ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入ランキング(6月第5週目)【映画】

順位(先週)公開週 タイトル (公開館数) 興行収入 (トータル収入)
1(-)1週目「トランスフォーマー」  (4234館) $108,966,307 ($200,077,255)
2(1)2週目「あなたは私の婿になる」(3058館) $18,578,541 ($69,162,471)
3(2)4週目「The Hangover」    (3525館) $17,022,166 ($183,054,267)
4(3)5週目「カールじいさん」     (3487館) $13,061,737 ($250,234,554)
5(-)1週目「My Sister's Keeper」(2606館) $12,442,212 ($12,442,212)
6(4)2週目「Year One」       (3024館) $6,022,444 ($32,529,560)
7(5)3週目「サブウェイ123」     (2995館) $5,451,107 ($53,456,827)
8(7)8週目「スター・トレック」      (1823館) $3,711,968 ($246,331,182)
9(6)6週目「ナイトミュージアム2」  (2250館) $3,643,522 ($163,391,192)
10(13)4週目「Away We Go」   (495館) $1,709,313 ($4,088,390)

2本の新作がランクインし、1本が圏外から浮上したため、6週目で「ターミネーター4」、4週目で「Land of the Lost」、3週目で「Imagine That」が圏外へ消えた。

「ターミネーター4」の現在の興行収入は122百万ドルとなっている。
1億2千万ドル半ばがフィニッシュラインか。
公開前興行収入予想は1億8千万ドルだったので、ハズしてしまった。
クリスチャン・ベールのスタッフ罵倒騒動や、マックGの「クリスチャン・ベールのせいで脚本の書き直しを迫られた」といった発言があり、あまりいい印象がないので、爆発的な大ヒットしないのではないかと思ったが、その通りになった。
製作費2億ドルという話題の大作映画であり、大ヒットしないと思いつつも、高い興行収入になるという予想をしてしまったが、ファーストインプレッションを信じればよかった。

「ターミネーター」シリーズの興行収入は以下の通り。
☆84年「ターミネーター」トータル38百万ドル
☆91年「ターミネーター2」トータル205百万ドル
☆03年「ターミネーター3」トータル150百万ドル
「ターミネーター3」を超えることが最低限の目標だったが、無理なようだ。

マックG監督作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「チャーリーズ・エンジェル」トータル125百万ドル
☆03年「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」トータル101百万ドル
☆06年「マーシャルの悲劇」トータル44百万ドル
「チャーリーズ・エンジェル」トータル125百万ドルと同程度というのは、やはり物足りない。

クリスチャン・ベールの主な出演作は以下の通り。
☆05年「バットマン・ビギンズ」トータル205百万ドル
☆06年「プレステージ」トータル53百万ドル
☆07年「3:10 to Yuma」トータル54百万ドル
☆08年「ダークナイト」トータル533百万ドル
「バットマン」シリーズで実績を築き上げたものの、本作によって評価を下げることとなっただろう。

描かれる時代が変わり、主役の演者も代わるので、最近の「起源」や「新シリーズ」を描いた流れになるのだろうか。
☆05年「バットマン・ビギンズ」トータル205百万ドル
☆06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル
☆06年「カジノ・ロワイヤル」トータル167百万ドル
☆09年「スター・トレック」現時点で246百万ドル
☆09年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」現時点で178百万ドル
基本的には新シリーズは稼げるはずだが、これらのようにヒットさせることはできなかった。

1億5千万ドル前後の興行収入は以下の通り。
☆08年「慰めの報酬」トータル168百万ドル
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル153百万ドル
☆08年「グラン・トリノ」トータル148百万ドル
☆08年「マンマ・ミーア!」トータル144百万ドル
☆08年「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」トータル143百万ドル
☆08年「ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛」トータル142百万ドル
☆08年「インクレディブル・ハルク」トータル135百万ドル
☆08年「ウォンテッド」トータル135百万ドル
これらを超えることはできないので、やはり評価することはできない。
本シリーズは、確か3部作だったような気がするが、続編はどうなるだろうか。
決して悪くはない作品だが、高い評価をすることはできない仕上りではこの結果も仕方がない。
マックGをクビにして、もっと優秀なクリエイターを揃えないと、制作費の無駄だろう。


ウィル・フェレル主演のアドベンチャーコメディ「Land of the Lost」の現在の興行収入は47百万ドルとなっている。
5千万ドル前半程度がフィニッシュラインだろうか。
公開前興行収入予想は1億1千万ドルだったので、大きくハズしてしまった。
製作費100万ドルの大作映画であり、70年代の子ども向けテレビシリーズの映画化であり、家族で楽しめる作品と思われるので、ヒットすると思われたが、それほど単純ではなかった。

ブラッド・シルバーリング監督作品の興行収入は以下の通り。
☆95年「キャスパー」トータル100百万ドル
☆98年「シティ・オブ・エンジェル」トータル79百万ドル
☆02年「ムーンライト・マイル」トータル7百万ドル
☆04年「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」トータル119百万ドル
1億ドルオーバーが2本もあるが、評価が高くない作品ばかりである。
期待された「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」に続き、本作も失敗したので、監督としては厳しい立場となりそうだ。

ウィル・フェレル主演作の興行収入は以下の通り。
☆04年「俺たちニュースキャスター」トータル85百万ドル
☆05年「奥様は魔女」トータル63百万ドル(※主演はニコール・キッドマン)
☆06年「タラデガ・ナイト」トータル148百万ドル
☆06年「主人公は僕だった」トータル41百万ドル
☆07年「俺たちフィギュアスケーター」トータル119百万ドル
☆08年「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」トータル100百万ドル
コケている作品もあるが、3年連続で1億ドルオーバー作品を産み出している。
「奥様は魔女」トータル63百万ドルを超えそうもない。
ウィル・フェレルらしくないアドベンチャー系作品なので、この結果も仕方がないところはある。
コメディらしい作品によって、挽回のチャンスは回ってくるだろう。

