ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(12月第3週目)

1位は2週連続で「ホビット 竜に奪われた王国」。
トータルでは128百万ドルとなっている。
1億ドルはあっさりと突破しているが、公開前に『前作以下か』と書いたとおりとなりそうだ。
ピーター・ジャクソン監督による続編ファンタジー作品。

関連作品は以下のとおり。
☆01年「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」トータル313百万ドル
先75(OP47)→156→206→228→245→258→266
☆02年「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」トータル340百万ドル
先102(OP62)→200→261→283→298→309→316
☆03年「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル377百万ドル
先124(OP73)→222→290→312→327→338→345
☆12年「ホビット 思いがけない冒険」トータル303百万ドル
OP85→150→222→264→278→287→293
☆13年「ホビット 竜に奪われた王国」
OP74→128百万ドル→
前作との対比で考えると、「ホビット 竜に奪われた王国」の興行収入は259百万ドルとなる。
評価は相変わらずメチャクチャ高いが、この程度ではないか。
「ホビット 竜に奪われた王国」の興行収入は先週に引き続き2億6千万ドル台と予想したい。
最終作の興行収入は恐らく上がるだろう。


2位となったのは新作の「Anchorman: The Legend Continues」。
事前には週末3日間で40.1百万ドル、5日間で61.3百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3日間で26.8百万ドル、5日間で40百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5千万ドルは楽に回収できそうだ。
公開前に『話題の「Anchorman: The Legend Continues」は大ヒットするだろう』と書いたが、期待ハズれのオープニングとなった。
ウィル・フェレル主演の続編コメディ。
ポール・ラッド、スティーヴ・カレルが出演している。
監督はウィル・フェレル作品常連のアダム・マッケイ。
プロデューサーの中には、ヒットコメディメーカーのジャド・アパトーの名前もある。

ウィル・フェレル主演作の興行収入は以下の通り。
☆04年「俺たちニュースキャスター」トータル85百万ドル
OP28→57→071→078→082→083
☆05年「奥様は魔女」トータル63百万ドル(※主演はニコール・キッドマン)
OP20→39→051→057→060→061
☆06年「タラデガ・ナイト」トータル148百万ドル
OP47→90→114→128→137→142
☆06年「主人公は僕だった」トータル41百万ドル
OP13→23→033→037→039→040
☆07年「俺たちフィギュアスケーター」トータル119百万ドル
OP33→68→090→101→108→112
☆08年「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
OP15→25→030→032→033→033
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
OP31→63→081→091→096→098
☆09年「マーシャル博士の恐竜ランド」トータル49百万ドル
OP19→35→044→047→048→048
☆10年「アザー・ガイズ」トータル119百万ドル
OP36→70→088→099→107→112
☆12年「The Campaign」トータル87百万ドル
OP27→51→065→073→079→083
☆13年「Anchorman: The Legend Continues」
先40(OP27)百万ドル→
「俺たちニュースキャスター」「タラデガ・ナイト」「俺たちステップ・ブラザース」「アザー・ガイズ」が本作のアダム・マッケイ監督作品となる。
アダム・マッケイ監督作品との対比で考えて先行分を足すと、「Anchorman: The Legend Continues」の興行収入は95~102百万ドルとなる。
この程度がミニマムラインだろうか。

この時期に公開されたコメディ作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミート・ザ・ペアレンツ2」トータル279百万ドル
先71(OP46)→162→204→231→247→258→265→270(※年末公開)
☆10年「ミート・ザ・ペアレンツ3」トータル148百万ドル
先45(OP31)→103→124→134→141
☆13年「Anchorman: The Legend Continues」
先40(OP27)百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Anchorman: The Legend Continues」の興行収入は132~157百万ドルとなる。
年末年始時期であり、評価も高いの、この程度を稼ぐだろう。
「Anchorman: The Legend Continues」の興行収入は1億5千万ドル台と予想したい。
出足は悪くとも、稼ぐはずだ。


3位は5週目の「アナと雪の女王」。
トータルでは192百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルは楽に回収している。
OP時に1スクリーンで公開されていたが、2週目より拡大公開された。
ディズニーによる3Dアニメ。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

過去11月に公開されたディズニー作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→089→095→102
☆10年「塔の上のラプンツェル」トータル201百万ドル
先69→97→115→128→144→168
☆12年「シュガー・ラッシュ」トータル189百万ドル
OP49→94→122→149→158→164
☆13年「アナと雪の女王」
先94→134→165→192百万ドル→
これらを超えることは確実だ。
主要作品との対比で考えると「アナと雪の女王」の興行収入は244~302百万ドルとなる。
この上限近くまで稼ぐかもしれない。

以下がライバルとなる。
☆13年「怪盗グルーのミニオン危機一発」トータル367百万ドル
先143(OP84)→228→276→306
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆13年「モンスターズ・ユニバーシティ」トータル268百万ドル
OP82→170→216→238→249→255→259
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP42→099→148→176→198→215→228
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆10年「怪盗グルーの月泥棒」トータル252百万ドル
OP56→118→161→190→209→222→231→236→240→244
☆13年「アナと雪の女王」
先94→134→165→192百万ドル→
主要作品との対比で考えると「アナと雪の女王」の興行収入は230~292百万ドルとなる。
2億4千万ドル以上、3億ドル以下というところか。
評価はメチャクチャ高いので、「アナと雪の女王」の興行収入は先週に引き続き2億8千万ドル台と予想したい。
今年公開されたピクサー作品の「モンスターズ・ユニバーシティ」を超えることとなるだろうか。


4位は2週目の「アメリカン・ハッスル」。
事前には週末3日間で16.6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る19.1百万ドルのオープニングを飾った。
トータルでは20百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となるが、余裕で回収できるだろう。
公開前に『ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
OP6→2507スクリーンに拡大公開された。
デヴィッド・O・ラッセル監督作品。
クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロが出演するヒューマンドラマ。
賞レースでも先頭集団の中にいる。

デヴィッド・O・ラッセル監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ザ・ファイター」トータル94百万ドル
2週目拡大13→27→46→58→66
☆12年「世界にひとつのプレイブック」トータル132百万ドル
10週目拡大55→69→80→90→99→107
☆13年「アメリカン・ハッスル」
2週目拡大20百万ドル→
「ザ・ファイター」との対比で考えると、「アメリカン・ハッスル」の興行収入は145百万ドルとなる。
評価もメチャクチャ高いので、この程度稼ぐだろう。
賞レースで評価された「アルゴ」トータル136百万ドル、「世界にひとつのプレイブック」トータル132百万ドルとなっているので、「アメリカン・ハッスル」の興行収入も1億3千万ドル台と予想したい。
デヴィッド・O・ラッセル監督はいつの間にかヒットメーカーとなってしまった。


5位は2週目の「ウォルト・ディズニーの約束」。
事前には週末3日間で12.4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る9.3百万ドルのオープニングを飾った。
トータルでは10百万ドルとなっている。
製作費35百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ほどほどか』と書いたとおりとなりそうだ。
エマ・トンプソン、トム・ハンクス主演のヒューマンドラマ。
監督は、09年「しあわせの隠れ場所」(トータル256百万ドル)をヒットさせたジョン・リー・ハンコック。
OP15→2110スクリーンに拡大公開された。

トム・ハンクス主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「キャスト・アウェイ」トータル234百万ドル
☆02年「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル165百万ドル
☆02年「ロード・トゥ・パーディション」トータル104百万ドル
☆04年「レディ・キラーズ」トータル40百万ドル
☆04年「ターミナル」トータル78百万ドル
OP19→41→54→65→71→75
☆06年「ダ・ヴィンチ・コード」トータル218百万ドル
OP77→137→172→189→199→206
☆07年「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル67百万ドル
OP10→35→53→59→63→65(年末公開)
☆09年「天使と悪魔」トータル133百万ドル
OP46→082→105→116→123
☆11年「幸せの教室」トータル36百万ドル
OP13→26→32→34→35→35(監督主演作品)
☆11年「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」トータル32百万ドル
拡11→21→27→29→31→31
☆12年「クラウド アトラス」トータル27百万ドル
OP10→18→23→25→26→26
☆13年「キャプテン・フィリップス」トータル104百万ドル
OP26→52→70→82→91→98
☆13年「ウォルト・ディズニーの約束」
2週目拡大10百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ウォルト・ディズニーの約束」の興行収入は27~41百万ドルとなる。
年末公開の「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」との対比で考えると、「ウォルト・ディズニーの約束」の興行収入は67百万ドルとなる。
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」のような伸びは期待しにくいが、年末年始のためある程度稼ぎそうなので、「ウォルト・ディズニーの約束」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
評価はかなり高いが、賞レースからやや見放されているので、大ヒットしないだろう。


6位は5週目の「ハンガー・ゲーム2」。
トータルでは372百万ドルとなっている。
製作費1億3千万ドルを楽に回収し、3倍近くを稼いでいる。
公開前に『アメリカではなぜか人気のある「ハンガー・ゲーム2」は爆発するだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ジェニファー・ローレンス主演の続編アクションアドベンチャー作品。
監督は、07年「アイ・アム・レジェンド」(トータル256百万ドル)のフランシス・ローレンス。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ハンガー・ゲーム」トータル408百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296→336→358→372百万ドル→
これとの対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は425百万ドルとなる。
ここまでは伸びないだろう。

参考作品は以下のシリーズだろう。
☆08年「トワイライト~初恋~」トータル193百万ドル
OP070→120→138→150→158→167
☆09年「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル297百万ドル
OP143→231→255→267→275→281
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン1」トータル281百万ドル
OP138→221→247→259→266→270
☆12年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン2」トータル292百万ドル
OP141→227→255→269→277→282
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296→336→358→372百万ドル→
「トワイライト~初恋~」以外の作品との対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は389~402万ドルとなる。
この対比は超えそうだ。

以下も参考となるか。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マン・オブ・スティール」トータル291百万ドル
先129(OP117)→210→249→271→281
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296→336→358→372百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は385~419百万ドルとなる。
3億9千万ドル以上、4億2千万ドル以下というところか。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びそうと思ったが、多少動きが鈍ったか。
「ハンガー・ゲーム2」の興行収入はOP時に3億9千万ドル台、3週目まで4億3千万ドル台と予想したが、先週に引き続き4億1千万ドル台と予想したい。
「ハンガー・ゲーム」トータル408百万ドル、「アイアンマン3」トータル409百万ドルを超えるかどうかが注目となる。
それにしても、なぜこれほど人気があるのだろうか。


7位は2週目の「Tyler Perry's A Madea Christmas」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
公開前に『いつも通りだろう』と書いたが、いつもより悪い。
監督・脚本・主演・プロデュースはもちろんタイラー・ペリー。
タイラー・ペリー演じるMadeaという女性を題材としたシリーズモノのコメディ作品。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドル
OP25→41→47→50→52
☆12年「Good Deeds」トータル35百万ドル
OP16→26→30→33→34
☆12年「Madea's Witness Protection」トータル66百万ドル
OP25→46→56→60→63
☆13年「Temptation」トータル52百万ドル
OP22→38→45→49→51
☆13年「Peeples」トータル9百万ドル(プロデュースのみ)
OP05→08→09→09→09
13年「A Madea Christmas」
OP16→28百万ドル→
Madeaシリーズとの対比で考えると、本作の興行収入は36~40百万ドルとなる。
評価はいつも通り悪いが、微妙ながらも多少は伸ばすだろう。
「Tyler Perry's A Madea Christmas」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
タイラー・ペリーの人気はもっと早く落ちると思ったが、ようやく落ちてきたようだ。


8位となったのは新作の「ウォーキング with ダイナソー」。
事前には週末3日間で11.8百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る7.1百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『ほどほど』稼ぐと思ったが、微妙な結果となりそうだ。
恐竜を題材とした3Dファミリーアドベンチャー。

一応はドキュメンタリー映画が参考となるだろう。
☆05年「皇帝ペンギン」トータル77百万ドル
7週目拡大26→38→48→56
☆09年「Earth」トータル32百万ドル
先14(OP09)→22→26→29
☆10年「オーシャンズ」トータル19百万ドル
先09(OP06)→13→16→18
☆11年「African Cats」トータル15百万ドル
OP06→11→13→14
☆12年「Chimpanzee」トータル29百万ドル
OP11→19→23→26
☆13年「ウォーキング with ダイナソー」
OP07百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ウォーキング with ダイナソー」の興行収入は18~18百万ドルとなる。
評価はそれほど良くないが、年末年始時期なので多少伸びるだろう。
「ウォーキング with ダイナソー」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
過去のネイチャードキュメンタリーレベルなので、妥当な結果だろう。
スクリーン数3231は無謀すぎたようだ。


9位となったのは新作の「Dhoom 3」。
トータルでは3百万ドルとなっている。
インドのクライムアクション映画らしい。
04年「1」0.2百万ドル、06年「2」が2.6百万ドルとなっており、知名度が徐々に上がっているようだ。
評価はそれほど悪くない程度であり、高い伸びはないだろう。
トータルでは1千万ドル台だろうか。


10位は7週目の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」。
トータルでは201百万ドルとなっている。
ついに2億ドルを突破した。
製作費1億7千万ドルは楽に回収した。
シリーズモノのアクションアドベンチャー作品。
主演は前作に引き続きクリス・ヘムズワース。
監督は、テレビ実績豊富だが映画監督実績には欠けるアラン・テイラー。
公開前に『大ヒット間違いなしであり、前作も超えるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル177百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP86→145→168→187→194→198→201百万ドル→
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は206~214百万ドルとなる。
この下限程度となりそうだ。

昨今のライバル作品との勝負となる。
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」トータル262百万ドル
先137(OP62)→201→229→242→251→255→257
☆13年「マン・オブ・スティール」トータル291百万ドル
先129(OP117)→210→249→271→281→285→287
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP86→145→168→187→194→198→201百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は204~205百万ドルとなる。
これらには負けそうだが、評価はかなり高いので伸びはあるだろう。
しかし、「ハンガー・ゲーム」の公開により勢いはなくなってしまった。
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の興行収入は2週目まで2億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
「アイアンマン」や他のコミック作品には負けるが、前作を超えそうなので大ヒットといえるだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ベン・スティラー監督・主演の「LIFE!」
☆スタローン、デニーロ主演のスポーツコメディ「リベンジ・マッチ」
☆キアヌ・リーヴス主演のアクションドラマ「47 Ronin」
☆マーティン・スコセッシ監督のヒューマンドラマ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
☆ジャスティン・ビーバーのドキュメンタリー「Believe」
賞レースでは完全に無視されているが、「LIFE!」はそれなりに稼ぐだろう。
「リベンジ・マッチ」もそれなりに稼ぐだろう。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は長尺なので大ヒットはしない。
「47 Ronin」はコケるだろう。
「Believe」はファンしか見ない。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(12月2週目その4)

9位:「REDリターンズ」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(OP時9億円台)
【公開規模】 407スクリーン(先週比-2スクリーン)
5.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.7億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
前作は設定のユニークさもあり、ヒット作品となった。
続編は現時点で全米興行収入は53百万ドルとなっている。
前作の全米興行収入は90百万ドルとなっており、4割ほどの減少となっている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「RED」トータル12.2億円
OP2.2→6.2→9.0→10.6→11.6→11.9
☆13年「REDリターンズ」
OP1.8→4.2→5.7億円→
これとの対比で考えると、「REDリターンズ」の興行収入は7.7億円となる。
正月まで粘れば、この程度は稼げそうだ。

ブルース・ウィリスが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7
☆12年公開「エクスペンダブルズ2」トータル7.6億円
OP1.6→4.4→6.0→6.8→7.3
☆13年公開「LOOPER」トータル4~5億円
OP1.2→3.1→4.1→4.6
☆13年公開「G.I.ジョー バック2リベンジ」トータル10億円見込み
先2.5(OP2.1)→5.8→7.8→9.0→9.8→9.9
☆13年「REDリターンズ」
OP1.8→4.2→5.7億円→
これらとの対比で考えると、「REDリターンズ」の興行収入は7.2~7.7億円となる。
年末も多少稼げるので、この程度は稼げるはずだ。

「REDリターンズ」5.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「エクスペンダブルズ2」6.0億円(トータル7.6億円)
☆「戦火の馬」5.3億円(トータル7.3億円)
☆「Black &White/ブラック&ホワイト」5.2億円(トータル6.3億円)
これらとの対比で考えると、「REDリターンズ」の興行収入は6.9~7.9億円となる。
『極端に伸びが無くなるとも思えず、少しは伸びるだろう』と期待したが、甘かった。
「REDリターンズ」の興行収入はOP時に9億円台と予想したが、先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、やや高かったか。
シリーズモノは当たりやすいが、前作からかなり興行収入を落とす作品も目立つ。


11位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」(ワーナー)<8週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】20億円台(4~7週目19億円台、2~3週目17億円台、OP時14億円台)
【公開規模】 120スクリーン(先週比-8スクリーン)
4.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは19.0億円となっている。
1週間の伸びは6.6千万円程度だろうか。
先週末の数字が2.5千万円のはずなのに、なぜ週末がこれほど増えているのだ。
また特典プレゼントでも実施したのか。

公開前に『ワーナーが配給を手掛けることとなり、スクリーン数が倍以上となる。興行収入はもかなり増えそうだが、どこまで増えるか。基本的の総数は増えないと思うのだが、どうなるだろうか』と書いたが、スクリーンが3倍に増えたとおりにオープニングが3倍近くに増える爆発的なオープニングを飾っていた。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0→祝9.6→12.4→15.0→16.8→17.8→18.3→19.0億円→
ファンが殺到しているだけと思われるので、いつまで伸びるのかが注目となる。
特典をゲットするために実際には鑑賞していないことがやや話題となった。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4→15.1
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0→祝9.6→12.4→15.0→16.8→17.8→18.3→19.0億円→
「映画「けいおん!」」に勝ったようだ。
これらのような伸びはないとは思っていたが、思ったよりも根強く伸びそうだ。

伸び方としては以下が参考となるか。
☆12年「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」トータル52.6億円
OP11.3→28.6→36.9→41.4→44.2→祝46.4→47.8→49.5→50.3
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0→祝9.6→12.4→15.0→16.8→17.8→18.3→19.0億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は20.2億円となる。
この手の作品はやはり予想よりも根強く伸びていきそうだ。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」の興行収入はOP時に14億円台、3週目まで17億円台、先週まで19億円台と予想したが、20億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は9億円台だったので低すぎたか。
[新編]とはいえ、過去の映画化の3倍以上を稼ぐとは思えなかった。


12位:「利休にたずねよ」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 301スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.3億円程度だろうか。
年配向けでもあり、平日の伸びが良いと報道されている。
市川海老蔵主演作品。
公開前に『市川海老蔵に不安はあるが、年配層が動きそうだ』と書いたように、その不安感がやや表れているのか。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆11年「一命」トータル4.5億円
OP0.9→2.6→3.6→4.1→4.4
☆13年「利休にたずねよ」
OP0.9→3.2億円→
市川海老蔵主演の「一命」と同程度のオープニングとなっていたが、伸びは良い。
「一命」との対比で考えると、「利休にたずねよ」の興行収入は5.5億円となる。
「最後の忠臣蔵」「桜田門外ノ変」との対比で考えると、「利休にたずねよ」の興行収入は7.1~8.1億円となる。
年末年始時期であり、評価も悪くはなく、さすがに伸びるだろう。
「利休にたずねよ」の興行収入は先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点ではほぼ当たりとなりそうだ。
年配向け作品なので伸びるとは思うが、きちんと伸びるかが注目となる。


13位:「キャプテン・フィリップス」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 391スクリーン(先週比-79スクリーン)
3.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
現時点で全米興行収入は104百万ドルとなっており、大ヒットとなっている。
アカデミー賞作品賞、俳優部門でのノミネートもあり得るようである。
『日本でもそれなりにヒットするだろう』と思ったが、エンターテイメント作品ではない作風なのかトム・ハンクスの人気なのか、低いオープニングとなっていた。

トム・ハンクス主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「ターミナル」41.5億円
☆06年公開「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
OP12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7
☆08年公開「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円
OP1.1→2.8→3.8→4.2→4.4
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆12年公開「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」トータル5.9億円
OP0.9→3.0→4.2→5.0
☆12年公開「幸せの教室」トータル4.5億円
金1.3→3.0→3.8
☆13年公開「キャプテン・フィリップス」
金1.6→3.4→4.4億円→
主要作品との対比で考えると、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は5.2~6.2億円となる。
ヒット作品も多いが、5億円前後も多い俳優。
アカデミー賞ノミネートされた「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」もヒットしなかったため、本作の低さも妥当かもしれない。

以下の作品が参考となるかと思ったら、なりそうもない。
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆11年公開「ブラック・スワン」トータル23.9億円
水5.0→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1→22.2
☆13年公開「ライフ・オブ・パイ」トータル19.1億円
金4.2→09.8→13.3→15.8→17.1→18.2
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆12年公開「ドラゴン・タトゥーの女」トータル12.5億円
金2.9→6.5→09.0→11.1→12.0→12.5
☆12年公開「ヒューゴの不思議な発明」トータル10.2億円
木2.8→5.5→7.2→8.5→9.5
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆13年公開「キャプテン・フィリップス」
金1.6→3.4→4.4億円→
主要作品との対比で考えると、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は6.0~6.3億円となる。
この程度だろうか。

