ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(10月4週目その2)

1位:「近キョリ恋愛」(東宝映像)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  13億円台
【公開規模】 179スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.1億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定7.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.3億円弱程度だろうか。
観客層に中高学生が多いのだろうか、週末の減少率がほとんどなく、ロングセールスになりそうだ。

予想しなかったが、正直言って公開されること自体認識していなかった。
Yahooの映画コーナーで公開作品をチェックしているが、最近非常に見にくくなってしまったため、恐らく今後もこのような見逃しがあるだろう。
それにしても、予告編も観たこともなく、テレビCMも観たこともなかった。
山下智久、小松菜奈主演のコミック原作のラブコメ。
若い女性には注目されていたのだろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
OP1.6→祝5.5→8.8→12.0→祝14.8→15.8→16.6
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6→不明→6.2→7.8→9.1→10.2
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3→21.2→22.4
☆14年「近キョリ恋愛」
祝込2.4→4.8→7.1億円→
今年公開された「好きっていいなよ。」のオープニングを超えており10億円突破は確実。
主要作品との対比で考えると、「近キョリ恋愛」の興行収入は11.2~12.1億円となる。
3連休公開かつジャニーズ主演の「陽だまりの彼女」対比で考えると、「近キョリ恋愛」の興行収入は11.4億円となるが、多少話題となっており、もうちょっと伸びるだろう。
「近キョリ恋愛」の興行収入は先週に引き続き13億円台と予想したい。
コミックに人気があるのか、山下智久に人気があるのか。
両方の要因なのか、それなりのヒットとなりそうだ。



2位:「ヘラクレス」(パラマウント)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】  5億円台
【公開規模】 653スクリーン
※3D版、2D版があるので、劇場数はもっと少ないはず。
金曜日からの3日間で1.4億円弱のオープニングを飾った。
土日2日間では1.0億円半ばだったようだ。
先週『金曜日からのオープニング3日は1.5億円程度か』と書いたのでほぼ予想どおりとなっている。

「ラッシュ・アワー」シリーズのブレット・ラトナー監督、ドウェイン・ジョンソン主演作品。
ギリシャ神話の英雄を題材としたアクション映画。
製作費1億ドルの大規模映画だが、アメリカでは73百万ドルしか稼げなかった。
公開前に『日本でもビッグヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「トロイ」トータル42.0億円
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」4億円台見込み
金1.3→2.8→3.7→4.2
☆12年公開「タイタンの逆襲」トータル7.2億円
OP1.3→3.3→6.1
☆14年公開「ヘラクレス」
金1.4(OP1.0)億円→
主要作品との対比で考えると、「ヘラクレス」の興行収入は5.9~7.9億円となる。
面白そうな映画でもなく、ファミリー向け作品というわけでもなく、ドウェイン・ジョンソンも日本で人気が高いわけでもなく、ヒットするとは思えない。
「タイタンの逆襲」「インモータルズ‐神々の戦い‐」レベルだろう。
「インモータルズ‐神々の戦い‐」は超えると考えて、「ヘラクレス」の興行収入は5億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので当たりそうだ。
日本人向けではなく妥当な結果だろう。


4位:「ふしぎな岬の物語」(東映)<3週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】  15億円台
【公開規模】 287スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.6千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定7.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.5億円程度だろうか。
期待していたほど伸びていないか。
吉永小百合主演・制作作品。
監督は、11年「八日目の蝉」(トータル12.4億円)の成島出。
モントリオール映画祭で審査員特別賞グランプリなどを受賞している。
年配の女性層が鑑賞しそうであり、それなりの興行収入になりそうだ。

吉永小百合主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「長崎ぶらぶら節」トータル11.6億円
☆01年「千年の恋 ひかる源氏物語」トータル20.8億円
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3→22.2
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3→18.2
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→04.8→05.8→不明→07.2→07.7
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0→17.8
☆12年「北のカナリアたち」トータル14.0億円
OP1.8→5.6→08.3→10.2→11.5→12.3
☆14年「ふしぎな岬の物語」
祝込2.3→5.2→7.7億円→
悪くても10億円前後、ヒットするときは20億円前後の興行収入となる。
これらとの作品との対比で考えると、「ふしぎな岬の物語」の興行収入は13.0~17.3億円となる。
今回はヒットするとは思えないが、ヒットしないとも思えない。
ファン層がしっかりとしており、ロングセールスにもなり、評価も悪くはなさそうなので、しっかりと稼ぐだろう。
「北のカナリアたち」程度は稼ぐと考えて、「ふしぎな岬の物語」の興行収入は先週に引き続き15億円台と予想したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
人気女優だけに手堅く稼ぐので予想はしやすい。
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国内映画興行収入ランキング(11月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ドラキュラZERO」(東宝東和)
製作費7千万ドルの中規模映画だが、アメリカでは現在49百万ドルしか稼いでいない。
最終的には5千万ドル台でフィニッシュするだろう。
主演のルーク・エヴァンスの日本での知名度は皆無に等しく、日本でもヒットすることはないだろう。

以下の作品と同程度になるのではないか。
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」4億円台見込み
金1.3→2.8→3.7→4.2
☆12年公開「リンカーン/秘密の書」トータル4.7億円
木1.7→3.1→4.0→4.5
「インモータルズ‐神々の戦い‐」にはルーク・エヴァンスも出演している。
これらと同程度と考えて、「ドラキュラZERO」の興行収入は4億円台と予想したい。
祝日を含めたオープニング4日は2.1億円程度か。


◎「クローバー」(東宝)
漫画原作作品。
武井咲、大倉忠義が主演している。
単行本が24冊出ているので、かなりの人気なのだろう。
ヒットする感じが全くしないが、ヒットしてしまうのだろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
OP1.6→祝5.5→8.8→12.0→祝14.8→15.8→16.6
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6→不明→6.2→7.8→9.1→10.2
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3→21.2→22.4
☆14年「近キョリ恋愛」
祝込2.4→4.8億円→
監督は「今日、恋をはじめます」の古澤健。
武井咲は「今日、恋をはじめます」を当てているが、人気が高いとは思えない。
大倉忠義の人気は高いが、主演作は、13年「100回泣くこと」トータル7.3億円となっている。
やや不安のあるコンビであり、それほど高い興行収入にはならないだろう。
「今日、恋をはじめます」を下回るだろう。
「好きっていいなよ。」「パラダイス・キス」程度と考えたい。
東宝系でもあり、しっかりと稼ぐだろう。
「クローバー」の興行収入は12億円台と予想したい。
祝日を含むオープニング3日は2.9億円程度だろうか。


◎「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」(松竹)
シルベスター・スタローン主演のアクション作品。
おなじみのメンバーに加えて、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプスが出演している。
しかし、アメリカでは39百万ドルと大惨敗を喫した(1作目はトータル103百万ドル)。

過去のシリーズ作品の興行収入は以下のとおり。
☆10年公開「エクスペンダブルズ」トータル9.2億円
OP1.8→4.9→6.8→8.1→8.7
☆12年公開「エクスペンダブルズ2」トータル7.6億円
OP1.6→4.4→6.0→6.8→7.3
評価は高くなさそうなので、大ヒットすることはないだろう。
前作の興行収入前後になるのではないか。
ファンも多い作品であり、日本では7~9億円の興行収入は保持すると思われる。
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」の興行収入は、前作を超える8億円台と予想したい。
祝日を含むオープニング3日は2.3億円程度か。


◎「美女と野獣」(GAGA)
ディズニーによる実写化映画ならば大ヒットするだろうが、本作はフランスで実写化された作品。
150スクリーン程度の中規模映画であり、ファミリー作品とは思えないが、タイトルは万人が知るため、予想が難しい。
だが、さすがにタイトルだけではヒットすることはないだろう。

作品のタイプは異なるが、以下のような例もある。
☆12年公開「白雪姫と鏡の女王」トータル4.5億円
金0.9→2.4→3.3
☆13年公開「ジャックと天空の巨人」トータル5.5億円
金1.2→3.1→4.5
話題になればロングセールスにもなるかもしれないが、大して話題にもなりそうもない。
タイトルだけである程度稼ぎそうなので、「美女と野獣」の興行収入は4億円台と予想したい。
祝日を含めたオープニング3日は1.1億円程度か。

国内映画興行収入ランキング(10月4週目その1)

動員3位:「イコライザー」(ソニー)<1週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】  4億円台
【公開規模】 183スクリーン
7.8千万円弱(77,928,700円)のオープニングを飾った。
先週『オープニング2日は1.4億円程度か』と書いたので、かなり低かった。
かなりの規模で公開されると思って予想したが、ここまで中規模な公開とは思わなかった。

デンゼル・ワシントン主演のアクション作品。
デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」トータル9.2億円
金2.3→5.1→7.0→8.1→8.6
☆13年公開「2ガンズ」
金0.6→1.4→1.7→1.8→1.9
☆14年公開「イコライザー」
OP0.8億円→
ヒットすれば10億円前後、ヒットしなければ2~4億円程度となっている。
主要作品との対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は3.3~4.6億円となる。
評価は悪くなさそうなので、「デンジャラス・ラン」程度は稼ぐだろう。

以下の作品程度となるか。
☆12年公開「ボーン・レガシー」トータル8.2億円
金2.3→5.2→6.9
☆13年公開「エリジウム」トータル7.6億円
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3→07.4
☆14年公開「LUCY/ルーシー」
金2.8→6.0→7.7→8.8→9.4→9.7
☆14年公開「イコライザー」
OP0.8億円→
これらがライバルになると考えたが、ライバルになりそうもない。
主要作品との対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は3.9~4.1億円となる。
「イコライザー」の興行収入は4億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので高すぎたか。
評価は高かったが、さすがに地味すぎたか。
デンゼル・ワシントンの日本での人気も高いとはいえず、日本人向けではないといえばそうかもしれない。


動員8位:「小野寺の弟・小野寺の姉」(ショウゲート)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】  3億円台
【公開規模】 157スクリーン
5.5千万円弱(54,884,400円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは6千万円台程度か』と書いたので、ほぼ予想通りだった。
公開前に『150スクリーン程度の中規模映画であり、ヒットするタイプの映画ではない』と書いたとおりとなりそうだ。
向井理、片桐はいり主演作品。
同名の舞台を同じ役者、同じ監督で映画化している。

「小野寺の弟・小野寺の姉」0.5億円と同程度のオープニング作品は以下のとおり。
<2013>
☆「俺はまだ本気出してないだけ」0.7億円(トータル3.2億円)
☆「中学生円山」0.7億円(トータル3.0億円)
コメディぽい雰囲気もあり、気楽に観られるだろう。
これらと同程度は稼ぐと考えて、「小野寺の弟・小野寺の姉」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので当たりそうだ。
規模や主演を踏まえると、妥当なところだろう。

全米映画興行収入(10月第4週目)

1位となったのは新作の「Ouija」。
事前には週末3日間で22百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る20.0百万ドルのオープニングを飾った。
マイケル・ベイがプロデュースしたホラー作品。
ウィジャボードを題材としている。
公開前に『ハロウィーン時期でもあり「Ouija」はヒットするだろう』と書いたが、微妙なオープニングとなっている。

以下のようなヒットにはなりそうもない。
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル137百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「インシディアス第2章」トータル84百万ドル
OP40→60→69→75→79
☆14年「Ouija」
OP20百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Ouija」の興行収入は42~65百万ドルとなる。
評価は良くないので、伸びはないだろう。
「Ouija」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ヒットとはいえないが、どうせ製作費は安そうなので問題ないだろう。


2位となったのは新作の「John Wick」。
事前には週末3日間で12.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る14.2百万ドルのオープニングを飾った。
キアヌ・リーヴス主演のヒットマンモノのアクション作品。
公開前に『評価はかなり高いようだが、「John Wick」はヒットはしないだろう』と書いたが、そこそこ稼ぎそうだ。

キアヌ・リーヴス主演の主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆05年「コンスタンティン」トータル76百万ドル
OP30→51→61→67→70
☆06年「イルマーレ」トータル52百万ドル
OP14→30→39→46→49
☆08年「フェイク シティ ある男のルール」トータル26百万ドル
OP12→20→24→25→26
☆08年「地球が静止する日」トータル79百万ドル
OP30→48→63→74→77
☆13年「47RONIN」トータル38百万ドル
先21(OP10)→33→36→38→38
☆14年「John Wick」
OP14百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「John Wick」の興行収入は30~37百万ドルとなる。
この程度となるだろうか。

ジョージ・クルーニー主演の以下の作品がライバルとなるか。
☆10年「ラスト・ターゲット」トータル36百万ドル
先16(OP13)→28→33→35
☆14年「John Wick」
OP14百万ドル→
評価がメチャクチャ高いので、これをやや超える程度と考えて、「John Wick」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。
ヒットしにくいタイプの作品であり、この程度でも十分だろう。
キアヌ・リーヴスに再び大作のオファーがあるかもしれない。


3位は2週目の「フューリー」。
トータルでは46百万ドルとなっている。
製作費68百万ドルの回収が当面の目標となる。
ブラッド・ピット主演の戦争モノ。
監督は、12年「エンド・オブ・ウォッチ」(トータル41百万ドル)のデヴィッド・エアー。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

98年「プレイベート・ライアン」(トータル217百万ドル)の例外はあるが、戦争モノはビッグヒットになりにくい。
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル121百万ドル
OP38→73→92→104
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆14年「ミケランジェロ・プロジェクト」トータル78百万ドル
OP22→44→58→66→71→74
☆14年「フューリー」
OP24→46百万ドル→
「ワルキューレ」以外の作品との対比で考えると、「フューリー」の興行収入は76~82百万ドルとなる。
少なくとも、この程度は稼ぐだろう。

賞レースにも絡んでくるといわれている。
ブラッド・ピット主演作品のうち、賞レースに絡んだ主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆14年「フューリー」
OP24→46百万ドル→
これらとの対比で考えると、「フューリー」の興行収入は75~92百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びるだろう。
「フューリー」の興行収入は先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
賞レースにも絡んできて、粘るのではないか。


4位は4週目の「ゴーン・ガール」。
トータルでは124百万ドルとなっている。
製作費61百万ドルは楽に回収し、2倍以上を稼いでいる。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
OP38→78→107→124百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゴーン・ガール」の興行収入は145~165百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は先週に引き続き1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを超えそうだ。


5位は2週目の「The Book of Life」。
トータルでは30百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収が当面の目標となる。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースした20世紀フォックスのアニメ作品。
ハロウィンが題材となっている。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

20世紀フォックスのアニメ作品のうち、あまりヒットしていない作品の興行収入は以下のとおり。
☆14年「彼と人魚」トータル112百万ドル
OP32→64→81→94→102→105
☆13年「メアリーと秘密の王国」トータル108百万ドル
OP34→65→84→96→101→103
☆13年「ターボ」トータル83百万ドル
先31(OP21)→56→69→75→78→80
☆14年「The Book of Life」
OP17→30百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Book of Life」の興行収入は44~53百万ドルとなる。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースしているので、普通のアニメとは異なる動きとなりそうだ。

以下の作品も参考となるか。
☆09年「コララインとボタンの魔女」トータル75百万ドル
OP17→35→54→61→66→69
☆12年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」トータル56百万ドル
OP14→28→38→45→49→53
☆14年「The Book of Life」
OP17→30百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Book of Life」の興行収入は60~64百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはあり、時期的に需要もあるだろう。
「The Book of Life」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できそうなので問題はないが、普通のファミリー向けアニメではない作品はやはりビッグヒットにはならないようだ。


6位となったのは3週目の「St. Vincent」。
事前には週末3日間で6百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る8.1百万ドルを稼いだ。
トータルでは9百万ドルとなっている。
OP4→68→2282スクリーンに拡大公開されている。
ナオミ・ワッツ、メリッサ・マッカシー、ビル・マーレイ主演のコメディ作品。

メリッサ・マッカーシー主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆11年「ブライズメイズ」トータル169百万ドル
OP26→59→85→107→124→136
☆13年「泥棒は幸せのはじまり」トータル135百万ドル
OP35→71→94→107→117→124
☆13年「デンジャラス・バディ」トータル159百万ドル
OP39→86→112→129→141→149
☆14年「Tammy」トータル85百万ドル
先33→57→71→78→82→83
☆14年「St. Vincent」
3週目09百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「St. Vincent」の興行収入は23~37百万ドルとなる。
評価はかなり高く粘りそうだ。
「St. Vincent」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
あまりヒットしそうもない作品であり、十分な結果となりそうだ。
メリッサ・マッカシー人気だろう。


7位は3週目の「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」。
トータルでは46百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルは楽に回収している。
児童書を実写化したディズニー系のファミリー向け作品。
スティーヴ・カレル、ジェニファー・ガーナーが主演している。
監督はヒット実績のないミゲル・アルテタ。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆10年「グレッグのダメ日記」トータル64百万ドル
OP22→36→46→54→57
☆11年「グレッグのおきて」トータル53百万ドル
OP24→38→45→48→50
☆12年「グレッグのダメ日記3」トータル49百万ドル
OP15→30→39→43→45
☆14年「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」
OP18→36→46百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は54~64百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、ファミリー作品らしく粘りそうだ。
「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」の興行収入はOP時に5千万ドル台と予想したが、先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
スティーヴ・カレルは、13年「俺たちスーパーマジシャン」トータル23百万ドルに次ぎ、やや物足りない興行収入となる。
製作費が安いので問題ないだろうが、彼の人気がやや落ちているのか。


8位は2週目の「The Best of Me」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
製作費26百万ドルの回収が当面の目標となる。
ニコラス・スパークス原作、ジェームズ・マースデン主演のラブストーリー。
ミシェル・モナハンも出演している。
監督はキャリアが長いがヒット実績が少ないマイケル・ホフマン。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたが、ややコケてしまったか。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「一枚のめぐり逢い」トータル60百万ドル
OP23→39→48→54→57→58→59→59
☆13年「セイフ ヘイヴン」トータル71百万ドル
木30→48→57→63→67→69→70→70
☆14年「The Best of Me」
OP10→18百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Best of Me」の興行収入は27~32百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度であり、伸びはないだろう。
「The Best of Me」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
「最後の初恋」トータル42百万ドルを下回る結果となりそうだ。
若者向け作品ならば需要があるだろうが、やや年齢層が高いキャスティングではやや厳しい。


9位は3週目の「The Judge」。
トータルでは34百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収が当面の目標となる。
ロバート・ダウニーJr.、ロバート・デュヴァル主演のヒューマンドラマ。
監督は、05年「ウエディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドルなどのコメディ作品をあてているデヴィッド・ドブキン。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ロバート・ダウニーJr.主演でも、さすがに法廷モノでは大ヒットにならないだろう。

弁護士モノならば以下が参考となるか。
☆11年「リンカーン弁護士」トータル58百万ドル
OP13→29→39→46
☆14年「The Judge」
OP13→27→34百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Judge」の興行収入は51百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、この対比と同程度となるだろうか。
「The Judge」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できれば、とりあえずは問題ないだろう。
題材的にはヒットは望めない。



10位は3週目の「ドラキュラZERO」。
トータルでは48百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルの回収が目標となる。
11年「インモータルズ-神々の戦い-」(トータル84百万ドル)のルーク・エヴァンス主演のアクションホラー。
監督は実績のないゲイリー・ショア。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品と対比されている。
☆13年「ジャックと天空の巨人」トータル65百万ドル
OP27→44→54→59→61
☆13年「ヘンゼル&グレーテル」トータル56百万ドル
OP20→35→44→50→53
☆14年「ドラキュラZERO」
OP24→41→48百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ドラキュラZERO」の興行収入は58~61百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「ドラキュラZERO」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費7千万ドルの回収が厳しいため、成功とはいえないだろう。
主演の知名度がやや弱かったか。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ジェイク・ギレンホール主演のクライムドラマ「Nightcrawler」
☆コリン・ファース、ニコール・キッドマン主演のサスペンス作品「Before I Go To Sleep」
☆ホラー作品「Saw 10th Anniversary」
「Saw 10th Anniversary」は多少稼ぐかもしれないが、他の2本はヒットしないだろう。

