ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その4)

4位:「トランスフォーマー/ロストエイジ」(パラマウント)<3週目>
【公開前個人予想】 26億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台
【公開規模】 747スクリーン(先週比-14スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
1.7億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定22.9億円弱となっている。
1週間の伸びは4.5億円半ば程度だろうか。
20億円を突破しており、やはりそれなりにヒットしている。
出演者が代わり、思い切って予想をかなり下げたが、関係なかったか。

マイケル・ベイ監督の続編作品。
前作で3部作の第一部が完結し、第二部がスタートする。
主演はマーク・ウォールバーグに代わる。
アメリカでは、「1」が319百万ドル、「2」が402百万ドル、「3」が352百万ドルを稼ぐシリーズだったが、本作は現在244百万ドルしか稼いでいない。
日本でもさすがに前作は下回るだろう。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3→22.9億円→
お盆時期もあったので、これらの4週目との対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は27.4~28.6億円となる。
この対比をやや超える程度の30億円程度となるだろうか。
なお、「トランスフォーマー/リベンジ」の興行収入が低いのは公開時期が夏休み時期ではなく、6月という中途半端なためであると考えられる。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3→22.9億円→
お盆時期や先行があるので対比しにくいが、「アベンジャーズ」との対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は29.1億円となる。
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は先週に引き続き30億円台と予想したい。
前作42.5億円の3割減程度となりそうだ。
公開前個人予想は26億円台だったので、低すぎたか。
さすがに実績のある作品だけに、大きくは落ちなかったようだ。
今年公開された「アメイジング・スパイダーマン2」トータル31億円を超えるかが注目となる。


6位:「マレフィセント」(ディズニー)<8週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 66億円台(6週目63億円台、OP~5週目58億円台)
【公開規模】 538スクリーン(先週比-79スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
9.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定61.8億円弱となっている。
1週間の伸びは2.9億円半ば程度だろうか。
60億円を突破している。
ここまでヒットするとは思わなかった。
ディズニーは爆発するようであり、甘く見過ぎたか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP6.9→2週目12.7→3週目10.9→4週目9.9→5週目6.4→6週目5.4→7週目6.4→8週目3.0億円となっている。
お盆時期が終わり、ようやく伸びが止まったか。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5→47.0→52.4→58.8→61.8億円→
「アリス」との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は65.4億円となる。
夏休み時期でもあり、これ以上稼いでもおかしくない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年公開「ハリー・ポッター 死の秘宝PartⅡ」トータル96.7億円
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8
☆11年公開「POC/生命の泉」トータル88.7億円
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年公開「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.9億円
金3.8→11.3→21.1→祝28.9→33.6→37.7→41.8
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5→47.0→52.4→58.8→61.8億円→
主要作品との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は64.4~65.1億円となる。
単純な対比はできないが、「パイレーツ」以下、「レ・ミゼラブル」「ミッション」以上か。
「マレフィセント」の興行収入は5週目まで58億円台、6週目に63億円台と予想したが、先週に引き続き66億円台と予想したい。
公開前個人予想は23億円台だったので、だいぶ低かった。
「アナと雪の女王」同様、この手のファミリー向け作品はやや読みにくいところがある。


7位:「思い出のマーニー」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  36億円台
【公開規模】 461スクリーン(先週比±0スクリーン)
9.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは29.4億円弱となっている。
1週間の伸びは3.0億円弱程度だろうか。
30億円がようやく迫ってきた。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.8→2週目6.7→3週目5.3→4週目4.7→5週目5.9→6週目3.0億円となっている。
お盆時期も終わったが、ジブリ作品らしく、あまり落ち込みがみられない。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP03.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」トータル24.7億円
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
3日05.5(OP03.8)→10.5→15.8→20.5→26.4→29.4億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は36.8~38.0億円となる。
題材的に高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は先週に引き続き36億円台と予想したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。
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国内映画興行収入ランキング(8月4週目その3)

5位:「イントゥ・ザ・ストーム」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】  6億円台
【公開規模】 371スクリーン
金曜日からの3日間で1.7億円半ばのオープニングを飾った。
土日2日間では1.3億円半ば程度だったようだ。
先週『金曜日からの3日間のオープニングは0.9億円程度か』と書いたので、予想よりもかなり高かった。
「トランセンデンス」「エージェント:ライアン」「ロボコップ」「300帝国の進撃」よりも高いオープニングだ。

製作費5千万ドルの中規模映画。
公開前に『日本ではほぼ無名に近い俳優陣なのでヒットすることはない。アメリカですらヒットしなかった』と書いたが、パニックムービーなのであまり関係ないようだ。

「イントゥ・ザ・ストーム」金1.8億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2013>
☆「エリジウム」金2.0億円(トータル7.6億円)
☆「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」金1.6億円(トータル4.7億円)
これらとの対比で考えると、「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は5.3~6.8億円となる。
多少伸びるかもしれない。
「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は6億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので、低すぎたか。
パニックアクションムービーはやや当たりやすいところもあるようだ。


11位:「新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円台
【公開規模】 30スクリーン
3.3千万円弱のオープニングを飾った。
少スクリーンでもランクインしてくるかと思ったが、驚くほどのオープニングにはならなかった。
「新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-」の興行収入は1億円台となりそうだ。
ヒットするアニメとヒットしないアニメの区分がイマイチ分からない。

国内映画興行収入ランキング(8月4週目その2)

1位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】  80億円台(OP時52億円台)
【公開規模】 319スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは45.8億円となっている。
1週間の伸びは13.1億円弱程度だろうか。
お盆明けも引き続き好調だ。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日9.9→2週目22.8→3週目13.1億円となっている。
どこまで伸びるだろうか。
ヒットするとは思ったが、オープニングから爆発せずに徐々に伸びると思っていた。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
6.0→11.1→17.4→25.0→31.8→33.4→34.1→34.3
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8億円→
お盆時期もあり、通常とは異なる伸びをみせている。
過去最高となるのは間違いないようだ。
一応主要作品の4週目との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は62.9~82.8億円となる。
この高い伸びはお盆時期が終わっても続きそうであり、想定できない。

ジブリ作品が参考となるか。
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8億円→
一応これらの4週目との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は66.1~106.2円となる。
現時点では65億円以上、100億円以下というところか。
ひょっとすると100億円近く伸びるかもしれない。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台と予想したが、とりあえず先週に引き続き80億円台と予想したい。
現時点では、どこまで伸びるのかは想定しにくい。
公開前個人予想は42億円台だったのでかなり低すぎたか。
ヒットするのは分かるが、通常の倍以上という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。


2位:「ホットロード」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】  27億円台
【配給会社期待値等】 30億円
【公開規模】 302スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは10.9億円となっている。
1週間の動きは7.0億円程度だろうか。
早くも10億円を突破した。
松竹は30億円に過大な目標を設定しているらしく、番宣に異常にチカラを入れている成果が出たのではないか。
30億円は微妙としても、松竹としてはビッグヒットとなりそうだ。
20億円くらいに設定していれば期待以上の大ヒットとなるのに、30億円までハードルをあげるとこれだけの大ヒットなのにコケた印象を与えてしまうので、戦略にやや疑問なところがある。

「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」の三木孝浩監督。
能年玲奈、登坂広臣主演による86~87年のコミックの実写化作品。
予告編を初めて観たときは『なんだこの古臭い映画は。ヒットするはずねえな』と思っていたが、この古臭さが意外とじわじわと効いてきて、公開直前には『少しはヒットするのではないか』と思うようになってきた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9億円→
17億円が標準となりそうだが、楽にクリアできそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ホットロード」の興行収入は24.1~30.0億円となる。
松竹系の実写作品はこの数年18.2~23.2億円程度が最高値となっており、近年の最高値を超えるヒットとなりそうだ。
「ホットロード」の興行収入は先週に引き続き27億円台と予想したい。
「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円、「ハナミズキ」トータル28.3億円がライバルとなる。
公開前個人予想は20億円台だったので、低すぎたか。
かなり高めに予想したつもりだったが、松竹の非ジャニーズ作品がここまで高いオープニングになるとは思わなかった。


3位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】  43億円台(OP~2週目38億円台)
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 348スクリーン(先週比-90スクリーン)
2.2億円を週末に稼ぎ、トータルでは37.9億円弱となっている。
1週間の伸びは5.9億円半ば程度だろうか。
40億円を突破間近となり、前作を楽に超えている。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
なお、9月13日に「伝説の最期編」が公開される。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は48.5億円となるが、お盆時期でもあり、この5週目辺りとの対比で考えると、本作の興行収入は43.2億円となる。
この程度となるだろうか。
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなった。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2→19.5→31.9→37.9億円→
主要作品の5週目との対比で考えると、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は43.2~46.4億円となる。
お盆時期に荒稼ぎをし、盛り上がりもあるが、残り3週と考えると極端には大きくは伸びないだろう。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は2週目まで38億円台と予想したが、先週に引き続き43億円台と予想したい。
配給会社の期待値が40億円なので、これを超えそうだ。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったので、やや低すぎたか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入も相当高くなりそうだ。

国内映画興行収入ランキング(8月5週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

☆「LUCY/ルーシー」(東宝東和)
スカーレット・ヨハンソン主演のSFアクション作品。
監督は、リュック・ベッソン。
アメリカでは現在114百万ドルの大ヒットとなっている。
日本では、アンジェリーナ・ジョリー主演の10年「ソルト」(トータル20.5億円)のようなヒットはないだろう。
12年「ボーン・レガシー」トータル8.2億円以下、13年「96時間/リベンジ」トータル4.6億円以上というところか。
あまりヒットしないとは思うが、人気女優主演の手軽なアクションであり、多少稼ぎそうだ。
「LUCY/ルーシー」の興行収入は6億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは1.8億円程度か。


☆「ルパン三世」(東宝)
小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信出演作品。
監督は北村龍平。
ヒットすることはなさそうな、失敗実写映画作品となりそうだ。
ただ、さすがに13年「ガッチャマン」トータル4.8億円、12年「映画ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円、11年「ワイルド7」トータル6.5億円を超えるだろう。
ドラマ化もされた12年「映画 妖怪人間ベム」トータル11.7億円、11年「あしたのジョー」トータル11.0億円は下回るだろうか。
7~11億円程度が落ち着きどころか。
知名度の高さによる怖いもの見たさもありそうなので、「ルパン三世」の興行収入は8億円台と予想したい。
オープニングは1.5億円程度か。

国内映画興行収入ランキング(8月4週目その1)

動員10位:「喰女-クイメ-」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】  2億円台
【公開規模】 194スクリーン
4.3千万円(43,142,500円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは5千万円程度か』と書いたので、ほぼ予想通りとなっている。
公開前に『「四谷怪談」を題材にした現代の設定のホラーのようではあるが、ホラーならば年配層は見ない、ホラーでないならば若年層は見ない、どっちつかずの作品はヒットしない』と書いたとおりとなりそうだ。
東映は「LDK」「偉大なる、しゅららぼん」「わたしのハワイの歩きかた」「幕末高校生」「喰女-クイメ-」とハズしまくっており、企業として丈夫なのか。

市川海老蔵、柴咲コウ主演作品。
監督は三池崇史。
市川海老蔵主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「一命」トータル4.5億円
OP0.9→2.6→3.6→4.1→4.4
☆13年「利休にたずねよ」
OP0.9→3.2→不明→5.6→6.6→7.3
☆14年「喰女-クイメ-」
OP0.4億円→
「一命」は三池崇史監督作品でもある。
「一命」との対比で考えると、「喰女-クイメ-」の興行収入は2.0億円となる。
三池崇史監督は、著名な監督ではあるが、「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」「神様のパズル」「ゼブラーマン2」「愛と誠」と信じられないようなコケかたをしたこともあり、これらの仲間入りしそうだ。

ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」トータル7.2億円
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9
☆14年「呪怨 終わりの始まり」
OP0.9→2.2→3.2→4.0→4.7→5.1
☆14年「喰女-クイメ-」
OP0.4億円→
これらとの対比で考えると、「喰女-クイメ-」の興行収入は2.2~2.9億円となる。
伸びはなさそうなので、「喰女-クイメ-」の興行収入は2億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので、当たりそうだ。
この監督、出演者でここまでコケられるというのは想定内ではあるが、凄いことだ。

全米映画興行収入(8月第4週目)

1位は4週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは251百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収は既に終了している。
4週目でOP時以来の首位に返り咲いた。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル233百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94→177→223→251百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾っており、他の作品よりも伸びが良い。
これらとの対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は275~290百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、かなり伸びるとは思ったが、思った以上に伸びそうだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は先週まで2億7千万ドル台と予想したが、2億9千万ドル台と上方修正したい。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


2位は3週目の「ミュータント・タートルズ」。
トータルでは146百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収は完了した。
アクションアドベンチャー作品。
監督は、11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(トータル84百万ドル)、12年「タイタンの逆襲」(トータル84百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
ミーガン・フォックスが出演し、マイケル・ベイがプロデュースしている。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたが、予想以上の大ヒットだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドル
☆91年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅡ」トータル79百万ドル
☆93年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅢ」トータル42百万ドル
☆07年「ミュータント・タートルズ-TMNT-」トータル54百万ドル
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146百万ドル→
90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドルを超えた。
加速度的に人気を落としたため、それほどヒットしないと思っていた。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル233百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94→177→223→252百万ドル→
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ミュータント・タートルズ」の興行収入は172~189百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、思ったよりも粘りそうだ。
「ミュータント・タートルズ」の興行収入は先週まで1億5千万ドル台と予想したが、1億7千万ドル台に上方修正したい。
続編制作も決定しており、ここまで稼げれば成功といえるのではないか。


3位となったのは新作の「If I Stay」。
事前には週末3日間で21.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る15.7百万ドルのオープニングを飾った。
製作費11百万ドルは楽に回収している。
監督はあまりヒット実績のないR・J・カトラー。
クロエ・グレース・モレッツ主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするとは思えない』と書いたが、この手の作品は意外と人気があるようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「君への誓い」トータル125百万ドル
OP41→85→103→112→117→121
☆14年「The Fault in our Stars」トータル124百万ドル
OP48→81→99→110→116→120
☆14年「If I Stay」
OP16百万ドル→
これらとの対比で考えると、「If I Stay」の興行収入は41~49百万ドルとなる。
評価は高いので、少しは伸びるだろう。
「If I Stay」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
製作費は楽に回収しており、ヒットといえるが、クロエ・グレース・モレッツは知名度の割にブレークしない。
13年「キャリー」トータル35百万ドル、13年「キック・アス2」トータル29百万ドル、10年「モールス」トータル12百万ドルとなっており、少しずつ上がっている感じだ。


4位は2週目の「Let's Be Cops」。
トータルでは45百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルは楽に回収している。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)のルーク・グリーンフィールド 。
ジェイク・ジョンソン、デイモン・ウェイアンズJr.主演のアクションコメディ作品。
公開前に『意外と悪くはない結果となるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品と比較されているようだ。
☆09年「Paul Blart: Mall Cop」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124→128
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Let's Be Cops」
先26→45百万ドル→
「Paul Blart: Mall Cop」以外の作品との対比で考えると、「Let's Be Cops」の興行収入は79~86百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないと思ったが、もうちょっと伸びそうだ。
「Let's Be Cops」の興行収入はOP時に6千万ドル台と予想したが、7千万ドル台に上方修正したい。
ややサプライズヒットとなりそうだ。
手軽なコメディはやはりヒットする傾向にある。


5位となったのは新作の「When the Game Stands Tall」。
事前には週末3日間で9百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る8.4百万ドルのオープニングを飾った。
製作費15百万ドルの回収が当面の目標となる。
アメフト題材のスポーツドラマ。
監督は、05年「コーチ・カーター」のトーマス・カーター。
主演は、ジム・カヴィーゼル。
公開前に『ほどほどに稼ぐだろう』と書いたが、ややコケたか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「コーチ・カーター」トータル67百万ドル
OP24→43→54→59→63
☆12年「人生の特等席」トータル36百万ドル
OP12→23→30→33→34
☆14年「Draft Day」トータル29百万ドル
OP10→19→24→26→28
☆14年「Million Dollar Arm」トータル36百万ドル
OP11→21→28→32→33
☆14年「When the Game Stands Tall」
OP08百万ドル→
これらとの対比で考えると、「When the Game Stands Tall」の興行収入は22~26百万ドルとなる。
評価は高いので、多少伸びるだろう。
「When the Game Stands Tall」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
製作費は回収できそうだが、やや失敗となりそうだ。
3千万ドル程度は稼ぎたかったのではないか。


