ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『世界にひとつのプレイブック』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B(意外と人を選ぶ映画)

鑑賞前は、病んだ男がダンスなどを通して再生していく、誰もが感動できるようなヒューマンラブストーリーというイメージをもっていたが、イメージとは異なり、単純な感動作品というわけではなかった。
鑑賞中はアカデミー賞にノミネートされるような作品なのかとも思ったが、自分の心の中に思うものがあれば観終った後にじわじわとクル作品に仕上がっている。

本作に登場する人々はどこか病んだ部分を持っている。
それは映画の中に限らず、我々にもそのような部分はあるだろう。
大好きな人に振られて、痛い行動をしたり、都合よい解釈をしたり、誰かをなかなか忘れられない経験は誰でもあるはずだ。
それでも、友人や新しい出会いや、打ち込めるものによって、人は乗り越えていく。
過去の自分の姿を重ねてみると、本作に感情移入しやすいように思える。

どのような形であれ、困難を乗り越えていくさまはやはり美しいものだ。
恋人の存在だけではなく、父親、母親、兄、親友、友人、医師も彼を支えている点も素晴らしい。
それぞれがストレートに気持ちを伝えるのではなく、それぞれが不器用ながらに接して愛情を伝えている。
アメフトをダシに息子と接したい父と優しく見守る母はさすがに深い愛情だ。
また、メインのダンスについても、それほど上手いわけではなく、プロとは完全にかけ離れているが、彼らは一生懸命に演じ楽しんでいる点も素晴らしい。
ダンスが上手くなくても完全でなくてもいいではないか、人間も生き方が上手くなくても完全でなくても、楽しめればいいと教えてくれているような気がする。
難しいことではあるが、人に対して優しくなれる映画だ。

ひとつ挙げるとすれば、“手紙”の扱いをもうちょっと丁寧にしてもいいかもしれない。
返事の手紙はティファニーの思いが込められたものなので、もっと重く感情的でもよかった。
また、手紙の書き手の存在に気付くところもあれほどダイレクトに描くとラストの面白味がやや欠けるので、もうちょっとボヤかしてもよかったのではないか。
アカデミー賞などの賞レースで評価されているが、ダンスレッスン、アメフト、賭け等、描き方に少々物足りない部分もあるとは思う。
スポンサーサイト

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

『フライト』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  B+(分かりやすい作品)

極めて道徳的な作品であり、本作の語りたいことは誰でも理解できるだろう。
また、神の見えざる手のような宗教観が下地にあるようだ。
終盤のホテルでの夜の出来事や、ヘロイン中毒の女性との出会いといった強引な展開もすべて神の見えざる手で片づけられてしまえるため、何でもアリにしてしまう手法はそれほど悪くはない。

内容も素晴らしいが、デンゼル・ワシントンがアカデミー賞ノミネートが伊達ではない、さすがの演技をみせている。
人間として本当にダメなアルコール中毒の人間を上手く演じている。
ダメっぷりが見事であるがために、本作に重みが増している。

自分を偽らず、何かのせいにして逃げることなく、自分に向き合えば、誰でも立ち直ることができるという分かりやすく、心に訴えてくる作品に仕上がっている。
何度も見たいと思わせる映画ではないが、心が洗われる映画だ。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

『ジャンゴ 繋がれざる者』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B(監督のファンは見ればよい)

タランティーノ監督はワザと分かってやっているように思われるが、『イングロリアス・バスターズ』等の他の作品とほぼ流れが以下のように同じになっている。
冒頭のたわいもない会話→銃撃→中盤の活動→騙す演技が必要となる→演技がバレる→相撃ちになり主要人物の多数の死→終盤のオチ
今回はマカロニウエスタン風の作品ではあるが、今回もいつも通りタランティーノ監督らしい流れに従い、タランティーノ監督らしい世界観がいつも通り描かれている。

豪華俳優陣の怪演(ジェイミー・フォックスはあまりノレていない)もあり、本作も決してつまらないとは思わないが、個人的にはこの流れ・世界観にはどっぷりとはハマれない。
タランティーノ監督特有のマジメでもあり、ふざけてもいるスタイルが、どこか中途半端に映ってしまう。
また、マカロニ・ウエスタン等のタランティーノ監督が求めている知識が欠落していることもあるのだろうか。
やはり、タランティーノ監督作品は、向き不向きがあるのかもしれない。
隣の見知らぬ観客は、大量の唾を吐きだすといったどうでもいいようなシーン等で大爆笑しており、軽快な音楽にノリノリとなり、タランティーノ監督が登場したときは指をさして興奮していたくらいだ。
自分には、隣の見知らぬ観客の感性が理解できなかった。

アカデミー賞脚本賞を受賞しており、素晴らしいストーリーや奇想天外なアイディアが盛り込まれているのではないかと期待したが、そこまで高次元のレベルではなかったように思われる。
タランティーノ監督作品において、黒人奴隷問題にきちんと向き合うべきとは思わないが、黒人奴隷というよりも離れ離れになった夫婦の絆がメインであり、さほどそのような問題提起をしているようにも思えない。

今後もタランティーノ監督作品は見続けるとは思うが、恐らく同じような感想を抱き続けると思われる。
しかし、あまりハマれない人にはこの長尺は辛い。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月4週目その3)

7位:「ジャックと天空の巨人」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 570スクリーン
金曜日から3日間で1.2億円弱のオープニングを飾った。
予想はできなかったが、ビッグヒットにはならないと思っていたものの、ここまで酷いとは思いもよらなかった。
「オズ はじまりの戦い」でさえ、やや苦戦しているので、当然の結果か。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「白雪姫と鏡の女王」トータル4.5億円
金0.9→2.4→3.3
☆13年公開「ジャックと天空の巨人」
金1.2億円→
これとの対比で考えると、「ジャックと天空の巨人」の興行収入は6.0億円となる。
ここまで伸びないだろう。
「ジャックと天空の巨人」の興行収入は4億円台と予想したい。
巨人の造形が本格的過ぎてファミリー受けしそうもなく、キャストも地味すぎた。


9位:「ボクたちの交換日記」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 180スクリーン
4.5千万円半ばのオープニングを飾った。
予想はできなかったが、ヒットしないだろうと思っていた。
内村光良監督作品。
お笑い系の監督進出が目立つが、ヒットには結びつかなかった。
感動作であり評価はかなり高いが、キャスティングがやや地味すぎた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆11年「さや侍」トータル6.3億円
OP1.2→3.4→4.7→5.5
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆11年「漫才ギャング」トータル8.4億円
OP0.9→3.2→5.3→6.7→7.4
☆13年「ボクたちの交換日記」
OP0.5億円→
これらとの対比で考えると、「ボクたちの交換日記」の興行収入は2.4~4.7億円となる。
多少は伸びることを期待して、「ボクたちの交換日記」の興行収入は3億円台と予想したい。


10位:「だいじょうぶ3組」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 197スクリーン
3.3千万円半ばのオープニングを飾った。
予想はできなかったが、当然ヒットするはずはないと思っていた。
感動作品だとは思うが、この結果は仕方がない。
もう少しスクリーンを絞っても良かったのではないか。
トータルは2億円台だろうか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月4週目その2)

2位:「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」(東宝・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 34億円台
【現時点での興行収入予想】 40億円台(OP~2週目38億円台)
【公開規模】 353スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは20.0億円となっている。
1週間の伸びは7.7億円程度だろうか。
20億円をあっさりと突破した。
OP6.7→2週目5.6→3週目7.7億円となっている。
平日は稼げていないと思われるが、祝日があったので伸びている。
未来への冒険、ひみつ道具の謎というストーリーがそれほど受けたのか。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」
6.7→12.3→20.0億円→
驚くことに2年前の倍以上の動きとなっている。
09年、11年のリメイク版の成績は悪いが、オリジナルの成績は良い。
昨年は過去最高の興行収入を記録したが、昨年を大きく超える動きだ。
公開前に『今回はオリジナルのようであり、前年並みを期待できるのではないか』と書いたが、ここまで高い動きとは思わなかった。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は40.9~49.9億円となる。
公開前は前作の5%減と予想したが、前作を上回るのは確実であり、40億円突破も夢ではない。
とりあえずは5%増と予想して今年の興行収入は先週に引き続き38億円台と予想していたが、10%増の40億円台に上方修正したい。
今年も「コナン」(昨年32.9億円)、「ポケモン」(昨年36.1億円)に勝てるかどうかが注目となる。


3位:「プラチナデータ」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 22億円台
【現時点での興行収入予想】 25億円台(OP時24億円台)
【公開規模】 310スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは11.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.2億円程度だろうか。
10億円を楽に突破している。
公開前は『それほど盛り上がっている感じはしない』と書いたが、少々盛り上がってはいるか。

東野圭吾原作作品、二宮和也主演作。
二宮和也主演作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
3日4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6→22.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆13年「プラチナデータ」
OP04.0→11.2億円→
これらとの対比で考えると、「プラチナデータ」の興行収入は22.2~26.5億円となる。
この上限程度は稼ぐかもしれないが、「GANTZ」ほどは稼がないだろう。

東野圭吾原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円
OP5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」トータル16.8億円
OP2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5
☆13年「プラチナデータ」
OP4.0→11.2億円→
「麒麟の翼」との対比で考えると、「プラチナデータ」の興行収入は25.8億円となる。
この程度となるだろうか。

以下の作品も参考となるか。
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝21.6→21.9
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
3.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆11年「アンダルシア 女神の報復」トータル18.9億円
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」トータル16.1億円
3.5→08.0→11.1→13.4→14.6→15.2→15.5
☆13年「プラチナデータ」
4.0→11.2億円→
主要作品との対比で考えると、「プラチナデータ」の興行収入は24.7~28.2億円となる。
マックス28億円台、ミニマム25億円台となるか。
あのデキならば、春休みがあっても、大きくは伸びないだろうが、少しは伸びそうだ。
「プラチナデータ」の興行収入はオープニング24億円台と予想したが、25億円台と上方修正したい。
公開前個人予想は22億円台だったので、若干低かった。
やはり、嵐の人気は侮ってはいけない。


4位:「相棒シリーズ Ⅹ DAY」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【配給会社期待値等】 興収10億円超えが見込める
【公開規模】 198スクリーン
2.1億円(211,234,500円)のオープニングを飾った。
予想はできなかったが、もうちょっと低めと予想していたと思う。
想定を超えるレベルではないが、このシリーズの人気の高さが窺われる。

シリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」トータル7.7億円
OP1.4→4.1→5.3→6.4→6.9
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」トータル31.8億円
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6
☆13年「相棒シリーズ Ⅹ DAY」
OP2.1億円→
「米沢守」との対比で考えると、「相棒シリーズ Ⅹ DAY」の興行収入は11.6億円となる。
この対比を超えるだろう。

渋めの事件モノドラマの映画化の興行収入は以下のとおり。
☆11年「アンダルシア 女神の報復」トータル18.8億円
OP2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」トータル16.8億円
OP2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0
☆12年「臨場 劇場版」トータル7.4億円
OP1.5→03.9→05.4→06.5→06.9
☆13年「相棒シリーズ Ⅹ DAY」
OP2.1億円→
これらとの対比で考えると、「相棒シリーズ Ⅹ DAY」の興行収入は10.4~15.2億円となる。
「麒麟の翼」対比の12.6億円程度ではないか。

「相棒シリーズ Ⅹ DAY」2.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2012>
☆「貞子3D」2.5億円(トータル13.5億円)
☆「ロボジー」2.0億円(トータル11.6億円)
これらとの対比で考えると、「相棒シリーズ Ⅹ DAY」の興行収入は11.3~12.2億円となる。
マックス15億円、ミニマム11億円程度だろうか。
人気シリーズであり、ある程度は伸びるだろう。
「相棒シリーズ Ⅹ DAY」の興行収入は12億円台と予想したい。
スピンオフ作品で10億円を超えれば、御の字ではないか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「DRAGON BALL Z 神と神」(東映・フジテレビ)
予想しにくい作品。
ハマれば12年「ONE PIECE FILM Z」(トータル68億円見込み)級のヒットも可能だが、失敗すれば11年「ジャンプ HEROES film 『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』『トリコ3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』」トータル7.9億円級の惨敗もあり得る。
老若男女が楽しめるはずであり、懐かしさによる集客もあるだろうが、さすがにこのブランクは厳しいものがあるのではないか。
ただ、大ヒットは期待しにくいが、ここまで知名度の高い作品であり、ハズすことはないだろう。
ハリウッド実写版の「DRAGONBALL EVOLUTION」トータル8.7億円と大コケしているが、90年代の東映アニメフェア時には配給収入12.7~16.0億円となっており、配給収入は興行収入はの半分程度なので、この倍程度は期待できると思う。
ドラえもん、ポケモン、コナンが30億円台なので、これらをライバルにしたいところだが、これらを下回るだろう。
「DRAGON BALL Z 神と神」の興行収入は25億円台と予想したい。
オープニングは4.5億円程度か。
それほど盛り上がっている感じはないが、ポテンシャルの高さが伊達ではないはずだ。


◎「アンナ・カレーニナ」(GAGA)
トルストイ原作作品。
ジョー・ライト監督、キーラ・ナイトレイ主演作品。
固いイメージのある作品であり、100未満のスクリーン数なので大ヒットは期待されていないが、この手の作品は年配層や女性からの支持がありそうだ。
衣装の華やかさも集客に寄与するだろう。
参考にすべき作品もなく予想しにくいが、2~3億円程度となるのではないか。
金曜日からのオープニングは4~5千万円程度か。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月4週目その1)

動員1位:「シュガー・ラッシュ」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 23億円台
【配給会社期待値等】 30億円突破が見込まれる
【公開規模】 421スクリーン
3.4億円弱(339,707,750円)のオープニングを飾った。
多忙のため予想はできなかったが、ここまで高いとは思わなかった。
恐らく高くても10億円台前半辺りの予想だったと思う。
アメリカでは評価が高く、ディズニーアニメとしてはかなり高いトータル189百万ドルを稼いだ。
しかし、あまり日本で当たりそうなタイプではないと思ったが、なぜヒットしたのだろうか。

10億円以上30億円以下の近年のハリウッドアニメ(ファミリー系)の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆12年公開「マダガスカル3」トータル20.5億円
水3.8→8.5→14.4→17.5→19.7→20.1
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」
OP3.4億円→
主要作品との対比で考えると、「シュガー・ラッシュ」の興行収入は21.7~23.4億円となる。
この対比程度ではないか。
ある程度の伸びはあるとは思うが、「塔の上のラプンツェル」のような爆発的な伸びはないだろう。
「シュガー・ラッシュ」の興行収入は23億円台と予想したい。
去年公開の「メリダとおそろしの森」(トータル9.5億円)の低調を考えると、ファミリー受けしやすいアニメらしい作品及びかわいいキャラクターは当たりやすいようだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(3月第4週目)

1位となったのは新作の「The Croods」。
事前には週末3日間で38.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る44.7百万ドルのオープニングを飾った。
製作費135百万ドルの回収が目標となる。
ドリームワークスの3Dアニメ作品。
監督は「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダース、カーク・デミッコ。
公開前に『爆発的なヒット』と書いたが、ドリームワークス作品としては普通のオープニングとなっている。

2億ドル以下のドリームワークス系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「モンスターVSエイリアン」トータル198百万ドル
OP59→105→140→163→175→182→187→191
☆05年「マダガスカル」トータル194百万ドル
OP47→100→128→147→160→171→179→184
☆08年「マダガスカル2」トータル180百万ドル
OP63→117→137→159→166→170→172→175
☆11年「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル
先53→100→127→144→153→157→159→160
☆04年「シャーク・テイル」トータル161百万ドル
OP48→087→119→137→147→154→158→158
☆06年「森のリトルギャング」トータル155百万ドル
OP38→076→112→130→139→145→148→150
☆11年「長靴をはいたネコ」トータル149百万ドル
OP34→076→108→122→135→140→142→143
☆10年「メガマインド」トータル148百万ドル
OP46→089→109→130→137→140→142→143
☆07年「ビー・ムービー」トータル127百万ドル
OP38→072→094→112→118→121→122→123
☆12年「不思議の国のガーディアンズ」トータル103百万ドル
先32→49→062→071→080→090→097→099
☆13年「The Croods」
OP45百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Croods」の興行収入は145~186百万ドルとなる。
評価はかなり高いので伸びてくるのではないか。
「The Croods」の興行収入は1億8千万ドル台と予想したい。
今回コンビを組んだ20世紀フォックスは安心しているのではないか。


