ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「パラノーマル・アクティビティ4」(パラマウント)
シリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「パラノーマル・アクティビティ」トータル5~6億円
OP1.0→2.6→4.0→4.8
☆11年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル4.3億円
祝3日1.2→2.5→3.3→3.7→4.0
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル3.7億円
火1.5→2.3→2.9→3.4
アメリカでは苦戦しているが、日本でもそろそろ飽きられる頃だろう。
「パラノーマル・アクティビティ3」より15~20%程度はダウンするのではないか。
「パラノーマル・アクティビティ4」は3億円台と予想したい。
1日からのオープニングは1.0億円程度だろうか。


◎「リンカーン/秘密の書」(20世紀フォックス)
アメリカではトータル38百万ドルと惨敗している。
主役が知名度のあるキャラクターなので、ヒットする可能性はあるが、結局のところただのヴァンパイアモノと同じではないだろうか。
しかも、主演の知名度が低く、暗めの作風のため、日本でもヒットしないと考えたい。
昨年の「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」トータル3.1億円と同程度というところではないか。
「リンカーン/秘密の書」の興行収入は3億円台と予想したい。
1日からのオープニングは0.9億円程度だろうか。


◎「のぼうの城」(東宝)
水攻めが津波を連想させるとの理由により、2011月9月17日公開予定が2012年11月2日に1年以上延期された。
しかし、知名度も上り、公開延期は悪い方向には作用しないのではないか。
歴史モノなので年配層はもちろん足を運ぶだろう。
ユニークそうな作品なので若年層にも受ける可能性がある。
正月まで粘れれば、かなりのヒットとなりそうだ。
10年「武士の家計簿」トータル15.0億円よりはヒットするのではないか。
この手のタイプの作品は受けると思われるので、20億円前後のヒットとなるのではないかと思う。
「のぼうの城」の興行収入はとりあえず20億円台と予想したい。
2日からのオープニング3日は2.4億円程度か。
ロングセールスタイプとなるのではないか。


◎「北のカナリアたち」(東映)
「告白」の湊かなえの原案であり、ストーリーはそれなりに期待できるか。
吉永小百合主演の映画は以下の通り。
☆00年「長崎ぶらぶら節」トータル11.6億円
☆01年「千年の恋 ひかる源氏物語」トータル20.8億円
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3→22.2
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3→18.2
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→04.8→05.8→不明→07.2→07.7
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0→17.8
20億円は期待できる女優。
今回は苦戦するかと思ったが、やはり実績どおりそれなりには稼ぎそうだ。
東映作品ということを加味すると、松竹作品「母べえ」の8割ほど程度となるか。
「北のカナリアたち」の興行収入は17億円台と予想したい。
オープニングは1.8億円程度か。


◎「黄金を抱いて飛べ」(松竹)
「レディ・ジョーカー」の高村薫原作、井筒和幸監督、妻夫木聡主演作品。
このトリオならばヒットするのではないかと思ったが、スクリーン数が200スクリーン未満であり、やや微妙。
一般向けのエンターテイメント作品ではなく、勝負気配はないかもしれない。

サスペンス系なので以下が参考となるかと思ったが、無理だろう。
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP03.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
OP03.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝21.6→21.9
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」トータル16.1億円
3.5→08.0→11.1→13.4→14.6→15.2→15.5
稼いでも、これらの半分というところか。
「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円の4割、「カイジ2~人生奪回ゲーム~」トータル16.1億円の6割程度と考えると、9.0~9.7億円となる。
「黄金を抱いて飛べ」の興行収入は9億円台と予想したい。
オープニングは1.1億円程度か。
このメンバーならば、それなりには稼ぐだろう。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(10月4週目その1)

動員1位:「映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 172スクリーン
1.9億円(192,792,900円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.8億円程度か』と書いたので、当たったが、誰でも分かることだろう。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズ」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」
OP1.9億円→
この時期のプリキュアは8~9億円程度か。
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は7.4~9.8億円となる。
当然この程度となるだろう。
「映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」の興行収入は昨年同時期並み8億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、当たりとなりそうだ。
何度でも言うが、東映はプリキュアとライダーに支えられている。


動員5位:「終の信託」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 264スクリーン
5.8千万円(5810万5600円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.0億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
著名な周防正行監督作品でも、さすがにこれがヒットすることはないだろう。
公開前に『本作はさらに堅すぎるので、ヒットするのは困難だろう』と書いたとおり。
東宝がこの規模で公開した戦略が不明だ。
大コケした「LOVE まさお君が行く!」5.7千万円と同程度のオープニングとなった。

周防正行監督の興行収入は以下のとおり。
☆07年「それでもボクはやってない」トータル11.0億円
OP1.2→3.6→5.8→祝7.8→8.6→9.4→10.0
☆12年「終の信託」
OP0.6億円→
約半分の出足だが、トータルも半分とはならないだろう。

「終の信託」0.6億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2012>
☆「アントキノイノチ」0.9億円(トータル5.1億円)
☆「一命」0.9億円(トータル4.5億円)
☆「白夜行」0.8億円(トータル4.2億円)
同程度とはいえないが、参考にはなるだろう。
これらとの対比で考えると、「終の信託」の興行収入は3.0~3.4億円となる。
平日に稼げる可能性はあるので、3億円台には乗るだろう。
「終の信託」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、やや高すぎたか。
作風が異なるとはいえ、「それでもボクはやってない」から、ここまで落ち込むとも予想しにくい。


動員8位:「009 RE:CYBORG」(Production I.G./ティ・ジョイ)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 125スクリーン
7.0千万円弱(6981万5300円)のオープニングを飾った。
3D単価もあり、「終の信託」より高いオープニングとなっている。
それなりには当たるだろうとは思ったが、スクリーン数が中途半端なこともあり、予想はしなかった。
高くも低くもないという結果か。

今年公開された中規模アニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-」(73スクリーン)
OP0.6→
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」(93スクリーン)
OP0.5→1.0
☆12年「ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略」(93スクリーン)
OP0.3→0.6
☆12年「ストライクウィッチーズ」(18スクリーン)
OP0.4→1.0→不明→1.6
☆12年「コードギアス亡国のアキト」(30スクリーン)
OP0.4→
☆12年「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」(24スクリーン)
OP0.3→0.7
☆12年「図書館戦争 革命のつばさ」(30スクリーン)
OP0.4→0.9→1.2→1.5→1.7
☆12年「009 RE:CYBORG」(125スクリーン)
OP0.6億円→
スクリーン数を考えると、ヒットとは言いがたい。

去年のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」トータル6.5億円(90スクリーン)
OP1.5→3.0→4.0→4.6→5.3→5.7
☆11年「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」トータル3.2億円(22スクリーン)
OP0.5→1.1→1.6
☆11年「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」トータル2.4億円(28スクリーン)
OP0.3→0.9→1.3
☆12年「009 RE:CYBORG」(125スクリーン)
OP0.6億円→
これらとの対比で考えると、「009 RE:CYBORG」の興行収入は2.6~4.8億円となる。
多少は稼ぐだろうから、「009 RE:CYBORG」の興行収入は3億円台と予想したい。
この程度ではやはりヒットとはいえない。

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全米映画興行収入(10月第4週目)

1位は3週目の「アルゴ」。
トータルでは61百万ドルとなっている。
製作費44.5百万ドルは楽に回収している。
公開前に『「アルゴ」はヒットしそうだ』と書いたが、期待ほどの爆発はなかったが、評価の高さもあり、3週目で首位となっている。
ベン・アフレック監督・主演のサスペンスドラマ。

ベン・アフレック監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「ゴーン・ベイビー・ゴーン」トータル20百万ドル
OP06→11→15→17→18
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81
☆12年「アルゴ」
OP19→43→61百万ドル→
「ザ・タウン」との対比で考えると、「アルゴ」の興行収入は88百万ドルとなる。
これを超えそうだ。

評価がメチャクチャ高いので、アカデミー賞候補になるといわれている。
以下がライバルとなるか。
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆12年「アルゴ」
OP19→43→61百万ドル→
これとの対比で考えると、「アルゴ」の興行収入は95百万ドルとなる。
評価がより一層高まっており、かなりの伸びはありそうだ。
「アルゴ」の興行収入は先週まで8千万ドル台と予想していたが、1億ドルに上方修正したい。
ベン・アフレックは、俳優としてのイマイチな評価だったが、監督としての評価をますます高めている。


2位は5週目の「モンスター・ホテル」。
トータルでは130百万ドルとなっている。
製作費85百万ドルの回収は余裕だった。
公開前に『そこそこのヒットとなるだろう』と書いたが、ハロウィンシーズンという時期的なメリットもあり、思ったよりも高いヒットとなった。
監督は、あまり映画での実績はないゲンディ・タルタコフスキー。
ソニー製作の3Dアニメ。

ソニー系のアニメ作品が参考となりそうだ。
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆11年「アーサー・クリスマスの大冒険」トータル46百万ドル
先16(OP12)→25→33→39
☆12年「The Pirates! Band of Misfits」トータル31百万ドル
OP11→19→23→25→27→29
☆12年「モンスター・ホテル」
OP43→77→102→119→130百万ドル→
「くもりときどきミートボール」を多少超える程度だろうと思っていたが、思ったよりも動きが良い。
これらとの対比で考えると、「モンスター・ホテル」の興行収入は144~150百万ドルとなる。
「くもりときどきミートボール」をようやく超えた。

今年のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「メリダとおそろしの森」トータル235百万ドル
OP66→132→174→196→209→217→223
☆12年「マダガスカル3」トータル216百万ドル
OP60→119→157→180→196→204→208
☆12年「ロラックスおじさんの秘密の種」トータル214百万ドル
OP70→122→158→177→189→198→205
☆12年「Ice Age: Continental Drift」トータル160百万ドル
OP47→089→115→132→144→150→154
☆12年「モンスター・ホテル」
OP43→77→102→119→130百万ドル→
これらとの対比で考えると、「モンスター・ホテル」の興行収入は143~147百万ドルとなる。
評価は高いので、まだ伸びはあるだろう。
「モンスター・ホテル」の興行収入は先週まで1億4千万ドル台と予想していたが、1億5千万ドル台に上方修正したい。
ヒットアニメが少なかったソニーだが、そろそろ仲間入りできそうだ。


3位となったのは新作の「クラウド アトラス」。
事前には週末3日間で9.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る9.4百万ドルのオープニングを飾った。
コケると予想されて、予想どおりコケたということか。
トム・ティクヴァとウォシャウスキー兄弟監督によるSF作品。
公開前に『「クラウド アトラス」はトム・ハンクス、ハル・ベリーなどが出演する作品なので、それなりに稼ぐだろうが、ビッグヒットにはならないか』と書いたが、予想以上に苦戦を強いられた。
複数のストーリーが混合されるというこの手の壮大な作品は一般的には受けいられにくい。

トム・ティクヴァ監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ザ・バンク-堕ちた巨像-」トータル25百万ドル
OP09→17→21→24→25
ウォシャウスキー兄弟監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「スピード・レーサー」トータル44百万ドル
OP18→30→36→41→42
☆12年「クラウド アトラス」
OP09百万ドル→
これらとの対比で考えると、「クラウド アトラス」の興行収入は22~25百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、もうちょっとは伸びるだろう。
「クラウド アトラス」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
興行収入的には失敗といえるが、評価が高いので完全な失敗ともいえない。


4位は2週目の「パラノーマル・アクティビティー4」。
トータルでは43百万ドルとなっている。
公開前に『当然のスタートダッシュをかますだろう』と書いたが、過去と比較しておとなしいオープニングとなっていた。
そろそろ飽きられつつあるのか。
オープニングから2週目の週末は7割ほどの減少ともなっている。
しかし、製作費が5百万ドルなので、関係なく大黒字となりそうだ。
ハロウィーン恒例のホラー作品。
監督は「3」を手掛けたヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマンのコンビ。

シリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル104百万ドル
OP53→81→95→101→103
☆12年「パラノーマル・アクティビティー4」
OP29→43百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は55~55百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びはないだろうが、さすがにもう少しは伸ばすだろう。
「パラノーマル・アクティビティー4」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
そろそろシリーズのエンドが近づいてきたか。


5位となったのは新作の「Silent Hill: Revelation 3D」。
事前には週末3日間で10.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る8.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費2千万ドルの回収が目標となる。
ゲームを題材としたホラー作品。
監督はアメリカでのヒット実績のないマイケル・J・バセット。
公開前に『「Silent Hill: Revelation 3D」はヒットするのではないか』と書いたが、ヒットとはいえない結果となった。

シリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「サイレントヒル」トータル47百万ドル
OP20→34→41→44→46
☆12年「Silent Hill: Revelation 3D」
OP08百万ドル→
これとの対比で考えると、「Silent Hill: Revelation 3D」の興行収入は19百万ドルとなる。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「バイオハザード」トータル40百万ドル
OP18→29→34→37→39
☆04年「バイオハザードⅡ」トータル51百万ドル
OP23→37→43→47→49
☆07年「バイオハザードⅢ」トータル51百万ドル
OP24→37→44→48→50
☆10年「バイオハザードⅣ」トータル60百万ドル
OP27→44→52→57→59
☆12年「バイオハザードV:リトリビューション」トータル42百万ドル
OP21→33→39→41→42
☆12年「Silent Hill: Revelation 3D」
OP08百万ドル→
これとの対比で考えると、「Silent Hill: Revelation 3D」の興行収入は16~18百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、伸びはないだろう。
「Silent Hill: Revelation 3D」の興行収入は1千万ドル台となりそうだ。
時期的にも悪くはなく、なぜコケたのかが分からない。


6位は4週目の「96時間/リベンジ」。
トータルでは117百万ドルとなっている。
製作費45百万ドルの2倍を楽に回収する大ヒットとなった。
監督は前作とは異なりオリヴィエ・メガトン。
共同脚本、プロデューサーは前作に引き続きリュック・ベッソン。
主演は前作に引き続きリーアム・ニーソン。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→078→095→108→118→127→133→137
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50→86→106→117百万ドル→
前作を超えるかが注目となる。
前作はロングセールスとなったが、本作はそのような伸びはないだろう。

オリヴィエ・メガトン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆11年「コロンビアーナ」トータル37百万ドル
OP10→22→30→33→35
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50→86→106→117百万ドル→
これらとの対比で考えると、「96時間/リベンジ」の興行収入は121~131百万ドルとなる。
この上限辺りは超えたいところだ。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」トータル64百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆12年「The Grey」トータル52百万ドル
OP20→35→43→48→50
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50→86→106→117百万ドル→
これらとの対比で考えると、「96時間/リベンジ」の興行収入は127~131百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、思った以上の伸びはなさそうだ。
「96時間/リベンジ」の興行収入はオープニング時に1億5千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億3千万ドル台と予想したい。
それでも大ヒットといえるだろう。
リーアム・ニーソンの渋さが人気の秘密か。
リーアム・ニーソンの評価はさらに高まったのではないか。


7位は3週目の「Here Comes the Boom」。
トータルでは31百万ドルとなっている。
制作費は不明。
公開前に『それなりには稼ぐのではないか』と書いたとおりとなりそうだが、もうちょっと稼ぐとは思っていた。
ケヴィン・ジェームスが演じる高校教師が格闘技大会に出場するコメディ作品。
サルマ・ハエックが共演している。
監督はフランク・コラチ。

フランク・コラチ監督の興行収入は以下のとおり。
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆11年「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」トータル80百万ドル
OP20→42→059→069→074→076
☆12年「Here Comes the Boom」
OP12→23→031百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Here Comes the Boom」の興行収入は40~42百万ドルとなる。