「キャプテン・フィリップス」4.4億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「戦火の馬」5.3億円(トータル7.3億円)
☆「ジョン・カーター」4.7億円(トータル6.6億円)
☆「Black &White/ブラック&ホワイト」5.2億円(トータル6.3億円)
これらとの対比で考えると、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は5.3~6.2億円となる。
『評価の高さもあり、多少の伸びもあるはず』と思っていたが、伸びてこない。
「キャプテン・フィリップス」の興行収入はOP時7億円台と予想したが、先週に引き続き6億円台と予想したい。
公開前個人予想は13億円台だったので、かなり高すぎたようだ。
本来ならばヒットしてもおかしくなかったが、感動作っぽいイメージを受け付けることに失敗したか。


14位:「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」(東宝・TBS)<7週目>
【公開前個人予想】 15億円台
【現時点での興行収入予想】 26億円台(3~6週目25億円台、OP~2週目20億円台)
【公開規模】 290スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは25.8億円となっている。
1週間の伸びは6.6千万円弱程度だろうか。
既に25億円を突破している。
爻ノ篇の公開により、上映がほぼ終了するかと思ったが、意外と粘っている。

ドラマの映画化の続編作品。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆13年「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」
金4日8.8→14.2→18.4→21.6→24.0→25.2→25.8億円→
前作との8週目との対比で考えると、本作の興行収入は26.6億円となる。
公開前に『前作の映画のデキも大して良くなく、10月に放送されたスペシャルドラマも最悪な内容であり、視聴率も8.5%と冴えなかった。前作を超えることはなさそうだ。本作のデキは分からないが、期待はできないだろう』と書いたが、勢いはあまり無くなっておらず、逆に盛り上がっているのかもしれない。
爻ノ篇が始まり再鑑賞もあるだろうから、思ったよりも伸びそうだ。
「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」の興行収入は2週目まで20億円台、先週まで25億円台と予想したが、26億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は15億円台だったので、ハズしそうだ。
作品のデキから考えて、前作から上がるとは思わなかった。
新規の参加者もそれほど多くはないと思ったが、商業的に大成功を収めそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(12月2週目その3)

2位:「ゼロ・グラビティ」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 25億円台
【現時点での興行収入予想】 29億円台
【配給会社期待値等】 30億円も視野に入れられるスタート
【公開規模】 549スクリーン
※3D作品なので実際の劇場はもっと少ない
金曜日からの3日間で3.7億円のオープニングを飾った。
土日2日間では3.0億円程度だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは4.4億円程度か』と書いたので、予想よりも低かったが、絶賛の嵐なのでかなり伸ばすだろう。
06年「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン監督作品。
サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演のSFサスペンス。
全米で現在253百万ドルの大ヒットとなっており、各賞で絶賛されている作品。
公開前に『日本でもヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.0億円
金3.8→11.3→21.1→祝28.9→33.6→37.7→41.8
☆13年公開「TED」トータル43.0億円
金4.0→10.6→17.0→祝24.6→28.9→33.0→36.3
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆11年公開「ブラック・スワン」トータル23.9億円
水5.0→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1→22.2
☆10年公開「トロン:レガシー」トータル21.2億円
金3.7→09.0→13.8→17.4→19.3→20.1→20.6→20.7
☆13年公開「ライフ・オブ・パイ」トータル19.1億円
金4.2→09.8→13.3→15.8→17.1→18.2
☆13年公開「ゼロ・グラビティ」
金3.7億円→
「ライフ・オブ・パイ」「トロン:レガシー」「TED」との対比で考えると、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は16.8・21.2・39.8億円となる。
「トロン:レガシー」対比は超えるだろう。
果たして「TED」のような伸びとなるだろうか。
オープニングの10倍は稼げないとしても8倍程度は稼ぐだろう。
「ゼロ・グラビティ」の興行収入は29億円台と予想したい。
公開前個人予想は25億円台だったので、現時点では悪くはない予想となりそうだ。
絶賛を受けて、どのような伸びを見せるかが楽しみだ。


7位:「武士の献立」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 261スクリーン
土日2日間で8.0千万円(79,825,800円)のオープニングを飾った。
石川県で12月7日より先行公開していたらしく、トータルでは9.3千万円となっている。
先週『オープニングは9千万円程度だろうか』と書いたので、一応当たりといえそうだ。
公開前に『「武士の家計簿」の二番煎じのような企画だが、どうなるだろうか。作品の評価的には悪くはなさそうだが、上戸彩、高良健吾では不安がある。年配層の動きも悪そうだ』と書いたように微妙な動きになると思っていた。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆13年「武士の献立」
先0.9億円→
これらとの対比で考えると、「武士の献立」の興行収入は6.4~7.9億円となる。
評判は悪くなさそうなので、年末年始にかけて伸ばしていくだろう。
「武士の献立」の興行収入は7億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので当たりそうだ。
大コケとも大ヒットともいえない結果となりそうだが、この程度ならば十分ではないか。


10位:「47RONIN」(東宝東和)<2週目>
【公開前個人予想】 38億円台
【現時点での興行収入予想】 6~7億円
【公開規模】 751スクリーン(先週比-2スクリーン)
(※3D、2D、字幕版、吹替版があるので劇場館はこれほど多くない)
5.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
過去に例がないほどの酷い結果となっている。
普通のハリウッド作品ならば分かるが、本作は日本人キャストが多数出演するハリウッド作品である。

2012年12月公開予定が、1年公開延期となっていた。
公開前に『忠臣蔵がテーマのはずだが、「ロード・オブ・ザ・リング」風のファンタジー作品となってしまっており、年配層は動かないだろう』と書いたように微妙な作品ではあるのは分かるが、正月の大作映画であり、多くの日本人キャストが出演するハリウッド作品である。
少しは気になる作品ではないか。
ここまでヒドい結果になるとは、想像できるはずがない。
アメリカでもヒットするとは思えず、この赤字は莫大なものとなりそうだ。

キアヌ・リーブス主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「コンスタンティン」トータル27.2億円
OP4.0→9.6→15.5→22.2→24.3→25.7
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆13年公開「47RONIN」
金1.3→3.0億円→
それほど面白くもなかった「地球が静止する日」はさすがに超えると思っていた。
「コンスタンティン」との対比で考えると「47RONIN」の興行収入は8.5億円となる。
製作費は1.7億ドルのはずだが、どうするのだろうか。

日本人が出演したハリウッド作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆05年公開「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆05年公開「バッドマン・ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆12年公開「バトルシップ」トータル14.7億円
金3.6→7.6→9.9→13.3→14.1→14.5
☆13年公開「ウルヴァリン:SAMURAI」
金4日3.1→5.1→6.6→7.4→7.9
☆13年公開「パシフィック・リム」
金3.0→8.9→11.8→13.4→14.4
☆13年公開「47RONIN」
金1.3→3.0億円→
「バトルシップ」「ウルヴァリン:SAMURAI」以下という発想がなかった。
主要作品との対比で考えると、「47RONIN」の興行収入は5.3~6.8億円となる。
年末年始にかけて、さすがにもうちょっと伸びるだろうから、とりあえず「47RONIN」の興行収入は先週に引き続き6~7億円と予想したい。
公開前個人予想は38億円台だったので、的外れな結果となった。
しかし、作品的な問題はあるとしても、日本でここまで低い結果となると、ハリウッドは日本を舞台とした作品をつくらず、日本人キャストも起用しないだろう。
我々でハリウッドへの道を自らの手で閉ざしてしまったようだ。
公開前に『目立ったハリウッド大作もなく、なんだかんだで大ヒットして、ヒットがヒットを呼び込みそうだ。年末年始にかけて伸びていくのではないか』になるとよいが、無理そうだ。

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気になる映画ニュース(12月第3週目)

☆放送映画批評家協会賞ノミネートが発表
ノミネートは以下のとおり。
作品賞
「アメリカン・ハッスル」「キャプテン・フィリップス」「ダラス・バイヤーズクラブ」「ゼロ・グラビティ」「ハー(原題)」「Inside Llewyn Davis」「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」「ウォルト・ディズニーの約束」「それでも夜は明ける」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
◎順当な顔ぶれとなっている。「それでも夜は明ける」「アメリカン・ハッスル」「ゼロ・グラビティ」「ハー(原題)」の争いだろう。


監督賞
アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」、ポール・グリーングラス「キャプテン・フィリップス」、スパイク・ジョーンズ「ハー(原題)」、スティーブ・マックイーン「それでも夜は明ける」、デビッド・O・ラッセル「アメリカン・ハッスル」、マーティン・スコセッシ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
◎こちらも順当な顔ぶれ。4強+グリーングラス、スコセッシとなっている。


主演男優賞
クリスチャン・ベール「アメリカン・ハッスル」、ブルース・ダーン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」、キウェテル・イジョフォー「それでも夜は明ける」、トム・ハンクス「キャプテン・フィリップス」、マシュー・マコノヒー「ダラス・バイヤーズクラブ」、ロバート・レッドフォード「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」
◎クリスチャン・ベール以外はこちらも順当なノミネート。
ブルース・ダーンとキウェテル・イジョフォーの争いだろう。


主演女優賞
ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」、サンドラ・ブロック「ゼロ・グラビティ」、ジュディ・デンチ「あなたを抱きしめる日まで」、ブリー・ラーソン「Short Term 12」、メリル・ストリープ「8月の家族たち」、エマ・トンプソン「ウォルト・ディズニーの約束」
◎ブリー・ラーソン「Short Term 12」がよく分からないが、ここはケイト・ブランシェットだろう。


助演男優賞
バーカッド・アブディ「キャプテン・フィリップス」、ダニエル・ブリュール「ラッシュ プライドと友情」、ブラッドリー・クーパー「アメリカン・ハッスル」、マイケル・ファスベンダー「それでも夜は明ける」、ジェームズ・ガンドルフィーニ「Enough Said」、ジャレッド・レト「ダラス・バイヤーズクラブ」
◎ブラッドリー・クーパーが意外なところか。
ジェームズ・ガンドルフィーニ、ジャレッド・レトが争いそうだ。


助演女優賞
スカーレット・ヨハンソン「ハー(原題)」、ジェニファー・ローレンス「アメリカン・ハッスル」、ルピタ・ニョンゴ「それでも夜は明ける」、ジュリア・ロバーツ「8月の家族たち」、ジューン・スキッブ「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」、オプラ・ウィンフリー「大統領の執事の涙」
◎声だけのスカーレット・ヨハンソンがサプライズノミネート。
よく分からないが、ルピタ・ニョンゴだろう。


アンサンブル演技賞
「アメリカン・ハッスル」「8月の家族たち」「大統領の執事の涙」「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」「それでも夜は明ける」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
◎ここは「アメリカン・ハッスル」だろう。


アニメーション映画賞
「クルードさんちのはじめての冒険」「怪盗グルーのミニオン危機一発」「アナと雪の女王」「モンスターズ・ユニバーシティ」「風立ちぬ」
◎「風立ちぬ」が有力だろう。賞レース系で「モンスターズ・ユニバーシティ」の名前を初めて見た気がする。


外国語映画賞
「アデル、ブルーは熱い色」「The Great Beauty」「偽りなき者」「ある過去の行方」「少女は自転車にのって」
◎「アデル、ブルーは熱い色」が当確のようだ。


☆トロント映画批評家協会が発表
結果は以下のとおり。
作品賞ジョエル&イーサン・コーエン兄弟『Inside Llewyn Davis』
主演男優賞『Inside Llewyn Davis』オスカー・アイザック
主演女優賞『ブルージャスミン』ケイト・ブランシェット
助演男優賞『ダラス・バイヤーズ・クラブ』ジェレッド・レト
助演女優賞『アメリカン・ハッスル』ジェニファー・ローレンス
監督賞『ゼロ・グラビティ』アルフォンソ・キュアロン
脚本賞『Her』スパイク・ジョーンズ
外国語映画賞『A Touch of Sin』
アニメ賞『風立ちぬ』
『ゼロ・グラビティ』『それでも夜は明ける』『アメリカン・ハッスル』『Her』の4強以外の作品が選ばれたのが珍しい。
主演男優賞・外国語映画賞も珍しいところを選んだが、それでも『風立ちぬ』が選ばれているので、もはや不動の大本命といえるだろう。


☆米オンライン映画批評家協会賞が発表
結果は以下のとおり。
作品部門『それでも夜は明ける』
監督賞『ゼロ・グラビティ』
主演男優賞チウェテル・エジョフォー『それでも夜は明ける』
主演女優賞ケイト・ブランシェット『ブルージャスミン』
助演男優賞マイケル・ファスベンダー『それでも夜は明ける』
助演女優賞ルピタ・ニョンゴ『それでも夜は明ける』
アニメ部門『風立ちぬ』
外国語映画部門は『アデル、ブルーは熱い色』
『それでも夜は明ける』勢が圧勝している。
『風立ちぬ』も順当に受賞。


☆2013年俳優別興行収入ランキングを発表
フォーブス誌が発表した。
1位:ドウェイン・ジョンソン
2位:ロバート・ダウニー・Jr.
3位:スティーヴ・カレル
4位:ヴィン・ディーゼル
5位:サンドラ・ブロック
6位:ポール・ウォーカー
7位:ビリー・クリスタル
8位:ジョン・グッドマン
9位:クリス・へムズワース
10位:ジェニファー・ローレンス
一言でいえば、あまり意味があるランキングとは思えない。
1、4、6位が『ワイルド・スピード』勢。
2、9位が『アベンジャーズ』勢。
3、7、8位がアニメの声優勢。
5、10位が女優となっている。
『マン・オブ・スティール』『オズ』『スター・トレック』『ワールド・ウォーZ』などもヒットしていたはずだが、全世界ではそれほど稼いでいないのか。


☆スパイダーマンシリーズのスピンオフが決定
『スパイダーマン3』にも登場した悪役の『ヴェノム』と犯罪組織の『ザ・シニスター・シックス』を対象とする2本のスピンオフ作品を公開するようだ。
『ヴェノム』は『グランド・イリュージョン』の制作を務めたアレックス・カーツマン、『ザ・シニスター・シックス』は『キャビン』のドリュー・ゴダードが監督を務める。
ディズニーは『アベンジャーズ』、ワーナーは『バットマン vs. スーパーマン』、20世紀フォックスは『X-MEN』シリーズを抱えており、ソニーもシリーズ化以上の広がりを求めたいのだろう。
一時期は爆発的なヒットを飾った『スパイダーマン』シリーズだが、やや勢いを落としており、巻き返しに必死のようだ。
『アメイジング・スパイダーマン2』は2014年5月2日、『アメイジング・スパイダーマン3』は2016年6月10日、『アメイジング・スパイダーマン4』は2018年5月4日に公開日が設定されている。


☆ブラッド・ピットの制作会社がパラマウントとの契約を切る
ブラッド・ピットの制作会社プランBがパラマウントとの8年間続いたファーストルック契約を切ったようだ。
20世紀フォックス系のニュー・リージェンシーと3年の契約を結ぶ。
『ワールド・ウォーZ』の撮影についてもめていたため、現在賞レースでトップグループを走っている『それでも夜は明ける』の企画をパラマウントに持ち込まなかったことが原因らしい。
ただ、『ワールド・ウォーZ』の続編についてはパラマウントで制作するようだ。
映画ビジネスはなかなか難しいところがあると感じさせる。


☆『ターミネーター』新シリーズのキャストが決定
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のアラン・テイラー監督を迎えて3部作の新シリーズを展開させる。
アーノルド・シュワルツェネッガーの起用は決まっていたが、サラ・コナー役にTVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのエミリア・クラークが決まったようだ。
大人のジョン・コナー役は『華麗なるギャツビー』のジェイソン・クラークが演じるらしい。
それほど知名度の高くない若手を起用することにより、人件費の削減を図ったか。
アーノルド・シュワルツェネッガーのギャラが高そうなので、こっちまで手が回らないのだろう。
2015年7月1日公開予定となっている。
6月12日には『ジュラシック・ワールド』、19日には『ファンタスティック・フォー』、26日には『Ted2』、7月17日には『バットマン vs. スーパーマン』の公開が予定されており、どう考えても分が悪そうだが、どうなるだろうか。


☆「裸の銃を持つ男」リメイクの主演が決定
「ハングオーバー!」シリーズの歯科医役のエド・ヘルムズに決定した。
「ハングオーバー!」以外にはそれほど実績はないが、本作によって主演コメディ俳優として羽ばたけるかが問われることとなりそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(12月2週目その2)

1位:「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」(東宝・日本テレビ)<2週目>
【公開前個人予想】 38億円台
【現時点での興行収入予想】 38億円台
【配給会社期待値等】最終興収40億円超えも狙える好スタートを切った
【公開規模】 329スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.7億円を週末に稼ぎ、トータルでは14.4億円となっている。
1週間の伸びは7.9億円程度だろうか。
やはり平日の伸びは高くはないか。

テレビ版が好評だったようであり、映画化されることとなったようだ。
公開前に『本作の評判は分からないが、普通のルパン・コナンの映画と思われるので、爆発することはないだろう』と書いたとおり、やはり、想定内の結果となりそうだ。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8→34.3→34.5
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」トータル31.5億円<15周年記念>
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆12年「11人目のストライカー」トータル32.9億円
6.3→12.6→17.3→28.1→29.8→30.9→31.6→32.1→32.3
☆13年「絶海の探偵(プライベート・アイ)」トータル36.1億円
6.7→祝16.4→祝27.3→29.8→31.9→33.4→34.5→35.1→35.5
☆13年「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」
6.5→14.4億円→
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は37.6~41.0億円となる。
この程度だろうか。

以下の動きも参考となるか。
☆12年「ONE PIECE FILM Z」トータル68.5億円
OP13.7→祝31.8→42.3→54.5→祝60.6
☆13年「ドラえもん」トータル39.6億円
OP6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆13年「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」
OP6.5→14.4億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は31.0~46.4億円となる。
31億円以上、41億円以下というところか。
年末年始は伸びるので、とりあえず本作の興行収入は先週に引き続き38億円台と予想したい。
公開前個人予想は38億円台だったので当たりそうだ。
ルパンが入っても、やはりコナンのファン層が中心だろう。


動員5位:「劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇」(東宝・TBS)<3週目>
【公開前個人予想】 27億円台
【現時点での興行収入予想】 27億円台
【配給会社期待値等】 前後編合わせて興収50億円も視野に入る
【公開規模】 290スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは14.7億円となっている。
1週間の伸びは3.3億円程度だろうか。
15億円突破間近となっているが、やはり内容的に伸びがイマイチか。

ドラマの映画化の続編作品。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆13年「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」
金6.4→14.2→18.4→21.6→24.0→25.2
☆13年「劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇」
金6.0→11.4→14.4億円→
「漸ノ篇」に比べると、伸びが足りないが、祝日などの関係もあるだろう。
「天」との対比で考えると、本作の興行収入は23.6億円となる。
年末年始もあるので、さすがに漸ノ篇と同程度となるのではないか。
前後篇合わせて50億円突破はほぼ確実だろう。
最終作ということもあり、前篇は見ずに後篇だけ見る奇特な人も多いだろうから、公開前の予想通り1割増の27億円台と予想したい。
視聴率はそれほど高くはなかったが、商業的には大成功といえそうだ。


6位:「かぐや姫の物語」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 48億円台
【現時点での興行収入予想】 24億円台
【公開規模】 456スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは13.4億円弱となっている。
1週間の伸びは2.2億円半ば程度だろうか。
既に10億円は突破している。
やはり、平日の稼ぎが少ない気がする。

ジブリ作品だけに巻き返しがあるか注目される。
公開前に『いつもとは異なるジブリ作品だけに興行収入のヨミが難しいが、正月まで稼げることが見込まれるため、それなりの結果を残すだろう』と書いたとおりにはなるのではないか。
『風立ちぬ』と同時公開予定だったが、日程をずらして正解だろう。

高畑勲監督作品。
99年「ホーホケキョ となりの山田くん」以来の監督作品となる。
制作期間8年、製作費50億円という大作映画。
ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP9.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP3.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1
☆13年「風立ちぬ」
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2→祝110.9
☆13年「かぐや姫の物語」
OP2.8→8.0→11.1→13.4億円→
主要作品との対比で考えると、「かぐや姫の物語」の興行収入は19.3~26.6億円となる。
現時点では強気にはなれないので、この対比の中間程度ではないか。
とりあえずは、「かぐや姫の物語」の興行収入は先週に引き続き24億円台と予想したい。
公開前個人予想は48億円台だったのでは半分程度となりそうだ。
「風立ちぬ」が120億円程度なので、その4割程度入れば48億円程度と思ったが、まさか2割程度になるとは思わなかった。
近年では「ホーホケキョとなりの山田くん」(15.6億円)に次ぐ低い結果となる。
製作費50億円は「風立ちぬ」の儲けで補填するしかないようだ。


8位:「清須会議」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 38億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円台(OP~3週目35億円台)
【配給会社期待値等】 興収40億円超えが確実視
【公開規模】 430スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは26.1億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円弱程度だろうか。
平日が意外と伸びていない。

今年公開された実写邦画作品のナンバーワン争いが注目となる。
☆13年「真夏の方程式」
OP4.6→12.3→祝20.1→23.7→26.9→29.3→31.0
☆13年「清須会議」
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1億円→
3週目辺りまでほぼ並んでいたが、やや差がついた。