2位となったのは新作の「エンド・オブ・ホワイトハウス(Olympus Has Fallen)」。
事前には週末3日間で19.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく上回る30.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費7千万ドルは余裕で回収できそうだ。
公開前に『コケるか』と書いたので、驚きのヒットだ。
能力は高いがヒットに恵まれないアントワン・フークア監督の実績を知っていれば、ヒットするとは思えない。
アントワン・フークア監督のサスペンスアクション作品。
主演はジェラルド・バトラー、アーロン、エッカート、モーガン・フリーマン。

アントワン・フークア監督の興行収入は以下のとおり。
☆01年「トレーニングデイ」トータル77百万ドル
OP23→43→57→65→70→73
☆03年「ティアーズ・オブ・ザ・サン」トータル44百万ドル(製作費75百万ドル)
OP17→31→38→41→43→43
☆04年「キング・アーサー」トータル52百万ドル(製作費120百万ドル)
先24→38→45→49→50→51
☆07年「ザ・シューター/極大射程」トータル47百万ドル(製作費61百万ドル)
OP15→28→37→42→45→46
☆13年「エンド・オブ・ホワイトハウス」
OP31百万ドル→
アントワン・フークア監督作品のデキは良いが、あまりにも本格的・重厚すぎるところがある。
これらとの対比で考えると、「エンド・オブ・ホワイトハウス」の興行収入は80~104百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びはあるだろう。
「エンド・オブ・ホワイトハウス」の興行収入は9千万ドル台と予想したい。
アントワン・フークア監督のキャリアハイとなりそうだ。
1億ドル突破できるかが注目となる。


3位は3週目の「オズ はじまりの戦い」。
トータルでは178百万ドルとなっている。
製作費215百万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『ビッグヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
サム・ライミ監督のアドベンチャー作品。
主演は、ジェームス・フランコ。
ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズが出演している。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆13年「オズ はじまりの戦い」
OP79→145→178百万ドル→
これらとの対比で考えると、「オズ はじまりの戦い」の興行収入は224~226百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、多少の伸びはあるだろう。
「オズ はじまりの戦い」の興行収入は先週に引き続き2億2千万ドル台と予想したい。
当然、続編という話になるだろう。
著名原作のファンタジー作品は今後も制作されていきそうだ。


4位は2週目の「The Call」。
トータルでは31百万ドルとなっている。
製作費13百万ドルをあっさりと回収している。
監督は、04年「マシニスト」(トータル1百万ドル)のブラッド・アンダーソン。
ハル・ベリー主演のサスペンス作品。
子役のアビゲイル・ブレスリンも出演している。
公開前に『コケるだろう』と書いたが、予想に反して高い動きとなっている。
最近公開されたノオミ・ラパスのサスペンス『Dead Man Down』がコケて、これがヒットするとは思わなかった。
アビゲイル・ブレスリンの人気だろうか。

ハル・ベリー主演のサスペンス作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル24百万ドル
OP11→18→22→23
☆13年「The Call」
OP17→31百万ドル→
公開前は「パーフェクト・ストレンジャー」以下になると思っていた。
これとの対比で考えると、「The Call」の興行収入は41百万ドルとなる。
この対比は超えるだろう。

アビゲイル・ブレスリンが出演した作品の興行収入は以下の通り。
☆08年「ラブ・ダイアリーズ」トータル32百万ドル
先13→22→27→29→31
☆08年「幸せの1ページ」トータル48百万ドル
OP13→25→33→39→42
☆09年「私の中のあなた」トータル49百万ドル
OP12→27→36→42→45
☆13年「The Call」
OP17→31百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Call」の興行収入は45~60百万ドルとなる。
なかなか数字をもっている子役。
評価はそれほど悪くはない程度なので、大した伸びはないとは思ったが、多少の伸びはありそうだ。
「The Call」の興行収入はOP時に4千万ドル台と予想したが、5千万ドル台に上方修正したい。
地味そうなサスペンスであり、製作費も安いので、十分なヒットといえる。


5位となったのは新作の「Admission」。
事前には週末3日間で7.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る6.4百万ドルのオープニングを飾った。
製作費13百万ドルなので、回収はできそうだ。
公開前に『それなりに稼ぐ』と書いたが、イマイチなオープニングとなっている。
主演のティナ・フェイはかなり人気があると思っていたのだが。
監督は02年「アバウト・ア・ボーイ」(トータル41百万ドル)、10年「ミート・ザ・ペアレンツ3」(トータル148百万ドル)ポール・ワイツ。
ティナ・フェイ、ポール・ラッド主演のコメディドラマ。
ティナ・フェイ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Baby Mama」トータル60百万ドル
OP17→32→41→47→52
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
ポール・ラッド主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ぼくたちの奉仕活動」トータル67百万ドル
OP19→38→48→58→62
☆09年「40男のバージンロード」トータル71百万ドル
OP18→37→49→59→65
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆13年「Admission」
OP06百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Admission」の興行収入は18~24百万ドルとなる。
評価が普通なので、伸びはないだろう。
「Admission」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
人気の2人が組んでも、当たらないというのはこの世界らしい結果。
ポスターがコメディっぽく見えない点が問題だったか。


6位は2週目の「スプリング・ブレイカーズ」。
先週3スクリーンで公開されており、1104スクリーンに拡大公開されて、27位からジャンプアップしてきた。
トータルでは5百万ドルとなっている。
製作費5百万ドルの低予算映画。
ハーモニー・コリン監督のクライムドラマ。
レイチェル・コリン、 セレーナ・ゴメス、 アシュレイ・ベンソン、ヴァネッサ・ハジェンズといった女優とジェームズ・フランコが出演している。
トータルでは1千万ドル台程度だろうか。


7位は2週目の「The Incredible Burt Wonderstone」。
トータルでは17百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収が当面の目標となる。
監督はあまり実績のないドン・スカーディノ。
スティーヴ・カレル、ジム・キャリー主演のコメディ作品。
公開前に『かなりヒットするのではないか』と書いたが、一体どうしたのだろうか。
スティーヴ・カレルは信頼に足ると思っていたが、クセがあり過ぎる作品だったか。

スティーヴ・カレル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
OP21→49→69→82→91
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆07年「Dan in Real Life」トータル48百万ドル
OP12→23→31→37→42
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
OP39→77→98→112→120
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「ラブ・アゲイン」トータル84百万ドル
OP19→42→56→64→70
☆12年「エンド・オブ・ザ・ワールド」トータル7百万ドル
☆13年「The Incredible Burt Wonderstone」
OP10→17百万ドル→
どんなに悪くても「奇人たちの晩餐会USA」辺りは超えられると思うが。
主要作品との対比を考えると、「The Incredible Burt Wonderstone」の興行収入は26~35百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、伸びはないだろう。
「The Incredible Burt Wonderstone」の興行収入はOP時に3千万ドル台と予想したが、2千万ドル台に下方修正したい。
製作費が安いので、問題ないが、スティーヴ・カレルは「エンド・オブ・ザ・ワールド」に続いての失敗となる。


8位は4週目の「ジャックと天空の巨人」。
トータルでは59百万ドルとなっている。
しかし、製作費195百万ドルの回収は厳しいだろう。
公開前に『「ジャックと天空の巨人」は監督がイマイチだが、この手の作品は勝手にヒットする』と書いたように、全世界で稼げそうとはいえ、この製作費は理解に苦しむが、公開延期などの事情があったようだ。
ブライアン・シンガー監督の冒険モノ。
主演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のニコラス・ホルト。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→43→63→87→95→098→101
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→59→71→78→82
☆06年「エラゴン」トータル75百万ドル
OP23→38→56→67→70
☆07年「ライラの冒険」トータル70百万ドル
OP26→41→49→59→66
☆13年「ジャックと天空の巨人」
OP27→44→54→59百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャックと天空の巨人」の興行収入は65~70百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「オズ」も公開されたので、もう伸びないだろう。
「ジャックと天空の巨人」の興行収入は先週まで7千万ドルと予想していたが、6千万ドル台に下方修正したい。
製作費やライバル作品を考えると、さすがに大コケといえるのではないか。
ファミリー向けファンタジー作品が当たりやすいからといって、製作費を掛けすぎだ。
個人的に、ブライアン・シンガー監督の手腕もあまり信用していない。


9位は7週目の「Identity Thief」。
トータルでは128百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルをあっさりと回収し、1億ドルを楽に突破している。
コメディ作品はやはり強い。
監督は、11年「モンスター上司」をヒットさせたセス・ゴードン。
主演は、「モンスター上司」に出演していたジェイソン・ベイトマン、「ブライズメイズ」のメリッサ・マッカーシー。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→096→105→110→113
☆13年「Identity Thief」
OP35→71→94→107→117→124→128百万ドル→
「モンスター上司」との対比で考えると、「Identity Thief」の興行収入は134百万ドルとなる。
評価は普通なので、あまり伸びないだろうと思ったが、気軽なコメディ作品が伸びたか。
「Identity Thief」の興行収入はオープニング1億ドル台、5週目まで1億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億3千万ドル台と予想したい。
「モンスター上司」トータル118百万ドルを超えるとは思わなかった。
コメディ作品はやはりローリスク・ハイリターンだ。


10位は5週目の「Snitch」。
トータルでは40百万ドルとなっている。
監督は実績のないリック・ローマン・ウォー。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演のアクション作品。
スーザン・サランドン、ベンジャミン・ブラットが出演している。
公開前に『ヒットはしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)は人気俳優だが、ファミリー向けではなさそうなので苦戦すると思った。

ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演映画の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲーム・プラン」トータル91百万ドル
OP23→43→59→69→77→82→85→87
☆09年「ウィッチマウンテン」トータル67百万ドル
OP24→44→53→58→62→64→64→65
☆10年「妖精ファイター」トータル60百万ドル
OP14→26→34→42→50→54→56→57
☆10年「Faster」トータル23百万ドル
先12→18→21→23
☆12年「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」トータル104百万ドル
OP27→53→77→85→91→95→97→98
☆13年「Snitch」
OP13→24→32→37→40百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Snitch」の興行収入は43~48百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、大きくは伸びないと思ったが、コケるというレベルではなかった。
「Snitch」の興行収入は3週目まで3千万ドル台と予想したが、先週に引き続き4千万ドル台と予想したい
今年公開されたステイサム、スタローン、シュワが沈み、ブルースの「ダイ・ハード」もイマイチなので、この程度でも十分だろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アクション作品「G.I.ジョー バック2リベンジ」
☆ステファニー・メイヤーがプロデュースするSFサスペンス「The Host」
☆ヒューマンドラマ「Tyler Perry's Temptation: Confessions of a Marriage Counselor」
「G.I.ジョー バック2リベンジ」はそれなりのヒットとなるだろう。
「The Host」も「トワイライト」シリーズは無理だとしても、それほど悪くはない成績となりそうだ。
ブラック層から人気のあるタイラー・ペリーだが、そろそろハズしそうだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月3週目その3)

11位:「ジャンゴ 繋がれざる者」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 148スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.9億円となっている。
1週間の伸びは7.9千万円程度か。
スクリーン数は少ないことは分かっていたものの、ファンが多い監督であり、アカデミー賞でも評価されており、それなりの成績を残すと考えたが、意外な結果となった。

クエンティン・タランティーノ監督の西部劇。
ジェイミー・フォックス主演作品。
クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオが出演している。
アカデミー賞において、作品賞、助演男優賞、脚本賞などにノミネートされ、助演男優賞、脚本賞を受賞しており、良作と思われる。
アメリカでは現在162百万ドルを稼いでおり、クエンティン・タランティーノのキャリアハイとなっている。

クエンティン・タランティーノ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「キル・ビル」トータル25.0億円
☆04年「キル・ビルvol.2」トータル11.0億円(※GW公開)
OP1.9→5.2→8.6→9.7
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆13年「ジャンゴ 繋がれざる者」
金0.9→2.1→2.9億円→
これらとの対比で考えると、「ジャンゴ 繋がれざる者」の興行収入は3.7~3.8億円となる。
この程度となるだろうか。
公開前に『日本で人気のあるブラッド・ピット主演作品の「イングロリアス・バスターズ」がイマイチなため、強気には予想できない。ファンが多い監督ではあるが、女性受けしないのだろう』と書いたとおりだろうか。
西部劇という題材も日本では当たりにくい。

「ジャンゴ 繋がれざる者」2.9億円と同程度の3週目興行収入は以下のとおり。
<2012>
☆「崖っぷちの男」2.7億円(トータル3.2億円)
☆「トワイライト・サーガ」2.8億円(トータル3.6億円)
☆「J・エドガー」2.7億円(トータル3.6億円)
これらとの対比で考えると、「ジャンゴ 繋がれざる者」の興行収入は3.4~3.9億円となる。
多少は伸びることを期待して、「ジャンゴ 繋がれざる者」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので、高すぎたか。
少なくとも「イングロリアス・バスターズ」以下という予想にすべきだったか。


12位:「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時5億円台)
【公開規模】 37スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.5千万円程度だろうか。
公開前に『ランクインするだろう』とは思っていたが、ここまで高いとは想像していなかった。
しかし、以下をみれば納得はできる。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」
OP1.0→2.2→3.1→3.6億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」の興行収入は6.0~6.6億円となるが、ここまでの極端な伸びはなさそうだ。
オープニング時に「まどか☆マギカ」並の5億円台と思ったが、先週に引き続き4億円台と予想したい。
それでも大ヒットだろう。
日本のアニメ映画を結構手掛けているワーナーだが、稼げるアニメが分かったのではないか。


13位:「脳男」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 12億円台(OP時13億円台)
【公開規模】 303スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは11.9億円となっている。
1週間の伸びは7.0千万円程度か。
既に大台の10億円を突破している。
生田斗真主演のサスペンス作品。
公開前に『暗めの作品であり、女性受けが微妙。大ヒットはしないだろう』と書いたが、さすがはジャニーズだ。それなりに稼いでいる。

原作が小説のサスペンス系の興行収入は以下のとおり。
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7→12.0
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆13年「脳男」
祝3日3.0→5.9→8.4→10.1→11.2→11.9億円→
これらとの対比で考えると、「脳男」の興行収入は12.4~13.1億円となる。
「悪の教典」のような話題にはならなかった。

「脳男」11.9億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「貞子3D」12.8億円(トータル13.5億円)
☆「北のカナリアたち」12.3億円(トータル14.0億円)
☆「エイトレンジャー」11.0億円(トータル12.0億円)
これらとの対比で考えると、「脳男」の興行収入は12.6~13.5億円となる。
マックス13億円、ミニマム12億円というところか。
それほど伸びるとは思えないので、「脳男」の興行収入は先週に引き続き12億円と予想したい。
オープニングに13億円台と予想したが、高く伸びるタイプの映画ではなかった。
公開前個人予想は9億円台だったので、やや低すぎたか。
「悪の教典」とはタイプが違うと思ったので高く予想はできなかった。
生田斗真をそこまで信頼はしてなかったが、もっと評価してもいいかもしれない。


14位:「遺体 明日への十日間」(ファントム・フジテレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【公開規模】 95スクリーン(先週比-10スクリーン)
1.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.4億円弱となっている。
1週間の伸びは5.3千万円弱程度だろうか。
3.11を迎えて動員が伸びている。
予想は差し控えるが、今後もある程度伸びていくだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月3週目その2)

1位:「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」(東宝・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 34億円台
【現時点での興行収入予想】 38億円台
【公開規模】 353スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.3億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは12.3億円となっている。
1週間の伸びは5.6億円半ば程度だろうか。
相変わらず、平日は稼げていないが、伸びは過去最高となっている。
未来への冒険、ひみつ道具の謎というストーリーがそれほど受けたのか。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」
6.7→12.3億円→
09年、11年のリメイク版の成績は悪いが、オリジナルの成績は良い。
昨年は過去最高の興行収入を記録したが、昨年を大きく超える動きだ。
公開前に『今回はオリジナルのようであり、前年並みを期待できるのではないか』と書いたが、ここまで高い動きとは思わなかった。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は40.1~43.9億円となる。
前作を上回るのは確実であり、40億円突破も夢ではない。
公開前は前作の5%減と予想したが、とりあえずは5%増と予想して今年の興行収入は先週に引き続き38億円台と予想したい。
今年も「コナン」(昨年32.9億円)、「ポケモン」(昨年36.1億円)に勝てるかどうかが注目となる。


