、5割までダウンするとは予想しにくい。


8位:「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」(テアトル)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 135スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.5億円弱となっている。
1週間の伸びは8.7千万円程度だろうか。
過去のシリーズ以上の好調の動きをみせている。
今年のアニメ作品が好調という流れか。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」
OP0.7→1.6→2.5億円→
過去の動きから考えると、7千万円台のオープニングになるとは思わなかった。
10年との対比で考えると、今年の興行収入は5.0億円となる。
去年の興行収入を超えるのは確実。
夏休みシーズンということもあり、5億円突破の期待も掛かるが、急激に観客が増えるのかという気もする。
オープニングに殺到しただけかもしれないので、今年の興行収入は先週に引き続き4億円台ということにして様子を見たい。
公開前個人予想は3億円台だったので、悪くはないが、何も考えてはない予想だ。


9位:「臨場 劇場版」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 7~8億円(OP時10~11億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円を狙う
【公開規模】 256スクリーン(先週比+2スクリーン)
2.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
平日に多少伸びているが、全体的な数字は低い。
ドラマの視聴率の高さを過大評価しすぎたか。
あまり稼げないだろうとは思ったが、このような作品は不思議とヒットするものだと考えて、高めに予想したが、やっぱりダメだった。
年配層向けなので、今後も平日に期待したいが、配給会社期待値の20億円突破は当然無理だろう。

横山秀夫原作のテレビ朝日で放送されていた内野聖陽主演の事件モノドラマ。
シリーズの平均視聴率は09年4月クール14.5%、10年4月クール17.6%とかなり良い。
公開前に『若年層は動きそうもないが、年配層が動きそうであり、それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、無理だった。

横山秀夫原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「半落ち」トータル19.0億円
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆12年「臨場 劇場版」
OP1.5→3.9→5.4→6.5億円→
「クライマーズ・ハイ」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は8.3億円となる。

以下のサスペンス系ドラマの映画化の興行収入も参考となりそうだ。
☆11年「アンダルシア 女神の報復」トータル18.9億円
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1(視聴率10.1%)
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」
2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0(視聴率14.9%)
☆12年「臨場 劇場版」
1.5→03.9→05.4→06.5億円→
「アンダルシア 女神の報復」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は9.1億円となる。

「臨場 劇場版」6.5億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ロック わんこの島」5.8億円(トータル8.6億円)
☆「漫才ギャング」6.7億円(トータル8.4億円)
☆「DOG×POLICE 純白の絆」6.5億円(トータル7.6億円)
「DOG×POLICE 純白の絆」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は7.6億円となる。
期待していた平日の伸びがイマイチであり、過大評価しすぎたようだ。
「臨場 劇場版」の興行収入はオープニング時に10~11億円と予想したが、先週に引き続き7~8億円と予想したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、かなり高すぎたか。
微妙とは思ったが、視聴率が高いドラマなので、それほど低くは予想しにくい。
時間に余裕のある年配層がきちんと動くと思ったが、金を払うまでのものではないのか。


10位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<13週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】59億円台(9~12週目58億円台、6~8週目55~56億円、5週目52~53億円、4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 194スクリーン(先週比-84スクリーン)
1.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは58.6億円弱となっている。
1週間の伸びは6.7千万円半ば程度だろうか。
既に50億円を突破している。
邦画の実写作品としては2年ぶりとなる快挙だ。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP4.3→2週目17.9→3週目7.4→4週目7.0→5週目5.3→6週目4.5→7週目3.2→8週目2.8→9週目1.9→10週目1.7→11週目1.0→12週目0.9→13週目0.7億円となっている。
2週目のGWで荒稼ぎした後も、大きく落ちずに緩やかな下降となっている。

オープニング時の配給会社の期待を楽に超える大ヒットとなっている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
10週目74.7→75.6→祝76.3→76.6
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
10週目82.3→83.0→83.8
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
10週目70.1→71.0→71.5→72.0
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
10週目78.6→79.3→79.6→79.8
☆12年「テルマエ・ロマエ」
10週目56.0→57.0→57.9→58.6億円→
これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は59.0~59.5億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は4週目に46~47億円、5週目に52~53億円、6~8週目に55~56億円、9~12週目まで58億円台と予想したが、伸びが全く止まらない。
この勢いはもうちょっと続きそうなので、59億円台に再々々々上方修正したい。
現在公開中の他の作品が弱かったが、そろそろ強力な夏休み映画も始まるので、止まるだろうと思ったものの、まだ止まらない。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が50億円を超えると誰が予想できようか。
サプライズヒットするタイプでもなく、今でも信じられない。


11位:「崖っぷちの男」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 305スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.7億円弱となっている。
1週間の動きは7.4千万円程度だろうか。
アメリカでは19百万ドル(製作費42百万ドル)と大コケした作品。
日本でこれほどの規模で公開されると思っていなかった。
『大作に出演しているサム・ワーシントン主演作品だが、日本でも当たらないだろう』と書いたが、その通りとなりそうだ。
しかし、大コケを予想していたので、予想よりは稼ぎそうだ。

「崖っぷちの男」2.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「パラノーマル・アクティビティ3」2.9億円(トータル3.7億円)
☆「キャプテン・アメリカ」2.7億円(トータル3.1億円)
☆「アイ・アム・ナンバー4」2.8億円(トータル3.1億円)
これらとの対比で考えると、「崖っぷちの男」の興行収入は3.0~3.4億円となる。
夏休みシーズンでもあり、「崖っぷちの男」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので、当たりとなりそうだが、もうちょっと苦戦すると思っていた。


12位:「映画 ホタルノヒカリ」(東宝・日本テレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(OP時~4週目18~19億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 299スクリーン(先週比-14スクリーン)
1.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは18.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.0千万円程度だろうか。
15億円を楽に突破しているが、20億円突破は厳しいか。
しかし、伸びも悪くはなく、レディースデイに稼いだようだ。
やはりドラマの映画化は稼げるようだ。

綾瀬はるか、藤木直人主演のドラマの映画化。
平均視聴率は07年7月クール13.6%、10年7月クール15.4%となっており、比較的高い。
『映画化向きの題材とは思えないが、ドラマの知名度も高く、レディースデイを中心に女性を取り込むと思われるので、コケることはないだろう。コメディ系作品は受けが良いというメリットもある』と書いたとおりとなりそうだ。

綾瀬はるかが出演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7→16.3→17.4→18.1億円→
「プリンセス トヨトミ」と同程度のオープニングとなっていたが、こちらの方が伸びは良い。

同じくドラマの映画化であり、海外ロケをした「のだめカンタービレ」の平均視聴率が18.8%となっており、興行収入は前編41.0億円、後編37.2億円となっている。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
03.1→08.4→11.9→14.7→16.3→17.4→18.1億円→
後編との対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は19.4億円となる。
ここまでは伸びないだろう。

「映画 ホタルノヒカリ」18.1億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「神様のカルテ」祝18.0億円(トータル18.9億円)
☆「アンダルシア」17.1億円(トータル18.8億円)
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は19.0~19.9億円となる。
4週目まで18~19億円と予想していたが、他の夏休み映画も始まり、もはや高い伸びはないだろう。
「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、やや低すぎたか。
評価が低そうなので、それを踏まえてしまった。


13位:「スノーホワイト」(東宝東和)<6週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台(OP~4週目18億円台)
【配給会社期待値等】 興収20億円へ向け好調な滑り出しをみせた
【公開規模】 234スクリーン(先週比-285スクリーン)
1.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは16.8億円となっている。
1週間の伸びは9.1千万円程度だろうか。
15億円は突破しており、この手のファミリー向けの作品は強いと感じさせる。
公開前に『幅広い観客向けであり、ヒットしやすいタイプといえる』と書いたとおりとなりそうだ。
白雪姫を題材とした映画。
クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロンなどが出演している。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8億円→
「三銃士」「ガリバー」との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は17.0~17.5億円となる。
20億円突破が目標だったようだが、やはり無理だった。

「スノーホワイト」16.8億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ツーリスト」16.7億円(トータル18.7億円)
☆「SUPER8」16.7億円(トータル17.2億円)
☆「ガリバー旅行記」15.4億円(トータル15.6億円)
「SUPER8」との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は17.3億円となる。
夏休みもあり、まだほどほどに伸びると思われるが、18億円突破は厳しそうだ。
「スノーホワイト」の興行収入は4週目まで18億円台と予想していたが、先週に引き続き17億円台と予想したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、今のところは当たりそうだ。
ファミリーを中心に幅広い層から稼ぎ、成功といえるのではないか。


14位:「グスコーブドリの伝記」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 241スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.0億円弱となっている。
1週間の伸びは6.0千万円弱程度だろうか。
当然のように低迷している。
ワーナーが製作を手掛けた作品はほとんど当たらない。

宮沢賢治原作の童話の映画化。
『ファミリー層が動くかどうかがポイントとなる』と書いたが、やはり動かなかった。
「ないたあかおに」が原作の「friends もののけ島のナキ」がスマッシュヒットしたものの、この手のアニメ作品はヒットしない場合が多い。
本作はやや堅く、小難しいイメージがあり、ファミリーが動きにくいかもしれない。

予想の際に参考にした作品どおりとなりそうだ。
☆11年「豆富小僧」トータル3.9億円
祝金3日1.3(OP1.0)→3.2→3.6→3.8
☆10年「昆虫物語みつばちハッチ」トータル3.1億円
OP0.5→1.4→2.2
☆12年「グスコーブドリの伝記」
OP0.6→1.4→2.0億円→
これらとの対比で考えると、「グスコーブドリの伝記」の興行収入は2.2~2.8億円となる。
夏休みシーズンなので、まだ伸びはあるだろう。
「グスコーブドリの伝記」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前の予想は3億円台だったので、当たりそうだ。
ワーナーの作品は渋さがあり嫌いではないが、日本で当たりやすい作品が分かっていない。


15位:「苦役列車」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 73スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.2百万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.4千万円となっている。
1週間の伸びは3.3千万円半ば程度だろうか。
前田敦子などが出演していたが、スクリーン数が少なく、勝負気配はなかった。
芥川賞受賞作品だが、エンターテイメント作品ではなく、仕方のない結果だ。
話題性もあり、最終的には1億円台の興行収入になるだろう。

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国内映画興行収入ランキング(7月3週目その2)

2位:「おおかみこどもの雨と雪」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 31~32億円
【公開規模】 381スクリーン
3.6億円半ば(365,149,000円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.0億円程度か』と書いたので、予想を上回った。
「サマーウォーズ」のように徐々に伸びていくかと思ったが、人気の高い監督なので、オープニングからキタようだ。

「サマーウォーズ」の細田守監督作品。
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6→14.3
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP3.7億円→
さすがに、このような動きにはならないだろう。

これらの動きが参考となるか。
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP9.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP3.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1→041.4
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆11年「カーズ2」トータル30.1億円
OP4.6→11.7→18.2→24.3→27.1→28.8→29.3
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP3.7億円→
主要作品との対比で考えると、「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は24.2~42.3億円となる。
20億円は突破しそうだが、40億円突破はどうだろうか。
ジブリ作品ほどの伸びはないだろう。
30億円はなんとか突破すると考えて、31~32億円と予想したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、ハズしそうだ。
「サマーウォーズ」の結果を踏まえて、めいっぱい高めに予想したつもりだったが、甘かった。


4位:「ヘルタースケルター」(アスミック)<2週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【公開規模】 204スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.7億円を週末に稼ぎ、トータルでは8.1億円半ばとなっている。
祝日を除く6日間の伸びは4.7億円弱程度だろうか。
内容に関係なく、話題作品はヒットするのが常識だ。

とりあえずは大人向けの作品が参考となるか。
☆07年「愛の流刑地」トータル13.9億円
OP1.6→5.5→8.3→10.4→祝12.0→12.6→13.1
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→9.0→9.6
☆12年「ヘルタースケルター」
祝3日3.5→8.2億円→
これらとの対比で考えると、「ヘルタースケルター」の興行収入は20.7~22.3億円となる。
当面は20億円突破が目標となる。

「ヘルタースケルター」8.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
☆「モテキ」8.6億円(トータル22.2億円)
☆「神様のカルテ」8.4億円(トータル18.9億円)
☆「カイジ2」8.0億円(トータル16.1億円)
☆「太平洋の奇跡~」8.4億円(トータル15.7億円)
伸びがなければ16億円程度、伸びがあれば20億円突破も夢ではないというラインだ。
しかし、極端に伸びがあるとも思えない。
「ヘルタースケルター」の興行収入は、先週に引き続き18億円台と予想したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、当たりとなりそうだ。
この手の作品がヒットするのは過去の経験から分かるようになった。


7位:「魔法少女リリカルなのは The Movie 2nd A's」(アニプレックス)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 51スクリーン(先週比+1スクリーン)
4.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.7億円弱となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ば程度だろうか。
当然ヒットするのは分かっていたが、ここまでとは思わなかった。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆10年「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」
OP0.6→不明→2.2(19スクリーン)
☆12年「魔法少女リリカルなのは The Movie 2nd A's」
OP1.2→2.7億円→
倍程度の動きか。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円(90スクリーン)
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4→9.8→10.1→
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆10年「劇場版 機動戦士ガンダム00」トータル8.6億円(88スクリーン)
祝3日2.5→4.5→5.7→祝6.6→7.0→7.3→7.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4
☆12年「魔法少女リリカルなのは The Movie 2nd A's」
OP1.2→2.7億円→
主要作品との対比で考えると、「魔法少女リリカルなのは The Movie 2nd A's」の興行収入は5.2~7.6億円となる。
内容や人気の度合いがよく分からないが、それほど極端に高い伸びではないだろう。
6億円台と予想したい。
「マクロス」がライバルか。
アニメ作品は逆らわないほうが無難だ。

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国内映画興行収入ランキング(7月3週目その1)

1位:「BRAVE HEARTS 海猿」(東宝・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 65億円台
【現時点での興行収入予想】 73~74億円
【配給会社期待値等】 興収100億円を目指せる大ヒットスタートを切った
【公開規模】 450スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは27.8億円弱となっている。
祝日を除く6日間の伸びは12.1億円半ば程度だろうか。
高い興行収入だが、やはり驚くべきものではないようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
OP09.7→23.5→35.5→45.1→52.7→58.3→62.5→65.3
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9→76.4
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8億円→
これらとの対比で考えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は69.6~84.0億円となる。
70億円は突破しそうだが、前作の80億円超えはどうだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
OP12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP09.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8億円→
これらとの対比で考えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は71.4~82.2億円となる。
やはり80億円突破は微妙か。
75億円辺りがマックスというところではないか。
「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は先週に引き続き73~74億円と予想したい。
公開前個人予想は65億円台だったので、ちょっと低かったか。
日本人が好む感動アクション大作ではあるが、なぜこのシリーズがこれほど好まれるのかよく分からない。


3位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」(東宝・テレビ東京)<2週目>
【公開前個人予想】 39億円台
【現時点での興行収入予想】 37億円台
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.9億円となっている。
祝日を除く6日間の伸びは3.4億円弱程度だろうか。
当然のことながら、平日の伸びが物足りない。
やはり、人気が落ちているのだろうか。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9億円→
昨年は2作同時公開だったが、昨年の変則的な公開は諦めたようだ。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は28.3~35.2億円となる。
公開前に『人気がちょっと落ちているような気もするので、そろそろ40億円を割るのではないか』と書いたが、予想以上に落ち込むかもしれない。
現時点では、40億円突破は厳しいだろう。
2010年トータル41.6億円の1割減程度と考えて、今年の興行収入は先週に引き続き37億円台と予想したい。
この程度で終ると、「ドラえもん」トータル36.2億円、「コナン」トータル32.7億円との差がほとんどなくなってくる。
公開前個人予想は39億円台だったので、現時点ではそれほど悪くはなかったようだ。


5位:「メリダとおそろしの森」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 32億円台
【現時点での興行収入予想】 13~14億円
【公開規模】 563スクリーン
1.5億円弱(147,806,800円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは4.2億円程度か』と書いたので、大きく予想を下回った。
低い成績になるとは覚悟していたが、これほどとは思わなかった。
ピクサーという看板があるのでヒットすると思われたが、馴染みのなく、ファミリー受けしないキャラクターであり、「おおかみこども」「ポケモン」などの影響があったのではないか。
ピクサーという看板がある以上、巻き返すだろう。

ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆11年「カーズ2」トータル30.1億円
OP4.6→11.7→18.2→24.3→27.1→28.8→29.3
☆12年「メリダとおそろしの森」
OP1.5億円→
主要作品との対比で考えると、「メリダとおそろしの森」の興行収入は8.8~11.9億円となる。
さすがに二桁は割らないだろう。

その他のハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2→
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル12.0億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年公開「メリダとおそろしの森」
OP1.5億円→
主要作品との対比で考えると、「メリダとおそろしの森」の興行収入は10.5~11.3億円となる。
「塔の上のラプンツェル」がライバルとなると思ったが、このようなサプライズヒットにはなりそうもない。
内容的にメチャクチャ面白い作品ではないので、高い伸びはないだろう。
「メリダとおそろしの森」の興行収入は、「長くつをはいたネコ」を超える程度の13~14億円と予想したい。
公開前個人予想は32億円台だったので、大きくハズしそうだ。
ピクサー作品が普通のハリウッドアニメ以下になるとは予想できない。

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国内映画興行収入ランキング(7月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ダークナイト ライジング」(ワーナー)
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆08年公開「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
肩の力を抜いて楽しめるエンターテイメント作品というよりも、本格的な作品であり、暴力的な映画でもある。
したがって、ファミリー向けではなく、女性受けもしないため、高い興行収入にはならない。
しかし、話題作であり、前作は超えるだろう。
クリストファー・ノーラン監督作品の10年「インセプション」トータル35.0億円程度稼ぎたいところだが、いくら夏休みだからといっても、20億円台というところではないか。
11年「猿の惑星 創世記」トータル24.2億円、11年「ブラック・スワン」トータル23.9億円程度の24億円台という予想にしたい。
オープニングは3.8億円程度か。


