ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(9月第4週目)

1位となったのは新作の「イコライザー」。
事前には週末3日間で32百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る35百万ドルのオープニングを飾った。
製作費55百万ドルなので、楽に回収できそうだ。
デンゼル・ワシントンのギャラが安くなっているのか。
アントワン・フークワ監督、デンゼル・ワシントン主演のサスペンス作品。
クロエ・グレース・モレッツも出演している。
公開前に『アントワン・フークワ監督作品なので、大ヒットはしないがそれなりに稼ぐはずだ』と書いたが、「トレーニング・デイ」以来のコンビであり、予想以上のヒットとなりそうだ。

アントワン・フークワ監督の初の1億ドル突破作品となるだろうか。
☆13年「エンド・オブ・ホワイトハウス」トータル99百万ドル
OP30→55→71→82→89→93
☆14年「イコライザー」
OP35百万ドル→
これとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は116百万ドルとなる。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下の通り。
☆10年「ザ・ウォーカー」トータル95百万ドル
OP33→61→75→082→088→091
☆10年「アンストッパブル」トータル82百万ドル
OP23→42→60→069→074→077
☆12年「デンジャラス・ラン」トータル126百万ドル
OP40→78→98→108→116→120
☆12年「フライト」トータル94百万ドル
OP25→47→62→075→081→086
☆13年「2 ガンズ」トータル76百万ドル
OP27→49→59→065→069→072
☆14年「イコライザー」
OP35百万ドル→
「フライト」以外の作品との対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は99~125百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びそうだ。
「イコライザー」の興行収入は1億1千万ドル台と予想したい。
デンゼル・ワシントンの人気は落ちそうで落ちない。
アントワン・フークワ監督も再び大作を任されそうだ。


2位は2週目の「The Maze Runner」。
トータルでは58百万ドルとなっている。
製作費34百万ドルの回収が終了している。
あまり実績のないウェス・ボール監督のSFサスペンス作品。
若者向け小説の映画化。
実績のない若手俳優が出演している。
公開前に『「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」と同様にヒットしそうだ』と書いたが、爆発的ではなくほどほどのヒットとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆14年「ダイバージェント」トータル151百万ドル
OP55→94→114→125→134→140
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆13年「エンダーのゲーム」トータル62百万ドル
OP27→44→54→57→59
☆14年「The Maze Runner」
OP33→58百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Maze Runner」の興行収入は80~93百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、やや伸びるだろう。
「The Maze Runner」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
製作費が高くないので、十分すぎる結果だろう。
続編の制作も決定している。


3位となったのは新作の「The Boxtrolls」。
事前には週末3日間で14百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る17.3百万ドルのオープニングを飾った。
3Dアニメ作品。
公開前に『メジャースタジオではないが、「コララインとボタンの魔女」を手掛けたライカ制作のアニメなのでそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「コララインとボタンの魔女」トータル75百万ドル
OP17→35→54→61→66→69
☆12年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」トータル56百万ドル
OP14→28→38→45→49→53
☆14年「The Boxtrolls」
OP17百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Boxtrolls」の興行収入は68~75百万ドルとなる。
評価は高いので、かなり伸びそうだ。
「The Boxtrolls」の興行収入は7千万ドル台と予想したい。
ライカ制作のアニメは順調に稼いでおり、そろそろビッグヒットが欲しいところだ。


4位は2週目の「This is Where I Leave You」。
トータルでは23百万ドルとなっている。
製作費19.8百万ドルの回収は終了した。
ショーン・レヴィ監督のコメディ作品。
ジェイソン・ベイトマン、ティナ・フェイが出演している。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまったか。
群像コメディは意外とヒットしないイメージがあったが、実績のあるショーン・レヴィ監督ならば大丈夫と思ったものの、やっぱりヒットしなかった。

ショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081→087
☆11年「リアル・スティール」トータル85百万ドル
OP27→052→067→074→079→082
☆13年「The Internship」トータル45百万ドル
OP17→031→038→042→043→043
☆14年「This is Where I Leave You」
OP12→23百万ドル→
これらとの対比で考えると、「This is Where I Leave You」の興行収入は33~50百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、少しは伸びるだろう。
「This is Where I Leave You」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
ショーン・レヴィ監督は連敗となりそうだ。
ジェイソン・ベイトマンの人気がないのだろうか。


5位は3週目の「Dolphin Tale 2」。
トータルでは34百万ドルとなっている。
製作費36百万ドルは回収できるだろう。
モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャドが出演しているファミリー作品。
監督は前作に引き続きチャールズ・マーティン・スミス。
公開前に『前作を超えないヒットとなるか』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「イルカと少年」トータル72百万ドル
OP19→37→49→59→64
☆14年「Dolphin Tale 2」
OP16→27→34百万ドル→
前作との対比で考えると、「Dolphin Tale 2」の興行収入は50百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Dolphin Tale 2」の興行収入は先週まで5千万ドル台と予想したが、4千万ドル台に下方修正したい。
前作を下回りそうだが、製作費も高くはなく、この程度でも十分ではないか。


6位は3週目の「No Good Deed」。
トータルでは47百万ドルとなっている。
製作費13.2百万ドルは楽に回収している。
イドリス・エルバ、タラジ・P・ヘンソン主演のサスペンス作品。
監督はヒット実績のないサム・ミラー。
公開前に『コケるのではないか』と書いたが、サプライズヒットとなりそうだ。
スターというほど実績のない俳優、実績のない監督、やや暗めの受けそうもないサスペンスという組み合わせでヒットするとは思えなかった。
黒人俳優がキャストされたため、ブラック層が動いたのだろうか。

ハル・ベリー主演の以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ザ・コール [緊急通報指令室] 」トータル52百万ドル
OP17→31→40→45→49
☆14年「No Good Deed」
OP24→40→47百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は61百万ドルとなる。
これは超えそうだ。

今年はブラック層向けの以下の作品がヒットしている。
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Think Like a Man Too」トータル65百万ドル
OP29→48→57→62→64→65→65
☆14年「About Last Night」トータル49百万ドル
OP26→38→44→47→48→48→48
☆14年「No Good Deed」
OP24→40→47百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は52~68百万ドルとなる。
評価は普通なので、伸びないだろう。
「No Good Deed」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
コメディー作品ならばヒットするのは分かるが、サスペンスまでヒットするとは思わなかった。
今後は注意が必要となりそうだ。


7位は2週目の「A Walk Among the Tombstones」。
トータルでは21百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルの回収が当面の目標となる。
あまり実績のないスコット・フランク監督作品。
リーアム・ニーソン主演のヒューマンドラマ。
アメリカでは人気のあるサスペンス小説の映画化作品。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、さすがはリーアム・ニーソンそれなりのオープニングとなっていたが、2週目で急落している。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」トータル64百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆12年「The Grey」トータル52百万ドル
OP20→35→43→48→50
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126→131
☆14年「フライト・ゲーム」トータル92百万ドル
OP29→53→69→79→85→88
☆14年「A Walk Among the Tombstones」
OP13→21百万ドル→
「96時間」以外の作品との対比で考えると、「A Walk Among the Tombstones」の興行収入は31~36百万ドルとなる。
評価は高いが、地味なサスペンスはヒットしないものだ。
「A Walk Among the Tombstones」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
コケると思っていたので、製作費を回収できれば問題ないだろう。


8位は9週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは319百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収は楽に終了し、既に3億ドルを突破している。
4週目でOP時以来の首位に返り咲き、その後3週連続で首位をキープした。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP086→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP095→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP092→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP091→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP094→177→223→251→275→295→306→314→319百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾ったが、他の作品よりも伸びが良い。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、かなり伸びるとは思ったが、思った以上に伸びそうだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は3週目まで2億7千万ドル台、4週目に2億9千万ドル台と予想したが、先週に引き続き3億3千万ドル台と予想したい。
伸びが異常に高かった、さすがは今年のサマーシリーズの覇者だ。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


9位は7週目の「Let's Be Cops」。
トータルでは80百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルは楽に回収し、5倍近くを稼ぎ出した。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)のルーク・グリーンフィールド 。
ジェイク・ジョンソン、デイモン・ウェイアンズJr.主演のアクションコメディ作品。
公開前に『意外と悪くはない結果となるのではないか』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットだ。

以下の作品と比較されているようだ。
☆09年「Paul Blart: Mall Cop」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124→128
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Let's Be Cops」
先26→45→57→67→73→77→80百万ドル→
「Paul Blart: Mall Cop」以外の作品との対比で考えると、「Let's Be Cops」の興行収入は84~84百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないとは思ったが粘りそうだ。
「Let's Be Cops」の興行収入はOP時に6千万ドル台と予想したが、5週目まで7千万ドル台と予想したが、先週に引き続き8千万ドル台に予想したい。
ややサプライズヒットとなりそうだ。
手軽なコメディはやはりヒットする傾向にある。


10位は8週目の「ミュータント・タートルズ」。
トータルでは187百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収は既に完了している。
アクションアドベンチャー作品。
監督は、11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(トータル84百万ドル)、12年「タイタンの逆襲」(トータル84百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
ミーガン・フォックスが出演し、マイケル・ベイがプロデュースしている。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたが、予想以上の大ヒットだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドル
☆91年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅡ」トータル79百万ドル
☆93年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅢ」トータル42百万ドル
☆07年「ミュータント・タートルズ-TMNT-」トータル54百万ドル
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175→181→185→187百万ドル→
90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドルを超えている。
加速度的に人気を落としたため、それほどヒットしないと思っていた。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175→181→185→187百万ドル→
「アイアンマン3」との対比で考えると、「ミュータント・タートルズ」の興行収入は190百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、思ったよりも粘りそうだ。
「ミュータント・タートルズ」の興行収入は2週目まで1億5千万ドル台、3週目に1億7千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億9千万ドル台と予想したい。
続編制作も決定しており、ここまで稼げれば大成功といえるのではないか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆デヴィッド・フィンチャー監督のヒューマンドラマ「ゴーン・ガール」
☆ホラー作品「Annabelle」
☆ニコラス・ケイジ主演のサスペンス「Left Behind」
「ゴーン・ガール」はヒットするだろう。
「Annabelle」はヒットしないが、ほどほどに稼ぐか。
「Left Behind」はコケそうだ。
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国内映画興行収入ランキング(9月3週目その4)

11位:「フライト・ゲーム」(GAGA)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  5億円台
【公開規模】 198スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.8千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定4.1億円となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
200スクリーン未満としては、結構優秀な動きとなっている。

リーアム・ニーソン主演のサスペンス作品。
リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先込3日2.0→4.3→5.7→6.5
☆11年公開「アンノウン」トータル2.3億円
OP0.6→1.4→1.9→2.1
☆13年公開「96時間/リベンジ」トータル4.6億円
OP1.1→3.3→4.1
☆14年公開「フライト・ゲーム」
OP1.2→3.1→4.1億円→
「96時間」シリーズと同程度の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「フライト・ゲーム」の興行収入は4.6~5.1億円となる。
結構面白かったので、この対比を超えそうだ。

「フライト・ゲーム」4.1億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「LOOPER」4.1億円(トータル5.0億円)
☆「悪の法則」4.3億円(トータル4.9億円)
☆「グランド・イリュージョン」3.9億円(トータル4.8億円)
これらとの対比で考えると、「フライト・ゲーム」の興行収入は4.7~5.0億円となる。
もうちょっと伸びると思われるので、「フライト・ゲーム」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
予想しなかったが、もう1億円くらい低めに考えていたと思う。
リーアム・ニーソンの人気は日本でも意外とあるようだ。


12位:「思い出のマーニー」(東宝)<10週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  35億円台(OP~8週目36億円台)
【公開規模】 351スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定33.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.4千万円弱程度だろうか。
既に30億円はなんとか突破している。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.8→2週目6.7→3週目5.3→4週目4.7→5週目5.9→6週目3.0→7週目2.2→8週目1.1→9週目0.6→10週目0.4億円となっている。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
お盆時期も夏休みも終わり、ジブリ作品らしく、あまり落ち込みがみられないものの、さすがに勢いが無くなってきたか。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
5週目64.7→73.9→80.3→84.3→86.5→88.1
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
5週目28.5→34.5→37.8→40.1→41.4→42.3
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」トータル24.7億円
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
5週目26.4→29.4→31.6→32.8→33.4→33.9億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は35.6~35.7億円となる。
さすがに高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は8週目まで36億円台と予想していたが、先週に引き続き35億円台と予想したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。


13位:「NY心霊捜査官」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円未満
【公開規模】 58スクリーン
1.0千万円のオープニングを飾った。
エリック・バナ主演、スコット・デリクソン監督のホラー作品。
全米でも31百万ドルしか稼げなかったホラー作品。
日本でも稼げるとは思えず、小規模公開とはいえ、劇場公開する理由が見つからない。
当然1億円を超えることはないだろう。
「NY心霊捜査官」の興行収入は1億円未満と予想したい。
ソニーの考えがよく分からない。

国内映画興行収入ランキング(9月3週目その3)

5位:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(ディズニー)<2週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】  9億円台
【配給会社期待値等】 「10億円を超える見込み」
【公開規模】 595スクリーン(先週比±0スクリーン)
※2D、3D、字幕、吹替版があるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
1.1億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.6億円となっている。
1週間の伸びは3.4億円弱程度だろうか。
日本で大ヒットするタイプの作品ではなく、ほどほどの動きとなっている。

マーベルコミック原作のアクション作品。
今年のアメリカのサマーシリーズを制した大作映画であり、将来的には「アベンジャーズ」に絡んでくる可能性もある。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年公開「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年公開「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2(OP0.9)→2.2→2.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆14年公開「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP1.9→3.7→5.1→5.7→6.1
☆14年公開「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP2.0→4.1→5.6→6.5→6.8
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP2.2→5.6億円→
主要作品との対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は8.3~10.1億円となる。
オープニング3日は高校生以下にサービスしていたが、それ以降は高校生以下の動員が少なくなりそうであり、伸びがあるかが注目となる。
日本でヒットしそうなタイプではなく、それほど伸びないだろう。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を超えるレベルと考えて、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低かったか。
ユニークな雰囲気もあるので、他のマーベル系よりも高く予想してもよかったかもしれない。


