ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目その3)

11位:「映画 ひみつのアッコちゃん」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台(OP~2週目6億円台)
【公開規模】 217スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
リスクのある企画だったが、綾瀬はるかを起用したおかげで、何とか大コケせずに済んだようだ。
やはり、知名度のあるタイトルということも大きかったか。
公開前に『タイトルは老若男女誰でも知っているアニメの映画化だが、さすがにヒットさせるのは困難な企画だろう。ファミリー向け作品というわけでもなく、見に行くのは綾瀬はるかが好きな者くらいではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
しかし、やはり思ったよりも伸びが足りない。

綾瀬はるか主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円
OP1.8→3.8→5.0→5.9→6.4
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7→16.3→17.4→18.1
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」
OP1.4→3.1→4.2→5.2億円→
「おっぱいバレー」のようなリスクのある企画に果敢に挑戦する女優。
これらとの対比で考えると、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は6.0~6.1億円となる。
オープニング時には「僕の彼女はサイボーグ」を超えるかが注目となると思ったが、「おっぱいバレー」を超える程度となりそうだ。

「映画 ひみつのアッコちゃん」5.2億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「さや侍」5.5億円(トータル6.3億円)
☆「毎日かあさん」4.7億円(トータル6.0億円)
☆「アントキノイノチ」4.7億円(トータル5.1億円)
これらとの対比で考えると、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は5.6~6.6億円となる。
もはや伸びはないだろう。
「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は2週目まで6億円台と予想していたが、先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりとなりそうだ。
やはり、ヒットできる企画ではない。


12位:「おおかみこどもの雨と雪」(東宝)<10週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 42億円台(6週目38億円台、3~4週目36億円台、OP~2週目31~32億円)
【公開規模】 381スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは40.7億円となっている。
祝日を除く6日間の伸びは5.6千万円弱程度だろうか。
「サマーウォーズ」などで人気の高い監督であるが、ここまで高い興行収入になるとは思わなかった。
この夏は、ジブリまでとは言わないが、それに匹敵する働きをみせた。

今年のポケモンより伸びが良い。
☆12年「劇場版ポケットモンスター」
5週目25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
5週目30.0→34.2→37.7→39.1→祝40.2→40.7
「ポケモン」を楽に超えるヒットとなった。

「サマーウォーズ」の細田守監督作品。
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
5週目11.2→12.6→13.6→14.3→15.2→15.6
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
5週目30.0→34.2→37.7→39.1→祝40.2→40.7億円→
これとの対比で考えると、「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は43.0億円となる。
この辺りがマックスとなるか。

これらの動きが参考となるか。
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
5週目64.7→73.9→80.3→84.3→86.5→88.1→89.8→90.5
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
5週目28.5→34.5→37.8→40.1→41.4→42.3→43.1→43.5
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
5週目37.0→42.9→46.0→47.5→48.3
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
5週目66.6→82.8→93.2→99.8→103.6→105.4
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
5週目30.0→34.2→37.7→39.1→祝40.2→40.7億円→
これらとの対比で考えると、「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は41.7~42.9億円となる。
お盆時期も終わってしまったので、大きくは伸びないと思ったが、意外に伸びている。
「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は2週目まで31~32億円、3週目まで36億円台、6週目まで38億円台と予想したが、先週に引き続き42億円台と予想したい。
伸びが普通のタイプではなく、「テルマエ」のような話題作の動きとなった。
この手の話題作品を読みきれていないことがよく分かった。
公開前個人予想は20億円台だったので、完全にハズした。
「サマーウォーズ」の結果を踏まえて、めいっぱい高めに予想したつもりだったが、完全に甘かった。


13位:「夢売るふたり」(アスミック)<3週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時5億円台)
【公開規模】 166スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.3千万円弱程度だろうか。
09年「ディア・ドクター」の西川美和監督作品。
公開前に『才能のある有名な女性監督であり、(小スクリーンレベルの)ヒットするのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

100スクリーン台で事前にライバル視した作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」トータル6.0億円
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2
☆12年「夢売るふたり」
OP0.8→2.2→3.2億円→
これらとの対比で考えると、「夢売るふたり」の興行収入は4.7~5.3億円となる。
これらがやはりライバルとなりそうだが、超えるのは難しいか。

「夢売るふたり」3.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「一命」3.6億円(トータル4.5億円)
☆「セカンドバージン」祝3.2億円(トータル4.3億円)
☆「白夜行」3.2億円(トータル4.2億円)
これらとの対比で考えると、「夢売るふたり」の興行収入は4.0~4.3億円となる。
『4億円程度のオープニングだが、当然伸びがあるだろう』とオープニング時に思ったが、思ったよりも伸びはない。
「夢売るふたり」の興行収入はオープニング時に5億円台と予想したが、先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
この手の小スクリーンの優秀作品はこの程度になるようだ。


14位:「デンジャラス・ラン」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP~2週目5億円台)
【公開規模】 248スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.3億円弱となっている。
1週間の伸びは7.2千万円半ば程度だろうか。
『アメリカではトータル126百万ドルの大ヒットをした作品。しかし、日本ではタイトルからも分かるようにヒットすることはないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」
金1.2→2.6→3.3億円→
日本ではヒットすれば二桁を超える俳優だが、予想どおり「ザ・ウォーカー」並の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「デンジャラス・ラン」の興行収入は4.1~4.5億円となる。
内容は割りと良いので、多少は伸びるとは思ったが、厳しそうだ。
5億円台には乗りそうもない。

「デンジャラス・ラン」3.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ミッション:8ミニッツ」3.7億円(トータル4.6億円)
☆「アジャストメント」3.8億円(トータル4.5億円)
☆「サンクタム」3.7億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「デンジャラス・ラン」の興行収入は3.7~4.1億円となる。
『4億円台のような動きをみせているが、実績のあるデンゼル・ワシントン主演作品なので、多少は伸ばすだろう』と思ったが、やはり4億円台のようだ。
「デンジャラス・ラン」の興行収入は先週まで5億円台と予想していたが、4億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
悪くはない映画なので、もうちょっと捻ったタイトルを考えて欲しいものだ。
これではヒットするものもヒットしない。


15位:「ロック・オブ・エイジズ」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 98スクリーン
金曜日からの3日間で2.8千万円半ばのオープニングを飾った。
土日2日間では2.3千万円弱程度だったようだ。
先週『金曜日からのオープニング3日は6千万円程度か』と書いたので、予想の半分程度となった。
いくらスクリーン数が100未満でも、本作の半分程度のスクリーンでも2千万円程度のオープニングとなる。
なぜ、トム・クルーズが出演する作品がここまで嫌われたのか、よく分からない。
ミュージカル作品も日本では当たりやすいはずなのだが。

アメリカでは39百万ドル(製作費75百万ドル)という大コケとなった。
『キワドイ作品なのか、日本でもスクリーン数は100程度と多くはなく、勝負気配はなさそうだ』と書いたが、ここまでコケるとは思わなかった。
このオープニングでは1億円台だろうか。
10年公開「バーレスク」がトータル7.9億円を稼いでいるので、理解に苦しむ。
レディースデイの伸びに期待したいが、どうなるだろうか。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(9月4週目その2)

6位:「最強のふたり」(GAGA)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP~2週目6億円台)
【公開規模】 77スクリーン(先週比+25スクリーン)
7.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは5.9億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円弱程度だろうか。
25スクリーンが増加となり、先週の週末よりも高い成績となっている。
フランスで2011年に最もヒットした話題作であり、東京国際映画祭でもグランプリを獲得した作品。
ヒットの可能性もあるかと思ったが、小スクリーンであり、そこまで高い興行収入にならないと思ったが、爆発している。
今年公開されたアカデミー作品賞の「アーティスト」(スクリーン数178)よりも断然に高い動きとなっている。
日本人好みの作品ではあるが、このスクリーンでここまでヒットするものか。

タイプはやや違うかもしれないが、以下の作品の動きが参考となるか。
☆08年「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5
☆11年「僕と妻の1778の物語」トータル12.3億円
OP1.6→5.0→7.5→09.2→10.5→11.2
☆12年「最強のふたり」
OP0.8→2.5→4.0→05.9億円→
これらとの対比で考えると、「最強のふたり」の興行収入は7.0~8.6億円となる。
平日にもかなり伸びがありそうであり、今後もかなり伸びそうだ。
「最強のふたり」の興行収入は2週目まで6億円台と予想していたが、先週に引き続き8億円台と予想したい。
スクリーン数が増えることがあれば、さらに上方修正が必要となるかもしれない。


7位:「鍵泥棒のメソッド」(クロックワークス)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 148スクリーン(先週比+1スクリーン)
6.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.4億円半ばとなっている。
1週間の動きは1.7億円弱程度だろうか。
著名な監督であり、面白そうな内容なので、150未満のスクリーン数だが、ヒットするだろう。
「夢売るふたり」と同程度となりそうと思ったが、本作の方が祝日もあり動きは良い。

08年「アフタースクール」の内田けんじ監督作品。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→4.1→4.4
☆12年「鍵泥棒のメソッド」
OP0.8→2.5億円→
これとの対比で考えると、「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は6.9億円となる。
これがマックスラインだろう。

100スクリーン台でライバルになりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」トータル6.0億円
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2
☆12年「鍵泥棒のメソッド」
OP0.8→2.5億円→
これらとの対比で考えると、「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は5.4~5.8億円となる。
これらと同程度となりそうだ。

「鍵泥棒のメソッド」2.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「はやぶさ/HAYABUSA」2.5億円(トータル5.0億円)
☆「一命」2.6億円(トータル4.5億円)
これらとの対比で考えると、「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は4.3~5.0億円となる。
これらよりも伸びは良いだろう。
「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりそうだ。
この手の小スクリーンの優秀作品は、やはりこの程度になるようだ。


8位:「あなたへ」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 27億円台(OP~2週目21億円台)
【公開規模】 339スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは19.6億円半ばとなっている。
祝日を除く6日間の伸びは1.7億円程度だろうか。
ある程度のヒットにはなるだろうとは思ったが、06年公開の高倉健主演作「単騎、千里を走る。」の興行収入は10億円未満であり、やや地味な作品でもあり、ここまで爆発するとは予想できなかった。
高倉健主演、降旗康男監督の99年「鉄道員(ぽっぽや)」(興行ではなくて配給収入20.5億円)コンビ。
田中裕子、佐藤浩市、草彅剛、余貴美子、綾瀬はるか、岡村隆史、大滝秀治、浅野忠信、ビートたけしと豪華なキャストも影響したか。

吉永小百合主演作品レベルとなりそうだ。
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0
☆12年「あなたへ」
OP2.4→8.7→13.7→祝17.9→19.6億円→
これらとの対比で考えると、「あなたへ」の興行収入は26.4~29.1億円となる。
年配向けであり、当然平日の伸びもあるだろう。
30億円は超えないとは思っていたが、可能性が出てきた。

「あなたへ」19.6億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンフェア the answer」20.7億円(トータル23.4億円)
☆「モテキ」17.9億円(トータル22.2億円)
これらとの対比で考えると、「あなたへ」の興行収入は22.2~24.3億円となる。
『かなり伸びる気配もあるが、地味な作品なので、予想を超える伸びにはならないだろう』と思っていたが、予想以上に伸びそうだ。
「あなたへ」の興行収入は2週目まで21億円台と予想していたが、先週に引き続き27億円台と予想したい。
公開前個人予想は10億円台だったので、ハズしそうだ。
今年公開された「わが母の紀」と同レベルと思ったが、高倉健のレベルは思った以上に高かった。


9位:「白雪姫と鏡の女王」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 191スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.4億円となっている。
1週間の動きは1.5億円半ば程度だろうか。
悲惨なことになるかと思ったが、題材・キャストの知名度もあり、少しは伸ばしている。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆12年公開「白雪姫と鏡の女王」
金0.9→02.4億円→
公開前に『童話系はヒットしやすいが、本作はファミリー向けとはやや異なり、大ヒットとはいかないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
主演女優も「スノーホワイト」同様に微妙であり、「スノーホワイト」との公開間隔の近さもマイナスとなる。

ジュリア・ロバーツ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「食べて、祈って、恋をして」トータル7.5億円
金1.4→4.1→5.4→6.5→7.0
☆12年公開「白雪姫と鏡の女王」
金0.9→2.4億円→
これとの対比で考えると、「白雪姫と鏡の女王」の興行収入は4.4億円となる。
これがマックスラインか。

ターセム・シン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」4億円台見込み
金1.3→2.8→3.7→4.2
☆12年公開「白雪姫と鏡の女王」
金0.9→2.4億円→
これを下回りそうだ。

「白雪姫と鏡の女王」2.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「パラノーマル2」2.5億円(トータル4.3億円)
☆「パラノーマル3」2.3億円(トータル3.7億円)
☆「キャプテン・アメリカ」2.2億円(トータル3.1億円)
☆「アイ・アム・ナンバー4」2.2億円(トータル3.1億円)
これらとの対比で考えると、「白雪姫と鏡の女王」の興行収入は3.4~4.1億円となる。
知名度のある題材、ジュリア・ロバーツの知名度なども含めると、ある程度は伸びそうだが、「白雪姫と鏡の女王」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は4億円台だったので、ほぼ当たりといえそうだ。
しかし、低い結果になるのは分かっていたが、ここまで低いとは思わなかった。
「スノーホワイト」に比べて、ここまで差が出るものだろうか。


10位:「アベンジャーズ」(ディズニー)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 37億円台(2~3週目34~35億円)
【配給会社期待値等】 70億円を狙える
【公開規模】 623スクリーン(先週比-71スクリーン)
4.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは34.9億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
全世界はもちろん、日本でも大ヒットとなっている。
アメコミ作品の「アメイジング・スパイダーマン」「ダークナイト ライジング」を楽に超えた。

関連作品はヒットしていないが、何故かヒットするようだ。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2→2.2→2.7
☆12年「アベンジャーズ」
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9億円→
「アイアンマン」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は36.1億円となる。
この対比は超えるだろう。

これらがライバルとなりそうだ。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆12年公開「アベンジャーズ」
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9億円→
お盆時期の公開のため、他の作品の7週目程度に匹敵するか。
これらの7週目との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は36.2~37.6億円となる。
シリーズモノなので、見る者は限られてくるため、大きくは伸びないとは思ったが、関係なさそうだ。
「アベンジャーズ」の興行収入は3週目まで34~35億円と予想したが、先週に引き続き37億円台と予想したい。
配給は70億円という大風呂敷を広げたが、そこまで伸びないだろう。
公開前に予想できなかったが、日本でここまで話題になるとは思わなかった。
日本ではあまりヒットしないアメコミ作品であり、もうちょっと低い予想にしていただろう。

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気になる映画ニュース(9月第5週目)

☆「猿の惑星」続編からルパート・ハイアット監督が降板
スタジオが設定した2014年5月23日公開までの製作期間がなさすぎるためとのこと。
「ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロスなど、最近はこの手の報道が多い。
出演者との契約もあるので、簡単には公開日をズラすことは難しいのは分かるが、監督を変更するくらいならば、柔軟に公開日を変更できないものなのか。
後任の監督に、『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス、『テイク・シェルター』のジェフ・ニコルズ、『28週後…』のファン・カルロス・フレスナディージョ、『The Impossible』のフアン・アントニオ・バヨナ、『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン、『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ、『アリス・クリードの失踪』のJ・ブレイクソンなどを検討しているようだが、マット・リーヴスが有力のようだ。


☆「ハムナプトラ」リブート版の監督が決定
「ダイ・ハード4.0」「トータル・リコール」のレン・ワイズマンに決定したようだ。
スリリングな作品には仕上がりそうだが、出来上がりが想像できる人選ともいえる。
悪くはないが、良いとも言えない人選。
今後はキャストに注目となる。


☆「英国王のスピーチ」の続編製作へ
基本的なキャスト・スタッフは続投させて、英国が第二次世界大戦に巻き込まれていく様を描くようだ。
安易な続編ではなくて、「英国王のスピーチ」とは全く異なる戦争映画に仕上がりそうであり、面白い企画ともいえる。


☆「ガリレオ」シリーズが来年に公開
「ガリレオ」シリーズの「真夏の方程式」が来年初夏に公開をされ、既に撮影が開始されている。
08年「容疑者Xの献身」以来、5年ぶりとなる。
このシリーズは稼げることが分かっており、映画化されていない原作が何冊もあるので、もうちょっと短いスパンで映画化されるのではないかと思っていたが、意外と時間が掛かっているという印象。
「真夏の方程式」を仕上げた後は、もうちょっと早めに映画化してもらいものだ。


☆「タイムスクープハンター」が映画化
「タイムスクープハンター」はNHKの人気歴史番組で、一度見たことがある。
アイディアは面白いとは思うが、映画化するような番組でもないだろう。
さすがに観客が入るとは思えない。
NHKは「セカンドバージン」「テンペスト」「サラリーマンNEO」と映画化事業に迷走している。

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目その1)

1位:「バイオハザードV:リトリビューション」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 33億円
【現時点での興行収入予想】 44億円台
【配給会社期待値等】 最終興収50億円へ
【公開規模】 775スクリーン(先週比±0スクリーン)
動員ベースでは2位となるが、3D単価もあり、興行収入ベースでは1位となる。
4.9億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは22.0億円となっている。
祝日を除く6日間の伸びは9.5億円となる。
アメリカではイマイチの成績だが、日本での人気は相変わらず衰えを知らない。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5(OP6.8)→22.0億円→
日本では不思議とヒットするシリーズ。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は39.8~43.2億円となる。
前作は下回りそうだ。

以下がライバルとなるか。
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5→22.0億円→
「ミッション:インポッシブル」以外の作品との対比で考えると、「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は40.6~52.2億円となる。
前作47億円以下、「猿の惑星」対比の41億円以上となりそうだ。
「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は先週に引き続き44億円台と予想したい。
公開前個人予想は33億円だったので、低すぎたか。
そろそろ飽きられるだろうと思っているが、日本人は何故か好きなようだ。


2位:「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(東宝・フジテレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 62億円台
【現時点での興行収入予想】 62億円台
【公開規模】 452スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは36.6億円半ばとなっている。
祝日を除く6日間の伸びは8.6億円程度だろうか。
動員ベースでは1位となるが、興行収入ベースでは3D単価のバイオハザードに負ける。
公開直前の2時間SPドラマの視聴率が20%を超えており、人気はやはり健在だ。
『最終作と銘打っており、前作から大きな落ち込みもなく、なんとか最後を乗り切るのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
今年の「海猿」の3週目が38.2億円となっており、今年の興行収入ナンバーワン作品争いが注目となる。

「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0→36.6億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は68.1億円となる。
この辺りがマックスだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
OP12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9→69.2→70.7
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0→36.6億円→
さすがに「テルマエ」には負けたくはないところ。
これらとの対比で考えると、「踊る大捜査線」の興行収入は64.4~74.8億円となる。
70億円突破は可能のラインでありが、オープニング近くに高い動員が見込まれる作品であり、高い伸びはないだろう。
「踊る大捜査線」の興行収入は先週に引き続き62億円台と予想して、様子を見たい。
公開前個人予想は62億円台だったので、現時点では当たりそうだが、まだ何ともいえない。
高い興行収入を安定して稼げられるシリーズを終わらせたので、本シリーズに変わる新たなヒットシリーズが生まれることを期待したいものだ。


4位:「るろうに剣心」(ワーナー)<5週目>
【公開前個人予想】 21~22億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP時27~28億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円突破も視野に入った
【公開規模】 313スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは26.4億円弱となっている。
1週間の伸びは2.8億円程度だろうか。
予想を超えるヒットとなっている。
最近ヒットから遠ざかっているワーナーの邦画であり、それほど盛り上がっていなかったので、過小評価しすぎたか。
公開前に『誰でもタイトルは知っている人気漫画の映画化なので、黙っていても観客は入る。コケることはないだろう』と書いたように評価すればよかった。

時代モノアクションは以下の作品もあるが、この程度では収まらなかった。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水7.1(OP2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(OP1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆12年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆12年「るろうに剣心」
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4億円→
「GOEMON」以外の作品との対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は29.0~30.4億円となる。
30億円突破も見えてきたか。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP03.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
OP03.1→08.7→12.6→16.0→18.8
☆12年「るろうに剣心」
水5.6→14.9→19.9→23.5→26.6億円→
水曜日からの変則的な公開なので、予測しにくいが、「GANTZ:PERFECT ANSWER」以外の作品との対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は29.7~32.3億円となる。
まだまだ伸びるとは思うが、「踊る大捜査線」や「バイオハザード」の公開もあるので、容易には伸ばせないだろう。
「るろうに剣心」の興行収入はOP時には27~28億円と予想したが、先週に引き続き31億円台と予想したい。
公開前個人予想は21~22億円だったので、さすがに低すぎたか。
40億円というような風呂敷を広げているが、25億円を突破すれば、とりあえずは続編へゴーサインが出るのではないか。


5位:「天地明察」(角川・松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 25億円
【現時点での興行収入予想】 10億円台
【公開規模】 326スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円となっている。
祝日を除く6日間の伸びは2.3億円程度だろうか。
年配層による平日の伸びを期待したが、大したことないかもしれない。