三谷幸喜原作・脚本・監督の歴史コメディ。
役所広司、大泉洋主演作品。
三谷幸喜監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「THE有頂天ホテル」トータル60.8億円
OP5.7→16.6→26.4→34.8→42.1→47.3→51.6→54.5
☆08年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9→祝35.5→36.5
☆11年「ステキな金縛り」トータル42.8億円
OP5.0→16.2→22.5→27.6→32.4→35.4→37.3→38.6
☆13年「清須会議」
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1億円→
「THE有頂天ホテル」以外の作品との対比で考えると、「清須会議」の興行収入は31.1~31.6億円となる。
過去2作に比べて、伸びが高くない。
確かに実際に鑑賞したところ、それほど伸びそうな印象も受けなかった。

以下も参考となるか。
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆13年「清須会議」
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1億円→
これとの対比で考えると、「清須会議」の興行収入は29.5億円となる。

「清須会議」26.1億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ALWAYS 三丁目の夕日'64」30.4億円(トータル34.4億円)
☆「るろうに剣心」27.8億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「清須会議」の興行収入は28.3~29.5億円となる。
ミニマム29億円以上、マックス32億円以下というところか。
知名度から伸びるだろうが、テーマや内容的にあまり伸びないと思われる。
しばらく様子を見ていたが、やはり伸びなかった。
三谷監督ファンが基本であり、歴史モノなので敬遠する者だけが増加して、三谷監督ファイン以外の歴史ファンなどの新規の観客を獲得できなかったようだ。
「清須会議」の興行収入は3週目まで35億円台と予想したが、先週に引き続き32億円台と予想したい。
配給会社は興収40億円超えが確実視という推測だったが、どうなるだろうか。
公開前個人予想は38億円台だったので、やや高すぎたか。
もうちょっと面白ければよかったが、三谷作品は事前には低めには予想しにくい。

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国内映画興行収入ランキング(12月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ウォーキング with ダイナソー」(20世紀フォックス)
恐竜を題材としたイギリスBBCのドキュメンタリー作品。
ファミリー層が動くかどうかが問題となるが、それほど動かないだろう。
しかし、恐竜は子供たちに人気のあるジャンルであり、大コケもないのではないか。

ネイチャードキュメンタリーはヒットしやすい。
☆08年公開「EARTH」トータル24.0億円
祝3日5.5→祝10.2→13.6→16.5→祝19.6→21.0→22.1
☆10年公開「オーシャンズ」トータル25.0億円
金3日3.9→9.8→13.9→17.8→19.7→21.1→22.2
☆11年公開「ライフ-いのちをつなぐ物語-」トータル12.5億円
木4日3.5→6.8→09.1→11.0→11.8
☆12年「日本列島 いきものたちの物語」トータル4.4億円
OP0.8→2.3→3.2→03.8→04.1
ネイチャードキュメンタリーではないので、爆発的なヒットは期待しにくい。
稼いでも「ライフ-いのちをつなぐ物語-」程度であろう。
「日本列島 いきものたちの物語」のような結果もあり得るが、年末年始という時期も加味して、「ウォーキング with ダイナソー」の興行収入は7~8億円と予想したい。
金曜日からのオープニングは1.6億円程度か。


◎「プレーンズ」(ディズニー)
ピクサーの「カーズ」の飛行機版となる。
あまり気合が入った作品ではなく、ヒットすることはないとみられていたが、全米では90百万ドルの大ヒットとなった。

10億円以上30億円以下の近年のハリウッドアニメ(ファミリー系)の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7→12.0
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆11年公開「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」トータル10.8億円
4日3.2→5.8→7.2→8.2→9.4→10.4
☆12年公開「マダガスカル3」トータル20.5億円
水3.8→8.5→14.4→17.5→19.7→20.1
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆13年公開「怪盗グルーのミニオン危機一発」
先8.8→12.6→16.6→祝20.3→21.9→22.8→23.7
ピクサー作品と誤解すれば、大ヒットとなるが、それほど簡単に騙されないだろう。
しかし、誤解する者も多そうなのでヒットするだろう。
年末映画は「シュレック フォーエバー」「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」ということなので、本作も同程度と考えたい。
「プレーンズ」の興行収入は10億円台と予想したい。
オープニングは1.1億円程度か。


◎「永遠の0」(東宝)
小説を題材とした戦争映画。
監督は「ALWAYS」シリーズの山崎貴。
ジャニーズの岡田准一主演作品だが、本作は年配層も動くだろう。
若年層も動けば大ヒットとなるが、やや重すぎてあまり動かないか。

山崎貴監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年「ジュブナイル」トータル11.0億円
☆02年「リターナー」トータル12.9億円
☆05年「ALWAYS 三丁目の夕日」トータル32.3億円
OP2.2→06.6→11.0→15.6→19.4→22.1→23.5→24.7
☆07年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」トータル45.6億円
OP5.5→15.1→21.9→28.7→33.4→36.3→38.2→祝39.8
☆09年「BALLAD 名もなき恋のうた」トータル18.1億円
OP2.3→06.3→09.3→13.6→15.5→祝16.8→17.3→17.7
☆10年「SPACE BATTLESHIP ヤマト」トータル41.0億円
5日9.4→17.6→22.9→27.0→31.6→祝36.8→38.1→39.1→39.7
☆11年「friends もののけ島のナキ」トータル14.9億円
OP1.4→4.0→7.6→祝12.6→13.6→14.2→14.4
☆12年「ALWAYS 三丁目の夕日'64」トータル34.4億円
OP5.6→14.3→20.3→24.9→28.0→30.4→31.8→32.6→33.1
「BALLAD 名もなき恋のうた」を超えて、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を超えないか。
「ALWAYS 三丁目の夕日'64」辺りが参考となるか。

戦争映画の興行収入は以下のとおり。
☆05年「男たちの大和/YAMATO」トータル50.9億円
OP3.4→10.5→不明→不明→31.5→35.4→38.6→41.1
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆07年「俺は、君のためにこそ死ににいく」トータル10.8億円
OP1.8→4.7→6.8→8.1→8.9
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
☆11年「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」トータル15.7億円
祝3日3.9(OP2.6)→8.4→11.3→13.3→14.2→14.5
☆11年「聯合艦隊司令長官 山本五十六」トータル15.3億円
祝3日2.5(OP1.5)→5.7→祝10.2→11.8→13.1
ハマれば50億円を狙える題材となるが、そこまでヒットするとは思えない。
ただ、「聯合艦隊司令長官 山本五十六」は超えるだろう。
20億円以上、40億円以下というところか。
「男たちの大和/YAMATO」の65%程度のデキと考えて、「永遠の0」の興行収入は35億円前後と予想したい。
評価も高そうなので、コケることは考えにくく、この程度は稼げるのではないか。
オープニングは3.8億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(12月2週目その1)

動員3位:「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 11億円台
【現時点での興行収入予想】 11億円台
【公開規模】 284スクリーン
2.2億円(2,023,517,750円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.4億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
やはり人気が下がってきているのか。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円(夏)
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円(夏)
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」トータル15.1億円(年末)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」トータル15.6億円(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」トータル12.7億円(夏)
OP2.5→5.9→09.7→11.2→12.2
☆12年「ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」(年末)
OP2.8→5.3→06.8→08.7→10.8→11.3
☆13年「ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」(GW)
OP2.3→6.8→07.8→08.5→09.2
☆13年「ウィザード in マジックランド」(夏)
OP2.5→5.5→09.2→10.9
☆13年「鎧武&ウィザード」
OP2.2億円→
年末作品との対比で考えると、本作の興行収入は7.5~8.7億円となる。
ここまで低くはならないだろう。
年末年始にゆっくりと観ようという効果が働いているのか。
とりあえずは、本作の興行収入は今年の夏と同程度の11億円台と予想したい。
公開前個人予想は11億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
さすがに飽きられつつあるようだ。


動員4位:「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 17億円台
【現時点での興行収入予想】 13億円台
【公開規模】 284スクリーン
1.6億円半ば(164,008,300円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.2億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
しかし、あまり不安視する必要はなく、年末年始に伸ばしていくだろう。
公開前に『やや微妙なところもあるが、人気漫画の映画化なので、問題なくヒットするだろう』と書いたとおりとなるのではないか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
OP1.6億円→
これらとの対比で考えると、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の興行収入は8.9~13.4億円となる。
10億円前後の興行収入になるオープニングではあるが、昨年の同時期に公開された「今日、恋をはじめます」との対比で考えると、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の興行収入は12.3億円となる。
この程度は稼ぐのではないか。

正月映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ノルウェイの森」トータル14.0億円
OP1.8→5.3→8.1→9.9→祝11.7→12.4→13.0
☆11年「源氏物語 千年の謎」トータル14.8億円
OP1.6→5.3→7.9→9.6→祝11.7→12.6→13.3
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
OP1.6億円→
これらとの対比で考えると、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の興行収入は12.3~14.8億円となる。
これら同様に伸びることが予想されるので、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の興行収入は13億円台と予想したい。
公開前個人予想は17億円台だったので、高すぎたか。
この手のジャンルはよく分からないので、低く予想しにくい。

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全米映画興行収入(12月第3週目)

1位となったのは新作の「ホビット 竜に奪われた王国」。
事前には週末3日間で70.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る73.7百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『前作以下か』と書いたとおりとなりそうだ。
ピーター・ジャクソン監督による続編ファンタジー作品。

関連作品は以下のとおり。
☆01年「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」トータル313百万ドル
先75(OP47)→156→206→228→245→258→266
☆02年「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」トータル340百万ドル
先102(OP62)→200→261→283→298→309→316
☆03年「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」トータル377百万ドル
先124(OP73)→222→290→312→327→338→345
☆12年「ホビット 思いがけない冒険」トータル303百万ドル
OP85→150→222→264→278→287→293
☆13年「ホビット 竜に奪われた王国」
OP74百万ドル→
前作との対比で考えると、「ホビット 竜に奪われた王国」の興行収入は264百万ドルとなる。
評価は相変わらず恐ろしいほどメチャクチャ高いが、この程度ではないか。
「ホビット 竜に奪われた王国」の興行収入は2億6千万ドル台と予想したい。
最終作は恐らく上がるだろう。


2位は4週目の「アナと雪の女王」。
トータルでは164百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルは楽に回収している。
OP時に1スクリーンで公開されていたが、2週目より拡大公開された。
ディズニーによる3Dアニメ。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

過去11月に公開されたディズニー作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→089→095→102
☆10年「塔の上のラプンツェル」トータル201百万ドル
先69→97→115→128→144→168
☆12年「シュガー・ラッシュ」トータル189百万ドル
OP49→94→122→149→158→164
☆13年「アナと雪の女王」
先94→134→164百万ドル→
これらを超えることは確実だ。
これらとの対比で考えると「アナと雪の女王」の興行収入は224~287百万ドルとなる。
この上限程度となりそうだ。

以下がライバルとなる。
☆13年「怪盗グルーのミニオン危機一発」トータル367百万ドル
先143(OP84)→228→276→306
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆13年「モンスターズ・ユニバーシティ」トータル268百万ドル
OP82→170→216→238→249→255→259
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP42→099→148→176→198→215→228
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆10年「怪盗グルーの月泥棒」トータル252百万ドル
OP56→118→161→190→209→222→231→236→240→244
☆13年「アナと雪の女王」
先94→134→164百万ドル→
主要作品との対比で考えると「アナと雪の女王」の興行収入は218~269百万ドルとなる。
2億2千万ドル以上、3億ドル以下というところか。
評価はメチャクチャ高いので、「アナと雪の女王」の興行収入は先週に引き続き2億8千万ドル台と予想したい。
今年公開されたピクサー作品の「モンスターズ・ユニバーシティ」を超えることとなるだろうか。


3位となったのは新作の「Tyler Perry's A Madea Christmas」。
事前には週末3日間で27.9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る16百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『いつも通りだろう』と書いたが、いつもより悪い。
監督・脚本・主演・プロデュースはもちろんタイラー・ペリー。
タイラー・ペリー演じるMadeaという女性を題材としたシリーズモノのコメディ作品。

タイラー・ペリーのシリーズは以下のとおり。
☆05年「Diary of a Mad Black Woman」トータル51百万ドル
OP22→37→44→48→50(※監督はしていない)
☆06年「Madea's Family Reunion」トータル63百万ドル
OP30→48→56→60→62
☆07年「Daddy's Little Girls」トータル31百万ドル
先16→25→28→30→31
☆07年「WHY DID I GET MARRIED」トータル55百万ドル
OP21→39→47→51→53
☆08年「Meet the Browns」トータル42百万ドル
OP20→33→38→40→41
☆08年「The Family That Preys」トータル37百万ドル
OP17→28→33→35→36
☆09年「Madea Goes to Jail」トータル91百万ドル
OP41→65→76→83→87
☆09年「I Can Do Bad All By Myself」トータル52百万ドル
OP23→38→45→48→50
☆10年「Why Did I Get Married Too?」トータル60百万ドル
OP30→49→55→57→59
☆10年「For Colored Girls」トータル38百万ドル
OP19→31→34→37→37
☆11年「Madea's Big Happy Family」トータル53百万ドル
OP25→41→47→50→52
☆12年「Good Deeds」トータル35百万ドル
OP16→26→30→33→34
☆12年「Madea's Witness Protection」トータル66百万ドル
OP25→46→56→60→63
☆13年「Temptation」トータル52百万ドル
OP22→38→45→49→51
☆13年「Peeples」トータル9百万ドル(プロデュースのみ)
OP05→08→09→09→09
13年「A Madea Christmas」
OP16百万ドル→
Madeaシリーズとの対比で考えると、本作の興行収入は34~42百万ドルとなる。
評価はいつも通り悪いが、微妙ながらも多少は伸ばすだろう。
「Tyler Perry's A Madea Christmas」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
もっと早く落ちると思ったが、ようやく落ちてきたようだ。


4位は4週目の「ハンガー・ゲーム2」。
トータルでは357百万ドルとなっている。
製作費1億3千万ドルを楽に回収し、2.5倍以上を稼いでいる。
公開前に『アメリカではなぜか人気のある「ハンガー・ゲーム2」は爆発するだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ジェニファー・ローレンス主演の続編アクションアドベンチャー作品。
監督は、07年「アイ・アム・レジェンド」(トータル256百万ドル)のフランシス・ローレンス。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ハンガー・ゲーム」トータル408百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296→336→357百万ドル→
これとの対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は432百万ドルとなる。
ここまでは伸びないだろう。

参考作品は以下のシリーズだろう。
☆08年「トワイライト~初恋~」トータル193百万ドル
OP070→120→138→150→158→167
☆09年「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル297百万ドル
OP143→231→255→267→275→281
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン1」トータル281百万ドル
OP138→221→247→259→266→270
☆12年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン2」トータル292百万ドル
OP141→227→255→269→277→282
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296→336→357百万ドル→
「トワイライト~初恋~」以外の作品との対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は384~397百万ドルとなる。
この対比は超えそうだ。

以下も参考となるか。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マン・オブ・スティール」トータル291百万ドル
先129(OP117)→210→249→271→281
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296→336→357百万ドル→
「アベンジャーズ」以外の作品との対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は383~398百万ドルとなる。
3億8千万ドル以上、4億3千万ドル以下というところか。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びそうと思ったが、多少動きが鈍ったか。
「ハンガー・ゲーム2」の興行収入はOP時に3億9千万ドル台、先週まで4億3千万ドル台と予想したが、4億1千万ドル台に下方修正したい。
「ハンガー・ゲーム」トータル408百万ドル、「アイアンマン3」トータル409百万ドルを超えるかどうかが注目となる。
それにしても、なぜこれほど人気があるのだろうか。


5位は6週目の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」。
トータルでは198百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルは楽に回収した。
シリーズモノのアクションアドベンチャー作品。
主演は前作に引き続きクリス・ヘムズワース。
監督は、テレビ実績豊富だが映画監督実績には欠けるアラン・テイラー。
公開前に『大ヒット間違いなしであり、前作も超えるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル177百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP86→145→168→187→194→198百万ドル→
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は206~218百万ドルとなる。
2億ドルは超えるだろう。

昨今のライバル作品との勝負となる。
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」トータル262百万ドル
先137(OP62)→201→229→242→251→255→257
☆13年「マン・オブ・スティール」トータル291百万ドル
先129(OP117)→210→249→271→281→285→287
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP86→145→168→187→194→198百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は202~203百万ドルとなる。
これらには負けそうだが、評価はかなり高いので伸びはあるだろう。
しかし、「ハンガー・ゲーム」の公開により勢いはなくなってしまった。
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の興行収入は2週目まで2億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
「アイアンマン」や他のコミック作品には負けるが、前作を超えそうなので大ヒットといえるだろう。


6位は2週目の「Out of the Furnace」。
トータルでは9百万ドルとなっている。
製作費22百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろう』と書いたが、予想以上の大コケだ。
監督は、09年「クレイジー・ハート」(トータル39百万ドル)のスコット・クーパー。
クリスチャン・ベイル主演のサスペンス作品。

人気シリーズ以外のクリスチャン・ベイル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「プレステージ」トータル53百万ドル
OP15→29→39→46→49
☆10年「ザ・ファイター」トータル94百万ドル
2週目13→27→46→58→66
☆13年「Out of the Furnace」
OP05→09百万ドル→
「プレステージ」との対比で考えると、「Out of the Furnace」の興行収入は16百万ドルとなる。
この程度だろうか。

どちらも見ていないので参考になるか分からないが、この手の作品はコケる。
☆13年「悪の法則」トータル17百万ドル
OP08→14→16
☆13年「Out of the Furnace」
OP05→09百万ドル→
これとの対比で考えると、「Out of the Furnace」の興行収入は11百万ドルとなる。
評価は高いが、それほど伸びはないだろう。
「Out of the Furnace」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。
内容は分からないが、この手の暗めの作品はヒットしない。


7位は4週目の「Delivery Man」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
製作費26百万ドルの回収はようやく完了した。
しかし、回収ラインではダメだろう。
公開前に『「Delivery Man」は普通だろう』と書いたが、コケてしまったか。
ヴィンス・ボーン主演のコメディ作品。
監督はあまり実績のないケン・スコット。

ヴィンス・ヴォーン主演のコメディの興行収入は以下の通り。
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→67→084→098→105→109
☆05年「ウェディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドル
OP34→80→116→144→164→178
☆06年「ハニーVS.ダーリン」トータル119百万ドル
OP39→74→092→104→110→114
☆07年「ブラザーサンタ」トータル72百万ドル
OP19→36→053→060→066→069
☆08年「フォー・クリスマス」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆09年「南の島のリゾート式恋愛セラピー」トータル109百万ドル
OP34→63→078→087→096→102
☆11年「僕が結婚を決めたワケ」トータル48百万ドル
OP18→33→041→046
☆13年「The Internship」トータル45百万ドル
OP17→031→038→042
☆13年「Delivery Man」
OP08→19→25→28百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Delivery Man」の興行収入は29~35百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり伸びはないと思ったが、少々粘りそうだ。
「Delivery Man」の興行収入は2週目まで2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
それにしても、ヴィンス・ヴォーンはどんどんと興行収入が落ちている気がする。
コメディ主演男優としては岐路に立たされそうだ。


8位は4週目の「あなたを抱きしめる日まで」。
トータルでは11百万ドルとなっている。
OP時4→835スクリーンに拡大公開された。
06年「クィーン」(トータル56百万ドル)のスティーヴン・フリアーズ監督のヒューマンドラマ。
主演はジュディ・デンチ、スティーヴ・クーガン。
ジュディ・デンチは本作の演技によりアカデミー賞主演女優賞ノミネート候補と噂されている。
評価はかなり高く粘りそうだが、ジュディ・デンチ主演の12年「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」トータル46百万ドルは超えないだろう。
トータルでは3千万ドル程度だろうか。
ジュディ・デンチが好調だ。


9位は6週目の「The Book Thief」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
OP4→29→70→1234→1316→1158スクリーンと5週目まで拡大公開されていた。
ブライアン・パーシヴァル監督の第二次世界大戦を舞台としたヒューマンドラマ。
主演は若手女優のソフィー・ネリッセ。
ジェフリー・ラッシュ、エミリー・ワトソンが主演している。
評価は高いので粘りそうだ。
トータルでは2~3千万ドル程度だろうか。
悪くはない結果となりそうだ。


10位は3週目の「Homefront」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
製作費22百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ヒットせず』と書いたとおりとなりそうだ。
シルベスター・スタローン制作・脚本のアクションサスペンス。
ジェイソン・ステイサム主演、ジェームズ・フランコ、ウィノナ・ライダー、ケイト・ボスワースが出演している。
監督は「ニューオーリンズ・トライアル」のゲイリー・フレダー。

