ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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全米映画興行収入(5月第2週目)

1位は2週連続「アベンジャーズ」。
トータルでは373百万ドルとなっている。
製作費2億2千万ドルを楽に回収している。
公開前に『3億ドル超の大ヒットは間違いないだろうが、「ハンガー・ゲーム」には勝てないか』と書いたが、アメリカ興行歴代1位となる200.3百万ドルという異次元のオープニングを飾った。
「トランスフォーマー」レベルかと思ったが、やはりこれだけ揃うと破壊力が異なった。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなどのヒーローが終結するアクションアドベンチャー。
監督はあまりヒット実績のないジョス・ウェドン。

関連作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「アイアンマン」トータル318百万ドル
先102→178→223→253→276→289→298→305
☆10年「アイアンマン2」トータル312百万ドル
OP128→211→251→275→291→299→305
☆11年「マイティ・ソー」トータル181百万ドル
OP66→119→145→160→169→174→176
☆11年「キャプテン・アメリカ」トータル177百万ドル
OP65→117→143→157→165→169→172
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は552~567百万ドルとなる。

当面のライバルは以下のとおり。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆12年「ハンガー・ゲーム」
OP153→248→302→337→357→372→381→387
☆12年「アベンジャーズ」
OP207→373百万ドル→
「ハリポタ」との対比で考えると、「アベンジャーズ」の興行収入は519百万ドルとなる。
評価も恐ろしく高くなっており、正直、どこまで伸びるかは検討が付かないが、アメリカ興行収入歴代3位の「ダーク・ナイト」トータル533百万ドルレベルまで伸びそうな気がする。
当面は5億3千万ドル程度と考えておきたい。
歴代1位の「アバター」トータル761百万ドル、歴代2位の「タイタニック」トータル658百万ドルまでは伸びないだろう。


2位となったのは新作の「ダーク・シャドウ」。
28.8百万ドルという微妙なオープニングを飾った。
さすがに「アベンジャーズ」という高い壁にぶち当たった。
製作費1億5千万ドルの回収は厳しいだろう。
公開前に『そこまで高いヒットにはならないだろう』と書いたとおりとなりそうだ。
監督ティム・バートンと主演ジョニー・デップのゴールデンコンビ。
ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム・カーター、クロエ・モレッツなどが主演している。

ゴールデンコンビの興行収入は以下のとおり。
☆05年「チャーリーとチョコレート工場」トータル206百万ドル
OP56→114→148→169→184→193
☆05年「コープス・ブライド」トータル53百万ドル
OP0.4→20→33→42→48→51
☆07年「スウィーニー・トッド」トータル53百万ドル
OP09→27→39→44→48→51→52→52
☆10年「アリス・イン・ワンダーランド」トータル334百万ドル
OP116→209→265→294→310→319→324
☆12年「ダーク・シャドウ」
OP29百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「ダーク・シャドウ」の興行収入は84~107百万ドルとなる。
評価もそれほど悪くはない程度であり、高い伸びはないだろう。
「ダーク・シャドウ」の興行収入は9千万ドル台と予想したい。
アメリカではジョニー・デップの人気がやや落ちているのかもしれないが、本作はやや微妙なテイストであり、仕方がないところもある。


3位は4週目の「Think Like a Man」。
トータルでは82百万ドルとなっている。
製作費12百万ドルの7倍近くを回収しており、サプライズヒットとなった。
関係者は相当喜んでいるだろう。
公開前に『それなりには稼ぐはずだ』と思ったが、ここまで高いヒットになるとは思わなかった。
主演はマイケル・イーリーなど。
ブラック層向けのコメディ作品。

監督はティム・ストーリーであり、実績は意外と高い。
☆02年「バーバーショップ」トータル76百万ドル
OP21→38→51→60→65→69
☆04年「TAXY NY」トータル37百万ドル
先13→24→30→33→35→35
☆05年「ファンタスティック・フォー」トータル155百万ドル
OP56→100→123→136→144→149
☆07年「ファンタスティックフォー/銀河の危機」トータル132百万ドル
OP58→097→115→124→127→129
☆12年「Think Like a Man」
OP34→060→073→082百万ドル→
これらとの対比で考えると、「Think Like a Man」の興行収入は87~104百万ドルとなる。
評価は普通程度なので、高い伸びはないとは思ったが、ここまで話題になればその宣伝効果も高い。
「Think Like a Man」の興行収入は9千万ドルと予想したい。
オープニング時には8千万ドル台、2~3週目まで1億ドル突破と予想したが、微妙な伸びとなった。
しかしながら、制作費を踏まえれば、ビッグヒットといえるだろう。
既に製作されているが、この手の作品はもっと増えていくはずだ。