『ヘラクレス』レビュー

◆評  価   4.5点
◆おススメ度  C(見る必要はない)

2D版を鑑賞。
12の難行で有名なヘラクレスを題材にしたギリシャ神話モノだと思って鑑賞したら、ただ腕力のあるオッサンの話だったというトンデモ映画になっている。
100分弱で12の難行を描くのは困難であり、どのような仕上がりにするのかを楽しみにしていたら、ただのプロローグ扱いというなかなかの荒業を使っていた。

ストーリーはメチャクチャすぎて、基本的には駄作という評価を与えるべき作品なのだろう。
ただ、あまりにメチャクチャすぎて、逆に面白くなる効果を狙っているとしか思えない。
あまりにも辻褄のあわない展開、馬車投入で一気に形勢逆転する戦い、ちょっとの訓練で生まれ変わる統制のとれた軍隊、味方の王様の突然の手のひら返し、ケンタウロスもケルベロスもただの見間違い、数人で無策で城に突っ込む無謀な戦略、突然登場してあっさりと退場する黒幕、猛犬に襲われて大怪我をしてもピンピンしている主人公、ピンチは筋力で解決、喧嘩別れした仲間が戻ってくるというお約束の展開、悪玉が死んだらあっさりとひざまずく兵士などコメディとして観ると面白い。

ただの見間違い、12の難行のプロローグ扱いについては、伝説を畏怖している人々の気持ちを利用している部分が大きく、本作の“肝”にもなっている。
本作においては、ヘラクレス自身、神ゼウスの息子であり12の難行をクリアしたという伝説を利用して、傭兵として金儲けを企んでいる悪党のような存在でもある。
そのような設定自体は斬新であり、決して悪くないと思われる。
伝説を利用して、傭兵として金儲けしていた、ただ腕力の強いだけの小さなペテン男が、ヘラクレスの伝説に憧れる少年との出会いを通して、偉大な“真の英雄”として生まれ変わるというストーリーは面白くなるはずだった。
ただ、英雄ヘラクレスという存在を性根が腐った小悪人にするわけにもいかなかったのか、善でも悪でもない中途半端なキャラクターのままで終わってしまったことが残念なところだ。
伝説に彩られた自分を弱い人間だとさらけ出して、強い男になっていくような熱い映画に仕上げて欲しかった。
預言者はオイシイところをもっていっていたが、仲間の扱いも中途半端すぎるだろう。

結局のところ、何も残らないが、何も考えずに鑑賞できるファミリー向けアクション作品というだけになってしまった。
数ヶ月後には忘れ去られる映画の類だろう。
上手く仕上げれば、続編を制作してもよい映画であったはずなのに、もったいない作品だ。

国内映画興行収入ランキング(10月3週目その4)

11位:「ジャージー・ボーイズ」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】  3億円台
【公開規模】 143スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.7千万円弱を稼ぎ、トータルでは推定3.0億円弱となっている。
1週間の伸びは5.7千万円半ば程度だろうか。
動きは物足りないが、スクリーン数も少なく、題材的にも仕方のない結果か。

ブロードウェイミュージカルの映画化。
クリント・イーストウッド監督作品。
アメリカでは有名なミュージカルだと思うが、全米で47百万ドルしか稼げなかった。
扱われているフォー・シーズンズというバンドも日本ではそれほど著名というわけではないだろう。日本でもヒットはしないと思うと公開前に書いたとおりとなりそうだ。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→04.6→06.2→06.9
☆12年「J・エドガー」トータル3.6億円
OP0.8→02.0→02.7
☆14年「ジャージー・ボーイズ」
OP0.5→01.7→02.4→03.0億円→
公開前に『良くて「J・エドガー」と同程度というところではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は3.5~4.4億円となる。
クリント・イーストウッド監督という知名度だけでそれなりには稼ぐだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので当たりそうだ。
「J・エドガー」と同程度と予想がつくので、誰でも分かるだろう。


12位:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(ディズニー)<6週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台(OP~4週目9億円台)
【配給会社期待値等】 「10億円を超える見込み」
【公開規模】 388スクリーン(先週比-150スクリーン)
※2D、3D、字幕、吹替版があるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定10.2億円となっている。
1週間の伸びは5.3千万円程度だろうか。
日本で大ヒットするタイプの作品ではないと思ったが、ほどほどの動きとなっている。

マーベルコミック原作のアクション作品。
全米で現在328百万ドルを稼ぎ、今年のサマーシリーズを制した大作映画であり、将来的には「アベンジャーズ」に絡んでくる可能性もある。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年公開「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年公開「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2(OP0.9)→2.2→2.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆14年公開「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP1.9→3.7→5.1→5.7→6.1
☆14年公開「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP2.0→4.1→5.6→6.5→6.8
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP2.2→5.6→7.7→8.9→9.7→10.2億円→
主要作品との対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は10.4~10.6億円となる。
オープニング3日は高校生以下にサービスしていたが、それ以降は高校生以下の動員が少なくなりそうであり、伸びがあるかが注目だった。
日本でヒットしそうなタイプではなく、それほど伸びないと思っていたが、気軽に楽しめられる作品のためか、意外と伸びた。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を超えるレベルと考えていたため、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は4週目まで9億円台と予想したが、先週に引き続き10億円台と予想したい。
配給会社の期待値どおり稼ぎそうだ。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低かったか。
ユニークな雰囲気もあるので、他のマーベル系よりも高く予想してもよかったかもしれない。


13位:「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」(シンカ・パルコ)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円台
【公開規模】 53スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.4千万円を稼ぎ、トータルでは推定1.5億円弱となっている。
1週間の伸びは3.8千万円半ば程度だろうか。
「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督作品。
レイチェル・マクアダムスが主演している。
全米では15百万ドルしか稼げなかった。
心温まるラブコメディのようであり評価も高く伸びそうだが、「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。
スクリーン数も少ないので、この程度でも仕方のないかもしれない。
「ノッティングヒルの恋人」などの脚本も手掛けており、ラブコメに定評のあるリチャード・カーティス監督なので、本作を劇場公開すること自体は悪くはないと思う。


順位不明:「NY心霊捜査官」(ソニー)<5週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円未満
【公開規模】 34スクリーン(先週比-25スクリーン)
7.7十万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定4.9千万円弱となっている。
1週間の伸びは2.5百万円半ば程度だろうか。
エリック・バナ主演、スコット・デリクソン監督のホラー作品。
全米でも31百万ドルしか稼げなかったホラー作品。
日本でも稼げるとは思えず、小規模公開とはいえ、劇場公開する理由が見つからない。
当然1億円を超えることはないだろう。
「NY心霊捜査官」の興行収入は先週に引き続き1億円未満と予想したい。
DVDスルーでも十分そうな作品であり、ソニーの考えがよく分からない。

国内映画興行収入ランキング(10月3週目その3)

5位:「映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】  6億円台(OP時9億円台)
【公開規模】 210スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定2.5億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.0億円程度だろうか。
かなり低い動きとなっている。人気が落ちているのだろうか。

アニメシリーズ11弾目となる作品。
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
☆13年「オールスターズ New Stage2」トータル10.3億円
OP2.0→4.9→7.2→8.9→9.6→9.8
☆13年「ドキドキ!プリキュア」トータル9.5億円
OP2.1→祝5.3→6.6→7.8→8.6→9.2→9.4
☆14年「オールスターズNewStage3 永遠のともだち」
OP1.9→4.5→6.4→7.9→8.4→8.6
☆14年「ハピネスチャージプリキュア!」
祝1.5→2.5億円→
この季節に公開される作品は9億円前後となっている。
秋公開作品との対比で考えると、本作の興行収入は4.5~5.4億円となる。
いきなりここまで人気が落ちることは考えにくいが、例年どおり稼ぐのは厳しいか。
今年の興行収入はOP時に9億円台と予想したが、6億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は9億円台だったので高すぎたか。
今回のシリーズは人気がないのだろうか。


7位:「蜩ノ記」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 15億円台
【現時点での興行収入予想】 11億円台(2週目13億円台、OP時15億円台)
【公開規模】 332スクリーン(先週比+1スクリーン)
5.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定7.1億円となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.8億円程度だろうか。
地味な作品ではあるが、年配層が順調に足を運んでいるようだ。
しかし、期待していた伸びはなさそうだ。

直木賞小説の実写映画化。
役所広司、岡田准一主演作品。
監督は、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史。
公開前に『良い映画だと思うが、「柘榴坂の仇討」もヒットしておらず、時代劇は当たるかどうかを予想するのはなかなか難しい。しかし、本作こそロングセールスになり、ヒットするだろう』と書いたとおりとなりそうもない。

参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
☆14年「蜩ノ記」
OP1.5→祝5.3→7.1億円→
岡田准一主演の「天地明察」、役所広司主演の「最後の忠臣蔵」が参考となりそうだが、これを超えるだろう。
主要作品との対比で考えると、「蜩ノ記」の興行収入は10.1~13.8億円となる。
期待していたロングセールスにはなりそうもない。

役所広司主演の以下の作品も参考となるか。
☆11年「聯合艦隊司令長官 山本五十六」トータル15.3億円
祝3日2.5(OP1.5)→5.7→祝10.2→11.8→13.1
☆12年「わが母の記」トータル13.3億円
OP1.2→5.8→8.1→9.8→10.9
☆14年「蜩ノ記」
OP1.5→祝5.3→7.1億円→
これらとの対比で考えると、「蜩ノ記」の興行収入は10.7~11.7億円となる。
期待通りのロングセールスにはなりそうもない。
「蜩ノ記」の興行収入はOP時15億円台、2週目に13億円台と予想したが、11億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は15億円台だったので、高すぎたようだ。
ロングセールスになる期待をしたが、時代劇の予想はやはり難しい。


8位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<11週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】 82億円台(7~10週目84億円台、4~6週目92億円台、2~3週目80億円台、OP時52億円台)
【公開規模】 344スクリーン(先週比+4スクリーン)
5.0千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは79.8億円となっている。
1週間の伸びは8.3千万円弱程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日9.9→2週目22.8→3週目13.1→4週目12.3→5週目6.2→6週目3.9→7週目2.3→8週目2.9→9週目2.1→10週目1.8→11週目0.8億円となっている。
夏休みが終わり、勢いは弱まったが、祝日の影響もあり、まだまだ好調だ。
どこまで伸びるだろうか。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
5週目64.3→68.2→72.3→75.1→79.0→79.8億円→
過去の作品を完全に調べていないが、過去最高となっただろう。

ジブリ作品が参考となるか。
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
10週目143.1→145.8→147.6→祝149.2→149.9→150.6
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
10週目088.1→089.8→090.5→091.0→091.4→091.6
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
10週目祝110.9→113.1→114.9→祝116.4
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
10週目79.0→79.8億円→
これらとの対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は82.2~84.8億円となる。
さすがにもはや大きくはない伸びないか。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台、3週目まで80億円台、6週目まで92億円台、先週まで84億円台と予想したが、82億円台に下方修正したい。
結局のところ2~3週目までの予想が正しかったようだ。
公開前個人予想は42億円台だったので、予想の倍程度稼ぎそうだ。
ヒットするのは分かるが、通常の倍という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。


9位:「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(20世紀フォックス)<5週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP~3週目15億円台)
【公開規模】 523スクリーン(先週比-119スクリーン)
※2D、3Dがあるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
3.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定13.4億円弱となっている。
1週間の伸びは1.0億円半ば程度か。
前作に比べて、日本では盛り上がりが感じられず、勢いがないようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「猿の惑星:創世記」トータル24.2億円
4日7.3(OP4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先込3.9(OP2.1)→08.3→10.8→12.3→13.4億円→
単純比較はできないが、これとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は14.3億円となる。
アメリカでは現在208百万ドルの大ヒットとなっている。
前作が177百万ドルだったため、17%上昇している。
日本のおいても前作並のヒットになるのは間違いないだろう。
ただ、アメリカのように上昇するかは微妙なところだ。
目新しかった前作を超えずに、日本では逆に15%程度ダウンするのではないかと公開前に書いたが、ダウン率はもっと高そうだ。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7→14.7→15.2→15.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先3.9→08.3→10.8→12.3→13.4億円→
先行のパターンが異なるが、「アベンジャーズ」との対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は14.4億円となる。
前作の24.2億円の半分はさすがに稼ぐはずであり、前作の6割程度と考えて、「猿の惑星:新世紀」の興行収入は3週目まで15億円台と予想したが、先週に引き続き14億円台と予想したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
アメリカでの大ヒットを受けてしまうと、そうそう低くも予想できない。
まさか前作からここまでダウンするとも思えなかった。


10位:「ルパン三世」(東宝)<8週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  23億円台
【公開規模】 316スクリーン(先週比+4スクリーン)
2.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは23.3億円となっている。
1週間の伸びは8.2千万円弱程度か。
既に20億円を突破している。
題材的にはヒットを狙えるものではあるが、面白そうと思わせる要素が個人的に感じられずヒットするはずがないと思っていた。

小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信出演作品。
監督は北村龍平。
さすがに13年「ガッチャマン」トータル4.8億円、12年「映画ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円、11年「ワイルド7」トータル6.5億円を超えるだろう。
ドラマ化もされた12年「映画 妖怪人間ベム」トータル11.7億円、11年「あしたのジョー」トータル11.0億円は下回るだろうと公開前に考えていた。

「ルパン三世」23.3億円と同程度の8週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「映画 謎解きはディナーのあとで」31.9億円(トータル32.5億円)
☆「そして父になる」31.2億円(トータル32.0億円)
これらとの対比で考えると、「ルパン三世」の興行収入は23.7~23.9億円となる。
もはやそれほど伸びるとは思えないので、「ルパン三世」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので大きく外しそうだ。
ルパンのファンがこの映画を見るとは思えず、面白いとも思えず、不思議なヒットだ。

国内映画興行収入ランキング(10月3週目その2)

1位:「近キョリ恋愛」(東宝映像)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  13億円台
【公開規模】 179スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2億円を週末に稼ぎ、トータルでは4.8億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.4億円程度だろうか。
予想しなかったが、正直言って公開されること自体認識していなかった。
Yahooの映画コーナーで公開作品をチェックしているが、最近非常に見にくくなってしまったため、恐らく今後もこのような見逃しがあるだろう。
それにしても、予告編も観たこともなく、テレビCMも観たこともなかった。
山下智久、小松菜奈主演のコミック原作のラブコメ。
若い女性には注目されていたのだろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
OP1.6→祝5.5→8.8→12.0→祝14.8→15.8→16.6
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6→不明→6.2→7.8→9.1→10.2
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3→21.2→22.4
☆14年「近キョリ恋愛」
祝込2.4→4.8億円→
今年公開された「好きっていいなよ。」のオープニングを超えており10億円突破は確実。
主要作品との対比で考えると、「近キョリ恋愛」の興行収入は10.6~13.2億円となる。
3連休公開かつジャニーズ主演の「陽だまりの彼女」対比で考えると、「近キョリ恋愛」の興行収入は11.3億円となるが、もうちょっと伸びるだろう。
「近キョリ恋愛」の興行収入は先週に引き続き13億円台と予想したい。
コミックに人気があるのか、山下智久に人気があるのか。
両方の要因なのか、それなりのヒットとなりそうだ。


2位:「ふしぎな岬の物語」(東映)<2週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】  15億円台
【公開規模】 287スクリーン(先週比+1スクリーン)
9.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは5.1億円半ばとなっている。
祝日を除いた6日間の伸びは2.8億円程度だろうか。
思ったよりは伸びていないか。
吉永小百合主演・制作作品。
監督は、11年「八日目の蝉」(トータル12.4億円)の成島出。
モントリオール映画祭で審査員特別賞グランプリなどを受賞している。
年配の女性層が鑑賞しそうであり、それなりの興行収入になりそうだ。

吉永小百合主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「長崎ぶらぶら節」トータル11.6億円
☆01年「千年の恋 ひかる源氏物語」トータル20.8億円
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3→22.2
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3→18.2
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→04.8→05.8→不明→07.2→07.7
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0→17.8
☆12年「北のカナリアたち」トータル14.0億円
OP1.8→5.6→08.3→10.2→11.5→12.3
☆14年「ふしぎな岬の物語」
祝込2.3→5.2億円→
悪くても10億円前後、ヒットするときは20億円前後の興行収入となる。
主要作品との作品との対比で考えると、「ふしぎな岬の物語」の興行収入は13.0~18.0億円となる。
今回はヒットするとは思えないが、ヒットしないとも思えない。
ファン層がしっかりとしており、ロングセールスにもなり、評価も悪くはなさそうなので、しっかりと稼ぐだろう。
「北のカナリアたち」程度は稼ぐと考えて、「ふしぎな岬の物語」の興行収入は先週に引き続き15億円台と予想したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
人気女優だけに手堅く稼ぐので予想はしやすい。


3位:「るろうに剣心 伝説の最期編」(ワーナー)<6週目>
【公開前個人予想】 52億円台
【現時点での興行収入予想】  48億円台(OP~3週目56億円台)
【公開規模】 348スクリーン(先週比-6スクリーン)
8.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは39.9億円弱となっている。
祝日を除いた6日間の伸びは1.6億円程度だろうか。
40億円突破を目前としている。
京都大火編ほどではないが、相当に盛り上がっているようだ。
失敗続きだったワーナーが逆転のホームランを放ったか。
ただ、前作を超えないのはやや不満が残るところだ。
立て続けに続編が制作される作品としては、「劇場版SPEC」が27.5億円→20.6億円、「僕等がいた」25.2億円→17.2億円、「GANTZ」34.5億円→28.2億円、「SP」36.3億円→33.3億円、「のだめカンタービレ」41.0億円→37.2億円という下げるケースもあるが、「20世紀少年」39.5億円→30.1億円→44.1億円、「デスノート」28.5億円→52.0億円という上昇するケースもあり、本作は下がるケースだったか。

シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9→48.2
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1(OP9.2)→22.5→30.5→34.8→祝38.3→39.9億円→
「るろうに剣心 京都大火編」を超えるかが注目となるが、厳しいか。
12年版との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は43.2億円となるが、もうちょっと伸びるだろう。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1→22.5→30.5→34.8→祝38.3→39.9億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は45.1~47.2億円となる。
しばらく邦画大作もないので、独走を続けるだろうが、京都大火編ほどの勢いはないか。
「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は3週目まで56億円台と予想したが、先週に引き続き48億円台と予想したい。
公開前個人予想は52億円台だったので、現時点では悪くはない予想となりそうだ。
京都大火編を鑑賞した観客が多少ギブアップしたようだ。
2作で100億円突破になるかが注目となる。
とにかくワーナーにとっては過去の失敗を忘れる成功となりそうだ。

