ばったすいみんぐすくーる

公開中の映画作品を中心にネタバレ全開で独断レビュー。 映画興行収入などの映画情報も紹介。

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国内映画興行収入ランキング(7月4週目その4)

11位:「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」(テアトル)<4週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 4億円台
【公開規模】 135スクリーン(先週比±0スクリーン)
2.7千万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.1億円弱となっている。
1週間の伸びは6.0千万円半ば程度だろうか。
過去のシリーズ以上の好調の動きをみせている。
今年のアニメ作品が好調という流れか。

過去のシリーズの興行収入は以下の通り。
☆07年「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」
祝込3日0.7(2日0.5)→
☆08年「それいけ!アンパンマン妖精リンリンのひみつ」
OP0.5→1.1→1.8→2.3→2.7
☆09年「それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星」
OP0.4→0.9→1.2→1.8
☆10年「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」トータル3.0億円
OP0.4→0.9→1.5→1.9→2.3
☆11年「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」
OP0.4→1.1→1.5→2.1→2.5→2.8→3.2
☆12年「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」
OP0.7→1.6→2.5→3.1億円→
過去の動きから考えると、7千万円台のオープニングになるとは思わなかった。
10年との対比で考えると、今年の興行収入は4.9億円となる。
去年の興行収入を超えるのは確実。
夏休みシーズンということもあり、5億円突破の期待も掛かるが、急激に観客が増えるだろうかという気もする。
オープニングに殺到しただけかもしれないので、今年の興行収入は先週に引き続き4億円台ということにして様子を見たい。
公開前個人予想は3億円台だったので、悪くはないが、何も考えてはない予想だ。


12位:「臨場 劇場版」(東映・テレビ朝日)<5週目>
【公開前個人予想】 16億円台
【現時点での興行収入予想】 7億円台(2~4週目7~8億円、OP時10~11億円)
【配給会社期待値等】 興収20億円を狙う
【公開規模】 256スクリーン(先週比+2スクリーン)
1.3千万円を週末に稼ぎ、トータルでは6.9億円半ばとなっている。
1週間の伸びは4.8千万円程度だろうか。
平日に多少伸びているが、全体的な数字は低い。
ドラマの視聴率の高さを過大評価しすぎたか。
あまり稼げないだろうとは思ったが、このような作品は不思議とヒットするものだと考えて、高めに予想したが、やっぱりダメだった。
年配層向けなので、今後も平日に期待したいが、配給会社期待値の20億円突破は当然無理だろう。

横山秀夫原作のテレビ朝日で放送されていた内野聖陽主演の事件モノドラマ。
シリーズの平均視聴率は09年4月クール14.5%、10年4月クール17.6%とかなり良い。
公開前に『若年層は動きそうもないが、年配層が動きそうであり、それなりに稼ぐのではないか』と書いたが、無理だった。

横山秀夫原作作品の興行収入は以下のとおり。
☆04年「半落ち」トータル19.0億円
☆08年「クライマーズ・ハイ」トータル11.9億円
OP1.7→4.9→7.4→9.3→10.5
☆12年「臨場 劇場版」
OP1.5→3.9→5.4→6.5→6.9億円→
「クライマーズ・ハイ」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は7.8億円となる。

以下のサスペンス系ドラマの映画化の興行収入も参考となりそうだ。
☆11年「アンダルシア 女神の報復」トータル18.9億円
2.6→07.5→10.8→13.5→15.3→16.4→17.1(視聴率10.1%)
☆12年「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」
2.8→07.3→10.5→12.8→14.6→15.5→16.0(視聴率14.9%)
☆12年「臨場 劇場版」
1.5→03.9→05.4→06.5→06.9億円→
「アンダルシア 女神の報復」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は8.0億円となる。

「臨場 劇場版」6.9億円と同程度の5週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「ロック わんこの島」7.4億円(トータル8.6億円)
☆「漫才ギャング」7.4億円(トータル8.4億円)
☆「DOG×POLICE 純白の絆」7.0億円(トータル7.6億円)
「DOG×POLICE 純白の絆」との対比で考えると、「臨場 劇場版」の興行収入は7.5億円となる。
期待していた平日の伸びがイマイチであり、過大評価しすぎたようだ。
「臨場 劇場版」の興行収入はオープニング時に10~11億円、2~4週目まで7~8億円と予想していたが、7億円台と下方修正したい。
公開前個人予想は16億円台だったので、かなり高すぎたか。
微妙とは思ったが、視聴率が高いドラマなので、それほど低くは予想しにくい。
時間に余裕のある年配層がきちんと動くと思ったが、金を払うまでのものではないのか。


13位:「テルマエ・ロマエ」(東宝)<14週目>
【公開前個人予想】 15~16億円台
【現時点での興行収入予想】59億円台(9~12週目58億円台、6~8週目55~56億円、5週目52~53億円、4週目46~47億円)
【配給会社期待値等】興収30億円突破に向け大ヒットスタート
【公開規模】 103スクリーン(先週比-91スクリーン)
9.1百万円を週末に稼ぎ、トータルでは58.9億円となっている。
1週間の伸びは3.1千万円半ば程度だろうか。
50億円を突破しており、邦画の実写作品としては2年ぶりとなる快挙だ。

