ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(12月第2週目)

1位となったのは新作の「ニューイヤーズ・イヴ」。
13.7百万ドルのオープニングを飾った。
群像モノのラブコメ作品。
公開前に『この手の作品はヒットしやすいはずだ』と書いたが、微妙なオープニングとなった。
飽きられたのか、時期が早いのか、どちらかだろうか。

監督は「プリティ・ウーマン」のゲイリー・マーシャル。
ミシェル・ファイファー、ザック・エフロン、ロバート・デ・ニーロ、ハル・ベリー、ジェシカ・ビール、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、サラ・ジェシカ・パーカー、アビゲイル・ブレスリン、ジョシュ・デュアメル、ヒラリー・スワンクが出演している。

ゲイリー・マーシャルはこの手の作品を成功させている。
☆10年「バレンタインデー」トータル110百万ドル
OP56→87→100→106→109→110
☆11年「ニューイヤーズ・イヴ」
OP14百万ドル→
これとの対比で考えると、「ニューイヤーズ・イヴ」の興行収入は28百万ドルとなる。
「バレンタインデー」のようなヒットにはなりそうもない。
しかし、評価はちょっと悪いが、時期が近づけば伸びるだろう。
「バレンタインデー」の半分程度の5千万ドル台と予想したい。


2位となったのは新作の「The Sitter」。
10.0百万ドルのオープニングを飾った。
こちらも微妙なオープニングとなっている。
監督はデヴィッド・ゴードン・グリーン。
ジョナ・ヒル主演のR指定コメディ作品。

デヴィッド・ゴードン・グリーン監督の過去の興行収入は以下のとおり。
☆08年「スモーキング・ハイ」トータル87百万ドル
先41(OP23)→63→74→80→84→86
☆11年「Your Highness」トータル22百万ドル
OP09→16→20→21→21→22
☆11年「The Sitter」
OP10百万ドル→
さすがに「Your Highness」は超えるだろう。

ジョナ・ヒルは「マネーボール」にも出演しているが、コメディ系の俳優だ。
以下の作品に出演している。
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51→52
☆10年「Get Him to the Greek」トータル61百万ドル
OP18→36→48→55→57→59
☆11年「The Sitter」
OP10百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Sitter」の興行収入は23~35百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度なので、ある程度の伸びはあるだろう。
年末年始という時期的にも伸びるはずだ。
「The Sitter」の興行収入は3~4千万ドルと予想したい。
ジョナ・ヒルの単独主演ではやはりまだまだ厳しいようだ。


3位は4週目の「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」。
トータルでは260百万ドルとなっている。
製作費110百万ドルは一瞬で回収している。
監督は、06年「ドリーム・ガールズ」(トータル103百万ドル)のビル・コンドン。
主演は、もちろんロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート、テイラー・ロートナー。

過去のシリーズ作品は以下のとおり。
☆08年「トワイライト~初恋~」トータル193百万ドル
OP070→120→138→150→158→167(製作費37百万ドル)
☆09年「ニュームーン/トワイライト・サーガ」トータル297百万ドル
OP143→231→255→267→275→281(製作費50百万ドル)
☆10年「エクリプス/トワイライト・サーガ」トータル301百万ドル
先158→235→265→280→288→293(製作費68百万ドル)
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」
OP138→221→247→260百万ドル→
「トワイライト~初恋~」以外との対比で考えると、「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」の興行収入は280~289百万ドルとなる。
過去の作品同様に3億ドル近くに落ち着くのではないか。
評価は監督が代わっても相変わらずちょっと良くない。

以下の作品がライバルとなる。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163→261→303→326→338→344
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」
OP138→221→247→260百万ドル→
この2作にはさすがに敵わないようだ。
これらとの対比で考えると、「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1」の興行収入は281~289百万ドルとなる。
2億8千万ドル程度の伸びだが、正月も近いのでまだまだ伸びるだろう。
やはり先週に引き続き3億ドル近くと予想したい。


4位は3週目の「The Muppets」。
トータルでは66百万ドルとなっている。
製作費45百万ドルは楽に回収した。
監督は実績のないJames Bobin。
ジェイソン・シーゲル脚本・主演、マペットたちが活躍するファミリー向けコメディ。
エイミー・アダムスやクリス・クーパーなども出演している。
公開前に『「アーサー・クリスマスの大冒険」「The Muppets」とともにヒットするのではないか』と書いたとおりと思ったが、先週に引き続き平日に全く稼げていない。
ファミリー以外には向かないということだろうか。

