ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(11月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」(東宝・TBS)
ドラマの映画化の続編作品。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
前作の映画のデキも大して良くなく、10月に放送されたスペシャルドラマも最悪な内容であり、視聴率も8.5%と冴えなかった。
前作を超えることはなさそうだ。
本作のデキは分からないが、期待はできないだろう。

監督も同じであり、動き的にはこのような感じになるのではないか。
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6→37.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2→42.7
1→2への下落率が23.8%なので、前作の20%程度の減少となるだろうか。
さらに最終作が11月29日公開なので、本作の公開は4週間ほどが中心となる。
前作の4週目終わりごろの成績を19億円と考えて、その80%だと15.2億円となるので、本作の興行収入は15億円台と予想したい。
オープニングはさすがに高いだろう。
映画の日の1日~祝日の4日までは読みにくいが、5.9億円程度か。


◎「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」(20世紀フォックス)
神話をベースにしたファンタジーアドベンチャーの続編作品。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8→
前作はそれなりにヒットしたが、本作は無理だろう。
評判も高くはなく、続編を作った意味がよく分からない。
アメリカでも前作は89百万ドルの成績だったが、本作は67百万ドルに終わった。
前作から6割ほどの減少と考えて、本作の興行収入は6億円台と予想したい。
オープニング4日間は1.9億円程度か。


◎「42~世界を変えた男~」(ワーナー)
メジャーリーグを知っている者ならば、知らない者はいないほど著名なジャッキー・ロビンソン選手を描いたヒューマンスポーツドラマ。
背番号「42」はメジャーリーグチーム全ての永久欠番となっている。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆12年公開「人生の特等席」トータル3.8億円
祝金1.1→2.4→3.1→3.5
評価は高い感動作品だが、日本でヒットするとは思えない。
劇場館も多くはなく、「人生の特等席」を下回るレベルではないか。
「42~世界を変えた男~」の興行収入は3億円台と予想したい。
オープニング4日間は1.1億円程度か。


◎「2ガンズ」(ユニバーサル)
デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ主演のアクションコメディ作品。
アメリカでは76百万ドルとほどほどに稼いだが、日本では絶対にヒットしないだろう。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」
金2.3→5.1→7.0→8.1→8.6
「デンジャラス・ラン」を下回るか。
日本ではあまり受け入れにくいと思われるので、「2ガンズ」の興行収入は2億円台と予想したい。
オープニング4日間は0.8億円程度か。


◎「スティーブ・ジョブズ」(GAGA)
実在の人物を描いたヒューマンドラマ。
アメリカでは16百万ドルと大コケした。
「ソーシャル・ネットワーク」は大ヒットしたが、本作は劇場館も少なく微妙だろう。
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
GAGAが最近配給した「ダイアナ」もヒットしておらず、苦戦しそうだ。
「スティーブ・ジョブズ」の興行収入は2億円台と予想したい。
オープニング4日間は0.7億円程度か。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(10月4週目その1)

動員1位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台
【公開規模】 129スクリーン
4.0億円(400,003,600円)のオープニングを飾った。
先週『台風の影響がなければ、オープニングは2.5億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
公開前に『ワーナーが配給を手掛けることとなり、スクリーン数が倍以上となる。興行収入はもかなり増えそうだが、どこまで増えるか。基本的の総数は増えないと思うのだが、どうなるだろうか』と書いたが、スクリーンが3倍に増えたとおりにオープニングが3倍近くに増えたようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は13.2~16.9億円となる。
ファンが殺到しただけで、ここまで伸びるのだろうか。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4→15.1
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0億円→
これらのような伸びはないだろう。
とりあえずは、「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」の興行収入は14億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので低すぎたか。
[新編]とはいえ、過去の映画化の2.5倍も稼ぐとは思えなかった。


動員2位:「映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 199スクリーン
2.1億円(213,410,200円)のオープニングを飾った。
先週『台風の影響がなければ、オープニングは1.8億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
台風の影響があると思われたが、ほとんど影響がなかったものの、遠出するわけにもいかずに、映画館に足が向いたのか。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
☆13年「オールスターズ New Stage2」
OP2.0→4.9→7.2→8.9→9.6→9.8
☆13年「ドキドキ!プリキュア」
OP2.1億円→
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は9.3~10.8億円となる。
そろそろ興行収入が低くなるかと思ったが、勢いは変わっていないようだ。
例年通りに9億円台を稼ぎそうだ。
公開前個人予想は8億円台だったので、やはり1億円低かったか。


動員7位:「潔く柔く きよくやわく」(東宝・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 266スクリーン
8.6千万円(86,173,300円)のオープニングを飾った。
先週『台風の影響がなければ、オープニングは1.8億円程度か』と書いたので、大きく予想を下回った。
少女コミック原作の映画化。
長澤まさみ、岡田将生主演作品。
日本テレビ放送網開局60周年記念作品。
この条件ではそうそう低くも予想できない。
作品のデキの問題もあるかもしれないが、長澤まさみ、岡田将生の2人では仕方がない結果でもあるのか。
「陽だまりの彼女」等の存在もマイナスだろう。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「潔く柔く きよくやわく」
OP0.9億円→
主要作品との対比で考えると、「潔く柔く きよくやわく」の興行収入は5.0~6.9億円となる。
ここまで伸びないだろう。

以下の結果を踏まえると、納得はできる。
☆07年「そのときは彼によろしく」トータル4.6億円(※長澤主演)
OP0.9→2.3→3.3→3.8→4.2→4.4
☆10年「雷桜」トータル4億円台(※岡田主演)
金0.9→2.3→3.3→3.8
☆11年「アントキノイノチ」トータル5.1億円(※岡田主演)
OP0.9→2.8→4.1→4.7→4.9
☆13年「潔く柔く きよくやわく」
OP0.9億円→
これらとの対比で考えると、「潔く柔く きよくやわく」の興行収入は4.6~5.1億円となる。
レディースデイに稼ぐかもしれないが、それほど伸びないだろう。
「潔く柔く きよくやわく」の興行収入は4億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、高すぎたか。
大ヒットするのは難しいとは思ったが、ここまでハズすコミック原作の恋愛作品も珍しい。
しかも、そのコミックも賞を得ていたりと、有名ではないのか。

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全米映画興行収入(10月第4週目)

1位となったのは新作の「Jackass Presents: Bad Grandpa」。
事前には週末3日間で31.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る32.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費15百万ドルは楽に回収している。
ジョニー・ノックスヴィル主演の人気コメディシリーズのスピンオフ作品。
公開前に『前作は超えないか』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「jackass」トータル64百万ドル
OP23→42→53→59→62
☆06年「jackass number two」トータル73百万ドル
OP29→52→63→68→71
☆10年「Jackass 3-D」トータル117百万ドル
OP50→87→102→111→115
☆13年「Jackass Presents: Bad Grandpa」
OP32百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Jackass Presents: Bad Grandpa」の興行収入は75~89百万ドルとなる。
評価は高いが、「jackass number two」並だろうか。
「Jackass Presents: Bad Grandpa」の興行収入は7千万ドル台と予想したい。
これだけ稼げれば、このシリーズはまだまだ続く。


2位は4週目の「ゼロ・グラビティ」。
トータルでは200百万ドル弱となっている。
2億ドルをほぼ突破した。
製作費1億ドルは楽に回収している。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、大ヒットといえるだろう。
06年「トゥモロー・ワールド」(トータル36百万ドル)のアルフォンソ・キュアロン監督のSFサスペンス。
ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロックが出演している。

ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロックのキャリアハイとなるだろうか。
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
OP38→072→095→128→152→163
☆09年「しあわせの隠れ場所」トータル256百万ドル
OP34→100→129→150→165→184
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56→122→170→200百万ドル→
ジョージ・クルーニーのキャリア最大のヒットとなった。
これらとの対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は286~341百万ドルとなる。
評価が高いので、この辺りまで伸びても不思議はない。

今年公開された以下の映画がライバルとなるか。
☆13年「ワイルド・スピード EURO MISSION」トータル239百万ドル
OP97→171→203→220→229→233
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル229百万ドル
先84→146→182→200→211→217
☆13年「ワールド・ウォーZ」トータル202百万ドル
OP66→124→159→177→187→193
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56→122→170→200百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は229~237百万ドルとなる。
評価が恐ろしいほどメチャクチャ高いので、これらを超えそうだ。

以下がライバルとなるか。
☆10年「インセプション」トータル293百万ドル
OP63→143→193→228→248→262
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56→122→170→200百万ドル→
これとの対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は257百万ドルとなる。
この程度の伸びと考えて、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は先週に引き続き2億6千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるだろうか。


3位は3週目の「キャプテン・フィリップス」。
トータルでは70百万ドルとなっている。
製作費55百万ドルは楽に回収できそうだ。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたが、もうちょっと高い動きをするかと思っていた。
ポール・グリーングラス監督ののヒューマンドラマ。
トム・ハンクスが主演している。

トム・ハンクス主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「キャスト・アウェイ」トータル234百万ドル
☆02年「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル165百万ドル
☆02年「ロード・トゥ・パーディション」トータル104百万ドル
☆04年「レディ・キラーズ」トータル40百万ドル
☆04年「ターミナル」トータル78百万ドル
OP19→41→54→65→71→75
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル218百万ドル
OP77→137→172→189→199→206
☆07年「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル67百万ドル
OP10→35→53→59→63→65(年末公開)
☆09年「天使と悪魔」トータル133百万ドル
OP46→082→105→116→123
☆11年「幸せの教室」トータル36百万ドル
OP13→26→32→34→35→35(監督主演作品)
☆11年「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」トータル32百万ドル
拡11→21→27→29→31→31
☆12年「クラウド アトラス」トータル27百万ドル
OP10→18→23→25→26→26
☆13年「キャプテン・フィリップス」
OP26→52→70百万ドル→
ラングドン教授シリーズ以外は近年パッとしていなかった。
「ターミナル」対比では「キャプテン・フィリップス」の興行収入は101百万ドルとなる。

以下の作品がライバルとなるか。
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81→85→88
☆13年「キャプテン・フィリップス」
OP26→52→70百万ドル→
これらとの対比では「キャプテン・フィリップス」の興行収入は101~110百万ドルとなる。
評価も恐ろしく高いので伸びはあるだろう。
「キャプテン・フィリップス」の興行収入は先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
果たして賞レースに絡んでくるだろうか。
トム・ハンクスは3度目のアカデミー主演男優賞となるだろうか。


4位となったのは新作の「悪の法則」。
事前には週末3日間で8.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る8.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費25百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろう』と書いたが、ここまで低いとは思わなかった。
リドリー・スコット監督のサスペンス作品。
マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピットが出演している。

リドリー・スコット監督はヒット作品も多いが、興行収入が低い作品も多い。
☆03年「マッチスティック・メン」トータル37百万ドル
OP13→24→31→34→36
☆05年「キングダム・オブ・ヘブン」トータル47百万ドル
OP20→35→41→45→46
☆06年「プロヴァンスの贈りもの」トータル7百万ドル
OP04→06→07
☆08年「ワールド・オブ・ライズ」トータル39百万ドル
OP13→24→31→35→37
☆13年「悪の法則」
OP08百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「悪の法則」の興行収入は19~24百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「悪の法則」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
リドリー・スコット監督は超一流の監督なのに、なぜ興行収入に恵まれないのだろうか。


5位は5週目の「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」。
トータルでは101百万ドルとなっている。
製作費78百万ドルの回収は楽に終了し、1億ドルを突破している。
ソニー制作の続編3Dアニメ。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

ソニー系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「モンスター・ホテル」トータル148百万ドル
OP43→077→102→119→130→138
☆11年「スマーフ」トータル142百万ドル
OP36→76→102→118→126→132
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆13年「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」トータル70百万ドル
先27→46→57→63→66→68→69
☆13年「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」
OP34→60→78→93→101百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は111~117百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は2週目まで1億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
製作費も高くはなく、前作並なので悪くはない続編となりそうだ。


6位は2週目の「キャリー」。
トータルでは26百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収が当面の目標となる。
スティーヴン・キング原作作品。
99年「ボーイズ・ドント・クライ」のキンバリー・ピアース監督によるリメイクホラー。
主演は「キック・アス」シリーズのクロエ・グレース・モレッツ。
公開前に『時期的に「キャリー」は当たるだろう』と書いたが、ハロウィンシーズンにも関わらず微妙な動きとなった。

クロエ・グレース・モレッツは過去にリメイクホラーに出演してコケている。
☆10年「モールス」トータル12百万ドル
OP05→09→11→12
☆10年「キック・アス」トータル48百万ドル
OP20→35→42→45
☆13年「Kick-Ass 2」トータル29百万ドル
OP13→23→26→28
☆13年「キャリー」
OP16→26百万ドル→
「モールス」は「ぼくのエリ200歳の少女」をリメイクしたホラー。
これらとの対比で考えると、「キャリー」の興行収入は33~36百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないと思ったが、予想以上に伸びなかった。
「キャリー」の興行収入はオープニング時に4千万ドル台と予想したが、3千万ドル台に下方修正したい。
クロエ・グレース・モレッツはまだブレイクできないのか。
今後続々と映画化されるスティーヴン・キング作品にも影響を与えそうだ。


7位は2週目の「大脱出」。
トータルでは17百万ドルとなっている。
スタローン、シュワ主演のアクションサスペンス。
監督は、07年「1408号室」トータル72百万ドル、11年「ザ・ライト」トータル33百万ドルのミカエル・ハフストローム。
公開前に『それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
大ヒットするとは思えず、コケずにある程度稼げれば問題ないだろう。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」トータル85百万ドル
OP29→52→66→76→80→083
☆13年「バレット」トータル9百万ドル
OP05→08→09→09
☆13年「ラスト・スタンド」トータル12百万ドル
OP06→11→12→12
☆13年「大脱出」
OP10→17百万ドル→
これらとの対比で考えると、「大脱出」の興行収入は19~28百万ドルとなる。
評価は高いが、それほど高い伸びもないと思われるので、「大脱出」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
この程度でも仕方がないだろう。


8位は2週目の「12 Years a Slave」。
トータルでは3百万ドルとなっている。
19→123スクリーンに拡大公開された。
監督は11年「SHAME -シェイム-」(トータル4百万ドル)のスティーヴ・マックィーン。
奴隷制度を題材としたキウェテル・イジョフォーが主演している。
マイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピットも出演している。
評価が恐ろしく高く、賞レースを争うことが確実とされている作品。
「ジュノ」「スラムドッグ・ミリオネア」「ブラック・スワン」など賞レースを争う作品を送り続ける20世紀フォックスサーチライト作品。
拡大公開されれば、とりあえずは、04年「サイドウェイ」トータル72百万ドル、06年「リトル・ミス・サンシャイン」トータル60百万ドル辺りが目標となるか。


9位は6週目の「Enough Said」。
トータルでは13百万ドルとなっている。
監督はヒット実績はないニコール・ホロフセナー。
ジュリア・ルイス=ドレイファス、キャサリン・キーナーが出演している。
OP4→227→437→606→757→835スクリーンと拡大公開されている。
こちらも20世紀フォックスサーチライト作品。
評価がかなり高くじわじわと伸ばしている。
トータルでは2千万ドル台だろうか。


10位は6週目の「Prisoners」。
トータルでは59百万ドルとなっている。
製作費46百万ドルの回収は終了している。
公開前に『大ヒットにはならないだろう』と書いたが、それほど悪くはない動きだ。
ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール主演のアクションサスペンス。
監督はハリウッド実績が乏しいドゥニ・ヴィルヌーヴ。

ワーナー制作の犯罪モノなので以下がライバルとなる。
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81→85→88
☆13年「Prisoners」
OP21→39→48→54→57→59百万ドル→
これとの対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は64百万ドルとなる。
評価が恐ろしいほど高いので伸びると思ったが、あまり伸びなかった。

ジェイク・ギレンホール主演作品がライバルとなるか。
☆05年「ジャーヘッド」トータル63百万ドル
OP28→47→54→59→61
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25→27
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」トータル91百万ドル
OP30→60→72→81→86(製作費2億ドル)
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「エンド・オブ・ウォッチ」トータル41百万ドル
OP13→26→33→36→38→39
☆13年「Prisoners」
OP21→39→48→54→57→59百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は62~64百万ドルとなる。
『評価が恐ろしく高いので伸びそうだ』と思ったが、やはり地味なためか伸びなかった。
「Prisoners」の興行収入は2週目まで9千万ドル台、3週目に7千万ドル台と予想したが、先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
しかし、ここまで評価が高いと賞レースに絡んでくる可能性もありそうだが、どうなるだろうか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆SF作品「エンダーのゲーム」
☆3Dアニメ「Free Birds」
☆コメディ「Last Vegas」
「エンダーのゲーム」はやや稼ぎそうだが、どれもビッグヒットにはなりそうもないか。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(10月3週目その4)

