ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(3月第4週目)

1位となったのは新作の「ハンガー・ゲーム」。
155.0百万ドルというとてつもないオープニングを飾った。
「ハリポタ最終作」「ダークナイト」に次ぐ歴代3位のオープニングらしい。
製作費78百万ドルを一瞬で回収した。
公開前に『1億ドルを超えるオープニングと言われているが、どうなるだろうか』と書いたように、半信半疑なところはあったが、楽に超えてきた。
アメリカ版「バトル・ロワイヤル」と言われているアクションアドベンチャー作品。
監督は、03年「シービスケット」(トータル120百万ドル)のゲイリー・ロス。
主演は、「ウィンターズ・ボーン」「X-MEN」ジェニファー・ローレンス。
ジョシュ・ハッチャーソン、エリザベス・バンクス、スタンリー・トゥッチ、ウディ・ハレルソンなどが出演している。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン1」トータル281百万ドル
OP138→221→247→259→266→270
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118(OP86)→186→216→233→244→248
☆12年「ハンガー・ゲーム」
OP155百万ドル→
先行がない作品との対比で考えると、「ハンガー・ゲーム」の興行収入は316~349百万ドルとなる。
評価は恐ろしく高いので、伸びがあるのではないか。
話題が話題が呼びそうなので、「ハンガー・ゲーム」の興行収入は3億5千万ドル前後と予想したい。


2位は2週目の「21 Jump Street」。
トータルでは71百万ドルとなっている。
製作費42百万ドルはあっさりと回収した。
公開前に『この手の作品はヒットしそうだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ジョナ・ヒル、チャニング・テイタム主演のアクションコメディ。
監督は「くもりときどきミートボール」(トータル125百万ドル)のフィル・ロード、クリストファー・ミラー。

アクションコメディならば、以下の作品がライバルとなる。
☆08年「ゲットスマート」トータル130百万ドル
OP39→77→98→112→120
☆10年「デート&ナイト」トータル98百万ドル
OP25→49→63→74→81
☆10年「ナイト&デイ」トータル76百万ドル
先27(OP20)→46→62→69→73
☆12年「21 Jump Street」
OP36→71百万ドル→
これらとの対比で考えると、「21 Jump Street」の興行収入は117~142百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、伸びはあるだろう。
「21 Jump Street」の興行収入は先週に引き続き1億3千万ドル台と予想したい。
続編の話もあるらしい。
ジョナ・ヒルは売れているようだ。


3位は4週目の「Dr. Seuss' The Lorax」。
トータルでは177百万ドルとなっている。
製作費7千万ドルをあっさりと回収した。
ユニバーサルの3Dアニメ作品。
公開前に『関連作品の「ホートンふしぎな世界のダレダーレ」を超えない程度に稼ぐだろう』と書いたが、予想をはるかに超えてきた。
監督は12年「怪盗グルーの月泥棒」(トータル252百万ドル)のクリス・ルノー。

関連作品は以下のとおり。
☆08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」トータル155百万ドル
OP45→086→118→131→140→144→148→150
☆12年「Dr. Seuss' The Lorax」
OP70→122→158→177百万ドル→
これとの対比で考えると、「Dr. Seuss' The Lorax」の興行収入は209百万ドルとなる。

ユニバーサルの以下の作品がライバルとなるか。
☆10年「怪盗グルーの月泥棒」トータル252百万ドル
OP56→118→161→190→209→222→231→236→240→244
☆12年「Dr. Seuss' The Lorax」
OP70→122→158→177百万ドル→
これとの対比で考えると、「Dr. Seuss' The Lorax」の興行収入は235百万ドルとなるが、スタートダッシュだけで、「怪盗グルーの月泥棒」の3週目に抜かれてしまった。
「Dr. Seuss' The Lorax」の興行収入は2週目まで2億4千万ドル台と予想していたが、2億ドルを突破できればよさそうだ。
先週に引き続き2億ドル台と予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度だが、ある程度の伸びはあるだろう。
去年の「カーズ2」トータル191百万ドル(OP66百万ドル)、「カンフー・パンダ2」トータル165百万ドル(OP48百万ドル)を超えるヒットとなりそうだ。


