ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(6月第4週目)

1位となったのは新作の「トランスフォーマー/ロストエイジ」。
事前には週末3日間で96百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る100百万ドルのオープニングを飾った。
マイケル・ベイ監督、マーク・ウォールバーグ主演の続編SFアクション作品。
公開前に『前作は超えないまでも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100百万ドル→
先行があるので、対比はできない。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル257百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル200百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190→206→217→223百万ドル→
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100百万ドル→
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は217~271百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は2億4千万ドル台と予想したい。
「アメイジング・スパイダーマン」「Ⅹ-MEN」同様、キャストが代わるとやはり興行収入的にはダメージが大きいようだ。


2位は3週目の「22 Jump Street」。
トータルでは140百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収は楽に終了している。
続編アクションコメディ作品。
主演は前作に引き続きジョナ・ヒル、チャニング・テイタム。
監督も前作に引き続きフィル・ロード、クリストファー・ミラー。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたが、ここまでとは思わなかった。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「21ジャンプストリート」トータル138百万ドル
OP36→70→93→109→120→127
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110→140百万ドル→
前作との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は208百万ドルとなる。

以下のコメディ作品がライバルとなる。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→078→111→129→142→151
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→059→085→107→124→136
☆12年「Ted」トータル219百万ドル
OP54→120→159→180→193→203
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆13年「なんちゃって家族」トータル150百万ドル
先38→70→91→110→124→132
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110→140百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は193~231百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろうが、爆発的には伸びないか。
「22 Jump Street」の興行収入は先週2億2千万ドル台と予想したが、2億1千万ドル台に下方修正したい。
今年公開された「LEGO(R)ムービー」がトータル257百万ドルを稼いでおり、フィル・ロード、クリストファー・ミラー監督作品が今年の興行収入の上位を占めることとなる。


3位は3週目の「How to Train Your Dragon 2」。
トータルでは122百万ドルとなっている。
製作費145百万ドルの回収が目標となる。
続編3Dアニメ作品。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→095→122百万ドル→
前作並の動きとなっていたが、3週目でやや勢いが落ちた。

20世紀フォックスとドリームワークスがコンビを組んだアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「クルードさんちのはじめての冒険」トータル187百万ドル
OP44→89→125→142→155→163→169→173→177→179
☆13年「ターボ」トータル83百万ドル
先31→56→069→075→078→079
☆14年「Mr. Peabody & Sherman」トータル111百万ドル
OP32→64→081→094→102→105
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→95→122百万ドル→
これらとの対比で考えると、「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は147~183百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、かなり伸びるだろう。
「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
成功した続編となりそうだ。


4位は2週目の「Think Like a Man Too」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
既に製作費24百万ドルを楽に回収している。
先週1位から急落している。
マイケル・イーリー、レジーナ・ホール、ケヴィン・ハート、ミーガン・グッドが出演している。
監督は、前作に引き続きティム・ストーリー。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「Think Like a Man」トータル92百万ドル
OP34→060→073→082→086→088
☆14年「Think Like a Man Too」
OP32→048百万ドル→
前作との対比で考えると、「Think Like a Man Too」の興行収入は74百万ドルとなる。

ティム・ストーリー監督は意外と実績を残している。
☆02年「バーバーショップ」トータル76百万ドル
OP21→38→51→60→65→69
☆04年「TAXY NY」トータル37百万ドル
先13→24→30→33→35→35
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→076→093→105→116→123
☆14年「Think Like a Man Too」
OP32→048百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Think Like a Man Too」の興行収入は65~85百万ドルとなる。
評価は普通であり、思った以上に伸びそうもない。
「Think Like a Man Too」の興行収入はOP時に8千万ドル台と予想したが、7千万ドル台に下方修正したい。
ただ、製作費を考えると、前作に続き大ヒットと言えるだろうが、さらなる続編はきびしいかもしれない。


5位は5週目の「マレフィセント」。
トータルでは202百万ドルとなっている。
既に製作費1億8千万ドルの回収が終了している。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング主演のファンタジー作品。
監督は、実績のないロバート・ストロンバーグ。
公開前に『大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150
☆14年「マレフィセント」
OP69→128→163→186→202百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は214~223百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びはあるだろう。
「マレフィセント」の興行収入は2週目まで2億ドル台と予想したが、先週に引き続き2億1千万ドル台と予想したい。
「オズ はじまりの戦い」よりもやや低いところは気になるが、2億ドル以上稼げば文句はいえまい。
やはりこの手の童話をベースにした作品は稼げるようだ。


6位は2週目の「ジャージー・ボーイズ」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
クリント・イーストウッド監督のミュージカル。
有名舞台の映画化作品。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ミスティック・リバー」トータル90百万ドル
拡大後14→25→34→40→46
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル14百万ドル
☆08年「チェンジリング」トータル36百万ドル
拡大後10→21→28→32→34
☆08年「グラン・トリノ」トータル148百万ドル
拡大後41→73→98→110→120
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆10年「ヒアアフター」トータル33百万ドル
拡大後12→22→29→31→32
☆11年「J・エドガー」トータル37百万ドル
OP11→21→29→33→35
☆14年「ジャージー・ボーイズ」
OP13→27百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は41~55百万ドルとなる。
評価は高いので、多少伸びるだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
クリント・イーストウッド監督作品の標準は3千万ドル台なので、仕方のない結果なのかもしれない。


7位は4週目の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」。
トータルでは84百万ドルとなっている。
製作費178百万ドルの回収が目標となるが、無理だろう。
日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSFアクション作品。
監督は、02年「ボーン・アイデンティティー」(トータル122百万ドル)、05年「Mr.&Mrs.スミス」(トータル186百万ドル)のダグ・リーマン。
公開前に『「オブリビオン」よりはヒットしそうだ』と書いたがどうなるだろうか。

トム・クルーズ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「M:i:Ⅲ」トータル134百万ドル
OP48→85→104→114→123→127
☆01年「バニラ・スカイ」トータル101百万ドル
OP25→45→67→81→88→93
☆02年「マイノリティ・リポート」トータル132百万ドル
OP36→73→97→110→118→123
☆03年「ラストサムライ」トータル111百万ドル
OP24→47→59→74→90→97
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→87→93
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27→46→62→69→73→74
☆11年「ミッション:インポッシブルⅣ」トータル209百万ドル
限13→込77→込141→170→187→19
☆12年「アウトロー」トータル80百万ドル
OP15→44→65→73→76→78
☆13年「オブリビオン」トータル89百万ドル
OP37→65→76→82→86→87
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
OP29→57→74→84百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は91~99百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、もうちょっと伸びるだろう。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入はOP時に1億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
トム・クルーズの全米の人気はそれほど高くはなく、1億ドルがせいぜいというところであり、全世界で稼げるとはいえ、トム・クルーズ主演作品にここまでの製作費を掛けるのはいかがなものかと思う。


8位は4週目の「The Fault in our Stars」。
トータルでは110百万ドルとなっている。
製作費12百万ドルであり、9倍以上を稼いでいる。
ベストセラー小説の映画化のヒューマンドラマ。
主演はの「ダイバージェント」のシェイリーン・ウッドリー。
監督はあまり実績のないJosh Boone。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、余裕の大ヒットなっている。

以下の作品と比較されているようだ。
☆12年「君への誓い」トータル125百万ドル
OP41→85→103→112→117→121
☆14年「The Fault in our Stars」
OP48→81→99→110百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Fault in our Stars」の興行収入は123百万ドルとなる。
評価がメチャクチャ高いので、伸びるかと思ったが、勢いは最初だけだったようだ。
しかし、さすがに少しは粘るようだ。
「The Fault in our Stars」の興行収入はOP時に1億6千万ドル台、先週1億1千万ドル台と予想したが、1億2千万ドル台に上方修正したい。
1億ドルを超えるので、大ヒットといえるだろう。
日本でも恋愛コミック原作作品が当たることもあり、アメリカでもこの手の作品はヒットするようだ。


9位は6週目の「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」。
トータルでは223百万ドルとなっている。
製作費2億ドルの回収は既に終了している。
コミックを原作とする続編モノのアクションアドベンチャー。
監督は、過去2作を手掛けたブライアン・シンガー。
新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『前作超えるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
やはり、ファンはヒュー・ジャックマンなどの旧作スターを望んでいるようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル133百万ドル
OP53→095→112→121→125→128
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190→206→217→223百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は228~232百万ドルとなる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」を超えるかが注目となる。

近年のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル257百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル200百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190→206→217→223百万ドル→
「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」「アメイジング・スパイダーマン2」と同程度のオープニングのようだ。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は228~234百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のような伸びはあるだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は先週に引き続き2億3千万ドル台と予想したい。
「アベンジャーズ」系のディズニー、「X-MEN」の20世紀フォックスはヒットさせたが、「スパイダーマン」のソニーが出遅れた形となる。


10位は8週目の「Chef」。
トータルでは19百万ドルとなっている。
OP6→2週目72→3週目498→4週目525→5週目1298→6週目1102→7週目961→8週目801スクリーンとなっている。
「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督のコメディ作品。
脚本、主演もジョン・ファブローが務めている。
ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJr.も出演している。
評価はかなり高いので、拡大公開されるのかが注目だったが、1千スクリーン止まりだったようだ。
「Chef」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆スコット・デリクソン監督のホラー作品「Deliver Us From Evil」
☆メリッサ・マッカーシー主演のコメディ作品「Tammy」
☆アドベンチャー作品「Earth to Echo」
「Deliver Us From Evil」「Tammy」はどちらもヒットするだろう。
「Earth to Echo」はよく分からないが、ヒットしないのではないか。
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『トランセンデンス』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B(一般向けのエンターテイメント作品ではない)

アメリカでは駄作というレッテルを貼られて、大コケした作品。
確かに、地味で眠くなりそうな作品ではあったが、それほど悪くはなく、個人的には意外と気に入り、心にジンワリと響いた。
人工知能を一つのテーマとしているが、本作は人工知能が暴走し、人類とバトルする『ターミネーター』のような映画ではない。
本作はSFというよりも、ラブストーリーだろう。

一言でいえば、チカラを得た科学者が、愛する者が思い描いた世界、愛する者の夢を実現したいと願ったに過ぎない。
ラストにおける、愛する者の命はもはや癒せない、愛する者の傷を直すと自分も感染して死んでしまうという矛盾するような選択に対して答えを出す辺りには、人間とコンピューターの違いがはっきりと描かれている。
“愛”という形のないものを描くことによって、“人間”というコンピューターとは異なる存在を描こうとしているのだろう。

ジョニー・デップ演じる男は、人を傷つけることをしていない(FBIに情報を提供しているが)。
その一方で、未知なものに対して、“怖れ”を抱き、傷つけようとする攻撃性もまた“人間”を表している。

映画としては一般向けのエンターテイメント作品ではなく、地味な仕上がりになってしまったが、深いところを描き出そうとしている点は評価したいところだ。
ソダーバーグ監督版の「ソラリス」のような感じもする。

国内映画興行収入ランキング(6月3週目その3)

8位:「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円台(OP時12億円台)
【公開規模】 595スクリーン(先週比-53スクリーン)
※3D、2D、字幕版、吹替版があるので、実際の劇場館数はもっと少ない。
4.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定9.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
日本を舞台にしたスピンオフがコケているので、意外と健闘しているように思える。

未来と過去を舞台とするため新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『アメリカではヒットしているが、日本では当然ヒットを期待できないだろう』と書いたが、それほど悪くはない結果となりそうだ。

過去の「X-MEN」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→07.3→08.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円
先1.7→4.1→05.5→06.3
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル8.1億円
金2.4→5.1→06.6→07.4→07.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→08.4→09.4億円→
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.1~10.7億円となる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」のオープニングと近かったが、伸びはないようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」トータル19.7億円
先4.6→10.1→13.5→16.8→18.1→18.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆13年公開「マン・オブ・スティール」トータル9.7億円
金3.4→6.4→8.0→8.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→8.4→9.4億円→
「アイアンマン2」「マン・オブ・スティール」レベルか。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.2~11.0億円となる。
あまり伸びはないだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入はOP時に12億円台と予想したが、先週に引き続き10億円台と予想したい。
オープニングの成績には、先行分も含まれており、数値が正確でなく微妙なところもあったようだ。
公開前個人予想は9億円台だったので、結果的に当たりとなりそうだ。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円なので、さすがにそこまで高いヒットにはならない。


9位:「青天の霹靂」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 11億円台(OP~2週目15億円台)
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは10.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円程度か。
評価の高そうな作品だけに期待したが、あまり伸びなかったようだ。

劇団ひとりの監督・原作・共同脚本・出演作品。
大泉洋、柴咲コウが主演している。
公開前に『コメディ系の感動作品であり、評価も高そうだ。意外なヒットとなる可能性はある』と書いたとおりとなりそうもない。

劇団ひとり原作小説の映画化の興行収入は以下のとおり。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3→17.8
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4→7.7→9.2→10.3億円→
これとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は12.3億円となる。
ここまで伸びないかもしれない。

お笑い芸人の監督作品のヒットした作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆11年「さや侍」トータル6.3億円
OP1.2→3.4→4.7→5.5
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆11年「漫才ギャング」トータル8.4億円
OP0.9→3.2→5.3→6.7→7.4
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4→7.7→9.2→10.3億円→
これらとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は11.7~12.5億円となる。
「ドロップ」は超えられず、「大日本人」が目標となる。
少しは話題になることを期待していたが、無理そうだ。
「青天の霹靂」の興行収入は2週目まで15億円台と予想したが、先週に引き続き11億円台と予想したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
この手の感動作品はヒットしやすく、もうちょっと話題になるかと思ったが、期待が高すぎたか。
ただ、この程度でも十分なヒットといえるだろう。


11位:「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台(OP時7億円台)
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定5.1億円弱となっている。
1週間の伸びは6.5千万円半ば程度だろうか。
思ったよりも低い伸びとなった。

松岡圭祐原作のサスペンス映画。
綾瀬はるか、松坂桃李主演作品。
公開前に『原作が結構有名らしいが、人気のほどがよく分からない。モナリザが出るということ以外に情報が伝わってこないので、ヒットしないと思う』と書いたようにアピール不足が響いたようだ。