11位:「エリジウム」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 321スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.3億円弱となっている。
1週間の伸びは4.5千万円弱程度だろうか。
やはり微妙な伸び具合だ。

10年公開「第9地区」(トータル8.3億円)のニール・ブロムカンプ監督。
マット・デイモン主演作品。
マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→4.6→6.2→6.9
☆11年公開「アジャストメント」トータル4.5億円
金1.4→3.0→3.8
☆12年公開「幸せへのキセキ」トータル4.5億円
金1.1→3.0→3.8→4.2
☆13年公開「エリジウム」
金2.0→4.6→5.9→6.8→7.3億円→
主要作品との対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は8.2~8.8億円となる。
ここまで伸びないだろう。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆09年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9億円台見込み
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3億円→
主要作品との対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は8.0~8.0億円となる。
あまり盛り上がっていないので、伸びることはないだろう。
「エリジウム」の興行収入は先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、悪くはなかったようだ。
有名なSF以外のSFはファミリー向けでもなく、女性も好まないので、あまりヒットしないジャンルだ。


12位:「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(アニプレックス)<8週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 10億円台(OP~5週目9~10億円)
【公開規模】 88スクリーン(先週比+58スクリーン)
1.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.8億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.6千万円弱程度だろうか。
公開前にはランクインするだろうとは思ったが、まさか10億円近いヒットをするとは思わなかった。
恒例アニメ映画以外のアニメ映画はどの程度ヒットするのかよく分からない。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4→15.1
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(30スクリーン)
OP1.0→2.2→3.1→3.6→不明→不明→4.4
☆13年「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
OP2.0→4.5→祝6.5→祝7.6→8.4→9.1→祝9.6→9.8億円→
主要作品との対比で考えると、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の興行収入は12.1億円となる。
さすがにここまで伸びないだろう。
「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の興行収入は5週目まで9~10億円と予想していたが、先週に引き続き10億円台と予想したい。
100スクリーン未満で10億円を稼げるのは凄い。


13位:「劇場版 空の境界/未来福音」(アニプレックス)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP~2週目3億円台)
【公開規模】 32スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.5百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.0千万円程度だろうか。
オープニングは7.3千万円だったが、このスクリーンでこれほどのオープニングを叩き出しても以下を見れば驚くことはなくなった。
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(30スクリーン)
OP1.0→2.2→3.1→3.6→不明→不明→4.4
☆13年「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(64スクリーン)
OP2.0→4.5→祝6.5→祝7.6→8.4
☆13年「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」(18スクリーン)
OP0.9→2.0→不明→3.9→4.6→4.9
☆13年「小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!」(27スクリーン)
祝3日0.7→1.3
☆13年「劇場版 空の境界/未来福音」(32スクリーン)
OP0.7→1.2→1.5→1.7億円→
多少は期待したが、思ったよりは伸びなかった。
「劇場版 空の境界/未来福音」の興行収入は、2週目まで3億円台と予想していたが、先週に引き続き2億円台と予想したい。
スクリーン単価が高いので、公開劇場としてはオイシイ作品といえる。


14位:「トランス」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 64スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.3百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは6.0千万円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.3千万円程度だろうか。
「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督作品。
「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイ主演作。
スクリーン数通り大作というわけではなく、ヒットすることはない。
「トランス」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。
この規模ならば、この程度でも問題ないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その3)

5位:「怪盗グルーのミニオン危機一発」(東宝東和)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 23億円台(2~4週目24億円台、OP時30億円台)
【公開規模】 467スクリーン(先週比-153スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
9.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは21.9億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
9月14日~16日の3日間先行公開されていた。
なかなかのスタートダッシュだったが、やはり平日は伸びないか。

アメリカでは3.6億ドルを稼くほどの大ヒット作品。
アメリカで今年公開された作品では「アイアンマン3」に次ぐ成績となる。
アメリカ史上、アニメ作品では第5位となる数字だ。
「モンスターズ・ユニバーシティ」が2.6億ドルなので、1億ドル近くの差をつけている。
日本では爆発的なヒットにはなりそうもないが、ファミリー向け作品であり、意外なヒットになる可能性はある。

10億円以上30億円以下の近年のハリウッドアニメ(ファミリー系)の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆12年公開「マダガスカル3」トータル20.5億円
水3.8→8.5→14.4→17.5→19.7→20.1
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆13年公開「怪盗グルーのミニオン危機一発」
先8.8→12.6→16.6→祝20.3→21.9億円→
先行公開されているので、先行部分を除いて主要作品との対比で考えると、「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入は19.5~21.3億円となり、先行分を乗せると、22.6~24.4億円となる。
アメリカ同様に日本でもそれなりに爆発するかと思ったが、やはりファミリー向き作品か。
平日の伸びが足りず、爆発的なヒットにはなりそうもない。
「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入はOP時に30億円台、4週目まで24億円台と予想したが、23億円台に下方修正したい。
しかし、「モンスターズ・ユニバーシティ」「シュガー・ラッシュ」も大ヒットしており、ハリウッドアニメも好調だ。


6位:「ダイアナ」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 331スクリーン
金曜日からの3日間で6.5千万円のオープニングを飾った。
土日2日間では4.8千万円だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは1.2億円程度だろうか』と書いたので、大きくハズした。
公開前に『この手の作品は年配層や女性層が手を出すのでヒットしやすいはずだ』と書いたように、女性の憧れともいえる存在であるダイアナの映画化がコケることなど想定できない。
ヒットすることは確実であり、どれだけ稼げるかが勝負になると思ったが、ここまでの大コケは理解できない。
単純にPR不足なのか。
それとも、公開前に『評価があまり良くないようなので、予想外の盛り上がりはなさそうだ』と書いたように評判の悪さが広まっているのか。

実在の人物を描いた作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「マリー・アントワネット」トータル21.0億円
OP2.8→8.3→12.6→15.6→17.8→19.1
☆09年公開「チェ 28歳の革命」トータル9.0億円
OP1.4→4.0→5.8→7.2→7.7
☆09年公開「チェ 39歳別れの手紙」トータル4.0億円
OP0.8→2.0→2.9
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9→10.3→11.3
☆12年公開「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」トータル9.5億円
金1.6→4.6→6.7→7.8→8.5
☆13年公開「リンカーン」
金2.1→4.7→不明→8.8→9.8
☆13年公開「ダイアナ」
金0.7億円→
「サッチャー」対比では、「ダイアナ」の興行収入は4.2億円となる。
ここまで伸びないだろう。
伸びても3億円台となりそうだ。
レディースデイ等の動員が期待できるので、多少の伸びはあるだろう。
「ダイアナ」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、高すぎたか。
この結果を受けて、関係者はかなり落ち込んでいるのではないか。
やり方次第では、絶対に稼げたはずだ。


7位:「ゴースト・エージェント R.I.P.D.」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 1~2億円
【現時点での興行収入予想】 1~2億円
【公開規模】 348スクリーン(※3D作品なので劇場館はもっと少ないはず)
金曜日からの3日間で6.1千万円のオープニングを飾った。
土日2日間では4.7千万円半ばだったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは6~7千万円程度だろうか』と書いたので当たった。
公開前に『製作費1億3千万ドルの大作映画だが、アメリカでは34百万ドルと大失敗に終わった。ライアン・レイノルズ、ジェフ・ブリッジスというアメリカではスターの2人だが、日本での知名度はかなり低く、本作を拡大公開する意味がよく分からない。自分が関係者ならば絶対に止める。日本でヒットするはずはないと思うが、どうなるだろうか』と書いたとおりとなりそうだ。
やはり当然の結果となるだろう。
公開前の予想通り、「ゴースト・エージェント R.I.P.D.」の興行収入は1~2億円と予想したい。
関係者もハリウッドアクション大作が公開されていない手薄の時期を選んだ努力をしたのかもしれないが、無理なものは無理だろう。


8位:「おしん」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 253スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
公開前に『タイトルを知らない人はいないであろう名作ドラマのリメイク。ただ、時代遅れのリメイクのような気がする。若者は見ないだろうし、年配層も見るような気がしない』と書いたとおりとなりそうだ。

以下を考えると、ヒットしないだろう。
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円
OP1.4→3.1→4.2→5.2→5.6
☆13年「許されざる者」
金1.9→4.4→5.6→6.3→6.7
☆13年「ガッチャマン」
OP1.2→3.2→3.9
☆13年「おしん」
OP0.7→2.1億円→
タイプは異なるが、古い題材をこの時代にもってきても当たるはずがない。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のような、よほどの大作でなければ無理だ。
これらとの対比で考えると、「おしん」の興行収入は3.2~4.1億円となる。
この程度ではないか。

「おしん」2.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「マイウェイ」2.1億円(トータル3.4億円)
☆「新しい靴を買わなくちゃ」2.1億円(トータル3.9億円)
☆「綱引いちゃった!」2.0億円(トータル3.1億円)
これらとの対比で考えると、「おしん」の興行収入は3.3~3.9億円となる。
平日に多少伸びても4億円程度だろうか。
年配層の動員を期待して、「おしん」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、悪くはなかったようだ。
やはり、この映画化はさすがに厳しいだろう。


9位:「風立ちぬ」(東宝)<14週目>
【公開前個人予想】 85~90億円台
【現時点での興行収入予想】 121億円台(9~11週目118億円台、5~8週目110億円台、OP~4週目100億円前後)
【配給会社期待値等】 最終興収100億円超えがみえる好スタートを切った
【公開規模】 454スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは117.0億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは6.6千万円弱程度だろうか。
週毎の伸びは以下のとおり。
OP9.6→2週目18.9→3週目15.0→4週目12.4→5週目16.8→6週目8.1→7週目7.5→8週目9.3→9週目8.4→10週目4.7→11週目2.2→12週目1.8→13週目1.5→14週目0.7億円となっている。
お盆を過ぎてペースが下がったが、引退効果もあり巻き返した。
今後どこまで伸ばすだろうか。
公開前は、ファミリー向けではない点がポイントだったが、宮崎駿監督作品であり、特に問題なかったようだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP9.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP3.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1
☆13年「風立ちぬ」
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0億円→
「ポニョ」との対比で考えると、「風立ちぬ」の興行収入は121.0億円となる。
『派手さがない作品であり、驚くような高い伸びはないと思うが、どうなるだろうか』と書いていたが、実際に鑑賞して伸びると確信した。
また、引退効果もあり、伸び続けるだろう。
「風立ちぬ」の興行収入は4週目まで100億円前後、8週目まで110億円台、11週目まで118億円台と予想していたが、先週に引き続き121億円台と予想したい。
公開前個人予想は85~90億円台だったので、低かったか。
今回はちょっと苦戦するかと思ったが、あのデキでは大ヒットも仕方がない。
引退報道効果もあったが、やはり、ジブリは凄い結果を残す。


10位:「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」(東宝・TBS)<6週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(2週目21億円台、OP時26億円台)
【公開規模】 307スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは17.3億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは6.7千万円弱程度だろうか。
伸びが物足りないものの、既に15億円を突破している。
公開前に『一度も見たことがないので、面白味が分からないが、それほど高めには予想しにくい』と書いたが、ドラマが面白いのだろうか。
平均視聴率は15.4%となっており、なかなか優秀だ。

今年公開のドラマ映画はなかなか好調だ。
☆13年「ストロベリーナイト」トータル21.5億円
OP3.2→9.5→祝14.6→16.9→18.7→19.9→20.5
☆13年「映画 謎解きはディナーのあとで」
OP04.0→11.0→20.6→25.1→28.7→30.1→祝31.1
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9→15.0→祝16.6→17.3億円→
「ストロベリーナイト」対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は18.7億円となる。

以下が参考となるか。
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
OP3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円(参考)
OP3.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9→15.0→祝16.6→17.3億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は18.0~18.5億円となる。
あまり伸びていないので、今後も大きくは伸びないと思われる。
「劇場版 ATARU」の興行収入はOP時に26億円台、2週目まで21億円台と予想したが、先週に引き続き18億円台に予想したい。
OP時には当たると思わなかったが、公開前個人予想は16億円台だったので、悪くはない予想になってしまった。
しかし全く伸びはないが、やはり、ドラマの映画化は楽に稼げるようだ。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その2)

1位:「陽だまりの彼女」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 21億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(OP時21億円台)
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは7.6億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは3.6億円弱程度だろうか。
公開前に『コミック系ではなく、小説の映画化という点は気になるが、このキャストの恋愛映画がヒットしないと考える方が難しいだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
松本潤、上野樹里主演作。
嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6→08.9
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金04.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3
☆11年「怪物くん」トータル31.3億円
OP05.8→12.0→16.1→18.9→21.5→25.4
☆11年「神様のカルテ」トータル18.9億円
OP03.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP04.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「映画 謎解きはディナーのあとで」
OP04.0→11.0→20.6→25.1→28.7→30.1→祝31.1→31.9
☆13年「陽だまりの彼女」
祝4.1→7.6億円→
主要作品との対比で考えると、「陽だまりの彼女」の興行収入は15.1~17.9億円となる。
「神様のカルテ」「大奥」がライバルとなるかと思ったが、伸びが足りない。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」
祝4.1→7.6億円→
主要作品との対比で考えると、「陽だまりの彼女」の興行収入は17.4~20.9億円となる。
そこまで盛り上がらないような気がするので、このマックスまでは稼げないだろう。
「陽だまりの彼女」の興行収入はOP時に21億円台と予想したが、18億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は21億円台だったので、それほど悪くはなさそうだ。
この手の作品はサンプルが多いので、分かりやすいが、思ったよりも伸びが悪い点が気になるところだ。


2位:「そして父になる」(GAGA)<4週目>
【公開前個人予想】 24億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円台
【公開規模】 308スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.4億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは23.8億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは3.3億円弱程度だろうか。
15日の火曜日から先行公開されていた。
重そうな作品だが、評価が高く、主演福山雅治の人気も高いので、当然のように稼いでいる。
先行がある分、今年公開された「真夏の方程式」を上回っている。
☆13年「真夏の方程式」
OP4.6→12.3→祝20.1→23.7→26.9→29.3→31.0
☆13年「そして父になる」
先5.6→13.5→祝20.5→23.8億円→
これを超えるかが注目となる。

04年「誰も知らない」の是枝裕和監督作品。
公開前に『この手の派手さがなく重めのヒューマンドラマはヒットしないはずだが、「おくりびと」のように良作かつ話題になればサプライズヒットになるという予想しにくいジャンル。カンヌで評価されており、主演は福山雅治であるので、ヒットするのは確実だろう。とはいっても、爆発的な大ヒットになるとは思えない』と書いたとおりとなるか。
以下が参考となるか。
☆08年「おくりびと」初年度30.5億円
祝3.5→8.3→13.3→17.1→祝20.6→22.6
☆12年「あなたへ」トータル23.9億円
OP2.4→8.7→13.7→祝17.9→19.6→20.9
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆11年「八日目の蝉」トータル12.4億円
金3日2.2→6.1→8.1→9.6→10.7→11.4
☆13年「そして父になる」
先5.6→13.5→祝20.5→23.8億円→
主要作品との対比で考えると、「そして父になる」の興行収入は30.7~31.8億円となる。
先行がある分読みにくいが、この辺りだろうか。

「そして父になる」23.8億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ALWAYS 三丁目の夕日'64」24.9億円(トータル34.4億円)
☆「るろうに剣心」23.5億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「そして父になる」の興行収入は30.5~32.9億円となる。
平日にも伸びてきそうなので、高めに予想したいが、どこまで伸びるだろうか。
「そして父になる」の興行収入は先週に引き続き32億円台と予想したい。
公開前個人予想は24億円台だったので、やや低かったかもしれない。
この手の非エンターテイメント作品の予想は難しい。


3位:「謝罪の王様」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 20億円台(2週目17億円台、OP時13億円台)
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは16.0億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.6億円程度だろうか。
公開前に『今回は謝罪というテーマであり、宮藤官九郎の奇抜な方向性に進み、一般層向けとは言えない気がする』と思い、確実にハズすと思ったが、やはりこのトリオは強いのか。
それとも「あまちゃん」効果なのか。

監督・水田伸生、脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲという「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」を手掛けたトリオによる作品となる。
☆07年「舞妓Haaaan!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝17.1→18.5
☆09年「なくもんか」トータル13.5億円
OP2.1→祝6.6→9.0→11.0→12.2
☆13年「謝罪の王様」
OP2.7→8.2→祝13.4→16.1億円→
信じられないことに、これらを超える動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は19.8~23.1億円となる。
さすがに伸びはないとは思うが、どうなるだろうか。

宮藤官九郎監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆13年「中学生円山」
OP0.7→1.7→2.4
阿部サダヲ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「夢売るふたり」トータル4.7億円
OP0.8→2.2→3.2
☆13年「奇跡のリンゴ」
OP1.3→4.1→6.2→7.7→8.6→祝9.2→9.5
☆13年「謝罪の王様」
OP2.7→8.2→祝13.4→16.1億円→
「少年メリケンサック」との対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は19.1億円となる。
これ以上は稼ぎそうだ。