冲方丁の原作作品。
08年「おくりびと」の滝田洋二郎監督作品。
岡田准一主演作品。
この組み合わせならば、かなりのヒットとなるのではないか。
ジャニーズ主演作品と年配層に受ける時代モノという組み合わせにより、若年層と年配層の双方から嫌われる可能性はあったが、監督の実績の高さが帳消しにすると踏んだものの、甘かったか。
伸びるかどうかが注目となる。

滝田洋二郎監督作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「陰陽師」トータル30.1億円
☆03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞作品賞受賞)
☆03年「陰陽師Ⅱ」トータル16.0億円
☆05年「阿修羅城の瞳」大コケ
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3→13.7→不明→14.3
☆08年「おくりびと」トータル64.8億円
☆09年「釣りキチ三平」トータル2.0億円
祝込3日0.6億円→
☆12年「天地明察」
祝3日2.1→4.4億円→
ヒット作品は多いが、大コケ作品も抱えている。
「バッテリー」との対比で考えると、「天地明察」の興行収入は15.0億円となる。
この辺りがマックスとなりそうだ。

ライバルになるかと思った作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「神様のカルテ」トータル18.9億円
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「大奥」トータル23.2億円
3日4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0
☆12年「天地明察」
祝3日2.1→4.4億円→
これらとの対比で考えると、「天地明察」の興行収入は8.7~12.5億円となる。
二桁を超えるかどうかというところか。

「天地明察」4.4億円と同程度の2週目興行収入作品の興行収入は以下のとおり。
<2011>
☆「星守る犬」4.4億円(トータル9.2億円)
☆「もしドラ」4.4億円(トータル9.1億円)
これらとの対比で考えると、「天地明察」の興行収入は9.1~9.2億円となる。
伸びは期待したいが、強気にはなれない。
とりあえず、「天地明察」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は25億円だったので完全に高すぎた。
年配層と若年層がきっちり動けば、この程度を稼いでもおかしくはなかったはずなのだが、お互いから敬遠されたか。

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国内映画興行収入ランキング(9月5週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ボーン・レガシー」(東宝東和)
「ボーン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
16億円程度が基準となるが、これを超えることはないだろう。
頑張っても「ボーン・スプレマシー」レベルか。
「アベンジャーズ」や「ミッション・インポッシブル」で名前を売ったが、ジェレミー・レナーの日本での知名度はそれほど高くはないだろう。
本格的なスパイアクションも日本では受けにくい。
今年公開された「トータル・リコール」トータル10億円台といい勝負ではないか。
「ボーン・レガシー」の興行収入は9億円台と予想したい。
ベストの16.5億円の6割程度のデキか。
金曜日からのオープニング3日は1.9億円程度か。


◎「ハンガー・ゲーム」(角川)
アメリカでは、今年の興行収入において「アベンジャーズ」「ダーナイト・ライジング」に次ぐ、第3位の408百万ドルを記録した作品。
「アメイジング・スパイダーマン」「MIB3」を楽に超えている。
過激な内容ゆえに、日本でも多少話題になりそうだが、「バトル・ロワイアル」との類似性も指摘されており、爆発的な話題にはなりそうもない。
キャストも日本人好みではない。
ヒットしても、今年公開された「TIME」トータル18.5億円がマックスラインとなり、「ドラゴン・タトゥーの女」トータル12.2億円レベルではないかと思うが、アメリカでの爆発的なヒット実績を踏まえて、日本でも多少のヒットになると予想して、「ハンガー・ゲーム」の興行収入は14億円台と予想したい。
微妙な雰囲気もするが、話題作はそれなりにヒットするだろう。
金曜日からのオープニング3日は2.8億円程度か。

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全米映画興行収入(9月第4週目)

1位となったのは新作の「End of Watch」。
事前には週末3日間で13.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想どおり13.2百万ドルのオープニングを飾った。
製作費7百万ドルなので、制作費を楽に回収している。
監督は、08年「フェイクシティある男のルール」のデビッド・エアー。
「U-571」「ワイルド・スピード」「トレーニング・デイ」「SWAT」などの脚本も手掛けている。
ジェイク・ギレンホール、マイケル・ペーニャ主演のクライムドラマ。
公開前に『ヒットしそうもない』と書いたが、ヒットしにくい渋い作品ながら悪くはないオープニングだ。

デビッド・エアー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「フェイクシティ」トータル26百万ドル
OP12→20→24→25→26
☆12年「End of Watch」
OP13百万ドル→
「フェイクシティ」を超えることが目標となりそうだが、楽に超えるだろう。

ジェイク・ギレンホール主演作の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ジャーヘッド」トータル63百万ドル
OP28→47→54→59→61
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25→27
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」トータル91百万ドル
OP30→60→72→81→86(製作費2億ドル)
☆10年「Love and Other Drugs」トータル32百万ドル
先14(OP10)→23→28→30→31
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「End of Watch」
OP13百万ドル→
大ヒットはしないが、コンスタントに3千万ドル程度を稼ぐ俳優。
これらとの対比で考えると、「End of Watch」の興行収入は29~48百万ドルとなる。
評価もメチャクチャ高く、伸びがありそうなので、「End of Watch」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
デビッド・エアー監督とジェイク・ギレンホールの評価は本作で上るのではないか。


2位となったのは新作の「ボディ・ハント」。
事前には週末3日間で14.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る12.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1千万ドルを楽に回収しているので、特に問題はないだろう。
監督は、あまり実績のないはマーク・トンデライ。
「ハンガー・ゲーム」などでブレイク中のジェニファー・ローレンス主演のサスペンス。
公開前に『ヒットしそうもない』と書いたが、悪くはないオープニングだ。

若手主演女優のサスペンスは最近ないような気がする。
著名俳優の単独主演作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「オブセッション」トータル68百万ドル(※ビヨンセ主演)
OP29→47→56→63
☆12年「ウーマン・イン・ブラック」トータル54百万ドル(※ラドクリフ主演)
OP21→35→45→50
☆12年「ボディ・ハント」
OP12百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ボディ・ハント」の興行収入は28~31百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「ボディ・ハント」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
ヒットとはいえないが、この程度でも単独主演のサスペンスであり、制作費を回収できているので、問題はないだろう。


3位となったのは新作の「人生の特等席」。
事前には週末3日間で18.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る12.2百万ドルのオープニングを飾った。
監督は、実績のないロバート・ロレンツ。
クリント・イーストウッド主演の野球を題材としたスポーツドラマ。
共演は、エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク。
公開前に『それなりには稼ぐだろうか』と書いたが、イーストウッドの監督作品ではない点も響いたか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆12年「人生の特等席」
OP13百万ドル→
「マネーボール」「インビクタス」との対比で考えると、「人生の特等席」の興行収入は49~53百万ドルとなるが、評価はそれほど悪くはない程度なので、そこまで伸びないだろう。
「人生の特等席」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
09年「インビクタス」トータル37百万ドル、10年「ヒアアフター」トータル33百万ドル、11年「J・エドガー」トータル37百万ドルとなっており、妥当といえるかもしれない。


4位は2週目の「ファインディング・ニモ3D」
トータルでは30百万ドルとなっている。
3Dに変換したアニメ作品。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろうが、それなりには稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思ったよりも勢いがない。

過去の作品を3D化した作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ライオン・キング3D」トータル94百万ドル
OP30→61→79→86→90
☆12年「美女と野獣」トータル48百万ドル
OP18→34→41→45
☆12年「スター・ウォーズ Episode I」トータル43百万ドル
OP22→34→40→42
☆12年「タイタニック 3D」トータル58百万ドル
先26(OP17)→45→53→56
☆12年「ファインディング・ニモ3D」
OP17→30百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ファインディング・ニモ3D」の興行収入は38~46百万ドルとなる。
多少の伸びはあるだろう。
「ファインディング・ニモ3D」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
「ライオン・キング3D」だけはヒットしたが、やはり3D変換ビジネスはあまり稼げないようだ。


5位は2週目の「バイオハザードV:リトリビューション」
トータルでは33百万ドルとなっている。
製作費65百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろうが、それなりには稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
監督・脚本・プロデュースは、ポール・W・S・アンダーソン。
主演はもちろんミラ・ジョヴォヴィッチ。
シリーズモノの3Dアクションホラー。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「バイオハザード」トータル40百万ドル
OP18→29→34→37→39
☆04年「バイオハザードⅡ」トータル51百万ドル
OP23→37→43→47→49
☆07年「バイオハザードⅢ」トータル51百万ドル
OP24→37→44→48→50
☆10年「バイオハザードⅣ」トータル60百万ドル
OP27→44→52→57→59
☆12年「バイオハザードV:リトリビューション」
OP21→33百万ドル→
前作は他のシリーズ作品に比べて上昇はしているが、3D分の割増料金だろうか。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は45~46百万ドルとなる。
シリーズ2番目に低い動きとなっている。
安定して稼いでいるが、さすがに飽きられつつあるのか。
評価はそれほど悪くはない程度となっているが、「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
アメリカではこの程度でも大丈夫だろう。
日本で稼げればよい。


6位となったのは新作の「Dredd 3D」。
事前には週末3日間で12.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり下回る6.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5千万ドルなので、大赤字となりそうだ。
コミック原作アクションドラマ。
95年「ジャッジ・ドレッド」(トータル35百万ドル)をリメイクした。
公開前に『ヒットしそうもない』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、08年「バンテージ・ポイント」(トータル72百万ドル)のピート・トラヴィス。
主演は、カール・アーバン。

カール・アーバンが主要キャストとして出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「DOOM」トータル28百万ドル
OP15→23→26→27
☆11年「プリースト」トータル29百万ドル
OP15→24→27→29
☆12年「Dredd 3D」
OP06百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dredd 3D」の興行収入は11~12百万ドルとなる。
評価はかなり高いが、「Dredd 3D」の興行収入は1千万ドル台だろうか。
カール・アーバンには荷が重すぎたか。


7位は2週目の「ザ・マスター」。
トータル6百万ドルとなっている。
監督は、ポール・トーマス・アンダーソン。
出演は、フィリップ・シーモア・ホフマン、ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス。
宗教を題材としたヒューマンドラマ。
5→788スクリーンに拡大公開された。
評価がメチャクチャ高く、賞レースを争う作品と注目されている。
さらに拡大公開されていくだろう。
ポール・トーマス・アンダーソン監督の07年「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」トータル40百万ドルを超えることが、当面の目標となる。


8位は4週目の「The Possession」。
トータル45百万ドルとなっている。
製作費14百万ドルを楽に回収している。
公開前に『大ヒットはしないだろうが、それなりには稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
サム・ライミがプロデュースするホラー。

サム・ライミが監督したホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「スペル」トータル42百万ドル
OP16→28→35→39
☆12年「The Possession」
OP18→33→41→45百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Possession」の興行収入は48百万ドルとなる。
この辺りがマックスか。

ライオンズゲート配給の関連ホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」トータル55百万ドル
OP23→37→46→52
☆10年「The Last Exorcism」トータル41百万ドル
OP20→32→38→40
☆12年「The Possession」
OP18→33→41→45百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Possession」の興行収入は46~48百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「The Possession」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
低予算ホラーは相変わらず手堅く稼げるようだ。


9位は6週目の「ParaNorman」。
トータルでは53百万ドルとなっている。
製作費は不明。
ストップモーション3Dアニメ。
共同監督はサム・フェル。

サム・フェル監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」トータル65百万ドル
OP19→40→49→57→60→61→62
☆08年「ねずみの騎士デスペローの物語」トータル51百万ドル
OP10→27→44→48→49→50→50
☆12年「ParaNorman」
OP14→28→38→45→49→53百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ParaNorman」の興行収入は54~56百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「ParaNorman」の興行収入は3週目まで4千万ドル台と予想していたが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
しかし、「コラライン」(トータル75百万ドル)や「ウォレスとグルミット」(トータル56百万ドル)など、ストップモーションアニメの評価は高いが、興行収入に結びつかない気がする。


10位は4週目の「Lawless」。
トータル34百万ドルとなっている。
制作費は不明。
先週『「Lawless」はコケそうな気がする』と書いたとおり、ヒットはしなかった。
監督は、09年「ザ・ロード」(トータル8百万ドル)のジョン・ヒルコート。
シャイア・ラブーフ主演のクライムドラマ。
トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ジェシカ・チャステイン、ミア・ワシコウスカなどが出演している。

実在の犯罪モノらしい。
☆09年「パブリック・エネミーズ」トータル97百万ドル
先40(OP25)→66→80→88→93
☆12年「Lawless」
先12(OP10)→24→30→34百万ドル→
これとの対比で考えると、「Lawless」の興行収入は37百万ドルとなる。
「Lawless」の興行収入はオープニング時に3千万ドル台と予想したが、評価はかなり高いので、先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
評価はかなり高いが、高い興行収入はならなかった。
「パブリック・エネミーズ」はヒットしたが、この手の作品はあまり稼げないようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆3Dアニメ「モンスター・ホテル」
☆ブルース・ウィリス主演のSFアクション「Looper」
☆マギー・ギレンホール主演のヒューマン・ドラマ「Won't Back Down」
「モンスター・ホテル」はそこそこのヒットとなるだろう。
「Looper」「Won't Back Down」はヒットにはならないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(9月3週目その3)

11位:「プロメテウス」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(OP~2週目22億円台)
【公開規模】 571スクリーン(先週比-188スクリーン)
4.7千万円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは17.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.3億円半ば程度だろうか。
SF大作だが、アクション作品ではなく、やや取っ付きにくさもありそうなので、爆発的なヒットにはならないと思ったが、意外なヒットとなっている。
公開前に『エイリアンの前日譚を制作する企画だったが、話が大きく膨らみ、人類の起源というストーリーとなった。“謎”をアピールしているが、あまりにも漠然としすぎていて、観客の食いつきはそれほど良くないのではないか。エイリアン系は女性受けしないところもあり、それほど高い興行収入にはならないだろう。キャスティングも日本人受けしないはずだ』と書いたが、CMなどで話を大きく見せる作戦が当たったか。

リドリー・スコット監督作品の興行収入は以下の通り。
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆01年公開「ハンニバル」トータル46.0億円
☆02年公開「ブラックホーク・ダウン」トータル13.0億円
☆05年公開「キングダム・オブ・ヘブン」トータル12.5億円
OP2.6→6.2→8.7→10.4
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル不明(9億円程度か)
OP1.1→不明→6.0→祝7.6→8.2
☆10年公開「ロビン・フッド」トータル7.0億円
金1.7→3.8→4.9→5.8→6.5→6.8
☆12年公開「プロメテウス」
先7.5(OP3.0)→13.1→15.7→17.1億円→
監督作品としては、9~15億円辺りが標準となる。
変則的な公開のため、比較ができないが、これらの5週目との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は18.4億円となる。
この程度だろうか。

SF系で“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆11年公開「SUPER8」トータル17.2億円
金3.9(OP3.1)→9.2→12.5→14.7→16.1→16.7
☆12年公開「プロメテウス」
先7.5(OP3.0)→13.1→15.7→17.1億円→
これらの5週目との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は18.2~18.3億円となる。
「プロメテウス」の興行収入は2週目まで22億円台と予想していたが、先週に引き続き18億円台と予想したい。
先行公開が2週も続くという変則的な公開だったので、予想が難しかったが、勢いは伸びなかったようだ。
公開前個人予想は12億円台だったので、低すぎたか。
大作SF作品だが、日本人好みの単純なエンターテイメント作品ではなく、そこまで高い予想はできなかった。
しかし、この規模で公開されるのであれば、そこまで低くもならないか。


12位:「夢売るふたり」(アスミック)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時5億円台)
【公開規模】 166スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.5千万円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは2.2億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ば程度だろうか。
09年「ディア・ドクター」の西川美和監督作品。
公開前に『才能のある有名な女性監督であり、(小スクリーンレベルの)ヒットするのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

100スクリーン台で事前にライバル視した作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」トータル6.0億円
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2
☆12年「夢売るふたり」
OP0.8→2.2億円→
これらとの対比で考えると、「夢売るふたり」の興行収入は4.8~5.1億円となる。
これらがやはりライバルとなりそうだが、超えるのは難しいか。

「夢売るふたり」2.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「はやぶさ/HAYABUSA」2.5億円(トータル5.0億円)
☆「セカンドバージン」2.3億円(トータル4.3億円)
☆「白夜行」2.3億円(トータル4.2億円)
これらとの対比で考えると、「夢売るふたり」の興行収入は4.0~4.4億円となる。
『4億円程度のオープニングだが、当然伸びがあるだろう』とオープニング時に思ったが、思ったよりも伸びはない。
「夢売るふたり」の興行収入はオープニング時に5億円台と予想したが、4億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
この手の小スクリーンの優秀作品はこの程度になるようだ。


13位:「デンジャラス・ラン」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 248スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.1千万円を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは2.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円半ば程度だろうか。
『アメリカではトータル126百万ドルの大ヒットをした作品。しかし、日本ではタイトルからも分かるようにヒットすることはないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」
金1.2→2.6億円→
日本ではヒットすれば二桁を超える俳優だが、予想どおり「ザ・ウォーカー」並の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「デンジャラス・ラン」の興行収入は4.3~5.1億円となる。
内容は割りと良いので、多少は伸びるだろう。
5億円台に乗せられるかが注目となる。

「デンジャラス・ラン」2.6億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ミッション:8ミニッツ」3.0億円(トータル4.6億円)
☆「アジャストメント」3.0億円(トータル4.5億円)
☆「サンクタム」2.9億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「デンジャラス・ラン」の興行収入は3.7~4.0億円となる。
4億円台のような動きをみせているが、実績のあるデンゼル・ワシントン主演作品なので、多少は伸ばすだろう。
「デンジャラス・ラン」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりそうだ。
悪くはない映画なので、もうちょっと捻ったタイトルを考えて欲しいものだ。
これではヒットするものもヒットしない。


14位:「おおかみこどもの雨と雪」(東宝)<9週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 42億円台(6週目38億円台、3~4週目36億円台、OP~2週目31~32億円)
【公開規模】 381スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.0千万円半ばを祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を含むトータルでは40.2億円弱となっている。
祝日を含む8日間の伸びは1.1億円程度だろうか。
「サマーウォーズ」などで人気の高い監督であるが、ここまで高い興行収入になるとは思わなかった。
この夏は、ジブリまでとは言わないが、それに匹敵する働きをみせた。

今年のポケモンより伸びが良い。
☆12年「劇場版ポケットモンスター」
祝3日7.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP03.7→10.2→16.2→22.0→30.0→34.2→37.7→39.1→祝40.2
「ポケモン」を楽に超えるヒットとなった。

「サマーウォーズ」の細田守監督作品。
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6→14.3→15.2→15.6
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP3.7→10.2→16.2→22.0→30.0→34.2→37.7→39.1→祝40.2億円→
これとの対比で考えると、「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は43.6億円となる。
この辺りがマックスとなるか。

これらの動きが参考となるか。
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1→041.4
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0→47.5→48.3
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→103.6→105.4
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP3.7→10.2→16.2→22.0→30.0→34.2→37.7→39.1→祝40.2億円→
これらとの対比で考えると、「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は41.6~43.3億円となる。
お盆時期も終わってしまったので、大きくは伸びないと思ったが、意外に伸びている。
「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は2週目まで31~32億円、3週目まで36億円台、6週目まで38億円台と予想したが、先週に引き続き42億円台と予想したい。
伸びが普通のタイプではなく、「テルマエ」のような話題作の動きとなった。
この手の話題作品を読みきれていないことがよく分かった。
公開前個人予想は20億円台だったので、完全にハズした。
「サマーウォーズ」の結果を踏まえて、めいっぱい高めに予想したつもりだったが、完全に甘かった。


15位:「BRAVE HEARTS 海猿」(東宝・フジテレビ)<10週目>
【公開前個人予想】 65億円台
【現時点での興行収入予想】 73~74億円
【配給会社期待値等】 興収100億円を目指せる大ヒットスタートを切った
【公開規模】 450スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9千万円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは71.5億円弱となっている。
1週間の伸びは7.8千万円弱程度だろうか。
「テルマエ・ロマエ」を抜き、今年の映画のナンバーワンとなった。
やはり、実績どおりの強さを見せた。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
5週目52.7→58.3→62.5→65.3→65.7→68.5
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6→79.3
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
5週目52.9→61.9→65.9→69.2→70.7→71.5億円→
これらとの対比で考えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は73.1~74.1億円となる。
06年は超えたが、前作の80億円を超えるのは無理だろう。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
5週目54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
5週目67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
5週目52.9→61.9→65.9→69.2→70.7→71.5億円→
これらとの対比で考えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は74.2~74.6億円となる。
やはり80億円突破は厳しいようだ。
お盆時期も終わり、75億円辺りがマックスというところではないか。
「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は先週に引き続き73~74億円と予想したい。
「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円が当面の目標となる。
公開前個人予想は65億円台だったので、ちょっと低かったか。
日本人が好む感動アクション大作ではあるが、なぜこのシリーズがこれほど好まれるのかよく分からない。