4位:「オズ はじまりの戦い」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 25億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【公開規模】 584スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは8.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.7億円弱程度だろうか。
思ったよりも伸びていない。
ファミリー層が「ドラえもん」に流れたというレベルではなさそうだ。

サム・ライミ監督、ジェームズ・フランコ主演のアドベンチャー大作。
この手のファミリー作品は監督・主演に関わらず、ヒットしやすい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」
金3.4→08.0億円→
「アリス・イン・ワンダーランド」以外の作品との対比で考えると、「オズ はじまりの戦い」の興行収入は14.6~21.2億円となる。
「三銃士 王妃の首飾りと~」「スノーホワイト」並のヒットになると思ったが、微妙となりそうだ。

「オズ はじまりの戦い」8.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「シャーロック・ホームズ」7.9億円(トータル19.5億円)
☆「TIME」8.8億円(トータル18.2億円)
☆「スノーホワイト」8.5億円(トータル17.1億円)
☆「バトルシップ」7.6億円(トータル14.7億円)
これらとの対比で考えると、「オズ はじまりの戦い」の興行収入は15.5~19.7億円となる。
マックス20億円台、ミニマム15億円台というところか。
不安はあるが、春休み時期に稼ぎそうなので、まだ伸びると考えたい。
「オズ はじまりの戦い」の興行収入は先週に引き続き18億円台と予想したい。
公開前個人予想は25億円台だったので、高すぎたか。
「スノーホワイト」よりは稼ぐと思ったが、どうなるだろうか。


6位:「フライト」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台(OP時10億円台)
【公開規模】 321スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
公開前に『飛行機事故を扱った作品ではあるが、日本人が好みしそうな題材であり、コケることはないだろう』と書いたように伸びていきそうだ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキス監督によるヒューマンドラマ。
主演はデンゼル・ワシントン。
アカデミー賞では主演男優賞にノミネートされた。
アメリカではトータル94百万ドルを稼いでいる。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」
金2.3→5.1→7.0億円→
主要作品との対比で考えると、「フライト」の興行収入は7.8~9.6億円となる。
これらの中では悪くない成績となる。
「アメリカン・ギャングスター」「アンストッパブル」がライバルとなるか。

「フライト」7.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ヒューゴの不思議な発明」7.2億円(トータル10.2億円)
☆「ボーン・レガシー」6.9億円(トータル8.2億円)
これらとの対比で考えると、「フライト」の興行収入は8.3~9.9億円となる。
ミニマム7億円、マックス10億円となるか。
年配層も鑑賞しそうな作品であり、多少は伸びるとは思うが、それほどでもないのか。
「フライト」の興行収入はオープニングに10億円台と予想したが、先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、悪くはない予想となる。
本作は稼いでいるが、題材の手助けがあったことが要因だろう。
「デンジャラス・ラン」がイマイチだったこともあり、デンゼル・ワシントンの人気も微妙な感じだ。


7位:「テッド」(東宝東和)<9週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 43億円台(5~6週目38億円台、4週目36億円台、3週目28億円台)
【配給会社期待値等】 興収30億円突破も射程圏内(3週目)、40億円突破という奇跡的な数字も射程圏内(4週目)
【公開規模】 307スクリーン(先週比-107スクリーン)
5.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは40.2億円弱となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
ついに40億円を突破した。
週毎の動きは以下のとおり。
OP4.0→2週目6.6→3週目6.4→4週目6.0→5週目5.9→6週目4.0→7週目3.3→8週目2.3→9週目1.6億円となっている。
祝日の関係もあるが、5週目まで大きな落ち込みがなかった。
7週目までスクリーン数も上昇の一途を辿っていた。
アメリカではトータル219百万ドルと大ヒットしたコメディ作品だが、日本では公開されるとも思っていなかった。
洋画の不振が続いているが、ヒットのネタは意外なところにあるようだ。
公開後の勢いから『ロングセールスとなるのではないか』と悠長に思ったが、そのレベルではないサプライズヒットとなりそうだ。
日本人向きとは思えない下ネタハリウッドコメディであり、そろそろ飽きられる頃かと思ったが、勢いは止まらない。

去年の「テルマエ・ロマエ」と動きが似る気がする。
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆13年公開「テッド」
5週目28.9→33.0→36.3→38.6→40.2億円→
これらとの対比で考えると、「テッド」の興行収入は44.3億円となる。
「テッド」の興行収入は、先週に引き続き43億円台に上方修正したい。
それほどの作品とは思えないので、過小評価していたが、まさに予想不能の伸びであり、3週目28億円台、4週目に36億円台、6週目38億円台と予想していたが、たびたび上方修正を強いられている。
それにしても、去年の「バイオハザード」トータル38.1億円、「アベンジャーズ」トータル36.1億円を超えるヒットということとなる。
予想はできなかったが、ここまでヒットするとは誰が予想できるだろうか。
「テルマエ・ロマエ」など、気軽な奇想天外なコメディは当たりやすいようだ。


8位:「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 31億円台
【現時点での興行収入予想】 22億円台(OP~2週目26億円台)
【配給会社期待値等】 最終的45億円以上・興収50億円突破目標
【公開規模】 508スクリーン(先週比-106スクリーン)
4.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは19.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
20億円突破は見えてきたが、思ったほどの爆発力はない。
人気にやや陰りが見えているのか。

「ダイハード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆88年「1」配給11.8億円
☆90年「2」配給32億円
☆95年「3」配給48億円
☆07年「4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5→36.7
☆13年「ラスト・デイ」
木6.1→12.0→15.9→17.9→19.2億円→
配給収入の倍程度が興行収入となる。
「4.0」との対比で考えると、本作の興行収入は22.5億円となる。
公開前に『前作を超えることはないだろう』と書いたが、かなり下がりそうだ。

公開前に参考とした作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」トータル31.6億円
先9.0→16.4→21.8→26.2→28.4→29.3→30.0
☆12年公開「メン・イン・ブラック3」トータル31.3億円
金7.0→16.1→22.2→26.6→28.6→30.3→30.9
☆13年公開「ダイ・ハード/ラスト・デイ」
木6.1→12.0→15.9→17.9→19.2億円→
これらとの比較で考えると、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は21.0~21.4億円となる。
春休み時期でもあり、もうちょっと伸びるだろう。
「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は先週に引き続き22億円台と予想したい。
知名度の高いシリーズ作品であり、ある程度は伸びると考えて、2週目まで26億円台と予想していたが、あまり伸びなかった。
公開前個人予想は31億円台だったので、高すぎたか。
前作を踏まえると、ここまで低いとは思わなかったが、あのデキでは仕方がないか。
配給会社は50億円と風呂敷は広げないでほしいものだ。


9位:「クラウド アトラス」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 138スクリーン
金曜日からの3日間で5.7千万円半ばのオープニングを飾った。
土日2日間では4.3千万円弱だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは6千万円程度か』と書いたので、ほぼ予想通り。
ヒットするタイプの作品ではない。

トム・ティクヴァ、ウォシャウスキー姉弟共同監督作品。
トム・ハンクス、ハル・ベリーが主演している。
アメリカではトータル27百万ドルと大惨敗した。
評価は高かったが、複雑なストーリーに加えて、3時間弱の上映時間であり、日本でも敬遠されるだろう。
公開前の予想通り、トータル2億円台というところではないか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(3月第4週目)

☆ハリウッド版『ゴジラ』に渡辺謙が出演
2014年5月16日に全米公開される予定の作品。
監督は『モンスターズ』のギャレス・エドワーズが務めることが決まっている。
制作が動き出してから、やたらと時間が掛かっている点は不安だが、キャストも決まり本格的に動き出しそうだ。
日本のマーケットを考えると、日本人キャストが必須だろう。
そこまで大きな役柄ではないと思われるが、ハリウッド大作に日本人が起用されることは嬉しいものだ。
渡辺謙もクリストファー・ノーラン以外からはあまり声が掛かっていないので、存在感を発揮してもらいたいところだ。


☆『SPEC~結~(クローズ)』の制作決定
今年の秋に『漸ノ篇(ぜんのへん)』、『爻ノ篇(こうのへん)』が公開される。
レギュラーメンバーに加えて、向井理、大島優子、香椎由宇、KENCHI(EXILE)、遠藤憲一が加わるとのこと。
稼げると分かったためか、東宝お得意の2部作攻勢をかけてきた。
劇場版は去年の4月に公開されたため、1年半くらいのスパンはあるが、意外と早く完結編が公開されるという印象。
たぶん、それほど仕上がってはいないと思われるので、期待せずに待つこととしたいところ。
風呂敷を広げ過ぎて、畳めなくなった『マトリックス』と同じようなことが起きるだろう。
公開に先立って、2時間ドラマ版という名の本編よりも出来のよい予告編も公開される。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月3週目その1)

動員2位:「プラチナデータ」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 22億円台
【現時点での興行収入予想】 24億円台
【公開規模】 310スクリーン
4.0億円(400,496,000円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは3.5億円程度か』と書いたので、予想よりは高かった。
公開前は『それほど盛り上がっている感じはしない』と書いたが、少々盛り上がってはいるか。

東野圭吾原作作品、二宮和也主演作。
二宮和也主演作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
3日4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6→22.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆13年「プラチナデータ」
OP04.0億円→
これらとの対比で考えると、「プラチナデータ」の興行収入は20.4~23.4億円となる。
この上限は超えるかもしれないが、「GANTZ」ほどは稼がないだろう。

東野圭吾原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
OP5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」トータル16.8億円
OP2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5
☆13年「プラチナデータ」
OP4.0億円→
「麒麟の翼」との対比で考えると、「プラチナデータ」の興行収入は24.0億円となる。
この程度となるだろうか。

以下の作品も参考となるか。
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝21.6→21.9
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
3.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆11年「アンダルシア 女神の報復」トータル18.9億円
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」トータル16.1億円
3.5→08.0→11.1→13.4→14.6→15.2→15.5
☆13年「プラチナデータ」
4.0億円→
これらとの対比で考えると、「プラチナデータ」の興行収入は18.4~30.2億円となる。
マックス30億円台、ミニマム20億円台となるか。
あのデキならば大きくは伸びないだろう。
春休みがあっても、24~25億円というところではないか。
「プラチナデータ」の興行収入は24億円台と予想したい。
公開前個人予想は22億円台だったので、若干低かった。
やはり、嵐の人気は侮ってはいけない。


動員3位:「映画 プリキュアオールスターズ New Stage2 こころのともだち」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円台
【公開規模】 174スクリーン
1.9億円半ば(196,577,300円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.0億円か』と書いたので、当たった。
前年の数字通りなので、ほとんどの人が予想できる結果だろう。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
☆13年「オールスターズ New Stage2」
OP2.0億円→
DXシリーズ、前年のNew Stageとの対比で考えると、今年の興行収入は10.3~14.6億円となる。
伸びる作品ではないので、何も考えずにトータル10億円台でいいのではないか。
「映画 プリキュアオールスターズ New Stage2 こころのともだち」の興行収入は10億円台と予想したい。
誰でも分かる結果だろう。

動員5位:「ひまわりと子犬の7日間」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 232スクリーン
8.4千万円(84,338,400円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは8千万円程度か』と書いたので、当たった。
春休みを迎えて、今後伸びるかが注目となる。

「動物モノ」は鉄板的に稼げる題材であったが、近年は飽きられてきているのか不調となっている。
「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6
☆11年「星守る犬」(東宝)トータル9.2億円
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3
☆11年「ロック~わんこの島~」(東宝)トータル8.6億円
OP0.8→2.9→4.4→5.8→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」(松竹)トータル2.9億円
OP0.6→1.5→2.0→2.2
☆13年「ひまわりと子犬の7日間」
OP0.8億円→
主要作品との対比で考えると、「ひまわりと子犬の7日間」の興行収入は3.9~6.8億円となる。
4~6億円程度となりそうだ。
地味ではあるが、少々伸びそうな感動作品ではあり、「ひまわりと子犬の7日間」の興行収入は公開前の予想通り6億円台と予想したい。
伸びてくれると良いが、どうなるだろうか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(3月第3週目)

1位は2週連続で「オズ はじまりの戦い」。
トータルでは145百万ドルとなっている。
製作費215百万ドルの回収が当面の目標となる。
公開前に『ビッグヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
サム・ライミ監督のアドベンチャー作品。
主演は、ジェームス・フランコ。
ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズが出演している。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆13年「オズ はじまりの戦い」
OP79→145百万ドル→
これらとの対比で考えると、「オズ はじまりの戦い」の興行収入は227~232百万ドルとなる。
評価は高いので、多少の伸びはあるだろう。
「オズ はじまりの戦い」の興行収入は先週に引き続き2億2千万ドル台と予想したい。
当然、続編という話になるだろう。
著名原作のファンタジー作品は今後も制作されていきそうだ。


2位となったのは新作の「The Call」。
事前には週末3日間で12.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る17.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費13百万ドルをあっさりと回収している。
監督は、04年「マシニスト」(トータル1百万ドル)のブラッド・アンダーソン。
ハル・ベリー主演のサスペンス作品。
子役のアビゲイル・ブレスリンも出演している。
公開前に『コケるだろう』と書いたが、予想に反して高いオープニングを飾った。
先週公開されたノオミ・ラパスのサスペンス『Dead Man Down』がコケて、これがヒットするとは思わなかった。
アビゲイル・ブレスリンの人気だろうか。

ハル・ベリー主演のサスペンス作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「パーフェクト・ストレンジャー」トータル24百万ドル
OP11→18→22→23
☆13年「The Call」
OP17百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Call」の興行収入は37百万ドルとなる。
公開前は「パーフェクト・ストレンジャー」以下になると思っていた。

アビゲイル・ブレスリンが出演した作品の興行収入は以下の通り。
☆08年「ラブ・ダイアリーズ」トータル32百万ドル
先13→22→27→29→31
☆08年「幸せの1ページ」トータル48百万ドル
OP13→25→33→39→42
☆09年「私の中のあなた」トータル49百万ドル
OP12→27→36→42→45
☆13年「The Call」
OP17百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Call」の興行収入は42~69百万ドルとなる。
なかなか数字をもっている子役。
評価はそれほど悪くはない程度なので、大した伸びはないだろう。
「The Call」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
地味そうなサスペンスであり、製作費も安いので、十分なヒットといえる。


3位となったのは新作の「The Incredible Burt Wonderstone」。
事前には週末3日間で18百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る10.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費3千万ドルの回収が当面の目標となる。
監督はあまり実績のないドン・スカーディノ。
スティーヴ・カレル、ジム・キャリー主演のコメディ作品。
公開前に『かなりヒットするのではないか』と書いたが、一体どうしたのだろうか。
スティーヴ・カレルは信頼に足ると思っていたが、クセがあり過ぎる作品だったか。

スティーヴ・カレル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「40歳の童貞男」トータル109百万ドル
OP21→49→69→82→91
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→61→79→88→94
☆07年「Dan in Real Life」トータル48百万ドル
OP12→23→31→37→42
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
OP39→77→98→112→120
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「奇人たちの晩餐会USA」トータル73百万ドル
OP24→47→59→66→69
☆11年「ラブ・アゲイン」トータル84百万ドル
OP19→42→56→64→70
☆12年「エンド・オブ・ザ・ワールド」トータル7百万ドル
☆13年「The Incredible Burt Wonderstone」
OP10百万ドル→
どんなに悪くても「奇人たちの晩餐会USA」辺りは超えられると思うが。
評価はそれほど悪くない程度なので、伸びはないだろう。
「The Incredible Burt Wonderstone」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
製作費が安いので、問題ないが、スティーヴ・カレルは「エンド・オブ・ザ・ワールド」に続いての失敗となる。


