ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(2月第2週目)

1位となったのは新作の「Just Go With It」。
事前には週末3日間で33.2百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る31.0百万ドルのオープニングを飾った。
アダム・サンドラー、ジェニファー・アニストン共演のラブコメ。
監督は、アダム・サンドラー作品を多く手掛けているデニス・デューガン。
先週『ラブコメ作品「Just Go With It」もかなり高い興行収入になりそうだ』と書いたとおりとなっている。
この手の作品は飽きられており、当初はコケるかなと思ったが、映画紹介VTRを見て、意外と新しいタイプのラブコメと思い、ヒットすると感じた。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「Funny People」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「Grown Ups」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「Just Go With It」
OP31百万ドル→
デニス・デューガンが手掛けた作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「Grown Ups」となっている。
過去の作品より低い出足となっているが、この程度ならば問題ないだろう。
当面は1億ドル突破が目標となる。
アダム・サンドラーもジェニファー・アニストンもまだまだ安泰のようだ。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


2位となったのは新作の「Justin Bieber: Never Say Never」。
事前には週末3日間で27.1百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想を上回る30.3百万ドルのオープニングを飾った。
人気の若手歌手を描いたドキュメンタリー作品。
先週『「Justin Bieber: Never Say Never」は分からない』と書いたとおり、この手の作品は予想外にヒットすることがある。
製作費13百万ドルをあっさりと回収した。

若手歌手を扱った作品は以下のとおり。
☆08年「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3-D」トータル65百万ドル
OP31→53→58→62→63
☆09年「Hannah Montana The Movie」トータル80百万ドル
OP32→57→66→71→74
☆09年「ジョナス・ブラズーズ/ザ・コンサート 3-D」トータル19百万ドル
OP13→17→18→19→19
☆11年「Justin Bieber: Never Say Never」
OP30百万ドル→
「ハンナ・モンタナ」と同程度となりそうだ。
「Justin Bieber: Never Say Never」の興行収入は6~7千万ドルとなりそうだ。
ジョナス・ブラズーズはコケたが、Justin Bieberはコケないようだ。
評価は見たこともない最悪なものとなっているが、問題ないだろう。


3位となったのは新作の「Gnomeo and Juliet」。
事前には週末3日間で14.5百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をかなり上回る25.5百万ドルのオープニングを飾った。
ディズニー系の3Dアニメ。
低い予想だったようだが、先週『アニメ作品であり、「Gnomeo and Juliet」はハズさないだろう』と書いたとおりとなっている。
監督は、「シュレック2」の共同監督のケリー・アズベリー。

参考となりそうなディズニー系が手掛けたアニメ作品は以下のとおり。
☆05年「チキン・リトル」トータル135百万ドル
OP40→80→99→118→124→127
☆08年「ボルト」トータル114百万ドル
OP26→67→79→89→95→102
☆09年「プリンセスと魔法のキス」トータル104百万ドル
3週目拡大27→45→64→86→93→96
☆07年「ルイスと未来泥棒」トータル98百万ドル
OP25→52→72→82→88
☆11年「Gnomeo and Juliet」
OP26百万ドル→
さすがにこれらを下回りそうだ。
「Gnomeo and Juliet」の興行収入は8~9千万ドル程度か。
ただ、やはりアニメ作品の安定度は堅いといえる。
評価は普通程度であり、高い伸びはないだろう。


4位となったのは新作の「The Eagle」。
事前には週末3日間9.1で百万ドルを稼ぐと予想されていたが、予想をやや下回る8.6百万ドルのオープニングを飾った。
ケヴィン・マクドナルド監督、チャニング・テイタム主演の歴史アクション。
ケヴィン・マクドナルド監督は、06年「ラストキング・オブ・スコットランド」トータル18百万ドル、09年「消されたヘッドライン」トータル37百万ドルを手掛けている。
チャニング・テイタムは06年「ステップ・アップ」トータル65百万ドル、「G.I.ジョー」トータル150百万ドルを稼いでいるが、まだ安定度は足りないようだ。

