ばったすいみんぐすくーる

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『トロン:レガシー』レビュー

◆評  価   5.5点
◆おススメ度  B(映像は素晴らしいが…)

体調面の影響かもしれないが、何故かあまり映画にノレれなかった。
きちんとオリジナルを鑑賞してから観たので、「ここはオリジナルをリスペクトしているな」「オリジナルのアレがここまで描けるようになったのか」といったように、他の人よりも楽しめたはずなのだが…。
オリジナルを観てから本作を観ると、確かにこの28年間の映像技術に関する革新について感慨深いものを得られる。
ゲーム部分を中心として、映像は確かに凄い。
誰も観たことのない仮想空間をよくぞここまでクリエイトすることができたとも興奮することができる。
しかし、ストーリー面に関しては、オリジナル同様に「なにがやりたいの?」という感想しか出てこない。
数日前に見たにも関わらず、ストーリーに関してはほとんど思い出せない。
意味不明のトロン、何のために裏切ったのか分からないズース、アイソーの生き残りとはいったい何だったのか分からないクオラ、コマンドを実行しただけのクルー、瞑想している父親、常にはしゃいでいるだけの息子、ゲーセンでたたずむアラン、それぞれの役割があまり生きていない。
『映像は素晴らしいけど、ストーリーがダメだね』という批判を恐れたためか、必死に“親子愛”というテーマを振りかざしているが、それがかえって空回りしているようにしか思えなかった。
子どものことなど何も考えていない自己中心的のフリをしていた親が最後に子どもにきちんとした愛情を見せるといった“確執”と“融和”のような落差が必要ではないか。
何故か、この世界においては、愛も勇気も強さも弱さも安堵感も、痛みさえも何も感じることが出来なかった。
心に訴えるものがなければ、感動することなど出来るはずがない。

また、映像は確かに素晴らしいが、コンピューター内の仮想空間にしてはどことなく“常識的”過ぎるような気もする。
この世界とは関係のない世界ではなくて、この世界の延長線にあるような世界とも捉えることができる。
創造力については褒めることもできるが、あの程度のものがクルーが目指した完璧な世界といえるのか。
オリジナルとの整合性を重視したのかもしれないが、これでは「スター・ウォーズ」レベルではないか。
オリジナル同様に、映像だけが凄くて、中身が伴わなかったところや、「トロン」というタイトルの割には、オリジナル同様にトロンが目立たないところだけを継承しなくても良かったのに。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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