関連作品は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」トータル85百万ドル
OP29→52→66→76→80→083
☆13年「大脱出」トータル25百万ドル
OP10→18→22→23
☆13年「Parker」トータル18百万ドル
OP07→13→16→17
☆12年「Safe」トータル17百万ドル
OP08→13→16→17
☆13年「Homefront」
先10(OP07)→15→18百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Homefront」の興行収入は19~23百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「Homefront」の興行収入はOP時に2~3千万ドルと予想したが、先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
スタローン、ステイサム関係の結果はいつも似たようなものだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆続編コメディ「Anchorman: The Legend Continues」
☆ファミリーアドベンチャー「ウォーキング with ダイナソー」
以下が拡大公開される。
☆ヒューマンドラマ「アメリカン・ハッスル」
☆ヒューマンドラマ「ウォルト・ディズニーの約束」
話題の「Anchorman: The Legend Continues」は大ヒットするだろう。
「ウォーキング with ダイナソー」はほどほど。
「アメリカン・ハッスル」もヒットするだろう。
「ウォルト・ディズニーの約束」もほどほどか。

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『ゼロ・グラビティ』レビュー

◆評  価   10.0点
◆おススメ度  SS(映画の次元が違う)

当然3D(字幕版)で鑑賞した。
一般の映画とは次元を異にした、神の領域ともいえるレベルの違う作品だ。
91分という短い映画でありながら、鑑賞後の疲労度は3時間級の映画だ。
余計な設定をいっさい省き、エンターテイメント性を排除し、宇宙の出来事を一気に描き切っている。
フィクション映画ということすら疑ってしまうほどのリアリティのある作品だ。

映像的には、宇宙空間を堪能できるという宣伝文句どおりの素晴らしさだ。
基本的にはCGとは思うが、どうやって撮影しているのか想像すらできない。
アルフォンス・キュアロンは「トゥモロー・ワールド」に引き続き、我々の期待を超えるような不可能のような映像を撮り続けている。
ラストで水滴をカメラに付けてくれたおかげで、映画の世界から実社会に戻ってくることができた。

テーマ的にも素晴らしい。
この広大な宇宙の中で、ちっぽけで弱い人間がなぜ生きるのかを問うている。
どんなに辛いことがあっても、誰かを愛するため、何かを愛するために生きようとする人間の強さ・生きるためには幻覚する見る人間という存在の神秘さが描かれている。
生き抜こうとする姿の純粋な美しさに心を揺さぶられ、観客それぞれが生きることへの意味を見出すのではないか。

ラストのシーンには、精子が母なる存在に入って人間が誕生するような解釈もできるようになっている。
それだけではなくて、宇宙からの隕石のような物体が地球に墜落し、それが海の中で生命として育み、人間という生命体となって結実したとも取れるような気がする。
そして、その人間が宇宙へと目指す、「2001年宇宙の旅」を彷彿とさせる、人間という存在の“奇跡”を上手く描いている。

アンジェリーナ・ジョリーやナタリー・ポートマンのような候補者もいたが、次々と降板した結果、サンドラ・ブロックが起用された。
サンドラ・ブロックが自己を主張しない自然な演技で生身の人間を演じ切っており、本作にとって幸運な巡りあわせといえる。

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『REDリターンズ』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B(普通に楽しめれる)

前作は鑑賞したはずだが、細部は覚えていない。
おっさんとおばさんが活躍していたような記憶があるが、メアリー=ルイーズ・パーカーの記憶がほとんどない。
そのような状態で鑑賞した。

テンポも良く、世界各国を駆け巡り、ストーリーもそれなりに工夫されており、それなりに楽しめられると思う。
素晴らしいと絶賛するような映画ではないが、悪いようなところもない。
荒唐無稽さもそれほど感じさせず、長年の経験や頭脳を活かして、活躍する様は痛快だ。
キャリア豊富な俳優陣も余計な力みを感じさせずに、楽しそうに演じている。
そのプロの殺し屋集団に混じって、メアリー=ルイーズ・パーカーが演じる素人がストーリーを上手くかき乱している点も面白さの一つとなっている。
おかげでジョン・マルコヴィッチの異常性がやや薄れてしまったことが残念だ。
彼女を活かしつつ、ジョン・マルコヴィッチも活かして欲しかったところだ。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アンソニー・ホプキンスを含めて、それぞれがそれぞれの持ち味を発揮していたが、イ・ビョンホンの存在が上手く機能していないように思われる。
ブルース・ウィリス演じる男が、彼をなぜ必要とするのか、そして彼がなぜ裏切るのかがややいい加減な流れだ。
昔の馴染みで喧嘩をしていて、ちょっと手打ちをしただけでは映画が面白くならない。
ミッションを可能にできる唯一の男というような彼の必要性を工夫すると本作も面白くなっただろう。
使い方によっては面白いキャラになっただけに残念な扱いだ。

続編はいくらでも制作できそうだが、興行収入が伸び悩んでおり、どうなるだろうか。
もうちょっと楽しめそうなので製作して欲しいところだが、厳しいか。

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国内映画興行収入ランキング(12月1週目その3)

5位:「47RONIN」(東宝東和)<1週目>
【公開前個人予想】 38億円台
【現時点での興行収入予想】 6~7億円
【公開規模】 753スクリーン
(※3D、2D、字幕版、吹替版があるので劇場館はこれほど多くない)
金曜日からの3日間で1.3億円半ばのオープニングを飾ったようだ。
土日2日間では1.0億円半ば(105,248,200円)だった。
先週『金曜日からのオープニング3日は4.6億円程度か』と書いたので、大きくハズした。
2012年12月公開予定が、1年公開延期となっていた。
公開前に『忠臣蔵がテーマのはずだが、「ロード・オブ・ザ・リング」風のファンタジー作品となってしまっており、年配層は動かないだろう』と書いたように微妙な作品ではあるのは分かるが、正月の大作映画であり、多くの日本人キャストが出演するハリウッド作品である。
少しは気になる作品ではないか。
ここまでヒドい結果になるとは、想像できるはずがない。
アメリカでもヒットするとは思えず、この赤字は莫大なものとなりそうだ。

キアヌ・リーブス主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「コンスタンティン」トータル27.2億円
OP4.0→9.6→15.5→22.2→24.3→25.7
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
☆13年公開「47RONIN」
金1.3億円→
それほど面白くもなかった「地球が静止する日」はさすがに超えると思っていた。
「地球が静止する日」との対比で考えると「47RONIN」の興行収入は6.8億円となる。
製作費は1.7億ドルのはずだが、どうするのだろうか。

日本人が出演したハリウッド作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆05年公開「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆05年公開「バッドマン・ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆12年公開「バトルシップ」トータル14.7億円
金3.6→7.6→9.9→13.3→14.1→14.5
☆13年公開「ウルヴァリン:SAMURAI」
金4日3.1→5.1→6.6→7.4→7.9
☆13年公開「パシフィック・リム」
金3.0→8.9→11.8→13.4→14.4
☆13年公開「47RONIN」
金1.3億円→
「バトルシップ」「ウルヴァリン:SAMURAI」以下という発想がなかった。
主要作品との対比で考えると、「47RONIN」の興行収入は5.3~5.6億円となる。
さすがにもうちょっと伸びるだろうから、「47RONIN」の興行収入は6~7億円と予想したい。
公開前個人予想は38億円台だったので、的外れな結果となった。
しかし、作品的な問題はあるとしても、日本でここまで低い結果となると、ハリウッドは日本を舞台とした作品をつくらず、日本人キャストも起用しないだろう。
我々でハリウッドへの道を自らの手で閉ざしてしまったようだ。
公開前に『目立ったハリウッド大作もなく、なんだかんだで大ヒットして、ヒットがヒットを呼び込みそうだ。年末年始にかけて伸びていくのではないか』になるとよいが、どうなるだろうか。


6位:「REDリターンズ」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(OP時9億円台)
【公開規模】 409スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは4.2億円となっている。
1週間の伸びは2.4億円弱程度だろうか。
伸びがかなり低いような気がする。
前作は設定のユニークさもあり、ヒット作品となった。
続編は現時点で全米興行収入は53百万ドルとなっている。
前作の全米興行収入は90百万ドルとなっており、4割ほどの減少となっている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「RED」トータル12.2億円
OP2.2→6.2→9.0→10.6→11.6→11.9
☆13年「REDリターンズ」
OP1.8→4.2億円→
これとの対比で考えると、「REDリターンズ」の興行収入は8.3億円となる。
正月まで粘れば、この程度は稼げそうだが、すぐに息切れしそうだ。

ブルース・ウィリスが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7
☆12年公開「エクスペンダブルズ2」トータル7.6億円
OP1.6→4.4→6.0→6.8→7.3
☆13年公開「LOOPER」トータル4~5億円
OP1.2→3.1→4.1→4.6
☆13年公開「G.I.ジョー バック2リベンジ」トータル10億円見込み
先2.5(OP2.1)→5.8→7.8→9.0→9.8→9.9
☆13年「REDリターンズ」
OP1.8→4.2億円→
これらとの対比で考えると、「REDリターンズ」の興行収入は7.3~7.9億円となる。
年末も多少稼げるので、この程度は稼げるはずだ。

「REDリターンズ」4.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「エクスペンダブルズ2」4.4億円(トータル7.6億円)
☆「戦火の馬」3.9億円(トータル7.3億円)
☆「ジョン・カーター」3.8億円(トータル6.6億円)
これらとの対比で考えると、「REDリターンズ」の興行収入は7.3~7.9億円となる。
『極端に伸びが無くなるとも思えず、少しは伸びるだろう』と期待したが、甘かった。
「REDリターンズ」の興行収入は先週9億円台と予想したが、7億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、やや高かったか。
シリーズモノは当たりやすいが、前作からかなり興行収入を落とす作品も目立つ。


8位:「キャプテン・フィリップス」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 470スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.8億円弱程度だろうか。
現時点で全米興行収入は104百万ドルとなっており、大ヒットとなっている。
アカデミー賞作品賞、俳優部門でのノミネートもあり得るようである。
『日本でもそれなりにヒットするだろう』と思ったが、エンターテイメント作品ではない作風なのかトム・ハンクスの人気なのか、低いオープニングとなっていた。

トム・ハンクス主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「ターミナル」41.5億円
☆06年公開「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
OP12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7
☆08年公開「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円
OP1.1→2.8→3.8→4.2→4.4
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆12年公開「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」トータル5.9億円
OP0.9→3.0→4.2→5.0
☆12年公開「幸せの教室」トータル4.5億円
金1.3→3.0→3.8
☆13年公開「キャプテン・フィリップス」
金1.6→3.4億円→
主要作品との対比で考えると、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は5.1~6.7億円となる。
ヒット作品も多いが、5億円前後も多い俳優。
アカデミー賞ノミネートされた「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」もヒットしなかったため、本作の低さも妥当かもしれない。

以下の作品が参考となるかと思ったら、なりそうもない。
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆11年公開「ブラック・スワン」トータル23.9億円
水5.0→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1→22.2
☆13年公開「ライフ・オブ・パイ」トータル19.1億円
金4.2→09.8→13.3→15.8→17.1→18.2
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆12年公開「ドラゴン・タトゥーの女」トータル12.5億円
金2.9→6.5→09.0→11.1→12.0→12.5
☆12年公開「ヒューゴの不思議な発明」トータル10.2億円
木2.8→5.5→7.2→8.5→9.5
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆13年公開「キャプテン・フィリップス」
金1.6→3.4億円→
主要作品との対比で考えると、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は6.3~6.9億円となる。
この程度だろうか。

「キャプテン・フィリップス」3.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「戦火の馬」3.9億円(トータル7.3億円)
☆「タイタンの逆襲」3.3億円(トータル7.2億円)
☆「ジョン・カーター」3.8億円(トータル6.6億円)
これらとの対比で考えると、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は5.9~7.4億円となる。
『評価の高さもあり、多少の伸びもあるはず』と思っていたが、伸びてこない。
「キャプテン・フィリップス」の興行収入はOP時7億円台と予想したが、6億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は13億円台だったので、かなり高すぎたようだ。
本来ならばヒットしてもおかしくなかったが、感動作っぽいイメージを受け付けることに失敗したか。


11位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」(ワーナー)<7週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 19億円台(2~3週目17億円台、OP時14億円台)
【公開規模】 128スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは18.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.3千万円程度だろうか。
既に15億円を楽に突破している。
公開前に『ワーナーが配給を手掛けることとなり、スクリーン数が倍以上となる。興行収入はもかなり増えそうだが、どこまで増えるか。基本的の総数は増えないと思うのだが、どうなるだろうか』と書いたが、スクリーンが3倍に増えたとおりにオープニングが3倍近くに増える爆発的なオープニングを飾っていた。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0→祝9.6→12.4→15.0→16.8→17.8→18.3億円→
ファンが殺到しているだけと思われるので、いつまで伸びるのかが注目となる。
特典をゲットするために実際には鑑賞していないことがやや話題となった。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4→15.1
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0→祝9.6→12.4→15.0→16.8→17.8→18.3億円→
これらのような伸びはないとは思っていたが、思ったよりも根強く伸びそうだ。
「映画「けいおん!」」に勝てるだろうか。

伸び方としては以下が参考となるか。
☆12年「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」トータル52.6億円
OP11.3→28.6→36.9→41.4→44.2→祝46.4→47.8
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0→祝9.6→12.4→15.0→16.8→17.8→18.3億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は20.1億円となる。
この手の作品はやはり予想よりも根強く伸びていきそうだ。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」の興行収入はOP時に14億円台、3週目まで17億円台と予想したが、先週に引き続き19億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので低すぎたか。
[新編]とはいえ、過去の映画化の3倍以上を稼ぐとは思えなかった。


12位:「すべては君に逢えたから」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 280スクリーン(先週比+2スクリーン)
2.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.3千万円程度だろうか。
公開前に『こういうのはヒットしないのにどこが作ったんだと思ったら、ワーナーだった』と書いたように、ワーナーのセンスを疑う。
内容的には悪くはないと思われるが、ヒットするはずがない。
ワーナーは、「藁の盾」「魔法少女まどか☆マギカ」「銀魂」を当てたが、「R100」「許されざる者」及び本作をハズしている。
人気アニメ作品はハズす方が難しいので、実写邦画はほとんどハズしているといえるのではないか。

東京駅開業100周年記念企画の10人の男女によるオムニバス系作品。
ワーナーは、以下のハリウッド作品を制作しているので、そのノリで制作したのか。
☆10年「バレンタインデー」トータル4.1億円
金1.4(OP1.1)→2.8→3.5
☆11年「ニューイヤーズ・イヴ」トータル6.3億円
金1.6(OP1.2)→3.9→5.1
☆13年「すべては君に逢えたから」
OP0.5→1.6→2.1億円→
これらとの対比で考えると、「すべては君に逢えたから」の興行収入は2.5~2.6億円となる。
クリスマス映画も、05年「大停電の夜に」3億円見込み、06年「7月24日通りのクリスマス」トータル5.8億円とヒットしておらず、今回もダメだろう。
時期的に伸びる可能性もあるので、「すべては君に逢えたから」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので現時点では当たりそうだ。
ワーナーもさすがに分かっているのか、2014年は「黒執事」「るろうに剣心」といった漫画原作作品に、韓国映画のリメイク「MONSTERZ」で勝負しようとしている。


13位:「映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス」(東映)<7週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 168スクリーン(先週比-29スクリーン)
1.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.2千万円程度だろうか。
やはり、相変わらず平日に稼げていないようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
☆13年「オールスターズ New Stage2」
OP2.0→4.9→7.2→8.9→9.6→9.8
☆13年「ドキドキ!プリキュア」
OP2.1→祝5.3→6.6→7.8→8.6→9.2→9.4億円→
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は9.9~10.0億円となる。
そろそろ興行収入が低くなるかと思ったが、勢いは変わっていないようだ。
例年通り稼ぎそうだ。
本作の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、やはり1億円低かったか。


14位:「悪の法則」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 326スクリーン(先週比-69スクリーン)
1.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.7千万円程度だろうか。
ヒットとはいえない結果となっている。
この手のバイオレンスサスペンスをこのスクリーンで公開する戦略が分からない。
字幕版と吹替え版があるのでスクリーン数が多くカウントされているが、実際でも300館以上で公開されていたはずだ。

リドリー・スコット監督作品。
マイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデムと名優が揃ったが、アメリカでは現在17百万ドルと大惨敗を喫した。
ストーリーが一般向けではないようであり、賛否両論となったようである。
公開前に『日本の「悪の教典」はヒットしても、当然日本でも厳しいだろう。クライムサスペンスも日本では受けにくい』と書いたとおりとなりそうだ。

ブラッド・ピット主演作品が一応参考となるか。
☆09年公開「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆09年公開「バーン・アフター・リーディング」トータル6.5億円
金1.4→3.6→5.4→5.9
☆13年公開「悪の法則」
金1.4→3.3→4.3→4.7億円→
これらとの対比で考えると、「悪の法則」の興行収入は5.2~5.4億円となる。
本作は恐らく伸びはないだろう。

「悪の法則」4.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ものすごくうるさくて~」5.0億円(トータル5.7億円)
☆「リンカーン/秘密の書」4.5億円(トータル4.7億円)
これらとの対比で考えると、「悪の法則」の興行収入は4.9~5.4億円となる。
名監督に名優が出演しているので、多少の伸びはあるだろう。
「悪の法則」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は4億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
エンターテイメント作品でなければ、ヒットさせることはなかなか難しいところがある。


順位不明:「キャリー」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 27スクリーン(先週比-135スクリーン)
2.2百万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.3億円となっている。
1週間の伸びは9.3百万円程度だろうか。
スティーヴン・キング原作のリメイクホラー作品。
公開前に『アメリカでもヒットせず、日本で好まれるタイプの作品でもない』と書いたとおりとなりそうだ。

若手女優が活躍する作品が参考となるか。
☆12年「ハンガーゲーム」トータル4.7億円
金1.2→2.9→4.0
☆11年「エンジェル・ウォーズ」トータル2.9億円
金0.8→1.7→2.3
☆13年「キャリー」
金0.7→1.5→2.0→2.2→2.3億円→
「エンジェル・ウォーズ」は超えないだろう。
「キャリー」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので当たりそうだ。
本作は70年代のリメイク作品である。
本作を鑑賞していないが、新しさを感じさせない。
そういったアプローチを間違えているのかもしれない。

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気になる映画ニュース(12月第2週目)

☆ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が発表
ノミネート作品は以下のとおり。

最優秀作品賞・ドラマ部門
『それでも夜は明ける』『キャプテン・フィリップス』『それでも夜は明ける』『あなたを抱きしめる日まで』『ラッシュ プライドと友情』『ゼロ・グラビティ』
【予想】『12 Years a Slave』の邦題が『それでも夜は明ける』になったようだ。
『それでも夜は明ける』『ゼロ・グラビティ』の一騎打ち。
どちらになるかは分からないが、『それでも夜は明ける』だろうか。

最優秀作品賞・ミュージカル/コメディ部門
『アメリカン・ハッスル』『Her』『Inside Llewyn Davis』『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
【予想】『アメリカン・ハッスル』『Her』の一騎打ち。
『Her』だろうか。

最優秀主演男優賞・ドラマ部門
キウェテル・イジョフォー(『それでも夜は明ける』)、イドリス・エルバ(『Mandela: Long Walk to Freedom』)、トム・ハンクス(『キャプテン・フィリップス』)、マシュー・マコノヒー(『ダラス・バイヤーズクラブ』)、ロバート・レッドフォード(『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』)
【予想】混戦となりそうだ。
トム・ハンクスはノミネート止まりだろう。
残り4名の争いとなるが、イドリス・エルバも落ちて、3名の争いとなる。
ベテランを取るか、中堅を取るか、若手を取るか。
マシュー・マコノヒーも捨てがたいが、キウェテル・イジョフォーとなるだろうか。

最優秀主演男優賞・ミュージカル/コメディ部門
クリスチャン・ベイル(『アメリカン・ハッスル』)、ブルース・ダーン(『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)、レオナルド・ディカプリオ(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)、オスカー・アイザック(『Inside Llewyn Davis』)、ホアキン・フェニックス(『Her』)
【予想】有名どころはノミネート止まりか。
よく分からないが、ブルース・ダーンとなるか。

最優秀主演女優賞・ドラマ部門
ケイト・ブランシェット(『ブルージャスミン』)、サンドラ・ブロック(『ゼロ・グラビティ』)、ジュディ・デンチ(『あなたを抱きしめる日まで』)、エマ・トンプソン(『ウォルト・ディズニーの約束』)、ケイト・ウィンスレット(『とらわれて夏』)
【予想】この部門はケイト・ブランシェットが抜け出しているだろう。

最優秀主演女優賞・ミュージカル/コメディ部門
エイミー・アダムス(『アメリカン・ハッスル』)、ジュリー ・デルピー(『ビフォア・ミッドナイト』)、グレタ・ガーウィグ(『Frances Ha』)、ジュリア・ルイス=ドレイファス(『Enough Said』)、メリル・ストリープ (『8月の家族たち』)
【予想】さっぱり分からないが、メリル・ストリープはないだろう。
ジュリー ・デルピー辺りだろうか。

最優秀アニメーション賞
『クルードさんちのはじめての冒険』『怪盗グルーのミニオン危機一発』『アナと雪の女王』
【予想】GG賞のアニメ部門は英語のみが対象であり、『風立ちぬ』はこちらでのノミネーション対象ではないらしい。
そのため『アナと雪の女王』となるか。

最優秀外国語映画賞
『風立ちぬ』(日本)、『アデル、ブルーは熱い色』(フランス)、『The Great Beauty』(イタリア)、『偽りなき者』(デンマーク)、『ある過去の行方』(イラン)
【予想】『風立ちぬ』はアニメ作品なので、『アデル、ブルーは熱い色』が有力ではないか。