綾瀬はるか出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→07.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」トータル19.8億円
OP3.1→08.4→11.9→14.7→16.3→17.4
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円
OP1.4→03.1→04.2→05.2→05.6
☆13年「リアル~完全なる首長竜の日~」トータル4.2億円
OP1.1→02.4→03.3→03.7
☆14年「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」
OP1.4→03.3→04.4→05.1億円→
綾瀬はるかの人気というよりも、「リアル」同様に東宝にヒットさせる気がないとしか思えない。
これらとの対比で考えると、「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入は5.8~6.9億円となる。
公開前に『「リアル」以上、「インシテミル」以下というところか』と書いたとおりとなりそうだ。

小説原作のサスペンス作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5
☆09年「ゼロの焦点」トータル10.1億円
OP1.6→祝5.3→6.9→8.6→9.2
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→04.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆12年「北のカナリアたち」トータル14.0億円
OP1.8→05.6→08.3→10.2→11.5→12.3
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP4.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→09.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆14年「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」
OP1.4→03.3→04.4→05.1億円→
主要作品との対比で考えると、「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入は6.0~7.0億円となる。
さすがに高く伸びるとは思えない。
「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入はOP時に7億円台と予想したが、先週に引き続き6億円台と予想したい。
公開前個人予想も7億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
題材は悪くはなさそうなのだが、「リアル」同様に完全に宣伝が悪いと思う。
綾瀬はるか主演というだけでは、客は入らない。
人気がある女優なので、宣伝次第ではヒットできたので、東宝の戦略が不可思議だ。


12位:「テルマエ・ロマエⅡ」(東宝)<9週目>
【公開前個人予想】 33億円台
【現時点での興行収入予想】 45億円台(3週目50億円台、OP時33億円台)
【公開規模】 342スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定43.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.8千万円弱程度だろうか。
40億円を超える大ヒットなっている。
前作がマグレではないことを証明する動きとなっている。
公開前に『予想するのが非常に難しい作品。前作と同程度を稼げるとは到底思えない』と書いたが、前作に近い成績となりそうだ。
気軽にみられるコメディ系はやはり稼ぎやすいようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆14年「テルマエ・ロマエⅡ」
5週目38.1→40.5→41.9→42.6→43.0億円→
前作との対比で考えると、「テルマエ・ロマエⅡ」の興行収入は47.4億円となる。
さすがに、ここまでは伸びないだろう。
ただ、公開前に『前作は奇跡的な大ヒットといえるだろう。ただ、気軽なコメディ作品であり、それなりには稼ぐはずだ』とはなりそうだ。
「テルマエ・ロマエⅡ」の興行収入はOP時に33億円台、3週目に50億円台と予想したが、7週目に引き続き45億円台と予想したい。
公開前の予想は33億円台だったので、ハズしそうだ。
前作のようなムーブメントは起きないと思ったが、作品的に見やすさがあり、地力も高かった。
この分ならば、続編も制作されそうだ。

国内映画興行収入ランキング(6月3週目その2)

1位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<15週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 250億円程度(9~14週目240億円程度、8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 565スクリーン(先週比-3スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
3.6億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは237.6億円となっている。
1週間の伸びは6.6億円弱程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8→15週目6.6億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたか。
7月16日DVD発売が決まっており、今後の伸びが注目となる。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4→212.3→223.3→231.0→237.6億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→150.0→150.6
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
10週目126.0→132.3→138.2→142.7→147.0→150.5
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
10週目105.4→106.2→107.0
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0→117.6
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4→212.3→223.3→231.0→237.6億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
主要作品との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は242.9~246.3億円となる。
伸びはしばらくは止まらず、この上限を超えそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度、14週目まで240億円程度と予想したが、250億円程度と上方修正したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


2位:「ノア 約束の舟」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台
【配給会社期待値等】 最終興行収入20億円へ向け、視界良好のスタート
【公開規模】 361スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定8.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.8億円程度だろうか。
公開前に『堅い題材ではあるが、監督・主演を踏まえると、ヒットする可能性が高い。この題材も日本人の関心はあるだろうから、監督・主演の知名度が高ければ、注目を集まる』と書いたように題材への関心は高かったようだ。
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督作品。
ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソンが出演している。

ラッセル・クロウ出演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆04年公開「マスター・アンド・コマンダー」トータル10.1億円
☆05年公開「シンデレラマン」トータル12.6億円
祝3日2.8→6.2→8.7→10.6→11.6
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆10年公開「ロビン・フッド」トータル7.0億円
金1.7→3.8→4.9→5.8→6.5→6.8
☆14年公開「ノア 約束の舟」
金3.3→8.2億円→
意外とヒット作品がある。
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は15.1~16.7億円となる。
この程度だろうか。

「ノア 約束の舟」8.2億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「オズ はじまりの戦い」8.0億円(トータル17.8億円)
☆「オブリビオン」8.5億円(トータル13.1億円)
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は12.6~18.2億円となる。
年配層も見るので、多少は伸びるだろうが、極端には伸びないだろう。
「ノア 約束の舟」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、予想よりもやや高くなりそうだ。
参考とする作品もあまりなく、予想は難しかった。


7位:「MONSTERZ モンスターズ」(ワーナー・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 327スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定8.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
公開前に『この手の作品は女性受けが悪いため、意外とヒットしないのが例である。さらに評価も悪いようであり、ちょっと厳しい結果となるかもしれない』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、『リング』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の中田秀夫。
藤原竜也、山田孝之主演の韓国映画のリメイク作品。

参考作品は以下のとおり。
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP4.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→09.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→04.2→06.2→07.7
☆14年「MONSTERZ モンスターズ」
金2.4→05.2→06.9→08.0億円→
主要作品との対比で考えると、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は9.6~10.7億円となる。
10億円を超えてもおかしくない動きだが、伸びがあるだろうか。

「MONSTERZ モンスターズ」8.0億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「クロユリ団地」7.7億円(トータル10.2億円)
☆「奇跡のリンゴ」7.7億円(トータル10.2億円)
☆「探偵はBARにいる2」7.4億円(トータル8.9億円)
これらとの対比で考えると、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は9.6~10.6億円となる。
10億円程度となりそうだが、評価を踏まえると高くは予想しにくい。
「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
企画段階では、さすがに悪くはない結果となりそうだと思ったが、これではヒットとはいえないだろう。
ワーナーは実写映画の「藁の盾」を当てたが、「R100」(配給)、「許されざる者」「すべては君に逢えたから」「黒執事」をハズしている。
「るろうに剣心」が最後の綱となりそうだ。

気になる映画ニュース(6月第4週目)

☆『プレデター』の続編が制作へ
20世紀フォックスが企画を進めているようだ。
監督は、『アイアンマン3』のシェーン・ブラックが起用される。
当初はリブート化と報道されたが、リブートではなくて、『エイリアンVS. プレデター』『プレデターズ』などのような、プレデターを題材とした新たな作品となりそうだ。
いまさらリブート化する意味はないので、そのような方向性が当然だろう。


☆『パシフィック・リム』続編が決定
2017年4月7日に全米公開される。
制作会社が、ワーナーとの契約が終了しているため、ユニバーサルが配給をすることとなる。
『パシフィック・リム』は製作費1億9千万ドルの大作映画だったが、全米では102百万ドルしか稼げなかった。
しかし、中国で爆発的なヒットとなったため、続編制作が可能となったようだ。
中国市場が今後もクローズアップされていきそうだ。


☆『スター・ウォーズ8』の監督が決定
J・J・エイブラムス監督は続投せず、『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソンが起用された。
『LOOPER/ルーパー』の評価は高かったが、個人的には絶賛するほどではなかったため、この起用はなんともいえないところだ。
『スター・ウォーズ9』にもライアン・ジョンソンは何らかの形で関わるとのこと。
J・J・エイブラムスは実績のある者だが、スピンオフ作品を含めて、有望な新人を起用していっている。

国内映画興行収入ランキング(6月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「渇き。」(GAGA)
役所広司主演、中島哲也監督作品。
『このミステリーがすごい!』大賞作品の映画化。

中島哲也監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→5.0→7.4→9.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7→8.7→13.7→16.8→祝19.5→20.8
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8
実績のある監督だが、「告白」のようなムーブメントはないだろう。
「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」辺りか。

『このミステリーがすごい!』大賞の映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「四日間の奇蹟」5億円程度か
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5
☆13年「リアル~完全なる首長竜の日~」トータル4.2億円
OP1.1→02.4→03.3→03.7
あまりヒットしていないようだ。
「チーム・バチスタの栄光」レベルか。
ヒットはするが、爆発的なヒットはしないだろう。
12年「悪の教典」トータル23.4億円を超えない程度か。
20億円までいかず、10億円後半というイメージ。
「渇き。」の興行収入は18億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは3.0億円程度か。


◎「トランセンデンス」(松竹)
ジョニー・デップ主演のSF作品。
監督は、クリストファー・ノーラン作品の撮影監督だったウォーリー・フィスター。
製作費1億ドルの大作映画だが、全米で23百万ドルしか稼げなかった。
ビジュアルは良いが、訳が分からなくてつまらないという噂の映画。
ジョニー・デップという知名度だけでどこまで稼げるだろうか。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」トータル21.6億円
OP4.0→10.3→14.9→17.7→19.5→20.5→21.1
☆13年公開「ローン・レンジャー」トータル20.9億円
金03.9→09.3→15.3→18.1→19.6→20.5
20億円前後が標準となるようだ。
今回はこれらを下回るだろう。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9.3億円
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」トータル7.6億円
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3→07.4
「オブリビオン」以下、「アフター・アース」以上となるか。
「トランセンデンス」の興行収入は12億円台と予想したい。
金曜日の先行を含めたオープニングは2.8億円程度か。
さすがに日本でのジョニー・デップの人気は高く、いくら駄作でもなんとかなるだろう。

全米映画興行収入(6月第3週目)

1位となったのは新作の「Think Like a Man Too」。
事前には週末3日間で37.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る29.2百万ドルのオープニングを飾った。
製作費24百万ドルを楽に回収した。
予想は下回ったものの、全く問題ないだろう。
大ヒットすると思われたが、大ヒットというわけではなかったようだ。
マイケル・イーリー、レジーナ・ホール、ケヴィン・ハート、ミーガン・グッドが出演している。
監督は、前作に引き続きティム・ストーリー。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「Think Like a Man」トータル92百万ドル
OP34→060→073→082→086→088
☆14年「Think Like a Man Too」
OP32百万ドル→
前作との対比で考えると、「Think Like a Man Too」の興行収入は87百万ドルとなる。

ティム・ストーリー監督は意外と実績を残している。
☆02年「バーバーショップ」トータル76百万ドル
OP21→38→51→60→65→69
☆04年「TAXY NY」トータル37百万ドル
先13→24→30→33→35→35
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→076→093→105→116→123
☆14年「Think Like a Man Too」
OP32百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Think Like a Man Too」の興行収入は89~102百万ドルとなる。
評価は普通であり、高くは伸びないだろう。
「Think Like a Man Too」の興行収入は8千万ドル台と予想したい。
製作費を考えると、前作に続き大ヒットと言えるだろう。


2位は2週目の「22 Jump Street」。
トータルでは110百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収は楽に終了している。
続編アクションコメディ作品。
主演は前作に引き続きジョナ・ヒル、チャニング・テイタム。
監督も前作に引き続きフィル・ロード、クリストファー・ミラー。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたが、ここまでとは思わなかった。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「21ジャンプストリート」トータル138百万ドル
OP36→70→93→109→120→127
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110百万ドル→
前作との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は217百万ドルとなる。

以下のコメディ作品がライバルとなる。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→078→111→129→142→151
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→059→085→107→124→136
☆12年「Ted」トータル219百万ドル
OP54→120→159→180→193→203
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆13年「なんちゃって家族」トータル150百万ドル
先38→70→91→110→124→132
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は201~236百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろう。
「22 Jump Street」の興行収入は2億2千万ドル台と予想したい。
今年公開された「LEGO(R)ムービー」がトータル257百万ドルを稼いでおり、フィル・ロード、クリストファー・ミラー監督作品が今年の興行収入の上位を占めることとなる。


3位は2週目の「How to Train Your Dragon 2」。
トータルでは95百万ドルとなっている。
製作費145百万ドルの回収が目標となる。
続編3Dアニメ作品。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→095百万ドル→
前作並の動きとなっている。

20世紀フォックスとドリームワークスがコンビを組んだアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「クルードさんちのはじめての冒険」トータル187百万ドル
OP44→89→125→142→155→163→169→173→177→179
☆13年「ターボ」トータル83百万ドル
先31→56→069→075→078→079
☆14年「Mr. Peabody & Sherman」トータル111百万ドル
OP32→64→081→094→102→105
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→95百万ドル→
これらとの対比で考えると、「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は141~200百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろう。
「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は2億ドル台と予想したい。
成功した続編となりそうだ。


4位となったのは新作の「ジャージー・ボーイズ」。
事前には週末3日間で11百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る13.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
クリント・イーストウッド監督のミュージカル。
有名舞台の映画化作品。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ミスティック・リバー」トータル90百万ドル
拡大後14→25→34→40→46
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル14百万ドル
☆08年「チェンジリング」トータル36百万ドル
拡大後10→21→28→32→34
☆08年「グラン・トリノ」トータル148百万ドル
拡大後41→73→98→110→120
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆10年「ヒアアフター」トータル33百万ドル
拡大後12→22→29→31→32
☆11年「J・エドガー」トータル37百万ドル
OP11→21→29→33→35
☆14年「ジャージー・ボーイズ」
OP13百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は44~53百万ドルとなる。
評価は高いので、多少伸びるだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
クリント・イーストウッド監督作品の標準は3千万ドル台なので、仕方のない結果なのかもしれない。