6位は2週目の「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
監督はパトリック・ヒューズ。
シルベスター・スタローンほかによる続編アクション作品。
アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプス、メル・ギブソン、ハリソン・フォードが新たに加わっている。
公開前に『前作を超えるのではないか』と書いたが、コケてしまったようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」トータル85百万ドル
OP29→52→66→76→80→083
☆14年「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」
OP16→27百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は43~44百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
さらなる続編制作には痛手となりそうだ。


7位は2週目の「The Giver」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収はほぼクリアできそうだ。
監督は、10年「ソルト」(トータル118百万ドル)のフィリップ・ノイス。
ジェフ・ブリッジス、メリル・ストリープが出演している。
若者向け小説を原作とするファンタジードラマ。
公開前に『ヒットしないが、ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

この手の作品は一部を除き、ヒットしていない。
☆13年「The Mortal Instruments: City of Bones」トータル31百万ドル
先14(OP09)→23→28→30
☆13年「The Host」トータル27百万ドル
OP11→20→23→25
☆13年「Beautiful Creatures」トータル19百万ドル
先10(OP08)→17→19→19
☆14年「The Giver」
OP12→24百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Giver」の興行収入は27~32百万ドルとなる。
評価は高いので、少しは伸びるかもしれない。
「The Giver」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
名優が出演してもさすがに大ヒットはしないようだ。


8位となったのは新作の「Frank Miller's Sin City: A Dame to Kill For」。
事前には週末3日間で16.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を大きく下回る6.3百万ドルのオープニングを飾った。
監督は、フランク・ミラーとロバート・ロドリゲス。
ジェシカ・アルバ、ジョシュ・ブローリン、ロザリオ・ドーソン、ジョセフ=ゴードン・レヴィット、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスが出演している。
コミック原作のクライム作品。
公開前に『ヒットせずに、それほど稼がないだろう』と書いたが、予想以上にコケている。
クセが強い作風だけに仕方のない結果だろう、ある程度想定できた。

フランク・ミラー監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「シンシティ」トータル74百万ドル
OP29→51→61→67→71→72
☆08年「ザ・スピリット」トータル20百万ドル
先10(OP06)→18→19→20
☆14年「Frank Miller's Sin City: A Dame to Kill For」
OP06百万ドル→
「ザ・スピリット」がコケており、ヒットしないことはだいたい分かっていた。
「シンシティ」対比で考えると、「Frank Miller's Sin City: A Dame to Kill For」の興行収入は15百万ドルとなる。
評価は高いが、伸びないだろう。
「Frank Miller's Sin City: A Dame to Kill For」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
フランク・ミラーは監督業にはもう進出できないかもしれない。


9位は3週目の「The Hundred-Foot Journey」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
製作費22百万ドルの回収は既に終了している。
ラッセ・ハルストレム監督のヒューマンドラマ作品。
ヘレン・ミレンが主演している。
公開前に『少しは稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ラッセ・ハルストレム監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77
☆13年「セイフ ヘイヴン」トータル71百万ドル
木30(OP21)→48→57→63→67
☆14年「The Hundred-Foot Journey」
OP11→24→33百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Hundred-Foot Journey」の興行収入は40~41百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、少しは伸びるだろう。
「The Hundred-Foot Journey」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
ヒットが望まれる作品ではないため、この程度でも十分だろう。


10位は3週目の「イントゥ・ザ・ストーム」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収が目標となる。
災害パニックモノのサスペンス作品。
監督は、11年「ファイナル・デッドブリッジ」(トータル43百万ドル)のスティーヴン・クエイル。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

災害モノの興行収入は以下のとおり。
☆96年「ツイスター」トータル242百万ドル
☆04年「デイ・アフター・トゥモロー」トータル187百万ドル
☆00年「パーフェクト・ストーム」トータル183百万ドル
☆09年「2012」トータル166百万ドル
OP65→108→138→149→155→159
☆06年「ポセイドン」トータル61百万ドル
OP22→37→45→52→55→57
☆14年「ポンペイ」トータル23百万ドル
OP10→18→21→22→23
☆14年「イントゥ・ザ・ストーム」
OP17→32→38百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は42~52百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
製作費回収ラインなので、それほど悪くはないだろう。
有名俳優を起用していないので、仕方のない結果だ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆「デビル」のジョン・エリック・ドゥードル監督のサスペンス作品「As Above/So Below」
☆ピアース・ブロスナン主演のアクション作品「The November Man」
「As Above/So Below」はほどほどに稼ぐか。
「The November Man」はあまり稼がないだろう。

国内映画興行収入ランキング(8月3週目その4)

9位:「宇宙兄弟#0」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  2億円台
【公開規模】 209スクリーン(先週比-1スクリーン)
3.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定2.2億円弱となっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
お盆時期で多少伸びたが、コケたといっていいだろう。
「るろうに剣心」を当てたが、ワーナーがまたハズしたようだ。
人気の漫画・アニメのはずだが、なぜこれほど中途半端なのだろうか。

以下の作品と同程度か。
☆13年「聖☆おにいさん」
OP0.6→1.4→1.9
☆13年「劇場版トリコ 美食神の超食宝」
OP0.6→1.4→1.8
☆14年「宇宙兄弟#0」
OP0.8→2.2億円→
これらの作品よりは伸びそうだが、「宇宙兄弟#0」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
ヒットはしないだろうとぼんやりと思ったが、はっきりと予想する気にならなかったので、放置していたものの、もうちょっとは稼ぐと思っていた。


10位:「エイトレンジャー2」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】  7億円台(OP~2週目8億円台)
【公開規模】 160スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.5億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.3億円弱程度だろうか。
人気の関ジャニなので前作を超える動きをすると考えて、高めに予想したが、期待が高すぎたか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「エイトレンジャー」トータル12.0億円
OP1.6→4.3→6.6→9.0→10.1→11.0
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2→3.0→4.3→5.6億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は7.5億円となる。
この程度だろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「県庁おもてなし課」トータル6.9億円
OP1.2→3.2→4.5→5.5→6.1
☆13年「100回泣くこと」トータル7.3億円
OP1.5→3.7→4.9→5.8→6.6
☆14年「抱きしめたい‐真実の物語-」14~15億円見込み
OP2.8→6.6→9.8→11.7→13.1→13.9
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2→3.0→4.3→5.6億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は7.0~7.0億円となる。
夏休み時期でもあり、かなり伸びると期待したが、多大な期待はしにくいか。
「エイトレンジャー2」の興行収入は2週目まで8億円台と予想したが、先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので高すぎたか。
前作から2割増と予想したが、前作から3割減となりそうだ。
前作がかなり高すぎるので、仕方のない結果かもしれない。
前作を無視すれば、この程度稼げれば、十分ともいえるだろう。


11位:「好きっていいなよ。」(松竹)<6週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台(3~4週目9億円台、OP時11億円台)
【公開規模】 211スクリーン(先週比-35スクリーン)
2.4千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定10.2億円となっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
ようやく大台の10億円に乗せた。
公開前に『松竹系というところが気になるが、どうせヒットするのだろう。逆らわずに、高めに予想したい』と書いたとおりとなりそうだ。
川口春奈、福士蒼汰主演作品。
人気コミックの映画化。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6→不明→6.2→7.8→9.1→10.2億円→
主要作品との対比で考えると、「好きっていいなよ。」の興行収入は10.8~11.3億円となる。
14~17億円辺りが標準となりそうだが、やはり公開前に『さすがに大ヒットするとは思えず、標準を超えない辺りが着地点か』と書いたとおりとなりそうだ。
ただ、夏休み時期になり、伸びが止まらなかった。
「好きっていいなよ。」の興行収入はOP時に11億円台、4週目まで9億円台と予想したが、先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、悪くはない予想となりそうだ。
しかし、やはりこの手の作品は安定してヒットする。


13位:「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」(ディズニー)<5週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  4億円台(OP時6億円台)
【公開規模】 308スクリーン(先週比-3スクリーン)
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定4.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.0千万円程度だろうか。
「ポケモン」「マーニー」「仮面ライダー」「マレフィセント」「ドラえもん」とファミリー向け作品の強敵が揃い、本作の出番があるわけがなく、その辺りを考慮できなかった。

ピクサー作品「カーズ」の世界観を利用したスピンオフ的な映画。
本シリーズはピクサー作品ではなく、前作がヒットすると思えなかったが、それなりに稼いだ。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年公開「プレーンズ」トータル11.4億円
金2.3→4.7→8.5→9.8→10.8→11.1
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8→2.1→3.1→3.9→4.5億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は4.8億円となる。
前作の半分以下となりそうだ。
ここまで下がるとは思わなかった。

10億円台の近年のハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7→12.0
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆11年公開「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」トータル10.8億円
4日3.2→5.8→7.2→8.2→9.4→10.4
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年「メリダとおそろしの森」トータル9.5億円(参考)
OP1.5→4.2→06.1→07.6→08.7
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8→2.1→3.1→3.9→4.5億円→
これらの対比で考えると、「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は4.6~5.2億円となる。
ファミリー向け作品であるが、もはや伸びそうもない。
「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入はOP時に6億円台と予想したが、先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、かなり高すぎたか。
ディズニーのファミリー向け作品であり、前作を踏まえると、そうそう低くは予想できない。


14位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<23週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 258億円台(19~21週目265億円程度、15~18週目250億円程度、9~14週目240億円程度、8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 146スクリーン(先週比-48スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
1.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定254.6億円弱となっている。
1週間の伸びは5.2千万円弱程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8→15週目6.6→16週目4.9→17週目3.8→18週目2.5→19週目2.2→20週目1.5→21週目0.9→22週目0.6→23週目0.5億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたが、それから一向に落ちてこない。
7月16日にDVDが発売され、さすがにやや落ちてきた。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
20週目252.5→253.4→254.1→254.6億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品を大きく超えた。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
☆14年公開「アナと雪の女王」
20週目252.5→253.4→254.1→254.6億円→
これらの作品の興行収入を大きく超えている。
「タイタニック」トータル262億円を抜くまで、公開しそうだと思ったが、さすがに厳しいか。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度、14週目まで240億円程度、18週目まで250億円程度、21週目まで265億円程度と予想したが、先週に引き続き258億円台と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


15位:「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(ワーナー)<7週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  15億円台(3週目14億円台、2週目13億円台)
【公開規模】 191スクリーン(先週比-156スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
8.6百万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定15.7億円弱となっている。
1週間の伸びは4.7千万円弱程度だろうか。
既に15億円を突破している。
先行公開されていたため、予想は控えたが、もうちょっとヒットすると思っていた。

日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSF作品。
トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4
☆06年公開「M:I:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆11年「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7
☆13年「アウトロー」トータル11.3億円
金3.2→7.0→9.2→10.2
☆13年「オブリビオン」トータル13.1億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→8.7→11.7→13.7→14.7→15.2→15.7億円→
「アウトロー」「ワルキューレ」「オブリビオン」を突破した。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7→14.7→15.2→15.7億円→
評価が高いが、そろそろ伸びが止まる頃だろう。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は2週目まで13億円台、3週目まで14億円台と予想したが、先週に引き続き15億円台と予想したい。
「オブリビオン」を超えたので悪くはないだろうが、「ナイト&デイ」トータル23.1億円辺りまで稼いでもおかしくないと思っていた。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』レビュー

◆評  価   5.0点
◆おススメ度  B-(ひたすら爆破を楽しみたい人向け)

2D字幕版を鑑賞。
このシリーズにはそれほど思い入れもなく、大作アクション映画という理由だけで観ているようなものだ。
ただ、好きではないシャイア・ラブーフが降りてくれて、マーク・ウォールバーグに代わったことによる新たな変化を期待したのだが、その変化は自分が思っているものとは違う方向に進んでしまった。

過去の作品を見返してはいないが、過去のシリーズはシャイア・ラブーフの成長や、カレとオートボットの交流といった軸があり、もうちょっとストーリーがあったような気がした。
本作に至っては、ストーリーはもはや適当で、とにかく派手に爆破をしたいだけのようのような気がする。
マイケル・ベイは得意でもないヒューマンドラマパートを作るよりも、得意のアクションに特化して制作することとしたのだろうか。
やられて、やっつけて、やられて、やっつけるの繰り返しにより、これぞマイケル・ベイの映画という気持ちにはなれる。
おかげで165分という長尺にも関わらず、うんざりとはするが、それほど飽きずに鑑賞することはできる。
ただ、高級の肉をハンバーガーにしたような映画にお腹はいっぱいにはなるが、絶妙なソースの味付けを堪能することはない。
根本的な欠落は、やはり登場する人間やトランスフォーマーに血や魂が感じられない。
渡辺謙さんのキャラクター最後は何してたっけというくらいの記憶しかない。
仲間や家族を救うという“設定”のもと、とにかく銃を乱射して切り刻みたいだけで、映画としていいのだろうかという気持ちになる。
「俺たちにはもう家がない」「わたしがなんとかしよう」というオチについても、この人もともとは悪者じゃないのか、家を壊された者は大量にいるような気がするが、自分たちがよければそれでよいという自己中心的な思想が表れている。
さすがにそろそろ同じことの繰り返しでは無理とわかったのか、宇宙に行ってしまったが、あまり期待はできそうもない。

国内映画興行収入ランキング(8月3週目その3)

1位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】  80億円台(OP時52億円台)
【公開規模】 319スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.0億円を週末に稼ぎ、トータルでは32.7億円となっている。
1週間の伸びは22.8億円程度だろうか。
お盆時期もあり大爆発している。
ヒットするとは思ったが、オープニングから爆発せずに徐々に伸びると思っていた。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
6.0→11.1→17.4→25.0→31.8→33.4→34.1→34.3
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7億円→
お盆時期もあり、通常とは異なる伸びをみせている。
一応主要作品の3週目との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は65.1~86.5億円となる。
この高い伸びはお盆時期が終わっても続きそうであり、想定できない。

ジブリ作品が参考となるか。
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7億円→
一応これらの3週目との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は65.3~96.4億円となる。
現時点では65億円以上、100億円以下というところか。
ひょっとすると100億円近く伸びるかもしれない。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台と予想したが、とりあえず80億円台に上方修正したい。
現時点では、どこまで伸びるのかは想定しにくい。
公開前個人予想は42億円台だったのでかなり低すぎたか。
ヒットするのは分かるが、通常の倍以上という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。


5位:「マレフィセント」(ディズニー)<7週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 66億円台(6週目63億円台、OP~5週目58億円台)
【公開規模】 617スクリーン(先週比-10スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
1.7億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定58.8億円となっている。
1週間の伸びは6.4億円弱程度だろうか。
既に50億円を突破している。
ここまでヒットするとは思わなかった。
ディズニーは爆発するようであり、甘く見過ぎたか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP6.9→2週目12.7→3週目10.9→4週目9.9→5週目6.4→6週目5.4→7週目6.4億円となっている。
お盆時期もあり上昇している。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5→47.0→52.4→58.8億円→
「アリス」との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は64.8億円となる。
夏休み時期でもあり、これ以上稼いでもおかしくない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年公開「ハリー・ポッター 死の秘宝PartⅡ」トータル96.7億円
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8
☆11年公開「POC/生命の泉」トータル88.7億円
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年公開「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.9億円
金3.8→11.3→21.1→祝28.9→33.6→37.7→41.8
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5→47.0→52.4→58.8億円→
主要作品との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は63.3~64.2億円となる。
単純な対比はできないが、「パイレーツ」以下、「レ・ミゼラブル」「ミッション」以上か。
「マレフィセント」の興行収入は5週目まで58億円台、先週に63億円台と予想したが、66億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は23億円台だったので、だいぶ低かった。
「アナと雪の女王」同様、この手のファミリー向け作品はやや読みにくいところがある。


6位:「GODZILLA ゴジラ」(ワーナー・東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 48億円台
【現時点での興行収入予想】  32億円台(OP~2週目38億円台)
【公開規模】 427スクリーン(先週比±0スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
1.7億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは26.2億円となっている。
1週間の伸びは5.7億円程度だろうか。
公開前に『全米では現在199百万ドルの大ヒットとなっている。日本でも当然大ヒットするだろう。題材的にサプライズヒットになる可能性もある』と書いたとおり、さすがに当然ヒットするだろう作品がヒットしただけだ。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円(参考※秋公開作品)
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年「GODZILLA ゴジラ」
金06.8→15.6→20.5→26.2億円→
これらとの対比で考えると、「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は30.0~34.5億円となる。
純粋なエンターテイメント作品にはなっていないので、想定していた通常よりも高い伸びは期待できないかもしれない。
「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は2週目まで38億円台と予想したが、先週に引き続き32億円台と予想したい。
公開前個人予想は48億円台だったので高すぎたか。
単純なエンターテイメント作品ならば、ムーブメントが起きるかと思ったが、内容的にその期待はしにくい。