順位不明:「トータル・リコール」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円前半(2~4週目10億円台)
【公開規模】 299スクリーン(先週比-46スクリーン)
3.9百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは10.0億円となっている。
1週間の伸びは1.4千万円半ば程度だろうか。
ついに10億円を突破した。
しかし、お盆時期の公開であり、誰でも知っている作品のリメイクの割には、ヒットしなかった。
91年公開の「トータル・リコール」の配給収入は24.0億円となっており、興行収入はその倍程度であろう。

「トータル・リコール」10.0億円と同程度の6週目作品は以下のとおり。
<2011>
☆「RED」11.9億円(トータル12.2億円)
☆「アンストッパブル」10.5億円(トータル10.8億円)
☆「マネーボール」8.6億円(トータル8.9億円)
これらとの対比で考えると、「トータル・リコール」の興行収入は10.3~10.3億円となる。
もはや伸びはないだろう。
「トータル・リコール」の興行収入は先週に引き続き10億円前半と予想したい。
2~3週目から10億円台と予想していたので、読みは良かったようだ。
しかし、公開前個人予想は16億円台だったので、かなり高すぎた。
単純に楽しめられるアクション作品であり、「プロメテウス」よりも日本人受けすると思ったが、意外な結果となった。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(9月3週目その2)

4位:「天地明察」(角川・松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 25億円
【現時点での興行収入予想】 10億円台
【公開規模】 326スクリーン
祝日を含む3日間で2.1億円半ばのオープニングを飾った。
先週『オープニング3日は4.2億円程度か』と書いたので、ちょうど半分の結果に終わった。
冲方丁の原作作品。
08年「おくりびと」の滝田洋二郎監督作品。
岡田准一主演作品。
この組み合わせならば、かなりのヒットとなるのではないか。
ジャニーズ主演作品と年配層に受ける時代モノという組み合わせにより、若年層と年配層の双方から嫌われる可能性はあったが、監督の実績の高さが帳消しにすると踏んだものの、甘かったか。
伸びるかどうかが注目となる。

滝田洋二郎監督作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「陰陽師」トータル30.1億円
☆03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞作品賞受賞)
☆03年「陰陽師Ⅱ」トータル16.0億円
☆05年「阿修羅城の瞳」大コケ
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3→13.7→不明→14.3
☆08年「おくりびと」トータル64.8億円
☆09年「釣りキチ三平」トータル2.0億円
祝込3日0.6億円→
☆12年「天地明察」
祝3日2.1(OP1.4)億円→
ヒット作品は多いが、大コケ作品も抱えている。
「バッテリー」との対比で考えると、「天地明察」の興行収入は11.3億円となり、祝日分を足すと12.0億円となる。
この辺りがマックスとなりそうだ。

ライバルになるかと思った作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「神様のカルテ」トータル18.9億円
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「大奥」トータル23.2億円
3日4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0
☆12年「天地明察」
祝3日2.1(OP1.4)億円→
これらとの対比で考えると、「天地明察」の興行収入は9.5~10.4億円となる。
二桁を超えるかどうかというところか。

「天地明察」1.4億円と同程度のオープニング作品の興行収入は以下のとおり。
<2011>
☆「僕と妻の1778の物語」1.6億円(トータル12.3億円)
☆「探偵はBARにいる」1.7億円(トータル12.2億円)
これらとの対比で考えると、「天地明察」の興行収入は10.0~10.8億円となる。
伸びは期待したいが、強気にはなれない。
「天地明察」の興行収入は10億円台と予想したい。
公開前個人予想は25億円だったので完全に高すぎた。
年配層と若年層がきっちり動けば、この程度を稼いでもおかしくはなかったはずなのだが。


5位:「あなたへ」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 27億円台(OP~2週目21億円台)
【公開規模】 339スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0億円を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を含むトータルでは17.9億円半ばとなっている。
祝日を含む8日間の伸びは4.3億円弱程度だろうか。
やはり、平日の伸びは高い。
ある程度のヒットにはなるだろうとは思ったが、06年公開の高倉健主演作「単騎、千里を走る。」の興行収入は10億円未満であり、やや地味な作品でもあり、ここまで爆発するとは予想できなかった。
高倉健主演、降旗康男監督の99年「鉄道員(ぽっぽや)」(興行ではなくて配給収入20.5億円)コンビ。
田中裕子、佐藤浩市、草彅剛、余貴美子、綾瀬はるか、岡村隆史、大滝秀治、浅野忠信、ビートたけしと豪華なキャストも影響したか。

吉永小百合主演作品レベルとなりそうだ。
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0
☆12年「あなたへ」
OP2.4→8.7→13.7→祝17.9億円→
これらとの対比で考えると、「あなたへ」の興行収入は27.4~32.0億円となる。
年配向けであり、当然平日の伸びもあるだろう。
30億円は超えないとは思っていたが、可能性が出てきた。

「あなたへ」祝17.9億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンフェア the answer」祝19.1億円(トータル23.4億円)
☆「モテキ」15.5億円(トータル22.2億円)
これらとの対比で考えると、「あなたへ」の興行収入は21.9~25.6億円となる。
『かなり伸びる気配もあるが、地味な作品なので、予想を超える伸びにはならないだろう』と思っていたが、予想以上に伸びそうだ。
「あなたへ」の興行収入は2週目まで21億円台と予想していたが、先週に引き続き27億円台と予想したい。
もっと伸びる可能性はあるが、様子を見たい。
公開前個人予想は10億円台だったので、ハズしそうだ。
今年公開された「わが母の紀」と同レベルと思ったが、高倉健のレベルは思った以上に高かった。


6位:「アベンジャーズ」(ディズニー)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 37億円台(2~3週目34~35億円)
【配給会社期待値等】 70億円を狙える
【公開規模】 694スクリーン(先週比-90スクリーン)
8.6千万円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは33.5億円となっている。
1週間の伸びは1.9億円半ば程度だろうか。
全世界はもちろん、日本でも大ヒットとなっている。
アメコミ作品の「アメイジング・スパイダーマン」「ダークナイト ライジング」を楽に超えた。

関連作品はヒットしていないが、何故かヒットするようだ。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2→2.2→2.7
☆12年「アベンジャーズ」
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5億円→
「アイアンマン」シリーズとの対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は35.8~35.9億円となる。
この対比は超えるだろう。

これらがライバルとなりそうだ。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆12年公開「アベンジャーズ」
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5億円→
お盆時期の公開のため、他の作品の6週目程度に匹敵するか。
これらの6週目との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は35.8~37.8億円となる。
シリーズモノなので、見る者は限られてくるため、大きくは伸びないとは思ったが、関係なさそうだ。
「アベンジャーズ」の興行収入は3週目まで34~35億円と予想したが、先週に引き続き37億円台と予想したい。
配給は70億円という大風呂敷を広げたが、そこまで伸びないだろう。
公開前に予想できなかったが、日本でここまで話題になるとは思わなかった。
日本ではあまりヒットしないアメコミ作品であり、もうちょっと低い予想にしていただろう。


7位:「鍵泥棒のメソッド」(クロックワークス)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 147スクリーン
祝日を除いて2日間で7.7千万円半ばのオープニングを飾った。
先週『オープニング3日は1.0億円程度か』と書いたので、予想よりも高そうだ。
「夢売るふたり」と同程度となりそうと思ったが、そのとおりとなりそうだ。
著名な監督であり、面白そうな内容なので、150未満のスクリーン数だが、ヒットするだろう。

08年「アフタースクール」の内田けんじ監督作品。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→4.1→4.4
☆12年「鍵泥棒のメソッド」
OP0.8億円→
これとの対比で考えると、「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は6.3億円となる。

100スクリーン台でライバルになりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」トータル6.0億円
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2
☆12年「鍵泥棒のメソッド」
OP0.8億円→
これらとの対比で考えると、「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は5.2~6.0億円となる。
これらと同程度となりそうだ。

「鍵泥棒のメソッド」0.8億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アントキノイノチ」0.9億円(トータル5.1億円)
☆「一命」0.9億円(トータル4.5億円)
☆「白夜行」0.8億円(トータル4.2億円)
これらとの対比で考えると、「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は4.0~4.5億円となる。
4億円台のオープニング時だが、「夢売るふたり」よりも伸びがあるだろう。
「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりそうだ。
この手の小スクリーンの優秀作品は、やはりこの程度になるようだ。


8位:「白雪姫と鏡の女王」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 191スクリーン
金曜日からの3日間で8.5千万円のオープニングを飾った。
土日2日間では6.6千万円だったようだ。
祝日を含んでも1億円を超える程度だろうか、先週『金曜日からのオープニング4日は1.3億円程度か』と書いたが、悪くはないがやや高すぎたようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆12年公開「白雪姫と鏡の女王」
金0.9億円→
公開前に『童話系はヒットしやすいが、本作はファミリー向けとはやや異なり、大ヒットとはいかないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
主演女優も「スノーホワイト」同様に微妙であり、「スノーホワイト」との公開間隔の近さもマイナスとなる。

ジュリア・ロバーツ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「食べて、祈って、恋をして」トータル7.5億円
金1.4→4.1→5.4→6.5→7.0
☆12年公開「白雪姫と鏡の女王」
金0.9億円→
このような伸びはないだろう。

ターセム・シン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」4億円台見込み
金1.3(OP1.0)→2.8→3.7→4.2
☆12年公開「白雪姫と鏡の女王」
金0.9億円→
これを下回りそうだ。

「白雪姫と鏡の女王」金0.9億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アイ・アム・ナンバー4」金1.0億円(トータル3.1億円)
☆「エンジェル・ウォーズ」金0.8億円(トータル2.9億円)
これらとの対比で考えると、「白雪姫と鏡の女王」の興行収入は2.8~2.9億円となる。
3億円を切るかもしれない動きだが、知名度のある題材、ジュリア・ロバーツの知名度なども含めると、そこまで低い動きにもならないだろう。
「白雪姫と鏡の女王」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は4億円台だったので、やや高すぎたか。
低い結果になるのは分かっていたが、ここまで低いとは思わなかった。
「スノーホワイト」に比べて、ここまで差が出るものだろうか。


9位:「最強のふたり」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP~2週目6億円台)
【公開規模】 52スクリーン(先週比+3スクリーン)
6.2千万円半ばを祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは4.0億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
フランスで2011年に最もヒットした話題作であり、東京国際映画祭でもグランプリを獲得した作品。
ヒットの可能性もあるかと思ったが、小スクリーンであり、そこまで高い興行収入にならないと思ったが、爆発している。
今年公開されたアカデミー作品賞の「アーティスト」(スクリーン数178)よりも高い動きとなっている。
日本人好みの作品ではあるが、このスクリーンでここまでヒットするものか。

タイプはやや違うかもしれないが、以下の作品の動きが参考となるか。
☆08年「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5
☆11年「僕と妻の1778の物語」トータル12.3億円
OP1.6→5.0→7.5→09.2→10.5→11.2
☆12年「最強のふたり」
OP0.8→2.5→4.0億円→
これらとの対比で考えると、「最強のふたり」の興行収入は6.6~7.4億円となる。
平日にもかなり伸びがありそうであり、今後もかなり伸びそうだ。
「最強のふたり」の興行収入は先週まで6億円台と予想していたが、8億円台に上方修正したい。
現時点では6億円台程度の動きだが、すぐには止まらないだろう。
スクリーン数が増えることがあれば、さらなるヒットとなるかもしれない。


10位:「映画 ひみつのアッコちゃん」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台(OP~2週目6億円台)
【公開規模】 217スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.2千万円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは4.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
リスクのある企画だったが、綾瀬はるかを起用したおかげで、何とか大コケせずに済んだようだ。
やはり、知名度のあるタイトルということも大きかったか。
公開前に『タイトルは老若男女誰でも知っているアニメの映画化だが、さすがにヒットさせるのは困難な企画だろう。ファミリー向け作品というわけでもなく、見に行くのは綾瀬はるかが好きな者くらいではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
しかし、やはり思ったよりも伸びが足りない。

綾瀬はるか主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円
OP1.8→3.8→5.0→5.9→6.4
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7→16.3→17.4→18.1
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」
OP1.4→3.1→4.2億円→
「おっぱいバレー」のようなリスクのある企画に果敢に挑戦する女優。
これらとの対比で考えると、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は5.4~7.0億円となる。
「おっぱいバレー」のような話題になることはなく、「僕の彼女はサイボーグ」のようにオープニングだけという作品でもないだろう。
オープニング時には「僕の彼女はサイボーグ」を超えるかが注目となると思ったが、「おっぱいバレー」を超えるかどうかということになりそうだ。

「映画 ひみつのアッコちゃん」4.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「さや侍」4.7億円(トータル6.3億円)
☆「小川の辺」3.9億円(トータル5.5億円)
☆「アントキノイノチ」4.1億円(トータル5.1億円)
これらとの対比で考えると、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は5.2~5.9億円となる。
連休の動員を期待していたが、厳しそうだ。
「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は先週まで6億円台と予想していたが、5億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりとなりそうだ。
やはり、ヒットできる企画ではない。

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気になる映画ニュース(9月第4週目)

☆アカデミー賞のノミネート日が前倒し
2013年1月15日に予定していたノミネート日が1月10日に変更となった。
ノミネート作品を見る多くの時間を与えるためという理由らしい。
問題となるのはゴールデングローブ賞との兼ね合いとなる。
1月13日にゴールデングローブ賞の発表があるので、通例とは異なり、アカデミー賞のノミネート発表後にゴールデングローブ賞の結果発表となる。
この変更は賞レースにどのような効果を生じるだろうか。


☆「最強のふたり」がアカデミー外国語映画賞のフランス代表に決定
この報道を受けて、日本でもさらにヒットしそうだ。
受賞するようならば、再上映されるかもしれない。


☆「ボーン・レガシー」の続編製作へ
興行収入は大して振るわなかったが、製作サイドとしては合格レベルと判断したようだ。
マット・デイモン版の続編はますます製作が難しくなっていきそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(9月3週目その1)

1位:「バイオハザードV:リトリビューション」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 33億円
【現時点での興行収入予想】 44億円台
【配給会社期待値等】 最終興収50億円へ
【公開規模】 779スクリーン
動員ベースでは2位となるが、3D単価もあり、興行収入ベースでは1位となる。
金曜日から公開されて、祝日の月曜日までで12.5億円弱(1,248,816,000円)のオープニングを飾った。
金曜日からの3日間で8.7億円半ば、土日2日間で6.7億円半ばだったようだ。
公開前に『金曜日からのオープニング4日は9.8億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
アメリカではイマイチのオープニングだったが、日本での人気は相変わらず衰えを知らない。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5(OP6.8)億円→
日本では不思議とヒットするシリーズ。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は32.3~46.5億円となる。
先行があった前作の週末3日間と同じ程度なので、前作を下回りそうだ。

以下がライバルとなるか。
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3(2日4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5(金8.8)億円→
「ミッション:インポッシブル」以外の作品との対比で考えると、「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は41.4~45.6億円となる。
前作47億円以下、「猿の惑星」対比の41億円以上となりそうだ。
「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は44億円台と予想したい。
公開前個人予想は33億円だったので、低すぎたか。
そろそろ飽きられるだろうと思っているが、日本人は何故か好きなようだ。


2位:「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(東宝・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 62億円台
【現時点での興行収入予想】 62億円台
【公開規模】 452スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.4億円を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を含むトータルでは28.0億円となっている。
祝日を含む8日間の伸びは17.5億円半ば程度だろうか。
動員ベースでは1位となるが、興行収入ベースでは3D単価のバイオハザードに負ける。
公開直前の土曜日のドラマ版の視聴率が20%を超えており、人気はやはり健在だ。
『最終作と銘打っており、前作から大きな落ち込みもなく、なんとか最後を乗り切るのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
今年の「海猿」の2週目が27.8億円となっており、今年の興行収入ナンバーワン作品争いが注目となる。

「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は81.9億円となる。
この辺りがマックスだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
OP12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9→69.2→70.7
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0億円→
さすがに「テルマエ」には負けたくはないところ。
これらとの対比で考えると、「踊る大捜査線」の興行収入は71.9~82.8億円となる。
70億円突破は可能のラインであり、80億円も見える動きではあるが、連休などの影響だろう。
オープニング近くに高い動員が見込まれる作品であり、高い伸びはないだろう。
「踊る大捜査線」の興行収入は先週に引き続き62億円台と予想して、様子を見たい。
公開前個人予想は62億円台だったので、現時点では当たりそうだが、まだ何ともいえない。
高い興行収入を安定して稼げられるシリーズを終わらせたので、本シリーズに変わる新たなヒットシリーズが生まれることを期待したいものだ。


3位:「るろうに剣心」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 21~22億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP時27~28億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円突破も視野に入った
【公開規模】 313スクリーン(先週比-5スクリーン)
1.6億円を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは23.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.6億円半ば程度だろうか。
火曜日まででは24.6億円となっている。
予想を超えるヒットとなっている。
最近ヒットから遠ざかっているワーナーの邦画であり、それほど盛り上がっていなかったので、過小評価しすぎたか。
公開前に『誰でもタイトルは知っている人気漫画の映画化なので、黙っていても観客は入る。コケることはないだろう』と書いたように評価すればよかった。

時代モノアクションは以下の作品もあるが、この程度では収まらなかった。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水7.1(OP2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(OP1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆12年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆12年「るろうに剣心」
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5億円→
「GOEMON」以外の作品との対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は27.4~29.6億円となる。
30億円突破も見えてきたか。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP03.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
OP03.1→08.7→12.6→16.0→18.8
☆12年「るろうに剣心」
水5.6→14.9→19.9→23.5億円→
水曜日からの変則的な公開なので、予測しにくいが、「GANTZ:PERFECT ANSWER」以外の作品との対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は30.8~32.0億円となる。
「踊る大捜査線」や「バイオハザード」の公開もあるので、容易には伸ばせないだろう。
「るろうに剣心」の興行収入はOP時には27~28億円と予想したが、先週に引き続き31億円台と予想したい。
公開前個人予想は21~22億円だったので、さすがに低すぎたか。
40億円というような風呂敷を広げているが、25億円を突破すれば、とりあえずは続編へゴーサインが出るのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ロック・オブ・エイジス」(ワーナー)
アメリカでは39百万ドル(製作費75百万ドル)という大コケとなった。
キワドイ作品なのか、日本でもスクリーン数は100程度と多くはなく、勝負気配はなさそうだ。
トム・クルーズ主演作のような宣伝をしているが、実際には日本では無名に近い若手の男女のはずであり、そのような影響もあるのだろう。
しかし、日本では人気の高いトム・クルーズなので、知名度だけでスクリーンが少なくてもそれなりには稼ぐはずだ。
しかも、ミュージカル系も日本では強い。
10年公開のサプライズヒットしたミュージカル映画「バーレスク」トータル7.9億円の半分程度は稼ぐのではないか。
「ロック・オブ・エイジス」の興行収入は4億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は6千万円程度か。

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全米映画興行収入(9月第3週目)

1位となったのは新作の「バイオハザードV:リトリビューション」
事前には週末3日間で27.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る21.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費65百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろうが、それなりには稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
監督・脚本・プロデュースは、ポール・W・S・アンダーソン。
主演はもちろんミラ・ジョヴォヴィッチ。
シリーズモノの3Dアクションホラー。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「バイオハザード」トータル40百万ドル
OP18→29→34→37→39
☆04年「バイオハザードⅡ」トータル51百万ドル
OP23→37→43→47→49
☆07年「バイオハザードⅢ」トータル51百万ドル
OP24→37→44→48→50
☆10年「バイオハザードⅣ」トータル60百万ドル
OP27→44→52→57→59
☆12年「バイオハザードV:リトリビューション」
OP21百万ドル→
前作は他のシリーズ作品に比べて上昇はしているが、3D分の割増料金だろうか。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は45~47百万ドルとなる。
シリーズ2番目に低いオープニングとなっている。
評価はそれほど悪くはない程度となっている。
安定して稼いでいるが、さすがに飽きられつつあるのか。
「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
アメリカではこの程度でも大丈夫だろう。
日本で稼げればよい。


2位となったのは新作の「ファインディング・ニモ3D」
事前には週末3日間で22.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る16.7百万ドルのオープニングを飾った。
3Dに変換したアニメ作品。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろうが、それなりには稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思ったよりも勢いがない。

過去の作品を3D化した作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ライオン・キング3D」トータル94百万ドル
OP30→61→79→86→90
☆12年「美女と野獣」トータル48百万ドル
OP18→34→41→45
☆12年「スター・ウォーズ Episode I」トータル43百万ドル
OP22→34→40→42
☆12年「タイタニック 3D」トータル58百万ドル
先26(OP17)→45→53→56
☆12年「ファインディング・ニモ3D」
OP17百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ファインディング・ニモ3D」の興行収入は33~53百万ドルとなる。
多少の伸びはあるだろう。
「ファインディング・ニモ3D」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
「ライオン・キング3D」だけはヒットしたが、やはり3D変換ビジネスはあまり稼げないようだ。


3位は3週目の「The Possession」。
トータル41百万ドルとなっている。
製作費14百万ドルを楽に回収している。
公開前に『大ヒットはしないだろうが、それなりには稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
サム・ライミがプロデュースするホラー。

