ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(7月4週目その2)

動員2位:「マレフィセント」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 58億円台
【公開規模】 先週649スクリーン
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
トータルでは推定40.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.9億円半ば程度だろうか。
早くも40億円を突破した。
ディズニーは爆発するようであり、甘く見過ぎたか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP6.9→2週目12.7→3週目10.9→4週目9.9億円となっている。
伸びが止まらない。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5億円→
「アリス」との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は57.0億円となる。
夏休み時期でもあり、この程度稼いでもおかしくない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年公開「ハリー・ポッター 死の秘宝PartⅡ」トータル96.7億円
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8
☆11年公開「POC/生命の泉」トータル88.7億円
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年公開「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.9億円
金3.8→11.3→21.1→祝28.9→33.6→37.7→41.8
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5億円→
主要作品との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は53.7~61.3億円となる。
単純な対比はできないが、「パイレーツ」以下、「ミッション」以上か。
65億円以下、50億円以上というところではないか。
相当伸びるとは思うので、「マレフィセント」の興行収入は先週に引き続き58億円台と予想したい。
公開前個人予想は23億円台だったので、だいぶ低かった。
「アナと雪の女王」同様、この手のファミリー向け作品はやや読みにくいところがある。


動員3位:「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)<2週目>
【公開前個人予想】 29億円台
【現時点での興行収入予想】  26億円台
【公開規模】 先週357スクリーン
トータルでは9.9億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは4.3億円弱程度だろうか。
公開前に『新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい』と書いたが、予想以上に人気は落ちているのか。
オープニングは、7年ぶりの動員ランキング1位となったようだが、皮肉なものだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
☆14年「XY/破壊の繭とディアンシー」
祝込3日06.0→09.9億円→
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
近年の作品との対比で考えると、今年の興行収入は25.7~32.8億円となる。
オープニングに集まるタイプの作品であり、今後伸びるとは思えない。
今年の興行収入は先週に引き続き26億円台と予想したい。
02年の26.7億円を超えるかが注目となる。
公開前個人予想は29億円台だったので、やや高すぎたが、悪くはない予想となりそうだ。
そのうち「妖怪ウォッチ」に映画化枠を乗っ取られるかもしれない。


動員4位:「思い出のマーニー」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  36億円台
【公開規模】 先週461スクリーン
トータルでは10.5億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは4.9億円半ば程度だろうか。
10億円を突破している。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
しかし、その伸びが期待できるかは現時点では微妙なところだ。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP03.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」25億円前後見込み
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
3日05.5(OP03.8)→10.5億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は37.1~40.7億円となる。
まだ鑑賞していないので何とも言えないが、高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は先週に引き続き36億円台と予想したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。
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国内映画興行収入ランキング(8月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)
9月13日に「伝説の最期編」が公開される。
それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている。

以下の作品も参考となるだろう。
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆11年「GANTZ:PERFECT ANSWER」トータル28.0億円
OP05.5→13.7→20.9→23.5→25.2→26.3→27.0
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は「GANTZ」を超える35億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は6.2億円程度か。

国内映画興行収入ランキング(7月4週目その1)

動員1位:「GODZILLA ゴジラ」(ワーナー・東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 48億円台
【現時点での興行収入予想】  38億円台
【公開規模】 427スクリーン
金曜日からの3日間で6.8億円(683,483,500円)のオープニングを飾った。
土日2日間では5.1億円弱(508,449,700円)だったようだ。
先週『オープニング3日は6.5億円程度か』と書いたので、ほぼ予想どおりとなっている。
公開前に『全米では現在199百万ドルの大ヒットとなっている。日本でも当然大ヒットするだろう。題材的にサプライズヒットになる可能性もある』と書いたとおり、さすがに当然ヒットするだろう作品がヒットしただけだ。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円(参考※秋公開作品)
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年「GODZILLA ゴジラ」
金06.8億円→
「トランスフォーマー」対比で考えると、「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は35.2億円となる。
純粋なエンターテイメント作品にはなっていないので、内容的に微妙ながら、伸びることは期待したい。
ただ、想定していた通常よりも高い伸びは期待できないかもしれない。
「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は38億円台と予想したい。
公開前個人予想は48億円台だったので高すぎたか。
単純なエンターテイメント作品ならば、ムーブメントが起きるかと思ったが、内容的にその期待はしにくい。


動員5位:「エイトレンジャー2」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】  8億円台
【公開規模】 160スクリーン
1.2億円半ば(124,763,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは2.1億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
人気の関ジャニなので前作を超える動きをすると考えて、高めに予想したが、期待が高すぎたか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「エイトレンジャー」トータル12.0億円
OP1.6→4.3→6.6→9.0→10.1→11.0
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は9.0億円となる。
これがマックスラインか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「県庁おもてなし課」トータル6.9億円
OP1.2→3.2→4.5→5.5→6.1
☆13年「100回泣くこと」トータル7.3億円
OP1.5→3.7→4.9→5.8→6.6
☆14年「抱きしめたい‐真実の物語-」14~15億円見込み
OP2.8→6.6→9.8→11.7→13.1→13.9
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は5.8~6.9億円となる。
夏休み時期でもあり、かなり伸びるだろう。
「エイトレンジャー2」の興行収入は8億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので高すぎたか。
前作から2割増と予想したが、前作から3割減となりそうだ。
前作が高すぎるので、仕方のない結果かもしれない。
前作を無視すれば、この程度稼げれば、十分ともいえるだろう。


動員9位:「幕末高校生」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】  2億円台
【公開規模】 254スクリーン
5.1千万円(51,013,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは8千万円程度か』と書いたので、予想を下回った。
公開前に『東映がまた勘違いして作ってしまった時代劇のような気がする。若年層は時代劇には興味がなく、年配層は若者が出る時代劇には興味がない。玉木宏には「のだめ」のようなヒット作品はあるが、09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円となっており、大ヒットを期待するほどの結果を残していない。監督の李闘士男も「デトロイト・メタル・シティ」のようなヒット作品があるが、10年「ボックス!」(トータル4.8億円)がヒットしていない』とかなり低くなることを予想したが、さらに下回るとは思わなかった。
玉木宏は結構番宣していたような気がしたが、ちょっと不憫だ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1
☆14年「幕末高校生」
OP0.5億円→
これらとの対比で考えると、「幕末高校生」の興行収入は2.2~2.6億円となる。
夏休み時期であり、この程度は稼ぐだろう。
「幕末高校生」の興行収入は2億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、低く見積もったが、それでも高すぎたか
夏休み時期の公開作品としてはかなり悲惨ではないか。

全米映画興行収入(7月第5週目)

1位となったのは新作の「Lucy」。
事前には週末3日間で36百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る44.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費4千万ドルを楽に回収している。
リュック・ベッソン監督・脚本作品。
スカーレット・ヨハンソン主演、モーガン・フリーマンが出演している。
スカーレット・ヨハンソンにとって、マーベルコミック原作を除くと、初の主演ヒット作品となる。
リュック・ベッソンにとっても、全米興行収入において97年「フィフス・エレメント」トータル64百万ドルを抜き、キャリアハイとなる可能性が高い。

以下の作品が参考となりそうだ。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108
☆10年「ソルト」トータル118百万ドル
OP36→71→92→103→110
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126
☆14年「Lucy」
OP44百万ドル→
「96時間」を除く作品との対比で考えると、「Lucy」の興行収入は123~144百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Lucy」の興行収入は1億1千万ドル台と予想したい。
正直ここまでヒットすると思えない作品であり、嬉しい誤算だろう。
スカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウのスピンオフ作品の目途はたったといえそうだ。


2位となったのは新作の「Hercules」。
事前には週末3日間で24百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る29.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1億ドルの回収が目標となる。
監督は、「ラッシュアワー」シリーズの全て、「ハンニバル」シリーズ、「X-MEN」シリーズを手掛けたこともあるブレット・ラトナー。
主演は、ドウェイン・ジョンソン。
このコンビならば予算を掛けたくなる気持ちは分かるが、神話系の映画は意外とヒットしない。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「トロイ」トータル133百万ドル
OP47→86→107→119→126→129
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「インモータルズ‐神々の戦い‐」トータル84百万ドル
OP32→053→069→076→080→082
☆12年「タイタンの逆襲」トータル84百万ドル
OP33→059→071→077→081→082
☆14年「The Legend of Hercules」トータル19百万ドル
OP09→014→017→018
☆14年「Hercules」
OP29百万ドル→
今年公開されたヘラクレス映画が既にコケているということも痛かった。
主要作品との対比で考えると、「Hercules」の興行収入は74~82百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Hercules」の興行収入は7千万ドル台と予想したい。
7~8千万ドルが標準となるが、製作費が掛かるので、よほどの大作にしないと厳しいジャンルだと思う。
コケるリスクも高いので、ビジネスとしてオイシサが全くない。


3位は3週目の「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
トータルでは172百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収が終了した。
続編SFアクション作品。
監督は08年「クローバーフィールド」のマット・リーヴス。
アンディ・サーキス、ゲイリー・オールドマンが主演している。
公開前に『前作に近い大ヒットをするだろう』と書いた以上となりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「猿の惑星:創世記」トータル176百万ドル
OP55→105→134→149→160→168→172
☆14年「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
OP73→139→172百万ドル→
前作との対比で考えると、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は226百万ドルとなる。

以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ワールド・ウォーZ」トータル202百万ドル
OP66→124→159→177→187→193
☆14年「GODZILLA」トータル198百万ドル
OP93→148→174→185→191→195
☆14年「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
OP73→139→172百万ドル→
これらとの対比で考えると、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は196~219百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びそうだ。
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は先々週に引き続き2億2千万ドル台と予想したい。
前作からここまでアップするとは思わなかった。


4位は2週目の「The Purge: Anarchy」。
トータルでは51百万ドルとなっている。
製作費9百万ドルのホラー作品。
相変わらずのローリスク・ハイリターンのビジネスだ。
監督は前作に引き続きジェームズ・デモナコ。
公開前に『大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年「The Purge」トータル64百万ドル
OP34→52→60→63
☆14年「The Purge: Anarchy」
OP30→51百万ドル→
前作との対比で考えると、「The Purge: Anarchy」の興行収入は63百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びるだろう。
「The Purge: Anarchy」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。
前作を超えるかが注目となる。
2本ヒットさせたので、ジェームズ・デモナコに大作のチャンスが回ってきそうだ。


5位は2週目の「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」。
トータルでは35百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収が目標となる。
ピクサーの「カーズ」の世界観をベースにしたディズニーアニメ作品。
公開前に『大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年「プレーンズ」トータル90百万ドル
OP22→45→60→71→79→83
☆14年「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP18→35百万ドル→
これとの対比で考えると、「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は70百万ドルとなる。
評価は普通であり、高い伸びはなさそうだが、ファミリー向け作品だけにある程度の伸びはありそうだ。
「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。
このような中規模なアニメ作品を公開していっても良いと思う。


6位は2週目の「Sex Tape」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、キャメロン・ディアス主演の「バッド・ティーチャー」のジェイク・カスダン。
キャメロン・ディアス、ジェイソン・シーゲル主演のコメディ作品。
公開前に『大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ここまでタイトルがストレートすぎるとさすがにヒットしない。

キャメロン・ディアスが主演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
OP13→25→35→50→59
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆11年「バッド・ティーチャー」トータル100百万ドル
OP32→60→79→88→94
☆12年「恋愛だけじゃダメかしら?」トータル41百万ドル
OP11→22→31→36→39
☆14年「The Other Woman」トータル84百万ドル
OP25→48→62→72→78
☆14年「Sex Tape」
OP15→27百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Sex Tape」の興行収入は45~54百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「Sex Tape」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
製作費が回収できればとりあえずは問題はない。
2回続けてコケなければ、キャメロン・ディアスはまだ大丈夫だろう。


7位は5週目の「トランスフォーマー/ロストエイジ」。
トータルでは236百万ドルとなっている。
製作費2億1千万ドルの回収は終了している。
マイケル・ベイ監督、マーク・ウォールバーグ主演の続編SFアクション作品。
公開前に『前作は超えないまでも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100→175→209→227→236百万ドル→
過去の作品には先行があるので対比しにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は246~254百万ドルとなる。
この程度だろうか。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル259百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル202百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル231百万ドル
OP91→162→190→206→217→223百万ドル→
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100→175→209→227→236百万ドル→
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は247~258百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は先々週に引き続き2億4千万ドル台と予想したい。
「アメイジング・スパイダーマン」「Ⅹ-MEN」同様、キャストが代わるとやはり興行収入的にはダメージが大きいようだ。


8位となったのは新作の「And So It Goes」。
4.6百万ドルのオープニングを飾った。
「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督のコメディドラマ作品。
マイケル・ダグラス、ダイアン・キートンが主演している。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
この規模(OP1762スクリーン)のままなら、1千万ドル台となりそうだ。


9位は4週目の「Tammy」。
トータルでは78百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルは楽に回収している。
公開前に『ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
メリッサ・マッカーシー主演のコメディ作品。
スーザン・サランドン、キャシー・ベイツも出演している。
監督は、実績はないが、メリッサ・マッカーシーの夫であるBen Falcone。