4位は3週目の「ジョン・カーター」。
トータルでは62百万ドルとなっている。
ディズニーがおくる製作費2億5千万ドルの超大作映画だが、コケ気味となっている。
公開前に『ディズニーによる超大作映画「ジョン・カーター」はやや微妙だが、さすがにそれなりには稼ぐだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
エドガー・ライズ・バローズ原作のSFアドベンチャー。
監督は03年「ファインディング・ニモ」、「WALL‐E」のアンドリュー・スタントン。
主演はテイラー・キッチュ。

以下のSF作品やアクション作品に負けそうだ。
☆09年「スター・トレック」トータル258百万ドル
先79→148→185→209→223→232
☆11年「猿の惑星:創世記」トータル176百万ドル
OP55→105→134→149→160→168→172
☆10年「トロン:レガシー」トータル172百万ドル
OP44→087→131→148→157→163→167
☆11年「インモータルズ‐神々の戦い‐」トータル84百万ドル
OP32→053→069→076→080
☆12年「ジョン・カーター」
OP30→053→062百万ドル→
これらとの対比で考えると、「ジョン・カーター」の興行収入は75~86百万ドルとなる。
せめて1億ドルは突破したかったところだが、伸びもなさそうだ。
評価は高いが、「ジョン・カーター」の興行収入は7千万ドルと下方修正したい。
先週まで9千万ドル台と予想したが、完全にコケたため、鑑賞しようと思った者にも無視されそうだ。
恐らく壮大なシリーズ作品に手掛けようと考えていただろうが、失敗に終りそうだ。
ディズニーもたまにはこういうこともヤラかすようだ。


5位は5週目の「Act of Valor」。
トータルでは66百万ドルとなっている。
製作費12百万ドルをあっさりと回収している。
監督はあまり実績のないMike McCoy、Scott Waugh。
アメリカ海軍を描いたミリタリーアクション・サスペンス作品。
アメリカ海軍も協力している本格的な作品のようだ。

以下の軍を描いた作品が一応参考となるか。
☆07年「キングダム/見えざる敵」トータル48百万ドル
OP17→32→40→44→46→47
☆11年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」トータル84百万ドル
OP36→61→73→79→81→82
☆12年「Act of Valor」
OP24→45→56→62→66百万ドル→
これらとの対比で考えると「Act of Valor」の興行収入は67~68百万ドルとなる。
「Act of Valor」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
評価はそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
制作費を考えると、この程度でも十分なヒットではないか。


6位は4週目の「Project X」。
トータル52百万ドルとなっている。
公開前に『「Project X」は「ハングオーバー」ほどではないが、そこそこのヒットとなりそうだ』と書いたが、なんともいえない結果となっている。
「ハングオーバー」のトッド・フィリップスがプロデュースを務めるR指定のコメディ。
「マトリックス」のジョエル・シルヴァーもプロデュースを務めている。
監督は実績のないNima Nourizadeh。
ブレアウィッチ、パラノーマル、クローバーフィールド系の作品だが、ホラーではなくてコメディに応用している。

トッド・フィリップス関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆09年「ハングオーバー」トータル277百万ドル
OP45→105→153→183→205→222→236→247
☆10年「デュー・デート」トータル101百万ドル
OP33→059→072→085→091→095→097→098
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118→186→216→233→244→248→251→252
☆12年「Project X」
OP21→040→048→052百万ドル→
「デュー・デート」程度には稼ぐと思ったが、厳しそうだ。

