ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(3月4週目その4)

祝日があったため、今週の数値はいつも以上に推測値となります。
なお、以下の作品の興行収入には祝日の月曜日の数字を含んでおりません。

11位:「プリンセスと魔法のキス」(ディズニー)<3週目>
【公開前個人予想】 12.0億円
【現時点での興行収入予想】 4億円(OP時6億円)
【公開規模】 366スクリーン(先週比+3スクリーン)
3.2千万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは8.2千万円程度だろうか。
公開前は「ディズニーをなめるな」と強気に予想したが、派手さがなく、対象がやや幼すぎる作品だけに、さすがに無理があったか。
それにしても、「ドラえもん」と同程度の規模でこの結果は寂しすぎる。

最近のハリウッドアニメの興行収入は以下の通り(ピクサー作品、シュレックを除く)。
☆05年公開「マダガスカル」トータル22.5億円
OP3.0→11.2→16.1→19.2(※お盆時の公開)
☆05年公開「シャーク・テイル」トータル18.8億円
OP2.2→5.4→9.0→11.5→15.7→17.7
☆06年公開「森のリトルギャング」トータル11.0億円
OP1.1→4.2→7.6
☆06年公開「アイス・エイジ2」トータル9億円見込み
OP1.5→3.3→7.6→8.1→8.9
☆06年公開「ライアンを探せ!」トータル8.5億円
OP1.2→2.4→4.4→7.3
☆07年公開「モンスター・ハウス」トータル5.6億円
OP1.4→3.0→4.1→4.4
☆07年公開「ハッピーフィート」トータル14.5億円
先行込2.4→5.8→9.6→12.7→13.5
☆07年公開「ルイスと未来泥棒」トータル9.4億円
OP1.1→不明→6.9→8.0→8.8
☆08年公開「カンフー・パンダ」トータル20.0億円
OP2.2→6.8→10.2→14.5→16.7→18.2
☆09年公開「ボルト」トータル16.5億円
OP2.5→7.0→11.7→14.2→15.8
☆09年公開「クリスマス・キャロル」トータル16.0億円
OP2.9→7.0→10.9→13.1→14.4
☆09年公開「マダガスカル2」トータル10.2億円
OP1.6→4.1→6.5→9.3→9.9
☆09年公開「モンスターVSエイリアン」不明
OP1.2→2.4→4.2
☆09年公開「アイス・エイジ3」不明
OP0.4→1.2
☆10年公開「コララインと魔法のボタン」
金0.7→1.6→2.1
☆10年公開「プリンセスと魔法のキス」
OP0.9→2.1→2.9億円→
「モンスターVSエイリアン」以下のオープニングとなっていた。
主要作品との対比で考えると、「プリンセスと魔法のキス」の興行収入は4.0~6.1億円となる。
ディズニー系は「ルイスと未来泥棒」「ボルト」「クリスマス・キャロル」といった作品があり、これらとの対比で考えると、「プリンセスと魔法のキス」の興行収入は4.0~4.3億円となる。
『初動タイプとは思えない』と思っていたが、伸びがある作品でもなさそうだ。

参考までに、古いディズニー系作品の興行収入は以下のとおり。
☆00年公開「ターザン」トータル28.0億円
☆01年公開「ダイナソー」トータル49.0億円
☆02年公開「アトランティス 失われた帝国」トータル12.8億円
☆02年公開「ピーターパン2 ネバーランドの秘密」トータル23.0億円
☆03年公開「リロ&スティッチ」トータル29.1億円
☆04年公開「ブラザー・ベア」トータル16.0億円
☆05年公開「チキン・リトル」トータル26.8億円
ディズニー系作品は、やはり相当に強いことが分かるが、本作は例外となったか。