国内映画興行収入ランキング(8月3週目その2)

3位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】  43億円台(OP~2週目38億円台)
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 438スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.6億円を週末に稼ぎ、トータルでは31.9億円となっている。
1週間の伸びは12.4億円弱程度だろうか。
早くも30億円を突破し、前作を超えた。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
オープニングに集客するタイプの作品なので、今後の伸びが注目となる。
なお、9月13日に「伝説の最期編」が公開される。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は48.3億円となるが、お盆時期でもあり、この4週目辺りとの対比で考えると、本作の興行収入は40.9億円となる。
この程度となるだろうか。
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなった。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2→19.5→31.9億円→
主要作品の4週目との対比で考えると、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は41.7~50.6億円となる。
お盆時期に荒稼ぎをし、盛り上がりもあるが、残り4週と考えると極端には大きくは伸びないだろう。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は先週まで38億円台と予想したが、43億円台に上方修正したい。
配給会社の期待値が40億円なので、これを超えそうだ。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったので、やや低すぎたか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入も相当高くなりそうだ。


4位:「トランスフォーマー/ロストエイジ」(パラマウント)<2週目>
【公開前個人予想】 26億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台
【公開規模】 761スクリーン(先週比+1スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
3.5億円を週末に稼ぎ、トータルでは18.3億円となっている。
1週間の伸びは11.8億円程度だろうか。
やはりそれなりにヒットしている。
出演者が代わり、思い切って予想をかなり下げたが、関係なかったか。

マイケル・ベイ監督の続編作品。
前作で3部作の第一部が完結し、第二部がスタートする。
主演はマーク・ウォールバーグに代わる。
アメリカでは、「1」が319百万ドル、「2」が402百万ドル、「3」が352百万ドルを稼ぐシリーズだったが、本作は現在243百万ドルしか稼いでいない。
日本でもさすがに前作は下回るだろう。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3億円→
お盆時期もあったので、これらの3週目との対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は25.7~29.3億円となる。
この対比をやや超える程度の30億円程度となるだろうか。
なお、「トランスフォーマー/リベンジ」の興行収入が低いのは公開時期が夏休み時期ではなく、6月という中途半端なためであると考えられる。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3億円→
お盆時期や先行があるので対比しにくいが、「アベンジャーズ」との対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は29.8億円となる。
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は先週に引き続き30億円台と予想したい。
前作42.5億円の3割減程度となりそうだ。
公開前個人予想は26億円台だったので、低すぎたか。
さすがに実績のある作品だけに、大きくは落ちなかったようだ。
今年公開された「アメイジング・スパイダーマン2」トータル31億円を超えるかが注目となる。


7位:「思い出のマーニー」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  36億円台
【公開規模】 461スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは26.4億円となっている。
1週間の伸びは5.9億円程度だろうか。
25億円をようやく突破した。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.8→2週目6.7→3週目5.3→4週目4.7→5週目5.9億円となっている。
お盆時期もあり、ジブリ作品らしく、ほとんど落ち込みがみられない。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
しかし、その伸びが期待できるかは現時点では微妙なところだ。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP03.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」トータル24.7億円
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
3日05.5(OP03.8)→10.5→15.8→20.5→26.4億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は37.7~41.3億円となる。
題材的に高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は先週に引き続き36億円台と予想したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。


8位:「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)<5週目>
【公開前個人予想】 29億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台(OP~2週目26億円台)
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定22.9億円弱となっている。
1週間の伸びは4.2億円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.9→2週目6.0→3週目4.8→4週目3.9→5週目4.2億円となっている。
お盆時期もあり、意外と落ち込みがないような気がする。
公開前に『新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい』と書いたが、どうなるだろうか。
オープニングは、7年ぶりの動員ランキング1位となったようだが、皮肉なものだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
☆14年「XY/破壊の繭とディアンシー」
祝込3日06.0→09.9→14.7→18.7→22.9億円→
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
近年の作品との対比で考えると、今年の興行収入は31.4~32.6億円となる。
オープニングに集まるタイプの作品であり、今後伸びるとは思えないと思っていたが、さすがに実績のある作品だけに地力があるようだ。
今年の興行収入は2週目まで26億円台と予想したが、先週に引き続き30億円台と予想したい。
02年の26.7億円、昨年の31.7億円を超えるかが注目となる。
公開前個人予想は29億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
ただ、このまま人気が落ちれば、そのうち「妖怪ウォッチ」に映画化枠を乗っ取られるかもしれない。

国内映画興行収入ランキング(8月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「喰女-クイメ-」(東映)
市川海老蔵、柴咲コウ主演作品。
監督は三池崇史。
「四谷怪談」を題材にした現代の設定のホラーのようではあるが、ホラーならば年配層は見ない、ホラーでないならば若年層は見ない、どっちつかずの作品はヒットしない。

市川海老蔵主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「一命」トータル4.5億円
OP0.9→2.6→3.6→4.1→4.4
☆13年「利休にたずねよ」
OP0.9→3.2→不明→5.6→6.6→7.3
「一命」は三池崇史監督作品でもある。
「一命」ですら超えられないのではないか。
三池崇史監督は、著名な監督ではあるが、「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」「神様のパズル」「ゼブラーマン2」と信じられないようなコケかたをしたこともある。
本作もコケそうなので、「喰女-クイメ-」の興行収入は2億円台と予想したい。
オープニングは5千万円程度か。


◎「イントゥ・ザ・ストーム」(ワーナー)
製作費5千万ドルの中規模映画。
日本ではほぼ無名に近い俳優陣なのでヒットすることはない。
アメリカですらヒットしなかった。
今年公開された「ポンペイ」「ニード・フォー・スピード」辺りと同程度ではないか。
「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は3億円台と予想したい。
金曜日からの3日間のオープニングは0.9億円程度か。


アニメ作品もランキングしてくるだろうが、放置しておく。

国内映画興行収入ランキング(8月3週目その1)

動員2位:「ホットロード」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】  27億円台
【配給会社期待値等】 30億円
【公開規模】 302スクリーン
3.9億円弱(389,242,000円)のオープニングを飾った。
公開前に『オープニングは2.5億円程度か。内容が良ければ、公開後に伸びていくだろう』と書いたが、オープニングから爆発するとは思わなかった。
松竹は30億円に過大な目標を設定しているらしく、番宣に異常にチカラを入れている成果が出たのではないか。
30億円は微妙としても、松竹としてはビッグヒットとなりそうだ。
20億円くらいに設定していれば期待以上の大ヒットとなるのに、30億円までハードルをあげるとこれだけの大ヒットなのにコケた印象を与えてしまうので、戦略にやや疑問なところがある。

「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」の三木孝浩監督。
能年玲奈、登坂広臣主演による86~87年のコミックの実写化作品。
予告編を初めて観たときは『なんだこの古臭い映画は。ヒットするはずねえな』と思っていたが、この古臭さが意外とじわじわと効いてきて、公開直前には『少しはヒットするのではないか』と思うようになってきた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆14年「ホットロード」
OP3.9億円→
17億円が標準となりそうだが、楽にクリアできそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ホットロード」の興行収入は25.9~32.8億円となる。
松竹系の実写作品はこの数年18.2~23.2億円程度が最高値となっており、近年の最高値を超えるヒットとなりそうだ。
「ホットロード」の興行収入は27億円台と予想したい。
「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円、「ハナミズキ」トータル28.3億円がライバルとなる。
公開前個人予想は20億円台だったので、低すぎたか。
かなり高めに予想したつもりだったが、松竹の非ジャニーズ作品がここまで高いオープニングになるとは思わなかった。

全米映画興行収入(8月第3週目)

1位は2週連続で「ミュータント・タートルズ」。
トータルでは118百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収はほぼクリアできている。
アクションアドベンチャー作品。
監督は、11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(トータル84百万ドル)、12年「タイタンの逆襲」(トータル84百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
ミーガン・フォックスが出演し、マイケル・ベイがプロデュースしている。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたが、予想以上の大ヒットだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドル
☆91年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅡ」トータル79百万ドル
☆93年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅢ」トータル42百万ドル
☆07年「ミュータント・タートルズ-TMNT-」トータル54百万ドル
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118百万ドル→
加速度的に人気を落としたため、それほどヒットしないと思っていた。
90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドルを抜くのは確実の状況となっている。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル232百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94→177→222百万ドル→
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ミュータント・タートルズ」の興行収入は144~169百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「ミュータント・タートルズ」の興行収入は先週に引き続き1億5千万ドル台と予想したい。
続編制作も決定しており、ここまで稼げれば成功といえるのではないか。



2位は2週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは222百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収は既に終了している。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル232百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94→177→222百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾っており、他の作品よりも伸びが良い。
これらとの対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は262~287百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、かなり伸びるのではないか。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は先週に引き続き2億7千万ドル台と予想したい。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


3位となったのは新作の「Let's Be Cops」。
事前には週末3日間で17百万ドル、5日間で26百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る3日間で17.7百万ドル、5日間で26.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費17百万ドルは楽に回収している。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)のルーク・グリーンフィールド 。
ジェイク・ジョンソン、デイモン・ウェイアンズJr.主演のアクションコメディ作品。
公開前に『意外と悪くはない結果となるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品と比較されているようだ。
☆09年「Paul Blart: Mall Cop」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124→128
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Let's Be Cops」
先26(OP18)百万ドル→
これらとの対比で考えて先行分を足すと、「Let's Be Cops」の興行収入は65~90百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Let's Be Cops」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。
ややサプライズヒットとなりそうだ。
手軽なコメディはやはりヒットする傾向にある。


4位となったのは新作の「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」。
事前には週末3日間で24百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る16.2百万ドルのオープニングを飾った。
監督はパトリック・ヒューズ。
シルベスター・スタローンほかによる続編アクション作品。
アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプス、メル・ギブソン、ハリソン・フォードが新たに加わっている。
公開前に『前作を超えるのではないか』と書いたが、コケてしまったようだ。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「エクスペンダブルズ」トータル103百万ドル
OP35→65→82→92→98→101
☆12年「エクスペンダブルズ2」トータル85百万ドル
OP29→52→66→76→80→083
☆14年「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」
OP16百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は47~47百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
さらなる続編には痛手となりそうだ。


5位となったのは新作の「The Giver」。
事前には週末3日間で16.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る12.8百万ドルのオープニングを飾った。
製作費25百万ドルの回収が目標となる。
監督は、10年「ソルト」(トータル118百万ドル)のフィリップ・ノイス。
ジェフ・ブリッジス、メリル・ストリープが出演している。
若者向け小説を原作とするファンタジードラマ。
公開前に『ヒットしないが、ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

この手の作品は一部を除き、ヒットしていない。
☆13年「The Mortal Instruments: City of Bones」トータル31百万ドル
先14(OP09)→23→28→30
☆13年「The Host」トータル27百万ドル
OP11→20→23→25
☆13年「Beautiful Creatures」トータル19百万ドル
先10(OP08)→17→19→19
☆14年「The Giver」
OP13百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Giver」の興行収入は31~45百万ドルとなる。
評価は高いので、少しは伸びるかもしれない。
「The Giver」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
名優が出演してもさすがに大ヒットはしないだろう。


6位は2週目の「イントゥ・ザ・ストーム」。
トータルでは31百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収が目標となる。
災害パニックモノのサスペンス作品。
監督は、11年「ファイナル・デッドブリッジ」(トータル43百万ドル)のスティーヴン・クエイル。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

災害モノの興行収入は以下のとおり。
☆96年「ツイスター」トータル242百万ドル
☆04年「デイ・アフター・トゥモロー」トータル187百万ドル
☆00年「パーフェクト・ストーム」トータル183百万ドル
☆09年「2012」トータル166百万ドル
OP65→108→138→149→155→159
☆06年「ポセイドン」トータル61百万ドル
OP22→37→45→52→55→57
☆14年「ポンペイ」トータル23百万ドル
OP10→18→21→22→23
☆14年「イントゥ・ザ・ストーム」
OP17→31百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は40~51百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
製作費回収ラインなので、それほど悪くはないだろう。
有名俳優を起用していないので、仕方のない結果だ。


7位は2週目の「The Hundred-Foot Journey」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
製作費22百万ドルの回収は終了した。
ラッセ・ハルストレム監督のヒューマンドラマ作品。
ヘレン・ミレンが主演している。
公開前に『少しは稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ラッセ・ハルストレム監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77
☆13年「セイフ ヘイヴン」トータル71百万ドル
木30(OP21)→48→57→63→67
☆14年「The Hundred-Foot Journey」
OP11→24百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Hundred-Foot Journey」の興行収入は36~36百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、少しは伸びるだろう。
「The Hundred-Foot Journey」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
ヒットが望まれる作品ではないため、この程度でも十分だろう。


8位は4週目の「Lucy」。
トータルでは108百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの倍以上を稼いでいる。
リュック・ベッソン監督・脚本のSFアクション作品。
スカーレット・ヨハンソンが主演、モーガン・フリーマンが出演している。
スカーレット・ヨハンソンにとって、マーベルコミック原作を除くと、初の主演ヒット作品となる。
リュック・ベッソンにとっても、全米興行収入において97年「フィフス・エレメント」トータル64百万ドルを抜き、キャリアハイとなった。

以下の作品が参考となりそうだ。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108
☆10年「ソルト」トータル118百万ドル
OP36→71→92→103→110
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126
☆14年「Lucy」
OP44→80→98→108百万ドル→
「96時間」を除く作品との対比で考えると、「Lucy」の興行収入は124~129百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Lucy」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
正直ここまでヒットすると思えない作品であり、嬉しい誤算だろう。
スカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウのスピンオフ作品の目途はたったといえそうだ。


9位は2週目の「Step Up All In」。
トータルでは12百万ドルとなっている。
監督は実績のないTrish Sie。
シリーズモノのミュージックドラマ
公開前に『コケるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
製作費が高くはないだろうが、そろそろこのシリーズは止めた方がいいだろう。

本シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆08年「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」トータル58百万ドル
先26(OP19)→41→49→53→55
☆10年「ステップ・アップ3D」トータル42百万ドル
OP16→30→37→40→41
☆12年「Step Up Revolution」トータル35百万ドル
OP12→24→30→33→34
☆14年「Step Up All In」
OP06→12百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Step Up All In」の興行収入は17~20百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Step Up All In」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。
さすがにもう続編はないだろう。


10位は6週目の「6才のボクが、大人になるまで。」。
トータルでは14百万ドルとなっている。
製作費4百万ドルを楽に回収している。
OP5→2週目34→3週目107→4週目310→5週目506→6週目771スクリーンに拡大公開されている。
監督は、「恋人までの距離」シリーズのリチャード・リンクレイター。
少年の12年間の成長を描いたヒューマンドラマ作品。
パトリシア・アークエット、イーサン・ホークが出演している。
この規模のままならば、ロングセールスとなり、「6才のボクが、大人になるまで。」の興行収入は4千万ドル程度となりそうだが、評価は恐ろしいほど高いので、どうなるか分からない。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆クライム作品「Frank Miller's Sin City: A Dame to Kill For」
☆アメフト題材のスポーツドラマ「When the Game Stands Tall」
☆クロエ・グレース・モレッツ主演のヒューマンドラマ「If I Stay」
「Frank Miller's Sin City: A Dame to Kill For」はヒットせずに、それほど稼がないだろう。
「When the Game Stands Tall」はほどほどに稼ぐだろう。
「If I Stay」もヒットするとは思えない。

国内映画興行収入ランキング(8月2週目その4)

11位:「好きっていいなよ。」(松竹)<5週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台(3~4週目9億円台、OP時11億円台)
【公開規模】 246スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定9.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円半ば程度だろうか。
公開前に『松竹系というところが気になるが、どうせヒットするのだろう。逆らわずに、高めに予想したい』と書いたとおりとなりそうだ。
川口春奈、福士蒼汰主演作品。
人気コミックの映画化。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6→不明→6.2→7.8→9.1億円→
主要作品との対比で考えると、「好きっていいなよ。」の興行収入は10.1~10.8億円となる。
14~17億円辺りが標準となりそうだが、やはり公開前に『さすがに大ヒットするとは思えず、標準を超えない辺りが着地点か』と書いたとおりとなりそうだ。
ただ、夏休み時期になり、伸びが止まらなかった。
「好きっていいなよ。」の興行収入はOP時に11億円台、先週まで9億円台と予想したが、10億円台に上方修正したい。
ここまでくれば、松竹は意地でも大台に乗せるだろう。
公開前個人予想は12億円台だったので、悪くはない予想となりそうだ。
しかし、やはりこの手の作品は安定してヒットする。