サム・ライミが監督したホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「スペル」トータル42百万ドル
OP16→28→35→39
☆12年「The Possession」
OP18→33→41百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Possession」の興行収入は49百万ドルとなる。
この辺りがマックスか。

ライオンズゲート配給の関連ホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」トータル55百万ドル
OP23→37→46→52
☆10年「The Last Exorcism」トータル41百万ドル
OP20→32→38→40
☆12年「The Possession」
OP18→33→41百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Possession」の興行収入は44~49百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「The Possession」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
低予算ホラーは相変わらず手堅く稼げるようだ。


4位は3週目の「Lawless」。
トータル30百万ドルとなっている。
制作費は不明。
先週『「Lawless」はコケそうな気がする』と書いたとおり、ヒットはしなかった。
監督は、09年「ザ・ロード」(トータル8百万ドル)のジョン・ヒルコート。
シャイア・ラブーフ主演のクライムドラマ。
トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ジェシカ・チャステイン、ミア・ワシコウスカなどが出演している。

実在の犯罪モノらしい。
☆09年「パブリック・エネミーズ」トータル97百万ドル
先40(OP25)→66→80→88→93
☆12年「Lawless」
先12(OP10)→24→30百万ドル→
これとの対比で考えると、「Lawless」の興行収入は36百万ドルとなる。
「Lawless」の興行収入はオープニング時に3千万ドル台と予想したが、評価はかなり高いので、先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
評価はかなり高いが、高い興行収入はならなかった。
「パブリック・エネミーズ」はヒットしたが、この手の作品はあまり稼げないようだ。


5位は5週目の「エクスペンダブルス2」。
トータルでは80百万ドルとなっている。
製作費1億ドルの回収が目標となるが、やや厳しいか。
しかし、コケていないので問題ないだろう。
監督は、97年「コン・エアー」(トータル101百万ドル)、01年「トゥームレイダー」(トータル131百万ドル)、11年「メカニック」(トータル29百万ドル)のサイモン・ウェスト。
主演・共同脚本は、もちろんシルベスター・スタローン。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」
OP29→52→66→76→80百万ドル→
これとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ2」の興行収入は84百万ドルとなる。
この辺りだろう。

シルベスター・スタローン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル70百万ドル
先22→48→61→65→68
☆08年「ランボー最後の戦場」トータル43百万ドル
OP18→30→37→40→42
☆12年「エクスペンダブルズ2」
OP29→52→66→76→80百万ドル→
これとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ2」の興行収入は82~82百万ドルとなる。
「エクスペンダブルズ2」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
評価はかなり高いので、多少伸びはあるだろうが、大きくは伸びまい。
前作を下回りそうだが、この程度ならば十分だろう。
続編も予定されており、ニコラス・ケイジが参加するとみられている。


6位は5週目の「ParaNorman」。
トータルでは49百万ドルとなっている。
製作費は不明。
ストップモーション3Dアニメ。
共同監督はサム・フェル。

サム・フェル監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」トータル65百万ドル
OP19→40→49→57→60→61→62
☆08年「ねずみの騎士デスペローの物語」トータル51百万ドル
OP10→27→44→48→49→50→50
☆12年「ParaNorman」
OP14→28→38→45→49百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ParaNorman」の興行収入は51~53百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「ParaNorman」の興行収入は3週目まで4千万ドル台と予想していたが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
しかし、「コラライン」(トータル75百万ドル)や「ウォレスとグルミット」(トータル56百万ドル)など、ストップモーションアニメの評価は高いが、興行収入に結びつかない気がする。


7位は2週目の「The Words」。
トータルでは9百万ドルとなっている。
ブラッドリー・クーパー主演のドラマ。
ジェレミー・アイアンズ、デニス・クエイド、オリヴィア・ワイルド、ゾーイ・サルダナなどが出演している。
公開前に『スクリーン数が多くはなく、大ヒットしそうもないが、コケることもなく、それなりには稼ぎそうだ』と書いたが、コケたといえそうだ。
しかし、製作費は6百万ドルなので、これでも黒字になりそうだ。

ブラッドリー・クーパー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「リミットレス」トータル79百万ドル
OP19→41→56→64→70
☆12年「The Words」
OP05→09百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Words」の興行収入は17百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないが、ここまでは伸びないだろう。
「The Words」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。
大コケレベルだが、制作費が安いので問題ない。
しかし、ブラッドリー・クーパーは主演男優としては一本立ちできないか。


8位は6週目の「ボーン・レガシー」。
トータルでは108百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収が目標となる。
微妙な結果だが、コケてはいないので問題ないだろう。
公開前に『マット・デイモン主演の「ボーン」シリーズほどではないにせよ、「ボーン・レガシー」はヒットするのではないか』と書いた通りとなりそうだが、イマイチ破壊力はないようだ。
監督・脚本は、「ボーン」シリーズの脚本家のトニー・ギルロイ。
監督として、07年「フィクサー」(トータル49百万ドル)、09年「デュプリシティ」(トータル41百万ドル)を手掛けている。
主演は、09年「ハート・ロッカー」(トータル17百万ドル)のジェレミー・レナー。

「ボーン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「ボーン・アイデンティティ」122百万ドル
OP27→054→073→089→099→107→110
☆04年「ボーン・スプレマシー」トータル176百万ドル
OP53→099→125→140→150→158→164
☆07年「ボーン・アルティメイタム」トータル227百万ドル
OP69→132→165→185→200→210→216
☆12年「ボーン・レガシー」
OP38→070→086→096→104→108百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ボーン・レガシー」の興行収入は117~123百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「ボーン・レガシー」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
02年「ボーン・アイデンティティ」122百万ドルを超えられるかどうかが注目となる。
「ボーン・アルティメイタム」トータル227百万ドルと比べるのは可哀相だ。
「ボーン・アイデンティティ」122百万ドルと比べると、近いラインなので、十分といえるかもしれない。


9位は5週目の「The Odd Life of Timothy Green」。
トータルでは46百万ドルとなっている。
制作費は不明。

監督はピーター・ヘッジズ。
彼の監督作品のヒット作は以下のとおり。
☆07年「40オトコの恋愛事情」トータル48百万ドル
OP12→23→31→37→42→44
☆12年「The Odd Life of Timothy Green」
先15(OP11)→27→36→43→46百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Odd Life of Timothy Green」の興行収入は53百万ドルとなる。

主演はジェニファー・ガーナー。
彼女の主演作品のヒット作は以下のとおり。
☆04年「13ラブ30 サーティン・ラブ・サーティ」トータル57百万ドル
OP21→35→43→49→52→54
☆12年「The Odd Life of Timothy Green」
先15(OP11)→27→36→43→46百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Odd Life of Timothy Green」の興行収入は50百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「The Odd Life of Timothy Green」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
この程度ならば、十分なヒットではないか。


10位は6週目の「The Campaign」。
トータルでは83百万ドルとなっている。
製作費は不明。
監督は、「オースティン・パワーズ」シリーズ、「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズのジェイ・ローチ。
主演は、ウィル・フェレル、「ハングオーバー」シリーズのザック・ガリフィアナキス。
政治ネタのためか、イマイチ破壊力がない。

ウィル・フェレル主演作の興行収入は以下の通り。
☆04年「俺たちニュースキャスター」トータル85百万ドル
OP28→57→071→078→082→083
☆05年「奥様は魔女」トータル63百万ドル(※主演はニコール・キッドマン)
OP20→39→051→057→060→061
☆06年「タラデガ・ナイト」トータル148百万ドル
OP47→90→114→128→137→142
☆06年「主人公は僕だった」トータル41百万ドル
OP13→23→033→037→039→040
☆07年「俺たちフィギュアスケーター」トータル119百万ドル
OP33→68→090→101→108→112
☆08年「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
OP15→25→030→032→033→033
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→081→091→096→098
☆09年「マーシャル博士の恐竜ランド」トータル49百万ドル
OP19→35→044→047→048→048
☆10年「アザー・ガイズ」トータル119百万ドル
OP36→70→088→099→107→112
☆12年「The Campaign」
OP27→51→065→073→079→083百万ドル→
ヒットとコケを交互に繰り返す俳優。
ヒット作品との対比で考えると、「The Campaign」の興行収入は85~88百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないと思ったが、粘っている。
「The Campaign」の興行収入は4週目まで7千万ドル台と予想していたが、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
今回はコケてはいないので、問題ないのではないか。
政治ネタもあまり受け入られないだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆コミック原作アクションドラマ「Dredd」
☆ジェイク・ギレンホール主演のクライムドラマ「End of Watch」
☆ジェニファー・ローレンス主演のサスペンス「House at the End of The Street」
☆クリント・イーストウッド主演のスポーツドラマ「Trouble with the Curve」
どれもヒットしそうもない。
「Trouble with the Curve」はそれなりには稼ぐだろうか。

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『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』レビュー

◆評  価   5.0点
◆おススメ度  B-(ラストでも強いて見る必要はない)

ドラマ版をリアルタイムで興奮しながら見ていた自分の中では、映画版の2・3の酷さから、ほぼ地に落ちたと感じているシリーズであるが、ラストという触れ込みもあり、惰性で鑑賞した(最近のSP版は見てない)。
本作は2・3に比べると、そこまで酷くはないが、やはり体質は変わらないようだ。
君塚良一の脚本が復活することはなかった。
リアリティを無視したコメディタッチのフィクションとはいえ、素人の観客が見て、メチャクチャだと思うような脚本は書いて欲しくなかった。

殺人・誘拐事件、ビール誤発注事件、恩田すみれの退職が本作の柱となっている。
殺人・誘拐事件については、6年前の事件が引き金となっている。
しかし、6年前の事件が果たして今回の事件の引き金となるような事件なのかははなはだ疑問だ。
組織の構成員かつ公務員である以上、定められた規則及び上層部の命令に則って、誘拐犯との交渉を打ち切ることは何も悪くはない。
お役所的に時間だけで区切るという問題はあるにせよ、交渉の成果が得られない場合には、ローラー作戦の移行によって成果を得られる可能性もあるかもしれない。
本作ではよく責任を取るというセリフがあるので、その判断の失敗は当時の上層部が責任を取ったのではないか。

今回の事件を上層部の指示に従って捜査すると事件の処理がメチャクチャになると鳥飼は実践したかったように思えるが、6年前の事件も上層部の指示というよりも警察の隠蔽体質、情報隠しを問題にすべきではないか(マークしている久瀬に警察署から逃げられる方がそもそも理解不能でそれ以前の問題)。
6年前の事件の問題点が今回の事件の問題点と上手くリンクしているようには思えない。
鳥飼たちの、犯人を殺す、警察組織を糾弾するといったところまでは少しは理解できるが(犯人が無罪になったのは検察や司法の問題のような気もする)、真下の子どもを殺そうとする動機がさっぱり分からない。
製作者も誰も分からないためか、恩田のバス突入という荒業で全てをウヤムヤにするという“踊る”体質は健在だ。
そもそも、上層部の指示を悪と捉え、指示を無視することや自己判断を善と捉え、組織にはリーダーも規則も不要だと決め付ける君塚の脚本にはやはり付いていけない。

ビール誤発注事件についても、部下に任せて、ろくに確認もせずに判子を押して、自己のミスを隠蔽し、上司に発覚したところ、上司の命令で組織的に隠蔽するという流れとなっている。
本事件の構図と本シリーズで糾弾している警察機構と似ている。
青島たちはそういう構図を嫌っているはずなのに、何故それを青島たちに同じことをやらせるのかよく分からず、脚本の目的と効果を知りたいものだ。
誘拐事件が終わり、「お疲れ様でした」と関係者に配り、結局ウヤムヤとなってしまった。
隠蔽やウヤムヤではなくて、ミスをした際に組織としての対応を描かないと意味がない。
署長の真下を巻き込むのではなくて、せっかく冒頭の唐揚げ店で儲けが出ているのだから、それで処理するといったオチでも良いのではないか。

恩田すみれの退職についても、都合の良い“後遺症”という一言で済まそうとしている。
その手法も不満(青島が後遺症で倒れるシーンをCMに使うのも観客を騙す手法であり不満)だが、身体的に無理を抱えているのに、無理やり警察を続けさせることが青島の恩田に対する“愛”なのかという気もする。
正しいことができない警察という仕事に嫌気をさすという“気持ち”の問題であれば、本作のやり方でもよいが、身体の問題であれば、無理に続けさせるのではなくて、職を辞めさせることも悪くはないのではないか。
せっかく冒頭で擬似夫婦を演じているのだから、二人が結婚して恩田を退職させればよいハッピーエンド=ファイナルにもなっただろう。
後遺症という訳の分からない言葉を出すのは不満だが、後遺症が原因であれば青島の行動は解決にはならない。

15年に亘るシリーズが終わってしまうことには寂しさを感じたが、君塚良一に脚本を任せるのであれば、このシリーズには発展を期待できない。
プロデューサーの亀山でさえ、抑え切れないほどに膨らんでしまった“踊る”という怪物はもう葬った方がいいかもしれない。
内田有紀、小泉孝太郎、中国人研修生、スリーアミーゴス(シリーズには必要ではあるが本作では不要)といったように不必要なキャラクターが多すぎて、香取慎吾など本来必要な者の出番が無くなるという悪循環に陥るだけだ。
正しいことを堂々と行えるように警察組織を上(官僚)からも下(現場)からも変えたいという熱い想いや身分を超えた友情のようなものは、もはやこのシリーズにはない。
“踊る大捜査線”という製作組織が、警察機構のように凝り固まった利権を争う組織となってしまい、本来描きたかったことが描けなくなくなったように思える。
ミイラ取りがミイラになってしまったか。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その4)

5位:「プロメテウス」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(OP~2週目22億円台)
【公開規模】 759スクリーン(先週比-9スクリーン)
9.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは15.7億円となっている。
1週間の伸びは2.7億円弱程度だろうか。
SF大作だが、アクション作品ではなく、やや取っ付きにくさもありそうなので、爆発的なヒットにはならないと思ったが、意外なヒットとなっている。
公開前に『エイリアンの前日譚を制作する企画だったが、話が大きく膨らみ、人類の起源というストーリーとなった。“謎”をアピールしているが、あまりにも漠然としすぎていて、観客の食いつきはそれほど良くないのではないか。エイリアン系は女性受けしないところもあり、それほど高い興行収入にはならないだろう。キャスティングも日本人受けしないはずだ』と書いたが、CMなどで話を大きく見せる作戦が当たったか。

リドリー・スコット監督作品の興行収入は以下の通り。
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆01年公開「ハンニバル」トータル46.0億円
☆02年公開「ブラックホーク・ダウン」トータル13.0億円
☆05年公開「キングダム・オブ・ヘブン」トータル12.5億円
OP2.6→6.2→8.7→10.4
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル不明(9億円程度か)
OP1.1→不明→6.0→祝7.6→8.2
☆10年公開「ロビン・フッド」トータル7.0億円
金1.7→3.8→4.9→5.8→6.5→6.8
☆12年公開「プロメテウス」
先7.5(OP3.0)→13.1→15.7億円→
監督作品としては、9~15億円辺りが標準となる。
変則的な公開のため、比較ができないが、これらの4週目との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は18.5~18.9億円となる。
この程度だろうか。

SF系で“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆11年公開「SUPER8」トータル17.2億円
金3.9(OP3.1)→9.2→12.5→14.7→16.1→16.7
☆12年公開「プロメテウス」
先7.5(OP3.0)→13.1→15.7億円→
「SUPER8」との4週目との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は18.4億円となる。
変則的な公開のため、難しいが「プロメテウス」の興行収入は先週まで22億円台と予想していたが、18億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、低すぎたか。
大作SF作品だが、日本人好みの単純なエンターテイメント作品ではなく、そこまで高い予想はできなかった。
しかし、この規模で公開されるのであれば、そこまで低くもならないか。


8位:「映画 ひみつのアッコちゃん」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 217スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.6億円半ば程度だろうか。
リスクのある企画だったが、綾瀬はるかを起用したおかげで、何とかコケずに済んだようだ。
やはり、知名度のあるタイトルということも大きかったか。
公開前に『タイトルは老若男女誰でも知っているアニメの映画化だが、さすがにヒットさせるのは困難な企画だろう。ファミリー向け作品というわけでもなく、見に行くのは綾瀬はるかが好きな者くらいではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
しかし、やはり思ったよりも伸びが足りない。

綾瀬はるか主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円
OP1.8→3.8→5.0→5.9→6.4
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7→16.3→17.4→18.1
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」
OP1.4→3.1億円→
「おっぱいバレー」のようなリスクのある企画に果敢に挑戦する女優。
これらとの対比で考えると、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は5.4~7.8億円となる。
「おっぱいバレー」のような話題になることはなく、「僕の彼女はサイボーグ」のようにオープニングだけという作品でもないだろう。
「僕の彼女はサイボーグ」を超えるかが注目となる。

「映画 ひみつのアッコちゃん」3.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「さや侍」3.4億円(トータル6.3億円)
☆「小川の辺」2.8億円(トータル5.5億円)
☆「アントキノイノチ」2.8億円(トータル5.1億円)
これらとの対比で考えると、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は5.6~6.1億円となる。
伸びがなく5億円台のような気もするが、連休もあるので、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりとなりそうだ。
やはり、ヒットできる企画ではない。


9位:「最強のふたり」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 49スクリーン(先週比+1スクリーン)
6.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.5億円弱となっている。
1週間の伸びは1.7億円弱程度だろうか。
フランスで2011年に最もヒットした話題作であり、東京国際映画祭でもグランプリを獲得した作品。
ヒットの可能性もあるかと思ったが、小スクリーンであり、そこまで高い興行収入にならないと思ったが、爆発している。
今年公開されたアカデミー作品賞の「アーティスト」(スクリーン数178)、「J・エドガー」(スクリーン数138)よりも高い動きとなっている。
日本人好みの作品ではあるが、このスクリーンでここまでヒットするものか。

タイプはやや違うかもしれないが、以下の作品の動きが参考となるか。
☆08年「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5
☆11年「僕と妻の1778の物語」トータル12.3億円
OP1.6→5.0→7.5→09.2→10.5→11.2
☆12年「最強のふたり」
OP0.8→2.5億円→
これらとの対比で考えると、「最強のふたり」の興行収入は6.2~6.8億円となる。
平日にもかなり伸びがありそうであり、「最強のふたり」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
スクリーン数が増えることがあれば、さらなるヒットとなるかもしれない。


10位:「おおかみこどもの雨と雪」(東宝)<8週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 42億円台(6週目38億円台、3~4週目36億円台、OP~2週目31~32億円)
【公開規模】 381スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは39.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4億円弱程度だろうか。
「サマーウォーズ」などで人気の高い監督であるが、ここまで高い興行収入になるとは思わなかった。
この夏は、ジブリまでとは言わないが、それに匹敵する働きをみせた。

今年のポケモンより伸びが良い。
☆12年「劇場版ポケットモンスター」
祝3日7.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP03.7→10.2→16.2→22.0→30.0→34.2→37.7→39.1
最終的に「ポケモン」を超えるのは確実だ。

「サマーウォーズ」の細田守監督作品。
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6→14.3
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP3.7→10.2→16.2→22.0→30.0→34.2→37.7→39.1億円→
これとの対比で考えると、「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は45.1億円となる。
この辺りがマックスとなるか。

これらの動きが参考となるか。
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1→041.4
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0→47.5→48.3
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2→99.8→103.6→105.4
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP3.7→10.2→16.2→22.0→30.0→34.2→37.7→39.1億円→
これらとの対比で考えると、「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は41.2~43.5億円となる。
お盆時期も終わってしまったので、大きくは伸びないと思ったが、意外に伸びている。
「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は2週目まで31~32億円、3週目まで36億円台、6週目まで38億円台と予想したが、先週に引き続き42億円台と予想したい。
伸びが普通のタイプではなく、「テルマエ」のような話題作の動きとなった。
この手の作品を読みきれていないことがよく分かった。
公開前個人予想は20億円台だったので、ハズしそうだ。
「サマーウォーズ」の結果を踏まえて、めいっぱい高めに予想したつもりだったが、完全に甘かった。


11位:「BRAVE HEARTS 海猿」(東宝・フジテレビ)<9週目>
【公開前個人予想】 65億円台
【現時点での興行収入予想】 73~74億円
【配給会社期待値等】 興収100億円を目指せる大ヒットスタートを切った
【公開規模】 450スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは70.7億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
「テルマエ・ロマエ」を抜き、今年の映画のナンバーワンとなった。
やはり、実績どおりの強さを見せた。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
5週目52.7→58.3→62.5→65.3→65.7→68.5
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6→79.3
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
5週目52.9→61.9→65.9→69.2→70.7億円→
これらとの対比で考えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は73.2~76.4億円となる。
06年は超えそうだが、前作の80億円を超えるのは無理だろう。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
5週目54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
5週目67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
5週目52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
5週目52.9→61.9→65.9→69.2→70.7億円→
これらとの対比で考えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は74.7~75.4億円となる。
やはり80億円突破は厳しいようだ。
お盆時期も終わり、75億円辺りがマックスというところではないか。
「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は先週に引き続き73~74億円と予想したい。
公開前個人予想は65億円台だったので、ちょっと低かったか。
日本人が好む感動アクション大作ではあるが、なぜこのシリーズがこれほど好まれるのかよく分からない。