エイミー・アダムスが出演しているファミリーモノや人気のキャラクターが登場する作品参考となるか。
☆07年「魔法にかけられて」トータル128百万ドル
先49→070→084→092→098→111
☆09年「ナイトミュージアム2」トータル177百万ドル
OP54→104→127→143→156→163
☆11年「スマーフ」トータル142百万ドル
OP36→076→102→118→126→132
☆11年「The Muppets」
先42→56→066百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Muppets」の興行収入は92~101百万ドルとなる。
評価はメチャクチャ高いので、かなり伸びそうだと思ったが、思ったよりも伸びがよくない。
オープニング時に『年末まで粘りそうなので「ナイトミュージアム2」程度の1億8千万ドル近くまで稼ぐのではないか』と書いたが、先週に引き続き1億ドル台と予想したい。
年末にかけてなんとか伸びていくだろう。


5位は3週目の「アーサー・クリスマスの大冒険」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
公開前に『「アーサー・クリスマスの大冒険」「The Muppets」とともにヒットするのではないか』と書いたが、意外とおとなしい動きとなっている。
監督は実績のないSarah Smith。
クリスマスを題材としたアニメ作品。

ソニー系のアニメ作品が参考となりそうだ。
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆11年「アーサー・クリスマスの大冒険」
先16→25→33百万ドル→
肝心のクリスマスまで粘れるのだろうか。
これらとの対比で考えると、「アーサー・クリスマスの大冒険」の興行収入は43~50百万ドルとなる。
伸びても5千万ドル台という気もするが、クリスマス時期に需要があるだろう。
評価は高いので、多少の伸びもあるはずだ。
「アーサー・クリスマスの大冒険」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
それでも、この結果は期待ハズレではないか。


6位は3週目の「ヒューゴの不思議な発明」。
トータルでは33百万ドルとなっている。
公開前に『「ヒューゴ」はスクリーン数がまだ多くないのでオープニングはおとなしめか』と書いたとおり、1週目1277→2週目1840→3週目2608スクリーンという中途半端なスクリーン数なので、まだ判別ができないが、スクリーンが増えた割には伸びがよくないところは気になるところ。

マーティン・スコセッシ監督のファミリー向け冒険モノ3D作品。
人気ベストセラーを映画化している。
主演はエイサ・バターフィールドとクロエ・グレース・モレッツ。
子役以外には、サシャ・バロン・コーエン、ベン・キングスレー、ジュード・ロウ、クリストファー・リーなどが出演している。

マーティン・スコセッシ監督の興行収入は以下の通り。
☆02年「ギャング・オブ・ニューヨーク」トータル78百万ドル
OP09→30→047→055→060→065→069
☆04年「アビエイター」トータル103百万ドル(2週目より拡大)
拡10→32→043→050→058→068→076
☆06年「ディパーテッド」トータル132百万ドル
OP27→57→077→091→102→110→114
☆10年「シャッター・アイランド」トータル128百万ドル
OP41→076→096→108→116→121
☆11年「ヒューゴの不思議な発明」
先15→25→033百万ドル→
評価はメチャクチャ高く、賞レースにも絡んでくると思われるので、かなり伸びてはいきそうだ。
とりあえず「ディパーテッド」を超えるかが注目となる。


7位は4週目の「The Descendants」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
スクリーン数が1週目29→2週目433→3週目574→4週目876に増えた。
先週に変わらずハイアベレージとなっている。
アカデミー賞にも絡んでくるといわれている作品。
監督は、02年「アバウト・シュミット」(トータル65百万ドル)、04年「サイドウェイズ」(トータル72百万ドル)のアレクサンダー・ペイン。
主演は、09年「マイレージ、マイライフ」(トータル84百万ドル)のジョージ・クルーニー。
スタジオは、07年「Juno」(トータル143百万ドル)、08年「スラムドッグ$ミリオネア」(トータル141百万ドル)、10年「ブラック・スワン」(トータル107百万ドル)を送り出したフォックス・サーチライト。
スクリーン数が読めないが、マックス1億4千万ドル、ミニマム6千万ドルとなるだろうか。
どのような動きになるか注目となりそうだ。
評価はもちろんメチャクチャ高い。


8位は4週目の「ハッピーフィート2」。
トータルでは57百万ドルとなっている。
公開前に『「ハッピーフィート2」は前作以下だろう』と書いたとおりとなりそうだが、予想以上に酷いこととなった。
望まれない続編となるのだろうか。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆06年「ハッピーフィート」トータル198百万ドル
OP42→99→122→138→149→159→176→185→188→191
☆11年「ハッピーフィート2」
OP21→44→052→057百万ドル→
前作の半分以下の動きとなっている。