7位:「舞妓はレディ」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  8億円台
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.2億円半ば程度か。
予告編を観た時のファーストインプレッションはメチャクチャつまらなそうな映画だなとヒットするはずなさそうだと思った。
「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」と話題作を制作してきた周防正行監督作品であり、舞妓というネタは意外と受けるというところもあるので、予想が非常に難しい。
周防正行監督の「終の信託」(トータル3.3億円)のような悲惨なことにはならないと思うが、ヒットもせずコケもせずという中途半端な結果となるのではないかと書いたとおりとなりそうだ。

「舞妓はレディ」3.4億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「舟を編む」3.3億円(トータル8.3億円)
☆「100回泣くこと」3.7億円(トータル7.3億円)
☆「県庁おもてなし課」3.2億円(トータル6.9億円)
これらとの対比で考えると、「舞妓はレディ」の興行収入は6.7~8.6億円となる。
年配層向けの映画のように思われるので、平日の伸びもあるだろう。
「舞妓はレディ」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
きちんと伸びるかが注目となるが、評価は悪くなさそうなので大丈夫だろう。


8位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<8週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】 52億円台(6週目49億円台、3~4週目43億円台、OP~2週目38億円台)
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 334スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは49.7億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円半ば程度だろうか。
前作を楽に超え、50億円突破が迫ってきた。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
9月13日に「伝説の最期編」が公開される前に一伸びしたが、公開されてもまだ勢いは止まらない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9→48.2→49.7億円→
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなった。
果たして、いつまで公開されるのだろうか。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
5週目52.9→61.9→65.9→69.2→70.7
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
5週目38.7→40.7→祝42.2→42.7→43.1
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
5週目32.5→34.8→祝36.6→37.4→37.9
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
5週目28.4→30.5→31.6→32.2→32.9
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
5週目42.4→45.9→48.2→49.7億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は51.3~53.3億円となる。
「伝説の最期編」の上映が始まるので、さすがにもはや大きくは伸びないだろうと思ったら、盛り上がっているのでやはり見ようという者がいるらしい。
公開も終わらないようなので、もうちょっと伸びそうだ。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は2週目まで38億円台、4週目まで43億円台、6週目に49億円台と予想したが、先週に引き続き52億円台と予想したい。
配給会社の期待値が40億円なので、これを大きく超えそうだ。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったので、低すぎたか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入も相当高くなりそうだ。


9位:「ホットロード」(松竹)<6週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】  25億円台(OP~4週目27億円台)
【配給会社期待値等】 30億円
【公開規模】 301スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは22.3億円半ばとなっている。
1週間の動きは1.1億円半ば程度だろうか。
既に20億円を突破している。
松竹は30億円に過大な目標を設定しているらしく、番宣に異常にチカラを入れている成果が出たのではないか。
30億円は微妙としても、松竹としてはビッグヒットとなりそうだ。
20億円くらいに設定していれば期待以上の大ヒットとなるのに、30億円までハードルをあげるとこれだけの大ヒットなのにコケた印象を与えてしまうので、戦略にやや疑問なところがある。

「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」の三木孝浩監督。
能年玲奈、登坂広臣主演による86~87年のコミックの実写化作品。
予告編を初めて観たときは『なんだこの古臭い映画は。ヒットするはずねえな』と思っていたが、この古臭さが意外とじわじわと効いてきて、公開直前には『少しはヒットするのではないか』と思うようになってきた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3→21.2→22.4億円→
この手の作品は17億円が標準となりそうだが、楽にクリアできそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ホットロード」の興行収入は23.7~24.8億円となる。
松竹系の実写作品はこの数年18.2~23.2億円程度が最高値となっており、近年の最高値を超えるヒットとなりそうだ。
ただ、もはや伸びは期待しにくいか。
「ホットロード」の興行収入は4週目まで27億円台と予想したが、先週に引き続き25億円台と予想したい。
「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円、「ハナミズキ」トータル28.3億円がライバルとなる。
公開前個人予想は20億円台だったので、やや低すぎたか。
かなり高めに予想したつもりだったが、松竹の非ジャニーズ作品がここまで高い動きになるとは思わなかった。


10位:「LUCY/ルーシー」(東宝東和)<4週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台
【公開規模】 205スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定8.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度か。
ヒットするとは思わなかったが、かなり優秀な動きとなっている。
200スクリーン程度で10億円近く稼ぐのは相当だ。

スカーレット・ヨハンソン主演のSFアクション作品。
監督は、リュック・ベッソン。
アメリカでは現在125百万ドルの大ヒットとなっている。
日本では、アンジェリーナ・ジョリー主演の10年「ソルト」(トータル20.5億円)のようなヒットはないだろう。12年「ボーン・レガシー」トータル8.2億円以下、13年「96時間/リベンジ」トータル4.6億円以上というところかと公開前に書いたが、意外なヒットとなった。

「LUCY/ルーシー」8.8億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「華麗なるギャツビー」8.7億円(トータル11.3億円)
☆「リンカーン」8.8億円(トータル10.2億円)
☆「G.I.ジョー バック2リベンジ」9.0億円(トータル9.9億円)
☆「ホワイトハウス・ダウン」8.9億円(トータル9.9億円)
☆「マン・オブ・スティール」8.9億円(トータル9.7億円)
これらとの対比で考えると、「LUCY/ルーシー」の興行収入は9.7~11.4億円となる。
「LUCY/ルーシー」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので低すぎたか。
ヒットするとは思えなかったが、スカーレット・ヨハンソンの人気が上がっているのか。

国内映画興行収入ランキング(9月3週目その2)

1位:「るろうに剣心 伝説の最期編」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 52億円台
【現時点での興行収入予想】  56億円台
【公開規模】 334スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.2億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは22.4億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは9.3億円半ば程度だろうか。
相当に盛り上がっているようだ。
失敗続きだったワーナーが逆転のホームランを放ったか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9→48.2→
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1(OP9.2)→22.5億円→
オープニングに集客するタイプの作品なので比較はしにくいが、当然、「るろうに剣心 京都大火編」を超えるだろう。
12年版との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は45.5億円となるが、もうちょっと伸びるだろう。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1→22.5億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は46.6~59.3億円となる。
しばらく邦画対策もないので、独走を続けるだろう。
「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は先週に引き続き56億円台と予想したい。
公開前個人予想は52億円台だったので、現時点では悪くはない予想となりそうだ。
大きく伸びるかが注目となるが、新規の客層がそれほど多くは増えないだろう。
2作で100億円突破が濃厚となり、とにかくワーナーにとっては過去の失敗を忘れる成功となりそうだ。


3位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<7週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】 84億円台(4~6週目92億円台、2~3週目80億円台、OP時52億円台)
【公開規模】 329スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは72.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.3億円弱程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日9.9→2週目22.8→3週目13.1→4週目12.3→5週目6.2→6週目3.9→7週目2.3億円となっている。
夏休みが終わり、勢いは弱まったが、まだまだ好調だ。
どこまで伸びるだろうか。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
6.0→11.1→17.4→25.0→31.8→33.4→34.1→34.3
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8→58.1→64.3→68.2→72.3億円→
過去の作品を完全に調べていないが、過去最高となっただろう。
お盆時期もあったため、通常とは異なる伸びをみせている。
主要作品との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は75.9~78.0億円となる。
この高い伸びはまだまだ続きそうであり、想定できない。

ジブリ作品が参考となるか。
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8→58.1→64.3→68.2→72.3億円→
主要作品との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は80.6~98.2億円となる。
「アリエッティ」対比で考えると83.3億円となる。
さすがにもはや大きくはない伸びないか。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台、3週目まで80億円台、先週まで92億円台と予想したが、84億円台と下方修正したい。
公開前個人予想は42億円台だったので、予想の倍程度稼ぎそうだ。
ヒットするのは分かるが、通常の倍という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。


4位:「ルパン三世」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  23億円台
【公開規模】 307スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは18.0億円となっている。
祝日を含めた6日間の伸びは2.1億円弱程度か。
既に15億円を超えるヒットとなっている。
題材的にはヒットを狙えるものではあるが、面白そうと思わせる要素が個人的に感じられずヒットするはずがないと思っていた。

小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信出演作品。
監督は北村龍平。
さすがに13年「ガッチャマン」トータル4.8億円、12年「映画ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円、11年「ワイルド7」トータル6.5億円を超えるだろう。
ドラマ化もされた12年「映画 妖怪人間ベム」トータル11.7億円、11年「あしたのジョー」トータル11.0億円は下回るだろうと公開前に考えていた。

「ルパン三世」18.0億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「プラチナデータ」20.7億円(トータル26.4億円)
☆「ストロベリーナイト」16.9億円(トータル21.8億円)
☆「劇場版SPEC 結 爻ノ篇」祝17.1億円(トータル20.6億円)
これらとの対比で考えると、「ルパン三世」の興行収入は21.7~23.2億円となる。
それほど伸びるとは思えないので、「ルパン三世」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので大きく外しそうだ。
ルパンのファンがこの映画を見るとは思えず、面白いとも思えず、不思議なヒットだ。

国内映画興行収入ランキング(9月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ジャージー・ボーイズ」(ワーナー)
ブロードウェイミュージカルの映画化。
クリント・イーストウッド監督作品。
アメリカでは有名なミュージカルだと思うが、全米で47百万ドルしか稼げなかった。
扱われているフォー・シーズンズというバンドも日本ではそれほど著名というわけではないだろう。
日本でもヒットはしないと思う。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→04.6→06.2→06.9
☆12年「J・エドガー」トータル3.6億円
OP0.8→02.0→02.7
良くて「J・エドガー」と同程度というところではないか。
クリント・イーストウッド監督という知名度だけでそれなりには稼ぐだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は3億円台と予想したい。
オープニングは7千万円程度か。

国内映画興行収入ランキング(9月3週目その1)

2位:「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(20世紀フォックス)<1週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 15億円台
【公開規模】 712スクリーン
※2D、3Dがあるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
2.1億円(210,925,300円)のオープニングを飾った。
先行公開かつ金曜日から公開されており、トータルでは3.9億円となっている。
公開前に『先行があったのでオープニングは読みにくいが、3日間では4.2億円程度か』と書いたので、予想よりも低かったようだ。
やはり、日本では盛り上がりが感じられず、勢いがないか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「猿の惑星:創世記」トータル24.2億円
4日7.3(OP4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先込3.9(OP2.1)億円→
単純比較はできないが、これとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は12.9億円となる。
アメリカでは現在207百万ドルの大ヒットとなっている。
前作が177百万ドルだったため、17%上昇している。
日本のおいても前作並のヒットになるのは間違いないだろう。
ただ、アメリカのように上昇するかは微妙なところだ。
目新しかった前作を超えずに、日本では逆に15%程度ダウンするのではないかと公開前に書いたが、ダウン率はもっと高そうだ。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7→14.7→15.2→15.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先3.9億円→
先行のパターンが異なるが、これらとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は9.4~10.3億円となる。
さすがに10億円前後で終わるはずはないだろう。
前作の24.2億円の半分はさすがに稼ぐはずであり、6割程度と考えて、「猿の惑星:新世紀」の興行収入は15億円台と予想したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
アメリカでの大ヒットを受けてしまうと、そうそう低くも予想できない。


6位:「柘榴坂の仇討」(松竹)<1週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 255スクリーン
1.0億円(100,389,900円)のオープニングを飾った。
先行公開されていたらしくトータルでは1.1億円弱となっている。
公開前に『オープニングは1.6億円程度か』と書いたので、予想よりもかなり低かった。
地味な時代劇なのでこの結果は仕方がないが、年配層に受けそうだと思い、高めに予想した。

浅田次郎原作作品。
若松節朗監督、中井貴一、阿部寛が主演している。
参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
☆14年「柘榴坂の仇討」
先1.1億円→
これらとの対比で考えると、「柘榴坂の仇討」の興行収入は6.8~9.2億円となる。
コメディ系はヒットしやすいが、本格系はビッグヒットにはなりそうもない。
ただ、評価も良さそうであり、キャストも悪くはなく、コケることもないだろう。
「十三人の刺客」トータル16.0億円以下、「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円以上というところではないかと公開前に書いたが、「最後の忠臣蔵」がライバルとなりそうだ。
ロングセールス込みで「柘榴坂の仇討」の興行収入は8億円台と予想したい。
公開前個人予想は10億円台だったので、やや高すぎたか。
浅田次郎原作、中井貴一主演の03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞・最優秀作品賞ほか各賞受賞)ですら10億円を超えていないので、やはり時代劇は評価が高くても厳しいのか。

全米映画興行収入(9月第3週目)

1位となったのは新作の「The Maze Runner」。
事前には週末3日間で34百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る32.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費34百万ドルはほぼ回収している。
あまり実績のないウェス・ボール監督のSFサスペンス作品。
若者向け小説の映画化。
実績のない若手俳優が出演している。
公開前に『「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」と同様にヒットしそうだ』と書いたが、爆発的ではなくほどほどのヒットとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆14年「ダイバージェント」トータル151百万ドル
OP55→94→114→125→134→140
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆13年「エンダーのゲーム」トータル62百万ドル
OP27→44→54→57→59
☆14年「The Maze Runner」
OP33百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Maze Runner」の興行収入は76~91百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、やや伸びるだろう。
「The Maze Runner」の興行収入は8千万ドル台と予想したい。
製作費が高くないので、十分な結果だろう。


2位となったのは新作の「A Walk Among the Tombstones」。
事前には週末3日間で16百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る13.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費28百万ドルの回収が当面の目標となる。
あまり実績のないスコット・フランク監督作品。
リーアム・ニーソン主演のヒューマンドラマ。
アメリカでは人気のあるサスペンス小説の映画化作品。
公開前に『ヒットしないだろう』と書いたが、さすがはリーアム・ニーソンそれなりのオープニングとなっている。

リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108→118→127
☆10年「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」トータル77百万ドル
OP26→50→63→69→74→75
☆11年「アンノウン」トータル64百万ドル
OP22→43→53→58→61
☆12年「The Grey」トータル52百万ドル
OP20→35→43→48→50
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126→131
☆14年「フライト・ゲーム」トータル92百万ドル
OP29→53→69→79→85→88
☆14年「A Walk Among the Tombstones」
OP13百万ドル→
「96時間」以外の作品との対比で考えると、「A Walk Among the Tombstones」の興行収入は34~41百万ドルとなる。
評価は高いが、地味なサスペンスはヒットしないものだ。
「A Walk Among the Tombstones」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
コケると思っていたので、製作費を回収できれば問題ないだろう。


3位となったのは新作の「This is Where I Leave You」。
事前には週末3日間で11百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや上回る11.9百万ドルのオープニングを飾った。
製作費19.8百万ドルは回収できるだろう。
ショーン・レヴィ監督のコメディ作品。
ジェイソン・ベイトマン、ティナ・フェイが出演している。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまったか。
群像コメディは意外とヒットしないイメージがあったが、実績のあるショーン・レヴィ監督ならば大丈夫と思ったものの、やっぱりヒットしなかった。

ショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081→087
☆11年「リアル・スティール」トータル85百万ドル
OP27→052→067→074→079→082
☆13年「The Internship」トータル45百万ドル
OP17→031→038→042→043→043
☆14年「This is Where I Leave You」
OP12百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「This is Where I Leave You」の興行収入は32~49百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、少しは伸びるだろう。
「This is Where I Leave You」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ショーン・レヴィ監督は連敗となりそうだ。
ジェイソン・ベイトマンの人気がないのだろうか。


4位は2週目の「No Good Deed」。
トータルでは40百万ドルとなっている。
製作費13.2百万ドルは楽に回収した。
イドリス・エルバ、タラジ・P・ヘンソン主演のサスペンス作品。
監督はヒット実績のないサム・ミラー。
公開前に『コケるのではないか』と書いたが、サプライズヒットとなりそうだ。
スターというほど実績のない俳優、実績のない監督、やや暗めの受けそうもないサスペンスという組み合わせでヒットするとは思えなかった。
黒人俳優がキャストされたため、ブラック層が動いたのだろうか。

ハル・ベリー主演の以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ザ・コール [緊急通報指令室] 」トータル52百万ドル
OP17→31→40→45→49
☆14年「No Good Deed」
OP24→40百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は67百万ドルとなる。

今年はブラック層向けの以下の作品がヒットしている。
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Think Like a Man Too」トータル65百万ドル
OP29→48→57→62→64→65→65
☆14年「About Last Night」トータル49百万ドル
OP26→38→44→47→48→48→48
☆14年「No Good Deed」
OP24→40百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は52~71百万ドルとなる。
評価は普通なので、伸びないだろう。
「No Good Deed」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
コメディー作品ならばヒットするのは分かるが、サスペンスまでヒットするとは思わなかった。
今後は注意が必要となりそうだ。


5位は2週目の「Dolphin Tale 2」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費36百万ドルは回収できるだろう。
モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャドが出演しているファミリー作品。
監督は前作に引き続きチャールズ・マーティン・スミス。
公開前に『前作を超えないヒットとなるか』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「イルカと少年」トータル72百万ドル
OP19→37→49→59→64
☆14年「Dolphin Tale 2」
OP16→27百万ドル→
前作との対比で考えると、「Dolphin Tale 2」の興行収入は53百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Dolphin Tale 2」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
前作を下回りそうだが、製作費も高くはなく、この程度でも十分ではないか。


6位は8週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは314百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収は楽に終了し、既に3億ドルを突破している。
4週目でOP時以来の首位に返り咲き、その後3週連続で首位をキープした。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94→177→223→251→275→295→306→314百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾ったが、他の作品よりも伸びが良い。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、かなり伸びるとは思ったが、思った以上に伸びそうだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は3週目まで2億7千万ドル台、4週目に2億9千万ドル台と予想したが、先週に引き続き3億3千万ドル台と予想したい。
伸びが異常に高かった、さすがは今年のサマーシリーズの覇者だ。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


7位は6週目の「Let's Be Cops」。
トータルでは77百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルは楽に回収している。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)のルーク・グリーンフィールド 。
ジェイク・ジョンソン、デイモン・ウェイアンズJr.主演のアクションコメディ作品。
公開前に『意外と悪くはない結果となるのではないか』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットだ。

以下の作品と比較されているようだ。
☆09年「Paul Blart: Mall Cop」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124→128
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Let's Be Cops」
先26→45→57→67→73→77百万ドル→
「Paul Blart: Mall Cop」以外の作品との対比で考えると、「Let's Be Cops」の興行収入は84~84百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないとは思ったが粘りそうだ。
「Let's Be Cops」の興行収入はOP時に6千万ドル台と予想したが、先週まで7千万ドル台と予想したが、8千万ドル台に上方修正したい。
ややサプライズヒットとなりそうだ。
手軽なコメディはやはりヒットする傾向にある。


8位は7週目の「ミュータント・タートルズ」。
トータルでは185百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収は既に完了している。
アクションアドベンチャー作品。
監督は、11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(トータル84百万ドル)、12年「タイタンの逆襲」(トータル84百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
ミーガン・フォックスが出演し、マイケル・ベイがプロデュースしている。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたが、予想以上の大ヒットだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドル
☆91年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅡ」トータル79百万ドル
☆93年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅢ」トータル42百万ドル
☆07年「ミュータント・タートルズ-TMNT-」トータル54百万ドル
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175→181→185百万ドル→
90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドルを超えている。
加速度的に人気を落としたため、それほどヒットしないと思っていた。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175→181→185百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ミュータント・タートルズ」の興行収入は189~192百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、思ったよりも粘りそうだ。
「ミュータント・タートルズ」の興行収入は2週目まで1億5千万ドル台、3週目に1億7千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億9千万ドル台と予想したい。
続編制作も決定しており、ここまで稼げれば大成功といえるのではないか。


9位は2週目の「The Drop」。
トータルでは8百万ドルとなっている。
809スクリーンから1720スクリーンに拡大公開されている。
監督はあまり実績のないMichael Roskam。
トム・ハーディ、ノオミ・ラパス主演のクライムドラマ。
「ミスティック・リバー」「シャッター・アイランド」等のデニス・ルヘイン原作・脚本。
この規模のままならば、「The Drop」の興行収入は1千万ドル台となりそうだが、評価がメチャクチャ高いので、先週に引き続き2千万ドル台まで伸ばすと予想したい。
ただ、クライムドラマはなかなかビッグヒットにはなりにくい。


10位は5週目の「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費11百万ドルは楽に回収している。
監督はあまりヒット実績のないR・J・カトラー。
クロエ・グレース・モレッツ主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするとは思えない』と書いたが、この手の作品は意外と若い女性に人気があるようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「君への誓い」トータル125百万ドル
OP41→85→103→112→117→121
☆14年「The Fault in our Stars」トータル124百万ドル
OP48→81→99→110→116→120
☆14年「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」
OP16→30→39→45→48百万ドル→
これらとの対比で考えると、「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」の興行収入は51~51百万ドルとなる。
評価は高いので、少しは伸びるだろう。
「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」の興行収入はOP時に4千万ドル台と予想したが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費は楽に回収しており、ヒットといえるが、クロエ・グレース・モレッツは知名度の割にブレークしない。
13年「キャリー」トータル35百万ドル、13年「キック・アス2」トータル29百万ドル、10年「モールス」トータル12百万ドルとなっており、少しずつ上がっている感じだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆3Dアニメ作品「The Boxtrolls」
☆デンゼル・ワシントン主演のサスペンス「イコライザー」
「The Boxtrolls」はメジャースタジオではないが、「コララインとボタンの魔女」を手掛けたライカ制作のアニメなのでそれなりに稼ぐだろう。
「イコライザー」もアントワン・フークワ監督作品なので、大ヒットはしないがそれなりに稼ぐはずだ。

国内映画興行収入ランキング(9月2週目その3)

2位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<6週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】  92億円台(2~3週目80億円台、OP時52億円台)
【公開規模】 329スクリーン(先週比+10スクリーン)
2.4億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定68.2億円弱となっている。
1週間の伸びは3.9億円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日9.9→2週目22.8→3週目13.1→4週目12.3→5週目6.2→6週目3.9億円となっている。
夏休みが終わり、勢いは弱まったが、まだまだ好調だ。
どこまで伸びるだろうか。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
6.0→11.1→17.4→25.0→31.8→33.4→34.1→34.3
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8→58.1→64.3→68.2億円→
過去の作品を完全に調べていないが、過去最高となっただろう。
お盆時期もあったため、通常とは異なる伸びをみせている。
主要作品との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は72.6~75.2億円となる。
この高い伸びはまだまだ続きそうであり、想定できない。

ジブリ作品が参考となるか。
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8→58.1→64.3→68.2億円→
これらとの対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は78.6~101.3億円となる。
ひょっとすると100億円近く伸びるかもしれないが、とりあえずは「アリエッティ」対比程度と考えたい。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台、3週目まで80億円台と予想したが、先週に引き続き92億円台と予想したい。
現時点では、どこまで伸びるのかは想定しにくい。
公開前個人予想は42億円台だったのでかなり低すぎたか。
ヒットするのは分かるが、通常の倍以上という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。


6位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<7週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】 52億円台(6週目49億円台、3~4週目43億円台、OP~2週目38億円台)
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 334スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定48.2億円となっている。
1週間の伸びは2.3億円半ば程度だろうか。
前作を楽に超え、既に45億円を突破している。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
9月13日に「伝説の最期編」が公開される前に一伸びしたが、公開されてもまだ勢いは止まらない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9→48.2億円→
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなった。
前作との対比で考えると、本作の興行収入は50.4億円となるが、いつまで公開されるのだろうか。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9→48.2億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は52.0~53.6億円となる。
「伝説の最期編」の上映が始まるので、さすがにもはや大きくは伸びないだろうと思ったら、盛り上がっているのでやはり見ようという者がいるらしい。
公開も終わらないようなので、もうちょっと伸びそうだ。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は2週目まで38億円台、4週目まで43億円台、6週目に49億円台と予想したが、52億円台に上方修正したい。
配給会社の期待値が40億円なので、これを大きく超えそうだ。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったので、低すぎたか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入も相当高くなりそうだ。


7位:「ホットロード」(松竹)<5週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】  25億円台(OP~4週目27億円台)
【配給会社期待値等】 30億円
【公開規模】 301スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定21.2億円弱となっている。
1週間の動きは1.9億円程度だろうか。
20億円を突破している。
松竹は30億円に過大な目標を設定しているらしく、番宣に異常にチカラを入れている成果が出たのではないか。
30億円は微妙としても、松竹としてはビッグヒットとなりそうだ。
20億円くらいに設定していれば期待以上の大ヒットとなるのに、30億円までハードルをあげるとこれだけの大ヒットなのにコケた印象を与えてしまうので、戦略にやや疑問なところがある。

「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」の三木孝浩監督。
能年玲奈、登坂広臣主演による86~87年のコミックの実写化作品。
予告編を初めて観たときは『なんだこの古臭い映画は。ヒットするはずねえな』と思っていたが、この古臭さが意外とじわじわと効いてきて、公開直前には『少しはヒットするのではないか』と思うようになってきた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3→21.2億円→
この手の作品は17億円が標準となりそうだが、楽にクリアできそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ホットロード」の興行収入は24.1~25.1億円となる。
松竹系の実写作品はこの数年18.2~23.2億円程度が最高値となっており、近年の最高値を超えるヒットとなりそうだ。
ただ、もはや伸びは期待しにくいか。
「ホットロード」の興行収入は先週まで27億円台と予想したが、25億円台に下方修正したい。
「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円、「ハナミズキ」トータル28.3億円がライバルとなる。
公開前個人予想は20億円台だったので、やや低すぎたか。
かなり高めに予想したつもりだったが、松竹の非ジャニーズ作品がここまで高い動きになるとは思わなかった。


9位:「フライト・ゲーム」(GAGA)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  5億円台
【公開規模】 198スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.1億円弱となっている。
1週間の伸びは1.8億円半ば程度だろうか。
200スクリーン未満であり、結構優秀な動きとなっている。

リーアム・ニーソン主演のサスペンス作品。
リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先込3日2.0→4.3→5.7→6.5
☆11年公開「アンノウン」トータル2.3億円
OP0.6→1.4→1.9→2.1
☆13年公開「96時間/リベンジ」トータル4.6億円
OP1.1→3.3→4.1
☆14年公開「フライト・ゲーム」
OP1.2→3.1億円→
「96時間」シリーズと同程度の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「フライト・ゲーム」の興行収入は4.3~5.1億円となる。
結構面白かったので、この対比を超えそうだ。

「フライト・ゲーム」3.1億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「LOOPER」3.1億円(トータル5.0億円)
☆「悪の法則」3.3億円(トータル4.9億円)
☆「グランド・イリュージョン」祝3.2億円(トータル4.8億円)
これらとの対比で考えると、「フライト・ゲーム」の興行収入は4.6~5.0億円となる。
もうちょっと伸びると思われるので、「フライト・ゲーム」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
予想しなかったが、もう1億円くらい低めに考えていたと思う。
リーアム・ニーソンの人気は日本でも意外とあるようだ。


10位:「トランスフォーマー/ロストエイジ」(パラマウント)<6週目>
【公開前個人予想】 26億円台
【現時点での興行収入予想】  29億円台(OP~5週目30億円台)
【公開規模】 540スクリーン(先週比-117スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
2.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定27.9億円となっている。
1週間の伸びは7.2千万円半ば程度だろうか。
既に25億円を突破しており、やはりそれなりにヒットしている。
出演者が代わり、思い切って予想をかなり下げたが、関係なかったか。