メリッサ・マッカーシー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136
☆13年「泥棒は幸せのはじまり」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆14年「Tammy」
先33→57→71→78百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Tammy」の興行収入は96~98百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びはないだろう。
「Tammy」の興行収入は先々週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
製作費を考えれば大ヒットだが、作品の質をあげないとすぐにメリッサ・マッカーシーの人気が落ちそうだ。


10位となったのは新作の「誰よりも狙われた男」。
2.7百万ドルのオープニングを飾った。
監督はジョージ・クルーニーが主演した「ラスト・ターゲット」のアントン・コルベイン。
フィリップ・シーモア・ホフマンの主演のサスペンス。
レイチェル・マクアダムスが出演している。
11年「裏切りのサーカス」(トータル24百万ドル)のジョン・ル・カレ原作作品。
評価はかなり高いが、この規模(OP361スクリーン)のままなら、1千万ドル台となりそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
☆ミュージックドラマ「Get On Up」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は大ヒットしそうだ。
「Get On Up」はヒットはしないが、それなりには稼ぎそうだ。

国内映画興行収入ランキング(7月3週目その3)

11位:「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」(テアトル)<3週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 152スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定2.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.9千万円弱程度だろうか。
過去のシリーズに比べると伸びは良いようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」トータル5.1億円
OP0.7→1.6→2.5→3.1→3.6
☆13年「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」トータル4.2億円
OP0.5→1.3→2.0→2.5→3.0→3.2→3.7
☆14年それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い
OP0.7→1.6→2.2億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は4.4~4.6億円となる。
3~5億円が標準となるが、近年はやや伸びているようだ。
本作の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は前年並の4億円台だったが、さすがにほぼ当たりとなりそうだ。
12年を超えれるかが注目となる。


12位:「ダイバージェント」(角川)<2週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】  2億円台
【公開規模】 199スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定1.2億円弱となっている。
1週間の伸びは6.5千万円程度だろうか。
低調な動きとなっている。
角川配給作品であるが、東京の有楽町の東宝系の大きな映画館で公開されているので、それなりに稼ぐだろうというイメージがあった。
主演は日本での知名度が皆無であり、角川系の作品で、スクリーンが多くなければこの結果も仕方がないのか。

シャイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ主演のSF作品。
製作費85百万ドルの大規模映画。
アメリカでは151百万ドルを稼ぐ大ヒットとなり、続編制作も決定している。
公開前に『12年「TIME タイム」がトータル18.2億円の大ヒットとなったが、この手の作品は日本ではヒットしないだろう。アメリカでは大ヒットした同じスタジオの「トワイライト」シリーズや「ハンガー・ゲーム」シリーズも日本では全くヒットしなかった』と書いたが、予想以上の低さとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「トワイライト~初恋~」トータル3.5億円
OP0.7→1.8→2.5
☆09年公開「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル2.7億円
OP0.7→1.7
☆10年公開「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル6億円前後
OP1.0→2.7→4.0→5.0→5.4→5.7
☆12年公開「ブレイキング・ドーンPartⅠ」トータル3.6億円
OP0.8→2.1→2.8
☆12年公開「ブレイキング・ドーンPartⅡ」トータル4.5億円
金1.1→2.6→3.5
☆12年公開「ハンガーゲーム」トータル4.7億円
金1.2→2.9→4.0
☆13年公開「ハンガー・ゲーム2」
金0.6→1.8億円→
☆14年「ダイバージェント」
金0.5→1.2億円→
主要作品との対比で考えると、「ダイバージェント」の興行収入は1.9~2.3億円となる。
夏休み時期でもあり、もうちょっと稼ぐだろう。
「ダイバージェント」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は4億円台だったので高すぎたか。
この系列の作品は3~4億円稼ぐと思っていたが、「ハンガーゲーム」でさえ日本では当たらないのだから、「ダイバージェント」であればなおさらと考えるべきだった。


14位:「トランセンデンス」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台(OP~2週目6億円台)
【公開規模】 344スクリーン(先週比-58スクリーン)
※字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ないはず。
1.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定4.4億円弱となっている。
1週間の伸びは4.5千万円程度だろうか。
ヒットするとは思わなかったが、ここまで低い動きになるとも思えなかった。
アメリカで大コケした作品が、必ず日本でも大コケするわけでもないはずだ。

ジョニー・デップ主演のSF作品。
監督は、クリストファー・ノーラン作品の撮影監督だったウォーリー・フィスター。
製作費1億ドルの大作映画だが、全米で23百万ドルしか稼げなかった。
公開前に『ビジュアルは良いが、訳が分からなくてつまらないという噂の映画。ジョニー・デップという知名度だけでどこまで稼げるだろうか』と書いたが、日本でも嫌われると思わなかった。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」トータル21.6億円
OP4.0→10.3→14.9→17.7→19.5→20.5→21.1
☆13年公開「ローン・レンジャー」トータル20.9億円
金03.9→09.3→15.3→18.1→19.6→20.5
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4→03.2→03.9→04.4億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は5.1~5.4億円となる。
20億円前後が標準となるようだが、かなり下回りそうだ。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9.3億円
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」トータル7.6億円
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3→07.4
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4→3.2→3.9→4.4億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は4.9~5.1億円となる。
多少伸びることは期待したいところだが、無理そうだ。
「トランセンデンス」の興行収入は2週目まで6億円台と予想したが、先週に引き続き5億円台と予想したい。
「アフター・アース」「エリジウム」を大きく下回るとは思わなかった。
公開前個人予想は12億円台だったので、高すぎたか。
公開前に『さすがに日本でのジョニー・デップの人気は高く、なんとかなるだろう』と思ったが、甘かったようだ。

国内映画興行収入ランキング(7月3週目その2)

1位:「マレフィセント」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 58億円台
【公開規模】 649スクリーン(先週比+5スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
4.8億円弱を週末2日に稼ぎ、トータルでは推定30.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは10.9億円程度だろうか。
祝日込みの数字は不明だが、33億円程度にはなっていそうだ。
早くも30億円を突破した。
ディズニーは爆発するようであり、甘く見過ぎたか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP6.9→2週目12.7→3週目10.9億円となっている。
伸びが止まらない。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6億円→
「アリス」との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は61.2億円となる。
夏休み時期でもあり、この程度稼いでもおかしくない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年公開「ハリー・ポッター 死の秘宝PartⅡ」トータル96.7億円
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8
☆11年公開「POC/生命の泉」トータル88.7億円
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年公開「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.9億円
金3.8→11.3→21.1→祝28.9→33.6→37.7→41.8
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6億円→
主要作品との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は54.0~58.8億円となる。
単純な対比はできないが、「パイレーツ」以下、「ミッション」以上か。
65億円以下、50億円以上というところではないか。
相当伸びるとは思うので、「マレフィセント」の興行収入は先週に引き続き58億円台と予想したい。
公開前個人予想は23億円台だったので、だいぶ低かった。
「アナと雪の女王」同様、この手のファミリー向け作品はやや読みにくいところがある。


4位:「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」(東映・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 11億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台
【公開規模】 309スクリーン
土日2日間で1.7億円弱のオープニングを飾った。
祝日を含めた数字は不明。
先週『オープニング3日は3.2億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
「マレフィセント」「ポケモン」「マーニー」という強力な作品があり、競り負けたようだ。

公開前に『サッカーが題材のようだが、タイミング的にはギリギリか。大ヒットするイメージはないが、知名度からそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなるだろうか。
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円(夏)
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円(夏)
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」トータル15.1億円(年末)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」トータル15.6億円(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」トータル12.7億円(夏)
OP2.5→5.9→09.7→11.2→12.2
☆12年「ウィザード&フォーゼ MOVIE」トータル11.9億円(年末)
OP2.8→5.3→06.8→08.7→10.8
☆13年「ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事」トータル9.4億円(GW)
OP2.3→6.8→07.8→08.5→09.2
☆13年「ウィザード in マジックランド」トータル12.3億円(夏)
OP2.5→5.5→09.2→10.9
☆13年「鎧武&ウィザード」
OP2.2→不明→06.1→08.5→09.3→9.9
☆14年「平成ライダー対昭和ライダー」
OP2.6→6.2→07.8→08.7→09.1→09.6
☆14年「鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」
OP1.7億円→
夏のライダーは12~15億円が標準となる。
夏公開作品との対比で考えると、本作の興行収入は8.4~8.6億円となる。
8億円程度のオープニングだが、地力の違いで伸ばすだろう。
「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」の興行収入は10億円台と予想したい。
公開前個人予想は11億円台だったので、現時点では問題はなさそうだ。
きちんと伸ばせるかが注目となる。
そろそろ人気の陰りも見せ始めているような気がする。


5位:「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  14億円台(2週目13億円台)
【公開規模】 632スクリーン(先週比±0スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
1.3億円半ばを週末2日に稼ぎ、トータルでは推定11.7億円となっている。
1週間の伸びは3.0億円弱程度だろうか。
ようやく10億円を突破した。
先行公開されていたため、予想は控えたが、もうちょっとヒットすると思っていた。

日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSF作品。
トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4
☆06年公開「M:I:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆11年「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7
☆13年「アウトロー」トータル11.3億円
金3.2→7.0→9.2→10.2
☆13年「オブリビオン」トータル13.1億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→8.7→11.7億円→
先行公開されているので、単純比較はしにくいが、主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は13.9~16.9億円となる。
「オブリビオン」が当面のライバルとなる。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7億円→
これらとの対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は13.5~14.0億円となる。
評価が高いので、もうちょっと伸びるだろうか。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は先週まで13億円台と予想したが、14億円台に上方修正したい。
「オブリビオン」と同程度なので悪くはないだろうが、「ナイト&デイ」トータル23.1億円辺りまで稼いでもおかしくないと思っていた。


6位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<19週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 265億円程度(15~18週目250億円程度、9~14週目240億円程度、8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 397スクリーン(先週比+38スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
7.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは251.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.2億円程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8→15週目6.6→16週目4.9→17週目3.8→18週目2.5→19週目2.2億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたが、それから一向に落ちてこない。
7月16日DVD発売が決まり、さすがに公開規模が縮小されるかと思ったら、逆に増えているようだ。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5→246.3→248.8→251.1億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
15週目150.6→祝151.4→祝151.8→152.1→祝152.5
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5→246.3→248.8→251.1億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
「崖の上のポニョ」との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は255.2億円となる。
DVDは発売されたが、「タイタニック」トータル262億円を抜くまで、公開しそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度、14週目まで240億円程度、18週目まで250億円程度と予想したが、265億円程度と上方修正したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


7位:「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  6億円台
【公開規模】 313スクリーン
土日2日間で7.7千万円のオープニングを飾った。
祝日を含めた数字は不明。
先週『オープニング3日は2.0億円程度だろうか』と書いたが、予想の半分程度となりそうだ。
「ポケモン」「マーニー」「仮面ライダー」が公開される週において、本作の出番があるわけがなかった。
その辺りを考慮できなかった。

ピクサー作品「カーズ」の世界観を利用したスピンオフ的な映画。
本シリーズはピクサー作品ではなく、前作がヒットすると思えなかったが、それなりに稼いだ。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年公開「プレーンズ」
金2.3→4.7→8.5→9.8→10.8→11.1
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8億円→
ここまで下がるとは思わなかった。

10億円台の近年のハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7→12.0
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆11年公開「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」トータル10.8億円
4日3.2→5.8→7.2→8.2→9.4→10.4
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年「メリダとおそろしの森」トータル9.5億円(参考)
OP1.5→04.2→06.1→07.6→08.7
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8億円→
主要作品との対比で考えると、「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は5.1~6.7億円となる。
今週は新作のラッシュの影響があったので、前作を踏まえると、ちょっと伸びるだろう。
「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は6億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、やや高すぎたか。
ファミリー向け作品であり、そうそう低くは予想できない。


8位:「超高速!参勤交代」(松竹)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15億円台(3~4週目13億円台、OP~2週目12億円台)
【公開規模】 252スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定12.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
多忙のため予想できなかったが、ヒットはしないだろうと思っていた。
確かにユニークだとは思うが、このヒットは正直驚きだ。
年配層が足を運んでいるのだろうか。
佐々木蔵之介主演作品。
監督は、「釣りバカ」シリーズを手掛けていたこともある本木克英。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4億円→
主要作品との対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は14.6~15.0億円となる。
この程度だろうか。

「超高速!参勤交代」12.4億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「相棒シリーズ X DAY」11.8億円(トータル13.4億円)
☆「脳男」11.2億円(トータル12.7億円)
これらとの対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は14.1~14.1億円となる。
思ったよりも伸びており、夏休み時期にもう一伸びしそうだ。
「超高速!参勤交代」の興行収入は2週目まで12億円台、4週目まで13億円台と予想したが、15億円台に上方修正したい。
予想はしなかったが、この半分くらいの予想をしていたかもしれない。
ハードな時代劇はヒットしにくいが、ユニークな時代劇はヒットしやすいようだ。


9位:「呪怨 終わりの始まり」(ショウゲート)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 122スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定4.0億円となっている。
1週間の伸びは7.5千万円程度だろうか。
スクリーン数も微妙であり、今さら感もあり、ヒットしないだろうと思って、予想しなかったが、やはりそれなりに知名度があるのか。