◎「ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-」(東宝・テレビ東京)
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆04年「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」トータル13.7億円
OP3.5→8.9→11.4→12.1
☆05年「大激突!幻の地底遺跡だってばよ」トータル11.8億円
OP2.2→5.9→8.7→10.3→11.2
☆06年「大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」トータル7.8億円
OP1.2→3.5→不明→6.8→07.5
☆07年「疾風伝」トータル12.1億円
OP2.2→5.7→9.1→10.5→11.7→11.9→11.9
☆08年「疾風伝 絆」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0→11.2→祝込11.3
☆09年「疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆10年「疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
☆11年「ブラッド・プリズン」トータル8.4億円
OP1.3→3.3→5.3→6.9
10~12億円が標準のシリーズ作品だったが、去年はコケてしまった。
今年はテレビアニメ化10周年ということもあり、原作者が企画したオリジナル新作ストーリーであり、DVDプレゼントもあるので、復活するだろう。
このようなテコ入れがあったので、過去最高レベルの12億円台という予想にしたい。
オープニングは2.6億円程度か。

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全米映画興行収入(7月第3週目)

劇場での乱射事件の影響で、興行収入の発表が延期されるという事態となった。

1位となったのは新作の「ダークナイト ライジング」。
事前には週末3日間で214.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく下回る160.9百万ドルのオープニングを飾った。
「アベンジャーズ」が打ち立てた207.4百万ドルのオープニング記録を更新すると思われたが、事件の影響があり、このような結果となった。
「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」に次ぐ歴代3位の結果となっている。
公開前に書いたように『大ヒットは間違いない。「アベンジャーズ」超えができるかが注目となる』となりそうだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
先73→123→151→172→183→191
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→314→394→442→471→489→502→512
☆12年「ダークナイト ライジング」
OP161百万ドル→
前作を超えるオープニングだ。
当面は「ダークナイト」を超えることが目標となる。


ライバルは以下のとおり。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆12年「ハンガー・ゲーム」現時点で405百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆12年「アベンジャーズ」現時点で615百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆12年「ダークナイト ライジング」
OP161百万ドル→
評価は当然ながら過去最高レベルの評価となっている。
しかし、事件の影響などもあり、とりあえずは「アベンジャーズ」を下回ると考えて5億8~9千万ドルという予想にしておきたい。


2位は2週目の「Ice Age: Continental Drift」。
トータルでは89百万ドルとなっている。
20世紀フォックスがおくるシリーズモノの3Dアニメ。
公開前に『いつも通りとなるのではないか』と書いたが、やや勢いがない。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
OP46→087→117→141→152→160→166→171
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆12年「Ice Age: Continental Drift」
OP47→089百万ドル→
2・3作との対比で考えると、「Ice Age: Continental Drift」の興行収入は146~150百万ドルとなる。

20世紀フォックスが手掛けたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
OP36→66→087→104→111→116→120→123
☆08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」トータル155百万ドル
OP45→86→118→131→140→144→148→150
☆11年「ブルー 初めての空へ」トータル144百万ドル
OP39→81→104→115→125→132→135→137
☆12年「Ice Age: Continental Drift」
OP47→89百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ice Age: Continental Drift」の興行収入は158~173百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、ある程度の伸びはあるだろう。
「Ice Age: Continental Drift」の興行収入は先週に引き続き1億6千万ドル台と予想したい。
「マダガスカル」とは異なり、シリーズ最低となりそうだ。
上昇する方が珍しく、この程度の下落ならば許容範囲か。
これ以下の結果となると、やや厳しい。


3位は3週目の「アメイジング・スパイダーマン」。
トータルでは229百万ドルとなっている。
製作費2億3千万ドルの回収は余裕だろうが、爆発的な勢いはなさそうだ。
公開前に『「アメイジング・スパイダーマン」はヒットするだろうが、過去のシリーズほどではないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
アメコミを題材とした3Dアクションアドベンチャーであり、リブートされた。
監督は新鋭のマーク・ウェブ。
主演は、アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
OP115→223→286→326→354→370→383→390→396
☆04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
先152(OP88)→256→302→328→344→354→361→365→368
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP151→240→282→304→318→326→330→332→334
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先137(OP62)→201→229百万ドル→
2・3作との対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は274~284百万ドルとなる。
3億ドル突破が目標となるが、超えられないだろう。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375→377→378
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先137(OP62)→201→229百万ドル→
これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は266~274百万ドルとなる。
評価はかなり高いが、鑑賞したところそこまで良いとも思えない。
伸びはあまりないと考えて、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は先週に引き続き2億8千万ドル台と予想したい。
「ダークナイト」が控えており、勝ち目もない。


4位は4週目の「Ted」。
トータルでは180百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの3倍以上を回収している。
公開前に『「Ted」はヒットしそうだ』と書いたので、予想どおりとなりそうだ。
しかし、テディベアが活躍するのでファミリーも見れそうなコメディと思ったが、R指定のコメディのようだ。
マーク・ウォールバーグが主演している。
監督は実績のないセス・マクファーレン。
R指定ということもある、「ハングオーバー」と比較されている。

「ハングオーバー」系作品は以下のとおり。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248→251→252
☆12年「Ted」
OP54→120→159→180百万ドル→
ここまでのヒットにはならないだろう。

マーク・ウォールバーグ主演・出演のコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」トータル119百万ドル
OP36→70→88→99→107→113
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆12年「Ted」
OP54→120→159→180百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ted」の興行収入は216~241百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはありそうだ。
「Ted」の興行収入はオープニング時に2億ドルと予想していたが、先週に引き続き2億2千万ドルと予想したい。
今夏のサプライズヒットとなりそうだ。
マーク・ウォールバーグとしても、01年「プラネット・オブ・ジ・エイプス」トータル180百万ドル、00年「パーフェクト・ストーム」トータル183百万ドルを超えて、自身最大のヒットとなりそうだ。


5位は5週目の「メリダとおそろしの森」。
トータルでは209百万ドルとなっている。
製作費185百万ドルの回収は余裕だった。
ピクサーによる3Dアニメ作品。
監督はあまり実績のないMark AndrewsとBrenda Chapman。
公開前に『「メリダとおそろしの森」は当然の大ヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆11年「カーズ2」トータル191百万ドル
OP66→117→149→165→176→182→185→186→187→187
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆12年「メリダとおそろしの森」
OP66→132→174→196→209百万ドル→
「ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「メリダとおそろしの森」の興行収入は240~245百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びがあるだろう。
「ウォーリー」トータル224百万ドルは超えるだろう。
「モンスターズ・インク」、「トイ・ストーリー2」、「カーズ」がライバルとなる。
「メリダとおそろしの森」の興行収入は先週に引き続き2億4~5千万ドルと予想したい。
「カーズ2」トータル191百万ドルのような失策はなく、ピクサーとしては連敗は避けられそうだ。


6位は4週目の「Magic Mike」。
トータルでは102百万ドルとなっている。
製作費7百万ドルだったが、15倍近くを稼いでいる。
公開前に『「Magic Mike」はコケる』と書いたが、大ヒットしてしまった。
男性ストリップの世界を描くので誰も見ないと思ったが、女性が動いたのだろうか。
スティーヴン・ソダーバーグ監督のコメディドラマ。
チャニング・テイタム、アレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒーが出演している。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドル
OP28→56→76→90→99→107
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「コンテイジョン」トータル76百万ドル
OP22→44→57→65→69
☆12年「Haywire」トータル19百万ドル
OP08→15→18→19→19
☆12年「Magic Mike」
OP39→73→92→102百万ドル→
「オーシャンズ13」と同程度の動きとなっている。
主要作品との対比で考えると、「Magic Mike」の興行収入は112~120百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「Magic Mike」の興行収入は、先週に引き続き、「オーシャンズ13」並の1億1千万ドル台と予想したい。
「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドルまでは届かないだろう。
大ヒットを受けてか、続編製作の話が出ている。


7位は3週目の「Savages」。
トータル40百万ドルとなっている。
製作費45百万ドルの回収が目標となるが、回収は可能だろう。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、思ったよりも稼いでいる。
オリバー・ストーン監督のサスペンス。
テイラー・キッチュ、アーロン・ジョンソン、ブレイク・ライヴリー、ベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、ジョン・トラヴォルタ、ユマ・サーマンなどが出演している。

オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆86年「プラトーン」トータル139百万ドル
☆87年「ウォール街」トータル44百万ドル
☆89年「7月4日に生まれて」トータル70百万ドル
☆91年「ドアーズ」トータル34百万ドル
☆91年「JFK」トータル70百万ドル
☆93年「天と地」トータル6百万ドル
☆94年「ナチュラル・ボーン・キラーズ」トータル50百万ドル
☆95年「ニクソン」トータル14百万ドル
☆97年「Uターン」トータル7百万ドル
☆99年「エニイ・ギブン・サンデー」トータル76百万ドル
先21(OP14)→46→59→66→70→72
☆04年「アレキサンダー」トータル34百万ドル
先22(OP14)→30→33→34→34→34
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
先27(OP19)→45→56→62→67→69
☆08年「W.」トータル26百万ドル
☆10年「ウォール・ストリート」トータル52百万ドル
OP19→36→44→48→50→51
☆12年「Savages」
OP16→32→40百万ドル→
「ウォール・ストリート」との対比で考えると、「Savages」の興行収入は47百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、ある程度の伸びはあるだろう。
「Savages」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
製作費回収ラインであり、この程度ならば、十分ではないか。


8位は4週目の「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルの回収は当然余裕だった。
公開前に『「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」はいつも通りか』と書いたとおりとなりそうだ。
いつも通り、タイラー・ペリー監督・脚本・主演・共同プロデュースのコメディ作品。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドル
OP25→41→47→50→52
☆12年「Good Deeds」トータル35百万ドル
OP16→26→30→33→34
☆12年「Madea's Witness Protection」
OP25→46→56→60百万ドル→
最近は稼ぎにくくなってきているが、「Madea's」シリーズは人気が高い。
「Madea's」シリーズとの対比で考えると、「Madea's Witness Protection」の興行収入は63~66百万ドルとなる。
11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドルを超える程度と思ったが、超えてきた。
「Madea's Witness Protection」の興行収入は2週目まで5千万ドル台と予想したが、6千万ドル台と予想したい。
06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドルが目標となる。
評価は悪いが、いつものことなので気にする必要はない。
タイラー・ペリーの人気はまだまだ安泰のようだ。


9位は9週目の「Moonrise Kingdom」。
トータルでは36百万ドルとなっている。
製作費16百万ドルの回収は楽に終っている。
OP時4スクリーンから16→96→178→395→854→884→924スクリーンと拡大公開されていたが、ようやく895スクリーンに減少した。
ウェス・アンダーソン監督のヒューマンドラマ。
ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、フランシス・マクドーマンドなどが参加している。
どのような規模になるか分からないが、5千万ドル程度となりそうだ。
7週目まで3~4千万ドルと思ったが、5千万ドルには到達しそうだ。
評価はメチャクチャ高いので、当然伸びがあるだろう。
ウェス・アンダーソン監督作品は、04年「ライフ・アクアティック」トータル24百万ドル、09年「ファンタスティックMr.フォックス」トータル21百万ドルとなっており、これらを超えた。
01年「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」トータル52百万ドルを超えることが目標となる。
超えてきそうだ。
ウェス・アンダーソン監督としての最大のヒット作となりそうだ。


10位は5週目の「To Rome with Love」。
トータルでは11百万ドルとなっている。
OP時5スクリーンから、29→806スクリーンに拡大公開されたが、4週目から744→552スクリーンに減少している。
ウディ・アレン監督作品。
アレック・ボールドウィン、ロベルト・ベニーニ、ペネロペ・クルス、ジェシー・アイゼンバーグ、グレタ・ガーウィグ、エレン・ペイジ、ウディ・アレンが出演している。

ウディ・アレン監督の最近の興行収入は以下の通り。
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
☆06年「タロットカード殺人事件」トータル11百万ドル
☆08年「夢と犯罪」トータル1百万ドル
☆08年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
OP04→09→13→16→18→19
☆09年「人生万歳!」トータル5百万ドル
☆10年「You Will Meet a Tall Dark Stranger」トータル3百万ドル
☆11年「ミッドナイト・イン・パリ」トータル57百万ドル
OP01→03→07→14→21→28→34→39→42→45
☆12年「To Rome with Love」
OP00→01→05→09→11百万ドル→
「To Rome with Love」の興行収入は先々週2千万ドル台となりそうだと予想したが、1千万ドル台どまりとなりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはなさそうだ。
もともと稼げない監督であり、この程度でも問題はないだろう。
「ミッドナイト・イン・パリ」のようなヒットにはならないと思うが、好調をキープしていると思われる。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ミュージックドラマ「Step Up Revolution」
☆ベン・スティラーらが出演するコメディ作品「The Watch」
「The Watch」はヒットしそうだ。
「Step Up Revolution」はヒットしないだろうが、固定ファンがいるから、それなりには稼ぐだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『メリダとおそろしの森』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(ピクサー作品だからといって期待すべきではない)

2D吹替え版を鑑賞。
それほど悪くはないが、特別良くもない平凡な映画に仕上がっている。
普通の童話作品を普通に映像化したような作品。
「ラプンツェル」や「ヒックとドラゴン」、「借りぐらしのアリエッティ」などのジブリ映画に比べるとかなり物足りなさを感じる。

悪役もいなく、悪い魔女もいなく、一頭の熊を除いて死ぬ者もいなければ、激しく傷つく者もいない。
大きな冒険もなく、比較的狭い世界の中での母と娘の関係に焦点をあてており、既存のピクサー作品とは異なる新たなチャレンジのようにも感じられるが、ジブリ作品のような狭い世界を描きながらもインパクトを与えるような作品には仕上がらなかった。

本作を見ても、伝えたいメッセージが伝わってこない。
“熊”になって、娘と体験する始めての冒険で母が感じること。
母が“熊”になってしまい、母親という存在を失ったことで得られる母親への想い、母親の苦労、存在のありがたさを娘が感じること。
お互いが今まで気付かなかった感情や気持ちの変化を、冒険を通して伝えて欲しかったが、喧嘩して熊になってバタバタして城で演説して、バタバタしてエンドという流れでは上手く伝わらない。
泣いて謝って済むのならば、そんな簡単なことはない。
メリダには、何かを犠牲にして、何かを掴みとって、運命に立ち向かう姿をみせて、成長して大人になって欲しかったものだ。
また、大人になることは、一人で悩むだけではなくて、周囲の助けも必要だろう。
自分の限界を知り、母親、父親、兄弟の助けを得て、メリダが成長していく姿を見せていき、3人の結婚候補者も、ただ頼りがないだけではなくて、それぞれがメリダを唸らせる特技を隠し持っていれば、今後についても想像できるようになるかもしれない。
魔法で熊になった王様の扱いについても中途半端というイメージしか受けず、ストーリーに上手くリンクしているようには思えない。

画像は美しいものの、人間的ではないキャラクターの造形にも問題があったかもしれないが、そもそも各キャラクターに人間的な“息吹”というものを上手く吹き込めていない点が問題だったようだ。
人間味のないキャラクターに仕上がっていたが、大島優子がそれなりに“息吹”を吹き込んでいたように思える。
特に問題なく、合格点の吹替えではないか。

「メリダ」はイマイチだったが、「月と少年」は素晴らしい作品。
夢のある作品だ。
セリフがなくても気持ちで伝えている。

「ニセものバズがやって来た」は相変わらずという作品。
特別に中身はないが、世界観が熟成しているので、これはこれでよい。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(7月2週目その3)

4位:「ヘルタースケルター」(アスミック)<1週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【公開規模】 203スクリーン
祝日を含めた3日間で3.5億円弱(348,173,390円)のオープニングを飾った。
土日2日間では2.3億円(233,533,030円)だったようだ。
先週『オープニング3日は3.5億円程度か』と書いたので、予想どおりだったようだ。
内容に関係なく、話題作品はヒットするのが常識。
とりあえずは公開前の予想どおり18億円台と予想したい。


11位:「映画 ホタルノヒカリ」(東宝・日本テレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(OP時~4週目18~19億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 313スクリーン(先週比-3スクリーン)
4.3千万円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、トータルでは17.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度だろうか。
15億円を楽に突破している。
伸びも悪くはなく、レディースデイに稼いだか。
やはりドラマの映画化は稼げるようだ。

綾瀬はるか、藤木直人主演のドラマの映画化。
平均視聴率は07年7月クール13.6%、10年7月クール15.4%となっており、比較的高い。
『映画化向きの題材とは思えないが、ドラマの知名度も高く、レディースデイを中心に女性を取り込むと思われるので、コケることはないだろう。コメディ系作品は受けが良いというメリットもある』と書いたとおりとなりそうだ。

綾瀬はるかが出演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7→16.3→17.4億円→
「プリンセス トヨトミ」と同程度のオープニングとなっていたが、こちらの方が伸びは良い。
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は18.8~19.1億円となる。
レディースデイの動員やデートムービーに使えそうなので、この対比程度にはなるだろう。

同じくドラマの映画化であり、海外ロケをした「のだめカンタービレ」の平均視聴率が18.8%となっており、興行収入は前編41.0億円、後編37.2億円となっている。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7→16.3→17.4億円→
後編との対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は19.3億円となる。
やはりこの程度だろうか。

「映画 ホタルノヒカリ」17.4億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「神様のカルテ」17.5億円(トータル18.9億円)
☆「アンダルシア」16.4億円(トータル18.8億円)
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は18.8~19.9億円となる。
マックス20億円、ミニマム18億円というところか。
4週目まで18~19億円と予想していたが、他の夏休み映画も始まり、もはや高い伸びはないだろう。
「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、やや低すぎたか。
評価が低そうなので、それを踏まえてしまった。


12位:「グスコーブドリの伝記」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 241スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.7千万円を祝日を除く週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円弱となっている。
1週間の伸びは8.1千万円弱程度だろうか。
当然のように低迷している。
ワーナーが製作を手掛けた作品はほとんど当たらない。

宮沢賢治原作の童話の映画化。
『ファミリー層が動くかどうかがポイントとなる』と書いたが、やはり動かなかった。
「ないたあかおに」が原作の「friends もののけ島のナキ」がスマッシュヒットしたものの、この手のアニメ作品はヒットしない場合が多い。
本作はやや堅く、小難しいイメージがあり、ファミリーが動きにくいかもしれない。