マイケル・ベイ監督の続編作品。
前作で3部作の第一部が完結し、第二部がスタートする。
主演はマーク・ウォールバーグに代わる。
アメリカでは、「1」が319百万ドル、「2」が402百万ドル、「3」が352百万ドルを稼ぐシリーズだったが、本作は現在245百万ドルしか稼いでいない。
日本でもさすがに前作は下回るだろう。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3→22.9→26.5→27.2→27.9億円→
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は29.6~30.1億円となる。
この対比程度となるだろうか。
なお、「トランスフォーマー/リベンジ」の興行収入が低いのは公開時期が夏休み時期ではなく、6月という中途半端なためであると考えられる。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3→22.9→26.5→27.2→27.9億円→
お盆時期や先行があるので対比しにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は28.9~30.3億円となる。
もはや伸びはないだろう。
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は先週まで30億円台と予想したが、29億円台と下方修正したい。
前作42.5億円の3割減程度となりそうだ。
公開前個人予想は26億円台だったので、それほど悪くはないか。
さすがに実績のある作品だけに、大きくは落ちなかったようだ。
今年公開された「アメイジング・スパイダーマン2」トータル31億円を超えるかが注目となるが、恐らく超えないだろう。


11位:「思い出のマーニー」(東宝)<9週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  35億円台(OP~8週目36億円台)
【公開規模】 351スクリーン(先週比-110スクリーン)
2.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定33.4億円となっている。
1週間の伸びは6.4千万円弱程度だろうか。
既に30億円はなんとか突破している。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.8→2週目6.7→3週目5.3→4週目4.7→5週目5.9→6週目3.0→7週目2.2→8週目1.1→9週目0.6億円となっている。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
お盆時期も夏休みも終わり、ジブリ作品らしく、あまり落ち込みがみられないものの、さすがに勢いが無くなってきたか。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
5週目64.7→73.9→80.3→84.3→86.5→88.1
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
5週目28.5→34.5→37.8→40.1→41.4→42.3
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」トータル24.7億円
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
5週目26.4→29.4→31.6→32.8→33.4億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は35.7~36.0億円となる。
さすがに高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は先週まで36億円台と予想していたが、35億円台に下方修正したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。


12位:「イン・ザ・ヒーロー」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  2億円台(OP時3億円台)
【公開規模】 200スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定1.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.7千万円程度だろうか。
ヒットするはずはないと思ったが、評価は結構良さそうであり、ちょっとは期待していた。相変わらず東映作品は悲惨だ。

唐沢寿明主演のヒューマンドラマ。
今年の東映の実写作品の興行収入は以下のとおり。
☆14年「L・DK」
OP0.7→1.8→2.4→3.2→3.8
☆14年「幕末高校生」
先0.6→1.5
☆14年「偉大なる、しゅららぼん」
OP0.6→1.4
☆14年「喰女-クイメ-」
OP0.4→1.2
☆14年「わたしのハワイの歩きかた」
OP0.2
☆14年「イン・ザ・ヒーロー」
OP0.5→1.4億円→
最終的な数値は不明だが、2~4億円という体たらく。
「L・DK」がマシという結果となっている。
「イン・ザ・ヒーロー」もこれらと同程度の2~3億円だろう。
評価が良いので、OP時に3億円台と予想したが、そこまで伸びそうもない。
「イン・ザ・ヒーロー」の興行収入は2億円台に下方修正したい。
東映は「相棒」も思ったほど稼げず、「プリキュア」と「仮面ライダー」もそろそろ人気の保持にも陰りがあり、改革が必要だろう。


13位:「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)<9週目>
【公開前個人予想】 29億円台
【現時点での興行収入予想】 28億円台(3~6週目30億円台、OP~2週目26億円台)
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定27.5億円となっている。
1週間の伸びは1.8千万円弱程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.9→2週目6.0→3週目4.8→4週目3.9→5週目4.2→6週目2.4→7週目1.6→8週目0.4→9週目0.2億円となっている。
平日の動員もほとんどなく、そろそろ完全に終了か。
公開前に『新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい』と書いたとおりとなりそうだ。
オープニングは、7年ぶりの動員ランキング1位となったようだが、皮肉なものだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
☆14年「XY/破壊の繭とディアンシー」
祝込3日06.0→09.9→14.7→18.7→22.9→25.3→26.9→27.3→27.5億円→
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
近年の作品との対比で考えると、今年の興行収入は28.4~29.0億円となる。
実績のある作品だけに地力があると思ったが、伸びが止まったようだ。
今年の興行収入は2週目まで26億円台、6週目まで30億円台と予想したが、先週に引き続き28億円台と予想したい。
02年の26.7億円を超えたが、昨年の31.7億円を超えるのは無理そうだ。
公開前個人予想は29億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
このまま人気が落ちれば、そのうち「妖怪ウォッチ」に映画化枠を乗っ取られるかもしれない。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(気軽に楽しめられる作品)

テンポも良く、中だるみもなく素直に面白いと思う。様々な伏線を効果的に利用しており、その辺りには上手さは感じられる。
ただ、今年アメリカで公開された最高興行収入となる大ヒットを受けて、期待値を上げ過ぎてしまっていたようだ。
構造的にも「アベンジャーズ」レベルというところではないか。
「アメイジング・スパイダーマン2」「X-MEN:フューチャー&パスト」「マイティ・ソー ダーク・ワールド」よりは面白いが、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」よりは面白くないというところだと思う。

あまり前知識を入れずに、TEDのような性格の悪いアライグマを含む極悪の面々が活躍する映画かと思ったら、真面目な面々が真面目に活躍する意外と真面目に制作された本格的な宇宙を舞台にしたヒーローモノに仕上がっている。
驚くような展開がある映画ではないが、「アベンジャーズ」同様に、正義の味方とは異なる、デコボコなメンバーが集まって、悪を倒すという構造の映画は面白いものだ。
正義の軍隊、正義とも悪党ともいえない集団を織り交ぜることによって、良い混乱を映画にもたらしている。
ただ、多少の言い争いや方向性の違いはあるが、仲間になったら皆仲良しという単純さをもうちょっと複雑にしてもよかったかもしれない。
チームとしての危うさもなく、いざこざが面白い化学反応や結果を生むわけでもなく、その辺りがもったいない部分ではある。

ただ、基本的には単純明快な誰でも楽しめられるファミリー向け作品なので、こういう作りになっても仕方がないところはある。
最近のヒーローモノは、暗く悩むところや、正義とは何かを問うような深さを求められるところがあるので、逆にこういう単純な方向性の作品に仕上げても当然良く、それがアメリカで高い興行収入を生んだといえそうだ。

しかし、主役のスター・ロードの存在感がやや薄い気がする。
ロバート・ダウニーJr.のような強烈な個性は必要ないが、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース程度の存在感は欲しかったところだ。
最後のダンスは意表を突かれたが、パワーが強いわけではなく、頭脳が良いわけでもなく、特殊技能があるわけでもなく、正義感も特別強いわけでもなく、あまり特徴のないヒーローという印象。
作風同様に、特徴のないヒーローという新たな個性を目指したのだろうか。

70~80年代の音楽をもっと使ってくれるとありがたかったが、音楽は劇中で効果的に使用はしているものの、もうちょっと表に出しても良かったような気がした。
ただ、その時代の音楽をかじっていない者をお断りというようにしてしまうのも問題なので、表に強く出せないという判断もあるだろう。

国内映画興行収入ランキング(9月2週目その2)

4位:「ルパン三世」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  23億円台
【公開規模】 307スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは祝日込みで15.9億円半ばとなっている。
祝日を含めた8日間の伸びは5.0億円程度か。
15億円を超えるヒットとなっている。
題材的にはヒットを狙えるものではあるが、面白そうと思わせる要素が個人的に感じられずヒットするはずがないと思っていた。

小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信出演作品。
監督は北村龍平。
さすがに13年「ガッチャマン」トータル4.8億円、12年「映画ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円、11年「ワイルド7」トータル6.5億円を超えるだろう。
ドラマ化もされた12年「映画 妖怪人間ベム」トータル11.7億円、11年「あしたのジョー」トータル11.0億円は下回るだろうかと公開前に考えていた。

「ルパン三世」祝15.9億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「プラチナデータ」16.8億円(トータル26.4億円)
☆「ストロベリーナイト」祝14.6億円(トータル21.8億円)
☆「劇場版SPEC 結 爻ノ篇」14.7億円(トータル20.6億円)
これらとの対比で考えると、「ルパン三世」の興行収入は22.3~25.0億円となる。
それほど伸びるとは思えないので、「ルパン三世」の興行収入は23億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので大きく外しそうだ。
ルパンのファンがこの映画を見るとは思えず、面白そうとも思えず、不思議なヒットだ。


8位:「LUCY/ルーシー」(東宝東和)<3週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台
【公開規模】 205スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定7.7億円となっている。
1週間の伸びは1.7億円程度か。
ヒットするとは思わなかったが、悪くはない動きとなっている。

スカーレット・ヨハンソン主演のSFアクション作品。
監督は、リュック・ベッソン。
アメリカでは現在124百万ドルの大ヒットとなっている。
日本では、アンジェリーナ・ジョリー主演の10年「ソルト」(トータル20.5億円)のようなヒットはないだろう。12年「ボーン・レガシー」トータル8.2億円以下、13年「96時間/リベンジ」トータル4.6億円以上というところかと公開前に書いたが、意外なヒットとなっている。

「LUCY/ルーシー」7.7億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「華麗なるギャツビー」7.2億円(トータル11.3億円)
☆「G.I.ジョー バック2リベンジ」7.8億円(トータル9.9億円)
☆「ホワイトハウス・ダウン」7.8億円(トータル9.9億円)
これらとの対比で考えると、「LUCY/ルーシー」の興行収入は9.8~12.1億円となる。
祝日もあるので、「LUCY/ルーシー」の興行収入は10億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので低すぎたか。
ヒットするとは思えなかったが、スカーレット・ヨハンソンの人気が上がっているのか。


14位:TOKYO TRIBE」(日活)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  2億円台
【公開規模】 118スクリーン(先週比-2スクリーン)
1.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定1.4億円弱となっている。
1週間の伸びは3.4千万円弱程度か。
園子温監督による漫画原作のバイオレンス作品。
ヒットするタイプの映画ではないので、最終的には2億円台となりそうだ。
園子温監督はそろそろヒット作品を出して欲しいところだ。

国内映画興行収入ランキング(9月2週目その1)

1位:「るろうに剣心 伝説の最期編」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 52億円台
【現時点での興行収入予想】  56億円台
【公開規模】 334スクリーン
祝日を含めた13.1億円弱のオープニングを飾った。
土日2日間では9.2億円だったようだ。
先週『祝日を含むオープニング3日間は11.2億円程度か』と書いたので、予想よりも爆発している。
やはり、相当に盛り上がっているようだ。
失敗続きだったワーナーが逆転のホームランを放ったか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9→48.2億円→
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1(OP9.2)億円→
オープニングに集客するタイプの作品なので比較はしにくいが、当然、「るろうに剣心 京都大火編」を超えるだろう。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1(OP9.2)億円→
主要作品との対比で考えて、祝日分を足すと、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は48.6~73.7億円となる。
「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」対比を超える程度の動きと考えて、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は56億円台と予想したい。
公開前個人予想は52億円台だったので、現時点では悪くはない予想となりそうだ。
大きく伸びるかが注目となるが、新規の客層がそれほど多くは増えないだろう。
2作で100億円突破が濃厚となり、とにかくワーナーにとっては過去の失敗を忘れる成功となりそうだ。


3位:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(ディズニー)<1週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】  9億円台
【配給会社期待値等】 「10億円を超える見込み」
【公開規模】 595スクリーン
※2D、3D、字幕、吹替版があるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
土日2日間で2.2億円半ばのオープニングを飾った。
先週『祝日を含めたオープニング3日は2.2億円程度か』と書いたので、予想よりも高かったようだ。
期間限定の高校生以下500円均一キャンペーンが効いたようだ。

マーベルコミック原作のアクション作品。
今年のアメリカのサマーシリーズを制した大作映画であり、将来的には「アベンジャーズ」に絡んでくる可能性もある。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年公開「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年公開「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2(OP0.9)→2.2→2.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆14年公開「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP1.9→3.7→5.1→5.7→6.1
☆14年公開「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP2.0→4.1→5.6→6.5→6.8
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP2.2億円→
主要作品との対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は9.8~13.8億円となる。
高校生以下の動員が少なくなりそうであり、伸びがあるかが注目となる。
日本でヒットしそうなタイプではなく、それほど伸びないだろう。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を超えるレベルと考えて、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は9億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低かったか。
ユニークな雰囲気もあるので、他のマーベル系よりも高く予想してもよかったかもしれない。


5位:「舞妓はレディ」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  8億円台
【公開規模】 300スクリーン
土日2日間では1.1億円のオープニングを飾った。
公開前に『祝日を含めたオープニング3日は1.7億円程度か』と書いたので、ほぼ予想通りとなっている。
予告編を観た時のファーストインプレッションはメチャクチャつまらなそうな映画だなとヒットするはずなさそうだと思った。
「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」と話題作を制作してきた周防正行監督作品であり、舞妓というネタは意外と受けるというところもあるので、予想が非常に難しい。
周防正行監督の「終の信託」(トータル3.3億円)のような悲惨なことにはならないと思うが、ヒットもせずコケもせずという中途半端な結果となるのではないかと書いたとおりとなりそうだ。

「舞妓はレディ」1.1億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2013>
☆「奇跡のリンゴ」1.3億円(トータル10.2億円)
☆「舟を編む」1.1億円(トータル8.3億円)
☆「県庁おもてなし課」1.2億円(トータル6.9億円)
これらとの対比で考えると、「舞妓はレディ」の興行収入は6.3~8.6億円となる。
年配層向けの映画のように思われるので、伸びはあるだろう。
「舞妓はレディ」の興行収入は8億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
きちんと伸びるかが注目となるが、評価は悪くなさそうなので大丈夫だろう。