5位は4週目の「マレフィセント」。
トータルでは186百万ドルとなっている。
製作費1億8千万ドルの回収が終了した。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング主演のファンタジー作品。
監督は、実績のないロバート・ストロンバーグ。
公開前に『大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150
☆14年「マレフィセント」
OP69→128→163→186百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は210~221百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びはあるだろう。
「マレフィセント」の興行収入は先々週まで2億ドル台と予想したが、2億1千万ドル台に上方修正したい。
「オズ はじまりの戦い」よりもやや低いところは気になるが、2億ドル稼げば文句はいえまい。
やはりこの手の童話をベースにした作品は稼げるようだ。


6位は3週目の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」。
トータルでは74百万ドルとなっている。
製作費178百万ドルの回収が目標となるが、無理だろう。
日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSFアクション作品。
監督は、02年「ボーン・アイデンティティー」(トータル122百万ドル)、05年「Mr.&Mrs.スミス」(トータル186百万ドル)のダグ・リーマン。
公開前に『「オブリビオン」よりはヒットしそうだ』と書いたがどうなるだろうか。

トム・クルーズ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「M:i:Ⅲ」トータル134百万ドル
OP48→85→104→114→123→127
☆01年「バニラ・スカイ」トータル101百万ドル
OP25→45→67→81→88→93
☆02年「マイノリティ・リポート」トータル132百万ドル
OP36→73→97→110→118→123
☆03年「ラストサムライ」トータル111百万ドル
OP24→47→59→74→90→97
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→87→93
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27→46→62→69→73→74
☆11年「ミッション:インポッシブルⅣ」トータル209百万ドル
限13→込77→込141→170→187→19
☆12年「アウトロー」トータル80百万ドル
OP15→44→65→73→76→78
☆13年「オブリビオン」トータル89百万ドル
OP37→65→76→82→86→87
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
OP29→57→74百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は87~107百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、もうちょっと伸びるだろう。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入はOP時に1億1千万ドル台と予想したが、1億ドル台に下方修正したい。
トム・クルーズの全米の人気はそれほど高くはなく、1億ドルがせいぜいというところであり、全世界で稼げるとはいえ、トム・クルーズ主演作品にここまでの製作費を掛けるのはいかがなものかと思う。


7位は3週目の「The Fault in our Stars」。
トータルでは99百万ドルとなっている。
製作費12百万ドルであり、8倍以上を稼いでいる。
ベストセラー小説の映画化のヒューマンドラマ。
主演はの「ダイバージェント」のシェイリーン・ウッドリー。
監督はあまり実績のないJosh Boone。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、余裕の大ヒットなっている。

以下の作品と比較されているようだ。
☆12年「君への誓い」トータル125百万ドル
OP41→85→103→112→117→121
☆14年「The Fault in our Stars」
OP48→81→99百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Fault in our Stars」の興行収入は120百万ドルとなる。
評価が恐ろしいほど高いので、伸びるかと思ったが、勢いは最初だけだったようだ。
「The Fault in our Stars」の興行収入はOP時に1億6千万ドル台と予想したが、1億1千万ドル台と下方修正したい。
ただ、1億ドルを超えるので、大ヒットといえるだろう。
日本でも恋愛コミック原作作品が当たることもあり、アメリカでもこの手の作品はヒットするようだ。


8位は5週目の「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」。
トータルでは217百万ドルとなっている。
製作費2億ドルの回収は既に終了している。
コミックを原作とする続編モノのアクションアドベンチャー。
監督は、過去2作を手掛けたブライアン・シンガー。
新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『前作超えるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
やはり、ファンはヒュー・ジャックマンなどの旧作スターを望んでいるようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル133百万ドル
OP53→095→112→121→125→128
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190→206→217百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は226~234百万ドルとなる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」を超えるかが注目となる。

近年のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル257百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル200百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190→206→217百万ドル→
「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」「アメイジング・スパイダーマン2」と同程度のオープニングのようだ。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は225~235百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のような伸びはあるだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は先週に引き続き2億3千万ドル台と予想したい。
「アベンジャーズ」系のディズニー、「X-MEN」の20世紀フォックスはヒットさせたが、「スパイダーマン」のソニーが出遅れた形となる。


9位は6週目の「GODZILLA」。
トータルでは195百万ドルとなっている。
製作費1億6千万ドルの回収は既に終了している。
SFアクション作品。
監督は10年「モンスターズ/地球外生命体」のギャレス・エドワーズ。
出演はアーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙など。
公開前に『「GODZILLA」は意外と受けそうな気がする。前作は超えるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

前回のリメイク作品の興行収入は以下のとおり。
☆98年「GODZILLA ゴジラ」トータル136百万ドル
先63(OP44)→99→114→124→129
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→174→185→191→195百万ドル→
前回を楽に超えた。

参考となりそうな作品は以下のとおり。
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆05年「キング・コング」トータル218百万ドル
先66(OP50)→109→168→193→203→210
☆11年「SUPER8」トータル127百万ドル
先36→73→95→108→118
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆13年「パシフィック・リム」トータル102百万ドル
OP37→68→84→093→097→098
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→076→078→079
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→174→185→191→195百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「GODZILLA」の興行収入は202~203百万ドルとなる。
評価は高いので、もうちょっとは伸びるとは思ったが、あまり伸びなかった。
「GODZILLA」の興行収入は2週目まで2億4千万ドル台、3週目に2億2千万ドル台と予想したが、先々週に引き続き2億ドル台と予想したい。
伸びはなかったが、それでも今回のハリウッドリメイクは大成功となりそうだ。


10位は7週目の「Chef」。
トータルでは17百万ドルとなっている。
OP6→2週目72→3週目498→4週目525→5週目1298→6週目1102→7週目961スクリーンとなっている。
「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督のコメディ作品。
脚本、主演もジョン・ファブローが務めている。
ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJr.も出演している。
評価はかなり高いので、拡大公開されるのかが注目だったが、1千スクリーン止まりだったようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆SFアクション「トランスフォーマー/ロストエイジ」
前作は超えないまでも大ヒットするだろう。

国内映画興行収入ランキング(6月3週目その1)

動員2位:「超高速!参勤交代」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【公開規模】 251スクリーン
2.0億円(200,902,800円)のオープニングを飾った。
多忙のため予想できなかったが、ヒットはしないだろうと思っていた。
確かにユニークだとは思うが、このオープニングは正直驚きだ。
年配層が足を運んだのだろうか。
佐々木蔵之介主演作品。
監督は、「釣りバカ」シリーズを手掛けていたこともある本木克英。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0億円→
主要作品との対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は12.3~14.3億円となる。
この程度だろうか。

「超高速!参勤交代」2.0億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2013>
☆「東京家族」2.1億円(トータル18.2億円)
☆「図書館戦争」2.2億円(トータル17.2億円)
☆「相棒シリーズ X DAY」2.1億円(トータル13.4億円)
「東京家族」「図書館戦争」のように極端に伸びないだろう。
「相棒」との対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は12.8億円となる。
この程度と考えて、「超高速!参勤交代」の興行収入は12億円台と予想したい。
予想はしなかったが、この半分くらいの予想をしていたかもしれない。

国内映画興行収入ランキング(6月2週目その2)

1位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<14週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 240億円程度(8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 568スクリーン(先週比-33スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
3.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは231.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.7億円半ば程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたか。
7月16日DVD発売が決まっており、今後の伸びが注目となる。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4→212.3→223.3→231.0億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→150.0
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
10週目126.0→132.3→138.2→142.7→147.0
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
10週目105.4→106.2→107.0
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0→117.6
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4→212.3→223.3→231.0億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
主要作品との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は237.3~245.1億円となる。
伸びはしばらくは止まらず、この上限程度となりそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度と予想したが、先週に引き続き240億円程度と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


4位:「MONSTERZ モンスターズ」(ワーナー・日本テレビ)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 327スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定6.9億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度だろうか。
公開前に『この手の作品は女性受けが悪いため、意外とヒットしないのが例である。さらに評価も悪いようであり、ちょっと厳しい結果となるかもしれない』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、『リング』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の中田秀夫。
藤原竜也、山田孝之主演の韓国映画のリメイク作品。

参考作品は以下のとおり。
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP4.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→09.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→04.2→06.2→07.7
☆14年「MONSTERZ モンスターズ」
金2.4→05.2→06.9億円→
主要作品との対比で考えると、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は10.4~11.4億円となる。
10億円を超えてもおかしくない動きだが、伸びがあるだろうか。

「MONSTERZ モンスターズ」6.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「奇跡のリンゴ」6.2億円(トータル10.2億円)
☆「探偵はBARにいる2」6.1億円(トータル8.9億円)
これらとの対比で考えると、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は10.1~11.4億円となる。
10億円程度となりそうだが、評価を踏まえると高くは予想しにくい。
「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は先々週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
企画段階では、さすがに悪くはない結果となりそうだと思ったが、これではヒットとはいえないだろう。
ワーナーは実写映画の「藁の盾」を当てたが、「R100」(配給)、「許されざる者」「すべては君に逢えたから」「黒執事」をハズしている。
「るろうに剣心」が最後の綱となりそうだ。


5位:「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円台(OP時12億円台)
【公開規模】 648スクリーン(先週比-5スクリーン)
※3D、2D、字幕版、吹替版があるので、実際の劇場館数はもっと少ない。
7.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定8.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.7億円弱程度だろうか。
日本を舞台にしたスピンオフがコケているので、意外と健闘しているように思える。

未来と過去を舞台とするため新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『アメリカではヒットしているが、日本では当然ヒットを期待できないだろう』と書いたが、それほど悪くはない結果となりそうだ。

過去の「X-MEN」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→07.3→08.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円
先1.7→4.1→05.5→06.3
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル8.1億円
金2.4→5.1→06.6→07.4→07.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→08.4億円→
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.2~11.2億円となる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」のオープニングと近かったが、伸びはないようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」トータル19.7億円
先4.6→10.1→13.5→16.8→18.1→18.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆13年公開「マン・オブ・スティール」トータル9.7億円
金3.4→6.4→8.0→8.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→8.4億円→
「アイアンマン2」「マン・オブ・スティール」レベルか。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.2~11.1億円となる。
あまり伸びはないだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入はOP時に12億円台と予想したが、10億円台に下方修正したい。
オープニングの成績には、先行分も含まれており、数値が正確でなく微妙なところもあったようだ。
公開前個人予想は9億円台だったので、結果的に当たりとなりそうだ。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円なので、さすがにそこまで高いヒットにはならない。


6位:「青天の霹靂」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 11億円台(OP~2週目15億円台)
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは9.2億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度か。
評価の高そうな作品だけに期待したが、あまり伸びなかったようだ。

劇団ひとりの監督・原作・共同脚本・出演作品。
大泉洋、柴咲コウが主演している。
公開前に『コメディ系の感動作品であり、評価も高そうだ。意外なヒットとなる可能性はある』と書いたとおりとなりそうもない。

劇団ひとり原作小説の映画化の興行収入は以下のとおり。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3→17.8
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4→7.7→9.2億円→
これとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は12.6億円となる。
ここまで伸びないかもしれない。

お笑い芸人の監督作品のヒットした作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆11年「さや侍」トータル6.3億円
OP1.2→3.4→4.7→5.5
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆11年「漫才ギャング」トータル8.4億円
OP0.9→3.2→5.3→6.7→7.4
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4→7.7→9.2億円→
これらとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は10.5~12.4億円となる。
「ドロップ」は超えられず、「大日本人」が目標となる。
少しは話題になることを期待していたが、無理そうだ。
「青天の霹靂」の興行収入は先々週まで15億円台と予想したが、11億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
この手の感動作品はヒットしやすく、もうちょっと話題になるかと思ったが、期待が高すぎたか。
ただ、この程度でも十分なヒットといえるだろう。


7位:「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台(OP時7億円台)
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは4.4億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
思ったよりも低い伸びだ。

松岡圭祐原作のサスペンス映画。
綾瀬はるか、松坂桃李主演作品。
公開前に『原作が結構有名らしいが、人気のほどがよく分からない。モナリザが出るということ以外に情報が伝わってこないので、ヒットしないと思う』と書いたようにアピール不足が響いたようだ。

綾瀬はるか出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→07.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」トータル19.8億円
OP3.1→08.4→11.9→14.7→16.3→17.4
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円
OP1.4→03.1→04.2→05.2→05.6
☆13年「リアル~完全なる首長竜の日~」トータル4.2億円
OP1.1→02.4→03.3→03.7
☆14年「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」
OP1.4→03.3→04.4億円→
綾瀬はるかの人気というよりも、「リアル」同様に東宝にヒットさせる気がないとしか思えない。
これらとの対比で考えると、「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入は5.6~7.3億円となる。
公開前に『「リアル」以上、「インシテミル」以下というところか』と書いたとおりとなりそうだ。

小説原作のサスペンス作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5
☆09年「ゼロの焦点」トータル10.1億円
OP1.6→祝5.3→6.9→8.6→9.2
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→04.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆12年「北のカナリアたち」トータル14.0億円
OP1.8→05.6→08.3→10.2→11.5→12.3
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP4.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→09.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆14年「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」
OP1.4→03.3→04.4億円→
主要作品との対比で考えると、「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入は6.3~7.4億円となる。
5億円以上、7億円以下というところか。
さすがに高く伸びるとは思えない。
「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入はOP時に7億円台と予想したが、6億円台に下方修正したい。
公開前個人予想も7億円台だったので、当たりそうだ。
題材は悪くはなさそうなのだが、「リアル」同様に完全に宣伝が悪いと思う。
綾瀬はるか主演というだけでは、客は入らない。
人気がある女優なので、宣伝次第ではヒットできたので、東宝の戦略が不可思議だ。

『ノア 約束の舟』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(意外と分かりやすい作品)

旧約聖書に書かれているノアの方舟の話についてよく理解しているわけではないが、あまり知識はなくとも意外と分かりやすいヒューマンドラマに仕上がっている。

ノアが方舟を制作する苦労話というよりも、①神の意志に従うべきかどうかという男の葛藤、②父親と子供たちとの確執が上手く描かれている。
これらを描くことにより、罪深い“人間”という姿が浮き彫りとなっている。