「謝罪の王様」16.1億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「劇場版SPEC」17.1億円(トータル23.9億円)
☆「ヘルタースケルター」15.0億円(トータル21.5億円)
☆「ライアーゲーム」16.0億円(トータル21.0億円)
これらとの対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は21.1~23.1億円となる。
さすがに、ここまでは伸びないだろう。
「謝罪の王様」の興行収入はOP時に13億円台、2週目に17億円台と予想したが、先週に引き続き20億円台と予想したい。
勢いは最初だけと見切ったつもりだったが、甘くなかった。
公開前個人予想は8億円台だったので、かなり低すぎたか。
コメディは当たりやすいとは思うが、まさかこれがここまで稼ぐとは思わなかった。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「グランド・イリュージョン」(角川)
「トランスポーター」「タイタンの戦い」のルイ・レテリエ監督、「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ主演作。
製作費75百万ドルの中規模作品だが、全米で118百万ドルを稼ぎ、大ヒットとなった。
評価が高かったため、高い伸びを示したと思われる。
日本では当たりにくそうな作品ではあるが、評価の高さから少しは稼ぎそうだ。
とはいっても、スクリーン数も多くなく、主演・作品等の知名度もあまり高くはなく、日本では大ヒットは望めそうもない。
4~5億円というところではないか。
台風の影響がなければ、金曜日からのオープニングは0.9億円程度か。


◎「潔く柔く きよくやわく」(東宝・日本テレビ)
少女コミック原作の映画化。
長澤まさみ、岡田将生主演作品。
日本テレビ放送網開局60周年記念作品。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
コミック原作なので、大コケもしにくいだろうが、大ヒットするような気配も感じられない。
稼いでも「パラダイス・キス」「君に届け」程度というところか。
長澤まさみは、06年「涙そうそう」トータル31.0億円、11年「モテキ」トータル22.2億円という実績もあるが、ヒットしていない作品も多い。
岡田将生も10年「雷桜」トータル4億円台、11年「アントキノイノチ」トータル5.1億円とパッとしない。
原作の評価は分からないが、興行収入の予想はやや下げたいところだ。
「陽だまりの彼女」等の存在もマイナスだろう。
「潔く柔く きよくやわく」の興行収入は9億円台と予想したい。
台風の影響がなければ、オープニングは1.8億円程度か。


◎「映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス」(東映)
過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
☆13年「オールスターズ New Stage2」
OP2.0→4.9→7.2→8.9→9.6→9.8
「オールスターズ」系以外のものは8~9億円程度となる。
深く考える必要はないだろう。
今年の興行収入は8億円台と予想したい。
台風の影響がなければ、オープニングは1.8億円程度か。


◎「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」(ワーナー)
過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
ワーナーが配給を手掛けることとなり、スクリーン数が倍以上となる。
興行収入はもかなり増えそうだが、どこまで増えるか。
基本的の総数は増えないと思うのだが、どうなるだろうか。
とりあえず5割増程度と考えて、9億円台と予想したい。
台風の影響がなければ、オープニングは2.5億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目その1)

動員4位:「人類資金」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 260スクリーン
1.1億円弱(107,698,800円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.4億円程度か』と書いたので、それほど悪くはなかったが、思った以上に低かった。
公開前に『スケール感は大きそうだが、骨太で堅すぎるため、ヒットしにくいジャンルでもある』と書いたように、ヒットしないのは分かっているが、原作者・監督・キャストから考えて、ここまで低くなるとは予想外だ。
阪本順治監督・共同脚本、福井晴敏原作・共同脚本作品。
佐藤浩市主演作品。
香取慎吾、森山未來、観月ありさ、豊川悦司、オダギリジョーが出演している。

福井晴敏原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ローレライ」トータル24.0億円
OP3.1→8.9→14.1→16.8→19.6→21.3
☆05年「亡国のイージス」トータル20.6億円
OP2.9→7.4→11.5→15.7→17.7→18.8
☆05年「戦国自衛隊1549」トータル17.1億円
OP3.5→8.6→不明→14.1→15.6→16.4
☆13年「人類資金」
OP1.1億円→
「亡国のイージス」は阪本順治監作品。
これらとの対比で考えると、「人類資金」の興行収入は5.4~8.5億円となる。
『05年に立て続けにヒットを飛ばした作家だが、今回はこのようなヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

内容的に以下の作品レベルではないか。
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3
☆12年「黄金を抱いて飛べ」トータル5.1億円
OP1.0→02.6→03.6→04.4
☆13年「人類資金」
OP1.1億円→
これらとの対比で考えると、「人類資金」の興行収入は5.6~6.1億円となる。
この程度となりそうだ。

「人類資金」1.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ガール」1.2億円(トータル8.4億円)
☆「任侠ヘルパー」1.2億円(トータル7.0億円)
☆「逆転裁判」1.2億円(トータル5.4億円)
「逆転裁判」以外の作品との対比で考えると、「人類資金」の興行収入は6.4~7.7億円となる。
年配層も動きそうなので、多少の伸びはあるだろう。
「人類資金」の興行収入は7億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
骨太のサスペンスはやはり厳しいのか。

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全米映画興行収入(10月第3週目)

1位は3週連続で「ゼロ・グラビティ」。
トータルでは171百万ドルとなっている。
製作費1億ドルは楽に回収している。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、大ヒットといえるだろう。
06年「トゥモロー・ワールド」(トータル36百万ドル)のアルフォンソ・キュアロン監督のSFサスペンス。
ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロックが出演している。

ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロックのキャリアハイとなるだろうか。
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
OP38→072→095→128→152→163
☆09年「しあわせの隠れ場所」トータル256百万ドル
OP34→100→129→150→165→184
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56→122→171百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は329~339百万ドルとなる。
評価が高いので、この辺りまで伸びても不思議はない。

今年公開された以下の映画がライバルとなるか。
☆13年「ワイルド・スピード EURO MISSION」トータル239百万ドル
OP97→171→203→220→229→233
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル229百万ドル
先84→146→182→200→211→217
☆13年「ワールド・ウォーZ」トータル202百万ドル
OP66→124→159→177→187→193
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56→122→171百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は201~227百万ドルとなる。
評価が恐ろしいほどメチャクチャ高いので、これらを超える可能性がある。

以下がライバルとなるか。
☆10年「インセプション」トータル293百万ドル
OP63→143→193→228→248→262
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56→122→171百万ドル→
これとの対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は260百万ドルとなる。
この程度の伸びと考えて、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は先週に引き続き2億6千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるだろうか。


2位は2週目の「キャプテン・フィリップス」。
トータルでは53百万ドルとなっている。
製作費55百万ドルは楽に回収できそうだ。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたが、もうちょっと高いかと思っていた。
ポール・グリーングラス監督ののヒューマンドラマ。
トム・ハンクスが主演している。

トム・ハンクス主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「キャスト・アウェイ」トータル234百万ドル
☆02年「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル165百万ドル
☆02年「ロード・トゥ・パーディション」トータル104百万ドル
☆04年「レディ・キラーズ」トータル40百万ドル
☆04年「ターミナル」トータル78百万ドル
OP19→41→54→65→71→75
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル218百万ドル
OP77→137→172→189→199→206
☆07年「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル67百万ドル
OP10→35→53→59→63→65(年末公開)
☆09年「天使と悪魔」トータル133百万ドル
OP46→082→105→116→123
☆11年「幸せの教室」トータル36百万ドル
OP13→26→32→34→35→35(監督主演作品)
☆11年「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」トータル32百万ドル
拡11→21→27→29→31→31
☆12年「クラウド アトラス」トータル27百万ドル
OP10→18→23→25→26→26
☆13年「キャプテン・フィリップス」
OP26→53百万ドル→
ラングドン教授シリーズ以外は近年パッとしていなかった。
「ターミナル」対比では「キャプテン・フィリップス」の興行収入は101百万ドルとなる。

以下の作品がライバルとなるか。
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81→85→88
☆13年「キャプテン・フィリップス」
OP26→53百万ドル→
これらとの対比では「キャプテン・フィリップス」の興行収入は100~112百万ドルとなる。
評価も恐ろしく高いので伸びはあるだろう。
「キャプテン・フィリップス」の興行収入は先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
果たして賞レースに絡んでくるだろうか。
トム・ハンクスは3度目のアカデミー主演男優賞となるだろうか。


3位となったのは新作の「キャリー」。
事前には週末3日間で22.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る17.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費3千万ドルの回収が当面の目標となる。
スティーヴン・キング原作作品。
99年「ボーイズ・ドント・クライ」のキンバリー・ピアース監督によるリメイクホラー。
主演は「キック・アス」シリーズのクロエ・グレース・モレッツ。
公開前に『時期的に「キャリー」は当たるだろう』と書いたが、微妙なオープニングとなった。

クロエ・グレース・モレッツは過去にリメイクホラーに出演してコケている。
☆10年「モールス」トータル12百万ドル
OP05→09→11→12
☆10年「キック・アス」トータル48百万ドル
OP20→35→42→45
☆13年「Kick-Ass 2」トータル29百万ドル
OP13→23→26→28
☆13年「キャリー」
OP17百万ドル→
「モールス」は「ぼくのエリ200歳の少女」をリメイクしたホラー。
これらとの対比で考えると、「キャリー」の興行収入は38~41百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「キャリー」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
クロエ・グレース・モレッツはまだブレイクできないのか。
今後続々と映画化されるスティーヴン・キング作品にも影響を与えそうだ。


4位は4週目の「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」。
トータルでは93百万ドルとなっている。
製作費78百万ドルの回収は楽に終了している。
ソニー制作の続編3Dアニメ。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

ソニー系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「モンスター・ホテル」トータル148百万ドル
OP43→077→102→119→130→138
☆11年「スマーフ」トータル142百万ドル
OP36→76→102→118→126→132
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆13年「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」トータル70百万ドル
先27→46→57→63→66→68→69
☆13年「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」
OP34→60→78→93百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は112~121百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は2週目まで1億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
製作費も高くはなく、前作並なので悪くはない続編となりそうだ。


5位となったのは新作の「大脱出」。
事前には週末3日間で10百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る9.8百万ドルのオープニングを飾った。
スタローン、シュワ主演のアクションサスペンス。
監督は、07年「1408号室」トータル72百万ドル、11年「ザ・ライト」トータル33百万ドルのミカエル・ハフストローム。
公開前に『それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
大ヒットするとは思えず、コケずにある程度稼げれば問題ないだろう。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」トータル85百万ドル
OP29→52→66→76→80→083
☆13年「バレット」トータル9百万ドル
OP05→08→09→09
☆13年「ラスト・スタンド」トータル12百万ドル
OP06→11→12→12
☆13年「大脱出」
OP10百万ドル→
これらとの対比で考えると、「大脱出」の興行収入は18~29百万ドルとなる。
評価は高いが、それほど高い伸びもないと思われるので、「大脱出」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
この程度でも仕方がないだろう。


6位は5週目の「Prisoners」。
トータルでは57百万ドルとなっている。
製作費46百万ドルの回収は終了している。
公開前に『大ヒットにはならないだろう』と書いたが、それほど悪くはない動きだ。
ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール主演のアクションサスペンス。
監督はハリウッド実績が乏しいドゥニ・ヴィルヌーヴ。

ワーナー制作の犯罪モノなので以下がライバルとなる。
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81→85→88
☆13年「Prisoners」
OP21→39→48→54→57百万ドル→
これとの対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は65百万ドルとなる。
評価が恐ろしいほど高いので伸びると思ったが、あまり伸びなかった。

ジェイク・ギレンホール主演作品がライバルとなるか。
☆05年「ジャーヘッド」トータル63百万ドル
OP28→47→54→59→61
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25→27
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」トータル91百万ドル
OP30→60→72→81→86(製作費2億ドル)
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「エンド・オブ・ウォッチ」トータル41百万ドル
OP13→26→33→36→38→39
☆13年「Prisoners」
OP21→39→48→54→57百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は62~64百万ドルとなる。
『評価が恐ろしく高いので伸びそうだ』と思ったが、やはり地味なためか伸びなかった。
「Prisoners」の興行収入は2週目まで9千万ドル台、3週目に7千万ドル台と予想したが、先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
しかし、ここまで評価が高いと賞レースに絡んでくる可能性もありそうだが、どうなるだろうか。


7位は5週目の「Enough Said」。
トータルでは11百万ドルとなっている。
監督はヒット実績はないニコール・ホロフセナー。
ジュリア・ルイス=ドレイファス、キャサリン・キーナーが出演している。
OP4→227→437→606→757スクリーンと拡大公開されている。
評価がかなり高くじわじわと伸ばしている。
トータルでは2千万ドル台だろうか。


8位となったのは新作の「The Fifth Estate」。
事前には週末3日間で5.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく下回る1.7百万ドルのオープニングを飾った。
製作費28百万ドルなので、かなりの赤字となりそうだ。
06年「ドリームガールズ」(トータル103百万ドル)、「トワイライト」シリーズのビル・コンドン監督、ベネディクト・カンバーバッチ主演のヒューマンドラマ。
公開前に『それなりに稼ぐだろう』と書いたが、大コケとなった。
ウィキリークスを描いた作品であり、この手の作品は敬遠されるのか。
スティーヴ・ジョブズを描いた作品もヒットしなかった。
インターネット関連の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆13年「スティーブ・ジョブズ」トータル16百万ドル
OP07→12→14→16→16→16
☆13年「The Fifth Estate」
OP02百万ドル→
「スティーブ・ジョブズ」との対比で考えると、「The Fifth Estate」の興行収入は5百万ドルとなる。
評価は普通であり、全く伸びはないだろう。
「The Fifth Estate」の興行収入は1千万ドル未満と予想したい。
ブレイク中と思われたベネディクト・カンバーバッチはそれほどでもないのか。


9位は3週目の「Runner Runner」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまった。
監督は「リンカーン弁護士」のブラッド・ファーマンだったので期待したが、ダメだったか。
「TIME/タイム」のジャスティン・ティンバーレイク主演のサスペンス。
ジェマ・アータートン、ベン・アフレックも出演している。

参考作品は以下のとおり。
☆11年「リンカーン弁護士」トータル58百万ドル
OP13→29→39→46
☆11年「TIME/タイム」トータル38百万ドル
OP12→24→31→33
☆13年「Runner Runner」
OP08→14→18百万ドル→
「TIME/タイム」との対比で考えると、「Runner Runner」の興行収入は22百万ドルとなる。
評価が普通なので、伸びないだろう。
「Runner Runner」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
ジャスティン・ティンバーレイクはブレイクしきれないようだ。


10位は6週目の「Insidious Chapter 2」。
トータルでは81百万ドルとなっている。
製作費5百万ドルとなっており、関係者は笑いが止まらないだろう。
公開前に『稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ジェームズ・ワン監督のホラー作品。

ジェームズ・ワン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「SAW」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆07年「デッド・サイレンス」トータル17百万ドル
OP08→13→15→16→17
☆07年「狼の死刑宣告」トータル10百万ドル
OP04→08→09→09→09
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル136百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60→69→75→79→81百万ドル→
「SAW」の後は不調に陥ったが、完全に回復した。
「死霊館」は超えなかったが、「インシディアス」を超えている。

以下の動きも参考となるか。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル104百万ドル
OP53→81→95→101→103
☆12年「パラノーマル・アクティビティー4」トータル54百万ドル
OP29→42→50
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60→69→75→79→81百万ドル→
「パラノーマル・アクティビティ2」と同程度となりそうだ。
評価も高いので、ある程度伸びそうだと思ったが、それほどでもなさそうだ。
「Insidious Chapter 2」の興行収入はOP時に1億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
思ったほどの伸びはないが、ホラー映画はローリスク・ハイリターンの商売だ。
続編を決まったようだが、ジェームズ・ワン監督は続投しない見込み。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆リドリー・スコット監督のサスペンス「悪の法則」
☆コメディ「Jackass Presents: Bad Grandpa」
「悪の法則」はビッグヒットにはならないだろう。
「Jackass Presents: Bad Grandpa」も前作は超えないか。

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『エリジウム』レビュー

◆評  価   5.0点
◆おススメ度  C(見る必要性を感じない)

「第9地区」の監督作品であり、期待していたが、期待ハズレな作品だ。
映像はさすがな部分もあるが、ストーリー展開があまりにも低調で盛り上がりに欠ける。
何か新しいことをやってくれると期待したが、はっきりいって最後まで何も起こらなかった。
感動できるはずなのに、カバにも成り切れなかったと思う。
SFなので念入りに描く必要もないが、感情的に訴えてくる部分がほとんどない。幼いころの想い、初恋の約束等描いてはいるが、ただただ流されているようにしか思えない。
他の登場人物も同様に生きていないキャラクターとなっている。
ジョディー・フォスターが演じた人物も中途半端に退場させ、クルーガーを演じた者も健闘しているが完全に悪役を演じ切れたとは思えない。仲間たちもロボット並の存在感、初恋の女性も娘に付きっ切りとなっている。
ニール・ブロムカンプ監督は、前作の思いがけない成功により、初めての大作を任されてしまい自分らしさを発揮することが難しかったのだろうか。