12位:「闇金ウシジマくん」(SDP)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 137スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.1億円弱となっている。
1週間の伸びは8.7千万円半ば程度だろうか。
人気漫画の映画化であるが、深夜帯のドラマの映画化であり、それほどヒットしないと思っていた。
スクリーン数もそれほど多くなく、この程度でも十分といえるのではないか。

どちらも主演ではないが、前田、大島のライバル対決は以下のとおり。
☆12年「苦役列車」(73スクリーン)
OP0.2→0.5
☆12年「闇金ウシジマくん」
OP0.8→2.2→3.1億円→
人気漫画と芥川小説という違いがあるが、完勝だった。

「闇金ウシジマくん」3.1億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「一命」3.6億円(トータル4.5億円)
☆「セカンドバージン」祝3.2億円(トータル4.3億円)
☆「白夜行」3.2億円(トータル4.2億円)
これらとの対比で考えると、「闇金ウシジマくん」の興行収入は3.9~4.2億円となる。
4億円程度の動きだが、話題にもなりそうであり、「闇金ウシジマくん」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
スクリーンを踏まえると、ヒットといえるのではないか。


13位:「マダガスカル3」(パラマウント)<6週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 20億円台(3~4週目19億円台、OP時14億円台)
【配給会社期待値等】興収20億円突破が確実
【公開規模】 284スクリーン(先週比-84スクリーン)
2.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは20.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.7千万円弱程度だろうか。
ついに20億円を突破した。
いつも大風呂敷を広げる配給会社期待値をクリアした珍しい作品となった。
夏休みはやはりアニメが強いようだ。
「メリダとおそろしの森」の大惨敗も影響したか。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「マダガスカル」トータル22.5億円
OP3.0→11.2→16.1→19.2
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆12年公開「マダガスカル3」
水3.8→8.5→14.4→17.4→19.7→20.1億円→
1から2が半分以下に激減しているが、1が夏休み、2が春休みということもあったか。
公開前に『今回は夏休み時期でもあり、巻き返すだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
「マダガスカル」トータル22.5億円を超えることはさすがに難しいか。

以下の作品も参考となるだろうか。
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル12.0億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年公開「マダガスカル3」
水3.8→8.5→14.4→17.4→19.7→20.1億円→
「怪盗グルーの月泥棒 3D」との対比で考えて、「マダガスカル3」の興行収入は20.6億円となる。
前作から大きく伸びることもないと思ったが、時期的なこともあり、大きく伸ばしそうだ。
「マダガスカル3」の興行収入はOP時に14億円台、4週目まで19億円台と予想していたが、先週に引き続き20億円台と予想したい。
予想外に伸びたが、夏休みも終わったので、もう大きく伸びないだろう。
今年の夏の「メリダとおそろしの森」、今年の春の「長ぐつをはいたネコ」トータル12.0億円を超えて、洋画アニメの首位となった。
公開前個人予想は12億円台だったので、やや低すぎたか。
09年公開「マダガスカル2」がトータル10.2億円なので、上るのは分かるが、そこまで高くは予想できない。
しかし、「マダガスカル2」を無視して、「マダガスカル」トータル22.5億円をベースに考えれば妥当かもしれない。


14位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」(東宝・テレビ東京)<9週目>
【公開前個人予想】 39億円台
【現時点での興行収入予想】 35億円台(6~7週目34億円台、4週目33億円台、OP~3週目37億円台)
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは34.5億円弱となっている。
1週間の伸びは2.9千万円弱程度だろうか。
夏休みも終わり、もはや週末にしか稼げなくなった。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
昨年は2作同時公開だったが、昨年の変則的な公開は諦めたようだ。
現時点では過去最低の動きとなっている。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は35.3~36.3億円となる。
公開前に『人気がちょっと落ちているような気もするので、そろそろ40億円を割るのではないか』と書いたが、予想以上に落ち込んでしまった。
公開後しばらくは、『しかし、人気シリーズであり、そこまで大きくは落ち込まないだろう』と楽観視していたが、これが現実のようだ。
今年の興行収入は先週に引き続き35億円台と予想したい。
先週に引き続き34億円台と予想したいところだが、35億円台となりそうだ。
3週目まで37億円台と予想していたが、そこまでは伸びなかった。
4週目まで33億円台、7週目まで34億円台と予想していたが、そこまでは低くなかった。
この程度で終ると、「ドラえもん」トータル36.2億円を下回り、「コナン」トータル32.7億円との差がなくなってしまう。
公開前個人予想は39億円台だったので、微妙な結果となりそうだ。
「おおかみこども」の公開はあったが、これほど低くなるとは予想しにくい。


16位:「トータル・リコール」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円前半(2~3週目10億円台)
【公開規模】 299スクリーン(先週比-46スクリーン)
9.8百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは9.9億円弱となっている。
1週間の伸びは3.3千万円程度だろうか。
お盆時期の公開であり、誰でも知っている作品のリメイクの割には、ヒットしなかった。
91年公開の「トータル・リコール」の配給収入は24.0億円となっており、興行収入はその倍程度であろう。

「トータル・リコール」9.9億円と同程度の5週目作品は以下のとおり。
<2011>
☆「RED」11.6億円(トータル12.2億円)
☆「アンストッパブル」10.4億円(トータル10.8億円)
☆「マネーボール」8.4億円(トータル8.9億円)
これらとの対比で考えると、「トータル・リコール」の興行収入は10.3~10.5億円となる。
もはや伸びはないだろう。
「トータル・リコール」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
10億円前半が落ち着きどころか。
公開前個人予想は16億円台だったので、高すぎた。
単純に楽しめられるアクション作品であり、「プロメテウス」よりも日本人受けすると思ったが、意外な結果となった。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その3)

2位:「るろうに剣心」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 21~22億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP時27~28億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円突破も視野に入った
【公開規模】 318スクリーン(先週比-9スクリーン)
2.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは19.9億円弱となっている。
1週間の伸びは5.0億円弱程度だろうか。
月曜日には20億円を突破している。
予想を超えるヒットとなっている。
最近ヒットから遠ざかっているワーナーの邦画であり、それほど盛り上がっていなかったので、過小評価しすぎたか。
公開前に『誰でもタイトルは知っている人気漫画の映画化なので、黙っていても観客は入る。コケることはないだろう』と書いたように評価すればよかった。

時代モノアクションは以下の作品もあるが、この程度では収まらなかった。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水7.1(OP2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(OP1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆12年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆12年「るろうに剣心」
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9億円→
「GOEMON」以外の作品との対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は28.4~29.5億円となる。
30億円突破が見えてきたか。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP03.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
OP03.1→08.7→12.6→16.0→18.8
☆12年「るろうに剣心」
水5.6→14.9→19.9億円→
水曜日からの変則的な公開なので、予測しにくいが、「GANTZ:PERFECT ANSWER」以外の作品との対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は31.7~33.2億円となる。
「踊る大捜査線」や「バイオハザード」の公開もあるので、容易には伸ばせないだろう。
「るろうに剣心」の興行収入はOP時には27~28億円と予想したが、先週に引き続き31億円台と予想したい。
公開前個人予想は21~22億円だったので、さすがに低すぎたか。
40億円というような風呂敷を広げているが、25億円を突破すれば、とりあえずは続編へゴーサインが出るのではないか。


3位:「あなたへ」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 27億円台(OP~2週目21億円台)
【公開規模】 339スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは13.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.9億円半ば程度だろうか。
やはり、平日の伸びは高い。
ある程度のヒットにはなるだろうとは思ったが、06年公開の高倉健主演作「単騎、千里を走る。」の興行収入は10億円未満であり、やや地味な作品でもあり、ここまで爆発するとは予想できなかった。
高倉健主演、降旗康男監督の99年「鉄道員(ぽっぽや)」(興行ではなくて配給収入20.5億円)コンビ。
田中裕子、佐藤浩市、草彅剛、余貴美子、綾瀬はるか、岡村隆史、大滝秀治、浅野忠信、ビートたけしと豪華なキャストも影響したか。

吉永小百合主演作品レベルとなりそうだ。
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0
☆12年「あなたへ」
OP2.4→8.7→13.7億円→
これらとの対比で考えると、「あなたへ」の興行収入は25.9~30.8億円となる。
年配向けであり、当然平日の伸びもあるだろう。
30億円は超えないとは思うが、20億円は楽に超えてきそうだ。

「あなたへ」13.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンフェア the answer」15.6億円(トータル23.4億円)
☆「モテキ」祝13.0億円(トータル22.2億円)
これらとの対比で考えると、「あなたへ」の興行収入は20.6~23.4億円となる。
『かなり伸びる気配もあるが、地味な作品なので、予想を超える伸びにはならないだろう』と思っていたが、改める必要があるかもしれない。
「あなたへ」の興行収入は先週まで21億円台と予想していたが、27億円台と上方修正したい。
公開前個人予想は10億円台だったので、ハズしそうだ。
今年公開された「わが母の紀」と同レベルと思ったが、高倉健のレベルは思った以上に高かった。


4位:「アベンジャーズ」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 37億円台(2~3週目34~35億円)
【配給会社期待値等】 70億円を狙える
【公開規模】 784スクリーン(先週比-57スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは31.5億円となっている。
1週間の伸びは3.1億円半ば程度だろうか。
全世界はもちろん、日本でも大ヒットとなっている。
アメコミ作品の「アメイジング・スパイダーマン」「ダークナイト ライジング」を楽に超えた。

関連作品はヒットしていないが、何故かヒットするようだ。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2→2.2→2.7
☆12年「アベンジャーズ」
先13.9→22.2→28.4→31.5億円→
「アイアンマン」シリーズとの対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は36.0~36.1億円となる。
この対比は超えるだろう。

これらがライバルとなりそうだ。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆12年公開「アベンジャーズ」
先13.9→22.2→28.4→31.5億円→
お盆時期の公開のため、他の作品の5週目程度に匹敵するか。
これらの5週目との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は35.7~38.2億円となる。
シリーズモノなので、見る者は限られてくるため、大きくは伸びないとは思ったが、関係なさそうだ。
「アベンジャーズ」の興行収入は先週まで34~35億円と予想したが、37億円台に上方修正したい。
配給は70億円という大風呂敷を広げたが、そこまで伸びないだろう。
公開前に予想できなかったが、日本でここまで話題になるとは思わなかった。
日本ではあまりヒットしないアメコミ作品であり、もうちょっと低い予想にしていただろう。

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『プロメテウス』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  B+(一般向け作品ではない)

2D字幕版を鑑賞。
やはり、リドリー・スコット監督とは相性が良いようだ。
美意識の高い独特のセンスに酔いしれる。
人類の起源については大して描かれていなかったが、関心のあったエイリアンの起源についてきちんと描かれている。
展開も息つく暇を与えないものであり、飽きさせない作りとなっている。

画像センスは高いが、ストーリーはやや消化不良となっている。
続編込みの作品なので、人類の起源の問題は曖昧でも仕方はないだろう。
そもそも、リドリー・スコット監督は、それほど雄弁に語るタイプではないので、個人的にはこの程度でも許容はできるが、一般的にはややキツイところはあるかもしれない。

キャラクター像についてもやや不満が残る。
マイケル・ファスベンダーはアンドロイドとして好演している。
ノオミ・ラパスも健闘はしているものの、強いインパクトを残すような合格レベルとまではいかないが、戦闘者ではなく、物事を追究したいと願う科学者という姿勢をキャラクターとして貫かせているようだ。
存在感を発揮させているシャーリーズ・セロンも爺さんもキャラクターとして活かしきれていない点はもったいない。
爺さんはあのぐらいあっさりと退場させた方がインパクトが残って良いかもしれないが、シャーリーズ・セロンはもっと使い道があっただろう。
スケジュールの都合なのだろうか、続編に出演できなくなり、強引に退場させたのかと勘繰ってしまうぐらいだ。

人類の起源については、恐らく、冒頭の星は太古の地球であり、砕けたエンジニアのDNAが人類の起源となったのだろう。
しかし、謎はかなり残ることとなった。
なぜエンジニアは地球に人類を作ったのか。
なぜエンジニアは地球を去ったのか。
なぜエンジニアは人類を憎み、地球にエイリアンを向わせて人類を滅ぼそうとしたのか。
なぜ壁画にエンジニアの星ではなくて、エイリアンの養成星が描かれていたのか。
アンドロイドのデイヴィッドの目的は何なのか。
ウェイランド社の目的は何なのか。

神話の世界ではプロメテウスは人類に火を教えたこととなっている。
そのため、プロメテウスは主神ゼウスの怒りを買い、ゼウスから責苦を負うこととなる。
その逸話からすると、傲慢になった人類に対して、エイリアンを使って滅ぼそうとしたが、プロメテウスのような存在が阻止でもしたのだろうか。
それとも、単にエンジニアがミスって、エイリアンに逆にやられただけなのだろうか。
人類を滅ぼそうとする者、人類滅亡を阻止しようとする者の存在を含めて、次作が注目となる。

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『デンジャラス・ラン』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(単純に楽しめられる)

アクションサスペンスとしてはそれほど悪くはないデキだと思われる。
「ボーン」シリーズや、「ミッション・インポッシブル」シリーズなど、どこかで見たような雰囲気も感じられるが、緊張感・緊迫感も高く保たれた本格的な仕様となっており、十分楽しめられる。
37時間の逃走劇に伴う心身ともの疲労感もきちんと描かれている点も面白い点だ。

ストーリーについては、それほど深みはなく、二重三重のトリックのようなものはなく、黒幕も逆の意味でびっくりするほどバレバレであり、登場するキャラクターをとりあえず殺していくという、シンプルなものであり捻りは全くないが、逆にストレートでグイグイ押す戦略も悪くはない。

デンゼル・ワシントンも善人キャラよりも、やはり悪人キャラの方がイキイキとしている。
結局のところ、いつも通りの善人面は健在ではあったが、仕方はないだろう。
キャラクターとして、人心掌握術に長けているとの説明はあったが、それほどではない点は残念だ。
しかし、そのような悠長な展開でもなく、そのようなものがなくても問題はない。

デンゼル・ワシントンは、「サブウェイ123」のジョン・トラボルタ、「アンストッパブル」のクリス・パインとの組み合わせはイマイチ消化不良のように思えたが、ライアン・レイノルズとの組み合わせはハマっており、良い化学変化が起きている。
敵の敵は味方だからと悪人と善人が手を組み、単純に共闘するという図式ではなく、やむを得ず、一度は共に行動し、一度は離れて、もう一度は自然と共に行動するという図式が良い。
あまり会話もないが、言葉を抜きにした会話が出来ている点は評価できる。
CIAの裏を知り、ただの接客係からプロの諜報員へと心身ともに成長していくライアン・レイノルズが演じたマットはデンゼル・ワシントンが演じたフロストから良い影響を受けている。
フロストもマットから汚れていない素直な愛国心により影響は受けたことだろう。

予想外のヒットとなり、続編の予定もあるようだが、デンゼル・ワシントンの出番はもう多くないので、止めておいた方がいいのではないか。
ライアン・レイノルズがメインだとちょっと重みがなくなる気がする。

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気になる映画ニュース(9月第3週目)

☆ハリウッド版「ゴジラ」の公開日が決定
全米公開日が2014年5月16日に決定した。
3Dで公開される。
監督は低予算映画「モンスターズ」のギャレス・エドワーズ。
監督決定がかなり前に決まっていたので、来年辺りには公開かと思っていたが、あと2年近く掛かるようだ。
意外と手間どっているようだ。
公開日はアメリカのサマーシーズンに設定されたが、日本ではゴールデンウィークに公開できれるだろうか。
それとも、夏休み映画となるだろうか。


☆リメイク版「ロボコップ」の公開日が決定
2013年8月9日に決定した。
監督はアメリカでは実績のないブラジル人監督のジョゼ・バヂーリャに決まっている。
主演は、ジョエル・キナマン。
公開まであと1年弱となる。
今月から撮影開始となり、果たして1年弱で仕上がるのだろうか。
こちらも企画や監督決定から、撮影開始までがかなり時間が掛かっているという印象。


☆「ファンタスティック・フォー」リブート版の監督が決定
2012年に低予算映画「Chronicle」(トータル65百万ドル)とヒットさせたジョシュ・トランクが抜擢された。
キャストは一新される見通し。
正直まだやるのかという気持ちもあるが、とりあえずキャストは注目される。


☆ホビットシリーズの第三弾『ゆきて帰りし物語』の公開日が決定
2014年7月18日に決定した。
第一弾『思いがけない冒険』が2012年12月14日、第二弾『THE DESOLATION OF SMAUG』が2013年12月13日に公開される。
第一弾公開から1年8ヶ月あまりを掛けて完結することなる。
三部作の映画の公開スパンとしては短いほうではないか。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その2)

1位:「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(東宝・フジテレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 62億円台
【現時点での興行収入予想】 62億円台
【公開規模】 452スクリーン
金曜日から公開されており、10.4億円半ばのオープニングを飾った。
土日2日では8.0億円半ばだったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは9.5億円程度か』と書いたので、悪くはない予想だったようだ。
公開直前の土曜日のドラマ版の視聴率が20%を超えており、人気はやはり健在だ。
『最終作と銘打っており、前作から大きな落ち込みもなく、なんとか最後を乗り切るのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5(OP8.0)億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は60.3億円となり、金曜日分を足すと62.8億円となる。
この辺りが落ち着きどころか。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
OP12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9→69.2→70.7
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5(OP8.0)億円→
「海猿」には負けそうだが、さすがに「テルマエ」には負けたくはないところ。
これらとの対比で考えると、「踊る大捜査線」の興行収入は55.6~61.4億円となり、金曜日分を足すと58.1~63.9億円となる。
あまり伸びるとも思えないが、知名度のある最終作ということもあり、粘るだろう。
「踊る大捜査線」の興行収入は公開前の予想どおり62億円台と予想したい。
「踊る大捜査線」と遜色のなさそうな「テルマエ」のヒットがやはり異常に思える。


6位:「デンジャラス・ラン」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 248スクリーン
金曜日から公開されており、1.2億円のオープニングを飾った。
土日2日では9.2千万円だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは1.0億円程度か』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
『アメリカではトータル126百万ドルの大ヒットをした作品。しかし、日本ではタイトルからも分かるようにヒットすることはないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」
金1.2(OP0.9)億円→
日本ではヒットすれば二桁を超える俳優。
これらとの対比で考えると、「デンジャラス・ラン」の興行収入は4.6~5.8億円となる。
内容は割りと良いので、多少は伸びるだろう。
5億円台には乗せるか。

「デンジャラス・ラン」金1.2億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ミッション:8ミニッツ」金1.1億円(トータル4.6億円)
☆「アジャストメント」金1.1億円(トータル4.5億円)
☆「サンクタム」金1.3億円(トータル4.1億円)
☆「キャプテン・アメリカ」金1.2億円(トータル3.1億円)
これらとの対比で考えると、「デンジャラス・ラン」の興行収入は3.1~5.0億円となる。
実績のあるデンゼル・ワシントン主演作品なので、多少は伸ばすだろう。
「デンジャラス・ラン」の興行収入は5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりそうだ。
悪くはない映画なので、もうちょっと捻ったタイトルを考えて欲しい。


15位:「莫逆家族」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円未満
【公開規模】 146スクリーン
1.7千万円弱のオープニングを飾った。
人気漫画の映画化。
主演はチュートリアルの徳井義実。
1年ほど前に撮影していたと思うが、ようやく公開されて、コケてしまった。
女性に人気のありそうな徳井義実を起用しても、ハードな内容と思われるので、彼のファンには合わない作品だった。
最終的には1億円を超えないのではないか。

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国内映画興行収入ランキング(9月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「バイオハザードV:リトリビューション」(ソニー)
「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
日本では不思議とヒットするシリーズ。
前作は爆発したが、今回は盛り上がりを感じられず、前作からは下がる気がする。
人気のあるシリーズであり、気楽に見られる作品なので、大きくは下がらないだろう。
前作の7割から7割5分を稼げば、32.9~35.3億円となる。
この辺りと考えて、33億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング4日は9.8億円程度か。


◎「白雪姫と鏡の女王」(GAGA)
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
童話系はヒットしやすいが、本作はファミリー向けとはやや異なり、大ヒットとはいかないだろう。
主演女優も「スノーホワイト」同様に微妙であり、「スノーホワイト」との公開間隔の近さもマイナスだ。

ジュリア・ロバーツ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「食べて、祈って、恋をして」トータル7.5億円
金1.4→4.1→5.4→6.5→7.0
このような伸びはないだろう。

ターセム・シン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」4億円台見込み
金1.3(OP1.0)→2.8→3.7→4.2
「食べて、祈って、恋をして」以下、「インモータルズ‐神々の戦い‐」と同程度のような気がする。
知名度の高い題材ということを考慮して、「白雪姫と鏡の女王」の興行収入は4億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング4日は1.3億円程度か。