12位:「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  4億円台(OP時6億円台)
【公開規模】 311スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.4千万円程度だろうか。
「ポケモン」「マーニー」「仮面ライダー」「マレフィセント」「ドラえもん」とファミリー向け作品の強敵が揃い、本作の出番があるわけがなく、その辺りを考慮できなかった。

ピクサー作品「カーズ」の世界観を利用したスピンオフ的な映画。
本シリーズはピクサー作品ではなく、前作がヒットすると思えなかったが、それなりに稼いだ。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年公開「プレーンズ」トータル11.4億円
金2.3→4.7→8.5→9.8→10.8→11.1
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8→2.1→3.1→3.9億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は4.5億円となる。
前作の半分以下となりそうだ。
ここまで下がるとは思わなかった。

10億円台の近年のハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7→12.0
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆11年公開「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」トータル10.8億円
4日3.2→5.8→7.2→8.2→9.4→10.4
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年「メリダとおそろしの森」トータル9.5億円(参考)
OP1.5→4.2→06.1→07.6→08.7
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8→2.1→3.1→3.9億円→
これらの対比で考えると、「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は4.2~5.1億円となる。
ファミリー向け作品であり、少しは伸びそうだが、あまり伸びそうもない。
「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入はOP時に6億円台と予想したが、先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、かなり高すぎたか。
ディズニーのファミリー向け作品であり、前作を踏まえると、そうそう低くは予想できない。


13位:「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(ワーナー)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  15億円台(3週目14億円台、2週目13億円台)
【公開規模】 347スクリーン(先週比-68スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
1.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定15.2億円となっている。
1週間の伸びは5.3千万円半ば程度だろうか。
ようやく15億円を突破した。
先行公開されていたため、予想は控えたが、もうちょっとヒットすると思っていた。

日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSF作品。
トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4
☆06年公開「M:I:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆11年「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7
☆13年「アウトロー」トータル11.3億円
金3.2→7.0→9.2→10.2
☆13年「オブリビオン」トータル13.1億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→8.7→11.7→13.7→14.7→15.2億円→
「アウトロー」「ワルキューレ」「オブリビオン」を突破した。
先行公開されているので、単純比較はしにくいが、主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は16.0~17.1億円となる。
先行公開されているので、ここまで伸びないだろう。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7→14.7→15.2億円→
評価が高いが、そろそろ伸びが止まる頃だろう。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は2週目まで13億円台、3週目まで14億円台と予想したが、先週に引き続き15億円台と予想したい。
「オブリビオン」を超えたので悪くはないだろうが、「ナイト&デイ」トータル23.1億円辺りまで稼いでもおかしくないと思っていた。


14位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<22週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 258億円台(19~21週目265億円程度、15~18週目250億円程度、9~14週目240億円程度、8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 194スクリーン(先週比-121スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
1.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定254.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.1千万円半ば程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8→15週目6.6→16週目4.9→17週目3.8→18週目2.5→19週目2.2→20週目1.5→21週目0.9→22週目0.6億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたが、それから一向に落ちてこない。
7月16日にDVDが発売され、さすがにやや落ちてきた。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
20週目252.5→253.4→254.1億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品を大きく超えた。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
☆14年公開「アナと雪の女王」
20週目252.5→253.4→254.1億円→
これらの作品の興行収入を大きく超えている。
「タイタニック」トータル262億円を抜くまで、公開しそうだと思ったが、さすがに厳しいか。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度、14週目まで240億円程度、18週目まで250億円程度、先週まで265億円程度と予想したが、258億円台に下方修正したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


15位:「バトルフロント」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円未満
【公開規模】 63スクリーン
1.3千万円半ばのオープニングを飾った。
シルベスター・スタローン制作、ジェイソン・ステイサム主演のアクションサスペンス。
評価は悪くはない作品だが、日本で公開する必要はあるのだろうか。
「バトルフロント」の興行収入は1億円未満となりそうだ。

国内映画興行収入ランキング(8月2週目その3)

6位:「思い出のマーニー」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  36億円台
【公開規模】 461スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定20.5億円弱となっている。
1週間の伸びは4.7億円程度だろうか。
20億円をようやく突破した。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.8→2週目6.7→3週目5.3→4週目4.7億円となっている。
ジブリ作品らしく、さすがに落ち込みが少ない。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
しかし、その伸びが期待できるかは現時点では微妙なところだ。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP03.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」トータル24.7億円
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
3日05.5(OP03.8)→10.5→15.8→20.5億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は37.7~40.6億円となる。
まだ鑑賞していないので何とも言えないが、高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は先週に引き続き36億円台と予想したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。


7位:「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)<4週目>
【公開前個人予想】 29億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台(OP~2週目26億円台)
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定18.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.9億円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.9→2週目6.0→3週目4.8→4週目3.9億円となっている。
意外と落ち込みがないような気がする。
公開前に『新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい』と書いたが、どうなるだろうか。
オープニングは、7年ぶりの動員ランキング1位となったようだが、皮肉なものだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
☆14年「XY/破壊の繭とディアンシー」
祝込3日06.0→09.9→14.7→18.7億円→
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
近年の作品との対比で考えると、今年の興行収入は31.1~31.8億円となる。
オープニングに集まるタイプの作品であり、今後伸びるとは思えないと思っていたが、さすがに実績のある作品だけに地力があるようだ。
今年の興行収入は2週目まで26億円台と予想したが、先週に引き続き30億円台と予想したい。
02年の26.7億円、昨年の31.7億円を超えるかが注目となる。
公開前個人予想は29億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
ただ、このまま人気が落ちれば、そのうち「妖怪ウォッチ」に映画化枠を乗っ取られるかもしれない。


8位:「宇宙兄弟#0」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  2億円台
【公開規模】 210スクリーン
7.8千万円半ばのオープニングを飾った。
「るろうに剣心」を当てたが、ワーナーがまたハズしたようだ。
人気の漫画・アニメのはずだが、なぜこれほど中途半端なのだろうか。

以下の作品と同程度か。
☆13年「聖☆おにいさん」
OP0.6→1.4→1.9
☆13年「劇場版トリコ 美食神の超食宝」
OP0.6→1.4→1.8
☆14年「宇宙兄弟#0」
OP0.8億円→
これらの作品よりはオープニングが良いので、「宇宙兄弟#0」の興行収入は2億円台と予想したい。
ヒットはしないだろうとぼんやりと思ったが、はっきりと予想する気にならなかったので、放置していたものの、もうちょっとは稼ぐと思っていた。


9位:「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 11億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台
【公開規模】 310スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定6.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
やはり勢いがない。
「マレフィセント」「ポケモン」「マーニー」「ドラえもん」という強力な作品があり、競り負けたようだ。

公開前に『サッカーが題材のようだが、タイミング的にはギリギリか。大ヒットするイメージはないが、知名度からそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなるだろうか。
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円(夏)
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円(夏)
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」トータル15.1億円(年末)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」トータル15.6億円(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」トータル12.7億円(夏)
OP2.5→5.9→09.7→11.2→12.2
☆12年「ウィザード&フォーゼ MOVIE」トータル11.9億円(年末)
OP2.8→5.3→06.8→08.7→10.8
☆13年「ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事」トータル9.4億円(GW)
OP2.3→6.8→07.8→08.5→09.2
☆13年「ウィザード in マジックランド」トータル12.3億円(夏)
OP2.5→5.5→09.2→10.9
☆13年「鎧武&ウィザード」
OP2.2→不明→06.1→08.5→09.3→9.9
☆14年「平成ライダー対昭和ライダー」
OP2.6→6.2→07.8→08.7→09.1→09.6
☆14年「鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」
OP1.7→3.9→5.3→6.4億円→
夏のライダーは12~15億円が標準となる。
夏公開作品との対比で考えると、本作の興行収入は7.2~7.3億円となる。
7億円程度の動きだが、地力の違いで伸ばすだろう。
「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は11億円台だったので、現時点では問題はなさそうだ。
きちんと伸ばせるかが注目となる。
ただ、そろそろ人気の陰りも見せ始めているような気がする。


10位:「エイトレンジャー2」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】  7億円台(OP~2週目8億円台)
【公開規模】 160スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定4.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.3億円程度だろうか。
人気の関ジャニなので前作を超える動きをすると考えて、高めに予想したが、期待が高すぎたか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「エイトレンジャー」トータル12.0億円
OP1.6→4.3→6.6→9.0→10.1→11.0
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2→3.0→4.3億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は7.8億円となる。
この程度だろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「県庁おもてなし課」トータル6.9億円
OP1.2→3.2→4.5→5.5→6.1
☆13年「100回泣くこと」トータル7.3億円
OP1.5→3.7→4.9→5.8→6.6
☆14年「抱きしめたい‐真実の物語-」14~15億円見込み
OP2.8→6.6→9.8→11.7→13.1→13.9
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2→3.0→4.3億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は6.4~6.6億円となる。
夏休み時期でもあり、かなり伸びると期待したが、多大な期待はしにくいか。
「エイトレンジャー2」の興行収入は先週まで8億円台と予想したが、7億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は14億円台だったので高すぎたか。
前作から2割増と予想したが、前作から3割減となりそうだ。
前作がかなり高すぎるので、仕方のない結果かもしれない。
前作を無視すれば、この程度稼げれば、十分ともいえるだろう。

『GODZILLA ゴジラ』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B(映画マニア向け、素人には向かないかも)

2D字幕版を鑑賞。
ゴジラについて思い入れはほとんどなく、ほとんどの作品を観ていない。
前回のハリウッドリメイク作品も当然観ていない。
ゴジラにあまり関心のない者の視点からみると、ある意味で成功、ある意味で失敗という作品ではないだろうか。
ギャレス・エドワーズが、「モンスターズ/地球外生命体」と同様に、リアリティのある映像で少しずつ全貌を明らかにするという、もったいぶった手法により、何とも言えない恐怖感を得られるようになっている。
善でもなく悪でもない、ヒーローでもなければ悪役でもない、人間の世界を超越したゴジラという特殊な存在の不気味さを描く手法としては悪くはない。
一方的にやられているように見えて、終盤に圧倒的なパワーで敵をひれ伏す辺りも流石だ。
終盤まで熱線を吐かずに、最後の方にビカビカと背びれが光って熱線を吐くシーンを観ると、ゴジラファンではなくともゾクゾクとしてくる。
ただ、MUTOを倒して海洋に戻っていくゴジラが一種のヒーロー的な扱いになってしまった辺りは、ハリウッドらしさが出ているような気がする。
日本版ゴジラについてはよく分からないが、そのようなヒーロー的な描き方はしてないだろう。

終盤はさすがに盛り上がるが、一方で序盤がもったいぶっているためにかなり飽きてくることが失敗ともいえる。
主人公の大尉とその父親、芹沢博士も含めて、ゴチャゴチャと説明的に喋っていて、あまり魅力的なキャラクターが登場しなかった点も痛かった。
逆に面白いという評価もできるが、それぞれ中途半端な行動を取って、何がやりたかったのだろうと感じさせるキャラクターばかりだった。

アメリカのUMAのモスマンのようなMUTOは、空を飛ぶ怪獣が登場するというイメージがなかったので度胆を抜かれたが、あれはあれで日本の怪獣とは異なる点もあり、なかなかカッコいい。
続編もあるようであり、モスラやキングギドラが登場という噂もあるようなので、リアリティ・シリアス感を保ちつつ、もうちょっとエンターテイメント寄りにシフトしてもいいかもしれない。

気になる映画ニュース(8月第3週目)

☆マイケル・ベイ監督が「トランスフォーマー」の監督を辞退
新三部作の第二弾が2016年全米公開されることとなっているが、マイケル・ベイが第二弾の監督を行わないとのこと。
監督をやらないのであれば、第一弾からそうすればいいものを、なぜ第二弾から監督をやらないのか理解しがたい。
自身のプロジェクトに力を入れたいとのことのようだが、現在公開中の第一弾の全米成績が悪かったということもあるのかもしれない。
ただ、中国で大ヒットしていることもあり、このシリーズが終わることはしばらくはなさそうだ。


☆20世紀フォックスが、マット・リーヴス監督と長期契約
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』を大ヒットさせたマット・リーヴスと3年のファーストルック契約を結んだとのこと。
マット・リーヴスの監督企画作品を20世紀フォックスが最優先で映画化できることとなる。
20世紀フォックスは、ジェームズ・キャメロン、リドリー・スコット、ベン・スティラーとも同様の契約を結んでいるとのこと。
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』の続編作品の監督を行うこととなっており、かなり高い評価を受けたようだ。
マット・リーヴス監督の『クローバーフィールド/HAKAISHA』を観れば、才能の高さは分かる。
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のルパート・ワイアット監督はこの成功をどう思っているだろうか。


☆「バットマン v スーパーマン」の公開日が変更
最初は、2015年7月17日公開予定だったが、2016年5月6日に延期された。
ライバル作品の「キャプテン・アメリカ3」が2016年5月6日に公開予定のため、3月25日に再変更された。
「キャプテン・アメリカ2」のデキが良かったためか、対決を避けたようであり、この変更は賢明だろう。
前週には「ダイバージェント」の続編、同日には「ビバリーヒルズ・コップ」がいるが、さすがに気にする相手ではない。
サマーシーズンを外したことによる選択が吉とでるか、凶とでるか注目となる。
監督は、前作に引き続き、ザック・スナイダー。
スーパーマンは、前作に引き続きヘンリー・カビル。
バットマンは、ベン・アフレックが演じる。
ワンダーウーマンは、ガル・ガドットが演じる。
その他に、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが続投する。
レックス・ルーサー役にはジェシー・アイゼンバーグ、執事のアルフレッド役にはジェレミー・アイアンズが決定している。


☆アメリカにてタレント価値ランキングが発表
結果は以下のとおり。

男優
1位:ジョニー・デップ
2位:ウィル・スミス
3位:モーガン・フリーマン
4位:ダニエル・ラドクリフ
5位:ブラッド・ピット
6位:ジェームズ・フランコ
7位:レオナルド・ディカプリオ
8位:ヒュー・ジャックマン
9位:ニール・パトリック・ハリス
10位:ジェイミー・フォックス

女優
1位:ジェニファー・ローレンス
2位:アンジェリーナ・ジョリー
3位:エマ・ワトソン
4位:スカーレット・ヨハンソン
5位:クリステン・スチュワート
6位:ゾーイ・サルダナ
7位:キャメロン・ディアス
8位:アン・ハサウェイ
9位:メリル・ストリープ
10位:エマ・ストーン
影響力、興行成績、映画賞の受賞歴、今後の出演作品などを考慮しているらしい。
しかし、ほとんどアテになりそうもない。
データが古すぎないか。
ジョニー・デップ、ウィル・スミス、クリステン・スチュワート、アン・ハサウェイは現在は人気を落としているだろう。
モーガン・フリーマン、ダニエル・ラドクリフ、ニール・パトリック・ハリス、ジェイミー・フォックス、エマ・ワトソン辺りも実績はあるが、現在のところは微妙なところだ。
ロバート・ダウニー・Jr.、サンドラ・ブロックなどがランクインしておらず、あまり参考にならないランキングではないか。


☆ロビン・ウィリアムズが死去
近年は目立った活躍はなかったが、残念なことだ。
存在感のある演技でスクリーンに重みをもたせ、明るさや穏やかさを兼ね備えた、優れた俳優だった。
フィリップ・シーモア・ホフマン同様に惜しまれる人物を亡くした。
なお、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』ほか3本の作品の撮影等が終了しているとのこと。

国内映画興行収入ランキング(8月2週目その2)

3位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】  38億円台
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 438スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは19.5億円となっている。
1週間の伸びは11.3億円程度だろうか。
早くも20億円に到達しそうだ。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
オープニングに集客するタイプの作品なので、今後の伸びが注目となる。
なお、9月13日に「伝説の最期編」が公開される。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5億円→
前作との対比で考えると、本作の興行収入は39.4億円となる。
この程度となるだろうか。
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなりそうだ。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2→19.5億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は40.4~52.5億円となる。
盛り上がりもあるが、残り5週と考えると大きくは伸びないだろう。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は先週に引き続き38億円台と予想したい。
配給会社の期待値が40億円なので、この程度だろう。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったのでそれほど悪くはないか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入はどうなるだろうか。