国内映画興行収入ランキング(10月4週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ヘラクレス」(パラマウント)
「ラッシュ・アワー」シリーズのブレット・ラトナー監督、ドウェイン・ジョンソン主演作品。
ギリシャ神話の英雄を題材としたアクション映画。
製作費1億ドルの大規模映画だが、アメリカでは73百万ドルしか稼げなかった。
日本でもビッグヒットにはならないだろう。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「トロイ」トータル42.0億円
☆10年公開「タイタンの戦い」トータル15.8億円
金2.8→7.6→12.4→13.9→14.9→15.4
☆11年公開「インモータルズ‐神々の戦い‐」4億円台見込み
金1.3→2.8→3.7→4.2
☆12年公開「タイタンの逆襲」トータル7.2億円
OP1.3→3.3→6.1
面白そうな映画でもなく、ファミリー向け作品というわけでもなく、ドウェイン・ジョンソンも日本で人気が高いわけでもなく、ヒットするとは思えない。
「タイタンの逆襲」「インモータルズ‐神々の戦い‐」レベルだろう。
「インモータルズ‐神々の戦い‐」は超えると考えて、「ヘラクレス」の興行収入は5億円台と予想したい。
金曜日からのオープニング3日は1.5億円程度か。


◎「イコライザー」(ソニー)
デンゼル・ワシントン主演のアクション作品。

デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年公開「マイ・ボディガード」トータル10.1億円(※年末公開)
☆06年公開「デジャヴ」トータル8.9億円
OP1.6→4.6→6.5→7.6→8.4
☆06年公開「インサイド・マン」トータル不明(5~6億円程度か)
OP0.9→2.7
☆08年公開「アメリカン・ギャングスター」トータル10.5億円
金2.4→5.4→7.7→8.9→不明→10.1
☆09年公開「サブウェイ123激突」トータル7.7億円
金1.6→4.3→5.6→6.8→7.1
☆10年公開「ザ・ウォーカー」トータル不明(4~5億円程度か)
OP0.9→2.6→3.6→4.0→4.2
☆11年公開「アンストッパブル」トータル10.8億円
金2.8→6.6→8.7→9.8→10.4→10.5
☆12年公開「デンジャラス・ラン」トータル3.7億円
金1.2→2.6→3.3
☆13年公開「フライト」トータル9.2億円
金2.3→5.1→7.0→8.1→8.6
☆13年公開「2ガンズ」
金0.6→1.4→1.7→1.8→1.9
ヒットすれば10億円前後、ヒットしなければ2~4億円程度となっている。
10億円を超えるようなヒットにはならないものの、今回はややヒットすると思われる。
「マイ・ボディガード」ほどは稼げないが、「サブウェイ123激突」程度は稼ぐか。

以下の作品程度となるか。
☆12年公開「ボーン・レガシー」トータル8.2億円
金2.3→5.2→6.9
☆13年公開「エリジウム」トータル7.6億円
金2.0→4.6→05.9→06.8→07.3→07.4
☆14年公開「LUCY/ルーシー」
金2.8→6.0→7.7→8.8→9.4→9.7
これらがライバルになると考えて、「イコライザー」の興行収入は7億円台と予想したい。
オープニング2日は1.4億円程度か。


◎「小野寺の弟・小野寺の姉」(ショウゲート)
150スクリーン程度の中規模映画であり、ヒットするタイプの映画ではない。
向井理、片桐はいり主演作品。
ヒットして3億円台、コケれば1億円台というところではないか。
コメディぽい雰囲気もあり、気楽に観られるだろう。
「小野寺の弟・小野寺の姉」の興行収入は3億円台と予想したい。
オープニングは6千万円台程度か。

国内映画興行収入ランキング(10月3週目その1)

動員3位:「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」(GAGA)<1週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】 5億円台
【公開規模】 199スクリーン
8.0千万円半ば(80,639,200円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.0億円程度か』と書いたので、悪くはないものの、やや予想が高かったか。
モナコ公妃となった女優グレース・ケリーを、ニコール・キッドマンを演じる作品。
公開前に『女性受けしそうな作品であり、思わぬヒットとなる可能性がある』と書いたが、週末よりも平日やレディースデイに稼ぎそうだ。

実在の人物を描いた作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「マリー・アントワネット」トータル21.0億円
OP2.8→8.3→12.6→15.6→17.8→19.1
☆07年公開「エディット・ピアフ」トータル5.0億円
OP0.6→1.9→2.9→3.6
☆09年公開「ココ・アヴァン・シャネル」トータル7.5億円
金1.1→3.7→5.4→6.3
☆09年公開「チェ 28歳の革命」トータル9.0億円
OP1.4→4.0→5.8→7.2→7.7
☆09年公開「チェ 39歳別れの手紙」トータル4.0億円
OP0.8→2.0→2.9
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9→10.3→11.3
☆12年公開「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」トータル9.5億円
金1.6→4.6→6.7→7.8→8.5
☆13年公開「リンカーン」トータル10.2億円
金2.1→4.7→不明→8.8→9.8
☆13年公開「ダイアナ」不明
金0.7→1.7
☆14年公開「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
OP0.8億円→
主要作品との対比で考えると、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」の興行収入は5.1~6.7億円となる。
「ダイアナ」が大きくコケており、強気にはなれないが、女性が好みそうな作品であり、平日に稼ぎ、ロングセールスとなるだろう。
「エディット・ピアフ」程度は稼ぐと考えて、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」の興行収入は5億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったのでほぼ当たりとなりそうだ。
今後は、どのくらいの伸びがあるのか注目となる。


動員7位:「まほろ駅前狂騒曲」(東京テアトル)<1週目>
【公開前個人予想】 5億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 199スクリーン
5.8千万円弱(57,713,490円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.0億円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
ドラマ化を経て知名度が上がっているかと思ったが、それほどでもないのか。

「神去なあなあ日常」などの作家でもある三浦しをんの小説の映画化。
11年に映画化され、13年にドラマ化もされている。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「まほろ駅前多田便利軒」
OP0.3→1.0億円→
☆14年「まほろ駅前狂騒曲」
OP0.6億円→
前作の最終的な興行収入は不明。
前作は111スクリーンで公開されており、今回はその倍近いスクリーンで公開されている。
知名度があがり、スクリーンを増やし、前作の倍以上の興行収入になると思われたが、単純ではなかった。

三浦しをん原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「風が強く吹いている」トータル4.5億円
OP0.9→2.4→3.2→祝3.8→4.1
☆13年「舟を編む」トータル8.3億円
OP1.1→3.3→祝5.0→不明→7.0
☆14年「WOOD JOB!神去なあなあ日常」
OP1.1→3.1→4.4→5.3
☆14年「まほろ駅前狂騒曲」
OP0.6億円→
これらとの対比で考えると、「まほろ駅前狂騒曲」の興行収入は3.0~4.5億円となる。
多少伸びると考えても、「まほろ駅前狂騒曲」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は5億円台だったので、高すぎたか。
やはり、映画というものは計算通りには稼げないものだ。

全米映画興行収入(10月第3週目)

1位となったのは新作の「フューリー」。
事前には週末3日間で33百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る23.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費68百万ドルの回収が当面の目標となる。
ブラッド・ピット主演の戦争モノ。
監督は、12年「エンド・オブ・ウォッチ」(トータル41百万ドル)のデヴィッド・エアー。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

98年「プレイベート・ライアン」(トータル217百万ドル)の例外はあるが、戦争モノはビッグヒットになりにくい。
☆09年「イングロリアス・バスターズ」トータル121百万ドル
OP38→73→92→104
☆08年「ワルキューレ」トータル83百万ドル
先47→65→74→79→81→82
☆14年「ミケランジェロ・プロジェクト」トータル78百万ドル
OP22→44→58→66→71→74
☆14年「フューリー」
OP24百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「フューリー」の興行収入は76~85百万ドルとなる。
この程度となるだろうか。

賞レースにも絡んでくるといわれている。
ブラッド・ピット主演作品のうち、賞レースに絡んだ主な作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆11年「マネーボール」トータル76百万ドル
OP20→38→49→58→64→67→70
☆14年「フューリー」
OP24百万ドル→
「マネーボール」との対比で考えると、「フューリー」の興行収入は91百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほど高いので、「フューリー」の興行収入は1億ドル台と予想したい。
賞レースにも絡んできて、伸びるのではないか。


2位は3週目の「ゴーン・ガール」。
トータルでは107百万ドルとなっている。
製作費61百万ドルは楽に回収した。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
OP38→78→107百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゴーン・ガール」の興行収入は141~167百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は先週に引き続き1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを超えそうだ。


3位となったのは新作の「The Book of Life」。
事前には週末3日間で19百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る17.0百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5千万ドルの回収が当面の目標となる。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースした20世紀フォックスのアニメ作品。
ハロウィンが題材となっている。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

20世紀フォックスのアニメ作品のうち、あまりヒットしていない作品の興行収入は以下のとおり。
☆14年「彼と人魚」トータル112百万ドル
OP32→64→81→94→102→105
☆13年「メアリーと秘密の王国」トータル108百万ドル
OP34→65→84→96→101→103
☆13年「ターボ」トータル83百万ドル
先31(OP21)→56→69→75→78→80
☆14年「The Book of Life」
OP17百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Book of Life」の興行収入は54~60百万ドルとなる。
ギレルモ・デル・トロがプロデュースしているので、普通のアニメとは異なる動きとなりそうだ。

以下の作品も参考となるか。
☆09年「コララインとボタンの魔女」トータル75百万ドル
OP17→35→54→61→66→69
☆12年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」トータル56百万ドル
OP14→28→38→45→49→53
☆14年「The Book of Life」
OP17百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Book of Life」の興行収入は68~75百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはあるだろう。
「The Book of Life」の興行収入は6千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できそうなので問題はないが、普通のファミリー向けではないアニメはやはりビッグヒットにはならないようだ。


4位は2週目の「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」。
トータルでは37百万ドルとなっている。
製作費28百万ドルは楽に回収した。
児童書を実写化したディズニー系のファミリー向け作品。
スティーヴ・カレル、ジェニファー・ガーナーが主演している。
監督はヒット実績のないミゲル・アルテタ。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆10年「グレッグのダメ日記」トータル64百万ドル
OP22→36→46→54→57
☆11年「グレッグのおきて」トータル53百万ドル
OP24→38→45→48→50
☆12年「グレッグのダメ日記3」トータル49百万ドル
OP15→30→39→43→45
☆14年「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」
OP18→37百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は52~66百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないと思ったが、ファミリー作品らしく粘りそうだ。
「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」の興行収入はOP時に5千万ドル台と予想したが、6千万ドル台に上方修正したい。
スティーヴ・カレルは、13年「俺たちスーパーマジシャン」トータル23百万ドルに次ぎ、やや物足りない興行収入となる。
製作費が安いので問題ないだろうが、彼の人気がやや落ちているのか。


5位となったのは新作の「The Best of Me」。
事前には週末3日間で15.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を下回る10.2百万ドルのオープニングを飾った。
製作費26百万ドルの回収が当面の目標となる。
ニコラス・スパークス原作、ジェームズ・マースデン主演のラブストーリー。
ミシェル・モナハンも出演している。
監督はキャリアが長いがヒット実績が少ないマイケル・ホフマン。
公開前に『ビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう』と書いたが、ややコケてしまったか。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「一枚のめぐり逢い」トータル60百万ドル
OP23→39→48→54→57→58→59→59
☆13年「セイフ ヘイヴン」トータル71百万ドル
木30→48→57→63→67→69→70→70
☆14年「The Best of Me」
OP10百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Best of Me」の興行収入は26~34百万ドルとなる。
評価は普通であり、伸びはないだろう。
「The Best of Me」の興行収入は2千万ドル台と予想したい。
「最後の初恋」トータル42百万ドルを下回る結果となりそうだ。
若者向け作品ならば需要があるだろうが、やや年齢層が高いキャスティングではやや厳しい。


6位は2週目の「ドラキュラZERO」。
トータルでは41百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルの回収が目標となる。
11年「インモータルズ-神々の戦い-」(トータル84百万ドル)のルーク・エヴァンス主演のアクションホラー。
監督は実績のないゲイリー・ショア。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品と対比されている。
☆13年「ジャックと天空の巨人」トータル65百万ドル
OP27→44→54→59→61
☆13年「ヘンゼル&グレーテル」トータル56百万ドル
OP20→35→44→50→53
☆14年「ドラキュラZERO」
OP24→41百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ドラキュラZERO」の興行収入は61~66百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「ドラキュラZERO」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費7千万ドルの回収が厳しいため、成功とはいえないだろう。
主演の知名度がやや弱かったか。


7位は2週目の「The Judge」。
トータルでは27百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収が当面の目標となる。
ロバート・ダウニーJr.、ロバート・デュヴァル主演のヒューマンドラマ。
監督は、05年「ウエディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドルなどのコメディ作品をあてているデヴィッド・ドブキン。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ロバート・ダウニーJr.主演でも、さすがに法廷モノでは大ヒットにならないだろう。

弁護士モノならば以下が参考となるか。
☆11年「リンカーン弁護士」トータル58百万ドル
OP13→29→39→46
☆14年「The Judge」
OP13→27百万ドル→
これとの対比で考えると、「The Judge」の興行収入は54百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、この対比と同程度となるだろうか。
「The Judge」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
製作費を回収できれば、とりあえずは問題ないだろう。
題材的にはヒットは望めない。


8位は3週目の「Annabelle」。
トータルでは74百万ドルとなっている。
製作費6.5百万ドルなので、10倍以上を楽に稼ぎ出している。
公開前に『ヒットしないが、ほどほどに稼ぐか』と書いたが、予想を上回るヒットとなりそうだ。
ヒットした「死霊館」のスピンオフのホラー作品。
監督は実績のないジョン・R・レオネッティ。

参考作品は以下のとおり。
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル137百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「インシディアス第2章」トータル84百万ドル
OP40→60→69→75→79
☆14年「Annabelle」
OP37→62→74百万ドル→
「インシディアス」以外の作品との対比で考えると、「Annabelle」の興行収入は90~94百万ドルとなる。
評価は普通なので、高い伸びはないだろう。
「Annabelle」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
「インシディアス第2章」がライバルとなりそうだ。
ホラーはちょっと当たるとシリーズ化してヒットが止まらなくなるようだ。


9位は4週目の「イコライザー」。
トータルでは89百万ドルとなっている。
製作費55百万ドルなので、楽に回収が終了した。
製作費が安すぎるが、デンゼル・ワシントンのギャラが安くなっているのか。
アントワン・フークワ監督、デンゼル・ワシントン主演のサスペンス作品。
クロエ・グレース・モレッツも出演している。
公開前に『アントワン・フークワ監督作品なので、大ヒットはしないがそれなりに稼ぐはずだ』と書いたが、「トレーニング・デイ」以来のコンビであり、予想以上のヒットとなりそうだ。

アントワン・フークワ監督の初の1億ドル突破作品となるだろうか。
☆13年「エンド・オブ・ホワイトハウス」トータル99百万ドル
OP30→55→71→82→89→93
☆14年「イコライザー」
OP34→64→80→89百万ドル→
これとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は107百万ドルとなる。
「エンド・オブ・ホワイトハウス」を超えるかが注目となる。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下の通り。
☆10年「ザ・ウォーカー」トータル95百万ドル
OP33→61→75→082→088→091
☆10年「アンストッパブル」トータル82百万ドル
OP23→42→60→069→074→077
☆12年「デンジャラス・ラン」トータル126百万ドル
OP40→78→98→108→116→120
☆12年「フライト」トータル94百万ドル
OP25→47→62→075→081→086
☆13年「2 ガンズ」トータル76百万ドル
OP27→49→59→065→069→072
☆14年「イコライザー」
OP34→64→80→089百万ドル→
これらとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は103~112百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びそうだ。
「イコライザー」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
デンゼル・ワシントンの人気は落ちそうで落ちない。
アントワン・フークワ監督も再び大作を任されそうだ。


10位は5週目の「The Maze Runner」。
トータルでは91百万ドルとなっている。
製作費34百万ドルの2.5倍以上を回収している。
あまり実績のないウェス・ボール監督のSFサスペンス作品。
若者向け小説の映画化。
実績のない若手俳優が出演している。
公開前に『「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」と同様にヒットしそうだ』と書いたが、爆発的ではなくほどほどのヒットとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆14年「ダイバージェント」トータル151百万ドル
OP55→94→114→125→134→140
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆13年「エンダーのゲーム」トータル62百万ドル
OP27→44→54→57→59
☆14年「The Maze Runner」
OP33→58→74→84→91百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Maze Runner」の興行収入は96~103百万ドルとなる。
評価は高く、伸びが意外と続いている。
「The Maze Runner」の興行収入は3週目まで8千万ドル台と予想したが、先週に引き続き9千万ドル台と予想したい。
製作費が高くないので、十分すぎる結果だろう。
続編の制作も決定している。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆マイケル・ベイがプロデュースしたホラー「Ouija」
☆キアヌ・リーヴス主演のアクション「John Wick」
ハロウィーン時期でもあり「Ouija」はヒットするだろう。
評価はかなり高いようだが、「John Wick」はヒットはしないだろう。

国内映画興行収入ランキング(10月2週目その3)

7位:「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(20世紀フォックス)<4週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 14億円台(OP~3週目15億円台)
【公開規模】 642スクリーン(先週比-58スクリーン)
※2D、3Dがあるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
6.6千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定12.3億円となっている。
1週間の伸びは1.5億円程度か。
前作に比べて、日本では盛り上がりが感じられず、勢いがないようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「猿の惑星:創世記」トータル24.2億円
4日7.3(OP4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先込3.9(OP2.1)→08.3→10.8→12.3億円→
単純比較はできないが、これとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は14.4億円となる。
アメリカでは現在208百万ドルの大ヒットとなっている。
前作が177百万ドルだったため、17%上昇している。
日本のおいても前作並のヒットになるのは間違いないだろう。
ただ、アメリカのように上昇するかは微妙なところだ。
目新しかった前作を超えずに、日本では逆に15%程度ダウンするのではないかと公開前に書いたが、ダウン率はもっと高そうだ。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7→14.7→15.2→15.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先3.9→08.3→10.8→12.3億円→
先行のパターンが異なるが、これらとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は13.0~14.1億円となる。
洋画大作作品の公開もしばらくなく、さすがに10億円前半で終わるはずはないだろう。
前作の24.2億円の半分はさすがに稼ぐはずであり、前作の6割程度と考えて、「猿の惑星:新世紀」の興行収入は先週まで15億円台と予想したが、14億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
アメリカでの大ヒットを受けてしまうと、そうそう低くも予想できない。
まさか前作からここまでダウンするとも思えなかった。


8位:「ルパン三世」(東宝)<7週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  23億円台
【公開規模】 312スクリーン(先週比+4スクリーン)
4.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定22.5億円弱となっている。
1週間の伸びは7.5千万円程度か。
既に20億円を突破している。
題材的にはヒットを狙えるものではあるが、面白そうと思わせる要素が個人的に感じられずヒットするはずがないと思っていた。

小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信出演作品。
監督は北村龍平。
さすがに13年「ガッチャマン」トータル4.8億円、12年「映画ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円、11年「ワイルド7」トータル6.5億円を超えるだろう。
ドラマ化もされた12年「映画 妖怪人間ベム」トータル11.7億円、11年「あしたのジョー」トータル11.0億円は下回るだろうと公開前に考えていた。

「ルパン三世」22.5億円と同程度の7週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「謝罪の王様」21.0億円(トータル21.8億円)
☆「ストロベリーナイト」20.5億円(トータル21.8億円)
これらとの対比で考えると、「ルパン三世」の興行収入は23.4~23.9億円となる。
もはやそれほど伸びるとは思えないので、「ルパン三世」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので大きく外しそうだ。
ルパンのファンがこの映画を見るとは思えず、面白いとも思えず、不思議なヒットだ。