4位は8週目の「ハンガー・ゲーム」。
トータルでは387百万ドルとなっている。
4億ドルが迫ってきたが、果たして超えられるだろうか。
製作費78百万ドルを一瞬で回収していた。
当時では、152.5百万ドルという「ハリポタ最終作」「ダークナイト」に次ぐ歴代3位のオープニングを飾っており、4週連続で興行収入首位となった作品。
公開前に『1億ドルを超えるオープニングと言われているが、どうなるだろうか』と書いたように、半信半疑なところはあったが、楽に超えていた。
アメリカ版「バトル・ロワイヤル」と言われているアクションアドベンチャー作品。
監督は、03年「シービスケット」(トータル120百万ドル)のゲイリー・ロス。
主演は、「ウィンターズ・ボーン」「X-MEN」ジェニファー・ローレンス。
ジョシュ・ハッチャーソン、エリザベス・バンクス、スタンリー・トゥッチ、ウディ・ハレルソンなどが出演している。

以下の作品が参考となるだろう。
☆11年「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドル
OP169→274→319→343→357→366→371→375
☆11年「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」トータル352百万ドル
先163(OP98)→261→303→326→338→344
☆11年「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン1」トータル281百万ドル
OP138→221→247→259→266→270
☆11年「ハングオーバー!!」トータル254百万ドル
先118(OP86)→186→216→233→244→248
☆12年「ハンガー・ゲーム」
OP153→248→302→337→357→372→381→387百万ドル→
去年の興行収入トップの「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドルを超えた。
「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」との対比で考えると、「ハンガー・ゲーム」の興行収入は393百万ドルとなる。
評価はかなり高いので、まだまだ伸びがあるのではないか。
話題が話題が呼んでおり、予想以上に伸びそうだ。
「ハンガー・ゲーム」の興行収入は3週目まで3億5千万ドル前後、5週目まで3億8千万ドル台と予想していたが、先週に引き続き3億9千万ドル台と予想したい。
「ハリー・ポッター死の秘宝 PartⅡ」トータル381百万ドルを超えて、歴代13位の記録となる。
歴代12位の「トランスフォーマー/リベンジ」トータル402百万ドルには届かないだろうか。
「SAW」シリーズなどで有名な製作会社ライオンズゲートにとって、初めての大ヒット作品となった。


5位は4週目の「The Lucky One」。
トータルでは54百万ドルとなっている。
公開前に『ニコラス・スパークス原作の「The Lucky One」はどうせ大ヒットするだろう』と書いたが、似たような映画の「The Vow」のオープニングが41百万ドル(トータル124百万ドル)となっているので、意外と普通のオープニングとなっていた。
ザック・エフロン主演、テイラー・シリング共演のラブストーリー。
監督は「シャイン」「幸せのレシピ」のスコット・ヒックス。

ニコラス・スパークス原作作品の興行収入は以下の通り。
☆99年「メッセージ・イン・ア・ボトル」トータル53百万ドル
OP17→32→41→46→49→51→51→51
☆02年「ウォーク・トゥ・リメンバー」トータル41百万ドル
OP12→23→30→35→38→39→40→40
☆04年「きみに読む物語」トータル81百万ドル
OP13→29→43→54→62→68→72→75
☆08年「最後の初恋」トータル42百万ドル
OP13→25→32→37→39→40→41→41
☆10年「ラスト・ソング」トータル63百万ドル
先25(OP16)→42→50→55→59→60→61→62
☆10年「親愛なるきみへ」トータル80百万ドル
OP30→54→66→72→77→79→79→79
☆12年「The Lucky One」
OP23→39→48→54百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「The Lucky One」の興行収入は60~63百万ドルとなる。
評価は普通なので、高い伸びはないだろう。
「The Lucky One」の興行収入は先週に引き続き6千万ドル台と予想したい。
ニコラス・スパークス原作はもっと稼いでいると思ったが、そこまで高い興行収入にならないようだ。
ザック・エフロンの人気もそこまで高くはないのか。


6位は3週目の「The Pirates! Band of Misfits」。
トータルでは23百万ドルとなっている。
製作費55百万ドルの回収が目標となる。
公開前に『他のアニメ作品ほどヒットしない』と書いたとおりとなりそうだ。
ソニー製作の3Dアニメ。
監督は00年「チキン・ラン」トータル107百万ドルのピーター・ロード。