予想の際に参考にした作品どおりとなりそうだ。
☆11年「豆富小僧」トータル3.9億円
祝金3日1.3(OP1.0)→3.2→3.6→3.8
☆10年「昆虫物語みつばちハッチ」トータル3.1億円
OP0.5→1.4→2.2
☆12年「グスコーブドリの伝記」
OP0.6→1.4億円→
これらとの対比で考えると、「グスコーブドリの伝記」の興行収入は1.7~3.1億円となる。
夏休みシーズンなので伸びはあるだろう。
「グスコーブドリの伝記」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前の予想は3億円台だったので、当たりそうだ。
ワーナーの作品は渋さがあり嫌いではないが、日本で当たりやすい作品が分かっていない。


13位:「苦役列車」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 73スクリーン
祝日を除く土日で2.1千万円弱のオープニングを飾った。
前田敦子などが出演していたが、スクリーン数が少なく、勝負気配はなかった。
芥川賞受賞作品だが、エンターテイメント作品ではなく、仕方のない結果。
話題性もあり、最終的には1億円台の興行収入になりそうだ。


14位:「LOVE まさお君が行く!」(松竹・テレビ東京)<4週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP時3億円前半)
【公開規模】 231スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.7千万円弱程度だろうか。
松竹は「おかえり、はやぶさ」に続き、大惨敗を喫した。
公開前に『いくら香取慎吾でも無理ではないか』と書いた通り、香取慎吾のせいではないだろう。
動物モノは稼ぎやすいが、松竹の悪いところが出ており、コケそうな空気が漂っていた。
まさおが、テレビで人気があると言っても、それだけでは観客は動かない。
ただ、『多少はファミリーが動き、香取ファンの動員、動物モノ好きの動員、テレビファンの動員が見込まれるので、極端な大コケもないだろう』と思ったが、見通しが甘かった。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6
☆10年「わさお」2億円台見込み
先0.6→1.4→1.7→2.0
☆10年「犬とあなたの物語」1億円後半見込み
OP0.4→1.0→1.3→1.5→1.6
☆11年「星守る犬」(東宝)トータル9.2億円
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3
☆11年「ロック~わんこの島~」(東宝)トータル8.6億円
OP0.8→2.9→4.4→5.8→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」
OP0.6→1.5→2.0→2.2億円→
伸びる作品とは思えないので、「きな子」「星守る犬」との対比で考えると、「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は2.6~2.7億円となる。
この程度だろうか。
「ウルルの森の物語」「きな子」がライバルと思っていたが、「わさお」並となりそうだ。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆11年「こち亀」トータル8.2億円
OP1.0→3.9→6.3→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」
OP0.6→1.5→2.0→2.2億円→
最近は苦戦している。
オープニング時に『3億円突破できるかどうかが注目となる』と書いたが、無理そうだ。
夏休みに入って巻き返しがないともいえないが、期待しにくい。
「LOVE まさお君が行く!」の興行収入はオープニング時に3億円前半と予想したが、先週に引き続き2億円台と予想したい。
香取の力を信じたかったが、ダメだった。
公開前個人予想は6億円台だったので、高すぎた。
コケるのは分かっているが、常識レベルのコケだと思っていた。
動物モノで、まさかここまで酷いとは考えにくい。


15位:「図書館戦争 革命のつばさ」(角川)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円前半(OP~2週目2億円後半)
【公開規模】 30スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.0千万円程度だろうか。
このスクリーンにしては優秀だが、小スクリーンのアニメ作品の成績はほとんど同じだ。

今年公開されたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」(93スクリーン)
OP0.5→1.0
☆12年「ストライクウィッチーズ」(18スクリーン)
OP0.4→1.0→不明→1.6
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(24スクリーン)
OP0.3→0.7
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9→1.2→1.5→1.7億円→
これらと同程度となりそうだ。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9→1.2→1.5→1.7億円→
オープニング時に『人気の具合がよく分からないが、かなり伸びそうだ』と書いてきたが、伸びはそれほどでもなさそうだ。
「図書館戦争 革命のつばさ」の興行収入は2週目まで2億円後半と予想していたが、先週に引き続き2億円前半と予想したい。
しかし、アニメ作品は、小スクリーンながら、しっかりと稼いでくれる。

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国内映画興行収入ランキング(7月2週目その2)

3位:「アメイジング・スパイダーマン」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 51億円台
【現時点での興行収入予想】 45億円前後
【配給会社期待値等】 興収50億円突破に向けて
【公開規模】 1063スクリーン(先週比-27スクリーン)
2.7億円を祝日を除く週末に稼ぎ、トータルでは21.8億円となっている。
1週間の伸びは5.3億円程度だろうか。
先行がない「メン・イン・ブラック3」の3週目が22.2億円であり、やはり物足りない数字だ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆04年「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0→16.4→21.8億円→
過去のシリーズは、日本では稼ぎにくいアメコミ作品でありながら、物凄い高い興行収入となっている。
ただ、リブートしてしまい、キャストを一新し、過去のシリーズとは分断される。
新しいキャストは日本人には知名度は低く、また、本作そのものに対しても盛り上がりが高まっているとも思えない。
前作よりも、かなり下がるのではないだろうか。

先行があった作品と比較したい。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8(OP3.9)→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0(OP5.8)→16.4→21.8億円→
単純比較はできないが、これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は31.6~37.0億円となる。

予想の際に個人的に参考にした作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0→16.4→21.8億円→
先行があり、予想がしにくい。
地力もあり、本番の夏休みシーズンもあり、40億円はなんとか突破しそうだが、50億円には届きそうもない。
とりあえずは「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は先週に引き続き45億円前後と予想して様子を見たい。
70億円程度稼げたシリーズだったが、この程度のダウンは仕方ないだろうか。


6位:「スノーホワイト」(東宝東和)<5週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台(OP~4週目18億円台)
【配給会社期待値等】 興収20億円へ向け好調な滑り出しをみせた
【公開規模】 519スクリーン(先週比-47スクリーン)
6.6千万円半ばを祝日を除く週末に稼ぎ、トータルでは15.9億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
なんとか15億円を突破した。
この手のファミリー向けの作品は強い。
公開前に『幅広い観客向けであり、ヒットしやすいタイプといえる』と書いたとおりとなりそうだ。
白雪姫を題材とした映画。
クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロンなどが出演している。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9億円→
「三銃士」「ガリバー」との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は16.5~17.4億円となる。
20億円突破が目標だったが、恐らく厳しいだろう。

「スノーホワイト」15.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ツーリスト」15.4億円(トータル18.7億円)
☆「SUPER8」16.1億円(トータル17.2億円)
☆「ガリバー旅行記」15.0億円(トータル15.6億円)
「SUPER8」との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は17.0億円となる。
夏休みもあり、まだほどほどに伸びると思われるが、18億円突破は厳しそうだ。
「スノーホワイト」の興行収入は先週まで18億円台と予想していたが、17億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、今のところは当たりそうだ。
下方修正したが、ファミリーを中心に幅広い層から稼ぎ、成功といえるのではないか。


7位:「臨場 劇場版」(東映・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 7~8億円(OP時10~11億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円を狙う
【公開規模】 256スクリーン(先週比+2スクリーン)
5.4千万円半ばを祝日を除く週末に稼ぎ、トータルでは5.4億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
平日に多少伸びているが、全体的な数字は低い。
ドラマの視聴率の高さを過大評価しすぎたか。
あまり稼げないだろうとは思ったが、このような作品は不思議とヒットするものだと考えて、高めに予想したが、やっぱりダメだった。
年配層向けなので、今後も平日に期待したいが、配給会社期待値の20億円突破は当然無理だろう。

横山秀夫原作のテレビ朝日で放送されていた内野聖陽主演の事件モノドラマ。
シリーズの平均視聴率は09年4月クール14.5%、10年4月クール17.6%とかなり良い。
公開前に『若年層は動きそうもないが、年配層が動きそうであり、それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、無理だった。

横山秀夫原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「半落ち」トータル19.0億円
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆12年「臨場 劇場版」
OP1.5→3.9→5.4億円→
「クライマーズ・ハイ」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は8.7億円となる。

以下のサスペンス系ドラマの映画化の興行収入も参考となりそうだ。
☆11年「アンダルシア 女神の報復」トータル18.9億円
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1(視聴率10.1%)
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」
2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0(視聴率14.9%)
☆12年「臨場 劇場版」
1.5→03.9→05.4億円→
「アンダルシア 女神の報復」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は9.5億円となる。

「臨場 劇場版」5.4億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「漫才ギャング」5.3億円(トータル8.4億円)
☆「DOG×POLICE 純白の絆」5.5億円(トータル7.6億円)
☆「ツレがうつになりまして。」5.9億円(トータル8~9億円見込み)
「DOG×POLICE 純白の絆」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は7.5億円となる。
期待していた平日の伸びがイマイチであり、過大評価しすぎたようだ。
「臨場 劇場版」の興行収入はオープニング時に10~11億円と予想したが、先週に引き続き7~8億円と予想したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、かなり高すぎたか。
微妙とは思ったが、視聴率が高いドラマなので、それほど低くは予想しにくい。
時間に余裕のある年配層がきちんと動くと思ったが、金を払うまでのものではないのか。


8位:「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」(テアトル)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 135スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.3千万円半ばを祝日を除く週末に稼ぎ、トータルでは1.6億円となっている。
1週間の伸びは8.8千万円半ば程度だろうか。
平日には稼げていないが、過去のシリーズ以上の好調の動きをみせている。
今年のアニメ作品が好調という流れか。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」
OP0.7→1.6億円→
過去の動きから考えると、7千万円台のオープニングになるとは思わなかった。
10年との対比で考えると、今年の興行収入は5.3億円となる。
去年の興行収入を超えるのは確実。
夏休みシーズンということもあり、5億円突破の期待も掛かるが、急激に観客が増えるのかという気もする。
オープニングに殺到しただけかもしれないので、今年の興行収入は先週に引き続き4億円台ということにして様子を見たい。
公開前個人予想は3億円台だったので、悪くはないが、何も考えてはない予想だ。


9位:「崖っぷちの男」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 305スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4千万円を祝日を除く週末に稼ぎ、トータルでは1.9億円半ばとなっている。
1週間の動きは1.2億円半ば程度だろうか。
アメリカでは19百万ドル(製作費42百万ドル)と大コケした作品。
日本でこれほどの規模で公開されると思っていなかった。
スクリーン数を踏まえると、物足りないところはあるが、当然の結果だろう。
『大作に出演しているサム・ワーシントン主演作品だが、日本でも当たらないだろう』と書いたが、その通りとなりそうだ。
しかし、大コケを予想していたので、予想よりは稼ぎそうだ。

「崖っぷちの男」2.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アイ・アム・ナンバー4」2.2億円(トータル3.1億円)
☆「エンジェル・ウォーズ」1.7億円(トータル2.9億円)
☆「スカイライン 征服」1.9億円(トータル2.7億円)
これらとの対比で考えると、「崖っぷちの男」の興行収入は2.8~3.4億円となる。
夏休みシーズンでもあり、「崖っぷちの男」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので、当たりとなりそうだが、もうちょっと苦戦すると思っていた。


10位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<12週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】58億円台(6~8週目55~56億円、5週目52~53億円、4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 278スクリーン(先週比-43スクリーン)
4.4千万円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、トータルでは57.9億円となっている。
1週間の伸びは8.7千万円半ば程度だろうか。
既に50億円を突破している。
邦画の実写作品としては2年ぶりとなる快挙だ。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP4.3→2週目17.9→3週目7.4→4週目7.0→5週目5.3→6週目4.5→7週目3.2→8週目2.8→9週目1.9→10週目1.7→11週目1.0→12週目0.9億円となっている。
2週目のGWで荒稼ぎした後も、大きく落ちずに緩やかな下降となっている。

オープニング時の配給会社の期待を楽に超える大ヒットとなっている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

ゴールデンウィーク作品なので、ゴールデンウィーク作品と比較したい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4→116.4→117.1
☆12年「テルマエ・ロマエ」
5週目41.9→046.5→049.6→052.4→054.3→056.0→057.0→057.9億円→
これとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は58.3億円となる。
この対比を超えそうだ。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
5週目54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7→75.6→祝76.3→76.6
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
5週目67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3→83.0→83.8
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1→71.0→71.5→72.0
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6→79.3→79.6→79.8
☆12年「テルマエ・ロマエ」
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0→57.0→57.9億円→
これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は58.5~59.2億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は4週目に46~47億円、5週目に52~53億円、6~8週目に55~56億円と予想したが、伸びが全く止まらない。
この勢いはまだまだ続きそうなので、先週に引き続き58億円台と予想したい。
現在公開中の他の作品が弱かったが、そろそろ強力な夏休み映画も始まるので、止まるだろう。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が50億円を超えると誰が予想できようか。
サプライズヒットするタイプでもなく、今でも信じられない。

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国内映画興行収入ランキング(7月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「メリダとおそろしの森」(ディズニー)
ピクサー作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「トイ・ストーリー2」トータル34.5億円
☆02年「モンスターズ・インク」トータル93.7億円
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル110.0億円
5週目75.0→81.0→95.7→99.6→102.9→104.5→106.8
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル52.6億円
先7.5→15.3→不明→不明→35.1→47.1→48.0→50.0
☆06年「カーズ」トータル22.3億円
OP3.8→07.8→10.5→14.1
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル39.0億円
水5.0→12.8→19.5→28.5→32.0→35.8→37.1→祝38.1
☆08年「WALL・E/ウォーリー」トータル40.0億円
金5.1→11.5→16.0→不明→30.3→祝35.5→37.1
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆11年「カーズ2」トータル30.1億円
OP4.6→11.7→18.2→24.3→27.1→28.8→29.3
話題性もなく、ピクサー作品としては低めの興行収入となりそうだ。
「カーズ2」トータル30.1億円と同程度か。
ピクサー作品ではないが、「塔の上のラプンツェル」がトータル25.6億円なので、25~35億円程度ではないか。
日本ではあまり人気のない「カーズ」シリーズは超えるだろうと考えて、32億円台と予想したい。
オープニングは4.2億円程度か。


◎「おおかみこどもの雨と雪」(東宝)
09年「サマーウォーズ」(トータル16.5億円)の細田守監督作品。
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6→14.3
評価の良い監督であり、今回も良作という前提で予想したい。
内容はよく分からないが、ファミリーにも対応できそうであり、非シリーズモノ、非ジブリモノとしては、かなり高い興行収入になるのではないか。
10億円以上、20億円以下というところか。
「サマーウォーズ」の2割増と考えて、マックスの20億円台と予想したい。
オープニングは2.0億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(7月2週目その1)

1位:「BRAVE HEARTS 海猿」(東宝・フジテレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 65億円台
【現時点での興行収入予想】 73~74億円
【配給会社期待値等】 興収100億円を目指せる大ヒットスタートを切った
【公開規模】 450スクリーン
金曜日から祝日の月曜日までで、15.6億円(1,563,575,650円)のオープニングを飾った。
土日2日間で8.8億円弱(878,226,350円)、金曜日から3日間で11.1億円半ばだったようだ。
先週『オープニング4日は高くも低くもなく12.5億円程度か』と書いたが、やはり高かったか。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
OP09.7→23.5→35.5→45.1→52.7→58.3→62.5→65.3
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9→76.4
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6(OP8.8)億円→
金曜日を除いた祝日3日間は13.2億円程度か。
これらとの対比で考えて、貯金分を加えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は71.2~76.6億円となる。
この勢いならば、70億円は突破しそうだが、前作の80億円超えはどうだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
OP12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6(OP8.8)億円→
これらとの対比で考えて、貯金分を加えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は68.0~74.3億円となる。
やはり80億円突破は微妙か。
75億円辺りがマックスというところではないか。
「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入はマックスに近い73~74億円と予想したい。
公開前個人予想は65億円台だったので、ちょっと低かったか。
日本人が好む感動アクション大作ではあるが、なぜこれほど好まれるのかよく分からない。


2位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」(東宝・テレビ東京)<1週目>
【公開前個人予想】 39億円台
【現時点での興行収入予想】 37億円台
【公開規模】 357スクリーン
祝日を含む3日間で7.5億円(753,760,100円)のオープニングを飾った。
先週『オープニング3日は昨年と同じ8.2億円程度か』と書いたが、予想よりも低かった。
さすがに「海猿」の影響ではないだろう。
人気が落ちているのだろうか。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5(OP5.1)億円→
昨年は2作同時公開だったが、昨年の変則的な公開は諦めたようだ。
これらとの対比で考えると、今年の興行収入は33.3~39.1億円となる。
公開前に『人気がちょっと落ちているような気もするので、そろそろ40億円を割るのではないか』と書いたが、予想以上に落ち込むかもしれない。
40億円突破は厳しいだろう。
2010年トータル41.6億円の1割減程度と考えて、今年の興行収入は37億円台と予想したい。
この程度で終ると、「ドラえもん」「コナン」との差がほとんどなくなってくる。
公開前個人予想は39億円台だったので、悪くはなかったようだ。

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全米映画興行収入(7月第2週目)

1位となったのは新作の「Ice Age: Continental Drift」。
事前には週末3日間で48.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る46.6百万ドルのオープニングを飾った。
20世紀フォックスがおくるシリーズモノの3Dアニメ。
公開前に『いつも通りとなるのではないか』と書いたが、やや勢いがない。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「アイス・エイジ」トータル176百万ドル
OP46→087→117→141→152→160→166→171
☆06年「アイス・エイジ2」トータル195百万ドル
OP68→116→147→168→178→183→188→189
☆09年「アイス・エイジ3」トータル197百万ドル
OP67→120→152→171→182→188→191→192
☆12年「Ice Age: Continental Drift」
OP47百万ドル→
2・3作との対比で考えると、「Ice Age: Continental Drift」の興行収入は135~138百万ドルとなる。

20世紀フォックスが手掛けたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ロボッツ」トータル128百万ドル
OP36→66→087→104→111→116→120→123
☆08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」トータル155百万ドル
OP45→86→118→131→140→144→148→150
☆11年「ブルー 初めての空へ」トータル144百万ドル
OP39→81→104→115→125→132→135→137
☆12年「Ice Age: Continental Drift」
OP47百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ice Age: Continental Drift」の興行収入は162~174百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、ある程度の伸びはあるだろう。
「Ice Age: Continental Drift」の興行収入は1億6千万ドル台と予想したい。
「マダガスカル」とは異なり、シリーズ最低となりそうだ。
上昇する方が珍しく、この程度の下落ならば許容範囲か。
これ以下の結果となると、やや厳しい。