4位は3週目の「ジャックと天空の巨人」。
トータルでは54百万ドルとなっている。
しかし、製作費195百万ドルの回収は厳しいだろう。
公開前に『「ジャックと天空の巨人」は監督がイマイチだが、この手の作品は勝手にヒットする』と書いたように、全世界で稼げそうとはいえ、この製作費は理解に苦しむが、公開延期などの事情があったようだ。
ブライアン・シンガー監督の冒険モノ。
主演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のニコラス・ホルト。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→59→71→78→82
☆06年「エラゴン」トータル75百万ドル
OP23→38→56→67→70
☆07年「ライラの冒険」トータル70百万ドル
OP26→41→49→59→66
☆13年「ジャックと天空の巨人」
OP27→44→54百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャックと天空の巨人」の興行収入は67~77百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「オズ」も公開されたので、伸びないだろう。
「ジャックと天空の巨人」の興行収入は先週に引き続き7千万ドルと予想したい。
ファミリー向けファンタジー作品が当たりやすいからといって、製作費を掛けすぎだ。
個人的に、ブライアン・シンガー監督の手腕もあまり信用していない。


5位は6週目の「Identity Thief」。
トータルでは124百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルをあっさりと回収し、1億ドルを楽に突破している。
コメディ作品はやはり強い。
監督は、11年「モンスター上司」をヒットさせたセス・ゴードン。
主演は、「モンスター上司」に出演していたジェイソン・ベイトマン、「ブライズメイズ」のメリッサ・マッカーシー。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→096→105→110→113
☆13年「Identity Thief」
OP35→71→94→107→117→124百万ドル→
「モンスター上司」との対比で考えると、「Identity Thief」の興行収入は133百万ドルとなる。
評価は普通なので、あまり伸びないだろうと思ったが、時期的にプレジデント・デーなどの休みなどもあり、気軽なコメディ作品が伸びたか。
「Identity Thief」の興行収入はオープニング1億ドル台、5週目まで1億2千万ドル台と予想したが、1億3千万ドル台に上方修正したい。
「モンスター上司」トータル118百万ドルを超えるとは思わなかった。
コメディ作品はやはりローリスク・ハイリターンだ。


6位は4週目の「Snitch」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
監督は実績のないリック・ローマン・ウォー。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演のアクション作品。
スーザン・サランドン、ベンジャミン・ブラットが出演している。
公開前に『ヒットはしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)は人気俳優だが、ファミリー向けではなさそうなので苦戦すると思った。

ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演映画の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲーム・プラン」トータル91百万ドル
OP23→43→59→69→77→82→85→87
☆09年「ウィッチマウンテン」トータル67百万ドル
OP24→44→53→58→62→64→64→65
☆10年「妖精ファイター」トータル60百万ドル
OP14→26→34→42→50→54→56→57
☆10年「Faster」トータル23百万ドル
先12→18→21→23
☆12年「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」トータル104百万ドル
OP27→53→77→85→91→95→97→98
☆13年「Snitch」
OP13→24→32→37百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Snitch」の興行収入は43~53百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、大きくは伸びないと思ったが、コケるというレベルではなかった。
「Snitch」の興行収入は先週まで3千万ドル台と予想したが、4千万ドル台に上方修正したい。
今年公開されたステイサム、スタローン、シュワが沈み、ブルースの「ダイ・ハード」もイマイチなので、この程度でも十分だろう。


7位は3週目の「21 and Over」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
製作費13百万ドルは楽に回収しているが、ややコケてしまった。
公開前に『「21 and Over」はヒットしそうだ』と書いたが、ダメだった。
「ハングオーバー」の脚本家のジョン・ルーカス監督のコメディ作品。
「ハングオーバー」の監督がプロデュースした「Project X」もイマイチであり、飽きられているのか。
関連作品は以下のとおり。
☆12年「Project X」トータル55百万ドル
OP21→40→48→52
☆13年「21 and Over」
OP09→17→22百万ドル→
これとの対比で考えると、「21 and Over」の興行収入は25百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「21 and Over」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
しかし、「ジャックと天空の巨人」とは異なり、製作費は安いので、ハズれても問題はない。


9位は5週目の「Safe Haven」。
トータルでは67百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルはあっさりと回収している。
ニコラス・スパークス原作のラブストーリー。
主演は、12年「ロック・オブ・エイジズ」(トータル39百万ドル)のジュリアン・ハフ、「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメル。
監督は、ラッセ・ハルストレム。
公開前に『ニコラス・スパークス原作の「Safe Haven」は他の原作作品と同程度は稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「The Lucky One」トータル60百万ドル
OP23→39→48→54→57→58→59→59
☆13年「Safe Haven」
木30→48→57→63→67百万ドル→
「親愛なるきみへ」はラッセ・ハルストレム監督作品。
「きみに読む物語」以外の作品との対比で考えると、「Safe Haven」の興行収入は71~77百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「Safe Haven」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ニコラス・スパークス原作作品としては、3番目に高い興行収入となりそうだ。
バレンタインシーズンもあったが、この手の作品は手堅く稼げる。


10位は5週目の「Escape From Planet Earth」。
トータルでは52百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収は完了している。
ヒット確実の3Dアニメ作品だが、メジャースタジオではなかったので、公開前に『やや微妙』と書いたとおりとなりそうだ。

WEINSTEIN COMPANYのアニメが参考となるか。
☆05年「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」トータル51百万ドル
OP12→29→38→44→47
☆13年「Escape From Planet Earth」
OP16→35→43→48→52百万ドル→
これとの対比で考えると、「Escape From Planet Earth」の興行収入は56百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、伸びはないとは思ったが、思ったよりは稼いだ。
「Escape From Planet Earth」の興行収入はオープニング時に4千万ドル台と予想したが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できており、合格レベルではないだろうか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ドリームワークスの3Dアニメ「The Croods」
☆ティナ・フェイ主演のコメディドラマ「Admission」
☆アントワン・フークア監督のサスペンス「Olympus Has Fallen」
「The Croods」は爆発的なヒット、「Admission」はそれなりに稼ぎ、「Olympus Has Fallen」はコケるか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『プラチナデータ』レビュー

◆評  価   3.5点
◆おススメ度  C(見る必要なし)

原作未読。
東野圭吾原作は読まないが、彼の原作作品の映画は基本的には見たいので、鑑賞することとした。
嵐については、好意も嫌悪もないのでニュートラルに見たつもり(主題歌は悪くはない)。

一言でいうと面白くない映画。
大友啓史という監督のことは全く知らないが、演者というよりも監督が悪いと思う。
やる気を失ったのか、能力がないのか分からないが、彼は適任ではなかったのではないか。
アクションをやりたかったようだが、警察と神楽との不毛な鬼ごっことカクレンボが長々と繰り広げられるだけで飽きてくる。
追う物と追われる物の緊迫感のあるやり取りもなく、彼らの深まりも全くない。
捕まってしまうのではないかという緊張感を出したかったのかもしれないが、あれほどの大多数で囲んでおいて、何度もトラックやバイクに乗って逃走を許すということはふざけているとしか思えない。
天才科学者という設定なのだから、普通に逃げるのではなくて、その片鱗を見せてほしい。一応、組織の人間なのだから、いくらでも裏を掛けるはず。
また、二重人格という設定も分かりやすく定番なものを避けたようだが、監督がきちんとビジョンを固めていれば、より効果的になったものの、二重人格のビジョンを感じられず、効果的な演出ではなかった。
あれならば定番な二重人格の選択の方がよい。
二宮はそれなりに努力はしているが、努力が活かされなかった。
無精ひげも短絡的すぎる、逃亡するということはそのような外見という問題だけではないはずだ。
二重人格を分かりにくくする一方で、外見にこだわるのは本末転倒。
トヨエツも鈴木も魅力を発揮する場が全くなく、可哀そうなほどの存在感だ。

驚くことに鑑賞中、何一つプラスの感情を動かされることがなかった。
緊迫感もスリルもサプライズもなく、不可思議なストーリーがただ淡々と流れるだけだ。
真犯人は誰かということも特に気にならず、真相が明らかになっても、特段の感情はなかった。
真のプラチナデータやモーグルの真相にも驚きも何もない。
あるのは拍子抜けだけだ。

東野圭吾原作作品に顕著な殺人事件の裏に隠された登場人物の想いというものが本作では弱く、黒幕を含めて、どの登場人物の内面の描き方が圧倒的に弱い。
人間は“DNA”という遺伝子の集合体ではなく、感情のある“人間”というものが伝えられていないので、“懺悔”というキーワードも全く響かない。
本作のテーマは哀しくかつ前向きになれるものだと思うが、そのようなものを微塵と感じさせない点は酷すぎた。

そもそも、本作の描き方では、警察の捜査はDNAデータがなければ、事件を解決が出来ないということになってしまう(冒頭の児童殺人事件、未解決の事件、5件の連続肋骨抜取事件)。
警察の捜査とは、そういうものではないだろう。
むしろ、そのような方向性に警鐘を鳴らすものではないのか。

東野圭吾の作品なので、原作はこれほどつまらなくはないはずだ。
期待していた作品だけに残念な映画化と言える。
同じキャストでドラマ化して作り直して欲しいくらいだ。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月2週目その4)

11位:「アルゴ」(ディズニー)<20週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 102スクリーン(先週比-7スクリーン)
1.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.3億円弱となっている。
1週間の伸びは5.6千万円弱程度だろうか。
アカデミー賞作品賞効果により急上昇している。
劇場公開が続けば、伸びるだろうが、DVDリリースも控えており何とも言えない。
しかし、それにしても低い数字に終わりそうだ。
アカデミー賞近くまで公開を待てば、このようなことにはならなかっただろう。


12位:「ストロベリーナイト」(東宝・フジテレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 21億円台(5~6週目20億円台、2~4週目19億円台)
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは20.5億円となっている。
1週間の伸びは6.2千万円程度だろうか。
ついに20億円を突破した。
平均視聴率は15.3%と意外と高いドラマの映画化。

以下の作品が参考となるか。
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆11年「SP革命篇」トータル33.3億円
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」トータル16.8億円(視聴率14.9%)
2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆13年「ストロベリーナイト」
3.2→9.5→祝14.6→16.9→18.7→19.9→20.5億円→
3週目まで「ライアーゲーム」「劇場版 SPEC~天~」とペースが似ていたが、本作はややペースが落ちたか。
主要作品との対比で考えると、「ストロベリーナイト」の興行収入は21.2~21.5億円となる。
「ストロベリーナイト」の興行収入は先週まで20億円台と予想していたが、21億円台に乗りそうだ。
少々地味なイメージもあり、ドラマ鑑賞者以外は見ないと思われるので、4週目まで19億円台、6週目まで20億円台と予想したが、意外と伸びが止まらなかった。
ドラマの知名度を踏まえると、大成功といえるのではないか。
予想はできなかったが、もうちょっと低い着地点と予想しただろう。


13位:「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」(スールキートス・WOWOW)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 120スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.8千万円弱となっている。
1週間の伸びは5.4千万円程度だろうか。
漫画原作作品。
柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶが主演している。
ヒットするはずがないと思い、予想はしかなった。
メジャー系ではないとはいえ、かなり低い数値となっている。
週末に比べて、レディースデイ辺りには稼いでいるかもしれないが、主演女優の人気がちょっと落ちてきているのか。
トータルでは1億円台だろうか。


14位:「ゼロ・ダーク・サーティ」(GAGA)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時6億円台)
【公開規模】 164スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.7億円弱となっている。
1週間の伸びは4.5千万円弱程度だろうか。
アメリカでは現在95百万ドルと比較的高い興行収入となっている。
キャサリン・ビグロー監督作品。
『実在の人物を扱った興味深い作品であり、アカデミー賞作品賞・主演女優賞にノミネートされた評価の高い作品であり、日本でもそれなりに高い興行収入となりそうだ。「アルゴ」は低い結果に終わったが、本作は大丈夫だろう』と書いたが、伸びはイマイチだ。
「アルゴ」同様に、ハードな内容の本作は日本向けではないようだ。

とりあえず、「ハート・ロッカー」が参考となる。
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→2.2→3.7→5.1→6.2→06.9→07.3
☆13年公開「ゼロ・ダーク・サーティ」
金1.0→2.3→3.2→3.7億円→
これがライバルとなると思ったが、ここまで伸びないだろう。

アカデミー賞受賞またはノミネートされた作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→5.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆12年公開「ドラゴン・タトゥーの女」トータル12.5億円
金2.9→6.5→09.0→11.1→12.0→12.5
☆12年公開「ヒューゴの不思議な発明」トータル10.2億円
木2.8→5.5→7.2→8.5→9.5
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆13年公開「ゼロ・ダーク・サーティ」
金1.0→2.3→3.2→3.7億円→
「ソーシャル・ネットワーク」以外の作品との対比で考えると、「ゼロ・ダーク・サーティ」の興行収入は4.2~4.4億円となる。
もうちょっと話題になるかと思ったが、全く話題にならなかった。
「ゼロ・ダーク・サーティ」の興行収入はオープニング時に6億円台と予想したが、先週に引き続き4億円台と予想したい。
ヒューマンドラマ系ではなく、やはりやや重いか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月2週目その3)

7位:「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時5億円台)
【公開規模】 37スクリーン(先週比+7スクリーン)
4.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.0億円となっている。
1週間の伸びは8.0千万円半ば程度だろうか。
公開前に『ランクインするだろう』とは思っていたが、ここまで高いとは想像していなかった。
しかし、以下をみれば納得はできる。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」
OP1.0→2.2→3.1億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」の興行収入は4.5~7.4億円となる。
オープニング時に「まどか☆マギカ」並の5億円台と思ったが、驚くほどの伸びはない。
先週に引き続き4億円台と予想したい。
それでも大ヒットだろう。
日本のアニメ映画を結構手掛けているワーナーだが、稼げるアニメが分かったのではないか。


8位:「ジャンゴ 繋がれざる者」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 148スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円程度か。
スクリーン数は少ないことは分かっていたものの、ファンが多い監督であり、アカデミー賞でも評価されており、それなりの成績を残すと考えたが、意外な結果となった。

クエンティン・タランティーノ監督の西部劇。
ジェイミー・フォックス主演作品。
クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオが出演している。
アカデミー賞において、作品賞、助演男優賞、脚本賞などにノミネートされ、助演男優賞、脚本賞を受賞しており、良作と思われる。
アメリカでは現在159百万ドルを稼いでおり、クエンティン・タランティーノのキャリアハイとなっている。

クエンティン・タランティーノ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「キル・ビル」トータル25.0億円
☆04年「キル・ビルvol.2」トータル11.0億円(※GW公開)
OP1.9→5.2→8.6→9.7
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆13年「ジャンゴ 繋がれざる者」
金0.9→2.1億円→
これらとの対比で考えると、「ジャンゴ 繋がれざる者」の興行収入は3.7~4.4億円となる。
この程度となるだろうか。
公開前に『日本で人気のあるブラッド・ピット主演作品の「イングロリアス・バスターズ」がイマイチなため、強気には予想できない。ファンが多い監督ではあるが、女性受けしないのだろう』と書いたとおりだろうか。
西部劇という題材も日本では当たりにくい。

「ジャンゴ 繋がれざる者」2.1億円と同程度の2週目興行収入は以下のとおり。
<2012>
☆「崖っぷちの男」2.0億円(トータル3.2億円)
☆「J・エドガー」2.0億円(トータル3.6億円)
☆「推理作家ポー」2.0億円(トータル3.2億円)
これらとの対比で考えると、「ジャンゴ 繋がれざる者」の興行収入は3.4~3.8億円となる。
多少は伸びることを期待して、「ジャンゴ 繋がれざる者」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので、高すぎたか。
少なくとも「イングロリアス・バスターズ」以下という予想にすべきだったか。


9位:「脳男」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 12億円台(OP時13億円台)
【公開規模】 303スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは11.2億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度か。
大台の10億円を突破している。
生田斗真主演のサスペンス作品。
公開前に『暗めの作品であり、女性受けが微妙。大ヒットはしないだろう』と書いたが、さすがはジャニーズだ。それなりに稼いでいる。

原作が小説のサスペンス系の興行収入は以下のとおり。
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7→12.0
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆13年「脳男」
祝3日3.0→5.9→8.4→10.1→11.2億円→
これらとの対比で考えると、「脳男」の興行収入は12.2~13.2億円となる。
「悪の教典」のような話題にはならないだろう。
頑張っても13億円台となりそうだ。