そもそも、地球にも高度な医療機器を置いておけば、このような争いは起きないのではないか。
人口過密問題によりエリジウム建設が進んだため、人口が増加する要因を地球に設置する訳にはいかないのは分かるが、納得できない部分でもある。
地球にあったら、エリジウムに行くという展開にならないので仕方のない突っ込みではあるが、主人公が照射される展開といい、仲間があっさりとエリジウムに辿りつける展開といい、簡単にシステムを変えられる展開といい、敵側があっさりと裏切ったり裏切られたりする展開といい、あっさりとそれができてしまう展開といい、脚本が練り切れておらず、突っ込みどころが多いものとなってしまった。
本作では、エリジウムというよりも、医療機器というものだけがなぜか過剰にクローズアップされてしまい、エリジウムという存在がかすんでいる。
貧富の格差、人口過密問題、ロボット社会、コンピューター社会、管理社会というものに踏み込めずに、エリジウムに行って皆ハッピーという落としどころで本作を称賛できるはずがない。

ニール・ブロムカンプはまだまだ若いので、期待はしたいところだ。
「第9地区」の一発屋となるのかどうかは、次回作にかかってきそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その3)

8位:「エリジウム」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 321スクリーン(先週比-2スクリーン)
3.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.8億円となっている。
1週間の伸びは8.8千万円弱程度だろうか。
やはり微妙な伸び具合だ。

10年公開「第9地区」(トータル8.3億円)のニール・ブロムカンプ監督。
マット・デイモン主演作品。
マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→4.6→6.2→6.9
☆11年公開「アジャストメント」トータル4.5億円
金1.4→3.0→3.8
☆12年公開「幸せへのキセキ」トータル4.5億円
金1.1→3.0→3.8→4.2
☆13年公開「エリジウム」
金2.0→4.6→5.9→6.8億円→
主要作品との対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は7.3~8.5億円となる。
この下限程度だろう。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆09年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9億円台見込み
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」
金2.0→4.6→05.9→06.8億円→
主要作品との対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は7.9~8.6億円となる。
あまり盛り上がっていないので、伸びることはないだろうが、目新しさもあるので少しは伸びるだろう。
「エリジウム」の興行収入は先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、悪くはなかったようだ。
有名なSF以外のSFはファミリー向けでもなく、女性も好まないので、あまりヒットしないジャンルだ。


9位:「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(アニプレックス)<7週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 10億円台(OP~5週目9~10億円)
【公開規模】 30スクリーン(先週比-34スクリーン)
2.6千万円を週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは9.6億円半ばとなっている。
祝日を含めた8日間の伸びは5.6千万円程度だろうか。
ランクインするだろうとは思ったが、まさか10億円近いヒットをするとは思わなかった。
恒例アニメ映画以外のアニメ映画はどの程度ヒットするのかよく分からない。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4→15.1
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(30スクリーン)
OP1.0→2.2→3.1→3.6→不明→不明→4.4
☆13年「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
OP2.0→4.5→祝6.5→祝7.6→8.4→9.1→祝9.6億円→
主要作品との対比で考えると、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の興行収入は12.1~12.6億円となる。
果たして、ここまで伸びるだろうか。
当面は10億円突破が目標となりそうだが、なんとか突破しそうだ。
「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の興行収入は5週目まで9~10億円と予想していたが、先週に引き続き10億円台と予想したい。
64というスクリーン数で10億円を稼げるのは凄い。


10位:「トランス」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 64スクリーン
金曜日から月曜日までの4日間で3.7千万円弱のオープニングを飾った。
金曜日から日曜日までの3日間では2.5千万円となっている。
「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督作品。
「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイ主演作。
スクリーン数通り大作というわけではなく、ヒットすることはない。
「トランス」の興行収入は1億円台と予想したい。
この規模ならば、この程度でも問題ないだろう。


11位:「ウルヴァリン:SAMURAI」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP~2週目10億円台)
【公開規模】 398スクリーン(先週比-177スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
1.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは7.9億円弱となっている。
1週間の伸びは4.9千万円程度だろうか。
公開前に『今回は日本が舞台となっている。日本人キャストも登場するので、「ラストサムライ」のような大ヒットにはならないが、その辺りを加味せざるを得ない』と書いたが、あまり関係なかったか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円
先1.7→4.1→5.5→6.3
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」
金4日3.1→5.1→6.6→7.4→7.9億円→
日本が舞台なので、前作を下回るとは思わなかった。

「ウルヴァリン:SAMURAI」7.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「マーガレット・サッチャー」8.5億円(トータル9.5億円)
☆「エクスペンダブルズ2」7.3億円(トータル7.6億円)
「エクスペンダブルズ2」との対比で考ると、「ウルヴァリン:SAMURAI」の興行収入は8.2億円となる。
日本が舞台なので、もう少しは伸ばすだろう。
「ウルヴァリン:SAMURAI」の興行収入は2週目まで10億円台と予想したが、先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので高すぎたか。
やはり、このシリーズを見ていない者には、どこが舞台になろうと興味がないのだろうか。
日本人にはあまり知名度のないファッションモデルがヒロインという点も痛かったか。


12位:「劇場版 空の境界/未来福音」(アニプレックス)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP~2週目3億円台)
【公開規模】 32スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.5千万円半ば程度だろうか。
オープニングは7.3千万円だったが、このスクリーンでこれほどのオープニングを叩き出しても以下を見れば驚くことはなくなった。
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(30スクリーン)
OP1.0→2.2→3.1→3.6→不明→不明→4.4
☆13年「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(64スクリーン)
OP2.0→4.5→祝6.5→祝7.6→8.4
☆13年「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」(18スクリーン)
OP0.9→2.0→不明→3.9→4.6→4.9
☆13年「小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!」(27スクリーン)
祝3日0.7→1.3
☆13年「劇場版 空の境界/未来福音」(32スクリーン)
OP0.7→1.2→1.5億円→
多少は期待したが、思ったよりは伸びなかった。
「劇場版 空の境界/未来福音」の興行収入は、先週まで3億円と予想していたが、2億円台に下方修正したい。
スクリーン単価が高いので、公開劇場としてはオイシイ作品といえる。


13位:「地獄でなぜ悪い」(ティ・ジョイ)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 76スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円弱となっている。
1週間の伸びは3.3千万円程度だろうか。
ようやく1億円を突破した。
園子温監督作品であり、大ヒットが望まれる映画ではない。
12年「ヒミズ」トータル2.0億円であり、これ以下だろうか。
「地獄でなぜ悪い」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。


14位:「許されざる者」(ワーナー)<5週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(4週目8億円台、3週目9億円台、OP~2週目12億円台)
【公開規模】 327スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.1百万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.1千万円弱程度だろうか。
公開前に『有名作品のリメイクであり、ヒットするだろう』と書いたが、『堅い作品なので、爆発的なヒットにはならないと思う』との懸念の方が当たったのか。
『年配層が動くと思うので、ロングセールスにはなる』と思ったが、全体の伸びが低すぎる。

ハリウッド作品のリメイクは当たらないのか。
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆13年「許されざる者」
金1.9→4.4→5.6→6.3→6.7億円→
これとの対比で考えると、「許されざる者」の興行収入は7.4億円となる。
まさかこれを下回るとは思わなかった。

渡辺謙出演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝込21.4→22.9→24.3→25.1
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆12年「はやぶさ 遥かなる帰還」トータル7.3億円
OP1.3→03.3→04.9→05.8
☆13年「許されざる者」
金1.9→04.4→05.6→06.3→06.7億円→
主要作品との対比で考えると、「許されざる者」の興行収入は7.8~8.5億円となる。
最初は「SAYURI」対比の伸びと考えていたが、恐ろしいほど伸びなかった。
「許されざる者」の興行収入は2週目まで12億円台、3週目9億円台、4週目8億円台と予想していたが、7億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は23億円台だったので高すぎたか。
渡辺謙主演の大作映画なので、当然ヒットするものと思っていた。
題材的に堅すぎて若年層・女性層からは嫌われたか。
しかし、ここまで低い結果になるとは思わなかった。
「R100」といい、ワーナーの戦略はかなり酷い結果となっている。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その2)

4位:「怪盗グルーのミニオン危機一発」(東宝東和)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 24億円台(OP時30億円台)
【公開規模】 620スクリーン(先週比-7スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
1.4億円を週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは20.3億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは3.7億円半ば程度だろうか。
9月14日~16日の3日間先行公開されていた。
なかなかのスタートダッシュだが、やはり平日は伸びないか。

アメリカでは3.6億ドルを稼くほどの大ヒット作品。
アメリカで今年公開された作品では「アイアンマン3」に次ぐ成績となる。
アメリカ史上、アニメ作品では第5位となる数字だ。
「モンスターズ・ユニバーシティ」が2.6億ドルなので、1億ドル近くの差をつけている。
日本では爆発的なヒットにはなりそうもないが、ファミリー向け作品であり、意外なヒットになる可能性はある。

10億円以上30億円以下の近年のハリウッドアニメ(ファミリー系)の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆12年公開「マダガスカル3」トータル20.5億円
水3.8→8.5→14.4→17.5→19.7→20.1
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆13年公開「怪盗グルーのミニオン危機一発」
先8.8→12.6→16.6→祝20.3億円→
先行公開されているので、先行部分を除いて主要作品との対比で考えると、「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入は18.6~21.7億円となり、先行分を乗せると、21.7~24.8億円となる。
アメリカ同様に日本でもそれなりに爆発するかと思ったが、やはりファミリー向き作品か。
平日の伸びが足りず、爆発的なヒットにはなりそうもない。
「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入はOP時に30億円台と予想したが、先週に引き続き24億円台と予想したい。
果たして、今後はどのような動きを見せるだろうか。
しかし、「モンスターズ・ユニバーシティ」「シュガー・ラッシュ」も大ヒットしており、ハリウッドアニメも好調だ。


5位:「おしん」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 253スクリーン
土日2日間で7.0千万円のオープニングを飾った。
祝日込みの興行収入は不明。
先週『オープニング3日は1.3億円程度か』と書いたので、予想よりも低かったようだ。
公開前に『タイトルを知らない人はいないであろう名作ドラマのリメイク。ただ、時代遅れのリメイクのような気がする。若者は見ないだろうし、年配層も見るような気がしない』と書いたとおりとなりそうだ。

以下を考えると、ヒットしないだろう。
☆10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円
OP0.9→2.6→3.3
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円
OP1.4→3.1→4.2→5.2→5.6
☆13年「許されざる者」
金1.9→4.4→5.6→6.3→6.7
☆13年「ガッチャマン」
OP1.2→3.2→3.9
☆13年「おしん」
OP0.7億円→
タイプは異なるが、古い題材をこの時代にもってきても当たるはずがない。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のような、よほどの大作でなければ無理だ。
これらとの対比で考えると、「おしん」の興行収入は3.0~3.1億円となる。
この程度ではないか。

「おしん」0.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2012>
☆「鍵泥棒のメソッド」0.8億円(トータル6.0億円)
☆「アナザー」0.8億円(トータル5.8億円)
☆「夢売るふたり」0.8億円(トータル4.5億円)
☆「新しい靴を買わなくちゃ」0.7億円(トータル3.9億円)
祝日はあったが、大して稼いでいないだろう。
平日に多少伸びても4億円程度だろうか。
年配層の動員を期待して、「おしん」の興行収入は4億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、悪くはなかったようだ。
やはり、この映画化はさすがに厳しいだろう。


6位:「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」(東宝・TBS)<5週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(2週目21億円台、OP時26億円台)
【公開規模】 307スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円を週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは16.6億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
伸びが物足りないものの、既に15億円を突破している。
公開前に『一度も見たことがないので、面白味が分からないが、それほど高めには予想しにくい』と書いたが、ドラマが面白いのだろうか。
平均視聴率は15.4%となっており、なかなか優秀だ。

今年公開のドラマ映画はなかなか好調だ。
☆13年「ストロベリーナイト」トータル21.5億円
OP3.2→9.5→祝14.6→16.9→18.7→19.9→20.5
☆13年「映画 謎解きはディナーのあとで」
OP04.0→11.0→20.6→25.1→28.7→30.1→祝31.1
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9→15.0→祝16.6億円→
「ストロベリーナイト」対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は19.1億円となる。

以下が参考となるか。
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
OP3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円(参考)
OP3.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9→15.0→祝16.6億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は18.5~19.4億円となる。
あまり伸びていないので、今後も大きくは伸びないと思われる。
「劇場版 ATARU」の興行収入はOP時に26億円台、2週目まで21億円台と予想したが、先週に引き続き18億円台に再下方修正したい。
OP時には当たると思わなかったが、公開前個人予想は16億円台だったので、悪くはない予想になってしまった。
しかし全く伸びはないが、やはり、ドラマの映画化は楽に稼げるようだ。


7位:「風立ちぬ」(東宝)<13週目>
【公開前個人予想】 85~90億円台
【現時点での興行収入予想】 121億円台(9~11週目118億円台、5~8週目110億円台、OP~4週目100億円前後)
【配給会社期待値等】 最終興収100億円超えがみえる好スタートを切った
【公開規模】 454スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.4千万円弱を週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは116.4億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは1.4億円半ば程度だろうか。
週毎の伸びは以下のとおり。
OP9.6→2週目18.9→3週目15.0→4週目12.4→5週目16.8→6週目8.1→7週目7.5→8週目9.3→9週目8.4→10週目4.7→11週目2.2→12週目1.8→13週目1.5億円となっている。
お盆を過ぎてペースが下がったが、引退効果もあり巻き返した。
今後どこまで伸ばすだろうか。
公開前は、ファミリー向けではない点がポイントだったが、宮崎駿監督作品であり、特に問題なかったようだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP9.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP3.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1
☆13年「風立ちぬ」
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4億円→
「ポニョ」との対比で考えると、「風立ちぬ」の興行収入は120.9億円となる。
『派手さがない作品であり、驚くような高い伸びはないと思うが、どうなるだろうか』と書いていたが、実際に鑑賞して伸びると確信した。
また、引退効果もあり、伸び続けるだろう。
「風立ちぬ」の興行収入は4週目まで100億円前後、8週目まで110億円台、11週目まで118億円台と予想していたが、先週に引き続き121億円台と予想したい。
公開前個人予想は85~90億円台だったので、低かったか。
今回はちょっと苦戦するかと思ったが、あのデキでは大ヒットも仕方がない。
引退報道効果もあったが、やはり、ジブリは凄い結果を残す。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目その1)

1位:「陽だまりの彼女」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 21億円台
【現時点での興行収入予想】 21億円台
【公開規模】 304スクリーン
月曜日までの祝日3日間で4.0億円半ばのオープニングを飾った。
土日2日間では2.7億円となっている。
先週『オープニング3日は3.9億円程度か』と書いたので、予想通りだったようだ。
公開前に『コミック系ではなく、小説の映画化という点は気になるが、このキャストの恋愛映画がヒットしないと考える方が難しいだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
松本潤、上野樹里主演作。
嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6→08.9
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金04.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3
☆11年「怪物くん」トータル31.3億円
OP05.8→12.0→16.1→18.9→21.5→25.4
☆11年「神様のカルテ」トータル18.9億円
OP03.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP04.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「映画 謎解きはディナーのあとで」
OP04.0→11.0→20.6→25.1→28.7→30.1→祝31.1→31.9
☆13年「陽だまりの彼女」
祝3日4.1(OP2.7)億円→
主要作品との対比で考えると、「陽だまりの彼女」の興行収入は17.0~17.8億円となり、祝日分を足すと18.4~19.2億円となる。
「神様のカルテ」「大奥」がライバルとなるか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」
祝3日4.1(OP2.7)億円→
主要作品との対比で考えると、「陽だまりの彼女」の興行収入は18.0~22.7億円となり、祝日分を足すと19.4~24.1億円となる。
そこまで盛り上がらないような気がするので、このマックスまでは稼げないだろう。
「僕の初恋をキミに捧ぐ」レベルと考えて、「陽だまりの彼女」の興行収入は21億円台と予想したい。
公開前個人予想は21億円台だったので、当たりそうだ。
この手の作品はサンプルが多いので、分かりやすい。


2位:「そして父になる」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 24億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円台
【公開規模】 309スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.1億円半ばを週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは20.5億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは7.0億円程度だろうか。
15日の火曜日から先行公開されていた。
重そうな作品だが、評価が高く、主演福山雅治の人気も高いので、当然のように稼いでいる。
先行がある分、今年公開された「真夏の方程式」を上回っている。
☆13年「真夏の方程式」
OP4.6→12.3→祝20.1→23.7→26.9→29.3→31.0
☆13年「そして父になる」
先5.6→13.5→祝20.5億円→
これを超えるかが注目となる。