◎「天地明察」(角川・松竹)
冲方丁の原作作品。
08年「おくりびと」の滝田洋二郎監督作品。
岡田准一主演作品。
この組み合わせならば、ヒットするだろう。

滝田洋二郎監督作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「陰陽師」トータル30.1億円
☆03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞作品賞受賞)
☆03年「陰陽師Ⅱ」トータル16.0億円
☆05年「阿修羅城の瞳」大コケ
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3→13.7→不明→14.3
☆08年「おくりびと」トータル64.8億円
☆09年「釣りキチ三平」トータル2.0億円
祝込3日0.6億円→
ヒット作品は多いが、大コケ作品も抱えている。
「おくりびと」「陰陽師」のようなムーブメントにはならないだろう。
「陰陽師Ⅱ」「バッテリー」は超えるか。

年配層とジャニーズ目当ての若年層が来れば、相当なヒットとなるだろう。
11年「神様のカルテ」トータル18.9億円、10年「武士の家計簿」トータル15.0億円辺りを超えるはずだ。
同じく松竹系の10年「大奥」トータル23.2億円がライバルか。
これを超えると考えて、「天地明察」の興行収入は25億円台と予想したい。
オープニング3日は4.2億円程度か。
落ち込みが少なく、興行収入を伸ばしていくタイプの作品だろう。


◎「鍵泥棒のメソッド」(クロックワークス)
150館程度で公開予定。
08年「アフタースクール」の内田けんじ監督作品。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→04.1→04.4
先週の「夢売るふたり」同様に5億円台の興行収入となるのではないか。
オープニング3日は1.0億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(9月2週目その1)

動員7位:「夢売るふたり」(アスミック)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 166スクリーン
7.8千万円のオープニングを飾った。
先週『オープニングは7千万円程度か』と書いたので、的中といっていいだろう。
09年「ディア・ドクター」の西川美和監督作品。
公開前に『才能のある有名な女性監督であり、ヒットするのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

100スクリーン台で事前にライバル視した作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」トータル6.0億円
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2
☆12年「夢売るふたり」
OP0.8億円→
これらとの対比で考えると、「夢売るふたり」の興行収入は5.2~6.0億円となる。
やはり、これらがライバルとなりそうだ。

「夢売るふたり」0.8億円と同程度のオープニングは以下のとおり。
<2011>
☆「アントキノイノチ」0.9億円(トータル5.1億円)
☆「一命」0.9億円(トータル4.5億円)
☆「白夜行」0.8億円(トータル4.2億円)
これらとの対比で考えると、「夢売るふたり」の興行収入は4.0~4.5億円となる。
4億円程度のオープニングだが、当然伸びがあるだろう。
「夢売るふたり」の興行収入は5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりそうだ。
この手の小スクリーンの優秀作品はこの程度になるようだ。

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全米映画興行収入(9月第2週目)

1位は2週連続で「The Possession」。
トータル33百万ドルとなっている。
製作費14百万ドルを楽に回収している。
公開前に『大ヒットはしないだろうが、それなりには稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
サム・ライミがプロデュースするホラー。

サム・ライミが監督したホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「スペル」トータル42百万ドル
OP16→28→35→39
☆12年「The Possession」
OP18→33百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Possession」の興行収入は50百万ドルとなる。
この辺りがマックスか。

ライオンズゲート配給の関連ホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」トータル55百万ドル
OP23→37→46→52
☆10年「The Last Exorcism」トータル41百万ドル
OP20→32→38→40
☆12年「The Possession」
OP18→33百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Possession」の興行収入は42~49百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「The Possession」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
低予算ホラーは相変わらず手堅く稼げるようだ。


2位は2週目の「Lawless」。
トータル24百万ドルとなっている。
制作費は不明。
先週『「Lawless」はコケそうな気がする』と書いたとおり、ヒットはしなかった。
監督は、09年「ザ・ロード」(トータル8百万ドル)のジョン・ヒルコート。
シャイア・ラブーフ主演のクライムドラマ。
トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ジェシカ・チャステイン、ミア・ワシコウスカなどが出演している。

実在の犯罪モノらしい。
☆09年「パブリック・エネミーズ」トータル97百万ドル
先40(OP25)→66→80→88→93
☆12年「Lawless」
先12(OP10)→24百万ドル→
これとの対比で考えると、「Lawless」の興行収入は35百万ドルとなる。
「Lawless」の興行収入は先週3千万ドル台と予想したが、評価はかなり高いので、4千万ドル台に上方修正したい。
しかし、「パブリック・エネミーズ」はヒットしたが、この手の作品はあまり稼げないようだ。


3位となったのは新作の「The Words」。
事前には週末3日間で5.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや5.0下回る百万ドルのオープニングを飾った。
ブラッドリー・クーパー主演のドラマ。
公開前に『スクリーン数が多くはなく、大ヒットしそうもないが、コケることもなく、それなりには稼ぎそうだ』と書いたが、コケたといえそうだ。
しかし、製作費は6百万ドルなので、これでも黒字になりそうだ。

ブラッドリー・クーパー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「リミットレス」トータル79百万ドル
OP19→41→56→64→70
☆12年「The Words」
OP05百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Words」の興行収入は21百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないが、ここまでは伸びないだろう。
「The Words」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
大コケレベルだが、制作費が安いので問題ない。
しかし、ブラッドリー・クーパーは主演男優としては一本立ちできないか。


4位は4週目の「エクスペンダブルス2」。
トータルでは75百万ドルとなっている。
製作費1億ドルの回収が目標となるが、やや厳しいか。
しかし、コケていないので問題ないだろう。
監督は、97年「コン・エアー」(トータル101百万ドル)、01年「トゥームレイダー」(トータル131百万ドル)、11年「メカニック」(トータル29百万ドル)のサイモン・ウェスト。
主演・共同脚本は、もちろんシルベスター・スタローン。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」
OP29→52→66→75百万ドル→
これとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ2」の興行収入は84百万ドルとなる。
この辺りだろう。

シルベスター・スタローン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル70百万ドル
先22→48→61→65→68
☆08年「ランボー最後の戦場」トータル43百万ドル
OP18→30→37→40→42
☆12年「エクスペンダブルズ2」
OP29→52→66→75百万ドル→
これとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ2」の興行収入は81~81百万ドルとなる。
「エクスペンダブルズ2」の興行収入は8千万ドル前後となりそうだ。
評価はかなり高いので、多少伸びはあるだろう。
「エクスペンダブルズ2」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
前作を下回りそうだが、この程度ならば十分だろう。
続編も予定されており、ニコラス・ケイジが参加するとみられている。


5位は5週目の「ボーン・レガシー」。
トータルでは104百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収が目標となる。
微妙な結果だが、コケてはいないので問題ないだろう。
公開前に『マット・デイモン主演の「ボーン」シリーズほどではないにせよ、「ボーン・レガシー」はヒットするのではないか』と書いた通りとなりそうだが、イマイチ破壊力はないようだ。
監督・脚本は、「ボーン」シリーズの脚本家のトニー・ギルロイ。
監督として、07年「フィクサー」(トータル49百万ドル)、09年「デュプリシティ」(トータル41百万ドル)を手掛けている。
主演は、09年「ハート・ロッカー」(トータル17百万ドル)のジェレミー・レナー。

「ボーン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「ボーン・アイデンティティ」122百万ドル
OP27→054→073→089→099→107→110
☆04年「ボーン・スプレマシー」トータル176百万ドル
OP53→099→125→140→150→158→164
☆07年「ボーン・アルティメイタム」トータル227百万ドル
OP69→132→165→185→200→210→216
☆12年「ボーン・レガシー」
OP38→070→086→096→104百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ボーン・レガシー」の興行収入は118~128百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるだろう。
「ボーン・レガシー」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
02年「ボーン・アイデンティティ」122百万ドルを超えられるかどうかが注目となる。
「ボーン・アルティメイタム」トータル227百万ドルと比べるのは可哀相かもしれない。
「ボーン・アイデンティティ」122百万ドルと比べると、近いラインなので、十分といえるかもしれない。


6位は4週目の「ParaNorman」。
トータルでは45百万ドルとなっている。
製作費は不明。
ストップモーション3Dアニメ。
共同監督はサム・フェル。

サム・フェル監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」トータル65百万ドル
OP19→40→49→57→60→61→62
☆08年「ねずみの騎士デスペローの物語」トータル51百万ドル
OP10→27→44→48→49→50→50
☆12年「ParaNorman」
OP14→28→38→45百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ParaNorman」の興行収入は48~51百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「ParaNorman」の興行収入は先週まで4千万ドル台と予想していたが、5千万ドル台まで伸びそうだ。
しかし、「コラライン」(トータル75百万ドル)や「ウォレスとグルミット」(トータル56百万ドル)など、ストップモーションアニメの評価は高いが、興行収入に結びつかない気がする。


7位は4週目の「The Odd Life of Timothy Green」。
トータルでは43百万ドルとなっている。
制作費は不明。

監督はピーター・ヘッジズ。
彼の監督作品のヒット作は以下のとおり。
☆07年「40オトコの恋愛事情」トータル48百万ドル
OP12→23→31→37→42→44
☆12年「The Odd Life of Timothy Green」
先15(OP11)→27→36→43百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Odd Life of Timothy Green」の興行収入は56百万ドルとなる。

主演はジェニファー・ガーナー。
彼女の主演作品のヒット作は以下のとおり。
☆04年「13ラブ30 サーティン・ラブ・サーティ」トータル57百万ドル
OP21→35→43→49→52→54
☆12年「The Odd Life of Timothy Green」
先15(OP11)→27→36→43百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Odd Life of Timothy Green」の興行収入は50百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「The Odd Life of Timothy Green」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
この程度ならば、十分なヒットではないか。


8位は5週目の「The Campaign」。
トータルでは79百万ドルとなっている。
製作費は不明。
監督は、「オースティン・パワーズ」シリーズ、「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズのジェイ・ローチ。
主演は、ウィル・フェレル、「ハングオーバー」シリーズのザック・ガリフィアナキス。
政治ネタのためか、イマイチ破壊力がない。

ウィル・フェレル主演作の興行収入は以下の通り。
☆04年「俺たちニュースキャスター」トータル85百万ドル
OP28→57→071→078→082→083
☆05年「奥様は魔女」トータル63百万ドル(※主演はニコール・キッドマン)
OP20→39→051→057→060→061
☆06年「タラデガ・ナイト」トータル148百万ドル
OP47→90→114→128→137→142
☆06年「主人公は僕だった」トータル41百万ドル
OP13→23→033→037→039→040
☆07年「俺たちフィギュアスケーター」トータル119百万ドル
OP33→68→090→101→108→112
☆08年「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
OP15→25→030→032→033→033
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→081→091→096→098
☆09年「マーシャル博士の恐竜ランド」トータル49百万ドル
OP19→35→044→047→048→048
☆10年「アザー・ガイズ」トータル119百万ドル
OP36→70→088→099→107→112
☆12年「The Campaign」
OP27→51→065→073→079百万ドル→
ヒットとコケを交互に繰り返す俳優。
ヒット作品との対比で考えると、「The Campaign」の興行収入は82~88百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないと思ったが、粘っている。
「The Campaign」の興行収入は先週まで7千万ドル台と予想していたが、8千万ドル台まで達しそうだ。
今回はコケてはいないので、問題ないのではないか。
政治ネタもあまり受け入られないだろう。


9位は8週目の「ダークナイト ライジング」。
トータルでは438百万ドルとなっている。
製作費2億5千万ドルは楽に回収している。
「アベンジャーズ」が打ち立てた207.4百万ドルのオープニング記録を更新すると思われたが、乱射事件の影響があったようだ。
「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」に次ぐ歴代3位の結果となっている。
公開前に『大ヒットは間違いない。「アベンジャーズ」超えができるかが注目となる』と書いたが、乱射事件のため大きく伸びなかった。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
先73→123→151→172→183→191
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→314→394→442→471→489→502→512
☆12年「ダークナイト ライジング」
OP161→287→354→390→410→422→431→438百万ドル→
前作よりも伸びが悪いが、乱射事件の影響だろう。
「ダークナイト」を超えそうもない。

ライバルは以下のとおり。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆12年「ハンガー・ゲーム」現時点で408百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆12年「アベンジャーズ」現時点で621百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆12年「ダークナイト ライジング」
OP161→287→354→390→410→422→431→438百万ドル→
「ハリポタ」以外の作品との対比で考えると、「ダークナイト ライジング」の興行収入は455~462百万ドルとなる。
評価は当然ながら過去最高レベルの評価となっているので、伸びは続くだろう。
しかし、『事件の影響などもあり、まだ様子を見ている者も多そうだ』と書いたが、その後も銃持込未遂事件などもあり、敬遠されたようだ。
「ダークナイト ライジング」の興行収入は、3週目まで5億8~9千万ドルという予想にしていたが、先週に引き続き、4億6~7千万ドル台と予想したい。
08年「ダークナイト」トータル533百万ドルの1割減程度なので、妥当といえば妥当か。
「アベンジャーズ」が強すぎた。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アニメ作品「ファインディング・ニモ3D」
☆アクションホラー「バイオハザードV:リトリビューション」
どちらもビッグヒットにはならないだろうが、それなりには稼ぐだろう。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その4)

9位:「マダガスカル3」(パラマウント)<5週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 20億円台(3~4週目19億円台、OP時14億円台)
【配給会社期待値等】興収20億円突破が確実
【公開規模】 368スクリーン(先週比-164スクリーン)
7.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは19.7億円となっている。
1週間の伸びは2.2億円半ば程度だろうか。
夏休みはやはりアニメが強いようだ。
「メリダとおそろしの森」の大惨敗も影響したか。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「マダガスカル」トータル22.5億円
OP3.0→11.2→16.1→19.2
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆12年公開「マダガスカル3」
水3.8→8.5→14.4→17.4→19.7億円→
1から2が半分以下に激減しているが、1が夏休み、2が春休みということもあったか。
公開前に『今回は夏休み時期でもあり、巻き返すだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
これらとの対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は20.3億円となる。
20億円突破が見えてきた。
「マダガスカル」トータル22.5億円を超えることはできるだろうか。

以下の作品も参考となるだろうか。
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル12.0億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年公開「マダガスカル3」
水3.8→8.5→14.4→17.4→19.7億円→
主要作品との対比で考えて、「マダガスカル3」の興行収入は20.9~20.9億円となる。
前作から大きく伸びることもないと思ったが、時期的なこともあり、大きく伸ばしそうだ。
「マダガスカル3」の興行収入はOP時に14億円台、先週まで19億円台と予想していたが、20億円台に上方修正したい。
予想外に伸びたが、夏休みも終わったので、もう大きく伸びないだろう。
今年の夏の「メリダとおそろしの森」、今年の春の「長ぐつをはいたネコ」トータル12.0億円を超えて、洋画アニメの首位となった。
公開前個人予想は12億円台だったので、やや低すぎたか。
09年公開「マダガスカル2」がトータル10.2億円なので、上るのは分かるが、そこまで高くは予想できない。
しかし、「マダガスカル2」を無視して、「マダガスカル」トータル22.5億円をベースに考えれば妥当かもしれない。


10位:「闇金ウシジマくん」(SDP)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 137スクリーン(先週比+5スクリーン)
6.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.2億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ば程度だろうか。
人気漫画の映画化であるが、深夜帯のドラマの映画化であり、それほどヒットしないと思っていた。
スクリーン数もそれほど多くなく、この程度でも十分といえるのではないか。

どちらも主演ではないが、前田、大島のライバル対決は以下のとおり。
☆12年「苦役列車」(73スクリーン)
OP0.2→0.5
☆12年「闇金ウシジマくん」
OP0.8→2.2億円→
人気漫画と芥川小説という違いがあるが、完勝だった。

「闇金ウシジマくん」2.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「はやぶさ/HAYABUSA」2.5億円(トータル5.0億円)
☆「一命」2.6億円(トータル4.5億円)
☆「セカンドバージン」2.3億円(トータル4.3億円)
☆「白夜行」2.3億円(トータル4.2億円)
これらとの対比で考えると、「闇金ウシジマくん」の興行収入は3.8~4.4億円となる。
4億円程度の動きだが、話題にもなりそうであり、「闇金ウシジマくん」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
スクリーンを踏まえると、ヒットといえるのではないか。


11位:「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」(東宝・テレビ東京)<8週目>
【公開前個人予想】 39億円台
【現時点での興行収入予想】 35億円台(6~7週目34億円台、4週目33億円台、OP~3週目37億円台)
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは34.2億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
最後の夏休みの影響か、伸ばしてきた。
しかし、例年に比べてかなり低い。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」「ビクティニと白き英雄 レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2億円→
昨年は2作同時公開だったが、昨年の変則的な公開は諦めたようだ。
現時点では過去最低の動きとなっている。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は35.4~36.8億円となる。
公開前に『人気がちょっと落ちているような気もするので、そろそろ40億円を割るのではないか』と書いたが、予想以上に落ち込んでしまった。
しばらくは、『しかし、人気シリーズであり、そこまで大きくは落ち込まないだろう』と楽観視していたが、そろそろ現実的になった方がいいかもしれない。
今年の興行収入は先週に引き続き34億円台と予想したいところだが、35億円台となりそうだ。
3週目まで37億円台と予想していたが、そこまでは伸びなかった。
4週目まで33億円台と予想していたが、そこまでは低くなかった。
この程度で終ると、「ドラえもん」トータル36.2億円を下回り、「コナン」トータル32.7億円との差がなくなってしまう。
公開前個人予想は39億円台だったので、微妙な結果となりそうだ。
「おおかみこども」の公開はあったが、これほど低くなるとは予想しにくい。


12位:「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」(東映・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【公開規模】 305スクリーン(先週比+1スクリーン)
4.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは12.2億円弱となっている。
1週間の伸びは9.9千万円程度だろうか。
それほど高い興行収入にはならなかった。
本シリーズの各キャラクターの人気の有無などには興味がないが、フォーゼはそれほど人気がないのだろうか。
公開前に『フォーゼの人気の度合いが分からないが、フォーゼの11年の年末の成績がそれほど高くはないので、高めに予想しなくてもいいだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆06年「カブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「キバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「ディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末公開)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末公開)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」(年末公開)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」
OP2.5→5.9→09.7→11.2→12.2億円→
ここ2年は13~17億円程度となる。
今年のオープニングはここ数年では一番悪かった。
10~11年の夏休み作品との対比で考えると、本年の興行収入は12.7~12.8億円となる。
人気シリーズだけに、さすがに大きくはダウンしないだろう。
本年の興行収入は先々週に引き続き12億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、やや高すぎたか。
年末・GW・夏と続いているので、そろそろ飽きられつつあるかもしれない。


13位:「ダークナイト ライジング」(ワーナー)<6週目>
【公開前個人予想】 24億円台
【現時点での興行収入予想】 20億円台(OP時26~27億円)
【公開規模】 339スクリーン(先週比-17スクリーン)
3.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは18.9億円となっている。
1週間の伸びは8.3千万円程度だろうか。
「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」の6週目が18.7億円(トータル19.5億円)なので、やはり驚くべき数字にはならなかった。
公開前に『肩の力を抜いて楽しめるエンターテイメント作品というよりも、本格的な作品であり、暴力的な映画でもある。したがって、ファミリー向けではなく、女性受けもしないため、高い興行収入にはならない』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆08年公開「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」
先4.5→10.1?→13.5→16.8→18.1→18.9億円→
2週目の数字は不確かなところあり。
前2作は超えている。
これらとの対比で考えると、「ダークナイト・ライジング」の興行収入は19.7~19.8億円となる。
20億円突破が目標となる。

個人的に参考にした作品は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8(金4.9)→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3(2日4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3
☆11年公開「ブラック・スワン」トータル23.9億円
水5.0(2日2.7)→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1→22.2
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」
先4.5(OP3.7) →10.1?→13.5→16.8→18.1→18.9億円→
これらとの対比で考えると、「ダークナイト・ライジング」の興行収入は19.6~21.4億円となる。
オープニングに爆発するタイプの作品でもあり、大して伸びないのかもしれない。
「アベンジャーズ」の公開余波もあるだろう。
「ダークナイト・ライジング」の興行収入はオープニング時には26~27億円と予想したが、先週に引き続き20億円台と予想したい。
公開前個人予想は24億円台だったので、やや高すぎたか。
日本でもアメリカでの銃乱射事件の影響もあったかもしれない。
しかし、高い興行収入にはならなかったが、「ダークナイト」トータル16.0億円を超えれば、日本ではとりあえずは十分といえるのではないか。


14位:「トータル・リコール」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円台
【公開規模】 395スクリーン(先週比-16スクリーン)
3.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.1千万円弱程度だろうか。
お盆時期の公開であり、誰でも知っている作品のリメイクの割には、ヒットしなかった。
91年公開の「トータル・リコール」の配給収入は24.0億円となっており、興行収入はその倍程度であろう。

「トータル・リコール」9.6億円と同程度の4週目作品は以下のとおり。
<2011>
☆「RED」10.6億円(トータル12.2億円)
☆「アンストッパブル」9.8億円(トータル10.8億円)
これらとの対比で考えると、「トータル・リコール」の興行収入は10.6~11.0億円となる。
もはや伸びはないだろう。
「トータル・リコール」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、高すぎた。
単純に楽しめられるアクション作品であり、「プロメテウス」よりも日本人受けすると思ったが、意外な結果となった。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その3)