9位:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(ディズニー)<5週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台(OP~4週目9億円台)
【配給会社期待値等】 「10億円を超える見込み」
【公開規模】 538スクリーン(先週比-52スクリーン)
※2D、3D、字幕、吹替版があるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
3.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定9.7億円弱となっている。
1週間の伸びは7.8千万円程度だろうか。
日本で大ヒットするタイプの作品ではなく、ほどほどの動きとなっている。

マーベルコミック原作のアクション作品。
今年のアメリカのサマーシリーズを制した大作映画であり、将来的には「アベンジャーズ」に絡んでくる可能性もある。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年公開「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年公開「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2(OP0.9)→2.2→2.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆14年公開「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP1.9→3.7→5.1→5.7→6.1
☆14年公開「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP2.0→4.1→5.6→6.5→6.8
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP2.2→5.6→7.7→8.9→9.7億円→
主要作品との対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は10.0~10.5億円となる。
オープニング3日は高校生以下にサービスしていたが、それ以降は高校生以下の動員が少なくなりそうであり、伸びがあるかが注目だった。
日本でヒットしそうなタイプではなく、それほど伸びないと思っていたが、気軽に楽しめられる作品のためか、意外と伸びた。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を超えるレベルと考えていたため、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は先週まで9億円台と予想したが、10億円台に上昇修正したい。
配給会社の期待値どおり稼ぎそうだ。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低かったか。
ユニークな雰囲気もあるので、他のマーベル系よりも高く予想してもよかったかもしれない。


10位:「ジャージー・ボーイズ」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】  3億円台
【公開規模】 143スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.1千万円を稼ぎ、トータルでは推定2.4億円となっている。
1週間の伸びは7.7千万円程度だろうか。
動きは物足りないが、スクリーン数も少なく、題材的にも仕方のない結果か。

ブロードウェイミュージカルの映画化。
クリント・イーストウッド監督作品。
アメリカでは有名なミュージカルだと思うが、全米で47百万ドルしか稼げなかった。
扱われているフォー・シーズンズというバンドも日本ではそれほど著名というわけではないだろう。日本でもヒットはしないと思うと公開前に書いたとおりとなりそうだ。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→04.6→06.2→06.9
☆12年「J・エドガー」トータル3.6億円
OP0.8→02.0→02.7
☆14年「ジャージー・ボーイズ」
OP0.5→1.7→2.4億円→
公開前に『良くて「J・エドガー」と同程度というところではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は3.2~4.0億円となる。
クリント・イーストウッド監督という知名度だけでそれなりには稼ぐだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので当たりそうだ。
「J・エドガー」と同程度と予想がつくので、誰でも分かるだろう。


11位:「ぶどうのなみだ」(アスミック)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1~2億円
【公開規模】 67スクリーン
北海道にて4日に先行公開され、11日に全国公開された。
2.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.5千万円半ばとなっている。
大泉洋主演作品。
12年に公開された「しあわせのパン」(トータル3.8億円)のスタッフによる北海道を舞台にした作品。

参考作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年「しあわせのパン」トータル3.8億円
先0.6(OP0.4)→1.3
☆14年「ぶどうのなみだ」
先0.4(OP0.2)億円→
「しあわせのパン」の5~6割程度となるだろうか。
「ぶどうのなみだ」の興行収入は1~2億円と予想したい。
続けてサプライズヒットというわけにはいかないだろう。
この程度でも仕方がない。


12位:「柘榴坂の仇討」(松竹)<4週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(OP~3週目8億円台)
【公開規模】 255スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.0千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.5億円弱となっている。
1週間の伸びは7.0千万円弱程度だろうか。
イマイチな動きとなっている。
地味な時代劇なのでこの結果は仕方がないが、年配層に受けそうだと思い、高めに予想した。

浅田次郎原作作品。
若松節朗監督、中井貴一、阿部寛が主演している。
参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
☆14年「柘榴坂の仇討」
先1.1→3.4→4.8→5.5億円→
これらとの対比で考えると、「柘榴坂の仇討」の興行収入は6.9~8.9億円となる。
コメディ系はヒットしやすいが、本格系はビッグヒットにはなりそうもない。
ただ、評価も良さそうであり、キャストも悪くはなく、コケることもないだろう。
「十三人の刺客」トータル16.0億円以下、「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円以上というところではないかと公開前に書いたが、「最後の忠臣蔵」すら届きそうもない。
ロングセールス込みでも「柘榴坂の仇討」の興行収入は先週まで8億円台と予想したが、7億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は10億円台だったので、やや高すぎたか。
浅田次郎原作、中井貴一主演の03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞・最優秀作品賞ほか各賞受賞)ですら10億円を超えていないので、やはり時代劇は評価が高くても厳しいのか。


13位:「舞妓はレディ」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  7億円台(OP~4週目8億円台)
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定6.6億円弱となっている。
1週間の伸びは5.7千万円程度か。
予告編を観た時のファーストインプレッションはメチャクチャつまらなそうな映画だなとヒットするはずなさそうだと思った。
「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」と話題作を制作してきた周防正行監督作品であり、舞妓というネタは意外と受けるというところもあるので、予想が非常に難しい。
周防正行監督の「終の信託」(トータル3.3億円)のような悲惨なことにはならないと思うが、ヒットもせずコケもせずという中途半端な結果となるのではないかと書いたとおりとなりそうだ。

「舞妓はレディ」6.6億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「100回泣くこと」6.6億円(トータル7.3億円)
☆「貞子3D2」6.9億円(トータル7.2億円)
☆「許されざる者」6.7億円(トータル7.0億円)
これらとの対比で考えると、「舞妓はレディ」の興行収入は6.9~7.3億円となる。
年配層向けの映画のように思われるので、平日の伸びもあるだろうと期待したが、もはや厳しそうだ。
「舞妓はレディ」の興行収入は先週まで8億円台と予想したが、7億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
きちんと伸びるかが注目となるが、評価は悪くなさそうなのでほどほど伸びた。
良くも悪くもない結果となりそうだ。


14位:「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」(シンカ・パルコ)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円台
【公開規模】 53スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.8千万円半ばを稼ぎ、トータルでは推定1.1億円弱となっている。
1週間の伸びは4.1千万円程度だろうか。
「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督作品。
レイチェル・マクアダムスが主演している。
心温まるラブコメディのようであり評価も高く伸びそうだが、「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。
スクリーン数も少ないので、この程度でも仕方のないかもしれない。
「ノッティングヒルの恋人」などの脚本も手掛けており、ラブコメに定評のあるリチャード・カーティス監督なので、本作を劇場公開すること自体は悪くはないと思う。


15位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<11週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】 52億円台(6週目49億円台、3~4週目43億円台、OP~2週目38億円台)
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 241スクリーン(先週比-91スクリーン)
1.4千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定51.7億円弱となっている。
1週間の伸びは3.5千万円半ば程度だろうか。
既に50億円を突破している。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
9月13日に「伝説の最期編」が公開される前に一伸びしたが、公開されても勢いはまだまだ止まらない。
しかし、ようやくスクリーン数が減り始めた。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
5週目42.4→45.9→48.2→49.7→50.7→51.3→51.7億円→
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなった。
果たして、いつまで公開されるのだろうか。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
5週目52.9→61.9→65.9→69.2→70.7→71.4
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
5週目38.7→40.7→祝42.2→42.7→43.1
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
5週目32.5→34.8→祝36.6→37.4→37.9→祝38.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
5週目28.4→30.5→31.6→32.2→32.9→33.4
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
5週目42.4→45.9→48.2→49.7→50.7→51.3→51.7億円→
「伝説の最期編」の上映が始まるので、さすがにもはや大きくは伸びないだろうと思ったら、盛り上がっているのでやはり見ようという者がいるらしい。
公開もまだ終わらないようなので、もうちょっと伸びそうだ。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は2週目まで38億円台、4週目まで43億円台、6週目に49億円台と予想したが、先週に引き続き52億円台と予想したい。
配給会社の期待値が40億円なので、これを大きく超えそうだ。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったので、低すぎたか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入も相当高くなりそうだ。


順位不明:「NY心霊捜査官」(ソニー)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円未満
【公開規模】 59スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.2百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定4.6千万円となっている。
1週間の伸びは5.1百万円程度だろうか。
エリック・バナ主演、スコット・デリクソン監督のホラー作品。
全米でも31百万ドルしか稼げなかったホラー作品。
日本でも稼げるとは思えず、小規模公開とはいえ、劇場公開する理由が見つからない。
当然1億円を超えることはないだろう。
「NY心霊捜査官」の興行収入は先週に引き続き1億円未満と予想したい。
DVDスルーでも十分そうな作品であり、ソニーの考えがよく分からない。

国内映画興行収入ランキング(10月2週目その2)

1位:「近キョリ恋愛」(東宝映像)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  13億円台
【公開規模】 179スクリーン
1.8億円弱(178,472,500円)のオープニングを飾った。
祝日を加えると2.3億円半ばとなっている。
予想しなかったが、正直言って公開されること自体認識していなかった。
Yahooの映画コーナーで公開作品をチェックしているが、最近非常に見にくくなってしまったため、恐らく今後もこのような見逃しがあるだろう。
それにしても、予告編も観たこともなく、テレビCMも観たこともなかった。
山下智久、小松菜奈主演のコミック原作のラブコメ。
若い女性には注目されていたのだろうか。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆13年「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
OP1.6→祝5.5→8.8→12.0→祝14.8→15.8→16.6
☆13年「潔く柔く」トータル5.0億円
OP0.9→祝2.8→3.7→4.3
☆14年「好きっていいなよ。」
OP1.6→不明→6.2→7.8→9.1→10.2
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3→21.2→22.4
☆14年「近キョリ恋愛」
祝込2.4(OP1.8)億円→
今年公開された「好きっていいなよ。」のオープニングを超えており10億円突破は確実。
主要作品との対比で考えて、祝日分を足すと、「近キョリ恋愛」の興行収入は12.6~15.7億円となる。
3連休公開かつジャニーズ主演の「陽だまりの彼女」対比で考えると、「近キョリ恋愛」の興行収入は10.5億円となるが、もうちょっと伸びるだろう。
「近キョリ恋愛」の興行収入は13億円台と予想したい。
コミックに人気があるのか、山下智久に人気があるのか。
両方の要因なのか、それなりのヒットとなりそうだ。


2位:「ふしぎな岬の物語」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】  15億円台
【公開規模】 286スクリーン
1.7億円半ば(176,806,300円)のオープニングを飾った。
祝日を加えると2.3億円となっている。
先週『祝日もあるが、オープニング2日は1.9億円程度か』と書いたので、悪くはない予想となっている。

吉永小百合主演・制作作品。
監督は、11年「八日目の蝉」(トータル12.4億円)の成島出。
モントリオール映画祭で審査員特別賞グランプリなどを受賞している。
年配の女性層が鑑賞しそうであり、それなりの興行収入になりそうだ。

吉永小百合主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「長崎ぶらぶら節」トータル11.6億円
☆01年「千年の恋 ひかる源氏物語」トータル20.8億円
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3→22.2
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3→18.2
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→04.8→05.8→不明→07.2→07.7
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0→17.8
☆12年「北のカナリアたち」トータル14.0億円
OP1.8→5.6→08.3→10.2→11.5→12.3
☆14年「ふしぎな岬の物語」
祝込2.3(OP1.8)億円→
悪くても10億円前後、ヒットするときは20億円前後の興行収入となる。
主要作品との作品との対比で考えて、祝日分を足すと、「ふしぎな岬の物語」の興行収入は14.5~16.3億円となる。
今回はヒットするとは思えないが、ヒットしないとも思えない。
ファン層がしっかりとしており、ロングセールスにもなり、評価も悪くはなさそうなので、しっかりと稼ぐだろう。
「北のカナリアたち」程度は稼ぐと考えて、「ふしぎな岬の物語」の興行収入は15億円台と予想したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、ほぼ当たりそうだ。
人気女優だけに手堅く稼ぐので予想はしやすい。


5位:「映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ」(東映)<1週目>
【公開前個人予想】 9億円台
【現時点での興行収入予想】  9億円台
【公開規模】 210スクリーン
1.0億円(100,389,600円)のオープニングを飾った。
祝日を加えると1.4億円半ばとなっている。
先週『祝日もあるが、オープニング2日は1.8億円程度だろう』と書いたので、かなり低いオープニングとなった。
人気が落ちているからなのか、天候の問題なのか。

アニメシリーズ11弾目となる作品。
関連作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
☆13年「オールスターズ New Stage2」トータル10.3億円
OP2.0→4.9→7.2→8.9→9.6→9.8
☆13年「ドキドキ!プリキュア」トータル9.5億円
OP2.1→祝5.3→6.6→7.8→8.6→9.2→9.4
☆14年「オールスターズNewStage3 永遠のともだち」
OP1.9→4.5→6.4→7.9→8.4→8.6
☆14年「ハピネスチャージプリキュア!」
祝1.5(OP1.0)億円→
この季節に公開される作品は9億円前後となっている。
秋公開作品との対比で考えて祝日分を足すと、本作の興行収入は5.0~5.2億円となる。
いきなりここまで人気が落ちることは考えにくい。
天候の問題だと判断し、例年通り稼ぐと予想したい。
今年の興行収入は公開前の予想どおり9億円台と予想したい。
例年どおり稼ぐか注目となる。

国内映画興行収入ランキング(10月2週目その1)

3位:「るろうに剣心 伝説の最期編」(ワーナー)<5週目>
【公開前個人予想】 52億円台
【現時点での興行収入予想】  48億円台(OP~3週目56億円台)
【公開規模】 354スクリーン(先週比-12スクリーン)
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定37.7億円となっている。
1週間の伸びは2.9億円半ば程度だろうか。
35億円を突破している。
京都大火編ほどではないが、相当に盛り上がっているようだ。
失敗続きだったワーナーが逆転のホームランを放ったか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9→48.2
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1(OP9.2)→22.5→30.5→34.8→37.7億円→
「るろうに剣心 京都大火編」を超えるかが注目となるが、厳しいか。
12年版との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は43.0億円となるが、もうちょっと伸びるだろう。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1→22.5→30.5→34.8→37.7億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は43.0~52.2億円となる。
しばらく邦画大作もないので、独走を続けるだろうが、京都大火編ほどの勢いはないか。
「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は3週目まで56億円台と予想したが、先週に引き続き48億円台と予想したい。
公開前個人予想は52億円台だったので、現時点では悪くはない予想となりそうだ。
京都大火編を鑑賞した観客が多少ギブアップしたようだ。
2作で100億円突破になるかが注目となる。
とにかくワーナーにとっては過去の失敗を忘れる成功となりそうだ。


4位:「蜩ノ記」(東宝)<2週目>
【公開前個人予想】 15億円台
【現時点での興行収入予想】  13億円台(OP時15億円台)
【公開規模】 331スクリーン(先週比+1スクリーン)
1.1億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定4.9億円となっている。
1週間の伸びは3.4億円弱程度だろうか。
地味な作品ではあるが、年配層が順調に足を運んでいるようだ。

直木賞小説の実写映画化。
役所広司、岡田准一主演作品。
監督は、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史。
公開前に『良い映画だと思うが、「柘榴坂の仇討」もヒットしておらず、時代劇は当たるかどうかを予想するのはなかなか難しい。しかし、本作こそロングセールスになり、ヒットするだろう』と書いたとおりとなるだろうか。

参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
☆14年「蜩ノ記」
OP1.5→4.9億円→
岡田准一主演の「天地明察」、役所広司主演の「最後の忠臣蔵」が参考となりそうだが、これを超えるだろう。
主要作品との対比で考えると、「蜩ノ記」の興行収入は10.1~13.9億円となる。
10億円程度の動きだが、ロングセールスになり、この対比の上限程度となるのではないか。

役所広司主演の以下の作品も参考となるか。
☆11年「聯合艦隊司令長官 山本五十六」トータル15.3億円
祝3日2.5(OP1.5)→5.7→祝10.2→11.8→13.1
☆12年「わが母の記」トータル13.3億円
OP1.2→5.8→8.1→9.8→10.9
☆14年「蜩ノ記」
OP1.5→4.9億円→
これらとの対比で考えると、「蜩ノ記」の興行収入は11.2~13.2億円となる。
この程度のロングセールスとなるのではないかと思いたいが、期待以上の動きは無理か。
「蜩ノ記」の興行収入はOP時15億円台と予想したが、13億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は15億円台だったので、現時点ではほぼ当たりそうだ。
ロングセールスになるのかどうかが注目となる。


6位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<10週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】 84億円台(4~6週目92億円台、2~3週目80億円台、OP時52億円台)
【公開規模】 344スクリーン(先週比+4スクリーン)
7.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは79.0億円となっている。
1週間の伸びは1.8億円程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日9.9→2週目22.8→3週目13.1→4週目12.3→5週目6.2→6週目3.9→7週目2.3→8週目2.9→9週目2.1→10週目1.8億円となっている。
夏休みが終わり、勢いは弱まったが、祝日の影響もあり、まだまだ好調だ。
どこまで伸びるだろうか。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
5週目64.3→68.2→72.3→75.1→79.0億円→
過去の作品を完全に調べていないが、過去最高となっただろう。

ジブリ作品が参考となるか。
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
5週目不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
5週目60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
5週目99.4→111.7→127.2→134.4→祝140.5→143.1
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
5週目64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→088.1
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
5週目72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
5週目64.3→68.2→72.3→75.1→77.2→79.0億円→
主要作品との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は82.9~85.6億円となる。
さすがにもはや大きくはない伸びないか。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台、3週目まで80億円台、6週目まで92億円台と予想したが、先週に引き続き84億円台と予想したい。
公開前個人予想は42億円台だったので、予想の倍程度稼ぎそうだ。
ヒットするのは分かるが、通常の倍という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。

国内映画興行収入ランキング(10月3週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「まほろ駅前狂騒曲」(東京テアトル)
「神去なあなあ日常」などの作家でもある三浦しをんの小説の映画化。
11年に映画化され、13年にドラマ化もされている。
前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「まほろ駅前多田便利軒」
OP0.3→1.0億円→
最終的な興行収入は不明。
前作は111スクリーンで公開されていた。
今回はその倍近いスクリーンで公開される。

以下の作品と似たような結果となるのか。
☆12年「闇金ウシジマくん」(132スクリーン)
OP0.8→2.2→3.1
☆14年「闇金ウシジマくん Part2」(156スクリーン)
金1.7→3.8→5.0
倍近い興行収入となっており、本作もそのような動きとなるだろうか。
前作「まほろ駅前多田便利軒」の興行収入が2億円台と仮定すると、知名度アップ分で5割増し、スクリーンが倍になるのでさらに5割増しと考えると、4~5億円程度となるだろうか。
知名度も上がっていると考えて、「まほろ駅前狂騒曲」の興行収入は5億円台と予想したい。
オープニングは1.0億円程度か。


◎「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」(GAGA)
モナコ公妃となった女優グレース・ケリーを、ニコール・キッドマンを演じる作品。
女性受けしそうな作品であり、思わぬヒットとなる可能性がある。

実在の人物を描いた作品の興行収入は以下のとおり。
☆07年公開「マリー・アントワネット」トータル21.0億円
OP2.8→8.3→12.6→15.6→17.8→19.1
☆09年公開「ココ・アヴァン・シャネル」トータル7.5億円
金1.1→3.7→5.4→6.3
☆09年公開「チェ 28歳の革命」トータル9.0億円
OP1.4→4.0→5.8→7.2→7.7
☆09年公開「チェ 39歳別れの手紙」トータル4.0億円
OP0.8→2.0→2.9
☆11年公開「英国王のスピーチ」トータル18.2億円
OP1.0→4.4→6.2→7.4→8.9→10.3→11.3
☆12年公開「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」トータル9.5億円
金1.6→4.6→6.7→7.8→8.5
☆13年公開「リンカーン」トータル10.2億円
金2.1→4.7→不明→8.8→9.8
☆13年公開「ダイアナ」不明
金0.7→1.7
331スクリーンで公開され、ヒットすると思われた「ダイアナ」が大コケしてしまい、予想が難しい。
「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」は200スクリーン程度の公開となる模様。
ただ、女性が好みそうな作品であり、ヒットするのではないかと思われる。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」以下の興行収入となるだろうが、「ココ・アヴァン・シャネル」と同程度となりそうだ。
「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」の興行収入は6億円台と予想したい。
オープニングは1.0億円程度か。
平日に稼ぎ、ロングセールスとなるだろう。

