ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(6月3週目)

1位となったのは新作の3Dアニメ「トイ・ストーリー3」。
109百万ドルという好スタートを切った。
事前には118.0百万ドルのオープニングと予想されており、ほぼ予想通りといえる。

過去のピクサー作品の興行収入は以下の通り。
☆03年「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドル
OP70→144→191→229→254→275→291→304→313→320
☆09年「カールじいさんの空飛ぶ家」トータル293百万ドル
OP68→137→187→226→250→265→274→280→284→286
☆04年「Mr.インクレディブル」トータル261百万ドル
OP70→143→178→214→226→233→237→242→252→255
☆01年「モンスターズ・インク」トータル256百万ドル
OP63→122→156→192→204→212→219→224→236→245
☆99年「トイ・ストーリー2」トータル246百万ドル
☆06年「カーズ」トータル244百万ドル
OP60→117→157→183→206→220→229→234→238→239
☆08年「ウォーリー」トータル224百万ドル
OP63→127→163→183→195→204→210→214→216→218
☆07年「レミーのおいしいレストラン」トータル206百万ドル
OP47→110→143→166→180→188→193→197→199→201
☆95年「トイ・ストーリー」トータル192百万ドル
☆98年「バグズ・ライフ」トータル163百万ドル
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP109百万ドル→
初めてオープニングが1億ドルを突破したこととなる。
当面は3億ドル突破が目標となりそうだ。
果たして「ファインディング・ニモ」トータル340百万ドルを超えることはできるだろうか。
評価は恐ろしく高いので、突破は不可能ではない。

「シュレック」シリーズもライバルとなりそうだ。
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→315→353→379→397→408
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆10年「トイ・ストーリー3」
OP109百万ドル→
敵はかなり強いが、どうなるだろうか。


2位は2週目の「The Karate Kid(ベスト・キッド)」。
監督は、「ピンクパンサー2」のハラルド・ズワルト。
主演は、ウィル・スミスの息子のジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン。
プロデューサーはもちろんウィル・スミス。
トータルでは106百万ドルとなっている。
制作費は4千万ドルであり、関係者は笑いがとまらないだろう。
この大ヒットはウィル・スミスのチカラだろうか。

オリジナルの興行収入は以下のとおり。
☆84年「ベスト・キッド」トータル91百万ドル
☆86年「ベスト・キッド2」トータル115百万ドル
☆89年「ベスト・キッド3」トータル39百万ドル
「3」のコケ方がハンパないが、このシリーズの人気は高いようだ。
オリジナルを楽に超えそうだ。

「ラッシュアワー」シリーズ辺りが参考となるようだ。
☆98年「ラッシュアワー」トータル141百万ドル
☆01年「ラッシュアワー2」トータル226百万ドル
☆07年「ラッシュアワー3」トータル140百万ドル
OP66→97→112→124→130→134→137
☆10年「The Karate Kid(ベスト・キッド)」
OP56→106百万ドル→
当面は1億5千万ドル程度が落ち着きどころとなるか。
評価は普通といったところなので、大きな伸びはないだろう。


3位は2週目の「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」。
監督は、「NARC」のジョー・カーナハン。
主演は、リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー。
プロデューサーはリドリー・スコット。
トータルでは50百万ドルとなっている。
制作費は110百万ドルとなっており、その回収が目標となるが、やや厳しいか。

テレビシリーズのリメイクの興行収入は以下のとおり。
☆03年「SWAT」トータル117百万ドル
OP37→70→88→100→109
☆06年「マイアミ・バイス」トータル63百万ドル
OP26→46→55→60→62
☆09年「G.I.ジョー」トータル150百万ドル(※参考)
OP55→99→120→132→139
☆10「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」
OP26→50百万ドル→
「マイアミ・バイス」をやや超える7千万ドル程度が落ち着きどころか。
評価は高いので、伸びてくるかもしれないが、制作費を考えると、やや物足りない結果となりそうだ。
何でもかんでもリメイクすればよいというわけではないようだ。
元ネタの人気や知名度という問題もあるかもしれない。


4位は3週目の「Get Him to the Greek」。
監督は、ニコラス・ストーラー。
主演は、ラッセル・ブランド、ジョナ・ヒル。
トータルでは48百万ドルとなっている。