佐々木希主演のシリーズモノのホラー作品。
ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆06年「着信アリFinal」トータル6.5億円
OP1.5→3.6→5.1
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」トータル7.2億円
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9
☆14年「呪怨 終わりの始まり」
OP0.9→2.2→3.2→4.0億円→
主要作品との対比で考えると、「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は4.5~5.3億円となる。
伸びるとは到底思えなかったが、週末は稼ぐかもしれない。
「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
スクリーン数も少なく、この程度稼げれば十分だろう。


10位:「渇き。」(GAGA)<4週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定5.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.5千万円半ば程度だろうか。
ここまで低迷するとは思わなかった。
「告白」の中島哲也監督の話題作なので、ヒットすると考える方が普通だろう。
不安もあったが、話題性の方が勝ると思っていた。

役所広司主演、中島哲也監督作品。
『このミステリーがすごい!』大賞作品の映画化。
中島哲也監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→5.0→7.4→9.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7→8.7→13.7→16.8→祝19.5→20.8
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8
☆14年「渇き。」
金1.5→3.7→5.0→6.0億円→
主要作品との対比で考えると、「渇き。」の興行収入は8.4~8.5億円となる。
実績のある監督ではあるものの、「告白」のようなムーブメントはないとは思っていたが、「嫌われ松子の一生」以上は稼ぐものと思っていた。

参考となりそうな小説原作の映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→9.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「脳男」トータル12.7億円
祝3.0→5.9→8.3→10.1→11.2→11.9
☆14年「渇き。」
金1.5→3.7→5.0→6.0億円→
主要作品との対比で考えると、「渇き。」の興行収入は7.2~8.0億円となる。
多少は話題となる可能性は、まだまだあるだろう。
「渇き。」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、半分以下となりそうだ。
暴力的な映画ではあり、女性受けしないのは分かるが、多少話題になっており、なぜここまで低調な動きなのかよく分からない。

国内映画興行収入ランキング(7月3週目その1)

2位:「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)<1週目>
【公開前個人予想】 29億円台
【現時点での興行収入予想】  26億円台
【公開規模】 357スクリーン
祝日を含めた3日間で6.0億円弱(559,908,500円)のオープニングを飾った。
土日2日間では3.9億円(393,259,400円)だったようだ。
先週『オープニング3日は6.8億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
公開前に『新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい』と書いたが、予想以上に人気は落ちているのか。
7年ぶりの動員ランキング1位となったようだが、皮肉なものだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
☆14年「XY/破壊の繭とディアンシー」
祝込3日06.0億円→
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
近年の作品との対比で考えると、今年の興行収入は26.8~31.3億円となる。
オープニングに集まるタイプの作品であり、今後伸びるとは思えない。
今年の興行収入は26億円台と予想したい。
02年の26.7億円を超えるかが注目となる。
公開前個人予想は29億円台だったので、やや高すぎたが、悪くはない予想となりそうだ。
年末に公開される「妖怪ウォッチ」にこの夏休み枠を乗っ取られるかもしれない。


3位:「思い出のマーニー」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  36億円台
【公開規模】 461スクリーン
祝日を含めた3日間で5.5億円(553,745,100円)のオープニングを飾った。
土日2日間では3.8億円弱(378,865,500円)だったようだ。
先週『オープニング3日は5.4億円程度だろうか』と書いたので、予想が当たった。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
しかし、その伸びが期待できるかは現時点では微妙なところだ。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP03.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」25億円前後見込み
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
3日05.5(OP03.8)億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は37.7~41.6億円となる。
まだ鑑賞していないので何とも言えないが、高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は36億円台と予想したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。

国内映画興行収入ランキング(7月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「GODZILLA ゴジラ」(ワーナー)
全米では現在199百万ドルの大ヒットとなっている。
日本でも当然大ヒットするだろう。
題材的にサプライズヒットになる可能性もある。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
35億円以上というところか。

夏の公開時期ではないが、以下の作品も参考となるだろう。
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
「猿の惑星」ですら、これだけ稼いでいるのであるから、30億円突破は可能、40億円超えもあるだろう。
思い切って、「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は48億円台と予想したい。
オープニング3日は6.5億円程度か。


◎「エイトレンジャー2」(東宝)
前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「エイトレンジャー」トータル12.0億円
OP1.6→4.3→6.6→9.0→10.1→11.0
まさかのサプライズヒットとなっている。
予想は難しいが、関ジャニの人気はまだまだ高く、前田敦子も出演するので、前作並の興行収入にはなりそうだ。
前作から下がる気もするが、時期的なメリットも活かしてヒットさせるだろう。
前作の2割増しと考えて、「エイトレンジャー2」の興行収入は14億円台と予想したい。
オープニングは2.1億円程度か。


◎「幕末高校生」(東映)
東映がまた勘違いして作ってしまった時代劇のような気がする。
若年層は時代劇には興味がなく、年配層は若者が出る時代劇には興味がない。
玉木宏には「のだめ」のようなヒット作品はあるが、09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円となっており、大ヒットを期待するほどの結果を残していない。
監督の李闘士男も「デトロイト・メタル・シティ」のようなヒット作品があるが、10年「ボックス!」(トータル4.8億円)がヒットしていない。
本作も3~5億円程度ではないか。
「幕末高校生」の興行収入は5億円台と予想したい。
オープニングは8千万円程度か。

国内映画興行収入ランキング(7月2週目その3)

11位:「ノア 約束の舟」(パラマウント)<5週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台
【配給会社期待値等】 最終興行収入20億円へ向け、視界良好のスタート
【公開規模】 339スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定13.0億円となっている。
1週間の伸びは7.3千万円半ば程度だろうか。
公開前に『堅い題材ではあるが、監督・主演を踏まえると、ヒットする可能性が高い。この題材も日本人の関心はあるだろうから、監督・主演の知名度が高ければ、注目を集まる』と書いたように題材への関心は高かったようだ。
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督作品。
ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソンが出演している。

ラッセル・クロウ出演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆04年公開「マスター・アンド・コマンダー」トータル10.1億円
☆05年公開「シンデレラマン」トータル12.6億円
祝3日2.8→6.2→8.7→10.6→11.6
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆10年公開「ロビン・フッド」トータル7.0億円
金1.7→3.8→4.9→5.8→6.5→6.8
☆14年公開「ノア 約束の舟」
金3.3→8.2→10.8→12.3→13.0億円→
ラッセル・クロウは意外とヒット作品がある。
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は14.0~14.1億円となる。
この程度だろうか。

「ノア 約束の舟」13.0億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「パシフィック・リム」14.4億円(トータル15.4億円)
☆「オブリビオン」12.8億円(トータル13.1億円)
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は13.3~13.9億円となる。
年配層も見るので、多少は伸びるだろうが、極端には伸びないだろう。
「ノア 約束の舟」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、予想よりもやや高くなりそうだ。
参考とする作品もあまりなく、予想は難しかったが、悪くはない予想になりそうだ。


12位:「春を背負って」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 336スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定7.0億円弱となっている。
1週間の伸びは6.3千万円程度だろうか。
「劒岳 点の記」の木村大作監督作品。
「劒岳 点の記」が大ヒットしたため、制作されたと思われるが、年配層向け作品ではあるものの、さすがに地味すぎる。
松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司が出演している。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→9.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6
☆14年「春を背負って」
OP1.0→3.6→5.3→6.4→7.0億円→
これとの対比で考えると、「春を背負って」の興行収入は8.9億円となる。
ここまで伸びることはないだろう。

「春を背負って」7.0億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「舟を編む」7.0億円(トータル8.3億円)
☆「貞子3D2」6.9億円(トータル7.2億円)
☆「許されざる者」6.7億円(トータル7.0億円)
これらとの対比で考えると、「春を背負って」の興行収入は7.3~8.3億円となる。
まだまだ伸びそうな感じもするが、「春を背負って」の興行収入は先週に引き続き7億円台と予想したい。
それにしても、「劔岳 点の記」の3割程度しか稼げないとはさすがに関係者は思わなかっただろう。


13位:「DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?」(東宝映像)<1週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】  1億円台
【公開規模】 126スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定1.0億円となっている。
1週間の伸びは4.1千万円程度だろうか。
先々週『金曜日からのオープニングは7千万円程度か』と書いたが、オープニング3日は5.9千万円半ば程度だったようだ。
オープニングはまずまずだが、伸びがかなり低い。
コアなファンは相変わらずいるようだが、勢いがちょっと落ちているようだ。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆11年「to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」不明
☆12年「Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」
OP0.7→2.0→2.6→3.0
☆13年「No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?」
金0.9(OP0.6)→1.6→2.1
☆14年「The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?」
金0.6(OP0.4)→1.0億円→
2~3億円が標準となるか。
公開前に『よく分からないので、本作の興行収入は2億円台と予想したい』と書いたが、1億円台になりそうだ。
果たして来年も公開されるのだろうか。


14位:「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  3億円台
【公開規模】 330スクリーン(先週比-188スクリーン)
※3D版、2D版があるので、劇場数はもっと少ない。
9.0百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定3.2億円となっている。
1週間の伸びは2.6千万円半ば程度だろうか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「300<スリーハンドレッド>」トータル15.6億円
先4.1→8.8→11.6→13.3→14.4
☆14年公開「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」
金1.2→2.3→3.0→3.2億円→
これとの対比で考えると、「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」の興行収入は3.8億円となる。
前作から4~6割程度はダウンすると思っていたが、まさか75%ダウンとは思わなかった。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」4億円台見込み
金1.3→2.8→3.7→4.2
☆12年公開「タイタンの逆襲」トータル7.2億円
OP1.3→3.3→6.1
☆14年公開「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」
金1.2→2.3→3.0→3.2億円→
「タイタンの戦い」との対比で考えると、「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」の興行収入は3.6億円となる。
「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」の興行収入は3億円台と予想したい。
「タイタンの戦い」から「タイタンの逆襲」が半分程度のデキなので、「300」の下落率は、主人公が完全に異なる別の作品とはいえ高すぎる。


15位:「her/世界でひとつの彼女」(アスミック)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円台
【公開規模】 23スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.2百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定7.2千万円となっている。
1週間の伸びは2.1千万円半ば程度だろうか。
少スクリーンながら、健闘しているようだ。
「her/世界でひとつの彼女」の興行収入は1億円台と予想したい。
アカデミー賞を含めた賞レースでも評価されているが、やはり日本では拡大公開はしにくいようだ。


16位:「グランド・ブダペスト・ホテル」(20世紀フォックス)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  3億円台
【公開規模】 30スクリーン(先週比-25スクリーン)
6.6百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定2.9億円弱となっている。
1週間の伸びは1.8千万円程度だろうか。
「グランド・ブダペスト・ホテル」の興行収入は3億円台と予想したい。
100スクリーン程度の公開で3億円稼げば十分だろう。

『her/世界でひとつの彼女』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(面白い映画というよりも深い映画)

人と人との繋がりについて考えさせられる深い映画。
その“答え”は見当たらないが、何かしらのヒントは本作の中に描かれているのかもしれない。
本作を観ることによって、築くことは非常に難しいが、壊すことは非常に簡単である人間関係を一層大事にしたいと感じさせる。

自分の気持ちが強ければ強いほど、相手との関係が上手くいかずにすれ違う。
セオドアと元妻、セオドアとデート相手、隣人夫婦たち。
完璧なOsであれば面倒ですれ違うこともない良好な関係を築くことができるのかといえば、本作においてはそうではなく、徐々にOsとの関係もギクシャクしていく辺りが面白い。
人間であれ、Osであれ、関係を築くのは難しいようだ。
そして、人間であれ、Osであれ、出会いがあり、別れがある。
人とOsとは乗り越えられない“壁”があり、人間にとってはやはり虚像でしかないと、Os自身の方が理解したのではないか。
もろくて、上手くいかなく難しいからこそ、人と人との繋がりには価値がある。
ラストにて人と人の二人が寄り添うシーンがやはり美しい。
Osでは絶対に不可能なシーンだ。

ホアキン・フェニックスが相変わらず素晴らしい。
ほぼ一人芝居を繊細な演技でリアルな喜怒哀楽を表現しており、引き込まされる。
スカーレット・ヨハンソンも素晴らしいが、彼女の代わりはいるだろう。
しかし、ホアキン・フェニックスの代わりはいない。
ホアキン・フェニックスによって、本作は輝きを一層増すこととなった。

国内映画興行収入ランキング(7月2週目その2)

6位:「呪怨 終わりの始まり」(ショウゲート)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 122スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定3.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度だろうか。
スクリーン数も微妙であり、今さら感もあり、ヒットしないだろうと思って、予想しなかったが、やはりそれなりに知名度があるのか。

佐々木希主演のシリーズモノのホラー作品。
ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆06年「着信アリFinal」トータル6.5億円
OP1.5→3.6→5.1
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」トータル7.2億円
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9
☆14年「呪怨 終わりの始まり」
OP0.9→2.2→3.2億円→
主要作品との対比で考えると、「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は4.1~5.3億円となる。
伸びるとは到底思えなかったが、週末は稼ぐかもしれない。
「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
スクリーン数も少なく、この程度稼げれば十分だろう。