神からの具体的な指示もなく、ある事象を神の意志と感じ取り、ある意味で狂信的な行動を取っていく男から、人間的な強さ・弱さの両面を感じられるようになっている。
自らに課せられた使命のためには、家族を犠牲にしてもやむを得ないという点については、信念に基づいて行動する人間的な強さを感じられるとともに人間的な愚かさを感じられる。
信念の強さが重ければ重いほど、自己の想いと他者の想いは徐々にズレていき、そのズレが大きくなり、摩擦を生み、争いが生まれる様を描くことによって、人間が歩んだ歴史を感じさせる。
さらに、たとえ神からの指示に従えなくとも、人間の都合の良い“解釈”で乗り切ってしまう辺りが、実に“人間”的な部分といえるだろう。
神からの“答え”がない以上、“解釈”することは必要であるが、その“解釈”が過ぎると、十字軍、免罪符など、これもまた人間が歩んだ歴史を感じさせる。

蛇の抜け殻についても、そのような弱い人間ということを象徴しているのかもしれない。
ノアたちは、蛇によってそそのかされ、林檎を食べ、エデンの園から追放されたアダムの子孫たちである。
絶滅すべき存在なのかもしれないが、愛、慈悲、残虐さといった矛盾した複雑さを持つ“人間”という特殊な生物は神に試されているのかもしれないというまとめは映画としてはそれほど悪くはない。

また、生と死という面においてもきれいにまとめられている。
ほとんどの人間が絶滅した後に誕生する生命は、浄化された人間の“再生”という意味も込められているのではないか。
最後の虹には旧約聖書的に神との契約という意味があるようだが、人間は神の意志に従いながら、やり直せるというアロノフスキーの願いを感じられる。

『グランド・ブダペスト・ホテル』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B-(ウェス・アンダーソンが監督が好きな人向けの作品)

良いと言えば良いかもしれない作品。
何が良いのか分からないと言えば、そうなのかもしれない作品。
ウェス・アンダーソン監督らしいセンスの良い作品には仕上がっており、彼の作風が好きな人には受け入られるだろう。
ただ、彼の作品に馴染みがない人や、ストーリーが大したことはないので、ストーリーを期待する人には拍子抜けするかもしれない。

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」と「ファンタスティック Mr.FOX」は個人的にハマったが、「ライフ・アクアティック」と「ムーンライズ・キングダム」は個人的にハマらず、「ダージリン急行」は何とも言えない感じだった。
「グランド・ブダペスト・ホテル」については何とも言えない感じに分類されそうだ。
ビジュアル的なセンスの良さは相変わらず光っているが、脱力感のあるコメディサスペンスが個人的にはやや合わない。
忘れ去られようとしている古き良きホテルのオーナーが語る、古き良き時代の郷愁と戦争・ファシズムへの反感のようなものを感じるが、ちょっと薄味すぎたか。

特徴があるクセのある作品であり、何度か観れば、感想は変わってきそうだが、初見ではややイマイチに感じてしまった。
「ファンタスティック Mr.FOX」はメチャクチャ良かっただけに、ハマれない理由がよく分からない。

気になる映画ニュース(6月第3週目)

☆『ボーン』シリーズ最新作が公開延期
2015年8月14日全米公開予定が、2016年7月15日に延期された。
『アベンジャーズ』などを抱える主演のジェレミー・レナーのスケジュールの都合のようだが、スケジュールはさすがに押さえて全米公開日を決めているはずであり、公開延期の理由がよく分からない。
マット・デイモンの復活のためであればよいが、そんなこともないだろう。
監督は『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンに決まっており、順調に撮影開始できるかが注目となる。


☆『トランスフォーマー』第5弾の公開年が決定
今年公開される第4弾に続き、2016年に第5弾を公開することが決定された。
マーク・ウォールバーグを主演としてキャストを一新したシリーズは3部作の予定であるが、どのように観客に迎えられるかが注目となる。
コケることはないシリーズであるが、ヒットしなかったらどうなるだろうか。


☆ドリームワークスがスケジュールを発表
2016年、2017年は新作がメインだが、2018年5月18日に『マダガスカル』シリーズ第4弾、2018年11月2日に『長ぐつをはいたネコ』の続編が公開される。
アニメ作品というものは、やはり長いスパンを掛けて制作されるようだ。


☆『スクービー・ドゥー』がリブート化
『スクービー・ドゥー』はアメリカで長期にわたって放送されたテレビアニメ作品であり、アメリカでの知名度はかなり高い。
2002年に映画化され全米トータル153百万ドル、2004年に続編が制作され全米トータル84百万ドルを稼いだ。
続編がイマイチだったためか、その後動きはなかったが、10年の時を経て、リブート化される。
アメリカではファミリー向け作品として需要はありそうだ。


☆マーク・ラファロ版の『ハルク』の映画化への可能性
『アベンジャーズ』にも登場しているハルクを題材とした映画化が検討されているようだ。
過去に03年エリック・バナ版(全米トータル132百万ドル)、08年エドワード・ノートン版(全米トータル135百万ドル)が制作されたが、大ヒットには至らなかった。
企画段階のようであり、実現可能性としては現時点では何とも言えないようであるが、動きについては注目したいところだ。
さすがに今度は映画化してもヒットは間違いないと思うが、慎重になっているようだ。


☆「アントマン」の監督が決定
エドガー・ライト監督が降板したため、08年『イエスマン“YES”は人生のパスワード』のペイトン・リード監督の起用が決定した。
『イエスマン』はそれほど悪くはないが、CG作品をあまり手掛けていないため、手腕については気になるところだ。
来年の2015年7月17日全米公開までに間に合うかが注目となる。

国内映画興行収入ランキング(6月2週目その1)

動員2位:「ノア 約束の舟」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台
【配給会社期待値等】 最終興行収入20億円へ向け、視界良好のスタート
【公開規模】 361スクリーン
金曜日からの3日間で3.3億円半ばのオープニングを飾った。
土日2日間では2.5億円半ばだったようだ。
先週『金曜日からのオープニング3日は2.7億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
公開前に『堅い題材ではあるが、監督・主演を踏まえると、ヒットする可能性が高い。この題材も日本人の関心はあるだろうから、監督・主演の知名度が高ければ、注目を集まる』と書いたように題材への関心は高かったようだ。
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督作品。
ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソンが出演している。

ラッセル・クロウ出演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆04年公開「マスター・アンド・コマンダー」トータル10.1億円
☆05年公開「シンデレラマン」トータル12.6億円
祝3日2.8→6.2→8.7→10.6→11.6
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆10年公開「ロビン・フッド」トータル7.0億円
金1.7→3.8→4.9→5.8→6.5→6.8
☆14年公開「ノア 約束の舟」
金3.3億円→
意外とヒット作品がある。
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は13.6~14.4億円となる。
この上限程度となるか。

「ノア 約束の舟」金3.3億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2013>
☆「オズ はじまりの戦い」金3.4億円(トータル17.8億円)
☆「アウトロー」金3.2億円(トータル11.3億円)
☆「マン・オブ・スティール」金3.4億円(トータル9.7億円)
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は9.4~17.3億円となる。
年配層も見るので、多少は伸びるだろうが、極端には伸びないだろう。
「ノア 約束の舟」の興行収入は14億円台と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、やや高かったか。
参考とする作品もあまりなく、予想は難しかったが現時点ではそれほど悪くもないか。

国内映画興行収入ランキング(6月1週目その1)

1位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<13週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 240億円程度(8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 601スクリーン(先週比-34スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
5.9億円を週末に稼ぎ、トータルでは223.3億円弱となっている。
1週間の伸びは11.0億円弱程度だろうか。

なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0億円となっている。
勢いが全く衰えることがない。
4週目まで増える、10週目が6、7週目を超える、12週目が7、9、11週目を超えるという恐ろしい状況となっている。

「風立ちぬ」を破り、アカデミー賞アニメ部門を受賞した作品。
『アメリカでも空前の大ヒットとなっており、日本でもヒット間違いなしだろう』と思ったが、ここまで爆発するとは想像してなかった。
公開前に『恐らく評価の高さにより、ロングセールスになると見込まれるため、高めに予想したいところだ』と書いたが、次元が違った。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4→212.3→223.3億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→150.0
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
10週目126.0→132.3→138.2→142.7→147.0
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
10週目105.4→106.2→107.0
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0→117.6
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4→212.3→223.3億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
主要作品との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は230.6~244.1億円となる。
伸びはまだまだ止まらず、この上限程度となりそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度と予想したが、先週に引き続き240億円程度と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。

国内映画興行収入ランキング(6月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ノア 約束の舟」(パラマウント)
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督作品。
ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソンが出演している。
堅い題材ではあるが、監督・主演を踏まえると、ヒットする可能性が高い。
この題材も日本人の関心は多少あるだろうから、監督・主演の知名度が高ければ、注目を集まる。
参考とすべき作品が見当たらないが、10~20億円の興行収入となるのではないか。
アメリカでも1億ドル程度の微妙なヒットとなっており、やはり多少の堅さがあるので、12億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は2.7億円程度か。

全米映画興行収入(6月第1週目)

1位となったのは新作の「The Fault in our Stars」。
事前には週末3日間で45百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る48百万ドルのオープニングを飾った。
ベストセラー小説の映画化のヒューマンドラマ。
主演はの「ダイバージェント」のシェイリーン・ウッドリー。
監督はあまり実績のないJosh Boone。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、余裕の大ヒットなっている。

以下の作品と比較されているようだ。
☆12年「君への誓い」トータル125百万ドル
OP41→85→103→112→117→121
☆14年「The Fault in our Stars」
OP48百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Fault in our Stars」の興行収入は146百万ドルとなる。
評価が恐ろしくメチャクチャ高いのでもうちょっと伸びそうだ。
「The Fault in our Stars」の興行収入は1億6千万ドル台と予想したい。
日本でも恋愛コミック原作作品が当たることもあり、アメリカでもこの手の作品はヒットするようだ。


2位は2週目の「マレフィセント」。
トータルでは128百万ドルとなっている。
製作費1億8千万ドルの回収が目標となる。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング主演のファンタジー作品。
監督は、実績のないロバート・ストロンバーグ。
公開前に『大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150
☆14年「マレフィセント」
OP69→128百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は200~209百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはあるだろう。
「マレフィセント」の興行収入は先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
「オズ はじまりの戦い」よりもやや低いところは気になるが、2億ドル稼げば文句はいえまい。
やはりこの手の童話をベースにした作品は稼げるようだ。


3位となったのは新作の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」。
事前には週末3日間で32百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る28.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費178百万ドルの回収が目標となる。
日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSFアクション作品。
監督は、02年「ボーン・アイデンティティー」(トータル122百万ドル)、05年「Mr.&Mrs.スミス」(トータル186百万ドル)のダグ・リーマン。
公開前に『「オブリビオン」よりはヒットしそうだ』と書いたがどうなるだろうか。

トム・クルーズ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「M:i:Ⅲ」トータル134百万ドル
OP48→85→104→114→123→127
☆01年「バニラ・スカイ」トータル101百万ドル
OP25→45→67→81→88→93
☆02年「マイノリティ・リポート」トータル132百万ドル
OP36→73→97→110→118→123
☆03年「ラストサムライ」トータル111百万ドル
OP24→47→59→74→90→97
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→87→93
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27→46→62→69→73→74
☆11年「ミッション:インポッシブルⅣ」トータル209百万ドル
限13→込77→込141→170→187→19
☆12年「アウトロー」トータル80百万ドル
OP15→44→65→73→76→78
☆13年「オブリビオン」トータル89百万ドル
OP37→65→76→82→86→87
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
OP29百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は70~117百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、やや伸びるだろう。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は1億1千万ドル台と予想したい。
トム・クルーズの全米の人気はそれほど高くはなく、1億ドルがせいぜいというところであり、全世界で稼げるとはいえ、トム・クルーズ主演作品にここまでの製作費を掛けるのはいかがなものかと思う。


4位は3週目の「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」。
トータルでは190百万ドルとなっている。
製作費2億ドルの回収はクリアできそうだ。
コミックを原作とする続編モノのアクションアドベンチャー。
監督は、過去2作を手掛けたブライアン・シンガー。
新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『前作超えるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
やはり、ファンはヒュー・ジャックマンなどの旧作スターを望んでいるようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル133百万ドル
OP53→095→112→121→125→128
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は220~243百万ドルとなる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」を超えるかが注目となる。

近年のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」
OP92→146→172→185→193百万ドル→
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190百万ドル→
「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」「アメイジング・スパイダーマン2」と同程度のオープニングのようだ。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は230~233百万ドルとなる。
評価は恐ろしく高いので、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のような伸びはあるだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は先週に引き続き2億3千万ドル台と予想したい。
「アベンジャーズ」系のディズニー、「X-MEN」の20世紀フォックスはヒットさせたが、「スパイダーマン」のソニーが出遅れた形となる。


5位は2週目の「荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~」。
トータルでは30百万ドルとなっている。
セス・マクファーレン監督・共同脚本・主演のコメディ西部劇。
シャーリーズ・セロン、リーアム・ニーソンが出演している。
公開前に『「TED」でも人気のセス・マクファーレンだが、「荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~」はヒットしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
「TED」のようなヒットをするとは誰も思わないだろう。

ジョセフ・ゴードン・レビット監督脚本主演のコメディ作品と同程度の伸びか。
☆13年「ドン・ジョン」トータル24百万ドル
OP09→16→20→22
☆14年「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」
OP17→30百万ドル→
これとの対比で考えると、「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」の興行収入は45百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
なぜ「TED」の次に西部劇コメディを作ったのだろうか。


6位は4週目の「GODZILLA」。
トータルでは185百万ドルとなっている。
製作費1億6千万ドルの回収は既に終了している。
SFアクション作品。
監督は10年「モンスターズ/地球外生命体」のギャレス・エドワーズ。
出演はアーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙など。
公開前に『「GODZILLA」は意外と受けそうな気がする。前作は超えるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

前回のリメイク作品の興行収入は以下のとおり。
☆98年「GODZILLA ゴジラ」トータル136百万ドル
先63(OP44)→99→114→124→129
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→174→185百万ドル→
前回を楽に超えた。