以下の作品が参考となるか。
☆08年「クローバーフィールド」トータル80百万ドル
OP40→64→72→076→078→079
☆09年「パラノーマル・アクティビティ」トータル108百万ドル
4週目より拡大33→62→85→97→104
☆10年「パラノーマル・アクティビティ2」トータル85百万ドル
OP41→66→77→82→84
☆11年「パラノーマル・アクティビティ3」トータル104百万ドル
OP53→81→95→101
☆12年「Project X」
OP21→40→48→52百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Project X」の興行収入は54~55百万ドルとなる。
「Project X」の興行収入はオープニング時に4千万ドル台と考えたが、ホラー系よりも伸びがありそうだと思い、2週目まで6千万ドル台と予想した。
しかし、やはりそれほど伸びはないようだ。
先週に引き続き、5千万ドル台と予想したい。
評価はそほれど悪くない程度であり、極端に高い伸びはないだろう。
あまり高い興行収入ではないが、恐らく低予算であり、かなりの利益は出そうだ。


7位は3週目の「A Thousand Words」。
トータルでは15百万ドルとなっている。
製作費4千万ドルの回収は不可能だろう。
公開前に『「A Thousand Words」はヒットしないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
エディ・マーフィ主演のコメディドラマ。
監督は「デイブは宇宙船」のブライアン・ロビンス。
コケるのは分かっているので、オープニング時のスクリーン数は1890程度に抑えられているが、いつまで主演をやらせるつもりなのだろうか。

最近のエディ・マーフィ主演作品は以下のとおり。
☆08年「デイブは宇宙船」トータル12百万ドル(製作費6千万ドル)
OP05→09→11→11
☆09年「劇的1週間」トータル16百万ドル(製作費55百万ドル)
OP06→12→14→15
☆11年「ペントハウス」トータル78百万ドル(製作費75百万ドル)
OP24→44→54→65
☆12年「A Thousand Words」
OP06→12→15百万ドル→
「A Thousand Words」の興行収入は先週に引き続き1千万ドル台と予想したい。
評価は良くないので、伸びはもちろんないだろう。


8位となったのは新作の「October Baby」。
1.7百万ドルのオープニングを飾った。
390スクリーンながらランキングしてきた。
中絶を描くドラマであり、宗教関係の作品のようだ。
関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「Fireproof」トータル33百万ドル
OP07→12→17→21→24
☆11年「Courageous」トータル35百万ドル
OP09→16→21→25→28
☆12年「October Baby」
OP02百万ドル→
これらとの対比で考えると、「October Baby」の興行収入は7~9百万ドルとなる。
さすがに1千万ドル未満だろう。
評価は普通程度となっている。


9位は7週目の「Safe House」。
トータルでは123百万ドルとなっている。
製作費85百万ドルを楽に回収している。
公開前に『主演のポテンシャルに近い数字となりそうだ』に書いたとおりとなりそうだが、予想以上に爆発している。
オープニング時に2位だったが、2週目で1位となっていた。
監督はあまり実績のないダニエル・エスピノーサ。
デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ主演のアクションサスペンス。
ヴェラ・ファーミガなどが出演している。