週毎の伸びは以下のとおり。
OP4.3→2週目17.9→3週目7.4→4週目7.0→5週目5.3→6週目4.5→7週目3.2→8週目2.8→9週目1.9→10週目1.7→11週目1.0→12週目0.9→13週目0.7→14週目0.3億円となっている。
2週目のGWで荒稼ぎした後も、大きく落ちずに緩やかな下降となっている。
しかし、そろそろ終焉が近づいてきたようだ。

オープニング時の配給会社の期待を楽に超える大ヒットとなっている。
人気漫画の原作、コメディ系作品の強さ、お風呂や古代ローマという幅広い層に受ける題材、題名の斬新さ、阿部寛や上戸彩といったクリーンな俳優の起用などが当たり、ヒットがヒットを呼び込む結果となった。
東宝のお膝元である有楽町・日比谷界隈では、「コナン」「クレヨン」「宇宙兄弟」「僕等がいた」などにビッグスクリーンを譲り、ミニシアターで公開するほどの仕打ちを受けていたので、ここまでのヒットになるとは思っていなかっただろう。

以下の作品がライバルとなる。
☆08年「花より男子F」トータル77.5億円
10週目74.7→75.6→祝76.3→76.6
☆09年「ROOKIES」トータル85.5億円
10週目82.3→83.0→83.8
☆10年「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」トータル73.1億円
10週目70.1→71.0→71.5→72.0
☆10年「THE LAST MESSAGE 海猿」トータル80.4億円
10週目78.6→79.3→79.6→79.8→79.9
☆12年「テルマエ・ロマエ」
10週目56.0→57.0→57.9→58.6→58.9億円→
「海猿」との対比で考えると、「テルマエ・ロマエ」の興行収入は59.3億円となる。
「テルマエ・ロマエ」の興行収入は4週目に46~47億円、5週目に52~53億円、6~8週目に55~56億円、9~12週目まで58億円台と予想したが、伸びが全く止まらない。
この勢いはもうちょっと続きそうなので、先週に引き続き59億円台と予想したい。
5~7月まで他の作品が弱かったが、そろそろ強力な夏休み映画も始まるり、もう止まるだろう。
公開前個人予想は15~16億円台だったので、完全に外れた。
公開前に本作が50億円を超えると誰が予想できようか。
サプライズヒットするタイプでもなく、今でも信じられない。


14位:「グスコーブドリの伝記」(ワーナー)<4週目>
【公開前個人予想】 3億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 227スクリーン(先週比-14スクリーン)
8.9百万円半ばを週末に稼ぎ、トータルでは2.3億円弱となっている。
1週間の伸びは2.8千万円半ば程度だろうか。
当然のように低迷している。
ワーナーが製作を手掛けた作品はほとんど当たらない。

宮沢賢治原作の童話の映画化。
『ファミリー層が動くかどうかがポイントとなる』と書いたが、やはり動かなかった。
「ないたあかおに」が原作の「friends もののけ島のナキ」がスマッシュヒットしたものの、この手のアニメ作品はヒットしない場合が多い。
本作はやや堅く、小難しいイメージがあり、ファミリーが動きにくいかもしれない。

予想の際に参考にした作品どおりとなりそうだ。
☆11年「豆富小僧」トータル3.9億円
祝金3日1.3(OP1.0)→3.2→3.6→3.8
☆10年「昆虫物語みつばちハッチ」トータル3.1億円
OP0.5→1.4→2.2
☆12年「グスコーブドリの伝記」
OP0.6→1.4→2.0→2.3億円→
これらとの対比で考えると、「グスコーブドリの伝記」の興行収入は2.4億円となる。
しかし、夏休みシーズンなので、まだ伸びはあるだろう。
「グスコーブドリの伝記」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前の予想は3億円台だったので、当たりそうだ。
ワーナーの作品は渋さがあり嫌いではないが、日本で当たりやすい作品が分かっていない。


15位:「崖っぷちの男」(ディズニー)<4週目>
【公開前個人予想】 2億円台
【現時点での興行収入予想】 3億円台
【公開規模】 288スクリーン(先週比-17スクリーン)
7.7百万円弱を週末に稼ぎ、トータルでは3.0億円弱となっている。
1週間の動きは2.9千万円半ば程度だろうか。
アメリカでは19百万ドル(製作費42百万ドル)と大コケした作品。
日本でこれほどの規模で公開されると思っていなかった。
『大作に出演しているサム・ワーシントン主演作品だが、日本でも当たらないだろう』と書いたが、その通りとなりそうだ。
しかし、大コケを予想していたので、予想よりは稼ぎそうだ。

「崖っぷちの男」3.0億円と同程度の4週目興行収入作品は以下のとおり。
<2011>
☆「パラノーマル・アクティビティ2」3.7億円(トータル4.3億円)
☆「パラノーマル・アクティビティ3」3.4億円(トータル3.7億円)
これらとの対比で考えると、「崖っぷちの男」の興行収入は3.3~3.5億円となる。
夏休みシーズンでもあり、まだ少しは伸びるだろう。
「崖っぷちの男」の興行収入は先週に引き続き3億円台と予想したい。
公開前個人予想は2億円台だったので、当たりとなりそうだが、もうちょっと苦戦すると思っていた。
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テーマ:興行収入ランキング - ジャンル:映画

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