参考となりそうな作品は以下のとおり。
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆05年「キング・コング」トータル218百万ドル
先66(OP50)→109→168→193→203→210
☆11年「SUPER8」トータル127百万ドル
先36→73→95→108→118
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆13年「パシフィック・リム」トータル102百万ドル
OP37→68→84→093→097→098
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→076→078→079
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→174→185百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「GODZILLA」の興行収入は203~218百万ドルとなる。
評価は高いので、もうちょっとは伸びるとは思ったが、やや厳しいか。
「GODZILLA」の興行収入は2週目まで2億4千万ドル台、先週2億2千万ドル台と予想したが、2億ドル台に再下方修正したい。
伸びはなかったが、それでも今回のハリウッドリメイクは大成功となりそうだ。


7位は5週目の「Neighbors」。
トータルでは138百万ドルとなっている。
製作費18百万ドルの7倍以上を回収している。
公開前に『ほどほどに稼ぐだろう』と思ったが、サプライズヒットとなりそうだ。
セス・ローゲン、ザック・エフロン主演のコメディ作品。
監督は、08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」(トータル63百万ドル)、10年「伝説のロックスター再生計画!」(トータル61百万ドル)のニコラス・ストーラー。

ライバルコメディ作品は以下のとおりか。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→078→111→129→142→151
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→059→085→107→124→136
☆12年「Ted」トータル219百万ドル
OP54→120→159→180→193→203
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆13年「なんちゃって家族」トータル150百万ドル
先38→70→91→110→124→132
☆14年「Neighbors」
OP49→91→114→129→138百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Neighbors」の興行収入は156~167百万ドルとなる。
『評価は高いので、もうちょっと粘りそうだ』『気軽なコメディ作品だけに、ヒットがヒットを呼び込むだろう』と思ったが、サプライズな伸びはなさそうだ。
「Neighbors」の興行収入は2週目まで2億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億6千万ドル台と予想したい。
それでも大ヒットといえるだろう。
セス・ローゲン評価はさらに高まったはずだ。


8位は3週目の「Blended」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
アダム・サンドラー主演のラブコメ作品。
監督は、アダム・サンドラーと98年「ウェディング・シンガー」(トータル80百万ドル)、98年「ウォーターボーイ」(トータル161百万ドル)、06年「もしも昨日が選べたら」(トータル137百万ドル)と4度目のタッグとなるフランク・コラチ。
共演は、98年「ウェディング・シンガー」(トータル80百万ドル)、04年「50回目のファースト・キス」(トータル121百万ドル)でコンビを組んでいるドリュー・バリモア。
公開前に『不調のアダム・サンドラ―だが、コケずに少しは稼ぎそうだ』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→048→051
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「ジャックとジル」トータル74百万ドル
OP25→41→057→064→069→071
☆12年「俺のムスコ」トータル37百万ドル
OP13→28→034→036
☆13年「アダルトボーイズ遊遊白書」トータル134百万ドル
OP42→79→102→116→124→127
☆14年「Blended」
OP14→29→37百万ドル→
安定して、1億ドル以上を稼ぎ出す俳優だったが、「ジャックとジル」からつまづき始めた。
主要作品との対比で考えると、「Blended」の興行収入は40~49百万ドルとなる。
評価は普通であり、それほど伸びはないだろう。
「Blended」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
アダム・サンドラーの復活は厳しいか。
エディ・マーフィー同様にこの業界は落ちるのが早い。


9位は5週目の「Chef」。
トータルでは10百万ドルとなっている。
OP6→72→498→525→1298スクリーンに拡大公開されている。
「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督のコメディ作品。
脚本、主演もジョン・ファブローが務めている。
ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJr.も出演している。
評価はかなり高いので、拡大公開されるのかが注目となる。


10位は4週目の「Million Dollar Arm」。
トータルでは32百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は終了した。
ジョン・ハム主演のスポーツドラマ。
監督は07年「Mr.ウッドコック‐史上最悪の体育教師-」(トータル26百万ドル)のクレイグ・ギレスピー。
公開前に『それほど稼げないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆12年「人生の特等席」トータル36百万ドル
OP12→23→30→33→34
☆14年「Draft Day」トータル28百万ドル
OP10→19→24→26→28
☆14年「Million Dollar Arm」
OP11→21→28→32百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Million Dollar Arm」の興行収入は34~42百万ドルとなる。
評価はかなり高く、予想通りの伸びだったようだ。
「Million Dollar Arm」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
スポーツドラマは3千万ドル台が標準となりそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆続編アクションコメディ「22 Jump Street」
☆続編3Dアニメ「How to Train Your Dragon 2」
どちらもヒットしそうだ。

国内映画興行収入ランキング(5月5週目その5)

13位:「相棒-劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」(東映・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 38億円台
【現時点での興行収入予想】 23億円台
【公開規模】 334スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定20.2億円となっている。
1週間の伸びは9.2千万円程度だろうか。
ようやく20億円を突破した。
人気シリーズだけにこの程度の動きになるとは思わなかった。
公開前に『評判はあまり良くはないが、今回は結構稼ぎそうな気がする』と思っていただけに意外なところだ。

シリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2(OP5.9)→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」トータル7.7億円
OP1.4→4.1→5.3→6.4→6.9
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」トータル31.8億円
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6
☆13年「相棒シリーズ Ⅹ DAY」トータル13.4億円
OP2.1→6.1→9.0→10.8→11.8
☆14年「相棒-劇場版Ⅲ-」
OP2.7→10.6→15.5→17.8→19.3→20.2億円→
公開前に『スピンオフは除外すると、44.4億円→31.8億円に落ち込んでいる。しかし、今回は孤島が舞台であり、それなりに注目を集めそうだ。前作よりは稼ぐだろう。前2作の間くらいの成績となるのではないか』と書いたが、前作を超えるのは無理そうだ。
GW公開の「相棒」との対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅲ-」の興行収入は23.1億円となる。
これがマックスラインとなるだろうか。

ゴールデンウィーク公開作品は以下のとおり。
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆13年「図書館戦争」トータル17.2億円
OP2.2→祝9.5→11.5→13.2→14.6→15.6→16.2
☆14年「相棒-劇場版Ⅲ-」
OP2.7→10.6→15.5→17.8→19.3→20.2億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅲ-」の興行収入は21.4~22.3億円となる。
評価は悪くても、さすがに多少は伸びるだろう。
東映もかなり引っ張るのではないか。
「相棒-劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
公開前個人予想は38億円台だったので高すぎたか。
人気が多少落ちているとはいえ、知らない人がいない「相棒」がこれほど低いとは思わなかった。
さらなる映画化は厳しいかもしれない。


14位:「悪夢ちゃん The夢ovie」(東宝・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台(2~4週目5億円台)
【公開規模】 271スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定5.8億円となっている。
1週間の伸びは3.8千万円半ば程度だろうか。
やはり、平日はあまり稼げていないようだ。

12年10月にドラマが放送されて、平均視聴率が11.5%となっている。
平均視聴率は高くはないが、小学生を中心にコアなファンが多いようであり、家族連れによる効果など、映画化しても十分儲かるとの予測により、映画化された。
公開前に『その予測通りには上手くいかないだろう。ライバル作品も強力であり、コケると予想したい』と書いたとおりとなりそうだ。

ゴールデンウィーク公開作品は以下のとおり。
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆13年「図書館戦争」トータル17.2億円
OP2.2→祝9.5→11.5→13.2→14.6→15.6→16.2
☆14年「悪夢ちゃん The夢ovie」
4日3.3→4.2→4.9→5.4→5.8億円→
GW中の公開だったため、これらの6週目との対比で考えると、「悪夢ちゃん The夢ovie」の興行収入は6.2~6.4億円となる。
さすがに伸びはないとは思ったが、少しは伸びたようだ。
「悪夢ちゃん The夢ovie」の興行収入は先週まで5億円台と予想したが、6億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
スクリーン数をもうちょっと絞れば、逆にこの程度稼げれば十分ともいえる。


15位:「マンデラ 自由への長い道」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円台
【公開規模】 182スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定7.5千万円となっている。
1週間の伸びは5.1千万円程度だろうか。
良い映画とは思うが、このスクリーン数で公開する作品でもない。
ディズニーは余裕があるのか、まれに公開規模を誤ることがある。
多少伸びるので、「マンデラ 自由への長い道」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。


16位:「ブルージャスミン」(ロングライド)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 2億円台(OP~2週目1億円台)
【公開規模】 53スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定1.7億円半ばとなっている。
先週の数値は不明だが、意外と伸びている。

ウディ・アレン監督の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「それでも恋するバルセロナ」トータル2.3億円
OP0.3→1.0→1.4→1.7
☆12年公開「ミッドナイト・イン・パリ」
OP0.3→0.9→1.4
☆14年公開「ブルージャスミン」
OP0.3→0.9→不明→1.7億円→
他の作品と同程度の動きとなっているので、「それでも恋するバルセロナ」と同程度となるか。
「ブルージャスミン」の興行収入は先々週まで1億円台と予想したが、2億円台に上方修正したい。
スクリーン数も多くなく、この程度でも全く仕方がないだろう。
妥当な結果といえる。


17位:「ネイチャー」(東宝東和)<5週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 24スクリーン(先週比-393スクリーン)
※3D版、2D版があり、劇場数はもっと少ない。
7.4百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定8.1億円となっている。
1週間の伸びは4.2千万円半ば程度だろうか。
稼げるジャンルだったが、さすがに飽きられつつあるのか。

イギリスBBC制作の3Dネイチャードキュメンタリー。
ネイチャードキュメンタリーはヒットしやすい。
☆08年公開「EARTH」トータル24.0億円
祝3日5.5→祝10.2→13.6→16.5→祝19.6→21.0→22.1
☆10年公開「オーシャンズ」トータル25.0億円
金3.9→9.8→13.9→17.8→19.7→21.1→22.2
☆11年公開「ライフ-いのちをつなぐ物語-」トータル12.5億円
木4日3.5→6.8→09.1→11.0→11.8
☆12年「日本列島 いきものたちの物語」トータル4.4億円
OP0.8→2.3→3.2→03.8→04.1
☆13年公開「ウォーキング with ダイナソー」
金2.1→3.9→6.6→7.5→8.1
☆14年公開「ネイチャー」
金~木4.1→5.5→6.8→7.7→8.1億円→
ほとんど打ち切られたので、もう伸びないだろう。
「ネイチャー」の興行収入は、先週に引き続き8億円台と予想したい。
「ライフ-いのちをつなぐ物語-」を下回る程度と思ったが、「ウォーキング with ダイナソー」と同程度となるか。
公開前個人予想は10億円台だったので、悪くはない結果となりそうだ。
GW中の公開であり、しかも実績のあるジャンルだけにそうそう低くは予想しにくかった。



18位:「ラスト・ベガス」<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 1億円未満
【公開規模】 28スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.9百万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.0千万円となっている。
マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クライン主演の豪華俳優陣によるコメディ作品。
アメリカでは64百万ドルのヒットとなったが、日本ではスクリーン数からもヒットするはずがない。
「ラスト・ベガス」の興行収入は1億円未満と予想したい。
この程度でも仕方がない。
いくらで買い付けているのか、どういうビジネスなのかよく分からないが、劇場公開する必要があるのだろうか。

国内映画興行収入ランキング(5月5週目その4)

8位:「機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」」<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 不明
【公開規模】 35スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定4.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.8千万円弱程度だろうか。
4週間限定イベント上映らしい。
このシリーズは今まで基本的にはランクインしてなかったので、放置してよいと思っていたら、大ヒットとなっている。
完結編らしいので、盛り上がっているようだ。
限定公開なので、最終的な予想はできない。


9位:「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」(東宝・日本テレビ)<7週目>
【公開前個人予想】 34億円台
【現時点での興行収入予想】 41億円台(OP~6週目40億円台)
【配給会社期待値等】シリーズ最高興収40億円突破も見込める大ヒットスタート
【公開規模】 336スクリーン(先週比-3スクリーン)
5.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは39.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
相変わらずの大ヒットとなっている。
公開前に『FBIやネイビーシールズが絡むようなストーリーらしい。あまり新鮮味はなさそうだが、ヒットするのは間違いないだろう』と書いたようにそれほど爆発しないのではないかと思ったが、コナンの人気は留まるところを知らない。

過去の「名探偵コナン」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆08年「戦慄の楽譜(フルスコア)」トータル24.2億円
4.2→08.5→祝19.0→20.6→21.8→22.7→23.3
☆09年「漆黒の追跡者(チェイサー)」トータル35.0億円
5.9→12.5→20.1→29.5→31.6→32.9→33.8→34.3→34.5
☆10年「天空の難破船(ロスト・シップ)」トータル32.0億円
5.6→11.4→18.7→26.8→28.6→30.0→30.8
☆11年「沈黙の15分(クォーター)」トータル31.5億円<15周年記念>
5.5→11.5→18.2→26.3→28.1→29.4→30.3→30.8
☆12年「11人目のストライカー」トータル32.9億円
6.3→12.6→17.3→28.1→29.8→30.9→31.6→32.1→32.3
☆13年「絶海の探偵(プライベート・アイ)」トータル36.1億円
6.7→祝16.4→祝27.3→29.8→31.9→33.4→34.5→35.1→35.5
☆13年「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」41~42億円見込み
6.5→14.4→祝21.5→27.5→35.3→祝38.9→40.1→40.9→41.4
☆14年「異次元の狙撃手(スナイパー)」
7.9→16.3→26.7→34.3→36.7→38.3→39.4億円→
過去最高の去年の興行収入を既に超えている。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は40.9~41.2億円となる。
ますます人気が上がっているシリーズ。
「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」と同程度となりそうだ。
本作の興行収入も先週まで40億円台と予想したが、41億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は34億円台だったので低すぎたか。
人気がそろそろ落ちると思っていたが、さらに上がるとは思わなかった。
それにしても、この作品はいつになったら終わるのだろうか。


10位:「闇金ウシジマくん Part2」(東宝映像・S・D・P)<3週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 156スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。
オープニングはかなり高かったが、ファンが殺到したようだ。