ヒット作品を次々と生み出す有名コメディプロデューサーのジャド・アパトーがプロデュースするコメディであり、「寝取られ男のラブ♂バカンス」のスピンオフ作品となっている。
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58
☆10年「Get Him to the Greek」
OP18→37→48百万ドル→
前作と同程度の動きであり、6千万ドル以上の興行収入が期待できそうだ。
しかし、制作費は4千万ドルであり、あまり美味しいビジネスではない。
アメリカ以外では稼ぎにくい作品なので、もう少し製作費を抑えた方がよさそうだ。
アメリカ人には好みのテイストのようであり、評価はいつも通り高い。


5位は5週目の「シュレック フォーエバー」。
オープニングから3週連続1位を獲得したが、ライバル作品の不調が要因であり、あまり褒められた記録ではないが、2億ドルは楽に突破した。
トータルでは223百万ドルとなっている。
製作費165百万ドルは楽に回収したが、物足りない動きだ。
最終章にも関わらず、既に飽きられてしまったのだろうか。
2億ドルを突破しておきながら文句を言われるというのも可哀相だが、シリーズの人気が高いので仕方がない。

「シュレック」シリーズの興行収入は以下のとおり。
☆01年「シュレック」トータル268百万ドル
OP042→099→148→176→198→215→228
☆04年「シュレック2」トータル441百万ドル
先129→237→315→353→379→397→408
☆07年「シュレック3」トータル323百万ドル
OP122→203→256→281→297→308→314
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP071→133→183→210→223百万ドル→
最終作及び3Dということを踏まえると、1億ドルのオープニングを超えたかった。
本作は初動タイプと思われるので、「シュレック」(トータル268百万ドル)以下の2億3~4千万ドル程度が当面の落ち着きどころか。
「ヒックとドラゴン」のオープニング成績が悪かったことから、ドリームワークスの株が下がったといわれているが、今回はどうなったのだろうか。

なお、ドリームワークス製作の「ヒックとドラゴン」「カンフーパンダ」の興行収入は以下のとおり。
☆08年「カンフーパンダ」トータル215百万ドル
OP60→117→156→179→193→202→207
☆10年「ヒックとドラゴン」現時点で215百万ドル
OP44→092→133→158→178→192→201
☆10年「シュレック フォーエバー」
OP071→133→183→210→223百万ドル→
さすがにこれらの作品を超えてきた。
CGアニメにおいては、「シュレック」シリーズ、「ピクサー作品」以外には敗れることはなかった。
「WALL-E」がトータル224百万ドルなので、この程度で十分かもしれない。
過去の「シュレック」シリーズが稼ぎすぎただけなのか。
評価はそれほど悪くはないようだが、良くもないようだ。


6位は4週目の「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」。
監督は、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のマイク・ニューウェル。
主演は、ジェイク・ギレンホール。
トータルでは81百万ドルとなっている。
製作費200百万ドルの回収は不可能だ。

ディズニー&ブラッカイマーの「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは無理としても、「ナショナル・トレジャー」シリーズ程度は期待されていたのではないか。
☆04年「ナショナル・トレジャー」トータル173百万ドル
OP35→088→110→124→133→141
☆07年「ナショナル・トレジャー2」トータル220百万ドル
OP88→151→176→190→201→207
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→060→072→081百万ドル→
当面は1億ドルが目標となるか。

今年公開された以下の作品もライバルとなる。
☆10年「タイタンの戦い」トータル161百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆10年「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」トータル89百万ドル
OP31→059→071→078→082→085
☆10年「プリンス・オブ・ペルシャ」
OP30→060→072→081百万ドル→
「パーシー・ジャクソン」とほぼ同じ歩みをみせている。
評価はそれほど悪くはないようであり、楽しめる作品なので「パーシー・ジャクソン」よりもやや粘るのではないかと期待したいところ。
しかしながら、この結果では続編製作は厳しそうだ。


7位は3週目のアクションコメディ「Killers」。
監督は、「キューティ・ブロンド」(トータル97百万ドル)、「ウェディング宣言」(トータル83百万ドル)、「ラスベガスをぶっつぶせ」(トータル81百万ドル)、「男と女の不都合な真実」(トータル89百万ドル)といったヒット作品を生み出しているロバート・ルケティック。
主演は、アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグル。
トータルでは39百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルの回収は無理そうだ。