「脳男」11.2億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「貞子3D」12.0億円(トータル13.5億円)
☆「北のカナリアたち」11.5億円(トータル14.0億円)
☆「わが母の記」10.9億円(トータル13.3億円)
これらとの対比で考えると、「脳男」の興行収入は12.6~13.6億円となる。
マックス13億円、ミニマム12億円というところか。
それほど伸びるとは思えないので、「脳男」の興行収入は先週に引き続き12億円と予想したい。
オープニングに13億円台と予想したが、伸びるタイプの映画ではないだろう。
公開前個人予想は9億円台だったので、やや低すぎたか。
「悪の教典」とはタイプが違うと思ったので高く予想はできなかった。
生田斗真をそこまで信頼はしてなかったが、もっと評価してもいいかもしれない。


10位:「遺体 明日への十日間」(ファントム・フジテレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【公開規模】 105スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.8千万円弱程度だろうか。
3.11を前に週末の動員が伸びた。
予想は差し控えるが、今後もある程度伸びていくだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(3月第3週目)

☆『ジュラシック・パーク4』の監督が決定か
コリン・トレバーロウという新鋭を起用したようだ。
『Safety Not Guaranteed』という作品を評価したようだ。
ハリウッド版『ゴジラ』も新鋭のギャレス・エドワーズが起用されており、そのような流れになりつつあるのか。
来年の6月に全米公開が設定されているが、主演も決まっておらず、間に合うのかが注目となる。


☆『美女と野獣』が実写化へ
ディズニーが『アリス・イン・ワンダーランド』『オズ はじまりの戦い』のヒットを受けて、『美女と野獣』の実写化に着手するようだ。
アドベンチャー作品になるのだろうか。
『オズ はじまりの戦い』も続編制作が決定しているが、サム・ライミ監督は続編制作を辞退しているようだ。


☆「日本アカデミー賞」が発表
最優秀作品賞:「桐島、部活やめるってよ」
最優秀監督賞:吉田大八(「桐島、部活やめるってよ」)
最優秀主演男優賞:阿部寛(「テルマエ・ロマエ」)
最優秀主演女優賞:樹木希林(「わが母の記」)
最優秀助演男優賞:大滝秀治(「あなたへ」)
最優秀助演女優賞:余貴美子(「あなたへ」)
最優秀外国作品賞:「最強のふたり」
最優秀アニメーション作品賞:「おおかみこどもの雨と雪」
「桐島」は見ていないが、評価が高いようであり、順当な結果なのか。
ショウゲート配給の非メジャー系作品が作品賞を受賞することにより、この賞が談合ではないということをアピールできるだろう。
そのような点は評価したいところ。
一方、阿部寛以外の演技部門では渋い受賞者が多い。
余貴美子はこの5年で3回目の受賞というのも、どうなのだろうか。
若手の台頭を期待したいところ。
新人賞には武井咲、二階堂ふみ、橋本愛、染谷将太、チャンミン、東出昌大、松坂桃李が選ばれている。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月2週目その2)

3位:「フライト」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台(OP時10億円台)
【公開規模】 321スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.8億円程度だろうか。
公開前に『飛行機事故を扱った作品ではあるが、日本人が好みしそうな題材であり、コケることはないだろう』と書いたように伸びていきそうだ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキス監督によるヒューマンドラマ。
主演はデンゼル・ワシントン。
アカデミー賞では主演男優賞にノミネートされた。
アメリカではトータル94百万ドルを稼いでいる。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」
金2.3→5.1億円→
主要作品との対比で考えると、「フライト」の興行収入は7.3~9.9億円となる。
これらの中では悪くない成績となる。
「アメリカン・ギャングスター」「アンストッパブル」がライバルとなるか。

「フライト」5.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ヒューゴの不思議な発明」5.5億円(トータル10.2億円)
☆「ボーン・レガシー」5.2億円(トータル8.2億円)
これらとの対比で考えると、「フライト」の興行収入は8.0~9.5億円となる。
ミニマム7億円、マックス10億円となるか。
年配層もみそうな作品であり、多少は伸びるとは思うが、それほどでもないのか。
「フライト」の興行収入はオープニングに10億円台と予想したが、9億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、悪くはない予想となる。
「デンジャラス・ラン」がイマイチだったこともあり、デンゼル・ワシントンの人気も落ちてきているのか。


4位:「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 31億円台
【現時点での興行収入予想】 22億円台(OP~2週目26億円台)
【配給会社期待値等】 最終的45億円以上・興収50億円突破目標
【公開規模】 614スクリーン(先週比-32スクリーン)
9.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは17.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.1億円弱程度だろうか。
あっさりと15億円は超えたが、思ったほどの爆発力はない。
人気にやや陰りが見えているのか。

「ダイハード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆88年「1」配給11.8億円
☆90年「2」配給32億円
☆95年「3」配給48億円
☆07年「4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5→36.7
☆13年「ラスト・デイ」
木6.1→12.0→15.9→17.9億円→
配給収入の倍程度が興行収入となる。
「4.0」との対比で考えると、本作の興行収入は23.3億円となる。
公開前に『前作を超えることはないだろう』と書いたが、かなり下がりそうだ。

公開前に参考とした作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」トータル31.6億円
先9.0→16.4→21.8→26.2→28.4→29.3→30.0
☆12年公開「メン・イン・ブラック3」トータル31.3億円
金7.0→16.1→22.2→26.6→28.6→30.3→30.9
☆13年公開「ダイ・ハード/ラスト・デイ」
木6.1→12.0→15.9→17.9億円→
これらとの比較で考えると、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は21.1~21.6億円となる。
30億円突破は無理、20億円も微妙と言わざるを得ない。
春休み時期でもあり、様子を見るため「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は先週に引き続き22億円台と予想したい。
知名度の高いシリーズ作品であり、ある程度は伸びると考えて、2週目まで26億円台と予想していたが、あまり伸びなかった。
公開前個人予想は31億円台だったので、高すぎたか。
前作を踏まえると、ここまで低いとは思わなかったが、あのデキでは仕方がないか。
配給会社は50億円と風呂敷は広げないでほしいものだ。


5位:「テッド」(東宝東和)<8週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 43億円台(5~6週目38億円台、4週目36億円台、3週目28億円台)
【配給会社期待値等】 興収30億円突破も射程圏内(3週目)、40億円突破という奇跡的な数字も射程圏内(4週目)
【公開規模】 414スクリーン(先週比-43スクリーン)
8.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは38.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.2億円半ば程度だろうか。
35億円を楽に突破しており、40億円突破は濃厚だろう。
週毎の動きは以下のとおり。
OP4.0→2週目6.6→3週目6.4→4週目6.0→5週目5.9→6週目4.0→7週目3.3→8週目2.3億円となっている。
祝日の関係もあるが、5週目まで大きな落ち込みがなかった。
7週目までスクリーン数も上昇の一途を辿っていた。
アメリカではトータル219百万ドルと大ヒットしたコメディ作品だが、日本では公開されるとも思っていなかった。
洋画の不振が続いているが、ヒットのネタは意外なところにあるようだ。
公開後の勢いから『ロングセールスとなるのではないか』と悠長に思ったが、そのレベルではないサプライズヒットとなりそうだ。
日本人向きとは思えない下ネタハリウッドコメディであり、そろそろ飽きられる頃かと思ったが、勢いは止まらない。

去年の「テルマエ・ロマエ」と動きが似る気がする。
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆13年公開「テッド」
5週目28.9→33.0→36.3→38.6億円→
これらとの対比で考えると、「テッド」の興行収入は44.1億円となる。
「テッド」の興行収入は、先週に引き続き43億円台に上方修正したい。
それほどの作品とは思えないので、過小評価していたが、まさに予想不能の伸びであり、3週目28億円台、4週目に36億円台、6週目38億円台と予想していたが、たびたび上方修正を強いられている。
それにしても、去年の「バイオハザード」トータル38.1億円、「アベンジャーズ」トータル36.1億円を超えるヒットということとなる。
予想はできなかったが、ここまでヒットするとは誰が予想できるだろうか。
「テルマエ・ロマエ」など、気軽な奇想天外なコメディは当たりやすいようだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ひまわりと子犬の7日間」(松竹)
「動物モノ」は鉄板的に稼げる題材であったが、近年は飽きられてきているのか不調となっている。
「動物モノ」の興行収入は以下の通り。
☆04年「クイール」(松竹)トータル22.2億円
OP2.4→6.8→10.9→15.6→17.9
☆06年「子ぎづねヘレン」(松竹)トータル17.8億円
OP1.7→5.6→10.5→13.9→15.4
☆07年「マリと子犬の物語」(東宝)トータル31.8億円
OP2.8→7.4→祝12.0→不明→23.1
☆08年「犬と私の10の約束」(松竹)トータル15.2億円
OP1.8→5.2→8.5→11.5→12.9
☆09年公開「HACHI 約束の犬」トータル19.7億円(※参考)
OP2.2→8.8→13.2→16.0→17.7→18.6
☆09年「ウルルの森の物語」(東宝)トータル5.6億円
OP0.6→不明→3.1→祝込4.7→5.1
☆10年「きな子~見習い警察犬の物語~」(松竹)トータル7.1億円
先1.3→3.8→5.3→6.1→6.6
☆11年「星守る犬」(東宝)トータル9.2億円
OP1.4→4.4→6.3→7.5→8.3
☆11年「ロック~わんこの島~」(東宝)トータル8.6億円
OP0.8→2.9→4.4→5.8→7.4
☆12年「LOVE まさお君が行く!」(松竹)トータル2.9億円
OP0.6→1.5→2.0→2.2
「LOVE まさお君が行く!」のような酷いことにはならないとは思うが、「星守る犬」「ロック~わんこの島~」は超えてこないか。
3億円以上、8億円以下というところか。
春休み時期を狙ってきているので、それなりには稼ぐか。
「ひまわりと子犬の7日間」の興行収入は6億円台と予想したい。
オープニングは8千万円程度か。


◎「プラチナデータ」(東宝)
東野圭吾原作作品。
二宮和也主演作。
二宮和也主演作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「大奥」トータル23.2億円
3日4.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6→22.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6→32.2
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
「GANTZ」ほどは稼がないだろう。
28億円以下か。

東野圭吾原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「容疑者Xの献身」トータル49.2億円(視聴率21.9%)
OP5.4→祝18.1→24.4→30.5→祝37.4→40.7→43.1
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」トータル16.8億円
OP2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5
「麒麟の翼」以上は稼ぐか。
17億円以上、28億円以下と思われる。

以下の作品も参考となるか。
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆09年「カイジ 人生逆転ゲーム」トータル22.5億円
祝3日5.3→10.0→14.1→17.2→19.7→20.9→祝21.6→21.9
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円
3.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆11年「アンダルシア 女神の報復」トータル18.9億円
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1
☆11年「カイジ2~人生奪回ゲーム~」トータル16.1億円
3.5→08.0→11.1→13.4→14.6→15.2→15.5
本作はドラマの映画化ではないが、原作者が著名でありカバーするだろう。
これらを踏まえると、23億円前後の興行収入となるのではないか。
それほど盛り上がっている感じはしないので、「プラチナデータ」の興行収入は22億円台と予想したい。
オープニングは3.5億円程度か。


◎「映画 プリキュアオールスターズ New Stage2 こころのともだち」(東映・テレビ朝日)
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「Yes!プリキュア5」トータル8.0億円
OP1.7→3.7→5.6→6.5→7.1
☆08年「Yes!プリキュア5 GoGo!」トータル7.9億円
OP1.6→3.4→4.8→6.2→6.8→7.2
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
DXシリーズ、前年のNew Stageが参考となるだろう。
何も考えずにトータル10億円台でいいのではないか。
オープニングは2.0億円か。


◎「クラウド アトラス」(ワーナー)
トム・ティクヴァ、ウォシャウスキー姉弟共同監督作品。
トム・ハンクス、ハル・ベリーが主演している。
アメリカではトータル27百万ドルと大惨敗した。
評価は高かったが、複雑なストーリーに加えて、3時間弱の上映時間であり、日本でも敬遠されるだろう。
トータル2億円台というところではないか。
金曜日からのオープニングは6千万円程度か。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月2週目その1)

動員1位:「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」(東宝・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 34億円台
【現時点での興行収入予想】 38億円台
【公開規模】 353スクリーン
6.7億円弱(667,291,850円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは10、12年同様に5.5億円程度か』と書いたが、予想以上に爆発している。
11年のオープニングが4.5億円であったのに、なぜこれほど急に爆発するのか。
未来への冒険、ひみつ道具の謎というストーリーがそれほど受けたのか。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」
6.7億円→
昨年は過去最高の興行収入を記録したが、前作を大きく超えるオープニングだ。
09年、11年のリメイク版の成績は悪いが、オリジナルの成績は良い。
公開前に『今回はオリジナルのようであり、前年並みを期待できるのではないか』と書いたが、ここまで高いとは思わなかった。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は36.6~44.4億円となる。
前作を上回るのは確実ではないか。
公開前は前作の5%減と予想したが、5%増と予想して今年の興行収入は38億円台と予想したい。
今年も「コナン」(昨年32.9億円)、「ポケモン」(昨年36.1億円)に勝てるかどうかが注目となる。


動員2位:「オズ はじまりの戦い」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 25億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台
【公開規模】 584スクリーン
金曜日からの3日間で3.3億円半ば(336,435,800円)のオープニングを飾った。
土日2日間では2.7億円弱(269,909,900円)のようだ。
先週『金曜日からのオープニングは4.6億円程度か』と書いたので、予想よりもおとなしかった。
ファミリー層が「ドラえもん」に流れたのか。

サム・ライミ監督、ジェームズ・フランコ主演のアドベンチャー大作。
この手のファミリー作品は監督・主演に関わらず、ヒットしやすい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」
金3.4億円→
主要作品との対比で考えると、「オズ はじまりの戦い」の興行収入は15.7~18.9億円となる。
さすがに「アリス・イン・ワンダーランド」のようなヒットにはならないと思われるが、「三銃士 王妃の首飾りと~」「スノーホワイト」並のヒットになりそうだ。

「オズ はじまりの戦い」金3.4億円と同程度のオープニングは以下のとおり。
<2012>
☆「TIME」金3.5億円(トータル18.2億円)
☆「スノーホワイト」金3.7億円(トータル17.1億円)
☆「バトルシップ」金3.6億円(トータル14.7億円)
これらとの対比で考えると、「オズ はじまりの戦い」の興行収入は13.9~17.7億円となる。
マックス19億円台、ミニマム14億円台というところか。
春休み時期に稼ぎそうなので、伸びると考えたい。
「オズ はじまりの戦い」の興行収入は18億円台と予想したい。
公開前個人予想は25億円台だったので、高すぎたか。
「スノーホワイト」よりは稼ぐと思ったが、どうなるだろうか。
オープニングの低さが「ドラえもん」の影響ならば、もっと稼ぐかもしれない。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(3月第2週目)

1位となったのは新作の「オズ はじまりの戦い」。
事前には週末3日間で92.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る80.3百万ドルのオープニングを飾った。
予想は下回っているが、爆発の度合いの問題だろう。
公開前に『ビッグヒットとなるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
製作費215百万ドルの回収が目標となる。
サム・ライミ監督のアドベンチャー作品。
主演は、ジェームス・フランコ。
ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズが出演している。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆13年「オズ はじまりの戦い」
OP80百万ドル→
これらとの対比で考えると、「オズ はじまりの戦い」の興行収入は221~230百万ドルとなる。
評価は高いので、多少の伸びはあるだろう。
「オズ はじまりの戦い」の興行収入は2億2千万ドル台と予想したい。
当然、続編という話になるだろう。
著名原作のファンタジー作品は今後も制作されていきそうだ。


2位は2週目の「ジャックと天空の巨人」。
トータルでは44百万ドルとなっている。
しかし、製作費195百万ドルの回収は厳しいだろう。
公開前に『「ジャックと天空の巨人」は監督がイマイチだが、この手の作品は勝手にヒットする』と書いたように、全世界で稼げそうとはいえ、この製作費は理解に苦しむが、公開延期などの事情があったようだ。
ブライアン・シンガー監督の冒険モノ。
主演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のニコラス・ホルト。