ケヴィン・ジェームスが出演したコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モール★コップ」トータル146百万ドル
OP32→65→083→097→110→121→128
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」トータル80百万ドル
OP20→42→059→069→074→076
☆12年「Here Comes the Boom」
OP12→23→031百万ドル→
単独主演の「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」との対比で考えると、「Here Comes the Boom」の興行収入は42百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Here Comes the Boom」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
「モール★コップ」は大ヒットしたが、ケヴィン・ジェームスは単独主演のコメディではそれほど稼げないだろう。


8位は3週目の「Sinister」。
トータルでは40百万ドルとなっている。
製作費3百万ドルの低予算ホラーであり、10倍以上を回収している。
イーサン・ホークが主演している。
公開前に『それなりには稼ぐのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

監督は、05年「エミリー・ローズ」(トータル75百万ドル)、08年「地球が静止する日」(トータル79百万ドル)のスコット・デリクソン。
☆05年「エミリー・ローズ」トータル75百万ドル
OP30→52→62→69→72→74
☆12年「Sinister」
OP18→32→40百万ドル→
これとの対比で考えると、「Sinister」の興行収入は48百万ドルとなる。

近年公開された以下の作品がライバルか。
☆11年「Insidious」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆12年「The Devil Inside」トータル53百万ドル
OP34→46→51→53
☆12年「The Possession」トータル49百万ドル
OP18→33→41→45
☆12年「Sinister」
OP18→32→40百万ドル→
「Insidious」以外の作品との対比で考えると、「Sinister」の興行収入は42~48百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
ハロウィーンという時期的にも伸びはあるだろう。
「Sinister」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
ホラー作品は、3百万ドルの製作費でここまで稼げるという美味しいビジネスだ。


9位は2週目の「Alex Cross」。
トータルでは19百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろうが、それなりには稼ぎそうだ』と書いたが、微妙なこととなりそうだ。
コケているとジャッジできるのではないか。
01年「ワイルド・スピード」、02年「トリプルX」、08年「ハムナプトラ3」のロブ・コーエン監督のクライムサスペンス。
主演はタイラー・ペリー。

ジェームズ・パターソン原作のアレックス・クロスシリーズとなる。
☆97年「コレクター」トータル74百万ドル
OP13→29→39→46→51
☆01年「スパイダー」トータル61百万ドル
OP17→34→47→55→60
☆12年「Alex Cross」
OP11→19百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Alex Cross」の興行収入は34~48百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びはないだろう。
「Alex Cross」の興行収入は先週4千万ドル台と予想したが、2千万ドルと下方修正した。
制作費は回収できるか厳しい状況であり、リブート化は失敗という結果となりそうだ。


10位となったのは新作の「Fun Size」。
事前には週末3日間で9.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る4.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費14百万ドルの回収が目標となる。
スクールモノのコメディ作品。
あまり映画実績のないジョシュ・シュワルツ監督。
公開前に『微妙な気がする』と書いたように、ポスターを見ただけでこれはキツいなと思わせる。
評価は良くないので伸びもないだろう。
「Fun Size」の興行収入は稼げても1千万ドル台だろう。


ジェラルド・バトラー主演のスポーツドラマ「Chasing Mavericks」は事前には週末3日間で4.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る2.2百万ドルのオープニングを飾り、13位という大コケとなった。
製作費2千万ドルの大半が無駄になったようだ。
サーフィン系のスポーツドラマなので『手堅く稼ぐだろう』と思ったが、なぜコケたのだろうか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆デンゼル・ワシントン主演のヒューマンドラマ「Flight」
☆アクションアドベンチャー「The Man with the Iron Fists」
☆ディズニー系の3Dアニメ作品「Wreck-It Ralph」
どれもビッグヒットにはならないだろう。
スクリーン数が多くはないが、「Flight」はそこそこは稼ぐのではないか。
「The Man with the Iron Fists」は見る者を選びそうなので、厳しいだろう。
「Wreck-It Ralph」はさすがにそれなりには稼ぐだろう。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その4)

11位:「最強のふたり」(GAGA)<8週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15億円台(6週目13億円台、3~4週目8億円台、OP~2週目6億円台)
【公開規模】 118スクリーン(先週比+12スクリーン)
4.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは11.2億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
10億円を楽に突破している。
オープニング時は49スクリーンだったが、ついに118スクリーンまで増えている。

週毎の動きは以下のとおり。
OP0.8→2週目1.7→3週目1.5→4週目1.9→5週目1.3→6週目1.5→7週目1.4→8週目1.1億円となっている。
ほとんど落ち込みが見られない。
フランスで2011年に最もヒットした話題作であり、東京国際映画祭でもグランプリを獲得した作品。
ヒットの可能性もあるかと思ったが、小スクリーンであり、そこまで高い興行収入にならないと思ったが、爆発している。
今年公開されたアカデミー作品賞の「アーティスト」(スクリーン数178)よりも断然に高い動きとなっている。
日本人好みの作品ではあるが、このスクリーンでここまでヒットするものか。

タイプはやや違うかもしれないが、以下の作品の動きが参考となるか。
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
5週目8.9→10.3→11.3→12.2→13.1→14.3→15.7→
☆12年公開「最強のふたり」
5週目7.2→08.7→10.1→11.2億円→
これとの対比で考えると、「最強のふたり」の興行収入は16.7億円となる。
劇場館数も興行収入の伸びも止まらず、今後もかなり伸びそうだ。
「最強のふたり」の興行収入は2週目まで6億円台、4週目まで8億円台、6週目まで13億円台と予想していたが、先週に引き続き15億円台と予想したい。
スクリーン数が安定しないこともあるが、再上方修正を強いられるだろうか。


12位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語」(アニプレックス)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 43スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円半ば程度だろうか。
後編が始まり、どうなるかと思ったが、それなりに稼いでいる。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円(90スクリーン)
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4→9.8→10.1→
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語」
OP1.4→3.1→4.0億円→
「銀魂」以外との対比で考えると、本作の興行収入は8.1~9.5億円となる。
どの程度まで伸びるのか分からないが、恐らく高い伸びとなるのだろう。
とりあえずは「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想して、様子を見るしかない。


9位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編]永遠の物語」(アニプレックス)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 43スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.2億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。

前編と似たようなペースとなっている。
☆前編
OP1.4→3.1→4.0
☆後編
OP1.7→3.2億円→
前編の興行収入と変わりはないだろうから、とりあえずは本作の興行収入も8億円台と予想したい。
この2作はテレビの総集編であり、来年公開予定の新作「[新編] 叛逆の物語」は恐ろしいこととなりそうだ。


13位:「推理作家ポー 最期の5日間」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 1億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 259スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.0億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
この規模では完全にコケているが、地味で暗めのサスペンス作品であり、もっと悲惨なことになると思っていた。
エドガー・アラン・ポーという知名度の高さが活きたようだ。
アメリカではトータル16百万ドルと惨敗した作品であり、当然日本でも当たるとは思えなかったが、年配層が動いたのだろうか。

「推理作家ポー 最期の5日間」2.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「キャプテン・アメリカ」2.2億円(トータル3.1億円)
☆「アイ・アム・ナンバー4」2.2億円(トータル3.1億円)
☆「スカイライン征服」1.9億円(トータル2.7億円)
これらとの対比で考えると、「推理作家ポー 最期の5日間」の興行収入は2.8~2.8億円となる。
年配層好みならば、平日にも多少の伸びはあるだろう。
「推理作家ポー 最期の5日間」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は1億円台だったので、あまりにも低すぎたが、ハズレを恐れて当てにいくような予想もしたくはない。


14位:「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」(松竹)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 94スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.5億円弱となっている。
1週間の伸びは6.0千万円半ば程度だろうか。
本編の上映、ライブ、トークなどでのイベントを113館でライブビューイングするといった手法が取られた作品。
話題となったが、それほど高い伸びにはならなかった。

以下がライバルとなるか。
☆11年「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」トータル6.5億円(90スクリーン)
OP1.5→3.0→4.0→4.6→5.3→5.7
☆12年「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」
OP1.2→2.1→3.0→3.9→4.5億円→
これとの対比で考えると、「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」は5.5億円となる。
少しは粘りそうなので、「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
この程度でも十分なヒットといえるのではないか。


順位不明:「モンスター・ホテル」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 122スクリーン(先週比-56スクリーン)
6.2百万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円となっている。
1週間の伸びは1.1千万円程度だろうか。
スクリーン数が中途半端なこともあるが、大コケとなっている。
アメリカではヒットしており、宣伝次第ではもう少しなんとかなったと思うが、配給サイドはムチャをしなかったようだ。
最終的には「モンスター・ホテル」の興行収入は1億円台となりそうだ。
スクリーン数の違いを加味しても、「ロラックスおじさんの秘密の種」に比べて、ここまで差が出るとは思わなかった。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その3)

6位:「ロラックスおじさんの秘密の種」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 525スクリーン(先週比-1スクリーン)
7.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.1億円となっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度だろうか。
さすがに平日はあまり稼げていない。
同じくドクター・スース原作の08年「ホートン 不思議な世界のダレダーレ」はほとんどヒットしなかったが、これほどの規模で公開すれば、関係なくヒットするようだ。

参考となりそうなハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2→
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル12.0億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年公開「メリダとおそろしの森」
OP1.5→4.2→6.1→07.6→08.7
☆12年公開「ロラックスおじさんの秘密の種」
祝3日2.6→4.1→5.1億円→
これらとの対比で考えると、「ロラックスおじさんの秘密の種」の興行収入は6.1~7.5億円となる。
恐らく、もうほとんど伸びないだろう。
「ロラックスおじさんの秘密の種」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
この規模での公開の割にはコケぎみではあるが、日本で本作を当てるのは難しいだろう。
この程度でも十分と思われる。
公開規模の違いがあるが、「モンスター・ホテル」が当たらず、本作がここまで稼げる方が不思議だ。


7位:「神秘の法 The Mystical Laws」(日活)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 212スクリーン(先週比+3スクリーン)
6.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円半ば程度だろうか。
あまり稼げていないように思えるが、祝日の関係もあり、関連作品よりは動きがいい。

関係作品の興行収入は以下のとおり。
☆94年「ノストラダムス戦慄の啓示」不明
☆97年「ヘルメス 愛は風の如く」トータル7.4億円
☆00年「太陽の法 エル・カンターレへの道」トータル14.6億円
☆03年「黄金の法 エル・カンターレの歴史観」トータル17.0億円
☆06年「永遠の法 エル・カンターレの世界観」トータル12.5億円
OP0.9→2.3→3.8→5.0
☆09年「仏陀再誕」トータル8.6億円
OP1.6→3.3→4.7→5.9→8.4
☆12年「ファイナル・ジャッジメント」
OP1.2→2.8→3.9→4.8
☆12年「神秘の法 The Mystical Laws」
祝3日2.3→3.6→4.8億円→
「仏陀再誕」との対比で考えると、「神秘の法 The Mystical Laws」の興行収入は8.8億円となる。
この辺りがマックスだろう。
「神秘の法 The Mystical Laws」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
「仏陀再誕」トータル8.6億円と同程度だろうか。
00~06年の勢いはないが、手堅く稼いでいる。


8位:「バイオハザードV:リトリビューション」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 33億円
【現時点での興行収入予想】 38億円台(4週目41億円台、OP~2週目44億円台)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円へ
【公開規模】 535スクリーン(先週比-172スクリーン)
6.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは36.2億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ばとなる。
アメリカではイマイチの成績だが、日本での人気は相変わらず衰えを知らない。
今年公開の洋画作品では「アベンジャーズ」を抜きナンバーワンの興行収入となりそうだ。
アメリカ人が知ったら、驚くだろう。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5(OP6.8)→22.0→28.1→祝33.0→34.7→36.2億円→
日本では不思議とヒットするシリーズ。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は38.7~40.6億円となる。
さすがに前作は下回りそうだ。
40億円突破も微妙か。

以下がライバルとなるか。
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5→22.0→28.1→祝33.0→34.7→36.2億円→
これらとの対比で考えると、「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は37.6~40.9億円となる。
「トランス」対比39億円以下、「猿の惑星」対比38億円以上となりそうだ。
「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は2週目まで44億円台、4週目まで41億円台と予想していたが、先週に引き続き38億円台と予想したい。
さすがに飽きられつつあるのか。
公開前個人予想は33億円だったので、実際以上に低めにしてしまった。
少々飽きられてきているようだが、日本人は何故か好きなようだ。


10位:「劇場版 私立バカレア高校」(ショウゲート)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP時3億円台)
【公開規模】 72スクリーン(先週比-1スクリーン)
4.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円弱となっている。
1週間の伸びは7.4千万円程度だろうか。
平日の伸びが思ったよりも少ない。
デートムービーとなっているのか。

以下を考えると、意外と優秀な出足ではないだろうか。
☆12年「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」
OP0.7→2.0→2.6→3.0
☆12年「苦役列車」(73スクリーン)
OP0.2→0.5
☆12年「闇金ウシジマくん」(132スクリーン)
OP0.8→2.2→3.1
☆12年「劇場版 私立バカレア高校」(73スクリーン)
OP0.6→1.4億円→
「闇金ウシジマくん」以下というところか。
「劇場版 私立バカレア高校」の興行収入は先週3億円台と予想したが、2億円台に下方修正したい。
ヒットとは言えないが、この程度でも十分ではないか。
もっと悲惨なことになると思っていた。
主演が映画のタイミングと都合よくジャンケン大会で優勝するということで、知名度が上ったことも要因だろう。
ジャンケン大会はプロレスと同じということだろうか。

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気になる映画ニュース(10月第4週目)

☆「パラノーマル・アクティビティ5」の製作決定
来年のハロウィンシーズンに公開される。
製作費が安くあがるうえに、興行収入が高い作品であり、まだまだ続きそうだ。
他のシリーズ作品に比べると4のアメリカでの興行収入がイマイチな結果となりそうだが、全世界では知名度も上がっているため、高い興行収入となっている。
しかし、そろそろ「SAW」「パラノーマル」に続く、新たなハロウィンシーズン向けのシリーズ作品の出番を期待したいところだ。


☆日本公開が微妙な作品の映画の公開が決定
テディベアを題材としたマーク・ウォルバーグ主演のR指定コメディ映画「テッド」が2013年1月18日に公開決定。
評価が高かったもののアメリカでもヒットしなかったホラー映画「キャビン」が2013年3月9日に公開決定。
前者はともかく、後者はアメリカでもヒットしなかったため、日本で見られることはないだろうと思ったが、よほど内容が良かったのだろう。
儲かることはないとは思うが、DVDスルーも寂しいので、良作については日本公開実現を頑張って欲しい。


☆ジェームズ・キャメロン監督が「インフォメーショニスト」を映画化
「ドラゴン・タトゥーの女」のような強いヒロインを描くサスペンス作品。
アバター2・3が終了した際に、取り掛かるようだが、「アバター2」の公開が2015年以降の公開なので、この作品の公開はいつになるのだろうか。
彼のニュースは話半分にしておいた方がいいと思う。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その2)

2位:「ツナグ」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 16億円台(2週目12億円台)
【公開規模】 306スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは9.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.4億円程度だろうか。
平日も稼げているようだ。
学生だけではなくて、年齢層が幅広そうだ。
地味なイメージだったので、もうちょっと低いかなと思っていた。
生者と死者をツナグという感動作っぽいところが惹かれたのだろうか。