7位:「渇き。」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 304スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.0億円となっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
ここまで低迷するとは思わなかった。
「告白」の中島哲也監督の話題作なので、ヒットすると考える方が普通だろう。
不安もあったが、話題性の方が勝ると思っていた。

役所広司主演、中島哲也監督作品。
『このミステリーがすごい!』大賞作品の映画化。
中島哲也監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→5.0→7.4→9.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7→8.7→13.7→16.8→祝19.5→20.8
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8
☆14年「渇き。」
金1.5→3.7→5.0億円→
主要作品との対比で考えると、「渇き。」の興行収入は8.6~8.9億円となる。
実績のある監督ではあるものの、「告白」のようなムーブメントはないとは思っていたが、「嫌われ松子の一生」以上は稼ぐものと思っていた。

参考となりそうな小説原作の映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→9.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「脳男」トータル12.7億円
祝3.0→5.9→8.3→10.1→11.2→11.9
☆14年「渇き。」
金1.5→3.7→5.0億円→
主要作品との対比で考えると、「渇き。」の興行収入は7.5~8.1億円となる。
多少は話題となる可能性は、まだまだあるだろう。
「渇き。」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、半分以下となりそうだ。
暴力的な映画ではあり、女性受けしないのは分かるが、多少話題になっており、なぜここまで低調な動きなのかよく分からない。


8位:「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」(テアトル)<2週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 152スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定1.6億円弱となっている。
1週間の伸びは8.6千万円弱程度だろうか。
過去のシリーズに比べると伸びは良いようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」トータル5.1億円
OP0.7→1.6→2.5→3.1→3.6
☆13年「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」トータル4.2億円
OP0.5→1.3→2.0→2.5→3.0→3.2→3.7
☆14年それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い
OP0.7→1.6億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は5.1~5.3億円となる。
3~5億円が標準となるが、近年はやや伸びているようだ。
本作の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
公開前個人予想は前年並の4億円台だったが、やや低かったか。
12年を超えれるかが注目となる。


9位:「ダイバージェント」(角川)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】  2億円台
【公開規模】 199スクリーン
金曜日からの3日間で5.4千万円半ばのオープニングを飾った。
土日2日間では4.0千万円半ばだった。
先週『金曜日からのオープニングは1.1億円程度か』と書いたので、予想の半分だった。
角川配給作品であるが、東京の有楽町の東宝系の大きな映画館で公開されているので、それなりに稼ぐだろうというイメージがあった。
主演は日本での知名度が皆無であり、角川系の作品で、スクリーンが多くなければこの結果も仕方がないのか。

シャイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ主演のSF作品。
製作費85百万ドルの大規模映画。
アメリカでは151百万ドルを稼ぐ大ヒットとなり、続編制作も決定している。
公開前に『12年「TIME タイム」がトータル18.2億円の大ヒットとなったが、この手の作品は日本ではヒットしないだろう。アメリカでは大ヒットした同じスタジオの「トワイライト」シリーズや「ハンガー・ゲーム」シリーズも日本では全くヒットしなかった』と書いたが、予想以上の低さとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「トワイライト~初恋~」トータル3.5億円
OP0.7→1.8→2.5
☆09年公開「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル2.7億円
OP0.7→1.7
☆10年公開「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル6億円前後
OP1.0→2.7→4.0→5.0→5.4→5.7
☆12年公開「ブレイキング・ドーンPartⅠ」トータル3.6億円
OP0.8→2.1→2.8
☆12年公開「ブレイキング・ドーンPartⅡ」トータル4.5億円
金1.1→2.6→3.5
☆12年公開「ハンガーゲーム」トータル4.7億円
金1.2→2.9→4.0
☆13年公開「ハンガー・ゲーム2」
金0.6→1.8億円→
☆14年「ダイバージェント」
金0.5億円→
主要作品との対比で考えると、「ダイバージェント」の興行収入は2.0~2.0億円となる。
夏休み時期でもあり、もうちょっと稼ぐだろう。
「ダイバージェント」の興行収入は2億円台と予想したい。
公開前個人予想は4億円台だったので高すぎたか。
この系列の作品は3~4億円稼ぐと思っていたが、「ハンガーゲーム」でさえ日本では当たらないのだから、「ダイバージェント」であればなおさらと考えるべきだった。


10位:「トランセンデンス」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台(OP~2週目6億円台)
【公開規模】 402スクリーン(先週比-125スクリーン)
※字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ないはず。
2.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定3.9億円となっている。
1週間の伸びは7.4千万円程度だろうか。
ヒットするとは思わなかったが、ここまで低い動きになるとも思えなかった。
アメリカで大コケした作品が、必ず日本でも大コケするわけでもないはずだ。

ジョニー・デップ主演のSF作品。
監督は、クリストファー・ノーラン作品の撮影監督だったウォーリー・フィスター。
製作費1億ドルの大作映画だが、全米で23百万ドルしか稼げなかった。
公開前に『ビジュアルは良いが、訳が分からなくてつまらないという噂の映画。ジョニー・デップという知名度だけでどこまで稼げるだろうか』と書いたが、日本でも嫌われると思わなかった。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」トータル21.6億円
OP4.0→10.3→14.9→17.7→19.5→20.5→21.1
☆13年公開「ローン・レンジャー」トータル20.9億円
金03.9→09.3→15.3→18.1→19.6→20.5
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4→3.2→3.9億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は5.3~5.7億円となる。
20億円前後が標準となるようだが、かなり下回りそうだ。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9.3億円
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」トータル7.6億円
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3→07.4
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4→3.2→3.9億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は4.5~5.0億円となる。
多少伸びることは期待したいところだが、無理そうだ。
「トランセンデンス」の興行収入は先週まで6億円台と予想したが、5億円台に下方修正したい。
「アフター・アース」「エリジウム」を大きく下回るとは思わなかった。
公開前個人予想は12億円台だったので、高すぎたか。
公開前に『さすがに日本でのジョニー・デップの人気は高く、なんとかなるだろう』と思ったが、甘かったようだ。

国内映画興行収入ランキング(7月2週目その1)

1位:「マレフィセント」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 58億円台
【公開規模】 644スクリーン(先週比+1スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
6.0億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは19.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは12.7億円半ば程度だろうか。
先週のオープニングが6.9億円なので、落ち込みが少ない。
早くも20億円弱となっている。
ディズニーは爆発するようであり、ちょっと甘く見過ぎたか。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7億円→
「アリス」「ガリバー」との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は52.1~65.7億円となる。
夏休み時期でもあり、この程度稼いでもおかしくない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年公開「ハリー・ポッター 死の秘宝PartⅡ」トータル96.7億円
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8
☆11年公開「POC/生命の泉」トータル88.7億円
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年公開「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.9億円
金3.8→11.3→21.1→祝28.9→33.6→37.7→41.8
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7億円→
主要作品との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は48.4~56.4億円となる。
単純な対比はできないが、「パイレーツ」以下、「ミッション」以上か。
65億円以下、50億円以上というところではないか。
相当伸びるとは思うので、「マレフィセント」の興行収入は先週に引き続き58億円台と予想したい。
公開前個人予想は23億円台だったので、だいぶ低かった。
「アナと雪の女王」同様、この手のファミリー向け作品はやや読みにくいところがある。


2位:「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  13億円台
【公開規模】 632スクリーン(先週比±0スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
1.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定8.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.1億円半ば程度だろうか。
先行公開されていたため、予想は控えたが、もうちょっとヒットすると思っていた。

日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSF作品。
トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4
☆06年公開「M:I:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆11年「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7
☆13年「アウトロー」トータル11.3億円
金3.2→7.0→9.2→10.2
☆13年「オブリビオン」トータル13.1億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→8.7億円→
先行公開されているので、単純比較はしにくいが、「オブリビオン」を下回るかもしれない動きだ。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7億円→
これらとの対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は12.0~12.9億円となる。
評価が高いので、もうちょっと伸びるだろうか。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は13億円台と予想したい。
「オブリビオン」トータル13.1億円がライバルとなるか。
「オブリビオン」と同程度なので、悪くはないだろうが、「ナイト&デイ」トータル23.1億円辺りまで稼いでもおかしくないと思っていた。


3位:「好きっていいなよ。」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 11億円台
【公開規模】 246スクリーン
1.6億円弱(159,590,500円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.7億円程度か』と書いたので、ほぼ予想どおりか。
公開前に『松竹系というところが気になるが、どうせヒットするのだろう。逆らわずに、高めに予想したい』と書いたとおりとなりそうだ。
川口春奈、福士蒼汰主演作品。
人気コミックの映画化。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6億円→
主要作品との対比で考えると、「好きっていいなよ。」の興行収入は8.9~13.4億円となる。
14~17億円辺りが標準となりそうだが、やはり『さすがに大ヒットするとは思えず、標準を超えない辺りが着地点か』と書いたとおりとなりそうだ。
「好きっていいなよ。」の興行収入は11億円台と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
やはりこの手の作品は安定してヒットする。


4位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<18週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 250億円程度(9~14週目240億円程度、8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 359スクリーン(先週比-121スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
1.3億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定248.9億円弱となっている。
1週間の伸びは2.5億円程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8→15週目6.6→16週目4.9→17週目3.8→18週目2.5億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたか。
7月16日DVD発売が決まっており、今後の伸びが注目となる。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5→246.3→248.8億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
15週目150.6→祝151.4→祝151.8→152.1
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
15週目150.5→152.6→153.8
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
10週目105.4→106.2→107.0
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0→117.6
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5→246.3→248.8億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
「崖の上のポニョ」との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は253.5億円となる。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度、14週目まで240億円程度と予想したが、先週に引き続き250億円程度と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


5位:「超高速!参勤交代」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 13億円台(OP~2週目12億円台)
【公開規模】 252スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定10.9億円となっている。
1週間の伸びは1.9億円程度だろうか。
多忙のため予想できなかったが、ヒットはしないだろうと思っていた。
確かにユニークだとは思うが、このヒットは正直驚きだ。
年配層が足を運んでいるのだろうか。
佐々木蔵之介主演作品。
監督は、「釣りバカ」シリーズを手掛けていたこともある本木克英。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9億円→
主要作品との対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は13.6~14.7億円となる。
この程度だろうか。

「超高速!参勤交代」10.9億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「相棒シリーズ X DAY」10.8億円(トータル13.4億円)
☆「脳男」10.1億円(トータル12.7億円)
これらとの対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は13.5~13.7億円となる。
思ったよりもちょっと伸びている。
「超高速!参勤交代」の興行収入は2週目まで12億円台と予想したが、先週に引き続き13億円台と予想したい。
予想はしなかったが、この半分くらいの予想をしていたかもしれない。
ハードな時代劇はヒットしにくいが、ユニークな時代劇はヒットしやすいようだ。

気になる映画ニュース(7月第3週目)

☆『ホーンテッドマンション』のリメイクが進行中
ギレルモ・デル・トロ監督によってリメイクが企画されているが、現在は脚本の手直し中とのことのようだ。
ただ、ギレルモ・デル・トロ監督は『パシフィック・リム2』『ピノキオ』の映画化、ホラー映画『Crimson Peak』の企画があり、実際に実現するのか非常に疑わしいところがある。
最近になり、『ヘルボーイ3』の企画が全てのスタジオから断られて、完全に消えたとの情報もあり、実際に映画化の実現までの道のりは相当厳しいようだ。
ギレルモ・デル・トロ監督には以下のような企画があったが、ことごとく消えている。
トム・クルーズ主演『At The Mountains Of Madness』
『美女と野獣』の実写化
アニメ作品『トロールハンターズ』
『フランケンシュタイン』
『ホーンテッドマンション』がこのリストに入らないのを祈るばかりだ。


☆ハリウッド版『DEATH NOTE』の監督が降板
『アイアンマン3』のシェーン・ブラックが監督を務める予定だったが、降板し、ガス・バン・サントが起用されたようだ。
企画があまり動いていなかったようであり、シェーン・ブラック監督は、『プレデター』の続編を手掛けることに決まったので降板したのだろう。
キャスティングは未定。
『アイアンマン3』のデキが良かったので、シェーン・ブラック監督の方がよかっただろう。
ガス・バン・サント監督では良作ながら地味なサスペンスになりそうだ。

国内映画興行収入ランキング(7月3週目新作予想その2)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」(東映・テレビ朝日)
サッカーが題材のようだが、タイミング的にはギリギリか。
大ヒットするイメージはないが、知名度からそれなりに稼ぐだろう。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円(夏)
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円(夏)
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」トータル15.1億円(年末)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」トータル15.6億円(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」トータル12.7億円(夏)
OP2.5→5.9→09.7→11.2→12.2
☆12年「ウィザード&フォーゼ MOVIE」トータル11.9億円(年末)
OP2.8→5.3→06.8→08.7→10.8
☆13年「ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事」トータル9.4億円(GW)
OP2.3→6.8→07.8→08.5→09.2
☆13年「ウィザード in マジックランド」トータル12.3億円(夏)
OP2.5→5.5→09.2→10.9
☆13年「鎧武&ウィザード」
OP2.2→不明→06.1→08.5→09.3→9.9
☆14年「平成ライダー対昭和ライダー」
OP2.6→6.2→07.8→08.7→09.1→09.6
夏のライダーは12~15億円が標準となる。
直近2作がやや不調なので、標準以下となるのではないか。
「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」の興行収入は11億円台と予想したい。
オープニング3日は3.2億円程度か。