先週『「The Eagle」はややハズしそうだ』と書いたとおりとなっている。
最近もニコラス・ケイジ作品がコケたように、歴史アクションは稼ぎにくいジャンル。
歴史モノの興行収入は以下のとおり。
☆10年「ロビン・フッド」トータル105百万ドル
OP36→66→83→95
☆04年「キング・アーサー」トータル52百万ドル
先24(OP15)→38→45→49
☆05年「キングダム・オブ・ヘブン」トータル47百万ドル
OP20→35→41→45
☆11年「Season of the Witch」現時点で24百万ドル
OP11→18→22→24
☆11年「The Eagle」
OP09百万ドル→
「The Eagle」の興行収入は2千万ドル前後となりそうだ。
チャニング・テイタムは今後のためにも2千万ドルは突破させたいところだが。
評価はそれほど悪くはない程度であり、伸びはなさそうだ。


5位は2週目の「The Roommate」。
トータルでは26百万ドルとなっている。
学園モノのサスペンス作品であり、さすがに学園モノは強い。
製作費16百万ドルをあっさりと回収した。
主演は、レイトン・ミースター、ミンカ・ケリーだが、キャリアは高くないだろう。
キャリアがなくても、ヒットできることが学園モノの強み。

去年、学園モノの「Easy A」がサプライズヒットした。
☆10年「Easy A」トータル58百万ドル
OP18→33→42→48→52→55
☆11年「The Roommate」
OP15→26百万ドル→
評価はあまり良くないので、このような伸びはないだろう。
「The Roommate」の興行収入は4千万ドル前後というところか。
ホラー、学園モノは低予算でありながら、ヒットしやすいジャンルといえる。


6位は12週目の「英国王のスピーチ」。
トータルでは94百万ドルとなっている。
製作費15百万ドルをあっさりと回収している。
7週目から758→1543→1680→2557→2584スクリーンと増加させ続けて、興行収入も伸ばし続けていたが、12週目においてようやくスクリーン数が2263に減った。
監督は、トム・フーパー。
出演は、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ。
コリン・ファースの演技を中心として、賞レースを賑わしており、かなりの伸びがありそうだ。
なお、ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演男優賞を獲得している。

アカデミー賞でも有力候補となっており、今の勢いを考えると受賞の可能性も高まってきた。
「英国王のスピーチ」の興行収入は先週に引き続き1億1~2千ドル程度と予想したい。
予想以上に拡大公開が続いており、評価はかなり高く、相当に伸びがあるだろう。
アカデミー賞を受賞すれば、当然もっと伸びるだろう。

以下のような作品と似たようなこととなりそうだ。
☆07年「Juno」トータル143百万ドル
04週目より拡大26→52→71→85→100→110→118→124
☆08年「スラムドッグ$ミリオネア」トータル141百万ドル
11週目より拡大56→67→77→87→098→115→125→133
☆10年「英国王のスピーチ」
05週目より拡大08→23→33→45→057→072→084→094
さすがにここまでは伸びないとは思うが、これらと同様にサプライズヒットとなりそうだ。


7位は4週目の「抱きたいカンケイ」。
トータルでは60百万ドルとなっている。
製作費25百万ドルの回収は余裕だった。

監督は、「ゴーストバスターズ」などを手掛けたベテランのアイヴァン・ライトマン。
主演は、ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー。
ナタリー・ポートマンにとっては、アカデミー賞前にあまりイメージを壊すような作品をリリースしたくないとは思うが、ただの出演者に公開時期を決める権限などないだろう。
スタジオ側にとっては、彼女への注目が集まっている絶好の時期となった。
ナタリー・ポートマン効果だろうか、かなり粘っている。

ナタリー・ポートマンにとっては珍しいコメディ作品だが、アシュトン・カッチャーにとっては珍しくない作品。
☆08年「ベガスの恋に勝つルール」トータル80百万ドル
OP20→40→54→66→72
☆10年「キス&キル」トータル47百万ドル
OP16→30→39→44→45
☆11年「抱きたいカンケイ」
OP20→40→51→60百万ドル→
「ベガスの恋に勝つルール」と現時点では足並みが似ているので、7千万ドル突破してくるかもしれない。
2週前まで6千万ドル後半と予想していたが、「抱きたいカンケイ」の興行収入は先週に引き続き7千万ドル台と予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、それほど高い伸びはないと考えたい。
アカデミー賞主演女優賞を獲得すれば、もう一伸びあるかもしれないが。