ソニー系のアニメ作品が参考となりそうだ。
☆06年「オープン・シーズン」トータル85百万ドル
OP24→44→59→70→77→81→84
☆06年「モンスター・ハウス」トータル74百万ドル
OP22→44→57→64→67→69→71
☆09年「くもりときどきミートボール」トータル125百万ドル
OP30→50→82→96→108→115→119
☆11年「アーサー・クリスマスの大冒険」トータル46百万ドル
先16(OP12)→25→33→39
☆12年「The Pirates! Band of Misfits」
OP11→19→23百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Pirates! Band of Misfits」の興行収入は30~35百万ドルとなる。
評価は高いので、ある程度の伸びはあるだろうが、限界がありそうだ。
「The Pirates! Band of Misfits」の興行収入は先週まで4千万ドル台と予想していたが、3千万ドル台に留まりそうだ。
制作費を回収できず、この程度では成功とは言えず、コケたといえそうだ。
ファミリー作品らしい粘りを発揮させることはできればよいが、難しいだろう。


7位は3週目の「The Five-Year Engagement」。
トータルでは24百万ドルとなっている。
製作費3千万ドルの回収が目標となる。
公開前に『「The Five-Year Engagement」はヒット』と書いたが、ヒットしそうもない。
アメリカでは大人気のジャド・アパトーがプロデュースするコメディ作品。
主演は、ジェイソン・シーゲル、エミリー・ブラント。
監督は、ニック・ストーラー。

ニック・ストーラーとジャド・アパトーが組んだ作品の興行収入は以下のとおり。
☆08年「寝取られ男のラブ♂バカンス」トータル63百万ドル
OP18→35→45→51→55→58→60
☆10年「Get Him to the Greek」トータル61百万ドル
OP18→36→48→55→57→59
☆12年「The Five-Year Engagement」
OP11→19→24百万ドル→
これらとの対比で考えると、「The Five-Year Engagement」の興行収入は31~34百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないが、高い伸びはないだろう。
「The Five-Year Engagement」の興行収入は先週に引き続き3千万ドル台と予想したい。
制作費は回収できそうだが、過去の作品よりもかなり落ちるので、成功とは言いがたい。
主演の人気がないのか。


8位は2週目の「The Best Exotic Marigold Hotel」。
トータルでは4百万ドルとなっている。
先週27スクリーンから、178スクリーンに拡大公開された。
98年「恋におちたシェイクスピア」(トータル100百万ドル)のジョン・マッデン監督作品。
トム・ウィルキンソン、ジュディ・デンチが出演している。
ジョン・マッデン監督作品の01年「コレリ大尉のマンドリン」トータル26百万ドル、05年「プルーフ・オブ・ライフ」トータル8百万ドル、11年「The Debt」トータル31百万ドルとなっている。
評判はかなり良いが、この規模のままならば、1~2千万ドルとなりそうだ。


9位は4週目の「Chimpanzee」。
トータルでは26百万ドルとなっている。
公開前に『それなりには稼ぐはずだ』と書いたとおりとなりそうだ。
ディズニー系のネイチャードキュメンタリー作品。
タイトルからするとチンパンジーを描いた作品か。

ドキュメンタリー映画の興行収入は以下の通り。
☆05年「皇帝ペンギン」トータル77百万ドル
7週目拡大26→38→48→56
☆09年「Earth」トータル32百万ドル
先14(OP09)→22→26→29
☆10年「オーシャンズ」トータル19百万ドル
先09(OP06)→13→16→18
☆11年「African Cats」トータル15百万ドル
OP06→11→13→14
☆12年「Chimpanzee」
OP11→19→23→26百万ドル→
主要作品との対比で考えると、「Chimpanzee」の興行収入は27~29百万ドルとなる。
評価はそれほど悪くはないので、伸びはありそうだ。
「Chimpanzee」の興行収入は先週に引き続き2千万ドル台と予想したい。
「Earth」を超えられるかが注目となる。
ネイチャードキュメンタリー作品は、アメリカでは日本のような爆発的なヒットにはならないが、コンスタントに稼いでいる。


10位となったのは新作の「Girl in Progress」。
1.4百万ドルのオープニングを飾った。
エヴァ・メンデス主演のコメディドラマ。
評判はそれほど良くなく、伸びはないだろう。
1千万ドル以下の興行収入となりそうだ。
ランキングできただけでラッキーだろう。


次週のランキングには以下の作品が登場予定。
☆アクション作品「バトルシップ」
☆サシャ・バロン・コーエン主演のコメディ作品「The Dictator」
☆キャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペスなどが出演するラブコメ作品「What to Expect When You're Expecting」
女性の支持を集めそうであり、「What to Expect When You're Expecting」はヒットしそうだ。
「バトルシップ」と「The Dictator」は高いヒットにはならないだろう。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

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