アニメ作品ではないが、以下のようなスマッシュヒット作品もあったことも見逃せなかったが。
☆08年「魔法にかけられて」トータル29.1億円
先5.4(OP3.3)→12.2→18.0→23.2→25.6→27.1
これとの対比で考えると、「プリンセスと魔法のキス」の興行収入は4.7億円となる。
さすがに5億円突破は無理のようだ。
「プリンセスと魔法のキス」の興行収入は先週に引き続き4億円と予想したい。
自分の対象ではないアニメ作品の予想は難しいが、ディズニー系だからという理由だけでヒットすると考えたのは早計だったか。
アメリカでは大ヒットしたが、それをそのまま日本に当てはめるのも無理があった。
日本ではコケた「アイス・エイジ3」も、アメリカでは「2012」を超える2億ドル近いヒットをしていた。


13位:「噂のモーガン夫妻」(ソニー)<2週目>
【公開前個人予想】 4.5億円
【現時点での興行収入予想】 3億円
【公開規模】 228スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.9千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは1.7億円となっている。
1週間の伸びは9.9千万円程度だろうか。
浅そうなラブコメであり、ヒットしそうもない題材ではあるのは分かる。
しかし、このキャスティングならば、ある程度は稼げるとは思ったが、かなりシビアな結果となった。
レディースデイの動員はある程度期待できそうだが、大きな動員にはならないだろう。

サラ・ジェシカ・パーカー又はヒュー・グラント主演作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「セックス・アンド・ザ・シティ」18.0億円
先2.9(2日1.9)→7.1→10.3→12.5→14.3
☆07年「ラブソングができるまで」トータル4.9億円
OP0.7→2.1→3.6→4.2→4.6
☆10年「噂のモーガン夫妻」
金0.7(2日0.6)→1.7億円→
これらとの対比で考えると、「噂のモーガン夫妻」の興行収入は4.0~4.3億円となる。
4億円程度がマックスラインだろうか。

ラブストーリーや女性をターゲットにした作品の興行収入は以下の通り。
☆07年「幸せのレシピ」トータル7.0億円
OP1.2→3.5→5.3→6.4
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル6.1億円
先1.8→3.8→5.0→5.6→不明→6.0
☆09年「オーストラリア」トータル5.8億円
OP1.4→3.4→4.8→5.6
☆08年「マイ・ブルーベリー・ナイツ」トータル5億円見込み
OP0.8→2.5→3.6→4.3
☆07年「ラブソングができるまで」トータル4.9億円
OP0.7→2.1→3.6→4.2→4.6
☆09年「そんな彼なら捨てちゃえば?」トータル4.6億円
OP0.7→2.0→3.0→
☆08年「最後の初恋」トータル4.5億円
OP0.7→2.4→3.4→4.0
☆09年「あなたは私の婿になる」トータル3~4億円見込み
金0.8→1.9→2.6
☆09年「お買いもの中毒な私!」トータル3億円見込み
OP0.6→1.7→2.4→2.8
☆08年「幸せになるための27のドレス」トータル3.7億円
先0.9→2.0→2.7→3.2
☆10年「バレンタインデー」
金1.4→2.8→3.5億円→
☆10年「恋するベーカリー」
金1.1→2.8→4.0億円→
☆10年「噂のモーガン夫妻」
金0.7(2日0.6)→1.7億円→
主要作品との対比で考えると、「噂のモーガン夫妻」の興行収入は2.7~4.0億円となる。
現時点では3億円程度だろうか。
「幸せになるための27のドレス」トータル3.7億円を下回り、「お買いもの中毒な私!」と同程度というのは納得がいかないが、サンドラ・ブロック主演の「あなたは私の婿になる」と同程度ならば、仕方がないか。
キャスティングというよりも、やはり題材も重要ということだろう。