デンゼル・ワシントン主演作の興行収入は以下の通り。
☆01年「トレーニングデイ」トータル77百万ドル
OP23→43→57→65→70→73
☆02年「ジョンQ-最後の決断-」トータル72百万ドル
OP20→40→51→59→64→67
☆03年「タイムリミット」トータル41百万ドル
OP16→29→35→38→39→40
☆04年「クライシス・オブ・アメリカ」トータル66百万ドル
OP20→38→48→55→59→62
☆04年「マイ・ボディガード」トータル78百万ドル
OP23→44→56→64→69→73
☆06年「インサイド・マン」トータル89百万ドル
OP29→53→66→75→81→84
☆06年「デジャヴ」トータル64百万ドル
先29→44→53→58→60→62
☆07年「アメリカン・ギャングスター」トータル130百万ドル
OP44→80→101→116→122→126→128
☆09年「サブウェイ123 激突」トータル65百万ドル
OP23→44→53→59→61→63
☆10年「ザ・ウォーカー」トータル95百万ドル
OP33→61→75→82→88→91
☆10年「アンストッパブル」トータル82百万ドル
OP23→42→60→69→74→77
☆12年「Safe House」
OP40→78→98→108→116→120→123百万ドル→
6~9千万ドルが標準となる。
近12年間の間で「アメリカン・ギャングスター」に次ぐ2番目に高い数字となっている。
なぜ急に爆発したのだろうか。
善い人キャラのデンゼル・ワシントンが、今回は悪役らしいからか。
「アメリカン・ギャングスター」との対比で考えると、「Safe House」の興行収入は125百万ドルとなる。
「Safe House」の興行収入は1億2千万ドル台と予想したい。
評価は高いので多少は伸びたが、3週目まで1億4千万ドル台、5週目まで1億3千万ドル台と予想したものの、さすがにそこまでは伸びなかった。
オープニング時に1億2千万ドルと予想したので、そのままでも良かった。
とりあえずは「アメリカン・ギャングスター」を超えるかどうかが注目となる。
デンゼル・ワシントン主演作品の興行収入は安定しており、このようなヒット作品も生まれるので、高いギャラをもらっているのだろう。


10位は7週目の「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」。
トータルでは97百万ドルとなっている。
製作費79百万ドルを回収している。
公開前に『主演のポテンシャルに近い数字となりそうだ』に書いたとおりとなりそうだが、思ったよりも粘っている。

監督は10年「キャッツ&ドッグス」(トータル44百万ドル)のブラッド・ペイトン。
主演はドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)、マイケル・ケイン、ジョシュ・ハッチャーソン、ヴァネッサ・ハジェンズ。
実写3Dがまだ一般的ではなかった頃に3D映画として公開されたファミリーアドベンチャー作品の続編。

前作の興行収入は以下のとおり。
☆08年「センター・オブ・ジ・アース」トータル102百万ドル
OP21→44→60→73→82→88→92→95
☆12年「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」
OP27→53→77→85→91→95→97百万ドル→
前作の主演はブレンダン・フレイザー。
前作は3Dが注目を集めて比較的伸びたため、本作は伸びないと思っていたのに伸びている。
やはりファミリー作品は手強い。
前作を超えることはできるだろうか。
これとの対比で考えると、「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」の興行収入は108百万ドルとなる。

ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)主演映画の興行収入は以下の通り。
☆07年「ゲーム・プラン」トータル91百万ドル
OP23→43→59→69→77→82→85→87
☆09年「ウィッチマウンテン」トータル67百万ドル
OP24→44→53→58→62→64→64→65
☆10年「妖精ファイター」トータル60百万ドル
OP14→26→34→42→50→54→56→57
☆10年「Faster」トータル23百万ドル
先12→18→21→23
☆12年「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」
OP27→53→77→85→91→95→97百万ドル→
ファミリー向け作品では6千万ドルが標準となるか。
「Faster」以外の作品との対比で考えると、「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」の興行収入は102~104百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くない程度なので高い伸びはないと思ったが、ファミリー作品らしく評価とは関係なく伸びそうだ。
「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」の興行収入は2週目まで8千万ドル台と予想していたが、先週に引き続き、前作を超える1億1千万ドル台と予想したいところだが、そこまでも伸びそうもない。
1億ドル台が落ち着きどころか。
制作費を回収できれば、とりあえず合格と思ったが、ここまでヒットしたので当然続編という話も出てきている。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆ファンタジー作品「タイタンの逆襲」
☆ファンタジー作品「Mirror Mirror」
「タイタンの逆襲」は「ハンガー・ゲーム」の余波を受けてコケそうだ。
ジュリア・ロバーツ、リリー・コリンズ主演、ターセム・シンが手掛けるバージョンの白雪姫作品も微妙な気がするが、大コケもないだろう。
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