イメージ的には「センター・オブ・ジ・アース」と被り、コメディ俳優のアクションコメディは「ゲットスマート」と似ている。
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
☆08年「センター・オブ・ジ・アース」トータル102百万ドル
この程度は稼いで欲しかったところだ。
製作費100万ドルの作品なので、さすがに失敗といえる結果になりそうだ。
ユニバーサルはコメディ俳優を冒険モノに起用することに対して二の足を踏んでいたようだが、製作費を100万ドルに抑える事でゴーサインを出したようだ。
この結果を受けて、二度とコメディ俳優をこのような作品には起用しないだろう。


エディ・マーフィ主演のファンタジックコメディ「Imagine That」の現在の興行収入は14百万ドルとなっている。
1千万ドル半ばががフィニッシュラインだろう。
公開前興行収入予想は3.5千万ドルだったので、ハズしてしまった。
エディ・マーフィは嫌われつつあるので、低い興行収入になることは予想できても、ここまで低くなるとは想定外だった。
製作費55百万ドルを回収することは不可能。
再び、エディ・マーフィがやらかしてしまった。

エディ・マーフィ主演作の興行収入は以下の通り。
☆02年「ショウタイム」トータル38百万ドル(製作費85百万ドル)
☆02年「プルート・ナッシュ」トータル4百万ドル(製作費1億ドル)
☆02年「アイ・スパイ」トータル34百万ドル(製作費7千万ドル)
☆03年「チャーリーと14人のキッズ」トータル104百万ドル(製作費6千万ドル)
☆03年「ホーンテッドマンション」トータル76百万ドル(製作費9千万ドル)
☆06年「ドリームガールズ」トータル103百万ドル
☆07年「マイ・ファット・ワイフ」トータル96百万ドル(製作費6千万ドル)
☆08年「デイブは宇宙船」トータル12百万ドル(製作費6千万ドル)
「ドリームガールズ」を除外すれば、本作を含めて2勝6敗という成績になった。
大きく負け越している。
「プルート・ナッシュ」「デイブは宇宙船」の2本だけで、赤字が1億4千5百万ドル近くまで膨らんでいる。
知らない人はいない超有名コメディアンだが、非常にリスキーな俳優といえる。
さすがに「デイブは宇宙船」は超えたが、酷い結果に変わりがない。

ファンタジックコメディならば、以下のような作品がライバルとなるはずだった。
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
本来ならば、この辺りまで稼がないといけないが、今のエディ・マーフィには無理だろう。

去年公開された以下のようなコメディ作品を超えることが最低限の目標だったが、それも無理のようだ。
☆「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」トータル38百万ドル
☆「First Sunday」トータル38百万ドル(主演:アイス・キューブ)
☆「俺たちダンクシューター」トータル33百万ドル
☆「The Love Guru」トータル32百万ドル(製作費62百万ドル)
公開前には『さすがに「俺たちダンクシューター」「The Love Guru」程度は稼げるだろう』と思ったが、ここまで嫌われるとなると俳優生命に関わってきそうだ。


新作は以下のとおりとなっている。
1位:「トランスフォーマー/リベンジ」(SFアクション)
【監督】マイケル・ベイ
【出演】シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス
【内容】人類を巻き込んだトランスフォーマーの戦いが繰り広げられる。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 3億6千万ドル
【現在の興行収入】 200百万ドル
【現在の最終的な興行収入予想】 3億5~6千万ドル
水曜日から公開されている。
初日の水曜日で62百万ドル、木曜日に29百万ドルを稼ぎ出している。
そして、週末3日で109百万ドルを稼ぎ出し、5日間で2億ドルオーバーというオープニングを飾った。
専門家の事前予想では、105.4・109.3百万ドルのオープニングを飾るとされていたが、予想通りのオープニングとなっている。
先週『1億ドルオーバーのオープニングとなるだろう。水曜日から日曜日までで2億ドルを突破するのではないか』と書いたとおりとなっている。
製作費250百万ドルをあっさりと回収しそうたが、作品の評価も微妙であり、かなり初動タイプの作品になりそうだ。

前作の興行収入は以下の通り。
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
先155(OP71)→224→263→285→296→303→306→309
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」
先200(OP109)百万ドル→
「トランスフォーマー」との対比で考えると、「トランスフォーマー/リベンジ」の興行収入は412~490百万ドルとなる。
机上の計算では信じられない数字になるが、ここまで高い興行収入にはならないだろう。

以下のような作品がライバルになりそうだ。
☆06年「POC/デッドマンズ・チェスト」トータル423百万ドル
OP136→258→322→358→380→401→408→413→417
☆04年「スパイダーマン2」トータル374百万ドル
先152(OP88)→256→302→328→344→354→361→365→368→370
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP151→240→282→304→318→326→330→332→334
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102(OP99)→178→223→252→276→289→298→305→309
☆08年「インディ・ジョーンズ」トータル317百万ドル
先126(OP100)→216→253→277→291→300→306→310→313
☆07年「POC/ワールド・エンド」トータル309百万ドル
先128(OP115)→218→253→274→287→296→302→304→306
☆09年「トランスフォーマー/リベンジ」
先200(OP109)百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「トランスフォーマー/リベンジ」の興行収入は293~350百万ドルとなる。
当面は3億ドル突破が目標となり、3億5~6千万ドル程度が落ち着きどころか。

マイケル・ベイ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆95年「バッドボーイズ」トータル66百万ドル
☆96年「ザ・ロック」トータル134百万ドル
☆98年「アルマゲドン」トータル202百万ドル
☆01年「パール・ハーバー」トータル199百万ドル
☆03年「バッドボーイズ2バッド」トータル139百万ドル
☆05年「アイランド」トータル36百万ドル
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
「アイランド」以外は申し分ない結果を残している。