☆米俳優組合賞のノミネートが発表
ノミネートは以下のとおり。
主演男優賞
ブルース・ダーン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
キウェテル・イジョフォー「それでも夜は明ける」
トム・ハンクス「キャプテン・フィリップス」
マシュー・マコノヒー「ダラス・バイヤーズクラブ」
フォレスト・ウィテカー「大統領の執事の涙」
◎ブルース・ダーン、キウェテル・イジョフォー、マシュー・マコノヒーが有力か。
作品的にキウェテル・イジョフォーだろうか。
マシュー・マコノヒーも悪くないようだが、助演でジャレッド・レトが選ばれれば、ダブル受賞はないだろう。

主演女優賞
ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」
サンドラ・ブロック「ゼロ・グラビティ」
ジュディ・デンチ「あなたを抱きしめる日まで」
メリル・ストリープ「August: Osage County」
エマ・トンプソン「ウォルト・ディズニーの約束」
◎ケイト・ブランシェットが最有力だろう。

助演男優賞
バーカッド・アブディ「キャプテン・フィリップス」
ダニエル・ブリュール「ラッシュ プライドと友情」
マイケル・ファスベンダー「それでも夜は明ける」
ジェームズ・ガンドルフィーニ「Enough Said」
ジャレッド・レト「ダラス・バイヤーズクラブ」
◎ジェームズ・ガンドルフィーニか、ジャレッド・レトだろうか。
ジャレッド・レトと思われるが、マシュー・マコノヒーが主演を取れば、ジャレッド・レトが外れるか。

助演女優賞
ジェニファー・ローレンス「アメリカン・ハッスル」
ルピタ・ニョンゴ「それでも夜は明ける」
ジュリア・ロバーツ「August: Osage County」
ジューン・スキップ「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
オプラ・ウィンフリー「大統領の執事の涙」
◎よく分からないが、「それでも夜は明ける」勢のルピタ・ニョンゴ辺りとなるか。

アンサンブルキャスト賞
「それでも夜は明ける」
「アメリカン・ハッスル」
「August: Osage County」
「ダラス・バイヤーズクラブ」
◎「アメリカン・ハッスル」か。


☆アメリカ映画協会が2013年のベスト10を発表
結果は以下のとおり。
『ゼロ・グラビティ』
『それでも夜は明ける』
『アメリカン・ハッスル』
『Fruitvale Station』
『キャプテン・フィリップス』
『Her』
『Inside Llewyn Davis』
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
『Saving Mr. Banks』
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
その他の賞とあわせて、『ゼロ・グラビティ』『それでも夜は明ける』『アメリカン・ハッスル』『Her』が4強という感じがする。
これらがアカデミー賞を争うのではないか。
しかし、どれかが抜けている感じもなく、混戦となりそうだ。


☆LA映画批評家協会賞が発表
結果は以下のとおり。
作品賞「ゼロ・グラビティ」「Her」
監督賞アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」
次点:スパイク・ジョーンズ「Her」
主演男優賞ブルース・ダーン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
次点:キウェテル・イジョフォー「それでも夜は明ける」
主演女優賞(同時受賞)
ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」
アデル・エグザルコプロス「アデル、ブルーは熱い色」
助演男優賞(同時受賞)
ジェームズ・フランコ「スプリング・ブレイカーズ」
ジャレッド・レト「ダラス・バイヤーズクラブ」
助演女優賞ルピタ・ニョンゴ「それでも夜は明ける」
次点:ジューン・スキッブ「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
脚本賞「ビフォア・ミッドナイト」
次点:「Her」
外国映画賞「アデル、ブルーは熱い色」
次点:「The Great Beauty」
長編アニメ賞「アーネストとセレスティーヌ」
次点:「風立ちぬ」
作品賞関連は「ゼロ・グラビティ」「Her」が強さをみせた。
演技部門では、ケイト・ブランシェットもやや抜け出している。
「風立ちぬ」も軒並み評価を受けており、アカデミー賞でもノミネートは確実か。


☆ボストン映画批評家協会賞が発表
結果は以下のとおり。
作品賞「それでも夜は明ける」
監督賞スティーヴ・マックィーン「それでも夜は明ける」
主演男優賞キウェテル・イジョフォー「それでも夜は明ける」
主演女優賞ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」
助演男優賞ジェームズ・ガンドルフィーニ「Enough Said」
助演女優賞ジューン・スキッブ「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
脚本賞「Enough Said」
長編アニメ賞「風立ちぬ」
こちらは「それでも夜は明ける」が強い。
ケイト・ブランシェットと「風立ちぬ」の評価が高い。


☆ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞が発表
結果は以下のとおり。
作品賞「それでも夜は明ける」
監督賞アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」
新人監督賞ライアン・クーグラー「フルートヴェイル・ステーション」
主演女優賞ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」
主演男優賞キウェテル・イジョフォー「それでも夜は明ける」
助演女優賞ルピタ・ニョンゴ「それでも夜は明ける」
助演男優賞ジャレッド・レト「ダラス・バイヤーズクラブ」
長編アニメ賞「風立ちぬ」
脚本賞「Her」
外国語映画賞「アデル、ブルーは熱い色」
アンサンブル・キャスト賞「アメリカン・ハッスル」
「それでも夜は明ける」と「ゼロ・グラビティ」が分け合う形となった。
外国語映画賞は「アデル、ブルーは熱い色」で堅いようだ。


☆ギャラ貰いすぎランキングが発表
結果は以下のとおり。
1位アダム・サンドラー(1ドルに対して3ドル40セント)
2位キャサリン・ハイグル(1ドルに対して3ドル50セント)
3位リース・ウィザースプーン(1ドルに対して3ドル90セント)
4位ニコラス・ケイジ(1ドルに対して6ドル)
5位ケヴィン・ジェームズ(1ドルに対して6ドル10セント)
6位デンゼル・ワシントン(1ドルに対して8ドル30セント)
7位スティーヴ・カレル(1ドルに対して10ドル)
8位ジェニファー・アニストン(1ドルに対して10ドル60セント)
8位マット・デイモン(1ドルに対して10ドル60セント)
10位ライアン・レイノルズ(1ドルに対して10ドル70セント)
2013年6月までの過去3年間に出演した3本の映画を対象にしているとのこと。
全世界の興行収入が対象なのだろうか、アメリカでしか稼げないコメディ系俳優が目立つ。
去年ランキングしていたが、そこそこヒット作品があるウィル・フェレル、主演作品が無くなったエディ・マーフィ、「ミッション・インポッシブル」を当てたトム・クルーズが外れたようだ。
アダム・サンドラーは12年「俺のムスコ」全米37百万ドル(製作費7千万ドル)が足を引っ張っている。
11年「ジャックとジル」全米74百万ドル(製作費79百万ドル)、11年「ウソツキは結婚のはじまり」全米103百万ドル(製作費8千万ドル)なので、そこまで酷いとは思えない。
デンゼル・ワシントンは単純にギャラが高すぎなのだろう。
コンスタントに稼いでいるが、全世界の大ヒット作品は少ない。
この中では、ライアン・レイノルズが一番深刻であろう。
対象外の13年『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』が全米34百万ドル(製作費1億3千万ドル)しか稼いでおらず、これが対象になっていたら、上位に食い込んでいたはずだ。
11年「グリーン・ランタン」全米117百万ドル(製作費2億ドル)、11年「チェンジ・アップ」全米37百万ドル(製作費52百万ドル)となっており、製作費を全米で回収できていない。


☆ジブリ次回作が発表
2014年の夏に「思い出のマーニー」を公開する。
監督は、「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌。
「思い出のマーニー」は児童書が原作のようだ。
宮崎駿が引退した今、後継者を育てることが課題となりそうだ。


☆「アウトロー」続編の制作決定
トム・クルーズが演じたジャック・リーチャーを主人公とする映画「アウトロー」の続編が制作されるようだ。
製作費6千万ドルで、全米興行収入80百万ドルとなっており、全米では微妙な興行収入だったが、全世界の興行収入が高かったようだ。
しかし、「アウトロー」の監督・脚本のクリストファー・マッカリーは「ミッション:インポッシブル5」の制作に取り掛かっているので、次回作を作るのは、かなり時間が掛かるのではないか。


☆ディズニーが『インディ・ジョーンズ』の配給権を獲得
ディズニーが、最新作の配給権を獲得したようだ。
過去に配給を手掛けたパラマウントも過去の作品の配給権及び最新作の利益の一部を獲得するようだ。
下地が整えば、新たな企画が動き出すかもしれない。
ハリソン・フォード単独では厳しそうなので、若手俳優と組むことになりそうだが、息子役のシャイア・ラブーフとはもう組まないだろう。


☆『X-MEN』シリーズが2016年公開決定
2014年5月23日に『X‐MEN:フューチャー&パスト』の公開が予定されているが、2016年に『X‐Men:Apocalypse』が公開されることが決定した。
なお、2014年5月は2日に『アメイジング・スパイダーマン2』、16日『ゴジラ』の公開が予定されている。
ファンが多い作品だけに大コケするリスクは少なく、原作もしっかりと存在しているので、映画制作はしやすいのかもしれない。
『フューチャー&パスト』のブライアン・シンガーがそのまま『Apocalypse』の監督をするかどうかは分からないが、恐らく監督するのではないか。
個人的には好きな監督ではないので、関わって欲しくなかったが、功績・実績のある者であり仕方がない。


☆「ナルニア国物語」第4弾が始動
ナルニア国物語シリーズの「銀のいす」が第4弾として映画化されるようだ。
1・2弾はディズニー、3弾は20世紀フォックスが配給したが、4弾の配給会社は未定とのこと。
全世界で稼げるシリーズなので、制作する意味はあるのだろうが、いつまでこのシリーズを続けるのだろうか。
全米では292→142→104百万ドルと興行収入がどんどん落ち込んでいる。


☆『ワールド・ウォー Z』続編の監督が決定
『インポッシブル』のJ・A・バヨナに決定した。
『ワールド・ウォー Z』は、「チョコレート」「007慰めの報酬」のマーク・フォースター監督が手掛けたが、映画の方向性の相違に伴う撮り直しなどのトラブルを起こしており、続編を手掛けることはないとみられていた。
ゾンビ映画とするのか、ヒューマンドラマとするのかという方向性については、J・A・バヨナを起用することにより、ヒューマンドラマよりの作品となりそうだ。


☆アカデミー賞視覚効果賞の候補が発表
候補作は以下のとおり。
『エリジウム』『ゼロ・グラビティ』『ホビット 竜に奪われた王国』『アイアンマン3』『ローン・レンジャー』『オブリビオン』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『パシフィック・リム』『ワールド・ウォー Z』
この10本の中から5本がノミネートされる。
受賞するのは『ゼロ・グラビティ』だろうか。
ノミネートは『ホビット 竜に奪われた王国』『アイアンマン3』『ローン・レンジャー』『パシフィック・リム』辺りか。
『ゼロ・グラビティ』は見ていないが、恐らくこれには敵わないだろう。

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国内映画興行収入ランキング(12月1週目その2)

2位:「劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇」(東宝・TBS)<2週目>
【公開前個人予想】 27億円台
【現時点での興行収入予想】 27億円台
【配給会社期待値等】 前後編合わせて興収50億円も視野に入る
【公開規模】 290スクリーン(先週比±0スクリーン)
トータルでは11.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.4億円程度だろうか。
さすがに楽に10億円を突破している。

ドラマの映画化の続編作品。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆13年「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」
金6.4→14.2→18.4→21.6→24.0→25.2
☆13年「劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇」
金6.0→11.4億円→
「漸ノ篇」に比べると、伸びが足りないが、祝日などの関係もあるだろう。
「天」との対比で考えると、本作の興行収入は25.2億円となる。
さすがに漸ノ篇と同程度となるのではないか。
前後篇合わせて50億円突破はほぼ確実だろう。
最終作ということもあり、前篇は見ずに後篇だけ見る奇特な人も多いだろうから、公開前の予想通り1割増の27億円台と予想したい。
視聴率はそれほど高くはなかったが、商業的には大成功といえそうだ。


3位:「かぐや姫の物語」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 48億円台
【現時点での興行収入予想】 24億円台
【公開規模】 456スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは11.1億円となっている。
1週間の伸びは3.1億円半ば程度だろうか。
10億円をようやく突破した。
やはり、平日の稼ぎが少ない気がする。
ジブリ作品だけに巻き返しがあるか注目される。
公開前に『いつもとは異なるジブリ作品だけに興行収入のヨミが難しいが、正月まで稼げることが見込まれるため、それなりの結果を残すだろう』と書いたとおりにはなるのではないか。

高畑勲監督作品。
99年「ホーホケキョ となりの山田くん」以来の監督作品となる。
制作期間8年、製作費50億円という大作映画。
ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP9.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP3.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1
☆13年「風立ちぬ」
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2→祝110.9
☆13年「かぐや姫の物語」
OP2.8→8.0→11.1億円→
主要作品との対比で考えると、「かぐや姫の物語」の興行収入は22.2~32.7億円となる。
現時点では強気にはなれないので、この下限を超える程度ではないか。
とりあえずは、「かぐや姫の物語」の興行収入は先週に引き続き24億円台と予想したい。
公開前個人予想は48億円台だったのでは半分程度となりそうだ。
「風立ちぬ」が120億円程度なので、その4割程度入れば48億円程度と思ったが、まさか2割程度になるとは思わなかった。
近年では「ホーホケキョとなりの山田くん」(15.6億円)に次ぐ低い結果となる。
製作費50億円は「風立ちぬ」の儲けで補填するしかないようだ。


4位:「清須会議」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 38億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円台(OP~3週目35億円台)
【配給会社期待値等】 興収40億円超えが確実視
【公開規模】 430スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは24.5億円となっている。
1週間の伸びは2.3億円程度だろうか。
平日が意外と伸びていない。

今年公開された実写邦画作品のナンバーワン争いが注目となる。
☆13年「真夏の方程式」
OP4.6→12.3→祝20.1→23.7→26.9→29.3→31.0
☆13年「清須会議」
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5億円→
3週目辺りまでほぼ並んでいたが、やや差がついた。

三谷幸喜原作・脚本・監督の歴史コメディ。
役所広司、大泉洋主演作品。
三谷幸喜監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「THE有頂天ホテル」トータル60.8億円
OP5.7→16.6→26.4→34.8→42.1→47.3→51.6→54.5
☆08年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9→祝35.5→36.5
☆11年「ステキな金縛り」トータル42.8億円
OP5.0→16.2→22.5→27.6→32.4→35.4→37.3→38.6
☆13年「清須会議」
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5億円→
「THE有頂天ホテル」以外の作品との対比で考えると、「清須会議」の興行収入は31.9~32.4億円となる。
過去2作に比べて、伸びが高くない。
確かに実際に鑑賞したところ、それほど伸びそうな印象も受けなかった。

以下も参考となるか。
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆13年「清須会議」
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5億円→
これとの対比で考えると、「清須会議」の興行収入は29.4億円となる。

「清須会議」24.5億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ALWAYS 三丁目の夕日'64」28.0億円(トータル34.4億円)
☆「るろうに剣心」26.4億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「清須会議」の興行収入は27.9~30.1億円となる。
知名度から伸びるだろうが、テーマや内容的にあまり伸びないと思われる。
しばらく様子を見ていたが、やはり伸びなかった。
「清須会議」の興行収入は3週目まで35億円台と予想したが、先週に引き続き32億円台と予想したい。
配給会社は興収40億円超えが確実視という推測だったが、どうなるだろうか。
公開前個人予想は38億円台だったので、やや高すぎたか。
もうちょっと面白ければよかったが、三谷作品は事前には低めには予想しにくい。


9位:「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」(東宝・TBS)<6週目>
【公開前個人予想】 15億円台
【現時点での興行収入予想】 25億円台(OP~2週目20億円台)
【公開規模】 290スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは25.2億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。
25億円を突破した。
爻ノ篇の公開により、上映がほぼ終了するかと思ったが、意外と粘っている。

ドラマの映画化の続編作品。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆13年「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」
金4日8.8→14.2→18.4→21.6→24.0→25.2億円→
前作との7週目との対比で考えると、本作の興行収入は26.3億円となる。
公開前に『前作の映画のデキも大して良くなく、10月に放送されたスペシャルドラマも最悪な内容であり、視聴率も8.5%と冴えなかった。前作を超えることはなさそうだ。本作のデキは分からないが、期待はできないだろう』と書いたが、勢いはあまり無くなっておらず、逆に盛り上がっているのかもしれない。
爻ノ篇が始まり再鑑賞もあるだろうから、思ったよりも伸びそうだ。
「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」の興行収入は2週目まで20億円台と予想したが、先週に引き続き25億円台と予想したい。
公開前個人予想は15億円台だったので、ハズしそうだ。
作品のデキから考えて、前作から上がるとは思わなかった。
新規の参加者もそれほど多くはないはずなのだが、商業的に大成功を収めそうだ。

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国内映画興行収入ランキング(12月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ゼロ・グラビティ」(ワーナー)
06年「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン監督作品。
サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演のSFサスペンス。
全米で現在251百万ドルの大ヒットとなっており、各賞で絶賛されている作品。
日本でもヒットするだろう。

以下の作品が参考となるか。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆11年公開「ブラック・スワン」トータル23.9億円
水5.0→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1→22.2
☆10年公開「トロン:レガシー」トータル21.2億円
金3.7→09.0→13.8→17.4→19.3→20.1→20.6→20.7
☆13年公開「ライフ・オブ・パイ」トータル19.1億円
金4.2→09.8→13.3→15.8→17.1→18.2
「インセプション」以外の作品程度のヒットになると思われる。
純粋なエンターテイメント作品や感動作品ではないので、「アバター」「レ・ミゼラブル」「テッド」のような大爆発はないだろう。
「トロン:レガシー」の2割増と考えて、「ゼロ・グラビティ」の興行収入は25億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは4.4億円程度か。


◎「武士の献立」(松竹)
「武士の家計簿」の二番煎じのような企画だが、どうなるだろうか。
作品の評価的には悪くはなさそうだが、上戸彩、高良健吾では不安がある。
年配層の動きも悪そうだ。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
「武士の家計簿」は絶対に超えないだろう。
「武士の家計簿」の6割稼げれば十分だが、「武士の家計簿」の4~6割程度となるのではないか。
6.0~9.0億円となりそうだ。
「武士の献立」の興行収入は7億円台と予想したい。
オープニングは9千万円程度だろうか。


◎「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(東宝)
やや微妙なところもあるが、人気漫画の映画化なので、問題なくヒットするだろう。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
去年のこの時期に公開された「今日、恋をはじめます」がここまで高い興行収入になっているので、本作も同程度稼ぐだろう。
「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の興行収入は17億円台と予想したい。
「陽だまりの彼女」もこの程度稼いでおり、年末年始時期でもあり、伸びるはずだ。
オープニングは2.2億円程度か。


◎「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」(東映・テレビ朝日)
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円(夏)
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円(夏)
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」トータル15.1億円(年末)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」トータル15.6億円(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」トータル12.7億円(夏)
OP2.5→5.9→09.7→11.2→12.2
☆12年「ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」(年末)
OP2.8→5.3→06.8→08.7→10.8→11.3
☆13年「ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」(GW)
OP2.3→6.8→07.8→08.5→09.2
☆13年「ウィザード in マジックランド」(夏)
OP2.5→5.5→09.2→10.9
年末の興行収入は12~15億円程度か。
盛り上がっている感はなく、昨年並みとやや下回るというところではないか。
今年の興行収入は11億円台と予想したい。
オープニングは2.4億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(12月1週目その1)

動員1位:「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」(東宝・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 38億円台
【現時点での興行収入予想】 38億円台
【公開規模】 329スクリーン
6.5億円弱(649,835,000円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは6.5億円程度か』と書いたので当たった。
テレビ版が好評だったようであり、映画化されることとなったようだ。
公開前に『本作の評判は分からないが、普通のルパン・コナンの映画と思われるので、爆発することはないだろう』と書いたとおり、やはり、想定内の結果となりそうだ。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8→34.3→34.5
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」トータル31.5億円<15周年記念>
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆12年「11人目のストライカー」トータル32.9億円
6.3→12.6→17.3→28.1→29.8→30.9→31.6→32.1→32.3
☆13年「絶海の探偵(プライベート・アイ)」トータル36.1億円
6.7→祝16.4→祝27.3→29.8→31.9→33.4→34.5→35.1→35.5
☆13年「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」
6.5億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は33.9~38.6億円となる。
この程度だろうか。

以下の動きも参考となるか。
☆12年「ONE PIECE FILM Z」トータル68.5億円
OP13.7→祝31.8→42.3→54.5→祝60.6
☆13年「ドラえもん」トータル39.6億円
OP6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆13年「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」
OP6.5億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は32.5~38.4億円となる。
33億円以上、38億円以下というところか。
年末年始は伸びるので、とりあえず本作の興行収入は38億円台と予想したい。
公開前個人予想は38億円台だったので当たりそうだ。
ルパンが入っても、やはりコナンのファン層が中心だろう。