国内映画興行収入ランキング(9月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(20世紀フォックス)
前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
アメリカでは現在207百万ドルの大ヒットとなっている。
前作が177百万ドルだったため、17%上昇している。
日本のおいても前作並のヒットになるのは間違いないだろう。
ただ、アメリカのように上昇するかは微妙なところだ。
目新しかった前作を超えずに、日本では逆に15%程度ダウンするのではないか。
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の興行収入は20億円台と予想したい。
先行があったのでオープニングは読みにくいが、3日間では4.2億円程度か。


◎「柘榴坂の仇討」(松竹)
浅田次郎原作作品。
若松節朗監督、中井貴一、阿部寛が主演している。
参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
コメディ系はヒットしやすいが、本格系はビッグヒットにはなりそうもない。
ただ、評価も良さそうであり、キャストも悪くはなく、コケることもないだろう。
「十三人の刺客」トータル16.0億円以下、「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円以上というところではないか。
浅田次郎原作、中井貴一主演の03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞・最優秀作品賞ほか各賞受賞)ですら10億円を超えていないのは気になるが、ロングセールス込みで10億円台と予想したい。
オープニングは1.6億円程度か。

全米映画興行収入(9月第2週目)

1位となったのは新作の「No Good Deed」。
事前には週末3日間で19百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る24.3百万ドルのオープニングを飾った。
製作費13.2百万ドルは楽に回収した。
イドリス・エルバ、タラジ・P・ヘンソン主演のサスペンス作品。
監督はヒット実績のないサム・ミラー。
公開前に『コケるのではないか』と書いたが、サプライズヒットとなりそうだ。
スターというほど実績のない俳優、実績のない監督、やや暗めの受けそうもないサスペンスという組み合わせでヒットするとは思えなかった。
黒人俳優がキャストされたため、ブラック層が動いたのだろうか。

ハル・ベリー主演の以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ザ・コール [緊急通報指令室] 」トータル52百万ドル
OP17→31→40→45→49
☆14年「No Good Deed」
OP24百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は73百万ドルとなる。

今年はブラック層向けの以下の作品がヒットしている。
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Think Like a Man Too」トータル65百万ドル
OP29→48→57→62→64→65→65
☆14年「About Last Night」トータル49百万ドル
OP26→38→44→47→48→48→48
☆14年「No Good Deed」
OP24百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は45~77百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので伸びないだろう。
「No Good Deed」の興行収入は5千万ドル台と予想したい。
コメディー作品ならばヒットするのは分かるが、サスペンスまでヒットするとは思わなかった。
今後は注意が必要となりそうだ。


2位となったのは新作の「Dolphin Tale 2」。
事前には週末3日間で17百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る15.9百万ドルのオープニングを飾った。
製作費36百万ドルは回収できるだろう。
モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャドが出演しているファミリー作品。
監督は前作に引き続きチャールズ・マーティン・スミス。
公開前に『前作を超えないヒットとなるか』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「イルカと少年」トータル72百万ドル
OP19→37→49→59→64
☆14年「Dolphin Tale 2」
OP16百万ドル→
前作との対比で考えると、「Dolphin Tale 2」の興行収入は61百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Dolphin Tale 2」の興行収入は5千万ドル台と予想したい。
前作を下回りそうだが、製作費も高くはなく、この程度でも十分ではないか。


3位は7週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは306百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収は既に終了し、ついに3億ドルを突破している。
4週目でOP時以来の首位に返り咲き、その後3週連続で首位をキープした。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94→177→223→251→275→295→306百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾ったが、他の作品よりも伸びが良い。
これらとの対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は313~317百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、かなり伸びるとは思ったが、思った以上に伸びそうだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は3週目まで2億7千万ドル台、4週目に2億9千万ドル台と予想したが、先週に引き続き3億3千万ドル台と予想したい。
伸びが異常に高かった、さすがは今年のサマーシリーズの覇者だ。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


4位は6週目の「ミュータント・タートルズ」。
トータルでは181百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収は既に完了している。
アクションアドベンチャー作品。
監督は、11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(トータル84百万ドル)、12年「タイタンの逆襲」(トータル84百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
ミーガン・フォックスが出演し、マイケル・ベイがプロデュースしている。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたが、予想以上の大ヒットだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドル
☆91年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅡ」トータル79百万ドル
☆93年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅢ」トータル42百万ドル
☆07年「ミュータント・タートルズ-TMNT-」トータル54百万ドル
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175→181百万ドル→
90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドルを超えている。
加速度的に人気を落としたため、それほどヒットしないと思っていた。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175→181百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ミュータント・タートルズ」の興行収入は187~192百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、思ったよりも粘りそうだ。
「ミュータント・タートルズ」の興行収入は2週目まで1億5千万ドル台、3週目に1億7千万ドル台と予想したが、先週に引き続き1億9千万ドル台と予想したい。
続編制作も決定しており、ここまで稼げれば大成功といえるのではないか。


5位は5週目の「Let's Be Cops」。
トータルでは73百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルは楽に回収している。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)のルーク・グリーンフィールド 。
ジェイク・ジョンソン、デイモン・ウェイアンズJr.主演のアクションコメディ作品。
公開前に『意外と悪くはない結果となるのではないか』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットだ。

以下の作品と比較されているようだ。
☆09年「Paul Blart: Mall Cop」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124→128
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Let's Be Cops」
先26→45→57→67→73百万ドル→
「Paul Blart: Mall Cop」以外の作品との対比で考えると、「Let's Be Cops」の興行収入は84~84百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Let's Be Cops」の興行収入はOP時に6千万ドル台と予想したが、先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ややサプライズヒットとなりそうだ。
手軽なコメディはやはりヒットする傾向にある。


6位となったのは新作の「The Drop」。
4.1百万ドルのオープニングを飾った。
809スクリーンながらランクインしてきた。
監督はあまり実績のないMichael Roskam。
トム・ハーディ、ノオミ・ラパス主演のクライムドラマ。
「ミスティック・リバー」「シャッター・アイランド」等のデニス・ルヘイン原作・脚本。
この規模のままならば、「The Drop」の興行収入は1千万ドル台となりそうだが、評価がメチャクチャ高いので、2千万ドル台まで伸ばしそうだ。
ただ、クライムドラマはなかなかビッグヒットにはなりにくい。


7位は4週目の「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」。
トータルでは45百万ドルとなっている。
製作費11百万ドルは楽に回収している。
監督はあまりヒット実績のないR・J・カトラー。
クロエ・グレース・モレッツ主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするとは思えない』と書いたが、この手の作品は意外と若い女性に人気があるようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「君への誓い」トータル125百万ドル
OP41→85→103→112→117→121
☆14年「The Fault in our Stars」トータル124百万ドル
OP48→81→99→110→116→120
☆14年「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」
OP16→30→39→45百万ドル→
これらとの対比で考えると、「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」の興行収入は50~51百万ドルとなる。
評価は高いので、少しは伸びるだろう。
「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」の興行収入はOP時に4千万ドル台と予想したが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費は楽に回収しており、ヒットといえるが、クロエ・グレース・モレッツは知名度の割にブレークしない。
13年「キャリー」トータル35百万ドル、13年「キック・アス2」トータル29百万ドル、10年「モールス」トータル12百万ドルとなっており、少しずつ上がっている感じだ。


8位は3週目の「スパイ・レジェンド」。
トータルでは23百万ドルとなっている。
監督はロジャー・ドナルドソン。
ピアース・ブロスナン主演のアクション作品。
オルガ・キュリレンコが出演している。
公開前に『あまり稼がないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ロジャー・ドナルドソン監督作品は地味すぎてビッグヒットにならない。
03年「リクルート」トータル53百万ドル
OP16→30→39→44
☆08年「バンク・ジョブ」トータル30百万ドル
OP06→13→20→24
☆14年「スパイ・レジェンド」
先10(OP08)→18→23百万ドル→
これらとの対比で考えると、「スパイ・レジェンド」の興行収入は31~35百万ドルとなる。
評判はそれほど悪くはない程度であり、もはや伸びないだろう。
「スパイ・レジェンド」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
007は007シリーズだからヒットするのであり、看板が異なればヒットすることはない。


9位は5週目の「The Giver」。
トータルでは41百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は既に完了している。
監督は、10年「ソルト」(トータル118百万ドル)のフィリップ・ノイス。
ジェフ・ブリッジス、メリル・ストリープが出演している。
若者向け小説を原作とするファンタジードラマ。
公開前に『ヒットしないが、ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

この手の作品は一部を除き、ヒットしていない。
☆13年「The Mortal Instruments: City of Bones」トータル31百万ドル
先14(OP09)→23→28→30
☆13年「The Host」トータル27百万ドル
OP11→20→23→25
☆13年「Beautiful Creatures」トータル19百万ドル
先10(OP08)→17→19→19
☆14年「The Giver」
OP12→24→32→38→41百万ドル→
評価はそれほど悪くはない程度だが、キャストのためか、さすがにこれらよりも伸びが高い。
「The Giver」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
ただ、名優が出演してもさすがに大ヒットはしないようだ。


10位は6週目の「The Hundred-Foot Journey」。
トータルでは49百万ドルとなっている。
製作費22百万ドルの回収は既に終了している。
ラッセ・ハルストレム監督のヒューマンドラマ作品。
ヘレン・ミレンが主演している。
公開前に『少しは稼ぐだろう』と書いた以上のヒットとなりそうだ。

ラッセ・ハルストレム監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77
☆13年「セイフ ヘイヴン」トータル71百万ドル
木30(OP21)→48→57→63→67
☆14年「The Hundred-Foot Journey」
OP11→24→33→40→46→49百万ドル→
評価はかなり高いので、少しは伸びるだろう。
「The Hundred-Foot Journey」の興行収入は3週目まで3千万ドル台と予想したが、先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
ヒットが望まれる作品ではないため、サプライズヒットとなったのではないか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆SFサスペンス「The Maze Runner」
☆ショーン・レヴィ監督のコメディ「This is Where I Leave You」
☆リーアム・ニーソン主演のヒューマンドラマ「A Walk Among the Tombstones」
「The Maze Runner」は「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」と同様にヒットしそうだ。
「This is Where I Leave You」はそれなりにヒットしそうだ。
「A Walk Among the Tombstones」はヒットしないだろう。

国内映画興行収入ランキング(9月1週目その4)

11位:「マレフィセント」(ディズニー)<10週目>
【公開前個人予想】 23億円台
【現時点での興行収入予想】 66億円台(6週目63億円台、OP~5週目58億円台)
【公開規模】 389スクリーン(先週比-33スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
3.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定64.6億円弱となっている。
1週間の伸びは8.5千万円程度だろうか。
既に60億円を突破する大ヒット作品となっている。
ここまでヒットするとは思わなかった。
ディズニーは爆発するようであり、甘く見過ぎたか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP6.9→2週目12.7→3週目10.9→4週目9.9→5週目6.4→6週目5.4→7週目6.4→8週目3.0→9週目2.0→10週目0.9億円となっている。
お盆時期が終わり、ようやく伸びが止まってきたか。

アンジェリーナ・ジョリー主演の『眠れる森の美女』を題材にしたファンタジー作品。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「アリス・イン・ワンダーランド」トータル118.0億円
5週目93.4→101.0→107.1→111.5→113.8→115.4
☆11年公開「三銃士 王妃の首飾りと~」トータル19.5億円
金3.7→10.1→13.4→15.8→17.8→18.7
☆11年公開「ガリバー旅行記」トータル15.6億円
金2.8→05.9→09.3→14.1→15.0→15.4
☆12年公開「スノーホワイト」トータル17.1億円
金3.7→08.5→12.3→14.4→15.9→16.8
☆13年公開「オズ はじまりの戦い」トータル17.8億円
金3.4→08.0→11.9→14.4→16.3→17.1
☆14年「マレフィセント」
5週目47.0→52.4→58.8→61.8→63.7→64.6億円→
「アリス」との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は66.1億円となる。
夏休み時期でもあり、これ以上稼いでもおかしくない。

以下の作品がライバルとなるか。
☆11年公開「ハリー・ポッター 死の秘宝PartⅡ」トータル96.7億円
5週目74.3→83.9→88.6→91.8→93.6→94.8
☆11年公開「POC/生命の泉」トータル88.7億円
5週目71.0→77.1→81.3→84.3→86.2→87.4
☆11年公開「ミッション:インポッシブル」トータル53.8億円
5週目44.4→47.7→50.0→51.6→52.6→53.1
☆12年公開「レ・ミゼラブル」トータル58.9億円
5週目33.6→37.7→41.8→45.2→48.1→50.2
☆14年「マレフィセント」
5週目47.0→52.4→58.8→61.8→63.7→64.6億円→
主要作品との対比で考えると、「マレフィセント」の興行収入は65.5~65.9億円となる。
「パイレーツ」以下、「レ・ミゼラブル」「ミッション」以上となりそうだ。
「マレフィセント」の興行収入は5週目まで58億円台、6週目に63億円台と予想したが、先々週に引き続き66億円台と予想したい。
公開前個人予想は23億円台だったので、だいぶ低かった。
「アナと雪の女王」同様、この手のファミリー向け作品はやや読みにくいところがある。