スティーブン・スピルバーグ関連作品の興行収入は以下の通り。
☆08年「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」トータル317百万ドル
☆07年「トランスフォーマー」トータル319百万ドル
☆05年「宇宙戦争」トータル234百万ドル
☆02年「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」トータル165百万ドル
☆02年「マイノリティ・リポート」トータル132百万ドル
☆02年「メン・イン・ブラックⅡ」トータル190百万ドル
☆01年「ジュラシック・パークⅢ」トータル181百万ドル
☆98年「プライベート・ライアン」トータル217百万ドル
☆97年「ロスト・ワールド」トータル229百万ドル
☆93年「ジュラシック・パーク」トータル357百万ドル
3年連続で3億ドルオーバーを達成できそうだ。
「E.T.」トータル435百万ドルは超えられないと思うが、「ジュラシック・パーク」トータル357百万ドルを超えれば、自身関連作品のうち2番目に高い興行収入となる。

シャイア・ラブーフ主演作品の興行収入は以下の通り(「トランスフォーマー」「インディ・ジョーンズ」除く)。
☆07年「ディスタービア」トータル80百万ドル
OP22→40→52→60→66→71→74→77→78
☆08年「イーグル・アイ」トータル101百万ドル
OP29→55→70→81→88→93→96→99→100
チカラを付けているが、そのチカラがまだ感じられないところがマイナスポイントとなる。

どういう動きになるのかまだ読めないところがあるが、常識レベルの爆発に留まると考えると、「トランスフォーマー/リベンジ」は3億5~6千万ドル程度が落ち着きどころだろうか。


5位:「My Sister's Keeper」(ヒューマンドラマ)
【監督】ニック・カサヴェテス
【出演】キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン
【内容】白血病に襲われた姉を助けるために、犠牲になった妹は両親からの解放を願う。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 4.5千万ドル
【現在の興行収入】 12百万ドル
【現在の最終的な興行収入予想】 4千万ドル台
専門家の事前予想では、12.3・13.7百万ドルのオープニングを飾るとされており、実際には予想通り12.4百万ドルのオープニングを飾っている。
小説「わたしのなかのあなた」の映画化。
ダコタ・ファニングが降板したらしい。
先週『重そうなヒューマンドラマであり、オープニングは高くはないだろう。1千万ドル前半というところか』と書いたので、だいたい予想通りとなっている。
ただ、ロングセールスになるのではないか。
製作費30百万ドルは余裕で回収できそうだ。

ニック・カサヴェテス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「ジョンQ-最後の決断-」トータル72百万ドル
OP20→40→51→59→64→67
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68
☆06年「アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン」トータル15百万ドル
OP06→12→14→15→15→15
☆09年「My Sister's Keeper」
OP12百万ドル→
医療系ヒューマンドラマならば、「ジョンQ-最後の決断-」が参考になる。
「ジョンQ-最後の決断-」との対比で考えると、「My Sister's Keeper」の興行収入は43百万ドルとなる。
この辺りが落ち着きどころか。

キャメロン・ディアス主演作品の興行収入は以下の通り(アクション系を除く)。
☆02年「クリスティーナの好きなコト」トータル25百万ドル
OP09→17→21→23→24→24
☆05年「イン・ハー・シューズ」トータル33百万ドル
OP10→20→26→29→31→32
☆06年「ホリデイ」トータル63百万ドル
OP13→25→35→50→59→62
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
☆09年「My Sister's Keeper」
OP12百万ドル→
これらとの対比で考えると、「My Sister's Keeper」の興行収入は33~58百万ドルとなる。
マックス6千万ドル、ミニマム3千万ドルとなるが、大きくは低迷しないと思われるものの、大きく伸びないとも思われるので、4千万ドル台が落ち着きどころか。

アビゲイル・ブレスリン主演作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「リトル・ミス・サンシャイン」トータル60百万ドル
5週目より拡大23→34→41→46→50
☆07年「幸せのレシピ」トータル43百万ドル
OP12→24→32→37→39(※キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演)
☆08年「Definitely, Maybe」トータル32百万ドル
先13(OP10)→22→27→29→31(※ライアン・レイノルズ主演)
☆08年「キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー」トータル18百万ドル
3週目より拡大06→11→14→15→16
☆08年「幸せの1ページ」トータル48百万ドル
OP13→25→33→39→42(※ジョディ・フォスター主演)
☆09年「My Sister's Keeper」
OP12百万ドル→
これらとの対比で考えると、「My Sister's Keeper」の興行収入は36~44百万ドルとなる。

アビゲイル・ブレスリンのライバルであり、本作に出演するはずだったダコタ・ファニング主演のヒューマンドラマは以下の通り。
☆08年「リリィ、はちみつ色の秘密」トータル38百万ドル
OP11→19→25→30→34→36→37
なんとしてでも、これを超えたいところだ。
現時点では、「My Sister's Keeper」の興行収入は4千万ドル台と予想したい。


10位:「AWAY WE GO」(コメディ)
【監督】サム・メンデス
【出演】ジョン・クラシンスキー、マーヤ・ルドルフ
【内容】子どもが誕生するのを機会に、生活するのに最高の場所を探してアメリカを旅する。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【現在の興行収入】 4百万ドル(先週比+2百万ドル)
【現在の最終的な興行収入予想】 1千万ドル
存在はある程度知っていたが、ランキング入りまでは予想していなかった。
予期せぬランキングとなったが、製作費17百万ドルを回収するのは難しそうだ。
これ以上拡大せずに、現在の公開規模のままをキープするならば、二桁に乗せるかどうかが落ち着きどころか。