2位は2週目の「アメイジング・スパイダーマン」。
トータルでは201百万ドルとなっている。
製作費2億3千万ドルの回収は余裕だろうが、爆発的な勢いはなさそうだ。
公開前に『「アメイジング・スパイダーマン」はヒットするだろうが、過去のシリーズほどではないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
アメコミを題材とした3Dアクションアドベンチャーであり、リブートされた。
監督は新鋭のマーク・ウェブ。
主演は、アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
OP115→223→286→326→354→370→383→390→396
☆04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
先152(OP88)→256→302→328→344→354→361→365→368
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP151→240→282→304→318→326→330→332→334
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先137(OP62)→201百万ドル→
2・3作との対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は282~294百万ドルとなる。
3億ドル突破が目標となるか。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375→377→378
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先137(OP62)→201百万ドル→
これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は271~279百万ドルとなる。
評価はかなり高いが、鑑賞したところそこまで良いとも思えない。
伸びはあまりないと考えて、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は先週に引き続き2億8千万ドル台と予想したい。
「ダークナイト」が控えており、勝ち目もない。


3位は3週目の「Ted」。
トータルでは159百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの3倍以上を回収している。
公開前に『「Ted」はヒットしそうだ』と書いたので、予想どおりとなりそうだ。
しかし、テディベアが活躍するのでファミリーも見れそうなコメディと思ったが、R指定のコメディのようだ。
マーク・ウォールバーグが主演している。
監督は実績のないセス・マクファーレン。
R指定ということもある、「ハングオーバー」と比較されている。

「ハングオーバー」系作品は以下のとおり。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248→251→252
☆12年「Ted」
OP54→120→159百万ドル→
ここまでのヒットにはならないだろう。

マーク・ウォールバーグ主演・出演のコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」トータル119百万ドル
OP36→70→88→99→107→113
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆12年「Ted」
OP54→120→159百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ted」の興行収入は215~250百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはありそうだ。
「Ted」の興行収入はオープニング時に2億ドルと予想していたが、先週に引き続き2億2千万ドルと予想したい。
今夏のサプライズヒットとなりそうだ。
マーク・ウォールバーグとしても、01年「プラネット・オブ・ジ・エイプス」トータル180百万ドル、00年「パーフェクト・ストーム」トータル183百万ドルを超えて、自身最大のヒットとなりそうだ。


4位は4週目の「メリダとおそろしの森」。
トータルでは196百万ドルとなっている。
製作費185百万ドルの回収は余裕だった。
ピクサーによる3Dアニメ作品。
監督はあまり実績のないMark AndrewsとBrenda Chapman。
公開前に『「メリダとおそろしの森」は当然の大ヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆11年「カーズ2」トータル191百万ドル
OP66→117→149→165→176→182→185→186→187→187
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆12年「メリダとおそろしの森」
OP66→132→174→196百万ドル→
「ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「メリダとおそろしの森」の興行収入は240~254百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びがあるだろう。
「ウォーリー」トータル224百万ドルは超えるだろう。
「モンスターズ・インク」、「トイ・ストーリー2」、「カーズ」がライバルとなる。
「メリダとおそろしの森」の興行収入は先週に引き続き2億4~5千万ドルと予想したい。
「カーズ2」トータル191百万ドルのようなことにはなりそうもない。
ピクサーとしては連敗は避けられそうだ。


5位は2週目の「Savages」。
トータル32百万ドルとなっている。
製作費45百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、思ったよりも稼いでいる。
オリバー・ストーン監督のサスペンス。
テイラー・キッチュ、アーロン・ジョンソン、ブレイク・ライヴリー、ベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、ジョン・トラヴォルタ、ユマ・サーマンなどが出演している。

オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆86年「プラトーン」トータル139百万ドル
☆87年「ウォール街」トータル44百万ドル
☆89年「7月4日に生まれて」トータル70百万ドル
☆91年「ドアーズ」トータル34百万ドル
☆91年「JFK」トータル70百万ドル
☆93年「天と地」トータル6百万ドル
☆94年「ナチュラル・ボーン・キラーズ」トータル50百万ドル
☆95年「ニクソン」トータル14百万ドル
☆97年「Uターン」トータル7百万ドル
☆99年「エニイ・ギブン・サンデー」トータル76百万ドル
先21(OP14)→46→59→66→70→72
☆04年「アレキサンダー」トータル34百万ドル
先22(OP14)→30→33→34→34→34
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
先27(OP19)→45→56→62→67→69
☆08年「W.」トータル26百万ドル
☆10年「ウォール・ストリート」トータル52百万ドル
OP19→36→44→48→50→51
☆12年「Savages」
OP16→32百万ドル→
「ウォール・ストリート」との対比で考えると、「Savages」の興行収入は46百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、ある程度の伸びはあるだろう。
「Savages」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
製作費回収ラインであり、この程度ならば、十分ではないか。


6位は3週目の「Magic Mike」。
トータルでは92百万ドルとなっている。
製作費7百万ドルだったが、10倍以上を稼いでいる。
公開前に『「Magic Mike」はコケる』と書いたが、大ヒットしてしまった。
男性ストリップの世界を描くので誰も見ないと思ったが、女性が動いたのだろうか。
スティーヴン・ソダーバーグ監督のコメディドラマ。
チャニング・テイタム、アレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒーが出演している。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドル
OP28→56→76→90→99→107
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「コンテイジョン」トータル76百万ドル
OP22→44→57→65→69
☆12年「Haywire」トータル19百万ドル
OP08→15→18→19→19
☆12年「Magic Mike」
OP39→73→92百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Magic Mike」の興行収入は117~123百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「Magic Mike」の興行収入は、先週に引き続き、「オーシャンズ13」並の1億1千万ドル台と予想したい。
「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドルまでは届かないだろう。
大ヒットを受けてか、続編製作の話が出ている。


7位は3週目の「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」。
トータルでは56百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルの回収は当然余裕だった。
公開前に『「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」はいつも通りか』と書いたとおりとなりそうだ。
いつも通り、タイラー・ペリー監督・脚本・主演・共同プロデュースのコメディ作品。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドル
OP25→41→47→50→52
☆12年「Good Deeds」トータル35百万ドル
OP16→26→30→33→34
☆12年「Madea's Witness Protection」
OP25→46→56百万ドル→
最近は稼ぎにくくなってきているが、「Madea's」シリーズは人気が高い。
「Madea's」シリーズとの対比で考えると、「Madea's Witness Protection」の興行収入は63~67百万ドルとなる。
11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドルを超える程度と思ったが、超えてきた。
「Madea's Witness Protection」の興行収入は先週まで5千万ドル台と予想したが、6千万ドルを突破しそうだ。
6千万ドル台に上方修正したい。
評価は悪いが、いつものことなので気にする必要はない。
タイラー・ペリーの人気はまだまだ安泰のようだ。


8位は2週目の「Katy Perry:Part of Me」。
トータルでは19百万ドルとなっている。
低い動きだが、製作費12百万ドルの回収は済んでおり、ビジネスとしてはそれほど悪くはない。
ただ、公開前に『ヒットしないだろう』と書いたとおり、良い結果にはならなかった。
人気アーティストのケイティ・ペリーを題材とした3Dドキュメンタリー作品。

若手歌手を扱った作品は以下のとおり。
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆09年「ジョナス・ブラズーズ/ザ・コンサート 3-D」トータル19百万ドル
OP13→17→18→19→19
☆11年「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」トータル73百万ドル
OP30→48→63→69→71
☆12年「Katy Perry:Part of Me」
先10→19百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Katy Perry:Part of Me」の興行収入は21~29百万ドルとなる。
評価も悪く、伸びは全くないだろうと思ったが、意外と伸びた。
「Katy Perry:Part of Me」の興行収入は先週1千万ドル台と予想したが、2千万ドル台となりそうだ。
完全な失敗と思ったが、制作費は回収できており、そこまで悪くはないと思われる。


9位は8週目の「Moonrise Kingdom」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
製作費16百万ドルの回収は済んでいる。
OP時4スクリーンから16→96→178→395→854→884→924スクリーンと拡大公開されている。
ウェス・アンダーソン監督のヒューマンドラマ。
ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、フランシス・マクドーマンドなどが参加している。
どのような規模になるか分からないが、5千万ドル程度となりそうだ。
先週3~4千万ドルと思ったが、5千万ドルには到達しそうだ。
評価はメチャクチャ高いので、当然伸びがあるだろう。
ウェス・アンダーソン監督作品は、04年「ライフ・アクアティック」トータル24百万ドル、09年「ファンタスティックMr.フォックス」トータル21百万ドルとなっており、これらを超えた。
01年「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」トータル52百万ドルを超えることが目標となる。
超えてきそうだ。
ウェス・アンダーソン監督としての最大のヒット作となりそうだ。


10位は6週目の「マダガスカル3」。
トータルでは204百万ドルとなっている。
2億ドルを突破している。
製作費145百万ドルの回収は容易だった。
シリーズモノの3Dアニメ作品。
監督は、過去のシリーズを手がけたエリック・ダーネル、Tom McGrath、過去に「シュレック2」の共同監督を行ったConrad Vernon。
公開前に『「マダガスカル3」は過去のシリーズをやや下回る程度は稼ぐだろう』と書いたが、前作を超えてしまった。
公開された「メリダとおそろしの森」の影響を受けるかと思ったが、それほど受けなかった。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆12年「マダガスカル3」
OP60→119→157→180→196→204百万ドル→
シリーズ最高になるかが注目だったが、ついに突破した。
「マダガスカル2」との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は216百万ドルとなる。

2億ドル前後のドリームワークス(+パラマウント)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆12年「マダガスカル3」
OP60→119→157→180→196→204百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は214~222百万ドルとなる。
『シリーズモノ作品であり、あまり高い伸びはないだろう』と思ったが、評価の高さもあり、通常通り伸びそうだ。
「マダガスカル3」の興行収入は、2週目まで1億8千万ドル台と予想したが、「メリダとおそろしの森」の影響も特にないため、先週に引き続き2億1千万ドル台と予想したい。
ドリームワークスアニメの「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル、「カンフー・パンダ」トータル215百万ドルがライバルとなる。
シリーズ作品の興行収入は徐々に落ち込むものだが、伸ばしそうなので、当然に合格といえるのではないか。
どのような展開になっているのか分からないが、次作もありそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「ダークナイト ライジング」
大ヒットは間違いない。「アベンジャーズ」超えができるかが注目となる。

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『スノーホワイト』レビュー

◆評  価   4.0点
◆おススメ度  C(見る必要はない)

ファミリー向けのアドベンチャー作品であり、深い作品を作るつもりは毛頭なかったようだ。
その製作意図を踏まえれば、文句を付けるべきではないのかもしれないが、これではあまりにも浅すぎではないか。
子どもでもあれ、大人であれ、特殊効果以外に心に残るとは思えない。

特殊効果だけは金をふんだんに掛けており素晴らしい仕上がりとなっている点は認めたいところだ。
CM出身の監督らしく、強いインパクトは受ける。
しかし、脚本には深みも爽快感もなく、不思議なストーリーが延々と繰り広げられる。
映像も、基本的には「ロード・オブ・ザ・リング」「もののけ姫」など、数多くの映画を模倣したに過ぎず、キャリアの浅い監督を起用した点が裏目に出ている。

子どもの視聴に耐えうるように複雑な人間模様を描くつもりはなかったようだが、キャラクターがほぼ全員生きていない。
猟師は妻を守れなかったことが心の傷になっているので、スノーホワイトを守らせることで心の傷を癒せばよいが、そのようなには感じられなかった。
なんとなくスノーホワイトを守っているが、リンゴのシーン以外に出番が用意されていない。
身を挺してスノーホワイトを守り、守った挙句に妻の元へ送ってあげることがベターだが、続編予定の映画なので大人の事情があったのだろう。

七人の小人のうち、一人が身を挺してスノーホワイトを守ったが、彼らもまた同様に価値がある役柄には育たなかった。
門扉を開けるシーンのゴタゴタだけでは評価できない。

シャーリーズ・セロンも頑張っているが、完璧な悪役にはなれずに勿体無かった。
権力と美を追求する姿勢は感じられるが、ただ部下を罵るだけであり、スノーホワイトへの追い込みがまるで足りない。
あっさりと刺されて終わりとは何を考えているのだろうか。

スノーホワイトはまるで魅力なし。
喜怒哀楽の感情が何も感じられない。
なぜかリーダーになってしまうという不思議なストーリー。
ネームバリューを重視した点が裏目に出たようだ。
スノーホワイトに“美しさ”がないと、本ストーリーに説得力がない。
“生命の源”のようなものとは次元が異なるのではないか。
ウィリアム王子は存在したかどうかも定かではないキャラクター。
本当にスノーホワイトを裏切るほどの存在感を見せて欲しい。

このデキでは、続編は恐らく見ないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(7月1週目その4)

10位:「LOVE まさお君が行く!」(松竹・テレビ東京)<3週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP時3億円前半)
【公開規模】 231スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.0億円弱となっている。
1週間の伸びは4.7千万円程度だろうか。
松竹は「おかえり、はやぶさ」に続き、大惨敗を喫した。
公開前に『いくら香取慎吾でも無理ではないか』と書いた通り、香取慎吾のせいではないだろう。
動物モノは稼ぎやすいが、松竹の悪いところが出ており、コケそうな空気が漂っていた。
まさおが、テレビで人気があると言っても、それだけでは観客は動かない。
ただ、『多少はファミリーが動き、香取ファンの動員、動物モノ好きの動員、テレビファンの動員が見込まれるので、極端な大コケもないだろう』と思ったが、見通しが甘かった。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6
☆10年「わさお」2億円台見込み
先0.6→1.4→1.7→2.0
☆10年「犬とあなたの物語」1億円後半見込み
OP0.4→1.0→1.3→1.5→1.6
☆11年「星守る犬」(東宝)トータル9.2億円
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3
☆11年「ロック~わんこの島~」(東宝)トータル8.6億円
OP0.8→2.9→4.4→5.8→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」
OP0.6→1.5→2.0億円→
伸びる作品とは思えないので、「きな子」「星守る犬」との対比で考えると、「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は2.7~2.9億円となる。
伸びたとしても3億円台となりそうだ。
「ウルルの森の物語」「きな子」がライバルと思っていたが、「わさお」並となりそうだ。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆11年「こち亀」トータル8.2億円
OP1.0→3.9→6.3→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」
OP0.6→1.5→2.0億円→
最近は苦戦している。
「座頭市 THE LAST」との対比で考えると、「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は2.4億円となる。
伸びなければ、この辺りが落ち着きどころか。
オープニング時に『3億円突破できるかどうかが注目となる』と書いたが、無理そうだ。
夏休みに入って巻き返しがないともいえないが、期待しにくい。
「LOVE まさお君が行く!」の興行収入はオープニング時に3億円前半と予想したが、先週に引き続き2億円台と予想したい。
香取の力を信じたかったが、ダメだった。
公開前個人予想は6億円台だったので、高すぎた。
コケるのは分かっているが、常識レベルのコケだと思っていた。
動物モノで、まさかここまで酷いとは考えにくい。


11位:「図書館戦争 革命のつばさ」(角川)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円前半(OP~2週目2億円後半)
【公開規模】 30スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.3千万円弱程度だろうか。
このスクリーンにしては優秀だが、小スクリーンのアニメ作品の成績はほとんど同じだ。

今年公開されたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」(93スクリーン)
OP0.5→1.0
☆12年「ストライクウィッチーズ」(18スクリーン)
OP0.4→1.0→不明→1.6
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(24スクリーン)
OP0.3→0.7
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9→1.2→1.5億円→
これらと同程度となりそうだ。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9→1.2→1.5億円→
オープニング時に『人気の具合がよく分からないが、かなり伸びそうだ』と書いてきたが、伸びはそれほどでもなさそうだ。
「図書館戦争 革命のつばさ」の興行収入は2週目まで2億円後半と予想していたが、先週に引き続き2億円前半と予想したい。
しかし、アニメ作品は、小スクリーンながら、しっかりと稼いでくれる。


13位:「ラム・ダイアリー」(ショウゲート)<2週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 124スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.9百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは6.2千万円となっている。
1週間の伸びは3.6千万円弱程度だろうか。
『いくらジョニー・デップ主演作品でもヒットしやすいタイプではなく苦戦をしそうだ』と書いたが、想像以上に厳しいようだ。
アメリカでもトータル13百万ドルと苦戦した作品。
本作は著名な人物を描いた作品ではなく、著名な人物でも苦戦する。
☆12年公開「J・エドガー」
OP0.8→2.0→2.7
☆12年公開「ラム・ダイアリー」
OP0.3→0.6億円→
1億円台となるだろうか。

ジョニー・デップ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆12年公開「ラム・ダイアリー」
OP0.3→0.6億円→
これとの対比で考えると、「ラム・ダイアリー」の興行収入は1.3億円となる。
「ラム・ダイアリー」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので悪くはなかったようだ。
いくらジョニー・デップでもさすがに苦しいようだ。


14位:「ネイビーシールズ」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 53スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.0百万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.0億円となっている。
1週間の伸びは2.3千万円弱程度だろうか。
アメリカでは70百万ドルとサプライズヒットした作品。
アメリカ海軍をリアルに描いた作品だが、日本ではヒットするはずがないと思っていた。
1億円台の興行収入となりそうだが、この程度を稼げば十分ではないか。
日本で劇場公開する必要があるのかと思ったが、マニアがいるので需要はあるようだ。

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『メン・イン・ブラック3』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(つまらなくはないが…)

「1」と「2」は未見。
細かい点を除くと、見ていなくても特に問題はなかったように思える。
初鑑賞の印象としては、つまらなくはなかったが、強いて鑑賞するほどではなかった。
思ったよりも軽めのライトな仕上がりだったように感じられた。
肩のチカラを抜いて、何も考えずにノリが良く、楽しめられるというメリットは認められるが、もうちょっとだけ濃密に描いてもよかったかもしれない。
しかし、この軽さこそ、「メン・イン・ブラック」なのだろうか。