12位:「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)<8週目>
【公開前個人予想】 29億円台
【現時点での興行収入予想】 28億円台(3~6週目30億円台、OP~2週目26億円台)
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定27.3億円となっている。
1週間の伸びは4.2千万円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.9→2週目6.0→3週目4.8→4週目3.9→5週目4.2→6週目2.4→7週目1.6→8週目0.4億円となっている。
8週目にして完全に終了か。
公開前に『新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい』と書いたが、どうなるだろうか。
オープニングは、7年ぶりの動員ランキング1位となったようだが、皮肉なものだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
☆14年「XY/破壊の繭とディアンシー」
祝込3日06.0→09.9→14.7→18.7→22.9→25.3→26.9→27.3億円→
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
近年の作品との対比で考えると、今年の興行収入は28.3~29.0億円となる。
実績のある作品だけに地力があると思ったが、伸びが止まったようだ。
今年の興行収入は2週目まで26億円台、6週目まで30億円台と予想したが、28億円台に下方修正したい。
02年の26.7億円を超えたが、昨年の31.7億円を超えるのは無理そうだ。
公開前個人予想は29億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
このまま人気が落ちれば、そのうち「妖怪ウォッチ」に映画化枠を乗っ取られるかもしれない。


13位:「GODZILLA ゴジラ」(ワーナー・東宝)<7週目>
【公開前個人予想】 48億円台
【現時点での興行収入予想】 31億円台(3~5週目32億円台、OP~2週目38億円台)
【公開規模】 427スクリーン(先週比±0スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
2.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定30.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは7.3千万円半ば程度だろうか。
30億円を突破したようだ。
公開前に『全米では現在199百万ドルの大ヒットとなっている。日本でも当然大ヒットするだろう。題材的にサプライズヒットになる可能性もある』と書いたとおり、さすがに当然ヒットするだろう作品がヒットしただけだ。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2→33.5
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8→41.0
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円(参考※秋公開作品)
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9→35.4
☆14年「GODZILLA ゴジラ」
金06.8→15.6→20.5→26.2→28.5→29.9→30.7億円→
これらとの対比で考えると、「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は31.3~32.1億円となる。
純粋なエンターテイメント作品にはなっていないので、想定していた通常よりも高い伸びは期待できないかもしれない。
「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は2週目まで38億円台、5週目まで32億円台と予想したが、31億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は48億円台だったので高すぎたか。
単純なエンターテイメント作品ならば、ムーブメントが起きるかと思ったが、内容的にその期待はしにくかった。
ただ、30億円を突破していれば、とりあえずは合格点だろう。

『思い出のマーニー』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(それほど悪くはない)

北海道の湿地を舞台に、孤独で繊細な少女の心を丁寧に描いた作品であり、面白味には多少欠けるが、高いレベルの作品と思われる。

血が繋がらない“おばさん”と称する女性と暮らす孤独な少女に対して、それ以上に心の闇を持つ祖母の魂が暖かく見守り、少女の心の闇に対して光を照らしていくという感動作品に仕上がっている。
苦しいのは自分だけではない、自分は一人ではない、見守ってくれる人たちはたくさんいるということを本作を通して伝えているのだろう。

役所から補助金をもらっているということ自体は特に意味はなく、一般の子供とは異なる“普通”ではない自分に違和感や苛立ちを覚えて、自己嫌悪に繋がっているのだろう。
おばさんの過保護さも真の愛情ではなく、補助金をもらっている後ろめたさによるものという子供ならではの解釈により、どんどんとヒネくれていってしまう。
真の愛情とは、過保護に接することではなく、子供を突き放し、お互いに見つめ直し、お互いに心を打ち解けあい、強固な関係を築いていくものなのかもしれない。

現実でもなければ、夢でも幻でもない世界を現実に近い、やや直球気味に描いており、杏奈とマーニーの交流シーンはもうちょっとアニメ作品ならではの工夫があってもよかったかもしれない。
“サイロ”というもので杏奈とマーニーの心の闇を表現しているが、ファンタジー的な方向には進みたくなかったのか。

国内映画興行収入ランキング(9月1週目その3)

7位:「トランスフォーマー/ロストエイジ」(パラマウント)<5週目>
【公開前個人予想】 26億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台
【公開規模】 657スクリーン(先週比-36スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
6.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定27.2億円となっている。
1週間の伸びは7.0千万円半ば程度だろうか。
25億円を突破しており、やはりそれなりにヒットしている。
出演者が代わり、思い切って予想をかなり下げたが、関係なかったか。

マイケル・ベイ監督の続編作品。
前作で3部作の第一部が完結し、第二部がスタートする。
主演はマーク・ウォールバーグに代わる。
アメリカでは、「1」が319百万ドル、「2」が402百万ドル、「3」が352百万ドルを稼ぐシリーズだったが、本作は現在245百万ドルしか稼いでいない。
日本でもさすがに前作は下回るだろう。

過去の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「トランスフォーマー」トータル40.1億円
OP6.3→16.0→28.5→32.1→35.4→37.2→祝38.9→39.4
☆09年公開「トランスフォーマー/リベンジ」トータル23.2億円
先金5.6→12.1→16.5→19.4→20.8→21.9
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3→22.9→26.5→27.2億円→
これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は30.3~30.8億円となる。
この対比程度となるだろうか。
なお、「トランスフォーマー/リベンジ」の興行収入が低いのは公開時期が夏休み時期ではなく、6月という中途半端なためであると考えられる。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年公開「トランスフォーマー/ロストエイジ」
金06.5→18.3→22.9→26.5→27.2億円→
お盆時期や先行があるので対比しにくいが、これらとの対比で考えると、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は29.3~31.5億円となる。
「トランスフォーマー/ロストエイジ」の興行収入は先々週に引き続き30億円台と予想したい。
前作42.5億円の3割減程度となりそうだ。
公開前個人予想は26億円台だったので、低すぎたか。
さすがに実績のある作品だけに、大きくは落ちなかったようだ。
今年公開された「アメイジング・スパイダーマン2」トータル31億円を超えるかが注目となる。


9位:「思い出のマーニー」(東宝)<8週目>
【公開前個人予想】 40億円前後
【現時点での興行収入予想】  36億円台
【公開規模】 461スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは31.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.2億円半ば程度だろうか。
30億円をようやく突破した。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.8→2週目6.7→3週目5.3→4週目4.7→5週目5.9→6週目3.0→7週目2.2→8週目1.1億円となっている。
派手さがない作品だけに、オープニングはおとなしいだろうと思っていたが、ジブリ作品らしくしっかりと伸びていくものだろうと思っていた。
お盆時期も終わったが、ジブリ作品らしく、あまり落ち込みがみられないものの、さすがに勢いが無くなってきたか。
「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督作品。
公開前に『ストーリーがよく分からず、大ヒットするタイプの映画ではない。ジブリ作品なのでヒットはするだろうが、爆発的な高い興行収入にはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ジブリ関係映画の興行収入は以下の通り(数字が正しいかは不明)。
☆84年「風の谷のナウシカ」7.6億円(※配給収入)
☆86年「天空の城ラピュタ」5.8億円(※配給収入)
☆88年「となりのトトロ」「火垂るの墓」5.9億円(※配給収入)
☆89年「魔女の宅急便」21.5億円(※配給収入)
☆91年「おもいでぽろぽろ」18.7億円(※配給収入)
☆92年「紅の豚」28.0億円(※配給収入)
☆94年「平成狸合戦ぽんぽこ」26.3億円(※配給収入)
☆95年「耳をすませば」18.5億円(※配給収入)
☆97年「もののけ姫」193億円(※配給収入113.0億円)
☆99年「ホーホケキョとなりの山田くん」15.6億円
☆01年「千と千尋の神隠し」トータル304.9億円
☆02年「猫の恩返し」トータル64.6億円
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
5週目64.7→73.9→80.3→84.3
☆11年「コクリコ坂から」トータル44.6億円
5週目28.5→34.5→37.8→40.1
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆13年「かぐや姫の物語」トータル24.7億円
OP2.8→8.0→11.1→13.4→祝15.5→17.4→19.8→祝21.2
☆14年「思い出のマーニー」
5週目26.4→29.4→31.6→32.8億円→
「コクリコ坂から」とほぼ同程度のオープニングなので悲観する必要はなさそうだ。
公開前に『「借りぐらしのアリエッティ」を下回るのは当然だろう。「コクリコ坂から」以下、「かぐや姫の物語」以上というところか』と書いたとおりとなりそうだ。
3連休公開作品「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」との対比で考えると、「思い出のマーニー」の興行収入は36.0~36.5億円となる。
さすがに高い伸びは期待できそうもない。
「思い出のマーニー」の興行収入は先々週に引き続き36億円台と予想したい。
「コクリコ坂から」「かぐや姫の物語」を考えると、妥当なところだと思う。
公開前個人予想は40億円前後だったので、やや高かったが、悪くはない予想となりそうだ。
ジブリ作品だけにそうそう低くは予想しにくい。


10位:「イントゥ・ザ・ストーム」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】  6億円台
【公開規模】 371スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定4.8億円となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
ヒットというほどヒットはしていないが、コケてもいない。
「トランセンデンス」「エージェント:ライアン」「ロボコップ」「300帝国の進撃」よりも高い動きとなっている。

製作費5千万ドルの中規模映画。
公開前に『日本ではほぼ無名に近い俳優陣なのでヒットすることはない。アメリカですらヒットしなかった』と書いたが、パニックムービーなのであまり関係ないようだ。

「イントゥ・ザ・ストーム」4.8億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「ジャックと天空の巨人」4.5億円(トータル5.5億円)
☆「LOOPER」4.1億円(トータル5.0億円)
☆「悪の法則」4.3億円(トータル4.9億円)
これらとの対比で考えると、「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は5.5~5.9億円となる。
連休もあり、多少伸びるかもしれない。
「イントゥ・ザ・ストーム」の興行収入は先々週に引き続き6億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので、低すぎたか。
パニックアクションムービーはやや当たりやすいところもあるようだ。

『フライト・ゲーム』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  A(レベルの高いサスペンス)

期待していなかったためか、思ったよりも面白い作品。
原題の「Non-Stop」というタイトルのとおり、面白さが止まらずに持続している。
先が全く読めない展開、犯人が全く分からない展開のため、最後まで息つく暇がなく、集中力が持続される。
犯人が分かり、イマイチな動機が語られると、やや面白味を欠くところはあるものの、犯人捜しがメインの作品ではないので、特に気にする必要はあるまい。

犯人正解率3.7%をウリにしているように、犯人を予想することはかなり難しい。
ただ、怪しい者が逆にいないということも、犯人を気にすることもなく、ストーリーに集中できるようになっている。
犯人捜しというよりも、飛行機という閉鎖的な空間、特定多数の容疑者、メールによる犯人とのやり取りを上手く利用している点を評価すべきだ。

リーアム・ニーソンの渋さも本作にはマッチしている。
飛行機を怖がる少女のあやし方によりCAの心を掴み、自分への疑いが掛かる中での数少ない仲間にしている。
心の痛み、後悔を抱えたという設定、青いリボンというリボンがリーアム・ニーソンに不思議とハマり、サスペンスアクションにやや深みを増している。
ジュリアン・ムーアも存在感はあったが、作品的に上手く機能しているわけではないので、もうちょっと役割があってもよかったか。
ジュリアン・ムーアだけではなく、TSAの動きもやや効果的には機能していなかったような気がする。
乗員の動き、乗務員の動きにも難がなくはないが、必要最低限には機能していたと思われる。

ジャウマ・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンのコンビは「アンノウン」と同様だが、なかなか面白い設定の作品であり、またこのコンビを観たいものだ。
リーアム・ニーソンは「96時間」シリーズ以外だけではなく、様々な作品で調子が良い。

国内映画興行収入ランキング(9月1週目その2)

1位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】  92億円台(2~3週目80億円台、OP時52億円台)
【公開規模】 319スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.7億円を週末に稼ぎ、トータルでは64.3億円弱となっている。
1週間の伸びは6.2億円弱程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日9.9→2週目22.8→3週目13.1→4週目12.3→5週目6.2億円となっている。
夏休みが終わり、勢いは弱まったが、まだまだ好調だ。
どこまで伸びるだろうか。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
6.0→11.1→17.4→25.0→31.8→33.4→34.1→34.3
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8→58.1→64.3億円→
過去の作品を完全に調べていないが、過去最高となっただろう。
お盆時期もあったため、通常とは異なる伸びをみせている。
主要作品との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は71.3~80.8億円となる。
この高い伸びはまだまだ続きそうであり、想定できない。

ジブリ作品が参考となるか。
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
3日15.7(OP10.3)→32.3→52.6→72.1→99.4→111.7→127.2
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
3日13.5(OP09.0)→26.2→39.8→50.3→64.7→073.9→080.3
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8→58.1→64.3億円→
これらとの対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は81.8~106.2円となる。
ひょっとすると100億円近く伸びるかもしれないが、とりあえずは「アリエッティ」対比程度と考えたい。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台、3週目まで80億円台と予想したが、92億円台と上方修正したい。
現時点では、どこまで伸びるのかは想定しにくい。
公開前個人予想は42億円台だったのでかなり低すぎたか。
ヒットするのは分かるが、通常の倍以上という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。


3位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<6週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】 49億円台(3~4週目43億円台、OP~2週目38億円台)
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 334スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.6億円を週末に稼ぎ、トータルでは45.8億円半ばとなっている。
1週間の伸びは3.5億円弱程度だろうか。
前作を楽に超え、45億円を突破してしまった。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
9月13日に「伝説の最期編」が公開される前に一伸びしたようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9億円→
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなった。
前作との対比で考えると、本作の興行収入は49.7億円となるが、ほぼ公開は終わるだろうから、もう伸びないだろう。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は49.7~54.4億円となる。
「伝説の最期編」の上映が始まるので、さすがにもはや大きくは伸びないだろう。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は2週目まで38億円台、4週目まで43億円台と予想したが、49億円台に上方修正したい。
配給会社の期待値が40億円なので、これを超えそうだ。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったので、低すぎたか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入も相当高くなりそうだ。


4位:「ホットロード」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】  27億円台
【配給会社期待値等】 30億円
【公開規模】 301スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.3億円を週末に稼ぎ、トータルでは19.3億円弱となっている。
1週間の動きは3.1億円半ば程度だろうか。
20億円突破が迫ってきた。
松竹は30億円に過大な目標を設定しているらしく、番宣に異常にチカラを入れている成果が出たのではないか。
30億円は微妙としても、松竹としてはビッグヒットとなりそうだ。
20億円くらいに設定していれば期待以上の大ヒットとなるのに、30億円までハードルをあげるとこれだけの大ヒットなのにコケた印象を与えてしまうので、戦略にやや疑問なところがある。