4位:「マレフィセント」(ディズニー)<6週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 63億円台(OP~5週目58億円台)
【公開規模】 627スクリーン(先週比-16スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
1.8億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定52.4億円となっている。
1週間の伸びは5.4億円半ば程度だろうか。
ついに50億円を突破した。
ここまでヒットするとは思わなかった。
ディズニーは爆発するようであり、甘く見過ぎたか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP6.9→2週目12.7→3週目10.9→4週目9.9→5週目6.4→6週目5.4億円となっている。
伸びが止まらず、下落が緩やかだ。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5→47.0→52.4億円→
「アリス」との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は61.2億円となる。
夏休み時期でもあり、この程度稼いでもおかしくない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年公開「ハリー・ポッター 死の秘宝PartⅡ」トータル96.7億円
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8
☆11年公開「POC/生命の泉」トータル88.7億円
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年公開「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.9億円
金3.8→11.3→21.1→祝28.9→33.6→37.7→41.8
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5→47.0→52.4億円→
主要作品との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は59.1~60.4億円となる。
単純な対比はできないが、「パイレーツ」以下、「ミッション」以上か。
65億円以下、60億円以上というところではないか。
お盆時期もあり相当伸びるとは思うので、「マレフィセント」の興行収入は先週まで58億円台と予想したが、63億円台に上方修正したい。
公開前個人予想は23億円台だったので、だいぶ低かった。
「アナと雪の女王」同様、この手のファミリー向け作品はやや読みにくいところがある。


5位:「GODZILLA ゴジラ」(ワーナー・東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 48億円台
【現時点での興行収入予想】  32億円台(OP~2週目38億円台)
【公開規模】 427スクリーン(先週比±0スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
1.8億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定20.5億円となっている。
1週間の伸びは4.9億円程度だろうか。
公開前に『全米では現在199百万ドルの大ヒットとなっている。日本でも当然大ヒットするだろう。題材的にサプライズヒットになる可能性もある』と書いたとおり、さすがに当然ヒットするだろう作品がヒットしただけだ。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円(参考※秋公開作品)
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年「GODZILLA ゴジラ」
金06.8→15.6→20.5億円→
「アベンジャーズ」以外の作品との対比で考えると、「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は27.9~34.8億円となる。
純粋なエンターテイメント作品にはなっていないので、想定していた通常よりも高い伸びは期待できないかもしれない。
「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は先週まで38億円台と予想したが、32億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は48億円台だったので高すぎたか。
単純なエンターテイメント作品ならば、ムーブメントが起きるかと思ったが、内容的にその期待はしにくい。

国内映画興行収入ランキング(8月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ホットロード」(松竹)
「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」の三木孝浩監督。
能年玲奈、登坂広臣主演による86~87年のコミックの実写化作品。
予告編を初めて観たときは『なんだこの古臭い映画は。ヒットするはずねえな』と思っていたが、この古臭さが意外とじわじわと効いてきて、『少しはヒットするのではないか』と思うようになってきた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
17億円が標準となりそうだ。
コケるリスクもあるが、ヒットするという前提で予想すると、標準程度を稼ぎそうだ。
松竹系の実写作品はこの数年18.2~23.2億円程度が最高値となっており、この程度だろう。
思い切って、「ホットロード」の興行収入は20億円台と予想したい。
オープニングは2.5億円程度か。
内容が良ければ、公開後に伸びていくだろう。

国内映画興行収入ランキング(8月2週目その1)

動員1位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<1週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】  52億円台
【公開規模】 319スクリーン
金曜日からの3日間で9.9億円弱(988,257,700円)のオープニングを飾った。
土日2日間では7.7億円弱(767,248,000円)だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは6.0億円程度か』と書いたので、予想よりもかなり高かった。
台風が来たから遠出を避けて劇場に向かったの、台風が来たから外出を避けて本来ならばもっと動員があったのかはよく分からない。
ヒットするとは思ったが、オープニングから爆発せずに徐々に伸びると思っていた。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
6.0→11.1→17.4→25.0→31.8→33.4→34.1→34.3
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9(OP7.7)億円→
主要作品との対比で考えて、金曜日分を足すと、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は44.3~52.9億円となる。
当然伸びが高いと思われるので、この上限程度まで伸びそうだ。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は52億円台と予想したい。
公開前個人予想は42億円台だったので低すぎたか。
ヒットするのは分かるが、通常の4割増という高めに予想する冒険もできない。
当面は13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円がライバルとなる。


動員3位:「トランスフォーマー/ロストエイジ」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 26億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台
【公開規模】 760スクリーン
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
金曜日からの3日間で6.5億円(652,350,970円)のオープニングを飾った。
土日2日間では4.8億円半ば(485,281,100円)だったようだ。
先週『金曜日からのオープニングは4.8億円程度か』と書いたので、予想よりも高かった。
出演者が代わり、思い切って予想をかなり下げたが、関係なかったか。

マイケル・ベイ監督の続編作品。
前作で3部作の第一部が完結し、第二部がスタートする。
主演はマーク・ウォールバーグに代わる。
アメリカでは、「1」が319百万ドル、「2」が402百万ドル、「3」が352百万ドルを稼ぐシリーズだったが、本作は現在243百万ドルしか稼いでいない。
日本でも前作を大きく下回るだろう。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5億円→
07年以外の作品との対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は26.9~33.7億円となる。
この対比の半分程度の30億円程度となるだろうか。
なお、「トランスフォーマー/リベンジ」の興行収入が低いのは公開時期が夏休み時期ではなく、6月という中途半端なためであると考えられる。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5億円→
先行があるので、対比はしにくいが、これらは下回るだろう。
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は30億円台と予想したい。
前作42.5億円の3割減程度となりそうだ。
公開前個人予想は26億円台だったので、低すぎたか。
さすがに実績のある作品だけに、大きくは落ちなかったようだ。
今年公開された「アメイジング・スパイダーマン2」トータル31億円を超えるかが注目となる。

全米映画興行収入(8月第2週目)

1位となったのは新作の「ミュータント・タートルズ」。
事前には週末3日間で42百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る65百万ドルのオープニングを飾った。
製作費125百万ドルの回収が目標となる。
アクションアドベンチャー。
監督は、11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(トータル84百万ドル)、12年「タイタンの逆襲」(トータル84百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
ミーガン・フォックスが出演し、マイケル・ベイがプロデュースしている。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたが、予想以上の大ヒットだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドル
☆91年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅡ」トータル79百万ドル
☆93年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅢ」トータル42百万ドル
☆07年「ミュータント・タートルズ-TMNT-」トータル54百万ドル
加速度的に人気を落としたため、それほどヒットしないと思っていた。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル259百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル202百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル232百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94→176百万ドル→
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP65百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ミュータント・タートルズ」の興行収入は143~177百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「ミュータント・タートルズ」の興行収入は1億5千万ドル台と予想したい。
90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドルを超えることが目標となる。
ここまで稼げれば成功といえるのではないか。


2位は2週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは176百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収が終了した。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル259百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル202百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル232百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94→176百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾っており、他の作品よりも伸びが良い。
これらとの対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は244~287百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、かなり伸びるのではないか。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は先週に引き続き2億7千万ドル台と予想したい。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


3位となったのは新作の「イントゥ・ザ・ストーム」。
事前には週末3日間で14百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る18.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5千万ドルの回収が目標となる。
災害パニックモノのサスペンス作品。
監督は、11年「ファイナル・デッドブリッジ」(トータル43百万ドル)のスティーヴン・クエイル。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

災害モノの興行収入は以下のとおり。
☆96年「ツイスター」トータル242百万ドル
☆04年「デイ・アフター・トゥモロー」トータル187百万ドル
☆00年「パーフェクト・ストーム」トータル183百万ドル
☆09年「2012」トータル166百万ドル
OP65→108→138→149→155→159
☆06年「ポセイドン」トータル61百万ドル
OP22→37→45→52→55→57
☆14年「ポンペイ」トータル23百万ドル
OP10→18→21→22→23
☆14年「イントゥ・ザ・ストーム」
OP18百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は41~50百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
製作費回収ラインなので、それほど悪くはないだろう。
有名俳優を起用していないので、仕方のない結果だ。


4位となったのは新作の「The Hundred-Foot Journey」。
事前には週末3日間で9.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る11.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費22百万ドルの回収が目標となる。
ラッセ・ハルストレム監督のヒューマンドラマ作品。
ヘレン・ミレンが主演している。
公開前に『少しは稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ラッセ・ハルストレム監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77
☆13年「セイフ ヘイヴン」トータル71百万ドル
木30(OP21)→48→57→63→67
☆14年「The Hundred-Foot Journey」
OP11百万ドル→
「親愛なるきみへ」との対比で考えると、「The Hundred-Foot Journey」の興行収入は29百万ドルとなる。
評価は高いので、少しは伸びるだろう。
「The Hundred-Foot Journey」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
ヒットが望まれる作品ではないため、この程度でも十分だろう。


5位は3週目の「Lucy」。
トータルでは97百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルを楽に回収している。
リュック・ベッソン監督・脚本のSFアクション作品。
スカーレット・ヨハンソンが主演、モーガン・フリーマンが出演している。
スカーレット・ヨハンソンにとって、マーベルコミック原作を除くと、初の主演ヒット作品となる。
リュック・ベッソンにとっても、全米興行収入において97年「フィフス・エレメント」トータル64百万ドルを抜き、キャリアハイとなった。

以下の作品が参考となりそうだ。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108
☆10年「ソルト」トータル118百万ドル
OP36→71→92→103→110
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126
☆14年「Lucy」
OP44→80→97百万ドル→
「96時間」を除く作品との対比で考えると、「Lucy」の興行収入は124~128百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Lucy」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
正直ここまでヒットすると思えない作品であり、嬉しい誤算だろう。
スカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウのスピンオフ作品の目途はたったといえそうだ。


6位となったのは新作の「Step Up All In」。
事前には週末3日間で10.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る6.6百万ドルのオープニングを飾った。
監督は実績のないTrish Sie。
シリーズモノのミュージックドラマ
公開前に『コケるのではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
製作費が高くはないだろうが、そろそろこのシリーズは止めた方がいいだろう。

本シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62
☆08年「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」トータル58百万ドル
先26(OP19)→41→49→53→55
☆10年「ステップ・アップ3D」トータル42百万ドル
OP16→30→37→40→41
☆12年「Step Up Revolution」トータル35百万ドル
OP12→24→30→33→34
☆14年「Step Up All In」
OP07百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Step Up All In」の興行収入は18~22百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Step Up All In」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
さすがにもう続編はないだろう。


7位は3週目の「Hercules」。
トータルでは63百万ドルとなっている。
製作費1億ドルの回収が目標となる。
監督は、「ラッシュアワー」シリーズの全て、「ハンニバル」シリーズ、「X-MEN」シリーズを手掛けたこともあるブレット・ラトナー。
主演は、ドウェイン・ジョンソン。
このコンビならば予算を掛けたくなる気持ちは分かるが、神話系の映画は意外とヒットしない。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「トロイ」トータル133百万ドル
OP47→086→107→119→126→129
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「インモータルズ‐神々の戦い‐」トータル84百万ドル
OP32→053→069→076→080→082
☆12年「タイタンの逆襲」トータル84百万ドル
OP33→059→071→077→081→082
☆14年「The Legend of Hercules」トータル19百万ドル
OP09→014→017→018
☆14年「Hercules」
OP30→053→063百万ドル→
今年公開されたヘラクレス映画が既にコケているということも痛かった。
主要作品との対比で考えると、「Hercules」の興行収入は75~78百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Hercules」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
7~8千万ドルが標準となるが、製作費が掛かるので、よほどの大作にしないと厳しいジャンルだと思う。
コケるリスクも高いので、ビジネスとしてオイシサが全くない。


8位は2週目の「Get On Up」。
トータルでは23百万ドルとなっている。
11年「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」(トータル170百万ドル)のテイト・テイラー。
主演は、13年「42~世界を変えた男~」(トータル95百万ドル)でジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマン。
ジェームズ・ブラウンを描いたミュージックドラマ。
公開前に『ヒットはしないが、それなりには稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「RAY」トータル75百万ドル
OP20→40→53→59→65
☆11年「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」トータル170百万ドル
水36→71→97→119→137
☆13年「42~世界を変えた男~」トータル95百万ドル
OP27→54→69→78→85
☆14年「Get On Up」
OP14→23百万ドル→
「ヘルプ」以外の作品との対比で考えると、「Get On Up」の興行収入は40~43百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度は伸びると思ったが厳しそうだ。
「Get On Up」の興行収入は先週4千万ドル台と予想したが、3千万ドル台に下方修正したい。
ただ、伝記系映画はヒットしないので、この程度でも十分だろう。


9位は5週目の「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
トータルでは198百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収が既に終了している。
続編SFアクション作品。
監督は08年「クローバーフィールド」のマット・リーヴス。
アンディ・サーキス、ゲイリー・オールドマンが主演している。
公開前に『前作に近い大ヒットをするだろう』と書いた以上となりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「猿の惑星:創世記」トータル176百万ドル
OP55→105→134→149→160→168→172
☆14年「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
OP73→139→172→189→198百万ドル→
前作との対比で考えると、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は218百万ドルとなる。

以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ワールド・ウォーZ」トータル202百万ドル
OP66→124→159→177→187→193
☆14年「GODZILLA」トータル198百万ドル
OP93→148→174→185→191→195
☆14年「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
OP73→139→172→189→198百万ドル→
これらとの対比で考えると、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は205~214百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びそうだ。
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は先週に引き続き2億2千万ドル台と予想したい。
前作からここまでアップするとは思わなかった。


10位は4週目の「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」。
トータルでは53百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収は終了した。
ピクサーの「カーズ」の世界観をベースにしたディズニーアニメ作品。
公開前に『大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年「プレーンズ」トータル90百万ドル
OP22→45→60→71→79→83
☆14年「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP18→35→47→53百万ドル→
これとの対比で考えると、「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は67百万ドルとなる。
評価は普通であり、高い伸びはなさそうだが、ファミリー向け作品だけにある程度の伸びはありそうだ。
「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
このような中規模なアニメ作品を公開していっても良いと思う。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆続編アクション作品「エクスペンダブルズ3」
☆ファンタジードラマ「The Giver」
☆アクションコメディ「Let's Be Cops」
「エクスペンダブルズ3」は前作を超えるのではないか。
「The Giver」はヒットしないが、ボチボチ稼ぎそうだ。
「Let's Be Cops」も意外と悪くはない結果となるのではないか。

国内映画興行収入ランキング(8月1週目その3)

5位:「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)<3週目>
【公開前個人予想】 29億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台(OP~2週目26億円台)
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7億円を週末に稼ぎ、トータルでは14.7億円弱となっている。
1週間の伸びは4.8億円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.9→2週目6.0→3週目4.8億円となっている。
意外と落ち込みがないような気がする。
公開前に『新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい』と書いたが、どうなるだろうか。
オープニングは、7年ぶりの動員ランキング1位となったようだが、皮肉なものだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
☆14年「XY/破壊の繭とディアンシー」
祝込3日06.0→09.9→14.7億円→
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
近年の作品との対比で考えると、今年の興行収入は31.2~32.6億円となる。
オープニングに集まるタイプの作品であり、今後伸びるとは思えないと思っていたが、さすがに実績のある作品だけに地力があるようだ。
今年の興行収入は先週まで26億円台と予想したが、30億円台に上方修正したい。
02年の26.7億円、昨年の31.7億円を超えるかが注目となる。
公開前個人予想は29億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
そのうち「妖怪ウォッチ」に映画化枠を乗っ取られるかもしれない。


6位:「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」(東映・テレビ朝日)<3週目>
【公開前個人予想】 11億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台
【公開規模】 310スクリーン(先週比+1スクリーン)
6.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.3億円弱となっている。
1週間の伸びは1.4億円程度だろうか。
やはり勢いがない。
「マレフィセント」「ポケモン」「マーニー」「ゴジラ」という強力な作品があり、競り負けたようだ。

