ばったすいみんぐすくーる

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『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』レビュー

◆評  価   6.0点
◆おススメ度  B(見終わったあとには残らないが、時間分は楽しめられる)

以前ならば、細かいことにいくらでも突っ込んでいたと思うが、もはや突っ込む気すら失せるような作品に仕上がっている。
言いたいことはいくらでもあるが、「これがマイケル・ベイの映画」「これがトランスフォーマーという映画」ということなのだろう。
ストーリー性を排除し、小難しさを排除し、アクションやバトルやCGだけを見せる、そのような映画があってもよい。

モノ凄い豪華な“箱”を見せられて、中身を期待させておいて、中身を空けたら何も入っていない。何も入っていないじゃないかと怒る人も入るだろうが、その豪華な“箱”の中に何も入っていないと知っている人は怒る気にもならない。
見るべきものは、中身ではなくて、その豪華な“箱”なのだというレベルに達すればよいのである。
むしろ「マイケル・ベイがまたやってくれたな」と我々の期待に十分応えてくれたともいえるのではないか。
これほど中身もなく、ストーリーもないメチャクチャな映画を2時間30分も飽きさせずに観客を楽しませられる才能を評価した方がいいかもしれない。
3Dも違和感がほとんどない仕上りとなっており、ビルのシーンを中心に派手な演出は冴えわたっている。
音響によって身体が振動するような感覚は、他の映画ではなかなか味わえない。

個人的に気になったことは、緊張感の欠落だろうか。
もうちょっとシリアスな作品に仕上げてもよかったのではないか。
侵略されるという緊張感や助からないという絶望感があるはずなのに、どこかお遊び感覚が抜けず、全てが予定調和といわざるを得ない。
メガトロンのバカさ加減は誰も想像すらできなかっただろうが、観客の想定の範囲内から抜け出してこない。
今回のサムがあまりにもウザかったため、オプティマス側よりも敵側を応援していたが、「やっぱりなぁ」という展開しか存在しなかった(オプティマス側よりも、ショックウェーブやスタースクリームの方がカッコよく目立っていた)。
期待されたヒロインも毒にも薬にもならず、存在感を発揮させることはなかった。
マルコヴィッチもマクドーマンドもタトゥーロも決して活かさずに終盤では空気化させる辺りもさすがだ。
パート1では、サムが若い青年としてイキイキと描かれており、その他のキャラクターもそれなりにしっかりと描かれていたような印象が残っていたが、今回はほぼ全員いてもいなくても同じような存在だったことは残念といえる。

もう少し、キャラクターのストーリーを膨らませつつ、味方側及び敵側のロボットの個性を発揮させて、ややゆっくりとしたバトルを展開させてもよかったと思うが、パート1からの流れであり、仕方がないか。
マイケル・ベイはこのシリーズを通して、悪くはない仕事をしたと思うので、このシリーズはそろそろお仕舞いにして欲しい。
ロボット同士のバトルはもうお腹いっぱいだ。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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