サム・メンデス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「アメリカン・ビューティー」トータル130百万ドル
OP01→07→18→31→41(徐々に拡大)
☆02年「ロード・トゥ・パーディション」トータル104百万ドル
OP22→47→66→77→84
☆05年「ジャーヘッド」トータル63百万ドル
OP28→47→54→59→61
☆08年「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」トータル23百万ドル
5週目より拡大12→16→19→20→21
興行収入がストレートに下落しているのは気になるところ。


旧作は以下のとおりとなっている。
2位:「あなたは私の婿になる」(ラブコメ)
【監督】アン・フレッチャー
【出演】サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ
【内容】カナダへの強制退去を避けるために、出版社の役員はアシスタントに自分と結婚することを強制する。
【アメリカ内の評価】 高い
【公開前興行収入予想】 7.5千万ドル
【現在の興行収入】 69百万ドル(先週比+35百万ドル)
【現在の最終的な興行収入予想】 1億1千万ドル(先週1億ドル)
製作費40百万ドルをあっさりと回収した。
サンドラ・ブロック主演のただのラブコメが何故これほど高い興行収入になるか分からないが、評価がかなり高く、監督の実績やライアン・レイノルズの人気の影響もあるだろうか。
また、大作映画が続き、ラブコメが欠乏していたことも影響かもしれない。
ラブコメもノーリスク・ハイリターンの作品として乱発されそうだ。

アン・フレッチャー監督作品の興行収入は以下の通り。
☆06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル
OP21→40→50→57→62→64
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→70→73
☆09年「あなたは私の婿になる」
OP34→69百万ドル→
これらとの対比で考えると、「あなたは私の婿になる」の興行収入は112~118百万ドルとなる。
当面の目標は1億ドル突破ということになりそうだ。
ラブコメとしては、優秀な興行収入と考えている「幸せになるための27のドレス」を楽に超えるとは思わなかった。

サンドラ・ブロックの主な主演作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「デンジャラス・ビューティー」トータル107百万ドル
OP10→42→65→78→87→93(※年末公開)
☆02年「完全犯罪クラブ」トータル32百万ドル
OP09→18→24→27→30→31
☆02年「トゥー・ウィークス・ノーティス」トータル93百万ドル
OP14→43→69→79→85→89
☆05年「デンジャラス・ビューティー2」トータル48百万ドル
先17(OP14)→31→38→42→44→46
☆06年「イルマーレ」トータル52百万ドル
OP14→30→39→46→49→51
☆07年「シャッフル」トータル48百万ドル
OP18→32→39→45→47→48
☆09年「あなたは私の婿になる」
OP34→69百万ドル→
「デンジャラス・ビューティー」トータル107百万ドル、「トゥー・ウィークス・ノーティス」トータル93百万ドルを超えるかもしれない。
ひょっとすると、94年「スピード」トータル121百万ドルを超えて、自身最高興行収入作品になる可能性もあるが、そこまでは伸びないだろう。
主要作品との対比で考えると、「あなたは私の婿になる」の興行収入は104~123百万ドルとなる。
やはり、当面の目標は1億ドルとなりそうだが、恐らく超えてきそうだ。
「デンジャラス・ビューティー」トータル107百万ドルを超えることができるかが注目となる。

近年公開されたラブコメ作品の興行収入は以下の通り。
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」トータル153百万ドル
OP57→99→120→132→140→145
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132
☆09年「そんな彼なら捨てちゃえば?」トータル94百万ドル
OP28→55→70→79→85→89
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72→76
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル77百万ドル
OP23→45→57→65→69→73
☆08年「フールズ・ゴールド」トータル70百万ドル
OP22→42→53→59→63→65
☆08年「寝取られ男のラブバカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆09年「あなたは私の婿になる」
OP34→69百万ドル→
2週目興行収入は「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」「そんな彼なら捨てちゃえば?」といった話題作を凌ぐ。
主要作品との対比で考えると、「あなたは私の婿になる」の興行収入は107~124百万ドルとなる。
今年公開の作品「そんな彼なら捨てちゃえば?」トータル94百万ドルを破ることはできそうだ。
「あなたは私の婿になる」のトータル興行収入は1億ドル程度と思っていたが、1億1千万ドル程度までは伸びてきそうだ。

なお、ライアン・レイノルズは、スカーレット・ヨハンソンの夫として有名である。
「セイブ・ザ・ワールド」「ブレイド3」「悪魔の棲む家」「Just Friends」「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」「Definitely, Maybe」「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」といった作品に出演している。
ラブコメ系の「Definitely, Maybe」「Just Friends」が一応参考になるか。
☆05年「Just Friends」トータル33百万ドル
先13(OP09)→21→26→30→31
☆08年「Definitely, Maybe」トータル32百万ドル
先13(OP10)→22→27→29→31
これらとの対比で考えると、「あなたは私の婿になる」の興行収入は100~108百万ドルとなる。
徐々にキャリアを作り、一流俳優への道を歩んでいるのではないか。
サンドラ・ブロックの相手としては、年齢はともかくとして相応しくないわけではない。


3位:「The Hangover」(コメディ)
【監督】トッド・フィリップス
【出演】ザック・ガリフィアナキス(「トゥルー・コーリング」)、ブラッドレイ・クーパー(「エイリアス」)、ジャスティン・バーサ(「ナショナル・トレジャー」)
【内容】3人の花婿の付き添いは酔っている間に花婿とはぐれる。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 9千万ドル
【現在の興行収入】 183百万ドル(先週比+30百万ドル)
【現在の最終的な興行収入予想】 2億3千万ドル
製作費35百万ドルのコメディが並居る大作映画を抑えて大ヒットとなっている。
2億ドルも完全に視野に入っており、まさかのダークホースの登場だ。
これだから、コメディ作品は侮れない。
予告編を見る限りでは、なかなかユニークな仕上りになっており、「見てもいいかな」と感じさせる。

