ばったすいみんぐすくーる

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『プロメテウス』レビュー

◆評  価   8.0点
◆おススメ度  B+(一般向け作品ではない)

2D字幕版を鑑賞。
やはり、リドリー・スコット監督とは相性が良いようだ。
美意識の高い独特のセンスに酔いしれる。
人類の起源については大して描かれていなかったが、関心のあったエイリアンの起源についてきちんと描かれている。
展開も息つく暇を与えないものであり、飽きさせない作りとなっている。

画像センスは高いが、ストーリーはやや消化不良となっている。
続編込みの作品なので、人類の起源の問題は曖昧でも仕方はないだろう。
そもそも、リドリー・スコット監督は、それほど雄弁に語るタイプではないので、個人的にはこの程度でも許容はできるが、一般的にはややキツイところはあるかもしれない。

キャラクター像についてもやや不満が残る。
マイケル・ファスベンダーはアンドロイドとして好演している。
ノオミ・ラパスも健闘はしているものの、強いインパクトを残すような合格レベルとまではいかないが、戦闘者ではなく、物事を追究したいと願う科学者という姿勢をキャラクターとして貫かせているようだ。
存在感を発揮させているシャーリーズ・セロンも爺さんもキャラクターとして活かしきれていない点はもったいない。
爺さんはあのぐらいあっさりと退場させた方がインパクトが残って良いかもしれないが、シャーリーズ・セロンはもっと使い道があっただろう。
スケジュールの都合なのだろうか、続編に出演できなくなり、強引に退場させたのかと勘繰ってしまうぐらいだ。

人類の起源については、恐らく、冒頭の星は太古の地球であり、砕けたエンジニアのDNAが人類の起源となったのだろう。
しかし、謎はかなり残ることとなった。
なぜエンジニアは地球に人類を作ったのか。
なぜエンジニアは地球を去ったのか。
なぜエンジニアは人類を憎み、地球にエイリアンを向わせて人類を滅ぼそうとしたのか。
なぜ壁画にエンジニアの星ではなくて、エイリアンの養成星が描かれていたのか。
アンドロイドのデイヴィッドの目的は何なのか。
ウェイランド社の目的は何なのか。

神話の世界ではプロメテウスは人類に火を教えたこととなっている。
そのため、プロメテウスは主神ゼウスの怒りを買い、ゼウスから責苦を負うこととなる。
その逸話からすると、傲慢になった人類に対して、エイリアンを使って滅ぼそうとしたが、プロメテウスのような存在が阻止でもしたのだろうか。
それとも、単にエンジニアがミスって、エイリアンに逆にやられただけなのだろうか。
人類を滅ぼそうとする者、人類滅亡を阻止しようとする者の存在を含めて、次作が注目となる。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

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