JUJUが主題歌を担当した映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「余命1か月の花嫁」トータル31.5億円
OP4.1→11.6→17.1→21.7→25.1→27.5
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」17億円程度か
OP2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0
☆12年「ツナグ」
祝3日2.9→6.5→9.9億円→
これらとの対比で考えると、「ツナグ」の興行収入は16.0~18.2億円となる。
「余命」対比までは伸びないだろう。

「ツナグ」9.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンダルシア」10.8億円(トータル18.8億円)
☆「岳 ガク」10.3億円(トータル16.3億円)
☆「プリンセス トヨトミ」10.7億円(トータル16.2億円)
これらとの対比で考えると、「ツナグ」の興行収入は15.0~17.2億円となる。
この下限は超えてきそうだ。
「ツナグ」の興行収入は先週12億円台と予想したが、16億円台と上方修正したい。
感動ヒューマンドラマは高めに予想しないといけないが、本作がここまで当たるとは思わなかった。


3位:「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(東宝・フジテレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 62億円台
【現時点での興行収入予想】 62億円台
【公開規模】 452スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは54.2億円となっている。
1週間の伸びは2.2億円弱程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日10.5→2週目17.6→3週目8.6→4週目6.5→5週目6.3→6週目2.5→7週目2.2億円となっている。
さすがに落ち込んできたが、大きな落ち込みはない。

公開直前の2時間SPドラマの視聴率が20%を超えており、人気はやはり健在だ。
『最終作と銘打っており、前作から大きな落ち込みもなく、なんとか最後を乗り切るのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
2週目まではほぼ互角だった今年の「海猿」の7週目が65.9億円となっており、10億円の差がついてしまった。
今年の興行収入ナンバーワン作品争いは敗戦が濃厚となっている。

「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0→36.6→43.2→祝49.5→52.0→54.2億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は62.5億円となる。
この辺りがマックスだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
OP12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9→69.2→70.7
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0→36.6→43.2→祝49.5→52.0→54.2億円→
さすがに「テルマエ」には負けたくはないところ。
これらとの対比で考えると、「踊る大捜査線」の興行収入は60.6~65.0億円となる。
もはや高い伸びはないだろう。
「踊る大捜査線」の興行収入は先週に引き続き62億円台と予想したい。
公開前個人予想は62億円台だったので、現時点では当たりそうだが、まだ何ともいえない。
高い興行収入を安定して稼げられるシリーズを終わらせたので、本シリーズに変わる新たなヒットシリーズが生まれることを期待したいものだ。


4位:「アウトレイジ ビヨンド」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15億円台
【配給会社期待値等】 最終興行収入15億円以上も見えてきている
【公開規模】 225スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは10.1億円半ばとなっている。
1週間の動きは2.6億円程度だろうか。
10億円を突破した。
平日も稼いでいるようだ。

北野映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年「座頭市」トータル28.5億円
☆05年「TAKESHIS」トータル3億円程度か
☆07年「監督・ばんざい」トータル1~2億円程度か
☆08年「アキレスと亀」トータル1~2億円程度か
☆09年「アウトレイジ」トータル7.5億円
OP1.5→3.9→5.4→6.3→6.9→7.2
☆12年「アウトレイジ ビヨンド」
祝3日4.0→7.5→10.2億円→
前作を超えている。
前作との対比で考えると、「アウトレイジ ビヨンド」の興行収入は14.2億円となる。
これを超える程度だろうか。

「アウトレイジ ビヨンド」10.2億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンダルシア」10.8億円(トータル18.8億円)
☆「岳 ガク」10.3億円(トータル16.3億円)
☆「プリンセス トヨトミ」10.7億円(トータル16.2億円)
これらとの対比で考えると、「アウトレイジ ビヨンド」の興行収入は15.4~17.8億円となる。
ファンが多い監督であり、オープニングに殺到しただけであり、高い伸びはないとは思うが、話題にもなっており、多少の伸びはあるだろう。
「アウトレイジ ビヨンド」の興行収入は先週に引き続き15億円台と予想したい。
まさか、前作から100%の伸びを見せるとは思わなかった。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「アルゴ」(ワーナー)
アカデミー賞ノミネート確実とされている作品。
アメリカでもそれなりに稼いでいる。
日本ではやや微妙な気がするので、アカデミー賞近くまで待った方がよかったのではないか。
ベン・アフレック監督作品の「ザ・タウン」がトータル2.3億円と大惨敗している。
しかし、さすがにこれは超えるだろう。
実際の事件を扱っている社会派映画でもあるので、年配層などの動員を期待しても、二桁は超えないだろう。
4~9億円というところではないか。
去年公開作品では「ツリー・オブ・ライフ」トータル6.2億円、「ウォール・ストリート」トータル5.5億円と同程度ではないか。
「アルゴ」の興行収入は5億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは1.3億円程度か。


◎「終の信託」(東宝)
周防正行監督作品。
07年「それでもボクはやってない」がトータル11.0億円を稼いでいるが、本作はさらに堅すぎるので、ヒットするのは困難だろう。
「それでもボクはやってない」の4~5割程度に落ち着くのではないか。
4.4~5.5億円程度か。
監督の知名度を加味して、「終の信託」の興行収入は5億円台と予想したい。
オープニングは1.0億円程度か。


◎「映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」(東映・テレビ朝日)
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ふたりはプリキュア Max Heart」トータル8.5億円
OP1.9→3.5→5.4→7.3→7.8
☆05年「ふたりはプリキュア MaxHeart2」トータル5.7億円
OP1.2→不明→3.1
☆06年「ふたりはプリキュア Splash Star」トータル3.0億円
OP0.56
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.8億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズ」
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
この時期のプリキュアは8~9億円程度か。
よく分からないので、8億円台でいいだろう。
オープニングは1.8億円程度か。

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『エクスペンダブルズ2』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(突っ込みがいのある楽しい映画)

スタローンと楽しい仲間たちが繰り広げるお祭り映画。
シューティングゲームのような大量殺戮ショウが展開されている。
映画のレベルとしては高いとは思わないが、そのようなものが求められる映画ではなく、本作の制作趣旨どおりの映画に仕上がっている。
第二弾となったためか、監督が代わったためか分からないが、チームとしてのまとまりが良くなったと思われる。
それぞれのキャラクターに適した見所が与えられており、見せ場をきちんと見せている。
シュワに「戻りすぎだ」と突っ込むブルース、シュワに溶鉱炉に放り込むぞと脅すやり取りなど、過去のネタを題材にした掛け合いなども多く、かなり楽しめる。

ギャグでやっているのか、本気でやっているのか、よく分からないところが本作の最大の良さと思われる。

スタローンがヘムズワースから悩みを打ち明けられて、何故かおもむろにバイクに乗り込み、何故か飛行機に向うと、何故かブルース・ウィリスが登場するという、この一連の謎の流れが好きだ。
金を返せ、仕事をしないとグアンタナモに放り込むぞと言われて、バカ正直に素直に従うところもスタローンらしい。
指定されたとおりバカ正直に女に会いに行き、バイクは手作りかと女に聞かれて、華麗にスルーするスタローン、再度聞かれても再び華麗にスルーするスタローン。
女のボケにようやくつっこんでも大したオチがないというところも良い。

お目当ての金庫前の扉では大男が大量にいるにも関わらず、たったの二人の筋力だけでなんとかしようとする単純さ。
腕がプルプルしても当然誰も助けないところはチームのメンバーに対しての信頼が描かれている。

あれほど凶悪な設定のヴァン・ダムもヘムズワースを殺して、残りのキャラクターには一切手を付けないというボーナス設定も凄すぎる。
あのような最大の危機の際に、チャック・ノリスを登場させても、シュワを登場させても、ブルースを登場させてもよいにも関わらず、あえて誰も使わずにスルーするという斬新さはさすがの流れだ。

そもそもあそこまで鉱山を牛耳っておいて、ヴァン・ダムはあの情報が本当に必要だったのか、ブルースはあそこまで鉱山を牛耳られて、あの情報だけを得てどうするつもりだったのかという疑問は本作には存在しない。

完全に武装しているのに、丸腰の相手に丸腰で戦うところはお約束の流れ。
突然ロッキーに復活するところはさすがだ。
肉弾戦だったのに、結局、最後はチェーンという落としどころは誰にも思いつかないだろう。

また、チャック・ノリスが登場すると、ペロペロピーという訳の分からない音楽が流れるところが素晴らしい演出だ。
最後には飯の種に群れてもいいかなと言いながら、スタローン達とは別のヘリコプターに乗るチャック・ノリス。
彼のことはよく知らないが、彼に対するリスペクトが伝わってくる。

スタローン映画にありがちな仲間が死んでリベンジするところや、女性の趣味が微妙なところもスタローン映画の流れを汲んでおり、我々を裏切らない。
決して美女を登場させることはしない。

さらに、ある人物が喋るとカメラがその人物の正面に向けられる、そして別の人物が喋るとその人物の正面にカメラが向けられる。
その繰り返しもギャグなのか、本気なのか、別撮りなのか、我々も惑わしてくれる。
凄いものの片鱗を味わえる映画だ。
どんなに年をとっても、どんなに光を失っても、輝いている輝く、スターの偉大さを教えてくれるとともに、観る者にも勇気や希望を与えてくれる作品ではないか。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その1)

動員1位:「エクスペンダブルズ2」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 545スクリーン
1.6億円半ば(164,786,000円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.0億円程度か』と書いたが、予想よりも低かった。
先週の「まどか☆マギカ」のオープニング1.7億円よりも低い。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7
☆12年公開「エクスペンダブルズ2」
OP1.6億円→
前作は280スクリーン程度だったので、倍程度の勝負を掛けたが、前作よりも低いという結果となった。
アメリカでは1がトータル103百万ドル、2がトータル85百万ドルとなっており、17.5%の減少となっている。
公開前に『しかし、日本ではスタローン、シュワ、ブルースの人気は高く、気軽に楽しめられる派手なアクション作品は日本人好みだ。日本では前作よりも微増するのではないか』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。
前作との対比で考えると、本作の興行収入は8.2億円となる。

「エクスペンダブルズ2」1.6億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「世界侵略:ロサンゼルス決戦」1.7億円(トータル7.5億円)
☆「ヒアアフター」1.6億円(トータル7.0億円)
☆「X-MEN」1.7億円(トータル7.0億円)
これらとの対比で考えると、「エクスペンダブルズ2」の興行収入は6.6~7.1億円となる。
前作対比以下、これらの対比以上と考えると、「エクスペンダブルズ2」の興行収入は7億円台となりそうだ。
前作を考えるともうちょっと伸びそうな気がするので、とりあえずは「エクスペンダブルズ2」の興行収入は8億円台と予想したい。
公開前個人予想は10億円台だったので、やや高すぎた。
日本人好みのアクションだと思ったが、若者向けではないのか。


動員5位:「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 171スクリーン
7.4千万円弱(73,950,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.3億円程度か』と書いたが、予想よりもかなり低かった。
現役の戦隊モノと過去の作品と同程度と考えたのは完全に誤りだったようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン」
OP1.6→3.0→3.9→4.5→4.9→5.1
☆12年「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」
OP0.7億円→
この半分程度となりそうだ。

「仮面ライダー」よりも戦隊モノの方が参考になるだろうか。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」トータル3.6億円
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5
☆11年「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」トータル9.0億円
OP2.9→5.4→7.0→7.9→8.5→8.7
☆12年「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」
OP0.7億円→
戦隊モノは3~5億円というところか。
これらとの対比で考えると、「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の興行収入は2.2~2.4億円となる。
1億円台の可能性もありそうだが、「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の興行収入は2億円台と予想したい。
公開前個人予想は4億円台だったのでハズれた。
東映のライダー・戦隊モノ依存体質にやや異変が生じそうだ。

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全米映画興行収入(10月第3週目)

1位となったのは新作の「パラノーマル・アクティビティー4」。
事前には週末3日間で42.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく下回る30.2百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『当然のスタートダッシュをかますだろう』と書いたが、おとなしいオープニングとなっている。
そろそろ飽きられつつあるのか。
しかし、製作費が5百万ドルなので、関係なく大黒字となりそうだ。
ハロウィーン恒例のホラー作品。
監督は「3」を手掛けたヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマンのコンビ。

シリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル104百万ドル
OP53→81→95→101→103
☆12年「パラノーマル・アクティビティー4」
OP30百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は59~62百万ドルとなる。
評価はそれほど高くはないので、伸びはないだろうが、さすがに少しは伸ばすだろう。
「パラノーマル・アクティビティー4」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。
そろそろシリーズのエンドが近づいてきたか。


2位は2週目の「アルゴ」。
トータルでは43百万ドルとなっている。
製作費44.5百万ドルは楽に回収できるだろう。
公開前に『「アルゴ」はヒットしそうだ』と書いたが、期待ほどの爆発はなかった。
ベン・アフレック監督・主演のサスペンスドラマ。

ベン・アフレック監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「ゴーン・ベイビー・ゴーン」トータル20百万ドル
OP06→11→15→17→18
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81
☆12年「アルゴ」
OP19→43百万ドル→
「ザ・タウン」との対比で考えると、「アルゴ」の興行収入は81百万ドルとなる。

評価がメチャクチャ高いので、アカデミー賞候補になるといわれている。
以下がライバルとなるか。
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆12年「アルゴ」
OP19→43百万ドル→
これとの対比で考えると、「アルゴ」の興行収入は91百万ドルとなる。
かなりの伸びはありそうだが、「アルゴ」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
ベン・アフレックは、俳優としてのイマイチな評価だったが、監督としての評価をますます高めている。


3位は4週目の「モンスター・ホテル」。
トータルでは119百万ドルとなっている。
製作費85百万ドルの回収は余裕だった。
公開前に『そこそこのヒットとなるだろう』と書いたが、思ったよりも高いヒットとなった。
監督は、あまり映画での実績はないゲンディ・タルタコフスキー。
ソニー製作の3Dアニメ。

ソニー系のアニメ作品が参考となりそうだ。
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆11年「アーサー・クリスマスの大冒険」トータル46百万ドル
先16(OP12)→25→33→39
☆12年「The Pirates! Band of Misfits」トータル31百万ドル
OP11→19→23→25→27→29
☆12年「モンスター・ホテル」
OP43→77→102→119百万ドル→
「くもりときどきミートボール」を多少超える程度だろうと思っていたが、思ったよりも動きが良い。
これらとの対比で考えると、「モンスター・ホテル」の興行収入は138~155百万ドルとなる。
「くもりときどきミートボール」はなんとしても超えたいところだ。

今年のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「メリダとおそろしの森」トータル234百万ドル
OP66→132→174→196→209→217→223
☆12年「マダガスカル3」トータル216百万ドル
OP60→119→157→180→196→204→208
☆12年「ロラックスおじさんの秘密の種」トータル214百万ドル
OP70→122→158→177→189→198→205
☆12年「Ice Age: Continental Drift」トータル160百万ドル
OP47→089→115→132→144→150→154
☆12年「モンスター・ホテル」
OP43→77→102→119百万ドル→
これらとの対比で考えると、「モンスター・ホテル」の興行収入は142~144百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びはあるだろう。
「モンスター・ホテル」の興行収入は先週に引き続き1億4千万ドル台と予想したい。
ヒットアニメが少なかったソニーだが、そろそろ仲間入りできそうだ。