04年「誰も知らない」の是枝裕和監督作品。
公開前に『この手の派手さがなく重めのヒューマンドラマはヒットしないはずだが、「おくりびと」のように良作かつ話題になればサプライズヒットになるという予想しにくいジャンル。カンヌで評価されており、主演は福山雅治であるので、ヒットするのは確実だろう。とはいっても、爆発的な大ヒットになるとは思えない』と書いたとおりとなるか。
以下が参考となるか。
☆08年「おくりびと」初年度30.5億円
祝3.5→8.3→13.3→17.1→祝20.6→22.6
☆12年「あなたへ」トータル23.9億円
OP2.4→8.7→13.7→祝17.9→19.6→20.9
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆11年「八日目の蝉」トータル12.4億円
金3日2.2→6.1→8.1→9.6→10.7→11.4
☆13年「そして父になる」
先5.6→13.5→祝20.5億円→
主要作品との対比で考えると、「そして父になる」の興行収入は31.4~35.8億円となる。
先行がある分読みにくいが、この辺りだろうか。

「そして父になる」祝20.5億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ALWAYS 三丁目の夕日'64」20.3億円(トータル34.4億円)
☆「るろうに剣心」祝20.4億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「そして父になる」の興行収入は30.2~34.7億円となる。
現時点のマックスは35億円程度だろうか。
平日にも伸びてきそうなので、高めに予想したいが、そこまで伸びるだろうか。
「そして父になる」の興行収入は先週に引き続き32億円台と予想したい。
公開前個人予想は24億円台だったので、やや低かったかもしれない。
この手の非エンターテイメント作品の予想は難しい。


3位:「謝罪の王様」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 20億円台(2週目17億円台、OP時13億円台)
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0億円弱を週末に稼ぎ、祝日を含めたトータルでは13.4億円となっている。
祝日を含めた8日間の伸びは5.2億円半ば程度だろうか。
公開前に『今回は謝罪というテーマであり、宮藤官九郎の奇抜な方向性に進み、一般層向けとは言えない気がする』と思い、確実にハズすと思ったが、やはりこのトリオは強いのか。
それとも「あまちゃん」効果なのか。

監督・水田伸生、脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲという「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」を手掛けたトリオによる作品となる。
☆07年「舞妓Haaaan!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝17.1→18.5
☆09年「なくもんか」トータル13.5億円
OP2.1→祝6.6→9.0→11.0→12.2
☆13年「謝罪の王様」
OP2.7→8.2→祝13.4億円→
信じられないことに、これらを超える動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は20.1~24.2億円となる。
さすがに伸びはないとは思うが、どうなるだろうか。

宮藤官九郎監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆13年「中学生円山」
OP0.7→1.7→2.4
阿部サダヲ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「夢売るふたり」トータル4.7億円
OP0.8→2.2→3.2
☆13年「奇跡のリンゴ」
OP1.3→4.1→6.2→7.7→8.6→祝9.2→9.5
☆13年「謝罪の王様」
OP2.7→8.2→祝13.4億円→
これらとの対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は18.7~19.7億円となる。
この程度は稼ぎそうだ。

「謝罪の王様」祝13.4億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ヘルタースケルター」12.0億円(トータル21.5億円)
☆「ライアーゲーム」12.6億円(トータル21.0億円)
☆「僕等がいた後篇」12.6億円(トータル17.2億円)
これらとの対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は18.3~24.0億円となる。
伸びないと思っていたが、考えを改めた方がいいかもしれない。
「謝罪の王様」の興行収入はOP時に13億円台、2週目に17億円台と予想したが、20億円台に上方修正したい。
勢いは最初だけと見切ったつもりだったが、甘くなかった。
公開前個人予想は8億円台だったので、かなり低すぎたか。
コメディは当たりやすいとは思うが、まさかこれがここまで稼ぐとは思わなかった。

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『R100』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B-(強いて観る必要はないが、そこまで酷くもない)

酷いという評判しか聞こえてこないので、全く期待していなかったが、そこまで酷い映画でもない。
SMクラブなどというものは実は存在せず、実世界でのストレス解消に一人でプレイしているのかと思っていたが、そのような次元とは異なる世界に落としている。
普通の映画とは次元が異なる映画を撮っているので、職業監督ではない松本人志が映画を監督する意義というもはあると思う。
食材を無駄にし、子どもにも手を掛けて、常識を超えて批判を受ける勇気もある。
ただ、その落とし方が正直言ってあまり面白いものではない。
本人としては誰も思いつかない方法で落としているとは思うが、その落とし方があまりにも適当なため、観客は受け入れがたいだろう。
また、確かに誰もそのような落とし方をしないと思われるが、そのレベルの落とし方では“天才”というレッテルには程遠いのではないか。
「シックスセンス」のような想像を絶する誰しもが思いのつかない次元が異なる落とし方でかつ面白いことができれば、“天才”というレッテルを張れるが、これではただ奇をてらっているだけだ。

面白い点としては、お笑い芸人らしく、映画の中で突っ込みを入れているところだろう。
試写会というような設定にして、映画関係者にボロクソに叩かさせるところは松本のM体質が面白くでている。
良いアイディアなので、もうちょっと効果的に機能させてもよかったかもしれない。

それにしても、R100というタイトル通り、一般受けすることは当初から監督ですら分かっていることである。
吉本が多額の製作費を出して、配給のワーナーが本作を拡大公開した戦略が分かりかねる。
これは松本人志を痛めつける一種のプレイなのか。
吉本芸人を起用して、徹底的に人件費をカットして、国内200館以上で拡大公開するのではなく、50館程度でほそぼそと公開していれば、ひょっとすれば話題になったのかもしれない。

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国内映画興行収入ランキング(10月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「人類資金」(松竹)
阪本順治監督・共同脚本、福井晴敏原作・共同脚本作品。
佐藤浩市主演作品。
スケール感は大きそうだが、骨太で堅すぎるため、ヒットしにくいジャンルでもある。
福井晴敏原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「ローレライ」トータル24.0億円
OP3.1→8.9→14.1→16.8→19.6→21.3
☆05年「亡国のイージス」トータル20.6億円
OP2.9→7.4→11.5→15.7→17.7→18.8
☆05年「戦国自衛隊1549」トータル17.1億円
OP3.5→8.6→不明→14.1→15.6→16.4
「亡国のイージス」は阪本順治監作品。
05年に立て続けにヒットを飛ばした作家だが、今回はこのようなヒットにはならないだろう。

内容的に以下の作品レベルではないか。
☆09年「ハゲタカ」トータル8.3億円
OP1.5→4.1→5.6→6.6→7.3
☆12年「黄金を抱いて飛べ」トータル5.1億円
OP1.0→02.6→03.6→04.4
今年公開された小説原作の「舟を編む」「県庁おもてなし課」なども当たっておらず、本作も厳しいだろう。
「ハゲタカ」レベルと考えて、「人類資金」の興行収入は7億円台と予想したい。
硬派な「許されざる者」も7~8億円程度なので、同程度となるのではないか。
オープニングは1.4億円程度か。


◎「ダイアナ」(GAGA)
この手の作品は年配層や女性層が手を出すのでヒットしやすいはずだ。
ただ、評価があまり良くないようなので、予想外の盛り上がりはなさそうだ。
実在の人物を描いた作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「マリー・アントワネット」トータル21.0億円
OP2.8→8.3→12.6→15.6→17.8→19.1
☆09年公開「チェ 28歳の革命」トータル9.0億円
OP1.4→4.0→5.8→7.2→7.7
☆09年公開「チェ 39歳別れの手紙」トータル4.0億円
OP0.8→2.0→2.9
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9→10.3→11.3
☆12年公開「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」トータル9.5億円
金1.6→4.6→6.7→7.8→8.5
☆13年公開「リンカーン」
金2.1→4.7→不明→8.8→9.8
大ヒットするポテンシャルのあるジャンルではあるが、今回は爆発しないだろう。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を超えない程度ではないか。
「サッチャー」の7割程度と考えて、「ダイアナ」の興行収入は7億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは1.2億円程度だろうか。
レディースデイ映画だろう。


◎「ゴースト・エージェント R.I.P.D.」(東宝東和)
製作費1億3千万ドルの大作映画だが、アメリカでは34百万ドルと大失敗に終わった。
ライアン・レイノルズ、ジェフ・ブリッジスというアメリカではスターの2人だが、日本での知名度はかなり低く、本作を拡大公開する意味がよく分からない。
自分が関係者ならば絶対に止める。
日本でヒットするはずはないと思うが、どうなるだろうか。
「ゴースト・エージェント R.I.P.D.」の興行収入は1~2億円と予想したい。
金曜日からのオープニングは6~7千万円程度だろうか。

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全米映画興行収入(10月第2週目)

1位は2週連続で「ゼロ・グラビティ」。
トータルでは122百万ドルとなっている。
製作費1億ドルは楽に回収している。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、大ヒットといえるだろう。
06年「トゥモロー・ワールド」(トータル36百万ドル)のアルフォンソ・キュアロン監督のSFサスペンス。
ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロックが出演している。

ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロックのキャリアハイとなるだろうか。
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
OP38→072→095→128→152→163
☆09年「しあわせの隠れ場所」トータル256百万ドル
OP34→100→129→150→165→184
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56→122百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は310~312百万ドルとなる。
評価が高いので、この辺りまで伸びても不思議はない。

今年公開された以下の映画がライバルとなるか。
☆13年「ワイルド・スピード EURO MISSION」トータル239百万ドル
OP97→171→203→220→229→233
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル229百万ドル
先84→146→182→200→211→217
☆13年「ワールド・ウォーZ」トータル202百万ドル
OP66→124→159→177→187→193
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56→122百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は171~199百万ドルとなる。
評価が恐ろしいほどメチャクチャ高いので、これらを超える可能性がある。

以下がライバルとなるか。
☆10年「インセプション」トータル293百万ドル
OP63→143→193→228→248→262
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56→122百万ドル→
これとの対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は250百万ドルとなる。
この程度の伸びと考えて、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は先週に引き続き2億6千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるだろうか。


2位となったのは新作の「キャプテン・フィリップス」。
事前には週末3日間で24.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る25.7百万ドルのオープニングを飾った。
製作費55百万ドルは楽に回収できそうだ。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたが、もうちょっと高いかと思っていた。
ポール・グリーングラス監督ののヒューマンドラマ。
トム・ハンクスが主演している。

トム・ハンクス主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「キャスト・アウェイ」トータル234百万ドル
☆02年「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル165百万ドル
☆02年「ロード・トゥ・パーディション」トータル104百万ドル
☆04年「レディ・キラーズ」トータル40百万ドル
☆04年「ターミナル」トータル78百万ドル
OP19→41→54→65→71→75
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル218百万ドル
OP77→137→172→189→199→206
☆07年「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル67百万ドル
OP10→35→53→59→63→65(年末公開)
☆09年「天使と悪魔」トータル133百万ドル
OP46→082→105→116→123
☆11年「幸せの教室」トータル36百万ドル
OP13→26→32→34→35→35(監督主演作品)
☆11年「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」トータル32百万ドル
拡11→21→27→29→31→31
☆12年「クラウド アトラス」トータル27百万ドル
OP10→18→23→25→26→26
☆13年「キャプテン・フィリップス」
OP26百万ドル→
ラングドン教授シリーズ以外は近年パッとしていなかった。
「ターミナル」対比では「キャプテン・フィリップス」の興行収入は107百万ドルとなる。

以下の作品がライバルとなるか。
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81→85→88
☆13年「キャプテン・フィリップス」
OP26百万ドル→
これらとの対比では「キャプテン・フィリップス」の興行収入は100~115百万ドルとなる。
評価も恐ろしく高いので伸びはあるだろう。
「キャプテン・フィリップス」の興行収入は1億ドル台と予想したい。
果たして賞レースに絡んでくるだろうか。
トム・ハンクスは3度目のアカデミー主演男優賞となるだろうか。


3位は3週目の「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」。
トータルでは78百万ドルとなっている。
製作費78百万ドルの回収が終了した。
ソニー制作の続編3Dアニメ。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

ソニー系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「モンスター・ホテル」トータル148百万ドル
OP43→077→102→119→130→138
☆11年「スマーフ」トータル142百万ドル
OP36→76→102→118→126→132
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆13年「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」トータル70百万ドル
先27→46→57→63→66→68→69
☆13年「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」
OP34→61→78百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は109~119百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は先週まで1億2千万ドル台と予想したが、1億1千万ドル台に下方修正したい。
製作費も高くはなく、前作並なので悪くはない続編となりそうだ。


4位となったのは新作の「Machete Kills」。
事前には週末3日間で8.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3.8百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『前作並だろう』と書いたが、大コケとなってしまった。
恐らくこのシリーズは三度目はないだろう。

ロバート・ロドリゲス監督の続編アクション。
主演はもちろんダニー・トレホ。
ミシェル・ロドリゲス、アンバー・ハード、チャーリー・シーン、アントニオ・バンデラス、ジェシカ・アルバ、メル・ギブソンが出演している。
クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲス監督の「グラインドハウス」の偽の予告編から映画化された作品の続編。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「グラインドハウス」トータル25百万ドル
OP12→20→23→24
☆10年「マチェーテ」トータル27百万ドル
OP11→21→24→26
☆13年「Machete Kills」
OP04百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Machete Kills」の興行収入は8~10百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「Machete Kills」の興行収入は1千万ドル未満と予想したい。
クセが強い作品なので、仕方がないところはある。


5位は2週目の「Runner Runner」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまった。
監督は「リンカーン弁護士」のブラッド・ファーマンだったので期待したが、ダメだったか。
「TIME/タイム」のジャスティン・ティンバーレイク主演のサスペンス。
ジェマ・アータートン、ベン・アフレックも出演している。

参考作品は以下のとおり。
☆11年「リンカーン弁護士」トータル58百万ドル
OP13→29→39→46
☆11年「TIME/タイム」トータル38百万ドル
OP12→24→31→33
☆13年「Runner Runner」
OP08→14百万ドル→
「TIME/タイム」との対比で考えると、「Runner Runner」の興行収入は22百万ドルとなる。
評価が普通なので、伸びないだろう。
「Runner Runner」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
ジャスティン・ティンバーレイクはブレイクしきれないようだ。


6位は4週目の「Prisoners」。
トータルでは54百万ドルとなっている。
製作費46百万ドルの回収は終了している。
公開前に『大ヒットにはならないだろう』と書いたが、それほど悪くはない動きだ。
ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール主演のアクションサスペンス。
監督はハリウッド実績が乏しいドゥニ・ヴィルヌーヴ。

ワーナー制作の犯罪モノなので以下がライバルとなる。
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81→85→88
☆13年「Prisoners」
OP21→39→48→54百万ドル→
これとの対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は67百万ドルとなる。
評価が恐ろしいほど高いので伸びると思ったが、あまり伸びなかった。

ジェイク・ギレンホール主演作品がライバルとなるか。
☆05年「ジャーヘッド」トータル63百万ドル
OP28→47→54→59→61
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25→27
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」トータル91百万ドル
OP30→60→72→81→86(製作費2億ドル)
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「エンド・オブ・ウォッチ」トータル41百万ドル
OP13→26→33→36→38→39
☆13年「Prisoners」
OP21→39→48→54百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は61~66百万ドルとなる。
『評価が恐ろしく高いので伸びそうだ』と思ったが、やはり地味なためか伸びなかった。
「Prisoners」の興行収入は2週目まで9千万ドル台、先週7千万ドル台と予想していたが、6千万ドル台に下方修正したい。
しかし、ここまで評価が高いと賞レースに絡んでくる可能性もありそうだが、どうなるだろうか。


7位は5週目の「Insidious Chapter 2」。
トータルでは79百万ドルとなっている。
製作費5百万ドルとなっており、関係者は笑いが止まらないだろう。
公開前に『稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ジェームズ・ワン監督のホラー作品。

ジェームズ・ワン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「SAW」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆07年「デッド・サイレンス」トータル17百万ドル
OP08→13→15→16→17
☆07年「狼の死刑宣告」トータル10百万ドル
OP04→08→09→09→09
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル136百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60→69→75→79百万ドル→
「SAW」の後は不調に陥ったが、完全に回復した。
主要作品との対比で考えると、「Insidious Chapter 2」の興行収入は82~89百万ドルとなる。
この上限までは伸びないか。

