ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『スノーホワイト』レビュー

◆評  価   4.0点
◆おススメ度  C(見る必要はない)

ファミリー向けのアドベンチャー作品であり、深い作品を作るつもりは毛頭なかったようだ。
その製作意図を踏まえれば、文句を付けるべきではないのかもしれないが、これではあまりにも浅すぎではないか。
子どもでもあれ、大人であれ、特殊効果以外に心に残るとは思えない。

特殊効果だけは金をふんだんに掛けており素晴らしい仕上がりとなっている点は認めたいところだ。
CM出身の監督らしく、強いインパクトは受ける。
しかし、脚本には深みも爽快感もなく、不思議なストーリーが延々と繰り広げられる。
映像も、基本的には「ロード・オブ・ザ・リング」「もののけ姫」など、数多くの映画を模倣したに過ぎず、キャリアの浅い監督を起用した点が裏目に出ている。

子どもの視聴に耐えうるように複雑な人間模様を描くつもりはなかったようだが、キャラクターがほぼ全員生きていない。
猟師は妻を守れなかったことが心の傷になっているので、スノーホワイトを守らせることで心の傷を癒せばよいが、そのようなには感じられなかった。
なんとなくスノーホワイトを守っているが、リンゴのシーン以外に出番が用意されていない。
身を挺してスノーホワイトを守り、守った挙句に妻の元へ送ってあげることがベターだが、続編予定の映画なので大人の事情があったのだろう。

七人の小人のうち、一人が身を挺してスノーホワイトを守ったが、彼らもまた同様に価値がある役柄には育たなかった。
門扉を開けるシーンのゴタゴタだけでは評価できない。

シャーリーズ・セロンも頑張っているが、完璧な悪役にはなれずに勿体無かった。
権力と美を追求する姿勢は感じられるが、ただ部下を罵るだけであり、スノーホワイトへの追い込みがまるで足りない。
あっさりと刺されて終わりとは何を考えているのだろうか。

スノーホワイトはまるで魅力なし。
喜怒哀楽の感情が何も感じられない。
なぜかリーダーになってしまうという不思議なストーリー。
ネームバリューを重視した点が裏目に出たようだ。
スノーホワイトに“美しさ”がないと、本ストーリーに説得力がない。
“生命の源”のようなものとは次元が異なるのではないか。
ウィリアム王子は存在したかどうかも定かではないキャラクター。
本当にスノーホワイトを裏切るほどの存在感を見せて欲しい。

このデキでは、続編は恐らく見ないだろう。
スポンサーサイト

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。