動員5位:「利休にたずねよ」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 301スクリーン
8.7千万円弱(86,907,700円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.1億円程度か』と書いたので、予想よりもやや低かった。
市川海老蔵主演作品。
公開前に『市川海老蔵に不安はあるが、年配層が動きそうだ』と書いたように、その不安感がやや表れているのか。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆11年「一命」トータル4.5億円
OP0.9→2.6→3.6→4.1→4.4
☆13年「利休にたずねよ」
OP0.9億円→
市川海老蔵主演の「一命」と同程度のオープニングとなっている。
「一命」との対比で考えると、「利休にたずねよ」の興行収入は4.5億円となる。
「最後の忠臣蔵」「桜田門外ノ変」との対比で考えると、「利休にたずねよ」の興行収入は6.4~7.6億円となる。
年末年始時期であり、評価も悪くはなく、さすがに伸びるだろう。
「利休にたずねよ」の興行収入は7億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点ではほぼ当たりとなりそうだ。
年配向け作品なので伸びるとは思うが、きちんと伸びるかが注目となる。

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全米映画興行収入(12月第1週目)

1位は3週目の「アナと雪の女王」。
トータルでは134百万ドルとなっている。
製作費1億5千万ドルは楽に回収できるだろう。
OP時に1スクリーンで公開されていたが、2週目より拡大公開された。
ディズニーによる3Dアニメ。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

過去11月に公開されたディズニー作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→089→095→102
☆10年「塔の上のラプンツェル」トータル201百万ドル
先69→97→115→128→144→168
☆12年「シュガー・ラッシュ」トータル189百万ドル
OP49→94→122→149→158→164
☆13年「アナと雪の女王」
先94→134百万ドル→
これらを超えることは確実だ。
「塔の上のラプンツェル」対比で考えると「アナと雪の女王」の興行収入は278百万ドルとなる。

以下がライバルとなる。
☆13年「怪盗グルーのミニオン危機一発」トータル367百万ドル
先143(OP84)→228→276→306
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆13年「モンスターズ・ユニバーシティ」トータル268百万ドル
OP82→170→216→238→249→255→259
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP42→099→148→176→198→215→228
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆10年「怪盗グルーの月泥棒」トータル252百万ドル
OP56→118→161→190→209→222→231→236→240→244
☆13年「アナと雪の女王」
先94→134百万ドル→
「怪盗グルーのミニオン危機一発」対比で考えると「アナと雪の女王」の興行収入は216百万ドルとなる。
2億2千万ドル以上、3億ドル以下というところか。
評価はメチャクチャ高いので、「アナと雪の女王」の興行収入は先週に引き続き2億8千万ドル台と予想したい。
今年公開されたピクサー作品の「モンスターズ・ユニバーシティ」を超えることとなるだろうか。


2位は3週目の「ハンガー・ゲーム2」。
トータルでは337百万ドルとなっている。
製作費1億3千万ドルを楽に回収し、2.5倍以上を稼いでいる。
公開前に『アメリカではなぜか人気のある「ハンガー・ゲーム2」は爆発するだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ジェニファー・ローレンス主演の続編アクションアドベンチャー作品。
監督は、07年「アイ・アム・レジェンド」(トータル256百万ドル)のフランシス・ローレンス。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ハンガー・ゲーム」トータル408百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296→337百万ドル→
これとの対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は455百万ドルとなる。
ここまでは伸びないだろう。

参考作品は以下のシリーズだろう。
☆08年「トワイライト~初恋~」トータル193百万ドル
OP070→120→138→150→158→167
☆09年「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル297百万ドル
OP143→231→255→267→275→281
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン1」トータル281百万ドル
OP138→221→247→259→266→270
☆12年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン2」トータル292百万ドル
OP141→227→255→269→277→282
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296→337百万ドル→
「トワイライト~初恋~」以外の作品との対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は383~393百万ドルとなる。
この対比は超えそうだ。

以下も参考となるか。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マン・オブ・スティール」トータル291百万ドル
先129(OP117)→210→249→271→281
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296→337百万ドル→
「アベンジャーズ」以外の作品との対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は394~408百万ドルとなる。
3億8千万ドル以上、4億5千万ドル以下というところか。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びそうだ。
「ハンガー・ゲーム2」の興行収入はOP時に3億9千万ドル台と予想したが、先週に引き続き4億3千万ドル台と予想したい。
とりあえずは「アイアンマン3」トータル409百万ドルを超えるかどうかが注目となる。
それにしても、なぜこれほど人気があるのだろうか。


3位となったのは新作の「Out of the Furnace」。
事前には週末3日間で7.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る5.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費22百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ビッグヒットにはならないだろう』と書いたが、予想以上の大コケだ。
監督は、09年「クレイジー・ハート」(トータル39百万ドル)のスコット・クーパー。
クリスチャン・ベイル主演のサスペンス作品。

人気シリーズ以外のクリスチャン・ベイル主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「プレステージ」トータル53百万ドル
OP15→29→39→46→49
☆10年「ザ・ファイター」トータル94百万ドル
2週目13→27→46→58→66
☆13年「Out of the Furnace」
OP05百万ドル→
「プレステージ」との対比で考えると、「Out of the Furnace」の興行収入は18百万ドルとなる。
評価は高いが、それほど伸びはないだろう。
「Out of the Furnace」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
内容は分からないが、この手の暗めの作品はヒットしない。


4位は5週目の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」。
トータルでは194百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルは楽に回収した。
シリーズモノのアクションアドベンチャー作品。
主演は前作に引き続きクリス・ヘムズワース。
監督は、テレビ実績豊富だが映画監督実績には欠けるアラン・テイラー。
公開前に『大ヒット間違いなしであり、前作も超えるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル177百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP86→145→168→187→194百万ドル→
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は206~224百万ドルとなる。
2億ドルは超えるだろう。

昨今のライバル作品との勝負となる。
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」トータル262百万ドル
先137(OP62)→201→229→242→251
☆13年「マン・オブ・スティール」トータル291百万ドル
先129(OP117)→210→249→271→281
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP86→145→168→187→194百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は201~203百万ドルとなる。
これらには負けそうだが、評価はかなり高いので伸びはあるだろう。
しかし、「ハンガー・ゲーム」の公開により勢いはなくなりそうだ。
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の興行収入は2週目まで2億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
「アイアンマン」や他のコミック作品には負けるが、前作を超えそうなので大ヒットといえるだろう。


5位は3週目の「Delivery Man」。
トータルでは25百万ドルとなっている。
製作費26百万ドルの回収が目標となるが、回収できそうだ。
しかし、回収ラインではダメだろう。
公開前に『「Delivery Man」は普通だろう』と書いたが、コケてしまったか。
ヴィンス・ボーン主演のコメディ作品。
監督はあまり実績のないケン・スコット。

ヴィンス・ヴォーン主演のコメディの興行収入は以下の通り。
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→67→084→098→105→109
☆05年「ウェディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドル
OP34→80→116→144→164→178
☆06年「ハニーVS.ダーリン」トータル119百万ドル
OP39→74→092→104→110→114
☆07年「ブラザーサンタ」トータル72百万ドル
OP19→36→053→060→066→069
☆08年「フォー・クリスマス」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆09年「南の島のリゾート式恋愛セラピー」トータル109百万ドル
OP34→63→078→087→096→102
☆11年「僕が結婚を決めたワケ」トータル48百万ドル
OP18→33→041→046
☆13年「The Internship」トータル45百万ドル
OP17→031→038→042
☆13年「Delivery Man」
OP08→19→25百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Delivery Man」の興行収入は29~35百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり伸びはないと思ったが、少々粘りそうだ。
「Delivery Man」の興行収入は先週まで2千万ドル台と予想したが、3千万ドル台に上方修正したい。
それにしても、ヴィンス・ヴォーンはどんどんと興行収入が落ちている気がする。
コメディ主演男優としては岐路に立たされそうだ。


6位は2週目の「Homefront」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
製作費22百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ヒットせず』と書いたとおりとなりそうだ。
シルベスター・スタローン制作・脚本のアクションサスペンス。
ジェイソン・ステイサム主演、ジェームズ・フランコ、ウィノナ・ライダー、ケイト・ボスワースが出演している。
監督は「ニューオーリンズ・トライアル」のゲイリー・フレダー。

関連作品は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」トータル85百万ドル
OP29→52→66→76→80→083
☆13年「大脱出」トータル25百万ドル
OP10→18→22→23
☆13年「Parker」トータル18百万ドル
OP07→13→16→17
☆12年「Safe」トータル17百万ドル
OP08→13→16→17
☆13年「Homefront」
先10(OP07)→15百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Homefront」の興行収入は20~25百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「Homefront」の興行収入はOP時に2~3千万ドルと予想したが、2千万ドル台と予想したい。
スタローン、ステイサム関係の結果はいつも似たようなものだ。


7位は5週目の「The Book Thief」。
トータルでは12百万ドルとなっている。
OP4→29→70→1234→1316スクリーンに拡大公開されている。
ブライアン・パーシヴァル監督の第二次世界大戦を舞台としたヒューマンドラマ。
主演は若手女優のソフィー・ネリッセ。
ジェフリー・ラッシュ、エミリー・ワトソンが主演している。
評価は高いので粘りそうだ。
トータルでは2~3千万ドル程度だろうか。
悪くはない結果となりそうだ。


8位は4週目の「The Best Man Holiday」。
トータルでは67百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルを楽に回収している。
公開前に『それなりには稼ぐだろう』と書いたが、予想以上だ。
マルコム・D・リー監督によるブラック層向けのコメディドラマ。
99年「ベストマン」(トータル34百万ドル)の続編らしい。

以下のブラック層向けの作品がライバルとなる。
☆12年「Think Like a Man」トータル92百万ドル
OP34→60→73→82→86
☆13年「大統領の執事の涙」トータル116百万ドル
OP25→52→74→91→100→106→110
☆13年「The Best Man Holiday」
OP30→50→63→67百万ドル→
「Think Like a Man」との対比で考えると、「The Best Man Holiday」の興行収入は75百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、多少の伸びがあるだろう。
「The Best Man Holiday」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ブラック層向け、スパニッシュ層向け作品が好調だ。


9位は3週目の「あなたを抱きしめる日まで」。
トータルでは8百万ドルとなっている。
OP時4→835スクリーンに拡大公開された。
06年「クィーン」(トータル56百万ドル)のスティーヴン・フリアーズ監督のヒューマンドラマ。
主演はジュディ・デンチ、スティーヴ・クーガン。
ジュディ・デンチは本作の演技によりアカデミー賞主演女優賞ノミネート候補と噂されている。
評価はかなり高く粘りそうだが、ジュディ・デンチ主演の12年「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」トータル46百万ドルは超えないだろう。
トータルでは3千万ドル程度だろうか。
ジュディ・デンチが好調だ。


10位は6週目の「ダラス・バイヤーズクラブ」。
トータルでは12百万ドルとなっている。
9→35→184→666→696→734スクリーンに拡大公開された。
マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レトが賞レースに加わる演技を見せており注目されている。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びそうだと思ったが、予想以上ではなさそうだ。
2週前はトータルでは3~4千万ドル程度かと思ったが、2千万ドル台程度だろうか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆続編ファンタジー作品「ホビット 竜に奪われた王国」
☆コメディ作品「Tyler Perry's A Madea Christmas」
「ホビット 竜に奪われた王国」は前作以下か。
「Tyler Perry's A Madea Christmas」はいつも通りだろう。

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国内映画興行収入ランキング(11月5週目その3)

8位:「すべては君に逢えたから」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 280スクリーン(先週比+2スクリーン)
3.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.6億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
公開前に『こういうのはヒットしないのにどこが作ったんだと思ったら、ワーナーだった』と書いたように、ワーナーのセンスを疑う。
内容的には悪くはないと思われるが、ヒットするはずがない。
ワーナーは、「藁の盾」「魔法少女まどか☆マギカ」「銀魂」を当てたが、「R100」「許されざる者」及び本作をハズしている。
人気アニメ作品はハズす方が難しいので、実写邦画はほとんどハズしているといえるのではないか。

東京駅開業100周年記念企画の10人の男女によるオムニバス系作品。
ワーナーは、以下のハリウッド作品を制作しているので、そのノリで制作したのか。
☆10年「バレンタインデー」トータル4.1億円
金1.4(OP1.1)→2.8→3.5
☆11年「ニューイヤーズ・イヴ」トータル6.3億円
金1.6(OP1.2)→3.9→5.1
☆13年「すべては君に逢えたから」
OP0.5→1.6億円→
これらとの対比で考えると、「すべては君に逢えたから」の興行収入は2.3~2.6億円となる。
クリスマス映画も、05年「大停電の夜に」3億円見込み、06年「7月24日通りのクリスマス」トータル5.8億円とヒットしておらず、今回もダメだろう。
時期的に伸びる可能性もあるので、「すべては君に逢えたから」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので現時点では当たりそうだ。
ワーナーもさすがに分かっているのか、2014年は「黒執事」「るろうに剣心」といった漫画原作作品に、韓国映画のリメイク「MONSTERZ」で勝負しようとしている。


9位:「映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス」(東映)<6週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 197スクリーン(先週比-2スクリーン)
3.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは9.2億円となっている。
1週間の伸びは5.9千万円程度だろうか。
やはり、相変わらず平日に稼げていないようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
☆13年「オールスターズ New Stage2」
OP2.0→4.9→7.2→8.9→9.6→9.8
☆13年「ドキドキ!プリキュア」
OP2.1→祝5.3→6.6→7.8→8.6→9.2億円→
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は9.8~10.0億円となる。
そろそろ興行収入が低くなるかと思ったが、勢いは変わっていないようだ。
例年通り稼ぎそうだ。
本作の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、やはり1億円低かったか。


10位:「悪の法則」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 395スクリーン(先週比-74スクリーン)
3.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
ヒットとはいえない結果となっている。
この手のバイオレンスサスペンスをこのスクリーンで公開する戦略が分からない。
字幕版と吹替え版があるのでスクリーン数が多くカウントされているが、実際でも300館以上で公開されていたはずだ。

リドリー・スコット監督作品。
マイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデムと名優が揃ったが、アメリカでは現在17百万ドルと大惨敗を喫した。
ストーリーが一般向けではないようであり、賛否両論となったようである。
公開前に『日本の「悪の教典」はヒットしても、当然日本でも厳しいだろう。クライムサスペンスも日本では受けにくい』と書いたとおりとなりそうだ。

ブラッド・ピット主演作品が一応参考となるか。
☆09年公開「イングロリアス・バスターズ」トータル6.5億円
金1.6→3.7→5.0→5.7
☆09年公開「バーン・アフター・リーディング」トータル6.5億円
金1.4→3.6→5.4→5.9
☆13年公開「悪の法則」
金1.4→3.3→4.3億円→
これらとの対比で考えると、「悪の法則」の興行収入は5.2~5.6億円となる。
本作は恐らく伸びはないだろう。

「悪の法則」4.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ジョン・カーター」4.7億円(トータル6.6億円)
☆「ものすごくうるさくて~」4.2億円(トータル5.7億円)
☆「リンカーン/秘密の書」4.0億円(トータル4.7億円)
これらとの対比で考えると、「悪の法則」の興行収入は5.1~6.0億円となる。
名監督に名優が出演しているので、多少の伸びはあるだろう。
「悪の法則」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は4億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
エンターテイメント作品でなければ、ヒットさせることはなかなか難しいところがある。


12位:「くじけないで」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 256スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.4億円弱となっている。
1週間の伸びは7.9千万円弱程度だろうか。
八千草薫主演の年配向けのヒューマンドラマなのでヒットはしないとは思っていたが、皇后様もご覧になられたとのニュースもあり、少しは健闘するかと考えた。

以下の作品が一応参考となるか。
☆11年「僕と妻の1778の物語」トータル12.3億円
OP1.6→05.0→07.5→09.2→10.5→11.2→11.6→11.8
☆09年「60歳のラブレター」トータル7.9億円
OP1.0→2.9→4.6→5.9→6.9→7.5
☆11年「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」トータル6.9億円
先1.3(OP0.9)→3.2→4.3→5.0→5.4
☆10年「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」トータル6.3億円
先1.0(OP0.9)→2.8→3.8→4.6→5.2→5.5
☆13年「くじけないで」
OP0.4→1.6→2.4億円→
これらとの対比で比べると、「くじけないで」の興行収入は3.9~4.1億円となる。
年配向けの感動作品なので、息の長いセールスにはなりそうだ。
「くじけないで」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったのでちょっと高すぎたかもしれない。
年配層のパワーを過信しすぎたか。


14位:「劇場版 BAD BOYS J 最後に守るもの」(ショウゲート)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP~2週目3億円台)
【公開規模】 90スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.3千万円弱程度だろうか。
スクリーン数が少ないだけという理由ではなく、作品的に公開前に予想する気にならなかったが、さすがにジャニーズ系とAKB系の人気グループ同士であり、余裕でランクインしてきた。

以下が参考となるか。
☆12年「劇場版 私立バカレア高校」(73スクリーン)
OP0.6→1.4
☆13年「劇場版 BAD BOYS J 最後に守るもの」
OP0.8→1.4→1.8→2.1億円→
「劇場版 私立バカレア高校」の興行収入のトータルは不明。
それにしても本作は伸びなかった。
オープニングの4倍は稼げそうもなく、3倍程度となりそうだ。
「劇場版 BAD BOYS J 最後に守るもの」は2週目まで3億円台と予想したが、先週に引き続き2億円台と予想したい。
果たして、アイドル映画というものを制作する必要性があるのだろうか。


15位:「キャリー」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 162スクリーン(先週比-80スクリーン)
9.4百万円を週末に稼ぎ、トータルでは2.2億円となっている。
1週間の伸びは2.7千万円半ば程度だろうか。
スティーヴン・キング原作のリメイクホラー作品。
公開前に『アメリカでもヒットせず、日本で好まれるタイプの作品でもない』と書いたとおりとなりそうだ。

若手女優が活躍する作品が参考となるか。
☆12年「ハンガーゲーム」トータル4.7億円
金1.2→2.9→4.0
☆11年「エンジェル・ウォーズ」トータル2.9億円
金0.8→1.7→2.3
☆13年「キャリー」
金0.7→1.5→2.0→2.2億円→
「エンジェル・ウォーズ」は超えないだろう。
「キャリー」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので当たりそうだ。
本作は70年代のリメイク作品である。
本作を鑑賞していないが、新しさを感じさせない。
そういったアプローチを間違えているのかもしれない。


順位不明:「2ガンズ」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 1億円台(OP~4週目2億円台)
【公開規模】 10スクリーン(先週比-187スクリーン)
0.5百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.0百万円程度だろうか。
ついに打ち切られてしまった。
デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ主演のアクション作品。
アメリカでは76百万ドルとほどほどに稼いだが、公開前に『日本では絶対にヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」
金2.3→5.1→7.0→8.1→8.6
☆13年公開「2ガンズ」
金0.6→1.4→1.7→1.8→1.9億円→
「デンジャラス・ラン」をも大きく下回ってしまった。
デンゼル・ワシントンブランドを信じて、「2ガンズ」の興行収入は先週まで2億円台と予想したが、1億円台止まりとなりそうだ。
公開前個人予想は2億円台だったのでほぼ当たりそうだが、ここまで低いと悲しくなる。
この手の軽いノリの中規模ハリウッドアクション作品は日本ではやはり厳しい。
悪くはない作品だが、思い切ってDVDスルーでもよいかもしれない。


順位不明:「ワン・ダイレクション THIS IS US」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台(OP時1億円未満)
【公開規模】 4スクリーン(先週比-39スクリーン)
0.5百万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.2億円弱となっている。
1週間の伸びは6.3百万円程度だろうか。
公開前に、それなりのスクリーン数を確保していることは確認したが、ランクインは無理だろうと判断して予想しなかった。

イギリスの人気グループではあるが、日本ではまだまだだろう。
オープニングはファンが殺到するものだから、今後大きな伸びはないだろうと思ったが、さすがに多少は伸びたか。
「ワン・ダイレクション THIS IS US」の興行収入はOP時に1億円未満と予想したが、先週に引き続き1億円台と予想したい。
それにしても、なぜ100スクリーン以上で公開したのだろうか。
50スクリーン程度で公開していれば、彼らの名誉が守れたものを無謀な公開で傷つけてしまった。

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国内映画興行収入ランキング(11月5週目その2)

1位:「劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇」(東宝・TBS)<1週目>
【公開前個人予想】 27億円台
【現時点での興行収入予想】 27億円台
【配給会社期待値等】 前後編合わせて興収50億円も視野に入る
【公開規模】 290スクリーン
金曜日からの3日間で6.0億円(602,358,600円)のオープニングを飾った。
土日2日間では4.4億円弱(4億3,854万7,100円)となっている。
先週『金曜日からのオープニング3日は前作をやや下回る5.8億円程度か』と書いたので、それほど悪くはなかったか。

ドラマの映画化の続編作品。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆13年「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」
金6.4(4日8.8)→14.2→18.4→21.6→24.0億円
☆13年「劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇」
金6.0(OP4.4)億円→
「天」との対比で考えて、金曜分を足すと、本作の興行収入は24.0億円となる。
さすがに前作と同程度となるのではないか。
前後篇合わせて50億円突破はほぼ確実だろう。
最終作ということもあり、前篇は見ずに後篇だけ見る奇特な人も多いだろうから、公開前の予想通り1割増の27億円台と予想したい。
視聴率はそれほど高くはなかったが、商業的には大成功といえそうだ。