4位:「あなたへ」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 21億円台
【公開規模】 339スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは8.7億円となっている。
1週間の伸びは6.3億円半ば程度だろうか。
やはり、平日の伸びは高い。
ある程度のヒットにはなるだろうとは思ったが、06年公開の高倉健主演作「単騎、千里を走る。」の興行収入は10億円未満であり、やや地味な作品でもあり、ここまで爆発するとは予想できなかった。
高倉健主演、降旗康男監督の99年「鉄道員(ぽっぽや)」(興行ではなくて配給収入20.5億円)コンビ。
田中裕子、佐藤浩市、草彅剛、余貴美子、綾瀬はるか、岡村隆史、大滝秀治、浅野忠信、ビートたけしと豪華なキャストも影響したか。

吉永小百合主演作品レベルとなりそうだ。
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0
☆12年「あなたへ」
OP2.4→8.7億円→
これらとの対比で考えると、「あなたへ」の興行収入は25.4~30.1億円となる。
年配向けであり、当然平日の伸びもあるだろう。
30億円は超えないとは思うが、20億円は超えてきそうだ。

「あなたへ」8.7億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「モテキ」8.6億円(トータル22.2億円)
☆「神様のカルテ」8.4億円(トータル18.9億円)
☆「アンダルシア」7.5億円(トータル18.8億円)
☆「プリンセス トヨトミ」7.5億円(トータル16.2億円)
☆「カイジ2」8.0億円(トータル16.1億円)
☆「太平洋の奇跡」8.4億円(トータル15.7億円)
これらとの対比で考えると、「あなたへ」の興行収入は16.3~22.5億円となる。
かなり伸びる気配もあるが、地味な作品なので、予想を超える伸びにはならないだろう。
とりあえず、「あなたへ」の興行収入は先週に引き続き21億円台と予想して、様子を見たい。
公開前個人予想は10億円台だったので、ハズしそうだ。
今年公開された「わが母の紀」と同レベルと思ったが、高倉健のレベルは思った以上に高かった。


6位:「おおかみこどもの雨と雪」(東宝)<7週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 42億円台(6週目38億円台、3~4週目36億円台、OP~2週目31~32億円)
【公開規模】 381スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは37.7億円弱となっている。
1週間の伸びは3.5億円弱程度だろうか。
先週の土日よりも、今週の土日の方が稼いでいる。
「サマーウォーズ」などで人気の高い監督であるが、ここまで高い興行収入になるとは思わなかった。
この夏は、ジブリまでとは言わないが、それに匹敵する働きをみせた。

今年のポケモンより伸びが良い。
☆12年「劇場版ポケットモンスター」
祝3日7.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP03.7→10.2→16.2→22.0→30.0→34.2→37.7
最終的に「ポケモン」を超えるのは確実だ。

「サマーウォーズ」の細田守監督作品。
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6→14.3
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP3.7→10.2→16.2→22.0→30.0→34.2→37.7億円→
これとの対比で考えると、「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は45.7億円となる。
この辺りがマックスとなるか。

これらの動きが参考となるか。
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3→086.5
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1→041.4
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル50.0億円
OP6.3→15.5→22.3→31.1→37.0→42.9→46.0
☆10年「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
OP9.8→23.7→38.8→54.1→66.6→82.8→93.2
☆12年「おおかみこどもの雨と雪」
OP3.7→10.2→16.2→22.0→30.0→34.2→37.7億円→
これらとの対比で考えると、「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は41.0~44.5億円となる。
お盆時期も終わってしまったので、大きくは伸びないと思ったが、意外に伸びている。
40億円は突破しないと考えたいと書いたが、突破するだろう。
「おおかみこどもの雨と雪」の興行収入は2週目まで31~32億円、3週目まで36億円台、6週目まで38億円台と予想したが、42億円台と上方修正したい。
伸びが普通のタイプではなく、「テルマエ」のような話題作の動きとなった。
この手の作品を読みきれていないことがよく分かった。
公開前個人予想は20億円台だったので、ハズしそうだ。
「サマーウォーズ」の結果を踏まえて、めいっぱい高めに予想したつもりだったが、完全に甘かった。


7位:「BRAVE HEARTS 海猿」(東宝・フジテレビ)<8週目>
【公開前個人予想】 65億円台
【現時点での興行収入予想】 73~74億円
【配給会社期待値等】 興収100億円を目指せる大ヒットスタートを切った
【公開規模】 450スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは69.2億円となっている。
1週間の伸びは3.3億円弱程度だろうか。
「テルマエ・ロマエ」を抜き、今年の映画のナンバーワンとなった。
やはり、実績どおりの強さを見せた。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆04年「海猿」トータル17.4億円
☆06年「LIMIT OF LOVE 海猿」トータル71.0億円
OP09.7→23.5→35.5→45.1→52.7→58.3→62.5→65.3
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9→76.4
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9→69.2億円→
これらとの対比で考えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は72.8~75.2億円となる。
前作の80億円を超えるのは無理だろう。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
OP12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP09.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9→69.2億円→
これらとの対比で考えると、「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は75.3~76.7億円となる。
やはり80億円突破は厳しいようだ。
お盆時期も終わり、75億円辺りがマックスというところではないか。
「BRAVE HEARTS 海猿」の興行収入は先週に引き続き73~74億円と予想したい。
公開前個人予想は65億円台だったので、ちょっと低かったか。
日本人が好む感動アクション大作ではあるが、なぜこのシリーズがこれほど好まれるのかよく分からない。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その2)

1位:「るろうに剣心」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 21~22億円
【現時点での興行収入予想】 31億円台(OP時27~28億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円突破も視野に入った
【公開規模】 327スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.0億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは14.9億円弱となっている。
1週間の伸びは9.3億円程度だろうか。
週末の土日の動きは先週の土日を超えている。
予想を超えるヒットとなっている。
最近ヒットから遠ざかっているワーナーの邦画であり、それほど盛り上がっていなかったので、過小評価しすぎたか。
公開前に『誰でもタイトルは知っている人気漫画の映画化なので、黙っていても観客は入る。コケることはないだろう』と書いたように評価すればよかった。

時代モノアクションは以下の作品もあるが、この程度では収まらなかった。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水7.1(OP2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(OP1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆12年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆12年「るろうに剣心」
水5.6(OP4.0)→14.9億円→
「GOEMON」以外の作品との対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は28.3~32.7億円となる。
30億円突破が見えてきたか。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP03.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
OP03.1→08.7→12.6→16.0→18.8
☆12年「るろうに剣心」
水5.6→14.9億円→
水曜日からの変則的な公開なので、予測しにくいが、これらとの対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は30.5~36.3億円となる。
30億円を楽に超える動きだが、今週から「踊る大捜査線」の公開もあるので、容易には伸ばせないだろう。
「るろうに剣心」の興行収入は先週27~28億円と予想したが、31億円台と軽めの上方修正したい。
公開前個人予想は21~22億円だったので、低すぎたか。
40億円というような風呂敷を広げているが、25億円を突破すれば、とりあえずは続編へゴーサインが出るのではないか。


2位:「アベンジャーズ」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 34~35億円
【配給会社期待値等】 70億円を狙える
【公開規模】 841スクリーン(先週比-4スクリーン)
2.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは28.4億円弱となっている。
1週間の伸びは6.2億円程度だろうか。
日本でも大ヒットとなっている。
アメコミ作品の「アメイジング・スパイダーマン」「ダークナイト ライジング」を超えそうだ。

関連作品はヒットしていないが、何故かヒットするようだ。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2→2.2→2.7
☆12年「アベンジャーズ」
先13.9→22.2→28.4億円→
「アイアンマン」シリーズとの対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は37.5~38.1億円となる。
この辺りだろうか。

これらがライバルとなりそうだ。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆12年公開「アベンジャーズ」
先13.9→22.2→28.4億円→
お盆時期の公開のため、他の作品の4週目程度に匹敵するか。
これらの4週目との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は35.3~37.6億円となる。
シリーズモノなので、見る者は限られてくるため、大きくは伸びないだろう。
夏休みも終わってしまっている。
「トランスフォーマー」対比レベルと考えて、「アベンジャーズ」の興行収入は先週に引き続き34~35億円と予想したい。
配給は70億円という大風呂敷を広げたが、そこまで伸びないだろう。
公開前に予想できなかったが、日本でここまで話題になるとは思わなかった。
日本ではあまりヒットしないアメコミ作品であり、もうちょっと低い予想にしていただろう。


3位:「プロメテウス」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 22億円台
【公開規模】 768スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.4億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは13.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.5億円程度だろうか。
SF大作だが、アクション作品ではなく、やや取っ付きにくさもありそうなので、爆発的なヒットにはならないと思ったが、意外なヒットとなっている。
公開前に『エイリアンの前日譚を制作する企画だったが、話が大きく膨らみ、人類の起源というストーリーとなった。“謎”をアピールしているが、あまりにも漠然としすぎていて、観客の食いつきはそれほど良くないのではないか。エイリアン系は女性受けしないところもあり、それほど高い興行収入にはならないだろう。キャスティングも日本人受けしないはずだ』と書いたが、CMなどで話を大きく見せる作戦が当たったか。

リドリー・スコット監督作品の興行収入は以下の通り。
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆01年公開「ハンニバル」トータル46.0億円
☆02年公開「ブラックホーク・ダウン」トータル13.0億円
☆05年公開「キングダム・オブ・ヘブン」トータル12.5億円
OP2.6→6.2→8.7→10.4
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル不明(9億円程度か)
OP1.1→不明→6.0→祝7.6→8.2
☆10年公開「ロビン・フッド」トータル7.0億円
金1.7→3.8→4.9→5.8→6.5→6.8
☆12年公開「プロメテウス」
先7.5(OP3.0)→13.1億円→
監督作品としては、9~15億円辺りが標準となる。
変則的な公開のため、比較ができないが、これらの3週目との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は17.9~18.8億円となる。
この程度ではすまないだろう。

SF系で“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆11年公開「SUPER8」トータル17.2億円
金3.9(OP3.1)→9.2→12.5→14.7→16.1→16.7
☆12年公開「プロメテウス」
先7.5(OP3.0)→13.1億円→
「SUPER8」との3週目との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は18.1億円となる。
変則的な公開のため、予想しにくいが、とりあえずは「プロメテウス」の興行収入は先週に引き続き22億円台と予想して様子を見たい。
公開前個人予想は12億円台だったので、低すぎたか。
大作SF作品だが、日本人好みの単純なエンターテイメント作品ではなく、そこまで高い予想はできなかった。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(東宝・フジテレビ)
先週の土曜日のドラマ版の視聴率が20%を超えており、人気は健在だ。
最終作と銘打っており、前作から大きな落ち込みもなく、なんとか最後を乗り切るのではないか。

「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
前作は夏休みに公開されていたが、夏休みを「海猿」に取られた点の影響が気になる。
しかし、その「海猿」は10年に9月公開でもトータル80.4億円の大ヒットを記録しており、それほど不安視する必要はないはずだ。
2と3とあまりにもツマラナイ作品が続いたことの影響が気になるが、これも最終作という荒技で乗り切って欲しい。
しかし、どうせ大したことにはなっていないと思われるので、大きな話題にはならないあろう。
前作からの1割5分ほどの減少と考えて、62億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは9.5億円程度か。


◎「デンジャラス・ラン」(東宝東和)
アメリカではトータル126百万ドルの大ヒットをした作品。
しかし、日本ではタイトルからも分かるようにヒットすることはないだろう。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
ヒットすれば二桁を超えるが、今回はやる気のないタイトルからしても無理だろう。
「サブウェイ123激突」以下か。
「インサイド・マン」「ザ・ウォーカー」クラスではないか。
4~6億円というところか。
デンゼル・ワシントンの実績を評価したいところだが、タイトルがあまりにもふざけているので、「デンジャラス・ラン」の興行収入は5億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは1.0億円程度か。


◎「夢売るふたり」(アスミック)
145館程度で公開予定。
09年「ディア・ドクター」の西川美和監督作品。
才能のある有名な女性監督であり、ヒットするのではないか。
100館台の他のヒット作品と同程度となるだろうか。
10年「毎日かあさん」トータル6.0億円、09年「ソラニン」トータル5.8億円、09年「人間失格」トータル5.4億円と同程度と考えて、「夢売るふたり」の興行収入は5億円台と予想したい。
オープニングは7千万円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(9月1週目その1)

動員5位:「映画 ひみつのアッコちゃん」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 217スクリーン
1.4億円(141,764,800円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.2億円程度か』と書いたので、予想よりもやや高かったが、悪くはなかった。
リスクのある企画だったが、綾瀬はるかを起用したおかげで、何とかコケずに済んだようだ。
やはり、知名度のあるタイトルということも大きかったか。
公開前に『タイトルは老若男女誰でも知っているアニメの映画化だが、さすがにヒットさせるのは困難な企画だろう。ファミリー向け作品というわけでもなく、見に行くのは綾瀬はるかが好きな者くらいではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

綾瀬はるか主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「僕の彼女はサイボーグ」トータル7.0億円
OP1.8→3.8→5.0→5.9→6.4
☆08年「ICHI」トータル4.5億円
OP1.0→2.6→3.5→3.9
☆09年「おっぱいバレー」トータル5.3億円
OP0.8→2.1→3.2→4.5→4.9
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」
OP3.1→8.4→11.9→14.7→16.3→17.4→18.1
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」
OP1.4億円→
「おっぱいバレー」のようなリスクのある企画に果敢に挑戦する女優。
これらとの対比で考えると、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は5.4~9.3億円となる。
「おっぱいバレー」のような話題になることはなく、「僕の彼女はサイボーグ」のようにオープニングだけという作品でもないだろう。
「僕の彼女はサイボーグ」を超えるかが注目となる。

「映画 ひみつのアッコちゃん」1.4億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「僕と妻の1778の物語」1.6億円(トータル12.3億円)
☆「星守る犬」1.4億円(トータル9.2億円)
☆「ツレがうつになりまして。」2日1.3億円(トータル8~9億円見込み)
☆「DOG×POLICE 純白の絆」1.5億円(トータル7.6億円)
「DOG×POLICE 純白の絆」との対比で考えると、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は7.1億円となる。
伸びがあるとは思えないので、「映画 ひみつのアッコちゃん」の興行収入は6億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりとなりそうだが、予想の際に5億円にするか6億円にするか悩んで、5億円に決めて失敗した。


8位:「最強のふたり」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 49スクリーン
7.9千万円(79,066,600円)のオープニングを飾った。
フランスで2011年に最もヒットした話題作であり、東京国際映画祭でもグランプリを獲得した作品。
ランキングの可能性もあるかと思ったが、小スクリーンであり、そこまで高いオープニングにならないと思ったが、爆発的なオープニングとなった。
今年公開されたアカデミー作品賞の「アーティスト」のオープニング5.3千万円(スクリーン数178)を超えて、「J・エドガー」のオープニング7.6千万円(スクリーン数138)をやや超えている。
日本人好みの作品ではあるが、このスクリーンでここまでヒットするものか。

タイプはやや違うかもしれないが、以下の作品もヒットしている。
☆08年「最高の人生の見つけ方」トータル13.5億円
OP1.9→5.2→7.9→10.0→11.4→12.1
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5
☆11年「僕と妻の1778の物語」トータル12.3億円
OP1.6→5.0→7.5→09.2→10.5→11.2
☆12年「最強のふたり」
OP0.8億円→
これらとの対比で考えると、「最強のふたり」の興行収入は5.7~6.2億円となる。
平日にもかなり伸びがありそうであり、「最強のふたり」の興行収入は6億円台と予想したい。
スクリーン数が増えることがあれば、さらなるヒットとなるかもしれない。

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全米映画興行収入(9月第1週目)

1位となったのは新作の「The Possession」。
事前にはアメリカの祝日レイバーデイ(月曜日)を含む週末4日間で15.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、3日間で予想を上回る17.7百万ドルのオープニングを飾った。
製作費14百万ドルを楽に回収している。
公開前に『大ヒットはしないだろうが、それなりには稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
サム・ライミがプロデュースするホラー。

サム・ライミが監督したホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「スペル」トータル42百万ドル
OP16→28→35→39
☆12年「The Possession」
OP18百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Possession」の興行収入は47百万ドルとなる。
この辺りがマックスか。

ライオンズゲート配給の関連ホラー作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「THE HAUNTING IN CONNECTICUT」トータル55百万ドル
OP23→37→46→52
☆10年「The Last Exorcism」トータル41百万ドル
OP20→32→38→40
☆12年「The Possession」
OP18百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Possession」の興行収入は37~43百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「The Possession」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
低予算ホラーであり、相変わらず手堅く稼げるようだ。


2位となったのは新作の「Lawless」。
事前にはアメリカの祝日レイバーデイ(月曜日)を含む週末4日間で11.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、3日間で9.7百万ドルのオープニングを飾った。
水曜日から公開されており、トータルでは11.8百万ドルとなっている。
先週『「Lawless」はコケそうな気がする』と書いたとおり、ヒットはしなかった。
監督は、09年「ザ・ロード」(トータル8百万ドル)のジョン・ヒルコート。
シャイア・ラブーフ主演のクライムドラマ。
トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ジェシカ・チャステイン、ミア・ワシコウスカなどが出演している。

実在の犯罪モノらしい。
☆09年「パブリック・エネミーズ」トータル97百万ドル
先40(OP25)→66→80→88→93
☆12年「Lawless」
先12(OP10)百万ドル→
これとの対比で考えると、「Lawless」の興行収入は29百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、「Lawless」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
「パブリック・エネミーズ」はヒットしたが、この手の作品はあまり稼げないようだ。


3位は3週目の「エクスペンダブルス2」。
トータルでは66百万ドルとなっている。
製作費1億ドルの回収が目標となるが、やや厳しいか。
しかし、コケていないので問題ないだろう。
監督は、97年「コン・エアー」(トータル101百万ドル)、01年「トゥームレイダー」(トータル131百万ドル)、11年「メカニック」(トータル29百万ドル)のサイモン・ウェスト。
主演・共同脚本は、もちろんシルベスター・スタローン。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」
OP29→52→66百万ドル→
これとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ2」の興行収入は83百万ドルとなる。
この辺りだろう。

シルベスター・スタローン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ロッキー・ザ・ファイナル」トータル70百万ドル
先22→48→61→65→68
☆08年「ランボー最後の戦場」トータル43百万ドル
OP18→30→37→40→42
☆12年「エクスペンダブルズ2」
OP29→52→66百万ドル→
これとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ2」の興行収入は76~77百万ドルとなる。
「エクスペンダブルズ2」の興行収入は8千万ドル前後となりそうだ。
評価はかなり高いので、多少伸びはあるだろう。
「エクスペンダブルズ2」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
前作を下回りそうだが、この程度ならば十分だろう。
続編も予定されており、ニコラス・ケイジが参加するとみられている。


4位は4週目の「ボーン・レガシー」。
トータルでは96百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収が目標となる。
微妙な結果だが、コケてはいないので問題ないだろう。
公開前に『マット・デイモン主演の「ボーン」シリーズほどではないにせよ、「ボーン・レガシー」はヒットするのではないか』と書いた通りとなりそうだが、イマイチ破壊力はないようだ。
監督・脚本は、「ボーン」シリーズの脚本家のトニー・ギルロイ。
監督として、07年「フィクサー」(トータル49百万ドル)、09年「デュプリシティ」(トータル41百万ドル)を手掛けている。
主演は、09年「ハート・ロッカー」(トータル17百万ドル)のジェレミー・レナー。

「ボーン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「ボーン・アイデンティティ」122百万ドル
OP27→054→073→089→099→107→110
☆04年「ボーン・スプレマシー」トータル176百万ドル
OP53→099→125→140→150→158→164
☆07年「ボーン・アルティメイタム」トータル227百万ドル
OP69→132→165→185→200→210→216
☆12年「ボーン・レガシー」
OP38→070→086→096百万ドル→
「ボーン・アイデンティティ」以外の作品との対比で考えると、「ボーン・レガシー」の興行収入は118~121百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるだろう。
「ボーン・レガシー」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
02年「ボーン・アイデンティティ」122百万ドルを超えられるかどうかが注目となる。
「ボーン・アルティメイタム」トータル227百万ドルと比べるのは可哀相かもしれない。
「ボーン・アイデンティティ」122百万ドルと比べると、近いラインなので、十分といえるかもしれない。


5位は3週目の「ParaNorman」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費は不明。
ストップモーション3Dアニメ。
共同監督はサム・フェル。

サム・フェル監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」トータル65百万ドル
OP19→40→49→57→60→61→62
☆08年「ねずみの騎士デスペローの物語」トータル51百万ドル
OP10→27→44→48→49→50→50
☆12年「ParaNorman」
OP14→28→38百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ParaNorman」の興行収入は44~50百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
「ParaNorman」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
「コラライン」(トータル75百万ドル)や「ウォレスとグルミット」(トータル56百万ドル)など、ストップモーションアニメの評価は高いが、興行収入に結びつかない気がする。