敵が脱獄しました→敵が過去に行きました→Kがいなくなりました→Jも過去に行きました→若いKとJで敵と戦いました→Jの過去が明らかになりましたという流れであり、Jの過去が明らかになった以外にほとんど心に残らない。
敵ボスとの戦いも、あまり見せ場がない。
再度タイムトリップするようなシーンが見せ場だったのかもしれないが、ドキドキするようなものではなく、勢いだけで乗り切られてしまったので、演出としての見せ方がよくないのかもしれない。

そもそも、地球の侵略は確かに可能になったものの、失った手が元に戻るわけではなく、敵のボスは過去に戻る必要はあったのだろうか。
Kがいなくなれば、JもMIBではなくなるのではないか、父親と平和に暮らすのではないかということも考えられるが、そのようなことを考える必要がある作品ではなく、考えても無駄だろう。
過去に戻ったのは、そういった理由ではなくて、トミー・リー・ジョーンズに派手なアクションができないからという理由だけだろう。
トミー・リー・ジョーンズがもはやエイリアンレベルとなっている。

せっかく過去に戻ったのならば、KとOの関係でもいじっておいても良かったのではないか。
なんらかの誤解で二人の関係が進まなかったという設定にしておいて、その誤解でも解消させておくという流れでもよかっただろう。
Kの仏頂面の理由はJの過去にあったが、Oとの関係が進展すれば、彼の性格もちょっと変わったかもしれない。
JのKに対する感謝の意も示せただろう。

シリーズが続くかどうかは微妙なところだが、本作が再びヒットしたので、今後はKの代わりに、新たなパートナーを組むという展開も考えられそうだ。
新たな“変化”が見込めるパートナーならば、面白そうだが、どうなるだろうか。

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気になる映画ニュース(7月第2週目)

☆「ウルヴァリン」続編の日本人キャストが判明か
2013年7月26日公開予定の作品。
日本が舞台となる作品であり、日本人キャストについて注目をしていた。
「LOST」などにも出演していた真田広之が起用されるようだ。
その他にファッションモデルのTAO、福島リラ、海外で活躍するハル・ウチヤマという名前が挙がっている。
TAOは演技については未知数だが、世界的に有名なモデルなので、日本向けというよりも、世界向けにアピールしたいようだ。
「X-MEN」シリーズが日本では当たっていないので、仕方のない措置か。


☆「アメイジング・スパイダーマン」3部作シリーズ化が決定
第二弾は2014年5月に公開される。
脚本を練っているようであり、シニスター・シックスという犯罪組織が登場するらしい。
ますます学園モノから乖離していきそうだ。
アクションメインならば、監督は代えたほうがいいかもしれない。


☆映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開日が決定
11月17日に決定したようだ。
07年の序85館→09年の破120館と上映館数が増えていたが、今回は208館にさらに増える。
今回も相当な話題となるだろう。
年末までのロングランが可能となり、前作の40億円を超えるのは確実となりそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(7月1週目その3)

4位:「映画 ホタルノヒカリ」(東宝・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(OP時~4週目18~19億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 316スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは16.3億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
15億円を楽に突破している。
伸びも悪くはなく、レディースデイに稼いだか。
やはりドラマの映画化は稼げるようだ。

綾瀬はるか、藤木直人主演のドラマの映画化。
平均視聴率は07年7月クール13.6%、10年7月クール15.4%となっており、比較的高い。
『映画化向きの題材とは思えないが、ドラマの知名度も高く、レディースデイを中心に女性を取り込むと思われるので、コケることはないだろう。コメディ系作品は受けが良いというメリットもある』と書いたとおりとなりそうだ。

綾瀬はるかが出演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7→16.3億円→
「プリンセス トヨトミ」と同程度のオープニングとなっていたが、こちらの方が伸びは良い。
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は18.6~18.9億円となる。
レディースデイの動員やデートムービーに使えそうなので、この対比程度にはなるだろう。

同じくドラマの映画化であり、海外ロケをした「のだめカンタービレ」の平均視聴率が18.8%となっており、興行収入は前編41.0億円、後編37.2億円となっている。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7→16.3億円→
後編との対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は19.3億円となる。
やはりこの程度だろうか。

「映画 ホタルノヒカリ」16.3億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「モテキ」17.9億円(トータル22.2億円)
☆「神様のカルテ」16.5億円(トータル18.9億円)
☆「アンダルシア」15.3億円(トータル18.8億円)
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は18.7~20.2億円となる。
マックス20億円、ミニマム18億円というところか。
今まで18~19億円と予想していたが、そろそろ絞りたい。
その他の夏休み映画も始まるので、18億円台が落ち着きどころか。
「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は18億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、やや低すぎたか。
評価が低そうなので、それを踏まえてしまった。


8位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<11週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】58億円台(6~8週目55~56億円、5週目52~53億円、4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 321スクリーン(先週比-2スクリーン)
5.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは57.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度だろうか。
既に50億円を突破している。
邦画の実写作品としては2年ぶりとなる快挙だ。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP4.3→2週目17.9→3週目7.4→4週目7.0→5週目5.3→6週目4.5→7週目3.2→8週目2.8→9週目1.9→10週目1.7→11週目1.0億円となっている。
2週目のGWで荒稼ぎした後も、大きく落ちずに緩やかな下降となっている。

オープニング時の配給会社の期待を楽に超える大ヒットとなっている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

ゴールデンウィーク作品なので、ゴールデンウィーク作品と比較したい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4→116.4
☆12年「テルマエ・ロマエ」
5週目41.9→046.5→049.6→052.4→054.3→056.0→057.0億円→
これとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は57.8億円となる。
この対比を超えそうだ。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
5週目54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7→75.6→祝76.3→76.6
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
5週目67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3→83.0→83.8
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1→71.0→71.5→72.0
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6→79.3→79.6→79.8
☆12年「テルマエ・ロマエ」
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0→57.0億円→
これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は57.8~58.7億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は4週目に46~47億円、5週目に52~53億円、6~8週目に55~56億円と予想したが、伸びが全く止まらない。
この勢いはまだまだ続きそうなので、先週に引き続き58億円台と予想したい。
現在公開中の他の作品が弱かったが、そろそろ強力な夏休み映画も始まるので、止まるだろう。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が50億円を超えると誰が予想できようか。
サプライズヒットするタイプでもなく、今でも信じられない。


9位:「メン・イン・ブラック3」(東宝東和)<7週目>
【公開前個人予想】 15~16億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP~3週目34~35億円)
【公開規模】 276スクリーン(先週比-247クリーン)
3.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは30.9億円となっている。
1週間の伸びは6.6千万円程度だろうか。
公開前は『10年以上前のシリーズ作品であり、熱望されていたとは思えない。ウィル・スミスの人気もピーク時からは落ちているはず。時期的にも日本ではヒットしにくい』と考えたが、ウィル・スミスにも本シリーズにも、この程度は稼げるだけのチカラはあるようだ。
「テルマエ・ロマエ」など、コメディタッチの気軽に観られる作品は受けいられ易いのかもしれない。
洋画作品では今年ナンバーワンの動きとなっている。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」配給収入35.0億円
☆02年「メン・イン・ブラック2」トータル40.0億円
興行収入は配給収入の倍程度となる。
恐ろしくヒットしているので、今回もヒットしたようだが、まさか前作並に稼いでくるとは思わなかった。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
☆97年「インディペンデンス・デイ」配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
☆03年「バッド・ボーイズ2バッド」トータル20.0億円
☆04年「アイ,ロボット」トータル37.5億円
先7.3→17.0→23.3→28.7→31.6→33.6→34.8
☆05年「最後の恋のはじめ方」 10億円未満
☆07年「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1→26.1
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.0億円
金7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆08年「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→04.6→06.4→07.4→07.7
☆10年公開「ベスト・キッド」トータル15.2億円(参考)
先2.9→07.3→10.0→12.2→13.3
☆12年公開「メン・イン・ブラック3」
金7.0→16.1→22.2→26.6→28.6→30.3→30.9億円→
アクション映画ならば30億円を超えるヒットを叩きだすスター。
2週目まで「アイ・アム・レジェンド」と同程度の動きとなっていた。
現在は「ハンコック」と並んでいる。
主要作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は31.6~33.3億円となる。
公開前は「ハンコック」を超えることはないと思ったが、間違いなく超えそうだ。

「メン・イン・ブラック3」30.9億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「トランスフォーマー」41.0億円(トータル42.5億円)
☆「ナルニア国物語」25.6億円(トータル26.9億円)
☆「猿の惑星」23.7億円(トータル24.2億円)
これらとの対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は31.6~32.5億円となる。
恐らくもう打ち切られるので、伸びはないと思われる。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週に引き続き31億円台と予想したい。
3週目まで34~35億円と予想していたが、それほど高い伸びではなかったようだ。
公開前個人予想は15~16億円だったので、倍以上となる。
オワコンだと思っていたが、そんなことは全くなかったようだ。
ウィル・スミスの人気、本シリーズはまだまだイケル。
気軽に見られるコメディ系作品については高めに予想した方がよさそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(7月1週目その2)

1位:「アメイジング・スパイダーマン」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 51億円台
【現時点での興行収入予想】 45億円前後
【配給会社期待値等】 興収50億円突破に向けて
【公開規模】 1090スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.6億円を週末に稼ぎ、トータルでは16.4億円となっている。
1週間の伸びは7.4億円程度だろうか。
先行がない「メン・イン・ブラック3」の2週目が16.1億円であり、やはり物足りない数字だ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆04年「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0→16.4億円→
過去のシリーズは、日本では稼ぎにくいアメコミ作品でありながら、物凄い高い興行収入となっている。
ただ、リブートしてしまい、キャストを一新し、過去のシリーズとは分断される。
新しいキャストは日本人には知名度は低く、また、本作そのものに対しても盛り上がりが高まっているとも思えない。
前作よりも、かなり下がるのではないだろうか。

先行があった作品と比較したい。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8(OP3.9)→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0(OP5.8)→16.4億円→
単純比較はできないが、これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は29.6~37.0億円となる。

予想の際に個人的に参考にした作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0→16.4億円→
先行があり、予想がしにくい。
地力もあり、本番の夏休みシーズンもあり、40億円はなんとか突破しそうだが、50億円には届きそうもない。
とりあえずは「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は先週に引き続き45億円前後と予想して様子を見たい。
70億円程度稼げたシリーズだったが、この程度のダウンは仕方ないだろうか。


2位:「スノーホワイト」(東宝東和)<4週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 興収20億円へ向け好調な滑り出しをみせた
【公開規模】 566スクリーン(先週比-5スクリーン)
9.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは14.4億円となっている。
1週間の伸びは2.1億円半ば程度だろうか。
15億円突破が迫ってきている。
この手のファミリー向けの作品は強い。
公開前に『幅広い観客向けであり、ヒットしやすいタイプといえる』と書いたとおりとなりそうだ。
白雪姫を題材とした映画。
クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロンなどが出演している。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」
金3.7→08.5→12.3→14.4億円→
「三銃士」「ガリバー」との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は15.9~17.8億円となる。
20億円突破が目標となるが、「スパイダーマン」などの公開もあり、恐らく厳しいだろう。

「スノーホワイト」14.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「三銃士」15.8億円(トータル19.5億円)
☆「SUPER8」14.7億円(トータル17.2億円)
☆「ガリバー旅行記」14.1億円(トータル15.6億円)
「SUPER8」との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は16.8億円となる。
この対比は超えるだろう。
マックス18億円台、ミニマム16億円台となるだろうか。
連休もあり、まだほどほどに伸びると思うので、「スノーホワイト」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、今のところは当たりそうだ。
ファミリー向けというよりも、幅広い層向けなので、平日にも伸びるだろう。


3位:「臨場 劇場版」(東映・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 7~8億円(OP時10~11億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円を狙う
【公開規模】 254スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.4億円程度だろうか。
平日に多少伸びているが、全体的な数字は低い。
ドラマの視聴率の高さを過大評価しすぎたか。
年配層向けなので、今後も平日に期待したいが、配給会社期待値の20億円突破は無理だろう。

横山秀夫原作のテレビ朝日で放送されていた内野聖陽主演の事件モノドラマ。
シリーズの平均視聴率は09年4月クール14.5%、10年4月クール17.6%とかなり良い。
公開前に『若年層は動きそうもないが、年配層が動きそうであり、それなりに稼ぐのではないか』となるだろうか。

横山秀夫原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「半落ち」トータル19.0億円
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆12年「臨場 劇場版」
OP1.5→3.9億円→
「クライマーズ・ハイ」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は9.5億円となる。

以下のサスペンス系ドラマの映画化の興行収入も参考となりそうだ。
☆11年「アンダルシア 女神の報復」トータル18.9億円
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1(視聴率10.1%)
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」
2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0(視聴率14.9%)
☆12年「臨場 劇場版」
1.5→03.9億円→
「アンダルシア 女神の報復」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は9.8億円となる。
8~9億円程度が落ち着きどころか。

「臨場 劇場版」3.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「星守る犬」4.4億円(トータル9.2億円)
☆「もしドラ」4.4億円(トータル9.1億円)
☆「ツレがうつになりまして。」4.0億円(トータル8~9億円見込み)
☆「こち亀」3.9億円(トータル8.2億円)
☆「DOG×POLICE 純白の絆」祝4.2億円(トータル7.6億円)
これらとの対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は7.1~8.2億円となる。
期待していた平日の伸びがイマイチであり、過大評価しすぎたようだ。
「臨場 劇場版」の興行収入は先週10~11億円と予想したが、7~8億円と下方修正したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、かなり高すぎたか。
微妙とは思ったが、視聴率が高いドラマなので、それほど低くは予想しにくい。
時間に余裕のある年配層がきちんと動くと思ったが、金を払うまでのものではないのか。

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国内映画興行収入ランキング(7月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「BRAVE HEARTS 海猿」(東宝・フジテレビ)
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
OP09.7→23.5→35.5→45.1→52.7→58.3→62.5→65.3
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9→76.4
日本人好みの作品であり、この作品に逆らう必要はないだろう。
夏休みシーズン向けの大作映画であり、大ヒットすることは間違いなし。
そろそろ飽きられる頃であり、前作を超えることはないだろう。
今回は3Dではないので、まずは前作の1割ほど減少はするだろう。
さらに前作から5~10%程度の減少があるだろうか。
80.4×0.9×0.9~0.95=65.1~68.7億円となりそうだ。
「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は65億円台と予想したい。
オープニング4日は高くも低くもなく12.5億円程度か。


◎「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」(東宝・テレビ東京)
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」/「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
昨年は2作同時公開だったが、昨年の変則的な公開は諦めたようだ。
人気がちょっと落ちているような気もするので、そろそろ40億円を割るのではないか。
今年の興行収入は39億円台と予想したい。
オープニング3日は昨年と同じ8.2億円程度か。


◎「ヘルタースケルター」(アスミック)
R15指定。
微妙な作品ではあるが、本作のような話題作は絶対にヒットする。
どの程度のヒットになるかがポイントとなる。
10年「サヨナライツカ」がトータル12.0億円となっているので、10億円は楽に超えるだろう。
20億円まで届くかどうかというところか。
「サヨナライツカ」の倍以上稼いでも不思議ではないが、映画としては面白みはなさそうなので、1.5倍の18億円台という予想にしたい。
オープニング3日は3.5億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(7月1週目その1)

動員4位:「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」(テアトル)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 135スクリーン
7.2千万円半ば(72,599,900円)のオープニングを飾った。
先週『オープングも4千万円台という予想でいいだろう』と書いたが、突然爆発した。
今年のアニメ作品が好調という流れか。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」
OP0.7億円→
過去の動きから考えると、7千万円台のオープニングになるとは思わなかった。
10年との対比で考えると、今年の興行収入は5.3億円となる。
去年の興行収入を超えるのは確実。
夏休みシーズンということもあり、5億円突破の期待も掛かるが、急激に観客が増えるのかという気もする。
オープニングに殺到しただけかもしれないので、今年の興行収入は4億円台ということにして様子を見たい。
公開前個人予想は3億円台だったので、悪くはないが、何も考えてはない予想だ。


動員5位:「崖っぷちの男」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 305スクリーン
7.0千万円(70,782,800円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは4千万円台程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
アメリカでは19百万ドル(製作費42百万ドル)と大コケした作品。
日本でこれほどの規模で公開されると思っていなかった。
スクリーン数を踏まえると、物足りないところはあるが、仕方ないだろう。
『大作に出演しているサム・ワーシントン主演作品だが、日本でも当たらないだろう』と書いたが、それなりには稼ぎそうだ。

「崖っぷちの男」0.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「エンジェル・ウォーズ」2日0.6億円(トータル2.9億円)
☆「ザ・ライト エクソシスト~」0.6億円(トータル2.8億円)
☆「アンノウン」0.6億円(トータル2.7億円)
これらとの対比で考えると、「崖っぷちの男」の興行収入は3.2~3.4億円となる。
夏休みシーズンでもあり、「崖っぷちの男」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので、当たりとなりそうだが、もうちょっと苦戦すると思っていた。


動員8位:「グスコーブドリの伝記」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 241スクリーン
5.9千万円弱(58,888,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは5千万円台程度か』と書いたので、予想どおりとなりそうだ。
ワーナーが製作を手掛けた作品はほとんど当たらない。

宮沢賢治原作の童話の映画化。
『ファミリー層が動くかどうかがポイントとなる』と書いたが、やはり動かなかった。
「ないたあかおに」が原作の「friends もののけ島のナキ」がスマッシュヒットしたものの、この手のアニメ作品はヒットしない場合が多い。
本作はやや堅く、小難しいイメージがあり、ファミリーが動きにくいかもしれない。

予想の際に参考にした作品どおりとなりそうだ。
☆11年「豆富小僧」トータル3.9億円
祝金3日1.3(OP1.0)→3.2→3.6→3.8
☆10年「昆虫物語みつばちハッチ」トータル3.1億円
OP0.5→1.4→2.2
☆12年「グスコーブドリの伝記」
OP0.6億円→
これらとの対比で考えると、「グスコーブドリの伝記」の興行収入は2.2~3.7億円となる。
夏休みシーズンなので伸びはあるだろう。
「グスコーブドリの伝記」の興行収入は公開前の予想どおり3億円台と予想したい。
ワーナーの作品は渋さがあり嫌いではないが、日本で当たりやすい作品が分かっていない。

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全米映画興行収入(7月第1週目)