全米映画興行収入(10月第2週目)

1位は2週連続で「ゴーン・ガール」。
トータルでは78百万ドルとなっている。
製作費61百万ドルは楽に回収した。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
OP38→78百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゴーン・ガール」の興行収入は126~164百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は先週に引き続き1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを超えそうだ。


2位となったのは新作の「ドラキュラZERO」。
23.5百万ドルのオープニングを飾った。
製作費7千万ドルの回収が目標となる。
11年「インモータルズ-神々の戦い-」(トータル84百万ドル)のルーク・エヴァンス主演のアクションホラー。
監督は実績のないゲイリー・ショア。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品と対比されている。
☆13年「ジャックと天空の巨人」トータル65百万ドル
OP27→44→54→59→61
☆13年「ヘンゼル&グレーテル」トータル56百万ドル
OP20→35→44→50→53
☆14年「ドラキュラZERO」
OP24百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ドラキュラZERO」の興行収入は58~67百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「ドラキュラZERO」の興行収入は5千万ドル台と予想したい。
製作費7千万ドルの回収が厳しいため、成功とはいえないだろう。


3位となったのは新作の「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」。
18.4百万ドルのオープニングを飾った。
製作費28百万ドルは楽に回収できそうだ。
児童書を実写化したディズニー系のファミリー向け作品。
スティーヴ・カレル、ジェニファー・ガーナーが主演している。
監督はヒット実績のないミゲル・アルテタ。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆10年「グレッグのダメ日記」トータル64百万ドル
OP22→36→46→54→57
☆11年「グレッグのおきて」トータル53百万ドル
OP24→38→45→48→50
☆12年「グレッグのダメ日記3」トータル49百万ドル
OP15→30→39→43→45
☆14年「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」
OP18百万ドル→
これらとの対比で考えると、本作の興行収入は40~59百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、伸びはないだろう。
「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」の興行収入は5千万ドル台と予想したい。
スティーヴ・カレルは、13年「俺たちスーパーマジシャン」トータル23百万ドルに次ぎ、物足りない興行収入となる。
製作費が安いので問題ないだろうが、彼の人気がやや落ちているのか。


4位は2週目の「Annabelle」。
トータルでは62百万ドルとなっている。
公開前に『ヒットしないが、ほどほどに稼ぐか』と書いたが、予想を上回るヒットとなりそうだ。
ヒットした「死霊館」のスピンオフのホラー作品。
監督は実績のないジョン・R・レオネッティ。

参考作品は以下のとおり。
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル137百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「インシディアス第2章」トータル84百万ドル
OP40→60→69→75→79
☆14年「Annabelle」
OP37→62百万ドル→
「インシディアス」以外の作品との対比で考えると、「Annabelle」の興行収入は87~101百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Annabelle」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
「インシディアス第2章」がライバルとなりそうだ。
ホラーはちょっと当たるとシリーズ化してヒットが止まらなくなるようだ。


5位となったのは新作の「The Judge」。
13.1百万ドルのオープニングを飾った。
製作費5千万ドルの回収が当面の目標となる。
ロバート・ダウニーJr.、ロバート・デュヴァル主演のヒューマンドラマ。
監督は、05年「ウエディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドルなどのコメディ作品をあてているデヴィッド・ドブキン。
公開前に『ボチボチ稼ぎそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ロバート・ダウニーJr.主演でも、さすがに法廷モノでは大ヒットにならないだろう。

弁護士モノならば以下が参考となるか。
☆11年「リンカーン弁護士」トータル58百万ドル
OP13→29→39→46
☆14年「The Judge」
OP13百万ドル→
評価はかなり高いので、これと同程度となるだろうか。
「The Judge」の興行収入は5千万ドル台と予想したい。


6位は3週目の「イコライザー」。
トータルでは80百万ドルとなっている。
製作費55百万ドルなので、楽に回収が終了した。
製作費が安すぎるが、デンゼル・ワシントンのギャラが安くなっているのか。
アントワン・フークワ監督、デンゼル・ワシントン主演のサスペンス作品。
クロエ・グレース・モレッツも出演している。
公開前に『アントワン・フークワ監督作品なので、大ヒットはしないがそれなりに稼ぐはずだ』と書いたが、「トレーニング・デイ」以来のコンビであり、予想以上のヒットとなりそうだ。

アントワン・フークワ監督の初の1億ドル突破作品となるだろうか。
☆13年「エンド・オブ・ホワイトハウス」トータル99百万ドル
OP30→55→71→82→89→93
☆14年「イコライザー」
OP34→64→80百万ドル→
これとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は112百万ドルとなる。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下の通り。
☆10年「ザ・ウォーカー」トータル95百万ドル
OP33→61→75→082→088→091
☆10年「アンストッパブル」トータル82百万ドル
OP23→42→60→069→074→077
☆12年「デンジャラス・ラン」トータル126百万ドル
OP40→78→98→108→116→120
☆12年「フライト」トータル94百万ドル
OP25→47→62→075→081→086
☆13年「2 ガンズ」トータル76百万ドル
OP27→49→59→065→069→072
☆14年「イコライザー」
OP34→64→80百万ドル→
これらとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は101~109百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びそうだ。
「イコライザー」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
デンゼル・ワシントンの人気は落ちそうで落ちない。
アントワン・フークワ監督も再び大作を任されそうだ。


8位は4週目の「The Maze Runner」。
トータルでは84百万ドルとなっている。
製作費34百万ドルの2.5倍近くを回収している。
あまり実績のないウェス・ボール監督のSFサスペンス作品。
若者向け小説の映画化。
実績のない若手俳優が出演している。
公開前に『「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」と同様にヒットしそうだ』と書いたが、爆発的ではなくほどほどのヒットとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆14年「ダイバージェント」トータル151百万ドル
OP55→94→114→125→134→140
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆13年「エンダーのゲーム」トータル62百万ドル
OP27→44→54→57→59
☆14年「The Maze Runner」
OP33→58→74→84百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Maze Runner」の興行収入は91~101百万ドルとなる。
評価は高く、伸びが意外と続いている。
「The Maze Runner」の興行収入は先週まで8千万ドル台と予想したが、9千万ドル台に上方修正したい。
製作費が高くないので、十分すぎる結果だろう。
続編の制作も決定している。


8位となったのは新作の「Addicted」。
8.2百万ドルのオープニングを飾った。
監督は、05年「ビューティー・ショップ」(トータル36百万ドル)のビリー・ウッドラフ。
846スクリーンながらランクインしてきた。
ブラック層向けの作品らしい。

今年はブラック層向けの以下の作品がヒットしている。
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Think Like a Man Too」トータル65百万ドル
OP29→48→57→62→64→65→65
☆14年「About Last Night」トータル49百万ドル
OP26→38→44→47→48→48→48
☆14年「No Good Deed」
OP24→40→47→50→52
☆14年「Addicted」
OP08百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Addicted」の興行収入は15~26百万ドルとなる。
評価は普通なので伸びはないだろう。
「Addicted」の興行収入は1千万ドル台と予想したい。
この規模の作品ならば十分だろう。


9位は3週目の「The Boxtrolls」。
トータルでは41百万ドルとなっている。
3Dアニメ作品。
公開前に『メジャースタジオではないが、「コララインとボタンの魔女」を手掛けたライカ制作のアニメなのでそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「コララインとボタンの魔女」トータル75百万ドル
OP17→35→54→61→66→69
☆12年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」トータル56百万ドル
OP14→28→38→45→49→53
☆14年「The Boxtrolls」
OP17→32→41百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Boxtrolls」の興行収入は57~60百万ドルとなる。
評価は高いので、かなり伸びそうだと思ったが、あまり伸びそうもない。
「The Boxtrolls」の興行収入は先週まで7千万ドル台と予想したが、6千万ドル台に下方修正したい。
ただ、ライカ制作のアニメは順調に稼いでおり、そろそろビッグヒットが欲しいところだ。


10位は2週目の「Left Behind」。
トータルでは11百万ドルとなっている。
公開前に『コケそうだ』と書いたとおりとはなったが、スクリーン数も少なく、予想を超えているので、コケているわけでもない。
監督は実績のないヴィク・アームストロング。
ニコラス・ケイジ主演のサスペンス。
今年ヒットした宗教系の作品のようだ。

宗教モノ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ファイア・ストーム」トータル33百万ドル
OP07→12→17→21→24→26
☆11年「ファーザーズ」トータル35百万ドル
OP09→16→21→25→28
☆14年「Son of God」トータル60百万ドル
OP26→42→51→56→58
☆14年「God's Not Dead」トータル61百万ドル
OP09→22→33→41→48
☆14年「Heaven Is For Real」トータル91百万ドル
先30(OP22)→52→65→76→82
☆14年「Left Behind」
OP06→11百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Left Behind」の興行収入は19~31百万ドルとなる。
評価は悪いので高い伸びはなさそうだ。
「Left Behind」の興行収入はOP時に3千万ドル台と予想したが、2千万ドル台に下方修正したい。
ただ、この手の作品は需要があり、ロングセールスにもなるようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆20世紀フォックスのアニメ「The Book of Life」
☆戦争モノ「フューリー」
☆ニコラス・スパークス原作、ジェームズ・マースデン主演のラブストーリー「The Best of Me」
どれもビッグヒットにはならないが、それなりに稼ぐだろう。

国内映画興行収入ランキング(10月1週目その4)

4位:「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(20世紀フォックス)<3週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 15億円台
【公開規模】 700スクリーン(先週比-12スクリーン)
※2D、3Dがあるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
9.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定10.8億円弱となっている。
1週間の伸びは2.4億円半ば程度か。
前作に比べて、日本では盛り上がりが感じられず、勢いがないようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「猿の惑星:創世記」トータル24.2億円
4日7.3(OP4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先込3.9(OP2.1)→08.3→10.8億円→
単純比較はできないが、これとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は14.7億円となる。
アメリカでは現在208百万ドルの大ヒットとなっている。
前作が177百万ドルだったため、17%上昇している。
日本のおいても前作並のヒットになるのは間違いないだろう。
ただ、アメリカのように上昇するかは微妙なところだ。
目新しかった前作を超えずに、日本では逆に15%程度ダウンするのではないかと公開前に書いたが、ダウン率はもっと高そうだ。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7→14.7→15.2→15.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先3.9→08.3→10.8億円→
先行のパターンが異なるが、これらとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は12.5~13.0億円となる。
洋画大作作品の公開もしばらくなく、さすがに10億円前半で終わるはずはないだろう。
前作の24.2億円の半分はさすがに稼ぐはずであり、6割程度と考えて、「猿の惑星:新世紀」の興行収入は先週に引き続き15億円台と予想したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
アメリカでの大ヒットを受けてしまうと、そうそう低くも予想できない。


6位:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】  9億円台
【配給会社期待値等】 「10億円を超える見込み」
【公開規模】 590スクリーン(先週比-3スクリーン)
※2D、3D、字幕、吹替版があるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
4.8千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは8.9億円弱となっている。
1週間の伸びは1.2億円程度だろうか。
日本で大ヒットするタイプの作品ではなく、ほどほどの動きとなっている。

マーベルコミック原作のアクション作品。
今年のアメリカのサマーシリーズを制した大作映画であり、将来的には「アベンジャーズ」に絡んでくる可能性もある。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年公開「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年公開「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2(OP0.9)→2.2→2.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆14年公開「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP1.9→3.7→5.1→5.7→6.1
☆14年公開「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP2.0→4.1→5.6→6.5→6.8
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP2.2→5.6→7.7→8.9億円→
主要作品との対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は9.7~10.2億円となる。
オープニング3日は高校生以下にサービスしていたが、それ以降は高校生以下の動員が少なくなりそうであり、伸びがあるかが注目となる。
日本でヒットしそうなタイプではなく、それほど伸びないだろう。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を超えるレベルと考えて、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低かったか。
ユニークな雰囲気もあるので、他のマーベル系よりも高く予想してもよかったかもしれない。


7位:「ジャージー・ボーイズ」(ワーナー)<2週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】  3億円台
【公開規模】 143スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.7千万円を稼ぎ、トータルでは推定1.6億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.1億円程度だろうか。
動きは物足りないが、スクリーン数も少なく、題材的にも仕方のない結果か。

ブロードウェイミュージカルの映画化。
クリント・イーストウッド監督作品。
アメリカでは有名なミュージカルだと思うが、全米で47百万ドルしか稼げなかった。
扱われているフォー・シーズンズというバンドも日本ではそれほど著名というわけではないだろう。日本でもヒットはしないと思うと公開前に書いたとおりとなりそうだ。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→04.6→06.2→06.9
☆12年「J・エドガー」トータル3.6億円
OP0.8→02.0→02.7
☆14年「ジャージー・ボーイズ」
OP0.5→1.7億円→
公開前に『良くて「J・エドガー」と同程度というところではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
これらとの対比で考えると、「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は3.1~4.5億円となる。
クリント・イーストウッド監督という知名度だけでそれなりには稼ぐだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので当たりそうだ。
「J・エドガー」と同程度と予想がつくので、誰でも分かるだろう。


8位:「柘榴坂の仇討」(松竹)<3週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 255スクリーン(先週比±0スクリーン)
3.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定4.8億円弱となっている。
1週間の伸びは1.3億円半ば程度だろうか。
イマイチな動きとなっている。地味な時代劇なのでこの結果は仕方がないが、年配層に受けそうだと思い、高めに予想した。

浅田次郎原作作品。
若松節朗監督、中井貴一、阿部寛が主演している。
参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
☆14年「柘榴坂の仇討」
先1.1→3.4→4.8億円→
これらとの対比で考えると、「柘榴坂の仇討」の興行収入は6.9~8.4億円となる。
コメディ系はヒットしやすいが、本格系はビッグヒットにはなりそうもない。
ただ、評価も良さそうであり、キャストも悪くはなく、コケることもないだろう。
「十三人の刺客」トータル16.0億円以下、「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円以上というところではないかと公開前に書いたが、「最後の忠臣蔵」がライバルとなりそうだ。
ロングセールス込みで「柘榴坂の仇討」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は10億円台だったので、やや高すぎたか。
浅田次郎原作、中井貴一主演の03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞・最優秀作品賞ほか各賞受賞)ですら10億円を超えていないので、やはり時代劇は評価が高くても厳しいのか。


9位:「舞妓はレディ」(東宝)<4週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  8億円台
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定6.0億円となっている。
1週間の伸びは1.0億円程度か。
予告編を観た時のファーストインプレッションはメチャクチャつまらなそうな映画だなとヒットするはずなさそうだと思った。
「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」と話題作を制作してきた周防正行監督作品であり、舞妓というネタは意外と受けるというところもあるので、予想が非常に難しい。
周防正行監督の「終の信託」(トータル3.3億円)のような悲惨なことにはならないと思うが、ヒットもせずコケもせずという中途半端な結果となるのではないかと書いたとおりとなりそうだ。

「舞妓はレディ」6.0億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「100回泣くこと」5.8億円(トータル7.3億円)
☆「許されざる者」6.3億円(トータル7.0億円)
これらとの対比で考えると、「舞妓はレディ」の興行収入は6.7~7.6億円となる。
年配層向けの映画のように思われるので、平日の伸びもあるだろう。
「舞妓はレディ」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
きちんと伸びるかが注目となるが、評価は悪くなさそうなので大丈夫だろう。
良くも悪くもない結果となりそうだ。


11位:「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」(シンカ・パルコ)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円台
【公開規模】 53スクリーン
1.8千万円弱を稼ぎ、トータルでは推定6.8千万円半ばとなっている。
「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督作品。
レイチェル・マクアダムスが主演している。
心温まるラブコメディのようであり評価も高く伸びそうだが、1億円台というところではないか。
スクリーン数も少ないので、この程度でも仕方のないかもしれない。
「ノッティングヒルの恋人」などの脚本も手掛けており、ラブコメに定評のあるリチャード・カーティス監督なので、本作を劇場公開すること自体は悪くはないと思う。


12位:「劇場版 零 ゼロ」(角川)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円台
【公開規模】 133スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.5千万円を稼ぎ、トータルでは推定7.3千万円となっている。
1週間の伸びは4.6千万円弱程度だろうか。
中条あやみ、森川葵主演のホラーゲームの実写化らしい。
あまり気になる作品ではなく、予想をしなかった。

ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」トータル7.2億円
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9
☆14年「劇場版 零 ゼロ」
OP0.3→0.7億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 零 ゼロ」の興行収入は1.2~1.7億円となる。
伸びるとは思えないので、「劇場版 零 ゼロ」の興行収入は先週に引き続き1億円台と予想したい。
ヒットできる作品ではないので、仕方がないだろう。


13位:「ホットロード」(松竹)<8週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 24億円台(5~6週目25億円台、OP~4週目27億円台)
【配給会社期待値等】 30億円
【公開規模】 242スクリーン(先週比-53スクリーン)
1.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定23.5億円となっている。
1週間の動きは3.8千万円程度だろうか。
既に20億円を突破している。
松竹は30億円に過大な目標を設定しているらしく、番宣に異常にチカラを入れている成果が出たのではないか。
30億円は微妙としても、松竹としてはビッグヒットとなりそうだ。
20億円くらいに設定していれば期待以上の大ヒットとなるのに、30億円までハードルをあげるとこれだけの大ヒットなのにコケた印象を与えてしまうので、戦略にやや疑問なところがある。

「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」の三木孝浩監督。
能年玲奈、登坂広臣主演による86~87年のコミックの実写化作品。
予告編を初めて観たときは『なんだこの古臭い映画は。ヒットするはずねえな』と思っていたが、この古臭さが意外とじわじわと効いてきて、公開直前には『少しはヒットするのではないか』と思うようになってきた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3→21.2→22.4→23.1→23.5億円→
この手の作品は17億円が標準となりそうだが、楽にクリアできそうだ。
松竹系の実写作品はこの数年18.2~23.2億円程度が最高値となっており、近年の最高値を超えるヒットとなりそうだ。
ただ、もはや伸びは期待しにくいか。
「ホットロード」の興行収入は4週目まで27億円台、6週目まで25億円台と予想したが、先週に引き続き24億円台と予想したい。
「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円がライバルとなる。
「ハナミズキ」トータル28.3億円には届かないだろう。
公開前個人予想は20億円台だったので、やや低すぎたか。
かなり高めに予想したつもりだったが、松竹の非ジャニーズ作品がここまで高い動きになるとは思わなかった。


14位:「LUCY/ルーシー」(東宝東和)<6週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台
【公開規模】 137スクリーン(先週比-66スクリーン)
1.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定9.7億円となっている。
1週間の伸びは3.1千万円弱程度か。
ヒットするとは思わなかったが、かなり優秀な動きとなっている。
200スクリーン程度で10億円近く稼ぐのは相当だ。

スカーレット・ヨハンソン主演のSFアクション作品。
監督は、リュック・ベッソン。
アメリカでは現在126百万ドルの大ヒットとなっている。
日本では、アンジェリーナ・ジョリー主演の10年「ソルト」(トータル20.5億円)のようなヒットはないだろう。12年「ボーン・レガシー」トータル8.2億円以下、13年「96時間/リベンジ」トータル4.6億円以上というところかと公開前に書いたが、意外なヒットとなった。

