ばったすいみんぐすくーる

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『アイアンマン2』レビュー

◆評  価   5.5点
◆おススメ度  B-(爽快感があまり感じられない)

中弛みを感じてしまい、正直言ってあまり楽しむことができなかった。
「スパイダーマン3」同様にキャラクターの増加や、ストーリーの詰め込みすぎによって、バランスを失しており、全体的に流れが悪い。
色々なものを適当に繋ぎ合わしたという印象。
大金が掛かったアクション作品なのでそれなりに楽しめるものの、1本の映画の作りとしては、デキはそれほど高くはないと思う。
アメコミ原作のアクション作品なのだから、もっと単純で、もっと爽快感があり、もっとド派手の仕上がりでもよいのではないか。

「1」のラストでのフューリーの登場は驚いたが、今回は「アベンジャーズ」のネタが多すぎてややウンザリ。
これでは「アベンジャーズ」の前日譚や予告編のような仕上がりだ。
次回へのお楽しみを醸し出す程度でよいと思う。
フューリーは今回に限ってはチョイ役で良いのに、ストーリーに結構絡み過ぎたため、ペッパーやローズ中佐といった主要キャラクターにほとんど光が当たらなくなった。

ストーリーとしては、ヒーローモノに付き物の“苦悩”を描くことは必要かもしれないが、“病気”というテーマは受け止めるのはなかなかやっかいだ。
もっとヒーローらしい“苦悩”の方が観客は受け止めやすいように思える。
もし“病気”を扱うのならば、もっとシリアスに描いてもよかったかもしれない。
自暴自棄になっているのは分かるが、ピンチに深く陥っていると感じさせない作りとなっている。
『どうせ訳の分からない治療法を見つけて直すのだろう』という展開はこの手の作品では仕方がないと承知しているが、“新たな元素”など『訳が分からない』を通り越している。
さらに“父親との関係”なども放り込んでおり、一つ一つのことを満足させていない。
なぜかスーパーサイヤ人のようにパワーアップしたようだが、この展開も一度どこかで敗れていないと意味のないものとなっている。

ミッキー・ロークはさすがの存在感や迫力を醸し出していたが、キャラクターとしてはただ出てきただけの存在。
サム・ロックウェルも煩わしいザコキャラを忠実に演じていたが、こちらも出てきただけの存在。
グウィネスもチードルもジャクソンもヨハンソンも同じような印象だ。
ヨハンソンは着替えシーンやアクションシーンなど、見せ場をきちんと与えられているが、彼女だけ変に優遇されておりバランスが悪い。
SHIELDのジャッジ者としての職務をきちんと果たすような役割を担わした方がよかっただろう。

トータル的には、「1」は起承転結の“起”という役割を担ったが、「2」はシリーズとしての意味をあまりなさないような気がする。
ペッパーとの恋愛関係や、ローズ中佐との友情関係にもう少し絞り込んだ方が引き締まったのではないか。
タッグを組むローズ中佐との関係が、今回は特に重要ではないか。
訳が分からないうちにスーツを着て戦い始めて、何故かスーツを持っていかれたという印象しかない。
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