ばったすいみんぐすくーる

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『マリリン 7日間の恋』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  B+(個人的には良かったが、一般向けとも思えない)

マリリン・モンローについては正直言ってよく知らない。
彼女が出演した映画も「お熱いのがお好き」を一回観たかどうかという程度。
もちろん、本作品で描かれる「王子と踊子」も観たことがない。
よく知らないので、本作を鑑賞することによって、マリリン・モンローについて知りたくなった。
鑑賞前は、マリリン・モンローが誰と恋をするのかも知らなかったので、ローレンス・オリヴィエだろうかと思っていたら、ただの青二才だったので驚いたくらいだ。

ストーリー自体は大したことがないと思うが、当事者が書いた原作だけのことはあり、美化されつつも生々しくも感じられる。
作り物とは違うような息吹きを感じられる作品。
ラストにおいては、マリリン・モンローという人物が見えたような気がする。
苦しみ、悲しみ、喜び、怒りといったものが伝わってくる。
繊細かつ情緒不安定、愛情に飢えていた彼女の脆さ。
偶像から脱却して、人々から認められるような女優でありたいという願いながらも叶わない彼女の苛立ち。
そのような絶望的な状況において、つかの間ではあったものの、偶像マリリン・モンローではなくて、人間マリリン・モンローを支えた若い男性の精一杯の想いが伝わってくる。
また、マリリン・モンローの内面を描きながらも、ローレンス・オリヴィエ同様に、存在感だけで周囲を圧倒するモンローの魅力をも伝え切っているのではないか。
マリリン・モンローの苦悩する内面と周囲を魅了する外見をミシェル・ウィリアムズが完全に演じている。
オスカーモノの演技ではないか。
下手な演技でさえ、実に上手に演じ切っている。
ローレンス・オリヴィエを演じたケネス・ブラナーもノリノリでキレ役を演じており、演技合戦が実に見事ともいえる作品だ。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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