国内映画興行収入ランキング(7月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)
新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。
人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
約37%の下落となっている。
一昨年からは12.2%の下落となっている。
今年も約10%の下落と考えて、29億円台と予想したい。
オープニング3日は6.8億円程度か。


◎「思い出のマーニー」(東宝)
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。
ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP03.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」25億円前後見込み
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。
「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか。
ジブリブランドはさすがに強いだろうから、さすがに20億円台程度の興行収入にはならない。
「思い出のマーニー」の興行収入は40億円前後と予想したい。
オープニング3日は5.4億円程度だろうか。


◎「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」(ディズニー)
ピクサー作品「カーズ」の世界観を利用したスピンオフ的な映画。
本シリーズはピクサー作品ではなく、前作がヒットすると思えなかったが、それなりに稼いだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年公開「プレーンズ」
金2.3→4.7→8.5→9.8→10.8→11.1
最終的な興行収入は不明だが12億円程度だろう。
この6~8割程度になるのでないか。
7.2~9.6億円程度か。
ファミリー向け作品は需要があるので、「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は8億円台と予想したい。
オープニング3日は2.0億円程度だろうか。

全米映画興行収入(7月第2週目)

1位となったのは新作の「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
事前には週末3日間で70百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る73百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1億7千万ドルの回収が目標となる。
続編SFアクション作品。
監督は08年「クローバーフィールド」のマット・リーヴス。
アンディ・サーキス、ゲイリー・オールドマンが主演している。
公開前に『前作に近い大ヒットをするだろう』と書いた以上となりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「猿の惑星:創世記」トータル176百万ドル
OP55→105→134→149→160→168→172
☆14年「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
OP73百万ドル→
前作との対比で考えると、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は234百万ドルとなる。

以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ワールド・ウォーZ」トータル202百万ドル
OP66→124→159→177→187→193
☆14年「GODZILLA」トータル198百万ドル
OP93→148→174→185→191→195
☆14年「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
OP73百万ドル→
これらとの対比で考えると、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は155~223百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、かなり伸びそうだ。
猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は2億2千万ドル台と予想したい。
前作からここまでアップするとは思わなかった。


2位は3週目の「トランスフォーマー/ロストエイジ」。
トータルでは209百万ドルとなっている。
製作費2億1千万ドルは回収できそうだ。
マイケル・ベイ監督、マーク・ウォールバーグ主演の続編SFアクション作品。
公開前に『前作は超えないまでも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100→175→209百万ドル→
過去の作品には先行があるので対比しにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は243~254百万ドルとなる。
この程度だろうか。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル258百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル201百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル229百万ドル
OP91→162→190→206→217→223百万ドル→
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100→175→209百万ドル→
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は244~268百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は先週に引き続き2億4千万ドル台と予想したい。
「アメイジング・スパイダーマン」「Ⅹ-MEN」同様、キャストが代わるとやはり興行収入的にはダメージが大きいようだ。


3位は2週目の「Tammy」。
トータルでは57百万ドルとなっている。
製作費2千万ドルは楽に回収している。
公開前に『ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
メリッサ・マッカーシー主演のコメディ作品。
スーザン・サランドン、キャシー・ベイツも出演している。
監督は、実績はないが、メリッサ・マッカーシーの夫であるBen Falcone。

メリッサ・マッカーシー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136
☆13年「泥棒は幸せのはじまり」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆14年「Tammy」
先33→57百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Tammy」の興行収入は105~108百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びはないだろう。
「Tammy」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
製作費を考えれば大ヒットだが、作品の質をあげないとすぐにメリッサ・マッカーシーの人気が落ちそうだ。


4位は5週目の「22 Jump Street」。
トータルでは172百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの3倍以上を稼いでいる。
続編アクションコメディ作品。
主演は前作に引き続きジョナ・ヒル、チャニング・テイタム。
監督も前作に引き続きフィル・ロード、クリストファー・ミラー。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたが、ここまでとは思わなかった。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「21ジャンプストリート」トータル138百万ドル
OP36→070→093→109→120→127
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110→140→159→172百万ドル→
前作との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は198百万ドルとなる。

以下のコメディ作品がライバルとなる。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→078→111→129→142→151
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→059→085→107→124→136
☆12年「Ted」トータル219百万ドル
OP54→120→159→180→193→203
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル160百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆13年「なんちゃって家族」トータル150百万ドル
先38→70→91→110→124→132
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110→140→159→172百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は195~208百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、かなり伸びるだろうが、爆発的には伸びないか。
「22 Jump Street」の興行収入は2週目に2億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億1千万ドル台と予想したい。
今年公開された「LEGO(R)ムービー」がトータル257百万ドルを稼いでおり、フィル・ロード、クリストファー・ミラー監督作品が今年の興行収入の上位を占めることとなる。


5位は5週目の「How to Train Your Dragon 2」。
トータルでは152百万ドルとなっている。
製作費145百万ドルの回収は終了した。
続編3Dアニメ作品。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→095→122→140→152百万ドル→
これとの対比で考えると、本作の興行収入は186百万ドルとなる。
前作並の動きとなっていたが、3週目でやや勢いが落ちた。

20世紀フォックスとドリームワークスがコンビを組んだアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「クルードさんちのはじめての冒険」トータル187百万ドル
OP44→89→125→142→155→163→169→173→177→179
☆13年「ターボ」トータル83百万ドル
先31→56→069→075→078→079
☆14年「Mr. Peabody & Sherman」トータル111百万ドル
OP32→64→081→094→102→105
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→095→122→140→152百万ドル→
これらとの対比で考えると、「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は162~183百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、伸びるとは思ったが、やや厳しいか。
「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は先週まで2億ドル台と予想したが、先週に引き続き1億8千万ドル台と予想したい。
伸びは高くはなかったが、ここまで稼げば成功した続編となりそうだ。


6位は2週目の「Earth to Echo」。
トータルでは25百万ドルとなっている。
製作費13百万ドルの回収は終了している。
アドベンチャー作品。
公開前に『「Earth to Echo」はよく分からないが、ヒットしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「Earth to Echo」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
ファウンドフッテージモノらしいが、よく分からない作品はさすがにヒットしない。


7位は2週目の「NY心霊捜査官」。
トータルでは25百万ドルとなっている。
公開前に『ヒットするだろう』と書いたが、イマイチな結果となりそうだ。
スコット・デリクソン監督のホラー作品。
エリック・バナが出演している。

スコット・デリクソン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「エミリー・ローズ」トータル75百万ドル
OP30→52→62→69→72→74
☆08年「地球が静止する日」トータル79百万ドル
OP30→48→63→74→77→78
☆12年「フッテージ」トータル48百万ドル
OP18→32→39→44→47→47
☆14年「NY心霊捜査官」
先15→25百万ドル→
これらとの対比で考えると、「NY心霊捜査官」の興行収入は36~41百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないが、伸びはないだろう。
「NY心霊捜査官」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
実績のある監督だったが、同タイプの作品が続き、やや飽きられたのか。


8位は7週目の「マレフィセント」。
トータルでは222百万ドルとなっている。
既に製作費1億8千万ドルの回収は既に終了している。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング主演のファンタジー作品。
監督は、実績のないロバート・ストロンバーグ。
公開前に『大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324→328
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219→224→226
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150→152→153
☆14年「マレフィセント」
OP69→128→163→186→202→214→222百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は226~233百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びはあるだろう。
「マレフィセント」の興行収入は2週目まで2億ドル台、5週目まで2億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億2千万ドル台と予想したい。
「オズ はじまりの戦い」に近づいてきた。
やはりこの手の童話をベースにした作品は稼げるようであり、ファミリー向け作品は思った以上に根強いところがある。


9位は3週目の「Begin Again」。
トータルでは5百万ドルとなっている。
06年「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督作品。
キーラ・ナイトレー、マーク・ラファロ主演のコメディ。
OP5→175→939スクリーンに拡大公開された。
評価はかなり高く伸びがありそうだ。
このままの規模ではトータルでは2千万ドル台程度だろうか。
ジャド・アパトーがプロデューサーとして絡んでいるので、さらに拡大されれば、もっと伸びるだろう。


10位は4週目の「ジャージー・ボーイズ」。
トータルでは42百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が終了した。
クリント・イーストウッド監督のミュージカル。
有名舞台の映画化作品。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ミスティック・リバー」トータル90百万ドル
拡大後14→25→34→40→46
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル14百万ドル
☆08年「チェンジリング」トータル36百万ドル
拡大後10→21→28→32→34
☆08年「グラン・トリノ」トータル148百万ドル
拡大後41→73→98→110→120
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆10年「ヒアアフター」トータル33百万ドル
拡大後12→22→29→31→32
☆11年「J・エドガー」トータル37百万ドル
OP11→21→29→33→35
☆14年「ジャージー・ボーイズ」
OP13→27→37→42百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は45~50百万ドルとなる。
評価は高いので、多少伸びるだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
クリント・イーストウッド監督作品の標準は3千万ドル台なので、仕方のない結果なのかもしれない。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ディズニーアニメ「Planes: Fire & Rescue」
☆ホラー作品「The Purge: Anarchy」
☆コメディ作品「Sex Tape」
どれも大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ。

国内映画興行収入ランキング(7月1週目その3)

8位:「トランセンデンス」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 527スクリーン(先週比-8スクリーン)
※字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ないはず。
5.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.2億円弱となっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度だろうか。
ヒットするとは思わなかったが、ここまで低い動きになるとも思えなかった。

ジョニー・デップ主演のSF作品。
監督は、クリストファー・ノーラン作品の撮影監督だったウォーリー・フィスター。
製作費1億ドルの大作映画だが、全米で23百万ドルしか稼げなかった。
公開前に『ビジュアルは良いが、訳が分からなくてつまらないという噂の映画。ジョニー・デップという知名度だけでどこまで稼げるだろうか』と書いたが、日本でも嫌われると思わなかった。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」トータル21.6億円
OP4.0→10.3→14.9→17.7→19.5→20.5→21.1
☆13年公開「ローン・レンジャー」トータル20.9億円
金03.9→09.3→15.3→18.1→19.6→20.5
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4→3.2億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は6.7~8.0億円となる。
20億円前後が標準となるようだが、かなり下回りそうだ。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9.3億円
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」トータル7.6億円
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3→07.4
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4→3.2億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は4.4~5.3億円となる。
多少伸びることは期待して、「トランセンデンス」の興行収入は先週に引き続き6億円台と予想したい。
「アフター・アース」「エリジウム」以下になるとは思わなかった。
公開前個人予想は12億円台だったので、高すぎたか。
公開前に『さすがに日本でのジョニー・デップの人気は高く、なんとかなるだろう』と思ったが、甘かったようだ。


9位:「ノア 約束の舟」(パラマウント)<4週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台
【配給会社期待値等】 最終興行収入20億円へ向け、視界良好のスタート
【公開規模】 340スクリーン(先週比-2スクリーン)
4.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定12.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度だろうか。
公開前に『堅い題材ではあるが、監督・主演を踏まえると、ヒットする可能性が高い。この題材も日本人の関心はあるだろうから、監督・主演の知名度が高ければ、注目を集まる』と書いたように題材への関心は高かったようだ。
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督作品。
ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソンが出演している。

ラッセル・クロウ出演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆04年公開「マスター・アンド・コマンダー」トータル10.1億円
☆05年公開「シンデレラマン」トータル12.6億円
祝3日2.8→6.2→8.7→10.6→11.6
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆10年公開「ロビン・フッド」トータル7.0億円
金1.7→3.8→4.9→5.8→6.5→6.8
☆14年公開「ノア 約束の舟」
金3.3→8.2→10.8→12.3億円→
ラッセル・クロウは意外とヒット作品がある。
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は14.5~14.8億円となる。
この程度だろうか。

「ノア 約束の舟」12.3億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「パシフィック・リム」14.4億円(トータル15.4億円)
☆「オブリビオン」12.8億円(トータル13.1億円)
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は12.6~13.2億円となる。
年配層も見るので、多少は伸びるだろうが、極端には伸びないだろう。
「ノア 約束の舟」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、予想よりもやや高くなりそうだ。
参考とする作品もあまりなく、予想は難しかったが、悪くはない予想になりそうだ。


11位:「春を背負って」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 336スクリーン(先週比+1スクリーン)
3.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定6.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
「劒岳 点の記」の木村大作監督作品。
「劒岳 点の記」が大ヒットしたため、制作されたと思われるが、年配層向け作品ではあるものの、さすがに地味すぎる。
松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司が出演している。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→9.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6
☆14年「春を背負って」
OP1.0→3.6→5.3→6.4億円→
これとの対比で考えると、「春を背負って」の興行収入は9.4億円となる。
ここまで伸びることはないだろう。

「春を背負って」6.4億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「貞子3D2」6.4億円(トータル7.2億円)
☆「許されざる者」6.3億円(トータル7.0億円)
これらとの対比で考えると、「春を背負って」の興行収入は7.1~7.2億円となる。
多少は伸びることを期待して、「春を背負って」の興行収入は先週に引き続き7億円台と予想したい。
「劔岳 点の記」の3割程度しか稼げないとはさすがに関係者は思わなかっただろう。