以下の動きも参考となるか。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル104百万ドル
OP53→81→95→101→103
☆12年「パラノーマル・アクティビティー4」トータル54百万ドル
OP29→42→50
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60→69→75→79百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Insidious Chapter 2」の興行収入は80~82百万ドルとなる。
これ以上は稼ぐだろう。
評価も高いので、ある程度伸びそうだと思ったが、それほどでもなさそうだ。
「Insidious Chapter 2」の興行収入はOP時に1億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
思ったほどの伸びはないが、ホラー映画はローリスク・ハイリターンの商売だ。
続編を決まったようだが、ジェームズ・ワン監督は続投しない見込み。


8位は4週目の「Rush」。
トータルでは22百万ドルとなっている。
オープニング時に限定公開されており、2週目から拡大された。
製作費38百万ドルとなっており、製作費回収が目標となる。

ロン・ハワード監督によるF1を題材としたアクションドラマ。
クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュールが主演している。
ロン・ハワード監督は「ダ・ヴィンチ・コード」などヒット作品は多いが、ヒットしていない作品もある。
☆03年「ミッシング」トータル27百万ドル
先15→22→25→26→26
☆05年「シンデレラマン」トータル62百万ドル
OP18→25→44→50→54
☆11年「僕が結婚を決めたワケ」トータル48百万ドル
OP18→33→41→46→48
☆13年「Rush」
2週目10→18→22百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Rush」の興行収入は24~31百万ドルとなる。
評価が恐ろしく高いので伸びそうだと思ったが、あまり伸びてはこなかった。
「Rush」の興行収入は2週目に4千万ドル台と予想したが、先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
実在の過去のF1が題材のハードな作品であり、その辺りが大ヒットにならなかった理由か。


9位は3週目の「Don Jon」。
トータルでは20百万ドルとなっている。
製作費6百万ドルなので楽に回収している。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ジョセフ・ゴードン・レビット監督脚本主演のコメディ作品。
スカーレット・ヨハンソン、ジュリアン・ムーアが出演している。
評価は高いが、それほど伸びてはこないだろう。
「Don Jon」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
製作費が安いので、成功といえるのではないか。


10位は3週目の「Baggage Claim」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ブラック層向けのラブコメ作品。
評価はかなり悪いので、伸びはないだろう。
「Baggage Claim」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
製作費は不明だが、それほど高くはないだろう。
この程度でも問題ないのではないか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆リメイクホラー「Carrie」
☆スタローン、シュワ主演のアクションサスペンス「大脱出」
☆カンバーバッチ主演のヒューマンドラマ「The Fifth Estate」
時期的に「Carrie」は当たるだろう。
残り2本はそれなりに稼ぐだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(10月1週目その4)

9位:「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(アニプレックス)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 10億円台(OP~5週目9~10億円)
【公開規模】 64スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.1億円弱となっている。
1週間の伸びは6.4千万円程度だろうか。
ランクインするだろうとは思ったが、まさか10億円近いヒットをするとは思わなかった。
恒例アニメ映画以外のアニメ映画はどの程度ヒットするのかよく分からない。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4→15.1
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(30スクリーン)
OP1.0→2.2→3.1→3.6→不明→不明→4.4
☆13年「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
OP2.0→4.5→祝6.5→祝7.6→8.4→9.1億円→
主要作品との対比で考えると、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の興行収入は12.0~12.8億円となる。
果たして、ここまで伸びるだろうか、当面は10億円突破が目標となりそうだが、なんとか突破しそうだ。
「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の興行収入は先週まで9~10億円と予想していたが、10億円台と上方修正したい。
64というスクリーン数で10億円を稼げるのは凄い。


10位:「劇場版 空の境界/未来福音」(アニプレックス)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 32スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円となっている。
1週間の伸びは4.7千万円半ば程度だろうか。
オープニングは7.3千万円だった。
このスクリーンでこれほどのオープニングを叩き出しても以下を見れば驚くことはなくなった。
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(30スクリーン)
OP1.0→2.2→3.1→3.6→不明→不明→4.4
☆13年「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(64スクリーン)
OP2.0→4.5→祝6.5→祝7.6→8.4
☆13年「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」(18スクリーン)
OP0.9→2.0→不明→3.9→4.6→4.9
☆13年「小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!」(27スクリーン)
祝3日0.7→1.3
☆13年「劇場版 空の境界/未来福音」(32スクリーン)
OP0.7→1.2億円→
予想しにくいが、「劇場版 空の境界/未来福音」の興行収入は、先週に引き続き3億円と予想したい。
スクリーン単価が高いので、公開劇場としてはオイシイ作品といえる。


11位:「地獄でなぜ悪い」(ティ・ジョイ)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 75スクリーン(先週比+3スクリーン)
1.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.5千万円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.6千万円弱程度だろうか。
園子温監督作品であり、大ヒットが望まれる映画ではない。
12年「ヒミズ」トータル2.0億円であり、これ以下だろうか。
「地獄でなぜ悪い」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。


12位:「許されざる者」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台(3週目9億円台、OP~2週目12億円台)
【公開規模】 327スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.3千万円弱程度だろうか。
公開前に『有名作品のリメイクであり、ヒットするだろう』と書いたが、『堅い作品なので、爆発的なヒットにはならないと思う』との懸念が当たったのか。
『年配層が動くと思うので、ロングセールスにはなる』と思ったが、全体の伸びが低すぎる。

ハリウッド作品のリメイクは当たらないのか。
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆13年「許されざる者」
金1.9→4.4→5.6→6.3億円→
これとの対比で考えると、「許されざる者」の興行収入は7.6億円となる。
まさかこれを下回るとは思わなかった。

渡辺謙出演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝込21.4→22.9→24.3→25.1
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆12年「はやぶさ 遥かなる帰還」トータル7.3億円
OP1.3→03.3→04.9→05.8
☆13年「許されざる者」
金1.9→04.4→05.6→06.3億円→
主要作品との対比で考えると、「許されざる者」の興行収入は7.9~9.6億円となる。
「SAYURI」対比の伸びと考えていたが、そこまで伸びそうもない。
「許されざる者」の興行収入は2週目まで12億円台、先週9億円台と予想していたが、8億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は23億円台だったので高すぎたか。
渡辺謙主演の大作映画なので、当然ヒットするものと思っていた。
題材的に堅すぎて若年層・女性層からは嫌われたか。


13位:「凶悪」(日活)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台(2週目1億円台)
【公開規模】 79スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.3億円となっている。
1週間の伸びは3.8千万円程度だろうか。
先週トータルでは1億円台だろうかと書いたが、評価も高く2億円台に乗せてきそうだ。
上方修正したい。
実際の事件を題材としたハードな作品なのでヒットしないのは仕方がないだろう。

テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(10月1週目その3)

4位:「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」(東宝・TBS)<4週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(2週目21億円台、OP時26億円台)
【公開規模】 307スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは15.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.1億円程度だろうか。
伸びが物足りないものの、15億円を突破している。
公開前に『一度も見たことがないので、面白味が分からないが、それほど高めには予想しにくい』と書いたが、ドラマが面白いのだろうか。
平均視聴率は15.4%となっており、なかなか優秀だ。

今年公開のドラマ映画はなかなか好調だ。
☆13年「ストロベリーナイト」トータル21.5億円
OP3.2→9.5→祝14.6→16.9→18.7→19.9→20.5
☆13年「映画 謎解きはディナーのあとで」
OP04.0→11.0→20.6→25.1→28.7→30.1→祝31.1
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9→15.0億円→
「ストロベリーナイト」対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は19.1億円となる。

以下が参考となるか。
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
OP3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円(参考)
OP3.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9→15.0億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は18.4~21.0億円となる。
祝日2日間もらってもあまり伸びていないので、大きくは伸びないと思われる。
「劇場版 ATARU」の興行収入はOP時に26億円台、2週目まで21億円台と予想したが、先週に引き続き18億円台に再下方修正したい。
OP時には当たると思わなかったが、公開前個人予想は16億円台だったので、悪くはない予想になってしまった。
しかし全く伸びはないが、やはり、ドラマの映画化は楽に稼げるようだ。


5位:「風立ちぬ」(東宝)<12週目>
【公開前個人予想】 85~90億円台
【現時点での興行収入予想】 121億円台(9~11週目118億円台、5~8週目110億円台、OP~4週目100億円前後)
【配給会社期待値等】 最終興収100億円超えがみえる好スタートを切った
【公開規模】 454スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは114.9億円となっている。
1週間の伸びは1.8億円程度だろうか。
週毎の伸びは以下のとおり。
OP9.6→2週目18.9→3週目15.0→4週目12.4→5週目16.8→6週目8.1→7週目7.5→8週目9.3→9週目8.4→10週目4.7→11週目2.2→12週目1.8億円となっている。
お盆を過ぎてペースが下がったが、引退効果もあり巻き返した。
今後どこまで伸ばすだろうか。
公開前は、ファミリー向けではない点がポイントだったが、宮崎駿監督作品であり、特に問題なかったようだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP9.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP3.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1
☆13年「風立ちぬ」
10週目祝110.9→113.1→114.9億円→
「ポニョ」との対比で考えると、「風立ちぬ」の興行収入は120.7億円となる。
『派手さがない作品であり、驚くような高い伸びはないと思うが、どうなるだろうか』と書いていたが、実際に鑑賞して伸びると確信した。
また、引退効果もあり、伸び続けるだろう。
「風立ちぬ」の興行収入は4週目まで100億円前後、8週目まで110億円台、先週まで118億円台と予想していたが、121億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は85~90億円台だったので、低かったか。
今回はちょっと苦戦するかと思ったが、あのデキでは大ヒットも仕方がない。
引退報道効果もあったが、やはり、ジブリは凄い結果を残す。


7位:「エリジウム」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 323スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4億円弱程度だろうか。
やはり微妙な伸び具合だ。

10年公開「第9地区」(トータル8.3億円)のニール・ブロムカンプ監督。
マット・デイモン主演作品。
マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→4.6→6.2→6.9
☆11年公開「アジャストメント」トータル4.5億円
金1.4→3.0→3.8
☆12年公開「幸せへのキセキ」トータル4.5億円
金1.1→3.0→3.8→4.2
☆13年公開「エリジウム」
金2.0→4.6→5.9億円→
主要作品との対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は7.0~7.1億円となる。
この程度だろう。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆09年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9億円台見込み
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」
金2.0→4.6→05.9億円→
主要作品との対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は7.5~8.9億円となる。
あまり盛り上がっていないので、伸びることはないだろうが、目新しさもあるので少しは伸びるだろう。
「エリジウム」の興行収入は先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、悪くはなかったようだ。
有名なSF以外のSFはファミリー向けでもなく、女性も好まないので、あまりヒットしないジャンルだ。


8位:「ウルヴァリン:SAMURAI」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP~2週目10億円台)
【公開規模】 575スクリーン(先週比-79スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
3.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは7.4億円弱となっている。
1週間の伸びは7.6千万円程度だろうか。
公開前に『今回は日本が舞台となっている。日本人キャストも登場するので、「ラストサムライ」のような大ヒットにはならないが、その辺りを加味せざるを得ない』と書いたが、あまり関係なかったか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円
先1.7→4.1→5.5→6.3
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」
金4日3.1→5.1→6.6→7.4億円→
これらとの対比で考えると、「ウルヴァリン:SAMURAI」の興行収入は7.9~8.2億円となる。
日本が舞台なので、前作を下回るとは思わなかった。

「ウルヴァリン:SAMURAI」7.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「マーガレット・サッチャー」7.8億円(トータル9.5億円)
☆「エクスペンダブルズ2」6.8億円(トータル7.6億円)
「エクスペンダブルズ2」との対比で考ると、「ウルヴァリン:SAMURAI」の興行収入は8.3億円となる。
日本が舞台なので、もう少しは伸ばすだろう。
「ウルヴァリン:SAMURAI」の興行収入は2週目まで10億円台と予想したが、先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので高すぎたか。
やはり、このシリーズを見ていない者には、どこが舞台になろうと興味がないのだろうか。
日本人にはあまり知名度のないファッションモデルがヒロインという点も痛かったか。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目その2)

1位:「そして父になる」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 24億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円台
【公開規模】 309スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは13.5億円となっている。
1週間の伸びは7.9億円程度だろうか。
15日の火曜日から先行公開されていた。
重そうな作品だが、評価が高く、主演福山雅治の人気も高いので、当然のように稼いでいる。
先行がある分、今年公開された「真夏の方程式」を上回っている。
☆13年「真夏の方程式」
OP4.6→12.3→祝20.1→23.7→26.9→29.3→31.0
☆13年「そして父になる」
先5.6→13.5億円→
これを超えるかが注目となる。

04年「誰も知らない」の是枝裕和監督作品。
公開前に『この手の派手さがなく重めのヒューマンドラマはヒットしないはずだが、「おくりびと」のように良作かつ話題になればサプライズヒットになるという予想しにくいジャンル。カンヌで評価されており、主演は福山雅治であるので、ヒットするのは確実だろう。とはいっても、爆発的な大ヒットになるとは思えない』と書いたとおりとなるか。
以下が参考となるか。
☆08年「おくりびと」初年度30.5億円
祝3.5→8.3→13.3→17.1→祝20.6→22.6
☆12年「あなたへ」トータル23.9億円
OP2.4→8.7→13.7→祝17.9→19.6→20.9
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆11年「八日目の蝉」トータル12.4億円
金3日2.2→6.1→8.1→9.6→10.7→11.4
☆13年「そして父になる」
先5.6→13.5億円→
主要作品との対比で考えると、「そして父になる」の興行収入は27.4~37.1億円となる。
先行がある分読みにくいが、この辺りだろうか。

「そして父になる」13.5億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ALWAYS 三丁目の夕日'64」14.3億円(トータル34.4億円)
☆「るろうに剣心」14.9億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「そして父になる」の興行収入は27.3~32.5億円となる。
27億円以上というところか。
平日にも伸びてきそうなので、高めに予想したい。
ヒットがヒットを呼び込み、当然ロングセールスとなるだろう。
「そして父になる」の興行収入は先週に引き続き32億円台と予想したい。
公開前個人予想は24億円台だったので、やや低かったかもしれない。
この手の非エンターテイメント作品の予想は難しい。


2位:「謝罪の王様」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台(OP時13億円台)
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは8.2億円弱となっている。
1週間の伸びは5.5億円程度だろうか。
公開前に『今回は謝罪というテーマであり、宮藤官九郎の奇抜な方向性に進み、一般層向けとは言えない気がする』と思い、確実にハズすと思ったが、やはりこのトリオは強いのか。
それとも「あまちゃん」効果なのか。

監督・水田伸生、脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲという「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」を手掛けたトリオによる作品となる。
☆07年「舞妓Haaaan!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝17.1→18.5
☆09年「なくもんか」トータル13.5億円
OP2.1→祝6.6→9.0→11.0→12.2
☆13年「謝罪の王様」
OP2.7→8.2億円→
これらを超える動きとなっている。
これらの作品との対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は16.7~23.0億円となる。
さすがに伸びはないとは思うが、どうなるだろうか。

宮藤官九郎監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆13年「中学生円山」
OP0.7→1.7→2.4
阿部サダヲ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「夢売るふたり」トータル4.7億円
OP0.8→2.2→3.2
☆13年「奇跡のリンゴ」
OP1.3→4.1→6.2→7.7→8.6→祝9.2→9.5
☆13年「謝罪の王様」
OP2.7→8.2億円→
これらの作品との対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は16.7~17.5億円となる。
この程度は稼ぎそうだ。

「謝罪の王様」8.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ヘルタースケルター」8.2億円(トータル21.5億円)
☆「ホタルノヒカリ」8.4億円(トータル19.8億円)
これらとの対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は19.3~21.5億円となる。
ここまでは伸びないと思うが、それなりに伸びそうだ。
「謝罪の王様」の興行収入は先週13億円台と予想したが、17億円台に上方修正したい。
勢いは最初だけと見切ったつもりだったが、甘くなかった。
公開前個人予想は8億円台だったので、かなり低すぎたか。
コメディは当たりやすいとは思うが、まさかこれがここまで稼ぐとは思わなかった。


3位:「怪盗グルーのミニオン危機一発」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 24億円台(OP時30億円台)
【公開規模】 627スクリーン(先週比+1スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
2.1億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは16.6億円弱となっている。
1週間の伸びは4.0億円程度だろうか。
9月14日~16日の3日間先行公開されていた。
なかなかのスタートダッシュだが、やはり平日は伸びないか。

アメリカでは3.6億ドルを稼くほどの大ヒット作品。
アメリカで今年公開された作品では「アイアンマン3」に次ぐ成績となる。
アメリカ史上、アニメ作品では第5位となる数字だ。
「モンスターズ・ユニバーシティ」が2.6億ドルなので、1億ドル近くの差をつけている。
日本では爆発的なヒットにはなりそうもないが、ファミリー向け作品であり、意外なヒットになる可能性はある。