今年公開された以下の作品がライバルか。
☆11年「イースターラビットのキャンディ工場」トータル108百万ドル
OP38→68→82→100→105
☆11年「Gnomeo and Juliet」トータル100百万ドル
OP25→50→74→84→89
☆11年「ライオン・キング3D」トータル94百万ドル
OP30→61→79→86→90
☆11年「ハッピーフィート2」
OP21→44→52→57百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ハッピーフィート2」の興行収入は62~68百万ドルとなる。
年末まで粘れればよいが、ライバル作品の公開も控えており、そこまでもたないのではないか。
「ハッピーフィート2」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
2週目まで8千万ドル台と予想していたが、全く伸びなかったようだ。
前作は鑑賞したが、本作はさすがに見る気が全くしない。
製作してはいけない続編となったようだ。
評価は普通程度となっているので、高い伸びはないだろう


9位は5週目の「Jack and Jill」。
トータルでは69百万ドルとなっている。
製作費79百万ドルの回収が目標となるが、微妙となりそうだ。
アダム・サンドラー主演のコメディ。
ケイティー・ホームズ、アル・パチーノも出演しているようだ。
監督は、アダム・サンドラーとよく組むデニス・デューガン。
アダム・サンドラーが双子の姉と弟の2役を演じる。
公開前に『「Jack and Jill」はいつも通りのヒットとなりそうだ』と書いたが、そのとおりにはなりそうもない。
いつもよりも評価がかなり低い点が気になる。

アダム・サンドラー主演のコメディ作品の興行収入は以下の通り。
☆02年「Mr.ディーズ」トータル126百万ドル
OP37→74→094→108→116→121
☆03年「NY式ハッピーセラピー」トータル136百万ドル
OP42→80→104→115→123→128
☆04年「50回目のファースト・キス」トータル121百万ドル
OP40→72→089→099→107→113
☆05年「ロンゲスト・ヤード」トータル158百万ドル
OP48→96→118→132→142→148
☆06年「もしも昨日が選べたら」トータル137百万ドル
OP40→78→106→120→128→132
☆07年「チャックとラリー おかしな偽装結婚」トータル120百万ドル
OP34→72→092→104→110→114
☆08年「エージェント・ゾーハン」トータル100百万ドル
OP39→69→084→091→095→097
☆08年「ベッドタイム・ストーリー」トータル110百万ドル
先38(OP27)→86→97→104→108→109
☆09年「ファニー・ピープル」トータル52百万ドル
OP23→41→48→51→51
☆10年「アダルトボーイズ青春白書」トータル162百万ドル
OP41→78→111→129→142→151
☆11年「ウソツキは結婚のはじまり」トータル103百万ドル
OP31→61→079→088→094→098
☆11年「Jack and Jill」
OP25→41→057→064→069百万ドル→
デニス・デューガン作品は、「チャックとラリー おかしな偽装結婚」「エージェント・ゾーハン」「アダルトボーイズ青春白書」「ウソツキは結婚のはじまり」となっている。
「アダルトボーイズ青春白書」以外のデニス・デューガン作品との対比で考えると、「Jack and Jill」の興行収入は73~76百万ドルとなる。
評価はかなり悪いので、伸びはなさそうだが、7千万ドル台には何とか乗りそうだ。
「Jack and Jill」の興行収入は2週目から先週まで6千万ドル台と予想していたが、OP時の7千万ドル台という予想のままにしておけばよかった。
ここ数年では「ファニー・ピープル」以来の悪い成績となりそうだが、悪くても稼げる辺りは、流石といえる。
今回はコケても仕方がないが、連敗は避けたいところ。


10位は5週目の「インモータルズ‐神々の戦い‐」。
トータルでは80百万ドルとなっている。
製作費75百万ドルの回収は完了している。
監督は00年「ザ・セル」(トータル61百万ドル)のターセム・シン。
主演は、新スーパーマンのヘンリー・カヴィル。
ミッキー・ロークやフリーダ・ピントが主演している。
神話を題材としたファンタジードラマ。
比較的高いオープニングは飾ったものの、公開前に『「インモータルズ」は「300」「タイタンの戦い」のようなビッグヒットにはならないだろう』とは書いたとおりとなりそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆07年「300<スリーハンドレッド>」トータル211百万ドル
OP71→129→162→180→193→201
☆10年「タイタンの戦い」トータル163百万ドル
OP64→110→133→146→154→158
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174
☆11年「インモータルズ‐神々の戦い‐」
OP32→053→069→076→080百万ドル→
これらとの対比で考えると、「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は85~87百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはない程度であるが、多少の伸びはあった。
「インモータルズ‐神々の戦い‐」の興行収入は先週に引き続き8千万ドル台と予想したい。
一般受けするようなタイプではなく、この程度でも仕方はないかもしれない。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ファミリーコメディ「Alvin and the Chipmunks: Chipwrecked」
☆冒険モノ「Sherlock Holmes: A Game of Shadows」
シリーズ作品であり、どちらも大ヒットするだろう。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

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