4位は3週目の「96時間/リベンジ」。
トータルでは106百万ドルとなっている。
製作費45百万ドルを楽に回収する大ヒットとなった。
監督は前作とは異なりオリヴィエ・メガトン。
共同脚本、プロデューサーは前作に引き続きリュック・ベッソン。
主演は前作に引き続きリーアム・ニーソン。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→078→95→108→118→127→133→137
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50→86→106百万ドル→
前作を超えるかが注目となる。
前作はロングセールスとなったが、本作はそのような伸びはないだろう。

オリヴィエ・メガトン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆11年「コロンビアーナ」トータル37百万ドル
OP10→22→30→33→35
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50→86→106百万ドル→
これらとの対比で考えると、「96時間/リベンジ」の興行収入は117~131百万ドルとなる。
この上限辺りがマックスか。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」トータル64百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆12年「The Grey」トータル52百万ドル
OP20→35→43→48→50
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50→86→106百万ドル→
これらとの対比で考えると、「96時間/リベンジ」の興行収入は128~130百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、思った以上の伸びはなさそうだ。
「96時間/リベンジ」の興行収入はオープニング時に1億5千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億3千万ドル台と予想したい。
それでも大ヒットといえるだろう。
リーアム・ニーソンの渋さが人気の秘密か。
リーアム・ニーソンの評価はさらに高まったのではないか。


5位となったのは新作の「Alex Cross」。
事前には週末3日間で14.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る11.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費35百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろうが、それなりには稼ぎそうだ』となりそうだ。
01年「ワイルド・スピード」、02年「トリプルX」、08年「ハムナプトラ3」のロブ・コーエン監督のクライムサスペンス。
主演はタイラー・ペリー。

ジェームズ・パターソン原作のアレックス・クロスシリーズとなる。
☆97年「コレクター」トータル74百万ドル
OP13→29→39→46→51
☆01年「スパイダー」トータル61百万ドル
OP17→34→47→55→60
☆12年「Alex Cross」
OP12百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Alex Cross」の興行収入は43~68百万ドルとなる。
評価は普通なので、伸びはないだろう。
「Alex Cross」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
制作費は回収できるだろうが、成功とはいえない結果となりそうだ。


6位は2週目の「Sinister」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
製作費3百万ドルの低予算ホラーであり、10倍以上を回収している。
イーサン・ホークが主演している。
公開前に『それなりには稼ぐのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

監督は、05年「エミリー・ローズ」(トータル75百万ドル)、08年「地球が静止する日」(トータル79百万ドル)のスコット・デリクソン。
☆05年「エミリー・ローズ」トータル75百万ドル
OP30→52→62→69→72→74
☆12年「Sinister」
OP18→32百万ドル→
これとの対比で考えると、「Sinister」の興行収入は46百万ドルとなる。

近年公開された以下の作品がライバルか。
☆11年「Insidious」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆12年「The Devil Inside」トータル53百万ドル
OP34→46→51→53
☆12年「The Possession」トータル49百万ドル
OP18→33→41→45
☆12年「Sinister」
OP18→32百万ドル→
「Insidious」以外の作品との対比で考えると、「Sinister」の興行収入は37~48百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
ハロウィーンという時期的にも伸びはあるだろう。
「Sinister」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
ホラー作品は、3百万ドルの製作費でここまで稼げるという美味しいビジネスだ。


7位は2週目の「Here Comes the Boom」。
トータルでは23百万ドルとなっている。
制作費は不明。
公開前に『それなりには稼ぐのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
ケヴィン・ジェームス主演のコメディ作品だが、やはりビッグヒットとはならなかった。
高校教師が格闘技大会に出場するコメディ作品。
サルマ・ハエックが共演している。
監督はフランク・コラチ。

フランク・コラチ監督の興行収入は以下のとおり。
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆11年「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」トータル80百万ドル
OP20→42→059→069→074→076
☆12年「Here Comes the Boom」
OP12→23百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Here Comes the Boom」の興行収入は40~44百万ドルとなる。

ケヴィン・ジェームスが出演したコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モール★コップ」トータル146百万ドル
OP32→65→083→097→110→121→128
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」トータル80百万ドル
OP20→42→059→069→074→076
☆12年「Here Comes the Boom」
OP12→23百万ドル→
単独主演の「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」との対比で考えると、「Here Comes the Boom」の興行収入は44百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Here Comes the Boom」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
「モール★コップ」は大ヒットしたが、ケヴィン・ジェームスは単独主演のコメディではそれほど稼げないだろう。


8位は4週目の「Pitch Perfect」。
トータルでは46百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルを楽に回収している。
監督はあまり実績のないJason Moore。
アナ・ケンドリック主演のアカペラコーラス部を舞台とした学園モノのコメディ。
OP時335スクリーンから2週目に2770スクリーンに拡大公開された。

以下の学園モノコメディが参考となるか。
☆03年「スクール・オブ・ロック」トータル81百万ドル
OP20→40→55→63→69→73
☆08年「キューティー・バニー」トータル48百万ドル
OP15→28→37→42→46
☆12年「Pitch Perfect」
OP05→22→36→46百万ドル→
評価は高いので、伸びはありそうだが、極端には伸びないだろう。
「スクール・オブ・ロック」以下、「キューティー・バニー」以上だろう。
「Pitch Perfect」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
サプライズヒットとなりそうだ。


9位は3週目の「フランケンウィニー」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
製作費39百万ドルの回収が目標となる。
監督はもちろんティム・バートン。
過去の短編を長編にした3Dストップアニメーション。

ティム・バートン監督のダーク系作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「コープス・ブライド」トータル53百万ドル
OP0.4→20→33→42→48→51
☆07年「スウィーニー・トッド」トータル53百万ドル
OP09→27→39→44→48→51→52
☆12年「ダーク・シャドウ」トータル79百万ドル
OP30→51→63→71→74→75→76
☆12年「フランケンウィニー」
OP11→22→28百万ドル→
これらとの対比で考えると、「フランケンウィニー」の興行収入は35~45百万ドルとなる。
ファンが多い監督であり、多少の伸びはあるだろうが、それほどは伸びないだろう。
「フランケンウィニー」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
評価はかなり高いが、ストップモーション系アニメはやはり稼げないようだ。


10位は4週目の「Looper」。
トータルでは58百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルを楽に回収している。
ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のSFアクション。
監督はあまりヒット実績のないライアン・ジョンソン。
ブルース・ウィリス主演のSF作品の09年「サロゲート」がヒットしなかったので、公開前に『ヒットにはならないだろう』と書いたが、思ったよりは稼ぎそうだ。

ライバルとなりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「サロゲート」トータル39百万ドル(ブルース・ウィリス主演)
OP15→26→33→36→38→38
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「トータル・リコール」トータル59百万ドル
OP26→44→52→55→57→58
☆12年「Looper」
OP21→40→51→58百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Looper」の興行収入は62~71百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、まだまだ伸びはあるだろう。
「Looper」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、監督のライアン・ジョンソンの評価が上りそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ジェラルド・バトラー主演のスポーツドラマ「Chasing Mavericks」
☆トム・ティクヴァとウォシャウスキー兄弟のSF作品「クラウド アトラス」
☆コメディ作品「Fun Size」
☆ホラー作品「Silent Hill: Revelation 3D」
「Silent Hill: Revelation 3D」はヒットするのではないか。
「Chasing Mavericks」も手堅く稼ぐだろう。
「Fun Size」は微妙な気がする。
「クラウド アトラス」はトム・ハンクス、ハル・ベリーなどが出演する作品なので、それなりに稼ぐだろうが、ビッグヒットにはならないか。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その4)

2位:「ツナグ」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【公開規模】 306スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは6.4億円半ばとなっている。
祝日を除く6日間の伸びは3.5億円程度だろうか。
動員ベースでは1位となるが、興行収入ベースでは2位となる。
年配層も意外と多いということだろうか。
地味なイメージだったので、もうちょっと低いかなと思っていた。
生者と死者をツナグという感動作っぽいところが惹かれたのだろうか。

「ツナグ」6.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「八日目の蝉」6.1億円(トータル12.4億円)
☆「あしたのジョー」6.2億円(トータル11.0億円)
これらとの対比で考えると、「ツナグ」の興行収入は11.5~13.2億円となる。
「八日目の蝉」ほど伸びないと考えて、「ツナグ」の興行収入は12億円台と予想したい。
感動ヒューマンドラマは高めに予想しないといけないが、本作はここまで当たるとは思わなかった。


6位:「ロラックスおじさんの秘密の種」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 526スクリーン(先週比-2スクリーン)
1.0億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.1億円弱となっている。
祝日を除く6日間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
さすがに平日はあまり稼げていない。
同じくドクター・スース原作の08年「ホートン 不思議な世界のダレダーレ」はほとんどヒットしなかったが、これほどの規模で公開すれば、関係なくヒットするようだ。

参考となりそうなハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「ヒックとドラゴン」トータル9.0億円
OP1.2→4.8→
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2→
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル12.0億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年公開「メリダとおそろしの森」
OP1.5→4.2→6.1→07.6→08.7
☆12年公開「ロラックスおじさんの秘密の種」
祝3日2.6→4.1億円→
祝日はあるが、「メリダとおそろしの森」と同程度となっている。
これらとの対比で考えると、「ロラックスおじさんの秘密の種」の興行収入は6.7~10.0億円となる。
恐らく、もうほとんど伸びないだろう。
「ロラックスおじさんの秘密の種」の興行収入は6億円台と予想したい。
この規模での公開の割にはコケぎみではあるが、日本で本作を当てるのは難しいだろう。
この程度でも十分と思われる。
公開規模の違いがあるが、「モンスター・ホテル」が当たらず、本作がここまで稼げる方が不思議だ。


7位:「神秘の法 The Mystical Laws」(日活)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 209スクリーン(先週比+1スクリーン)
6.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.6億円となっている。
祝日を除く6日間の伸びは1.3億円半ば程度だろうか。
あまり稼げていないように思えるが、祝日もあり、関連作品よりは動きがいい。

関係作品の興行収入は以下のとおり。
☆94年「ノストラダムス戦慄の啓示」不明
☆97年「ヘルメス 愛は風の如く」トータル7.4億円
☆00年「太陽の法 エル・カンターレへの道」トータル14.6億円
☆03年「黄金の法 エル・カンターレの歴史観」トータル17.0億円
☆06年「永遠の法 エル・カンターレの世界観」トータル12.5億円
OP0.9→2.3→3.8→5.0
☆09年「仏陀再誕」トータル8.6億円
OP1.6→3.3→4.7→5.9→8.4
☆12年「ファイナル・ジャッジメント」
OP1.2→2.8→3.9→4.8
☆12年「神秘の法 The Mystical Laws」
祝3日2.3→3.6億円→
「仏陀再誕」との対比で考えると、「神秘の法 The Mystical Laws」の興行収入は9.4億円となる。
祝日の影響もありそうなので、ここまで伸びないだろう。
「神秘の法 The Mystical Laws」の興行収入は8億円台と予想したい。
「仏陀再誕」トータル8.6億円と同程度だろうか。
00~06年の勢いはないが、手堅く稼いでいる。


10位:「最強のふたり」(GAGA)<7週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15億円台(6週目13億円台、3~4週目8億円台、OP~2週目6億円台)
【公開規模】 106スクリーン(先週比+17スクリーン)
5.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは10.1億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円弱程度だろうか。
ついに10億円を突破した。
オープニング時は49スクリーンだったが、ついに106スクリーンまで増えている。

週毎の動きは以下のとおり。
OP0.8→2週目1.7→3週目1.5→4週目1.9→5週目1.3→6週目1.5→7週目1.4億円となっている。
ほとんど落ち込みが見られない。
フランスで2011年に最もヒットした話題作であり、東京国際映画祭でもグランプリを獲得した作品。
ヒットの可能性もあるかと思ったが、小スクリーンであり、そこまで高い興行収入にならないと思ったが、爆発している。
今年公開されたアカデミー作品賞の「アーティスト」(スクリーン数178)よりも断然に高い動きとなっている。
日本人好みの作品ではあるが、このスクリーンでここまでヒットするものか。

タイプはやや違うかもしれないが、以下の作品の動きが参考となるか。
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→2.2→3.7→5.1→6.2→06.9→07.3
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9→10.3→11.3
☆12年公開「最強のふたり」
OP0.8→2.5→4.0→5.9→7.2→08.7→10.1億円→
これらとの対比で考えると、「最強のふたり」の興行収入は12.5~16.3億円となる。
平日にもかなり伸びがありそうであり、今後もかなり伸びそうだ。
「最強のふたり」の興行収入は2週目まで6億円台、4週目まで8億円台、6週目まで13億円台と予想していたが、15億円台に上方修正したい。
スクリーン数が安定しないこともあるが、再上方修正を強いられるだろうか。


11位:「ボーン・レガシー」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 482スクリーン(先週比-19スクリーン)
5.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは6.9億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円半ば程度だろうか。
マット・デイモンからジェレミー・レナーに主演が変わったが、そこまで悪くはない動きとなっている。
しかし、『「アベンジャーズ」や「ミッション・インポッシブル」で名前を売ったが、ジェレミー・レナーの日本での知名度はそれほど高くはないだろう。本格的なスパイアクションも日本では受けにくい』と書いたように高い興行収入にもならない。

「ボーン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆12年公開「ボーン・レガシー」
金2.3→5.2→6.9億円→
16億円程度が基準となるが、これを超えることはないだろう。
これらとの対比で考えると、「ボーン・レガシー」の興行収入は9.8~10.0億円となる。
「ボーン・スプレマシー」以下となりそうだ。

「ボーン・レガシー」6.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「マネーボール」6.5億円(トータル8.9億円)
☆「世界侵略:ロサンゼルス決戦」6.1億円(トータル7.5億円)
これらとの対比で考えると、「ボーン・レガシー」の興行収入は8.5~9.4億円となる。
10億円を超えたいところだが、勢いはすぐになくなりそうだ。
「ボーン・レガシー」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、当たりとなりそうだ。
日本ではこの程度でも十分だろう。


13位:「新しい靴を買わなくちゃ」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 203スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円となっている。
祝日を除く6日間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
週末には稼げていないが、平日には稼いでいるようだ。
ヒットしそうもないと思ったが、中山美穂とパリ、北川悦吏子、岩井俊二というアラフォー世代向けの作品なので、どういう結果になるか注目だった。


中山美穂主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「サヨナライツカ」トータル12.0億円
OP1.3→4.4→6.7→8.5→9.0→9.6
☆12年「新しい靴を買わなくちゃ」
祝3日1.0→2.1億円→
これとの対比で考えると、「新しい靴を買わなくちゃ」の興行収入は5.7億円となる。
これがマックスラインか。

「新しい靴を買わなくちゃ」2.1億円と同程度の興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「セカンドバージン」2.3億円(トータル4.3億円)
☆「白夜行」2.3億円(トータル4.2億円)
これらとの対比で考えると、「新しい靴を買わなくちゃ」の興行収入は3.8~3.9億円となる。
祝日の影響もあるだろうから、ここまで伸びるかが微妙。
「新しい靴を買わなくちゃ」の興行収入は3億円台と予想したい。
東映作品ということもあるが、アラフォー世代向けの作品は微妙のようだ。


14位:「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 94スクリーン(先週比+3スクリーン)
3.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.9億円弱となっている。
1週間の伸びは8.6千万円程度だろうか。
本編の上映、ライブ、トークなどでのイベントを113館でライブビューイングするといった手法が取られた作品。
話題となったが、それほど高い伸びにはならなかった。
最終的には「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」の興行収入は6億円台となるだろうか。
この程度でも十分なヒットといえるのではないか。