公開前に『サッカーが題材のようだが、タイミング的にはギリギリか。大ヒットするイメージはないが、知名度からそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなるだろうか。
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円(夏)
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円(夏)
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」トータル15.1億円(年末)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」トータル15.6億円(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」トータル12.7億円(夏)
OP2.5→5.9→09.7→11.2→12.2
☆12年「ウィザード&フォーゼ MOVIE」トータル11.9億円(年末)
OP2.8→5.3→06.8→08.7→10.8
☆13年「ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事」トータル9.4億円(GW)
OP2.3→6.8→07.8→08.5→09.2
☆13年「ウィザード in マジックランド」トータル12.3億円(夏)
OP2.5→5.5→09.2→10.9
☆13年「鎧武&ウィザード」
OP2.2→不明→06.1→08.5→09.3→9.9
☆14年「平成ライダー対昭和ライダー」
OP2.6→6.2→07.8→08.7→09.1→09.6
☆14年「鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」
OP1.7→3.9→5.3億円→
夏のライダーは12~15億円が標準となる。
夏公開作品との対比で考えると、本作の興行収入は6.9~7.1億円となる。
7億円程度の動きだが、地力の違いで伸ばすだろう。
「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は11億円台だったので、現時点では問題はなさそうだ。
きちんと伸ばせるかが注目となる。
ただ、そろそろ人気の陰りも見せ始めているような気がする。


7位:「エイトレンジャー2」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】  8億円台
【公開規模】 160スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.0億円弱となっている。
1週間の伸びは1.7億円半ば程度だろうか。
人気の関ジャニなので前作を超える動きをすると考えて、高めに予想したが、期待が高すぎたか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「エイトレンジャー」トータル12.0億円
OP1.6→4.3→6.6→9.0→10.1→11.0
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2→3.0億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は8.4億円となる。
これがマックスラインか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「県庁おもてなし課」トータル6.9億円
OP1.2→3.2→4.5→5.5→6.1
☆13年「100回泣くこと」トータル7.3億円
OP1.5→3.7→4.9→5.8→6.6
☆14年「抱きしめたい‐真実の物語-」14~15億円見込み
OP2.8→6.6→9.8→11.7→13.1→13.9
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2→3.0億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は5.9~6.5億円となる。
夏休み時期でもあり、かなり伸びるだろう。
「エイトレンジャー2」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので高すぎたか。
前作から2割増と予想したが、前作から3割減となりそうだ。
前作がかなり高すぎるので、仕方のない結果かもしれない。
前作を無視すれば、この程度稼げれば、十分ともいえるだろう。


8位:「好きっていいなよ。」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】  9億円台(OP時11億円台)
【公開規模】 246スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.1千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定7.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.6億円程度だろうか。
公開前に『松竹系というところが気になるが、どうせヒットするのだろう。逆らわずに、高めに予想したい』と書いたとおりとなりそうだ。
川口春奈、福士蒼汰主演作品。
人気コミックの映画化。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6→不明→6.2→7.8億円→
主要作品との対比で考えると、「好きっていいなよ。」の興行収入は9.9~10.9億円となる。
14~17億円辺りが標準となりそうだが、やはり公開前に『さすがに大ヒットするとは思えず、標準を超えない辺りが着地点か』と書いたとおりとなりそうだ。
「好きっていいなよ。」の興行収入はOP時に11億円台と予想したが、先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、やや高かったか。
しかし、やはりこの手の作品は安定してヒットする。


9位:「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  4億円台(OP時6億円台)
【公開規模】 312スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定3.1億円となっている。
1週間の伸びは9.9千万円程度だろうか。
「ポケモン」「マーニー」「仮面ライダー」「マレフィセント」「ゴジラ」とファミリー向け作品の強敵が揃い、本作の出番があるわけがなく、その辺りを考慮できなかった。

ピクサー作品「カーズ」の世界観を利用したスピンオフ的な映画。
本シリーズはピクサー作品ではなく、前作がヒットすると思えなかったが、それなりに稼いだ。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年公開「プレーンズ」
金2.3→4.7→8.5→9.8→10.8→11.1
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8→2.1→3.1億円→
前作の半分以下となりそうだ。
ここまで下がるとは思わなかった。

10億円台の近年のハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7→12.0
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆11年公開「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」トータル10.8億円
4日3.2→5.8→7.2→8.2→9.4→10.4
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年「メリダとおそろしの森」トータル9.5億円(参考)
OP1.5→4.2→06.1→07.6→08.7
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8→2.1→3.1億円→
これらの対比で考えると、「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は3.7~5.3億円となる。
ファミリー向け作品であり、少しは伸びそうだが、あまり伸びそうもない。
「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入はOP時に6億円台と予想したが、先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、やや高すぎたか。
ディズニーのファミリー向け作品であり、前作を踏まえると、そうそう低くは予想できない。


10位:「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(ワーナー)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  15億円台(3週目14億円台、2週目13億円台)
【公開規模】 415スクリーン(先週比-198スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
3.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定14.7億円弱となっている。
1週間の伸びは9.9千万円半ば程度だろうか。
10億円はさすがに楽に突破している。
先行公開されていたため、予想は控えたが、もうちょっとヒットすると思っていた。

日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSF作品。
トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4
☆06年公開「M:I:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆11年「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7
☆13年「アウトロー」トータル11.3億円
金3.2→7.0→9.2→10.2
☆13年「オブリビオン」トータル13.1億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→8.7→11.7→13.7→14.7億円→
「アウトロー」「ワルキューレ」「オブリビオン」を突破した。
先行公開されているので、単純比較はしにくいが、主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は15.4~17.8億円となる。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7→14.7億円→
評価が高いが、そろそろ伸びが止まる頃だろう。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は2週目まで13億円台、3週目まで14億円台と予想したが、先週に引き続き15億円台と予想したい。
「オブリビオン」を超えたので悪くはないだろうが、「ナイト&デイ」トータル23.1億円辺りまで稼いでもおかしくないと思っていた。


11位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<21週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 265億円程度(15~18週目250億円程度、9~14週目240億円程度、8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 315スクリーン(先週比-33スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
2.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定253.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは9.1千万円弱程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8→15週目6.6→16週目4.9→17週目3.8→18週目2.5→19週目2.2→20週目1.5→21週目0.9億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたが、それから一向に落ちてこない。
7月16日にDVDが発売され、さすがにやや落ちてきた。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
20週目252.5→253.4億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品を大きく超えた。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
☆14年公開「アナと雪の女王」
20週目252.5→253.4億円→
これらの作品の興行収入を大きく超えている。
DVDは発売されたが、「タイタニック」トータル262億円を抜くまで、公開しそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度、14週目まで240億円程度、18週目まで250億円程度と予想したが、先週に引き続き265億円程度と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


12位:「幕末高校生」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】  2億円台
【公開規模】 254スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定1.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.9千万円半ば程度だろうか。
公開前に『東映がまた勘違いして作ってしまった時代劇のような気がする。若年層は時代劇には興味がなく、年配層は若者が出る時代劇には興味がない。玉木宏には「のだめ」のようなヒット作品はあるが、09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円となっており、大ヒットを期待するほどの結果を残していない。監督の李闘士男も「デトロイト・メタル・シティ」のようなヒット作品があるが、10年「ボックス!」(トータル4.8億円)がヒットしていない』とかなり低くなることを予想したが、さらに下回るとは思わなかった。
玉木宏は結構番宣していたような気がしたが、ちょっと不憫だ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「真夏のオリオン」トータル5.7億円
OP1.1→3.0→4.1→4.9→5.3
☆10年「ボックス!」トータル4.8億円
OP1.1→2.6→3.6→4.1
☆14年「幕末高校生」
先0.6→1.5億円→
これらとの対比で考えると、「幕末高校生」の興行収入は2.8~2.9億円となる。
夏休み時期であり、この程度は稼ぐだろう。
「幕末高校生」の興行収入は先週に引き続き2億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、低く見積もったが、それでも高すぎたか
夏休み時期の公開作品としてはかなり悲惨ではないか。
今年、東映は「LDK」「偉大なる、しゅららぼん」「わたしのハワイの歩きかた」とハズしまくっている。
若年層向けの実写映画は手を引いて、年配層向けの本格時代劇か戦争映画に絞った方がいい。


13位:「超高速!参勤交代」(松竹)<7週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15億円台(3~4週目13億円台、OP~2週目12億円台)
【公開規模】 243スクリーン(先週比-5スクリーン)
2.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定14.3億円弱となっている。
1週間の伸びは6.4千万円程度だろうか。
多忙のため予想できなかったが、ヒットはしないだろうと思っていた。
確かにユニークだとは思うが、このヒットは正直驚きだ。
年配層が足を運んでいるのだろうか。
佐々木蔵之介主演作品。
監督は、「釣りバカ」シリーズを手掛けていたこともある本木克英。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3億円→
「のぼうの城」との対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は15.6億円となる。
この程度だろうか。

「超高速!参勤交代」14.3億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「陽だまりの彼女」16.9億円(トータル17.9億円)
☆「図書館戦争」16.2億円(トータル17.2億円)
これらとの対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は15.1~15.2億円となる。
思ったよりも伸びており、夏休み時期にもう一伸びしそうだ。
「超高速!参勤交代」の興行収入は2週目まで12億円台、4週目まで13億円台と予想したが、先週に引き続き15億円台と予想したい。
予想はしなかったが、この半分くらいの予想をしていたかもしれない。
ハードな時代劇はヒットしにくいが、ユニークな時代劇はヒットしやすいようだ。


14位:「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」(テアトル)<5週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP~3週目5億円台)
【公開規模】 152スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.3千万円弱程度だろうか。
過去のシリーズに比べると伸びは比較的良いようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」トータル5.1億円
OP0.7→1.6→2.5→3.1→3.6
☆13年「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」トータル4.2億円
OP0.5→1.3→2.0→2.5→3.0→3.2→3.7
☆14年それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い
OP0.7→1.6→2.2→2.7→3.1億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は4.0~4.4億円となる。
3~5億円が標準となるが、近年はやや伸びているようだ。
ただ、お盆時期もあるが、あまり高い期待はしない方がいいかもしれない。
本作の興行収入は3週目まで5億円台と予想したが、先週に引き続き4億円台と予想したい。
公開前個人予想は前年並の4億円台だったが、さすがに当たりとなりそうだ。
超えないとは思うが、12年を超えれるかが注目となりそうだ。


15位:「呪怨 終わりの始まり」(ショウゲート)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台(OP~4週目4億円台)
【公開規模】 121スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.9千万円半ば程度だろうか。
スクリーン数も微妙であり、今さら感もあり、ヒットしないだろうと思って、予想しなかったが、やはりそれなりに知名度があるのか。

佐々木希主演のシリーズモノのホラー作品。
ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆06年「着信アリFinal」トータル6.5億円
OP1.5→3.6→5.1
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」トータル7.2億円
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9
☆14年「呪怨 終わりの始まり」
OP0.9→2.2→3.2→4.0→4.7→5.1億円→
「貞子3D」との対比で考えると、「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は5.4億円となる。
伸びるとは到底思えなかったが、夏休み時期的に週末はまだまだ稼ぐかもしれない。
「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は4週目まで4億円台と予想したが、先週に引き続き5億円台と予想したい。
スクリーン数も少なく、この程度稼げれば十分だろう。


16位:「ダイバージェント」(角川)<4週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】  1億円台(OP~2週目2億円台)
【公開規模】 150スクリーン
2.9百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定1.6億円弱となっている。
かなり低調な動きとなっている。
角川配給作品であるが、東京の有楽町の東宝系の大きな映画館で公開されているので、それなりに稼ぐだろうというイメージがあった。
主演は日本での知名度が皆無であり、角川系の作品で、スクリーンが多くなければこの結果も仕方がないのか。

シャイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ主演のSF作品。
製作費85百万ドルの大規模映画。
アメリカでは151百万ドルを稼ぐ大ヒットとなり、続編制作も決定している。
公開前に『12年「TIME タイム」がトータル18.2億円の大ヒットとなったが、この手の作品は日本ではヒットしないだろう。アメリカでは大ヒットした同じスタジオの「トワイライト」シリーズや「ハンガー・ゲーム」シリーズも日本では全くヒットしなかった』と書いたが、予想以上の低さとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「トワイライト~初恋~」トータル3.5億円
OP0.7→1.8→2.5
☆09年公開「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル2.7億円
OP0.7→1.7
☆10年公開「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル6億円前後
OP1.0→2.7→4.0→5.0→5.4→5.7
☆12年公開「ブレイキング・ドーンPartⅠ」トータル3.6億円
OP0.8→2.1→2.8
☆12年公開「ブレイキング・ドーンPartⅡ」トータル4.5億円
金1.1→2.6→3.5
☆12年公開「ハンガーゲーム」トータル4.7億円
金1.2→2.9→4.0
☆13年公開「ハンガー・ゲーム2」
金0.6→1.8億円→
☆14年「ダイバージェント」
金0.5→1.2→不明→1.6億円→
夏休み時期でもあり、ちょっとは稼ぐだろうと思ったが、無理だった。
「ダイバージェント」の興行収入は2週目まで2億円台と予想したが、1億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は4億円台だったので高すぎたか。
この系列の作品は3~4億円稼ぐと思っていたが、「ハンガーゲーム」でさえ日本では当たらないのだから、「ダイバージェント」であればなおさらと考えるべきだった。


17位:「トランセンデンス」(松竹)<6週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(3~4週目5億円台、OP~2週目6億円台)
【公開規模】 161スクリーン
※字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ないはず。
2.7百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定4.7億円となっている。
ヒットするとは思わなかったが、ここまで低い動きになるとも思えなかった。
アメリカで大コケした作品が、必ず日本でも大コケするわけでもないはずだ。

ジョニー・デップ主演のSF作品。
監督は、クリストファー・ノーラン作品の撮影監督だったウォーリー・フィスター。
製作費1億ドルの大作映画だが、全米で23百万ドルしか稼げなかった。
公開前に『ビジュアルは良いが、訳が分からなくてつまらないという噂の映画。ジョニー・デップという知名度だけでどこまで稼げるだろうか』と書いたが、日本でも嫌われると思わなかった。

ジョニー・デップ主演作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆05年公開「チャーリーとチョコレート工場」トータル53.5億円
OP4.7→15.4→24.0→30.8→38.2→42.3
☆08年公開「スウィーニー・トッド」トータル20.5億円
OP4.0→09.6→14.0→16.6→18.4→19.4→20.1
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0→107.1→111.5
☆11年公開「ツーリスト」トータル18.7億円
OP3.1→07.5→10.1→12.6→15.4→16.7→17.6→18.1
☆12年公開「ダーク・シャドウ」トータル21.6億円
OP4.0→10.3→14.9→17.7→19.5→20.5→21.1
☆13年公開「ローン・レンジャー」トータル20.9億円
金03.9→09.3→15.3→18.1→19.6→20.5
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4→03.2→03.9→04.4→不明→4.7億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は4.8~5.2億円となる。
20億円前後が標準となるようだが、かなり下回りそうだ。
12年公開「ラム・ダイアリー」といったコケた作品もあるが、ジョニー・デップ主演の大規模公開作品がコケたことは近年なかった。

一部のヒットシリーズを除いてSF作品はそれほど稼げないジャンルである
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年公開「オブリビオン」トータル14.0億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆13年公開「アフター・アース」トータル9.3億円
金2.5→5.6→07.2→08.1→08.7→09.0→09.1
☆13年公開「エリジウム」トータル7.6億円
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3→07.4
☆14年公開「トランセンデンス」
先金1.4→3.2→3.9→4.4→不明→4.7億円→
主要作品との対比で考えると、「トランセンデンス」の興行収入は4.8~4.9億円となる。
多少伸びることは期待したいところだが、無理そうだ。
「トランセンデンス」の興行収入は2週目まで6億円台、4週目まで5億円台と予想したが、4億円台に下方修正したい。
「アフター・アース」「エリジウム」を大きく下回るとは思わなかった。
公開前個人予想は12億円台だったので、高すぎたか。
公開前に『さすがに日本でのジョニー・デップの人気は高く、なんとかなるだろう』と思ったが、甘かったようだ。

気になる映画ニュース(8月第2週目)

☆1年間で最も稼いだ女優ランキングが発表
結果は以下のとおりとなっている(()内は前年の順位)。
1位(7位):サンドラ・ブロック(5,100万ドル)
2位(2位):ジェニファー・ローレンス(3,400万ドル)
3位(4位):ジェニファー・アニストン(3,100万ドル)
4位(圏外):グウィネス・パルトロウ(1,900万ドル)
5位(1位):アンジェリーナ・ジョリー(1,800万ドル)
5位(圏外):キャメロン・ディアス(1,800万ドル)
7位(圏外):スカーレット・ヨハンソン(1,700万ドル)
8位(圏外):エイミー・アダムス(1,300万ドル)
8位(7位):ナタリー・ポートマン(1,300万ドル)
10位(3位):クリステン・スチュワート(1,200万ドル)
俳優版と同様に2013年6月から2014年6月までが対象となる。
昨年は、5位エマ・ストーン(1600万ドル)、6位シャーリーズ・セロン(1500万ドル)、9位ミラ・クニス(1100万ドル)、9位ジュリア・ロバーツ(1100万ドル)がランクインしていた。
サンドラ・ブロックは「ゼロ・グラビティ」、ジェニファー・ローレンスは「ハンガー・ゲーム」がヒットしているので、なんとなく分かるが、ジェニファー・アニストンは「なんちゃって家族」がサプライズヒットしたが、それほどギャラをもらっているようには思えない。
過去のドラマ作品「フレンズ」などのDVD収入があり、2年連続で高い順位をキープしているようだ。
その他に広告モデル収入も含まれているというニュースもあり、実態に即しているかもしれないが、あまり釈然ともしないランキングだ。
実績のある一流どころはランクインしているため、ジェニファー・ローレンスの2年連続の健闘及びアベンジャーズ勢の好調さが分かればいいランキングかもしれない。


