ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B+(誰でも気楽に楽しめる作品)

観終わった後には特に深いものは残らないが、鑑賞時間分は楽しめる作品に仕上がっている。ディズニー系の「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ナショナル・トレジャー」「アリス・イン・ワンダーランド」よりも、本作には単純な面白さがある。
とんだりはねたりとアクションが満載。
中東の雰囲気をやや堪能できアドベンチャー感覚にもひたれる。
ユニークなキャラクターが意外と様々に登場してくるので、それほど飽きることもない。
時間が戻るという砂入りのダガーもまあまあ効果的に使用されている。
全体的に訳の分からない設定や、ご都合主義、まわりくどい方法での王座獲得など、すっきりしない部分も多いが、特に気にする必要はあるまい。

ラスト付近のやり取りがやや急ぎ足で、物足りないところはあるだろうか。
あまりじっくりと描き込む部分ではないが、突然『大量破壊兵器はなかった』と言い出して、敵国を倒した後にも関わらず、『そうだね、もうちょっと調べてみようか』という訳にもいかない。
時間の砂を上手く利用して、明確な“証拠”を突き出して、観客を完全にすっきりさせて欲しかったところ。
この辺りのオチの付け方は、ディズニー&ブラッカイマーらしい部分ではあるが、それほど憎みたくなるシーンでもない。

本作には、血の繋がった本当の兄弟と、血の繋がらない兄弟たちの二組の兄弟が描かれている。
この関係を上手く対比することができれば、観客や本作を見る子ども達に何かいいメッセージを送れたのではないか。
血の繋がった兄弟が王座のために憎しみを感じているので、逆に血の繋がらない兄弟たちはもっと協力したり、信頼し合ったりして、“兄弟愛”のようなものをアピールしてもよかったか。
“兄弟が協力して強くなれ”というような父親からの家訓のようなものが強調されてはいたが、言葉ではなかなか伝わりづらい。
時間の砂を利用して兄からの信頼を勝ち取ったものの、“兄弟愛”のようなものはそれほど濃密には描かれていないといえる。
動機が何もない弟を単純に犯人扱いする流れは仕方がないが、もうちょっと兄弟関係を丁寧に描けば、より良い作品に仕上がったかもしれない。

アクションヒーローのイメージはなかったが、ジェイク・ギレンホールもそれほど悪くはない存在感を発揮している。
ゲームを題材にしている作品であり、ネタはまだまだありそうなので、シリーズ化しても良いのではないか。
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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

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