15位:「ハンガー・ゲーム」(角川)<3週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 479スクリーン(先週比-84スクリーン)
3.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
まさかの大コケとなっている。

アメリカでは、今年の興行収入において「アベンジャーズ」「ダーナイト・ライジング」に次ぐ、第3位の408百万ドルを記録した作品。
「アメイジング・スパイダーマン」「MIB3」を楽に超えている。
微妙な雰囲気もするが、話題作はそれなりにヒットするだろうと予想したが、公開前に『過激な内容ゆえに、日本でも多少話題になりそうだが、「バトル・ロワイアル」との類似性も指摘されており、爆発的な話題にはなりそうもない。キャストも日本人好みではない』と書いたとおり、マイナスな方向が作用したか。
大コケというほどの大惨敗だ。

「ハンガー・ゲーム」4.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「シャンハイ」3.9億円(トータル5.1億円)
☆「カウボーイ&エイリアン」3.9億円(トータル4.6億円)
☆「ミッション:8ミニッツ」3.7億円(トータル4.6億円)
☆「アジャストメント」3.8億円(トータル4.5億円)
これらとの対比で考えると、「ハンガー・ゲーム」の興行収入は4.7~5.2億円となる。
もはや伸びはないだろう。
「ハンガー・ゲーム」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、大ハズレとなる。
アメリカでは大ヒットしており、この結果は予想しにくいが、作品を観たところ納得の内容。
ヒットするほうが不思議かもしれない。


16位:「モンスター・ホテル」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 178スクリーン(先週比-25スクリーン)
8.4百万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.1億円となっている。
1週間の伸びは2.6千万円半ば程度だろうか。
スクリーン数が中途半端なこともあるが、大コケとなっている。
アメリカではヒットしており、宣伝次第ではもう少しなんとかなったと思うが、配給サイドはムチャをしなかったようだ。
最終的には「モンスター・ホテル」の興行収入は1億円台となりそうだ。
スクリーン数の違いを加味しても、「ロラックスおじさんの秘密の種」に比べて、ここまで差が出るとは思わなかった。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その3)

12位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語」(アニプレックス)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 43スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.7億円程度だろうか。
後編が始まり、どうなったかと思ったが、それなりに稼いでいる。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」トータル10.7億円(90スクリーン)
OP2.0→4.9→7.8→8.7→9.4→9.8→10.1→
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語」
OP1.4→3.1億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は6.8~10.3億円となる。
どの程度まで伸びるのか分からないが、恐らく高い伸びとなるのだろう。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語」の興行収入は8億円台と予想したい。


1位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編]永遠の物語」(アニプレックス)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 43スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7億円(171,622,400円)のオープニングを飾った。
動員ベースでは2位となるが、興行収入ベースでは1位となる。
この規模で、ここまでの高稼働は珍しい。
前編の興行収入と変わりはないだろうから、本作の興行収入も8億円台と予想したい。
この2作はテレビの総集編であり、来年公開予定の新作「[新編] 叛逆の物語」は恐ろしいこととなりそうだ。

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気になる映画ニュース(10月第3週目)

☆「探偵はBARにいる」の続編決定
2013年5月11日公開予定。
前作はトータル12.2億円を記録しており、舞台の北海道の観客が見込まれるため、安定して稼げると判断したのだろう。
評価も良く、前作を超える興行収入もありえそうだ。
「貞子3D」など、日本でも続編が増えてきている。


☆「ロボコップ」リメイク版が公開延期
2013年8月9日に全米公開を予定していたが、2014年2月7日に延期したようだ。
かつて、8月9日にいったん決まった際に以下のような記事を書いていた。
『☆リメイク版「ロボコップ」の公開日が決定
2013年8月9日に決定した。監督はアメリカでは実績のないブラジル人監督のジョゼ・バヂーリャに決まっている。主演は、ジョエル・キナマン。公開まであと1年弱となる。今月から撮影開始となり、果たして1年弱で仕上がるのだろうか。こちらも企画や監督決定からかなり時間が掛かっているという印象。』
さすがに1年弱では仕上がらず、この予想は当たったようだ。
映像処理が大量に必要な作品であり、さすがに厳しいだろう。
企画が止まらないだけ、良かったと思っている。
「ロボコップ」の代わりにマット・デイモン主演のSF作品『Elysium』を3月から8月にまわして、夏の目玉とするようだ。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その2)

8位:「推理作家ポー 最期の5日間」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 1億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 259スクリーン
金曜日からのオープニング3日間で8.8千万円弱のオープニングを飾った。
土日2日間では6.8千万円だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは4千万円程度か』と書いたが、倍程度のオープニングだった。
地味で暗めのサスペンス作品であり、大コケすると思ったが、エドガー・アラン・ポーという知名度の高さが活きたようだ。
しかし、それでもヒットというわけではないだろう。
アメリカではトータル16百万ドルと惨敗した作品であり、当然日本でも当たるとは思えなかったが、年配層が動いたのだろうか。

「推理作家ポー 最期の5日間」金0.9億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アイ・アム・ナンバー4」金1.0億円(トータル3.1億円)
☆「エンジェル・ウォーズ」金0.8億円(トータル2.9億円)
これらとの対比で考えると、「推理作家ポー 最期の5日間」の興行収入は2.8~3.3億円となる。
年配層好みならば、平日にも多少の伸びはあるだろう。
「推理作家ポー 最期の5日間」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は1億円台だったので、あまりにも低すぎたが、ハズレを恐れて当てにいくような予想もしたくはない。


9位:「劇場版 私立バカレア高校」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 73スクリーン
6.4千万円のオープニングを飾った。
先週『スクリーン数も少なく、ランクインは微妙だろうか』と書いたが、新作作品が手薄なこともあり、ランクインしてきた。
ヒットとはいえないが、それほど悪くはない。

以下を考えると、意外と優秀な出足ではないだろうか。
☆12年「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」
OP0.7→2.0→2.6→3.0
☆12年「苦役列車」(73スクリーン)
OP0.2→0.5
☆12年「闇金ウシジマくん」(132スクリーン)
OP0.8→2.2→3.1
☆12年「劇場版 私立バカレア高校」(73スクリーン)
OP0.6億円→
「闇金ウシジマくん」以下というところか。
「劇場版 私立バカレア高校」の興行収入は3億円台と予想したい。
AKBだけではなくて、ジャニーズ効果もあったようだ。
それよりも、主演が映画のタイミングと都合よくジャンケン大会で優勝するということで、知名度が上ったこともあるだろう。
ジャンケン大会はプロレスと同じということだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その1)

3位:「アウトレイジ ビヨンド」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15億円台
【配給会社期待値等】 最終興行収入15億円以上も見えてきている
【公開規模】 225スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは7.5億円半ばとなっている。
祝日を除く6日間の動きは3.6億円弱程度だろうか。
順位は落ちたが、平日も稼いでいるようだ。

北野映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年「座頭市」トータル28.5億円
☆05年「TAKESHIS」トータル3億円程度か
☆07年「監督・ばんざい」トータル1~2億円程度か
☆08年「アキレスと亀」トータル1~2億円程度か
☆09年「アウトレイジ」トータル7.5億円
OP1.5→3.9→5.4→6.3→6.9→7.2
☆12年「アウトレイジ ビヨンド」
祝3日4.0→7.5億円→
早くも前作に並んだ。
前作との対比で考えると、「アウトレイジ ビヨンド」の興行収入は14.4億円となる。
これを超える程度だろうか。

「アウトレイジ ビヨンド」7.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「アンダルシア」7.5億円(トータル18.8億円)
☆「岳 ガク」7.2億円(トータル16.3億円)
☆「プリンセス トヨトミ」7.5億円(トータル16.2億円)
これらとの対比で考えると、「アウトレイジ ビヨンド」の興行収入は16.2~18.8億円となる。
ファンが多い監督であり、オープニングに殺到しただけであり、高い伸びはないとは思うが、話題にもなっており、多少の伸びはあるだろう。
「アウトレイジ ビヨンド」の興行収入は先週に引き続き15億円台と予想したい。
まさか、前作から100%の伸びを見せるとは思わなかった。


4位:「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(東宝・フジテレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 62億円台
【現時点での興行収入予想】 62億円台
【公開規模】 452スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは52.0億円となっている。
祝日を除く6日間の伸びは2.5億円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日10.5→2週目17.6→3週目8.6→4週目6.5→5週目6.3→6週目2.5億円となっている。
祝日の関係もあるが、さすがに落ち込んできた。

公開直前の2時間SPドラマの視聴率が20%を超えており、人気はやはり健在だ。
『最終作と銘打っており、前作から大きな落ち込みもなく、なんとか最後を乗り切るのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
今年の「海猿」の6週目が62.2億円となっており、今年の興行収入ナンバーワン作品争いは敗戦が濃厚となっている。

「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0→36.6→43.2→祝49.5→52.0億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は66.5億円となる。
この辺りがマックスだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
OP12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9→69.2→70.7
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0→36.6→43.2→祝49.5→52.0億円→
さすがに「テルマエ」には負けたくはないところ。
これらとの対比で考えると、「踊る大捜査線」の興行収入は60.5~66.8億円となる。
もはや高い伸びはないだろう。
「踊る大捜査線」の興行収入は先週に引き続き62億円台と予想したい。
公開前個人予想は62億円台だったので、現時点では当たりそうだが、まだ何ともいえない。
高い興行収入を安定して稼げられるシリーズを終わらせたので、本シリーズに変わる新たなヒットシリーズが生まれることを期待したいものだ。


5位:「バイオハザードV:リトリビューション」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 33億円
【現時点での興行収入予想】 38億円台(4週目41億円台、OP~2週目44億円台)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円へ
【公開規模】 707スクリーン(先週比-36スクリーン)
1.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは34.7億円半ばとなっている。
祝日を除く6日間の伸びは1.8億円弱となる。
アメリカではイマイチの成績だが、日本での人気は相変わらず衰えを知らない。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5(OP6.8)→22.0→28.1→祝33.0→34.7億円→
日本では不思議とヒットするシリーズ。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は38.5~40.6億円となる。
さすがに前作は下回りそうだ。
40億円突破も微妙か。

以下がライバルとなるか。
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5→22.0→28.1→祝33.0→34.7億円→
これらとの対比で考えると、「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は37.2~42.0億円となる。
「トランス」対比39億円以下、「猿の惑星」対比37億円以上となりそうだ。
「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は2週目まで44億円台、4週目まで41億円台と予想していたが、38億円台と下方修正したい。
さすがに飽きられつつあるのか。
公開前個人予想は33億円だったので、実際以上に低めにしてしまった。
少々飽きられてきているようだが、日本人は何故か好きなようだ。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「エクスペンダブルズ2」(松竹)
前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7
アメリカでは1がトータル103百万ドル、2がトータル85百万ドルとなっており、17.5%の減少となっている。
しかし、日本ではスタローン、シュワ、ブルースの人気は高く、気軽に楽しめられる派手なアクション作品は日本人好みだ。
日本では前作よりも微増するのではないか。
1割ほどの増加を見込んで、「エクスペンダブルズ2」の興行収入は10億円台と予想したい。
オープニングは2.0億円程度か。


☆「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」(東映)
172館程度で公開予定。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン」
OP1.6→3.0→3.9→4.5→4.9→5.1
盛り上がっているわけでもなく、本作もこの程度となるのではないか。

「仮面ライダー」よりも戦隊モノの方が参考になるだろうか。
☆09年「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」トータル3.1億円
OP0.9→1.8→
☆10年「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」トータル4.7億円
OP1.5→2.6→3.6→4.1→4.5
☆11年「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」トータル3.6億円
OP1.1→2.1→2.8→3.3→3.5
☆11年「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」トータル9.0億円
OP2.9→5.4→7.0→7.9→8.5→8.7
3~5億円というところか。
現役の作品ではなく、強気にはなれない。
「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の興行収入は4億円台と予想したい。
オープニングは1.3億円程度か。

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全米映画興行収入(10月第2週目)

1位は2週連続で「96時間/リベンジ」。
トータルでは87百万ドルとなっている。
製作費45百万ドルを楽に回収する大ヒットとなった。
監督は前作とは異なりオリヴィエ・メガトン。
共同脚本、プロデューサーは前作に引き続きリュック・ベッソン。
主演は前作に引き続きリーアム・ニーソン。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50→87百万ドル→
前作を超えるかが注目となる。
前作はロングセールスとなったが、本作はそのような伸びはないだろう。

オリヴィエ・メガトン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆11年「コロンビアーナ」トータル37百万ドル
OP10→22→30→33→35
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50→87百万ドル→
これらとの対比で考えると、「96時間/リベンジ」の興行収入は107~146百万ドルとなる。
この上限辺りがマックスか。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」トータル64百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆12年「The Grey」トータル52百万ドル
OP20→35→43→48→50
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50→87百万ドル→
これらとの対比で考えると、「96時間/リベンジ」の興行収入は129~134百万ドルとなる。
評価は高いので、多少の伸びはあるだろうが、思った以上の伸びはなさそうだ。
「96時間/リベンジ」の興行収入は先週1億5千万ドル台と予想したが、1億3千万ドル台に下方修正したい。
それでも大ヒットといえるだろう。
リーアム・ニーソンの渋さが人気の秘密か。
リーアム・ニーソンの評価はさらに高まったのではないか。


2位となったのは新作の「アルゴ」。
事前には週末3日間で22.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る20.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費44.5百万ドルは回収できるだろう。
公開前に『「アルゴ」はヒットしそうだ』と書いたが、それほどではなかった。
ベン・アフレック監督・主演のサスペンスドラマ。

ベン・アフレック監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「ゴーン・ベイビー・ゴーン」トータル20百万ドル
OP06→11→15→17→18
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81
☆12年「アルゴ」
OP20百万ドル→
「ザ・タウン」との対比で考えると、「アルゴ」の興行収入は77百万ドルとなる。

評価がメチャクチャ高いので、アカデミー賞候補になるといわれている。
以下がライバルとなるか。
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆12年「アルゴ」
OP20百万ドル→
これとの対比で考えると、「アルゴ」の興行収入は88百万ドルとなる。
伸びはありそうなので、「アルゴ」の興行収入は8千万ドル台と予想したい。
ベン・アフレックは、俳優としてのイマイチな評価だったが、監督としての評価をますます高めている。


3位となったのは新作の「Sinister」。
事前には週末3日間で18.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る18.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費3百万ドルの低予算ホラー。
イーサン・ホークが主演している。
公開前に『それなりには稼ぐのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

監督は、05年「エミリー・ローズ」(トータル75百万ドル)、08年「地球が静止する日」(トータル79百万ドル)のスコット・デリクソン。
☆05年「エミリー・ローズ」トータル75百万ドル
OP30→52→62→69→72→74
☆12年「Sinister」
OP18百万ドル→
これとの対比で考えると、「Sinister」の興行収入は45百万ドルとなる。

近年公開された以下の作品がライバルか。
☆11年「Insidious」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆12年「The Devil Inside」トータル53百万ドル
OP34→46→51→53
☆12年「The Possession」トータル49百万ドル
OP18→33→41→45
☆12年「Sinister」
OP18百万ドル→
「Insidious」以外の作品との対比で考えると、「Sinister」の興行収入は28~49百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはありそうだ。
ハロウィーンという時期的にも伸びはあるだろう。
「Sinister」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ホラー作品は、3百万ドルの製作費でここまで稼げるという美味しいビジネスだ。