☆ゴールデングローブ賞アニメ部門のルール改正
今までアメリカで公開された作品のみが対象となっていたため、今年のゴールデングローブ賞では、宮崎駿監督の「風立ちぬ」はアニメ部門ではなく、外国語映画部門でノミネートされていた。
ルールが変更され、今後は制作国で公開されていれば対象となる。
宮崎駿監督が引退した今、この変更の恩恵を受けられる日本のアニメ作品が登場することを祈りたいところだ。

国内映画興行収入ランキング(8月1週目その2)

2位:「GODZILLA ゴジラ」(ワーナー・東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 48億円台
【現時点での興行収入予想】  38億円台
【公開規模】 427スクリーン(先週比±0スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
3.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは15.6億円弱となっている。
1週間の伸びは8.7億円程度だろうか。
公開前に『全米では現在199百万ドルの大ヒットとなっている。日本でも当然大ヒットするだろう。題材的にサプライズヒットになる可能性もある』と書いたとおり、さすがに当然ヒットするだろう作品がヒットしただけだ。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円(参考※秋公開作品)
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年「GODZILLA ゴジラ」
金06.8→15.6億円→
「アベンジャーズ」以外の作品との対比で考えると、「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は28.8~37.0億円となる。
純粋なエンターテイメント作品にはなっていないので、内容的に微妙ながら、伸びることは期待したい。
ただ、想定していた通常よりも高い伸びは期待できないかもしれない。
「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は先週に引き続き38億円台と予想したい。
公開前個人予想は48億円台だったので高すぎたか。
単純なエンターテイメント作品ならば、ムーブメントが起きるかと思ったが、内容的にその期待はしにくい。


3位:「マレフィセント」(ディズニー)<5週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 58億円台
【公開規模】 643スクリーン(先週比±5スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
2.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定46.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.4億円程度だろうか。
既に40億円を突破している。
ディズニーは爆発するようであり、甘く見過ぎたか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP6.9→2週目12.7→3週目10.9→4週目9.9→5週目6.4億円となっている。
伸びが止まらず、下落が緩やかだ。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
OP13.2→35.4→59.0→83.8→93.4→101.0
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5→47.0億円→
「アリス」との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は59.4億円となる。
夏休み時期でもあり、この程度稼いでもおかしくない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年公開「ハリー・ポッター 死の秘宝PartⅡ」トータル96.7億円
祝込4日24.0→39.3→53.1→63.9→74.3→83.9→88.6→91.8
☆11年公開「POC/生命の泉」トータル88.7億円
金15.2→36.1→50.3→62.3→71.0→77.1→81.3→84.3→86.2
☆11年公開「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7→50.0→51.6→52.6
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.9億円
金3.8→11.3→21.1→祝28.9→33.6→37.7→41.8
☆14年「マレフィセント」
OP6.9→19.7→30.6→40.5→47.0億円→
主要作品との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は57.0~61.2億円となる。
単純な対比はできないが、「パイレーツ」以下、「ミッション」以上か。
65億円以下、55億円以上というところではないか。
相当伸びるとは思うので、「マレフィセント」の興行収入は先週に引き続き58億円台と予想したい。
公開前個人予想は23億円台だったので、だいぶ低かった。
「アナと雪の女王」同様、この手のファミリー向け作品はやや読みにくいところがある。


4位:「思い出のマーニー」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  36億円台
【公開規模】 461スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定15.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは5.3億円弱程度だろうか。
15億円を突破している。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.8→2週目6.7→3週目5.3億円となっている。
ジブリ作品らしく、さすがに落ち込みが少ない。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
しかし、その伸びが期待できるかは現時点では微妙なところだ。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
3日05.9(OP03.9)→11.5→17.4→22.5→28.5→034.5→037.8
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」25億円前後見込み
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
3日05.5(OP03.8)→10.5→15.8億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は36.7~40.5億円となる。
まだ鑑賞していないので何とも言えないが、高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は先週に引き続き36億円台と予想したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。

国内映画興行収入ランキング(8月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「トランスフォーマー/ロストエイジ」(パラマウント)
マイケル・ベイ監督の続編作品。
前作で3部作の第一部が完結し、第二部がスタートする。
主演はマーク・ウォールバーグに代わる。
アメリカでは、「1」が319百万ドル、「2」が402百万ドル、「3」が352百万ドルを稼ぐシリーズだったが、本作は現在241百万ドルしか稼いでいない。
日本でも前作を大きく下回るだろう。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
「トランスフォーマー/リベンジ」の興行収入が低いのは公開時期が夏休み時期ではなく、6月という中途半端なためであると考えられる。
「スパイダーマン」シリーズのようにリブートされて、半分以下の興行収入になるとは思えないが、3~4割近いのダウンは免れないだろう。
前作の6~7割と考えると25.5~29.8億円となる。
今年公開された「アメイジング・スパイダーマン2」を下回る程度となりそうだ。
「アメイジング・スパイダーマン2」の興行収入は31億円見込みなので、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は26億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは4.8億円程度か。


◎「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)
3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。

「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆14年「新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊」
6.0→11.1→17.4→25.0→31.8→33.4→34.1→34.3
微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。
泣ける映画は強いからである。
口コミで伸びていきそうだ。
「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」レベルのヒットとなるのではないか。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は42億円台と予想したい。
金曜日からのオープニングは6.0億円程度か。

国内映画興行収入ランキング(8月1週目その1)

動員1位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】  38億円台
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 438スクリーン
金曜日からの3日間で8.2億円(822,734,430円)のオープニングを飾った。
土日2日間では5.9億円だったようだ。
先週『金曜日からのオープニング3日は6.2億円程度か』と書いたので、予想よりもかなり高かった。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
オープニングに集客するタイプの作品なので、今後の伸びが注目となる。
なお、9月13日に「伝説の最期編」が公開される。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)億円→
前作のオープニング2日との対比で考えると、本作の興行収入は44.4億円となる。
この辺りがマックスラインか。
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなりそうだ。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)億円→
主要作品との対比で考えて金曜日分を足すと、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は32.2~39.3億円となる。
盛り上がりもあるので、この上限程度には伸びそうだ。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は38億円台と予想したい。
配給会社の期待値が40億円なので、この程度だろう。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったのでそれほど悪くはないか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入はどうなるだろうか。

全米映画興行収入(8月第1週目)

1位となったのは新作の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
事前には週末3日間で82百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る94百万ドルのオープニングを飾った。
製作費1億7千万ドルの回収が当面の目標となる。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル259百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル202百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル232百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾った。
これらとの対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は206~256百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、かなり伸びるのではないか。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は2億7千万ドル台と予想したい。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


2位は2週目の「Lucy」。
トータルでは80百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルを楽に回収している。
リュック・ベッソン監督・脚本のSFアクション作品。
スカーレット・ヨハンソンが主演、モーガン・フリーマンが出演している。
スカーレット・ヨハンソンにとって、マーベルコミック原作を除くと、初の主演ヒット作品となる。
リュック・ベッソンにとっても、全米興行収入において97年「フィフス・エレメント」トータル64百万ドルを抜き、キャリアハイとなった。

以下の作品が参考となりそうだ。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108
☆10年「ソルト」トータル118百万ドル
OP36→71→92→103→110
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126
☆14年「Lucy」
OP44→80百万ドル→
「96時間」を除く作品との対比で考えると、「Lucy」の興行収入は130~133百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Lucy」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
正直ここまでヒットすると思えない作品であり、嬉しい誤算だろう。
スカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウのスピンオフ作品の目途はたったといえそうだ。


3位となったのは新作の「Get On Up」。
事前には週末3日間で15.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る14.0百万ドルのオープニングを飾った。
11年「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」(トータル170百万ドル)のテイト・テイラー。
主演は、13年「42~世界を変えた男~」(トータル95百万ドル)でジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマン。
ジェームズ・ブラウンを描いたミュージックドラマ。
公開前に『ヒットはしないが、それなりには稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「RAY」トータル75百万ドル
OP20→40→53→59→65
☆11年「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」トータル170百万ドル
水36→71→97→119→137
☆13年「42~世界を変えた男~」トータル95百万ドル
OP27→54→69→78→85
☆14年「Get On Up」
OP14百万ドル→
「ヘルプ」以外の作品との対比で考えると、「Get On Up」の興行収入は49~53百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、ある程度は伸びるだろう。
「Get On Up」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
伝記系映画はヒットしないので、この程度でも十分だろう。


4位は2週目の「Hercules」。
トータルでは52百万ドルとなっている。
製作費1億ドルの回収が目標となる。
監督は、「ラッシュアワー」シリーズの全て、「ハンニバル」シリーズ、「X-MEN」シリーズを手掛けたこともあるブレット・ラトナー。
主演は、ドウェイン・ジョンソン。
このコンビならば予算を掛けたくなる気持ちは分かるが、神話系の映画は意外とヒットしない。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「トロイ」トータル133百万ドル
OP47→086→107→119→126→129
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「インモータルズ‐神々の戦い‐」トータル84百万ドル
OP32→053→069→076→080→082
☆12年「タイタンの逆襲」トータル84百万ドル
OP33→059→071→077→081→082
☆14年「The Legend of Hercules」トータル19百万ドル
OP09→014→017→018
☆14年「Hercules」
OP30→052百万ドル→
今年公開されたヘラクレス映画が既にコケているということも痛かった。
主要作品との対比で考えると、「Hercules」の興行収入は74~82百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Hercules」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
7~8千万ドルが標準となるが、製作費が掛かるので、よほどの大作にしないと厳しいジャンルだと思う。
コケるリスクも高いので、ビジネスとしてオイシサが全くない。


5位は4週目の「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
トータルでは189百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収が終了した。
続編SFアクション作品。
監督は08年「クローバーフィールド」のマット・リーヴス。
アンディ・サーキス、ゲイリー・オールドマンが主演している。
公開前に『前作に近い大ヒットをするだろう』と書いた以上となりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「猿の惑星:創世記」トータル176百万ドル
OP55→105→134→149→160→168→172
☆14年「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
OP73→139→172→189百万ドル→
前作との対比で考えると、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は223百万ドルとなる。

以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ワールド・ウォーZ」トータル202百万ドル
OP66→124→159→177→187→193
☆14年「GODZILLA」トータル198百万ドル
OP93→148→174→185→191→195
☆14年「猿の惑星:新世紀(ライジング)」。
OP73→139→172→189百万ドル→
これらとの対比で考えると、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は202~216百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びそうだ。
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は先週に引き続き2億2千万ドル台と予想したい。
前作からここまでアップするとは思わなかった。


6位は3週目の「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収はクリアできそうだ。
ピクサーの「カーズ」の世界観をベースにしたディズニーアニメ作品。
公開前に『大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年「プレーンズ」トータル90百万ドル
OP22→45→60→71→79→83
☆14年「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP18→35→48百万ドル→
これとの対比で考えると、「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は72百万ドルとなる。
評価は普通であり、高い伸びはなさそうだが、ファミリー向け作品だけにある程度の伸びはありそうだ。
「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
このような中規模なアニメ作品を公開していっても良いと思う。


7位は3週目の「The Purge: Anarchy」。
トータルでは63百万ドルとなっている。
製作費9百万ドルのホラー作品。
相変わらずのローリスク・ハイリターンのビジネスだ。
監督は前作に引き続きジェームズ・デモナコ。
公開前に『大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年「The Purge」トータル64百万ドル
OP34→52→60→63
☆14年「The Purge: Anarchy」
OP30→52→63百万ドル→
前作を超えそうだ。
前作との対比で考えると、「The Purge: Anarchy」の興行収入は67百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、もうちょっと伸びるだろう。
「The Purge: Anarchy」の興行収入は先週まで6千万ドル台と予想したが、7千万ドル台に上方修正したい。
2本ヒットさせたので、ジェームズ・デモナコに大作のチャンスが回ってきそうだ。


8位は2週目の「Sex Tape」。
トータルでは34百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
監督は、キャメロン・ディアス主演の「バッド・ティーチャー」のジェイク・カスダン。
キャメロン・ディアス、ジェイソン・シーゲル主演のコメディ作品。
公開前に『大ヒットはしないが、そこそこ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ここまでタイトルがストレートすぎるとさすがにヒットしない。

キャメロン・ディアスが主演した主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
OP13→25→35→50→59
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆11年「バッド・ティーチャー」トータル100百万ドル
OP32→60→79→88→94
☆12年「恋愛だけじゃダメかしら?」トータル41百万ドル
OP11→22→31→36→39
☆14年「The Other Woman」トータル84百万ドル
OP25→48→62→72→78
☆14年「Sex Tape」
OP15→27→34百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Sex Tape」の興行収入は43~50百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「Sex Tape」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
製作費が回収できればとりあえずは問題はない。
2回続けてコケなければ、キャメロン・ディアスはまだ大丈夫だろう。


9位は2週目の「And So It Goes」。
トータルでは10百万ドルとなっている。
「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督のコメディドラマ作品。
マイケル・ダグラス、ダイアン・キートンが主演している。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
この規模(OP1762→2週目1816スクリーン)のままなら、「And So It Goes」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。


10位は2週目の「誰よりも狙われた男」。
トータルでは7百万ドルとなっている。
監督はジョージ・クルーニーが主演した「ラスト・ターゲット」のアントン・コルベイン。
フィリップ・シーモア・ホフマンの主演のサスペンス。
レイチェル・マクアダムスが出演している。
11年「裏切りのサーカス」(トータル24百万ドル)のジョン・ル・カレ原作作品。
評価はかなり高いが、この規模(OP361→2週目729スクリーン)のままなら、「誰よりも狙われた男」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台となりそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アクションアドベンチャー「Teenage Mutant Ninja Turtles」
☆サスペンス作品「イントゥ・ザ・ストーム」
☆ラッセ・ハルストレム監督のヒューマンドラマ「The Hundred-Foot Journey」
☆シリーズモノのミュージックドラマ「Step Up All In」
「Teenage Mutant Ninja Turtles」「イントゥ・ザ・ストーム」はほどほど稼ぎそうだ。
「The Hundred-Foot Journey」も少しは稼ぐだろう。
「Step Up All In」はコケるのではないか。

国内映画興行収入ランキング(7月4週目その4)

11位:「アナと雪の女王」(ディズニー)<20週目>
【公開前個人予想】 36億円台
【現時点での興行収入予想】 265億円程度(15~18週目250億円程度、9~14週目240億円程度、8~10週目210億円程度、4~7週目150億円台、OP~3週目100億円台)
【配給会社期待値等】 公開時:「100億円突破は確実」
GW明け:「200億円も確実」「200億円突破も現実味を帯びてきた」
【公開規模】 348スクリーン(先週比-49スクリーン)
※3D版、2D版、字幕版、吹替版があり、劇場数はもっと少ない。
3.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定252.5億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円弱程度だろうか。
なぜだが話題が話題を呼び、歴史的大ヒットとなっている。
ヒットがヒットを呼び込むパターンに陥った。
週毎の動きは以下のとおり。
OP9.9→2週目20.2→3週目22.7→4週目24.3→5週目15.8→6週目14.4→7週目12.9→8週目39.2→9週目11.4→10週目14.5→11週目13.1→12週目13.9→13週目11.0→14週目7.8→15週目6.6→16週目4.9→17週目3.8→18週目2.5→19週目2.2→20週目1.5億円となっている。
14週目にしてようやく勢いが衰えてきたが、それから一向に落ちてこない。
7月16日にDVDが発売され、さすがにやや落ちてきた。

近年のディズニー映画の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「塔の上のラプンツェル」トータル25.6億円
OP1.4→4.5→9.3→15.7→19.6→21.2→22.4
☆13年公開「シュガー・ラッシュ」トータル30.0億円
OP3.4→12.9→21.8→24.6→26.5→28.9
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5→246.3→248.8→251.1→252.5億円→
この2本からここまで大きくヒットするとは思えなかった。