人気漫画のドラマ化の映画版第二弾。
山田孝之、綾野剛主演作品。
前作は大島優子の出演もあり、話題となった。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「闇金ウシジマくん」
OP0.8→2.2→3.1
☆14年「闇金ウシジマくん Part2」
金1.7→3.8→5.0億円→
前作の最終的な数値は不明だが、このペースならば4~5億円か。
前作の1.5倍以上になるかもしれない。

「闇金ウシジマくん Part2」5.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「100回泣くこと」4.9億円(トータル7.3億円)
☆「貞子3D2」5.4億円(トータル7.2億円)
これらとの対比で考えると、「闇金ウシジマくん Part2」の興行収入は6.7~7.4億円となる。
評判の高い作品であり、ある程度の伸びはあるだろう。
「闇金ウシジマくん Part2」の興行収入は先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は4億円台だったので低すぎたか。
中規模公開作品であり、前作からここまでジャンプアップするとは思わなかった。



11位:「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」(東宝・テレビ朝日)<7週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台
【公開規模】 320スクリーン(先週比-6スクリーン)
4.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定16.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.4千万円程度だろうか。
ここ数年では最高のオープニングを飾っていた。
公開前に『ロボとーちゃんというのが興味を引きそうであり、ヒットするのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

過去の「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8→14.9
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝10.2→10.9→11.4→11.6
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」トータル10.0億円
1.7→3.5→05.9→09.2→09.6→09.7
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」トータル12.5億円
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7→12.0
☆11年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」トータル12.0億円
1.9→4.0→06.7→10.3→10.9→11.3→11.6
☆12年「嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」トータル9.8億円<20周年記念>
2.0→3.5→04.8→08.5→09.0→09.3→09.4
☆13年「バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」トータル13.0億円
2.3→祝5.3→祝9.6→10.5→11.2→11.7→12.3
☆14年「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」
3.4→6.2→10.7→14.5→15.5→16.3→17.0億円→
20周年記念作品が大きくコケたが、昨年は復調した。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は17.6~18.0億円となる。
15周年記念の07年の15.5億円を超えて、ここ数年では最高の成績を収めた。
今年の興行収入は先週に引き続き17億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、高めに予想したつもりだったが、低かったか。
そろそろこの映画化企画・公開時期を考え直してもよいのではないかと思っていたが、持ち直すとは思わなかった。


12位:「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」(東宝・TBS)<4週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台(OP~3週目7億円台)
【公開規模】 310スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定5.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.0千万円弱程度だろうか。
公開前に『今週末公開とは思えないほど、盛り上がっている感がない』『林業を題材にした作品ではあるが、農業を題材にした漫画原作『銀の匙 Silver Spoon』がヒットしなかったので、あまり強気にはなれない』と書いたとおり、やはりヒットには結びつかなかった。

三浦しをんの小説「神去なあなあ日常」を矢口史靖監督により映画化。
主演は染谷将太。
長澤まさみ、伊藤英明が出演している。

矢口監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「ウォーターボーイズ」不明
☆04年「スウィングガールズ」トータル21.5億円
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆12年「ロボジー」トータル11.6億円
OP2.0→5.2→7.5→9.2→10.2→10.8
☆14年「WOOD JOB!神去なあなあ日常」
OP1.1→3.1→4.4→5.3億円→
公開前に『よほどのことがなければ、「ハッピーフライト」「ロボジー」以下になるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
これらとの対比で考えると、「WOOD JOB!神去なあなあ日常」の興行収入は6.7~6.8億円となる。
この程度だろうか。

公開前に参考とした以下の小説原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「舟を編む」トータル8.3億円
OP1.1→3.3→祝5.0→不明→7.0
☆13年「県庁おもてなし課」トータル6.9億円
OP1.2→3.2→4.5→5.5→6.1
☆14年「WOOD JOB!神去なあなあ日常」
OP1.1→3.1→4.4→5.3億円→
これらとの対比で考えると、「WOOD JOB!神去なあなあ日常」の興行収入は6.6億円となる。
伸びなければ6億円、伸びれば7億円というところか。
少しは伸びることを期待していたが、伸びる気配がない。
「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」の興行収入は先週まで7億円台と予想したが、6億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
評価は良いのだが、この題材ではヒットしなくても仕方がないだろう。

気になる映画ニュース(6月第1週目)

☆『美女と野獣』が実写映画化
『シカゴ』『ドリームガールズ』『トワイライト・サーガ』シリーズのビル・コンドンが監督を務めることも併せて発表された。
ビル・コンドンの起用により、ミュージカル調の映画となりそうだ。
ディズニーはまたヒット作品を世に送り出しそうだ。


☆『スター・ウォーズ』スピンオフの監督が決定
『スター・ウォーズ』のスピンオフは3本予定されているが、『GODZILLA』のギャレス・エドワーズに続き、『クロニクル』のジョシュ・トランクがスピンオフの監督を手掛ける。
ジョシュ・トランクは、『ファンタスティック・フォー』のリブート版を手掛けており、それが終わり次第、こちらの企画に着手するだろう。
人選としては、ギャレス・エドワーズに続き、悪くないと思う。


☆日本のゲーム「メタルギア ソリッド」のハリウッド実写映画化が始動か
「メタルギア ソリッド」のハリウッド実写映画化は、2012年8月に公表されていたが、動きがあまりなかった。
ソニーが制作を手掛けることとなっている。
新鋭のジョーダン・ヴォクト=ロバーツに監督を交渉中とのこと。
監督がビッグネームではないので、大作にはならないのかもしれない。
今後は、主演が注目となりそうだ。


☆マーベルの『ドクター・ストレンジ』の監督が決定
05年「エミリー・ローズ」、08年「地球が静止する日」のスコット・デリクソンに監督が決定した。
主演や公開時期はよく分からないが、アベンジャーズにも助言するようなキャラクターであり、将来的にはアベンジャーズにも参加してくるかもしれない。
「アントマン」などにつづき、続々と新キャラクターが出てきている。


☆ウォシャウスキー兄弟監督の最新作が公開延期
チャニング・テイタム、ミラ・クニスが出演するウォシャウスキー兄弟監督の最新作『ジュピター』が今年の7月18日から来年の2月6日に公開延期された。
公開延期の理由は、SF作品のため仕上げが間に合わないとのこと。
公開1か月ちょっと前の延期は不可解だが、サマーシーズンの強力なライバルを避けたとも考えられているようだ。
既に劇場も予定を組んでいるだろうから、ワーナーは空いた穴をどう埋めるのだろうか。

国内映画興行収入ランキング(5月5週目その3)

2位:「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【公開規模】 653スクリーン
※3D、2D、字幕版、吹替版があるので、実際の劇場館数はもっと少ない。
火曜日からの先行公開を含む金曜日からの3日間で3.5億円のオープニングを飾った。
土日2日間では2.7億円のようだ。
先週『先行をかけているので、トータルのオープニングは読めないが、金曜日からのオープニング3日は2.8億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
日本を舞台にしたスピンオフがコケたのに、なぜ急に高くなったのだろうか。

未来と過去を舞台とするため新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『アメリカではヒットしているが、日本では当然ヒットを期待できないだろう』と書いたが、それほど悪くはない結果となりそうだ。

過去の「X-MEN」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→07.3→08.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円
先1.7→4.1→05.5→06.3
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル8.1億円
金2.4→5.1→06.6→07.4→07.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5(OP2.7)億円→
「ウルヴァリン」シリーズとの対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は11.8~13.5億円となる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」のオープニングと近いので、これと同程度となるかもしれない。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→11.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」トータル19.7億円
先4.6→10.1→13.5→16.8→18.1→18.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆13年公開「マン・オブ・スティール」トータル9.7億円
金3.4→6.4→8.0→8.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5(OP2.7)億円→
「アイアンマン2」「マン・オブ・スティール」レベルか。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.0~12.4億円となる。
10億円以上、15億円以下というところか。
先行も含まれているので、数値が微妙なところもあるので、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は12億円台と予想したい。
公開前個人予想は9億円台だったので、低すぎたか。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円が低すぎただけなのか。


3位:「MONSTERZ モンスターズ」(ワーナー・日本テレビ)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 327スクリーン
金曜日からの3日間で2.4億円のオープニングを飾った。
土日2日間では1.9億円半ばのようだ。
先週『金曜日からのオープニングは2.3億円程度か』と書いたので、当たった。
公開前に『この手の作品は女性受けが悪いため、意外とヒットしないのが例である。さらに評価も悪いようであり、ちょっと厳しい結果となるかもしれない』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、『リング』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の中田秀夫。
藤原竜也、山田孝之主演の韓国映画のリメイク作品。

参考作品は以下のとおり。
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP4.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→09.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→04.2→06.2→07.7
☆14年「MONSTERZ モンスターズ」
金2.4(OP1.9)億円→
主要作品との対比で考えて、金曜日分を足すと、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は11.5~15.3億円となる。
10億円を超えてもおかしくないオープニングだが、伸びがあるだろうか。

「MONSTERZ モンスターズ」金2.4億円(土日1.9億円)と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2013>
☆「図書館戦争」2.2億円(トータル17.2億円)
☆「相棒シリーズ X DAY」2.1億円(トータル13.4億円)
これらとの対比で考えて、金曜日分を足すと、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は12.1~14.9億円となる。
11~12億円程度となりそうだが、評価を踏まえると9~10億円程度か。
「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
これはそれほど悪くない結果となりそうだと思ったが、ヒットとはいえないだろう。
ワーナーは実写映画の「藁の盾」を当てたが、「R100」(配給)、「許されざる者」「すべては君に逢えたから」「黒執事」をハズしている。
「るろうに剣心」が最後の綱となりそうだ。

国内映画興行収入ランキング(5月5週目その2)

1位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<12週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 240億円程度(8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 635スクリーン(先週比-15スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
7.6億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは212.3億円となっている。
1週間の伸びは13.9億円弱程度だろうか。

なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9億円となっている。
勢いが全く衰えることがない。
4週目まで増える、10週目が6、7週目を超える、12週目が7、9、11週目を超えるという恐ろしい状況となっている。

「風立ちぬ」を破り、アカデミー賞アニメ部門を受賞した作品。
『アメリカでも空前の大ヒットとなっており、日本でもヒット間違いなしだろう』と思ったが、ここまで爆発するとは想像してなかった。
公開前に『恐らく評価の高さにより、ロングセールスになると見込まれるため、高めに予想したいところだ』と書いたが、次元が違った。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→150.0
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
10週目126.0→132.3→138.2→142.7→147.0
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
10週目105.4→106.2→107.0
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0→117.6
☆14年公開「アナと雪の女王」
10週目185.3→198.4→212.3億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
主要作品との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は222.1~239.6億円となる。
伸びはまだまだ止まらず、この上限を超えそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度と予想したが、先週に引き続き240億円程度と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


2位:「青天の霹靂」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 15億円台
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.4億円となっている。
1週間の伸びは3.6億円程度か。
先週のオープニングが1.8億円弱なので、週末の落ち込みが少なかった。
公開前に評価の高い作品だけに期待したが、まだ知名度が高くないようだ。
今後、話題になるかによって、伸びが変わってくるだろう。
厳しいかもしれないが、ある程度の伸びは期待したいところだ。

劇団ひとりの監督・原作・共同脚本・出演作品。
大泉洋、柴咲コウが主演している。
公開前に『コメディ系の感動作品であり、評価も高そうだ。意外なヒットとなる可能性はある』と書いたとおりとなるだろうか。

劇団ひとり原作小説の映画化の興行収入は以下のとおり。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3→17.8
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4億円→
これとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は14.6億円となる。
伸びが普通であれば、この程度となる。

お笑い芸人の監督作品のヒットした作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆11年「さや侍」トータル6.3億円
OP1.2→3.4→4.7→5.5
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆11年「漫才ギャング」トータル8.4億円
OP0.9→3.2→5.3→6.7→7.4
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4億円→
これらとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は10.0~15.0億円となる。
「ドロップ」が目標となる。
今後少しは話題になることを期待して、「青天の霹靂」の興行収入は先週に引き続き15億円台と予想したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
もうちょっと話題になるかと思ったが、ちょっと期待が高すぎたか。
ただ、この程度でも十分なヒットといえるだろう。


6位:「テルマエ・ロマエⅡ」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 33億円台
【現時点での興行収入予想】 45億円台(3週目50億円台、OP時33億円台)
【公開規模】 338スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは40.5億円弱となっている。
1週間の伸びは2.4億円弱程度だろうか。
ついに40億円を超えた。
前作がマグレではないことを証明する動きとなっている。
公開前に『予想するのが非常に難しい作品。前作と同程度を稼げるとは到底思えない』と書いたが、前作に近い成績となりそうだ。
気軽にみられるコメディ系はやはり稼ぎやすいようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6→52.4
☆14年「テルマエ・ロマエⅡ」
OP4.9→水25.7→30.1→34.8→38.1→40.5億円→
口コミで伸びた前作との単純比較はできない。
公開前に『前作は奇跡的な大ヒットといえるだろう。ただ、気軽なコメディ作品であり、それなりには稼ぐはずだ』とはなりそうだ。

ゴールデンウィーク公開作品は以下のとおり。
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆13年「図書館戦争」トータル17.2億円
OP2.2→祝9.5→11.5→13.2→14.6→15.6→16.2
☆14年「テルマエ・ロマエⅡ」
OP4.9→水25.7→30.1→34.8→38.1→40.5億円→
これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエⅡ」の興行収入は43.0~44.7億円となる。
ある程度の伸びは期待できるので、この対比を超えるか。

以下の作品も参考となるだろう。
☆13年「謝罪の王様」トータル21.8億円
OP2.7→8.2→祝13.4→16.1→18.2→祝20.1
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「テルマエ・ロマエⅡ」
OP4.9→水25.7→30.1→34.8→38.1→40.5億円→
これらとの対比で考えると、「テルマエ・ロマエⅡ」の興行収入は43.9~45.9億円となる。
43億円以上、46億円以下というところか。
「テルマエ・ロマエⅡ」の興行収入はOP時に33億円台、3週目に50億円台と予想したが、先週に引き続き45億円台と予想したい。
公開前の予想は33億円台だったので、ハズしそうだ。
前作のようなムーブメントは起きないと思ったが、作品的に見やすさがあり、地力も高かった。
この分ならば、続編も制作されそうだ。