トッド・フィリップス監督作品の興行収入は以下の通り。
☆00年「ロード・トリップ」トータル69百万ドル
OP15→033→046→054→60→64
☆03年「アダルト♂スクール」トータル76百万ドル
OP17→037→051→061→67→71
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
OP28→052→067→077→82→85
☆08年「SCHOOL FOR SCOUNDRELS」トータル18百万ドル
OP09→014→016→017→17→18
☆09年「The Hangover」
OP45→105→153→183百万ドル→
最新作はコケているが、基本的には7~9千万ドルを稼いでいる。
「SCHOOL FOR SCOUNDRELS」以外との対比で考えると、「The Hangover」の興行収入は209~233百万ドルとなる。
当面は2億ドル突破できるかが注目となるが、余裕で突破できるだろう。

以下のような作品がライバルになるか。
☆04年「ミート・ザ・ペアレンツ2」トータル279百万ドル
先71(OP46)→162→204→231→247→258(※年末公開)
☆05年「ウェディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドル
OP34→080→116→144→164→178
☆07年「団塊ボーイズ」トータル168百万ドル
OP40→077→104→123→136→145
☆07年「ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→066→090→109→122→132
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
OP33→069→089→103→111→116
☆09年「The Hangover」
OP45→105→153→183百万ドル→
「ウェディング・クラッシャーズ」以外との対比で考えると、「The Hangover」の興行収入は215~250百万ドルとなる。
マックス2億ドル5千万ドル、ミニマム2億1千万ドル程度だろうか。
「ウェディング・クラッシャーズ」トータル209百万ドルを超えることはできるだろう。
2億ドルは楽に突破できそうなため、2億3千万ドルが落ち着きどころだろうか。
R指定のコメディ作品としては、「ウェディング・クラッシャーズ」を抜けば、歴代ナンバーワンヒットとなる。


4位:「カールじいさんの空飛ぶ家」(3Dアニメ)
【監督】 ピーター・ドクター(「モンスターズ・インク」)、ボブ・ピーターソン
【出演】 エドワード・アズナー、Jordan Nagai、ジョン・ラッツェンバーガー
【内容】 78歳のカールは何千もの風船を家につけて、南アメリカの荒野を見る旅に出る。
【アメリカ内の評価】 メチャクチャ高い
【公開前興行収入予想】 2億3千万ドル
【現在の興行収入】 250百万ドル(先週比+24百万ドル)
【現在の最終的な興行収入予想】 2億7千万ドル(先週2億6千万ドル)
製作費175百万ドルの高額作品だが、ノーリスクで回収できそうだ。
ピクサー作品は、やはり安定した強さを見せ付けてくれる。
評価も尋常ではないほど高くなっている。
最大の問題は7月1日より「アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの」が公開されるため、3-D対応の劇場を奪われてしまうことだ。
7月1日以降の伸びが注目となる。
なお、今年公開作品の中では、「スター・トレック」を抜き、最高の興行収入となった。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」
OP68→137→187→226→250百万ドル→
近3年の206~244百万ドルが一応の水準となるが余裕で超えそうだ。
ピクサー作品としては、「ファインディング・ニモ」に次ぎ、推移が高い。
あっさりと「ウォーリー」トータル224百万ドル、「カーズ」トータル244百万ドルを超えてしまった。
「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル、「モンスターズ・インク」トータル256百万ドルも視野に入った。
「ファインディング・ニモ」以外との対比で考えると、「カールじいさんの空飛ぶ家」の興行収入は283~296百万ドルとなる。
3億ドルも狙えないことはないが、3-D劇場が奪われるため、過去の作品と異なり、大きな伸びは期待できないと思われる。
2億7千万ドル程度が落ち着きどころか。

上述を除く2億ドル超のCGアニメ作品は以下の通り。
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→315→353→379→397→408→419→425
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP123→203→256→281→297→308→314→317→318
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP42→099→148→176→198→215→228→241→247→252
☆08年「カンフー・パンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207→209→210→211
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」
OP68→137→187→226→250百万ドル→
「シュレック3」「カンフー・パンダ」との対比で考えると、「カールじいさんの空飛ぶ家」の興行収入は271~278百万ドルとなる。
ピクサー作品らしい伸びは期待したいところだが、2億7千万ドル程度が当面の落ち着きどころとなる。
「シュレック」トータル268百万ドルがライバルになりそうだ。


6位:「YEAR ONE」(アドベンチャーコメディ)
【監督】ハロルド・ライミス(「アナライズ・ユー」「アナライズ・ミー」)
【出演】ジャック・ブラック、マイケル・セラ、オリヴィア・ワイルド(「ボビーZ」)
【内容】狩猟民族の怠惰な男たちは村を追放されて、壮大な旅に出掛ける。
【アメリカ内の評価】 普通
【公開前興行収入予想】 6千万ドル
【現在の興行収入】 33百万ドル(先週比+13百万ドル)
【現在の最終的な興行収入予想】 5千万ドル程度(先週6千万ドル程度)
アメリカでは人気のプロデューサー・ジャド・アパトー製作のコメディ。
それほど盛り上がっていないようであり、コケる雰囲気も十分あったが、大コケを防いだのは、ジャド・アパトーの実績の高さだろうか。
当面は製作費60百万ドルの回収が目標となるが、かなり厳しそうだ。

ジャック・ブラックの主な主演コメディ作は以下の通り。
☆01年「愛しのローズマリー」トータル71百万ドル
OP23→41→55→61→65→67
☆03年「スクール・オブ・ロック」トータル81百万ドル
OP20→40→55→63→69→73
☆06年「ナチョ・リブレ」トータル80百万ドル
OP28→53→65→74→77→79
☆08年「トロピック・サンダー」トータル111百万ドル(※主演ではない)
先37(OP26)→66→84→97→103→107
☆09年「YEAR ONE」
OP20→33百万ドル→
7~8千万ドルが標準となる。
これらとの対比で考えると、「YEAR ONE」の興行収入は50~67百万ドルとなる。
あまり高い伸びは期待できないので、5千万ドル程度が落ち着きどころか。