1位となったのは新作の「アメイジング・スパイダーマン」。
事前には週末3日間で67百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る65.0百万ドルのオープニングを飾った。
火曜日から公開されており、トータルでは140百万ドルとなっている。
製作費2億3千万ドルの回収は余裕だろう。
公開前に『「アメイジング・スパイダーマン」はヒットするだろうが、過去のシリーズほどではないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
アメコミを題材とした3Dアクションアドベンチャーであり、リブートされた。
監督は新鋭のマーク・ウェブ。
主演は、アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
OP115→223→286→326→354→370→383→390→396
☆04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
先152(OP88)→256→302→328→344→354→361→365→368
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP151→240→282→304→318→326→330→332→334
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先140(OP65)百万ドル→
これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は220~304百万ドルとなる。
3億ドル突破が目標となるか。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375→377→378
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先140(OP65)百万ドル→
これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は232~302百万ドルとなる。
評価はかなり高いが、鑑賞したところそこまで良いとも思えない。
伸びはあまりないと考えて、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は2億8千万ドル台と予想したい。
「ダークナイト」が控えており、勝ち目もない。


2位は2週目の「Ted」。
トータルでは120百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの倍以上を回収している。
公開前に『「Ted」はヒットしそうだ』と書いたので、予想どおりとなりそうだ。
しかし、テディベアが活躍するのでファミリーも見れそうなコメディと思ったが、R指定のコメディのようだ。
マーク・ウォールバーグが主演している。
監督は実績のないセス・マクファーレン。
R指定ということもある、「ハングオーバー」と比較されている。

「ハングオーバー」系作品は以下のとおり。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248→251→252
☆12年「Ted」
OP54→120百万ドル→
ここまでのヒットにはならないだろう。

マーク・ウォールバーグ主演・出演のコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」トータル119百万ドル
OP36→70→88→99→107→113
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆12年「Ted」
OP54→120百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ted」の興行収入は204~242百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはありそうだ。
「Ted」の興行収入は先週2億ドルと予想していたが、2億2千万ドルに上方修正したい。
今夏のサプライズヒットとなりそうだ。


3位は3週目の「メリダとおそろしの森」。
トータルでは175百万ドルとなっている。
製作費185百万ドルの回収は余裕だろう。
ピクサーによる3Dアニメ作品。
監督はあまり実績のないMark AndrewsとBrenda Chapman。
公開前に『「メリダとおそろしの森」は当然の大ヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆11年「カーズ2」トータル191百万ドル
OP66→117→149→165→176→182→185→186→187→187
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆12年「メリダとおそろしの森」
OP66→132→175百万ドル→
「ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「メリダとおそろしの森」の興行収入は240~274百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びがあるだろう。
「ウォーリー」トータル224百万ドルは超えるだろう。
「メリダとおそろしの森」の興行収入は先週に引き続き2億4~5千万ドルと予想したい。
「カーズ2」トータル191百万ドルのようなことにはなりそうもない。
ピクサーとしては連敗は避けられそうだ。


4位となったのは新作の「Savages」。
事前には週末3日間で11.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る16.2百万ドルのオープニングを飾った。
製作費45百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、思ったよりも稼いでいる。
オリバー・ストーン監督のサスペンス。
テイラー・キッチュ、アーロン・ジョンソン、ブレイク・ライヴリー、ベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、ジョン・トラヴォルタ、ユマ・サーマンなどが出演している。

オリヴァー・ストーン監督作品の興行収入は以下の通り。
☆86年「プラトーン」トータル139百万ドル
☆87年「ウォール街」トータル44百万ドル
☆89年「7月4日に生まれて」トータル70百万ドル
☆91年「ドアーズ」トータル34百万ドル
☆91年「JFK」トータル70百万ドル
☆93年「天と地」トータル6百万ドル
☆94年「ナチュラル・ボーン・キラーズ」トータル50百万ドル
☆95年「ニクソン」トータル14百万ドル
☆97年「Uターン」トータル7百万ドル
☆99年「エニイ・ギブン・サンデー」トータル76百万ドル
先21(OP14)→46→59→66→70→72
☆04年「アレキサンダー」トータル34百万ドル
先22(OP14)→30→33→34→34→34
☆06年「ワールド・トレード・センター」トータル70百万ドル
先27(OP19)→45→56→62→67→69
☆08年「W.」トータル26百万ドル
☆10年「ウォール・ストリート」トータル52百万ドル
OP19→36→44→48→50→51
☆12年「Savages」
OP16百万ドル→
「ウォール・ストリート」との対比で考えると、「Savages」の興行収入は44百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、ある程度の伸びはあるだろう。
「Savages」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
この程度ならば、十分ではないか。


5位は2週目の「Magic Mike」。
トータルでは73百万ドルとなっている。
製作費7百万ドルだったが、10倍以上を稼いだ。
公開前に『「Magic Mike」はコケる』と書いたが、大ヒットしてしまった。
男性ストリップの世界を描くので誰も見ないと思ったが、女性が動いたのだろうか。
スティーヴン・ソダーバーグ監督のコメディドラマ。
チャニング・テイタム、アレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒーが出演している。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドル
OP28→56→76→90→99→107
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「コンテイジョン」トータル76百万ドル
OP22→44→57→65→69
☆12年「Haywire」トータル19百万ドル
OP08→15→18→19→19
☆12年「Magic Mike」
OP39→73百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Magic Mike」の興行収入は115~126百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「Magic Mike」の興行収入は、先週に引き続き、「オーシャンズ13」並の1億1千万ドル台と予想したい。
「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドルまでは届かないだろう。


6位は2週目の「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」。
トータルでは46百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルの回収は当然余裕だった。
公開前に『「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」はいつも通りか』と書いたとおりとなりそうだ。
いつも通り、タイラー・ペリー監督・脚本・主演・共同プロデュースのコメディ作品。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドル
OP25→41→47→50→52
☆12年「Good Deeds」トータル35百万ドル
OP16→26→30→33→34
☆12年「Madea's Witness Protection」
OP25→46百万ドル→
最近は稼ぎにくくなってきているが、「Madea's」シリーズは人気が高い。
「Madea's」シリーズとの対比で考えると、「Madea's Witness Protection」の興行収入は59~64百万ドルとなる。
「Madea's Witness Protection」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドルを超える程度だろう。
評価は悪いが、いつものことなので気にする必要はない。


7位は5週目の「マダガスカル3」。
トータルでは196百万ドルとなっている。
製作費145百万ドルの回収は容易だった。
シリーズモノの3Dアニメ作品。
監督は、過去のシリーズを手がけたエリック・ダーネル、Tom McGrath、過去に「シュレック2」の共同監督を行ったConrad Vernon。
公開前に『「マダガスカル3」は過去のシリーズをやや下回る程度は稼ぐだろう』と書いたが、前作を超えてしまった。
公開された「メリダとおそろしの森」の影響を受けるかと思ったが、それほど受けなかった。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆12年「マダガスカル3」
OP60→119→157→180→196百万ドル→
シリーズ最高になるかが注目だったが、ついに突破した。
「マダガスカル2」との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は213百万ドルとなる。

2億ドル前後のドリームワークス(+パラマウント)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆12年「マダガスカル3」
OP60→119→157→180→196百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は211~222百万ドルとなる。
『シリーズモノ作品であり、あまり高い伸びはないだろう』と思ったが、評価の高さもあり、通常通り伸びそうだ。
「マダガスカル3」の興行収入は、2週目まで1億8千万ドル台と予想したが、「メリダとおそろしの森」の影響も特にないため、先週に引き続き2億1千万ドル台と予想したい。
ドリームワークスアニメの「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル、「カンフー・パンダ」トータル215百万ドルがライバルとなる。
シリーズ作品の興行収入は徐々に落ち込むものだが、伸ばしそうなので、当然に合格といえるのではないか。
どのような展開になっているのか分からないが、次作もありそうだ。


8位となったのは新作の「Katy Perry:Part of Me」。
事前には週末3日間で13.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る7.2百万ドルのオープニングを飾った。
木曜日から公開されており、トータルでは10百万ドルとなっている。
製作費12百万ドルの回収はさすがに大丈夫だろう。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、予想以上に酷い結果となった。
人気アーティストのケイティ・ペリーを題材とした3Dドキュメンタリー作品。

若手歌手を扱った作品は以下のとおり。
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆09年「ジョナス・ブラズーズ/ザ・コンサート 3-D」トータル19百万ドル
OP13→17→18→19→19
☆11年「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」トータル73百万ドル
OP30→48→63→69→71
☆12年「Katy Perry:Part of Me」
先10(OP07)百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Katy Perry:Part of Me」の興行収入は13~20百万ドルとなる。
評価もかなり低く、伸びは全くないだろう。
「Katy Perry:Part of Me」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
制作費は回収できそうだが、失敗となりそうだ。


9位は7週目の「Moonrise Kingdom」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費16百万ドルの回収は済んでいる。
OP時4スクリーンから16→96→178→395→854→884スクリーンと拡大公開されている。
ウェス・アンダーソン監督のヒューマンドラマ。
ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、フランシス・マクドーマンドなどが参加している。
どのような規模になるか分からないが、3~4千万ドル程度となりそうだ。
評価はメチャクチャ高いので、当然伸びがあるだろう。
ウェス・アンダーソン監督作品は、04年「ライフ・アクアティック」トータル24百万ドル、09年「ファンタスティックMr.フォックス」トータル21百万ドルとなっており、これらを超えた。
01年「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」トータル52百万ドルを超えることはできるだろうか。


10位は3週目の「To Rome with Love」。
トータルでは6百万ドルとなっている。
OP時5スクリーンから、29→806スクリーンに拡大公開された。
ウディ・アレン監督作品。
アレック・ボールドウィン、ロベルト・ベニーニ、ペネロペ・クルス、ジェシー・アイゼンバーグ、グレタ・ガーウィグ、エレン・ペイジ、ウディ・アレンが出演している。

ウディ・アレン監督の最近の興行収入は以下の通り。
☆05年「マッチポイント」トータル23百万ドル
☆06年「タロットカード殺人事件」トータル11百万ドル
☆08年「夢と犯罪」トータル1百万ドル
☆08年「それでも恋するバルセロナ」トータル23百万ドル
OP04→09→13→16→18→19
☆09年「人生万歳!」トータル5百万ドル
☆10年「You Will Meet a Tall Dark Stranger」トータル3百万ドル
☆11年「ミッドナイト・イン・パリ」トータル57百万ドル
OP01→03→07→14→21→28→34→39→42→45
☆12年「To Rome with Love」
OP00→01→06百万ドル→
「To Rome with Love」の興行収入は2千万ドル台となりそうだ。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはなさそうだ。
「ミッドナイト・イン・パリ」のようなヒットにはならないと思うが、好調をキープしている。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆シリーズモノの3Dアニメ「Ice Age: Continental Drift」
いつも通りとなるのではないか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『アメイジング・スパイダーマン』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(成功とはいえないリブート)

嫌いにはなれないけれど、好きにもなれない映画。
新鋭のマーク・ウェブを起用した割には、過去のシリーズと大差のなく、新味のない残念なリブートとなった。
リブート発表の際には、高額予算を用いた派手な作品ではなく、学園を舞台にしたストーリーになるという話だったが、高額な興行収入が見込める作品であり、スタジオサイドとしても、大きな変更にチャレンジするという舵取りが出来なかったようだ。
したがって、恋愛モノとしても、アクションとしても、エンターテイメント作品としても、シリアスドラマとしても中途半端で、ただ散漫なだけの作品に仕上がってしまった。

パーカーとグウェンの関係に焦点をきちっと当てればよかったが、深い関係性を築けなかったと思われる。
片思い→いじめられっ子の救出→教室での挨拶→ラボでの出会い→おじさんと学校で→おじさんの死を悼む→家族との食事→アメフト場でのデート→傷ついた身体→学校での襲撃→別れ→教室での再会といったような流れだったと思う。
序盤の噛み合っていない二人の関係は、さすがマーク・ウェブらしかったが、ヒーローとして目覚めるきっかけをグウェンからもらうわけでもなく、ヒーローという正体を隠すために二人の間に亀裂が入るわけでもなく(彼女の父親という外圧を除く)、何となく仲良くなって、正体をあっさりとバラし、言われたから仕方なく離れていくようなイメージしか残らない。
ヒーローであろうとなかろうと離れられない、もっと二人の強い“絆”のようなものを描いて欲しかった。
また、パーカーとグウェン、スパイダーマンとグウェンという三角関係がなくなってしまうので、正体については明かさないほうがストーリーとしては盛り上がっただろう。
普通の高校生がもし特殊な力を手に入れたら、そのカップルはどうなってしまうのかというような展開でもよかったかもしれない。
二人の強固な関係性を築けなければ、彼女の父親の“遺言”が活きてこない。

ヒーローとしての目覚め、正義とは何かというテーマについても十分ではない。
伯父殺しの犯人を追うという私怨的な行動から、子どもの救出行動、グウェンの父親の叱責により、彼の行動に変化が生じている。
しかし、一人の子どもを助けただけで、一般市民からの支持を集めたような展開にするのはいかがなものか。
リザードとの不毛なバトルを描くのではなくて、警察や市民との関係をもっと整理してもよかったかもしれない。
警察にマークされるアウトローではなく、自分の力を警察とは異なる方法で活かしたいという願う行動であることをアピールすべきだった。
前シリーズのように、伯父の忠告もあまり心に響いてこない。

リザードとの戦いについても工夫がないように思える。
橋での戦い→下水道での戦い→学校での戦い→タワーでの戦いという流れとなっている。
本質的には、どちらも戦う意思がなく、お互いに決め手に欠き、泥試合を演じている。
子どもを救出する、怪我を負う、スタン・リーのカメオ出演といった意味はあったが、アクションを増やしたいがためのバトルでしかない。

1本の映画としては、あまり満足のいく作品ではなかったが、起承転結のうちの長い“起”という扱いのようなのかもしれない。
今後のシリーズ展開としては、パーカーと家族の秘密、オズボーン氏、伯父殺しの犯人などが焦点となりそうであり、期待をもてるところもある。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(6月5週目その3)

1位:「アメイジング・スパイダーマン」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 51億円台
【現時点での興行収入予想】 45億円前後
【配給会社期待値等】 興収50億円突破に向けて
【公開規模】 1090スクリーン
先行の土日2日間で3.2億円、土日2日間で5.8億円を稼ぎ、トータルでは9.0億円となっている。
先週『先行を除くオープニングは7.5億円程度か』と書いたので、予想よりもおとなしいものだった。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆04年「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0(OP5.8)億円→
日本では稼ぎにくいアメコミ作品でありながら、物凄い高い興行収入となっている。
ただ、リブートしてしまい、キャストを一新し、過去のシリーズとは分断される。
新しいキャストは日本人には知名度は低く、また、本作そのものに対しても盛り上がりが高まっているとも思えない。
前作よりも、かなり下がるのではないだろうか。

先行があった作品と比較したい。
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8(OP3.9)→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0(OP5.8)億円→
単純比較はできないが、これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は32.3~40.4億円となる。

予想の際に個人的に参考にした作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0(OP5.8)億円→
先行があり、予想がしにくい。
40億円は突破しそうだが、50億円には届きそうもない。
「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は45億円前後と予想したい。
70億円程度稼げたシリーズだったが、この程度のダウンは仕方ないだろうか。


6位:「メン・イン・ブラック3」(東宝東和)<6週目>
【公開前個人予想】 15~16億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP~3週目34~35億円)
【公開規模】 523スクリーン(先週比-321クリーン)
6.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは30.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
公開前は『10年以上前のシリーズ作品であり、熱望されていたとは思えない。ウィル・スミスの人気もピーク時からは落ちているはず。時期的にも日本ではヒットしにくい』と考えたが、ウィル・スミスにも本シリーズにも、この程度は稼げるだけのチカラはあるようだ。
「テルマエ・ロマエ」など、コメディタッチの気軽に観られる作品は受けいられ易いのかもしれない。
洋画作品では今年ナンバーワンの動きとなっている。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆97年「メン・イン・ブラック」配給収入35.0億円
☆02年「メン・イン・ブラック2」トータル40.0億円
興行収入は配給収入の倍程度となる。
恐ろしくヒットしているので、今回もヒットしたようだが、まさか前作並に稼いでくるとは思わなかった。

ウィル・スミス主演作の興行収入は以下の通り。
☆97年「インディペンデンス・デイ」配給収入66.5億円(興行収入は倍程度)
☆03年「バッド・ボーイズ2バッド」トータル20.0億円
☆04年「アイ,ロボット」トータル37.5億円
先7.3→17.0→23.3→28.7→31.6→33.6→34.8
☆05年「最後の恋のはじめ方」 10億円未満
☆07年「幸せのちから」トータル27.1億円
OP3.5→10.6→15.9→20.4→23.2→25.1→26.1
☆07年「アイ・アム・レジェンド」トータル43.0億円
金7.2→16.4→不明→33.8→37.7→40.6→42.0→42.8
☆08年「ハンコック」トータル31.0億円
先8.3→17.2→祝込23.7→26.6→28.7→29.1
☆09年公開「7つの贈り物」トータル7.9億円
OP1.6→04.6→06.4→07.4→07.7
☆10年公開「ベスト・キッド」トータル15.2億円(参考)
先2.9→07.3→10.0→12.2→13.3
☆12年公開「メン・イン・ブラック3」
金7.0→16.1→22.2→26.6→28.6→30.3億円→
アクション映画ならば30億円を超えるヒットを叩きだすスター。
2週目まで「アイ・アム・レジェンド」と同程度の動きとなっていた。
現在は「ハンコック」と並んでいる。
主要作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は32.1~33.8億円となる。
公開前は「ハンコック」を超えることはないと思ったが、間違いなく超えそうだ。

「メン・イン・ブラック3」30.3億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「トランスフォーマー」39.8億円(トータル42.5億円)
☆「ナルニア国物語」23.9億円(トータル26.9億円)
☆「猿の惑星」23.3億円(トータル24.2億円)
「ナルニア国物語」以外の作品との対比で考えると、「メン・イン・ブラック3」の興行収入は31.5~32.4億円となる。
もはや高い伸びはないと思われるが、少しは粘るだろう。
「メン・イン・ブラック3」の興行収入は先週に引き続き31億円台と予想したい。
3週目まで34~35億円と予想していたが、高い伸びではなかったようだ。
公開前個人予想は15~16億円だったので、倍以上となる。
オワコンだと思っていたが、そんなことは全くなかったようだ。
ウィル・スミスの人気、本シリーズはまだまだイケル。
気軽に見られるコメディ系作品については高めに予想した方がよさそうだ。