7位:「アメイジング・スパイダーマン2」(ソニー)<6週目>
【公開前個人予想】 25億円台
【現時点での興行収入予想】 30億円台(3~4週目29億円台、OP時23億円台)
【公開規模】 515スクリーン(先週比-164スクリーン)
※3D版、2D版があり、劇場数はもっと少ない。
6.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定29.5億円となっている。
1週間の伸びは1.4億円半ば程度だろうか。
実績のある作品だけにそれなりには稼いでいる。
しかし、公開前に『強敵出現で盛り上げようとしているが、そう簡単には盛り上がらないだろう』と書いたとおりになりそうだ。
人気が落ちた作品を復活させることは難しそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「スパイダーマン」トータル75.0億円
☆04年公開「スパイダーマン2」トータル67.0億円
☆07年公開「スパイダーマン3」トータル71.2億円
6日31.9→43.6→52.3→58.1→62.3
☆12年公開「アメイジング・スパイダーマン」トータル31.6億円
先9.0→16.4→21.8→26.2→28.4→29.3→30.0
☆14年公開「アメイジング・スパイダーマン2」
金5.2→14.7→22.8→25.8→28.1→29.5億円→
前作との対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は31.8億円となる。
前作「アメイジング・スパイダーマン」を超えるかが注目となる。
公開前に『リブートされて、半分以下に落ちている。前作もあまり面白くもなかったので、以前の状態に戻ることはないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

去年の同時期に公開された以下の作品が参考となるだろう。
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金5.4(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆14年公開「アメイジング・スパイダーマン2」
金5.2(OP4.2)→14.7→22.8→25.8→28.1→29.5億円→
これとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は30.0億円となる。
この対比を超える程度だろうか。
「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入はOP時に23億円台、4週目まで29億円台と予想したが、先週に引き続き30億円台と予想したい。
さすがに地力がある作品であり、GWにちょっと頑張ったようだ。
公開前個人予想は25億円台だったので、やや低かったか。
しかしながら、良いコンテンツだったが、ソニーが活かしきれなかったようだ。
「アベンジャーズ」に差を付けられそうだ。

『X-MEN:フューチャー&パスト』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(世間的な評価は高いが)

2D字幕版を鑑賞。
ブライアン・シンガー作品ははっきり言って相性が悪い。
「X-MEN」旧2作、「スーパーマン リターンズ」、「ワルキューレ」どれをとっても何がやりたいのか見えてこず、冗長で面白味を欠く。
題材的には面白いので、それなりには見られるが、題材を活かしているとは思えない。

「ファースト・ジェネレーション」は良かったため、マシュー・ヴォーンの続投を期待していたが降板し、まかさかのブライアン・シンガーの再登板でがっかりとしていた。
今回もブライアン・シンガーに不安感を抱きつつ、前回の「X-MEN」の監督時から10年を経過しているから、手腕は改善されているはずという期待感を持って鑑賞したが、やはり個人的にはダメだった。
世間一般の評価はかなり高く、マジメで丁寧に制作されているが、やはり一本調子で飽きてくる。
それぞれがぐじぐじと悩みだけであり、解決するために早く行動しろとじれったくなる。
行動すれば、メチャクチャな行動ばかりでさらにじれったくなるというスパイラルだ。

テーマ的には大切なものを扱っているが、どこか薄っぺらく感じてしまう。
“再生”“人生はやり直せる”というテーマは感じられるが、若かりし頃のプロフェッサーXの悩みもよく分からず、仲間を殺されたミスティークの苦しみも分かるが、彼女の葛藤が見えてこないので、ラストの行動が心に響かない。
マグニートーもウルヴァリンも相変わらずの考えなしの暴走で、今に始まったわけではないが、彼らが何をしたいのか不明だった。
ミスティークの決断で、マグニートー、ウルヴァリン、ビースト、プロフェッサーの心を変えるような響くものを作って欲しかった。

過去と未来という面白い設定も、練られたものではなくご都合主義。
ミスティークに研究者のトラスクを暗殺させないというような訳の分からない設定ではちょっと分かりにくい。
映画としての話が進まないが、いっそのことトラスクの若かりし頃の時代に行って殺すか、説得してくればいいとも思ってしまう。
ミュータントだけではなく、人類も滅びるといえば、研究辞めるだろう。
マグニートーもミスティークが捕まらないように助ければいいのではないか。

未来のセンチネルとのバトルについても派手さがあり、見所はあるが、どうせそのうち助かるというのが目に見えているので、ドキドキしてこない。

最初の「X-MEN」の制作時からここまで続くとは考えられていないため、もとからメチャクチャな設定ではあるが、シリーズを一貫して矛盾がないように制作して欲しいものだ。
何のためにプロデューサーはいるのだろうか。

次作の『アポカリプス』もブライアン・シンガーが続投されていることが発表されているが、個人的にはいっさい期待せずに見るしかないようだ。

国内映画興行収入ランキング(5月5週目その1)

動員5位:「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 300スクリーン
1.4億円(140,189,800円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.3億円程度か』と書いたので、当たった。

松岡圭祐原作のサスペンス映画。
綾瀬はるか、松坂桃李主演作品。
公開前に『原作が結構有名らしいが、人気のほどがよく分からない。モナリザが出るということ以外に情報が伝わってこないので、ヒットしないと思う』と書いたようにアピール不足が響いたようだ。

綾瀬はるか出演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆11年「プリンセス トヨトミ」トータル16.2億円
OP3.1→07.5→10.7→12.8→14.2→15.0
☆12年「映画 ホタルノヒカリ」トータル19.8億円
OP3.1→08.4→11.9→14.7→16.3→17.4
☆12年「映画 ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円
OP1.4→03.1→04.2→05.2→05.6
☆13年「リアル~完全なる首長竜の日~」トータル4.2億円
OP1.1→02.4→03.3→03.7
☆14年「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」
OP1.4億円→
「リアル」以外の作品との対比で考えると、「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入は6.0~8.9億円となる。
公開前に『「リアル」以上、「インシテミル」以下というところか』と書いたとおりとなりそうだ。

小説原作のサスペンス作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「チーム・バチスタの栄光」トータル15.6億円
祝3日3.9→7.5→10.4→12.8→13.9→14.5
☆09年「ゼロの焦点」トータル10.1億円
OP1.6→祝5.3→6.9→8.6→9.2
☆09年「ジェネラル・ルージュの凱旋」トータル9.0億円
OP1.5→04.3→06.3→07.4→08.1→08.5
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆12年「北のカナリアたち」トータル14.0億円
OP1.8→05.6→08.3→10.2→11.5→12.3
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP4.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→09.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆14年「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」
OP1.4億円→
主要作品との対比で考えると、「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入は8.1~9.2億円となる。
6億円以上、9億円以下というところか。
さすがに高く伸びるとは思えない。
「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」の興行収入は7億円台と予想したい。
公開前個人予想も7億円台だったので、当たりそうだ。
題材は悪くはなさそうなのだが、「リアル」同様に完全に宣伝が悪いと思う。
綾瀬はるか主演というだけでは、客は入らない。
人気がある女優なので、宣伝次第ではヒットできたので、東宝の戦略が不可思議だ。

全米映画興行収入(5月第5週目)

1位となったのは新作の「マレフィセント」。
事前には週末3日間で55百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る70百万ドルのオープニングを飾った。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング主演のファンタジー作品。
監督は、実績のないロバート・ストロンバーグ。
公開前に『大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150
☆14年「マレフィセント」
OP70百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は194~208百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはあるだろう。
「マレフィセント」の興行収入は2億ドル台と予想したい。
やはりこの手の童話をベースにした作品は稼げるようだ。


2位は2週目の「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」。
トータルでは162百万ドルとなっている。
製作費2億ドルの回収が目標となる。
コミックを原作とする続編モノのアクションアドベンチャー。
監督は、過去2作を手掛けたブライアン・シンガー。
新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『前作超えるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
やはり、ファンはヒュー・ジャックマンなどの旧作スターを望んでいるようだ。

過去のシリーズは以下のとおり。
☆00年「X-MEN」トータル157百万ドル
OP054→099→123→136→144→149
☆03年「X-MEN2」トータル215百万ドル
OP086→148→174→189→199→204
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル234百万ドル
OP103→175→202→216→225→229
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」トータル180百万ドル
OP85→129→151→163→171→174
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル133百万ドル
OP53→095→112→121→125→128
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は216~257百万ドルとなる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」を超えるかが注目となる。

近年のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」
OP92→146→172→185→193百万ドル→
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162百万ドル→
「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」「アメイジング・スパイダーマン2」と同程度のオープニングのようだ。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は230~232百万ドルとなる。
評価は恐ろしく高いので、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のような伸びはあるだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は先週に引き続き2億3千万ドル台と予想したい。
「アベンジャーズ」系のディズニー、「X-MEN」の20世紀フォックスはヒットさせたが、「スパイダーマン」のソニーが出遅れた形となる。


3位となったのは新作の「荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~(A Million Ways to Die in the West)」。
事前には週末3日間で26百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る17.1百万ドルのオープニングを飾った。
セス・マクファーレン監督・共同脚本・主演のコメディ西部劇。
シャーリーズ・セロン、リーアム・ニーソンが出演している。
公開前に『「TED」でも人気のセス・マクファーレンだが、「A Million Ways to Die in the West」はヒットしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
「TED」のようなヒットをするとは誰も思わないだろう。

ジョセフ・ゴードン・レビット監督脚本主演のコメディ作品と同程度の伸びか。
☆13年「ドン・ジョン」トータル24百万ドル
OP09→16→20→22
☆14年「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」
OP17百万ドル→
これとの対比で考えると、「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」の興行収入は45百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはないだろう。
「荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
なぜ「TED」の次に西部劇コメディを作ったのだろうか。


4位は3週目の「GODZILLA」。
トータルでは175百万ドルとなっている。
製作費1億6千万ドルの回収が終了した。
SFアクション作品。
監督は10年「モンスターズ/地球外生命体」のギャレス・エドワーズ。
出演はアーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙など。
公開前に『「GODZILLA」は意外と受けそうな気がする。前作は超えるだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

前回のリメイク作品の興行収入は以下のとおり。
☆98年「GODZILLA ゴジラ」トータル136百万ドル
先63(OP44)→99→114→124→129
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→175百万ドル→
前回を楽に超えた。

参考となりそうな作品は以下のとおり。
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆05年「キング・コング」トータル218百万ドル
先66(OP50)→109→168→193→203→210
☆11年「SUPER8」トータル127百万ドル
先36→73→95→108→118
☆09年「第9地区」トータル116百万ドル
OP37→73→90→101→108→112
☆13年「パシフィック・リム」トータル102百万ドル
OP37→68→84→093→097→098
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→076→078→079
☆14年「GODZILLA」
OP93→148→175百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「GODZILLA」の興行収入は213~234百万ドルとなる。
評価は高いので、もうちょっとは伸びるとは思ったが、やや厳しいか。
「GODZILLA」の興行収入は先週まで2億4千万ドル台と予想したが、2億2千万ドル台に下方修正したい。
それでも、今回のハリウッドリメイクは大成功となりそうだ。


5位は2週目の「Blended」。
トータルでは30百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
アダム・サンドラー主演のラブコメ作品。
監督は、アダム・サンドラーと98年「ウェディング・シンガー」(トータル80百万ドル)、98年「ウォーターボーイ」(トータル161百万ドル)、06年「もしも昨日が選べたら」(トータル137百万ドル)と4度目のタッグとなるフランク・コラチ。
共演は、98年「ウェディング・シンガー」(トータル80百万ドル)、04年「50回目のファースト・キス」(トータル121百万ドル)でコンビを組んでいるドリュー・バリモア。
公開前に『不調のアダム・サンドラ―だが、コケずに少しは稼ぎそうだ』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→048→051
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「ジャックとジル」トータル74百万ドル
OP25→41→057→064→069→071
☆12年「俺のムスコ」トータル37百万ドル
OP13→28→034→036
☆13年「アダルトボーイズ遊遊白書」トータル134百万ドル
OP42→79→102→116→124→127
☆14年「Blended」
OP14→30百万ドル→
安定して、1億ドル以上を稼ぎ出す俳優だったが、「ジャックとジル」からつまづき始めた。
主要作品との対比で考えると、「Blended」の興行収入は40~54百万ドルとなる。
評価は普通であり、それほど伸びはないだろう。
「Blended」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
アダム・サンドラーの復活は厳しいか。
エディ・マーフィー同様にこの業界は落ちるのが早い。


6位は4週目の「Neighbors」。
トータルでは129百万ドルとなっている。
製作費18百万ドルの7倍以上を回収している。
公開前に『ほどほどに稼ぐだろう』と思ったが、サプライズヒットとなりそうだ。
セス・ローゲン、ザック・エフロン主演のコメディ作品。
監督は、08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」(トータル63百万ドル)、10年「伝説のロックスター再生計画!」(トータル61百万ドル)のニコラス・ストーラー。

ライバルコメディ作品は以下のとおりか。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→078→111→129→142→151
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→059→085→107→124→136
☆12年「Ted」トータル219百万ドル
OP54→120→159→180→193→203
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆13年「なんちゃって家族」トータル150百万ドル
先38→70→91→110→124→13
☆14年「Neighbors」
OP49→91→114→129百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Neighbors」の興行収入は157~176百万ドルとなる。
『評価は高いので、もうちょっと粘りそうだ』『気軽なコメディ作品だけに、ヒットがヒットを呼び込むだろう』と思ったが、サプライズな伸びはなさそうだ。
「Neighbors」の興行収入は2週目まで2億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億6千万ドル台と予想したい。
それでも大ヒットといえるだろう。
セス・ローゲン評価はさらに高まったはずだ。


7位は5週目の「アメイジング・スパイダーマン2」。
トータルでは193百万ドルとなっている。
前作に引き続き、マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演のアメコミ原作のアクションアドベンチャー作品。
公開前に『爆発的なヒットは難しいが、ヒットすることに間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆02年「スパイダーマン」トータル404百万ドル
OP115→223→286→326→354→370→383→390→396
☆04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
先152(OP88)→256→302→328→344→354→361→365→368
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP151→240→282→304→318→326→330→332→334
☆12年「アメイジング・スパイダーマン」トータル262百万ドル
先137(OP62)→201→229→242→251→255→257
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」
OP92→146→172→185→193百万ドル→
これらとの対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は201~220百万ドルとなる。
この下限程度だろう。