「LUCY/ルーシー」9.7億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「華麗なるギャツビー」10.2億円(トータル11.3億円)
☆「G.I.ジョー バック2リベンジ」9.9億円(トータル9.9億円)
☆「ホワイトハウス・ダウン」9.7億円(トータル9.9億円)
「ホワイトハウス・ダウン」との対比で考えると、「LUCY/ルーシー」の興行収入は9.9億円となる。
ここまでくれば意地でも10億円に乗せるのではないか。
「LUCY/ルーシー」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので低すぎたか。
ヒットするとは思えなかったが、スカーレット・ヨハンソンの人気が上がっているのか。


順位不明:「NY心霊捜査官」(ソニー)<3週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円未満
【公開規模】 59スクリーン
百万円を週末に稼ぎ、トータルでは4.1千万円となっている。
1週間の伸びは1.0千万円半ば程度だろうか。
エリック・バナ主演、スコット・デリクソン監督のホラー作品。
全米でも31百万ドルしか稼げなかったホラー作品。
日本でも稼げるとは思えず、小規模公開とはいえ、劇場公開する理由が見つからない。
当然1億円を超えることはないだろう。
「NY心霊捜査官」の興行収入は先週に引き続き1億円未満と予想したい。
DVDスルーでも十分そうな作品であり、ソニーの考えがよく分からない。

『猿の惑星: 新世紀(ライジング)』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  B+(意外と政治的な映画)

2D字幕版を鑑賞。
サルが反乱するアクションだろうという軽いノリで鑑賞したので、あまりに真面目で重いテーマをリアルなタッチで扱っているので驚かされた。
終盤まで大規模なアクションがないというのも斬新でもあり、チャレンジでもある。

人間とサルの争いの誕生・共存の可否を描いているが、はっきり言って現在の世界の縮図を描いているのは明らかだろう。
サルの側には共存派と戦争派がおり、人間の側にも共存派と戦争派がいる。
お互いがお互いを過去の経緯から憎しみ合い、怯えてもいる。
一方の武器の山を見つけて、怯えに火が付き、やられる前にやってしまおう、反対する者は弾圧しようという、争いが生まれる様子を見事に描き切っている。
現在の紛争を人間対サルという形に置き換えて、警鐘を鳴らしているかのようだ。

また、人間には音楽・漫画のような文化や、薬や兵器や電気のような技術がある一方で、サルには自然で生きる体格や団結力のようなものがある。
お互いがお互いにあるもの・ないものを補完しあえればよいが、幕末時代の薩長同盟のようには上手くいかないものだ。
さらに、子どもの愛らしさは種を問わずに癒されるものであり、そのようなアプローチも描かれている。

シーザーのリーダーとしての資質も上手く描かれている。
組織のために何が最善かを悩み、武力をも辞さない覚悟による話し合いで解決しようとしている。
譲歩できる部分は譲歩し、守るべきところは守ろうとする。
約束を守らなければ、それ相応の報いにて相手に対抗する。
そして、戦争することにはあまりにも失うことが多いが、積み上げたもののために、未来のために、家族・仲間のために戦うことを決めるということもリーダーの役割ということだろうか。
シーザーが次回にどのような決断をし、どのような展開になるのは楽しみである。

気になる映画ニュース(10月第2週目)

☆ホアキン・フェニックスは「ドクター・ストレンジ」役を受けず
ホアキン・フェニックスがマーベルと交渉していたヒーローモノの「ドクター・ストレンジ」役のオファーを引き受けないようだ。
アベンジャーズとも絡んでくるキャラクターであるが、契約が決裂したようだ。
ホアキン・フェニックスのような名優が出演するヒーローモノが見たかったので、残念の一言だ。
監督には、05年「エミリー・ローズ」、08年「地球が静止する日」のスコット・デリクソンが決定しており、主演俳優も近いうちに決定するだろう。


☆「アイ・アム・レジェンド」がリブート化
ウィル・スミス主演による続編企画があったが、ウィル・スミスが続編映画には乗り気ではないらしく、制作が難航しているようだ。
そのためワーナーは、ウィル・スミスが主演せず、世界観は「アイ・アム・レジェンド」に近い作品を制作することとしたようだ。
ウィル・スミスにいつまでも付き合いきれないということか。
「インディペンデンス・デイ」にも出演せず、いったい何をしたいのか分からない。


☆ゲーム「テトリス」が映画化
監督・キャストは未定。
壮大なSF作品になるとのこと。
さすがに無茶ではないか。
ゲームの映画化は大してヒットせず、本当に実現するかどうかは半信半疑だ。


☆「エンド・オブ・ホワイトハウス」続編から監督が降板
「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編「London Has Fallen」の監督フレデリック・ボンドが降板したようだ。
8月に監督として起用されたようだが、実績がほとんどない監督であり、10月からの撮影開始までにビジョンが固まらなかったようだ。
制作上の相違とされている。
数日以内に監督を決めて、10月から撮影に入りたいようだが、新たな監督候補と交渉中のようだ。
前作は製作費7千万ドルで、全米トータル99百万ドルを稼ぐ大ヒットとなっており、それなりの大作がこれほど拙速な手法で制作されるとは信じがたいところがある。
よほどの監督起用がない限り、コケパターンに陥りそうだ。


☆「X-MEN」スピンオフ映画が公開
デッドプールを主人公とするスピンオフ作品を2016年2月12日全米公開することが発表された。
デッドプールは「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」に登場していたキャラクター。
ライアン・レイノルズが演じていたが、今回のスピンオフでもライアン・レイノルズが演じる模様。
監督は、あまり実績のないティム・ミラーが起用されることとなった。
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のイメージとは異なる、ユニークなボディスーツを着ることとなりそうだ。
なお、2016年には「X-MEN: Apocalypse」が公開される。
その中で、ガンビットを登場させて、こちらのスピンオフも展開されることとなっている。

国内映画興行収入ランキング(10月1週目その3)

3位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<9週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】 84億円台(4~6週目92億円台、2~3週目80億円台、OP時52億円台)
【公開規模】 340スクリーン(先週比+3スクリーン)
9.9千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは77.2億円となっている。
1週間の伸びは2.1億円半ば程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日9.9→2週目22.8→3週目13.1→4週目12.3→5週目6.2→6週目3.9→7週目2.3→8週目2.9→9週目2.1億円となっている。
夏休みが終わり、勢いは弱まったが、祝日の影響もあり、まだまだ好調だ。
どこまで伸びるだろうか。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8→58.1→64.3→68.2→72.3→75.1億円→
過去の作品を完全に調べていないが、過去最高となっただろう。
お盆時期もあったため、通常とは異なる伸びをみせている。

ジブリ作品が参考となるか。
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
5週目不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
5週目60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
5週目99.4→111.7→127.2→134.4→祝140.5→143.1
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
5週目64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→088.1
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
5週目72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
5週目64.3→68.2→72.3→75.1→77.2億円→
主要作品との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は82.6~87.4億円となる。
「アリエッティ」対比で考えると82.6億円となる。
さすがにもはや大きくはない伸びないか。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台、3週目まで80億円台、6週目まで92億円台と予想したが、先週に引き続き84億円台と予想したい。
公開前個人予想は42億円台だったので、予想の倍程度稼ぎそうだ。
ヒットするのは分かるが、通常の倍という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。


5位:「ルパン三世」(東宝)<6週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  23億円台
【公開規模】 308スクリーン(先週比+1スクリーン)
5.7千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは21.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.4億円程度か。
既に20億円を突破している。
題材的にはヒットを狙えるものではあるが、面白そうと思わせる要素が個人的に感じられずヒットするはずがないと思っていた。

小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信出演作品。
監督は北村龍平。
さすがに13年「ガッチャマン」トータル4.8億円、12年「映画ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円、11年「ワイルド7」トータル6.5億円を超えるだろう。
ドラマ化もされた12年「映画 妖怪人間ベム」トータル11.7億円、11年「あしたのジョー」トータル11.0億円は下回るだろうと公開前に考えていた。

「ルパン三世」21.7億円と同程度の6週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「プラチナデータ」24.2億円(トータル26.4億円)
☆「ストロベリーナイト」19.9億円(トータル21.8億円)
☆「劇場版SPEC 結 爻ノ篇」19.3億円(トータル20.6億円)
これらとの対比で考えると、「ルパン三世」の興行収入は23.2~23.8億円となる。
それほど伸びるとは思えないので、「ルパン三世」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので大きく外しそうだ。
ルパンのファンがこの映画を見るとは思えず、面白いとも思えず、不思議なヒットだ。

国内映画興行収入ランキング(10月1週目その2)

1位:「るろうに剣心 伝説の最期編」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 52億円台
【現時点での興行収入予想】  48億円台(OP~3週目56億円台)
【公開規模】 366スクリーン(先週比-33スクリーン)
1.8億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは34.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.3億円程度だろうか。
既に30億円を突破し、35億円突破が迫っている。
京都大火編ほどではないが、相当に盛り上がっているようだ。
失敗続きだったワーナーが逆転のホームランを放ったか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9→48.2
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1(OP9.2)→22.5→30.5→34.8億円→
「るろうに剣心 京都大火編」を超えるかが注目となる。
12年版との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は44.6億円となるが、もうちょっと伸びるだろう。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1→22.5→30.5→34.8億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は45.5~48.9億円となる。
しばらく邦画大作もないので、独走を続けるだろうが、京都大火編ほどの勢いはないか。
「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は先週まで56億円台と予想したが、48億円台に下方修正したい。
公開前個人予想は52億円台だったので、現時点では悪くはない予想となりそうだ。
京都大火編を鑑賞した観客が多少ギブアップしたようだ。
2作で100億円突破になるかが注目となる。
とにかくワーナーにとっては過去の失敗を忘れる成功となりそうだ。


10位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<10週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】 52億円台(6週目49億円台、3~4週目43億円台、OP~2週目38億円台)
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 332スクリーン(先週比-1スクリーン)
2.3千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは51.3億円となっている。
1週間の伸びは5.8千万円半ば程度だろうか。
既に50億円を突破している。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
9月13日に「伝説の最期編」が公開される前に一伸びしたが、公開されても勢いはまだまだ止まらない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
5週目42.4→45.9→48.2→49.7→50.7→51.3億円→
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなった。
果たして、いつまで公開されるのだろうか。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7→78.6
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
5週目52.9→61.9→65.9→69.2→70.7→71.4
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3→56.0
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
5週目38.7→40.7→祝42.2→42.7→43.1
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
5週目32.5→34.8→祝36.6→37.4→37.9→祝38.4
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
5週目28.4→30.5→31.6→32.2→32.9→33.4
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
5週目42.4→45.9→48.2→49.7→50.7→51.3億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は52.5~53.0億円となる。
「伝説の最期編」の上映が始まるので、さすがにもはや大きくは伸びないだろうと思ったら、盛り上がっているのでやはり見ようという者がいるらしい。
公開も終わらないようなので、もうちょっと伸びそうだ。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は2週目まで38億円台、4週目まで43億円台、6週目に49億円台と予想したが、先週に引き続き52億円台と予想したい。
配給会社の期待値が40億円なので、これを大きく超えそうだ。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったので、低すぎたか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入も相当高くなりそうだ。

国内映画興行収入ランキング(10月2週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「ふしぎな岬の物語」(東映)
吉永小百合主演・制作作品。
監督は、11年「八日目の蝉」(トータル12.4億円)の成島出。
モントリオール映画祭で審査員特別賞グランプリなどを受賞している。
年配の女性層が鑑賞しそうであり、それなりの興行収入になりそうだ。

吉永小百合主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「長崎ぶらぶら節」トータル11.6億円
☆01年「千年の恋 ひかる源氏物語」トータル20.8億円
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2→20.3→22.2
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝10.9→13.4→15.7→17.3→18.2
☆08年「まぼろしの邪馬台国」トータル9.5億円
OP1.6→3.5→04.8→05.8→不明→07.2→07.7
☆10年「おとうと」トータル21.0億円
OP2.4→7.2→11.1→13.7→15.6→17.0→17.8
☆12年「北のカナリアたち」トータル14.0億円
OP1.8→5.6→08.3→10.2→11.5→12.3
悪くても10億円前後、ヒットするときは20億円前後の興行収入となる。
今回はヒットするとは思えないが、ヒットしないとも思えない。
「北のカナリアたち」レベルではないか。
これよりもヒットしそうなので、「ふしぎな岬の物語」の興行収入は16億円台と予想したい。
祝日もあるが、オープニング2日は1.9億円程度か。
ファン層がしっかりとしており、ロングセールスにもなり、評価も悪くはなさそうなので、しっかりと稼ぐだろう。


◎「映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ」(東映)
アニメシリーズ11弾目となる作品。

関連作品の興行収入は以下の通り。
☆09年「オールスターズDX」トータル10.1億円
3日2.4→5.1→7.6→8.6→9.0
☆09年「フレッシュプリキュア!」トータル8.0億円
OP1.7→3.8→5.1→5.9→6.9→7.2
☆10年「オールスターズDX2」トータル11.5億円
3日3.2→6.0→9.0→10.3→10.8→10.9
☆10年「ハートキャッチプリキュア!」トータル9.3億円
OP2.4→4.8→6.2→7.2→8.2→8.6→8.8
☆11年「オールスターズDX3」トータル10.2億円
OP1.4→4.1→6.8→8.2→8.8→9.1
☆11年「スイートプリキュア♪」トータル8.9億円
OP2.0→4.8→6.1→7.1→8.0→8.3→8.4
☆12年「オールスターズNew Stage」トータル10.3億円
OP2.0→5.0→7.5→9.0→9.5→9.7
☆12年「スマイルプリキュア」トータル9.0億円
OP1.9→4.2→5.6→6.7→7.8→8.3→8.5
☆13年「オールスターズ New Stage2」トータル10.3億円
OP2.0→4.9→7.2→8.9→9.6→9.8
☆13年「ドキドキ!プリキュア」トータル9.5億円
OP2.1→祝5.3→6.6→7.8→8.6→9.2→9.4
☆14年「オールスターズNewStage3 永遠のともだち」
OP1.9→4.5→6.4→7.9→8.4→8.6
この季節に公開される作品は9億円前後となっている。
今回の作品に人気があるのかどうか知る由もないが、去年を下回る程度と考えて、今年の興行収入は9億円台と予想したい。
祝日もあるが、オープニング2日は1.8億円程度だろう。

国内映画興行収入ランキング(10月1週目その1)

動員2位:「蜩ノ記」(東宝)<1週目>
【公開前個人予想】 15億円台
【現時点での興行収入予想】  15億円台
【公開規模】 330スクリーン
1.5億円(153,624,900円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは1.4億円程度か』と書いたので、ほぼ予想通りだった。
地味な作品ではあるが、年配層が順調に足を運んだようだ。

直木賞小説の実写映画化。
役所広司、岡田准一主演作品。
監督は、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史。
公開前に『良い映画だと思うが、「柘榴坂の仇討」もヒットしておらず、時代劇は当たるかどうかを予想するのはなかなか難しい。しかし、本作こそロングセールスになり、ヒットするだろう』と書いたとおりとなるだろうか。

参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
☆14年「蜩ノ記」
OP1.5億円→
岡田准一主演の「天地明察」、役所広司主演の「最後の忠臣蔵」が参考となりそうだが、これを超えるだろう。
主要作品との対比で考えると、「蜩ノ記」の興行収入は9.3~12.6億円となる。
この対比を超えるのではないか。

役所広司主演の以下の作品も参考となるか。
☆11年「聯合艦隊司令長官 山本五十六」トータル15.3億円
祝3日2.5(OP1.5)→5.7→祝10.2→11.8→13.1
☆12年「わが母の記」トータル13.3億円
OP1.2→5.8→8.1→9.8→10.9
☆14年「蜩ノ記」
OP1.5億円→
「わが母の記」との対比で考えると、「蜩ノ記」の興行収入は16.6億円となる。
この程度のロングセールスとなるのではないか。
「蜩ノ記」の興行収入は15億円台と予想したい。
公開前個人予想は15億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
ロングセールスになるのかどうかが注目となる。

全米映画興行収入(10月第1週目)

1位となったのは新作の「ゴーン・ガール」。
事前には週末3日間で40百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る38百万ドルのオープニングを飾った。
製作費61百万ドルは楽に回収できそうだ。
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のヒューマンドラマ。
公開前に『ヒットするだろう』と書いた通りとなりそうだ。

デヴィッド・フィンチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆92年「エイリアン3」トータル55百万ドル
☆95年「セブン」トータル100百万ドル
OP14→31→46→58→68→73
☆97年「ゲーム」トータル48百万ドル
OP14→28→36→40→43→45
☆99年「ファイト・クラブ」トータル37百万ドル
OP11→22→28→32→34→35
☆02年「パニック・ルーム」トータル96百万ドル
OP30→59→73→82→88→91
☆07年「ゾディアック」トータル33百万ドル
OP13→24→29→32→32→33
☆08年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」トータル128百万ドル
先39→79→94→102→111→116
☆10年「ソーシャル・ネットワーク」トータル97百万ドル
OP22→46→62→73→80→85
☆11年「ドラゴン・タトゥーの女」トータル103百万ドル
先28→込60→77→88→95
☆14年「ゴーン・ガール」
OP38百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ゴーン・ガール」の興行収入は122~168百万ドルとなる。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、相当伸びるだろう。
「ゴーン・ガール」の興行収入は1億7千万ドル台と予想したい。
賞レースに絡んでくるのが注目となる。
ベン・アフレック監督・主演作品の12年「アルゴ」トータル136百万ドルを超えそうだ。


2位となったのは新作の「Annabelle」。
事前には週末3日間で29百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る37.2百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『ヒットしないが、ほどほどに稼ぐか』と書いたが、予想を上回るヒットとなりそうだ。
ヒットした「死霊館」のスピンオフのホラー作品。
監督は実績のないジョン・R・レオネッティ。

参考作品は以下のとおり。
☆11年「インシディアス」トータル54百万ドル
OP13→27→36→44→48
☆13年「死霊館」トータル137百万ドル
OP42→84→108→121→128
☆13年「インシディアス第2章」トータル84百万ドル
OP40→60→69→75→79
☆14年「Annabelle」
OP37百万ドル→
「インシディアス」以外の作品との対比で考えると、「Annabelle」の興行収入は78~121百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Annabelle」の興行収入は8千万ドル台と予想したい。
「インシディアス第2章」がライバルとなりそうだ。
ホラーはちょっと当たるとシリーズ化してヒットが止まらなくなるようだ。


3位は2週目の「イコライザー」。
トータルでは65百万ドルとなっている。
製作費55百万ドルなので、楽に回収が終了した。
製作費が安すぎるが、デンゼル・ワシントンのギャラが安くなっているのか。
アントワン・フークワ監督、デンゼル・ワシントン主演のサスペンス作品。
クロエ・グレース・モレッツも出演している。
公開前に『アントワン・フークワ監督作品なので、大ヒットはしないがそれなりに稼ぐはずだ』と書いたが、「トレーニング・デイ」以来のコンビであり、予想以上のヒットとなりそうだ。