7位:「LOVE まさお君が行く!」(松竹・テレビ東京)<2週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP3億円前半)
【公開規模】 231スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.5億円となっている。
1週間の伸びは9.3千万円半ば程度だろうか。
松竹は「おかえり、はやぶさ」に続き、大惨敗を喫した。
公開前に『いくら香取慎吾でも無理ではないか』と書いた通り、香取慎吾のせいではないだろう。
動物モノは稼ぎやすいが、松竹の悪いところが出ており、コケそうな空気が漂っていた。
まさおが、テレビで人気があると言っても、それだけでは観客は動かない。
ただ、『多少はファミリーが動き、香取ファンの動員、動物モノ好きの動員、テレビファンの動員が見込まれるので、極端な大コケもないだろう』と思ったが、見通しが甘かった。

「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6
☆10年「わさお」2億円台見込み
先0.6→1.4→1.7→2.0
☆10年「犬とあなたの物語」1億円後半見込み
OP0.4→1.0→1.3→1.5→1.6
☆11年「星守る犬」(東宝)トータル9.2億円
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3
☆11年「ロック~わんこの島~」(東宝)トータル8.6億円
OP0.8→2.9→4.4→5.8→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」
OP0.6→1.5億円→
伸びる作品とは思えないので、「きな子」「星守る犬」との対比で考えると、「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は2.8~3.1億円となる。
伸びたとしても3億円台となりそうだ。
「ウルルの森の物語」「きな子」がライバルと思っていたが、「わさお」並となりそうだ。

香取慎吾主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆11年「こち亀」トータル8.2億円
OP1.0→3.9→6.3→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」
OP0.6→1.5億円→
最近は苦戦している。
「座頭市 THE LAST」との対比で考えると、「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は2.3億円となる。
伸びなければ、この辺りが落ち着きどころか。
先週『3億円突破できるかどうかが注目となる』と書いたが、無理そうだ。
夏休みに入って巻き返しがないともいえないが、期待しにくい。
「LOVE まさお君が行く!」の興行収入は先週3億円前半と予想したが、2億円台に下方修正したい。
香取の力を信じたかったが、難しそうだ。
公開前個人予想は6億円台だったので、高すぎた。
コケるのは分かっているが、常識レベルのコケだと思っていた。
動物モノで、まさかここまで酷いとは考えにくい。


8位:「ラム・ダイアリー」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 124スクリーン
2.6千万円のオープニングを飾った。
先週『オープニングは4千万円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
『いくらジョニー・デップ主演作品でもヒットしやすいタイプではなく苦戦をしそうだ』と書いたが、想像以上に厳しいようだ。
アメリカでもトータル13百万ドルと苦戦した作品。
著名な人物を描いた作品ではなく、著名な人物でも苦戦する。
☆12年公開「J・エドガー」
OP0.8→2.0→2.7
☆12年公開「ラム・ダイアリー」
OP0.3億円→
1億円台となるだろうか。

ジョニー・デップ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆12年公開「ラム・ダイアリー」
OP0.3億円→
これとの対比で考えると、「ラム・ダイアリー」の興行収入は1.6億円となる。
「ラム・ダイアリー」の興行収入は1億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので悪くはなかったようだ。
いくらジョニー・デップでもさすがに苦しいようだ。


9位:「ダーク・シャドウ」(ワーナー)<7週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 21億円後半(5~6週目22億円台、OP~3週目19億円台)
【公開規模】 308スクリーン(先週比-186スクリーン)
2.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは21.1億円となっている。
1週間の伸びは6.5千万円半ば程度だろうか。
20億円を突破している。
公開前に作風的に微妙であり、大ヒットはしないと感じたが、やはりジョニー・デップの人気は磐石のようだ。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「スリーピー・ホロウ」トータル19.0億円
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆05年公開「コープスブライド」トータル10.0億円
OP1.8→04.5
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆09年公開「パブリック・エネミーズ」トータル8.1億円
OP1.5→03.8→05.6→06.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」
OP4.0→10.3→14.9→17.7→19.5→20.5→21.1億円→
ダーク作品の「スウィーニー・トッド」と同じような出足なので、驚くほどではないが、公開前は「ツーリスト」は下回ると思っていた。
主要作品との対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は21.5~22.4億円となる。
ファミリー向け作品ではなく、伸びがありそうな作品ではないので、伸びても22億円程度となるのではないか。

「ダーク・シャドウ」21.1億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「猿の惑星」23.7億円(トータル24.2億円)
☆「ブラック・スワン」22.2億円(トータル23.9億円)
☆「三銃士」19.0億円(トータル19.5億円)
これらとの対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は21.5~22.7億円となる。

作風的に微妙というファーストインプレッションを信じて、3週目まで低めの19億円台と予想してきたが、やはりデータどおり伸びてきた。
「ダーク・シャドウ」の興行収入は先週まで22億円台と予想していたが、21億円後半が落ち着きどころか。
公開前個人予想は14億円台だったので、あまりにも低すぎたか。
16億円くらいにしようかとも思ったが、もっと低めに予想したくなったことが仇となった。
ジョニー・デップの人気はやはり高く、20億円程度を稼げれば十分な大ヒットといえるのではないか。
アメリカでは苦戦している作品である。


10位:「幸せへのキセキ」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円後半
【公開規模】 347スクリーン(先週比-54スクリーン)
1.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.2千万円弱程度だろうか。
このスクリーン数を踏まえると、かなり物足りない。
コケたといえそうだ。
マット・デイモン主演の感動ヒューマンドラマ。
『あまりヒットするとは思えないが、子役が登場する作品なので注意が必要』と書いたが、日本人好みの題材の割には上手く宣伝できていないのかもしれない。
トム・ハンクス監督・主演作の「幸せの教室」と同程度となっている。
「幸せ」というタイトルを安易に付けるのは良くないのではないか。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→4.6→6.2→6.9
☆11年公開「アジャストメント」トータル4.5億円
金1.4→3.0→3.8
☆11年公開「コンテイジョン」
OP0.8→2.1→3.0→3.4
☆12年公開「幸せへのキセキ」
金1.1→3.0→3.8→4.2億円→
どんどん下がっていっている気がする。
主要作品との対比で考えると、「幸せへのキセキ」の興行収入は4.3~5.2億円となる。
女性受けしそうな作品なので、レディースデイなどには伸びると思ったが、厳しそうだ。
マット・デイモンの人気は日本では高くはないようだ。
アクション系と見られているのだろうか。

「幸せへのキセキ」4.2億円と同程度の4週目興行収入は以下のとおり。
<2011>
☆「マイティ・ソー」4.6億円(トータル5.0億円)
☆「カウボーイ&エイリアン」4.3億円(トータル4.6億円)
☆「ミッション:8ミニッツ」4.2億円(トータル4.6億円)
これらとの対比で考えると、「幸せへのキセキ」の興行収入は4.5~4.6億円となる。
もはや5億円は超えないだろう。
「幸せへのキセキ」の興行収入は先週に引き続き4億円後半と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、高すぎたか。
「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円程度と考えたが、こちらはイーストウッドの知名度があったためか。
今年公開された「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を超えると考えたが、この手の作品は、同様に稼げなくなっているのかもしれない。


12位:「ネイビーシールズ」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 53スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.7千万円となっている。
1週間の伸びは4.4千万円程度だろうか。
アメリカでは70百万ドルとサプライズヒットした作品。
アメリカ海軍をリアルに描いた作品だが、日本ではヒットするはずがないと思っていた。
1億円台の興行収入となりそうだが、この程度を稼げば十分ではないか。
日本で劇場公開する必要があるのかと思ったが、マニアがいるので需要はあるようだ。


13位:「図書館戦争 革命のつばさ」(角川)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円前半(OP~2週目2億円後半)
【公開規模】 30スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円となっている。
1週間の伸びは3.4千万円弱程度だろうか。
このスクリーンにしては優秀だが、小スクリーンのアニメ作品の成績はほとんど同じだ。

今年公開されたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」(93スクリーン)
OP0.5→1.0
☆12年「ストライクウィッチーズ」(18スクリーン)
OP0.4→1.0→不明→1.6
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(24スクリーン)
OP0.3→0.7
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9→1.2億円→
これらと同程度となりそうだ。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9→1.2億円→
これらとの対比で考えると、「図書館戦争 革命のつばさ」の興行収入は2.2~2.4億円となる。
『人気の具合がよく分からないが、かなり伸びそうだ』と書いてきたが、伸びはそれほどでもなさそうだ。
「図書館戦争 革命のつばさ」の興行収入は先週まで2億円後半と予想していたが、2億円前半と下方修正したい。
しかし、アニメ作品は、小スクリーンながら、しっかりと稼いでくれる。


14位:「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 1億円台(OP時2億円台)
【公開規模】 93スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.3千万円弱となっている。
1週間の伸びは3.5千万円弱程度だろうか。
人気漫画と思っていたが、それほど高い支持ではないことを完全に露呈した。
大コケと言っていいのではないか。
さすがに第三弾の製作は止まらないだろうが、ビジネスとしては失敗となりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」
OP0.5→1.0→
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」
OP0.3→0.6億円→
最終的な数値は分からないが、前作は2億円台ではないか。
前作から伸びるはずがなく、当然落ち込むだろう。
『固定ファンがいるので、前作から大きく落ち込むこともないはずだ』と期待したが、厳しいかもしれない。

今年公開されたアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ストライクウィッチーズ」(18スクリーン)
OP0.4→1.0→不明→1.6
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(24スクリーン)
OP0.3→0.7
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9→1.2億円→
☆12年公開「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」(93スクリーン)
OP0.3→0.6億円→
これらよりも低いとはいったいどういうことだろうか。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年公開「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」(93スクリーン)
OP0.3→0.6億円→
これらとの対比で考えると、「ベルセルク」の興行収入は1.6~1.7億円となる。
2億円を突破できるかが注目となりそうだが、無理そうだ。
『有名な作品であり、地力は高いはずだ』と期待したが、厳しかった。
「ベルセルク」の興行収入は先週まで2億円台と予想したが、1億円台に下方修正したい。
公開前の予想は2億円台だったので、悪くはない予想となるが、ここまで低迷するとも思わなかった。
ここまでの体たらくの理由がよく分からない。

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国内映画興行収入ランキング(6月5週目その2)

2位:「スノーホワイト」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【配給会社期待値等】 興収20億円へ向け好調な滑り出しをみせた
【公開規模】 571スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6億円を週末に稼ぎ、トータルでは12.3億円弱となっている。
1週間の伸びは3.7億円半ば程度だろうか。
10億円を楽に突破した。
この手のファミリー向けの作品は強い。
公開前に『幅広い観客向けであり、ヒットしやすいタイプといえる』と書いたとおりとなりそうだが、どうなるだろうか。
白雪姫を題材とした映画。
クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロンなどが出演している。

参考になりそうな作品は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」
金3.7→08.5→12.3億円→
「三銃士」「ガリバー」との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は17.9~20.6億円となる。
20億円突破が目標となるが、「スパイダーマン」などの公開もあり、恐らく厳しいだろう。

「スノーホワイト」12.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ブラック・スワン」13.9億円(トータル23.9億円)
☆「三銃士」13.4億円(トータル19.5億円)
☆「SUPER8」12.5億円(トータル17.2億円)
「ブラック・スワン」以外の作品との対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は16.9~17.9億円となる。
この対比は超えるだろう。
マックス19億円台、ミニマム17億円台となるだろうか。
ほどほどに伸びると思うので、「スノーホワイト」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、今のところは当たりそうだ。
ファミリー向けというよりも、幅広い層向けなので、平日にも伸びるだろう。


4位:「映画 ホタルノヒカリ」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 18~19億円
【配給会社期待値等】 興収20億円に向けてヒットスタートをきった
【公開規模】 316スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは14.7億円となっている。
1週間の伸びは2.8億円程度だろうか。
10億円を楽に突破している。
伸びも悪くはなく、レディースデイに稼いだか。
やはりドラマの映画化は稼げるようだ。

綾瀬はるか、藤木直人主演のドラマの映画化。
平均視聴率は07年7月クール13.6%、10年7月クール15.4%となっており、比較的高い。
『映画化向きの題材とは思えないが、ドラマの知名度も高く、レディースデイを中心に女性を取り込むと思われるので、コケることはないだろう。コメディ系作品は受けが良いというメリットもある』と書いたとおりとなりそうだ。

綾瀬はるかが出演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→7.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7億円→
「プリンセス トヨトミ」と同程度のオープニングとなっていたが、こちらの方が伸びは良い。
これらとの対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は18.6~19.0億円となる。
レディースデイの動員やデートムービーに使えそうなので、この対比程度にはなるだろう。

同じくドラマの映画化であり、海外ロケをした「のだめカンタービレ」の平均視聴率が18.8%となっており、興行収入は前編41.0億円、後編37.2億円となっている。
☆09年「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」トータル41.0億円
03.9→不明→22.1→祝29.9→32.7→35.1→36.8→37.8→38.6
☆10年「のだめカンタービレ最終楽章 後編」トータル37.0億円
05.6→13.6→21.3→28.7→31.3→33.3→34.6→35.5→36.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7億円→
後編との対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は19.0億円となる。
やはりこの程度だろうか。

「映画 ホタルノヒカリ」14.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「神様のカルテ」14.4億円(トータル18.9億円)
☆「アンダルシア」13.5億円(トータル18.8億円)
☆「カイジ2」13.4億円(トータル16.1億円)
「アンダルシア」以外の作品との対比で考えると、「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は17.7~19.3億円となる。
マックス20億円、ミニマム17億円というところか。
ある程度の伸びは続きそうなので、18~19億円が落ち着きどころか。
「映画 ホタルノヒカリ」の興行収入は先週に引き続き18~19億円と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、やや低すぎたか。
評価が低そうなので、それを踏まえてしまった。


5位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<10週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】58億円台(6~8週目55~56億円、5週目52~53億円、4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 323スクリーン(先週比+3スクリーン)
8.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは56.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円半ば程度だろうか。
この期に及んで、スクリーン数が増え続けている。
既に50億円を突破している。
邦画の実写作品としては2年ぶりとなる快挙だ。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP4.3→2週目17.9→3週目7.4→4週目7.0→5週目5.3→6週目4.5→7週目3.2→8週目2.8→9週目1.9→10週目1.7億円となっている。
2週目のGWで荒稼ぎした後も、大きく落ちずに緩やかな下降となっている。

オープニング時の配給会社の期待を楽に超える大ヒットとなっている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

ゴールデンウィーク作品なので、ゴールデンウィーク作品と比較したい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4→116.4
☆12年「テルマエ・ロマエ」
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0億円→
これとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は57.3億円となる。
この対比を超えそうだ。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
5週目54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
5週目67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6
☆12年「テルマエ・ロマエ」
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0億円→
これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は57.3~58.4億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は4週目に46~47億円、5週目に52~53億円、6~8週目に55~56億円と予想したが、伸びが全く止まらない。
この勢いはまだまだ続きそうなので、先週に引き続き58億円台と予想したい。
現在公開中の他の作品が弱いということもありそうだ。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が50億円を超えると誰が予想できようか。
サプライズヒットするタイプでもなく、今でも信じられない。

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国内映画興行収入ランキング(7月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「グスコーブドリの伝記」(ワーナー)
宮沢賢治原作の童話の映画化。
ファミリー層が動くかどうかがポイントとなる。
「ないたあかおに」が原作の「friends もののけ島のナキ」がスマッシュヒットしたものの、この手のアニメ作品はヒットしない場合が多い。
本作はやや堅く、小難しいイメージがあり、ファミリーが動きにくいかもしれない。
10年「豆富小僧」トータル3.9億円、09年「昆虫物語みつばちハッチ」トータル3.1億円などと同程度ではないか。
3億円台と予想したい。
オープニングは5千万円台程度か。


◎「崖っぷちの男」(ディズニー)
アメリカでは19百万ドル(製作費42百万ドル)と大コケした作品。
日本で公開されると思っていなかった。
公開されるとしても小規模と思ったが、中規模公開してきた。
大作に出演しているサム・ワーシントン主演作品だが、日本でも当たらないだろう。
頑張っても2億円台というところだろう。
2億円に届かない可能性もありろうだが、スクリーン数がそれほど少なくもないので2億円台という予想にしたい。
オープニングは4千万円台程度か。


◎「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」(テアトル)
過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
前作は3億円台だろう。
したがって、3億円台と予想したい。
オープングも4千万円台という予想でいいだろう。
考えても仕方のない作品。

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国内映画興行収入ランキング(6月5週目その1)

動員3位:「臨場 劇場版」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 10~11億円
【配給会社期待値等】 興収20億円を狙う
【公開規模】 254スクリーン
1.4億円半ば(145,537,900円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.2億円程度だろうか』と書いたので、予想よりも低かった。
ドラマの視聴率の高さを過大評価しすぎたか。
年配層向けなので、平日には動くだろうが、配給会社期待値の20億円突破は無理だろう。

横山秀夫原作のテレビ朝日で放送されていた内野聖陽主演の事件モノドラマ。
シリーズの平均視聴率は09年4月クール14.5%、10年4月クール17.6%とかなり良い。
公開前に『若年層は動きそうもないが、年配層が動きそうであり、それなりに稼ぐのではないか』となるだろうか。

横山秀夫原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「半落ち」トータル19.0億円
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆12年「臨場 劇場版」
OP1.5億円→
「クライマーズ・ハイ」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は10.5億円となる。

以下のサスペンス系ドラマの映画化の興行収入も参考となりそうだ。
☆11年「アンダルシア 女神の報復」トータル18.9億円
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1(視聴率10.1%)
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」
2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0(視聴率14.9%)
☆12年「臨場 劇場版」
1.5億円→
「アンダルシア 女神の報復」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は10.9億円となる。
10~11億円程度が落ち着きどころか。