ライバル作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→59→71→78→82
☆06年「エラゴン」トータル75百万ドル
OP23→38→56→67→70
☆07年「ライラの冒険」トータル70百万ドル
OP26→41→49→59→66
☆13年「ジャックと天空の巨人」
OP27→44百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャックと天空の巨人」の興行収入は66~87百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、「オズ」も公開されたので、伸びないだろう。
「ジャックと天空の巨人」の興行収入は先週に引き続き7千万ドルと予想したい。
ファミリー向けファンタジー作品が当たりやすいからといって、製作費を掛けすぎだ。
個人的に、ブライアン・シンガー監督の手腕もあまり信用していない。


3位は5週目の「Identity Thief」。
トータルでは117百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルをあっさりと回収し、1億ドルを突破している。
コメディ作品はやはり強い。
監督は、11年「モンスター上司」をヒットさせたセス・ゴードン。
主演は、「モンスター上司」に出演していたジェイソン・ベイトマン、「ブライズメイズ」のメリッサ・マッカーシー。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆10年「アラフォー女子のベイビー・プラン」トータル28百万ドル
OP08→16→21→025→027
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→096→105
☆11年「The Change-Up」トータル37百万ドル
OP14→26→32→034→036
☆13年「Identity Thief」
OP35→71→94→107→117百万ドル→
「モンスター上司」との対比で考えると、「Identity Thief」の興行収入は131百万ドルとなる。
評価は普通なので、あまり伸びないだろうと思ったが、時期的にプレジデント・デーなどの休みなどもあり、気軽なコメディ作品が伸びたか。
「Identity Thief」の興行収入はオープニング1億ドル台と予想したが、先週に引き続き1億2千万ドル台と予想したい。
「モンスター上司」トータル118百万ドルを超えることがほぼ確実となっている。
コメディ作品はやはりローリスク・ハイリターンだ。


4位となったのは新作の「Dead Man Down」。
事前には週末3日間で5.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る5.4百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『まあまあ稼ぐのではないか』と書いたが、コケてしまった。
スウェーデン版の「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレヴ監督作品。
コリン・ファレル、ノオミ・ラパス主演のサスペンス。
評価は高いが、大して伸びはないだろう。
「Dead Man Down」の興行収入は1千万ドル台となりそうだ。
地味なサスペンスは好まれないところがある。


5位は3週目の「Snitch」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
監督は実績のないリック・ローマン・ウォー。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演のアクション作品。
スーザン・サランドン、ベンジャミン・ブラットが出演している。
公開前に『ヒットはしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)は人気俳優だが、ファミリー向けではなさそうなので苦戦すると思った。

ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演映画の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲーム・プラン」トータル91百万ドル
OP23→43→59→69→77→82→85→87
☆09年「ウィッチマウンテン」トータル67百万ドル
OP24→44→53→58→62→64→64→65
☆10年「妖精ファイター」トータル60百万ドル
OP14→26→34→42→50→54→56→57
☆10年「Faster」トータル23百万ドル
先12→18→21→23
☆12年「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」トータル104百万ドル
OP27→53→77→85→91→95→97→98
☆13年「Snitch」
OP13→24→32百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Snitch」の興行収入は35~56百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、大きくは伸びないか。
「Snitch」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
今年公開されたステイサム、スタローン、シュワが沈み、ブルースの「ダイ・ハード」もイマイチなので、この程度でも十分だろう。


6位は2週目の「21 and Over」。
トータルでは17百万ドルとなっている。
製作費13百万ドルは楽に回収したが、ややコケてしまった。
公開前に『「21 and Over」はヒットしそうだ』と書いたが、ダメだった。
「ハングオーバー」の脚本家のジョン・ルーカス監督のコメディ作品。
「ハングオーバー」の監督がプロデュースした「Project X」もイマイチであり、飽きられているのか。
関連作品は以下のとおり。
☆12年「Project X」トータル55百万ドル
OP21→40→48→52
☆13年「21 and Over」
OP09→17百万ドル→
これとの対比で考えると、「21 and Over」の興行収入は23百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「21 and Over」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
「ジャックと天空の巨人」とは異なり、製作費は安いので、ハズれても問題はない。


7位は4週目の「Safe Haven」。
トータルでは63百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルはあっさりと回収している。
ニコラス・スパークス原作のラブストーリー。
主演は、12年「ロック・オブ・エイジズ」(トータル39百万ドル)のジュリアン・ハフ、「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメル。
監督は、ラッセ・ハルストレム。
公開前に『ニコラス・スパークス原作の「Safe Haven」は他の原作作品と同程度は稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「The Lucky One」トータル60百万ドル
OP23→39→48→54→57→58→59→59
☆13年「Safe Haven」
木30→48→57→63百万ドル→
「親愛なるきみへ」はラッセ・ハルストレム監督作品。
「きみに読む物語」以外の作品との対比で考えると、「Safe Haven」の興行収入は70~74百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「Safe Haven」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ニコラス・スパークス原作作品としては、3番目に高い興行収入となりそうだ。
バレンタインシーズンもあったが、この手の作品は手堅く稼げる。


9位は4週目の「Escape From Planet Earth」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収は完了している。
ヒット確実の3Dアニメ作品だが、メジャースタジオではなかったので、公開前に『やや微妙』と書いたとおりとなりそうだ。
比較的粘っていたが、「オズ」の公開により、終焉が近づいたか。

WEINSTEIN COMPANYのアニメが参考となるか。
☆05年「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」トータル51百万ドル
OP12→29→38→44→47
☆13年「Escape From Planet Earth」
OP16→35→43→48百万ドル→
これとの対比で考えると、「Escape From Planet Earth」の興行収入は56百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、伸びはないとは思ったが、思ったよりは稼いだ。
「Escape From Planet Earth」の興行収入はオープニング時に4千万ドル台と予想したが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できており、合格レベルではないだろう。


10位は2週目の「The Last Exorcism Part II」。
トータルでは12百万ドルとなっている。
製作費5百万ドルなので楽に回収しているが、先週5位より急降下している。
公開前に『「The Last Exorcism Part II」は普通』と書いたが、思ったよりも敬遠されたか。
イーライ・ロスプロデュースのホラー作品。
監督は実績のないEd Gass-Donnelly。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ラスト・エクソシズム」トータル41百万ドル
OP20→32→38→40
☆12年「The Last Exorcism Part II」
OP08→12百万ドル→
これとの対比で考えると、本作の興行収入は15百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びないだろう。
「The Last Exorcism Part II」の興行収入は先週に引き続き1千万ドルと予想したい。
これでも十分黒字となりそうだ。
「ジャックと天空の巨人」とは異なり、製作費は安いので、ハズれても問題はない。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ジム・キャリー、スティーヴ・カレル主演のコメディ作品「The Incredible Burt Wonderstone」
☆ハル・ベリー主演のサスペンス作品「The Call」
「The Call」はコケるだろう。
「The Incredible Burt Wonderstone」はかなりヒットするのではないか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

『ゼロ・ダーク・サーティー』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(プロフェッショナルな作品)

「ハート・ロッカー」でアカデミー賞を受賞したキャサリン・ビグロー監督作品。
難しい題材だが、飽きさせることなく、評価通りの高い才能を発揮させている。
一方からは拷問シーンによってクレームをつけられ、他方からはオバマ大統領の再選ピーアールのプロパガンダ映画だとクレームをつけられ、双方のバランスを取るために大変だったことだろう。
そのため、完全にはハードに描き切れなかっただろうが、生ぬるさはなく、レベルの高い仕上がりとなっており、プロフェッショナルな世界がきちんと描かれている。

一番面白いシーンは、ほぼクロの要塞屋敷を見つけたにも関わらず、政治家や上層部が責任を取りたくないがために全く動かないところだ。
普通のフィクションのアクション映画ならば、即軍事行動に至るところだが、発見に至るまでの艱難辛苦が嘘みたいな、より高いハードルが待っているとは思っていなかった。
マヤからは突き上げられて、上層部は難癖をつけて決断しようとしない、中間管理職の苦悩が本作の面白さでもある。
題材は全く違うが、動かない政治はアメリカも日本も同じなのだと感じさせる。
さんざん軍事作戦に失敗しておいて、肝心なところで慎重になろうとするところが皮肉的なところだ。

檻の中のサルや、輪投げなど比喩的にも描かれている点も効果的だ。
マヤの流した最後の涙の理由も観客の判断に委ねているような気がする。
ほっとした涙なのか、虚しさの涙なのか、苦しみの涙なのか、嬉しさの涙なのか、悔しみの涙なのか、憎しみの涙なのかは観客が決めればよいことだろう。
最後の涙以外にはマヤの内面が見えてこないところはある。
題材的に難しいところはあり、「ハート・ロッカー」同様に登場人物の内面にはあえて踏み込んでいかないという点は致し方ないところだろうか。
主人公の内面にはあまり踏み込まずに、勝者も敗者もない、終着点のない行き先が見えない延々と続くテロとの戦いという誰でも分かっている説教くさいところはあえて省いたのかもしれない。
必要なところを描き切り、観客に委ねることができるところも優れた監督といえるだろう。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月1週目その3)

9位:「ストロベリーナイト」(東宝・フジテレビ)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 20億円台(2~4週目19億円台)
【公開規模】 312スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは19.9億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
20億円突破はほぼ確実な状況となった。
平均視聴率は15.3%と意外と高いドラマの映画化。

以下の作品が参考となるか。
☆10年「SP 野望篇」トータル36.3億円(視聴率15.4%)
5.3→15.3→21.1→25.3→29.3→31.3→32.6
☆11年「SP革命篇」トータル33.3億円
2.9→08.7→15.1→20.6→24.3→26.7→28.5→30.1→31.8
☆07年「アンフェア the movie」トータル27.2億円(視聴率15.4%)
3.7→11.2→17.3→21.1→23.2→24.7
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆10年「ライアーゲーム」トータル23.6億円(視聴率11.4%・11.0%)
3.9→09.7→祝14.8→17.7→21.0→22.3→22.8
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」トータル16.8億円(視聴率14.9%)
2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆13年「ストロベリーナイト」
3.2→9.5→祝14.6→16.9→18.7→19.9億円→
3週目まで「ライアーゲーム」「劇場版 SPEC~天~」とペースが似ていたが、本作はややペースが落ちたか。
主要作品との対比で考えると、「ストロベリーナイト」の興行収入は21.1~21.6億円となる。
21億円台がマックスだろうか。
「ストロベリーナイト」の興行収入は先週に引き続き20億円台と予想したい。
少々地味なイメージもあり、ドラマ鑑賞者以外は見ないと思われるので、4週目まで19億円台と予想したが、意外と伸びが止まらなかった。
ドラマの知名度を踏まえると、大成功といえるのではないか。
予想はできなかったが、もうちょっと低い着地点と予想しただろう。


10位:「ゼロ・ダーク・サーティ」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時6億円台)
【公開規模】 164スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは3.2億円となっている。
1週間の伸びは9.1千万円弱程度だろうか。
アメリカでは現在94百万ドルと比較的高い興行収入となっている。
キャサリン・ビグロー監督作品。
『実在の人物を扱った興味深い作品であり、アカデミー賞作品賞・主演女優賞にノミネートされた評価の高い作品であり、日本でもそれなりに高い興行収入となりそうだ。「アルゴ」は低い結果に終わったが、本作は大丈夫だろう』と書いたが、伸びはイマイチだ。
本作は日本向けではないようだ。

とりあえず、「ハート・ロッカー」が参考となる。
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→2.2→3.7→5.1→6.2→06.9→07.3
☆13年公開「ゼロ・ダーク・サーティ」
金1.0→2.3→3.2億円→
これがライバルとなると思ったが、ここまで伸びないだろう。

アカデミー賞受賞またはノミネートされた作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→5.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆12年公開「ドラゴン・タトゥーの女」トータル12.5億円
金2.9→6.5→09.0→11.1→12.0→12.5
☆12年公開「ヒューゴの不思議な発明」トータル10.2億円
木2.8→5.5→7.2→8.5→9.5
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆11年公開「ツリー・オブ・ライフ」トータル6.2億円
金1.4→3.8→4.8
☆13年公開「ゼロ・ダーク・サーティ」
金1.0→2.3→3.2億円→
主要作品との対比で考えると、「ゼロ・ダーク・サーティ」の興行収入は4.1~4.5億円となる。
もうちょっと話題になるかと思ったが、全く話題にならなかった。
「ゼロ・ダーク・サーティ」の興行収入はオープニング時に6億円台と予想したが、先週に引き続き4億円台と予想したい。
ヒューマンドラマ系ではなく、やはりやや重いか。


11位:「アルゴ」(ディズニー)<19週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 109スクリーン
2.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.7億円となっている。
アカデミー賞作品賞効果により急上昇した。
劇場公開が続けば、4億円台には乗りそうだ。
しかし、それにしても低い数字に終わりそうだ。
アカデミー賞近くまで公開を待てば、このようなことにはならなかっただろう。


13位:「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」(スールキートス・WOWOW)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 120スクリーン
2.4千万円弱のオープニングを飾った。
漫画原作作品。
柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶが主演している。
ヒットするはずがないと思い、予想はしかなった。
メジャー系ではないとはいえ、かなり低い数値だ。
レディースデイには稼げるかもしれないが、主演女優の人気がちょっと落ちてきているのか。
トータルでは1億円台だろうか。


12位:「遺体 明日への十日間」(ファントム・フジテレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【公開規模】 105スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5千万を週末に稼ぎ、トータルでは1.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.8千万円弱程度だろうか。
予想は差し控えるが、ある程度伸びていくだろう。


14位:「草原の椅子」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 208スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.3千万を週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円弱となっている。
1週間の伸びは9.4千万円弱程度だろうか。
パキスタンを舞台にした良作かもしれないが、公開前は『佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子主演の地味な作品であり、ヒットするはずがない』と予想はスルーした。
年配層の動員でもあったのだろうか。
東映作品であり、作風を踏まえると、悪くはないのではないか。
トータルとしては2億円台だろうか。


15位:「横道世之介」(ショウゲート)<2週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 202スクリーン(先週比+2スクリーン)
2.2千万を週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円弱となっている。
1週間の伸びは7.5千万円弱程度だろうか。
「悪人」の吉田修一原作作品。
高良健吾、吉高由里子主演作品。
公開前に『評判はかなり良いようだが、大ヒットするタイプではなさそうだ。160分の長尺もややマイナス』と書いたにも関わらず、原作者の知名度を踏まえて過大評価してしまったようだ。
トータルとしては2億円台だろうか。
公開前個人予想は4億円台だったので高すぎた。
高くても3億円台という予想にすべき作品だった。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(3月第2週目)

☆サム・メンデス監督が『007』続編の監督を辞退
オファーは受けていたようだが、多忙のため監督を辞退したようだ。
多忙と言っても、『スカイフォール』が高い評価を受けたこともあり、『スカイフォール』以上のものを作ることは困難であろうという判断を下したのではないか。
また、次回作は、脚本家が2作分を執筆しているとの情報もあり、監督は2本をまとめて撮影する必要があるからでもあろう。
ダニエル・クレイグは続投することが決まっており、1年未満で撮影開始されるだろうが、次作を引き受ける監督はかなりのプレッシャーとなるため、そう簡単に引き受け手が現れるかは難しいところ。


☆『ホビット』第三弾の公開時期が変更
2013年12月に第二弾『ホビット スマウグの荒らし場』を公開し、2014年夏に第三弾を公開する予定だったが、2014年12月に変更となった。
公開時期の変更は、制作の関係ではなく、戦略的とのこと。
2014年夏は『X-MEN』の新作が控えているという事情に加えて、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』が年末に公開されることが多いということもあるだろう。
『ロード・オブ・ザ・リング』は、2001年12月、2002年12月、2003年12月に公開されていた。
戦略的には悪くはないとは思うが、待たされるファンとしては残念ともいえる。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月1週目その2)

2位:「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 31億円台
【現時点での興行収入予想】 22億円台(OP~2週目26億円台)
【配給会社期待値等】 最終的45億円以上・興収50億円突破目標
【公開規模】 646スクリーン(先週比+2スクリーン)
1.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは15.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.8億円程度だろうか。
あっさりと15億円は超えたが、思ったほどの爆発力はない。
人気にやや陰りが見えているのか。

