ばったすいみんぐすくーる

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『マイティ・ソー』レビュー

◆評  価   7.0点
◆おススメ度  B+(合格レベルのアメコミ作品)

来たるべく「アベンジャーズ」のために一応観ておくかと、それほど期待はしていなかったが、アメリカでは話題となった超大作だけに迫力ある映像を楽しむことができる。
神話のことはそれほどよく知らないが、オーディン、トール、ロキ、ヘイムダル辺りの知識は聞いたことがあったので、その点からも興味深く鑑賞することもできた。
神話をモチーフにエンターテイメント性を優先しながら、親子の関係、兄弟の関係、恋愛関係、犠牲的精神などの普遍的なテーマをバランス良く盛り込まれていると思われる。
軽すぎず、重すぎず、シリアスとユーモアを適度に混ぜてケネス・ブラナーは仕上げている。

ありあまるパワーを有するが故に傲慢になってしまったソーが、パワーの源を失い、自分自身の無力さを知り、あっさりと改心する辺りがやや弱いところもあるが、アメコミ作品であり、このくらいあっさりとさせても逆によいだろう。
ケネス・ブラナーはエンターテイメント作品であることを認識していると思う。
あまりシリアスになりすぎると重くなるので、この程度でちょうどいい。

各キャラクターもなかなか良い味を出している。
名前をほとんど聞いたことがなかったクリス・ヘムズワースも豪胆なソーにハマっており、強さと弱さを兼ね備えた役柄を演じている。
劇中の名前は違っていたが、神話ではミョルニルというハンマーも効果的なキーアイテムとなっている。
トリックスターといわれるロキも序盤は物足りない動きと思っていたものの、終盤では複雑な心情を彼らしい方法で表している。
オーディン役のアンソニー・ホプキンスも圧倒的な存在感を発揮している。
しかし、浅野忠信を含めた、ソーを支える4人組の存在がほぼ空気な点はもったいない。
お笑い担当やクール担当やヒロイン担当などの役割があったはずだが、活かされてなさすぎた。
現代の街を4人で闊歩するだけが唯一の見所か。
ナタリー・ポートマンは頑張っているが、それほど出番はないため、あの程度でも仕方がない。
「アイアンマン」同様にヒロインをあまり活かされてはいない。

また、別個のストーリーでありながら、「アイアンマン」「ハルク」と同じ世界観という特殊な設定も本作の面白さともなっている。
唐突にジェレミー・レナー(ホークアイ)やサミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー)が登場すると期待感が高まる。
「キャプテン・アメリカ」を含めた、このメンバーをどのようにまとめるかが楽しみだ。
世界観がそれぞれズレているような気がするが、果たしてどうなるのだろうか。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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