キャサリン・ハイグルには前述の同監督作品「男と女の不都合な真実」以外にも「幸せになるための27のドレス」(トータル77百万ドル)というヒット作品がある。
アシュトン・カッチャーには「バレンタイン・デー」(トータル110百万ドル)、「ベガスの恋に勝つルール」(トータル80百万ドル)といった作品があり、この2人のコラボならば、8千~1億ドルは稼ぎたかったところだ。
アクションコメディというジャンルならば、スティーヴ・カレル、ティナ・フェイ主演の「Date Night」(現時点で96百万ドル)程度は稼ぎたいところだ。
どちらもまだまだ安定度には欠くということなのだろうか。

☆09年「男と女の不都合な真実」トータル89百万ドル
OP28→55→69→77→83
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆10年「Date Night」(現時点で96百万ドル)
OP25→49→63→74→81
☆10年「Killers」
OP16→31→39百万ドル→
これらを踏まえると、5千万ドル程度の興行収入となるだろうか。
評価はかなり悪いことから、4千万ドル台に留まる可能性もある。


8位となったのは新作のアメコミ原作のウェスタン風映画「Jonah Hex」。
監督は、アニメ作品「ホートン」のジミー・ヘイワード。
主演は、ジョシュ・ブローリン、ミーガン・フォックス。
5百万ドルのオープニングを飾った。
事前には14.3百万ドルのオープニングと予想されていたが、大コケとなっている。
トータルは1千万ドル以上、2千万ドル以下だろうか。
主人公のキャラクターやジョシュ・ブローリンの主演としての人気という問題もあるが、ミーガン・フォックスが嫌われたのではないか。
09年「Jennifer's Body」でもトータル16百万ドルと大コケしている。
主演女優としてもヒロインとしても起用しにくい存在となりそうだ。
「トランスフォーマー」から降りてくれて、マイケル・ベイは助かったのかもしれない。
なお、本作の評価はそれほど良くはないという程度となっている。


9位は7週目の「アイアンマン2」。
監督は前作に引き続き、ジョン・ファヴロー。
主演はロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロウ。
そのほかにミッキー・ローク、スカーレット・ヨハンソンが登場。
前作のテレンス・ハワードに代わって、ドン・チードルが本作の相方となっている。
製作費2億ドルをあっさりと回収している。
トータル305百万ドルとなっており、3億ドルを突破した。
評価は結構高いようだ。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251→275→291→299→305百万ドル→
前作に比べて伸びも高いので、前作超えは不可能ではない。

同じくアメコミヒーローモノの「スパイダーマン3」、今年公開された「アリス・イン・ワンダーランド」を超えられるかも注目となるか。
☆07年「スパイダーマン3」トータル337百万ドル
OP182→253→290→311→321→328→331→333
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」現時点で334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324→328
☆10年「アイアンマン2」
OP128→211→251→275→291→299→305百万ドル→
「アリス・イン・ワンダーランド」には3週目から完全に逆転されている。
これらを踏まえると、現時点では3億2千万ドル程度が落ち着きどころとなりそうだ。
もし、これらに負けることとなっても3億ドル近く稼げれば、文句なしの大成功といえるだろう。
当然続編も製作されるのではないか。


10位は3週目の動物モノのファミリーコメディ「Marmaduke」。
監督は、「シャンハイ・ヌーン」(トータル57百万ドル)、「ショウタイム」(トータル38百万ドル)、「恋するレシピ」(トータル89百万ドル)のトム・デイ。
トータルでは28百万ドルとなっている。
製作費5千万ドルの回収はほぼ絶望的で、3千万ドル前半の興行収入となりそうだ。
08年「ビバリーヒルズ・チワワ」(トータル95百万ドル)が大ヒットしており、普通ならば稼げそうな動物ファミリー作品ではあるが、ブレンダン・フレイザー主演の動物ファミリー作品「Furry Vengeance」が2千万ドル以下とコケたばかり。
そろそろ飽きられつつあるのか。
評価は恐ろしく悪いこともヒットしていない要因のようだ。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆コメディ「Grown Ups」(主演はアダム・サンドラー、ケヴィン・ジェームズ、クリス・ロック)
☆アクションコメディ「ナイト&デイ」(主演はトム・クルーズ、キャメロン・ディアス)
「ナイト&デイ」よりも「Grown Ups」の方がオープニングは高そうだ。
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