以下の作品がライバルとなるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
15週目150.6→祝151.4→祝151.8→152.1→祝152.5→152.8
☆10年公開「アバター」トータル156.0億円
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
☆10年公開「トイ・ストーリー3」トータル108.0億円
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
☆14年公開「アナと雪の女王」
15週目237.6→242.5→246.3→248.8→251.1→252.5億円→
これらの作品の興行収入を超えている。
「崖の上のポニョ」との対比で考えると、「アナと雪の女王」の興行収入は256.1億円となる。
DVDは発売されたが、「タイタニック」トータル262億円を抜くまで、公開しそうだ。
「アナと雪の女王」の興行収入は3週目まで100億円台、7週目まで150億円台、10週目まで210億円程度、14週目まで240億円程度、18週目まで250億円程度と予想したが、先週に引き続き265億円程度と予想したい。
01年「ハリー・ポッターと賢者の石」トータル203億円、04年「ハウルの動く城」トータル196億円、97年「もののけ姫」トータル193億円を超えたので、「千と千尋の神隠し」トータル304億円、「タイタニック」トータル262億円に次ぐ歴代3位の成績となる。
公開前個人予想は36億円台だったので低すぎた。
本作がここまでの歴史的大ヒットになるとは夢にも思わなかった。
歌の力は凄いものの、そこまで面白い作品でもないと思うが、ヒットする理由はそういった問題ではないようだ。


12位:「超高速!参勤交代」(松竹)<6週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 15億円台(3~4週目13億円台、OP~2週目12億円台)
【公開規模】 248スクリーン(先週比-4スクリーン)
3.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定13.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.2億円弱程度だろうか。
多忙のため予想できなかったが、ヒットはしないだろうと思っていた。
確かにユニークだとは思うが、このヒットは正直驚きだ。
年配層が足を運んでいるのだろうか。
佐々木蔵之介主演作品。
監督は、「釣りバカ」シリーズを手掛けていたこともある本木克英。

参考となりそうな作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6億円→
主要作品との対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は15.4~15.4億円となる。
この程度だろうか。

「超高速!参勤交代」13.6億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「図書館戦争」15.6億円(トータル17.2億円)
☆「少年H」14.6億円(トータル15.6億円)
これらとの対比で考えると、「超高速!参勤交代」の興行収入は14.5~15.0億円となる。
思ったよりも伸びており、夏休み時期にもう一伸びしそうだ。
「超高速!参勤交代」の興行収入は2週目まで12億円台、4週目まで13億円台と予想したが、先週に引き続き15億円台と予想したい。
予想はしなかったが、この半分くらいの予想をしていたかもしれない。
ハードな時代劇はヒットしにくいが、ユニークな時代劇はヒットしやすいようだ。


13位:「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」(テアトル)<4週目>
【公開前個人予想】 4億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台(OP~3週目5億円台)
【公開規模】 152スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定2.7億円となっている。
1週間の伸びは5.6千万円弱程度だろうか。
過去のシリーズに比べると伸びは比較的良いようだ。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」トータル5.1億円
OP0.7→1.6→2.5→3.1→3.6
☆13年「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」トータル4.2億円
OP0.5→1.3→2.0→2.5→3.0→3.2→3.7
☆14年それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い
OP0.7→1.6→2.2→2.7億円→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は4.3~4.5億円となる。
3~5億円が標準となるが、近年はやや伸びているようだ。
お盆時期もあるが、あまり高い期待はしない方がいいかもしれない。
本作の興行収入は先週まで5億円台と予想したが、4億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は前年並の4億円台だったが、さすがに当たりとなりそうだ。
超えないとは思うが、12年を超えれるかが注目となりそうだ。


14位:「呪怨 終わりの始まり」(ショウゲート)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】 5億円台(OP~4週目4億円台)
【公開規模】 122スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定4.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.6千万円弱程度だろうか。
スクリーン数も微妙であり、今さら感もあり、ヒットしないだろうと思って、予想しなかったが、やはりそれなりに知名度があるのか。

佐々木希主演のシリーズモノのホラー作品。
ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆06年「着信アリFinal」トータル6.5億円
OP1.5→3.6→5.1
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」トータル7.2億円
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9
☆14年「呪怨 終わりの始まり」
OP0.9→2.2→3.2→4.0→4.7億円→
主要作品との対比で考えると、「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は4.9~5.3億円となる。
伸びるとは到底思えなかったが、夏休み時期的に週末はまだまだ稼ぐかもしれない。
「呪怨 終わりの始まり」の興行収入は先週まで4億円台と予想したが、5億円台に上方修正したい。
スクリーン数も少なく、この程度稼げれば十分だろう。


15位:「渇き。」(GAGA)<5週目>
【公開前個人予想】 18億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(OP~4週目8億円台)
【公開規模】 305スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定6.5億円となっている。
1週間の伸びは5.6千万円半ば程度だろうか。
ここまで低迷するとは思わなかった。
「告白」の中島哲也監督の話題作なので、ヒットすると考える方が普通だろう。
不安もあったが、話題性の方が勝ると思っていた。

役所広司主演、中島哲也監督作品。
『このミステリーがすごい!』大賞作品の映画化。
中島哲也監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「下妻物語」トータル6.2億円
☆06年「嫌われ松子の一生」トータル13.1億円
OP1.6→5.0→7.4→9.3→10.5
☆08年「パコと魔法の絵本」トータル23.6億円
祝3日4.7→8.7→13.7→16.8→祝19.5→20.8
☆10年「告白」トータル38.5億円
OP2.7→8.9→15.5→21.6→27.1→30.8
☆14年「渇き。」
金1.5→3.7→5.0→6.0→6.5億円→
主要作品との対比で考えると、「渇き。」の興行収入は7.9~8.1億円となる。
「告白」のようなムーブメントはないとは思っていたが、「嫌われ松子の一生」以上は稼ぐものと思っていた。

参考となりそうな小説原作の映画化作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年「ゴールデンスランバー」トータル11.5億円
OP2.0→05.0→07.6→09.0→10.0→10.6
☆10年「インシテミル」トータル12.2億円
OP2.1→05.7→08.1→10.2→11.2→11.7
☆12年「悪の教典」トータル23.4億円
OP3.0→08.8→14.4→17.8→19.9→21.2
☆13年「藁の楯」トータル18.3億円
OP1.9→9.6→11.8→13.7→15.9→17.2
☆13年「脳男」トータル12.7億円
祝3.0→5.9→8.3→10.1→11.2→11.9
☆14年「渇き。」
金1.5→3.7→5.0→6.0→6.5億円→
主要作品との対比で考えると、「渇き。」の興行収入は7.1~7.6億円となる。
多少は話題となる可能性は、まだまだあると思っていたが、さすがにもう無理だ。
「渇き。」の興行収入は先週まで8億円台と予想したが、7億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は18億円台だったので、半分以下となりそうだ。
暴力的な映画ではあり、女性受けしないのは分かるが、多少話題になっており、なぜここまで低調な動きなのかよく分からない。

国内映画興行収入ランキング(7月4週目その3)

6位:「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」(東映・テレビ朝日)<2週目>
【公開前個人予想】 11億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台
【公開規模】 310スクリーン(先週比+1スクリーン)
8.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.1億円半ば程度だろうか。
やはり勢いがない。
「マレフィセント」「ポケモン」「マーニー」「ゴジラ」という強力な作品があり、競り負けたようだ。

公開前に『サッカーが題材のようだが、タイミング的にはギリギリか。大ヒットするイメージはないが、知名度からそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなるだろうか。
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円(夏)
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円(夏)
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」トータル15.1億円(年末)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」トータル15.6億円(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」トータル12.7億円(夏)
OP2.5→5.9→09.7→11.2→12.2
☆12年「ウィザード&フォーゼ MOVIE」トータル11.9億円(年末)
OP2.8→5.3→06.8→08.7→10.8
☆13年「ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事」トータル9.4億円(GW)
OP2.3→6.8→07.8→08.5→09.2
☆13年「ウィザード in マジックランド」トータル12.3億円(夏)
OP2.5→5.5→09.2→10.9
☆13年「鎧武&ウィザード」
OP2.2→不明→06.1→08.5→09.3→9.9
☆14年「平成ライダー対昭和ライダー」
OP2.6→6.2→07.8→08.7→09.1→09.6
☆14年「鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」
OP1.7→3.9億円→
夏のライダーは12~15億円が標準となる。
夏公開作品との対比で考えると、本作の興行収入は7.8~8.7億円となる。
8億円程度の動きだが、地力の違いで伸ばすだろう。
「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は11億円台だったので、現時点では問題はなさそうだ。
きちんと伸ばせるかが注目となる。
そろそろ人気の陰りも見せ始めているような気がする。


7位:「好きっていいなよ。」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 12億円台
【現時点での興行収入予想】  9億円台(OP時11億円台)
【公開規模】 246スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.7千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定6.2億円となっている。
公開前に『松竹系というところが気になるが、どうせヒットするのだろう。逆らわずに、高めに予想したい』と書いたとおりとなりそうだ。
川口春奈、福士蒼汰主演作品。
人気コミックの映画化。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6→不明→6.2億円→
主要作品との対比で考えると、「好きっていいなよ。」の興行収入は8.4~10.5億円となる。
14~17億円辺りが標準となりそうだが、やはり公開前に『さすがに大ヒットするとは思えず、標準を超えない辺りが着地点か』と書いたとおりとなりそうだ。
「好きっていいなよ。」の興行収入はOP時に11億円台と予想したが、9億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は12億円台だったので、やや高かったか。
しかし、やはりこの手の作品は安定してヒットする。


8位:「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  15億円台(3週目14億円台、2週目13億円台)
【公開規模】 613スクリーン(先週比-19スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
5.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定13.7億円弱となっている。
1週間の伸びは1.9億円半ば程度だろうか。
10億円はさすがに楽に突破している。
先行公開されていたため、予想は控えたが、もうちょっとヒットすると思っていた。

日本のライトノベルを原作としたトム・クルーズ主演のSF作品。
トム・クルーズ主演作の興行収入は以下のとおり。
☆02年公開「バニラ・スカイ」トータル33.2億円
☆02年公開「マイノリティ・リポート」トータル52.4億円
☆03年公開「ラストサムライ」トータル137.0億円
☆04年公開「コラテラル」トータル22.0億円
OP4.1→10.3→14.1→16.7→18.9→20.1
☆05年公開「宇宙戦争」トータル60.0億円
5日16.4→29.3→39.5→43.8→47.7→50.4
☆06年公開「M:I:Ⅲ」トータル51.5億円
先々含む14.1→25.1→34.5→39.3→42.3→46.0
☆08年公開「大いなる陰謀」トータル6.2億円
金1.5→3.3→04.9→05.7→6.0
☆09年公開「ワルキューレ」トータル12.5億円
祝3日3.8→7.7→10.1→11.3→11.9
☆10年公開「ナイト&デイ」トータル23.1億円
先3日6.8→11.9→16.0→18.8→20.9→22.0
☆11年「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
金7.3→18.8→28.0→祝40.6→44.4→47.7
☆13年「アウトロー」トータル11.3億円
金3.2→7.0→9.2→10.2
☆13年「オブリビオン」トータル13.1億円
金4.4→8.5→11.0→12.0→12.8
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→8.7→11.7→13.7億円→
「オブリビオン」を突破した。
先行公開されているので、単純比較はしにくいが、主要作品との対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は15.0~16.8億円となる。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック イントゥ・ダークネス」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7億円→
これらとの対比で考えると、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は14.5~14.9億円となる。
評価が高いので、もうちょっと伸びるだろうか。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の興行収入は2週目まで13億円台、先週14億円台と予想したが、15億円台に上方修正したい。
「オブリビオン」を超えたので悪くはないだろうが、「ナイト&デイ」トータル23.1億円辺りまで稼いでもおかしくないと思っていた。


10位:「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  4億円台(OP時6億円台)
【公開規模】 312スクリーン(先週比-1スクリーン)
4.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定2.1億円となっている。
1週間の伸びは1.3億円半ば程度だろうか。
「ポケモン」「マーニー」「仮面ライダー」「マレフィセント」「ゴジラ」とファミリー向け作品の強敵が揃い、本作の出番があるわけがなく、その辺りを考慮できなかった。

ピクサー作品「カーズ」の世界観を利用したスピンオフ的な映画。
本シリーズはピクサー作品ではなく、前作がヒットすると思えなかったが、それなりに稼いだ。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆13年公開「プレーンズ」
金2.3→4.7→8.5→9.8→10.8→11.1
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8→2.1億円→
前作の半分以下となりそうだ。
ここまで下がるとは思わなかった。

10億円台の近年のハリウッドアニメの興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→04.1→06.5→09.3→9.9
☆10年公開「怪盗グルーの月泥棒 3D」トータル12.0億円
金2.5→6.3→8.2→9.5→11.3→11.7→12.0
☆10年公開「シュレック フォーエバー」トータル10.0億円
OP1.2→3.1→05.8→08.3→09.3→09.6
☆11年公開「カンフー・パンダ2」トータル10.8億円
金2.7→6.6→9.0→9.8→10.2
☆11年公開「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」トータル10.8億円
4日3.2→5.8→7.2→8.2→9.4→10.4
☆12年公開「長くつをはいたネコ」トータル11.7億円
OP1.7→4.9→8.6→10.8→11.3
☆12年「メリダとおそろしの森」トータル9.5億円(参考)
OP1.5→4.2→06.1→07.6→08.7
☆14年公開「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」
OP0.8→2.1億円→
主要作品との対比で考えると、「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入は3.4~5.0億円となる。
ファミリー向け作品であり、少しは伸びそうだが、あまり伸びそうもない。
「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の興行収入はOP時に6億円台と予想したが、4億円台と下方修正したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、やや高すぎたか。
ディズニーのファミリー向け作品であり、前作を踏まえると、そうそう低くは予想できない。

気になる映画ニュース(7月第4~5週目)

☆「アメイジング・スパイダーマン3」が公開延期
2016年6月10日に「3」、2018年5月4日に「4」を公開する予定だったが、「3」が2018年に公開延期となった。
代わりにスピンオフ作品「シニスター・シックス」を2016年11月11日に公開する。
「シニスター・シックス」には「キャビン」のドリュー・ゴダード監督が起用されている。
脚本家チームのメンバーが離脱したという報道があり、それが影響しているのか。
「2」の興行収入が芳しくなかったので、じっくりと建て直すのかもしれない。
4年後となると、アンドリュー・ガーフィールドの容姿が代わる気がする。


☆「パイレーツ・オブ・カリビアン5」の公開日がさらに延期
当初は2015年夏公開を目指していたが、2016年夏に公開日が変更されていた。
今度は2017年7月7日に再変更された。
前回は脚本の遅れによるものだったが、今回もそうなのだろうか。
ジョニー・デップ主演の「ローン・レンジャー」「トランセンデンス」の失敗もあり、相当に慎重になっているのかもしれない。
監督は、『コン・ティキ』のヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリに決まっており、彼らも何年も拘束されるとは思っていなかっただろう。


☆1年間で最も稼いだ俳優ランキングが発表
結果は以下のとおりとなっている。
1位:ロバート・ダウニー・Jr.(7500万ドル)
2位:ドウェイン・ジョンソン(5200万ドル)
3位:ブラッドリー・クーパー(4600万ドル)
4位:レオナルド・ディカプリオ(3900万ドル)
5位:クリス・ヘムズワース(3700万ドル)
6位:リーアム・ニーソン(3600万ドル)
7位:ベン・アフレック(3500万ドル)
8位:クリスチャン・ベール(3500万ドル)
9位:ウィル・スミス(3200万ドル)
10位:マーク・ウォルバーグ(3200万ドル)
2013年6月~2014年6月に稼いだ金額ということだが、この時期にロバート・ダウニー・Jr.主演作品の「アイアンマン3」の公開は13年5月であり、相変わらず基準がよく分からないランキングだ。
しかし、「アイアンマン3」の契約に興行収入から数%貰えることとなっており、それが大きいようだ。
ウィル・スミス出演作品の「アフター・アース」の公開も13年5月であり、そういう契約を取っているのかもしれない。
当然一流の俳優ばかりだが、あまり意味があるランキングとは思えない。


☆『ザ・リング』の続編が制作へ
F・ハビエル・グティエレスが監督して起用された。
キャストは不明。
今さら感も強く、ヒットする可能性は高くはなさそうだが、ネタがないので引っ張り出されたのだろうか。

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