マイケル・セラの主な主演作は以下の通り。
☆07年「スーパーバッド」トータル121百万ドル
OP33→69→89→103→111→116→119
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
04週目より拡大26→52→71→85→100→110→118
☆08年「Nick and Norah's Infinite Playlist」トータル31百万ドル
OP11→21→27→30→31
☆09年「YEAR ONE」
OP20→33百万ドル→
出演した映画が連続で大ヒットしており、真価が問われる。
爆発的なヒットは期待できないものの、ジャック・ブラック出演作の興行収入の水準に対して、足を引っ張ることなく、アシストできる存在になりたいところ。
「Nick and Norah's Infinite Playlist」との対比で考えると、「YEAR ONE」の興行収入は49百万ドルとなる。

ジャド・アパトー関連作品は以下の通り。
☆05年「40歳の童貞男」(監督・脚本・プロデュース)
OP21→49→69→82→91→97(トータル109百万ドル)
☆05年「ディック&ジェーン復讐は最高!」(脚本)
先22→60→81→93→101→106(トータル110百万ドル)
☆06年「タラデガ・ナイト オーバルの狼」(プロデュース)
OP47→90→114→128→137→142百万ドル(トータル148百万ドル)
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」(監督・脚本・プロデュース)
OP31→66→90→109→122→132→138(トータル149百万ドル)
☆07年「スーパーバッド」(プロデュース)
OP33→69→89→103→111→116→119(トータル121百万ドル)
☆07年「ウォーク・ハード ロックへの階段」(脚本・プロデュース)
OP04→12→17→18(トータル18百万ドル)
☆08年「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」(プロデュース)
OP10→20→25→28→30→30→31(トータル33百万ドル)
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」(プロデュース)
OP18→35→45→51→55→58→60(トータル63百万ドル)
☆08年「エージェント・ゾーハン」(脚本)
OP39→69→84→91→95→97→98(トータル100百万ドル)
☆08年「スモーキング・ハイ」(脚本・プロデュース)
先41(OP23)→63→74→80→84→86→87(トータル87百万ドル)
☆08年「俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-」(プロデュース)
OP31→63→81→91→96→98(トータル100百万ドル)
☆09年「YEAR ONE」
OP20→33百万ドル→
9千~1億5千万ドルが水準となるか。
主要作品との対比で考えると、「YEAR ONE」の興行収入は46~61百万ドルとなる。
「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドルがライバルになると思ったが、「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」を超える程度となりそうだ。
製作費を考えると、ややコケたと考えていいだろう。

最近のアクションコメディの興行収入は以下の通り。
☆09年「Paul Blart: Mall Cop」トータル146百万ドル
OP32→65→83→97→110→121→128
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
OP39→77→98→112→120→124→127
☆08年「トロピック・サンダー」トータル111百万ドル
先37(OP26)→66→84→97→103→107→109
☆09年「YEAR ONE」
OP20→33百万ドル→
本作はアクション作品ではないので、ここまでのヒットは期待できないが、これらも参考になるだろう。
「Paul Blart: Mall Cop」以外との対比で考えると、「YEAR ONE」の興行収入は56~56百万ドルとなる。
あまり粘るような作品とは思えないので、「YEAR ONE」のトータル興行収入を5千万ドル程度と予想したい。
「The Hangover」のヒットも本作にとってはマイナスといえるだろう。


7位:「サブウェイ123」(アクションサスペンス)
【監督】トニー・スコット
【出演】ジョン・トラボルタ、デンゼル・ワシントン
【内容】ニューヨークの地下鉄が武装した男たちに乗っ取られる。
【アメリカ内の評価】 高い
【公開前興行収入予想】 7千万ドル
【現在の興行収入】 53百万ドル(先週比+9百万ドル)
【現在の最終的な興行収入予想】 6千万ドル後半(先週7千万ドル前後)
1974年「サブウェイ・パニック」のリメイク作となる。
本格的なアクション作品は、それほど好まれない題材でもある。
製作費100万ドルとなっており、制作費を国内で回収することは難しい。
悪くはない興行収入になりそうだが、このキャスティングのアクション作品にしては、あまりにも製作費を掛け過ぎている。

トニー・スコット監督作品の興行収入は以下の通り。
☆98年「エネミー・オブ・アメリカ」トータル112百万ドル
OP20→49→63→72→79→87
☆01年「スパイ・ゲーム」トータル62百万ドル
先31(OP22)→47→54→58→60→61
☆04年「マイ・ボディガード」トータル78百万ドル
OP23→44→56→64→69→73
☆05年「ドミノ」トータル10百万ドル
OP05→09→10→10
☆06年「デジャヴ」トータル64百万ドル
先29(OP21)→44→53→58→60→62
☆09年「サブウェイ123」
OP23→44→53百万ドル→
6~7千万ドルが水準の監督。
3週目終了時点の興行収入はどれも似通っている。
主要作品との対比で考えると、「サブウェイ123」の興行収入は61~74百万ドルとなる。
伸びがあるのか、それとも伸びがとまるかが注目となる。
評価は高いので、すぐに伸びが止まることもないと思っていたが、やや伸びが鈍くなってしまった。
現時点では、頑張っても7千万ドル前後が落ち着きどころか。
「マイ・ボディガード」トータル78百万ドル、「デジャヴ」トータル64百万ドルもデンゼル・ワシントン主演作であり、この程度が落ち着きどころか。
「デジャヴ」トータル64百万ドルを超えることが最低のタスクとなりそうだ。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下の通り。
☆01年「トレーニングデイ」トータル77百万ドル
OP23→43→57→65→70→73
☆02年「ジョンQ-最後の決断-」トータル72百万ドル
OP20→40→51→59→64→67
☆03年「タイムリミット」トータル41百万ドル
OP16→29→35→38→39→40
☆04年「クライシス・オブ・アメリカ」トータル66百万ドル
OP20→38→48→55→59→62
☆04年「マイ・ボディガード」トータル78百万ドル
OP23→44→56→64→69→73
☆06年「インサイド・マン」トータル88百万ドル
OP29→53→66→75→81→84
☆06年「デジャヴ」トータル64百万ドル
先29(OP21)→44→53→58→60→62
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル
OP44→80→101→116→122→126
☆09年「サブウェイ123」
OP23→44→53百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「サブウェイ123」の興行収入は62~75百万ドルとなる。
賞レースに絡んだ「トレーニングデイ」トータル77百万ドルを超えないと思われる。
「クライシス・オブ・アメリカ」トータル66百万ドル、「デジャヴ」トータル64百万ドルがライバルとなるだろう。

