ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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『タイタンの逆襲』レビュー

◆評  価   6.5点
◆おススメ度  B(悪くはないが中途半端な作品)

2D版を鑑賞。
鑑賞前は、ただのアクションだろうと思っていたが、それほど悪くはなかった。
神話については詳しくはないが、多少はかじっているので、興味深く鑑賞できた。
かなりムチャクチャではあるが、なかなか面白いアレンジを加えていると感じられた。

アクションがメインでありながら、父子との関係、兄弟の関係をテーマにしている。
ゼウスとペルセウス、ゼウスとアレスという父子関係、そしてハデスとゼウス、アレスとペルセウスという兄弟の関係が描かれている。
さらにペルセウスとその息子という父子関係も描かれている。
ゼウスは最高の神であるため、通常の父親とは異なり、子ども達に特別な愛情を示すことはしない。
子ども達は父親の愛情を受けずに、基本的には放置される運命にある。
そのため、ペルセウスもアレスも父・ゼウスに対しては良く思っていないようだ。
本作においては、ゼウスなりの誠意は見られたが、もうちょっとはっきりした愛情を示しても良かったのではないか。
兄・ハデスから既に赦しを得ているので、ハデスの身代わりになってもあまり効果的ではない。
ペルセウスの盾となって、我が子を救えば、父親としての愛情を示せたのではないか。
ペルセウスもゼウスの愛情を知れば、ペルセウスもより父親らしく成長することができるはずだ。

さらに、ペルセウスの身代わりとしてでもよいが、自分を裏切ったアレスの身代わりとなれば、ゼウスの偉大さや父親としての愛情や本作のテーマである赦しというテーマにも合致したような気がする。
神・アレスと半神・ペルセウスがガチのタイマンでペルセウスが勝つという流れには違和感がある。
ハデスとゼウスの兄弟が仲直りしたように、アレスもペルセウスも異母兄弟である。
彼らが共闘することで、盛り上がるのではないか。
ちなみに、鍛冶の神であるヘパイストスもゼウスの子どもである。
彼は父親というよりも母親に捨てられた身であるが…。
ポセイドンとアゲノールといった親子関係もあるが、ゼウスとクロノスも親子関係である。
さすがに、本作においては、ゼウスとクロノスの親子関係については深く触れることはできなかったようだ。

映画にはヒロインという存在が不可欠ではあるが、それにしてもアンドロメダの役立たなさには笑わされる。
戦闘の役に立つ必要はないが、絶世の美女という設定のはずなので、できればもうちょっと美しい者をキャスティングして欲しかったものだ。
ビジュアル的にもあまり役立たず、ストーリー上でもあまり役に立たないのは、さすがに評価しにくい。

ペルセウスとその子どもの将来について、ストーリーを膨らませることはできるので、続編への期待もできるが、興行収入が芳しくないので、続編の可能性は低そうだ。
ファミリーが観るにはハードすぎる内容であり、ヒューマン的な要素を中途半端に放り込んでいるので、どっちつかずの作品になったことは残念だ。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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