4位は3週目の「モンスター・ホテル」。
トータルでは102百万ドルとなっている。
製作費85百万ドルの回収は余裕だった。
公開前に『そこそこのヒットとなるだろう』と書いたが、思ったよりも高いヒットとなった。
監督は、あまり映画での実績はないゲンディ・タルタコフスキー。
ソニー製作の3Dアニメ。

ソニー系のアニメ作品が参考となりそうだ。
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆11年「アーサー・クリスマスの大冒険」トータル46百万ドル
先16(OP12)→25→33→39
☆12年「The Pirates! Band of Misfits」トータル31百万ドル
OP11→19→23→25→27→29
☆12年「モンスター・ホテル」
OP43→77→102百万ドル→
「くもりときどきミートボール」を多少超える程度だろうと思っていたが、思ったよりも動きが良い。
これらとの対比で考えると、「モンスター・ホテル」の興行収入は132~155百万ドルとなる。
「くもりときどきミートボール」は超えたいところだ。

今年のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「メリダとおそろしの森」トータル234百万ドル
OP66→132→174→196→209→217→223
☆12年「マダガスカル3」トータル216百万ドル
OP60→119→157→180→196→204→208
☆12年「ロラックスおじさんの秘密の種」トータル214百万ドル
OP70→122→158→177→189→198→205
☆12年「Ice Age: Continental Drift」トータル160百万ドル
OP47→089→115→132→144→150→154
☆12年「モンスター・ホテル」
OP43→77→102百万ドル→
これらとの対比で考えると、「モンスター・ホテル」の興行収入は137~142百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びはあるだろう。
「モンスター・ホテル」の興行収入は先週に引き続き1億4千万ドル台と予想したい。
ヒットアニメが少なかったソニーだが、そろそろ仲間入りできそうだ。


5位となったのは新作の「Here Comes the Boom」。
事前には週末3日間で13.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る12.0百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『それなりには稼ぐのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
ケヴィン・ジェームス主演のコメディ作品だが、やはりビッグヒットとはならなかった。
サルマ・ハエックが共演している。
高校教師が格闘技大会に出場するコメディ。
監督はフランク・コラチ。

フランク・コラチ監督の興行収入は以下のとおり。
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆11年「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」トータル80百万ドル
OP20→42→059→069→074→076
☆12年「Here Comes the Boom」
OP12百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Here Comes the Boom」の興行収入は41~48百万ドルとなる。

ケヴィン・ジェームスが出演したコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モール★コップ」トータル146百万ドル
OP32→65→083→097→110→121→128
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」トータル80百万ドル
OP20→42→059→069→074→076
☆12年「Here Comes the Boom」
OP12百万ドル→
単独主演の「Mr.ズーキーパーの婚活動物園」との対比で考えると、「Here Comes the Boom」の興行収入は48百万ドルとなる。
評価は普通程度なので、伸びはないだろう。
「Here Comes the Boom」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
「モール★コップ」は大ヒットしたが、ケヴィン・ジェームスは単独主演のコメディではそれほど稼げないだろう。


6位は3週目の「Pitch Perfect」。
トータルでは36百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルを楽に回収している。
監督はあまり実績のないJason Moore。
アナ・ケンドリック主演のアカペラコーラス部を舞台とした学園モノのコメディ。
OP時335スクリーンから2週目に2770スクリーンに拡大公開された。

以下の学園モノコメディが参考となるか。
☆03年「スクール・オブ・ロック」トータル81百万ドル
OP20→40→55→63→69→73
☆08年「キューティー・バニー」トータル48百万ドル
OP15→28→37→42→46
☆12年「Pitch Perfect」
OP05→22→36百万ドル→
評価は高いので、伸びはありそうだが、極端には伸びないだろう。
「スクール・オブ・ロック」以下、「キューティー・バニー」以上だろう。
「Pitch Perfect」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
サプライズヒットとなりそうだ。


7位は2週目の「フランケンウィニー」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費39百万ドルの回収が目標となる。
監督はもちろんティム・バートン。
過去の短編を長編にした3Dストップアニメーション。

ティム・バートン監督のダーク系作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「コープス・ブライド」トータル53百万ドル
OP0.4→20→33→42→48→51
☆07年「スウィーニー・トッド」トータル53百万ドル
OP09→27→39→44→48→51→52
☆12年「ダーク・シャドウ」トータル79百万ドル
OP30→51→63→71→74→75→76
☆12年「フランケンウィニー」
OP11→22百万ドル→
「コープス・ブライド」以外の作品との対比で考えると、「フランケンウィニー」の興行収入は34~43百万ドルとなる。
ファンが多い監督であり、多少の伸びはあるだろうか。
「フランケンウィニー」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
評価はかなり高いが、ストップモーション系アニメはやはり稼げないようだ。


8位は3週目の「Looper」。
トータルでは51百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルを楽に回収している。
ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のSFアクション。
監督はあまりヒット実績のないライアン・ジョンソン。
ブルース・ウィリス主演のSF作品の09年「サロゲート」がヒットしなかったので、公開前に『ヒットにはならないだろう』と書いたが、思ったよりは稼ぎそうだ。

ライバルとなりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「サロゲート」トータル39百万ドル(ブルース・ウィリス主演)
OP15→26→33→36→38→38
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「トータル・リコール」トータル59百万ドル
OP26→44→52→55→57→58
☆12年「Looper」
OP21→40→51百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Looper」の興行収入は58~76百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなりの伸びはあるだろう。
「Looper」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、監督のライアン・ジョンソンの評価が上りそうだ。


9位となったのは新作の「Seven Psychopaths」。
事前には週末3日間で7.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る4.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費15百万ドルの回収が目標となる。
監督は、ショートフィルムを手掛けているマーティン・マクドナー。
コリン・ファレル、サム・ロックウェル、クリストファー・ウォーケン、ウディ・ハレルソン、アビー・コーニッシュなどが出演しているが、スクリーン数が1480と少ないこともあり、コケてしまった。
1千万ドル台程度の動きだが、評価がメチャクチャ高いので、2千万ドル台に乗るのではないか。


10位となったのは4週目の「The Perks of Being a Wallflower」。
トータルでは6百万ドルとなっている。
OP4→2週目102→3週目221→4週目726スクリーンと拡大公開されてランクインしてきた。
監督はあまり実績のないスティーヴン・チボスキー。
「レント」の共同脚本を手掛けている。
Logan Lerman、エマ・ワトソン、Ezra Miller主演のヒューマンドラマ。
1千万ドル台程度の動きだが、評価がメチャクチャ高いので、2千万ドル台に乗るのではないか。
さらに拡大公開されれば、もっと高い興行収入となるだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ホラー作品「パラノーマル・アクティビティー4」
☆ロブ・コーエン監督のクライムサスペンス「Alex Cross」
「パラノーマル・アクティビティー4」は当然のスタートダッシュをかますだろう。
「Alex Cross」はビッグヒットにはならないだろうが、それなりには稼ぎそうだ。

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『ハンガー・ゲーム』レビュー

◆評  価   4.5点
◆おススメ度  B-(アメリカで大ヒットしたが、観る必要はない)

アメリカで大ヒットして、社会現象となった作品。
期待を込めて鑑賞してみたが、正直言って平凡なデキとなっている。
内容が内容だけに規制や批判を浴びないような努力があったのだろうが、これほど盛り上がらない作品が、アメリカで大ヒットした理由がよく分からない。

丁寧に製作するのは結構なことだが、ゲームが始まるまでがあまりにも長過ぎる。
ゲームが始まるまでに描かなくてはならないことは、①主人公のバックボーン、②主催者サイドの目的・陰謀、③ゲームのルール、④他のキャラクターの特長・性格などだろう。
つまらない炎のパレードの演出、主人公に対するつまらない同情、つまらない特訓などにこだわって、これらの重要な事項があまり描かれていないような気がする。
特に、『他のキャラクターの特長・性格』が上手く描かれておらず、他のライバルがどのような者でどのような特殊技能を持っているのかがよく分からず、ゲームがまるで盛り上がらない。
ゲームが始まる前に、木登り得意の少女が一番印象に残る程度ではマズいだろう。

ゲームに関しても、ルールもよく分からず、ゲームを魅せる工夫がない。
何人が死んで何人が生き残っているのか、よく分からない。
最初から最後まで大砲の数を覚えていないといけないのだろうか。
激しい攻防も知略戦も大したイベントもなく、徐々に人数が減って、いつの間にか最後の3人になったという印象。
いつ殺されるかという緊張感も何もないという点は、本作にとって致命的ともいえる。
極限状態になってこそ、恋愛なども生きてくるのではないのか。
また、火の玉、魔獣、ルールの改正といったように主催者側の介入も多すぎる。
しかも、ストーリー上、効果的というよりも、メチャクチャであり、興ざめなものばかりだ。
スポンサー制度もストーリー上の面白みをまるで生んでいない。

ゲームを面白くするつもりがないのならば、続編に繋ぐような主催者サイドの陰謀のようなものをしっかりと描いて欲しかったところだ。
暴動のようなシーンもあったが、大した意味ももたず、主催者サイドの思惑と異なる方向に進んでいるのかどうかもよく分からないまま、ゲームプランナーを処するというのも面白みに欠ける。
プレイヤー同士のゲーム自体に面白みがなければ、主人公と主催者サイドの駆け引きもなく、面白みを感じる点が少ない。

「ウィンターズ・ボーン」では家族のために魅力的に輝いたジェニファー・ローレンスも本作では、それほど魅力を放っていない。
言葉で妹のためと言っているだけだ。

監督が代わるらしいので、続編にも付き合ってしまうかもしれないが、同じ監督だったら、たぶん観なかっただろう。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目その2)

1位:「アウトレイジ ビヨンド」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15億円台
【配給会社期待値等】 最終興行収入15億円以上も見えてきている
【公開規模】 225スクリーン
祝日を含めて3.9億円半ば(395,287,800円)のオープニングを飾った。
土日2日間では2.8億円弱(279,247,500円)だったようだ。
ここまで高い数値になるとは予想できなかっただろう。

北野映画の興行収入は以下のとおり。
☆03年「座頭市」トータル28.5億円
☆05年「TAKESHIS」トータル3億円程度か
☆07年「監督・ばんざい」トータル1~2億円程度か
☆08年「アキレスと亀」トータル1~2億円程度か
☆09年「アウトレイジ」トータル7.5億円
OP1.5→3.9→5.4→6.3→6.9→7.2
☆12年「アウトレイジ ビヨンド」
祝3日4.0(OP2.8)億円→
初めての1位となるようだが、「座頭市」があるのでそれほど驚きはない。
前作との対比で考えると、「アウトレイジ ビヨンド」の興行収入は14.0億円となり、祝日分を足すと15.2億円となる。
この辺りだろうか。

「アウトレイジ ビヨンド」祝4.0(土日2日2.8)億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2011>
☆「太平洋の奇跡」祝3日3.9億円(トータル15.7億円)
☆「あしたのジョー」祝3日3.0億円(トータル11.0億円)
これらとの対比で考えると、「アウトレイジ ビヨンド」の興行収入は14.7~16.1億円となる。
ファンが多い監督であり、オープニングに殺到しただけだろう。
高い伸びはないとは思うが、話題にもなっており、多少の伸びはあるだろう。
「アウトレイジ ビヨンド」の興行収入は15億円台と予想したい。
前作から100%の伸びを見せるとは思わなかった。


11位:「ハンガー・ゲーム」(角川)<2週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 563スクリーン(先週比-2スクリーン)
6.4千万円半ばを祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは2.9億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円弱程度だろうか。

アメリカでは、今年の興行収入において「アベンジャーズ」「ダーナイト・ライジング」に次ぐ、第3位の408百万ドルを記録した作品。
「アメイジング・スパイダーマン」「MIB3」を楽に超えている。
微妙な雰囲気もするが、話題作はそれなりにヒットするだろうと予想したが、公開前に『過激な内容ゆえに、日本でも多少話題になりそうだが、「バトル・ロワイアル」との類似性も指摘されており、爆発的な話題にはなりそうもない。キャストも日本人好みではない』と書いたとおり、マイナスな方向が作用したか。
コケたといっていいほどの惨敗だ。

「ハンガー・ゲーム」2.9億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「カウボーイ&エイリアン」3.1億円(トータル4.6億円)
☆「ミッション:8ミニッツ」3.0億円(トータル4.6億円)
☆「アジャストメント」3.0億円(トータル4.5億円)
☆「サンクタム」2.9億円(トータル4.1億円)
これらとの対比で考えると、「ハンガー・ゲーム」の興行収入は4.1~4.4億円となる。
「ハンガー・ゲーム」の興行収入は4億円台となりそうだ。
公開前個人予想は14億円台だったので、ハズレとなる。
アメリカでは大ヒットしており、この結果は予想しにくいが、上述の作品をみれば、この結果も納得ともいえる。
今年公開された「TIME」がトータル18.5億円の大ヒットをしたことが本当に謎だ。


10位:「最強のふたり」(GAGA)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 13億円台(3~4週目8億円台、OP~2週目6億円台)
【公開規模】 89スクリーン(先週比+11スクリーン)
6.5千万円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは8.7億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP0.8→2週目1.7→3週目1.5→4週目1.9→5週目1.3→6週目1.5億円となっている。
ほとんど落ち込みが見られない。
さらに11スクリーンが増加となり、もはや予想不能だ。
フランスで2011年に最もヒットした話題作であり、東京国際映画祭でもグランプリを獲得した作品。
ヒットの可能性もあるかと思ったが、小スクリーンであり、そこまで高い興行収入にならないと思ったが、爆発している。
今年公開されたアカデミー作品賞の「アーティスト」(スクリーン数178)よりも断然に高い動きとなっている。
日本人好みの作品ではあるが、このスクリーンでここまでヒットするものか。

タイプはやや違うかもしれないが、以下の作品の動きが参考となるか。
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→2.2→3.7→5.1→6.2→06.9→07.3
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9→10.3→11.3
☆12年公開「最強のふたり」
OP0.8→2.5→4.0→5.9→7.2→08.7億円→
これらとの対比で考えると、「最強のふたり」の興行収入は11.3~15.4億円となる。
平日にもかなり伸びがありそうであり、今後もかなり伸びそうだ。
「最強のふたり」の興行収入は2週目まで6億円台、4週目まで8億円台と予想していたが、13億円台に上方修正したい。
スクリーン数が増えることがあれば、さらに上方修正が必要となるかもしれない。


13位:「天地明察」(角川・松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 25億円
【現時点での興行収入予想】 10億円台
【公開規模】 325スクリーン(先週比-1スクリーン)
3.8千万円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは7.3億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
年配層による平日の伸びを期待したが、大したことないようだ。

冲方丁の原作作品。
08年「おくりびと」の滝田洋二郎監督作品。
岡田准一主演作品。
この組み合わせならば、かなりのヒットとなるのではないかと思っていた。
ジャニーズ主演作品と年配層に受ける時代モノという組み合わせにより、若年層と年配層の双方から嫌われる可能性はあったが、監督の実績の高さが帳消しにすると踏んだものの、甘かったか。

滝田洋二郎監督作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「陰陽師」トータル30.1億円
☆03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞作品賞受賞)
☆03年「陰陽師Ⅱ」トータル16.0億円
☆05年「阿修羅城の瞳」大コケ
☆07年「バッテリー」トータル15.3億円
OP1.9→4.5→7.4→10.4→12.5→13.3→13.7→不明→14.3
☆08年「おくりびと」トータル64.8億円
☆09年「釣りキチ三平」トータル2.0億円
祝込3日0.6億円→
☆12年「天地明察」
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3億円→
ヒット作品は多いが、大コケ作品も抱えている。
「バッテリー」との対比で考えると、「天地明察」の興行収入は10.7億円となる。
この辺りがマックスとなりそうだ。