6位は3週目の「The Odd Life of Timothy Green」。
トータルでは36百万ドルとなっている。
制作費は不明。

監督はピーター・ヘッジズ。
彼の監督作品のヒット作は以下のとおり。
☆07年「40オトコの恋愛事情」トータル48百万ドル
OP12→23→31→37→42→44
☆12年「The Odd Life of Timothy Green」
先15(OP11)→27→36百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Odd Life of Timothy Green」の興行収入は56百万ドルとなる。

主演はジェニファー・ガーナー。
彼女の主演作品のヒット作は以下のとおり。
☆04年「13ラブ30 サーティン・ラブ・サーティ」トータル57百万ドル
OP21→35→43→49→52→54
☆12年「The Odd Life of Timothy Green」
先15(OP11)→27→36百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Odd Life of Timothy Green」の興行収入は48百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「The Odd Life of Timothy Green」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
この程度ならば、十分なヒットではないか。


7位は7週目の「ダークナイト ライジング」。
トータルでは431百万ドルとなっている。
製作費2億5千万ドルは楽に回収している。
「アベンジャーズ」が打ち立てた207.4百万ドルのオープニング記録を更新すると思われたが、乱射事件の影響があったようだ。
「ハリー・ポッターと死の秘宝PartⅡ」に次ぐ歴代3位の結果となっている。
公開前に『大ヒットは間違いない。「アベンジャーズ」超えができるかが注目となる』と書いたが、乱射事件のため大きく伸びなかった。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆05年「バットマン ビギンズ」トータル205百万ドル
先73→123→151→172→183→191
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
OP158→314→394→442→471→489→502→512
☆12年「ダークナイト ライジング」
OP161→287→354→390→410→422→431百万ドル→
前作よりも伸びが悪いが、乱射事件の影響だろう。
「ダークナイト」を超えそうもない。

ライバルは以下のとおり。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆12年「ハンガー・ゲーム」現時点で408百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆12年「アベンジャーズ」現時点で620百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆12年「ダークナイト ライジング」
OP161→287→354→390→410→422→431百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ダークナイト ライジング」の興行収入は443~462百万ドルとなる。
評価は当然ながら過去最高レベルの評価となっているので、伸びは続くだろう。
しかし、『事件の影響などもあり、まだ様子を見ている者も多そうだ』と書いたが、その後も銃持込未遂事件などもあり、敬遠されたようだ。
「ダークナイト ライジング」の興行収入は、3週目まで5億8~9千万ドルという予想にしていたが、先週に引き続き、4億6~7千万ドル台と予想したい。
08年「ダークナイト」トータル533百万ドルの1割減程度なので、妥当といえば妥当か。
「アベンジャーズ」が強すぎた。


8位は4週目の「The Campaign」。
トータルでは73百万ドルとなっている。
製作費は不明。
監督は、「オースティン・パワーズ」シリーズ、「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズのジェイ・ローチ。
主演は、ウィル・フェレル、「ハングオーバー」シリーズのザック・ガリフィアナキス。
政治ネタのためか、イマイチ破壊力がない。

ウィル・フェレル主演作の興行収入は以下の通り。
☆04年「俺たちニュースキャスター」トータル85百万ドル
OP28→57→071→078→082→083
☆05年「奥様は魔女」トータル63百万ドル(※主演はニコール・キッドマン)
OP20→39→051→057→060→061
☆06年「タラデガ・ナイト」トータル148百万ドル
OP47→90→114→128→137→142
☆06年「主人公は僕だった」トータル41百万ドル
OP13→23→033→037→039→040
☆07年「俺たちフィギュアスケーター」トータル119百万ドル
OP33→68→090→101→108→112
☆08年「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
OP15→25→030→032→033→033
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→081→091→096→098
☆09年「マーシャル博士の恐竜ランド」トータル49百万ドル
OP19→35→044→047→048→048
☆10年「アザー・ガイズ」トータル119百万ドル
OP36→70→088→099→107→112
☆12年「The Campaign」
OP27→51→065→073百万ドル→
ヒットとコケを交互に繰り返す俳優。
ヒット作品との対比で考えると、「The Campaign」の興行収入は80~88百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「The Campaign」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
今回はコケてはいないので、問題ないのではないか。
政治ネタもあまり受け入られないだろう。


新作のファミリー向け作品の「Oogieloves In The BIG Balloon Adventure」は2160スクリーンで公開されて、448,000ドルという衝撃的なオープニングを飾った。
1スクリーン辺り207ドルというもの。
単価がどのくらいか分からないが、1スクリーン辺り10人くらいではないか。
当然1日に何回か上映しているので、観客がほぼ0の回がほとんどだったのではないか。
製作費2千万ドルが無駄になったようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ヘンリー・カヴィル主演のアクションサスペンス「The Cold Light of Day」
☆ブラッドリー・クーパー主演のドラマ「The Words」
どちらもスクリーン数が多くはなく、大ヒットしそうもないが、コケることもなく、それなりには稼ぎそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その4)

1位:「るろうに剣心」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 21~22億円
【現時点での興行収入予想】 27~28億円
【配給会社期待値等】 興収40億円突破も視野に入った
【公開規模】 327スクリーン
水曜日から金曜日まで先行公開されており、5.5億円半ば(555,476,800円)のオープニングを飾った。
土日2日では4.0億円弱(399,530,400円)だったようだ。
先週『先行を除くオープニングは3.0億円程度か』と書いたので、思ったよりも高かった。
ワーナーの邦画であり、それほど盛り上がっていなかったので、過小評価したか。
公開前に『誰でもタイトルは知っている人気漫画の映画化なので、黙っていても観客は入る。コケることはないだろう』と書いたように評価すればよかった。

時代モノアクションは以下の作品もあるが、この程度では収まらなかった。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水7.1(OP2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(OP1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆12年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆12年「るろうに剣心」
水5.6(OP4.0)億円→
他の作品も変則公開なので、比較しにくい。
「十三人の刺客」との対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は27.8億円となり、先行分を足すと29.4億円となる。
ここ辺りがマックスか。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP03.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
OP03.1→08.7→12.6→16.0→18.8
☆12年「るろうに剣心」
水5.6(OP4.0)億円→
これらとの対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は20.4~27.1億円となり、先行分を足すと22.0~28.7億円となる。
夏休みも終わり、それほど大きくは伸びないのではないか。
25億円前後となるだろうか。
「るろうに剣心」の興行収入は27~28億円と予想したい。
公開前個人予想は21~22億円だったので、やや低かったが、それほど悪くはなかった。
40億円というような風呂敷を広げているが、25億円を突破すれば、とりあえずは続編へゴーサインが出るのではないか。


2位:「アベンジャーズ」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 34~35億円
【配給会社期待値等】 70億円を狙える
【公開規模】 845スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは22.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.3億円程度だろうか。
日本でも大ヒットとなっている。
「アメイジング・スパイダーマン」「ダークナイト ライジング」を超えそうだ。

関連作品はヒットしていないが、何故かヒットするようだ。
☆08年「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2→2.2→2.7
☆12年「アベンジャーズ」
先13.9→22.2億円→

これらがライバルとなりそうだ。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆12年公開「アベンジャーズ」
先13.9→22.2億円→
お盆時期の公開のため、他の作品の3週目程度に匹敵するか。
これらの3週目との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は35.6~42.7億円となる。
シリーズモノなので、見る者は限られてくるため、大きくは伸びないだろう。
夏休みも終わってしまっている。
「トランスフォーマー」レベルと考えて、「アベンジャーズ」の興行収入は34~35億円と予想したい。
配給は70億円という大風呂敷を広げたが、そこまで伸びないだろう。
公開前に予想できなかったが、日本でここまで話題になるとは思わなかった。
日本ではあまりヒットしないアメコミ作品であり、もうちょっと低い予想にしていただろう。


7位:「マダガスカル3」(パラマウント)<4週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 19億円台(OP時14億円台)
【配給会社期待値等】興収20億円突破が確実
【公開規模】 532スクリーン(先週比-9スクリーン)
9.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは17.4億円となっている。
1週間の伸びは3.0億円程度だろうか。
夏休みはやはりアニメが強いようだ。
「メリダとおそろしの森」の大惨敗も影響したか。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「マダガスカル」トータル22.5億円
OP3.0→11.2→16.1→19.2
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆12年公開「マダガスカル3」
水3.8→8.5→14.4→17.4億円→
1から2が半分以下に激減しているが、1が夏休み、2が春休みということもあったか。
公開前に『今回は夏休み時期でもあり、巻き返すだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
これらとの対比で考えると、「マダガスカル3」の興行収入は19.1~20.4億円となる。
20億円突破が見えてきた。
「マダガスカル」トータル22.5億円を超えることはできるだろうか。

以下の作品も参考となるだろうか。
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル12.0億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年公開「マダガスカル3」
水3.8→8.5→14.4→17.4億円→
主要作品との対比で考えて、「マダガスカル3」の興行収入は19.2~22.0億円となる。
前作から大きく伸びることもないと思ったが、時期的なこともあり、大きく伸ばしそうだ。
「マダガスカル3」の興行収入は先々週に14億円台と予想したが、先週に引き続き19億円台と予想したい。
夏休みも終わるので、もう大きく伸びないだろう。
今年の夏の「メリダとおそろしの森」、今年の春の「長ぐつをはいたネコ」トータル12.0億円を超えて、洋画アニメの首位となった。
公開前個人予想は12億円台だったので、やや低すぎたか。
09年公開「マダガスカル2」がトータル10.2億円なので、上るのは分かるが、そこまで高くは予想できない。
しかし、「マダガスカル2」を無視して、「マダガスカル」トータル22.5億円をベースに考えれば妥当かもしれない。


10位:「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは11.2億円弱となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ば程度だろうか。
それほど高い興行収入にはならなかった。
本シリーズの各キャラクターの人気の有無などには興味がないが、フォーゼはそれほど人気がないのだろうか。
公開前に『フォーゼの人気の度合いが分からないが、フォーゼの11年の年末の成績がそれほど高くはないので、高めに予想しなくてもいいだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆06年「カブト GOD SPEED LOVE」トータル9.5億円
OP1.7→4.1→7.1→8.4
☆07年「電王 俺、誕生!」トータル13.8億円
OP2.4→5.7→9.6→11.4→12.6
☆08年「キバ 魔界城の王」トータル9.0億円
OP1.9→5.3→6.9→8.2→8.6
☆09年「ディケイド オールライダー対大ショッカー」トータル19.0億円
OP4.8→11.9→15.2→17.1→18.0
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末公開)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末公開)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」(年末公開)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」
OP2.5→5.9→09.7→11.2億円→
ここ2年は13~17億円程度となる。
今年のオープニングはここ数年では一番悪かった。
10~11年の夏休み作品との対比で考えると、本年の興行収入は12.5~12.6億円となる。
人気シリーズだけに、さすがに大きくはダウンしないだろう。
本年の興行収入は先々週に引き続き12億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、やや高すぎたか。
年末・GW・夏と続いているので、そろそろ飽きられつつあるかもしれない。


11位:「ダークナイト ライジング」(ワーナー)<5週目>
【公開前個人予想】 24億円台
【現時点での興行収入予想】 20億円台(OP時26~27億円)
【公開規模】 356スクリーン(先週比-44スクリーン)
4.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは18.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円半ば程度だろうか。
ジョニー・デップ主演の「ダーク・シャドウ」の5週目が19.5億円なので、やはり驚くべき数字にはならなかった。
公開前に『肩の力を抜いて楽しめるエンターテイメント作品というよりも、本格的な作品であり、暴力的な映画でもある。したがって、ファミリー向けではなく、女性受けもしないため、高い興行収入にはならない』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「バットマン ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆08年公開「ダークナイト」トータル16.0億円
先3.3→9.4→12.1→13.7→14.8→15.3→15.6
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」
先4.5→10.1?→13.5→16.8→18.1億円→
2週目の数字は不確かなところあり。
前2作は超えている。
これらとの対比で考えると、「ダークナイト・ライジング」の興行収入は19.6~19.6億円となる。
20億円突破が目標となる。

個人的に参考にした作品は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8(金4.9)→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3(2日4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6
☆11年公開「ブラック・スワン」トータル23.9億円
水5.0(2日2.7)→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1→22.2
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」
先4.5(OP3.7) →10.1?→13.5→16.8→18.1億円→
これらとの対比で考えると、「ダークナイト・ライジング」の興行収入は19.4~22.1億円となる。
オープニングに爆発するタイプの作品でもあり、大して伸びないのかもしれない。
「アベンジャーズ」の公開余波もあるだろう。
「ダークナイト・ライジング」の興行収入はオープニング時には26~27億円と予想したが、先週に引き続き20億円台と予想したい。
公開前個人予想は24億円台だったので、やや高すぎたか。
日本でもアメリカでの銃乱射事件の影響もあったかもしれない。
しかし、高い興行収入にはならなかったが、「ダークナイト」トータル16.0億円を超えれば、日本ではとりあえずは十分といえるのではないか。


13位:「ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-」(東宝・テレビ東京)<5週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台(4週目15億円台、OP~2週目15~16億円)
【公開規模】 262スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは13.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
公開前に『今年はテレビアニメ化10周年ということもあり、原作者が企画したオリジナル新作ストーリーであり、DVDプレゼントもあるので、復活するだろう』と書いたとおり、強力なテコ入れもあり、高い興行収入となっている。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆04年「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」トータル13.7億円
OP3.5→8.9→11.4→12.1
☆05年「大激突!幻の地底遺跡だってばよ」トータル11.8億円
OP2.2→5.9→8.7→10.3→11.2
☆06年「大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」トータル7.8億円
OP1.2→3.5→不明→6.8→07.5
☆07年「疾風伝」トータル12.1億円
OP2.2→5.7→9.1→10.5→11.7→11.9→11.9
☆08年「疾風伝 絆」トータル11.6億円
OP2.2→5.4→8.6→10.0→11.0→11.2→祝込11.3
☆09年「疾風伝 火の意志を継ぐ者」トータル10.2億円
OP1.9→4.7→7.4
☆10年「疾風伝 ザ・ロストタワー」トータル10.3億円
OP1.7→4.3→7.2
☆11年「ブラッド・プリズン」トータル8.4億円
OP1.3→3.3→5.3→6.9
☆12年「ROAD TO NINJA」
OP3.0→6.9→9.6→12.5→13.6億円→
10~12億円が標準のシリーズ作品だったが、去年はコケてしまった。
しかし、巻き返して、04年に次ぐ、高いオープニングとなっている。
主要作品との対比で考えると、「ROAD TO NINJA」の興行収入は14.1~14.3億円となる。
夏休みも終わってしまい、もはやそれほど高くは伸びないだろう。
「ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-」の興行収入は14億円台に下方修正したい。
先々週まで15~16億円と予想したが、先週に15億円台に絞ったが、伸びが思った以上に止まった。
しかし、去年の年末公開の「イナズマイレブン」や今年のGW公開の「クレヨンしんちゃん」を超えており、存在感をみせた。
公開前個人予想は12億円台だったので、やや低すぎたか。
さすがにここまで本気になれば、ヒットするだろう。


15位:「アメイジング・スパイダーマン」(ソニー)<9週目>
【公開前個人予想】 51億円台
【現時点での興行収入予想】 30億円後半(6~8週目31億円台、4~5週目35億円前後、OP~3週目45億円前後)
【配給会社期待値等】 興収50億円突破に向けて
【公開規模】 21スクリーン(先週比-182スクリーン)
2.0百万円を週末に稼ぎ、トータルでは30.7億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2千万円程度だろうか。
今年公開された「メン・イン・ブラック3」と同程度の結果となりそうだ。
不思議なのか当然なのか分からないが、ビッグヒットにはならなかった。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆04年「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」
先9.0→16.4→21.8→26.2→28.4→29.3→30.0→30.6→30.7億円→
過去のシリーズは、日本では稼ぎにくいアメコミ作品でありながら、物凄い高い興行収入となっている。
ただ、リブートしてしまい、キャストを一新し、過去のシリーズとは分断される。
新しいキャストは日本人には知名度は低く、また、本作そのものに対しても盛り上がりが高まっているとも思えない。
前作よりも、かなり下がることとなった。
オープニング時には、人気・知名度といった地力もあり、夏休みシーズンという時期もあるので、オープニング時には40億円はなんとか突破するだろうと思ったが、完全に無理となった。
「アメイジング・スパイダーマン」の興行収入は、3週目まで45億円前後、5週目まで35億円前後、8週目まで31億円台と予想していたが、30億円後半となりそうだ。
07年「スパイダーマン3」トータル71.2億円から半分以上の減少となる。
アメリカよりも日本を先に公開するという日本市場を重視した戦略だったが、完全に裏目に出た。
公開前個人予想は51億円台だったので、ハズレとなりそうだ。
3割程度のダウンと思っていたが、5割までダウンするとは予想しにくい。

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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その3)

3位:「プロメテウス」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 22億円台
【公開規模】 768スクリーン
10、11、17、18日に先行公開されており、金曜日を含めて7.5億円半ば(754,435,800円)となっている。
土日2日間では3.0億円(302,497,000円)だったようだ。
先週『先行を除く、金曜日からのオープニング3日は2.7億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
SF大作だが、アクション作品ではなく、やや取っ付きにくさもありそうなので、爆発的なヒットにはならないと思ったが、意外なヒットとなっている。
公開前に『エイリアンの前日譚を制作する企画だったが、話が大きく膨らみ、人類の起源というストーリーとなった。“謎”をアピールしているが、あまりにも漠然としすぎていて、観客の食いつきはそれほど良くないのではないか。エイリアン系は女性受けしないところもあり、それほど高い興行収入にはならないだろう。キャスティングも日本人受けしないはずだ』と書いたが、CMなどで話を大きく見せる作戦が当たったか。

リドリー・スコット監督作品の興行収入は以下の通り。
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆01年公開「ハンニバル」トータル46.0億円
☆02年公開「ブラックホーク・ダウン」トータル13.0億円
☆05年公開「キングダム・オブ・ヘブン」トータル12.5億円
OP2.6→6.2→8.7→10.4
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆08年公開「ワールド・オブ・ライズ」トータル不明(9億円程度か)
OP1.1→不明→6.0→祝7.6→8.2
☆10年公開「ロビン・フッド」トータル7.0億円
金1.7→3.8→4.9→5.8→6.5→6.8
☆12年公開「プロメテウス」
先7.5(OP3.0)億円→
監督作品としては、9~15億円辺りが標準となる。
変則的な公開のため、比較ができない。
一応、これらの2週目との対比で考えると、「プロメテウス」の興行収入は13.8~15.1億円となる。
この程度ではすまないだろう。

SF系で“謎”がありそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆11年公開「SUPER8」トータル17.2億円
金3.9(OP3.1)→9.2→12.5→14.7→16.1→16.7
☆12年公開「プロメテウス」
先7.5(OP3.0)億円→
「SUPER8」の土日と同程度のオープニングとなっている。
単純に貯金分を足すと、20億円は突破しそうだ。
「地球が静止する日」以下、「SUPER8」以上となり、20億円を超えると考えると、24億円以下、20億円以上となる。
変則的な公開のため、とりあえずは、「プロメテウス」の興行収入は22億円台と予想して様子を見たい。
公開前個人予想は12億円台だったので、低すぎたか。
大作SF作品だが、日本人好みの単純なエンターテイメント作品ではなく、そこまで高い予想はできなかった。


8位:「闇金ウシジマくん」(SDP)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 132スクリーン
7.5千万円のオープニングを飾った。
人気漫画の映画化であるが、深夜帯のドラマの映画化であり、それほどヒットしないと思っていた。
スクリーン数もそれほど多くなく、この程度でも十分といえるのではないか。

どちらも主演ではないが、前田、大島のライバル対決は以下のとおり。
☆12年「苦役列車」(73スクリーン)
OP0.2→0.5
☆12年「闇金ウシジマくん」
OP0.8億円→
人気漫画と芥川小説という違いがあるが、完勝だった。

「闇金ウシジマくん」0.8億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アントキノイノチ」0.9億円(トータル5.1億円)
☆「一命」0.9億円(トータル4.5億円)
☆「白夜行」0.8億円(トータル4.2億円)
4億円程度のオープニングだが、話題にもなりそうであり、「闇金ウシジマくん」の興行収入は5億円台と予想したい。
スクリーンを踏まえると、ヒットといえるのではないか。


12位:「トータル・リコール」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円台
【公開規模】 395スクリーン(先週比-16スクリーン)
4.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは8.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
お盆時期の公開であり、誰でも知っている作品のリメイクの割には、ヒットしなかった。
91年公開の「トータル・リコール」の配給収入は24.0億円となっており、興行収入はその倍程度であろう。

「トータル・リコール」8.7億円と同程度の3週目作品は以下のとおり。
<2011>
☆「RED」9.0億円(トータル12.2億円)
☆「アンストッパブル」8.7億円(トータル10.8億円)
これらとの対比で考えると、「トータル・リコール」の興行収入は10.8~11.8億円となる。
もはや伸びはないだろう。
「トータル・リコール」の興行収入は10億円台と予想したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、高すぎた。
単純に楽しめられるアクション作品であり、「プロメテウス」よりも日本人受けすると思ったが、意外な結果となった。

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