「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」の三木孝浩監督。
能年玲奈、登坂広臣主演による86~87年のコミックの実写化作品。
予告編を初めて観たときは『なんだこの古臭い映画は。ヒットするはずねえな』と思っていたが、この古臭さが意外とじわじわと効いてきて、公開直前には『少しはヒットするのではないか』と思うようになってきた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3億円→
この手の作品は17億円が標準となりそうだが、楽にクリアできそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ホットロード」の興行収入は24.2~26.9億円となる。
松竹系の実写作品はこの数年18.2~23.2億円程度が最高値となっており、近年の最高値を超えるヒットとなりそうだ。
連休もあるので、もうちょっと伸びそうだ。
「ホットロード」の興行収入は先々週に引き続き27億円台と予想したい。
「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円、「ハナミズキ」トータル28.3億円がライバルとなる。
公開前個人予想は20億円台だったので、低すぎたか。
かなり高めに予想したつもりだったが、松竹の非ジャニーズ作品がここまで高い動きになるとは思わなかった。

気になる映画ニュース(9月第1週目)

☆「ターミネーター」新シリーズの公開日が決定
3部作予定で制作される新シリーズ。
1作目が2015年7月1日、2作目が2017年5月19日、3作目が2018年6月29日に公開される。
監督は、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のアラン・テイラー。
アーノルド・シュワルツェネッガーのほかには、サラ・コナー役にエミリア・クラーク、大人のジョン・コナー役にジェイソン・クラーク、カイル・リース役にジェイ・コートニーが決定している。
現在保有している映画化権が2019年に無くなるため、制作を急いでいる状況にある。
1作目の興行収入次第で2~3作目の制作が決まりそうだ。
この日程ならば、2~3作目は恐らく同時に撮影するだろう。


☆「宇宙戦艦ヤマト」がハリウッドで実写映画化へ
「ミッション:インポッシブル」最新版を監督中のクリストファー・マッカリーが企画をスタジオに持ち込み、監督を手掛けることに決定したようだ。
2017年か2018年に公開をしたいという希望があるようだが、2015年中に脚本を書き上げて、俳優を固めて、2016年に撮影開始、CG処理を行うとなると、やはり2017年の年末時期か、2018年の夏頃となりそうだ。
「ゴジラ」がヒットして、日本のネタがハリウッドの対象となっていきそうだ。
果たして、日本人キャストは起用されるのだろうか。


☆「ミュータント・タートルズ」の日本公開日が変更
今年の12月19日に公開を予定していたが、2015年初頭に公開日が変更された。
アメリカでそこそこヒットしており、より多くの人に見てもらえるタイミングに変更したようだが、初頭よりも年末に公開した方が絶対に興行収入的にはプラスに働くはずだ。
謎の公開日変更だが、「妖怪ウォッチ」の映画化作品と公開日がぶつかるため、公開日を変更したのかもしれない。

国内映画興行収入ランキング(9月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「るろうに剣心 伝説の最期編」(ワーナー)
「るろうに剣心 京都大火編」が45億円を超えており、盛り上がりを感じられる。
本作も大ヒットするだろう。
立て続けに続編が制作される作品としては、「劇場版SPEC」が27.5億円→20.6億円、「僕等がいた」25.2億円→17.2億円、「GANTZ」34.5億円→28.2億円、「SP」36.3億円→33.3億円、「のだめカンタービレ」41.0億円→37.2億円という下げるケースもあるが、「20世紀少年」39.5億円→30.1億円→44.1億円、「デスノート」28.5億円→52.0億円という上昇するケースもある。
悪くて微減、良くて微増というところだろう。
2作で100億円というキリが良い数字を狙うと思うので、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は52億円台と予想したい。
祝日を含むオープニング3日間は11.2億円程度か。


◎「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(ディズニー)
マーベルコミック原作のアクション作品。
今年のアメリカのサマーシリーズを制した大作映画であり、将来的には「アベンジャーズ」に絡んでくる可能性もある。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年公開「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年公開「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2(OP0.9)→2.2→2.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆14年公開「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP1.9→3.7→5.1→5.7→6.1
☆14年公開「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP2.0→4.1→5.6→6.5→6.8
日本でヒットしそうなタイプではなく、「アベンジャーズ」「アイアンマン」以外の作品と同程度となるだろうか。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」レベルと考えて、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は7億円台と予想したい。
祝日を含めたオープニング3日は2.2億円程度か。


☆「舞妓はレディ」(東宝)
予告編を観た時のファーストインプレッションはメチャクチャつまらなそうな映画だなとヒットするはずなさそうだと思った。
「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」と話題作を制作してきた周防正行監督作品であり、舞妓というネタは意外と受けるというところもあるので、予想が非常に難しい。
周防正行監督の「終の信託」(トータル3.3億円)のような悲惨なことにはならないと思うが、ヒットもせずコケもせずという中途半端な結果となるのではないか。
「舞妓はレディ」の興行収入は8億円台と予想したい。
祝日を含めたオープニング3日は1.7億円程度か。

国内映画興行収入ランキング(9月1週目その1)

動員5位:「フライト・ゲーム」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  5億円台
【公開規模】 198スクリーン
1.2億円(121,677,000円)のオープニングを飾った。
200スクリーン未満であり、結構優秀なオープニングだ。

リーアム・ニーソン主演のサスペンス作品。
リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先込3日2.0→4.3→5.7→6.5
☆11年公開「アンノウン」トータル2.3億円
OP0.6→1.4→1.9→2.1
☆13年公開「96時間/リベンジ」トータル4.6億円
OP1.1→3.3→4.1
☆14年公開「フライト・ゲーム」
OP1.2億円→
「96時間」シリーズと同程度のオープニングとなっている。
これらとの対比で考えると、「フライト・ゲーム」の興行収入は4.6~5.3億円となる。
結構面白かったので、この対比を超えそうだ。

「フライト・ゲーム」1.2億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2013>
☆「LOOPER」1.2億円(トータル5.0億円)
☆「悪の法則」2日1.1億円(トータル4.9億円)
☆「グランド・イリュージョン」2日1.0億円(トータル4.8億円)
これらとの対比で考えると、「フライト・ゲーム」の興行収入は5.0~5.8億円となる。
「フライト・ゲーム」の興行収入は5億円台と予想したい。
予想しなかったが、もう1億円くらい低めに考えていたと思う。
リーアム・ニーソンの人気は日本でも意外とあるようだ。


動員8位:「イン・ザ・ヒーロー」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  3億円台
【公開規模】 200スクリーン
4.7千万円(47,283,400円)のオープニングを飾った。
ヒットするはずはないと思ったが、評価は結構良さそうであり、ちょっとは期待していた。相変わらず東映作品は悲惨だ。

唐沢寿明主演のヒューマンドラマ。
今年の東映の実写作品の興行収入は以下のとおり。
☆14年「L・DK」
OP0.7→1.8→2.4→3.2→3.8
☆14年「幕末高校生」
先0.6→1.5
☆14年「偉大なる、しゅららぼん」
OP0.6→1.4
☆14年「喰女-クイメ-」
OP0.4→1.2
☆14年「わたしのハワイの歩きかた」
OP0.2
☆14年「イン・ザ・ヒーロー」
OP0.5億円→
最終的な数値は不明だが、2~4億円という体たらく。
「L・DK」がマシという結果となっている。
「イン・ザ・ヒーロー」もこれらと同程度の2~3億円だろう。
評価が良いので、3億円台と予想したい。
東映は「相棒」も思ったほど稼げず、「プリキュア」と「仮面ライダー」もそろそろ人気の保持にも陰りがあり、改革が必要だろう。

全米映画興行収入(9月第1週目)

1位は6週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは295百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収は既に終了している。
4週目でOP時以来の首位に返り咲き、その後3週連続で首位をキープしている。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP94→177→223→251→275→295百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾ったが、他の作品よりも伸びが良い。
これらとの対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は306~313百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、かなり伸びるとは思ったが、思った以上に伸びそうだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は3週目まで2億7千万ドル台、4週目に2億9千万ドル台と予想したが、3億3千万ドル台に上方修正したい。
伸びが異常に高かった、さすがは今年のサマーシリーズの覇者だ。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


2位は5週目の「ミュータント・タートルズ」。
トータルでは175百万ドルとなっている。
製作費125百万ドルの回収は既に完了している。
アクションアドベンチャー作品。
監督は、11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(トータル84百万ドル)、12年「タイタンの逆襲」(トータル84百万ドル)のジョナサン・リーベスマン。
ミーガン・フォックスが出演し、マイケル・ベイがプロデュースしている。
公開前に『ほどほど稼ぎそうだ』と書いたが、予想以上の大ヒットだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドル
☆91年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅡ」トータル79百万ドル
☆93年「Teenage Mutant Ninja TurtlesⅢ」トータル42百万ドル
☆07年「ミュータント・タートルズ-TMNT-」トータル54百万ドル
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175百万ドル→
90年「ミュータント・タートルズ」トータル135百万ドルを超えた。
加速度的に人気を落としたため、それほどヒットしないと思っていた。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP86→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP95→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP92→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP91→162→190→206→217→223→227
☆14年「ミュータント・タートルズ」
OP66→118→146→163→175百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ミュータント・タートルズ」の興行収入は184~192百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、思ったよりも粘りそうだ。
「ミュータント・タートルズ」の興行収入は2週目まで1億5千万ドル台、3週目に1億7千万ドル台と予想したが、1億9千万ドル台に上方修正したい。
続編制作も決定しており、ここまで稼げれば大成功といえるのではないか。


3位は3週目の「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」。
トータルでは40百万ドルとなっている。
製作費11百万ドルは楽に回収している。
監督はあまりヒット実績のないR・J・カトラー。
クロエ・グレース・モレッツ主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするとは思えない』と書いたが、この手の作品は意外と若い女性に人気があるようだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「君への誓い」トータル125百万ドル
OP41→85→103→112→117→121
☆14年「The Fault in our Stars」トータル124百万ドル
OP48→81→99→110→116→120
☆14年「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」
OP16→30→40百万ドル→
これらとの対比で考えると、「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」の興行収入は49~50百万ドルとなる。
評価は高いので、少しは伸びるだろう。
「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」の興行収入はOP時に4千万ドル台と予想したが、5千万ドル台に上方修正したい。
製作費は楽に回収しており、ヒットといえるが、クロエ・グレース・モレッツは知名度の割にブレークしない。
13年「キャリー」トータル35百万ドル、13年「キック・アス2」トータル29百万ドル、10年「モールス」トータル12百万ドルとなっており、少しずつ上がっている感じだ。


4位は4週目の「Let's Be Cops」。
トータルでは67百万ドルとなっている。
製作費17百万ドルは楽に回収している。
監督は、01年「アニマルマン」(トータル58百万ドル)のルーク・グリーンフィールド 。
ジェイク・ジョンソン、デイモン・ウェイアンズJr.主演のアクションコメディ作品。
公開前に『意外と悪くはない結果となるのではないか』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットだ。

以下の作品と比較されているようだ。
☆09年「Paul Blart: Mall Cop」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆13年「Identity Thief」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124→128
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Let's Be Cops」
先26→45→57→67百万ドル→
「Paul Blart: Mall Cop」以外の作品との対比で考えると、「Let's Be Cops」の興行収入は85~86百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Let's Be Cops」の興行収入はOP時に6千万ドル台と予想したが、先々週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ややサプライズヒットとなりそうだ。
手軽なコメディはやはりヒットする傾向にある。


5位は2週目の「スパイ・レジェンド」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
監督はロジャー・ドナルドソン。
ピアース・ブロスナン主演のアクション作品。
オルガ・キュリレンコが出演している。
公開前に『あまり稼がないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ロジャー・ドナルドソン監督作品は地味すぎてビッグヒットにならない。
03年「リクルート」トータル53百万ドル
OP16→30→39→44
☆08年「バンク・ジョブ」トータル30百万ドル
OP06→13→20→24
☆14年「スパイ・レジェンド」
先10(OP08)→18百万ドル→
これらとの対比で考えると、「スパイ・レジェンド」の興行収入は32~42百万ドルとなる。
評判はそれほど悪くはない程度であり、もはや伸びないだろう。
「スパイ・レジェンド」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
007は007シリーズだからヒットするのであり、看板が異なればヒットすることはない。


6位は2週目の「As Above/So Below」。
トータルでは16百万ドルとなっている。
ジョン・エリック・ドゥードル監督のサスペンス作品。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」「REC」などのファウンドフッテージモノらしい。
公開前に『ほどほどに稼ぐか』と書いたが、あまり稼いでいないようだ。

ジョン・エリック・ドゥードル監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「REC:レック/ザ・クアランティン」トータル32百万ドル
OP14→24→29→31
☆10年「デビル」トータル34百万ドル
OP12→22→27→30
☆14年「As Above/So Below」
OP09→16百万ドル→
これらとの対比で考えると、「As Above/So Below」の興行収入は21~25百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「As Above/So Below」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
ジョン・エリック・ドゥードルの2作に及ばないのは、物足りないと言えそうだ。


7位は3週目の「When the Game Stands Tall」。
トータルでは23百万ドルとなっている。
製作費15百万ドルの回収は既に完了した。
アメフト題材のスポーツドラマ。
監督は、05年「コーチ・カーター」のトーマス・カーター。
主演は、ジム・カヴィーゼル。
公開前に『ほどほどに稼ぐだろう』と書いたが、微妙な結果となりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「コーチ・カーター」トータル67百万ドル
OP24→43→54→59→63
☆12年「人生の特等席」トータル36百万ドル
OP12→23→30→33→34
☆14年「Draft Day」トータル29百万ドル
OP10→19→24→26→28
☆14年「Million Dollar Arm」トータル36百万ドル
OP11→21→28→32→33
☆14年「When the Game Stands Tall」
OP08→17→23百万ドル→
これらとの対比で考えると、「When the Game Stands Tall」の興行収入は28~30百万ドルとなる。
評価は高いので、多少伸びるが高くは伸びまい。
「When the Game Stands Tall」の興行収入は先々週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
製作費は回収できそうだが、スポーツドラマならば3~4千万ドル程度は稼ぎたかったのではないか。