10億円以上30億円以下の近年のハリウッドアニメ(ファミリー系)の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆12年公開「マダガスカル3」トータル20.5億円
水3.8→8.5→14.4→17.5→19.7→20.1
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆13年公開「怪盗グルーのミニオン危機一発」
先8.8→12.6→16.6億円→
先行公開されているので、先行部分を除いて主要作品との対比で考えると、「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入は18.4~21.2億円となり、先行分を乗せると、21.5~24.3億円となる。
アメリカ同様に日本でもそれなりに爆発するかと思ったが、やはりファミリー向き作品か。
平日の伸びが足りず、爆発的なヒットにはなりそうもない。
「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入はOP時に30億円台と予想したが、先週に引き続き24億円台と予想したい。
果たして、今後はどのような動きを見せるだろうか。
しかし、「モンスターズ・ユニバーシティ」「シュガー・ラッシュ」も大ヒットしており、ハリウッドアニメも好調だ。

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国内映画興行収入ランキング(10月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「陽だまりの彼女」(東宝)
松本潤、上野樹里主演作。
コミック系ではなく、小説の映画化という点は気になるが、このキャストの恋愛映画がヒットしないと考える方が難しいだろう。
今年公開の「100回泣くこと」のようなことはないはずだ。

嵐のメンバーが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「隠し砦の三悪人」トータル9.3億円
OP01.8→04.4→06.2→07.5→08.2→08.6→08.9
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
OP10.1→26.2→37.9→祝48.5→54.5→60.3
☆09年「ヤッターマン」トータル31.4億円
OP04.6→10.6→16.4→21.6→26.9→28.2
☆10年「大奥」トータル23.2億円
金04.7→祝11.7→15.1→18.1→20.0→21.6
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3
☆11年「怪物くん」トータル31.3億円
OP05.8→12.0→16.1→18.9→21.5→25.4
☆11年「神様のカルテ」トータル18.9億円
OP03.0→8.4→11.8→14.4→16.5→17.5
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP04.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「映画 謎解きはディナーのあとで」
OP04.0→11.0→20.6→25.1→28.7→30.1→祝31.1→31.9
松本潤主演の「隠し砦の三悪人」はヒットしなかったが、今回は大丈夫だろう。
「プラチナデータ」「謎解きはディナー」との勝負となるだろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
17億から28億円程度というところか。
そこまで盛り上がらないような気がするので、このマックスまでは稼げないだろう。
「僕の初恋をキミに捧ぐ」レベルと考えて、21億円台と予想したい。
オープニング3日は3.9億円程度か。


◎「おしん」(東映)
タイトルを知らない人はいないであろう名作ドラマのリメイク。
ただ、時代遅れのリメイクのような気がする。
若者は見ないだろうし、年配層も見るような気がしない。
「許されざる者」でさえ、失敗したのだから、ヒットすることはなく、コケる心配をした方がいいだろう。
タイプは異なるが、10年「座頭市 THE LAST」トータル4.0億円並というところではないか。
感動作だろうから、多少おまけして、5億円台と予想したい。
オープニング3日は1.3億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目その1)

動員7位:「R100」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 223スクリーン
5.2千万円(52,823,200円)のオープニングを飾った。
オープニング予想をし忘れたが、ここまで低いとは思わなかった。
307スクリーンの「ガッチャマン」のオープニング1.15億円がカワイクみえる結果。

松本人志監督作品。
公開前に『SMを題材としており、一般向けとはいいがたい、今回も大ヒットすることはないだろう』と書いたが、予想外に低い結果となりそうだ。
この失敗は、テーマ的な問題だけではなくて、過去の作品の評価への表れだろう。
今までは松竹が手掛けていたが、ワーナーへと配給会社が変更している。
松竹はホッとして、ワーナーは青ざめているだろう。

松本人志監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆11年「さや侍」トータル6.3億円
OP1.2→3.4→4.7→5.5
☆13年「R100」
OP0.5億円→
これらとの対比で考えると、「R100」の興行収入は2.4~2.6億円となる。
伸びるとは思えず、「R100」の興行収入は2億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、高すぎたか。
公開前は「しんぼる」「さや侍」レベルかと思ったが、その半分になるとは思わなかった。
固定ファンがいるので、この程度は毎回稼ぐだろうと思ったが、そろそろ諦められてきているのか。
公開前に『大ヒットを狙わないのならば、思い切って劇場を100スクリーン未満に絞ってもいいかもしれない』と書いたように、クセのある作品を作りたいのならば、小規模で低予算でやった方がいい。

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全米映画興行収入(10月第1週目)

1位となったのは新作の「ゼロ・グラビティ」。
事前には週末3日間で41.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る55.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1億ドルは楽に回収できそうだ。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、大ヒットといえるだろう。
06年「トゥモロー・ワールド」(トータル36百万ドル)のアルフォンソ・キュアロン監督のSFサスペンス。
ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロックが出演している。

ジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロックのキャリアハイとなるだろうか。
☆01年「オーシャンズ11」トータル183百万ドル
OP38→072→095→128→152→163
☆09年「しあわせの隠れ場所」トータル256百万ドル
OP34→100→129→150→165→184
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56百万ドル→
「オーシャンズ11」との対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は270百万ドルとなる。
評価が高いので、この辺りまで伸びても不思議はない。

今年公開された以下の映画がライバルとなるか。
☆13年「ワイルド・スピード EURO MISSION」トータル239百万ドル
OP97→171→203→220→229→233
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル229百万ドル
先84→146→182→200→211→217
☆13年「ワールド・ウォーZ」トータル202百万ドル
OP66→124→159→177→187→193
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は138~171百万ドルとなる。
評価が恐ろしくメチャクチャ高いので、これらを超える可能性がある。

以下がライバルとなるか。
☆10年「インセプション」トータル293百万ドル
OP63→143→193→228→248→262
☆13年「ゼロ・グラビティ」
OP56百万ドル→
これとの対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は260百万ドルとなる。
この程度の伸びと考えて、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は2億6千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるだろうか。


2位は2週目の「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」。
トータルでは61百万ドルとなっている。
製作費78百万ドルは楽に回収できそうだ。
ソニー制作の続編3Dアニメ。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

ソニー系のアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「モンスター・ホテル」トータル148百万ドル
OP43→077→102→119→130→138
☆11年「スマーフ」トータル142百万ドル
OP36→76→102→118→126→132
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆13年「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」トータル70百万ドル
先27→46→57→63→66→68→69
☆13年「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」
OP34→61百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は114~118百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「くもりときどきミートボール2フード・アニマル誕生の秘密」の興行収入は先週に引き続き1億2千万ドル台と予想したい。
製作費も高くはなく、前作並なので悪くはない続編となりそうだ。


3位となったのは新作の「Runner Runner」。
事前には週末3日間で11.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る7.6百万ドルのオープニングを飾った。
製作費3千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまったか。
監督は「リンカーン弁護士」のブラッド・ファーマンだったので期待したが、ダメだったか。
「TIME/タイム」のジャスティン・ティンバーレイク主演のサスペンス。
ジェマ・アータートン、ベン・アフレックも出演している。

参考作品は以下のとおり。
☆11年「リンカーン弁護士」トータル58百万ドル
OP13→29→39→46
☆11年「TIME/タイム」トータル38百万ドル
OP12→24→31→33
☆13年「Runner Runner」
OP08百万ドル→
「TIME/タイム」との対比で考えると、「Runner Runner」の興行収入は25百万ドルとなる。
評価が普通なので、伸びないだろう。
「Runner Runner」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
ジャスティン・ティンバーレイクはブレイクしきれないようだ。


4位は3週目の「Prisoners」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費46百万ドルの回収は終了した。
公開前に『大ヒットにはならないだろう』と書いたが、それほど悪くはない動きだ。
ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール主演のアクションサスペンス。
監督はハリウッド実績が乏しいドゥニ・ヴィルヌーヴ。

ワーナー制作の犯罪モノなので以下がライバルとなる。
☆10年「ザ・タウン」トータル92百万ドル
OP24→49→64→74→81→85→88
☆13年「Prisoners」
OP21→39→48百万ドル→
これとの対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は69百万ドルとなる。
評価がメチャクチャ高いので伸びると思ったが、あまり伸びなかった。

ジェイク・ギレンホール主演作品がライバルとなるか。
☆05年「ジャーヘッド」トータル63百万ドル
OP28→47→54→59→61
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32
☆09年「マイ・ブラザー」トータル29百万ドル
OP10→17→22→25→27
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」トータル91百万ドル
OP30→60→72→81→86(製作費2億ドル)
☆11年「ミッション:8ミニッツ」トータル55百万ドル
OP15→28→37→45→49→51
☆12年「エンド・オブ・ウォッチ」トータル41百万ドル
OP13→26→33→36→38→39
☆13年「Prisoners」
OP21→39→48百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Prisoners」の興行収入は56~71百万ドルとなる。
『評価が恐ろしく高いので伸びそうだ』と思ったが、やはり地味なためか伸びなかった。
「Prisoners」の興行収入は先週まで9千万ドル台と予想していたが、7千万ドル台に下方修正したい。
しかし、ここまで評価が高いと賞レースに絡んでくる可能性もありそうだが、どうなるだろうか。


5位は3週目の「Rush」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
オープニング時に限定公開されており、2週目から拡大された。
製作費38百万ドルとなっており、製作費回収が目標となる。

ロン・ハワード監督によるF1を題材としたアクションドラマ。
クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュールが主演している。
ロン・ハワード監督は「ダ・ヴィンチ・コード」などヒット作品は多いが、ヒットしていない作品もある。
☆03年「ミッシング」トータル27百万ドル
先15→22→25→26→26
☆05年「シンデレラマン」トータル62百万ドル
OP18→25→44→50→54
☆11年「僕が結婚を決めたワケ」トータル48百万ドル
OP18→33→41→46→48
☆13年「Rush」
2週目10→18百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Rush」の興行収入は22~45百万ドルとなる。
評価が恐ろしく高いので伸びそうだと思ったが、あまり伸びてはこなかった。
「Rush」の興行収入は先週4千万ドル台と予想したが、3千万ドル台に下方修正したい。
実在の過去のF1が題材のハードな作品であり、その辺りが大ヒットにならなかった理由か。


6位は2週目の「Don Jon」。
トータルでは16百万ドルとなっている。
製作費6百万ドルなので楽に回収している。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ジョセフ・ゴードン・レビット監督脚本主演のコメディ作品。
スカーレット・ヨハンソン、ジュリアン・ムーアが出演している。
評価は高いが、それほど伸びてはこないだろう。
「Don Jon」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
製作費が安いので、成功といえるのではないか。


7位は2週目の「Baggage Claim」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ブラック層向けのラブコメ作品。
評価はかなり悪いので、伸びはないだろう。
「Baggage Claim」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
製作費は不明だが、それほど高くはないだろう。
この程度でも問題ないのではないか。


8位は4週目の「Insidious Chapter 2」。
トータルでは75百万ドルとなっている。
製作費5百万ドルとなっており、関係者は笑いが止まらないだろう。
公開前に『稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ジェームズ・ワン監督のホラー作品。

ジェームズ・ワン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「SAW」トータル55百万ドル
OP18→35→46→50→53
☆07年「デッド・サイレンス」トータル17百万ドル
OP08→13→15→16→17
☆07年「狼の死刑宣告」トータル10百万ドル
OP04→08→09→09→09
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル136百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60→69→75百万ドル→
「SAW」の後は不調に陥ったが、完全に回復した。
主要作品との対比で考えると、「Insidious Chapter 2」の興行収入は83~92百万ドルとなる。
この上限までは伸びないか。

以下の動きも参考となるか。
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル104百万ドル
OP53→81→95→101→103
☆12年「パラノーマル・アクティビティー4」トータル54百万ドル
OP29→42→50
☆13年「Insidious Chapter 2」
OP40→60→69→75百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Insidious Chapter 2」の興行収入は77~78百万ドルとなる。
これ以上は稼ぐだろう。
評価も高いので、ある程度伸びそうだと思ったが、それほどでもなさそうだ。
「Insidious Chapter 2」の興行収入はOP時に1億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
思ったほどの伸びはないが、ホラー映画はローリスク・ハイリターンの商売だ。
続編を決まったようだが、ジェームズ・ワン監督は続投しない見込み。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆トム・ハンクス主演のヒューマンドラマ「キャプテン・フィリップス」
☆ロバート・ロドリゲス監督の続編アクション「Machete Kills」
「キャプテン・フィリップス」はヒットしそうだ。
「Machete Kills」は前作並だろう。

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目その3)

7位:「劇場版 空の境界/未来福音」(アニプレックス)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 32スクリーン
7.3千万円半ばのオープニングを飾った。
このスクリーンでこれほどのオープニングを叩き出しても以下を見れば驚くことはなくなった。
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(30スクリーン)
OP1.0→2.2→3.1→3.6→不明→不明→4.4
☆13年「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(64スクリーン)
OP2.0→4.5→祝6.5→祝7.6→8.4
☆13年「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」(18スクリーン)
OP0.9→2.0→不明→3.9→4.6→4.9
☆13年「小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!」(27スクリーン)
祝3日0.7→1.3
☆13年「劇場版 空の境界/未来福音」(32スクリーン)
OP0.7億円→
予想しにくいが、トータルは3億円くらいだろうか。
スクリーン単価が高いので、公開劇場としてはオイシイ作品といえる。


10位:「地獄でなぜ悪い」(ティ・ジョイ)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 72スクリーン
2.9千万円半ばのオープニングを飾った。
園子温監督作品であり、大ヒットが望まれる映画ではない。
12年「ヒミズ」トータル2.0億円であり、これ以下だろうか。
「地獄でなぜ悪い」の興行収入は1億円台と予想したい。


11位:「許されざる者」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台(OP~2週目12億円台)
【公開規模】 327スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.6億円となっている。
1週間の伸びは1.3億円弱程度だろうか。
公開前に『有名作品のリメイクであり、ヒットするだろう』と書いたが、『堅い作品なので、爆発的なヒットにはならないと思う』との懸念が当たったのか。
『年配層が動くと思うので、ロングセールスにはなる』と思ったが、全体の伸びが低すぎる。

ハリウッド作品のリメイクは当たらないのか。
☆10年「ゴースト もういちど抱きしめたい」トータル9.0億円
OP1.3→4.0→6.3→7.5→8.2→8.6
☆13年「許されざる者」
金1.9→4.4→5.6億円→
これとの対比で考えると、「許されざる者」の興行収入は8.0億円となる。
これ以上には伸びるだろう。

渡辺謙出演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆06年「明日の記憶」トータル22.0億円
OP2.1→06.9→11.0→14.6→17.3→18.9
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆09年「沈まぬ太陽」トータル28.0億円
OP2.5→09.1→14.5→18.3→祝込21.4→22.9→24.3→25.1
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆12年「はやぶさ 遥かなる帰還」トータル7.3億円
OP1.3→03.3→04.9→05.8
☆13年「許されざる者」
金1.9→4.4→5.6億円→
主要作品との対比で考えると、「許されざる者」の興行収入は8.3~11.2億円となる。
「SAYURI」対比の伸びと考えていたが、そこまで伸びそうもない。
「許されざる者」の興行収入は先週まで12億円台と予想していたが、9億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は23億円台だったので高すぎたか。
渡辺謙主演の大作映画なので、当然ヒットするものと思っていた。
題材的に堅すぎて若年層・女性層からは嫌われたか。


12位:「凶悪」(日活)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 79スクリーン
1.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.5千万円弱となっている。
1週間の伸びは6.1千万円程度だろうか。
トータルでは1億円台だろうか。
実際の事件を題材としたハードな作品なのでヒットしないのは仕方がないだろう。


13位:「貞子3D2」(角川)<5週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(2週目9億円台)
1.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは6.9億円弱となっている。
1週間の伸びは4.9千万円半ば程度だろうか。
やはり前作を下回りそうだが、貞子というネームバリューだけでここまで稼げるので問題はないだろう。
知名度の高いキャラクターであり、大コケすることはないので、ローリスクだ。

スマ4Dという手法を導入している。
瀧本美織、瀬戸康史主演作品。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆13年「貞子3D2」
金2.0→4.1→5.4→06.4→06.9億円→
これとの対比で考えると、「貞子3D2」の興行収入は7.8億円となる。
『目新しさのあった前作を超えることはないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆06年「着信アリFinal」トータル6.5億円
OP1.5→3.6→5.1
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10億円台見込み
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9億円→
公開前に『「クロユリ団地」がライバルとなるが、超えないのではないか』に書いたとおりとなりそうだ。
「貞子3D2」の興行収入は2週目まで9億円台と予想していたが、先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったのでやや高かったか。
今後はどう展開させるかが注目となる。