ジョン・トラボルタが出演した作品の興行収入は以下の通り。
☆01年「ソードフィッシュ」トータル70百万ドル
OP18→40→53→61→66→68
☆01年「ドメスティック・フィアー」トータル45百万ドル
☆03年「閉ざされた森」トータル27百万ドル
☆04年「パニッシャー」トータル34百万ドル
☆04年「炎のメモリアル」トータル75百万ドル
OP22→41→54→61→66→70
☆05年「Be Cool」トータル56百万ドル
☆07年「団塊ボーイズ」トータル168百万ドル
☆07年「ヘアスプレー」トータル119百万ドル
☆09年「サブウェイ123」
OP23→44→53百万ドル→
「炎のメモリアル」との対比で考えると、「サブウェイ123」の興行収入は74百万ドルとなる。
この辺りがマックスラインとなりそうだが、伸びが鈍くなっているので、現時点では6千万ドル後半が落ち着きどころだろう。
「ソードフィッシュ」トータル70百万ドルを超えたいところだが、厳しそうだ。
無難な興行収入となりそうだが、製作費を考えるとイマイチの結果となりそうだ。


8位:「スター・トレック」(SFアドベンチャー)
【監督】J・J・エイブラムス
【出演】クリス・パイン(「スモーキン・エース」)、ザカリー・クイント(「24」)、サイモン・ペッグ(「ホット・ファズ」)、エリック・バナ、ウィノナ・ライダー
【内容】エンタープライズ号のカーク船長とスポックの起源となるストーリー。
【アメリカ内の評価】 かなり高い
【公開前興行収入予想】 2億3千万ドル
【現在の興行収入】 246百万ドル(先週比+6百万ドル)
【現在の最終的な興行収入予想】 2億6千万ドル
いよいよ2億5千万ドルを突破しそうだ。
製作費150百万ドルとなっており、関係者は笑いが止まらないだろう。
公開前に『J・J・エイブラムス効果により、過去のシリーズを見なかった者の動員も期待できるので、(一般の)予想を上回る恐れがある』と書いており、予想通りの大ヒットとなっている。

過去の「スター・トレック」シリーズは以下の通り。
☆79年「スター・トレック」トータル82百万ドル
☆82年「Ⅱ・カーンの逆襲」トータル79百万ドル
☆84年「Ⅲ・ミスター・スポックを探せ!」トータル76百万ドル
☆86年「Ⅳ・故郷への長い道」トータル110百万ドル
先25(OP17)→39→47→54→68→81→87→93→96
☆89年「Ⅴ・新たなる未知へ」トータル52百万ドル
OP17→031→038→042→046
☆91年「Ⅵ・未知の世界」トータル75百万ドル
OP18→030→038→050→061→065→067→069
☆94年「ジェネレーションズ」トータル76百万ドル
OP23→049→061→062→065→068→071
☆96年「ファースト・コンタクト」トータル92百万ドル
OP31→061→071→077→080→085→089
☆98年「叛乱」トータル70百万ドル
OP22→036→048→059→063→065→066→067→068
☆02年「ネメシス」トータル43百万ドル
OP19→026→034→040→042→042
☆09年「スター・トレック」
先79→148→185→209→223→232→240→246百万ドル→
「Ⅳ・故郷への長い道」トータル110百万ドルを超えて、シリーズ最高興行収入となった。
主要作品との対比で考えると、「スター・トレック」の興行収入は257~267百万ドルとなる。
2億6千万ドル程度が落ち着きどころか。

J・J・エイブラムス関連作品は以下の通り。
☆06年「M:I:Ⅲ」トータル134百万ドル(監督)
OP48→085→104→114→123→127→130→132→132
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル(プロデューサー)
OP40→064→072→076→078→079
☆09年「スター・トレック」
先79→148→185→209→223→232→240→246百万ドル→
「M:I:Ⅲ」を楽に超えた。
「M:I:Ⅲ」との対比で考えると、「スター・トレック」の興行収入は250百万ドルとなる。
この辺りがミニマムラインとなりそうだ。

「起源」や「新シリーズ」を描いた作品は以下の通り。
☆05年「バットマン・ビギンズ」トータル205百万ドル(OP49百万ドル)
先73→123→151→172→183→191→196→199→201→202
☆06年「スーパーマン・リターンズ」トータル200百万ドル(OP53百万ドル)
先85→142→164→178→186→190(※新シリーズ構想は消えたようだ)
☆06年「カジノ・ロワイヤル」トータル167百万ドル
OP41→094→116→129→138→144→154→160→162→164
☆09年「スター・トレック」
先79→148→185→209→223→232→240→246百万ドル→
「スーパーマン・リターンズ」以外との対比で考えると、「スター・トレック」の興行収入は253~257百万ドルとなる。
まだ伸びは期待できるので、当面は2億6千万ドル程度が落ち着きどころとなるか。