「臨場 劇場版」1.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「僕と妻の1778の物語」1.6億円(トータル12.3億円)
☆「星守る犬」1.4億円(トータル9.2億円)
☆「ツレがうつになりまして。」2日1.3億円(トータル8~9億円見込み)
☆「DOG×POLICE 純白の絆」1.5億円(トータル7.6億円)
「僕と妻の1778の物語」「星守る犬」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は9.9~11.5億円となる。
平日に伸びるだろう。
「臨場 劇場版」の興行収入は10~11億円と予想したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、ちょっと高すぎたか。
微妙とは思ったが、視聴率が高いドラマなので、それほど低くは予想しにくい。

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全米映画興行収入(6月第5週目)

1位となったのは新作の「Ted」。
事前には週末3日間で28.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく上回る54.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5千万ドルを回収している。
公開前に『「Ted」はヒットしそうだ』と書いたので、予想どおりとなりそうだ。
しかし、テディベアが活躍するのでファミリーも見れそうなコメディと思ったが、R指定のコメディのようだ。
マーク・ウォールバーグが主演している。
監督は実績のないセス・マクファーレン。
R指定ということもある、「ハングオーバー」と比較されている。

「ハングオーバー」系作品は以下のとおり。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118(OP86)→186→216→233→244→248→251→252
☆12年「Ted」
OP54百万ドル→
ここまでのヒットにはならないだろう。

マーク・ウォールバーグ主演・出演のコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」トータル119百万ドル
OP36→70→88→99→107→113
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆12年「Ted」
OP54百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ted」の興行収入は178~214百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはありそうだ。
「Ted」の興行収入は2億ドルと予想したい。
今夏のサプライズヒットとなりそうだ。


2位となったのは新作の「Magic Mike」。
事前には週末3日間で31.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る39.1百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『「Magic Mike」はコケる』と書いたが、大ヒットした。
男性ストリップの世界を描くので誰も見ないと思ったが、女性が動いたのだろうか。
スティーヴン・ソダーバーグ監督のコメディドラマ。
チャニング・テイタム、アレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒーが出演している。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドル
OP28→56→76→90→99→107
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
☆04年「オーシャンズ12」トータル126百万ドル
OP39→69→087→107→115→120
☆07年「オーシャンズ13」トータル117百万ドル
OP36→70→091→102→109→113
☆09年「インフォーマント!」トータル33百万ドル
OP10→21→26→30→32
☆11年「コンテイジョン」トータル76百万ドル
OP22→44→57→65→69
☆12年「Haywire」トータル19百万ドル
OP08→15→18→19→19
☆12年「Magic Mike」
OP39百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Magic Mike」の興行収入は127~135百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「Magic Mike」の興行収入は、「オーシャンズ13」並の1億1千万ドル台と予想したい。
「エリン・ブロコビッチ」トータル126百万ドルまでは届かないだろう。


3位は2週目の「メリダとおそろしの森」。
トータルでは132百万ドルとなっている。
製作費185百万ドルの回収は余裕だろう。
ピクサーによる3Dアニメ作品。
監督はあまり実績のないMark AndrewsとBrenda Chapman。
公開前に『「メリダとおそろしの森」は当然の大ヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル415百万ドル
OP110→227→289→339→363→379→390→396→401→404
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆11年「カーズ2」トータル191百万ドル
OP66→117→149→165→176→182→185→186→187→187
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆12年「メリダとおそろしの森」
OP67→132百万ドル→
「ウォーリー」「カールじいさんの空飛ぶ家」との対比で考えると、「メリダとおそろしの森」の興行収入は233~282百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びがあるだろう。
「ウォーリー」トータル224百万ドルは超えるだろう。
「メリダとおそろしの森」の興行収入は先週に引き続き2億4~5千万ドルと予想したい。
「カーズ2」トータル191百万ドルのようなことにはなりそうもない。
ピクサーとしては連敗は避けられそうだ。


4位となったのは新作の「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」。
事前には週末3日間で23.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る26.4百万ドルのオープニングを飾った。
製作費2千万ドルの回収は当然余裕だった。
先週『「Tyler Perry's Madea's Witness Protection」はいつも通りか』と書いたとおりとなりそうだ。
タイラー・ペリー監督・脚本・主演・共同プロデュースのコメディ作品。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドル
OP25→41→47→50→52
☆12年「Good Deeds」トータル35百万ドル
OP16→26→30→33→34
☆12年「Madea's Witness Protection」
OP26百万ドル→
最近は稼ぎにくくなってきているが、「Madea's」シリーズは人気が高い。
「Madea's」シリーズとの対比で考えると、「Madea's Witness Protection」の興行収入は55~58百万ドルとなる。
「Madea's Witness Protection」の興行収入は5千万ドル台と予想したい。
11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドルと同程度だろう。
評価は悪いが、いつものことなので気にする必要はない。


5位は4週目の「マダガスカル3」。
トータルでは180百万ドルとなっている。
製作費145百万ドルの回収は容易だった。
シリーズモノの3Dアニメ作品。
監督は、過去のシリーズを手がけたエリック・ダーネル、Tom McGrath、過去に「シュレック2」の共同監督を行ったConrad Vernon。
公開前に『「マダガスカル3」は過去のシリーズをやや下回る程度は稼ぐだろう』と書いたが、前作を超えるかもしれない。
公開された「メリダとおそろしの森」の影響を受けるかと思ったが、それほど受けていない。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆12年「マダガスカル3」
OP60→119→157→180百万ドル→
シリーズ最高になるかが注目となる。
「マダガスカル2」との対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は204百万ドルとなる。

2億ドル前後のドリームワークス(+パラマウント)系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆12年「マダガスカル3」
OP60→119→157→180百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は212~220百万ドルとなる。
『シリーズモノ作品であり、あまり高い伸びはないだろう』と思ったが、評価の高さもあり、通常通り伸びそうだ。
「マダガスカル3」の興行収入は、2週目まで1億8千万ドル台と予想したが、「メリダとおそろしの森」の影響も特にないため、先週に引き続き2億1千万ドル台と予想したい。
シリーズ最高となりそうだ。
ドリームワークスアニメの「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル、「カンフー・パンダ」トータル215百万ドルがライバルとなる。
シリーズ作品の興行収入は徐々に落ち込むものだが、伸ばしそうなので、当然に合格といえるのではないか。
どのような展開になっているのか分からないが、次作もありそうだ。


6位は2週目の「リンカーン/秘密の書」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
製作費69百万ドルの回収が目標となる。
「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフの3Dサスペンスホラー。
主演は、ベンジャミン・ウォーカー。
公開前に『「リンカーン/秘密の書」は「シャーロック・ホームズ」までとは言わないが、ある程度のヒットとなるか』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。

ティムール・ベクマンベトフ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
OP51→90→112→123→129→131
☆12年「リンカーン/秘密の書」
OP16→29百万ドル→
これとの対比で考えると、「リンカーン/秘密の書」の興行収入は44百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろうが、目新しさから多少は伸ばすだろう。
「リンカーン/秘密の書」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
リンカーンがヴァンパイアハンターとなる奇想天外なストーリーに付いてこなかったか。
主演の知名度も低い点も痛かった。


7位は4週目の「プロメテウス」。
トータルでは118百万ドルとなっている。
製作費1億3千万ドルの回収が当面の目標となる。
リドリー・スコット監督のSFアクション3D作品。
ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロンが出演している。
エイリアンシリーズの世界観を引き継いでいる作品。
公開前に『SF作品は稼ぎにくいところはあるが、「プロメテウス」はヒットするだろう。しかし、爆発的なヒットにはならないと思われる』と書いたとおりとなりそうだ。
リドリー・スコット監督のファンなので、とりあえずコケなくてよかった。

リドリー・スコット監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年「グラディエーター」トータル188百万ドル
OP35→074→103→123→139→150
☆01年「ハンニバル」トータル165百万ドル
OP58→104→129→143→151→157
☆01年「ブラックホーク・ダウン」トータル109百万ドル
4週目拡大30→59→75→87→95→101
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル
OP44→80→101→116→122→126
☆10年「ロビン・フッド」トータル105百万ドル
OP36→66→083→094→099→102
☆12年「プロメテウス」
OP51→89→108→118百万ドル→
「アメリカン・ギャングスター」を超えそうだ。
主要作品との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は132~136百万ドルとなる。
『評価はかなり高いので、ある程度の伸びはあるだろう』と書いてきたが、限界がありそうだ。
「プロメテウス」の興行収入は2週目まで「ハンニバル」レベルの1億6千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億4千万ドル台と予想したい。
リドリー・スコット監督の「エイリアン」や「ブレード・ランナー」が低い成績となっているので、不安だったが、この程度稼げれば悪くはない。


8位は6週目の「Moonrise Kingdom」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
製作費16百万ドルの回収は済んだ。
OP時4スクリーンから16→96→178→395→854スクリーンと拡大公開されている。
ウェス・アンダーソン監督のヒューマンドラマ。
ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、フランシス・マクドーマンドなどが参加している。
どのような規模になるか分からないが、2~3千万ドル程度となりそうだ。
評価はメチャクチャ高いので、当然伸びがあるだろう。
ウェス・アンダーソン監督作品は、04年「ライフ・アクアティック」トータル24百万ドル、09年「ファンタスティックMr.フォックス」トータル21百万ドルとなっており、同程度となるだろうか。


9位は5週目の「スノーホワイト」。
トータルでは146百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『もう一本の「Mirror Mirror」よりも確実にヒットするだろう』と書いたが、思ったよりも高い興行収入となりそうだ。
「白雪姫」を題材としたアドベンチャー作品。
高額な制作費を掛けてアドベンチャーモノに仕立てたことが成功したのだろう。

監督は実績のないルパート・サンダーズ。
主演は、クリステン・スチュワート、クリス・ヘムズワース、シャーリーズ・セロン。

制作費が段違いだが、もう一本の「白雪姫」映画には完勝した。
☆12年「Mirror Mirror」トータル63百万ドル(製作費85百万ドル)
OP18→37→049→055→059
☆12年「スノーホワイト」
OP56→99→122→137→146百万ドル→
オープニングだけでライバルの興行収入にほぼ近づいた。
これとの対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は156百万ドルとなる。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆12年「スノーホワイト」
OP56→99→122→137→146百万ドル→
これらとの対比で考えると、「スノーホワイト」の興行収入は157~160百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「スノーホワイト」の興行収入は先週に引き続き1億5千万ドル台と予想したい。
製作費1億7千万ドルの回収が可能かどうかが注目となりそうだ。
製作費回収は厳しいが、全世界で稼げる作品であり、トータル的には成功といえそうだ。
続編の製作の話も出ている。


10位となったのは新作の「People Like Us」。
事前には週末3日間で4.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る4.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費16百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『「People Like Us」は普通に稼ぐ』と書いたが、大コケとなっている。
クリス・パイン主演のヒューマンドラマ。
エルザベス・バンクス、ミシェル・ファイファー、オリヴィア・ワイルドなどが出演している。
監督は脚本家として実績のあるアレックス・カーツマン。
1千万ドルを突破できるかどうかというところだろうが、突破できないと考えたい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、なぜ、これほど無視されたのだろうか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アクションアドベンチャー「アメイジング・スパイダーマン」
☆ドキュメンタリー「Katy Perry:Part of Me」
☆オリバー・ストーン監督のサスペンス「Savages」
「アメイジング・スパイダーマン」はヒットするだろうが、過去のシリーズほどではないだろう。
「Katy Perry:Part of Me」「Savages」もヒットしないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(6月4週目その4)

11位:「幸せへのキセキ」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円後半
【公開規模】 401スクリーン(先週比-53スクリーン)
2.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.5億円となっている。
1週間の伸びは8.3千万円弱程度だろうか。
このスクリーン数を踏まえると、かなり物足りない。
コケたといえそうだ。
マット・デイモン主演の感動ヒューマンドラマ。
『あまりヒットするとは思えないが、子役が登場する作品なので注意が必要』と書いたが、日本人好みの題材の割には上手く宣伝できていないのかもしれない。
トム・ハンクス監督・主演作の「幸せの教室」と同程度となっている。
「幸せ」というタイトルを安易に付けるのは良くないのではないか。

マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6(OP1.3)→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2(OP1.6)→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→4.6→6.2→6.9
☆11年公開「アジャストメント」トータル4.5億円
金1.4→3.0→3.8
☆11年公開「コンテイジョン」
OP0.8→2.1→3.0→3.4
☆12年公開「幸せへのキセキ」
金1.1→3.0→3.8億円→
どんどん下がっていっている気がする。
主要作品との対比で考えると、「幸せへのキセキ」の興行収入は4.3~4.6億円となる。
女性受けしそうな作品なので、レディースデイなどには伸びると思ったが、厳しそうだ。
マット・デイモンの人気は日本では高くはないようだ。
アクション系と見られているのだろうか。

「幸せへのキセキ」3.8億円と同程度の3週目興行収入は以下のとおり。
<2011>
☆「ミッション:8ミニッツ」3.7億円(トータル4.6億円)
☆「アジャストメント」3.8億円(トータル4.5億円)
☆「サンクタム」3.7億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「幸せへのキセキ」の興行収入は4.2~4.7億円となる。
もはや5億円は超えないだろう。
「幸せへのキセキ」の興行収入は先々週に引き続き4億円後半と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、高すぎたか。
「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円程度と考えたが、こちらはイーストウッドの知名度があったためか。
今年公開された「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を超えると考えたが、この手の作品は、同様に稼げなくなっているのかもしれない。


12位:「ネイビーシールズ」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 53スクリーン
金曜日からの3日間で3.3千万円のオープニングを飾った。
土日2日では2.3千万円半ば程度だったようだ。
アメリカでは70百万ドルとサプライズヒットした作品。
アメリカ海軍をリアルに描いた作品だが、日本ではヒットするはずがないと思っていた。
1億円台の興行収入となりそうだが、この程度を稼げば十分ではないか。
日本で劇場公開する必要があるのかと思ったが、マニアがいるので需要はあるようだ。


13位:「貞子3D」(角川)<7週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 13億円半ば(4~5週目13億円台、OP~3週目11億円台)
【公開規模】 164スクリーン(先週比-62スクリーン)
1.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは13.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.0千万円弱程度だろうか。
それほど高い伸びではないが、10億円を楽に突破している。
公開前に『過去のように大ヒットするとは思えないが、知名度抜群のネタであり、それなりには稼ぐだろう。最近のホラー作品より稼ぐのではないか』と書いたが、やはりネタ的にはインパクトがある題材だった。
角川系作品であり、爆発的なヒットにはならないだろうと予想したが、それなりの結果を残しそうだ。

ジャパニーズホラーはあまりヒットしていないので、アメリカのホラーと比較したい。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆10年「パラノーマル・アクティビティ第2章TOKYO NIGHT」トータル2億円見込み
OP0.4→1.2→1.6→1.9→2.0
☆10年「SAW ザ・ファイナル 3D」トータル3.6億円
OP0.7→1.9→2.5→3.0→3.3
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル4.3億円
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル3.7億円
火1.5→2.3→2.9→3.4
☆12年「貞子3D」
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2億円→
当然、これらとは桁違いに稼いだ。

「貞子3D」13.2億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「パラダイス・キス」13.6億円(トータル13.9億円)
☆「探偵はBARにいる」11.8億円(トータル12.2億円)
これらとの対比で考えると、「貞子3D」の興行収入は13.5~13.6億円となる。
評判が著しく悪く、伸びは高くないと思われたので、「貞子3D」の興行収入はOP~3週目まで11億円台と低めに予想していたが、普通に伸びた。
先々週に引き続き13億円台と予想したいが、13億円半ば程度が落ち着きどころか。
やはり、キャラクターの知名度に惹かれたようだ。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低すぎたか。
00年「リング0 バースデイ」がトータル16.0億円(同時上映作品アリ)を稼いでいるが、そこまで強気にはなれない。


14位:「I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN」(CJEJ)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2~3億円
【公開規模】 37スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.3億円となっている。

韓国アーティストのライブドキュメンタリー。
小スクリーンながらも、優秀な成績を収めた。
ブームというものは作られたものと思っていたが、リアルに相当な人気があるようだ。

以下の作品と遜色はない。
☆12年「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」
OP0.7→2.0→2.6→3.0
☆12年「I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN」
OP0.6→1.6→不明→2.3億円→
相手は94スクリーン程度である。
2~3億円程度となりそうだ。
このスクリーン数ならば、十分だろう。

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『ミッドナイト・イン・パリ』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B(過大評価はしない方がいい)

ウディ・アレン監督作品については9割程度を見ている。
ウディ・アレン監督作品の中では絶賛されるまでの高レベルの作品とは思えなかったが、確かにロマンティックな良作には仕上がっている。
評判の高かった作品であり、かなりの期待をしていたが、自分がパリへの憧れというものがほとんどないためか、がっつりとハマることはなかった。
出演している有名人も名前は聞いたことがある程度ということも痛かったか。
良作ではあると思うが、過去の有名人との架空の会話は興味深いところはあるものの、ストーリーが大きくは膨らんでこない点が気になるところである。

しかしながら、1920年代にタイムスリップしておきながら、さらに過去にタイムスリップしていく辺りがウディ・アレン監督の上手さを感じさせられる。
その過程において、憧れの“過去”に対して、男性と女性との違いのようなものが見えてきて面白い。
男性は“過去”には行きたいとは思うが、旅行感覚であり、そこに長く留まって、住みたいとは思わないようだ。
一方、女性は“現在”を捨て去り、“過去”に留まることを選んでいる。
男性には、憧れを抱くとともに、憧れだけでは生きられない現実的な部分を抱いていることを垣間見せている。
憧れに対して完全に逃避することはできない“生々しい”感覚が観客にも響くだろう。

ただ、このタイムスリップを通して、“現実的な”男性にも大きな影響を与えたことも面白さの一つである。
憧れの“過去”に留まるという決断はしなかったが、憧れの“パリ”に住むという決断を下している。
現実的な“映画の脚本家”という道もあったが、もう一歩進んだ憧れの“小説家”という道を進んでいる。
現実的な“美人の婚約者”という道もあったが、もう一歩進んだ“美人ではないが話の合うパリ女性”という道を進んでいる。

“現実”を捨て去り、憧れの“過去”に留まるということは現実的にはできないが、憧れのために現実的な一歩を進むことは可能ということをウディ・アレンは伝えたいように感じられる。
住み慣れたニューヨークを恐らく離れたくなかったであろうウディ・アレンがニューヨークから離れてヨーロッパに向かったことで得られた一つの教訓といえるのかもしれない。

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