近年のアメコミ作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「アベンジャーズ」トータル623百万ドル
OP207→373→458→513→553→572→587→598
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル146百万ドル
OP55→098→120→133→139→142
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP95→159→201→225→237→245
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」
OP92→146→172→185→193百万ドル→
「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」並のオープニングとなっていた。
「アベンジャーズ」以外の作品との対比で考えると、「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は203~205百万ドルとなる。
評価は高いが、それほど高い伸びはないだろう。
「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は2週目まで2億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
前作・本作の内容から当然の結果ではあるが、前作の興行収入をかなり下回るのはソニーにとって痛いかもしれない。


8位は3週目の「Million Dollar Arm」。
トータルでは28百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は終了した。
ジョン・ハム主演のスポーツドラマ。
監督は07年「Mr.ウッドコック‐史上最悪の体育教師-」(トータル26百万ドル)のクレイグ・ギレスピー。
公開前に『それほど稼げないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆12年「人生の特等席」トータル36百万ドル
OP12→23→30→33→34
☆14年「Draft Day」トータル28百万ドル
OP10→19→24→26→28
☆14年「Million Dollar Arm」
OP11→21→28百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Million Dollar Arm」の興行収入は33~45百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、少しは伸びるだろう。
「Million Dollar Arm」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
スポーツドラマは3千万ドル台が標準となりそうだ。


9位は4週目の「Chef」。
トータルでは6百万ドルとなっている。
OP6→72→498→525スクリーンに拡大公開されている。
「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督のコメディ作品。
脚本、主演もジョン・ファブローが務めている。
ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニーJr.も出演している。
評価はかなり高いので、拡大公開されるのかが注目となる。


10位は6週目の「The Other Woman」。
トータルでは81百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が既に終了している。
キャメロン・ディアス、レスリー・マン主演のコメディ作品。
監督は、02年「ジョンQ」(トータル72百万ドル)、04年「きみに読む物語」(トータル81百万ドル)のニック・カサヴェテス。
公開前に『そこそこ稼ぐか』と書いたとおりとなりそうだ。
浮気されていた3人の女性が共闘して浮気相手に復讐するストーリー。

キャメロン・ディアスが主演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
OP13→25→35→50→59
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆11年「バッド・ティーチャー」トータル100百万ドル
OP32→60→79→88→94
☆12年「恋愛だけじゃダメかしら?」トータル41百万ドル
OP11→22→31→36→39
☆14年「The Other Woman」
OP25→48→62→72→78→81百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「The Other Woman」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
キャメロン・ディアスの人気はまだまだ健在だ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆トム・クルーズ主演のSFアクション「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
☆ベストセラー小説の映画化のヒューマンドラマ「The Fault in our Stars」
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は「オブリビオン」よりはヒットしそうだ。
「The Fault in our Stars」はヒットしないだろう。

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(見る人を選ぶかもしれないが、魅力的な映画)

コーエン兄弟作品は面白い映画もあるが、ピンと来ない映画もあり、完全に相性が良い監督ではない。
本作については、あまり期待もせず、ミュージシャンを描いているというような前知識しかもたずに鑑賞してみたが、意外とハマった。

パートナーを失い、空虚な気持ちになりながら、壁にぶつかり、もがきながら、あてどもなく同じどころをグルグル回る売れないミュージシャンを、コーエン監督流に上手く不可思議に描いている。

売れないミュージシャンが一念発起してチャンスを掴み、ヒット作品を産み出すという感動作品でもなく、それほど深いモノを描いているとは思えないが、ある意味で心に響く作品となっている。
街の片隅で歌い続ける、売れないミュージシャンは、何をしても売れないミュージシャンでしかないという悲哀に少し共感し、猫のように気ままにどこかに行ったり、戻ったり、その日暮らしの生き様に少し憧れたりもするので、心地よく思えるのではないか。
歌に嫌気をさして、野次を飛ばし、殴られて、他人にやっかいになって、女を妊娠させて揉めて振り回されて、チャンスを求めて歌い続ける、歌を止めようとしてもやっぱり歌い続ける、そのような生き様を繰り返すだけなのかもしれない。

主演のオスカー・アイザックという俳優のことはよく分からないが、本作においてプロ並みの生歌を歌っているようである。
フォークソングのことはよく分からないところはあるが、売れずに埋もれていった数多くのミュージシャンの魂を感じながら、フォークソングを噛みしめてもよいだろう。

国内映画興行収入ランキング(5月4週目その4)

8位:「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」(東宝・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】 17億円台
【公開規模】 326スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定16.3億円となっている。
1週間の伸びは7.6千万円程度だろうか。
ここ数年では最高のオープニングを飾っていた。
公開前に『ロボとーちゃんというのが興味を引きそうであり、ヒットするのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

過去の「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆93年「アクション仮面VSハイグレ魔王」トータル22.2億円
☆94年「ブリブリ王国の秘宝」トータル21億円
☆95年「雲黒斎の野望」トータル14億円
☆96年「ヘンダーランドの大冒険」トータル12億円
☆97年「暗黒タマタマ大追跡」トータル11億円
☆98年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」トータル11億円
☆99年「爆発!温泉わくわく大決戦」トータル9億円
☆00年「嵐を呼ぶジャングル」トータル11.0億円
☆01年「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」トータル14.5億円
☆02年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」トータル13.0億円
☆03年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」トータル13.5億円
☆04年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」トータル12.8億円
☆05年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」トータル13.0億円
2.2→4.1→07.3→11.6→11.9
☆06年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!」トータル13.8億円
3.3→5.7→07.8→13.3→13.8
☆07年「嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」トータル15.5億円<15周年記念>
3.0→6.0→13.2→14.2→14.8→14.9
☆08年「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者」トータル12.3億円
2.5→4.5→祝10.2→10.9→11.4→11.6
☆09年「オタケべ!カスカベ野生王国」トータル10.0億円
1.7→3.5→05.9→09.2→09.6→09.7
☆10年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」トータル12.5億円
2.7→4.9→07.7→11.1→11.7→12.0
☆11年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」トータル12.0億円
1.9→4.0→06.7→10.3→10.9→11.3→11.6
☆12年「嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」トータル9.8億円<20周年記念>
2.0→3.5→04.8→08.5→09.0→09.3→09.4
☆13年「バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」トータル13.0億円
2.3→祝5.3→祝9.6→10.5→11.2→11.7→12.3
☆14年「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」
3.4→6.2→10.7→14.5→15.5→16.3億円→
20周年記念作品が大きくコケたが、昨年は復調した。
主要作品との対比で考えると、今年の興行収入は17.3~18.1億円となる。
ここ数年では最高の成績を収めるだろう。
15周年記念の07年の15.5億円を超えると考えて、今年の興行収入は先週に引き続き17億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので、高めに予想したつもりだったが、低かったか。
そろそろこの映画化企画・公開時期を考え直してもよいのではないかと思っていたが、持ち直すとは思わなかった。


9位:「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」(東宝・TBS)<3週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 310スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定4.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4億円弱程度だろうか。
公開前に『今週末公開とは思えないほど、盛り上がっている感がない』『林業を題材にした作品ではあるが、農業を題材にした漫画原作『銀の匙 Silver Spoon』がヒットしなかったので、あまり強気にはなれない』と書いたとおり、やはりヒットには結びつかなかった。

三浦しをんの小説「神去なあなあ日常」を矢口史靖監督により映画化。
主演は染谷将太。
長澤まさみ、伊藤英明が出演している。

矢口監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆01年「ウォーターボーイズ」不明
☆04年「スウィングガールズ」トータル21.5億円
☆08年「ハッピーフライト」トータル13.3億円
OP2.2→祝6.4→8.6→10.3→11.5→12.1
☆12年「ロボジー」トータル11.6億円
OP2.0→5.2→7.5→9.2→10.2→10.8
☆14年「WOOD JOB!神去なあなあ日常」
OP1.1→3.1→4.4億円→
公開前に『よほどのことがなければ、「ハッピーフライト」「ロボジー」以下になるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
これらとの対比で考えると、「WOOD JOB!神去なあなあ日常」の興行収入は6.8~6.8億円となる。
この程度だろうか。

公開前に参考とした以下の小説原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「舟を編む」トータル8.3億円
OP1.1→3.3→祝5.0→不明→7.0
☆13年「県庁おもてなし課」トータル6.9億円
OP1.2→3.2→4.5→5.5→6.1
☆14年「WOOD JOB!神去なあなあ日常」
OP1.1→3.1→4.4億円→
これらとの対比で考えると、「WOOD JOB!神去なあなあ日常」の興行収入は6.7~7.3億円となる。
伸びなければ6億円、伸びれば7億円というところか。
6億円程度と思われるが、少しは伸びることを期待して、「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」の興行収入は先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、当たりそうだ。
評価は良いのだが、この題材ではヒットしなくても仕方がないだろう。


10位:「相棒-劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」(東映・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 38億円台
【現時点での興行収入予想】 23億円台
【公開規模】 334スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定19.3億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
人気シリーズだけにこの程度の動きになるとは思わなかった。
公開前に『評判はあまり良くはないが、今回は結構稼ぎそうな気がする』と思っていただけに意外なところだ。

シリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「相棒」トータル44.4億円
GW6日15.2(OP5.9)→21.1→27.0→32.0→36.2→38.9→40.7
☆09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」トータル7.7億円
OP1.4→4.1→5.3→6.4→6.9
☆10年「相棒-劇場版Ⅱ-」トータル31.8億円
4日5.8→12.4→祝20.7→23.7→26.4→28.3→29.6
☆13年「相棒シリーズ Ⅹ DAY」トータル13.4億円
OP2.1→6.1→9.0→10.8→11.8
☆14年「相棒-劇場版Ⅲ-」
OP2.7→10.6→15.5→17.8→19.3億円→
公開前に『スピンオフは除外すると、44.4億円→31.8億円に落ち込んでいる。しかし、今回は孤島が舞台であり、それなりに注目を集めそうだ。前作よりは稼ぐだろう。前2作の間くらいの成績となるのではないか』と書いたが、前作を超えるのは無理そうだ。
GW公開の「相棒」との対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅲ-」の興行収入は23.7億円となる。
これがマックスラインとなるだろうか。

ゴールデンウィーク公開作品は以下のとおり。
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆13年「図書館戦争」トータル17.2億円
OP2.2→祝9.5→11.5→13.2→14.6→15.6→16.2
☆14年「相棒-劇場版Ⅲ-」
OP2.7→10.6→15.5→17.8→19.3億円→
これらとの対比で考えると、「相棒-劇場版Ⅲ-」の興行収入は21.4~22.7億円となる。
評価は悪くても、さすがに多少は伸びるだろう。
「相棒-劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
公開前個人予想は38億円台だったので高すぎたか。
人気が多少落ちているとはいえ、知らない人がいない「相棒」がこれほど低いとは思わなかった。
さらなる映画化は厳しいかもしれない。


11位:「ネイチャー」(東宝東和)<4週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 417スクリーン(先週比-161スクリーン)
※3D版、2D版があり、劇場数はもっと少ない。
3.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定7.7億円弱となっている。
1週間の伸びは8.8千万円弱程度だろうか。
稼げるジャンルだったが、さすがに飽きられつつあるのか。

イギリスBBC制作の3Dネイチャードキュメンタリー。
ネイチャードキュメンタリーはヒットしやすい。
☆08年公開「EARTH」トータル24.0億円
祝3日5.5→祝10.2→13.6→16.5→祝19.6→21.0→22.1
☆10年公開「オーシャンズ」トータル25.0億円
金3.9→9.8→13.9→17.8→19.7→21.1→22.2
☆11年公開「ライフ-いのちをつなぐ物語-」トータル12.5億円
木4日3.5→6.8→09.1→11.0→11.8
☆12年「日本列島 いきものたちの物語」トータル4.4億円
OP0.8→2.3→3.2→03.8→04.1
☆13年公開「ウォーキング with ダイナソー」
金2.1→3.9→6.6→7.5→8.1
☆14年公開「ネイチャー」
金~木4.1→5.5→6.8→7.7億円→
これらの5週目との対比で考えると、「ネイチャー」の興行収入は8.2~9.8億円となる。
さすがに勢いは失いつつあるが、少しは伸びるだろう。
「ネイチャー」の興行収入は、先週に引き続き8億円台と予想したい。
「ライフ-いのちをつなぐ物語-」を下回る程度と思ったが、「ウォーキング with ダイナソー」と同程度となるか。
公開前個人予想は10億円台だったので、少々高すぎたか。
GW中の公開であり、しかも実績のあるジャンルだけにそうそう低くは予想しにくい。


12位:「悪夢ちゃん The夢ovie」(東宝・日本テレビ)<4週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 271スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定5.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.1千万円半ば程度だろうか。
やはり、平日はあまり稼げていないようだ。

12年10月にドラマが放送されて、平均視聴率が11.5%となっている。
平均視聴率は高くはないが、小学生を中心にコアなファンが多いようであり、家族連れによる効果など、映画化しても十分儲かるとの予測により、映画化された。
公開前に『その予測通りには上手くいかないだろう。ライバル作品も強力であり、コケると予想したい』と書いたとおりとなりそうだ。

ゴールデンウィーク公開作品は以下のとおり。
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP5.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆13年「図書館戦争」トータル17.2億円
OP2.2→祝9.5→11.5→13.2→14.6→15.6→16.2
☆14年「悪夢ちゃん The夢ovie」
4日3.3→4.2→4.9→5.4億円→
GW中の公開だったため、これらの5週目との対比で考えると、「悪夢ちゃん The夢ovie」の興行収入は6.0~6.4億円となる。
さすがに伸びはないだろう。
「悪夢ちゃん The夢ovie」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、当たりそうだ。
スクリーン数をもうちょっと絞れば、逆にこの程度稼げれば十分ともいえる。

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