16位:「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」(20世紀フォックス)<6週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円台(OP時12億円台)
【公開規模】 339スクリーン(先週比-48スクリーン)
※3D、2D、字幕版、吹替版があるので、実際の劇場館数はもっと少ない。
8.4百円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定10.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.2千万円半ば程度だろうか。
ついに10億円を突破したようだ。
日本を舞台にしたスピンオフがコケているので、意外と健闘しているように思える。

未来と過去を舞台とするため新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『アメリカではヒットしているが、日本では当然ヒットを期待できないだろう』と書いたが、それほど悪くはない結果となりそうだ。

過去の「X-MEN」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→07.3→08.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円
先1.7→4.1→05.5→06.3
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル8.1億円
金2.4→5.1→06.6→07.4→07.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→08.4→09.4→09.8→10.2億円→
最近の作品の中では悪くはない結果となりそうだ。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」のオープニングと近かったが、伸びはなかった。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」トータル19.7億円
先4.6→10.1→13.5→16.8→18.1→18.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆13年公開「マン・オブ・スティール」トータル9.7億円
金3.4→6.4→8.0→8.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→8.4→9.4→9.8→10.2億円→
「マン・オブ・スティール」を超えるレベルか。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.4~10.6億円となる。
もはや伸びはないだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入はOP時に12億円台と予想したが、先週に引き続き10億円台と予想したい。
オープニングの成績には、先行分も含まれており、数値が正確でなく微妙なところもあったようだ。
公開前個人予想は9億円台だったので、結果的に当たりとなりそうだ。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円なので、さすがに急激に高いヒットにはならないようだ。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』レビュー

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』レビュー
◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(面白いアイディアの映画)

2D字幕版を鑑賞。
日本のライトノベルが原作といわれているが、存在すら知らなかった。

何度死んでも繰り返すことができるロールプレイングゲームのような映画。
ループモノはやはり面白い。
この手の作品にありがちな難解さもほとんどなく、くどくなりすぎないように工夫もされている。
ほどほどにシリアス、ほどほどにユーモアなどを交えて見やすい軽めの作品に仕上がっている。
トム・クルーズも最初は口だけで頼りないだけの役立たずだったが、徐々に立派な兵士になっていく点も面白いところだ。

ラストには様々な解釈が可能のような作りとなっている。
再度敵側の血を浴びて、基準点のようなものが変化したのではないかと思った。
リタやJチームの仲間たちが死なない方法を模索して、ようやく辿りついたのがあのようなラストという解釈をした。
相手は自分のことを知らないが、自分は相手のことをよく知っている戦友に対して、少し寂しいけれど、最善の策を取ったのだろう。
もし本人は最終的には兵士して前線には出ずに、出世してロシアや中国の部隊を動かす方法を取ったとしたら、結局のところ冒頭のケイジ少佐と変わったけれども変わっていないという見方もできるかもしれない。
解釈には少し矛盾もありそうだが、深く考える必要はなく、観客が思ったように決めればいいだろう。

国内映画興行収入ランキング(7月1週目その2)

1位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<17週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 250億円程度(9~14週目240億円程度、8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 480スクリーン(先週比-47スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
1.8億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定246.3億円となっている。
1週間の伸びは3.7億円半ば程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8→15週目6.6→16週目4.9→17週目3.8億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたか。
7月16日DVD発売が決まっており、今後の伸びが注目となる。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5→246.3億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
15週目150.6→祝151.4→祝151.8→152.1
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
15週目150.5→152.6→153.8
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
10週目105.4→106.2→107.0
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0→117.6
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5→246.3億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
主要作品との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は249.8~251.5億円となる。
伸びはしばらくは止まらず、この上限を超えそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度、14週目まで240億円程度と予想したが、先週に引き続き250億円程度と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


4位:「超高速!参勤交代」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 13億円台(OP~2週目12億円台)
【公開規模】 252スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定9.0億円弱となっている。
1週間の伸びは3.0億円半ば程度だろうか。
多忙のため予想できなかったが、ヒットはしないだろうと思っていた。
確かにユニークだとは思うが、このヒットは正直驚きだ。
年配層が足を運んでいるのだろうか。
佐々木蔵之介主演作品。
監督は、「釣りバカ」シリーズを手掛けていたこともある本木克英。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0億円→
主要作品との対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は13.4~15.3億円となる。
この程度だろうか。

「超高速!参勤交代」9.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「相棒シリーズ X DAY」9.0億円(トータル13.4億円)
☆「脳男」8.4億円(トータル12.7億円)
これらとの対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は13.4~13.6億円となる。
やはり、思ったよりもちょっと伸びている。
「超高速!参勤交代」の興行収入は先週まで12億円台と予想したが、13億円台に上方修正したい。
予想はしなかったが、この半分くらいの予想をしていたかもしれない。


5位:「渇き。」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 304スクリーン(先週比+1スクリーン)
7.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.2億円程度だろうか。
ここまで低迷するとは思わなかった。
「告白」の中島哲也監督の話題作なので、ヒットすると考える方が普通だろう。
不安もあったが、話題性の方が勝ると思っていた。

役所広司主演、中島哲也監督作品。
『このミステリーがすごい!』大賞作品の映画化。
中島哲也監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→5.0→7.4→9.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7→8.7→13.7→16.8→祝19.5→20.8
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8
☆14年「渇き。」
金1.5→3.7億円→
主要作品との対比で考えると、「渇き。」の興行収入は9.7~10.0億円となる。
実績のある監督ではあるものの、「告白」のようなムーブメントはないとは思っていたが、「嫌われ松子の一生」以上は稼ぐものと思っていた。

参考となりそうな小説原作の映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→9.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「脳男」トータル12.7億円
祝3.0→5.9→8.3→10.1→11.2→11.9
☆14年「渇き。」
金1.5→3.7億円→
主要作品との対比で考えると、「渇き。」の興行収入は7.1~8.5億円となる。
多少は話題となるだろう。
「渇き。」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、半分以下となりそうだ。
暴力的な映画ではあり、女性受けしないのは分かるが、多少話題になっており、なぜここまで低調な動きなのかよく分からない。


7位:「呪怨 終わりの始まり」(ショウゲート)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 122スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定2.2億円となっている。
1週間の伸びは1.3億円半ば程度だろうか。
先週のオープニングが8.6千万円弱なので意外と落ち込みが少ない。
スクリーン数も微妙であり、今さら感もあり、ヒットしないだろうと思って、予想しなかったが、やはりそれなりに知名度があるのか。
佐々木希主演作品。

ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆06年「着信アリFinal」トータル6.5億円
OP1.5→3.6→5.1
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」トータル7.2億円
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9
☆14年「呪怨 終わりの始まり」
OP0.9→2.2億円→
主要作品との対比で考えると、「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は3.9~5.3億円となる。
伸びるとは到底思えなかったが、週末は稼ぐかもしれない。
「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は先週に引き続き4億円台と予想したい。
スクリーン数も少なく、この程度稼げれば十分だろう。

国内映画興行収入ランキング(7月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ダイバージェント」(角川)
シャイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ主演のSF作品。
製作費85百万ドルの大規模映画。
アメリカでは151百万ドルを稼ぐ大ヒットとなり、続編制作も決定している。
12年「TIME タイム」がトータル18.2億円の大ヒットとなったが、この手の作品は日本ではヒットしないだろう。
アメリカでは大ヒットした同じスタジオの「トワイライト」シリーズや「ハンガー・ゲーム」シリーズも日本では全くヒットしなかった。
これらと同程度の3~4億円というところではないか。
期待はしにくいが、「ダイバージェント」の興行収入は4億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは1.1億円程度か。


◎「好きっていいなよ。」(松竹)
川口春奈、福士蒼汰主演作品。
人気コミックの映画化。

松竹系というところが気になるが、どうせヒットするのだろう。
逆らわずに、高めに予想したい。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
14~17億円辺りが標準となりそうだ。
さすがに大ヒットするとは思えず、標準を超えない辺りが着地点か。
「好きっていいなよ。」の興行収入は12億円台と予想したい。
オープニングは1.7億円程度か。

国内映画興行収入ランキング(7月1週目その1)

1位:「マレフィセント」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 58億円台
【公開規模】 643スクリーン
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
6.9億円(691,678,400円)のオープニングを飾った。
先週『オープニング2日は3.1億円程度か』と書いたので、予想の倍以上を稼いでいる。
ディズニーは爆発するようだ。ちょっと甘く見過ぎたか。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
☆14年「マレフィセント」
OP6.9億円→
「アリス・イン・ワンダーランド」対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は61.7億円となる。
夏休み時期でもあり、この程度稼いでもおかしくない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年公開「ハリー・ポッター 死の秘宝PartⅡ」トータル96.7億円
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8
☆11年公開「POC/生命の泉」トータル88.7億円
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年公開「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.9億円
金3.8→11.3→21.1→祝28.9→33.6→37.7→41.8
☆14年「マレフィセント」
OP6.9億円→
単純な対比はできないが、「パイレーツ」以下、「ミッション」以上か。
65億円以下、50億円以上というところではないか。
相当伸びるとは思うので、「マレフィセント」の興行収入は58億円台と予想したい。
公開前個人予想は23億円台だったので、だいぶ低かった。
この手のファミリー向け作品はやや読みにくいところがある。


動員5位:「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」(テアトル)<1週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 152スクリーン
7.1千万円半ば(71,494,980円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは6千万円程度か』と書いたので、さすがにほぼ予想どおりだった。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」トータル5.1億円
OP0.7→1.6→2.5→3.1→3.6
☆13年「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」トータル4.2億円
OP0.5→1.3→2.0→2.5→3.0→3.2→3.7
☆14年それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い
OP0.7億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は5.1~5.9億円となる。
3~5億円が標準となるが、近年はやや伸びているようだ。
本作の興行収入は5億円台と予想したい。
公開前個人予想は前年並の4億円台だったが、やや低かったか。
12年を超えれるかが注目となる。

全米映画興行収入(7月第1週目)

1位は2週連続で「トランスフォーマー/ロストエイジ」。
トータルでは175百万ドルとなっている。
製作費2億1千万ドルは回収できそうだ。
マイケル・ベイ監督、マーク・ウォールバーグ主演の続編SFアクション作品。
公開前に『前作は超えないまでも大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドル
先200(OP109)→293→339→363→379→388→394
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100→175百万ドル→
過去の作品には先行があるので、対比はしにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は236~249百万ドルとなる。
この程度だろうか。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル257百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル200百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
OP91→162→190→206→217→223百万ドル→
☆14年「トランスフォーマー/ロストエイジ」
OP100→175百万ドル→
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は240~283百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は先週に引き続き2億4千万ドル台と予想したい。
「アメイジング・スパイダーマン」「Ⅹ-MEN」同様、キャストが代わるとやはり興行収入的にはダメージが大きいようだ。


2位となったのは新作の「Tammy」。
事前には週末3日間で24百万ドル、5日間で40百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る百万ドル3日間で21.6百万ドル、5日間で33.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費2千万ドルは楽に回収している。
公開前に『ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
メリッサ・マッカーシー主演のコメディ作品。
スーザン・サランドン、キャシー・ベイツも出演している。
監督はメリッサ・マッカーシーの夫らしい実績のないBen Falcone。

メリッサ・マッカーシー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136
☆13年「泥棒は幸せのはじまり」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆14年「Tammy」
先33(OP22)百万ドル→
主要作品との対比で考えて、先行分を足すと、「Tammy」の興行収入は96~101百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びはないだろう。
「Tammy」の興行収入は8千万ドル台と予想したい。
製作費を考えれば大ヒットだが、作品の質をあげないとすぐに人気が落ちそうだ。


3位は4週目の「22 Jump Street」。
トータルでは159百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの3倍以上を稼いでいる。
続編アクションコメディ作品。
主演は前作に引き続きジョナ・ヒル、チャニング・テイタム。
監督も前作に引き続きフィル・ロード、クリストファー・ミラー。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたが、ここまでとは思わなかった。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「21ジャンプストリート」トータル138百万ドル
OP36→070→093→109→120→127
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110→140→159百万ドル→
前作との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は201百万ドルとなる。

以下のコメディ作品がライバルとなる。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→078→111→129→142→151
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→059→085→107→124→136
☆12年「Ted」トータル219百万ドル
OP54→120→159→180→193→203
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル160百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆13年「なんちゃって家族」トータル150百万ドル
先38→70→91→110→124→132
☆14年「22 Jump Street」
OP57→110→140→159百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「22 Jump Street」の興行収入は193~217百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろうが、爆発的には伸びないか。
「22 Jump Street」の興行収入は2週目に2億2千万ドル台と予想したが、先週に引き続き2億1千万ドル台と予想したい。
今年公開された「LEGO(R)ムービー」がトータル257百万ドルを稼いでおり、フィル・ロード、クリストファー・ミラー監督作品が今年の興行収入の上位を占めることとなる。