2位:「かぐや姫の物語」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 48億円台
【現時点での興行収入予想】 24億円台
【公開規模】 456スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.7億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは8.0億円弱となっている。
1週間の伸びは5.1億円半ば程度だろうか。
先週のオープニングが2.8億円半ば(284,252,550円)だったので、週末の落ち込みがほとんどない優秀なものだが、平日の稼ぎが少ない気がする。
ジブリ作品だけに巻き返しがあるか注目される。
公開前に『いつもとは異なるジブリ作品だけに興行収入のヨミが難しいが、正月まで稼げることが見込まれるため、それなりの結果を残すだろう』と書いたとおりにはなるのではないか。

高畑勲監督作品。
99年「ホーホケキョ となりの山田くん」以来の監督作品となる。
制作期間8年、製作費50億円という大作映画。
ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2→134.4
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP9.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3→084.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP3.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8→040.1
☆13年「風立ちぬ」
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2→祝110.9
☆13年「かぐや姫の物語」
OP2.8→8.0億円→
主要作品との対比で考えると、「かぐや姫の物語」の興行収入は24.5~31.0億円となる。
現時点では強気にはなれないので、この下限程度ではないか。
とりあえずは、「かぐや姫の物語」の興行収入は先週に引き続き24億円台と予想したい。
公開前個人予想は48億円台だったのでは半分程度となりそうだ。
「風立ちぬ」が120億円程度なので、その4割程度入れば48億円程度と思ったが、まさか2割程度になるとは思わなかった。
近年では「ホーホケキョとなりの山田くん」(15.6億円)に次ぐ低い結果となる。
製作費50億円は「風立ちぬ」の儲けで補填するしかないようだ。


3位:「清須会議」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 38億円台
【現時点での興行収入予想】 32億円台(OP~3週目35億円台)
【配給会社期待値等】 興収40億円超えが確実視
【公開規模】 430スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは22.2億円弱となっている。
1週間の伸びは4.0億円程度だろうか。
平日が意外と伸びていない。

今年公開された実写邦画作品のナンバーワン争いが注目となる。
☆13年「真夏の方程式」
OP4.6→12.3→祝20.1→23.7→26.9→29.3→31.0
☆13年「清須会議」
OP4.8→12.6→18.2→22.2億円→
現時点ではほぼ並んでいるが、やや差がついた。

三谷幸喜原作・脚本・監督の歴史コメディ。
役所広司、大泉洋主演作品。
三谷幸喜監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「THE有頂天ホテル」トータル60.8億円
OP5.7→16.6→26.4→34.8→42.1→47.3→51.6→54.5
☆08年「ザ・マジックアワー」トータル39.2億円
OP5.1→13.9→21.0→26.3→30.1→32.9→祝35.5→36.5
☆11年「ステキな金縛り」トータル42.8億円
OP5.0→16.2→22.5→27.6→32.4→35.4→37.3→38.6
☆13年「清須会議」
OP4.8→12.6→18.2→22.2億円→
「THE有頂天ホテル」以外の作品との対比で考えると、「清須会議」の興行収入は33.1~34.4億円となる。
過去2作に比べて、伸びが高くない。
確かに実際に鑑賞したところ、それほど伸びそうな印象も受けなかった。

以下も参考となるか。
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆13年「清須会議」
OP4.8→12.6→18.2→22.2億円→
これとの対比で考えると、「清須会議」の興行収入は29.9億円となる。

「清須会議」22.2億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ALWAYS 三丁目の夕日'64」24.9億円(トータル34.4億円)
☆「るろうに剣心」23.5億円(トータル30.1億円)
これらとの対比で考えると、「清須会議」の興行収入は28.4~30.7億円となる。
現時点では30億円以上、35億円以下というところか。
知名度から伸びるだろうが、テーマや内容的にあまり伸びないと思われる。
しばらく様子を見ていたが、やはり伸びそうもない。
「清須会議」の興行収入は先週まで35億円台と予想したが、32億円台に下方修正したい。
配給会社は興収40億円超えが確実視という推測だったが、どうなるだろうか。
公開前個人予想は38億円台だったので、やや高すぎたか。
もうちょっと面白ければよかったが、三谷作品は事前には低めには予想しにくい。


5位:「キャプテン・フィリップス」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 13億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 470スクリーン
金曜日からの3日間で1.5億円半ばのオープニングを飾った。
土日2日では1.2億円程度だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは2.8億円程度か』と書いたので、予想を大きく下回った。
現時点で全米興行収入は101百万ドルとなっており、大ヒットとなっている。
アカデミー賞作品賞、俳優部門でのノミネートもあり得るようである。
『日本でもそれなりにヒットするだろう』と思ったが、エンターテイメント作品ではない作風なのかトム・ハンクスの人気なのか、低いオープニングとなった。

トム・ハンクス主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「ターミナル」41.5億円
☆06年公開「ダ・ヴィンチ・コード」トータル90.5億円
OP12.8→36.0→51.8→62.6→70.3→76.1→80.7
☆08年公開「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」トータル4.6億円
OP1.1→2.8→3.8→4.2→4.4
☆09年公開「天使と悪魔」トータル33.5億円
金6.8→15.0→20.6→25.6→28.6→30.4→31.4→32.3
☆12年公開「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」トータル5.9億円
OP0.9→3.0→4.2→5.0
☆12年公開「幸せの教室」トータル4.5億円
金1.3→3.0→3.8
☆13年公開「キャプテン・フィリップス」
金1.6(OP1.2)億円→
主要作品との対比で考えると、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は5.5~7.9億円となる。
ヒット作品も多いが、5億円前後も多い俳優。
アカデミー賞ノミネートされた「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」もヒットしなかったため、妥当かもしれない。

以下の作品が参考となるかと思ったら、なりそうもない。
☆09年公開「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル24.0億円
OP3.2→10.4→15.0→18.7→20.8→22.3→22.9
☆11年公開「ブラック・スワン」トータル23.9億円
水5.0→9.7→13.9→17.3→19.6→21.1→22.2
☆13年公開「ライフ・オブ・パイ」トータル19.1億円
金4.2→09.8→13.3→15.8→17.1→18.2
☆11年公開「ソーシャル・ネットワーク」トータル14.2億円
OP1.6→05.1→07.9→09.9→11.4→12.4→13.0
☆12年公開「ドラゴン・タトゥーの女」トータル12.5億円
金2.9→6.5→09.0→11.1→12.0→12.5
☆12年公開「ヒューゴの不思議な発明」トータル10.2億円
木2.8→5.5→7.2→8.5→9.5
☆11年公開「マネーボール」トータル8.9億円
金1.8→4.4→6.5→7.8→8.4→8.6
☆13年公開「キャプテン・フィリップス」
金1.6(OP1.2)億円→
主要作品との対比で考えると、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は6.9~7.9億円となる。

「キャプテン・フィリップス」金1.6億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2012>
☆「戦火の馬」金1.5億円(トータル7.3億円)
☆「ジョン・カーター」金1.8億円(トータル6.6億円)
これらとの対比で考えると、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は5.9~7.8億円となる。
評価の高さもあり、多少の伸びもあるはずなので、「キャプテン・フィリップス」の興行収入は7億円台と予想したい。
公開前個人予想は13億円台だったので、かなり高すぎたようだ。
感動作っぽいイメージを受け付けることに失敗したか。


6位:「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」(東宝・TBS)<5週目>
【公開前個人予想】 15億円台
【現時点での興行収入予想】 25億円台(OP~2週目20億円台)
【公開規模】 290スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは24.0億円となっている。
1週間の伸びは2.3億円半ば程度だろうか。
既に20億円を突破している。
謎が多く気になる作品だけにオープニングに殺到し、爆発していた。
そのため『伸びるのかどうかがポイントとなるが、今後は伸びないだろう』と書いたが、話題作だけにかなり伸びた。
爻ノ篇が公開されて、どこまで伸びるだろうか。

ドラマの映画化の続編作品。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 SPEC~天~」トータル23.9億円
OP4.7→10.8→14.6→17.1→20.5→22.3→22.9→23.2
☆13年「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」
金4日8.8→14.2→18.4→21.6→24.0億円→
前作との6週目との対比で考えると、本作の興行収入は25.7億円となる。
公開前に『前作の映画のデキも大して良くなく、10月に放送されたスペシャルドラマも最悪な内容であり、視聴率も8.5%と冴えなかった。前作を超えることはなさそうだ。本作のデキは分からないが、期待はできないだろう』と書いたが、勢いはあまり無くなっておらず、逆に盛り上がっているのかもしれない。
爻ノ篇が始まり再鑑賞もあるだろうから、思ったよりも伸びそうだ。
「劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇」の興行収入は2週目まで20億円台と予想したが、先週に引き続き25億円台と予想したい。
公開前個人予想は15億円台だったので、ハズしそうだ。
作品のデキから考えて、前作から上がるとは思わなかった。
新規の参加者もそれほど多くはないはずなのだが、商業的に大成功を収めそうだ。


7位:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」(ワーナー)<6週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 19億円台(2~3週目17億円台、OP時14億円台)
【公開規模】 129スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは17.8億円となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
既に15億円を楽に突破している。
公開前に『ワーナーが配給を手掛けることとなり、スクリーン数が倍以上となる。興行収入はもかなり増えそうだが、どこまで増えるか。基本的の総数は増えないと思うのだが、どうなるだろうか』と書いたが、スクリーンが3倍に増えたとおりにオープニングが3倍近くに増える爆発的なオープニングを飾っていた。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ前編」トータル5.9億円(43スクリーン)
OP1.4→3.1→4.0
☆12年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ後編」トータル5.6億円(43スクリーン)
OP1.7→3.2→3.9
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0→祝9.6→12.4→15.0→16.8→17.8億円→
ファンが殺到しているだけと思われるので、いつまで伸びるのかが注目となる。
特典をゲットするために実際には鑑賞していないことがやや話題となった。

スクリーンが少なく、ファンが多い作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル6.5億円(30スクリーン)
OP0.9→2.3→3.2→3.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」トータル8.3億円(24スクリーン)
OP0.9→2.5→3.5→4.5→05.4→05.9→06.3→06.7
☆11年「映画「けいおん!」」トータル19.0億円(137スクリーン)
OP3.2→6.9→9.4→11.4→13.2→14.4→15.1
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0→祝9.6→12.4→15.0→16.8→17.8億円→
これらのような伸びはないとは思っていたが、思ったよりも根強く伸びそうだ。
「映画「けいおん!」」に勝てるだろうか。

伸び方としては以下が参考となるか。
☆12年「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」トータル52.6億円
OP11.3→28.6→36.9→41.4→44.2→祝46.4
☆13年「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」
OP4.0→祝9.6→12.4→15.0→16.8→17.8億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は20.1億円となる。
この手の作品はやはり予想よりも根強く伸びていきそうだ。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」の興行収入はOP時に14億円台、3週目まで17億円台と予想したが、先週に引き続き19億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので低すぎたか。
[新編]とはいえ、過去の映画化の3倍以上を稼ぐとは思えなかった。

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気になる映画ニュース(12月第1週目)

☆「TIME」が2013年の映画ベスト・ワースト10を発表
結果は以下のとおり。
ベスト10
1位『ゼロ・グラビティ』
2位『La Grande Bellezza』
3位『アメリカン・ハッスル』
4位『ハー(原題)』
5位『グランド・マスター』
6位『ワイルド・スピード EURO MISSION』
7位『アナと雪の女王』
8位『殺人という行為』
9位『12 Years a Slave』
10位『ホビット 竜に奪われた王国』

ワースト10
1位『Grown Ups 2』
2位『Salinger』
3位『The Host』
4位『アフター・アース』
5位『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』
6位『オンリー・ゴッド』
7位『グリフィン家のウエディングノート』
8位『悪の法則』
9位『オズ はじまりの戦い』
10位『ハングオーバー!!! 最後の反省会』
鑑賞した作品はベストの6位、ワーストの4位・10位のみ。
ベストの2位、5位、8位が渋い作品をチョイスしているが、『ワイルド・スピード EURO MISSION』はそこまで良かったかと疑問なところもあり。
ワーストの2位なども渋いところを選んでいる。
『アフター・アース』『ハングオーバー!!! 最後の反省会』ともに面白い作品ではなかったが、そこまで悪かったかなという印象もある。
やはり、映画の良し悪しには絶対的な尺度はないということになりそうだ。


☆ニューヨーク映画批評家協会賞が発表
結果は以下のとおり。
作品賞『アメリカン・ハッスル』
主演男優賞『オール・イズ・ロスト~最後の手~』のロバート・レッドフォード
主演女優賞『ブルー・ジャスミン』のケイト・ブランシェット
助演男優賞『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャレット・レト
助演女優賞『アメリカン・ハッスル』のジェニファー・ローレンス
監督賞『12 Years A Slave』のスティーヴ・マックイーン
脚本賞『アメリカン・ハッスル』
長編アニメーション賞『風立ちぬ』
外国語映画賞『アデル、ブルーは熱い色』
デヴィッド・O・ラッセル監督の『アメリカン・ハッスル』が強さをみせた。
クリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロが出演している実在の事件を基にした作品。
アカデミー賞でもノミネートされそうだ。
『ブルー・ジャスミン』のケイト・ブランシェット、助演男優賞『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャレット・レト、監督賞『12 Years A Slave』のスティーヴ・マックイーンも有力となりそうだ。
『風立ちぬ』も宮崎駿監督の引退宣言もあり、有力作となりそうだ。


☆ナショナル・ボード・オブ・レビューの結果が発表
結果は以下のとおり。
作品賞「ハー(原題)」
監督賞スパイク・ジョーンズ「ハー(原題)」
主演男優賞ブルース・ダーン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
主演女優賞エマ・トンプソン「ウォルト・ディズニーの約束」
助演男優賞ウィル・フォーテ「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
助演女優賞オクタビア・スペンサー「Fruitvale Station」
脚本賞ジョエル&イーサン・コーエン「Inside Llewyn Davis」
脚色賞テレンス・ウィンター「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
アニメーション賞「風立ちぬ」
外国語映画賞「The Past」
アンサンブル演技賞「プリズナーズ」
2013年のトップ10(作品賞除く)
「12 Years A Slave」「Fruitvale Station」「ゼロ・グラビティ」「Inside Llewyn Davis」「ローン・サバイバー」「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」「プリズナーズ」「ウォルト・ディズニーの約束」「LIFE!」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
「ハー(原題)」と「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」が強さをみせた。
ニューヨーク映画批評家協会賞とは異なり、『アメリカン・ハッスル』が無視されている。
有力視されていた「12 Years A Slave」「ゼロ・グラビティ」が意外と受賞していない。


☆「進撃の巨人」実写映画化が再始動
「告白」の中島哲也監督が自ら依頼した企画が2011年から始動していたが、2012年に降板していた。
「日本沈没」「のぼうの城」の樋口真嗣を起用して2015年公開を目指すこととなった。
無事に完成すれば、作品のデキに関係なくヒットしそうだ。
巨人の造形、高所でのバトルシーンなどCG技術に多少の困難さはありそうだが、ストーリー自体はそれほど複雑ではなく、2015年に公開できるのではないか。


☆ディズニーの世界興行収入40億ドルを突破
2010年の37億9千万ドルを超えて、過去最高となったようだ。
「アイアンマン3」「マイティー・ソー ダークワールド」「オズ はじまりの戦い」「モンスターズ・ユニバーシティ」の影響のようだ。
今後も「アナと雪の女王」が公開されて、さらに伸ばしそうだ。
2009年にマーベルを40億ドルで買収したことが大きそうだ。
「アイアンマン」シリーズは終わりそうであるが、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」「アントマン」を公開する予定となっている。
しかし、今年は好調だったが、ピクサー作品の制作も難航しており、順風満帆ともいえない。


☆「ハムナプトラ」リブート版の公開日が決定
2016年4月22日全米公開が決定した。
2014年公開を目指して、レン・ワイズマン監督が起用されたが降板していた。
2015年12月18日公開を考えていたようだが、「スター・ウォーズ」により再延期したようだ。
次期監督として、13年「Mama」(トータル72百万ドル)をヒットさせたアンドレス・ムスチエッティが起用されることとなった。
ホラー系監督が起用されたことにより、ホラー色の強い作品にシフトしそうだ。
ファミリー向けのアドベンチャー大作だったが、この変更は成功するだろうか。
今後は主演が注目される。


☆ゲーム映画の実写化「World of Warcraft」の公開日が決定
2015年12月18日を予定していたが、こちらも「スター・ウォーズ」より2016年3月11日に延期したようだ。
「World of Warcraft」の映画化はダンカン・ジョーンズ監督が起用されている。
観客層が被りそうであり、当然の措置だろう。
2016年は「マーベル」新作、「アリス・イン・ワンダーランド2」、「アメイジング・スパイダーマン3」、「インディペンデンス・デイ2」「パイレーツ・オブ・カリビアン」新作などが公開されることとなる。


☆「ワイルド・スピード」制作延期へ
ポール・ウォーカーが亡くなったことは非常に残念だ。
2014年7月11日公開を目指して、撮影が半分程度終わっていたが、今後は様々な可能性を模索していくとのこと。
代役はあり得ないと思われるので、父親になったブライアンが家族3人で幸せに暮らしているというような設定に変えるのではないか。
ポール・ウォーカーのためにも、このシリーズは続けて欲しい。


☆「バットマン vs. スーパーマン」のワンダーウーマン役が決定
「マン・オブ・スティール」の続編映画「バットマン vs. スーパーマン」に登場するワンダーウーマン役に「ワイルド・スピード」シリーズのガル・ギャドットに決定したようだ。
「オブリビオン」のオルガ・キュリレンコ、「G.I.ジョー バック2リベンジ」のエロディ・ユンらと争っていたようだ。
ビッグネームとは言えないので、もうちょっと大物を起用して欲しかったところだが、実際の演技を見ないと評価はできない。
これで2015年7月17日公開に向けて、準備は整ったようだ。

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国内映画興行収入ランキング(12月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「47RONIN」(東宝東和)
2012年12月公開予定が、1年公開延期となっていた。
忠臣蔵がテーマのはずだが、「ロード・オブ・ザ・リング」風のファンタジー作品となってしまっており、年配層は動かないだろう。

キアヌ・リーブス主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「コンスタンティン」トータル27.2億円
OP4.0→9.6→15.5→22.2→24.3→25.7
☆08年公開「地球が静止する日」トータル24.1億円
金4.6→不明→17.6→20.7→22.7→23.5
これらは超えるのではないか。

日本人が出演したハリウッド作品の興行収入は以下のとおり。
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆05年公開「SAYURI」トータル15.5億円
OP1.9→5.3→08.1
☆05年公開「バッドマン・ビギンズ」トータル14.1億円
OP2.9→不明→9.8→11.6→13.0→13.5
☆06年公開「硫黄島からの手紙」トータル51.0億円
OP5.0→13.9→20.8→26.1→祝込36.7→39.8→43.2
☆07年公開「バベル」トータル20.0億円
OP2.7→10.4→13.2→15.2→16.4→17.2
☆07年公開「ラッシュアワー3」トータル9.5億円
金2.2→5.4→7.2→8.2→9.0
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先7.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆12年公開「バトルシップ」トータル14.7億円
金3.6→7.6→9.9→13.3→14.1→14.5
☆13年公開「ウルヴァリン:SAMURAI」
金4日3.1→5.1→6.6→7.4→7.9
☆13年公開「パシフィック・リム」
金3.0→8.9→11.8→13.4→14.4
「コンスタンティン」27億円以上、「硫黄島からの手紙」50億円以下というところか。
年末年始時期ということもあり、「インセプション」辺りがライバルとなるか。
目立ったハリウッド大作もなく、なんだかんだで大ヒットして、ヒットがヒットを呼び込みそうだ。
「47RONIN」の興行収入は38億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は4.6億円程度か。
年末年始にかけて伸びていくのではないか。


◎「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」(東宝・日本テレビ)
テレビ版が好評だったようであり、映画化されることとなったようだ。
本作の評判は分からないが、普通のルパン・コナンの映画と思われるので、爆発することはないだろう。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8→34.3→34.5
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」トータル31.5億円<15周年記念>
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆12年「11人目のストライカー」トータル32.9億円
6.3→12.6→17.3→28.1→29.8→30.9→31.6→32.1→32.3
☆13年「絶海の探偵(プライベート・アイ)」トータル36.1億円
6.7→祝16.4→祝27.3→29.8→31.9→33.4→34.5→35.1→35.5
ゴールデンウィーク公開のコナン作品と大きく異なることはなく、この辺りではないか。
年末年始にファミリー層でにぎわいそうなので、32~35億円+αというところか。
35億円に1割ほど乗せて、38億円台と予想したい。
今年の「ドラえもん」がトータル39.6億円なので、これと同程度だろう。
オープニングは6.5億円程度か。


◎「利休にたずねよ」(東映)
市川海老蔵主演作品。
市川海老蔵に不安はあるが、年配層が動きそうだ。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆11年「一命」トータル4.5億円
OP0.9→2.6→3.6→4.1→4.4
市川海老蔵主演の「一命」が当然最有力参考作品となるが、年末年始もあり、もうちょっと稼ぎそうだ。
「火天の城」トータル9.3億円、「天地明察」トータル9.1億円までは稼がないまでも、「最後の忠臣蔵」辺りは稼いでもおかしくはない。
年末年始時期でもあり、「利休にたずねよ」の興行収入は8億円台と予想したい。
オープニングは1.1億円程度か。