ライバルになるかと思った作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「神様のカルテ」トータル18.9億円
OP3.0→8.4→11.8→14.4→16.5
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「大奥」トータル23.2億円
3日4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0
☆12年「天地明察」
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3億円→
これらとの対比で考えると、「天地明察」の興行収入は9.4~11.8億円となる。
二桁を超えるかどうかというところか。

「天地明察」7.3億円と同程度の4週目興行収入作品の興行収入は以下のとおり。
<2011>
☆「星守る犬」7.5億円(トータル9.2億円)
☆「もしドラ」7.4億円(トータル9.1億円)
☆「両さん」7.4億円(トータル8.2億円)
これらとの対比で考えると、「天地明察」の興行収入は8.1~9.0億円となる。
伸びは期待したいが、強気にはなれない。
しかし、大河ドラマ就任ご祝儀があるかもしれないので、低くもならないだろう。
「天地明察」の興行収入は先々週まで10億円台と予想していたが、9億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は25億円だったので完全に高すぎた。
年配層と若年層がきっちり動けば、この程度を稼いでもおかしくはなかったはずなのだが、お互いから敬遠されたか。


14位:「るろうに剣心」(ワーナー)<7週目>
【公開前個人予想】 21~22億円
【現時点での興行収入予想】 30億円台(2~5週目31億円台、OP時27~28億円)
【配給会社期待値等】 興収40億円突破も視野に入った
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.3千万円を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは28.8億円弱となっている。
1週間の伸びは9.9千万円弱程度だろうか。
予想を超えるヒットとなっている。
最近ヒットから遠ざかっているワーナーの邦画であり、それほど盛り上がっていなかったので、過小評価しすぎたか。
公開前に『誰でもタイトルは知っている人気漫画の映画化なので、黙っていても観客は入る。コケることはないだろう』と書いたように評価すればよかった。

時代モノアクションは以下の作品もあるが、この程度では収まらなかった。
☆05年「SHINOBI」トータル14.1億円
OP3.3→6.9→9.5→11.5→12.6→13.3
☆09年「GOEMON」トータル14.3億円
水7.1(OP2.0)→9.0→11.3→12.6→13.4
☆09年「カムイ外伝」トータル11.2億円
水4.3(OP1.6)→5.9→8.1→祝込9.6→10.2→10.6
☆12年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆12年「るろうに剣心」
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8億円→
これらを楽に超えている。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
OP03.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
OP03.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆12年「るろうに剣心」
水5.6→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8億円→
これらとの対比で考えると、「るろうに剣心」の興行収入は29.8~31.4億円となる。
もはや大きくは伸びないだろう。
「るろうに剣心」の興行収入はOP時に27~28億円、2~5週目まで31億円台と予想したが、30億円台に下方修正したい。
30億円台には意地でも乗せたいだろう。
公開前個人予想は21~22億円だったので、さすがに低すぎたか。
40億円というような風呂敷を広げているが、25億円を突破しており続編へゴーサインが出るのではないか。


15位:「鍵泥棒のメソッド」(クロックワークス)<4週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 148スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.8千万円を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは4.2億円半ばとなっている。
1週間の動きは7.8千万円程度だろうか。
著名な監督であり、面白そうな内容なので、150未満のスクリーン数だが、ヒットすると思ったとおりとなりそうだ。
「夢売るふたり」と同程度となりそうと思ったが、本作の方が動きは良い。

08年「アフタースクール」の内田けんじ監督作品。
☆08年「アフタースクール」トータル5.5億円
OP0.7→2.0→3.0→3.6→4.1→4.4
☆12年「鍵泥棒のメソッド」
OP0.8→2.5→3.5→4.3億円→
これとの対比で考えると、「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は6.6億円となる。
これがマックスラインだろう。

100スクリーン台でライバルになりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ソラニン」トータル5.8億円
OP0.9→2.6→3.5→4.1→4.5
☆10年「人間失格」トータル5.4億円
OP0.8→2.5→3.7→4.9
☆11年「毎日かあさん」トータル6.0億円
OP0.8→2.6→3.8→4.7→5.2
☆12年「鍵泥棒のメソッド」
OP0.8→2.5→3.5→4.3億円→
これらとの対比で考えると、「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は4.7~6.1億円となる。
これらと同程度となりそうだ。

「鍵泥棒のメソッド」4.3億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「小川の辺」4.6億円(トータル5.5億円)
☆「アントキノイノチ」4.7億円(トータル5.1億円)
☆「はやぶさ/HAYABUSA」4.4億円(トータル5.0億円)
これらとの対比で考えると、「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は4.7~5.1億円となる。
これらよりも伸びは良いだろう。
「鍵泥棒のメソッド」の興行収入は先々週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりそうだ。
この手の小スクリーンの優秀作品は、やはりこの程度になるようだ。

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『ボーン・レガシー』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(悪くはないが、あえて観る必要もない)

「ボーン」シリーズは一通り見ている程度であり、特に深い思い入れはないが、“ジェイソン・ボーン”は存在するが、“ジェイソン・ボーン”は登場しないという特異な設定に興味はあったので鑑賞することとした。
本シリーズに対して深い思い入れがないためか、細かい設定が把握できずにやや戸惑いは生じる不親切な作りとなっていた。

映画としては、それほど悪くはないと思うものの、良いと評価できるポイントも少ない映画に仕上がっている。
特に目新しさもなく、女性とともに逃げるという展開が「ボーン・アイデンティテー」と同じであり、単なるコピーか劣化版のように思える。
アーロン・クロスとジェイソン・ボーンの違いが明確ではない。
したがって、なんのために、本作を制作するのかというものが見えてこない。
マット・デイモンが降板したから、仕方がなく繋ぎのようなものを作ったように感じられる。
デイモンが復帰すればよいが、復帰しない場合でも本シリーズを継続できるようにするためだろうか。
ジェイソン・ボーンという存在をアーロン・クロスという存在に置き換えて継続することができる。

無理な状態で製作しているためか、当然、アーロン・クロスというキャラクターに膨らみがない。
精神面での苦悩というよりも、クスリが切れることを恐れるだけの男に過ぎない。
過去の映像を付加して、なんとか膨らませようとしているが、膨らんでいかない。
ジェイソン・ボーンのように、自分が何者であるのか、なぜ自分のような存在が生まれたのか、過去の贖罪というものが見えてこないからだ。

エドワード・ノートンも何のために登場しているのか分からないようなキャラクター。
アーロン・クロスを追い込むことが全くできていないので、盛り上がれない。
組織を守るというキャラクターであり、悪役という位置付けではない中途半端なキャラクターであり、こちらもキャラクターに膨らみがない。
アジア風の殺し屋もムチャクチャをするだけの存在であり、CIAが必要なプロフェッショナルとはイメージが異なるような気がする。
トニー・ギルロイは、結局無茶難題を押し付けられて、上手くまとめられなかったということだろうか。

ただ、アクション自体は悪くはないと思う。
カーアクション、バイクアクションについてはカメラワークには難儀したことだろう。
どうやって撮っているのかと思うようなところはあったので、その視点で観ると楽しめるかもしれない。

キャラクターの魅力というよりも、ジェレミー・レナー、レイチェル・ワイズ、エドワード・ノートンなどの俳優としての魅力で何とか面白みを保っているので、鑑賞中は楽しめられるが、鑑賞後にはあまり残らない作品だ。

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気になる映画ニュース(10月第2週目)

☆「ガッチャマン」が実写映画化
2013年夏に公開予定。
松坂桃李、剛力彩芽、綾野剛、濱田龍臣、鈴木亮平がガッチャマンを演じる。
監督は『ごくせん THE MOVIE』『カイジ』の佐藤東弥。
古いアニメが実写化されるという流れを考えると、「ガッチャマン」の実写映画化は流れに乗っているといえる。
しかし、ファンの方には申し訳ないが、人選を誤ったという印象。
この人選では観たいと思わせない。
ジャニーズは好きではないが、ジャニーズで固めた方がまだマシだ。
剛力彩芽もさすがに無いだろう。


☆「スター誕生」リメイク版からビヨンセが降板
イーストウッド監督により企画されている作品。
ビヨンセの妊娠で企画が延期されていたが、撮影スケジュールを確定できずにビヨンセサイドが我慢できずに断念したようだ。
ジャズミュージシャンのエスペランサ・スポルディングが起用される見通しなので、イーストウッドサイドはビヨンセの断念を期待していたのだろうか。
まだ男性キャストすら決まっておらず、ビヨンセ降板の影響は特に問題はないだろう。
イーストウッド監督作品ならば、希望者も多そうであり、すぐに企画が動きだすのではないか。


☆「猿の惑星」続編の監督が決定
「クローバーフィールド HAKAISHA」「モールス」のマット・リーヴスに決定した。
ルパート・ワイアット監督が2014年5月23日の公開日まで製作期間がなさすぎるため降板したため、後任が注目されていた。
どのような仕上りになるのか注目される。
評価を得たが、それほどキャリアがあるわけでもないルパート・ハイアットは20世紀フォックスとは仕事はしにくくなるだろう。


☆「アメイジング・スパイダーマン」の監督・主演の続投が決定
マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールドの続投が正式に決定した。
エマ・ストーンは交渉中とのこと。
2014年5月2日に公開日がセットされている。
脚本がまだ完成していないようなので、「猿の惑星」より、タイトな日程ではないのか。
ということは、「猿の惑星」のルパート・ワイアット監督はややワガママなのかもしれない。


☆「貞子3D」続編の公開決定
2013年夏に公開されることが決定した。
大ヒットした映画であり、知名度の高いキャラクターでもあり、稼げることは確定しているため、妥当な判断だろう。
「SAW」や「パラノーマル・アクティビティー」のように定例化されるかもしれない。
日本にはハロウィーンのようなイベントがないことが残念だが、「貞子」を日本ではハロウィーンのイベントにしてもいいかもしれない。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目その1)

2位:「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(東宝・フジテレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 62億円台
【現時点での興行収入予想】 62億円台
【公開規模】 452スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.4億円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を含むトータルでは49.5億円となっている。
祝日を含む8日間の伸びは6.3億円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日10.5→2週目17.6→3週目8.6→4週目6.5→5週目6.3億円となっている。
祝日の関係もあるが、落ち込みが少ない。
公開直前の2時間SPドラマの視聴率が20%を超えており、人気はやはり健在だ。
『最終作と銘打っており、前作から大きな落ち込みもなく、なんとか最後を乗り切るのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
今年の「海猿」の5週目が52.9億円となっており、今年の興行収入ナンバーワン作品争いが注目となる。

「踊る」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年「踊る大捜査線 THE MOVIE」トータル101億円
☆03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2」トータル173.5億円
☆05年「交渉人 真下正義」トータル42.0億円
☆05年「容疑者 室井慎次」トータル38.3億円
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
OP9.7→25.0→祝39.3→46.0→52.5→57.2→63.4→66.8→68.8→70.1
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0→36.6→43.2→祝49.5億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は68.9億円となる。
この辺りがマックスだろうか。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3→64.6→69.9→72.7→74.7
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
OP12.3→33.3→48.6→60.2→67.8→73.4→76.5→78.6→80.9→82.3
☆12年「テルマエ・ロマエ」
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9→69.2→70.7
☆12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
金10.5→祝28.0→36.6→43.2→祝49.5億円→
さすがに「テルマエ」には負けたくはないところ。
これらとの対比で考えると、「踊る大捜査線」の興行収入は62.4~70.4億円となる。
70億円突破は可能のラインであるが、もはや高い伸びはないだろう。
「踊る大捜査線」の興行収入は先々週に引き続き62億円台と予想して、様子を見たい。
公開前個人予想は62億円台だったので、現時点では当たりそうだが、まだ何ともいえない。
高い興行収入を安定して稼げられるシリーズを終わらせたので、本シリーズに変わる新たなヒットシリーズが生まれることを期待したいものだ。


4位:「バイオハザードV:リトリビューション」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 33億円
【現時点での興行収入予想】 41億円台(OP~2週目44億円台)
【配給会社期待値等】 最終興収50億円へ
【公開規模】 745スクリーン(先週比-30スクリーン)
1.8億円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を含むトータルでは32.9億円半ばとなっている。
祝日を含む8日間の伸びは4.9億円弱となる。
アメリカではイマイチの成績だが、日本での人気は相変わらず衰えを知らない。

「バイオハザード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バイオハザード」トータル23.0億円
☆04年公開「バイオハザードⅡ」トータル27.0億円
先6.5(OP5.1)→14.3→18.4→21.3→23.1→24.1→24.5→24.8
☆07年公開「バイオハザードⅢ」トータル28.5億円
OP6.0→14.5→19.4→23.5→25.7→26.2→27.3→28.0
☆10年公開「バイオハザードⅣ」トータル47.0億円
先13.1(金8.9)→祝26.0→32.4→37.2→41.6→44.0→45.0
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5(OP6.8)→22.0→28.1→祝33.0億円→
日本では不思議とヒットするシリーズ。
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は40.0~41.8億円となる。
さすがに前作は下回りそうだ。

以下がライバルとなるか。
☆11年「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金8.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0→41.7
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3
☆12年公開「バイオハザードV:リトリビューション」
4日12.5→22.0→28.1→祝33.0億円→
これらとの対比で考えると、「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は38.8~43.7億円となる。
「ミッション」対比44億円以下、「猿の惑星」対比39億円以上となりそうだ。
「バイオハザードV:リトリビューション」の興行収入は先々週まで44億円台と予想していたが、41億円台と下方修正したい。
さすがに飽きられつつあるのか。
公開前個人予想は33億円だったので、低すぎたか。
そろそろ飽きられるだろうと思っているが、日本人は何故か好きなようだ。


8位:「ボーン・レガシー」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 501スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円弱を祝日を除く週末に稼ぎ、祝日を除くトータルでは5.2億円となっている。
1週間の伸びは2.9億円程度だろうか。
マット・デイモンからジェレミー・レナーに主演が変わったが、そこまで悪くはない動きとなっている。
しかし、『「アベンジャーズ」や「ミッション・インポッシブル」で名前を売ったが、ジェレミー・レナーの日本での知名度はそれほど高くはないだろう。本格的なスパイアクションも日本では受けにくい』と書いたように高い興行収入にもならない。
先々週『金曜日からのオープニング3日は1.9億円程度か』と書いたが、実際は2.3億円だった。

「ボーン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ボーン・アイデンティティー」トータル16.0億円
☆05年公開「ボーン・スプレマシー」トータル12.5億円
OP3.2→6.5→8.8→10.5→11.5
☆07年公開「ボーン・アルティメイタム」トータル16.5億円
OP3.3→7.9→11.4→13.6→14.8→15.8
☆12年公開「ボーン・レガシー」
金2.3→5.2億円→
16億円程度が基準となるが、これを超えることはないだろう。
これらとの対比で考えると、「ボーン・レガシー」の興行収入は10.0~10.9億円となる。
「ボーン・スプレマシー」以下となりそうだ。

「ボーン・レガシー」5.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「RED」6.2億円(トータル12.2億円)
☆「アンストッパブル」6.7億円(トータル10.8億円)
これらとの対比で考えると、「ボーン・レガシー」の興行収入は8.4~10.2億円となる。
10億円を超えたいところだが、勢いはすぐになくなりそうだ。
「ボーン・レガシー」の興行収入は9億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、当たりとなりそうだ。
日本ではこの程度でも十分だろう。