4位となったのは新作の「NY心霊捜査官」。
事前には週末3日間で20百万ドル、5日間で33百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3日間で9.7百万ドル、5日間で15.3百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『ヒットするだろう』と書いたが、イマイチな結果となりそうだ。
スコット・デリクソン監督のホラー作品。
エリック・バナが出演している。

スコット・デリクソン監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「エミリー・ローズ」トータル75百万ドル
OP30→52→62→69→72→74
☆08年「地球が静止する日」トータル79百万ドル
OP30→48→63→74→77→78
☆12年「フッテージ」トータル48百万ドル
OP18→32→39→44→47→47
☆14年「NY心霊捜査官」
先15(OP10)百万ドル→
主要作品との対比で考えて、先行分を足すと、「NY心霊捜査官」の興行収入は30~32百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないが、伸びはないだろう。
「NY心霊捜査官」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
実績のある監督だったが、やや飽きられたのか。


5位は4週目の「How to Train Your Dragon 2」。
トータルでは140百万ドルとなっている。
製作費145百万ドルの回収はほぼ終了している。
続編3Dアニメ作品。
公開前に『ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ヒックとドラゴン」トータル218百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201→208
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→095→122→140百万ドル→
前作並の動きとなっていたが、3週目でやや勢いが落ちた。

20世紀フォックスとドリームワークスがコンビを組んだアニメ作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「クルードさんちのはじめての冒険」トータル187百万ドル
OP44→89→125→142→155→163→169→173→177→179
☆13年「ターボ」トータル83百万ドル
先31→56→069→075→078→079
☆14年「Mr. Peabody & Sherman」トータル111百万ドル
OP32→64→081→094→102→105
☆14年「How to Train Your Dragon 2」
OP49→095→122→140百万ドル→
これらとの対比で考えると、「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は155~184百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、伸びるとは思ったが、やや厳しいか。
「How to Train Your Dragon 2」の興行収入は先週まで2億ドル台と予想したが、1億8千万ドル台に下方修正したい。
伸びは高くはなかったが、成功した続編となりそうだ。


6位となったのは新作の「Earth to Echo」。
事前には週末3日間で13百万ドル、5日間で19百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る3日間で8.4百万ドル、5日間で13.6百万ドルのオープニングを飾った。
製作費13百万ドルの回収は終了している。
アドベンチャー作品。
公開前に『「Earth to Echo」はよく分からないが、ヒットしないのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「Earth to Echo」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
ファウンドフッテージモノらしいが、よく分からない作品はさすがにヒットしない。


7位は6週目の「マレフィセント」。
トータルでは214百万ドルとなっている。
既に製作費1億8千万ドルの回収が終了している。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング主演のファンタジー作品。
監督は、実績のないロバート・ストロンバーグ。
公開前に『大ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319
☆13年「オズ はじまりの戦い」トータル235百万ドル
OP79→144→177→198→213→219
☆12年「スノーホワイト」トータル155百万ドル
OP56→099→122→137→146→150
☆14年「マレフィセント」
OP69→128→163→186→202→214百万ドル→
これらとの対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は221~230百万ドルとなる。
評価は高いので、伸びはあるだろう。
「マレフィセント」の興行収入は2週目まで2億ドル台、先週まで2億1千万ドル台と予想したが、2億2千万ドル台に上方修正したい。
「オズ はじまりの戦い」に近づいてきた。
やはりこの手の童話をベースにした作品は稼げるようであり、ファミリー向け作品は思った以上に根強いところがある。


8位は3週目の「ジャージー・ボーイズ」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収はほぼ終了した。
クリント・イーストウッド監督のミュージカル。
有名舞台の映画化作品。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ミスティック・リバー」トータル90百万ドル
拡大後14→25→34→40→46
☆04年「ミリオンダラー・ベイビー」トータル100百万ドル
拡大後22→34→45→54→65
☆06年「父親たちの星条旗」トータル34百万ドル
☆06年「硫黄島からの手紙」トータル14百万ドル
☆08年「チェンジリング」トータル36百万ドル
拡大後10→21→28→32→34
☆08年「グラン・トリノ」トータル148百万ドル
拡大後41→73→98→110→120
☆09年「インビクタス」トータル37百万ドル
OP09→16→23→31→34
☆10年「ヒアアフター」トータル33百万ドル
拡大後12→22→29→31→32
☆11年「J・エドガー」トータル37百万ドル
OP11→21→29→33→35
☆14年「ジャージー・ボーイズ」
OP13→27→37百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は42~60百万ドルとなる。
評価は高いので、多少伸びるだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
クリント・イーストウッド監督作品の標準は3千万ドル台なので、仕方のない結果なのかもしれない。


9位は3週目の「Think Like a Man Too」。
トータルでは57百万ドルとなっている。
製作費24百万ドルの2倍以上を稼いでいる。
マイケル・イーリー、レジーナ・ホール、ケヴィン・ハート、ミーガン・グッドが出演している。
監督は、前作に引き続きティム・ストーリー。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「Think Like a Man」トータル92百万ドル
OP34→60→73→82→86→88
☆14年「Think Like a Man Too」
OP29→48→57百万ドル→
前作との対比で考えると、「Think Like a Man Too」の興行収入は72百万ドルとなる。

ティム・ストーリー監督は意外と実績を残している。
☆02年「バーバーショップ」トータル76百万ドル
OP21→38→51→60→65→69
☆04年「TAXY NY」トータル37百万ドル
先13→24→30→33→35→35
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→076→093→105→116→123
☆14年「Think Like a Man Too」
OP29→048→057百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Think Like a Man Too」の興行収入は65~85百万ドルとなる。
評価は普通であり、思った以上に伸びそうもない。
「Think Like a Man Too」の興行収入はOP時に8千万ドル台、先週まで7千万ドル台と予想したが、6千万ドル台に下方修正したい。
ただ、製作費を考えると、前作に続き大ヒットと言えるだろうが、さらなる続編はきびしいかもしれない。


10位は5週目の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」。
トータルでは91百万ドルとなっている。
製作費178百万ドルの回収が目標となるが、無理だろう。
日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSFアクション作品。
監督は、02年「ボーン・アイデンティティー」(トータル122百万ドル)、05年「Mr.&Mrs.スミス」(トータル186百万ドル)のダグ・リーマン。
公開前に『「オブリビオン」よりはヒットしそうだ』と書いたとおりになったが、ここまで低いとも思わなかった。

トム・クルーズ主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「M:i:Ⅲ」トータル134百万ドル
OP48→85→104→114→123→127
☆01年「バニラ・スカイ」トータル101百万ドル
OP25→45→67→81→88→93
☆02年「マイノリティ・リポート」トータル132百万ドル
OP36→73→97→110→118→123
☆03年「ラストサムライ」トータル111百万ドル
OP24→47→59→74→90→97
☆04年「コラテラル」トータル101百万ドル
OP25→53→70→80→87→93
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
先101(OP65)→165→192→208→218→225
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27→46→62→69→73→74
☆11年「ミッション:インポッシブルⅣ」トータル209百万ドル
限13→込77→込141→170→187→19
☆12年「アウトロー」トータル80百万ドル
OP15→44→65→73→76→78
☆13年「オブリビオン」トータル89百万ドル
OP37→65→76→82→86→87
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
OP29→57→74→84→91百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は94~106百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、もうちょっと伸びるだろう。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入はOP時に1億1千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
トム・クルーズの全米の人気はそれほど高くはなく、1億ドルがせいぜいというところであり、全世界で稼げるとはいえ、トム・クルーズ主演作品にここまでの製作費を掛けるのはいかがなものかと思う。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆続編SFアクション「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
前作に近い大ヒットをするだろう。

国内映画興行収入ランキング(6月4週目その3)

7位:「春を背負って」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 7億円台
【公開規模】 335スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.7億円程度だろうか。
「劒岳 点の記」の木村大作監督作品。
「劒岳 点の記」が大ヒットしたため、制作されたと思われるが、年配層向け作品ではあるものの、さすがに地味すぎる。
松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司が出演している。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→9.0→14.0→17.6→祝込20.3→21.6
☆14年「春を背負って」
OP1.0→3.6→5.3億円→
これとの対比で考えると、「春を背負って」の興行収入は9.8億円となる。
ここまで伸びることはないだろう。

「春を背負って」5.3億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「貞子3D2」5.4億円(トータル7.2億円)
☆「許されざる者」5.6億円(トータル7.0億円)
これらとの対比で考えると、「春を背負って」の興行収入は6.6~7.1億円となる。
多少は伸びることを期待して、「春を背負って」の興行収入は7億円台と予想したい。
「劔岳 点の記」の3割程度しか稼げないとはさすがに関係者は思わなかっただろう。


11位:「MONSTERZ モンスターズ」(ワーナー・日本テレビ)<5週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】 9億円台
【公開規模】 327スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定8.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.1千万円弱程度だろうか。
公開前に『この手の作品は女性受けが悪いため、意外とヒットしないのが例である。さらに評価も悪いようであり、ちょっと厳しい結果となるかもしれない』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、『リング』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の中田秀夫。
藤原竜也、山田孝之主演の韓国映画のリメイク作品。

参考作品は以下のとおり。
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「プラチナデータ」トータル26.4億円
OP4.0→11.2→16.8→20.7→22.8→24.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→09.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→04.2→06.2→07.7
☆14年「MONSTERZ モンスターズ」
金2.4→05.2→06.9→08.0→08.7億円→
主要作品との対比で考えると、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は9.5~10.2億円となる。
10億円を超えてもおかしくない動きだが、伸びがあるだろうか。

「MONSTERZ モンスターズ」8.7億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「奇跡のリンゴ」8.6億円(トータル10.2億円)
☆「探偵はBARにいる2」8.2億円(トータル8.9億円)
これらとの対比で考えると、「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は9.4~10.3億円となる。
10億円程度となりそうだが、評価を踏まえると高くは予想しにくい。
「MONSTERZ モンスターズ」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
企画段階では、さすがに悪くはない結果となりそうだと思ったが、これではヒットとはいえないだろう。
ワーナーは実写映画の「藁の盾」を当てたが、「R100」(配給)、「許されざる者」「すべては君に逢えたから」「黒執事」をハズしている。
「るろうに剣心」が最後の綱となりそうだ。


13位:「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】 10億円台(OP時12億円台)
【公開規模】 387スクリーン(先週比-208スクリーン)
※3D、2D、字幕版、吹替版があるので、実際の劇場館数はもっと少ない。
1.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定9.8億円となっている。
1週間の伸びは4.3千万円半ば程度だろうか。
日本を舞台にしたスピンオフがコケているので、意外と健闘しているように思える。

未来と過去を舞台とするため新旧のキャストが揃う作品。
公開前に『アメリカではヒットしているが、日本では当然ヒットを期待できないだろう』と書いたが、それほど悪くはない結果となりそうだ。

過去の「X-MEN」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「X-MEN」トータル18.5億円
☆03年「X-MEN2」トータル18.0億円
☆06年「X-MEN:ファイナルディシジョン」トータル15.3億円
OP2.8→7.9→11.5→13.4→14.4
☆09年「ウルヴァリン X-MEN ZERO」トータル8.9億円
金2.3→4.8→07.3→08.3
☆11年「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円
先1.7→4.1→05.5→06.3
☆13年「ウルヴァリン:SAMURAI」トータル8.1億円
金2.4→5.1→06.6→07.4→07.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→08.4→09.4→09.8億円→
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.0~10.4億円となる。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」のオープニングと近かったが、伸びはないようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4→6.9→9.1→10.5→11.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆12年公開「ダークナイト・ライジング」トータル19.7億円
先4.6→10.1→13.5→16.8→18.1→18.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆13年公開「マン・オブ・スティール」トータル9.7億円
金3.4→6.4→8.0→8.9
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」
金3.5→6.7→8.4→9.4→9.8億円→
「マン・オブ・スティール」を超えるレベルか。
主要作品との対比で考えると、「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入は10.1~10.7億円となる。
あまり伸びはないだろう。
「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」の興行収入はOP時に12億円台と予想したが、先週に引き続き10億円台と予想したい。
オープニングの成績には、先行分も含まれており、数値が正確でなく微妙なところもあったようだ。
公開前個人予想は9億円台だったので、結果的に当たりとなりそうだ。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」トータル7.0億円なので、さすがに急激に高いヒットにはならない。


12位:「青天の霹靂」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 11億円台(OP~2週目15億円台)
【公開規模】 299スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定10.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.9千万円半ば程度か。
評価の高そうな作品だけに期待したが、あまり伸びなかったようだ。

劇団ひとりの監督・原作・共同脚本・出演作品。
大泉洋、柴咲コウが主演している。
公開前に『コメディ系の感動作品であり、評価も高そうだ。意外なヒットとなる可能性はある』と書いたとおりとなりそうもない。

劇団ひとり原作小説の映画化の興行収入は以下のとおり。
☆08年「陰日向に咲く」トータル19.5億円
OP2.4→7.2→祝11.8→14.2→16.3→17.8
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4→7.7→9.2→10.3→10.9億円→
これとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は11.9億円となる。
ここまで伸びないかもしれない。