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国内映画興行収入ランキング(11月5週目その1)

4位:「REDリターンズ」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 409スクリーン
1.8億円(180,504,600円)のオープニングを飾った。
先週『オープニング2日は1.6億円程度か』と書いたので、予想よりは高かった。
盛り上がっているイメージはなかったが、やはり多少の知名度はあったようだ。
前作は設定のユニークさもあり、ヒット作品となった。
続編は現時点で全米興行収入は53百万ドルとなっている。
前作の全米興行収入は90百万ドルとなっており、4割ほどの減少となっている。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「RED」トータル12.2億円
OP2.2→6.2→9.0→10.6→11.6→11.9
☆13年「REDリターンズ」
OP1.8億円→
これとの対比で考えると、「REDリターンズ」の興行収入は10.0億円となる。
正月まで粘れば、この程度は稼げそうだが、すぐに息切れしそうだ。
これがマックスラインとなりそうだ。

ブルース・ウィリスが出演した作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7
☆12年公開「エクスペンダブルズ2」トータル7.6億円
OP1.6→4.4→6.0→6.8→7.3
☆13年公開「LOOPER」トータル4~5億円
OP1.2→3.1→4.1→4.6
☆13年公開「G.I.ジョー バック2リベンジ」トータル10億円見込み
先2.5(OP2.1)→5.8→7.8→9.0→9.8→9.9
☆13年「REDリターンズ」
OP1.8億円→
これらとの対比で考えると、「REDリターンズ」の興行収入は8.6~9.2億円となる。
年末も多少稼げるので、この程度は稼げるはずだ。
マックス10億円、ミニマム8億円程度となりそうだ。
極端に伸びが無くなるとも思えず、少しは伸びるだろう。
「REDリターンズ」の興行収入は9億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、当たりそうだ。
シリーズモノは当たりやすい。

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全米映画興行収入(11月第5週目)

1位は2週連続で「ハンガー・ゲーム2」。
トータルでは296百万ドルとなっている。
製作費1億3千万ドルを楽に回収し、2倍以上を稼いでいる。
公開前に『アメリカではなぜか人気のある「ハンガー・ゲーム2」は爆発するだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
ジェニファー・ローレンス主演の続編アクションアドベンチャー作品。
監督は、07年「アイ・アム・レジェンド」(トータル256百万ドル)のフランシス・ローレンス。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「ハンガー・ゲーム」トータル408百万ドル
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296百万ドル→
これとの対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は487百万ドルとなる。
今週は感謝祭の関係で伸びたようなので、ここまでは伸びないだろう。

参考作品は以下のシリーズだろう。
☆08年「トワイライト~初恋~」トータル193百万ドル
OP070→120→138→150→158→167
☆09年「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル297百万ドル
OP143→231→255→267→275→281
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン1」トータル281百万ドル
OP138→221→247→259→266→270
☆12年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン2」トータル292百万ドル
OP141→227→255→269→277→282
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296百万ドル→
「トワイライト~初恋~」以外の作品との対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は376~381百万ドルとなる。
この対比は超えそうだ。

以下も参考となるか。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マン・オブ・スティール」トータル291百万ドル
先129(OP117)→210→249→271→281
☆13年「ハンガー・ゲーム2」
OP158→296百万ドル→
「アベンジャーズ」以外の作品との対比で考えると、「ハンガー・ゲーム2」の興行収入は410~424百万ドルとなる。
3億8千万ドル以上、4億8千万ドル以下というところか。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びそうだ。
「ハンガー・ゲーム2」の興行収入はOP時に3億9千万ドル台と予想したが、4億3千万ドル台に上方修正したい。
とりあえずは「アイアンマン3」トータル409百万ドルを超えるかどうかが注目となる。
それにしても、なぜこれほど人気があるのだろうか。


2位は2週目の「アナと雪の女王」。
事前には週末3日間で44.7百万ドル、5日間で63百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3日間で67.4百万ドル、5日間で93.9百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1億5千万ドルは楽に回収できるだろう。
先週1スクリーンで公開されていたが、拡大公開された。
ディズニーによる3Dアニメ。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

過去11月に公開されたディズニー作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→089→095→102
☆10年「塔の上のラプンツェル」トータル201百万ドル
先69→97→115→128→144→168
☆12年「シュガー・ラッシュ」トータル189百万ドル
OP49→94→122→149→158→164
☆13年「アナと雪の女王」
先94(OP67)百万ドル→
これらを超えることは確実だ。
「塔の上のラプンツェル」対比で考えると「アナと雪の女王」の興行収入は274百万ドルとなる。

以下がライバルとなる。
☆13年「怪盗グルーのミニオン危機一発」トータル367百万ドル
先143(OP84)→228→276→306
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆13年「モンスターズ・ユニバーシティ」トータル268百万ドル
OP82→170→216→238→249→255→259
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP42→099→148→176→198→215→228
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆10年「怪盗グルーの月泥棒」トータル252百万ドル
OP56→118→161→190→209→222→231→236→240→244
☆13年「アナと雪の女王」
先94(OP67)百万ドル→
「怪盗グルーのミニオン危機一発」対比で考えると「アナと雪の女王」の興行収入は241百万ドルとなる。
2億4千万ドル以上、3億ドル以下というところか。
評価はメチャクチャ高いので、「アナと雪の女王」の興行収入は2億8千万ドル台と予想したい。
今年公開されたピクサー作品の「モンスターズ・ユニバーシティ」を超えることとなるだろうか。


3位は4週目の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」。
トータルでは187百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルは楽に回収した。
シリーズモノのアクションアドベンチャー作品。
主演は前作に引き続きクリス・ヘムズワース。
監督は、テレビ実績豊富だが映画監督実績には欠けるアラン・テイラー。
公開前に『大ヒット間違いなしであり、前作も超えるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル177百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP86→145→168→187百万ドル→
主要作品との対比で考えると、本作の興行収入は208~235百万ドルとなる。
2億ドルは超えるだろう。

昨今のライバル作品との勝負となる。
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」トータル262百万ドル
先137(OP62)→201→229→242→251
☆13年「マン・オブ・スティール」トータル291百万ドル
先129(OP117)→210→249→271→281
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP86→145→168→187百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は201~202百万ドルとなる。
これらには負けそうだが、評価はかなり高いので伸びはあるだろう。
しかし、「ハンガー・ゲーム」の公開により勢いはなくなりそうだ。
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の興行収入は2週目まで2億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
「アイアンマン」や他のコミック作品には負けるが、前作を超えそうなので大ヒットといえるだろう。


4位は3週目の「The Best Man Holiday」。
トータルでは63百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルを楽に回収している。
公開前に『それなりには稼ぐだろう』と書いたが、予想以上だ。
マルコム・D・リー監督によるブラック層向けのコメディドラマ。
99年「ベストマン」(トータル34百万ドル)の続編らしい。

以下のブラック層向けの作品がライバルとなる。
☆12年「Think Like a Man」トータル92百万ドル
OP34→60→73→82→86
☆13年「大統領の執事の涙」トータル116百万ドル
OP25→52→74→91→100→106→110
☆13年「The Best Man Holiday」
OP30→50→63百万ドル→
「Think Like a Man」との対比で考えると、「The Best Man Holiday」の興行収入は79百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、多少の伸びがあるだろう。
「The Best Man Holiday」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ブラック層向け、スパニッシュ層向け作品が好調だ。


5位となったのは新作の「Homefront」。
事前には週末3日間で8.9百万ドル、5日間で14.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3日間で6.9百万ドル、5日間で9.7百万ドルのオープニングを飾った。
製作費22百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『ヒットせず』と書いたとおりとなりそうだ。
シルベスター・スタローン制作・脚本のアクションサスペンス。
ジェイソン・ステイサム主演、ジェームズ・フランコ、ウィノナ・ライダー、ケイト・ボスワースが出演している。
監督は「ニューオーリンズ・トライアル」のゲイリー・フレダー。

関連作品は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」トータル85百万ドル
OP29→52→66→76→80→083
☆13年「大脱出」トータル25百万ドル
OP10→18→22→23
☆13年「Parker」トータル18百万ドル
OP07→13→16→17
☆12年「Safe」トータル17百万ドル
OP08→13→16→17
☆13年「Homefront」
先10(OP07)百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
トータルでは2~3千万ドル程度だろうか。
スタローン、ステイサム関係の結果はいつも似たようなものだ。


6位は2週目の「Delivery Man」。
トータルでは19百万ドルとなっている。
製作費26百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『「Delivery Man」は普通だろう』と書いたが、コケてしまったか。
ヴィンス・ボーン主演のコメディ作品。
監督はあまり実績のないケン・スコット。

ヴィンス・ヴォーン主演のコメディの興行収入は以下の通り。
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→67→084→098→105→109
☆05年「ウェディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドル
OP34→80→116→144→164→178
☆06年「ハニーVS.ダーリン」トータル119百万ドル
OP39→74→092→104→110→114
☆07年「ブラザーサンタ」トータル72百万ドル
OP19→36→053→060→066→069
☆08年「フォー・クリスマス」トータル120百万ドル
先46→69→88→100→111→118
☆09年「南の島のリゾート式恋愛セラピー」トータル109百万ドル
OP34→63→078→087→096→102
☆11年「僕が結婚を決めたワケ」トータル48百万ドル
OP18→33→041→046
☆13年「The Internship」トータル45百万ドル
OP17→031→038→042
☆13年「Delivery Man」
OP08→19百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Delivery Man」の興行収入は28~38百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり伸びはないだろう。
「Delivery Man」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
どんどんと興行収入が落ちている気がする。
コメディ主演男優としては岐路に立たされそうだ。


7位は4週目の「The Book Thief」。
トータルでは8百万ドルとなっている。
OP4→29→70→1234スクリーンに拡大公開されている。
ブライアン・パーシヴァル監督の第二次世界大戦を舞台としたヒューマンドラマ。
主演は若手女優のソフィー・ネリッセ。
ジェフリー・ラッシュ、エミリー・ワトソンが主演している。
評価は高いので粘りそうだ。
トータルでは2~3千万ドル程度だろうか。
悪くはない結果となりそうだ。


8位は2週目の「あなたを抱きしめる日まで」。
トータルでは5百万ドルとなっている。
OP4→835スクリーンに拡大公開された。
06年「クィーン」(トータル56百万ドル)のスティーヴン・フリアーズ監督のヒューマンドラマ。
主演はジュディ・デンチ、スティーヴ・クーガン。
ジュディ・デンチは本作の演技によりアカデミー賞主演女優賞ノミネート候補と噂されている。
評価はかなり高く粘りそうだが、ジュディ・デンチ主演の12年「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」トータル46百万ドルは超えないだろう。
トータルでは3千万ドル程度だろうか。
ジュディ・デンチが好調だ。


9位となったのは新作の「Black Nativity」。
事前には週末3日間で13百万ドル、5日間で19百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3日間で3.7百万ドル、5日間で4.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費17.5百万ドルの回収が目標となる。
フォレスト・ウィテカー、アンジェラ・バセット、、タイリース・ギブソン、ジェニファー・ハドソン出演するミュージカル作品。
ブラック層向け作品が好調だったので、公開前に『それなりに稼ぐだろう』と思ったが、大コケとなった。
トータルでは1千万ドル程度だろうか。
評価は悪いので、コケた理由は作品のデキだろうか。


10位は5週目の「Last Vegas」。
トータルでは59百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルは楽に回収し、2倍以上を稼いでいる。
監督は「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブ。
マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインが出演するコメディ作品。
ベテラン俳優版「ハングオーバー」のような作品だろうか。
公開前に『ビッグヒットにはなりそうもないか』と書いたとおりとなりそうだが、それなりに稼いだのではないか。

タイプは完全に異なるが、年配俳優が集合する以下の作品が参考となるか。
☆10年「Red」トータル90百万ドル
OP22→44→59→72→80→84
☆13年「Redリターンズ」トータル53百万ドル
OP18→35→45→49→51→52
☆13年「Last Vegas」
OP16→33→47→54→59百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Last Vegas」の興行収入は61~66百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないと思ったが、少々粘りそうだ。
「Last Vegas」の興行収入は2週目まで5千万ドル台と予想したが、先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
製作費が安く、意外と粘ったので、悪くはない結果となりそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆クリスチャン・ベイル主演のサスペンス「Out of the Furnace」
ビッグヒットにはならないだろう。

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『劇場版 SPEC~結~爻ノ篇』レビュー

◆評  価   3.5点
◆おススメ度  C(一般人は見なくていい、マニアックなファンだけ見ればいい)

鑑賞前から分かり切っていたが、正直いってよく理解できなかった。
一通りは見ているが、あまりこのシリーズにのめり込んでいないからだろうか。
そもそも解釈は、見た人で決めてくれという感じに放り投げたようにしか思えない。
色々と考えれば、それなりに辻褄は合うだろうが、この作品を一生懸命考える価値はないだろう。
そもそもパラレルワールドになったら、解釈は何でもアリになってしまう。
少しわかったことは、先人類(幽霊)と人類(エイリアン)のガイア(地球)を巡る戦いだったようだ。
SPECホルダーと警察の戦いが、いったいいつからそのような話になったのだろうか。
しかも、セカイさん神様の割には言っていることが意外と小さくて悲しくなる。
アリが地球の片隅で陣地争いをしていても、人類はそんなこと気にしないだろう。環境保護活動家のレベルではないか。
核兵器で2億年かけて地球を浄化するくらいのレベルならば、人類が地球をどうしようと気にしないはずだが。

ドラマはスペックホルダーと警察との戦いが単純に描かれているだけで面白かったが、ここまでぶっ壊すとはドラマ放送時に誰も想像できなかっただろう。
「ドラゴンボール」のように世界観を上手く拡げられる例もあるが、本作は整理しきれずに拙速に拡げ過ぎた。
脚本は「ガイア仮説」「パンスペルミア説」等の科学的な理論、神話、宗教、オカルトの世界などの少しかじった話をごちゃ混ぜにした正気とは思えない内容であり、演出家も内容を理解しているとは思えない。当然、観客も理解できないだろう。
そして、相変わらず無駄なキャラクターが多すぎる。
遠藤憲一、北村一輝、イ・ナヨンは要らない。
大島優子と栗山千明の母子愛を描けないのであれば、この二人も要らない。本当は必要だが、本作では活かしきれなかった。
北大路欣也とダンディ坂野の使い方は悪くはないが、その他のSPECホルダーはギャラの無駄の一言。
なんだかんだで最後は感動的なハッピーエンドで強引にまとめたという印象しか残らない。
漂う当麻の手をつかむシーンがあって、この映画は最後に救われただけだ。

「マトリックス」でさえ難しいのだから、世界観を拡げて納得できる展開にまとめあげることは映画だけでは厳しいのかもしれない。
ネタとしてはかなり面白いものであったが、映画という商業世界に汚れて落ち切ってしまった。
鑑賞後に拍手をしていた者がいたが、その人の気持ちを知りたいものだ。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

国内映画興行収入ランキング(11月4週目その3)

11位:「マラヴィータ」(ブロードメディア)<2週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 130スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.0億円となっている。
1週間の伸びは5.9千万円程度だろうか。
ロバート・デ・ニーロ主演、リュック・ベッソン監督作品。
公開前に『久々のリュック・ベッソン監督だが、ヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
アメリカでは37百万ドルしか稼げなかった。
日本で100スクリーン以上で公開する戦略がよく分からない。

リュック・ベッソン系映画の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「トランスポーター3」トータル6.7億円
OP1.1→3.3→不明→4.7→5.6
☆12年公開「パリより愛をこめて」2億円見込み
OP0.5→1.6→2.2
☆12年公開「ロックアウト」1~2億円見込み
祝金0.6→1.2
☆13年公開「96時間/リベンジ」4~5億円見込み
OP1.1→3.3→4.1
☆13年「マラヴィータ」
金0.4→1.0億円→
ロバート・デ・ニーロが主演だろうと、これらから考えてもヒットするはずがない。
これら以下と考えて、「マラヴィータ」の興行収入は1億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
ロバート・デ・ニーロ主演、リュック・ベッソン監督作品なので、年配層の動員を期待したが、甘かったか。


12位:「ルームメイト」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 193スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.8億円となっている。
1週間の伸びは5.2千万円程度だろうか。
北川景子、深田恭子主演のサスペンス。
公開前に『人気小説の映画化らしいが、地味で暗めの作風なのでヒットすることはないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

以下が参考となるか。
☆11年「白夜行」トータル4.2億円
OP0.8→2.3→3.2→3.7
☆13年「ルームメイト」
OP0.5→1.3→1.8億円→
これとの対比で考えると、「ルームメイト」の興行収入は2.4億円となる。
レディースデイの動員を多少期待しても、この程度だろうか。
「ルームメイト」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
このキャストでここまで興行収入が低いとも思えなかった。
この映画をここまで低い興行収入にしてしまう東映のやる気のなさを感じる。


13位:「キャリー」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 242スクリーン(先週比-30スクリーン)
1.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは1.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.7千万円半ば程度だろうか。
スティーヴン・キング原作のリメイクホラー作品。
公開前に『アメリカでもヒットせず、日本で好まれるタイプの作品でもない』と書いたとおりとなりそうだ。

若手女優が活躍する作品が参考となるか。
☆12年「ハンガーゲーム」トータル4.7億円
金1.2→2.9→4.0
☆11年「エンジェル・ウォーズ」トータル2.9億円
金0.8→1.7→2.3
☆13年「キャリー」
金0.7→1.5→2.0億円→
これらとの対比で考えると、「キャリー」の興行収入は2.4~2.5億円となる。
この程度だろう。
「キャリー」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので当たりそうだ。
本作は70年代のリメイク作品である。
本作を鑑賞していないが、新しさを感じさせない。
そういったアプローチを間違えているのかもしれない。


14位:「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台(OP~2週目6億円台)
【公開規模】 421スクリーン(先週比-189スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
1.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.4千万円程度だろうか。
神話をベースにしたファンタジーアドベンチャーの続編作品。
評判も高くはなく、続編を作った意味がよく分からない。
アメリカでも前作は89百万ドルの成績だったが、本作は67百万ドルに終わった。
公開前に『前作はそれなりにヒットしたが、本作は無理だろう』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル14.2億円
金3.7→7.9→10.4→11.8→13.0→13.8
☆13年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」
金4日2.2→3.4→4.2→4.7億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は5.7億円となる。
この程度ではないか。

以下と同じ運命だろう。
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆12年公開「タイタンの逆襲」トータル7.2億円
OP1.3→3.3→6.1
☆13年公開「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」
金4日2.2→3.4→4.2→4.7億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は5.3億円となる。
「タイタン」シリーズは、前作から54%減となっており、本作もその程度の減少となるのではないか。

「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」4.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2012>
☆「ものすごく~」5.0億円(トータル5.9億円)
☆「シルク・ドゥ・ソレイユ」4.5億円(トータル5.0億円)
☆「リンカーン/秘密の書」4.5億円(トータル4.7億円)
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は4.9~5.5億円となる。
この程度だろう。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」の興行収入は2週目まで6億円台と予想していたが、先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
原作はまだまだあるようだが、さらなる続編を作ることはないだろう。


順位不明:「ワン・ダイレクション THIS IS US」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台(OP時1億円未満)
【公開規模】 43スクリーン(先週比-81スクリーン)
(※3D映画なので劇場館数はもっと少ない)
4.5百万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.1億円となっている。
1週間の伸びは1.6千万円弱程度だろうか。
公開前に、それなりのスクリーン数を確保していることは確認したが、ランクインは無理だろうと判断して予想しなかった。

イギリスの人気グループではあるが、日本ではまだまだだろう。
オープニングはファンが殺到するものだから、今後大きな伸びはないだろうと思ったが、さすがに多少は伸びたか。
「ワン・ダイレクション THIS IS US」の興行収入はOP時に1億円未満と予想したが、先週に引き続き1億円台と予想したい。
それにしても、なぜ100スクリーン以上で公開したのだろうか。
50スクリーン程度で公開していれば、彼らの名誉が守れたものを無謀な公開で傷つけてしまった。


順位不明:「2ガンズ」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 2億円台
【公開規模】 197スクリーン(先週比-2スクリーン)
3.6百万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.8億円となっている。
1週間の伸びは1.3千万円半ば程度だろうか。
デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ主演のアクション作品。
アメリカでは76百万ドルとほどほどに稼いだが、公開前に『日本では絶対にヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」
金2.3→5.1→7.0→8.1→8.6
☆13年公開「2ガンズ」
金0.6→1.4→1.7→1.8億円→
「デンジャラス・ラン」をも大きく下回ってしまった。
主要作品との対比で考えると、「2ガンズ」の興行収入は2.0~2.0億円となる。
微妙なところだが、デンゼル・ワシントンブランドを信じて、「2ガンズ」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので当たりそうだ。
この手の軽いノリの中規模ハリウッドアクション作品は日本では厳しい。
悪くはない作品だが、思い切ってDVDスルーでもよいかもしれない。

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