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『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(こういう映画を見て笑える国は良い)

サシャ・バロン・コーエンの「ボラット」「ブルーノ」が割りと好みだったため、本作も当然鑑賞することとした。

爆笑できるような笑いではないが、相変わらず皮肉的な笑いは冴えている。
死体の首を使った分かりやすいような笑いや、下ネタ、テロリズム、宗教、人種ネタなど、シャープな笑いをバランス良く上手く盛り込まれている。
エドワード・ノートンが何のために登場したのか意味が分からないといったレベルの高い笑いは見事だ。

「ボラット」「ブルーノ」が素人を巻き込むタイプではあったが、本作はプロの俳優を起用したストーリーのある映画となっている。
同じことを続けていけば、二番煎じ、三番煎じとの批評を浴びるので、良い選択をしたと思う。
しかも、演者には素人のようなナチュラルな演技をさせており(アンナ・ファリスは好演)、「ボラット」「ブルーノ」に近い映画にも仕上がっている。
「ボラット」「ブルーノ」のようなかなり無理がある企画を上手く発展させたと思う。

毒が毒だと分かっているとかなり面白いかもしれないが、毒だと気付かないと楽しめないところはある。
本作では、自己の知識のなさから、そういうところはあったかもしれないが、アメリカ流の民主主義などを強烈に批判していることだけは誰にでも伝わり、上手くまとめている。

このような映画を公開できることこそ、本当の民主主義といえるかもしれない。
くだらないことでも差別的なことでも、作りたいものが作れず、言いたいことを言えなくなるような世の中では、真の意味で自由とは言えない。
こういう映画が公開されて、自由に鑑賞できるという点においては、アメリカも日本もまだ大丈夫だろう。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「推理作家ポー 最期の5日間」(ディズニー)
259館程度にて公開予定。
有名な小説家を題材としているが、日本でここまでの規模で公開してくるとは思わなかった。
アメリカではトータル16百万ドルと惨敗した作品であり、当然日本でも当たるとは思えない。
主演のジョン・キューザックは、「アイデンティティー」「1408号室」「2012」などの作品に出演しているが、日本での人気は高いとは思えず、大コケするだろう。
「1408号室」と同程度か、やや下回る程度か。
「推理作家ポー 最期の5日間」の興行収入は1億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは4千万円程度か。
ひょっとするとランクインも難しいかもしれない。

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編]永遠の物語」もスクリーン数を確保できれば、1億円程度のオープニングを叩きだすだろうが、特に触れる必要もあるまい。
「劇場版 私立バカレア高校」はスクリーン数も少なく、ランクインは微妙だろうか。

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全米映画興行収入(10月第1週目)

1位となったのは新作の「96時間/リベンジ」。
事前には週末3日間で49百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る49.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費45百万ドルを楽に回収している大ヒットとなった。
監督は前作とは異なりオリヴィエ・メガトン。
共同脚本、プロデューサーはリュック・ベッソン。
主演は前作に引き続きリーアム・ニーソン。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127→133→137
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50百万ドル→
前作を超えるかが注目となる。

オリヴィエ・メガトン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「トランスポーター3」トータル32百万ドル
先18(OP12)→26→29→31→32
☆11年「コロンビアーナ」トータル37百万ドル
OP10→22→30→33→35
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50百万ドル→
「コロンビアーナ」との対比で考えると、「96時間/リベンジ」の興行収入は185百万ドルとなるが、そこまでは伸びないだろう。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」トータル64百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆12年「The Grey」トータル52百万ドル
OP20→35→43→48→50
☆12年「96時間/リベンジ」
OP50百万ドル→
これらとの対比で考えると、「96時間/リベンジ」の興行収入は130~148百万ドルとなる。
前作はサプライズヒットとなったが、本来ならばそこまで伸びる作品でもないので、マックス1億8千万ドル台、ミニマム1億3千万ドル台だろうか。
評価は高いので、多少の伸びはあるだろう。
「96時間/リベンジ」の興行収入は1億5千万ドル台と予想したい。
前作並に落ち着くのではないか。
リーアム・ニーソンの渋さが人気の秘密か。


2位は2週目の「モンスター・ホテル」。
トータルでは77百万ドルとなっている。
製作費85百万ドルの回収は可能だろう。
公開前に『そこそこのヒットとなるだろう』と書いたが、思ったよりも高いヒットとなった。
監督は、あまり映画での実績はないゲンディ・タルタコフスキー。
ソニー製作の3Dアニメ。

ソニー系のアニメ作品が参考となりそうだ。
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆11年「アーサー・クリスマスの大冒険」トータル46百万ドル
先16(OP12)→25→33→39
☆12年「The Pirates! Band of Misfits」トータル31百万ドル
OP11→19→23→25→27→29
☆12年「モンスター・ホテル」
OP43→77百万ドル→
「くもりときどきミートボール」を多少超える程度だろうと思っていたが、思ったよりも動きが良い。
これらとの対比で考えると、「モンスター・ホテル」の興行収入は126~193百万ドルとなる。
「くもりときどきミートボール」は超えたいところだ。

今年のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「メリダとおそろしの森」トータル234百万ドル
OP66→132→174→196→209→217→223
☆12年「マダガスカル3」トータル216百万ドル
OP60→119→157→180→196→204→208
☆12年「ロラックスおじさんの秘密の種」トータル214百万ドル
OP70→122→158→177→189→198→205
☆12年「Ice Age: Continental Drift」トータル159百万ドル
OP47→089→115→132→144→150→154
☆12年「モンスター・ホテル」
OP43→77百万ドル→
これらとの対比で考えると、「モンスター・ホテル」の興行収入は135~140百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びはあるだろう。
「モンスター・ホテル」の興行収入は1億4千万ドル台と予想したい。
ヒットアニメが少なかったソニーだが、そろそろ仲間入りできそうだ。


3位は2週目の「Pitch Perfect」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルを回収している。
監督はあまり実績のないJason Moore。
アナ・ケンドリック主演のアカペラコーラス部を舞台とした学園モノのコメディ。
先週335スクリーンから2770スクリーンに拡大公開された。

以下の学園モノコメディが参考となるか。
☆03年「スクール・オブ・ロック」トータル81百万ドル
OP20→40→55→63→69→73
☆08年「キューティー・バニー」トータル48百万ドル
OP15→28→37→42→46
☆12年「Pitch Perfect」
OP05→22百万ドル→
評価は高いので、伸びはありそうだが、極端には伸びないだろう。
「スクール・オブ・ロック」以下、「キューティー・バニー」以上だろう。
「Pitch Perfect」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。
サプライズヒットとなりそうだ。


4位は2週目の「Looper」。
トータルでは40百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルを回収している。
ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のSFアクション。
監督はあまりヒット実績のないライアン・ジョンソン。
ブルース・ウィリス主演のSF作品の09年「サロゲート」がヒットしなかったので、公開前に『ヒットにはならないだろう』と書いたが、思ったよりは稼ぎそうだ。

ライバルとなりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「サロゲート」トータル39百万ドル(ブルース・ウィリス主演)
OP15→26→33→36→38→38
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「トータル・リコール」トータル59百万ドル
OP26→44→52→55→57→58
☆12年「Looper」
OP21→40百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Looper」の興行収入は54~79百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなりの伸びはあるだろう。
「Looper」の興行収入は7千万ドル台と予想したい。
ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、監督のライアン・ジョンソンの評価が上りそうだ。


5位となったのは新作の「フランケンウィニー」。
事前には週末3日間で17.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る11.4百万ドルのオープニングを飾った。
製作費39百万ドルの回収が目標となる。
監督はもちろんティム・バートン。
過去の短編を長編にした3Dストップアニメーション。

ティム・バートン監督のダーク系作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「コープス・ブライド」トータル53百万ドル
OP0.4→20→33→42→48→51
☆07年「スウィーニー・トッド」トータル53百万ドル
OP09→27→39→44→48→51→52
☆12年「ダーク・シャドウ」トータル79百万ドル
OP30→51→63→71→74→75→76
☆12年「フランケンウィニー」
OP11百万ドル→
これらとの対比で考えると、「フランケンウィニー」の興行収入は29~65百万ドルとなる。
ファンが多い監督であり、多少の伸びはあるだろうか。
「フランケンウィニー」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
評価はかなり高いが、ストップモーション系アニメはやはり稼げないようだ。


6位は3週目の「End of Watch」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
製作費7百万ドルなので、制作費を楽に回収している。
監督は、08年「フェイクシティある男のルール」のデビッド・エアー。
「U-571」「ワイルド・スピード」「トレーニング・デイ」「SWAT」などの脚本も手掛けている。
ジェイク・ギレンホール、マイケル・ペーニャ主演のクライムドラマ。
公開前に『ヒットしそうもない』と書いたが、ヒットしにくい渋い作品ながら悪くはないオープニングだ。

デビッド・エアー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「フェイクシティ」トータル26百万ドル
OP12→20→24→25→26
☆12年「End of Watch」
OP13→26→33百万ドル→
「フェイクシティ」を楽に超えた。

ジェイク・ギレンホール主演作の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ジャーヘッド」トータル63百万ドル
OP28→47→54→59→61
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25→27
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」トータル91百万ドル
OP30→60→72→81→86(製作費2億ドル)
☆10年「Love and Other Drugs」トータル32百万ドル
先14(OP10)→23→28→30→31
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「End of Watch」
OP13→26→33百万ドル→
大ヒットはしないが、コンスタントに3千万ドル程度を稼ぐ俳優。
これらとの対比で考えると、「End of Watch」の興行収入は38~49百万ドルとなる。
評価もメチャクチャ高く、伸びがありそうなので、「End of Watch」の興行収入は先々週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
デビッド・エアー監督とジェイク・ギレンホールの評価は本作で上るのではないか。


7位は3週目の「人生の特等席」。
トータルでは30百万ドルとなっている。
監督は、実績のないロバート・ロレンツ。
クリント・イーストウッド主演の野球を題材としたスポーツドラマ。
共演は、エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク。
公開前に『それなりには稼ぐだろうか』と書いたが、イーストウッドの監督作品ではない点も響いたか。
予告編を見たところ、古臭く、よくありがちな作品な気がした。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆12年「人生の特等席」
OP12→23→30百万ドル→
「マネーボール」「インビクタス」との対比で考えると、「人生の特等席」の興行収入は47~48百万ドルとなるが、評価はそれほど悪くはない程度なので、そこまで伸びないだろう。
「人生の特等席」の興行収入は先々週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
09年「インビクタス」トータル37百万ドル、10年「ヒアアフター」トータル33百万ドル、11年「J・エドガー」トータル37百万ドルとなっており、妥当な結果といえるかもしれない。


8位は3週目の「ボディ・ハント」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
製作費1千万ドルを楽に回収している。
監督は、あまり実績のないはマーク・トンデライ。
「ハンガー・ゲーム」などでブレイク中のジェニファー・ローレンス主演のサスペンス。
公開前に『ヒットしそうもない』と書いたが、悪くはない成績だ。

若手主演女優のサスペンスは最近ないような気がする。
著名俳優の単独主演作の興行収入は以下のとおり。
☆09年「オブセッション」トータル68百万ドル(※ビヨンセ主演)
OP29→47→56→63
☆12年「ウーマン・イン・ブラック」トータル54百万ドル(※ラドクリフ主演)
OP21→35→45→50
☆12年「ボディ・ハント」
OP12→22→28百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ボディ・ハント」の興行収入は34~34百万ドルとなる。
評価は普通程度なので、伸びはないだろうと思ったが、多少は伸びたようだ。
「ボディ・ハント」の興行収入は先々週に2千万ドル台と予想したが、3千万ドル台となりそうだ。
ヒットとはいえないが、この程度でも単独主演のサスペンスであり、制作費を回収できているので、問題はないだろう。


9位は4週目の「ザ・マスター」。
トータル12百万ドルとなっている。
監督は、ポール・トーマス・アンダーソン。
出演は、フィリップ・シーモア・ホフマン、ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス。
宗教を題材としたヒューマンドラマ。
4週間で5→788→856→864スクリーンに拡大公開されている。
評価がメチャクチャ高く、賞レースを争う作品と注目されている。
さらに拡大公開されていくだろう。
ポール・トーマス・アンダーソン監督の07年「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」トータル40百万ドルを超えることが、当面の目標となる。


10位は4週目の「ファインディング・ニモ3D」
トータルでは39百万ドルとなっている。
3Dに変換したアニメ作品。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろうが、それなりには稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思ったよりも勢いがない。

過去の作品を3D化した作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ライオン・キング3D」トータル94百万ドル
OP30→61→79→86→90
☆12年「美女と野獣」トータル48百万ドル
OP18→34→41→45
☆12年「スター・ウォーズ Episode I」トータル43百万ドル
OP22→34→40→42
☆12年「タイタニック 3D」トータル58百万ドル
先26(OP17)→45→53→56
☆12年「ファインディング・ニモ3D」
OP17→30→36→39百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ファインディング・ニモ3D」の興行収入は40~43百万ドルとなる。
多少の伸びはあるだろう。
「ファインディング・ニモ3D」の興行収入は先々週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
「ライオン・キング3D」だけはヒットしたが、やはり3D変換ビジネスはあまり稼げないようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ベン・アフレック監督・主演のサスペンスドラマ「アルゴ」
☆ケヴィン・ジェームス主演のコメディ作品「Here Comes the Boom」
☆ホラー作品「Sinister」
「アルゴ」はヒットしそうだ。
「Here Comes the Boom」「Sinister」もそれなりには稼ぐのではないか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『ロック・オブ・エイジズ』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(80年代ロックを知らなくても楽しめられる)

やはり、ミュージカルは映画館に限る。
曲のタイトルやオリジナルを歌っているミュージシャンを判別できるレベルではなく、80年代の洋楽は多少聴いていた程度でも意外と楽しめられた。

ストーリーに関しては、本作に限ってはこの程度のシンプルでよいと思う。
本作のメインはミュージックであり、若い男女がアレコレと無用に悩むのを見ていても興ざめとなる。
壁にぶち当たって、夢に向って再び立ち上がるというシンプルな構図の方がベターだろう。
濃いキャラクターがノリ良く演じており、“ロックンロール魂”を楽しめば良い。
日本の観客はおとなしいので誰も騒がないが、一緒に歌いたいくらいだ。
ただ、あまりにも濃いキャラクターに囲まれてしまい、主演の二人のキャラクターが弱まってしまった点が計算外だっただろう。
期待のトム・クルーズは健闘しているものの、記憶に残るほど弾けて欲しかったが、キャラクター的に伸び悩んでいるという設定のため、仕方がないともいえる。

音楽の聞かせ方についても工夫がなされている点を評価したい。
一人の演者がただ歌うのではなくて、色々な演者に一曲を交互あるいは同時に歌わせてたり、音を被せていたり、相乗効果が生じている。
さらには、二曲を同時に流したりという工夫もされていた。
映画には編集のチカラがあり、舞台やミュージカルとは異なる特徴を活かしている。
突然、皆が歌い始めるというミュージカルの欠点も、本作では逆にフルに活用している思い切りも良い。

随所にユーモアも交えている点も好感がもてる。
個人的にはアイドル路線もなかなかイケてるような気がした。
ボールドウィンもブランドも、ゼタ・ジョーンズもユニークなキャラクターを与えられており、より楽しめられるだろう。

映画としては決してレベルの高い作品ではないが、音楽をメインに仕立てており、気軽に楽しめられる悪くはない作品だと思う。
80年代ロックを知っていても、全く知らなくても、楽しめられるだろう。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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