アントワン・フークワ監督の初の1億ドル突破作品となるだろうか。
☆13年「エンド・オブ・ホワイトハウス」トータル99百万ドル
OP30→55→71→82→89→93
☆14年「イコライザー」
OP34→65百万ドル→
これとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は117百万ドルとなる。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下の通り。
☆10年「ザ・ウォーカー」トータル95百万ドル
OP33→61→75→082→088→091
☆10年「アンストッパブル」トータル82百万ドル
OP23→42→60→069→074→077
☆12年「デンジャラス・ラン」トータル126百万ドル
OP40→78→98→108→116→120
☆12年「フライト」トータル94百万ドル
OP25→47→62→075→081→086
☆13年「2 ガンズ」トータル76百万ドル
OP27→49→59→065→069→072
☆14年「イコライザー」
OP34→65百万ドル→
これらとの対比で考えると、「イコライザー」の興行収入は101~130百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びそうだ。
「イコライザー」の興行収入は先週に引き続き1億1千万ドル台と予想したい。
デンゼル・ワシントンの人気は落ちそうで落ちない。
アントワン・フークワ監督も再び大作を任されそうだ。


4位は2週目の「The Boxtrolls」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
3Dアニメ作品。
公開前に『メジャースタジオではないが、「コララインとボタンの魔女」を手掛けたライカ制作のアニメなのでそれなりに稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「コララインとボタンの魔女」トータル75百万ドル
OP17→35→54→61→66→69
☆12年「パラノーマン ブライス・ホローの謎」トータル56百万ドル
OP14→28→38→45→49→53
☆14年「The Boxtrolls」
OP17→33百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Boxtrolls」の興行収入は66~71百万ドルとなる。
評価は高いので、かなり伸びそうだ。
「The Boxtrolls」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
ライカ制作のアニメは順調に稼いでおり、そろそろビッグヒットが欲しいところだ。


5位は3週目の「The Maze Runner」。
トータルでは74百万ドルとなっている。
製作費34百万ドルの2倍以上を回収している。
あまり実績のないウェス・ボール監督のSFサスペンス作品。
若者向け小説の映画化。
実績のない若手俳優が出演している。
公開前に『「ハンガーゲーム」「ダイバージェント」と同様にヒットしそうだ』と書いたが、爆発的ではなくほどほどのヒットとなりそうだ。

以下の作品がライバルとなるか。
☆14年「ダイバージェント」トータル151百万ドル
OP55→94→114→125→134→140
☆12年「ジョン・カーター」トータル73百万ドル(製作費250百万ドル)
OP30→53→62→66→68
☆13年「エンダーのゲーム」トータル62百万ドル
OP27→44→54→57→59
☆14年「The Maze Runner」
OP33→58→74百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Maze Runner」の興行収入は85~98百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、やや伸びるだろう。
「The Maze Runner」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
製作費が高くないので、十分すぎる結果だろう。
続編の制作も決定している。


6位となったのは新作の「Left Behind」。
事前には週末3日間で4百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る6.9百万ドルのオープニングを飾った。
公開前に『コケそうだ』と書いたとおりとはなったが、スクリーン数も少なく、予想を超えているので、コケているわけでもない。
監督は実績のないヴィク・アームストロング。
ニコラス・ケイジ主演のサスペンス。
今年ヒットした宗教系の作品のようだ。

宗教モノ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「ファイア・ストーム」トータル33百万ドル
OP07→12→17→21→24→26
☆11年「ファーザーズ」トータル35百万ドル
OP09→16→21→25→28
☆14年「Son of God」トータル60百万ドル
OP26→42→51→56→58
☆14年「God's Not Dead」トータル61百万ドル
OP09→22→33→41→48
☆14年「Heaven Is For Real」トータル91百万ドル
先30(OP22)→52→65→76→82
☆14年「Left Behind」
OP07百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Left Behind」の興行収入は27~47百万ドルとなる。
評価は悪いので高い伸びはなさそうだ。
「Left Behind」の興行収入は3千万ドル台と予想したい。
この手の作品は需要があり、ロングセールスにもなるようだ。


7位は3週目の「This is Where I Leave You」。
トータルでは29百万ドルとなっている。
製作費19.8百万ドルの回収は既に終了している。
ショーン・レヴィ監督のコメディ作品。
ジェイソン・ベイトマン、ティナ・フェイが出演している。
公開前に『それなりにヒットしそうだ』と書いたが、コケてしまったか。
群像コメディは意外とヒットしないイメージがあったが、実績のあるショーン・レヴィ監督ならば大丈夫と思ったものの、やっぱりヒットしなかった。

ショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128→131(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217→225(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163→168
☆10年「デート&ナイト」トータル99百万ドル
OP25→049→063→074→081→087
☆11年「リアル・スティール」トータル85百万ドル
OP27→052→067→074→079→082
☆13年「The Internship」トータル45百万ドル
OP17→031→038→042→043→043
☆14年「This is Where I Leave You」
OP12→022→029百万ドル→
これらとの対比で考えると、「This is Where I Leave You」の興行収入は34~46百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度だが、少しは伸びるだろう。
「This is Where I Leave You」の興行収入は先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
ショーン・レヴィ監督は連敗となりそうだ。
ジェイソン・ベイトマンの人気がないのだろうか。


8位は4週目の「Dolphin Tale 2」。
トータルでは38百万ドルとなっている。
製作費36百万ドルの回収が終了した。
モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャドが出演しているファミリー作品。
監督は前作に引き続きチャールズ・マーティン・スミス。
公開前に『前作を超えないヒットとなるか』と書いたとおりとなりそうだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年「イルカと少年」トータル72百万ドル
OP19→37→49→59→64
☆14年「Dolphin Tale 2」
OP16→27→34→38百万ドル→
前作との対比で考えると、「Dolphin Tale 2」の興行収入は46百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので、高い伸びはないだろう。
「Dolphin Tale 2」の興行収入は2週目まで5千万ドル台と予想したが、先週に引き続き4千万ドル台と予想したい。
前作を下回りそうだが、製作費も高くはなく、この程度でも十分ではないか。


9位は10週目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
トータルでは323百万ドルとなっている。
製作費1億7千万ドルの回収は楽に終了し、既に3億ドルを突破している。
4週目でOP時以来の首位に返り咲き、その後3週連続で首位をキープしていた。
マーベルコミック原作のアクションアドベンチャー。
監督はほとんどヒット実績のないジェームズ・ガン。
主演はほとんど主演実績のないクリス・プラット。
ゾーイ・サルダナが出演している。
公開前に『大ヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。

最近のアメコミ作品が参考となるか。
☆13年「アイアンマン3」トータル409百万ドル
OP174→285→338→367→385→394→400→403
☆13年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」トータル206百万ドル
OP086→145→168→187→194→198→201
☆14年「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」トータル260百万ドル
OP095→159→201→225→237→245→251
☆14年「アメイジング・スパイダーマン2」トータル203百万ドル
OP092→146→172→185→193→196→198
☆14年「Ⅹ-MEN:フューチャー&パスト」トータル234百万ドル
OP091→162→190→206→217→223→227
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP094→177→223→251→275→295→306→314→319→323百万ドル→
「キャプテン・アメリカ」並のオープニングを飾ったが、他の作品よりも伸びが良い。
評価は恐ろしいほどメチャクチャ高いので、かなり伸びるとは思ったが、思った以上に伸びそうだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は3週目まで2億7千万ドル台、4週目に2億9千万ドル台と予想したが、先週に引き続き3億3千万ドル台と予想したい。
伸びが異常に高かった、さすがは今年のサマーシリーズの覇者だ。
「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」を超えるシリーズとなりそうであり、マーベル・ディズニーに新たな手駒が加わった。
「アベンジャーズ」参戦もあり得るだろう。


10位は4週目の「No Good Deed」。
トータルでは50百万ドルとなっている。
製作費13.2百万ドルは楽に回収している。
イドリス・エルバ、タラジ・P・ヘンソン主演のサスペンス作品。
監督はヒット実績のないサム・ミラー。
公開前に『コケるのではないか』と書いたが、サプライズヒットとなりそうだ。
スターというほど実績のない俳優、実績のない監督、やや暗めの受けそうもないサスペンスという組み合わせでヒットするとは思えなかった。
黒人俳優がキャストされたため、ブラック層が動いたのだろうか。

ハル・ベリー主演の以下の作品と比較されているようだ。
☆13年「ザ・コール [緊急通報指令室] 」トータル52百万ドル
OP17→31→40→45→49
☆14年「No Good Deed」
OP24→40→47→50百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は58百万ドルとなる。
「ザ・コール [緊急通報指令室] 」は超えそうだ。

今年はブラック層向けの以下の作品がヒットしている。
☆14年「Ride Along」トータル134百万ドル
OP42→76→93→105→116→123→127
☆14年「Think Like a Man Too」トータル65百万ドル
OP29→48→57→62→64→65→65
☆14年「About Last Night」トータル49百万ドル
OP26→38→44→47→48→48→48
☆14年「No Good Deed」
OP24→40→47→50百万ドル→
これとの対比で考えると、「No Good Deed」の興行収入は52~64百万ドルとなる。
評価は普通なので、伸びないだろう。
「No Good Deed」の興行収入は先週に引き続き5千万ドル台と予想したい。
コメディー作品ならばヒットするのは分かるが、サスペンスまでヒットするとは思わなかった。
今後は注意が必要となりそうだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ファミリー向け作品「Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day」
☆アクションホラー「ドラキュラZERO」
☆ロバート・ダウニーJr.主演のヒューマンドラマ「The Judge」
どれもボチボチ稼ぎそうだ。

国内映画興行収入ランキング(9月4週目その4)

11位:「ホットロード」(松竹)<7週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】  24億円台(5~6週目25億円台、OP~4週目27億円台)
【配給会社期待値等】 30億円
【公開規模】 295スクリーン(先週比-6スクリーン)
2.5千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定23.1億円となっている。
1週間の動きは7.7千万円程度だろうか。
既に20億円を突破している。
松竹は30億円に過大な目標を設定しているらしく、番宣に異常にチカラを入れている成果が出たのではないか。
30億円は微妙としても、松竹としてはビッグヒットとなりそうだ。
20億円くらいに設定していれば期待以上の大ヒットとなるのに、30億円までハードルをあげるとこれだけの大ヒットなのにコケた印象を与えてしまうので、戦略にやや疑問なところがある。

「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」の三木孝浩監督。
能年玲奈、登坂広臣主演による86~87年のコミックの実写化作品。
予告編を初めて観たときは『なんだこの古臭い映画は。ヒットするはずねえな』と思っていたが、この古臭さが意外とじわじわと効いてきて、公開直前には『少しはヒットするのではないか』と思うようになってきた。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「僕の初恋をキミに捧ぐ」トータル21.5億円
OP2.8→07.8→13.0→16.0→祝18.5→19.5→20.3
☆10年「君に届け」トータル15.3億円
OP2.3→06.2→09.0→11.5→12.9→13.8→14.5
☆10年「ハナミズキ」トータル28.3億円(非コミック)
OP4.0→12.8→18.8→22.6→24.9→26.8→27.4
☆11年「パラダイス・キス」トータル13.9億円
OP2.0→5.8→8.8→10.9→12.2→13.1→13.6
☆12年「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円
OP3.0→9.8→15.4→19.1→21.3→23.0→23.7
☆12年「僕等がいた 後篇」トータル17.2億円
OP3.1→07.5→12.6→14.3→15.5→16.2→16.6
☆12年「今日、恋をはじめます」トータル17.7億円
OP2.3→5.9→祝9.6→12.7→15.0→16.1→16.9
☆13年「陽だまりの彼女」トータル17.9億円(非コミック)
祝4.1→7.6→11.1→祝14.1→15.3→16.3→16.9
☆14年「ホットロード」
OP3.9→10.9→16.1→19.3→21.2→22.4→23.1億円→
この手の作品は17億円が標準となりそうだが、楽にクリアできそうだ。
これらとの対比で考えると、「ホットロード」の興行収入は23.6~24.6億円となる。
松竹系の実写作品はこの数年18.2~23.2億円程度が最高値となっており、近年の最高値を超えるヒットとなりそうだ。
ただ、もはや伸びは期待しにくいか。
「ホットロード」の興行収入は4週目まで27億円台、先週まで25億円台と予想したが、24億円台に下方修正したい。
「僕等がいた 前篇」トータル25.2億円がライバルとなる。
「ハナミズキ」トータル28.3億円には届かないだろう。
公開前個人予想は20億円台だったので、やや低すぎたか。
かなり高めに予想したつもりだったが、松竹の非ジャニーズ作品がここまで高い動きになるとは思わなかった。


12位:「LUCY/ルーシー」(東宝東和)<5週目>
【公開前個人予想】 6億円台
【現時点での興行収入予想】  10億円台
【公開規模】 203スクリーン(先週比-2スクリーン)
1.9千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定9.4億円となっている。
1週間の伸びは6.3千万円弱程度か。
ヒットするとは思わなかったが、かなり優秀な動きとなっている。
200スクリーン程度で10億円近く稼ぐのは相当だ。

スカーレット・ヨハンソン主演のSFアクション作品。
監督は、リュック・ベッソン。
アメリカでは現在126百万ドルの大ヒットとなっている。
日本では、アンジェリーナ・ジョリー主演の10年「ソルト」(トータル20.5億円)のようなヒットはないだろう。12年「ボーン・レガシー」トータル8.2億円以下、13年「96時間/リベンジ」トータル4.6億円以上というところかと公開前に書いたが、意外なヒットとなった。

「LUCY/ルーシー」9.4億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「華麗なるギャツビー」9.6億円(トータル11.3億円)
☆「リンカーン」9.8億円(トータル10.2億円)
☆「G.I.ジョー バック2リベンジ」9.8億円(トータル9.9億円)
☆「ホワイトハウス・ダウン」9.5億円(トータル9.9億円)
「華麗なるギャツビー」以外の作品との対比で考えると、「LUCY/ルーシー」の興行収入は9.5~9.8億円となる。
ここまでくれば意地でも10億円に乗せるのではないか。
「LUCY/ルーシー」の興行収入は先週に引き続き10億円台と予想したい。
公開前個人予想は6億円台だったので低すぎたか。
ヒットするとは思えなかったが、スカーレット・ヨハンソンの人気が上がっているのか。


13位:「フライト・ゲーム」(GAGA)<4週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  5億円台
【公開規模】 198スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.6千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定4.7億円弱となっている。
1週間の伸びは5.7千万円半ば程度だろうか。
200スクリーン未満としては、結構優秀な動きとなっている。

リーアム・ニーソン主演のサスペンス作品。
リーアム・ニーソン主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年公開「96時間」トータル4.4億円
OP1.0→2.7→3.7
☆10年公開「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」トータル7.1億円
先込3日2.0→4.3→5.7→6.5
☆11年公開「アンノウン」トータル2.3億円
OP0.6→1.4→1.9→2.1
☆13年公開「96時間/リベンジ」トータル4.6億円
OP1.1→3.3→4.1
☆14年公開「フライト・ゲーム」
OP1.2→3.1→4.1→4.7億円→
「96時間」シリーズと同程度の動きとなっている。
これらとの対比で考えると、「フライト・ゲーム」の興行収入は5.1~5.1億円となる。
結構面白かったので、この対比を超えそうだ。

「フライト・ゲーム」4.7億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「LOOPER」4.6億円(トータル5.0億円)
☆「悪の法則」4.7億円(トータル4.9億円)
これらとの対比で考えると、「フライト・ゲーム」の興行収入は4.9~5.1億円となる。
もうちょっと伸びると思われるので、「フライト・ゲーム」の興行収入は先週に引き続き5億円台と予想したい。
予想しなかったが、もう1億円くらい低めに考えていたと思う。
リーアム・ニーソンの人気は日本でも意外とあるようだ。


14位:「弱虫ペダル Re:RIDE」(東宝映像)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円台か
【公開規模】 10スクリーン(先週比±0スクリーン)
1.3千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定1.0億円弱となっている。
1週間の伸びは4.8千万円弱程度だろうか。
10スクリーンながら爆発している。
2週間限定公開なので、そのまま公開終了となれば1億円台となりそうだ。
続映されれば、もっと伸びるだろう。


順位不明:「NY心霊捜査官」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円未満
【公開規模】 58スクリーン
5.2百万円を週末に稼ぎ、トータルでは3.1千万円弱となっている。
1週間の伸びは2.0千万円半ば程度だろうか。
エリック・バナ主演、スコット・デリクソン監督のホラー作品。
全米でも31百万ドルしか稼げなかったホラー作品。
日本でも稼げるとは思えず、小規模公開とはいえ、劇場公開する理由が見つからない。
当然1億円を超えることはないだろう。
「NY心霊捜査官」の興行収入は先週に引き続き1億円未満と予想したい。
DVDスルーでも十分そうな作品であり、ソニーの考えがよく分からない。

国内映画興行収入ランキング(9月4週目その3)

4位:「ルパン三世」(東宝)<5週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  23億円台
【公開規模】 307スクリーン(先週比±0スクリーン)
8.2千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定20.3億円となっている。
1週間の伸びは2.3億円弱程度か。
ついに20億円を超えてしまった。
題材的にはヒットを狙えるものではあるが、面白そうと思わせる要素が個人的に感じられずヒットするはずがないと思っていた。

小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信出演作品。
監督は北村龍平。
さすがに13年「ガッチャマン」トータル4.8億円、12年「映画ひみつのアッコちゃん」トータル6.0億円、11年「ワイルド7」トータル6.5億円を超えるだろう。
ドラマ化もされた12年「映画 妖怪人間ベム」トータル11.7億円、11年「あしたのジョー」トータル11.0億円は下回るだろうと公開前に考えていた。

「ルパン三世」20.3億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「プラチナデータ」22.8億円(トータル26.4億円)
☆「ストロベリーナイト」18.7億円(トータル21.8億円)
☆「劇場版SPEC 結 爻ノ篇」18.2億円(トータル20.6億円)
これらとの対比で考えると、「ルパン三世」の興行収入は23.0~23.7億円となる。
それほど伸びるとは思えないので、「ルパン三世」の興行収入は先週に引き続き23億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので大きく外しそうだ。
ルパンのファンがこの映画を見るとは思えず、面白いとも思えず、不思議なヒットだ。


5位:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 7億円台
【現時点での興行収入予想】  9億円台
【配給会社期待値等】 「10億円を超える見込み」
【公開規模】 593スクリーン(先週比-2スクリーン)
※2D、3D、字幕、吹替版があるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
7.1千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定7.7億円弱となっている。
1週間の伸びは2.0億円半ば程度だろうか。
日本で大ヒットするタイプの作品ではなく、ほどほどの動きとなっている。

マーベルコミック原作のアクション作品。
今年のアメリカのサマーシリーズを制した大作映画であり、将来的には「アベンジャーズ」に絡んでくる可能性もある。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年公開「アイアンマン」トータル9.4億円
OP2.1→5.2→7.0→8.2→8.8→9.1
☆10年公開「アイアンマン2」トータル12.0億円
金3.4(OP2.6)→6.9→9.1→10.5→11.2
☆11年公開「マイティ・ソー」トータル5.0億円
OP1.3→3.2→4.2→4.6
☆11年公開「キャプテン・アメリカ」トータル3.1億円
金1.2(OP0.9)→2.2→2.7
☆12年公開「アベンジャーズ」トータル36.1億円
先13.9→22.2→28.4→31.5→33.5→34.9
☆13年公開「アイアンマン3」トータル25.7億円
金4日7.9(OP4.1)→17.4→20.3→22.5→25.0→25.3
☆14年公開「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
OP1.9→3.7→5.1→5.7→6.1
☆14年公開「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
OP2.0→4.1→5.6→6.5→6.8
☆14年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
OP2.2→5.6→7.7億円→
主要作品との対比で考えると、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は9.2~10.3億円となる。
オープニング3日は高校生以下にサービスしていたが、それ以降は高校生以下の動員が少なくなりそうであり、伸びがあるかが注目となる。
日本でヒットしそうなタイプではなく、それほど伸びないだろう。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を超えるレベルと考えて、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の興行収入は先週に引き続き9億円台と予想したい。
公開前個人予想は7億円台だったので、やや低かったか。
ユニークな雰囲気もあるので、他のマーベル系よりも高く予想してもよかったかもしれない。