「ダイハード」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆88年「1」配給11.8億円
☆90年「2」配給32億円
☆95年「3」配給48億円
☆07年「4.0」トータル39.1億円
先8.9→18.0→26.0→30.0→33.4→35.5→36.7
☆13年「ラスト・デイ」
木6.1→12.0→15.9億円→
配給収入の倍程度が興行収入となる。
「4.0」との対比で考えると、本作の興行収入は23.9億円となる。
公開前に『前作を超えることはないだろう』と書いたが、かなり下がりそうだ。

公開前に参考とした作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」トータル31.6億円
先9.0→16.4→21.8→26.2→28.4→29.3→30.0
☆12年公開「メン・イン・ブラック3」トータル31.3億円
金7.0→16.1→22.2→26.6→28.6→30.3→30.9
☆13年公開「ダイ・ハード/ラスト・デイ」
木6.1→12.0→15.9億円→
これらとの比較で考えると、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は22.4~23.0億円となる。
30億円突破は無理、25億円も微妙と言わざるを得ない。
「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は22億円台に下方修正したい。
知名度の高いシリーズ作品であり、ある程度は伸びると考えて、先週まで26億円台と予想していたが、あまり伸びなかった。
公開前個人予想は31億円台だったので、高すぎたか。
前作を踏まえると、ここまで低いとは思わなかったが、あのデキでは仕方がないか。
配給会社は50億円と風呂敷は広げないでほしいものだ。


3位:「テッド」(東宝東和)<7週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】43億円台(5~6週目38億円台、4週目36億円台、3週目28億円台)
【配給会社期待値等】 興収30億円突破も射程圏内(3週目)、40億円突破という奇跡的な数字も射程圏内(4週目)
【公開規模】 457スクリーン(先週比+25スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは36.3億円となっている。
1週間の伸びは3.3億円程度だろうか。
30億円を楽に突破している。
週毎の動きは以下のとおり。
OP4.0→2週目6.6→3週目6.4→4週目6.0→5週目5.9→6週目4.0→7週目3.3億円となっている。
祝日の関係もあるが、5週目まで大きな落ち込みがなかった。
スクリーン数も上昇の一途を辿っている。
アメリカではトータル219百万ドルと大ヒットしたコメディ作品だが、日本では公開されるとも思っていなかった。
洋画の不振が続いているが、ヒットのネタは意外なところにあるようだ。
公開後の勢いから『ロングセールスとなるのではないか』と悠長に思ったが、そのレベルではないサプライズヒットとなりそうだ。
日本人向きとは思えない下ネタハリウッドコメディであり、そろそろ飽きられる頃かと思ったが、勢いは止まらない。

ロングセールスタイプの作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5→34.2
☆11年公開「ブラック・スワン」トータル23.9億円
水5.0→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1→22.2
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆13年公開「テッド」
金4.0→10.6→17.0→祝24.6→28.9→33.0→36.3億円→
これらとの対比で考えると、「テッド」の興行収入は37.9~39.7億円となる。
この上限を超えると思われるので、40億円突破確実。

去年の「テルマエ・ロマエ」と動きが似る気がする。
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆13年公開「テッド」
金4.0→10.6→17.0→祝24.6→28.9→33.0→36.3億円→
これらとの対比で考えると、「テッド」の興行収入は43.8億円となる。
マックス44億円、ミニマム39億円となるか。
思い切って上方修正した方がよさそうだ。
「テッド」の興行収入は先週まで38億円台と予想していたが、43億円台に上方修正したい。
それほどの作品とは思えないので、過小評価していたが、まさに予想不能の伸びであり、3週目28億円台、4週目に36億円台と上方修正を強いられている。
それにしても、去年の「バイオハザード」トータル38.1億円、「アベンジャーズ」トータル36.1億円を超えるヒットということとなる。
予想はできなかったが、ここまでヒットするとは誰が予想できるだろうか。
「テルマエ・ロマエ」など、気軽な奇想天外なコメディは当たりやすいようだ。


6位:「脳男」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 12億円台(OP時13億円台)
【公開規模】 303スクリーン(先週比+1スクリーン)
5.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは10.1億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度か。
ついに大台の10億円を突破した。
生田斗真主演のサスペンス作品。
公開前に『暗めの作品であり、女性受けが微妙。大ヒットはしないだろう』と書いたが、さすがはジャニーズだ。それなりに稼いでいる。

原作が小説のサスペンス系の興行収入は以下のとおり。
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7→12.0
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆12年「黄金を抱いて飛べ」トータル5.1億円
OP1.0→02.6→03.6→04.4
☆13年「脳男」
祝3日3.0→5.9→8.4→10.1億円→
これらとの対比で考えると、「脳男」の興行収入は11.7~13.3億円となる。
「悪の教典」のような話題にはならないだろう。
頑張っても13億円台となりそうだ。

「脳男」10.1億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「貞子3D」10.7億円(トータル13.5億円)
☆「北のカナリアたち」10.2億円(トータル14.0億円)
☆「わが母の記」9.8億円(トータル13.3億円)
これらとの対比で考えると、「脳男」の興行収入は12.7~13.9億円となる。
マックス13億円、ミニマム11億円というところか。
それほど伸びるとは思えないので、「脳男」の興行収入は先週に引き続き12億円と予想したい。
オープニングに13億円台と予想したが、伸びるタイプの映画ではないだろう。
公開前個人予想は9億円台だったので、やや低すぎたか。
「悪の教典」とはタイプが違うと思ったので高く予想はできなかった。
生田斗真をそこまで信頼はしてなかったが、もっと評価してもいいかもしれない。


7位:「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時5億円台)
【公開規模】 30スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.2億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。
公開前に『ランクインするだろう』とは思っていたが、ここまで高いとは想像していなかった。
しかし、以下をみれば納得はできる。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」
OP1.0→2.2億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」の興行収入は3.9~7.3億円となる。
先週「まどか☆マギカ」並の5億円台と思ったが、思ったほど伸びはない。
4億円台となるだろうか。
それでも大ヒットだろう。
日本のアニメ映画を結構手掛けているワーナーだが、稼げるアニメが分かったのではないか。


8位:「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」(20世紀フォックス)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 20億円台
【配給会社期待値等】 興収20億円を超える勢い
【公開規模】 535スクリーン(先週比-78スクリーン)
4.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは18.2億円となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。
アカデミー賞候補になった作品であり、監督賞を受賞している。
まだ伸びがありそうだ。

アカデミー賞受賞またはノミネートされた作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆09年公開「スラムドッグ$ミリオネア」トータル13.0億円
OP1.2→03.5→6.1→8.6→9.7→10.3→10.9
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→04.4→6.2→7.4→8.9→
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆13年公開「ライフ・オブ・パイ」
金4.2→09.8→13.3→15.8→17.1→18.2億円→
主要作品との対比で考えると、「ライフ・オブ・パイ」の興行収入は19.6~23.0億円となる。
アカデミー賞監督賞受賞効果はあり、まだまだ伸びるだろう。
「ライフ・オブ・パイ」の興行収入は先週に引き続き20億円台と予想したい。
この手の珍しいタイプの作品はヒットしやすいようだ。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」(東宝・テレビ朝日)
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
昨年は過去最高の興行収入を記録した。
09年、11年のリメイク版の成績は悪いが、オリジナルの成績は良い。
今回はオリジナルのようであり、前年並みを期待できるのではないか。
32~36億円程度となるのではないか。
前年の5%程度減の34億円台と予想したい。
オープニングは10、12年同様に5.5億円程度か。
今年も「コナン」(昨年32.9億円)、「ポケモン」(昨年36.1億円)に勝てるかどうかが注目となる。


◎「オズ はじまりの戦い」(ディズニー)
サム・ライミ監督、ジェームズ・フランコ主演のアドベンチャー大作。
この手のファミリー作品は監督・主演に関わらず、ヒットしやすい。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7→19.0
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆05年公開「ブラザーズ・グリム」トータル11.5億円
OP3.3→06.3→08.2→10.0→10.9
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
さすがに「アリス・イン・ワンダーランド」のようなヒットにはならないと思われるが、「三銃士 王妃の首飾りと~」「スノーホワイト」は超えるだろう。
11年「ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島」トータル26.9億円、09年「ナイトミュージアム2」トータル20.5億円と同程度の20億円台の興行収入となるだろうか。
「オズ はじまりの戦い」の興行収入は25億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは4.6億円程度か。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(3月1週目その1)

動員1位:「フライト」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円台
【公開規模】 321スクリーン
金曜日からの3日間で2.2億円半ば(225,962,750円)のオープニングを飾った。
土日2日間では1.5億円半ば(156,322,250円)のようだ。
先週『金曜日からオープニング3日は1.8億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
公開前に『飛行機事故を扱った作品ではあるが、日本人が好みしそうな題材であり、コケることはないだろう』と書いたようにもうちょっと評価してもよかった。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキス監督によるヒューマンドラマ。
主演はデンゼル・ワシントン。
アカデミー賞では主演男優賞にノミネートされた。
アメリカではトータル94百万ドルを稼いでいる。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」
金2.3億円→
主要作品との対比で考えると、「フライト」の興行収入は7.1~11.1億円となる。
二桁前後となりそうだ。
「アンストッパブル」がライバルか。

「フライト」金2.3億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ドラゴン・タトゥーの女」金2.9億円(トータル12.5億円)
☆「トータル・リコール」金2.8億円(トータル10.2億円)
☆「ボーン・レガシー」金2.3億円(トータル8.2億円)
これらとの対比で考えると、「フライト」の興行収入は8.2~9.9億円となる。
ミニマム8億円、マックス11億円となるか。
年配層もみそうな作品であり、多少は伸びるだろう。
「フライト」の興行収入は10億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、ちょっと低すぎたか。
「デンジャラス・ラン」がイマイチだったこともあり、デンゼル・ワシントンを信頼できなかった。


動員5位:「ジャンゴ 繋がれざる者」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 148スクリーン
金曜日からの3日間で9.2千万円(92,309,900円)のオープニングを飾った。
土日2日間では6.3千万円半ば(63,532,700円)のようだ。
先週『金曜日からのオープニング3日は1.5億円程度か』と書いたので、予想よりもかなり低い出足となった。
スクリーン数は少ないことは分かっていたものの、ファンが多い監督であり、アカデミー賞でも評価されており、オープニングぐらいは高いと考えたが、意外な結果となった。

クエンティン・タランティーノ監督の西部劇。
ジェイミー・フォックス主演作品。
クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオが出演している。
アカデミー賞において、作品賞、助演男優賞、脚本賞などにノミネートされ、助演男優賞、脚本賞を受賞しており、良作と思われる。
アメリカでは現在159百万ドルを稼いでおり、クエンティン・タランティーノのキャリアハイとなっている。

クエンティン・タランティーノ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「キル・ビル」トータル25.0億円
☆04年「キル・ビルvol.2」トータル11.0億円(※GW公開)
OP1.9→5.2→8.6→9.7
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆13年「ジャンゴ 繋がれざる者」
金0.9(OP0.6)億円→
これらとの対比で考えると、「ジャンゴ 繋がれざる者」の興行収入は3.7~3.8億円となる。
この程度となるだろうか。
公開前に『日本で人気のあるブラッド・ピット主演作品の「イングロリアス・バスターズ」がイマイチなため、強気には予想できない。ファンが多い監督ではあるが、女性受けしないのだろう』と書いたとおりだろうか。
西部劇という題材も日本では当たりにくい。

「ジャンゴ 繋がれざる者」金0.9億円と同程度の興行収入は以下のとおり。
<2012>
☆「幸せのキセキ」金1.1億円(トータル4.5億円)
☆「タイタニック3D」金1.0億円(トータル4.8億円)
☆「白雪姫と鏡の女王」金0.9億円(トータル4.5億円)
これらとの対比で考えると、「ジャンゴ 繋がれざる者」の興行収入は3.7~4.5億円となる。
多少は伸びることを期待して、、「ジャンゴ 繋がれざる者」の興行収入は4億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので、高すぎたか。
少なくとも「イングロリアス・バスターズ」以下という予想にすべきだったか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

全米映画興行収入(3月第1週目)

1位となったのは新作の「ジャックと天空の巨人」。
事前には週末3日間で26.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る28.0百万ドルのオープニングを飾った。
しかし、製作費195百万ドルの回収は厳しいだろう。
公開前に『「ジャックと天空の巨人」は監督がイマイチだが、この手の作品は勝手にヒットする』と書いたように、全世界で稼げそうとはいえ、この製作費は理解に苦しむ。
ブライアン・シンガー監督の冒険モノ。
主演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のニコラス・ホルト。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152
☆08年「ナルニア国物語/第2章」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136→138
☆10年「ナルニア国物語/第3章」トータル104百万ドル
OP24→043→063→087→095→098→101
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→59→71→78→82
☆06年「エラゴン」トータル75百万ドル
OP23→38→56→67→70
☆07年「ライラの冒険」トータル70百万ドル
OP26→41→49→59→66
☆13年「ジャックと天空の巨人」
OP28百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャックと天空の巨人」の興行収入は75~91百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、来週から「オズ」も公開されるので、伸びないだろう。
「ジャックと天空の巨人」の興行収入は7千万ドルと予想したい。
ファミリー向けファンタジー作品が当たりやすいからといって、製作費を掛けすぎだ。
個人的に、ブライアン・シンガー監督の手腕もあまり信用していない。


2位は4週目の「Identity Thief」。
トータルでは107百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルをあっさりと回収し、ついに1億ドルを突破した。
コメディ作品はやはり強い。
監督は、11年「モンスター上司」をヒットさせたセス・ゴードン。
主演は、「モンスター上司」に出演していたジェイソン・ベイトマン、「ブライズメイズ」のメリッサ・マッカーシー。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Four Christmases」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆10年「アラフォー女子のベイビー・プラン」トータル28百万ドル
OP08→16→21→025→027
☆11年「モンスター上司」トータル118百万ドル
OP28→60→83→096→105
☆11年「The Change-Up」トータル37百万ドル
OP14→26→32→034→036
☆13年「Identity Thief」
OP35→71→94→107百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Identity Thief」の興行収入は116~132百万ドルとなる。
評価は普通なので、あまり伸びないだろうと思ったが、時期的にプレジデント・デーなどの休みなどもあり、気軽なコメディ作品が伸びたか。
「Identity Thief」の興行収入はオープニング1億ドル台と予想したが、先週に引き続き1億2千万ドル台と予想したい。
「モンスター上司」トータル118百万ドルを超えるかどうかが注目となる。
コメディ作品はやはりローリスク・ハイリターンだ。


3位となったのは新作の「21 and Over」。
事前には週末3日間で14.7百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る9.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費13百万ドルは回収できるだろう。
公開前に『「21 and Over」はヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまった。
「ハングオーバー」の脚本家のジョン・ルーカス監督のコメディ作品。
「ハングオーバー」の監督がプロデュースした「Project X」もイマイチであり、飽きられているのか。
関連作品は以下のとおり。
☆12年「Project X」トータル55百万ドル
OP21→40→48→52
☆13年「21 and Over」
OP09百万ドル→
これとの対比で考えると、「21 and Over」の興行収入は24百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「21 and Over」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
「ジャックと天空の巨人」とは異なり、製作費は安いので、ハズれても問題はない。


4位となったのは新作の「The Last Exorcism Part II」。
事前には週末3日間で12.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る8.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5百万ドルなので楽に回収している。
公開前に『「The Last Exorcism Part II」は普通』と書いたとおりとなりそうだ。
イーライ・ロスプロデュースのホラー作品。
監督は実績のないEd Gass-Donnelly。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ラスト・エクソシズム」トータル41百万ドル
OP20→32→38→40
☆12年「The Last Exorcism Part II」
OP08百万ドル→
これとの対比で考えると、本作の興行収入は16百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びないだろう。
「The Last Exorcism Part II」の興行収入は1千万ドルと予想したい。
これでも十分黒字となりそうだ。
「ジャックと天空の巨人」とは異なり、製作費は安いので、ハズれても問題はない。


5位は2週目の「Snitch」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
監督は実績のないリック・ローマン・ウォー。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演のアクション作品。
スーザン・サランドン、ベンジャミン・ブラットが出演している。
公開前に『ヒットはしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)は人気俳優だが、ファミリー向けではなさそうなので苦戦すると思った。

ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演映画の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲーム・プラン」トータル91百万ドル
OP23→43→59→69→77→82→85→87
☆09年「ウィッチマウンテン」トータル67百万ドル
OP24→44→53→58→62→64→64→65
☆10年「妖精ファイター」トータル60百万ドル
OP14→26→34→42→50→54→56→57
☆10年「Faster」トータル23百万ドル
先12→18→21→23
☆12年「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」トータル104百万ドル
OP27→53→77→85→91→95→97→98
☆13年「Snitch」
OP13→24百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Snitch」の興行収入は31~55百万ドルとなる。
評価は高いので、多少の伸びはあるだろう。
「Snitch」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
今年公開されたステイサム、スタローン、シュワが沈み、ブルースの「ダイ・ハード」もイマイチなので、この程度でも十分だろう。


6位は3週目の「Escape From Planet Earth」。
トータルでは43百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収は完了した。
ヒット確実の3Dアニメ作品だが、メジャースタジオではなかったので、公開前に『やや微妙』と書いたとおりとなりそうだ。

WEINSTEIN COMPANYのアニメが参考となるか。
☆05年「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」トータル51百万ドル
OP12→29→38→44→47
☆13年「Escape From Planet Earth」
OP16→35→43百万ドル→
これとの対比で考えると、「Escape From Planet Earth」の興行収入は58百万ドルとなる。
評価は普通程度であり、伸びはないとは思うが、思ったよりは稼ぎそうだ。
「Escape From Planet Earth」の興行収入はオープニング時に4千万ドル台と予想したが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できており、合格レベルではないだろう。


7位は3週目の「Safe Haven」。
トータルでは57百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルはあっさりと回収した。
ニコラス・スパークス原作のラブストーリー。
主演は、12年「ロック・オブ・エイジズ」(トータル39百万ドル)のジュリアン・ハフ、「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメル。
監督は、ラッセ・ハルストレム。
公開前に『ニコラス・スパークス原作の「Safe Haven」は他の原作作品と同程度は稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「The Lucky One」トータル60百万ドル
OP23→39→48→54→57→58→59→59
☆13年「Safe Haven」
木30→48→57百万ドル→
「親愛なるきみへ」はラッセ・ハルストレム監督作品。
「きみに読む物語」以外の作品との対比で考えると、「Safe Haven」の興行収入は69~78百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「Safe Haven」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
バレンタインシーズンもあるが、この手の作品は手堅く稼げる。


9位は3週目の「ダイ・ハード/ラスト・デイ」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
製作費92百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『過去のシリーズ作品より大きく落ち込まないだろう』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。
主演は、ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー。
監督は、01年「エネミー・ライン」(トータル59百万ドル)、08年「マックス・ペイン」(トータル41百万ドル)のジョン・ムーア。
シリーズモノのアクション作品。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆88年「ダイ・ハード」トータル83百万ドル
☆90年「ダイ・ハード2」トータル118百万ドル
☆95年「ダイ・ハード3」トータル100百万ドル
☆07年「ダイ・ハード4.0」トータル135百万ドル
水48→84→103→116→125
☆13年「ダイ・ハード/ラスト・デイ」
木33→52→58百万ドル→
知名度の割にはアメリカではあまり稼げていないシリーズ。
前作との対比で考えると、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は76百万ドルとなる。

ブルースは端役だったが、以下が参考となるか。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」トータル85百万ドル
OP29→52→66→76→80→083
☆13年「ダイ・ハード/ラスト・デイ」
木33→52→60百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は75~77百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の興行収入は先週まで8千万ドル台と予想したが、7千万ドル台となりそうだ。
全世界で稼げる作品とはいえ、続編ゴーサインに影響が出そうな結果となりそうだ。


10位は2週目の「Dark Skies」。
トータルでは13百万ドルとなっている。
スコット・スチュワート監督のサスペンス作品。
暗めの作風であり、公開前に『ヒットはしないだろう』と書いたが、製作費3.5百万ドルの作品であり、黒字となりそうだ。

スコット・スチュワート監督の興行収入は以下のとおり。
☆10年「レギオン」トータル40百万ドル
OP18→29→35→38→39
☆11年「プリースト」トータル29百万ドル
OP15→24→27→29→29
☆13年「Dark Skies」
OP08→13百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Dark Skies」の興行収入は16~18百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、大して伸びないだろう。
「Dark Skies」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。
しかし、ここまで低予算ならば、これでも十分だ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆サム・ライミ監督のアドベンチャー作品「オズ はじまりの戦い」
☆コリン・ファレル、ノオミ・ラパス主演のサスペンス作品「Dead Man Down」
「オズ はじまりの戦い」はビッグヒットとなるだろう。
「Dead Man Down」もまあまあ稼ぐのではないか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(2月4週目その2)

3位:「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 30スクリーン
1.0億円のオープニングを飾った。
ランクインするだろうとは思っていたが、ここまで高いとは想像していなかった。
しかし、以下をみれば納得はできる。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」
OP1.0億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」の興行収入は3.3~9.2億円となる。
「まどか☆マギカ」並の5億円台となるだろうか。
日本のアニメ映画を結構手掛けているワーナーだが、稼げるアニメが分かったのではないか。


8位:「ゼロ・ダーク・サーティ」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP時6億円台)
【公開規模】 164スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.3億円となっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
アメリカでは現在89百万ドルと比較的高い興行収入となっている。
キャサリン・ビグロー監督作品。
『実在の人物を扱った興味深い作品であり、アカデミー賞作品賞・主演女優賞にノミネートされた評価の高い作品であり、日本でもそれなりに高い興行収入となりそうだ。「アルゴ」は低い結果に終わったが、本作は大丈夫だろう』と書いたが、伸びはイマイチだ。
本作は日本向けではないようだ。

とりあえず、「ハート・ロッカー」が参考となる。
☆10年公開「ハート・ロッカー」トータル9.0億円
OP0.4→2.2→3.7→5.1→6.2→06.9→07.3
☆13年公開「ゼロ・ダーク・サーティ」
金1.0→2.3億円→
これがライバルとなりそうだ。

アカデミー賞受賞またはノミネートされた作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→5.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆12年公開「ドラゴン・タトゥーの女」トータル12.5億円
金2.9→6.5→09.0→11.1→12.0→12.5
☆12年公開「ヒューゴの不思議な発明」トータル10.2億円
木2.8→5.5→7.2→8.5→9.5
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆11年公開「ツリー・オブ・ライフ」トータル6.2億円
金1.4→3.8→4.8
☆13年公開「ゼロ・ダーク・サーティ」
金1.0→2.3億円→
主要作品との対比で考えると、「ゼロ・ダーク・サーティ」の興行収入は3.8~4.7億円となる。
もうちょっと話題になるかと思ったが、そのようなレベルではなく、全くといっていいほどだ。
「ゼロ・ダーク・サーティ」の興行収入は先週6億円台と予想したが、4億円台と下方修正したい。
ヒューマンドラマ系ではなく、やはりやや重いか。


9位:「草原の椅子」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 207スクリーン
4.4千万円のオープニングを飾った。
パキスタンを舞台にした良作かもしれないが、佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子主演の地味な作品であり、ヒットするはずがないと予想はスルーした。
年配層の動員でもあったのか、9位にランクインしてきた。
東映作品であり、作風を踏まえると、悪くはないのではないか。
トータルとしては2億円台だろうか。


10位:「横道世之介」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 200スクリーン
4.3千万円弱のオープニングを飾った。
先週『オープニングは6千万円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
「悪人」の吉田修一原作作品。
高良健吾、吉高由里子主演作品。
公開前に『評判はかなり良いようだが、大ヒットするタイプではなさそうだ。160分の長尺もややマイナス』と書いたにも関わらず、原作者の知名度を踏まえて過大評価してしまったようだ。
トータルとしては2億円台だろうか。
公開前個人予想は4億円台だったので高すぎた。
高くても3億円台という予想にすべき作品だった。


11位:「遺体 明日への十日間」(ファントム・フジテレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【公開規模】 105スクリーン
3.8千万円半ばのオープニングを飾った。
予想は差し控えるが、ある程度伸びていくだろう。


12位:「アウトロー」(パラマウント)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【公開規模】 321スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは10.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
10億円をようやく突破した。
予想はできなかったが、「コラテラル」「ナイト&デイ」以下になるだろうというイメージはもっていた。
だが、トム・クルーズブランドは健在であり、この程度稼げば問題ないだろうが、日本での興行収入が鍵を握っている続編制作可能ラインまで稼げるかは微妙だ。

トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1→20.6
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4→53.4→56.4
☆06年公開「M:I:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0→49.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金3日1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0→22.5→22.8
☆11年「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6
☆13年「アウトロー」
金3.2→7.0→9.2→10.2億円→
主要作品との対比で考えると、「アウトロー」の興行収入は11.1~13.5億円となる。
「ワルキューレ」が当面のライバルか。

「アウトロー」10.2億円と同程度の4週目興行収入作品は以下の通り。
<2012>
☆「リアル・スティール」10.7億円(トータル14.7億円)
☆「ドラゴン・タトゥーの女」11.1億円(トータル12.5億円)
☆「トータル・リコール」9.6億円(トータル10.2億円)
「リアル・スティール」以外との対比で考えると、「アウトロー」の興行収入は10.8~11.5億円となる。
暗めの作風であり、女性受けはしないだろう。
マックス13億円台、ミニマム11億円台というところではないか。
「アウトロー」の興行収入は先週に引き続き12億円台と予想したい。
続編制作は微妙なところとなりそうだ。


13位:「世界にひとつのプレイブック」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 56スクリーン
金曜日から公開されており、3日間で3.9千万円のオープニングを飾った。
アカデミー賞ノミネートされた作品。
主演女優賞を受賞した。
ある程度伸びるだろうが、1億円台だろうか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

気になる映画ニュース(3月第1週目)

☆「ゴールデンラズベリー賞」の結果発表
昨年はエイプリルフールに発表されたが、今年からアカデミー賞の前日に戻ったようだ。
今年は「トワイライト・サーガ」が有終の美を飾ったようだ。
最低スクリーンカップル賞では、ロバート・パティンソン&クリステン・スチュワートを破り、マッケンジー・フォイ&テイラー・ロートナーが受賞するというハイレベルの争いをしている。
しかし、主演男優賞部門では、ロバート・パティンソンを抑えて、アダム・サンドラーが2年連続の受賞となった。
アダム・サンドラーもだいぶ嫌われたようだ。
人気のコメディ俳優は復活できるだろうか。

<最低映画賞>
「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」

<最低監督賞>
ビル・コンドン「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」

<最低主演男優賞>
アダム・サンドラー「That's My Boy」

<最低主演女優賞>
クリステン・スチュワート「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」「スノーホワイト」

<最低助演男優賞>
テイラー・ロートナー 「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」

<最低助演女優賞>
リアーナ 「バトルシップ」

<最低スクリーンカップル賞>
マッケンジー・フォイ&テイラー・ロートナー 「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」

<最低スクリーンアンサンブル賞>
「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」キャスト

<最低リメイク・パクリ・続編賞>
「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」

<最低脚本賞>
「That's My Boy」


☆アカデミー賞結果発表
<作品賞>
「愛、アムール」「アルゴ」「ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~」「ジャンゴ 繋がれざる者」「レ・ミゼラブル」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」「リンカーン」「世界にひとつのプレイブック」「ゼロ・ダーク・サーティ」    
(予想)「アルゴ」「リンカーン」が有力だろうか。
今の流れを考えると、「アルゴ」が有利のような気がする。
人が選ぶものであるため、流れに逆らうのは中々難しいところはあるが、他の賞レースの結果に従ってしまうところはあるだろう。
しかし、「アバター」「ハート・ロッカー」の時もそうだったが、流れで決まるというのはいかがなものだろうか。
(結果)順当に「アルゴ」が受賞。
「アルゴ」自体は面白い作品だが、作品賞に値するかどうかは微妙。
監督賞にノミネートされていないという同情票が受賞に繋がったと思われる。
きちんと監督賞にノミネートされていたら、結果は変わっていたかもしれない。
しかし、このようなドラマを生むのがアカデミー賞の面白味だ。


<主演男優賞>
ブラッドリー・クーパー(世界にひとつのプレイブック)、ダニエル・デイ=ルイス(リンカーン)、ヒュー・ジャックマン(レ・ミゼラブル)、ホアキン・フェニックス(ザ・マスター)、デンゼル・ワシントン(フライト)
(予想)本命視されているダニエル・デイ=ルイスしかいないだろう。
(結果)予想通り。「リンカーン」勢を代表する形で受賞となった。


<主演女優賞>
ジェシカ・チャステイン(ゼロ・ダーク・サーティ)、ジェニファー・ローレンス(世界にひとつのプレイブック)、エマニュエル・リヴァ(愛、アムール)、クヮヴェンジャネ・ウォレス(ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~)、ナオミ・ワッツ(インポッシブル)
(予想)ジェニファー・ローレンスが本命視されているようだが、あまりにも若すぎるので敬遠されそうだ。
ジェシカ・チャステインもクヮヴェンジャネ・ウォレスも若いので、敬遠されるだろう。
ナオミ・ワッツよりも、エマニュエル・リヴァが取るのではないか。
(結果)本命通りジェニファー・ローレンスが受賞。この受賞により、彼女のキャリアがどうなるかが注目となる。


<助演男優賞>
アラン・アーキン(アルゴ)、ロバート・デ・ニーロ(世界にひとつのプレイブック)、フィリップ・シーモア・ホフマン(ザ・マスター)、トミー・リー・ジョーンズ(リンカーン)、クリストフ・ヴァルツ(ジャンゴ 繋がれざる者)
(予想)例年、受賞経験のない功労者に渡すことが多いが、今回は全て受賞経験があるので予想が難しい。
最近受賞したアラン・アーキン、クリストフ・ヴァルツの受賞はないだろう。
フィリップ・シーモア・ホフマンは作品的に難しいか。
ロバート・デ・ニーロとトミー・リー・ジョーンズの争いになるのではないか。
主演女優賞をジェニファー・ローレンスが逃すようならば、ロバート・デ・ニーロが「世界にひとつのプレイブック」を代表して受賞すればバランスが良くなる。
事前の投票なので、上手くいくかどうかは分からないところだが。
(結果)まさかのクリストフ・ヴァルツの受賞となった。確かにジェニファー・ローレンスが受賞すれば、ロバート・デ・ニーロの受賞は難しいが、クリストフ・ヴァルツが受賞するとは思わなかった。
トミー・リー・ジョーンズはダニエル・デイ=ルイスが受賞したため、フィリップ・シーモア・ホフマンは作品的に無理だったか。


<助演女優賞>
エイミー・アダムス(ザ・マスター)、サリー・フィールド(リンカーン)、アン・ハサウェイ(レ・ミゼラブル)、ヘレン・ハント(The Sessions)、ジャッキー・ウィーヴァー(世界にひとつのプレイブック)
(予想)本命のアン・ハサウェイが「レ・ミゼラブル」勢を代表して受賞するのではないか。
(結果)予想通りの受賞。アン・ハサウェイが「レ・ミゼラブル」勢を代表しての受賞だろう。


<監督賞>
ミヒャエル・ハネケ(愛、アムール)、ベン・ザイトリン(ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~)、アン・リー(ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日)、スティーヴン・スピルバーグ(リンカーン)、デヴィッド・O・ラッセル(世界にひとつのプレイブック)
(予想)物議をかました監督賞。作品賞を「アルゴ」に譲る代わりにスティーヴン・スピルバーグが受賞するのではないか。
(結果)まさかのアン・リーの受賞。アン・リーは納得のいく仕事をしたが、スピルバーグが受賞するものと思い込んでいた。
相変わらず、アカデミー会員から嫌われているようだ。


<長編アニメ賞>
「メリダとおそろしの森」「フランケンウィニー」「パラノーマン ブライス・ホローの謎」「The Pirates! Band of Misfits」「シュガー・ラッシュ」    
(予想)難解な部門。「メリダ」が本命だろうが、そろそろピクサー作品は外れるだろう。
「The Pirates!」もないだろう。
残り3本のうち、「フランケンウィニー」の評価が高いが、そこまでの作品でもない気がする。
ストップモーションアニメの「パラノーマン ブライス・ホローの謎」がこの賞をさらうのではないか。
(結果)本命通り「メリダ」が受賞。作品的にはイマイチであり、納得がいかない。今回はヒネっても良かったのではないか。

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。