14位:「キャプテンハーロック」(東映)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台(OP~2週目7億円台)
【公開規模】396スクリーン(先週比-120スクリーン)※劇場館はもっと少ない
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円弱となっている。
1週間の伸びは4.8千万円弱程度だろうか。
予想は出来なかったが、それほど稼げないだろうとは思っていた。
この手のファミリー向きでもなく、最近のアニメでもない作品は苦戦しやすい。
いくら映像が素晴らしくても、いくら人気のある俳優を声優に起用しても、いくらジェームズ・キャメロンが絶賛しようが、見ない物は見ない。
日本では稼げないのは分かっているはずなのに、なぜ3千万ドルもの高額なアニメ作品を制作するかは分からないが、他の国で稼げるのだろうか。

以下の作品が参考となるだろうか。
☆01年「ファイナルファンタジー」トータル10.0億円
☆09年「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」トータル4.3億円
OP1.0→2.1→不明→3.5→祝4.1
☆12年「009 RE:CYBORG」トータル3.5億円
OP0.7→1.7→2.2
☆13年「キャプテンハーロック」
OP1.3→3.0→3.9→4.4億円→
これとの対比で考えると、「キャプテンハーロック」の興行収入は5.4億円となる。
さすがに「009」や「ヤマト」よりは稼ぐだろうが、予想以上に伸びなかった。
「キャプテンハーロック」の興行収入は2週目まで7億円台と予想していたが、先週に引き続き5億円台と予想したい。
3千万ドルの予算があるのならば、木村拓哉を主演に迎えて、実写映画でも使った方がよかったのではないか。


順位不明:「ホワイトハウス・ダウン」(ソニー)<7週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円
【公開規模】 108スクリーン(先週比-205スクリーン)
3.2百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは9.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4千万円半ば程度だろうか。
コケると思っていたが、普通にヒットしている。
今年公開された「アフター・アース」を超える動きとなっている。

04年「デイ・アフター・トゥモロー」トータル52億円、09年「2012」トータル38億円などのヒットメーカーのローランド・エメリッヒ監督作品。
お得意のディザスター映画ではなくて、本作はよくあるテロリストアクション映画であったので評価を下げた。
しかも、日本ではそれほど知名度があるとは思えないチャニング・テイタム主演作品である。
今年公開された同種類の「エンド・オブ・ホワイトハウス」(トータル3~4億円)も日本ではヒットしなかった。
☆13年「エンド・オブ・ホワイトハウス」
OP0.7→2.0→2.8→3.2
☆13年「ホワイトハウス・ダウン」
金2.9→6.0→7.8→8.9→9.5→9.7→9.8億円→
アメリカでは「エンド・オブ・ホワイトハウス」に惨敗を喫したが、日本では楽勝できそうだ。
もはや伸びはないので10億円には到達しないだろう。
「ホワイトハウス・ダウン」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、低すぎたか。
日本では当たりにくいと思ったが、お盆時期の公開だからなのだろうか。

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目その2)

3位:「怪盗グルーのミニオン危機一発」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 24億円台(OP時30億円台)
【公開規模】 655スクリーン(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
2.5億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは12.5億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは3.7億円程度だろうか。
9月14日~16日の3日間先行公開されていた。
なかなかのスタートダッシュだが、やはり平日は伸びないか。

アメリカでは3.6億ドルを稼くほどの大ヒット作品。
アメリカで今年公開された作品では「アイアンマン3」に次ぐ成績となる。
アメリカ史上、アニメ作品では第5位となる数字だ。
「モンスターズ・ユニバーシティ」が2.6億ドルなので、1億ドル近くの差をつけている。
日本では爆発的なヒットにはなりそうもないが、ファミリー向け作品であり、意外なヒットになる可能性はある。

10億円以上30億円以下の近年のハリウッドアニメ(ファミリー系)の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆12年公開「マダガスカル3」トータル20.5億円
水3.8→8.5→14.4→17.5→19.7→20.1
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆13年公開「怪盗グルーのミニオン危機一発」
先8.8→12.6億円→
先行公開されているので、先行部分を除いて主要作品との対比で考えると、「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入は18.0~23.5億円となり、先行分を乗せると、21.1~26.6億円となる。
アメリカ同様に日本でもそれなりに爆発するかと思ったが、やはりファミリー向き作品か。
平日の伸びが足りず、爆発的なヒットにはなりそうもない。
「怪盗グルーのミニオン危機一発」の興行収入は先週30億円台と予想したが、24億円台に下方修正したい。
果たして、今後はどのような動きを見せるだろうか。
しかし、「モンスターズ・ユニバーシティ」「シュガー・ラッシュ」も大ヒットしており、ハリウッドアニメも好調だ。


4位:「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」(東宝・TBS)<3週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 18億円台(2週目21億円台、OP時26億円台)
【公開規模】 先週307スクリーン
トータルでは12.9億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.6億円程度だろうか。
既に10億円を突破しているが、伸びが物足りない。
公開前に『一度も見たことがないので、面白味が分からないが、それほど高めには予想しにくい』と書いたが、ドラマが面白いのだろうか。
平均視聴率は15.4%となっており、なかなか優秀だ。

今年公開のドラマ映画はなかなか好調だ。
☆13年「ストロベリーナイト」トータル21.5億円
OP3.2→9.5→祝14.6→16.9→18.7→19.9→20.5
☆13年「映画 謎解きはディナーのあとで」
OP04.0→11.0→20.6→25.1→28.7→30.1→祝31.1
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9億円→
祝日を2日間もらっているので単純比較はしにくいが、「ストロベリーナイト」対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は19.0億円となる。

以下が参考となるか。
☆11年「アンフェア the answer」トータル23.4億円
OP3.1→10.6→15.6→祝19.1→20.7→21.9→22.5→22.9
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆12年「ライアーゲーム -再生-」トータル21.0億円(参考)
OP3.1→08.7→12.6→16.0→18.8→20.2
☆13年「劇場版 ATARU」
祝4.9→祝10.3→12.9億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 ATARU」の興行収入は19.4~21.5億円となる。
祝日2日間もらってもあまり伸びていないので、大きくは伸びないと思われる。
「劇場版 ATARU」の興行収入はOP時に26億円台、先週21億円台と予想したが、18億円台に再下方修正したい。
OP時には当たると思わなかったが、公開前個人予想は16億円台だったので、悪くはない予想になってしまった。
しかし全く伸びはないが、やはり、ドラマの映画化は楽に稼げるようだ。


5位:「風立ちぬ」(東宝)<11週目>
【公開前個人予想】 85~90億円台
【現時点での興行収入予想】 118億円台(5~8週目110億円台、OP~4週目100億円前後)
【配給会社期待値等】 最終興収100億円超えがみえる好スタートを切った
【公開規模】 先週454スクリーン
トータルでは113.1億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.2億円程度だろうか。
週毎の伸びは以下のとおり。
OP9.6→2週目18.9→3週目15.0→4週目12.4→5週目16.8→6週目8.1→7週目7.5→8週目9.3→9週目8.4→10週目4.7→11週目2.2億円となっている。
お盆を過ぎてペースが下がったが、引退効果もあり巻き返した。
今後どこまで伸ばすだろうか。
公開前は、ファミリー向けではない点がポイントだったが、宮崎駿監督作品であり、特に問題なかったようだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」7.9億円(※配給収入)
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
5週目99.4→111.7→127.2→134.4→祝140.5→143.1→145.8
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP9.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP3.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1
☆13年「風立ちぬ」
5週目72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2→祝110.9→113.1億円→
「ポニョ」との対比で考えると、「風立ちぬ」の興行収入は120.2億円となる。
『派手さがない作品であり、驚くような高い伸びはないと思うが、どうなるだろうか』と書いていたが、実際に鑑賞して伸びると確信した。
また、引退効果もあり、伸び続けるだろう。
「風立ちぬ」の興行収入は4週目まで100億円前後、8週目まで110億円台という予想だったが、先週に引き続き118億円台と予想したい。
公開前個人予想は85~90億円台だったので、低かったか。
今回はちょっと苦戦するかと思ったが、あのデキでは大ヒットも仕方がない。
引退報道効果もあったが、やはり、ジブリは凄い結果を残す。


6位:「エリジウム」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 323スクリーン(先週比-1スクリーン)
8.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.5億円半ば程度だろうか。
やはり微妙な伸び具合だ。

10年公開「第9地区」(トータル8.3億円)のニール・ブロムカンプ監督。
マット・デイモン主演作品。
マット・デイモン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「ディパーテッド」トータル15.6億円
OP2.9→7.1→9.9→11.7→13.0→13.8
☆07年公開「グッド・シェパード」トータル4.5億円
OP1.0→2.7→3.8
☆10年公開「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→4.3→05.8→06.9→07.7
☆10年公開「グリーン・ゾーン」トータル7.7億円
金2.2→4.9→6.4→07.2
☆11年公開「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→4.6→6.2→6.9
☆11年公開「アジャストメント」トータル4.5億円
金1.4→3.0→3.8
☆12年公開「幸せへのキセキ」トータル4.5億円
金1.1→3.0→3.8→4.2
☆13年公開「エリジウム」
金2.0→4.6億円→
主要作品との対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は6.9~7.7億円となる。
「グリーン・ゾーン」対比の7億円台程度だろうか。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆09年公開「第9地区」トータル8.3億円
OP1.7→4.2→5.5→6.6→7.6
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9億円台見込み
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」
金2.0→4.6億円→
主要作品との対比で考えると、「エリジウム」の興行収入は7.4~9.1億円となる。
あまり盛り上がっていないので、伸びることはないだろうが、目新しさもあるので少しは伸びるだろう。
「エリジウム」の興行収入は先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、悪くはなかったようだ。
有名なSF以外のSFはファミリー向けでもなく、女性も好まないので、あまりヒットしないジャンルだ。


8位:「ウルヴァリン:SAMURAI」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台(OP~2週目10億円台)
【公開規模】 655スクリーン(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
4.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.6億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
公開前に『今回は日本が舞台となっている。日本人キャストも登場するので、「ラストサムライ」のような大ヒットにはならないが、その辺りを加味せざるを得ない』と書いたが、あまり関係なかったか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→7.3→8.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円
先1.7→4.1→5.5→6.3
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」
金4日3.1→5.1→6.6億円→
これらとの対比で考えると、「ウルヴァリン:SAMURAI」の興行収入は8.0~8.4億円となる。
10億円突破が目標となるが、無理そうだ。
日本が舞台なので、前作を下回るとは思わなかった。

「ウルヴァリン:SAMURAI」6.6億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「マーガレット・サッチャー」6.7億円(トータル9.5億円)
☆「ボーン・レガシー」6.9億円(トータル8.2億円)
☆「タイタンの逆襲」6.1億円(トータル7.2億円)
「サッチャー」以外の作品との対比で考ると、「ウルヴァリン:SAMURAI」の興行収入は7.8~7.8億円となる。
日本が舞台なので、これよりはもう少しは伸ばすだろう。
「ウルヴァリン:SAMURAI」の興行収入は先週まで10億円台と予想したが、8億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は14億円台だったので高すぎたか。
やはり、このシリーズを見ていない者には、どこが舞台になろうと興味がないのだろうか。


9位:「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(アニプレックス)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 9~10億円
【公開規模】 先週64スクリーン
トータルでは8.4億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは7.9千万円半ば程度だろうか。
ランクインするだろうとは思ったが、同じ週に公開された「貞子3D2」の動きを上回るようなヒットをするとは思わなかった。
恒例アニメ映画以外のアニメ映画はどの程度ヒットするのかよく分からない。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4→15.1
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」(30スクリーン)
OP1.0→2.2→3.1→3.6→不明→不明→4.4
☆13年「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
OP2.0→4.5→祝6.5→祝7.6→8.4億円→
主要作品との対比で考えると、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の興行収入は12.1~13.0億円となる。
果たして、ここまで伸びるだろうか、当面は10億円突破が目標となりそうだ。
「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の興行収入は先週に引き続き9~10億円と予想したい。
64というスクリーン数で10億円近く稼げるのは凄い。

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国内映画興行収入ランキング(10月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「R100」(ワーナー)
松本人志監督作品。
今までは松竹が手掛けていたが、ワーナーへと配給会社が変更している。
SMを題材としており、一般向けとはいいがたい、今回も大ヒットすることはないだろう。

松本人志監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆09年「しんぼる」トータル4.7億円
OP1.0→2.5→3.9→4.5
☆11年「さや侍」トータル6.3億円
OP1.2→3.4→4.7→5.5
「しんぼる」「さや侍」レベルか。
素人が演じた「さや侍」に負けそうな気がする。
「R100」の興行収入は5億円台と予想したい。
固定ファンがいるので、この程度は毎回稼ぐだろう。
大ヒットを狙わないのならば、思い切って劇場を100スクリーン未満に絞ってもいいかもしれない。

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国内映画興行収入ランキング(9月4週目その1)

動員1位:「そして父になる」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 24億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円台
【公開規模】 309スクリーン
3.1億円(313,186,500円)のオープニングを飾った。
先行公開されており、トータルでは5.6億円(558,191,700円)となっている。
先週『オープニングは2.9億円程度だろうか』と書いたので、悪くはない予想だったようだ。
重そうな作品だが、評価が高く、主演の人気も高いので、当然稼ぐ。

04年「誰も知らない」の是枝裕和監督作品。
主演は福山雅治。
公開前に『この手の派手さがなく重めのヒューマンドラマはヒットしないはずだが、「おくりびと」のように良作かつ話題になればサプライズヒットになるという予想しにくいジャンル。カンヌで評価されており、主演は福山雅治であるので、ヒットするのは確実だろう。とはいっても、爆発的な大ヒットになるとは思えない』と書いたとおりとなるか。

以下が参考となるか。
☆08年「おくりびと」初年度30.5億円
祝3.5→8.3→13.3→17.1→祝20.6→22.6
☆12年「あなたへ」トータル23.9億円
OP2.4→8.7→13.7→祝17.9→19.6→20.9
☆10年「悪人」トータル19.8億円
OP2.5→祝9.0→12.5→15.2→16.8→17.9→18.5
☆11年「八日目の蝉」トータル12.4億円
金3日2.2→6.1→8.1→9.6→10.7→11.4
☆13年「そして父になる」
先5.6(OP3.1)億円→
主要作品との対比で考えて、先行分を足すと、「そして父になる」の興行収入は27.1~33.4億円となる。
この辺りだろうか。

「そして父になる」3.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2012>
☆「僕等がいた前篇」3.0億円(トータル25.2億円)
☆「僕等がいた後篇」3.1億円(トータル17.2億円)
☆「悪の教典」3.0億円(トータル23.4億円)
☆「ライアーゲーム」3.1億円(トータル21.0億円)
☆「ホタルノヒカリ」3.1億円(トータル19.8億円)
伸びがある作品との対比で考えて、先行分を足すと、「そして父になる」の興行収入は26.7~28.5億円となる。
27億円以上、34億円以下というところか。
平日にも伸びてきそうなので、高めに予想したい。
当然ロングセールスとなるだろう。
「そして父になる」の興行収入は32億円台と予想したい。
公開前個人予想は24億円台だったので、やや低かったかもしれない。
この手の非エンターテイメント作品は難しい。


動員2位:「謝罪の王様」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 13億円台
【公開規模】 312スクリーン
2.7億円(267,654,700円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.3億円程度か』と書いたので、予想よりもかなり高かった。
公開前に『今回は謝罪というテーマであり、宮藤官九郎の奇抜な方向性に進み、一般層向けとは言えない気がする』と思い、確実にハズすと思ったが、やはりこのトリオは強いのか。
それとも「あまちゃん」効果なのか。

監督・水田伸生、脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲという「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」を手掛けたトリオによる作品となる。
☆07年「舞妓Haaaan!!!」トータル20.8億円
OP2.3→7.4→11.5→14.5→祝17.1→18.5
☆09年「なくもんか」トータル13.5億円
OP2.1→祝6.6→9.0→11.0→12.2
☆13年「謝罪の王様」
OP2.7億円→
これらの作品との対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は17.4~24.4億円となる。
さすがに伸びはないだろう。
伸びても、この下限レベルか。

宮藤官九郎監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「少年メリケンサック」トータル10.2億円
OP2.0→5.0→7.3→8.6
☆13年「中学生円山」
OP0.7→1.7→2.4
阿部サダヲ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「夢売るふたり」トータル4.7億円
OP0.8→2.2→3.2
☆13年「奇跡のリンゴ」
OP1.3→4.1→6.2→7.7→8.6→祝9.2→9.5
☆13年「謝罪の王様」
OP2.7億円→
これらの作品との対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は13.8~15.9億円となる。
さすがに伸びはないだろう。

「謝罪の王様」2.7億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2012>
☆「麒麟の翼」2.8億円(トータル16.8億円)
☆「アウトレイジ ビヨンド」2日2.8億円(トータル14.5億円)
「アウトレイジ」との対比で考えると、「謝罪の王様」の興行収入は14.0億円となる。
この程度と考えて、「謝罪の王様」の興行収入は13億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、低すぎたか。
コメディは当たりやすいとは思うが、まさかこれがここまで稼ぐとは思わなかった。

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