お笑い芸人の監督作品のヒットした作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年「大日本人」トータル11.6億円
先込2.3→6.2→8.4→9.8→10.6→11.2
☆11年「さや侍」トータル6.3億円
OP1.2→3.4→4.7→5.5
☆09年「ドロップ」トータル19.5億円
祝3日2.5→7.0→11.6→14.5→16.1→17.1
☆11年「漫才ギャング」トータル8.4億円
OP0.9→3.2→5.3→6.7→7.4
☆14年「青天の霹靂」
OP1.8→5.4→7.7→9.2→10.3→10.9億円→
これらとの対比で考えると、「青天の霹靂」の興行収入は11.3~12.4億円となる。
「ドロップ」は超えられず、「大日本人」が目標となる。
少しは話題になることを期待していたが、無理そうだ。
「青天の霹靂」の興行収入は2週目まで15億円台と予想したが、先週に引き続き11億円台と予想したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
この手の感動作品はヒットしやすく、もうちょっと話題になるかと思ったが、期待が高すぎたか。
ただ、この程度でも十分なヒットといえるだろう。

『渇き。』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(ダメな人にはダメだと思うが)

観る人によってはグロいだけの残酷な映画だと思う。
確かに感じ方は難しく評価しにくところはあるが、個人的には狂気に満ちた美しいバイオレンス作品に仕上がっていると思う。
「狂気」「暴力」「愛情」「他者との関わり」といった人間の本質的な部分・本能のようなものを描き出そうとしているような気がする。
さすがは中島哲也監督といったところだろう。
ただグロイだけの映画ではなく、映画内のパッション、センス、道徳観、テーマ性が他の映画とは異なる。

ラストの父親の叫びは、殺したいほど愛しているということだろうか。
親子の、愛と憎しみという相反する感情を独特な方法で描いている。
普通の親子とは異なる、言葉ではなく本能で繋がっている親子の壮絶な関係、血で繋がっている異常な狂気性を感じ取れる。

人の心を利用することによって誤魔化している娘の孤独、暴力的な衝動に駆られて娘の亡霊を追うことによって誤魔化している父親の孤独、癒されることのない孤独に対する渇きがヒリヒリする。
その他の登場人物も、癒されない孤独に渇いた奴らばかりだ。
孤独だから人と繋がりたい、繋がりたいのに繋がる方法が分からない、繋がる方法が分からないから人を傷つけてしまう、傷つけることでしか人と繋がれないという循環に陥ってしまうことが現在の社会なのかもしれない。
渇きに対する答えも救いも見つからない。
中島監督は、高校生に見せて、人生はずっと渇いているとでも言いたいのだろうか。
それとも、こうならなように渇きを潤す方法を見つけて欲しいと言っているのだろうか。

『300〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~』レビュー

◆評  価   5.5点
◆おススメ度  C(エヴァ・グリーンが見たい人のみ)

エヴァ・グリーン以外にはあまり見所がない作品。
事前に『300 <スリーハンドレッド>』を復習した後に鑑賞してみたら、あまりのレベルの違いに呆れてくる。
ザック・スナイダー監督、ジェラルド・バトラーと、ノーム・ムーロ監督、サリヴァン・ステイプルトンでは、比べる方が可哀そうだが、ただの真似にすぎず、薄っぺらない作品になってしまった。
映像美、主演の迫力、テーマという点からかなり落ちる。
ただ、エログロにしただけであり、はっきりいって映像が美しくない。

スパルタの王妃が前線に出てくる辺りも興ざめだ。
特殊な訓練を受けて乗り越えた者がスパルタの兵士であるはずではないか。
原作コミックがあるのかもしれないが、前作を否定するような描き方としか思えなかった。
前作の300人の犠牲を考えれば、スパルタ軍が当然に動き、他の国々が追随するくらいであって然るべきなので、スパルタの応援が遅いという点も違和感の覚えるところだ。

気になる映画ニュース(7月第1週目)

☆『コマンドー』リメイク版が頓挫
『エンド・オブ・ウォッチ』のデヴィッド・エアー監督を起用して、企画が動いていたようだが、既に頓挫しているようだ。
そのような企画自体知らず、主演が誰になるのかよく分からないが、デヴィッド・エアー監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のコンビによる『サボタージュ』が大きくコケており、その影響があったのではないか。
かなり多数の企画が存在し、実際に映画化まで漕ぎ付くのは少数といえるということが分かる一例だろう。


☆クリステン・スチュワートは『スノーホワイト』続編に出演しない見通し
『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との不倫騒動にて、悪いイメージがついたクリステン・スチュワートなので、続編には出演させない方がよいだろう。
スタジオとしてはリスクを負えず当然の措置といえる。
クリス・ヘムズワースが演じた猟師が主役となる見通し。
監督はフランク・ダラボンのようだ。
ルパート・サンダース前監督、クリステン・スチュワートの両者を外せば、ヒットする可能性はありそうだ。

国内映画興行収入ランキング(6月4週目その2)

2位:「超高速!参勤交代」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 12億円台
【公開規模】 252スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは5.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.9億円半ば程度だろうか。
多忙のため予想できなかったが、ヒットはしないだろうと思っていた。
確かにユニークだとは思うが、このヒットは正直驚きだ。
年配層が足を運んでいるのだろうか。
佐々木蔵之介主演作品。
監督は、「釣りバカ」シリーズを手掛けていたこともある本木克英。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0億円→
主要作品との対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は12.4~14.4億円となる。
この程度だろうか。

「超高速!参勤交代」6.0億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「相棒シリーズ X DAY」6.1億円(トータル13.4億円)
☆「脳男」5.9億円(トータル12.7億円)
これらとの対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は12.9~13.2億円となる。
もうちょっと伸びそうな気もするが、「超高速!参勤交代」の興行収入は先週に引き続き12億円台と予想したい。
予想はしなかったが、この半分くらいの予想をしていたかもしれない。


4位:「渇き。」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 303スクリーン
金曜日からの3日間で1.4億円半ば(145,487,700円)のオープニングを飾った。
土日2日間では1.1億円(112,280,900円)だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは3.0億円程度か』と書いたので、予想の半分程度だったようだ。
「告白」の中島哲也監督の話題作なので、ヒットすると考える方が普通だろう。
不安もあったが、話題性の方が勝ると思っていた。

役所広司主演、中島哲也監督作品。
『このミステリーがすごい!』大賞作品の映画化。
中島哲也監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→5.0→7.4→9.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7→8.7→13.7→16.8→祝19.5→20.8
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8
☆14年「渇き。」
金1.5(OP1.1)億円→
主要作品との対比で考えて金曜分を足すと、「渇き。」の興行収入は7.5~9.4億円となる。
実績のある監督ではあるものの、「告白」のようなムーブメントはないとは思っていたが、「嫌われ松子の一生」以上は稼ぐものと思っていた。

参考となりそうな小説原作の映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→9.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「脳男」トータル12.7億円
祝3.0→5.9→8.3→10.1→11.2→11.9
☆14年「渇き。」
金1.5(OP1.1)億円→
主要作品との対比で考えて金曜分を足すと、「渇き。」の興行収入は6.4~9.0億円となる。
6億円台となるオープニングだが、多少は話題となるだろう。
「渇き。」の興行収入は8億円台と予想したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、半分以下となりそうだ。
暴力的な映画ではあり、女性受けしないのは分かるが、なぜここまで低調なオープニングなのかよく分からない。


5位:「ノア 約束の舟」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台
【配給会社期待値等】 最終興行収入20億円へ向け、視界良好のスタート
【公開規模】 342スクリーン(先週比-19スクリーン)
9.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定10.8億円弱となっている。
1週間の伸びは2.6億円程度だろうか。
公開前に『堅い題材ではあるが、監督・主演を踏まえると、ヒットする可能性が高い。この題材も日本人の関心はあるだろうから、監督・主演の知名度が高ければ、注目を集まる』と書いたように題材への関心は高かったようだ。
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督作品。
ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソンが出演している。

ラッセル・クロウ出演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「グラディエーター」トータル15.6億円
☆02年公開「ビューティフル・マインド」トータル19.9億円
☆04年公開「マスター・アンド・コマンダー」トータル10.1億円
☆05年公開「シンデレラマン」トータル12.6億円
祝3日2.8→6.2→8.7→10.6→11.6
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆10年公開「ロビン・フッド」トータル7.0億円
金1.7→3.8→4.9→5.8→6.5→6.8
☆14年公開「ノア 約束の舟」
金3.3→8.2→10.8億円→
ラッセル・クロウは意外とヒット作品がある。
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は14.7~15.6億円となる。
この程度だろうか。

「ノア 約束の舟」10.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「パシフィック・リム」11.8億円(トータル15.4億円)
☆「オブリビオン」11.0億円(トータル13.1億円)
これらとの対比で考えると、「ノア 約束の舟」の興行収入は12.9~14.1億円となる。
年配層も見るので、多少は伸びるだろうが、極端には伸びないだろう。
「ノア 約束の舟」の興行収入は先週に引き続き14億円台と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、予想よりもやや高くなりそうだ。
参考とする作品もあまりなく、予想は難しかったが、悪くはなかったようだ。

国内映画興行収入ランキング(7月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「マレフィセント」(ディズニー)
アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
「スノーホワイト」「オズ はじまりの戦い」を超えるだろう。
ムーブメントが起きなければ、20億円台になりそうだ。
「アリス・イン・ワンダーランド」のようなことはないだろう。
「マレフィセント」の興行収入は23億円台と予想したい。
オープニング2日は3.1億円程度か。


◎「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」(テアトル)
過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」トータル5.1億円
OP0.7→1.6→2.5→3.1→3.6
☆13年「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」トータル4.2億円
OP0.5→1.3→2.0→2.5→3.0→3.2→3.7
3~5億円が標準となる。
何も考えずに、本作の興行収入は前年並の4億円台と予想したい。
オープニングは6千万円程度か。


◎「DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?」(東宝映像)
過去の興行収入は以下のとおり。
☆11年「to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」不明
☆12年「Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」
OP0.7→2.0→2.6→3.0
☆13年「No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?」
金0.9(OP0.6)→1.6→2.1
2~3億円が標準となるか。
よく分からないので、本作の興行収入は2億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは7千万円程度か。


「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は先行公開されており、だいたいの数字が分かっているはずなので、予想の対象外とします。

国内映画興行収入ランキング(6月4週目その1)

1位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<16週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 250億円程度(9~14週目240億円程度、8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 先週565スクリーン(先々週比-3スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
2.7億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは242.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.9億円程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8→15週目6.6→16週目4.9億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたか。
7月16日DVD発売が決まっており、今後の伸びが注目となる。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
15週目150.6→祝151.4→祝151.8→152.1
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
15週目150.5→152.6→153.8
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
10週目115.4→116.4→117.1
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
10週目105.4→106.2→107.0
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4→117.0→117.6
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
主要作品との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は247.9~248.3億円となる。
伸びはしばらくは止まらず、この上限を超えそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度、14週目まで240億円程度と予想したが、先週に引き続き250億円程度と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


動員3位:「トランセンデンス」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 6億円台
【公開規模】 535スクリーン
※字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ないはず。
金曜日の先行を含めて1.4億円半ば(144,332,100円)のオープニングを飾った。
土日2日間では1.2億円弱(117,953,700円)だったようだ。
先週『金曜日の先行を含めたオープニングは2.8億円程度か』と書いたので、予想の半分程度だった。
ヒットするとは思わなかったが、ここまで低いとも思えなかった。

ジョニー・デップ主演のSF作品。
監督は、クリストファー・ノーラン作品の撮影監督だったウォーリー・フィスター。
製作費1億ドルの大作映画だが、全米で23百万ドルしか稼げなかった。
公開前に『ビジュアルは良いが、訳が分からなくてつまらないという噂の映画。ジョニー・デップという知名度だけでどこまで稼げるだろうか』と書いたが、日本でも嫌われると思わなかった。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」トータル21.6億円
OP4.0→10.3→14.9→17.7→19.5→20.5→21.1
☆13年公開「ローン・レンジャー」トータル20.9億円
金03.9→09.3→15.3→18.1→19.6→20.5
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4(OP1.2)億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は6.4~7.5億円となる。
20億円前後が標準となるようだが、かなり下回りそうだ。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9.3億円
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」トータル7.6億円
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3→07.4
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4(OP1.2)億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は4.5~5.3億円となる。
多少伸びることは期待して、「トランセンデンス」の興行収入は6億円台と予想したい。
「アフター・アース」「エリジウム」以下になるとは思わなかった。
公開前個人予想は12億円台だったので、高すぎたか。
公開前に『さすがに日本でのジョニー・デップの人気は高く、なんとかなるだろう』と思ったが、甘かったようだ。


動員6位:「呪怨 終わりの始まり」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 122スクリーン
8.6千万円弱(85,758,200円)のオープニングを飾った。
スクリーン数も微妙であり、今さら感もあり、ヒットしないだろうと思って、予想しなかったが、やはりそれなりに知名度があるのか。
佐々木希主演作品。

ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆06年「着信アリFinal」トータル6.5億円
OP1.5→3.6→5.1
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」トータル7.2億円
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9
☆14年「呪怨 終わりの始まり」
OP0.9億円→
主要作品との対比で考えると、「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は3.9~6.5億円となる。
伸びるとは到底思えない。
「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は4億円台と予想したい。
スクリーン数も少なく、この程度稼げれば十分だろう。

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