近年の高額アクション作品の興行収入は以下の通り。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102(OP99)→178→223→252→276→289→298→305→309
☆08年「インディ・ジョーンズ」トータル317百万ドル
先126(OP100)→216→253→277→291→300→306→310→313
☆08年「ハンコック」トータル228百万ドル
先104(OP63)→164→192→206→216→222→225→226→227
☆07年「ボーン・アルティメイタム」トータル227百万ドル
OP69→132→165→185→200→210→216→220→223
☆07年「N・T/リンカーン暗殺者の日記」トータル220百万ドル
OP45→124→171→187→197→206→210→213→215
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201→205→207→208
☆09年「スター・トレック」
先79(OP75)48→185→209→223→232→240→246百万ドル→
「ハンコック」以外との対比で考えると、「スター・トレック」の興行収入は251~256百万ドルとなる。
マックス2億6千万ドル、ミニマム2億5千万ドルというところか。
現時点では2億6千万ドル程度が落ち着きどころとなるか。
評価は高いので、まだ伸びが期待できそうだ。
公開前にライバルになると思われた「ハンコック」トータル228百万ドル、「ボーン・アルティメイタム」トータル227百万ドルを楽に超えた。
しかし、「トランスフォーマー/リベンジ」には、あっさりと抜かれてしまいそうだ。


9位:「ナイトミュージアム2」(ファミリーアドベンチャー)
【監督】ショーン・レヴィ
【出演】ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、エイミー・アダムス、ロビン・ウィリアムズ
【内容】警備員ラリーはJedediah とOctaviusを助けるためにスミソニアンの研究所に向かう。
【アメリカ内の評価】 それほど悪くない
【公開前興行収入予想】 1億6千万ドル
【現在の興行収入】 163百万ドル(先週比+7百万ドル)
【現在の最終的な興行収入予想】 1億7千万ドル
製作費1億5千万ドルは楽に回収できた。
20世紀フォックス作品なのでレベルは低いとは思うが、ファミリー向けの作品であり、需要はかなり高いようだ。
しかし、前作ほどの勢いは感じられない。

前作の興行収入は以下の通り。
☆06年「ナイトミュージアム」トータル251百万ドル
OP30→116→164→186→205→217(※年末公開)
☆09年「ナイトミュージアム2」
OP54→104→127→143→156→163百万ドル→
「ナイトミュージアム」との対比で考えると、「ナイトミュージアム2」の興行収入は189百万ドルとなる。
前作ほどのヒットは期待できないまでも、ファミリー向け作品であり、比較的粘りそうだが、ここまでは伸びないだろう。

ベン・スティラー主演作は以下の通り。
☆04年「スタスキー&ハッチ」トータル88百万ドル
OP28→052→067→077→082→085
☆04年「隣のリッチマン」トータル14百万ドル
OP06→010→012→013→013→013
☆04年「ドッジボール」トータル114百万ドル
OP30→067→084→098→105→109
☆04年「ミート・ザ・ペアレンツ2」トータル279百万ドル
先71(OP46)→162→204→231→247→258(※年末公開)
☆07年「ライラにお手あげ(The Heartbreak Kid)」トータル37百万ドル
OP14→026→032→035→036→036
☆08年「トロピック・サンダー」トータル111百万ドル
先37(OP26)→066→084→097→103→107
☆09年「ナイトミュージアム2」
OP54→104→127→143→156→163百万ドル→
「ドッジボール」「トロピック・サンダー」の1億1千万ラインは楽に超えた。
主要作品との対比で考えると、「ナイトミュージアム2」の興行収入は169~176百万ドルとなる。
ファミリー向け作品であり、伸びがあることを踏まえても、1億7千万ドル程度が落ち着きどころとなりそうだ。

前作も手掛けたショーン・レヴィ監督作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「ビッグ・ライアー」トータル48百万ドル
OP12→022→033→039→043→046
☆03年「ジャスト・マリッジ」トータル56百万ドル
OP18→033→043→050→053→054
☆03年「12人のパパ」トータル139百万ドル
先35(OP28)→86→101→112→123→128(※年末公開)
☆06年「ピンクパンサー」トータル82百万ドル
OP20→042→061→070→075→079
☆09年「ナイトミュージアム2」
OP54→104→127→143→156→163百万ドル→
前作「ナイトミュージアム」トータル251百万ドルも手掛けている。
大コケがなく、興行収入的には非常に優秀な監督といえる。
これらとの対比で考えると、「ナイトミュージアム2」の興行収入は169~177百万ドルとなる。

ファミリー向け作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「アルビン/歌うシマリス3兄弟」トータル217百万ドル(FOX)
OP44→084→141→176→188→196(※年末公開)
08年「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」トータル143百万ドル(FOX)
先51(OP36)→107→124→133→138→140(※年末公開)
☆08年「ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛」トータル142百万ドル
OP55→091→115→126→132→136
☆07年「魔法にかけられて」トータル128百万ドル
先49(OP34)→70→84→92→98→111(※エイミー・アダムス主演)
☆07年「エバン・オールマイティ」トータル100百万ドル
OP31→061→079→088→094→096
☆09年「ナイトミュージアム2」
OP54→104→127→143→156→163百万ドル→
「アルビン」「魔法にかけられて」以外との対比で考えると、「ナイトミュージアム2」の興行収入は166~170百万ドルとなる。
ファミリー向け作品であり、ある程度の伸びが期待できても、1億7千万ドル程度までは伸びそうだ。
最低ラインは突破しているが、微妙な結果であり、このシリーズは見納めだろうか。


次週のランキングには以下のような作品が登場予定。
☆3-Dアニメ作品「アイス・エイジ ティラノのおとしもの」
☆マイケル・マン監督、ジョニー・デップ主演のクライムドラマ「PUBLIC ENEMIES」
どちらも高い興行収入を期待できそうだ。
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