6位:「柘榴坂の仇討」(松竹)<2週目>
【公開前個人予想】 10億円台
【現時点での興行収入予想】 8億円台
【公開規模】 255スクリーン(先週比±0スクリーン)
6.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは推定3.4億円となっている。
1週間の伸びは2.4億円程度だろうか。
イマイチな動きとなっている。地味な時代劇なのでこの結果は仕方がないが、年配層に受けそうだと思い、高めに予想した。

浅田次郎原作作品。
若松節朗監督、中井貴一、阿部寛が主演している。
参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
☆14年「柘榴坂の仇討」
先1.1→3.4億円→
これらとの対比で考えると、「柘榴坂の仇討」の興行収入は7.5~9.0億円となる。
コメディ系はヒットしやすいが、本格系はビッグヒットにはなりそうもない。
ただ、評価も良さそうであり、キャストも悪くはなく、コケることもないだろう。
「十三人の刺客」トータル16.0億円以下、「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円以上というところではないかと公開前に書いたが、「最後の忠臣蔵」がライバルとなりそうだ。
ロングセールス込みで「柘榴坂の仇討」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は10億円台だったので、やや高すぎたか。
浅田次郎原作、中井貴一主演の03年「壬生義士伝」(日本アカデミー賞・最優秀作品賞ほか各賞受賞)ですら10億円を超えていないので、やはり時代劇は評価が高くても厳しいのか。


8位:「舞妓はレディ」(東宝)<3週目>
【公開前個人予想】 8億円台
【現時点での興行収入予想】  8億円台
【公開規模】 300スクリーン(先週比±0スクリーン)
4.6千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは推定5.0億円となっている。
1週間の伸びは1.6億円程度か。
予告編を観た時のファーストインプレッションはメチャクチャつまらなそうな映画だなとヒットするはずなさそうだと思った。
「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」と話題作を制作してきた周防正行監督作品であり、舞妓というネタは意外と受けるというところもあるので、予想が非常に難しい。
周防正行監督の「終の信託」(トータル3.3億円)のような悲惨なことにはならないと思うが、ヒットもせずコケもせずという中途半端な結果となるのではないかと書いたとおりとなりそうだ。

「舞妓はレディ」5.0億円と同程度の3週目興行収入作品は以下のとおり。
<2013>
☆「舟を編む」祝5.0億円(トータル8.3億円)
☆「100回泣くこと」4.9億円(トータル7.3億円)
これらとの対比で考えると、「舞妓はレディ」の興行収入は7.4~8.3億円となる。
年配層向けの映画のように思われるので、平日の伸びもあるだろう。
「舞妓はレディ」の興行収入は先週に引き続き8億円台と予想したい。
公開前個人予想は8億円台だったので、現時点では当たりそうだ。
きちんと伸びるかが注目となるが、評価は悪くなさそうなので大丈夫だろう。
良くも悪くもない結果となりそうだ。


9位:「るろうに剣心 京都大火編」(ワーナー)<9週目>
【公開前個人予想】 35億円台
【現時点での興行収入予想】 52億円台(6週目49億円台、3~4週目43億円台、OP~2週目38億円台)
【配給会社期待値等】 「40億円も視野に入った」
【公開規模】 333スクリーン(先週比-1スクリーン)
3.8千万円を週末に稼ぎ、トータルでは50.7億円半ばとなっている。
1週間の伸びは1.0億円程度だろうか。
ついに50億円を突破した。
公開前に『それなりに話題となっており、前作並の大ヒットは間違いないだろう』と書いたとおりとなりそうだが、思った以上の盛り上がりだ。
9月13日に「伝説の最期編」が公開される前に一伸びしたが、公開されてもまだ勢いは止まらない。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
5週目42.4→45.9→48.2→49.7→50.7億円→
公開前に『気軽にみられるアクション作品であり、時期的に前作を超えるのではないかと思っている』と書いたとおりとなった。
果たして、いつまで公開されるのだろうか。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
5週目65.7→70.5→73.9→76.4→77.7
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
5週目52.9→61.9→65.9→69.2→70.7
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
5週目41.9→46.5→49.6→52.4→54.3
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
5週目38.7→40.7→祝42.2→42.7→43.1
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
5週目32.5→34.8→祝36.6→37.4→37.9
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
5週目28.4→30.5→31.6→32.2→32.9
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
5週目42.4→45.9→48.2→49.7→50.7億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は52.5~53.2億円となる。
「伝説の最期編」の上映が始まるので、さすがにもはや大きくは伸びないだろうと思ったら、盛り上がっているのでやはり見ようという者がいるらしい。
公開も終わらないようなので、もうちょっと伸びそうだ。
「るろうに剣心 京都大火編」の興行収入は2週目まで38億円台、4週目まで43億円台、6週目に49億円台と予想したが、先週に引き続き52億円台と予想したい。
配給会社の期待値が40億円なので、これを大きく超えそうだ。
公開前個人予想は、「GANTZ」を超える35億円台だったので、低すぎたか。
続編の「伝説の最期編」の興行収入も相当高くなりそうだ。

国内映画興行収入ランキング(9月4週目その2)

1位:「るろうに剣心 伝説の最期編」(ワーナー)<3週目>
【公開前個人予想】 52億円台
【現時点での興行収入予想】  56億円台
【公開規模】 399スクリーン(先週比-35スクリーン)
2.8億円弱を週末に稼ぎ、トータルでは30.4億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.0億円程度だろうか。
楽に30億円を突破した。
相当に盛り上がっているようだ。
失敗続きだったワーナーが逆転のホームランを放ったか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆12年「るろうに剣心」トータル30.1億円
水5.6(OP4.0)→14.9→19.9→23.5→26.4→27.8→28.8
☆14年「るろうに剣心 京都大火編」
金8.2(OP5.9)→19.5→31.9→37.9→42.4→45.9→48.2→
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1(OP9.2)→22.5→30.5億円→
「るろうに剣心 京都大火編」を超えるかが注目となる。
12年版との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は46.1億円となるが、もうちょっと伸びるだろう。

30億円以上の漫画原作作品(一部作品を除く)の興行収入は以下のとおり。
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
祝14.3→32.1→46.8→祝60.2→65.7→70.5→73.9
☆12年「BRAVE HEARTS 海猿」トータル73.3億円
祝4日15.6→27.8→38.2→46.2→52.9→61.9→65.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」トータル59.8億円
4日8.6→22.2→29.6→36.6→41.9→46.5→49.6
☆09年「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」トータル44.1億円
OP8.7→21.3→27.9→32.4→38.7→40.7→祝42.2
☆08年「20世紀少年-第1章-終わりの始まり」トータル39.5億円
OP6.3→15.6→祝24.0→28.1→32.5→34.8→祝36.6
☆09年「20世紀少年-第2章-最後の希望」トータル30.1億円
OP6.2→13.4→19.5→23.0→25.8→27.3
☆11年「GANTZ」トータル34.5億円
OP05.9→14.6→21.2→25.3→28.4→30.5→31.6
☆14年「るろうに剣心 伝説の最期編」
祝13.1→22.5→30.5億円→
主要作品との対比で考えると、「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は47.1~58.5億円となる。
しばらく邦画大作もないので、独走を続けるだろう。
「るろうに剣心 伝説の最期編」の興行収入は先週に引き続き56億円台と予想したい。
公開前個人予想は52億円台だったので、現時点では悪くはない予想となりそうだ。
大きく伸びるかが注目となるが、新規の客層がそれほど多くは増えないだろう。
2作で100億円突破が濃厚となり、とにかくワーナーにとっては過去の失敗を忘れる成功となりそうだ。


2位:「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(20世紀フォックス)<2週目>
【公開前個人予想】 20億円台
【現時点での興行収入予想】 15億円台
【公開規模】 712スクリーン(先週比±0スクリーン)
※2D、3Dがあるので実際の劇場数はもっと少ないはず。
1.4億円を週末に稼ぎ、トータルでは推定8.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.4億円程度か。
前作に比べて、日本では盛り上がりが感じられず、勢いがないようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆11年公開「猿の惑星:創世記」トータル24.2億円
4日7.3(OP4.0)→13.1→17.8→20.6→22.6→23.3→23.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先込3.9(OP2.1)→08.3億円→
単純比較はできないが、これとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は15.3億円となる。
アメリカでは現在208百万ドルの大ヒットとなっている。
前作が177百万ドルだったため、17%上昇している。
日本のおいても前作並のヒットになるのは間違いないだろう。
ただ、アメリカのように上昇するかは微妙なところだ。
目新しかった前作を超えずに、日本では逆に15%程度ダウンするのではないかと公開前に書いたが、ダウン率はもっと高そうだ。

先行公開された作品の興行収入は以下のとおり。
☆12年公開「プロメテウス」トータル18.1億円
先7.5→13.1→15.7→17.1
☆13年「スター・トレック」トータル10.8億円
先4.1→07.3→09.0→09.9
☆14年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
先4.6→08.7→11.7→13.7→14.7→15.2→15.7
☆14年公開「猿の惑星:新世紀」
先3.9→08.3億円→
先行のパターンが異なるが、これらとの対比で考えると「猿の惑星:新世紀」の興行収入は11.5~12.3億円となる。
さすがに10億円前半で終わるはずはないだろう。
前作の24.2億円の半分はさすがに稼ぐはずであり、6割程度と考えて、「猿の惑星:新世紀」の興行収入は先週に引き続き15億円台と予想したい。
公開前個人予想は20億円台だったので、高すぎたか。
アメリカでの大ヒットを受けてしまうと、そうそう低くも予想できない。


3位:「STAND BY ME ドラえもん」(東宝・テレビ朝日)<8週目>
【公開前個人予想】 42億円台
【現時点での興行収入予想】 84億円台(4~6週目92億円台、2~3週目80億円台、OP時52億円台)
【公開規模】 337スクリーン(先週比+8スクリーン)
1.1億円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは推定75.0億円半ばとなっている。
1週間の伸びは2.9億円弱程度だろうか。
週毎の動きは以下のとおり。
OP3日9.9→2週目22.8→3週目13.1→4週目12.3→5週目6.2→6週目3.9→7週目2.3→8週目2.9億円となっている。
夏休みが終わり、勢いは弱まったが、祝日の影響もあり、まだまだ好調だ。
どこまで伸びるだろうか。
公開前に『微妙なところはあるが、この企画は当たると思われる。泣ける映画は強いからである。口コミで伸びていきそうだ』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上のヒットとなりそうだ。

3D化された通常の春公開シリーズとは異なるタイプの作品。
八木竜一、山崎貴が共同監督を務める。
山崎貴は「ALWAYS」シリーズ、「ヤマト」、「永遠の0」などを手掛けている。
「映画ドラえもん」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆00年「のび太の太陽王伝説」 トータル30.5億円
☆01年「のび太と翼の勇者たち」トータル30.0億円
☆02年「のび太とロボット王国」トータル23.1億円
☆03年「のび太とふしぎ風使い」トータル25.4億円
☆04年「のび太のワンニャン時空伝」トータル30.5億円
☆05年 なし
☆06年「のび太の恐竜2006」トータル32.8億円
4.3→09.0→12.7→18.0→25.9→30.3→31.5
☆07年「のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」トータル35.4億円
5.6→10.5→17.3→26.1→32.1→33.3→33.8
☆08年「のび太と緑の巨人伝」トータル33.7億円
5.2→09.5→15.3→22.8→30.1→31.7→32.2→32.3
☆09年「新・のび太の宇宙開拓史」トータル24.5億円
3.7→07.0→11.1→15.9→21.7→23.0→23.3→23.5
☆10年「のび太の人魚大海戦」トータル31.6億円
5.5→09.7→13.7→20.2→27.7→29.9→30.3→30.5
☆11年「新・のび太と鉄人兵団」トータル24.6億円
4.5→06.9→09.3→13.6→19.6→22.3→22.8→23.1
☆12年「のび太と奇跡の島」トータル36.2億円
5.5→10.7→14.5→20.4→28.8→33.8→34.6→34.8
☆13年「のび太のひみつ道具博物館」トータル39.8億円
6.7→12.3→20.0→29.0→35.9→37.2→37.8
☆14年「新・のび太の大魔境」トータル35.8億円
6.0→11.1→17.4→25.0→31.8→33.4→34.1→34.3
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8→58.1→64.3→68.2→72.3→75.1億円→
過去の作品を完全に調べていないが、過去最高となっただろう。
お盆時期もあったため、通常とは異なる伸びをみせている。

ジブリ作品が参考となるか。
☆04年「ハウルの動く城」トータル196.0億円(不明部分は年末)
OP14.8→47.5→67.9→84.5→不明→不明→128.9→152.3
☆06年「ゲド戦記」トータル76.5億円
OP09.1→25.0→38.3→53.0→60.1→066.4→068.6→070.5
☆08年「崖の上のポニョ」トータル155.0億円
5週目99.4→111.7→127.2→134.4→祝140.5→143.1
☆10年「借りぐらしのアリエッティ」トータル92.5億円
5週目64.7→073.9→080.3→084.3→086.5→088.1
☆13年「風立ちぬ」トータル120.2億円
OP9.6→28.5→43.6→56.0→72.8→80.9→88.5→97.7→祝106.2
☆14年「STAND BY ME ドラえもん」
金9.9→32.7→45.8→58.1→64.3→68.2→72.3→75.1億円→
主要作品との対比で考えると、「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入は81.5~92.4億円となる。
「アリエッティ」対比で考えると82.4億円となる。
さすがにもはや大きくはない伸びないか。
「STAND BY ME ドラえもん」の興行収入はOP時に52億円台、3週目まで80億円台、6週目まで92億円台と予想したが、先週に引き続き84億円台と予想したい。
公開前個人予想は42億円台だったので、予想の倍程度稼ぎそうだ。
ヒットするのは分かるが、通常の倍という高めに予想する冒険もできない。
13年「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」トータル42.5億円程度と思ってしまった。

国内映画興行収入ランキング(10月1週目新作予想)

次週ランキング入りが期待できるのは、以下の作品。

◎「蜩ノ記」(東宝)
直木賞小説の実写映画化。
役所広司、岡田准一主演作品。
監督は、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史。

良い映画だと思うが、「柘榴坂の仇討」もヒットしておらず、時代劇は当たるかどうかを予想するのはなかなか難しい。
しかし、本作こそロングセールスになり、ヒットするだろう。

参考になりそうな時代劇は以下のとおり。
☆07年「椿三十郎」トータル11.5億円(※年末公開)
OP1.6→4.1→5.9→祝込7.3→不明→9.7
☆09年「火天の城」トータル9.3億円
OP1.3→3.5→5.9→7.2→7.9
☆10年「十三人の刺客」トータル16.0億円
OP2.3→7.3→祝11.2→12.7→13.9
☆10年「武士の家計簿」トータル15.0億円
先込1.7→5.3→7.7→9.3→10.5
☆10年「最後の忠臣蔵」トータル8.4億円
OP1.0→3.3→4.8→6.5→7.4→7.8→8.1
☆10年「桜田門外ノ変」トータル6.9億円
OP0.9→3.1→4.5→5.4→6.0
☆12年「のぼうの城」トータル28.4億円
3日5.0→11.8→16.7→21.1→23.7→25.1→26.0
☆12年「天地明察」トータル9.1億円
祝3日2.1→4.4→6.1→7.3
☆13年「清須会議」トータル29.6億円
OP4.8→12.6→18.2→22.2→24.5→26.1
☆14年「超高速!参勤交代」
OP2.0→6.0→9.0→10.9→12.4→13.6→14.3
岡田准一主演の「天地明察」、役所広司主演の「最後の忠臣蔵」が参考となりそうだ。
大して話題にならなければ、この程度となるだろう。

役所広司主演の以下の作品も参考となるか。
☆11年「聯合艦隊司令長官 山本五十六」トータル15.3億円
祝3日2.5(OP1.5)→5.7→祝10.2→11.8→13.1
☆12年「わが母の記」トータル13.3億円
OP1.2→5.8→8.1→9.8→10.9
ロングセールスとなり、これらを上回る成績にもなるのではないか。
「蜩ノ記」の興行収入は15億円台と予想したい。
オープニングは1.4億円程度か。

国内映画興行収入ランキング(9月4週目その1)

動員7位:「ジャージー・ボーイズ」(ワーナー)<1週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】  3億円台
【公開規模】 143スクリーン
5.4千万円(54,002,700円)のオープニングを飾った。
先週『オープニングは7千万円程度か』と書いたので、予想よりも低かった。
スクリーン数も少なく、題材的にも仕方のない結果か。

ブロードウェイミュージカルの映画化。
クリント・イーストウッド監督作品。
アメリカでは有名なミュージカルだと思うが、全米で47百万ドルしか稼げなかった。
扱われているフォー・シーズンズというバンドも日本ではそれほど著名というわけではないだろう。日本でもヒットはしないと思うと公開前に書いたとおりとなりそうだ。

クリント・イーストウッド監督作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「ミスティック・リバー」10.0億円
OP1.4→3.8→5.2→6.8→7.9
☆05年「ミリオンダラー・ベイビー」13.4億円
OP1.8→5.4→8.0→10.0→不明→12.2
☆09年「チェンジリング」トータル12.8億円
金2.3→06.5→09.1→11.0→12.1→12.4
☆09年「グラン・トリノ」トータル11.0億円
OP1.3→04.6→07.7→09.0→09.8
☆10年「インビクタス/負けざる者たち」トータル8.6億円
金1.6→04.3→05.8→06.9→07.7
☆11年「ヒアアフター」トータル7.0億円
OP1.7→04.6→06.2→06.9
☆12年「J・エドガー」トータル3.6億円
OP0.8→02.0→02.7
☆14年「ジャージー・ボーイズ」
OP0.5千万円→
公開前に『良くて「J・エドガー」と同程度というところではないか』と書いたとおりとなりそうだ。
主要作品との対比で考えると、「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は2.3~3.7億円となる。
クリント・イーストウッド監督という知名度だけでそれなりには稼ぐだろう。
「ジャージー・ボーイズ」の興行収入は3億円台と予想したい。
公開前個人予想は3億円台だったので当たりそうだ。
「J・エドガー」と同程度と予想がつくので、誰でも分かるだろう。



動員10位:「劇場版 零 ゼロ」(角川)<1週目>
【公開前個人予想】 なし
【現時点での興行収入予想】  1億円台
【公開規模】 133スクリーン
2.7千万円(27,265,200円)のオープニングを飾った。
中条あやみ、森川葵主演のホラーゲームの実写化らしい。
あまり気になる作品ではなく、予想をしなかった。

ホラー系の興行収入は以下のとおり。
☆12年「貞子3D」トータル13.5億円
OP2.5→6.2→8.8→10.7→12.0→12.8→13.2
☆12年「アナザー Another」トータル5.8億円
OP0.8→2.6→4.4
☆13年「クロユリ団地」トータル10.2億円
OP1.5→4.2→6.2→7.7
☆13年「貞子3D2」トータル7.2億円
金2.0→4.1→5.4→6.4→6.9
☆14年「劇場版 零 ゼロ」
OP0.3億円→
これらとの対比で考えると、「劇場版 零 ゼロ」の興行収入は1.6~2.2億円となる。
伸びるとは思えないので、「劇場版 零 ゼロ」の興行収入は1億円台と予想したい。
ヒットできる作品ではないので、仕方がないだろう。

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