8位は4週目の「The Giver」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は既に完了している。
監督は、10年「ソルト」(トータル118百万ドル)のフィリップ・ノイス。
ジェフ・ブリッジス、メリル・ストリープが出演している。
若者向け小説を原作とするファンタジードラマ。
公開前に『ヒットしないが、ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

この手の作品は一部を除き、ヒットしていない。
☆13年「The Mortal Instruments: City of Bones」トータル31百万ドル
先14(OP09)→23→28→30
☆13年「The Host」トータル27百万ドル
OP11→20→23→25
☆13年「Beautiful Creatures」トータル19百万ドル
先10(OP08)→17→19→19
☆14年「The Giver」
OP12→24→32→38百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Giver」の興行収入は38~41百万ドルとなる。
評価は高いので、少しは伸びるかもしれない。
「The Giver」の興行収入は先々週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
名優が出演してもさすがに大ヒットはしないようだ。


9位は5週目の「The Hundred-Foot Journey」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費22百万ドルの回収は既に終了している。
ラッセ・ハルストレム監督のヒューマンドラマ作品。
ヘレン・ミレンが主演している。
公開前に『少しは稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

ラッセ・ハルストレム監督作品の主な興行収入は以下のとおり。
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77
☆13年「セイフ ヘイヴン」トータル71百万ドル
木30(OP21)→48→57→63→67
☆14年「The Hundred-Foot Journey」
OP11→24→33→40→46百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Hundred-Foot Journey」の興行収入は48~49百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、少しは伸びるだろう。
「The Hundred-Foot Journey」の興行収入は3週目まで3千万ドル台と予想したが、5千万ドル台に上方修正したい。
ヒットが望まれる作品ではないため、サプライズヒットとなったのではないか。


10位は6週目の「Lucy」。
トータルでは121百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの3倍以上を稼いでいる。
リュック・ベッソン監督・脚本のSFアクション作品。
スカーレット・ヨハンソンが主演、モーガン・フリーマンが出演している。
スカーレット・ヨハンソンにとって、マーベルコミック原作を除くと、初の主演ヒット作品となる。
リュック・ベッソンにとっても、全米興行収入において97年「フィフス・エレメント」トータル64百万ドルを抜き、キャリアハイとなった。

以下の作品が参考となりそうだ。
☆09年「96時間」トータル145百万ドル
OP25→54→78→95→108
☆10年「ソルト」トータル118百万ドル
OP36→71→92→103→110
☆12年「96時間/リベンジ」トータル140百万ドル
OP50→86→106→117→126
☆14年「Lucy」
OP44→80→98→108→114→118→121百万ドル→
アンジェリーナ・ジョリー主演の「ソルト」を超えた。
評価はそれほど悪くはない程度なので、もはや伸びはないだろう。
「Lucy」の興行収入は4週目まで1億1千万ドル台と予想したが、1億2千万ドル台に上方修正したい。
正直ここまでヒットすると思えない作品であり、嬉しい誤算だろう。
スカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウのスピンオフ作品の目途はたったといえそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ファミリー作品「Dolphin Tale 2」
☆サスペンス作品「No Good Deed」
「Dolphin Tale 2」は前作を超えないヒットとなるか。
「No Good Deed」はコケるのではないか。

国内映画興行収入ランキング(8月4週目その5)

8位:「GODZILLA ゴジラ」(ワーナー・東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 48億円台
【現時点での興行収入予想】  32億円台(OP~2週目38億円台)
【公開規模】 427スクリーン(先週比±0スクリーン)
※2D、3D版があり、劇場数はもっと少ないはず。
8.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは28.5億円弱となっている。
1週間の伸びは2.3億円弱程度だろうか。
公開前に『全米では現在199百万ドルの大ヒットとなっている。日本でも当然大ヒットするだろう。題材的にサプライズヒットになる可能性もある』と書いたとおり、さすがに当然ヒットするだろう作品がヒットしただけだ。

夏の大作映画の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「インセプション」トータル35.0億円
先07.8→15.5→20.6→26.6→30.2→32.2
☆11年公開「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル42.5億円
金08.2→17.9→26.5→34.2→37.5→39.8
☆11年公開「猿の惑星」トータル24.2億円(参考※秋公開作品)
4日7.3→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆14年「GODZILLA ゴジラ」
金06.8→15.6→20.5→26.2→28.5億円→
これらとの対比で考えると、「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は30.5~34.0億円となる。
純粋なエンターテイメント作品にはなっていないので、想定していた通常よりも高い伸びは期待できないかもしれない。
「GODZILLA ゴジラ」の興行収入は2週目まで38億円台と予想したが、先週に引き続き32億円台と予想したい。
公開前個人予想は48億円台だったので高すぎたか。
単純なエンターテイメント作品ならば、ムーブメントが起きるかと思ったが、内容的にその期待はしにくい。


9位:「ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー」(東宝・テレビ東京)<6週目>
【公開前個人予想】 29億円台
【現時点での興行収入予想】  30億円台(OP~2週目26億円台)
【公開規模】 357スクリーン(先週比±0スクリーン)
7.5千万円を週末に稼ぎ、トータルでは25.2億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.3億円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3.9→2週目6.0→3週目4.8→4週目3.9→5週目4.2→6週目2.4億円となっている。
お盆時期もあり、ようやく落ち込んできたが、意外と伸び自体は悪くなかった。
公開前に『新シリーズのようだが、人気の凋落を止めることはできるのだろうか。人気の下落を止めるのはちょっと厳しいと考えて、予想したい』と書いたが、どうなるだろうか。
オープニングは、7年ぶりの動員ランキング1位となったようだが、皮肉なものだ。

過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆98年 配給収入41.5億円「ミュウツーの逆襲」
☆99年 配給収入35.0億円「幻のポケモン・ルギア爆誕」
☆00年 48.5億円「結晶塔の帝王 ENTEI」
☆01年 39.0億円「セレビィ時を超えた遭遇」
☆02年 26.7億円「水の都の護神 ラティアスとラティオス」
☆03年 45.0億円「七夜の願い星ジラーチ」
☆04年 43.8億円「裂空の訪問者 デオキシス」
☆05年 43.0億円「ミュウと波導の勇者ルカリオ」
OP不明→13.0→20.5→26.5→32.4→37.3→39.8→40.6
☆06年 34.0億円「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」
OP04.2→10.3→15.7→20.3→24.7→29.3→31.4→32.6
☆07年 50.2億円「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(※10周年)
祝込3日11.3→16.9→24.5→31.4→37.2→43.2→46.2→48.4→49.0
☆08年 48.0億円「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」
祝込3日10.2→18.5→26.9→33.3→39.6→43.3→45.8→46.4→祝46.8
☆09年 46.7億円「アルセウス 超克の時空へ」
祝込3日09.8→17.8→26.4→32.5→38.7→42.1→44.3→45.0→45.2
☆10年 41.6億円「幻影の覇者 ゾロアーク」
OP6.3→祝13.1→17.7→23.7→28.3→33.5→36.7→38.7→39.6
☆11年 43.3億円「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」
祝込3日08.3→13.4→20.4→26.0→31.6→36.5→39.4→40.8→41.1
☆12年 36.1億円「ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
祝込3日07.5→10.9→16.3→21.2→25.6→30.3→32.6→34.2→34.5
☆13年 31.7億円「ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」
祝込3日07.1→10.1→14.6→18.8→22.3→26.6→28.7→30.0→30.6
☆14年「XY/破壊の繭とディアンシー」
祝込3日06.0→09.9→14.7→18.7→22.9→25.3億円→
最高のピークは07年の50.2億円、近年の最低のピークは昨年の31.7億円となっている。
近年の作品との対比で考えると、今年の興行収入は28.1~30.2億円となる。
オープニングに集まるタイプの作品であり、今後伸びるとは思えないと思っていたが、さすがに実績のある作品だけに地力があるようだ。
今年の興行収入は2週目まで26億円台と予想したが、先週に引き続き30億円台と予想したい。
02年の26.7億円、昨年の31.7億円を超えるかが注目となる。
公開前個人予想は29億円台だったので、ほぼ当たりとなりそうだ。
ただ、このまま人気が落ちれば、そのうち「妖怪ウォッチ」に映画化枠を乗っ取られるかもしれない。


9位:「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」(東映・テレビ朝日)<4週目>
【公開前個人予想】 11億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台
【公開規模】 310スクリーン(先週比±0スクリーン)
5.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定6.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円弱程度だろうか。
やはり勢いがない。
「マレフィセント」「ポケモン」「マーニー」「ドラえもん」という強力な作品があり、競り負けたようだ。

公開前に『サッカーが題材のようだが、タイミング的にはギリギリか。大ヒットするイメージはないが、知名度からそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなるだろうか。
過去のシリーズの興行収入は以下のとおり。
☆09年「W&ディケイド」トータル15.4億円(年末)
OP4.5→7.6→10.5→12.4→祝込14.5→14.9
☆10年「W FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」トータル14.7億円(夏)
OP3.3→8.6→11.5→13.2→14.1
☆10年「オーズ&ダブル」トータル13.8億円(年末)
OP3.7→7.0→09.8→祝12.5→13.1→13.5→13.6
☆11年「オーズ・電王・オールライダー」トータル13.3億円(GW)
金4.0(OP3.0)→7.6→09.2→10.2→11.4→12.8→13.0
☆11年「オーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」トータル17.6億円(夏)
OP3.5→8.8→13.5→15.6→16.8→17.2
☆11年「フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」トータル15.1億円(年末)
OP3.8→6.8→09.1→11.5→13.7→14.6
☆12年「仮面ライダー×スーパー戦隊」トータル15.6億円(GW)
OP4.1→7.3→13.2→14.2→14.8→15.2
☆12年「フォーゼ みんなで宇宙キターッ!」トータル12.7億円(夏)
OP2.5→5.9→09.7→11.2→12.2
☆12年「ウィザード&フォーゼ MOVIE」トータル11.9億円(年末)
OP2.8→5.3→06.8→08.7→10.8
☆13年「ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事」トータル9.4億円(GW)
OP2.3→6.8→07.8→08.5→09.2
☆13年「ウィザード in マジックランド」トータル12.3億円(夏)
OP2.5→5.5→09.2→10.9
☆13年「鎧武&ウィザード」
OP2.2→不明→06.1→08.5→09.3→9.9
☆14年「平成ライダー対昭和ライダー」
OP2.6→6.2→07.8→08.7→09.1→09.6
☆14年「鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」
OP1.7→3.9→5.3→6.4億円→
夏のライダーは12~15億円が標準となる。
夏公開作品との対比で考えると、本作の興行収入は7.2~7.3億円となる。
7億円程度の動きだが、地力の違いで伸ばすだろう。
「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は11億円台だったので、現時点では問題はなさそうだ。
きちんと伸ばせるかが注目となる。
ただ、そろそろ人気の陰りも見せ始めているような気がする。


13位:「宇宙兄弟#0」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  2億円台
【公開規模】 210スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定2.8億円となっている。
1週間の伸びは6.3千万円程度だろうか。
お盆時期で多少伸びたが、コケたといっていいだろう。
「るろうに剣心」を当てたが、ワーナーがまたハズしたようだ。
人気の漫画・アニメのはずだが、なぜこれほど中途半端なのだろうか。

以下の作品と同程度か。
☆13年「聖☆おにいさん」
OP0.6→1.4→1.9
☆13年「劇場版トリコ 美食神の超食宝」
OP0.6→1.4→1.8
☆14年「宇宙兄弟#0」
OP0.8→2.2→2.9億円→
これらの作品よりは伸びそうだ。
「宇宙兄弟#0」の興行収入は先週まで2億円台と予想したが、3億円台に上方修正したい。
ヒットはしないだろうとぼんやりと思ったが、はっきりと予想する気にならなかったので、放置していたものの、もうちょっとは稼ぐと思っていた。


14位:「エイトレンジャー2」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 14億円台
【現時点での興行収入予想】  7億円台(OP~2週目8億円台)
【公開規模】 160スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定6.1億円半ばとなっている。
1週間の伸びは6.0千万円弱程度だろうか。
人気の関ジャニなので前作を超える動きをすると考えて、高めに予想したが、期待が高すぎたか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「エイトレンジャー」トータル12.0億円
OP1.6→4.3→6.6→9.0→10.1→11.0
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2→3.0→4.3→5.6→6.2億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は7.4億円となる。
この程度だろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆13年「県庁おもてなし課」トータル6.9億円
OP1.2→3.2→4.5→5.5→6.1
☆13年「100回泣くこと」トータル7.3億円
OP1.5→3.7→4.9→5.8→6.6
☆14年「抱きしめたい‐真実の物語-」14~15億円見込み
OP2.8→6.6→9.8→11.7→13.1→13.9
☆14年「エイトレンジャー2」
OP1.2→3.0→4.3→5.6→6.2億円→
これらの作品との対比で考えると、「エイトレンジャー2」の興行収入は6.9~7.0億円となる。
夏休み時期でもあり、かなり伸びると期待したが、多大な期待はしにくいか。
「エイトレンジャー2」の興行収入は2週目まで8億円台と予想したが、先週に引き続き7億円台と予想したい。
公開前個人予想は14億円台だったので高すぎたか。
前作から2割増と予想したが、前作から3割減となりそうだ。
前作がかなり高すぎるので、仕方のない結果かもしれない。
前作を無視すれば、この程度稼げれば、十分ともいえるだろう。

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