「噂のモーガン夫妻」1.7億円と同程度の2週目興行収入作品は以下のとおり。
<2009>
☆「あなたは私の婿になる」1.9億円
☆「お買いもの中毒な私!」1.7億円
☆「トワイライト」1.8億円(トータル3.5億円)
☆「消されたヘッドライン」1.9億円
<2008>
☆「X‐ファイル:真実を求めて」1.8億円
☆「SAW Ⅴ」1.7億円
☆「デスレース」1.7億円
☆「シルク」1.7億円(トータル2.8億円)
主要作品との対比で考えると、「噂のモーガン夫妻」の興行収入は2.8~3.3億円となる。
大きな伸びは期待できないので、「噂のモーガン夫妻」の興行収入は3億円と予想したい。
ラブコメの稼げないタイプの作品はこの程度となりそうだ。


14位:「花のあと」(東映)<4週目>
【現時点での興行収入予想】 3億円
【公開規模】 83スクリーン(先週比+1スクリーン)
2.0千万円を週末に稼ぎ、トータルでは1.1億円弱となっている。
1週間の伸びは6.5千万円弱程度だろうか。
2月27日より山形県4館で先行されていたので4週目となる。
北川景子主演作ということもあり、はっきりいってノーマークだったが、藤沢周平というネームヴァリューに惹かれた年配層が足を運んだのだろうか。

ロングセールスが期待される作品だが、「禅 ZEN」のようなサプライズヒットにはならないはずだ。
☆09年「禅 ZEN」トータル5.0億円(オープニング公開規模57館)
祝込3日0.5→1.1→
☆10年「花のあと」
先行込0.4→1.1→
さすがに、ここまでは伸びないだろう。

“渋い”映画の高い興行収入作品は以下の通り。
☆05年「北の零年」トータル27.0億円
OP2.5→7.8→12.0→15.1→18.2
☆08年「母べえ」トータル21.2億円
OP1.6→6.4→祝込10.9→13.4→15.7
☆05年「蝉しぐれ」トータル14.0億円
OP1.5→4.9→7.8→9.8→11.3
☆07年「眉山/びざん」トータル12.1億円
OP1.3→4.6→7.1→9.0→10.2
☆06年「博士の愛した数式」トータル12.0億円
OP1.2→3.7→5.9→7.6→8.7
☆09年「劔岳 点の記」トータル25.8億円
先2.9→9.0→14.0→17.6→祝20.3→
☆10年「花のあと」
先行込0.4→1.1→
これらとの対比で考えると、「花のあと」の興行収入は2.9~3.8億円となる。
本作には先行分があるので正確にジャッジできないが、現時点ではロングセールス込みで3億円程度というところか。


15位:「涼宮ハルヒの消失」(角川映画・クロックワークス)<7週目>
【公開前個人予想】 4~5億円
【現時点での興行収入予想】 7億円半ば
【公開規模】 28スクリーン(先週比-1スクリーン)
1.4千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは6.3億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.0千万円程度だろうか。
週末の数字は以下のとおりとなっている。
OP8.9千万円→2週目5.1千万円→3週目4.1千万円→4週目6.0千万円→
5週目3.0千万円→6週目2.1千万円→6週目1.4千万円となっている。
根強い人気が窺われるがそろそろ息切れしてきたか。

根強いファンを持つ作品と比較したい。
☆09年「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」トータル40.0億円
OP5.1→13.6→19.8→24.0→27.3→29.8→31.6→33.4→34.6
☆09年「サマーウォーズ」トータル16.5億円
OP1.3→03.7→06.9→09.3→11.2→12.6→13.6
☆09年「劇場版マクロスF 虚空歌姫」トータル不明(5億円程度か)
OP0.9→02.3→03.2→03.8→04.2
☆10年「涼宮ハルヒの消失」
OP0.9→02.5→03.5→04.5→05.4→05.9→06.3
公開前には「劇場版マクロスF」と同程度と考えていたが、超えたようだ。
「ヱヴァ」「サマーウォーズ」との対比で考えると、「涼宮ハルヒの消失」の興行収入は7.6~8.0億円となる。
これらのような高い伸びになるかは分からないが、先週に引き続き、当面は7億円半ば程度が落ち着きどころと考えたい。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

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