8位は2週目の「サンクタム」。
トータルでは18百万ドルとなっている。
先週の低調さはスーパーボウルの影響かと思われたが、リアルにコケたようだ。
製作費3千万ドルの回収は厳しいようだ。
ジェームズ・キャメロンがプロデュースした作品であり、かなりのヒット作品になると思ったのだが。
監督は、あまりキャリアのないアリスター・グリアソン。
主演は、ヨアン・グリフィズ、リチャード・ロクスバーグ、リース・ウェイクフィールドなど。

拡大公開された3D作品としては、かなり酷いオープニングとなっている。
☆10年「ガリバー旅行記」トータル42百万ドル
OP06→27→34→38→40→41
☆10年「Piranha 3D」トータル25百万ドル
OP10→18→23→24→25→25
☆10年「My Soul to Take」トータル15百万ドル
OP07→12→14→15
☆11年「サンクタム」
OP09→18百万ドル→
「Piranha 3D」と同程度となりそうだ。
先週『とりあえず、「サンクタム」の興行収入は3千万ドル台と考えたい』と書いたが、2千万ドル台となりそうだ。
評価は普通程度あり、あまり良くないことが影響しているのか。


9位は8週目の「トゥルー・グリット」。
トータルでは160百万ドルとなっている。
製作費38百万ドルながら、1億5千万ドルをあっさりと突破している。
すべては高評価のためだろう。
コーエン兄弟監督作品。
ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン出演のウエスタン。
「勇気ある追跡」のリメイク。

過去のコーエン兄弟作品は以下の通り。
☆07年「ノーカントリー」トータル74百万ドル
☆08年「バーン・アフター・リーディング」トータル60百万ドル
☆10年「トゥルー・グリット」
先36→87→110→126→138→148→155→160百万ドル→
これらを超えて、コーエン兄弟としては過去最高の興行収入となった。
オープニング時には『「トゥルー・グリット」の興行収入は9千万ドル~1億ドル程度となるか』と書いたが、1億ドルはあっさりと超えてしまった。
西部劇としては、92年「許されざるもの」(トータル101百万ドル)がライバルとなるだろうかと思ったが、これを楽に超えている。
ここまでいくと、90年「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(トータル184百万ドル)を超えるかが注目となりそうだ。
先週に引き続き、「トゥルー・グリット」の興行収入は1億8千万ドルまで伸びると考えたい。
賞レースを賑わしており、評価はかなり高い。


10位は5週目の「グリーン・ホーネット」。
トータルでは92百万ドルとなっている。
製作費1億2千万ドルの回収は厳しそうだ。

ミシェル・ゴンドリー監督の3Dアクション。
出演は、セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス。
ミシェル・ゴンドリーにとっては初めての大作ヒット作品となる。
コメディ作品の常連であるセス・ローゲンにとっても大作アクション作品は初めてとなるのではないか。

セス・ローゲン主演の「無ケーカクの命中男」を超えられるだろうか。
☆07年「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」トータル149百万ドル
OP31→66→90→109→122→132
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP34→63→78→087→092百万ドル→
伸びがある作品ではないので、これを超えることは不可能だろう。

3D作品としては以下のような作品がある。
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆10年「トロン:レガシー」
OP44→087→131→148→157百万ドル→
☆10年「エアベンダー」トータル132百万ドル
先58(OP40)→100→115→123→127→129
☆10年「ナルニア国物語/第3章」現時点で103百万ドル
OP24→43→63→87→95→98
☆10年「バイオハザードⅣ」トータル60百万ドル
OP27→44→52→57→59→60
☆11年「グリーン・ホーネット」
OP34→63→78→87→92百万ドル→
「ナルニア国物語/第3章」がライバルとなるか。
「グリーン・ホーネット」の興行収入は9千万ドル後半と予想したい。
先週まで9千万ドル~1億ドル程度と考えていたが、1億ドル突破は微妙か。
とにかく1億ドルを超えるかどうかが注目となる。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びは期待しにくい。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆マーティン・ローレンス主演のアクションコメディ「Big Mommas: Like Father, Like Son」
☆DJカルーソ監督のSFアドベンチャー「I Am Number Four」
☆リーアム・ニーソン主演のサスペンスドラマ「Unknown」
「Big Mommas: Like Father, Like Son」はヒットしそうだ。
残り2本はやや微妙か。
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