ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『ミッション:8ミニッツ』レビュー

◆評  価   7.5点
◆おススメ度  A(設定がユニークな作品であり、見ておいてもよいだろう)

繰り返される8分間によって、小出し小出しにされた情報が徐々に明らかで明白なものとなっていく面白さがある。
あまりにも情報が隠されているので、主人公の大尉と観客が一体となって、不思議な体験をすることが可能であり、他の映画とは異なる大胆なつくりとなっている。
繰り返される8分間も、同じようで全く異なる仕組みとなっている点がユニークであり、飽きがくるということがなかった。
登場人物も小数であり、かつ舞台が列車、カプセル、基地の三箇所とシンプルとなっている点も独特といえる。

爆弾・犯人探しをメインにしながらも、あまり深くは掘り下げずにシンプルに留めて、女性との恋愛、父親との融和、司令官との交流を通して自身の処遇といった点に重きを置いている点も評価できる。
また、ラストの仕掛けも前向きで明るいようになっている。
全ての乗客は実際の事故で亡くなっているわけだが、ラストでは時間が止まり、誰もが笑顔で幸せな気持ちとなり、エンディングを迎えている点は誰でも心が温まるはずだ。
SFサスペンスのはずだが、人生の美しさが上手く盛り込まれていると思う。

さらに続きがあった点は驚きであり、蛇足とも感じたが、それぞれが新たな人生を手に入れるということも、前向きになれる展開であり、それほど悪くはない。
そのことよりも、もう一つの世界にも“ソースコード”が存在し、死にかけている大尉が存在しており、よくよく考えると意外と面白いかもしれない。
その“ソースコード”を使って、もう一つの世界でもさらに何かができるということにもなる。
続編が望まれるような映画ではないが、「インセプション」のような階層ができて、世界観をもっと拡張することはできそうだ。

あまりにも優秀すぎるシステムの構造についてはあまり考えない方が楽しめるだろう。
あくまでも映画であり、ご都合主義は歓迎ともいえる作品だ。
それにしても、最近の映画は、映画の中のネットによって情報が明らかになる傾向があることも時代を感じる。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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